令和 元年 9月 定例会(第3回)
令和元年第3回
小川町議会定例会議 事 日 程(第7号)
令和元年10月18日(金曜日)午前10時開議 開 議第 1 議案第59号 令和元
年度小川町
一般会計補正予算(第4号)第 2 休会中の
付託事件に対する
委員長報告(議案)第 3
特定事件の
特別委員会付託について第 4 閉会中の
継続調査の申し出について 閉 会
出席議員(16名) 1番 笠 原 英 彦 議員 2番 髙 橋 功 人 議員 3番 島 田 康 弘 議員 4番 笹 本 孝 幸 議員 5番 五 十 嵐 康 博 議員 6番 山 口 勝 士 議員 7番 髙 橋 さ ゆ り 議員 8番 本 多 重 信 議員 9番 髙 瀬 勉 議員 10番 井 口 亮 一 議員 11番 笠 原 規 弘 議員 12番 島 﨑 隆 夫 議員 13番 戸 口 勝 議員 14番 田 中 照 子 議員 15番 根 岸 成 美 議員 16番 大 戸 久 一 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 松 本 恒 夫 町 長 髙 窪 剛 輔 副 町 長 山 﨑 浩 司
総務課長 矢 島 富 男
政策推進 課 長 櫻 井 広
防災地域 幸 田 聡
税務課長 支援課長 田 嶋 明 美
町民課長 岸 栄 子
健康福祉 課 長 青 木 祐 子 長 生 き 関 口 雅 之 子 育 て
支援課長 支援課長 新 井 章
環境農林 岡 部 克 美 にぎわい 課 長
創出課長 瀬 上 好 之
建設課長 栢 盛 武 昭
都市政策 課 長 千 野 雅 裕 上下水道 堀 口 和 枝 会 計 課 長 管 理 者 小 林 和 夫 教 育 長 下 村 治 学校教育 課 長 田 中 和 夫 生涯学習 松 本 治 雄
監査委員 課 長 本会議に出席した
事務局職員 髙 橋 利 郎 事務局長 持 田 美 代 子 書 記
△開議の宣告
○
大戸久一議長 皆さん、おはようございます。 ただいまの
出席議員、全員であります。 これより本日の会議を開きます。 なお、本日の議事日程につきましては、お手元にご配付申し上げたとおりであります。 (午前10時00分)
△議案第59号の上程、説明、質疑、討論、採決
○
大戸久一議長 日程第1、議案第59号 令和元
年度小川町
一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 本議案に対する
提案理由の説明を求めます。
松本町長。 〔
松本恒夫町長登壇〕
◎
松本恒夫町長 議案第59号 令和元
年度小川町
一般会計補正予算(第4号)につきまして
提案理由を申し上げます。 既定の
歳入歳出予算に台風19号により被災した施設の
災害復旧などに要する経費を追加したいため、
地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出するものであります。 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○
大戸久一議長 続いて、
内容説明を求めます。
矢島政策推進課長。 〔
矢島富男政策推進課長登壇〕
◎
矢島富男政策推進課長 命によりまして、議案第59号 令和元
年度小川町
一般会計補正予算(第4号)の内容につきましてご説明を申し上げます。 今回
追加議案として上程いたしましたこの
補正予算につきましては、
全額台風19号に係るものであり、
指定緊急避難場所の開設、
被災箇所の
応急工事、
災害廃棄物の処理、
災害見舞金などの経費を計上するものであります。 それでは、議案書をごらんいただきたいと存じます。第1条でございますが、既定の
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ3,430万円を追加し、
歳入歳出の総額をそれぞれ91億5,492万8,000円とするものでございます。 次に、
歳入歳出予算の内容をご説明いたします。別にご配付いたしました
補正予算に関する説明書をごらんいただきたいと存じます。それでは、5ページをお願いいたします。歳入です。19款1項1目
基金繰入金、3,430万円の増額は
財政調整基金繰入金であります。
災害対応経費の中には国や県の補助金、または負担金の
交付対象となり得るものがございますが、
補助金等の
交付見込みが確認できてからの
予算編成では
災害復旧などにおくれが生ずるおそれがあることから、今回の
補正予算では
財政調整基金を財源として活用し、迅速な対応を図ろうとするものであります。 なお、国、県の補助金や地方債などの活用につきましては、
交付見込み等を確認の上、今後の予算に計上していきたいと考えております。 それでは、次に6ページをお願いいたします。歳出でございます。2款1項5目
財産管理費、100万円の増額は町有地の倒木等の撤去費や
のり面補修のための経費であります。 3款3項1目
災害救助費は66万7,000円の増額であります。需用費は
災害ボランティアに係る物資の調達、役務費は
ボランティア保険料、扶助費は
災害見舞金であります。 8ページをお願いいたします。4款2項2目
塵芥処理費は237万8,000円の増額で、
災害廃棄物の
処理費用であります。 続きまして、6款1項2目
農業総務費、10ページの8款1項1目
道路橋りょう総務費、11ページの8款3項1目
都市計画総務費は
環境農林課、建設課、
都市政策課の
職員人件費の補正であります。10月12日から14日までの
台風対応に係る勤務分でございます。 12ページをお願いいたします。9款1項4目防災費は572万9,000円の増額であります。
環境農林課、建設課、
都市政策課以外の職員の
台風対応に係る人件費と
備蓄物資等の補充経費であります。 11款1項1目
農業用施設災害復旧費349万9,000円の増額は水路の土砂や流木等の撤去、
のり面保護などの工事費であります。2目
林業施設災害復旧費1,089万8,000円の増額は被災した
森林管理道の測量調査及び
設計委託料とのり面や路肩の修繕等の工事費であります。 14ページをお願いいたします。2項1目
道路橋りょう災害復旧費499万9,000円の増額は、町道の土砂や支障木の撤去、側溝や路面の修繕、
橋りょうの仮設などに係る工事費であります。2目
河川災害復旧費199万9,000円の増額は河川の土砂や支障木の撤去及び
のり面修繕などの工事費であります。 3項1目
公園災害復旧費120万円の増額は
栃本親水公園及び
槻川親水公園の流木等の撤去や
トイレ施設の復旧などのための委託料であります。 16ページをお願いいたします。4項1目その他公共・
公用施設災害復旧費65万円の増額は、旧下里分校に整備した
地域PR施設の
駐車場等に堆積した土砂等の
撤去費用であります。 次の17ページからは人件費の補正に係る
給与費明細書となっておりますので、よろしくお願いをいたします。 以上で議案第59号 令和元
年度小川町
一般会計補正予算(第4号)の内容の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○
大戸久一議長 それでは、これより質疑に入ります。
山口議員。
◆6番(
山口勝士議員) それでは、3点お願いします。 まず、1点目、全体的な人件費の部分ですけれども、今回12日、そしてそれぞれ町内で1,400人近い方が避難所のほうに移動したと。その際に
警戒レベル3から
警戒レベル4になり、職員の配置がそこで招集がかかったとお聞きしています。この辺の職員の態勢、どういう形で職員に招集がかかったのか、その辺の
いきさつ、それからその辺の結果について、この人件費に係ることですので、確認しておきたいと思います。
警戒レベル4になった段階でどういう態勢に変更したのか、その点を1点目確認させてください。 それから、2点目、7ページのところで
災害救助役務費として3万9,000円、これは
ボランティア保険だということなのですけれども、今まだニュースが続いているように、小川町でも今まで経験しなかったようなさまざまな復興や、また災害に当たってのことが起きました。そして、
ボランティアセンターの立ち上げも実質的に立ち上げるのは今回が初めてでは、
ボランティアセンターそのものはあるのですけれども、災害用として
ボランティアセンターを立ち上げるのは今回が初めではないかと思います。そこで、まずこの役務費の
ボランティアセンター保険、その内容、それから実質的にこれを今回立ち上げるのに当たって、今どのような状況が起こっているのか、その辺の
ボランティアセンター立ち上げの
いきさつ、その辺について簡単に確認したいと思います。 それから、3点目、14ページのところで
道路橋りょう災害復旧費、また
河川災害復旧費ということで臨時的な工事を行うということですけれども、今回の場合槻川を中心としてかなり上流から下流までいろんな被害があったと思うのですけれども、とりたててここの部分は予算的にもかなりかかっているという部分がありましたら紹介いただきたいと思います。 以上、3点お願いします。
○
大戸久一議長 それでは、1点目、2点目を
櫻井防災地域支援課長、答弁願います。 3点目を
瀬上建設課長、答弁願います。 それでは、
櫻井防災地域支援課長、よろしくお願いします。
◎櫻井広
防災地域支援課長 1点目、2点目につきましてお答えいたします。 まず、人件費全体ということで、今回
補正予算計上した総額は事業課を合わせまして約589万4,000円ということになります。大きく分けまして、最初の説明をしたとおり、
防災地域支援課に関しましては、
環境農林、建設、
都市政策課以外の職員の人件費、時間外手当と
管理職特別勤務手当、そして3つの事業課に関しましては、それぞれの手当を今回計上したわけでございます。 最初、総人数からまず言いますと、小川町の職員、三役を除きまして257人であります。そのうち従事した職員数175人ということで、約68%が今回の
台風対応に当たったというところでございます。12日の午前中に関しましては、8時半には全課長、そして事業課の主幹、そして
自主避難所4カ所の職員が8時半に参集をしたというところでございます。その後午後になりまして、当然
避難勧告等を出しましたので、そこで職員を増員したというところでございます。細かい点につきましては、うまく説明ができませんが、大きな流れとしてはそんなところでございます。 2点目の
災害救助費というところでありますが、これは
社会福祉協議会が開設した
ボランティアセンターに係る費用でありますが、こちらにつきましては
ボランティアの
活動保険料というところで100名を見込んでおります。これに関しては
社会福祉協議会のほうと連携をとりまして、運営等は
社会福祉協議会で行うわけですが、
ボランティア活動の保険料と、もう一つ上というのですか、
消耗品費に関しましては、当然
ボランティアが活動するには基本的には
ボランティアの方が
スコップとか軍手とか持ってきていただくのですが、忘れたとか持ってこないという方もいらっしゃるので、そういうかかる
スコップの費用等、この消耗品をここで購入してお渡ししたいなと考えておるところであります。 この
ボランティアセンターに関しましては、
社会福祉協議会のほうで数度開設の訓練は当然行っていたわけですが、いざ実際開設というのは今回初めてというところで、試行錯誤当然しながらやっているかなと思いますが、今回はまず開設をして、あと需要というのですか、ニーズがある方を呼びかけて、マッチングをうまくできればいいかなというところでございます。詳細に関してちょっとまだ私のほうも把握しておりませんが、この辺でしかわかりませんが、今後被災された家屋のほうの片づけとか
ごみ出しの
ボランティアとか、さまざまな
ボランティアの要請が来るかと思いますが、うまくマッチングできればいいかなと思っています。主に町内の方々の協力が得られればいいかなということで
社会福祉協議会のほうは話していたところでございます。 以上でございます。
○
大戸久一議長 3点目に関して、
瀬上建設課長、答弁願います。
◎
瀬上好之建設課長 3点目についてお答え申し上げます。 現在建設課で確認しております町管理の町道及び河川等の
被災箇所数ですが、大小合わせて約120件でございます。そのうち一番甚大な被害が木部地内の木部川に係る
橋りょうの崩落が1件ございます。こちらに関しましては、1件孤立した状態が当初ございましたが、翌日も
応急復旧ということで、仮に通れるような形で現在処理をさせていただいておるところでございます。 以上でございます。
○
大戸久一議長 山口議員。
◆6番(
山口勝士議員) ありがとうございます。 では、1点目から簡潔に。今回勧告に基づいて職員の招集がかかられたということなのですけれども、この辺は
防災計画等、定められた内容で混乱なくきちっとした形で進められたのかどうか。それのとおりに進められたということであれば今後も生かされると思いますので、その点しっかり確認したいと思うのですけれども。
○
大戸久一議長 櫻井防災地域支援課長、答弁願います。
◎櫻井広
防災地域支援課長 お答えいたします。
地域防災計画に沿って事務は当然進めているところであります。金曜日の私たちの予測ではこんなに早く台風が来るとは想定していなかったのですが、午後3時に
指定緊急避難場所として
避難準備情報を出そうというようなことで進んでいたのですが、やはり金曜の夜から土曜の朝にかけての台風の動きを見ると非常に速いというところでありまして、午前11時に
避難準備情報、そして
指定緊急避難場所を11時に開設というところを朝の段階、土曜の12日の朝の段階で決めまして、各職員に周知してやったという形であります。時間のほうは早まったのですが、
地域防災計画等を踏まえて若干といいますか、そのとおりというわけではないのですが、雨の状況等を見ながら進めていったということではあった、そのとおりにしたというところでございます。
○
大戸久一議長 山口議員。
◆6番(
山口勝士議員) 今後また各議員も含めていろんな状況が明確になっていきますので、今後の
一般質問等でもいろいろまたそうした状況を踏まえての確認等が行われると思うのですけれども、一応現段階ではその判断というのは非常に全国的にも今回の場合、例えば丸森町ですか、自治体はいろいろ判断は非常に難しかったのだろうなというのは改めて実感しますが、一応ある程度計画に沿って判断し進められたというふうに理解しました。ありがとうございます。 では、2点目、
ボランティアセンターについて確認します。
ボランティアセンターというのは今お話がありました
社会福祉協議会が立ち上げるわけですけれども、今回の場合には例えば私なんかも東北とかいろんな
ボランティアに行くために地元の
社会福祉協議会で
ボランティアセンターに入っていってくださいと、個人でちゃんと入っていった上で来てくださいという流れになっているわけですけれども、今回の場合には一応回覧等でも既に呼びかけが始まりました。そうすると、
ボランティア、私手伝いたいですよといった場合には
社会福祉協議会のほうで、その方の名前等を確認しながら自動的に
ボランティア保険にお金は出して加入していただくという、そういう説明が行われるということでよろしいのですか。
○
大戸久一議長 櫻井防災地域支援課長、答弁願います。
◎櫻井広
防災地域支援課長 主体に関しましては
社会福祉協議会でありまして、保険または
スコップの貸与等は当然町の費用、責任において行うということでございます。 以上です。
○
大戸久一議長 山口議員。
◆6番(
山口勝士議員) 保険の部分なのですけれども、保険は今回町が出してくれるのですね。従来だと大体個人で保険料を払って、保険に自分で入って、
ボランティアに行くという形式なのだけれども、今回の場合には町がその保険に入れてくれるわけですね、お金を出して。その点だけもう一回確認させてください。
○
大戸久一議長 櫻井防災地域支援課長、答弁願います。
◎櫻井広
防災地域支援課長 今回に関しましては、
ボランティア保険、町で加入ということでございます。
○
大戸久一議長 山口議員。
◆6番(
山口勝士議員) 3点目、木部、
橋りょう等を含めて120件ということで、改めて今回の被害の大きさを実感しました。これに当たって町内の
土木業者等の体制、その辺のことについて最後に確認しておきたいと思います。ある程度もう
土木業者等の調整や
いろいろ話し合いが順調に進んでいるのかどうか。本当に各地で起こっていますから、この
土木業者たちも非常に今忙しいというか、なかなか大変な状況にあると思うのですけれども、その辺の段取り、その辺の確認、話し合いが進んでいるのかどうか、ちょっと安心したい部分はありますので、お願いします。
○
大戸久一議長 瀬上建設課長、答弁願います。
◎
瀬上好之建設課長 お答えいたします。 まず、初めに
土木業者の皆さんには本当に感謝申し上げるところでございます。忙しい中、先頭に立って
復旧作業をしていただいているというところでございます。特別にこの地区、この地区というところで決めているわけではないのですけれども、随時要請に応じていただいているというところでございます。 以上でございます。
○
大戸久一議長 山口議員。
◆6番(
山口勝士議員) 今回緊急的な状況が終わった後には復興に向けてまたいろんな見積もりとか、いろんな内容の提案とか、本当に
土木業者の皆さんには、地域の業者には大活躍していただかなければいけない状況が来ますので、ぜひしっかりと協力してお願いしたいと思います。 終わります。
○
大戸久一議長 ほかに質疑のある方。
笠原規弘議員。
◆11番(
笠原規弘議員) それでは、1点だけ確認させていただきます。 7ページの
災害救助扶助費で
災害見舞金ということなのですけれども、
規定等内容の確認をさせてください。
○
大戸久一議長 岸健康福祉課長、答弁願います。
◎
岸栄子健康福祉課長 お答えいたします。
災害見舞金につきましては、町の
災害見舞金条例にのっとりまして支給のほうをさせていただきたいと考えております。今回
床上浸水のお宅が今の段階で21件というふうに承知しておりまして、この
床上浸水につきましても被害の状況によりまして、見舞金の金額が変わってきます。この積み上げなのですけれども、2万円掛ける30件ということで補正のほうを上げさせていただきました。 以上です。 〔「結構です」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 ほかに質疑のある方。
戸口議員。
◆13番(
戸口勝議員) 1点お伺いいたします。 15ページ、
公園災害復旧費になります。こちら
復旧見込みとしてはどのような状況が見込まれているのかについて伺いたいと思います。
○
大戸久一議長 栢盛都市政策課長、答弁願います。
◎
栢盛武昭都市政策課長 お答えいたします。 まずは、
栃本親水公園、
槻川親水公園の現状についてをお話しさせていただきたいと思います。
栃本親水公園におきましては、
青山浄水場と
日の出橋の中間点において、川の増水によりまして溢水を起こしております。その水が
栃本親水公園のほうへ向かって青山地内の畑や民家の先を流れてきております。公園の南側から公園内に水が流れ込んだことによりまして、
公園南側の
境界フェンスに流木や草木が絡まって負担がかかったことによりまして、フェンスが倒れているという状況でございます。また、公園内におきましては流木や草、土砂等が流れ込んだ状況が見受けられております。公園内のトイレにおきましてもトイレ内に泥水等が流れ込みまして、
浄化槽ブロアが水没、故障しておる状況でございます。
浄化槽自体が水没したということで、浄化槽の清掃、点検等のメンテナンスが必要な状況に置かれております。また、公園のトイレ前にある休憩所、
休憩スペースの河川側、のり面の一部が破損、流出しております。また、相生橋の上流右岸の
公園入り口にある相生橋の記念碑の河川側ののり面が流出しているという被害がございます。また、県の
水辺再生事業で施行していただいた箇所におきましては、相生橋の飛び石の上流、
連結ブロックが持ち上がっている被害が出ております。
槻川親水公園におきましては、やはり増水によりまして公園全体が水没をしております。流木、草、
プラスチックごみ等が流れ込んでおる状態になっております。また土砂の堆積、また表土の剥離等が見られている状況でございます。
栃本親水公園、
槻川親水公園におきましては多くの皆さんにご利用していただいている公園でもございますので、まずはこの2つの公園に関しまして流木等の撤去、
トイレ等、早急に使えるようにしていきたいと考えております。また、
河川等周りの状況におきましては
県土整備事務所等と、また建設課と協力しながら随時進めていきたいと考えております。
○
大戸久一議長 戸口議員。
◆13番(
戸口勝議員) それでは、再質疑をさせていただきます。 さまざま大きな被害が出ている状況をお聞かせいただきました。ここの場所、町民の憩いの場として2つが使われている現状、さらには
健康増進としても使われているところもあります。ぜひなるべく早い復旧等、県との協議を重ねてもらって、原状復帰が一日も早い状況でできることを祈っていきたいと思います。同時に町の顔としての立ち位置も十分なものになっていますので、その辺も町として十分考えていただいて、さらなる
体制づくりをお願いしたいと思います。 以上です。
○
大戸久一議長 ほかにいますか。 髙瀬議員。
◆9番(
髙瀬勉議員) 1点お願いします。 直接というと人件費の部分にかかってくるかと思うのですけれども、全体を通して本当に素早い対応で非常にありがたいなという、今回の補正のやりとりです。その中でもそれぞれの担当課は大変ご苦労いただいているというのは承知の上で、これまでにない
災害ごみの受け入れもこの日曜日までだったですか、一応第1段階ということで対応していただいています。
罹災証明書の発行も庁舎1階のほうへ窓口を設けていただきました。基本的にそれぞれの
通常業務をこなす中でプラスアルファの部分で、とはいえ住民の要望にはすぐ応えなければいけない対応の部分ですから、非常にご苦労だと思うのですけれども、そういった部分、担当課だけではなかなか賄えないところもあろうかなと思いますけれども、人的な部分、まさに
マンパワーのところが非常に
通常業務の中でも不足しているところもある中で、今回の
対応大変ご苦労かと思うのですけれども、そのあたりの対応について、体制についてだけ確認をさせていただきたいと思います。
○
大戸久一議長 櫻井防災地域支援課長、答弁願います。
◎櫻井広
防災地域支援課長 お答えいたします。 現在行っている事務を紹介させていただきますが、土砂崩れ等、まず被害の調査、そして罹災証明の受け付け事務、また
災害ごみの受け入れ等、本当に多くの職員を投入しなければいけないということになっております。これは町長のほうから指示で全庁的に当たれということを言われておりますので、日々応援が可能な職員の数、そしてまた応援を受けたい、受援を希望の課とマッチングを行いまして、きょう何人出せるから、ではこっちのほうに回してくれとかというところで行っています。きょうにつきましては、土のう、建設課の職員だけでは当然土のうづくりできませんので、事業課の応援を受けたり、罹災証明に関しましては毎日3人ということで、これは
防災地域支援課以外の課にお願いしまして、1日3人ずつ配置というところで本当に全庁的にこの災害対応に関して行っているという状況でございます。
○
大戸久一議長 髙瀬議員。
◆9番(
髙瀬勉議員) まさにこういうときに腕の見せどころだと思うのです。小川町役場の職員だけで完結できれば大いに結構でありますけれども、ご承知のとおり近いところでも東松山、坂戸、川越、このあたりも大変大きな浸水の被害を受けておるところでございまして、せんだっても知事がいらして、ぜひ県も力を挙げ復興、復旧に努めていくのだというような発言もありました。既に埼玉県のほうでも市町村と連携する中で、平成25年だったですか、竜巻被害があったとき以来、災害の救助法が適用されるエリアと、されないエリアという、こういう若干の差が出る中で、そのあたりの安心支援制度というのを設けていただいたかなと思うのですけれども、3本柱のうちの人的な相互応援というのがこの埼玉県の中でも市町村とそういった連携がとれているかと思いますけれども、今後そういうわけで東松山だとかに比べれば、幸いにしてそこまでの被害ではないのかもわからないですけれども、当町もそういう中では初めての経験でありますので、そういう意味で職員の皆さんも非常にご苦労なところかなと思いますけれども、このあたりの埼玉県との連携等を含めて、県内の市町村ともそういった連携の相互協定を結んでいるわけですから、ぜひ場合に応じてはこういったものも活用の余地はあるかなと思いますけれども、そのあたりのお考えはいかがでしょうか。
○
大戸久一議長 櫻井防災地域支援課長、答弁願います。
◎櫻井広
防災地域支援課長 お答えします。 12日、台風の襲来のときもですが、県の関係する課と頻繁にやりとりをして、いろんな情報共有をしたところでございます。今後復旧に向けて県のノウハウ、また
マンパワーおかりするようになるかもしれませんが、綿密な情報共有を図りながら、今後必要な場合に関しては県の支援を得ていきたいなと考えております。 以上です。
○
大戸久一議長 よろしいですか。 ほかに質疑のある方。 本多議員。
◆8番(本多重信議員) 8番、本多です。
河川災害復旧費のところでお伺いします。
○
大戸久一議長 済みません、何点。
◆8番(本多重信議員) 14ページ、
河川災害復旧費。
○
大戸久一議長 件数。
◆8番(本多重信議員) 1点です。
河川災害復旧費なのですが、いわゆる台風とか大雨のときは水害常襲地というのがあるのです。地元からは堰堤のかさ上げとかさまざま要望が出ているわけなのです。ところが、今回も同じようなところが大量の溢水によりまして甚大な被害を受けたということがあるのですが、そういった地元の要望というのは生かされているのかどうかお尋ねします。
○
大戸久一議長 瀬上建設課長、答弁願います。
◎
瀬上好之建設課長 お答え申し上げます。 今回の補正で計上させていただいたのが小川町の管理する河川の応急、復旧に要する費用ということで計上させていただいたところでございます。 本多議員ご質疑いただいた地元の要望等ということでございますけれども、対応できるところはなるべく対応したいと考えておりますが、今回の災害におきましては特に雨量が多く、1級河川の氾濫というか増水がありまして、それをのみ切れない、いわゆる内水の状況がかなり被害があったという報告は受けております。 以上でございます。
○
大戸久一議長 本多議員。
◆8番(本多重信議員) 本多です。 町が管理する河川についてというふうなお答えだったのですが、1級河川の中には県が管理する河川もあるわけですよね。しかし、そういうところに発生した場合でも第一報というか、要望というか、地元の皆さん方の通報は町役場に行くと思うのです。そうしたときにどういう対応がされるのか、県が管理する1級河川の場合は県のほうに連絡をしていただいて、県に対応していただくようなことがされるのか、あるいは町のほうで臨時応急的にやるのかどうか。今回そうしたところがあるのかどうか。台風19号の被害について限って言えば、県が管理する河川についても町が応急的に対応したところがあるのかどうか伺って終わります。
○
大戸久一議長 瀬上建設課長、答弁願います。
◎
瀬上好之建設課長 お答え申し上げます。 常時県のほうと情報交換をしながら、共有をしながら行っているわけでございますけれども、まずは町の建設課が窓口となりまして情報収集をして県のほうに報告をさせていただいているところなのでございますけれども、今回ご質疑ございました応急的な町の対応というところにつきましては、まず県のほうに報告して県から各支援の
土木業者に要請するという形で対応させていただいております。 以上でございます。
○
大戸久一議長 よろしいですか。
◆8番(本多重信議員) はい、結構です。
○
大戸久一議長 ほかに質疑のある方。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 それでは、これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて討論を終結いたします。 これより議案第59号 令和元
年度小川町
一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○
大戸久一議長 起立全員であります。 よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
△休会中の
付託事件に対する
委員長報告(議案第52号)、質疑、討論、採決
○
大戸久一議長 日程第2、休会中の
付託事件に対する
委員長報告に入ります。 初めに、議案第52号 平成30
年度小川町一般会計
歳入歳出決算の認定についてでありますが、本議案につきましては各常任委員会にその所管部門についてご付託申し上げ、休会中に審査いただいておりますので、その結果について各常任委員長に報告を求めます。 初めに、総務常任委員会委員長、
笠原規弘議員。 〔笠原規弘総務常任委員長登壇〕
◆笠原規弘総務常任委員長 議席番号11番、笠原規弘です。議長の命によりまして、総務常任委員会の報告を申し上げます。 日時、
令和元年10月8日、火曜日、午前10時招集。 会場、議会第1委員会室。 出席委員、笠原規弘委員長、笠原英彦副委員長、戸口勝、山口勝士、大戸久一、髙瀬勉各委員であります。 委員長開会宣言、午前10時。 署名委員、笠原英彦、戸口勝両委員。 議事等の説明及び記録のため出席を求めた者は、町長、副町長、総務、
政策推進、
防災地域支援、税務各課長、会計管理者、議会事務局長、議会
事務局職員であります。 審査事件名、本定例会より付託された休会中の審査事件。 議案第52号 平成30
年度小川町一般会計
歳入歳出決算の認定についての当委員会所管部門の審査。 審査経過、決算事項別明細書により、議会事務局長、所管の各課長及び会計管理者に
歳入歳出それぞれ各節内容にわたり、執行状況の詳細説明を求め審査しました。 審査結果、本議案は、採決の結果、全員一致をもって当委員会の所管部門について、認定すべきであると決定しました。 以上であります。
○
大戸久一議長 次に、経済建設常任委員会委員長、井口亮一議員。 〔井口亮一経済建設常任委員長登壇〕
◆井口亮一経済建設常任委員長 議席番号10番、井口亮一です。議長の命によりまして、経済建設常任委員会の報告を申し上げます。 日時、
令和元年10月9日、水曜日、午前10時招集。 会場、議会第1委員会室。 出席委員、井口亮一委員長、島﨑隆夫副委員長、本多重信、髙橋さゆり、笹本孝幸各委員。大戸議長にも出席いただきました。 委員長開会宣言、午前10時。 署名委員、島﨑隆夫、本多重信両委員。 議事等の説明及び記録のため出席を求めた者は、町長、副町長、
環境農林、にぎわい創出、建設、
都市政策、上下水道各課長、議会事務局長、議会
事務局職員であります。 審査事件名、本定例会より付託された休会中の審査事件。 議案第52号 平成30
年度小川町一般会計
歳入歳出決算の認定についての当委員会所管部門の審査。 審査経過、決算事項別明細書により、所管の各課長に
歳入歳出それぞれ各節内容にわたり、執行状況の詳細説明を求め審査しました。 審査結果、本議案は、採決の結果、賛成多数をもって当委員会の所管部門について、認定すべきであると決定しました。 以上であります。
○
大戸久一議長 次に、厚生文教常任委員会委員長、田中照子議員。 〔田中照子厚生文教常任委員長登壇〕
◆田中照子厚生文教常任委員長 議席番号14番、田中照子です。議長の命によりまして、厚生文教常任委員会の報告を申し上げます。 日時、
令和元年10月10日、木曜日、午前10時招集。 会場、議会第1委員会室。 出席委員、田中照子委員長、髙橋功人副委員長、根岸成美、島田康弘、五十嵐康博各委員。大戸議長にも出席していただきました。 委員長開会宣言、午前10時。 署名委員、髙橋功人、根岸成美両委員。 議事等の説明及び記録のため出席を求めた者は、町長、副町長、教育長、町民、
健康福祉、長生き支援、子育て支援、学校教育、生涯学習各課長、議会事務局長、議会
事務局職員であります。 審査事件名、本定例会より付託された休会中の審査事件。 議案第52号 平成30
年度小川町一般会計
歳入歳出決算の認定についての当委員会所管部門の審査。 審査経過、決算事項別明細書により、所管の各課長に
歳入歳出それぞれ各節内容にわたり、執行状況の詳細説明を求め審査しました。 審査結果、本議案は、採決の結果、全員一致をもって当委員会の所管部門について、認定すべきであると決定しました。 午後7時30分散会。 以上であります。
○
大戸久一議長 以上で各委員長の審査結果の報告を終了します。 これより各
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 初めに、原案に反対の討論はありますか。 本多議員。 〔8番 本多重信議員登壇〕
◆8番(本多重信議員) 日本共産党の本多重信です。平成30
年度小川町一般会計
歳入歳出決算の認定に反対の討論を行います。若干長くなりますが、よろしくお願いします。 まず、農業振興について述べます。この間担い手支援事業において、認定農業者1名、新規就農者2名の実績があったとのことです。まさに貴重な成果であります。しかし、これから述べる実態に照らすと、少な過ぎる実績と言わざるを得ません。農業センサスによりますと、小川町の遊休農地は田畑合わせて127ヘクタールで、しかも年々ふえています。小川町の農業振興、遊休農地解消に向けた政策と取り組みを抜本評価すべきであります。遊休農地拡大の大きな要因は兼業農家の減少にあります。小川町の兼業の農家数は2010年、277戸ありましたが、2015年には214戸に、わずかこの5年間を見ただけでも63戸も減っています。兼業農家、家族農業の支援対策も充実させるべきであります。折しもことしから国際的には家族農業の10年が始まり、家族農業を支える取り組みは国際的な課題ともなっています。小川町にも農業応援計画がありますが、6次産業化の推進、取引先への営業支援など、近寄りがたいとの声もあり、家族農業とかけ離れた感もある政策であります。新規就農者への支援もありますが、具体的ではありません。 嵐山町では、平成27年2月から新規就農者支援対策実施要綱を施行しましたが、ここには農業技術の支援、農地確保の支援、農業機械、資材取得の支援、住居あっせんの支援、農産物販売の支援、就農資金の支援など、具体的で手厚い対策となっています。小川町でもこうした具体的でわかりやすく農業をやってみたいと感じてもらえる政策を進めるべきです。同時に遊休農地解消という行政課題解決に向け、町民、農民が期待する成果を上げるためには補助事業も適時適切に活用すべきです。同じく嵐山町では全国一の規模で千年の苑ラベンダー園を本格オープンしましたが、まさに全国的な注目と関心を集めています。当事業は遊休農地、耕作放棄地など10.5ヘクタールを活用し、国の地方創生事業の適用を受け、総額1億5,000万円の補助を受け、始められたものです。 東秩父村の大内沢花桃の郷事業は中山間地域等直接支払制度も活用し、6ヘクタールの遊休農地を整備し進めている事業で、平成22年には日本宝くじ協会助成事業も利用、花桃の郷公園として展望台、駐車場、トイレ、休憩所などを整備し、体制を整え、観光スポットとしても注目と話題を集めています。村おこしの一助ともなっています。新規就農者支援対策や遊休農地解決に向けては具体的でわかりやすい政策と制度活用も含め、構想を持って進めるべきです。 次に、衛生費、公害対策について述べます。環境の安全安心を守る上で、行政の誠実かつ責任ある対応が求められています。小川町でもため池や河川の水質調査、カドミウムやダイオキシン調査などが行われ、広報おがわで公表されているとのことですが、さまざまな情報や話題の中で目につきにくい状況もあります。環境問題は地球の温暖化に加え、東日本大震災に伴う福島県の東京電力原子力発電所の事故による広範囲な放射能汚染等の問題もあって町民の関心も高くなっています。この際東日本大震災問題ニュース同様、小川町の調査結果も資料化して地区の回覧板などに折り込むなど、工夫と気配りをした取り組みとするべきです。 経済建設常任委員会で、小川町の最終処分場は既に埋め立て工事は終わっているわけですが、行われてきた水質・底質・土壌調査を打ち切るという耳を疑う答弁がありました。これは余りにも一方的で、行政としての誠意と丁寧さを欠くものであり、到底認めることはできません。当該地の水質・底質・土壌調査を打ち切るというのであれば、廃棄物の計画的な全面撤去を含む住民の福祉と安全を守る地方自治体にふさわしい抜本的安全対策を講ずるべきです。 中部資源循環組合の解散について述べます。当組合の建設計画地に隣接をして、既に埼玉中部環境組合のごみ処理施設が稼働しています。この施設建設当時、地元吉見町では建設反対の運動が起こり、裁判闘争に発展し、類似施設をつくらないという和解が成立したにもかかわらず、同施設の隣地に計画されたのが中部資源循環組合であり、これに対しても建設反対を含め、複数の裁判闘争が争われています。こうした複雑な問題を抱えた中部資源循環組合に加入したために、厳しい財政状況にある小川町も1億8,000万円もの負担金を負わざるを得なくなったものです。中部資源循環組合は解散すべくして解散したものですが、小川町の対応は余りにも慎重さを欠いたものであります。この際厳しく指摘をしておくものです。 商工振興費について述べます。この事業の一環として、企業誘致が嘱託員を配置して進められています。しかし、企業誘致については、用地の選定やインフラ整備などで矛盾や問題が出る可能性も高く、町の負担も少なくありません。今までも企業誘致の関係では、農業振興地域に公費、私費をかけて基盤整備をした優良農地に道路新設の計画が推し進められ、町の上位計画や農振法との矛盾や税金の二重投資の問題が引き起こされ、今も地元に不安やしこりを残すことになった事例もあります。さらに法人町民税も平成26年当時12.3%だったものがその後9.7%に、そしてこの10月1日からは6.0%に右肩下がりに引き下げられ、メリットにも陰りが出てきています。町は既に幾つもの企業誘致を手がけていますが、町のにぎわいや活性化につながったのでしょうか。そうしたことや、過去の事例も十分考え、メリット、デメリットを踏まえ、企業誘致には慎重でなければならないものと考えるものです。 総務費、自衛官募集について述べます。本会議の質疑では、自衛隊の募集案内やポスターの掲示をしているとの答弁がありました。しかし、2015年9月に自民、公明などの賛成多数によって自衛隊法などが改正され、集団的自衛権の行使が可能となり、米軍など外国軍への後方支援の内容が拡大され、PKOでは駆けつけ警護などの新任務も認められ、武器の使用基準も緩和され、正当防衛以外でも武器が使えるようになりました。こうしたことによって、自衛隊員が殺し殺される戦闘に巻き込まれる危険性が格段と高くなりました。国権の発動たる戦争と武力による威嚇、または武力の行使は国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄すると明確に規定した日本国憲法9条に照らして、一層の矛盾と危険性が倍増し、より鮮明になったのが自衛隊法なのです。こうした自衛法に100%拘束をされる自衛官の募集事務を憲法擁護義務を負う地方自治体職員が行うこともこれまた大きな矛盾と言わざるを得ません。この際公務員としての憲法擁護義務をしっかり果たし、これと矛盾する自衛官募集事務は見直すよう求めるものです。 平和事業について述べます。本会議での質疑への答弁で、広島原爆死没者慰霊式並びに平和記念式典、以下、平和記念式典と略称させていただきますが、ヘの参加は平成29年の参加を最後に中止、新たな事業として、小中学生へのDVDの貸し出しを始めましたとの答弁がありました。平和記念式典への参加は1987年9月の小川町議会で全会一致で小川町非核平和都市宣言が採択されたとき、当時の松本繁夫町長がこれを受けて、宣言都市にふさわしい意義の高揚に努めたいとの決意を明らかにしました。そして、翌1988年には平和バスツアーや広島、長崎原爆被爆写真パネル展を開催、「非核平和都市宣言小川町」の標識も役場庁舎や公民館など、公共施設の一角に立てられ、文字どおり非核平和都市宣言にふさわしい事業の取り組みが進められてきました。そして、小川町は同年、町民参加の事業として検討するため、広島で行われている平和記念式典に参加をするなど、調査研究を踏まえ、翌年から中学生など町民参加の事業として始められたのが広島での平和記念式典への参加事業だったのです。参加中学生の感想文は、平和への熱い思いにあふれ、毎回広報おがわで町民、全家庭に届けられ、大きな感動を呼びました。そして、被爆地広島と我々小川町民を結ぶきずなの事業として発展してきたのであります。この事業が中止されたことは、こうした歴史と町民参加の事業の意義に照らして、町の平和事業からの大きな後退と言わざるを得ず、また町と町民との結びつきにも影響を与える懸念もあります。これらを踏まえ、この際町民参加の事業として広島への平和記念式典への参加事業を再開するよう強く求めるものです。 最後に、不用額について述べます。平成30年度の不用額は約1億4,889万円で、前年度に比べ1,059万円の増となりました。不用額一般を否定するものではありませんが、本来町民サービスのための事業費として計上されたものであり、年度内の執行が原則です。また、その機会は年度内にあったにもかかわらず、前年度を上回る不用額を出すということは執行努力と工夫に問題があったものと言わざるを得ません。住民サービスに徹する姿勢と行政努力を求めるものです。 以上を申し上げ、反対の討論とするものです。
○
大戸久一議長 次に、原案に賛成の討論はありますか。 島﨑議員。 〔12番 島﨑隆夫議員登壇〕
◆12番(島﨑隆夫議員) 12番、島﨑隆夫でございます。議長のお許しをいただきましたので、議案第52号 平成30
年度小川町一般会計
歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で参加をさせていただきます。 まず、財政力などを示す指標について申し上げます。ここ数年の数値だけを追ってみた場合、日本の地方が現在抱える問題を顕著に示すような数値であると言えます。経常収支比率にあらわれているものは財政構造の硬直化が一定の数値のまま進み、身動きのとれない状態にあることが明白であります。また、財政力指数に関しても基準財政収入額の向上がないまま需要額の割合が減らない状況であり、行政運営を安定させるべく、地方税の増収に向けた対策が必要であると考えるものでございます。 それでは、まず歳入に関するものについて評価をさせていただきます。最初に、自主財源の根幹である町税は前年度に比べて928万円ほど減収でありました。内容を見ますと、人口の減少に伴う結果として、個人住民税が約1,594万円の減、法人町民税が連続年増収で約665万円の増でありました。ちなみに、平成28年度から平成29年度も630万円の増収でありました。今後は人口減少の波は抑えられないものの、優良企業や店舗など当町に根づいてもらえるような法人を確保できるかが鍵となりそうであります。税の収納に関して申し上げますが、不納欠損は特別土地保有税が皆減、減少したことにより大幅に改善したように感じます。事実これは毎年税務担当がしっかりと役割を果たしてきた結果であると言えます。しかし、相変わらず増加傾向にあり、個々さまざまな理由があるにせよ、毅然とした綿密な計画での徴収体制を整えていただきたいと思います。 町債について申し上げます。これは地方財政法の規定に基づき、起債が認められるものの、いわゆる借金であることは逃れようのない事実であります。以前にも申し上げましたが、私たち議会が予算認定の際に慎重に、真剣に審議をするのはこれらの借り入れが当町の未来へつながるものであるかという点であります。総務債である町民会館整備事業債は多くの町民にとって有意義な施設となるように将来にわたり大切にしていくことが必要であります。今後施設利用の促進並びに生涯学習や娯楽など町民の満足度を上げるために寄与することを期待申し上げます。 ここから歳出について申し上げます。この平成30年度の予算審議の場にいた立場からも申し上げますが、地方創生事業の結果であったり、進捗を検証しながら経過した1年であったように思います。決算内容の細部まで見たときに、予算に対して非常に真摯に執行し、おおむねそのとおりにできたことを高評価とさせていただきます。また、本会議、常任委員会での内容の確認や質疑に対し、答弁が丁寧に行われていたことも高評価の一因です。決算に基づき、現在の課題、今後に生かしてほしいことなどもつけ加えて意見をしたりもしましたが、満点ではない結果も生かしていく決意を加味して認定したいという思いでおります。何をどうしたら町民のためになるかをそれぞれが考えて申し上げたことが執行部の皆様に伝わったことと思っております。 次に、歳出の面で幾つか特徴的であったものを申し上げたいと思います。農業の振興についてですが、耕作者が高齢化し、後継者が育たない中、新規就農者を呼び込んだり、農地を管理していく施策を十分過ぎる体制で行っていることを高評価させていただきます。また、OGAWA’Nの認証やPR事業では力強い応援がなされていることも期待できます。町民の理解が進み、町ができること、生産者、耕作者側も消費者側も協力、努力し、当町の農業の未来が見えてくることを望みます。 商工業の振興に関しては、思ったよりも件数が少なかった空き店舗活用補助金ですが、町内外へのインパクトはありました。今後同様の補助及び既存の店舗の活性化の施策に期待をいたします。また、商工会の活性化を牽引できるような方法と商工会が町ににぎわいをもたらすような施策を積極的に打ち出し、町が補助していくような関係性を築けるようにご期待申し上げます。 和紙普及宣伝グループの成果について評価させていただきます。ユネスコ無形文化遺産登録による観光面での盛り上がりは終わったのでしょうか。一見すると、そのような評価を持つ方はたくさんいらっしゃるかなとも思います。しかし、町の決断が見えない事業展開が毎年続いているのも事実です。しかしながら、実はさまざま進めていたことも事実で、ユネスコ三紙の連携はもとよりコウゾやトロロアオイの生産の増は当町の一定の産業にもなり得るのではないかとも期待をしております。要はこれからの展開次第であるということは言うまでもなく、大きな決断を待ちたいとも思っております。 デマンドタクシー運行事業について申し上げます。一般質問や議案質疑が活発に行われるなど、この事業への町民の期待が大きいことがわかっていただけると思います。
都市政策課の研究、検証はもちろん、公共交通活性化協議会での審議を経て、よりよい形、形態で運行されることを期待いたします。期待値を含めた現段階での評価はほぼ満点です。 道路維持復旧及び改善事業についてですが、このたびの台風による国全体の被害は甚大なものでありました。当町での被害の大小は個々の、個人の見方で異なるかもしれませんが、今後もっと大きな災害は起こり得ると考えます。毎年必要なことを着実に行っていただいておりますが、平成30年度における町道209号線の調査に始まり、209号の今後の改良事業が終了するまで予算獲得に向けた努力をお願いするとともに、有事に至る前からの対応に感謝をいたします。今後の災害発生を防ぐためのインフラ整備にも期待をいたします。 ここまでは自分が所属する所管部門の評価をさせていただきました。この所管以外でも町民にとって有効であった事業がたくさんあった平成30年度ですが、この辺にとどめさせていただきます。繰り返しになりますが、予算及び補正を認定し、それらが予定どおりに執行されたことを確認できました。 以上のことから議案第52号 平成30
年度小川町一般会計
歳入歳出決算の認定について賛成の討論とさせていただきます。
○
大戸久一議長 次に、原案に反対の討論はありますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 次に、原案に賛成の討論はありますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて討論を終結いたします。 これより議案第52号 平成30
年度小川町一般会計
歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この決算に対する各委員長の報告は認定すべきとするものであります。 本議案は、各委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
大戸久一議長 起立多数であります。 よって、議案第52号は認定することに決しました。 ここで暫時休憩といたします。 (午前11時11分)
○
大戸久一議長 再開いたします。 (午前11時21分)
○
大戸久一議長 それでは、議案第53号 平成30
年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)
歳入歳出決算の認定についてであります。 本議案につきましては、厚生文教常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査をいただいておりますので、その結果について委員長に報告を求めます。 厚生文教常任委員会委員長、田中照子議員。 〔田中照子厚生文教常任委員長登壇〕
◆田中照子厚生文教常任委員長 議長の命によりまして、厚生文教常任委員会の報告を申し上げます。 日時、
令和元年10月11日、金曜日、午前10時招集。 会場、議会第1委員会室。 出席委員、田中照子委員長、髙橋功人副委員長、根岸成美、島田康弘、五十嵐康博各委員。大戸議長にも出席していただきました。 委員長開会宣言、午前10時。 議事等の説明及び記録のため出席を求めた者は、町長、副町長、町民、
健康福祉、長生き支援各課長、議会事務局長、議会
事務局職員であります。 審査事件名、本定例会より付託された休会中の審査事件。 議案第53号 平成30
年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)
歳入歳出決算の認定についての審査。 審査経過、本会議において
内容説明が終了しているため、直ちに執行状況について審査しました。 審査結果、本議案は、採決の結果、全員一致をもって認定すべきであると決定しました。 以上であります。
○
大戸久一議長 ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 初めに、原案に反対の討論はありますか。 本多議員。 〔8番 本多重信議員登壇〕
◆8番(本多重信議員) 日本共産党の本多重信です。平成30
年度小川町国民健康保険特別会計
歳入歳出決算の認定に反対の討論を行います。 平成30年度の小川町国民健康保険特別会計の予算審議において、我が党の笠原武前議員も小川町国民健康保険税の徴収の厳しさを指摘していますが、大きな問題はここにあります。収入率を平成25年に比べると、平成30年度決算においては80.2%と、9ポイント以上上がっています。前年度に比べると0.4ポイントの減少との指摘もありますが、既に限界に来ているからにほかならず、資格証や短期保険証の世帯がふえているのを見てもそれは明らかです。国民健康保険の被保険者は低所得者が多いなど、構造的な問題があるにもかかわらず、国民健康保険の財政運営の主体が県へ移行したことによって安定的な財政運営の名のもとに賦課徴収が厳格化されたことも問題を深刻化させる要因となっています。この際、収入のない子供も対象とする均等割など、不合理な賦課徴収を見直し、廃止するとともに町民に寄り添う姿勢を求め、反対の討論とするものです。 以上、終わります。
○
大戸久一議長 次に、原案に賛成の討論はありますか。 島﨑議員。 〔12番 島﨑隆夫議員登壇〕
◆12番(島﨑隆夫議員) 12番、島﨑隆夫でございます。議長のお許しをいただきましたので、議案第53号 平成30
年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)
歳入歳出決算の認定につきまして、賛成の立場で討論に参加をさせていただきます。 平成30年度から国民健康保険制度改革により財政運営の主体が県へと移りました。しかし、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民健康の向上に寄与しなくてはならないとする目的は変わることはありません。この考えのもとで懸命に事業に邁進してきた結果を見て、認定する立場は崩せません。改めて特別会計の設置理由は、特定の収入をもって特定の支出に充てることであります。ここまでに国民健康保険特別会計
財政調整基金でためた約4億円は徴収が町において行われる状態の中で安定材料となるはずでありますが、税の収納は制度継続のために重要な課題となることも事実であります。さらなる収納率の向上を求めるものであります。この会計の根幹である国民健康保険税を納める加入者がここ5年で約1,100人減少する一方、1人当たりの平均療養給付費は同じく5年で約5万円へとはね上がっております。このような中でも予防医療施策に力を注いでいることは誇れることだと思います。 今後は、特定健康診査の健診率向上に向けたさらなる努力により結果が求められることだと思います。30歳代健康診査受診もさることながら、特定保健指導の取り組みにより将来罹患する人を減らすようにしてほしいとも思います。平成20年当初から町独自で始めた生活習慣病予防を目的とする二次健診はアルブミン尿、糖化負荷試験、頸動脈エコー検査を行うなど、特徴的であります。よいことは続け、長期視点に立ち、結果の検証をさらに将来へと続けていただきたいと思います。ほかに人間ドック助成364人、5年前から倍増させるなど、健康づくりを積極的に推進している体制も高評価できるものであります。医療費の適正化への努力も評価に値いたします。 広域化が図られ、初年度となりましたが、町民の健康は町が守るよう独自の研究も進めており、病気を未然に防げるよう予防に関する啓発も活発に行っていることへ感謝を申し上げ、議案第53号 平成30
年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)
歳入歳出決算の認定に当たり、賛成の討論とさせていただきます。
○
大戸久一議長 次に、原案に反対の討論はありますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 次に、原案に賛成の討論はありますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて討論を終結いたします。 これより議案第53号 平成30
年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)
歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この決算に対する
委員長報告は認定すべきとするものであります。 本議案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
大戸久一議長 起立多数であります。 よって、議案第53号は認定することに決しました。 続いて、議案第54号 平成30
年度小川町後期高齢者医療特別会計
歳入歳出決算の認定についてであります。 本議案につきましても、厚生文教常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査いただいておりますので、その結果について委員長に報告を求めます。 厚生文教常任委員会委員長、田中照子議員。 〔田中照子厚生文教常任委員長登壇〕
◆田中照子厚生文教常任委員長 議長の命によりまして、厚生文教常任委員会の報告を申し上げます。 日時、会場、出席委員、委員長開会宣言、議事等の説明及び記録のため出席を求めた者につきましては、議案第53号と同じでありますので、省略させていただきます。 審査事件名、本定例会より付託された休会中の審査事件。 議案第54号 平成30
年度小川町後期高齢者医療特別会計
歳入歳出決算の認定についての審査。 審査経過、本会議において
内容説明が終了しているため、直ちに執行状況について審査しました。 審査結果、本議案は採決の結果、全員一致をもって認定すべきであると決定しました。 以上であります。
○
大戸久一議長 ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 初めに、原案に反対の討論。 本多議員。 〔8番 本多重信議員登壇〕
◆8番(本多重信議員) 日本共産党の本多重信です。小川町後期高齢者医療特別会計
歳入歳出決算の認定に反対の討論を行います。 同特別会計の保険料は高齢者の生活の糧である年金からの天引きによって充てられています。とりわけマクロ経済スライドによって年金の減給傾向が続く中、不条理のきわみとの声も上げられています。今回の同特別会計決算の歳入に占める保険料の割合は76.6%を占めています。また、歳出においては広域連合納付金が98%を占めています。広域連合納付金の高率、もちろん高額でもあるわけですが、その理由について質疑の中で75歳以上の高齢者の増加によるものであり、構造的な問題といえば、高齢者がふえていることなどが明らかにされました。こうしたことから被保険者である高齢者の負担増も懸念されますが、まずは歳出の詳細な内容を知らせること、抜本的な対策としては国保への一元化も視野に検討を進めるべきであるということを申し上げて反対の討論とするものです。
○
大戸久一議長 次に、賛成の討論はありますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 さらに、原案に反対の討論はありますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 次に、原案に賛成の討論はありますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて討論を終結いたします。 これより議案第54号 平成30
年度小川町後期高齢者医療特別会計
歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この決算に対する
委員長報告は認定すべきとするものであります。 本議案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
大戸久一議長 起立多数であります。 よって、議案第54号は認定することに決しました。 次に、議案第55号 平成30
年度小川町介護保険特別会計(保険事業勘定)
歳入歳出決算の認定についてであります。 本議案につきましても、厚生文教常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査いただいておりますので、その結果について委員長に報告を求めます。 厚生文教常任委員会委員長、田中照子議員。 〔田中照子厚生文教常任委員長登壇〕
◆田中照子厚生文教常任委員長 議長の命によりまして、厚生文教常任委員会の報告を申し上げます。 日時、会場、出席委員、委員長開会宣言、議事等の説明及び記録のため出席を求めた者につきましては、議案第53号と同じでありますので、省略させていただきます。 審査事件名、本定例会より付託された休会中の審査事件。 議案第55号 平成30
年度小川町介護保険特別会計(保険事業勘定)
歳入歳出決算の認定についての審査。 審査経過、本会議において
内容説明が終了しているため、直ちに執行状況について審査しました。 審査結果、本議案は、採決の結果、全員一致をもって認定すべきであると決定しました。 閉会、午後1時25分。 以上であります。
○
大戸久一議長 ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて討論を終結いたします。 これより議案第55号 平成30
年度小川町介護保険特別会計(保険事業勘定)
歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この決算に対する
委員長報告は認定すべきとするものであります。 本議案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○
大戸久一議長 起立全員であります。 よって、議案第55号は認定することに決しました。 次に、議案第56号 平成30
年度小川町下水道事業特別会計
歳入歳出決算の認定についてであります。 本議案につきましては、経済建設常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査いただいておりますので、その結果について委員長に報告を求めます。 経済建設常任委員会委員長、井口亮一議員。 〔井口亮一経済建設常任委員長登壇〕
◆井口亮一経済建設常任委員長 議長の命によりまして、経済建設常任委員会の報告を申し上げます。 日時、会場、出席委員、委員長開会宣言、署名委員、議事等の説明及び記録のため出席を求めた者につきましては、議案第52号と同じでありますので、省略させていただきます。 審査事件名、本定例会より付託された休会中の審査事件。 議案第56号 平成30
年度小川町下水道事業特別会計
歳入歳出決算の認定についての審査。 審査経過、本会議において
内容説明が終了しているため、直ちに執行状況について審査しました。 審査結果、本議案は、採決の結果、全員一致をもって認定すべきであると決定しました。 以上であります。
○
大戸久一議長 ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて討論を終結いたします。 これより議案第56号 平成30
年度小川町下水道事業特別会計
歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この決算に対する
委員長報告は認定すべきとするものであります。 本議案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○
大戸久一議長 起立全員であります。 よって、議案第56号は認定することに決しました。 次に、議案第57号 平成30
年度小川町農業
集落排水事業特別会計
歳入歳出決算の認定についてであります。 本議案につきましても、経済建設常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査いただいておりますので、その結果について委員長に報告を求めます。 経済建設常任委員会委員長、井口亮一議員。 〔井口亮一経済建設常任委員長登壇〕
◆井口亮一経済建設常任委員長 議長の命によりまして、経済建設常任委員会の報告を申し上げます。 日時、会場、出席委員、委員長開会宣言、署名委員、議事等の説明及び記録のため出席を求めた者につきましては、議案第52号と同じでありますので、省略させていただきます。 審査事件名、本定例会より付託された休会中の審査事件。 議案第57号 平成30
年度小川町農業
集落排水事業特別会計
歳入歳出決算の認定についての審査。 審査経過、本会議において
内容説明が終了しているため、直ちに執行状況について審査しました。 審査結果、本議案は、採決の結果、全員一致をもって認定すべきであると決定しました。 以上であります。
○
大戸久一議長 ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて討論を終結いたします。 これより議案第57号 平成30
年度小川町農業
集落排水事業特別会計
歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この決算に対する
委員長報告は認定すべきとするものであります。 本議案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○
大戸久一議長 起立全員であります。 よって、議案第57号は認定することに決しました。 次に、議案第58号 平成30
年度小川町水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてであります。 本議案につきましても、経済建設常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査いただいておりますので、その結果について委員長に報告を求めます。 経済建設常任委員会委員長、井口亮一議員。 〔井口亮一経済建設常任委員長登壇〕
◆井口亮一経済建設常任委員長 議長の命によりまして、経済建設常任委員会の報告を申し上げます。 日時、会場、出席委員、委員長開会宣言、署名委員、議事等の説明及び記録のため出席を求めた者につきましては、議案第52号と同じでありますので、省略させていただきます。 審査事件名、本定例会より付託された休会中の審査事件。 議案第58号 平成30
年度小川町水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての審査。 審査経過、本会議において
内容説明が終了しているため、直ちに執行状況について審査しました。 審査結果、本議案は、採決の結果、全員一致をもって認定すべきであると決定しました。 閉会、午後5時40分。 以上であります。
○
大戸久一議長 ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 これにて討論を終結いたします。 これより議案第58号 平成30
年度小川町水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを採決いたします。 この決算に対する
委員長報告は認定すべきとするものであります。 本議案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○
大戸久一議長 起立全員であります。 よって、議案第58号は認定することに決しました。
△
特定事件の
特別委員会付託について
○
大戸久一議長 日程第3、
特定事件の
特別委員会付託についてを議題といたします。 議会報発行についてを議会広報発行特別委員会にご付託申し上げ、閉会中の
継続調査とすることにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 ご異議なしと認め、そのように決しました。
△閉会中の
継続調査の申し出について
○
大戸久一議長 日程第4、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。 各委員長から、会議規則第74条の規定により、閉会中の
継続調査の申し出をいただいております。 所管事務調査の件に関しまして、各常任委員会委員長より発言を求めます。 総務常任委員会委員長、
笠原規弘議員。 〔笠原規弘総務常任委員長登壇〕
◆笠原規弘総務常任委員長 11番
笠原規弘議員です。議長の命によりまして、閉会中の
継続調査の申し出をいたします。
令和元年10月18日、小川町議会議長、大戸久一様。小川町議会総務常任委員会委員長、笠原規弘。 閉会中の継続調査の申し出について 本委員会は、所管事務のうち次の事件について、閉会中の
継続調査を要するものと決定したので、会議規則第74条の規定により申し出ます。 記 1 事 件 超高齢社会に対応した交通安全対策について 2 期 限 調査が終了するまで 以上です。
○
大戸久一議長 お諮りいたします。 ただいまの委員長からの申し出のとおり閉会中の
継続調査とすることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 ご異議なしと認めます。 委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。 次に、経済建設常任委員会委員長の発言を求めます。 経済建設常任委員会委員長、井口亮一議員。 〔井口亮一経済建設常任委員長登壇〕
◆井口亮一経済建設常任委員長 10番、井口亮一です。議長の命によりまして、閉会中の
継続調査の申し出をいたします。
令和元年10月18日、小川町議会議長、大戸久一様。小川町議会経済建設常任委員会委員長、井口亮一。 閉会中の継続調査の申し出について 本委員会は、所管事務のうち次の事件について、閉会中の
継続調査を要するものと決定したので、会議規則第74条の規定により申し出ます。 記 1 事 件 伴走型中小企業支援におけるコンサルティングについて 2 期 限 調査が終了するまで 以上です。
○
大戸久一議長 お諮りいたします。 ただいまの委員長からの申し出のとおり閉会中の
継続調査とすることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 ご異議なしと認めます。 委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。 次に、厚生文教常任委員会委員長の発言を求めます。 厚生文教常任委員会委員長、田中照子議員。 〔田中照子厚生文教常任委員長登壇〕
◆田中照子厚生文教常任委員長 議席番号14番、田中照子です。議長の命によりまして、閉会中の
継続調査の申し出をいたします。
令和元年10月18日、小川町議会議長、大戸久一様。小川町議会厚生文教常任委員会委員長、田中照子。 閉会中の継続調査の申し出について 本委員会は、所管事務のうち次の事件について、閉会中の
継続調査を要するものと決定したので、会議規則第74条の規定により申し出ます。 記 1 事 件 高齢者の自立した生活の支援について 2 期 限 調査が終了するまで 以上です。
○
大戸久一議長 お諮りいたします。 ただいまの委員長からの申し出のとおり閉会中の
継続調査とすることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 ご異議なしと認めます。 委員長から申し出のとおり閉会中の
継続調査とすることに決しました。 次に、議会運営委員会委員長の発言を求めます。 議会運営委員会委員長、
山口勝士議員。 〔山口勝士議会運営委員長登壇〕
◆山口勝士議会運営委員長 6番、山口勝士です。議長の命によりまして、閉会中の
継続調査の申し出をいたします。
令和元年10月18日、小川町議会議長、大戸久一様。小川町議会運営委員会委員長、山口勝士。 閉会中の継続調査の申し出について 本委員会は、所管事務のうち次の事件について、閉会中の
継続調査を要するものと決定したので、会議規則第74条の規定により申し出ます。 記 1 事 件 本会議の会期日程等議会の運営に関する事項及び今後の議会運営に関する事項、並びに議長の諮問に関する事項 2 期 限 調査が終了するまで 以上です。
○
大戸久一議長 お諮りいたします。 ただいまの委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続調査とすることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
大戸久一議長 ご異議なしと認めます。 委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続調査とすることに決しました。 以上で本定例会の議事は全部終了いたしました。
△町長挨拶
○
大戸久一議長 この際、町長より挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。
松本町長。 〔
松本恒夫町長登壇〕
◎
松本恒夫町長 議長から発言のお許しをいただきましたので、
令和元年第3回議会定例会を閉会するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 初めに、このたびの台風19号により町内では甚大な被害が発生いたしました。被災された皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧に向け全力で取り組んでまいります。この台風による本町の状況といたしましては、記録的な大雨により災害の危険が高まったことから、12日土曜日午後1時40分、避難勧告を発令、その後大雨特別警報が発表されたことから、避難指示(緊急)を発令しました。27カ所の指定緊急避難所には1,443名の町民の皆さんが避難されました。住宅の床上、床下の浸水や道路の冠水、土砂崩れ、農業被害等も確認され、町として必要な対応に当たっております。現在
災害廃棄物の仮置き場の開設、
罹災証明書、被災証明書の交付、浸水被害の消毒、
災害ボランティアについての情報、回覧などでお知らせしています。開会時にも申し上げましたが、今後も災害発生時においては、町民皆様の安全第一の観点から早期の警戒と減災に努めてまいります。 さて、本定例会におきましては、去る9月30日の開会以来、本日までの19日間にわたり、議員各位におかれましては、平成30年度一般会計及び特別会計等、決算の認定を初めとする重要案件につきまして、熱心かつ慎重なご審議を賜り、厚く御礼を申し上げます。本日ご提案申し上げました
補正予算を含め、全ての議案についていずれもご議決をいただく中、ここに閉会できますことに深く感謝申し上げる次第であります。 本定例会の会期中、本会議並びに各常任委員会での議案審議の過程におきまして、議員各位よりいただきました貴重なご意見、ご提言につきましては、現下の諸情勢を踏まえ、今後の町政執行に生かしてまいる所存であります。 さて、本定例会は小川町議会議員一般選挙の執行に伴い、例年に比べ一月ほど後ろ倒しの会期となりました。議員各位におかれましては、議会日程のほか、各公民館事業として全町的に開催された地区民体育祭や、この時期行政区単位での地域環境の改善に取り組んでいただく道路愛護作業など、地域の諸行事に大変お忙しい時期をお過ごしのことと推察いたします。個々のライフスタイルや価値観が多様化し、住民の連帯意識や地域へのかかわりが希薄になりつつあると言われる今日において、このような地域コミュニティの推進は地域内または地域間における人々の交流を促し、明るく活力のある町づくりに寄与するとともに、地域防災の観点からも安全安心な暮らしの実現に向け大切な要素であると認識しております。私たち一人一人が地域社会の一員としてお互いを理解し、尊重し合い、そして支え合う、そんな小川町を目指してまいりたいと存じます。 結びに、議員各位におかれましては、秋の深まりとともに、公私にわたりますますご多用な時期をお迎えのことと存じます。どうぞご自愛をいただき、これからもご健勝にてご活躍されますようご祈念申し上げまして、簡単でございますが、閉会に当たりましてのご挨拶といたします。 まことにありがとうございました。
△閉会の宣告
○
大戸久一議長 これをもちまして
令和元年第3回小川町議会定例会を閉会いたします。 お疲れさまでした。 (午後 零時02分)...