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03月03日-01号

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  1. 越生町議会 2020-03-03
    03月03日-01号


    取得元: 越生町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-25
    令和 2年  3月定例会(第1回)           令和2年第1回(3月)越生町議会定例会議 事 日 程 (第1号)                            令和2年3月3日(火)午前9時30分開会日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 会期の決定日程第 3 諸般の報告日程第 4 行政報告日程第 5 議案第 1号 越生町印鑑条例の一部を改正する条例日程第 6 議案第 2号 越生町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改             正する条例日程第 7 議案第 3号 越生町魅力あるまちづくり寄附金条例の一部を改正する条例日程第 8 議案第 4号 越生町営住宅条例の一部を改正する条例日程第 9 議案第 5号 執行機関の附属機関に関する条例を廃止する条例日程第10 議案第 6号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例日程第11 議案第 7号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例日程第12 議案第 8号 越生自然休養村センターの指定管理者の指定について日程第13 議案第 9号 令和元年度越生町一般会計補正予算(第5号)日程第14 議案第10号 令和元年度越生町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第15 議案第11号 令和元年度越生町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)日程第16 議案第12号 令和元年度越生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第17 議案第13号 令和2年度越生町一般会計予算日程第18 議案第14号 令和2年度越生町、毛呂山町外4組合公平委員会特別会計予算日程第19 議案第15号 令和2年度越生町農業集落排水事業特別会計予算日程第20 議案第16号 令和2年度越生町国民健康保険特別会計予算日程第21 議案第17号 令和2年度越生町介護保険事業特別会計予算日程第22 議案第18号 令和2年度越生町後期高齢者医療特別会計予算日程第23 議案第19号 令和2年度越生町水道事業会計予算日程第24 請願第 1号 「日米地位協定の抜本的見直しを国に求める意見書」の提出を求める請願出席議員(10名)     1番   島  野  美 佳 子  君      2番   髙  橋  一  正  君     3番   関  根  真  一  君      5番   池  田  か つ 子  君     6番   金  子  公  司  君      7番   木  村  正  美  君     8番   宮  﨑  さ よ 子  君      9番   新  井  康  之  君    11番   水  澤     努  君     12番   宮  島  サ イ 子  君欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名  町   長   新  井  雄  啓  君   副 町 長   岩  﨑  鉄  也  君  総 務 課長   三  浦  道  弘  君   企 画 財政   池  田  好  雄  君                          課   長  会計管理者   松  本  和  彦  君   税 務 課長   山  口  博  正  君  町 民 課長   福  島     勲  君   健 康 福祉   奥  泉  隆  雄  君                          課   長  子育て支援   清  水  広  美  君   産 業 観光   吉  田     正  君  課   長                   課   長  まちづくり   町  田  和  久  君   水 道 課長   山  口  辰  仁  君  整 備 課長  教 育 長   吉  澤     勝  君   学 務 課長   小 野 塚  祐  一  君  生 涯 学習   中  島  義  仁  君  課   長                                              本会議に職務のため出席した者の職氏名  事 務 局長   浅  野  浩  志      書   記   福  田     実  書   記   松  澤  義  幸 △開会及び開議の宣告 ○議長(宮島サイ子君) ただいまの出席議員数は10人です。定足数に達していますので、令和2年第1回越生町議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。                                      (午前10時05分) △議事日程の報告 ○議長(宮島サイ子君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程第1号のとおりです。 △会議録署名議員の指名 ○議長(宮島サイ子君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において     1番  島 野 美佳子 君     2番  髙 橋 一 正 君     3番  関 根 真 一 君 を指名いたします。 △会期の決定 ○議長(宮島サイ子君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  それでは、閉会中の調査及び審査となっておりました今期定例会の議会運営委員会が去る2月25日に開催されておりますので、その報告を求めます。  新井康之議会運営委員長。          〔議会運営委員長 新井康之君登壇〕 ◆議会運営委員長(新井康之君) 皆さん、おはようございます。新型コロナウイルスの感染が拡大している中、越生町議会も非常事態ですので、いろいろな、いつもと違った対応をさせていただいておりますが、その点、皆様よろしくご協力お願い申し上げます。  それでは、議会運営委員会の報告を申し上げます。去る2月25日9時30分より、委員会室におきまして、委員全員の出席を頂き、3月定例議会の会期日程及び議事日程を審議するため委員会を開催いたしました。その経過と結果について報告を申し上げます。  閉会中の調査及び審査となりました3月議会の運営について審議するため、執行部側より総務課長の出席を願い、令和2年第1回定例議会に提出される議案についてそれぞれ説明を求め、会期及び議事日程を慎重に審議いたしました。  今定例会は、配付してあります会期日程表のとおり、3月3日から19日までの17日間と決定いたしました。  3月3日には、議案第1号から第12号の提案説明、質疑、討論、採決を行います。次に、議案第13号から第19号の提案説明を行い、その後、請願第1号の提案説明、質疑を行い、所管する常任委員会に付託することといたしました。  なお、上程が終わらない場合は延会とし、3月4日に残りの議案等を上程、審議するほか、5名の施政方針に対する質問を行うことといたしました。  3月5日は休会とし、3月6日は議案第13号から議案第19号の質疑を行い、それぞれの所管する常任委員会に付託することといたしました。  3月7日、8日は休日休会とし、3月9日に5名、10日に5名の一般質問を行い、3月11に総務建設常任委員会を、3月12日に文教福祉常任委員会を委員会室にて開催することとしました。  3月13日は休会、3月14日から18日までは休日休会及び休会とし、3月19日に委員長報告を行い、委員長報告に対する質疑の後、討論、採決を行います。その後、越生町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を、人権擁護員の推薦につき意見を求めることについてを行い、全日程を終了し、閉会することといたしました。  以上、令和2年第1回定例議会の会期及び議事日程を全員異議なく決定した次第であります。  以上で議会運営委員長報告を終わります。 ○議長(宮島サイ子君) お諮りします。  今期定例会の会期は、ただいま議会運営委員長の報告のとおり、本日から3月19日までの17日間といたしたいと思います。これに異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 異議なしと認めます。  したがいまして、会期は本日から3月19日までの17日間と決定いたしました。 △諸般の報告 ○議長(宮島サイ子君) 日程第3、諸般の報告を行います。  まず、今期定例会に説明員として出席通知のあった者の職氏名の一覧表をお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。  また、越生町監査委員から、令和元年11月、12月分、令和2年1月分に関する例月出納検査結果の報告があり、議会事務局に保管してありますので、ご了承願います。  次に、町長から議案19件の提出がありました。  次に、12月議会以降の主な会議等の状況を報告いたします。1月9日には、県と市議会議長会・町村議会議長会との新年懇談会が知事公館で開催され、出席しました。また、同日、部落解放同盟埼玉県連2020年新年旗びらきが熊谷市のホテルガーデンパレスで開催され、出席しました。  1月12日には、西入間広域消防組合消防団出初め式が鳩山町中央公民館駐車場で開催され、出席しました。また、同日午後には、「新成人のつどい」が越生町中央公民館視聴覚ホールで開催され、出席しました。  1月20日には、埼玉県町村議会議長会視察研修会が三芳町役場で開催され、日本農業遺産認定「落ち葉堆肥農法の概要等について」を研修し、その後、三芳町内を視察してまいりました。  2月7日には、町村長・町村議会正副議長合同研修会県民健康センターで開催され、副議長とともに出席しました。  2月12日には、入間郡町村議会議長会役員会が三芳町で開催され、出席しました。  2月21日には、埼玉県町村議会議長会定期総会県民健康センターで開かれ、出席いたしました。  以上で諸般の報告を終わります。 △行政報告 ○議長(宮島サイ子君) 日程第4、行政報告を行います。  町長から行政報告の申し出がありましたので、これを許します。  新井雄啓町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 改めまして、おはようございます。議長のお許しを頂きましたので、ご挨拶と行政報告を申し上げます。  初めに、昨年12月、中国の湖北省武漢市に端を発した新型のコロナウイルスによる感染症は、中国はもとより世界中にその感染が広がりました。中国発の新型肺炎は、世界経済にとっても大きなリスクであり、この影響が最小限にとどまるよう、政府や企業は万全を期して取組を行っています。中国を最大の貿易相手国としている日本の企業は、中国製の部品を多く輸入しており、企業業績への影響が懸念されるほか、中国政府が団体旅行を禁止したことで、国内の観光関連業種は、深刻な打撃を受けるまでになっております。本年は、7月からオリンピック・パラリンピックという大きなイベントを控えておりますので、一日も早くこの深刻な事態が終息することを願っているところでございます。  さて、南から暖かい風が流れ込んだ影響などで、年末から年が明けた1月上旬、全国的に冬とは思えないような記録的な暖かさとなりました。その影響で、梅の花も例年より早く開花を迎えましたが、今は絶好の開花状況となり、越生梅林も大変にぎわっている状況でございます。  そうした中、本日ここに、令和2年3月議会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、ご多用のところご健勝にてご参集賜り、重要案件についてご審議をいただきますことは、町政発展のため誠に同慶の至りに存じます。  本定例会にご提案申し上げます案件は、補正予算4件、当初予算7件、条例改正4件、新規条例制定2件、条例廃止1件、指定管理者の指定1件、合計19件でございます。何とぞ慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。  それでは、議事に先立ちまして、12月定例会以降の町政の主なもの、そして私の参加いたしました研修会等についてご報告を申し上げます。  初めに、研修会などについてご報告いたします。  まず、12月11日、東武池袋駅で恒例となっております「ゆずキャンペーン」を行い、観光パンフレットの配布や特産物の販売を行ってまいりました。  年が明けて1月8日、埼玉県町村会の役員会へ出席した後、知事公館で開催されました県と市長会、町村会との新年懇談会に出席し、県知事をはじめ各市町村長と情報交換を行ってまいりました。  1月12日には、鳩山町中央公民館駐車場で実施された西入間広域消防組合消防団の出初め式に出席いたしました。  1月31日に、豊洲市場と築地場外市場を入間郡町村会、副町長会、監査委員との合同で視察研修を実施する予定でおりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うWHOの緊急事態宣言を受け、やむなく中止といたしました。  2月に入りまして、2日には、朝霞市で開催されました「第8回北朝霞どんぶり王選手権」に昨年に続いて参加してまいりました。  2月7日から8日には、静岡県伊豆市で開催されました「第25回全国梅サミット」に参加してまいりました。サミットの初日は、加盟市町の梅サミット記念植樹を行い、翌日は管理栄養士で野菜ソムリエ協会講師、中沢るみ氏による記念講演を拝聴いたしました。サミット全体では、各首長をはじめ、参加された多くの方々と大変意義のある情報交換を行うことができたところでございます。  次に、町政の主なものについてご報告申し上げます。  初めに、総務課から申し上げます。  2月2日の日曜日に、新規採用職員の追加試験を実施し、新たに2名を追加内定といたしたところでございます。昨年の統一試験で既に内定している一般事務の2名と併せて合計4名の新採用職員の内定を決定いたしました。  次に、自治振興担当関係では、2月1日に、「第19回越生町男女共生フォーラム」を開催いたしました。LGBT当事者である齋喜逸江氏を講師に招いての講演会で、152名の方に出席を頂きました。  なお、2月24日には、朝霞市との自治体間交流事業として「第3回梅香るおごせハイキング大会」を実施する予定でしたが、こちらも新型コロナウイルスの影響により、両市町で協議の上、中止といたしました。越生の自然を堪能していただく絶好の機会でしたが、誠に残念でございます。  次に、企画財政課からご報告申し上げます。  第6次越生町長期総合計画の策定に関する住民意識調査は、18歳以上の町民1,500名を対象に実施し、705名の方から回答を頂き、現在職員による集計作業を進めております。  次に、地域連携でございますが、今月24日には、株式会社西武ライオンズとの連携・協力に関する基本協定を締結し、町は埼玉西武ライオンズフレンドリーシティとなります。  さらに、27日には、埼玉医科大学との連携・協力に関する基本協定書並びに埼玉医療福祉会との連携・協力に関する包括協定書を締結し、医療・福祉に関する連携を強めてまいります。  なお、近隣の7市町で構成する埼玉県川越都市圏まちづくり協議会通称レインボー協議会では、日高市が3月末をもって退会する予定でございますが、公共施設の相互利用につきましては、今後も継続してまいります。  次に、税務課からご報告申し上げます。  今年の税の申告相談は、2月17日から3月16日まで、役場新庁舎2階の201・202会議室で行っております。受付時間は、平日が午前9時から11時まで、午後は1時から4時までで、土曜開庁の日は午前9時から11時までとなっております。ぜひ多くの町民の皆様にご利用いただければと存じます。  なお、国税庁では、新型コロナウイルスの拡大防止のため、確定申告期限及び納期限を4月16日まで延長する旨発表しております。  次に、健康福祉課からご報告申し上げます。  2月18日に社会福祉法人光のご協力を頂き、特別養護老人ホーム光の丘にて福祉避難所開設訓練を実施いたしました。当日は、社会福祉法人かえでをはじめ、近隣の福祉施設の担当者の方々にもご参加頂き、埼玉県障害者福祉推進課の指導により、本番さながらの訓練となり、多くの参加者から、とても勉強になったとの感想が聞かれました。  次に、子育て支援課からご報告申し上げます。  令和2年度から令和6年度までの5年間を計画期間とする第2期越生町子ども・子育て支援事業計画を策定するに当たり、1月にパブリックコメントを実施いたしました。現在計画策定の最終調整を行っているところでございます。  2月17日には、越生みどり幼稚園、山吹保育園、越生保育園の3園の交流事業を実施しました。4月から小学1年生になる園児が越生みどり幼稚園に集まり、季節の歌を歌ったり、ゲームをしたり、裏山の崖上りなどを通して交流を深めました。  次に、産業観光課からご報告申し上げます。  まず、観光商工担当関係でございますが、1月4日に開催した「第36回新春武蔵越生七福神めぐり」には、1,591人が参加され、それぞれ新しい年への思いを込めたハイキングを楽しんでいただきました。  1月11日の月例ハイキング大会は365人が、2月8日の月例ハイキング大会には258人が参加されました。  また、「第25回全国梅サミット」が2月7日、8日に静岡県伊豆市で開催され、今年は「次代につなぐ梅文化」をテーマに意見交換会をはじめ、記念講演や記念植樹が行われました。  次に、2月15日から開催しております越生梅林梅まつりは、町と観光協会の共催で3月22日までを予定しております。暖冬の影響で開花が早く、現在見頃を迎えている状況でございます。  続きまして、農林担当関係でございます。  昨年12月12日に、特産であるユズの品評会を開催いたしました。昨年は、ユズの花が咲く春先の天候不順が原因で不作となり、収穫量は例年の3割程度でしたが、生産者が丹精込めた品質の高いユズ22点が出品され、厳正な審査の結果、埼玉県知事賞をはじめ各賞を決定いたしました。  また、12月15日に、うめその梅の駅で開催した「第16回ゆずフェア」では、箱ユズ販売や料理講習会などを行い、箱ユズは早々に完売するなど、例年より多くの来場者でにぎわいました。  次に、朝霞市との交流事業として、2月2日に朝霞県土整備事務所駐車場において開催された「第8回北朝霞どんぶり王選手権」に有志の女性4名が、前回と同じ越生の特産物を使用した、梅干しとユズの「おごせの豚丼」を出品いたしました。出店数24の中から3位という高い評価を頂きました。  次に、まちづくり整備課からご報告申し上げます。  初めに、町営樹木葬墓苑事業につきましては、2月28日現在で町内の方86件、町外の方189件、合計275件、493名の方から申込みがあり、お墓に困っている方々に対応でき、喜んで頂きました。福祉事業として、使用料は9,055万円となる予定でございます。  なお、2月末時点において、樹木葬では35区画41名を、樹林葬では9名を埋蔵しております。また、他市町から視察のほか、雑誌や新聞社からの取材があり、主なものでは、12月10日に毎日新聞社から取材を受け、本年1月17日の朝刊の全国版コラムに掲載され、大きな反響がありました。  さらに、2月23日には、五大尊花木墓苑において合同慰霊祭と現地研修会を開催いたしました。当日は、82組、138名の方が来苑され、初めての献花式が厳かに執り行われました。  次に、工事の発注状況でございますが、小杉地内の字芹ヶ沢地内災害仮復旧工事1工区を126万2,800円で、同工事2工区を121万9,900円で柿沼土木株式会社と、龍ヶ谷地内の字浦山地内災害に伴う仮設道路整備工事を106万2,600円で株式会社深田土建と、同じく龍ヶ谷地内の字入及び夫婦岩地内町道3―1694号線路肩修復工事を176万円で有限会社原田建設と、麦原地内の字赤坂地内災害復旧整備工事を324万5,000円で有限会社大秀興業と、同じく麦原地内の字入地区内町道災害復旧工事を209万円で有限会社大秀興業と、越生地内の越生駅既存駅舎解体工事を506万円でオザワハウスと、上野地内の町営上野第3住宅屋上防水改修工事を385万円で株式会社アオヤギと、越生東地内の町営仲町住宅舗装打換工事を132万円で柿沼土木株式会社と契約いたしました。  次に、委託業務の発注状況でございますが、町道1―7号線道路改良に伴う地積測量図作成業務委託を157万2,692円で西武測量株式会社と契約いたしました。  以上、首長部局からの行政報告とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) 町長の行政報告が終わりました。  次に、教育長から教育行政報告の申し出がありましたので、これを許します。  吉澤勝教育長。          〔教育長 吉澤 勝君登壇〕 ◎教育長(吉澤勝君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、教育委員会から行政報告を申し上げます。  初めに、学務課よりご報告させていただきます。  まず、ご心配をおかけしております新型コロナウイルスに係る対応についてです。2月27日に安倍首相から、全国の小、中、高等学校に対して、3月2日からの臨時休校の要請がございました。これを受け、2月28日の午前中に臨時校長会を開き、3月2日(月)から3月22日(日)までの臨時休校を決定いたしました。各学校では、臨時休校中の過ごし方や学習の課題などについて指導いたしました。  なお、この間、小学校1年生から3年生で、日中、一人になってしまう児童を対象に、午前中は学校で、午後は学童保育室で受け入れる体制を取っております。  そして、3月23日(月)から3月31日(火)は、月曜から金曜日までの給食を用意して授業を行い、最終日に通知表を渡す計画でおります。  卒業式は、中学校が3月13日(金)、小学校が3月24日(金)に卒業生と教職員のみで行います。各学校の卒業人数は、越生小学校が60名、梅園小学校が9名、越生中学校が88名でございます。  新年度につきましては、4月1日(水)から4月7日(火)を春休みとし、4月8日(水)に始業式、入学式を行う予定です。  今回の臨時休業の対応は、子供たちの健康と安全を第一に考えての対応です。この難局を乗り切るためには、皆様方のご理解とご協力が必要です。どうぞよろしくお願いいたします。  続きまして、小中学校の後期後半の様子についてでございます。学校行事の関係では、1月30日に越生小学校と梅園小学校の6年生が合同で社会科見学を行いました。子供たちは国会議事堂などを見学し、12月に経験した「子ども議会」を思い出しながら、議会や民主主義について、とても熱心に学んでまいりました。  越生中学校では、1月29日から31日まで、2年生が京都・奈良方面へ修学旅行に行ってまいりました。奈良公園の散策や京都市内の班行動等を通して、古都の歴史や文化を学び、友人たちとの絆をさらに強くした3日間となりました。また、同じ3日間で、中学校1年生は、3daysチャレンジで職場体験を実施いたしました。越生町内を中心に、越生保育園をはじめ26の事業所で子供たちがお世話になりました。接客や商品管理、その他簡単な作業を手伝わせていただき、働くことの喜びや苦労、責任の重さなどを実感するとともに、自分の将来を考えるよい機会となりました。  各学校の令和2年度の入学説明会は、1月23日に越生小学校、1月31日に梅園小学校、1月24日に越生中学校で実施いたしました。越生中学校の入学説明会には、4月入学予定の6年生児童も参加し、保護者向けの説明会とは別に、中学校生活についての説明や部活動見学等を行いました。先輩である生徒会本部役員が優しく丁寧に説明してくれ、多くの6年生児童が中学校生活への期待に胸を膨らませていました。なお、来年度の入学予定者数は、越生小学校が54名、梅園小学校が12名、越生中学校が70名となっております。  次に、越生中学校3年生の進路状況についてでございます。私立高校の入試と合格発表はほぼ終了し、私立高校を第一希望とする31名、3年生の約35%の生徒の進路が既に決定しています。約65%の埼玉県公立高校希望者については、2月28日に学力検査が実施されました。3月9日が合格発表、その後、全員の進路が確定してまいります。  次に、児童生徒の体力についてでございます。本年度実施された新体力テストでは、越生町の各小中学校は、県が設定している目標値を大きく上回り、例年どおりのよい結果を得ることができました。越生町の子供たちは、体力についても大きな成果を上げております。  学力向上に係る取組としては、今年度も県教育委員会から提示された問題を集めて町が独自に製本した「国語」、「算数・数学」、「理科」、「英語」の「コバトン問題集」を引き続き活用してまいります。さらに、県教育委員会から「復習シート」が配付されましたので、昨年と同じように町で製本し、小学校3年生から中学校2年生に配付いたしました。これまでに作成した学力向上に係る各リーフレットと併せて活用し、学習内容の確実な定着と家庭学習の習慣化を目指して取り組んでまいります。  次に、英語検定助成事業についてでございます。今年度は、越生中学校を会場に5月31日、10月5日、1月25日に英語検定を行いました。合計3回で延べ107名が受検をし、町からの補助を受けた子供たちは、越生小学校25名、梅園小学校1名、越生中学校61名の合計87名となりました。昨年度補助を受けた子供たちは76名ですので、子供たちや保護者の関心は高まっていると考えております。来年度もこの助成事業を活用し、中学校卒業時には、3級以上の取得者が50%以上を目標に取り組んでまいります。  最後に、子ども未来大学についてでございます。1月30日に実行委員会を開催し、本年度の成果と課題、来年度の実施計画について協議いたしました。子供たちや保護者のニーズを考慮し、今年度に引き続き、夏休みの平日を中心に開催を基本とする方向で調整を図ること、子供たちがわくわくする講座の充実を図ることなどが確認されました。現在、来年度の準備を各講座の責任者と進めております。  続いて、生涯学習課の主な事業についてご報告いたします。  まず、社会教育推進事業では、1月8日、9日に「人権問題講演会」を開催いたしました。今年度は、立教大学大学院21世紀社会デザイン科の長坂俊成教授をお招きして、「避難生活と人権を考える」と題してご講演を頂きました。先生には避難生活の現状や課題について、東日本大震災や熊本地震などのご自身の支援体験をもとに、実際の映像を交え、お話ししていいただき、2日間で307名の聴講者がございました。  1月19日には、「第28回生涯学習町民のつどい」を開催いたしました。太田道灌第18代子孫の太田資暁氏をお迎えし、株式会社デジタルSKIPステーションの全面的なご支援、ご協力により、映像作品「太田道灌と埼玉」、「山吹の里」の上映、尾崎孝氏による講演「太田道灌の生涯と越生」の2部構成で行いました。会場は、郷土ゆかりの歴史上の人物に深い関心を寄せる町民で満席となりました。  次に、公民館事業では、1月12日に「新成人のつどい」を、成人を迎えた実行委員の企画運営により挙行いたしました。対象者113名に対して88名の出席があり、新成人の皆さんにとって、一生に一度しかない大切な節目の日となりました。  また、中央公民館ロビーでは、12月17日から25日まで、県立越生高校美術科の皆さんが制作した作品を展示いたしました。今回も創造性豊かな絵画や彫刻が十数点並べられ、ロビーが芸術性あふれた空間となりました。  続いて、2月8日から21日まで、越生町体育協会トレッキング部による「思い出の写真展」が開催され、部員の皆さんが登頂した山々の写真とともに登山道具などが展示され、多くの方に鑑賞していただきました。  今後も公民館ロビーの有効活用を図り、町民から親しまれる公民館活動を進めてまいります。  次に、図書館事業についてご報告いたします。  図書館では、昨年12月7日に、初めての試みである第1回図書館子どもまつりを開催いたしました。幼児を対象とした絵本等の読み聞かせや図書リサイクルまつり、小学生の絵画の展示のほか、子供から大人まで楽しめる音楽劇を実施いたしました。おかげさまで幅広い年齢層の多くの皆様にご参加頂き、盛況のうちに終了することができました。  また、昨年6月から、梅園コミュニティ館の館内に梅園分室をオープンし、貸出しを行っております。一人でも多くの方にご利用頂くために書架を増設し、絵本と児童書をメインに一般書も増やしました。今後も梅園コミュニティ館の活性化のために環境の整備に努めてまいりますので、情報交換の場としてご活用頂きたいと存じます。  続いて、文化財保護に係る主な事業や動きについて報告いたします。  龍ヶ谷地域活性化推進の会の皆さんによって、環境整備が進められてきた貴重な地質遺産である「龍ヶ谷の障子岩」が、地権者の同意を得て、2月18日開催の埼玉県教育委員会において埼玉県指走天然記念物に指定されました。  また、昨年8月に幹の一部が倒伏した埼玉県指定天然記念物の「上谷の大クス」については、県費補助金の交付を受けて、今年度中に倒木の撤去及び外観診断と精密診断を実施し、来年度、倒壊防止措置を講じる予定です。  最後に、体育事業についてご報告させていただきます。  12月8日には、7チームが参加して第36回町民親善男女混合バレーボール大会が行われたほか、12月15日には、体育施設利用37団体の協力により、中央公民館体育館と小中学校体育館の年末清掃を実施いたしました。  年が明け1月3日には、お正月の恒例行事となりました第52回新春越生町民親善サッカー大会が開催されました。11チーム参加により、上谷グラウンドと越生中学校の2会場で熱戦が繰り広げられました。  2月2日には、第20回梅の里ちびっ子駅伝大会が76チームの参加により開催されました。昨年に引き続き、上谷農村広場周辺の周回コースで開催させていただきました。心配された天気も当日は晴天に恵まれ、子供たちの元気な走りを見ることができました。ご協力頂きました西入間警察署、西入間交通安全協会越生支部、地元の上谷・堂山・古池地区、このほか関係されました皆様に感謝申し上げます。  以上で教育委員会の行政報告とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) これで行政報告は終わりました。
    △議案第1号 越生町印鑑条例の一部を改正する条例 ○議長(宮島サイ子君) 日程第5、議案第1号 越生町印鑑条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井雄啓町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 議案第1号 越生町印鑑条例の一部を改正する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う印鑑登録証明事務処理要領の一部改正により、印鑑登録の登録資格について所要の改正を行うため、この案を上程するものでございます。  なお、詳細につきましては、担当の課長がご説明いたしますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) 福島勲町民課長。          〔町民課長 福島 勲君登壇〕 ◎町民課長(福島勲君) おはようございます。それでは、ご説明申し上げます。  今回の法改正により、成年被後見人を資格、職業等から一律に排除する規定等を設けている各制度について、心身の故障等の状況を個別的、実質的に審査し、制度ごとに必要な能力の有無を判断する規定へと適正化するものとなりました。  それでは、越生町印鑑条例の一部を改正する条例の新旧対照表を御覧頂きたいと存じます。  まず、第2条につきましては、印鑑の登録を受けることができない者について、「成年被後見人」を「意思能力を有しない者」に改め、所要の要件を満たした場合には、成年被後見人が印鑑の登録を受けることができるよう改正するものでございます。  第6条及び第7条につきましては、文言の整理でございます。  なお、施行の日は、公布の日から施行するものでございます。  以上、説明とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。  新井康之君。          〔9番 新井康之君登壇〕 ◆9番(新井康之君) 質疑をさせていただきます。  私は、この趣旨は非常にいいと思うのですけれども、ちょっと意味がよく分かりませんので、お伺いいたします。改正案の2条の2項の2号、意思能力を有しない者、2項を読みますと、前項の規定にかかわらず、次に掲げる者は印鑑の登録を受けることができない。1号として、15歳未満の者、2号が意思能力を有しない者と、こういうふうに規定してありますけれども、意思能力という定義はどこでしょうか。これを窓口で、申請人が意思能力を有するか否かを判断しないといけないと思うのですけれども、意思能力とはどういう意味なのか、意思能力の定義をお伺いします。  それで、成年被後見人が、この2号の規定によって、被後見人が印鑑の登録申請をできるというふうに読むのはちょっと意味が通じないのではないかなと思うのですが、その点についてもお伺いします。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 福島勲町民課長。          〔町民課長 福島 勲君登壇〕 ◎町民課長(福島勲君) それでは、新井議員さんの質疑に対しまして町民課からお答えいたします。  まず、意思能力についての定義ということでございますが、一般には、民法の中で意思能力について書かれておりまして、今回新しい民法の改正の中でも条項が1つ加えられたところでございます。その中では、一般的には意思能力がない者としては、年齢的には6歳から7歳ぐらいが民法的な解釈としてあります。そしてまた、具体的な場面、場面によっては、判例によって今まで定められたところでございます。今回、この印鑑条例の改正につきましては、成年被後見人が一律に、この欠格条項ということで規制されるものを、個々のケースに判断するような改正ということでなっております。その背景におきましては、この成年被後見人制度の利用の促進に関する法律、その中の基本方針で、成年被後見人の権利の制限を、必要な見直しを行うということで一文入っておりまして、これに基づいた基本計画、これに基づいて今回の法改正がなされている状況でございます。そうした中で、今回条例改正という形になっております。  今回このケースの場合ですと、国からの通知では、成年被後見人が印鑑を登録申請する場合、今までは一律に規制されているところでございましたが、この国の通知の中では、本人が窓口に来庁するということがまず1つ、かつ法定代理人が同行している場合に限って申請が可能になるということでございます。窓口においても意思能力があるかないかを、一応その窓口で申請の際、ご本人と確認するような必要な事務があるかと思いますが、基本的には今までと同じような形で窓口の対応をしていくようなことが条件となるかと思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 新井康之君。 ◆9番(新井康之君) 今、意思能力の定義をお伺いしましたけれども、場面、場面によって違うと。6歳から7歳とかおっしゃっていますけれども、では本条例の場面というのはどういう場面で、その定義をいま少しはっきりしていただきたいと思います。6歳から7歳とおっしゃいますけれども、一般的には10歳ぐらいなのですよね。一般的に言われているのは。ちょっと6歳から7歳、ちょっと低過ぎるのではないかなというふうに思います。  それで、改正の条例案を見ますと、国のほうの運用のほうはそういうことなのでしょうけれども、意思能力を有しない者ということから見て、こういう文言からは被後見人が申請して、法定代理人が同行していれば印鑑の登録を受けることができると。こういうことは読み取れないわけです。2条2項の2号からいって。その点はどうなのでしょうか。こういうふうに規定して、意思能力を有しない者として書いて、ただし、成年被後見人本人の申請であって、法定代理人が同行している場合は、意思能力を有するものとみなすとか、そういうただし書きを入れればはっきりしますけれども、この2条の2項2号の文言から文理的に解釈して、成年被後見人は、印鑑の登録を受けることができるということをはっきりしないと思いますが、いかがでしょう。 ○議長(宮島サイ子君) 福島勲町民課長。          〔町民課長 福島 勲君登壇〕 ◎町民課長(福島勲君) それでは、新井議員さんの質疑に対しましてお答えいたします。  意思能力を有しない者という定義というのですか、この辺につきましても、今回総務省の印鑑登録証明事務処理要領に基づいて、このような文言が示されて改正されたところでございます。今回この条例につきましても、同じような形で改正を行うものでございます。ご指摘のとおり、新井議員さんの今言った問題につきましても、近隣の協議会でも一応疑問点の一つとして挙げられたのですけれども、どこの市町村も同じような形で今条例改正をするという方向で議案を出すということで確認しております。この印鑑条例の資格登録については、大前提としては、意思能力を有しない者はできないというのが、多分大前提という形になろうかと思いますので、そういった意味合いで、今回のこのような改正という流れになったかと思われますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。          〔「意思能力の定義だよ」と呼ぶ者あり〕 ◎町民課長(福島勲君) 意思能力の定義についてでございますが、先ほどちょっと民法の話をさせていただきましたけれども、このたびの民法の分かりやすい改正というのですか、大改正があると思いますが、その中でも人の能力について、法律行為の当事者が意思表示をしたときに、意思能力を有しなかったときは、その法律行為は無効とするという規定を新たに設けております。個々のケースについては、今までどおりケース・バイ・ケースで判例等がよりどころになるかなというのが、今回の民法の改正でありますので、同じような考え方かなと存じます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 新井康之君。 ◆9番(新井康之君) 今の民法の改正案……改正案ではないや、4月1日から施行されるわけですけれども、それは法律行為の要件が意思能力が必要だというだけで、意思能力の定義を規定している条文ではないのですよね。ですから、窓口で意思能力を有するか否かを判断しなければいけないわけですから、意思能力はどういうことでしょうか。場面、場面で違うのであれば、この印鑑登録をすることができる意思能力というのはどういうことでしょうかということをお伺いしているわけですけれども。意思能力というのは、定義はいろいろ難しいでしょうけれども、簡単に言いますと、自分がする行為の意味を理解する能力と。一般的に簡単に言えばこういうようなことで、それで後見開始の要件が、精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く状況にある者は一定の者の請求により後見開始の審判をすることができると、こういうふに規定してありますので、民法7条で。事理を弁識する能力が一つの推定根拠かなと思うのですけれども、それを解しますと、自分がする行為の意味を理解する能力、こんなことなのではないでしょうか。その点を再度お伺いをいたします。  それから、さっき、確認なのですけれども、6歳から7歳というふうにおっしゃいましたけれども、ちょっと低過ぎるのではないでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 福島勲町民課長。          〔町民課長 福島 勲君登壇〕 ◎町民課長(福島勲君) それでは、新井議員さんの再質疑にお答えいたします。  窓口におきまして、今回の印鑑条例の登録の申請を行う際にご本人が、これがご本人の手で申請される意思があることをまず確認し、そして今回通知の中にある法定代理人が同行しているということを確認した上での登録という形を考えております。その場合について、ご本人が本当に登録する意思があるかどうか、そこが重要な決め手だと思いますので、そこを今までどおり事務処理の中で適正に行っていきたいと考えております。  そして、2点目の意思能力は五、六歳ではないかということでお話しさせていただきました。これはちょっと別の資料から出したもので、裁判で判例の中では6歳から7歳程度に知的能力があるということでの6歳、7歳ということで、ちょっと例示として挙げさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第1号を採決します。  議案第1号 越生町印鑑条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成全員です。  したがいまして、議案第1号は原案のとおり可決されました。  この際、暫時休憩します。                                      (午前11時09分) ○議長(宮島サイ子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前11時25分) △議案第2号 越生町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(宮島サイ子君) 日程第6、議案第2号 越生町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井雄啓町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 議案第2号 越生町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の経過措置が令和2年3月31日に終了することに伴い、本条例の一部改正をしたいので、この案を上程するものでございます。  詳細につきましては、担当の課長からご説明申し上げますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) 清水広美子育て支援課長。          〔子育て支援課長 清水広美君登壇〕 ◎子育て支援課長(清水広美君) それでは、新旧対照表を御覧ください。附則第2条につきましては、現行では放課後児童支援員認定資格研修を修了していない者であっても、放課後児童支援員の資格を満たし、平成32年(令和2年)3月31日までに研修を修了することを予定している者は、放課後児童支援員とみなすことが可能とされています。今回の改正は、この期間を5年間延長するものでございます。  内閣府からの通知では、みなし支援員の制度が必要である場合には、各市町村の責任と判断の下、その期間を延長することが可能となっております。現在越生町の支援員のうち6割が研修を修了しておりますが、非常勤職員で入れ替わりもあるため、確実に研修を修了させる見込みを考慮し、5年間延長するものでございます。  なお、本条例の施行日は、令和2年4月1日といたします。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 質疑なしと認めます。  これから討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 討論なしと認めます。  これから議案第2号を採決します。  議案第2号 越生町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成全員です。  したがいまして、議案第2号は原案のとおり可決されました。 △議案第3号 越生町魅力あるまちづくり寄附金条例の一部を改正する条例 ○議長(宮島サイ子君) 日程第7、議案第3号 越生町魅力あるまちづくり寄附金条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井雄啓町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 議案第3号 越生町魅力あるまちづくり寄附金条例の一部を改正する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  越生町魅力あるまちづくり寄附金条例につきましては、越生町を応援しようとする皆様から寄附を頂き、それを魅力あるまちづくりに役立てていくことを目的に、平成26年7月に制定したものでございます。この条例では、寄附を頂いた皆様の意向を反映するための事業として、「ハイキングのまちづくりの推進に関する事業」、「越生梅林に関する事業」、「上谷の大クスの保全に関する事業」、「日本一桜の種類の多い公園整備事業」とその他の事業の5つの項目を規定しておりますが、特色ある越生町の事業のPRも含め、寄附者の意向をさらに反映しやすくするため、一部を改正するものでございます。  なお、詳細につきましては、担当の課長がご説明いたしますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) それでは、ご説明申し上げます。  今回の条例改正につきましては、事業の区分を規定している第2条を改正し、「日本一桜の種類の多い公園整備事業」を「花のあるまちづくりに関する事業」に改め、「越生まつりや伝統文化の保存及び継承に関する事業」、「子育て支援及び教育に関する事業」、「五大尊花木墓苑に関する事業」、「癒しの郷に関する事業」の4項目を加え、寄附者の意向をさらに反映しやすくするために事業の種類を増やすものでございます。特色ある事業を掲げることで、町のPRにもつながり、事業に賛同して寄附をされる皆様が増えていくのではないかと考えております。  以上で一部改正の説明とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。  7番、木村正美君。          〔7番 木村正美君登壇〕 ◆7番(木村正美君) 議席番号7番、木村正美です。議案第3号 越生町魅力あるまちづくり寄附金条例の一部を改正する条例について質疑をさせていただきます。  最初の質疑でございます。現在5項目に分類してふるさと納税が行われているわけですけれども、今年度の直近、いつまでかちょっと分かりませんけれども、1月末でも結構ですし、集計ができているところまで、それぞれの頂いている分を積み立てているわけですけれども、その残高の状況と、それぞれ何かに利用した、活用した経緯があったらば、その辺をまず教えていただきたいと思います。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 木村議員さんの質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  まず、寄附の状況でございます。令和元年度の1月末現在の総額ということで最初に申し上げます。ハイキングのまちづくりの推進に関する事業につきましては620万3,041円、続きまして越生梅林に関する事業468万9,942円、続きまして上谷の大クスの保全に関する事業212万5,000円、日本一桜の種類の多い公園整備事業248万3,000円、その他町長が必要と認める事業2,139万400円、合計いたしまして3,689万1,383円、これが寄附を頂いた実績でございます。  令和元年度分だけのやつも申し上げたほうがよろしいですか。          〔「今までに使った分が分かれば」と呼ぶ者あり〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) それは大丈夫です。それで、寄附金の活用状況でございます。28年度に関しましては、2つの事業ですね。ハイキングのまちの宣言事業に関連しまして、10万2,000円と17万円。それから、広報事業として、冊子「越生百景」を作った関係で44万4,000円。  それから、平成29年度で町営樹木葬墓苑整備事業に100万円、ただこれは一般財源として返していただいておりますので、その点は申し添えさせていただきます。  それから、令和元年度、今年度の関係で補正予算も含めての関係でございますので、ご承知を頂きたいと思います。これから3月補正で出させていただく関係が含まれていることを承知していただきたいと思います。文化財関係で、五大尊関係のところで58万2,000円、これはハイキングのまちづくりの関係です。それから、大クスの保全の関係で97万円、それから黒岩区の助成関係で220万円、これはその他の事業です。それから、台風19号の災害復旧関係、こちらがその他町長が必要と認める事業で301万6,000円。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 木村正美君。 ◆7番(木村正美君) それでは、再質問させていただきます。  今明細をお聞きしました。3,600万からの、結構始まってもう10年近くなりますか。途中から細かく分類して寄附者の意向に沿った形で寄附を頂いていると。大変ありがたいというふうに思うわけですけれども、今使用した分でご報告頂いた分で、それぞれの項目に当たらないのはその他町長の分というふうに理解をさせていただきました。  それで、今回4分類を追加しようということなのですけれども、もう既に最後にその他町長が必要と認める事業というのは既にあるわけですね。それで、その中で結構今報告を頂いたものを使われておりますよね。今回4つを追加しなければならないその理由。一応さっき幅広く越生町を知ってもらうためにという理由はあったのですけれども、何か不都合があったのかどうか、それをお聞きしたいと思います。もうどうしてもそうしなくてはならない、使うときというと、町長が自由に使えるのがあれば、かなりこれが一般、汎用的に使えて一番世話ないのかなというふうに私は思うのですけれども、何か不都合があったのか、お聞きしたいと思います。  それから、今回墓苑のほうが減っているのですけれども、私も確かに墓苑で1万円ずつ寄附されて、みなし町民みたいな形で住民票も発行したりしているようなのですけれども、世界無名戦士の墓をなぜ入れなかったかなと。ちょっとそれが残念。これはもう越生町にとって一つ大きな、やっぱりこれからお金もかかってくる。文化財になったので、多少は補助や何かは出るかと思いますけれども、やはり墓苑を入れるのだったら、ぜひ無名戦士も入れてほしかったなというふうに思うのですけれども、その辺は考えの中にはなかったでしょうか。そのところを再質でお聞きしたいと思います。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 木村議員さんの再質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  まず、項目を増やす関係で不都合があったのかということでございますが、特に不都合があったということではございませんが、より広く、この魅力あるまちづくり寄附金条例という中で、寄附金を頂く中で、より幅広い事業を挙げることによって、越生町がいろんな事業をやっているということをお知らせする。というのは、楽天とかいろんな、インターネット上のところにも事業項目とかと挙がってくるのですが、越生町はいろんな事業をやっているということをお知らせするという意味もございます。そういう意味で、提案理由の中でも申し上げましたけれども、そういったことをお知らせすることも重要なのだろうというふうに考えております。寄附者の方が幅広い項目の中でそれを選んでいただけるという選択肢を増やすということが、より寄附を頂ける環境をつくれるのではないかというふうな考え方でおります。当然項目が分かれると、そこを当てられるところは限られてくるという側面はあるのですけれども、今クラウドファンディング、最近のところでいきますと首里城なんかの、そういったところが挙げられているかと思いますけれども、より特化することによって寄附を集める環境をつくっていけるという側面もございますので、いろいろやっていく中で、また今回改正させていただければ、またやっていく中で新しいものがあればまた追加させていただくなり、ある程度事業的に完了ができたものについては削るということも当然できてまいりますので、増やしていただく中で、より多くの方に越生町の事業を知っていただきたいということが趣旨であるということをご理解頂ければというふうに思います。  それから、2点目の無名戦士のお墓の関係でございます。確かに無名戦士、越生町の象徴的なものではございますが、所有はあくまでも財団法人になっております。財団法人が持っている建物、敷地につきまして、花の整備とか、そういうのであれば問題ないと思いますが、それを目的とした形で条例の中に取り込むというのはちょっと難しいかなというような考え方でおります。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 木村正美君。 ◆7番(木村正美君) そういうふうな考え方もあるのかなと思いますけれども、細かい話しすると、梅林も一部私有地、一部町有地ということで、細かいそういう論議は今したくはないのですけれども、無名戦士といえばやっぱり越生町を象徴する、まず初めて来た人が、あの白いのは何だろう。ホテルか何かかいとよく聞かれたりするのですけれども、やはり唯一無二の日本に一つしかない象徴的な平和を象徴するものなので、町長の好きに使える、必要とするものの中でやってもらえれば、それもいいのですけれども、一つの特色なので、無名戦士はどうかなというふうに思ったのですけれども、町がそういう考えであればよく分かりましたので、すみません。  それで、ふるさと納税を集めようとするのは、どこの自治体も一生懸命やっているのですけれども、やはり使った分を、皆さんから頂いた寄附金でこれだけこうなりました、ああなりましたというのをぜひホームページでも、使った先を報告をぜひしていただきたい。議会の中で金額だけを言われても、皆さんから頂いたものでこうよくなりましたとか、皆さんにこういうサービスができるようになったというアピールもぜひしてもらいたい。そうでないと、確かに寄附する項目が増えても、何に使われているのだか全然分からないというのでは、やっぱり次にやろうと思うときにどうかなと思ってしまうので、やっぱりその辺は、使ったものはこれだけこういう、皆さんから頂いたことでよくなりましたとか、そういうものをぜひPRしてほしいと思います。  それから、ふるさと納税、多分これは根源的な話だと思うのですけれども、多分福島の矢祭だったかな、とにかく地方は子供たちを一生懸命お金かけて育てて、その育った子供たちがみんな東京へ行ってしまうと。納税するのもみんな東京だと。都会へ行ってしまうと。そういった中で、ふるさとにもぜひ税金を戻してほしいというので、たしかこのふるさと納税というのはそういう趣旨で始まったと思うのです。越生町も若い方がどんどん出ていってしまう。ですから、若い方、出ていった方に、ぜひ自分たちが育って、中学校なんか随分お金かけているわけですから、ぜひ出た、越生町を出た方に、ぜひふるさと納税を越生町にしてくださいというお願いをしてもらいたいと思うのです。本来ふるさと納税の意味はそういう意味だと。それをちょっと、どんな考えかお伺いして最後の質問としたいと思います。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 木村議員さんの再質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  まず、ふるさと納税頂いたやつの使途の関係でございます。木村議員さんがおっしゃるとおり、うちのほうもぜひ使って、寄附を頂いたものを使ったところをアピールしていきたいというふうには考えております。なかなかまだ広報はできていなかったわけなのですけれども、直近でいえば台風19号の関係で大変たくさんの方にご寄附を頂きました。そのご寄附を頂いたものが災害復旧につながっているということをぜひアピールしたいというふうに思っています。同時に、ほかの事業も、ハイキングもそうですし、こういったものに使わせていただきますというのを、これから広報、ホームページ、その他でアピールをさせていただければというふうに考えております。  それから、町から出ていかれた方々について、ふるさと納税をぜひしていただきたいということに関しましても、もうぜひうちのほうとしても、やはり越生で育って、出身でという思いの方って、やっぱりたくさんいらっしゃると思います。ですから、ぜひそれをふるさと納税につないでいただけるようにアピールはしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  本案に対する反対討論はありますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 討論なしと認めます。  これから議案第3号を採決します。  議案第3号 越生町魅力あるまちづくり寄附金条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成全員です。  したがいまして、議案第3号は原案のとおり可決されました。 △議案第4号 越生町営住宅条例の一部を改正する条例 ○議長(宮島サイ子君) 日程第8、議案第4号 越生町営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井雄啓町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 議案第4号 越生町営住宅条例の一部を改正する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  単身高齢者等の増加など、公営住宅を取り巻く最近の状況を踏まえ、公営住宅管理標準条例(案)が改正され、また民法の一部改正に伴い、関係する規定の整備をするため、所要の改正を行うものでございます。  詳細につきましては、担当の課長がご説明申し上げますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) 町田和久まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 町田和久君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(町田和久君) それでは、ご説明申し上げます。  平成30年1月23日付で総務省から国土交通省に対して、低額所得者、高齢者、障害者等の住宅確保要配慮者が安心して暮らせる環境の充実を図る観点から、公営住宅への入居者等に対する対応状況、住宅確保要配慮者への支援の実施状況等を調査した結果に基づき、必要な改善措置が勧告されました。この勧告を受けまして、単身高齢者の増加など、公営住宅を取り巻く最近の状況や、民法の一部を改正する法律による債権関係の規定の見直しなどを踏まえるとともに、これまでの公営住宅に係る制度改正の内容を反映させるため、平成31年4月1日付で、公営住宅管理標準条例(案)が改正されました。この改正に基づき、越生町営住宅条例を改正するものでございます。  それでは、新旧対照表を御覧頂きたいと存じます。第4条第5号は、引用条文にずれが生じたことによる改正及び公募の例外に、密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律に基づく防災街区整備事業を追加し、同条第7号については、より分かりやすく条文を改正するものでございます。  第8条第5項は、入居者の優先選考基準の一つである寡婦に、男性の寡夫も含めるとしたものでございます。  第10条は、単身高齢者の増加を踏まえ、今後公営住宅の入居に際し、保証人を確保することがより一層困難となることが懸念されるため、保証人を確保できないことにより町営住宅に入居できないという事態が生じることがないよう、保証人に関する規定を削除し、保証人の代わりに、入居者と緊急時等に連絡を取ることができる者、緊急時等連絡先の規定を新たに盛り込むものでございます。  第18条は、入居者が家賃を支払わないときは、町は敷金をその債務の弁済に充てることができる旨を新たに盛り込むものでございます。  第20条及び第21条は、修繕費用の負担について、具体的事項は町長が定めるとしたものでございます。なお、具体的事項は規則を改正して定め、内容といたしましては、畳の表替え、ふすまの張り替え、破損ガラスの取替え等の軽微な修繕と、給水栓点滅器、その他附帯施設の構造上重要でない部分の修繕及び入居者が設置した物品の撤去及び撤去後の処理などでございます。  第41条第3項は、利息の割合が変動することを踏まえ、「年5分の割合」から「法定利率」に改正するものでございます。  第56条は、条例改正に伴い項ずれが生じたことによる改正、また条文の内容を分かりやすくするための改正でございます。  施行日は、公布の日からでございますが、民法改正に伴う第10条、第18条、第20条、第21条、第41条及び第56条の改正規定は、令和2年4月1日からでございます。  以上、説明とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。  9番、新井康之君。          〔9番 新井康之君登壇〕 ◆9番(新井康之君) 議案第4号について質疑をさせていただきます。  10条の改正で保証人が必要がなくなりましたけれども、現行法で保証人に請求したことがありますでしょうか。あった場合は、その金額等をお示しください。  それから、緊急時等連絡先なのですけれども、特にその場所的な要件はありますでしょうか。そして、その他の要件、年齢等の要件はありますでしょうか。  それから、緊急時連絡先の連署を必要としない場合の特別の事情というのがありますけれども、この特別の事情というのはどういうことを想定しているのでしょうか。  敷金の件なのですが、今まで敷金というものは、敷金は町のほうは納めてもらっていたのでしょうか。  以上の点についてお伺いします。 ○議長(宮島サイ子君) 町田和久まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 町田和久君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(町田和久君) 新井議員さんの質疑に対しまして、まちづくり整備課からお答え申し上げます。  初めに、1点目の保証人に請求した事例があるかということですけれども、現在まで保証人に正式に請求した事例というのはないということで確認しております。  それと、2点目の緊急時の連絡先等の要件でございますけれども、これにつきましての細かい年齢条件ですとか、そういうものは定めてはおりません。ですので、一応本人からの聞き取りによりまして確認等をさせていただいている状況でございます。  この緊急時の連絡先を求めない場合の特別の事情ということでございますけれども、これにつきましては、個々の事例が発生した際に、どうしても緊急時の連絡先を登録できない方が発生した場合だと思いますけれども、そのような際には、そのケースごとに対応して、それが認められるかどうかというところで対応していくようなことになろうかと考えております。  最後の敷金の関連のご質疑でございますけれども、敷金については、家賃に相当する金額の3か月分で頂いております。  以上、答弁とさせていただきます。          〔「結構です」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 大丈夫ですか。  ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 討論なしと認めます。  これから議案第4号を採決します。  議案第4号 越生町営住宅条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成全員です。  したがいまして、議案第4号は原案のとおり可決されました。  この際、暫時休憩します。                                      (午後 零時01分) ○議長(宮島サイ子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 1時30分) △議案第5号 執行機関の附属機関に関する条例を廃止する条例 ○議長(宮島サイ子君) 日程第9、議案第5号 執行機関の附属機関に関する条例を廃止する条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井雄啓町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 議案第5号 執行機関の附属機関に関する条例を廃止する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  執行機関の附属機関に関する条例は、地方自治法に基づき、法律またはこれに基づく政令により設置された附属機関であるもののほかに、設置された執行機関の附属機関について定めた条例でございます。今回この条例に定められている越生町保育所入所選考委員会及び越生町小口金融融資審査会が廃止されたため、この案を上程するものでございます。  慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 質疑なしと認めます。  これから討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 討論なしと認めます。  これから議案第5号を採決します。  議案第5号 執行機関の附属機関に関する条例を廃止する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成全員です。  したがいまして、議案第5号は原案のとおり可決されました。 △議案第6号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例 ○議長(宮島サイ子君) 日程第10、議案第6号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井雄啓町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 議案第6号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の改正につきましては、地方自治法の一部が改正され、条文の一部が繰り下げられたことに伴い、これを引用していた条文の一部を改正するものでございます。  第1条関係、越生町監査委員に関する条例では、第4条第1項及び第2項の中の「第243条の2第3項」を「第243条の2の2第3項」に、第2条関係、越生町水道事業の設置等に関する条例では、第5条中の「第243条の2第8項」を「第243条の2の2第8項」に改正するものでございます。  慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 質疑なしと認めます。  これから討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 討論なしと認めます。  これから議案第6号を採決します。  議案第6号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成全員です。  したがいまして、議案第6号は原案のとおり可決されました。 △議案第7号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例 ○議長(宮島サイ子君) 日程第11、議案第7号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井雄啓町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 議案第7号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  「子育てと教育のまち」の一層の充実を図ることを目的に、教育及び子育て環境の整備や推進の財源にも充てるための基金を設置するため、条例を制定するものでございます。本条例は、墓苑事業の剰余金を越生町の教育及び子育て環境の整備や推進のために活用することができるよう、積み立てる額、基金の管理や処分方法などについて規定するものでございます。「豹は死して皮を留む」という故事があるように、故人が次世代を担う子孫の子育てや教育の充実のために基金を残すということは、理にかなったものであると考えております。故事にある皮が剰余金に当たるものではないかと思います。  また、使途については、国や県からの補助金や交付金がつかないような町独自の施策に充てたいと考えております。  なお、詳細につきましては、担当の課長がご説明いたしますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) 小野塚祐一学務課長。          〔学務課長 小野塚祐一君登壇〕 ◎学務課長(小野塚祐一君) それでは、ご説明申し上げます。  第1条は、設置の目的を越生町の教育及び子育て環境の整備及び推進を図るためと定めるものでございます。  第2条は、基金として積み立てる額を越生町営樹木葬墓苑条例第12条の規定により納付された使用料のうち、越生町一般会計歳入歳出予算で定める額とするものでございます。  第3条は、基金に属する現金の保管方法を規定するものでございます。  第4条は、基金の運用収益の処理について規定し、第5条は、繰替運用について規定するものでございます。  第6条は、基金の処分方法として、教育及び子育て環境の整備及び推進に要する経費の財源に充てる場合に限り処分できることを規定し、第7条は、その他必要な事項は町長が別に定めることを規定するものでございます。  附則につきましては、施行日を公布の日からとするものでございます。  以上、説明とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。  7番、木村正美君。          〔7番 木村正美君登壇〕 ◆7番(木村正美君) 7番、木村正美です。議案第7号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例について質疑をさせていただきます。  新たに越生町教育及び子育て環境整備基金を創設しようということには反対ではありません。もっともっとずっと前からあってもよかったと思っております。しかしながら、余裕のない財政の中でできなかったものと想像しております。この基金の墓苑の使用料を原資にするというところと、言われております基金の使い道、これは施政方針に対するあれでも同じように聞いておるのですけれども、その辺について質疑をさせていただきたいと思います。  墓苑のほうは、今使用料収入が実際の草刈り等の経費より大きく上回っていて、余剰金というか剰余金というか、お金があるという状況でございます。しかしながら、これも今は収入、要するに使用料収入があるわけですけれども、募集をやめた時点ないし完売した時点で、それ以降はもう基本的に収入がないという現実があるわけです。そして、この墓苑を契約にのっとって、町はその後ずっと管理をしていかなければならないということでございます。執行部の試算で、幾ら基金を持っていれば町が全うしなくてはならない管理期間の管理運営費を賄えるのかどうか、それをまず1点お伺いしたいと思います。  2点目でございますけれども、これからもし基金が創設されれば、その使い道についてはいろいろ考えられるのだというふうに思うのですけれども、以前から町長のお話を聞いていますと、中学生を海外に派遣したいということを何回かお聞きしております。若いうちに外国を見るということは非常にいいことだと思います。先進国、それから途上国、両方広く見るということが私は大事だというふうには思っております。そういうことも悪くはないというふうには思うのですけれども、過去において竹下内閣のときに1億円をもらった分で、10回予定していたけれども、9回で打ち切りになったというお話も聞いておりました。その9回で打ち切った理由が、何か議会で反対があったと。私もそのときは議会におりませんでしたので、どういういきさつか分かりませんけれども、その辺のいきさつはどうだったのか。そして、今回もしそれをやろうとしたときに、そのことは尾を引いていないのかどうか。  その2点をまずお聞きいたしたいと思います。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 木村議員さんの質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  使用料収入が上回って管理費の関係かと思います。令和2年度の当初予算を御覧になっていただくと分かるのですけれども、総体で三百数十万になっておりますが、実際の草刈りの管理経費というものにつきましては130万円程度です。仮に基金のほうが、今墓苑基金のほうが今回の3月補正で5,000万になるかと思います。単純計算ではございますが、仮に年間150万というふうに見れば、33年以上もつ形にはなります。積み立てというか、これからの先の話でいえば、そういった形で見ていけば、管理経費については十分確保できているというふうに言えると考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 新井雄啓町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 木村議員さんの質疑にお答え申し上げます。  当時の状況を知っているのは私だけでございますので、申し上げますが、ある議員さんから、私が教育長になりましたときに非常に強い抗議がありました。それは、選考方法に、オーストラリアに派遣する選考方法に問題があると。当時、私は教育長になったばかりでありまして、その以前のことは聞いてみますと教育委員会が選考していたと。誰をオーストラリアに送るかということは、生徒の希望に基づいて教育委員会で選考していたと。学校の意思がどの程度入ったか、それは分かりませんけれども、教育委員会で選考することに問題があるのだということでございました。  具体的なことを申し上げますと、個人のプライバシーに関わることでもありますので、ちょっとその辺は差し控えさせていただきますけれども、その選考方法に問題があるということで、極めて強い抗議がありました。もう亡くなりましたから名前を申し上げてもいいと思いますけれども、宮崎三代治さんという議員でございます。非常にいろいろ話題の多い議員さんでありまして、前教育長からは、9回やったので10回やって終わりにしたらどうかという話はありましたが、もし10回のとき、私がもしオーストラリアへ行ってやめたということになると、また教育長は自分がオーストラリアへ行ったからもうやめるのだなというような抗議が予想されましたので、9回で思い切ってやめたという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 木村正美君。 ◆7番(木村正美君) 管理基金ですね、5,000万をここで積み立て、多分補正が通るでしょうから5,000万円通ると思います。150万円でいいかどうかというのは分からないのですけれども、いろいろ今回も370万弱ほど予算が組まれていますよね。ずっと150万円でいけるのかどうかというのも、それも甚だ疑問です。というのは、泥が流れてきて、側溝なんかもそのうち埋まってしまうと思いますよ。そういう経費は、草刈りだけやっていれば、管理ができるかというとそうではない。やっぱり長い間にはいろんな経費が当然出てくると思います。だから、150万というのなら150万でいいのですけれども、ただ33年というのは短か過ぎます。だって、最終埋蔵から30年間ですよ。3年後に最終埋蔵が終わるということですか。私思うのは、まずいつまで締め切るかまで、全部売り切れるまでか、募集というか申込みが終わるまで、それが一つの区切りですよね。それから、最初は1体という話だったのです。1体なら、それが入ればそこから30年ですよね。ところが、いつの間にか5体になったのです。5体。5体というと、うちの家系のことを言ってはあれなのですけれども、おやじが死んで41年ぐらいになります。その後、兄貴が先に死んだのです。お袋はおととし。まだ3人しか実家は入っていないです。もうそれだれでも何十年かかっています。あとは、今おいっ子夫婦がいるので、順番からいうとそのおいっ子夫婦なのですけれども、それがもし5体目で入ったとしたら、そこから30年なのですよ。そこから30年。ということは、少なくとも70年、80年、これ管理していかなくてはならないのではないですか。今は5,000万だから、単純に割ればそういう金額かもしれませんけれども。  それとあと、花をイメージみたいにやるには相当手を入れなくてはならないと思う。いつでしたか、2年ぐらい前かな、そのとき説明された方が今いらっしゃいますけれども、五大尊の管理で、私は知らなかったのだけれども、次の年、いい花をつけるために、あの花を摘んでいるという話聞いて、私びっくりしたのです。どういうふうに管理するかは、植木屋さんは専門家だろうから、そういうふうにするのか、刈り込んでしまうのか、今バリカンみたいなのがあるから刈り込むのは簡単かもしれませんけれども、そういった経費というのはやっぱりしっかり見ないとだめなのではないかなというふうに思います。その辺、その根拠をもう一度よく説明していただきたい。それが1点目。  もう一つが、今町長からご説明がありました。私も多分その辺が問題になったのだろうなというふうに思います。例えば10人を連れていくと。希望した成績の上位からと。選考方法は分かりませんよ。抽せんになれば一番公平かもしれませんけれども。では、上位から10人を連れていこうとかといったときに、5番、6番目まではいいですよ。だけれども、8、9、10、11、12、13、その辺をどこで切るかというのは、やっぱりこれはずっとついて回る問題だなというふうに思っているのです。ですから、やっぱりそのとき打ち切って、そういう問題があって、打ち切ったけれども、先ほどちょっとその辺のところが今は払拭されて、問題がなくなっているのかということまで答弁頂けなかったですけれども、その辺がどうなのかというのを改めて再質問でお聞きしたいと思います。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 木村議員さんの再質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  30年間では短いというお話なのだというふうに思いますが、そもそも論を最初に申し上げさせていただきたいと思うのですけれども、今の墓苑という事業の前が、つつじ公園ということで始まったと思います。もし仮に墓苑をやらなければ、ツツジの管理費というのは当然かかるわけなのです。この墓苑事業をやることによって、そうした経費を賄うことができるということなのです。本来でしたら、町の一般財源で見なくてはいけない部分が、墓苑事業をやったことによって、その経費が見てもらえる。もし仮に墓苑をやっていなかったら、ずっと今言っていた経費というのは、もともとずっとかかり続けるわけなのです。ですから、何か議論が、大変申し訳ないのですけれども、なぜか墓苑だと何か経費がかかる、かかるという言い方をされてしまうのですが、もともと公園管理の中でやったら、この経費というのはもうかかってまいる経費なのです。ある意味でいえば、まさに使用料収入って、全体がある意味で言ったら余剰金と言っても、これはちょっと言い過ぎかもしれませんが、そのぐらいのものだというふうに私は思っています。  その上で、年数の話をちょっとさせていただきますと、当然積立額というのは毎年度の収入、支出の状況を見ながら積み立てていくわけで、これまでも使用料の積み立てに関しましても、今年度も使用料収入を見てから補正予算なり何なりで積立額を上程させていただいております。当然令和2年度以降も、もし基金に積み立てるということであれば、収入状況を見て積立額を決めていくというお話になります。その中でいえば、当然墓苑の収支というのを見ながら積立額を定めていくという形になってまいりますので、年数のお話をずっとすると非常に難しい話になってしまうのですけれども、5体のお話が出ましたが、花木葬墓苑というか、この樹木葬墓苑につきましては、お墓といいながら自然に返す、自然に返っていくという事業なわけですよね。多分毎日新聞の記事をお配りさせていただいたのではないかと思いますが、その最後の部分に、象徴的な表現が載っていますので、ちょっと読ませていただきますと、一つずつに管理番号を記した小さなプレートが。名前をテープに印字して残している人もいるし、そのままの人もいる。故人の思いはいつか忘れ去られ、白、赤、紫のツツジが咲き乱れる。墓は墓でなくなって、ただ美しいツツジの群生地になる。これがやっぱり樹林葬墓苑の基本的な考え方なのだと思います。ですから、墓が墓でなくなっていく。だから、ずっとあそこを墓で管理していくということではないですので、そこはぜひご理解を頂きたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 新井雄啓町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 木村議員さんの再質問にお答えいたしますが、コロナの問題が起きてしまいましたものですから、今具体的な形で海外派遣を立ち上げるというふうな状況にはなかなかならないのかなというふうに思っていますが、一応昨年というか、こういう問題が起きる前のスケジュールとしては、浅見行見さんというスリランカの、言ってみれば高僧ですよね。偉いお坊さんなのですが、その方が毎年8月6日、広島の原爆の慰霊祭には毎年来るのです。年間3回ぐらいは来ているのですけれども。それで、広島の原爆の慰霊祭に来たときに、取りあえず私たちが一回スリランカへ行って状況を見てこようと。これは自費で何人か希望を募って、あるいは浅見行見さんのお友達なんかも場合によっては行くかもしれませんが、そういう団をつくって、ともかくそれは自費で行って、可能かどうか見てこようというふうな話でありました。ただ、今こういう状況になってしまいましたので、それもちょっと厳しくなってしまいましたけれども。そして、教育長の意見としては、やっぱり海外派遣するのに一番いい時期が、やっぱり広島の8月6日の後あたりが、部活動だとか対外試合との関係だとか、休みの関係とか考えると、その辺がやっぱり海外派遣する場合には一番いい時期かなというふうな教育長の意見もございます。  問題は、先ほど申し上げました選考方法ですよね。その選考方法については、これはもちろんそれが具現化してからの話でありますが、ともかくそういう不公平感を招かないような選考方法を取らなくてはいけないということは考えております。具体的な形ではまだ考えておりませんが、応募した人に不満が残るような、保護者に不満が残るような選考方法は避けていかなければいけないというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 木村正美君。
    ◆7番(木村正美君) 池田課長には、ちょっとお言葉で申し訳ないのですけれども、私はもうそのときにいましたので、あれなのですけれども、五大尊のあの場所を民間で、ちょうど挟まるように土地があった、山があったところを民間から買い受けました。そして、そこは最初、五大尊の公園だよというふうに我々は説明を受けて、買って公園にするのならよかろうというところで、そしてその後、町長も2期目のときに墓苑を造りたいという話はありましたけれども、告示だけすれば、いや公園だってすぐ変えられるのだよと。墓地になるのだよということで急に墓地になったのです。我々は最初は公園にするということであそこを予算も通したはず。それが紙切れ1枚貼り出せば、告示行為だけでなるのですよというふうになったいきさつが一つあります。  それと、確かに毎日新聞さんの記事はそう書いています。きれいになればね。ところが、やっぱり墓地というのは、いつまでたっても墓地なのですよ、やっぱり。そこを子供が駆け回るということは、やっぱりそこに魂というか、遺骨があるというところをやっぱり踏んづけて歩くということは、そこは昔墓地だったと知っている人はなかなかできないと思う。  それと、私心配しているのは、確かにいいのだけれども、墓苑もいいのだけれども、余りそれがクローズアップされてしまうと、せっかくの公園自体も死んでしまうのではないかと、そういう心配も私しているのです。そっちが余りメインになってしまうと。ツツジ咲いているけれども、あそこお墓だよということになってしまうと、何だ、お墓に入るのに金取るのかよということになりかねないかということも心配している。余りきれいになってしまうとね。私はそういう心配もしているのです。だから、そもそも公園管理していたという、それは言い訳ではありますけれども、そういう心配はないのかということも、ではもしあそこへお客さんが来なくなってしまったら、巡拝碑造ったりなんかしたのも全然意味のない話になってしまうではないですか。そういうことを考えてやっているのかどうか。その辺まず、まずというか、最後になってしまいますけれども、聞きたいと思います。  それとあと、海外研修もいいのですけれども、ちょっと個人的な話になってしまいますけれども、如意3区は昔盆踊りをやっていたのですけれども、それがなくなってしまって、交流がなくなったというので、何年か前からバーベキューを始めたのです、3区で。そして、去年、背の高い、ちょっと顔が黒い方が来て、どなたかなと思ったら、白鷺区にお住まいで、どこから来たと聞いたら、フィジーから来たというのです。片言の日本語でしゃべって、フィジーでは南の島でいい島だし、そっちのほうがいいのではないですかと言ったら、いや、緑の多い越生町はすばらしいですとかってお世辞言っていましたけれども。今年、うちの部落内、空き家バンクのところに、何か日高の女性の方と結婚するのだかしているのだか、フランス人の植木職員になるという方が引っ越してくると、空き家バンクで。越生町も今国際的になってきて、いろんなそういう方がいらっしゃる。ですから、もちろん海外へ行くのもいいのだけれども、平等にみんなにそういう方と接することができる。ですから、地域資源と言ったら申し訳ない、言い方は申し訳ないけれども、在住の外国人の方をうまく利用してと言ってはあれですけれども、一緒に仲よくするような会を町でもつくっていったほうが、まずそっちのほうが費用もかからないし、別に行きたい人が来ればいいし、そんな選考も何も要らないわけですから、そういったこともまず考えていったほうがいいのではないかなというふうに思っているのですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 木村議員さんの再質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  五大尊つつじ公園という、墓苑が大きく有名になったらお客様が来なくなるのではないのかというご指摘なのかと思いますけれども、今の五大尊つつじ公園、仮に墓苑なくても、その手前に、左側にも、それこそ墓石がずっと並んでいるのはご存じだと思います。黒岩の集会所の裏のほうにもお墓がございます。そういうのを来られた方というのは当然承知していることなのだろうと思います。先ほども申し上げましたけれども、やっぱり樹林葬、樹木葬という概念の中で自然に返るというのが一つ根底にあるのだろうというふうに思います。そこを踏みつけるのはという話なのですけれども、先ほどの話ではないですけれども、30年たって、そこが墓地だったかどうか分からなくなるということが、自然と一体化するということがこの樹林葬、樹木葬であったり花木葬というものの原点なのだろうというふうに思います。  先ほどちょっと1つお答えし忘れてしまったのですけれども、管理の話で、黒岩区で花摘みをしているという話がございました。町が管理している左側のところ、花摘みは多分していないと思います。特に今樹木葬をやっているところの左側のところというのは後から植えています。そういったところも特にそういったことをしなくても、きれいに花はかなり咲いているのは御覧になっていただいていると思いますけれども、正面の間のところの部分も、昔、私なんかも植えたりなんかしているのですけれども、そういったところも非常に大きく木が育ってまいっておりますので、そういう意味での管理費というのはそんなに大きく変わるものではないというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 吉澤勝教育長。          〔教育長 吉澤 勝君登壇〕 ◎教育長(吉澤勝君) 木村議員さんの再質疑に対しまして、2点目の件の海外派遣等の関連のことを教育長の私のほうから。  今現在、越生町に、ニューサンピアに外国人の研修生が、毎月大体100人以上の方がお見えになっております。それで、この方々とうまく交流を図れる、特に英語を話せる研修生、多くはベトナム、インドネシア、フィリピン、そちらの方面の東南アジアの方が多いのですが、その英語の話せる研修生と越生の小学校の児童、中学生と授業や行事で何か交流できないかというふうに持ちかけまして話をしたところ、ニューサンピアの取りまとめているジャセアンという会社の社長さんも、それは協力できるという形で少しずつ今話を進めて、学校のほうにも昨年のうちに、年3回ぐらいどうだろうなというので、年間行事予定等も大体組めて、1月には大体日程等も調整ができて、今ジャセアンさんのほうに話を出して、ほぼこれで大丈夫だろうという矢先にこのようなちょっとコロナウイルスの関係がありましたので、初めの一、二回のところの、6、7月が1回目、2回目が10月、3回目が12月ぐらいの、そんなところを考えているので、後半の部分は実現できるのではないかなというふうに考えております。  以上で私からの報告とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑ありませんか。  6番、金子公司君。          〔6番 金子公司君登壇〕 ◆6番(金子公司君) 6番、金子公司です。議案第7号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例について質疑いたします。  先ほど木村議員さんが質疑なされましたけれども、私も考え方は全く同じような考え方で、同じようなことを質疑しようかなと思って考えておりました。そこで、今回の、ダブってもしようがないので、1点、基金の創設についてなのですけれども、現在ふれあい健康センターの整備基金が3,595万円残っていると思います。このふれあい健康センターは、今温泉道場さんに経営等、いろいろ任せておって、3,000万円の支出をして、その残りが3,595万円だと思います。この3,595万円の使い道で、これを基金に充ててもいいのではないかなと思ったのですが、その点についてお伺いします。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 金子議員さんの質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  ふれあい健康センターの基金につきましては、廃止ということで以前上程させていただきまして、残りにつきましては公共施設整備のほうに残りを積み立てさせていただくということでお話をさせていただいて、条例廃止という形を取らせていただいたかと思いますので、ふれあい健康センターにつきましては、公共施設のほうの基金のほうに積み替えるということでご理解を頂きたいと思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。 ◆6番(金子公司君) そういうことであるのでしょうけれども、まさしく子育てというのは、いろいろこれから将来越生町を担う子供たちを育てるということで非常に関心のあるところです。そういうふれあい健康センターの基金があるわけですから、それを公共施設の整備というような考え方も一つなのでしょうけれども、それ以上にこっちのほうに回しても非常に基金の有効活用になるのではないかなと思うのです。まして今、墓苑事業は今黒字だ、黒字だと言っていますけれども、将来的に、先ほどのお話で、60年、70年の間には、去年の台風19号の被害ではないですけれども、何が起こるか分からないような、正直なところ、地域のところにあると思います。現在でも台風19号の大雨によって、あそこからU字溝を通って、ちょうど下に、東側にぶつかるところですけれども、えぐられているところがあるのです、実際行ってみると。そういう自然災害に対しての備えもすごく必要ではないかと思うのです。ですから、この墓苑の事業は、墓苑の事業として基金を積み立てるのが本筋であって、それ以外に流用する、流用という言葉がいいかどうか分かりませんけれども、使うということは考えものではないかなと思いますが、どうお考えでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 金子議員さんの再質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  先ほども申し上げましたけれども、ふれあい健康センターの整備費に関しましては廃止をして、それを公共施設整備基金のほうに積み替えるという形で既に議決を頂いた内容になってございますので、これを今から、今回できる基金に積み替えるというのはちょっとできない形になります。その上で、あくまで基金の、今持っている基金のことをちょっとお話しさせていただきますと、財政調整基金、それから今言った公共施設整備基金、社会福祉事業基金、地域活性化基金、これはなくなったのですけれども、減債基金、それから観光資源整備基金、町営樹木葬墓苑管理基金、森林環境譲与税基金と。これみんなほぼほぼ積み立てのもとというのができています。そういう中で、今回この基金の原資として使用料の一部を積み立てると。これは予算で定めなくてはなりませんので、当然使用料収入とか、そういった状況の状況に応じて積立額というのは当然変わってまいるということなのです。単純に余ったやつを積み立てるというのは、これは財政調整基金のほうで見ていくお話になってまいりますので、ちょっと違ってくるのではないかなと。それ以外の公共整備基金というのを積み立てなくてはいけないのですけれども、これは後で出てきます、今持っている公共施設の修繕だったり建て替えだったりという中で、どのくらい持っていくかというのは、これから真剣に考えていかなくてはならない部分ですけれども、それ以外の福祉関係の基金というのは、国から来たお金を積み立てたりと、ある程度そういうふうな形にもう決まっているものなのです。  教育関係というのは、そういうのは一切なかった。今回これをつくることによって、そういった原資をそこに求めましょうというお話です。剰余金のお話で先ほども申し上げましたけれども、将来的にというところを何年で見るかというところはあるのですけれども、取りあえず終わってから30年間は基金の5,000万で何とか賄いますよというお話をさせていただいています。その間の運営というのは、これから毎年毎年見ていく話になっていきますから、その状況の中で積立額は当然変わってまいると。これを言っていいかどうか分かりませんけれども、つくづく思うのは、今回も説明会をやっていますけれども、そういった形でちょっと、きちっとやりますと、墓苑に権利を欲しいという方が必ず出てきます。役所の側というか行政側できちっとどうやって宣伝していけるかによって、これからこの事業というのはきちっと収入も得られるものだというふうに考えておりますので、ご理解のほうをよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 8番、宮﨑さよ子君。          〔8番 宮﨑さよ子君登壇〕 ◆8番(宮﨑さよ子君) 8番、宮﨑さよ子です。議案第7号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例について質疑いたします。  木村議員さんからもご意見ありました。私もやはり墓苑事業ということで、墓苑については必ず墓苑で使うべきだと思うのです。それで、現在五大尊でかなりイノシシが暴れているのです。すごい状況なのです。黒岩の裏通りありますけれども、裏通りの通学路の右側の下の畑、あそこにもイノシシが出ているのです。農家というかやっている農家の方も、もうここでは農作物が作れないという形で悩んでいて、もうおしまいだと言われています。そんな中で、一応墓苑の、2月に見学会ですか、それが行われたそうなのですけれども、今後について果たして、この墓地が全て売れる可能性というのもちょっと難しくなってくるのではないかとも思うのです。そういうことを考えた場合に、現在の5,000万の基金があるからといって、それを教育のほうの基金に積み立てていいものかどうかと考えた場合に、ちょっとそれは疑問が出ます。やはり墓苑として買った方に対しても、自分たちはここのお墓が欲しいという形で買っているわけです。それを、その使用料として納めているもの、それを墓苑ではなくて教育のほうに回す。賛成の方もいるかもしれませんけれども、そうであったら、その買った方は、そうであるのならば、もっと墓苑料を安くしてくれと、そんな意見も出てくるのではないかと思います。いずれにしましても、私はちょっとこの基金条例については問題がかなりあると思います。  以上です。その辺をちょっと確認したいので、お聞きいたします。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 宮﨑議員さんの質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  墓苑収入のお話でございますけれども、基金5,000万あってもだめではないかと。心配だというお話なのだろうというふうに思いますけれども、町の予算で考えて、先ほども申し上げましたけれども、公園管理にしても、ツツジを管理していくという状況においてはお金がかかるわけなのです。そこを墓苑収入があるのでそこが充当できる。それ以外に充てるということに関しまして、細かい数字の話をしてもちょっとしようがないので、概念だけ申し上げさせていただきますと、町民の方の金額に対して町外の方の金額が設定されているわけです。基本的には町民の方の費用で墓苑が賄えるような事業設計になっているはずです。それで15万円という設定をさせていただいているわけですので。だから、町外の方の、余分にという言い方はちょっと、剰余金の部分につきましては、それはある意味で、今言ったように剰余金なわけです。それを、こう言ってはなんですけれども、越生に縁あって遺骨というか、ご自分の最後の場所として越生町を選んでいただいた方が、その一部を、越生を守っていってくれる、越生をつないでいってくださる子供たちのためにそのお金を使うことに対して反対するのでしょうかというふうに私なんかは思います。越生を、そのお墓も含めてですけれども、守っていくのはこれからの子供たちだと思うのです。そこにお金が使われるわけです。私はこんないいと言ったら変ですけれども、いい循環というのはないのではないかと。自分たちが納めた使用料の一部が次の、自分たちのそれを、ずっと越生町を引き継いでいってくれる子供たちに使われるお金。そういったことに対して、それを購入された人が、私は少なくとも反対をされる方というのはいないのではないかなというふうに思っております。  以上でございます。          〔「イノシシの問題について。イノシシとこれからのお墓の売れる            問題」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 町田和久まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 町田和久君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(町田和久君) 宮﨑議員さんの質疑に対しまして、まちづくり整備課からお答え申し上げます。  五大尊花木墓苑の周囲にイノシシの被害が出ているのは承知しております。まちづくり整備課としましては、隣の五大尊花木公園のほうの管理もまちづくりのほうの担当になっておりますので、それらも一括で管理しておりますので、今現在花木公園のほうについては、かなりイノシシの被害が出ておりまして、1か所、産業観光課の協力ももらいまして、おりを仕掛けてあるのですけれども、そのような形による対策はしております。  一方、花木墓苑のほうですね、墓苑につきましては、当初からイノシシ等、動物の被害が発生してしまっては困るということで、その対策といたしまして、2方向に電気柵を設置しております。これにつきましては、墓苑の開所以来、十分効果を発揮しておりまして、周りがかなりイノシシの被害で公園部分はやられるところが、墓苑の中に現在のところイノシシが侵入しているという形跡は一回もございません。ですので、今のところは対策が十分効果を果たしているのではないかなと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 宮﨑さよ子君。 ◆8番(宮﨑さよ子君) 今のところお墓は大丈夫ということなのですけれども、今後五大尊のほうであまりにもイノシシ被害が多くて、そういううわさを聞いて、やはりここはちょっと手を挙げて買いたいというふうなあれがなくなってしまうわとか、そういうふうな心配がなきにしもあらずなのですが、その辺はいかがお考えでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 町田和久まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 町田和久君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(町田和久君) 宮﨑議員さんの再質疑にお答え申し上げます。  先日の2月23日に、墓苑の献花式、それに引き続きまして見学会を行いました。そこで、138名ほどの方がいらっしゃって、墓苑のほうを見ていただいたのですけれども、そこでいろんな意見も頂きました。周りがかなりイノシシでやられていて、こんなところにもイノシシが出るのだというふなう形で、見に来た方は意外と都心部といいますか、そちらの方が多いので、かなりびっくりされている方はおりました。ただ、そちらについては、墓苑についてはこういう形で対策をしていますということでご理解も頂いていますし、また開園以来、いろんな方とお話をする中で、墓苑を求めて、越生町の五大尊の花木墓苑を求めていらっしゃる方というのは、やはりあの形の、本当に自然に近い形のお墓で、自然葬というふうな形に対して大分理解のある方、あえて逆に言えばそれを求めていらっしゃる方というのがかなりいらっしゃいます。そういう方にとっては、そういう形で、本当にイノシシに遭遇するのは困るかもしれませんけれども、本当に自然に囲まれたというところについてはご理解を得られていますので、イノシシの被害が周りにあるからといって墓苑を買わない、そういう方向には行かないのではないかと考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 宮﨑さよ子君。 ◆8番(宮﨑さよ子君) この基金の設置条例からちょっと墓苑のほうに行ってしまったのですけれども、やはり墓苑についてまたちょっと確認したいのですけれども、今まで大体何名ぐらいの方が見学されて、実際購入されたのは何名ぐらいなのでしょうか。  それから、樹木葬が700で樹林葬が1,000でしたっけ、これは大体いつごろまでに完売する予定だと考えているのでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 町田和久まちづくり整備課長。          〔まちづくり整備課長 町田和久君登壇〕 ◎まちづくり整備課長(町田和久君) 宮﨑議員さんの再質疑にまちづくり整備課からお答え申し上げます。  墓苑につきましては、町長の冒頭の行政報告でも報告したとおり、2月末現在での申込みというのが、樹木葬が275件、493人の方の申込みを頂いているところでございます。どのくらいの方が見学されたかというところの数字についてはカウントしていないのですけれども、去年、開園前に行いました見学会につきましては、集まっていただいた方は503名で、今回1年を迎えるに当たりまして行った見学会については138名の方が、これは一括といいますか、集合で行ったときの見学になっております。そのほかに日々連絡を頂いて、もう場所が分かっているのでご自分で行かれる方もいらっしゃいますし、事前に役場のほうに連絡を頂ければ、役場の職員が付き添って見学のほうを受け付けているというふうな状況にございます。  現在のところ、樹木葬700区画については241件ですので、241区画は使用権の許可が出ている区画になっております。ここのところ、月別の申込み状況の推移とかを見て、来年度の予算についてはそれで計上しているのですけれども、特に今のところ大きなPRとかをしない状況でも、月に10件まではいかないのですけれども、10件弱ぐらいのペースでの申込みというのは、一定の申込みというのは頂いているところでございます。ですので、この状況は、ここ数年といいますか、次年度以降も同じような形では推移していくとは思っています。  あとは、また樹木葬の需要については、都心部に近づくほうの方にPRをすることによってかなり需要があるという状況は大分確認できてきました。ですので、今後の主なPRについては、そういう形で提携の市町村等集中してPRすることで、一括の申込みといいますか、かなりまとまった申込みも期待できるとも思いますし、その辺のところはちょっとこれから計画を立ててPRのほうをしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  本案に対する反対討論を認めます。  7番、木村正美君。          〔7番 木村正美君登壇〕 ◆7番(木村正美君) 7番、木村正美です。議案第7号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例について、反対の討論を行います。  現在及び将来の子供たちのために基金を創設する考えには、その使い方は別の議論として反対するものではありません。それでは、なぜゆえに反対するかというと、その原資を町営樹木葬墓苑の申込金に頼るということです。福祉目的の墓苑事業は、特別会計にしてその使命を全うするまで健全運営ができるようにすべきと主張してきました。一般会計に組み入れられることによって自由に使えるということから、一見誰から見ても受け入れられやすい子供のための基金と考えられたものと想像します。今は、墓苑の申込みを受け付けている最中であり、収入があります。その一部を今回の基金に回そうということだと思います。しかし、申込み区画には限りがあり、いずれは収入もなくなり、以降は積み立てた墓苑管理基金を取り崩して管理経費に充てていかなければなりません。申込みを終了するまでの期間プラス全区画の最終埋蔵が完了するまでの期間、そこを起点にさらに30年間が墓苑として管理していかなければならない期間になります。結局この期間は、町の会計に墓苑管理費としてのせていかなければならない期間というふうに理解をしております。  1区画当たり2体までだったのが5体まで可能になり、最終埋蔵が完了する時期が全く予期でなくなりました。収入がある期間より支出だけの期間のほうがはるかに長くなることは間違いありません。来年度の墓苑管理経費の予算額は370万円弱です。年間管理料の平均は、年数を重ねればおよそ見当はつきますが、埋蔵の権利を相続されるといつまで管理していかなければならないのか全く分からず、不確定要素です。ですから、町営樹木葬墓苑管理基金は、今時点で幾らあれば十分とは言えないのです。今余っているからといって使ってしまうことは、将来の世代にその分を負担させるということになりかねません。墓苑に縁のある町民は、管理料として考えられるかもしれませんが、墓苑の趣旨から、無縁や町外の全く関係ない墓地の管理に税金が使われることに、町民からの理解が得られるでしょうか。自分には関係のない、先のことだから構わないというわけにはいきません。墓苑の剰余金は、先々が見えてくるまでは基本的に越生町営樹木葬墓苑管理基金に積み立てていくのが本筋であると訴えたいと思います。それで、余るということが確定した時点で、今回ご提案のような有効利用を考えていけばよいのではないかと主張して、反対討論とします。 ○議長(宮島サイ子君) 賛成討論はありますか。  11番、水澤努君。          〔11番 水澤 努君登壇〕 ◆11番(水澤努君) 賛成の立場で討論させていただきます。  木村議員の中にもありましたけれども、基本は町の将来にとってどうなのかというのが、そこでのリスク評価の問題が一番決定的に重要な問題だというふうに思います。ちょうどコロナウイルスで、今様々な措置がなされているわけです。この大きな転換点となったのが、安倍首相の学校の一斉休校の一つの要請だったと思います。私は、有事法制がない日本において、首相が断固とした決断をしない限り、今想定されているピークを乗り切ることはできない、できないかもしれないですね、将来のことは分かりませんから。そうした判断の中で行った行為で、そのことによって生じる様々なリスクがあります。様々なリスクを今問題となり、大変な現場においては苦労がかけられているのではないかというふうに考えます。  しかしながら、最大のリスクをどう回避するかが有事の状況においては問われます。これは一つの倫理学のイロハで、トロッコ問題といわゆる一般的に言われるやつですね。トロッコ問題というのは、少し前、小学校の教師が道徳の授業で例に出して、あまりにもむごいような例ではないかということで問題になったニュースを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんけれども、実はこれ倫理学におけるイロハの問題で、日本人というのは、倫理学と道徳の違いがよく分からない。これは有事について余り経験したことがないということなのですけれども、要するにトロッコというのは、これは実はトロリー列車のことなのですけれども、列車の前に、トロッコの前に曲がり角があって、2つに分かれていて、片方に多数の子供たちが遊んでいる。もう片方に少数の子供たちが遊んでいる。このまま真っすぐ行ったら多数の子供たちをひいてしまうかもしれない。どうするのか。倫理学がここで初めて発動されていきます。いい悪いではないのですね。どっちも悪です。どっちも大きな、命の重さが皆、無限だとしたら同じかもしれませんけれども、無限だと考えないのが倫理学の基本なのですけれども、いずれにせよ、そういう中で、少数の側に切るべきだ、切るしかないのではないか。あるいはそれをどう考えるかというのが倫理の問題になるわけですけれども、その点で考えた場合、安倍首相の判断というのは一つの有事に対するリーダーの一つの在り方だと思うのですけれども、よく言われることですけれども、町の将来というのは、町の現状というのが、これは消滅可能性の中で静かなる有事だというふうに言われています。静かであるがゆえに、スローに進行しているがゆえに、有事を皆さんは認識していない。そういう現実があると思います。  そういう中で、しかしながらこのリスクを回避するためにどんな措置が必要なのか。これは極めて重要です。しかも、実はそんなにスローではないわけです。五、六十年みたいな形で、この墓苑の先がいろいろ論じられていますけれども、恐らく10年か20年の間で消滅可能性とサバイバルできるかどうかの瀬戸際がやってくると思います。それはある意味コロナウイルスのピークと同じですね。ピークに達したときに医療体制が崩壊するかどうか、その瀬戸際を何とか乗り切ろうとしているのが現在の安倍首相の決断だと思うのですけれども、その考えで考えた場合、町が消滅するというリスクに対して、いかに手を打つかというのが大きな問題になります。その場合、樹木葬墓苑における剰余金、これが自由に使えることになったという、しかも10年か20年の勝負です。ここでやっぱり勝負がかけられるという。しかも越生町は、一貫して教育のまちを宣言してきたわけです。この教育のまちに対して、言っただけではなくて、実像を示すことができるわけです。かなり大胆な政策ができると思います。そのことにおいて、本当にこれで突破できるかどうか分かりませんよ。しかしながら、そういう策を実現できる、そうしたものを手にすることができるのです。手にすることができることとできないことの差は大きなものがあります。そのリスクに対して立ち向かう武器を持つことができるわけです。これを放棄して、ではどのような策があるのですかというふうに私は反対する人に聞きたいと思います。とにかく本当に財政が厳しい。このサバイバルを、この消滅可能性を回避しようとしている全ての自治体は、そのような苦境の中にあると思います。その苦境の中で、誰が生き残るのか、これがこれからの勝負です。私は、極めて重要な武器をこれによって手にすることができると思いますので、賛成したいと思います。それが一つの理由です。  もう一つというか、今墓苑がいいかどうかという中身に入っていませんけれども、中身については、以前北海道大学の、ちょっと名前は失念しましたけれども、教授の評価が言われたときに、小学校の近くにあるからなおさらいいという言葉がちょっと、どういう意味なのかなと思ったのですけれども、後々考えてみたら、なるほどなと合点しました。やはり今、核家族の進行の中で、自分のおじいさんとかおばあさん、こうした人たちとの接点というのは薄れているわけです。その結果、実際樹木葬墓苑のような新しい埋葬が右肩上がりに上がっているわけですけれども。そういう中で、お墓に対して小学生たちが見ることができるのですね。近くにあるのですよ。大体お墓というのは、もともと近くにあるものですけれども、都市化の中で、核家族化の中で、お墓が近所になくなってしまったのです。あるときから。そういう中で、ああ、なるほど、こういう中でやっぱり、この人たちによって自分たちは教育のお金を出してもらっているのだなという、本当におじいさん、おばあさんに対する気持ちが芽生えると思うのです。手を合わせて、やはり勉強に励みたいという気持ちにもなるかもしれません。私はそういう中で、勉強のためになるというだけではなくて、そうした核家族化によって生じた先祖に対する気持ちとか、そうしたものについても、やはり手を合わせる気持ちが生じるような環境に子供たちが置かれるということはすばらしいのではないかというふうに思いました。  あと、お墓ですけれども、お墓を建てることが日本の伝統だと思っている人がいるかもしれませんけれども、日本人がお墓を建てるようになったのは、明治以降、よりいっぱい建てられたのは戦後ですね。実際上は、昔は偉い人だけです。偉い人だけなのです。力がある人だけです。そういう人はお墓を持ちました。庶民は大抵裏山に、墓石がないところで大体埋めてきたというのが実証的に言われていることです。お墓については、実際は、だから森は、神聖な場所でした。そうした人たちを埋めていたのです。しかしながら、日本人はお金を持つようになって、あるいは庶民と権力者の平等というのがだんだん意識の中に出てくることによって、その権力者だけではない、お墓は権力者だけのものではないということを感じる中でお墓が建てられていったというのを私は本で読んだことがあります。いずれにせよ、新しい時代になって、今後お墓はどんどんなくなる時代になると思うのですけれども、そういう中で、その先駆の時代を開くような在り方、しかも先祖に対する気持ちを失うのではなくて、昔のお墓を造っていない日本の庶民は、先祖を捨てたわけではないと思うのです。森を神聖な場所に感じていたのと同じようなものとして、今後もやはり新しい形での、先祖に対するそういう崇拝をつくり出すような、一つのモデルケースとしても存在できるのではないかというふうに思います。  いずれにせよ、そうした大きな展望から、大きなリスクに対する問題の捉え方からこれを考えないと、非常に目先の話になってしまうのではないかというふうに思います。その意味で、この墓苑の剰余金を教育費に回すということについては、極めて重要な、町政の将来を決する、町の消滅可能性を突破できるかどうかの武器を手にするかどうかの極めて重要な課題だと思いますので、一人でも多くの皆様の賛成、よろしくお願いします。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに討論はありませんか。          〔「反対討論のことですよね」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) はい。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) これで……          〔「ちょっと……」「賛成もある」「そうだよね」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) いや、ルールに従って……          〔「ルールでは反対、賛成、反対、賛成ではないのですよ。反対、            賛成で切れたときは賛成がいてもいいはずなんですけど、それ            がだめだったら……必ずそうなってるんじゃなくて、それで切            れているんです」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成討論を行いたいということですか。ご希望ですか。          〔「はい、それでお願いしたいです」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) それでは、3番、関根真一君。本案に対する賛成討論を許します。          〔3番 関根真一君登壇〕 ◆3番(関根真一君) 今月をもちまして区長を終えるという大役が過ぎるのですけれども、この教育に対する基金の元金、元のお金として積み立てるということは賛成です。実は、今日、賛成のためにここへ出るというよりも、偉い勘違いをされているなというところがありまして、そこをご説明しておかないと、この後また墓苑と区とか、行政の関係がずっとこじれたままになると思います。木村議員からもございましたけれども、お寺があることは、それは嫌がられるということもあるのでしょうけれども、黒岩のつつじ公園は、本堂がお寺なのですよ、もともと。正法寺の末寺というのですか、分かれたところでして、それを頂きました。黒岩としては、そのつつじ公園の左右にあるお墓が今80個ぐらいあるのですけれども、それをなくしたくてしようがないのも事実です。というのは、今水澤議員が言ったように立派なお墓で、花の邪魔をしているのです。そういうことを考えますと、その左の一角には町長のお宅のお墓もあるので、いつも区長の時代からそういう問題は出ていました。それを全部取っ払いたいのですけれども、それはできないのです。持ち主がもう分からなくなってしまっているのです。そういうことを抱えております。  ですから、またもう一つ途中でありましたけれども、枯れた花を摘むというのは、黒岩区の人間、230戸の方たちがみんな出てきて、一つ一つ摘むのですけれども、高いところは当然摘めません。それはいい花を咲かせるということでやる行事なのです。ですから、こちらの公園では、町の公園ではやっていなくても、それをやるとしたら相当な人数が必要なのでできないのですけれども、よく御覧になっていただければ分かるように、花の質は全く違っています。そういうことを喜んでやっているのが区民なのです。  さて、戻りますと、町長がそこにお墓を造ると言った、今の墓苑を造ると言ったときに、黒岩区の人間はすごく慌てました。そして、そういう説明を受けていきながら、そのお金を何らかの形で生かしていくということで、今あるのは教育の世界において、やはり教育長だったのだなと、そちらに向けたのですけれども、町もそちらに向いていると思っています。我々が恐れているのは、また花のなり方なのですけれども、あそこに700の花があったとして、木があったとして、それがきれいにそろった場合には、そちらを見に来る人がいるのではないかというくらい我々は警戒しています。そして、その花の周り、今のお墓の周りだけは、イノシシが入れないようにちゃんとお金をかけて整備しているということは、我々のつつじ園にそのイノシシが来てしまうという被害を被っているのは事実です。ただ、黒岩区は、町長がまだ今このように長くではなくて、2期目に入る頃に、それを考えたときに、区としては反対をしたわけではなくて、今は完全に支援しています。お墓の考え方は、水澤議員とも違います、私は。あのお墓は、100年も200年も続いてしまうのだろうと思います。ただ、それが続いてしまうときに、最初の墓を捨てる人は幾らでも出てくるのです。これは、先日の2月の見学会でもたくさんの声を聞いているのです。議長、副議長も来てくださいましたので、分かると思いますけれども、それが何かというと、今墓地は、自分の墓地を取っ払ってでも、そういうところに行く追い風の話ばかりなのです。ですから、樹木葬なんていうのは、これからどんどん盛んになっていきます。  実は、私のところは21人の役員で2年間回しました。私を区長として回っているその一人が、昨年の12月に、毛呂から黒岩に来ていた彼なのですけれども、その方がお父さんを亡くしました。もちろん毛呂にお墓はありました。その方がいきなり私のところへ来て、「お墓を買いたいんだけれども、区長、何とかなるんですか」と言うから、それは役場へ行けといって買ってくれました。その人も常にその管理をしていて、お手伝いをし、情報を一生懸命捉えている人でしたが、「何でおまえ、墓あるだろう」と、こう言ったら、「ありますけど、やっぱり私もこっちに来ているので、近くで見ていてあげたいんですよ」と。お母さんも賛成していますと、こういうことを言ってくれました。でも、そういうところを見ますと、これからこの墓というのは、長く長くなっていき、そして先日、2月のときに見学会の声を聞けば、いつも聞いていたことですけれども、自分たちが死んだら、もう後を見てくれる人がいないのだ。だからいいのだよねと、こういうことを言いながら、いつまでも願っているわけでもないということは多くの人が言います。この先、いろいろご提案がありましたが、今後どういう問題が出てくるかということを考えておく必要はあります。しかし、この墓苑は永久に続けなければいけないものと私は思っています。教育を受ける人も減少していくでしょう。でも、それに基金をつぎ込んで、ある人、今いる人が幸せな教育を受けられるということは、私も望むところです。これによって、私はぜひ皆さんのご理解を頂いて、賛成をしていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) これで討論を終わります。  これから議案第7号を採決します。  議案第7号 越生町教育及び子育て環境整備基金設置条例は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立多数〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成多数です。  したがいまして、議案第7号は原案のとおり可決されました。  この際、暫時休憩します。                                      (午後 2時55分) ○議長(宮島サイ子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 3時10分) △議案第8号 越生自然休養村センターの指定管理者の指定について ○議長(宮島サイ子君) 日程第12、議案第8号 越生自然休養村センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井雄啓町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 議案第8号 越生自然休養村センターの指定管理者の指定について、提案理由のご説明を申し上げます。  昨年の12月議会に本議案と同じ議案を提出させていただきましたが、ご賛同頂くことができず、可決に至りませんでした。しかしながら、当該施設の管理運営を効果的かつ効率的に行うためには、指定管理者制度を導入することが有用であることから、このたび指定管理者を公募いたしました。募集に当たっては、町民や利用者の意見を管理運営に反映させることや町と密接に連携を図りながら、管理運営を行うなどの運営方針を盛り込み、適正に管理運営できる指定管理者を募りました。その結果、3団体から申請がありましたが、選定委員会の審査結果を踏まえ、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3年間、本施設の指定管理者として、株式会社越生特産物加工研究所を指定したいので、本議案を上程するものでございます。  なお、詳細につきましては、担当の課長が説明いたしますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、詳細につきましてご説明申し上げます。  自然休養村センターの指定管理者の公募につきましては、12月13日に募集要項を定め、本施設を効果的かつ効率的に管理すること、基本的な運営方針、指定期間、法令を遵守すること、指定管理者が行う業務内容、指定管理者の収入と経費、応募資格と条件などを提示し、町ホームページにおいて12月18日から募集を開始いたしました。  申請書の提出につきましては、1月8日から1月10日までの期間を設け、1月9日に1団体、1月10日に2団体、合計3団体から申請がありました。このことから、議会議員1名、学識経験を有する者2名、法人等の経営に識見を有する者2名、町の職員2名、合計7名を指定管理者選定委員に委嘱し、指定管理者候補者の選定をお願いいたしました。  審査につきましては、2月6日に指定管理者選定委員会を開催し、申請のあった3団体からそれぞれ提出された事業計画などを基に、プレゼンテーションとヒアリングが行われ、厳正な審査を行った結果、株式会社越生特産物加工研究所を指定管理者候補者とする選定結果報告書が町長に提出されました。  選定の理由といたしましては、指定管理者候補者が町の特産品である梅とユズを使用した加工品の製造及び販売等を展開し、町内の6次産業化を牽引しており、原材料の仕入れ先である町内の生産農家との深い結びつきや商店との取引実績のある事業者であること。また、候補者の事業所と施設が近接しており、緊急時の対応が可能であること。さらに、ハイキング大会等のおもてなしや梅もぎ体験、特売市の開催など、実現性の高い自主事業が提案された点が高く評価されたものでございます。  2月21日に仮協定を結びましたが、本議案を可決頂ければ、既に提出されている事業計画書、収支予算書及び自主事業計画書に基づいて、協議を重ねながら仮協定の条項を基本として協定書を締結し、令和2年4月からの運営に万全を期すように指示してまいります。  以上、経過と選定理由などを申し上げ、詳細の説明とさせていただきます。 ○議長(宮島サイ子君) これから本案の質疑を行います。  5番、池田かつ子君。          〔5番 池田かつ子君登壇〕 ◆5番(池田かつ子君) 5番、池田かつ子でございます。私は、毎日のように指定管理をするという梅の駅の建物を見て生活をしておりまして、店内にも週に二、三回は行く用事があるので行っているような状態で、加工所の職員とか、それから梅の駅の職員の息遣いを誰よりも感じているのではないだろうかと自負さえいたします。指定管理の管理者の要項を読んで質疑いたしたいことがあります。  越生町は周知のとおり、梅、ユズの産地です。その知名度は高く、特に我々が越生町以外へ出たとき、越生といえば梅とか梅林、ユズもそうなのですが、梅のほうが知名度がありまして、こちらが何も言わずとも、そういう反応をします。そこで、その指定管理の要項の中身の管理運営業務計画の安定した管理運営等の中で、地域と強い連携を持っている。それも感じていますが、ただ2,000万増資もあったことで、関係部会とか、商店とか、取引先にとどまることなく、越生町全体にどのように貢献していくかというのが、その要項の中からは見えません。ですので、町全体にどのように指定管理者となって貢献していくのかをお聞かせくださるとともに、全協でも質問したのですが、公募者となった選考対象者の3団体のそれぞれのセールスポイントをお聞かせください。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、池田議員さんからの質疑に産業観光課からお答え申し上げます。  指定管理者候補者の町全体に対する貢献ということでございますが、今回の提案でもそうでございますが、お客様を多く越生町に呼び込むような、そういった事業が多く取り入れられてあるわけでございます。それに寄りまして、売上額の増加、商品の陳列方法の見直し、こういったことからたくさんのお客様に多くの商品を買っていただくような方策を考えていただいているわけでございます。こういったことから、町の農家の皆さんが農産品や梅干し、加工品などを出品しているわけでございますが、そういった購入する販売の実績も大きく期待できるわけでございます。こちらの施設は、やはり農林業等の振興も目的の施設でございますので、そういったことからも大きく町の経済効果、それから農林業の振興、こういったものにも大きく期待できるものというふうに考えております。こういったものが町民、それから町に大きく効果が出るものというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 池田議員さんの質疑に企画財政課から、審査のほうの関係を担当させていただいておりましたので、回答させていただきます。  3団体の特徴ということでございます。まず、NPO法人の地域環境緑創造交流協会に関しましては、自主事業が多いというような内容を特に特色として述べておりました。ほかの施設管理なども行っているということで、自主事業を会員さんを含めて、そういった事業展開ができるというような内容のご説明をしていただいております。  次に、地域スポーツ支援協会に関しましては、一番印象的に残っているのは、自分のところ、これは全協でもちょっとご説明をさせていただいているかと思いますけれども、越生町にNPOを別につくりまして、そこに引き継いでいくような中間、つなぎ役をやっていくということを特に特色として挙げていたように思います。様々な、NPO法人ですので、会員の方に様々な方がいらっしゃるので、そういった方々のバックアップを通じて運営をしていくというような内容でございました。  最後に、越生特産物加工研究所でございますが、先ほど提案理由の中で産業観光課長が申し上げた内容が特色ということで申し上げてございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆5番(池田かつ子君) 越生町全体に対する、つまり社会貢献ですね。梅園地区でどういう活動、仕事をしているかというのは、そこの近くに住んでいますので、住んでいるなりに分かるのですが、その社会貢献というのは、お客さんを多く取り入れるとか、たくさんの品を買ってもらう手だてというだけでは納得がいきません。自主事業でもたくさんありましたよね。そのときも全協のときも私質問したと思うのですけれども、もっとお客さんを多く、越生の梅の駅に向かわせる、越生に向かわせる、梅の駅に向かわせるにはどういう具体的な手だてがあるのかというのを、まずそちらをお聞かせください。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、再質疑に産業観光課からお答え申し上げます。  こちらのほうは、さきに行われました全員協議会で皆様方にお配りした資料の中にもあるものでございますが、自主事業でいろいろな事業の取組を書かれております。例えば梅、ユズを使用した料理教室等の開催だったり、それから帰農者を対象にした梅、ユズ生産の向上につながるような剪定講習会だったり、梅もぎハイキングを開催だったり、またハイキング大会等のおもてなし事業の展開もしていただけるというようでございます。このように越生町には多くのハイカーが訪れてきておりますので、そういった方々に日頃からそういうおもてなしを行うことで、その施設を知っていただいて、またお買い物等に来ていただく、そういったきっかけづくりになるのではないかというふうに思っております。また、これ以外にも観光協会だったり、町でも梅フェア、ゆずフェア等を開催しています。こういったところでも協力し合って事業が展開できるのではないかというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田かつ子君。 ◆5番(池田かつ子君) なかなかそれで指定管理者になれるのかなというすごい危惧を私は感じるのです。もっと具体的にやっぱりいろんなことを計画していかなければいけないのではないかなと思います。あそこの梅の駅には厨房がありますので、それも考えているとは思うのですが、例えばの例ですけれども、今まで越生をつくってきてくれた高齢者の方たちのための簡単レシピだとか、健康食体験だとかもありますし、そういうことが社会貢献というのではないでしょうか。  それから、地元の人に貢献はするけれども、地元の人からお金を出させて、その中で回すのではなくて、外から入ってくる、そういう手だてを考えていかないと、よく聞く言葉なのですけれども、ハイキングのまちを宣言して、ごみを落としていくけれども、なかなか財源になるものは落としていかないということも聞きますが、まず加工所と梅の駅と一体になって、もっともっと詰めていかなければいけないのだと思うのです。これだけの要項の中に書いてあるのですけれども、何か字面を並べてだけいるような錯覚にさえ陥りながら、私はこれを読ませていただいたのですけれども、まずは指定管理者となる加工所が、今どれだけの商品を、あそこの仕事は生産販売等ですから、どれだけの商品を今現在加工所で作っているのか。それから、新規、もしも指定管理者となった場合も、本業もやらなければいけないのですから、そこの今度新規ですね、今まで作っていた商品プラス新規の商品を何か作っていくという計画があるのだと思うのですが、最後にそれをお聞かせください。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、池田議員さんの再質疑にお答え申し上げます。  まず、指定管理を受けることになります越生特産物加工研究所の製品の種類ということでございますが、すみません、全て把握しているわけではなく、数につきましてはカウントしておりません。  あと、新商品を作る今後の計画でございますが、秩父の事業者と協定を結びまして、今後また新商品等の開発等についても進めていくようでございます。こういったことから、新たな新商品の開発、こういったものも考えているようでございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 岩﨑鉄也副町長。          〔副町長 岩﨑鉄也君登壇〕 ◎副町長(岩﨑鉄也君) 池田議員さんの再質疑につきまして、私のほうからお答えを申し上げます。  本来、副町長という立場ではございますが、町長のほうから積極的に質疑に答えるようにという指示が出ておりますので、私のほうで答弁をさせていただきたいと存じます。  まず、商品数の関係でございますが、現在六十数商品ということで確認をしております。新商品につきましては、何とか1月の梅林の前に、ブルーベリーようかんが商品化できました。それと昨年、梅干し用の梅がなかなか品質がよいものを農家さん独自で梅を漬けて販売ルートが町内でも整っておりますので、なかなか梅干し用の梅が手に入らず、少し傷があるような梅を農家さんが頑張って、農協の試算ですと、前年比47%ほどの生産量という中で、加工所のほうにも出していただきました。それを漬物にして干して、練り梅用に現在加工して、梅林等で販売をしているところでございます。今後につきましても、やはり同じような商品を売っていても飽きられてしまいますので、できるだけマッチングも含めて、新商品の開発に努めてまいりたいと存じます。  それと、事業計画並びに自主事業につきましては、当然営業課長、製造課長等といろいろ協議をしまして、具体化できるようなものを列記させていただきました。決して字面を合わせたのではなく、奇をてらうような内容にはなっておりませんので、ご理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑ありませんか。  11番、水澤努君。          〔11番 水澤 努君登壇〕 ◆11番(水澤努君) 11番、水澤。1点だけ質疑させていただきます。  というのも、予算書を受け取っていろいろ数字を精査したところ、昨年度の決算書との関係で管理委託料についてもうちょっと執行部のほうに説明していただかないと、なかなか疑義の生じる点があるのではないかなということでお聞きします。というのも、昨年度の休養村センターの経費が1,020万弱ぐらいかかっているのです。それが来年度予算では542万ぐらいに圧縮されて、476万ぐらいの削減になっているわけです。一方、収入につきましては、手数料、昨年の手数料が788万円あったのです。これが完全にゼロになるということで、そのまま減収になるわけです。両方をプラ・マイしますと、町のほうから300万円支出が多くなるという、約300万円ですね、なるのですけれども、そういう状況で管理委託料が363万ということで設定されているのですけれども、これについて当然この数字だけでは現れない根拠というのがあるはずなのですけれども、その辺が示されていないと、あらぬ邪推とかが出てきてしまうと思いますので、その辺のところの合理的な根拠をお示ししていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、水澤議員さんからの質疑に産業観光課からお答え申し上げます。  令和2年の当初予算の、この定例議会で提出させていただいております令和2年度予算の数字からのご質問かというふうになっておりますが、まず今年の自然休養村の運営費ということで542万3,000円の計上をさせていただいているところでございます。昨年の当初予算ベースで見ますと1,046万8,000円でございました。この収入と支出の関係でございますが、これは令和元年の予算で見ますと、手数料収入で768万4,000円を計上しています。使用料収入として7万7,000円です。運営費が、先ほど言いました1,046万8,000円でございますので、差引きで270万円ぐらいになるというものでございます。それと比較いたしまして、令和2年度の予算では542万3,000円の歳出があるということでございまして、ここの差で約270万円ぐらいがあるわけでございます。この考え方の中なのですけれども、産業観光課の職員で商工担当の職員でございますが、指定管理業務に今まで就いていた者がいるわけでございますが、例えば農家さんへの振込手数料の支払い事務、また各種消耗品の購入であったり、そういった関わっていた職員の人件費分、こういったものがまずあるわけでございます。  それとあと、令和2年度は修繕費を約50万円上乗せさせていただいております。また、令和元年で導入したものになりますが、ポスシステム、レジのシステムですね、こちらのほうで賃借料のほうが増加しております。また、昨年といいますか、令和元年の予算の中の手数料収入の七百六十何万円でございますが、これは前年、リニューアルオープンした当初ということで、かなりの売上げがあった翌年でございます。その関係でかなり大幅に予算を見込んだわけでございますが、実績はここまでに至っていないのが現状でございます。  こういったことから、過去3年間の収入額と過去3年間のかかった経費、こちらの差額分を基に指定管理料を算出していただいたものでございますので、単純にこの数字があまりにも減額幅が少ないというものでなく、その中には人件費相当分であったり、修繕費を上乗せした分であったり、備品等のレジ等の賃借料であったり、そういったものが含まれているということでご理解頂きたいと思います。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 水澤努君。 ◆11番(水澤努君) 再質疑させていただきます。  そうしますと、この辺は若干持ち出しが多い感じに見えますけれども、それは合理的な根拠があるものとして説明されるということで考えてよろしいのでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、再質疑にお答え申し上げます。  こちらの指定管理料の算出等につきましては、先ほど申し上げましたように適正に過去3年間の数字を基に正確に出した数字で算定したものでございますので、合理性間違いないということでお答えを申し上げます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 6番、金子公司君。 ◆6番(金子公司君) 6番、金子公司です。議案第8号 越生自然休養村センターの指定管理者の指定について質疑いたします。  この指定管理者とする者として、株式会社越生特産物加工研究所があります。この加工研究所につきましては、農家にとっては非常に期待されていると認識しております。私も去年ですか、ユズが非常に不作というようなことを聞いておりまして、うちにも幾らかユズがなったもので、加工研究所に納品いたしました。そんな関係と、自分で集めた様々な6次化に関するようなことを加工研究所に直接お話ししたこともありますし、町のほうにもお話ししたことが数回あると思います。資料も渡した経緯があります。  そういう中で、特産物加工研究所は、非常に越生町にとって大切な施設だと思います。ですから、2,000万円の増資にしても、自立していただきたい一心で私は賛成いたしました。その自立ということを考えると、今の特産物加工研究所は、果たして自立できている状況なのでしょうか。非常に疑問を感じます。自立できないところが、今の梅の駅が自立する施設かというとなかなか難しいと思うのですが、そういうところの運営に携わるということも、これは非常に疑問に感じます。今の特産物加工研究所の現状は、いろいろ細かい数字が出ておりますからあれなのですけれども、果たして今の特産物加工研究所が営業努力をしているのかなと非常に疑問に感じます。  実は、今年の2月5日に、スーパーアリーナで食と農のマッチングみたいなことで、埼玉りそなと埼玉県で主催した商談会がありました。去年は行けなかったのですけれども、2年前にもそんなようなお話をして、非常にいい機会だから、商談の機会ですから、ぜひ特産物加工研究所も参加してはどうだというふうなお話ししましたら、参加費が非常に高いので今の現状では行けないと。出店することはできないというようなお話がたしかあったと思います。今は非常に切羽詰まった状況です。あの営業のチャンスというのをなぜ逃しているのかよく分かりません。いろんなバイヤーが集まって、いろんなところからいろんな商品を持ち込んで、もちろん6次化の商品もたくさんありました。そういう絶好の機会を逃すような状況で、今この問われている指定管理者として果たしてやっていけるものか非常に疑問を感じております。その点についてどうお考えでしょうか、よろしくお願いします。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) それでは、金子議員さんの質疑に企画財政課のほうからお答え申し上げます。  といいますのは、増資のことが含まれておりましたので、それを踏まえて企画財政課からお答えさせていただきたいと思います。自立という、会社の自立というのをどういうふうに捉えるかという、一つ課題があるかと思うのですけれども、会社として一生懸命営業努力は当然されている話ですし、株主さんも当然いらっしゃいますし、町が2,000万円増資したことによって、一番の大株主にはなってございます。ですから、町としては、当然投資ですので、補助金ではございませんので、投資ですから3,260万円ですか、この投資金額がゼロになるということは非常に困るわけです。何としても加工所にはそういった形で自立なり、営業黒字に持っていってもらいたいというのはもう間違いないことです。そういう中で、今回の指定管理に関しまして言えば、選定委員会で選ばれたわけでございますので、ここが一つの、全協でもお話をさせていただきましたが、販売拠点になる、加工所にとっては販売拠点になるわけですね。ですから、自分のところの商品をそこで営業努力をすることによって販売を拡大することができる場所ができるというお話をさせていただいたと思いますが、そういう場所が一つでき上がるわけなのです。ですから、加工所にとって指定管理を受けるということは、非常に意味のあることだというふうに、株主の立場としては認識しております。  商談会等のお話でございますが、これは費用対効果の話ではございませんが、出れば当然お金がかかるわけで、見合うものが返ってくるかどうかと。これは行ってみないと分からない。確かにそうなのですけれども、そのお金をやっぱり支出しなくてはならないですので、それ以上の収益が見込まれるのであれば、当然会社として出るのだと思いますけれども、なかなかそれが見込めない。商談会というのはいろんな業者さんが来ますから、必ずしも加工所の商品を買ってくれるかどうかというのは分からないお話で、それにある意味賭けてみろという言い方なのかもしれませんけれども、その辺はやっぱり費用の問題がございますので、そういうものを見ながら選ばせていただいているというのが多分実情であろうというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。 ◆6番(金子公司君) 営業というのは、必ず営業が成功するから営業するものではないと思います。失敗のほうが逆に私は多いのではないかなと思います。これについては答弁は結構なのですけれども、今の休養村センター、梅の駅ですよね。そこでは特産物加工研究所の商品も売っているわけですよね。新たに新しく商品を置くというわけではないわけですよね。新しく商品開発されたものも、当然今の現状のままでも商品の陳列はされると思うのですが、その点はどうなのでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 岩﨑鉄也副町長。          〔副町長 岩﨑鉄也君登壇〕 ◎副町長(岩﨑鉄也君) 金子議員さんの再質疑にお答えを申し上げます。  まず、営業努力の関係でございますが、全協でもお話申し上げましたとおり、いろいろつてを頼りまして、池田議員さんの一般質問でもお答え申し上げますが、何とか秩父地域のルートが開拓できました。昨日、皆野の道の駅、4億2,000万、前年度で売上げをしておりますが、そこに棚をかなり広く取っていただいて、ほとんど加工所の全商品、並べていただきました。やはりJAちちぶさんにしても、売上げを伸ばさなければということで、4つJAの直売所がこのほかにもあるようでございますが、もし置きたいところがあれば置いていただいて結構ですと、こういうような状況になっておりますし、町長にも何回もいるま野の本店のほうに行っていただいて、何とか販路の拡大で頭を下げていただいて、おかげさまで、例の読売新聞の関係で、食品は一度失敗すると全くだめだという状況の中で、いなげやを2店舗開拓していただくというか、再度販売ができるように、大変JAいるま野の直売のご担当の方にもご尽力を頂いております。  そのような中で、梅林のほうも、ちょっと新型コロナウイルスの関係で入園者数に影響が少なからずあるようでございますが、営業の担当は全く休みなしで梅林のほうにも商品を配達しております。社長として何も手助けができないようなことで恐縮でございますが、社員の名誉のためにも、私のほうからご答弁をさせていただきました。よろしくお願い申し上げます。          〔「梅の駅の商品陳列がされているということについてはどうです            か」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 金子議員さんの再質疑に企画財政課からお答え申し上げます。  現在も確かに置いてございます。ただ、あくまで委託販売という形ですので、棚も含めて特産物加工研究所が自由にあそこの配列をしていいということではございません。これは指定管理を受けることによって、ある程度自分のところの商品が売れるような形の配列、陳列あるいは自分のところの商品のところに誘導できるような陳列、その他そういったことができてくる。ですから、それは、こう言ってはなんですけれども、特産物加工研究所の努力によって、自分のところの商品の売り上げを伸ばすことができる環境ができる。これがやっぱり一番大きいのだろうと思います。今みんな委託販売でお願いしている状態です。自分のところで、そこで売るという行為がなかなかできていかないのが、今度は自分のところの、非常勤とはいえ、社員を使ってそこで販売ができる。これがやっぱり一番大きなメリットというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 金子公司君。 ◆6番(金子公司君) これが最後の質問になるので、たくさん質問したいことはあるのですが、商品の開発は、いろんな業者さんの知恵を拝借しながら行うというふうなことなのですけれども、やっぱり越生町には、正直なところ、お土産になるようなものがありません。お土産になるようなものというようなことになると、手軽に比較的リーズナブルな価格で、今みたいに梅干しだとか、元気百梅だとか、ゆず之介だとか、比較的そういう長期間陳列していても商品として通用するものもお土産でしょうけれども、やっぱり短期間に回転の利くような商品をお土産とするのも一考かと思うのです。やっぱりそういうことによって、消費者の評価が上がって、また越生町の方々が、では手土産は何にしようというようなことになれば、あそこに行けばこういう越生町の特産品を使った加工品があるよというようなことで、非常にそういう意味での地産地消といいますか、よく地産地消って騒がれましたけれども、この頃は余り騒がれないですけれども、地産地消にもなって、6次産業化の拡大にもつながるのではないかと思うのです。そういうことが指定管理について、若干業者と締結するとかというようなお話ありましたけれども、具体的にちっとも見えないのですよね。だから、そういう点はどうお考えでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 岩﨑鉄也副町長。          〔副町長 岩﨑鉄也君登壇〕 ◎副町長(岩﨑鉄也君) 金子議員さんの再質疑に私のほうから再度お答え申し上げます。  新商品といっても、簡単におっしゃられていましたけれども、非常にやはり日にちがかかります。一度うめりんようかんというのを売っていたのですが、非常に不評だったために、それを廃盤にして、梅干しようかんを販売したのはご承知のとおりだと思いますが、これは松本のようかんを作っているところにお願いしましたけれども、やはり3か月以上かかりました。今回のブルーベリーようかんのほうも、やはり最終的にデザインですとか、特にラベル表示については、坂戸あるいは狭山の保健所等のご指導を頂きながら詰めますので、非常にやはり3か月、4か月かかると。何とか梅林には間に合わせるようにということで私も指示を出して、1月の中旬には何とか販売ができました。やはり一つの会社が新商品を作るというのは、大変なやはり努力が必要で、サイボクハムの社長も言っておりました。うちのほうはようかん一つ作るのに3か月もかかっているのですよと言ったら、うちはもっと2年から3年かけていますよと、そういうお話を頂いたので、なかなかあれもこれも、新商品が加工所のほうでいろいろ検討はしております。皆野町の新井武平商店さんともいろいろ連携を取りながらやらせていただいておりますけれども、簡単にできるものではありません。やはりラベル問題等もございますので、その辺は慎重に対応せざるを得ないという状況でございますので、なかなか目に見えて、あれもこれもすぐ新商品が出るということではございませんので、ご理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑ありませんか。  2番、髙橋一正君。          〔2番 髙橋一正君登壇〕 ◆2番(髙橋一正君) 2番、髙橋一正です。2点お伺いしたいと思います。  今お話を聞いている中では、やはり商売人の感覚というのは非常に少ない、感じられないというふうに私は思います。それはこの議会ですから、なかなか商売人といっても難しいというのは分かるのですけれども、しかし休養村センターを運営するという意味では、やはり商売的な感覚というのは絶対必要だというふうに思うのですが、その辺の覚悟からちょっとお聞きしたいというのがあります。  それで、例えば俳句連盟だとか特売市の開催とか、施設の有効利用というのが事業計画の中にありますけれども、この辺で具体的なところがちょっと見えてこない。字面はあるのですけれども、こんなふうにやってみたいということが、もう少し述べていただければというふうに思います。  もう一点、やはり観光施設としては、食べるという要素は非常に大事だというふうに思いますので、例えばここでのお弁当の販売や、その他のことはなかなか触れておられないので、そういうことは考えていられるかどうか。また、いわゆる通年でそこで食事ができるみたいな、そういうことが交渉されているのかどうかとか、その辺がお聞かせ願えればなというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(宮島サイ子君) 岩﨑鉄也副町長。          〔副町長 岩﨑鉄也君登壇〕 ◎副町長(岩﨑鉄也君) 髙橋議員さんの質疑につきまして私のほうからお答え申し上げます。  確かに商売人の感覚がないということで、やはりわたなべ豆腐の社長さんでありました町長さん、渡邉町長さんとかのお話を聞いたり、新井武平商店さんの社長の話を聞いても、非常にやはり厳しいです。加工場のほうも、少し梅干しを卸させていただいたのですが、800グラムの箱入りを卸させていただきました。余り幾つも売れないから、補償で返品をしたいというふうなお話があって、15のうち2つしか売れなかったということで、やはり新井武平商店さんにもある意味頼っておりますが、非常にやはり厳しいと。やはり顧客が6,000人もいらっしゃるご商売をやられているトップだなということを痛感いたしております。  今回、梅の駅の指定管理を受けさせていただくならば、店長のほうが山口という営業課長でございますが、民間を経験しておりまして、店舗展開あるいは販売等の指導も行ってきた経験がある者でございますので、ぜひ自らも地元の人間であるし、しっかりやりたいというふうに申しておりますので、まずその点はご理解を賜りたいと存じます。  それと、俳句連盟のほうは、私の父も俳句のほうに携わっておりまして、今ご存じのとおり、「プレバト!!」という番組ですか、非常に俳句が、いろんな多世代に浸透してきて、非常に注目をされておりますので、9月、10月、11月と休養村センターのほうは売上げが落ちます。ぜひその時期に、特に賞品は、お金を出したりということはないのですが、加工所の商品や、場合によっては協定も結んでおります新井武平商店様からでも、そういった商品をご提供頂いて、ぜひ投句のほうを実施したいというふうに考えております。  それと、特売は栗とリンゴをご提案しました。栗につきましては、昨年の秋口に地産霊園で販売をさせていただいたのですが、日高の栗農家さんの加工所の社員で知り合いがおりましたので、100袋仕入れましたところ、あっという間に完売となりましたので、ぜひ日高の栗は、ご存じのとおり、品質も高いものでございますので、加工所としても特売をやらせていただいて、利用者の皆様にサービス提供をさせていただきたいと思っております。それと、リンゴのほうは、かつて越生町のくらしの会というのがございまして、今、東御市のリンゴ農家さんで、いまだに役場のOB等でもお付き合いがある方がいらっしゃって、非常に、後継者がいるすばらしいリンゴ農家でございますので、やはり品質の高いリンゴを仕入れて、ぜひサービス提供させていただきたいと思っております。何か町内、町外の方からお金を取るのはどうなのというようなご指摘もありましたけれども、やはり施設は手数料で運営管理がされている施設でございますので、その辺はしっかりと、そういったできるだけサービスも提供できるような状況で特売等も行ってまいりたいと存じます。  それと、食べるにつきましては、茜の会の皆様に、陶器市の後もひもかわをご提供頂いておりまして、梅まつりの前も、かなりお昼から2時頃まで駐車場が満車になるぐらい、やはりひもかわのリピーターがかなりいらっしゃるということで大変ありがたく思っております。特に土曜、日曜の梅まつりも大変混雑しているような状況でございますので、改めまして感謝を申し上げるところでございます。以上、3月いっぱいというような、茜の会さんとは調理室がそういう契約になっているようでございますが、ぜひ4月以降も何か夏場でも食べられるようなものをご提供いただければということで、今後詰めていきたいと思っております。  私のほうからは以上でございます。どうぞご理解を賜りますようによろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) 髙橋一正君。 ◆2番(髙橋一正君) ありがとうございます。今お話出ました陶器市、これ第1回やられて、私も見に行きました。どんな、皆さんが期待しているのか。非常に越生の人たちというのは、そういうものに飢えているなという、非常にたくさん来ていただいた。非常にいい企画だなというふうに思っています。そういうものをうんと取り入れていければ、あの発想はよかったなと思っています。また続けていただきたいなというふうに思います。  もう一つ、食べるという要素の中では、ときがわ町が非常にあちこちでうどんをやったり、いろいろしていますよね。ですから、あのノウハウというのはすごいというふうに思うのです。いつ行っても食べられる。いつ行ってもそこで憩えるという、人が寄るということは、やはり飲んだり食べたりということが大事だというふうに思いますので、ハイカーがただ通過するだけではお金が落ちませんので、やはり町が潤うという意味では、そういう施設をきちっとつくると。そこでみんなで和んでもらうということは非常に大事だというふうに思いますので、ひとつそういう陶器市の関係、またときがわ町のそういうものの関係はどうでしょうか。どのようにお考えでしょうか。 ○議長(宮島サイ子君) 岩﨑鉄也副町長。          〔副町長 岩﨑鉄也君登壇〕 ◎副町長(岩﨑鉄也君) それでは、髙橋議員さんの再質疑につきましてご答弁を申し上げます。  まず、陶器市の関係でございますが、全協でもお話ししたとおり、私も観光協会のほうの副会長もやっておりまして、5月から正副会長会議を月1のペースでやっております。今月は3月18日を予定しております。その中で、実は「なんでも鑑定団」が越生に来たのはご存じだと思うのですけれども、そのとき大沢局長の知り合いで、かなりそういった市をやっているような、骨董品の市をやっているような方がいらっしゃって、何とかそういった骨董市が実はできないかということで、もう随分、四、五年前から現大沢事務局長と詰めていたのですが、やはり一番の問題が、贋作、偽物を売った場合、誰が責任取るのかというようなことで、やはり町観光協会でも難しいということで、それは断念した経緯がございます。  そんな中で、かなり町内の方で、実際に12名の陶器を焼かれている方がいらっしゃるということで、ではぜひ陶器市ができないかということで、できれば年2回やろうよというようなことでご提案を申し上げたのですけれども、会長、副会長、私以外の副会長にもすぐご賛同頂いて、大沢局長が頑張っていただいて、8名の方にご協力を頂きました。そんな中で、来年度以降もぜひ、今年度になりますか、ぜひ継続してやっていただきたいというふうなご要望がかなり上がったというようなお話を伺っておりますので、引き続き、何とか年2回できるように、観光協会のほうには申し入れをして、ぜひ梅の駅で開催できるようにしてまいりたいと思っております。幾つか課題はありますけれども、ぜひ実行に向けて私のほうも鋭意努力をさせていただきたいと思っております。  それと、ときがわ町の関係でございますが、いろいろ小峯副町長を通じて、渡邉町長とも、加工場の関係も含めて昨年2度ほどお伺いして、1時間程度いろいろご教示を頂く中で、ときがわ町は観光案内がちょっとマガジン風のなのです。これはすばらしいなと思っておりました。ここで観光協会も食べ歩きですとか、お土産ですとか、いろいろ会員の皆様に少しずつお力添えを頂いて、マップがここでできましたので、まだ議員の皆様にはお配り申し上げておりませんので、本日お手元のほうにお配りを申し上げたいと思っています。やはり越生町を走って、またときがわ町を車で走ると何かイメージが違うのですよね。看板一つもいろいろ統一性が取れているのかなと思っておりますし、越生もときがわ町に負けないようにしっかりとしたコンセプトを持って、観光客の皆様にも引き続きリピーターとなっていただけますように鋭意努力をしてまいりたいと存じますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) 髙橋一正君。 ◆2番(髙橋一正君) ありがとうございます。ご回答は要りません。岩﨑副町長の、まさしくそこで、私も言おうとしたのが、ときがわ町の統一性という問題、非常に行っていて、何か違うなというふうに、やっぱり観光をきちっと位置づける、そういうことができているなというふうに思います。どんな狭いところを入っていっても、ちゃんと食べるところがある。そういうことを案内する。これは非常に大事だというふうに思いますので、ひとつこの指定管理のことも含めて、これを契機にやはり越生町を活性化させていただければというふうに思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑ありませんか。  9番、新井康之君。          〔9番 新井康之君登壇〕 ◆9番(新井康之君) 9番、新井康之です。この問題に関しまして、12月で否決されたばかりでありますけれども、3月議会でまた議案が提出されました。会議規則には反しないですけれども、同一案件について、こういう近い会期で再提出したということになりますけれども、その辺はどう考えて提出したのか、具体的に明快にご答弁頂きたいと思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、新井議員さんからの質疑に産業観光課からお答え申し上げます。  12月議会からまだ時期がたっていないわけでございますが、今回提出させていただきましたのも、やはり令和2年度から、うめその梅の駅越生自然休養村センターを指定管理による管理運営を行いたいということから、ここで公募により再度提案させていただいたところでございます。この指定管理者制度につきましては、町にとっても、指定管理者にとりましても、また地域住民の皆様にとりましても、それぞれメリットのある事業というふうに捉えております。指定管理者による運営により、お客さんが多く来ることにより、商品がたくさん販売できるということが期待できます。これによる地域の経済効果、それから農家さん方の農業意欲の向上、こういったものが大きく期待が持てるわけでございます。また、町にとりましても、経費の節減という面からも期待できます。指定管理者にとりましても、販売額を上げることによりまして、その販売の利用料収入というのが入りますので、効果は期待できます。こういったことから、ここで、令和2年から駅前のOTICもここで指定管理になるわけでございますが、それに合わせて同じ時期にここで指定管理に導入させていただきまして、両方に共通する農家さん等もいらっしゃいますので、そういった方々の混乱等もないような形で、スムーズに移行したいというふうに考えていることから、今回提案させていただいたものでございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 新井康之君。
    ◆9番(新井康之君) 商品が多く売れるとか、経費の節減、そういうことは12月のときもそれは当然考えられたと思います。そうでなくて、否決された理由をどう反省して今回に生かしてきたのかを具体的にお示し頂きたいと思います。 ○議長(宮島サイ子君) 吉田正産業観光課長。          〔産業観光課長 吉田 正君登壇〕 ◎産業観光課長(吉田正君) それでは、再質疑にお答え申し上げます。  12月議会では、たくさんの議員の皆様から様々なご質問を頂いたところでございます。その中でも、提案の中の自主事業の関係、そういったところの課題等もご質問頂きました。また、事前の説明の不足の点等もご指摘を頂いたところでございます。こういったことから、早めに情報のほうも議員の皆様にお示しするとともに、今回につきましては、かなり自主事業も充実しているものと思います。こういったことから、再度提案させていただいているというところでございます。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) 新井議員さんの再質疑に企画財政課から、ちょっとお金の面と手数料の関係だけちょっと追加でご答弁させていただきたいと思います。  まず、12月議会が終わった後の説明の中で申し上げている内容で、会計年度任用職員、OTICのほうは、会計年度任用職員ではなく、観光協会が採用する形での非常勤職員になります。万が一、今回うめその梅の駅自然休養村センターが否決された場合においては、新たに会計年度任用職員に採用しなくてはならなくなる。こうなりますと、20%以上人件費が上がってくると。さらに、OTICと自然休養村センターという同じ、これまで管理していた施設の中で非常勤職員の賃金が変わってきてしまうと。これもう非常に大きな問題というふうに考えております。  それから、もう一点、収入の話で手数料が指定管理者の場合は、指定管理者が設定できるようになっていまして、今提案を頂いている内容は、多分10%で上がってきていると思います。12月議会のときに手数料の改正条例だったですね、12月だと思いますけれども、改正条例、議員の皆さんにご承認頂きまして、手数料率が変わっております。15%になっております。ですので、万が一指定管理者にならなかった場合は、15%の手数料を農家から頂くという形になりますので、その点は今回出させていただいた中での一つの大きな理由だというふうに認識しております。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  本案に対する反対討論はありますか。  6番、金子公司君。          〔6番 金子公司君登壇〕 ◆6番(金子公司君) 6番、金子公司です。議案第8号 越生自然休養村センターの指定管理者の指定についての反対討論を行います。  端的に申し上げます。株式会社越生特産物加工研究所は、今自立しているような株式会社ではありません。越生町にとって本当に重要な施設のことは重々承知です。そこで、やはり加工研究所は自立していただかなければどうしようもありません。にっちもさっちもいかなくなります。少なくとも現状の状況を少しでも改善できるような方向に向かってみんなが努力していかなければならない施設だと思います。越生自然休養村センターを指定管理にすることによって、生まれるものもあるでしょうけれども、やはりリスクもあります。それよりは越生特産物加工研究所が自立して前向きに仕事ができるような、越生町の6次化につながるような、ぜひ方向に向かっていただきたいと思います。それには、まだ休養村センターの指定管理を受ける組織としては時期尚早だと思われます。そういう思いから、この案件については反対討論といたします。  以上でございます。 ○議長(宮島サイ子君) 賛成討論はありますか。  11番、水澤努君。          〔11番 水澤 努君登壇〕 ◆11番(水澤努君) 11番、水澤。賛成の立場から討論させていただきます。  まず、3者の指定管理者への応募があったということですけれども、いずれにせよ、この業態のまま運営、経営しなければいけないわけですから、設計としてそもそも利益を生み出すことが難しい形になっているわけですよね。360万の委託料プラス10%の手数料ということで。しかもこの辺の指定管理のところは詳しく分からないのですけれども、委託料をもらっている以上、利益を出すという形での経営はできないのではないか。しかも本当に利益を得ようとしている団体、NPOだったら、NPOの中でも特に海外はそうですけれども、収益をどんどんつくって高給取りを生み出しているNPOいますけれども、いずれにせよ、そういう団体だったら納付金形式の、自分の上げた利益を自分の懐に入れられるような形でのところに参加すると思うのです。私もNPOいろいろ知っていますけれども、やはり大切なのです、NPOは。やっぱりそういう地域も含めて、やっぱりそういう善意で人が動くという、すばらしい、そうしたものを動かす制度としては大変大切なのですけれども、事こうした企業について、本当に任せるかといったら、その辺は極めて少ないのです。特に日本は少ないです。海外のNGOなんかは、企業以上にすごい経営力を持っている団体がありますけれども、特に日本の場合は少ないです。特にこういう形で委託料が払われるところに手を挙げるというのは、決してそういう、非常に経営力を持った人たちというよりも、本当に善意の人たちで成り立っている、もちろん利益をつくりだすことが善意ではないということではないですよ、団体だと思います。  いずれにせよ、そういう中で、これを通じて直接利益を生み出すということは、それは難しいことなのですね。制度的に。それは特産物加工研究所でもそうですよね。ただし、特産物加工研究所のメリットは何なのかといったら、これはやっぱり食品の製造販売とくっついて初めてプラスを生み出すという、そういうシステムとして初めてその両者の結合で、ここで初めて生きる制度だと思うのです。ここに手を挙げる業者としては。もちろんNPOとしては、地域に貢献したという、その満足が自分たちの得るものだと思うのですけれども、いずれにせよ、そういうことを考えた場合、町の将来を考えた場合には、特産物の加工所が、今資金がショートしそうですけれども、そういう中で回転資金を得られるかどうかということが非常に今瀬戸際な状態になっているわけです。そこで失うものは、もし倒産したらあれですよね。会社の信用が失墜するだけではなくて、町のブランドが失墜するという、極めてマイナスが大きいのです。そういうことを考えた場合には、どれだけできるかというのは別としても、少なくとも加工所以外を選ぶという選択肢はあり得ないのではないかというふうに思います。  そういう中で、このウィン・ウィン構造で何とかできることを加工所のほうに目指してほしいし、最後の頼みの綱はそれぐらいしか残っていないのではないかというふうに思います。ただし、これを実現した場合には、私は加工所は自立、絶対必要だと思います。金子議員が言ったように。しかしながら、自立はもはや自分の足だけで立つのはきついと思うのです。最終的に私は子会社化できれば、それは親会社のリソースを投入するということで自立は十分できる構造にあると思うのです。その点考えた場合には、この販売拠点を、くっついた上で回っていく会社であるならば、やはり子会社化していく、さらなるインセンティブはつくられるのではないかというふうに思います。そういう点においても、この休養村センターの指定管理者について、ぜひ賛成して通って、やはりそういう体制に一日も早く持っていけたらなというふうに思います。  以上です。 ○議長(宮島サイ子君) ほかに討論はありませんか。          〔「賛成討論」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成討論ですか。  2番、髙橋一正君。本案に対する賛成討論を許します。          〔2番 髙橋一正君登壇〕 ◆2番(髙橋一正君) すみません。2番、髙橋一正です。議案第8号 越生自然休養村センターの指定管理者の指定について、賛成の立場から討論に参加をいたします。  指定管理者として、株式会社越生特産物加工研究所とする提案に賛成いたします。しかしながら、消極的な賛成であります。12月議会では、越生特産物加工研究所は、本来の業務に専念し、売れる商品の開発や商品の見極めにアンケートを取るなどして、事業での黒字展開が可能になってからでも遅くはないという反対の立場で討論に参加をいたしました。12月議会での否決の後、改めた公募で3団体の申込みがあったことに心強く思っています。それは、自然休養村センターが果たしている役割からもうなずけるものがあります。越生町には、まとまった観光施設が少なく、唯一小杉の地区にある施設であり、地域の活性化にも一役買っているものと思います。しかも、地域の特産物を扱い、地域の情報の発信、収集、交流といった大事な役割も担っています。さらに、地域の方々の憩いの場ともなっています。  ただ、残念なのは、企画書の中に人が寄り合う企画が少ないことであります。春休み、夏休み、冬休み、土日、休日といった日に人を寄せる企画が乏しく、せっかくよい施設なのに、その使い道が十分に提案されていないことが残念に思います。そして、観光施設としては、飲む、食べる、買うの要素は欠かせません。食べるの要素でも、通年の取組を期待いたします。越生町特産物加工研究所が製造販売だけでなく、さらに経営を一歩前に進めて、自然休養村センターを観光施設として常に越生町のよさをアピールできるようにしていただきたいと思います。さらなる企画の発展、今後の進展を切に期待して、賛成討論といたします。ありがとうございました。 ○議長(宮島サイ子君) これで討論を終わります。          〔「都合によりまして、採決の時間、退席をさせていただきたいと            思います」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 木村正美君の退場を許します。          〔7番 木村正美君退場〕 ○議長(宮島サイ子君) これから議案第8号を採決します。  議案第8号 越生自然休養村センターの指定管理者の指定については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立多数〕 ○議長(宮島サイ子君) 賛成多数です。  したがいまして、議案第8号は原案のとおり可決されました。  木村正美君の入場を許可します。          〔7番 木村正美君入場〕 ○議長(宮島サイ子君) この際、暫時休憩します。                                      (午後 4時33分) ○議長(宮島サイ子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 4時45分) △会議時間の延長 ○議長(宮島サイ子君) 申し上げます。  会議規則第9条第2項により、議長において、本日の会議時間は議事の都合によってあらかじめ延長いたします。 △議案第9号 令和元年度越生町一般会計補正予算(第5号) ○議長(宮島サイ子君) 日程第13、議案第9号 令和元年度越生町一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  新井雄啓町長。          〔町長 新井雄啓君登壇〕 ◎町長(新井雄啓君) 議案第9号 令和元年度越生町一般会計補正予算(第5号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の補正は、既定の予算に歳入歳出それぞれ1億7,254万2,000円を増額し、総額46億5,894万1,000円といたすものでございます。  それでは、予算書の2ページ、第1表、歳入歳出予算補正により概要を申し上げます。  初めに、歳入ですが、地方譲与税は、森林環境譲与税を新たに追加するものでございます。  次に、分担金及び負担金は、保育園の利用者負担金を減額するものでございます。  次に、使用料及び手数料は、町営樹木葬墓苑使用料を実績に基づき増額するものでございます。  次に、国庫支出金では、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金及び学校施設環境改善交付金の追加等により増額するものでございます。  次に、県支出金では、私立保育園等に対する施設型給付費の減額が見込まれること及び児童手当の確定等により減額するものでございます。  次に、寄附金は、台風19号による災害復旧に対する寄附金を増額するものでございます。  次に、繰入金では、魅力あるまちづくり基金繰入金と後期高齢者医療特別会計繰入金を増額するものでございます。  次に、諸収入は、埼玉県後期高齢者医療広域連合からの返還金を計上するものでございます。  次に、町債は、小中学校情報通信ネットワーク整備及び越生小学校トイレ大規模改造工事に対する起債を追加するものでございます。  次に、3ページからの歳出で、主なものといたしまして、総務費では、企画費補助金を増額する一方で、町議会議員選挙費の確定により減額するものでございます。  次に、民生費は、社会福祉費の障害者自立支援給付金等を増額する一方で、児童福祉費の施設型給付費や児童手当等を実績に応じて減額するものでございます。  次に、衛生費は、合併処理浄化槽設置促進事業を実績により減額するものでございます。  次に、教育費は、小中学校情報通信ネットワーク整備及び越生小学校トイレ大規模改造工事に関する費用を追加するものでございます。  次に、災害復旧費は、農林施設復旧事業を増額するものでございます。  次に、諸支出金は、各基金の積立金を増額するものでございます。  以上、概要を申し上げまして、一般会計補正予算の提案理由の説明といたします。  なお、詳細につきましては、担当の課長が説明いたしますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮島サイ子君) 池田好雄企画財政課長。          〔企画財政課長 池田好雄君登壇〕 ◎企画財政課長(池田好雄君) それでは、詳細につきましてご説明申し上げます。  初めに、4ページの第2表、繰越明許費についてでございますが、年度内に支出を終えることのできない事業を翌年度に繰り越すもので、今回の補正予算では6つの事業を計上しております。  初めに、土木費・道路橋梁費の橋梁長寿命化耐震補修事業は、業者選定に手間取り、実施時期に遅れが生じ、年度内に完成が困難なため、繰り越すものでございます。  次の町道1―7号線道路改良事業(成瀬)は、道路計画等の調整に時間を要し、用地取得が遅れているため、繰り越すものでございます。  次の河川総務費の河川整備事業は、パークゴルフ場コース計画等の調整に時間を要し、実施時期に遅れが生じ、年度内に完成が困難なため、繰り越すものでございます。  次の教育費、教育総務費の校内通信ネットワーク整備事業と、次の小学校費の越生小学校トイレ大規模改造事業は、国の国土強靱化緊急対策事業及び補正予算により実施する事業で、全額を繰り越すものでございます。  次の災害復旧費、農林水産施設災害復旧費の農林施設復旧事業は、国による災害査定等に時間を要し、年度内に完成が困難なため、繰り越すものでございます。  続きまして、5ページ、第3表、地方債補正につきましては、校内通信ネットワーク整備事業と越生小学校トイレ大規模改造事業に対する起債を追加するものでございます。  続きまして、10ページからの歳入につきましてご説明を申し上げます。  まず、地方譲与税の森林環境譲与税は、今年度から交付される森林環境譲与税311万3,000円を追加するものでございます。  次の分担金及び負担金、負担金の施設型給付費等利用者負担金228万4,000円の減額は、保育園の利用者負担金の確定により減額するものです。  次の使用料及び手数料、使用料の町営樹木葬墓苑使用料250万円は、11月から1月末までの墓苑申込み実績により増額するものでございます。  次の国庫支出金、国庫負担金の障害者自立支援給付費負担金856万8,000円の増額と障害児入所給付費等負担金46万6,000円の増額は、事業費の実績に基づくものでございます。  次の子どものための教育・保育給付費負担金145万9,000円の減額と、子育てのための施設等利用給付交付金55万円の減額は、保育園等の利用実績により減額するもので、児童手当負担金733万5,000円の減額は、児童手当に係る各負担金の本年度支給実績額が確定したこと等により減額するものでございます。  次に、国庫補助金の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金108万1,000円は、認知症高齢者グループホームの空調工事に対する補助金で、補助率10分の10でございます。  次の循環型社会形成推進交付金151万2,000円の減額は、合併処理浄化槽設置件数の減少によるものでございます。  次の母子保健衛生費国庫補助金40万3,000円は、母子保健情報連携システム改修に対する補助金でございます。  次の農林施設災害復旧費補助金629万9,000円は、国の災害査定により増額するものでございます。  続きまして、11ページ、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金、小学校費1,201万1,000円と中学校費575万3,000円は、校内通信ネットワーク整備事業に対する補助金で、補助率2分の1でございます。  次の学校施設環境改善交付金4,518万1,000円は、越生小学校トイレ大規模改造事業に対する補助金で、補助率3分の1でございます。  次に、県支出金、県負担金の障害者自立支援給付費負担金428万4,000円と、次の障害児入所給付費等負担金23万3,000円の増額は、国庫補助金と同様に、事業費の実績に基づくものでございます。  次の後期高齢者医療保険基盤安定負担金144万3,000円の減額は、保険料軽減額が確定したことに伴うものでございます。  次の子どものための教育・保育給付費負担金302万4,000円と、子育てのための施設等利用給付交付金27万5,000円の減額は、保育園等の利用実績によるもので、児童手当負担金141万6,000円の減額は、児童手当に係る負担金の本年度支給実績額が確定したこと等により、国庫補助金と同様に減額するものでございます。  次に、県補助金の特別保育事業費補助金116万円の減額は、実績によるものでございます。  次の浄化槽整備事業補助金180万円の減額は、国庫補助金と同様に、合併処理浄化槽設置件数の減少によるものでございます。  次の自殺対策強化事業補助金2万5,000円は、埼玉県自殺対策強化事業に対する補助金でございます。  次の財産収入、財産運用収入の基金利子1万3,000円は、各基金の運用利子を計上するものでございます。  続きまして、12ページ、寄附金、魅力あるまちづくり寄附金のその他町長が必要と認める事業301万6,000円は、台風19号災害支援に対する寄附金を増額するものでございます。なお、全額災害復旧費の財源に充当するものでございます。  次の繰入金、基金繰入金の魅力あるまちづくり基金繰入金375万2,000円は、五大尊つつじ公園園路整備、上谷大クス保護等の財源として繰り入れるものでございます。  次の特別会計繰入金、後期高齢者医療特別会計繰入金270万2,000円は、後期高齢者医療特別会計からの繰入金でございます。  次の諸収入、雑入の埼玉県後期高齢者医療広域連合医療給付費返還金190万円は、事業の確定に伴い、埼玉県後期高齢者医療広域連合からの返還金を計上するものでございます。  次の町債の防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債7,640万円と、13ページ、令和元年度補正予算債2,340万円は、校内通信ネットワーク整備事業と、越生小学校トイレ大規模改造事業の財源として借り入れるものでございます。  以上、歳入の説明といたします。  続きまして、14ページからの歳出についてご説明を申し上げます。  初めに、総務費、総務管理費の企画費負担金等220万円は、黒岩区に対する補助金を追加するものでございます。  次に、選挙費の一般事務費150万円は、埼玉県議会議員選挙費委託金の確定に伴い返還金を計上するものでございます。  次の町議会議員選挙費337万円の減額は、事業費の確定によるものでございます。  次に、民生費、社会福祉費の障害者自立支援給付費事業1,982万2,000円は、今年度の実績見込みにより増額するものでございます。  続きまして、15ページ、職員給与費12万4,000円は、時間外勤務手当を増額するものでございます。  次の地域介護・福祉空間整備等施設整備事業108万1,000円は、認知症高齢者グループホームの空調工事に対する補助金でございます。  次の職員給与費12万円は、時間外勤務手当を増額するものでございます。  次の国民健康保険特別会計繰出金21万9,000円は、マイナンバー制度に関するシステム改修費用を増額するものでございます。  次の介護保険特別会計繰出金18万7,000円は、介護保険システム改修費用を増額するものでございます。  次の後期高齢者医療事業287万1,000円の減額は、広域連合共通経費及び保険基盤安定負担金の確定に伴い、後期高齢者医療特別会計繰出金を減額するものでございます。  次に、児童福祉費の特定教育・保育施設等給付費事業1,062万円の減額は、私立保育園等に支払う施設型給付費等の実績に伴うもので、次の児童手当支給事業1,016万5,000円の減額は、児童手当の支払額の確定によるものでございます。  次の学童保育事業280万円の減額は、実績見込みにより臨時職員賃金を減額するものでございます。  続きまして、16ページ、衛生費、保健衛生費の広域静苑組合負担金95万円の減額は、組合の決算により、繰越金が当初見込んでいた額より増額となったことから、負担金が減額となったものでございます。  次の清掃費の合併処理浄化槽設置促進事業440万4,000円の減額は、設置件数の減少によるものでございます。  次の坂戸地区衛生組合負担金24万6,000円の減額は、静苑組合と同様に、組合の決算により、繰越金が増額となったことから、負担金が減額となったものでございます。  次に、農林水産業費、林業費については、森林環境譲与税を財源充当したものでございます。  次に、教育費、教育総務費の就労指導事業360万円の減額は、県費による非常勤職員が配置されたことにより、町費学習支援員と臨時講師等の人数が変更したため、臨時職員賃金を減額するものでございます。  次の校内通信ネットワーク整備事業3,674万9,000円は、町立小中学校3校の校内通信ネットワーク整備に係る経費を計上するものでございます。なお、本事業は、国の補正予算に対応するもので、全額翌年度に繰り越すものでございます。  続きまして、17ページ、越生小学校トイレ大規模改造事業1億3,946万1,000円は、国の国土強靱化緊急対策事業により実施するもので、全額翌年度に繰り越すものでございます。  次の文化財保護費58万2,000円は、イノシシ被害により五大尊つつじ公園内の巡拝碑及び通路が荒らされてしまったため、改修に要する工事費を増額するものでございます。  次に、災害復旧費の農林施設復旧事業312万4,000円は、台風19号による復旧費用に不足が見込まれるため、増額するものでございます。  次の公共土木施設災害復旧費につきましては、台風19号災害支援に対する寄附金を財源充当するものでございます。  次の諸支出金の財政調整基金積立から18ページ、森林環境譲与税基金積立につきましては、各基金への積立金を増額するものでございます。  以上で補正予算の説明とさせていただきます。 △延会の宣告 ○議長(宮島サイ子君) お諮りします。  本日の会議は、これで延会したいと思います。ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮島サイ子君) 異議なしと認めます。  したがいまして、本日はこれで延会することに決定しました。  本日はこれで延会いたします。                                      (午後 5時06分)...