吉見町議会 > 2019-09-09 >
09月09日-議案説明、質疑、討論、採決-04号

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  1. 吉見町議会 2019-09-09
    09月09日-議案説明、質疑、討論、採決-04号


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    令和 元年  9月 定例会(第4回)          令和元年吉見町議会定例会会議録(第4号)〇議事日程 第4号令和元年9月9日(月曜日) 午後1時開議   開  議第1 議案第49号の上程、説明、質疑、討論、採決第2 議案第50号の上程、説明、質疑、討論、採決第3 議案第51号の上程、説明、質疑、討論、採決第4 議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決第5 議案第53号の上程、説明、質疑、討論、採決第6 議案第54号の上程、説明、質疑、討論、採決第7 議案第55号の上程、説明、質疑、討論、採決第8 議案第56号の上程、説明、質疑、討論、採決第9 議案第57号の上程、説明、質疑、討論、採決第10 議案第58号の上程、説明、質疑、討論、採決第11 議案第59号の上程、説明、質疑、討論、採決第12 議案第60号の上程、説明、質疑、討論、採決第13 議案第61号の上程第14 議案第62号の上程第15 議案第63号の上程第16 議案第64号の上程第17 議案第65号の上程第18 議案第66号の上程第19 議案第67号の上程第20 議案第68号の上程第21 議案第69号の上程第22 決算概要説明第23 監査報告第24 常任委員会付託   散  会〇出席議員(14名)   1番   齊  藤  嘉  宏  君    2番   土  田  健  壽  君   3番   戸  谷  照  喜  君    4番   宮  﨑  雄  一  君   5番   秋  山  真  美  君    6番   尾  﨑     豊  君   7番   神  田     隆  君    8番   荻  野     勇  君   9番   岩  崎     勤  君   10番   安 孫 子  和  子  君  11番   杉  田  し の ぶ  君   12番   小  林  周  三  君  13番   内  野  正  美  君   14番   小  宮     榮  君〇欠席議員(なし)                                           〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人        町     長        宮  﨑  善  雄  君        副  町  長        菅  野  明  雄  君        教  育  長        大  澤  幸  正  君        総 務 課 長        中  島  浩  規  君        政 策 財政課長        小  林  啓  三  君        地 域 振興課長        小  川  輝  由  君        会 計 管 理 者        栗  林  一  之  君        税 務 会計課長        田  島  秀  之  君        福 祉 町民課長        関  口  哲  也  君        健 康 推進課長        大  澤  修  一  君        子育て支援課長        関  根  正  徳  君        農政環境課長兼        嶋  﨑  堅  良  君        農 業 委 員 会        事 務 局 長        農 政 環 境 課        小  川  幸  弘  君        主     幹        ま ち 整備課長        加  藤  佳  男  君        水 生 活 課 長        小  島  俊  保  君        教 育 総務課長        内  野     隆  君        生 涯 学習課長        安  野  健  司  君        監 査 委 員        加  藤  正  雄  君                                           〇職務のため出席した事務局職員        議 会 事務局長        長  田  茂  雄  君 △開議の宣告 ○議長(宮﨑雄一君) 皆さん、こんにちは。 これより本日の会議を開きます。 出席議員は14名でございますので、定足数に達しております。よって、会議は成立いたします。                                   (午後 1時00分) △発言の申し出 ○議長(宮﨑雄一君) ここで、町長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 町長。          〔町長 宮﨑善雄君登壇〕 ◎町長(宮﨑善雄君) 改めましてこんにちは。議長のお許しをいただきましたので、昨日からけさにかけての台風15号に伴う災害対応状況等の報告をさせていただきます。 まず初めに、議員の皆様におかれましては、9月議会定例会第7日の開催時間にご配慮をいただきましたことに心から感謝を申し上げます。今回の台風15号は、9月9日未明に神奈川県三浦半島付近を通過した後、東京湾を北上して午前5時前に千葉市付近に上陸、関東地方を暴風域に巻き込みながら通過いたしました。その後、8時には茨城県沖に抜け、関東の東の海上に離れております。 被害等の状況につきましては、倒木などの災害が確認されておりますが、幸い大きな被害はございませんでした。警戒体制等につきましては、8日15時に初動配備を招集し、その後16時30分に西公民館及び西部ふれあいセンターに避難所を開設、21時に1号配備に切りかえております。その後、状況に応じ、9日午前7時15分に避難所を閉鎖し、45分には1号配備を解除いたしております。避難状況につきましては、西公民館に1名の方が避難されております。 以上で台風15号に伴う災害対応状況の概要についてご報告とさせていただきます。 ○議長(宮﨑雄一君) 職員の皆様は昨晩は大変ご苦労さまでございました。審議に入りますけれども、眠いでしょうけれども、よろしくお願いいたします。 △議案第49号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮﨑雄一君) 日程第1、議案第49号を議題といたします。 議題を朗読いたさせます。          〔事務局長朗読〕 ○議長(宮﨑雄一君) 朗読が終わりましたので、担当課長より細部説明を求めます。 政策財政課長。 ◎政策財政課長(小林啓三君) こんにちは。議案第49号 吉見町森林環境譲与税基金条例について説明申し上げます。 本条例の制定は、森林環境譲与税の創設に伴い、令和元年度から譲与される森林環境譲与税について、本譲与税を計画的かつ効果的に活用するために、当該基金の設置をお願いするものです。 設置、第1条は、当該基金の使い道について、森林整備及びその促進に要する経費の財源に充てることを規定しました。第1条中、森林整備及びその促進に要する経費についてですが、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律の規定において、間伐や路網などの森林の整備、人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発に関する経費とされております。本町では、当該基金の使い道を木材利用を促進するため、公共施設の木質化等への活用を想定しております。 積立て、第2条は、積み立てる額についてです。一般会計歳入歳出予算で定める額としました。森林環境譲与税の譲与基準によって、毎年度国から配分される額を基本に基金に積み立てることとします。 管理、第3条は、基金の管理についての規定です。本町では、基金はその性格に応じ、普通預金及び定期預金で管理をしていますので、この基金も同様に管理する予定です。 なお、第2項にある有価証券にかえることは現在の吉見町の基金の運用では行っておりませんが、有利な方法の一つであることから、今後可能性がないとは言えないので、条文としています。 運用益金の処理、第4条は、預金利息などの基金の処理についての規定です。本町では、全ての運用益金をその基金に関係する歳入歳出予算に計上して基金に繰り入れる処理を行っていますので、この基金についても同様としました。 繰替運用、第5条は、基金をその目的以外に振りかえて運用する場合の規定です。第5条中、歳計現金についてですが、自治体の歳入歳出に属する現金で日々の支出に充てる資金をいいます。この歳計現金が一時的に不足した場合などに基金を使うというものです。 なお、繰りかえ運用の場合は、その期間と利率を設定して、その内容に従い運用します。 処分、第6条は、基金の取り崩しに関する規定です。基金を取り崩せるのは本条例第1条に規定する場合のみであることを定めています。 第7条は、委任規定です。 附則、この条例は公布の日から施行します。 提案理由ですが、森林環境譲与税の創設に伴い、森林の整備及びその促進に必要な経費の財源に充てる資金を積み立てるため、この案を提出するものです。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮﨑雄一君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 神田議員。 ◆7番(神田隆君) 少しお聞きいたします。 議案第49号 吉見町森林環境譲与税基金条例ですけれども、この創設の目的が我が国の温室効果ガス排出削減目標達成や災害防止を図るためとあります。パリ協定の枠組みの国に示された温室効果ガス排出削減目標は達成しているのか、また京都議定書が提出されている中、排出ガスの削減目標は我が国は達成しているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(宮﨑雄一君) 農政環境課長。 ◎農政環境課長農業委員会事務局長(嶋﨑堅良君) 神田議員の質問にお答えをさせていただきます。 まず、パリ協定についてですが、パリ協定につきましては1997年に定められた京都議定書の後継に当たるものでありまして、2020年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組みであります。この協定では、先進国のみならず、途上国も含む全ての参加国に削減義務が課せられたものであります。日本では、2030年度の温室効果ガスの排出を2013年の水準から森林が吸収する分も含めてではありますが、26%削減するという目標が定められたものであります。いまだ取り組み中のところであります。 続きまして、京都議定書の関係ですが、京都議定書につきましては少し基準がありまして、2008年から2012年の間に1990年度と比較して6%の削減をするという目標でありました。この目標につきましては達成をしておるところであります。 以上です。 ○議長(宮﨑雄一君) 神田議員。 ◆7番(神田隆君) 今のお話の中で、京都議定書に対しては達成されているということですけれども、今後こういう環境に対する譲与税という中で、私は全員協議会の資料の中で、私有林、人工林面積が平成29年3月31日現在で12ヘクタールというお話は聞きました。そういう中で、2015年農林業センサスによると、林家数が吉見町では15軒ありますが、そういう中で配分が今度変わってきますよね。こちらの今全協の資料だと12ヘクタールということは少なくても12戸です。そういう中で、農林業センサスの中では15軒というお話がありました。そうすると、吉見町に配分される金額がこれは異なってきます。そういう中で、これはどのようになっているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(宮﨑雄一君) 農政環境課長。 ◎農政環境課長農業委員会事務局長(嶋﨑堅良君) 神田議員の再質問にお答えをさせていただきます。 まず、ご指摘の今回の森林環境譲与税に関する基本となります数値につきましては、林野庁のほうで調査をしてございます数値を活用しての配分がなされることとなっております。議員ご指摘のように、この数値につきましては12.46ヘクタールというふうに整理がされておるところであります。 また、ご質問にありました農林業センサスにつきましては、2015年のものの調査結果といたしまして林家を集計した数字がございまして、それは議員ご指摘のように15軒となってございます。この農林業センサスにおきましての定義でありますが、林家につきましては1ヘクタール以上の営農する者を指すということでなっておりますので、議員ご指摘の12ヘクタールより多いのではなかろうかというご指摘に受けとめたわけですが、所掌する省庁が違っての数値でございますので、確認をさせていただくとともに、また吉見町森林環境譲与税の基本であります温室効果ガスの削減につながるような施策であれば、森林のあり方についても検討させていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(宮﨑雄一君) 神田議員
    ◆7番(神田隆君) 今のお話の中で、担当課長はわかっているようですけれども、私ども配分率が変わってくるという中で、今のお話でいろいろなところだと、こういうセンサスのほうを使うのが普通だかなと思うのですけれども、いろんなよく議会のお話の中でも統計調査の中でこういう数字を使っておる中で、実際は15軒と12軒だかちょっと数字はわかりませんが、12ヘクタール、金額違ってくるので、これは少し交渉の余地があるのではないかなと私は思います。 そういう中で、吉見町として納税義務者の延べ人数わかったら教えていただきたいと思います。 ○議長(宮﨑雄一君) 税務会計課長。 ◎税務会計課長(田島秀之君) 住民税の納税義務者の人数ということで、令和元年4月1日現在で申し上げますと、住民税、均等割の納税義務者は約1万人でございます。 ○議長(宮﨑雄一君) ほかにございませんか。 戸谷議員。 ◆3番(戸谷照喜君) これは6年後に発足するということなのですが、私はこれは基本的には国の税収対策だというふうにまず言わざるを得ないと思うのです。 まず1つお聞きしたいのは、ここでいう森林というのは面積的に要するにいうのだろうと思うのですが、何平米以上の森林を森林というふうにいっているのか、そしてまたそれに該当する森林というのは吉見町の場合は何カ所ぐらいあるのか、それだけ聞きたいと思います。 ○議長(宮﨑雄一君) 農政環境課長。 ◎農政環境課長農業委員会事務局長(嶋﨑堅良君) 戸谷議員の質問にお答えをさせていただきます。 まず、本森林環境譲与税で基本としました数値につきましては、先ほども申し上げましたが、林野庁のほうで集計した数値を用いて算定することとなっております。林野庁の公表によりますと、吉見町につきましては12.46ヘクタールの森林を有するというふうに集計されております。また、今回対象となる森林の定義につきましては、人の手により苗等を植えてつくられた森林を指しておるということでございます。 以上です。 ○議長(宮﨑雄一君) 戸谷議員。 ◆3番(戸谷照喜君) それで、いただいた資料の中で一番下にあるのですが、県内63自治体のうち、これを承認したのは38自治体と、約60%、6割の自治体がこれに賛成しているということなのですが、森林らしい森林がないというふうなところについてはどういうふうな対応になっているのですか、これは。 ○議長(宮﨑雄一君) 政策財政課長。 ◎政策財政課長(小林啓三君) この基金に賛成、反対というわけではなくて、基金を設置すると予定しているのが全協でお渡しした最後に書いてある38自治体になります。よろしくお願いします。 森林のない自治体なのですけれども、森林の整備、その促進でございますので、国が示している事業でございますけれども、例えば植樹のイベントですとか、小中学校の机や椅子の木質化ですとか、そういうことにも取り組めますので、そういうところに使う自治体もあるかと思います。 以上でございます。 ○議長(宮﨑雄一君) 戸谷議員。 ◆3番(戸谷照喜君) 国がということなのですが、森林の問題は今太陽光の乱開発ですよ、これも言ってみれば。乱開発に近い状態が吉見町でもどんどん、どんどん続いている中で非常に重要な内容です。 私は、初め乱開発を差しどめするために、あるいはそれに対峙する形でこの条例が急遽出てきたのかなというふうにちょっと思ったのですが、そうではなくて、これは全く関係ないのですね。この税金というのは、私やはりさっき説明ありましたけれども、5条のところでは流用もできるという、そういう意味ですか、これは。 ○議長(宮﨑雄一君) 政策財政課長。 ◎政策財政課長(小林啓三君) 5条の規定でございますが、繰りかえ運用でございまして、自治体の歳入歳出に属する現金、これが足りないときには一時的にこの基金を使うことができるという規定でございます。 以上でございます。 ○議長(宮﨑雄一君) ほかにございませんか。          〔「議長」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) いや、3回やりましたから、もう終わりです。 ほかにございませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 戸谷議員。討論はここへ登壇お願いします。          〔3番 戸谷照喜君登壇〕 ◆3番(戸谷照喜君) 私は、これにつきましては純粋に基金だということで受けとめたいのですけれども、ただ内容を見てみると、要するに国の税金の使い方の問題になってくるということから見ると、非常にこれはゆがんだ設定だと私は思います。国の森林予算ですとか、あるいは交付税、こういったもので当然このぐらいの予算というのは賄えるはずですし、そういったことであえて住民税を別に取らなくてもやれる事業だと思いますので、この条例には賛成できません。 以上です。 ○議長(宮﨑雄一君) 続いて、原案に賛成の方の発言を……神田議員、賛成の討論です。          〔何事か言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) いや、私神田議員と言ったのですよ。          〔何事か言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 私が許可してからですよ。ちょっと勝手に決めないでください。          〔7番 神田 隆君登壇〕 ◆7番(神田隆君) 私は、賛成の立場から討論します。 私、先ほど担当課長さんからもお話がありましたけれども、京都議定書に対しまして削減目標が6%が達成されるという中で、この目的は我が国の温室効果ガスの削減、また災害防止を図る中で国と、また自動車業界等排出ガス削減に全力的に国全体で取り組んでいる中で、このような林業の方々を守るという中で大変必要なことだと思います。 その中で、やはり木質化等も吉見町でも取り組んでおりますが、そういうこともこの中で取り入れられています。私は、この条例に対して賛成いたします。よろしくお願いします。 ○議長(宮﨑雄一君) ほかに討論ございますか。          〔何事か言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) だって、反対した人が何で賛成するのですか。          〔何事か言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) いや1人、だって1回でしょう。そんなばかなことはないですよ。常識です。 杉田議員。          〔11番 杉田しのぶ君登壇〕 ◆11番(杉田しのぶ君) それでは、議長の許可を得ましたので、議案第49号 吉見町森林環境譲与税基金条例について賛成の立場で討論をいたします。 本条例につきましては、先ほど反対討論の中で国の税金の使い方あるいはゆがんだ設定ということで指摘がございましたけれども、国会におきまして、3月27日に関係する法律が成立したものでございます。その議論の中で、1人1,000円の住民税均等割への上乗せ負担について、国会でも議論がされておりますけれども、我が党の日本共産党議員団、この1,000円負担につきましては国会では反対をしております。しかしながら、本条例におきましては、条例上、住民負担そのものを地方議会に対して問う中身ではございません。国から譲与される森林環境譲与税を計画的かつ効果的に活用するために設置される基金条例であります。 使途について、町では公共工事の木質化に活用を想定している、木材利用の促進や普及啓発という形で使っていきたいという先ほどの全員協議会でも説明がございましたけれども、昨年成立をしました森林経営管理法によりまして、森林所有者が不明の場合、市町村による管理権の設定が可能となっております。吉見町内にも森林所有者が不明な森林が多くあります。財産権を侵すことなくということが第一条件としてはございますけれども、森林所有者不明によって森林の管理が放置されている現状に対しまして、法律に基づいて対策をとられること、またこの基金が有効に活用されることに期待をいたしまして、賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(宮﨑雄一君) 以上で討論なしと認めます。 これより議案第49号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(宮﨑雄一君) 起立多数であります。 よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。 △議案第50号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮﨑雄一君) 日程第2、議案第50号を議題といたします。 議題を朗読いたさせます。          〔事務局長朗読〕 ○議長(宮﨑雄一君) 朗読が終わりましたので、担当課長より細部説明を求めます。 税務会計課長。 ◎税務会計課長(田島秀之君) 議案第50号 吉見町税条例の一部を改正する条例について説明させていただきます。 吉見町税条例の一部を次のように改正いたしたいとするものでございます。 この条例は、2条構成となっております。初めに、第1条でございますが、吉見町税条例(昭和30年吉見村条例第3号)の一部を次のように改正するものでございます。 主な改正点でございますが、第36条の2から下段の第36条の4までの改正は、町民税に関する関係規定の整備でございます。法改正に合わせた条文の整備で、町民税の申告書の記載事項の簡素化及び児童扶養手当の支給を受けている未婚のひとり親の単身児童扶養者記載事項の追加を含めた条文改正となっております。 まず、第36条の2の改正では、第6項を加え、給与で年末調整の適用を受けた納税義務者が町民税の申告書を提出するとき、年末調整で適用を受けた所得控除の額と同額である所得控除については、その内訳の記載を要しないこととする申告書の記載事項の簡素化の改正を行うものでございます。 次の第36条の3の2から下段の36条の3の3までの改正については、扶養親族等申告書の記載に関する整備でございます。第36条の3の2の個人町民税に係る給与所得者及び第36条の3の3の公的年金等受給者において、地方税法の改正に伴い、単身児童扶養者に該当する場合、その旨を扶養親族等申告書に記載することとされたことに伴い、単身児童扶養者に係る記載事項の追加及び申告書の表記の改正等の規制の整備を行うもので、施行期日はいずれも令和2年1月1日でございます。 同じページの下段の8行目になりますが、附則第15条の2からの改正は、軽自動車税に関する関係規定の整備でございます。令和元年10月1日から車両を取得した際に係る従来の自動車取得税が廃止され、軽自動車税においては環境性能割が導入されます。また、現行の軽自動車税は種別割に名称が変更され、令和元年10月1日以降、軽自動車税環境性能割と種別割で構成されることになります。この附則第15条の2から次のページの中段より下になりますが、第15条の6までの改正は、消費税率の改正に合わせ、経済対策と自動車需要の平準化の対応として、環境性能割等臨時的軽減の規定の新設を行うものです。 2ページをお願いいたします。中段になりますが、附則第15条の2の軽自動車税環境性能割の非課税とする臨時的軽減の改正規定でございます。令和元年10月1日から令和2年9月30日までの特定期間に取得した一定の自家用の3輪以上の軽自動車の環境性能割について、燃費基準に応じた税率の軽減措置として現行の1%だったものを非課税とする臨時的軽減の規定を新設するものです。 また、その下の附則第15条の6の改正では第3項を加え、自家用の3輪以上の軽自動車であって、乗用のものに対する軽自動車税環境性能割の税率を同様の特定期間に取得した場合に限り、税率の特例として現行の2%を1%とする臨時的軽減措置の規定を新設するものです。 次に、その下の附則第16条の改正は、軽自動車税の種別割の税率の特例についての改正でございます。附則第16条から次の3ページにかけての改正になりますが、重課の規定の整備をするとともに、種別割の燃費性能に応じた税率の軽減措置、軽課について令和元年度までの時限措置であったものを現行の軽減措置のまま燃費基準等に応じて軽減率75%、50%、25%の軽減を令和3年度分まで延長する改正を行うものでございます。 次に、4ページの中段をお願いいたします。続きまして、第2条の改正でございます。第24条は、町民税に関する関係規定の整備でございます。1条で説明いたしました単身児童扶養者の関係規定の改正で、子供の貧困に対応するため、個人の町民税の非課税の範囲を見直し、児童扶養手当の支給を受けている児童の父または母のうち、前年の合計所得金額が135万円以下の未婚のひとり親の単身児童扶養者に対し、令和3年1月1日より住民税の非課税措置の対象に新たに追加することを規定するものでございます。 次に、附則第16条の改正は、1条の改正に引き続き、軽自動車税の種別割の税率の特例の改正でございます。軽自動車税の種別割の税率の特例の燃費性能に応じた軽減措置、経過について、1条において改正した令和3年度までの適用期限を第5項を加え、さらに令和5年度分まで延長し、現行の種別割の特例の軽減対象を電気自動車等に限った上で新設するものでございます。 最後に、附則でございます。4ページ下段、附則第1条から5ページ、附則第5条にかけましては、関係税目についての施行期日、経過措置などの規定を行うものでございますので、ご参照賜りたいと存じます。 6ページをお願いいたします。提案理由でございます。地方税法等の一部改正に伴い、関係規定の改正等所要の整備を行うため、この案を提出するものでございます。 以上、議案第50号 吉見町税条例の一部を改正する条例の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮﨑雄一君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。 まず、原案に反対の方の発言を許可いたします。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 討論なしと認めます。 これより議案第50号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。 △議案第51号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮﨑雄一君) 日程第3、議案第51号を議題といたします。 議題を朗読いたさせます。          〔事務局長朗読〕 ○議長(宮﨑雄一君) 朗読が終わりましたので、これより担当課長より細部説明を求めます。 福祉町民課長。 ◎福祉町民課長(関口哲也君) それでは、議案第51号 吉見町印鑑条例の一部を改正する条例につきまして説明申し上げます。 最初に、条例改正の概要についてでありますが、住民基本台帳法施行令の一部改正に伴い、本年11月5日から住民票や個人番号カードへの旧氏併記が開始されることから、印鑑登録事務においても旧氏の扱いを追加させることが主な改正内容となります。また、今回の改正に合わせまして、印鑑登録の性別欄に係る規定を削除するとともに、必要とされる字句の整理を行うものであります。 それでは、議案書に基づきまして説明申し上げます。吉見町印鑑条例(昭和51年吉見町条例第4号)の一部を次のように改正したいとするものです。 まず、第2条の改正につきましては、字句の整理を行うものであります。 次に、第6条につきましては、第1項第1号中「若しくは通称(住民基本台帳法施行令(昭和42年政令第292号)第30条の26第1項」を「、旧氏(住民基本台帳法施行令(昭和42年政令第292号。以下「令」という。)第30条の13に規定する旧氏をいう。以下同じ。)若しくは通称(令第30条の16第1項」に改め、「又は氏名」の次に「、旧氏」を加え、同項第2号中、「その他氏名」の次に「、旧氏」を加える改正と字句の整理を行うものであります。 第7条は、第1項第3号を氏名(氏に変更があった者に係る住民票に旧氏の記載(法第6条第3項の規定により磁気ディスク(これに準ずる方法により一定の事項を確実に記録しておくことができる物を含む。以下同じ。)をもって調製する住民票にあっては、記録。以下同じ。)がされている場合にあっては氏名及び当該旧氏、外国人住民に係る住民票に通称の記載がされている場合にあっては氏名及び当該通称)に改め、第1項中第5号を削り、号番号と字句を改めるものでございます。 第13条につきましては、第1項第1号中「、氏」の次に「(氏に変更があった者にあっては、住民票に記載がされている旧氏を含む。)」を加え、字句の整理を行い、また第15条は第1項第1号を氏名(氏に変更があった者に係る住民票に旧氏の記載がされている場合にあっては、氏名及び当該旧氏、外国人住民に係る住民票に通称の記載がされている場合にあっては氏名及び当該通称)に改め、第1項中第5号を削り、号番号と字句を改めるものであります。 附則でございます。この条例は、令和元年11月5日から施行する。 提案理由でございます。住民基本台帳法施行令の一部改正等に伴い、所要の規定の整備を行うため、この案を提出するものであります。 なお、議案書の2枚目以降は新旧対照表を添付しておりますので、お目通しをお願いいたします。 説明につきましては以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮﨑雄一君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 神田議員。 ◆7番(神田隆君) 議案第51号 吉見町印鑑条例の一部を改正する条例についてちょっと質問させていただきます。 条例の改正の内容は、印鑑登録にかかわる旧氏、また性別等の改正だと思いますけれども、その中で私、性別についてですが、パスポートなどでは現在のところ性別の書き込み欄がありますが、このような点から整合性はどのようにとれるのか、また字句の改正はどのように行われたのかお聞きしたいと思います。 以上、2点お願いします。 ○議長(宮﨑雄一君) 福祉町民課長。 ◎福祉町民課長(関口哲也君) 2点ご質問をいただきました。 まず1点目、印鑑登録証明とパスポートの性別欄の整合性ということでございますが、パスポートにつきましては法令に性別を載せるものと決められたものでございます。また、印鑑登録証明につきましては、その個人の方の印鑑を証明するものでございますので、総務省のほうからも印鑑登録証明につきましては性別欄を削除して差し支えないということの通知も来ております。そのようなことから今回性別欄の削除の提案をさせていただきました。 2点目、字句の改正の内容ということなのですけれども、今回字句の改正の主な内容につきましては、「記録をされている」を「記載がされている」に、また「磁気テープ」を「磁気ディスク」に改正するなど、国が示しております事務処理要領に基づきまして、文言をより適切な表現に修正をさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(宮﨑雄一君) 神田議員。 ◆7番(神田隆君) 今のお話の中で、国のほうからそのように示されているようですけれども、これは町として置いておいてもいいのですか、それともこれは消さなくてはいけないのですか、自由な書き込みでいいのでしょうか、男女の性別のほうは。 その辺をちょっと聞きたいことと、私、改正と現行のほうの貸借対照表を見せていただく中で、第2条の本町内に住所を有し、住民基本台帳法に基づき、本町が備える住民基本台帳に記録されている者は、1人1個に限り印鑑の登録を受けることができるとありますが、これは他の市等ではここは削除されておりまして、住民基本台帳に記載される者と、このようにほかのところで書かれているのですけれども、町としてはこのような中で文言の整理の中でどのようにやっているのか。 また、私、他の市町村のを見ますと、6条のほうの印鑑の制限に記載されているところが多いのですよ、1人1個に限るというところは。そういうところの点をどのようにしてこのような条例が制定されましたか、お聞きしたいと思います。 ○議長(宮﨑雄一君) 福祉町民課長。 ◎福祉町民課長(関口哲也君) 再質問で最初に質問いただきました印鑑登録証明書の男女の性別欄の記載なのですが、選択できるかという趣旨のご質問だったかと思うのですが、今回この改正を行うことによりまして、性別欄につきましては削除してしまいますので、性別欄は出ないという形になります。今回の条例の主な内容であります旧氏につきましては、本人の申請によるものという区分けとなっております。 2点目です。2条のところで1人1個の登録できる印鑑の制限の内容が他市町村と違っているのではないかという趣旨のご質問だったかと思います。議員さんご指摘のとおり、1人1個という登録できる印鑑を制限する内容のものにつきましては、市町村の条例によってまちまち分かれている現状がございます。吉見町のほうでは、第2条の登録資格のところでその制限を設けているのですけれども、ほかの市町村では登録印鑑の制限、こちらの条文のところで設けている自治体もございます。今回条例改正をするに当たりまして、課内でもいろいろ議論したんですが、今まで吉見町のほうでは登録資格のところに1人1個というところの条文があったものですから、そこはそのままということで検討の上、今回の改正に至りました。 以上でございます。 ○議長(宮﨑雄一君) ほかにございませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 質疑を終結いたします。 これより討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 討論なしと認めます。 これより議案第51号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。 △議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮﨑雄一君) 日程第4、議案第52号を議題といたします。 議題を朗読いたさせます。          〔事務局長朗読〕 ○議長(宮﨑雄一君) 朗読が終わりましたので、担当課長より細部説明を求めます。 水生活課長。 ◎水生活課長(小島俊保君) 議案第52号 吉見町水道事業給水条例の一部を改正する条例につきまして説明申し上げます。 初めに、改正の主な内容ですが、水道法の一部改正により、指定給水装置工事事業者の指定について更新が必要となることから、町の条例を改めるものでございます。 それでは、議案をお願いいたします。吉見町水道事業給水条例(平成9年吉見町条例第19号)の一部を次のように改正したいとするものでございます。 第2条中「吉見町水道事業の設置等」を「、吉見町水道事業の設置等」に改め、「条例」の次に「(昭和43年吉見村条例第9号)」を加えたいとするものでございます。 第30条第1項第2号中「指定」の次に「又は指定の更新」を加えたいとするものでございます。 第32条第1項中「第4条」を「第5条」に改めたいとするものでございます。 附則でございます。この条例は、令和元年10月1日から施行したいとするものでございます。 提案理由でございます。水道法の一部改正等に伴う所要の規定の整備のため、この案を提出するものでございます。 なお、新旧対照表につきましては、お目通しをお願いいたします。 以上、議案第52号 吉見町水道事業給水条例の一部を改正する条例の説明とさせていただきます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮﨑雄一君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 秋山議員。 ◆5番(秋山真美君) それでは、まず2点ご質問させていただきます。 今回水道法改正によりということで条例の制定なのですけれども、指定給水装置工事事業者の指定に更新制を導入することとのことですが、新たに更新制が導入される理由、それからもう一つ、国からは更新時に確認することが望ましい事項が4点示されているのですけれども、町でも望ましいと示されている事項を更新時に確認するのかどうか、2点お伺いいたします。 ○議長(宮﨑雄一君) 水生活課長。 ◎水生活課長(小島俊保君) それでは、秋山議員さんのご質問にお答え申し上げます。 まず、1点目の指定給水装置工事事業者の更新制の導入の理由でございますけれども、これは水道法の改正に伴うものなのですが、支出の保持や実態との乖離の防止を図るため、指定給水装置工事事業者の指定に更新制を導入したものでございます。 それから、2点目の指定更新申請時に確認する事項ということでございますが、こちらにつきましては指定給水装置工事事業者の講習会の受講実績、2点目といたしまして指定給水装置工事事業者の業務内容、3点目といたしまして給水装置工事主任技術者等の研修会の受講状況、それから最後4点目ですが、適切に作業を行うことができる技能を有する者の従事状況ということでございまして、町でもこの4点につきましては更新時に確認をさせていただくこととしております。よろしくお願いします。 ○議長(宮﨑雄一君) 秋山議員。 ◆5番(秋山真美君) 今確認することが望ましい内容を4点伺ったのですけれども、このうちの指定給水装置工事事業者の講習会の受講実績及び給水装置工事主任技術者等の研修会の受講状況において、仮に申請時に受講の確認がされなかった場合の町の対応はどんなふうになるのでしょうか。 ○議長(宮﨑雄一君) 水生活課長。 ◎水生活課長(小島俊保君) 再質問にお答え申し上げます。 こちらの受講につきましては、義務ということではありません。ですが、やはりこちらは受講していただくことが望ましい事項でございますので、町といたしましては受講していただくように促させていただく、そのように考えております。 ○議長(宮﨑雄一君) ほかにございませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 討論なしと認めます。 これより議案第52号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。 △議案第53号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮﨑雄一君) 日程第5、議案第53号を議題といたします。 議題を朗読いたさせます。          〔事務局長朗読〕 ○議長(宮﨑雄一君) 朗読が終わりましたので、担当課長より細部説明を求めます。 政策財政課長。 ◎政策財政課長(小林啓三君) 議案第53号 令和元年度吉見町一般会計補正予算(第3号)を説明申し上げます。 令和元年度吉見町の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,124万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ72億6,925万5,000円とするものです。 また、地方税の補正。第2条、地方債の追加及び変更は、第2表、地方債補正によるものです。 具体的な内容を歳入歳出予算事項別明細書に沿って説明申し上げます。 8ページをお願いします。歳入から申し上げます。2款3項1目森林環境譲与税75万5,000円は、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律により、森林整備に関する施策の財源として今年度新たに交付されるものです。 10款1項1目地方特例交付金506万7,000円、その下の11款1項1目地方交付税1億922万1,000円は、ともに交付額の決定によるものです。 15款2項2目民生費国庫補助金826万5,000円は、子ども・子育て支援事業費補助金で、幼児教育・保育無償化の実施に伴う事務費に対する国庫補助金です。なお、補助率は10分の10となっております。 4目土木費国庫補助金56万9,000円は、社会資本整備総合交付金で、国の内示に基づき補正するものです。当初予算に計上した狭隘道路整備等促進事業へ充当し、財源組み替えを行うもので、補助率は2分の1以内となっております。 9ページをお願いします。16款2項1目総務費県補助金32万5,000円は、地域公共交通活性化促進事業補助金で、県の内示に基づき補正するものです。本補正予算に計上しておりますデマンド型交通利用ガイド作成業務委託料に充当するもので、補助率は2分の1となっております。 2目民生費県補助金8,000円は、母子家庭等対策総合支援事業費補助金で、消費税率の引き上げの影響を踏まえ、子供の貧困対策として未婚の児童扶養手当受給家庭への臨時特別措置として給付金が支給されるもので、事務に係る費用に充当するものです。なお、補助率は10分の10となっております。 4目農林水産業費県補助金233万5,000円のうち、経営所得安定対策推進事業費補助金37万円の減は、補助額の確定により減額するものです。また、新規就農総合支援事業費補助金75万円は、交付要件を満たした新規就農者1名分が追加交付されるものです。その下の農業の6次産業化支援事業補助金195万5,000円は、県の交付決定によるもので、本補正予算に計上しております農業の6次産業化事業に充当するものです。なお、補助率はいずれも10分の10となっております。 16款3項1目総務費県委託金876万6,000円は、参議院議員補欠選挙費委託金で、参議院埼玉選出議員の辞職に伴い、補欠選挙が執行されることから、補正するものです。補助率は、10分の10となっております。 10ページをお願いします。19款1項1目財政調整基金繰入金2億2,472万8,000円の減は、基金からの繰り入れを取りやめるものです。今回の補正により、基金は約10億5,152万円になる見込みです。 20款1項1目繰越金1億9,020万4,000円は、前年度の繰越金です。この補正により、平成30年度繰越金は当初予算に計上した2億5,000万円と合わせて4億4,020万4,000円になります。 21款5項1目雑入1,798万1,000円は、説明欄にありますとおり、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計で前年度の実績により返還金が生じたことにより補正するものです。 11ページをお願いします。22款1項1目土木債450万円は、準用河川横見川改修事業債で、準用河川横見川の護岸詳細設計業務について起債するものです。緊急自然災害防止対策事業債を活用し、充当率は100%、交付税算入率は70%となっております。 2目臨時財政対策債3,797万5,000円は、臨時財政対策債の発行可能額の確定によるものです。 以上が歳入に係る補正です。 続きまして、歳出を申し上げます。12ページをお願いします。2款1項5目財産管理費、13節委託料65万円は、デマンド型交通のパンフレットを作成するもので、歳入で申し上げた地域公共交通活性化推進事業補助金を活用し、実施するものです。 6目IT推進費、13節委託料35万2,000円は、来年度から実施される会計年度任用職員に伴う財務会計システム改修費です。また、歳入で申し上げた子ども・子育て支援事業費補助金のうち691万9,000円は、6月補正予算に計上しております町村情報システム共同化業務委託料へ充当し、財源組み替えを行うものです。 2項2目賦課徴収費500万円は、法人町民税の確定申告に伴う町税還付金の補正です。 13ページをお願いします。4項7目参議院議員補欠選挙費881万6,000円は、参議院議員補欠選挙の執行に伴うもので、1節報酬から14節使用料及び賃借料に歳入で申し上げた参議院議員補欠選挙費委託金を充当し、実施するものです。 14ページをお願いします。3款1項2目障害福祉費、23節償還金、利子及び割引料1,981万7,000円は、15ページへまたぎますが、説明欄に記載のとおり、概算で収入しておりました国及び県の負担金等について、額の確定により返還金が生じたものです。 引き続き15ページになりますが、5目老人福祉センター費、11節需用費94万6,000円は、老人福祉センター荒川荘の軒先及びタイル修繕等を行うものです。 10目介護保険事業費23万円のうち、23節償還金、利子及び割引料6万5,000円は、前年度県介護保険事業費返還金で、事業費の確定により返還金が生じたものです。 また、28節繰出金16万5,000円は、特定処遇改善加算及び消費税率の引き上げに対応するため、介護保険システムの改修を要することから介護保険特別会計への繰り出しを行うものです。 2項1目児童福祉総務費、3節職員手当等20万円は、時間外勤務手当で幼児教育・保育無償化に係る業務及び未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時特別給付金に係る業務によるものです。歳入で申し上げた子ども・子育て支援事業費補助金及び母子家庭等対策総合支援事業費補助金を充当し、実施するものです。 16ページをお願いします。2目児童措置費、23節償還金、利子及び割引料6万8,000円は、前年度実績の確定による児童手当の国及び県への返還金です。 3目児童福祉施設費217万2,000円のうち、12節役務費44万円は、幼児教育・保育無償化に伴う条例整備に関する情報提供を受けるものです。 13節委託料71万5,000円は、給食費口座振替科目追加委託料で、幼児教育・保育無償化に伴い、副食材費の徴収が発生することから、現行の口座振替の取り扱いに新たに科目を追加するための委託料です。なお、いずれも歳入で申し上げた子ども・子育て支援事業費補助金を充当し、実施するものです。 20節扶助費55万6,000円は、子育てのための施設等利用給付費で、幼児教育・保育無償化により、町外の保育施設等に通う児童の利用料等を給付するものです。 23節償還金、利子及び割引料46万1,000円は、前年度実績の確定による子ども・子育て支援交付金の返還金です。 6款1項3目農業振興費233万5,000円のうち、8節報償費から12節役務費については歳入で申し上げた農業の6次産業化支援事業補助金を充当し、実施するもので、小規模農家でも畑で栽培しやすい農作物に特化した戦略の策定及び講習会の開催を行うものです。 17ページをお願いします。19節負担金、補助及び交付金38万円のうち、経営所得安定推進事業費補助金37万円の減は、交付額の確定により減額するものです。また、その下の青年就農給付金75万円は、歳入で申し上げました新規就農総合支援事業費補助金を充当し、新規就農者1名に給付するものです。 5目農地費2,688万2,000円のうち、15節工事請負費1,860万円は県費単独土地改良事業810万円で、当初予算に計上した中新井地内の排水路改修工事とあわせ、並行する通学路の舗装修繕工事を一体として実施するものです。また、町費単独土地改良事業1,050万円で、江綱地内の排水路改修工事を行うものです。 19節負担金、補助及び交付金828万2,000円は県営湛水防除事業(吉見領)負担金185万円の減で、県の事業費繰り越しによる負担金の皆減及び吉見領土地改良区補助金1,013万2,000円で、南吉見排水機場ストックマネジメント事業の堤外ゲートの補修などにより増額するものです。 8款1項2目道路維持費6,340万円のうち、11節需用費200万円は、舗装、側溝等の修繕料に不足が生じることから補正するものです。 12節役務費90万円は、樹木処分等手数料で、和名地内、北下砂地内の樹木伐採の手数料などです。 15節工事請負費6,050万円は、広域農道の大串地内、松崎地内及び田甲地内、久保田地内の舗装修繕工事を実施するものです。また、当初予算に計上した横見川堤防除草工事については、回数を追加するもの及び広域農道の舗装修繕工事、道路のパッチング工事については、不足が見込まれることから補正するものです。 18ページをお願いします。3目道路新設改良費290万円のうち、13節委託料100万円は道路測量等委託料で、労務費の高騰などにより不足が見込まれることから補正するものです。 15節工事請負費190万円は町道新設改良工事で、工事費の不足が見込まれることから補正するものです。 2項1目河川費519万円のうち、13節委託料219万円は、準用河川横見川委託料で護岸詳細設計を行うものです。歳入で申し上げました準用河川横見川改修事業債を充当し、事業を実施するものです。 15節工事請負費300万円は一般水路改修工事で、設計内容の変更により不足が見込まれることから補正するものです。 3項1目都市計画総務費55万円は訴訟事件弁護士謝金で(仮称)埼玉中部資源循環センター建設に伴う町の都市計画決定の無効を求める訴訟に対し、顧問弁護士へ対応を委任するため補正するものです。また、歳入で申し上げました社会資本整備総合交付金56万9,000円は、当初予算に計上されております久保田地内狭隘道路整備等促進事業へ充当し、財源組み替えを行うものです。 19ページをお願いします。4目下水道費137万9,000円の減は、繰越金の確定及び循環型社会形成推進交付金の交付決定により、公設浄化槽事業特別会計への繰出金を減額するものです。 10款4項1目幼稚園費、20節扶助費2,235万9,000円は、幼児教育・保育無償化により幼稚園の入園料、利用料等が月額上限2万5,700円まで無償化となることから給付を行うものです。 13款1項6目森林環境譲与税基金費75万5,000円は、森林環境譲与税として歳入したものを適切に管理し、運営するため、基金を設置し、積み立てを行うものです。 議案書20ページ、最後のページをお願いします。一般会計のうち特別職を除きます給与費補正総括表を添付しました。今回の補正は、給与費の職員手当等152万円の増で、時間外勤務手当を計上したことによるものです。 続きまして、議案書4ページをお願いします。第2表、地方債補正をお願いします。地方債の追加として、準用河川横見川改修事業450万円は、準用河川横見川護岸詳細設計業務の事業費を起債するものです。なお、充当率は100%、交付税算入率は70%となっております。 また、変更として、臨時財政対策債の限度額を2億3,000万円で予定していましたが、発行可能額の決定により限度額を3,797万5,000円増額し、2億6,797万5,000円にするものです。 以上で議案第53号の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮﨑雄一君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 小宮議員。 ◆14番(小宮榮君) 18ページなのですけれども、一番下の段なのですけれども、弁護士の謝金55万円、今町で抱えている裁判は何件ぐらいか、その内容、また原告、被告は誰か、それをちょっと出してください。 ○議長(宮﨑雄一君) 暫時休憩します。          休憩 午後 2時10分                                                     再開 午後 2時14分 ○議長(宮﨑雄一君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 小宮議員の質疑に答弁を求めます。 農政環境課長。 ◎農政環境課長農業委員会事務局長(嶋﨑堅良君) 大変申しわけありませんでした。小宮議員の質問にありました、現在町が訴訟されている案件について整理したものを手元に持ちましたので、説明をさせていただきます。 まず、今回補正をさせていただきました案件ですが、事件名といたしますと都市計画決定無効確認請求事件の原告は6名によるものであります。町に対して被告として訴えたもので、事件内容につきましては東松山都市計画ごみ焼却ごみ処理場の変更、吉見町決定は無効であるというような訴訟内容となってございます。 また、もう一件、まだ内容について精査中ではありますが、行政文書非公開処分取り消し請求事件という形で吉見町が被告として訴訟が起こされております。3名の方による原告団が町に対して訴訟を行っておるものであります。内容につきましては、審査会答申による裁判において、公文書の非公開決定の一部非公開に対して処分取り消しを求めた内容となってございます。町に対しては、2件の訴訟を把握してございます。 以上です。 ○議長(宮﨑雄一君) 全部の件数は何件かという質問ですよ。今訴訟が起きている件数は総数が何件かと。 農政環境課長。 ◎農政環境課長農業委員会事務局長(嶋﨑堅良君) 町に対して起こされている部分につきましては、今説明をさせていただいた部分でありますが、そのほか組合に対しても訴訟は起こされてございます。件数につきましては、把握し得る部分につきましては組合に対して5件の訴訟が起こされております。          〔「町に対しての訴訟の内容、後で、それ出してください」と言う            人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 資料を後で、では後日資料。 小宮議員。 ◆14番(小宮榮君) その中に、よく出てくる和解条項、地裁で今やっていると思うのです。どっちが勝っても負けても和解ができなかった場合は高裁に持っていくのですか、どうなのですか。 ○議長(宮﨑雄一君) 町長。 ◎町長(宮﨑善雄君) 現在口頭弁論のものもありますし、弁論準備のものもありますけれども、裁判の行方を見守って、今どこまでということはお答えをできる状況ではございません。 以上です。 ○議長(宮﨑雄一君) 小宮議員。 ◆14番(小宮榮君) 半年もたたないうちに補正を組む、裁判だけにこんなに補正組む町があるのですか。最後までやるのですよ、裁判は。負けたほうが裁判費用を払うの。損害賠償もするのです。今私も弁護士と相談しているのですけれども、この和解条項で和解しても、町が相当の金額を損害しているので、私は今度はその原告のほうを逆に被告で訴えようかなと思う、それができるかどうだか今手続しています。やるのだったら徹底的に最後までやらないから、どんどん、どんどんこういう裁判がかかってしまいます。みんなの税金ですよ、税金。何でもかんでも裁判、裁判というのでやっていたのでは、町はかなわないですよ。裁判の町となってしまいますよ。山のほうからこっちのほうから、あっちこっちから裁判かけられて、全部決まりつけるのですよ。いいかげんにやっているから、こんなどんどん、どんどん裁判にかけられているのだ。和解条項、和解条項と私が言っているでしょう。何人かに判例を渡してありますよ、鳥取の判例です。吉見町は組合が今までの組合とは違う組合なのだけれども、鳥取の高裁でやって負けていますよ、原告は。それはなぜ負けているかといったら、合併して名前が変わっただけでももう原告は負けているのです。これは組合が違うの、どんどんやったほうがいい。途中で中途半端にやっているからです。こんな半年もたたないうちに補正組むなんてあるのですか。これで終わりですか。55万円は何なのですか、これは。手付金なのですか、それとも何なのですか。 ○議長(宮﨑雄一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(加藤佳男君) 小宮議員さんのご質問にお答えいたします。 まず最初に、顧問弁護士さんのほうと契約させていただくための当初の契約金になります。 以上でございます。 ○議長(宮﨑雄一君) 小宮議員、3回やりました。 ほかにございませんか。 安孫子議員。 ◆10番(安孫子和子君) 2点お伺いいたします。 19ページ、幼稚園費なのですけれども、扶助費2,235万9,000円、これの算定根拠と、また2万5,700円以上の利用料の方がいるかどうか、この2点をお願いします。 ○議長(宮﨑雄一君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(内野隆君) 安孫子議員さんのご質問にお答えいたします。 算定の基礎でございますが、月額2万5,700円の145名ということで、7月現在、在園児数132名、それに13名分を見込んで145名ということの6カ月分ということで積算をしております。 それと、2万5,700円以上いく場合があるかということですが、入園料につきまして2万6,000円程度いっている幼稚園もございますので、2万5,700円以上を超える幼稚園ですから対象園児がいるということになります。 以上です。 ○議長(宮﨑雄一君) 安孫子議員。 ◆10番(安孫子和子君) 町内の幼稚園では2万5,700円は超えないということでしょうか、町外が入園費の場合は2万6,000円がかかるということでしょうか。 ○議長(宮﨑雄一君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(内野隆君) 安孫子議員さんの再質問にお答えいたします。 よしみ幼稚園につきましては、保育料は2万5,000円とってなっております。町外につきまして、一番高いところで2万8,000円、2万9,000円というのもございます。したがいまして、よしみ幼稚園につきましては保育料を上限までということなのですが、入園料も加算をいたしまして上限2万5,700円ということになりますので、したがいましてよしみ幼稚園につきましては2万5,700円を上限ということで給付になろうかなと思います。 以上です。 ○議長(宮﨑雄一君) 安孫子議員。 ◆10番(安孫子和子君) では、確認ですけれども、入園料プラス月の利用料ということになると5万円超えてしまいますよね。そうすると、その分が有料ということになるでしょうか、確認です。 ○議長(宮﨑雄一君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(内野隆君) 上限が2万5,700円というのは入園料と保育料なのですが、入園料は1回のみになりますので、ですから5万円というのは初年度が入園料、よしみ幼稚園の場合は6万円ですので、入園料2万5,000円ですので、月換算にいたしますと上限2万5,700円、入園料と保育料を合わせて上限が2万5,700円になりますので、したがいましてよしみ幼稚園では特に入園した年は2万5,700円が上限ということになります。 以上です。
    ○議長(宮﨑雄一君) ほかにございませんか。 神田議員。 ◆7番(神田隆君) 小宮議員さんと重なるところもございますが、18ページの土木費、都市計画総務費の8節の報償費55万円、訴訟事件弁護士謝金についてですけれども、今お話の中も少し聞きましたけれども、これは開発に対することだと思いますけれども、開発に対して不服申し立てはあったのか、またこれは県知事の同意のもとで都市計画決定されたと思いますが、これは県知事もこの訴訟に対しては同罪になると思いますよね、今そういう訴訟が出されている中で。この訴訟内容についてもう少し詳しくお願いしたいと思います。 ○議長(宮﨑雄一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(加藤佳男君) それでは、神田議員さんのご質問にお答えいたします。 訴訟内容でございますが、先ほどもお話ありましたが、(仮称)埼玉中部資源循環センターの建設に必要な吉見町が決定する都市計画の変更を平成31年3月26日に告示したところでございます。この町の都市計画決定が無効であるというのを主張する訴えでございます。無効である主な理由でございますが、事業自体が都市計画法の理念に反しており、違法であるという訴えであります。決定に際しましては、町といたしまして公聴会などを開催いたしまして、都市計画法及び同法運用指針に定める手続を行い、さらに計画案の縦覧や広報につきましては、隣接地まで対象を広げ、周知を図ってまいりました。そして、埼玉県知事の同意をいただいた上での都市計画決定でございます。 以上でございます。 ○議長(宮﨑雄一君) 神田議員。 ◆7番(神田隆君) 今お話の中で、平成31年3月26日告示したということですけれども、先ほどのお話の中で不服申し立てがあったからこういうふうな裁判が起こると思うのですけれども、その申し立ての内容がまだよくわからないところもあるのは、都市計画の理念に反してというお話だけれども、何が反したのかなというのもあります。それがあるから私は受け取ったと思うのですよね、裁判を。 先ほど答弁の中で、埼玉県知事の同意を得たというお話が、私大変これは重要だと思うのですよ、今後の裁判に対して。同意を得たということはやはり知事も同罪ですから、そういうところを訂正するようだったらしていただければと思いますが、この中で私は都市計画審議委員で何らかの質問をしました。内容はここでは発表しませんけれども、そういう中で、都市計画の理念に反してという中で、私反したような質疑等は出ていなかったと思うのですけれども、担当課長も都市計画のことは少しはというか、その中で出していたら聞きたいと思いますけれども、理念に反したという中のことと、これは間違いなく埼玉県の知事の同意を得たのかお聞きしたいと思います。 ○議長(宮﨑雄一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(加藤佳男君) それでは、再質問にお答えいたします。 都市計画の理念云々という話になると思うのですけれども、そちらも含めまして弁護士さんのほうに相談させていただける内容かと思います。 また、都市計画の訴訟の決定について、都市計画審議会での審議と答申のほう、内容をいただいておりますが、そちらについては問題というものはないと認識しております。 以上でございます。 ○議長(宮﨑雄一君) 神田議員。 ◆7番(神田隆君) 今のお話の中で問題はないという中で、都市計画の理念に反してというのが私意味わからないのですよ、この理念というのが。そこら辺がわかれば、その理念を教えていただきたいと思います。 ○議長(宮﨑雄一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(加藤佳男君) それでは、ご質問にお答えします。 そちらの内容につきましては、相手方の訴訟の中にうたわれていた内容になりますので、そちらの内容を弁護士さんと精査しながら結果が出てくるものと考えます。 以上でございます。 ○議長(宮﨑雄一君) 秋山議員。 ◆5番(秋山真美君) それでは、まず12ページの総務費、財産管理費の中の委託料、デマンド型交通利用ガイド作成業務ということなのですけれども、利用ガイドというのは全戸配布するようなものをつくるのか。 それと、16ページ、農林水産業費の中の農業振興費、講師謝金、印刷製本費、いろいろあったのですけれども、講師謝金、講習会の回数とか内容、また対象者はどんな方を考えているのかお伺いします。 ○議長(宮﨑雄一君) 政策財政課長。 ◎政策財政課長(小林啓三君) 秋山議員さんの質問でございますが、デマンド型交通のガイドですけれども、これは今年度本格運行に向けて見直しを進めております。その部分で見直しで変わったサービスですとか、それによって利用方法も変わるかもしれませんし、そういうところをわかりやすく解説をしたパンフレットを作成しようと考えております。 なお、部数なのですけれども、9,000部を予定しておりますので、町内全戸配布と公共施設等に配架を考えております。 以上でございます。 ○議長(宮﨑雄一君) 農政環境課長。 ◎農政環境課長農業委員会事務局長(嶋﨑堅良君) 秋山議員の質問にお答えをさせていただきます。 今回補正をお願いしました6次化の関係につきましては、先ほども提案理由の中で説明をさせていただきましたように、遊休農地として耕作されない小さな農地についての有効活用を図っての戦略を立てたいというものであります。内容につきましては、対象者でありますが、農地をお持ちの方、また法人として農業を生業としている方、町内で農業にかかわる方を対象として、まず出資ですとか有効性などについて説明を2回程度、また今回戦略作物として補助申請を受ける段階において掲げてございますのが、ゴマですとかトウガラシですとか、比較的作業の少ない農作物をターゲットとして申請しておることから、その生育にかかわる部分の講習会を2回程度、また大きく補助事業自体が6次産業化に特化したものでありますので、農産物につきましての加工講習も2回程度予定してございます。また、最終的にそれが売り上げにつながるような形で、販路についての講習会も2回程度予定しておるところであります。以上のような組み立てで補助申請をさせていただきました。 以上です。 ○議長(宮﨑雄一君) 秋山議員。 ◆5番(秋山真美君) それでは、ちょっとデマンド型交通利用ガイドのほうで再質問させていただくのですけれども、これはでき上がったものなのですけれども、多分冊子になると思うので、ボリュームがあるかと思うのですが、ホームページからも恐らくダウンロードできるような形になるかと思うのですけれども、ページごとに小さく見れるようにですとか、そういうふうに分けてアップしていただけないかなと思うのですけれども、一度に全部ダウンロードするのではなくて、必要なところだけダウンロードできるように、細かくアップできないかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(宮﨑雄一君) 政策財政課長。 ◎政策財政課長(小林啓三君) デマンド交通のガイドブック、これについてホームページに公表を予定していますけれども、ちょっと何ページになるかわからないのですけれども、全部見れるものと部分的に見れるものと、そういうように利用者が見やすいようにできるように工夫はしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(宮﨑雄一君) 以上で質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 反対討論。 小宮議員。          〔14番 小宮 榮君登壇〕 ◆14番(小宮榮君) 私は、議案第53号を反対の立場で討論させていただきます。 町民は、大変な思いをして税金等を払ってきております。ここ何年か前から裁判、裁判と、何でもかんでも裁判が吉見町も始まってきております。裁判というのは大切なことかもしれませんが、勝ち負けをはっきりしてやっていくのが裁判ではないかなと思っております。この55万円についても半年もたたないうちに補正を組む。私も二十何年議会にお世話になっていますが、こんな半年もたたないうちに補正を組む弁護士費用の謝金なんて初めてでございます。もう少し実のあるお金を使っていただきたいなと思っております。裁判の好きな人もおるみたいですからいいですけれども、はっきりけじめをつけていただいて、実のある55万円を使っていただきたいと思って、私はこういう予算の組み方は反対ということで討論をさせていただきました。 以上です。 ○議長(宮﨑雄一君) 賛成の方の討論はありますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 討論なしと認めます。 これより議案第53号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(宮﨑雄一君) 起立多数であります。 よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。          休憩 午後 2時37分                                                     再開 午後 2時50分 ○議長(宮﨑雄一君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △議案第54号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮﨑雄一君) 日程第6、議案第54号を議題といたします。 議題を朗読いたさせます。          〔事務局長朗読〕 ○議長(宮﨑雄一君) 朗読が終わりましたので、担当課長より細部説明を求めます。 福祉町民課長。 ◎福祉町民課長(関口哲也君) それでは、議案第54号 令和元年度吉見町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。 令和元年度吉見町の国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりたいとするものでございます。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,124万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億3,456万6,000円といたしたいとするものでございます。 恐れ入りますが、5ページをお願いいたします。歳入歳出予算の詳細について、事項別明細書により説明申し上げます。まず、歳入について申し上げます。4款繰入金、2項基金繰入金、2目国民健康保険事業基金繰入金3,900万円の減額は、繰越金の確定に伴い、当初予算で予定をしていた基金からの繰り入れを取りやめるものです。 5款1項1目繰越金7,024万4,000円は、前年度繰越金で決算確定によるものであります。 次に、歳出について申し上げます。6ページをお願いいたします。6款1項1目基金積立金3,047万2,000円は、前年度の決算確定に伴い、繰越金の一部を国民健康保険事業基金へ積み立てるものであります。今回の補正により、基金は約4億2,930万円になる見込みとなります。 8款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、7目償還金77万2,000円につきましては、特定健診や保健指導に係る国、県からの負担金につきまして実績の確定に伴い、返還の必要が生じたため、補正をお願いするものでございます。 以上、議案第54号の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮﨑雄一君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 質疑を終結いたします。 これより討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 討論なしと認めます。 これより議案第54号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。 △議案第55号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮﨑雄一君) 日程第7、議案第55号を議題といたします。 議題を朗読いたさせます。          〔事務局長朗読〕 ○議長(宮﨑雄一君) 朗読が終わりましたので、担当課長より細部説明を求めます。 福祉町民課長。 ◎福祉町民課長(関口哲也君) それでは、議案第55号 令和元年度吉見町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 「平成31年度吉見町後期高齢者医療特別会計予算」は、当年度全体を通じまして「令和元年度吉見町後期高齢者医療特別会計予算」とするものであります。 令和元年度吉見町の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによりたいとするものでございます。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ188万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,678万7,000円といたしたいとするものでございます。 恐れ入りますが、5ページをお願いいたします。歳入歳出予算の詳細につきまして、事項別明細書により説明申し上げます。まず、歳入について申し上げます。3款1項1目繰越金188万7,000円は、前年度繰越金で決算確定によるものであります。 次に、歳出について申し上げます。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金56万1,000円は、過年度分に係る納付金の確定に伴い、広域連合への納付金を増額するものです。 3款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目償還金132万6,000円は、過年度分の事務費を一般会計へ返還するため補正をお願いするものです。 以上、議案第55号の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮﨑雄一君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 質疑を終結いたします。 これより討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 討論なしと認めます。 これより議案第55号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。 △議案第56号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮﨑雄一君) 日程第8、議案第56号を議題といたします。 議題を朗読いたさせます。          〔事務局長朗読〕 ○議長(宮﨑雄一君) 朗読が終わりましたので、担当課長より細部説明を求めます。 健康推進課長。 ◎健康推進課長(大澤修一君) それでは、議案第56号 令和元年度吉見町介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明を申し上げます。 令和元年度吉見町の介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりたいとするものでございます。 歳入歳出予算の補正。第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,663万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億633万5,000円といたしたいとするものでございます。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるものでございます。 補正の内容を事項別明細書によりご説明を申し上げます。恐れ入りますが、6ページをお願いいたします。まず、歳入についてでございます。3款国庫支出金、2項国庫補助金、3目介護保険事業費国庫補助金の16万5,000円は、既存の介護保険システムの改修に対する補助で、事業費の2分の1でございます。 また、6款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金の16万5,000円につきましても介護保険システムの改修に係る費用の2分の1を町負担分として一般会計から繰り入れるものでございます。 7款繰越金、1項繰越金、1目繰越金の8,630万5,000円は、前年度繰越金の確定によるものでございます。 続きまして、歳出について申し上げます。7ページをお願いいたします。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の33万円につきましては、給付費算定における新たな加算の創設、消費税の引き上げ等に対応するための介護保険システムの改修に係る委託料でございます。 2款保険給付費、3項高額介護サービス等費、1目高額介護サービス費40万円の減は、実績を見込んで減額をいたしたいとするものでございます。 8ページをお願いいたします。2款保険給付費、4項高額医療合算介護サービス等費、1目高額医療合算介護サービス費40万円の増は、高額医療合算介護サービス費に不足が見込まれますことから、増額をお願いいたしたいとするものでございます。 9ページをお願いいたします。3款地域支援事業費、1項介護予防・生活支援サービス事業費、1目介護予防・生活支援サービス事業費143万円の減は、実績を見込んで減額をいたしたいとするものでございます。 同じく2目介護予防ケアマネジメント事業費143万円の増は、介護予防ケアマネジメント事業費に不足が見込まれますことから、増額をお願いいたしたいとするものでございます。 10ページの下段をお願いいたします。5款基金積立金、1項基金積立金、1目介護保険給付費準備基金積立金、25節積立金の2,341万9,000円は、繰越金の一部を基金に積み立てるもので、今回の補正により、基金の総額につきましては約2億4,240万円になる見込みでございます。 11ページをお願いいたします。6款諸支出金、1項償還金及び還付金、2目償還金、23節償還金、利子及び割引料の6,288万6,000円につきましては、前年度並びに過年度の実績に基づく額の確定による返還金で、説明欄に13の項目が次ページにかけて記載をされておりますが、内訳につきましては国への返還が4項目で2,136万7,212円、社会保険診療報酬支払基金への返還が2項目で1,117万381円、県への返還が3項目で1,368万5,734円、町一般会計への返還が4項目で1,665万6,363円を額の確定によりそれぞれ精算、返還するものでございます。 以上が議案第56号の説明でございます。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(宮﨑雄一君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 討論なしと認めます。 これより議案第56号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。 △議案第57号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮﨑雄一君) 日程第9、議案第57号を議題といたします。 議題を朗読いたさせます。          〔事務局長朗読〕 ○議長(宮﨑雄一君) 朗読が終わりましたので、担当課長より細部説明を求めます。 水生活課長。 ◎水生活課長(小島俊保君) 議案第57号 令和元年度吉見町下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして説明申し上げます。 令和元年度吉見町の下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりたいとするものでございます。 歳入歳出予算の補正。第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,602万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億8,272万8,000円といたしたいとするものでございます。 また、第2条、地方債の変更は、第2表、地方債補正によりたいとするものでございます。 歳入歳出予算の補正につきまして、事項別明細書により説明させていただきます。恐れ入りますが、6ページをお願いいたします。まず、2の歳入について申し上げます。5款2項1目下水道事業基金繰入金、1節下水道事業基金繰入金1,450万円の皆減は、下水道事業基金からの繰り入れを取りやめたいとするものでございます。 6款1項1目繰越金、1節繰越金5,252万8,000円の増額は、前年度繰越金の確定によるものでございます。 8款1項1目下水道事業債、1節下水道事業債1,200万円の減額は、特定環境保全公共下水道事業債の減額をお願いしたいとするものでございます。 恐れ入ります。7ページをお願いいたします。次に、3の歳出について申し上げます。2款1項1目建設事業費は、財源の組み替えをお願いしたいとするものでございます。 2目維持管理費は、15節工事請負費につきまして人件費等の高騰により環境整備工事が当初予算額を上回り、維持修繕工事等に今後不足が見込まれることから、95万円の増額をお願いしたいとするものでございます。また、あわせて財源の組み替えをお願いしたいとするものでございます。 4款1項1目下水道事業基金費、25節積立金2,507万8,000円の増額は、下水道事業基金へ積み立てをお願いしたいとするものでございます。今回の補正により、基金は約1億6,632万円となる見込みでございます。 恐れ入ります。ページをお戻りいただきまして、3ページをお願いいたします。第2表、地方債の補正でございます。起債の目的、1、下水道事業、補正前の限度額6,400万円を1,200万円減額いたしまして、補正後の限度額を5,200万円といたしたいとするものでございます。そのほかの起債の方法、利率、償還の方法につきましては、変更はございません。 以上、議案第57号についての説明とさせていただきます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮﨑雄一君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 討論なしと認めます。 これより議案第57号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。 △議案第58号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮﨑雄一君) 日程第10、議案第58号を議題といたします。 議題を朗読いたさせます。          〔事務局長朗読〕 ○議長(宮﨑雄一君) 朗読が終わりましたので、担当課長より細部説明を求めます。 水生活課長。 ◎水生活課長(小島俊保君) 議案第58号 令和元年度吉見町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につきまして説明申し上げます。 令和元年度吉見町の農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりたいとするものでございます。 歳入歳出予算の補正。第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ110万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億7,090万円といたしたいとするものでございます。 歳入歳出予算の補正につきまして、事項別明細書により説明させていただきます。恐れ入ります。5ページをお願いいたします。まず、2の歳入について申し上げます。5款2項1目農業集落排水事業基金繰入金、1節農業集落排水事業基金繰入金1,201万5,000円の減額は、農業集落排水事業基金からの繰り入れを一部取りやめたいとするものでございます。今回の補正により、基金は約5,354万円となる見込みでございます。 6款1項1目繰越金、1節繰越金1,311万5,000円の増額は、前年度繰越金の確定によるものでございます。 恐れ入ります。6ページをお願いいたします。次に、3の歳出について申し上げます。1款1項1目一般管理費は、財源の組み替えをお願いしたいとするものでございます。 2款1項1目建設事業費は、財源の組み替えをお願いしたいとするものでございます。 2目維持管理費は、12節役務費の処理場汚泥引抜運搬料等につきまして荒子地区クリーン施設の改修工事に伴う仮設浄化槽の設置によりまして汚泥引き抜き料の増加が見込まれることから、110万円の増額をお願いしたいとするものでございます。また、あわせて財源の組み替えをお願いしたいとするものでございます。 以上、議案第58号についての説明とさせていただきます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮﨑雄一君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 質疑を終結いたします。 これより討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 討論なしと認めます。 これより議案第58号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。 △議案第59号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮﨑雄一君) 日程第11、議案第59号を議題といたします。 議題を朗読いたさせます。          〔事務局長朗読〕 ○議長(宮﨑雄一君) 朗読が終わりましたので、担当課長より細部説明を求めます。 水生活課長。 ◎水生活課長(小島俊保君) 議案第59号 令和元年度吉見町公設浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)につきまして説明申し上げます。 令和元年度吉見町の公設浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりたいとするものでございます。 歳入歳出予算の補正。第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ45万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,101万8,000円といたしたいとするものでございます。 また、第2条、地方債の変更は、第2表、地方債補正によりたいとするものでございます。 歳入歳出予算の補正につきまして、事項別明細書により説明させていただきます。恐れ入ります。6ページをお願いいたします。まず、2の歳入について申し上げます。4款1項1目一般会計繰入金、1節一般会計繰入金137万9,000円の減額は、一般会計からの繰り入れを一部取りやめたいとするものでございます。 5款1項1目繰越金、1節繰越金263万7,000円の増額は、前年度繰越金の確定によるものでございます。 7款1項1目下水道事業債、1節下水道事業債300万円の減額は、公設浄化槽事業に国庫補助金が交付されることに伴い、浄化槽事業債の減額をお願いしたいとするものでございます。 8款1項1目浄化槽整備事業費国庫補助金、1節浄化槽整備事業費補助金220万円の皆増は、公設浄化槽事業に国庫補助金が交付されることに伴い、循環型社会形成推進交付金の増額をお願いしたいとするものでございます。 恐れ入ります。7ページをお願いいたします。次に、3の歳出について申し上げます。2款1項1目建設事業費は、財源の組み替えをお願いしたいとするものでございます。 4款1項1目予備費は、45万8,000円の増額をお願いしたいとするものでございます。 恐れ入ります。ページをお戻りいただき、3ページをお願いいたします。第2表、地方債の補正でございます。起債の目的、1、公設浄化槽事業、補正前の限度額500万円を300万円減額いたしまして、補正後の限度額を200万円といたしたいとするものでございます。そのほかの起債の方法、利率、償還の方法につきましては変更はございません。 以上、議案第59号についての説明とさせていただきます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮﨑雄一君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 質疑を終結いたします。 これより討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 討論なしと認めます。 これより議案第59号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。 △議案第60号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮﨑雄一君) 日程第12、議案第60号を議題といたします。 議題を朗読いたさせます。          〔事務局長朗読〕 ○議長(宮﨑雄一君) 朗読が終わりましたので、担当課長より細部説明を求めます。 水生活課長。 ◎水生活課長(小島俊保君) 議案第60号 令和元年度吉見町水道事業会計補正予算(第2号)につきまして説明申し上げます。 第1条、令和元年度吉見町水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによりたいとするものでございます。 第2条、令和元年度吉見町水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入の予定額を次のとおり補正いたしたいとするものでございます。 科目、既決予定額、補正予定額、計の順に申し上げます。 収入でございます。第1款水道事業収益7億312万1,000円、20万円の増、7億332万1,000円。第1項営業収益6億5,336万2,000円、20万円の増、6億5,356万2,000円。 第3条、予算第4条本文括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億7,392万1,000円を2億7,992万1,000円に、過年度分損益勘定留保資金2億2,116万9,000円を2億2,662万4,000円に、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,275万2,000円を1,329万7,000円に改め、資本的支出の予定額を次のとおり補正いたしたいとするものでございます。 科目、既決予定額、補正予定額、計の順に申し上げます。 支出でございます。第1款資本的支出2億9,845万4,000円、600万円の増、3億445万4,000円。第1項建設改良費1億8,913万7,000円、600万円の増、1億9,513万7,000円。 恐れ入ります。6ページをお願いいたします。補正予算(第2号)見積基礎に沿って説明を申し上げます。 収益的収入及び支出の収入でございます。1款1項3目その他営業収益20万円の増額につきましては、指定給水装置工事事業者の5年ごとの更新制の導入に伴い、更新の手数料を見込んだ20件分の補正をお願いしたいとするものでございます。 続いて、資本的収入及び支出の支出でございます。1款1項2目建設改良費600万円の増額につきましては、人件費等の高騰により当初見込んでおりました配水管布設工事の発注に係る費用に不足が生じたため、工事費の補正をお願いしたいとするものでございます。 以上、議案第60号についての説明とさせていただきます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(宮﨑雄一君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 質疑を終結いたします。 これより討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) 討論なしと認めます。 これより議案第60号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。 △議案第61号~議案第69号の上程 ○議長(宮﨑雄一君) お諮りをいたします。 日程第13、議案第61号、日程第14、議案第62号、日程第15、議案第63号、日程第16、議案第64号、日程第17、議案第65号、日程第18、議案第66号、日程第19、議案第67号、日程第20、議案第68号、日程第21、議案第69号、以上の9議案につきましては、一括して議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第61号から議案第69号までの9議案につきましては、一括議題といたします。 △決算概要説明 ○議長(宮﨑雄一君) 日程第22、決算概要説明を行います。 初めに、議案第61号から議案第68号までの決算の概要について、栗林会計管理者より説明を求めます。 栗林会計管理者。          〔会計管理者 栗林一之君登壇〕 ◎会計管理者(栗林一之君) それでは、議案第61号から議案第68号までの平成30年度吉見町一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算認定につきまして、その概要をご説明させていただきます。 最初に、議案第61号 平成30年度吉見町一般会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。歳入から申し上げます。 恐れ入りますが、決算書の40、41ページをお願いいたします。下段の歳入合計欄をごらんいただきたいと存じます。平成30年度の当初予算は、総額63億8,000万円で編成されました。その後6回の補正1億9,444万9,000円と、前年度からの継続費及び繰り越し事業費繰り越し財源充当額2億270万480円を合わせた最終予算現額は67億7,714万9,480円となりました。調定額は70億558万6,228円、収入済額は69億2,153万6,815円、不納欠損額は1,622万3,592円で、その結果、収入未済額は6,782万5,821円でございます。 それでは、決算書の2ページをお願いいたします。歳入の款別の状況を前年度比及び増減理由を中心にご説明を申し上げます。1款町税につきましては、収入済額27億7,791万3,179円で、前年度と比較いたしますと1億1,397万6,383円、3.94%の減少、調定額に対します収納率は97.89%で、前年度に対して0.50%の増であります。減額の主な要因は、町内企業の減益により法人町民税が5,406万5,800円の減少、3年に1度行われる家屋の評価がえに係る経年補正や償却資産の減価償却に伴い、固定資産税が5,339万3,849円減少となったことによるものであります。 次に、2款地方譲与税、3款利子割交付金、4款配当割交付金、5款株式等譲渡所得割交付金、6款地方消費税交付金、7款ゴルフ場利用税交付金、8款自動車取得税交付金、9款地方特例交付金、11款交通安全対策特別交付金につきましては、合計で5億3,785万3,147円が交付され、前年度と比較いたしまして3,126万9,360円、6.17%の増加でありました。 10款地方交付税は、収入済額11億7,872万9,000円、前年度と比較いたしますと6,949万1,000円、5.57%の減少であります。内訳は、普通交付税10億7,118万3,000円、特別交付税1億754万6,000円であります。減額の要因としては、普通交付税の算定において地方消費税交付金が増加したことなどにより、財源不足とされる額が前年度に比べ少なくなったことによるものであります。 12款分担金及び負担金の収入済額は8,624万4,480円であります。前年度と比較いたしますと2,553万490円、22.84%の減少であります。減額の主な要因は、比企郡市の9市町村で構成する小児初期救急医療運営事業の負担金2,173万5,000円を小児初期救急医療の事務局として受け入れていたものが、事務局交代により皆減となったことによるものであります。 13款使用料及び手数料の収入済額は4,288万3,108円であります。前年度と比較いたしますと42万4,664円、1.00%の増加であります。 14款国庫支出金の収入済額は6億1,240万568円であります。前年度と比較いたしますと3,222万3,415円、5.00%の減少であります。減額の要因としては、臨時福祉給付事業費補助金(繰越明許分)4,335万円の皆減などによるものであります。 15款県支出金の収入済額は5億5,227万586円であります。前年度と比較いたしますと1億9,214万1,813円、53.35%の増加であります。増額の要因としては、主要地方道東松山―鴻巣線の4車線化道路整備事業に伴う東松山―鴻巣線委託金(繰越明許分)1億1,792万9,596円が皆増となったことなどによるものであります。 16款財産収入の収入済額は1,274万7,755円であります。前年度と比較いたしますと917万8,100円、257.11%の増加であります。増額の要因としては、東松山―鴻巣線の4車線化道路整備事業に伴う町有地売り払い額920万4,921円が皆増となったことによるものであります。 17款寄附金の収入済額は31万7,000円で、一般寄附金11件分であります。 18款繰入金の収入済額は3,824万5,467円であります。前年度と比較いたしますと4億1,815万9,333円の減少であります。減額の要因としては、財政調整基金繰入金4億5,566万5,000円が皆減となったことによるものであります。 19款繰越金は、事故繰越し繰越額664万2,080円を含めて5億5,375万238円となり、前年度からの繰り越しであります。前年度と比較いたしますと3,639万8,739円、7.04%の増加であります。 20款諸収入の収入済額は1億6,007万8,287円であります。前年度と比較いたしますと1,992万6,198円、11.07%の減少であります。減額の要因としては、西吉見南部土地区画整理事業に伴う西吉見条里遺跡整理作業に係る埋蔵文化財保存事業受託収入932万8,872円が皆減となったことなどによるものであります。 21款町債の収入済額は3億6,810万4,000円であります。前年度と比較いたしますと5,052万4,000円、15.91%の増加であります。増額の要因としては、町道101号線ほか2路線の舗装修繕に係る舗装長寿命化修繕事業債6,690万円が皆増となったことによるものであります。また、これらの歳入総額のうち、自主財源は53.10%、依存財源46.90%となっております。 続いて、歳出について申し上げます。3ページをお願いいたします。下段の歳出合計欄をお願いいたします。支出済額は64億8,133万2,421円で、執行率は95.64%、執行残額は2億9,581万7,059円であります。このうち、翌年度繰越額は、繰越明許費8,884万9,000円であります。繰越明許費の内訳でございます。担い手確保経営強化支援事業で町内先進農家の農業用機械等の導入に係る支援として281万9,000円、東松山―鴻巣線の4車線化道路整備事業に伴う用地購入、物件補償及び道路測量等業務委託など8,603万円、合計8,884万9,000円を翌年度に繰り越して使用することができる経費として繰越明許費を設定し、平成31年度へ繰り越しております。 歳出の款別の状況でございます。1款議会費は、支出済額9,630万1,101円で、歳出全体に占める割合は1.49%であります。前年度と比較いたしますと201万2,156円の減額であります。 2款総務費は、支出済額7億8,651万68円で、歳出に占める割合は12.14%であります。前年度と比較いたしますと6,564万5,277円の減額であります。減額の主なものは、庁舎エレベーター改修工事2,106万円の皆減などであります。 3款民生費は、支出済額18億6,899万309円で、歳出に占める割合は28.83%であります。前年度と比較いたしますと1,047万9,499円の減額であります。減額の主なものは、臨時福祉給付金(経済対策分、繰越明許分)4,288万5,000円の皆減によるものであります。 4款衛生費は、支出済額4億3,809万3,539円で、歳出に占める割合は6.76%であります。前年度と比較いたしますと1,946万2,718円の減額であります。減額の主なものは、小児初期救急医療運営事業に係る委託料2,387万1,000円の皆減によるものであります。 5款労働費は、支出済額435万9,020円で、前年度と比較いたしますと175万9,472円の増額であります。増額の主なものは、住宅リフォーム補助金115万8,000円の増加によるものであります。 6款農林水産業費は、支出済額4億308万5,617円で、歳出に占める割合は6.22%であります。前年度と比較いたしますと1,420万274円の増額であります。増額の主なものは、農業集落排水事業特別会計繰出金3,732万7,000円の増額によるものであります。 7款商工費は、支出済額1億5,666万5,449円で、歳出に占める割合は2.42%であります。前年度と比較いたしますと3,314万7,662円の減額であります。減額の主なものは、フレンドシップ・ハイツよしみの特産品販売拠点施設等整備工事4,968万円の皆減によるものであります。 8款土木費は、支出済額8億52万7,065円で、歳出に占める割合は12.35%であります。前年度と比較いたしますと、2億6,501万6,336円の増額であります。増額の主なものは、東松山―鴻巣線の4車線化道路整備事業に伴う物件補償料6,222万1,904円及び道路測量等委託料(繰越明許分)6,825万9,240円の皆増などによるものであります。 9款消防費は、支出済額3億3,812万758円で、歳出に占める割合は5.22%であります。前年度と比較いたしますと532万3,227円の減額であります。 10款教育費は、支出済額8億4,551万9,708円で、歳出に占める割合は13.04%であります。前年度と比較いたしますと1億1,440万4,553円の減額であります。減額の主なものは、中央公民館解体工事6,805万800円及び吉見中学校トイレ改修工事(繰越明許分)4,536万円の皆減であります。 12款公債費は、支出済額6億1,853万7,193円で、歳出に占める割合は9.54%であります。前年度と比較いたしますと562万8,215円の増額であります。増額の主なものは、元金償還の据え置き期間の終了に伴い、元金償還金が1,286万7,627円増加したことによるものであります。 13款諸支出金は、支出済額1億2,462万2,594円で、歳出に占める割合は1.92%であります。前年度と比較いたしますと2億8,188万3,604円の減額であります。減額の主なものは、公共施設等総合管理基金積立金3億9,968万円の減額によるものであります。 続きまして、一般会計歳入歳出決算事項別明細書に基づき、主な歳入歳出の内容等についてご説明申し上げます。歳入から申し上げます。14、15ページをお願いいたします。1款町税の1項町民税、2項固定資産税、3項軽自動車税、4項町たばこ税の現年課税分の収入済み合計は27億6,242万5,909円であります。収納率は99.38%で、前年度と同じ収納率であります。同じく滞納繰り越し分の収入済額の合計は1,548万7,270円、収納率が26.60%であります。不納欠損額は1,618万6,592円で、収入未済額は合計で4,381万6,276円でございます。 18、19ページをお願いいたします。12款分担金及び負担金の主なものは、1項1目民生費負担金、1節児童福祉費負担金5,920万4,740円で、保育料等の保護者負担金などであります。 13款使用料及び手数料の主なものは、次のページ、20、21ページをお願いいたします。1項7目土木使用料、1節道路使用料は道路占用料として838万8,657円、8目教育使用料、6節町民会館使用料で1,168万8,800円であります。 次のページ、22、23ページをお願いいたします。2項1目1節総務手数料は、住民票の写しや印鑑証明の手数料等779万570円、2目1節衛生手数料は粗大ごみ処理手数料等277万3,800円などであります。 14款国庫支出金の主なものは、1項1目民生費国庫負担金、2節障害者自立支援給付費負担金2億279万5,313円、4節児童手当負担金で1億4,346万2,332円。 次のページ、24、25ページをお願いいたします。2項1目1節総務費国庫補助金のうち地方創生推進交付金877万1,494円、地方創生拠点整備交付金(事故繰越し分)1,889万6,000円、2目民生費国庫補助金、2節児童福祉費補助金で、子ども・子育て支援交付金1,139万6,000円などであります。 4目土木費国庫補助金、1節都市計画費補助金で、社会資本整備総合交付金として523万9,000円、5目教育費国庫補助金、1節教育費補助金で、史跡等購入費補助金、松山城跡の公有地化によるもので1億2,611万5,000円などであります。 次のページ、26、27ページをお願いいたします。15款県支出金の主なものは、1項2目民生費県負担金、2節障害者自立支援給付費負担金で1億139万7,656円、4節児童手当負担金で3,201万3,832円であります。 32、33ページをお願いいたします。3項4目土木費県委託金、3節道路橋梁費委託金で東松山―鴻巣線4車線化道路整備事業に伴う東松山鴻巣線委託金(繰越明許分)を合わせて1億8,668万1,204円であります。 16款財産収入の主なものは、2項1目不動産売払収入、1節土地建物売払収入991万9,281円で、東松山―鴻巣線4車線化道路整備事業に伴う旧吉見郵便局跡地309.93平方メートル及び廃道敷地59.53平方メートルの売り払いに対する収入であります。 18款繰入金でございます。次のページ、34、35ページをお願いいたします。2項1目1節百穴管理特別会計繰入金1,532万8,947円で、特別会計の廃止に伴うものであります。 20款諸収入であります。次のページ、36、37ページをお願いいたします。5項1目雑入、2節学校給食費徴収金で6,083万7,525円、また4節雑入でありますが、下から8行目になります。埼玉県市町村振興協会市町村交付金で1,532万5,000円は、サマージャンボ、ハロウィンジャンボ宝くじの収益に対し交付されるものであります。 40、41ページをお願いいたします。上から3個目、4個目の丸になります。建物等移転料1,115万3,825円、動産等移転料294万2,190円は、東松山―鴻巣線4車線化道路整備事業に伴う旧吉見郵便局跡地の建物工作物移転料などであります。 21款町債の主なものは、3目1節産業交流拠点施設整備事業債で道の駅いちごの里よしみ情報発信拠点施設整備工事(事故繰越し分)によるもので1,850万円、4目1節舗装長寿命化修繕事業債で町道101号線ほか2路線の舗装修繕事業によるもので6,690万円であります。 続きまして、歳出の内容について申し上げます。次のページ、42、43ページをお願いいたします。1款議会費の主なものは、1項1目13節委託料の会議録検索システム及び作成委託料162万9,902円は、会議録検索システムの更新や議事録の印刷製本を行ったものであります。 次に、2款総務費でございます。主なものは、50、51ページをお願いいたします。5目財産管理費、13節委託料の実証実験運行業務委託料959万5,160円は、平成31年1月4日に実証実験運行を開始したデマンド型交通の運行等に係る業務委託で、日中デマンド実証実験に係る準備、予約センター運営及び運行業務を行ったものであります。 54、55ページをお願いいたします。7目企画費、19節負担金、補助及び交付金の結婚新生活支援事業補助金54万6,000円は、国庫補助事業を活用して結婚に伴う経済的負担を軽減することで結婚に対するきっかけづくりとなるよう、新婚生活のスタートアップに係る費用の一部を補助したものであります。 次に、3款民生費の主なものでございます。68、69ページをお願いいたします。1項1目社会福祉総務費、13節委託料は地域福祉計画策定調査委託料209万5,200円で、第2期となる地域福祉計画策定に係る調査等を行ったものであります。 82、83ページをお願いいたします。2項1目児童福祉総務費、13節委託料、子ども・子育て支援事業計画策定基礎調査業務委託料104万7,600円は、子ども・子育て支援事業計画策定に係る意識調査票の作成、印刷製本、調査結果の集積、分析、報告書作成を行ったものであります。 86、87ページをお願いいたします。3目児童福祉施設費、15節工事請負費、学童保育所環境改善工事の93万4,200円は、いちごクラブの玄関前改修工事を行ったものであります。 次に、4款衛生費の主なものでございます。90、91ページをお願いいたします。1項2目予防費、13節委託料5,710万4,988円は各種検診等の委託料で、主なものは婦人検診委託料793万2,394円で、新たに超音波検査を追加し、実施したものであります。次のページ、92、93ページをお願いいたします。予防接種委託料3,536万9,710円で、4種混合、日本脳炎、麻疹、風疹などの小児予防接種とインフルエンザ、肺炎球菌などの高齢者予防接種に対する委託料であります。 次に、5款労働費の主なものでございます。100、101ページをお願いいたします。1項1目労働諸費、19節負担金、補助及び交付金のうち住宅リフォーム補助金275万1,000円で、平成30年度は35件のご利用をいただいたものであります。 次に、6款農林水産業費の主なものでございます。104、105ページをお願いいたします。1項3目農業振興費、13節委託料、6次産業化新商品開発業務委託料286万2,000円は、町の農産物を活用した新商品の開発、販売ラックの作成などを行ったものであります。15節工事請負費252万1,800円は、新規就農研修施設整備工事として施設改修、新技術の導入を行ったものであります。 次に、7款商工費の主なものでございます。110、111ページをお願いいたします。1項2目商工振興費、19節負担金、補助及び交付金のうち企業立地奨励金4,727万3,000円は、対象となる企業に対して固定資産税に相当する額の一定割合を奨励金として交付したものであります。平成30年度は3社へ助成しております。 1項3目観光費、15節工事請負費のうち特産品販売拠点施設等整備工事(繰越明許分)1,866万2,400円は、フレンドシップ・ハイツよしみの外壁改修と町単独工事分を行ったものであります。む情報発信拠点施設整備工事(事故繰越し分)3,828万6,000円は、道の駅いちごの里よしみの休憩施設に情報発信拠点施設の増築及び既存トイレのバリアフリー化を行ったものであります。 次に、8款土木費の主なものでございます。114、115ページをお願いいたします。1項2目道路維持費、15節工事請負費1億7,302万8,078円は、舗装新設工事、側溝整備工事、舗装修繕工事等を、次のページ、116、117ページをお願いいたします。3目道路新設改良費、13節委託料のうち東松山鴻巣線嘱託登記委託料(繰越明許分)234万6,635円、東松山鴻巣線道路測量等委託料(繰越明許分)6,825万9,240円、東松山鴻巣線道路測量等委託料172万5,840円は、東松山―鴻巣線の4車線化道路整備事業に伴うものであります。 次のページ、118、119ページをお願いいたします。2項1目河川費、15節工事請負費のうち984万9,600円は、横見川のしゅんせつ工事を実施したものであります。 122、123ページをお願いいたします。3項5目活性化推進費、13節委託料のうち土地鑑定評価業務委託料35万8,560円、用地測量等業務委託料280万8,000円は、道の駅の駐車場不足の解消等を図るため、道の駅南側の土地の鑑定評価業務、用地測量等業務を実施したものであります。大和田地区産業系土地利用検討調査業務委託料1,026万円は、産業用地の創出に向けた関係機関協議に関する資料策定等であります。 次に、9款消防費の主なものは、1項1目常備消防費、19節負担金、補助及び交付金で比企広域消防負担金2億9,567万4,000円は、消防救急活動に係る経費で比企広域消防の運営費を負担したものであります。 次に、10款教育費の主なものでございます。136、137ページをお願いいたします。2項2目教育振興費、14節使用料及び賃借料、パソコン機器リース料633万5,000円、140、141ページをお願いいたします。3項2目教育振興費、14節使用料及び賃借料、パソコン機器リース料192万4,300円は、小中学校の学習用パソコンをタブレット型へ更新するなど、ICT環境の整備を行ったものであります。 144、145ページをお願いいたします。5項2目文化財保護費、13節委託料のうち、次のページ、146、147ページをお願いいたします。吉見百穴測量業務委託料186万8,400円は、補助事業を活用し、吉見百穴の全体地形測量を実施したものであります。17節公有財産購入費の松山城跡土地購入費3,814万2,402円、22節補償、補填及び賠償金の松山城跡物件補償料9,871万667円は、松山城跡の公有地化に係る経費で平成30年度は3カ年事業の3年目であります。 152、153ページをお願いいたします。5目図書館費、13節委託料のうち吉見町図書館等複合施設管理運営計画策定委託料145万8,000円は、図書館等複合施設の具体的な運営方法、活用方法等を策定したものであります。 次に、12款公債費でございます。166、167ページをお願いいたします。この内訳は、元金償還金5億8,294万9,210円、利子償還金3,558万7,983円であります。 13款諸支出金の主なものは、財政調整基金積立金1億1,823万4,000円であります。 次のページ、168ページをお願いいたします。実質収支に関する調書になります。平成30年度の歳入総額は69億2,153万6,815円、歳出総額は64億8,133万2,421円、歳入歳出差引額は4億4,020万4,394円となり、翌年度へ繰り越しといたしました。 なお、翌年度へ繰り越すべき財源はございませんでしたので、実質収支額は歳入歳出差引額と同額でございます。 以上が一般会計の決算概要でございます。 続きまして、議案第62号 平成30年度吉見町国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。 それでは、172ページをお願いいたします。下段の歳入合計欄をお願いいたします。歳入について申し上げます。予算現額は27億6,816万6,000円、調定額26億8,592万9,193円、収入済額26億1,232万1,361円、歳入全体の収納率は97.26%であります。 主な款別の収入済額でございます。1款国民健康保険税4億4,646万5,837円、2款県支出金16億9,124万1,396円であります。 続いて、173ページの下段の歳出合計欄をお願いいたします。歳出総額は25億2,207万6,799円で、予算現額に対し91.11%の執行率であります。 主な款別の支出済額でございます。2款保険給付費で16億213万5,360円、3款国民健康保険事業費納付金5億3,999万2,858円、6款基金積立金2億9,870万9,971円であります。保険給付費の被保険者1人当たりの額は31万3,898円であります。 180、181ページをお願いいたします。保険税の内訳を申し上げます。1款国民健康保険税の調定額は5億2,007万3,669円、収入済額4億4,646万5,837円、収納率85.85%であります。このうち1目一般被保険者国民健康保険税、2目退職被保険者等国民健康保険税の現年課税分の収入済額は4億3,122万1,482円で、収納率96.2%、滞納繰り越し分の収入済額は1,524万4,355円で、収納率21.19%でありました。不納欠損額は3,072万5,776円で、収入未済額は4,288万2,056円であります。保険税の1世帯当たりの平均収納額は14万5,713円、被保険者1人当たりの平均収納額は8万7,474円であります。 200ページをお願いいたします。実質収支に関する調書になります。歳入歳出差引額は9,024万4,562円で、翌年度への繰越額でございます。 次に、議案第63号 平成30年度吉見町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。 事項別明細書になります。208、209ページをお願いいたします。歳入から申し上げます。下段の歳入合計欄をお願いいたします。最終予算現額は1億8,194万8,000円、調定額は1億8,133万3,475円、収入済額は1億8,093万2,295円であります。不納欠損額は200円で、その結果、収入未済額は40万980円であります。 主な収入でございます。1款後期高齢者医療保険料1億3,305万7,690円、2款繰入金、1項1目一般会計繰入金、1節の保険基盤安定繰入金で4,245万4,741円であります。保険料の被保険者1人当たりの平均収納額は5万1,255円であります。 212、213ページをお願いいたします。歳出を申し上げます。下段の歳出合計欄の支出済額でございます。1億7,859万8,279円であります。 恐れ入りますが、前のページ、210、211ページをお願いいたします。支出の主なものは、2款後期高齢者医療広域連合納付金、19節の負担金、補助及び交付金で1億7,560万3,521円であります。 214ページをお願いいたします。実質収支に関する調書になります。歳入歳出差引額は233万4,016円で、翌年度への繰越額でございます。 次に、議案第64号 平成30年度吉見町介護保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。 215、216ページをお願いいたします。下段の歳入合計欄をお願いいたします。予算現額は15億6,399万5,000円、調定額は15億5,604万3,212円、収入済額は15億4,698万2,712円であります。不納欠損額は166万2,100円で、その結果、収入未済額は739万8,400円であります。 主な収入でございます。1款保険料3億8,701万4,000円、2款支払基金交付金3億8,166万3,000円、3款国庫支出金2億8,414万1,331円であります。なお、第1号被保険者数は6,064人、前年度と比較いたしますと140人、2.36%の増加となっております。 次のページ、217、218ページをお願いいたします。下段の歳出合計欄をお願いいたします。支出済額は14億5,567万7,535円であります。支出の主なものは、2款保険給付費13億4,191万9,507円、3款地域支援事業費3,942万6,205円であります。5款基金積立金でございます。介護保険給付費準備基金として2,665万2,000円の積み立てを行いました。 229、230ページをお願いいたします。事業といたしましては、2款保険給付費、1項介護サービス等諸費のうち1目居宅介護サービス給付費が4億1,134万8,313円、3目施設介護サービス給付費が6億6,738万7,018円であります。なお、第1号被保険者1人当たりの保険給付費は22万1,293円であります。 247ページをお願いいたします。実質収支に関する調書になります。歳入歳出差引額は9,130万5,177円で、翌年度への繰越額でございます。 次に、議案第65号 平成30年度吉見町百穴管理特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。 255、256ページをお願いいたします。下段の歳入合計欄をお願いいたします。予算現額は3,522万3,000円で、調定額は3,381万9,818円、収入済額は3,381万9,818円であります。 主な収入は、1款事業収入、1項1目観覧料で1,663万6,200円は入場料であります。 3款繰越金は前年度繰越金で1,694万3,518円であります。 次に、259、260ページをお願いいたします。下段の歳出合計欄をお願いいたします。支出済額は3,381万9,818円であります。支出の主なものを申し上げます。 恐れ入りますが、前のページ、257、258ページをお願いいたします。1款事務所費、1項1目事務所費、13節委託料で百穴事務委託料の518万4,332円などであります。 2款事業費、2項2目観光事業費、13節委託料の412万3,873円は、百穴構内管理等のための委託料であります。次のページ、259、260ページをお願いいたします。15節工事請負費167万7,024円は、桜まつりの電気仮設配線工事89万6,400円、吉見百穴地下軍需工場跡防護柵設置工事などの場内整備工事78万624円、18節備品購入費108万9,752円は芝刈り機、防犯カメラなどであります。 次のページ、261ページをお願いいたします。実質収支に関する調書になります。歳入総額、歳出総額ともに3,381万9,818円で、歳入歳出差引額はございません。 次に、議案第66号 平成30年度吉見町下水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。 263、264ページをお願いいたします。下段の歳入合計欄をお願いいたします。予算現額は5億1,765万3,000円で、調定額は5億6,573万4,371円、収入済額は5億6,380万2,070円、不納欠損額は125万2,427円で、その結果、収入未済額は67万9,874円であります。 主な収入は、2款使用料及び手数料、1項使用料2億1,488万1,602円、3款国庫支出金5,900万円で、これは社会資本整備総合交付金であります。 次に、265、266ページをお願いいたします。歳出合計欄をお願いいたします。支出済額は5億737万3,733円であります。主な支出は、2款事業費2億3,005万639円、3款公債費2億2,459万9,968円であります。 275、276ページをお願いいたします。支出の主なものは、2款事業費、1項1目建設事業費、15節工事請負費で雨水幹線工事(繰越明許分)1,965万6,000円、汚水枝線工事1億2,376万8,000円であります。 次のページ、277、278ページをお願いいたします。4款諸支出金、1項1目下水道事業基金費は1,249万3,000円、下水道事業基金として積み立てを行いました。 次のページ、279ページをお願いいたします。実質収支に関する調書になります。歳入歳出差引額は5,642万8,337円で、翌年度へ繰り越しといたしました。 次に、議案第67号 平成30年度吉見町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。 281、282ページをお願いいたします。下段の歳入合計欄をお願いいたします。予算現額は3億1,964万円、調定額は3億2,371万4,894円、収入済額は3億2,336万7,294円であります。不納欠損額はありません。その結果、収入未済額は34万7,600円でございます。 主な収入は、1款分担金及び負担金700万円、2款使用料及び手数料6,389万8,015円であります。 次に、283、284ページをお願いいたします。歳出合計欄をお願いいたします。支出済額は2億7,955万1,768円であります。 291、292ページをお願いいたします。支出の主なものは、2款事業費1億2,792万4,327円で、1項1目建設事業費、13節委託料の調査・測量・実施設計等委託料の3,278万8,800円、15節工事請負費の公共桝設置工事で893万7,000円であります。 次のページ、293、294ページをお願いいたします。3款公債費は1億3,378万7,813円で、元金、利子の償還金であります。 次の295ページをお願いいたします。実質収支に関する調書になります。歳入歳出差引額は4,381万5,526円で、翌年度への繰越額でございます。なお、翌年度へ繰り越すべき財源として繰越明許費繰越額2,620万円を除いた実質収支額は1,761万5,526円でございます。 次に、議案第68号 平成30年度吉見町公設浄化槽事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。 事項別明細書になります。303、304ページをお願いいたします。下段の歳入合計欄をお願いいたします。予算現額は2,251万5,000円、調定額は2,096万2,688円、収入済額は2,096万2,688円であります。 収入の主なものは、2款使用料及び手数料185万2,200円、3款県支出金、1項1目浄化槽整備事業費県補助金で250万円であります。 307ページ、308ページをお願いいたします。下段の歳出合計欄をお願いいたします。支出済額は1,782万5,412円であります。 恐れ入りますが、前のページ、305、306ページをお願いいたします。支出の主なものは、2款事業費、1項1目建設事業費、15節工事請負費で浄化槽設置工事の384万3,720円、2目維持管理費として117万4,672円であります。なお、浄化槽は平成30年度末で累計35基を設置いたしました。 309ページをお願いいたします。実質収支に関する調書になります。歳入歳出差引額は313万7,276円で、翌年度への繰越額でございます。 以上、8議案の決算につきまして、その概要をご説明申し上げました。決算の詳細につきましては、各決算書の事項別明細書並びに行政報告書をご参照くださいますようお願い申し上げます。 以上で平成30年度吉見町一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算概要の説明とさせていただきます。 ○議長(宮﨑雄一君) ご苦労さまでした。 暫時休憩します。          休憩 午後 4時16分                                                     再開 午後 4時30分 ○議長(宮﨑雄一君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 続いて、議案第69号 平成30年度吉見町水道事業会計決算の概要について、小島水生活課長より説明を求めます。 水生活課長。          〔水生活課長 小島俊保君登壇〕 ◎水生活課長(小島俊保君) 議案第69号 平成30年度吉見町水道事業会計決算の概要について説明申し上げます。 決算書10ページをお願いします。平成30年度吉見町水道事業状況報告書について説明申し上げます。1の概況でございます。(1)、総括事項、イ、給水事項でございますが、本年度末の給水人口は1万9,020人で、前年度に比べ234人、1.22%減少し、給水戸数は7,601戸で、前年度に比べ26戸、0.34%の増加となりました。年間総配水量は393万6,608立方メートルで、前年度に比べ6万1,321立方メートル、1.58%の増加となり、1日最大配水量は、平成30年6月5日に1万3,847立方メートルを記録しました。これに対する年間総有収水量は334万8,135立方メートルで、前年度に比べ3万2,056立方メートル、0.97%増加し、有収率は85.05%となりました。また、県水の受水量は398万8,926立方メートル、1日平均1万929立方メートルで、前年度に比べ5万920立方メートル、1.29%の増加となりました。 ロ、建設改良工事でございますが、本年度の建設改良工事費は前年度からの繰越額を含め、総額で3億3,998万8,000円となりました。配水管布設がえ工事では、南吉見地内ほか7工区で実施し、本年度は合計1,059.85メートルを耐震性のある管に更新しました。配水場の整備では、黒岩と久米田配水場の県水流量計交換工事及び黒岩配水場の無停電電源装置更新工事を実施しました。 また、前年度からの一部の工事を繰り越していた黒岩配水場配水池改修工事は、ステンレス製配水池が完成し、配水運用を開始しました。 ハ、経理状況でございます。収益的収支は、収入総額6億5,176万7,026円で、前年度に比べ4,190万3,563円、6.87%の増加となりました。収入の主なものは、給水収益5億9,929万1,043円で、前年度に比べ1,029万7,258円、1.75%の増加となりました。これに対する支出総額は6億2,407万700円で、前年度に比べ133万7,983円、0.21%の増加となりました。支出の主なものは、県水受水費2億4,643万5,497円で、前年度に比べ411万8,741円、1.70%の増加、減価償却費1億7,663万406円で、前年度に比べ201万6,668円、1.13%の減少等でありました。費用の構成割合は、受水費39.77%、減価償却費28.50%、委託料9.61%、材料・修繕費5.91%等であります。その結果、純利益は2,769万6,326円となりました。 資本的収支では、補助金等による収入総額が2,186万400円で、建設改良費及び企業債償還金による支出総額は4億6,334万6,854円となりました。なお、資本的収支の不足額4億4,148万6,454円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填いたしました。 済みません、決算報告書の1ページ、2ページをお願いいたします。1、収益的収入及び支出について申し上げます。収入の第1款水道事業収益の決算額は7億647万9,430円です。 第1項営業収益は6億5,360万9,289円で、主なものは給水戸数7,601戸の水道料金、切り回し等工事及び給水申し込み等に伴う受託工事収益、一般会計からの消火栓維持管理に伴う負担金です。 第2項営業外収益は5,287万141円で、主なものは減価償却に伴う長期前受け金戻入、下水道使用料金徴収業務委託料です。 次に、支出の第1款水道事業費用は6億5,339万4,897円です。 第1項営業費用は6億2,091万1,574円で、主なものは県水の受水費、建物、構築物、機械装置などの減価償却費、職員4名分の人件費、今泉管理センター及び配水場の運転に係る動力費、給水管布設がえ工事等の修繕費、配水場運転管理等業務委託料です。 第2項の営業外費用は3,248万3,323円で、主なものは平成6年度から28年度までの企業債の支払利息です。 第3項特別損失及び第4項予備費については、支出がございませんでした。 次に、2、資本的収入及び支出について申し上げます。収入の第1款資本的収入は2,186万400円です。第1項負担金は、新規加入者等の工事負担金及び消火栓設置費負担金、第2項補助金は生活基盤施設耐震化等補助金です。 続いて、支出の第1款資本的支出は4億6,334万6,854円です。第1項建設改良費は3億5,690万1,643円で、主なものは職員1名分の人件費、黒岩配水場配水池改修工事及び配水管布設がえ工事等の工事請負費、配水管布設がえ工事設計業務等の委託料です。 なお、このうち工事請負費1億8,728万6,800円、委託料305万6,400円は前年度からの繰り越しで、黒岩配水場配水池改修工事に係るものです。 第2項企業債償還金は1億644万5,211円で、平成6年度から28年度までの企業債の元利償還金です。 欄外になります。収益的支出、第1款水道事業費用、第1項営業費用のうち、下水道事業特別会計人件費負担金としまして980万5,000円を支出しております。 資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額4億4,148万6,454円は、減債積立金2,000万円、建設改良積立金3,000万円、過年度分損益勘定留保資金3億6,612万6,097円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,536万357円で補填いたしました。 また、棚卸資産購入限度額の執行額は37万5,990円で、これに伴う仮払消費税及び地方消費税は2万7,850円です。 次に、3ページをお願いいたします。水道事業損益計算書について説明申し上げます。この数値につきましては、消費税を除いた数値となっております。 1、営業収益6億542万1,526円。 2、営業費用5億9,158万3,753円、差し引き営業利益は1,383万7,773円。 3、営業外収益4,634万5,500円。 4、営業外費用3,248万6,947円、差し引き1,385万8,553円。経常利益については2,769万6,326円。 5、特別損失はございません。 当年度純利益は2,769万6,326円で、前年度繰越利益剰余金11億9,615万4,133円、その他未処分利益剰余金変動額5,000万円と合わせますと、当年度未処分利益剰余金は12億7,385万459円となっております。 次に、5ページ、6ページをお願いいたします。水道事業剰余金計算書について説明申し上げます。まず、表の左側の2列目、資本金の列ですけれども、前年度末残高19億1,130万3,775円、前年度処分額は、議会の議決により資本金への組み入れ7,000万円で、処分後の残高は19億8,130万3,775円でございます。 当年度変動額はありませんので、当年度末残高は同額の19億8,130万3,775円となっております。 次に、資本剰余金については、固定資産台帳の修正に伴い、償却資産の財源である資本剰余金を平成30年度期首に長期前受け金に振りかえておりますので、当年度中の変動はございません。 次に、利益剰余金についてですが、減債積立金については、前年度末残高、処分後残高同額の1億2,670万円、積立金の取り崩しに伴う当年度変動額、うろこの2,000万円によりまして当年度末残高は1億670万円となっております。 建設改良積立金については、前年度末残高1億7,279万7,698円、積立金の取り崩しに伴う当年度変動額、うろこの3,000万円によりまして、当年度末残高は1億4,279万7,698円となります。 未処分利益剰余金につきましては、前年度末残高12億6,615万4,133円、前年度処分額は議会の議決により資本金の組み入れにうろこの7,000万円、処分後の残高は11億9,615万4,133円でございます。 また、当年度変動額については、積立金の取り崩し5,000万円、当年度純利益2,769万6,326円で、当年度変動額7,769万6,326円となりまして、当年度末残高は12億7,385万459円となっております。 利益剰余金の合計では、前年度末残高15億6,565万1,831円、前年度処分額、うろこの7,000万円、当年度変動額2,769万6,326円、当年度末残高は15億2,334万8,157円となります。 一番右下の資本合計につきましては、資本金と剰余金の合計で当年度末残高は35億819万7,980円となっております。 次に、水道事業剰余金処分計算書(案)について、その下段になりますが、説明を申し上げます。資本金について、資本的支出の財源に充てた積立金に相当する未処分利益剰余金5,000万円と固定資産台帳の修正に伴い、平成30年度期首に発生した未処分利益剰余金10億3,571万1,480円を合わせて合計10億8,571万1,480円を議会の議決をいただいて資本金に組み入れたいとするものでございます。処分後の残高は30億6,701万5,255円となります。 資本剰余金については、処分額はありません。 未処分利益剰余金については、当年度末残高12億7,385万459円で、当年度純利益2,769万6,326円のうち、減債積立金へ769万6,326円、建設改良積立金へ2,000万円をそれぞれ積み立て、資本金へ10億8,571万1,480円を組み入れ、処分後の残高は1億6,044万2,653円となります。 次に、7ページをお願いいたします。貸借対照表について説明を申し上げます。 まず、資産の部をお願いいたします。1、固定資産は、有形固定資産、無形固定資産を合わせて46億9,645万6,691円。2、流動資産は、現金・預金、未収金、貸倒引当金、貯蔵品を合わせて10億2,724万7,980円、資産の合計では57億2,370万4,671円となっております。 次の8ページ、負債の部をお願いいたします。3の固定負債は、企業債、引当金を合わせて12億4,056万8,953円となります。 4の流動負債は、企業債、未払金等を合わせて1億5,388万1,696円。 5の繰延収益の合計は8億2,105万6,042円。負債の合計では22億1,550万6,691円となります。 次に、資本の部のうち、6、資本金につきましては19億8,130万3,775円となっております。 7、剰余金の合計は15億2,689万4,205円、資本合計は35億819万7,980円で、負債・資本合計では57億2,370万4,671円となっております。 以上が、平成30年度吉見町水道事業会計決算の概要でございますが、以下、概況、工事、業務、会計等につきましては10ページから16ページまでの事業状況報告書に、平成30年度吉見町水道事業キャッシュ・フロー計算書は17ページに、収益費用明細書は18ページから22ページまでに、資本的収支明細書は23ページに、固定資産明細書は25ページ、26ページに、企業債明細書は27ページ、28ページに、経営分析は29ページから32ページまでにそれぞれ記載しております。お目通しをいただきたいと存じます。 慎重審議の上、認定をいただきますようお願いを申し上げまして、決算概要の説明とさせていただきます。 ○議長(宮﨑雄一君) ご苦労さまでした。 △会議時間の延長 ○議長(宮﨑雄一君) ここであらかじめ時間の延長をいたします。 この際、会議時間の延長を行います。 △監査報告 ○議長(宮﨑雄一君) 引き続き日程第23、監査報告を行います。 監査委員の意見と監査の結果について、加藤正雄監査委員よりご報告をお願いいたします。 加藤監査委員。          〔監査委員 加藤正雄君登壇〕 ◎監査委員(加藤正雄君) 代表監査委員の加藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 議長の命によりまして、ご報告を申し上げます。 まず、お手元に差し上げてございます歳入歳出決算等についての審査及び地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく審査に係る意見書の提出についてをごらんいただきたいと思います。 それでは、申し上げます。 吉監発第15号、令和元年8月13日、吉見町長、宮﨑善雄様。吉見町監査委員、加藤正雄、杉田しのぶ。 歳入歳出決算等についての審査及び地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく審査に係る意見書の提出について。 地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第2項及び同法第241条第5項の規定により審査に付された平成30年度吉見町一般会計・各特別会計歳入歳出決算及び基金の運用状況の審査結果並びに地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により審査に付された平成30年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の審査結果について、吉見町監査委員条例(昭和39年吉見村条例第5号)第7条の規定により次のとおり意見書を提出します。 平成30年度吉見町一般会計・各特別会計歳入歳出決算及び基金の運用状況並びに平成30年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率に係る審査意見書。 第1 審査対象   1、平成30年度吉見町一般会計歳入歳出決算   2、平成30年度吉見町国民健康保険特別会計歳入歳出決算   3、平成30年度吉見町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算   4、平成30年度吉見町介護保険特別会計歳入歳出決算   5、平成30年度吉見町百穴管理特別会計歳入歳出決算   6、平成30年度吉見町下水道事業特別会計歳入歳出決算   7、平成30年度吉見町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算   8、平成30年度吉見町公設浄化槽事業特別会計歳入歳出決算   9、附属書類(歳入歳出決算事項別明細書・実質収支に関する調書及び財産に関する調書)   10、基金の運用状況   11、平成30年度決算に基づく健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類   12、平成30年度決算に基づく資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類 第2 審査期日   令和元年7月10日から令和元年7月19日まで 第3 審査方法 本決算等の審査に当たっては、町長から審査に付された決算書等が法規に基づき調製されているかどうか、収支は適正であるか、予算の執行が議決予算に違反していないか、効率的かつ経済的に運営されているかなどについて、関係帳簿及び証拠書類との照合を初め、執行状況の聞き取り等を行い、慎重に審査しました。 第4 審査結果 一般会計及び特別会計ともに帳票、証拠書類を照合審査した結果、いずれも符合して誤りがなく、また、その内容も議決予算の目的に沿い、適正に処理されているものと認められました。 また、基金の運用状況、健全化判断比率及び資金不足比率を示す書類についても、法規に基づき適正に作成され、関係帳簿と符合しており、的確なものと認められました。 第5 審査の概要 一般会計及び特別会計の決算総額は、歳入総額122億372万5,053円で、前年度に比較すると7億7,407万2,202円の減、歳出総額は114億7,625万5,765円で、前年度に対し4億3,381万6,958円の減となっています。 財政構造の弾力性を示す普通会計の経常収支比率は89.4%で、前年度に比べて2.6%増加したものの、財政基盤の強さを示す財政力指数は0.70と、前年度に比べて0.02ポイント上昇し、おおむね安定的な財政運営がなされていることがうかがえます。 一方、健全化判断比率につきましては、実質赤字比率、連結実質赤字比率ともに赤字額が生じておらず、公営企業の資金不足比率とともに、比率なしとなっております。 以上のことから、本町の全会計を通じた財政は健全性を維持しているものと認められますが、今後も経常収支比率や健全化判断比率等の動向を注視され、健全な行財政運営に取り組まれるよう要望するところであります。 各会計等の審査の概要は以下のとおりであります。 1、一般会計 決算額は、歳入総額69億2,153万6,815円、歳出総額64億8,133万2,421円で、形式収支は4億4,020万4,394円となっています。また、形式収支から翌年度へ繰り越すべき財源を除いた実質収支は、形式収支と同額、さらに財政調整基金積立額などを調整した実質単年度収支は1,133万236円の黒字となっています。 なお、財政の比較は別表1のとおりであります。 (1)、歳入について。歳入の調定額70億558万6,228円に対し、収入済額は69億2,153万6,815円で、前年度比3億5,930万243円、4.93%の減、収納率は98.80%であります。 主な歳入科目の割合は、町税40.14%、地方交付税17.03%、国庫支出金8.85%の順となっています。 減額の主な要因は、公共施設等総合管理基金の設置に伴う財政調整基金からの繰入金4億円の皆減、法人町民税及び固定資産税の減収に伴う町税1億1,397万6,383円の減等によるものであります。 一方、県支出金は、東松山鴻巣線委託金の皆増により1億9,214万1,813円の増となり、町債については舗装長寿命化修繕事業債の皆増等により5,052万4,000円の増となっております。 なお、財源別内訳については別表2、歳入状況については別表3のとおりであります。 (2)、歳出について。支出済額は64億8,133万2,421円、前年度比2億4,575万4,399円、3.65%の減で、執行率は95.64%であります。 主な歳出科目の割合は、別表4のとおり、民生費28.83%、教育費13.04%、土木費12.35%の順となっています。 減額の主な要因は、公共施設等総合管理基金への4億円の積立金の皆減に伴う諸支出金の減2億8,188万3,604円、中央公民館解体工事の皆減6,805万800円等による教育費の減1億1,440万4,553円、庁舎エレベーター改修工事の皆減2,106万円等による総務費の減6,564万5,277円によるものであります。 一方、土木費は主要地方道東松山鴻巣線用地取得事業(繰越明許分含む)1億8,668万1,204円の皆増などにより、2億6,501万6,336円の増となっております。 性質別経費では、義務的経費が43.6%、投資的経費は10.6%、その他の経費が45.8%であります。 (3)、概要。決算審査に当たり、所管する課ごとに審査を行いましたので、以下、審査した順により、所管課ごとの概要を申し上げます。 最初に、政策財政課所管について申し上げます。政策財政課の審査に当たり、所管する事項にかかわらず、主な歳入歳出、行財政運営、町の全会計を通じた財政の状況等について聞き取りを行い、本町財政の状況等を確認いたしました。 このほか、政策財政課に関しましては、町債の借り入れ先の選定方法について、子育て世代定住化促進奨励金や新婚世帯移住定住促進奨励金の実績について、庁舎の修繕料などについて審査を行いました。 また、デマンド型交通の実証実験の運行状況について聞き取りを行い、利用者のニーズを把握し、より利便性の高い公共交通網の形成に向けて取り組むよう要望したところであります。 次に、福祉町民課所管について申し上げます。福祉町民課に関しましては、身体障害者相談員や知的障害者相談員の活動状況について、重度心身障害者医療支給費について、民生委員協議会補助金などについて審査を行いました。また、福祉タクシーについて、登録者数や利用状況を確認したところであります。 次に、税務会計課所管について申し上げます。税務会計課に関しましては、町税における調定額の動向について、申告相談の状況について、不納欠損と滞納処分の執行停止について、休日納税相談の実施状況などについて審査を行いました。 また、町税の徴収実績について聞き取りを行い、収納率は97.89%で、前年度に対し0.50%上昇するなど、徴収業務の取り組みに一定の成果が見られております。今後も税の公平性の確保を図るとともに、滞納額の縮減につながる取り組みを粘り強く継続し、さらなる収納率の向上に努めるよう要望したところであります。 次に、農政環境課及び農業委員会事務局所管について申し上げます。農政環境課等に関しましては、集団資源回収事業の実績について、6次産業化新商品開発事業の取り組みについて、農業委員会による農地利用最適化活動の内容などについて審査を行いました。 このほか、県費単独土地改良事業の排水路整備工事(南吉見地内)などについて、設計図書や契約手続、出来高書類等の審査を行ったところであります。 次に、総務課所管について申し上げます。総務課に関しましては、防犯灯維持管理補助金の実績について、行政バスの運行について、情報公開・個人情報保護制度の運用状況について、防災訓練の実施状況などについて審査を行いました。 また、職員ストレスチェックについて聞き取りを行い、調査結果を踏まえ、職場環境の改善などに有効活用してほしい旨、要望したところであります。 次に、議会事務局所管について申し上げます。議会事務局に関しましては、議場音響システム保守点検委託の業務内容について、議員報酬の動向について、議長交際費と旅費の内訳などについて審査を行いました。 次に、地域振興課所管について申し上げます。地域振興課に関しましては、フレンドシップ・ハイツよしみの施設改修及び利用者の推移について、勤労福祉センターの利用実績について、大和田地区産業系土地利用検討調査業務の委託内容などについて審査を行いました。 また、道の駅いちごの里よしみの運用状況について聞き取りを行い、いちごの里物産館において6次産業化の新商品を取り入れたオリジナル商品の開発など、まちおこしの拠点としてさらなる利活用に向けた取り組みを要望したところであります。 次に、子育て支援課所管について申し上げます。子育て支援課に関しましては、放課後児童健全育成事業の取り組み状況について、こども医療費の審査状況及び給付について、子ども・子育て支援事業計画策定基礎調査の業務内容などについて審査を行いました。 また、保育所の状況について聞き取りを行い、入所している園児に対し、十分な保育ができるように職員の配置などゆとりを持った体制に努めてもらいたいと要望するとともに、教育・保育施設利用者負担金及び保育所入所児童保護者負担金について公平性を保つ観点から、今後も収納率向上に向けた取り組みの継続を求めたところであります。 次に、水生活課所管の一般会計分につきましては、循環型社会形成推進交付金の算出根拠について、埼玉県合併処理浄化槽普及促進協議会負担金について審査を行いました。 次に、生涯学習課所管について申し上げます。生涯学習課に関しましては、B&G海洋センターのプール監視業務について、図書館の利用状況について、町民会館の使用状況について、生涯スポーツ各種事業の内容について、放課後子ども教室の事業内容について、埋蔵文化財センター体験学習事業などについて審査を行いました。 このほか、生涯学習課全般の各種事業について、町民の声を取り入れた内容への検討や事業のPR方法など工夫を凝らした取り組みを図り、参加者の増加や利用者の利便性の向上に努めるよう魅力ある生涯学習事業の展開を要望したところであります。 次に、教育総務課所管について申し上げます。教育総務課に関しましては、中学生海外研修派遣事業及び外国語指導助手配置事業の取り組みについて、小中学校のパソコン機器リース料などについて審査を行い、学校給食費について6年連続で収納率100%を達成したことを高く評価いたしました。 また、食育推進事業の食育サポート隊について聞き取りを行い、調理員が給食の時間に小学校を訪問し、地場産野菜の紹介や献立名の由来など、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を呼びかけることで、残滓の減量化や食育の推進に寄与する活動を実施していることから、引き続き継続的な取り組みを要望したところであります。 次に、まち整備課所管について申し上げます。まち整備課に関しましては、八丁湖公園施設長寿命化計画及び舗装修繕設計調査の業務内容について、道路橋梁点検の結果について、県道東松山鴻巣線委託料の業務内容について、各公園の維持管理の状況について審査を行いました。 このほか町道7868号線道路改良工事などについて設計図書や契約手続、出来高書類等の審査を行ったところであります。 最後に、健康推進課所管について申し上げます。健康推進課に関しましては、胃がん検診など各種検診の受診者数の推移について、健康づくりチャレンジポイント事業について、乳幼児健診未受診者に対する保健師による戸別訪問の結果について、紙おむつの給付実績について、母子愛育会の補助金などについて審査を行いました。 以上が一般会計に関する審査の概要であります。 なお、款別前年度対比は、別表3、別表4のとおりであります。 2、国民健康保険特別会計 (1)、歳入について。歳入の調定額26億8,592万9,193円に対し、収入済額は26億1,232万1,361円で、前年度比4億5,622万9,042円、14.87%の減であります。 このうち、保険税の収入済額は4億4,646万5,837円で、歳入全体に占める割合が17.09%となり、収納率は85.85%で、前年度に対して4.28%上昇しております。 (2)、歳出について。支出済額は25億2,207万6,799円で、前年度比1億8,322万4,873円、6.77%の減、執行率は91.11%であります。 主な歳出科目の割合は、保険給付費63.53%、国民健康保険事業費納付金21.41%、基金積立金11.84%の順となっております。 歳出の中心であります保険給付費は16億213万5,360円で、前年度に比較して4,119万2,094円の減であります。 (3)、概要。平成30年度の年度平均の被保険者世帯数は3,064世帯、被保険者数は5,104人で、前年度と比較して58世帯、184人の減少となっております。また、被保険者1人当たりの保険給付費は31万3,898円で、前年度に比較して3,133円の増となりました。 このほか、本会計に関しましては、ジェネリック医薬品の利用率について、保養施設利用者町負担金及び埼玉県コバトンウォーキング事業負担金(国保分)などについて審査を行いました。 また、国民健康保険制度の改革により、平成30年度から新たに県広域化による運営がスタートいたしましたが、引き続き健全な会計運営に努めるよう要望したところであります。 なお、款別の前年度対比は、別表5、別表6のとおりであります。 3、後期高齢者医療特別会計 (1)、歳入について。歳入の調定額1億8,133万3,475円に対し、収入済額は1億8,093万2,295円で、前年度比1,080万7,623円、6.35%の増であります。このうち、後期高齢者医療保険料の収入済額は1億3,305万7,690円で、歳入全体に占める割合は73.54%であります。 (2)、歳出について。支出済額は1億7,859万8,279円で、前年度比1,097万8,821円、6.55%の増、執行率は98.16%であります。歳出科目の割合は、後期高齢者医療広域連合納付金が98.32%と歳出のほとんどを占めております。 (3)、概要。平成30年度の被保険者数は2,596人で、前年度に対し97人増加し、年々増加が続いております。 このほか、本会計に関しましては、電算委託料の業務内容について、保険料の収納状況などについて審査を行いました。 保険料の収納状況でありますが、現年分、滞納繰り越し分を合わせた収納率は99.46%で、前年度比0.07%の減であります。このことについて、引き続き滞納額の削減に取り組み、保険料収納率の向上に努めるよう要望したところであります。 なお、款別の前年度対比は、別表7、別表8のとおりであります。 4、介護保険特別会計 (1)、歳入について。歳入の調定額15億5,604万3,212円に対し、収入済額は15億4,698万2,712円で、前年度比5,071万6,272円、3.39%の増であります。 歳入の主なものは、保険料が3億8,701万4,000円で25.02%、支払基金交付金が3億8,166万3,000円で24.67%、国庫支出金が2億8,414万1,331円で18.37%となっております。 (2)、歳出について。支出済額は14億5,567万7,535円で、前年度比1,949万6,075円、1.36%の増、執行率は93.07%であります。歳出科目の割合は、保険給付費が92.19%と歳出のほとんどを占めております。 (3)、概要。平成30年度末現在の第1号被保険者数は6,064人であり、要介護認定者数及び要支援認定者数の合計は818人であります。また、居宅介護サービス利用者数は404人、介護施設利用者数が224人となっております。 このほか、本会計に関しましては、介護予防サービスの事業内容について、認知症検診の受診率について、在宅医療・介護連携推進事業の取り組みなどについて審査を行いました。 また、認知症検診の受診状況について聞き取りを行い、認知症の早期発見や予防をするためにも受診率の向上に取り組むよう要望したところであります。 なお、款別の前年度対比は、別表9、別表10のとおりであります。 5、百穴管理特別会計 (1)、歳入について。歳入は、調定額、収入済額とも同額の3,381万9,818円であります。このうち、観覧料の収入済額は1,663万6,200円で、前年度に対し262万5,550円、13.63%の減であります。 (2)、歳出について。支出済額は3,381万9,818円で、前年度比1,304万4,870円、62.79%の増、執行率は96.02%であります。歳出科目の割合は、諸支出金45.33%、事業費30.51%となっております。 (3)、概要。平成30年度の百穴の有料入場者数は5万9,063人で、前年度に比べて9,183人、13.46%の減となっております。右肩上がりでふえ続けてきた入場者数は、平成30年度を転機に減少となりました。 入場者数の減少については、地下軍需工場跡地の崩落によるところが大きな要因と考えられます。百穴管理特別会計は平成30年度で廃止となりますが、今後も入場者数の増加に向けた継続的な取り組みを要望したところであります。 このほか、本会計に関しましては、各種イベントの実施状況について、吉見百穴地下軍需工場跡内動画撮影業務委託料の業務内容について審査を行いました。 なお、款別の前年度対比は、別表11、別表12のとおりであります。 6、下水道事業特別会計 (1)、歳入について。歳入の調定額5億6,573万4,371円に対し、収入済額は5億6,380万2,070円で、前年度比5,770万3,191円、9.28%の減、収納率は99.66%であります。 歳入の主なものは、使用料及び手数料が2億1,527万3,602円で38.18%、繰入金が1億4,606万6,000円で25.91%となっております。 (2)、歳出について。支出済額は5億737万3,733円で、前年度比6,102万6,832円、10.74%の減、執行率は98.01%であります。主な歳出科目の割合は、事業費45.34%、公債費44.27%であります。 (3)、概要。平成30年度末現在の公共下水道の処理区域面積は207ヘクタールとなっております。全体計画面積774ヘクタールに対する割合は26.74%であります。 このほか、本会計に関しましては、下水道事業受益者負担納期前納付報奨金について、水質調査委託業務の結果について、下水道使用料の収納状況などについて審査を行いました。 また、日向山団地内の西部汚水枝線工事30―1工区について、設計図書や契約手続、出来高書類等の審査を行ったところであります。 なお、款別の前年度対比は、別表13、別表14のとおりであります。 7、農業集落排水事業特別会計 (1)、歳入について。歳入の調定額3億2,371万4,894円に対し、収入済額は3億2,336万7,294円で、前年度比4,138万2,665円、14.68%の増、収納率は99.89%であります。 歳入の主なものは、繰入金が2億701万1,000円で64.02%、使用料及び手数料が6,389万8,015円で19.76%となっております。 (2)、歳出について。支出済額は2億7,955万1,768円で、前年度比1,200万8,406円、4.49%の増、執行率は95.27%であります。主な歳出科目の割合は、公債費47.86%、事業費45.76%であります。 (3)、概要。農業集落排水事業の計画処理人口は8,580人になっております。なお、観音地区は北部中央地区に統合されました。 このほか、本会計に関しましては、農業集落排水クリーン施設・管路維持管理業務の委託内容について、農業集落排水施設機能診断調査業務の委託内容などについて審査を行いました。 また、上砂地内の公共ます設置工事30―1工区(農)について、設計図書や契約手続、出来高書類等の審査を行ったところであります。 なお、款別の前年度対比は、別表15、別表16のとおりであります。 8、公設浄化槽事業特別会計 (1)、歳入について。歳入は調定額、収入済額とも同額の2,096万2,688円であります。歳入の主なものは、繰入金が900万9,000円で42.98%、繰越金が364万5,888円で17.39%となっております。 (2)、歳出について。支出済額は1,782万5,412円で、前年度比66万974円、3.85%の増、執行率は79.17%であります。主な歳出科目は、事業費858万7,832円で全体の48.18%を占めております。 (3)、概要。事業6年目を迎えた公設浄化槽事業では、平成30年度に新たに5基公設浄化槽を設置し、町内の総設置数は35基となりました。 このほか、本会計に関しましては、浄化槽清掃委託料について、公設浄化槽設置工事などについて審査を行いました。 また、公設浄化槽転換に向けた取り組み状況について聞き取りを行い、事業目的を達成するためにも今後も継続して転換数の増加に努めるよう要望したところであります。 なお、款別の前年度対比は、別表17、別表18のとおりであります。 9、基金等 初めに、基金の状況でありますが、平成30年度末における各基金残高の合計は27億7,930万3,142円で、前年度に比較して4億3,320万9,027円、18.47%増加しています。 平成30年度中の積立額は4億6,248万2,547円で、主なものは国民健康保険事業基金2億9,870万9,971円、財政調整基金1億1,823万4,000円を積み立てております。 一方、平成30年度中の取り崩し額は2,927万3,520円で、主なものはフレンドシップ・ハイツよしみ整備基金2,291万6,520円を取り崩しております。 各基金の運用については、それぞれの基金を設置した趣旨に沿って、引き続き適切かつ効果的な運用に努めるよう要望したところであります。 なお、各基金の状況については、別表19のとおりであります。 次に、出資金、出捐金の状況でありますが、平成30年度末現在高は、吉見町上水道企業会計出資金3億5,358万8,000円ほか10件で、総額3億7,173万1,000円となっております。 また、預託金の状況でありますが、勤労者住宅資金貸付預託金が1,943万2,000円、小口融資特別保証預託金が350万円で、合計2,293万2,000円であります。 なお、出資金、出捐金及び預託金の年度末残高は、前年度と同額であります。 10、健全化判断比率 (1)、審査に付された健全化判断比率(単位:%)。健全化判断比率、平成30年度決算、早期健全化基準、備考の順に申し上げます。①、実質赤字比率、比率なし、15.0、小数点1位まで。 ②、連結実質赤字比率、比率なし、20.0、小数点1位まで。 ③、実質公債費比率、6.4、25.0、小数点1位まで。 ④、将来負担比率、24.2、350.0、小数点1位まで。 (2)、個別の所見。 ①、実質赤字比率について。平成30年度決算における実質赤字額は発生しておりません。 ②、連結実質赤字比率について。平成30年度決算における連結実質赤字額は発生しておりません。 ③、実質公債費比率について。平成30年度決算に基づく実質公債費比率は6.4%で、前年度に比較して0.1%上昇しておりますが、早期健全化基準の25.0%を下回っており、適当と認められます。 ④、将来負担比率について。平成30年度決算に基づく将来負担比率は24.2%で、前年度に比較して0.1%上昇しておりますが、早期健全化基準である350.0%を下回っており、適当と認められます。 (3)、是正改善を要する事項。特に指摘すべき事項は認められませんでした。 11、資金不足比率 (1)、審査に付された資金不足比率(単位:%)。会計名、平成30年度決算、経営健全化基準、備考の順に申し上げます。下水道事業特別会計、比率なし、20.0、小数点1位まで。 農業集落排水事業特別会計、比率なし、20.0、小数点1位まで。 公設浄化槽事業特別会計、比率なし、20.0、小数点1位まで。 (2)、会計ごとの所見。いずれの会計とも、平成30年度決算における資金不足額は発生しておりません。 (3)、是正改善を要する事項。いずれの会計とも、特に指摘すべき事項は認められませんでした。 むすび 地方自治体を取り巻く環境は、人口減少・高齢化の進行、行政需要の多様化など社会経済情勢の変化により厳しさを増してきております。このため、今まで以上に透明性を高め、簡素で効率的な行財政運営が求められております。 また、財政状況は、国、地方を通じた厳しい状況が続いておりますが、質の高い行政サービスを引き続き効率的・効果的に提供することが重要となってきております。 町では、第五次吉見町総合振興計画後期基本計画に基づき、定住化の促進や新たな町の拠点整備、公共交通環境の整備、教育環境の向上など各種施策を実施しております。今後も社会情勢の変化や住民ニーズに対応するためにも、人材や財源など限りある資源を有効に活用し、よりよいまちづくりを推進していくことを要望いたします。 結びに、今後の事務事業の執行に当たり、適切な行財政運営を進めるためにも職員一人一人が本町の進めている取り組みを十分に認識し、効率的で効果的かつ着実に行うことを期待するとともに、吉見町のさらなる発展を祈念申し上げ、決算審査等の意見といたします。 ○議長(宮﨑雄一君) ご苦労さまでした。 続いて、杉田しのぶ監査委員より、水道事業会計について監査委員の意見と監査の結果について報告をお願いいたします。 杉田監査委員。          〔監査委員 杉田しのぶ君登壇〕
    ◎監査委員(杉田しのぶ君) それでは、議長の命によりまして、監査報告を引き続きさせていただきたいと思います。 平成30年度吉見町水道事業会計決算審査並びに地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく審査に係る意見書の提出についてをごらんいただきたいというふうに思います。 それでは、報告を申し上げます。 吉監発第16号、令和元年8月13日、吉見町長、宮﨑善雄様。吉見町監査委員、加藤正雄、杉田しのぶ。 平成30年度吉見町水道事業会計決算審査並びに地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく審査に係る意見書の提出について。 地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第30条第2項の規定により審査に付された平成30年度吉見町水道事業会計決算の審査結果並びに地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により審査に付された平成30年度決算に基づく資金不足比率の審査結果について、吉見町監査委員条例(昭和39年吉見村条例第5号)第7条の規定により次のとおり意見書を提出します。 平成30年度吉見町水道事業会計決算並びに資金不足比率に係る審査意見書。 第1 審査の対象   1、平成30年度吉見町水道事業会計決算                           2、平成30年度吉見町水道事業会計決算に基づく資金不足比率及びその算定の基礎となる事項    を記載した書類                                   第2 審査期日   令和元年7月16日   令和元年7月19日 第3 審査方法 本決算の審査に当たっては、町長から提出された決算書並びに同附属書類が関係法規に適合して作成されているかどうか、またその数値は適正に期中・期末の経営成績及び財政状況を表示しているか等を主眼に置き、会計諸帳簿、証拠書類との照合等のほか、その他の必要と認める審査を実施しました。 経営健全化審査につきましては、資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として審査を行いました。 第4 審査結果 審査に付された決算諸表は、いずれも関係法規の定めるところに従い作成されており、平成30年度の経営成績及び年度末現在の財政状況を適正に表示しているものと認められました。 また、資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも法規に基づき適正に作成されていました。 第5 審査の概要 (1)、収益的収入及び支出について(表1・表2)。平成30年度の収益的収支については、水道事業収益7億647万9,430円、水道事業費用は6億5,339万4,897円で、収益は前年度に比較して4,887万5,760円の増、費用は375万9,205円の減となりました。 収益増加の主な理由は、長期前受け金戻入の増によるものであります。 費用の主なものは、原水及び浄水費の2億9,572万7,364円、減価償却費1億7,663万3,406円であります。 営業収支については、表2の損益計算書のとおりであり、営業収益は6億542万1,526円で、前年度に比べ848万8,870円の増、営業費用は5億9,158万3,753円で、前年度に比べ411万6,213円の増となり、差し引き営業利益は1,383万7,773円となりました。 また、営業外収益は4,634万5,500円、営業外費用は3,248万6,947円であり、差し引き営業外利益は1,385万8,553円となり、これに差し引き営業利益を加算した結果、当年度純利益は2,769万6,326円となりました。 このことにより、当年度未処分利益剰余金は12億7,385万459円で、前年度に比較して10億4,340万7,806円の増となりました。 (2)、給水状況について(表3)。平成30年度の給水人口は1万9,020人、前年度に比べ234人の減、給水戸数は7,601戸で、前年度に比べ26戸増加しております。 総配水量は393万6,608立方メートルで、前年度に比べ6万1,321立方メートルの増であります。 有収水量は334万8,135立方メートルで、有収率は85.05%となり、県水受水量は398万8,926立方メートルとなりました。 (3)、資本的収入及び支出について(表4)。平成30年度の資本的収入は2,186万400円で、前年度より1,192万9,400円減少しております。 資本的支出は4億6,334万6,854円で、前年度より1億6,419万4,264円増加しております。 収入が支出に対して不足する額4億4,148万6,454円については、減債積立金2,000万円、建設改良積立金3,000万円、過年度分損益勘定留保資金3億6,612万6,097円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,536万357円で補填するものです。 (4)、資産について(表5・表6)。資産状況についてでありますが、平成30年度末の有形固定資産総額は46億9,601万536円で、前年度より1億3,792万4,222円減少しております。 また、流動資産については、現金及び預金が10億689万5,144円で、前年度より2億2,642万3,022円減少しております。預金の預け入れ先は、表6に記載したとおりであります。 また、未収金の総額は1,556万8,751円となっております。 (5)、負債及び資本について(表7)。負債については22億1,550万6,691円で、前年度より4億6,083万4,793円の増となりました。 資本金は19億8,130万3,775円で、前年度より7,000万円の増となりました。 剰余金は15億2,689万4,205円で、内訳は、資本剰余金が354万6,048円、利益剰余金は15億2,334万8,157円となっております。 (6)、キャッシュ・フロー計算書について(表8)。業務活動によるキャッシュ・フローは、1億8,971万7,201円の資金流入、投資活動によるキャッシュ・フローは3億969万5,012円の資金流出、財務活動によるキャッシュ・フローは1億644万5,211円の資金流出となりました。 業務活動により獲得した資金を投資活動と財務活動に充当した結果、資金残高10億689万5,144円を翌年度に繰り越しいたしました。 (7)、資金不足比率。①、審査に付された資金不足比率(単位:%)。年度、平成30年度、資金不足比率なし、経営健全化基準20.0%、備考はありません。 平成30年度決算における資金不足額は発生しておりません。 むすび 平成30年度決算の純利益は2,769万6,326円となり、前年度と比べ4,056万5,580円の増でありました。また、収益性を示す有収水量1立方メートル当たりの供給単価が給水原価を5.93円上回り、日々の経営努力が収益性の向上につながり、企業経営の姿勢として評価できるものであります。 水道事業費用については、県水の受水費、施設の維持管理費等の増減が利益の変動に影響を及ぼします。 今後も有収率の向上と効率化を進め、経営基盤を強化するとともに、健全な事業運営により、安全で安定した給水を確保するよう要望し、意見といたします。 以上です。 ○議長(宮﨑雄一君) ご苦労さまでした。 暫時休憩します。          休憩 午後 5時41分                                                     再開 午後 5時42分 ○議長(宮﨑雄一君) 会議を再開します。 △常任委員会付託 ○議長(宮﨑雄一君) 日程第24、常任委員会付託を行います。 お諮りをいたします。議案第61号から議案第69号までの9議案につきましては、より一層の慎重審議をしていただくため、お手元に配付の議案付託表のとおり各常任委員会へ付託し、審議していただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(宮﨑雄一君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第61号から議案第69号までの9議案につきましては、お手元の議案付託表のとおり各常任委員会に付託することに決定いたしました。 各常任委員長は、審議の日程を事務局までご報告をお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(宮﨑雄一君) 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。                                   (午後 5時43分)...