川島町議会 > 2022-06-15 >
06月15日-04号

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  1. 川島町議会 2022-06-15
    06月15日-04号


    取得元: 川島町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    令和 4年  6月 定例会(第3回)          令和4年第3回川島町議会定例会議事日程(第4号)                令和4年6月15日(水曜日)午前9時30分開議日程第14 町政一般質問日程第15 議員派遣の件日程第16 閉会中の各常任委員会所管事務調査について日程第17 議会運営委員会の閉会中の継続調査件---------------------------------------出席議員(13名)     1番  加藤 進議員     2番  渋谷幸司議員     3番  矢内秀憲議員     4番  粕谷克己議員     5番  柴田一典議員     6番  稲村美代子議員     8番  爲水順二議員     9番  森田敏男議員    10番  菊地敏昭議員    11番  石川征郎議員    12番  道祖土 証議員   13番  小高春雄議員    14番  小峯松治議員欠席議員(1名)     7番  新井悦子議員---------------------------------------地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長      飯島和夫     副町長     石島一久 教育長     中村正宏     政策推進課長  藤間 隆 総務課長    内野修一     税務課長    田中 宏 町民生活課長  伊原郷史     健康福祉課長  石川 勉 子育て支援課長 島村明子     農政産業課長  笠井貴志 まち整備課長  小澤寿男     上下水道課長  石川和貴 教育総務課長  鈴木克久     生涯学習課長  小久保 聡 会計管理者   佐藤直美---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長  山崎勝義     書記      町田厚美 △開議 午前9時30分 △開議の宣告 ○小峯松治議長 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員数は13名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 新井議員におかれましては、けが療養のため、欠席届が出されておりますので、報告いたします。 なお、上着の脱着はご自由に願います。---------------------------------------町政一般質問小峯松治議長 昨日に引き続き町政一般質問を行います。---------------------------------------菊地敏昭議員小峯松治議長 最初に、菊地敏昭議員     〔菊地敏昭議員 登壇〕 ◆菊地敏昭議員 皆さん、おはようございます。議席番号10番、菊地敏昭です。 ただいま議長のお許しをいただきましたので、町政一般質問をさせていただきます。 自動運転時代を見据えた町の道路行政について伺います。 川島町最大の社会インフラ整備と言える川島インターチェンジ鶴ヶ島ジャンクションとつながり、2008年供用開始となりました。2025年に自動運転レベルは4になり、高速道路での自動運転が実現しそうです。その先のレベル5に向けた町内道路行政の考えを伺います。 2番目に、電動キックボードが公道走行をできるようです。また、シルバーカーの普及で、町道の歩道や県道・国道の歩道整備の考えを分かる範囲で結構でございますので、教えていただきたいと思います。 (3)川島中学校生徒さくら通り歩道を通学路として利用しています。歩道は全て完成していませんが、安全・安心が確保されています。自転車通行可能な道路標識がありませんが、どうなっていますか、伺います。 また、県道日高・川島線の歩道整備も進んでいるようですが、完成した歩道に自転車通行可の標識があるところとないところがありますが、どうなっていますか、伺います。 質問事項2、デジタル・トランスフォーメーション、DX推進室進捗状況について伺います。 推進室の現状の陣容規模と目的、目標、期限、成果、何をいつまでどのようにの方法で実施されているか、伺います。 (2)町全職員にどのようにDXの意識向上を図っているのか、伺います。 (3)マイナンバーカードの発行は順調に進んでいますか、伺います。 質問事項3、バラまつりについて伺います。 来場者人数について、令和元年、2年、今年の人数について伺います。 また、来園手段はタクシー、バス、自家用車、自転車、バイク、徒歩それぞれどのようでしたか、伺います。 (3)来園者の多かった日と時間帯を伺います。 (4)駐車場の確保はどのように対応されたのか、また不足することはなかったのか、伺います。 (5)町外・町内の来園者の率はどうか。また、出店等も出ていましたが、出店数と経済効果はどうでしたか、伺います。 最後に、来園者の感想は聞かれましたでしょうか。 質問事項4、小動物について伺います。 (1)捕獲用のおりは、今現在、町で何個用意しているのか、伺います。また、不足することは過去にあったか、伺います。 (2)捕獲した動物の種類と頭数は令和元年、2年、3年、現在まで、各々伺います。 (3)捕獲した動物の処理方法はどのようにするのか、伺います。 以上、よろしくお願いいたします。 ○小峯松治議長 菊地議員質問事項1に対して答弁を求めます。 飯島町長     〔飯島和夫町長 登壇〕 ◎町長(飯島和夫) 皆さん、おはようございます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。 それでは、菊地議員質問事項1、自動運転時代を見据えた町の道路行政はのご質問にお答えをいたします。 自動運転については、2025年にはレベル4に到達し、高速道路での自動運転が実現されると予想されており、効果としては、交通事故の削減や渋滞緩和、環境負荷の軽減など多岐にわたっております。その実現のためには、車両の技術開発のみに頼るのではなく、道路インフラとして走行空間の確保や電磁誘導線の敷設など様々な整備が必要であるとされ、一方、自動運転技術では、その実現に向けて国内外で多くの実証実験が実施されておりますが、道路認識機能やAIによる自動制御システムの向上など、解決すべき課題も多く報告されております。 以上のようにハード面やソフト面において課題は山積しておりますが、将来的に自動運転は生活の基盤になり得る技術であるため、本町においても自動運転時代の到来を見据え、技術開発の進展や法制度の動向などを注視し、時代に即した道路整備について調査研究をしてまいります。 なお、詳細につきましては、担当課長より答弁をいたします。 ○小峯松治議長 小澤まち整備課長まち整備課長小澤寿男) おはようございます。 それでは、菊地議員質問事項1、自動運転時代を見据えた町の道路行政についてお答えいたします。 まず、自動運転レベル5に向けた町内道路行政の考えについてでございますが、自動運転については改正道路交通法などにより2025年には自動運転レベル4、将来的には自動運転レベル5と自動運転の技術がさらに進歩していくと予想され、大まかな目標といたしましては、2020年代の後半から2030年代には自動運転レベル5を掲げる自動車メーカーが多く、完全自動運転の時代がすぐそこまで迫っている状況です。 インフラである道路に求められることといたしましては、自動運転車が安全かつ円滑に走行できるような道路空間の確保や車両を安全に誘導する電磁誘導線の敷設など、様々な整備が求められておりますが、自動運転技術では道路認識機能やAIによる自動制御システムの向上など解決すべき課題も多く報告されておることから、技術開発の進展や法制度の動向などを注視し、その時代に即した道路整備について調査研究をしてまいります。 次に、電動キックボード歩道走行シルバーカーの普及による歩道整備の考えについてでございますが、電動キックボードにつきましては、新たなルールを盛り込んだ改正道路交通法が2022年4月19日に衆議院本会議で可決成立いたしました。これにより、今まで原動機付自転車として区分されていた電動キックボードが新たに特定小型原動機付自転車の区分に入ることとなり、改正道路交通法が施行されれば、車道や自動車レーンのほか電動式のモーターを搭載したキックボードであって、時速6キロメートル以下で走行するなど条件付ではございますが、自転車が通行可能な歩道を走行することができるようになります。 また、ご質問のシルバーカー電動機付車椅子であるシニアカーのことと思われますが、シニアカーで最高時速6キロメートルを超えないものは、道路交通法では身体障害者用車椅子に該当し歩行者扱いとなるため、一般の歩行者と同様に歩道を走行することが可能です。 ご質問の普及に伴う歩道整備の考えということでございますが、電動キックボードシニアカーが歩道を走行する場合は運転マナーも必要となりますけれども、道路管理者といたしましては、交通事故等を未然に防ぐためにも運転される方にはルールを順守していただき、日常の道路管理につきましては、道路施設の損傷などによる事故防止を図ることや通行に支障がないように道路環境を整えることが重要であると考えております。 次に、さくら通り県道日高・川島線の自転車通行が可能な道路標識についてお答えいたします。 まず、自転車歩行者専用の標識につきましては、規制標識となることから埼玉県公安委員会が設置するもので、ご質問の県道日高・川島線に自転車通行可の標識が設置されているところと設置されていないところがあるということでございますが、県道日高・川島線につきましては、つばさ北小学校周辺の一部区間において規制を行っているとのことであり、規制区間につきましては、警察庁交通局長から通達された交通規制基準により道路標識を設置する間隔は、原則として交差点ごとに設置するものとしております。 ただし、交差点から交差点までの間隔が長く、区間内で規制の意味が判然としないおそれのある場合につきましては、設置する間隔がおおむね1キロを超えない範囲で必要な地点に区間内標識を設置するものとしていることから、県道日高・川島線におきましても、埼玉県公安委員会により同様な設置基準により看板が設置されているものと思われます。 なお、さくら通り自転車歩行者専用の標識が設置されていないことにつきましては、ご質問にもあるとおり、現在、町ではさくら通りの整備を進めておりまして、片側ではございますが、路線の全てに歩道を整備する計画であることから、町といたしましては全ての歩道整備の完了が見込まれる段階で、自歩道の規制などについて埼玉県公安委員会と協議をしたいと考えてございます。 以上でございます。 ○小峯松治議長 菊地議員菊地敏昭議員 ありがとうございました。 それでは、再質問させていただきます。 初めに、レベル4の話をさせていただきまして、レベル5になるんじゃないかということですけれども、せっかくの川島町最大の社会インフラである川島インターチェンジが供用されて十四、五年たつんですか、そして北産業団地もできて物流拠点もできた。東京、名古屋、大阪と東名阪高速道路が中央道、第1東名、第2東名とありまして、多分、大型運送業者支店長クラスの話を聞きますと、どこかを時間的に閉鎖して、青ナンバーの専用の道路にすると、インターまでは無人運転で来ると。 今、実際にやっているのは、大型トラックに後ろか前に1台しかつけられないんです、無人運転が。ところが、川島インターまで来るわけです。何が問題かというと、サービスエリアとかインターまでなんです。そして、引込み道路をつけて、モータープールを何ヘクタールか用意してどうぞということで実現可能ならば、相当物流業者も狙って川島に来ますし、一大拠点になると思うんです。 これは話として聞いてほしいんですけれども、日本でちょっと大手の運送会社で川島にない会社が資本金は100億円ですけれども、どうも土地を探しているといううわさを聞くんですが、川島町は関係なく、何ヘクタールですか超えると県で調整しちゃうという話も聞いているんですけれども、いずれにしても相当な物流の要になる可能性があるわけです。 その業者さんは、今、川向こうにいっぱい支店・営業所がある会社で、ちょっとこちら弱いんですけれども、そうかと思って調べてみたんですけれども、いずれにしても実名で挙げると例えば日高とか鶴ヶ島、相当土地も空いていますし、やっていますけれども、国道407なんです。254はずっとつながっていますし、407はやっぱりちょっとということがあると思うんです。 そういうことで川島の可能性として南開発の話も出ていますし、超大型国内物流業者の進出という話も聞いていますし、インターからすぐ引き込める土地もあると思うので、ぜひその辺を考え、今言って今どうだということもないと思いますけれども、ひとつ町長にお話を伺いたいと思います。 それから、電動キックボードですけれども、先程ご説明あったとおりですが、旧国道254が町道になりました。先般も、樹木がたくさん生えていて333本で444万といったかな、何か毎年毎年お金かかっていると。 歩道が膨らんじゃって、シルバーカーに乗っている人が揺れちゃうんです。大分根元はきれいにしていただいたようですけれども、ぜひその辺を考えて歩道整備をもう一回見直していただいて、自分がシルバーカーに乗って、シニアカーと言うんですか、乗って運転したときにどうかなと思うと、150ミリぐらいの車輪なんです。大きいやつは200ぐらいですけれども、日本の大手の自動車メーカーが作っているんですけれども、それが仮にもし転倒したとか、けがしたなんていったら、シニアカーに乗っている人も大変なことになると思うんです。ともかく歩けない、不自由だから乗っているということで、もう一回見直していただければと思います。 国道254は今、落合橋北詰に向かって上り線の歩道は樹木を伐採してきれいにしています。これも一般質問でさせていただきまして、まち整備の課長さんはそれを県土なり国に確認していると思いますが、いずれは落合橋北詰まで行ったら下り路線に入って樹木の伐採をすると。目的は多分その辺にあったり、ごみの散乱がするということだと思うんですけれども、町の町道の歩道整備、それから県道の歩道整備を特に要請してまいりたいと思います。それのお考えを伺います。 それから、さくら通りのことですけれども、完成したら云々という話ありますけれども、今の中学生が楽しそうに横になったり、縦になったりして挨拶しながら走っていくのを見て、ほほえましいんですけれども、途中途中に町道の横断とかがあるんです。今のところ事故がないからいいかなと思うんですけれども、我々前期高齢者とか後期高齢者が何か70歳以上は歩道通行可だとかというような自転車で、そういう話も聞くんですけれども、いずれにしても車道と歩道ということで大変な時代が来るわけですけれども、自動運転になれば当然、内輪差というのを気にしたものをやらなくちゃいけないし、今、川島町の道路を走っているちょっと大きいトラック見ると最大積載量が26.5トン、先程、同僚議員にお聞きしましたら、45メーターもある高い建物の冷凍冷蔵庫に来る車は2連で24メーターぐらいのが走ってくるということを聞いております。 いずれにしても内輪差で曲がれないところ、有人でも曲がれないところ、またはガードレールを曲げないように左折ならば右側の路線にしっかり出て、交通渋滞を起こしているというのもあるわけです。その辺で子どもたちが巻き込まれなければいいんですが、車の停車線の位置も今までどおりなんです。ぜひその辺も右折帯の白線、停止線、そういうのも県にお願いしているからいいというんじゃなくて、町も実情に併せて担当課では出向いて行ってお願いしてもらいたいと思うんですけれども、その辺について3点、ご回答いただきたいと思います。 町長、ぜひひとつ自動運転のことで、インター周辺のことで思いがありましたらよろしくお願いします。 ○小峯松治議長 質問事項1の再質問に対して答弁を求めます。 飯島町長 ◎町長(飯島和夫) ただいまの菊地議員の再質問についてお答えをしたいと存じます。 自動運転レベル4ということになると、その路線はインターまでだということの中で、モータープールでもつくって検討したらどうかという大変なご指摘をいただきました。まさに私も覚醒の感を、目からうろこというところがありまして、意識しておりませんでした。 私どもインター開発を今進めておりますが、これが一つの新たなキーワードに使えるということを今確信をいたしましたので、早速そのような考え方を取り入れて、今後インター周辺の開発の中で考慮をしていきたいと思います。確かにそのとおりだなということで、ご指摘誠にありがとうございます。 また、ただいま課長の答弁の中に入ってくるかと思いますが、それに併せて自動車の大型化ということもありますので、町道から県道への隅切りというところが大分ありますので、これは早速課長のほうに指示してまいりたいと思います。ありがとうございました。 ○小峯松治議長 小澤まち整備課長まち整備課長小澤寿男) それでは、再質問にお答えをさせていただきます。 初めに、旧国道の歩道の舗装が樹木の根などによって隆起しているというご質問かと思いますが、そちらにつきましては、順次、町のほうでも舗装の補修等はさせていただいておりますけれども、地元の区長さんと調整をさせていただきながら補修をしていきたいと考えてございます。また、パトロールによりましてそういう箇所を発見した場合については、速やかに補修をさせていただければというふうに考えてございます。 続いて、落合橋北詰までの樹木の伐採によって歩道の幅員の確保ということでございますけれども、町のほうでも県から順次整備をしていくというふうに聞いてございますので、そちらのほう、またスケジュール等は県のほうに確認をさせていただければと思ってございます。 続いて、歩道の内輪差による隅切りの関係でございますが、先程町長の答弁にもございましたけれども、埼玉県のほうと調整をさせていただいて道路整備基準等を加味しながら進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。     〔「漏れている、旧国の歩道のことと町道の歩道のこと、旧国道だけ言ったじゃないですか」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 じゃ、補足。
    まち整備課長小澤寿男) すみません、答弁漏れということでございまして、その他の歩道につきましても、パトロール等をさせていただいておりまして、隆起しているものにつきましては予算に限りはございますけれども、補修のほうさせていただきたいと思っております。 以上でございます。 ○小峯松治議長 菊地議員菊地敏昭議員 ありがとうございました。 なかなかお金のかかることですけれども、今コロナ禍で安全・安心が違うほうにちょっと行っているかなと思うんですけれども、いずれにしましても事故起きてからえっというよりも、予防保全という一般会社ではそういうふうに言われるんですけれども、今やIoTでモーターの振動までやって、昔は自転車で工場が止まったら、製紙工場の話、製鉄工場の話、社員が回って異常音しないかということで、適宜に予防保全していたという時代があったんですけれども、今は回転数にむらが出るとおかしいということでスクリーンに出てプリントアウトして、チェックするという時代に入っているそうです。 町も、言われたらやるというのが今の仕事のやり方かと思うんですけれども、これから先見据えたとき、何が起きるかというのは結局、高齢化といって一口に言いますけれども、動けない人がいっぱい出てくるということになると自動運転のバスとかタクシー、また歩道を自分でコンビニとかお店に行ってもらうとか、病院に行ってもらうということになると、落差とかというのは非常に怖いと聞いているわけです。 ぜひ区長さんに言われたらと言うけれども、区長さんも1年で交代しちゃいますし、町の行政として目的意識を持って、ここは何とかしなくちゃということでぜひそういう目で見ていただかないと、流れが速いから追いついていかないと思うんです。その辺はぜひひとつ、肝に銘じてやっていただければと思います。 シルバーカーキックボードも、多分ホンダももう参入しましたし、トヨタも参入していますから、平成の森公園に自転車を積んで高級乗用車なり、乗用車なりワンボックスで来て、自転車を組んで高坂まで行くんです。そういう人たちいっぱい来ているんです。それで、川島という非常にのどかで静かでいいところで、どこかに車で来て、キックボードに乗って云々という時代、もうすぐ来ると思うんです。 そういうことを踏まえて周遊するために、言葉違いますけれども、リースのスマホで借りられる自転車もあるように、キックボードもそれで借りられるようなリース会社も進出してくると思いますし、そのときに転倒したり何かすると、保険もちゃんとできてくると思うんですけれども、そういうことを考えると子ども、小・中学生の通学路、シルバーシニアカー、それからキックボードということで、歩道も今までの歩道と違って当然機能するような歩道をお願いしなくちゃいけないと思いますので、ぜひ自転車で通っていいんだ、悪いんだという話じゃなくて、事故が起きないような想定で、川島の安全な道はこうですよということで社会インフラの一つに重要な位置づけに入れていただきたいと思うんですけれども、まち整備の課長、なったばかりで申し訳ないんですけれども、引き継いでいただいてやっていただけるようにお願いしたいと思うんですが、答弁お願いします。 ○小峯松治議長 質問事項1の再々質問に対して答弁を求めます。 小澤まち整備課長まち整備課長小澤寿男) それでは、再々質問についてお答えさせていただきます。 最初の答弁のほうでもございましたけれども、道路管理者といたしましては、交通事故を未然に防ぐためにもルールを守っていただきながら、道路管理につきましては施設の損傷など早めに事故防止を図ることとしまして、通行に支障がないように道路環境の整備を進めていくということにさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○小峯松治議長 以上で質問事項1の一般質問を終わります。 菊地議員質問事項2に対して答弁を求めます。 飯島町長 ◎町長(飯島和夫) それでは、菊地議員質問事項2、DX推進室推進状況についてのご質問にお答えをいたします。 町では、情報通信ネットワークの急激な発展や新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うライフスタイルの変化に対応すべく、令和3年4月1日に政策推進課内にDX推進室を設置し、令和4年度から令和8年度までの5か年計画である川島町DX推進計画を策定をいたしました。この計画では、町の現状を踏まえた課題を洗い出し、町のDX推進における3つの目指すべき姿を定めております。1つ目といたしましては、いつでもどこでも利用可能な暮らしの利便性向上、2つ目といたしまして、ICTを活用した行政手続の効率化、3つ目としまして、ICTを活用した社会課題の解決、新たな価値創造となっております。 現在、多くのサービス提供を考えているところでありますが、サービスをご利用いただくためには、前提となるマイナンバーカードの取得が必須となります。このためマイナンバーカードの取得をしていただくよう、鋭意進めているところであります。あわせて、職員の何より意識改革を進め、デジタル・ガバメントクラウドなど時代の波に乗り遅れることのないよう進めているところであります。 なお、詳細につきましては、担当課長より答弁をいたします。 ○小峯松治議長 藤間政策推進課長政策推進課長(藤間隆) おはようございます。 それでは、菊地議員質問事項2、DX推進室進捗状況についてのご質問にお答えをさせていただきます。 まず、(1)推進室の現状の陣容規模、目的、目標、期限、成果、何をいつまでにどのような方法で実施するのかにつきましてお答えをいたします。 DX推進室の陣容、人員配置につきましては、政策推進課主幹との兼務になりますが、DX推進室長、担当主査、担当主任の3名の体制としてございます。また、昨年度に引き続き、国の地方創生デジタル人材派遣制度を活用し、民間企業から、川島町DX推進アドバイザーとして1名の派遣をいただいてございます。 DX推進室の目的、目標は、行政手続の簡略化やペーパーレス化、ICTを活用した防災対策等の充実を図り、よりよい町づくりや町民の利便性の向上を大きな目的としてございます。目標としましては、いつでもどこでも利用可能な暮らしの利便性向上、ICTを活用した行政手続の効率化、ICTを活用した社会課題の解決、新たな価値創造となってございます。期限は、計画の最終年であります令和8年度までとしてございます。 成果、何をいつまでにどのような方法で実施するのかにつきましては、DX推進計画において優先順位をつけました15項目について、それぞれ改善案と目標を示しており、これらの実現に向けて取り組んでいるところでございます。 1つ目は、マイナンバーカードの保有率向上ですが、昨年度、マイナンバーカード普及率アップキャンペーンや出張申請受付の実施により、目標としておりました50%を達成いたしました。今後も、地域の出張申請受付など普及率向上に向けて取り組んでまいります。 2つ目は、マイナンバーカードを活用したオンライン手続の充実でございますが、こちらはマイナポータルの利用手続としまして20の手続を目標としており、現在、子育てや介護に関する12の手続がオンラインによる電子申請が可能となってございます。 3つ目は、マイナンバーカードを活用した各種証明書コンビニ交付についてでございますが、令和4年4月のコンビニ交付利用者は約10%となっており、引き続き町民の皆様へ周知を図ってまいります。 4つ目は、RPA、OCRを活用した業務効率化ですが、令和7年度を目途に、国が進めております基幹系システム標準化対応や、費用対効果を踏まえて対象となる業務を検討してまいります。 5つ目は、電子サービスを活用した調査業務の効率化でございますが、金融機関への照会、回答を電子で行うことができるピピットリンクを4月より導入いたしました。対象の金融機関についても、今後拡充される見込みとなってございます。 6つ目は、避難行動支援者の把握を可能とするシステムの導入でございますが、新たに国の提案するサービスも含め検討してまいります。 7つ目は、ICTを活用した教育の実施でございますが、町では、全児童・生徒に1人1台学習用端末を整備し、令和3年度には学習用端末で全児童・生徒が全ての教科を学習することができるAIドリル教材を導入いたしました。今後もICTを活用した授業のさらなる充実を目指し、昨年度と同様に各校にGIGAスクールサポーターの派遣を予定してございます。 8つ目は、業務体制に即した情報セキュリティーの強化でございますが、国が令和4年3月に改定した情報セキュリティーポリシーガイドラインの内容を踏まえて、見直しを図っております。 9つ目は、ウェブ会議システムを活用した町民からの相談対応についてでございますが、町ホームページや妊婦や子育ての方から相談予約を開始しております。 10番目は、電子決済や電子契約等を活用した業務効率化でございますが、埼玉県や他自治体の事例及び効果を分析し、実施に向けて検討を進めているところでございます。 11番目は、タブレット端末やチャット等を活用した現場対応の効率化でございますが、トライアル期間を経てLGWAN環境、インターネット環境の双方から通信可能な自治体職員専用のチャットツールでございますLoGoチャットを導入し、ふだんの業務内ではもちろん、過日の水防体制等の行事でも職員間コミュニケーションツールとして、様々な場面で活用を始めてございます。 タブレット端末の導入につきましては、世界的な半導体不足の影響により端末確保に苦慮しており、7月導入に向け事務処理を進めているところでございます。 12番目は、ホームページ等オンラインで混雑状況の確認が可能な混雑検知システムの活用でございますが、町民の方が手軽に混雑状況を確認できるサービスを検討してまいります。 13番目は、ウェブ会議の実施や電子ボード等の活用、庁内無線LAN環境整備により庁内会議のペーパーレス化でございますが、タブレット端末やチャットツールの活用と併せて推進してまいります。 14番目は、保育園における現行ツールを活用した保護者との連絡手段の拡充でございますが、今年度、必要なときに保護者へ一斉メールを送信できるライデン・スクールというメールシステムの利用を開始をしております。 15番目は、選挙会場における本人確認等の効率化でございますが、昨年秋に実施されました衆議院議員選挙から、各投票所で投票券に記載されたバーコードの読み取りによる入場を実施いたしました。 今後もDXによる事務効率化と町民の皆様の利便性向上に向けて取り組んでまいります。 続きまして、2、町全職員にどのようにDXの意識向上を図っているかについてお答えをさせていただきます。 町では、川島町DX推進委員会を設置し、各課のDX推進委員12名を中心に調査や連絡調整を行っております。今後も委員会の中でDX推進計画進捗状況の確認等を行い、全職員の意識向上を図ってまいります。 また、昨年度、川島町DX推進アドバイザーを講師としまして、全職員を対象に「自治体におけるDXについて」と題しまして研修会を実施し、デジタル・トランスフォーメーションの言葉の意味や自治体としての取り組むDXの内容、事例などを説明いたしました。 今後も、国の進めるクラウド化やシステム標準化等につきまして、職員一丸となって取り組んでいけるよう情報共有を図ってまいります。 続きまして、(3)マイナンバーカードの発行状況についてお答えをさせていただきます。 令和3年度、カードの申請につきましては、確定申告、防災ラジオ配布、選挙投票所、ワクチン接種会場におきまして出張申請受付を実施し、さらにマイナンバーカード普及率アップキャンペーンを実施をいたしました。 また、交付につきましては、マイナンバー関連業務専用端末を追加設置し、交付を行う人員についても増員をいたしてございます。 その結果、令和3年4月11日時点で33.7%だった申請率は、今年5月8日時点で59.37%となり、交付率についても21.6%から52.55%まで上昇いたしました。なお、申請率、交付率ともに県内1位となってございます。 今後におきましても、地域の方々や企業等にご協力をお願いするなど様々な手段で申請、交付率の向上に努めてまいります。 以上でございます。 ○小峯松治議長 菊地議員菊地敏昭議員 大変丁寧なご説明ありがとうございました。 (2)の全職員にどのように意識向上を図っているかということで、12名いる庁の方というんですか、推進を主として指導されている方ということですけれども、勉強会をされているというような話も伺ったんですけれども、年間50週で週に1回やっても50日しかできない、50回しかできない状況なんですけれども、その辺は庁内、川島町役場内では何曜日とかいうのは決められているのでしょうか。 また、その報告業務というんですか、どこまで浸透したかというのはどのようにされているのか、ちょっと分かる範疇で結構ですし、また推進中であればそれで結構ですので、お聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○小峯松治議長 質問事項2の再質問に対して答弁を求めます。 藤間政策推進課長政策推進課長(藤間隆) 職員の勉強会につきましては、週に何曜日とかとそういった形ではございません。既にDX、デジタル・トランスフォーメーションというのを言葉の意味を含めた中で、どういうふうに浸透させていくかということで研修をさせていただいております。 浸透につきましては、その後のアンケート調査やその当時やったものを動画配信をして後から見られるような工夫も取ってございます。 いずれにしても、DX、言葉だけ知っていても、その中身がどうなのかという目的、目標をはっきり捉えるということの浸透をまずは図っていきたいというふうに考えて、実施をさせていただいている状況でございます。 以上でございます。 ○小峯松治議長 以上で質問事項2の一般質問を終わります。 菊地議員質問事項3に対して答弁を求めます。 飯島町長 ◎町長(飯島和夫) それでは、菊地議員質問事項3、バラまつりについてのご質問にお答えをいたします。 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、令和2年度及び令和3年度のイベントは全て中止とし、バラの小径についても観覧いただけない状況が続いておりましたが、感染状況も落ち着き始めたことから、今年度につきましては、ウィズコロナ時代に対応したイベントとして、人の密集を避けるため、開会式やステージ発表等は行わず、日程も4日間に分散した形でスプリングフェスティバルを開催をいたしました。 スプリングフェスティバルには、川島町商工会の会員が運営する出店のほかキッチンカーやハンドメイド雑貨の販売店などを配置したところ、4日間で約1万人の方にご来園をいただき、改めて町内外の方々に川島町の魅力を知っていただく機会を提供できたことや、地域経済の活性化に貢献することができたと考えております。 来年につきましても、さらに内容を充実させ、多くの方がご来園いただけるよう実施をしてまいります。 なお、詳細につきましては、担当課長より答弁をいたします。 ○小峯松治議長 小澤まち整備課長まち整備課長小澤寿男) それでは、菊地議員質問事項3、バラまつりについてのご質問にお答えいたします。 初めに、①来場者人数についてでございますが、令和元年度に開催いたしましたバラまつりことスプリングフェスティバルの来場者数は約7,000人で、令和2年度及び3年度は新型コロナウイルス感染症の影響から中止としたため、イベントとしての来園者はおりませんでした。 今年度につきましては、ウィズコロナ時代に対応したイベントとして、人の密集を避けるため、開会式やステージ発表などは行わず規模を縮小し、日程につきましても5月14日、15日、21日、22日の4日間に分散した形でスプリングフェスティバルを開催いたしました。 5月14日土曜日及び21日の土曜日の2日間は、天候不良のため、来園者数はそれほど多くはございませんでしたが、15日の日曜日と22日の日曜日は天候が回復し、マスメディアでバラの小径についてご紹介をいただいたこともあり、4日間の合計で9,650人の方にご来園をいただきました。 次に、来園手段についてでございますが、職員並びに警備員からの報告では、スプリングフェスティバルにご来園いただいた方の交通手段は自家用車で来られた方が最も多く、そのほかといたしましては、自転車やバイクで来られた方や徒歩で来られた方もいらっしゃいました。 なお、都内など町外から公共交通機関を利用して来園したいとの問合せもございましたので、電車やバスなどの公共交通機関を利用して来園された方もいたのではないかと思われます。 次に、来園者の多かった日と時間帯はについてでございますが、公園管理事務所の管理人からの報告によりますと、フェスティバル開催日で来園が多かった順に、22日の日曜日が4,060人、15日の日曜日が3,340人、21日土曜日が1,520人、14日の土曜日が730人でございました。スプリングフェスティバルにつきましては、天候に左右された面はございましたけれども、土曜日が両日とも悪天候であったため来園者は少なく、日曜日に多くの方がご来園されたという結果となりました。 なお、来園者が多かった時間帯につきましては、フェスティバルの目玉といたしましてキッチンカーを配置していたため、全日程においてお昼の時間帯にご来園される方が多かったため、11時から13時の間が最も人出が多い時間帯でございました。 次に、(4)駐車場の確保はどのように対応されたのか、また不足することはなかったかについてでございますが、フェスティバルを開催するに当たり、利用した駐車場は平成の森公園北側駐車場のほかに役場庁舎駐車場、コミュニティセンター駐車場と、総合グラウンドにつきましては管理する担当課と協議をいたしまして、臨時駐車場として借用いたしました。 なお、大型バスでの来園も想定いたしまして、JA埼玉中央のカントリーエレベーターの駐車場や川島中学校北側駐車場を利用できるように借用いたしましたが、期間中に大型バスのご利用はございませんでした。 次に、フェスティバルの開催中に駐車スペースが不足することはございませんでしたが、来園者が集中した時間帯では、一時的に道路上で車両が滞留したことや平日でございましたが、期間中にマスメディアによりバラの紹介がされたことで来園者が急増し、役場庁舎北側の町道で渋滞が一時発生したため、すぐに総合グラウンドを駐車場として開放し、渋滞の解消を図ったところでございます。 次に、町外、町内の来園者の率はどうか、また出店等も出ていましたが、出店と経済効果はどうでしたか、来園者の感想は聞かれましたでしょうかについてでございますが、来園者の人数につきましては町外、町内を区分してカウントをしてございませんので、具体的な人数は把握できておりませんが、駐車場に止めてございます車のナンバーなどを見たところ、町外や県外のナンバーが多かったため、マスメディアによる効果もあり、町外や県外から来園していただいた方が多かったのではないかと考えてございます。 また、出店数につきましては、開催日によって出店した店舗数が違うため、フェスティバル開催ごとにお答えをさせていただきますと、14日がキッチンカー10台、ハンドメイドの雑貨や食品販売店舗等が17店舗の計27店舗、15日がキッチンカー10台、ハンドメイド雑貨や食品販売等の店舗が22店舗の計32店舗、21日がキッチンカー11台、その他ハンドメイド雑貨や食品販売店等が21店舗の計32店舗、22日がキッチンカー9台、ハンドメイド雑貨や食品販売店舗等が19店舗の計28店舗で、4日間の合計といたしましては119店舗の出店がございました。 また、経済効果はどうであったかにつきましては、キッチンカーを出店された方々に確認をさせていただいたところ、全日程においてほぼ完売という状況でございまして、雨が降ったが、人出は多かった、出店者同士やお客様との新たな出会いがあってよかった、また次回も参加したい、バラ以外の季節にも開催をしてほしいなどのご意見をいただき、また出店者に対して行いましたアンケート調査からも、多くの出店者が売上げに対して満足をしているという回答もございましたので、一定の経済効果はあったものと考えてございます。 なお、来園者の感想につきましては個別に聞き取りなどは行ってございませんが、バラがとてもきれいだった、こんなにすばらしい公園があることを今まで知らなかった、たくさんの店舗が出店していて園内を散策するのが楽しかったなど、担当した職員によいご意見が多数寄せられておりましたので、おおむね好評であったと考えてございます。 来年につきましても、来園者の動線などをよく分析して園全体が盛り上がるようさらに内容を充実させて、より多くの方にご来園いただけるように検討をしてまいります。 以上でございます。 ○小峯松治議長 菊地議員菊地敏昭議員 大変丁寧な説明ありがとうございました。 私がちょっと聞きたかったのは、北側駐車場に駐車禁止という貼り紙が樹木に張り付けてあるんですが、バスは来なかったという説明ありましたが、私見ている限りでは2台だか3台だか来ていまして、正々堂々と止めているのか、こそっと止めているのか分かりませんけれども、ちょっと嫌み言われたので見に行きました。 いずれにしましても大型駐車場のPの確保をぜひお願いしたいと思いまして、カラーコーンを置くとか、大型Pこちらとかやっていただければ渋滞というか、地元の人からのクレームもなかったかなと思いますけれども、平成の森公園リフォームという話も出ていますので、ぜひその節にはよく見えて、宣伝効果のあるような公園にしていただければと思います。 以上、答弁結構ですから、ぜひよろしくお願いします。 ○小峯松治議長 質問事項3についてはこれで終わります。 質問事項4に対して答弁を求めます。 笠井農政産業課長農政産業課長(笠井貴志) おはようございます。 それでは、菊地議員質問事項4、小動物についてのご質問にお答えいたします。 3点ありますが、まず1点目、捕獲用のおりは今現在、町で何個用意しているのか、また不足することは過去にあったのかについてお答えいたします。 現在、捕獲用のおり、いわゆる箱わなにつきましては約90基保有しております。経年劣化や捕獲した有害鳥獣により破損等により買い替える必要があるため、毎年度20基ずつ購入しております。 有害鳥獣、特にアライグマの捕獲数は年々増加しており、春から夏にかけて多く捕獲されるため、その時期の箱わなの貸出しにつきましては予約待ちが発生しているという状況もございました。 続いて、2点目、令和元年、2年、3年、そして現在までのそれぞれの捕獲した動物の種類と頭数についてお答えいたします。 まず、令和元年度はアライグマ331頭、タヌキ31頭、ハクビシン30頭、続いて令和2年度はアライグマ291頭、タヌキ31頭、ハクビシン11頭、続いて令和3年度はアライグマ429頭、タヌキ18頭、ハクビシン12頭、続いて令和4年度の4月、5月の2か月間でアライグマ80頭、タヌキ1頭、ハクビシン10頭でございました。 続いて、3点目、捕獲した動物の処理方法はどのようにするのかについてお答えいたします。 町では、アライグマ等の特定外来生物を捕獲することで生活環境の悪化、人身への危害、農産物への被害等の生活被害を防止するため、専門業者と特定外来生物等捕獲業務委託契約を締結しております。 アライグマにつきましては、外来生物法により問題を引き起こす海外起源の外来生物であるため特定外来生物として指定し、その取扱いを規制し、防除等を行うことを規定しております。ここで言う防除というのは殺処分するということでありますが、委託業者によりまして、有毒ガスによる安楽処分を実施しております。その後、死亡個体を川島町環境センターへ運搬し、処分しております。 一方、タヌキ等の在来種につきましては、鳥獣保護管理法によりまして、生物の多様性や生息環境を守るために許可なく捕獲してはならないと規定されているんですけれども、生息数が多く農林業に被害を及ぼすおそれのある生き物、つまり狩猟鳥獣でもあるため、川島町鳥獣被害防止計画により規定しております、農作物への被害が発生した場合に限り、アライグマ同様、安楽処分を実施しております。 以上となります。 ○小峯松治議長 菊地議員菊地敏昭議員 丁寧な説明ありがとうございました。 説明の中で農作物ということで話がありますけれども、農家、非農家にかかわらず、アライグマはよじ登って小さな穴から屋根裏に入っちゃうということで、空き家にも問題があるわけですけれども、同じ八ツ保で呼びつけられたというか、来いということで行ったんですけれども、遠山記念館さんにアライグマが出没して困るんだということで、どうしたのということで、一部話ししてありますけれども、言われた方は八ツ保の人で、その途中に空き家があると。あそこにいっぱいいるんだよなということです。 そして、農家ばかりじゃなくて、土地持ち非農家さんも納屋は放置してありますので、それがすみかになって人間に害を及ぼすというか、ふんをしたものを吸い込んでどうのこうのというようなこともありますし、非常に迷惑していると。 この間、NHKでちょっとやっていたんですけれども、小動物がいろいろ出てきて困っているので、地域が見直されたというのを見たんですけれども、結局は自分の家の飼い物でもないし、どこのうちのでもないけれども、自然界の動物ということで迷惑な存在ということでリンクしてくるんですが、特に捕獲用のわな、籠が不足していて、自分でお金を出して買ってきたという方に止められて、こういうことはできないのかということでありましたので、お話しさせていただきますと、捕獲用の籠、おりもそうですけれども、捕獲したことによって、先程の説明ですと300頭だとか400頭という話ありますけれども、報償制度というのはできないものかねと。結局自分のうちのアライグマ取ったわけじゃないと、よそのうちも迷惑していると。シロアリとかそういう業者さんに頼むと、ただ追い出すだけなんです。臭いのきついものを中に入れて、そうすると次の家に行くわけです。 そういうことで困っているということありましたので、できればそういうことの考えはどうかなということで、ここに町長と書いていないんですけれども、農政の課長で分かるならば、そういう報償制度の導入について検討してもらえれば空き家と同じように、空き家は持ち主がいますけれども、小動物、持ち主がいないものですから、ましてや野犬がいなくなっちゃったから大変なんです。ぜひひとつ、簡単でいいですから前向きなご回答をいただきたいと思いますが、よろしくお願いします。 ○小峯松治議長 質問事項4の再質問に対して答弁を求めます。時間もありませんので、簡潔にお願いします。 笠井農政産業課長農政産業課長(笠井貴志) それでは、菊地議員の再質問にお答えいたします。 アライグマ等の有害鳥獣の捕獲に関しては、とにかく年々増えておりまして、その被害を防止するためにはやはり町民の方々のお力をかりて、地域ぐるみで対策することが非常に重要だと考えております。 個人の方が捕獲のためにわなを買っていただいて、協力していただいていることにつきましては、本当町としても大変感謝申し上げます。 今後、報償制度、報償金を出すか出さないかにつきましては、その効果についてちょっと研究してまいりたいと思います。 以上となります。 ○小峯松治議長 以上で菊地議員一般質問を終わります。 以上をもちまして、町政一般質問を終わります。 休憩いたします。 なお、10時50分より再開いたします。 △休憩 午前10時32分 △再開 午前10時50分 ○小峯松治議長 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △委員長報告 ○小峯松治議長 委員会の審査報告を求めます。 去る6月8日の本会議において付託いたしました各常任委員会の付託議案について、各常任委員長より審査の報告を求めます。 初めに、総務経済建設常任委員長より報告を求めます。 爲水委員長     〔爲水順二総務経済建設常任委員長 登壇〕 ◆爲水順二総務経済建設常任委員長 皆さん、こんにちは。 議長の命によりまして、令和4年第3回川島町議会定例会において、総務経済建設常任委員会に付託されました議案の審査について、その概要と審査の結果をご報告申し上げます。 本委員会に付託された案件は、議案第29号、議案第30号の2議案であります。 本委員会は、6月9日、午前9時30分から委員会室1において、出席者、委員7名、執行部より飯島町長、所管課長8名出席の下、開会いたしました。 署名委員に、菊地委員、小峯委員を指名し、飯島町長の挨拶を受け、議事に入りました。 以下、議論のありました主なものについて申し上げます。 初めに、議案第29号 令和4年度川島町一般会計補正予算(第2号)の審査に入りました。 企画費の地域公共交通対策事業のかわみんタクシーに財源振替しているが、具体的にどのような事業に財源振替しているかとの質疑に対し、かわみんタクシーの件は当初予算に係る運行経費の一部として、今回1,694万8,000円を充当させていただく予定ですとの答弁がありました。 かわみんタクシーの充当について、国のコロナ禍における原油価格・物価高騰対応分の臨時交付金を充当するのかとの質疑に対し、かわみんタクシーの運行費に充当するものは令和3年度国の補正予算の本省繰越分で充当させていただくもので、原油価格・物価高騰対応分の臨時交付金とは別になりますとの答弁がありました。 災害対策事業費のコロナ自宅療養セットの関係ですが、町と県の情報共有の関係はどうやって行っているのか。また、自宅療養セットの内容や単価はとの質疑に対し、県との情報共有は、県の保健医療部から町の健康福祉課へ自宅療養者の名簿が毎日メールで送られてきます。その名簿から自宅療養者ご本人へ連絡し、必要の可否を聞いた後、配布しています。パルスオキシメーターについては、県との協定により配布しています。また、自宅療養セットの内容は、レトルト食品、飲料水、マスク、消毒液、ウエットティッシュ、ビニール手袋やごみ袋といった計17種類です。平均すると1万円ぐらいのものとなり、追加で必要な方については追加の配布をしていますとの答弁がありました。 コロナ自宅療養セットを配布して、その後の意見は聞いているかとの質疑に対し、何名かの方から自宅療養セットの御礼の電話をいただいたことはありますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって議案第29号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第30号 町道路線の認定について(町道3568号線)の審査に入りました。 日高・川島線の道路整備が完成した後に、町道に移管するということでよいのかとの質疑に対し、日高・川島線の新設道路が完成し、県の供用開始に併せて必要となる告示をした後に町へ管理が移管することとなりますとの答弁がありました。 吉見町内の県道整備に係る用地買収について、吉見町は県から買収費用をもらって事務を進めていると聞いたが、町では日高・川島線の整備について、県とどのように進めていくのか。また、道路の最高速度の規制について、社会インフラは考えていかないとならないが、県と町でどのように進めていくのかとの質疑に対し、日高・川島線の整備は、事業が円滑に進むよう町も吉見町と同様な形で県と協力し、用地買収の物件補償の事務を進めていく予定です。また、道路整備に係る速度などの規制については、埼玉県公安委員会の所管となりますので、協議をしながら道路整備を進めていきますとの答弁がありました。 道路整備進捗状況についてはどのようになっているかとの質疑に対し、県から伺っている日高・川島線のスケジュールは、今年度、道路の詳細設計を実施し、今年度と来年度で用地測量と物件調査を行っていくと聞いています。その後、用地交渉や物件補償を実施していく流れとなりますが、用地買収や物件補償の交渉では町の職員も協力することになっておりますとの答弁がありました。 日高・川島線の工事着手が令和6年度を予定しているとのことだが、もっと早く着手するように要望はできないかとの質疑に対し、スケジュールを早めることについては、県も事業用地がまとまったところから工事に着手していくと聞いています。できるだけ円滑に事業が進むように、町も協力していきますとの答弁がありました。 道路整備が完成するまでは県も認定しているということだが、道路が損傷したら県の管理で修繕するということでよいか。また、現在の日高・川島線は用水路と並行している道路部分が狭いため、移管する前に県で拡張してもらえないかとの質疑に対し、重複して認定を行っている場合、管理区分は県が管理することになりますので、町道として供用開始するまでは県の費用で修繕することになります。また、現状の県道が狭いという話は十分に承知しています。しかし、拡幅となると隣接する用地の買収をするか、また水路幅を狭くするという2つの方法しかないと思われますが、なかなか地権者の方の協力が得られないということで用地の確保は難しいと思います。また、水路幅を狭くするということも流量の問題があるので、これもなかなか難しいという現状です。 県は、日高・川島線を天神橋交差点に向け整備していくことを大前提に事業を進めていますので、整備後、町管理となる部分を県が拡幅するというのは、なかなか県も力が入らないというのが実態です。そのようなことから、県道が天神橋まで整備され、当該区間が町道になると道路の交通量が変わってきます。町道となれば規制等により大型車両は県道に迂回してもらい、生活道路として制約をしていくしかないというのが今の考えですとの答弁がありました。 今回認定する道路を1級もしくは2級道として認定しなかった理由はとの質疑に対し、最小幅員が5.1メートルの箇所もあり、幹線道路である1級、2級町道として幅員が確保できないことから、生活道路として位置づけるため、その他町道として認定させていただくことにしましたとの答弁がありました。 天神橋東からドライブイン一番の間の100メートルくらいの間は、日高・川島線として残ってしまうのかとの質疑に対し、天神橋東からドライブイン一番の間については、接続している県道岩殿観音・南戸守線の区域を天神橋まで延伸することで、県が認定すると思われますとの答弁がありました。 子どもたちが横断する等を考えたときに、横断歩道とか信号機の設置とか地元との相談の上、交通対策をしっかりしていただきたいと思うがとの質疑に対し、交通対策については、今後も関係機関と協議をして進めていきますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって議案第30号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 全ての議案の審査を終了し、飯島町長の挨拶、矢内副委員長の閉会の挨拶の後、午前10時20分に閉会いたしました。 以上、総務経済建設常任委員会に付託されました議案の審査結果とその概要の報告といたします。 総務経済建設常任委員長、爲水順二。 ありがとうございました。 ○小峯松治議長 ご苦労さまでした。 ただいまの委員長報告について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 次に、文教厚生常任委員長より報告を求めます。 道祖土委員長     〔道祖土 証文教厚生常任委員長 登壇〕 ◆道祖土証文教厚生常任委員長 皆さん、おはようございます。 議長の命によりまして、令和4年第3回川島町議会定例会において、文教厚生常任委員会に付託されました議案の審査について、その概要と審査の結果をご報告申し上げます。 本委員会に付託された案件は、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第29号の5議案であります。 本委員会は、6月9日の午前9時30分より委員会室2において、出席者は委員7名、執行部より石島副町長、中村教育長及び所管課長5名出席の下、開会いたしました。 署名委員に、新井委員、渋谷委員を指名し、石島副町長、中村教育長の挨拶を受け、議事に入りました。 以下、議論のありました主なものについて申し上げます。 初めに、議案第24号 川島町公民館設置及び管理条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。 公民館が旧小学校に入る場合、具体的にどのようなことが消防法、建築基準法で問題となるのか、また対応するための工事に各1億円かかるとのことだが、どのような工事が必要になるのかとの質疑に対し、消防法の関係では、昨年の10月に立入検査結果の通知があり、旧小学校の用途が学校から集会場的な利用になっているとのことで、防炎対象物品の防炎表示の未表示、自動火災報知設備の感知器未警戒、誘導灯の設置義務、非常警報設備の未設置などの指摘を受けています。 概算の工事費については、建物全てを公民館とした場合は、エレベーターの設置や防火区画関係の工事、トイレ改修、消防法適合工事等が必要となり、改修費用の総額としてそれぞれ1億円以上が見込まれるような状況ですとの答弁がありました。 公民館、小学校という地域の大きな核がなくなることが地域の方にとっても、川島町にとっても大変寂しくなると思っており、維持費等がかからない核になるものが欲しいと思うがとの質疑に対し、旧小見野小、旧出丸小の校舎について、建物全部を公民館にするのか、1階だけでいいのかなど検討するとともに、地域活動センター(仮称)についても町民の皆様の活動の拠点となるものをどのように位置づけていくか、公民館の在り方と併せて町を挙げて検討していくべき年になっていますとの答弁がありました。 今回の改正では、公民館をコミセンに移すということだが、地域の人にとっては、地域の活動を支える核となる公民館が戻ってくるのかという不安があると思うがとの質疑に対し、5月30日に公民館長・主事の会議で丁寧に条例改正の話をさせていただき、耐震の関係で公民館を壊すためには条例改正が必要で、一時的にコミセンに移し、消防法やバリアフリー法等が解決できれば速やかに元に戻すことも十分理解をされていると考えています。住民の方々は活動の場が保障されれば大丈夫だと思いますとの答弁がありました。 条例改正で出丸公民館と小見野公民館をコミセン内に位置を持ってきて条例的に正しいのか、正しくないのかとの質疑に対し、現在ではコミュニティセンターに出丸公民館、小見野公民館を移すという選択肢になり、条例上移すことについては問題ないと思っていますとの答弁がありました。 利用する方々が地震または火災などに遭った場合に公民館を使用してもよいとなると、出丸公民館と小見野公民館の館長の責任になるのか、それとも町の責任になるのかとの質疑に対し、現在、旧小学校の施設の貸出しについては、条例としては管轄が政策推進課に移っていますので、火災など何か被害が出た場合には、その責任は町になりますとの答弁がありました。 2年間暫定的という町の条例だが、出丸公民館、小見野公民館がまだ使用できるのであれば使用し、旧小学校を速やかに消防法、建築基準法に適合させてからこの条例を出すべきで、配慮が足らなかったのではないかとの質疑に対し、配慮が足らなかったということですが、丁寧に説明してきましたが、途中からこういう課題が生まれ、今に至っていますとの答弁がありました。 今までにも学校開放しながら一般の利用は随分前からやっていました。閉校した学校の利活用ということではなく、公民館としてしまうと消防法に引っかかってしまうので、あくまで学校開放の延長線上で閉校した学校を開放するということに関しては、消防の方の理解はいただいた上で行っていると思うがとの質疑に対し、指摘のとおり公民館という位置づけにより、昨年度の途中で消防法に係って難しくなりましたとの答弁がありました。 学校施設の1階部分だけを地域の開放の場とすればエレベーターは要らなくなり、上の階の防火シャッター関係も全部つくらなくてもいいと思う。そうなったところを十分、情報収集しながら最小限のコストでよいと思うがとの質疑に対し、廃校利用の情報も収集しながら現在課題となっている消防法やバリアフリー法の関係も含めて調査研究していきたいと思いますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって議案第24号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第25号 川島町子育て支援医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。 子育て世帯医療費の現物支給が埼玉県内全体に広がったが、川島町は18歳までこの現物支給が使用可能なのかとの質疑に対し、現物給付が県内に広がることに併せても、18歳まで使用可能ですとの答弁がありました。 本会議でも、一部除く機関と言われたが、その一部というのはどういう機関になるのかとの質疑に対し、現物給付ができない理由についてはシステムの問題が一番で、子育て支援医療費、ひとり親家庭医療費、重度心身障害者医療費全てですが、この医療費の現物給付をするに当たり、川島町については国民健康保険加入の方は国保連を通じて、社会保険や共済組合加入の方は支払基金を通じて医療機関からの請求が町に届きます。医療機関によっては、支払基金や国保連に請求することがシステムでできないということが一つの大きな要因だそうです。特に大きな病院については既にシステムが出来上がってしまっているので、それを変えることが困難だということです。 次に、この現物給付をする対象となる医療機関の中に接骨院、整骨院等は含まれておりませんので、接骨院、整骨院については現物給付化ができない状態になっていますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって議案第25号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第26号 川島町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。 子育て支援医療費は今年の10月から開始、ひとり親家庭医療費が来年1月から開始でよいかとの質疑に対し、子育て支援医療費とひとり親家庭医療費の現物給付化の開始ですが、ひとり親家庭医療費は1月からになります。ひとり親家庭医療費の受給者については所得制限があり、所得の確認が必要なため有効期限があります。受給者証の有効期限は1月から12月までとなっています。そのため1月には必ず新しい受給者証を発行することになっているので、1月に開始することになっていますとの答弁がありました。 所得制限等の上限について、具体的にどのような内容かとの質疑に対し、扶養の方が1人いる場合は所得が230万円、扶養の方が2人いる場合は268万円になりますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって議案第26号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第27号 川島町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。 特に質疑なく、採決の結果、全員賛成をもって議案第27号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第29号 令和4年度川島町一般会計補正予算(第2号)を議題とし、審査に入りました。 令和4年度の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を給食費の軽減に使えないかとの質疑に対し、学校給食については原料や食材が値上がりしているという状況を踏まえ、新型コロナ対応地方創生臨時交付金を活用し、補正予算で対応したいと考えていますとの答弁がありました。 物価高騰の影響もあるが、実際に給食の中で子どもたちの献立のメニューには影響はないのかとの質疑に対し、学校給食は子どもたちへの安全・安定した供給が第一でありますので、給食の質や量が落ちないように配慮、工夫した中で毎月の献立を立てています。今年度2か月程度経過しましたが、特に影響は出ていませんとの答弁がありました。 国では、以前、コロナ対策の関係で抗原検査キットを各小・中学校などに配るとのことであったが、現在はとの質疑に対し、抗原検査キットは昨年度、小・中学校の先生向けに配りました。あくまでも学校の先生が陽性となり濃厚接触が疑われる場合の備えで、今年度については交付金を活用して町で抗原検査キットを購入しましたので、その一部を学校の先生方用に配布していますとの答弁がありました。 川島町のごみ処理場の現状とこれからのごみ処理場の在り方についてはとの質疑に対し、川島町の施設の現状は老朽化が進み、すぐにでも対処していかないといけないというような状況です。2市1町で今検討している共同処理を推進し、建設地は川島町で用意するということで検討委員会で3候補地が出ており、その中で町のほうでこの後1か所に絞り込むということで現在作業を進めていますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、全員賛成をもって議案第29号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 全ての議案の審査を終了し、石島副町長、中村教育長の挨拶、柴田副委員長の閉会挨拶の後、午前11時15分に閉会いたしました。 以上、文教厚生常任委員会に付託されました議案の審査結果とその概要の報告といたします。 文教厚生常任委員長、道祖土 証。 ありがとうございました。 ○小峯松治議長 ご苦労さまでした。 ただいまの委員長報告について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。--------------------------------------- △議案第24号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第24号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。 粕谷議員 ◆粕谷克己議員 それでは、議席番号4番、粕谷克己でございます。 議案第24号 川島町公民館設置及び管理条例の一部を改正する条例を定めることについて反対いたします。 この条例改正は、出丸公民館、小見野公民館を解体するため、移転先をコミュニティセンターと定めるものでございます。移転対象となる公民館は、社会教育法の規定に基づき、旧村合併以来、地域の社会教育の場として、地域のコミュニティの中核として親しまれてきた施設であります。このため小学校の学校規模適正化により廃校となった小学校に機能を移転し、公民館としても利活用される計画になっており、令和4年度からは本格的な運用が住民との約束事項になっておりました。 また、2地区の公民館をコミュニティセンターに置くとはいえ、機能は廃校小学校に残すという審議の経過から、コミセンへの移転は実体のない便宜的なものであると考えます。このことは実体のない便宜的な条例改正を行うことになり、地方自治法第244条の2の規定、「公の施設設置、管理廃止」の趣旨にそぐわないものと考えます。 条例改正に当たり、消防法、建築基準法との調整が必要との説明がありましたが、町民の学習の場、集いの場として公民館機能を廃校小学校に持たせるというのであれば、条例に時限を定め、法適合となる施設を整備することが町の責務であると考えております。 さらに、本会議の審議で明らかになったことでありますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)の第29条の義務規定が適切に運用されていないおそれがあると考えております。本来であれば、公民館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の原案は、教育委員会から町長に意見の申出があり、町長はそれを受け、意見を聞いた上で条例が提出されるべきものであると考えております。 地区公民館の移転という大変重要な条例が地域住民の十分な理解が得られないまま、また解体するための便宜としての条例改正が行われることは不適切と考えますので、条例案については反対いたします。 以上です。 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。 柴田議員 ◆柴田一典議員 議席番号5番、柴田でございます。 議長のお許しをいただきましたので、議案第24号 川島町公民館設置及び管理条例の一部を改正する条例を定めることについて賛成の立場から討論いたします。 討論に先立ちまして、一言申し上げます。 川島町議会は、本議会については常任委員会のほうにこの案件は付託されていましたので、私のほうも常任委員会に入っておりましたので、その経緯も含めてご説明をさせていただきます。 本議案につきましては、所管する各委員会に先程申し上げましたが、付託され、様々な角度から検討され、審査結果は委員長報告どおり全員賛成でございました。 出丸公民館、小見野公民館につきましては、令和4年4月より活動の場を移転し、旧小学校を中心に活動が開始されています。 今回の条例改正については、公民館の解体もあり、一時的に公民館を移転するものであり、条例としては問題がないものと考えます。今までも中央公民館の活動を各地域の公民館で行っていたり、様々な形で交流をしている実情もあります。そういった意味で、そこに住所を持ってきたからといって、そこでしか活動はできないという解釈には当たらないというふうに、委員会のほうでも皆さんのほうで了解をした経緯もあります。 このコミュニティセンターに住所を移すことにつきましては、地域の方々に令和4年3月に出丸公民館関係者、そして代表区長などの方々に対して説明をしていただいていると聞いております。また、教育委員会や公民館長・主事会議においても、説明をしていただいていると伺っております。 反対討論の中にありましたが、地域住民の十分な理解が得られていないというのが、私も個人的にその地域の方々にもお話を伺いましたが、特に条例上、出丸公民館、小見野公民館をコミセンのほうに持っていくことに関して、十分な理解が得られていないというような感覚は持っておりません。 反対討論の中で触れられていた社会教育の学習、活動の場としての機能、コミュニティづくりの機能については、利用者の学習、活動環境を整えるために、昨年度よりトイレの改修や壁面の撤去、エアコンの設置、駐車場の整備などを地域の方々のご意見を伺いながら行ってきた経緯もあると思います。 本施設は週4日ではありますが、職員が常駐している点も含めて、これまで以上に社会教育の場として、また地域のコミュニティづくりの場として十分に機能しているものと考えられます。 このようなことから、議案第24号 川島町公民館設置及び管理条例の一部を改正する条例を定めることについて賛成いたします。 議員各位におかれましても、ただいま申し上げました賛成討論にご賛同いただき、本条例に賛成くださいますようお願いいたします。 以上です。 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第24号は文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議がありますので、挙手により採決を行います。 委員長報告は原案可決であります。 文教厚生常任委員長報告どおり原案に可決することに賛成の方は挙手願います。     〔賛成者挙手〕 ○小峯松治議長 賛成多数であります。 よって、議案第24号 川島町公民館設置及び管理条例の一部を改正する条例を定めることについては、原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第25号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第25号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第25号は文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第25号 川島町子育て支援医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては、原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第26号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第26号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第26号は文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第26号 川島町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては、原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第27号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第27号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第27号は文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第27号 川島町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては、原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第29号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第29号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第29号は総務経済建設、文教厚生常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第29号 令和4年度川島町一般会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第30号の討論、採決 ○小峯松治議長 議案第30号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 次に、賛成の方の発言を許します。     〔発言する者なし〕 ○小峯松治議長 討論を終結し、採決に入ります。 委員長報告は原案可決であります。 よって、議案第30号は総務経済建設常任委員長報告どおり原案可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議案第30号 町道路線の認定について(町道3568号線)は、原案どおり可決することに決定いたしました。---------------------------------------議員派遣の件 ○小峯松治議長 日程第15、議員派遣の件を議題とし、事務局より朗読します。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○小峯松治議長 ただいま事務局長より朗読いたしました議員派遣については、川島町議会会議規則第122条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認め、よって、議員を派遣することに決定いたしました。 なお、結果報告については、後に議長の諸般の報告と併せて報告することといたします。--------------------------------------- △閉会中の各常任委員会所管事務調査について ○小峯松治議長 日程第16、閉会中の各常任委員会所管事務調査についてを議題といたします。 各常任委員長より、閉会中の所管事務調査事項報告書が議長に提出されておりますので、事務局より朗読します。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○小峯松治議長 ただいま事務局長が朗読いたしましたとおり各常任委員会に対し、閉会中の所管事務調査としてそれぞれ付託いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認め、よって、各常任委員会に対し閉会中の所管事務調査としてそれぞれ付託することに決定いたしました。 なお、各常任委員長は、12月議会定例会までにその調査事項をまとめて報告をお願いします。---------------------------------------議会運営委員会の閉会中の継続調査の件 ○小峯松治議長 日程第17、議会運営委員会の閉会中の継続調査の件を議題とし、事務局より朗読します。     〔事務局長朗読〕 ○小峯松治議長 ただいま事務局長より朗読いたしました議会運営委員会委員長から会議規則第75条の規定により、次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項については、閉会中の継続調査を行いたい旨の申出がありました。 委員長からの申出どおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峯松治議長 異議なしと認めます。 よって、議会運営委員長からの申出どおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △町長挨拶 ○小峯松治議長 次に、町長より発言を求められておりますので、これを許します。 飯島町長     〔飯島和夫町長 登壇〕 ◎町長(飯島和夫) それでは、議長のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げます。 去る6月8日から開会いたしました今定例会でありますが、議員各位のご協力の下、無事に終了することができ、ご提案を申し上げました補正予算などの議案につきましても、それぞれ原案どおり決定をいただきました。心から厚く御礼を申し上げる次第であります。 本定例会におきまして、議員各位からいただきましたご意見・ご指摘等につきましては、その対応に十分留意しながら町政運営に取り組んでまいります。 さて、町民の皆様の生活や地域経済は、一昨年来の新型コロナウイルスの感染拡大により多大な影響が生じている中、ロシアによるウクライナ侵攻によって様々な物価の高騰を招き、社会情勢はさらに厳しい状況と言わざるを得ません。今定例会では、生活に困窮している方々へ生活支援策を最優先に、議会初日に補正予算の議決をいただいたところでありますが、円安の進行なども受け、今後の物価動向も先行きは不透明であります。 町では、事業と生産が継続できますよう、商工業者、農業者への支援や児童・生徒の保護者が食材価格高騰の影響で経済的負担を強いられることのないよう、学校給食等の費用補助などを展開し、皆様の安心を確保してまいりたいと考えております。 また、ゴールデンウイーク後の再拡大を懸念しておりました新型コロナの感染状況も落ち着きを見せ、約2年ぶりに外国人観光客の受入れが再開という明るい兆しも見えてまいりました。 変異を続けるコロナウイルスをゼロに抑え込むことは容易ではありませんが、足元の厳しい状況について、できる限り細かく対応するため、町としてなすべきことの整理をしっかりと行い、総力を挙げて乗り越え、傷んだ社会・地域経済を回復の軌道に乗せてまいりたいと考えております。 結びになりますが、梅雨の季節で天候が不安定になり、体調を崩しやすい時期でございます。議員各位におかれましては、健康に十分ご留意をいただき、ますますご活躍されますことをご祈念申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。 大変にありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○小峯松治議長 ご苦労さまでした。 以上をもちまして、令和4年第3回川島町議会定例会の会議に付された事件は全て議了いたしました。慎重審議いただきまして誠にありがとうございました。 これをもちまして、令和4年第3回川島町議会定例会を閉会いたします。 大変ご苦労さまでした。 △閉会 午前11時37分地方自治法第123条の規定により署名する。 令和  年  月  日        議長      小峯松治        署名議員    小高春雄        署名議員    道祖土 証...