三芳町議会 > 2020-06-19 >
06月19日-一般質問-03号

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  1. 三芳町議会 2020-06-19
    06月19日-一般質問-03号


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    最終取得日: 2021-09-17
    令和 2年  6月 定例会(第2回)              令和2年第2回三芳町議会定例会議 事 日 程 (第3号)                         令和2年6月19日(金曜日)午前9時30分開議日程第 1 一般質問        9番議員  林   善 美 君        6番議員  小 松 伸 介 君        1番議員  久 保 健 二 君        2番議員  鈴 木   淳 君出席議員(15名)     1番   久  保  健  二  君      2番   鈴  木     淳  君     3番   吉  村  美 津 子  君      5番   井  田  和  宏  君     6番   小  松  伸  介  君      7番   桃  園  典  子  君     8番   細  田  三  恵  君      9番   林     善  美  君    10番   菊  地  浩  二  君     11番   落  合  信  夫  君    12番   増  田  磨  美  君     13番   本  名     洋  君    14番   内  藤  美 佐 子  君     15番   細  谷  光  弘  君    16番   山  口  正  史  君欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名  町   長   林     伊 佐 雄  君   副 町 長   内  田  浩  明  君  総合調整幹   中  澤  一  信  君   政 策 推進   島  田  高  志  君                          室   長  総 務 課長   大  野  佐 知 夫  君   財 務 課長   高  橋  成  夫  君  秘 書 広報   佐 久 間  文  乃  君   自 治 安心   前  田  早  苗  君  室   長                   課   長  福 祉 課長   三  室  茂  浩  君   健 康 増進   池  田  康  幸  君                          課   長  環 境 課長   吉  田  徳  男  君   観 光 産業   鈴  木  義  勝  君                          課   長  都 市 計画   近  藤  康  浩  君   道 路 交通   田  中  美  徳  君  課   長                   課   長  教育委員会   古  川  慶  子  君   教育委員会   中  島  弘  恵  君  教 育 長                   教 育 総務                          課   長  教育委員会   宇 佐 見  宏  一  君   教育委員会   代  田  知  子  君  学 校 教育                   社会教育課  課   長                   図 書 館長                                              本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   落  合  行  雄      事務局書記   小  林  忠  之  事務局書記   山  田  亜 矢 子      事務局書記   有  田  有  希 △開議の宣告 ○議長(井田和宏君) おはようございます。  本日、傍聴者より撮影の申出があり、これを許可いたしましたので、ご報告します。  ただいま出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) △議事日程の報告 ○議長(井田和宏君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。 △一般質問 ○議長(井田和宏君) 日程第1、一般質問を行います。  質問者は、一般質問席に登壇して発言してください。                                                       ◇ 林   善 美 君 ○議長(井田和宏君) 9番議員、林善美さんの一般質問を許可いたします。  林善美さん。          〔9番 林 善美君登壇〕 ◆9番(林善美君) おはようございます。9番、三芳みらい、林善美です。ただいま議長の許可をいただきましたので、通告書に従い一般質問をいたします。  今回は、2点についてご質問をいたします。1点目は、ケアラー支援について、2点目は、小中学校についてです。ご答弁よろしくお願いいたします。  まず、1点目、ケアラー支援についてからお伺いいたします。ケアラーの存在は、ここ数年でテレビや新聞等で取り上げられることが多くなっています。本日はまず、ケアラーという存在を知っていただき、そして少しでも早く支援につなげていただきたいという思いで質問させていただきます。まず初めに、ケアラー、ヤングケアラーの定義についてをお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 福祉課長。 ◎福祉課長(三室茂浩君) お答えいたします。  埼玉県でケアラー支援条例というものができたわけですけれども、この条例によりますと、ケアラーは次のように定義されております。高齢、身体上または精神上の障害、または疾病等により援助を必要とする親族、友人、その他の身近な人に対して、無償で介護、看護、日常生活上の世話、その他の援助を提供するものとされ、ヤングケアラーは、このケアラーのうち18歳未満の者とされております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 今定義についてお話しいただきました。その中でも、働きながらケアをしているワーキングケアラー、兄弟をケアする兄弟ケアラーという存在もあるようです。ヤングケアラーは、18歳未満の者を言うと先ほどありましたが、家族の介護のためにこれまで大人が担ってきたケアを引き受け、家事や家族の世話、そして感情面のサポートも行っています。友人関係が希薄になりがちで孤立してしまったり、進学や就職を断念しなければいけないといったケースもあり、ヤングケアラーの支援の必要性は明らかです。  現在、当町で把握されているヤングケアラーの例がありましたらお願いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  母親が精神疾患を患っており、母が食事の用意ができないときには姉妹で食事をつくっている例がございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) ヤングケアラーの行うサポートはたくさんあるのですけれども、まず家事では今おっしゃっていただいたように料理や洗濯、そして掃除、一般的なケアでは投薬の管理、着替えや移動の介助など、情緒面のケアでは見守り、声かけ、励ましなど、身辺のケアでは入浴やトイレの介助、兄弟の世話では勉強や見守りなど、そのほか金銭の管理や通院の付き添いなど多岐にわたっています。このヤングケアラーの支援には、小中学校での対応も重要だと考えます。埼玉県教育局からは、令和元年7月にヤングケアラーの概念についての認識やヤングケアラーに対する必要な支援が行われるように、対応を依頼する旨の文書が送られたと存じております。当町では、小中学校においてヤングケアラーの概念については、どのように認識されているのかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  年齢や成長の度合いに見合わない重い責任や負担を負って、本来大人が担うような家族の介護、障害、病気、精神疾患のある保護者や祖父母への介護などや世話、年下の兄弟の世話などをすることで、自らの育ちや教育に影響を及ぼしている18歳未満の子供と認識しております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。
    ◆9番(林善美君) 小中学校において、ヤングケアラーに該当すると思われる例があるのかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  先ほど申し上げた例を確認をしているところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 小中学生のヤングケアラーは、自分に支援が必要だと感じている子が少なく、大人になってから自分がヤングケアラーだったと気づくケースが多いそうです。また、小中学生のヤングケアラーの場合、最も深刻な問題は学業への支障です。介護などにより遅刻、早退、欠席などもあるそうです。民間機関の実態調査では、ヤングケアラーの4割以上が1日平均5時間介護や世話を行っているとの調査結果が出ています。さらに、ヤングケアラーの3割以上が学校にあまり行けていない、休みがちといった状況にもあるそうです。また、要支援児童の中にケアラーと思われる児童がいる可能性もありながら、家庭内の問題、プライバシーの問題として、地域や学校で認知されにくく、ガイドラインがないことなどから、残念ながら十分な支援ができない状況にあります。当町においては、ヤングケアラーに対して行われた具体的な取組はあるのかどうかをお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  ヤングケアラーを支援するためにスクールソーシャルワーカーがつなぎ役となり、病院と連携している訪問介護ステーションのヘルパーに訪問してもらうよう働きかけたり、児童が家族以外に自分らしくいられる居場所をつくるため、社会福祉協議会が行っている学習支援や子ども食堂を活用できるよう紹介したりしております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 当町において、ヤングケアラーが参加できる家族会や兄弟会等の開催はあるのかどうかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  ヤングケアラーのための家族会や兄弟会は開催しておりません。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 2019年に全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会というところが行ったアンケートがあります。「子供だった頃にどのような支援があったらよかったと思いますか」という問いには、「兄弟のことを相談できる人がいればよかった」と答えた人が73%、「兄弟ケアラーの集まる場が欲しかった」と答えた人が47%、「障害についての学びの場が欲しかった」と答えた人が38%となっています。また、「自治体に望むことは何ですか」との問いには53%の人が「気軽な相談機関が欲しかった」と答えています。  次の質問ですが、ヤングケアラーに対する支援策にはどのようなことが考えられるでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  ヤングケアラー支援につきましては、本人にとって必要な支援が受けられるように見守り、具体的な対応等、関係機関と連携して研究してまいります。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 北海道の栗山町というところでは、社会福祉協議会が中心となりケアラーサポーター訪問事業を行っています。ケアラーズカフェの運営、ケアラーサポーターの養成研修、母子手帳のケアラー版のようなケアラー手帳の活用、そしてケアラーズカフェを拠点としたインフォーマルサービスの検討を行い、ケアラーの心の負担を少しでも軽減する取組を行っています。先ほどもありましたように、全国初のケアラー支援条例が埼玉県で施行されました。この条例の第3条には、ケアラーの支援は、県、県民、市町村、事業者、関係機関、民間支援団体等の多様な主体が相互に連携を図りながら、ケアラーが独立することのないよう、社会全体で支えるように行わなければならないとあります。また、ヤングケアラーの支援は、ヤングケアラーとしての時期が特に社会において自立的に生きる基礎を培い、人間として基本的な資質を養う重要な時期であることに鑑み、適切な教育の機会を確保し、かつ心身の健やかな成長及び発達並びにその自立が図られるように行わなければならないとあります。当町においては、県と具体的にどのような連携が考えられるかをお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 福祉課長。 ◎福祉課長(三室茂浩君) お答えいたします。  埼玉県ケアラー支援条例において県は、ケアラー、ヤングケアラー支援に関する基本方針と具体的施策を定める推進計画を策定することとなっています。この策定に先立ち県では、支援策を検討するために有識者会議を立ち上げました。報道によると、来月以降ケアラーに加え18歳未満のヤングケアラーと呼ばれる世代、特に高校2年生を対象にアンケート形式で実態調査を行って、来年3月までに具体的な支援策をまとめるとのことです。県条例では、市町村を多様な支援主体の一つとして位置づけ、重要な役割を担うとしています。このようなことから、有識者会議の結果により策定される支援策によって、当町でも県との具体的な連携の在り方を考えることになります。現段階では、ケアラー支援を行うに当たり市町村は県から助言、必要な支援を受けることができるとされているので、連携を取りながら、日々の支援を進めてまいります。  また、ケアラーご自身にはその認識が少なく、必要な支援を受けていない方もいると思われます。県がケアラー、ヤングケアラーという概念を広く県民に周知していただくことで、こういった対象者の行動を後押しして、市町村への相談につながっていくことが考えられます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 先ほど全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会のアンケートの数値をお話ししましたが、そちらのアンケートを行った会の方にお聞きすると、兄弟、親、障害者のそれぞれが自立できること、特に兄弟は自分自身の希望による進学や職業の選択、そして自分と配偶者の築く新しい家庭のことを当たり前に優先できる状況になることがゴールだと考えられているそうです。まずは、ヤングケアラーの相談機関、そこから福祉へつなげられる仕組みづくりが必要だと感じていらっしゃいました。障害者自身の相談先や保護者が利用できる相談機関はありますが、ヤングケアラーが自分の気持ちを話す場や自分の悩みを相談できる場所はほとんどないのが現状です。悩みは、人間関係のことなど心の問題をはじめ障害や病気についての知識が欲しい、自分の時間が欲しいなど多岐にわたっています。周りの人や友人などに相談したくても相手が受け止め切れない、疎遠になってしまうのではという不安、学校ではいじめの対象になることもあり、気軽に誰かに言えないという状況があります。また、ヤングケアラーが成人していても、保護者の立場でなければ相談として扱ってもらえないのだそうです。  ヤングケアラーは、最近いろいろな場面で取り上げられます。ヤングケアラーの多くが障害児のケアを幼い頃からしています。人の命に関わるかもしれないことを小さな子供の頃から任されてしまうのは非常に大きな負担です。ヤングケアラーの悩みにはいろいろなことがありますが、個人の悩み相談として終わらせるのではなく、そこを起点にして家庭を福祉サービスへ積極的につなぐ、介入していくことができるような仕組みが必要だと考えます。  最後に、町長にお伺いいたします。まずは、ヤングケアラーという存在を知ってもらうこと、そして支援へとつなげなければいけないと考えておりますが、町長のお考えをお聞かせください。 ○議長(井田和宏君) 町長。 ◎町長(林伊佐雄君) まず、今回ヤングケアラーについてのご質問をしていただきましてありがとうございます。私も詳しくは存じていなくて、今回大変勉強させていただきました。実は厚労省の調査がありまして、各市町村に要保護児童対策地域協議会という協議会があるのですけれども、こちらは専門的な機関ですが、こちらにヤングケアラーの概念について知っているかというアンケートを取ったら、知っていると答えた機関が3割、実態を把握してるのは1.5割ということなので、そういった専門的な機関でもよく存じていないという状況があるのかなということを感じたところでございます。当然介護で1日の5時間も時間を割かれたりとか、あるいは学ぶ時間なかったりということで、そういった子供たちのケアというのは非常に重要であるというふうに感じています。今議員さんからもお話がありましたように、まず認知、知っていただくことが大事なのかなと、それを相談につなげて福祉につなげていくということが改めて大事だということを認識したところでございます。県のほうでも条例ができたようですので、県と連携を図りながら、そうした体制をしっかりとつくっていきたいと考えています。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 次に、2点目、小中学校についてです。2月27日に安倍総理大臣が全国全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校について、3月2日から春休みまで臨時休業を行うよう要請しました。そして、翌日2月28日、子供たちは抱え切れないほどの大荷物を持ち、下校してきました。子供たちは、突然の休校、友達や先生との別れがありました。小学校6年生と中学校3年生は、卒業に向けての練習や、これから最後の思い出をつくるという時期だっただけに本当につらかったと思います。臨時休業は、4月8日に入学式、始業式を行い、再び延長、その後も何度も延長になり、学校が始まるという期待が高まりつつある頃、また休業ということを繰り返して、3か月もの長期休業となりました。そして、6月1日、分散登校からの新学期が再開、今週の月曜日からは通常の登校と給食も始まり、ようやく新たな学年のスタートを切ることができました。休校中は、1軒1軒ポスティングで課題を届けていただき、そして提出した課題1枚1枚丸つけをしていただきました。電話で子供たちと話をしながら、様子を気にかけていただいたり、再スタートの日まで学校で待っていてくださった先生方には大変感謝いたします。1日の全てを子供たちと過ごす中で、急な休みに初めは戸惑っていた子供たちも少しずつふだんの長期休業のときのように過ごしました。ただ、いつもと違うのは外に出られないということ、このことは子供たちの心にとても大きな影響があったと思います。外に出られないことをストレスに感じる子、逆に外に出るのが怖くなってしまった子もいたようです。そんな不安定な子供たちもいた中で、1週間に1度担任の先生の顔を見られたり、電話で話をしたり、クラスの子供たちがオンラインでつながったりと、短時間でも学校を感じられる時間があったことは、子供たちにとっても支えになったと思います。  さて、これまでにない長期休業により児童生徒の生活は大きく変化をしました。学習面、健康面など、どのような問合せがあったのか、内容を教えてください。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  新型コロナウイルス感染症の影響により学校の臨時休業期間は長期間となりました。こうした状況を受け、保護者や地域の方からいただいた問合せとしましては、入学式や始業式、学校再開等、登校した際の感染を心配する問合せが多くありました。また、学習の遅れを心配しての問合せ等もいただきました。地域の方からは、自粛期間中でありながら、児童生徒が公園等で遊んでいる状況について問合せをいただきました。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) それらの問合せのあった内容に対して、どのような対応をされたのかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  まず、感染を心配する問合せにつきましては、児童生徒が登校する際には十分感染症予防対策を講じて、学校生活を送る手だてを各学校で組むというお答えをしております。  あと、学習の遅れにつきましては、各学校からポスティングにより学習課題、あとそれから、各学校で作成した学習の要点をまとめた動画が見れるようなところを紹介して、それで対応していただくようにお答えをしております。  あと、子供たちが公園等で遊んでいるというような問合せにつきましては、その都度該当されると思われる学校に連絡をし、学校のほうでも地域のほうを見回っていただくようなことを対応として取らせていただきました。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 休業期間中は、先生方の課題のポスティングに加えて、学校で使っている学習コンテンツと先生方が作成した学習支援動画の配信がありました。まず、この学習コンテンツについてです。学校で使っているものと同じソフトで、家庭学習には個別学習用ドリルページを利用することができます。自分のクラス、出席番号、パスワードを入力して、個人のページにログインできます。問題は教科ごとに分かれていて、正しい答えを選んだり、漢字などは直接タブレットなどに書き込みます。間違えた問題は後で解き直すこともでき、また正解するとポイントをためられて、子供たちのやる気にもつながりました。1日に学習した時間や内容が記録されるので、毎日継続してやっているかなどの管理もできます。まずは、この学習コンテンツの利用状況についてお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  臨時休業中の学習コンテンツの利用状況につきましては、各学校から文部科学省等の他機関のサイトの案内をするとともに、今議員がおっしゃったように学校のほうで使っているデジタルコンテンツデジタルドリルを活用し、学習支援を行ってきました。必須の課題ではありませんが、デジタルドリルにつきましては、小学校全体で児童の26%の利用がありました。中学校では、全体で生徒数の31%の利用がございました。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 今お話しいただいたように、このコンテンツは課題ではなく任意での利用ということでしたので、今のような利用状況なのかなと思います。あとは、家庭での学習環境も大きく影響しているのではないかと思います。保護者が在宅していても、テレワークであれば学習を見てあげることはできません。特に小学校低学年では、保護者がそばにいて一緒に学習をする時間がどれだけ取れるかどうかでも大きく差が出るのではと感じました。また、スマートフォンやパソコンでは利用しづらく、書き込みができるタブレット端末のあるご家庭の利用が多かったのではないかなと思います。  次に、学習支援動画についてです。この動画は、学年ごと、教科ごとに先生方が動画を作成し配信されました。教科書に沿って説明してくださったり、編集ソフトを使って教材を作成されたり、様々な工夫をされていました。この学習支援動画の視聴状況についてお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  教育用動画の視聴状況としましては、動画が見られる家庭につきましては、各学校で平均1人1回以上の視聴状況が確認できました。また、何回も繰り返し視聴している児童生徒もいました。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 1人1回以上ということで、こちらの動画は保護者がそばにいなくても自宅にWi―Fi環境等が整っていれば見られる動画だったのかなと感じます。携帯会社によっては、休業期間中はギガ数が増えるといったところもありましたので、スマートフォンで視聴した家庭も多かったのではと感じます。  続いて、GIGAスクール構想の進捗状況についてお伺いいたします。文部科学省は、昨年12月にGIGAスクール構想を打ち出し、2023年度までに全ての小中学校、高校、特別支援学校で児童生徒1人1台の学習用端末と校内ネットワーク環境を整備することを目指していました。令和2年2月の全員協議会では、三芳町のGIGAスクール構想ロードマップをご提示いただき、校内LAN整備は令和2年度までに整備、令和4年までに地方財政措置を活用し3人に1人、令和5年に1人1台のタブレット端末の整備計画になっていました。しかし、政府は緊急経済対策の中でGIGAスクール構想の前倒しを盛り込み、現在は1人1台のタブレット端末の整備が進められています。1人1台のタブレット端末の支給時期はいつ頃を予定しているか、お伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  1人1台のタブレット端末整備は、ICT整備計画にのっとり進めさせていただいております。今年度は、国の令和元年度の補助金を申請し、昨日も答弁させていただきましたが、小学校5年、6年、中学校1年の児童生徒分のタブレットを9月頃、こちらのほうはもう早急にということで昨日も答弁させていただきましたが、各学校に支給に向けて予定しております。また、国の令和2年度補助金を活用し、残りの学年のタブレット端末1人1台の整備をこちらも早急に早期実現できるよう、関係各課と協議していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 先日学校で行われました、家庭におけるICT環境の調査の結果についてお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  臨時休業中に教育用動画をオンライン配信するため、5月に各家庭へ配信を見られるかどうか調査を行いました。結果は、小学校の約98.3%、中学校の98.6%の家庭において、オンライン上の学習動画を見られる環境が整っており、小学校の約1.7%。中学校の約1.4%の家庭において、オンライン上の学習動画が見ることができない結果となりました。見られない家庭につきましては、各学校のパソコン室を開放いたしました。また、遠隔授業を行うため、前回より詳細な調査を6月に行いました。各家庭への調査結果は、小学校の約95%、中学校の約97%の家庭において遠隔学習用に使える端末があり、小学校の約5%、中学校の約3%の家庭において遠隔学習用に使える端末がないという結果になりました。また、小学校の約98%、中学校も98%の家庭においてWi―Fiなどのネット環境が整っており、小学校、中学校ともに約2%の家庭においてWi―Fiなどのネット環境が整っていないという結果となりました。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 詳細な調査をしていただきました。2%の家庭がWi―Fiが整備されていないということで、こちらへの対応をよろしくお願いいたします。  1人1台のタブレットが支給された後、どのような利用方法を想定しているのかをお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  1人1台のタブレットの活用として、デジタル教科書やデジタルコンテンツの活用、共同学習やプログラミング教育の推進など、教室においてタブレットを教科書やノートのように活用することを想定しております。また、今後の新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休業におきまして、家庭学習の支援や遠隔授業などを想定しております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 小学校5、6年生と中学校1年生へのタブレット端末が整備された後には、素早くほかの学年の児童生徒へも支給ができますようにお願いいたします。  また、学校からタブレットの端末が1人1台支給されても使用する環境の整っていない家庭もありますので、併せてそちらの整備もよろしくお願いいたします。  続いて、健康面についてです。前回の一般質問の中で、消毒液やうがい薬の設置はできないのかということについてお伺いしました。消毒液は各小中学校各学級に設置し、給食前に手の消毒を行っている、職員室前や職員玄関、保健室等に常時消毒液を設置している学校もある、うがい薬を常時設置している学校はない、感染症予防に手洗い、うがいは常に指導しているとの答えでした。現在、手洗いや消毒の状況はどのようになっているのかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  手洗いにつきましては、学校では登校後、休み時間ごとの石けんを使用した手洗いを励行しております。手の洗い方、手を洗う時間等を写真や図で掲示するとともに、教師から繰り返しの声かけを行い、徹底しております。消毒につきましては、児童生徒が下校後、手すりやドアノブ、トイレや水道、教室の机や椅子等を毎日1回以上行っております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 給食の時間は、これまで以上に衛生管理を徹底する必要があると考えますが、どのような対応をされているのかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  給食時につきましては、児童生徒が向かい合わず、全員が前を向いて食事をしています。配食の際には、児童生徒が全員手洗いをするよう徹底し、給食当番は消毒を行います。また、全員がマスクを着用し、飛沫等が食品に付着しないよう配慮しております。配膳は、教員が中心に行い、児童生徒が担当するものは限定しています。食事をする際には会話を控え、静かな雰囲気で食事をするようにしているところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 今ご答弁いただいた内容は、現在の感染症への対策ですが、ほかの感染症などがはやってしまった場合でも、今回のように徹底した対応をしていただければと思います。また冬にはインフルエンザの流行もあります。児童生徒への意識づけもしっかりと行っていただきますようお願いいたします。  現在、小中学校では、給食の際、白衣、帽子、巾着がセットになっている学校備品のエプロンを給食当番が使用しています。当番が終わると週末に持ち帰り、家で洗濯をして月曜日に持っていくことになっています。この給食の配膳時に使うエプロンですが、各自がエプロンを持っていくということは可能でしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  現在、学校で着用している給食着につきましては、上着の袖が手首まで覆うことができたり、帽子が髪の毛まで覆うことができたり、給食袋が清潔であったりするなど、衛生的に配慮されているものを使用しております。感染リスクが高まる中、各自がエプロンを用意することも考えられますが、衛生面や忘れ物等のリスクを考えると、現在使用している給食着を清潔に使用することが望ましいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 昨日の山口議員の質問に対する答弁で、体育や音楽などでは貸し借りを行わないということになっているというご答弁でしたが、学校備品のエプロンを使用することは、この貸し借りには当たらないとお考えでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) 給食当番が交代の際には、洗ったものを次の児童生徒に引き継ぐということで考えておりますので、貸し借りというふうには捉えてはおりません。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) 洗濯したものを持ってくるということですが、例えば柔軟剤に含まれる香り成分が原因で不快感を感じたり、頭痛やアレルギー反応などの症状が出ることで健康に害を受けることを香りの害と書いて香害という言葉があります。洗濯したエプロンについては、そのようなことも考えられます。また、ペットを飼っているご家庭で洗濯したエプロンにペットの毛などが付着し、そのエプロンを着たアレルギーのある子供がアレルギー症状を発してしまう可能性もあるのではと考えます。実際に猫アレルギーのお子さんは、猫を飼っているお宅にお邪魔しただけで、その部屋に猫がいなくてもくしゃみや鼻水などのアレルギー症状が出るそうです。今回の感染症対策と併せてこの香害に対する配慮やアレルギー対策としても、エプロンの持参は必要なのではと感じています。エプロンタイプではなく袖まで隠れるかっぽう着タイプや帽子も市販でたくさん市販されています。それらも踏まえて再度お伺いさせていただきたいのですが、各自がエプロンを持っていくことをぜひご検討いただけないでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  今議員おっしゃったところをやはり今後研究しながら、検討も進めていきたいと考えます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 林善美さん。 ◆9番(林善美君) ぜひご検討をお願いします。  以上で9番、林善美の一般質問を終了させていただきます。丁寧なご答弁ありがとうございました。 ○議長(井田和宏君) 以上で9番議員、林善美さんの一般質問を終了いたします。  一般質問の途中ですが、休憩いたします。                                      (午前10時08分) ○議長(井田和宏君) 再開いたします。                                      (午前10時30分)                                                       ◇ 小 松 伸 介 君 ○議長(井田和宏君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。  続いて、6番議員、小松伸介君の一般質問を許可いたします。  小松伸介君。          〔6番 小松伸介君登壇〕 ◆6番(小松伸介君) 6番、公明党、小松伸介。議長の許可をいただきましたので、通告書に従い一般質問をいたします。  今回は、3点について通告書に従い順次質問してまいりますので、ご答弁のほどよろしくお願いをいたします。まず初めに、過日の人身事故により中学生の貴い命が失われました。同じ学年の娘を持つ親として 本当に心が痛むニュースでございました。亡くなられた生徒さんのご冥福を心からお祈りを申し上げます。  さて、新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るう中で、当町においても町長をはじめ職員の皆様におかれましては、町民の皆様の命と安全のため懸命にご尽力いただいていることに心から感謝を申し上げます。この状況がいつまで続くか分かりませんが、引き続き町民のための施策を推進していただきますようお願い申し上げるとともに、一日も早い事態の収束をお祈りいたします。  それでは、1点目、教育行政について伺います。新型コロナウイルスの影響により3月から6月までの3か月間、当町の小中学校も臨時休業となりましたので、まずは休業中の状況について伺います。初めに、子供たちの外遊びについてですが、緊急事態宣言の中、不要不急の外出を控え、誰もが自宅での自粛を余儀なくされる中で、子供たちも窮屈な自宅生活を送ってきたことかと思います。それでも天気がよい日などは外で遊びたくなる子も多くいたと思いますが、遊ぶ場所となる公園の遊具には規制線が引かれ、学校の校庭等は使えない状況で、行き場をなくした子供たちが友達の家の近くや道路などで遊んでいる姿を多く目にいたしました。今後、第2波、第3波が来ることも危惧される中で、やはり子供たちの居場所づくりを行っていく必要があろうかと思いますので、伺ってまいります。  まずは、公園の対応はどのように行われたのか、確認をさせていただきます。 ○議長(井田和宏君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。  新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、公園の対応につきまして簡単に説明させていただきます。町の公園、子供広場につきましては、感染拡大防止の観点から4月24日に注意喚起のこのようなポスターを現場のほうに張らせていただきました。利用者に協力をお願いしたところでございます。その後、4月27日付で県より感染拡大防止の観点から遊具の一時使用休止の通知がございました。4月30日と5月1日の2日間におきまして、密になる、なりやすい滑り台や複合遊具、これの使用禁止ということで、こちらの内容を遊具に張らせていただきました。また、黄色いテープでその遊具の周りを囲ったり、そういったような作業させていただきました。また、緑地公園のバーベキュー場とグラウンドゴルフ、レクリエーション公園につきましては、4月8日から予約受付及び使用を停止をいたしました。緊急事態宣言の解除により公園、子供広場、緑地公園のグラウンドゴルフ、レクリエーション公園につきましては、6月1日から使用を再開しましたが、現在バーベキュー場につきましては、当分の間使用休止を継続することを受けて、町でも休止を継続している状況でございます。子供たちの公園利用につきましては、通常であれば平日の昼間というのは児童生徒の利用というのは基本的にないと思われるのですが、この期間中は午前中、午後と、例えばジョギングだとかランニングをされる子供たちもいらっしゃいました。ですから、公園につきましては、通常より多くの子供たちが利用されたというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 利用状況まで教えていただきまして、大変にありがとうございます。バーベキュー場に関しても私も問合せをいただきまして、この時期に開催しているのはどうなのかというようなお話を都市計画課のほうにもさせていただきました。公園のほうではそのような対応をされたということで、通常の利用量よりも多かったということで確認をさせていただきました。  次に、先ほど道路等で遊ぶ子供たちを多く目にしたというふうに申し上げましたけれども、私の自宅周辺でも大きな声で遊ぶ元気な子供たちがおりました。ただ、中には子供たちの声を不快に思われる方もいらっしゃいますので、そうした近隣の方からの苦情やまた子供たちが車や自転車に接触するといった事故等はなかったのか、その状況について確認をさせていただきます。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  道路等で遊ぶ子供の苦情や事故等の連絡は、現在のところいただいておりません。連絡をいただいた際には、関係課と協議、相談しながら、子供たちに周知をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 苦情も事故もなかったということで、本当によかったかなというふうに思います。聞いたところによると、公園の周辺では少しそういったお話もあったみたいなことも聞いておりますので、役場のほうに問合せがなかったのかということかもしれませんけれども、やはりそういった形で、どこか子供たちが集まれる場所が公園以外に何かあると、道路等でなければ、例えばほかのところであれば、そういったこともないのかなというふうに思います。  次に、そういった形で場所の確保ということで、学校の校庭開放についてでございますけれども、今当町の状況について確認をさせていただきましたが、そういった近隣の皆様の迷惑になるケースはなかったということで、それはよかったのですけれども、やはり子供たちに元気いっぱい体を動かしてもらうためにも、学校の校庭開放は必要だったのではないかというふうに思います。文科省からも校庭開放を通じた子供の運動機会の確保ということで、各地域における取組事例が紹介をされております。海老名市では、教職員に加え通常時の放課後開放の支援員等を活用し、子供たちが安心して外遊びができる環境を設定いたしました。全国的には少数という形ではございますが、しっかりと対応、対策を講じた上であれば、子供たちの居場所づくりができるかと思いますので、今後再度臨時休業にならないことが一番ですが、その際には当町でも検討したらいかがと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  休校中の校庭の開放につきましては、臨時休業の意義や感染リスクの観点を踏まえ、校長会や教育委員会で検討を重ねてきました。それで、今回の臨時休業中は解放しないということといたしました。今後、さらなる臨時休業等がある場合につきましては、検討していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) ぜひよろしくお願いいたします。  次に、子供たちの自宅学習についてでございますけれども、この3か月間各小中学校では、学校から課題や宿題が出されていたことかと思います。私の娘も先生方からいただいた課題に奮闘しておりましたけれども、親も一緒になって取り組んでおりました。私も内容を確認させていただきましたが、3回提出をされたのですけれども、3回目に出された課題について、学校再開までの期間に対して課題の量が少し多いような印象を受けました。世間的にも報道等で子供たちの課題が負担になっているといったニュースを目にいたしましたので、当町においてそうした声はなかったのか、伺いたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  臨時休業中の課題につきましては、小学校において保護者から宿題や課題が多いとの相談はございませんでした。中学校では、1校において課題の量が多いという相談が数件ありました。また、課題に関しての相談として、課題を全て終えることが難しいという内容相談は数件ありましたが、量が多いということではなく児童本人の意欲が続かないという相談でした。また、やや宿題が少ないという声もございました。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 状況について伺って、学校やその学年、先生方によってもなかなか内容はばらばらだと思いますので、多い、少ない、また難しい、簡単とか、そういったところもいろいろあったのかなというふうに思います。うちの状況に関して言えば、少し多かったなというふうに感じましたので、その辺のバランスを先生方また学校同士でもちょっと考えていただいて、臨時休業にならないことが一番なのですけれども、もしそういった際にはぜひ確認をしていただきたいと思います。  5月中旬頃に3回目が出されたのですけれども、そこから読書感想文みたいなのが入ってきたりとかして、これは通常の課題にプラスされてあったので、ちょっとこれは多いのではないかなというようなことも感じを受けたので、ぜひそうしたところも配慮いただければなというふうに思いました。  次に、子供たちが宿題や課題に取り組む中で分からないことがあった場合、一番近くにいる親や兄弟等に聞くことになろうかというふうに思いますけれども、家庭によっては仕事で子供を見てあげられない保護者や兄弟等がいない家庭環境があるところもあるかもしれません。そうした保護者の負担の状況についてはいかがだったのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  保護者の負担につきましては、大きかったと認識しております。小学校では、臨時休業中の子供の対応について不安であるという内容や、両親が医療従事者の家庭や日中仕事をしている家庭では、忙しく子供の学習が見届けられなかったという声や、丸つけが家庭によっては負担であるという声が保護者からの相談がございました。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) ありがとうございます。ちなみに、課題を全て提出されている児童もおれば、そうでない児童もいたかというふうに思います。また、分からなくて空白のまま提出したような、そんな児童もいたのではないかなというふうに想像するのですけれども、そういった場合の評価というか、その辺の対応についてはどのようになっておりますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  こちらの各学校のほうで統一の課題ということでありましたら、その提出後の提出状況を見て、評価のほうには加味するというふうに考えております。やはりこちらは、ふだんの出されている宿題と同じような扱いで、学校のほうで評価のほうには加味していくものと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。
    ◆6番(小松伸介君) 加味していくということで、なかなか状況によって先ほど課長からも答弁ありましたけれども、保護者の皆さんの中にはちゃんと子供たちを見てあげられて教えられてということができる環境のところと、仕事で、先ほど医療従事者というお話もございましたけれども、なかなか子供にまで目を向けられない親御さんもいらっしゃったのではないかというふうに思いますので、そこでこういった差がある中での評価ってなると、なかなかちょっとどうなのかなという部分もありますので、ぜひその辺もちょっと配慮いただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、休業期間後半になると動画配信、先ほど林議員の答弁でもございましたけれども、行われるようになりまして、学校からお便りの中でも視聴率や活用状況等が報告されており、先ほども答弁いただきましたけれども、なかなか視聴状況としてはそこまでではなかったかなというふうに感じております。オンラインの授業を実施できれば、全ての児童生徒が参加する体制が構築できるかというふうに思いますけれども、動画配信は強制ではないため、活用に差が生じたものというふうに思っております。改めてこの動画配信の視聴率と効果について確認をさせていただきます。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  教育用動画の視聴状況といたしましては、動画が見られる家庭につきましては、各学校で平均1人1回以上の視聴状況が確認できております。また、何回も繰り返し視聴している児童生徒もいました。効果といたしましては、自主学習ノートに取組を書いている児童がいたり、主体的に利用したりしている様子が見られました。そのほか休業中に動画を見て予習になってよかったという児童、保護者の声があったり、家庭で新学年の学習を進めたりすることができてよかったとの声がありました。また、教育用動画作成することで、教員側の情報発信のスキルの向上、家庭学習に対する意識の向上を図ることができました。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 活用した生徒にとってはすごくよかったという内容であるというふうに思います。ちなみに、誰が視聴したかといった、そういった詳細についても把握はされているのか、その辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) こちらの動画につきましては、誰がというところまでは把握ができていない状況でございます。その視聴回数のところを見て、児童生徒が視聴したということで捉えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) ちなみに、先ほどの学習コンテンツというお話もありましたけれども、こちらのほうは出席番号とか、そういうのも入れてやるので、誰がやったかどうかは分かるということでよろしいのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  議員おっしゃるとおりでございます。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) そうすると、そういった誰がやっている、やっていないというのが分かった段階で、その評価、先ほどの評価とまた評価というお話になってしまうのですけれども、その辺の配慮というのはどうなのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) こちらのほうは、必須の課題ではございませんので、参考点というような形ぐらいで考えておるところでございます。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 分かりました。今後、また臨時休業というふうにならないのが一番なのですけれども、そういった場合には本当にスムーズに、今回何人の議員からも出ていますけれども、オンライン授業が可能となるように、担当課のご尽力をぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。  次に、学校再開後の状況について伺ってまいります。まず、分散登校について各小中学校の対応について伺います。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  各小中学校の対応につきましては、小学校は地区別に、中学校は各学校や学年の実態に応じ、おおよそ半分になるように検討を重ね分散登校を実施いたしました。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 小学校は、登校班の関係があるので、地区で分けられたのかなというふうに思います。中学校は、うちの子たちが行っている学校では、クラスごとに午前、午後という形で分かれていたので、約半分ということで今ご答弁いただいたとおりかなというふうに思います。午前、午後で時間帯を分けて登下校が行われたわけなのですけれども、午前の終了と午後の開始に約1時間ほど時間があるわけなのですが、それでも登下校のタイミングや自宅までかかる時間によっては、登下校が同時になった状況があったかというふうに思います。そのあたりの状況についてはいかがだったのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  各学校とも午前の部の下校から午後の部の登校まで、議員おっしゃったとおり1時間程度確保をしており、重なる状況はないというふうに報告を受けております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 重なることはないというお答えだったわけなのですけれども、ちょっと私も登下校が重なるタイミングで状況を確認をさせていただきましたけれども、ちょっと重なっているなという印象がありました。児童生徒はもちろん、付き添いの先生方や保護者の方などで狭い歩道がいっぱいになっておりまして、歩行者同士や自転車、車との接触事故が起こらないか心配な状況でございました。交通指導員さんも登校が2回に分かれるということで、2回ついていただいたところもあるかというふうに思いますけれども、改めてこうした見守りについて十分に行われたのか、それについてはいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  見守りにつきましては、交通指導員の配置時間を各学校、自治安心課と検討し、適切な時間に立哨指導を行いました。それでも交通指導員の対応が難しい場所につきましては、スクールガードリーダーや役場の職員が補うことで、できる限り見守りに不足がないように行いました。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 役場の職員の皆さんも見守りについていただいたということで、大変ご苦労があったかなというふうに思います。本当に先ほども申し上げたとおり、歩道は結構大変な状況になっていたかというふうに思います。今後はまた第2波、第3波が来る可能性もありまして、再度分散登校になることも十分考えられますので、やはり今後の安全対策として、通学路の変更や登校方法の再検討、時間帯が1時間というところもあるのですけれども、そこら辺の再検討が必要ではないかというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  今後の安全対策につきましては、児童生徒の密を避けたり、スクールゾーンの時間帯に児童が登校できたりするように、通学班の集合時刻や出発時刻などを各学校で検討してまいります。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) よろしくお願いいたします。私の近隣で申しますと、やはり幹線7号線が集中して危険な状況というふうに感じましたので、例えばですけれども、藤久保幹線82号線の畑の間の道を通って、藤久保幹線106号線の北側を西に進むような方法も検討の余地があるかなというふうに思いますので、本当に柔軟に対応いただけるようにぜひよろしくお願いいたします。  次に、先生方の状況についてでありますけれども、午前と午後で分散登校が行われる中、お昼休憩を取ることなく見守りで付き添う先生も、中にはもしかしたらいらっしゃったのではないかというふうに思いましたので、この質問を入れさせていただきました。しっかりと昼食また休憩が取れる環境だったのか、無理なく対応できたのか、その状況についてはいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) 答えいたします。  各学校で細やかな感染防止対策を講じ、全職員で対応に当たっております。登下校時の消毒や休み時間の手洗い指導、健康観察など、より細やかな対応にも円滑に対応できました。教員の昼食の時間が十分確保できなかったことは課題であると報告を受けております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) やはり課題だったということで、先ほどの分散登校を小学校は区で分けたということで、クラスで分けてはいないので、担任の先生は午前も午後も見なければいけない先生ももしかしたらいらっしゃったのではないかなというふうに思います。1時間の休憩の中で、そこまで自分の休憩が取れたのか、その辺についてはいかがなのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  こちらは、担外の教員等も連携しながら、担任のほうに負担がかからないように各校で工夫をしていたと聞いております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) ぜひ負担にならないように配慮をしていただければなというふうに思います。今後もまた分散登校といった状況になるかどうか分かりませんけれども、ぜひ様々検証していただきまして、改善点があれば次回には反映していただきますようにお願いをいたします。  次に、感染症対策と熱中症対策について伺ってまいります。6月に入ってどんどん気温が上昇しておりまして、真夏日にもなっております。これから夏本番となり、そういった状況の中でもしっかりと感染症対策を講じなければならないということで、感染症対策と熱中症対策、そのバランスが難しいところかというふうに思います。幸い当町の普通教室にはエアコンが設置済みであり、子供たちは比較的涼しい環境の中で学べる状況ではありますが、感染症対策として換気は必須であるかというふうに思いますので、このバランスをどうしていくのか伺います。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  エアコン使用時の換気につきましては、常時2方向のそれぞれ一つ以上の窓を対角線上に開け、換気を行っております。また、休み時間には窓を広く開けることで十分な換気を行っております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) それは、今回の、今年からの対応ということでよろしいのでしょうか。去年までそういった形で窓を開けたりもしていたということなのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  今年からの対応ということで、新しい生活様式に準じてということでございます。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) そうですよね。換気が必要であると思いますので、そういった対応で、そうするとなかなか冷気が逃げてしまって教室の中が暑くなるみたいなこともないように、ぜひ対応していただきたいというふうに思います。  次に、体育の授業についてでありますけれども、スポーツ庁は5月に児童生徒の間隔を十分に確保した上で、学校の体育授業におけるマスクの着用は必要ありませんと通知をしておりますけれども、娘に授業の様子を確認したところ、当町でもマスクを着用せずに屋外で体育の授業を行っているということでございました。しかし、スポーツ庁が条件づけをしている児童生徒の間隔を十分に確保した上でという部分については、生徒同士が密になったり触れ合ったりする場面があるというふうに聞いておりまして、きちんと条件が守られているのか少し疑問に思いました。既に学校を再開して感染拡大となってしまった事例も、全国を見てみればあるということで、マスクを外して授業を行う際には細心の注意が必要になってくるかというふうに思いますので、当町においてどのような対応をお考えか伺いたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  体育科、保健体育科の授業につきましては、児童生徒が密集したり接触したりする場面が多い運動を避けること、個人や小人数で密集せず、距離を取って運動を行うこと、年間指導計画の指導の順序を変更すること、この3点を中心に工夫し、感染症予防に努めてまいります。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) なかなかマスクを中には着用したまま体育をやっている子もいるということで、していない子同士が密になってしまうということもあるみたいなのですけれども、密に対するその対策というか、先生から指導されているのかなというふうに思うのですけれども、そのあたりについてはいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  こちらのほうはやはり3密につきましては、十分感染症予防ということで配慮をして指導を進めてまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) あわせて熱中症対策ということで、できるだけ午前中に体育を行うのが好ましいのかなというふうに思いますけれども、そのあたりの配慮はされているのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  こちらのほうは、教科の関係等もございますので、場合によっては午後のほうに入っている、時間割の組み方の関係で入る場合もありますけれども、熱中症予防という観点では、やはり涼しい時間帯のうちにというふうに配慮はしていくというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) ぜひそういった配慮も必要かなというふうに思います。また、文科省の学校の新しい生活様式、ちょっと読ませていただくのですけれども、ここにも可能な限り屋外で体育は授業を実施しなさいということなのですけれども、今日みたいな雨の場合は、体育館での実施になるかというふうに思いますけれども、そういった形で窓を開放したり換気したりとか、そういった形でやられているのかって想像するのですが、その辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  やはりこのような雨天時のときには、そのように感染症予防を十分講じながら授業のほうを実施しているところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) また、あわせて教育課程、カリキュラムについて、小学校では体づくり運動系、機械運動系、陸上運動系、水泳運動系、ボール運動系、表現運動系、集団行動といったところが学習指導要領に書いてありまして、中学校にはこれに加えて武道やダンスといったところもあると思うのですけれども、こういったところに何か配慮、見直しとか、そういったところの対応はされるのか、それについてはいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) 特にやはり感染リスクが高いような単元につきましては、順序を入れ替える等、工夫をしながら学校のほうで再度教育課程を編成するように指示をしているところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) ということは時期を見て感染症の拡大がなかなか大丈夫だろうということであれば、武道等も行っていくということなのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  今後、感染状況に見ながら、県のほうからの指示等も受けながら、そちらのほうは検討していきたいと思っております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 結構体と体が触れ合うものが多い授業になってくるかなというふうに思いますので、ぜひそういったところには配慮いただきたいなというふうに思います。  次に、運動会や体育祭についてでありますけれども、学校行事については後ほど状況を確認させていただきますけれども、体育祭の開催を行う予定のところもあるというふうに聞いておりますので、時期を涼しい時期に行うといったことで対応されるのか、開催の場合の対応についてはどのようにお考えなのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  本年度につきましては、2学期に中学校で体育祭を実施する予定でおります。密になる競技内容や応援席を工夫し、時間の短縮を図ることで、感染症や熱中症の予防に努めてまいります。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 密にならない競技内容ということで、通常と異なってくるというふうに思いますけれども、具体的にどのような形で考えていらっしゃるのか、今考えがあれば伺いたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  こちらのほうは、やはりまずは密にならない、感染予防対策を十分に講じる、あとは競技内容につきましても各学校のほうで精査をしながら、時間的な部分を縮小するなど工夫をしながら、この後、各学校でやり方を検討してまいります。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 分かりました。中にはマスクをつけたまま、つけない生徒、またそういったところ、また密になるなら参加をしたくないという、もしかしたら児童生徒も出てくるかもしれないので、そういったところもぜひ配慮していただきたいなというふうに思います。  次に、児童生徒用のテント整備についてなのですけれども、この点につきましては、以前にも町内企業に寄附を募るなどして整備してはということで質問をさせていただきまして、その際にPTAからの寄贈の検討、また町長からはご理解いただける企業もあると思うので、検討していきたいといった答弁をいただいております。改めて児童生徒の熱中症対策としてテントの整備が必要かというふうに思いますが、その後の検討状況はいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  児童生徒用テントの整備状況は、現在2校が整備が整っております。また、新たに2校が本年度の整備を検討中となっているところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) これでようやく半分ということで、残り半分については、まだ計画がないということでよろしいのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) 今後検討していくということで進めているところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) ちなみに、今年度2校ということで整備されるということなのですが、その方法についてはPTAからの寄贈等なのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  PTAからの寄贈ということで報告を受けております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 分かりました。ぜひ残りの4校も進めていただきたいというふうに思います。  次に、学校行事について伺ってまいります。休校が長期化したことや感染症対策を行う上での行事実施が困難等の影響で、学校行事についても例年行っている全ての行事を行うことは難しい状況にあるかというふうに思います。しかし、学校行事は子供たちにとってかけがえのない思い出の一つであります。できることなら全ての行事を例年どおり実施させてあげたい思いでいっぱいであります。既に年間行事等で発表されているかというふうに思いますけれども、改めて各小中学校で中止となる行事について伺います。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  中止となる行事につきましては、運動会、離任式、遠足、林間学校、職場体験など、1学期に実施する多くの行事が中止となっております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 運動会と離任式と、また遠足等も中止になるということで、ちなみに合唱祭や音楽祭、こちらについてはいかがなのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  合唱祭、音楽祭につきましては、まず町内で行われる町内音楽会のほうにつきましては中止といたしました。あと、校内で行われる合唱祭、音楽会につきましては、各学校で今後検討をしていくということで進めております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。
    ◆6番(小松伸介君) ありがとうございます。ということは、場合によっては中止になる可能性もあるということでよろしいのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  こちらのほうは学校規模にもよります。3密をやはり回避するというようなことで、各校工夫を重ね、例えば学年ごとですとかクラスごとのような、縮小しながら実施していくということで計画があるとは思うのですけれども、状況によってはやはりどうしても3密が回避できない等で、中止を余儀なくされる場合も考えられると、こちらは認識しております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 中止になることも想定されるということで、その際には町内8校の小中学校は足並みをそろえるということでよろしいのですか、それともやるところとやらないところが出てくる、そういったことも考えられるのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  こちらのほうは、やはり学校ごとの検討ということですので、状況によっては議員おっしゃるような状況が出てくると考えられます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 音楽祭、合唱祭となると、小学校は当然体育館でやられているかというふうに思いますけれども、中学校になると施設を借りたりというところも出てくるかというふうに思いますけれども、そのあたりの対応、施設を借りてやるのか体育館でやるのか、今ちょっとお答えできないのかもしれないですけれども、その辺は確認をしていくということでよろしいのですか。分かりました。  今、音楽の授業も子供たちは、マスクを外して何かフェイスガードみたいなやつをこうやって前にやりながら歌っていると聞いたので、そんなことをやっているのだなと思いましたけれども、練習もなかなか難しいことかというふうに思いますので、ぜひ検討していただければというふうに思います。  ちなみに、その際の保護者の参加というのはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  保護者の参加につきましても、やはり3密ということを考えたところで、各学校での検討ということになると考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 参加したい保護者の方はいっぱいいらっしゃると思いますので、ぜひ参加できる体制をなるべく構築していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  林間学校や校外学習についてもお伺いしようかと思ったのですが、中止をされるということで今ご答弁いただきました。ちなみに、修学旅行はいかがなのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  修学旅行につきましては、本町は12月、あとは3学期に予定している学校がございますので、こちらのほうはまだ保留というような形で進めているところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 年間行事をいただいてる中では、何とかやっていきたいというようなことも聞いておりますので、本当に一大イベントというか、子供たちの思い出に本当に残る行事でございますので、今後、コロナの状況がどうなるか分かりませんけれども、ぜひ実施をしていただきたいなというふうな思いでいっぱいでございます。よろしくお願いいたします。  今行事についてるるお伺いをいたしましたけれども、それらを決定するに当たって、児童生徒の意向を反映されるのか、そのあたりの状況についてはいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  先ほどのご質問で、中学校のほうの修学旅行を申し上げたのですけども、小学校のほうは延期を今しているということでつけ加えをさせていただきます。  それでは、今の質問ですけれども、児童生徒の意向につきましては、臨時休業中の意向の集約が難しいこと、児童生徒や住民の健康を守るという観点から、現時点では反映されてはおりません。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) すみません、たびたびうちの娘の例を出して申し訳ないのですけれども、うちの子の行っている学校で3大行事という形で音楽祭、文化祭、合唱祭ということで、文化祭をやりたかったというようなお話がちょっとあったので、ぜひそういったところで児童生徒の意見も反映できればなという思いがちょっとあって、これを入れさせていただいたのですけれども、臨時休業中ということで先生方が話合いをされて決定をされたのかなというふうに思いますけれども、年間行事出されていると思いますので、その後に児童生徒または保護者から意見等あったのか、その辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  6月1日から学校が再開しているということで、その辺の意見等は学校のほうで上がっている可能性はあるのですけれども、こちらのほうには報告としては上がってはいない状況でございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 感染症対策を講じながら行事を行うということは本当に大変な苦労がありまして、様々な配慮が必要になってくるかというふうに思います。それでも何とか児童生徒、保護者の皆様の意に沿いたいと、十分な検討をしていただいた上での決定かというふうに思いますので、本当に尊重したいというふうに思いますけれども、ぜひ子供たちや保護者の皆様の意見も聞いていただきたかったなというふうに思いましたので、質問をさせていただきました。ぜひ事故のないよう進めていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、この大きい1点全体について、教育長のご意見をちょっと伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(井田和宏君) 教育長。 ◎教育委員会教育長(古川慶子君) お答えいたします。  多岐にわたってご質問いただきましてありがとうございました。長引く臨時休業中に子供たちは不要不急の外出をしないことや、健康な生活を過ごすために昼夜逆転とならないように生活習慣に配慮したり、また学習も主体的に学ぶ、自分から学ぶということをしていただきました。子供たちには本当によく頑張ってもらったなというふうに思っております。また、それを支えてくださった保護者の皆様にはご理解をいただきましたし、そして多岐にわたってご協力いただきまして、本当に深く感謝しております。様々な課題がございました。その都度課題については真摯に対応してきたつもりでございます。これからも今までにない課題が次々あると思いますけれども、教育委員会としましては一つ一つきちんと検討し、丁寧に対応して、子供たちのために、保護者のためにも、よりよい学校生活、または家庭生活となるように進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。また分散登校、休業なんてことになったら大変な状況なのですけれども、ぜひ今回課題と感じられたことが少しでも改善できるように、準備を進めていただきたいというふうに思います。また、本当に学校行事に関しても、しっかりと検討された上での決定かというふうに思いますけれども、そういった生徒、保護者の思いもぜひ酌んでいただきたいというふうに思いますので、重ねてお願いを申し上げます。  次に、2点目、感染症対策について伺います。まず、学校、公共施設の洗面所の状況について伺います。私は、平成29年6月に行った学校トイレ洋式化の一般質問をした際にも申し上げましたとおり、トイレメーカーが某公立小学校で行った学校トイレの水回り各所の菌数の細菌調査によりますと、乾式清掃下にある洋式便器の周りの床の菌数を10とすると、小便器の周りの床が27、同じく乾式清掃下にある和式便器の周りの床が720であるのに対しまして、湿式清掃下の床は33万で、乾式の約460倍、ぬれている水洗ハンドル回りや蛇口の周りからも2万5,000という菌数が検出されたというふうに申し上げました。また、ミカンネットと固形石けんからも多くの菌が検出されたようでありまして、メーカーによると、確実に除菌、消毒をするには、薬用液体石けんと消毒用アルコールの組み合わせが重要とのことでありました。今、新型コロナウイルス対策として消毒の重要性が改めて認識される中において、学校や公共施設における感染症対策が十分に行われているのか、洗面所を見る限りは、まだまだやれることはあるのではないかというふうに思っております。新型コロナウイルス感染症対策専門家会議も、トイレでの感染リスクが比較的高いと注意喚起しておりまして、また一部のコンビニ等では、トイレの使用を遠慮いただいているところも出ているのが現状でございます。当町では、幸いにして感染者は少ない状況ではありますが、しっかりと対策を講じる必要があろうかというふうに思いますので、順次伺ってまいります。  まずは、現在行っている対策について伺いたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  学校につきましては、前後左右のソーシャルディスタンスが保てるように足元に線を引いたり足型を張ったりして使用しています。または石けんによる正しい手洗いを促す掲示も行っております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) 公共施設の関係について、私のほうからお答えさせていただきます。  現在、感染症対策として、全施設ではございませんが、職員等で蛇口等の消毒を行っております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 消毒等を行っていただいているということで、先ほど申し上げたとおり、水洗ハンドルや蛇口周りからも相当数の細菌が検出されているということで、蛇口自体の対策も必要なのではないかなというふうに思っております。非接触型の方法にするには、自動水栓が一番効果的かというふうに思いますが、改修箇所も多く費用も膨大になることが容易に予想されますので、少し安価な方法として蛇口をレバー式に改修する方法が取れないかということで質問させていただきます。  島根県邑南町では、小中学校の水道蛇口を手回し式からレバー式に取替え、直接手を触れず、肘等で操作する方法を取ることで、手洗いの後、ウイルスが手に付着するリスクを軽減するようにいたしました。ほかにも岐阜県大垣市等で同様の対応がなされているようでありまして、当町でも既に対応いただいている学校もあるということでありますけれども、その際の改修費用状況を含めてご答弁いただきたいというふうに思います。 ○議長(井田和宏君) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長(中島弘恵君) お答えいたします。  主に学校内の流し台の蛇口では、ハンドル部分の交換によりレバー式に変更可能な蛇口がございます。レバーの種類、長さにもよりますが、1個当たり約1,500円となり、あくまで参考見積りではございますが、1,000個交換する場合、部品、工事費込みで約250万となります。一部の中学校のほうで実施しているということでございますが、それはとても簡易的なもので、大体1個の四、五百円のものに交換しているというのは聞いております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) 公共施設の関係でお答えさせていただきます。  各施設の洗面所の蛇口は、自動センサー式やレバー式、プッシュ式、ハンドル式など様々なものがございます。感染症対策として、まずハンドル式をレバー式に交換する場合、レバーの種類、長さによりますが、先ほど教育総務課長が言ったとおり、1個当たり部品代としては約1,500円程度でございます。現在、町施設に設置されているハンドル式の蛇口はおおむね232か所ございますので、部品代だけでは約38万円程度の費用が見込まれますが、ハンドル部分を単純にレバー式に交換すればよいというわけではなくて、水量等の関係で、内部部品、スピンドルの交換が必要となり、その場合は参考の見積り金額でございますが、1台当たり約9,000円の費用となります。この場合の費用としては約209万円ほどの費用が見込まれます。現在、計画策定中であります公共施設総合管理計画の個別施設計画及び修繕計画であるアクションプラン等を踏まえて改修工事等を実施する場合に、順次こちら検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 当然費用がかかる話でございますので、250万なり209万なりという数字をいただきましたけれども、これが確かにかかるのですが、ぜひ検討していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、石けんの対応についてでございますけれども、先ほども申し上げたとおりミカンネットと固形石けんからも多くの菌が検出されたということで、当町の学校でもいまだにミカンネットが使用されているというふうに思っております。また、一部の公共施設、庁舎内もそうですが、固形石けんが使用されております。メーカーによると、確実に除菌、消毒するには、薬用液体石けんと消毒用アルコールの組み合わせが重要とのことでありますので、ポンプ式等の液体石けんや自動センサー式など、これは壁に取りつけるような大がかりなものではなくて、簡易な方法でよいかというふうに思います。ネットで二、三千円でも販売しておりますので、こうしたものに変更できないかと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長(中島弘恵君) お答えいたします。  校内の流し台では、液体石けんや自動センサー式の容器を置けるスペースがないところが多く、また置ける場所があっても低学年の児童が届かない場所になることが理由で、現在流し台の一部では固形石けんを利用しております。交換可能な場所には液体石けん等の置き方ボトルを設置するよう努めてまいります。なお、流し台や洗面器に内蔵型の自動センサー式につきましては、大規模改修工事等に合わせて検討していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  まず、庁舎の洗面所でございますが、当初は水石けん、こちら設置されておりましたが、使用とともにこちら破損や液漏れなどの不具合が生じて、今固形石けんに切り替わった経過がございます。庁舎以外の各施設におきましては、ボトル式の液体石けんが設置されているところが多く、庁舎洗面所においても、感染症対策として固形石けんからボトル式の液体石けん、こちらへ切替えを進めていきたいと考えているところでございますが、今現在、固形石けんの在庫がかなりございまして、こちらと併用で使用を進めていきたいなということは考えております。あと、石けんの自動センサー式の設置については高額でございます。こちらは、個々の施設で対応するのではなくて、やはり公共施設マネジメント計画、個別計画及びアクションプランと、こちらの計画を踏まえて、改修工事を実施する場合に自動センサー式等の設置については検討したいと思っております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 在庫が多いということで。  次の質問ですが、こうした液体石けんやソープディスペンサーを設置した場合の費用はどのぐらいになるか、費用の概算を教えていただきたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長(中島弘恵君) お答えいたします。  自動ソープディスペンサーの置き型タイプの電池式であれば1台約5,000円以内で、例えば全8校の中でも蛇口が多い藤久保小学校では、380個掛ける大体5,000円ということで190万円という試算になります。現在、学校のトイレなどで利用しております液体石けんの手動のボトルタイプは1個約500円ぐらいで購入できます。なお、洗面器内蔵型の自動ディスペンサーのソープディスペンサーになりますと、加工、電気の配線等の改修で1基当たり約13万円ぐらいと聞いております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  庁舎内の洗面所に液体石けんを設置した場合の試算でございますが、現在設置している固形石けんの数が27個でありまして、同数の液体石けんを設置すると考えますと液体石けんのボトル式容器が約500円でございますので、単純計算では1万3,500円となります。その後の液体石けんの補充と1日の使用量が約3リットルと見込んで、1か月の費用といたしましては約4万5,000円、年間では約54万円の費用と見込んでございます。ソープディスペンサーにつきましては、価格帯に幅がございますが、置き型タイプの電池式であれば、1体おおむね5,000円程度と思われます。27台設置しますと、本体で約13万5,000円、その後液体石けんと同程度の補充が必要となると思われます。庁舎以外の公共施設の固形石けん設置個数は約87個設置されておりますので、液体石けんの設置費用では約4万3,500円、ソープディスペンサーの設置費用では約43万5,000円の費用となる見込みでございます。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 分かりました。ありがとうございました、詳細に調べていただきまして。こういったところも費用かかる部分でございますけれども、ぜひ検討をいただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  次に、図書館について伺ってまいります。長らく閉館となっておりましたが、6月11日より感染防止対策を講じ、一部利用制限を設けて再開されたということで、心待ちにされていた方も多いかというふうに思います。感染症対策としてどのような対策を講じられているのか、内容について伺いたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 図書館長。 ◎教育委員会社会教育課図書館長(代田知子君) 現在、サービスの一部制限つきで開館している中央図書館での感染防止対策についてお答えします。  まず、換気と手すり、机、トイレの蛇口などの消毒を十二分に行い、カウンター前には飛沫感染を防ぐビニールを設置しています。また、混雑が激しい返却カウンターは閉じることにし、返却資料は全てブックポストに入れていただく方法に変えました。返却された資料は、ビニールコーティング上に付着したウイルスが死滅すると言われている72時間以上書架に戻さず待機させています。また、開架フロアの机、椅子を撤去して空間をつくり、カウンター前には順番待ち用に2メートル間隔の印をつけるなど、ソーシャルディスタンスを確保しやすいようにしております。また、入り口では、利用者に非接触体温計による体温測定を行い、マスクの着用と30分以内のご利用をお願いしています。ほかにもございますが、主な対策は以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) ありがとうございます。様々配慮していただきまして、ありがとうございます。  次に、ブックシャワーの導入についてでございますけれども、この点につきましても平成27年9月に質問させていただきまして、その際には置き場所の課題があり、今行っている衛生面での配慮を続けていきたいといったご答弁をいただきました。改めて、こういう状況になりまして、こういったものも必要ではないかというふうに考えますが、いかがでしょうか ○議長(井田和宏君) 図書館長。 ◎教育委員会社会教育課図書館長(代田知子君) お答えいたします。  現在、図書館としてブックシャワー、つまり図書消毒器の必要性は認識しております。内閣府の第二次の臨時交付金が活用できないかと、導入を検討している状態です。また、図書消毒器の機能は1度に最大6冊を30秒から60秒の間で殺菌、消毒、消臭、抗菌するというものですが、現在、うちの図書館は1人15冊まで借りることができますので、これを利用者用に設置した場合、順番待ちの密集、混雑が生まれるのではないかという不安がございます。しかし、現在はこの図書消毒器をウイルス死滅まで保管しなくてはならない大量の返却資料の処理用、つまり事務用での導入を検討している図書館が多く、そういう使い方も含めて導入を検討しております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 導入を検討していただいているということでよかったかなというふうに思います。二次補正の中で検討していただけるということで、ぜひよろしくお願いいたします。  最後に、3点目、行政連絡区について伺ってまいります。まず、区費(自治会費)についてですけれども、どの区もおおむね4月から5月にかけて区費の徴収を行っていることかと思いますけれども、緊急事態宣言の中、1件1件訪問しながら徴収すること自体どうなのか、また今年度は町主催あるいは区主催の行事も中止や規模縮小等が予想される中で、区費の徴収を行うのはどうかといったお声をいただきました。また、聞いたところによると、川越のある自治会では、徴収するのではなく逆に1世帯当たり2万円の給付を自治会独自で行ったところもあるようでございます。町内14行政区で徴収の仕方や金額など、やり方は様々かと思いますが、区費の集金に当たって町民から意見はなかったのか、状況について伺います。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  町のほうには住民の方から、区から集金を行うように指示がありましたが、コロナウイルス感染防止の観点から、集金に行くべきではないというようなご意見を1件匿名でいただいております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) そういったご意見もあったということで、今申し上げたとおり集金するどころか給付を行っているところもあるということで、当町では集金を行わなかった区や自治会等はあったのか、それについていかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  まず、自治会費とともに区費を集金している場合ということについては、ちょっとこちらのほうでは確認が取れておりませんので、そこの部分はご理解いただきたいと思います。あくまでも行政区が役員さんに集金をお願いした状況でお答えをさせていただきます。5月までに集金を行った区が5つの行政区、6月以降に集金を行うという区が8つの行政区、上半期の区費を免除する検討を今行っているので、まだ徴収をしていないという区が1つの行政区という形になっております。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) やはり集金を行わないといったところも出てきているということで、確認をさせていただきました。  最後に、今後の感染症対策ということで、各区それぞれ規約をつくられていることかというふうに思いますけれども、今後もこうした感染症が流行することも想定される中で、具体的な対応を盛り込んだ規約の検討を行うところもあるかもしれません。そうした考えのある区はあるのか、把握されていれば教えていただきたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  今回のコロナウイルス感染に対する緊急事態宣言が発令されたことによって、通常の総会等が実施できなかったというような区がございましたので、町からは書面表決の方法をお示ししたところでございます。あと、運営費の補助金の決算報告の提出期限とかも延長しました。役員さん各区においては、外で書類を配布したり、ポストインに回ったり、それぞれ工夫をして対応してくださいました。その中で各区の規約は、今回の件で対応できなかった部分も結構あるということで、総会ができないとか区費についてどうしたらいいかとかいうようなこと、何らかの記載の必要を感じているというような区もあるようでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) そういったことを感じられている区もあるということで、最後の質問になりますけれども、こうした規約の整備についてなのですが、一から各区で規約整備をするといってもなかなかハードルが高い部分もあろうかというふうに思いますので、規約整備を考えている区、そうでない区にかかわらず、町でたたき台を作成して、区長会等を通じて、こういうものがあるということを周知してはどうかと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  この4月から自治法の改正によりまして、正副区長さん、非常勤特別職ではなくなりまして、有償ボランティアというような立場に今なっております。あと、行政区は町からの運営費の補助金を上回る区民の皆様からの区費で、自治意識を持って適正に運営をされていると思います。規約につきましても、住民の方々で適宜改正が行われておりますので、改正の必要が生じれば、皆さんのご意見により整備が進んでいくのではないかと考えます。もちろん今回の書面表決の提案と同様に、そういう改正が行われたとかいうような区が情報がございましたら、区長会の中で積極的に町のほうから情報提供を行っていき、行政区の均衡が保たれるように支援をしていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 以上で6番議員、小松伸介君の一般質問を終了いたします。  一般質問の途中ですが、昼食のため休憩します。                                      (午前11時30分) ○議長(井田和宏君) 再開いたします。                                      (午後 1時10分)                                                       ◇ 久 保 健 二 君 ○議長(井田和宏君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。  続いて、1番議員、久保健二君の一般質問を許可いたします。  久保健二君。          〔1番 久保健二君登壇〕 ◆1番(久保健二君) 1番、輝、久保でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、これより一般質問を行います。  本日の質問ですけれども、大きく分けて5点なのですが、実際は3点目以降というのは、町内の道路整備や安全対策についてなので、実質3点になるかなと思いますが、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。  早速、1点目の質問に入らせていただきます。新型コロナウイルスの関係で分散登校を当町でも行いました。その分散登校についてなのですけれども、分散登校時の交通指導員の配置についてお伺いいたします。今回の分散登校に関しましては、分散登校中にも気づいたことは指摘させていただきました。万が一今後また同じように分散登校ということになったときの備えとして、質問を通じ確認をさせていただければというふうに思っております。  まず、1番の6月1日からの分散登校ですけれども、この分散登校で取られた対応とはどのような対応だったのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  今回上富小学校以外の小中学校7校では分散登校が実施され、交通指導員の立哨につきましては、通常の倍の対応が必要となりました。ほかのお仕事と兼務をしている交通指導員も多く、事前に学校に立哨箇所の希望を取ったりしながら、登校の部分について重点を置くようにということで検討をしました。学校によりまして、1週間単位で班が変わるところ、また1日単位で変わるところとまちまちでありましたので、まずは交通量が多い朝を重点とさせていただき、次に午後の登校に対応することといたしました。立哨できない箇所は、学校に連絡をし、学校で教員での対応ということでお願いをいたしたところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 今課長のほうからご答弁いただきました。ちょっと私が感じた点と違う点もあるので、またそこは後で後ほどの質問で確認させていただきます。  次に、②の今回分散登校というのが2部制とし、1部、2部に分けての登校の形式を取られていましたけれども、登下校での見守り体制、こちらは今答弁いただいたので、大体同じようなご回答になろうかなと思うのですが、一応通告出させていただいていますので、万全と言えたかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  分散登校が始まった日、立哨を終わった交通指導員から、1時間通常立つのですが、それを30分ずつに分けて2回立哨することも可能だという声や立哨したけれども、子供が通らなかったなどという声が寄せられました。なので、さらに細かく調整を行う必要があるということで、指導員の入替えを行ったり、学校教育課と自治安心課の職員も立哨に出ることとしまして、登校の午後部分の立哨の箇所を増やすことができました。1部、2部の両方の登校であったり、午後の通常立哨している場所、午後少しありますけれども、そこの部分の下校に対応することができればよかったのかもしれませんけれども、分散登校を想定した指導員の確保ではない中で、不足している場所につきましては、地域のボランティアの方々のご協力をいただきまして、事故なく分散登校が終了したことは、本当にご協力をいただいた皆様のおかげだということで感謝しております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 今、地域の方のボランティアの方に協力をいただいたりだとか、また教員や職員の方が現場に出てくれたおかげで、2日目以降というのは、ある程度指導員がいなくてもそれなりの見守り体制というのが整っていたのかなというふうに思うのですけれども、実際に分散登校期間中、私も初日の6月1日の日も1部、2部の登校時、見守りとして立哨のほうをさせていただきました。そこで、まず担当課にもその時点でお電話をさせていただいているのですけれども、まず驚いたのが一部の指導員の配置というのが、こちら今お話あったように通常どおりの対応がされておりましたが、2部の子供たちの登校時間に実際に現場、場所に行ってみますと、指導員が立っていない状況で、無人のところを子供たちが横断歩道を渡っているというような状況でした。実際私が感じたのは2部の下校時には、正直3時過ぎに下校時間だったと思うのですけれども、一人の指導員さんも配置がされていないような今回状況だったので、実際分散登校初日にもかかわらずこの日というのが、役場の担当職員の方も朝の7時半から8時半の時間帯も来られていない、また教職員の方も来られたのですけれども、時間の通達というのがうまくできていなかったのか、子供たちが通り過ぎてもう既に学校に到着するような時間に現場に来られたのが実情ではありました。  そういったことがあったので、私もすぐに担当課のほうに連絡を入れさせていただき、2日目以降の改善、また対応をお願いし、状況等を報告させていただいたと思います。私、報告させていただいた後、町の担当課、また学校側のスムーズな対応で集合時間を遅らせたり、また連絡を保護者にすぐ入れていただくなど、対応を少しは翌日以降改善されたようには見えましたけれども、まだ万全ではないのかなというふうに感じております。また、担当課に確認した際に、今課長からもお話もありましたけれども、当初から2部の登下校時に関しては、実質指導員のほうの配置というのは考えていなかったというお話をいただき、ほかにもこの分散登校に関して、担当課とはいろいろとお話はさせていただきましたけれども、担当課職員や学校教育課の方、また学校の先生ですか、協力はあったのですが、取りあえず何事もなかったからよかったようなものの、課題をかなり多く残した分散登校の対応ではなかったかなというふうに思っております。今後、新型コロナウイルスの第2波や第3波、またそれ以外で分散登校が強いられた際に、今回のような1部、2部の登下校時、公平性に欠ける見守り体制がないようにしていただきたいと思うのですが、今回の分散登校を通じ見えた課題、また次回に備え考えている対策等ありましたら、お聞かせいただければというふうに思います。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  指導員の増員というのは、コロナウイルスを想定しては行えないと思いますので、今ある指導員と、あと地域の方々のご協力をいただきながら、課題については事故なく対応するように検討していきたいと思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) そこで、ちょっと1点、先ほど6番議員の答弁だったかな、学校教育課長のほうからお話ありました、ほかの学校かちょっと私存じ上げないのですけれども、三芳小学校区に限ってはスクールガードへの要請というのも今回かけられていなかったのです。実際配置にもついていなかったと思うのですけれども、そこは今、地域の方のご協力というお話があったので、一つ一つ確認なのですけれども、三芳小学校区だけがスクールガードへの連絡というのが入っていなかったのか、確認でいいですか、聞かせていただいて。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  こちら、ちょっと確認は取れていないのですけれども、校長会におきましてはこの分散登校時の見守りにつきましては、各学校のほうに交通指導員の各学校から配置していただきたい時間帯ですとか、場所の調査も行っていたところでございます。そちらを調査のほうを集約しまして、自治安心課と協議をしながら、交通指導員さんのほうの配置は決めてきたところでございます。さらにそこで、指導員さんがつけない場所、時間帯のところにつきましては、各学校から保護者の方、あとスクールガードの方に配置のほうをお願いしていくということで確認は取っております。ということで三芳小のほうが、その場所についてちょっと確認は取れていないのですけれども、事前には各学校のほうで共通理解のほうはさせていただいていたところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) ごめんなさい。私のちょっと聞いていることと答弁が違ったのかなと思うのです。私は、先ほどスクールガードリーダーですか、等に要請のほうをかけて、そういった配置をしたので、指導員さんがいないところも補われていたというような答弁だったかなと思うのですが、実際に私がお話しした三芳小学校区というのは、地区役員の方もそうですし、スクールガードの方にも今回の分散登校期間中に限っては要請がなかったというお話を聞いているのです。それで、さっきもお話ししたように3時以降の2部の下校時には誰一人、交差点もそうですし、横断歩道の現場にも立っていなかったというのが実情の話なので、そのあたりスクールガード、学校によって違うとは思うのですけれども、各学校にそのような要請をかけるように指示をしたのかどうかというのをお伺いしたのですけれども、もう一度よろしいですか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  学校のほうには指示をしておりました。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 分かりました。一応町のほうというか、担当課のほうからは各学校に指示のほうをしていただいたということなので、学校のほうが要請のほうをかけられなかったのかなと思うのですけれども、実際のスクールガードの方にお話を聞いたところ、コロナの感染のおそれがあるので、スクールガードは今回控えてくれというようなお話をいただいた方も実際いるのです。それが三芳小学校区なのですけれども、だから先ほどの答弁を聞いてちょっとあれっと思って、私が聞いている話と違ったので、それで今確認をさせていただきました。  2部の登校時にも同じようなやっぱり配置の指導員というのは、今後もし分散登校があった場合には設置をするべきというふうに考えております。また当初というか、今回4月以降の指導員さんの報酬の形態というのが変わったと思います。4月以降は、今まで月給制だったのが日当に変わるというふうに、予算委員会でお聞きしていたと思うのですが、日当ということで私の感覚では、契約しているのであれば今回事情が事情だっただけに、また今回学校のほうが休業になっていたことで準備期間というのも、時間のほう、十分あったのかなというふうに思うと、スケジュールの調整とかを指導員にしていただいて、この期間の立哨というのはできる限りお願いするべきだったのではないかなというふうに思っております。また、分散登校中、2部で登校する生徒の登下校時の立哨をしないと、私初日に確認したときに担当課のほうからそのようなお話いただいたのですけれども、であれば今お話ししたように、スクールガードだとか地区委員の方にお願いをするべきだったというふうに思うのですけれども、もう一度確認させていただきます。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。
    ◎自治安心課長(前田早苗君) 地域の方へのお願いは、学校のほうからになると思いますので、自治安心課のほうでも、もしこういうことがある場合は、学校のほうにもきちんと協力要請をしていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) ありがとうございます。  ちょっとここばっかりで止まっているわけにいかない、2番のほうに移ります。2番の三芳小学校区、ちょっと私ごめんなさい、ほかの学校区というのがあまり存じ上げないので、三芳小学校の話をさせていただきますと、三芳小学校区では今回の分散登校を地域別、あと住宅別というような形で登校されていました。ほかの自治体の例を見ますと、例えば男女別であったり、出席番号の奇数、偶数に分けてあったり、また学年別で分けるケースというのが多かったように思います。恐らく当町がそのような形式を取ったのは、登校班というのを設けていることもあり、このような対応をされたのかというふうに思うのですけれども、先ほどの6番議員へのまた答弁になるのですけれども、密を避けるといった答弁ございました。であればソーシャルディスタンスというような観点から考えても、登校班でのこの期間の登下校というのはいかがなものだったのかなというふうにも感じるのです。実際に校長先生かな、1回来られたときは、きちんと間隔をあけて歩きなさいというような指導をされていたのですけれども、やはり先生によってはくっついて歩いていたり横に並んでいる生徒を見ても、そのまま登校させているような現場も実際確認しておりますので、その辺について、今後ちょっと気をつけていただければなというふうに思っております。通告は、この今言った登校班が実際地域別に分けていたので、クラスの分散というのを偏りなくできていたのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  小学校における分散登校につきましては、上富小学校を除く4校が児童の安全のために地区ごとに分けての分散登校を実施しました。学級によっては、半数とならず多少の増減が見られましたが、教室内の座席の間隔等、感染症防止対策は十分確保できる状況でございました。これらの学級につきましては、教室内の身体的距離を1メートル確保した上での教育活動を徹底いたしました。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 偏りとか極端に多かったり少なかったりというようなクラスがなければいいとは思うのですけれども、やはり今回このような分散登校を各自治体で行われて、いろんな参考例というのが見えたと思うので、次回もしこのようなことがないことを祈るのですけれども、あった際には、今回みたいな地域別にこだわらず、やはりほかの方法も考えた上で検討していただければというふうに思っております。  2点目の行政区離れの現状についてお伺いしたいと思います。まず初めに、これは初歩的な確認で大変恐縮なのですけれども、行政区への加入、また非加入者の違いとはどのようなことが考えられるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  行政区へ入っている、入っていないの違いになりますが、災害時など、もしものときの見守りや回覧板などで決め細やかな地域情報を得られるということが加入しているところの大きなところだと思います。しかしながら、行政区や自治会に加入しているほうが会費だったり、募金、役員などの負担とかが生じるため、大変だという方もいらっしゃいます。未加入であれば金銭的な負担もなく、自分の時間も自由に使えるため、通常の生活においては未加入でも問題がないとおっしゃっている方もいらっしゃるのが今現状でございます。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) ありがとうございます。今、加入者、未加入者の違いというのをお聞きしたのですけれども、町民の方からやはり今行政区を離れる方とか、これからちょっとどうしようかなって考えられている方に意見を聞きますと、町民の方、メリットという言葉がふさわしいかどうか分からないのですけれども、入っている意味がないとか、また役員をするのが嫌だというような声も多く聞かれる中で、町が、町というか、担当課さんがまず行政区への加入の意味、今ちょっと答弁と重複する部分もあるかと思うのですけれども、どのようなことが考えられるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  自治のもので、メリットというところで議論するのはどうかというご意見もございますが、通常の生活の中ではなかなかそういう入っていていいところが見当たらないという声も聞かれます。ただ、やはり一番大きいことは災害時だと思っております。災害時は、遠くの親戚よりも近くの他人とよく言われますけれども、安否確認に動くのは地域の方々です。なかなか役所の職員もそこにすぐに行けるわけではございません。行政区や自治会に加入して日頃から身近に感じておくことで、もしものときに安心感が得られると思います。また、避難所に避難しなければいけなくなったときに、避難所の運営は行政区や自主防の方、地域の方が中心となって進んでいきます。避難スペースも地域コミュニティーの単位で区分けが割り振られますので、その中で避難するには日頃からの連帯感を持っていたほうが、避難所も厳しい状況だと思いますけれども、避難生活も幾分は過ごしやすくなるのではないかと思っております。  日頃からの連帯感、その他個人へのメリットとしましては、直接は現れてきませんが、地域での防犯活動や清掃活動、子供たちの育成など、様々な面で行政区は住民の皆様の日常生活を支えております。なかなかふだんは気づかないことでございますけれども、考えますと安心安全を支えているというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 分かりました。今災害時の近所の助け合いとか呼びかけとかというお話ありましたけれども、実際にそこら辺も私も確認させていただいたことがあるのですけれども、実質区に入っている、入っていないよりも、ふだんの近所のつき合いで、やはり避難所へ行くのとかという呼びかけ合いとかをされているケースのほうが多いようで、だから区に入っていないからといって災害時に困るというお話も、今正直なところいただいてはいないのです、私が確認したところですけれども。  3番にちょっと入らせていただきますけれども、この行政区を脱退する方の状況とか、この理由を聞いたり一応確認をさせていただきますと、どこも今は減少していると思うのですけれども、特に減少率が多い区では、個人個人ではなくて組であったり、またそのブロックごととか自治会の半数、大半が抜けるといったケースが多いように感じております。既に行政区への加入率というのが50%を割っているところも出てきていることから、対策を考えなくてはいけない時期に来ているのかなというふうに感じております。今後、区の存続ということにも将来的に関わってくる問題なのかなというふうに思うだけに、区に丸投げをするのではなく、やはり町の協力というのが今後不可欠になってくるのではないかと思います。減少率の多い区や、また脱退された方、今後脱退を考えている方の理由等を聞いて、町ではこの原因等を検証されているのかどうかお伺いしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  自治会単位や班単位で脱退の話が出ている場合は、事前に町のほうに相談を受けることが多うございます。脱退推進の立場、反対の立場、相談者の方は様々でございます。慎重に状況をお伺いしまして、脱退を防止できるように解決策の提案を行ったりとかしております。マンション一体での脱退が検討された際には、その話合いの場に、そこの区長とともに出席したこともございます。脱退についての話題が出た当初は、声の大きい方に包まれまして、班や自治会一体で脱退が検討されますが、話を進めていくうちに数件ではありますが、必ずと言っていいほど区に残る、区に残ったほうがいいという方がいらっしゃるのが現状でございます。脱退の相談を受けた際には、皆さんでとにかくよく話し合ってください、残りたいという方がいらっしゃる場合は、その方の意向を尊重してあげてくださいというふうにお話をしております。そして、行政区のほうには残った方の対応、班で抜けてしまったからだめだよではなくて、残った方を行政区のほうできちんと対応してくださいというお話をしました。また、脱退した方に向けては、戻ってきやすいような声かけを行ってくださいというような形でお願いをしたりとかというふうにしております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 検証等をされて対応、また対策考えていただけているということなので、これ以上やはり区を離れる方が増えないことを願っておりますし、また期待しておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、(4)のごみ集積所、回収の定義について、まずお伺いできればと思います。 ○議長(井田和宏君) 環境課長。 ◎環境課長(吉田徳男君) お答えいたします。  まず、家庭から排出される廃棄物に関しましては、町が収集し、運搬し、処分しなければならないとされています。ごみ回収にあっては、このうちの収集に当たるものです。現在町では、一般廃棄物処理基本計画に従いまして、委託によりステーション回収、すなわち集積所収集を行っております。また、町が行う家庭系廃棄物の収集に際しましては、町民の皆様は指定された場所に排出しなければならないとされています。この指定された場所とは、住民の方々から事前に申請をいただき、これを町が調査、審査して設置を許可するもので、その上で町が排出場所として指定したものをごみ集積所としております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 今、定義のほうをお伺いしましたけれども、例えばですけれども、ごみ集積所、回収の定義ということで通告を出させていただいたわけですが、今定義のほうを確認させていただきましたけれども、ここのところの住宅というか、比較的古い住宅に多い、集積所を設けていないような住宅に多いと思うのですけれども、住宅内の例えばですけれども、あちらこちらに黄色いネットと看板が出されて、今までごみを出す場所ではなかったところにごみを出せるような、それは看板も立っているので、恐らく町が許可を出したものだと思うのです。確認なのですけれども、このごみの集積所の設置、また利用基準というのがあると思うのですが、そちらの内容をお伺いできればと思います。 ○議長(井田和宏君) 環境課長。 ◎環境課長(吉田徳男君) お答えいたします。  集積所の設置に当たりましては、三芳町の一般廃棄物集積所の設置基準に関する要綱というのがございます。それによりますと、利用世帯の数ですとか面積、立地等々の基準がございます。1か所の利用世帯は6世帯以上とされています。ただ、利用される方につきましては、人的な資格要件はございません。ですので、行政区加入の有無ということとは関わりがないのかなと、このように捉えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 今、利用と設置の基準ですか、お伺いしましたけれども、こちら住宅によりましては、道路幅員の関係で今まで本来ごみの集積所でなかったところにネットを張られているために、車両の往来等に影響が出てきているところもあるようです。また今後は、やはりこの回収の定義、今お聞きしましたけれども、また今6世帯というようなお話しありましたが、どこもかしこもこの6世帯集まれば、許可を出すということではなく、状況や理由等も考慮した上で許可を出す必要があるのかなというふうに感じております。また、この集積所の6世帯に1か所というのが、今恐らくですけれども、私ごめんなさい、間違えていたら言っていただきたいのですけれども、新規で開発されている住宅に6軒に1個集積所を設けなさいよというような基準をお話しされたのかなと思うのですけれども、実際古い住宅というのがこの基準に該当するかというと、なかなか難しいところもあるのかなというふうに思うのですけれども、その辺いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 環境課長。 ◎環境課長(吉田徳男君) お答えいたします。  確かに6世帯以上という基準がございまして、行政区離れということからすると、確かに自治会などを脱退された方、そういった方同士で集積所を設置する事例もあると、こういうことは認識しております。あまりそうした小規模な集積所が一定の狭隘な道路ですとか、そうした地域に乱立するということは、確かにごみ収集に当たりましては、その安全性ですとか、迅速性ですとか、そういった面にも影響が出ることもあるかもしれないと、このようには感じております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) では、参考までにお聞きしますけれども、集積所が恐らく私が見る限りだと集積所の設置数というのが、ここで若干ではあるかもしれないですけれども、変化しているのかなというふうに思うのです。ごみの回収業者さんというのは、本来集積所の件数というのは決まっていると思うので、そこに回収に上がっていると思うのですけれども、その設置の集積所の件数が増えることによって、ごみ回収業者への費用というのが変化するものなのかどうかお伺いしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 環境課長。 ◎環境課長(吉田徳男君) お答えいたします。  収集につきましては、現在、1世帯当たりの単価契約によっております。委託料に関してですと、その根拠は1世帯当たり1か月当たりの金額としておりますので、現状ですと集積所の設置数とは関係がない、影響がないと、このような現状でございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 分かりました。また、今回この質問をするに当たりまして、同じような問題を抱えています自治体というのも調べましたところ、少なくはなかったのです。何件かなのですけれども、担当職員の方に実際にお話をお伺いしましたところ、やはり理由なく戸別回収、今回みたいに6軒集まればいいよというようなことをすると、収集場所が一気に増えてしまうおそれがあるというようなお話もいただきました。今後は、できればこの収集場所が一気に増えていくようなことがないように、利用や設置基準の見直しというのも必要になってくるかと思うのですけれども、最後にお伺いいたします。いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 環境課長。 ◎環境課長(吉田徳男君) ご指摘のとおりそうした様々な影響、先ほど申し上げましたとおり、あまり小規模な集積所が地域によって乱立するということが収集の安全性、迅速性、あるいは収集それ自体に当たるコストの面、そうした面でも影響が出てくることもあるかもしれないと、このように捉えております。今後の動向、集積所の設置数の増減、そして動向も捉えながら、慎重に検討していく必要があろうかと、そのように考えております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 続きまして、5番の町の広報紙等の配布先の定義というのをお伺いしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 秘書広報室長。 ◎秘書広報室長(佐久間文乃君) お答えいたします。  広報紙は、全町民へ公平に町の情報を届ける貴重なツールです。そのため全ての世帯に配布することを基本としております。配布の仕方は、委託業者による全世帯へのポスティングを行っております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) こちら議会で委員会のほうで視察に行った際には、今お話ししているのは全戸配布という当町の基準というか、定義ではそのように定めているようですけれども、他の自治体では各行政区に配布をして、行政区の負担にはなると思うのですけれども、その区に入っている方のところにポストに投函をして、入っていない方に関してもし必要であれば、役場のほうに取りに来てもらうというようなやり方をしている自治体もあるようです。今後は、このほかの自治体、これ参考例にはなると思うので、参考しながら、今回質問させていただいたものを含めて、この行政区に入ることを再認識していただけるような、そのような方策を期待したいというふうに思っております。  あらかじめお断りしておりますけれども、今言ったのが、これをしろというわけではないので、誤解のないようにお願いしたいと思います。  次の質問に入ります。3番の国道及び県道の整備についてご質問をさせていただきます。町内を通っております国道及び県道の車道と車道の間の分離帯や歩道に植栽されております草木の剪定など、維持管理はどのように要請を担当部署のほうにされているのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  国道については、県の管理となっております。令和元年9月議会の鈴木議員と同じ答弁になりますが、低木については7月、10月の年2回の業務委託、高木については定期的な業務委託はしておらず、民地へ越境している、信号や標識が見えないなど、住民要望により剪定を実施しているところでございます。さらに、県道三芳富士見線については三芳町のほうで管理はしていますが、主に業務委託で町内の剪定は隔年で対応していますが、簡易的な作業であれば職員によるパトロールによって行っている状況でございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) では、歩道だとか車道の脇に泥が畑から流れ出たのがたまっていたりだとか、あとU字溝というか、側溝に泥がたまっていたりというのは、どのような確認で、またどのような担当部署への要請をされているのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  今のご質問ですと、街路地の泥とか、そういうところではなくて民地からの泥とかという意味かと思いますが、それについてはやっぱり県道、国道ですので、県のほうにお願いする形になると思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 県のほうにお願いする話ではあるのですけれども、私がよく町民の方からも、結局通学路であってもそうなのですけれども、歩道に泥があって歩けないような状況、でもそれを町民から町なり県なりに言わないと、その泥がそのままになっている場所が多いのです。今、それを確認させていただいたのですけれども、だから担当部署はどこだというのは私も存じ上げてはいたのですが、今後そのような、私も実際に学校に通われている保護者のお父さんと一緒に畑に土を戻したりという作業を以前したこともあるのです。これというのが、やはり担当をきちんと決めた上で定期的に県なら県、町なら町が確認し、対応していれば、利用する通行人の方だとかが不快な思いをしなくて済むのか、これは子供たちもそうなのですけれども、先日、先日といってももう大分前の話ですけれども、国道の剪定に関しましても、地域住民の方や行政区の方にお話をお伺いしたところ、町民自らが例えばですけれども、県議会の先生にお話をしたり、また県土整備のほうに直接お電話をして交渉をしたりして動いて、草木の管理や剪定をしてもらっているというお話をお伺いしました。何でなのというふうにちょっと確認をしましたところ、町に最初のうちはやっぱり連絡をしたのだけれども、なかなか剪定もそうですし、草木の管理というのもしてもらえなかったから、自分で動いたほうがいいやということで動いているというようなお話でした。このような話、ご存じかどうか分からないのですけれども、このようなお話を聞いて担当部署と町との意見の共有というのが、今後は必要なのかなというふうに感じております。地域住民が直接やはり連絡して要望するようなことではないのかなというふうに思うので、できれば県と町で情報を共有し、早急に対応ができる対策を今後していただければいいかなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  今議員さんおっしゃったとおり、県に直に連絡を実施しているというところは、ちょっと私のほうで把握はしておりません。ですが、剪定など業務のスピード感に支障を起こしているのであれば、問題があるのかなと思いますが、町も住民から依頼を受けた際には、その日のうちに連絡は入れていますし、県のほうもそれに準じて順次剪定を実施していただいている状況ですので、問題はないのかなというふうには考えているところです。しかしながら、やっぱり住民サービスの観点から考えますと、今まで以上に県と緊密な連携を取らなくてはいけないのかなというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 分かりました。何か質問状とか、そういうのもちょっと送ったりしているという話も聞いているので、そこら辺確認を取った上で、できればその町民の方が自ら動くようなことがないように、今後ちょっとしっかり対応していただければと思います。  続きまして、3番の質問で植栽や草木の管理、今お話ししたのですけれども、私も国道のほうを通ると、車道のほうに枝が伸びて葉っぱが飛び出てきていたりだとかというときというか、時期がやはりあるのです。その維持の管理とか、また剪定ができずそのままほったらかしの状態が今後もあるようであれば、これは町民の方も今話が出ている、意見をもらっていることではあるのですけれども、ここまで広い分離帯が必要なのというようなお話も正直いただいております。主に場所としては、鶴瀬駅西通り線の交差点から北のほうに向かってコンビニエンスストアのある、今回広げられたところ、信号のない交差点までの区間だと思うのですけれども、国道の西側に当たる部分にはショッピングモールや飲食店、またガソリンスタンドとかコンビニエンスストアもあって、歩行者も結構多いのです。多いにもかかわらず歩道がそんなに広くないのと車道も広くないことから、例えばですけれども、バスが止まったら、そこで次の車が前に進めないとかという、今ことも起きています。今後、もしそのバスがそこを右折するとなると、右折帯というのも今国道には設置されていないと思うので、そういうのを考えても、この分離帯を少し幅を狭めて車道とか歩道を広げるということを考えてもいいのかなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  町の管理ではないので、何ともちょっとお答えのしようがないところではございますが、今回議員よりご意見をいただきましたので、県には検討していただくようにお話ししたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) ありがとうございます。ご存じのとおり、信号のない交差点というのも右折が混み合っていて、国道に右折車が右側に並んでいたりだとか、あと直進車も真っすぐその分離帯のほうに出てこれなかったりというのが多々あるのです、状況的には。なので、そこをバスが曲がる、今後考えているのであれば、やはり右折帯というのが必要になってくることになると思うので、その辺も併せて県また国と協議のほうを進めていっていただければというふうに思います。  続きまして、4番の主に幹線17号線についてお伺いしたいと思うのですけれども、ライフバスの運行許可の問題、また今後の運行についてお伺いいたします。まず、1番の5号線ももしかしたら関わってくるかもしれないのですけれども、新路線の運行というのはいつ頃を予定しているのか、改めてお伺いしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  現在、7番線の休止申請及び新路線の運行開始申請について準備をしております。運行開始時期は、令和2年の11月頃を予定しております。新型コロナウイルスの影響であり、課題に対してちょっと少し遅れているところがありますが、早期運行に向けて取り組んでまいります。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) また、②番なのですけれども、以前、室長のほうから受けました説明で、今現在ライフバスさんのほうは、幹線17号線のスクールゾーンの時間帯は一般通行許可証をもらって運行しているというようなお話の説明を受けました。この許可のほうが5月までというふうなお話が以前ありましたけれども、その後期限のほうはどうなっていますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  スクールゾーンの運行につきましては、延長しまして6か月、11月までになっております。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 今質問の際にお話ししましたように一般の通行許可証なのです。というのは一般車に配布するものだと思うのですけれども、この一般の方に出す通行許可証で、ライフバスは今それで運行しているというようなお話ですけれども、このスクールゾーンのことで先日というか、以前東入間署に私もその絡みでお話をお伺いした際には警察の方からも、今回それ特例中の特例で出しているというお話はお聞きしております。また、この許可証ですけれども、本来一般車に張り出されるものなので、不特定の人を乗せるようなバスなどには通常は適用されないということも聞いております。何度も言っていることですけれども、特例ということで許可しているとのことですけれども、いつまでこの特例というのが認められるのか、またもし万が一ですけれども、事故等が起きた場合にはどのような対応になるのかというか、大丈夫なのかどうかも含めてお伺いできればと思います。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  許可権者である東入間警察署とバス事業者での間の申請となりまして、いつまで認められるかというのは東入間警察署の判断によるものと考えております。しかし、警察におきましても、17号線を通るライフバスは、住民の足として重要なものと認識しております。実際今回も期間の延長もしていただきました。また、ご指摘の事故発生時ですけれども、そもそも事故を前提として許可をしているわけではございませんけれども、警察に問い合わせたところ、通常の事故の扱いとなるというふうに言われております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) たしか12月だったと思うのですけれども、私が東入間警察署の警察の方と話した際に、バスの運行許可というのは前にも多分一般質問で話させていただいたと思うのですけれども、基本的には国土交通省のほうから許可が出るもので、東入間警察署というのは許可の権限を持っていないというようなお話を警察では聞いております。今の話ですと、東入間警察が許可の決定をされたというようなお話ではありましたけれども、ということは今回この一般の許可に関しては、国土交通省は全く知らなく、了承したわけではないというように捉えてよろしいのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  その件に関しましては、この許可につきましては東入間警察署とバス事業者の間での申請となりますので、国土交通省が携わったかというのはちょっとうちのほうでは分かりません。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 町のほうで今分からないというようなお話でしたけれども、できれば本当にその許可がこの運行に関して大丈夫なのかどうかというのは、きちんと町でも確認するべきところだと思いますので、早急に確認をしていただいたほうがいいかなというふうに思います。私もこれ以上ちょっと分からないので、この辺にこれはさせていただきますけれども、しっかりとその辺の確認をお願いいたします。  次に、4番、スクールゾーン、今お話ししましたこのライフバスですけれども、スクールゾーンを解除するというような地域住民説明会もありましたけれども、解除して運行を続けるというようなお話がありました。実際にこのスクールゾーンの時間帯のこの幹線17号線、主に1番線と7番線が今運行されていると思うのですけれども、17号線に設置してあります停留所からの乗降数というのをもし分かりましたら教えていただければと思います。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  平成28年度と、あと29年度にかけて、幹線17号線を通ります1番線及び7番線の乗降者数を独自に調査をしております。17号線上には北新埜及び平野の2停留所が設置されております。スクールゾーンの時間帯に通るものは、各路線1番線は7日間で平野16人、北新埜17人、1日当たり約5人となっております。7番線は7日間の見たときに平野18人、北新埜の5人、1日当たり約3人となります。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) ありがとうございます。私も今回分散登校中またはそれ以外のときに、このスクールゾーンの時間帯、2本しかないので、毎日ではないのですけれども、確認のほうをさせていただきました。実際に私が見たときには1番線に乗られている方が2人、7番線に関しましては乗っている方もゼロで、停留所に立っている方もゼロなので、止まることなくバスのほうも行ってしまったのですけれども、今回私は見たのはコロナが関係しているから、この乗車人数というのは減っていることもあったかと思うのですけれども、今後はスクールゾーンを解除するということは子供たちの安全に関わってくると思いますので、乗車人数のこの調査等をして、やはりスクールゾーンを解除する、しないも含め、協議を進めていただければというふうに思うのですけれども、再度お伺いいたします、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  この28年、29年に行ったのは、職員が乗り込んで調査をしたという形になりまして、ライフバスのほうでは調査ができないと、通常であると交通IC系のカードが使えれば、それをデータにできることがあるのですけれども、実際この28年、29年で行ったときと今はそんなに変わっているのかなという形には思っておりますが、この辺は注視しながら、今後行っていきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) ありがとうございます。スクールゾーン解除というのは今回絡んでいる話にはなっていますので、できればきちんと調査のほうをしていただければと思います。  次に、5番の質問に入ります。町内の安全対策及び整備計画ということで、これは以前も質問させていただいているのですけれども、進展がないようなので、再度質問させていただきます。  まず、1番の県道三芳富士見線についてですけれども、今回は主に役場入り口交差点から国道までの区間の歩道設置というのがまだ未設置部分があることで、質問のほうをさせていただこうと思います。こちらは、町からもそうですし、議会からも意見書というのが出されておりますし、また昨年は県への補助の要請というか、そちらのほうも要望ですか、出させていただいてもおりますが、いまだにちょっと進展がないようなので、こちらの未設置部分ですけれども、以前質問させていただいた際には、住民説明会等を開いて、なるべく早くというお話、ただ県の事業が解決してからというようなお話をいただいております。こちらのほう、ちょっと歩行者が多い、ただ歩道が全然ない、でも交通量が多いということでお分かりだと思うのですけれども、進捗状況をお伺いできればと思います。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  現在、歩道整備については、県道さいたまふじみ野所沢線及び県道三芳富士見線の改良を行っていただいており、完了次第、議員さんが言うとおり、順次その沿線の計画を立てていく予定というふうに聞いているところでございます。いつも同じ答弁とはなってしまいますが、川越県土整備事務所に対して、県内でも優先度を高めて整備していただくように、今後も引き続き要望していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) こちらも今後フルインター化された際に、交通量が増えることがやっぱり予想されると思いますので、しっかりと県土整備へお話しするのであれば協議のほうをしていただいて、早めの設置をお願いできればというふうに思います。  2番に入ります。またこちらも前回質問させていただいておりますが、幹線4号線、こちら補正で上げられて、不動産鑑定、物件調査、また道路測量費用の補正というのが出されておりました。この箇所について、この後道路の幅員を広げる……違うな、ごめんなさい、三芳小学校の交差点のたまりですか、隅切りになるかと思うのですけれども、ここももちろん子供たち、また一般の歩行者の方も歩くところなので、広げられることは本当に今までよりも進められてよかったかなと思うのですけれども、実際に町内を見渡しますと、ここよりも先にやらなければいけない、また危険な場所というのがあるのかなと思うのですが、こちら通告を出させていただいておりますので、今回優先的にこの場所の整備をする理由、また必要性というのをお伺いできればと思います。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  小中学校そばの児童生徒が多く集まる交差点であり、横断歩道を渡る児童生徒などの歩行者が安全に待機することが可能な歩行者だまりを備えた隅切りは必要なものというふうに考えています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 今、答弁をいただきましたけれども、実際にここを教育長とか学校教育課長ご存じだと思うのですが、子供たちここで止まらないのです。もうそのまま右曲がって横断歩道の中を歩いて校門のところの横断歩道を渡るので、実際ここたまりになるかというと、一般の方は分からないですけれども、子供たちはここ止まることなく通過するところなので、そういうのを考えると、ほかの危険な箇所も含めてもう一回きちんと調査、確認していただいて、進めていただければなというふうに思って、今回質問させていただきました。  また2番、こちらも幹線4号線になります。こちらは、恐らく場所を明確に言うのもあれなので、課長のほうご存じだと思うのですけれども、カーブの見通しが悪いから、ここの部分の補正を上げさせていただいたというような回答を以前いただきましたけれども、実際にここを見ますと、ガードレールしっかりついています。センターラインついていて、普通一般車の往来また中型車までのトラックであれば、問題なく通れる道なのかなというふうに思います。実際見ていますと、スムーズに往来もできているようですし、そう考えますと今の隅切りのところと同じように、安全対策というのは絶対ではありませんけれども、ほかの場所に比べては、ここの場所というのは安全対策や整備、また道路幅員の確保というのをされているのかなと思うと、危険箇所というのを先にやはり優先順位をつけていただいてやっていただきたいなというふうにも思ったので、今回質問させていただいたのですけれども、ここを先にやるというような、また理由と必要性、お伺いできればというふうに思います。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  当該箇所については、地域住民、まちづくり懇話会、そして数名の議員さんより反対車線の車両視認が困難なカーブ箇所があり、改善してほしいとの要望が上がっており、現状を確認したところ、大型車両については反対側の車両にはみ出す形で通行しているため、道路線形の改良をする工事が道路交通課としては必要性があるというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) ありがとうございます。担当課の判断というか、それは分かりました。  総合調整幹、ここで4月以降替わられたのですけれども、フルインターとか、フルインターの質問をさせていただいた際に、前総合調整幹の答弁になるのですけれども、住居地域への大型車の乗り入れを抑止、また防止するために看板等で誘導するというような言葉があったかと思います。その言葉を真摯に考えますと、今お聞きしました2か所、ここを広げることによって、逆に誘導することになりかねないのかなというふうに思うのですけれども、その辺担当課としてはどういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  あくまでもスマートインターのためにそこを拡幅ということではなくて、現状やっぱり大型車両、先ほど答弁したとおり、はみ出して通行するところも見える場所でございますので、改良はしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) そこより実際のところはセンターラインもなく、歩行者も多い、交通量も多い道路もあるので、そこら辺の調査も今後進めていただきたいと思います。  次に、③の質問に入ります。幹線4号線、今のお話は県道よりも北側の部分になるかと思うのですけれども、ガードレールの破損だとか、あと道路の幅員なんか、私も通行していて感じるのは、逆に南側のが狭く感じたり、またガードレールの接触の跡とかというのが多いようなふうに感じます。この幹線4号線の逆に県道よりも南側の整備について、もし予定等あればお伺いできればと思います。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。
    ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  その他の幹線4号線については、起点から終点までガードレールの設置、車道を通行する際、安全性は確保されているというところで、今のところ計画はない予定でございます。しかしながら、現状を見る限りですと、多少ガードレールが擦られたり、破損されている部分もありますので、幾つできるか分かりませんが、予算のある限り少しでも直せる部分があれば、現状をちゃんと把握して進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) ごめんなさい、私の感覚で安全性の確保ができていないというふうに思ったから、こうして確認させていただいたのですけれども、分かりました。  次に入ります。3番の2月末ですか、整備のほう、工事のほうは終わっています。幹線5号線、これ何度も説明させていただいています、保育所の側の丁字路、こちらの工事が完了しているわけですけれども、ただ工事完了した場所を見ますと、丁字路付近、これは歩道設置の未設置部分ですか、そこが歩道が今回つながったのですけれども、その縁石の脇に白線上にポールが何本か立てられております。実際ここは、地権者の協力により60センチ後退はしてくれたのですけれども、このポールが50センチのところに立てられているので、実質道全然広がっていないのです。この間もお話ししましたけれども、実際ライフバス通るとなるとかなり厳しいのかなと思うのですけれども、このポールというのが実際何のために立てられたのか、そこに一緒に立っている方と話しても意味がちょっと私たち理解できないので、お伺いしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  歩道帯のさらなる明確化を図り、歩行者安全確保のため、当該路線を行き交う自動車のガイド的な役割を持たせるために設置をしたところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) ガイド的なのは分かるのですけれども、ほかちょっと町内を見渡すとなかなかこういう場所ってないと思うのです。実際に今までよりも逆に譲り合いできているのですけれども、私が見ている限りでは。ただ、今までよりも往来が厳しくなっていて、待っている車、3台、4台、5台というのが当たり前のような状況になっているのです。ここというのはやっぱり改善の余地多少あるのかなというふうに見ているのですが、今後ちょっと現場を見て、また直せるところがあれば直していっていただければというふうに思います。  ②のほうに入ります。すみません、こちらも先ほどのライフバスの運行についてお聞きしました幹線17号線の歩道にも同様なものが立てられているのですけれども、危険を察知してもらうために標識、丁字路や交差点の看板、標識というのが立てられたのですけれども、この標識はすごくうれしいというか、こういうのを立てていただいて感謝申し上げるところなのですが、そのポールが実際にこの歩道を測ると180センチの幅しかないのに、50センチのところにポールが立ってしまっているのです。そうすると、何でこんなところ、人が2人並んで通れないぐらいの今幅しかなくなってしまっているのですが、何でこのようなポールを立てられたのか、今まで立てられているカーブミラーとか標識というのは、ポールが曲がっていて、歩行者の邪魔にならないようなポールを使ってくれていたのですけれども、今回このようなポールを何で立てられたのかなというところをお伺いできればと思います。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  歩行者安全確保のため、当該路線を通行する自動車が少しでも遠目から、遠くからの箇所から交差点等が示す警戒標識が認識できるよう、高さを少し持たせた、長さ的には4.6メーターの支柱を設置したものでございます。その支柱を安全に自立させる構造上、コンクリート基礎を設置するに当たり現在の位置に設置せざるを得なかったというところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) 分かりました。ちょっとポールが本当見ていると、すごい傘差していたりすると特に邪魔になっているようなのです。だから、そこはもう一回町のほうできちんと確認をしていただいて、先ほどのポールと同じように修繕できるものであれば、コンクリートを流しているので、難しいと思うのですけれども、もう一度見ていただければと思います。  すみません、それでちょっと時間がないので、7番いいですか。7番入ってしまっていいですか。 ○議長(井田和宏君) ごめんなさい。暫時休憩します。                                      (午後 2時09分) ○議長(井田和宏君) 再開いたします。                                      (午後 2時10分) ○議長(井田和宏君) 久保健二君。 ◆1番(久保健二君) すみません、質問途中なのですけれども、時間の都合がありますので、最後に今質問したこと、町長気づいた点があれば、ご発言いただければと思います。お願いいたします。 ○議長(井田和宏君) 町長。 ◎町長(林伊佐雄君) 質問いただいたことは大変光栄なのですけれども、時間調整での質問というものをご検討いただければと思うところでございます。  今日は、コロナ対策、それから特に国道、県道の整備、ライフバス等について貴重なご意見をいただきました。非常に重要な町の案件でございますので、議員さんの意見はもとより多くの住民の皆さんの声を聞きながらしっかり進めていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(井田和宏君) 以上で1番議員、久保健二君の一般質問を終了いたします。  一般質問の途中ですが、休憩します。                                      (午後 2時11分) ○議長(井田和宏君) 再開いたします。                                      (午後 2時30分)                                                       ◇ 鈴 木   淳 君 ○議長(井田和宏君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。  続いて、2番議員、鈴木淳君の一般質問を許可いたします。  鈴木淳君。          〔2番 鈴木 淳君登壇〕 ◆2番(鈴木淳君) 2番、輝、鈴木淳です。ただいま議長の許可をいただきましたので、これより一般質問を行います。  まずは、町の基幹産業の一つである農業、この農業が営まれている農地についてお聞きします。私も町内を見回っていると、最近では畑にソバの花がきれいに咲いている光景、これがとても印象に残っておりますし、時期柄、季節柄、夏野菜が日に日に成長している様子が見られますが、その一方で、残念ながら何年も作付されていないような耕作放棄地や後継者のいない農地であろうといった農地も多く見受けられます。農業振興のためにも、町としてそういった畑でもどうにかして農業を営むようにしてもらうため、新しい営農者を既存の町内の農家の後継者に限らず、町内外から個人、法人にかかわらず募るといった必要も出てくるのではないかと考えますが、この集積や貸出しを促すといった対策については、どうお考えでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 観光産業課長。 ◎観光産業課長(鈴木義勝君) お答えいたします。  後継者の存在しない農地につきましては、議員おっしゃるとおり担い手不足や相続等により遊休農地化する可能性が残念ながら高いです。町では、これに対して毎年農業委員会を通じまして、6月と10月に遊休農地調査を行い、指導を行っているところでございます。その後、解消が見られない農地については、11月に直接所有者の自宅に出向きまして、農地の意向調査を行います。そして、農業者の現状と把握に努めまして、基本的には農業委員会が仲立しまして、農協や農地中間管理機構というところが農地の集積を促進しているところでございますが、調査内容とか個人個人の実情を鑑みまして、対応を行っているところでございます。また、今後、人・農地プランというのが町全体に、全域に設定されているところでございますが、これを実質化ということで行いまして、実際にシミュレーションを行って、その集積計画を地区別に順次立てていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 私も議員生活が6年目を迎えまして、今まで一般質問を毎定例会やらせていただいておりますが、同様の耕作放棄地等についての質問、これは一般質問に限らず予算や決算の特別委員会の際などもさせていただきました。今課長から答弁いただいたような同様の答弁が毎度返ってくるかなと感じているのですけれども、ではその施策を続けていて町内の耕作放棄地が減ったのか、また後継者がいない畑に後継者ができるようになったのか、これについてはどのような手応えを得ていますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 観光産業課長。 ◎観光産業課長(鈴木義勝君) お答えいたします。  耕作放棄地は、いわゆる遊休農地と農業委員会では呼んでいるのですけれども、これに関してはなかなか減ったり増えたりというのを実際は繰り返しております。その理由としましては、相続が一番、特に相続が起こりますと、法定相続人が町外の方が多かったりということで、せっかく集積に頑張ってきてある程度抑えられてきたものが、どうしてもそういった要因においていっときはやっぱり遊休農地が多くなる傾向があります。それを追いかけて、また集積に向けて毎年毎年行っているというところが現状でございます。なので、一概に減っていくとか、増えていくとかというふうな観点で捉えてはいないところでございます。また、その個々の事情によって急激には進められない、所有権というのはやっぱり農家の方にございますから、そこの事情に応じた対応をしていかなければいけないと心がけておりますので、法人というお話も先ほどありましたけれども、それについても農業者の意向を酌んでいかないと、やっぱりうまくいかないのかなとは考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) ただいま、個々の事情等もあり、個人の財産ですからといった事情もあり、なかなか大きくは急激には進められないといった答弁でしたけれども、やはり町としてどのように考えているのかという姿勢を農業団体や各種農業の団体あります。そういった皆様と話し合って、三芳町の農業についてどう動かしていかなければいけないのかという意思をまとめるのも大事だと思いますので、ぜひそちらについては検討のほうを行っていただきたいと思います。  町内の農地は、市街化調整区域内の農地が大多数の面積を占めている状況ですが、市街化区域内にも農地は存在しておりますので、続いて市街化区域内の農地についてお聞きします。三芳町は、三大都市圏の指定市ではないため、一般の市街化区域農地ということで、最終的には宅地の固定資産税評価額の3分の1ほどの固定資産税評価になると思うのですが、税負担が過度に上昇してしまうことを抑えるための負担調整措置によって、この3分の1のゴールに向けてなだらかに上がるようになっております。これは、3年に1度の固定資産評価の評価替えとは関係なく、毎年少しずつ上がっていくことになっています。この固定資産税は、営農する方におきましては大きな負担の一つであり、市街化区域内に農地を持つ農家さんが農業を専業としていられない理由の一つになっていますが、もし三芳町にも生産緑地制度を導入できれば、農地として以外の土地利用に制限はかかるものの市街化調整区域の農地並み、おおよその税額にして140分の1ほどにこのコストを抑えることができるようになります。過去の答弁では、生産緑地制度の導入について、地権者の方及び農業団体の方がぜひ導入をしてくれというお話になれば、それはもちろん考えることになるということでした。その後、農業団体や農家の有志で勉強会などを開いて、町に生産緑地制度を導入してもらえるよう動いているようですけれども、この生産緑地制度導入の進捗はいかがなものでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 観光産業課長。 ◎観光産業課長(鈴木義勝君) お答えいたします。  観光産業課といたしましては、基本的に市街化調整区域の農地と市街化区域の農地も区別なく農地として保全していく意向でございます。しかしながら、市街化区域については、土地区画整理事業等によりまして宅地化の促進をされ、その整備を行ったものでございますので、生産緑地制度を運用した場合、その世帯の状況が変わったとしても、農地の潜在能力を生涯もしくは指定後30年間発揮することができなくなるということがあると思います。そのため、各個別に慎重な判断が必要になろうかと思いますので、先ほどの議員おっしゃったとおり、要望があれば個々にやっぱり判断していく必要があるのかなとは思っています。それと、改正によって300平米から認められるというところもございますので、その辺の判断基準もやっぱり個々になるのかなとは思っております。  それと、先ほど議員のほうでおっしゃられた、三芳町は三大都市圏の特定市ではございませんので、いわゆる2022年問題には直接関係ないところでございますので、農政部門だけではなくて都市計画部門や町全体の土地利用計画なんかも鑑みまして、慎重に判断していきたいと思っております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 分かりました。以前の質問ですと、直接町から主体的なアクションは起こさないけれども、お話をいただければ考えることになるという話で、その後勉強会等を関係者というか、その当事者です。方々が勉強会等を開いているというのは私も把握しているので、町に対して直接なアクションがあったのか、そして町は動き始めたのかということをお聞きしたのですが、まだ何もしていないということでよろしいですか。 ○議長(井田和宏君) 観光産業課長。 ◎観光産業課長(鈴木義勝君) お答えいたします。  私のほうもそういった勉強会等が開かれたという事実は聞いているところでございますが、直接農業者の方から、ここを生産緑地にしてほしいというような申出が今のところはありません。もちろんそういった申出があった場合は真摯に受け止めまして、関係各機関と調整を取りながら、またその個人の農家だけではなくて周りの影響もあるかと思いますので、その辺も鑑みまして、調整はしたいと思っておるところです。現在のところはないです。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 分かりました。今1つ気になったのが、話があった場合にということで、それが生産緑地制度を町もしっかり用意しようというものなのか、この特定の場所を生産緑地にしてくれということなのかって、この場所をという話だと、生産緑地制度がない状態でこのためにつくってくれという特定の個人の利益といいますか、都合のためってなりますよね。そういうことになると、なかなか問題があると思うので、町として先に制度をしっかり設けるのが必要ではないか、お話があった際には。ということでしたが、今の話だと、この場所という具体的な例が出ればというふうに取られたのですが、そちらもう一度確認させてください。 ○議長(井田和宏君) 観光産業課長。 ◎観光産業課長(鈴木義勝君) お答えします。  すみません。ちょっと誤解があったかと思いますが、もちろん要望がないのに町として生産緑地制度を導入しますということにはならないと思うのです。幾つか要望があった場合に、町としてどう考えるかというのをまず先に最初に関係部署と調整しながら、生産緑地制度を導入していくのかという答えが出てから、やはりもちろん議員のおっしゃるとおり進めていこうと思っております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 以前のお話があれば考えることになるという答弁をいただいたときに、私としてはお話があれば、町としては積極的に動いていってくれるのかなというニュアンスで取ったのですが、今日の答弁を聞く限り、なかなか導入について、そこまで積極的ではないというふうな反応なのかなというふうに私は受けました。  次の質問です。現在、町内の農地の大部分は、農業振興地域に指定されています。農業振興地域は、その名のとおり農業を振興する地域のため、その他の用途で利用されないよう、この農地の転用には大きな法の壁が立ちはだかるようになっています。とはいえ、最適な土地利用というのは時代とともに変動していくこともあるかと思います。以前の農振見直しについての議員からの質問では、平成12年から20年近く見直されていないものなので、農業振興地域整備計画の見直しを考えなければならないというご答弁がありましたが、見直し検討の進捗はどのようになっていますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 観光産業課長。 ◎観光産業課長(鈴木義勝君) お答えいたします。  農業振興地域の整備に関する法律に基づきまして、優良農地の確保と農業の振興を図るために、昭和49年に農業振興整備や地域整備計画を策定しました。町では、その後計画の全体見直しを4回行いまして、個別見直しに関する審議会を毎年2回行いまして、埼玉県と協議を行っているところでございます。町の農業振興地域に大規模な開発を伴う計画があった場合、町の総合計画や都市計画マスタープランを提示するとともに、具体的な計画を基に埼玉県や国と農林調整が必要となることとなります。国や県の基本指針に基づく協議を行うこととなりますが、その際に三芳町の農業振興地域整備計画の全体見直しを含めた農業振興のマスタープランを示していくことになるかと思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 今、総合計画や都市計画マスタープランでといった話がありましたが、2つほどの事業載っていると思うのです。では、もう動いているのか、それとも動いていないのか、そちらどうなっていますか。 ○議長(井田和宏君) 観光産業課長。 ◎観光産業課長(鈴木義勝君) お答えいたします。  今年度に入ってから、農林調整を始めようということで、まず都市計画課とうちの観光産業課で、まずは川越の農林振興センターのほうにプランの提示を行ったところでございます。また、農林調整に関しましては、なかなか時間がかかるところもございますので、実際の今度はプランのほうを持っていきまして、ご説明をさせていただきたいと思います。その中で徐々に町の考えている土地利用計画について、都市計画マスタープランや総合計画、議員おっしゃったとおり終了していますので、その辺の提示をしていきたいと思っております。ですので、また先ほど言いました農業振興計画に関しては、審議会を行っておりますので、個別の案件に関しましては、それは別に除外の手続を行っているところでありますので、大きな全体見直しというところで、またそれとは別に農林調整を始めたところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 分かりました。では、大きいところは別として小さいところでもいいので、町内で近年農振解除された地域はありますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 観光産業課長。 ◎観光産業課長(鈴木義勝君) お答えします。  先ほど来申し上げているとおり、年に2回ということで審議会を開いています。これが7月と2月ということでありまして、個別案件を審議しております。平成29年度は7件で、2万881.41平米、平成30年度は6件、5,000平米、令和元年度は11件、6,831.71平米の除外の案件がありました。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 分かりました。この農振見直しについて、私もよく区画整理、今後町で行おうとしている区画整理事業はあるのかとか、同様のそういったような質問をする際に、必ず出てくるのが農振地域である。農振を除外するに当たり、今の状況だと他の農振ではない畑に関して今度農振をかける、要は代替地を用意することが条件になるといった厳しいハードルがあるという話を聞いていたのですが、今聞くとここ数年でもかなりの面積が解除されているようですけれども、それは代替地が用意されたのでしょうか。代替地がやはり用意しないとできないというのであるならば、この農業振興地域を対象とした竹間沢西通り線地区の区画整理事業やバザール賑わい公園などの計画というのは実現が難しくならないかという点ですが、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 観光産業課長。 ◎観光産業課長(鈴木義勝君) お答えします。  まず1点、今まで個別除外になっていた土地に関しての代替地はあるかというところなのですが、これに関しては、代替地はございません。必ずしも代替地を用意してから除外するというわけではございません。大きな開発があったときに、まとまった土地利用が農地から変わったといったときに代替地を要求される、要求されるというのはちょっと言い方はあれなのですが、もともと全県で割り当てられている農業振興地域、農用地というのがございますので、そこに関して何ヘクタールも大きな面積を農用地から外すということになれば、それに関しての農業振興というのはどういう形で進めていくのかということが問われるところでございます。それに関して、では代替をもって充てる、もしくは何かほかに効率的な要件をもって充てるという、計画の中にそういったことを盛り込んでいくことになるかと思います。その一つの手法としまして、代替地というのが出るところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 分かりました。では、もし代替地が用意できなくても、竹間沢通り西地区の区画整理事業や(仮称)バザール賑わい公園などの整備計画というのは、実現できる可能性は十分にあるということで理解したいと思います。  観光産業課に当たりましては、このコロナ禍で町がとった中小企業経営者支援の対応などでとても忙しい状況下でありましょうし、今までの観光施策への対応など業務が山積しており、その職員数は十分なのだろうかと不安視しているのが私なのに、今回は農振の見直し解除という大変時間と労力がかかる事案について、その必要性を訴えさせていただきました。令和3年度以降の職員編成におかれましては、総務課長にはぜひ今後町が行おうとしている現業以外の事業量といったものも考慮した編成をお願いしたいと思います。  また、農振の解除につきまして、これは庁舎内でも都市計画課と観光産業課、開発が絡む場合です。のどちらが先に取りかかるのかなど、同じ目的のために連携を取って進まないと、スタートさえ切れないのではないでしょうか。幸いスタートを切ったというお話は聞きましたが、今後ぜひ関係各課の横の連携を大事にして、町の事業を進めていただきたいと思います。  続いて、このコロナ禍はまだまだ渦中で、引き続きの感染拡大予防策はもちろんですが、これからは経済的ダメージを受けた町民、企業への支援が重要になってくるのではないかと思われます。しかし、町はその対応だけではなく、住民の生活を下支えするために各課が今までと引き続きの業務を進めていかなくてはなりません。新しい生活様式が推奨されている中、今後の町政の進め方も今までとは変わってくると思いますので、今後の三芳町において課題となってくる点についてお聞きしていきたいと思います。もちろん現時点では、いつこの新型コロナウイルスの感染の終息が来るのか、そしてその後、今までどおりの業務体制に戻れるのかといった部分は不明でしょうから、詳細についてまで答弁をいただくことは不可能とは思っておりますが、各質問事項に対しての町のお考えというのをお聞きして、今後必要があれば、都度詳細を確認していこうと思いますので、答弁をお願いします。  まずは、三芳町史上最大規模の事業と言える藤久保地域の拠点整備についてお聞きします。質問に入る前に、すみません、前振り長くて。質問に入る前に1つだけ述べさせていただきたいのですけれども、私とにもかくにもこの複合化に関して反対だというわけではありません。むしろ今後の人口動態などを考えれば、施設の複合化といった効率化は必要と考えます。しかし、この事業は各課をまたいで、少し古い言葉と取られるかもしれませんが、まさにワンチームが必要な事業ですし、何よりも事業規模から町の財政に大きな影響を与えてくる事業となりますので、毎定例会での質問、しつこいと思われるかもしれませんが、今回も通告書に記載しました。  まずは、藤久保地域拠点施設基本計画ですけれども、策定に当たって関係団体などの意見を聴取する検討委員会、これは本来であれば第5回の検討委員会が3月に開催される予定でした。この会議は開催されなかったと認識していますし、その後予定されていた第6回の検討委員会も開催されていないと思います。こちらについて、開催予定はどのようになっていますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  第5回の検討委員会につきましては、令和2年3月に開催を予定しておりましたが、コロナウイルスの影響によって延期となっており、5月に書面にて会議を行いました。結果内容につきましては、後日ホームページで公表を予定しております。今後の開催につきましては、あと4回ほど予定しておりますけれども、時期については今調整中でございます。町の検討について、貴重なご意見をいただける場でありますので、今年度も状況に応じて実施していく予定でございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 分かりました。この検討委員会の位置づけなのですけれども、町の決定事項に対しての諮問答申機関という当初の位置づけから意見徴収機関に変更されていますけれども、この検討委員会で上がった意見というのは、パブリックコメントなどと同様に例えば委員会の総意として修正すべきなどの意見が上がっても、町がある程度決めたプランに対してのその変更につながるということはあるのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  検討委員会につきましての意見のほうは、十分吟味をしておりまして、内容については変更等のこともあるというふうに考えます。町の考えを検討委員会のほうでお示しして、それに意見をいただくという形になっております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 続いて、住民説明会の開催予定についてですけれども、昨日16番議員でしたか、の質問の中で、なかなか住民を集めての説明会の開催が難しい状況で、広報やSNSを通じて意見を集めることも考えているとのことでしたけれども、住民のじかの声を聞く説明会というのは、開催の予定はどのようになっていますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  住民説明会につきましても、本事業について直接住民の皆様にご説明し、ご意見をいただける有益な方法だというふうに考えておりますので、実施をしていきたいというふうには考えておりますが、このコロナウイルスの第2波が懸念される中で、現在のところ開催時期というのは、今不透明な状況であると考えます。先ほど鈴木議員からもいただきましたけれども、新たな生活様式を見据えて様々な開催方法などを勘案して、広報、ホームページ、SNS、オンライン、あとは小人数で行うというような感じで、実施に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 1月の全員協議会でもらった検討スケジュールですか、ですと、この住民説明会第3回というのは、これは町長のまちづくり懇話会が充てられております。では、今の形ですと、町長のまちづくり懇話会もやらないということになると思うのですけれども、もしくは今答弁いただいたような形でを考えているという形になりますが、そのように理解しておいてよろしいでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  6月のまちづくり懇話会のほうは実施したいとは考えていたのですけれども、このような状況でしたので、今のところやむなく延期というふうには考えております。広報やSNSを使って新たな意見聴取の仕方というのを今勘案しているところでございますので、新たな生活様式に合った方法で今後意見の聴取をしていきたいと、あと終息した次第においては、説明会のほうを実施していきたいというふうに考えています。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 基本計画を策定するのが今年度いっぱいということですが、終息が本当に今年度いっぱい、意見交換会等も住民説明会等もできるぐらい余裕があるものなのか、終息の時期、読めないですけれども。では、今配置図や平面図、立面図のブラッシュアップのほうは進んでいるのかと思います。そうしますと、住民に対して途中、そのブラッシュアップ中には意見を聞けずに、できたものに関して意見をもらう、要はパブリックコメントと同様のものかなと、意見聴取の場がパブリックコメントなどと同様のものになるのかなと思うのですけれども、住民の意見はやはりなかなか基本計画、平面図や配置図、立面図等に落とせる可能性は少ないということでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  決して決定した案をそのまま示して意見どうだと聞かれても、住民のほうはなかなか難しいというふうに考えますので、案を示して、広報であるとか、そこで案を載せたり、ホームページであるとかに載せて意見の聴取をしていければというふうに今のところは考えております。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) もちろん意見を少しでも、できるものは落とし込めるといいと思うのですけれども、昨日この検討スケジュールですか、基本計画の検討スケジュールについて、今変更するかどうかいろいろ検討中という話がありましたが、もし検討しない場合は7月いっぱいでもうモデルプランができてしまうと思うのです。それに基づいて概算算出もするので、あまり住民に意見を聞く猶与はないと思うのですが、すみません、次の質問に移らせていただきます。  次に、民間活力導入の検討予定はという質問ですけれども、これ本定例会で令和2年度の三芳町一般会計補正予算(第3号)として、PPP・PFIの導入可能性等についてアドバイザー、または講演会等講師謝礼が上程されています。これは検討スケジュールにある4月から5月半ばで行われる予定であるPPP・PFIセミナーの分ではなく、恐らく3月定例会で承認された三芳町一般会計予算の附帯決議として出された、藤久保地域拠点事業の推進に当たってはPPP・PFIに精通した中立的なアドバイザーの支援を得ることに対応しての予算だと思いますが、当初予定していたセミナーの開催は、このコロナ禍でどうなっていますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  今年度PFI等の導入可能性調査を実施し、本事業にどのように民間活力を生かせるかの調査を行います。PFI等導入可能性調査は、町からの要望だけでなく、どのような条件が整えばさらに民間の協力が得られるかといった民間側の意見も伺うことができるため、意見を取りながら検討を行ってまいります。また、PFIについて様々な角度から見ていただけるアドバイザーについてもお願いする予定でございますので、町にとってよりよい計画づくりを行ってまいります。現状、少し遅れてスタートするという形になりますので、これからスタートさせていただきたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) では、全員協議会のときは、このPPP・PFIセミナーについては、基本計画の策定業務を委託している業者関係で説明を受けるといったような話を聞いた気がしましたが、補正予算のもので対応するということだったのか、ちょっとそこが分からないで、同じものなのか違うものなのか、説明をお願いします ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  これにつきましては、違うものという形にさせていただきます。通常の委託料のやつと今回のやつは、また違うものという形です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) では、このスケジュールのほうに記載されていたPPP・PFIセミナーについては、まだ開催できていないということでよろしいですか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  今回基礎的なものをまず第1陣ということで、少人数でやらせていただいたのが6月の17日に第一歩という形でやらせていただきました。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 私もSNS等の情報から、一昨日、PPP・PFI等の官民連携ですか、手法について、研修会を開催ということをしたということを知りました。全員協議会でこのセミナーについての対象を聞いた際に、職員だけではなく議員も対象となるというお話をいただいていたので、私もそういったお話を聞けるのを楽しみにしていたのですが、議会のほうには連絡が、通知がなかったと思うのですけれども、これはどういったことでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  今回は、密を避けるために職員だけで開催をさせていただきましたが、出れない職員に対しても録画等のビデオは残してありますので、その辺の提供はできるというふうに考えます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 録画を見せていただく、基礎的な部分なので、もしかしたらそれで事足りるのかもしれませんが、せっかく研修会でじかで話ができるのであれば、当然聞きたい、質問したい部分が出てくる議員もいると思うのです。そういった部分ができない、要はこのPPP・PFIに対する理解を深める研修において、執行側と議会側で差が出てきてしまうのはもったいないのではないかなと思うのですけれども、今後のセミナーではどのように対応する予定でしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  今後におきましても密にならないようにという考えはございますので、その辺に配慮しながら、一緒に考えていければというふうに思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 必ず議員全員を出してくれとまで私も言っているのではないので、ただでさえここも、今この議場にしてもかなりの人数います。なので、不可能ではないと思うので、ぜひ議会のほうにもアナウンスのほうをお願いしたいと思います。そういうお約束だったので、ぜひお願いいたします。  続いて、新型コロナウイルスの影響により他者と適切な距離を取り、密を回避するなどの感染防止策が推奨されています。昨日の一般質問であった、コロナ禍での災害時の避難所についての質問に対する答弁では、学校の空き教室を利用するなどの話もありました。ただでさえ藤久保地域拠点施設の対象である藤久保小学校の体育館は、町の指定避難所になっているので、これは避難所としての利用も考え、綿密な話合いが必要になるのではないかと思いますが、どう対応していくお考えでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  施設整備におきまして感染症などに対する対策は、今後も起こり得る事象として重要な検討課題であるというふうには考えております。また、新たな視点として、公衆衛生学的な観点を含めてみることも必要と考えております。今後の新しい生活様式を見据え、非接触や換気対策など、ハード面とソフト面の両方を対策として検討していきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。
    ◆2番(鈴木淳君) こちらは、検討するに当たりましても、やはり藤久保小学校の体育館、藤久保小学校の空き教室ということになるでしょうから、小学校、教育部局との話合いというのはかなり必要になってくると思うのです。できた、こういう状況なので、避難所として空き教室を貸せと言われても、学校のほうでもいろいろ利用の予定、計画もありますでしょうから、急に言われても困ってしまうと思うので、綿密な話合いはしっかりとお願いしたいと思います。  続いての質問、事業スケジュールの変更はあるのかですが、これも昨日の一般質問に対する答弁で、新たなスケジュール案は再設定中とありましたが、変更がもしあるのであれば当然期間、最後のゴールの短縮ではなく延長ということになるのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  コロナで影響にあった分はずれてくるというふうに、短縮でなく、後ろに延びてくるというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) こちら当然まだ分からないのでしょうけれども、その期間はどの程度になりそうでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) 今後は不透明でございますので、何とも言えませんが、今のところですと、2か月から3か月というふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 分かりました。そのぐらいで済むのであれば、2026年のゴールを目指してまだ進めるのかなとは思いますが、これはあくまでも期間の話でありまして、次の質問、今後は大きく景気が落ち込むことが想定されています。これは、なかなか景気は変わらないよとか、景気よくなるのではないのという意見は出せないし、皆さんも同意していただけるのではないかと思います。町の歳入にも当然影響が出るのは避けられないと思いますが、この事業の財源確保には問題はないのかという質問です。前3月定例会の各会派代表による一般質問で、私たち輝からは久保議員が、「事業規模が60億円を超えてしまっても財源は大丈夫なのか」という質問をした際、政策推進室長の答弁は、「町はこれまで合計約170億円の投資を行ってきた。その中でも財政の平準化を図り、問題なく町政の運営を行っている。財政調整基金なども確保している。また、PFI等の手法を検討し、財政の軽減や平準化を考えた施設とするので、子供たちや住民に対しての町の未来への投資として実施できるものと判断している」と答弁し、「また、今後人口減少などにより歳入が減っていくことが考えられる中で、事業の縮小や凍結は検討するのか」という質問に対しては、「現在、そういった想定はしていない」という答弁をいただきました。このそういった想定というのが歳入が減っていくという想定なのか、それとも事業の縮小や凍結といったことを想定していないのかはっきりしませんでしたけれども、今後、令和3年度以降、大きく町税が落ち込むということは、先ほど述べたとおり誰でも想定できるような状況になってしまいました。収入は減っても、当然返さなくてはいけない額は変わりません。それでも事業の財源確保には問題ないとお考えでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  通常藤久保地域拠点、この施設の整備、このような普通建設事業と言われるものでございますが、財政負担の平準化や世代間公平の観点から、地方債が主要な財源とするため、景気の落ち込みによる歳入の減少が事業財源の確保に対する直接的な影響を及ぼすことがないと考えておりますが、しかし、多額の地方債の発行は、後年度の財政負担を増加させる要因になりますので、地方債の発行を抑制するために、民間資金の活用や国庫補助金などの特定財源の確保については、十分検討と研究をする必要があると思っています。当然後の公債費の金額と、そういうものを全部考慮すると、考えていきたいと思っています。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 公共施設マネジメントでは、あくまでも町の事業として町債を発行するということを基準に考えているのかなと、先ほど60億で大丈夫といったアクションプランに載っていた藤久保地域拠点の町債の残額の図とかありました。と思うのですけれども、今もお話あったとおりに民間活力を導入することにより、そういった部分は押さえていけるというお話ありました。ただ、民間活力を導入するということは、その分民間企業に払うお金も出てくると思うのですけれども、それでも問題ないとお考えでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  以前ご説明したアクションプラン、こちらにおいてのこれは公債費の試算でございます。アクションプラン、修繕をしていって平準化を図って、ピークである公債費を超えないかどうか、こういったものを見るために試算したものでございますので、そのときの試算に用いた数字が今60億という話でございますので、あくまでそのときの単価で当時の平米数を掛けて公債費の平準化を図った金額を見たものでございます。民間活力、当然要するにすれば、民間への支払う金額等も債務負担等で設定して出るかと思っておりますが、全部その辺もやはり全体の金額等、その時点ではないとちょっとなかなか試算できないところもございますので、全て後の負担も考えて、金額等は返済等を全部含めてしっかり考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 当然この後、平面図、立面図のブラッシュアップ等を行い、概算での価格がある程度出てくると思いますので、それからの細かい話になっていくのかなとは思うのですけれども、やはり財務課としましても、入ってくるお金は減っていくのではないのかという想定はできると思うのです、町税が減るということで。それで、返すのが大丈夫なのか、本当に総額も長い年数を見て大丈夫なのかというところを慎重に判断していただきたいと思います。  続きまして。藤久保地域拠点施設整備、これは藤久保小学校が50年という更新時期を迎えることが契機の一つという説明もありましたが、50年を更新時期とするならば、町内のほかの小中学校も今後順次更新時期を迎えます。公共施設マネジメントでは、三芳小、竹間沢小、唐沢小、三芳東中、藤久保中は長寿命化での対応、昭和47年築の上富小は上富地域拠点整備、三芳中は修繕対応となっていますが、それぞれどう整備していく計画なのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長(中島弘恵君) お答えいたします。  町で策定を進めております公共施設マネジメント個別施設計画において計画される中長期的な学校の改築、修繕等の更新時期を考慮し、各学校の外壁や内装改修、屋根の防水などの大規模な修繕については、学校施設の長寿命化計画による個別施設計画を策定し、施設ごとに老朽に伴う大規模修繕を実施して長寿化を図ります。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 長寿命化に当たりまして怖いのが、見える部分、外側だけではなく中の配管等なのです。水道管、配水管というのは見えない部分ですし、直すにしても大分お金はかかりますので、そういった点も踏まえて、急に多額のお金は出せませんから、計画していただきたいと思います。  町は、今後の人口予測を減少と、これは総合計画等でも想定しているのですから、当然児童数も減少していくとの予測で計画を立てていると思います。いただいた資料では、これは3月定例会前に資料請求して、いただいたのですけれども、その資料では各小学校の年間の施設維持管理費用は、これは改修工事費といったものを除いておおよそ900万円から1,200万円で、これは建物がある以上は、生徒児童数にかかわらず一定の維持管理費用というのが、この900万から1,200万円が必要となります。長期的な視点で見ると、公共施設同様に各学校を単独維持していくのが難しくなるといった事態も想定しているのではないかと思いますが、その根拠と当然なり得ます各学校の生徒児童数の今後の見込みは出ているのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長宇佐見宏一君) お答えいたします。  学校教育課では、6年先まで誕生した子供について児童生徒数の見込みを出しております。学校別推計によりますと、児童生徒数が減少する学校は三芳小、唐沢小、竹間沢小、三芳中、三芳東中、横ばいが上富小、微増が藤久保小、藤久保中となっております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) こちらは、恐らく町の出生数で計算できるものだと思うのですけれども、当然藤久保地域拠点というのはもっと長いスパンのお話です。そういった町全体を考えた場合は、その後、それ以降のことも人口動態に合わせて、人口推計に合わせてやっていかないと思うのですけれども、そういった10年後や20年後、こちらについてはまだそういった数字は想定を出していないということでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 答弁を求めます。  財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  今度の全員協議会でちょっとご説明しようと思っている人口推計で、今その辺の数値を個別施設計画をつくるに当たって、小学校生徒とか児童数と生徒、推計をしております。全体的にやはり各小学校と中学校生徒は減少傾向でございます。今ごめんなさい、資料がないものなので、詳しくは数字はちょっと、長いスパンを見て、うちのほうは40年で見ているのですが、こちらの数字で既に減少という傾向でございますので、詳しくは次の全員協議会のほうで説明したいと思っております。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) では、来週の火曜日ですよね、楽しみにしております。  藤久保小学校、これはGIGAスクール構想による通信環境整備やトイレの洋式化による利便性や環境面といった部分で、その工事をしない、もしくは洋式化にしても簡易的なものしかしないということで、他の小中学校とは学習環境の差が生じてしまいます。確かに予定どおりいけば6年間の遅れ、2026年に藤久保地域拠点ができればということですけれども、やはり今二、三か月の遅れでそのまま進んでいくという政策推進室長の話もありましたが、6年たてば同等の整備がされるというふうに考えていてよろしいでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長(中島弘恵君) お答えいたします。  GIGAスクール構想による通信環境整備につきましては、現在の通信環境において各小中学校共通で通信速度1ギガで整備をされております。今回のGIGAスクール構想では、藤久保小学校以外、10ギガの配線をしますが、各小中学校の教室では通信速度1ギガが上限のため、全8校同じ環境は変わりませんので、今後の授業内容に支障がないと考えており、藤久保小学校の各教室の無線につきましては、各教室に無線ルーターを設置し、コネクタについても他校に差がない授業を受けられると考えております。また、トイレの改修につきましては、衛生環境改善のため、今年度中に男女児童用トイレ各階1か所を和式から洋式に便器を交換する予定です。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 分かりました。今聞いていて1ギガで問題ないといったような話だったのですけれども、このGIGAスクール構想、本来であれば国のほうも5年ほどかける予定だったのがどんどん前倒しにというお話は、今回の定例会でも執行部側からもよく聞いております。そうなった場合に、藤久保小学校だけ1ギガでも問題ないということなのでしょうか。要はオンライン授業や双方向の通信教育、同じことですか、がどんどん活発になっていった場合でも問題ないということでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長(中島弘恵君) お答えいたします。  文部科学省のGIGAスクール構想の標準仕様書では、LANケーブルの基幹部分は原則10ギガの通信速度で、接続可能なカテゴリーは6A以上のケーブルの利用を指定されております。その仕様書に倣いまして、将来を見据えて10ギガ対応のLAN整備を現在進めているところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) すみません。私もこういった、特にコンピューターとか、そういった関係の通信もののシステムとか私詳しくないので、申し訳ないのですけれども、10ギガ対応のLANケーブルの整備を進めている、それがGIGAスクール構想の今回とかの予算にのってくる部分だということで、それは藤久保小学校はできなくても問題ないということなのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長(中島弘恵君) 議員おっしゃるとおりでございます。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) であるならば、このGIGAスクール構想に関わる工事って何のためにするのという思いもあるのですけれども、これは国が政策を進めようとしておりますし、それに対して国から補助金ですか、も出るものがあるので、やれるうちにという思いなのかなと思います。ただ、どうも藤久保小学校の通信だけはやらなくて済むというのが、うんという不思議な部分もありますし、あとトイレです。衛生面という言葉ありました。これだけの感染症ということで衛生面がいろいろ言われている中、やはり湿式のトイレですし、そういった部分もありますので、こちらについては確かに予算を無駄に使ってしまうということも考えられるかもしれません。ただ、もし藤久保地域拠点が延期とかいうことになると、この衛生面での環境の差が他の小中学校と6年では追いつかず、もっと先に延びてしまうことになると思いますので、併せて考えていっていただきたいと思います。  本年2月に行われた住民説明会で、新しい小学校を建設するのになぜ学校関係者が誰も出席しないのかといった意見も出され、政策推進室長は答弁で、「新しい学校では新しい教育方針を示していきたい」と言っておられました。私も新しい教育方針というのがこの藤久保小学校だけのものなのか、それとも町内全ての小中学校に対してのものなのかは分かりませんけれども、ちょっとそういったぼやけたような答弁だったということで、庁舎内の連携が大丈夫なのか、足りないのではないかといった意見を参加者からいただきました。各小中学校の整備というのは、公共施設マネジメントからだけではなく、子供たちの教育という観点から検討することが重要になってくると思いますが、教育委員会主導で計画を検討することはできないのか、また必要と考えておられるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長(中島弘恵君) お答えいたします。 教育委員会主導での整備計画とのご質問でございますが、各小中学校の整備につきましては、全校を対象にした個別施設計画を教育委員会が策定中でございます。また、整備実施には学校以外の町が所有する公共施設においても更新時期と重複することから、多大な財政出動が見込まれるため、全体を見据えた町の公共施設マネジメントを個別施設計画と照らし合わせまして、調整した上で進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 分かりました。全体のバランスをというのはもちろん大事ですけれども、そればかりにとらわれてやはり子供たちの教育環境、教育に関して悪い影響を与えてしまってはよくないと思います。教育部局というのは、せっかく町長部局、町の行政部局とは独立したもので、しっかりと独立性が保たれているという前提で進んでいるのですから、もちろん町の事情を鑑みることも大事ですけれども、何よりもベースに子供たち児童生徒の教育について、またその生活のケア等について考えて、時には町にもしっかりと要求は出していただきたいと思います。  今定例会では、この後も含め多くの議員がこの藤久保地域拠点施設整備について質問を行っております。この非常事態に事業スケジュール等について細かく質問するのはどうなのかという思いもありましたが、この事業の遅れというのは、万が一遅れが出る場合、これは町内の学校の学習環境の差や対象施設を利用する町の各事業にも関係してきます。国は、完全な形での開催に意欲を見せたオリンピック・パラリンピックも、最近では開催できるのであればシンプルな形でもというスタンスに変わってきました。ぜひ町にも現状と将来の予測を踏まえた上で、今後施工予定の事業計画の可否判断をお願いいたします。  では続いて、歩行者、自転車の安全確保についてお聞きします。三芳町に住む上での不満点として、これは実際に町から引っ越してしまう方なのです。町から離れてしまう方によくお聞きするのが道路の狭さです。近年は、区画整理事業が進むとともに、十分な幅員を取った道路整備ができてきておりますが、まだまだ以前大分古くからの住宅街などに狭い道路が目立ちます。現在、町内には町道、幹線何号といったものが26線ですか、設置されておりますけれども、町にとって幹線とその他の町道というのはどういった違いがあるのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  三芳町については、昭和55年3月18日付、建設省道地第18号道路局地方道課長通知に基づき、幹線道とその他の町道として区分されており、その区分となる道路線への再編成に向けて、昭和62年3月6日、議決26号により議会の議決をいただき、昭和62年4月1日、三芳町道路線認定に関する告示により現在道路編成となっております。幹線となる基準としましては、1つ、都市計画決定された幹線街路、2つ目が主要集落と密接な関係にある主要集落と連結する道路など、いろいろ6つの要件があるようになっています。それのいずれかの該当するものとなっており、それ以外の町道をその他の町道としているところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 分かりました。法律的な定義というのですか、を今ご説明いただきましたが、実際のところ、幹線というのはほかの町道よりも当然交通量、それは車だけでなく歩行者、自転車も多くなる、町内移動する際に基本的に通るようになる道、人間でいうと動脈といいましょうか、毛細血管のような細いものではなく、太い大事な血を運ぶ道路というふうにお考えでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) 今議員さんがおっしゃった幅員だとか、そういうことをおっしゃっているのかなと思いますが、今の状況で幹線道路でもやっぱり多少狭いところもあったりだとかあるので、一概にはそういうふうには言えない状況でございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 分かりました。漢字を見ると幹の線なので、やはりそこがまちづくりの道路、道路に関してはそこを中心に整備されていく、そこを中心に枝葉を考えていくのかなと思ったのですけれども、町民の安全のために歩道の確保というのは必要になってくると思います。歩道の整備は、どのように進めていくのか、この質問につきましては町道全てに歩道設置というのは、これは物理的にもなかなか不可能でしょうから、交通量が多いであろう幹線についてお聞きしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  昨年12月議会で答弁いたしましたが、町といたしましては通学路や住民要望などを考慮して、幹線5号、16号、19号、21号並びに竹間沢46号線の5路線を選択し、順次進めていきたいというふうに考えています。進め方につきましては、町としての計画図案を作成して、住民への事業の説明を実施して、ご理解を得られたところから測量などの調査を行い、進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君。 ◆2番(鈴木淳君) 分かりました。その他の道路についてはまた聞きたいと思います。  最近、自転車の通行量というのが非常に目立ってきましたが、この自転車に対しての交通安全対策はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  先ほど答弁いたしました拡幅計画路線も含め、自転車通行帯を示す区画線標示等の安全対策が可能な路線であるかの調査検討を行い、交通管理者である警察と協議を進めていき、安全な自転車通行帯が確保される道路をつくっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 鈴木淳君に申し上げます。  一般質問の途中ですが、持ち時間が終了いたしました。  以上をもちまして、2番議員、鈴木淳君の一般質問を終了いたします。 △散会の宣告 ○議長(井田和宏君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  お疲れさまでした。                                      (午後 3時30分)...