平成25年 12月 定例会(第5回) 平成25年
吉見町議会定例会会議録(第1号)〇議事日程 第1号平成25年12月3日(火曜日) 午前9時開会 開会及び開議第1
会議録署名議員の指名第2
議会運営委員長報告第3 会期の決定第4 諸報告第5 閉会中の
所管事務調査報告第6 町長提出議案の報告第7 請願の報告及び委員会付託第8 町長提出議案の上程及び説明 散 会〇出席議員(14名) 1番 秋 山 真 美 君 2番 奥 村 栄 昭 君 3番 伊 与 田 隆 君 4番 宮 﨑 善 雄 君 5番 尾 﨑 豊 君 6番 神 田 隆 君 7番 荻 野 勇 君 8番 岩 崎 勤 君 9番 安 孫 子 和 子 君 10番 宮 﨑 雄 一 君 11番 杉 田 し の ぶ 君 12番 小 林 周 三 君 13番 内 野 正 美 君 14番 小 宮 榮 君〇欠席議員(なし) 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 町 長 新 井 保 美 君 副 町 長 市 川 近 雄 君 教 育 長 久 保 田 幸 夫 君 総 務 課 長 清 水 和 明 君 政 策 財政課長 藤 倉 聡 君 地 域 振興課長 齊 藤 信 一 君 会 計 管 理 者 福 田 実 君 税 務 会計課長 原 島 宏 君 福 祉 町民課長 福 田 保 君 健 康 推進課長 大 野 猛 君 子育て支援課長 原 宗 生 君 農政環境課長兼 小 久 保 昇 君 農 業 委 員 会 事 務 局 長 農 政 環 境 課 原 勇 君 副 参 事 ま ち 整備課長 舩 橋 義 明 君 水 生 活 課 長 金 子 俊 一 君 教 育 総務課長 三 村 秀 男 君 生 涯 学習課長 栗 林 一 之 君 〇職務のため出席した事務局職員 議 会 事務局長 森 田 武 彦 君
△開会の宣告
○議長(宮﨑善雄君) 皆さん、おはようございます。 師走に入り、日ごとに寒さが増しております。昨日の全員協議会に引き続き、議員各位におかれましては、ご健勝にて12月定例会にご出席をいただきまして、ありがとうございます。 これより平成25年12月第5回
吉見町議会定例会を開会いたします。 出席議員は14名でございますので、定足数に達しております。よって、会議は成立いたします。 これより本日の会議を開きます。 (午前 8時59分)
△会議録署名議員の指名
○議長(宮﨑善雄君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。 13番、内野正美議員、14番、小宮榮議員を指名いたします。
△
議会運営委員長報告
○議長(宮﨑善雄君) 日程第2、
議会運営委員長報告を行います。 11月27日、
議会運営委員会を開いておりますので、内野正美委員長にその結果の報告をお願いいたします。 内野委員長。 〔
議会運営委員長 内野正美君登壇〕
◆
議会運営委員長(内野正美君) 改めまして、皆さん、おはようございます。議長の命によりまして、
議会運営委員会の結果の報告をさせていただきます。 去る11月27日、水曜日、午前9時30分から午後零時20分まで、4階、執行部控室において
議会運営委員会を開催いたしました。出席委員は、小林周三副委員長、杉田しのぶ委員、安孫子和子委員、神田隆委員、私、内野正美、全員でございます。議会より宮﨑議長、
森田議会事務局長、そして執行部より町長提出議案の説明として清水参事兼総務課長を初め関係各課の担当課長の出席をいただき、議案第84号から議案第98号までの15議案で各種条例、請負変更契約の締結、平成25年度一般会計及び
特別会計補正予算、人事案件等について説明をいただきました。また、請願及び要望書についても審議をいたしました。 議事日程、審議予定表の審議の結果につきましては、皆様のお手元に配付のとおりでございますので、朗読をもって報告とさせていただきます。 平成25年12月
吉見町議会定例会議事日程。 平成25年12月3日、午前9時開議。(第1日)、開会及び開議の宣告。日程第1、
会議録署名議員の指名、13番、内野正美議員、14番、小宮榮議員。日程第2、
議会運営委員長報告、内野正美議員。日程第3、会期の決定、12月3日から12月6日まで4日間。日程第4、諸報告、議長報告、町長報告、教育長報告、10月22日、
埼玉中部環境保全組合議会定例会、荻野勇議員、10月28日、
比企広域市町村圏組合議会臨時議会、伊与田隆議員、11月5日、
北本地区衛生組合議会定例会、奥村栄昭議員。日程第5、閉会中の
所管事務調査報告、11月11日・12日、
総務建設常任委員会視察研修報告、小林周三議員、11月11日・12日、
教育福祉常任委員会視察研修報告、安孫子和子議員。日程第6、町長提出議案の報告。日程第7、請願の報告及び委員会付託。日程第8、町長提出議案の上程及び説明。 (第2日)、日程第1、一般質問、神田隆議員、小林周三議員、尾﨑豊議員、秋山真美議員、小宮榮議員。 (第3日)、日程第1、一般質問、安孫子和子議員、奥村栄昭議員、杉田しのぶ議員。日程第2、議案第84号 東松山市、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉見町、ときがわ町、東秩父村、
小川地区衛生組合及び
比企広域市町村圏組合における公平委員会の共同設置について。日程第3、議案第85号
比企広域公平委員会の共同設置に伴う関係条例の整理に関する条例。日程第4、議案第86号 吉見町地域の
元気臨時交付金基金条例。日程第5、議案第87号 吉見町
公設浄化槽事業特別会計条例。日程第6、議案第88号 吉見町
公設浄化槽事業条例。日程第7、議案第89号 吉見町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例。 (第4日)、日程第1、議案第90号 吉見町介護保険条例の一部を改正する条例。日程第2、議案第91号 請負変更契約の締結について。日程第3、議案第92号 平成25年度吉見町
一般会計補正予算(第5号)。日程第4、議案第93号 平成25年度吉見町
介護保険特別会計補正予算(第2号)。日程第5、議案第94号 平成25年度吉見町
下水道事業特別会計補正予算(第4号)。日程第6、議案第95号 平成25年度吉見町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)。日程第7、議案第96号 平成25年度吉見町
水道事業会計補正予算(第3号)。日程第8、議案第97号 平成25年度吉見町
公設浄化槽事業特別会計予算。日程第9、議案第98号 吉見町
固定資産評価審査委員会委員の選任同意について。 平成25年12月(第5回)
吉見町議会定例会会期及び審議予定表。 1、会期日程、4日間。 2、審議予定。日次、月日、曜日、会議、審議内容。第1日、12月3日、火曜日、本会議。開会、
会議録署名議員の指名、
議会運営委員長報告、会期の決定、諸報告(議長報告、町長報告、教育長報告、組合議会報告、視察研修報告)、閉会中の
所管事務調査報告、町長提出議案の報告、請願の報告及び委員会付託、町長提出議案の上程及び説明。全員協議会。 第2日、12月4日、水曜日、本会議。一般質問(神田隆議員、小林周三議員、尾﨑豊議員、秋山真美議員、小宮榮議員)。 第3日、12月5日、木曜日、本会議。一般質問(安孫子和子議員、奥村栄昭議員、杉田しのぶ議員)。議案審議(議案第84号~議案第89号)、討論、採決。 第4日、12月6日、金曜日、本会議。議案審議(議案第90号~議案第98号)、討論、採決。閉会。 以上が
議会運営委員会での審議内容でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げまして、報告とさせていただきます。
○議長(宮﨑善雄君) ご苦労さまでした。 ただいま
議会運営委員長の報告にありましたとおり、日程につきましては、この順序に従いまして議事を進めてまいりたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(宮﨑善雄君) ご異議なしと認めます。 よって、この順序に従いまして議事を進めてまいります。
△会期の決定
○議長(宮﨑善雄君) 日程第3、会期の決定につきましては、12月3日から12月6日までの4日間といたします。
△諸報告
○議長(宮﨑善雄君) 日程第4、諸報告を行います。 最初に、9月定例議会以降における議長報告を行います。 平成25年9月10日、第35回吉見老
連ゲートボール大会が
北公民館ゲートボール場にて開催をされております。 9月14日、平成25年度
吉見中学校体育祭が行われ、議員各位にも出席をいただいたところでございます。 16日、第63回吉見町敬老会がフレサよしみで午前、午後、それぞれの地区に分かれまして開催をされ、議員各位におかれましては、それぞれの地区にて参加をしていただいております。 28日、平成25年度町内各小学校運動会が開催をされ、議員各位におかれましては、それぞれの地区の小学校に参加をいただいたところでございます。 29日、
よしみ幼稚園運動会がふれあい広場の多目的グラウンドで開催をされ、
教育福祉常任委員会の皆様方も一緒に出席をしていただいております。 同じく29日、吉見町
商工会会員研修会が群馬県の渋川市で開催をされ、
SMBC日興証券株式会社投資情報室部長であります司氏より「日本経済・政治・市場見通し」についての題目で講演をいただいたところでございます。 30日、議会だより編集委員会が執行部控室にて開催をされております。 10月1日、埼玉県
町村議会議長会臨時理事会が埼玉県の
県民健康センターで開催をされております。 5日、第32回
東松山警察署管内少年剣道大会が本年は滑川町の総合体育館で開催をされております。 6日、第57回吉見町民体育祭ですが、グラウンドコンディション不良のため、今年度の体育祭は中止となりました。 8日、議会だより編集委員会が開催をされております。 10日、比企郡町村議会議長会第1回議長会議が小川町役場で開催をされております。 12日、よしみけやき保育所運動会がふれあい広場の多目的グラウンドで開催をされ、
教育福祉常任委員会の皆様と一緒に出席をしたところでございます。 10月16日、議会だより編集委員会が執行部控室にて開催をされております。 18日、平成25年度
町村議会議員研修がフレサよしみで開催をされまして、「地域の宝「ご当地グルメ」でふるさとを元気に!」ということで、俵慎一氏によります講演をいただいたところでございます。B級グルメとB1の違いを研修をしたところでございます。 18日から19日、平成25年度吉見町区長会の研修に出席をさせていただいております。 19日、第13回
よしみコスモスまつり開会式が開催をされ、荻野副議長に出席をしていただいたところでございます。なお、コスモスまつりにつきましては、20日の2日目につきましては、朝から大変激しい雨が降りまして、当初の予定よりも早目にコスモスまつりを閉じているというふうに聞いております。 21日、吉見町・
東松山消防署吉見分署救命ボート合同訓練が和名沼で開催をされ、
総務建設常任委員会の皆様方のご参加もいただき、開催をされました。 29日、平成25年度第30回
自営消防総合訓練大会が
比企広域消防本部総合訓練場で開催をされております。この日は雨天のため、コンディションも悪かったわけでございますけれども、
予定どおり出場チームの全ての訓練が実施をされました。 30日、第23回吉見町
クラブ対抗ゴルフ大会表彰式が町内の
富貴ゴルフ倶楽部にて開催をされております。 31日、第19回
東松山警察署管内地域安全大会並びに
東松山地区暴力排除推進大会が
松山市民活動センターで開催をされております。 11月3日、第42回吉見町文化祭がフレサよしみで行われ、書道・美術・写真等、また舞台発表などが行われ、開会式に参加をさせていただいております。 同じく3日、ふれあい広場におきまして、吉見町の商工祭、同じく3日、同じくふれあい広場でございますけれども、第28回吉見音頭の発表会も開催をされております。 4日、下細谷神社の完成記念式典が開催をされ、出席をしたところでございます。 5日、埼玉県
町村議会議長会役員会が
県民健康センターにて開催をされております。 6日、全員協議会が開催をされ、議員各位にも出席をいただいたところでございます。 10日、オカリナ演奏会が西部ふれあいセンターで開催をされております。当初は風の杜での実施予定でございましたが、天候が悪かったために、西部ふれあいセンターにて開催をされたところでございます。 11月11日から12日、
総務建設常任委員会視察研修、同じく11月11日、12日、
教育福祉常任委員会研修視察が開催をされ、私は
教育福祉常任委員会の研修視察に参加をさせていただきました。後ほど両委員長より研修視察の概要の報告がございます。 13日、第57回
町村議会議長全国大会が東京のNHKホールで開催をされております。 16日、八丁湖
ヒーリングナイト点灯式が行われ、参加をさせていただきました。 翌17日、全国育樹祭が熊谷市のくまがやドームで開催をされ、
総務建設常任委員会の皆さん、そして副議長と参加をさせていただいております。 21日から22日、平成25年度吉見町
農業委員会県外研修が山梨県の北杜市並びに山梨県の甲府市で行われ、参加をさせていただきました。 23日、平成25年度吉見農業祭が
埼玉中央農業協同組合(吉見センター)にて開催をされたところでございます。 翌24日、
吉見消防団消防特別点検が実施をされました。吉見分署で開催をされまして、議員各位の皆様方のご出席もいただいたところでございます。 25日、
大里比企広域農道整備事業推進協議会先進地視察が群馬県嬬恋村にて開催をされ、ともに出席をしたところでございます。 26日、議会だより研修会が
県民健康センターで開催をされ、ことしは吉見町の議会の議会だよりをクリニックに出したところでございます。その結果につきましては、後ほど編集委員の委員長よりご報告をお願いしたいというふうに思っております。 27日、
議会運営委員会が執行部控室にて開催をされております。先ほど内野委員長から報告のとおりでございます。 同じく27日、知事のとことん訪問がありまして、午後4時からでございましたが、
コカコーライーストジャパン株式会社埼玉工場に埼玉県知事、上田知事が来町したところでございます。同行をさせていただきました。 29日、冬の
交通安全運動出発式・年末
特別警戒取締り出陣式が東松山のビオニウォークで開催をされたところでございます。 12月1日、
北公民館芸能発表会がフレサよしみで開催をされ、出席を北の議員さんとともに参加をさせていただきました。 以上が議長報告でございます。 続いて、9月定例議会以降における行政の主要事業等につきまして、町長より報告を求めます。 町長。 〔町長 新井保美君登壇〕
◎町長(新井保美君) 皆さん、おはようございます。ことしも残すところ1カ月足らずという時期になりまして、初冬の面持ちとなってまいりましたが、議員の皆様にはご健勝にて出席をいただき、12月定例議会が開催されますことにありがたく、厚く御礼を申し上げます。 議長の命によりまして、平成25年9月定例議会以降の主な事務事業につき、各課の取り組み状況等を報告いたします。 初めに、総務課の所管する事務事業から申し上げます。9月21日から30日まで秋の
全国交通安全運動が実施されました。町では9月18日に町民体育館において秋の
全国交通安全運動出発式を実施しております。交通安全協会・交通指導員・交通安全母の会・東松山警察署の協力をいただきながら、啓発活動、
交通事故防止活動を行っております。ここで、町内で発生いたしました2件の交通事故について報告させていただきます。10月2日の午前5時ごろ、松崎地内の県道小八林―久保田―下青鳥線で、大型トレーラーとバイクが衝突する死亡事故が発生しました。また、10月23日の午後1時半ごろ、北吉見地内の県道今泉―東松山線で、横断中の小学生にトラックが衝突するという死亡事故が発生してしまいました。2名のとうとい命が失われ、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、東松山警察署を初め関係機関と連携のもと、
交通死亡事故撲滅の強化に取り組んでまいります。 10月21日に和名沼におきまして、
東松山消防署吉見分署と合同の救命ボート訓練を実施いたしました。当日は、宮﨑町議会議長を初め、多くの来賓の皆様に参加をいただき、吉見分署の指導のもと、町職員による乗船訓練など実践的な訓練が行われました。 11月16日に小川町民会館で比企郡
市人権フェスティバルが開催されました。「優しさあふれる人権尊重社会をめざして~笑顔がつなぐ心と心~」をテーマに、
TBSテレビ報道局の杉尾秀哉氏の講演や地域で活動されている団体の舞台発表や作品展示が行われ、人権意識の普及高揚が図られました。 11月24日に
吉見消防団消防特別点検を実施しました。消防団員74名が出動し、士気の高揚を図り、また細部にわたり点検を行い、火災に対する万全の対策を行っております。これから火災が心配される時期を迎えますので、火災予防の啓発とともに、意識の高揚を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、政策財政課の所管する事務事業について申し上げます。9月30日に第3回住みたいまち創造委員会が開催されました。定住化を進めるに当たっての有効策について検討されております。また、11月18日には第4回を開催し、中間報告書を取りまとめていただいております。 10月10日に
男女共同参画推進委員会が開催されました。会議では、12月15日の
男女共同参画講演会の運営についてと、本年度策定を進めております「(仮称)第三次吉見町
男女共同参画プラン」について協議いただいております。なお、ことしの講演会は、講師に落語家の林家花丸氏をお迎えし、「男女共同参画を前向きに丸く考える」と題しました講演を予定しております。 10月29日に
比企広域消防本部総合訓練場で、第30回
自営消防総合訓練大会が開催されました。管内の事業所などから38チームが出場し、3つのコースで屋内消火栓操法の技術を競いました。本町からは3チームが出場し、吉見町役場チームがBコースで3位の成績をおさめております。それぞれのチームが練習の成果を発揮し、機敏で正確な屋内消火栓操法を披露をいたしました。 11月3日に恒例の吉見まつりを開催いたしました。会場となりましたふれあい広場、町民会館では、文化祭、商工祭、福祉まつり、健康まつり、米まつり、各種団体バザーなどが催されましたほか、吉見音頭発表会では、昨年より3チーム多く20チームの参加をいただき、大きな輪をつくっていただきました。まつり当日は、天候にも恵まれ、会場内は大変にぎやかで、1万人を超える方々の来場をいただき、「笑顔でつながる元気なまち」にふさわしい盛大なまつりとなりました。 11月25日に
行政改革推進委員会が開催されました。第四次吉見町行政改革大綱・実施計画に基づきます平成24年度の取り組み状況を報告させていただきました。昨年度の財政効果は2億8,737万円となっております。今後も第四次の大綱・実施計画に基づき、全庁を挙げて行政改革の推進に取り組んでまいります。 続いて、地域振興課の所管する事務事業について申し上げます。町のB級グルメの「あぶら味噌」でございますが、10月13日に飯能市で開催されました第11回埼玉B級ご
当地グルメ王決定戦を初め10月19日、よしみコスモスまつり、11月3日、吉見まつり、11月23日、羽生市で開催されましたゆるキャラサミットに吉見町あぶら味噌研究会が出店し、吉見町と町のB級グルメ「あぶら味噌」を大いにPRしていただきました。なお、埼玉B級ご
当地グルメ王決定戦では、特別賞の
サークルKサンクス賞を受賞し、来年1月ごろに「吉見町あぶら味噌ラーメン」が期間限定で商品化され、関東地域で販売される予定でございます。 11月14日、県民の日に吉見百穴の活性化を図るため、ひゃくあな祭を開催いたしました。近隣のゆる玉応援団のキャラクターを初め各種団体の協力をいただき、紙芝居、おはなし会のほか、ミニ江ノ電乗車体験や夕焼け市、バザーなどが開催され、約2,100人が来場され、町と吉見百穴の大きなPRとなりました。 11月16日から24日に紅葉が水面に映る八丁湖をライトアップした
ヒーリングナイトが開催されました。多くの方に八丁湖と紅葉の美しさを再認識していただき、ひとときの癒しの時間の提供がなされたものと思います。
西吉見南部土地区画整理事業につきましては、造成に必要な公共工事の建設発生土を11月末現在約33万立方メートル搬入され、約99%とほぼ完了いたしております。このほか区画道路の築造や下水道管布設にも着手し、
埋蔵文化財発掘調査も含めて計画どおり順調に進捗いたしております。 続きまして、福祉町民課の所管する事務事業について申し上げます。9月21日に町民会館で社会福祉協議会との共催による敬老会を開催いたしました。出席されました629人の皆様に長寿のお祝いを申し上げますとともに、ますますお元気でご活躍いただき、よりよいまちづくりにご指導を賜りますようお願いしてまいりました。また、ことし喜寿を迎えられました193人、米寿を迎えられました100人の皆様には、各地区の民生委員さんから、また白寿を迎えられました7人の方へは訪問をさせていただき、長寿のお祝いを申し上げさせていただきました。 次に、地域福祉の取り組みですが、「吉見町地域福祉計画」策定のための地区懇談会を10月に各地で開催し、地域の課題や問題を話し合っていただきました。これらを反映させながら、策定委員会で協議いただき、地域福祉計画を策定してまいります。 続きまして、健康推進課の所管する事務事業について申し上げます。保健センターでの各種検診の実施状況ですが、10月20日から24日までの5日間、保健センターにおいて集団胃がん検診と節目年齢を対象とする
無料大腸がん検診を実施いたしました。胃がん検診は延べ533人、大腸がん検診は65人が受診されております。11月3日に吉見まつりの一環として、○8(よいは)の会及び母子愛育会のご協力のもと、ふれあい広場において健康まつりを開催しました。当日は187人の方に血圧・体組成計測定、骨密度などの測定を受けていただきました。 次に、自殺対策の取り組みでございますが、県の
自殺対策緊急強化事業補助金を活用して、
うつ病初期症状スクリーニングシステム「こころの体温計」を12月から町ホームページ内に開設いたしました。なお、この事業を町民の方々に広く周知するため、チラシを全戸配布しております。 入札の関係でずか、10月9日に入札を執行し、保健センター改修及び増改築工事を発注しております。来年2月末を工期に屋根、外壁の改修、内装の木質化等を実施し、利用者の利便性と施設機能の向上に努めてまいります。 続きまして、子育て支援課の所管する事務事業について申し上げます。10月12日にふれあい広場におきまして、よしみけやき保育所の運動会を開催いたしました。さわやかな秋晴れのもと、ご家族が応援する中、園児たちは笑顔とともに、元気あふれる運動会となりました。また、保護者からは子供たちの遊戯や駆け足など姿が見られてとてもよかったなどの感想をいただいております。 11月22日に子ども・子育て会議を開催いたしました。委員になられました12名の方に委嘱状を交付いたしますとともに、「吉見町子ども・子育て支援事業計画」を策定していく中で、それぞれの立場から子供たちが健やかに生まれ育っていく町のあり方について提案いただきますようお願いしております。 続きまして、農政環境課の所管する事務事業について申し上げます。10月19日、20日に第13回よしみコスモスまつりを開催しました。下細谷耕地8.3ヘクタールに咲き誇るコスモスの摘み取りや枝豆狩りに町内外から大勢のお客様にお越しいただき、盛況のうちに開催することができました。 10月22日に東第二小学校体育館におきまして、東第二地区及び川島町芝沼地区の住民の方を中心に、一般廃棄物処理熱回収施設等整備事業の地元説明会を開催いたしました。68名の方が参加され、埼玉中部広域清掃協議会の事業内容や要望書の取り扱いについて説明をいたしました。 また、10月28日に埼玉中部広域清掃協議会が構成8市町村長の出席のもと、小川町で開催され、来年度の事業計画を含む6件の協議事項について協議がなされ、いずれも承認されております。 11月3日にふれあい広場で米まつりを開催いたしました。このイベントは吉見まつりの一環で行いましたもので、農業者団体の協力のもと、地元産の農産物の消費拡大を目的に、農産物加工品の販売などを行いました。 11月24日に荒川河川敷で埼玉県央域荒川クリーン協議会によります一斉清掃が実施されました。吉見町の担当区域では、協議会関係者を初め地元の皆様と吉見浄水場に関係する企業の方々に協力をいただき、不法投棄ごみなどの回収作業を行っております。 11月25日に大里比企広域農道整備事業推進協議会の視察研修を実施いたしました。会員の皆様と農林振興センターの方を含めました14名で群馬県吾妻郡嬬恋村で事業実施中であります農道整備事業「大笹地区」を視察しております。 12月1日を基準日に町内一斉清掃が実施されました。衛生委員さん、区長さんを中心に地域の皆様による年末の清掃活動の取り組みがなされました。 入札の関係でございますが、9月定例議会以降、3回の入札を執行いたしました。町費単独土地改良事業として、農道舗装修繕工事(上砂地内)、排水路改修工事(和名地内)及び農道整備工事(飯島新田地内)を、県費単独土地改良事業として、排水路整備工事(中新井地内)をそれぞれ発注しております。 続きまして、まち整備課の所管する事務事業について申し上げます。11月9日に吉見百穴周辺の市野川両岸で、ふれあい市野川クリーンアップ作戦が開催されました。近隣にお住まいの皆様を初め東松山ロータリークラブのほか、多くの団体が参加され、河川敷を中心に清掃活動を展開していただきました。 入札の関係でございますが、9月定例議会以降3回の入札を執行いたしました。工事関係では、町道7944号線舗装新設工事(西吉見地内)を初め側溝整備工事(今泉地内)、舗装修繕工事(蚊斗谷地内外)3件と準用河川横見川改修工事(松崎地内)を、業務委託では都市公園11カ所の公園台帳作成業務委託及び一般水路路線・用地測量業務委託(北吉見地内)をそれぞれ発注しております。 続きまして、水生活課の所管する事務事業について申し上げます。入札の関係ですが、9月定例議会以降4回の入札を執行しました。上水道関係では、石綿管布設替工事(今泉地内外)5件を初め給水管布設工事、舗装本復旧工事、配水管布設替工事など、また下水道関係では、公共下水道に係る汚水幹線工事(西吉見地内)を初め和名沼2号雨水幹線工事、マンホールポンプ等設置工事、南部汚水枝線工事など農業集落排水事業に係る管路埋設工事(江和井地内外)及び汚水処理施設場内整備工事(大串地内)をそれぞれ発注しております。 続きまして、教育委員会関係を申し上げます。スポーツを通じた地域コミュニティ活性化推進事業でございますが、町と武蔵丘短期大学が連携して、幅広い年齢層の町民の方を対象に、スポーツ教室、健康教室、耐力測定イベントを実施しております。スポーツに関する町民の方の関心を高め、スポーツを通じた地域コミュニティの活性化と誰でも気軽にスポーツを楽しむ環境づくりに取り組んでおります。 10月30日から11月16日までの間、町民会館を会場に、埼玉県芸術文化祭2013地域文化事業フレサよしみミュージック&フラワーフェスタを開催いたしました。フラワーフェスタでは、秋の草花の寄せ植えや「花」をテーマとした絵画や写真、書道等の展示に282名の方に出品していただきました。また、よしみ菊友の会によります菊花展も同時に行われ、芝生広場を中心に色とりどりの草花で町民会館を彩りました。11月16日に開催のミュージックフェスタでは、吉見中学校吹奏楽部やフレサよしみウインドオーケストラを初め中学校、高校、大学、一般から7団体、290名の出演をいただき、ホールいっぱいに響き渡る迫力ある演奏を繰り広げていただきました。開催期間中は大勢の方が来場され、花と音楽を楽しんでいただきました。 入札の関係ですが、11月6日、15日に入札を執行いたしました。学校関係では、西が丘小学校を除く町内小学校5校に配置するグラウンド散水機器購入及び吉見中学校の大規模改造工事に係る設計業務委託料を、生涯学習では、町民体育館のトレーニングルーム内外壁改修工事をそれぞれ発注しております。 最後に、一部事務組合について申し上げます。10月22日に平成25年第3回
埼玉中部環境保全組合議会定例会をお願いいたしました。「専決処分の承認を求めることについて」と「平成24年度一般会計決算認定について」の2議案が上程され、慎重審議の結果、いずれも原案のとおり承認・認定をいただいております。 10月28日に平成25年第5回
比企広域市町村圏組合議会臨時会が招集されました。「監査委員の選任について」と「平成25年度消防
特別会計補正予算(第2号)」の2議案が上程され、慎重審議の結果、いずれも原案のとおり同意、可決をいただいております。 11月5日に平成25年第3回
北本地区衛生組合議会定例会が招集されました。「平成25年度歳入歳出補正予算(第1号)」の1議案が上程され、慎重審議の結果、原案のとおり可決いただいております。 ただいまご報告を申し上げましたように、9月定例議会以降は、コスモスまつりや吉見まつりを初め多くのイベントが開催されました。いずれのイベントも議員皆様はもとより、町民の皆様、関係する団体の皆様の深いご理解と温かい協力によりまして、盛大に開催することができました。協力をいただきました皆様に心から感謝を申し上げますとともに、今後ともお力添えを賜りますようお願いし、報告といたします。
○議長(宮﨑善雄君) ご苦労さまでした。 以上で町長報告を終わります。 続いて、9月定例議会以降における主な教育行政について、教育長より報告を求めます。 教育長。 〔教育長 久保田幸夫君登壇〕
◎教育長(久保田幸夫君) 改めまして、おはようございます。議員各位におかれましては、日ごろより教育行政推進にお力添えをいただいておりますことに心より感謝を申し上げます。議長のお許しをいただきましたので、9月定例議会以降の教育長教育行政報告に入らせていただきます。 その前に、先々月、10月23日に発生いたしました西小学校児童の交通事故を受けましての教育委員会の対応につきまして申し上げさせていただきます。教育委員会といたしましては、今回の交通事故を極めて重く受けとめ、臨時の校長会の開催、また各学校からの全ての保護者向けの注意喚起文書の配布、さらには西小学校での臨時保護者会の開催などを指示し、児童生徒の交通事故防止に一層努めたところでございます。また、今回の事故を受けまして、当該学校の児童、さらには保護者、また教師に精神的なケアが必要と考え、西部教育事務所を通しまして、埼玉県教育委員会に臨床心理士の派遣を要請するとともに、吉見中学校に勤務しております臨床心理士をそれぞれ派遣いたし、2名で児童、保護者、教師に対する相談体制を整え、心のケアに努めたところでございます。2名の臨床心理士による心のケアでございますが、児童延べ20名、保護者2名、教師1名、合計延べ人数23名の精神的なケアに当たったところでございます。2カ月余りが経過しようとしているわけでございますけれども、おかげさまで現在では正常な学校に戻ってきております。今後も必要に応じまして、西小学校の児童、保護者、教師への対応を図るとともに、児童生徒の事故防止につきまして、教育委員会といたしまして、最優先課題として取り組んでまいります。議員各位におかれましては、ご理解、ご指導、ご支援をいただきますよう重ねてお願いを申し上げます。 それでは、教育長教育行政報告に入らさせていただきます。 まず、教育委員会議に係る事項でございますが、9月25日、10月23日、11月25日、計3回の定例教育委員会を開催いたしました。協議いただいた事項でございますが、報告書に記載してありますとおり、平成26年度当初教職員人事異動の方針・細部事項につきまして慎重審議をいただき、承認され、議決をいただいたところでございます。 また、3回の定例教育委員会の中で、4つの項目につきまして情報提供と意見交換を行いました。各委員からは、交通事故防止対策の一層の推進、いじめの早期発見、早期解決など前向きで建設的なご意見を頂戴することができました。頂戴いたました意見等につきましては、今後の教育行政推進に生かしてまいりたいと思っております。 続きまして、教育総務に係る主な事務事業につきまして報告いたします。9月6日でございますが、吉見中学校第56回学校祭が開催されました。作品展示会、海外派遣報告、舞台発表など文化祭にふさわしい多彩な内容でございました。 14日でございますが、吉見中学校で体育祭が開催され、生徒の力強い演技が披露されました。議員各位にもご臨席を賜り、まことにありがとうございました。 28日には町内6校の小学校で運動会が開催されました。多くの保護者の声援を受け、児童の歯を食いしばって頑張る姿に保護者からも声援が上がっておりました。たくましく成長することを期待をしたいと思っております。 10月4日でございますが、東松山警察署管内の小中学校の教員、保護者を対象に、青少年健全育成地域の集いが開催されました。東松山警察署より管内の青少年の非行問題行動の現状が報告され、その防止に向け参加者を意識を新たにしたところでございます。 26日でございますが、吉見中学校合唱祭が多くの保護者の参加をいただき、盛大に開催されました。 11月6日でございますが、平成26年度当初人事に係る一般教職員の人事異動に対し校長ヒアリングを行いました。少子化の影響を受けまして、毎年のように学級数が減少し、町内に勤務する教職員数の減少が起こっております。今後人事異動方針に基づきまして、適正に人事を行ってまいります。 17日でございますが、小中学校の保護者に参加をいただき、家庭教育講演会を実施をいたしました。今年度で第4回の開催となったわけでございますが、当初120名の参加を予定しておりましたが、150名を超える参加となり、関心の高さを改めて実感をしたところでございます。 20日から22日にかけまして中学生スリーデイズチャレンジの事業を実施をいたしました。今年度は51事業所にお世話になり、吉見中学校1年生189名が職場体験を行いました。生徒にとっては貴重な体験の場となり、成果も年々上がっている事業でございます。 27日でございますが、西小学校で埼玉県教育委員会より2年間研究委嘱を受けました学力向上研究指定事業の研究発表会が行われました。比企管内より多くの教員が集まり、大変すばらしい発表会となったところでございます。 続きまして、生涯学習課に係る主な事務事業につきまして報告をいたします。10月5日でございますが、地域にある大学と連携を図り、子どもの学びを一層推進する、このような目的で子ども大学よしみを武蔵丘短期大学に開校をいたしました。小学生4年生から6年生までを対象にした学びの場でございますが、初年度は16名が参加をし、今後4回の体験を交えた学習を行っていく予定でございます。 17日でございますが、平成26年1月12日に行われます成人式の第1回実行委員会を開催いたしました。新成人は245名で、昨年度より23名の減となっております。議員各位にはお忙しい中ですが、ご臨席を賜りますようお願いを申し上げます。 19日でございますが、平成25年度比企郡市野球スポーツ少年団秋季大会が吉見町を会場として開催されました。比企地区から21チーム、332名の選手が集まり、熱戦が展開をされました。男子にまじって女子の選手も参加をし、頑張っておりました。 20日でございますが、平成25年度体育賞授賞式が開催され、功労賞4名、栄光省2名、優秀選手賞個人22名、団体13団体の合計182名が体育協会長より表彰をされました。 11月2日から4日にかけてでございますが、第36回スリーデーマーチが開催され、吉見町では3日の中日に八丁湖が30キロメートル、50キロメートルコースの休憩所となり、スポーツ推進委員や体育協会のお手伝いをいただきながら、湯茶の接待を行ったところでございます。 続きまして、児童生徒の活躍について報告をさせていただきます。お手元の報告資料にもありますように、年々文化面、運動面での多くの児童生徒の活躍が大変目立つようになりました。これも指導する教師の力の向上とともに、児童生徒の前向きで意欲に満ちたやる気の成果というふうに考えております。教育はいかに子供たちをやる気にさせるかです。やる気にさせれば、誰に指示されることなく、みずからあらゆることに積極的に取り組む児童生徒が育っていくものと考えております。今後とも学力向上を一つの柱に据えまして、より高い指導力を持った教師を育成し、児童生徒の能力が最大限発揮できるよう教員研修の充実に努めていく覚悟でございます。 議員各位におかれましては、吉見町の将来を担う児童生徒の育成に今後ともご支援、ご協力をいただきますよう心からお願いを申し上げます。 これをもちまして9月定例議会以降の教育長教育行政報告を終了させていただきます。大変ありがとうございました。
○議長(宮﨑善雄君) ご苦労さまでした。 以上で教育長報告を終わります。 暫時休憩にいたします。 休憩 午前 9時57分 再開 午前10時10分
○議長(宮﨑善雄君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 10月22日、
埼玉中部環境保全組合議会定例会が開かれておりますので、荻野勇議員よりその結果の報告をお願いいたします。 荻野議員。 〔7番 荻野 勇君登壇〕
◆7番(荻野勇君) 皆さん、改めましておはようございます。議長の命によりまして、平成25年第3回(10月)
埼玉中部環境保全組合議会定例会の結果につきまして報告を申し上げます。 去る10月22日午前9時から埼玉中部環境センター4階会議室において開会しております。出席議員は吉見町議会選出の神田隆議員、杉田しのぶ議員、内野正美議員、私、荻野勇を含む13名であります。執行部からの出席者は、新井管理者、原口副管理者、石津副管理者、事務局より3名であります。 最初に、管理者から事務の執行状況について報告がありましたので、その概要を申し上げます。 平成25年4月から9月末までの管内の搬入ごみ量は、可燃ごみ1万8,765.69トン、粗大ごみ647.73トン、合計1万9,413.42トンであり、昨年度と比較いたしますと、可燃ごみ100.01トンの減、粗大ごみ0.82トンの増、合計では99.19トン、0.51%の減でありました。なお、ほかに
小川地区衛生組合からの受託ごみ72.44トン、彩北広域清掃組合からの受託ごみ918.35トンの可燃ごみを処理しています。 次に、灰の処理につきましては、合計2,298.48トンをセメント原料として処理委託をしております。また、今年度のダイオキシン類調査結果につきましては、1号炉0.000076ナノグラム、2号炉0.000083ナノグラム、3号炉0.000083ナノグラムとなっており、それぞれの基準値5ナノグラムを大きく下回る良好な結果とのことであります。 次に、施設の運転管理につきましては、良好な運転管理業務を継続しており、点検整備につきましても、現在順調に点検作業が進んでおるとのことであります。 次に、第二期大間処分場につきましては、フロートバイオシステムが順調に稼働しており、廃止基準の一つでありますBODの数値は良好な結果となっております。また、原水のpH、水素イオン濃度が高いことから、希硫酸による中和を行っておりますが、基準値の5.8ないし8.6に対して直近の調査結果は11.5であり、さらなる中和を図っておるとのことであります。 また、一般廃棄物収集運搬業者の株式会社三起産業が平成23年度に破産申し立てを行い、平成23年度の事業系手数料113万5,260円が収入未済となっておりましたが、株式会社三起産業の破産申し立てによる裁判の経過は、東京家庭裁判所において通算5回の財産状況報告集会が行われ、本年6月7日付で破産管財人、弁護士から組合への配当はない旨の通知があり、8月22日に裁判が終結したとのことであります。したがって、三起産業の未収金は徴収することができなくなりましたので、本年中に不納欠損処理を考えておるとのことであります。 以上が管理者報告の概要であります。 次に、鴻巣市選出の岡田恒雄議員より埼玉中部環境保全組合施設整備基金の設置、管理及び処分に関する条例について一般質問がなされ、続いて吉見町選出の内野正美議員より埼玉中部環境保全組合の運営について及び地元対策について一般質問がなされております。いずれも質問に対し、適切な答弁がなされました。 次に、管理者提出議案の上程及び提案理由の説明が行われましたので、報告を申し上げます。 議案第12号は、管理者及び副管理者の給与の特例に関する条例につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により、6月25日に専決処分をしたので、議会の承認を求めたいとするものです。 議案第13号は、平成24年度埼玉中部環境保全組合一般会計決算認定についてであります。歳入総額は8億74万9,573円で、予算現額に対し291万8,673円の増であります。歳入の主なものは、分担金及び負担金6億510万円、使用料及び手数料1億5,253万7,260円であります。 次に、歳出につきましては、支出済額7億6,861万8,076円、執行率96.34%であります。歳出の主なものは、総務費1億4,447万9,825円、衛生費6億1,803万2,294円であります。次年度繰越金は3,213万1,497円であります。 以上が管理者提出議案であります。上程されました2議案は、慎重審議の上、それぞれ原案のとおり承認、認定されました。 以上をもちまして平成25年第3回
埼玉中部環境保全組合議会定例会の報告とさせていただきます。 なお、11月7日、8日で議会行政視察研修を実施し、北海道苫小牧市の株式会社サニックスエナジー、北海道小樽市・北しりべし廃棄物処理広域連合の北しりべし広域クリーンセンターを視察してまいりました。大変有意義な研修でありましたことを報告させていただきます。 なお、お手元に資料が配付されております。後ほどお目通しお願いしたいと思います。 ご清聴ありがとうございました。
○議長(宮﨑善雄君) ご苦労さまでした。 続いて、10月28日、
比企広域市町村圏組合議会臨時会が開かれておりますので、伊与田隆議員よりその結果の報告をお願いいたします。 伊与田議員。 〔3番 伊与田 隆君登壇〕
◆3番(伊与田隆君) 改めまして、おはようございます。それでは、議長の命によりまして、平成25年
比企広域市町村圏組合議会臨時会についてご報告させていただきます。 去る10月28日午前10時から東松山市議会議場におきまして、第5回の臨時会が行われました。吉見町議会からは宮﨑善雄議長と私、伊与田隆の2名が出席いたしました。なお、吉見町の新井保美町長も副管理者として出席いたしたところでございます。 議長の開議宣告の後、議席の指定が行われ、新しく選任された組合議会議員の自己紹介が行われました。
会議録署名議員の指定がなされ、会期につきましては、10月28日1日限りと決定いたしたところでございます。 次に、副議長の選挙が行われ、指名推選の方法により、小川町議会議長の小林一雄氏が副議長に選任されました。 次に、常任委員会委員の選任が行われました。 続いて、諸般の報告で、管理者挨拶の後、管理者より提出議案の説明があり、2議案が上程されました。提出されました議案につきましては、皆様方のお手元に配付のとおりでございます。 議案第36号は、監査委員の選任についてであります。議会議員の監査委員でありました長島邦夫氏が組合議員を辞職されましたので、新たに青柳賢治氏を選任いたしたいとするものであります。 議案第37号は、平成25年度
比企広域市町村圏組合消防
特別会計補正予算(第2号)についてであります。 以上の2議案でございます。議案につきましては、慎重審議の結果、原案のとおり可決されました。なお、関係書類につきましては、議会事務局にありますので、後ほどお目通しいただければと思います。 以上をもちまして平成25年第5回
比企広域市町村圏組合議会臨時会の報告とさせていただきます。
○議長(宮﨑善雄君) ご苦労さまでした。 続いて、11月5日、
北本地区衛生組合議会定例会が開かれておりますので、奥村栄昭議員よりその結果の報告をお願いいたします。 奥村議員。 〔2番 奥村栄昭君登壇〕
◆2番(奥村栄昭君) 皆さん、改めましておはようございます。議長の命によりまして、平成25年第3回北本地区衛生組合の定例会について報告いたします。 平成25年第3回
北本地区衛生組合議会定例会は、11月5日に会期を1日と定め、開会されました。 平成25年1月から9月までのし尿及び浄化槽汚泥等の搬入量は2万356.66キロリットルで、前年の同一時期と比較するとマイナス400.98キロリットル、1.93%の減量です。吉見町は4,259.64キロリットル、134.97キロリットルの増で、3.27%の増量です。 次に、平成26年度市町負担金の試算につきましては、負担金総額を平成25年度の同額の2億9,000万円として試算すると、吉見町の負担金額は5,724万8,000円となり、267万3,000円の増額で、4.9%の増になると試算されるとのことでした。1月から9月末日までの搬入量に比べ、年末は各家庭の浄化槽清掃などが行われるため、搬入量がふえると考えられますので、負担金額及び増減率については、変動があると予測されます。 管理者提出議案は、議案第12号 平成25年度北本地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)の1議案で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,693万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を3億4,805万3,000円とするもので、原案のとおり可決されました。 また、平成26年度中の議会の会期日程及び議会運営に関する事項等について、
議会運営委員会委員長から閉会中の継続審査の申し出があり、閉会中の継続審査とすることで決定いたしました。 管理者行政報告の中で、組合施設周辺住民の健康への影響や汚泥等の埋め立てや再利用等についての安全を確保するため、敷地境界における大気中の放射線測定や汚泥等の放射性物質の測定を定期的に行い、これまで計測した数値とほぼ同様の値であり、基準値と比較しても低い値が計測されている旨の報告がありました。 議会定例会終了後に北本地区衛生組合議会議員の勤続5年の功労表彰が行われ、組合議会議員、北本市議会選出議員、横山功氏及び組合議会議員、久喜市議会選出議員、青木信男氏の2名が表彰されました。 また、11月18日、19日に組合議員全員で行政視察研修を行うことが決定され、今年度の行政視察については、汚泥乾燥焼却設備を停止し、脱水汚泥等を外部搬出し、ごみ焼却施設で処理を行っているし尿処理施設の運転管理状況等を確認するという視点から、群馬県渋川市の渋川地区広域市町村圏振興整備組合環境クリーンセンター及び栃木県日光市環境センターを視察いたしました。 以上で報告を終わりにしたいと思います。ご清聴ありがとうございました。
○議長(宮﨑善雄君) ご苦労さまでした。 以上で諸報告を終わります。
△閉会中の
所管事務調査報告
○議長(宮﨑善雄君) 日程第5、閉会中の
所管事務調査報告を行います。 初めに、11月11日、12日、
総務建設常任委員会の視察研修が行われております。小林周三委員長よりその報告をお願いいたします。 小林委員長。 〔総務建設常任委員長 小林周三君登壇〕
◆総務建設常任委員長(小林周三君) 皆さん、改めましてこんにちは。議長の命によりまして、
総務建設常任委員会の視察研修報告をさせていただきます。 なお、お手元に報告書が配付してございますので、朗読をもって報告にかえさせていただきたいと存じます。 平成25年11月28日 吉見町議会議長 宮 﨑 善 雄 様
総務建設常任委員会 委員長 小 林 周 三
総務建設常任委員会視察研修報告書
総務建設常任委員会は、先進地の視察研修を実施したので、その概要について下記のとおり報告いたします。 記1 期 日 平成25年11月11日(月)・12日(火)2 視察場所 11日 長岡市環境衛生センター (生ごみバイオガス発電事業) 12日 農業生産法人有限会社トップリバー (長野県北佐久郡御代田町)3 目 的 1)長岡市のごみ処理における先進的な事例について 2)有限会社トップリバーの先進的な地域農業の発展事例について4 参 加 者 委員長、小林周三、以下敬称は略させていただきます。副委員長、神田隆、委員、内 野正美、委員、岩崎勤、委員、伊与田隆、委員、奥村栄昭、委員、秋山真美。5 随 行 員 副町長、市川近雄、会計管理者、福田實、農政環境課長、小久保昇、同課副参事、原 勇。6 説 明 者 新潟県長岡市 環境部長、茨木正春、環境施設課長、三川俊克、環境施設課課長補佐、山田毅、環境 業務課長、金子利明、長岡バイオキューブ所長、長部恵介、議会事務局、萩原愛。 長野県北佐久郡御代田町 有限会社トップリバー社長、嶋崎秀樹。7 視察目的 吉見町の可燃ごみ・粗大ごみは埼玉中部環境センターで処理しておりますが、ごみの減量が課題となっております。全国のごみ焼却施設を見ても30年を超えて稼働しているところは数少ないと言われておりますが、埼玉中部環境センターも昭和59年供用開始して以来30年目を迎え老朽化が進んでおります。近隣の8市町村で新たなごみ処理施設に向けて協議会を立ち上げております。 このような現状の中で、可燃ごみである生ごみを発酵したガスをエネルギーにかえる長岡市の発電施設「生ごみバイオガス発電センター」を視察し、見聞を広めるため研修を実施いたしました。 次に、町の農業はイチゴ、トマト、キュウリを中心とした施設栽培が盛んであり、また土地利用型農業としては、米・麦作を中心として、平成24年に集落営農組織を立ち上げ、法人化を進めております。しかしながら、もうかる農業の実践は難しく、また後継者の育成が問題となっている現在、長野県北佐久郡御代田町の農業生産法人有限会社トップリバーの地域野菜を開拓して、新規就農者の育成、直販体制や品質管理などもうかる農業を実践する先進的地域農業の事例を参考とするため研修を実施いたしました。 8 視察経過 初めに、長岡市の概要について申し上げます。 長岡市は、新潟県のほぼ中央部に位置し、市の中央部を日本一の長さと流水量を誇る信濃川が縦断し、その両岸に肥沃な沖積平野が広がっており、平成25年10月末の人口は、28万1,217人、市の面積840.9平方キロメートル、平成24年度一般会計歳入決算額は1,438億6,226万4,000円であります。 2度にわたる合併による新市のまちづくりと大災害からの復興という大きな課題を抱える中、「前より前へ!長岡人が育ち地域が輝く」を掲げ各地域が個性を活かし連携するまちづくりに全力で取り組んでいるとのことであります。 長岡市は、ごみ焼却施設の環境衛生センター敷地内に「生ごみバイオマス発電センター」が本年7月1日から稼働を始めました。 施設は、1日当たり65トンの処理が可能で、自治体設置の類似施設では国内最大級であります。発酵かすは燃料にも活用し、生ごみ全てエネルギーにかえ、地域循環型社会を推進しております。 発電量は、年間約410万キロワットアワーを見込み、発電センターで使用する全電力と隣接するごみ焼却施設の半分の電力を賄い、年間4,800万円の電気料金の節約、年間約2,000トンのCO2の削減などの効果が期待できるとのことであります。 生ごみバイオガス発電センターの施設建設費は約19億円、稼働後15年間の運営費は約28億1,000万円とのことであります。ごみ処理費用は15年間で35億円削減できるとのことであります。生ごみバイオガス発電センターは、燃やすごみの大幅な削減、低炭素社会の構築、再生可能エネルギーの促進を目的として生ごみから徹底的にエネルギーを取り出すもので、今後のエネルギー対策モデルとして国内だけでなく、アジア各国からも注目されている施設であります。 初めに、長岡市環境部長の茨木正春さんから歓迎のご挨拶をいただき、その後、長岡市におけるバイオガス化事業の取り組みについて説明を受けましたので、その内容につきまして報告申し上げます。 長岡市では、燃やすごみの中の生ごみをどうするかが長年の懸案事項であったとのことであります。ごみの分別や有料化など取り組んでまいりましたが、大きな課題がこの燃やすごみの中に含まれている生ごみをどうするかとのことでありました。 長岡市は、天然ガスと縁がある土地で、合併した旧越路町が日本の天然ガス生産量の約4割を占めているとのことであります。平成11年には下水道の汚泥から出る消化ガスを生成し、地域のガス会社へ売却をしているとのことであります。 ごみをエネルギーに使える形で有効利用することを平成17年に策定した新エネルギービジョンの中で触れております。それ以降、さまざまな計画の中で検討し、PFI事業として生ごみをメタン発酵させて出てきたガスで発電をというスキームで、今まで燃やしていた生ごみをエネルギーとして有効利用しようと本格的に動き出したとのことであります。 市民の皆さんには、ごみの分別という一手間かけてもらうが、それが大切で、そのことで燃やすごみが前年比で4割ほど減っているとのことであります。このことで最終処分場の延命にもつながっているとの説明を受けました。 次に、生ごみバイオガス発電センターの事業概要について、長岡市環境施設課長の三川俊克さんから説明を受けました。 事業概要ですが、生ごみを微生物で発酵・分解させて都市ガスと同じメタンガスが発生します。これを発電に利用しているとのことであります。また、発酵時に出る残渣も民間のセメント工場に燃料として売却しているとのことであります。 1日最大65トンの処理は、自治体の生ごみを受け入れる施設としては最大規模とのことであります。続いて、事業方式ですが、PFI事業であります。事業契約先として株式会社長岡バイオキューブであります。この会社は、長岡のバイオ事業を進めるため専門に設立された会社であり、事業期間は平成23年3月から平成40年6月までとのことであります。 なお、本年の4月から6月までを試験運転期間とし、7月1日から本格稼働しております。事業契約額、事業費ですが、総額約47億円で、内訳といたしまして、設計・建設費で19億円、15年間の運営・維持管理費で28億円であり、事業効果といたしまして、燃やすごみの量が約4割減少しているとのことであります。 ごみ焼却施設の統廃合により、燃やした後の焼却灰を埋め立てる最終処分場の延命であり、長岡市ではこのバイオガス発電センターを稼働したことにより、市内に3カ所あった焼却施設を10月1日から2カ所で運営しているとのことであります。 現在稼働中の焼却施設の中で、1つの焼却施設が更新の時期となりますが、この施設規模も現在より縮小できることとなります。以上のことも含めまして、15年間で約35億円の削減できるとのことであります。また、CO2の削減や発生したバイオガスの発電利用となります。 このバイオガスの発電量は、当施設で使用する電気量全体と隣接する寿クリーンセンターで使用する電気量の約半分を賄い、年間で約4,800万円節約できるとのことであります。また、年間の発電量410万キロワットアワーは、一般家庭1,000世帯分に相当いたします。 また、環境教育の場として小学4年生で社会見学を実施していますが、最新施設を子供たちに見学してもらっていますとの説明を受けました。その後、生ごみバイオガス発電センターの紹介DVDの上映による詳細説明を受けました。 以上の説明を受けた後に質疑に入りました。 まず、「施設は、1日当たり65トンの処理能力があるようですが、現在の生ごみの搬入状況に伴う発電量については」の質問に対して、「本格稼働した7月以降の実績については、7月の生ごみ搬入量は1,561トン、バイオガス発生量は16万8,098ノルマル立米、発電電力は10万10キロワットアワー、送電電力は5万980キロワットアワーです。8月の生ごみ搬入量は1,410トン、バイオガス発生量は15万1,090ノルマル立米、発電電力は8万1,970キロワットアワー、送電電力は3万9,530キロワットアワーです。9月の生ごみ搬入量は524トン、バイオガス発生量は17万709ノルマル立米、発電電力は17万1,930キロワットアワー、送電電力は11万1,320キロワットアワーです」との説明がありました。 次に、「生ごみ袋について、現在どのような材質のごみ袋を利用しておりますか」の質問に対して、「生ごみの収集時に、破れにくい低密度ポリエチレン製のビニール袋(ピンク色)を使用しています」との説明がありました。 次に、「年間約4,800万円の電気料金が節約でき、年間約2,000トンのCO2の削減などの効果があるようですが、バイオガス生産に当たり1トン当たりCO2などの不純物質はどのくらい排出されますか、またその処理方法等は」の質問に対して、「生ごみ1トン当たり約150ノルマル立米のバイオガスが発生しますが、その成分の約60%はメタンです。残り40%のCO2は1トン当たり150掛ける40%イコール60ノルマル立米となり、これを重さに換算すると、1トン当たり約118キログラムになります。また、ごくわずかに不純物として含まれる硫黄分は、生物脱硫塔で除去します。ただし、バイオマス資源に当たる生ごみの処理により発生するCO2は、カーボンニューとトラルと呼ばれ、大気中のCO2を増加させないため、温室効果ガスの排出量はカウントされません。年間約2,000トンのCO2削減効果については、バイオガス発電による送電量及びごみ焼却量の減量に伴うごみ焼却施設の使用電力の削減量をCO2排出量に換算したものです」との説明がありました。 次に、「施設の建設に対しまして、住民等の反対等はありましたか。また、ありましたら解決策は」との質問に対して、「特にありません。ただ、特ににおいの関係では気をつけています」との説明がありました。 次に、バイオガス化事業を始めるに当たり、従前と比較して増大した費用はありますか。例えば生ごみと燃えるごみを別々に収集した場合、収集運搬量が2倍になるのか等です。また、全体の費用対効果が幾らぐらいになるか」との質問に対して、「週3回収集していた燃やすごみのうち、生ごみを2回、燃やすごみを1回に変更したことにより、収集経費はこれまでと変わりません。また、これまでの焼却プラス埋め立て方式をバイオ処理に転換することで、燃やすごみの量を3分の2に減らすことにより、ごみ焼却施設を3カ所から2カ所に削減、ごみ焼却施設の更新時における規模縮小、燃やした後の焼却灰を埋め立てる最終処分場の延命化といった効果が期待され、従来の処理方法と比べ、事業期間の15年間で約35億円のごみ処理経費が削減できると試算しております」との説明でありました。 次に、「発酵槽から脱水機で余分な水分を処理するとありますが、1日の処理量はどのくらいでしょうか」との質問に対して、「1日に約110トンから120トンの処理量となります。それをそのまま下水処理場へ放流することはできないため、7倍くらいに薄めて1日700トンから800トンの量にして、それを下水処理場で処理しています」との説明がありました。 次に、「生ごみを脱水したときに出る水は、下水処理場に持っていっていますが、下水処理場がなければどうしていますか」との質問に対して、「下水処理場の施設がなければいけないわけではなく、下水道の管があれば問題ないが、排水するための水質基準があり、その基準を満足するため、6倍から7倍に希釈して下水処理場に放流しています」との説明がありました。 次に、「下水処理場は、希釈した処理水でないと受け入れられないのですか」との質問に対して、「1日の処理量の中で、負荷の大きい処理水を放流されると処理しづらいとのことですので、負荷を小さくする必要があります。また、私たちだけではなく、他の搬入業者もいることですので、満足のいく希釈を行っております」との説明がありました。 次に、「生ごみに出すもので、燃やすごみと生ごみの違いは何ですか。また、この収集に市民の方は満足していますか」との質問に対して、「燃やす生ごみはかたくて発酵がしづらいものを分別しています。市民の皆さんへは説明会を延べ640回ほど行っていますが、長岡市民の皆さんは、この分別に協力的で非常に助かっています。また、生ごみの指定袋は約10リットルの小サイズと約5リットルの極小サイズがありますが、最近は核家族や1人家庭が多く、5リットルの生ごみ袋もいっぱいにならないのでもったいないとの意見がありました。そこで、この夏から約2リットルの超極小の袋をつくりました」との説明がありました。 次に、「燃焼方式にはいろいろな方式がありますが、バイオガス発酵方式にもいろいろな方式がありますか」との質問に対して、「発酵温度の違いでより効率的な発酵を目指そうとするプラントもあります。安定した運転管理がしやすいと言うのなら、人間の体温と同じぐらいのほうが管理しやすくなります」との説明がありました。 以上、活発な質疑応答がなされ、長岡市バイオガス化事業についての視察研修を終了しております。 次に、長野県北佐久郡御代田町の農業生産法人有限会社トップリバーを視察してまいりましたので、その内容につきまして報告申し上げます。 初めに、トップリバーの概要について申し上げます。 トップリバーは、平成12年5月1日に設立され、資本金1,000万円、事業内容は農産物の生産、販売、農業従事者の育成指導、農業生産法人の立ち上げ及び黒字化サポート事業であります。従業員数40名、生産品目はレタス、キャベツ、サニーレタス、白菜、グリーンリーフ、トウモロコシ、業務用ホウレンソウであります。平成24年度の売上高は約10億円であります。 嶋崎秀樹代表取締役社長は、「農業は儲からない産業。補助金で農家を助けるしかない」という常識を真っ向から否定して、「儲かる農業」を標榜し、現実に収益を上げて注目を浴びている企業であります。社長は元菓子メーカーの営業で、農業とは無縁だったが、強烈な使命感を持つに至り、経営感覚を持った農業経営者の育成に力を注いでおります。 次に、トップリバー代表取締役社長の嶋崎秀樹さんから歓迎のご挨拶をいただき、その後、トップリバーについて説明を受けましたので、報告申し上げます。 トップリバーという会社をつくって13年になるとのことであります。二十六、七歳の若者が全社員で二十数名おります。その中で農家のお子さんは、先月卒業した1人、現在は東京から来ている1人、ほかは全て非農家のお子さんとのことです。 また、大学の新卒で入社した人が2人います。あとの人は中途採用で、職歴を問いません。よくトップリバーさんはどうやって人を集めるのですかと質問されますが、レールに乗ってしまえばどういったことでもなく、新規就農者が幸せのレール、成功のレールへの乗り方を知らないだけであるとのことであります。なぜ知らないか。それは行政が指導しないからとのことであります。農業というものは、決して簡単にもうかるものではありませんが、努力とやり方によってもうかるとのことであります。 来年の4月入社の人も決まっておりますが、20歳未満の人は採用しないとのことであります。高卒の人の募集も依頼されますが、お断りしており、なぜなら体力的に厳しいということであります。 農業はばかではできません。頭がよくなければ農業はできないというのが本音とのことであります。トップリバーと吉見町の大きな違いは、受け皿の違い、実績があるかないかの違いで、トップリバーの社員はやめません。諸事情があってやめる人はいますが、卒業生の実績を見て、自分が入社して3年後、5年後、10年後を見ているからとのことであります。 今の農家は生き残らせるためにやるだけであって、皆さんが考えるべきことは、老体にむち打ってやる農家を延命させるよりも、土地利用型農業を継いでくれる、大規模型ができる若者や人材を育てるとのことであります。私から見ると、米を大規模化する、副業農業を推進する。副業農業とは、裏作で野菜をつくらせましょうということで、すると所得は3倍から4倍になります。そこで、米が裏作と考えるべきで、価格ベースであれぱ、米は小麦に負けてそういう時代になってきたとのことであります。 これからは野菜をつくれるシステムをつくり、またその野菜を販売するシステムをつくる。米と野菜の副業農業をやらせ、そこでは減反対象ではなく、あくまでも1反当たり、1町当たりで幾らの収入を上げるかということで、そこで米をメインに考えず、サブとして考えて、野菜を3回つくって米をつくる。また、有機農法というやり方も自己満足でしかない。 日本には二百数十社の農業法人があります。しかし、実際には99%赤字で、ですから農協さんともう一度手を組み直すか、5W1Hを考えてほしいと思います。5年後、吉見町で農業経営等をしっかり学んだ若者という考えを持ってほしく、さらに埼玉県であれば野菜は何でもできる。また、葉物野菜は誰でもできるので、例えば百数十人の農家さんが農機具をそれぞれ新品にした場合の金額は約7億円だそうですが、しかし、集約した場合は7,000万円で、経費は10分の1となり、これからは米農家に野菜をどうつくらせるかが課題となり、その野菜でも葉物が一番だとのことでありました。 以上の説明を受けた後、質疑に入りました。 初めに、「コーチ役について、どういう方をコーチになってもらうのでしょうか。例えば外部から引っ張ってくるのでしょうか」の質問に対して、「地元にすばらしい農業経営者がいると思います。しかし、すばらしい人が必ずしも名監督ではない。まずは監督、コーチを育てることから始める。例えばトップリバーに1年から3年研修に行ってもらう。そこで、育てる人件費を月10万円とすれば、年間120万円になる。さらに、毎年2名から3名を送り込んでもらう。そうすることによって、いずれトップリバーに研修に行かなくても、卒業生によって同じ指導ができるようになります。人を育てるのに例えば月10万円が高いか安いかを考えていただきたいと思います。もうからない農業は100年やってももうかりません」との説明がありました。 次に、「卒業生が地元に帰った後ですが、そこでの指導や販売ルートはどうしているのでしょうか」の質問に対して、「我々の会社では、最大で6年間と決まっています。そこで、4年ぐらいになると5W1Hの考え方から、どこで何をやるのかを考え始めます。あとは土地の確保と販売先の確保です。卒業してからの指導ももちろんしています。また、ほとんどの卒業者が農家の出ではないので、どこで就農しても応援しますので、問題ありません」との説明がありました。 次に、「多品目で野菜をつくることはどうでしょうか」の質問に対して、「多品目で野菜をつくることは関東圏の強みですが、大規模化できないのです。これから農業をやる人は小品目でやるべきでしょう。トップリバーでは、5~6ヘクタールが基本となっています。ですから、これからは必ず小品目でやるべきで、なおかつお客さんが欲しがるものをつくるべきです」との説明でありました。 次に、「吉見町では、瓦屋が多かったことから、土地が粘土質であります。栽培に適した野菜はどんなものがいいのでしょうか」の質問に対して、「あえて言うなら、深谷市のようなネギまたは中国の葉ネギなどがよいと思われます。さらに、二、三カ月で完結するような野菜がよいと思われます」との説明がありました。 次に、「事前に農地を持たない。農地は全て農家から遊休農地を借り受け、また長期に放置された土地やビニールハウスなどの借り受けを行い、利用されているようですが、農地を賃借するためには、農地法第3条の許可、また農業経営基盤強化促進法に基づく農用地利用集積計画を利用する方法がありますが、どのように借り入れているのか」の質問に対して、「利用集約契約書、いわゆる農地の流動化によって7~9割借りております」との説明がありました。 次に、「社員に農業経営を身につけた後、独立するよう促しているとのことですが、独立に至るまで農地のあっせん等もされているのでしょうか。また、その経営は通常の就農か、法人経営のどちらを選択しているのか」の質問に対して、「独立する2年ほど前から土地と作物、販売先を決め、独立時には流通を確立しています。農業経営できる就農であれば、個人も法人も関係ありません」との説明でありました。 以上、活発な質疑応答がなされ、農業生産法人有限会社トップリバーの視察研修を終了しております。 結びに、本委員会の視察に当たり、ご多用の中にもかかわらず、多くの資料と丁寧なご説明をいただいた長岡市環境部並びに有限会社トップリバーの関係各位に心から感謝を申し上げ、
総務建設常任委員会視察研修報告とさせていただきます。 なお、末尾に写真を添えてありますので、ごらんいただければ幸いでございます。 ご清聴ありがとうございました。
○議長(宮﨑善雄君) ご苦労さまでした。 続きまして、同じく11月11日、12日、
教育福祉常任委員会の視察研修が行われております。安孫子和子委員長よりその報告をお願いいたします。 安孫子委員長。 〔教育福祉常任委員長 安孫子和子君登壇〕
◆教育福祉常任委員長(安孫子和子君) 改めまして、皆様こんにちは。
教育福祉常任委員会は視察研修をしておりますので、議長の命によりまして、研修の報告をさせていただきます。 平成25年11月28日 吉見町議会議長 宮 﨑 善 雄 様
教育福祉常任委員会 委員長 安孫子 和 子
教育福祉常任委員会視察研修報告書
教育福祉常任委員会は、先進地の視察研修を実施したので、その概要について下記のとおり報告いたします。 記1 期 日 平成25年11月11日(月)・12日(火)2 視察場所 11日 石川郡石川町 12日 茨城県つくば市3 目 的 福島県石川町 石川町における「町立小中学校統合計画」の概要と計画の進捗状況等について 茨城県つくば市 つくば市の「つくば健康マイレージ事業」の推進状況等について4 参 加 者 委員長、安孫子和子、以下敬称は略させていただきます。副委員長、尾﨑豊、委員、小宮榮、委員、宮﨑善雄、委員、杉田しのぶ、委員、宮﨑雄一、委員、荻野勇。5 随 行 員 教育長、久保田幸夫、教育総務課長、三村秀男、健康推進課長、大野猛、議会事務局長、森田武彦。5 説 明 者 福島県石川町 議長、大野峯、教育長、田口和憲、教育課長、遠藤秀道、教育課長補佐、大賀俊昭和。 茨城県つくば市 議会総務課長、宮本任、議会広報係長、野村芳美、健康増進課長、山口昌男、健康増 進課係長、沼田徳子、矢田部保健センター所長、越路京子、桜保健センター保健師、 風見良子。7 視察目的 吉見町では、新学習指導要領に示された「生きる力をはぐくむ」を学校教育の基本理念とし、子供たちに確かな学力、豊かな心と健やかな身体の調和のとれた発達を目指し、質の高い学校教育の推進に努めています。 少子高齢化が進む中で、子供たちの学習環境の整備充実は、この目的を達成するために欠くことのできないものであり、生き生きと活気あふれる学校づくりが求められています。 一方、町民の皆さんの健康づくりに当たりましては、健康づくりへの動機づけ支援と健康的な生活習慣の定着が大切です。健康マイレージ事業は、日々の運動や食事などの目標を達成できた場合や健康診断の受診、禁煙、健康講座やスポーツ教室、ウォーキングイベントなどに参加した場合にポイント(マイル)を付与するもので、新しい事業に着手するのではなく、既存の事業を組み合わせて構築できるものです。日常生活を大きく変えることなく、まずは目の前の実践できることから始められる有効な事業です。 こうしたことから、本委員会では、早くから小規模化の進む学校のあり方を検討し、学校再編に取り組んでいる福島県石川郡石川町を視察し、吉見町における今後の教育環境の整備充実の一助とするとともに、茨城県つくば市における健康マイレージ事業の取り組みを吉見町の健康づくり事業の参考とするため、視察研修を実施いたしました。8 視察経過 初めに、福島県石川郡石川町の視察経過について報告いたします。 石川町は、福島県中通り南部、阿武隈高地の西側に位置し、総面積は吉見町の約3倍となる115.71平方キロメートルで、阿武隈川流域の平坦地と阿武隈高地に連なる山間地から形成されており、石川地方の中心都市として発展してまいりました。 石川町は、昭和30年3月に石川町、沢田村、山橋村、中谷村、母畑村及び野木沢村の6町村が合併し今日に至っております。合併当時の人口は2万5,000人余りでありましたが、徐々に過疎化が進行し、平成25年9月1日現在の人口は1万6,884人、また世帯数は5,741世帯となっております。石川町の学校の状況につきましては、小学校が8校あり、その児童数778人、また中学校は2校あり、合計生徒数は511人となっております。高校については、県立石川高校と高校野球で有名な学法石川高校の2校が町内にあります。 初めに、石川町議会を代表して大野議長並びに石川町教育委員会、田口教育長から歓迎のご挨拶をいただいた後に、遠藤教育課長から石川町立小・中学校統合計画の概要について説明をいただきました。 石川町では、昭和60年代から少子化傾向が強くなり、平成5年3月に策定された「石川町第3次総合計画」で「教育効果の面から規模の適正化を検討する必要がある」と明記され、平成10年3月に策定された「第2次行政改革大綱」では「学区検討委員会を設置して学区の見直しを検討する」ことが決定されたとのことでした。 そのころから複数の小学校で複式学級が出現し、小中学校を適正規模に再編するための学区の見直しについて検討が進められましたが、学区の見直しだけでは小規模校化の問題は解消困難との結論に達し、学区の見直しは、小中学校の統廃合と関連させながら検討することとなったそうです。 これを受け、平成16年3月に策定された「第3次行政改革大綱実施計画」の重点実施項目として「小中学校の統合再編」が明確に位置づけられ、小中学校の統合再編に向けた手続が始まったとのことでした。 その後、平成17年3月に「石川町立小・中学校統合再編検討委員会」を設置し、7回の審議を経て、平成19年3月に「石川町小・中学校統合再編に関する提言書」が教育長宛てに提出されたとのことでした。教育委員会では、この提言を受け、平成19年8月に「石川町立小・中学校統合推進委員会」を設置し、「小・中学校統合をどのように進めていくか」を諮問し、平成21年12月に小学校については、①案として、8小学校を新設小学校1校に統合する。②案として、複式学級のある学校5校と石川小学校を統合し、複式学級のない沢田小学校と野木沢小学校を存続し、3校とする2案と、中学校については1校に統合する。統合時期については、平成27年度とするという提言が教育長宛てに提出されたとのことでした。 教育委員会では、検討委員会の提言を受け、町内説明会や未就学児及び在籍児童生徒の保護者を対象とした懇談会を開催し、提言を基本とした小・中学校統合に関する基本方針を決定後、町議会とのたび重なる調整を図りながら、平成24年9月に「石川町立小・中学校統合計画」を策定したとのことでした。 この間、平成23年3月11日に発生した「東日本大震災」により被災した学校施設を初めとする各公共施設の復旧作業に多くの時間と経費を費やしたしのことでした。 現在は、本年5月に設置した「石川町立小中学校統合準備会」で統合小学校の校章・校歌の選定を初めとして、制服や体操着の選定、スクールバス運行に当たっての運行ルートの選定作業等が進められているとのことでした。 以上の概要説明を受けた後に、質疑に入りました。 まず、「平成17年3月に設置された石川町立小・中学校統合再編検討委員会の委員構成はどのようになっていましたか」との質問に対し、「検討委員会委員につきましては、PTA関係者4名、自治会関係者3名、学識経験者4名及び学校長3名の計14名の方々にお引き受けいただき、ご検討いただきました」との説明がなされました。 次に、「平成17年8月に検討委員会が行った地区懇談会及び住民アンケートについて、①懇談会対象者と出席率、②
アンケート対象者と回収率、③それぞれで出された意見等はどのようなものがあったでしょうか」との質問に対し、「検討委員会で行いました懇談会は、全町民を対象として、各学校区ごととなる8地区で開催しましたが、参加者数は305名で、人口比1.6%でした。アンケートは懇談会出席者を対象として223名、73.1%の回収でした。主なご意見といたしましては、複式学級を初め少人数学級であることでの教育に関する不安、統合により遠距離通学となることから、スクールバスの運行と安全な通学方法の確保についての要望、学校が地域の核であることによる再編に対する反対意見、統合による小中一貫教育への期待等々、さまざまな意見が出されました」との説明がなされました。 次に、「平成19年8月に石川町立小・中学校統合推進委員会が組織されましたが、どのような理由から高校生委員を選任されましたか。また、会議開催の時間帯等どのような配慮がなされましたか。さらに、推進委員会での視察先や具体的な審議内容はどのようなものがありましたか」との質問に対し、「高校生委員の選任に当たりましては、小規模小学校から中学校に進み、さらに他の地域からも進学してくる高校生の実体験を通した意見を委員会に反映させるために、4名の高校生を学校長から推薦いただきました。会議開催に当たりましては、保護者に送迎をお願いしながら午後7時からの会議といたしました。また、推進委員会では町内の小学校の実情を把握するための現場視察のほか、近隣自治体の先進事例を視察いたしました」との説明がなされました。 次に、「推進委員会から平成21年12月に提言を受け、各地区説明会及び保護者を対象とした懇談会を経て、平成22年9月に『学校統合に関する教育委員会の方針』が決定されましたが、検討委員会の設置からこれまでの間、町議会とはどのような情報の共有化を図られてきましたか」との質問に対し、「平成19年3月に検討委員会の提言を受け、全議員に提言書の写しを配付し、その内容のご理解をいただきました。また、平成21年6月に検討委員会から中間提言が報告され、『小中学校統合に関する検討と経過について』、平成21年12月に提出された提言について、さらに平成22年9月に教育委員会で基本方針を決定した際など、節目節目に丁寧に議会に説明し、ご理解をいただいてまいりました」との説明がなされました。 次に、「平成24年7月から8月に統合計画(案)町民説明会が開催されましたが、どのような意見や要望が出されましたか。また、学校別経費総額が示されておりますが、統合後の経費見込みはどのようになっていますか。さらに、説明会への出席者数を見ると、必ずしも多いとは言えないと思いますが、どのように町民の皆さんへ周知されたのでしょうか」との質問に対し、「町民説明会では、通学方法、統合小学校校舎の建設場所、統合小学校及び石川中学校への進入路の整備と安全確保、学童保育、教育内容等多岐にわたる意見要望が出されました。これらの意見要望につきましては、統合準備委員会で協議検討をいただいております。統合後の学校運営経費につきましては、施設管理費等で年間約2,500万円程度の削減が見込まれますが、スクールバスの運行に年間約7,000万円程度の支出が見込まれることから、合計では経費増となります。学校再編は、子供たちの教育の充実向上が目的ですので、やむを得ないものと考えております。また、説明会の町民への周知方法につきましては、チラシの全戸配布を初め学校・保育所等から保護者へのお知ら配布、説明会開催当日の防災無線による広報等を実施いたしました」との説明がなされました。 次に、「平成27年4月新設小学校の開校を目指し準備を進められておられますが、事業の進捗状況はどのようになっていますか。また、中学校は、沢田中学校を石川中学校に統合するのでしょうか」との質問に対し、「統合準備会では、校章・校歌、通学方法、制服の選定、教育目標等の検討を進めております。小学校統合で最も重要な校舎建設や体育館建設につきましては、小中連携を視野に入れ、小中学校が隣接することができるよう検討を重ねた結果、本年2月に中学校が統合される石川中学校の隣に統合小学校を建設することが決定されました」との説明がなされました。 次に、「学校統合後は、既存路線バスとスクールバスの新規運行を予定されていますが、通学距離により児童生徒の利用制限は予定しているのでしょうか。また、その経費見込みはどのようになっていますか」との質問に対し、「近隣自治体で運行しているスクールバスの運行状況を参考にして、通学距離が小学校では3キロメートル以上、中学校では4キロメートル以上の児童生徒をバス利用対象者といたしました。具体的には準備委員会で検討協議を行っております。運行経費につきましては、委託バス運行経費が約6,500万円、既存路線バス定期券購入補助費が約500万円と見込んでおります」との説明がなされました。 ほかにも活発な質疑がになされましたが、その質疑応答を通して、石川町が進めようとしている小中学校の統合計画が、学校が長い歴史と伝統の中で地域社会の中心的役割を果たしてきた経緯を尊重しながらも、次代を担う子供たちの教育環境の整備を第一に考え、時間をかけ丁寧な説明を重ねることにより、地域住民のコンセンサスを得てきた様子を視察させていただきました。 吉見町の児童生徒に確かな学力をつけさせるための教育環境の整備充実は、目前の課題解決ではなく、広く長期的な視点に立ち、行政と地域社会が強い信頼関係の中で取り組まなければならないということを改めて気づかさせていただいた有意義な研修でした。 次に、茨城県つくば市の視察経過を報告いたします。 茨城県の南西部に位置するつくば市は、県庁所在地水戸市から南西約50キロメートル、首都東京から北東に約50キロメートル、成田国際空港(成田市)から北西に約40キロメートルの距離に位置しています。面積は284.07平方キロメートルで、県内で4番目の広さになっています。 北に関東の明峰「筑波山」を擁し、東には我が国第2位の面積を有する霞ヶ浦を控え、あわせて水郷筑波国定公園に指定されています。また、筑波山地域を除く市域の大部分は、筑波・稲敷台地と呼ばれる標高20~30メートルの関東ローム層に覆われた平坦な地形であり、南北に流れる小貝川、桜川などの河川は、周辺の平地林、水田等と一体となって落ち着いた田園風景を醸し出しています。 また、つくば市全域が「筑波研究学園都市」の区域となっており、東京及びその周辺から移転した国の試験研究機関と新設した筑波大学を中核として、高水準の研究と教育を行うための拠点を形成しています。 つくば市議会事務局・議会総務課、野村係長の司会・進行により、初めに、つくば市議会事務局の宮本議会総務課長から、「筑波研究学園都市50周年記念式典」が本日同時刻に開催されており、議長ほか本日対応ができない旨のお話の後、つくば市の概要について説明をいただきました。 続いて、山口健康増進課長から、「つくば市健康マイレージ事業」の概要について説明をいただきました。 市の部長で組織する管理職の勉強会でテーマに掲げられたのがきっかけで、北九州市などで事業効果が上がっていることから、先進事例を調査研究し、事業を始めました。健康寿命を延ばすには健康への動議づけが大切で、つくば市では健康診査の受診など5つの健康目標を掲げ、平成22年度から健康マイレージ事業に取り組んでいます。今年度で4年目となりますが、20歳以上を対象としており、平成22年度においては対象者16万1,000人に対し、事業参加者358名で、実施率0.2%、また平成24年度においては対象者は16万4,000人に対し、事業参加者816名で、実施率0.5%となっています。今年度は事業参加者1,000人を目標に掲げていますが、現在の状況を見ますと何とか達成できると見込んでいます。 また、事業開始当初は、高齢者の市民が中心でしたが、比較的健康への関心が低い20代から40代の若い年代層の参加者をいかにふやそうかと保育所、幼稚園、小学校等の保護者宛てに案内するなど工夫を重ね、最近では徐々にはありますが、増加しています。 以上の概要説明を受けた後に質疑に入りました。 まず、「つくば健康マイレージ事業の立ち上げに当たり、検討会に参加した部署、また準備期間、事業経費についてはどの程度要しましたか」との質問に対し、「健康福祉部内の管理職で検討した後、部内各課の意見を聴取しました。準備については、平成22年1月から健康増進課職員4名で取りかかり、4月からは2名で準備を進め、10月に事業を開始しました。また、事業経費については現在140万円の予算を計上し、チラシ、ポスター、達成記念品、景品、消耗品、郵券代等に充てています」との説明がなされました。 さらに、「対象年齢が20歳以上となっている理由、また事業実施に当たり工夫した点はありましたか」との質問に対し、「若いうちから健康に関心を持ってもらうため、年齢を引き下げました。また、参加者に何か楽しみがなくてはと考え、達成記念品は全員に配布し、その後抽せんで景品が当たるようにしました」との説明がなされました。 次に、「市で実施している健康診査やがん検診、健康教育等との関連づけはありますか。また、事実施により各種健(検)診受診率は向上しましたか」との質問に対し、「本事業は5つの目標、①健康診査を受診しよう。②がん検診を1つ以上受診しよう。③歯の検診を受けよう。④健康に関する事業やイベントに1回以上参加しよう。⑤個人の健康目標を立てて3カ月以上取り組もう。これらの中から3つ以上をクリアすることになっており、必須条件をつけていませんが、約8割の方が健康診査は受診されております。また、歯の検診については多くの方が受診するようになりましたが、各種健(検)診受診率の向上にまでつながっていないのが現状です」との説明がなされました。 次に、「健康目標を達成した年齢層、男女比についてはどのようになっていますか」との質問に対し、「平成24年度の達成者は816名で、一番多い年齢層は40代の方で209名、25.6%となっています。保育所保護者等への案内が功を奏したのか、49歳以下の達成者が45%を占め、年々増加しています。また、男女比については、男性の達成者がほぼ4分の1程度で毎年推移しています」との説明がなされました。 次に、「達成者全員への記念品はどんなものですか。また、景品が当たる抽せんはどのように行っていますか」との質問に対し、「ハンドタオル、リストバンド、ソーラーキーチェーンライトなどもらった方に喜ばれる記念品をお配りしています。抽せんについては、毎年2月中旬に申し込みを締め切り、課長など職員立ち会いのもと3月上旬に担当部長が行っています。また、景品の多くは、公益社団法人やフィットネスクラブの協賛を得て調達しています」との説明がなされました。 次に、「事業実施により市民の健康意識は高まりましたか。また、課題として捉えていることはありますか」との質問に対し、「目標達成者はわずかずつふえてはいますが、健康意識の高まりについては検証できていません。また、今年度から応募したカードに4つのアンケートを追加し、新たに取り組んだ内容を記載していただいたところ、現在までに応募者の約73%の方が新たに健康目標を設定して健康づくりに取り組み、家族や仲間に伝えたり、一緒に取り組むなどの広がりが見られました。また、課題としては、周知が行き届かず、応募者が少ないことで、今年度の目標は1,000人、来年度については1,200人を目標に掲げる予定です。今後については、達成者全員へ配布している記念品のあり方の検討、アンケートなどを通して的確な事業評価をしていかなければならないと考えています」との説明がなされました。 ほかにも活発な質疑がなされましたが、健康寿命とは単なる生存ではなく、生活の質を考慮し、「あと何年、自立して健康に生きられるか」を示した期間のことです。この健康寿命の延伸を実現するには、生活習慣病の予防とともに、社会生活を営むための機能をいつまでも維持していくことが必要です。そのためには、町民一人一人が健康の重要性を自覚し、健康的な生活習慣のあり方について理解し、主体的に取り組むことが基本です。町民の健康づくりを応援する新しい仕組みとして、健康マイレージは目の前で実践できる活動に注目した事業であり、大変有意義な研修でした。 結びに、今回の視察研修に当たり、ご多忙の中、詳細かつ多岐にわたる説明をいただきました福島県石川町並びに茨城県つくば市の皆様に心からお礼を申し上げ、
教育福祉常任委員会視察研修の報告といたします。 ご清聴ありがとうございました。
○議長(宮﨑善雄君) ご苦労さまでした。 以上で閉会中の
所管事務調査報告を終わりといたします。
△町長提出議案の報告
○議長(宮﨑善雄君) 日程第6、町長提出議案の報告を行います。 本定例会に町長から提出されました議案は、お手元に配付のとおりであります。ご了承願います。
△請願の報告及び委員会付託
○議長(宮﨑善雄君) 日程第7、請願の報告及び委員会付託を行います。 今期定例会に提出されました請願は、お手元に配付のとおり1件であります。事務局長に件名を朗読いたさせます。 〔事務局長朗読〕
○議長(宮﨑善雄君) 以上のとおりでありますので、ご了承願います。 ここで紹介議員より趣旨説明を求めます。 安孫子和子議員。 〔9番 安孫子和子君登壇〕
◆9番(安孫子和子君) それでは、請願第2号 「容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書」の採択を求める請願について、朗読をもって説明とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 請 願 書 紹介議員 安孫子 和 子 「容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための 法律の制定を求める意見書」の採択を求める請願 一 請願の趣旨 容器包装のサイクル法(容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律)は、リサイクルのための分別収集・選別保管を税負担で行うことになっているため、上位法である循環型社会形成推進基本法の3Rの優先順位に反して、リサイクル優先に偏っています。 このため、家庭から出されるごみ総排出量の減量は不十分で、環境によいリユース容器が激減し、リサイクルに適さない容器包装が未だに使われているのが社会の実態です。 根本的な問題は、自治体が税負担で容器包装を分別収集しているため、リサイクルに必要な総費用のうち約8割が製品価格に内部化されていないことにあります。このため、容器包装を選択する事業者には、真剣に発生抑制や環境配慮設計に取組もうとするインセンティブ(誘引)が働かず、ごみを減らそうと努力している市民には、負担のあり方について不公平感が高まっています。 今日、気候変動防止の観点からも、資源の無駄遣いによる環境負荷を減らすことは急務であり、デポジット制度の導入をはじめとした事業者責任の強化が不可欠となっています。ついては、私たちの社会が一日も早く持続可能な社会へ転換するため、下記の事項について請願致します。二 請願事項 地方自治法第99条の規定に基づき、次の事項を基本とする『容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書』を、国会及び関係行政庁に提出すること。 1.容器包装の拡大生産者責任を強化し、リサイクルの社会的コストを低減するため、分別収集・ 選別保管の費用について製品価格への内部化を進めること。 2.レジ袋使用量を大幅に削減するため、有料化などの法制化について検討を進めること。 3.2Rの環境教育を強化し、リユースを普及するため、学校牛乳のびん化が促進されるように、 様々な環境を整備すること。 以上でございます。どうか皆様のご賛同をよろしくお願いを申し上げます。
○議長(宮﨑善雄君) 以上で請願の趣旨説明を終わります。 なお、本件に関しましては、会議規則第92条第1項の規定により、請願第2号につきましては、
総務建設常任委員会に付託いたします。
△町長提出議案の上程及び説明
○議長(宮﨑善雄君) 日程第8、町長提出議案の上程及び説明を行います。 提出議案について町長より説明を求めます。 町長。 〔町長 新井保美君登壇〕
◎町長(新井保美君) 議長の命によりまして、本定例会提出議案の説明をさせていただきます。 議案第84号は、東松山市、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉見町、ときがわ町、東秩父村、
小川地区衛生組合及び
比企広域市町村圏組合における公平委員会の共同設置についてであります。東松山市、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉見町、ときがわ町、東秩父村、
小川地区衛生組合及び
比企広域市町村圏組合において公平委員会を共同設置することについて協議したいので、地方自治法第252条の7第3項において準用する同法第252条の2第3項の規定により、この案を提出するものであります。 議案第85号は、
比企広域公平委員会の共同設置に伴う関係条例の整理に関する条例についてであります。
比企広域公平委員会の共同設置に伴い、関係条例の整理をしたいため、この案を提出するものであります。 議案第86号は、吉見町地域の
元気臨時交付金基金条例についてであります。国の緊急経済対策により交付される「地域の元気臨時交付金」の一部を基金に積み立て、平成26年度に行う公共事業の財源に充てたいため、この案を提出するものであります。 議案第87号は、吉見町
公設浄化槽事業特別会計条例についてであります。地方自治法第209条第2項の規定により、公設浄化槽事業の円滑な運営と経理の適正を図るため、この案を提出するものであります。 議案第88号は、吉見町
公設浄化槽事業条例についてであります。吉見町公設浄化槽事業について必要な事項を定めるため、この案を提出するものであります。 議案第89号は、吉見町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてであります。国民健康保険事業の県単位の広域化への対応及び国民健康保険事業の公正公平かつ安定運営を図るため、この案を提出するものであります。 議案第90号は、吉見町介護保険条例の一部を改正する条例についてであります。地方税法の一部改正に伴い、保険料の延滞金の割合に係る特例措置を定めるため、この案を提出するものであります。 議案第91号は、請負変更契約の締結についてであります。東第二地区農業集落排水事業の処理場建設における関連工事の影響により、工期変更の必要が生じたため、この案を提出するものであります。 議案第92号は、平成25年度吉見町
一般会計補正予算(第5号)についてであります。今回の補正につきましては、既定の予算額に歳入歳出それぞれ2億4,989万1,000円を追加し、予算の総額を63億6,335万5,000円といたしたいとするものであります。 歳入の主なものを申し上げますと、国庫支出金、国庫負担金、民生費国庫負担金1,759万円は、障害者自立支援給付費負担金1,565万4,000円と、障害児通所給付費負担金193万6,000円で、当該負担金を充てる歳出予算の増額が見込まれることによるものであります。 国庫補助金、総務費国庫補助金2億2,068万6,000円は、地域の元気臨時交付金で、既に予算計上している地方単独事業の一部と財源を組み替えるほか、地域の元気臨時交付金基金に積み立て、翌年度における地方単独事業の財源とするものであります。 県支出金、県負担金、民生費県負担金879万5,000円は、障害者自立支援給付費負担金782万7,000円と障害児通所給付負担金96万8,000円で、当該負担金を充てる歳出予算の増額が見込まれることによるものであります。 県委託金、総務費県委託金188万1,000円は、個人県民税徴収取扱費の確定見込みによるものであります。 次に、歳出について申し上げます。人件費関係は、公設浄化槽事業特別会計の設置及び育児休業等に伴い、679万6,000円の減額であります。 総務費、徴税費、賦課徴収費178万6,000円の主なものは、徴収嘱託員報酬222万7,000円で、実績を見込み、増額をお願いするものであります。 民生費、社会福祉費、障害福祉費3,518万1,000円は、扶助費で障害者自立支援給付費3,130万8,000円、障害児通所給付費387万3,000円で、実績を見込み増額するものであります。 介護保険事業費365万8,000円は、保険給付費及び地域支援事業費の支出見込みに伴い、介護保険特別会計繰出金をお願いするものであります。 農林水産業費、農業費、農地費360万円は、町費単独土地改良事業で台山排水路管理用道路整備工事300万円と敷き砂利工事60万円をお願いするものであります。 土木費、都市計画費、下水道費430万8,000円の主なものは、繰出金753万3,000円で、下水道使用料の減額見込み等に伴う下水道事業特別会計繰出金562万2,000円と公設浄化槽事業特別会計の設置に伴う公設浄化槽事業特別会計繰出金191万1,000円をお願いいたしたいとするものであります。 消防費、消防施設費126万円は、和名地内の防火水槽のふたを修繕するものであります。 教育費、小学校費、学校管理費169万9,000円は、南小学校保健室の床の修繕と東第一小学校プールろ過機の修繕をお願いするものであります。 中学校費、学校管理費210万円は、吉見中学校校舎大規模改造工事設計業務委託料として、普通教室等へのエアコン設置に伴う設計業務をお願いするものであります。 社会教育費、町民会館費150万9,000円の主なものは、実績見込みにより町民会館の光熱水費177万円の増額をお願いするものであります。 諸支出金、基金費、財政調整基金費1億1,504万8,000円は、財政調整基金へ積み立てをお願いいたしたいとするものであります。 地域の元気臨時交付金基金費8,000万円は、地域の元気臨時交付金を翌年度における地方単独事業の財源とするため、地域の元気臨時交付金基金へ積み立てをお願いいたしたいとするものであります。 議案第93号は、平成25年度吉見町
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてであります。今回の補正につきましては、既定の予算額に歳入歳出それぞれ2,135万2,000円を追加し、予算の総額を12億5,067万9,000円といたしたいとするものであります。 歳入の主なものを申し上げますと、支払基金交付金、介護給付費交付金812万円、国庫負担金、介護給付費負担金500万円、県負担金、介護給付費負担金410万円、一般会計繰入金365万8,000円、それぞれの増は、保険給付費及び地域支援事業費の支出見込みに対する負担割合によるものであります。 次に、歳出について申し上げますと、保険給付費及び地域支援事業費につきましては、今後の支出見込みによるものであります。 基金積立金、介護保険給付費準備基金積立金744万8,000円の減は、予定していた積立金の一部を保険料負担分として保険給付費及び地域支援事業費に充てたいとするものであります。 議案第94号は、平成25年度吉見町
下水道事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。回の補正につきましては、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ4,237万8,000円を減額し、予算の総額を5億6,470万円といたしたいとするものであります。 歳入につきましては、分担金及び負担金、下水道事業費負担金600万円の減は、事業費の減額に伴う土木共同工事負担金の減額であります。 使用料及び手数料、下水道使用料3,300万円の減は、下水道使用料の減少見込みによる減額であります。 繰入金、一般会計繰入金562万2,000円及び下水道事業基金繰入金630万円は、使用料減額による繰入金であります。 町債、下水道事業債1,530万円の減は、事業費確定見込みに伴う特定環境保全公共下水道事業債の減額であります。 次に、歳出について申し上げますと、総務費、一般管理費37万8,000円の減は、特別会計における職員の割り振りの変更により、職員給与等に減額が生じたことによるものであります。 事業費、工事請負費3,600万円の減は、国庫補助対象事業費の確定見込みに伴う工事費の減額であります。 維持管理費600万円の減は、下水道使用料の減少を見込んで減額をお願いするものであります。 議案第95号は、平成25年度吉見町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)についてであります。今回の補正につきましては、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ360万1,000円を追加し、予算の総額を2億9,009万5,000円といたしたいとするものであります。 歳入につきましては、分担金及び負担金、受益者分担金560万円は、8件分の農業集落排水事業受益者分担金であります。 繰入金、一般会計繰入金41万9,000円の減は、一般会計繰入金を減額したいとするものであります。 諸収入、税還付金158万円の減は、消費税及び地方消費税還付金の減額であります。 次に、歳出について申し上げます。総務費、一般管理費41万9,000円の減は、職員の育児休暇の変更に伴う職員給等の減額であります。 建設事業費、工事請負費560万円は、供用区域における8件分の公共ます取りつけ工事による増額であります。 維持管理費、需用費の120万円は、処理場における電気料の不足が見込まれますことから、光熱水費の増額をお願いするものであります。 諸支出金、積立金278万円の減は、農業集落排水事業基金積立金を減額いたしたいとするものであります。 議案第96号は、平成25年度吉見町
水道事業会計補正予算(第3号)についてであります。今回の補正につきましては、予算第3条の水道事業収益3,293万9,000円を減額し、6億5,690万8,000円とし、水道事業費用1,293万5,000円を減額し、6億2,391万7,000円といたしたいとするものです。 また、予算第8条の職員給与費8万9,000円を増額し、3,195万3,000円といたしたいとするものであります。 この補正の主なものは、水道使用料の減少見込みによる給水収益及び県水受水費の減額、消費税及び地方消費税還付金の増額、異動等に伴う人件費の補正の必要が生じたことによるものであります。 議案第97号は、平成25年度吉見町
公設浄化槽事業特別会計予算についてであります。歳入歳出の総額は、歳入歳出それぞれ3,375万円といたしたいとするものであります。 歳入の主なものを申し上げますと、浄化槽設置費分担金215万4,000円、浄化槽整備事業費国庫補助金718万円、浄化槽整備事業費県補助金1,389万円、一般会計繰入金191万1,000円、下水道事業債860万円であります。 次に、歳出の主なものを申し上げますと、一般管理費515万8,000円は、職員1名分の人件費等であります。 建設事業費2,754万円は、整備区域内に設置予定の合併処理浄化槽20基分の工事に係る費用が主なものであります。 維持管理費55万2,000円は、設置後の浄化槽の保守点検等に係る費用であります。 議案第98号は、吉見町
固定資産評価審査委員会委員の選任同意についてであります。吉見町
固定資産評価審査委員会委員、土田健壽さんの任期が平成25年12月20日で満了となりますので、再任いたしたくこの案を提出するものであります。 以上、議案第84号から第98号まで、各提出議案につきまして、その概要を説明申し上げました。細部につきましては、それぞれ担当課長から説明いたさせますので、慎重ご審議の上、いずれの議案も原案のとおりご承認くださいますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(宮﨑善雄君) 以上で町長の提案説明を終わります。
△散会の宣告
○議長(宮﨑善雄君) 本日はこれにて散会いたします。 (午前11時49分)...