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09月01日-01号

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  1. 越生町議会 2021-09-01
    09月01日-01号


    取得元: 越生町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-25
    令和 3年  9月定例会(第3回)           令和3年第3回(9月)越生町議会定例会議 事 日 程 (第1号)                            令和3年9月1日(水)午前9時30分開会日程第 1 会議録署名議員の指名                                日程第 2 会期の決定                                     日程第 3 諸般の報告                                     日程第 4 行政報告                                      日程第 5 議案第23号 デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関             係条例の整理に関する条例                       日程第 6 議案第24号 越生町特定個人情報保護条例の一部を改正する条例            日程第 7 議案第25号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例の一部を改正する条例     日程第 8 議案第26号 越生町税条例の一部を改正する条例                   日程第 9 議案第27号 越生町国民健康保険条例の一部を改正する条例              日程第10 議案第28号 令和3年度越生町一般会計補正予算(第2号)              日程第11 議案第29号 令和3年度越生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)        日程第12 認定第 1号 令和2年度越生町一般会計歳入歳出決算認定               日程第13 認定第 2号 令和2年度越生町、毛呂山町外4組合公平委員会特別会計歳入歳出決算認定 日程第14 認定第 3号 令和2年度越生町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定       日程第15 認定第 4号 令和2年度越生町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定         日程第16 認定第 5号 令和2年度越生町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定         日程第17 認定第 6号 令和2年度越生町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定        日程第18 認定第 7号 令和2年度越生町水道事業会計決算認定                 日程第19 同意第10号 越生町監査委員の選任について                     日程第20 同意第11号 越生町教育委員会委員の任命について                  日程第21 同意第12号 越生町教育委員会教育長の任命について                 出席議員(11名)     1番   岩  田  眞  一  君      2番   長  根  弘  倫  君     3番   島  野  美 佳 子  君      5番   髙  橋  一  正  君     6番   関  根  真  一  君      7番   池  田  か つ 子  君     8番   金  子  公  司  君      9番   宮  﨑  さ よ 子  君    10番   木  村  好  美  君     11番   水  澤     努  君    12番   宮  島  サ イ 子  君欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名  町   長   新  井  康  之  君   副 町 長   三  浦  道  弘  君  総 務 課長   町  田  和  久  君   企 画 財政   池  田  好  雄  君                          課   長  会 計 課長   松  本  和  彦  君   税 務 課長   横  田  惠  嗣  君  町 民 課長   岩  沢     清  君   健 康 福祉   奥  泉  隆  雄  君                          課   長  子育て支援   長  島  伸  子  君   産 業 観光   吉  田     正  君  課   長                   課   長  まちづくり   田  中     広  君   水 道 課長   戸  口  孝  史  君  整 備 課長  教 育 長   吉  澤     勝  君   学 務 課長   関  口     学  君  生 涯 学習   山  口  辰  仁  君   代   表   望  月  喜  彦  君  課   長                   監 査 委員                                              本会議に職務のため出席した者の職氏名  事 務 局長   中  島  義  仁      書   記   福  田     実  書   記   松  澤  義  幸 △開会及び開議の宣告 ○議長(宮島サイ子君) ただいまの出席議員数は11人です。定足数に達していますので、令和3年第3回越生町議会定例会を開会いたします。  これから本日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) △議事日程の報告 ○議長(宮島サイ子君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程第1号のとおりです。 △会議録署名議員の指名 ○議長(宮島サイ子君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において    11番  水 澤   努 君     1番  岩 田 眞 一 君     2番  長 根 弘 倫 君 を指名いたします。 △会期の決定 ○議長(宮島サイ子君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  それでは、閉会中の調査及び審査となっておりました今期定例会の議会運営委員会が去る8月25日に開催されておりますので、その報告を求めます。  宮﨑さよ子議会運営委員長。          〔議会運営委員長 宮﨑さよ子君登壇〕 ◎議会運営委員長(宮﨑さよ子君) おはようございます。それでは、議会運営委員会の報告を申し上げます。  去る8月25日午前9時30分より、委員会室におきまして、委員全員の出席をいただき、9月定例議会の会期日程及び議事日程を審議するため委員会を開催いたしました。その経過と結果について報告を申し上げます。  閉会中の調査及び審査となりました9月議会の運営について審議するため、執行部側より総務課長の出席を願い、令和3年第3回定例議会に提出される議案等についてそれぞれ説明を求め、会期及び議事日程を慎重に審議いたしました。  今定例議会は、配付してあります会期日程表のとおり、9月1日から22日までの22日間と決定いたしました。  9月1日には、議案第23号から第29号の提案説明、質疑、討論、採決を行い、次に認定第1号から第7号の提案説明、質疑を行い、それぞれの所管する各常任委員会に付託することとし、その後、同意第10号から第12号の提案説明、質疑、討論、採決を行います。  なお、上程が終わらない場合は延会とし、9月2日に残りの議案等を上程することといたしました。  9月3日から7日は休会及び休日休会とし、9月8日に5名、9月9日に5名の一般質問を行うことといたしました。  続いて、9月10日を休会とし、11日、12日の休日休会を挟んで、9月13日に総務建設常任委員会を、9月14日に文教福祉常任委員会新型コロナウイルス感染防止のため議場にて開催し、9月15日から21日を休会及び休日休会とし、22日に委員長報告を行い、委員長に対する質疑、討論、採決を行い、全日程を終了し、閉会することといたしました。  なお、議会傍聴につきましては、前回に引き続き、新型コロナウイルス感染防止のため、議場内は10名までとさせていただくことといたしました。  以上、令和3年第3回定例議会の会期及び議事日程等を全員異議なく決定した次第であります。  以上で議会運営委員長報告を終わります。 ○議長(宮島サイ子君) お諮りいたします。  今期定例会の会期は、ただいま議会運営委員長の報告のとおり、本日から9月22日までの22日間といたしたいと思います。これに異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 異議なしと認めます。  したがいまして、会期は本日から9月22日までの22日間と決定いたしました。 △諸般の報告 ○議長(宮島サイ子君) 日程第3、諸般の報告を行います。  まず、今期定例会に説明員として出席通知のあった者の職氏名の一覧表をお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。  また、越生町監査委員から、令和3年5月分、6月分、7月分に関する例月出納検査結果の報告があり、議会事務局に保管してありますので、ご了承願います。  次に、町長から議案7件、認定7件、同意3件の提出がありました。  また、令和2年度健全化判断比率の報告、令和2年度資金不足比率の報告及び越生町教育長から令和2年度越生町教育委員会事務局点検評価報告書につきまして、それぞれ報告があり、お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  次に、6月定例会以降の主な会議等の状況を報告いたします。7月20日には、さいたま市にて埼玉県町村議長会の令和2年度決算監査を行い、8月19日には、東京パラリンピックに向け聖火に用いる火をおこす採火式が世界無名戦士之墓で行われ、出席いたしました。このほか予定されていました会議、研修会につきましては、新型コロナウイルス感染拡大やそれに伴う緊急事態宣言が発出されたことなどにより、中止や延期、書面による開催などになり、出席はありませんでした。  以上で諸般の報告を終わります。 △行政報告 ○議長(宮島サイ子君) 日程第4、行政報告を行います。  町長から行政報告の申出がありましたので、これを許します。  新井康之町長。          〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、ご挨拶と行政報告を申し上げます。  初めに、梅雨前線による大雨により7月3日、静岡県熱海市で甚大な土石流災害が発生いたしました。熱海市は、梅サミットの加入団体でもあり、当町との関わりある自治体です。被害に遭われた多くの市民の方に対して、心からお見舞いを申し上げます。熱海市と同様、山間地の多い当町でも決して他人事とは思えない災害であり、改めて災害防止や災害対策の必要性を認識するとともに、引き続き万全を期してまいりたいと考えているところでございます。  また、世界中を震撼させている新型コロナウイルスの感染拡大は、今なお衰えることなく、収束のめどは全く立たない状態です。そうした中で、町民の皆様には長期間にわたり感染防止対策など多大なるご理解、ご協力をいただいていることに深く感謝を申し上げます。それと同時に、医療従事者の皆様には、厳しい状況の中で国民の生命を守るため日夜ご尽力されていることに対しても、心より敬意を表する次第でございます。新型コロナウイルスというこの見えない敵との闘いは、今後しばらくは続くものと思われます。医療現場が逼迫する中、我々一人一人の意思と忍耐で今後も医療を守っていきたいと思います。  さて、新型コロナウイルス感染症の影響で史上初めて1年延期してのオリンピックが7月23日に開幕しました。57年ぶりの自国東京での開催であり、これを楽しみにしていた国民も多かったと思いますが、緊急事態宣言下で感染対策を講じながらの開催となり、参加するアスリートのみならず、観戦を楽しみにしていた多くの国民にも様々な影響を及ぼしての大会となりました。このオリンピック開催中も新型コロナウイルスの感染者数はとどまるどころか、むしろ首都圏を中心に爆発的に増えている状況が続き、オリンピックが閉会し、パラリンピック開催中の現在でも感染者数は高い値で推移している状況でございます。  切り札として期待されているワクチン接種は、医療従事者から順次始まり、高齢者、基礎疾患のある方へと確実に広がってきたものの、感染者は増え続け、第5波に入ってからは、感染力がより強いとされるインド由来の変異ウイルスデルタ株により、さらに感染が広がるようになっています。また、感染者の9割以上は50歳代以下が占めるなど、感染者の年代別割合も変化が見られるようになり、これに感染対策の切り札であるワクチンの自治体への供給不足が報じられたこともあって、国民の不安は日を追うごとに高まっている状況です。  こうした中で埼玉県では、3度目となる緊急事態宣言が8月2日に発出されました。近隣市町はもちろんのこと、町内でも急激な感染者数の増加が見られるようになり、町では大変憂慮しているところでございます。新型コロナウイルス感染という未曽有の危機の中、手探りの状態にあって、町は国、県と連携を密にしながら、より効果的な取組を模索、検討をしています。これまでに経験したことのない感染拡大が継続している中で、町民の皆様と危機感を共有しながら、町民の皆様の健康と生活を全力で守っていく覚悟ですので、議員各位におかれましても引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。  さて、連日猛暑の日が続いておりますが、感染対策に欠かせないマスクも着用しての厳しい夏は、なおしばらくは続くものと思われます。こうした中、本日ここに令和3年第3回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご健勝にてご参集を賜り、重要案件についてご審議いただきますことは、誠にご同慶の至りに存じます。  本定例会におきましてご提案申し上げます案件は、法律改正に伴う関係条例の整備1件、条例改正4件、補正予算2件、決算認定7件、同意3件の合計17件でございます。何とぞ慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。  それでは、議事に先立ちまして、第2回定例会以降の町政の主なものと、各種行事や私が出席した会議等についてご報告を申し上げます。  例年この時期には多くの行事がございますが、新型コロナウイルス感染予防の観点からその多くが中止、またはウェブ会議となりました。そのような中、6月16日、内閣内外情勢調査会全国懇談会が都内で開催され、日本商工会議所三村明夫会頭の講演会に出席をしてまいりました。コロナをきっかけに日本の課題と進むべき方策について貴重な意見を拝聴してまいりました。  6月19日には、大野元裕埼玉県知事との市町村長会議がオンラインで開催され、新型コロナウイルス感染拡大について、とりわけワクチン接種を中心にした情報交換を行ったところでございます。  6月25日、市町村長の災害対応力強化のための研修がオンラインで開催されました。災害対応に関する様々な課題や疑問点など、参加者との意見交換などを行ったところでございます。  6月30日、埼玉県町村会役員会政務調査委員による合同会議が埼玉県県民健康センターで開催され、出席をいたしました。その後、都内の参議院議員会館に移り、第25回梅振興議員連盟総会に出席をしてまいりました。総会では、衆議院議長で同連盟の大島理森会長のほか、二階俊博幹事長をはじめとする自民党所属の国会議員、農林水産省をはじめとした関係省庁や梅産地の関係者などの出席の下、決議文の採択や各産地の動向の発表が行われました。参加市町の中で当町では、私自ら発表者となり、べに梅をはじめとする梅産地としての活動や、株式会社越生特産物加工研究所の元気百梅などのPRを行ってきたところでございます。  7月に入りまして、4日に黒山三滝の滝開きが行われました。滝開き終了後には、黒山三滝滝開き70周年記念の滝とモミジの愛称決定表彰式が行われ、表彰された方へお祝いを申し上げてまいりました。  7月6日には、都内で開催された内外情勢調査会全国懇談会に出席をしてまいりました。内閣府特命担当大臣で現在新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当を兼務している国務大臣、河野太郎氏による講演で、「コロナ対策の現状と課題」といったタイムリーな話題を中心に、政府が取り組んでいるコロナ対策の概要について、現場指揮官の声を直接拝聴してきたところでございます。  7月8日、川越市オリンピック大会室からの招待を受けて、東京2020オリンピック聖火リレー出発式に出席をしてまいりました。川越城本丸御殿前で行われた出発式は、感染予防対策の観点から規模を縮小してのイベントでしたが、国を挙げての大きなイベントがいよいよ始まることを実感いたしました。  7月20日、川越プリンスホテルで開催された内外情勢調査会川越支部の講演会に出席し、日本政府観光局の前理事長である杉山良一氏による講演を拝聴してまいりました。「コロナ禍の観光」と題して行われた講演では、自身のこれまでの経験を紹介されながら、コロナ禍における観光分野の課題とその対応についてのアドバイスが提示されるなど、貴重なご講演をいただいたところでございます。  7月25日、越生神社夏祭り式典に出席いたしました。新型コロナウイルス感染拡大による影響により、本年も越生まつりが中止となったことは誠に残念ですが、一日も早くコロナの収束を願うとともに、来年の開催を期待するところでございます。  8月に入り19日に、世界無名戦士之墓霊廟前で行われたパラリンピック採火式に出席をいたしました。  次に、町政の主なものについてご報告を申し上げます。初めに、総務課でございますが、7月14日、九州から関東を中心に局地的に発生した大雨の影響で、当町に大雨警報と土砂災害警報が発令されました。これを受けて急遽災害対策本部を設置するとともに、中央公民館と梅園コミュニティ館の町内の2か所に避難所を開設したところでございます。倒木や宅地内への土砂の流出などが一部ありましたが、幸いにして大きな被害等はございませんでした。  8月5日、区長会の開催を要請していたところですが、緊急事態宣言の発出により、やむなく中止とさせていただきました。年度当初から書面での開催が続き、一堂に会しての開催で各区長の皆様と活発な意見交換を行う予定でしたが、各区長さん方と連携を密にしながら、今後も引き続き町民の皆様の声を町政に反映できるよう努めてまいりたいと存じます。  次に、企画財政課からご報告申し上げます。  前にも申し上げましたが、8月19日には、東京2020パラリンピック採火式世界無名戦士之墓で執り行い、宮島議長をはじめ越生福祉作業所、越生町身体障害者福祉会などの皆様にご出席をいただき、越生町の火を採火いたしました。同日中に県主催による集火式が開催され、朝霞中央公園陸上競技場で県内17市町村の炎と合わさり埼玉県の火となり、東京2020パラリンピックの聖火となりました。  その後、この聖火を持ち帰り、視聴覚ホールロビーにて展示し、93人の方にご覧いただきました。  次に、健康福祉課からご報告を申し上げます。  新型コロナウイルスワクチン接種事業に関しましては、多くの関係者の方々や町民の皆様のご理解とご協力により、これまでのところおおむね順調に進めてまいることができました。その都度の予約枠には限りがあるわけでございますが、8月10日からは、12歳以上の希望される全ての方に接種予約を可能とさせていただき、8月23日から接種を開始しております。全国的に感染が拡大している状況でございますので、できる限り早期に、より多くの住民の方々へワクチンを接種してまいりたいと考えております。  次に、子育て支援課からご報告申し上げます。  子育て世代生活支援特別給付金のその他世代分につきましては、低所得者世帯や新型コロナウイルスにより家計が急変した世帯などを対象に、児童1人当たり5万円を支給するもので、8月12日現在28件、56人分の280万円を支給いたしました。  また、いるま野農業協同組合様から、JA共済の地域貢献活動の一環として、いるま野産コシヒカリ5キログラムを200袋寄贈していただきました。さらに、生理の貧困対策としていただいた県災害備蓄の生理用品と合わせ、新型コロナウイルス等の影響により支援を必要とする独り親等の子育て世帯の方に8月から配布しております。  保育所及び学童保育室につきましては、8月2日に発出された国の緊急事態宣言を受け、さらに感染対策を十分に行うことで、安全な保育を実施いたしました。  また、子育て支援センターすくすくにつきましては、安心してご利用いただくために、午前と午後の予約制で開所いたしました。  今後もそれぞれの施設において適切な感染症対策を講じ、安心安全な子育て支援に努めてまいります。  次に、産業観光課からご報告申し上げます。  初めに、観光関係でございますが、これもさきに触れましたが、7月4日に観光協会主催による黒山三滝の滝開きが昨年同様に最少の関係者で行われ、観光客の安全祈願や山野の鎮守を祈願いたしました。  式典終了後には、黒山三滝滝開き70周年を記念して実施しておりました滝とモミジの愛称募集において、最もふさわしい愛称を応募していただいた方をお招きして、表彰式が執り行われました。  続きまして、農林関係の有害鳥獣捕獲は4月1日から始まり来年3月31日まで、越生猟友会越生支部の皆様のご協力をいただき実施しております。6月定例会でご報告した以降では、ニホンジカ6頭、ハクビシン6頭、アナグマ4頭、タヌキ4頭を捕獲しました。  また、昨年に続き、JAいるま野越生支店梅部会の主催による生梅の販売会を6月13日に越生自然休養村センターで開催いたしました。たくさんの方に来場していただき、生梅約2.1トンを販売いたしました。  次に、農業委員会関係でございますが、8月2日に開催した越生町農業委員会臨時総会において、6月の議会定例会でご同意いただきました農業委員5名を正式に任命いたしました。その臨時総会で会長に岩田博雄委員会長職務代理者吉川康雄委員が決まりましたので、ご報告申し上げます。  次に、まちづくり整備課からご報告を申し上げます。  初めに、町営樹木葬墓苑の今年度の申込み状況でございますが、令和3年4月1日から令和3年7月31日現在で、町内の方5件、町外の方17件、合計22件、40名の方からの申込みがあり、使用料収入は770万円となりました。  次に、太陽光設備の適正な設置に関する条例の素案について、7月30日から8月28日までパブリックコメントを実施いたしました。結果は、30人から153件の意見が提出され、その意見を取りまとめているところでございます。  以上、町長部局からの行政報告とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 町長の行政報告が終わりました。  次に、教育長から教育行政報告の申出がありましたので、これを許します。  吉澤勝教育長。          〔教育長 吉澤 勝君登壇〕 ◎教育長(吉澤勝君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、教育委員会から行政報告を申し上げます。  それでは、初めに学務課関連の事業につきましてご報告させていただきます。  まずは、各学校の新型コロナウイルスに係る対応についてでございますが、各学校が夏休み中、埼玉県では8月2日より緊急事態宣言が発出されました。8月30日より夏休みが明けましたが、再度、検温、手指消毒、マスクの着用、3密を避ける行動等の徹底を図るなど、感染防止対策を講じながら教育活動を展開してまいります。  続いて、学校に関する行事や事業につきましてご報告させていただきます。  6月8日に、越生梅林で越生小学校と梅園小学校の3年生が合同の梅もぎ体験を行いました。初めての梅もぎを体験する子供たちも多く、青く輝く梅をお互いに見せ合いながら、収穫の喜びを味わっていました。  越生中学校では、6月24日、25日に立志発表会が行われ、77名の3年生が自分の将来の夢や生き方について自分としっかり向き合い、堂々と発表することができました。  7月2日には、通常、1年生は川越、2年生は東京、上野方面への修学旅行の練習を兼ねた遠足を実施しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の対策を講じながら、1年生は東松山の埼玉ピースミュージアムとこども自然動物公園、2年生は川越方面への遠足を行いました。3年生は、例年どおり学校内でレクリエーション大会を行いました。  また、6月17日から学校総合体育大会の地区予選が開催されました。昨年度は新型コロナウイルスの関係で全国大会が中止となっていた大会ですが、2年ぶりの大会であることや、3年生にとっては最後の公式大会ということもあり、どの生徒も一層気合いを入れて試合に臨みました。その結果、野球部が入間北部地区の予選で優勝し、12年ぶりの県大会出場を果たしました。個人では、陸上の3年男子3,000メートルと2年男子100メートル、2年女子100メートル、女子1,500メートル、水泳の男子100メートル平泳ぎ、200メートル個人メドレー、女子100メートルバタフライ、200メートルバタフライ、100メートル平泳ぎ、200メートル平泳ぎで見事に予選を勝ち抜き、それぞれ県大会に出場いたしました。  各学校では、7月22日から8月27日まで夏休みになりました。小中学校とも7月中に三者面談を実施し、生活の様子や学習状況について個々に確認をしました。そして、目標を持って有意義な夏休みを過ごせるよう、夏休み前成績表が配布されました。  夏休み中は大きな事故もなく、8月30日から各学校とも前期の後半の学校生活がスタートいたしました。  続いて、学校運営協議会についてご報告させていただきます。  今年度1回目の協議会は、越生小学校が6月5日に、梅園小学校が6月22日に、越生中学校が6月25日に行われました。各学校とも学校長の経営方針について協議が行われ、委員の方々に経営方針を承認していただきました。教育委員会からは、2学生制のこれまでの効果の説明、今後の児童生徒数の推移についての説明を行い、委員の方々のご意見をいただくことができました。今後もいただいたご意見を踏まえ、学校経営が円滑に行えるよう、教育委員会としても学校を支援してまいります。  続いて、例年、越生町教育委員会が主体となって、夏休み期間中を中心に行われていた越生小学校と梅園小学校のプール開放、小学校の児童を対象にしたサマースクール、越生子ども未来大学についてですが、今年度も新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から中止といたしました。来年度は、感染状況を見ながら実施に向けて準備を進めてまいります。  最後に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して実施している学校施設の工事関係につきましてご報告させていただきます。越生小学校の教室前の手洗い場の改修、体育館の床修繕工事についてですが、計画どおり工事が進み、手洗い場の改修につきましては、各階の手洗い場の蛇口が自動水栓とレバー式水栓に交換されました。また、体育館の床修繕につきましては、雨漏り等で腐食している箇所の床板の交換を行い、表面を削った上で、新しいコートのラインが引かれました。  越生小学校の外トイレにつきましては、当初の計画から少し遅れてておりますが、現在、内部を改修し、便器を洋式化する工事が行われております。梅園小学校の体育館のトイレ改修工事につきましては、10月以降の工事を予定しております。  どの施設もこれらの工事で避難所、学校施設、社会体育施設として有効に感染症防止対策を講じて使用できるものとなります。  次に、生涯学習関係につきましてご報告いたします。  初めに、公民館関係についてでございますが、梅園コミュニティ館が地域の皆様にとってより身近で便利に利用していただける施設となるよう、8月2日から試験的に住民票の写しなど証明書発行の取扱い業務を開始いたしました。  次に、施設の状況でございますが、8月2日に埼玉県に緊急事態宣言が発出され、越生町におきましても学校の体育館や各公民館の会議室などの屋内施設を新型コロナウイルス感染症拡大防止のため8月11日から貸出しを中止いたしました。  また、運動公園野球場などの屋外体育施設につきましては、8月11日から町内在住の方のみ利用可能とし、利用時間を4時間以内と制限しております。  今後の行事につきましても、10月の第65回越生町体育祭、11月の第49回越生町文化祭、12月の第55回黒山・鎌北湖駅伝大会は中止と決定いたしました。  また、梅園コミュニティ館の事業である納涼ふれあいまつりにつきましては、8月の開催は見送りとさせていただきました。  今後も引き続き感染予防対策を講じながら、感染の収束状況や県や町の対策本部会議の方向を受け、各種イベントや大会の実施について検討してまいりたいと考えております。  次に、図書館事業につきましてご報告いたします。  図書館においても新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、8月11日から在館時間を15分とし、2階の閲覧室を閉室するなど感染予防対策を講じながら開館しております。  夏休み期間中も多くの皆様にご来館いただき、図書館入り口付近に常設しております渋沢栄一の生涯を描いたNHK大河ドラマ「青天を衝け」の関連図書コーナーや、越生町出身の方の著作など集めた「越生を知り、越生を楽しむ」のコーナーは、多くの皆様にご好評をいただいております。  また、越生駅西口総合案内所での図書の返却受付とリサイクル図書コーナーにつきましては、駅を利用する方々にご活用いただいております。  8月からは、梅園コミュニティ館の越生町立図書館梅園分室でも、本館で貸し出した図書の返却受付を開始いたしました。  また、図書館の蔵書の有効活用を図るため、現在、各小中学校図書室に毎月50冊程度配本して貸出しを行っております。  これから迎える読書の秋に備え、引き続き図書館資料の充実とサービス向上に努めてまいります。  次に、文化財保護事業につきましてご報告します。  大河ドラマ「青天を衝け」に登場し話題となっている渋沢平九郎に関しましては、越生駅西口総合案内所での展示、解説板整備、リーフレット作成とともに、のぼり旗作成、グッズ製作など産業観光課や観光協会の事業に協力し進めてまいります。  平九郎の最期が放映されて以降、ゆかりの地への来訪者さらに増えております。教育委員会といたしましては、町民に郷土史への関心を深めてもらう千載一遇の機会と捉え、今後の生涯学習活動につながるように努めてまいりたいと存じます。  以上、教育委員会の行政報告とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) これで行政報告は終わりました。  この際、暫時休憩します。                                      (午前10時19分)
    ○議長(宮島サイ子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前10時35分) △議案第23号 デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例 ○議長(宮島サイ子君) 日程第5、議案第23号 デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井康之町長。          〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第23号 デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法が改正されました。これに伴いまして、越生町手数料条例及び越生町個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例について所要の改正を行うものでございます。  初めに、第1条関係でございますが、番号法におきまして地方公共団体情報システム機構が個人番号カードの発行者及び交付手数料の徴収者であることが明確化され、手数料の徴収事務については同機構から市町村長に委託することができるとされました。これに伴い、越生町手数料条例に規定されている個人番号カードの再交付手数料について規定する必要がなくなるため、削除するものでございます。  次に、第2条関係でございますが、番号法第19条に新たに第4号が追加されたこと等に伴い、同規定を引用する越生町番号法の利用及び特定個人情報の提供に関する条例第1条及び第5号を改正するものでございます。  なお、施行日は、公布の日とするものでございます。  慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。  質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  本案に対する反対討論はありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第23号を採決します。  議案第23号 デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成全員です。  したがいまして、議案第23号は原案のとおり可決されました。 △議案第24号 越生町特定個人情報保護条例の一部を改正する条例 ○議長(宮島サイ子君) 日程第6、議案第24号 越生町特定個人情報保護条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井康之町長。          〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第24号 越生町特定個人情報保護条例の一部を改正する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  デジタル庁設置法附則等の施行により、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が改正されましたので、番号法を引用する越生町特定個人情報保護条例を改正するものでございます。  まず、第27条中「総務大臣」を「内閣総理大臣」に改める改正は、マイナンバー情報連携に関する情報提供ネットワークシステムの所管がデジタル庁に変更となったためのものでございます。  次に、「第19条第7号」を「第19条第8号」に改める改正は、番号法第19条に新たに第4号が追加されたことに伴うものでございます。  なお、施行日は、公布の日とするものでございます。  慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。  質疑ありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第24号を採決します。  議案第24号 越生町特定個人情報保護条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成全員です。  したがいまして、議案第24号は原案のとおり可決されました。 △議案第25号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例の一部を改正する条例 ○議長(宮島サイ子君) 日程第7、議案第25号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井康之町長。          〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第25号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例の一部を改正する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例につきましては、越生町営樹木葬墓苑使用料の一部を活用し、教育及び子育て環境の整備及び推進を図るため、令和2年3月に制定したものでございます。  今回の条例改正につきましては、積立金の財源を越生町営樹木葬墓苑使用料及びその他収入とし、計画的に基金積立てを行い、教育及び子育て環境に対する事業を安定的に実施するために改正するものでございます。  一部改正の内容とその趣旨をご説明申し上げました。慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。  質疑ありますか。  8番、金子公司君。          〔8番 金子公司君登壇〕 ◆8番(金子公司君) 議席番号8番、金子公司です。議案第25号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例の一部を改正する条例について質疑いたします。  先般の全員協議会の中で説明がありましたけれども、いろいろな子育てのために一般会計から定期的に基金を積み立てるというようなお話だったと思います。その中で主な細かい内容については、GIGAスクールにおいて、タブレット端末が小中学生全員に配布されたことにより、これの更新時期が5年後ぐらいに来るのではないかと、そのために莫大なお金が必要だというようなことも一部含まれているというようなお話がありました。  そういうことで、国でGIGAスクール構想というのが出されておりまして、令和元年度から令和5年度までの計画として、1人1台の端末機を整備するということだったのですが、このコロナ禍の状況等において、いろいろ国のほうでも補正予算等でありまして、1人1台がもう整備されたというような状況下にあるのではないかと思います。これは、国の政策によってそう決定されております。  令和3年3月19日に、文部科学省からGIGAスクール構想の最新の状況についてということが出されております。その中で、いろいろな構想自体が前倒しされているというのが現状です。そういう中で、これは令和5年度に次期環境整備計画というのが考えられておりましたけれども、国のこれに対しての動向というのが正直なところ明確ではありません。町としてそういうために基金を積み立てるということは反対するわけではないのですが、国の方針に基づいてこういうことを町として考えてもいいのではないかなと思うのです。  そこで、国の構想がどうなっているか、そのために町はこの構想を推進するために新しく条例につけ加えるというような考え方が起きたのか、ご説明をお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 金子議員さんの質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  今回のこの基金設置条例の一部改正につきましては、議会全員協議会でもご説明させていただきましたとおり、GIGAスクールによって整備された費用が5,000万以上ということで、国のほうでGIGAスクールを新たに更新するときの費用負担については、全く触れておりません。現状のままいきますと、5,000万円以上の経費が一気に出てくると、町財政としますと、今回、2年度の決算で経常経費比率約92.数%と出ていたと思うのですけれども、仮に40億の予算でそうした金額になってきますと、使える金額が3億とかという話になってくるかと思います。そういう中で5,000万以上の金額が一気に出ていくということになりますと、非常にそこに予算が食われてしまうというか、そちらに偏ってしまう、そういうことにならないように、事前に積立てをさせていただきたいという考え方です。  この教育の子育て環境整備基金につきましては、別に学校関係だけに使わなくてはいけないものではございませんので、幅広く子育てとか、また学校のほうもこのGIGAスクールに限らず、老朽化している施設とかも出てきておりますので、そういった整備にも使えますので、基金に積み立てたからほかに使えなくなるということではございませんので、そういったことの備えをさせていただきたいと、国が当然補助金なりなんなりでGIGAスクールに対して手当てをしてくれるというような状況になれば、積み立てた基金につきましては、別の学校事業等、あるいは子育て環境等に使うことが可能になってまいりますので、その際は当然全体予算の中で基金の取り崩しというのは考えてまいりますので、そういった対応ができるということでご理解をいただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。 ◆8番(金子公司君) では、再質疑させていただきます。  国の方針が正直なところこのGIGAスクール構想についてあまりはっきりしないと、国からの要請みたいなのがあって、それに対応するために今回のこの基金に新しく条項を加えるということではないというようなお話だと思うのですが、このGIGAスクール構想の実現のロードマップというのがあって、ここのところにちょっと気になるところがあるのですけれども、将来的に保護者負担への意向を見据えつつ、デバイスの考え方や支援の在り方を整理すると、これ令和4年度から国のロードマップに出ているのですけれども、こういうことで、これも決定しているわけではないと思うのです。そういうことで、いろいろ親に対して援助するとか、そういう方法もこの基金の中から考えられる、こういうのが実現になった場合は考えられるのではないかと思うのですが、やっぱりそういう意味でも国の方針がはっきりしていない中で、この構想がどうなのかなと思います。  それで、これに対して、今の現状の小中学生に端末機が1人1台ずつ配布されているわけですが、5年後といいますか、4年後の小中学生の人口予測、今よりどのくらい増えるのか減るのか、そういうのは把握しているのでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 関口学学務課長。          〔学務課長 関口 学君登壇〕 ◎学務課長(関口学君) それでは、金子議員さんの再質疑に学務課よりお答え申し上げます。  5年後の小中学生の人数につきましては、児童数のシミュレーションということで把握させていただいております。実際に昨年度から今年度にかけてはもう30名減っているということでございますので、5年後といいますと、令和6年度の児童数につきましては、今現在で把握している部分につきましては、小学校2校ございますが、合わせて350名、中学校につきましては218名というふうになっております。          〔「すみません。今より何人増えるか増えないかって」と呼ぶ者あり〕 ◎学務課長(関口学君) 今年度と比べてということでございますでしょうか。  そちらにつきましては、ちょっと確認させていただいて答えさせていただきます。失礼いたします。 ○議長(宮島サイ子君) この際、暫時休憩します。                                      (午前10時57分) ○議長(宮島サイ子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前11時00分) ○議長(宮島サイ子君) 関口学学務課長。          〔学務課長 関口 学君登壇〕 ◎学務課長(関口学君) それでは、金子議員さんの再質疑に学務課からお答え申し上げます。  先ほどの子供たちの減少の人数でございますが、令和2年度末から令和6年度の人数の変化ということでお伝え申し上げます。小学生につきまして82名減少、中学生については18名減少、合計100名減少という予定になっております。  以上答弁とさせていただきます。失礼いたしました。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。 ◆8番(金子公司君) では、最後の質疑させていただきます。  ちょっと詳しいところの計算はできませんけれども、約6分の1ぐらいになる。現在の状況で6分の1ぐらいになるというようなことで、この間のお話ですと、毎年1,000万を積み立てるというようなお話だったのですけれども、積立ての金額の額は毎年毎年の一般会計の予算で出るのではないかと思うのですが、その積み立てる金額について、年度ごとに積立金額の予算が出ると思うのですが、1,000万円に限定されているわけですか。それとも、年度ごとに融通というか、幅があるというようなことでいいのですか、ただいま伺ったは、あくまでも予想であって、これより人数が増える可能性もあるし、また増加する可能性もあると思うので、増減はあると思うので、何とも言えないのですけれども、そういう中でこの基金条例が定額で積み立てられるものなのか、はたまた年度ごとに違うものなのか、国の政策というか、方針が変わった時点で基金の積立ての方向性が変わるものなのか、そういう点についてはどうなのでしょうか、ご答弁をお願いします。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 金子議員さんの再質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  議会全員協議会のほうで1,000万円ぐらいということで、単純にそれは5,000万をベースにして考えたときに5年間だと1,000万ぐらいずつになりますということの考え方として申し上げたことで、1,000万円必ず積み上げますということではございません。当然これ全体予算の中で積み上げ額というのは考えていかなくてはならないということがあります。  もう一つ、例えば今年度決算の中で申し上げますと、これ墓苑事業の差額分を積み立てるという最初、今回改正前の条例にはなっているわけです。そうしますと、今期で言えば、町営樹木葬墓苑の使用料収入というのが2,855万ございます。2年度の支出のほうは約336万ちょっとになります。差額は約2,500万ぐらいあるのです。では、これを丸々積み立てるのか、墓苑自体の基金のほうに5,000万円積み立てておりますけれども、もっと積み立てたほうがいいのではないかというお声もあります。そういったことも踏まえて、町長のほうと協議させていただいて、積み上げ額というのは決めさせていただくという考え方でおります。ですので、1,000万必ず積み上げるかどうかということに関しましては、今の段階で必ず1,000万ですということではございません。全体予算の中で積み上げられる額というのを見ていきたいというふうに思っています。  当然、人数の減少のことも出てまいりますが、タブレット端末の価格の上昇ということも当然考えなくてはならなかったりとか、あるいは端末に入れるソフトなんかも、これから国のほうで進めていく中でどういうソフトを使っていくかというのも変わってくると、端末の購入価格も当然変わってまいります。ですから、仮に1,000万積み立てて5年間で5,000万だから大丈夫だということでもございませんので、国のほうの動向なども見ながら、積み上げ額というのは町長と協議しながら決めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑ありますか。  11番、水澤努君。          〔11番 水澤 努君登壇〕 ◆11番(水澤努君) 11番、水澤努、質疑させていただきます。  まず、その他の収入ということが基本的には加わったということが改正の主眼点だと思うのですけれども、その場合、GIGAスクールの基金をここで積み立てていくということで、その辺につきましては私は、やはり国の出方ということを待っているのではなくて、地方自治体が先行的にそうした資金を準備していくということはいいのではないかというふうに考えております。  ただ、私の質疑の趣旨は、その点ではなくして、この基金条例がつくられた経緯というのは、墓苑での剰余金を新しい教育におけるクリエーティブな形での資金にしていくということで私は賛成して、多くの議員の方もそのような気持ちで賛成したのだと思います。当時、町長はこれで海外留学するのだみたいなことも、大きなこともぶち上げていましたけれども、それをするかどうかは別としまして、少なくともそうしたクリエーティブな形で教育の町としての越生町をやっぱり突出させていくという、そうした意図があったと思います。  その点でGIGAスクールを実現していくということは、これはすばらしいことであるとは思います。その点でも越生町もそういうIT化につきましては、かなり今先端を行っているのではないかというふうな形で自負もあります。ただし、この基金について、これ今度は一緒になるわけです。そうしますと、これまでの剰余金だけを基に基金をしていった場合、それはある意味イノベーションのための基金だったわけです。その意味で、教育部門についてイノベーションをしなくてはいけないという形での共同了解がこの資金を通じて了解されていく構造にあったと思うのですけれども、このGIGAスクールの資金が入ってくることによって、合体すると、とにかくGIGAスクールをやるための資金だということで考えると、ついつい楽になりますから、人は楽をしたい生き物ですし、特に公務員の方はそういうふうな傾向があるというふうに私は認識しているので、やはりそうするとGIGAスクールのためのお金でいいのではないかという形でだんだん流れていってしまって、本来であるならばこのお金はイノベーションのためのお金なのです。それをやはり基本的に、先ほどの企財の池田課長のお話でも、あくまでもこのお金はそういう教育の様々なところに使うお金として使うのだという、それとは別に同じ基金の中でもGIGAスクールの基金は、一般会計から積み立てていくのだというようなお話あったと思うのですけれども、ついつい人というのは楽に解釈しがちですから、そういう中で世代とか代わったりしますと、GIGAスクールのお金だというふうに勝手に自己合理化してしまうような傾向というのはあると思うのです。その意味でぜひこれは本来剰余金を基にして、子供たちの未来の……GIGAスクールももちろん子供たちの未来なのですけれども、GIGAスクールというのは全国でやることです。それと差別化するためのイノベーションの基金なのだということを改めて確認したいと思います。  私もそのことの絡みで、前回の議会でも子ども大学において、さらにここのところからお金をもらえないかというようなこともお話しして、それもいいのではないかというお話も前回の議会であったと思うのですけれども、そのような形でぜひ教育部門における、あるいは子育て部門における越生町ならではの様々な企画について実現するための基金として活用するということについて、改めてこの議会の場で確認していただけたらと思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 吉澤勝教育長。          〔教育長 吉澤 勝君登壇〕 ◎教育長(吉澤勝君) ご質疑に教育長のほうからお答え申し上げます。  基本的な考えは、さっき水澤議員のご指摘の部分は、今後も生かして、当然、今までも生きておりますが、当時はやはりALTを増やしたりとか、または海外研修等できるのであれば、そういうのにも使ったりとか、それはまだコロナの関係で、いろんな関係で実現できませんが、その姿勢は引き続いて、同時展開といいますか、ICT関係のそういったものも数年後の状況を見て対応していく、両面に対応して今後とも基金を有効に使わせていただきたいという姿勢は変わっておりません。          〔「結構です」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑ありますか。  9番、宮﨑さよ子君。          〔9番 宮﨑さよ子君登壇〕 ◆9番(宮﨑さよ子君) 9番、宮﨑さよ子です。議案第25号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例の一部を改正する条例について、1点だけ質疑いたします。  まず、この条例というのは、樹木葬の剰余金というものを子供たちのために使うということで、まだ決まったばかりの条例なのです。それで、今回の条例改正というのは、条例はいいほうに変えるということは分かるのですけれども、まだ本当に始まって間もない条例です。それで、町営樹木葬の墓苑使用料、剰余金であるその使用料、それとその他の収入というのですが、このその他の収入をつけ加えるということは非常に漠然としているのですけれども、この点はどのように考えたらよろしいのでしょうか。  墓苑の使用料というのは、明確なものに明記されております。それは、前の条例の作成のときにそう決まったわけですけれども、そこで追加するのがその他の収入ということはちょっと納得できないので、ご説明お願いいたします。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 宮﨑議員さんの質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  まず、その他収入ということでございますけれども、これ町の税金等も含めまして総体予算の中で見ますので、そういったもろもろの収入を充当できますというような考え方になります。  墓苑の使用料につきましては、先ほどちょっと差額……これまで、前回積立てをさせていただいて、五百数十万今現在積立てをしているわけなのですけれども、そちらのほうを差額という形で積立てをさせていただきました。繰り返しになってしまう部分もあるのですけれども、GIGAスクール構想の費用というのが非常に大きい、そこが一番なのです。もちろん条例改正しなくて、先ほども金子議員さんのところでちょっと申し上げましたけれども、5年後に一般会計から5,000万なりなんなりをそこに充当するという方法も当然ございます。ただそうしますと、その年度の町がやろうとしているほかの事業への影響というのが大きくなり過ぎないだろうかというところでございます。そういったところも含めまして、このその他収入ということを加えることによって、例えば例としていいかどうか分かりませんけれども、交付税がたくさん、今回ちょっといただいて利用したところがありましたが、そういったちょっと若干できたときに、そういったものに積立てをするとか、何か余裕があったときに積立てをすることが可能になってまいりますので、備えということで、ほかの基金もありますから、もちろんそのほかの基金のがいいという考え方もあるかと思いますが、よりはっきりさせるという意味でこの教育基金のほうに積立てをさせていただいて、学校関係のほうに充当していくことができる。もちろん子育てと教育という形になっておりますので、水澤議員さんがおっしゃっていましたが、いわゆるそういった関係のところに、仮に例えば積立額が5,000万円して、例えば実際の施行額がもっと安い金額でできたとしたら、その余った金額は積み立てていますから、それはほかの事業の、学校とかそういった子育て環境の事業に使うことも当然できてまいりますので、そういったところで今回その他収入ということでちょっと上げさせていただいたということでご理解をいただければというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 宮﨑さよ子君。 ◆9番(宮﨑さよ子君) 積み立てること自体はいいことだと思うのですけれども、そうしますと、前から言っているのですけれども、町営樹木葬についてはそれなりに別会計にしてほしいということはいろんな議員さんからも話はありました。しかしながら、やはりそれが難しいということで、今一般会計のほうでなっているわけですけれども、そうしますと、まずこの条例をつくったときには、あくまでも町営樹木葬の使用料ということで限定していたわけです。今後、その他の収入をもって積み立てるとなると、その辺の樹木葬の関係とその他の収入の収支の関係、その辺がちょっとはっきりしないとまずいのではないかと思うのです。あくまでも、私この条例をつくったときには、樹木葬は樹木葬でやるべきだということで条例には反対いたしました。しかし、これ条例がつくられて決まったということですので、それはそれで仕方がないということだと思うのですけれども、ただその辺をはっきりしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 宮﨑議員さんの再質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  当然樹木葬の積立額と一般収入の積立額と、切り分けることはそんなに難しいことでありませんので、例えば例を挙げますと、魅力あるまちづくり基金という基金があるかと思います。総額で上がっていますけれども、その内訳については、企画財政課のほうで目的別に金額をちゃんと把握してございます。同じようにこちらの子育て教育の基金につきましても、切り分けて実際の墓苑収入に基づく、使用料に基づく積立額とその他収入での積立額というのは切り分けが当然できますので、それは企画財政課のほうで管理がしていけるということでご理解をいただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 宮﨑さよ子君。 ◆9番(宮﨑さよ子君) 魅力あるまちづくり整備基金ということで300万ですか、教職員ですか、ALTに使用されていると思うのですけれども、そうやっていろいろな使い道はあると思うのです。ですから、ここのところであえて積まなくても大丈夫ではないかと思うのですけれども、先ほどの答弁の中で、小中学校で何か壊れた場合には、ここの基金を使ってやるのだということなのですが、一応これは子育てということなので、もしそういうもので使いたいのであれば、公共施設整備基金がありますので、そちらのほうから普通は充当するのではないかと思うのですけれども、ちょっとその辺が何か曖昧な気がするのですけれども。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 宮﨑議員さんの再質疑にお答え申し上げます。  当然、学校関係も公共施設ですから、公共施設整備基金から投入することも当然できます。別に修繕工事に限ったお話ではなくて、先ほど言いましたように、教育及び子育てということですので、そういった様々な関係の事業には、そちらの基金が一応使えると、ただメインとして考えていったときに、GIGAスクールの費用をさっき言った金額の5,000万という数字で考えていったときに、今は、今回もありますけれども、交付税関係が結構来ておりますので何とかなっている状況ですけれども、一たび交付税関係が下がりますと、これ国の予算の関係と連動してまいりますので、単純ではありませんけれども、その費用を捻出するのが難しいときとか、あるいはそういったところが必ず出てまいるというふうに思っております。ですから、こういったところでそのGIGAスクール対応というところは考えていなくてはいけないと、ふるさと納税の充当額という話で、振り分け額が当然あるのですけれども、ちょっとすみません、今すぐ出てこなくてあれなのですけれども、その全額、基金……魅力あるまちづくり基金が2年度末で約2,000万です。5,000万という数字の中で、仮にふるさと納税の金額を全部投入しても足りなくなります。ふるさと納税につきましては、一応梅林事業とか様々な事業名目を挙げておりますので、それ全額を教育関係に投入するということは当然できませんし、ふるさと納税の考え方として、あまり基金に積み立てるのではなくて、寄附者の意向を考えるのであれば、短い期間でそういった事業に充当していくというのが本来の考え方なのであろうというふうには思っております。  それらを踏まえたときに、GIGAスクールの金額を、繰り返しになってしまいますけれども、全く何の手当てもなくて5年後に5,000万円充当しましょうというのは、結構きつい話になってくるかなと、国が全く補助金を出していない中で、町がそういったタブレット端末を整備していくというところであれば、やっぱり将来的な備えを若干でもしておく必要があるだろうというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑ありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  本案に対する反対討論はありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第25号を採決します。  議案第25号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立多数〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成多数です。  したがいまして、議案第25号は原案のとおり可決されました。 △議案第26号 越生町税条例の一部を改正する条例 ○議長(宮島サイ子君) 日程第8、議案第26号 越生町税条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井康之町長。          〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第26号 越生町税条例の一部を改正する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  本案件は、地方税法等の一部を改正する法律が令和3年3月31日に公布されたことに伴い、越生町税条例の一部を改正する必要がありますので、この案件を提出するものでございます。  詳細につきましては、担当の課長がご説明いたしますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) 横田惠嗣税務課長。          〔税務課長 横田惠嗣君登壇〕 ◎税務課長(横田惠嗣君) それでは、主な改正内容につきまして新旧対照表にてご説明申し上げます。  初めに、1ページの第24条の改正は、個人の町民税の非課税の範囲について、国外居住親族に係る扶養控除適用要件の見直しに伴い、個人町民税均等割の非課税限度額の算定基礎となる扶養親族から、年齢30歳以上70歳未満の国外居住親族は原則として除くこととするもので、施行期日は、令和6年1月1日でございます。  次に、第36条の3の3の改正は、個人の町民税に係る公的年金受給者の扶養親族申告書に関する規定のうち、国外居住親族に係る扶養控除適用要件の見直しに伴い、文言の整理を行うもので、施行期日は、令和6年1月1日でございます。  次に、2ページの附則第5条の改正は、個人の町民税の所得割の非課税の範囲について、個人町民税の所得割の非課税限度額の算定基礎となる扶養親族から、年齢30歳以上70歳未満の国外居住親族を原則として除くこととするもので、施行期日は、令和6年1月1日でございます。  次に、附則第6条の改正は、特定一般用医薬品等の購入費を支払った場合の医療費控除の特例期間を5年間延長するもので、施行期日は、令和4年1月1日でございます。  最後に、3ページの附則第10条の2の改正は、浸水被害防止及び軽減のため、特定都市河川浸水被害対策法及び下水道法に基づき、知事等の認定を受けて整備された雨水貯留浸透施設について、令和6年3月31日まで取得されたものに対して課税する固定資産税の課税標準額を3分の1とするもので、施行期日は、特定都市河川浸水被害対策法等の一部を改正する法律の施行の日でございます。  以上ご説明とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。  質疑ありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  本案に対する反対討論はありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第26号を採決します。  議案第26号 越生町税条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成全員です。  したがいまして、議案第26号は原案のとおり可決されました。 △議案第27号 越生町国民健康保険条例の一部を改正する条例 ○議長(宮島サイ子君) 日程第9、議案第27号 越生町国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井康之町長。          〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第27号 越生町国民健康保険条例の一部を改正する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  本案件は、新型インフルエンザ等対策特別措置法が改正され、同法附則第1条の2が削除されたことに伴い、当該条項を引用している本条例を改正するものでございます。  以上、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。  質疑ありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  本案に対する反対討論はありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第27号を採決します。  議案第27号 越生町国民健康保険条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成全員です。  したがいまして、議案第27号は原案のとおり可決されました。 △議案第28号 令和3年度越生町一般会計補正予算(第2号) ○議長(宮島サイ子君) 日程第10、議案第28号 令和3年度越生町一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井康之町長。          〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第28号 令和3年度越生町一般会計補正予算(第2号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の補正は、既定の予算に歳入歳出それぞれ1億2,782万3,000円を増額し、総額を43億3,009万円とするものでございます。  それでは、予算書の2ページ、歳入から概要を申し上げます。  初めに、地方特例交付金と次の地方交付税は、本年度の交付額が決定したことにより、地方特例交付金を減額し、地方交付税は増額するものでございます。  次の国庫支出金は、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金等を増額するものでございます。  次の県支出金は、子ども・子育て支援交付金を新たに計上するもの及び里山・平地林再生事業補助金等を減額するものでございます。  次の繰入金は、当初予算に計上しておりました基金繰入金を減額するもの及び決算により介護保険特別会計繰入金を増額するものでございます。  次の諸収入は、決算により国庫及び県費の過年度収入を計上するものでございます。  次の町債は、臨時財政対策債の発行可能額が決定したことにより増額するものでございます。  続きまして、3ページの歳出について主な内容をご説明申し上げます。  初めに、総務費において、中央公民館駐車場脇ネットフェンス改修工事、戸籍基本台帳システムの改修費用等を計上するものでございます。  次の民生費は、決算による国庫及び県費の返還金及び学童保育室の消耗品費等を増額するものでございます。  次の衛生費は、新型コロナウイルスワクチン接種事業を増額するものでございます。  次の農林水産業費は、農業用用水路修繕及び林道舗装修繕に関する工事費を増額するものでございます。  次の商工費は、観光案内所施設運営費の器具等借上料を増額するものでございます。  次の土木費は、町道維持管理事業及び公園施設等維持管理費を増額し、都市計画マスタープラン策定事業及び都市計画基礎調査事業を減額するものでございます。  次の教育費は、越生小学校施設維持管理費及び中学校施設維持管理費等を増額するものでございます。  最後に、諸支出金は、財政調整基金及び公共施設整備基金の積立金を増額するものでございます。  以上、概要を申し上げまして、一般会計補正予算の提案理由の説明といたします。  なお、詳細につきましては、担当の課長が説明いたしますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) それでは、詳細につきましてご説明申し上げます。  最初に、5ページの第2表 地方債補正についてでございますが、臨時財政対策債の発行可能額が決定したことにより増額するものでございます。  続きまして、10ページからの歳入についてご説明を申し上げます。  初めに、地方特例交付金は交付決定されたことにより544万円を減額するものでございます。  次の地方交付税は、普通交付税が交付決定されたことにより2億6,104万1,000円を増額するものでございます。  次の国庫支出金、国庫負担金の新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金942万2,000円は、新型コロナウイルスワクチン接種費用に対する負担金でございます。  次の国庫補助金の個人番号カード交付事務費補助金50万円は、マイナンバーカード交付事務に対する補助金で、補助率10分の10でございます。  次の社会保障・税番号制度システム整備費補助金154万円は、戸籍住民基本台帳システムの改修に伴う補助金で、補助率10分の10でございます。  次の子ども・子育て支援交付金40万円は、学童保育室で実施する新型コロナウイルス感染症対策に伴う補助金で、補助率3分の1でございます。  次の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金180万円は、新型コロナウイルスワクチン接種に要する事務費に対する補助金でございます。  次の公立学校情報機器整備費補助金190万円は、GIGAスクールサポーター配置に対する補助金でございます。  次の県支出金、県補助金の子ども・子育て支援交付金40万円は、国庫補助金と同様、学童保育室で実施する新型コロナウイルス感染症対策に伴う補助金で、補助率3分の1でございます。  続きまして、11ページ、里山・平地林再生事業補助金317万円の減額と、次の水源地域の森づくり事業補助金265万8,000円の減額は、補助金の内示によるものでございます。  次の繰入金、基金繰入金の財政調整基金繰入金8,583万7,000円の減額と、次の減債基金繰入金2,000万円の減額及び次の公共施設整備基金繰入金5,000万円の減額は、地方交付税の増額により減額するものでございます。  次の特別会計繰入金、介護保険特別会計繰入金1,404万7,000円は、令和2年度介護保険事業特別会計の決算額が確定したことに伴い、一般会計からの繰出金が返還されるものでございます。  次の諸収入、雑入の低所得者の介護保険料軽減負担金22万3,000円は、決算に伴い国庫負担金及び県費負担金が追加交付されるものでございます。  次の町債、臨時財政対策債は、地方交付税の代替財源として借り入れるもので、発行可能額の決定により365万5,000円を増額するものでございます。  続きまして、12ページからの歳出についてご説明を申し上げます。  初めに、総務費、総務管理費の庁舎管理費79万1,000円は、中央公民館駐車場脇のネットフェンスの改修費用等でございます。  次の一般事務費12万1,000円は、業者管理システムの改修費用でございます。  次のコミュニティ助成事業14万3,000円は、大満区集会所の屋根瓦の修繕に対する補助金を計上するものでございます。  次の徴税費の賦課徴収管理システム維持管理費15万4,000円は、固定資産業務支援システムの電算処理委託料を増額するものでございます。  次の戸籍住民基本台帳の職員給与費50万円は、時間外勤務手当を増額するものでございます。  次の戸籍住民基本台帳システム維持管理費154万円は、戸籍法の改正に伴うシステム改修経費を計上するものでございます。  次の民生費、社会福祉費の一般事務費9万9,000円は、令和2年度の事業確定に伴い、県費の精算返還金を計上するものでございます。  続きまして、13ページ、児童福祉費の学童保育事業120万円は、新型コロナウイルス感染症予防対策としての消耗品等の購入費用でございます。  次の衛生費、保健衛生費の新型コロナウイルスワクチン接種事業1,122万2,000円は、ワクチン接種期間の延長に伴う費用を増額するものでございます。  次の墓苑運営管理費は、予算の組替えでございます。  次の農林水産業費、農業費の農村公園等維持管理費160万円は、上谷農村公園のバスケットコートの改修費用等でございます。  次の農道等維持管理費300万円は、農業用水路の改修費用でございます。  続きまして、14ページ、林業費の林道補修事業200万円は、林道修繕に対する工事費を増額するものでございます。  次の森林整備事業4万円は、通信運搬費を増額するものでございます。  次の商工費の観光案内所施設運営費41万5,000円は、越生駅西口総合案内所の器具等借上料等を増額するものでございます。  次の土木費道路橋梁費の町道維持管理事業2,850万9,000円は、町道補修に対する工事費を増額するものでございます。  次の職員給与費20万円は、時間外勤務手当を増額するものでございます。  次の都市計画費の都市計画マスタープラン策定事業400万円の減額と、次の都市計画基礎調査事業429万円の減額は、事業費の確定により減額するものでございます。  続きまして、15ページ、都市計画費の公園施設等維持管理費1,391万6,000円は、公園に設置してある遊具修繕及び樹木撤去等の費用を増額するものでございます。  次の教育費、小学校費の越生小学校施設維持管理費100万円は、校庭に設置してある遊具の改修費用でございます。  次の一般事務費37万円は、新型コロナウイルス感染症予防対策として、林間学校及び修学旅行時のバス借上料を計上するものでございます。  次の中学校費の中学校施設維持管理費500万円は、給食ホールの排水時における油等の汚れを除去するためのグリストラップ改修費用を計上するものでございます。  次の保健体育費の体育施設維持管理費63万円は、新たに設置したパークゴルフ場の除草費用を増額するものでございます。  続きまして、16ページ、諸支出金、基金費の財政調整基金積立366万3,000円と、次の公共施設整備基金積立6,000万円は、今回の補正予算の余剰分を基金に積み立てるものでございます。  以上で補正予算の説明とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) この際、暫時休憩します。                                      (午前11時50分) ○議長(宮島サイ子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 1時30分) ○議長(宮島サイ子君) これから令和3年度越生町一般会計補正予算(第2号)の質疑を行います。  質疑ありますか。  5番、髙橋一正君。          〔5番 髙橋一正君登壇〕 ◆5番(髙橋一正君) 5番、髙橋一正です。越生町一般会計補正予算のことで1点だけ質問したいと思います。  歳入の11ページ、農林水産業費県補助金についてです。この減額補正が582万8,000円、里山・平地林、それから水源地森づくりということで、県の補助が削られたと、当初予算の中ではここが1,488万というふうに述べられているわけであります。この500万の減額があったこの影響というのは、どういうところに出ているのでしょうか。教えていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、髙橋議員さんからの質疑に産業観光課からお答え申し上げます。  今回の里山・平地林再生事業の補助金、それと水源地域の森づくり事業補助金がここで大幅な減額となったわけでございます。当初、里山・平地林として下草刈りを約8ヘクタールほどやりたいというふうに計画しておりました。昨年そのような形で県に要望をしたところでございます。水源地域の森づくり事業につきましても、30ヘクタールの間伐を行いたいということで、昨年要望させていただいたところでございます。こういったところが県のほうでもこの県の予算が削減されたということと、それとあと要領の見直しが行われていたわけでございます。これによりまして、配分額が大きく変わったわけでございます。  しかしながら、今回歳入減少したわけでございますが、これらの森林整備を行うに当たって、まずは町に譲与されている森林環境譲与税をまず80%以上は使ってほしいと、その上で行う部分について県は補助するというのが今回の改正の大きな趣旨でございました。そういったことから、歳出予算のほうは特に減額しておりません。こちらにつきましては、森林環境譲与税、こちらのほうを活用して整備をさせていただき、県からいただけるこの2つの補助事業、いつまでも続くというわけではないようです。森林環境譲与税が満額交付される令和6年には、こういったものもまた大幅な見直しがされるという話がされましたので、それまでの間、いただけるものをしっかりといただいて、町の森林を整備してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 髙橋一正君。 ◆5番(髙橋一正君) この事業ですけれども、大変大事な事業だというふうに思っていて、やはり里山に暮らす私たちにとって間伐も含めて整備していく。最近の新聞によりますと、この間伐をして草が生えていくことによって保水力が相当増すということは統計上出てきたというのがありました。そういう意味から言っても、この間伐をちゃんとして下草を生えさせて、森林、山林を守るということは非常に大事だというふうに思います。  そこで、今話の中で森林関係譲与税の話も出ましたので、ちょっとそこを、今回の予算の中でも、例えば譲与税は、当初の予定だと444万7,000円、その積立てとして、この中で409万2,000円を積み立てると、そういう意味から言っても、ほとんどこの譲与税を使わずに今積み立てているという状況にもなっているなというふうに思うのですが、その辺が今の話の中で言えば、譲与税の80%以上使ってほしいのだという話も今出ました。これはちょっと矛盾するかなと思うのと、もう一つは……それだけ、その辺どうでしょうか、譲与税の関係。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) この際、暫時休憩します。                                      (午後 1時36分) ○議長(宮島サイ子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 1時38分) ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、髙橋議員さんの再質疑に産業観光課からお答え申し上げます。  ご質問の内容ですけれども、今回提出させていただいております令和2年度の決算の中で譲与税444万7,000円、それでほぼそれに近い金額で基金に積み立てるという内容だったわけでございます。昨年については、この譲与税を使って森林整備等を行っておりませんので、こういった形でまず一旦基金に入れさせていただいたのが現状でございます。実際には事故繰り等ございましたので、この金額よりも六百何万円の歳入があったわけなのですけれども、こういった形でほぼほとんどの金額が基金に積み立てたというふうな形になっております。  令和3年度については、まず一般財源で充当した形で予算をここで組ませていただいて、かかった金額、こちらのほうを譲与税のほうで充当させていただくというような形で想定しております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 髙橋一正君。 ◆5番(髙橋一正君) あちこち行って、すみませんでした。  そういう意味では、この森林環境譲与税も含めて、いわゆる使い勝手といいましょうか、私たちの里山をどういうふうに守っていくかということは非常に大事なことだと思いますので、ぜひ使ってほしいというふうに思っているのと、あわせて今回いわゆる交付税が思いのほか来たということだと思うのです。そういうときにここのいわゆる予算立てをした、せっかく予算立てをしたわけですから、そこに県は500万くれなかったけれども、町から500万を出すというふうなそういう決裁というのはできなかったものかというふうに思っているのですが、その辺は課長の決意をちょっと聞かせいただければと思います。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 髙橋議員さんの再質疑に企画財政課がお答え申し上げます。  今回、一般財源で充当させていただいております。その中で財源の話というのは、最終的に積立てなんかは3月のときにやらせていただいているのですけれども、総体予算の中で今回のこの事業に対して森林環境譲与税を充当するかどうか、また町長なんかと相談した中でどのぐらいを充当する、事業のほうは各課のほうでどのぐらいの事業規模でやっていくというのは当初予算の中でまた考えていきますので、今回については県から補助金が来ませんでしたので、一旦一般財源に充当する。森林環境譲与税を必ずそこに充当するかどうかというのはこれからの協議になってまいりますので、その中で必要な額を充当なりさせていただく、森林環境譲与税は目的がもう決まっていますので、使える部分が、これから担当課のほうでどういう森林整備をしていったりとか、林業関係をどうやって進めていくという中で森林環境譲与税をどうやって使っていくかということの中で、計画的に森林環境譲与税を使っていくということになってまいるかというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。   以上です。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑ありませんか。  8番、金子公司君。          〔8番 金子公司君登壇〕 ◆8番(金子公司君) 議席番号8番、金子公司です。議案第28号 令和3年度越生町一般会計補正予算について、1点だけ質疑します。  14ページの一番下の土木費、都市計画費なのですが、都市計画マスタープラン策定事業が事業確定したということで、安い価格で業務委託ができたということで820万減額になっておりますが、これについては喜ばしいことだと思います。  それで、私、令和2年の3月議会のときの総務建設常任委員会の席上で、この都市計画マスタープラン策定について質疑した経過があります。その中で答えとして、ちょっと飛び飛びになってしまうのですが、この計画の最上位の計画は総合振興計画と、その下に都市計画マスタープラン、その下に立地適正化計画があるというようなお話でした。この3つをうまく活用して、町がよりよい方向に向かっていってくれればいいなと思います。ただ、今までの立地適正化計画にしても、作文は作るのだけれども、なかなかその後進まないというような状況になっているのではないかなと思います。  そこで、この3つ、今回そういういろんな計画ができたということで、この3つを合わせた中で町がどう実行していけるかというプランがありましたらお話していただければありがたいと思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) まちづくり整備課より金子議員さんの質疑にお答えいたします。  2つの業務委託が安くなってというところでございますが、まず1つ、マスタープラン策定なのですが、これは都市計画法により定期的に行わなければいけない作業ということで予算計上してあります。これは、将来の町のあるべき姿や住民に分かりやすいまちづくりの方針を示すために、現行の都市計画マスタープランの改定を令和2年と、昨年と今年2か年合わせて行うものです。昨年のものに引き続き今年度やるわけでございますが、作業はこれからでございます。このことに関しては、昨年できたものを十分に生かすことによって、業務委託によらず職員ができるのではないかという考えから、昨年施工した業者と打合せをしながら、町独自のものは町独自で考えていこうと、職員が考えていこうということから、いろんな部分を引き取っていきましたら、結果的にそこまで至らなかったと、作業を発注せずにできるのではないかと、昨年の出来高がよかったということです。こういったところで発注しないわけです。作業としてはこれからです。  基礎調査も同じく、いろいろ県のマニュアルとかも変わったのがあったのでやらなくなった部分があるのですが、ある程度総合的に2つを考えて、昨年つくったマスタープランを充実させるために、これも職員が取り組もうということでございます。立地計画と合わせて3つですけれども、もちろん今お話ししたのは、それらを総合的に含めて、今後職員でどこをどう考えていくのか、そういったことが課題となり、今の現状あります。作業としてはまだ取りかかっておりません。  どういうところか、合わせて実行という今目標はございます。昭和の時代に越生駅東区画整理事業29.5ヘクタール、平成に入ってから上野東30.5ヘクタール、合わせて60ヘクタールの公共区画整理が行われたわけでございますが、もちろん保留地は全て完売したものの、まだ個人的にたくさん土地を所有しておられる、途中でバブルが生じましたので、その時期から大分値下がってしまって、売る時期はいつなのだろうということを地主さんたちは思っているのかもしれません。そういったところ、今後どんどん新しい人たちが入って土地の流れがよくなればということが今回のこの目標で取り組んでいくという考えでございます。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 8番、金子公司君。 ◆8番(金子公司君) 再質疑させていただきます。  ただいまの課長さんのお答えで、目標を立てて職員の方が行うというのは本当にすばらしいことだと思います。やっぱりなかなか業者に委託して計画を立てたものは、絵に描いた餅になりかねません。役所の全職員の方も一緒にそういう目標を立てて、せっかくのお金をかけたプランの実行に向かってやっていただけるというのは本当にありがたいお話だと思います。ぜひ前向きに推し進めていただければありがたいと思います。  以上で質疑を終わります。ありがとうございます。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑ありませんか。  11番、水澤努君。          〔11番 水澤 努君登壇〕 ◆11番(水澤努君) 11番、水澤努です。1点だけ質疑させていただきます。  15ページの教育費、パークゴルフの件です。パークゴルフ場建設につきましては、建設以前から私は積極的に推進を主張していまして、その根拠として健康寿命の延長、そうしたものに大きく寄与することによって、医療費あるいは介護保険、この辺についてコストダウンできるのではないかということで言ってきました。隣の鳩山町なんかは、かなり高齢者の体操等を推進する中でそうした削減をして、最近新聞に載っていたようです。そういうふうに越生町もこれを通じてできたらいいかなというふうに私は思っております。  そういう中で、このパークゴルフ場、実は全エリアが私が今区長を担当しています東2区に位置していまして、そういう関係もありまして、東2区の人たちが中心になって草刈り等々をずっとやってきた経緯があるのですけれども、いよいよ全面的な開設が間近ということの中で、私もいろいろ間に入って板挟みになっていろいろ大変な目はしているのですけれども、そういう開設間近ということで、まだ完全に完成していない段階なので、今後の正式なオープンに向けての流れ等を明らかにしていただければと思います。  というのは、この間、東2区の区民の声もありまして、区が主催で町のほうに来ていただいて説明会をするという予定があったのですけれども、コロナ禍の中で延期になってしまいまして、今後催されると思うのですけれども、そこでも多々質問が出ると思いますので、その予行演習も兼ねてぜひご答弁お願いできたらと思います。よろしくお願いします。
    ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) それでは、水澤議員さんの質疑に生涯学習課長よりご説明申し上げます。  パークゴルフ場全コースの今後の開設に向けての予定をということでございますが、今回の補正予算では、現在工事を進めておった部分の草刈り業務のほうを継続してのせさせてもらったところです。今後につきましては、先ほど議員さんのほうからも話がありましたとおり、東2区地区で説明会をする予定となっておりましたが、ちょっとコロナの影響で8月に開催予定だったものをちょっと延期しております。今後につきましては、コロナの緊急事態宣言が明けた後に、また調整はさせていただいて、取りあえず区民の皆様に今後の計画等をちょっと話していけたらと思っております。  それが終わりましたら、今度は具体的に、具体的と言ってはあれですけれども、現在使用されている団体さん等もございますので、今後のパークゴルフ場の草刈りというか、要するに施設の全体の維持管理は教育委員会生涯学習課のほうでやっていくことにはなろうとは思いますが、それだけでは足りない部分等もあるでしょうから、今使われている方にどのような協力ができるのかとか、そういったことを今後検討していきたいと考えておるところでございます。  つきましては、今月、来月になるかちょっと分かりませんが、近いうちにその区民を対象とした説明会は開催していけたらというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 水澤努君。 ◆11番(水澤努君) 再質疑させていただきます。  現状かなり工事していた部分もコースもしっかりでき上がりつつあるのですけれども、これまで暫定的に使ってきたコースと今度合体して、グリーンとかフェアウエー含めてレイアウトの全面的な変更になっていくことになりますけれども、これにつきましてはいつ頃を予定しているのでしょうか。新しいグリーンとかフェアウエー造り、またこれと関連しているのですけれども、今あるフェアウエーは、もうそのままにしてホールを造るだけなのでしょうか。今まであるところ、その辺を含めてよろしくお願いします。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) 水澤議員さんの質疑にお答えいたします。  建設が終わるまではまちづくりで請け負って、全て完了したら生涯学習課に渡り、そこで運営していただくということで、まだまちづくり整備課の作業の中にあります。現在、除草とそれからコース場の芝刈りをメインとして行っております。今後、最初にぱっと打つ新しい台であるとか、それから南側とつながるところもございます。それは、取りあえず9月いっぱいはまちづくり整備課で費用を持っておりますので、その中でいろいろお話聞きながら物を整備していきたいと思いますが、いずれにしてもカップに穴を切るとか打つ台をというのはそれほど大きな作業でございませんので、8月に予定していた説明会が流れてしまったので、少しまた時期ずれてしまうと思うのですが、8月の説明会でどうしようといういろいろな意見聞きながら最終形というのも考えておりましたけれども、まだまだ芝生の状態が真ん中に少しくぼみがあるような状態ですので、秋ぐらいまでよくしっかり管理した後で、もう一度皆さんのご意向を聞きながら工事はしていきたいとは考えております。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 水澤努君。 ◆11番(水澤努君) ぜひその辺はしっかりやった上で、教育委員会のほうにお渡しするような形で、後は知らないよみたいなことがないように、よろしくお願いします。ないというふうに信じております。  それで、実際は、そのハード面のところでは、それはそれで管理すごく大変だとは思うのですけれども、現状、あそこを今現段階で管理しているのは東2区の人が左側の大きな面積のところを管理しているのですけれども、右側は東1区の方が管理していて、ある意味コミュニティーが2つできていて、それで何とか現状は管理されている形なのですけれども、実際上は、それを統合する形で新たなそういうパークゴルフをめぐる一つの大きなコミュニティーつくっていく必要が今後出てくると思うのですけれども、先ほどやたらできない人たちのところとは協力も含めてということが言われたと思うのですけれども、その辺の作業が実は一番大変だというふうに私は現場にいて思っているのですけれども、いつ頃その辺をどのようにやっているのかちょっと、あまり言えないかもしれませんけれども、恐らくこれは説明会でも一番問題になるところだと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 水澤議員さんの再質疑にお答えしたいと思います。  今後の話合いといいますか、説明といいますか、先ほども答弁させてもらったのですが、取りあえず東2区の方を対象とした説明会の実施をまず先に行い、その後、その話合いの結果等を踏まえて、また、現在、実際管理していただいている東1区及び2区の代表者の方に集まっていただく等のそういう機会を設けて、今後の全体としてのパークゴルフ場としての運営といいますか、維持管理等も含めてどのようにしていこうかという話を詰めていきたいというふうには考えております。  それがなるべく早いうちに実施できればというふうには考えておりますが、取りあえず正式な全体のオープンというのを一日でも早くできるような形でちょっと考えて進めていけたらというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  本案に対する反対討論はありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第28号を採決します。  議案第28号 令和3年度越生町一般会計補正予算(第2号)は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成全員です。  したがいまして、議案第28号は原案のとおり可決されました。 △議案第29号 令和3年度越生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(宮島サイ子君) 日程第11、議案第29号 令和3年度越生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井康之町長。          〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第29号 令和3年度越生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由のご説明を申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出にそれぞれ9,738万7,000円を追加し、総額を13億260万9,000円とするものでございます。  それでは、予算書8ページの歳入からご説明申し上げます。繰越金の9,738万7,000円は、令和2年度の繰越金でございます。  次に、9ページの歳出でございますが、基金積立金、介護給付費準備基金積立金の4,043万4,000円は、令和2年度介護給付費等の確定に伴い、第1号被保険者保険料の余剰分を基金に積み立てるものでございます。  諸支出金、返還金の4,290万6,000円は、令和2年度介護給付費及び地域支援事業費の確定に伴い、補助金等の交付超過分を返還するもので、次の一般会計繰出金の1,404万7,000円は、町負担の繰入金を精算し、一般会計に返還するものでございます。  以上、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。  質疑ありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  本案に対する反対討論はありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第29号を採決します。  議案第29号 令和3年度越生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成全員です。  したがいまして、議案第29号は原案のとおり可決されました。 △認定第1号 令和2年度越生町一般会計歳入歳出決算認定 ○議長(宮島サイ子君) 日程第12、認定第1号 令和2年度越生町一般会計歳入歳出決算認定を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井康之町長。          〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 認定第1号 令和2年度越生町一般会計歳入歳出決算認定について、提案理由のご説明を申し上げます。  財務省が7月に発表した令和2年度の国の一般会計の税収は、前年度より2兆3,801億円多い60兆8,216億円となりました。特に消費税は増税分が初めて年間を通じた収入となり、税の種類別で最大となりました。また、コロナ禍で落ち込むと見られていた法人税や所得税も増額となり、平成30年度の60兆3,564億円を上回り、2年ぶりに過去最高の税収となっております。  本町においては、個人町民税が増額になっているものの、法人町民税、固定資産税の減額により、町税全体で870万円の減額となりました。その他の歳入については、新型コロナウイルス対策関連により、国庫補助金が大幅な増額となっております。歳出においても新型コロナウイルス感染症対策関連による様々な事業を実施いたしました。また、社会保障費関係については、依然として増加傾向にあり、今後につきましても財政負担が懸念されるところであります。  このような中で迎えた令和2年度決算につきまして、その概要をご説明申し上げます。  歳入総額は62億1,030万3,668円で、元年度より36.6%の増となりました。歳出総額は58億9,391万1,848円で、元年度より39.3%の増でございます。  それでは、歳入歳出の主なものをご説明申し上げます。  まず、町税は、全体で13億3,340万6,835円、元年度に比べ率にして0.6%の減少となりました。  地方交付税は13億2,386万8,000円、元年度に比べ9.5%の増加となっております。  使用料及び手数料は、町営樹木葬墓苑使用料の減額及び指定管理者制度の導入による農林水産業手数料、商工手数料の減額等により6,136万379円、元年度に比べ54.3%の減少となりました。  国庫支出金につきましては、特別定額給付金事業補助金及び新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等が新たに交付されたことにより18億6,014万6,209円、元年度に比べ495.0%と大幅な増加となりました。  県支出金につきましては、越生駅西口総合案内所新築に対するふるさと創造資金の増加等により、元年度に比べ6.7%の増加となっております。  町債につきましては、防災行政無線デジタル化工事、越生小学校トイレ大規模改造工事に対する起債の発行により、元年度に比べて50.6%の増加となりました。  次に、歳出についてでございますが、主な事業としては、現行のアナログから新規格に適合したデジタル化へ改修する防災行政無線デジタル化工事を令和元年度に引き続き実施いたしました。  また、衛生環境改善として越生小学校トイレ大規模改造工事を実施いたしました。  さらに、新型コロナウイルス感染症関係では、特別定額給付金事業をはじめ新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業を実施いたしました。  次に、町の財政状況を示す主な指標をご説明申し上げます。  令和2年度における財政力指数は0.527、経常収支比率は92.8%、実質公債費比率は4.1%となっております。  こうした指標から考察すると、経常収支比率が比較的高く、財政の硬直化が懸念されるところでございます。今後も引き続き健全な財政運営に努めてまいる所存でございます。  以上、概要を申し上げまして、一般会計歳入歳出決算認定についての提案理由の説明といたします。  なお、決算の概要につきましては、担当の課長が説明いたしますので、慎重ご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) それでは、歳入歳出決算概要について、主要事業を中心にご説明いたします。  なお、令和2年度事業内容の詳細につきましては、別途配付いたしました越生町行政報告書を併せてご参照いただきたいと存じます。  それでは、決算書の14、15ページの歳入から順次ご説明申し上げます。  初めに、町税につきましては、全体の収入済額が13億3,340万6,835円で、元年度に比べ0.6%の減少でございます。収納率につきましては96.9%で、元年度に比べ1.0%低下しております。  次に、税目別に元年度の決算額と比べますと、町民税が0.1%の減少、固定資産税が1.4%の減少、軽自動車税が5.6%の増加、町たばこ税が3.0%の減少、入湯税が新たに追加となっております。  続きまして、16、17ページ、地方譲与税と交付金等の主な動きにつきましては、地方譲与税が総額で4,779万2,000円となり、元年度に比べ4.3%の増加となっております。  次の利子割交付金は、元年度より微増となっており、次の配当割交付金は減額となっております。  続きまして、18、19ページ、株式等譲渡所得割交付金は、元年度より増額となっております。  次の法人事業税交付金は、2年度からの新規交付金でございます。  次の地方消費税交付金は2億2,594万円で、元年度に比べ23.6%の増加となりました。主な要因は、増税分が初めて年間を通じ交付されたところによるものでございます。  次のゴルフ場利用税交付金は3,124万3,865円で、元年度に比べ26.7%の減少となりました。これは、新型コロナウイルス感染症の影響によるものでございます。  次の自動車取得税交付金は、税制改正により元年9月末で自動車取得税が廃止になったことによる減額でございます。  次の環境性能割交付金623万1,654円は、元年10月より自動車取得税交付金に代わり公布されたもので、初めて年間を通じたことにより、元年度に比べ447.1%の増加となっております。  続きまして、20、21ページ、地方特例交付金につきましては、総額で1,066万4,000円、元年度に比べ42.2%の減少となっております。主な要因は、消費税率の引上げに伴う幼児教育無償化による財源措置として、子ども・子育て支援臨時交付金が元年度のみ交付されたことによるものでございます。  次の地方交付税は、総額で13億2,386万8,000円、元年度に比べ9.5%の増加となりました。  次に、分担金及び負担金につきましては、総額3,270万8,950円で、元年度に比べ11.5%の増加となりました。主な要因は、天満橋水管橋の架け替えに係る負担金の増によるものでございます。  続きまして、22、23ページの使用料及び手数料につきましては、総額6,136万379円で54.3%の減少となりました。主な要因は、町営樹木葬墓苑使用料の減少によるものでございます。また、指定管理者制度の導入により、休養村センター手数料及び観光案内所手数料が廃止となっております。  次の国庫支出金につきましては、総額18億6,014万6,209円で、元年度に比べ495.0%と大幅な増加となっております。主な要因は、特別定額給付金事業補助金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等の新型コロナウイス感染症対策の補助金が新たに交付されたことによるものでございます。  続きまして、26、27ページ、県支出金につきましては、総額2億7,471万3,085円で、元年度に比べ6.7%の増加となっております。主な要因といたしましては、越生駅西口総合案内所新築に対するふるさと創造資金が増額したものでございます。  続きまして、32、33ページ、財産収入につきましては、総額587万5,270円で、元年度に比べ10.4%の減少となりました。  次の寄附金につきましては、総額916万5,000円で、元年度に比べ11.1%の減少となりました。主な要因は、令和元年台風19号災害復旧事業に対する魅力あるまちづくり寄附金の減少によるものでございます。  続きまして、34、35ページ、繰入金につきましては、総額1億2,914万円で、元年度に比べ31.6%の減少となりました。これは、元年度に地域活性化基金とふれあい健康センター整備基金を廃止し、公共施設整備基金に統合したことによるものでございます。  続きまして、36、37ページ、諸収入につきましては、総額5,510万3,169円で、元年度に比べ11.3%の減少となりました。主な要因は、元年度に実施したプレミアム付商品券販売収入の減額によるものでございます。  続きまして、40、41ページ、町債につきましては、総額4億7,134万円で、元年度に比べ1億5,841万6,000円の増額でございます。町債の内訳でございますが、臨時財政対策債1億5,124万円は、地方交付税の代替財源分でございます。  次の防災施設整備事業債1億8,920万円は、防災行政無線デジタル化工事に対するものでございます。  次の越生駅西口整備事業債2,480万円は、越生駅西口総合案内所新築に対するものでございます。  続きまして、42、43ページの減収補填債1,530万円は、地方税減収補填のためのものでございます。  次の農林水産施設災害復旧費190万円は、令和元年台風19号による災害復旧工事に対するものでございます。  次の防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債7,070万円と、令和元年度補正予算債1,820万円は、越生小学校トイレ大規模改造工事及び学校教育施設等整備事業に対するものでございます。  以上で歳入の説明とさせていただきます。  続きまして、44、45ページからの歳出についてご説明申し上げます。  初めに、議会費につきましては、総額6,353万1,687円、元年度に比べ1.5%の減少でございます。  次に、総務費につきましては、総額19億5,346万5,694円で、元年度に比べ12億1,611万7,509円と大幅な増加でございます。主な要因は、特別定額給付金事業及び防災行政無線デジタル化工事の増額などによるものでございます。  続きまして、60、61ページからの民生費につきましては、総額13億8,453万420円で、元年度に比べ6.0%の増加でございます。主な要因といたしまして、児童福祉費の新型コロナウイルス感染症対策による子育て世帯臨時特別給付金給付事業の実施及び消費税率の引上げに伴う幼児教育無償化により、特定教育保育施設等給付費事業の増額によるものでございます。  続きまして、72、73ページからの衛生費につきましては、総額が3億3,845万3,548円で、元年度に比べ0.7%の減少でございます。主な要因は、健康診査事業及び職員給与費が減少したことによるものでございます。  続きまして、78、79ページの労働費につきましては、総額1,006万8,000円で、元年度とほぼ同額となっております。  次の農林水産業費につきましては、総額1億4,725万3,605円で、元年度に比べ32.0%の増加となっております。主な要因といたしましては、農業用ため池防災減災事業の実施及び越生特産物加工研究所へ貸付金を支出したことによるものでございます。  続きまして、84、85ページからの商工費につきましては、総額7,400万8,852円で、元年度に比べ24.6%の増加となりました。主な要因といたしましては、新型コロナウイルス感染症対策による越生町商店等応援事業等を実施したことによるものでございます。  続きまして、86、87ページからの土木費につきましては、総額5億4,000万4,405円で、元年度に比べ17.5%の増額となりました。主な要因は、橋梁長寿命化耐震補修事業及び越生駅西口整備事業を実施したことによるものでございます。  続きまして、92、93ページからの消防費につきましては、総額2億5,694万3,040円で、元年度に比べ18.0%の減少でございます。主な要因といたしましては、越生消防団第3分団詰所新築工事が完了したことによるものでございます。  続きまして、94、95ページからの教育費につきましては、総額5億8,577万5,003円で、元年度に比べ2億6,992万1,320円、85.5%の増加でございます。主な要因といたしましては、越生小学校トイレ大規模改造事業、GIGAスクールタブレット端末購入事業等を実施したほか、新型コロナウイルス感染症対策による学校給食無料化を実施したことにより増額となっております。  続きまして、110、111ページの災害復旧費につきましては、総額5,461万6,782円で、令和元年台風19号による農林施設等の災害復旧工事費でございます。  次の公債費につきましては、町債の元金44件及び利子57件の償還費で、総額2億8,748万812円、元年度に比べ5.7%の増加となっております。  次の諸支出金につきましては、総額1億9,778万円で、元年度に比べ3.2%の減少となっております。主な要因は、町営樹木葬墓苑管理基金への積立てが減少したものでございます。  最後に、114、115ページの予備費につきましては、年度当初には予測できなかった不測の事態に対処するため、予算の不足が生じた事業へ充用したものでございます。  以上で令和2年度越生町一般会計歳入歳出決算の説明とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) この際、暫時休憩します。                                      (午後 2時32分) ○議長(宮島サイ子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 2時45分) ○議長(宮島サイ子君) これから認定第1号 令和2年度越生町一般会計歳入歳出決算認定の質疑を行います。  なお、認定議案に関する質疑につきましては、各議員が所管する委員会に関するものは除いてください。  10番、木村好美君。          〔10番 木村好美君登壇〕 ◆10番(木村好美君) それでは、令和2年度越生町歳入歳出決算書について幾つかご質問いたします。  まず、15ページ、歳入なのですが、不納欠損額が前年度よりも倍以上多くなっております。それはどのような理由でしょうか。  引き続きまして、47ページ上から1つ目の丸、職員研修事業とその下の職員厚生事業で、多分この研修事業に関しては、私の所管の文教福祉常任委員会になるのかもしれないのですけれども、あえてこれ総務費の中に入っているのでこちらでお聞きいたします。職員研修事業費が令和元年度は51万1,681円でありました。そして、令和2年度になりますと7万741円とあります。コロナで多分研修ができなかったということでよろしいのだと思うのですが、それでこの研修事業のうち、教育と保育に関する研修はどのぐらいあって、そしてどのぐらい中止になったのでしょうか。  それと、その下の厚生事業に関しましては、ここではないかもしれないのですけれども、ここに多分ストレスチェック186人受検ということも含まれているとは思うのですけれども、高ストレス者はいらっしゃるのでしょうか。そのうち面談を受けた方はいらっしゃるのでしょうか。  続きまして、53ページ、防災費です。防災無線のことで町民からお電話がありましたので、お聞きいたします。10時と15時に防災無線が入りますが、このコロナの意識づけのため、町長自らの声で発信したほうがよいと連絡をいただきましたが、町長の見解をお示しください。  それと、93ページ、住宅管理費の町営住宅営繕費ですが、町営住宅は、この行政報告書を見ると、本当に何か壊れては直してという感じでやっていますけれども、これからこれはどういうふうになっていくのでしょうか。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 横田惠嗣税務課長。          〔税務課長 横田惠嗣君登壇〕 ◎税務課長(横田惠嗣君) まず最初に、木村議員さんの質疑に対しまして、不納欠損がなぜ昨年から増えたかということで、税務課からご答弁申し上げます。  詳細につきましては、行政報告書の26ページに②で町税の調定収入状況、アの中では、過去の分、ここで不納欠損額が年度ごと滞納分で掲出させていただいてございます。実際に不納欠損に至るまでの経緯というか、手法については、当然滞納者に対しまして納税催促、それから納税換価もしくは滞納処分等を行いつつも、地方税法の中では滞納処分の執行停止もできるという条項がございまして、その中には、例えば滞納処分する財産がないとき、差押えの財産がないとき、それから滞納処分をすることによってその生活を著しく貧窮に追い込むおそれがあるとき、生活困窮です。それから、滞納処分をする財産、それから本人共に不在の場合、この場合には法令に従いまして、なかなか断腸の思いで処分停止を行い、なおかつその処分停止をした場合、その状態が3年間継続して変わらない場合には、その執行権は抹消するということで、法的事務として不納欠損、こちらをご承認いただき、この分を一般的にはもう摘除というか、これはもう徴収しないということで処理をさせていただいてございます。昨年より最終的に増えた理由というのが、その時々処分停止をしておりますので、たまたまと言ったら失礼なのですが、3年前の累計をしていったりして処分停止を重ねた結果が昨年より多くなってしまったということで、故意的に増やしたということではなくて、結果的に増えてしまったということでご理解いただければありがたいと存じます。  以上答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 町田和久総務課長。          〔総務課長 町田和久君登壇〕 ◎総務課長(町田和久君) それでは、木村議員さんの質疑に総務課からお答え申し上げます。  3点ほどあったと思うのですけれども、1点目の職員の研修についてです。金額のほうが大幅に減っております。これにつきましては議員さんからもご指摘のとおり、昨年度につきましては、年度の当初からコロナウイルスの影響で対面の研修というのはもう大幅に減ったというか、当初のうち4月早々に緊急事態宣言が発令されましたので、それ以後については、研修については基本的にはほぼ中止になってしまいまして、その関係で金額的には大きく減少しております。  昨年の内容といたしまして、その中で、教育と保育関係の研修ということなのですけれども、こちらにあります職員研修事業で計上しております研修というのは、総務課が所管しています職員全体の研修になります。そうしますと、基本的に内容といたしますと、階層別の研修であったりですとか、あるいは特化したものもあるのですけれども、基本的にはどこの課にも共通するような形、例えばコミュニケーション力を向上させるだとか、そういう形の総体的な研修になります。教育あるいは保育関係とか、そういう各業務に徹したものにつきましては、各課でそれぞれ研修に行っているものと思いますので、ちょっとこちらにつきましては総務課としては把握はできません。  続いて、次の職員厚生事業につきまして、ストレスチェックの内容ですけれども、ストレスチェックにつきましては、全員の方に受けていただいてはおるのですけれども、昨年度の結果といたしますと、高ストレス者というのは16名ほどいらっしゃいました。ちなみに面談については希望制でやっておりますけれども、特に面談を希望した方はいらっしゃいませんでした。  それから、3点目が防災の関係でございますけれども、防災無線につきまして、本年度も緊急事態宣言発令された後、定期的に注意喚起の放送は現在させていただいております。内容につきましては何回か変えておりまして、本日からもまたちょっと若干内容を変えて、マンネリにならないような形ではやっています。そのような検討をする中で、確かに他市町村で市長さん、町長さんが直接呼びかけている市町村というのも幾つか聞いてはおります。新井町長からもそういう形のものもどうかということでの提案等を受け検討して、今のところは実施していないのですけれども、今後の感染状況とかによりやはり注意喚起をどうしてもしなければとか、そういうタイミングがもしあれば、またそちらのほうは検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 新井康之町長。          〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) ただいまの防災行政無線のことですけれども、内容が同じになると町民の方の受け取り方が緊迫感がなくなってしまうということで内容も変えました。今日も先ほど申し上げましたように変えました。そして、私自身もしようと思いましたけれども、日本国全体、埼玉県は特に多くなっておりましたけれども、越生町も徐々に増えてまいりました。どの段階で私が呼びかけるかということを考えましたけれども、いま少し多くというとちょっと問題なのですけれども、厳しい状態になりましたら、私が最初からしてしまうと町民の方が緊迫感がなくなるかなと思いまして、いま少しタイミングを待とうということに思いまして、決してやらないという意味ではございません。その点は十分ご理解いただきますようにお願い申し上げます。私自身が直接呼びかけることのないように願っている状態でございます。ワクチン等も一生懸命打っていただきまして、町民の皆様方にはご協力いただきまして、本当にありがたく思っている次第でございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) 木村議員さんの質疑にまちづくり整備課よりお答えいたします。  町営住宅の補修費でございますけれども、決算では修繕費が500万、内訳といたしまして、6棟ございますが、35件の修理がありました。35件中19件が水回りによる修理でございます。それから、工事費として計画的に行った上野の町営住宅の第2ですが、屋上防水を363万円で行いました。  こういうふうに毎年確かにこの修繕費がかかってしまっているのですけれども、築年数的に黒岩の第2が築49年間、黒岩第3が48年、上野第1が46年、上野第2が45、上野第3が42年、仲町で38年、ほぼ40年以上50年、38年から最大で49年という半世紀近くがたっているわけでございます。当時の構造というのが全て5階から1階まで配管がそれぞれの棟の部屋の中を突き抜けております。昨年度も500万修理いたしましたけれども、壊れたところだけを直すしかないわけなのです。縦管全て配管を切ってしまうと縦の住人が生活できない、根本的な解決には至っておりません。昨年度からちょっと計画しておるのですけれども、町営住宅今全棟入っているわけではなく、屋上階、4階、5階というのはあまり人気がなくて入っておりません。そういうのを考えまして、縦方向の方に引っ越しを、もちろん町経費です。隣ですとか別の縦系統のところに引っ越しをしていただいて縦を全部空けて上から下まで直す、こうしなければ、こういった費用がいつまでたってもかかる。  それと、壊れたから直すといっても、夕方壊れて縦系統全部使えなくなったうちも昨年二、三回発生しました。こういった方にはニューサンピアにご宿泊いただくとか、それから水ですとか食料を持っていく準備まで考えました。1晩だったら水使わないですから大丈夫ですよと言ってくれたので、ニューサンピアに泊まることはなかったのですけれども、これからどんどんそういうことは増えてくると思いますので、計画的に縦方向空けて直すということしか今できないと考えております。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 木村好美君。 ◆10番(木村好美君) それでは、再質問いたします。  今、まさしく防災無線鳴っていますけれども、町長の声が聞きたいのではないですか。やっぱり町長が必死になって訴えているその声がやっぱり響くのではないかなということで、その町民の方も訴えていらっしゃるのだと思うのです。もっと、どの段階で、タイミング、そのタイミング自体が増えたときに町長の出番なのですか、それが今なのではないかなと私は思って、今回この場で今お伺いしているのですけれども、町長の中でもうちょっと増えたほうが出番なのですか。ちょっとそこのところもう一回確認させてください。今が逆に町長が訴えるチャンスではないかなと私は思ったので、この質問をしております。  それと、先ほどの職員研修の件なのですけれども、保育、教育の研修というのはここの中に含まれていないということで今ご答弁いただいたのだと思うのですけれども、以前たしか研修、教育もそうなのですけれども、保育もそうですけれども、研修費みたいな形でどこか行政報告も含めて載っていたような気がするのですけれども、どこか載っているのですか。何か消えているというか、だからここに全部含まれてしまっているのかなと思ったのでお聞きしたのであって、この教育と保育についての、本当は私そこで質問する人間ではないのですけれども、ここには一切行っていないということで大丈夫ですね。行っていないんですよね。その教育者と保育者は、ここの研修には行っていないということで確認させていただきたいのですけれども、よろしいですね。今の2点です。 ○議長(宮島サイ子君) 新井康之町長。          〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 町民の方の感染が少ないことを願っている次第です。決して私は多くなることを望んでいるわけではありません。越生町も急上昇して、感染者の数が多くなってまいりました。しかしながら、ここ数日は、今日はプラス1ですけれども、ゼロという数字が並んでおります。ですから、いつをもってということですけれども、それは私の判断とさせていただき、また総務課長ともいろいろ相談しながらやっていく所存でございます。  埼玉県全体も少しこう減ってきたのでしょうか、東京都も少なくなってきているような状況です。いろんなことを総合しながら私も放送させていただきたいと、先ほど申し上げましたように、私が出てしまうとこれが最後という形になると思います。皆さんがより一層注意喚起していただくようなタイミングを見計らっていきたいと、こういうふうに思っておりますので、ご了承いただきたいというふうに思います。 ○議長(宮島サイ子君) 町田和久総務課長。          〔総務課長 町田和久君登壇〕 ◎総務課長(町田和久君) 木村議員さんの再質疑にお答え申し上げます。  先ほど申し上げましたけれども、研修につきまして教育関係、保育関係の研修につきましては、それぞれの所管課のところで所管している職員に行かせているという状況だと思います。それで、ここの職員研修事業という費用に載っている、総務課が所管しているこの決算額でございますけれども、これにつきましては研修に行くときの旅費ですとか、あるいは町が独自で何かの講師を頼んでいたときの講師の派遣料、それとあと研修に負担金が必要じるとき、そういうときのための負担金とかそういうものが主なのですけれども、そちらの内容につきましては先ほど言ったとおり、ここで支出しているものについては、あくまでも職員全体を対象とするもので、それぞれの例えば初級の方ですと初級の研修ですとか、中級ですとかってそういう階層別にもありますし、また特殊なといいますか、先ほども言ったみたいな人材育成みたいな形の研修に行ったときの費用がここに計上されております。担当のほうでは恐らく教育、保育それぞれのところで職員それぞれ行っておりますけれども、その費用につきましては、その担当部署のところで旅費なり、あるいは負担金があるのでしたらば負担金なりは、そちらの科目で計上して支出のほうをしているということだと思います。  それぞれのところがどのくらい行っているかというのは、その所管でないと分からないというところなのですけれども。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 新井康之町長。          〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 放送の件で先ほど申し上げるのを忘れてしまいましたけれども、議員の皆様方には、全協の場で越生町からのお願いと、町民の皆様へということのこのA4判の紙を配付させていただきました。これは広報に一緒に入れまして、全町民の方に見ていただくように入れたものでございます。決して、私はコロナを軽く見ているわけではありません。真剣になって取り組んでいる状態でございますので、ご理解いただきますように、この紙を、A4判の用紙を見ていただいて、町民の皆様により一層注意していただくようにお願いする所存でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮島サイ子君) 関口学学務課長。          〔学務課長 関口 学君登壇〕 ◎学務課長(関口学君) 失礼いたします。木村議員さんの再質疑に学務課のほうから、研修の関係についてお答え申し上げます。  こちらの総務費にある職員研修事業につきましては、我々教育委員会のほうが所管しています学校教育の学校に勤めてる先生方の研修の費用とはまた別になっております。学校教育につきましては、学校内で研修行ったりとか、それは県のほうが主催している年次研修等に職員を派遣してということで、そちらの旅費につきましても県から直接学校のほうに配当があるということでございます。  また、教育費の中に講師の謝礼とかそういったものを計上していますけれども、そういった場合、学校で講師を呼んで研修する場合の謝礼として計上しているものがございます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 長島伸子子育て支援課長。          〔子育て支援課長 長島伸子君登壇〕 ◎子育て支援課長(長島伸子君) 木村議員さんの質問に子育て支援課からお答え申し上げます。  子育て支援課では、保育園とあと学童保育室を持っています。学童保育室に関しましては、決算でいきますと、学童保育事業の中で旅費ですとか、負担金はございませんでしたので、旅費として支出しております。その中で支援員さんの支援員研修、それと支援員の認定資格研修、それと巡回支援事業研修ですとか管理者研修などで支援員さんもしくは職員が研修を受けております。  保育園につきましては、決算上は数字に現れてはおりません。通常ですと、旅費ですとか越生保育園費負担金の中で、保育士協議会主催の研修に参加するときには負担金などを支払って受講しておりますので、今回はそういった負担金を支出しての研修はございませんでした。  新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、対面というのはなかなか開催しづらかったかと思いますが、リモート研修、それとDVDを直接園に送っていただいて、そのDVDと資料を見ながらの研修というのもございました。そちらが1回です。  それと、県保育士会の研修で、そちらには参加、リモートとあと対面などに参加しております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 木村好美君。 ◆10番(木村好美君) 3回目の質問をさせていただきます。  町長、勘違いしないでください。例えばこのワクチンでも何でもよそよりもよっぽど早いではないですか。本当にすごくよくやっていると思います。そういうことを私は言っているのではありません。あくまでも、やはり多分町民の方もわざわざ電話してきてまで言っていたのは、やはりこの時期が町長がやはり訴える時期ではないかと思ったから言ったのだと思うのです。それを私はこの場で言っているだけであって、決して町長がはがきを送っただとか、そういうのも全部連絡来ています。確かにコロナの予約が取れない時期は大騒ぎしたときもありましたけれども、本当によくやっていると思います。だから、そうではないのです。そこではなくて、やはり今ここのところで、先ほどの防災無線は町長がやっぱり声を上げたほうがいいのではないかという声を届けただけなので、どこが出どころだか私も正直よく分からないし、ただ今ではないのかなと思ったから町民の方はそう言っていらっしゃったということで、要望として上げております。  それと、研修に関しましては、今総務課長も含めてご答弁いただきましたので、自分の所管の委員会のほうでお聞きしますので結構です。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑ありますか。  1番、岩田眞一君。          〔1番 岩田眞一君登壇〕 ◆1番(岩田眞一君) 1番、岩田です。傍聴の方、雨の中ご苦労さまです。議長のお許しを得ましたので質問させていただきます。  1つは、決算書の76ページに墓苑の関係あるのですけれども、112ページのほうが基金だと思うのですが、基金の額は、単純に1,000円だけなのかなと思いまして、墓苑については草刈りとかそういうのは墓苑費のほうでやっていると思うのですけれども、将来的に台風なんかが来たときに、土砂災害とか大きな災害があった場合の墓苑の管理というか、そういうのは用意されているのか確認できればと思ったのが1点。  もう一つ、これは行政報告のほうなのですが、放射能汚染の測定というのを14か所やっておりまして、これについては恐らく委託等の費用が出てきていないので職員の方がやっていると思うのですけれども、どのぐらいの人数で作業時間どのぐらいされているのかなと思いまして、確認できればと思いました。  あともう一点、これはちょっと教えてもらえればと思うのですが、決算書の118ページの公用財産に2,726平米土地が増えているのと、これは恐らく道路の買収だけであれば、道路の買収と教えていただければ、あと森林面積が6万8,000平米ほど増えているのですが、この要因というか、どうしてこういうのが増えているのか教えていただければと思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) 岩田議員さんの質疑にまちづくり整備課からお答えいたします。  墓苑の基金が5,000万入っております。これは、基金積み立てるときにも議会でもお話あったかと思うのですけれども、大体30年間ぐらいのその管理費、除草が主なものですが、それ積み立ていただいております。もし墓苑が崩れたときの基金というのは、地域的に災害区域とはなっておりませんので、あれが全部崩れたときの費用というのは見込んではおりません。毎年余剰金が出ており、その余剰金の中の本当の、余剰金というか、決算で今回も2,500万出ておりますけれども、そのうちの必要経費、来年必要な経費を引いたものを教育基金として出しておりまして、今年もその2,500万円の使い道に、使い道というか、今後の維持していくために何が必要なのかというのは計算しておりますけれども、大規模に崩れたときの補修費というのだけはこれ入っておりません。  それから、放射性物質の測定なのですが、これ職員により行われております。時間的に、その場所に設置をするわけで、天候にもよりますけれども、あまり時間を空けることなく、早い時間に設置して観測をし、まとめるということに努めておりますので、機械を設置して待つ、測定をするということですからそんなに大きな重労働ではございません。いろんな方が、周りに子供たちもいらっしゃるので、なるべく短期間のうちに済ませております。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、岩田議員さんからの質疑に産業観光課からお答え申し上げます。  決算書の122ページの土地建物の増減等載っている表になりますけれども、この中で本年度の増減のところで6万8,487平方メートル増加しているわけでございますけれども、これにつきましては寄附によるものでございます。2件の寄附がございました。場所につきましては、大字大満地内で、比較的町有林が密集しているところの中の山林ということになります。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 岩田議員さんの質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  公有財産の関係、118、119ページの関係で、その他施設の関係でいただいた部分で、細かくちょっといきますと、行政財産の部分でいけば大満の農村広場の取得が101平米ございます。そのほか越生梅林内の2筆609平米、水道施設用地2,726平米、その他施設は水道課の2,426平米が入っておりまして、公園のほうのところに710平米という形になります。  普通財産のほうのところの山林については、産業観光課のほうから申し上げた内容になります。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) 1点目の台風とかいうのは、あそこはツツジが植わっているわけなのですけれども、全く起こらないということもないのかなというところでは、基金のどこかそういう想定は少なくともしたほうがいいのではないかという、私が直接聞いてはいないのですが、あそこの墓苑も何か場合によったら崩れるというようなところもあるのではないかというちょっと懸念があったものですから、そういう基金の中にそういうのも想定していったほうがいいのではないかというところがありました。  2番目の放射線の測定については、ほかの市町村なのですが、そういう公表なりをもうやめるなり縮小したところがあったので、こういう測定というのは、昨年とかから見ると数字があまり動いていないし、少しずつ減っているだけなのです。だから、正直言ってちょっとこう省略するなりそういうことができるのであれば、そういうことも検討したらどうかと思いました。  最後のは、あくまで私のほうの参考的に聞いたのですが、でも山林の寄附ということだったものですから、そういうところの管理費等がかからないのであれば寄附を受けるということなのかなというのもありましたので、確認させていただきました。  ということで、質問としては最初のものは、台風も少しは見込まなくて大丈夫かという点を再確認と、放射線については必要性を検討しているのかというのと、最後のところは、寄附というようなところでそういうものを受けたのだということの確認です。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) 岩田議員さんの再質疑にお答えいたします。  墓苑のことを心配していただいてありがたいお話です。大規模に崩れた場合には、町の予算になるのでしょう、そこまで基金、使用料を積むということはやっぱりないのでは、通常考えられるものを積み立てる、大規模に崩れた場合の基金というのは、やはり一般会計持ち出しになるのではないのかというふうには思います。  それから、放射線測定ですが、やめてしまっている自治体もいるようですけれども、やっぱりまちづくり整備課というのは、技術的な人間が多くそろっている、そろわなければいけないということを考えると、こういうのもやっぱり特殊技術ですので、今までやってきたわけでございますので、特に費用もかかっておりませんので、もうしばらくの間は測定を続けていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 岩田議員さんの再質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  土地の寄附、山林に関しては水源の問題とかそういったことも含めまして寄附を受けるかどうかという判断をしていたかと思います。一般の土地につきましてもケースバイケースで、受ける場合と、やっぱり受けられないケースもございますので、その辺は寄附の内容を吟味させていただいて、決定をさせていただいているということでご理解をいただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 岩田眞一君。 ◆1番(岩田眞一君) それでは、もう一度だけ、放射線の測定は私も技術屋さんなりそういう機会もあるということで、使わなくなってしまうともったいないということもあるので測定はしてもいいのですが、あえて公表というのもだんだん減らしてもいいのではないかというところがありました。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 答弁のほうは、答弁。 ◆1番(岩田眞一君) 答弁はいいです。 ○議長(宮島サイ子君) 大丈夫ですか。  ほかに質疑ありませんか。  3番、島野美佳子君。          〔3番 島野美佳子君登壇〕 ◆3番(島野美佳子) 3番、島野美佳子です。教育費から2つの点についてお聞きします。  決算書の97ページ、教育総務費の中に就学指導事業、会計年度任用職員報酬、それから外国語指導充実事業業務委託料、それからその間にあります教育相談事業、ここも会計年度任用職員報酬、ここに関わる方々の人数とその仕事の内容をお聞かせください。  それから、もう一件は、行政報告書の144ページ、9の太田道灌像建立事業、総経費が518万7,540円、これについてその費用の出どころと、また使ったお金の詳しい内容を教えてください。それに際しては行政報告書の46ページに、令和2年度魅力あるまちづくり基金充当実績、その他町長が必要と認める事業の中に、文化財保護費として太田道灌公銅像購入設置に300万円、それから4月22日付、議会全員協議会に配付された資料の中に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金実施計画、この40番に太田道灌像設置事業として、新型コロナウイルスの感染の収束を見据え、越生町で誕生した室町時代の名将太田道灌の像を駅前に設置し、観光のコンテンツを充実させるものとして420万の総事業費というふうになっていますけれども、費用の出どころとまた詳細についてお聞かせください。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 関口学学務課長。          〔学務課長 関口 学君登壇〕 ◎学務課長(関口学君) それでは、島野議員さんの質疑に学務課からお答え申し上げます。  決算書97ページの就学指導事業における会計年度任用職員の関係でございますが、こちらは行政報告書にも記載がございますが、3校合計15名ということでございます。主な仕事につきましては、学習支援員さん、こちらは子供たちに寄り添って一人一人見舞えるような、担任の先生の補助をする、そういった業務等でございます。  また、こちらの就学指導の中には介添員さん、こちらもございますが、こちらは主に特別な支援が必要な子供について、階段の上り下り、そちらの補助をしてもらう、そういった業務になっております。  続きまして、決算書97ページの教育相談事業、こちらの会計年度任用職員でございますが、2名でございます。1名はさわやか相談員、こちらは越生中学校に設置しております相談室、こちらに常駐しておりまして、子供たちの相談活動を行う、そういった職員でございます。もう一名は、適応指導教室の指導員ということでございまして、こちらは主に学校に通いづらいといった子供につきまして家庭訪問したり、また近くの公民館とか、また図書館の2階に呼んで学習を見たりとか、そういったことをしてくれるそういった職員でございます。  続いて、同じく97ページの外国語指導充実事業、こちらの職員でございますが、5名でございます。各学校3校ありますけれども、常駐しているのが1名ずつ、これで3名、プラス小学校に1名、中学校に1名ということで、今言った3名以外の常駐ではない2名につきましては、非常勤ということで週に何回か来て英語の学習を見ていただくということです。主な仕事としましては、外国語の授業に参加しまして、担任の先生と一緒に英語のやり取りをしながら、子供たち全体に国際理解教育、また特に英語でございますけれども、英語教育の充実を図るためにお手伝いをしていただく、そういった職員でございます。  以上、答弁とさせていただきました。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 島野議員さんの質疑に生涯学習課からお答え申し上げます。  行政報告書の144ページ、太田道灌像建立事業、総経費で518万7,540円、この内訳といったことでよろしいでしょうか。ちょっといろいろ細々と、大まかに10の支出項目から成っておりますので、一つ一つ読み上げさせてもらいます。  まず、文化財保護費の中の報奨金、こちらの中で太田道灌像の荷下ろしをする際に、ちょっと業者さんを依頼しています。そちらで5,000円の報奨金ということで支出しております。  2つ目に、文化財保護費の中の修繕料ですが、その中で太田道灌像の補修、こちらが8万5,000円。同じく修繕料の中で太田道灌公銅像、ちょっと業者がこれ違うのですけれども、2つ目の業者として、同じ道灌像の補修ということで52万8,000円。あと、この次に業務委託料の中で、太田道灌像の台座文字彫刻業務といったことで、こちらで32万6,700円。同じ業務委託料の中で、太田道灌像の設置業務、こちらが16万5,000円。次に工事費です。太田道灌像の土台御影石の設置工事、こちらで77万9,620円。同じ工事費なのですが、太田道灌像を設置して、下から照明照らしているのですが、その照明工事、こちらで37万6,420円。太田道灌像の土台の附帯工事ということで23万5,400円。続いて、太田道灌像のコンクリートの基礎をやっておりまして、そちらの基礎工事で68万6,400円。最後に、これ備品購入費、道灌像の購入費です。こちらが200万円。合計しまして518万7,540円といったことになっております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 島野議員さんの質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  太田道灌関係経費につきましての財源の関係でございます。令和2年度の当初予算の段階で、魅力あるまちづくり基金からの繰入れということで300万円充当するという予定でおりました。その中で新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の話がございまして、この全額をこちらのほうの対象にすると、総体事業費につきましては国のほうから示された金額よりも超えた金額で設定してございます。先ほどの300万円と、国のほうでもしこの金額518万2,540円、これ全額もし国のほうの交付金が充当できるようであれば、逆にしますと、まちづくりの基金のほうから繰り入れた分は繰り戻すというような形を考えてございます。これ最終的な決算というか、国のほうの精算がこの後出てまいりますので、繰越明許で今年度に繰り越している部分もございますので、そういったもののトータルの金額で、国の交付金額の状況でこの繰戻額というのは決まってくるというふうに考えております。歳出のほうはもう決まっておりますので、それにどの財源を充当していくかという形で考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 島野美佳子君。 ◆3番(島野美佳子) 再質問させていただきます。  まずは、外国語指導充実事業5名分で1,346万1,900円ということなのですけれども、外国語指導が充実するのは本当にすばらしいことだと私も思いますけれども、全体のバランスから見るとちょっと高いかなという印象があります。最近、またここに来て、教室に入れない生徒さんが増えてきているというふうなことも耳にしていますので、どうでしょう、就学指導ですとか教育相談のほうがもっと手厚くてもよいのかなと感じたのですけれども、その辺の学務課長の評価をお聞かせください。  それから、太田道灌像に関することですけれども、記憶に間違いがなければ、事の発端のときは100万ぐらいで買えるのではないかという話があったように思います。それが決算を迎えてみて518万7,540円、結果として必要だったということについてどのように評価されますか。  それから、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で申請して、国がそれでいいよと言えばお金が下りてくるのだろうというふうに思いますけれども、果たしてこれが本当に新型コロナウイルス感染症対応の貴重な税金の使い道としてふさわしかったのかなというのが私としては疑問が残ります。銅像を見上げてもおなかはいっぱいにならないわけですし、雨風もしのげないわけであって、この未曽有の危機に際して観光のコンテンツをコロナ後のために充実させるということなのですけれども、今回の目的としてそれを申請したということについては、どのように評価されていますでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 関口学学務課長。          〔学務課長 関口 学君登壇〕 ◎学務課長(関口学君) それでは、島野議員さんの再質疑に学務課からお答え申し上げます。  ALTさん、こちらの英語の事業の関係ですけれども、こちらにつきましては令和元年から2年になるところで、3名から5名というふうに増やさせていただきました。また、以前からこの近辺、新学習指導要領、特に英語教育について力を注ぐというような方針がございましたので、越生町におきましてもこのように充実させてきたところでございます。  また一方、就学相談事業につきましては、今現在、先ほどこちらの予算の中では2名、さわやか相談員、それから適応指導教室指導員というふうに2名というふうなお話をしましたが、そのほかに県費のスクールカウンセラーさん、それからスクールソーシャルワーカーさん、こういった役職の方も越生町のほうに配置させていただいております。こういった国の動向もございますし、また町の課題というものを鑑みながら、こちらの教育相談事業や就学指導事業のこちら学習支援員だとか介添員、臨時講師、そこの人材も充実させていきたいというふうに思っております。  また例年、毎年予算計上しているところから、どうしても募集の段階で町費の会計年度任用職員がなかなか見つからないというそういった課題もございます。西部地区を中心に、越生町以外の自治体の教育委員会とも連携しながら、こういった学習指導をしていただけるのだけれども、まだ仕事をしていないとか、また退職した先生方、そういった方の人材をこちらのほうで発掘しながら、よりこちらの就学指導事業も充実させたいと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 島野議員さんの再質疑に生涯学習課のほうからお答えいたします。  この太田道灌像設置事業に関する評価といったお話なのですけれども、昨年度、越生町の西口広場が整備され、その中で太田道灌像が設置されたわけですけれども、私のほうの言うことではないかもしれないのですけれども、越生町の玄関口としての顔としてがいいのではないかなというふうには考えているところでございます。  また、太田道灌像、人物そのものの越生に由来する人物ということで、そういった太田道灌像に関する歴史とか文化財に関する町民の興味と言ったらいいのでしょうか、そういった文化財に対する興味を持って、今後そういったところを町で保存していくのだよといったところで、そういった効果があったのではないかと考えています。  あとは、これはちょっとやっぱり担当外かもしれませんが、越生町の観光の一つの目玉ともなるのではないかというふうには考えております。  そんなところで評価というのですけれども、当初の予定は100万ぐらいという話はちょっと存じ上げなかったのですけれども、その分費用がかかってしまっているかというところは、ちょっと何とも申し上げづらいところはあるのですが、事業としては評価できるものがあると私は考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 島野議員さんの再質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  財源の関係でございます。当初、魅力あるまちづくり基金からの繰入れ300万円ということで対応を考えていたと、そういう中でコロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が出まして、総額で2億五千数百万だったですか、が出まして、それに見合う事業を組ませていただきました。そういう中で工事関係、これ太田道灌の今言った金額、約五百五十数万ですか、が全額なるかどうかというのは、この後の特に工事関係ですと落札金額と差額が生じてくる。そうしますと、仮に例えば国が交付決定してくださった金額に対して減額になったら、これ返す話なのです。財政としてはもったいないお話ですので、国が示すその事業に合致した事業であれば、この事業の事業費がいただけるということであれば、国が示す金額、満額をやっぱりいただきたいというのが財政サイドの考え方ですので、その中で国が示した事業に合致してその全額がもらえるという中で、この太田道灌像の建立につきましても一応対象事業になるということで加えさせていただいております。ですので、まだ事業は終わっていない部分ありますが、工事この後進んでいく中で落札されて落札差額が出て、当町としては計画として上げた金額を下回っていく、どうしてもぴったりの金額でいくというのは、補助金なんかで確定しているものであればそのままいくのでしょうけれども、工事関係というのは非常に動いてまいりますので、そういう中ではこういったものも入れた形で、うちのほうとしては国から示された金額を満額いただきたいという中で、こういったものも加えさせていただいたということでご理解をいただきたいと思います。  ですので、繰り出しした、いわゆる基金のほうにつきましては、国のほうが該当すれば繰り戻しますし、もしそれがつかないのであれば、逆に言うと、この基金のほうから繰り出してそれを充当するということでご理解をいただきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 島野美佳子君。 ◆3番(島野美佳子) 繰り返しになりますけれども、コロナ対応の税金の使い道として銅像を買うということが果たして住民の理解を得られるものかどうかというのは疑問が残ります。ただ、それは価値観の違いにもよるかと思いますので、これ以上の追及は避けますけれども、ただ当初100万というお金から始まった話が5倍に膨らんでということを考えると、今後文化財を買うということにちょっとためらいが生じるかなという結果は残ったと思います。作ったものを私も壊せとは言いませんし、作った以上はそれを十分に活用していくのがいいと思うのですけれども、ここに来てもう平九郎がやたら目立ってしまったので、太田道灌はちょっと影が薄くなっているかと思うのですが、せっかく作りましたので、今後どういった活用というか、道灌像ができたことで効果が期待できる、先ほど課長のご答弁ありましたけれども、実際あれを作って、例えばどういうふうにそれをPRしていくとかそういったような今後のご計画があったら最後に伺いたいと思います。 ○議長(宮島サイ子君) 山口辰仁生涯学習課長。          〔生涯学習課長 山口辰仁君登壇〕 ◎生涯学習課長(山口辰仁君) 島野議員さんの再質疑に生涯学習課からお答え申し上げます。  先ほどもちょっと申し上げましたが、越生町の玄関口ということで、今後、大きな面では観光業のほうでは目玉といいますか、そういったところをPRしていけたらいいのではないかというふうには考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 新井康之町長。          〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 太田道灌像に関しましては、もう既にできておりますが、平九郎さんが最近テレビ放送されまして、平九郎さんのほうが目立っていると、こういうことでございますけれども、平九郎さんも非常に越生町にとってゆかりのある方でございます。しかしながら、年月がたつとやはり平九郎さんも多少忘れられていく存在になってしまうかなと、こういう感じもいたします。これは人間の常でございますので、そうなってほしいというわけではありません。私たちの胸にとどめておいて、こういう方がおられたと、そして自決された地もございますし、全洞院とそれから報恩寺さんに葬られました。そして、越生町の人がそっとその胴体のほうを葬っていただいた。そして、さらされた首のほうは高札場にさらされたのでしょうか、そこを危険を顧みず報恩寺さんに葬って埋首されたと、こういうことでございます。こういうことは、永遠に私たちの胸にとどめ置き、またほかの土地の方にも大いに誇るべきことだと思っております。  そして、太田道灌公は戦争と言ってはちょっと語弊がありますけれども、そういう意味では、多少戦争に関しましては引っかかるものはありますけれども、文武両道の名将と、学問とそれから今で言えばスポーツですか、そういうことを子供さんたちにも胸に響いてくれるものがあればいいというふうに思っております。  そして、これを語り継ぐことによって、皆さんの心にそういう勉強もしっかりする、そしてスポーツのほうもしっかりすると、こういうことで皆さんが生かしていただければというふうに思っております。  そして、太田道灌公に関しましては、山吹の里もございます。そして、三枝庵、これは太田道真公が晩年過ごされた、隠居された土地、そして太田道灌公が生まれた土地、それは三枝庵でした。道真公が隠居したのは建康寺です。生まれたのが三枝庵と、そういうふうな土地でございます。生まれたと言われたと言ったほうが正確なのかも分かりませんけれども、これは太田道灌公の子孫の方が越生で生まれたと、こういうふうにおっしゃっておりますので、生まれたというふうに思っていいと思います。  そして、道灌公とそのお父さんであります道真公がお二人一緒になって龍穏寺に葬られていると、お二人のお墓があるというのはほかにはございません。そういうふうに非常にゆかりのある土地でございますので、室町時代の名将太田道灌公を現代に生かしていければいいと、そして観光のほうにも生かしていければ、越生町がより一層重みがあるものになるというふうに思っております。  観光は、ただ景色がいいというだけではなくて、そういう歴史があるとより一層重みが増すものだと私は思っておりますので、ご理解いただきますようによろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) 再度、確認のために、議員の皆様に申し上げます。  この場の質疑は、自分の属する委員会の所管外のものに限定して行っていただくようお願い申し上げておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  この際、暫時休憩いたします。                                      (午後 3時59分) ○議長(宮島サイ子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 4時15分) △発言の訂正 ○議長(宮島サイ子君) ただいま池田好雄企画財政課長から発言の訂正の申出がありましたので、これを許します。  池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 議長さんのお許しをいただきましたので、発言の訂正をさせていただきたいと思います。  島野議員さんの質疑の関係で、コロナウイルス感染症対応の臨時交付金の充当額につきまして、精算するというお話をちょっとさせていただきました。実は、今年の2年度分につきましては確定数字を国のほうに出すということで、金額だけちょっと申し上げますと、交付金につきましては2億5,941万3,000円、これに対しまして年度内の事業実績につきましては1億5,709万5,000円ということで報告してございます。この金額はもう確定ということでなっておりまして、先ほどの道灌像につきまして518万2,540円は、全額を交付金対象ということで報告をさせていただいております。差額といいますか、繰越明許でさせていただいた部分につきましては1億1,777万2,949円というのが繰越額になってまいるのですけれども、このうち交付金の充当対象としましては1億231万8,000円を想定しておりまして、これ工事の関係とかで下がる可能性があるので、こういった形をさせていただいているのですけれども、当初申請させていただいた事業が、実は幾つかゼロ、例えばサテライトオフィスの支援事業につきましては、結局申込みがなかったのでこれゼロになっております。また、観光事業に関するアンケート調査もゼロになっております。これ事業できなかったということで、こういったものがございましたので、多少ちょっとそういったものが動いた形で、最終的に、大変申し訳ございません。先ほど申し上げました太田道灌像に関しましては、全額を国の交付金で対応させていただいて、魅力あるまちづくり基金のほうから繰り出した300万円につきましては、後ほどこれは繰り戻すという手続を取らせていただくことになりますので、よろしくお願いいたします。大変申し訳ございませんでした。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。  質疑ありますか。  11番、水澤努君。          〔11番 水澤 努君登壇〕 ◆11番(水澤努君) 傍聴の方におかれましては、遅くまでご苦労さまです。ありがとうございます。  4点ほど質疑をさせていただきます。1つが決算書のほうからで、3つほど行政報告書のほうからになります。  1つ目が決算書の23ページ、使用料の町営樹木葬墓苑の使用料に関してなのですけれども、議会の初めの行政報告のほうで、今年度の7月までの使用料収入につきまして報告ありましたけれども、単純にそれを3倍すれば、今年が見えるとは思うのですけれども、去年の使用料と比べて本年度の使用料は見込みも含めてどんな感じなのでしょうか。ただ、私としてはこれはやっぱり宣伝、広告をやっていかないとなかなかまたこれは使用料も増えていかないのではないかというふうに思うのですけれども、その辺についてお伺いします。  あと3つですけれども、行政報告の報告書のほうですけれども、25ページになります。主な税制改革のところで、住民税のbですけれども、長期譲渡所得に係る個人町民税の課税の特例として、低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の特別控除を追加したということで、これはそういう放棄された土地に対して流動化を図っていくような制度変更だと思うのですけれども、まだ始まったばかりなので件数とかは見えてこないと思うのですけれども、大体これで効果というのは実際上読めるのでしょうか。私にはちょっとは全く分からないのでお聞きしたいと思います。  もう一つがやはり同じページのイの固定資産税のaですけれども、固定資産の所有者が不明で調査を尽くしてもなお所有者が一人も明らかとならない資産について、使用者がいる場合には、事前に使用者に通知した上でその使用者を所有者とみなして固定資産課税台帳に登録することができることとしたということで、これも制度変更したばかりなのでなかなか見えないとは思うのですけれども、これも所有者不明の物件に関わる今問題になっていることに関してのその問題、それを何とか解決しようとする制度変更だと思うのですけれども、これについても大体件数とか効果とか、これまではまだ期間短いのでなかなか難しいとは思うのですけれども、大体どんなふうに効果があるのかお考えでしょうか、お伺いしたいと思います。  もう一件です。49ページで空き家バンクなのですけれども、物件の成立が11件となっていますけれども、奨励金が6件となっていて、これはこの差というのはどうして出ているのでしょうか。恐らく物件持ってる人がダブっているのでしょうか。この差について説明いただきたいと思います。  それと、これに関連して、この成立物件というのはどこの物件なのでしょうか、それを明らかにできるようでしたら、どういうところが人気あるのかが分かりますので、お知らせお願いします。  あと、これに関してもう一つ、だから実際ここのところでは3つあるのですけれども、これについて、広報では、物件の成立をして住んでいる人なんかで取材が載っていて、インタビューとか載っていた記事があるのですけれども、ぜひこういう記事とかも含めて道灌プラザのほうで宣伝などを行っていくことが非常にいいのではないかというふうに思いますけれども、その辺については計画があるのかどうなのかお伺いしたいと思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕
    まちづくり整備課長(田中広君) 水澤議員さんの質疑にまちづくり整備より答えいたします。  ちょっと今細かい資料は手元にないので、前回の議会のときに大体半分売れましたと、残る2年であと半分をほぼ完売に近い状態まで行きたいとお話をいたしました。ということは、昨年で2,855万円の収入がございます。うち支出が336万5,967円、差引きで2,518万4,033円、同じ数字を目標にやっております。今年度に入ってから、ご存じの方いらっしゃるかどうか分かりませんが、緑色の旗を30本ほど買いまして、墓苑がまだ空いていますよというPRをさせてもらっているのと同時に、なかなか規模が大きくなりませんけれども、各イベントにはブースを出して墓苑のパンフレットを置いて、旗を出して、皆さんいかがでしょうかということをやっております。コロナが明ければもう少し大きなPRもできていくと思います。あまりだらだら長いこと売るということではなくて、ある程度どこか決めてやろうということで今職員でやっております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 横田惠嗣税務課長。          〔税務課長 横田惠嗣君登壇〕 ◎税務課長(横田惠嗣君) 水澤議員さんの質疑に対しまして税務課からご答弁申し上げます。  行政報告書にある今年の主な税制改正の中の1つで、低未利用地、こちらにつきましてはご存じのとおり、新たな所得税及び住民税の所得控除に特別控除を追加するものということで税制改正をさせていただきまして、所有が5年以上、譲渡価格が500万円以下のものについては、これは低未利用地だということが町の機関で認めれば、所得税控除で100万円控除を使えるということで、市街化区域に限っておりますので、これも今国のほうでも集中審議されている土地所有者不明と絡みながらも、相続で取得した小規模な農地、それから宅地、その辺が実際には、例えば越生に住んでいなく、遠方にいて相続したのだけれども、使い道がない、それをすぐ近隣の方が少額でもよければ欲しいという方が成立した場合には、特別に100万円プラスの特別控除が使えるという税制の改正でございます。  これ実際に昨年施行して、3年1月1日が施行日でございまして、私の記憶の中では今年の申告を受けた中では、この譲渡所得というのはいなかったかなということで、越生町ではまだこれを利用されて譲渡された人はいないようなことで把握してございます。  この辺もなかなかPR、金額も500万というので、ちょっとこの辺が中途半端なのかなということで、できた当初は越生町でこの該当がどう活用されるのかなということは気にはしていたのですが、近隣市町ではこれを使いたいという相談をされているような話は、鳩山さんであったり小川町さんであったり聞いているお話はございます。  そんな感じでございまして、次の今度は所有者不明土地、こちらも先般も新聞でまた新たにいろいろ模索しているという中で、これも令和3年4月、今年の4月でもうやはり法案が成立しそうだということで、これまた進展をしつつあると思うのですが、令和2年の町税の税条例改正については、まずは使用者がいれば所有者がいなくても判断できた場合には、その使用者に対して、あなたが固定資産税の納税義務者だという通知をした上で課税台帳に登録し、当該年度の税金を徴収することができるという規定を盛り込んだものでございます。こちらにつきましても令和3年度当初課税におきましては、いまだこの条項に基づいて課税している方はおりません。しかしながら、違う議会のときにご質問されて、どうしても所有者がいない所有者不明土地については、課税保留をさせていただいているという現状がございまして、その物件につきましては、課税期日が1月1日でございますので、万が一所有者がいるかどうかという確認を進めながら、もしいた場合には、この規定が準用できるのかなということで、まだ実際にはこれを使用はしていませんけれども、そういう可能性がある土地は越生町には増えつつあるということは把握してございます。  以上答弁とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 水澤議員さんの質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  初めに、件数の違いにつきましては、賃貸のケースもございます。そちらのほうは該当していないということでご理解をいただきたいというふうに思います。  それから、あと土地だけの売買はちょっと入っていないということでございます。  それから、場所の関係かと思いますが、大字ぐらいでよろしいでしょうか。          〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 西和田が3件、如意東、上台、しらさぎ、小杉、大谷、新宿、津久根で11件になるかと思います。  それから、駅西口施設でのPRというお話でございます。今も空き家バンクにつきましてのものというか、それを置かせていただいています。ただ、物件がどんどん変わっていくと言ったら変なのですけれども、売却すると当然それがなくなって新たになる、パソコンで物件情報については見られるようにはなっています。ただ、実際に売買とかという話になりますと、不動産売買なりますので不動産業者さんにやっぱり聞いていただかなかったりとか、あと現物を実際見ていただきませんとなりませんので、現実にあそこの窓口で細かい部分を案内するというのはほぼほぼちょっと難しい状況だというふうに思っております。不動産屋さんに直接聞いていただいたほうがかえって早いケースだったりとかというのもありますので、そういう意味では、あそこというよりも、物件を見られる環境は整えておきますけれども、個別的なそういったものについては企画財政課で対応させていただいたほうがいいというふうに考えております。  PRのほうは、今結構やっぱりインターネットなどで御覧になっている方が非常に多くて、そういったものを通じて問合せも来ておりますので、物件がなかなかないので、成立件数というのに結びつかないケースもあるのですけれども、数が出てくればそれなりに数字が上がっていくというふうに思っております。ですから、いかに物件登録を増やすかというのが一番の課題でございまして、結構物件登録が新たに出ると、すぐに買い手が見つかったりというケースがありますので、そういう意味では、物件登録をどうやって増やしていくかというのが一番の課題だというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 水澤努君。 ◆11番(水澤努君) まず、墓苑の使用料ですけれども、このままの状態でいけば完売まで大体展望が見えるということで、宣伝、広告については新しいものを使わなくて、いろんなところで広告、宣伝やっているということで、本当ご苦労さまです。そういう宣伝の広告媒体みたいなものは、新しく発行するということはなしでも、これはもう基本的に完売が展望できるということで、その辺についてはそのように理解してよろしいのでしょうか。それが1つです。  あと、税につきましては分かりました。実際上はあまり、越生町についてはこの改正でそんなに展望がすぐ出るという感じではないということが分かりました。国においてもそうなのではないかというふうに思います。その辺は土地制度の全面的な改正みたいなものがないと、相続の問題なんかも含めてなかなか難しいのではないかというふうに思います。だから、これは特に質疑はありません。  あと、何か物件を見ると団地系が何か多くて、実際上ニーズについては、古民家についてのニーズが恐らく多いのではないかと思うのですけれども、そのニーズについてどんな形であるのか、お聞きしたいと思います。  あと、もう一つですけれども、広告なのですけれども、私は具体的に、要するに使用者の広報に載ったような感じの、現実に使ってみてみたいなやつがあそこに貼ってあって、それをどうせあそこでみんな暇して電車とか待っているわけです。そういう人が暇で読んでいるだけでも、なるほどということで、ある意味、だからハイカーは、越生町のショーウインドーを見に来ているわけだから、そういう人が暇で平九郎のことを読んでなるほどと思っている人が大分いると思うので、同じように、こんなふうに入って、いい思いしているのだとかいうことが感じられるような広告がぜひあったらいいなというふうに思います。その辺はいかがですか。よろしくお願いします。 ○議長(宮島サイ子君) 田中広まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 田中 広君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(田中広君) 水澤議員さんの再質疑にお答えいたします。  先ほどちょっと資料がなくてあれだったのですが、8月31日現在で、4月からの5か月間で992万5,000円、これ12か月に換算いたしますと2,382万円ということになります。  それから、全体数で、今現在388件売れています。全区画で700予定しておりますので、残る312、今55.4%という売れている状況となっております。  今後もやっぱりPRしていかないといけないとは考えております。合同慰霊祭を毎年行うわけですけれども、関係ある方いらっしゃるとは別に、その後の時間に現地説明会というのも出しますと、前回も2部に分かれて100人、100人で200人の方が来てくれるのです。これ今まで1年に1回なのですけれども、もう少し気候のいいとき、町の何かのイベントとかに合わせながら、そういうのも少し多く企画をしていきたいと思います。今年もどこかのところでそういったものをやって、完売ということを早目に目指していきたい。長く売れば売るほど、目には見えないのですけれども、職員の人件費というのもかかってるものだと思います。そういった意味でもどこかで最終的なものというのは決めなくてはいけないと思っております。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 水澤議員さんの再質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  ニーズということでございます。この空き家バンクで購入あるいは賃貸していただいている方が転入という形の方が8件ですか、かなり多くの方が転入してきていただいて、定住ということで住んでいただいております。そういう中ではやっぱり一戸建てでという方が希望としては多いのだろうというふうには思っております。  ただ、中には駅に近いとかということを窓口でおっしゃっていた方もいらっしゃいました。それぞれの生活スタイルというのは今様々変わってきておりますので、いろんなタイプの物件が出てくれば一番いいのだろうというふうに思っています。ただ、物件の数がやっぱりなかなか、通知を出したりとかというそういう中だけでは数が増えていかないのかなというのは感じます。ただ、申し訳ありません。我々も不動産業が主体じゃないので、物件の掘り起こしという形で回ってというところまではなかなかいけませんので、この辺どういうふうにこれから考えていくかというのは一つ課題なのだろうというふうには思っております。  税の通知のときに一緒につけていただいたりとかいろいろしておりますけれども、それ以外にも何か方法というのを考えていかなくてはいけないのかなというふうには感じています。  その上で今水澤議員さんからご提案ありました、実際に入られた方の声というか、そういったものは記事ではないですけれども、読み物ではないですが、そういうチラシみたいな形にできれば一番いいのかなというふうには思います。ちょっと今すぐというわけにはいかないのですけれども、転入された方でそういったところにご協力いただける方がいらっしゃれば、インタビューではないのですけれども、そういったものを書き物にして、ちょっと印刷したものを置かせていただくということもちょっと検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) すみません。追加でちょっとご答弁を加えさせていただきます。  区長さんなどにも空き家について物件ありましたらご紹介していただきたいという話は、ちょっと区長会などを通じてお願いをしている状況でございますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 水澤努君。 ◆11番(水澤努君) 私も区長会の一員なので、地区の役員の皆さんにはあれをコピーして渡して、ぜひいい物件があったら紹介してくれというのは行っております。  区長さんなり区の役員さんなりはなかなか出てこないと思うので、出てくることもあるかもしれませんけれども、何か地域おこし協力隊を使うとか、それもなかなか難しいかもしれないけれども、何か物件の掘り起こしなどをやっていくような仕組みというのをもっと有効につくれたらいいのではないかなというのは思っているところです。これは特に答弁要らないです。  いずれにせよ、この墓苑についても早く完売したいという、作業自体が大変ですから、早くやっぱり完売したいということはあると思います。あるいは先ほどの空き家バンクの宣伝についても、もっと生き生きとした広告などをやるという意味で、実は地域おこし協力隊の女性は、コピーライターが本職だったわけで、その辺うまい具合に使って、広告も今印刷非常に安くできますから、その点で非常にコストかからずに宣伝、広告を打つことはできると思うので、ぜひその墓苑、墓苑もあれですよ、今本当に生まれてくる人は人口減少ですけれども、あの世は物すごい人口増えていますから、その辺のマーケットはすごく大きくて、本当広告は、そればかりテレビでやっていますから、ぜひおしゃれな墓苑の広告をぜひやってもらったらいいのではないかというふうに思います。  そういう意味でも地域おこし協力隊、お金かかっていますので、もうフルに使ってもらえたらよろしいかと思います。答弁は要りません。よろしくお願いします。  以上です。 △延会の宣告 ○議長(宮島サイ子君) お諮りします。  本日の会議は、これで延会したいと思います。ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 異議なしと認めます。  したがいまして、本日はこれで延会することに決定しました。  本日はこれで延会いたします。                                      (午後 4時44分)...