三芳町議会 > 2021-06-08 >
06月08日-一般質問-05号

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  1. 三芳町議会 2021-06-08
    06月08日-一般質問-05号


    取得元: 三芳町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-17
    令和 3年  6月 定例会(第4回)              令和3年第4回三芳町議会定例会議 事 日 程 (第5号)                          令和3年6月8日(火曜日)午前9時30分開議日程第 1 一般質問       13番議員  本 名   洋 君出席議員(15名)     1番   久  保  健  二  君      2番   鈴  木     淳  君     3番   吉  村  美 津 子  君      5番   小  松  伸  介  君     6番   内  藤  美 佐 子  君      7番   桃  園  典  子  君     8番   細  田  三  恵  君      9番   林     善  美  君    10番   菊  地  浩  二  君     11番   落  合  信  夫  君    12番   増  田  磨  美  君     13番   本  名     洋  君    14番   井  田  和  宏  君     15番   細  谷  光  弘  君    16番   山  口  正  史  君欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名  町   長   林     伊 佐 雄  君   副 町 長   大  野  佐 知 夫  君  政 策 推進   島  田  高  志  君   総 務 課長   高  橋  成  夫  君  室   長  財   政   西  島  脩  平  君   自 治 安心   前  田  早  苗  君  デ ジ タル                   課   長  推 進 課長  総合調整幹   中  澤  一  信  君   道 路 交通   田  中  美  徳  君                          課   長                                             本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   郡  司  道  行      事務局書記   小  林  忠  之 △開議の宣告 ○議長小松伸介君) おはようございます。  ただいま出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) △議事日程の報告 ○議長小松伸介君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。  また、傍聴者より撮影の申出があり、これを許可いたしましたので、ご報告いたします。 △一般質問議長小松伸介君) 日程第1、一般質問を行います。  質問者は、一般質問席に登壇して発言してください。                                                       ◇ 本 名   洋 君 ○議長小松伸介君) 13番議員本名洋君の一般質問を許可いたします。  本名洋君。          〔13番 本名 洋君登壇〕 ◆13番(本名洋君) おはようございます。13番、日本共産党本名洋君です。本日は、早朝より傍聴に来ていただきまして、誠にありがとうございます。それでは、通告書に基づきまして、一般質問を行ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。今回は、共生社会に向けた取組について、2点目、火災予防取組について、3点目、三芳スマートインターチェンジ交通環境についてということで質問いたします。  まず初めの共生社会に向けた取組についてです。今年4月1日より、パートナーシップ宣誓制度が導入されました。LGBTの方への支援について、私の一般質問、最初は2017年の6月議会でした。それから4年がたち、質問当時から比べると社会的認知は大きく進み、各自治体での取組もここに来て一気に進展したように見えます。しかし、当事者の生きづらさが全く解消されたわけではなく、道半ば、あるいはようやく緒に就いたばかりと言えるかも分かりません。  国に対しても取組が求められているところですが、LGBTなど性的少数者への理解増進を図る法案の今国会への提出が見送られることになったところです。国会議員による性的少数者への差別的発言も続き、これは当事者の人権を著しく損なうものであります。また、コロナ禍により、潜在的な女性差別が浮き彫りになったこともこの間の特徴です。  まず、お聞きいたします。三芳パートナーシップ宣誓制度が4月1日より施行され、2か月余りになりますが、実際に制度を利用されたパートナーの方がいらしたのかどうかお伺いいたします。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  4月1日から開始したパートナーシップ宣誓制度でございますが、ホームページや広報で広く周知するとともに、商工会、三芳医会宅地建物取引業協会へ本制度へのご理解、ご協力をお願いし、制度の啓発に努めているところでございます。  現時点での宣誓件数につきましては、5月に1件の宣誓がございました。  また、県内では12市町が制度を導入しており、未実施の団体から問合せ等も受けております。今後制度充実のため、他団体との情報交換等も行いたいと考えております。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 1件宣誓されたということで、とてもよかったかなと思います。三芳町、人口3万8,000の小さい町なので、なかなか声を上げることも難しいところであると思います。しかし、この制度ができたことにより、それによるアナウンス効果LGBTの方々へ町が寄り添いますという、そういう姿勢を表すことにもなると思います。今課長より、関係各方面に周知啓発したということですが、それも非常に大事なところであると思います。  また、最後に他団体とのお話ということがありましたけれども、やはり本制度の課題、宣誓された方が町外へ転出した場合、受領書を町に返還する必要があるということです。せっかくの制度ですから、当事者にとって不利益がないように運用していただきたいと思います。  実際、各自治体間の連携が進みつつあります。自治体間で微妙な制度の違いが存在するでしょうけれども、転居しても制度ある自治体間であれば、相互乗り入れができるような形にしていただきたいと思いますので、私の調べた限りでは、埼玉県内ではまだそういった自治体間の連携はできていないようですけれども、全国的には今連携が進みつつありますけれども、その点も進めていただければと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  この制度、非常に重要な、大切なものだと思っておりますので、近隣市のほうからも連絡等相談等を受けておるところでございますが、まだ近隣ですと川越が導入済みでございますが、あと富士見市ですと来年度までに導入の予定ということでお話をいただいております。しっかり連絡を取り合いながら、広域的にこの制度が利用できるようなことを進めていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) せっかくできた制度ですので、それが生かされるようによろしくお願いいたします。  さて、6月23日から29日は男女共同参画週間ということになりますけれども、男女共同参画取組について、続いてお伺いいたします。2)ですが、みよし男女共同参画プラン、これは平成28年度、2016年度から令和5年度、2023年度までの計画で、令和2年3月、昨年ですが、中間見直しが行われたところです。これについて、内容を全部お聞きしたらちょっと切りがないので、計画推進体制というところでお聞きいたします。  計画推進、これについては本計画は家庭や職場、地域など広範多岐にわたるものであり、男女共同参画社会の実現のためには、今まで以上に住民事業者各種団体等と行政が連携し、協力しながら取り組むことが必要となります。また、あらゆる施策において男女共同参画の視点に立ち、庁内各課との緊密な連携の下に、総合的、効果的な施策推進が必要となりますということで、(1)として推進体制整備充実という項目がありまして、①から⑤まで掲げられておりますので、これについて順次簡単に説明を求めてまいります。  まず、①の(仮称)共生社会推進条例制定検討についてですが、これは男女平等だけではなく、性別等を超えた多様性を尊重できる社会の実現のために、(仮称)共生社会推進条例の制定に向けた検討のために会議を設置するということですが、まずこの条例検討進捗状況をお伺いいたします。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  昨年度、令和2年度におきましては、共生社会の実現を目的とする(仮称)共生社会推進条例の策定に向け、住民向けワークショップ検討委員会の開催を予定しておったところでございますが、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、残念ながら開催には至りませんでした。本年度において、引き続きワークショップの開催などにより、広く住民の皆様のご意見をお聞きし、条例制定に向けて取り組んでいきます。  また、共生社会推進グループ、こちらを中心に共生社会情報収集研修等を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。
    ◆13番(本名洋君) 今ご説明いただきましたけれども、ワークショップとかを今年度行っていくということですけれども、具体的な日取り等、大体決まっているのでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  今現在情報収集等に努めているところでございます。ただ、今の状況、コロナ感染が広まって、蔓延防止措置等ございますので、今現在ワークショップに関しては、日程等はちょっと決めていないところでございますが、ただ状況を見ながらやり方等検討して、住民皆さんから広く意見を聞きたいと、やり方を考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 以前全協でしたか、説明ありましたけれども、パートナーシップ宣誓制度、まずこれを実施して、共生社会推進条例については、時間をかけてゆっくり制定していくというような、説明がありました。確かにその判断は間違ってはいないと思うのですけれども、パートナーシップ宣誓制度、これはもう本当に時間を要さずに実施に移すべきであり、実際そういうふうになったわけなので、それは結構なのですけれども、やはり今日女性差別、あるいは男女共同参画、いろいろ社会的にもニュースにも取り上げられ、問題になっております。これについては、早急に進める必要があるのではないかと。確かにコロナの状況というものもありますけれども、そういった感染予防対策をしっかりしながらも、なるべく早く進めるべきではないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  議員おっしゃるとおり、感染対策、これをしっかり取りながら進めていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 続きまして、②の男女共同参画推進庁内連絡会議の設置ということですが、これは設置されているのだとは思いますけれども、その状況についてお尋ねいたします。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  男女共同参画社会確立ための施策を総合的かつ効果的に推進するため、平成29年に男女共同参画推進庁内連絡会議を設置しております。具体的には、男女共同参画基本計画の策定や男女共同参画に係る施策連絡調整等所掌事務としておるところでございます。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) それは実際に設置され、現在そのように機能しているということで理解いたします。  ③の本計画周知、この周知部分も非常に大事な部分だと思いますが、どのような現状になっているでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  町の男女共同参画に係るホームページ、こちらで周知するとともに、昨年度の令和2年度6月の男女共同参画週間パネル展で本計画の紹介も行っております。当然本年度もこちらで実施して、周知を図っていきたいと思っているところでございます。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 計画周知ということでは、住民皆さんにももちろんそうですけれども、事業者皆さん各種団体などにも周知を図っていくべきだと思いますが、その辺りはどうなっているでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  後の質問の答弁にもあるのですが、事業者向けアンケート等も予定しているところでございます。こういった機会を、事業所との関わりある場面ではこういった周知等、当然事業者のほうにも図っていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) ④の三芳男女共同参画等推進会議、昨年度より男女共同参画等推進会議というふうになったということですけれども、これとの連携強化ということについてはいかがでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  三芳町における男女平等の推進及び男女共同参画社会の形成の促進並びに性の多様性を尊重し、個性を認め合う社会の実現に資するとともに、町民と一体になって様々な施策を積極的に推進することを目的として、三芳男女共同参画推進会議を設置しております。町の男女共同参画に係る施策事業についてご意見をいただくとともに、本年度は推進会議より町長への提言書を提出する予定でございます。  また、推進会議には、こども支援課長観光産業課長が参加しておりますので、こちらも町内の連携強化につながっているものと考えております。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) ⑤の国、県及び住民事業者等との連携強化についてはいかがでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  まず、DV関係、DVの相談については、県西部福祉事務所、こちらの連携を取っております。また、さっきちょっとご答弁しましたが、令和元年度に男女共同参画事業者へのアンケートを実施しております。こういった面で、事業者との連携強化を図っていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 今課長のほうより答弁、ご説明いただきましたけれども、今のところみよし男女共同参画プラン、順調に進んでいるというふうな認識でよろしいのでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  みよし男女共同参画プラン、こちらの計画推進、こちらに関して、今ご答弁させていただいたとおり着々とこの推進を図っているところでございます。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 続いて、3)の男女共同参画に関わる職員体制ということですけれども、まず先ほど答弁の中でございましたが、共生社会推進グループ、これが今年度より新しく創設されたグループですけれども、これが先ほど男女共同参画庁内連絡会議という職員体制もあるのですけれども、これとの関係性はどのようになっているのでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  先ほど共生社会推進グループ、こちらに関してはうちの総務課福祉課MIYOSHIオリンピアード推進課の3体制あと庁内の連絡会議に関しては、庁内の11の課、総務課含めまして11の課と、こちらの連絡調整会議等を行っているところでございます。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) では、続きまして4)の男女共同参画等推進会議についてですけれども、先ほども申し上げましたが、昨年度より男女共同参画等が入ったということで、その「等」の意味についてお伺いいたします。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  男女共同参画のみならず、LGBT、性の多様性、こちらを尊重することも含めまして、こちらの推進会議等でもそういった問題というか、機能を果たしていきたく、「等」をつけたということでございます。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) では、会議メンバー構成についてお伺いいたします。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  男女共同参画等推進会議メンバー構成でございますが、令和2年度以降の体制でございますが、一般公募者3名、関係団体代表者4名、識見を有する者3名、こちらの10名の方と、町長が適当と認める、それが先ほどちょっと答弁しましたこども支援課長観光産業課長を含めた2名、以上の12名の体制推進会議のほうを進めているところでございます。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 職員体制とか男女共同参画等推進会議についてお聞きしたところでありますけれども、私が心配というか危惧している部分は、このように様々な形で取組が行われているところでありますけれども、これまでの男女共同参画推進会議委員皆さん本当に頑張って、例えばこのみよし男女共同参画プラン、これも委員皆さん、職員の皆さんが協力して、業者に委託するのではなく、自分たちの手でつくったプランです。このように、三芳町の男女共同参画会議のこれまで培ってきた力、それがコロナというなかなか会議等を開けないといった、そういった部分はあるのですけれども、今までの力が生かし切れていないのではないかという、それが私の単なる臆測の心配だけであればいいのですけれども、その辺りがちょっと気になるのですが、いかがでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  先月第1回目の会議を開かせてもらったところなのですが、本年度年4回の会議を予定しております。主な事業としましては、日本女性会議のへの参加、ヒューマンフェスタ2022、情報誌「まなざし」の発行、提言書の作成を予定しているところでございます。  今後も男女共同参画等推進会議との連携を図りながら、町の男女共同参画推進していくところでございます。議員のご心配なことは、しっかり連絡体制を取りながら、なかなか会議等を多く開くというより、こまめに連絡は取り合って進めているところでございますので、心配はないかと思っております。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) ぜひよろしくお願いいたします。  男女共同参画推進庁内連絡会議、それから共生社会推進グループ会議のほうでは共生社会推進懇談会というのもありますよね。これは福祉課さんのほうの担当になるかと思うのですけれども、それから男女共同参画等推進会議、(仮称)共生社会推進条例検討委員会ということで、様々な形で議論していくのは、それは結構なことだと思うのですけれども、私が見ただけでもどういうふうにつながっているのか、要するにこれを全体の取りまとめになるのはどの部分の課になるのでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総務課長。 ◎総務課長高橋成夫君) お答えいたします。  共生社会推進グループ、こちらのグループ長福祉課長でございます。それと、男女共同参画に関しては、うちのほうの総務課のほうで所管しているところでございます。庁内で様々な人権関係等ございますが、かなり連絡密に取り合いながら、それぞれ共生社会の実現に向けて取り組んでるところでございます。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 先ほど述べましたように、これまで培ってきた男女共同参画の方々の取組もあると思います。また、(仮称)共生社会推進条例検討委員会というのは、これは令和2年度の新規事業であると思いますけれども、男女平等だけではなく、性別等を超えた多様性を尊重できる社会の実現のために会議を設置するということなので、やはり男女共同参画部分が土台に、中心になっていくべきなのではないかなと、それは私の勝手な気持ちかもわかりませんけれども、そのように思うところであります。  いろんなところで議論して、条例の中に様々なことを加え、男女共同参画だけではなく、LGBT、性差にかかわらず、あるいは障害者との共生社会を盛り込んでいくのは大いに結構なことだと思いますけれども、総花的になり、言葉はきれいでも、中身が薄い取組にならないとは思いますけれども、そのように私のちょっと思ったところなので、意見とさせていただきます。個人の尊厳が守られるジェンダー平等の社会、誰もが自分らしく生きられる社会へぜひともしっかり取り組んでいっていただきたいと思います。  それでは、次の質問に入らせていただきます。火災予防取組についてということでお聞きいたします。私は入間東部地区事務組合議員でもありますので、火災予防についてはそちらで議論する問題かもしれません。しかし、住民により身近であり、直接コンタクトできるのがそれぞれの自治体であり、自治体でこそできることもあります。消防任せにするのではなく、住民の命と安全を守る非常に重要な業務ですから、消防のほうとも連携しながらの施策を展開することも必要と思います。  さて、2市1町管内、火災が続いております。特に今年の初めには立て続けに全焼火災が発生し、お亡くなりになった方もいらっしゃいます。謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。  さて、入間東部事務組合管内、昨年の火災件数40件に対し、今年は5月末日現在、既に30件となっています。また、これは事務組合のほうから頂いたデータですが、建物火災のみで申し上げます。ほかにも車両火災とか、いろいろあるのですけれども、建物に限って申し上げますと、今年の1月1日から5月12日までの数字ですが、2市1町で火災件数16件、総損傷棟数、全焼13棟、部分焼13棟、ぼや17棟、三芳町に限ると全焼火災3件、お亡くなりになった方2名、けがをされた方2名となっております。  そこで、1)、火災予防に関する町としての取組はということで、今年初め、火災が連続して発生したとき、町のほうでもホームページ注意喚起のお知らせを載せたり、チラシを印刷し、貼り出したりされたようですが、ほかにも何か対策を講じられたのか、あるいはほかに何か町としてできる取組があるのかどうかお伺いいたします。 ○議長小松伸介君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長前田早苗君) お答えいたします。  町としての取組ということでございます。議員からもお話があったとおり、火災予防についての事務は、一部事務組合である入間東部地区事務組合消防本部にて共同処理を行っておりまして、火災予防の広報に関しても消防本部事務分掌に掲げられているところであります。しかしながら、町のほうでも住民への啓発に関しては、やはりタイムリーに発信できるツールで、高齢者にアプローチできる回覧などもございますので、火災予防の広報、議員からもお話がありましたが、実施はしております。  昨年、空気の乾燥が心配された年末には、コミメやツイッターなどによる注意喚起を実施しました。また、本年1月から3月に民家の火災が連続して発生した時期がございましたが、そのときにもコミメ、ツイッターに加え、町内の行政区や自主防の名前で啓発のポスターを作らせていただきまして、自主防や区のほうに貼っていただいたということがございます。火災が複数発生した行政区に特化をいたしましたが、消防組合から冊子を頂きまして、区長さんと連携をして区のほうの回覧に載せていただいて、住民の方に火災予防の広報を実施したところでございます。  以上です。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) いろいろと取り組んでいただきまして、ありがとうございます。火事は、気をつけていても出火することはあります。なかなか火事をなくす、減らす取組は難しいのですが、これについては、この後私のほうからも提案させていただきます。  それで、2)の家庭用火災警報器の周知はということですが、2006年6月1日に改正消防法が施行され、全ての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務づけられました。しかし、新築家屋はともかく、既存の住宅は設置が十分に進んでいません。もう一つの問題は、法改正後間もなく設置した家庭では、電池寿命が10年を既に経過しているということです。  ちなみに、これも入間東部地区事務組合のほうですが、令和3年第1回定例会の管理者施政方針の中で示された数字では、住宅用火災警報器の設置率、全国平均82.6%に対し、2市1町管内の設置率は58%で、埼玉県内で50%台の設置率は、当管内のみとなっているそうです。事務組合のほうでも周知は行っておりますけれども、町のほうでも周知取組を行う必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長小松伸介君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長前田早苗君) お答えいたします。  前の質問でもお答えしましたが、消防の事務、消防組合のほうにお願いしているというところでございます。消防本部のほうで実施している内容について、まずお伝えさせていただきたいと思いますが、消防本部消防署では、毎年三芳町内の各所を回ると思うのですけれども、三芳町でも町内の行政区を選定しまして、その地区の住宅を訪問して、火災予防と住宅用火災報知機の設置促進並びに点検実施の呼びかけを行っているというところでございます。この周知活動につきましては、町のほうでも連携をしておりまして、区長さんへの連絡、それから住民から消防の方がうちのほうに来たのですけれどもというような問合せもございますので、そういう問合せについては、自治安心課のほうで対応しているというところでございます。  また、現在はコロナでイベントはできませんが、管内の秋祭り、当町では産業祭となりますが、火災報知機のデモ機設置やチラシの配布も消防組合のほうでは実施しているというところでございます。消防組合のほうからチラシ等の配布依頼がございましたら、行政区を活用しながらの回覧物の配布とかはやっていけると思っているところでございますが、現在のところまだそのような声かけもないので、実施はしていないというところでございます。  以上です。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 消防本部のほうでも、このコロナ禍でなかなか火災予防関係の行事等が組めなく、非常に苦慮している様子もあるようです。  平成29年、若干古いのですけれども、消防庁が実施した住宅用火災警報器の維持管理に関する任意調査では、最近作動確認を行った世帯の約2%で住宅用火災警報器の電池切れや故障が確認されたということです。せっかくつけていても、このようにいざというときに作動しないのでは、本当に命に関わる問題だと思います。  また、総務省では、令和3年春の火災予防運動で、重点目標として住宅防火対策の推進(住宅用火災警報器の設置、維持管理の徹底等)ということで、これは入間東部地区事務組合でもそうですけれども、ホームページを開くと火災警報器を設置しましょうというような案内も出てきます。  ということで、3)の警報器設置の支援補助はということなのですけれども、消防の取組だけではなく、自治体によっては、特に高齢者世帯に対してですが、購入に補助金を出す、あるいは取付け費用に補助金や取付けの支援をする自治体が結構あります。入間東部地区事務組合に確認したところ、住民の方に警報器を購入していただければ、消防署員が設置をしてくださるそうです。設置を促すために、本町でも警報器の購入に対して補助金制度を創設してはいかがかと思いますが、どうでしょうか。 ○議長小松伸介君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長前田早苗君) お答えいたします。  繰り返しになりますけれども、消防の火災予防につきましては消防本部にお願いしているところでもございます。今後消防本部のほうと連携を取りながら、例えば三芳町の設置率、2市1町に比べて低いとか、そういうような話とかがあれば、そういうことも検討すべきことかなとは思いますけれども、まずは消防本部火災予防の企画に任せさせていただいて、消防本部のほうの後押しをしていければいいなというふうに思っております。  以上です。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 確かに、まずは消防本部だとは思いますけれども、今おっしゃった消防本部の後押しという意味においても、補助金制度という、これは自治体でこそ創設できる制度なので、ぜひその辺り、ご検討いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長小松伸介君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長前田早苗君) お答えいたします。  基本的には、消防本部と確認を取りあえず取らせていただきまして、まず町の設置率等を考えながらという形になると思っております。  以上です。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) ぜひ消防のほうと連携取って、どういうことができるのか、警報器の設置について検討していただきたいと思います。  また、これは消防のほうでもいろいろお知らせはしているところでありますけれども、やはり直接住民皆さんにお知らせするという点では、例えば広報に載せるとか、設置補助については、これから先の話であったとしても、まず周知は、これは簡単にできることではないかなと思いますので、例えば広報に載せるような、そういった取組はいかがでしょうか。 ○議長小松伸介君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長前田早苗君) 周知活動につきましては、町のほうである意味得意な分野ではありますので、様々な場面で効果的な形を考えまして、周知のほうは進めていきたいと思います。  以上です。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 続きまして、火災予防の福祉との連携はということで、自治体によっては、例えば民生委員さんが高齢者宅を訪問時に火災予防のチラシを届けたり、あるいは介護事業者と協力し、ケアマネジャーが訪問時に家の方に警報器の設置や火元の注意をお願いしていると、そういった自治体もあるようですが、この点、町としていかがでしょうか。 ○議長小松伸介君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長前田早苗君) お答えいたします。  ここで消防本部取組にもちょっと触れさせていただきますけれども、消防本部でも、特に福祉課との連携というような体制は構築されていないのですけれども、公民館等での高齢者サークルからの依頼によって、火災予防の講話であったり、消防音楽隊の演奏などを通じて呼びかけを実施しているということでございます。私もちょっと調べさせていただきましたが、高齢者福祉と連携して、火災報知機の設置促進を図っているというような他の消防本部の例もございましたので、今後検討していければというふうに思っております。  また、高齢者避難支援プラン部分で、介護保険、介護の担当であったり、福祉課と今後連携していくことがございますので、そういう中で少しずついろいろな部分、触れられればいいなと思っておりますので、効果的に周知をしていくように考えております。  以上です。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) やはり火災、高齢になると、うっかり火を出してしまうようなことも中にはあります。また、それによって逃げ遅れる可能性が高いのも高齢者皆さんだと思います。その辺りの取組をぜひお願いしたいと思いますと同時に、また障害者への日常生活用具給付制度の中で、聴覚障害者用の警報器というのもあるようです。聴覚障害者にとっては、警報の音が出ても聞こえないと。その場合、振動で伝えたり、あるいは強い光で知らせたりする、そのような警報器がありますが、これは障害者の日常生活用具給付制度の中の品目の一つにもあるようなので、そういった高齢者、それから障害者の方への取組も併せてできればいいのかなとも思います。少しでも火災によって人々の命が。それからけがなどがなくなるようになればいいと思います。ぜひとも取組よろしくお願いいたします。  最後の大きな3番の三芳スマートインターチェンジ交通環境についてに移らせていただきます。この三芳スマートインターチェンジにつきましては、私も久しぶりの質問になります。現総合調整幹は初めてともなりますので、若干おさらい的にお話しさせていただきますけれども、この事業については、賛成、反対、様々な意見があります。事業決定前に、町も平成26年2月に町民3,000人にアンケートを行いました。全体的な意見としては、交通安全対策が整えば賛成といったところだとは思います。ただし、様々な意見を一くくりにできるものではなく、地域によっても様々です。  これも大ざっぱな意見となりますが、例えば私が住んでいる北永井や上富などは、この事業そのものに反対、道路が狭いのに、ただ通り道になるだけだといった意見も多く聞かれます。藤久保地域では、いつになったら開通するのですかということを、フル化の開通を期待する声を聞きます。また、竹間沢のほうに行くと、所沢インターが近いから関係ないと、むしろ財政的な心配をする声が聞かれます。ただ、多くの皆さんの声としては、フル化に賛成、反対にかかわらず、交通安全上、三芳町の歩道がない狭い道路、交通安全対策ができなければ駄目ではないか、大型車は困る、そういったところではないでしょうか。  私のこれまでの一般質問でも、インター周辺の4か所の交差点改良工事をしても、インターまでのアクセス道路の歩道が設置されていない箇所があるなど、また全く設置されていない道路などもあります。危険性が大きいのではないか、ましてや大型車まで車種拡大することは問題ではないかという趣旨で主に質問してまいりました。  同時に、議会外でも、県議会議員や国会議員も交え、県や国とも交渉してまいりました。その過程で県や国の担当者も明らかにしたことは、国交省からの連結許可の中で、ほかのインターチェンジにはない異例の条件が付されているということです。その内容につきましては、連結許可条件3つあるのですけれども、そのうちの1つで、広域的な利用が想定されることを踏まえ、実施計画書に位置づけられたスマートICへの主要なアクセス道路については、当該道路を管理する埼玉県及び関係市町と連携して安全対策等を検討し、具体化を図り、その結果を地区協議会に報告することと。また、こういった条件もあります。スマートIC実施計画書に定めたインターチェンジの工事開始時期までに、連結のために必要な工事を施工する土地の全ての所有者を含む地域住民の理解を十分に得ることとし、当該状況が整ったと思われる段階で地区協議会に報告を行うことということです。つまり最大の問題点は、通常のインターチェンジでは国道などの大きな道路に直結している、あるいはスマートインターチェンジの場合、大きな道路に面していなくても、周囲が田畑で、新たな広い道路を設置することが可能であるのが多くの例です。  しかし、三芳スマートインターチェンジ周辺は、既に事業所や住宅が以前から存在する中にスマートICを設置しようという計画であります。そういった、先ほど申し上げました交通安全対策、連結許可条件に基づいて、三芳スマートIC安全対策等調整会議が設置され、交通安全対策が検討されてきました。しかし、この安全対策では不十分であり、しかも対策が中期、長期という、フル化開通後に先延ばしにされていることは問題だと思います。  質問に入ってまいります。新たに計画に追加した交通安全対策はあるのかお伺いいたします。 ○議長小松伸介君) 総合調整幹。 ◎総合調整幹(中澤一信君) お答えします。  三芳スマートインターチェンジのフル化等整備事業に対する安全対策につきましては、先ほど議員のほうからもお話ありました平成31年の2月に関係機関で構成される三芳スマートインターチェンジ安全対策等調整会議を開催して検討を進めておるところでございます。その中の第4回になりますけれども、最終で取りまとめた対策を現時点鋭意進めているところでございます。  内容につきましては、令和元年5月21日の全員協議会で説明させていただきまして、ホームページ等でも公表しております。それ以降の新たな追加対策については、現時点ではございません。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 先ほど交通安全対策が中期、長期という、フル化開通後ということですが、開通時期、非常に遅れております。当初平成30年、遅くとも東京オリンピック・パラリンピックが開かれる、当初の予定は去年でしたから、2020年までには開通したいということでしたが、これが延びていることで、その間に中期、長期という開通後の安全対策ではあるけれども、開通時期が延びたことによって、既にこの中長期の安全対策に着手できているのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総合調整幹。 ◎総合調整幹(中澤一信君) 中期、長期に関しては、現時点では中期というところで進んでいる部分はないのですけれども、完成したものはないのですけれども、例えばふじみ野市道のところなどは、中期として歩道整備とかという形を進めていきますけれども、用地買収のほうはふじみ野市さんのほうで、当然応分負担で三芳町のほうも負担部分はありますけれども、そういったところは随時進めているという状況でございます。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 進めている部分もあるでしょうけれども、そもそも開通時期、これはどうなっているのでしょうか。見通しは、まだいつというふうには立っていないのでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総合調整幹。 ◎総合調整幹(中澤一信君) お答えします。  供用時期につきましては、地区協議会で諮った後、公表するというところが制度要綱に載ってございまして、その中で現時点は令和3年度以降共用という形で公表させていただいています。ただし、議員ご存じのとおり、5月からですけれども、本体工事のほうに着手したところでありますので、今後その工事の見通しが立った時点で、また改めて供用年次につきましてはお知らせするという形になるかと思います。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) ということは、令和3年度以降ということで、まだはっきりした時期は申し上げられないというようなことだと思います。  2)で、車両をふじみ野市道旧5―85号線のほうから、あそこは、今工事のお話もありましたけれども、歩道もない非常に狭い道路なので、県道56号さいたまふじみ野所沢線に誘導するというふうにしましたけれども、その後の状況についてお伺いいたします。 ○議長小松伸介君) 総合調整幹。 ◎総合調整幹(中澤一信君) お答えします。  先ほど答弁しました安全対策の調整会議の中で、主要アクセス道路の中で安全性が高い県道56号線を主に利用することという整理されておりまして、誘導看板等を設置することとなります。誘導看板等の設置や設置位置につきましては、今後関係機関との調整や現地状況を踏まえて詳細を詰めてまいります。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 次の質問で、このまま仮にフル化開通したとして、フル化開通後交通上問題が生じた場合、前総合調整幹は開通後もしっかりフォローアップしていくというふうにおっしゃっておりましたけれども、その点いかがでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総合調整幹。 ◎総合調整幹(中澤一信君) お答えします。  先ほど答弁でも出ました。こちらも安全対策等調整会議で定めた安全対策のフォローアップとしまして、今後主要アクセス道路等にスマートインターチェンジに起因する意見、要望等が寄せられた場合及び長期対策について関係機関事務打合せを行い、検討して結果を公表するとされております。必要に応じて適時対応したいと考えております。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 必要に応じて対応するということですが、ちょっと具体的な部分に入ってまいります。  4)のインター出入口の信号設置はということですが、町道幹線3号線、14号線との接続地点ですが、信号は設置しないということですが、それでいいのかなというのが私の意見です。例えば幹線3号線、つまり上りの出入口のほうになります。これは、要するに今のパーキングのほうから立体交差になって出入りする部分、幹線3号線に接続する、これはすぐそばにセントラル病院前の交差点があり、今でさえ朝夕は渋滞する状況です。ここに信号なしで接続しても、例えば渋滞で左に、交差点のほうに向かって出られない、同時に右折もできないというような状況が発生するのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総合調整幹。 ◎総合調整幹(中澤一信君) インターの出入口の信号につきましては、交通管理者との協議によりまして、現時点では信号設置の予定はないというところでございます。ですので、基本的には案内看板や路面標示等による誘導という形を検討してまいります。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。
    ◆13番(本名洋君) 同様に、町道上富69号線と幹線14号線の接続のところ、これも多福寺交差点のほうから来て、左折して入るのは簡単にできると思いますけれども、逆にインターのほうから出てきた場合、これも左折はできるかもしれませんけれども、右折、多福寺交差点のほうに向かう場合、こちらも現状であっても朝夕かなり渋滞している場合です。乗用車だったら、ちょこっと間開けて出ることもできるかもしれませんけれども、大型車になると乗用車何台分もすき間が必要となります。この出口を出て、多福寺方面に右折ができない状況がかなり発生するのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総合調整幹。 ◎総合調整幹(中澤一信君) 下り線側のインターチェンジにつきましても、上り線側と同様に警察との協議の結果、現時点では信号のほうはつかないという形になってございます。それについても、今後交通状況によっては、また警察のほうと協議することもあろうかと思いますが、現時点ではつかないということでございます。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 現時点ではというお話ですが、先ほどフル化開通後もフォローアップ体制をしいていくということですけれども、その状況によっては警察との協議の中で信号設置ということもあり得るということでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総合調整幹。 ◎総合調整幹(中澤一信君) お答えします。  道路管理者だけで判断する事項にはございませんので、そこはおっしゃられるとおり、警察の調整ということになります。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 続きまして、5)の交差点改良工事は十分かということで、まず多福寺交差点についてお伺いいたします。  県道126号、これは所沢堀兼狭山線からの流入がかなり見込まれるのではないかと思います。そちら方面、今もどんどん大型の倉庫が建っております。また、この県道126号、片側2車線の非常に交通量の多い通り、川越街道などよりもはるかに交通量が多いと思います。こちらから三芳スマートインターチェンジへの流入増が見込まれるのではないかと思います。私も今までは川越街道からのアクセス道路がということで質問してまいりましたけれども、やはり所沢からも、大型倉庫がどんどんできる中で、こちらのほうもかなり問題ではないかなというふうに考えております。  先ほども申し上げましたように、現状でも多福寺交差点、渋滞が多発する状況です。しかし、この多福寺交差点、今交差点の改良工事は終わったということでよろしいのでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総合調整幹。 ◎総合調整幹(中澤一信君) お答えします。  多福寺交差点につきましては、町分の工事はおおむね終わっております。ただし、県道56号の県工事の分、これが令和2年から着手しておりまして、県の予算状況もございますので、一応今年度以降の完成予定と聞いてございます。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 三芳スマートインターのほうから所沢方面へ向かっていきまして、この多福寺交差点になりますけれども、今車線に矢印はついているのですけれども、右折車線は設置されていない状況であります。ですから、右折車と直進車2台並ぶと、乗用車でもいっぱいの状況です。ましてやここに大型車が右折で並んだとしたら、もう通れない状況、渋滞にさらに拍車がかかる状況ではないかと思います。そもそもの計画だと、この交差点、右折車線もつくる計画だったと思うのですが、このまま右折車線はつくられるのでしょうか。 ○議長小松伸介君) 総合調整幹。 ◎総合調整幹(中澤一信君) お答えします。  スマートインターから出てきて、県道56号に入る右折レーンということでよろしいですか。これは、先ほどご説明しましたとおり、県の工事のほうも関係してございまして、県側の56号の北側の断面ですか、そちらのほうを今歩道とか工事していると思いますけれども、そちらのほうも右折レーンがつくのです。これは、スマートに誘導する側ではないので、対策事案の外の県の改良工事に当たるのですけれども、ここの部分ができました後、車線の誘導をうまくいくように調整しなくてはいけないので、それができましたら右折レーンを引くというような形になります。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 分かりました。  時間がないので、次の質問へ行きます。アクセス道路の渋滞が、今まで私が述べてきましたように、かなり渋滞が予想されますけれども、その対策についてお伺いいたします。 ○議長小松伸介君) 総合調整幹。 ◎総合調整幹(中澤一信君) お答えします。  渋滞対策としましては、先ほど答弁した交差点改良箇所が主要なアクセス道路上の交差点となっておりまして、これらが調整会議だとか実施計画書で示されているところでございます。渋滞対策としましては、これらの改良をすることによって、機能するものと考えてございます。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 本名洋君。 ◆13番(本名洋君) 計画どおりに工事が行われても、かなり道路の渋滞が起きると思います。  最後の質問で、住宅街への流入対策についてお伺いいたします。 ○議長小松伸介君) 総合調整幹。 ◎総合調整幹(中澤一信君) 調整会議のほうで示された生活道路の流入対策としましては、企業等への要請としまして、スマートインターチェンジを利用すると思われる企業半径3キロメートル圏内に、主要アクセス道路の中で安全性が高い県道56号線を主に利用すること、また学童、学生の登校時間は通行を控えるよう、地区協議会長から文書で要請するとしております。また、主要なアクセス道路に誘導看板を設置するなど、ソフト対策を行っていくことになると思います。  ただし、先ほど答弁したとおり、供用後に発生した問題等につきましては、調整会議で示されたフォローアップの中で関係機関と調整し、必要に応じて対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長小松伸介君) 以上で13番議員本名洋君の一般質問を終了いたします。  これをもって、本定例会に通告のありました13名の一般質問が終了いたしました。 △散会の宣告 ○議長小松伸介君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  お疲れさまでした。                                      (午前10時31分)...