川島町議会 2005-03-03
03月03日-02号
○議長(
小高春雄君) 本案について質疑を受けます。
小久保議員。
◆19番(
小久保秀雄君) 小久保です。 1点、ちょっと伺っておきたいんですが、62ページの出産育児一時
金更正減32万円しているわけで、これだと10人分減るわけなんですが、当初見込んでいた人数からいうと、この10人減額すると、当初予算の比率からいって何%の減になるのか。それで、今回平成17年度予算では、45人という形でふえる形で予算は組んでいるんですが、また来年のこういった時期になったら減らさないで大丈夫なのかどうか。こっちが減っているのにふやして大丈夫なのかどうかという関連があるわけなんですが、その辺でまた同じように多く見ておいて、3月になったら減らすということがないのかどうか、その辺を伺っておきたいと思います。
○議長(
小高春雄君)
大野健康増進課長。
◎
健康増進課長(
大野恵司君) 出産の予測というのは非常に難しいものでありまして、実は平成15年度につきましても、前年度40で組みまして、結果的に年度末で補正を43して、生まれたのが42あったということで、16年度もそのくらいでいくだろうということで40件を見込みました。ところが、今回10減をするというのは、10割る40ですから25%減ということで、恐らく30届くか届かないかくらい、いわゆる母子手帳の届出の数である程度予測できますので、それを見込んでおります。ただ、予定日はあくまで予定日でして、年度近い予定日の方は早く生まれる方、あるいは年度をまたいで生まれる方とか、いろいろいるので非常に難しいんですが、17年度も一応期待を込めましてと言っては変なんですけれども、40で見込んでおります。17年度40というのも、果たしてそれだけ生まれるのか、もっとふえるのか、もっと減るのかというのは、ちょっとはかりかねる部分がございます。
○議長(
小高春雄君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小高春雄君) 質疑を終結いたします。
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△議案第25号の説明、質疑
○議長(
小高春雄君) 日程第31、議案第25号 平成16年度川島町
学校給食費特別会計補正予算(第1号)を議題とし、事務局をして朗読いたさせます。
事務局長。 〔
事務局長朗読〕
○議長(
小高春雄君)
所管課長の説明を求めます。
岡部管理課長。 〔
管理課長細部説明〕
○議長(
小高春雄君) 本案について質疑を受けます。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小高春雄君) 質疑を終結いたします。
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△議案第26号の説明、質疑
○議長(
小高春雄君) 日程第32、議案第26号 平成16年度川島町
下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、事務局をして朗読いたさせます。
事務局長。 〔
事務局長朗読〕
○議長(
小高春雄君)
所管課長の説明を求めます。
福室下水道課長。 〔
下水道課長細部説明〕
○議長(
小高春雄君) 本案について質疑を受けます。
木村議員。
◆4番(
木村晃夫君) 91ページの雑入ですけれども、先ほどの説明ですと、
飯島排水路の設計に見落としがあったというふうなことで、
補強工事分としてというふうなことですけれども、実際にはその見落としがあったのをどこの時点で気づかれたか。それと、
補強工事というのはどういうふうな内容であったか、さらに
補強工事の費用に対して
コンサルが396万1,000円ですけれども、この割合はどうなっているかをお聞きしたいと思います。
○議長(
小高春雄君)
福室下水道課長。
◎
下水道課長(
福室茂男君) それでは、ご説明いたしますけれども、見落としといいますか、どの時点でこの設計の不備に気がついたかというようなお話でありますけれども、実はこの工事は、平成14年度の
飯島排水路の工事であります。 昨年4月に埼玉県に
国土交通省所管の第3局でありますけれども、
会計検査が埼玉県に入りまして、この川島町につきましては、
公共下水道事業のうち
飯島排水事業が平成14年度工事分、そして15年度工事分、繰越明許もありますけれども、延べ4本の工事がこの
会計検査の対象になったわけでございます。そして、受検をしている中で、当初といいますか、14年度分の工事の話ですけれども、本来ですと、
飯島排水にちょうど防災基地から安塚の集落に抜ける横断する部分の
カルバートの工事の補強の内容であります。 こちらにつきましては、当初
設計コンサルの中では、その
カルバートを布設するための受けですね、
基礎コンクリートを当然打設をするわけですけれども、
構造計算の中では、
基礎コンクリートの厚さを30センチにしなさい、そして
プレキャストの構成の杭ですね、
カルバートの荷重を支えて構造を保っていきたいということで、30センチの
基礎コンクリートの
構造計算の数値は求められておりました。しかしながら、この
実施設計から本来の設計書を起こす段階に、誤りまして20センチの厚さで
設計イコール工事も20センチ、
設計書どおり工事はなっておりますけれども、そうしたときに、大変専門的な用語で申しわけないんですけれども、押し抜き
剪断応力という言葉があるんですけれども、押し抜き
剪断応力といいますのは、ある一定のはりに荷重がかかりますと、そこにひずみがかかる。そのひずみの重みが当然荷重がかかります。そして、
カルバートの下には鋼製の
プレキャスト、17メートルのくいが打ってありますけれども、このくいが、今度逆に上からの力を押し上げようとする反力が生じます。その反力と上からの荷重でこれを反力同士で争うわけですけれども、そこに力が生じますと、押し抜いて力が剪断する、これを押し抜き
剪断応力というんですけれども、こちらの対応は
構造計算上、そうしますと、
カルバートの荷重に支えられないというような
構造計算上の結果が出てしまったということで、これは本来、すべて工事をやり直しますと2,000数百万円の費用もかかりますし、長い期間の工事がかかりますので、
国土交通省、あるいは
会計検査院、県の
下水道課の指導をいただきまして、これを工事をやり直すのではなくて、布設してあるもので何とか
カルバートの重みに耐えられるような強度を確保できる工法がないかというようなことで、今回
アクリル系樹脂を、つまり
カルバートと
基礎コンクリートをすべてモミまして、簡単に言うとコアを抜きまして、そこに
アクリル系樹脂をアツギをしまして、18カ所に接着剤ですけれども、これを注入しまして、それぞれの強度を保って
カルバートの荷重に対してこの
基礎コンクリートは安全のための確保の数字を求めたというような工事であったわけでございます。 そうしたことで、
手直し工事が、さきの町長の昨日の諸般の報告にもありましたけれども、一応工事は終わったというふうなことでございます。 そして、割合はどうかということなんですけれども、これは当然町としましても、設計の不備ということで工事費だけの損害を町としてはこうむったわけではありませんので、やはり4月から今日まで決着に対しましてかなりの
事務費関係、職員の出張旅費ですとか時間外、そういったものも経費も事務費もかかってございます。総額の補正をしておりますけれども、工事費の部分としましては、389万4,450円を工事費として
設計コンサルからの補償ということでございます。 事務費の補償ということでありますので、事務費につきましては、町とそれぞれ
設計コンサルが各6万8,000円ずつ約13万4,000円ほどかかっておりますけれども、事務費につきましては、やはり町も、設計書の検査に対して町の検証の不備があったというふうなことも
会計検査院から指摘をされましたので、これらを弁護士とも相談しまして、すべて
コンサルに転嫁するのは町もいかがなものかというような弁護士の指導もありましたので、この事務費に関しましては、町と
設計コンサルがそれぞれイーブンということで、それぞれ6万8,000円を負担したというような内容でございます。 以上です。
○議長(
小高春雄君)
木村議員。
◆4番(
木村晃夫君) 平成14年度当時の工事というふうなことで、
構造計算を30センチにすべきところを20センチというふうなことで理解したわけですけれども、非常に最近、何というんですか、災害、地震等が多いわけでありますので、
構造計算は非常に専門的なことだと思いますが、十分に今後気をつけてやっていただきたいところです。 以上です。
○議長(
小高春雄君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小高春雄君) 質疑を終結いたします。
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△議案第27号の説明、質疑
○議長(
小高春雄君) 日程第33、議案第27号 平成16年度川島町
老人保健特別会計補正予算(第3号)を議題とし、事務局をして朗読いたさせます。
事務局長。 〔
事務局長朗読〕
○議長(
小高春雄君)
所管課長の説明を求めます。
大野健康増進課長。 〔
健康増進課長細部説明〕
○議長(
小高春雄君) 本案について質疑を受けます。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小高春雄君) 質疑を終結いたします。
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△議案第28号の説明、質疑
○議長(
小高春雄君) 日程第34、議案第28号 平成16年度川島町
水道事業会計補正予算(第4号)を議題とし、事務局をして朗読いたさせます。
事務局長。 〔
事務局長朗読〕
○議長(
小高春雄君)
所管課長の説明を求めます。
矢部水道課長。 〔
水道課長細部説明〕
○議長(
小高春雄君) 本案について質疑を受けます。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小高春雄君) 質疑を終結いたします。 休憩します。
△休憩 午前10時31分
△再開 午前10時52分
○議長(
小高春雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△議案第29号の説明、質疑
○議長(
小高春雄君) 日程第35、議案第29号 平成17年度川島町
一般会計予算を議題とし、事務局をして朗読いたさせます。
事務局長。 〔
事務局長朗読〕
○議長(
小高春雄君)
所管課長の説明を求めます。
菊池政策財政課長。 〔
政策財政課長細部説明〕
○議長(
小高春雄君) 本案について質疑を受けます。 初めに、
歳入予算から質疑を受けます。
小久保議員。
◆19番(
小久保秀雄君) 歳入の方で、まず1点。今回、
有料広告掲載料というのが60万円ほど予算措置されておりますけれども、昔、多分封筒か何かに名前を役場で入れていたときがあったとも思うんですけれども、そうした行政が民間の宣伝をするのは余り好ましくないのではないかということで、多分廃止したのではないかと思うんですが、ここで今度
有料広告という形で出ておりますけれども、どんな形でどういうふうにやるのか、この点について伺っておきたいというふうに思います。
○議長(
小高春雄君) 牛村
総務課長。
◎
総務課長(牛村安雄君) それでは、広報紙の
有料広告の関係でございますけれども、平成17年度から広報紙の表と裏の表紙を除いた中、下段、これはよその市町村のあれなんですけれども、下段の1段、ここに
有料広告を掲載したいということで考えております。 これにつきましては、各市町村も
大分取り組みが始まりまして、町の方ですと、小川町、嵐山町なんかが
取り組みを始めておる状況でございます。 広告料につきましては、1カ月、1ページ下段全部で1万5,000円、これを半分にして7,500円というような考えでおります。また、1年間通して掲載していただく方につきましては、4カ月分の割引、減額、それから半年につきましては、2カ月減額ということで取り組んでいきたいという考えでございます。 以上です。
○議長(
小高春雄君)
小久保議員。
◆19番(
小久保秀雄君) この60万円ということですと、今のでいうと、まず想定している枠、今言った下が全部の場合と半分の場合のようですけれども、その場合、1カ月当たりの枠数が幾つになるのか。それから、そういうふうになるかどうかわかりませんけれども、例えば申し込みがいっぱい来た場合の掲載の順序、そういうのはどうするのか。私は、基本的には民間の宣伝を公共団体がやるのはいかがなものかなというふうに疑念は持っていますけれども、その辺でそうしたときの公平性はどういう形で保つのか、その辺も含めて伺っておきたいと思います。
○議長(
小高春雄君) 牛村
総務課長。
◎
総務課長(牛村安雄君) 今の広報紙の状況からしますと、表紙と裏表紙を抜かすと大体全部入れて16社くらいが入る予定で、これが半分ずつになれば、その倍32社入るような予定でございます。 今回につきましては、初めての町としての
取り組みということで、1年間通じて5社くらいか、1年間通してもらえば4カ月の割引になりますので、12万円で5社くらいというような、とりあえずは推計をしてございます。 それから、応募者が多かったという場合の関係でございますけれども、これにつきましては、一応今は受け付け順というような考えを持っております。
○議長(
小高春雄君)
鈴木議員。
◆10番(
鈴木久雄君) 10番、鈴木でございます。2点ほどちょっとお聞きしたいんですけれども。 まず1点目は、町税の件でお聞きしたいと思うんですけれども、今回個人、法人とも予算したわけですけれども、この中で現年度分の収納率を何%で、徴収率を何%で設定したのか、それと滞納額の滞納の分の何%で設定してあるのか、その
パーセントをひとつお聞かせいただきたいと思います。そういうわけで、個人の
パーセント、法人の
パーセント、
プラス合計と
固定資産税の収納率、それから滞納の今の形のものをお聞きしたいと思います。 2点目、今まで
緊急雇用対策というふうな形で、私の記憶ですと、たしか平成14年ごろから県の支出金というふうな形で3,300万円、次年度がたしか2,600万円、昨年度は1,100万円というふうな形で、ずっと
緊急雇用対策という形で県の支出金が来ておったんですけれども、今回のこの表を見るとないんですけれども、ない理由、やめた理由を、ひとつお聞かせいただきたい。 特に、緊急雇用という形で、今まで町の方では3,300万円のころは時給も高くて、各小学校、あるいは中学校に臨時職員をやったというふうな形で、予算が少なくなるに従って時給が少なくなって、昨年度はたしか1,100万円という形で、人数は減らさないで時給を下げて、ああすばらしい形のことをやっているなというふうな形で、各小学校の校長並びにPTAから、あるいは保護者からも非常にありがたいという声が聞かれたわけですけれども、今回全然なくなってしまうということになると、町の方は完全に学校なり、あるいは
緊急雇用対策でもって使っておったところに、もうこういうわけでないんだよ、あるいは校長なり保護者の方にもそういった周知徹底というものができているのかどうなのか。特に、保護者なんかですと、非常によかったというふうな形で、なくなると大騒ぎするケースがあるので、その辺のところ、この2点お聞きしたいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。
○議長(
小高春雄君)
神田税務課長。
◎
税務課長(神田勇君) それでは、
鈴木議員さんのご質問にお答えさせていただきます。 個人、法人の関係でございますけれども、個人の関係につきましては、収納率を98%で見てございます。金額につきましては5,227万3,200円を見込んでおります。なお、法人税割につきましては98.5%を見込んでございます。金額につきましては、1億1,484万7,060円という金額でございます。 〔「今の
パーセント、合計の
パーセント」と呼ぶ者あり〕
◎
税務課長(神田勇君) 合計ですか。合計につきましては、98.25です。 滞納繰越分でございますけれども、法人につきましては80万円を見込んでございます。
パーセントにつきましては、滞納繰越分につきましては15%を見込んでおります。 〔「個人と法人と合計、
固定資産税の滞納の
パーセントをお聞きしているんだけれども」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小高春雄君) 暫時休憩します。
△休憩 午前11時36分
△再開 午前11時43分
○議長(
小高春雄君) 再開します。
鈴木議員の質問に対して答弁をお願いします。
神田税務課長。
◎
税務課長(神田勇君) 大変失礼しました。 それでは、先ほどの滞納繰越分の
パーセントの割合を申し上げます。 まず、個人の滞繰り分でございますけれども、これについては11.4%を見てございます。 そして、法人の方は20.3%でございます。
固定資産税が17%でございます。 軽自動車税につきましては、4%を見てございます。 よろしくお願いいたします。
○議長(
小高春雄君) 江森
学校教育課長。
◎
学校教育課長(江森孝夫君) それでは、
緊急雇用対策によります各小・中学校への教職補助員という形でもって1名ずつ配置していたものに関する件ですが、今年度につきましては、予算等の関係で12月いっぱいでなくなるということで事前に伝わっておりましたので、4月当初の校長会、教頭会を通じまして、早目のうちに伝えておくという形をとりました。それをもとに、校長を通じまして、各保護者にも伝わっている状態で進めてまいりました。 以上でございます。
○議長(
小高春雄君)
鈴木議員。
◆10番(
鈴木久雄君) では、再質問をさせていただきます。 また、税の方で、先ほど現年度分の合計なんだけれども、98.25という答弁をいただいたんだけれども、ちょっと個人が98.0で法人が98.50で、法人の方がぐんと率少ないと思うんで、そこのところが98.25というのは私は正しくないと思うんだけれども、その辺のところはどうなのか。 それともう一つ、今の試算でした場合に、調定額があると思うんですけれども、これをこれの予算でいった場合に、滞納は現年度分の滞納というふうな形になると、平成17年度の決算のときには滞納額は減るのかふえるのか、ふえるとしたら、どのくらいこの計算でいくとふえるのか、その辺のところもこの率でいけば、当然滞納が減る、今年度分の数字が残るから、その分滞納の方にふえるのか減るのか、その辺の試算が昼休み後で結構ですから、その辺だけひとつお願いをしたいと思うんです。 それと、あと
緊急雇用対策の方なんですけれども、12月までというふうな、打ち切ったというふうな形なんですけれども、各保護者や学校の校長は、非常にありがたい、臨時の方も一生懸命やってくれるというふうな形で、悪い言い方をすれば、各小学校に1人ずつ中学校に張りついてというか、子供たちのために一生懸命ご努力いただいているけれども、その辺のところはどういうふうに評価し、なくなってしまうということになると、どうなるのかなと思っているんで、どうしてもないのであれば、やはり町の方で県の支出金が来ないから、町で幾らかでも出してでもやって、子供たちの、子は宝というから、その辺のところはどんなふうに考えているのか、それ1点だけお聞きします。
○議長(
小高春雄君) 江森
学校教育課長。
◎
学校教育課長(江森孝夫君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。 教職補助員につきましては、各学校でもって一人で授業ができるという資格はございませんので、チームティーチングですとか、ほかの先生方と一緒に補助的な立場でもってかかわっていました。各学校での評判は大変によかったです。それぞれの方も大変力を発揮していただきました。ただ、授業等につきましては、本来的には教師が進めるものですので、その辺の効果は非常にありましたけれども、評判がいい状態で終わっている状態でございます。 以上です。
○議長(
小高春雄君) 昼食休憩にします。
鈴木久雄議員の質疑に対しまして答弁がございませんので、休憩後、
神田税務課長に答弁していただきます。 なお、午後1時より再開いたします。
△休憩 午前11時49分
△再開 午後1時08分
○議長(
小高春雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 午前中の
鈴木久雄議員の質疑に対して答弁を求めます。
神田税務課長。
◎
税務課長(神田勇君) それでは、大変失礼しました。 先ほどの個人の方の関係の現年の方、これは普通徴収と特別徴収がございまして、そちらの方を総合して
パーセントを出しますと、97.2%となります。滞納の方が、この残りが2.8%になるわけですけれども、この方の残りが2,525万6,840円ということで滞納分が出てきます。予算額97.2%の差し引きで2,525万6,800円の滞納が出てきます。そして、予算の方で計上してございます滞納分が1,100万円ということになってございます。この差額を見ますと、個人につきましては、1,425万6,840円ということで1,400万円台になります。 そして、法人の方でございますけれども、法人の方は98.5%でございますので、現年滞繰り、この残りの額としますと1.5%になりますので、これを見ますと281万5,740円になります。差し引きますと、予算に80万円と計上してございますので201万5,740円になります。 なお、
固定資産税の方でございますけれども、現年は97.5%で見ておりますので、現年の滞繰り分としまして2.5%残になるわけでございまして、3,509万4,350円という金額になります。予算に計上してございますのが1,500万円でございます。差し引きますと、2,009万4,350円という金額になりますので、繰り越し額的には3,000万円強の繰り越しとなってしまうわけでございます。この繰り越しにつきましては、あくまでも予算ということで、実質の調定を見ますと、個人で現年分の普通徴収分で94.67、そして特別徴収分の額が98.88でございまして、この予算から見ますと、実質的には率は低うございますけれども、今後におきましては、この予算に甘んじることなく、さらに努力してこの額を超えるよう努力してまいりたい、このように考えております。よろしくお願いします。
○議長(
小高春雄君)
鈴木議員。
◆10番(
鈴木久雄君) 説明は上手なんですけれども、聞き方が下手なものですから、なかなかわからないというふうな形で。極端に言いますと、今の予算でいくと、滞納が多くなるというふうな形でよろしいですね。滞納の金額が今の話だと3,600万円多くなる。ぜひ私も、たしか16日ごろには一般質問になると思うんですけれども、このような形でもって数字の方なんですけれども、特に一般会計よりも国保の方のやつというのは、これが非常に厳しいわけなんで、ぜひひとつ、今回このような形のないように、日にちもありますので、十分数字の方は検討していただくと同時に、これからの対応策、要は繰り越しを出さないで滞納でカバーして滞納額を少なくも最低限を維持するというふうな形のことが、やはり理想かと思うんで、できれば滞納を少なくしてもらいたいというのが、非常に財政が厳しい折なので、その辺のところで、ぜひひとつ、一般質問の16日のときには、国保の方が大きなあれになりますので、その辺のところをひとつよろしくお願いしたいと思います。 それともう一点、先ほど雇用対策の方で、学校とかなんか問題ないよというふうな形だけれども、その中で答弁の中に、どういう意味でそれが廃止になったのかというのをお聞きしていないんで。なぜならば、例えば学校に行ったときに、もういなくなったよ、保護者なんかに聞かれたときに、国の方、あるいは県の方でこういうふうな形で、もう緊急なくても雇用の方は全部賄えるんだからなくなったんだよとかというふうな話をしなければならないんで、なくなった要因を最後にお聞きして終わりたいと思います。
○議長(
小高春雄君)
田中産業振興課長。
◎
産業振興課長(
田中寿男君) ご質問いただきました緊急雇用の創出基金の市町村事業ということで、平成14年、15、16年という3年間事業を取り組んできた制度でございます。なお、この制度そのものにつきましては、3年間の時限措置ということの制度になっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
小高春雄君) 歳入について質疑を受けます。 道祖土議員。
◆9番(道祖土証君) それでは、1点だけ。やっぱり税金なんですけれども、町税の伸びを3.4%にした根拠、できたら個人、法人、
固定資産税、軽自動車税、町たばこ税、全部わずかずつですけれどもアップしています。どのような経緯でこの数字を出したのか、算出理由を。
○議長(
小高春雄君)
神田税務課長。
◎
税務課長(神田勇君) 町税につきましての伸びですけれども、総体的に伸びは鈍化傾向にあるわけですけれども、その中で所得の方の関係ですけれども、所得につきましては、個人関係がまだまだ伸びが見えてない。これは、やはり法人関係で企業の雇用政策等、リストラ等、そういったものの関係から、個人の方の町民税の方に影響していまして、そういった低所得になってしまったというところから、個人については伸びは鈍化している。法人については、順調に推移し始めているところであるけれども、まだ川島あたりにつきましては、大きな企業はございませんので、まだそこまでこちらが見えてございません。 それで、
固定資産税の関係ですけれども、
固定資産税につきましては、一応鈍化傾向にある土地の値下がりも出ておるわけでございますけれども、まだ川島町におきましても、1年十二、三%の低下、下落が見えるようでございます。
固定資産税についてはそういうことです。 あと、軽自動車税関係ですけれども、これにつきましては、最近県でも同じ状況が続いているようでございますけれども、県につきましては、やはりこの自動車税の滞納が急激にふえているということでございまして、我々の町としましても、その辺の滞納を懸念している状況でございますけれども、全体的に見ますと、まだまだ横ばいか、あるいはやや低調ぎみかなという感じがします。まだ、明るい兆しは見えてございません。 失礼しました。たばこ税につきましては、本数的には減っております。金額的には、昨年税改正がございまして、ややふえたんですが、大体月に1,200万円前後の収入として上がってきておりますけれども、年間を見ますと、1億3,000万円前後の収益を見込めるかなという感じはするんですが、これについては、まだ本数的なものは減ってきているということが現実ですので、はっきりとその件についてつかみ切れないところがあります。 以上です。
○議長(
小高春雄君) 道祖土議員。
◆9番(道祖土証君) 私がさっき言ったように、全部これが伸びているんですよ。今の説明だと、全部横ばいか減っているということなんで、根拠的にちょっとおかしいなと思った。 ちょっと簡単に、繰り返して、間違っているかもわからないんですけれども、個人だと4.75%前年より多いですね。法人は0.3%、固定資産だと2.78、軽自動車だと3.24、たばこ税だと2.40、全部ふえるということを想定して予算を組んでいるわけですね。税収があるということになっているんですけれども、今の説明だと、全部横ばいか鈍化と言っている。そういう意味では根拠がちょっとわからない。もう一度よろしくお願いします。
○議長(
小高春雄君)
神田税務課長。
◎
税務課長(神田勇君) それでは、申し上げます。 所得の関係でございますけれども、所得の方につきましては、増収分というのは平成17年度から税政改正がございまして、配偶者特別控除の上乗せ部分が廃止になりました。それで、これは103万円未満の所得者につきましては、配偶者控除と配偶者特別控除がダブル控除になっておったわけですけれども、この関係でその分が削られたことと、あとは配偶者控除、同一世帯の場合には配偶者が2分の1今回均等割がふえています。そういった関係で、平成18年度からは全額配偶者控除が同居の場合には均等割は認めないということでございますので、その関係で所得についてはふえているということでございます。 あとは、
固定資産税につきましては負担調整がございまして、実際には10数%減る見込みですけれども、これは負担調整で低いところについては、負担調整によって幾らか土地を上げましょう、高いところについては抑えましょう、そういった制度になってございますので、そういったところから数字が出ておりまして、増になっております。ですから、実質的には十二、三%の減である、そういうふうな考え方でございます。 法人の関係につきましては、ほぼ昨年と同額ということで見てございます。 なお、軽自につきましては、やや120万円ほど増になっておりますけれども、これにつきましても、ほぼ横ばいであるかなという感じですけれども、ただ先ほども申し上げたとおり、大分滞納者がふえてきているという面から、我々もこの辺を少し懸念しているわけですけれども、徴収に努力してまいりたい、こういうふうに考えております。 たばこの税率の方の改正につきましては、昨年10月から税制改正がございまして、改正前の金額が2,668円、そして改正後が2,977円ということで改正になってございます。そういった関係で、税そのものは多少ふえてきているわけなんですけれども、本数が減っているのが現状だと思います。
○議長(
小高春雄君) 道祖土議員。
◆9番(道祖土証君) 余り納得はしないんですけれども、何回言っても、本当の根拠というのは多分それほどないんだろうと、聞いていて思いました。これからは、やはりもとなので、税金がどのくらい入るかによって支出がどのくらいできるかということになるので、根拠をきちっと、こういう理由でこうで、これだけ見込めるとか、逆に減る可能性だってあるのではないか。逆に私は、景気が上向きだ上向きだと言いながらも、全然上向いてないというのは、末端で商売をしているとそれが見えてくるので、町税が入りますよ、入りますよという数字を見て、本当かなと思ったのが第1。 それから、軽自動車税もそうなんですけれども、横ばいと言ってもふえている。今は確かに大きい車から小さい車にふえている。そういうことを、景気が悪んで逆にそういうふうに軽自動車がふえるであろうとかというのを理由に挙げてほしいのね。たばこだって、確かに増税あったけれども、それは大幅に税金が上がった分は、前回の補正で大分上がっているんですね。今回、またたばこを増税するわけじゃないから、その上がった補正分くらいかなというふうに言っていただければ、ある程度納得できるんですけれども、これからまた来年度はちゃんとした根拠で、こういう理由で税金はこれだけ徴収できますよというのを出していただければ。要望して終わります。
○議長(
小高春雄君) 歳入に対して質疑を受けます。
木村議員。
◆4番(
木村晃夫君) 4番、木村です。 歳入の方ということですけれども、町税につきましては、今も出ましたけれども、3.4%ほど伸ばしておりますし、そのほか三位一体改革ということで、地方譲与税が20%の伸び、そういった中で、地方交付税が約10%ほどの減の1億3,800万円、そういった中で、使用料、手数料がいろいろ最近厳しい財政の中で、他の団体等におきましては、応分の受益者負担をすべきだというふうなことで、かなりそういうふうな記事が載っておりますけれども、そういうふうなことにつきまして、27ページに使用料、手数料の関係がありますけれども、こういう使用料、手数料を財政が豊かならば、町民サービスの観点から低く抑えた方がいいのはわかるんですけれども、一方でいろいろな歳出を削るといっても、なかなか限度が来ているのではないかというふうな中で、20年以上据え置いている幼稚園の入園料だとか、あるいは体育施設の使用料、利用料につきましても、当時10何年か前に体育振興という意味から、ほとんど町内の団体につきましては減免したような経緯がありまして、そういうふうなものも見直してはいいのではないかというふうな意見が数年あるわけですけれども、それらについて、ことしの組む際にどの程度を検討されたかを町長にお聞きしたいと思います。 それと、37ページの繰入金ですけれども、財政調整基金から庁舎の建設基金まで、いろいろ町の貯金があるわけですけれども、そういう中から本年度は3億4,000万円ほどの繰り入れをしております。こういうふうな形でやっていった場合に、財政シミュレーション等もありましたけれども、特にここにある、ことし多く出しております公共施設整備基金、あるいは財政調整基金、地域福祉基金の残高と、今後運用によってはかなりもつでしょうし、繰り入れをここから取り崩しをすればそうはもたないだろうし、その辺の見解については財政課長にお聞きしたいと思います。 以上ですけれども、よろしくお願いします。
○議長(
小高春雄君) 高田町長。
◎町長(高田康男君)
木村議員さんのご質問でございますけれども、お答えをさせていただきたいと思います。 受益者負担ということのあれでございますけれども、最近非常に各市町村でもそうでございますけれども、川島町においてもそうした意見がいろいろ入ってきております。受益者の公平性、あるいはまた公共の利用率、稼働率というのを両方考えなくてはならないわけでございますけれども、いずれにしても、本年度当初は間に合わなかったわけでございますけれども、平成17年度において全般的なものを見直すというようなことで、今計画をしておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(
小高春雄君)
菊池政策財政課長。
◎
政策財政課長(菊池求君) それでは、基金の関係でございますけれども、まず初めの財政調整基金でございますけれども、この基金につきましては、平成16年度末の予定で約4億2,000万円ほどになる見込みでございます。これでまだ17年度当初におきまして、4,243万円ほど繰り入れを見込んでおりますので、それらを繰り入れをした場合には、17年度末で約3億8,000万円くらいになる予定でございます。 それからあと、公共施設整備基金の関係でございますけれども、16年度末で約5億6,400万円の予定でございます。 それから、17年度当初で2億4,908万5,000円というようなことで繰り入れを予定してございますので、これをすべて繰り入れをいたしますと、残りが約3億1,500万円という状況でございます。 それから、地域福祉基金でございますけれども、16年度末で1億9,300万円ほどでございます。これを17年度、やはり4,750万円ほど取り崩しをする予定になっておりますので、残としましては1億4,600万円がそのような形になる見込みでございます。 しかしながら、いろいろとほかの財源が見出せれば、また繰り入れ等もしないで済むような形で進めていきたいと思っておりますので、なるべく残高等が減らないような方向で、ほかの財源で手当てできればそのような形で考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
小高春雄君)
木村議員。
◆4番(
木村晃夫君) ありがとうございました。 町長から平成17年度にいろいろな角度から受益者負担等につきましては見直しをしたいというふうなことの答弁がありましたので、ぜひ受益者負担の原則、応分な負担というふうなことは原則だと思いますので、体育振興だとかいろいろな振興策等もあるでしょうけれども、よろしくお願いしたいと思います。 また、基金の状況につきましては、本当にだんだん寂しいような状況になりますけれども、これらも今年度は伊草小学校の改築の関係がありますけれども、極力どの程度残しておいたらいいかということもあれですけれども、緊急時のこともありますので、ある程度の貯金を残しておくというふうなのがいいかと思いますので、今までのように、また来年度も3億5,000万円、毎年3億5,000万円すると数年でなくなってしまいますので、その辺につきましても、財政運営につきましてよろしくお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(
小高春雄君) 歳入について質疑を受けます。 ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小高春雄君) 次に、歳出予算について質疑を受けます。
鈴木議員。
◆10番(
鈴木久雄君) 10番、鈴木でございます。 1点だけお聞きいたします。 町長の諸般の報告の中に、都市住民との交流施設の整備事業というふうな形で、何か中山の公民館において地権者の説明会が終わったんだか、これからやるんだかあれなんですけれども、町の方では2月7日に全員協議会のときに、この施設を加工場のところにやりたいんだというふうな話があったんですけれども、この予算においては、対応してあるのかどうなのか、それ1点だけ産振課長に聞きたいと同時に、今市民農園の振興がどのような形に、どのくらい進んでおるのか、その辺のところをちょっと予算ですので、対応してあるのか、その1点だけお聞きしたいと思うんですけれども、よろしくお願いいたします。
○議長(
小高春雄君)
田中産業振興課長。
◎
産業振興課長(
田中寿男君) 前回の全員協議会のときに都市住民に係る交流施設の整備ということでご説明をさせていただいたところでございます。平成17年度の予算にというふうなことでございますけれども、17年度予算の中にはそれにかかわる当初予算については計上はしてございません。この辺につきましては、今後農振等を含めた各種の調整事項があるということを考慮しながら、今年度につきましては計上しておりませんので、よろしくお願いいたします。 住民説明会につきましては、既に1月12日と14日に中山公民館におきまして、2回ほどに分けまして地権者を対象に、こんなふうな趣旨のもとで、ここのところに都市住民にかかわる施設ということで、まず絵をかかせていただくことについてというような趣旨のもとで、一応説明会の方は終了させていただいております。
○議長(
小高春雄君)
鈴木議員。
◆10番(
鈴木久雄君) では、再質問をさせていただきます。 町長にちょっとお尋ねしたいんですけれども、町が県の方に平成17年度の予算要求というふうな形で、町長の方から県の方に出ていると思うんですけれども、川島町としては要望項目で、首都圏自動車川島インターチェンジ(仮称)整備の計画についてというふうな形でもって要望が出ていると思います。その中に、県の土木整備部の方から、対応の状況というふうな形で、「首都圏中央自動車道のインターチェンジ周辺の物流を含め、開発については、県や地域によって大きな発展の可能性があり、首都圏においても大変重要な役割を持っていることから、県としても予定線引き計画開発法規の考え方に基づき、開発計画の実現に向けてできる限りの協力を行ってまいります」というふうな話が来ているわけです。 というのは、私はあそこのところというのは、どこからどこまでが圏央道の周辺かわかりませんけれども、国道に面してインター周辺の開発というふうな考え方をもって、そこのところに今の構造でもって、中山では地権者の説明会が終わっているというふうな形だけれども、もっと市民農園とか観光農園ということであれば、議会の方でも土地利用検討委員会というふうな形で、これは土地利用検討委員会の方からいただいたやつなんですけれども、市民農園というのは、あの場所でなくても小見野地区の方に3軒、あるいは出丸、三保谷の境とかというふうな形でもって、恐らく一遍に何カ所もできるわけがないと思うんで、やはり特に議会の土地利用検討委員会においては、あの地域の国道の端は、沿道開発ゾーンというふうな議会の方では何回も会議を持ってやっておるんですけれども、そういった形でもって、県の方にそういった要望を出していながら、市民農園というふうな考え方というのはとうなのかというのがまず一つ。 それともう一つは、同じような要望の中に、農林部からも回答書というふうな形で、「川島インターチェンジ周辺は
農業振興地域の農用地区域として位置づけられ、国庫補助事業を中心とした農業的広域投資を行ってまいりました。今後とも社会情勢の変化などを見きわめながら、農業農振地域の整備に関する法律の適切な運用を図ってまいります。」というふうな形、これは恐らくカインズみたいな形のものがこの中に入っておるのではないかと思うんで、その辺のところで、県の方に要望しておいて、あそこのところ、インター周辺で、もう私たちは単刀直入に言って、インター周辺というのは、極端な言い方かもしれないけれども、黙っていても開発ができるというふうな形、また議会の方で市民農園といったところは、やはり行政が力を入れて、お手伝いをしなければできないかと思うんで、その辺のところをお聞きしたい。 それと同時に、これは恐らく土地は町が買収でなくて賃貸というふうな形のことになろうかと思いますけれども、賃貸ということになりますと、今カインズが進むということになると、伊草の方なんかに行きますと、坪幾らだから年間幾らですよというふうな形だということになると、賃貸ですと、その場所を選択するにおいても、非常に賃貸料だとか何かというのが難航を来すのではないかと思うんで、できるものであれば、市民農園型というふうな形でビオトープ等を含めながら、もうちょっと違った、予算もまだ計上してないということなんだけれども、そういったところでどんなふうに考えておるのか。県の方の要望、あるいは賃貸だとかその辺のところは町長にお聞きいたします。
○議長(
小高春雄君) 高田町長。
◎町長(高田康男君) それでは、
鈴木議員さんのご質問でございますけれども、まずどっちからお答えをしたらいいでしょうか。 圏央道のインターの周辺整備の問題でございます。これにつきましては、過去にもいろいろお話はしてございますけれども、平成19年度にインターが供用開始というようなことの中で、やはり核として手をつけていかなくてはならないのがインター周辺だろうということでやっているところでございます。これにつきましては、ご案内のとおり、インターシティプランというのが既に12年前に計画をされておりまして、なかなかそれができなかったわけでございますけれども、それは今お話がございましたとおり、農振農用地という一番きつい整備というか網がかかっているわけでございます。これをまず撤廃するのが一番大事なことでございます。 今、お話のとおり、農林部、あるいは都市整備部ですか、それぞれの立場で回答をいただいております。このインターシティプランにつきましては、当時は埼玉県農林部、あるいは都市計画部ですか、そんな名前だったと思いますけれども、開発環境を含めた課、あるいはそういったものを含めまして町、県と協議して、町づくりというようなことの中でインターシティプランができたわけでございます。にもかかわらず、いろいろやっている中で、だんだん当時180町歩の契約をしておったわけでございますけれども、なかなかそれが受け入れられないということで、現在まで来て、現在50町歩、60町歩という縮んだ形になってしまったんですが、それもまだなかなか進んでいかないというようなことの中で、それではうちの方としては、もう区画整理方式ではなかなか裏負担が出せないというようなことの中で、少しでもいいから民間投資でやっていきたいということで、今回都市計画法の34条8の4というものを使わせていただいてやったのがカインズでございます。 そのほかに、知事等も埼玉県内に圏央道沿線に物流基地を設けたらという発言をしておりますので、それに対しまして、できるものなら川島もインター周辺に関東を拠点とする物流基地を設けたい、あるいはやらせていただきたいということで話を申し上げているところでございますけれども、今言うとおり、そのカインズの問題も、今いろいろ出ておりますけれども、カインズについては何とかクリアがここでできそうでございますけれども、今後の開発につきましては、この都市計画法の34条の8の4というのが、市レベルになりますと、市の単独の許認可ができるそうでございまして、農振地域有無にかかわらずというようなことでやってきたようで、県がここで新たにそうした乱開発みたいな形は無理だということで、農林部と県土整備部、そこで申し合わせがありまして、4月以降については、とにかく農林サイドの同意が最優先というようなことになってきているようでございます、流れが。そうしますと、非常にまたややこしい、もとに戻ってしまうような形になってしまいすけれども、そんな状況でもって、農林部と県土整備部の回答書が、それぞれの立場の回答書が来ているということで、県土整備部につきましては、インターの周辺であるからできるだけ協力はしていきたいというような話でございますけれども、農林部の方は農振の農用地の区域である、農地の保全が優先だという考え方を持っているようでございます。その辺の食い違いのクリアを我々は今後していかなくてはならないということで、非常にこれは時間がかかるのではないかと今、考えております。しかしながら、少しずつでも努力しながら、何とか開発を少しでも手がけていきたい。 それから、今、国・県等で考えているものにつきましては、物流基地というのは大きな基地でございますので、やはり町単独ではできません、県を巻き込んだ考えでないとできないと思いますので、一介のお話によりますと100ヘクタールとかと言われておりますので、とても100ヘクタール一遍に農地農用というのは、町単独の意見で抜くということは非常に困難ではないかと今は考えておりますので、これらにつきましては、今後県ともいろいろ相談をしていきたいと考えております。 それと同時に、議会の土地利用検討委員会、そういうことでまとめていただいたということでございますけれども、まだ私の方には正式にはそれ参っておりませんので、それはよく見てはおりませんけれども、いずれにしても考え方はそう変わりはないと思います。ただ、交流広場の関係につきましては、あそこはなぜということになりますと、非常に一つは、まだ構想的なものでございますけれども、子供たちが来て自然のものに触れ合えるというようなこともつくりたいということで、簡単な釣り堀などでも何でもいいんですけれども、そういうふうな自然の池みたいのをつくって流していきたいということにつきましては、あそこは非常に自然水利がいいということでもって、それを選んだこと、それから現に直売所もございますし、そうしたものを総合的に含めると、非常にいいところかなということで、今の中山用水の一分水か三分水かちょっとあれですけれども、あれから導入しまして、安藤川の方へ流すということが自然の流水の中では非常にいいかなということで、子供たちに短時間であってもいいから自然に触れさせたいということの中で考えた位置的なものでございます。 ただ、今ご指摘のとおり、カインズの借地料、ちょっとまだ定かでないし、私の方も貸してはいませんから、幾らというわけには、うわさではかなり高いようなうわさも聞いておりますし、そういうことが出てきますと非常に懸念されるということが、もう今心配している一つでございます。 それともう一つは、あそこの中で一部地権者が病院を建設したいというような話も持ち上がっております。そんなこんな等、一部については農用地でもできる施設、それから農用地から外さなければならない施設、そういったものがありますので、今回17年度になかなか最終的な予算化できかったという経過でございます。 今後またいろいろな問題で、もう一つは、これからやることは地権者の方に当たって、実際問題として幾らで貸していただけるか、それを確認して事業を進めていきたい、こんな考えでおりますので、またいろいろ皆さん方にもご協力をいただきたい、こんな考えでございますが、よろしくお願いします。 〔「土地の方は賃貸で買うのか」と呼ぶ者あり〕
◎町長(高田康男君) 一応借地ということでございますので、借地については現在町で、税額の100分の4.2とは今賃貸借のようでございます。そうしますと、カインズからだとかなり、その辺がちょっとこれからの問題になると思いますけれども、またひとつよろしくお願いいたします。
○議長(
小高春雄君)
鈴木議員。
◆10番(
鈴木久雄君) では、再質問をさせていただきます。 今、町長の答弁ですと、まだ議会で部会というふうな形のものからは正式には出ていない。しかしながら、部会でこういった土地利用検討委員会というのをやっているのは恐らくわかっていると思うし、正式にはまだ今の話だと出ていないというふうな形なんだけれども、せっかく議員の方も何日もかけて町の土地利用というふうな形なんで、やはりある程度一生懸命練った中なんで、その人たちだって、町の土地をどうしようというふうな考え方なんで、やはりよく相談、論議したんだから、そういうふうな論議をし合って場所を決める必要が私は第一にあるんではないだろうかというふうに思うわけです。 そういう意味で、ぜひひとつこの市民農園の目的だとか何かというのには、大いに町を活性化させるとかというふうな形に関して、私は賛成なんだけれども、極端なことを言えば、あの場所が適当なのかな、ほかにいい場所がないのかなというのが、まずひとつあれなんですけれども、まだ地権者の説明会というふうな形なので、まだ十分協議すれば、もっともっと将来の町を考えた場合に、もっともっと違った面も出てくるのではないかなと思いますので。その辺のところで、私はあの場所じゃなくて、ほかのところの方がいいんだ、それには今言ったように、県だとか国だとか、あるいは今度は地権者の方のカインズの地代というふうな形になると、その辺で難航もする、もっと国道に面してインターに近いんだから、もっと違った町が活性化できるような形のことはないのかなというのを検討していただくようにお願いを申し上げます。 以上です。
○議長(
小高春雄君) 道祖土議員。
◆9番(道祖土証君) 9番、道祖土です。 3点ほどお伺いします。 1つは、46ページのホームページ全面改正業務委託料150万円なんですけれども、町のホームページに年間どのくらいアクセス数があるのか。それから全面改正する理由、またどのようなイメージを持って、大体どういう形、何を中心に入れていくのか、また今まで何が足らなかったのか、その辺がわかれば教えてください。 それから、業者はわかればどこなのか、また職員とかNPOのメンバーとか入れて、そういうメンバーではできないのか、その辺も考えられないのかどうか、以上。 それから、51ページの行政相談協力者謝金15万6,000円なんですけれども、年間どのくらいの相談が寄せられるのか。また、一番多い内容、相談の内容を教えていただきたい。 それからもう1点、81ページ。川島
町民会館管理委託料2,641万5,000円、前年対比だと438万円ふえていますけれども、それのふえた理由を教えていただきたい。 以上です、お願いします。
○議長(
小高春雄君) 牛村
総務課長。
◎
総務課長(牛村安雄君) せっかく立ったところなので、ちょっと午前中の
小久保議員の広告の関係で値引きし過ぎてしまいましたので、訂正させていただきたいと思います。 6カ月から11カ月で契約していただいたのは1カ月の減額で、1年以上だと4カ月の減額ということでございます。 それでは、道祖土議員さんのホームページの関係でございますけれども、これにつきましては、業者等につきましてはまだまだこれから、現在予算を審議していただいている状況でございますので、可決後に来年度ですけれども、業者の選定等はしていきたいと思います。 まず、アクセスの関係ですけれども、大体3万から3万五、六千で推移しているのではなかろうと思います。 なぜここでホームページを全面改正するかということでございますけれども、これにつきましては、公聴会等で意見をいただいた中で、ちょっと町のホームページの構成自体がちょっと見づらいよという意見がございます。例えば、それぞれの部署や何かのリンクションするについても、ちょっと今のホームページでは見づらいという意見がございまして、総体的に考え直そうというようなことでございます。 それから、ホームページをつくるについて、NPOなんかを入れるかどうかということかと思いますけれども、これにつきましては、ある程度のノウハウを持った業者委託を考えております。そうした中で、NPOでもそれなりのノウハウを持っているところがあれば、また検討はさせていただきたいと思いますけれども、今現在入れる入れない云々は、ちょっと控えさせていただきたいと思います。 それから、行政相談の関係ですけれども、毎月1回10日を、10日が休みの場合には次の日というような形でやっていますけれども、行政相談と法律相談ということで、一緒に10時から午後3時ごろまでやっているんですけれども、どっちかというと法律相談の方が結構要望があるようでございます。今、予約制をとっていまして、弁護士の先生方が10時から半日ですので30分ずつということで、大体1回の相談に4人を予約制でとっていただいています。
相談項目に何が多いかということですけれども、それぞれの関係でございますので、一般的に相続だとか離婚だとか、そういうふうな形、法的な問題が多いようでございます。 以上でございます。
○議長(
小高春雄君)
田中産業振興課長。
◎
産業振興課長(
田中寿男君) 81ページの5款、1項、1目の労働費13節委託料の関係でございますけれども、今年度につきましては2,693万5,000円ということで、前年度より430万円ほど増額になっています。ここら辺につきましては、前年度から
町民会館の使用料を一般会計に入れるという一つの前年度途中で平成16年度補正をさせていただきました。それらが従来は会館の中での収入だったところを、今度は一般会計の中に入れて、一般会計の方から会館の委託料の方へ回すという手法が1つはふえてきた点。それにつきましては、今年度180万円ほど当初で見ているところです。 もう1点につきましては、各そのものについて、補正の方でもちょっと出していただきましたけれども、原則年度内精算を建前にするということになりましたので、それに伴う繰り越しが少なくなったということで、それに係るもの。 もう1点につきましては、勤労文化協会の方から一つの予算書等をちょうだいしているところですけれども、前年度の途中におきまして、賃金を補正させていただいた点、あるいはそれにかかわる給料等の年度途中で補正させていただいたもの等を含めて、今年度それがふえてきたというのが主な理由になっていますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
小高春雄君) 道祖土議員。
◆9番(道祖土証君) どうもありがとうございました。大体わかりました。 ホームページの方なんですけれども、1つだけ、どのようなイメージというのが答えてなかったので、基本的な考え方、見やすく、リンクするのがしやすくするとかというのはあるんでしょうけれども、何か1つだけ、これだけはしたいというのがあれば、今までとこういうふうに変えたい、大幅に変えたいんだというのがあれば、それを教えていただければ。 以上で終わります。
○議長(
小高春雄君) 牛村
総務課長。
◎
総務課長(牛村安雄君) まだ、こういうふうに変えていきたいというあれはございませんけれども、先ほどもお話しいたしましたように、公聴会の中で、見にくいというのがあります。それぞれの各部署の施策とか何かのリンクの仕方等、これらについてできるだけわかりやすくやっていきたいというふうに考えてございます。
○議長(
小高春雄君)
小久保議員。
◆19番(
小久保秀雄君) 小久保です。 それでは、何点かについて伺っておきたいと思います。 まず、93ページの工事請負契約の関係ですけれども、幹線道路整備工事、道路改良工事、6,305万円ほど組んでおりますけれども、この内訳。 それから、92ページの道路維持費の中の工事請負費で1,350万円、舗装道路補修工事、これの詳細をお願いしたい。 それから、53ページの人権政策費でございますけれども、名称は人権政策費となっていますけれども、下の負担金補助及び交付金につきましては同和関係かと思うんですが、なぜこういう特定の団体の補助等、財政が厳しいというところで見直さないのか、この辺についても。何団体の構成された中でこれを組んでいるのか、伺っておきたいと思います。 それから、町史編さんの関係でございますけれども、いつごろまでに最終的には終わるのか、この辺について伺っておきたいなというふうに思います。 それから、自衛隊父兄会補助金ですけれども、やはり財政が厳しいという点では、なぜこういったところの見直しがされないのか、この辺についても伺っておきたいというふうに思います。 それから、48ページの自動車購入費735万円ほどあるわけですけれども、この車両の中で、やはり財政厳しいという中では、軽自動車もこのごろすごく性能もいいわけですけれども、そういう点で、今回この735万円の車両買いかえの内訳、これもお願いしたい。 あと、一番上の庁舎等清掃、電話交換業務委託料で1、381万9,000円ほど出ているんですが、この庁舎等の清掃費の関係はどのくらい占めるのか伺っておきたいと思います。 先ほどほかの議員さんからも言われましたホームページの関係ですけれども、町は条例を、CDの関係になりまして、そうした条例に基づく配置等、そういう関係も今後の新しくホームページを見直すんだったら、そういうふうに序列をしてできるのかできないのか、その辺も含めて伺っておきたいと思います。 あと、財政が大変だという中で、町長交際費、議長交際費等も全然減ってないように思うんですけれども、この辺、決算等では、いつも余っている部分もあるわけですから、その辺を参考にしたのかしないのか、その辺も含めて伺っておきたいというふうに思います。
○議長(
小高春雄君) 休憩します。
△休憩 午後2時05分
△再開 午後2時21分
○議長(
小高春雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 牛村
総務課長。
◎
総務課長(牛村安雄君) それでは、
小久保議員さんのご質問にお答えいたしたいと思います。 まず、順番は前後しますけれども、町史の関係ですけれども、町史につきましては、平成17年度に近現代1と地質考古の資料編の印刷に取りかかるという考えで、一応平成19年度に完了させようという現在の目標で進めております。 次に、自衛隊の補助の関係でございますけれども、これにつきましては、16年から見直しまして、2万5,000円を2万円にしたわけでございますけれども、今後につきましても、総体の補助等の見直しの中で検討してまいりたいという考えでございます。 また、ホームページが条例にリンクできないかという話ですけれども、これは現在もできますので、ただホームページからやるよりも、今議員さん方にはお渡ししてありますので、それをインストールしていただければ、条例だけ見るんだったらそちらの方が早いかなという感じがしますので、ぜひご活用いただきたいと思います。 それから、町長交際費の関係でございますけれども、今年度見直しいたしまして、今まで200万円だったんですけれども、一応今までの支出の状況等を見まして、本年度につきましては160万円を予算措置させていただいたわけでございます。 以上です。
○議長(
小高春雄君)
菊池政策財政課長。
◎
政策財政課長(菊池求君) それでは、1点目の庁舎等の清掃、電話交換業務委託料1,381万9,000円のうち、庁舎の清掃等の委託料というふうなことでございますけれども、これにつきましては、このうちの974万8,000円でございます。 それからもう1点、自動車の購入費735万円の内訳というふうなことでございますけれども、これにつきましては、今度平成17年度から一応公用車の一括管理を考えていきたいというふうなことで、今進めております。この内訳につきましては、3台分なんですけれども、1つは町長車、給食センターで今軽四論の貨物がございますけれども、こちらの方のもの、今産業振興課の方で小型貨物というふうなことであるんですけれども、いずれももう十二、三年たっているものでございまして、それらのものを買いかえる予定でございますけれども、一括管理した上で状況によって減らせるものであれば買わないで済むようなことも考えております。 以上でございます。
○議長(
小高春雄君) 秋谷
住民課長。
◎
住民課長(秋谷光重君) それでは、53ページの人権政策費の中の部落解放運動団体等の助成金について5万円とあるがということですが、現在川島町が対応している団体が4団体ございます。そのうち1団体に補助金、1団体がちょっと教育長の交際費ということで年度末にカンパということできてございます。あと2団体については支出をしてございません。 なお、平成13年度までは補助金について15万円だったんですが、14年度以降5万円ということで減額をさせていただいております。 以上です。
○議長(
小高春雄君) 鈴木
建設課長。
◎
建設課長(
鈴木喜久雄君) 道路維持費の工事請負費でございます。 舗装道路の補修工事ということで基本的に3本を今計画しております。町道1の21号線、中山地内、町道1の21号線につきましては、旧国道254でございますけれども、これの切削オーバーレイ、削ってその上に舗装を乗せるという計画でおります。 もう1本は、町道の1の16号線、上小見野地内、みどりの道ですけれども、これについても切削オーバーレイということで計画をしております。 もう1本は、町道2の31号線、これにつきましては、上八ツ林平沼地内ということで、これは二分水わきの道路でございますけれども、これのオーバーレイ、この3本を主なものとして計画しております。 それから、道路新設改良費の方の工負でございますけれども、幹線道路の整備ということで、これも昨年度に引き続いての事業が主でございますけれども、1点目、町道2の20号線、北園部地内ということでございまして、継続事業ですけれども、北園部地内の道路を橋梁と水路を施工しながら道路改良を進めていくということでございます。 それから、町道の2の26号線、長楽地内ということでございます。これも平成16年度にちょうど長楽耕地の真ん中なんですけれども、南北の方向にあります町道でございますけれども、その継続ということで、今度は北の方に移っていきますけれども、2の26号線の改良工事。 もう1本は、町道2の27号線ということでございますけれども、これは継続ということで東松山市と川島町の境界、長楽、または松山分は下押垂というところになりますけれども、その境界部分を測量、用地買収等を進めてきました。今度は改良ということでございますけれども、東松山市との協定によりまして、今回幹線道路の整備ということで道路改良をしていくということです。これにつきましては、歩道整備を含めての道路改良でございます。負担金として東松山市からいただいて事業を進めております。 また、町道の5136号線、これにつきましては、出丸下郷ということで、出丸駐在所の裏から西の方に5136号線がありますけれども、継続事業で東の方から西の方に向かって県道平中線の方へ道路改良していく、それの継続事業。 それから、町道の3107号線、上伊草地内でございますけれども、これは中島電機さんの前から西方にありますけれども、これが町道3107号線でございまして、16年度に途中まで、堤防の方から事業を進めてきました。今度は、北の方に向かって17年度は事業を進めたいということで予算計上してあります。 それから、町道の2174号線、東大塚と畑中、これは八ツ保小学校裏を西の方に向かって道路改良を進めております。今、琴正庵さんというおそば屋さんがありますけれども、あの後ろの方を進めている事業でございまして、これも次年度の継続事業として17年度も実施したいということでございます。 町道の5011号線、山ケ谷戸、これにつきましては、昨年度に続きまして道路改良をしていくということでございます。矢部滋さんのお宅の前へ行く道路改良です。 以上です。
○議長(
小高春雄君)
小久保議員。
◆19番(
小久保秀雄君) それでは、幾つか質問していきたいんですけれども、今自動車の購入の関係で、町長車を買いかえるというお話かなというふうに思うんですけれども、一般質問の行政改革の中でも言おうかと思ったんですが、やはりこうした財政の厳しいときであれば、車庫で使わないときに専用車としてしまうと、使わないときが多いわけですよね。ですから、例えば同じ2000ccでも、あいているときは普通の職員が県庁に行くときとか、遠くに行くときにはそういう車を使うように、ほかの町村が黒い車だからって黒にする必要性がないのではないかと思うんですか、その辺の基本的な考え方を伺っておきたいというふうに思います。 それから、庁舎の清掃の費用の金額を答えてくれたのかどうか、ちょっと。 ホームページのアクセスの関係ですけれども、条例は条例で別に見るんですけれども、つくり方としてですから総務とか、条例に沿った形でつくったら見やすいのかなというふうに思ったので、その辺どうなのか。いろいろな人の意見も参考にできれば、そういうふうにできないのかどうか、ちょっと伺っておきたいと思うんです。 あと、49ページの男女共同参画検討委員会委員、これは新しく出てきたかと思うんですが、公募してやるということですけれども、どういう人を公募、全くの住民、女性だけなのか男性なのか。一応、この文言だと公募となってますから、公に募るということだと思うんですが、その辺について、どういう考えを持っているのか伺っておきたいと思います。 それから、人権政策の中の、いわゆる財政が厳しいということであれば、全体の補助金、あるいはこういった交付金をもう少しやはり大胆に見直すべきではないかと思うんですが、その辺について伺いたいと思います。 以上です。
○議長(
小高春雄君)
菊池政策財政課長。
◎
政策財政課長(菊池求君) それでは、町長車の購入というふうなことでございますけれども、これにつきまして、職員が乗ったり共有というか、そういったことでできないかというふうなことでございますけれども、町長車につきましても、今現在キロ数で約13万8,000キロ乗っております。結構、距離的には乗っておりまして、いろいろ出かけることがございまして、なかなかほかの公用車と一緒にというのも難しいかなということでございます。そういうことで、専用で購入していきたいということでございます。 あと、男女共同参画の関係の委員の関係でございますけれども、これにつきましては公募というふうなことで考えております。今、毎年こういった男女共同参画の事業に関しましていろいろご意見を伺ったり、そういった形で募集をして、この検討委員会とは別ですけれども、去年もことしもですけれども、こういった事業を進める中でいろいろ参考的にご意見を伺えるような方も募集しているんですけれども、大体1人とか2人とかは募集で来ていただいて、その方とも一緒にいろいろとご相談もしながら、事業も今現在進めております。 来年のこの計画の検討委員会の委員さんにつきましては、ことしいろいろアンケート調査等もしましたので、それらをもとにまた公募というふうなことで、どういう方が応募してくれるかわかりませんけれども、すべて女性の方ということではなくて、やはり男女両方での委員さんも考えております。 以上でございます。
○議長(
小高春雄君) 牛村
総務課長。
◎
総務課長(牛村安雄君) ホームページの導入の関係でございますけれども、私はホームページから導入して見たことはないのであれなんですけれども、我々がふだん使っていますパソコンから出していると同じようなリンクというか、構成の仕方になっていると思います。総則がありまして、あとは給与の関係だとか人事の関係、委員会の構成、教育の関係、そういうような形で選べるようになっているわけですけれども、もし不都合がありましたら、またご意見等を出していただいて、余り費用がかからないで直せるようだったら、その辺の検討もしてみたいと思っております。
○議長(
小高春雄君) 秋谷
住民課長。
◎
住民課長(秋谷光重君) 解放団体等の助成金ということですが、たまたまうちの方が同和対策を今まで持った関係で補助金という形で出しておりますけれども、前にも申し上げたように、福祉に各団体さんがあります。そういうところに活動費、何々の補助金を出しておりますので、そういう関係で総体的に今後検討していきたいと思っております。 以上です。
○議長(
小高春雄君)
小久保議員。
◆19番(
小久保秀雄君) 最後に、町長車の関係ですけれども、中には市長車を持たないということで処分した市なんかもあるわけですよね。そういう点で考えると、やはり行政改革、財政厳しいということであって、新たにここでそういうふうに車を購入しようということであれば、効率のいい、そうした車にすべきなのではないかというふうに思うんですね。結局、町長車、議長車という2台が車庫の中で使わないときはしまわれたままになってしまうわけですけれども、先ほど言っているように、車両の一括管理ということであれば、そういうあいているときに職員の方でも県に行くとか遠くに出かけるときには使えるという方が、今言った効率的な車両の方法だと思うんですね。一括、これから全体の車両を管理するという点からも、行政改革やろうということであれば、率先してそういうところからやるべきじゃないかと思うんですが、その辺は、最後に乗る本人に伺って終わりたいと思います。
○議長(
小高春雄君) 高田町長。
◎町長(高田康男君) お答えしたいと思います。 別に、専用車というようなお話でございますけれども、私も職員も一緒に行くこともありますし、あいていれば使ってもらって結構だと思いますので、その辺は臨機応変で結構です。
○議長(
小高春雄君) ほかに質疑ありますか。 山田議員。
◆6番(山田敏夫君) 6番、山田でございます。 当初予算ということで私も1点だけお聞きしたいと思います。 私も、常々一般質問でも、またふだん要望でもしているんですが、またふだんの考え方の中で、やはり行政が一番基本にするのは、住民の生命の確保、また安全の確保ということで、一番それじゃないかと思っております。 当初予算の中で、先ほど先輩議員からも質問があったと思うんですか、道路の改良工事、やはり出丸地区からも請願が出ておりますところは、少ない小学生の中で通学をしているところの交通の安全、生徒の安全を確保するということで、この当初予算の中に反映されているものかないかというようなことでありますけれども、測量等もされておるように聞いておりますけれども、平成17年度の方には予算の中でどのような形で反映されておるのかお聞きしたいと思います。 また、町長が常々、生活環境整備の充実ということで、一環として出丸地区の方には、旧態依然の環境の中で生活をしている集落が多数ございまして、そういう中で開発整備をしていくという町長の方針もございまして、そのような改善の予算措置がどのような形で反映されておるのか、担当課長にお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
小高春雄君) 鈴木
建設課長。
◎
建設課長(
鈴木喜久雄君) 予算の措置の関係なんですけれども、地域の方々からの要望のある路線というのを基準にして路線設定の方は努めているわけでございますけれども、財政との調整もありますので、その中での調整ということでございます。 それで、地域の交通安全ということで、児童・生徒が通学に利用している道路があります。地域の方々からの交通安全上の問題もありますので、道路改良の要請というのも前々からありましたので、そこを重点的に昨年も測量等は実施は済ませております。平成17年度の予算措置の中で継続的にやっていくという考え方ではおります。そういう形では……
○議長(
小高春雄君) 山田議員。
◆6番(山田敏夫君) 具体的な予算措置というのはできてないんですか。 その辺と、いずれにしましても、いろいろな予算がついておりますけれども、これはスポーツにしろ福祉にしろ、やはりそれは人命の確保ができた上での予算措置だと。やはり基本は人命の確保と安全の確保ができてこそ、川島町の住民が安心して生活ができるんだというのが、これは基本でないか。その上に立って川島町が成り立っているんだというようなことで、財政厳しい折ですけれども、やはりそういうことが一番優先されるべきじゃないか。ただ単に、道路改良ではなくて、そういうところもありますけれども、これは住民の生命の確保が最大課題のところの、出丸地区の請願が出たところもそういうことでありますので、そういうところこそ最優先をお願いしたい。
政策財政課長さんもおりますけれども、そういうところを優先的に予算をつけていただければありがたいというようなことで終わります。よろしくお願いします。
○議長(
小高春雄君) 鈴木
建設課長。
◎
建設課長(
鈴木喜久雄君) ちょっと先ほどは説明の方が舌足らずだったんですけれども、継続的に予算を計上しておりますので、平成17年度の中でも考えております。
○議長(
小高春雄君)
木村議員。
◆4番(
木村晃夫君) 4番、木村でございます。2点ほどお願いしたいと思います。 農地費の関係ですけれども、88ページと参考資料では21ページにありますけれども、農地費につきましては、平成17年度、16年度対比しますと4,300万円ほどの減額でございますが、その中でかんがい排水事業の受益者の償還補助金2,542万6,000円、さらに施設調整の補助金が670万円、かんがい排水の維持管理費補助金が500万円、それらを合わせますと16年度に対比しますと506万7,000円の減額というふうなことのようでございます。 町の農業の一番の大きな事業というふうなことで、川島町のかんがい排水事業がされたわけでございますけれども、そのときの国・県のガイドラインでいいますと、町村に10%の負担をお願いてきたようですけれども、川島町は汚水処理といいますか、下水道処理の関係もありまして、当時10%どころか2%で工事が終わった。そういうふうなことが、その後の農業振興に大きく響いてきているのではないかというふうに私は感じているんですけれども、かんがい排水事業も48年、49年ごろから着工しまして、平成12年ごろに一応終わった形になっております。そういったことで、現在は工事費の償還というふうなことで、これも半分くらい来ていると思いますが、そういった中で、償還補助金が2,542万6,000円、これはどういうふうな積算根拠で算出されているか、さらに調整事業費補助金につきましても、同様にどういうふうな積算根拠でされているかをお聞きしたいと思います。 もう一つは、予算書の144ページになりますけれども、職員手当等の内容というふうなことで、これは私も職員であったので非常に言いにくい面もあるんですけれども、いずれにしましても、最近は新聞等で県の職員の交通費が12万円とか15万円、月額ですね、高過ぎるだとか、あるいは川口、所沢等につきましても、退職時の優遇措置をやめたとか、いろいろ書かれておりますが、そういった中で、ここに超勤手当の合計ですと4億6,300万円ですけれども、その中で調整手当につきましてもいろいろ何というんですか、交付税の関係等で県の方からこういうふうにしなさいというふうなのがかかっていたようにしますけれども、現在調整手当は何%を支給していて、これが県で言うあれとどういうふうな関係になっているか。さらに、特殊勤務手当がわずかですけれども38万9,000円、これもどういうふうな特殊性があってこれが現在も残っているか。 さらに、さっきの退職の優遇措置の関係もあるかと思いますか、一般の45ページに退職手当組合の負担金が1億5,365万6,000円と非常に高額が計上されておりますけれども、この積算根拠等につきましてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
小高春雄君) 牛村
総務課長。
◎
総務課長(牛村安雄君) それでは、職員の手当の関係でございますけれども、だんだん社会情勢も厳しくなってきまして、議員さんが現職のころはそういうあれもなかったんですけれども、うらやましいなというような気がしないでもないですけれども。 調整手当の関係ですけれども、調整手当につきましては、この3月までが8%、4月から平成19年3月までが7%、19年度が6%、それ以後が平成20年4月から5%ということで、見直しをしていく状況でございます。 それから、退職時の1号特昇の方ですけれども、これにつきましては、さきに職員組合との交渉の結果、合意を見ましたので、まだちょっと町長決済はいただいておりませんけれども、4月1日以降退職時の1号特昇を廃止したいという考えでございます。 勧奨につきましては、人事の一身上ということで、この辺につきましては残しておこうかなという考えも持っております。 また、特殊勤務手当の関係でございますけれども、県の町村の平均で大体支給率が7.6%くらいの職員に支給されているという状況でございますけれども、町におきましては4.4%ということで、約28名くらい、下水道は除きますけれども、28名くらいが対象になっているかと思います。主なものにつきましては、徴収事務の手当ということで、町税、国民健康保険税、介護、下水道の受益者負担の滞納者の徴収、差し押さえに従事した職員、これにつきましては、日額300円というのが残ってございます。それからあと、行路病人、行路死亡人の取り扱いにつきましては、行路死亡人につきましては1件について3,000円、行路病人の収容につきましては1,000円という状況で残っております。実際にはこういうあれはないんですけれども防疫作業、万が一洪水や何かで伝染病や何かが発生する、そういうときの防疫作業手当ということで日額500円が残っています。それにあと、犬とか猫等の死体の処理、交通事故で亡くなったり何かした、そういう処理については1件につき500円、それにあと用地買収に伴います用地の買収の交渉、これについては日額300円、一応これらが現在残っている状況でございまして、総体の職員の中で大体4.2%くらいの職員の支給率というような関係でございます。 また、退職手当組合の支給の関係でございますけれども、額が大きいわけでございますけれども、これにつきましては、定年退職者と勧奨退職者に4名の関係でございます。 以上でございます。
○議長(
小高春雄君)
田中産業振興課長。
◎
産業振興課長(
田中寿男君) 農地費にかかわる19節負担金補助及び交付金の関係で、特に改良区にかかわる支援の内容というようなことだったと思います。 前年度と対比してということでございますけれども、かんがい排水事業の維持費負担金等々につきましては前年同様、また一番下段にありますかんがい排水の調整事業にかかわる補助金ということで、前年度600万円でしたが、今年度670万円の支援をさせていただくものでございます。これにつきましては、土地改良区が県費単独の土地改良事業補助ということで補助金を導入いたしまして、その補助残にかかわる支援を改良区にしていくところでございます。ここで、県の土地改良事業の補助金も平成16年度につきましては35%だったと思いますけれども、それがさらに33%ということで、県の補助金が比率の見直しがされてきております。それに係る事業費の中から県費の補助金を引いた残りの2分の1を改良区の方へ支援をさせていただいているということで、今年度当初予算につきましては、土地改良区が事業費を予定しているものにつきましては、2,000万円の事業費で33%の県費単独の補助事業を導入いたしまして、その残りの2分の1を町の方から土地改良区の方へ支援をさせていただくということで、今年度670万円の19節補助金を計上させてもらっております。 それともう1点につきまして、かんがい排水事業の受益者負担金の償還金の関係でございますけれども、2,542万6,000円ということで支援をさせてもらいます。これにつきましては、土地改良区の受益者負担金の軽減措置を図りたいということで進めているところでございます。現在の段階では、土地改良区の10アール当たりの付加償還金が従来1万750円という額になっているところでございますけれども、そのうちの1,750円を町の方で支援をさせていただきまして、実際農家負担につきましては、10アール当たり付加償還金につきましては9,000円ということで負担をいただいているということで、それらにつきまして町の方で10アール当たり1,750円の支援をさせていただくものでございます。 全体的な面積につきましては、北部、南部ということで約1,548.3ヘクタール、それからさらに東松山市分が9.140ありますので、それらを引きますと約1,457ヘクタール強の土地に10アール当たり1,750円の支援をさせていただくということで計上させてもらったものですので、よろしくお願いいたします。
○議長(
小高春雄君)
木村議員。
◆4番(
木村晃夫君) ありがとうございました。 特殊勤務手当につきましても、県平均よりはかなり低いというふうなことで理解したわけですけれども、それと退職時の優遇措置、非常に言いにくいことですけれども、4月1日で廃止の方向というふうなことで、これも時代、社会の移り変わりということで、それはそういうふうなことでぜひお願いしたいと思います。 そういう中でも、特殊勤務手当、まだ一般の職員のあれからして見直してもいいのが、例えば徴税、徴収ですか、徴収、確かにどれだけあるかなということであれですし、用地交渉も困難度があるとかなんとかいろいろありますけれども、一般に今の職員の行政事務でもいろいろ嫌な思いをする事務もありますし、どれがどうというのもなかなか難しいのではないかと思いますので、できましたら特殊勤務手当につきましても、もう一度見直していただければと思います。 次に、かんがい排水の関係ですけれども、面積が年々減っていく、ここで平成17年度中には白地区域、水のどうしてもいかない区域、あるいはそこに施設を施しても施設費の方は、費用対効果でしない方がいい区域というふうなことが、かなりの区域出まして、そうした場合に、今後面積が減った分が工事費の残が残った受益地の方にプラスになっていくのではないかという心配があるようですけれども、現在差し引きして10アール当たり9,000円の受益者負担というふうなことですので、今後そういうふうなことがありましても、9,000円くらいの10アール負担で済むように考えていただけると思いますけれども、その点につきましては、町長に伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
小高春雄君) 高田町長。
◎町長(高田康男君)
木村議員さんのご質問でございますけれども、土地改良区の問題につきましては、考え方は2つあるのではないか。1つは、町でやった事業だから町でやれというようなことと、現実的には町でなくして土地改良区を設立して興した事業であるということと、この二通りあると思うんですが、現実的には事業主体が川島町土地改良区という法人化されたものがある。当然、それはなすべきであろう。ただ、足りないところは行政ができる援助してやるというのは、今の考え方でございます。 この9,000円の償還につきましても、昨年、一昨年でしたか、そんな要望がございまして、たしか平成19年の償還までは1万750円だったかと思いますけれども、そうした中で1,750円補てんしてやれば9,000円で済むという、以降は大体9,000円前後で済むというようなことの中で、一応5年間保証しようということでやっていたわけでございます。また、そういう白地の問題でまた補てんをということになりますと、またこれは今後よく検討しなくてはならないかと思います。一般財源につきましても、今そういうことで財源の利用資金がそうあるわけでもございませんので、その点につきましては、一応ご意見として承っておきたいと思いますが、よろしくひとつお願いいたします。
○議長(
小高春雄君) 牛村
総務課長。
◎
総務課長(牛村安雄君) 特勤の関係でございますけれども、今後それぞれの他の市町村との状況等を見まして検討させていただきたいと思います。 さっき、ちょっと退職手当組合の負担金、一般の職員とあと定年と勧奨を含めてで1億、すみません。
○議長(
小高春雄君) ほかに質疑ありますか。 大島議員。
◆17番(大島欣一君) 17番の大島です。何点かお伺いをしたいと思います。 初めに、48ページの総務管理費、総務関係であれば簡単で結構でございますので、委員会でまたお伺いしたいと思います。 13節の中に行政バス管理費運行業務委託料400万円とありますけれども、本町で循環バスの運行を現在していただいておるわけでございますけれども、こういった経費も含まれているのかどうか。また、この運行につきましては、今年度の乗降者数、また今後の目標乗降者数等がわかればお教えいただきたいと思います。 それから、61ページの民生費でございますけれども、精神障害者ホームヘルプサービス事業委託料とありますけれども、またショートステイ事業委託料、これは1,000円ということで科目設定になっておるわけですけれども、事業内容、また現在支援費制度の状況等、あわせてお伺いできればと思います。 それから、同じく民生費71ページ、15節の中に工事請負費についてお伺いをしたいと思います。 この中に、特にさくら保育園についての工事費がありますけれども、この保育園につきましては、周辺住民との騒音トラブル等のお話等伺っておりますけれども、今回のこの工事費はこういった環境整備に伴うものであるのかどうかお伺いをしたいと思います。 4点目に、85ページの農林水産業費、特に農業振興費について若干お伺いをしたいと思いますけれども、特にこの中で、有機100倍推進事業ということで事業を行っていただいておりますけれども、特に現在消費者にとっては安全ということが非常に大きな消費をする上でのキーワードということでなっておりますけれども、こういった事業が以前にもちょっと質問したことがありますけれども、せっかくの事業でありますけれども、例えばこういった運動がPRなり消費者に対してアピールをしているのかどうか、その後そういった
取り組みがされているのかどうかお伺いをしたいと思います。 それから、苺の振興対策補助金が計上されておりますけれども、現在この苺につきましては、マルハナバチの受粉ですか、こういった
取り組みを各農業者の方が行っておりますけれども、特に外来種の駆除、そういった公害対策ということで現在問題になっておりますけれども、こういった
取り組みができなくなると、作業効率等、安全性等非常に大きな問題になるのではないかと思います。こういった対策等がこの予算の中に盛り込まれているのかどうかお伺いをしたいと思います。 それから、その中で農業経営者対策事業ということで計上されておりますけれども、特に農業につきましては、今後の後継者対策というのが非常に待ったなしの状況でありますけれども、特にそういった中で新規就農者、こういった
取り組みが今回の予算の中で盛り込まれているのかどうかお伺いをしたいと思います。 最後に、99ページの消防費ですけれども、これも簡単で結構でございますけれども、今回海外で非常に大きな地震等がありまして、非常に大きな災害被害が起きたわけですけれども、現在こういった地震等の中で、特に心配をされているのは住宅の安全対策ということでございます。特に、老朽化した木造家屋につきましては、補強対策が非常におくれているということも伺っておりますけれども、こういった
取り組みについて、防災対策費の中で考えられているのかどうか、この辺についてお伺いをしたいと思います。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
小高春雄君) 牛村
総務課長。
◎
総務課長(牛村安雄君) まず、災害対策の関係で、老朽家屋の補修に対する助成の話かと思いますけれども、特別それらについては予算等も見てございません。自分の建物ですから自分でやってもらうというのが基本原則ではなかろうかなと。そうした中で、住宅リフォーム制度というのをやっております。そちらの方の活用で、それこそ壁から柱の構造部までの改修にいけるかどうかというのはちょっとわかりませんけれども、そういう活用をしていただければという考えでございます。
○議長(
小高春雄君)
菊池政策財政課長。
◎
政策財政課長(菊池求君) 48ページの行政バスの管理運行業務委託料というふうなことでございますけれども、これにつきましては、町内の各種団体とかそういったことで、研修に行く際に使用するとか、町にあるバスでございまして、町内循環バスの関係につきましては、社会福祉協議会の方でやっておりますので、こちらの予算の方には含まれておりません。
○議長(
小高春雄君) 小峰
福祉課長。
◎
福祉課長(小峰松治君) 民生費の関係でございます。社会福祉費のショートステイの関係でございますけれども、ホームヘルプサービスにつきましては、家事援助ということで2時間程度、1人の方がおるという想定のもとに16万円を想定しております。また、ショートステイにつきましては、そういった方が一時的に施設において面倒を見てもらうということもあるかもしれませんけれども、今の段階では、あった場合について措置をしたいというふうに予算科目だけを設定しております。 それから、支援費の関係でございますけれども、支援費といいますと、国の負担制度があるものとそうでない県の補助、国の場合につきましては国が2分の1、県が4分の1、町が4分の1という支援費制度であります。それにつきましては、施設に入所するような関係の方、それは身体障害者、知的障害者両方おります。その場合については、更生施設とか授産施設とかそういったものでございます。それから、在宅の関係の方が在宅施設に入られて、在宅でいろいろ受けたいという制度もございます。それもホームヘルプサービス、それはホームヘルプというと移動家事援助とか、例えば移動介護、身体介護、そういった関係が組んではございます。 それから、いろいろ障害者に対する関係につきましては、支援費といったら総体的な支援費なんですけれども、国で言う支援費でなくて県費補助の関係の制度につきましては、いろいろございまして、障害者の紙おむつの給付事業、寝具乾燥車の派遣委託事業、障害者の訪問入浴サービス事業、知的障害者の里親援護事業、いろいろ細かい点がございますけれども、一般的に支援費というと国の負担を伴うものを支援費といっておりまして、それらにつきましては、単独あわせた事業というふうにうちの方では区分けしてございます。かなり細かく言いますと、かなり事業数はありますので、この辺は省かせていただきたいと思います。 それから、さくら保育園の関係につきまして、今回騒音の関係につきましては、16年度緑地、植樹をしまして、緑を植えることによって緩衝帯をつくりましょう、それから遮音壁をつくりましょうということで、民家との間にアルミ製の遮音壁を約370万円かけまして事業を実施し、完了したところでございます。そういったことから、いろいろまだ完璧ではありませんけれども、一応住民の方の意向に沿ったことはしたところでございます。 今回、平成17年度の関係につきましては、これはさくら保育園の施設の内部のことですので、小さい子供たち、1、2、3歳児は1階で保育しているわけですけれども、階段等があって上の方へ上っていくということもありますので、その辺を上らないような措置をしたいというのが今回の工事でございます。 以上です。
○議長(
小高春雄君)
田中産業振興課長。
◎
産業振興課長(
田中寿男君) 農業振興にかかわる有機100倍への
取り組み状況についてというようなご質問をいただいております。これにつきましては、今年度につきましても、前年度に続きまして予算の中では消耗品の中という形で彩の国の有機100倍運動の中の一部として取り組んでいきたいということで計上させてもらっております。直接あれでございますけれども、フェロモントラップ等につきましても、前年度に続いて今年度についても事業を展開していきたいということで、予算計上の方はさせていただいているところでございます。 また、それについての消費者への有機100倍のどんなふうな
取り組みをされているかということでございますけれども、これにつきましては、県がその前の年からだと思いますが、減農薬、減化学という一つの
取り組みの中で、埼玉県が特別認証制度という制度を打ち出してきております。それらの制度の審査会において認証されますと、このような県で認証されましたというステッカーが提供されるわけですが、その商品を販売するに当たって直売所等におきましても、それらのステッカーを張ることができるというような制度もありますので、それらを含めまして一般の消費者の方へ、さらにそれらの制度の普及をしていければというふうに考えているところでございます。 また、もう1点お話をいただきましたマルハナバチの関係でございますけれども、今回の当初予算の中にはそれらについては計上はされておりませんが、これらの問題につきましては、先日日本農業新聞等についてもマルハナバチに係る内容については情報が出ておりました。これにつきましては、川島町の苺連絡協議会等の関連する組織がありますもので、県の農業改良普及センターの技師等においでいただきまして、それらの内容等につきまして、いろいろとご指導いただきながら取り組んでいきたいと思いますので、お願いをしたいと思います。 またもう1点、農業後継者の問題について、農業後継者につきまして町がどのような形での支援をということでございますけれども、19節負担金補助及び交付金の中に前年度同様でございますけれども、川島町の農業青年会議所という一つの農業後継者の組織があるわけでございますが、現在21名会員がおりまして、経営類型が違う形の中でのいろいろと情報交換をしていただいているというような状況でございます。また、県も新たに食料・農業・農村のビジョンというものを作成してきております。その中に、県の重要4課題の一つといたしまして、農業後継者の育成をということで県も重要4課題の中の一つとして位置づけしておりますので、これらにつきましては、県と市町村、あるいは農業協同組合と連携をとりながらしていきましょうという一つの大きな申し合わせになっておりますので、年に数回県、あるいは農協、町とで情報交換をしていきながら、新規就農を含めましてそれらの情報があったらお互いに情報を共有しながら支援をしていきましょうということになっておりますので、それらの事案が出てきた時点につきましては、また関係機関と連携をとりながら積極的に農業後継者の確保に取り組んでいきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
小高春雄君) 大島議員。
◆17番(大島欣一君) ありがとうございました。何点かだけ再質問をお願いしたいと思います。 民生費の中で、精神障害者についての事業の内容のお話をいただきましたけれども、特に現在、身体障害、あと知的障害につきましては、ある程度充実をしていただいているわけですけれども、精神障害に対しましては、やはりなかなか現実的にまだまだおくれている部分があるというふうに思います。特に、今いろいろな心の病等を含めると、非常に広範囲になりまして、そういった方が急増しているということで、社会的にもさまざまな事件とか事故が起きているというのが現状であります。そういった中で、現実的に、例えばそういった問題が家庭の中に入り込んでしまって、なかなか外へそういった相談なり、事業なりに発展しないというのが非常に問題ではないかと思っています。そういった中で、特に団体の育成、こういったことが今後必要じゃないかということで、何回かご質問したこともありますけれども、その点について川島町の団体の状況等がわかれば教えていただければと思います。 それから、民生費のさくら保育園の工事請負につきましてですけれども、私どもの方に両方の関係者の方から非常に苦情というか、相談を受けております。特に、周辺の方は騒音ということで、子供さんを預けていらっしゃる親御さんにつきましては、子供が自由に外で遊べないというふうな苦情がありますけれども、とにかくこういったことにつきましては、効果的なトラブル防止を早急に対策をしていただきまして、子供さんが自由に遊べる環境づくり、こういったものにぜひ取り組んでいただければというふうにお願いをしたいと思います。 それから、農業関係につきましては、非常に広いいろいろ難しい問題もあろうかと思いますけれども、さっき苺ということでしたけれども、マルハナバチについては、何かトマトということで先輩の方からちょっとお話をいただきました。 特に、新規就農につきましては、今若い人たちの価値観が非常に変わってきているということも伺っています。特に、農業大学に進学をされる子供さんの半数近くが非農家の方が就学をされているということも伺っていますけれども、ただ現実的には非常に農業の垣根というのが高くて、なかなか新規就農が難しいというふうにも伺っています。川島町でも、そういった
取り組みを補助金等を出して、就農するような
取り組みをされていると伺っていますけれども、現実的に何件くらいの就農が毎年あるのか、その辺伺えればと思います。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(
小高春雄君) 小峰
福祉課長。
◎
福祉課長(小峰松治君) 確かに、大島議員さんがおっしゃいますように、今、障害者の関係につきましては、身体、知的、精神という形で川島町も全体数からすれば、かなりの数、900名近い数がおります。全部合わせてですけれども。そういった中で、やはり精神的な面につきましては、町の事務になっているわけですけれども、なかなか表に出てきづらいという点は確かにございます。しかしながら、内部ではいろいろ近所等のトラブルも発生をしているのも現実でございます。それで、そういった公的な手帳の取得につきましては、とらなくても支援としましては、医者に通う場合、通常は3割負担ですけれども、申請していただければ医師の判断のもとにそういう調整措置がございまして、3割が5%になるということで、かなり申請は上がってきてはおります。しかしながら、そういった何というか、団体の関係につきましては、今の段階では特にないかなというふうに、今感じております。 身障者の関係につきましては団体もありますし、知的障害者につきましては、手をつなぐ育成会という、もとは親の会でしたのが、育成会という形に名称変更してございます。その精神の関係につきましては、今、ソーシャルクラブということで保健センターも福祉課の職員と一緒になっていろいろそういう方とのお話の場を持つ、そういう機会は持ってやっております。 それから、さくら保育園の関係につきましては、先ほどのように、一時いろいろ騒音の問題がありまして、外へ子供を十分に出せないという時期は確かにございました。また、そういうことから、いろいろ先ほど申しましたような対策を講じたわけですけれども、それが万全ということではございません。しかしながら、やはり今後さくら保育園がずっとあそこに存続するわけですので、近隣の方につきましては、今後もいろいろな面で友好を図りながら、そういう面では子供が伸び伸びと中で遊べ、または保育の実践を図れるようにというので、保育士さん、または園長にもお話はしているところなんですけれども、今後についても一層その辺は図ってまいりたいというふうに考えております。
○議長(
小高春雄君)
田中産業振興課長。
◎
産業振興課長(
田中寿男君) 新規就農に係る、どんなふうな状況でということでございますけれども、一番最近で新規就農されているのは平成12年か13年に1人新規に就農されております。それとあと、現在もう1人50歳代の前半の方なんですけれども、新規、まるきり農家でないんですけれども、新たに農家を始めたいというような、今サラリーマンらしいんですけれども、何か就農に当たっての制度支援がないかという相談は1件うちの方に出ている。もう1件につきましては、今度新たに生産法人という形で、若い方、20歳代の方なんですけれども、それについても、生産法人の中で新規就農を受けたいということで町の方へ相談に来ておりますので、町と農業委員会、また県の農業振興センターと一緒にそれらの支援がどのような形でできるかということで、今事前の相談を2件進めさせていただいているところです。 以上でございます。
○議長(
小高春雄君) 大島議員。
◆17番(大島欣一君) ありがとうございました。 最後に2点だけちょっとお願いをしたいと思います。 先ほど
福祉課長の方から障害者に関するご答弁をいただきましたけれども、特に団体の育成についてですけれども、例えば病院単位で川島町の病院に行かれる方の団体をつくるとか、それから東松山の福祉施設がありますね、拠点が。こちらにも相当数の精神的な問題を抱えた方のご相談があるというふうにも伺っています。こういった施設単位での団体づくり、こういったことも一つの方法ではないかと思います。ぜひ早急にそういった障害者の方とのパイプづくりをしていただいて、行政として何が一番必要なのか、そういったことの
取り組みが大切じゃないかと思いますので、ぜひお願いをしたいというふうに思います。 それから、先ほど消防費の中で、家の補強対策については個人の問題だからというようなご答弁がありましたけれども、確かにそうかもしれませんけれども、例えば老朽化した木造住宅につきましては、高齢者が多いとか、そういった状況があります。そういったところに、例えば訪問販売で非常に効果の薄いようなものを売りつけて問題になるとか、そういったことも最近ニュース等でも伺っております。こういったことにつきましては、非常に安価な金額で、そして効果的な補強ができるというそういった技術もあるというふうに伺っておりますけれども、ぜひ行政として、そういった安全対策を住民の方がやりやすいような誘導措置というんですか、PRとか、そういったことは実際に手を下さなくてもできる事業、できることではないかというふうに思います。ぜひ進めていただければというふうに思います。 以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(
小高春雄君) 朝倉議員。
◆3番(朝倉逸雄君) 3番、朝倉です。 単純なことですけれども、2点ほどお聞きしたいと思います。 まず、最近コミュニティづくりというのが全国的に非常に活発みたいなもので、県も盛んに積極的にやっているというふうに伺っています。そこで、51ページに今回コミュニティ施設整備事業補助金ということで600万円組まれていますけれども、もう一つの資料を見ますと、県の方から300万円の補助があるということで計600万円みたいなんですが、具体的にこの項目、あるいはその下にあります自治会運営費助成、ここら辺につきましては、ことし初めて設けた項目だというふうにここに書いてありますけれども、具体的にどういう内容を想定しておられるのか、そこら辺をちょっとお聞きしたいと思います。 それともう1点、77ページの13節、ここに委託料の一番最後に側溝汚泥清掃業務委託料163万7,000円計上されておりますけれども、これは具体的にどこをやられるのかお聞きしいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
小高春雄君) 牛村
総務課長。
◎
総務課長(牛村安雄君) まず、コミュニティ施設の整備補助事業の関係ですけれども、これにつきましては、集会所の建築に対します補助でございます。現在、牛ケ谷戸地区で集会所の建設をしたいというような要望がございまして、それに対します補助です。それよりも、上の町コミュニティ推進協議会補助とあるんですけれども、今まで町の方にもコミュニティ推進協議会というのがございまして、各代表区長さんですとかPTAだとか、それぞれの団体の構成でやっておったわけですけれども、来年度からは地区コミ、地域のコミュニティを推進していきたいという考えでございます。そうして、例えば、旧6カ村6地区ありますので、それぞれのところに地域の地区コミュニティを立ち上げて、その中でそれぞれの活動をしていただければと思うわけでございます。例えば、花いっぱい運動の関係ですとか、地域の防犯の関係、自主防災ですか、そういう展開をしていただければという考えでございます。 ここにつきましては、それに伴います補助を制度化して、限度額は1地区というか1つの事業に対して10万円を限度にしたいという考えでございますけれども、まるきり100%補助するのではなく、そのみずからの団体自体もそれなりの負担はしていただこう、一応5分の4の補助ということで、限度が10万円というような考えを持っています。これから新年度になりましたら、また各区長さん等に呼びかけまして、それぞれの地域で地区コミュニティ協議会を立ち上げていただく。それで、現在各地区の代表区長さんがおりますけれども、現在の代表区長さんができればその地域のコミュニティ協議会の顧問という立場で残ってもらえれば、ほとんどの区長さんが1年で、伊草と表ですか、2年の区長さんがいますけれども、1年で交代ということで、まるきり新しく交代してしまっては次の年度にまた継続していけない面もございますので、地域の代表の方が顧問という形で残っていただいて、それぞれの地域における、地域みずからの活動をぜひお願いしたいというのが一つでございます。 それから、自治会の運営費の助成の関係ですけれども、これにつきましては、昨日の非常勤の特別職の区長の報酬の中でもお答えさせていただきましたけれども、今までは区長報酬という形で自治会の運営費の助成は見ておりませんでしたけれども、平成17年度からその地域におきます自治会運営に当たっての助成を考えていきたい。これにつきましても、一応基本的には地域における行政の配布物等の情報の伝達が主体という考えは持っておるわけですけれども、ただそれぞれの地域におきまして、それぞれの実情があると思いますので、この辺につきましてはその地域の判断にお任せして、地域における美化運動ですとか、自主防災、防犯組織の立ち上げだとか、そういう事業の一助にしていただければという考えでございます。 以上でございます。
○議長(
小高春雄君) 野口
生活環境課長。
◎
生活環境課長(野口忠雄君) それでは、側溝清掃委託の関係でございますけれども、これについては、特に場所は指定してございません。これから地域の方から要望があったところにつきまして、現場を見て対応するというふうなことでございますけれども、基本的にはふたがしてあって、中の清掃がなかなかできないというふうなところ、その中でございますけれども、悪臭がするとか、あるいは汚泥がたまっているとかというようなことで、一般的にそういうふうな苦情も出ているところということです。単に土砂がたまっているというところについては遠慮していただいているのが実際でございます。 以上でございます。
○議長(
小高春雄君) 朝倉議員。
◆3番(朝倉逸雄君) どうもありがとうございました。 コミュニティ関係につきましては、非常に私は大事だと思うんですね。やはり先ほどありましたように、防犯の問題ですとかいろいろあるかと思うんです。こんないいことはどんどんPRして、こういう補助金を活用してもらうということが大事なことではないかなと思うんですが、地域の活性化のためにも、あるいは交流の場としてどんどん有効に使っていくことが大事だろうと。この交流の場というのは非常に大事であって、今回今計画されております市民農園の広場なんかもその一つに入るのではないかと思うんですけれども、これからそういうのをどんどん進めていっていただいて、家族、お年寄り等が利用をできるような設備にしていただけるのがいいかなと。これは、建物には限らないわけですね。それをちょっとお聞きしたいと思います。 それから、2点目の側溝の汚泥の清掃の問題ですけれども、いかにも163万7,000円、どこから見積もりとってあるような、そういうふうに受け取ったんですけれども、それにしてもちょっと金額が少ないんじゃないかなと思うんです。やはり、こういうのは計画的に今後も継続して、なおかつ側溝に草が生えて水が流れないといったようなところもたくさんあるんですね。これは我々の住んでいるところだけでなくて、川島町どこでもありますので、やはり側溝の水が流れるようにというので側溝はできているわけですので、ぜひとも今後も計画的にもうちょっと予算を多くしてやっていただきたいなというふうに思います。 以上です。よろしくお願いします。
○議長(
小高春雄君) 牛村
総務課長。
◎
総務課長(牛村安雄君) 建物は下のあれで施設整備事業というので、これは別枠でございます。これは、牛ケ谷戸の集会所の一応建設を計画しておりますので、そちらに対する補助ということで、上の方の町コミュニティ推進協議会への補助というのは、全部がさっき話したあれではないんですけれども、この中で今年度、16年度、地域で各地区で催し物をするときの情報パネルが欲しいというのが今までのコミュニティ協議会の中で話が出ていまして、それの費用も入ってますけれども、各地区のコミュニティ協議会の
取り組みについて、限度10万円と申しましたので、建物をつくるにはちょっと足らないかと思いますので、一般的な例として、こんなふうな例が考えられるというのを申し述べてみたいと思います。 まず、花いっぱい運動、これは道路だとか河川敷等の公共用地のあいているところへ花の苗なんかを育てて植えるとか、あとは町の花であります菖蒲の普及ですとか、通学路の端へなんかの草花を植えるとか、そういう花いっぱい運動、あと防犯、防災対策の関係、地域におきます例えば子供たちの登下校時のあいさつ運動だとか、見回り活動だとか、またこれから地域防災というのは非常に大事になってくるのではなかろうかと思います。 町から防災に対して、いざというときに周知といってもなかなか全戸に行き渡らない状況もございます。そうした中でも、地域の自治会長さん等を通じて避難の情報だとか何かも流すような形をとると思いますので、そうしたときに今度は自治会長さんからそれぞれの班長さん、会員等にそういう伝達の関係、それから地域における防災マップというんですか、ちょっと台風や何かが来たときに、よくここは水が出るよ、道路が冠水したよとか、ちょっと危ないところだよという、それらも必要ではなかろうかと思います。それにあと、環境美化の運動、河川浄化の運動だとか、前に蛍の住める川ということで、中山の方ではモデル的に運動を展開していただきましたけれども、幾つかそんなような事例も考えられますので、地区コミュニティとしてそういう活動をやっていただければ、それに対する費用の一部を助成したい、補助したいという考えでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
小高春雄君) 野口
生活環境課長。
◎
生活環境課長(野口忠雄君) 側溝の清掃の関係でございますけれども、大分詰まっている場所もあるということでございますけれども、この予算で計上しているものは、比較的小さいなU字溝、側溝といいますか、そういうようなことを考えています。最近では、土地改良区の水路だとか、あるいは雨水排水路といろいろありますけれども、3面張りの水路もかなりできております。その中で、結構すぐわきが畑等でありますと、土砂が流れ込んだりということで、それが両方まざって汚れた水路もあります。しかし、それを全部やるということになると、これはもう膨大な費用になるというようなことでございます。考えていることは、先ほども言いましたように、悪臭があって地域で困っているというふうな比較的小さなことを考えているということで、ふたをあける機械につきましても購入しましたので、そういうようなところを利用していただくということ、またある程度地域的に、もう大分詰まってしまったというところにつきましては、地域住民による清掃、そういうような形をしていただきまして、それに対する町で何ができるかというふうなことで、お手伝いできるものについてはしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
小高春雄君) 中西議員。
◆15番(中西義一君) 15番、中西です。何点かお尋ねしたいと思います。 71ページのけやき保育園についてお伺いしたいと思います。 保育園の内装工事の1,132万9,000円とU字溝の設置工事230万円について、少し詳しくご説明いただきたいと思います。 それから、107ページの中山小学校の斜降式救助袋の取替工事50万円、これはダスターシューターと思いますけれども、耐久年数等がきて交換するのかと思いますけれども、その点についてお伺いします。また、町内の小・中学校すべてに設置されているのかどうかお伺いしたいと思います。 また、その下の八ツ保小学校の非常放送設備の増設工事、これは子供の安全対策ということで増設されるのかどうか。また、そのほかの要因等もあるかと思いますが、もう少し詳しくご説明いただければというふうに思います。 それから、120ページの工事請負費の94万6,000円の公民館のブラインド設置工事について、どこの公民館なのか、もう少し詳しくご説明いただければというふうに思います。 以上、よろしくお願いします。
○議長(
小高春雄君) 小峰
福祉課長。
◎
福祉課長(小峰松治君) 71ページの工事請負費のけやき保育園の関係でございます。内装工事ということでございますけれども、けやき保育園につきましては、昭和55年の開設でございまして、約25年程度たっております。そういったことから、いろいろ劣化的な点もあるんですけれども、今回は今職員室が1階にございまして、臨時の保育士さん、また正規の保育士さんがそこに机を並べているわけですけれども、保育室の増加に伴いまして臨時の方を雇用するにおいて、職員室が手狭になって、今のような机の配置では置けないということから、個々の机を置くということでなく、さくら保育園のようにテーブル形式にしまして、そこに保育士さんが休憩時間等をというふうに考えております。そういうことから、その場所も多少内装的には改修しますけれども、現在更衣室の和室等がありますので、それをロッカー室に変更するという工事が一つ。 それから、保育園内に倉庫がないということで空き室等もありますので、倉庫をつくる工事、それからトイレのブース等、そういったものがかなり仕切りが劣化しておりまして、これを改築する、それから各部屋に扇風機等があるんですけれども、それもかなり劣化して危ないということから取りかえる、または遊戯室とか子供ビデオ室等の空調設備が劣化しておりますので、そういったものを整備する、そういったこと。 それからあと、給排水工事等も多少伴いまして、そういったものを主に内装工事をしていきたいというふうに考えております。 それから、U字溝の設置工事ということでございますけれども、保育園の外周道路がございまして、そのなお外に駐車スペースということで今保護者の送迎用の駐車スペースとなっております。しかしながら、道路からの水、またはグラウンドからの水がそこにたまるということで、大雨等のときには送迎に不便を来すということから、その排水をしましょうということで、今回その場につきましては排水対策を考えたい。駐車場につきましても、当初U字溝という考えでもあったんですけれども、その辺は片勾配にして水はけをということも現在考えております。そういったことから、駐車場等の排水対策を考えている、そういうことでございます。 以上です。
○議長(
小高春雄君)
岡部管理課長。
◎
管理課長(岡部政一君) 中山小学校のシューターの交換でございますけれども、昨年、消防署の方の査察がございまして、現場で古くなったことと、それから経年劣化のために長さが少し不足しているという指摘がございまして、これに基づいて改善を行うものでございます。 それから、他の学校にあるのかというご質問でございますけれども、3階建ての建物に対するものとして設置がされておりまして、中山小学校、あるいは今度改築される伊草小学校、既存の出丸小学校、あるいは川中と西中、そういった3階建て以上のところにございます。
○議長(
小高春雄君) 福島生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(福島彰君) 私へのご質問につきましては、公民館ブラインド工事の内容と内訳ということのご質問のようでございますけれども、公民館につきましては、ご案内のとおり、古いものは昭和43年、あるいは46年、48年という形で、大分公民館のところも古くなってきておりまして、その都度公民館からの要求に基づきまして、順次工事を実施しているというのが実情でございます。そのうちのブラインド工事でございますけれども、5館の要求でございまして、1つは中山公民館の事務室、会議室におきますブラインド工事、2つ目が伊草公民館調理室等のブラインド工事です。3つ目が出丸公民館事務室、大会議室のブラインド工事、4つ目が八ツ保公民館の廊下等のブラインド工事、5つ目が小見野公民館の会議室、調理室におけるブラインド工事ということで、ブラインド工事に絞りまして5件の工事と内訳ということでございますけれども、よろしくお願いいたします。
○議長(
小高春雄君)
岡部管理課長。
◎
管理課長(岡部政一君) 中西議員さんのご質問に一つ落ちていましたので、追加させていただきます。 八ツ保小学校の非常放送設備の増設工事でございますけれども、これにつきましても、同じく昨年消防署の方で非常シャッターの問題で査察がございました。そのときに、非常時の放送設備について、現在のものが廊下に放送が流れる形式になっております。ところが、教室の中にはそういった放送が流れるようなスピーカーがついていないシステムに現在なっております。建設した当時は、そういった消防法の関係でそれでクリアしたわけでございますけれども、今現在、消防法上はそれでもいいんですけれども、管理上の問題で非常時の場合に戸が閉まっている状態等で教室の中でもきちっと非常放送が聞けるような設備を確保する必要がある、そういう考えのもとに増設工事を行うというものでございます。 以上でございます。
○議長(
小高春雄君) 中西議員。
◆15番(中西義一君) それでは、けやき保育園についてちょっと再度お伺いしたいと思います。 いろいろテーブル形式、トイレとか扇風機、遊戯室の空調設備の工事というふうにお聞きしましたけれども、子供の安全対策とか、例えば園児の保育に支障がないように工事をしていただきたいというふうに願うわけですけれども、これらの工事はこの予算が決まりましたら、いつごろ工事をされるのかお伺いしたいと思います。 また、八ツ保小学校の放送設備の件に関連しまして、ほかの小学校ではそういうあれが教室の中まで放送がされるようになっているかどうか。また、最近いろいろ子供の安全についてとやかくされているわけでございますけれども、また今回の一般質問の中でも同僚議員も質問事項に入っておりますけれども、例えばそれを飛躍すると、体育館とか、例えば校庭、そういうものについてはどのように考えているか、1点お伺いしたいと思います。
○議長(
小高春雄君) 小峰
福祉課長。
◎
福祉課長(小峰松治君) けやき保育園の工事につきましては、子供が保育中ということもありまして、かなり期間もかかるかなという、また子供が保育中につきましては、できるかできないかの場所もありますので、その辺もありますので、十分検討しまして、また子供の安全対策も考慮しまして、万全を期していきたいというふうに考えています。よろしくお願いします。
○議長(
小高春雄君)
岡部管理課長。
◎
管理課長(岡部政一君) それでは、非常放送設備が八ツ保小学校以外の学校では大丈夫かというご質問でございますけれども、今の段階では大丈夫な状況になってございます。 それから、体育館だとか校庭への放送も流れるのかということでございますけれども、体育館は一体として非常放送のエリアに入っておりますので、それは流れることになっております。校庭につきましては、また別途の形になりますので、それはこの放送設備の趣旨からはまた別途でございます。
○議長(
小高春雄君) ほかに質疑ありませんか。 内野議員。
◆7番(内野興弘君) 7番、内野です。 2点ほどと思ったんですが、けやき保育園に関しては先輩議員などのご質問で了解いたしましたので、1点だけお伺いしたいと思います。 先日、伊草小学校の校舎の進捗状況を教育委員会で見させていただいたわけですが、工事も順調に進んでいるようですので、すばらしい校舎ができ上がるものと思います。 そこで、少しお伺いしたいのは、今年度の予算に伊草小学校改築工事に伴う重量備品移転業務委託料とか、伊草小学校コンピュータ教室移転工事、108ページの伊草小学校改築工事に伴う灌漑配水管移転補償金と、いろいろ伊草小学校の校舎の改築に対して予算が組まれておるわけですか、この伊草小学校が改築するに対して最初から始まってこうしたもろもろの予算に対して、今までどのくらい費用がかかっているのか。そして、この財源の内容、国・県の補助金等わかりましたらお知らせいただきたいんですが、よろしくお願いいたします。
○議長(
小高春雄君)
岡部管理課長。
◎
管理課長(岡部政一君) 今、伊草小学校の校舎改築工事関係でございますけれども、全体の予算として16、17年度で建設工事を行っておりますけれども、工事費につきましては、契約額が8億6,100万円でございます。そういった工事の中で本体工事を行っております。 また、今おっしゃられたコンピュータ移設につきましては、校舎ができ上がってから、現在使っている南校舎から新しい校舎の方へコンピュータを移設するための費用でございます。 それから、重量物移設についても、現在の南校舎で使っているもろもろの重量物を新しい校舎の中へ動かすための移設の費用でございます。 また、かんがい排水費用につきましては、校庭の中をかんがい排水の送水管が、体育館と校庭の間を東西方向に通っておりますものを校庭の敷地外に出そうというものでございまして、その負担金を土地改良区の方へ図ろうとするものでございます。 そのほかにつきましては、工事を管理するための費用として700万円弱、そういった工事管理費ですか、そういったものがかかってございます。 また、財源としましては、国の方から国庫補助並びに国庫負担金として、総額で概略でございますけれども2億2,000万円程度の費用が入る予定になってございます。
○議長(
小高春雄君) 内野議員。
◆7番(内野興弘君) ありがとうございました。
○議長(
小高春雄君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小高春雄君) 質疑を終結いたします。 休憩します。
△休憩 午後4時06分
△再開 午後4時28分
○議長(
小高春雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△議案第30号の説明、質疑
○議長(
小高春雄君) 日程第36、議案第30号 平成17年度川島町国民健康保険特別会計予算を議題とし、事務局をして朗読いたさせます。
事務局長。 〔
事務局長朗読〕
○議長(
小高春雄君)
所管課長の説明を求めます。
大野健康増進課長。 〔
健康増進課長細部説明〕
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△散会の宣告
○議長(
小高春雄君) 長時間にわたり慎重審議、まことにありがとうございました。 本日は、これにて散会といたします。 なお、次の本会議は3月4日午前9時30分から開会といたします。定刻までに本会議場にご参集いただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 長時間にわたりご苦労さまでした。
△散会 午後4時40分...