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03月08日-05号

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  1. 越生町議会 2022-03-08
    03月08日-05号


    取得元: 越生町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-25
    令和 4年  3月定例会(第1回)           令和4年第1回(3月)越生町議会定例会議 事 日 程 (第5号)                            令和4年3月8日(火)午前9時30分開議日程第 1 一般質問出席議員(11名)     1番   岩  田  眞  一  君      2番   長  根  弘  倫  君     3番   島  野  美 佳 子  君      5番   髙  橋  一  正  君     6番   関  根  真  一  君      7番   池  田  か つ 子  君     8番   金  子  公  司  君      9番   宮  﨑  さ よ 子  君    10番   木  村  好  美  君     11番   水  澤     努  君    12番   宮  島  サ イ 子  君欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名  町   長   新  井  康  之  君   副 町 長   三  浦  道  弘  君  総 務 課長   町  田  和  久  君   企 画 財政   池  田  好  雄  君                          課   長  会 計 課長   松  本  和  彦  君   税 務 課長   横  田  惠  嗣  君  町 民 課長   岩  沢     清  君   健 康 福祉   奥  泉  隆  雄  君                          課   長  子育て支援   長  島  伸  子  君   産 業 観光   吉  田     正  君  課   長                   課   長  まちづくり   田  中     広  君   水 道 課長   戸  口  孝  史  君  整 備 課長  教 育 長   原  口     仁  君   学 務 課長   関  口     学  君  生 涯 学習   山  口  辰  仁  君  課   長                                              本会議に職務のため出席した者の職氏名  事 務 局長   中  島  義  仁      書   記   福  田     実  書   記   松  澤  義  幸 △開議の宣告 ○議長(宮島サイ子君) ただいまの出席議員数は11人です。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) △議事日程の報告 ○議長(宮島サイ子君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程第5号のとおりです。 △一般質問 ○議長(宮島サイ子君) 日程第1、一般質問を行います。  通告順に行いますので、ご了承願います。                                                     ◇ 金 子 公 司 君 ○議長(宮島サイ子君) 8番、金子公司君。          〔8番 金子公司君登壇〕 ◆8番(金子公司君) 議席番号8番、金子公司です。傍聴の皆様、お寒い中、早朝より傍聴本当にありがとうございます。議長のお許しを得ましたので、通告に従い一般質問させていただきます。私の質問件名は2件です。  まず1件目、森林の維持整備と活用によって、町民から期待される自治体を目指しましょう。令和3年12月議会定例会一般質問で、私は「豊かな町有林を将来子供たち、孫たちに手渡すための維持、整備、活用について」を質問しました。町の面積の70%が森林であり、あらゆる可能性のある資源です。自治体も脱炭素を進めていくことが大切になってきています。脱炭素目標を掲げて「緑の都市」を目指してはいかがでしょうか。そのためには現状を把握し、課題を明らかにして方策を考えていかなければならないと思います。高齢化により、山の管理が非常に困難になっています。今対策を取らないと人材育成ができなくなります。すぐにでも取り組んでいこうではありませんか。  森林の維持整備、財産であり資源でもある木材活用によって、町民から期待される自治体を目指そうではありませんか。  (1)、龍ヶ谷、麦原地域の町有林面積現況と課題は。  (2)、前回質問で、主な町有林の課題が挙がっています。  ア、杉、ヒノキの人工林(大高取山付近、黒山地域)は伐採の適齢期になっていて、計画的な搬出間伐が必要と思っているとのことですが、今後これに対応するスケジュールはどうなっていますか。  イ、大満地域については1筆ごとの面積が1ヘクタール未満の山林が多く、一段となっていないため利用が難しい状況であり、上野地域についても1筆ごとの面積が0.3ヘクタール未満の山林が多く、やはり一段となっていないため、利用が難しいとのことです。町有林を資源として生かしていくための具体的な方策は何かないでしょうか。他自治体で同じような案件で成功例はないのでしょうか。  ウ、町有林約186万平米は数か所に分かれていて、民地との混在は作業を実施する上で様々な問題が想定されますが、現在それぞれが民地との境界も明確ではありません。まず境界をはっきりさせるため、目印等の設置は考えていますか。  (3)、越生町森林整備計画について。平成30年4月から10年間を計画期間として、様々な事項や基準が定められています。森林整備の現状と課題で、長期的視野に立って適切な維持管理と整備、多方面にわたる森林資源の積極的な利用展開の必要性が記されています。また、住民参加による森林整備に関する事項で取組に関する事項があります。  ア、地域住民の心に、自然の大切さとふるさとへの愛着を育むため、森林との触れ合いの場の提供の具体的な場所は。  イ、森林への関心を持ってもらうための森林体験プログラムの検討は。  ウ、森林づくりへの直接参加の推進はどのように行いますか。  エ、町内の小中学生をはじめとした青少年の心に自然の大切さとふるさとへの愛着を育むため、学校や公民館等に青少年健全育成事業は。  オ、民間企業を対象にした森林・林業体験プログラム作りは。  質問件名2、埼玉版スーパーシティプロジェクトについて。2018年3月30日に公表された越生町立地適正化計画が、その後具体的に進んでいるとは思われません。埼玉県では埼玉版スーパーシティプロジェクトを掲げ、まちづくりの主体となる市町村、住民、民間企業とともに20年、30年将来に向けた超少子高齢化社会に適応したまちづくりを進めることにしました。基本的考え方(骨格)を策定し、市町村とプロジェクトに基づくまちづくりについて協議が進められ、11の市町村とありますけれども、これは11の市と町だと思うのですが、第1弾として取り組むことになり、2022年1月31日にオンラインでそれぞれのプロジェクトについて発表がありました。越生町は、この埼玉版スーパーシティプロジェクトについてどう考えていますか。  以上、ご答弁よろしくお願いします。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) おはようございます。それでは、金子議員さんからのご質問のうち、質問件名1の(1)、(2)及び(3)のア、イ、ウ、オにつきまして、産業観光課からお答え申し上げます。  初めに、(1)についてでございますが、龍ヶ谷地区の町有林の面積は約26ヘクタールで、現況は杉、ヒノキ、広葉樹の山林となっております。龍ヶ谷地内で50年以上前から管理してきた町有林につきましては、一段となっており、約10年前に搬出間伐を行ったところでございます。平成以降、個人の方から寄附を受けた山林につきましては、急傾斜地であり一段となっていないことが課題であると考えております。  麦原地区の町有林につきましては、面積は約13ヘクタールで、現況は杉、ヒノキの人工林となっております。課題につきましては、個人から寄附を受けた山林がほとんどで、前所有者の方が県と分収林契約を結んでいたため、町有地ではありますが、木材は県の管理となっているところでございます。  次に、(2)のアについてでございますが、大高取山付近の町有林は水源涵養保安林保健保安林、黒山地域の一部の町有林は土砂流出防備保安林に指定されております。保安林内で、間伐する場合は県知事の許可が必要で、間伐率が定められているなど様々な制限がございます。そのため、今後の杉、ヒノキの人工林の搬出間伐のスケジュールにつきましては、これらのことを考慮しつつ、伐採、作業道開設、搬出、運搬などの経費を積算し、木材価格の動向を見ながら、収支がマイナスにならないよう計画する必要があると考えております。  次に、イについてでございますが、他の自治体が行っている、比較的面積の少ない山林の活用例について県に確認したところ、地場産木材の活用として、切り出した間伐材で積み木などを製作することや、植樹体験のフィールドとして活用するなど、既に町が取り組んでいる事業が挙げられました。そのため、一段となっていない町有林を資源として活用していくための具体的な方策につきましては、今後も関係団体や関係各課と調査研究してまいりたいと考えております。  次に、ウについてでございますが、国土調査法に基づく地籍調査により、境界の確認は可能となっております。  続きまして、(3)のアについてお答え申し上げます。越生町森林整備計画で「保健レクリエーション機能の維持増進を図るための森林施業を推進すべき森林」として位置づけている、大字上野の越生ふれあいの里山から大字黒岩の五大尊周辺の森林が、地域住民の森林との触れ合いの場となっております。  次に、イとウにつきましては、関連がございますので一括してお答え申し上げます。毎月行っている月例ハイキングでは、山道を通るコースも設定されております。森林の中でハイキングを楽しんでいただくことは、森林への関心を持っていただく、森林体験の一つと考えております。また、梅園小学校で実施している緑の少年団の体験や、1歳児への積み木のプレゼントなどは、木に触れ合うことができる体験事業であり、現在も実施している事業でございます。今後も森林の関心を持っていただくため、これらの事業を継続して実施してまいりたいと考えております。  次に、オについてでございますが、民間企業を対象にした森林・林業体験プログラムにつきましては、令和4年度に募集を予定している地域おこし協力隊員や関係団体とプログラムの作成などについて、調査研究をしてまいりたいと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 金子議員さんのご質問のうち、質問件名1の質問要旨(3)のエについて、生涯学習課からお答え申し上げます。  青少年健全育成事業につきましては、青少年の健全な成長を阻害するおそれのある行為を防止し、青少年の健全な育成を図ることを目的としており、町では青少年相談員協議会に対して補助金を交付しております。青少年相談員協議会は、主に小中学生を対象に活動しており、実施している事業の中に、自然の中で野外炊事やレクリエーションなどを楽しむデイキャンプがあり、自然の大切さを肌で感じていただいております。また、町内の施設を利用することにより、ふるさとへの愛着も育めていると考えております。しかしながら、令和2年度と3年度につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開催すことはできませんでした。  今後につきましては、青少年相談員の事業に、森林体験などを提案してまいりたいと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 金子議員さんのご質問のうち、質問件名2の埼玉版スーパーシティプロジェクトについて、企画財政課からお答え申し上げます。  埼玉版スーパーシティプロジェクトについては、令和3年4月に説明会がありました。その後、希望する市町村がエントリーシートの提出を行い、その申込み期限は、初め9月まででしたが、その後10月まで延長されました。最終的に第1弾の公表が令和4年1月にあり、さいたま市、熊谷市、秩父市、入間市、和光市、久喜市、毛呂山町、小川町、鳩山町、横瀬町、美里町の11市町がプロジェクトに取り組むと発表されています。  埼玉県による説明では、この埼玉版スーパーシティプロジェクトの背景として、「埼玉県は、全国一のスピードで後期高齢者人口が急速に増加する一方、生産年齢人口の減少が進み、誰も経験したことがない超少子高齢化社会に突入する。そのような中、20年、30年将来においても地域の活力を維持するとともに、医療、福祉、商業等の生活機能を確保し、子供や高齢者等が安心して暮らせるようにするには、コンパクトなまちづくりを進めることが重要である。国においては、平成26年8月に都市再生特別措置法の一部改正法が施行され、生活拠点等に福祉、医療等の施設や住宅を誘導して集約する制度、すなわち立地適正化計画制度が設けられた。しかし、立地適正化計画の作成をはじめとするコンパクトなまちづくりの取組は、改正法施行後5年を経過するが、厳しい財政事情や人材、ノウハウの不足等を背景として、全ての地域で進んでいるとは言い難いのが現状である。そこで、本県では、埼玉版スーパーシティプロジェクトを掲げ、まちづくりの主体となる市町村、住民、民間企業とともに、20年、30年将来に向けた超少子高齢化社会に適応したまちづくりを進めることとする」としております。  そして、この埼玉版スーパーシティプロジェクトコンセプトとして、超少子高齢化社会を見据え、県内各地の特性を生かし、県民一人一人が支え合って日常生活を心豊かで安心、快適に暮らせる持続可能なまちをつくり、「日本一暮らしやすい埼玉県」の実現に資するとしております。さらに、この「日本一暮らしやすい埼玉県」の実現のために、3つの要素を掲げております。1つ目として、必要な機能が集積しゆとりある“魅力的な拠点”を構築[コンパクト]、2つ目として、新たな技術の活用などによる“先進的な共助”を実現[スマート]、3つ目として、誰もが安心して暮らし続けられる“持続可能な地域”を形成[レジリエント]でございます。  これらを踏まえ、埼玉版スーパーシティプロジェクトの要件については、まず趣旨として、先ほどの埼玉版スーパーシティプロジェクトコンセプトの下、市町村が住民や民間企業等とともに、県内各地域でその特徴を生かし、「日本一暮らしやすい埼玉県」を将来にわたって実現していくことを目指す取組を埼玉版スーパーシティプロジェクトとして、県は必要な支援を行うこととしています。当該事業の趣旨に即した取組を一部の地域の取組にとどめることなく、県内に広く普及させていくことで、県全体の魅力、持続可能性を高めていくことが重要であり、一部の地域に限定される実験的な取組よりも、人口減少、高齢化が進む地域の課題解決など、県の様々な地域で実行可能な事業を対象とするとしております。  そして、その事業の要件として、プロジェクトの3つの要素を踏まえた、暮らしやすい埼玉県の実現に寄与する事業であることや、実行体制、効果検証、手続上の要件を示しております。これらの要件等を踏まえた計画を策定し、町の立地適正化計画に位置づけて事業の実施を進めるものでございます。  そして、県の支援策は、(1)、情報提供として、関連する国、県の支援制度の紹介や参考事例の情報提供、(2)、マッチングとして、埼玉版スーパーシティプロジェクトの趣旨に賛同する民間企業等と連携し、企業情報の提供や計画策定、実行に当たっての相談の機会を提供、市町村の計画を公表し、参加を希望する企業等を引き合わせる、(3)、人的支援、人材育成支援として、協議会等の体制構築や事業計画の策定等をサポートする、有識者等専門的知見を持つ人材の派遣、有識者等専門的知見を持つ人材による説明会の開催、自治体同士の情報共有、勉強会の開催、(4)、財政支援として、国等の補助制度の活用支援、県独自の補助制度による支援というものでございます。  町としては、これらの内容では、この事業を立ち上げる意義がいま一つはっきりしないことから、状況を見ているところでございます。隣町の毛呂山町や鳩山町がプロジェクトに取り組むとしておりますので、今後の推移を注視したいと思います。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。 ◆8番(金子公司君) では、再質問させていただきます。  内容が、前回と引き続いた内容が多くあります。その中で、越生町の山をよくご存じの方の人材活用を提案しました。ダブってしつこいようなのですが、今現状、山をよく知っている方の山の管理について、その後どう変わったかということ。変わったかと言っては申し訳ないのですけれども、どう考えが出されたか。もちろん今シルバー人材センターの方々に、山の下刈りだとか山の整備管理についてやっていただいているところもあると思うのですが、それらを含めてどう考えているか、ご答弁をお願いします。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、金子議員さんの再質問に産業観光課からお答え申し上げます。  人材活用ということでございますが、ご質問にありましたように、今年度弘法山周辺の山の整備につきまして、シルバー人材センターの方々にきれいにしていただいたというところで、大変よくしていただいたところでございます。  また、なかなかコロナ禍で今、会議等も開催できていないのですけれども、以前もお答え申し上げましたが、山の所有者さんであったり、あと林業従事者の方々、そういった方々と今後の管理の方針とか考え方、こういったものについていろいろ意見交換、そういったものを今後行いたいというふうに思っています。そういった中で、今後どういった方々に協力していただくのがいいのかどうか、そういったところも見えてくるかと思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。
    ◆8番(金子公司君) 高齢化によって、山をよく知っている方がだんだん、だんだん少なくなっておるので、今でしかできないこともたくさんあると思うので、ぜひそういう方々の知恵を拝借するということが必要だと思いますので、よろしくお願いします。  それと、今回この質問をして、前回して、私もちょっと全く知らなかった、勉強不足なのですけれども、越生町には森林整備計画というのがあります。これは、ネットでホームページから出したのですが、この内容がすばらしい内容だと思ったのです。それで、越生町の第六次長期計画の内容が、ここの森林整備計画から来ているのではないかと思われる箇所が随所にありました。この回答の内容も、その内容に沿って回答されているような状況ですけれども、森林整備計画は一部もうちょっと変えたほうがいいのではないかなと思うところもあるのですが、ぜひ皆さんに知っていただき、森林に興味のある方が随分いらっしゃるので、ぜひこれは注視してもらえばありがたいなと思います。  その中で、一番私心配したのは伐木について、全部皆伐すると土砂流出だとか、非常に自然破壊につながるのではないか。それと、一遍に伐木をすると様々な問題も発生すると思うのですが、これによるとやっぱり自然保護で規制されていて、全部は切ることはできないよというようなことであったので安心したのですが、例えば皆伐した場合、植林というのはどうやったらいいかというのは考えたことがありますか。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、金子議員さんからの再質問にお答え申し上げます。  皆伐した山林そのままというわけにはいかないと思います。植林等のその後の対応、そういったものは必要になってくると思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。 ◆8番(金子公司君) 漠然とした質問で申し訳なかったのですが、木を切った後のやっぱり植林と、その後の維持管理ということが非常に肉体的にも容易ではないし、技術的にも必要だと思うので、今後検討していただければありがたいと思います。  それと、私今回思ったのは、上野地区にある山林なのですけれども、越生の山というのは、ほとんど里山という感じより山という感じなのですけれども、この上野地区にある山は、実は公図を取ってみたのですが、前回の回答によると0.3ヘクタール未満の土地が多く、活用が非常に困難だというようなことでありました。今回公図を取ってみて、ちょっと確認したいのですが、上野の1367―1が4,576平米、それと1348が2,242平米、これは町道も中に入っているのですが、隣接していると思うのです。合計で6,818平米。それと、同じく上野の1339―1、5,623平米、1337番地2,468平米、これも町道が入っているのですが、隣接していて8,091平米というようなことで、これは税務課に行って面積は確認してきたのですが、これで間違いないでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、再質問に産業観光課からお答え申し上げます。  先ほどご質問で言われました4筆、大字上野の1367―1ほか3つ、先ほど言われた面積で間違いないと思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。 ◆8番(金子公司君) この2筆、2筆は、それぞれちょっとほかの民地が入っていて分かれていると思うのですが、ここのところは非常に平坦なところなのです。地名は峰山というところなのですかね、上野地区では中峰と言われているところなのですが、私も入ってみたのですが、平坦で正直なところびっくりしました。活用価値が相当あると思うのですが、以前伺うところによると、企画財政課でこの土地の活用を考えたことがあるというようなお話を伺いました。それで、途中でなかなか前へ進まなかったというお話を伺ったことがあるのですが、そういう状況にあったのか。今はどう考えているか、お考えでしたらご答弁をお願いします。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 金子議員さんの再質問に企画財政課からお答え申し上げます。  今ちょっと地番の関係だけで、ちょっと私場所のほうがよく分かっていないのですけれども、寄贈を受けた土地なのかなというふうに思っているのですが、町は様々寄贈を受けております。その中で、上野のそこの場所というところで普通財産になりますので、町としてはあまりたくさん土地をただ持っているというのは、非常に効率が悪いという言い方をしては失礼なのですけれども、使えるところは、できたら民間に出していきたいという思いがすごくあります。なるべくそういう活用されないというか、町が持っているだけで何も生かされないという言い方もちょっと変なのですが、なるべく民間にお渡しして、そういう土地、普通財産であれば活用していけるようなことを考えていかなくてはいけないということで、そこの場所について何か活用方法はないかということを考えておりました。それは、別にそこの場所に限らず、ほかの普通財産についても同様です。今、駐車場とかして活用されているところもございますけれども、駐車場で使っていくのがいいのかどうかということも含めまして、普通財産をどうやって処分していくかということを考えなくてはいけないと思っています。  その中で、あそこに何か、いわゆる売却と言ったらあれなのですけれども、そういう方法は何かないか、あるいは何か企業でそこのところを活用してもらえる方法はないかということを考えていたということで、具体的に何かなった状況ではございません。これまでもちょっとお話しさせてもらいましたが、新たに地域おこし協力隊員の方を、山林を含めた、そういう町有地の山林の部分について調査をしていただくことを考えております。そういう踏査をしていただく中で活用方法も、そういうのも含めて考えていければいいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。 ◆8番(金子公司君) 普通財産の活用というようなことなのですが、場所的には私の住んでいる武州唐沢の駅と、今オーパークになったところに行く通路の途中にあります。オーパークよりは手前というか、歩いて恐らく15分かそこいらかも分かりません。非常に平坦です。ですから、森林を活用した、何でもできる、植林もできる、遊び場もできる、キャンプ場としてもいいと思う。町道にも面しています。先ほど言った6,818平米のところは、西側に4メートル以上の接続した道路があります。8,091平米については、本当に南斜面で日当たりもよくて、広い町道に何十メートルと接しています。非常に利用価値が高い土地です。  そういうことを考えると、森林環境譲与税が都市部の、越生町も幾らか余って基金に積み立てていますけれども、都市部の森林環境譲与税も活用した、そういう森林体験ができるような場所として、うってつけだと思うのです。売却するということではなくて、やっぱり昔の森林に戻す、原点に返るというような観点から、森林環境譲与税を他の都市部から持ってくるようなことを考えたほうが、それも一つの考え方だと思うのです。そういう立地にあるので、そういう考えを都市部に提案、越生町にはこういう土地があるのだよということを提案することが、これからの越生町の、今の時代にマッチしたような提案ができる町だということで、すごく評価されるのではないかと思うのですが、その点はどうお考えでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 金子議員さんの再質問に企画財政課からお答え申し上げます。  町有林の活用につきましては、昨日の答弁の中でもちょっとお話しさせていただきましたけれども、地域おこし協力隊員の方にそういった活用の仕方、他市町村の森林環境譲与税を越生町に投資をしていただくというか、そういったものの可能性についても検討していただくと。それが越生町の活性化につながる、そういったものを検討していっていただきたい、そういうものをちょっと協議していきたいというお話をさせていただきましたが、とにかくまだ隊員の方も決まっておりませんので、その方が決まりましたら、まず町有林を歩いてもらって状況を確認していただく。その中で活用できそうなところをピックアップし、その中でどういう事業ができるか。それは先ほど言ったように面積なんかも含めてのお話になってくると思います。  恐らく上野の山と、例えば黒山の山の、先ほど杉、ヒノキの、産業観光課長が申し上げましたけれども、場所と、多分そこの山は杉、ヒノキではなくて、広葉樹系の樹木が多分生えているところだったかなとちょっと思っているのですけれども、植生なんかも違っていると思うのです。そういうのもちょっと見ていただいて、どういう活用方法があるかということを提案をしていただいて、どういう形で外にアピールしていくか。その計画をぜひつくっていきたいというふうに思っておりますので、今おっしゃられたような内容につきましても、その中で検討し、計画をつくり、実行に移していくという段取りを進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。 ◆8番(金子公司君) その地域おこし協力隊員の件について、私は総務建設常任委員なので、その委員会の中で説明を求めようとしたのですが、今回そういう答弁が出ましたので、1点だけちょっと質疑させていただきたいのですが、森林管理に対して本当に越生町森林整備計画というのは細かいところまで出ているのです。私も3回にわたって同じような、森林環境譲与税から前回と今回と同じような質問をしているのですが、その中でもどうするのですかということを質問していますけれども、地域おこし協力隊の方、これと越生町森林整備計画を基に、協力隊員でなくてもプロジェクトマネージャー、専門的知識を持ったプロジェクトマネージャーを採用すると。そういう方向も、これも計画できているのです。新たに掘り起こすということ以上のことが、これできていると思うのです。ですから、そのプロジェクトマネージャーのことについてどうお考えでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 金子議員さんの再質問に企画財政課からお答え申し上げます。  前提として、町の森林環境譲与税に関しましては町有林には使えない、あくまで私有林関係のところで使っていく。町の森林整備計画というのは、森林の保全だったりとか管理の部分になってまいります。うちのほうが採用しようとしている地域おこし協力隊員につきましては、森林保全とか、今言っている森林整備計画等との絡みで考えていく計画をつくるわけではなくて、あくまで町有林を都市との交流の場であったりとか、町の活性化につながるようなものの活用の仕方。もちろん森林を生かしながらの、そういった場の提供というか、交流する場を考えていくという考え方を持っています。ですから、町の森林保全だったり何だったりというのとは、ちょっと違った形になると思っています。  初め、秩父のほうで地域おこし協力隊員で森林の管理をする方を採用して、森林を維持管理する人たちを育てるような地域おこし協力隊員という形の採用をしております。そういった活用の仕方も当然考えていたわけなのですけれども、そういう形ではなくて、あくまで都市部と越生町の交流の場としての、そういった活用方法だったり何だったりというのを、そういったものの計画を考えるための地域おこし協力隊員を採用するという形に変更しておりますので、今金子議員がおっしゃるプロジェクトマネージャー的な存在というのは、地域おこし協力隊員を指揮監督するような、指示を出して目標達成をするようなイメージのものをおっしゃられていると思いますし、そういう方を採用する場合は地域おこし協力隊員として3年以上の経験を有する方を採用するとか、条件が幾つかございます。ですので、そこにいくということは、ほかの地域でそれをやっていた人以外に、越生で今プロジェクトマネージャー的な存在を採用することは、当然いませんのでできませんので、将来的にこれから地域おこし協力隊員を越生町が採用して、3年以上経験をされた地域おこし協力隊員をそういうプロジェクトマネージャー的な存在にして、新たな地域おこし協力隊員を指揮監督しながら、町が目標とする事業をやらせるということであれば、そういう形になっていくのでしょうけれども、現状のところではまだ1人の地域おこし協力隊員がいて、さらに令和4年度に2人目の地域おこし協力隊員を採用するという状況の中では、なかなかそこまではまだいかないだろうというふうに思っております。  ですので、金子議員さんが考えていらっしゃる森林管理とか整備とかというのは、若干趣の違う形での今回の、令和4年度の予定の地域おこし協力隊員ということでご理解をいただければというふうに思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。 ◆8番(金子公司君) 地域おこし協力隊の方の採用については、常任委員会がありますので、また確認したいと思います。  あと、民地と町有林との境に目印みたいなものをつけたらどうだというようなお話だったのですが、これ国調によって明確になっているというお話なのですけれども、何か目印みたいなものをつるすとか、木に印をつけるとか、そういうことも考えられると思うのですが、そういう点はどうお考えでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、再質問にお答え申し上げます。  1回目答弁で申し上げましたように、境のところには、山へ入ってみますとかなりの確率で入っています。その境界ぐいで、境界のほうにつきましては把握することができますので、新たにまた別な形で印をつけるようなことは、今のところ考えておりません。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。 ◆8番(金子公司君) それと、あと民地と町有林が隣接しているところがあります。町有林があまり大きくない面積でばらばらになっているので、活用が難しいというようなことがありました。それで、先ほど来から話が出ているように、森林環境譲与税は基本的には町有林には使用することができません。どういうところで、ではお金はどうなのだいということになると、恐らく県の林業費補助金みたいな形での町有林の管理になるかと思います。  令和3年度は、1,488万円の県からの林業費補助金があります。令和4年度は、1,010万8,000円に減額されています。森林環境譲与税は、令和3年が660万円、4年度が850万円予定されていますけれども、どんどん、どんどん県の補助金がなくなると、越生町の森林環境譲与税が増えれば、全体的に同じような補助金あるのかも分からないですけれども、町の森林管理については使えなくなるような感じもする、額が減るような状況になっているのです。その点についてはどうお考えでしょうか。  ですから、民地を森林環境税で活用のために整備するのと同等に、では一緒に町有林も同じような整備をしますというようなことで森林環境譲与税を使うことが、町有林に対しても使うことが可能なのでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、再質問に産業観光課からお答え申し上げます。  まず、1点なのですけれども、県からの補助金が出ております。森林整備の関係で補助金があるわけなのですけれども、これ令和3年度から町有林は実は使えなくなっております。この減少した主な理由ですけれども、県としてもかなりこの補助金については縮小していくというような方針のようです。森林環境譲与税をまずは使っていただくようにということで、金額のほうも抑えてきているというのが現状となっております。  町の町有林の管理のことなのですけれども、搬出間伐が可能なような山林については、1回目の答弁で申し上げましたように、その搬出に係る経費、そういったものと計算して釣合いが取れるようであれば、そういった切り出しとかということも行うことは可能であろうかと思いますが、現状ではなかなか採算取れるような状況ではありません。そういったことから、他の町有林でも活用できる補助制度、そういったものについて今、日夜研究しているところでございます。  森林環境譲与税については、原則町有林に使うことはできませんが、場合によっては森林教育だったり、そういったものに関係するものであれば、一部活用することができるものでありますので、そういったものも有効に活用することも必要であると思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。 ◆8番(金子公司君) 質問件名2のほうですけれども、埼玉版スーパー・シティの件なのですが、令和4年度施政方針の中で、多子世帯の住宅取得に対する支援制度を創設し、安心して子育てできる環境整備をするという中で、新築が50万円、中古が30万円、1子当たり5万円の補助金がコロナ対策費として出る、活用できるのではないかというのを、ちょっと私受け止め方が違ったかも分からないのですけれども、来年度はそうで、それ以降は一般財源で同じような方策をやるというようなことだったのですが、これに越生町が第2弾として、こういうことはどうなのだいということで応募できるかどうか、条件に合っているかどうか、その点を確認したいのですが。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 金子議員さんの再質問にお答え申し上げます。  この埼玉版スーパーシティプロジェクトという関係の、募集の関係が改めてあるかどうかというのが1つございます。と同時に、これ立地適正化計画の中で位置づけていくという形もございます。そうすると、そういった計画を全部直していかなくてはならなくなりますので、現状の中で新たにできる補助制度をもってこれに手を挙げるかと言われますと、そういう趣旨の計画書ではございませんので、ちょっと難しいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。 ◆8番(金子公司君) 最後になるのですが、先ほど申しました上野地区の山林の平坦部のところについて、ぜひ議員の皆さんも関心のある方もいらっしゃると思うので、議員の皆さんの有志と町の執行部の方に現地説明みたいなものをしていただければありがたいと思うのですが、検討していただければありがたいと思いますので、よろしくお願いします。非常に利用価値の高い立地にあると思いますので、よろしくお願いします。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(宮島サイ子君) これで金子公司君の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩します。                                      (午前10時31分) ○議長(宮島サイ子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前10時45分)                                                     ◇ 岩 田 眞 一 君 ○議長(宮島サイ子君) 1番、岩田眞一君。          〔1番 岩田眞一君登壇〕 ◆1番(岩田眞一君) 1番、岩田眞一です。傍聴の皆様、寒い中傍聴いただき、ありがとうございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。私は、2問の質問をさせていただきます。  1番目が、公民館、公営トイレ等の管理です。町の公民館は多くの町民の方が利用する施設で、町内に3か所あります。中央公民館が昭和58年建築、38年経過して、やまぶき公民館は平成2年で31年経過して、建設から相当の年数がたっています。なお、公民館の数は町のホームページから3件ということで、ゆうがく館を入れて町のほうで3か所ということです。あと、梅園コミュニティ館はホームページの公民館にはなかったのでカウントしていません。  (1)、ア、各施設の管理者名と部屋数は幾つですか。  イ、令和2年と令和3年の公民館の管理費用、利用団体数、年間利用人数はどのくらいですか。  (2)、ア、やまぶき公民館1階の奥にある広い部屋で暖房装置が昨年末に故障して、1か月ほど暖房は電気ストーブ2台で利用者から寒さに不安の声が上がるなど、十分な対応が取れていなかったです。一時的に大型石油ストーブ5台を追加して対応しています。ストーブは、町にお願いしたところ、早急に対応してくれています。暖房設備はいつ頃復旧しますか。この施設は災害時の指定避難場所でもあるので、冬の暖房が不十分では心配です。  イ、町では今の冷暖房装置の修理等に多額の金額がかかるとのことで、様子を見ている状態でありますが、どのくらいの費用がかかりますか。修理費用は、積立てなどしてこなかったのですか。今年度、装置の予算化がされて繰越予算となっているようです。  ウ、この部屋は、北側にある床がかなり老朽化しており、テープで補強するなど足が引っかかるなどして転ぶ危険性もありますので、早期の解消が図れないですか。  エ、この公民館の2階男子トイレは和式のみで、高齢者等の対応はいかがですか。  (3)、指定避難場所は冬の想定で施設を決定していますので、暖房設備の予備は。他の地域交流センターや梅園コミュニティ館では大丈夫ですか、対応策が取れていますか。  (4)、町の公共トイレの管理は、観光と運動施設などの設置場所により担当が分かれて、清掃等の業者が異なっています。契約を一元化してスケールメリットや管理の統一をできないですか。  (5)、町が設置したトイレ、椅子、看板で白木造りのものは、そのままでは老朽化が早いのではないですか。塗装等しないのですか。  (6)、ア、パークゴルフ場は整備が進んでいますが、公民館と同じように管理を予定していると聞いていますが、どのようになりますか。  イ、現在、場所をきちんと整備しているボランティアの方々は、今後どのような扱いになりますか。  2番目の質問です。町道の要望について。  (1)、ア、町に寄せられている町道(林道、農道を含む)に関する整備は区長、町民の方からの要望は過去5年間、それぞれ何件寄せられていますか。  イ、それらのうち、現在も未処理のものは何件ありますか。  ウ、処理に1年以上期間を要したものの件数は、うち個人の案件は何件ですか。  (2)、町の施政方針でも、窓口対応において町民の方へ丁寧にすることをうたっています。3年前、ある町民の方が、大きな交通事故があった場所、ちょっとこの場所を説明しますと、交差点なのですけれども、狭い道路のほうが優先道路になっていまして、車の二重事故があったと。1台の車は横転してしまって、ほか2台の車とぶつかっているという大きな事故だったのですが、そういったところに安全設備の設置について、住所、氏名を記して町に文書で要望したことがあります。この件は、3年間も具体的な、町から町民の方への回答がなされていなかったと聞いています。  アとして、最近解消の動きでありますが、長期間、町が具体的な回答をしなかった理由は。何か特別な理由がありましたか。  イ、今でも要望した安全施設が設置できていないようなのですが、理由はありますか。  ウ、同様な案件はほかにありますか。  エ、今後、このようなことが起きないよう対応策はありますか。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 岩田議員さんのご質問のうち、質問件名1の質問要旨(1)、(2)及び(6)について、生涯学習課からお答え申し上げます。  初めに、(1)のアとイについてでございますが、各公民館の管理者は公民館長であり、生涯学習課長が兼務しております。部屋の数につきましては、中央公民館は「集会室」、「会議室」、「調理実習室」、「和室」、「視聴覚ホール」の5室、中央公民館分館のゆうがく館は「そぷらの」の1室、やまぶき公民館は「集会室」、「会議室」、「学習室」、「和室」の4室でございます。令和2年度の公民館等維持管理費につきましては2,833万1,750円で、利用団体数は延べ176団体、利用者数は延べ1万1,523人でございます。令和3年度につきましては、令和4年1月末現在で、公民館等維持管理費は9,069万4,684円で、そのうち6,534万円は越生町中央公民館耐震化・環境改善工事のため増加しております。利用団体数は延べ209団体、利用者数は延べ9,319人でございます。  次に、(2)のアとイについてでございますが、1月11日に岩田議員さんから利用者の声を届けていただき、その日のうちに大型ストーブを6台準備し、そのうち4台を集会室に設置させていただきました。利用者の方からは、「ストーブ2台でも十分暖かい」と好評でしたが、1月21日からまん延防止等重点措置が適用されたため、現在やまぶき公民館は閉館しているところでございます。空調設備の修繕につきましては、今回の補正予算に公民館等維持管理費として800万円を計上させていただいているうち、650万円が空調設備の修繕費でございます。また、修理費用に対しての積立てについては、公共施設整備基金に積立てをしております。  次に、ウについてでございますが、床の部分的な張り替えを行い、2月9日に修繕が完了しております。  次に、エについてでございますが、今年度は中央公民館のトイレを洋式トイレに改修いたしました。やまぶき公民館についても、今後検討してまいります。  次に、(6)のアとイについてでございますが、パークゴルフ場の管理や運営方法など、オープンに向けての準備をするため、昨年12月にパークゴルフ場の協力委員を募集し、34名の方にご協力していただくことになりました。1月26日に会議を開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、書面での会議に変更し、協力委員さんに県内のパークゴルフ場の運営状況と意見調査票を送付させていただきました。現在、協力委員さんからいただきました意見及び要望を取りまとめているところでございます。今後、貴重な意見、要望を尊重しながら、方針や計画を立てていく予定でございます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 町田和久総務課長。          〔総務課長 町田和久君登壇〕 ◎総務課長(町田和久君) 岩田議員さんのご質問のうち、質問件名1の(3)及び質問件名2の(2)について、総務課からお答え申し上げます。  初めに、質問件名1の(3)、指定避難所の暖房設備の予備についてでございますが、梅園コミュニティ館をはじめ各避難所に隣接した防災倉庫に、停電の際にも使用できるよう石油ストーブを各2台配置しております。また、地域交流センターについては、越生中学校防災倉庫に保管している石油ストーブ2台を配置する計画でございます。  なお、ストーブのほか、各避難所に隣接する防災倉庫には、想定される避難者数に合わせて毛布も備蓄しております。  次に、質問件名2、(2)のアについてでございます。ご指摘の件につきましては、当時、町民の方から町長宛ての要望書が提出され、それを受け、町では交通安全設備の設置について、西入間交通安全協会に要望書を提出いたしました。しかしながら、西入間交通安全協会から、しばらくの期間回答がいただけなかったことから、そのまま処理が放置されてしまったものでございます。本件につきましては、担当内の情報共有が不十分であり、また人事異動での引継ぎも十分でなかったことが原因であったと考えており、深く反省をしているところでございます。  次に、イについてでございます。今回の件を受け、西入間交通安全協会の職員とともに改めて現地確認を行った結果、現状において規制標識、表示等は適切に設置されている状況にありました。また、当時、要望のありました赤色回転灯設備については、現在、新規の設置を行っていないため、現時点においても設置するには至りませんでした。  次に、ウについてでございますが、現在、同様の案件はございません。  次に、エについてでございますが、現在、同様の案件については、受付簿により担当内で情報を共有し、管理を徹底しており、未処理のものが発生しないような体制を整備しております。今後につきましても、さらにチェック体制を見直し、再発防止に努めてまいります。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 岩田議員さんからの質問件名1の(4)について、企画財政課からお答え申し上げます。  公共トイレの管理についてでございますが、観光施設、運動施設など用途により管理が様々でございます。また、施設の利用頻度により清掃を行う回数も、毎日行う場所、週1回、隔週に行う場所など様々でございます。これら全てを一元的に契約することは大変難しいものと考えております。さらに、地方自治法第216条により、目的別に予算を編成することとされていることからも、一元的に契約することは難しいものと考えられます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) 岩田議員さんのご質問のうち質問件名1の質問の要旨(5)と質問件名2の質問の要旨(1)について、まちづくり整備課からお答え申し上げます。  初めに、質問件名1の(5)についてでございますが、椅子、看板など屋外に設置されているものの多くは、間伐材や公共工事において発生する支障木を活用しており、朽ちるまでの設置と考えているものです。  また、建築物の木部分の老朽化についてでございますが、近年ではDIYやガーデニングなどの人気から、欧米などの洋式を取り入れ木部分に着色を施すといった傾向がありますが、そもそも日本建築には木部塗装という概念はないと考えております。これは木が湿気を吸収する特性を生かした調湿効果を求めたもので、湿度の高い日本の気候に合った構造と言えるものと思います。  次に、質問件名2の質問の要旨(1)についてでございます。初めに、アについてでございますが、5年間の区長申請の合計は256件でございました。また、町民からの工事要望については、一度区長に相談した上で、再度区長申請として要望されるケースが多いことから、件数は記録しておりません。  次に、イについてでございますが、区長から申請を受けた案件のうち、工事の施工が必要な箇所については全て解決しており、未処理の案件はございません。  最後、ウについてでございますが、個人の案件については、アでもお答えしたとおり、件数の記録はございません。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) いろんな課の方にご回答いただき、再質問としましては、やまぶき公民館は利用者数等回答いただいたのですが、過去の資料というか、昨年の行政報告では延べ利用が951回で、1日単純な計算では3組ぐらいが利用している、町でも多くの町民の方が利用している施設。件数的にも、町のほうの公共施設等個別施設計画というのが平成3年の3月でできていまして、やまぶき公民館の利用は中央公民館の1万4,000に対して1万9,000ぐらいということで、何か一番公民館として利用が多いところ。この中で、中央公民館は老朽化がかなり進んでいると。やまぶきのほうは、その次の状態の老朽化と。稼働率は、両方とも70%以上で、かなり利用率の高いところ。  中央公民館につきましては、今天井工事等大規模な修繕を行っているのですけれども、やまぶき公民館の大規模な修理というのは、今のところまだ予定がされていなくて、これでいきますとかなり先の、何十年も先のような形なのですけれども、この辺については、やまぶき公民館もかなり耐用年数から見ると38年。中央公民館の50年に対して、耐用年数ちょっと違うのですけれども、割と近づいているところもあるので、そういったやまぶき公民館の大規模な修繕についてはどのようにお考えか、お願いできればと思うのですが。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 岩田議員さんの再質問に生涯学習課よりお答え申し上げます。  公民館、中央公民館、やまぶき公民館、大分年数もたってまいりまして、大きな修繕が必要となってきている時期を迎えております。今年度につきましては、中央公民館につきましては体育館のほうの天井を剥がすといったような、ちょっと大きな工事をしておりまして、来年度につきましても図書館の屋根のふき替え等、そういったことを計画はしておるわけなのですけれども、順次公民館施設の修繕といいますか、老朽化に伴う修繕等は、計画立てて順次進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただければと思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) 先ほど答弁いただいた中で確認したかった点は、ストーブ私、5台というふうに聞いたのですが、何か6台配置されているということと、利用者はストーブ2台でも十分暖かいというのは、もともとの電気ストーブ2台では、あそこの部屋はかなり暖かくはなかったと思うのですが、その点再確認させていただく。この2台というのは、もともとの電気ストーブ2台で本当に暖かかったのかどうか確認したかったのですが。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 岩田議員さんの再質問にお答えいたします。  ストーブのほうなのですけれども、大型のストーブなのですが、6台学校から、中学校さんのほうからお借りしてきて、そのうち4台を集会室のほうへちょっと置かせてもらいました。その4台フルに使わなくても、2台で十分暖かかった、そういったお声をいただいております。従前の故障してしまったといいますか、暖房施設については、2台では暖かくなかったという意味ではないと思います。今運んだやつが、2台でも十分足りたといったようにご理解いただければと思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) それと、公民館のほうの冷暖房装置というか、空調設備を650万で用意されているみたいなのですが、具体的にいつ頃これは、今コロナで公民館自体が閉館ということで使えないのですけれども、いつ頃工事が終わって、コロナのほうが終わればすぐに開館できるのかどうか確認したかったのですが、いかがですか。いつ頃。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) それでは、岩田議員さんの再質問にお答えいたします。  開館につきましては、コロナの今、蔓延防止ということで閉館しておりますが、予定としますと蔓延防止が明けましたら開館するといった予定ではおります。  また、空調設備の修繕につきましては、この3月の補正予算のほうで修繕費のほうが計上されましたので、こちらは来年度以降というか、契約等の準備が整い次第、工事のほうには着手して、修繕のほうには着手して、早い段階で使用できるような形を整えていけたらと思っております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) この800万というのは繰越しではなくて、今年度の補正予算ということは繰越しではなかったかなと思ったのですが、いずれにしろ予算化はもうされたというふうに考えるのであれば、すぐにその手続は進められるのかなと思うのですが、その点何か来年度順次というのはどうなのかなというふうなちょっと意味合いで、すみません、なるべくこういうのは早く、業者見積り等はもう事前に取っておいて工事が発注できたらいいかなと思っているのですが、そこはちょっともう一度、そこの確認したいのですが。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 岩田議員さんの再質問にお答えいたします。  空調設備の修繕の発注の件ですけれども、この補正予算で、繰越明許といった形の補正予算で計上させていただいたところです。ですので、今度工事の発注につきましては金額的なこともありまして、入札とか、そういった手続等もございます。そういったことを今後進めていくと、来年度以降の発注となろうかというか、そういった手続を踏んでいかなくてはならないので、そういったところを踏みながら、順次発注に向けていきたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) 繰越しはされているのは確かなのですけれども、今年度発注工事をしてはいけないということではないような気がするのですが、そこの点はどうなのかということなのですが、あくまで来年度予算にしてしまったから、発注自体も来年度でないとできないというものなのか、発注手続はもう今年度内からできるという、手続はしてもいて、発注決議自体が起こせないのか。そこがちょっと分からない部分なのですが、できるのならなるべく早くやっていただきたいというところで、予算自体は確かに繰り越されてしまっているのですけれども、今年度発注手続が進めば見積り取って決議が上げられるのかどうかからすると、上げられるような気もするのですが、支払い自体は来年には当然なると思うので、そこはもう一度ちょっと確認したいのですが、いかがでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 岩田議員さんの再質問にお答えいたします。  修繕の発注に向けて、これから手続的な、工事の発注書ですとか設計書ですとか、そういったところを作って、その手続の中で今後、その後入札といったような行為をしていかなくてはならないということです。そうなりますと、そういった時期的なことはやっぱり来年度以降になってしまうのかなといったところはあります。手続が今年度からすぐ始められるのではないかという岩田議員さんのご質問だと思うのですけれども、そういった手順を踏む必要がございますので、生涯学習課としては4月以降の発注、早い段階での発注を考えているといったようなことなのですけれども、すみません。  以上で答弁といたします。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) これに時間をかけたくないので、あくまで早くやっていただければというだけですので。  次に、2階のほうのトイレも和式で、検討していただくということなのですが、そういう施設なものですから、なるべく新しいというか、高齢者、障害者の方も利用できるというのは非常にいいことだと思うので、中央公民館の後は、なるべく早くやまぶきもやっていただきたいということです。  それと、床のほうも張り替えが終わっているということで、よかった思います。ですから、あとはコロナのほうが少しでも早く、使えるようになればということがあります。公民館の施設は、やっぱり年寄りの方とか、非常に利用するのを楽しみにしておるということがあるみたいで、グループの人に意見を聞くと、やっぱり一日でも早く使って皆さんとお話ししたりというのが、非常にしたいという意見がありました。  あと、すみません、パークゴルフのほうに移りますが、ここのほうでオープンに向けての準備ということなのですが、今年度も何か草刈り年6回ですか、とかして、かなりの費用をかけていると思うのですが、費用的にはどのぐらい年間かかる予定なのでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 岩田議員さんの再質問にお答えいたします。  パークゴルフ場だけの維持管理、草刈りということでしょうか。今、見込みとして年間の草刈り費用としては200万円程度、200万円を考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) 草刈り費用以外は、もうかからないという整理でいいのか。34名の方が協力して、あそこも整備というか、そういうのもやってくれていくのか。草刈りだけでいいのかというのは、ちょっと疑問あるのですが。  それと、そういうふうにかなり200万が毎年のようにかかっていくというのは、利用としてあそこが多くの方が、パークゴルフもやっぱり年配の方が主になってしまうと思うのですが、使って、例えば朝あそこで練習みたいのをしている人もいるのですが、そういう方は使えるのでしょうか。その辺はちょっと確認したいのですが。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 岩田議員さんの再質問にお答えいたします。  200万円は、一応草刈り費用として見込んだ費用でございます。当然そのほかにも必要な資材、例えば砂ですとか、肥料的なところですと、そういったものは必要になると思います。そういった費用も別途計上はしておるところです。  それと、あと今整備というか、今パークゴルフ場をお手伝いしているといった方が、すみません、そのまま現状で使えるかといったご質問でよかったですか。すみません、ちょっと。          〔「2つありまして、1つはその34人の人が使えるかというのと、            朝、今適当にというか、その辺の周囲の人が二、三名で遊んで            いるという状況あるんですが、そういうふうに引き続き、朝使            えるかということが聞きたかったんですが」と呼ぶ者あり〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) すみません。現状、今正式オープンといいますか、全体の一体利用に向けて、使用方法等は検討している最中です。それまでの間は、現状と変わらなく使っていただけるといったようなことでよろしいかと思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) パークゴルフについては、草刈り以外にやっぱり相当な費用もかかる場合があるのではないかと考えています。そういうことの中では、34人の多くの方が協力していただくというのは、人的な確保がかなりできていいのかとは思いますが、あまりかかるようだったら、その運営についても問題性は出てくるかなと思ったものですから、質問させていただきました。まだ方向性が決まっていないところもありますので、またこれは改めて質問させていただきたいと思います。  あと、次の総務のほうで、ストーブをほかの施設についても確保しているということですが、何か学校のほうからストーブ2台を借りているような形もされているみたいなのですけれども、この辺はストーブというのを常備なのかどうかを確認したいのですが、いかがでしょうか。  総務のほうからいただいた、ほかのところが2台ずつ用意されているみたいなのですが、それは学校のほうからレンタルのままなのか、配備されたのかというのを確認したかったのですが。 ○議長(宮島サイ子君) 町田和久総務課長。          〔総務課長 町田和久君登壇〕 ◎総務課長(町田和久君) 岩田議員さんの再質問に総務課からお答え申し上げます。  1回目の答弁でお答えしたのが、災害時に指定避難所が、当然空調設備等があって、それが使えればいいのですけれども、そうではなくて停電時等を想定した際のストーブの配置について答弁させていただきました。基本的には、避難所に防災倉庫が隣接しております。その隣接した防災倉庫に、基本的に2台は常時ストックしてある。ただし、ご質問にありました地域交流センターにつきましては、町の防災倉庫は隣接していないところになっております。地域交流センターの駐車場内にある防災倉庫については、あれ上野東地区の防災倉庫になっておりますので、町としては地域交流センターの分については、越生中学校にある防災倉庫の中に入っている2台を配置して対応するというような形で考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) 配置ということは、中学校に置いておくということなのでしょうか。すみません。          〔「防災倉庫に入れておくという」と呼ぶ者あり〕 ◆1番(岩田眞一君) 防災倉庫に入れておくからいいのですね。ただ、配置が中学校というところにある。 ○議長(宮島サイ子君) 町田和久総務課長。          〔総務課長 町田和久君登壇〕 ◎総務課長(町田和久君) それでは、再質問にお答えを申し上げます。  中学校の防災倉庫を使う理由というのが、中学校は現段階だと土砂災害の指定の関係で避難所としては使えない形になっております。ですので、中学校の防災倉庫については、中学校は避難所として使わないで、そこにあるものを全体の調整の中で、地域交流センターで必要になったときには中学校に置いてあるものを使おうという、そういう計画を立てているという、その計画の中のお話をさせていただいたところです。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) 中学まではちょっと遠いので、ただ配備はされたという整理ということですね。  あと、総務課のほうの2番の質問のほうのところに入りますが、人事異動とか原因によって、その方への回答がかなり長期の、この事案はちょっとそういう特殊性があったというのは感じるところはあるのですけれども、ご本人のほうも長い期間回答がないのかというところでは、かなり気をもんだりして非常に心配したというところがあります。そこはやはり町というか、担当云々ではなくて、町としてそういう対応を、現在はそういうものもないし、今後については進行管理、チェック体制と言うのですけれども、を図っていくと言うのですが、具体的なチェック体制についてはどのように考えているのか教えていただきたいです。 ○議長(宮島サイ子君) 町田和久総務課長。          〔総務課長 町田和久君登壇〕 ◎総務課長(町田和久君) それでは、再質問にお答え申し上げます。  今回、ご指摘をいただきました案件につきましては、最初の答弁書の中にも記載させていただきましたけれども、町長宛ての要望書が町民の方から出された案件なのですけれども、当初受け付けて、町長宛ての要望書ですので、当然町長まで確認はしております。内容についても確認はしております。その後の対応につきましても、すぐに要望された内容につきまして、西入間交通安全協会との調整が必要でしたので、すぐ調整を上げております。先ほど述べたとおり、その回答がしばらくなされなかったというか、そのまま保留の状態でいってしまったと。  問題点としますと、最初のところは全て上まで決裁をいただいております。回答を待っている段階のところで、その段階では担当者のみが把握しているといいますか、管理しているというような形になってしまったと。そうすると、どこもチェックを受けずに、担当者のほうがそのまま回答が来ないということでずっと長期間保留のままで、担当者は当然人事異動がかかりまして、その引継ぎを十分にされていなかったというところが原因だったというところを今回確認させていただきました。本当にそれにつきましては、もう町の事務上の本当にミスになりますので、それは誠に申し訳なかったと感じております。  解決方法といいますか、対応策というところでも述べさせていただきましたけれども、今はそういうものにつきましては、全て受付簿というのを作っております。受付簿については、最初の要望等のチェック、当然それも書かれますけれども、最終的にどういう処理がされたというところまで複数の人でチェックをするような形、そういうものを作ってやっているということで、今後そういうことが発生しないようにということで、十分気をつけてやらせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) 今の案件なのですが、安全協会のほうに照会したと。照会して、答えがいつも早く返ってくるのかこないのか。もし相当な期間いつも答えが返ってこなかったら、その方へ一定のそういう時間がかかるとか、そういうこともやっぱり事前に説明する必要があったと思うのですが、その点は今後の方策も含めていかがでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 町田和久総務課長。          〔総務課長 町田和久君登壇〕 ◎総務課長(町田和久君) それでは、再質問にお答え申し上げます。  今、岩田議員さんご指摘のとおり、受付後即座に回答ができるものであれば、その場で解決をいたしますけれども、物によっては、当然回答いただくまでに幾らかの時間をいただくものも当然あると思います。確かにその際には、途中経過というのも報告することは大事なのかなということで、今回改めてそちらのほうも反省させていただきまして、今後につきましてはそういうような対応を取っていきたいなと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) 今回、特殊なケースというような気もするのですが、そういう点では町もそういう新たな受付方法を検討して対応していただくということが大事ということで、そのとおりやっていただければと思います。  あと、公民館トイレのほうなのですけれども、一度にトイレをまとめて契約というのはできないという話なのですが、契約ということを突き詰めると、できないと言われればそれはそうなのかもしれないですが、検討としてやっぱりまとめて、それぞれの仕様書が違うとかいう、担当もある程度まとめるというのも一つの方策なのかなと思ったので、できないかなというのはあるのですけれども、そこはやっぱりできないというふうになってしまうのかなというところもあるのですが、そこはもうちょっと検討の余地はないのかどうかお聞きしたかったのですが、いかがですか。まとめるというようなことはできないのでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 岩田議員さんの再質問に企画財政課からお答え申し上げます。  各施設は、それぞれの担当課が管理をしております。契約だけを一元化しても、結局管理は各課になるのです。契約課がやっぱりそこのところを管理していくというのは、これ暗黙ではないですけれども、契約したところが施設管理も行っていくというところでないと、責任の所在の問題も出てまいりますので、例えば一括に企画財政課が契約をして、管理は担当課といったときに、個別の指示系統が企画財政課から契約者に行くのかという話になってまいります。そこはやっぱり担当課がきちっと契約をして、必要な指示とか内容の確認とかするのが本来だというふうに思っておりますし、先ほど申し上げたように、予算をうちのほうへ例えばの話、企画財政課で一括で予算化をして全部を振るというのは、うちは管理、個別しておりませんので、そういった問題も出てまいりますので、あくまでやっぱり管理を行うところが契約をするというのが本来の在り方だということでございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) 私的には、そこの契約と管理が必ずしも一致しなくてもできるのではないかなという発想があるのですが、予算科目が違えば全くできないというのはあるのですが、予算科目もあれなのですが、ちょっとできるのではないかという発想があるのですが、もうちょっと勉強させていただきたいと思います。  それで、最後のほうの町道等の関係なのですけれども、整備のほうは256件5年間で、年間50件ぐらいが出てくるというのが毎年きちんと整理されているということで解釈していいのかなと思いますが、これだけ、でも50件というとかなりの大きな件数が毎年出てきているのかなと思います。この辺については、いわゆる進行管理的なところというのはきちんと整理されていると思うのですけれども、偏りというか、区によってはうんと出てくるけれども、区によっては出てこないみたいな、そういうのはあるのでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) 岩田議員さんの再質問にお答えいたします。  やはり被害が台風であった場合、山間部が多かったり、雪もやっぱり山間部が多いのですけれども、やはり区画整理がなされた上野東、越生東、それから西和田河原山地区、整備されていますので、舗装ですとか側溝、そういったものの申請というのは、そうは多くないです。やっぱり山間部に行けば行くほど頻度は多くなっているものだと思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。
    ◆1番(岩田眞一君) その前段で、木部塗装については、日本の建築の中で木部については塗装はあまりしないというようなことなのですけれども、実際外のベンチとかは、脇を見ると結構キノコが出ていたり、黒ずんでいたりしているというのが現実にはあると思うのですが、屋根があれば日本家屋も当然、その全体としては塗ったりしないというのはあると思うのですが、やはり屋根のないそういうベンチとかは塗装していたほうがいいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) 岩田議員さんの再質問にお答えいたします。  最初の答弁で、間伐材ですとか工事で出た木を使って、半分もうボランティアのような形で職人さんが作ってくれたものを置きます。それに塗装をすれば、しないよりかは長もちはすると思うのですけれども、腐る部分というのは座る面とかではなくて、いつも密着しているところ、椅子と椅子を支える足の部分、そういったところが実際に腐っていくわけです。それを定期的に椅子を分解して、またそこを塗り直すということよりも、また新しく出た木を利用して設置するというふうなスタイルを取っています。朽ちたら次のものということになれば、また工事で出た木も捨てずに回転していく、間伐材も回転していく。そういうことで、朽ちるまでの間の設置と考えております。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) 地元の特産である木を有効に活用していただくということでは、そのような利用について否定するものではないのですけれども、なるべくきれいな白木を見る機会が多ければいいと思いました。  最後的には、公民館なのですが、本当に町民として使い勝手がいいことが一番いいと思います。こういう中では、引き続き速やかな対応と、あとなるべく公民館を町民の方に使えるように、広報とかそういったことをやっていただければと思いますが、ホームページのほうでもそんなにないので、今年町のホームページはリニューアルするみたいなので、ぜひその利用について、申請とかいうのもネットでできるぐらいな感じのホームページのリニューアルというのを望みたいと思うのですけれども、あとできれば町長にそういった広報等、公民館についての利用についてご意見があれば、町長に直接お話しいただければと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 新井康之町長。          〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 公民館は皆さんに利用していただくためのものですから、ぜひ利用していただきたいというふうに思っております。そして、コロナで使用できないということは、もう早速ホームページに載せてありますので、ホームページを御覧になっていただければというふうに思っております。  ネット予約のほうは、まだちょっとそれだけの方法といいますか、来年はいろいろそういう係を置きますけれども、なかなかまだできない状態ではないかなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮島サイ子君) これで岩田眞一君の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                                      (午前11時43分) ○議長(宮島サイ子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 1時30分)                                                     ◇ 池 田 かつ子 君 ○議長(宮島サイ子君) 7番、池田かつ子君。          〔7番 池田かつ子君登壇〕 ◆7番(池田かつ子君) 7番、池田かつ子です。本日は、昨日より4度か5度気温が低いそうなのですが、お寒い中、傍聴にいらしていただきまして、大変ありがとうございます。最後までよろしくお願い申し上げます。  それでは、議長のお許しをいただきましたので、質問件名1について、1つだけの今回は質問ですので、質問させていただきます。  1、「小学校の通学班の状況と小中学校の安全な通学路の確保のために」。小中学生の登下校は、子供たちの一日の生活の充足感を左右する重要な部分であり、安全な通学路の整備のためには、定期的なチェックが不可欠であります。昨年、下校時に千葉県八街市で児童5人がトラックにはねられ死傷した事故は記憶に新しいです。登下校の事故は大事故につながっていることが多く、起こした運転手に対し憤りを感じるとともに、二度と同じような事故を起こさないために、交通安全教育、交通安全対策の重要性を痛感します。八街市の事故後、文部科学省、国土交通省、警察庁の連携により、通学路における合同点検の実施依頼があり、その際、町では通学路の点検を実施していますが、現在の通学路全てにおいて十分に整備され、安心安全が確保されているでしょうか。登下校の現場に行ってみますと、まだまだ改善の余地があることを実感します。そこで、お聞きします。  (1)、通学班の状況。  ア、小学校2校それぞれの通学班の総数は。  イ、班の構成員の最大は何人で最少は何人ですか。  ウ、スクールワゴン通学の人数は。  エ、保護者送迎通学児童数は。  (2)、中学生の登下校の方法とその様子は。  (3)、小学生の登下校の方法とその様子は。  (4)、登下校見守りの学校応援団にはどのような方々に協力していただいていますか。  (5)、中学生の自転車通学。  ア、自転車通学のルールは。  イ、自転車点検の方法(内容)は。  (6)、登下校の事故。  ア、日本スポーツ振興センターへの加入状況は。  イ、令和3年度のけがの件数は。  (7)、通学路の危険箇所点検。  ア、時期と回数。  イ、点検方法(内容)と点検者は。  ウ、危険箇所についてのPTAや学校からの要望は。  (8)、班から寄せられる声や課題は。  (9)、町の信号機要請場所(警察署要請案件)付近の通学路の場所は。  (10)、カーブミラー、ガードレール、横断歩道、信号機、防犯カメラ等、町民の声を受け、毎年、町が要望している場所に設置することが事故防止につながると思うが、その点について、現在の状況と見解は。  以上、よろしくご答弁願います。 ○議長(宮島サイ子君) 関口学学務課長。          〔学務課長 関口 学君登壇〕 ◎学務課長(関口学君) 池田議員さんの質問件名1、「小学校の通学班の状況と小中学校の安全な通学路の確保」のうち、質問の要旨(1)から(8)について、学務課からお答え申し上げます。  まず、質問の要旨(1)の通学班の状況のアでございますが、越生小学校55班、梅園小学校9班で、総数64班でございます。  次に、イでございますが、最大10人、最少3人でございます。  次に、ウでございますが、22人でございます。  次に、エでございますが、越生小学校では6人、梅園小学校では3人で、総数9名でございます。  続いて、質問の要旨(2)の中学生の登下校の方法とその様子でございますが、県道等の自動車の交通量が多い道路を避けて、生徒一人一人が通学路を設定し、学校近くの生徒を除いて自転車で通学しております。  続いて、(3)の小学生の登下校の方法とその様子でございますが、登校の際には通学班を編成し、徒歩で通学しております。通学班の編成の際には、PTAの役員さんが中心となり、自宅の位置や人数を考慮しております。通学班では、各班の年長者が班長と副班長を務め、班長が道路横断する際の横断旗を持ち、班員が道路を横断する際に安全を確認しております。また、低学年の児童の歩く速さに配慮し、班がばらばらにならないように気をつけながら登校しております。  また、下校の際でございますが、一斉下校日では通学班で下校いたしますが、学年ごとに下校の時間が異なる場合には通学班で下校せず、同じ方面へ帰る児童がまとまって下校しております。  続いて、(4)の登下校の見守りについてでございますが、PTA役員さんをはじめ、県が指定しているスクールガードリーダー、町の交通指導員、地域の見守りボランティアさんなど多数の方々と連携、協力し行っております。  続いて、(5)の中学生の自転車通学のアでございますが、中学校では「安全な登下校のために」という自転車通学安全マニュアルを活用し、毎年度当初に全校生徒に自転車通学のルールや自転車マナーについて指導を行っております。また、年度の途中には、埼玉県警が取り組んでいる中高生自転車安全運転講習会を実施し、交通安全ルールに対する意識の高揚に努めております。  次に、イについてでございますが、自転車点検は年3回、点検項目を13項目を設定し、教師が1台ずつ点検を行っております。  続いて、(6)の登下校の事故のアについてでございますが、越生町立小中学校に在籍している全ての児童生徒が加入しております。  次に、イについてでございますが、現在学校から報告のあった登下校中の事故は、小学校では4件、中学校では2件でございます。  続いて、(7)の通学路の危険箇所点検のアでございますが、点検は毎年行っております。時期は決まっておりませんが、今年度は夏休み前後に各校で行いました。また、恒常的な取組として、日頃より登下校の見守りをしてくださる方々からも、危険箇所の報告をいただいております。全県的な取組としては、5年に1度、各市町村が通学路安全総合点検を行い、その内容を県に報告し、埼玉県として危険箇所を改善するための通学路整備計画を策定しております。  次に、イでございますが、越生小中学校連合PTAが中心となって、町内の通学路における危険箇所をまとめております。また、越生小学校と梅園小学校では、児童の一斉下校日に教員が児童と一緒に歩き、下校指導と同時に通学路の安全点検を行っております。越生中学校では、生徒自身に通学路の危険箇所を確認させ、安全マップとしてまとめております。  次に、ウでございますが、これらの抽出された危険箇所については、教育委員会に要望として提出していただいております。これらの情報を受け、現地を確認したり、町の関係課や県及び警察と連携したりして、先ほどの答弁で申し上げた埼玉県の通学路整備計画に載せ、できるだけ早い改善を目指しております。  続いて、(8)の通学班から寄せられる声や課題についてでございますが、児童数の減少に伴い、集合場所までの距離との関係等で班編成に苦慮していることや、危険箇所の報告が挙がっております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 町田和久総務課長。          〔総務課長 町田和久君登壇〕 ◎総務課長(町田和久君) 池田議員さんのご質問のうち、質問件名1の(9)及び(10)について、総務課からお答え申し上げます。  初めに、質問件名1の(9)についてでございますが、令和3年度に町から西入間警察署に信号機の設置要望をしている14か所のうち、新設を要望している箇所で通学路となっている場所は、越生東2丁目4―4先の山吹大橋西、津久根480番地1先のJGMおごせゴルフクラブ入り口、上野2906番地1先の麻原酒造前、古池162番地1先の古池丁字路、成瀬735番地2先の成瀬交差点の5か所でございます。  また、既設信号機の感応式信号機への改良や、右折矢印信号機の設置を要望している箇所で通学路となっている場所は、鹿下506番地1先の鹿下交差点、西和田24番地先の山吹大橋東、成瀬833番地5先の成瀬交差点、大谷328番地2先の県立越生高校北の4か所でございます。  次に、(10)でございますが、初めに町が管理するカーブミラー及びガードレールにつきましては、要望されたものについては、必要性に応じ迅速に対応するよう努めております。なお、県が管理する県道のガードレールについては、町が県へ申請し、対応していただいているところでございます。  次に、信号機につきましては、毎年、総務課から西入間警察署に要望書を提出しております。令和3年度は、定周期信号機設置要望が新飯能寄居線の昭光物産前丁字路など8か所、押しボタン信号機の設置要望が県立越生高校前など2か所、右折矢印信号機の設置要望が山吹大橋東など4か所の合計14か所について要望しておりますが、現在のところ設置には至っておりません。  そのほか、横断歩道及び防犯カメラにつきましては現在、特に要望はなく、対応している案件はございません。  今後も交通安全及び地域防犯対する要望につきましては、関係機関とも連携し、設置について検討してまいりたいと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) それでは、再質問させていただきます。  質問の(1)のア、イ、ウ、エのところなのですが、その答弁を見ますと、質問もそうなのですが、答弁を見ますと、それぞれの子供たちの、中学生は一人一人で登校しているわけなのですが、そのほかの方法がスクールワゴンだとか、それから個人で送っている方とかいます。しかし、ほとんどが集団登校です。集団登校は、昭和30年代に集団登校が始まったということで、調べたときにありました。集団登校のメリットとデメリットはどのように受け止めていらっしゃいますか、学務課長さんお願いします。 ○議長(宮島サイ子君) 関口学学務課長。          〔学務課長 関口 学君登壇〕 ◎学務課長(関口学君) それでは、池田議員さんの再質問にお答え申し上げます。  集団登校をほとんどの小学生ですか、そちらのほうは行っているという状況でございます。こちらの集団登校のメリット、デメリットについての見解でございますが、メリットにつきましては、先ほど答弁でも少し低学年に配慮というような話もございましたが、異年齢集団で組んだりとか、そういったところで上級生が下級生の面倒を見るとか、また下級生はそういった上級生に憧れを持ちながら、自分もそうやって学年を上げていくのだというような、そういったつながりというものが生まれるのかなというふうに思います。また、集団ですと、何といっても1人でいる時間というのが少なくなりますので、やはり防犯については非常にメリットがあるかなというふうに思います。個人で登下校するよりも、複数人で登下校するほうが不審者それから防犯、危険な目に遭った場合の複数対応、不測の事態が起きた場合についても対応できるものと考えております。  また、こちらの通学班の編成でございますが、住んでいる位置によって主に編成されるもの、近くの、近所の子供たちというのですか、そういったところで編成するというふうになっております。やはり昨今地域のつながりとか、そういったものが希薄になる中、こういった近くの仲間といいますか、そういった集団編成を組むことによって、何か災害等が起きた場合とか、そういったものにも対応できるかなと思います。ほかの自治体の例とか見ますと、災害時に登校班を活用して避難訓練とか、避難の災害の対応ですか、そういったものを行うという事例も聞いております。そういったところがメリットになると考えております。  また、デメリットに関しましては、やはり人口減少、児童数減少による通学班の編成、こちらが非常に難しくなっているかなというふうに思います。また、先ほど集団下校は1人になる時間が少ないというような話がありましたけれども、集団編成するに当たって、どうしても児童数の減少によって1人になってしまうといったところ、こちらが課題になっていると思います。今のは集団登校のデメリットとは、ちょっとまた違うと思うのですけれども。また、集合時間等の設定がありますので、そこで団体行動ですから、全体の時間が遅れてしまったりとか、個人で行く場合にはそういったことを気にしないで、時間も気にせず自分の時間で行動できますけれども、集団となってくるとそれぞれの集合時間とか、歩く速さとか違いますので、そういったところの不便な部分、そういうのがあると考えております。  以上、集団登校メリット、デメリット、見解として述べさせていただきました。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) 通学班編成についてお尋ねします。通学班の編成は、さきの答弁にもありましたように児童数が減っているというお話があって、その辺苦慮しているのだということがあったのですけれども、班の編成は校外担当の役員さんが、親御さんが編成しますよね。その親御さんから、もう既に今の時期、新しい学年になるための通学班の編成がなされている時期だと思うのですけれども、編成担当の親御さんから、児童の減少によりどんな点特に苦慮したかというお話伺っていますか。 ○議長(宮島サイ子君) 関口学学務課長。          〔学務課長 関口 学君登壇〕 ◎学務課長(関口学君) それでは、池田議員さんの再質問にお答え申し上げます。  班編成、先ほど1次答弁のほうでPTA役員さんを中心に行っていただいているというような話をさせていただきました。今現在、通学班の編成中ということで、今のところこちらのほうの声としては上がってきていないところでございますが、やはり基本的に地区で編成する、例えば行政区ですか、上野東の何班とかそういったものを組むに当たって、上野東ではない地区ですか、隣の地区ですか、そういうのが入ることがあると思います。そういったところの苦慮、幾つかあると承知しております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) 多分これからも児童減少が続くと思いますので、予想されますので、編成には今までのセオリーどおりにはいかないのだと思っていますので、子供が安全に、そしてもう一つ安心して通えるような、1年間は少なからず仲間として通うわけですので、そこいら辺の配慮をぜひお願いしたいと思います。通学班は本当に問題、トラブルが多く起きるところ、時間帯というか、空間なのですよね。課長さんがおっしゃったように、メリットがデメリットとなる場合もありますので、ぜひお願いしたいと思います。  それから、登下校のけがなのですけれども、けがの件数が少ないので、ああ、よかったな、すごいなと思ったのですけれども、6件と4件でしたっけ、中学生と小学生のけがの時期、けがした時期と度合い、どの程度のけがだったのか教えていただけますか。 ○議長(宮島サイ子君) 関口学学務課長。          〔学務課長 関口 学君登壇〕 ◎学務課長(関口学君) それでは、池田議員さんの再質問にお答え申し上げます。  1次答弁のほうで、小学校で4件、中学校で2件というようなお話をさせていただきました。こちらの学務課のほうに、災害の事故件数ということで報告が上がっているものを計上させていただきましたけれども、時期についてでございますが、年間、6月ですが、1件でございます。7月1件でございます。今年の1月に2件となっております。今のが小学校の状況でございました。内容でございますが、本人自身の過失というか、走っていて転倒したとか、登校中に転倒して顔面を打ったとか、下校中、歩道とかに上って落ちてひねったとか、そういったもので、自動車との事故とか自転車の事故というのはございませんでした。  また、中学校の事故件数2件ですけれども、こちらも今年度については幸いなことに大きなものはございませんでした。1件については停車中の自動車に追突してしまったとか、前方不注意でございます。また、停車したら、横から来た車、徐行していた車ですけれども、それが腕に当たったとか、そういったもので、中学校の2件については病院に行くというようなことはございませんでした。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) 今ご答弁にあった最後の中学生の答弁なのですけれども、日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度を使っていますか。 ○議長(宮島サイ子君) 関口学学務課長。          〔学務課長 関口 学君登壇〕 ◎学務課長(関口学君) それでは、池田議員さんの再質問にお答え申し上げます。  中学校2件ございましたけれども、こちらはスポーツセンターの災害報告は使っておりません。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) 不幸中の幸いで、大きなけがにならなくて大変よかったです。登下校中の事故が本当に多いというのは、去年の千葉の八街市のことで皆さんもご記憶に新しいと思うのですけれども、3省庁が緊急合同点検、事故があってすぐ何日か後に、調査ということで教育委員会に上がってきているのだと思います。  それから、点検に関してなのですが、越生町教育委員会事務局の点検評価報告書によりますと、これ毎年やっているわけなのですけれども、通学班の危険箇所点検というので、ご答弁にもありましたけれども、PTA、学校から要望を募って通学路の危険箇所を把握しているのだということがありました。これはどんなことが、例えば今年度どんなことが、点検した結果要望として上がってきましたか。 ○議長(宮島サイ子君) 関口学学務課長。          〔学務課長 関口 学君登壇〕 ◎学務課長(関口学君) それでは、池田議員さんの再質問にお答え申し上げます。  先ほど1次答弁のほうで、小中学校連合PTAさんから危険箇所の報告についていただいていますということで、こちらは毎年教育委員会のほういただいていまして、そちらを各関係課、警察等、そちらと連携しながら改善に取り組んでおります。  どういった内容かといいますと、通学路中に木が茂っていて通行の邪魔になっているとか、またカーブミラーですか、こちらの向きがちょっとおかしいのでとか、木がかぶさっていて見づらいとか、歩道が狭いとか、歩道があるといいのではないかとか、また街灯関係ですか、ちょっと暗闇になってしまって街灯の設置が必要なのではないか、ちょっと暗くて危ないのではないかというような内容、そういったものが多数要望として出ております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) 今、カーブミラーの話が出ました。カーブミラーの話が出て、総務のほうからもカーブミラーについてのお答えをいただいていますけれども、カーブミラーなのですけれども、総務にお願いします。カーブミラーの点検は、1年間で何回ぐらいやっていますか。まちづくりですか、すみません。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) 池田議員さんの質問にお答えいたします。  定期的に時期を決めてやっているということはございません。職員が現地に出た際の確認であるですとか、あとは区からの通行人の情報、それから週1回道路パトロールをシルバー人材センターに委託してございますので、それで年50回、そのような形で維持しております。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) 今回、この質問をするに当たって、ちょっと遠い古池のほうの場所に行ってみました。学務課長さんからもご答弁がありましたけれども、カーブミラーが向きが曲がって、正しい向きではないのではないかというお話もありましたけれども、古池の古池162―1の先のところが、そこに唯一古池にある1つの班が通る場所なのですけれども、ニューサンピアから来て県道にぶつかるところなのですけれども、華園さんのところにぶつかるところなのですけれども、あそこのカーブミラーの状況とかをまちづくりの職員さんは把握しているでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) 再質問にお答えいたします。  正直、私の耳には職員から入っておりませんが、軽微なことであれば担当が聞き、グループ長が処理するという形ですので、ちょっと今分かりませんが、曲がっているという情報があれば、そうですか。すぐに点検、確認はいたします。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) 頼もしい対応を、即対応を田中課長にはしていただけるものと思っているのですが、あそこは総務課長さんのほうからも信号機の要望のある通学班の場所はという時に、そこが上がってきていますよね、古池の162―1のところ。あそこというのは、平成17年から町が西入間警察署に要望している場所なのです。そのうちに、変な言い方ですが、根比べではないけれども、つけてほしいといった要望を西入間に出し、それを毎年毎年ずっと何年間も続けてきて、そのうちに児童数が少なくなってきているという状態なのですが、あそこはでも住民の方も、またいでごみ集積所に来ていますので、そういう状況のところだからこそ、ちっちゃい子供たちが通る、通学班が利用するカーブミラーに関しては、これが終わったらすぐにでも、まちづくりの方たちはフットワークが特に軽いですので、行っていただいて確認をして、正常な位置に戻していただければ子供たちも安心、町長さんのマニフェストにある安全安心につながるのではないかということを思っています。答えは結構です。  続けていいですか。 ○議長(宮島サイ子君) はい。 ◆7番(池田かつ子君) 通学班の危険箇所の点検に戻りますが、そこのところで学校のほうに伺います。子ども110番の家に関して質問というか、要望出ませんでしたか。 ○議長(宮島サイ子君) 関口学学務課長。          〔学務課長 関口 学君登壇〕 ◎学務課長(関口学君) 池田議員さんの再質問にお答え申し上げます。  子ども110番の家については、所掌は生涯学習課ということですけれども、学校のほうから要望としては、年度更新といいますか、見直しというような声が上がっています。具体的に、何年も同じ場所を指定しているけれども、少し見直すのはどうかなというところで、PTA関係のほうから要望は上がっております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) そうですね。そろそろ見直しも必要な頃ではないかと私も思いますが、子ども110番は何かあったときに子供が駆け込めるようにということで子ども110番だと思うのですけれども、その子ども110番の家になっているお宅に毎年子供たちの様子どうですかとか、見直しも含めてそういうことをお聞きしに行っていますでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 池田議員さんの再質問に生涯学習課のほうからお答えいたします。  PTAの方には大変ご苦労かけてしまっているのですけれども、一応そのように一軒一軒回っているといったような報告をいただいているところです。確認に行っているといった話は聞いております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) 確認に行っていると、かなりの軒数だと思うのですけれども、その中で確認に行ったときに上がってきた声をお聞かせください。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 池田議員さんの再質問にお答えいたします。  これちょっと前向きな話といった感じではなかったのですけれども、ちょっと長いことやっていて、生徒さんも、子供さんもあまり近所にいなくなったとか、そういったこともあるので外してほしいというか、そういった声をいただいたといったようなお話はちょっと聞いたような、報告がありました。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) 道々歩いていますと、本当に子供が困ったときに駆け込めるように、子供の目線でそれぞれの依頼されたお宅がカードというのですか、子ども110番の家だよというのが分かるように貼ってあります。ところが、回ってみてお話を聞きますと、依頼されたのだけれども、声を聞いてくれない、声を聞きに来てくれないというお話を伺ったのです。ですので、これは大変だと思って、町に対してすごく前向きで、子供たちの教育に前向きで、皆さん町の越生の方々が、そんな方たちが引き受けてくださるのだと思うのです。ですから、やっぱり依頼されているのだけれども、様子を聞きに来てくれないと。ちょっと2回も言ってしまったのですが、それでプレートが経年劣化しているのだけれども、取替えに来てほしいなと言って、あとプレートも風雪に耐えられないような状態であると。本当はそちらから、そういう状態になったら発信もしてほしいというお願いを、依頼する町のほうからそういったときの場合はとかというようなお願いの仕方をしたほうがいいのかなと思うのですけれども、近日中にぜひ時間をつくっていただいて、子ども110番の家の聞き取りをしていただけますか。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 池田議員さんの再質問にお答えいたします。  早急に、112軒あると聞いております。対応したいと思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) 何軒あろうが、町の職員手分けして、ぜひやってください。本当に繰り返しになりますが、町の人たちは町のためならという気持ちで依頼受けていますと言っていましたし、私から見ても受けていますので、ぜひ早急に計画を立ててやってほしいと思います。  それから、通学路を歩いてみますと、子供たちが通るところに線が2つ描いてあるのです。白線、グリーン線があるのですけれども、あれグリーン線をグリーンベルトと言うのだそうですけれども、グリーンベルトはどんなところにつくのですか。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) 池田議員さんの再質問にお答えいたします。  グリーンベルトをつける場所の定義はございません。大きな道路を、越生町ですと国の補助金をもらって造るとなったときには、道路法に基づいた道路の幅員を造ります。そうしますと、道路法に基づいた幅員の中に歩道帯が必要であるというふうに申請をすれば歩道がつきます。歩道がつけば、グリーンベルトは要りません。ですが、在来の道であったり交通量の変化によって子供たちが危険にさらされるような場所があれば、検討してそこにつけます。最近ですと、如意のバイパスから毛呂に抜ける町道1―30号線、昨年の9月に補正予算をいただいて、約800メートル区間舗装の打ち換えを行いましたが、検討の結果、バイパスから大野屋さんというお店までの間、昔からの在来の道がありましたので、そこの部分については両側グリーンベルトを引きました。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) 次に新しいのは、鹿下の1―10号線の斎場のところですよね。あそこにグリーンベルトが引いてあるのですけれども、あと学校の周り、さっき課長がご答弁したように、子供たちが危険にさらされないようにというお話でしたが、そこに引いてあるのですけれども、しかしながらそのグリーンベルトが見えづらくなっていますね、かなり。ですので、学校の周り、子供たちが行く学校の周りが特に見えづらいです。それで、定義を教えていただいたとおりの場所にもグリーンベルトが引いてあるのですけれども、特に学校の周りが薄くなっていますので、その計画等はどうなのでしょうか。ありますか、グリーンベルトの塗り直し計画。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) 再質問にお答えいたします。  アスファルト舗装を打ち換える際に塗り替えるということが多いです。亀裂の入ったところになかなかラインが、液体でございますので、なかなか塗りづらいというところはあるのですけれども、舗装を待って塗るのか、グリーンベルトのほうが優先されるのであれば、それは舗装を打ち換えながらもグリーンベルトは引いてまいります。  また、グリーンベルトはもちろん子供たちだけの、主に子供たちのために学校の周りを優先的に引きますけれども、歩行者が増える時期、増える場所、また年代によって子供さんたちがいなくなってしまう地域ですとか、また急に増える、通学区が増えた、そういうふうな情報を基に、生徒数も町ですからもちろん把握できますので、そういうことを考えながら、必要に応じて計画的にというふうにやっております。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) 必要に応じてというお話だったのですが、私が回ってみたら、グリーンベルト、ところによっては白線、それが消えかかっています。それで、これはやっぱり危険予防だと思うのです。色がきちんと塗り替えてあれば、危険から守ってくれると思うのです。ですから、必要に応じてとかではなくて、ぜひぜひパトロールしていただいて、今どんな状態かというのを把握してやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) 再質問にお答えいたします。  ご要望ですとかというのを待ってやるのではなく、我々も現地に出て、決まった時間に現地に出るということが多いです。子供が登校している時間というのは、なかなか職員そこを通行しないことはあるのです。やっぱりそういった時間に、おっしゃられるとおり定期的に職員が出て、どういう状況なのかというのを見るのはやっぱり必要だと思いますので、パトロールの方法も、あと現地に向かう方法も変えていきたいと。今では同じ現場に行くのに対して、行き帰り違う道を通ったりとか、いろんなことをしながら見るのは見ていますけれども、やっぱり時間帯というのはなかなか今できておりませんので、今後そういうふうにしていきたいと思っています。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) 直近でまちづくりの課のほうにお願い、町民の方からお願いされたので伝えに行ったところ、その日の役場のお仕事もあったのだろうが、当然といえば当然かもしれないのですけれども、それ当然よりも、やっぱり連絡をまちづくりにしたら、朝9時頃したら9時半に見に行ってもらって、それが高齢者の方だったのですけれども、安心安全につながるのです。パトロールに来てもらったというのが、ここのところ2件ばかり続いたのですけれども、町民の方はよかったと笑顔で喜んで安定した生活ができるわけですから、ぜひ今のようなご答弁で頼もしいなとまた思ったのですけれども、ぜひ速攻で行動に移していただいて、よろしくお願いしたいと思います。  最後に、あと1つ質問させていただきます。教育委員会事務局の点検評価報告書とか、それから越生町の教育行政重点施策の中に、家庭・地域の教育力の向上というところで、(3)の学校応援団活動の推進というのがあるのですけれども、この中にこういうことが書いてあります。項目として、「ボランティアとして学校への協力・支援を行う保護者・地域の力を応援する」、2つ目、「学校応援団活動を充実させ、登下校の安全確保や学習のための環境整備を図り、学校・家庭・地域が一体となった教育を推進する」というので、学校のところにちょっと視点を当てて質問させていただきますが、一斉下校、月1ありますよね。それで、一斉下校のときは先生たちは自分の担当の多分、多分なのですが、場所について、それで子供と一緒に下校していますし、そういう教育活動を見る機会があるのですけれども、ここの学校、家庭、地域が一体となった教育を目指すというところに、学校の先生たちは一斉下校のほかにどんな形で関わっているのでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 関口学学務課長。          〔学務課長 関口 学君登壇〕 ◎学務課長(関口学君) それでは、池田議員さんの再質問にお答え申し上げます。  学校、家庭、地域連携をして、地域交通安全というか危険箇所、そういうようなものを探る働きというか、取組としては一斉下校あります。一斉下校については、特に小学校で月に1回行っておりまして、担任の先生や先生たちが地域に出てということで歩いております。また、登下校、特に朝の登校指導等でいろんなところでボランティアさんが旗当番で立っていたりとか、そういったところでコミュニケーションを取ることによって、こういうここが危ないのだよとか、木が茂っていて危ないのだよというような、そういうような情報収集、また地域の人たちは先生が回っているのだなということで、少し安心感を得るというようなことがございます。  また、立哨指導でいいますと、中学校は月に1回、各学校で危ない交差点のところに立って交通指導をしております。そこに通る車も含めてですけれども、地域の人は先生たちが立っているのだなとか、そういったことを思うことによって情報を与えやすいといいますか、情報を吸い取りやすい、そういうような機能は持っているというふうに考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆7番(池田かつ子君) 私、ここで何が言いたかったかといいますと、学校管理下の子供たちのことと、それから先生の働き方改革についてお尋ねをしたかったのです。学校保健安全法ですか、の27条と28条を読み込むと、それは登下校に、私が最初に質問のときに言ったように、学校と地域と連携してみたいなところがあるのですが、せっかく2019年に働き方改革が中教審で答申ということでまとめられて現場に来たわけなのですが、先生方の仕事をこれ以上増やしてはいけないというところで、教育委員会はどのようにその辺をしているのかということを聞きたかったので、この答えについては、ああ、聞けますか。 ○議長(宮島サイ子君) 時間です。 ◆7番(池田かつ子君) 時間だそうなので、委員会で質問しますので、ぜひお答えのほうよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(宮島サイ子君) これで池田かつ子君の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩します。                                      (午後 2時31分) ○議長(宮島サイ子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 2時45分)                                                     ◇ 関 根 真 一 君 ○議長(宮島サイ子君) 6番、関根真一君。          〔6番 関根真一君登壇〕 ◆6番(関根真一君) 6番、関根です。傍聴の皆様には、最後の最後までお残りいただきまして、ありがとうございます。今日はまだ明るいので、大丈夫だと思います。  議長のお許しをいただきましたので、通告どおり質問をさせていただきます。  私も間もなく3年を終えることになりまして、大分慣れてきました。人間ウオッチングが仕事ですから、いろいろやります。コンピューターで「議会」と入れて「真面目」とやると「水澤」とか出てくるのですけれども、「不真面目」と入れたら誰が出たと思いますか、「関根」と出ました。こんな状態です。また、課長とも長いお付き合いになりまして、その人が全て癖を持っていますから、その癖をどういうふうに探りながらやっていくかというところが楽しいところでございます。私のほうから質問をさせていただきます。  私のほうは、質問が2件でございます。質問件名1、町道3―2369号線道路改良工事についてお尋ねします。あの道路は、平成27年11月5日に黒岩区長の申請を受理していただき、完成に向けるものですが、申請では「小学校の通学路であるのに、大雨の際水がたまるような道路だったので改良依頼」をしています。私の前の前の区長でございます。  それが、消防車やレスキュー車も活動できる立派な道路になると聞いて、用地買収に快く応じてくださった地権者の皆様、並びに行政のご理解に感謝申し上げます。完成に先立ち、保護者から新たに心配の声が上がっていますので、確認させてください。  (1)、児童の安全を最優先にし、県道からの通過交通をできる限り控えるよう、町で看板等を設置する必要があると思われるが、町の考えはいかがですか。  質問件名2、株式会社越生特産物加工研究所の直近状況に関して。三月ごとの定例会は、返済開始期限を定期的に、非情な時として刻んでいます。次回定例会は6月ですが、1年後のその月は、いみじくも返済開始月です。  令和2年6月2日の定例会で、一般会計補正予算の(款)農業水産業費(項)農業費で一般事務費として、3,000万円を町が第三セクターの企業に貸し出したものですが、コロナの影響下はその時点でも警戒領域でした。当時の説明者は新型コロナウイルス感染症の影響により、梅、ユズの販売の減少を見越し、「果実経営」ここは「果樹」でした。すみません、直してください。「果樹経営支援対策事業費」200万円も計上しています。それがあるため、それ以降に、コロナでの経営苦は理由にできないと言えます。経営状況を垣間見るに、返済の厳しさは募ると思いますが、時は待ちません。  ある議員が言いました。「返せなくなった際の質問は、そこまでの問題を掘り起こし、まとめて執行部に確認します」と私に伝えてきています。何とかそれだけは避け、会社の健全化を望むものです。  (1)、この3か月、管理者(社長でも役員でも結構です)は、返済が着実にできるよう、様々な方策の指示を出していると思いますが、何か変化が起きていますか。  (2)、この間3か月、返済実現のために、どんな業務改善が行われましたか。  (3)、12月定例会の一般質問で私が提唱したことの予定はあるように聞いていますが、その手法や期日がまだ不明です。今まで開催されていなかった明確な理由がありますか。これは提出した後に、後日、日程が決まっております。回答は、どちらでも結構でございます。  (4)、現場の営業責任者の声等を聞きたくとも、我々には何の権限もなく、2か所からの指示や命令、アドバイスは、現場には迷惑なことだと考えて避けております。どんな状況なのか教えてください。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) 関根議員さんのご質問のうち、質問件名1について、まちづくり整備課からお答え申し上げます。  現在、工事中の町道周辺では、平成7年度から25年度にかけて、越生町役場から越生小学校までの区間で、歩道の整備や水路の暗渠化、狭小な道路の拡幅工事など、小中学生や付近住民が安心安全に利用できる道路の整備を継続的に進めてきました。現在工事中の箇所につきましても、消防車やレスキュー車が通行できないことから、継続的な整備は必要であったものと考えております。  このような中、平成27年に黒岩区から区長申請が提出されたことにより、子供の通学路の安全確保はもとより、緊急時や災害時への対応が可能な道路事業へと進むことができたものでございます。  今回、関根議員さんからご指摘がありましたとおり、道路の拡幅が完了した後、県道からの通過のみを目的とした車両の増加が予想されることから、町では安全対策として歩行者の通行区分を明確にするため、路肩の歩行部分を緑色に着色するとともに、先ほどのグリーンベルトのことでございます、県道から進入する大型車や通り抜けのみの車両に対して明確に視認できるよう、通り抜け禁止の看板を設置し、安全対策に努めてまいりたいと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 関根議員さんのご質問のうち、質問件名2について、企画財政課からお答え申し上げます。  初めに、質問の要旨(1)ですが、まず取締役会においては、定時の取締役会は会社の四半期報告に基づき、会社の状況について確認をしております。また、新型コロナウイルス感染症の売上げへの影響は少なからず出ており、商工会との協力の下、新たな販売先の開拓なども行い、それなりの成果がございますが、会社全体としては厳しい状況が続いております。  そして、代表取締役等が定期に社員との意見交換を行ったり、社員の打合せに参加したりすることで社員のやる気を引き出し、また社員数の減少などもございましたが、社員と一丸になり経営改善に取り組んでまいりました。  変化ということでは、社員の意識は確実に変わってきているものと思います。それは、個々の小売販売をしていただいているお店の商品陳列などの拡大や経費節減への取組、梅干し生産等における梅農家役員による指導や帳簿に詳しい役員による会計への関与など、様々な変化が生じているものと思います。  次に、(2)でございますが、返済実現は、会社経営の黒字化を図り、会社現金を増やすことが重要と考えております。そのため、社員等は必要最小限にし、現在は越生町商工会から派遣をしていただいている中小企業診断士の方の診断結果を踏まえた業務改善に取り組むことを考えております。  次に、(3)でございますが、行政側としては議会側からのご提案をいただけるものと考えておりました。といいますのも、同じく第三セクターであった株式会社ゆうパークおごせの検討委員会は議会主導でのものであったことからでございます。以上の理由でございます。  最後に、(4)でございます。今は、先ほども申し上げましたが、新型コロナウイルス感染症の影響からか、越生町への来町者の減少による加工所商品の売上げが減少している状況でございます。これは、昨年よりも顕著なようでございます。そこに、原油高等の影響から資材費等が高騰し、加工所商品の値上げについて社員から提案を受け、検討しているようでございます。  社長等は、社員の打合せなどに参加し、現場の声をお聞きしながら、改善できるところは改善し、会社の黒字化を図っているところでございます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 関根真一君。 ◆6番(関根真一君) 1の回答、まちづくり整備課のご回答ありがとうございました。道路は完成するものの、事故が起きては全く意味がありません。完成後も注意が必要でしょうし、通行者への牽制も必要でしょう。地元住民の声も真摯に受け止めていただきましたこと、感謝申し上げ、地元民に伝えます。ありがとうございました。  安全のための看板設置は、最後に考えておりますではなく、必ず実現していただきたいと思います。  2の質問に入らせていただきます。特産物加工研究所の質問ですけれども、今ご答弁いただきました中に、商工会等の協力の下、新たな販売先開拓の成果があったと答弁がありました。開拓されたところを具体的にお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 関根議員さんの再質問に企画財政課からお答え申し上げます。  会社のほうからのお話ですと、埼玉県商工会連合会のほうで、記念事業か何かで加工所商品を扱っていただけるということで、県内商工会幾つもあるわけなのですが、そういった全ての加盟商工会のほうに商品を納入するという事業があったようでございます。  それから、髙島屋さんだったと思うのですけれども、オンラインか何かの特産品のインターネット上の販売のところに載せていただけるということで、そちらのほうも商品として取上げを、商工会からの紹介の中で取上げをしていただけることになりまして、こちらのほうも、どのくらい販売できたかというのはちょっと把握しておりませんけれども、そちらのほうで販売をさせていただいたということがあったようでございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 関根真一君。 ◆6番(関根真一君) どちらも大口な話だと思います。これは確実に信頼を築いていただき、成果を上げていただきたいと思います。  次の質問は、前12月定例会の答弁で、従業員との懇談の機会を設けるとあります。今回は、意見交換をしたとあります。それは、いつ行われ、そこで出た問題点は何で、その対応でどんな効果が、または成果が生まれたかお聞かせください。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 関根議員さんの再質問に企画財政課からお答え申し上げます。  すみません。今のご質問の前に、先ほど「髙島屋」と申し上げましたが、「大丸松坂屋」ということで、大変失礼いたしました。訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  意見交換を通じてどのような成果ということなのですけれども、まず社員の方がどんな思いでやっていらっしゃるかというところから入るというところで意見交換、思っていることを自由に言っていただくと。一人一人の社員の方が順番にと言っては変なのですけれども、意見を出していただいて、それをお聞きするような形を取らせていただいたというふうに認識しております。2回ほどやらせていただいて、日付はちょっと申し訳ありません、あれなのですけれども、2回ほどやらせていただく中で、こういうふうにしたほうがいいのではないか、改善を社員のほうから提案をいただいて、それが実行に移せる、社員全員の方がいらっしゃいますので、それぞれの社員が思っている改善方法について、それぞれの社員が思うところを言っていただいて、その中で改善できるところは改善していくというような意見交換の場になっていると思っています。  先ほどの1回目の答弁の中で、今回の値上げの部分につきましても、社員からいわゆる原価計算の話が出まして、もう少し利幅を取れると言っては変なのですけれども、取れるところは上げていかないと、特にここのところで急激に原油高の影響というのが決して少なくなくて、いろんな商品というか、原材料が値上げをされてきております。既に包装材なんかも含めて、会社のほうにも値上げをさせていただきますというお話が上がってきているようです。そういう中で、やっぱり会社としての利益を確保しなくてはなりませんので、そういう中で経営側から値上げ云々ということでなくて、今回の場合は社員のほうから、これはもう値上げをしないとなかなか難しいですという中での値上げを今、検討している最中でございます。そういった変化というか、意識として会社利益というものを考えていただいて行ってきているのかなというふうに感じております。そういう意見交換の場であったということでございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 関根真一君。 ◆6番(関根真一君) 私も初めて聞いたところで、値上げの問題というのは非常に重要なところで、観光で来た購入者は主婦が多いと思うのです。その者たちは、昨年の値段もしっかり覚えているというのが女性の特色でございます。ただ、今この値上げの時期としては最適と言ってはおかしいのですけれども、大手がどんどん上げております。カップ麺でもそうなのですけれども、350円が380円だとか上げますけれども、我々の世界にあるのはいつも192円とか、そういう値段なのです。だから、その騒がせているところを、うまいことこっそり上げる。幅は、主たるものはちょっと上げるということが大事だと思います。周りのものをちょっと高めに上げるというのは、これはだまされて買う。これは商売ですけれども、いや、そんなことを言っているあれではないのですけれども、そういう話でちょっと慎重にやっていただきいと思います。  また今、社員の気づきがあるということでお聞きしましたけれども、一つ社員の意識が確実に変わってきているように思うとの答弁があります。答弁に示されたもの以外で、それは販売店の商品陳列なんていうのが書かれています。具体的なものが、何かほかにありますか。あればお答えください。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕
    企画財政課長池田好雄君) 関根議員さんの再質問に企画財政課からお答え申し上げます。  大変申し訳ないのですけれども、行政職員でございますので、会社に直接入り込んで、ずっとついて状況を確認しているわけではございませんので、先ほど言った意見交換の場で、先ほど言った値上げなんかのところで意識を持って行っていたりと。販売先、これは社員の方がおっしゃっていらっしゃったのですけれども、陳列棚を少しでも幅を取るような形で、そこの置いていただいているお店のほうにお花を使用して、少しでも棚を余分に取るというか、商品を並べさせていただくような話をさせていただいているというお話をしておりました。そういったところから判断をしているということでございます。  社員のほうも、確実に1回かなり減っておりますので、そういった意味では生産性が、当然社員が減っていますから落ちるわけなのです。その辺の苦労はかなりしているようでございますけれども、そういう意味では一生懸命そこを補うように協力をしてやっているというところを、見ていてそういうふうに感じるということでご理解をいただければというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 関根真一君。 ◆6番(関根真一君) 分かりました。  そして、その次に社員が経費節減に取り組んだというふうに書かれています。これは大きなことではないかとは思うのですけれども、どんな気持ちで社員が取り組んでくれたかというのがありましたら、ご報告願いたいと思います。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 関根議員さんの再質問に企画財政課からお答え申し上げます。  これは、うちのお聞きしている範囲の話になって申し訳ございませんけれども、作業効率を図るために、今まで3人でやっていたような仕事を2人で行う。あるいは配送ルートが営業社員など決めてあったわけなのですけれども、それの見直しを行って、できるだけ効率よく回れるようなルートを選ぶような振り分けをしたいというようなことを行っているようでございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 関根真一君。 ◆6番(関根真一君) 具体的にそれができてくると、相当大きな効果が生まれると思います。現在60件ぐらいの取引先があって、2名の営業さんが回っているということも聞いています。さらにお店が増えてきたときに、どうやって効率を図るか。回る順番を変えるとか、その辺は非常に大事なことで、その意識がついてくるということは、黒字化も近いとは言いませんけれども、いい方向に向いていると思います。  次は、質問の2の(3)の答弁で、行政側としては議会側からの提案をいただけるものと考えていたとありますが、12月定例会の議事録を見てください。165ページの下段に私の質問で、個人の意見と断った上で、約500文字の記録があります。その中で最後に、窓口は議長がおりますので、議長のほうとお話をいただきたいと締めくくっています。この答弁は、ちょっとこちらから待っていたというのが答弁でしたけれども、執行部の詭弁ですか、議事録の未確認ですか、そこをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 関根議員さんの再質問に企画財政課からお答え申し上げます。  ご提案をいただいたということは、当然私はここにおりましたので承知をしておりました。その中で、待っていたという言い方は大変失礼なのかもしれませんけれども、こちら、行政側で具体的にどういう形のものをというふうな形で言うというのは、逆に失礼なことなのかなという認識でおりました。理想というか、議会のほうでどういう形というか、いうふうな形、勉強会みたいな形にうちのほうが参加させていただくのか、合同的に方向性を探るような会議にするのか。そういったところがちょっと、こちら側でこういうふうな形でと言うのもちょっとどうかなという思いがありまして、すみません、ちょっと待っていたところがございまして、発足するのが遅れてしまったということでございます。決して他意があったわけではないですので、その点だけはご理解をいただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 関根真一君。 ◆6番(関根真一君) よく理解できました。今回の一般質問の最初に水澤さんが質問して、いろいろ問うてくれたことがそこにも入っているようです。執行部は執行部のというところを言っていただいて、ああ、なるほどと今思いました。ただ、私も3年間、あっという間に過ぎましたけれども、ずっと池田さんにだまされておるような気がしますので、そこら辺はちょっと注意しながら臨んでいきたいと思います。  この融資の問題ですけれども、一昨年、令和2年6月の定例会から始まっていると記憶しています。私もこの質問を重ねてする以上、細かく見てまいりました。ただ、議員は皆このことを強く、ただ単に要求するだけではなくて、残すものは何かということはしっかり分かっています。ユズの生産であったり、それから梅の生産が越生町の特徴ではないか。これをうたっていかなければいかぬということがあって、でもこれはしっかりした形を最後に残しましょうよということで言っていると思います。私も、いじめるつもりは毛頭ございません。ただ、流れを確認しておかないといけないということがあります。  引継ぎで首長から首長への場合は、課長に伝えたことが引き継がれることで済むそうですが、株式会社越生特産物加工研究所は独立した法人であり、そのトップへの就任は前任者から詳細な引継ぎがあったものと思います。また、過去の引継ぎでは冷凍された梅とユズが隠蔽されており、処分するのに大損害を受けたということが言われています。これは苦い経験で、大事件となっています。これは、その時点で引継ぎが正しく行われなかったことを意味しています。その梅、ユズの残骸写真、当時議員は皆、写真まで配付されて見たものです。組織変更や人事異動の場合は、棚卸しを境として引き継がれ、新たなスタートが始まります。受け入れた後は、前任者の責任は消えます。ただ、当時でも販路は50以上あったと思われる中、その販売先の在庫確認など取引先の多大な協力がないと難しかったと思います。  また、棚卸しというものは第三者を立ち会わせ、証人としてその結果を引き継ぐものなのです。私が勤めていた先でも、半年に1度店を早めに閉めて棚卸しをやります。もうこれは大変なことでして、棚卸しの不正をした犯人を何回か捕まえたこともあります。ただ、逆に自分の部下に不正をやられたこともありました。私はオーディオの売場も自分のテリトリーにあったのですけれども、そのときのムービングカメラ18万円ぐらいの空箱が2個作り上げられていた。そういう結果を見たときに、係長が替わったとき行ったら空箱なのです。どうしてこれがあるのだと、次の代行に聞いたのです。そうしたら、その方が、何を言うかと。ここは係長が絶対手をつけさせなかった。だから、そこでずっと調整をしていたのです。これが棚卸しというものなのです。処分は、その係長は降格して平社員になります。課長でも平社員になります。そのくらいの大事なことなのです、経営というのは。  それで、この件について、社長から社長へ引継ぎがあったと思うのですけれども、その記録、あるいは第三者というものがありましたか。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 関根議員さんの再質問に企画財政課からお答え申し上げます。  大変申し訳ないお話なのですけれども、社長同士がどういう引継ぎをされているか、残念ながら私どもはちょっと把握をしておりません。今、在庫のお話がございまして、その在庫処分をしたのが26年の決算で、マイナス2,638万410円という当期損失が出ている。そのときが、多分在庫処分をしたときに当たるのだというふうに思います。  その抱えている在庫が使えるか使えないかという話になりますと、梅の多分冷凍したものが冷凍焼けになって使えないということの中で処分がなされていると私なんかはお聞きしているのですけれども、そこに至った経緯というのは、そのもう前から、それこそ平成の初期の頃からのお話になってきている。その間に、もう物すごい人が関わってきてしまっていますので、それが実際に使える、使えないという判断をその時点でできるかというと、非常に難しい。特に生梅であったり、生のユズであったりとか、判断がちょっと分かれるところなのですけれども、それ使えないとなったときに、いわゆる処分をして特別損失という形で計上させていたということなのだというふうに思います。  過去のその辺のところというのを、3,000万の融資のところにずっとつながっていくお話なのかもしれませんけれども、以前に議会のほうでも申し上げさせていただきましたけれども、その時点の特別損失だけが問題ではなくて、そのもっと前から本質的な問題は起こっていたわけなのです。ただ、それがずっと、そこまで報告がなかった中で、決算書も私もすみません、その古いやつの現金残高がどうだったかとか、そういったところまではちょっと見ていないので、決算書の私がちょっと取りまとめたのが、売上高だとか一般管理費の総計だったりとか利益の状況だったりというだけを拾い集めて、議員さんにお配りさせていただいたときは作らせていただいて、個別の手持ち現金だったり、今だったら多分手持ち現金から何か、全部調べ上げればそういうのは見えてくるのかもしれないのですけれども、ただそれはそれぞれの年度年度の事情というのは多分恐らくあったと思いますので、それを掘り下げることはちょっと難しいかなと。  この第三セクターの問題点は、まさにそういうところで、町長が替わった時点で代表がどんどん、どんどん替わっていくわけなのです。以前は、申し上げましたけれども、専務取締役という方が、ずっと同じ方がやっていく中で動いていった。ところが、何年か前の専務取締役が替わったことによって、大きく変わってきてしまった。社員もここのところ、かなりの勢いで人が入れ替わっていく。こういう問題が複合的に合わさって、現在の状況になっているというところをぜひご理解いただければというふうに思います。大変ちょっと答えになっていなくて申し訳ないのですけれども、引継ぎの状況というのは、ちょっとうちのほうでは把握できていないということですので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 関根真一君。 ◆6番(関根真一君) 答えにはなっていません。ただ、これは私が今日お尋ねしておいたのは、現社長が、いずれ問題になるということがないようにということで、警告というか警戒です。ぜひ分かる範囲で思っていていただきたいと思います。  例えば銀行というのは、商品はお金なのです。それで、支店長が替わるときに次の支店長が来るわけですけれども、その支店長、前の支店長というのは自宅3日謹慎とか、そういう制度なのです。長いところでは1週間謹慎なのです、大きなところでは。その間に、全部伝票を調べるのです。それで不正がないかということで、次の人に引き継ぐのです。先ほども言いましたけれども、棚卸しで不正がなくて、赤字が出たのを途中で引き継いだら、赤字のままのスタートでいくのです。ですから、これは町長兼社長のほうでぜひ知っておくというか、法律的には詳しいでしょうから、ぜひ覚えておいていただきたいと思います。  次に、この資金の貸出ししたときにはコロナによる営業苦という問題が発生し、検討に入りました。当時の議事録、もう私も何回も何回も見ています。その中で、令和2年6月の2日に髙橋議員の質問に対し、前社長が議会や全員協議会で語っています。当時の関係者はご記憶があると思いますし、もちろんこの議事録も、会議録もお持ちだと思います。最初にリストラで人件費を年間700万削減できると話しています。同様な質問をする議員が多いため、この答弁を数回繰り返していました。しかし、発言後に執行部から指摘を受け、言い直した内容は、700万円は人件費だけでなく総額の削減だったと訂正され、軽率な答弁を後で謝罪した記憶もあります。今となっては遅いのですが、この当時の社長の経営指標はどのように読んでいたのか分かりません。  次に、大事なところなのですけれども、浅見様と委託契約を結んでいた記憶があると思います。この方の能力は頼れると発言していますが、その後、契約が切れているようです。契約時は褒めちぎり、やめた理由は議員も知らない、こういう状況にあります。実は、私も彼は存じており、確かに行動力のある方でしたから期待していました。結果も出始めました。ただ、1年で契約が絶たれるとなると、まるで資金を借りるための策だったのかと疑いたくなります。その後、改革は停止しています。  新製品、蜂蜜漬けの梅干しにチャレンジするとも発言しています。今、その製品は幾らで売っているのでしょうか。どのくらい売れているのでしょうか。それから5か月後には、社長も退任し、移っていますので、そこまでこの記憶が残っているということをお伝えしておきます。  また、その前社長は自らの気づきだと思うのですが、現場に常駐しないと赤字は埋まらない。そのために最前線行動をすると発言しています。この発言を聞いたときは本気だなと思いましたが、ただその現場に常に入るということはとても無理なことで、できていなかったようにも記憶しています。これらは全て記録に載っています。内容からしても、法人政策という名を借りた執行部の議会対応と見えます。  前定例会から3か月、本日の一般質問の答弁を聞く限り、会社はよい方向に向いているようにはまだ見えません。本来、株式会社越生特産物加工研究所の問題なのですが、第三セクター特有の社長が首長であることから、先ほど池田さんも言っていましたけれども、仕方なく執行部を中心とした指導が前面に出てきているようです。残念ながら、執行部には経営能力があるとは思えません。商売の本質を知る経営者の存在が、今求められています。ここで執行部の過去の回答や対策が実行されているか、確認させてください。  質問です。企業運営で現金保有は大事とは言っています。確かです。株式会社越生特産物加工研究所では、1,000万円以下になると危険水域のようです。直近の状況をお答えください。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 関根議員さんの再質問に企画財政課からお答え申し上げます。  現金の残金ということでよろしいでしょうか。申し訳ありませんが、具体的な金額ちょっと申し上げられないので、この後、株主総会が今月末にございます。役員会で、ある程度の金額については承知しておるのですけれども、株主総会前に私のほうが金額を申し上げることはちょっとできないので、申し上げられるのは、昨年の現金と同等以上の現金は持っているということは間違いないということでお答えをさせていただきたいというふうに、2,000万は超えた形で現金は残っているということでございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 関根真一君。 ◆6番(関根真一君) 12月定例会の質問の回答に、経営計画で頼っている方がいるとのこと。立て直しの期待をするために、私どもも期待しました。心強い商工会の中小企業診断士の戸高様ですか、との回答がありました。その方に商品選択もお願いをしているとのことです。ただ、その方の職歴は分かりませんが、私が思うに中小企業診断士は経営改善策の提案は可能でしょうが、果たして商品選択という内部政策まで指導できる方なのか疑問です。どこでどんな経験をした方か存じないのに失礼とは思いますけれども、その指導がどんなであったかお聞かせください。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 関根議員さんの再質問にお答え申し上げます。  中小企業診断士の方の診断結果というのが、実は報告会がこの後ございます。来週、コロナの関係で、実は2月中に何とかというふうに予定していたのですが、ちょっと日程がどうしても取れなくて、取締役の方を対象に3月の14日の日に報告を受ける形になっております。商品選択というか、費用対効果というわけではないのですけれども、採算が合う合わないといったところの、商品についての原価計算というのはちょっと難しい部分で、製造職員なんかの人件費の振り分けとか、これやってもあまり意味がないという話で、ただ採算性が合うかどうかというところの判断を併せて見ていただこうというところで、今作っている商品についてのご意見ではないですけれども、商品の羅列がいいのかどうかというところも含めてご提案をいただければというような考え方でおります。  それが実践できるかどうかというのは、非常に微妙なところです。前も同じ先生が、診断の結果を議員の皆さんに1回配付したことがあったかと思います。その中で再三再四出てきて、先ほど関根議員がおっしゃいましたけれども、専任の社長を置くと、置いたほうがいいという意見は、もう前から出ています。このお話もちょっと私はさせていただいているのですけれども、では専任の社長を置くのに一体幾ら払うのか。前の専務が30万でした。もちろんそれ経費になりますので、例えば私としたら50万払ったって、社長来ていただければそれでもいいです。年間600万です。それに、ではボーナス払って1,000万払います。会社利益が1,000万上がって、それを払えるのでしたら、幾らでも雇うことは可能なのです。でも、本当にその方が稼げるかどうかって、やってみないと分からないお話になってしまう。  申し訳ないですけれども、役所として、多分執行部でいる立場の方々が、そんなギャンブルみたいなことはやっぱりできないのです。もし、先ほど言った3,000万の話がありましたけれども、例えば3,000万借りた中で1,000万投じて、ではそういう人を呼んで、結果駄目でした。もう取り返しがつかないです。そのときは、もうどうしようもなくなってしまう。やっぱりそこの問題というのは常に抱えていまして、そこをどうするかということがやっぱりなかなか、これまでもずっと解決ができなかった大きな要因だというふうに思っています。  本当に何かいい方法があればという話を再三させていただいているのですけれども、そこの上で今回、中小企業診断士の方がどういったご提案をしていただけるか。その中身の中で実践できるものが1つでも2つでもあれば、それを実践することによって会社経営の改善を図っていきたいという思いでございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 関根真一君。 ◆6番(関根真一君) 何か池田さん、暫時休憩というのはないの、たまには調べるようなこと。みんなばれてしまうよ。  さらに、もう一つありました。しんきん地域創生ネットワーク株式会社にも相談させていただいているという答弁がありました。これがどんなことをする組織か分かりませんけれども、それもコロナではないでしょうね。ちょっと答えられる部分があったら教えていただきたいと思います。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 関根議員さんの再質問に企画財政課からお答え申し上げます。  今ご指摘をいただいた企業というか、お話自体は埼玉縣信用金庫さんに何かしらのアドバイスをいただけないかというお話の中で、信用金庫が組織する、そういうネットワークがありますよと。それで、お話をさせていただきました。やっぱりコンサルみたいなことをやる会社でありました。提案をいただいた内容というのが、やっぱり企業人という、国がやっている企業人の派遣制度というのが、特別交付税の中で見られるやつがあるのですけれども、そういったお話であったり、ほかの地域でそういった事業を取り組んでいますというお話をいただいたのですが、当然委託料がかかる話になってまいるのです。  これもはっきり申し上げさせていただいたのですけれども、では委託料を払うのが町という話になりますと、これちょっと本末転倒で、個別の会社の関係で町が委託料をそこに払うのはちょっと厳しいかなと。ただ、町全体のそういうコンサルというか、企業の関係をやっていただくということであれば可能性はあるのだとは思うのですけれども、ちょっとそのお話を聞くところで、今止まっております。何らかの、うちのほうが期待したのは商品の販売先がどういった形ができるか紹介していただけないかというか、販路の拡大とか、そういったところを期待したわけなのですけれども、なかなかちょっと採算的に、お話をいただく中でちょっと厳しいのかなというところで、それをご縁に、また何かいい情報をいただいたりとかできればありがたいかなというふうには思っています。別に途切れるわけではなくて、何か機会に応じてそういったお話をさせていただく中で、新しい展開が何らかでも図れればいいかなというところで、状況的にはそんな状況でございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 関根真一君。 ◆6番(関根真一君) 想像の範囲の回答でございました。やはり人物を、どんなに優秀な人物を持ってきても、来月から売上げを伸ばせということはまずできません。少なくとも数か月、半年。半年でちょっと改善すればいいほうですけれども、その前に社員との融合というのがなければ駄目で、これは非常に難しいことでして、1年たっても損害だけというのが非常に多いのが事実でございます。まあ賢明な判断と言えると思います。でも、それに甘んじるわけにはまいりませんので。  先ほどの質問の2の(3)のところで、12月の定例会で提案させていただきました執行部との委員会あるいは勉強会というところでございますけれども、これはまだ私の私見としてお聞きしていただいてよろしいかと思います。議会としても、別に中身をもんだつもりは毛頭ございません。ただ、期日がということは決まっておりますけれども。この中で、これも議長にも許可を得ていませんけれども、私もその話を聞いていて、した手前、一生懸命ずっと考えていきますと、どう考えても公にできないことを議員に話すということで検討したいと述べていただいていましたけれども、ただ機密事項となる守秘義務が伴い、広報できないことになるだろうと推測できます。住民への伝達のしようがありません。何も話さないで、議員を見て町民はどう考えるかということになると、これはまたこちらの一つ危険な状態というのも生まれるなというふうに考えています。  現実に執行部と議会の役割には大きな違いがあります。議会は経営に関わらないわけで、現場の業務改善提案も強要はしていません。それでも対話が必要になるのでしょうか。この件に関しては、執行部と議員も再考する必要があるのではないかと考えています。賢明な池田課長のことですから、もうこれでお会いできなくなると思うと寂しいのですけれども、そういうことも重ねながら、まだ残る範囲の中で、改めてよい提案を受けられたらと思っております。これは、答弁は結構でございます。  池田さんがもし去った場合に困ってしまうものがあるので、今までの定例会で特産物の関連、関係した質問と回答は、全て議事録に残っています。現時点で、過去の答弁を訂正する箇所がございますか。答弁が翻ることはないでしょうが、執行部のご担当が替わっても議会発言は引き継がれますね。よろしいですか。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長池田好雄君) 関根議員さんの再質問にお答え申し上げます。  過去の発言については、当然議事録に載っておりますので、それが翻るということは当然ないのだろうというふうに思います。その中で、ただ時代が変わって状況が変わってまいりますので、そのときに、その時点で考えていた考え方というものが、この先に変わるということはあり得ることだろうというふうに思います。  先ほどちょっと答弁いいと言われたのですけれども、議会との共同設置の勉強会なり何なりというところも、すみません、私定年しますけれども、まだ残ります。まだ違った形で、再任用という形でおりますので、もし参加する機会があれば、今までの会社の歴史ではないですけれども、つくられた状況でこれまでどういう状況だったか。それから、会社についてのいわゆる株式会社のありようというか、執行部だから何でもできるわけではなくて、株式会社との縛りだったりとか、株というところの権限だったりというところ、株主の権限だったり取締役の権限だったり責任だったりというところがきちっとありますので、同じ土俵で議論させていただけるように、一緒の共通認識を持っていただくというところは、私は非常に重要なのだろうというふうに思っています。  そういう意味で、そういうところから、できたら今の特産物加工研究所というのは、もう三十数年前にできて、そのときの越生町の梅、ユズのありよう、農家のありようというのと、現在の状況というのは全く違うと思っております。これから先10年たったときに、越生の梅農家、島野議員さんが昨日おっしゃっていらっしゃいましたけれども、梅農家、ユズ農家が10年後にどうなっているか、非常に心配である。そうすると、この会社のありようというのも、やりようによってはいろいろな可能性って出てくると思っています。そういった議論が、もし議会と行政側でできたら、本当にすばらしい会社になっていくのではないかな。そういったお話を、きっと一緒に考えていただければ、よりよい会社に変わっていくのではないかなという思いがあります。  先ほど言いましたように、定年退職になりますけれども、再任用という形でどこかにおりますので、もしお話をそういうふうな形でさせていただく機会を設けていただければ、ぜひお話をさせていただければありがたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 関根真一君。 ◆6番(関根真一君) 池田さんが残っているとなると、ちょっと話を全部変えなければいけなくなってしまった。今のお話も後ろに向いて言っていただければちょうどよかったのですけれども、大事なことだと思います。私も、昨日の島野さんもそうですけれども、今の池田さんもそうです。梅、ユズ農家がどうやったら本当に活気が出てくるのか、商売に結びつくのか。そういうことは、もう最初から考えていることでございます。一時は3,000万円貸したということで、そっちに目が行きましたけれども、それではなくて、きっとその前もずっと見ていくと、町そのものは配当で相当な金が来ていて、3,000万円ではお釣りがあるわけですけれども、そういうことも考えていました。  また、この先、令和5年の6月から返済が始まると、令和5年度は250万円の収入があるという計上をするはずです。というのは6月からですからね。その翌年からは、毎年300万円の計上があるということを報告するわけです。しかし、毎年毎年駄目だった駄目だったと期の最後に言われても、ああ、そうかということになって減っていくのかいなと、これではおかしいではないという気がしますけれども、本当に払えないとなるとそうなるのかなとも考えます。  私の先輩議員が、私が入った頃に言っていました。議会の答弁のときに質問したのですけれども、ここにいる全員が、そのときいるのは何人いるかと、こういうことを言っていました。これは2033年の末の話になるわけです。ですから、そういうことをやっぱり言われたときに、ああ、そうか、そんな長いものなのだと。でも、そのときに残ってもらわなければいけないのは、やはり梅農家、ユズ農家なのです。そして、それが越生の目玉商品ということになっていくということを期待するのだと思います。  支払いの相当厳しいことは分かっておりまして、またもう一つ考えました。こういうことを考えたときに、今日は記憶を戻しながらしつこい話をしていました。そして、議員は特産物を心配するものの提案程度で、直接お手伝いができません。ただ、議員という立場上、常に正確な状況を把握しておく必要があります。時のたつのは早いと言いますが、本当にあれからもう2年たってしまいました。そして、当時の議員が質問しています。今言ったことです。つまり、2033年5月末まで払い続けるということが、現実的にはあるわけです。今迷っているのは、私は(株)越生特産物加工研究所問題を今後どう取り上げたらいいのか。責めるだけではなくてということになると、別の考えも起こしたいと思っていますけれども。  最後に、コロナが終わり、地球上に春が来ることで、あらゆる企業が活性化し、同時に特産物の商品が売れ出すように願う次第です。  以上です。質問を終わります。 ○議長(宮島サイ子君) これで関根真一君の一般質問を終わります。 △散会の宣告 ○議長(宮島サイ子君) これで本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会いたします。                                      (午後 3時44分)...