◆12番(
増田磨美君) わかりました。 次に、
藤久保出張所についてお
伺いいたします。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 現在、非常に
利用者が多くて、狭いため混雑をしているという
課題があります。あと、入り口についても狭いために、バリアフリーに
課題があるというふうなことも受けております。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) では、次に商工会館についてお
伺いをいたします。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 要望にもなるのですけれども、道具収納
スペースが不足しているという話と、あと耐震補強が必要であるという
課題があるということです。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 商工会館につきましては、商工会のほうと話をともに進めていかなければいけない
施設なのかなというふうに感じておりますが、その辺におきましては希望、要望など、またどうするかなどの話し合いはされているのでしょうか。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 商工会につきましては、定期的というか、2度ほど今お話し合いをさせていただいているところで、今後も話し合いのほうは継続していきたいというふうに思っています。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) そうしましたら、次にその
課題と問題点、今室長がおっしゃっていただきました。そういった事柄につきまして、対応策などを考えていらっしゃれば、それについて伺っていきたいと思います。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 今年度と来年度2カ年にて、
藤久保地域拠点施設の
基本計画の
策定及びPFI等の導入可能性調査のほうを実施していきます。その中で
施設の具体的な概要、配置、土地
利用計画及び各
施設の必要規模の検討などを行います。
基本計画の検討において、これらの
課題や問題点を複合化のメリットである共用や相互
利用などの
施設の面での工夫や柔軟なサービスの提供のアイデアなどで、解決のほうを目指していきたいというふうに思っています。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) そうしましたら、それぞれについてというのは、今後
基本計画の中で細かく考えていかれる、解決を図っていくというふうに考えてよろしいのでしょうか。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。
基本計画の中で考えていきたいというふうに思っています。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 例えば問題点という中で、駐車場や駐輪場が狭くて駐車台数も少ないと。
利用者がトラブルの要因にもなっているというようなことが
課題に上がっておりました。これは早目に移行を考えていかないと、変わらないのかなというふうに思いますが、その辺に関してはどのようにお考えなのでしょうか。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 駐車場につきましては、今も
課題になっているというところではございますけれども、
拠点統合化によって高さであるとか、新たに駐車
スペースのほうを設けるだとか、民間の知恵を
利用した方法もありますので、その辺を検討して駐車
スペースの確保に努めていきたいというふうに考えています。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) では、これから考えていかれるということなので、今までよりもふえていく可能性もちゃんと視野に入れていらっしゃるということで受け取りました。 では、次にお
伺いいたします。事業手法で挙げられております、今もおっしゃっていましたけれども、PFI、PPP、これに関しましてなのですけれども、PFIは公募方式の入札と同じというふうに考えてよろしいのでしょうか。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 もしPFI方式を採用した場合は、公募型のプロポーザル方式によって業者の選定を予定しております。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) そうなりますと、子供や
利用者、
利用団体、実際に業務に携わる職員等の意見が、どこまで入っていくかというのが不透明になるのではないかというふうに今思っているのですけれども、その辺についてどのようにお考えになっていらっしゃるでしょうか。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 PFIについては、建築、建てる手法でございますので、
利用者であるとかに関しましての要望に関しては、
基本計画を検討していく際に伺って、その伺った後にPFIの基本調査の可能性調査のほうをかけますので、それに沿ったものができるというふうには思っております。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) PFIということで、それに沿ったやり方ということなので、その後に考えていくということだったのですけれども、まずPFIは設計とかだけではなくて、運営、設計、その辺までやっていかれると思うのですけれども、そういった際に役場が業者を選定するときには、住民、
利用者の希望がどれだけ反映されていくか、どれだけちゃんと入れられていくかということを中心にやっていかない限り、ただ出してくださいというだけでは不透明になっていくと思うのですけれども、その前にきちっとやっていかれるということなのか。どのようにここら辺を考えていかれるのか、その辺についてお
伺いいたします。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 まず、
基本計画のほうを
策定いたします。これは町の意見であるとか
利用者の意見等を盛り込んだもので、こういうふうに建ててくださいというような形になります。その後、手法の問題ですので、PFIを採用するか、PPPになるかどうなるかわかりませんけれども、仕様に沿ったものを民間のほうに提供してくださいという形になりますので、我々の意見に沿った形でPFIのほうの例えば採用した場合は、意見に沿ったものができてくるというふうに考えております。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) もちろん
利用者の皆さんの意見を、室長やこれから携わっていかれる方がおざなりにしていくとは決して思っていません。ただ、ちゃんとこれはしっかり入れてくださいという例えばガイドラインのようなもの、そういったものを設計の段階で伝えるというか、つくって伝えていかれるというようなことなのでしょうか。それとも、ただこれは入れてくださいねというような形で進められるのか、その辺についてお
伺いをいたします。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 仕様に沿ってやりますので、うちの希望に沿って事業の案を提出してくださいという話になりますので、その仕様に沿ったものが出てくるというふうに考えております。その仕様に沿ったものというのは、やはり町民であるとかうちの役場、皆さんの意見に沿ったものが出てくるというふうに考えていますので、それに外れるものができ上がるというふうには考えておりません。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) では、次に移ります。 建設の際の費用が高くなることはないかということなのですが、PFIは公共
施設等における民間活力の導入として登場してきました。コスト面では、民間業者が公共
施設を建設する際に調達する資金の利息は、自治体による資金調達の場合よりも高くなる傾向があるということ。それから、自治体が民間業者に支払う委託料の中には、業者の利益分が含まれなければならないので、コスト高になるということは考えられないでしょうか。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 本
計画においては、民間事業者の資金やノウハウを活用する官民連携手法、PPPを取り入れて、その中の手法の一つであるPFI方式に限らず、PPPにおけるさまざまな民間活用など多様な方策を検討し、町の財政負担の軽減や平準化、公共サービスの向上について検討いたします。検討の段階においても、従来の方式と比べてどれだけ削減できるかの算定を行い、事業化の決定を行うため、一般的に公共
施設単体で建設する場合に比べて費用的にはメリットがあるというふうに言われています。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 大都市、大きな都市ですと、こういうことも今やっているところもあるとは思いますが、ただ全国的には余り広がらず、コストやサービス面でのメリットがどのくらいあるかということについては、実証的に明らかにはなっていないというふうに思います。設計、建設、運営に関しては、先日の本名議員への答弁、それから今室長がおっしゃっていただいたように、今後そこにPFIに特化したということではなくて、さまざまな方法を模索、検討して、これから考えていかれるということなので、そういった方向ということでもう一度確認のためにお話を
伺いますが、今後考えていかれるということでよろしいのでしょうか。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えします。
基本計画、PFIの可能性調査、今後になりますので、今後その中で考えていきたいというふうに思っています。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 住民、児童生徒、
利用者の使いやすいようにすべきではということで、今後つくっていかれる
計画の中で、以前2回のワークショップをやったということで、その意見などもこちらのほうの
計画に載っておりますけれども、それから平成27年だったと思うので、時がたっておりますし、その2回のワークショップの意見だけではなく、
計画時期に入った今、皆さんの意見を聞いていくべきではないかと思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。
基本計画の中では住民説明会を含めて、住民に多く意見の聴取のほうはしていきたいというふうに考えております。その辺につきましては、児童生徒を含む
利用者の使いやすさに主眼を置いて
策定を進めていくと。多様な
利用法や
施設間の交流など複合化の
施設のメリットなどを生かした
計画や、それによって懸念されるセキュリティー面などにも留意して検討していきたいと考えております。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 2回ということに限らず、今後きちっと説明というか、意見聴取、こういったこともやっていっていただきたいと思います。児童生徒の考えというのも、子供の目線ということで見ていくのも大事かと思いますので、その辺もよろしくお願いいたします。
利用者の意見というのをここでしっかり聞いていかないと、せっかくつくっても使い勝手が悪いということでは、
利用者が減ってしまうと思います。
既存施設の
課題に挙げられていましたけれども、
施設に対して
利用者が多過ぎるという表現があるのですが、これは
利用者が多く
施設が手狭という意味ではないのかなというふうに思います。私は、三芳町の
施設がこんなに混雑して使われているということは、非常に喜ぶべきことではないかと思います。こういったことを過ぎるというような言葉で縮減していくのではなく、きちっと
利用者、そして生徒、また住民の方の意見をしっかりと聞いて考えていっていただきたいと思います。 次に、民間の
スペースの
利用についてお
伺いをいたします。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 民間
スペースの
利用につきましては、PFI等の導入可能性調査において企業に対する市場調査を行って、立地のニーズなどの調査を行います。民間企業側の市場調査により、
藤久保拠点の敷地が持つポテンシャルと周辺住民のニーズなどから提案されるものだと考えております。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君)
まちづくり懇話会や議員への説明会などでそういった
スペースの活用については、商業
施設などというふうにお
伺いしているのですけれども、具体的にその辺はまだということなのでしょうか、それとも何か考えていることがあればお
伺いいたします。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 商業
施設に限らず、これからという形になりますので。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君)
計画の中で土地の売却ということも入っていて、考えられているようなのですけれども、これはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 土地の売却、限られた
スペースでございますので、なかなか難しいというふうに思っておりますが、それも一つの手法で、何かアイデアがあれば、それも実行していきたいというふうに思っています。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 今、お
伺いしたのは、どういったことに使っていくかというのも非常に重要なことなのですけれども、土地の売却も考えていられるようなのですが、民間に土地を売るということを考えていらっしゃるということもあるのかどうかについてお
伺いいたしました。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 まだ、その詳細につきましては、これから
基本計画の中で考えていきたいというふうに思っています。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 住民にとって長年使ってきた親しみのある
施設用地だと思います。子供たちも
利用しますし、お年寄りも、また一般の方も皆さん使われていたところだと思うのです。何より住民の財産ということなので、納得のいく説明が町民に対しても必要だと思います。もしこのように土地を売るというようなことが出てきた場合は、このように使い、財政的にはこうなのでこうしていくというような、本当に細かく丁寧な説明を行っていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 土地の売却に限らず、
藤久保拠点については詳しく丁寧に説明していきたいというふうに思っています。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) ぜひそのようにお願いいたします。 次に、災害時のための工夫についてなのですが、
拠点ということで
藤久保小学校については指定避難所となっておりますし、この辺について考えておられるというのはわかります。複合により期待できる効果、留意点という中にもあったかと思うのですけれども、例えば今回
藤久保拠点施設基本構想中の
藤久保小学校には、プールというのがこの前もあったのですけれども、なかったように思います。指定避難所であり、一番人口の集中している
藤久保地域の避難所なのです。これに関して水の
利用、トイレを流したりですとか、そういったこと。また、火事が起こった際とかすぐに使えるとか、そういったいろいろな使い方があるプールについて必要とするというような、災害時の本などにも書いてあるのですが、この辺についてはどのようにお考えになっていらっしゃるでしょうか。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 プールについてはこれからという形になりますので、実際配置図には落としていないのですけれども、その辺の意見も含めまして、これから
利用者、住民等の意見も聞きましてつくっていきたいというふうに考えています。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 災害時にも使うということもありますし、教育機関の中のプールということですので、その辺もしっかりとそういった皆さんとも相談をしていただきたいと思います。 次に、
藤久保地域拠点施設基本構想での3案以外の案はということでお話なのですが、複合化、集約化に今特化されてこれを
計画されていると思うのですけれども、
老朽化した設備の改修、いわゆる陳腐化の解消、こういったことを行い大規模修繕を行えば、建物全体を一新することができるのではないかということで話を聞いています。財政的にも町の
計画から見れば、費用が大分少なくできるのではないかというふうに考えます。 提案ということですが、現在の3案とは別に、長寿命化を考えた案を示してもよいのではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。
基本構想で示された案につきましては、公共
施設と民間
施設の併設、合築のイメージをよりわかりやすくビジュアル的にあらわすためのものであって、あの3案に限られたものではございません。
基本計画策定において、より具体的な
施設規模等を反映したモデル
プランを
策定していこうというふうに考えております。 また、長寿命化の案につきましても一考はあるというふうに考えておりますが、基本的には複合化のほうで進めていきたいというふうに思っています。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 今、町のほうで複合化、集約化ということで進んでいますので、そうだとは思いますけれども、今室長がおっしゃったようにほかの案も例えば試算してみる、考えてみる、これも重要なことだと思いますし、町民に提案してみる、これも必要なことだと思いますので、考えてみていただきたいというふうに思います。 それから、財政規模も含めて、この事業というのは非常に大きな事業となります。業者の選定において、町立第2保育所民営化選定委員会が行ったようなプレゼンテーション、こういったことを行って広く町民、そして
利用者皆さんにこれを伝えていくという方法をとったからどうかと思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。
○
議長(
井田和宏君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(
島田高志君) お答えいたします。 ご提案ありがとうございます。プレゼンテーションになるかどうかわからないのですけれども、住民に対して説明会みたいな形では示していきたいというふうには思っています。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 今、なぜこのプレゼンテーションという言葉を出したかといいますと、町立第2保育所民営化法人選定委員会のときにプレゼンテーションを傍聴させていただきました。このときに本当に一つ一つの事業者の考え方、それから
策定の仕方、財政的な面であるとか、そういうことが本当によくわかりました。ですから、幾つものところが競って、自分のところはここがいいのですというのを出すのがプレゼンテーションなので、ぜひこういった方法も考えて町で行っていっていただけたらと思います。 次に移ります。では、
高齢者の安全と
日常生活を守る施策についてということで、
高齢者に対する補聴器購入費補助なのですけれども、高齢化が進む今三芳町でも高齢化率28%に近くなって、本当に重要なことだと思うのですが、こういった中で耳の聞こえというのは非常に重要なことではないかと思いますが、その辺いかがでしょうか。
○
議長(
井田和宏君) 福祉
課長。
◎福祉
課長(三室茂浩君) お答えいたします。 議員さんおっしゃるとおり、耳の聞こえというのは大変重要なものだというふうに思っております。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 今、重要であるということを伺ったのですが、では
課長はどういったことが重要というふうにお考えになっているのか、何について重要というふうにお考えになっているのかについてお
伺いをいたします。
○
議長(
井田和宏君) 福祉
課長。
◎福祉
課長(三室茂浩君) お答えいたします。 ある専門家の方のお話によりますと、人間の認知というのは音を通じて物事を認知するということもありますので、いろんな情報を考えていくことであるとか、それから得ることであるとか、それから人とコミュニケーションをとることであるとか、そういった意味で人間が生活する上では基本的な部分である。この部分で聴覚、聴力というのが非常に大事な役割を果たしているというふうに考えておりますので、そういう意味で大切だというふうに申し上げました。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 今、
課長がおっしゃっていただいたそのとおりで、加齢性難聴なのですけれども、これが鬱や認知症の危険因子になることが昨今指摘されています。聞こえが悪くなると、人とのコミュニケーションが減少して、会話することで脳に入ってくる情報が少なくなる。それで脳の機能の低下につながり、鬱や、また認知機能の低下、これをもたらすことがあるということがわかってきたということです。 そこで、私は
地域の
高齢者の方ですとか、それから社協での相談の内容、また認知症グループホームの職員の方、また難聴相談を行っている薬局などに行って状況を聞いてきました。高齢の方は、車が来たのに気がつかなくて、何度も怖い思いをしたと。外に出るのもちょっとねというふうにおっしゃっていました。そういうことがあるとということでおっしゃっていました。それから、グループホームの職員の方は、難聴がひどくなってくると認知が進んでくるのが早い。これは明らかに特徴的だというふうにおっしゃっていました。また、社協などで相談内容ということで、なかなか家から出られないと。どういうふうな生活をされているのかということで、相談に行った方からは、断られるのですが、その要因を探っていったところ、他人の言ったことが聞き取れず、周囲とのかかわりを避けるようになってしまって家の中にいるようになってしまったと、そういったことがご近所の方から聞けたと、そういったことを言っていました。それから、薬局の人、薬局ではレンタルをやっていました。まずは、レンタルをしてみる。けれども、値段が高いということで、聞いただけでやめてしまう、こういった人もいるということを聞くことができました。 補聴器の
利用というのは、
高齢者になっても生活の質を落とさず、心身ともに健やかに過ごすことができ、認知症の予防、健康寿命の延伸、医療費の抑制にもつながるというふうに考えられています。ぜひこういった補助を、町でも独自に
高齢者の皆さんのために行っていっていただきたいと思いますが、再度
伺います。いかがでしょうか。
○
議長(
井田和宏君) 福祉
課長。
◎福祉
課長(三室茂浩君) お答えいたします。 今のご質問は、補聴器の補助というお話でよろしいのでしょうか。3番目の質問でよろしいですか。今おっしゃったように、聞こえの問題と認知機能であるとか生活面での支障というのは、多分個別具体的にいろいろ事情が違うかというふうに思うのです。最初に申し上げたとおり、基本的な考え方としては、一般的に言われているのは、認知の機能と聞こえの問題というのは密接に関係があるというふうには認識しているのですけれども、個別具体的なことについてはさまざまあるかと思います。 それで、3番目のご質問でお答えさせていただきますと、加齢による能力低下というのは、聴力に限らず視力であるとか、それから運動などの身体機能、それから精神面の機能など程度の差はあるのですけれども、誰にでも起こり得ることでございます。こういうことから聴覚に特化して補助を行うということについては、さまざまな調査研究の上、慎重な検討が必要だというふうな考えでございます。 以上でございます。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 済みません。2番を飛ばしてしまったので、他市町村の事例ということなのですが、東京都では8つの区が、三芳町に人口が近いのは千代田区なのですけれども、5万8,000ぐらいの人口なのですが、近隣では朝霞市がこの補助を始めています。この対象者となるのが、次の全ての要件に合致される方ということで、朝霞市内に居住する65歳以上の方、市民税が非課税世帯に属する方、それから聴覚障害による身体障害者手帳を所持していない方、最後に医師が補聴器の
必要性を認める方、医師の意見書などが必要、こういったことを、全部ここに合致していれば補助を出しますということなのです。これは朝霞市の予算としては20万で、これを昨年始めたところ、非常に問い合わせが多く、もう既に10人を超えた方からの相談が来ているということを伺っています。 今、
課長から答えを最後に聞いてしまったような感じだったのですけれども、補聴器購入費事業、これを行うことは私は非常に必要だと思うということをお伝えしたいと思います。それは、今
課長がおっしゃったように、本当にさまざまな方がさまざまな使い方をするというのは聞いております。ですが、消極的な面だけを強調するという考えではなく、強調していくという理解もできます。買ったけれども、使わなくなった方がいるというお話も聞いていますので、理解もできます。でも、私は積極的な面にぜひ焦点を当てていただいて、
高齢者の方々が前向きに生活できるよう、高齢社会に対処していくことも必要ではないかと思いますが、これは非常に大事なことではないかと思いますけれども、いかがお考えになりますか。
○
議長(
井田和宏君) 福祉
課長。
◎福祉
課長(三室茂浩君) 今、議員さんがおっしゃるとおり、聞こえの問題が少しでも改善すれば、豊かな生活が少しでも送れるようになるという意味合いにおいては、おっしゃるとおりだと思うのですけれども、いわゆる補助制度となりますと、考え方として例えば法に基づく制度があったり、県の補助がある制度であったり、それから町の単独の補助があると。恐らくそういうもので言うと、法に基づくものは義務的なもの、それから町の単独事業というのは任意性の高いものということであります。事業費で言いますと、法的に基づくものであれば、事業費としては負担が軽い。ただ、任意性のあるものは負担が重くなる。一方、自由度、制度の内容につきましては、法に基づくものは自由度が非常にない。任意性の高い事業になると、町独自のオリジナルの制度がつくれる、こういった特性があるかと思います。先ほど調査研究というふうに申し上げたのは、今のような観点で公費で補助をするというときに、そういう視点でも考えていったほうがいいのではないかというふうに考えておりますので、今のようなお話をさせていただきました。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) では、この件につきまして、本当に高齢化率が高くなって、今
課長のおっしゃられているように調査研究していくこと、今後進めていくということに向けて調査研究が必要ではないかというふうに考えますが、町長はどのようにお考えになりますでしょうか、お
伺いいたします。
○
議長(
井田和宏君) 町長。
◎町長(
林伊佐雄君) 今の担当
課長が答弁したとおりで、聞こえの問題というのは非常に重要であるという認識をしています。ただ、聴力だけでなくて、視力であるとか、運動機能だとか、さまざまな面がございますので、町としてはフレイル予防ということで、そういったことがないような事業を行っているところでございまして、あわせて研究していきたいと思っています。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) では、ぜひ研究を進めていって、ほかのものとも一緒に進めていっていただきたいと思います。 では、次に子供のための施策の充実についてということで、
藤久保小学校のトイレの洋式化についてお
伺いをしてまいります。これにつきましては、先日他議員の質問におきまして、教育総務
課長のほうから来年、そして再来年ということで考えていきたいというようなお話が出ていたと思いますので、そこのところは念頭に置きまして質問をしてまいります。
保護者や子供の意見というので、聞いていらっしゃいましたらお
伺いをしたいと思います。
○
議長(
井田和宏君) 教育総務
課長。
◎
教育委員会教育総務
課長(中島弘恵君) お答えいたします。 学校に届いている声につきましては、少数ではございますが、学校長を通じ伺っております。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 私が1年生、4月から5月の間に聞いた話なのですけれども、トイレの状況について話してくれたのですけれども、洋式に入るために並んでいる。チャイムが鳴ってしまって泣いてしまっている子がいる。そういった友達がいた。それから、チャイムが鳴ってしまったので我慢した、こういったこと。それから、洋式でないとできないと泣いている子がいた。そういったお話を子供から聞きました。これは4月、5月という状況ですので、学校になれていない時期というのもあると思いますが、それならばそれで学校のほうで対処していかなければいけないこともあるのかなというふうに考えました。先生がトイレの前でフォローするですとか、そういった状況。今のお話ですと、先生からはお話が届いているということはないのか、その辺についてもう一度お
伺いいたします。
○
議長(
井田和宏君) 教育総務
課長。
◎
教育委員会教育総務
課長(中島弘恵君) お答えいたします。 具体的に先生のほうからそのようなお話は聞いていないのですけれども、
保護者より洋式化にしてほしいという声のあるのは承知しております。 以上でございます。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) これから、今はちょっと涼しいですけれども、暑くなってきます。5月で暑い日もありました。暑い日はお水を飲んでというふうに先生は言うのだけれども、飲むとトイレに行きたくなるので飲まないとか、そういった話も聞いています。これは体によくないし、熱中症になるおそれもあるので、考えていかなければならない内容だと思います。 また、子ども議会のときにも子供たちの要望はトイレの改修の洋式化、これが非常に多かったというような話も聞いています。今も言いましたけれども、もちろんだんだんなれてくるかもしれませんが、1年生のこういった状況、これについてどのようにお感じになるかお
伺いいたします。
○
議長(
井田和宏君) 教育総務
課長。
◎
教育委員会教育総務
課長(中島弘恵君) お答えいたします。 今のお話を聞いて、改善をしていきたいと考えております。 以上です。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) 学校が建った47年前とは生活様式が変わっています。気候も変化しており、昨年のように酷暑という言葉が出るぐらい暑くなりました。熱中症対策も必要な状況です。少しでも早目に、来年、再来年ということではありましたが、小さいお子さんのクラス、特に低学年については先生ともしっかり話をされて進めていっていただきたいというふうに思います。 トイレというのは、学校の生活の中でも非常に重要な設備の一つというふうに考えています。もちろん行かないわけにいきませんから。それで、前、他議員から出ていましたけれども、衛生面、そういったことを考えれば、幾らトイレが乾いていたとしても、どこでも同じ上履きで歩くということには違和感があるかなと。それについてもご意見がありましたので、お話をさせていただきます。体育館のフィットネススリッパ、体育館にもありますけれども、上履きの上から履けるスリッパ、こういったことの研究の必要もあるのではないかと思いました。トイレの洋式化しかりなのですけれども、町内での子ども・子育てに力を入れてほしいという声は、どんな調査を見ても上位に上がってきています。ぜひこの結果を考えて事業に当たっていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○
議長(
井田和宏君) 教育総務
課長。
◎
教育委員会教育総務
課長(中島弘恵君) お答えいたします。 議員さんのほうからもお話がありましたとおり、その点についても調査研究をしていきたいと考えております。 以上でございます。
○
議長(
井田和宏君)
増田磨美さん。
◆12番(
増田磨美君) これから暑くなってきます。水が飲めないということになると、本当に大変なことになってくると思いますので、ぜひトイレの改修も含めて早急にやっていっていただきたい旨をお伝えいたしまして、私の
一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○
議長(
井田和宏君) 以上で、12番議員、
増田磨美さんの
一般質問を終了いたします。 これをもって、本
定例会に通告のありました13名の
一般質問が終了いたしました。
△散会の宣告
○
議長(
井田和宏君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 お疲れさまでした。 (午前10時34分)...