三芳町議会 2019-06-18
06月18日-議案質疑・討論・採決-06号
令和 元年 6月 定例会(第4回) 令和元年第4回
三芳町議会定例会議 事 日 程 (第6号) 令和元年6月18日(火曜日)午前9時30分開議日程第 1 議案第32号 三芳町税条例の一部を改正する条例日程第 2 議案第33号 三芳町
介護保険条例の一部を改正する条例日程第 3 議案第34号 三芳町
体育施設条例の一部を改正する条例日程第 4 議案第35号 三芳町
文化会館条例の一部を改正する条例日程第 5 議案第36号 三芳町
水道事業給水条例の一部を改正する条例日程第 6 議案第37号 三芳町
下水道条例の一部を改正する条例日程第 7 議案第38号 三芳町印鑑条例の一部を改正する条例日程第 8 議案第40号 三芳町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改 正する条例日程第 9 議案第41号 三芳町
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一 部を改正する条例日程第10 議案第42号 藤久保第3区集会所建替
工事請負契約の締結について日程第11 議案第43号 小字の区域の変更について日程第12 議案第44号 令和元年度三芳町
一般会計補正予算(第2号)日程第13 議案第45号 三芳町廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例日程第14 議案第46号 三芳町
総合体育館床改修工事請負契約の締結について日程第15 請願第 2号
柔軟仕上げ剤など家庭用品に含まれる香料の成分表示並びにイソシアネートな ど有害な成分の使用の制限等を求める意見書を国に提出することを求める請願日程第16 意見書第5号 信頼される政府統計を目指して更なる統計改革を求める意見書について日程第17 意見書第6号
児童虐待防止対策の更なる強化を求める意見書について日程第18 意見書第7号 性犯罪における刑法の更なる改正を求める意見書について日程第19 閉会中の
継続審査日程第20 議員派遣について出席議員(15名) 1番 久 保 健 二 君 2番 鈴 木 淳 君 3番 吉 村 美 津 子 君 5番 井 田 和 宏 君 6番 小 松 伸 介 君 7番 桃 園 典 子 君 8番 細 田 三 恵 君 9番 林 善 美 君 10番 菊 地 浩 二 君 11番 落 合 信 夫 君 12番 増 田 磨 美 君 13番 本 名 洋 君 14番 内 藤 美 佐 子 君 15番 細 谷 光 弘 君 16番 山 口 正 史 君欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名 町 長 林 伊 佐 雄 君 副 町 長 内 田 浩 明 君 総合調整幹 太 田 秀 平 君 政 策 推進 島 田 高 志 君 室 長 総 務 課長 大 野 佐 知 夫 君 財 務 課長 高 橋 成 夫 君 秘 書 広報 佐 久 間 文 乃 君 税 務 課長 栗 原 彩 子 君 室 長 自 治 安心 前 田 早 苗 君
MIYOSHI 百 富 由 美 香 君 課 長
オリンピアード 推 進 課長 住 民 課長 落 合 行 雄 君 福 祉 課長 三 室 茂 浩 君 健 康 増進 池 田 康 幸 君 こども支援 郡 司 道 行 君 課 長 課 長 環 境 課長 長 谷 川 幸 君 観 光 産業 鈴 木 義 勝 君 課 長 都 市 計画 近 藤 康 浩 君 道 路 交通 田 中 美 徳 君 課 長 課 長
教育委員会 古 川 慶 子 君
教育委員会 中 島 弘 恵 君 教 育 長 教 育 総務 課 長
教育委員会 宇 佐 見 宏 一 君
教育委員会 伊 東 正 男 君 学 校 教育 社 会 教育 課 長 課 長
教育委員会 柳 井 章 宏 君 上 下 水道 松 本 明 雄 君 文化財保護 課 長 課 長 本会議に出席した
事務局職員 事 務 局長 齊 藤 隆 男
事務局書記 小 林 忠 之
事務局書記 山 田 亜 矢 子
△開議の宣告
○議長(井田和宏君) おはようございます。 ただいま出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 傍聴者より撮影の申し出があり、これを許可いたしましたので、ご報告します。 (午前 9時30分)
△
議会運営委員長報告
○議長(井田和宏君) 昨日、
議会運営委員会が開催されましたので、
議会運営委員長の報告を求めます。 菊地浩二君。 〔
議会運営委員長 菊地浩二君登壇〕
◎
議会運営委員長(菊地浩二君) おはようございます。 去る6月17日、第2委員会室におきまして、
委員総員出席のもと
議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果についてご報告いたします。 協議事項は、配付済みの議案第45号から議案第46号及び意見書第5号から意見書第7号までの5件に関する取り扱いの件であります。議案第45号から議案第46号の2件については、議案第44号の審議後に提出者の提案理由の説明及び議案説明を行い、審議をいたします。意見書第5号から意見書第7号の3件については、請願第2号の審議後に審議することといたします。 以上のように決定いたしましたので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 以上です。
○議長(井田和宏君) お諮りいたします。 ただいま
議会運営委員長より報告がありましたように、議案第45号から議案第46号については、議案第44号の審議後、意見書第5号から意見書第7号につきましては、請願第2号の審議後に審議することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 異議なしと認めます。 よって、
議会運営委員長の報告のとおり決定いたしました。
△議事日程の報告
○議長(井田和宏君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりとなります。
△議案第32号 三芳町税条例の一部を改正する条例
○議長(井田和宏君) これより日程に従い、順次審議を行います。 なお、追加で送付された議案第45号及び議案第46号以外の町長から提出されている議案については、提案理由及び議案説明が既に終了しておりますので、議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 日程第1、議案第32号 三芳町税条例の一部を改正する条例を議題とし、質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 14番、内藤です。 まず、今回の税改正で未婚のひとり親に対する支援ということで、
税負担軽減がなされることに、やっと一歩前進したなというところなのですけれども、この件で影響を受ける世帯は町内にどのくらいあるのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 税務課長。
◎税務課長(栗原彩子君) お答えいたします。 税の影響につきまして、世帯の人数の関係なんかもお答えいたしますが、個人情報ですので、人数の情報のみとなりまして、具体的には算定できませんが、
児童扶養手当の支給者は、平成31年4月現在224人の方が支給されていると聞いております。うち婚姻によらないで生まれた子を持つ未婚のひとり親は、本年4月末現在14人、その14人のうち実際に課税をされている方は3人と聞いております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 14番、内藤です。 14人のうち3人の方は課税対象であるということですが、今回のこの
税負担軽減には、その3人の方は該当しないということでしょうか。それとも何か影響があるということでしょうか。
○議長(井田和宏君) 税務課長。
◎税務課長(栗原彩子君) お答えいたします。 3人全ての方が
課税対象者であれば、例としまして所得125万円、給与収入でいいますと約204万円の方で
社会保険料がない状態で算出しますと、町民税が1人約5万5,000円課税されることになります。そうしますと、3人全ての方が
課税対象者であれば約16万5,000円の影響額となります。その3人の方の課税額については調べてはおりません。 以上です。
○議長(井田和宏君) 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 内藤です。
シングルマザーの対策ということで、日本では寡婦控除というのがございますけれども、この寡婦控除までは今回は緩和はされていないというふうにも聞いておりますが、その辺については三芳町としてはみなし対応か何かされているのかどうか。
○議長(井田和宏君) 税務課長。
◎税務課長(栗原彩子君) お答えいたします。 三芳町としては、みなし課税のほうはしておりません。地方税の改正に伴いまして税条例を改正しておりますので、現在はそのようなことは行っておりません。 以上です。
○議長(井田和宏君) 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 内藤です。 もう一点なのですけれども、平成19年度は、これらの扶養手当なのですけれども、予算上の措置として
児童扶養手当に年1万7,500円を臨時で上乗せというのがニュースでちょっと流れていたのですけれども、それは三芳町でも適用されるのかどうか。
○議長(井田和宏君) 税務課長。
◎税務課長(栗原彩子君)
児童扶養手当の課税の内容は、税の収入には数えられないと思います。それは非課税だと思います。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 14番、内藤です。 賛成討論を行いたいと思います。議案第32号 三芳町税条例の一部を改正する条例ということで、国の法律に従ってということではありますけれども、大変重要な税条例の改正ということで討論を行わせていただきます。 平成31年度税制改正で自民党、公明党の与党案をまとめる際に、未婚の
ひとり親世帯の
税負担軽減について、地方税である住民税の
軽減措置導入を合意し、決定をいたしました。内容としては、法律婚の配偶者と離婚、死別したひとり親と同様の年収204万円以下であれば、未婚のひとり親についても
住民税非課税世帯の対象とするというもので、理由は何であれ、子育てを支援する取り組みがこれは一歩前進したというふうにも思っております。未婚のひとり親、とりわけ
シングルマザーの苦しい暮らしぶりがよく報告されますけれども、2016年の調査によりますと、母子世帯全体では母親の
年収収入平均200万円、これを未婚の
シングルマザーに限ると177万円にとどまるというような調査が出ております。しかし、寡婦控除は適用されない。寡婦控除については、与党税制では2020年度の税制改正に委ねようというような、そういう約束になっているというふうにも言われますけれども、ひとり親という点は同じでも、婚姻歴の有無によって受けられる支援策に格差が生じているという、これは子供の貧困対策に本当に今回の税制改正は一歩前進したというふうにも思っております。まだまだ足りないところはありますけれども、この税制改正、大変評価するところでございます。 それと、ちょっと質疑はしなかったのですけれども、
軽自動車税への減税措置についても、消費税10%に増税のときの影響提言ということで、普通自動車への軽減措置というのは、もう去年からずっと話があったところなのですけれども、当初軽自動車に適用が見送られるというような、そんな報道も聞いておりましたけれども、庶民の足であるということで、軽自動車への軽減措置が盛り込まれたこと、これは大変評価するところです。期限つきではありますけれども、買い控え等が行われないようにということで、町としても条例に盛り込んであるということで、これも大変評価しております。ということで、公明党を代表いたしまして、賛成討論といたします。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 議案第32号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立総員〕
○議長(井田和宏君) 起立総員であります。 よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
△議案第33号 三芳町
介護保険条例の一部を改正する条例
○議長(井田和宏君) 日程第2、議案第33号 三芳町
介護保険条例の一部を改正する条例を議題とし、質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 3番、吉村です。 この説明では、介護保険の第1段階から第3段階まで減額をするものであります。これは
消費税増税を見てのそういった対応です。やっぱり消費税というのは、いかに収入の少ない人ほど負担の重い税であるかということがここからもわかると思います。まず、第1段階、第2段階、第3段階それぞれの人数についてお伺いいたします。
○議長(井田和宏君)
健康増進課長。
◎
健康増進課長(池田康幸君) お答えいたします。 まず、第1段階に関しましては約1,500名、第2段階に関しましては約670名、第3段階に関しましても約670名。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 各それぞれの総額についてお伺いいたします。
○議長(井田和宏君)
健康増進課長。
◎
健康増進課長(池田康幸君) 減額の総額でよろしかったでしょうか。総額に関しましては、約1,400万円になります。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) これは2020年という期限つきになっております。町長にお伺いいたしますけれども、仮にですけれども、消費税が10%になったときに、こういった低
所得者対策として減額制度があるわけでありますけれども、しかしもし10%に導入されてしまったら、これは減額は、今言いましたように2020年度までなのですよね。でも消費税はずっと続くわけですね、10%。ですから、私はこういった消費税が10%に続く限り、こういった低所得者の支援施策というのは講じるべきだと思うのです。この2020年以降も町として減額制度を持続することが私は求められると思いますが、その辺についてお伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 町長。
◎町長(林伊佐雄君) 消費税の増税に当たって、低所得者の方々に対してフォローするわけですけれども、今後国の動向を見ながら考えていきたいと思っています。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 議案第33号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立総員〕
○議長(井田和宏君) 起立総員であります。 よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
△議案第34号 三芳町
体育施設条例の一部を改正する条例
○議長(井田和宏君) 日程第3、議案第34号 三芳町
体育施設条例の一部を改正する条例を議題とし、質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 3番、吉村です。 2%分を住民に転嫁するわけでありますけれども、その町民への負担増の影響額はどのくらいを考えているのか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 この半年、10月から3月まででおよそ10万弱というふうに考えております。
○議長(井田和宏君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 議案第34号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(井田和宏君) 起立多数であります。 よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
△議案第35号 三芳町
文化会館条例の一部を改正する条例
○議長(井田和宏君) 日程第4、議案第35号 三芳町
文化会館条例の一部を改正する条例を議題とし、質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 3番、吉村です。 先ほどの体育館の施設と同じなのですけれども、ちょっと消費税の2%分の住民への影響額、半年ですけれども、それが全体の影響額で10万円弱というのはちょっとわからないのですけれども、こちらのほうの文化会館の2%増税による、それによる町民への、半年間ですけれども、それに対しての影響額はどのくらいなのか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 済みません。今ちょっと資料が見当たらないので、ちょっと後ほどお答えさせていただきます。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 過去やっぱり消費税率が5%から8%に引き上げられたときに300万ぐらいの影響があるというような、そういうお答えもありましたので、ちょっと先ほどの金額はこれでいいのかあれなのですけれども、またわかった時点で答えていただければと思います。
○議長(井田和宏君) 吉村議員に申し上げます。 答弁は後ほどでよろしいですか。
◆3番(
吉村美津子君) いいです。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 13番、本名洋君。
◆13番(本名洋君) 13番、本名です。 消費税が10%増税の引き上げに伴いということですが、公共料金、それを
消費税増税分住民に転嫁するということになると思います。公共施設として、
指定管理者ですので、
指定管理者が負担するのか、あるいは町が負担するのかわかりませんけれども、公共施設の料金値上げは
消費税増税2%上がるからといって安易に転嫁すべきではないと思いますが、その点いかがお考えでしょうか。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 今回消費税が2%上がるということで転嫁しておりますけれども、こちらにつきましては、もし転嫁しなかった場合というのは、
指定管理者側の持ち出しになってしまうというふうになりますので、適切に転嫁していくというふうにしたいというふうに考えております。
○議長(井田和宏君) ほかにございませんか。 16番、山口正史君。
◆16番(山口正史君) 16番、山口です。 参考のほうの資料を添付されていますので、ちょっとここについてお伺いします。最終のページなのですが、最終のページは白紙ですからその前になるのですか、そこに備考というのがございます。1番と2番あるのですが、2番のほうのピアノの調律は利用者の負担とするということで、これはピアノを使う場合、音程が狂っていた場合などは調律師を雇わないといけないのですが、その費用を
全額利用者が負担するということの意味なのでしょうか。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 その利用ごとに利用者が調律をしてご利用いただくというふうになっております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 16番、山口正史君。
◆16番(山口正史君) 16番、山口です。 今までは年1回は町というか、
東京ドームツリーなのかわかりませんが、1年に1回はピアノの調律を行っていたと思います。それがなくなる。要するに全部利用者が負担するということで、定期的な調律はしなくなるということでよろしいのですか。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 こちらについては、これまでと変わったというものではございませんので、今までどおり調律というのも、ちょっと回数までは確認しておりませんが、していくことになるというふうに考えております。
○議長(井田和宏君) 16番、山口正史君。
◆16番(山口正史君) 年1回と記憶しています。この備考だけ見ると、定期的なものは一切やらないように見えるのです。表現がちょっとまずいと思うので、定期的な調律以外の調律は利用者の負担とするというのならわかるのですが、これだけ見ますと、あくまでも定期的な調律はやらないというふうに見えて、これって結局ドームツリーがもうかることになるだけなのですよね。やっぱりこの備考に関して、これ正式にどう配付するのかわからないのですが、規則ですから、正確な表現に変更していただきたいと思いますが、いかがでしょう。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 規則については、こちらで再確認をして、きちっと考えてまいりたいと思います。
○議長(井田和宏君) 暫時休憩します。 (午前 9時52分)
○議長(井田和宏君) 再開いたします。 (午前 9時55分)
○議長(井田和宏君) 先ほどの答弁について発言を許可いたします。
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お待たせして申しわけありませんでした。文化会館についても同じく10万ちょっと、10万ぐらいというふうになります。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 調べていただきましたので、その積算根拠みたいなのについて説明をしていただければと思います。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 平成30年度の料金収入のうち、課税分8%分を割り返しまして、そこから10%に上がった分として引いております。それをまた10月からということで、半年間ということで半分にしているのが約10万円というふうになります。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 議案第35号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(井田和宏君) 起立多数であります。 よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。
△議案第36号 三芳町
水道事業給水条例の一部を改正する条例
○議長(井田和宏君) 日程第5、議案第36号 三芳町
水道事業給水条例の一部を改正する条例を議題とし、質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 3番です。 これも消費税率2%に対しての町民への負担の総額はどのくらいになるか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 上下水道課長。
◎上下水道課長(松本明雄君) お答えいたします。 法人を含めた総額になってしまいますが、30年度ベース、概算で10%に置きかえますと大体1,400万ぐらいの増となると思います。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 討論は反対討論、賛成討論の順で行います。 初めに、反対討論をお受けいたします。 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 3番、吉村です。 議案第36号 三芳町
水道事業給水条例の一部を改正する条例に対して、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。 同改正は、ことし10月予定の消費税率を現在の8%から10%に引き上げることをもとに、2%の引き上げ分を住民に負担させるものとなっております。今この消費税率の引き上げに対して、国民世論は過半数の人が反対をしています。景気をより冷え込ませ、日本経済を崩壊させる消費税10%増税はやめるべきです。PGF生命が4月に実施した2019年の還暦人に関する調査では、ことし60歳を迎える4人に1人が貯蓄額100万円未満とのこと。100万円未満が2018年の20.6%から24.7%へと上昇してきております。消費税は、収入の少ない人ほど負担の重い弱い者いじめの税金であります。今改正の提案は、残念ながら住民の暮らしを守る立場にはなっていません。町は平成26年度に水道料金の値上げを行いました。平成25年度水道事業会計決算では、貸借対照表で現金及び預金が9億7,656万1,720円もあるにもかかわらず値上げをし、住民負担増としました。同年には消費税率5%から8%に引き上げられ、町民の生活はより厳しくなっています。現在水道事業会計では、10億円以上もの現金及び預金があります。 よって、消費税率引き上げを住民に転嫁すべきではありません。本条例改正案は、住民の生活をより一層厳しくするものであって、認めることはできませんので、反対いたします。
○議長(井田和宏君) 次に、賛成討論をお受けいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 暫時休憩します。 (午前10時01分)
○議長(井田和宏君) 再開いたします。 (午前10時01分)
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 議案第36号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(井田和宏君) 起立多数であります。 よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。
△議案第37号 三芳町
下水道条例の一部を改正する条例
○議長(井田和宏君) 日程第6、議案第37号 三芳町
下水道条例の一部を改正する条例を議題とし、質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 3番、吉村です。 この
下水道条例につきましても、2%増に対して町民への負担増はどのくらいになるのか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 上下水道課長。
◎上下水道課長(松本明雄君) お答えいたします。 法人を含めての数字になりますが、30年度ベースで換算いたしますと、およそ1,000万程度の見込みでございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 町長は、先ほど水道事業でも町民への新たな負担増が1,400万ですよね。今の下水道も1,000万の増ということで、こういった、先ほど私も反対討論で言いましたけれども、貯蓄のある方々がどんどん減っていって、生活が苦しい、年金も17年間ずっと引き下げられて、今もそういった、実際には0.1%ぐらいしか上げていない。今後もまた経済マクロスライドによって年金はどんどん引き下げられる計画になっています。こういった町民の生活が大変ですから、その辺、町が、さっき言ったように水道事業においても10億円以上の現金、預金があるのですよね。住民に転嫁するのではなくて、今ある中で私は消費税を住民に転嫁しなくても支払っていくことができると思います。そういった方法をとるべきではありませんか。町長にお伺いします。
○議長(井田和宏君) 町長。
◎町長(林伊佐雄君) 貴重なご意見ありがとうございます。私が申し上げるまでもなく、消費税の増税というのは少子高齢化の中で社会保障費が上がってくる。そういった中で財源はしっかり確保していこうという国の政策でありまして、これに関しては私も理解をしているところでございます。ただ、町としてどんな水道事業を行っていくかということに関しましては、町としての考えはありますので、今後しっかりと考えていきたいと思っています。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) こういった国の施策で、実際に住民の生活を守るのは私は町だと思うのです。こうやって国が悪いことをしてくるからどんどん、どんどん景気は悪くなって、低所得者の人がふえて、生活困窮の人がふえていくのです。ですから、それを守っていくのは町の仕事なのです。そういった面では、今後考えていただけると思いますけれども、町長の発言の中で、消費税に対して国のやるのに対して理解できるというふうに受け取ったのですけれども、消費税の増税に対してどのようにお考えなのか、もう一度お伺いいたします。
○議長(井田和宏君)
吉村美津子さんに申し上げます。
◆3番(
吉村美津子君) いいのですよ、関連ですから。答弁したからそれに対して言っているのですから。
○議長(井田和宏君) 質疑は議案の範囲を超えないように注意をしてください。
◆3番(
吉村美津子君) それでやっています。返答がそうだったからそれに対して言っているだけですから。お願いします。消費税に対してどう思っているか。
○議長(井田和宏君) 町長。
◎町長(林伊佐雄君) 今答弁したとおりで、少子高齢化が進む中、社会保障費は年々ふえていきます。その財源確保でどうしても必要なものであると私は考えています。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 議案第37号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(井田和宏君) 起立多数であります。 よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。
△議案第38号 三芳町印鑑条例の一部を改正する条例
○議長(井田和宏君) 日程第7、議案第38号 三芳町印鑑条例の一部を改正する条例を議題とし、質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 議案第38号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立総員〕
○議長(井田和宏君) 起立総員であります。 よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。
△議案第40号 三芳町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
○議長(井田和宏君) 日程第8、議案第40号 三芳町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題とし、質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 12番、増田磨美さん。
◆12番(増田磨美君) 12番、増田です。 2ページにあります45条の中に、特例保育所型事業所内保育事業者というふうにありますが、これは三芳町には該当する事業者があるのかどうかについてお伺いをいたします。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。 現在のところ該当する施設はありません。 以上です。
○議長(井田和宏君) 12番、増田磨美さん。
◆12番(増田磨美君) それと、1つ上の16条の2のところに利用乳幼児というふうに今度新しく乳幼児から利用乳幼児となるのですが、この「利用」が入ることによってどういったことが変わるのかについてお伺いいたします。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。 文言の整理で、こちら特に内容等は変わりありません。 以上です。
○議長(井田和宏君) 12番、増田磨美さん。
◆12番(増田磨美君) 続きまして、3ページの第2条の食事の提供のところについてなのですけれども、家庭保育室は三芳町でも3園あると思いますけれども、そこはみんないずれも連携施設、食事に関してもこういうところが確保されていて、自園調理を行っていると思うのですが、その辺に関しては今も変わりなく、そのようでしょうか。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。 今小規模保育施設が3園あります。いずれも自園調理を行っております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 12番、増田磨美さん。
◆12番(増田磨美君) 今後そういった保育所などが入ってきた場合に、このまま同じように連携をとれる施設が保たれるのか。そうでないと3歳から待機児童が出てしまうかもしれないと思うのですが、その辺に関してはどのようにお考えでしょうか。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。 この条例が適用される小規模保育事業所については、特例条項を設ける前の基準により既に運営をされておりますので、今回の改正により連携施設の確保等が不要になることはありません。今後新規開設される家庭保育事業者等に改正後、条例が適用されますが、認可に当たっては初めに特例ありきではなく、基準に基づく運営となるよう指導してまいります。 以上です。
○議長(井田和宏君) 12番、増田磨美さん。
◆12番(増田磨美君) そうしますと、今後入ってきても今の基準で守っていかれるということでよろしいわけですよね。確認いたします。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) 新規の事業所につきましては、条例がありますので、この基準になりますが、基本的にはあくまでも特例という形になりますので、基準になるべく沿っていただく形での認可になるよう指導してまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 12番、増田磨美さん。
◆12番(増田磨美君) それから、食事についてなのですが、食事の提供の経過ということで経過措置なのですけれども、家庭保育室の場合、保育事業の場合は小さい子を預かっているわけなのですけれども、その日によって体調不良ですとか食物アレルギー児等への対応があり、食事によって命にかかわってくるようなことがあると思うのですが、これを外部に今回委託してもいいというような、自園調理でなくてもいいということになると思うのですが、その辺に関してはどのようにお考えになっていらっしゃいますでしょうか。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) アレルギー等につきましては、他園もそうなのですが、基本的にはどういうアレルギーがあるのか、そういうのをちゃんとお医者さんに調べていただいて、命にかかわるものですから、そういうものは除去する形での食事提供になるかと思われます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 12番、増田磨美さん。
◆12番(増田磨美君) それは外部の業者などに関しても徹底されるということなのでしょうか。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) 命にかかわる問題ですので、そこのところは徹底するよう指導してまいります。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかに。 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 ただいまの質疑と答弁をお聞きしていて、ちょっと疑問に思ったのですが、基本的には規制というか基準が緩和される方向だと思います。ただ、今課長の答弁では、原則基準は守る。あくまでも特例なので、必ずしもそれをもって認めるわけではないということの答弁だったと思います。では、その特例をつくるということに関して、基準を守ってもらう、特例を適用する。そのラインはどうやって決めるのでしょうか。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。 基本的には、例えば10年とかという期限があります。そこのところは、条例がありますので、基準が10年とかという形でありますので、必ずそちらは、10年という基準がありますが、基本的にはなるべくそこのところの10年の、もしそこのところがどうしても守られないということであれば、必ず10年と言わずに早目にそこのところは改善していただくように指導していきたいと思っています。 以上です。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 指導していくということですけれども、こうやって条例で特例が認めている中で指導ってできるのですか。そこを知りたいのです。要はこういった緩和、緩和って来るのですけれども、それが子供に与える影響、子供の保育の質に与える影響というのがどう確保できるのかというところに結局通じてくると思うのです。そのラインを決めるためにこうやって条例で決めるのであって、条例を定めている中で事業者が申請してきても、それは認めませんよというわけにはいかないと思うのです。それをはっきりしていただくための文書だと思うのですけれども、そうではなくて、違う運用をされるという答弁のように思えたので、それはどうなのでしょうという、再度質問します。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) あくまでも条例がありますので、例えば期限つきのものとかがございます。先ほどもお話ししましたように、そこのところ、10年と言わずになるべく早目にお願いしたいという、あくまでも指導というよりはお願いという形になるかと思います。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 16番、山口正史君。
◆16番(山口正史君) 16番、山口です。 基本的には緩和ということだと思います。ちょっと文言の整理に関しては別に構わないのですが、第6条の第4項、それから今質疑はいろいろありましたけれども、あと附則のところの第3条中の5年を10年に延ばすと。これはもともとの厚労省のほうの
家庭的保育事業等の整備及び運営に関する基準の一部改正でやるということなのですが、この一部改正というのは強制条項なのでしょうか。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。 厚生労働省の改正によって参酌すべき基準となっております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 16番、山口正史君。
◆16番(山口正史君) 16番、山口です。 基本的に強制条項でないのであれば、町として独自の形、運用をとったって別に構わないわけで、やはり条例にこういうふうに上げてしまうと、結局何かこれに該当するような事業者が出てきた場合は、当然この条例に従って要求してくると。そこでお願いするのはいいのですが、お願いして聞くか聞かないかは事業者の自由という話になりますよね。強制条項でないのであれば、やはり町として基本的な運用をするのであれば、このままの形にしておくべきだと私は思います。子供のことを考えると、やはり条件の悪化というのは非常によろしくないと思いますので。例えば該当するような業者が出てきた場合、これは上位法にのっとってという話になるのですが、それがどこまで適用されるか、ちょっと私もここで判断できないのですけれども、基本やっぱり今の答弁聞いていますと、町としての運用は、この改正とは別にやっていくと。従来どおりやっていくということであれば、この条例を改正する必要はないのではないかと思いますが、いかがでしょう。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。 確かにこちら基準の緩和の条例になっておりますが、今後の保育ニーズ等を考えると、こちらの厚生労働省の参酌すべき基準ということで改正させていただきたいとは思っております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 16番、山口正史君。
◆16番(山口正史君) 16番、山口です。 そうしますと、今までのご答弁で、運用でもって従来どおりの規則でやりますというのが、今の答弁とちょっと矛盾するわけです。やっぱり厚労省の方針でいくよということを今おっしゃったというふうに聞こえたのですが、そうではないのですか。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。 今現存する小規模保育施設については、今までの基準でありますが、新しく今度小規模保育施設等が開設されるときには、こちらの基準にはなりますが、先ほどお話ししたとおり、10年等の基準が設けられているものもございます。なるべくそちらのほうは経過があるところのものですので、早目にというお願いはさせていただきたいと思っています。 以上です。
○議長(井田和宏君) 16番、山口正史君。
◆16番(山口正史君) 山口です。 結局は業者側がそういう要求をしてきたら、それに従うという話になるからこそ、こういう条例改正が出てきていると思うのです。やっぱり運用でカバーしていく云々というのは、それはもうある程度限度がありますからできないと思うのです。ただ、上位法と食い違うというのはまずいところも確かにあるのです。ただ、それは特例措置として、上記に該当しない、要するに文言はちょっと別にして、そういう事業者が発生した場合には町長判断によるとかという形でもいいわけです。要するに逃げ道をつくっておけばいいだけの話であって、そうすれば上位法にも抵触しないで運用もできるという形とれると思うのです。ただ、こうやってうたってしまうと、原則論はこれですよという話になると緩和の方向ですよね。そういう逃げ道でやったところで強制条項でない限りは大丈夫なはずなのですが、いかがでしょう。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) 小規模保育施設については、毎年指導監査を行っております。そこのところで、指導監査のほうで指摘事項としてお願いしていきたいと思っております。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 討論は反対討論、賛成討論の順で行います。 初めに、反対討論をお受けいたします。
○議長(井田和宏君) 12番、増田磨美さん。
◆12番(増田磨美君) 議案第40号 三芳町家庭的保育事業所の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例に対して、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。 当町では、自園調理で行い、評価をするところではありますが、これは家庭的保育事業の代替保育の提供についての要件を緩和し、食事の搬入施設を追加するものです。原則として、ゼロ歳から3歳未満の少人数の児童を対象に、保育者の居宅で行う家庭保育事業の設置に当たり、連携施設の設定が求められています。この条例改正は、この要件を緩和するものです。保育施設における食事の提供は、子供の命の維持、保育に欠かせないものであり、心身の成長に重要な影響を及ぼします。全ての子供が健やかな育ちを保障する保育の観点から、基本的に食事の外部搬入は積極的に行うべきではないと考えます。特に発達の個人差が大きい3歳未満児や、また体調不良児、子供によってはそういった日もあります。食物アレルギー児等への食物提供は命にかかわることであり、その時々の適切な運用が求められます。保育施設の食事は、これらを担保するために保育要件の緩和ではなく、自園調理を守るべきだと思います。また、国基準に対する上乗せも必要なことだと思います。 以上につきまして反対討論といたします。
○議長(井田和宏君) 次に、賛成討論をお受けいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) ほかに討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 議案第40号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(井田和宏君) 起立多数であります。 よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
△議案第41号 三芳町
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
○議長(井田和宏君) 日程第9、議案第41号 三芳町
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題とし、質疑を行います。 質疑をお受けいたします。
○議長(井田和宏君) 12番、増田磨美さん。
◆12番(増田磨美君) 12番、増田です。 この中の第10条ということで、指定都市の長が行う研修を修了した者でなければならないというふうに今回なっているわけなのですけれども、支援員ですね。放課後児童支援員の資格、研修を行うのが指定都市の長でも行うことができるようになると思うのですが、これの研修と今まで県知事が行ってきた研修というのは違いがあるのでしょうか。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。 特に研修は、内容は変更ありません。 以上です。
○議長(井田和宏君) 12番、増田磨美さん。
◆12番(増田磨美君) ということは、権限移譲というような考えでよろしいのでしょうか。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) 上記研修の実施は、今までは都道府県知事のみが実施できることになっておりましたが、今回改正により政令指定都市の長も実施が可能になったことから、これを追加するものです。 以上です。
○議長(井田和宏君) 12番、増田磨美さん。
◆12番(増田磨美君) そうしますと、今現在三芳町は政令指定都市ということではないので、これはすぐに関係してくるものではないと思うのですが、例えば三芳町に関連してくるようなことはあるのでしょうか。
○議長(井田和宏君) こども支援課長。
◎こども支援課長(郡司道行君) 例えば
放課後児童健全育成事業というのは、私どものほうでは学童保育室が該当に当たりますが、例えばさいたま市、政令指定都市の研修を受けてこられた方が、今度こちらの臨時職員等採用になった場合のときには、こちらの資格を持つという形になりますので、そちらのほうでは若干変更点といいますか、資格に関しての有資格者という取り扱いになります。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 議案第41号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立総員〕
○議長(井田和宏君) 起立総員であります。 よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。
△議案第42号 藤久保第3区集会所建替
工事請負契約の締結について
○議長(井田和宏君) 日程第10、議案第42号 藤久保第3区集会所建替
工事請負契約の締結についてを議題とし、質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) 2番、鈴木です。 今回のこの藤久保3区の建てかえ工事ということで、当然既存の第1集会所の解体もあると思うのですが、公共施設マネジメント等では、たしか藤久保、この分室ですね。済みません。予算のときか何か、たしか藤久保第3区集会所建てかえについて、分室とあわせた面積で建てかえたら延べ床の面積が減少するという形で説明あったと思うのですけれども、今回解体工事のほうで分室のほうはどうもちょっと入札のいろいろ資料を見ても入っていないようなのですけれども、分室については今回どうなさるのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(前田早苗君) 分室につきましては、本年度建築をします。そのときの備品とかの集会所のものを分室のほうに入れていって、新しい集会所が建ち上がったとき、来年度に解体のほうはお願いするという形で考えております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) わかりました。そうですよね。工事中に荷物をどうするかということがあるので、そちらは納得いたしました。 あと、工事の資料の案内図、配置図等にも計画道路ということで都市計画道路の予定線が引いてありますけれども、こちら分室や今の駐車場部分、こちらについては今後どうしていく計画というのはもうあるのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(前田早苗君) 都市計画道路の部分につきましては、もし計画が、実施のことを細かく決まってきたときには考えることになると思いますけれども、現在のところは特に決まっておりませんので、現状のまま使用させていただくという形で考えております。
○議長(井田和宏君) 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) わかりました。現状のままということは、つまり来年度、分室のほうの解体が終わると、一応更地という形で残して、しばらく都市計画道路の工事が始まるまでは一部駐車場などに使ってもらうという形でよろしいですか。
○議長(井田和宏君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(前田早苗君) 議員ご指摘のとおりで考えております。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 9番、林善美さん。
◆9番(林善美君) 9番、林です。 南側立面図のところで、2階の窓、左側2カ所なのですけれども、こちらの窓が2階の集会室の窓に当たると思うのですが、こちらは開閉の方法なのですけれども、一般的な引き違いの窓と考えてよろしいでしょうか。
○議長(井田和宏君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(前田早苗君) 引き違いの窓ということでございます。
○議長(井田和宏君) 9番、林善美さん。
◆9番(林善美君) 通常、余り2階の窓には格子とかはつけないと思うのですけれども、この窓の場合、手前に西側立面図左下を見ていただくと、手前に1階の屋根が斜めにあるような状態かと思うのです。そうすると、2階を利用している方が安全面で転落の可能性がなくもないなというのが1点と、あとは防犯上、外から侵入しやすい窓ではないかなというふうに感じました。格子があればどちらも防止できるのではないかなと思いましたが、いかがでしょうか。
○議長(井田和宏君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(前田早苗君) 建築する中で、もし危険等があるようであれば、変更等をお願いしていく形になろうかと思います。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 3番、吉村です。 建設費は高額になってきますけれども、自然エネルギーに対しての電気を賄うという小風力とか太陽光、外国では地熱もありますけれども、そういった自然エネルギーに対しての考え方、それについてはどのように考えているのか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(前田早苗君) 建築するときに一応考えたのですけれども、やはり導入の経費がかかるという形で、建築だけでもこの金額という形になりましたので、今回は自然エネルギーは導入しなかったということでございます。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 私も最初に言いましたけれども、経費が高額になりますので、その点はすごくわかるのですけれども、今後こういった施設をつくるときに、今考えてみたということなので、ぜひ今後もそういった考えに基づいて、その施設が40年、50年もつものであれば、電気料金もそこに反映してきますので、そういったことも計算しながら、やっぱり今回も考えていただいたので、今後もその点については考えていくというふうに捉えてよろしいでしょうか。
○議長(井田和宏君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(前田早苗君) 今後も建築等する場合には、考えていきながら設計等していきたいと思いますので。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) 鈴木です。 済みません。1点聞き漏らしていたので。この案件、契約については、この入札の開札日が4月19日だと思うのですけれども、もう2カ月ほどたっております。一応工期は令和2年の、要は今年度いっぱいぐらいまでとっているのですけれども、既にちょっと2カ月経過しているということで、この間臨時議会等もあったと思うのですが、ここまで延びて今後の工期のほうには支障はないということで大丈夫なのか、お願いします。
○議長(井田和宏君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(前田早苗君) 確かに工期も長くとっております。行政区のほうとも話をしまして、今後行政区の夏祭り等もございますので、そういうところに支障がないような形で建築をしていくというような形で、お尻も割と長くとってあります。なるべく早目に建ち上がれば早目にという形で考えておりますので、支障はないと考えております。
○議長(井田和宏君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 議案第42号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立総員〕
○議長(井田和宏君) 起立総員であります。 よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。
△議案第43号 小字の区域の変更について
○議長(井田和宏君) 日程第11、議案第43号 小字の区域の変更についてを議題とし、質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 議案第43号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立総員〕
○議長(井田和宏君) 起立総員であります。 よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。 議案審議の途中ですが、休憩いたします。 (午前10時35分)
○議長(井田和宏君) 再開いたします。 (午前10時55分)
△議案第44号 令和元年度三芳町
一般会計補正予算(第2号)
○議長(井田和宏君) 休憩前に引き続き議案審議を行います。 日程第12、議案第44号 令和元年度三芳町
一般会計補正予算(第2号)を議題とし、質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 14番、内藤です。 13ページ、衛生費の中の清掃総務費で、ごみ分別マニュアルカレンダーの修正版の作成ということで予算の計上がございますけれども、この件について詳しい説明をお願いいたします。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 ごみ収集カレンダーにつきまして間違いがあったもので、それの訂正版でございます。間違えた箇所といたしましては、Aコース、Bコース、2つともあるのですが、11月以降の燃やさないごみと古紙類、雑紙の表記が逆になっておりましたところと、12月以降の飲み物の缶と瓶、以外プラの表記が逆になっているところでございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 14番、内藤です。 ごみ分別、これはカレンダーのみということでしょうか。マニュアルもでしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 これはカレンダーのみでございます。
○議長(井田和宏君) ほかにございませんか。 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) 2番、鈴木です。 済みません。今開いているので積算資料のほうでお願いしたいのですけれども、1ページの諸収入の雑入の中の自治体国際化協会助成金ということで、これは減額、助成事業不採択ということだったのですけれども、こちら不採択になった事業というのはどういったものでしょうか。
○議長(井田和宏君) 学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。 こちらのほうはオランダのほうの中学生海外派遣の事業ということで申請したところ、不採択ということになりました。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) わかりました。では、オランダのほうなのはわかったのですけれども、どういった部分が、出したけれども、どういった理由で不採択だったという、全額について不採択だったわけではないかと思うので、そちらについてお願いします。
○議長(井田和宏君) 学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。 こちらのほうは、申請しましたところ、公募ということでほかの自治体も応募されていたということで、総事業費の2分の1ということで申請補助で出していたのですけれども、それが不採択ということになりました。理由等につきましては、知らされていない状況でございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) わかりました。理由等が知らされていないのでは、もうちょっとこれ以上質問のしようがないのですけれども、そうしますと次の自治総合センターコミュニティ助成金ということで、公園遊具のほうで逆にこれは、もちろんほかの場所からですけれども、180万円の助成金が出るようになっております。こちらについてはどういった部分に対して出たのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 都市計画課長。
◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。 こちらの助成金につきましては、北松原第3公園、本年度築造工事をする予定なのですが、その中の健康遊具、またロッキング遊具、小さいお子様が遊ぶようなバネがついた遊具、それから案内看板、そういったようなものに補助金がついたということ。これは宝くじのほうの関係の助成金でございます。
○議長(井田和宏君) 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) わかりました。そういったところで済みません。ちょっと私も調査が不足していて申しわけないのですけれども、ここ数年で町内、特に藤久保地域には区画整理事業の関係で数多くの公園ができてきたと思うのですけれども、そういったときにもこの助成金というのはいただけていたのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 都市計画課長。
◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。 この北松原第3公園築造工事に係る助成金、補助金は、この第3公園に関しましては、ほかの補助金もございます。今までつくった、区画整理等でできた公園につきましては、この助成金、特に宝くじに関しましては、かなりの件数での応募がございまして、結局選定されなかったというようなこともございますので、全ての公園築造工事でこの宝くじの助成金を要望していたわけではないと思いますけれども、今回は何とかつけていただけたということになります。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) ほかにございませんか。 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 3番、吉村です。 5ページの地方債補正で2億6,970万から3億9,870万に限度額を増としましたけれども、この増の要因についてお伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 財務課長。
◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。 今回の地方道路等の整備事業債ということで増額の理由でございますが、スマートインターチェンジ利便性向上促進事業、こちらの適債的な部分、土地の購入費、負担金、補償金、こちらの増額分、あと道路改良事業においても負担金の660万ですか、こちらの増額分を財源として地方債限度額を引き上げるものでございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) そうすると、増の要因としては、今度幹線14号線に入り口の図面変更がありましたけれども、それもここに加わっているというふうに捉えてよろしいのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 財務課長。
◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。 今回の補正で計上しております歳出に合わせた限度額の増額でございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) そうすると、私が今述べたように、幹線14号線の図面変更もここに入ってくるというふうに捉えておりますけれども、続きまして、11ページの歳入の中のネクスコのスマートインターチェンジ整備受託事業収入として、この受託事業の内容についてお伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えします。 28年度から継続いたしまして、東日本高速道路株式会社の事業用地における用地交渉事務を町のほうで受託しておりまして、東日本高速道路株式会社の事務取扱要領に基づいて事務費をいただいているものでございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) ここについては、今おっしゃっていただいたように事務費のみというふうに捉えてよろしいのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えします。 そのとおりでございます。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 続きまして、同じ11ページの町債の土木債の地方道路等整備事業債について、予算の積算資料の3ページでは、土地購入費が8,350万とうたわれておりますけれども、これについては購入は何件分というふうに捉えてよろしいのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えします。 詳しくは7ページのほうを見ていただきたいのですが…… 〔「積算資料」と呼ぶ者あり〕
◎総合調整幹(太田秀平君) 済みません。積算資料です。全協でもご説明したのですけれども、スマートインターチェンジ下り線側の町道上富69号線の構造変更に伴う地権者の変更と選考が入っております。ただ、1件というか、地権者1人ですので、非常にちょっとここでは大きな声では言えないのをご理解いただきたいと思います。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) そうすると、この8,350万というのは1件分ということで、69号線にかかわるところと、そのように捉えていいわけですね。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えします。 説明資料の7ページをごらんいただきたいのですけれども、スマートインターチェンジ本体と、あと2段目にあります機能補償の用地と、これが180万ありますので、この2つでございます。昨日、吉村議員におかれましては、道路交通課のほうにお越しいただいて、機能補償とは何ぞやというお問い合わせがあったと思いますが、そちらのほうは上り線の、今パーキングの従業員の駐車場がございますが、そこの地権者の方が代替地を希望されておりまして、代替地提供者の畑に行く道がなくなってしまうというか、非常に細いもので、今の時代だとリアカーとかではないので、トラックが出入りするということで、そちらのほうの道路の機能補償ということで計上して、足し合わせて先ほどの額になります。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) そうすると、町債において行うのは、3号線のほうというふうに捉えてよいのかどうか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えいたします。 下り線の町道上富69号線の構造変更に係る分の土地購入費と上り線側の機能補償のお金でございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) わかりました。 続きまして、13ページの用地交渉関連業務委託料、これは県のほうがこういった事業をしていくわけでありますけれども、これは何件と交渉する予算になっているのか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えいたします。 補正予算で計上しておりますのは、JA共販センター前の3件と構造変更した本体の下り線側の町道上富69号線に係る、変更に係る1件と、まだご理解いただけていない方の1件でございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) そうすると、先ほどお尋ねしましたけれども、全体では何件なのか。今の数ですと五、六件かと思うのですけれども、再度もう一度お伺いいたします。何件と交渉する予算になっているのか。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えいたします。 補正で計上していますのはふじみ野市の3件とスマートインターの下り線側で2件で計5件でございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) その上の役務費の手数料ですけれども、不動産鑑定評価の時点修正についてという説明がありますけれども、修正しなくてはいけなくなった理由についてお伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えいたします。 現在のスマートインターチェンジ下り線の不動産鑑定評価の有効期限が6月末となっておりまして、本補正予算で、本議会で可決いただきまして契約するということで、ちょっと期限が切れてしまいますので、時点修正の不動産鑑定に係る費用がかかるということでございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) それは期限内にできなかった理由というのはどのようなことなのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えいたします。 構造変更に係る地区協議会が3月26日にございまして、そこで地区協議会の了解を得て予算化するものでございまして、31年の当初予算に初めから計上しておくのは筋がおかしいということで、今回補正予算で計上させていただいたものでございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 次に、19の負担金、補助及び交付金の中の負担金で、ふじみ野市道改良工事665万6,000円とありますけれども、このふじみ野市道を町が負担する、その辺について、ここは全部ふじみ野市の場所でありますけれども、負担する理由についてお伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えいたします。 ふじみの市道第5―85号線につきましては、三芳町も一部入り込んでいるというか、町の境界でございまして、平成28年9月1日付でふじみ野市長と三芳町長において道路整備に関する協定書というものを締結いたしまして、面積案分で三芳町が事業費の13%を負担するという協定になって、それに応じて負担しているものでございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) そうすると、ふじみ野市道のここにおいては、町の用地も13%分に該当する、その面積が入っているというふうに捉えていいわけですね。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) はい、そのとおりでございます。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 今のところで積算資料7ページ、スマートインターのところですけれども、済みません。ちょっと私のほうでよくわからないのでお聞きしたいのですが、今の用地交渉関連業務委託料875万8,754円ということですけれども、これの内容というのをご説明いただけますでしょうか。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えいたします。 主な内容は、埼玉県の土地開発公社に、契約書関係ですが、登記とか手続関係、その他税務関係の書類とか、そういった用地関係の専門知識による助言などを公社にお願いしているものと、あと分筆登記に係る費用、それが入っております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 その公社に助言を求めたり分筆費用ということですけれども、この875万8,754円は細かい数字なのでしっかり積み上げられているのだと思うのですが、この積み上げの根拠を伺いたいと思います。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) 個々の土地購入費の費用に成功報酬として公社に2.5%の報酬を支払うものと、あと分筆登記の事務に係る費用でございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 分筆の登記と費用というのはわかりました。2.5%分がアドバイス料ということになるのですか。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えいたします。 アドバイスといいますか、実際の契約書等も、契約書というのですか、判こ、実印を押してもらうのも公社につくってもらっています。そういったものと、あと税務関係の地権者への説明とか、そういったものもお願いしております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 代書費用ということですよね。中にあるのは。それと地権者に対する説明の費用もこれに入っているということでよろしいのですか。それで答弁をお願いします。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えします。 事業化して用地取得を始める、最初に入るときにやっぱり三芳町ですと用地専門の人間がいないということで、公社のほうにお願いして、交渉から一緒に行って説明なり公共事業の用地取得に関して税控除ですとか、そういったものを詳しく一緒に説明していただいております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 では、そういった費用も今回財源としては町債ということになるのですが、これを借り入れ、町債として行う理由を伺いたいと思うのですが。
○議長(井田和宏君) 財務課長。
◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。 先ほどの答弁でも述べたところでございますが、スマートインターチェンジの利便性向上促進事業、積算資料の3ページになるところでございます。土地の購入費、スマートインターチェンジに関しては土地の購入費、負担金プラス補償金、こちらの部分の増額借り入れでございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 土地の購入費用というのであれば町債というのもよくわかるのですけれども、こういった代書とか、そういったことも含めてなぜ町債で賄うのかということについての説明をお願いしたいと思います。
○議長(井田和宏君) 財務課長。
◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。 こちらの今議員ご指摘の委託料ですか、こちらのほうは町債は組んでおりません。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 3番、吉村です。 13ページの公有財産購入費の、先ほど言ったように予算積算資料の7ページにありますけれども、スマートインターチェンジ本体用地8,170万、これについては69号線の、すなわち幹線14号線から入り口になるところの、そこの用地というふうに捉えているのですが、それでよろしいですか。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えいたします。 入り口だけではなくて、延長としては200メーター弱ぐらいあります。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) ですから、私が言っているのは、幹線14号線のところの図面変更する、そこの部分に値するというふうに捉えているのですけれども、それでよろしいでしょうか。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えいたします。 入り口だけではなくて…… 〔何事か呼ぶ者あり〕
◎総合調整幹(太田秀平君) 大丈夫ですか。では、そのとおりでございます。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 今地目は畑というふうに捉えておりますが、それでよろしいですか。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) はい、畑だと思います。現状は耕作はしていらっしゃらないところでございますが、多分地目は畑だと思います。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) それから、先ほど説明資料の中でスマートインターチェンジの本体の機能補償ということで、これは幹線3号線のほうですけれども、そちらの今まで利用した町道が3号線のインターの工事をやっていますので、今後もやっていきますので、そこを通れないために新たなところをつくっていくということでありましたけれども、これについては当初予算ではなぜそういったことが計上できなかったのか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えいたします。 町道ではなくて私道です。交渉の中で代替地をどこに求めるのかというのは、当初ではわかりませんので、代替地提供者と今の駐車場をパーキングの従業員の駐車場として貸している方の交渉で場所が決まったものでございまして、当初はわからなかったということでございます。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) そうすると、この事業については、前からそういった移動が必要だというふうに、そのようには捉えていたのかどうか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えいたします。 計画につきましては、当初からわかっておりましたが、駐車場がどこに移転するのかというのはまだ決まっておりませんでした。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) この機能補償の中のつけかえ道路の利用者というのは何名なのか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 総合調整幹。
◎総合調整幹(太田秀平君) お答えいたします。 代替地提供者は1名でございますが、その町道を利用している畑、耕作している畑の方は複数人います。5から6名ぐらいだったと思います。済みません、不正確で。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) わかりました。五、六名はいるだろうということです。 それでは、14ページに行きます。教育総務費の中で賃金、報償費、需用費とありますけれども、これは県のほうから委託で行われますけれども、県内でこの事業に対して委託されている自治体というのは何校あるのか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。 県内で10ございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 町内で1校ですけれども、その小学校はどこの学校になるのか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。 昨年と引き続きまして藤久保小学校ということで進めてまいります。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 学力保障スクラム事業で委託をされて、今でも教員の方々は多忙でありますけれども、こういったことの委託があって、ますます多忙になってしまうと思うのですけれども、その辺はどのように捉えてどのように対応していくつもりなのか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。 今回補正予算ということで予算措置をしていただいたこと、あとそれから加配教員としまして2名教員を県のほうから加配をいただいておるところでございます。そういった意味で、研究を進めながらも負担等の軽減等も図られておりますので、こういった意味で子供たちに学力を向上させる手だてが考えられると考えております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) こういった委託をするに当たって、教員の方々とはそういった話はしてから、それから受けることに決めたのかどうか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。 本年度で3年目ということになっております。今年度も県の予算措置が3月にされるという連絡を受けまして、校長とも確認をし、校長のほうからも各教職員のほうに周知をして、今年度も受けていただくというような形で進めさせていただいております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 3年目ということで、そうしたら今までの教員の方々は、この委託を受けて実際には負担増はないというふうに捉えているのかどうか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。 特にそういったような意見等は伺っておりません。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 今後こういった委託を受けるときは、先ほども言いましたように教員の多忙化というのは誰もがわかっているところでありますので、本来ならばもっと教員の数をふやさなくてはいけないわけですよね。それもわかっているわけですので、こういった委託を受けることがどうか、まずは教員の方々とそういった話し合いの場を持ってもらいたいと思いますが、その辺はいかがでしょうか。
○議長(井田和宏君) 学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。 こちらのほうは町のほうにということで委託がございまして、負担軽減ということで財政的な面の委託料、あとそれから加配教員ということで毎年2名の加配教員も県のほうから加配をいただいているという状況ですので、学校長を初め学校とも調整を図りながら進めていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 学校長とは話をしているところはわかりますけれども、やっぱり現場の教員の声ということを大事にしてもらいたいと思うのです。現状でも大変なわけですから、それが有効的であって、そして加配が2名ということで軽減されている。それが実態ならばいいわけですけれども、実態なのかどうか、その辺も教員と私は今後やっぱりこういうふうなことをしていくときにおいては、やっぱり教員の声を大事にすべきだと思いますが、その辺もう一度お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。 教員のほうも実施後に成果と課題というようなところで意見等も聴取しながら進めていきたいと考えております。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) 2番、鈴木です。 私も同じく今の学力保障スクラム事業の件なのですけれども、昨年もこちらたしか、平成30年度の6月に同じような形で補正が上がっております。そのときまではたしか3、4年生が対象ということで、2年の授業なので平成30年度もという説明があったと思うのですけれども、これ今回3年になるということは、この説明のほうも3年から5年生までという形になっているので、同じ学年を3年間続けて、29年が例えば3年生、30年度は進級しますから4年生という同じ子たちを対象にしているのか。それとも毎年ことしは4年生、昨年も4年生という、学年が変わっても常に4年生ということなのか、どちらでやっているのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。 議員おっしゃるとおり、ことしから3、4、5ということで、ちょうど初年度、平成29年度が1年目だったのですけれども、そのときの3年生がちょうど5年生に上がるということで、そういった3年間の伸びというものも見ていきたいということで、県のほうから今年度は5年生もプラスされて3、4、5年生の事業ということで進めさせていただくことになっております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) わかりました。私1つの学年というか、1つの学年の子たちだけを対象にしているのかと思ったので、そういったところは理解できました。 当然こういった事業を行っていて、ただやっているだけではなく、効果の検証というのもしていく必要があると思います。以前の答弁でも、学力テストなどで結果が出るのではないかというふうにお話をされていたと思うのですが、効果としては、今まで2年行っていかがなものでしょうか。
○議長(井田和宏君) 学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。 効果のほうにつきましては、毎年ごとに学校のほうからも報告書を上げていただいておりまして、まず伸びた児童の割合ということで、年を追うごとに伸びた児童はふえておるところでございます。昨年度につきましては、8割の児童が国語と算数において4学年のほうで伸びたという結果が出ております。あとそれから、県のほうの平均点との差を比べますと、まだ若干国語のほうでは低い状況がありますが、算数のほうでは県と同等もしくは上回っているような結果が出ているということで、成果は上がっていると考えております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) わかりました。一応数字の上でも多少結果が出ているのならばよかったと思うのですけれども、今後この説明のほうでも事業概要で書いてあるように、その成果を普及するということも当然必要になってくると思うのですが、そちらのほうももうそろそろ考えていくべきかなと思うのですが、こちらのほうは町では検討されているのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。 こちらのほうは県のほうにも報告をしながら、こういった取り組みをやっているというようなことを報告させていただいておるところでございます。やはり町としましても、学力向上推進という面からも、その成果を発表していく機会を設けていきたいと考えております。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 14番、内藤です。 1点なのですけれども、14ページの款10教育費の目3公民館費なのですけれども、修繕料ということで、資料のほうには9ページに藤久保公民館舞台スクリーンの故障に伴う交換ということで、このように記述されておりますけれども、このスクリーン故障、いつ発生したのか教えていただきたいと思います。
○議長(井田和宏君) 社会教育課長。
◎
教育委員会社会教育課長(伊東正男君) お答えいたします。 発生をいたしましたのは、旧年度になります2月23日でございます。土曜日でございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 故障してから結構時間がたっていて、故障中でも映写などを行った団体の方とかいらっしゃるのかなと思うのですが、そのときはどのような対応をされたのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 社会教育課長。
◎
教育委員会社会教育課長(伊東正男君) お答えいたします。 故障があって、そのままでは舞台が全てに使えなくなってしまうということがございましたので、すぐにイベントも控えておりました。舞台から垂れ下がったままのスクリーンは撤去しなければならないという事態が生じておりましたので、これを撤去させていただいた上で、当面の予約のある団体、ホールで映写などイベント関係のところには連絡をとらせていただいて、そうしたことに使うかどうかという確認をとらせていただいております。映写自体は1件、これからですけれども、ありますけれども、そことはお話をきちっとしておりまして、何とかなるというお話をいただいておりますし、またそれ以外、よくスクリーンではなくてバック幕といいますか、ホリゾント幕が今現在もついております。基本的にはそちらで代用していただくようにと、当面はそちらで代用していただくようにというお願いの電話なり、あるいは予約システム上のコメント欄に掲載させていただいて対応しているという状況でございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 14番、内藤です。 バック幕が代用になってというお話で、それはできたのかなと思うのですけれども、やはり利用者への不便をおかけしたということで、今後この予算が成立をいたしますと、早急な工事に入ると思いますけれども、利用はいつごろからできるようになりますでしょうか。
○議長(井田和宏君) 社会教育課長。
◎
教育委員会社会教育課長(伊東正男君) お答えいたします。 受注生産になってくる特殊なものになりますので、発注してから1カ月程度、生産及び運搬に係るというふうに聞いております。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかに。 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番です。 歳入のほうで、先ほども質問があったのですが、積算資料で1ページ、2ページ、国際交流事業で不採択になったということですけれども、その不採択になったということの結果がわかったのはいつごろなのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。 平成31年3月でございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 3月にはもう不採択というのがわかっていたということで、これ実際は実施してある事業だと思うのですけれども、その確認をしたいと思います。
○議長(井田和宏君) 学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。 実施したのは令和元年の5月に実施いたしました。 以上です。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 ということは、財源がないということがわかっていながら実施してしまったということ、してしまったというか、したということでよろしいですか。
○議長(井田和宏君) 財務課長。
◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。 オランダの中学生派遣の補助の関係でございます。特に財源が、この補助をもらえなかったとしても一般財源でうちのほうは対応して実施したいと考えておりました。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 一般当初予算の審議のときには私はいなかったのでわかりませんけれども、そういった説明があったかどうかも不明ですが、本来であれば、例えば公園とかでもそうなのですけれども、まず一般財源で確保しておいて、こちらはこちらで申請してきたら財源補正というほうが、期が始まったすぐにやる事業であれば、そちらのほうが確かかなと思うのですけれども、この予算の組み方ということについて、実際そう思っていたかもしれないのですけれども、やるときには予定していた財源はなかったわけですよね。補正とかもしていない。今補正しているのであれば、そのときは補正していないわけですから、根拠としてはやはりない状態で行ったというのが正しい解釈かと思うのですけれども、そういった組み方をしっかりしての事業実施のほうが望ましいのではないかと思うのですけれども。
○議長(井田和宏君) 財務課長。
◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。 何より事業に関しては常に財源を、補助金等を常に確保していただくように担当課各課には依頼しているところでございます。今回も申請はしておりました。結果的には不採択だったかもしれませんが、当然見込める、予算的には補助がもらえる可能性がありましたので、財源として見込んで予算計上したところでございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 今の質疑、答弁を聞いていて、公園のほうも前からもしていて今回認められたということなのだと思うのですけれども、同じやり方として違うというのはどうなのかな。しかも国際交流事業はもう実施してしまっている事業ということなので、そこら辺の対応の仕方としてはいかがなものかなと思うのです。であれば、この公園事業のように当初から一般財源で確保しておいて、採択になった場合に財源補正という形のほうが順当ではないかなと思うのですが。
○議長(井田和宏君) 財務課長。
◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。 ちょっと私の答弁があれだったかもしれないですが、補助金の申請をして、見込めるものに関しては予算計上していただいたところでございます。今回の公園に関しては、当初の段階では申請等はちょっと間に合わなかった部分がございまして、ここで補正で決定が出たということで計上してございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 ということは、自治総合センターコミュニティ助成金のほうですけれども、申請自体は平成31年度、令和元年度に入ってから申請をされたということなのですか。
○議長(井田和宏君) 都市計画課長。
◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。 この公園につく補助金なのですが、助成金ですけれども、これはもう平成30年度から県との調整をさせていただいておりました。ただ、補助決定が県のほうの通知でいきますと3月29日付の決定通知でございました。ですから、当初予算の段階ではまだ未確定な状況でしたので、当初予算にこの歳入は見込めなかったと。3月末での決定でしたので、今回補正予算の計上をさせていただいたということになります。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 というと、今財務課長のおっしゃったのとはちょっと違うかなと思うのですが、同じように採択された、不採択になった結果は違いますけれども、30年度末にはそれがわかっていたということで、なぜ対応が違うのかという質問にしたいと思います。
○議長(井田和宏君) 財務課長。
◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。 これヒアリングの中で、ある程度私の裁量でちょっと決めていくところもございますが、昨年度、この国際交流の関係の補助金がついたケースでございます。今回も申請して、可能性が私としては見込めるのではないかということで計上した部分もございます。都市公園、担当課が申請していたのは、聞いていたところもございますが、それは初めての補助金の申請でしたので、決定した段階で起債等も組んでおります。今回ちょっと起債の減額は事業費が確定していない部分があったので、減額補正はしていないところでございますが、その段階で補正という担当課との協議の中で決めたところでございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 議案第44号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立総員〕
○議長(井田和宏君) 起立総員であります。 よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。
△議案第45号 三芳町廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例 議案第46号 三芳町
総合体育館床改修工事請負契約の締結について
○議長(井田和宏君) 日程第13、議案第45号 三芳町廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例から日程第14、議案第46号 三芳町
総合体育館床改修工事請負契約の締結についてまでの2件を一括上程し、町長の提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 林 伊佐雄君登壇〕
◎町長(林伊佐雄君) それでは、追加議案としてご提案申し上げました議案第45号、議案第46号につきまして提案理由を申し上げます。 まず、議案第45号 三芳町廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例につきましては、粗大ごみの排出抑制及び費用負担の公平性を確保するため、廃棄物の処理手数料を改定したく、提案するものです。 次に、議案第46号 三芳町
総合体育館床改修工事請負契約については、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提案するものです。 以上、2議案につきまして提案理由を申し上げましたが、詳細につきましては引き続き担当課長よりご説明いたしますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(井田和宏君) 次に、担当課長の議案説明を求めます。 議案第45号について、環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 議案第45号 三芳町廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。 改正の目的は、収集運搬や処理作業に労力がかかる一部の粗大ごみを有料化し、粗大ごみの排出抑制と費用負担の公平性を確保するものです。 また、事業系ごみにつきましては、処理手数料を改定し、実際の処理コストとの乖離を是正し、近隣自治体との均衡を図るものです。 それでは、改正内容につきまして新旧対照表をごらんください。別表第1の家庭系廃棄物の中に区分を設け、粗大ごみのうち条例で定める区分について有料化することとしています。区分につきましては、マットレス1,500円に始まり畳500円までの分解処理するに当たり手間と時間のかかる品目といたしました。 備考につきましては、自己搬入をされた場合の金額であります。 また、事業系一般廃棄物及び産業廃棄物の処理のうち、町が定めるものについては、近隣自治体との均衡を図るため、処理手数料を10キロにつき100円から220円に改定したものです。 この条例は、令和2年4月1日から施行するものです。 以上が主な条例改正の内容でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(井田和宏君) 議案第46号について、
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) 議案第46号 三芳町
総合体育館床改修工事請負契約の締結につきまして、議案のご説明を申し上げます。 まず、本工事につきましては、本年2月に発生しました総合体育館アリーナの床板剥離事故を受け、専門家による一斉点検を実施し、このような事故が二度と起きないよう、より安心で安全な施設環境を整備し、ご不便をおかけしている住民の皆様に一日も早くご利用いただけるようにするため、提案をするものでございます。5月29日に執行しました入札により業者が決定し、仮契約締結が完了しましたので、早期に改修工事を行うため追加提案させていただきました。 それでは、工事の概要をご説明申し上げます。契約の方法は、一般競争入札でございます。契約金額は6,600万円、契約の相手は株式会社田中工務店でございます。 参考につけてあります工事概要をごらんください。工事名につきましては、三芳町総合体育館床改修工事です。工事場所につきましては、三芳町大字藤久保1100番地1で、工事期間につきましては、本契約確定の日から令和2年2月28日までを予定しております。 工事内容は、1、1階アリーナ床改修工事、床改修部分面積は1,586平米、直接仮設工事、床改修工事、発生材処理となり、床改修工事につきましては、フローリング撤去、床下地板撤去、移動部鋼製床下地補強、ビニール床シート張り、コートラインという内容になります。 2つ目としまして、3階サブアリーナ床改修工事につきましては、床改修部分面積が260平米、同じく直接仮設工事、床改修工事、発生材処理となり、床改修工事につきましてはフローリング表層材張りかえを行います。 3つ目に、4階武道場床及び扉改修工事につきましては、床改修部分面積が340平米、こちらは直接仮設工事木製扉撤去、取りつけ、床改修工事、発生材処理となりまして、床改修工事につきましては目違い処理、サンダーがけとビニール床シート張りとなります。 それでは、A3判になっております配置図の②、1階メーンアリーナをごらんいただければと思います。アリーナ床改修工事につきましては、周辺部分とあります網かけで表記している部分につきましては、バスケットゴールの移動部分となり、一番重量のあるバスケットゴール移動時や設置時に起こる床のたわみなどによる劣化を防ぐため、網かけ部分に鋼製床下地補強を施して補強を追加するというものでございます。右側の上部にあります断面詳細図をごらんいただきますと、斜めのラインを引いて示してございます既存の鋼製の床下地に周辺部分のみになりますが、鋼製床下地の補強材を追加するという内容でございます。国際公認品ビニール床シート仕上げというのは、これまでのフローリング仕上げで起こり得る床のささくれや反りなど、木製であることによる劣化による剥離など、
負傷者を二度と出さないために他の体育施設でも採用されておりますさまざまなスポーツに適合した素材として本製品を選んだものでございます。 続きまして、③、3階サブアリーナをごらんください。こちらは既存のフローリングを研磨作業し、下地処理した上にポリウレタン樹脂塗料で仕上げるというものでございます。 続きまして、④、4階武道場をごらんください。こちらは1階のアリーナ同様に、表面は国際公認品でありますビニール床シート張りというふうになりますが、既存フローリングを研磨した上に捨て張り合板を張り、その上にビニール床シートを張ります。床の仕上げによる高さが上がる関係で、現在の扉の向きを外側に開くようつけかえを行います。 続いて、⑤のコートライン図ですが、こちらは1階アリーナの床に図のようなコートラインを引くという図になっております。 以上が工事内容になります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(井田和宏君) 以上で議案の説明を終了します。 続いて、ただいま説明のありました議案2件につきまして、議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 日程第13、議案第45号 三芳町廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例を議題とし、質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 7番、桃園典子さん。
◆7番(桃園典子君) 7番、桃園典子です。 今までの中では三芳町は粗大ごみに関して無料ということで大変住民の喜びの声をいただいておるわけですが、大きな変更になりますもので、周知の形が非常に大事になると思いますが、周知の時期と、またその周知はどのような形をもって周知をするのか、お尋ねいたします。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えいたします。 この後、議案が通ったらということになるかと思いますが、基本的には、やり方についての説明のチラシをつくらせていただきたいと思っております。また、品目についても写真を載せさせていただいて、どのようなものが該当するのかをチラシにて作成をさせていただきたいと思います。その中において、また収集方法の説明も加えさせていただいて、チラシのほうを今後作成をして、全戸配布を予定しているところでございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 7番、桃園典子さん。
◆7番(桃園典子君) 7番、桃園典子です。 ありがとうございます。チラシの作成ということでございました。もしこの条例が通った場合、たくさんのお声が、担当課のほうにお電話が入るのではないかという心配もしているところなのですけれども、先ほどの品目の中にも非常に、今ご説明ありましたけれども、判断しづらい電化製品みたいなものもあるかと思いますが、ではかなり細かい形でそれが目でわかる、理解できる形のものができ上がるということなのでしょうか。 また、あわせまして、もしこの条例が通った場合、紙だけの説明ということなのでしょうか。集まってどこかQアンドAではないのですけれども、質疑応答ができるような形ということではないのでしょうか。 以上お願いします。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えいたします。 もちろん広報にも掲載しますし、ホームページにも掲載はさせていただきたいと思っております。また、集まってお話をさせていただくということも考えております。ただ、1点、集まってくる方は非常に限られているということもありまして、それが大変有効的なのかという議論もありまして、その辺のことは検討させていただいて、今後有効な形で周知徹底を図ってまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 7番、桃園典子さん。
◆7番(桃園典子君) 7番、桃園典子です。 それぞれの自治会、行政区の中においては、自治会の中で順番制でごみ当番という、私も行っておりますけれども、そういう形でごみが持っていかれなかったときにどうするのかとか、そういう形で対応しているかと思います。そう思いますと、区長会ですとか、そういうところで役員の皆様がお集まりいただくところで、核になっていく皆さんがしっかりとそこが理解できて、それぞれの自治会、町会のほうにそのことが伝達できるような徹底の仕方もお願いできるのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 先ほどの答弁と繰り返しになるかと思いますが、その辺も含めて精査をして、もしそういうご要望があればもちろん対応させていただきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 6番、小松伸介君。
◆6番(小松伸介君) 6番、小松です。 今回手数料がかかるということで、粗大ごみ処理手数料納付券というのを購入するということになるのですけれども、それでは役場、出張所、こういったところで購入して添付をして捨てるという流れになるのか、その辺について教えていただきたいと思います。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 今のところ考えているところといたしましては、役場の出張所とか、そういうのもあるかと思いますが、あるいはコンビニ、スーパー、そういうところで大体町内40カ所ぐらいを予定しているところであります。
○議長(井田和宏君) 6番、小松伸介君。
◆6番(小松伸介君) コンビニとかスーパーとかでも購入ができるということで、気軽に買えるような状況になるのかなというふうに思います。また、今回品目がいろいろ書かれておりますけれども、この品目を選定された基準というか、そういったところはどのような状況でしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 この粗大ごみの10品目の選定に当たりましては、処理に係る所要時間、それから処理困難度、分解して分別して処理をするというようなもので大変分別に時間のかかるもの、それらについて基本的に処理を実際に行っている環境センターの方々とお話をさせていただいて、点数をつけて点数化して、その上位の大変処分するものに時間と、それから手間がかかる10品目を選定したということになっております。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 6番、小松伸介君。
◆6番(小松伸介君) わかりました。そうすると、今カレンダーというか内容のほうに書いてあるものに関して、たんすとかもあると思うのですけれども、こうしたものは今まで通常どおり無料ということでよろしいのですか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 たんす、基本的には木でできているということもありますので、そのまま金具を外したりとか、そういう処理の手間とか労力がかからないということで、たんすの点数は低かったということでございます。そのまま出していただいて結構でございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 6番、小松伸介君。
◆6番(小松伸介君) わかりました。 それからあと、これから納付手数料がかかるということで、不法投棄というところも対策を考えられているのか、その辺についてはいかがでしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えいたします。 不法投棄につきましては、今も実際にはパトロール等もやらせていただいておりますが、巡回して地域の方々等の協力を得ながら、不法投棄対策の強化をより一層図ってまいりたいと思っております。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 1番、久保健二君。
◆1番(久保健二君) 久保です。 ちょっと今回、町民にかかわる大きな議案だと思うので、できれば最近の流れとして全員協議会等で事前にご説明があればよかったかなと思うのですけれども、幾つか細かいことも含めてお聞きできればと思います。 まず、1点目なのですけれども、今回一般廃棄物の基本計画等で協議されて今回上げられてきたかとは思うのですけれども、決定時期等を含めてどのような経緯で今回上げられたのか、ご説明いただければと思います。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 今議員からもお話ありましたとおり、一般廃棄物処理基本計画の中で、三芳町のごみについてどうするかというような基本的なことを策定しているところであります。この中で24年の一般廃棄物の処理基本計画の中で、ごみの減量化を目指して粗大ごみの有料化を検討してはどうかということになっておりまして、その後、30年度に改定をいたしまして、その中で32年度には環境センターをふじみ野市と一緒に利用しているということもあって、あわせて取り組んでいくというような形で進んできたところであります。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 1番、久保健二君。
◆1番(久保健二君) 今回、さきに上げられました三芳町廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する規則から条例のほうに、撤回されたと思いますけれども、これどのようなお話がふじみ野市側から来て、撤回されて条例として上げられたのか、その辺のご説明いただければと思います。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 今ご指摘の件につきましては、ふじみ野市側も今回第2回のふじみ野市の定例会を行っているところであります。私どものほうに電話をいただいたのは、6月11日の時点でふじみ野市の本会議の総括質疑の中で、当初規則で上げていたものを条例にしたいというようなお話がございまして、三芳町のほうに連絡をいただいたというところでございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 1番、久保健二君。
◆1番(久保健二君) 今回規則から条例のほうに変更になりましたけれども、これ内容的には変わった部分というのはあるのでしょうか。参考例が最初の規則のほうにおつけしていただいたのですけれども、今回上がってきているほうが料金表しかないので、ご説明いただければ。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 基本的には規則のものをそのまま条例のほうへ載せさせていただいたということになっております。今後、今回この条例ということで変更をかけさせていただきましたので、規則につきまして若干の、先ほどご質問にもありました納付手数料の関係とか、その辺を含めて規則のほうに記載をさせていただきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 1番、久保健二君。
◆1番(久保健二君) その納付手数料、納付券ですか、この納付券もこれからどこで取り扱うかとか、そのようなお話も今後されていくかと思うのですけれども、その辺のお話って、今回これが可決されたらの話ですけれども、いつごろを予定していますか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) この条例が通り次第、すぐにスーパーとかコンビニとかを回って置かせていただけるかどうかも含めて検討させていただきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 1番、久保健二君。
◆1番(久保健二君) あと、先ほど周知方法等のご質問ありましたけれども、この後、今定例会終了後ですか、町長の懇話会、各行政区であると思いますけれども、そちらで周知のほうをするような予定とかはあるのか、お聞きできればと思います。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えいたします。 基本的にはまだ今ここの時点で審議をさせていただいている時期でございますので、その後まちづくり懇話会のほうもすぐに始まるかと思いますが、そこのところでは今のところ議題としてのせる予定はございません。
○議長(井田和宏君) 1番、久保健二君。
◆1番(久保健二君) 本日、これどういうふうに、結果どうなるかわからないですけれども、審査の結果次第では、ぜひ周知、いろいろな、資料、全戸配布されるというようなお話ありましたけれども、事前に早目の周知というふうなことで懇話会のほうでも予定を入れていただければと思いますけれども、いかがでしょう。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 担当課と検討させていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 1番、久保健二君。
◆1番(久保健二君) あと、これは本日当町の議会は最終日なので、審議行いますけれども、ふじみ野市はまだこの後になると思うのです。先日いただいた、これはふじみ野市同様の条例を制定する必要があるため、撤回するものであるというような理由でしたけれども、この後行われるふじみ野市議会、そんなことはないと思うのですけれども、万が一否決になった場合というのは、どのように取り扱うのか。最後お聞きできますか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) ふじみ野市側が取り組むことで、ちょっとわからないというところもありますが、双方のコミュニケーションの中での取り組み方としては、令和2年の4月1日を目指して取り組んでいくということで進んでいくと思います。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 議案審議の途中ですが、昼食のため休憩いたします。 (午後 零時03分)
○議長(井田和宏君) 再開いたします。 (午後 1時10分)
○議長(井田和宏君) 休憩前に引き続き、議案審議を行います。 議案は三芳町廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例でございます。 質疑をお受けいたします。 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 3番、吉村です。 この条例の中の品目として自転車とありますけれども、1台につき500円の今度は回収料を取るということでありますけれども、現在自転車というのは年間どのくらいの回収があるのか、もしわかればお伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 その年によって若干開きはありますが、5,000台から8,000台程度でございます。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) そのうち実際には環境センターでリサイクルとして修繕をして、そして販売をしていると思いますが、その販売している価格というのはどのくらいで売っているのか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 販売の金額でございますか。自転車さまざまありますが、普通のママチャリというのですか、普通の自転車、それからギアがついたスポーツ車みたいなのがあるかと思いますが、5,000円から1万円程度の間でございます。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) そうすると、使えなくなった自転車を改修するには500円徴収して、そして今度修繕には人件費もかかりますけれども、大体5,000円から1万円の金額で売っているということで、その辺についての要らないものを回収するときにも徴収する。今度販売するときも金額を支払ってもらう。その辺についての整合性についてはどのように捉えているか、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 基本的にはごみを出す段階でお金を払っていただくというのと、あとはさまざまな、売っているのはそのまま売っているのではなくて、全て修理をしてタイヤなども新品にして新たに付加価値をつけて販売しているということになりますので、それはそれで担当課としては問題ないと思っております。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) 実際に今後ちょっと調べていただきたいところでは、回収の台数は5,000から8,000台ということで、実際にそのうちの修繕は何台ぐらいしているのか。修繕して販売の実績は年間どのくらいなのか。その辺も調査をしていただければと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 今わかっている段階でお答えをしたいと思います。 5,000台から8,000台の自転車が廃棄物として出るということですが、実際に売っているときは、月1回抽せん会を行っておりますので、その段階では大体7台から10台ぐらい展示されますので、それが12カ月あったとして80台前後ということになるかと思います。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 3番、
吉村美津子さん。
◆3番(
吉村美津子君) そうすると、かなり修繕が不可能な自転車の回収がほとんどというふうに捉えてよろしいのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) はい。議員おっしゃるとおりだと思います。
○議長(井田和宏君) ほかに。 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 まず、撤回されたほうの理由から伺っていきたいと思うのですけれども、ごみを共同処理しているのでふじみ野市と同様の条例を制定する必要があるためということですけれども、それぞれの市、町でこうやって議会で議決ということになるのですが、結果も結局同様であることが求められるというのであれば、そもそも議会として独自に判断するというのはできなくなるのではないかと思うのですけれども、自治体、議会での独自性について伺います。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えいたします。 議員おっしゃるとおり、もちろん独自性については認識をしているところであります。ただ、今回の場合は、規則から条例に変えるということで、また住民に直結する粗大ごみという問題もありましたので、判断としては規則よりは条例のほうが皆さんには周知しやすいのではないかということで、このように変えさせていただきました。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 今回のこの件にかかわらず、条例を同じにしなければいけないという制限がある中で、議会の議決、判断というのが条件つきというのはいかがなものかと思うのですけれども、それについてどうお考えなのか伺います。例で言うと、共同でやる場合には一部事務組合とかがあります。そちらでは一部事務組合の議会のほうで必要な議決をしていると思うのです。そうすると統一の判断ができる。これは当たり前のことでよくわかることですけれども、こういった形で共同で行っていることによってそれぞれの市、町での議決が同じにしなければいけないという前提のもとで進められるというのはどうなのかなと思うので、その点についての説明を願いたいと思います。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 同じにするというか、より条例のほうが議会に諮らなければならないという部分もありますし、そのほうが皆さんによりよく説明ができるのではないかということで変えさせていただきました。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 私の質問はそういったことではなくて、要するに最初から同じような結果を求められるということについて、それぞれの自治体の議決を経なければいけない。それぞれの議会でこうやって議決を得るわけなのですけれども、結果的に最初から同じにしなければいけないという前提で始まるのであれば、結果ももう限られてしまうと思うのです。そうなると議会の判断というのが、その自治体に合った判断、それぞれ当然担当者としては、そのすり合わせをやった上でなのでしょうけれども、結果的に撤回という事実もあるわけなので、議会の例えば修正をするとか、否決をするということが自由度がなくなってしまうのではないかと思うのです。 それで、特に今回の場合は、いきなりこうやって上程されてきました。実際に共同事業を行っているというのはよくわかるし、同じにしなければいけないというのもよくはわかるのですけれども、いきなり出てくるということについて、上程の仕方がもう少し丁寧に行われるべきではないかと。ほかの議案と違うのであれば、より一層、例えば先ほども全員協議会での説明もなかったということもあります。そういった自治体同士のすり合わせだけではなくて、議会に対してのすり合わせというのも必要だと思うのですけれども、この辺ちょっと足りなかったのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 議員おっしゃるとおり、全協では説明をしておりませんので、大変申しわけありませんでした。一応流れとしては、一般廃棄物の基本計画の中で策定をし、その中でまた環境衛生対策審議会の中で議論をして進めてきたという経緯になっております。さまざまな疑問等ありましたら、またしっかりとお答えをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 では、例えば審議会等で説明をしてきたとか、あとふじみ野市でこういうことが決まった。その日付はいつごろなのですか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 三芳町の環境衛生対策審議会の中では、決定したのは12月21日でございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 では、ふじみ野市は、決定したというか合意に至ったのはいつなのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) ふじみ野市側のことでありますので、よく……違いますか。 〔何事か呼ぶ者あり〕
◎環境課長(長谷川幸君) ふじみ野市側の決定した……三芳町と、ごめんなさい。そういう意味か……済みません。三芳町とふじみ野市側とは決定したということではなくて、常日ごろからコミュニケーションをとりながらどういう形で進めていったほうがいいのかということで進めてきた形になっておりまして、いついつ合意したとか、そういうことではありません。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 三芳町の、廃棄物の審議会では12月に決定したということですけれども、ふじみ野市とでは粗大ごみの一部有料化については決定していない、合意していないということですか。今の答弁ですと。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 何月何日に決定したとか、そういう日付の合意書があるとか、そういうことではなくて、粗大ごみを有料化するに当たって令和2年4月に向けて一緒に取り組んでいきましょうという中で、すり合わせをさせていただいて取り組んできたということかと思います。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 そういう合意書がある、ないではなくて、お互い、ふじみ野市と三芳町とで令和2年4月1日から有料化しましょうと決まったわけですよね。そして上程されていると思うのですけれども、それが何月何日と今答えは難しいかもしれないのですけれども、いつごろなのかというのをまず聞いているのです。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 基本的には平成30年ごろから徐々にではありますが、令和2年4月1日ぐらいを目指して取り組んでいこうということで話し合いに向けて取り組んできたところでございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 なかなか的を射るようなご答弁をいただけなくて残念なのですけれども、では今回お互いがこの定例会で条例改正の議案を上げましょうというすり合わせができたのはいつなのですか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 私の認識ですと12月ぐらいだというふうに認識しております。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 ということは、昨年の12月には条例改正ということでお互いの市、町で合意に、合意という言葉が悪いのかもしれないのですけれども、お互いに認識をしたという答弁を最初からいただければそれで済んでいたのですけれども。であれば、12月であれば、今回まで相応の期間があったと思うのです。時間がなくて議会に対して説明ができなかったということはないと思うのです。これまでもいろんな議案につきましては、その前に全員協議会等でご説明をいただいていた経緯もあります。特にごみ処理に関しては、もっと収集の仕方が変わるという段階においても、例えば住民にはもう事前に説明とかもずっとしてきた経緯もあったと思います。今回こういうことがあって、何となくはそういうことになるのだろうなという住民の意見もあります。ただ、急に上がってきたのですかというのが一番多いのです。感想としては。上程の仕方というのをもう少し丁寧にしていただくようなことを願うのですけれども、町長、いかがなのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 町長。
◎町長(林伊佐雄君) 議員さんご指摘のように、今回の上程に関しては説明が十二分でなかったかなという点はあろうかと思いますが、今後こういうことがないようにしていきたいと思っています。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 ぜひ、済みませんが、お願いしたいと思います。こちらもしっかりと審議していきたいと思っておりますので。 この45号につきまして、説明の中で排出の抑制ということがありました。では、排出の抑制、有料化によって排出の抑制、どれくらいの効果があるのか伺いたいと思います。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 この有料化の品目というと10品目ほど挙げさせていただいておりますが、三芳町ですと大体全部合わせると約4,000台程度というふうに予想しておるところであります。大体2割ぐらい抑制をできればというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 2割ぐらいの抑制効果があると見込んでいるということですね。先ほどちょっと話がありましたけれども、不法投棄が今度心配になってくるわけです。この有料化によって不法投棄というのはふえるとお考えでしょうか、それとも変わらないとお考えでしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 若干ふえると思っております。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 若干ふえるということで、先ほど答弁の中で地域の方に協力をという話がありました。この協力というのはどういうことなのかを伺いたいと思うのですが、要するに不法投棄があってから協力をしてもらうのか、不法投棄がないように協力をしてもらうのか。それにはどういう協力が必要なのか伺いたいと思います。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 なかなか不法投棄の前の段階でのそういうチェックというのは難しいものがありますので、不法投棄があった後とか、そのほかパトロールをしてさまざま不法投棄がないように注意をしていくとか、看板を設置するとか、そういうようなことになるかというふうに思っております。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 ただいま三芳町の市境に住んでいる住民というか地域があります。そうなると、三芳町だけではなくて通りすがりによそのほうから、よその自治体から来て捨てていくというのもよくあるのです。これに関して言えば、もう町の中の話だけではなくて、実際見ている人がいて、あの人は違うのにここに捨てていくとか、関係ないのも捨てていく。本来捨ててはいけないものも捨てていく。どうしたらいいのでしょうという相談もあります。三芳町だけで完結できる問題ではないと思うのですけれども、特に市町境とかも含めてどのような対応を考えるか伺いたいと思います。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 集積所の近くに住んでいる方は、その辺もよく大変わかっておりまして、捨てられたというようなお話を聞くこともございます。また、その辺の相談に来られる方もいらっしゃいますが、集積所に関しましては限られたスペースでございますので、全然違う自治体の方が捨てたといっても、そのまま放置するというわけにはいきませんので、こちらとしてはその部分については収集という形で対応させていただきたいと思っております。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 では、最後の質問ですけれども、費用負担の公平性ということがありました。これを有料化することでどのような費用負担の公平性につながるのか、ご説明をお願いします。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 この費用負担の公平性というのは、粗大ごみ以外のごみ、厨芥類のごみとか生ごみとか、容器包装のプラスチックとか、その辺のごみについてはどの家庭でも大体同じぐらいの量のごみが出てくるというふうに考えております。ただ、粗大ごみに関しては、出す人と、それから出さない人では全然その辺の処理に対する時間と労力が違うために、出す場合であればお金を多少取って、その辺の負担の公平性をとりたいということでございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) ほかにございますか。 13番、本名洋君。
◆13番(本名洋君) 13番、本名です。 先ほども菊地議員のほうから質問があった部分でありますけれども、議会への情報提供、説明、これは以前から求めてきた部分であります。今回の件に限らずです。ふじみ野市との共同事業ということで、共同事業ではありますけれども、ふじみ野市のほうが中心になっているような形です。新環境センターが稼働して、それに伴って三芳町から派遣されていた職員もこちらのほうには戻ってきたと思います。その際も、であればなおさら三芳町議会への情報提供や説明、丁寧にやってほしいということで以前も申し上げたところでありますけれども、それは前課長のときでしたので、改めて現長谷川課長、再度、菊地議員からもありましたけれども、今後のこと、再度答弁を求めます。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 大変申しわけございませんでした。今後はしっかりと説明をさせていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 13番、本名洋君。
◆13番(本名洋君) 13番、本名です。 よろしくお願いいたします。今回条例が、撤回されて新たに提案されたところで、説明ありましたように処理品目の金額が表でしっかり示されました。条例に加えられたということで、今後仮に有料品目をふやすとすると、条例によるものですから、当然議会の議決が必要になると思いますけれども、そのような認識でよろしいのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 私も議員と同じ認識でございます。
○議長(井田和宏君) 13番、本名洋君。
◆13番(本名洋君) 13番、本名です。 非常にこの品目は労力がかかる。恐らく手作業で作業員が分解しているような状況だと思います。そういった意味で、分解して、よりリサイクルを進めるという、そういった視点もあるとは思いますけれども、課長として費用の公平性でありますとか、抑制とかという説明もありましたけれども、リサイクルを進める上でこのような、今回料金を取るような形になったことはリサイクルの面でも必要かなとも思うのですけれども、どのようなご見解か、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 済みません。リサイクルの面で……申しわけございません。ちょっと済みません。わからなかったので、もう一度お願いできますでしょうか。
○議長(井田和宏君) 13番、本名洋君。
◆13番(本名洋君) 13番、本名です。 今回料金を設定したということで説明はいただきました。それとあわせて、これは当然品物を分解してリサイクルという、分別するという、そういうような趣旨もあろうかと思います。分別処理を進める上において、分別するということはリサイクルする部品も出てくると思います。そういった観点でも、今回住民にとっては費用負担にはなると思いますけれども、そういった分別を進める、リサイクルを進めるという観点から言うと、このようなことももしかしたら、料金をいただくようなことも必要なのかなというふうにも認識しているのですけれども、環境課としてはどのように捉えているでしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) リサイクルを進めることによって、それは中間処理を経た上で最終処分のほうに回るということで、少しでも最終処分の量を減らすということには大変いいことだというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 13番、本名洋君。
◆13番(本名洋君) 13番、本名です。 今回、当然ふじみ野市とは同料金にはなるわけですけれども、手間がかかる割にはという意味においては、金額は比較的安いかなとは思うのですけれども、もし把握していらっしゃれば、近隣自治体の状況、金額的にわかればお答えいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 大変申しわけございません。近隣自治体の金額までについてはちょっとわかりかねるところであります。ただ、なるべくわかりやすい区切りのいい数字を設定しているというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) ほかにございますか。 7番、桃園典子さん。
◆7番(桃園典子君) 7番、桃園典子です。 済みません。非常に具体的な内容で恐縮なのですが、チケットを購入してのごみを出すという形において、そのチケットの形態といいますか、例えば出した人の名前は記入しなければいけないとか、そういうような形になっているかどうかを伺いたいと思います。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 名前を書くような自治体もあるかと思いますが、今のところ考えているのは名前は書かない方向で進めさせていただければというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 7番、桃園典子さん。
◆7番(桃園典子君) テレビで見たときに、ごみを出した、そのごみに必ず名前を書いて、それが適さないものであれば持っていかないという形の対応をしている行政もあったのを拝見したことがあって今質問したわけなのですが、置いていかれたままになってしまう、持っていけなくてそういうふうになってしまったらどうしようかなというところから始まりましたが、先ほどのお答えをいただいた中では、最終的には持っていってくださるということでしたので、それはでは置かれたままになって、地元の集積所の近くの方が困るということはないということでよろしいでしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 きちんと出していただければ何も問題なくきちっと持っていくかと思うのですが、違う日に出したりとか、一応ごみのルールを守らない場合においては、それを周知するために何日かその場所へ置くというような場合もありますので、その辺は状況を見ながら運用させていただきたいというふうに思います。
○議長(井田和宏君) 1番、久保健二君。
◆1番(久保健二君) 久保です。 済みません。もう一点、回収方法についてもう少し詳しくお聞きしたいと思います。こちらは今回から有料化されるということで、今までどおり集積所のほうに自分で大きいものも含めて持っていかなければいけないのか。それとも集積のほう、例えばですけれども、他の自治体なんかの例を見ますと、シールを張って、前日の夕方4時半ぐらいまでに連絡、予約をすれば、自宅の庭ないし駐車場まで集積のほうに来てくれるような自治体もあるようですけれども、その辺回収方法というのはどうなっているのか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 三芳町としては集積所に出していただくという基本的な考え方は変わっておりません。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 1番、久保健二君。
◆1番(久保健二君) 今回品目を見ますと、かなり大きいもので、ひとり住まいの方なんかはなかなか出せないようなものもあるかと思うのですけれども、そのような他の自治体を参考にした、今後回収方法というのを検討するような予定というか、またふじみ野市さんと協議するようなことはないのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 今のところまだそこまではちょっと考えておりません。
○議長(井田和宏君) 1番、久保健二君。
◆1番(久保健二君) 今回有料化が始まるということですので、その辺も、他の自治体、結構1つではなく幾つかやはりそのような回収、自宅のほうまで集積に伺っているような自治体もあるようなので、その辺参考にして、ぜひ協議のほうを進めていっていただければと思います。
○議長(井田和宏君) ほかに。 8番、細田三恵さん。
◆8番(細田三恵君) 8番、細田です。 先ほどからチケットというお話をいただいているのですけれども、初めてなので少しイメージがつかなくて、例えばマットレスだと1枚につき1,500円とございます。これは1,500円のチケットなのか。また、畳でいうと500円になります。品目によってチケットがそれぞれにあるのか、基本のチケットがあって、その枚数を、マットだと3枚、500円が1枚だと3枚になるのか、お聞きしたいと思います。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) お答えします。 基本的には枚数が、今議員おっしゃったとおり、枚数があってというふうな考え方で進めたいというふうに思っております。ここのところで金額、例えばソファー500円とか載っておりますが、自己搬入した場合は半額になりますので、最低の金額としては250円という金額が発生するかと思いますので、その枚数によってというような考え方を今進めているところでございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 8番、細田三恵さん。
◆8番(細田三恵君) 細田です。 今、自己搬入されたら半額というのは、全品目に対して対象になりますか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 備考のところに書かせていただいたとおり、全部に反映する予定であります。
○議長(井田和宏君) 8番、細田三恵さん。
◆8番(細田三恵君) 備考のほうにございました。ありがとうございます。 それともう一つ、自転車のところなのですけれども、細かく言っていたら切りがないのは承知の上なのですけれども、自転車に関しては三輪車からございまして、あとは電動自転車とかもございます。そういう判断はいかがでしょうか。
○議長(井田和宏君) 環境課長。
◎環境課長(長谷川幸君) 議員おっしゃるとおり、その辺のことも話し合いの中では出ているところであります。その辺の具体的な部分については、今後しっかりと詰めて、チラシの中で写真入りで説明をさせていただきたいというふうに思っております。
○議長(井田和宏君) 8番、細田三恵さん。
◆8番(細田三恵君) 細田です。 そのような細かいところもぜひとも今後の周知、そしてチラシの中で絵を使ってだとか、細かく記載していただけるとまた住民のほうもわかりやすいかなと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 議案第45号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立総員〕
○議長(井田和宏君) 起立総員であります。 よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。 日程第14、議案第46号 三芳町
総合体育館床改修工事請負契約の締結についてを議題とし、質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) 15番、細谷でございます。 まず、けがをされた方にお見舞い申し上げます。余り事情はよくわかっていないのですが、町長のブログによりますと、
指定管理者と今回の事故の原因を究明し、再発防止に努めますということでございますので、まずこの事故原因につきまして、どういうふうな結果が出たか教えていただきたいと思います。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 今現在まだ事故調査委員会については、第4回目を7月に行う予定でございまして、現在これまでの各委員の意見をもとに報告書の素案を作成しているような段階でございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) それを受けまして、スポーツ庁から通達みたいなのが来ていると思うのですが、ほかの体育館等にも同じような素材のものが使われている場合に、そういう点検というのはここでやられたのでしょうか。 〔何事か呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) ここにスポーツ庁参事官ということで、この事故を受けて注意喚起ということで全国にそういう通達等があったと思うのですが、例えば中学校とか小学校とか、ほかの施設でもそういったことが起こり得るという可能性があるのかどうか。ちょっとそれてしまうかもしれないのですけれども、お聞きしたいのですが。
○議長(井田和宏君) 教育総務課長。
◎
教育委員会教育総務課長(中島弘恵君) お答えいたします。 3月の末に小中学校の体育館の床のほうを緊急点検をいたしまして、そちらのほうはまたこちら改修というか修理をする予定でございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) 今回の工事のメーンアリーナ、またサブアリーナ、そして武道場におきます設計額、また契約金額の坪単価について、それぞれわかれば教えてもらいたいのですけれども。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 坪単価という形ではちょっとお出ししていなかったのですけれども、特に坪単価としては持っておりません。申しわけありません。
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) 後日でもいいのですが、もしわかれば参考までに教えてもらいたいのですけれども。 まず、このアリーナと武道場、あとはサブアリーナですか、そこには同じ素材は使われていなかったのか、お聞きしたいのですけれども。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 体育館の床については、今現在はどのお部屋も木製になっておりまして、それについては同じ品物ではございますけれども、一つのピースというのですか、合板になっている大きさなど、そういうものはアリーナとそれから武道場、多目的室と違ってはおりますけれども、木製合板を使っているというところでは同じでございます。
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) まず、それがなぜ聞きたかったかといいますと、まず原因がわかっていないと。特定されていない状況の中で、まずこのメーンアリーナは床を張りかえる。サブアリーナは、ポリウレタンの2回塗装ということで、特別厚く塗装するとか、そういうことではないのだとは思いますけれども、それで武道場につきましては、現在のフローリング研磨でビニールの床シートを張るというふうな設計になっております。体育館のほうも早く直して利用されるようにしたほうが住民のためにもなりますし、特定されていない中でアリーナだけ床を張りかえて、普通に考えれば同じように研磨をして平らにして、例えばコーキングをして、その上から同じように床張り工法で設計したほうが時間の短縮にもなりますし、使われる方にとってはいいのではないかなと思ったのですが、特定をされていないのに場所、場所によって改修方法が違うということについてどういうお考えになったのか教えてもらいたいのですけれども。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 専門業者による一斉点検の結果も踏まえまして、その後、町長を含め担当が他自治体の体育施設を幾つか視察し、詳細を確認してまいりました。そうした中で、今一番の課題としては、このような悲しい事故が二度と繰り返さないためということで、施設環境、ハードの面での対策に重きを置きまして検討を進めてきたところでおります。新しい体育館でも事故が発生していること、また同様の事故が発生するリスクというのは、施設の使用年数にかかわらず、あらゆる木製床の体育館に存在するということが文科省の通知で発出されております。今回の床改修におきましては、そういったことも踏まえまして、二度と同じことが起きないためには、やはり木製床でありますと、湿気とか乾燥とか、大変状況の影響を受けやすいということから、今回メーンアリーナと、それから武道場に関しては特に傷みが目立ったこともありまして、全面的に張りかえるというふうにして、その製品としてはビニール床シートを選んでおります。 また、多目的室におきましては、そこまでアリーナに比べますと激しいプレーとかスライディングをするとかといった利用目的が違っております。また、今使っている床の一つ一つのピースが小さくなっていて、それほど剥離が起きにくいということ、またそれから劣化も一番少なく、木製を残すということも一つ必要なのではないかということで、今回サブアリーナについては現状を、先ほどお話あったように上を研磨してという工法を選んでおります。 以上です。
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) それでは、武道場とアリーナにつきましては、板の大きさが違うので、また剥離率等も違うということで、アリーナのほうだけは既存のフローリング及び板のほうを撤去してからの工事ということでよろしいのでしょうか。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 アリーナに関しましては、床の下の補強も行いますので、全面的に剥がして間に合板を張って、その上にビニールシートというふうになりますけれども、武道場に関しましては、研磨した後に間に合板を張りまして、その上にシートを張るということで、多少工法につきましては違いますけれども、上に張るシート、ビニールシートに関しては同様のものを使用することを考えております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) アリーナの外周につきまして強化の工事が要るということでございますが、もともとの設計自体がそういう対応をしていなかったのか。そういうわけではなくて強化をする必要があったのか聞きたいのですけれども。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 事故原因について一つに特定されているというところではなくて、現在調査委員会を進めているところでありますが、幾つかこういう可能性があるということで出てきているものの中の一つとしまして、バスケットゴールが大変重量のあるものでございます。1トン近くあるものなのですけれども、これの移動をさせることによって、床を劣化させる可能性というのも今回の事故調査の中で出てきているものであります。そうした中で他市の体育館を確認させていただいておりますけれども、もちろん補強してあるところ、またしていないところとございますけれども、今回改修工事を行うに当たっては、バスケットゴールを通る位置を指定しまして、そこの場所につきましてはきちっと補強をして、劣化しないような、長く利用できるような状況をつくっていきたいということで補強を加えるというような形にしております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) 15番、細谷です。 それでは、今回の事故は、この斜線部分において起こったということでよろしいのですか。今回の事故は、そういう一因として、そういうバスケットの重いものを動かしたがために起こったということで、今回強化されている部分において、そういう事故が起こったのですかということをお聞きします。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 一つには特定できておりませんけれども、それら大変重たいものを、木製の床を通すことによって、やはりそこは劣化する要因の一つではないかというのは言われています。ただ、それが今回の剥離事故の原因であるというふうには特定できているものではありません。
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) 事故が起こった場所がここなのかということがお聞きしたいのですけれども。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 そうではございません。ただ、これまではバスケットゴールはここを通さなければならないというような決まりをつくっておりませんでした。なので、移動する人が自分の一番最短距離を通って移動させていたと思うのですけれども、今回は補強を、コスト等いろいろ考えまして、外周部にしておりますので、そこを今後は必ず通していただくというふうにしているところです。なので、事故が起きた場所というのは、実際にはこの部分ではございません。
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) ありがとうございます。自分が心配しているのは、今回このようなことが起こったわけですが、通達としては点検等を徹底してくださいというふうなことなので、では三芳の体育館が剥がれたから、全てほかの小中学校の体育館を全部工事してくださいということになると大変なことにまずなると思ったというのがまず第1点。それとあとは、できれば早く直したほうがいいので、同じように上から板を張って、その上からマットを張るというほうが工事が早いのではないかなと思ったのが1点なので、そう申し上げました。 それはまた別といたしまして、今回一般競争入札ということでございますが、余りにも最低価格の方と実際の設計額がかけ離れておりまして、2,300万程度違います。また、1,000万円以下の件数が6件ございます。先ほど坪単価は幾らですかと聞いたのは、やっぱり自分たちは素人なので、普通に例えばアパートを直すとか、工場を直すとか、そういう場合には必ず坪単価というのが出ておりまして、それを基準にして高いのか安いのかという評価がしやすいので、今後はできればそういう工事について、そういう坪単価という表示も、計算普通にできるわけだから出していただければ、まずそれはありがたいなと思うのです。今聞きたいのは、これは2,000万も2,300万ですか、また1,000万円以上違う業者がいっぱいいらっしゃるという中で、実際の最初の設計価格が高過ぎたということはないのだと思うので、この方々の業者が余りいいかげんな見積もりをしたということなのか、どういう判断というのを自分はつけたらいいのだか、ちょっともしわかれば教えてもらいたいのですけれども。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 こちらのほうでは、設計額は適切であったというふうに考えております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) そうなりますと、この一般入札に入られた業者の方たちの見積もりの能力がないといいますか、部材が、ただシートを張るだけだと思うので、そんなに変わらないような気もするのですが、その差が何で出たのかというのは、見積もりの段階で例えば全体額しか出していないで入札してくるのか、細かく、これが幾らで、幾らという形で入札してくるのか、私どもは全然わからないので、もしその全体的にこの部分が幾らというふうな入札であれば、何が安かった原因だったのかというのがわかると思うのですけれども、公共事業なので、できるだけ安くなればいいとは思うのですが、役所のほうが見積額を間違っているということもないとは思うのですが、そこら辺についてもし安くなった原因がわかれば、入札について総額ではなくて個別の何々費が幾らというふうなものが出ているのであれば、何がこの業者の方々には安かった原因だったのか教えていただければありがたい。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 今回の改修工事に関しましては、きちっと設計を、体育館を設計した業者さんに出しておりますので、きちっと県単価など、きちっと内容も確認しておりますが、今回の入札に当たっての最低制限価格を出しているような事業者さんがどういうふうなお考えでこのような額を出したかということについては、私のほうではわかりかねます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) 済みません。勉強不足で申しわけないのですけれども、そうなりますと入札については総額のみで、内容については全く書いていないということなのでしょうか。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 内容についてもきちっと積算内訳書というのがございますので、きちっと業者さんにお伝えをしているものでございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) そういうことになりますと、先ほどの質問と同じになってしまいますけれども、その2,300万の差額が何で出たのかというのがちょっと、見積もりを比較して、例えば入札外なので、そんなものは見ない。総額だけ見て内訳については見ませんということだったらそれはしようがないのかもしれないですけれども、もし内容を見ている、比較しているということだった場合に、何が2,300万の原因なのかをちょっと、その業者がよっぽど、余り言葉が悪いのであれなのですけれども、おかしな業者というのならわかるのですけれども、済みません。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 この入札結果表を見ますと、最低制限価格未満の事業者が多くありますので、そういったご質問だとは思いますけれども、きちっと設計をして、その内容について確認をしたものを事業者さんに入札としてお出ししておりますので、それを見て今回の額を出してきた事業者さんがどういうところで低い額を出してきたかということは、ちょっと私のほうではそこまではわかりません。 以上です。
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) 体育館のほうはできるだけ早く直してもらいたいので、この件に反対するとか、そういうことではないのですが、実際問題、やはり町としては余り、財政が硬直しているというか、お金がないわけでございますので、できるだけ例えば安い工法、また安い、品質を保ちながらも安い予算でできるようになれば一番町民のためにもなると思いましたので、一応そういう質問をさせていただきましたが、今後もし可能であれば、そういうような坪単価が幾らだとか、そういう表現をしていただければ一目瞭然で、何となくそれは一般よりちょっと高いのではないかとか、特別な材料を使っているのではないかとか、そういうことが判断できると思うので、ぜひそうしていただければありがたいと思います。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) 鈴木です。 こちらの今回の契約、5月の臨時会でやった補正予算のほうで計上されたものに沿っての入札だったと思うのですけれども、たしかその際に、やはり一番私も心配しているのが、今まで利用していた方々がどのくらい待たされるのかということが一番問題になってくると思うのです。当然今後も事故が起きないのが前提として。お話では、たしか11月ぐらいまでは無理だというような話だったかと思うのですけれども、今回のこの契約書を見ていると、来年の2月いっぱいまでということで、またさらに延びておりますが、これの主な要因といいますか、なぜここまで延びることになってしまったのか、お願いします。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 今お話しの件につきましては、アリーナの再開というふうに思いますけれども、今回アリーナのほかに武道場、それから多目的室と3カ所やることを予定しております。おおむねアリーナは、今後正式な契約が済んで工程表というのが出てきてからはっきりすることではありますけれども、4カ月ぐらいの工期を考えております。また、それぞれ多目的室、サブアリーナについては1カ月ずつかかるのではないかというふうに考えております。これについては実際には正式な契約後に出しますというふうになっておりますので、今の時点で何月にアリーナが再開できるかということをはっきりとお伝えすることは難しい状況ですけれども、おおむねこれまでの考えで進めているところではあります。 以上です。
○議長(井田和宏君) 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) そうですね。工事3カ所あるので、私も下からやっていくなり上からやっていくなりで、先にできるところ、後にできるところがあるとは思っていたのですが。やはり皆さん利用できない方々は、かなり首を長くして待っていると思うのですけれども、今回武道場等は、今度はビニール床になるのですよね。そうすると、武道場というと、どうしても私なんか、例えば剣道とか想像するのですけれども、物によって、柔道などの畳を隣の部屋から持ってきて敷くのは大丈夫なのですが、そういった床でやる武道場の方は、3階のサブアリーナを使うことになるのかなとも思うのですけれども、そういったことも早目に伝えておかないと、今度予約とるときに武道場をとって、あれ、何で床がビニールなのということにもなるかと思うのですが、そういった利用団体との連絡というのは今後どのようにしていくつもりでしょうか。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 今回議案が通りまして、きちっと業者さんとお話しした上で、でき上がるお部屋の状態、また工期などについてはきちっと周知をしていきたいと思っております。また、先ほどのビニール床シートに関しては、剣道を初め全てのスポーツに対応できるというものを選んでおります。なので、それを用意するのに時間がかかったりすることもありますけれども、それでも三芳町としましては、二度とこの事故を起こさないこと、また利用者に今までのように安心して使っていただけることということを重要視して選んだつもりでございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) 鈴木です。 わかりました。いずれにしても、今後も皆さんにとって使いやすい形で、一日も早く再開できることが一番だと思いますので、ぜひこちらのほうは業者さんともうまく工程を組んで、できる限り早く、安全なものができるように努めていただきたいと思います。 続いて、先ほど細谷議員からもありました入札結果についてなのですけれども、今回も大分最低制限価格未満のものが多くありました。以前たしか私が議員のとき、旧給食センターの解体などでもかなり最低制限価格を下回っているものが多くありまして、もちろん設計から設計価格、予定価格というのはある程度準じてつくったものなので、それに関して、開札したものに関してはどうこう言うつもりはないのですけれども、こういった事態があった場合、例えば担当課や入札を取りまとめている課などでは、一度ちょっと設計価格等の検証というのですか、を行っているのかどうか。さすがにこの7件が最低制限価格ですけれども、どこもそれなりにしっかりと根拠を持って設計していると思うのです。ということは、もしかしたら設計価格自体ももっと今の技術や工法をうまく使えば安くできるのではないかと。今後町の事業でもどうしても入札、建設物というのは出てくると思うのですけれども、そういった際の参考になると思うのですが、こういった最低制限価格等が異様に多かった入札の設計等の検証というのは行っているのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 財務課長。
◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。 建設工事に係るこういった大規模な工事に関しては、庁舎内で建設工事に係る大規模の検討委員会を設けて設計額からしっかり見ているところでございます。先ほど、済みません、私が答弁すればいいところもあったところでございますが、価格でございます。こちら最低制限価格に関しては、ダンピング防止の観点から、あと賃金的な労働条件の悪化とか、そういった点からこういった最低制限価格を設けているところでございますが、今回入札、県の電子入札の仕組みを使って入札して、入札があった時点で、積算の業者から金額の見積もり内訳書も提出されたところでございます。今回の状況に関しては、その辺の、どうしてこのような結果になったのかもちょっと見積もり内訳書から検討すべきかなということは契約の担当課として考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(井田和宏君) 2番、鈴木淳君。
◆2番(鈴木淳君) そうですね。もちろん人件費等も不当に低くしていたりすると、それは問題なのですけれども、今回の見積書の内訳よく見ていただいて、もう少しこういうことができたのではないかとか、今後の町の財政にもまたかかわってくる問題ですので、よく検討していただきたいと思いますので、お願いいたします。
○議長(井田和宏君) ほかに。 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 1階平面図でお聞きしたいのですけれども、②、1階メーンアリーナの上のほうで、断面詳細図、10分の1スケールであると思うのですが、最初このアリーナというのは床、木質系の床材と床下地、全部撤去するのだと思っていたのですけれども、これ見ると一番上からビニール床2.1ミリ、捨て張りが15ミリ、その下があって、もう一つ斜線のがあるのですけれども、これは既存が残っているという意味なのでしょうか。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 お話しさせていただいたとおり、一番上の木製床の部分と、それからその下の捨て張り合板の部分を撤去し、下の鋼製床下地のところに補強を加えまして、そこに張るものというのは捨て張り合板とビニール床シートというふうになります。今のお話のことですけれども、根太につきましては残すということでございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 わかりました。全部根太とかも撤去するのだろうと思って聞いていたら、ちょっと図面と違ったので、根太関係は残して、鋼製の床下地は今あるものに追加して補強していくという考えでよろしいですか。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 そのとおりでございます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 わかりました。ありがとうございます。 では、この完成したものについて、保証等はどうなっているのでしょうか。 〔「もっと言ったほうがいい。質問が……」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 済みません。よくご理解いただけなかったようで、基本的にはやったものについては責任というか、業者の保証等入ってくるのだと思うのです。何年間は保証しますよとか、そういった保証について伺いたいと思います。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 メーカー側の保証というのは1年間ということでございます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 メーカーというのは施工業者と考えてよろしいのでしょうか。もう何年も前になるのですけれども、体育館が雨漏りしたときに、その責任はどこにあるのだという話をしたときに、施工業者がやった後、防水屋がやったとか、そういったことがあるのですけれども、請け負った業者が1年間だけ持つということですか。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 今のメーカーというのは、表面に張るシートのほうでございます。なので、施工業者につきましては、何年間ということではないと思いますけれども、施工内容についてはきちっと保証されているものというふうに考えます。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 こういった場合には、メーカー側が言うのは施工不良だとよく言います。施工が悪いからそういう事故が起こった。それを立証するのがまた非常に難しい問題があります。結果的に一番責任を負うのは施工業者ということになるのですけれども、施工業者は何年かわからないけれども、保証があるということで再度答弁を求めたいと思います。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 瑕疵担保の期間としましては、通常は2年ということでございます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 一般に比べると非常に短いというのが、前に質問したときにも感じたところです。通常ですと5年、10年というのが今当たり前の時代で、地方自治体の場合は2年しか保証期間がない。そのことはどうなのかという思いはありますけれども、今さら制度は変えられないのですが、その2年の間で同じような事故があった場合には、そちらからまた保証のほうから支払われると考えてよろしいのでしょうか。ただ、原状回復というだけの責任なのでしょうか。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 今回選んだビニールシートに関しましては、床の剥離事故というような、同じような事故は二度と起きないために、そういうことはないものを選んでおります。それ以外の事故に関して、ビニールシートであった場合にどういった可能性があるかというふうになってくると思うのですけれども、通常のご利用をしていただければ、今回のような思いもしないようなことになるというふうには考えておりません。
○議長(井田和宏君) 10番、菊地浩二君。
◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。 選んだ素材では、もう二度と事故が起きないというような答弁に聞こえているのですけれども、そんなことは絶対にないのです。使っていれば摩耗もしますし、汗とかいろんなものでぬれたりもする。そういったことが繰り返されると、やっぱり素材というのはどんどん劣化をしていきます。ビニールなので、もし破れた場合どうなるのか。絶対破れませんというものがこの世にあるのかどうか。そういったことも含めて保証なのだと思うのです。想定外があってはならないから、いろんなことを想定して危機管理しましょうよというのが考え方だと思うのですけれども、今の答弁だと、再度申し上げますけれども、同じような事故はもう起きないという前提で話を進められているような気がするのですが、それは絶対にあり得ないと思うのです。なので、何かが起こったときにはどうなるのかというのをしっかり把握しておくべきだと思うのですけれども、もう一度答弁を伺いたいと思います。
○議長(井田和宏君)
MIYOSHIオリンピアード推進課長。
◎
MIYOSHIオリンピアード推進課長(百富由美香君) お答えいたします。 床の剥離事故ということでお答えをさせていただきました。今回床の剥離事故を二度と起こすことのないようにということで、ビニール製シートというのを選んでおります。ただ、ビニール製シートに関しても、何ら危険性がない、問題がないということをお伝えしているわけではありません。思わぬ事故というのはいろんな可能性があって起きると思いますので、そういうことがないように注意喚起等をしていきたいというふうには思っております。それで、何か起きた場合というのは、施設賠償保険にて対応していくことになるというふうに考えます。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございますでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 議案第46号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立総員〕
○議長(井田和宏君) 起立総員であります。 よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
△請願第2号
柔軟仕上げ剤など家庭用品に含まれる香料の成分表示並びにイソシアネートなど有害な成分の使用の制限等を求める意見書を国に提出することを求める請願
○議長(井田和宏君) 日程第15、請願第2号
柔軟仕上げ剤など家庭用品に含まれる香料の成分表示並びにイソシアネートなど有害な成分の使用の制限等を求める意見書を国に提出することを求める請願を議題といたします。 紹介議員の説明を求めます。 本名洋君。 〔13番 本名 洋君登壇〕
◆13番(本名洋君) 請願第2号
柔軟仕上げ剤など家庭用品に含まれる香料の成分表示並びにイソシアネートなど有害な成分の使用の制限等を求める意見書を国に提出することを求める請願について、私のほうより請願の趣旨説明をさせていただきます。 化学物質過敏症というものが近年問題になっております。中でも最近クローズアップされているのが香害、香りの害です。
柔軟仕上げ剤や消臭剤等に含まれる香料が原因で健康被害が生じております。みずから使用しなくても他人が使用している柔軟剤、消臭剤などのにおいにより職場や学校に行けなくなる、交通機関の利用や買い物に出かけることもままならないなど、通常の生活ができなくなるような深刻な健康被害を受けている方が多数いらっしゃいます。重篤な場合は何年も外出できないようなケースもあります。 これは、新潟県の上越市の調査なのですけれども、上越市内全小学校児童を対象に化学物質過敏症の症状に関するアンケート調査、2005年7月実施されております。そこでは、アンケートの有効回答数84.0%のうち、化学物質過敏症の症状を示す児童生徒、これは6歳から12歳です、全小学校。9.5%いたそうです。さらに、その追跡というか再調査ということで、2010年に行った調査では、これは6歳から15歳だから、今度は中学生までになりますけれども、今度は12.4%にふえていたそうです。そのような状況を考えると、まだ社会全体の認識が薄いあるいは本人も自覚していないといったような、実はかなり潜在的な被害者もいるのではないかと思います。最近においてようやく社会問題として取り上げられ、国会でありますとか各自治体の議会でも質問が相次いでいるところです。このような健康被害をなくすためには、また誰もが安心して暮らせるように香料に対する法的な規制と周知啓発、相談窓口の設置などを求め、意見書を国に提出することを求めるものであります。 以上、国に意見書を提出するためということで、皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(井田和宏君) 質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 16番、山口正史君。
◆16番(山口正史君) 16番、山口です。 この請願の趣旨そのものには私も賛成するのですが、これが可決された場合には、当然のことながら紹介議員になるのですか、実際に意見書が作成されると。その意見書が作成されたときに、この請願の裏面に案がございますが、これをもとに作成されると思うのですが、その後、作成された後、普通ですと意見書に関しては全協でも調整が入るということでやっておりますが、この請願でつくられた意見書に関しては、そういったプロセスを踏むのか、それとも一切この裏面にある案にそのままで出されるのか、それはどちらでしょう。
○議長(井田和宏君) 紹介議員、本名洋君。
◆13番(本名洋君) お答えいたします。 裏面に案がつけられましたけれども、これはあくまで案ということで、その請願趣旨が変わらない範囲で文言の修正とか、細かい部分の修正は可能であると認識しております。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございますか。 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) 先ほど化学物質過敏症ということでお話でございましたけれども、この案件といたしましてはイソシアネートということでなっているわけで、イソシアネートで化学物質過敏症になっている方は日本でどのぐらいいらっしゃるのでしょうか。
○議長(井田和宏君) 紹介議員、本名洋君。
◆13番(本名洋君) お答えさせていただきます。 ここではイソシアネートを例に挙げておりますけれども、化学物質過敏症というのはそれには限らず、さまざまな物質があると思います。実際どれだけの人数がいるかというと、全国ではそれはまだ調査がよくできていないというか、まだ不明な部分であると思います。ただ、ここに意見書(案)のほうにも書きましたけれども、日本消費者連盟が開設した「香害110番」では、2日間だけで213件もの苦情や悲鳴が寄せられたというふうに、そのような状況はあると思います。請願の説明で初めのほうにも説明させていただきましたけれども、正確な人数を把握するのは難しいと思います。みずからが、自分が化学物質過敏症であるというふうに正確には認識できていない方もいらっしゃると思います。症状はさまざまであり、また程度もさまざまであります。何だか体の調子が悪いのだけれどもという、いろいろ病院へ行ってもわからなくて、結局のところ化学物質過敏症であったというような例もあります。ですから、答えとしては、人数は不明であるというふうに私は認識をしております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 15番、細谷光弘君。
◆15番(細谷光弘君) 15番、細谷でございます。 裏面の2番の
柔軟仕上げ剤等を家庭用品品質表示法の指定品目にすることにおきましては、現在洗濯洗剤なども入っておりますので、別に問題はないのですが、今実際の人数等がわからないと、香害110番ですか、ということで実際イソシアネートのみということの人数というのは実際把握されていないので、国民生活センター被害状況の専用窓口を都道府県全てにつくるということ自体が余り、ちょっと意味がない、そんなに人数がいないのだったら、逆に一つに集約して把握したほうがいいのではないかなと思いまして、済みません。
○議長(井田和宏君) 紹介議員、本名洋君。
◆13番(本名洋君) お答えさせていただきます。 理想としては1カ所というよりか各都道府県、各自治体にまで相談窓口があればなおいいかと思います。ここにおいては都道府県というふうにさせていただきましたけれども、いずれにしろ相談窓口は必要であるというふうに、そのような請願者のお考えであるというふうに私は思います。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございませんか。 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 14番、内藤です。 これは
柔軟仕上げ剤など家庭用品に含まれる香料成分表示というところは、本当にそのようにしなければいけないなというふうにも思っております。大変においのきついのもありますので、それが大変香害という体に悪いものがそこに含まれているのであれば、しっかりと調査をしていただきたいと思っております。並びに、このイソシアネートなどと書いてあるのですが、このイソシアネートをちょっと調べてみますと、日本の国の中でいろんなところでイソシアネートが利用された製品があります。これイソシアネートを全く有害成分に指定してつくれなくなるとなりますと、自動車のタイヤもバンパーもワイパーも全てが使われているということで、何か日本の経済活動がとまってしまうのではないかというような、そんな気がしているのですけれども、その辺のところはどのようにお考えでしょうか。
○議長(井田和宏君) 紹介議員、本名洋君。
◆13番(本名洋君) お答えいたします。 ここに書かれている趣旨は、柔軟剤であるとか消臭剤等、要するに人体に直接触れたり、あるいは生活の中で直接的にかかわる部分です。体に取り込むあるいは触れたりする可能性のある部分のところであります。もし仮に、この請願が採択され、意見書を国に上げる段におきまして、そこら辺をはっきり明確化させたいというご意見があれば、それは十分可能ではないかと私は考えます。 以上です。
○議長(井田和宏君) 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 14番、内藤です。 この主な製品というところを今ちょっと見てみたのですけれども、人の体に付着するところということでしたが、医療材料としても使われておりまして、歯科材料、ソフトコンタクトレンズ、また手袋、あとは包帯などにも使われているということなのですけれども、これは体にくっつくところだと思うのですが、そういうものについてもイソシアネートは、全てにおいて禁止とは書いていないですけれども、制限をすべきだというお考えなのか。私は読み方としては、柔軟剤にもしかしたらイソシアネートがマイクロカプセルとして使われているもの、これだけは制限すべきと言っているのか、その辺がちょっと不明確なのですけれども、教えていただけますでしょうか。
○議長(井田和宏君) 紹介議員、本名洋君。
◆13番(本名洋君) お答えいたします。 ここで趣旨としては、柔軟剤や消臭剤あるいは香料であるとか、そういったものでありまして、確かにおっしゃるようにさまざまな製品にイソシアネート使われております。今後、将来的にはもしかしたらそういった、今内藤議員がおっしゃったような包帯であるとか衣類であるとか、そういった部分も規制も必要になるのかもしれませんけれども、ここで請願の趣旨で上げているところは、そこまでは触れていないというふうに私も認識しております。いずれにしろ、現に被害を、健康を害していらっしゃる方がいるわけで、その方たちのためにどういうふうにできるかという、そこからまず議論を始めるべきであって、この請願の趣旨としては、とにかく何らかの対策をとっていかなければいけない。まず、その最大の要因であるところの
柔軟仕上げ剤であるとか消臭剤、そういったものであるというふうに、請願者の趣旨としてもそのようなものであると私も認識しております。 以上です。
○議長(井田和宏君) 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 14番、内藤です。 請願趣旨のところは何となく私も同じような考えではありますけれども、裏面の意見書については、ちょっとどうも、まだ
柔軟仕上げ剤全てが有毒というか香害である、有毒であるというようなところというのはまだはっきりとはわかっていないと思うのです。それにしては、もう何か犯人扱いのような形で書かれているところがちょっと気になるところなのですけれども、表面に他市議会での意見書が採択されたというところがありましたので、私はさいたま市の意見書を、香りの害に関する意見書というのを取り寄せてみました。そうしたら、あくまでも
柔軟仕上げ剤等に含まれる香料の成分表示をしっかりとまずはやっていきなさいというような、そのような意見書になっておりまして、この請願者が求めている意見書(案)のような、もう犯人扱いのような形では書いていないのです。同じような意見書ではあると思うのですけれども、中身がちょっと違ってきているかなというふうにも思うのですが、先ほど山口議員がおっしゃったように、ここで請願に皆で賛成をして、これが通った場合には、この意見書がそのまま出てくるのであれば私は賛成はできないと思っているのです。そこもしっかりと協議、調整もしていくということであれば、それは柔軟剤等で困っている、香害で困っている方たちも確かにいらっしゃるのはわかりますので、そこら辺は意見書という形で出してもいいかなと思うのですけれども、ちょっとこの裏面の意見書では賛成はできないなというふうに思っております。 以上です。いかがでしょうか。
○議長(井田和宏君) 紹介議員、本名洋君。
◆13番(本名洋君) お答えいたします。 まず、健康被害者の方たちの立場に立って考えるべきかなと思います。であれば、皆様の賛同をいただける形で、とにかくそういった形で議会として総意でできるような形ができることは、それは私もそのほうがいいというふうに認識しております。ですから、今議会、仮に採択されたといたしまして、また次の議会で再度議決という形になると思います。その時点で皆さんの賛同できるような形で意見書を上げられればそれでよろしいかと私も思います。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 請願第2号について、採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立総員〕
○議長(井田和宏君) 起立総員であります。 よって、請願第2号は採択することに決定いたしました。 審議の途中ですが、休憩いたします。 (午後 2時36分)
○議長(井田和宏君) 再開いたします。 (午後 2時55分)
△意見書第5号 信頼される政府統計を目指して更なる統計改革を求める意見書について
○議長(井田和宏君) 日程第16、意見書第5号 信頼される政府統計を目指して更なる統計改革を求める意見書についてを議題といたします。 説明は、申し合わせにより3分以内でお願いいたします。 提出者の説明を求めます。
内藤美佐子さん。 〔14番
内藤美佐子君登壇〕
◆14番(
内藤美佐子君) 意見書第5号 信頼される政府統計を目指して更なる統計改革を求める意見書について、提案理由を申し上げます。 我が国の基幹統計である毎月勤労統計調査に係る不正調査案件や、それに続く賃金構造基本統計調査に係る不適切な取り扱いは、政府統計に対する国民の信頼を著しく失墜せしめる結果となった。厚生労働省では、担当行政官の処分などが行われたが、今なお国民の疑念は払拭されていない状況である。統計は国の各種政策の基礎となるものであり、信頼される政府統計を目指して、さらなる改革が必要であり、統計委員会における基幹統計及び一般統計に係る徹底した総点検と再発防止策の策定を進めることを求めるために提案をいたします。 内容といたしましては、記として5項目挙げさせていただいております。1項目め、統計委員会における基幹統計及び一般統計に係る徹底した総点検と再発防止策の策定を進めること。 2、統計委員会の位置づけの検討や分散型統計行政機構の問題点の整理を行うこと。 3、統計に係る予算・人材について見直しを行うこと。 4、統計に係るガバナンス、コンプライアンスの在り方について見直しを行うこと。 5、必要に応じて法律改正を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により提出をさせていただきたいと思います。議員の皆様のご賛同、何とぞよろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(井田和宏君) 質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 意見書第5号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立総員〕
○議長(井田和宏君) 起立総員であります。 よって、意見書第5号は、原案のとおり可決されました。
△意見書第6号
児童虐待防止対策の更なる強化を求める意見書について
○議長(井田和宏君) 日程第17、意見書第6号
児童虐待防止対策の更なる強化を求める意見書についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 小松伸介君。 〔6番 小松伸介君登壇〕
◆6番(小松伸介君) 意見書第6号
児童虐待防止対策の更なる強化を求める意見書について、提案理由を申し上げます。 暴力を振るう、食事を与えない等の行為によって保護者が我が子を死に追いやるといった深刻な児童虐待事件が相次いでおります。こうした事態を防ぐため、国は虐待の発生防止、早期発見に向けた対応を行ってきましたが、悲惨な児童虐待は依然として発生し続けております。今国会に提出された
児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等改正案の早期成立を求めるとともに、児童相談所の体制整備や妊娠・出産から子育てまで切れ目のない支援を行う日本版ネウボラの設置推進を図ることを求めるために提案をいたします。 記として、1、「しつけによる体罰は要らない」という認識を社会全体で共有できるよう周知啓発に努めるとともに、法施行後必要な検討を進めるとしている民法上の懲戒権や子どもの権利擁護の在り方について速やかに結論を出すこと。 2、学校における虐待防止体制の構築や児童相談所及び警察との連携強化、スクールソーシャルワーカーやスクールロイヤー配置のための財政的支援を行うこと。 3、虐待防止のための情報共有システムを全ての都道府県・市町村で速やかに構築ができるよう対策を講じるとともに、全国統一の運用ルールや基準を国において速やかに定めること。 4、児童相談所とDV被害者支援を行う婦人相談所等との連携を強化し、児童虐待とDVの双方から親子を守る体制強化を進めるとともに、児童相談所の体制整備や妊娠・出産から子育てまで切れ目のない支援を行う日本版ネウボラの設置推進を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により提出をいたします。議員の皆様のご賛同よろしくお願いいたします。
○議長(井田和宏君) 質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 13番、本名洋君。
◆13番(本名洋君) 13番、本名です。 ただいま小松議員が趣旨説明のところでおっしゃいました児童福祉法等改正案、ただいま国会で議論されているところです。衆議院本会議において全会一致で5月28日通過しております。今参議院で議論されていると思いますけれども、これについては与野党合意の方向で議論が進められております。間もなく成立すると思うのですけれども、この時期にこの意見書を提案されたというところで、小松議員のご見解、お伺いいたします。
○議長(井田和宏君) 提出者、小松伸介君。
◆6番(小松伸介君) お答えいたします。 国のほうでもこうした改正案を出されて審議をしているということで、それに合わせてしっかりとこの取り組みを推進していただきたく、改正案の内容に合わせている部分もありますけれども、あわせて今後民法上の懲戒権、こういったところも2年以内にというところも出ておりますので、そういったところも含めて、あわせてこの児童虐待防止の対策のさらなる強化をしていきたいという意味で、この意見書を提出させていただきました。
○議長(井田和宏君) ほかに。 8番、細田三恵さん。
◆8番(細田三恵君) 細田です。 私のほうからは、記述の2にございますスクールソーシャルワーカーやスクールロイヤー配置のための財政的支援を行うこととあります。スクールソーシャルワーカーというのは、本当にもう既にたくさんのところで配置されておりまして、スクールロイヤーというところのほうは弁護士のことだと思いますけれども、全国でどのぐらいの、今現在配置されていらっしゃるところがあるか、もしおわかりであればお聞きしたいと思います。
○議長(井田和宏君) 提出者、小松伸介君。
◆6番(小松伸介君) お答えいたします。 済みません。私のほうではちょっと把握はしておりません。 以上です。
○議長(井田和宏君) 8番、細田三恵さん。
◆8番(細田三恵君) 私も少し調べさせていただいたところ、大分県のほうで事例が何かございました。もっとあるかもしれないですけれども、そちらは見せていただきましたけれども、やはり児童虐待防止、いじめに関してもそうなのですけれども、予防していく、本当にもっと相談窓口をふやして、拡大していくのがとてもいいのかなと思っているのですけれども、孤立させないというところからして、このスクールソーシャルワーカーとかスクールロイヤー配置という財政措置をするということはとてもいいことだと思いますけれども、その相談窓口をどのぐらいふやしていく、今後の目安としてどういうお考えを持っているか、お聞きしたいと思います。
○議長(井田和宏君) 提出者、小松伸介君。
◆6番(小松伸介君) お答えいたします。 相談窓口をどれほど配備していったらいいかというところまではちょっと私のほうでは考えはないわけでございますけれども、現段階では。ただ、やはりそういった相談窓口の設置というのはすごく重要なことであるというふうに思いますし、また児童相談所や警察、また学校、こういったところとしっかりと連携を強化していくというところもまた重要な部分であるというふうに思います。また、それにあわせて、妊娠期から出産、子育てまで切れ目のない、そういった支援を行っていって、早目にそういった危険を察知するような体制強化というところがすごく重要だというふうに思いますので、そういったところを求めて今回意見書を出させていただきました。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 意見書第6号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立総員〕
○議長(井田和宏君) 起立総員であります。 よって、意見書第6号は、原案のとおり可決されました。
△意見書第7号 性犯罪における刑法の更なる改正を求める意見書について
○議長(井田和宏君) 日程第18、意見書第7号 性犯罪における刑法の更なる改正を求める意見書についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 本名洋君。 〔13番 本名 洋君登壇〕
◆13番(本名洋君) 意見書第7号 性犯罪における刑法の更なる改正を求める意見書について、提案理由を説明させていただきます。 2017年、性犯罪に関する刑法の改正が110年ぶりに行われました。110年ぶりということ自体は画期的なことでしたが、その改正内容は、まだ欧米に比べるとおくれているとされております。この改正作業の中でもその点が議論になり、積み残した課題も多々あり、改正後3年をめどとしての見直しも付されました。世界的なミートゥ運動の高まりや性犯罪の裁判で無罪判決が相次ぐなど、改めて改正刑法の内容が論点となり、見直しを求める声が高まっています。性暴力の実態を踏まえ、被害者や被害者支援団体などの声が反映されるよう、再改正の議論が直ちにスタートされることを求め、意見書を提案いたしますが、記として、これは刑法改正、そして今議論になっている部分でもありますけれども、記として、1、強制性交等罪における暴行・脅迫/心身喪失・抗拒不能の要件を撤廃し、相手からの「不同意」のみを要件として性犯罪が成立するよう改正すること。2、監護者性交等罪の適用範囲を18歳以上に拡大すること。3、性交同意年齢を引き上げること。4、公訴時効期間の延長もしくは撤廃すること。 以上、ご賛同のほどどうぞよろしくお願いいたします。
○議長(井田和宏君) 質疑を行います。 質疑をお受けいたします。 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 14番、内藤です。 この性犯罪における刑法、110年ぶりに改正されたというのは、これはもうとても画期的なことということで、これはこれで評価をしております。そして、積み残しているものがあるということで、3年をめどに見直しというのも、これも私もよく存じ上げております。そんな中で、今回いろんな裁判の状況などもあり、この時期にこの意見書を出されるという、そのこともよく理解はしております。女性並びに女性だけではなく、男性への性犯罪というのも現在ふえているところでございまして、この性犯罪、男性にも改正案では取り扱うというか、要件になったというのは大変よかったというふうにも思っております。 そこで、見直し議論を始めてくださいという、その意見書でございますけれども、ちょっと中身、記のところで少しお伺いをしたいと思います。まず、2番目の記の2なのですけれども、監護者性交等罪の適用範囲を18歳以上に拡大するということで、18歳以上となると大人ということになりますけれども、この18歳以上というのをどこまで広げる。これは年齢要件を撤廃するということなのかどうか、その辺についてお教えいただきたいと思います。
○議長(井田和宏君) 提出者、本名洋君。
◆13番(本名洋君) お答えいたします。 撤廃という、もしかしたら議論の中でそういう結論に至ることもあり得るとは思いますけれども、それは私が決めることではなく、その議論の中で導き出されることだと思います。要するに監護者、例えば親子であるとか、そういった関係性の中で抵抗できないあるいは声を、訴えることができないというような状況があると思います。あるからこそ刑法、2017年の刑法改正のところでこの監護者性交等罪というものが設けられたわけですけれども、その議論の中でもありましたけれども、18歳未満ということが範囲が狭いと。やはり年齢が18歳になっても、関係の中で声を上げづらいという部分、それはある意味日本的な部分であるかもしれません。それが実際に犯罪として成立するよう、現状よりもさらに年齢を拡大すべきだと、そういった議論があるわけで、ということで記の2を入れさせていただきました。 以上です。
○議長(井田和宏君) 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 14番、内藤です。 この件についても、監護者性交等罪というのが刑法、性犯罪に関する刑法の改正の中に、これは盛り込まれた分で、これは改正された部分のところなのだと思うのですけれども、一応改正案では子供たちを守るというところだったと思うのです。育てていただいている、親だけではなく育てていただいている方には反抗ができないというところで、子供たちを守るためというところなのですが、18歳以上まで拡大するとなると、今度はDVの問題だとか、デートDVだとか、親ではなくて、今度は夫も監護者になるかもしれないので、そういうところまで広がっていくのかなというふうには思うのですが、見直しをお願いする中で、こういうこともしっかりともう一度議論をしていただきたいということで理解はさせていただきます。 あと、3番目なのですけれども、性交同意年齢を引き上げることというふうになっております。この件については、提出者は何歳まで引き上げればいいというふうに思われているでしょうか。
○議長(井田和宏君) 提出者、本名洋君。
◆13番(本名洋君) お答えいたします。 これについては、13歳未満であると同意にかかわらず性犯罪になるということです。しかし、この年齢、やはり低過ぎるという、そういった議論はありました。これは私が何歳というふうには申し上げにくいのですけれども、これもやはりもっと年齢を引き上げるべきだと私はそのように考えますので、入れさせていただきました。 以上です。
○議長(井田和宏君) 14番、
内藤美佐子さん。
◆14番(
内藤美佐子君) 14番、内藤です。 この性交同意年齢というのが、日本では13歳未満ということで、他の先進国と比べても大変低いというか、もう少し引き上げてもいいのかなと私自身も思います。しかしながら、余り引き上げ過ぎると、今度は恋愛や結婚の自由を侵しかねないというところもございますので、日本では結婚年齢が女性は16歳、男性18歳というふうにもなっておりますけれども、そこまでは上げられないだろうなというふうにも思っております。フランスなどでは16歳未満、15歳ぐらいがこの年齢引き上げというところで、これも改正されて引き上げられたのだと思うのですけれども、そこら辺までは引き上げても構わないかなというふうにも思っておりますので、しっかりと議論をしていただきたいと。このように議論を直ちにスタートし、早急な法の見直しを行うことを求めるというところに大変賛同もさせていただきますので、ぜひ進めていただきたいと思いますが、その辺について大体どのくらいまで引き上げたらいいか、もう一度お答えいただければと思います。
○議長(井田和宏君) 提出者、本名洋君。
◆13番(本名洋君) お答えいたします。 そこら辺は私は専門家ではないので、非常に答えづらい部分でありますけれども、少なくとも現状では、内藤議員おっしゃったように、16歳からは結婚が認められております。ですからその手前、15歳までぐらいが妥当であるのかなとは思います。 以上です。
○議長(井田和宏君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 討論を終了いたします。 採決を行います。 意見書第7号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立総員〕
○議長(井田和宏君) 起立総員であります。 よって、意見書第7号は、原案のとおり可決されました。
○議長(井田和宏君) お諮りいたします。 ただいま意見書が議決されましたが、その字句等に整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 異議なしと認めます。 よって、字句等の整理は議長に委任することに決定いたしました。
△閉会中の継続審査
○議長(井田和宏君) 日程第19、閉会中の継続審査を議題といたします。 本件につきましては、総務常任委員長、厚生文教常任委員長、議会広報広聴常任委員長及び
議会運営委員長より、会議規則第75条の規定に基づき審査したいとの申し出がありました。審査内容は、お手元に配付した写しのとおりです。 お諮りいたします。各委員長の申し出のとおり、閉会中の審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 異議なしと認めます。 よって、申し出のとおり、閉会中の審査とすることに決定いたしました。
△議員派遣について
○議長(井田和宏君) 日程第20、議員派遣についてを議題といたします。 会議規則第129条の規定により、お手元に配付いたしました議員派遣についてのとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井田和宏君) 異議なしと認めます。 よって、議員派遣についてのとおり議員を派遣することに決定いたしました。
△町長挨拶
○議長(井田和宏君) 町長より挨拶のため発言を求められております。これを許可いたします。 町長。 〔町長 林 伊佐雄君登壇〕
◎町長(林伊佐雄君) 令和元年第4回三芳町議会定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、13日間にわたりまして慎重なるご審議を賜り、まことにありがとうございました。会期中、議員各位から賜りましたご意見、ご要望等につきましては、十分検討し、今後の町政運営に生かしてまいりたいと思います。 さて、まちづくりの柱、都市計画マスタープラン策定のため、5月下旬より各地域にて懇談会を行ってまいりました。地域の意見をいただき、それをベースに7月中旬、2回目の懇談会を行い、各地区の方向性を話し合うこととしています。また、今週22日の土曜日から、みよし台第1区集会所より、延べ4日間、14行政区においてまちづくり懇話会を開催させていただきます。 そして、今年度より、町の多くの団体やサークルの皆様と三芳町の未来について意見交換を行う「みよし machi JAM」を開催します。住民の皆様との対話を積極的に行い、町政に反映していきたいと考えております。 時節柄、議員の皆様におかれましては、健康に十分ご留意なされ、ますますご活躍されますことをご祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
△閉会の宣告
○議長(井田和宏君) 以上で、本会議に付議されました案件は全て終了いたしました。 これをもって、令和元年第4回三芳町議会定例会を閉会いたします。 お疲れさまでございました。 (午後 3時20分)...