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09月07日-05号

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  1. 毛呂山町議会 2022-09-07
    09月07日-05号


    取得元: 毛呂山町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    令和 4年  第3回(9月) 定例会           令和4年第3回(9月)毛呂山町議会定例会議 事 日 程 (第5号)                          令和4年9月7日(水曜日)午前9時30分開議日程第 1 町政に対する一般質問                                日程第 2 議案第30号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例           日程第 3 議案第31号 毛呂山町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例 日程第 4 議案第32号 埼玉西部環境保全組合の規約の変更について               日程第 5 議案第33号 令和4年度毛呂山町一般会計補正予算(第4号)             日程第 6 議案第34号 令和4年度毛呂山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)       日程第 7 議案第35号 令和4年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)     日程第 8 議案第36号 令和4年度毛呂山町介護保険特別会計補正予算(第1号)         日程第 9 議案第37号 令和3年度毛呂山町一般会計歳入歳出決算認定について          日程第10 議案第38号 令和3年度毛呂山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について    日程第11 議案第39号 令和3年度毛呂山町水道事業会計処分利益剰余金の処分について     日程第12 議案第40号 令和3年度毛呂山町水道事業決算認定について              日程第13 議案第41号 令和3年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について  日程第14 議案第42号 令和3年度毛呂山町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について      日程第15 議案第43号 令和3年度毛呂山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について   日程第16 議案第44号 町道の路線の廃止について                       日程第17 後日日程の報告                                   出席議員(13名)     1番   神  山  和  之  議員    2番   下  田  泰  章  議員     3番   平  野     隆  議員    4番   澤  田     巌  議員     5番   牧  瀬     明  議員    6番   佐  藤  秀  樹  議員     7番   荒  木  か お る  議員    8番   千  葉  三 津 子  議員     9番   村  田  忠 次 郎  議員   10番   岡  野     勉  議員    11番   小  峰  明  雄  議員   12番   髙  橋  達  夫  議員    13番   長  瀬     衛  議員欠席議員(1名)    14番   堀  江  快  治  議員                                              地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名   井  上  健  次   町  長      関  本  建  二   副 町 長   髙  沢  佳  弘   教 育 長      行  平  克  也   代  表                                       監査委員   大  澤  邦  夫   秘書広報      大  野     勉   総務課長                課  長                   兼選挙管                                       理委員会                                       書 記 長   小  峰  一  俊   企画財政      小  峰     浩   管財課長                課  長                   兼 福 祉                                       会 館 長   田  邉  和  宏   税務課長      吉  田  茂  雄   住民課長   小  室  永  治   福祉課長      串  田  和  佳   高 齢 者                                       支援課長   小  川  賢  三   子 ど も      小  泉  雅  昭   保  健                課 長 兼                   センター                保育所長                   所  長                兼 児 童                館 長 兼                学童保育                所  長   皆  川  謙 一 郎   生活環境      宮  寺  定  幸   産業振興                課  長                   課 長 兼                                       農  業                                       委 員 会                                       事務局長   山  口  貴  尚   まちづく      田  口  雄  一   会  計                り 整 備                   管 理 者                課  長                   兼 会 計                                       課  長   渡  邉     昭   水道課長      石  田  麻 里 子   教育総務                                       課  長   土  屋  浩  一   学校教育      岩  下  幸  一   生涯学習                課 長 兼                   課 長 兼                教  育                   中央公民                センター                   館 長 兼                所  長                   東 公 民                                       館 長 兼                                       歴史民俗                                       資料館長   笹  川  博  嗣   学校給食      波  田  裕  一   スポーツ                センター                   振興課長                所  長                   兼 総 合                                       公園所長                                              本会議に出席した事務局職員   酒  巻  義  一   事務局長      木  野  元  博   係  長   小 久 保  磨 衣 子   主  任 △開議の宣告 ○小峰明雄議長 ただいまの出席議員数は13名であります。  定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) △町政に対する一般質問 ○小峰明雄議長 日程第1、町政に対する一般質問を行います。  順次質問を許します。                                                       ◇ 岡 野   勉 議員 ○小峰明雄議長 岡野勉議員。                 〔10番 岡野 勉議員登壇〕 ◆10番(岡野勉議員) 皆さん、おはようございます。議長より発言許可がありました。町政に対する一般質問を2点にわたり行います。  なお、質問の前に一言、国葬について述べたいと思います。9月27日予定の安倍元首相の国葬は、弔意の強制につながるとして、国葬の中止を求める署名など、内閣府に多数提出されていると報道されました。新聞報道による最新の世論調査でも、読売新聞は、国葬を評価しない56%が評価する38%を大きく上回りました。毎日新聞でも、国葬に賛成は30%で反対53%を下回りました。なお、5日、中止を求める4つの団体が合同で会見し、国葬を実施する法的根拠がない、私たちの税金が使われるということに納得がいかないなどの訴えがあったわけです。私も全く同感であります。  では、質問に入ります。1つとしまして、毛呂山町小・中学校あり方検討委員会についてです。一つとしまして、小・中学校あり方検討委員会とは、毛呂山町教育委員会が策定する予定の毛呂山町の今後の小・中学校のあり方(案)を参考とするために開催する検討委員会です。内容としては、今年度4回開催する予定の毛呂山町小・中学校あり方検討委員会で意見を述べていただきます。そして、7月28日に第1回の毛呂山町小・中学校あり方検討委員会がスタートをしました。そこでですが、第1に、再度住民、町民、保護者、幼保保護者、教職員、児童生徒の意向、意見反映を求めるアンケートを取っていただきたいということです。理由としまして、学校教育検討委員会で取ったアンケートが生かされていないという面があります。第2に、コミュニティ・スクールをうたう町としては、広報にて毛呂山町小・中学校あり方検討委員会の議事録を掲載する、もしくは教育委員会「ゆずの里通信」で毎回広報していただきたいと思います。  2番目としまして、井上町長のブログ案件「嘘が流布される」から。今年の5月13日、町長のブログに掲載されました。これは町長のブログからであります。内容です。「昨日、毛呂山町議会議長に提出された「陳情」と併せて、町立4小学校の存続を願う署名活動の用紙とは別に、A4判の「小学校を存続させましょう」という用紙にある文言に唖然とする。小学校の跡地は売却されることになっています。これは全くの「嘘」であり、あり得ない内容が書かれていることに町としても教育部局としても憤りを感じるばかり。いつ、どこで、誰が、小学校の跡地を売却すると言ったのか」という内容でした。毛呂山町公共施設等総合管理計画(2017年3月、平成29年3月策定、令和4年3月改訂の24ページ)、(5)、統合や廃止の推進方針、公共施設には、「施設の統合や廃止により生ずる跡地は売却等の処分を積極的に行い、将来的に維持していく施設の維持管理や更新のための財源とします」と書かれております。  以上のとおり、公共施設等総合管理計画を読む限り、売却処分を積極的に行うことになっています。井上町長はこの点、再度熟読、ブログの削除とブログの表題の「嘘が流布される」の表現は、許されることではありません。町長、どうですか。  3番目としまして、毛呂山町の中1ギャップ及び不登校・いじめの対応です。一つとしまして、いじめ、不登校の増大は、中1ギャップと一般的に捉えられているが、教育委員会中1ギャップをどのようなものと捉えているのか。  2つとしまして、不登校の学校ごとの数ではなく、個別の児童生徒や家庭に寄り添った対応をしてもらいたい。不登校の原因追及は、本人が言えないことがある。子供の苦しみや家庭の苦しみ、子育ての悩みに対応するような親身になった長期にわたる相談体制を構築してもらいたい。単年度やクラスにとらわれた数値の減少は、不登校の本質的な改善については寄与しない。なので、不登校の児童生徒のサポートが充実するようにしていただきたい。教育委員会は、数値目標や表面的な原因にとらわれることなくサポートの充実に働きかけてもらいたい。  小さな3つ目としまして、いじめも報告の数の減少ではなく、いじめた側の教育体制改善プログラム、いじめられた側のフォローや家庭の相談体制など丁寧な対応をしていただきたいと思います。例えば文科省の統計に、いじめ、不登校数の増加は出てはいる。しかし、この統計の原因にある児童生徒の原因と家庭の原因の改善をメインにすることはやめてもらいたい。本当に援助の手が必要な不登校の児童生徒、家庭の保護者に厳しい環境を強いることになり、本当の改善には結びつかないと思うわけです。  大きな2点目としまして、県・町の葛川改修工事計画と早期実現ということです。(1)としまして、近年の異常気象は、豪雨、大雨となって地域に甚大な被害をもたらしています。特に7月12日午後から夜間にかけて集中豪雨、ゲリラ豪雨が発生しまして、本町東部地区では、四十数年間居住している方より、工場の床上浸水、床下浸水、橋梁の崩落、道路の冠水、河川の越水等々、危機感と対策が寄せられております。なお、本町全体ではどれだけの被害があったのか、被害額も併せてお聞きいたします。  2としまして、葛川の護岸の傷みが激しい、寿命だ。このままでは護岸が削られ民家が葛川へ崩れ落ちるのではないかとの懸念があります。県、町と自治会とともに要望、交渉をしましたが、今後の葛川改修計画西大久保市場地区などと護岸補強改修(かさ上げ含む)工事、川幅の拡幅など早急な対応が求められています。葛川改修計画の全体(全貌)と進捗状況をお聞きします。  また、葛川第8号橋の崩落については、県、国からの補助金の見通しはあるのか。なお、葛川第8号橋は、毛呂山町が仮設工事を早急に進めると聞いているがどうか。  3つ目としまして、近年は、旧毛呂山高校の北、埼玉県学校給食協同組合前が道路冠水し、大類と西大久保間の道路通行禁止が頻繁に発生していました。この原因は町としてはどう捉えているのか、その原因と対策が大変重要になっています。有力な見解としては、ここ数年の大雨、豪雨、葛川の増水に加え、旭台(北・南)からの大量の雨水と入間第一用水が合流し、一気に西大久保耕地(田んぼ)に流れ込み、葛川に排水しきれない状態を生んでいます。もう一点、水路を2か所に設置された転倒堰が閉鎖状態で、田んぼの水位を異常に上昇させたとの見方もあります。  なお、川角中学校東南(前)の道路が常時冠水しており、通学路でもあり危険である。地域からも何度となく改善要望が出されていると思うが、改善策はどうなっているかお聞きします。  第1回の質問とします。 ○小峰明雄議長 井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 おはようございます。岡野議員の1問目の2点目についてのご質問にお答えいたします。  毛呂山町では、今ある公共施設を全て建て替えることは、将来の世代への負担を増やし、現実的ではないことから、将来のまちづくりを見据えて公共施設等の適正な配置を図り、公共施設等のサービスを持続的に提供するため、毛呂山町公共施設等総合管理計画を策定しております。この計画では、統合や廃止の推進方針として、「施設の統合や廃止により生じる跡地は、売却等の処分を積極的に行い、将来的に維持していく施設の維持管理や更新のための財源とします」とうたっております。しかしながら、これはあくまでも町の公共施設全体に対する基本方針であり、各公共施設を維持管理等をしていく上での原則でございます。この計画の策定を受け、各施設においてより具体的な取組を進めるために、毛呂山町公共施設個別施設計画を策定しております。この計画の再配置の基本的な方針編、これは31ページにありますけれども、第3章、再配置の基本的な方針及び方策、3―2、施設分類別の再配置の基本的な方針というのがありまして、その(5)、学校教育系施設、そして①、学校、これは学校に対して言っているわけです。(エ)、再配置の方向性の施設配置におきまして、「集約後の土地や建物については、利活用を検討します」としております。このことから、町の方向性といたしましては、集約後の学校用地及び建物は売却でないことは明らかでございます。岡野議員が認識しておられる、町が小学校用地を売却するとの根拠が、公共施設等総合管理計画の記載のみであるとすれば、公共施設個別施設計画も併せて御覧いただくことで、集約後の学校施設は売却ではなく利活用するということ、これが町の方向性であるということがご理解いただけるのではないでしょうか。公共施設等総合管理計画は総論であり、各公共施設ごとに具体的な取組を定めている公共施設個別施設計画が各論でございますので、ご理解を賜りたいと思います。  以上です。 ○小峰明雄議長 石田教育総務課長。                 〔石田麻里子教育総務課長登壇〕 ◎石田麻里子教育総務課長 1問目のうち1点目、町民、保護者、幼保保護者等へのアンケートの実施について及び毛呂山町小・中学校あり方検討委員会の議事録の公開について、順次お答え申し上げます。  まず、町民、保護者、幼保保護者等へのアンケートの実施についてですが、議員ご承知のとおり、平成28年11月に学校教育環境等検討委員会の検討に資するため、町立小中学校保護者を対象にアンケートを実施いたしました。このアンケートがその後の小中学校の在り方を検討する上で生かされていないのではないかとのご指摘ですが、このアンケートは、学校教育環境等検討委員会の中で報告され、保護者の意向として議論に活用されました。さらに、学校教育環境等検討委員会での議論を踏まえた、未来を拓く人づくり(小中一貫教育プロジェクト基本方針にも生かされているものと考えています。改めてアンケートを実施していただきたいとのことですが、アンケートを実施するかどうか、実施するのであればどのタイミングで、対象者や内容はどうするのかなど、今後検討すべき案件であると考えています。  次に、毛呂山町小・中学校あり方検討委員会の議事録の公開についてお答えいたします。第1回あり方検討委員会の議事録は、現在町ホームページにて公開しているところです。広報誌や教育委員会「ゆずの里通信」に毎回広報してはとのご提案ですが、第1回あり方検討委員会の議事録はA4判30ページに及ぶボリュームのため、広報紙や「ゆずの里通信」に全文を掲載することは現実的には困難です。あり方検討委員会の議事録を公開する手段としては、町ホームページが適当であると考えていますので、ご理解賜りますようお願いいたします。 ○小峰明雄議長 土屋学校教育課長。                 〔土屋浩一学校教育課長登壇〕 ◎土屋浩一学校教育課長 1問目の3点目の質問につきましてお答え申し上げます。  初めに、中1ギャップについてでございますが、小学校から中学校へ進学した際に起こる学習のつまずきや生活スタイル等の変化による不安感や戸惑いと捉えております。教育委員会といたしましては、児童生徒の交流、小中学校の教員同士の交流を通して、児童の中学校への進学に対する不安感や小中学校における学習や生活の違いによる戸惑いを軽減することにより円滑な接続ができるように努めてまいります。  続いて、不登校についてでございますが、不登校の要因は多岐にわたりますが、無気力、不安、学業の不振などの要因が多い傾向にあります。それ以外にも、友人関係をめぐる問題や家庭に係る問題などがございます。こうした不登校の児童生徒が抱える不登校の要因を解決するために親身になって相談に乗り、必要な支援につなげていくことが重要であると考えます。教育委員会といたしましては、スクールソーシャルワーカーによる各家庭への訪問や教育センター専任相談員、各学校に配置しておりますスクールカウンセラーによる相談、また生活リズムの改善等を目的とした教育支援センターでのオンラインを活用した学習など、児童生徒と家庭に寄り添った支援を進めてまいります。  いじめにつきましては、単にいじめた、いじめられたという事象のみを捉えるのではなく、その原因を的確に捉えて児童生徒を支援してまいります。また、いじめはどの学校でもどの子供にも起こり得るものという視点に立ち、アンケートや個別相談を実施するなどして、早期発見、早期対応を取っているところでございます。毛呂山町内の小中学校におきましても、いじめ問題において目指すべきは、いじめゼロではなく、いじめ見逃しゼロという視点に立ち、積極的にいじめを認知して対応しております。いじめを認知した際には、必要な対応をした上で、解消するまでに一定期間の見守りを行い、当該児童生徒の関係回復に努めております。状況に応じてスクールカウンセラーによる教育相談も行っております。今後も当該児童生徒に寄り添って、スクールカウンセラースクールソーシャルワーカーを積極的に活用し、教育相談の充実を図ってまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○小峰明雄議長 大野総務課長。                 〔大野 勉総務課長登壇〕 ◎大野勉総務課長 2問目の1点目、7月12日の豪雨における町の被害についてのご質問にお答え申し上げます。  7月12日の記録的な大雨により、本町におきましては、住宅や事業所の浸水害のほか、町道及び県道、橋梁や水路、農地、公共施設について被害の発生を確認しています。被害の発生した場所及び状況につきましては、住宅の浸水害について、床上浸水が5軒、床下浸水が15軒、事業所施設の浸水害については、西大久保地区で2件、町道、県道においては、各所で道路冠水をはじめとして、のり面崩落、土砂堆積、水路の蓋の跳ね上げ、砂利や土砂の流出等を確認しています。また、葛川8号橋の損壊や都市下水道、暗渠管の破損などの施設の被害が発生しているほか、農地への土砂の流入やのり面の崩壊、公共施設においても、浸水による西戸グラウンドへの土砂の流入、フェンスの倒壊、トイレ浄化槽ブロアーの損壊や町立小中学校における雨漏り、ゆずの里オートキャンプ場におけるサイト内の砂利の流出、のり面の小規模崩落等が発生しております。  なお、被害額につきましては、当該災害が災害救助法の適用がなされていないこと、本町の農地等の被害についても、埼玉県農業災害対策特別措置条例の特別災害に指定されていないことから把握しておりません。ご理解賜りますようお願いいたします。 ○小峰明雄議長 山口まちづくり整備課長。                 〔山口貴尚まちづくり整備課長登壇〕 ◎山口貴尚まちづくり整備課長 ご質問の2問目、県・町の葛川改修工事と早期実現をのまちづくり整備課所管分につきまして順次お答え申し上げます。  2点目、葛川改修計画の全体と進捗状況についてでございますが、葛川は毛呂山町の総合公園付近を源として、JR八高線、東武東上線、関越自動車道を横断し、越辺川に合流する流域面積13.3キロ平方メートル、流域延長約7.9キロメートルの1級河川でございます。そのうち、過去の台風の際に明確となった河道の流下能力不足の解消として、坂戸市から県管理の最上流である毛呂山町大字市場、東武越生線橋梁までの約4.7キロメートルを整備するものでございます。主な整備内容につきましては、河道拡幅や築堤の構築でございます。  現在の進捗につきましては、毛呂山町大字西大久保地内の葛川橋の少し上流まで整備が進み、現在も早期の完了に向け事業が継続中であり、おおむね全改修区間4.7キロメートルのうち、約半分の2.3キロメートル程度までが改修済みとなっております。  次に、葛川8号橋についてでございますが、通常の災害復旧であれば国からの国庫補助金の活用が見込まれますが、当該箇所は埼玉県の河川改修計画区間に位置し、将来的に稼働幅が現在の約4倍に広がる計画となっております。災害復旧は現況復旧が原則で、橋梁ですので施工時期の縛りもあり、複数年の時間と多大な費用をかけて新設しても、河川改修時には撤去することとなります。そこで、河川改修が葛川8号橋流下約900メートルまで進んでいることを踏まえ、西大久保地区の要望を最優先に、農作業やコミュニティの要衝として8号橋を使えるよう仮橋設置を計画いたしました。詳細といたしましては、河川改修で埼玉県に機能補償による架け替えを実施してもらうまでの間、通常の車両が通行可能となるようH鋼による仮橋を設置するものでございます。予算につきまして9月議会に上程させていただきましたので、ご配慮を賜りますようお願い申し上げます。  3点目の旧毛呂山高校付近の道路冠水の原因についてでございますが、議員のお見込みの状況が関係しているものと考えております。近年、地球温暖化の進行とともに各地で異常気象が発生し、ゲリラ豪雨と呼ばれるこれまでの常識を超えるような集中豪雨が多発しております。また、従来、保水機能の役割を果たしていた水田が高齢化や担い手不足の影響で減少し、都市化が進んだことにより降雨時の雨水はアスファルトやコンクリートで覆われた地盤に浸透せず、そのまま排水口へと流れ込んでいくことも大きな原因と考えております。  次に、川角中学校東南の道路冠水の改善策についてでございますが、当該箇所においてスマートシティ事業で設置した防災用カメラの運用を今年度から開始し、ゆずの里ケーブルのデータ放送や町ホームページによりリアルタイムで状況を確認できるようになりました。そのほかに、道路冠水時にも歩車道境界ブロックが運転者から確認できるよう、歩車道境界上にオレンジのコーンや冠水注意の表示板等を設置してまいります。当該箇所の冠水の原因となっている谷ヶ跨水路の最終的な放流先である葛川本線につきましては、下流から河川改修を進めておりますが、現状では合流部分が未改修のため、水路の拡幅等については難しい状況となっております。そのことを踏まえ、河川管理者である埼玉県に引き続き強く要望するとともに、農業用水路としての側面もあることから、入間第一用水管理者並びに産業振興課と改善に向けて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○小峰明雄議長 宮寺産業振興課長。                 〔宮寺定幸産業振興課長登壇〕 ◎宮寺定幸産業振興課長 2問目の3点目のうち、産業振興課所管部分についてお答え申し上げます。  水路内の2か所に設置された転倒堰ですが、転倒堰は水位が上昇すると堰内部にあるフロートが上昇し、ロックが解除され堰が転倒する仕組みとなっております。転倒堰が閉鎖状態で田んぼの水位を異常に上昇させたとの見方ですが、転倒堰が閉鎖状態であったとのお話は聞いております。転倒堰が閉鎖されていたため、田んぼの水位が上昇したことは考えられ得ることと存じます。 ○小峰明雄議長 岡野勉議員
    ◆10番(岡野勉議員) 今で半分使ってしまったわけですね。では、順を追って再質問させていただきます。  アンケートの件ですけれども、前回学校教育環境等検討委員会で取ったアンケートなのですけれども、生かされていないという表現にさせてもらいました。それは、この内容のときに、現行のままの学校配置でよいが、小学校では51%、中学校では53.1%にも及んでいたわけです。しかし、最終的には一貫校の15.5%のほうに結果として導かれたということがあるなと思うわけです。それで、時間の関係で、実はアンケートの要望で教職員や児童生徒の意向、意見反映ということで求めたのですけれども、その記述が答弁ではないぐらい、ある面、尊重されていないなと。一番学校の主体の教育を受ける側の子供、そして教育を行う先生の一番よく学校環境を知っている人のアンケートを取るということがないというのがちょっと疑問であると。その点、すみませんが、答弁いただけるでしょうか。 ○小峰明雄議長 石田教育総務課長。                 〔石田麻里子教育総務課長登壇〕 ◎石田麻里子教育総務課長 再質問につきましてお答え申し上げます。  小中学生や教職員に対するアンケートについてでございますが、小中学生に町の将来や学校のことを考えてもらうことは大変有益であると考えます。しかしながら、アンケートを実施し、その結果を根拠に政策に反映させるということは、判断能力が未熟であるおそれのある小中学生にはなかなかご負担があるということで、対象者としてはそぐわないと考えております。  また、教職員に対するアンケートでございますが、教職員は、子供たちにとってよりよい教育を行うため校内で議論し合い、校長を中心に一体となって当たっていくことが肝要かと考えます。教育委員会の方針を学校に丁寧に説明してまいりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。 ○小峰明雄議長 岡野勉議員。 ◆10番(岡野勉議員) やはり課長、質問しておいてよかったなと思います。前回とどうも同じような答弁でした。子供たちに事のよしあしを、負担が大きくて意見表明をするのは難しいという答弁でありました。しかし、今、子ども基本法なり閣議決定されて、実施は来年ですけれども、そのことをご存じですか。子どもの権利条約でも、子供たちに本人に関わる重要な案件に対して、当の子供たちが意見を表明する機会が奪われているということなのですよ。そこで重要な問題ということで、大人が責任を取ればいいではないですか。それを教育委員会なり大人が逃げていることで、意見を聞かないなんていうことは、やはり断じてこれは問題であります。こういうことで、毛呂山の子供たちの意見が表明できないということは残念だと。ちゃんと話してくれ、気持ちを言ってくれと。そういう中でその責任を町が、大人が取るぐらいのことの姿勢であるべきだと思います。この点、ちょっと時間の関係があるので、すみません、これ重々勉強してください。それで意見表明権、子どもの権利条約等、町の基本法なりを熟知していない、確認していなかったら、それは本当に問題であると思います。  それで、前回のアンケートは6年前でした。保護者は入れ替わっていますし、大きな変化として、コロナ禍の前の調査でした。今回、再検討の検討委員会の中で、大きな社会的な変化があったという中でのことですから、アンケートはぜひ取るべきだと思いますが、その点どうでしょうか、お願いします。 ○小峰明雄議長 石田教育総務課長。                 〔石田麻里子教育総務課長登壇〕 ◎石田麻里子教育総務課長 再質問につきましてお答え申し上げます。  改めてアンケートを実施すべきと考えるかというご質問だと思います。アンケートは、民意をはかるには有効な手段の一つであると認識しています。しかしながら、的確な情報を周知した上で実施しなければ民意が正確に反映されない可能性がありますので、慎重に行うべきであると考えております。 ○小峰明雄議長 岡野勉議員。 ◆10番(岡野勉議員) 時間の関係もありまして、それで町長から答弁がありました。私のほうも毛呂山町の公共施設総合管理計画及び毛呂山町の個別施設計画を改めて見させてもらいました。7ページにはこう書いてあります。2020年にできたものです。そこで「売却等の処分を積極的に行い」と明らかに書いてあるわけです。そうすると、町長の答弁ですけれども、売却でないことは明らかでございますということは虚偽の答弁ではないでしょうか。この総合管理計画と個別管理計画を見ると、やはり自然な受け止めだと思うのです。それで、計画の前提であって原則だと言ったまででありまして、この点、町長はどうお考えかお願いしたいです。 ○小峰明雄議長 井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 再質問にお答えをいたします。  先ほどの答弁のように、31ページの中に学校というふうに、はっきり「①、学校」とうたっているのです。虚偽でも何でもないのです。「学校について再配置の方向性は、集約後の土地や建物については、利活用を検討します」とはっきりうたっているわけであります。  以上です。 ○小峰明雄議長 岡野勉議員。 ◆10番(岡野勉議員) 個別施設計画31ページですけれども、ここではっきり書いてあるのは、令和8年度、令和10年度を目標とした中学校区の小中一貫校をするために集約化を目指すと言っているのです。ここは学校統廃合ではないですか。学校統廃合、それを受けて個別計画や総合管理計画は、施設の統合や廃止により生じる統合ですよね。廃止により生ずる跡地は売却の処分を積極的に行い、将来的に維持していく施設の維持管理や更新のための財源をつくるということを言っているわけです。はっきりここで、利活用を含めてですけれども、その利活用ということは、つまり売却をして財源をつくるということにストレートに入るわけです。これが2つの計画の原則で、統合した後の集約化した後のというのは、ですから売却ではないですか。何でそれが違うのですか。それが2つの原則でしょう。 ○小峰明雄議長 井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 岡野議員の再質問にお答えをいたします。  どうも理解していただけないようなのですけれども、学校というものを売却するなんてそんな簡単なものではないです。誰も町民皆さんが、母校が売却されると思ったら大変なことですよ。そういうことを本当に私たちが考えて言いますか。議員さんだって私たち首長だって、やっぱり自分たちの母校があって、その母校を簡単に売却するなんてことは言いませんよ。特に今までのこの統合、今一貫校の関係についても、売却なんて一言も言ったことないし、こういうふうにちゃんと文言としてうたわれていて、そしてそれをしっかり進めているわけです。ですから、そういうふうに勝手に思い込んでそういった声を広めていただきたくもないし、私たちの考えているのは子供が主役です。学校が主役ではないのです、子供が主役なのです。子供たちを安全に、そしていい学校に、いい教育環境で勉強させようと、それが私たちの考えですから、ご理解ください。  以上です。 ○小峰明雄議長 岡野勉議員。 ◆10番(岡野勉議員) それはちょっと矛盾します。公共施設の総合管理計画の目標として、40年間で25%の削減をするとしています。そして、毛呂山町公共施設個別施設計画・再配置の基本的な方針、再配置の基本的な方針ですよ。その中で集約化とうたっているのは学校のみではないですか。それも今もまだ変わっていないでしょう。この集約化をするということで、統廃合するのはほかにない。4小学校のみではないですか。だからここで、この4小学校は廃校になります。小学校跡地は売却することになります。これが計画の筋だと思います。そうでしょう。こういうことなのですから。計画どおりに進んでいるわけですよ。踏まえているわけですよ。それを逆にやろうとしているのですか。 ○小峰明雄議長 井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 何度も言うようですけれども、売却するわけではありません。例えば町の施設でありましたデイケアセンター、今は社協の協議会のほうが事務所として使っておりますけれども、いずれはこういうふうに、町の施設をほかの団体さんが使ったりもします。これは補助金の関係等もありますけれども、社協の協議会とあるいは理事会ですか、そういったところが承認していただければ町から譲渡とか、そういう形で町の土地施設、こういったものが変わっていくわけです。ですから、同じように、小学校を売却するというのではないのです。利活用していけるように、またいろんな考え方ありますから、そういったこと、各全国の市町村ではいろんな考え方で、そういった閉校した後の学校を利活用したりいろいろしています。そういった中で考えていきますので、ご理解賜りたいというふうに思います。  以上です。 ○小峰明雄議長 岡野勉議員。 ◆10番(岡野勉議員) 利活用という表現に私はどうかなという気がします。31ページの集約後の土地や建物についてはということで、集約後ですからこれは小学校だと思います。その小学校の利活用を検討しますということで書いてあるのですが、「利活用」の「利」は、利益を得るということも含まれるわけです。それで、売却することにということで財源のということがはっきりしてくると思うのです。ここで、ですから計画として学校統廃合を進めてきたというところを。それで、時間の限りがあります。それで、井上町長、ブログの案件ですが、「嘘が流布される」が、これは非常に町民に悪影響を及ぼしています。毛呂山町民新聞の編集後記に、毛呂山の教育を考える会は、うそや偽りで署名を集める団体だと受け止めにならない記述もあります。こういった中で、団体を町長の側も真剣にと言ってきた。それで3,300の署名も集まって、頑張ろう、学校を残そうとした、そういった行為に対して誰がうそを流布されるのですか。町民に対してそういう言葉遣いや書面を記載することは、私は疑う。町長、ここいらに誤解があるのだったら、話し合うような姿勢を取らなかったのですか。それで、まだこのブログを堂々と載せている。それに対して、職員の人や身近な人が何か言わないのですか。「嘘が流布される」ですよ。誰が流布するのですか。それでいいのですか。そういう姿勢で。お願いします。 ○小峰明雄議長 井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 岡野議員の再質問にお答えをいたします。  そういう団体と話し合っていただきたいというふうにお話がありましたけれども、そういう教育を考える会の皆さんが一生懸命されているのは分かるのですけれども、町が別に売却するなんて思ってもいない。利活用というかいろんな考え方を持っています。それを一方的に違う用紙を一緒に添えて、売却されるのだとはっきりとうたっておりました。それではやはりそれを見た方は、それは大変だと言って署名された方もいるかもしれません。ただ、町の意図とは全く違うわけです。全く違うことがされていて署名活動が行われたということ。だから、私はそれに対しては全く違うのですよということを書いたわけであります。町民新聞の話は私は関係しませんので、それは分かりませんけれども、とにかくそういったことをはっきりとうたって署名活動するというのは町の考え方とは全く違うわけでありますので、ご理解賜りたいと思います。  以上です。 ○小峰明雄議長 岡野勉議員。 ◆10番(岡野勉議員) たしか町長は、町民新聞は私の友人だという表現をされました。こういう表現はどうだろうかと。                 〔「友人じゃない」と呼ぶ者あり〕 ◆10番(岡野勉議員) 盟友か。                 〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆10番(岡野勉議員) 存じてます、か。その点。  それで、ちょっと平行線になっておりますが、総合管理計画と個別計画、それのやはり原則を町が進めようとするのだったら、その誤解を解くように、しっかり学校は統廃合、売却するものではないということを書けばいいではないですか。それで、この4校あるうち1校でも売却しないは、総合計画の目標は達成しないのですから。裏づけされているのですよ、25%の。そこをちゃんとわきまえておいてください。  それで、時間あと7分ということで、すみません、重要なことなので。それで、2番ですけれども、私は、この豪雨によっていろいろな面で気づかされたり、課題がはっきりこの豪雨で知ったということでは、このゲリラ豪雨の課題を浮かび上がらせたということでは、しっかり住民皆さんの聞き取りと、つかんだ教訓を書き留めて、しっかり安心安全な毛呂山全体の改修なり補強をしていただきたいと思います。  その中で、一つ、橋はどんなに小さなものであろうと、橋が外されたショックは大きいものです。これは西大久保の8号橋のことを言っているのですけれども、地域の橋がなくなったことによって活気を奪われます。8号橋は、今回、答弁に書いてあるように、農作業、地域コミュニティの要衝でありまして、あと町民や障害者施設の皆さんの散歩コースとしても、文字どおりかけ橋になっております。今回の町の対応は評価したい。仮の設置としたとしてもですけれども、そこでちょっと工期等が言われていなかった。それで、工事費約314万というような額だと思うのですけれども、強度の点、不都合点等は問題これでないのか、どのぐらいもつのかというところでご答弁をいただきたいと思います。 ○小峰明雄議長 山口まちづくり整備課長。                 〔山口貴尚まちづくり整備課長登壇〕 ◎山口貴尚まちづくり整備課長 再質問にお答えを申し上げます。  葛川8号橋につきましては、仮橋を設置させていただく計画でございます。まず、工事着手の関係でございます。まず、9月議会におきまして補正予算のほうを上げさせていただきまして、入札、契約の運びとなります。やはり河川でございますので、渇水期に行う必要がございまして、おおむね12月頃からの着工と考えてございます。  それと、あとは強度のお話でございますけれども、こちらは橋桁はH鋼です。あとは、車が乗るところ、人が乗るところは鋼鈑でございます。強度的には全く問題がないということでございます。想定としましては、人が散歩していただく、あとはトラクターや軽トラックが通る、そういったことにも十分に対応できる橋ということで考えてございます。 ○小峰明雄議長 岡野勉議員。 ◆10番(岡野勉議員) 県は、例えば葛川の改修ですけれども、川の下からという、言ってかなりかたくななのです。それで、今ある、毎年被害を受けている例えば葛川団地とか市場の県道すぐ下の越水で、もろ水が土手から上がり始めて民家に来ているのです。そういうところを考えますと、緊急性を考慮した粘り強い働きかけを町としても県に、このまま計画を推移して下からやったら、5年後、10年後の中で行われるのか。今緊急性を持ったところの改修なり、そのかさ上げ等もあると思うので、その点での働きかけをぜひ行って、自治会でも、私議員としてもやりますけれども、その点、町にちょっとお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小峰明雄議長 山口まちづくり整備課長。                 〔山口貴尚まちづくり整備課長登壇〕 ◎山口貴尚まちづくり整備課長 再質問にお答えをいたします。  河川の改修につきましては、やはり川下から行うものがセオリーでございます。これはもう絶対的なセオリーでございます。しかしながら、やはり現場の状況のほうを見ますと、西大久保団地の方々が今回床下浸水があったということでございます。その辺も考慮いたしまして、県のほうにご相談のほうを申し上げたのですけれども、越流するような場所というのが特定できましたので、そこに土のう等を置かせていただいて、水が流れないような措置をするということで回答のほうをいただいてございます。そのことを実施していきたいと考えております。 ○小峰明雄議長 岡野勉議員。 ◆10番(岡野勉議員) 土のうだけだとちょっと心細いと。そこはまた。それで、とにかく粘り強くお願いします。  それで、西大久保の田んぼの耕地の水を早くとにかく葛川放水路へ流すと。あと、この区間に関しては請願も出るということでございますが、あと川角中学校のところですけれども、浸水地は改めて池造ったり、あと計画的な水路の拡幅等をやって改善に努力してもらいたいと思いますが、その点で、時間もう少しですが、どうですか、お願いします。 ○小峰明雄議長 山口まちづくり整備課長。                 〔山口貴尚まちづくり整備課長登壇〕 ◎山口貴尚まちづくり整備課長 再質問にお答えをいたします。  谷ヶ跨水路の関係でございます。やはりこちらは抜本的な対策、これは葛川本流の改修、あとは水路の途中で調整池を造ったり、そういった対応、まず抜本的なもので必要かと存じます。それに合わせまして、場所の歩車道境界ブロックが分かるようにカラーコーン、長いものをつけたり、やはり路面標示のほうをしっかりさせていただきたいと考えております。  また、このたび地域の皆さんとのお話合いの場も持てましたので、意見のほうをしっかり聞いて、土のう等の準備をしっかりしたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○小峰明雄議長 岡野勉議員。 ◆10番(岡野勉議員) すみません。住民の方は、もう何十年もそこに住んだり、その解決策を本当に知っております。どうか聞き取りも十分しながら安全なまちづくり、よろしくお願いします。  以上です。 ○小峰明雄議長 この際、10時45分まで休憩とします。                                      (午前10時30分) ○小峰明雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前10時45分) ○小峰明雄議長 一般質問を続行します。  ここで、私は町政に対する一般質問を通告しておりますので、ただいまから議長の職務を副議長に代行していただきます。  下田泰章副議長、議長席にお着き願います。                 〔議長退席、副議長着席〕 ○下田泰章副議長 ただいまから議長の職務を行いますので、どうぞよろしくお願いします。                                                       ◇ 小 峰 明 雄 議員 ○下田泰章副議長 順次質問を許します。  小峰明雄議員。                 〔11番 小峰明雄議員登壇〕 ◆11番(小峰明雄議員) 11番、小峰明雄。議長より発言の許可をいただきましたので、町政に対しまして通告に従い一般質問をさせていただきます。  質問の前に、現在、町民生活は、ロシアのウクライナへの侵攻による戦争の長期化や経済制裁などの影響で、資源や穀物などの供給不足、物価の高騰と急激な円安による輸入価格の高騰などの影響で、あらゆる商品やサービスが値上がりし、家計を直撃しております。町では、地方創生臨時交付金などを活用した様々な支援を実施しておりますが、私は全ての町民の方々に直接恩恵があるような支援事業も必要と考えます。国は地方創生臨時交付金を増額する方針を示しておりますので、水道料金など、ぜひ全ての町民の方々に直接恩恵があるような事業展開を切望いたします。  それでは、1問目の教育・子育て環境の充実についてお伺いいたします。1、鎌倉街道上道及び複数の遺跡は、これまでの保存活用事業は、土地所有者様の行為に支えられておりましたことに感謝を申し上げます。また、職員、ボランティアの皆様には、遺跡群の国指定史跡化を視野に保存活動事業にご尽力をいただいておりましたことに感謝を申し上げます。令和4年度毛呂山町教育行政重点施策の基本目標Ⅶ、歴史・文化の継承と郷土を愛する心の育成の3、郷土を理解する教育の推進で、鎌倉街道上道による啓発事業についてご見解をお伺いいたします。  2、平成30年第3回及び令和元年第3回の議会定例会において一般質問をさせていただきました、コロナ禍ではありますが、小中学校における歯、口の健康づくりへの取組についてお伺いいたします。  3、坂戸市では、令和4年度から小中学校の保護者や児童生徒が、学校などを通さずに弁護士に無償で相談できる取組についてご所見をお伺いいたします。  4、コロナ感染者数が今年に入ってから3,000人を超えておりますが、保育所で小さな命を預かる職員さんのご心労は相当なものと痛感しております。保育所におけるコロナ感染症対策への取組状況をお伺いいたします。  5、県では、埼玉県消防団応援プロジェクトを平成28年11月1日から全県で展開しておりますが、地域防災活動の要であります消防団員の皆様方は、多忙な生業の傍ら、町民の方々の期待に応えるべく、日夜の災害に献身的な努力を払っております。私は、献身的な努力に対し町独自の子育て支援策等は必要と考えますので、ご見解をお伺いいたします。  次に、2問目の障害者支援の充実ついてお伺いいたします。障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法は、全ての障害者があらゆる分野の活動に参加するためには、必要とする情報を十分に取得及び利用し、円滑に意思疎通を図ることができることが極めて重要であることに鑑み、障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策を総合的に推進し、共生社会の実現に資することを目的に、本年5月25日に公布、施行されました。現在町では、毛呂山町障害者福祉計画等に基づき、福祉課、社会福祉協議会をはじめ関係する所管課において、全ての障害者の方々に様々な施策で支援しておりますことに感謝を申し上げます。この法律の第3条には4つの基本理念があり、第11条から16条には6つの基本的な施策が明記されておりますので、ご見解をお伺いいたします。  次に、3問目の地域防災についてお伺いいたします。1、7月12日の豪雨による被害に遭われました方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、職員の皆様や水防団員の皆様には、地域住民の安全を守るために業務に携わっていただきましたことに感謝を申し上げます。私は、町内全域の被害に対し、検証を基に復旧対策を計画的に実施していかなければならないと考えますが、ご見解をお伺いいたします。  2、ソフトボール場2面の西戸グラウンドは、令和元年の台風19号で大きな被害を受けました。令和2年度に復旧工事が実施されましたが、7月12日の豪雨による被害に対し、河川区域内でありますが、復旧及び対策等、ご見解をお伺いいたします。  3、毛呂山消防団第1分団車庫及び第5分団車庫の構造は、コンクリートブロック造で、建築年度は不明で老朽化が進んでおります。毛呂山町公共施設個別施設計画・再配置の基本的な方針編の(8)、行政系施設を第1期中に検討する施設及び方策に、継続、備考欄には老朽化対策が必要とありますので、現在の消防団7施設のうち、新耐震基準を満たしておりません2施設について、今後の方策とご見解をお伺いいたします。  以上で私の一般質問とさせていただきます。 ○下田泰章副議長 岩下歴史民俗資料館長。                 〔岩下幸一歴史民俗資料館長登壇〕 ◎岩下幸一歴史民俗資料館長 小峰議員の1問目の1点目、鎌倉街道上道による啓発事業についてのご質問にお答え申し上げます。  令和4年度毛呂山町教育行政重点施策で掲げました郷土を理解する教育の推進では、学校教育と連携しながら児童生徒の郷土理解と郷土愛の醸成を図ることとしております。毛呂山町ゆかりの人物を郷土学習に取り上げることや、社会科研究展などの充実を主な取組としておりますが、本年6月17日に国の文化審議会により国指定史跡への答申がございました鎌倉街道上道も、学習内容の一つとして取り上げるべきものと認識しております。鎌倉街道上道の普及啓発事業では、これまでは文化財散策、歴史講座など主に社会教育の分野で実施してまいりました。しかし、鎌倉街道上道は本町だけでなく、我が国の歴史上、特に重要な文化財であることが認められるもので、児童生徒に対しても史跡の価値を正しく理解してもらえるように努めてまいりたいと考えております。  鎌倉街道は、小学校社会の教科書にも掲載されておりますので、本町の地の利を生かした活用方法も学校との連携の中で提案してまいります。その際、歴史的な事象を紹介するだけでなく、史跡の価値と保護されてきた経緯や意義、今後の保存や活用まで伝えることが本町ならではの児童生徒への啓発となり、児童生徒の郷土理解と郷土愛の醸成につながるものと考えております。児童生徒に対する啓発事業のコーディネーターとしての資料館の役割は極めて重要と認識しておりますので、ご理解をいただければと存じます。 ○下田泰章副議長 土屋学校教育課長。                 〔土屋浩一学校教育課長登壇〕 ◎土屋浩一学校教育課長 1問目の2点目及び3点目につきまして順次お答え申し上げます。  最初に、2点目の小中学校における歯、口の健康づくりへの取組でございますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けて、感染予防の観点から給食後の歯磨きを現在も実施できていない状況にあります。また、虫歯の治療率においても、結果が出ている令和3年度は、令和2年度と比較して低下している状況であります。歯、口の健康については全身の健康に影響を及ぼすことから、学校における歯科保健活動は、健康教育において極めて重要なものと捉えており、虫歯予防と虫歯治療について、引き続き各家庭と連携を深めて進めていく必要があります。学校では、学齢に応じて歯と口の健康について学び、歯磨きの効果的なやり方の指導をしております。また、学校保健連絡調整会議などを通して、保健センターや各学校の養護教諭、教育委員会で連携して虫歯予防や虫歯治療の推進について情報共有するとともに、啓発に努めてまいります。フッ化物洗口についても、今後の新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえて研究をしてまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。  次に、3点目の小中学校の保護者や児童生徒が学校などを通さずに弁護士に無償で相談できる坂戸市の取組についてお答え申し上げます。坂戸市は、小中学校の教育現場で起きるいじめや不登校の相談窓口として、保護者や児童生徒が弁護士に直接無償で相談できる制度を今年度から実施いたしました。坂戸市が委嘱する弁護士は、法律相談のほか、いじめの調査や学校との調停、教員への指導などにも当たるものです。保護者や児童生徒にとって相談する窓口が増えることは、課題解決に向けての足がかりともなり、経済的負担を気にせずに弁護士に相談できることは、法的問題解決を進める上で有効であると考えます。本町においては、学校に相談しにくいケースでは、教育センターを相談拠点として保護者や児童生徒に相談していただいているところです。今後、坂戸市の事業の状況を確認するとともに、保護者や児童生徒に法的な相談や調停等のニーズがあるか調査し、研究してまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○下田泰章副議長 小川子ども課長。                 〔小川賢三子ども課長登壇〕 ◎小川賢三子ども課長 1問目の4点目、保育所におけるコロナ感染症への取組につきましてお答え申し上げます。  議員ご指摘のとおり、コロナ感染者数が増加傾向にある中、各保育所におきましては、厚生労働省からの通知に従い、換気や消毒を徹底するとともに、園児や保護者に対しましても感染防止対策にご協力をいただきながら保育所運営を継続しているところでございます。具体的な取組といたしましては、まず園児に対しましては、こまめな手洗いやうがいを促すとともに、発熱がない場合にあっても、園児の体調変化には十分注意しながら保育を行っております。また、ご自宅での検温や健康状態の把握に努めていただき、発熱等の症状がある場合には登園を控えていただくようお願いしてございます。保育士に対しましては、出勤前に自宅において検温及び健康状態の確認をしてから出勤しており、勤務中に発熱がなくても、体調が悪くなった場合には申し出るよう指示しているところでございます。園の設備につきましては、今年度、各保育所の手洗い場を自動水洗化する工事及びゆずの里保育園内の一時預かり保育室に設置しているエアコンの交換工事を実施いたしました。議員ご承知のとおり、保育所は就労する保護者に代わり保育を実施する場であり、閉所などをした場合には非常に大きな影響を及ぼす施設でございます。保育士及び担当職員は、その点を十分認識した上で職務に当たっておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○下田泰章副議長 大野総務課長。                 〔大野 勉総務課長登壇〕 ◎大野勉総務課長 1問目と3問目のご質問のうち、総務課所管分につきまして順次お答え申し上げます。  最初に、1問目の教育・子育ての環境の充実についてのご質問のうち、5点目の消防団員への子育て支援策につきましてお答え申し上げます。埼玉県消防団応援プロジェクトとは、消防団員が専用のカードを提示することにより、登録する企業、店舗より様々な優遇サービスを受けられる仕組みで、現在、県内で2,623件、西入間広域消防組合管内で8件、毛呂山町内で4件の登録がございます。議員ご提案の消防団員世帯への独自支援策は、地域防災の要として活躍する消防団員と、消防団員を支える家族への支援を行うことで、多様化する消防団の役割を担う消防団員の労苦に報いるための処遇改善の一助になるほか、家族等の消防団活動への理解につながり、ひいては消防団員の確保にも資するものと考えております。町では、消防活動の円滑な遂行並びに消防力の充実及び強化を図るため、現在保有する自動車運転免許証では分団の消防車両が運転できない消防団員に対して、必要な免許を取得するための経費を補助しております。町といたしましては、少子高齢化の進展や、特に若い世代の入団者数の減少が社会問題となっていることから、さらなる消防団員の処遇改善に向け鋭意努力していく所存でございますので、ご理解賜りたいと存じます。  次に、3問目の地域防災についてのご質問のうち、1点目の7月12日の豪雨被害についての質問にお答え申し上げます。7月12日の記録的な大雨の被害につきましては、住宅や事業所への浸水害、町道及び県道への冠水をはじめとしたのり面の崩落、土砂の堆積などが発生しています。また、橋や水路等の損壊、河川沿いの農地やグラウンドへの土砂の流入も発生するなど、多くの被害の発生を確認しています。町では、今回の大雨に際して、大雨警報の発表される前から警戒体制を取り災害対応に当たってまいりましたが、台風等のある程度の予測が図れる災害と異なり、避難所開設や職員の動員体制等の事前の準備に時間がなかったこと、雨が急激に勢いを増したことから、同時多発的に緊急の事案が発生し、対応が難しい状況もございました。町といたしましては対応の検証を深め、職員初動マニュアルや防災訓練の内容の改善等に鋭意努力していくとともに、河川を管理する埼玉県飯能県土整備事務所等と連携し、治水能力の向上を図っていく所存でございます。また、事前の準備がない状態で発生する災害は即時の対応が極めて難しく、地域の助け合いによる共助、自分で自分の身を守る自助の力の発揮が重要なことから、地域防災の要である自主防災組織に対し、災害時の対応力の向上を図るため、活動への支援を強化することで連携を深めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。  次に、3点目、毛呂山消防団第1分団車庫及び第5分団車庫の老朽化対策につきましてお答え申し上げます。議員ご指摘のとおり、毛呂山消防団の第1分団車庫及び第5分団の車庫については、防災活動の拠点となる重要な施設であり、その機能の保全が必要な施設である一方、建築年度が不明で老朽化が顕著であることから対策が必要な状況です。町といたしましては、毛呂山町公共施設等総合管理計画に基づき維持管理の在り方を検討するとともに、更新や機能移転を含めた検討を進めてまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○下田泰章副議長 小室福祉課長。                 〔小室永治福祉課長登壇〕 ◎小室永治福祉課長 2問目、障害者支援の充実のご質問につきましてお答え申し上げます。  障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律、いわゆる障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法につきましては、情報利用のバリアフリー化、情報アクセシビリティの向上及び意思疎通支援の充実に向けての各種施策推進の根拠となる法律として本年5月25日に公布、同日施行されたところでございます。基本的施策として、1、障害者による情報取得等に資する機器等、2、防災・防犯及び緊急の通報、3、障害者が自立した日常生活・社会生活を営むために必要な分野に係る施策、4、障害者からの相談・障害者に提供する情報、5、国民の関心・理解の増進、6、調査研究の推進等の6つを掲げ、国、地方公共団体、国民の責務や事業者との連携協力などを規定したものでございます。  本町では、これまでも障害者基本法に基づき策定する障害者計画において、情報アクセシビリティーの向上及びコミュニケーション支援の充実を図るための各種施策を掲げ取組を進めております。本法施行を契機とし、情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進について、さらに関係各課や関係機関と連携を図りながら、障害のある人はもとより、障害のない人にも必要とする情報へのアクセシビリティーの向上及びコミュニケーション手段の充実に努めてまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○下田泰章副議長 波田スポーツ振興課長。                 〔波田裕一スポーツ振興課長登壇〕 ◎波田裕一スポーツ振興課長 3問目の2点目につきましてお答え申し上げます。  7月12日の夕方から県西部地域を中心に降った大雨により越辺川が増水し、西戸グラウンドのネットフェンスが倒壊するなどの被害を受けました。西戸グラウンドは、令和元年10月の台風19号におきましても被害を受け、令和2年7月に復旧工事を実施しました。この復旧工事において台風被害を未然に防ぐため、事前にフェンスのネットを巻き上げられるようにするなどの対策を講じておりましたが、7月12日の大雨は、猛烈な雨が短時間に降り続いたことから、これらの対策を行うことができませんでした。西戸グラウンドの復旧方法につきましては、倒れたネットフェンスの大部分は基礎部分から倒れた状態であり、支柱やネットはそのまま利用できますので、それらを引き起こすなどして再設置いたします。また、グラウンド内に土砂が堆積した状態でありますので、グラウンドの整地作業を行います。ネットフェンスの倒壊は、川の増水とともに流されてきた草などがネットに絡まり、水の力がネットや支柱に加わったことによるものであります。このことから、今後の大雨時の対策につきましては、ネットを再設置する際に、ネットの下の部分は支柱に固定せずに施工し、ネットと支柱に水の力が加わりにくくしたいと考えております。また、これまでと同様に、事前にフェンスとネットを巻き上げるなどの対策を講じてまいります。  なお、本議会定例会におきまして、西戸グラウンドの復旧に係る補正予算を上程させていただいております。ご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) それでは、ご答弁に対しまして再質問をさせていただきます。  まず、岩下歴史民俗資料館長に1問目の教育・子育て環境の充実の1点目、鎌倉街道上道についての啓発についてお伺いいたします。児童生徒に対して史跡の価値を正しく理解してもらうよう努めるとのことですが、正しい理解とは具体的にどのような取組をお考えなのか、この点についてお伺いいたします。 ○下田泰章副議長 岩下歴史民俗資料館長。                 〔岩下幸一歴史民俗資料館長登壇〕 ◎岩下幸一歴史民俗資料館長 再質問にお答え申し上げます。  今回、国指定史跡に答申された鎌倉街道上道は、交通遺跡4遺跡、苦林宿とされる堂山下遺跡、寺院跡の崇徳寺跡、苦林宿の内外の境界と想定される川角古墳群で構成されております。文化審議会からも、同時期に存在していた周辺の遺跡群と一体的に保存され、中世の鎌倉街道の、特に河川、渡河点の様相をよく残している点が評価されました。この点は、県内外の鎌倉街道と比較しても特筆され、他に誇ることができる点だと考えております。児童生徒に対してこのような鎌倉街道上道の価値を、発達段階に応じて理解していただけるように努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜れればと存じます。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) 次に、地の利を生かした活用方法も学校との連携の中で提案されるとのことですが、どのように連携をして図っていかれるのか、この点についてお伺いいたします。 ○下田泰章副議長 岩下歴史民俗資料館長。                 〔岩下幸一歴史民俗資料館長登壇〕 ◎岩下幸一歴史民俗資料館長 再質問にお答え申し上げます。  国指定史跡が身近にあり、画像や動画だけでなく現地で大きさや空気を体感しながら学習できることは、恵まれた環境にあると言えます。6月に川角中学校がふるさと学として、鎌倉街道を中心に学区内の文化財をグループで散策しました。資料館職員が事前学習の指導も行いましたが、学校教育と連携する際は、学習の狙いを学校、資料館で共有することが重要で、この点は生涯学習課所管の地域学校協働活動、ゲストティーチャーの運用の中で双方の共通理解を図っております。郷土学習は、児童生徒にとってふるさと意識の醸成に有効と考えておりますので、史跡指定を機に、未来を拓く人づくり(小中一貫教育)プロジェクトの中に位置づけることを提案できればと考えております。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) 次に、髙沢教育長にお伺いします。  今館長のほうから再質問にご答弁がございました。ここで、やはり歴史民俗資料館、今小中学生の社会科研究展、これです。私も土曜日に1時間ほど拝見してきましたけれども、感じたことは、大河ドラマに関係する研究や鎌倉街道上道の研究が非常に多く見受けられました。今回、鎌倉街道研究特別賞というものもございました。そこで、社会科研究展や鎌倉街道と古墳の森保存活用プロジェクトと、鎌倉街道上道の啓発事業について、髙沢教育長のご所見をお伺いいたします。 ○下田泰章副議長 髙沢教育長。                 〔髙沢佳弘教育長登壇〕 ◎髙沢佳弘教育長 再質問にお答えいたします。  本年6月17日に鎌倉街道上道が国の文化審議会において国指定史跡の答申をいただきましたことは、長年にわたり遺跡の保存に努めていただきました関係者の皆様のご尽力のたまものと、改めて敬意を表します。これまでの歴史民俗資料館の取組と鎌倉街道上道の啓発事業についてでございますが、鎌倉街道と古墳の森保存活用プロジェクトにおいて行った謎解きゲームは、鎌倉街道という名前と優れた遺跡が毛呂山町内にあることを楽しみながら広く知っていただくことができた事業でございます。こども探検隊は、実際に散策を行い、史跡に触れる体験学習会を実施いたしました。社会科研究展では、鎌倉街道研究特別賞を新設することで、小中学生が目を向けてくれるきっかけになったと考えております。また、謎解きゲームを利用し行ったアンケートでは、鎌倉街道に行ったことのある毛呂山町内の小学生は3割程度であり、今後もさらに啓発をしてまいります。学校教育においては、9年間を見通した小中一貫教育において、低学年から段階的に鎌倉街道上道を体験的に学習するような取組を検討してまいりたいと存じます。今後も社会教育、生涯学習における活用に加え、小中学生に優れた歴史遺産としての価値を、生きた教材を通して郷土の理解、郷土愛の育成、郷土の文化財としての保存活用をしてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) 教育長、今ちょっと答弁をお伺いしていて、ちょっと今、気になったのですけれども、先ほど館長は発達段階に応じて理解していただけるように努めると。髙沢教育長は検討してまいりたい。できるだけ意思は、課長と教育長で違っているのでは、私も今聞いていてちょっと気がついたので、ここで一言お話しさせていただきますけれども、よく調整しながら進めていただければと思います。  次に、土屋学校教育課長にお伺いいたしますけれども、先ほど館長から川角中学校の内容のご答弁がありましたので、確認のためにちょっとお伺いしたいのですけれども、川角中学校は校外学習における鎌倉街道上道への現地での学習を2年続けて実施しております。ここで、やはり川角中学校があるということは毛呂山中学校もあるわけです。毛呂山中学校は確かに離れていますけれども、この上道の現地へ行かれるとか、そういった何か体験ですか啓発の授業、この実施予定とかありましたらお伺いいたします。 ○下田泰章副議長 土屋学校教育課長。                 〔土屋浩一学校教育課長登壇〕 ◎土屋浩一学校教育課長 再質問にお答えいたします。  川角中学校では、総合的な学習の時間に鎌倉街道上道を含む川角中学校区の歴史探訪を行いました。町内中学校で実施計画案を共有し、毛呂山中学校においても鎌倉街道上道の現地学習を計画できるよう支援してまいります。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) 課長、支援の時期とか具体的な方法、いろいろ考えていただきたいと思います。確かに歴史民俗資料館にお伺いしますと、来館者が非常に増えています。いい機会だと思いますので、いろいろなことを皆さん方で協議しながら進めていただければと思います。  次に、土屋学校教育課長に2点目の小中学校における歯、口の健康づくりについてお伺いいたします。日常的に口が開いている状態をお口ポカンと、こう呼ばれるそうですけれども、このことによって実は歯の並びの悪化だとか虫歯、鼻の不調とか、こういったことを引き起こすと言われています。今コロナ禍でマスクを着用していますので、非常になかなか難しいと思うのですけれども、小中学校ではどのように対応されているのか、この点についてお伺いいたします。 ○下田泰章副議長 土屋学校教育課長。                 〔土屋浩一学校教育課長登壇〕 ◎土屋浩一学校教育課長 再質問にお答えいたします。  発育中の子が口を開けたままだと、上下の顎のかみ合わせや舌の位置に異常が生じ、歯並びを悪化させやすく、口内も乾燥するため、菌の繁殖などで虫歯や歯周病になるリスクが増すと言われております。近年、新型コロナウイルス感染症の対応としてマスク着用のため、このお口ポカンに気づきにくく、マスクのため鼻で息がしづらく口呼吸をしてしまうこと。さらに、若年層の口周りの筋力低下がお口ポカンの大きな理由と言われております。対策としては、あいうべ体操などのトレーニング方法がございます。今後、学校保健連絡調整会議の開催時に対策も含めた情報を提供し、各学校からの保健だよりを通じて保護者への啓発をしてまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) 次に、フッ化物の洗口についてです。以前に質問させていただきまして、今回も研究していくと。前回も研究していくということです。この埼玉県の歯科口腔保健推進計画、2023年度までありますけれども、この中の7ページにもしっかりと推進があります。この中で特に気になるのは、フッ化物の洗口の小学校、中学校の割合です。これ目標値が2023年度50%と、こうあるわけです。だから、こういったものをしっかり視野に入れながらいろいろなことを考えていただければと思います。  次に、虫歯の治療率が低下しているというご答弁です。虫歯の治療率の向上策というのはどう考えていらっしゃるのか、この点についてお伺いいたします。 ○下田泰章副議長 土屋学校教育課長。                 〔土屋浩一学校教育課長登壇〕 ◎土屋浩一学校教育課長 再質問にお答えいたします。  小中学校全体では治療率は低下しているところですが、学校によっては治療率が向上しているところもございます。治療率が向上している学校ではこまめに保護者に連絡を行い、児童生徒の治療につなげておりました。このような取組を各学校に周知して全体の治療率を向上してまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) 課長、周知していくのはよろしいですよ。ただ、PDCAというのがございますよね。やはり毎年しっかり、一般質問されたからそこで気づくのではなく、アンテナを高くしていろいろなことに、児童生徒たちのために行っていただきたいと思います。  それとあと、給食後の歯磨きができていないというご答弁ですけれども、これもコロナ禍かもしれませんけれども、何か工夫して行うことも可能ではないかと思いますので、この点についてもしっかりご検討いただければと思います。  次に、小川子ども課長に4点目の保育所におけるコロナ感染対策についてお伺いいたします。厚生労働省の通知、保育所等における新型コロナウイルスへの対応にかかるQ&Aについてという、この分厚いものです。これは第17報で、令和4年7月26日現在においてということなのですけれども、これをちょっといろいろ中身を拝見しまして、保育所の運営方法が解説されておりますが、実際の運用で難しい点。この中ではどういうことが一番難しいのか、この点についてお伺いいたします。 ○下田泰章副議長 小川子ども課長。                 〔小川賢三子ども課長登壇〕 ◎小川賢三子ども課長 再質問にお答え申し上げます。  今回のオミクロン株による第7波においては、エアロゾル感染が非常に多いという見方がされております。そのため、換気の重要性が指摘されてございます。換気に関しましては、窓や扉を開ける、扇風機やエアコンなどにより空気を循環させる、空気清浄機を稼働させるなどの対策を取っておりますが、施設の構造上、空気の流れの悪い場所があり、空気の流れの悪い場所への対応が難しい点と認識してございます。実際の対応といたしましては、空気の流れの悪い場所に扇風機や空気清浄機を置く、あるいは可能な限り園児がとどまらないよう配慮して保育を行ってございます。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) 課長、今、空気清浄機を稼働させるなどの対策を取っていると、こういうご答弁がございました。厚生労働省の通知では、エアロゾル感染への有効な手段として、ヘパフィルターつきの空気清浄機の使用が示されております。幾日か前の新聞でもその効果が示されておりましたけれども、令和2年度にコロナ対策として購入した空気清浄機12台のうち、ヘパフィルターつきの機種は、私は8台だったと記憶しているのですけれども、私は現在、恐らく保育所において設置場所だとか、そういったものにかなり苦労しながら感染予防に努めていただいておると思います。小さな命を預かる職員さん、心労は大変なものだと思います。そこで、ヘパフィルターつきの空気清浄機を増やすことも必要ではないかと私は考えるのですけれども、ご見解をお伺いいたします。 ○下田泰章副議長 小川子ども課長。                 〔小川賢三子ども課長登壇〕 ◎小川賢三子ども課長 再質問にお答え申し上げます。  保育所で使用している空気清浄機につきましては、議員ご指摘のとおり、コロナ対策として令和2年度に12台購入し、各園に設置してございます。その当時におきましては、ヘパフィルターの有無については特段の指摘がなかったため、ヘパフィルターがあるものとないものが混在しておる状況でございます。現在、1室を除いてヘパフィルターつきの空気清浄機を各保育室において使用してございます。また、ヘパフィルターのない機種につきましても、効率的に室内の空気循環ができるように設置場所を工夫してございます。ヘパフィルターつきの空気清浄機につきましては、より安全に保育を行う上で必要なものであり、今後、条件等が整えば購入等を検討してまいりたいと思いますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) 課長、ただいまの答弁も1室除いてということで、不足しているようですので、できるだけ早くに対応していただければと思います。  次に、大野総務課長に5点目の消防団員への町独自の子育て支援についてお伺いいたします。消防団員世帯への支援として、全国ちょっと調査をしてみました。個人表彰団員に対して町内で使用できる応援感謝券の交付、新築や住宅リフォーム、空き家改修に対する補助金の交付、応援店を増やす取組等、実施している自治体結構ありました。この点について課長はどのようなご見解があるのかお伺いいたします。 ○下田泰章副議長 大野総務課長。                 〔大野 勉総務課長登壇〕 ◎大野勉総務課長 再質問にお答え申し上げます。  消防団員の支援策ということでございますが、埼玉県の消防団員応援プロジェクトにつきましては、町内の登録が4件と少ないことから、町内における伸び代が期待されます。つきましては、町内の企業や店舗に対して、当該取組への周知及び登録依頼を通した応援店の掘り起こしを行うことで応援企業、店舗と優遇サービスの享受の増加が見込めると考えてございます。町といたしましては、広報や関係機関、関係団体への登録の依頼を含めて積極的な周知を図ることで、社会全体で消防団員を応援するような雰囲気をつくってまいるとともに、個人表彰団員への支援等、独自の支援策についても鋭意調査研究してまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) 課長、確かに町内の登録が4件ということで大変少ないのですけれども、ぜひ応援の店を掘り起こして、そういった享受の増加、こういうことをお願いできればと思います。あと、こういうことによって若い世代の方の入団だとか定住促進、そういったものにつながってくるのではないかと思います。これが私が思うには、最後には消防団員の団員数の減少、こういったことに、確保にもつながってくるのではないかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、小室福祉課長に2問目の障害者支援の充実についてお伺いいたします。毛呂山町障害者計画で情報アクセシビリティの向上を掲げています。今回何をお伺いしたいかというと、この中の26ページには、災害時に困ることということで、災害時の一人での避難行動ということで、できないが39.8%という、こういう数値があるわけです。ここで、60ページにございますこの情報アクセシビリティの向上、各種の施策の取組状況をお伺いいたします。 ○下田泰章副議長 小室福祉課長。                 〔小室永治福祉課長登壇〕 ◎小室永治福祉課長 再質問にお答え申し上げます。  ご質問の基本的施策、毛呂山町障害者計画におきましては、4つの基本的な施策を掲げております。この中で障害者の方の災害に対する避難等ということもございますが、町として避難の関係につきましては、例えば総務課のほうと連携をして、避難行動の関係の名簿だとかそういったものの整備、あるいは個別計画等の連携等を働きかけているところでございます。  また、この計画に対する町の主な取組として申し上げさせていただきますが、主な取組としましては、障害者特性に配慮したホームページの作成というものがございます。こちらについては、様々な情報を障害者の方にもお届けできるよう、例えば音声読み上げ機能の搭載、あるいは文字のサイズ、色、アイコンなどデザインについて、高齢者や障害者の方などにも、誰もがホームページを支障なく利用できるように配慮したページの作成など、障害をお持ちの方に様々な情報をお届けできるように努めております。  また、コミュニケーション支援者の養成につきましては、手話講習会を毎年開催しまして手話奉仕員の育成に努めております。朗読ボランティア花あかりの協力によりましても、「声の広報もろやま」を作成し、配布しておるところでございます。  以上でございます。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) きめ細やかな情報伝達、コミュニケーション支援の充実、さらにお願いしたいと思います。  次に、大野総務課長に3点目の地域防災の1点目ということでいろいろお伺いしようと思ったのですけれども、数々、7月12日の関係は出ておりますので、この点については、しっかり今後検証して進めていただければと思います。水害に備えるマイ・タイムラインということで、以前私一般質問して取り上げておりますけれども、こういったものが役に立てたのかなということも含めて、いろいろのことを検証して生かしていただければと思います。  次に、道路雨水対策でまちづくり整備課長にお伺いいたしますけれども、大谷木地区の町道第123号路線の道路雨水処理等の整備要望、これは過去に何度か要望、提出されておりますけれども、そのときに一部の箇所を雨水対策工事が行われました。その後、豪雨のたびに地域住民の方々は非常に心配しております。私は、この雨水対策として暗渠管の抜本的な対策工事、必要と考えますけれども、ご見解をお伺いいたします。 ○下田泰章副議長 山口まちづくり整備課長。                 〔山口貴尚まちづくり整備課長登壇
    ◎山口貴尚まちづくり整備課長 再質問にお答えいたします。  大谷木地区の雨水対策でございますが、状況につきましては、大雨時に北西側からの山から雨水のほうが流れ込みまして、暗渠管手前により越水が起こりまして、町道第123号路線の表面を水が走り、一部が地域の武蔵団地に流入して被害が出ている状況と確認をしております。対策といたしましては、大雨前のスクリーンの清掃確認と、被害団地に土のうを配布するなどの準備が必要であると考えております。抜本的な対策といたしましては、議員ご指摘のとおり、暗渠管の口径の拡大や町道第123号路線の路面排水を拾う横断溝を追加し、東側の大谷木川に流す水路のバイパス工事等が有効であると考えております。本地域の被害の軽減に向け早急に対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) 課長、私も22時頃でしたか、第2分団の方々にスクリーンの清掃等をしていただきました。本当にありがたかったです。原因はやはり暗渠管が小さいことだと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  2点目の西戸グラウンドについて、河川区域内ですのでまちづくり整備課長にお伺いいたしますけれども、やはり治水能力の向上を図っていくと総務課長のほうでご答弁がありました。宮下橋付近の河川の溢水による西戸グラウンドへの被害が発生しております。前回の復旧工事だと1,111万円、今回の復旧工事費は583万2,000円が予算計上されておりますけれども、これは河川区域内でありますが、溢水のたびに復旧工事をしております。河道の流下能力不足の解消、河川の溢水対策ですよね。河道幅の拡幅工事や河道の掘削やしゅんせつ工事、こういった応急的な対策を県に要望し、治水能力向上を図っていただきたいと思います。この件についてご見解をお伺いいたします。 ○下田泰章副議長 山口まちづくり整備課長。                 〔山口貴尚まちづくり整備課長登壇〕 ◎山口貴尚まちづくり整備課長 再質問にお答えいたします。  近年、予想を超えた豪雨災害が発生しており、越辺川においても、宮下橋周辺を含めて局所的に溢水する箇所がございます。埼玉県では、越辺川の河川改修事業を順次実施しているところでございますが、毛呂山町としても一日も早く本事業が進むよう埼玉県と連携して取り組んでまいります。局所的に溢水する箇所につきましては、県に溢水する原因の調査や検証をお願いしたいと考えております。その上で、議員ご指摘のとおり、応急的な河道の拡幅や掘削の要望を行い、治水能力の向上が図れるよう県に働きかけてまいりたいと存じます。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) 課長、坂戸市の高麗川大橋、この付近は、国のほうでかなりきれいに整備されています。ぜひ県、国のほうにしっかり要望していただきたいと思います。  次に、大野総務課長に3点目の消防団の車庫についてお伺いいたしますけれども、更新や機能移転を含めた検討を進めてまいりますと、こういうご答弁でした。私は新耐震基準を満たしていないというのが、これが一つの問題だと思いますので、毛呂山消防団第1分団車庫について、近隣用地への移転や建て替え等が可能かどうかお伺いいたします。 ○下田泰章副議長 大野総務課長。                 〔大野 勉総務課長登壇〕 ◎大野勉総務課長 再質問にお答え申し上げます。  毛呂山消防団第1分団車庫の近隣用地への移設や建て替えのご質問でございますが、町といたしましては、公共施設の総合的なマネジメントを推進する必要があることから、全庁的な取組体制を構築した上で、移設や建て替えを含めた検討をしてまいりたいと考えてございますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) ぜひしっかり検討していただきたいと思います。もし災害というか地震等がありまして車庫に何かが起きた場合には大変なことになると思います。基準を満たしていないという施設なのですから、そこはやはり今後もしっかり考えていかなければいけないと思います。  次に、この消防団の車庫の関係で、西大久保地内の交差点改良で残地が発生しております。この残地のことでちょっと私は調べてみたのですけれども、県では公共用地の取得に伴う損失補償基準及び基準細則、こういうものがあります。この中の基準の第59条には、「残地の取得は、取得時において残地を事業用地として取得できないが、取得後に何らかの事業化ができる場合は有効利用が図れるときに行うものである」と、こう明記されています。私が思うには、今、行政財産かと思うのですけれども、第5分団の車庫もございますので、この残地に第5分団の車庫、あとは団員さんの駐車場、こういったことに有効活用することもよろしいかと思うのですけれども、この点についてのご見解をお伺いいたします。 ○下田泰章副議長 山口まちづくり整備課長。                 〔山口貴尚まちづくり整備課長登壇〕 ◎山口貴尚まちづくり整備課長 再質問にお答えいたします。  西大久保地内道路交差点の改良事業につきましては、変形六差路となっていた県道川越越生線との危険交差点を解消することを目的として実施した事業でございました。本事業によりまして取得した交差点部分の残地は、交差点における視認性の維持の観点や、行き止まりとなる町道の旋回用地として取得した経緯がございます。また、地域のコミュニケーションの場として活用を考えておるところでございます。供用開始から約1年半以上がたち、現在の交差点形状も多くの方々に認識されてきているものと考えます。議員ご提案の消防団車庫も含め、残地取得の経緯を踏まえながら、残地の有効活用について関係各課と連携しながら検討してまいりたいと考えております。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員。 ◆11番(小峰明雄議員) 課長、県ではこういった取扱い、残地の取得の運用方針、こういうものはしっかりあるわけですので、今後こういうものをしっかり勉強しながら進めていただければと思います。  町長、どうですか、こういう提案に関してはどのようなご見解がございますか。 ○下田泰章副議長 井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 再質問にお答えいたします。  あの残地は非常に有効活用したいなというふうに思っておりました。いい提案だというふうに思っております。  以上です。 ○下田泰章副議長 小峰明雄議員の一般質問が終了しました。  小峰議長、議長席にお着き願います。                 〔副議長退席、議長着席〕 ○小峰明雄議長 この際、午後1時15分まで休憩とします。                                      (午前11時45分) ○小峰明雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 1時15分) △代表監査委員の挨拶 ○小峰明雄議長 本日、行平克也代表監査委員にご出席いただいております。  行平代表監査委員、ご挨拶をお願いいたします。                 〔行平克也代表監査委員登壇〕 ◎行平克也代表監査委員 ただいま議長より紹介をいただきました代表監査委員の行平でございます。議員の皆様におかれましては、コロナ禍の影響を受け厳しい状況が続く中、町政進展のために日々ご尽力を賜り、心から敬意を表する次第であります。  さて、本定例会において審議される令和3年度決算につきまして、議長より私に出席要求をいただいております。その令和3年度一般会計、特別会計、水道事業会計の決算審査を議員選出の佐藤秀樹監査委員とともに、去る6月20日から6月30日の間に7日間にわたり行いました。その結果、各会計の計数とも、おおむね適正に処理されていたことを決算審査意見書として、去る8月5日に町長に提出をいたしました。  以上、簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。 △議案第30号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 ○小峰明雄議長 日程第2、議案第30号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  町長から提案理由の説明を求めます。  井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 議案第30号につきましてご説明申し上げます。  地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、条例の一部を改正する必要が生じたため、及びその他の条文の整備をしたいため、この案を提出するものでございます。  以上です。 ○小峰明雄議長 これより質疑に入ります。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第30号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第30号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 討論なしと認めます。  これより議案第30号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                 〔起立全員〕 ○小峰明雄議長 起立全員であります。  よって、議案第30号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 △議案第31号 毛呂山町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例 ○小峰明雄議長 日程第3、議案第31号 毛呂山町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  町長から提案理由の説明を求めます。  井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 議案第31号につきましてご説明申し上げます。  ひとり親家庭等の医療費について、令和5年1月から現物給付を実施すると同時に、子育て世帯の負担軽減のため、自己負担金の制度を廃止したいので、この案を提出するものでございます。  以上です。 ○小峰明雄議長 これより質疑に入ります。  7番、荒木かおる議員。 ◆7番(荒木かおる議員) 7番、荒木かおるでございます。議案第31号に対しまして質疑を行わせていただきます。  このひとり親家庭の医療費の廃止に伴い対象となる世帯はどのくらいいらっしゃるのか、お伺いいたします。 ○小峰明雄議長 小川子ども課長。                 〔小川賢三子ども課長登壇〕 ◎小川賢三子ども課長 質疑にお答え申し上げます。  今回の条例改正によりまして自己負担金がなくなる世帯数につきましては、現状では43世帯ということになってございます。 ○小峰明雄議長 これにて質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第31号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第31号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。  7番、荒木かおる議員。 ◆7番(荒木かおる議員) 7番、荒木かおるでございます。それでは、議案第31号 毛呂山町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例につきまして賛成の立場で討論を行います。  今回の議案は、低所得のひとり親家庭等の医療費の支給に関しまして、対象者のうち課税世帯が負担しなければならない自己負担金の制度を廃止する内容です。当町のひとり親家庭等の医療費の支給制度は、年間の所得が230万円以下を支給対象としておりますが、対象者のうち課税世帯については、通院で1医療機関ごとに月1,000円、入院で1日1,200円を負担しなければなりません。コロナ禍や物価高騰により子育て世帯の経済的負担が大きくなり、特にひとり親家庭では厳しい経済状況に置かれております。その点について、私は6月定例会において一般質問をし、町長より制度改正に前向きなご答弁をいただきました。町長をはじめ町執行部の皆さんには、ひとり親家庭の経済的負担の軽減に向け迅速に対応をしていただき、今定例会に改正案を上程していただきました。  我が公明党は、子育て支援を重点施策と位置づけ、国会議員から市町村議会議員に至るまで日夜尽力いたしております。今回の改正案につきましては、ひとり親家庭の支援を真に執行部が考え実行している姿勢の現れであり、子育て支援策として評価できる議案であります。今後も引き続き子育て支援を推進していただき、本町の子育て世帯がさらに安心して子育てできることを願いまして、議案第31号 毛呂山町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について、私から賛成の討論といたします。 ○小峰明雄議長 これにて討論を終結します。  これより議案第31号 毛呂山町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                 〔起立全員〕 ○小峰明雄議長 起立全員であります。  よって、議案第31号 毛呂山町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 △議案第32号 埼玉西部環境保全組合の規約の変更について ○小峰明雄議長 日程第4、議案第32号 埼玉西部環境保全組合の規約の変更についてを議題とします。  町長から提案理由の説明を求めます。  井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 議案第32号につきましてご説明申し上げます。  埼玉西部環境保全組合の事務所が移転することに伴い、同組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により、この案を提出するものでございます。  以上です。 ○小峰明雄議長 これより質疑に入ります。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第32号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第32号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 討論なしと認めます。  これより議案第32号 埼玉西部環境保全組合の規約の変更についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                 〔起立全員〕 ○小峰明雄議長 起立全員であります。  よって、議案第32号 埼玉西部環境保全組合の規約の変更については、原案のとおり可決されました。 △議案第33号 令和4年度毛呂山町一般会計補正予算(第4号) ○小峰明雄議長 日程第5、議案第33号 令和4年度毛呂山町一般会計補正予算(第4号)についてを議題とします。  町長から提案理由の説明を求めます。  井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 議案第33号 令和4年度毛呂山町一般会計補正予算(第4号)につきまして、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出するものでございます。  それでは、概要につきましてご説明申し上げます。今回の補正につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用による事業予算、新型コロナウイルスオミクロン株対応ワクチンの接種にかかる費用及び原油価格、物価高騰に伴う各施設の電気料金の増加分の費用などを計上し、歳入歳出それぞれ5億6,640万1,000円を追加し、予算総額を105億6,066万7,000円と定めました。  最初に、第1条の歳入歳出予算の補正のうち、歳出より主な内容につきましてご説明申し上げます。  第2款総務費は、企画費で毛呂山町未来応援奨学金返還支援補助金の増額、戸籍住民基本台帳費で、転出・転入手続支援サービス及びかんたん窓口導入委託料の増額等により2,092万4,000円の増額でございます。  第3款民生費は、障害福祉費で障害福祉システム変更業務委託料の追加、児童福祉総務費で民間保育所等育成費補助金の増額、岩井第一・第二学童保育所トイレ改修工事及び学童保育所自動水栓化工事の減額等により、差引き2,016万9,000円の増額でございます。  第4款衛生費は、保健衛生総務費及び予防費で、新型コロナウイルスオミクロン株対応ワクチン接種にかかる費用の追加等により1億7,939万5,000円の増額でございます。  第6款農林水産業費は、農業総務費で会計年度任用職員報酬の増額、農業振興費で有害鳥獣捕獲謝金の増額等により222万8,000円の増額でございます。  第8款土木費は、道路維持費で葛川8号橋仮設工事の追加により314万6,000円の増額でございます。  第10款教育費は、体育施設費で総合公園遊具等設置工事及び西戸グラウンド復旧工事の追加等により9,926万4,000円の増額でございます。  第13款諸支出金は、財政調整基金費の積立金の増額、公共施設整備基金費の積立金の追加により2億4,000万円の増額でございます。  続きまして、歳入についてご説明申し上げます。第11款地方特例交付金は518万7,000円の増額でございます。  第12款地方交付税は、普通交付税が決定いたしまして1億5,593万7,000円の増額でございます。  第16款国庫支出金は、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金及び体制確保事業費補助金の増額、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の増額等により2億377万円の増額でございます。  第17款県支出金は、ふるさと創造資金補助金の追加、放課後児童健全育成事業費補助金の増額、就業構造基本調査事務交付金の減額等により、差引き75万2,000円の増額でございます。  第20款繰入金は、介護保険特別会計精算繰入金の増額等により862万5,000円の増額でございます。  第21款繰越金は、令和3年度の繰越金2億7,888万5,000円の増額でございます。  第22款諸収入は、雑入で地域公共交通確保維持改善事業費補助金の減額により149万9,000円の減額でございます。  第23款町債は、町道整備事業債及び中央公民館外壁等改修事業債の廃止、臨時財政対策債の減額により8,525万6,000円の減額でございます。第2条の地方債の補正は、第2表、地方債補正のとおり、地方債の借入れ限度額の変更と廃止をするものでございます。  以上が令和4年度毛呂山町一般会計補正予算(第4号)の概要でございます。よろしく慎重ご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。  以上です。 ○小峰明雄議長 これより質疑に入ります。  8番、千葉三津子議員。 ◆8番(千葉三津子議員) それでは、質疑をさせていただきます。  まず、予防費、17ページ、第4款衛生費の部分の12節ワクチン接種予防受付システム・コールセンター運用委託料でございますけれども、この委託料というのは、大分町民の皆様も周知されてきていると思うのですけれども、このコールセンター、以前はつながらないというような部分があったかと思うのですけれども、何人体制でやっていられるのかお伺いします。 ○小峰明雄議長 小泉保健センター所長。                 〔小泉雅昭保健センター所長登壇〕 ◎小泉雅昭保健センター所長 質疑にお答え申し上げます。  17ページの予防費、ワクチン接種予約受付システム・コールセンター運用委託料に係る、実際に何人体制でやっているかということなのですが、こちらのほうは当初から4回線で実施しております。ですので、コールセンターのほうの職員、社員、人員としては4人でやっているということになっております。 ○小峰明雄議長 8番、千葉三津子議員。 ◆8番(千葉三津子議員) 今はつながらないという部分はあまりないのかなとは思うのですけれども、なかなか年齢をとっている方は、こちらの役場でもフォローしている部分があるので大丈夫かとは思うのですけれども、この4回線で今は足りているということなのかお伺いします。 ○小峰明雄議長 小泉保健センター所長。                 〔小泉雅昭保健センター所長登壇〕 ◎小泉雅昭保健センター所長 質疑にお答え申し上げます。  当初、最初にこのコロナワクチン接種事業を進めるに当たって、一番最初のときは、議員お話のとおり大分予約が殺到して、なかなかつながらないというふうなことがありました。その反省を受けて、回線を増やすのではなくて、接種券によって予約を皆さんしていただいているのですが、その接種券の配布を小分けにして、例えば上の年齢順でしたら年齢順に1日300から400といったような形で、小分けにすることによって予約のほうの予約センターに集中することを防ぐような取組を現在しております。やはり4回線ですので、一遍にもちろん5人以上の方が予約をすれば、お一人の方は予約できないということがあるかもしれませんが、ずっとつながらないとか、そういったふうな苦情というのは、その後、3回目接種以降はほとんど来ていない状態でございます。  以上でございます。 ○小峰明雄議長 8番、千葉三津子議員。 ◆8番(千葉三津子議員) その点分かりました。  次に、20ページ、第10款教育費の中で14節工事請負費、総合公園遊具等設置工事なのですけれども、いろいろと資料も頂いたところなのですけれども、この遊具の耐用年数とか分かれば教えていただければと思います。 ○小峰明雄議長 波田総合公園所長。                 〔波田裕一総合公園所長登壇〕 ◎波田裕一総合公園所長 質疑にお答えを申し上げます。  20ページ、工事請負費、総合公園遊具等設置工事の遊具の耐用年数ということでございますが、一般的に鉄製品といいますか、そういう部材に関しましては15年、それから木材に関しましては一律10年という期限がございます。ただ、使用の状況ですとかそういうことによって、その使用期限が過ぎたからといって使用できないものではないということでございます。  以上でございます。 ○小峰明雄議長 質疑をされる方は一括の質疑でお願いします。  6番、佐藤秀樹議員。 ◆6番(佐藤秀樹議員) それでは、議案第33号 令和4年度毛呂山町一般会計補正予算(第4号)について質疑をさせていただきます。  まず、13ページの企画費の空き家改修事業補助金と公共交通事業者支援金、こちらの増額の理由をお願いします。  それと、14ページの委託料の転出・転入手続き支援サービス及びかんたん窓口導入委託料、こちらの説明をお願いします。  続きまして、15ページ、民生費の子育て支援センターWi―Fi環境整備工事なのですけれども、こちらの詳細内訳をお願いします。  続きまして、16ページ、学童保育所費放課後児童健全育成事業委託料の増額の理由をお願いいたします。  それと、20ページの教育費の公民館費の修繕料、こちらの詳細をお願いいたします。  それと、同じく20ページの教育費の今ありました総合公園の遊具なのですけれども、こちらの壊れたときの補償はどういうふうな契約になっているのか、そちらをお願いします。  それと最後に、全体的に先ほど町長の説明の中で、光熱水費の増額については原料高によるものという説明があったのですけれども、それぞれいろいろと光熱水費が増額になっているのですけれども、全てにおいてやはり原料費の値上げというものが対象となっているのか、そこをお伺いいたします。 ○小峰明雄議長 小峰企画財政課長。                 〔小峰一俊企画財政課長登壇〕 ◎小峰一俊企画財政課長 ご質疑にお答え申し上げます。  最初に、補正予算書13ページの企画費、空き家改修事業補助金120万円の増額理由でございますが、こちらは今年度は当初予算で90万円、3件分の予算計上をしておりましたが、現在のところ、こちら子育て世帯の方は50万円が上限になっているのですが、子育て世帯の方に1件50万円を支出済みでございます。その後、現時点ですが、既に3件の申請のほうが企画財政課のほうに相談で来ておりまして、その内訳が子育て世帯で上限50万円の方が2件、それと通常の上限20万円の方が1件既に来ておりますので、定住促進の観点から今回120万円の増額補正をお願いするものでございます。  それと、同じく13ページ、企画費の公共交通事業者支援金60万円の増額理由でございますが、こちらは地方創生臨時交付金を今回10分の10を活用させていただきまして、ガソリン代高騰などの影響を受けます町内の福祉タクシー事業者などに対して事業継続のために支援を行う予算でございます。対象事業者は、町内に事業者があって道路運送法の第4条の許可、あるいは第79条の登録を行っている関東運輸支局が公共交通事業者と定義づけている町内6事業者に1事業者当たり10万円の支援金を寄附させていただきたいものでございますので、ご理解賜りたいと存じます。  以上でございます。 ○小峰明雄議長 吉田住民課長。                 〔吉田茂雄住民課長登壇〕 ◎吉田茂雄住民課長 質疑にお答え申し上げます。  14ページの総務費、戸籍住民基本台帳費の委託料、転出・転入手続支援サービス及びかんたん窓口導入委託料522万5,000円、こちらの内容でございますけれども、転出・転入手続支援サービス及びかんたん窓口導入委託料につきましては、マイナンバーカード所有者が毛呂山町に引っ越しをする際に、国のマイナポータルを利用して行う転出の手続につきまして、マイナポータルに申請された転出データに定期的にアクセスしまして、申請されたデータを自動取得するものでございます。また、マイナンバーカードをお持ちの方が転入する際に、窓口で職員がヒアリングをしながら、タブレット端末に必要な事項を選んでタッチしていくことによりまして、その方が必要とする手続をシステムが自動に判定をし、必要な手続が記載された手続案内表や住所氏名、生年月日等が記入された申請書を出力することにより、正確に手続案内の実現が可能となるものでございます。そのほかには、マイナンバーカードをお持ちの方であれば、タブレットを利用して住民票と印鑑証明書の申請や発行が可能となるものでございます。 ○小峰明雄議長 小川子ども課長。                 〔小川賢三子ども課長登壇〕 ◎小川賢三子ども課長 ご質疑にお答え申し上げます。  まず、民生費の児童福祉総務費のほうで入っております子育て支援センターWi―Fi環境整備工事の内容でございますが、こちらにつきましては、新型コロナウイルス感染の、現在もかなりの人数の方が感染しておるわけなのでございますが、そういった子育て世帯の方が感染しないように、あるいは外に出たくないという方もいらっしゃいますので、そういった方が相談ができるようにということで、オンラインで相談できる環境の構築のための工事でございます。具体的には、インターネット回線を引き込みまして、中のほうでWi―Fiでつながるようにするというような内容でございます。  それから、学童保育所費のほうの放課後児童健全育成事業委託料の増額の理由ということでございますが、こちらもコロナ感染対策ということでございまして、学童保育所のほうで行います消毒であったりとか、そういった部分の消耗品関係の購入ということになってございます。 ○小峰明雄議長 岩下中央公民館長。                 〔岩下幸一中央公民館長登壇〕 ◎岩下幸一中央公民館長 ご質疑にお答えいたします。  20ページの公民館費の修繕料の内容でございますが、今回修繕料のほうで上程させていただきましたのが、中央公民館のほうの調理室にあります給湯器の工事になります。そちらの修繕になるのですけれども、現在中央公民館のほうの調理室の給湯器なのですが、その全ての給湯を要する機械の大本となる給湯器のほうが既に水漏れのほうがしておりまして、現在も調理のほうを行っているサークル等にちょっと不便がかかってしまっている状態でございます。そちらの修繕のほうが必要となるという形になりましたので、そちら調理室の給湯器の修繕のほうをまず1点させていただきたい。そちらと、もう一点が、中央公民館の駐車場の脇にございます池の水中ポンプが現在止まっておりまして、そちらの水環境のほうで楽しまれている方も中にはいらっしゃいますし、そちら流水のほうが止まりますと中央公民館の景観にも悪影響を及ぼすということも踏まえまして、こちら今回中央公民館のほうの調理室の給湯器のほうの修繕と駐車場の脇の池の水中ポンプの修繕のほうを上げさせていただきました。  以上でございます。 ○小峰明雄議長 波田総合公園所長。                 〔波田裕一総合公園所長登壇〕 ◎波田裕一総合公園所長 質疑にお答えをいたします。  予算書20ページ、総合公園遊具等設置工事の遊具の保証期間でございます。保証期間でございますが、当該製品が出荷より起算して3年間保証ということになってございます。  以上でございます。 ○小峰明雄議長 小峰管財課長。                 〔小峰 浩管財課長登壇〕 ◎小峰浩管財課長 質疑にお答え申し上げます。  光熱水費の増額分でございますが、光熱費に係る補正予算総額は12科目で、総額6,046万円を計上しております。これにつきましては、電気料金の改定及び値上がりに伴う増額補正分となります。 ○小峰明雄議長 6番、佐藤秀樹議員。 ◆6番(佐藤秀樹議員) それでは、1点だけちょっと再質問させていただきたいのですけれども、16ページの委託料の放課後児童健全育成事業なのですけれども、先ほど消毒と消耗品を用意するために増額をしたのだということなのですけれども、これは先方からの依頼があったのでしょうか、それとも町から独自に提供をするということを決めたのでしょうか、そちらをお願いします。 ○小峰明雄議長 小川学童保育所長。                 〔小川賢三学童保育所長登壇〕 ◎小川賢三学童保育所長 再質疑にお答え申し上げます。  今回の件につきましては、こちらもまた国、県の補助が3分の2つくものでございますので、そういったメニューがありましたので、学童保育所のほうの運営者と相談をいたしまして、今回予算計上という形になってございます。 ○小峰明雄議長 2番、下田泰章議員。 ◆2番(下田泰章議員) それでは、令和4年度一般会計補正予算に対しまして何点か質疑をさせていただきます。  まず、予算書15ページの子育て支援センター内Wi―Fi環境整備工事と、それと併せて同じく17ページの保健センター内Wi―Fi環境整備工事、こちらオンラインによる住民サービスの向上だと思うのですけれども、そちらの要するに予約で利用するのかとか、そういった利用者はどのような形で利用できるのかということをまずお尋ねします。  それと、16ページ、保育所費の消耗品費、こちらの内容についてお伺いします。  それから、18ページの医療機関支援金、こちらの内容についてもお伺いいたします。  それと、同じく20ページの総合公園の遊具の設置なのですけれども、まずこれ国県の支出金が特定財源のほうでありますけれども、こちらはどのような財源を利用してこの事業を進めるのか。それから、今、公園のこういった更新のときにインクルーシブ公園、いわゆる障害者の方だとか、そういった誰もが利用できるというような公園の改修ということが大分進んでおります。つい先日、埼玉県でも県立公園で初めて秩父にインクルーシブ遊具を併用した施設というか公園が改修されて設置されているのですけれども、今回こういった更新に当たってそのようなご検討はされたのか、まずお伺いしたいと思います。  それからあと、西戸グラウンドの復旧工事に関してなのですけれども、いわゆるネットが今回も閉まっていて被害が発生してしまっているという状況なのですけれども、私も現地視察をお伺いしたときに、あそこのネットというのはカーテン状になっていて、誰もがしまえると思うのですけれども、そういった要するに利用者に対して使用した場合には、例えばネットをちゃんと毎回しまってください、また使ってくださいみたいな形を取らないと、いつ豪雨が来るか分からないときに、その職員さんが行って開け閉めするというよりも、まず利用者の方にもそういったことを、ご負担というか理解してもらわないとなかなかこの解決策が見えてこないと思うのですけれども、その辺についてもお伺いいたします。 ○小峰明雄議長 小川子ども課長。                 〔小川賢三子ども課長登壇〕 ◎小川賢三子ども課長 ご質疑にお答え申し上げます。  まず、15ページのWi―Fi環境の整備ということの具体的な受付方法等についての内容でございます。そちらにつきましては、現在考えておるところは事前受付制ということで、電話あるいは電子申請などで受付をいたしまして、一応考えておりますのは、毎日午前中と午後2時間ずつを受付時間として設定させていただきまして、その中で1人60分、時間制限はされるのですが、1人60分で毎日4人までを事前で受付をして、そのときに相談をしていただくというような形で考えてございます。  それから、保育所費のほうの消耗品に関しましては、こちらにつきましても、また国のほうの補助が2分の1つく事業がございまして、保育所のほうで行いますコロナ対策の消毒液であったりエプロンであったりと、そういったものの購入費用でございます。 ○小峰明雄議長 小泉保健センター所長。                 〔小泉雅昭保健センター所長登壇〕 ◎小泉雅昭保健センター所長 質疑にお答え申し上げます。  保健センターのほうのWi―Fi環境整備工事に係る受付等に対するものでございますが、現在のところ保健センターで考えているものにつきましては電子申請、もしくは電話での受付、それと週1度ないし2度、時間を決めて、そちらのほうで相談を受けるというふうなことで考えております。  以上でございます。 ○小峰明雄議長 波田総合公園所長。                 〔波田裕一総合公園所長登壇〕 ◎波田裕一総合公園所長 質疑に順次お答えをいたします。  予算書20ページ、総合公園遊具等設置工事のまず財源でございますが、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用いたしまして総合公園に遊具を設置するものでございます。  続きまして、遊具の選定に当たりまして、インクルーシブ遊具を検討したのかということでございますが、障害のある人も安全に利用できるインクルーシブ遊具の検討でございますが、遊具の検討段階におきまして、インクルーシブ遊具を含めて検討したところでございます。インクルーシブ遊具を設置する場合には、現在の場所に遊具を設置することができませんので、設置する場所などの課題がございました。このことから、今回の遊具の選定に当たりましては、通常の遊具を選定したものでございます。  続きまして、同じく予算書20ページの工事請負費、西戸グラウンド復旧工事費についてでございます。ネットフェンスのネットを、そのネットの巻き上げの協力を利用者の方にお願いしてはということでございますが、議員ご指摘のとおり、グラウンドを使用するときに利用者の方にネット巻き上げを行っていただければ、効率的にグラウンドの管理が可能となるものと認識してございます。今後におきまして、グラウンドの管理方法として、利用者の方とご協力いただける分野を協議してまいりたいと考えております。  以上でございます。                 〔「ちょっと確認でいいですか、議長」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 2番、下田泰章議員。 ◆2番(下田泰章議員) 医療費支援金の内訳について今質疑したのですけれども、答弁ありました。ないと思うのですけれども。18ページの。すみません、医療機関支援金です。申し訳ないです。 ○小峰明雄議長 小泉保健センター所長。                 〔小泉雅昭保健センター所長登壇〕 ◎小泉雅昭保健センター所長 質疑にお答え申し上げます。  18ページの病院支援事業につきましてでございます。こちらは、地方創生臨時交付金による病院支援事業といたしまして、現在、電気代等の高騰など物価高騰による医療機関を支援するために、町内の病床を抱えている入院施設のある病院等の医療機関に対しまして支援金を交付するものでございます。  以上でございます。 ○小峰明雄議長 2番、下田泰章議員。 ◆2番(下田泰章議員) 総合公園の遊具の更新に関しましては、そういった検討はしていただいたということは分かりました。この遊具を更新されるということは非常にありがたいなと思っております。私も過去に、この遊具が大分劣化していて、水たまりとか多くの問題があるよということを町民からもお声をいただいて一般質問した経緯があるのですけれども、今回いわゆるコロナ対策費の補助金を活用するということなのですが、そのときに、今思い出したのですけれども、一般質問した当時ですけれども、いわゆるその総合公園というのが民間活用として今後そういったことも考えられるので、要するに私が質問したときにはそういった更新等はなかなか難しいのだという話で、このタイミングで出てきてはおるのですが、その辺のその政策決定に至るに当たりまして、要するに、いわゆる民間企業等々の活用というのは今も残っていると思うのですけれども、その辺はどういう解釈でいればいいのかという、これは予算のことと関係ないかもしれないのですけれども、ちょっとそこだけ確認はしておきたいなと思ったので、ご質問させていただきます。 ○小峰明雄議長 小峰企画財政課長。                 〔小峰一俊企画財政課長登壇〕 ◎小峰一俊企画財政課長 ご質疑にお答え申し上げます。  総合公園の官民連携事業と今回の遊具の関連性といいますか、その辺のところのご質疑でございますが、議員ご承知のとおり、現在総合公園の官民連携事業につきましては、まちづくり整備課のほうで今取り組んでいるという状況でございます。そういった中で、コロナ禍ということもありまして、なかなか調査の関係ですとかそういった課題が出ているのも事実というところでございます。そういった背景の中で、今回この地方創生臨時交付金を活用いたしまして、現在、毛呂山町には少子化というのが大きな課題になっているというところでございます。あそこの総合公園の遊具設置広場につきましては、議員ご承知のとおり、土曜日、日曜日につきましては、保護者の方が本当に来ていただいているという状況でございます。そういった中から、町のほうといたしましては、総合公園自体の価値を高めるというような観点から、今回地方創生臨時交付金を有効活用して遊具の入替えのほうをさせてもらいたいと、このような政策を決定いたしましたので、どうぞご理解賜りたいと存じます。
    小峰明雄議長 2番、下田泰章議員。 ◆2番(下田泰章議員) 分かりました。  最後なのですけれども、先ほど管財課長のほうから光熱水費の増額のお話があったのですけれども、これも先ほど佐藤議員がご質問しているのですけれども、当然物価高、そういった状況はあると思うのですけれども、契約更新等々が発生するような今後事案が当然あると思うのですけれども、今回この補正前、この予算編成をやるときに、そういったこのいろんな事業、多分電気会社を見直した関係でこの値上がり率が上がっていると思うのですけれども、そういった更新等は今回の中ではなかったのでしょうか。 ○小峰明雄議長 小峰管財課長。                 〔小峰 浩管財課長登壇〕 ◎小峰浩管財課長 質疑にお答え申し上げます。  今現在、公共施設17施設につきましては、ミツウロコグリーンエネルギーとの電気の契約をしてございます。こういった厳しい情勢の中で電気も上がりましたので、それにつきまして単価の変更をしてございます。 ○小峰明雄議長 これにて質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第33号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第33号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 討論なしと認めます。  これより議案第33号 令和4年度毛呂山町一般会計補正予算(第4号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                 〔起立全員〕 ○小峰明雄議長 起立全員であります。  よって、議案第33号 令和4年度毛呂山町一般会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決されました。 △議案第34号 令和4年度毛呂山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○小峰明雄議長 日程第6、議案第34号 令和4年度毛呂山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  町長から提案理由の説明を求めます。  井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 議案第34号 令和4年度毛呂山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出するものでございます。  それでは、補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,871万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を40億537万5,000円と定めました。  まず、歳出についてご説明申し上げます。第1款総務費は、法改正に伴うシステム改修が必要となったため、委託料を16万5,000円増額いたしました。  第8款、諸支出金は1,854万6,000円増額いたしました。内訳といたしましては、保険給付費等交付金返還金を1,754万6,000円、一般会計繰出金を100万円それぞれ増額いたしました。  第9款予備費は、突発的な医療費等の増加に備えるため2,000万円を増額いたしました。  次に、歳入についてご説明申し上げます。第4款県支出金は、システム改修に伴う特別調整交付金として16万5,000円増額いたしました。  第7款繰入金は、基金繰入金を9,130万5,000円減額いたしました。  第8款繰越金は、前年度の繰越金として1億2,985万1,000円を増額いたしました。  以上が令和4年度毛呂山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。よろしく慎重ご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。  以上です。 ○小峰明雄議長 これより質疑に入ります。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第34号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第34号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 討論なしと認めます。  これより議案第34号 令和4年度毛呂山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                 〔起立全員〕 ○小峰明雄議長 起立全員であります。  よって、議案第34号 令和4年度毛呂山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 △議案第35号 令和4年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) ○小峰明雄議長 日程第7、議案第35号 令和4年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  町長から提案理由の説明を求めます。  井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 議案第35号 令和4年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出するものでございます。  今回の補正につきましては、歳入歳出それぞれ49万4,000円を追加し、予算の総額を3,865万3,000円と定めました。  それでは、歳出よりご説明申し上げます。第3款予備費につきましては49万4,000円を増額し、116万4,000円といたしました。  次に、歳入についてご説明申し上げます。第4款繰越金につきましては、令和3年度より繰越金49万4,000円の増額でございます。  以上が令和4年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。よろしく慎重ご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○小峰明雄議長 これより質疑に入ります。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第35号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第35号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 討論なしと認めます。  これより議案第35号 令和4年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                 〔起立全員〕 ○小峰明雄議長 起立全員であります。  よって、議案第35号 令和4年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 △議案第36号 令和4年度毛呂山町介護保険特別会計補正予算(第1号) ○小峰明雄議長 日程第8、議案第36号 令和4年度毛呂山町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  町長から提案理由の説明を求めます。  井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 議案第36号 令和4年度毛呂山町介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出するものでございます。  それでは、補正予算の概要につきましてご説明申し上げます。今回提出いたしました補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,843万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を30億1,544万8,000円と定めました。  まず、歳出よりご説明申し上げます。第7款諸支出金につきましては、償還金として令和3年度の介護給付費負担金に係る支払基金の償還に充てるため731万9,000円増額し、地域支援事業に係る国庫支出金、県支出金及び支払基金の償還に充てるため629万4,000円追加し、合わせて1,361万3,000円増額いたしました。また、令和3年度の一般会計繰入金の精算に充てるため、一般会計繰出金を762万7,000円増額いたしました。  第8款予備費につきましては、1億719万4,000円増額いたしました。  次に、歳入についてご説明申し上げます。第4款国庫支出金につきましては、介護給付費負担金として1,500万9,000円増額いたしました。  第6款県支出金につきましては、介護給付費負担金として1,613万5,000円増額いたしました。  第9款繰越金につきましては、9,729万円増額いたしました。  以上が令和4年度毛呂山町介護保険特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。よろしく慎重ご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。  以上です。 ○小峰明雄議長 これより質疑に入ります。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第36号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第36号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 討論なしと認めます。  これより議案第36号 令和4年度毛呂山町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                 〔起立全員〕 ○小峰明雄議長 起立全員であります。  よって、議案第36号 令和4年度毛呂山町介護保険特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 △議案第37号 令和3年度毛呂山町一般会計歳入歳出決算認定について 議案第38号 令和3年度毛呂山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第39号 令和3年度毛呂山町水道事業会計処分利益剰余金の処分について 議案第40号 令和3年度毛呂山町水道事業決算認定について 議案第41号 令和3年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第42号 令和3年度毛呂山町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第43号 令和3年度毛呂山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について ○小峰明雄議長 日程第9、議案第37号 令和3年度毛呂山町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第10、議案第38号 令和3年度毛呂山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第11、議案第39号 令和3年度毛呂山町水道事業会計処分利益剰余金の処分について、日程第12、議案第40号 令和3年度毛呂山町水道事業決算認定について、日程第13、議案第41号 令和3年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第14、議案第42号 令和3年度毛呂山町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第15、議案第43号 令和3年度毛呂山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての7議案を一括議題とします。  町長から提案理由の説明を求めます。  井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 議案第37号 令和3年度毛呂山町一般会計歳入歳出決算につきまして、地方自治法第233条第3項の規定により議会の認定を賜りたく、この案を提出するものでございます。  令和4年1月に閣議決定された令和3年度の経済動向では、日本経済は長引く新型コロナウイルス感染症の影響下にあるが、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の解除以降は、厳しい状況は徐々に緩和されており、持ち直しの動向が見られております。一方、オミクロン株を含めた新型コロナウイルス感染症による内外経済への影響、さらには供給面での制約や物価高騰などによる金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があるとしております。こうした中、政府は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止、ウィズコロナ下での社会経済活動の再開と次なる危機への備えのために、未来社会を切り開く新しい資本主義を起動し、成長と分配の好循環を実現して、経済を自律的な成長軌道に乗せる方針を示しております。  以上が国から示された令和3年度の経済動向でありますが、現在においても、新たな変異株の出現による感染拡大への懸念が生じていることから、新型コロナウイルス感染症による内外経済の影響や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。  本町といたしましても、コロナ対策を含む国、県の各種施策への対応並びに少子高齢化に伴う人口減少対策を町の総合戦略に基づき、引き続き計画的に推進していく所存でございます。  そのような中で、本町の令和3年度決算につきましては、厳しい財政状況の中、第五次毛呂山町総合振興計画で町の将来像として掲げております「輝く緑 輝く瞳 輝くまち もろやま」を目指し、費用対効果の観点から優先順位に基づく事務事業の選択を行い、毛呂山町の個性あふれるまちづくり、安全で安心に暮らせるまちづくり、協働によるまちづくりの基本理念に沿って予算を執行してまいりました。  令和3年度の一般会計の決算は、歳入総額116億7,571万3,318円、歳出総額112億3,184万3,384円、歳入歳出差引残額は4億4,386万9,934円でございます。前年度に比較いたしまして、歳入は24億8,203万5,945円、17.5%の減額、歳出は24億6,991万4,551円、18.0%の減額でございます。また、翌年度に繰り越すべき財源1,384万5,176円を差し引きました実質収支は4億3,002万4,758円となっております。  令和3年度の主な実施事業といたしましては、最初に福祉保健対策として、障害者総合支援法に基づく各種施策をきめ細やかに実施し、障害者福祉の充実に努めました。また、住民の健康増進のために、特定健康診査、特定保健指導の充実に努めるとともに、各種予防接種並びにがん検診等を実施いたしました。新型コロナウイルス対策では、ワクチン接種に伴う接種体制の確保をはじめ、地方創生臨時交付金を活用して水道基本料金無償化事業や、がんばるお店応援金事業、そして医療機関へ支援金を交付いたしました。また、公共施設等への感染防止対策として、小中学校消毒清掃サポート事業や自動水栓化事業、そして手指消毒液等を購入し、新型コロナウイルスの感染拡大防止と地域経済対策に努めました。  生活環境基盤対策では、町道第103号路線舗装修繕工事等を実施するとともに、道路整備計画に基づき計画的に町道の舗装並びに側溝修繕工事等を実施いたしました。  防災施策では、自主防災組織の育成、支援など、町内の防災対策に努めました。  教育施策では、小中一貫教育環境整備事業として、毛呂山小学校と毛呂山中学校をつなぐ橋梁設置工事を実施、施設の老朽化対策として、川角小学校及び泉野小学校の体育館屋根改修工事を実施しました。また、タブレットを使用したオンライン授業を実施するなど、コロナ禍における教育環境の確保に努めました。  社会教育施策については、令和3年度も新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、予定されていた事業の中止が相次ぎ、施設の利用を制限するなど、例年どおりの活動はできない中でありましたが、感染症の予防対策を施した上で生涯学習の推進に努めました。  その他、少子化対策として、町公式ホームページのリニューアルに伴い、子育て応援サイトを立ち上げるとともに、もろっ子はぐくみ応援金支給事業やファミリーサポートセンター事業の実施、こども医療費の支給や病後児保育の実施、また国の施策として子育て世帯への臨時特別給付金給付事業を実施するなど、きめ細やかに事業展開を図りました。  最後に、令和3年度につきましても、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、予定しておりました各種事業、イベントが中止となりました。そのような中、町では引き続き国から交付されました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、コロナ禍での新しい生活様式を踏まえた地域経済の活性化に対する支援、感染防止対策等の事業に全力を挙げて取り組んでまいりました。これら新型コロナウイルス感染症対策に関連した事業を含め、数多くの事業を無事に執行することができたことは、これもひとえに議員各位のご指導、ご協力の賜物と心から敬意を表しますとともに、感謝を申し上げる次第でございます。  なお、決算の概要につきましては、既に配付してございます令和3年度一般会計歳入歳出決算概要説明書を御覧いただきたいと存じます。  続きまして、議案第38号 令和3年度毛呂山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。  国民健康保険事業の遂行に当たっては、国民健康保険税等の自主財源の確保はもとより、国及び県からの補助財源の確保に努めるとともに、資格の適用適正化、各種保健事業等の実施により医療費の抑制に努めました。  まず、歳出よりご説明申し上げます。第1款総務費は2,032万9,622円、第2款保険給付費は、決算額の73%を占め、31億1,302万1,643円支出いたしました。  第3款国民健康保険事業費納付金は、国保広域化に伴い県から提示されました9億6,932万8,131円を支出いたしました。  第5款保健事業費は1,129万2,988円支出し、第6款基金積立金は6,439万2,800円積立ていたしました。  第8款諸支出金は、国等への返還金、国保税の還付金、特定健康診査等の一般会計への繰出金として5,761万6,199円支出いたしました。  次に、歳入についてご説明申し上げます。第1款国民健康保険税は、一般及び退職被保険者を合わせた収入額が7億631万7,097円となりました。  第3款国庫支出金は68万7,000円交付されました。  第4款県支出金は、保険給付費に充てられる普通交付金、保険者努力支援、特定健康診査等負担金等の特別交付金を合わせて31億8,471万7,220円交付されました。  第7款繰入金は、一般会計繰入金として2億2,008万9,270円、基金繰入金として1億1,386万2,000円、合わせて3億3,395万1,270円繰入れいたしました。  第8款繰越金は1億3,257万8,671円、第9款諸収入は1,758万908円でございます。令和3年度予算は2回の補正を行い、歳入歳出予算の総額は43億8,094万5,000円となり、決算におきまして、歳入総額43億7,583万2,966円、歳出総額42億3,598万1,446円となりました。実質収支額は1億3,985万1,520円で、令和4年度へ繰越しとなりました。  また、繰越金、一般会計その他繰入金、基金繰入金を除いた実質的な単年度収支では1億1,458万9,151円の赤字となりました。  以上が令和3年度毛呂山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の概要でございます。  続きまして、議案第39号につきましてご説明申し上げます。  令和3年度毛呂山町水道事業会計処分利益剰余金の処分を行いたいので、地方公営企業法第32条第2項の規定により、この案を提出するものでございます。  よろしく慎重ご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第40号 令和3年度毛呂山町水道事業決算につきまして、地方公営企業法第30条第4項の規定により、議会の認定を賜りたくこの案を提出するものでございます。  それでは、業務の概要について申し上げます。年度末における給水戸数は1万5,922戸、給水人口は3万2,683人、年間総配水量は436万9,762立方メートルでございます。  次に、決算の概要について申し上げます。初めに、収益的収入及び支出について申し上げます。本年度の損益勘定は6,939万9,084円の純利益となりました。収益的収入の決算額は8億256万8,235円で、前年度に比較いたしますと2,714万1,758円の増額でございます。  収入の主なものを申し上げますと、水道料金6億2,137万8,763円で、前年度に比較いたしますと7,522万7,541円の増額となりました。加入金は1,595万円で、前年度に比較いたしますと1,067万円の減額となりました。また、補助金の6,798万32円は、新型コロナウイルス感染症対策として実施した水道基本料金減免事業の経費を一般会計から繰り入れたものでございます。  次に、収益的支出の決算額は7億809万4,352円で、前年度に比較いたしますと358万4,438円の減額でございます。支出の主なものは、人件費及び委託料が1億8,838万4,126円、修繕費及び動力費が5,520万7,607円、県水受水費が1億3,509万7,787円、減価償却費が2億8,009万7,648円でございます。  次に、資本的収入及び支出について申し上げます。初めに、収入の決算額は1億6,820万8,200円で、この内訳は、企業債1億5,000万円、補助金1,453万2,000円、負担金367万6,200円でございます。  次に、支出の決算額は4億404万5,893円でございます。支出の主な内容は、第1項建設改良費では、配水施設整備費2億8,861万5,800円でございます。  第2項企業債償還金は、元金分の償還で9,076万9,673円でございます。資本的収支で不足する額2億3,583万7,693円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金をもって補填いたしました。  以上が令和3年度毛呂山町水道事業決算の概要でございます。  続きまして、議案第41号 令和3年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。  最初に、歳出よりご説明申し上げます。第1款事業費につきましては1,296万4,910円でございます。主な内容は、需用費の光熱水費で300万932円、委託料では農業集落排水処理施設維持管理業務委託料の440万円でございます。  第2款公債費につきましては、地方債元金償還金及び利子で1,550万2,412円でございます。  次に、歳入についてご説明申し上げます。第1款分担金及び負担金につきましては、受益者分担金で29万7,000円でございます。  第2款使用料及び手数料につきましては、葛貫第1処理場、大谷木処理場の施設使用料で484万8,788円でございます。  第3款繰入金につきましては、一般会計からの繰入金で2,600万円でございます。  第4款繰越金につきましては、前年度繰越金で208万5,810円でございます。本決算におきましては、歳入総額3,323万1,719円、歳出総額2,846万7,322円であり、差引き476万4,397円となり、令和4年度に繰り越されております。  以上が令和3年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の概要でございます。  続きまして、議案第42号 令和3年度毛呂山町介護保険特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。  令和3年度の事業運営に当たっては、介護予防の充実を図り、各種サービスの適正な利用促進に努めました。  最初に、歳出のうち主なものについてご説明申し上げます。第1款総務費は2,705万8,037円を支出いたしました。このうち、要介護認定事務に係る経費は、越生町及び鳩山町の被保険者の審査判定に係る経費を含めて1,788万6,584円となっております。  第2款保険給付費は決算額の95.5%を占め、24億58万6,472円でございます。このうち、要介護認定者のサービス費に充てる介護サービス等諸費は22億1,360万8,240円、要支援認定者のサービス費に充てる介護予防サービス等諸費は6,678万3,370円となっております。  第5款地域支援事業費につきましては、介護予防・生活支援サービス事業、一般介護予防事業、包括的支援事業及び任意事業に充てるため7,693万8,548円を支出いたしました。  第7款諸支出金につきましては、保険料の還付及び過年度分の国庫負担金、県負担金などの償還に充てるための償還金及び還付加算金が482万7,747円、一般会計の精算繰出金が325万1,817円でございます。  次に、歳入についてご説明申し上げます。第1款保険料につきましては、65歳以上の第1号被保険者に対する保険料を条例の規定に基づいて所得段階に応じて賦課するもので、収入済額は6億651万1,470円で、収納率は98.5%となっております。  第2款分担金及び負担金につきましては、毛呂山町・越生町・鳩山町介護認定審査会の共同設置に係る越生町及び鳩山町からの負担金615万2,000円でございます。  第4款国庫支出金につきましては、介護給付費に係る負担金、交付金及び補助金のほか、地域支援事業に係る交付金を合わせて4億7,217万2,544円が交付されました。  第5款支払基金交付金につきましては、介護給付費交付金及び地域支援事業に係る交付金を合わせて6億7,091万1,063円が交付されました。  第6款県支出金につきましては、介護給付費負担金及び地域支援事業に係る交付金を合わせて3億5,684万5,508円が交付されました。  第8款繰入金につきましては、保険給付費及び地域支援事業に係る町負担分、低所得者保険料軽減繰入金、一般会計繰入金を合わせて3億6,942万3,417円を繰り入れました。令和3年度予算は2回の補正を行い、最終予算額は26億1,251万4,000円となりました。決算額につきましては、歳入総額26億1,495万6,612円、歳出総額25億1,266万5,621円で、差引き1億229万991円が令和4年度に繰り越されております。  以上が令和3年度毛呂山町介護保険特別会計歳入歳出決算の概要でございます。  続きまして、議案第43号 令和3年度毛呂山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。後期高齢者医療制度は、埼玉県内の全市町村が加入する埼玉県後期高齢者医療広域連合と連携し、事務を行ってまいりました。  まず、歳出よりご説明申し上げます。第1款総務費は1,565万4,786円の支出で、主な内容は、広域連合事務費負担金1,045万4,776円等でございます。  第2款後期高齢者医療広域連合納付金は、歳出決算総額の96.3%を占める4億3,443万6,353円でございます。  次に、歳入についてご説明申し上げます。第1款後期高齢者医療保険料は、埼玉県後期高齢者医療広域連合が賦課決定し、町において徴収するもので、収入済額は3億5,545万8,940円、収納率は99.4%でございます。  第2款繰入金は、保険料の軽減分に充てる保険基盤安定繰入金等で、1億213万2,804円でございます。  第3款繰越金につきましては、771万5,182円でございます。  第4款諸収入は、保険料還付金等で64万2,259円でございます。令和3年度は1回の補正を行い、最終予算額は4億6,577万3,000円でございます。決算額につきましては、歳入総額4億6,594万9,185円、歳出総額4億5,103万2,211円で、差引き1,491万6,974円が令和4年度に繰り越されております。  以上が令和3年度毛呂山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の概要でございます。本決算につきましても、監査委員の意見書及び行政報告書を提出してございます。よろしく慎重ご審議の上、ご認定を賜りますようよろしくお願いいたします。  以上です。 ○小峰明雄議長 ただいま議題となっております議案第37号 令和3年度毛呂山町一般会計歳入歳出決算認定について、議案第38号 令和3年度毛呂山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第39号 令和3年度毛呂山町水道事業会計処分利益剰余金の処分について、議案第40号 令和3年度毛呂山町水道事業決算認定について、議案第41号 令和3年度毛呂山町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第42号 令和3年度毛呂山町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第43号 令和3年度毛呂山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての7議案は、予算決算常任委員会に付託します。 △議案第44号 町道の路線の廃止について ○小峰明雄議長 日程第16、議案第44号 町道の路線の廃止についてを議題とします。  町長から提案理由の説明を求めます。  井上町長。                 〔井上健次町長登壇〕 ◎井上健次町長 議案第44号につきましてご説明申し上げます。  現在の町道を整理するため廃止する必要がありますので、道路法第10条第3項の規定によりこの案を提出するものでございます。  以上です。 ○小峰明雄議長 これより質疑に入ります。  13番、長瀬衛議員。 ◆13番(長瀬衛議員) それでは、この議案第44号につきまして、私は生活福祉常任委員ではありませんので、この場でちょっと質疑をさせていただきますが、基本的に言うと、今のこの提案ですと、なかなか生活福祉常任委員の皆さんも審議について少し戸惑うのではないかというのが一つ前提です。先日も申し上げましたけれども、これまでの都市計画法や道路法について、いろいろ議会でこの一、二年議論していますけれども、これも申し上げたけれども、基本的に言えばこういう技術的な専門的な法律に絡む事案につきましては、我々が一々この法律の中身まで詳しく点検せずとも、職員の皆さんの専門知識の中で適正に処置、処分がされているのが当然ですので、これまでもそういう機会がいろいろありましたけれども、私たちはそういうつもりで接してまいりました。ただ、この間の都市計画法から始まって、どうもそうではないなということで、この道路についても先般いろいろ議論をさせていただきましたけれども、そうでないと職員の皆さんが法律に厳格に対応していただかなければ、これは町民の信頼はまず得られないし、町政そのものが成り立たないのだろうと私は思います。  そういう観点から、委員会の参考になるようにちょっと質問させていただきますけれども、これは国交省の通知があって、今までは開発後に、例えばこの間のイオンで言えば廃止については、今までは開発後に行ってきたけれども、国交省の通知があって、ここで改めたいと、こういうようなことで私たちはお伺いしていますけれども、まずその国交省の通知というのはどういう通知なのか。私たちは示していただいていませんが、具体的にどういう通知なのでしょうか。 ○小峰明雄議長 この際、暫時休憩とします。                                      (午後 2時40分) ○小峰明雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 2時55分) ○小峰明雄議長 質疑を続行します。  山口まちづくり整備課長。                 〔山口貴尚まちづくり整備課長登壇〕 ◎山口貴尚まちづくり整備課長 ご質疑にお答えを申し上げます。  国からの通達というのはどういった内容のものなのかというご質疑かと存じます。こちらは、令和2年3月31日付で事務連絡で国土交通省道路局路政課企画専門官から出ているものでございます。「道路の路線の廃止に伴う不用物件の管理期間の取扱いについて」という題名でございます。こちらインターネット上でも取得できる資料となってございます。簡単に申し上げますと、こちらは機能・形態を失った道路における不用物件の管理期間の取扱いの柔軟化について提案がされたということでございます。それで記としまして、不用物件の管理期間の取扱いについてということと、2としまして機能・形態を失った道路について速やかに廃止すべきことについてという提案がございます。基本的に、この通知でございますけれども、全国いろんなところで不用な道路というのが増えてきております。ほったらかしにしてある道路です。もう生きていないような道路、そういったものについて、それを不用物件と呼ぶ場合もあるのですが、こちらについて管理期間の取扱いについて、もう少し柔らかく取り扱ってもいいですよということでございます。  それで、一方、今毛呂山町がやっているのは、開発許可に関する町道の認定、廃止でございます。こちらは、開発の都市計画法に基づきまして、道路を道路以外のものにして開発の許可をしていくというものでございます。都市計画法の一連の手続の中で行っていくものでございますので、このほったらかしの道路ということではございませんので、そもそもこの2つには当てはまりませんが、この中で機能を失った道路については速やかに廃止すべきという条文もございまして、その辺を勘案して考えていったというものでございます。  以上でございます。 ○小峰明雄議長 13番、長瀬衛議員。 ◆13番(長瀬衛議員) 今の課長、国交省の通知というのは、道路の管理下についての関係の通知でしょう。私はそれも見たことあります。それと、この道路の管理下というのは、道路法のたしか92条だと思ったけれども、今私が質疑しているのは、道路法のいわゆるその議決の時期について言っているわけですから、直接的にはつながらないよね。今聞いたら、仮にそうだとしても令和2年3月の通知ではないですか。今年、今令和4年ですよ。つじつまが合わないし、ちょっと今まで開発後だと言っていましたよね。開発後というのはどういう時期なのですか。開発後とは具体的にはどういうことなのですか。例えば今のオリックスの件で言えばどういうときが開発後なのですか。 ○小峰明雄議長 山口まちづくり整備課長。                 〔山口貴尚まちづくり整備課長登壇〕 ◎山口貴尚まちづくり整備課長 ご質疑にお答えをいたします。  今まで町が実施してきました道路の認定、廃止につきましては、開発の完了公告後に廃止、認定のほうを上程をさせていただいたものでございます。                 〔「それもう一回、ちょっと大きな声でもう一回」と呼ぶ                   者あり〕 ◎山口貴尚まちづくり整備課長 毛呂山町の6月以前のお話でございますけれども、それは開発の完了公告後に認定と廃止のほうを議会のほうにお願いをしていたものでございます。                 〔「開発完了後ってのはどの時点のことを言ってんですか                   って今聞いてんだから」と呼ぶ者あり〕 ◎山口貴尚まちづくり整備課長 開発許可が完了して、完了検査が終わった後ということでございます。 ○小峰明雄議長 13番、長瀬衛議員。 ◆13番(長瀬衛議員) 課長はちょっとしっかりしてもらわないと困るのですが、これは。開発完了というのは、例えばその建築物の完了ではないのでしょう、基本的に言えば。そうですよね。いわゆる地権が発生する前の段階が完了、開発前の状況ですよね。それが発生してしまうと開発後になってしまうのです。  それはそれとして、これまでの手続、何ですか、町は慣習としてやってきているので別に問題ないということで、これまでもずっときているのだけれども、ここでこれはこの間の改めた方針というのは、開発許可後の、いわゆる32条の同意締結の後、開発申請があって開発許可を下ろして、その後の開発前ということでしたね。そういうことですね。今のオリックスの状況というのは、だからその状況ではないということは間違いないですね。この辺だけちょっとはっきりしておかなければならないと思うのだけれども、32条の同意締結というのは都市計画法の町長ができる同意権です。同意して。その同意に基づいて企業側は29条の申請を出す、開発申請を出す。開発許可をその後町長が下ろすと。その後にだから廃止議決はしなければいけない、そうですね。今まではそうではなくて開発後にやって、開発後といっても今までの開発後というのは、いわゆる施設、建物が終わった後のことを開発後と言ってきたのではないのですか、今までは。城西大学のグラウンドもそうですよね。グラウンドができて建物を終わって、それは開発後ではないのですね。ちょっと確認させてもらいたいと思います。 ○小峰明雄議長 山口まちづくり整備課長。                 〔山口貴尚まちづくり整備課長登壇〕 ◎山口貴尚まちづくり整備課長 ご質疑にお答えをいたします。  開発許可の公告の完了後でございます。開発行為の検査の後でございます。 ○小峰明雄議長 長瀬衛議員の本件に関する質疑は既に3回になりましたが、会議規則第52条のただし書の規定によって特に発言を許します。  長瀬衛議員。 ◆13番(長瀬衛議員) それでは、ご存じない議員の方もおいでになるかと思いますので、ちょっと改めて私もいろいろ調べた結果、ようやく分かったのですが、今言ったように、都市計画法で言えば32条、まず事前協議の中で企業側と公共施設の管理者での町長が同意締結をしなければいけないのです。同意締結の後に企業側は開発許可の申請を出して、その申請が許可される。そのされた後に、直ちに本来なら廃止の場合で言えば議会に議決を求めなければならない。議会の廃止議決が終わった後、そこから2か月間の道路管理期間が始まるのです。したがって、その間に企業側はいろんな準備をして、基本的に言えば道路管理期間が終わる頃に本来の開発工事が始まると。建築だとかいろいろ施設の工事が始まると。これが都市計画法と道路法との関係性、これが正しい方法だと、道路法に沿った考え方であると思います。そういうことですから、今までの町のやってきた川角の開発、それから城西大学のグラウンドの開発、これら全てこの道路法に従っていないということで、この間の生活福祉委員会の議事録を見ると、副町長や担当の職員が委員の皆さんに、国土交通省からの通知があって、道路法は古い法律でいろいろ不備があるのだと。ですから、いろいろ市町村によってやり方も違うのだと。ですから、毛呂山町もここで議員の議会の指摘もあったので、見直すのだというような言い方でしたけれども、決してそうではなくて、道路法というのはそんな不備があって不適切な道路法ではありません。国の法律ですから。最初からこれが正しいやり方だということです。  それで、法的な手続としてはそういうことなのですが、最後にもう一度聞きますけれども、課長、これでいくと、これは認定は伴わないのでしょうか。この付け替え道路になっていますけれども、この付け替えは、これは工事はもう終わっているのですか。それから、この付け替えの具体的な詳細な内容というのはどういうふうな内容なのでしょうか。これらについても生活福祉常任委員会の審議の中で必要だと思いますので、ここでできるだけできたらお答えいただいて参考にしていただきたい。これ認定と廃止が伴う議案でなくてはおかしいのだと私は思いますけれども、どうでしょうか。 ○小峰明雄議長 山口まちづくり整備課長。                 〔山口貴尚まちづくり整備課長登壇〕 ◎山口貴尚まちづくり整備課長 ご質疑にお答え申し上げます。  開発行為を伴う道路の認定、廃止につきましては、最終的にどうなるか、企業の土地と町の土地を交換というのがございます。それを付け替えというのですけれども、付け替え、これ帰属とも言うのですけれども、それは工事が完了した後に、これは議会のほうに上程させていただいて議決のほうをいただく案件となっておりますので、これは現場のほうが確認できた暁には、暁の直近の議会において認定のほうの議案のほうは上程させていただく予定でございます。  具体的にちょっと細かい話になりますが、図面を見ていただきますと、よろしいですか。町道第1543号路線というのがございます。東西に長い道路でございますけれども、こちらは開発区域の中心を突っ切る道路でございまして、開発によって遮断されるために廃止のほうを今回させていただくということでございます。  続きまして、1546、1547号でございますが、こちらは開発用地の中で緑地用の土地が購入できたということでございました。その周りにつく道路用地について、これ付け替えの対象としておりますため、ここで廃止のほうをさせていただきたいと考えております。  1549号路線につきましては、後で議決いただきますが、付け替えのときに道路を1路線とする必要があるために事前に重なりますので、まず道路を廃止させていただくというのが今回の上程議案の内容でございます。  認定につきましては、ちょっと資料のほうが皆さんお持ちではないと思いますが、図面を見ていただきますと、突っ切った道路を北側のほうにすりつけまして、北側のほうに付け替えるといいますか押っつけるといいますか、そういった形で道路を造っていくものでございます。その部分の認定をいただきたいと思っております。  続きまして、コの字みたいになっているところがありますけれども、こちらにつきましては、元の動線、コの字になっていましたので、このコの字を動線を維持するために、こちら隣接の地権者等があり廃止ができないということもございますので、こちらの形でまた認定のほうをかけさせていただきたいということでございます。  以上でございます。 ○小峰明雄議長 これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第44号 町道の路線の廃止については、生活福祉常任委員会に付託します。 △休会の議決 ○小峰明雄議長 本日はこの程度にとどめます。  お諮りします。明9月8日から19日までの12日間は、休日及び委員会審査等のため休会としたいと思います。これにご異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小峰明雄議長 ご異議なしと認めます。  よって、明9月8日から19日までの12日間は、休日及び委員会審査等のため休会とすることに決定しました。 △後日日程の報告 ○小峰明雄議長 明9月8日から19日までの12日間は、休日及び委員会審査等のため休会といたします。  来る9月20日は、午前9時30分から本会議を開き、議案第37号から議案第43号まで及び議案第44号の委員長報告、質疑、討論、採決を行います。次に、議案第45号の提案者の説明、質疑、討論、採決を行います。続いて、議員派遣について及び議会運営委員会の閉会中の継続調査の件について採決の予定です。 △散会の宣告 ○小峰明雄議長 以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれにて散会します。                                      (午後 3時11分)...