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03月21日-委員長報告、質疑、討論、採決-07号

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  1. 小川町議会 2017-03-21
    03月21日-委員長報告、質疑、討論、採決-07号


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    平成29年  3月 定例会(第1回)         平成29年第1回小川町議会定例会議 事 日 程(第7号)                       平成29年3月21日(火曜日)午前10時開議    開  議第 1 休会中の付託事件に対する委員長報告(議案)第 2 休会中の付託事件に対する委員長報告(請願)第 3 議案第25号 柳町橋耐震補強工事請負変更契約の締結について第 4 議案第26号 小川中央陸橋耐震補強工事請負変更契約の締結について第 5 議案第27号 教育委員会委員の任命について第 6 特定事件の特別委員会付託について第 7 閉会中の継続調査の申し出について    閉  会 出席議員(16名)  1番  笠  原     武  議員    2番  井  口  亮  一  議員  3番  笠  原  規  弘  議員    4番  田  中  照  子  議員  5番  髙  瀬     勉  議員    6番  山  口  勝  士  議員  7番  髙  橋  さ ゆ り  議員    8番  松  本  修  三  議員  9番  金  子  美  登  議員   10番  松  葉  幸  雄  議員 11番  大  戸  久  一  議員   12番  島  﨑  隆  夫  議員 13番  柴  崎     勝  議員   14番  宮  澤  幹  雄  議員 15番  戸  口     勝  議員   16番  根  岸  成  美  議員 欠席議員(なし)                                            地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  松  本  恒  夫  町  長      大  山  澄  男  副 町 長  尾  﨑  俊  昭  総務課長      山  﨑  浩  司  政策推進                                    課  長  幸  田     聡  税務課長      小  澤     孝  町民課長  青  木  祐  子  健康福祉      鷹  野  啓  文  長 生 き              課  長                  支援課長  関  口  雅  之  子 育 て      山  岸  俊  男  環境農林              支援課長                  課  長  岡  部  克  美  にぎわい      嶋  田  憲  男  建設課長              創出課長  大  野  義  行  都市政策      岸  野  敏  彦  上下水道              課  長                  課  長  坂  田  洋  子  会  計      小  林  和  夫  教 育 長              管 理 者  河  野  康  雄  学校教育      櫻  井     広  生涯学習              課  長                  課  長                                            本会議に出席した事務局職員  新  井     章  事務局長      塚  越  幹  也  書  記 △開議の宣告 ○根岸成美議長 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員全員であります。  これより本日の会議を開きます。  なお、本日の議事日程につきましては、お手元にご配付申し上げましたとおり、変更がございました。ご了承願います。                                   (午前10時00分) △発言の訂正 ○根岸成美議長 なお、執行部より議案答弁の発言訂正の申し出がございます。  河野学校教育課長から、3月7日の会議における議案第16号 平成29年度小川町一般会計予算に係る笠原規弘議員の質疑に対する答弁中の発言を訂正するための発言を求められておりますので、これを許可いたします。  河野学校教育課長。 ◎河野康雄学校教育課長 それでは、もし平成29年度小川町の予算書をお持ちの方は、その36ページをちょっとお開き願いたいと思います。  それでは、小中学校トイレ改修事業費3,100万円の財源につきまして、20款4項3目教育債、1節の小学校債310万円が充てられますとご答弁いたしましたが、実際には21款1項3目教育債、2節の教育総務債2,320万円が充てられます。よって、私の答弁文言「20款4項3目教育債、1節の小学校債310万円が充てられます」を、「21款1項3目教育債、2節の教育総務債2,320万円が充てられます」に訂正させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○根岸成美議長 お諮りいたします。  ただいまの発言訂正の申し入れについて、これを許可することにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 ご異議なしと認めます。  河野学校教育課長からの発言訂正の申し入れを許可することに決定いたしました。 △休会中の付託事件に対する委員長報告(議案第16号~議案第22号)、質疑、討論、採決 ○根岸成美議長 日程第1、休会中の付託事件に対する委員長報告に入ります。  初めに、議案第16号 平成29年度小川町一般会計予算でありますが、本議案につきましては、各常任委員会にその所管部門についてご付託申し上げ、休会中に審査いただいておりますので、その結果について各常任委員長から報告を求めます。  初めに、総務常任委員会委員長島﨑隆夫議員、報告願います。          〔島﨑隆夫総務常任委員長登壇〕 ◆島﨑隆夫総務常任委員長 議席番号12番、島﨑隆夫です。議長の命によりまして、総務常任委員会の報告を申し上げます。  日時、平成29年3月9日、木曜日、午前10時招集。  会場、議会第1委員会室。  出席委員、島﨑隆夫委員長、笠原武副委員長、山口勝士、宮澤幹雄、根岸成美、髙瀬勉各委員であります。  議事等の説明及び記録のため出席を求めた者は、町長、総務、政策推進、税務各課長、会計管理者議会事務局長議会事務局職員であります。  委員長開会宣言、午前10時。  署名委員、山口勝士、宮澤幹雄両委員。  議事、本定例会より付託された休会中の審査事件。  議案第16号 平成29年度小川町一般会計予算の当委員会所管部門の審査。  経過、議会事務局長、担当各課長及び会計管理者から、その所管部門につき、予算に関する説明書により歳入歳出それぞれ各節内容にわたり詳細説明を求め審査し、採決の結果、賛成多数をもって当委員会の所管部門について原案に賛成した。  結果、原案は可決すべきであると決定。  閉会、午後4時10分。  以上であります。 ○根岸成美議長 次に、経済建設常任委員会委員長大戸久一議員、報告願います。          〔大戸久一経済建設常任委員長登壇〕 ◆大戸久一経済建設常任委員長 議席番号11番、大戸久一です。議長の命によりまして、経済建設常任委員会の報告を申し上げます。  日時、平成29年3月10日、金曜日、午前10時招集。  会場、議会第1委員会室。  出席委員、大戸久一委員長、井口亮一副委員長、松葉幸雄、柴崎勝、笠原規弘各委員、根岸成美議長にも出席していただきました。  議事等の説明及び記録のため出席を求めた者は、町長、環境農林、にぎわい創出、建設、都市政策、上下水道各課長、議会事務局長議会事務局職員であります。  委員長開会宣言、午前10時。  署名委員、井口亮一、松葉幸雄両委員。  議事、本定例会より付託された休会中の審査事件。  議案第16号 平成29年度小川町一般会計予算の当委員会所管部門の審査。  経過、担当各課長から、その所管部門につき、予算に関する説明書により歳入歳出それぞれ各節内容にわたり詳細説明を求め審査し、採決の結果、全員一致をもって当委員会の所管部門について原案に賛成した。  結果、原案は可決すべきであると決定。  以上であります。 ○根岸成美議長 次に、厚生文教常任委員会委員長髙橋さゆり議員、報告願います。          〔髙橋さゆり厚生文教常任委員長登壇〕 ◆髙橋さゆり厚生文教常任委員長 議席番号7番、髙橋さゆりです。議長の命によりまして、厚生文教常任委員会の報告を申し上げます。  日時、平成29年3月13日、月曜日、午前10時招集。  会場、議会第1委員会室。  出席委員、髙橋さゆり委員長、田中照子副委員長、金子美登、戸口勝各委員、根岸成美議長にも出席していただきました。  議事等の説明及び記録のため出席を求めた者は、町長、教育長、町民、健康福祉、長生き支援子育て支援、学校教育、生涯学習各課長、議会事務局長議会事務局職員であります。  委員長開会宣言、午前10時。  署名委員、田中照子、金子美登両委員。  議事、本定例会より付託された休会中の審査事件。  議案第16号 平成29年度小川町一般会計予算の当委員会所管部門の審査。  経過、担当各課長から、その所管部門につき、予算に関する説明書により歳入歳出それぞれ各節内容にわたり詳細説明を求め審査し、採決の結果、全員一致をもって当委員会の所管部門について原案に賛成した。  結果、原案は可決すべきであると決定。  午後6時5分散会。  以上であります。 ○根岸成美議長 以上で、各常任委員長の審査結果の報告を終了いたします。  これより各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論につきましては、初めに原案に反対の討論となります。討論ございますか。  1番、笠原武議員。          〔1番 笠原 武議員登壇〕 ◆1番(笠原武議員) 平成29年度一般会計予算に対して反対の立場で討論いたします。  限られた予算の中での行政は大変であることは理解できるし、国の政策である地方創生事業には積極的に手を挙げ、地方創生拠点整備交付金を受け、小川町子ども子育て総合センター整備の方向をつかんだことなどは高く評価するに値します。しかし、国は一億総活躍社会などと大きなことを言いながら、実際は軍備の拡張と、国民生活を見れば貧富の差は拡大しています。地方自治体、小川町の予算がその影響を受けないはずがありません。その事実を挙げつつ反対討論をいたします。  まず、額そのものは少ないといえ、自衛隊への協力があることです。南スーダンへの駆けつけ警護を認めたことにより、自衛隊の派遣に対しては多くの憲法学者が憲法違反だと言っています。そういう自衛隊への隊員募集などに協力することは、どうしても納得できません。結局その予算に対する裏づけ行動として、成人式での自衛隊についての宣伝、また広報での入隊募集の広告となっています。  また、人権の名が20カ所以上にも出てくる予算書になっていますが、かつて部落差別解消に名をかりた部落解放同盟の暴力事件が相次ぎました。小川町でも、その被害がありました。それに対する国民の闘いもあり、十数年前に同和問題終結宣言が国会でありました。当時の名残としか思えない人権の名をかりた予算になっているということは認められません。人権は、あらゆる場で大切にしなければならない重要なことです。貧富の差別、男女差別、民族差別等々、ただ人権の言葉を乱発すればいいのではありません。昨年末、また国会で部落差別の解消の推進に関する法律ができました。その附帯決議には、要するに簡単に言えば、かつての暴力事件など、そういうのを起こさないようにすることが大切だなどという附帯決議をつけて成立されました。再び部落解放に名をかりた団体の自治体への圧力をかけるきっかけにならなければいいと思うだけです。  ともあれ社会保障の充実を理由に上げた消費税は、結局軍備を拡張することに充てられ、社会保障には当たり前の自然増しか回していない国の悪政が、町の予算にもいや応なしに影響しています。国は、もっと自治体が自由に使える交付金を増額するべきです。国の締めつけ予算になっていることはやむを得ないとしても、この平成29年度小川町一般会計予算に反対する立場で討論いたしました。  以上です。 ○根岸成美議長 次に、原案に賛成の討論はありますか。  5番、髙瀬勉議員。          〔5番 髙瀬 勉議員登壇
    ◆5番(髙瀬勉議員) 議席番号5番、髙瀬勉です。議長のお許しをいただきましたので、議案第16号 平成29年度小川町一般会計予算につきまして、賛成の立場で討論に参加をさせていただきます。  予算規模は、前年と比べて1億9,500万円、率にして2.2%の減で、これは平成25年度以来4年ぶりに90億円を割り込む88億6,000万円となりました。編成にあっては、当初各課から出された要望に対して14億円程度の不足が見込まれていたとのことでありましたので、例年にも増して本当に大変厳しい予算編成だったことがうかがえます。政策推進課の厳しい査定を乗り越え、新年度予算も的確な選択と集中が図られたものと感じています。また、今予算書から第5次総合振興計画に関連する施策体系の表記が加わりました。町が示す行政計画において最上位の位置づけである5次総の2年目に当たる新年度、予算以上の結果、効果をもたらし、「自然の恵みと文化を未来につなぐ 人が輝くまち おがわ」の実現に向けた各種事業や取り組みに期待をするところであります。  では、歳入からです。根幹である町税は、全体で前年度当初予算と比べて3,272万円、率にして0.9%の増額を見込まれております。一概に構成比で判断するのは尚早でありますが、歳入のおおむね4割となる36億円超を有していることは、当町のまさに底力だと感じています。さきの第4号補正も踏まえて、平成28年度の収入見込みを勘案した予算額とのことでありますが、その要因、根拠、支えとなった存在に特別収納対策室があったろうと考えています。5カ年の計画期間を終え、この3月末をもって解室となる特別収納対策室、これまでに培った多くのノウハウがしっかりと引き継がれ、新年度も最終補正の場で増収、増額となることを願っています。数々の徴収困難事案に立ち向かい、大きな成果を上げられた特別収納対策室に、また携わった職員の皆様に、この機会に敬意と感謝を申し上げる次第であります。引き続いては、税務課長のリーダーシップ、手腕、活躍をもって納税グループの皆さんを中心に税の公平性を鑑み、さらなる自主財源の確保に向けた取り組み、収納率の向上と収入未済額の削減に努めていただくよう願うものであります。  次に、総務常任委員会内で確認をした会計課の活躍に触れさせていただきます。本来であれば決算や、さきの第4号補正で振り返るところではありますが、引き続き新年度もその手腕に期待をしたいとの思いを付します。具体的には、予算書16款財産収入、1項2目利子及び配当金並びに20款諸収入、2項1目町預金利子あたりになろうかと思いますが、どちらも決して大きい額ではありません。また、後段に至っては、ただの科目設定であります。しかし、さきの第4号補正を見ますと、前段は93万4,000円、後段は23万3,000円の歳入を得ています。大変に財政厳しい折、自由に動かせるお金や各基金残高も少ない中にあって、また金融機関の金利がごくごくわずかにある状況下にあって、ここまでの運用益を上げる会計管理者の類いまれな手腕とアンテナの高さ、度胸、そして何より時の企画財政課で培ったであろう豊富な経験を駆使した財布のひもさばきとでも言いましょうか、やりとりの中でさまざまな手法を紹介する管理者の生き生きとした表情が印象的でした。どうぞ新年度もしっかりと財布のひもを握っていただき、引き続き財政を担う新生政策推進課に対してのチェックやアドバイスをお願いしたいと思います。運用の具体の手法につきましては、決算のときに改めて管理者に振り返っていただきたいと考えておりますので、この場では割愛をさせていただきます。  その他、国、県の支出金につきましては、それぞれ増減はあるものの、各事業に伴った負担分をしっかり確保いただけたものと考えています。特に繰越明許ではありますが、実際には平成29年度に事業が実施をされる地方創生拠点整備交付金を活用した2事業にあっては、本来1自治体当たりの上限がおおむね6,000万円と示されていたところ、1億円を超える交付金を得ることができました。何より年度途中にあって迅速な対応がかなったこと、見込みの段階ではありましたが、設計に係る予算を先んじて計上し、工事の早期着手に備えた積極的な取り組みは評価すべきことであります。担当職員のご尽力はもちろんでありますが、正副町長みずから、たびたび国へお伺いを立てたとのことでありますので、ぜひその積極的な姿勢を新年度も引き続き随所で示していただきたいと思います。  国は地方財政対策として、地方創生まち・ひと・しごと創生事業はもとより、日本一億総活躍プラン関連、また緊急防災・減災事業費の拡充や延長などなど、当町でも抱える多くの課題解決に資する財源が用意をされています。今後とも得られる補助は最大限活用するとともに、さきにも触れた5次総で掲げる将来像や理念、目標に大きく近づく新年度となるように期待をしています。  歳出です。まずは重点事業として、1、まち・ひと・しごと創生総合戦略関連の事業でありますが、前年度に引き続き、「いきいき」を冠した町長肝いり各種子育て支援施策の継続また充実が画れることは、大いに評価をしております。あわせてさきの交付金を活用し、子育ての拠点として整備が図られる現子育て支援センター、まずは新年度中の完成を願うばかりでありますが、完成の暁には現行で点在する各種のソフト事業や機能が順次集約、充実をされ、子育て支援ワンストップ化がかなうとのことで、日々子育てに奮闘している一保護者としても大いに期待をし、応援したい取り組みであります。  次に、健康マイレージ事業早期不妊検査治療費助成金に触れます。いずれも埼玉県が主体、主導的に進めてきた事業だと理解をしておりますが、前段については先んじて独自に健康長寿ウオーキング事業として取り組んできた経緯がありますので、得た経験や実績を遺憾なく発揮をいただきまして、促進に努めてほしいと思います。あわせてレベルに応じた中長距離企画の新たなウオーキングマップの作成も検討しているようです。アンケートも含めて実施をいただいているようでありますので、楽しみにしたいと思っています。  また、後段につきましては、検査と治療にそれぞれ対象や助成内容に条件差異があること、いずれも早期の対応が効果を上げることなど、案内、周知に工夫をお願いしたいと思います。加えて、単に助成費の申請窓口としての対応にとどまらず、相談体制の充実や、当事者は心身ともにダメージを受けていることとお察しをいたしますので、さまざまな配慮を要することは必須です。懇切丁寧な対応をお願いするものであります。  また、県は新年度、不妊検査、不妊治療を促進するため、保健医療部健康長寿課の人員を1名増員するとのことで、本気度がうかがえます。引き続き県の担当課や東松山保健所等との連携の中で、適切な指導、助言を仰ぎ、今助成事業が効果を発揮し、新たな命の誕生につながることを願ってやみません。  続いて、重点事業2、安全で住みよいまちづくりからは1点、テレビ埼玉データ放送情報発信の事業を挙げさせていただきます。主に災害時に避難情報を発信するとのことでありますが、果たしてそれらの情報発信にとどまるかといえば、必ずしもそうではありません。実際の利活用を確認してみますと、現時点で県内30市町が今データ放送に協賛、登録をし、さまざまな情報発信をしているようです。また、取り組みに対する姿勢もまちまちで、単にさきの災害や避難の情報に限り、平素は現在発表されているお知らせはありませんという自治体があれば、平素から地元のイベントを初めとした観光情報、健康増進に関する取り組み案内、定住に係る助成金の手続方法など、積極的に多岐にわたる情報の発信に取り組む自治体もあり、どちらが有効的かといえば、言わずもがなかなと思います。ホームページ同様に、適宜の更新に努めていただきたいと思います。  重点項目3、地域資源の活用は、和紙、農業、青石と、まさに当町が有する自慢の資源を生かす各種の取り組みが図られることに大きな期待を寄せています。特に和紙関連では、今回7月1日、2日に小川町、東秩父村を会場に、ともにユネスコ無形文化遺産登録がかなった石州半紙は島根県浜田市、本美濃紙は岐阜県美濃市の関係各位が集い、第2回となる和紙サミットが開催されます。また、先んじて5月の連休中に伝統工芸会館で関連のイベントを予定し、和紙関係者に限らず、町全体で多くの住民の皆さんと共有をし、機運の醸成につなげていくとのことであります。七夕まつりを控える中、またホスト町村として苦労も多いと思いますが、サミットの成功はもとより、おもてなしの精神を随所に感じさせる対応をお願いするものであります。  最後に、その他事業としてくくられた中の小・中学校トイレ改修事業でありますが、昨秋23年ぶりに開催がかなった子供議会の中で、子供議員がただした成果だと考えています。これまでも幾度となく要望があった中で、実現がされてこなかったトイレの洋式化がようやくかないます。各階男女1基ずつ、職員用トイレ男女1基ずつと必要最低限ではありますが、児童生徒の皆さんの快適な学校生活に寄与するものであり、大いに評価をしております。大規模な改修ではないにしろ、安全対策に努め、事業等に支障が出ないよう工事をお願いするものであります。  さて、「横綱の名に恥じぬよう精進いたします」とは、日本人力士として若乃花以来19年ぶりに誕生した第72代横綱、稀勢の里の口上であります。昇進の挨拶としては、難しい四字熟語などを交え表現することが定着していた昨今にあって、何ともシンプルでストレートなせりふでありました。しかし、簡素で真っすぐな言葉であるがゆえに、その決意の大きさが感じ取れます。横綱として初めて迎えた大相撲春場所、破竹の勢いでここまで全勝、2場所連続優勝への期待も日に日に高まっている。まさに口上で述べたとおり、変わらず厳しい稽古に励み、日夜精進されているたまものであろうと思います。  話はそれましたが、論点観点は、互いに誤解が生じないように的確な言葉、表現を心がけよう。また、適切な資料提供を初め、丁寧かつわかりやすい説明をお願いしたいということです。今定例会においても、今し方の2点を申し述べるに至った場面、機会にたびたび会いました。そんな折、傍聴でお邪魔をした厚生文教常任委員会での一こまでありますが、子育て支援課所管の説明を受ける際、課長から資料提供がありました。常任委員会での予算審査に当たって資料提供があった記憶が今のところなかったもので、とても新鮮でした。具体には、新年度から児童福祉法の改正を受け、要保護児童対策調整機関における専門職の配置が義務づけとなることに関連をした資料であります。あわせて懇切丁寧な説明で、質疑も円滑に、かつ議論は深まったものとなりました。ぜひ模範例として各課で見習っていただきたい対応、姿勢であったので、ご紹介をさせていただきます。  松本町長ご就任以来、早いもので任期折り返しを過ぎ、2年と9カ月が経過をいたしました。町民の声に耳を傾け、ともに歩むとの町長のスタイルとスタンスに変わりありませんか。キャッチフレーズで示す生き生きとした人づくり、町づくりに手応えを感じておりますか。新年度予算は、そんな町長の指揮、采配のもとで編成され、胸を張って送り出せるものとなりましたか。多くの課題解決と輝かしい将来、そして進路に向けた町のかじ取りを強く望むとともに、さらなるご活躍ご期待申し上げ、賛成討論とさせていただきます。 ○根岸成美議長 次に、原案に反対の討論はございますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 では、原案に賛成の討論はございますか。  6番、山口勝士議員。          〔6番 山口勝士議員登壇〕 ◆6番(山口勝士議員) 賛成の立場で討論に参加させていただきます。  予算案が示された段階で1億9,500万円の減額、この金額を聞いたときに、ああ、予算案はこれだけの大きな金額を減額するためには一律の削減や方向性がやや見えない、また厳しさだけが強調される予算になるのではないかという思いで今議会に参加しました。しかし、議会が始まると、それは大きく考えを変えさせてくれる内容のものでした。私たち議員は、住民の不安と期待を背負って、この議会に真摯に臨んでいます。そして、その思いから、時には厳しい質疑や発言もさせていただいています。今議会の中でもそうでした。そして、この議会を通じて、以下2点のしっかりとした内容を確認できたので、私は賛成としました。  まず1点目、先ほどお話ししましたように大きな金額の削減にもかかわらず、あちこちで議論の中で、課長答弁の中からしっかりとしためり張りのある、やりたいことが見えている予算であるということが確認できました。その例を挙げると、昨年度28年度、重点項目は33項目でした。しかし、本年はそれが44項目となり、その重点化という姿勢の中に皆さんの思いをしっかりと感じました。  2点目は、ここのところ議会の中で盛んにやりとりしている内容ですが、予算がないなら積極的にアンテナを高くし、国の予算を勝ち取ろう、そうした努力を日常的にしてほしい、それが議員からのたくさんの発言となって、この場で行われました。今予算の中では、子育て支援センターを初め、そうした姿勢が全ての課長の皆さんから感じることができました。今後は、本年度厳しいとはいえ、住民の皆さんから見れば一円一円の積み重ねである大切な予算を、町長、副町長、課長を中心として執行されていくわけですが、重点化ということは、皆さんが44項目も重点化にしたということは、それは単なる言葉だけの問題ではなく、スピード感を持って何としてもこれを実現したいのだという、その思いが重点化という言葉であると思います。  どうかこれからの将来や未来に向けて、課長のみでなく、若手職員、とりわけ女性職員、そうした多くの力を生かし育てながら、この1年で胸を張って、私たちが予算議会で言ったことはしっかりとやりましたよ、そう決算のときに発言が出るような立派な執行をお願いしたいと思います。  以上、賛成の立場での討論といたします。 ○根岸成美議長 次に、原案に反対の討論ございますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 次に、賛成の討論はございますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第16号 平成29年度小川町一般会計予算を採決いたします。  本案に対する各常任委員長の報告は可決とするものであります。  各常任委員長の報告のとおり、本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○根岸成美議長 起立多数であります。  よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号 平成29年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)予算でありますが、本議案につきましては厚生文教常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査いただいておりますので、その結果について常任委員長から報告を求めます。  厚生文教常任委員会委員長髙橋さゆり議員、報告願います。          〔髙橋さゆり厚生文教常任委員長登壇〕 ◆髙橋さゆり厚生文教常任委員長 議長の命によりまして、厚生文教常任委員会の報告を申し上げます。  日時、平成29年3月14日、火曜日、午前10時招集。  会場、議会第1委員会室。  出席委員、髙橋さゆり委員長、田中照子副委員長、金子美登、戸口勝各委員、根岸成美議長にも出席していただきました。  議事等の説明及び記録のため出席を求めた者は、町長、町民、健康福祉、長生き支援各課長、議会事務局長議会事務局職員であります。  委員長開会宣言、午前10時。  署名委員、田中照子、金子美登両委員。  議事、本定例会より付託された休会中の審査事件。  議案第17号 平成29年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)予算の審査。  経過、本会議において内容説明が終了しているため、直ちに各節内容について審査し、採決の結果、全員一致をもって原案に賛成した。  結果、原案は可決すべきであると決定。  以上であります。 ○根岸成美議長 これより常任委員長の報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、原案に反対の討論はございますか。  1番、笠原武議員。          〔1番 笠原 武議員登壇〕 ◆1番(笠原武議員) 議長のお許しを得ましたので、平成29年度小川町国民健康保険特別会計予算に反対の立場で討論させていただきます。  国は平成30年度から、国保財政運営の責任主体を市町村から都道府県に移行する国民健康保険の都道府県化を行おうとしています。とにかく国の医療保険制度改革、私から見れば改悪ですが、それはいや応なしに各自治体への影響は避けられません。後期高齢者を特別扱いにすることも、基本的なこととして許されませんが、具体的な町民への町の対策としては、もっと具体的に言えば人間ドックとか、または肺炎などへの予防接種がもっと受けられるようにすべきです。もちろん予算があればということになるでしょうが、それを何とかしてもらいたい。するのが行政の努力だと思います。  また、保養施設への援助なども、周りの市町村と比べて低いです。小川町は1回2,000円、他の市町村の場合には、近隣の市町村3,000円です。何とかしていただきたいと思います。国保税も、もっと下げるための努力をお願いいたしまして、平成29年度小川町国民健康保険特別会計予算の反対討論とさせていただきます。 ○根岸成美議長 次に、原案に賛成の討論はありますか。  3番、笠原規弘議員。          〔3番 笠原規弘議員登壇〕 ◆3番(笠原規弘議員) 議席番号3、笠原規弘です。議長許可を得ましたので、議案第17号 平成29年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)予算につきまして、賛成の立場で討論いたします。  国民健康保険は、国民皆保険制度の中核として地域医療の確保と町民の健康維持増進に大きく貢献していますが、一方では無職者や低所得者など保険税の負担能力の低い被保険者が多いといった構造的な問題を抱えています。これに加え、小川町では急速な高齢化や医療技術の高度化に伴い、医療費は年々増加しております。  そうした状況の中、平成29年度当初予算は、国民保険税は前年比減額となったものの、前期高齢者交付金の増等により、前年度比4.8%の総額41億2,166万3,000円増の予算となっております。この予算には、特定健康診査や人間ドックの枠の拡大、健康マイレージシステム負担金などの町民の健康づくりの推進に加え、新規事業としてデータヘルス計画策定委託料の計上がなされております。この計画により、小川町に合った効率的、効果的な健康事業が企画され、医療費の適正化や町民の健康課題の解決につながると考えられます。また、平成30年度の広域化に向けたシステム改修費も計上され、しっかりと準備がなされております。さらに、一般会計からの繰り入れも法定外繰り入れ、いわゆる赤字繰り入れを行っておらず、国民健康保険財政の健全化を図られています。  以上のことから、議案第17号 平成29年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)予算につきまして賛成するものでございます。 ○根岸成美議長 次に、原案に反対の討論ございますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 賛成の討論はございますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第17号 平成29年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)予算を採決いたします。  本案に対する常任委員長の報告は可決とするものであります。  常任委員長の報告のとおり、本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○根岸成美議長 起立多数であります。  よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号 平成29年度小川町後期高齢者医療特別会計予算でありますが、本議案につきましても厚生文教常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査いただいておりますので、その結果について常任委員長から報告を求めます。  厚生文教常任委員会委員長髙橋さゆり議員、報告願います。          〔髙橋さゆり厚生文教常任委員長登壇〕 ◆髙橋さゆり厚生文教常任委員長 議長の命によりまして、厚生文教常任委員会の報告を申し上げます。  日時、会場、出席委員、議事等の説明及び記録のため出席を求めた者、委員長開会宣言、署名委員につきましては、議案第17号と同じでありますので、省略させていただきます。  議事、本定例会より付託された休会中の審査事件。  議案第18号 平成29年度小川町後期高齢者医療特別会計予算の審査。  経過、本会議において内容説明が終了しているため、直ちに各節内容について審査し、採決の結果、全員一致をもって原案に賛成した。  結果、原案は可決すべきであると決定。  以上であります。 ○根岸成美議長 これより常任委員長の報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、原案に反対の討論はありますか。  1番、笠原武議員。          〔1番 笠原 武議員登壇〕 ◆1番(笠原武議員) 議長のお許しを得ましたので、平成29年度小川町後期高齢者医療特別会計予算に対して反対の立場で討論させていただきます。  なぜ後期高齢者、つまり75歳以上を別にするのか。この制度ができたときは多くの反対がありましたが、結果的に実施されてしまいました。例の民主党が政権をとったとき、後期高齢者医療制度廃止を公約にしたことは有名です。それで政権をとったのですが、その公約をほごにしてしまいました。当然その政権が潰れるのは当たり前です。  私には、どうしてもこの理由が理解できません。75歳以上の方は無料にするというので、特別後期高齢者医療制度をつくるというなら話はわかりますが、そうではありません。高齢者になれば、医療費がかさむのは当然のことです。何かそれを見せしめにして、おまえたちはこんなに医療費がかかるのだと言っているような感じがします。かつては、70歳以上の高齢者は医療費が無料になりました。埼玉県は、畑革新県政のとき、時代でしたが、68歳から無料になりました。しかし、現在は見たとおりです。現在だって、やれないことはないのです。日本より経済基盤の低いヨーロッパ諸国の多くは、医療費、教育費は無料です。後期高齢者医療制度そのものに反対と同時に、これは国保の国保料ということになりますが、いわゆる保険料、そこよりも安くすることを要求して、反対討論といたします。 ○根岸成美議長 次に、原案に賛成の討論はありますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第18号 平成29年度小川町後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。  本案に対する常任委員長の報告は可決とするものであります。  常任委員長の報告のとおり、本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○根岸成美議長 起立多数であります。  よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号 平成29年度小川町介護保険特別会計(保険事業勘定)予算でありますが、本議案につきましても厚生文教常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査いただいておりますので、その結果について常任委員長から報告を求めます。  厚生文教常任委員会委員長髙橋さゆり議員、報告願います。          〔髙橋さゆり厚生文教常任委員長登壇〕 ◆髙橋さゆり厚生文教常任委員長 議長の命によりまして、厚生文教常任委員会の報告を申し上げます。  日時、会場、出席委員、議事等の説明及び記録のため出席を求めた者、委員長開会宣言、署名委員につきましては、議案第17号と同じでありますので、省略させていただきます。  議事、本定例会より付託された休会中の審査事件。  議案第19号 平成29年度小川町介護保険特別会計(保険事業勘定)予算の審査。  経過、本会議において内容説明が終了しているため、直ちに各節内容について審査し、採決の結果、全員一致をもって原案に賛成した。  結果、原案は可決すべきであると決定。  午後2時55分閉会。  以上であります。 ○根岸成美議長 これより常任委員長の報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、原案に反対の討論はございますか。  1番、笠原武議員。          〔1番 笠原 武議員登壇〕 ◆1番(笠原武議員) 議長のお許しを得ましたので、平成29年度小川町介護保険特別会計(保険事業勘定)予算に対する反対の立場での討論をさせていただきます。  本来、このような介護事業は保険制度で行うべきでなく、公費だけで賄うべきものと思います。もともとはなかった制度です。全国民に負担を負わせる制度、つまり税金を取るのと同じです。税と言わないだけです。この制度ができたとき、考えてみれば国民はそれだけ増税されたことになったのです。国の政治の悪さを如実に物語っています。オスプレイ17機を買わないで介護のほうに回せば、全くいいと思います。  そして、その介護の今中身を見ても、よくする方向ではなくて利用者の負担をふやし、対応も悪くしています。また、しようとしています。例えば、要支援認定者や介護1などの軽度障害の人には自立を促すなどと言って、介護器具などを取り上げたりしようとしています。また、しています。そのため、かえってそういう人は動かなくなり、容体を悪くしています。介護保険制度そのものに反対であると同時に、保険料を安くすることを要求して、反対討論といたします。 ○根岸成美議長 次に、原案に賛成の討論はありますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 原案に反対の討論はありますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第19号 平成29年度小川町介護保険特別会計(保険事業勘定)予算を採決いたします。  本案に対する常任委員長の報告は可決とするものであります。  常任委員長の報告のとおり、本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○根岸成美議長 起立多数であります。  よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号 平成29年度小川町下水道事業特別会計予算でありますが、本議案につきましては経済建設常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査いただいておりますので、その結果について常任委員長から報告を求めます。  経済建設常任委員会委員長大戸久一議員、報告願います。          〔大戸久一経済建設常任委員長登壇〕 ◆大戸久一経済建設常任委員長 議長の命によりまして、経済建設常任委員会の報告を申し上げます。  日時、会場、出席委員、議事等の説明及び記録のため出席を求めた者、委員長開会宣言、署名委員につきましては、議案第16号と同じでありますので、省略させていただきます。  議事、本定例会より付託された休会中の審査事件。  議案第20号 平成29年度小川町下水道事業特別会計予算の審査。  経過、本会議において内容説明が終了しているため、直ちに各節内容について審査し、採決の結果、全員一致をもって原案に賛成した。  結果、原案は可決すべきであると決定。  以上であります。 ○根岸成美議長 これより常任委員長の報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて質疑を終結いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第20号 平成29年度小川町下水道事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する常任委員長の報告は可決とするものであります。  常任委員長の報告のとおり、本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○根岸成美議長 起立全員であります。  よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号 平成29年度小川町農業集落排水事業特別会計予算でありますが、本議案につきましても経済建設常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査いただいておりますので、その結果について常任委員長から報告を求めます。  経済建設常任委員会委員長大戸久一議員、報告願います。          〔大戸久一経済建設常任委員長登壇〕 ◆大戸久一経済建設常任委員長 議長の命によりまして、経済建設常任委員会の報告を申し上げます。  日時、会場、出席委員、議事等の説明及び記録のため出席を求めた者、委員長開会宣言、署名委員につきましては、議案第16号と同じでありますので、省略させていただきます。  議事、本定例会より付託された休会中の審査事件。  議案第21号 平成29年度小川町農業集落排水事業特別会計予算の審査。  経過、本会議において内容説明が終了しているため、直ちに各節内容について審査し、採決の結果、全員一致をもって原案に賛成した。  結果、原案は可決すべきであると決定。  以上であります。 ○根岸成美議長 これより常任委員長の報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第21号 平成29年度小川町農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する常任委員長の報告は可決とするものであります。  常任委員長の報告のとおり、本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○根岸成美議長 起立全員であります。  よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号 平成29年度小川町水道事業会計予算でありますが、本議案につきましても経済建設常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査いただいておりますので、その結果について常任委員長から報告を求めます。  経済建設常任委員会委員長大戸久一議員、報告願います。          〔大戸久一経済建設常任委員長登壇〕 ◆大戸久一経済建設常任委員長 議長の命によりまして、経済建設常任委員会の報告を申し上げます。  日時、会場、出席委員、議事等の説明及び記録のため出席を求めた者、委員長開会宣言、署名委員につきましては、議案第16号と同じでありますので、省略させていただきます。  議事、本定例会より付託された休会中の審査事件。  議案第22号 平成29年度小川町水道事業会計予算の審査。  経過、本会議において内容説明が終了しているため、直ちに各節内容について審査し、採決の結果、全員一致をもって原案に賛成した。  結果、原案は可決すべきであると決定。  閉会、午後3時35分。  以上であります。 ○根岸成美議長 これより常任委員長の報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第22号 平成29年度小川町水道事業会計予算を採決いたします。  本案に対する常任委員長の報告は可決とするものであります。  常任委員長の報告のとおり、本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○根岸成美議長 起立全員であります。  よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩といたします。休憩はおおむね10分といたします。                                   (午前11時04分) ○根岸成美議長 再開いたします。                                   (午前11時15分) △休会中の付託事件に対する委員長報告(請願第1号)、質疑、討論、採決 ○根岸成美議長 日程第2、休会中の付託事件に対する委員長報告に入ります。  休会中常任委員会に審査いただいております請願は、厚生文教常任委員会1件であります。  請願第1号につきまして、審査結果の報告を求めます。  厚生文教常任委員会委員長髙橋さゆり議員、報告願います。          〔髙橋さゆり厚生文教常任委員長登壇〕 ◆髙橋さゆり厚生文教常任委員長 おはようございます。議席番号7、髙橋さゆりです。議長の命によりまして、厚生文教常任委員会の報告を申し上げます。  日時、平成29年3月14日、火曜日、午前10時招集。  会場、議会第1委員会室。  出席委員、髙橋さゆり委員長、田中照子副委員長、金子美登、戸口勝各委員。  委員長開会宣言、午前10時。  署名委員、田中照子、金子美登両委員。  議事等の説明及び記録のため出席を求めた者、議会事務局長議会事務局職員。  議事、本定例会より付託された休会中の審査事件。  請願第1号 「すべてのアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める請願書」の審査。  経過、請願内容について審査し、採決の結果、賛成少数をもって不採択と決定した。  結果、本請願は不採択とすべきと決定。  以上であります。 ○根岸成美議長 これより委員長報告に対する質疑に入ります。  2番、井口亮一議員。 ◆2番(井口亮一議員) 委員長報告に対して3点質疑をいたします。  まず、国民に与えられた請願権ですけれども、憲法第16条に規定された参政権などと並ぶ国民に与えられた重要な民主主義の構成要素としても重要な権利です。こうした請願権を前提に委員会では審査をされたのかどうか。  2点目、請願については地方自治法の第124条にも規定し、我々議員の必携などについてもどのように審査をするのかについて、願意の妥当性について審査をするということが我々の旨とされているわけですが、願意の妥当性について審査を行ったのかどうか。  3点目ですけれども、民間ではお客様に対して顧客満足度を実現するということは常識的な配慮で、私も毎日仕事を通してお客様が持っている要望や要求、文書に示されたもの、あるいは言葉に示されたもの、十分示し切れなくても心の中に秘めたもの、そういったものを酌み取って、しっかり実現するようにということを話をしていますけれども、住民の側が請願をするということに対して、住民に対して満足度をどう実現していくかということは、日ごろ常任委員会の中でよく言われている子育てを支援するだとか、住み続けていただくためにこうした住民サービスをするだとか、いろいろ議論されていますけれども、自分たちの要望を実現するために選挙で投票するだけではなくて、そういう要望を請願にして出す。これについて丁寧に対応して、誠実に住民に応える。そういうことが、これから住み続けてもらうためにも重要な要素だというふうに私は思っていますけれども、そういう観点に立って審査をしていただけたのかどうか。この3点について伺います。 ○根岸成美議長 休憩いたします。                                   (午前11時21分) ○根岸成美議長 再開いたします。                                   (午前11時22分) ○根岸成美議長 井口亮一議員の質疑に対して答弁を求めます。  厚生文教常任委員会委員長髙橋さゆり議員、答弁願います。 ◆髙橋さゆり厚生文教常任委員長 1点目から3点目なのですけれども、一括で答弁してよろしいでしょうか。  さまざまなお話を今伺いましたけれども、今回の請願につきましては2回目であるということで、前回のものをもとにして、そんな観点で審査をさせていただきました。それで、住民の願意は本当にそういうことを厚生文教常任委員会としても酌み取っていかなければいけないというところなのですけれども、議員必携のほうに司法のものに議会は介入しないとありました。今回そこを根本として皆さんの議論になり、このようなことになりました。  以上です。 ○根岸成美議長 再質疑を許可いたします。  井口亮一議員。 ◆2番(井口亮一議員) 3点に分けて質疑をしたのですけれども、一括で1つにまとめられてしまいましたけれども、妥当性については認識をされているようです。司法の問題が出てきましたけれども、司法という表現は行政や立法もある三権分立の一つをなす手法について指しているわけです。  皆さん方は、前に座って行政を行っている。我々は、議会で行政を行うための定めについて議論をしている。いわば立法にかかわる部分です。立法にかかわる部分が司法で係争中だから、このことについて物事を論じないということになったら、これは三権分立成り立たないのです。私はそのように思いますけれども、その辺についていかがですか。 ○根岸成美議長 井口議員の再質疑に対し答弁を求めます。  髙橋委員長、答弁願います。 ◆髙橋さゆり厚生文教常任委員長 委員会では皆さんの意見を聞きながら、係争中の案件である中、議会は判断すべきではないというふうに判断しました。 ○根岸成美議長 井口議員。 ◆2番(井口亮一議員) 今回2回目の請願であるというお話が報告されましたけれども、それも1回目の請願の延長線で議論しているようですけれども、このように願意が妥当なものを為にする議論を繰り返してこのようなことをやっていると、請願をした人たちの心をただもてあそぶことになって、とても失礼な、国民に与えられた権利を我々はじゅうりんしてしまうおそれさえあると私は思っている重大な案件だと思います。このようなことで審査が行われ、不採択にされていいものかどうか、この点最後に確認を委員長にしたいと思います。 ○根岸成美議長 井口議員の再々質疑に対し答弁を求めます。  髙橋委員長、答弁願います。 ◆髙橋さゆり厚生文教常任委員長 今回不採択ですので、その数字に基づいて、私は今回不採択をさせていただきました。  以上です。 ○根岸成美議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、委員長報告に対して反対の討論はありますか。  1番、笠原武議員。          〔1番 笠原 武議員登壇〕 ◆1番(笠原武議員) 議長のお許しを得ましたので、委員長報告に反対する立場で討論いたします。  私は、ご存じのとおり紹介議員になっています。この請願に反対する理由は何だろうと私は考えました。これしか考えられません。請願者が埼玉土建という労働組合であり、紹介者が日本共産党の笠原武である。だから反対。私は、どうしてもこれしか私には考えられない。なぜなら、内容が余りにも当然のことだからです。  ただいまの質疑に対する答弁も、私から聞けば答弁になっていません。アスベスト被害者の悲痛な訴え、叫びに唾をかけるようなことができるのだろうか。反対の理由も、全く理由になっていません。12月議会のときには、内容には全く異議がないのですがと言いながら、文面の中に建設労働者以外の被害者救済の文言がないなどというのが主たる反対理由でした。だから、請願者はそれをつけ加えて出したのです。なのに、また反対。  厚生文教常任委員会の審議にも、今回は傍聴。12月議会のとき十分説明してありますから、今回は傍聴させていただきました。その中での反対意見。12月議会のときにも出ていましたが、先ほどもまたありましたけれども、最初の反対の中にはこういうのがあります。小川町のアスベスト被害者がどのくらいいるか、数が示されていない。これは数の問題ではありません。例えばです。小川町は、実際には数え切れないほど被害者がいますが、小川町に被害者がいなくとも、この請願の中身は採択するに値するものです。小川町の被害者がわからないと言っている本人も、私は被害者を知っていると言っていました。もちろんこの笠原武、私も被害者から訴えを聞いたこともあります。知っています。しかし何人いるか、それは私は紹介議員として調べてはありません。  それから、もっと常識を欠くと言ってもいい理由、先ほどの質疑、答弁の中にもありましたが、裁判にかけられている問題だから司法に任せればいいといった意見、これは全く民主主義社会の原則を知らないのかと言いたくなります。三権分立は、民主主義社会、民主政治の原則です。司法、立法、行政に対して国民が運動するのは自由です。権利です。それが認められない政治を独裁政治と言うのです。今までにも、幾つもの冤罪がありました。死刑が無罪になりました。みんな国民の運動が基盤にありました。それがもとで裁判のやり直し等が勝ち取られたのです。しかも、このアスベスト被害に対する裁判結果は、今まで出たもので特に悪いものはありません。ただ、政治の対応がおくれているのです。それをきちんとやってくれというのが、この請願です。  民主主義を否定するような反対意見は絶対に認められません。アスベスト被害者の悲痛な叫びをぜひ聞いてほしいと思います。この請願が否決されたときは、請願者はもちろんのこと、小川町にも数百人の埼玉土建の組合員がいます。請願者はもちろんのこと、この請願内容を認めてくださる町民と力を合わせて、反対した議員たちの公表も含め、小川町議会の非情さを大きく宣伝していくことをここに宣言し、請願採択を訴え、厚生文教常任委員会の決定に反対する立場で討論いたしました。 ○根岸成美議長 次に、委員長報告に対し賛成の討論はありますか。  4番、田中照子議員。          〔4番 田中照子議員登壇〕 ◆4番(田中照子議員) 議席番号4番、田中照子、委員長報告に対し、賛成の立場で討論します。  まず、本請願は12月議会において提出され、建設業従事者のアスベスト被害の早期救済解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める請願書と同じ内容であると私は認識しています。12月議会では、この請願を特定の産業への救済に偏ることなく、アスベストによる全ての被害者に対する解決と救済を図るものとして再度検討していただくことを強く要望し、不採択に賛成討論しました。しかし、今回提出された請願は、表題こそ変わっていますが、内容は前回と変わっていません。  また、12月の厚生文教委員会で質疑した、先ほど反対討論の笠原武議員の中にもありましたが、小川町議会で採択することを踏まえると、小川町において想定される建設業アスベスト被害者、アスベスト使用の既存の建物等の実態把握の回答もいまだにありません。クボタのアスベスト石綿吸引による健康被害、中皮腫、肺がん等が問題になってから11年が経過し、平成23年8月30日には改正石綿健康被害救済法が公布され、特別遺族、これ前回もお話ししましたが、その家族にも及んでいる。遺族給付金の請求期限の延長、これは平成34年でしょうか、支給対象も拡大されています。さらに、今回事業主の皆様のところには、このアスベストに関する関係の調査等も最近配付されたと聞いています。被害者救済は1万2,000人を超え、労災認定を含めると2万人以上となっています。また、アスベスト疾患による労災認定者は建設業が多く、全企業の5割以上を占めています。  こういった現状を踏まえると、本請願の願意は理解するものの、係争中の裁判事件異議申し立て等に関するものは、先ほど井口議員からありましたように、議員必携の中にある議員の権限事項の範囲を超えているものと私は捉えます。ちょっと私も勉強したところによりますと、地方議会においては係争中のものは請願取り扱いしないとしっかり明記しているものもあります。本小川町議会においても、この辺は今後の検討課題となっていくと思います。  また、司法の判断を重視しないとする旨には賛同できるものではありません。先ほど笠原武議員からありました、私の本当に身近な人がアスベスト被害に遭いました。医者に行ったときは、もう手おくれでした。中皮腫です。そして、そのご家族と話したときに、何を家族が言ったかというと、私すぐ駆けつけて、申請してください、医師から言われたそうです。すぐに認定されました。さらにその後、そのご家族とお話ししたところによりますと、自分がこういった被害者であるとは気づかなかった。私たちがやるべきことは、小川町の住民に寄り添うのであるならば、今ここで私が申し上げたいのは、やはり自分がそういう被害者であるかもしれないという啓発を町として行い、一人でも多くの命を救いたい、私は本当にそう思いました。本当に身近な人が亡くなりました。          〔「そういうのはちっとも理由にならない」と言う人あり〕 ◆4番(田中照子議員) そうではないです。今まで……          〔「討論になっていない」と言う人あり〕 ◆4番(田中照子議員) 討論しているのですから、そのことは組み立てて聞いていただきたいと思います。先ほど申し上げましたように、係争中のものに関しましては、地方議会では明記しているものがあると私は認識しています。  ちょっと繰り返しになりますが、地方の判断を重視しないとする趣旨には賛同できません。アスベスト被害者は、各業界に、そしてこの小川町にも潜在的にいると思います。そういった意味から、ほかの業界を考えると、前回の本議会でも述べましたが、議員必携にある公益、公正性にも欠けていると思います。  なぜこう言うかというと、「すべての」という形で表題を変えただけであって、あくまでも建設業界に偏っているからです。私は、この請願の内容をさらに精査し、特定の産業への救済に偏ることなく、そして小川町のここにいらっしゃる皆様が本当にそういう人たち、可能性がある人たちを救うという立場で、このアスベストの全ての被害者に対する解決と救済を図るものとして、再度研究調査し、検討していただくことを強く要望します。委員長報告に対し、賛成討論といたします。  以上です。 ○根岸成美議長 次に、委員長報告に対して反対の討論はありますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 次に、委員長報告に対して賛成の討論はありますか。          〔「なし」と言う人あり〕根岸成美議長これにて討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  請願第1号についての委員長報告は不採択とするものでありますが、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。          〔「異議なし」「異議あり」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 異議あるということでございます。ご異議がございますので、起立により採決を行います。  この請願に対する委員長報告は不採択とするものであります。  委員長の報告のとおり、不採択とする議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○根岸成美議長 起立多数であります。  よって、請願第1号は不採択と本会議で決しました。 △議案第25号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○根岸成美議長 日程第3、議案第25号 柳町橋耐震補強工事請負変更契約の締結についてを議題といたします。  本議案に対する提案理由の説明を求めます。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議案第25号 柳町橋耐震補強工事請負変更契約の締結につきまして、提案理由を申し上げます。  本工事施工のための仮設道路の整備及び落橋防止装置の製作に当たり、不測の工事期間と工事費を要したため、工事請負変更契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○根岸成美議長 続いて、内容説明を求めます。  嶋田建設課長、説明願います。          〔嶋田憲男建設課長登壇〕 ◎嶋田憲男建設課長 命により、議案第25号 柳町橋耐震補強工事請負変更契約の締結について、その内容のご説明をさせていただきます。  お手元にご配付してございます議案第25号及び議案第25号資料をごらんいただきたいと存じます。  平成28年9月9日付請負契約を締結いたしました柳町橋耐震補強工事について、変更請負契約を締結するため議会の議決を求めるものでございます。  1、契約の目的でございますが、柳町橋耐震補強工事でございます。  2、履行期限でございますが、変更前平成29年3月31日を変更後平成29年6月20日とするものでございます。  3、契約金額でございますが、変更前5,745万6,000円を変更後6,375万7,800円とするものでございます。  4、契約の相手方でございますが、埼玉県比企郡川島町大字牛ヶ谷戸489、株式会社島村工業、代表取締役島村健でございます。  主な理由でございますが、10月末時点での河川水位が想定よりも下がらず、急遽現場下流の河床を掘削し、水位を下げる工事を実施し、また11月中旬からの雨天のため、仮設道路用流用土のストックヤード、総合グラウンド野球場予定地の地盤が悪化したことにより、流用土及び大型土のうの搬出が困難な日が続いたこと、さらに流用土の土質が軟弱な状態になり、工事の進捗に大きく影響いたしました。また、この流用土が軟弱な状態になったことが大型土のうの数量をふやすことになり、さらに砕石を使用した大型土のうを使用する要因にもなりました。  落橋防止装置を製作するに当たり、設置先の既設橋台、橋脚及び橋桁に落橋防止装置を固定するアンカーボルトを施工する際、既設橋台、橋脚及び橋桁の鉄筋が支障となり、当初計画した位置に施工することができないことが判明したため、落橋防止装置の形状を変更する必要が生じ、変更設計図面作成及び構造計算の確認作業に不測の期間を要するため、また落橋防止装置の形状変更に伴い、材料費などの工場製作費等の増額を要するためでございます。以上のことから、履行期限の延長と契約金額の変更を行うものでございます。  以上で議案第25号 柳町橋耐震補強工事請負変更契約の締結についての内容説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 ○根岸成美議長 これより質疑に入ります。  11番、大戸久一議員。 ◆11番(大戸久一議員) この工事が国の補助金等で、当初から期間に厳しい状況があったというのは、いろいろな議論の中ではっきりわかりました。理解できます。ただし、今工事の図面のとおりに鉄筋が入っていなかった、あるいは土のうのやりとりのために工期延長、あるいは予算がふえてしまった、そのような状態を考えると、また同じようなことが繰り返される可能性もありますので、この柳町橋補強工事の設計者、そして工事管理者、そして工程管理者、さらに町の本工事への役割等をお聞かせいただければと思うのですが、よろしくお願いします。 ○根岸成美議長 大戸久一議員の質疑に対し、答弁を求めます。  嶋田建設課長、答弁願います。 ◎嶋田憲男建設課長 ご答弁申し上げます。  この設計に当たっては、橋りょうのほうの専門の業者に委託をして設計を上げてもらっております。町のほうから、その資料といたしまして、建設当時の橋の竣工図と、近隣で、県で施工いたしました川の横断図等の資料を提供し、設計をしていただきました。設計の管理としましては、担当者と、建設課内の上司としまして主幹及び私ということで進行管理等を行っております。あと、委託業者に対して、そういう建築とは違いまして管理業務というのは発注はしておりません。町の職員で対応をとっているということです。  以上です。 ○根岸成美議長 大戸久一議員、再質疑を許可いたします。 ◆11番(大戸久一議員) 再三にわたって、ここのところ当町では工期延長等数々の例があるのですが、管理者というか、工事の当時も、計画した当初の橋りょう工事のときに行った鉄筋が図面のとおりに入っていなかったということは、また同じことが繰り返される可能性があるわけですけれども、それぞれの役割の人がそれぞれの役割をしっかり果たしていれば今回のようなことは、少なくとも被害というか、工期延長あるいは予算の設計変更等が少なくて済んだのではないかなと思うのです。  私は、消防署及び西中、いろいろな時点でそのようなことを再三出るたびに設計者及び管理者、あるいは町の職員の対応等、それぞれの人がそれぞれの役割を果たしていれば今回のようなことにはならないで済むのではないかなと思うのですが、人間ですから1度や2度は確かに失敗とか間違いはあるものですが、余りにもそういう例が多いので、町民にしっかり説明する上でも、町のそれらの取り組みについてしっかり今後対応していただきたいと思うのですが、町長そして副町長に今後の対応について答弁をお願いしたいと思います。 ○根岸成美議長 大戸議員の再質疑に対し、答弁を求めます。  大山副町長、答弁願います。 ◎大山澄男副町長 お答え申し上げます。  今後こういったことを繰り返さないように、しっかり町に対応してほしいという質疑でございますけれども、町といたしましても今後の工事の進捗管理につきましては、請負業者への管理指導も含めまして、町の職員の専門性の向上が極めて重要なことと考えております。そういったことから、町職員の技術的、専門的知識の向上、育成を図っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○根岸成美議長 大戸久一議員。 ◆11番(大戸久一議員) いずれにしても、二度と同じことを繰り返すことのないように、庁内で何が原因でこういうことになってしまうのかというのは、しつこいようですが、しっかり議論をしていただきまして、それをお願いしまして質疑を終わりにさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○根岸成美議長 ほかに質疑ございますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕
    根岸成美議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  反対の討論でよろしいですか。  1番、笠原武議員。          〔1番 笠原 武議員登壇〕 ◆1番(笠原武議員) 議長のお許しを得ましたので、反対の立場で討論させていただきます。  本議会でも、また全員協議会でも十分論議をしましたので、中身はよくわかりました。私は、こういうことについてはもちろん専門外であり、工事についてはわかりませんでしたが、いわゆる契約したことが、中身が違ってしまったのでだめになったということです。しかし、これを町民に説明する場合に、私は納得してもらえないと思います。やはり契約した以上は企業が責任を持って、その不足分といいますか、ここでいえば600万円ですか、その負担はすべきだと思います。この600万円、もし奨学金または高齢者のために使っていただければ本当にありがたいと思う額です。  いずれにしましても、今回企業が負担すべきだという意味を持って、反対の立場で討論いたしました。 ○根岸成美議長 次に、賛成の討論はございますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて討論を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第25号 柳町橋耐震補強工事請負変更契約の締結についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○根岸成美議長 起立多数であります。  よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 △議案第26号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○根岸成美議長 日程第4、議案第26号 小川中央陸橋耐震補強工事請負変更契約の締結についてを議題といたします。  本議案に対する提案理由の説明を求めます。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議案第26号 小川中央陸橋耐震補強工事請負変更契約の締結につきまして、提案理由を申し上げます。  本工事に使用する落橋防止装置製作に当たり、装置の形状変更が生じ、構造計算等に不測の期間を要したため、工事請負変更契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○根岸成美議長 続いて、内容説明を求めます。  嶋田建設課長、説明願います。          〔嶋田憲男建設課長登壇〕 ◎嶋田憲男建設課長 命により、議案第26号 小川中央陸橋耐震補強工事請負変更契約の締結について、その内容のご説明をさせていただきます。  お手元にご配付してございます議案第26号及び議案第26号資料をごらんいただきたいと存じます。  平成28年12月13日付請負契約を締結いたしました小川中央陸橋耐震補強工事について、変更請負契約を締結するため議会の議決を求めるものでございます。  1、契約の目的でございますが、小川中央陸橋耐震補強工事でございます。  2、履行期限でございますが、変更前平成29年3月31日を変更後平成29年9月29日とするものでございます。  3、契約の相手方でございますが、埼玉県比企郡小川町大字青山375番地5、株式会社ヤマグチ工務店、代表取締役山口徹朗でございます。  主な理由でございますが、落橋防止装置を製作するに当たり、詳細調査の結果、設置先の既設橋台、橋脚及び床板に落橋防止装置を固定するアンカーボルトを施工する際、既設橋台、橋脚及び床板の鉄筋が支障となり、当初計画した位置に施工することができないことが判明したため、落橋防止装置の形状を変更する必要が生じ、変更設計図面作成及び構造計算の確認作業に不測の期間を要するため、履行期限を延長するものでございます。  以上で議案第26号 小川中央陸橋耐震補強工事請負変更契約の締結についての内容説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 ○根岸成美議長 これより質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第26号 小川中央陸橋耐震補強工事請負変更契約の締結についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○根岸成美議長 起立全員であります。  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 △議案第27号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○根岸成美議長 日程を続けます。  日程第5、議案第27号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  本議案に対する提案理由の説明を求めます。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議案第27号 小川町教育委員会委員の任命について、提案理由を申し上げます。  小川町教育委員会委員岡本圭子氏より平成29年3月31日をもって辞職したい旨の願いが提出されたため、後任者に関根栄子氏を選任することについて同意を得たいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、この案を提出するものであります。  なお、同氏の略歴等につきましては、議案第27号資料をごらんいただきまして、ご同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○根岸成美議長 これより直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第27号 教育委員会委員の任命についてを採決いたします。  この採決は起立によって行います。  本件はこれに同意することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○根岸成美議長 起立全員であります。  よって、議案第27号は同意することに決しました。 △特定事件の特別委員会付託について ○根岸成美議長 日程第6、特定事件の特別委員会付託を議題といたします。  議会報発行についてを小川町議会広報発行特別委員会にご付託申し上げ、閉会中の継続調査とすることにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 ご異議なしと認め、そのように決しました。 △閉会中の継続調査の申し出について ○根岸成美議長 日程第7、閉会中の継続調査の申し出を議題といたします。  議会運営委員会委員長から、会議規則第74条の規定により、閉会中の継続調査の申し出をいただいておりますので、議会運営委員会委員長の発言を求めます。  委員長、戸口勝議員。          〔戸口 勝議会運営委員長登壇〕 ◆戸口勝議会運営委員長 15番、戸口です。議長の命によりまして、閉会中の継続調査を申し出ます。  平成29年3月21日、小川町議会議長、根岸成美様。小川町議会運営委員会委員長、戸口 勝。  閉会中の継続調査の申し出について  本委員会は、所管事務のうち次の事件について、閉会中の継続調査を要するものと決定したので、会議規則第74条の規定により申し出ます。                      記  1 事  件 本会議の会期日程等議会の運営に関する事項並びに議長の諮問に関する事項  2 期  限 調査が終了するまで  以上です。 ○根岸成美議長 お諮りいたします。  ただいま委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○根岸成美議長 ご異議なしと認めます。  委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。  以上で本定例会の議事は全部終了いたしました。 △町長挨拶 ○根岸成美議長 この際、町長より挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議長から発言のお許しをいただきましたので、平成29年第1回議会定例会を閉会するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  本定例会におきましては、去る3月1日開会以来、本日までの21日間にわたり、平成29年度一般会計当初予算を初めとする重要案件につきましてご審議いただきました。議員各位におかれましては、極めて熱心かつ慎重なご審議を賜り、ご提案申し上げました議案いずれもご議決をいただき、また本日ご提案申し上げました追加議案及び人事案件につきましてもご議決、ご同意をいただき、ここに閉会できますことを深く感謝申し上げる次第でございます。  本定例会の会期中、本会議での一般質問を初め議案審議の過程におきましていただきました貴重なご意見、ご提言につきましては、現下の諸情勢を踏まえ、今後の町政執行に生かしてまいる所存であります。議員各位におかれましては、一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。  さて、平成28年度も残すところ数日となりました。年度末、何かとご多用のことと存じますが、ご健勝にてご活躍されますようご祈念申し上げ、まことに簡単ではありますが、閉会に当たりましてのご挨拶といたします。  まことにありがとうございました。 △閉会の宣告 ○根岸成美議長 これをもちまして平成29年第1回小川町議会定例会を閉会いたします。  お疲れさまでした。                                   (午後 零時08分)...