三芳町議会 2013-12-02
12月02日-一般質問-02号
平成25年 12月 定例会(第9回) 平成25年第9回
三芳町議会定例会議 事 日 程 (第2号) 平成25年12月2日(月曜日)午前9時30分開議日程第 1 一般質問 3番議員 細 田 家 永 君 11番議員 岩 城 桂 子 君 10番議員 小 松 伸 介 君 6番議員 井 田 和 宏 君出席議員(15名) 1番 久 保 健 二 君 2番 石 田 豊 旗 君 3番 細 田 家 永 君 5番 拔 井 尚 男 君 6番 井 田 和 宏 君 7番 菊 地 浩 二 君 8番 増 田 磨 美 君 9番 吉 村 美 津 子 君 10番 小 松 伸 介 君 11番 岩 城 桂 子 君 12番 内 藤 美 佐 子 君 13番 山 口 正 史 君 14番 山 田 政 弘 君 15番 秋 坂 豊 君 16番 杉 本 し げ 君欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名 町 長 林 伊 佐 雄 君 副 町 長 森 田 陽 一 郎 君 政 策 推進 代 光 弘 君 総 務 課長 駒 村 昇 君 室 長 財 務 課長 齊 藤 隆 男 君 秘 書 広報 鈴 木 愛 三 君 室 長 税 務 課長 細 谷 俊 夫 君 自 治 安心 伊 東 正 男 君 課 長 住 民 課長 落 合 行 雄 君
こども支援 森 田 一 美 君 課 長 観 光 産業 佐 久 間 文 乃 君 都 市 計画 鈴 木 喜 久 次 君 課 長 課 長 道 路 交通 小 林 孝 好 君
教育委員会 桑 原 孝 昭 君 課 長 教 育 長
教育委員会 横 山 通 夫 君
教育委員会 北 田 裕 一 君 教 育 総務 学 校 教育 課 長 課 長
教育委員会 鈴 木 義 雄 君
文化財保護 課 長 本会議に出席した
事務局職員 事 務 局長 池 上 義 典
事務局書記 小 林 忠 之
事務局書記 松 本 久 子
△開議の宣告
○議長(
内藤美佐子君) おはようございます。 ただいま出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 (午前 9時30分)
△議事日程の報告
○議長(
内藤美佐子君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。
△一般質問
○議長(
内藤美佐子君) 日程第1、一般質問を行います。 質問者は、
一般質問席に登壇して発言してください。 ◇ 細 田 家 永 君
○議長(
内藤美佐子君) 3番議員、細田家永君の一般質問を許可いたします。
細田家永君。 〔3番
細田家永君登壇〕
◆3番(
細田家永君) おはようございます。3番、細田でございます。議長の許可をいただきましたので、通告書に沿って順次質問させていただきます。 なお、本日、傍聴席におかれましては、早朝よりおいでくださいまして、まことにありがとうございます。 それでは、早速質問のほうに移らせていただきます。質問は大きく3点でございます。1、
公共交通プロジェクト中間報告について、2、
いじめ対策について、3、通学路の安全についての3点でございます。 まず初めに、
公共交通プロジェクトの中間報告についてでございますが、去る10月21日に庁舎内で行われ、私も拝聴させていただきました。内容につきましては、来年9月に試行運転を開始するなど、費用のほうも具体的に数字を明記するなど、大変私はよくできていると評価しております。しかし、来場してくださった方々の人数が非常に少なく、ほとんどの方が関係者ばかりではないかと感じております。 公共交通に関しては、平成21年ごろからたびたび議会で取り上げられ、私自身も住民の方の要望もあり、昨年6月に一般質問させていただいております。三芳町の住民にとりましては、公共交通の充実は長年の悲願であります。その大事な中間報告を住民の方へしっかり周知していただいたかどうか、甚だ疑問でございます。 それでは、初めに今回の
中間報告会の
来場者人数をお聞きいたします。
○議長(
内藤美佐子君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(代光弘君) お答えいたします。 来場者数ということですので、38名になります。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) その来場した方のうち、
交通空白地域の住民の方は何名ぐらいいらしたのでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(代光弘君) お答えいたします。 参加いただいた住民の方について、こちら事務局で把握しておりますのは、地区まででございまして、北永井、藤久保、竹間沢、それぞれ1名ずつの参加となっております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) そうしますと、住民の方は3名ということなのですか。
○議長(
内藤美佐子君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(代光弘君) はい、3名になります。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) 余りにも住民の方が少ないので、これは一体誰のための、誰を対象にした報告会だったのですか。
○議長(
内藤美佐子君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(代光弘君) お答えいたします。 今回の報告会の趣旨でございますけれども、
政策研究所の
公共交通プロジェクトチームで政策提言を受けまして、町で政策決定という過程において、平成26年度町の当初予算に間に合わせるという視点から、中間報告という形でこの時期に実施をさせていただきました。 よって、誰を対象にということでございますけれども、一義的には町の
執行部職員に向けて実施したということが基本です。ただ、議員ご指摘のとおり、公共交通に対しましては、町民の方からの要望も多くありまして、関心も高いということから、開かれた報告会にすべきだということで、どなたでも参加できる形で報告会とさせていただいた次第です。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) 皆様方が非常に注目しているこの
中間報告会、住民の方々の特に公共交通に不便を強いられている住民の方が参加をして、そして意見交換をして、執行部の皆様方と、どういう形でこの公共交通を展開していったらよいかということを決めていったほうが、やはり住民のためになるのではないかと私は感じております。 それでは、この周知方法というのはいろいろあると思いますけれども、今回はどのような周知方法をとったのかお伺いいたします。
○議長(
内藤美佐子君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(代光弘君) お答えいたします。 2点ございまして、住民向けの周知方法としましては、10月上旬、10月8日ですけれども、町の
ホームページにお知らせ、
新着情報一覧に記事を掲載しております。また、議会に対しましても9月26日付に議長宛てに、本報告会のご案内をいたしたところです。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君)
ホームページで周知ということでございますけれども、私は
ホームページで周知するということに少し疑問を感じております。果たしてどのくらいの周知効果があるか。例えば、65歳以上の方が、三芳町で何%の人が
ホームページをごらんになっているかとか、そのようなことを一度お調べになったことありますか。
○議長(
内藤美佐子君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(代光弘君) 具体的に
ホームページを、このお知らせ、
新着情報一覧をどれだけの方が見ているですとかは、把握しておりません。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) 調べたことがなければ、わからないと思うのですけれども、
ホームページってほとんどお年寄りの方は見ていないのですよ。特に交通を不便に感じている方々というのは、やはり若い方より
かお年寄りのほうが多いわけです。ですから、お年寄りの人たちの意見を聞くためには、お年寄りに集まってもらわない限り、なかなかそういう意見というのは出てこない。そういうことを少し認識していただきたいと思います。 そして、また住民の方の意見が大事だという認識はお持ちなようでございますので、一言言いたいのは、なぜもっと集まりやすい場所でやらなかったのか。例えば、竹間沢の、上富、竹間沢に関してはやっぱり
竹間沢公民館、あるいは藤久保に関しては
藤久保公民館でおやりになったほうが、より多くの人が集まって、よりよい意見が聞けると思うのです。そのことについてはどうお考えですか。
○議長(
内藤美佐子君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(代光弘君) お答えいたします。 ご指摘のとおり、場所については、さまざまな選択肢がある中で役場にさせていただいたということは、先ほど
中間報告会の実施した趣旨が、一義的には職員向けといいますか、町の
執行部向けの発表ということでしたので、町役場とさせていただいたところですけれども、
政策研究所の
最終報告会を3月に毎年やっているのですけれども、そちらにつきましては、住民の方が参加しやすいように休日、かつ
藤久保公民館で開催しようと思っておりますので、その辺ご承知おきいただければと思います。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) 3月のときには、ぜひ公民館でやっていただきたいと思います。 続きまして、内容の件でございますが、冒頭に述べたように、2年以上研究した成果は大変私は評価しております。しかし、表現方法が大変わかりにくく、不親切であると私は感じました。例えば
運行事業者は
プロポーザル方式により選定とありますけれども、この
プロポーザル、これが一体何であるかということを、文章の中で解説してくれたりすることが親切ではないかと思うのです。あるいは
コミュニティーバスのメリット、
デメリット、あるいは
デマンド交通のメリット、
デメリットは掲載されておりますけれども、そもそも
コミュニティーバスというのは一体何であるか、
デマンドバスとは何であるかを解説すべきではないかと思います。せっかくいい研究成果を住民に伝えようとしても、相手にしっかり理解できるように伝えなければ、報告会の意味はないと思います。3月の最終的な報告会には、必ずそういった面を考慮していただきたいと思います。 それでは、続きまして、2番目の
いじめ対策について質問いたします。全国的には一向に減少しないいじめ問題でございますが、三芳町において、いじめはことし何件発生したかお伺いいたします。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 町内における今年のいじめの発生件数ですが、4月から10月までの件数は、小学校で20件、中学校で39件の報告が上がっています。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) 余りの多さにちょっと動揺してしまいまして、手を挙げるの忘れました。そのうち、未解決のいじめ問題は何件でしょうか。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 各校からの報告によりますと、おのおのの件について、解消済みであるまたは一定の解消が図られましたが、見守りを継続しているとの報告であります。また、昨年度に進学時に転出し、指導が中断したままの件が1件あります。今後も解消済みのものも含め十分な注意を払い、全ての件について見守りを続け、継続指導してまいりたいと思います。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) いじめの件数につきましては、私の次に同じいじめ問題を質問する議員さんがおりますので、件数についてはこのくらいにしますけれども、私が一番このいじめ問題で懸念しているところに入っていきます。 9月28日に
いじめ防止対策推進法というのが施行されましたけれども、これを受けて三芳町はどのような対策をしているかお聞きいたします。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 今回、
いじめ防止対策推進法の施行に伴って、法に規定されている内容は、各校において既に実施している内容が多く含まれていることから、各校に対しては
いじめ防止対策推進法について周知するとともに、町教委の
マニュアルを参考に各校で作成した
学校いじめ対応マニュアルの再確認を行い、いじめ問題の一層の強化を図るよう、各学校、教職員に再度指示したところです。 また、これまでも全校で
夏季休業日等において、
いじめ防止に向けた研修を実施しておりますが、改めて町教委より「知っていますか、
いじめ防止対策推進法」
学校編パンフレットを校長会にて配布、指導し、各校で研修を行っております。 また、児童生徒の取り組みとしては、ここで11月を
いじめ撲滅強調月間とし、埼玉県とNHKが協力して実施している埼玉県民の
行動宣言キャンペーンの趣旨にのっとり、全校において児童生徒一人一人のいじめに関する行動宣言を行うことなどを指示し、各校で実施しております。これによって、児童生徒一人一人のいじめに対する意識のさらなる向上を図るものです。さらに、11月の町広報を活用し、
いじめ撲滅強調月間の内容を掲載し、
電話相談等のお知らせをしています。 今後は、法に規定されている
学校いじめ防止基本方針の制定を進めてまいります。これは、各校の
いじめ防止に関する取り組みの具体的な年間計画に当たります。いじめについては、学校の問題だけではなく、学校だけで解決できるものではないと考えております。学校、家庭、地域でも、いじめのない地域社会に向け、ご支援、ご理解いただきますようお願いしております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) しっかり取り組んでいっていただきたいと思います。 そして、
いじめ防止対策推進法の第2条では、いじめの定義を定めております。一読いたしますと、「この法律において「いじめ」とは、児童等に対して、
当該児童等が在籍する学校に在籍している等
当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう」とありますけれども、余りよくわからない。等々言っていてよくわからないのですけれども、私が認識したところ、やはりいじめられている当人がいじめたと感じたものは、いじめであると、こういうふうに解釈ができると思うのですけれども、この第2条のいじめの定義についてどのように解釈しているかお聞きいたします。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。
教育委員会では、既に
文部科学省からの通知にあるように、本人がいじめであると感じた場合、全ていじめであると捉え、既に各学校、教職員に徹底して対応するように指導しています。したがいまして、第2条にある定義は、そのとおりであると捉えています。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) その定義を児童生徒や保護者の方へどのように説明しているか、あるいは説明する予定になっているかお伺いいたします。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 児童生徒及び保護者への説明につきましては、三芳町
小・中学校いじめに関する対応方針及び
いじめ対応マニュアルに従って、昨年度学校を指導し、それに基づいて学校が保護者に周知しています。また、保護者への
いじめアンケートの中に、悪口や仲間外れ、たたいたり蹴ったりパソコンでの誹謗中傷など、具体的ないじめの行為を明記し、いじめの定義についてご理解とご協力を求めてまいりました。 今回、法が施行されたことにより、各学校を再度指導し、各校は学校だよりにいじめに対する学校の考えを載せたり、保護者会を利用していじめの早期発見に向け、保護者や地域の皆様に協力を求めたりしております。児童生徒や全校において、朝会で校長が児童生徒に向け話をしました。また、定期的ないじめに関する
アンケートにより、発達段階に応じて具体的に説明をしております。さらに、道徳や学級活動の時間にいじめについての内容を取り上げ、いじめの行為に気づかせたり、いじめのないクラスについて話し合いをしたりしています。このような取り組みにより、児童生徒、保護者への説明をしています。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) ということは、保護者の方も生徒も教師も、このいじめの定義というものをしっかり理解していると捉えてよろしいのでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 このような取り組みを継続し続けてきておりますので、共通認識していると理解しております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) 今後とも、それを続けていっていただきたいと思います。 しかし、この
いじめ対策防止推進法を受けて、今後ますます教職員の方々の負担というものがふえてくると思いますが、その件に関してはどう認識しているかお伺いいたします。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 三芳町
教育委員会として、これまでもいじめを許さない
学校づくりに向け、
いじめ対応方針及び
いじめ対応マニュアルを作成し、学校、教職員を指導、支援してまいりました。法に規定されている内容は、各校において既に実施している内容が多く含まれておりますので、新たな負担はそれほどとは考えておりません。
教育委員会として、今後とも
いじめ対策に向け各校を支援してまいりたいと思います。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) 先ほどのいじめ、小学校で20件、中学校で39件、これで先生方の負担がふえないわけがない。これから、ますます先生方への負担がふえてくるということは目に見えております。本来、いじめ問題というのは、大きな原因の一つは家庭教育にあると私は考えております。昔は家庭の中で、弱い者いじめをするなとか、あるいは身体的なことでからかうな、女の子に手を上げてはいけないということが、かなり厳しく父親から教育されておりました。ところが、今は、それを学校でしなければならない時代になってきております。 茨城県の五霞町という小学校では、よりよい人間関係を築く力を育てる。そのために、相手の気持ちを考える授業というのを行っております。どのような授業かといいますと、具体的に無理を頼む生徒、それから無理を頼まれる生徒、役柄を分けて断る勇気の訓練をしたり、あるいは生徒同士でよいところを褒め合う訓練あるいは謝る訓練、挨拶の仕方等々やっております。担当の先生は、15年前では考えられない授業を今やっているとコメントしておりますけれども、それでも成果はかなりあったようで、クラスの中で乱暴者だった生徒も、相手を気遣う心が芽生えてきたそうでございます。 そういったように、今後いじめ問題をなくすには、いわゆる家庭教育をしっかりやっているご家庭の生徒さんたちは問題ないかもしれませんけれども、そうでない方々をもっと中心に考えて、学校の教育の中にそれを、家庭で教えることを教えていかなければならないという時代が来ているので、ぜひ先生方の負担というものをよく理解していただきたいと思います。今後とも、いじめ問題は積極的に取り組んでいただくよう、切に要望いたします。 続きまして、通学路の安全についてお伺いいたします。みらい通り、
藤久保小学校東側、
手押し信号の設置の要望が出ている場所でございますが、ちょっと戻りますが、このみらい通り、今地図を見ると、みらい通りになっているのですけれども、しばらく前までは
鶴瀬西通り線というふうな表現だったのですけれども、みらい通りと書いてございましたので、今回一般質問の通告書にはみらい通りとしました。 その要望が出ている場所でございますけれども、午後の下校時の時間帯には、現在指導員が出ております。登校時には、
毎日教頭先生と地域の方が交通整理に当たっているというのが、今現状でございます。この先生方の負担をどう認識しているかお伺いいたします。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 みらい通りの拡幅に伴い、車や自転車の交通量が増加したことにより、みらい通りを横断する通学路の交差点においては、学校が登校指導する必要性があると判断し、毎朝の登校指導を実施しております。また、自主的に地域の方々、
学校応援団の方と
スクールガードリーダーさんが、登校指導及び子供たちへ「おはようございます」や「行ってらっしゃい」などの声かけをしてくださっております。下校については、下校時刻が学年によって異なり、長時間の指導が必要となってくることから、教職員による下校指導は、1、2年生の下校指導のみ実施しておりましたが、ここで
交通指導員を配置していただきました。 教職員の負担については、一般の教職員が登校指導する場合は、勤務時間を考慮し勤務時間の
割り振り変更を行い対応しております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) 私が聞きたいのは、先生方に負担をかけていることについてどういうふうに思っているかということを聞いているので、割り振りがどうのと聞いているわけではないので、その辺もうちょっと詳しくご答弁願います。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 当該校では、学校全体で朝の校務をしておりますが、教頭と主管教諭が仕事を分担し、朝の校務に当たっているとのことです。登校指導に関しましては、教頭及び主管教諭や
安全教育主任が分担して登校指導をできるよう体制を整えていることですので、その辺に関しては学校が登校指導できるように調整を図り、また地域の方、
スクールガードリーダーさん、
学校応援団の方たちにもご協力いただいてやっているということになります。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) 私が聞きたいのは、先生方は大変ですねとか、そういうことを聞きたいので、いわゆる誰それがどういう役割をやっているとかと、そういうことを聞きたいのではなくて、あなた自身が、先生方が雨の降る中、傘を差して児童生徒を横断歩道を渡らせている姿を見て、あなたはどう思うかということを聞いている。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 学校としての役割がいろいろございまして、朝のあの登校の場所ですが、議員さんご指摘の場所ですが、あそこに関しましては学校が自主的にあそこを、今は
学校応援団の方たち、また保護者の方たちともお話し合いをした結果、あそこを学校が登校指導しようということで行っておりますので、確かに学校の教頭先生が毎日立ってくださって、一生懸命登校指導してくださっておりますので、大変安全確保を学校では進めているとは感じております。ですが、学校の使命として、学校の仕事として、校務として行っておりますので、学校には感謝しております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) 先ほども触れましたけれども、先生方は今後ますますいじめ問題等で、今まで以上に忙しくなってまいります。交通整理は、教職員の本来の仕事ではないと私は考えております。 そこで、自治安心課の課長にお尋ねいたします。なぜ教職員に交通整理を依存しているのか、お答えお願いします。
○議長(
内藤美佐子君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(伊東正男君) お答えいたします。 自治安心課といたしましては、
交通指導員の数に限りがある中で、各学校の教職員の方のご尽力に感謝申し上げているところでございます。また、PTAやスクールガード、
学校応援団など、地域の見守りについては大変心強く、交通に限らず、子供を多くの目で見守ることは、地域に欠かせないものというふうに考えております。教職員の皆様には、今後も過度な負担とならない範囲で、町としても対策を検討しながら一定のご協力はお願いをしたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君)
交通指導員の朝の協力というのはできないのですか。
○議長(
内藤美佐子君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(伊東正男君) お答えいたします。
交通指導員は、ご案内のとおり、
交通指導員に関する規則の中で定数が20名というふうに定められております。その範囲で、現在19名が委嘱されている状態です。このうち、19人のうち5人が、登下校ともに指導する特別勤務という形をとっております。町内全体で、現在は24カ所で、立哨指導を限られた数の中で行っているという状態でございます。ご指摘の箇所は、当職のほうでも、その危険性については重々認識しているところでございます。また、まちづくりネット作成の安全安心マップの中でも、危険箇所として注意喚起をしているところでございます。本年度広聴会を通しまして配置要望のありました、下校時の2カ所のうちの1カ所ということでございます。 際限なく指導員を増員させるということは、なかなか困難でございまして、今後も一定のご協力をお願いするしかないというふうには考えておりますけれども、しかしながら今議員さんご指摘のとおり、教職員の皆さんに過度な負担になってはいけないと。毎日指導に当たるという状況は、余り好ましいことであるというふうに考えておりませんので、今後も調整をしながら進めて対策を、柔軟な指導員の配置、再編についても十分に検討をしていきたいというふうに考えております。 一方、交通安全とともに、指導員も含みます地域の見守りの中で、子供たちが元気な挨拶を交わすということも大きな副産物であることは、各地域の方からも聞いているところでございます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) では、朝の指導員を置くということは、絶対に無理ということなのですか。
○議長(
内藤美佐子君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(伊東正男君) お答えいたします。 絶対に無理というふうには考えておりません。信号機の設置が抜本的な対策につながると思いますが、ただそこまで至るまでは、当面はソフト対策に頼らざるを得ないというふうに思いますので、ご指摘の交差点の状況を踏まえまして、別の場所で、歩道ですとか信号などの交通安全環境の整った場所、そこからこうした新たな危険箇所へと指導員の配置の移動、配置がえ、重点化などを今後とも検討していきたいというふうに思います。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君)
細田家永君。
◆3番(
細田家永君) 絶対に指導員を置くことが無理でない限り、指導員を置く努力をしていただきたいと思います。というのは、私も何回かあそこに立ったことがあるのですけれども、女性ではとても車をとめられない状況なのです、あそこは。私みたいにちょっと怖い顔をすると怖い顔になる人が、表にぱっと出ていかないと、とまらないのですよ。幾ら生徒がいようと。ですから、そういうことも含めて、教頭先生女性ですから、そういうことをなるべく負担にならないような方向で考えていただきたいと思います。 子供は国の宝という言葉がございますけれども、まさに学校の先生方は、その宝を育てる大きな責任があります。特に、小中学校の義務教育における基礎学力というものは、大人になるために大変重要な学問でございます。その責任ある先生方になるべく余計な負担をかけないというのが、我々の仕事ではないかと思います。余計な負担をかけないということを強く要望して、私の一般質問を終了させていただきます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 以上で3番議員、
細田家永君の一般質問を終了いたします。 一般質問の途中ですが、休憩します。 (午前10時02分)
○議長(
内藤美佐子君) 再開いたします。 (午前10時25分) ◇ 岩 城 桂 子 君
○議長(
内藤美佐子君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。 続いて、11番議員、岩城桂子さんの一般質問を許可いたします。 岩城桂子さん。 〔11番 岩城桂子君登壇〕
◆11番(岩城桂子君) 11番、公明党、岩城桂子でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、通告書に従い一般質問をさせていただきます。 本日は、傍聴席にお越しいただきありがとうございます。 初めに、先月の台風30号の影響で甚大な被害を受けましたフィリピン、レイテ島などで被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。 今回、私は3点にわたり質問をしてまいります。1点目は、安全な道路行政について、2点目は学校の耐震化について、3点目はいじめのないまちづくりについてであります。 まず、1点目の安全な道路行政についてお伺いをいたします。将来、予想される大規模災害に備え、あらゆる可能性を想定した防災減災対策を着実に進めていくために、改めて町内のふたかけ歩道の安全性についてお伺いをしてまいります。 まずは、町内にふたかけ歩道は何カ所あるかお伺いをいたします。そのほか、順に質問してまいりますので、ご答弁のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 唐沢堀の1カ所でございます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 町内には、みよし台の唐沢堀ふたかけ歩道が1カ所だけということでございました。 この歩道の点検調査の現状についてお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 清掃時にコンクリートのひび割れ等を目視点検を行っております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) このみよし台の唐沢堀のふたかけ、これは約25年ぐらい前に設置をされたのかと思っておりますけれども、耐久年数はどのくらいで、今まで点検された実績は過去にどのぐらいあるかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 ただいまのご質問でございますが、耐用年数等につきましては、当初このふたかけを製造していただきましたメーカーにも聞きましたが、あくまでも内容的には車が走らない、人間が歩くという考えで設置しておりますので、内容的には目視で例えばひび割れ等が発生した時点で、検査、調査をするという内容になっております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 実際には歩道でございますので、車は通りませんので、人だけの往来、また自転車という部分かなとは思っております。この点検をされる部分というのは、定期的に何年に1度とかと、そういうことはあるのでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 決まってはおりませんが、清掃時に目視で点検をしております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 次に入ります。 バリアフリーについて、以前にも一般質問しておりますが、幹線21号線、富士見市よりこのみよし台1区の集会所近辺のふたかけ歩道が途切れた場所でございます。その後の進捗状況についてお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 ふたかけ歩道のバリアフリーにつきましては、悪臭及び虫の飛散による要望でふたかけを行いましたので、もともと開渠自体にふたをかけて重量的に耐える構造ではありません。開渠に過重をかけないために、開渠とふたを分離して上にふたをかけておりますので、バリアフリーにするためには、開渠自体を変える必要がありますので、今現在は難しいと考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 実際にこの歩道を利用される部分でございます高齢者もふえて、車椅子が通られたり、また幅が広いので、そこを自転車で通る方が、ちょうど途切れたところで非常にけがをされたこともございますので、やはりそこの対策というのを何とか講じていただけないかなとは思っておるのですけれども、いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 今までも検討しておりますが、開渠自体を変えないと、重量的に耐えられないだけではなく、ふたを下げることによりまして、流れる水量が確保できなくなる可能性もありますので、検討はしてございますが、現在では難しいと考えております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) このふたかけ歩道でございますが、雨の日は大変水はけが悪く、歩道の上を通れないような状態になるときもございまして、逆に車道を歩いていく方も見受けられます。そういう部分で、ちょうどコンクリートの間のねじでしょうか、そこの水はけが詰まっている部分だと思うのですけれども、そこの整備についてどのように対策をされるかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 ただいまのご指摘いただきました件につきましては、雨水のたまるところに穴をあけて水路に落ちるように対処はしてございますが、今回ご質問いただきまして、現地を確認いたしましたところ、穴が詰まっているところもございましたので、清掃はいたしましたが、再度雨の日に現地を確認いたしまして、ほかにもたまるところがあるようであれば、また追加して対処していきたいと考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) どうかよろしくお願いいたします。 次に、都市計画道路の進捗状況でございます。1972年より都市計画道路が計画決定をされ、41年が経過をいたしました。地権者のご理解を求めつつ道路用地の確保に努められ、都市計画道路の整備を着実に進められておりますが、そこで竹間沢・大井勝瀬通り線の進捗状況についてお伺いをしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 都市計画課長。
◎都市計画課長(鈴木喜久次君) お答えいたします。 都市計画道路竹間沢・大井勝瀬通り線の進捗状況につきましては、町内延長3,620メートルのうち、整備済み延長が1,355メートルで、整備率は37.43%となっております。現在は、重点的に市街化区域内の整備を進めておりまして、藤久保小学校西側の地権者と用地買収の交渉を進めているところでございます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 長い間、40年を過ぎた都市計画道路でございます。実際には37%という進捗状況でありますけれども、今後の計画はどのようになっているかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 都市計画課長。
◎都市計画課長(鈴木喜久次君) お答えいたします。 先ほど答弁で申しましたとおり、今は市街化区域内の整備ということで、藤久保小学校の西側の地権者の方々と交渉を進めており、そちらにつきましては平成26年度、富士塚の区画整理と歩調を合わせまして、道路整備を進めていきたいと考えております。 その後につきましては、そこから南に向かいまして大蔵住宅ぐらいまでの道路拡幅が済んでおります。そちらの整備に取りかかるようになるかと思います。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) ありがとうございます。 なかなか進まない部分、やはり用地交渉という部分でも大変なのかなと思いますし、財政的な部分も当然あると思いますけれども、実際に通学路になっております、唐沢小学校に行く地域の部分でございます。東中と唐沢小学校、そこら辺の間の歩道整備、そこから南へ伺う部分での計画というのは、どのような形でこれから進めていくのか、計画はあるのかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 都市計画課長。
◎都市計画課長(鈴木喜久次君) お答えいたします。 竹間沢・大井勝瀬通り線といたしまして、計画自体はございます。先ほど議員さんおっしゃられましたとおり、40年少々前に決定はしておりますが、今現在のところでは、その整備につきましてはまだ未定ということで、正確な回答はできません。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) ありがとうございます。 この都市計画道路、竹間沢・大井勝瀬通り線でございます。まだまだいつになるかわからないという現状でもあると思います。子供たちの安全な通学路整備について、3番の幹線7号線、三芳東中学校よりみずほ台駅西通り線までのガードレールと歩道の整備についてお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 現在の道路幅員を考えますと、ガードレール及び歩道整備は、現状として幅員が足りませんので、困難と考えております。しかし、交通安全対策は重要な課題と考えておりますので、現在設置してありますガードパイプの傷んでいる箇所の交換等で対応していきたいと考えております。また、側溝等の破損及びふたのがたつき等につきましても、交換及び補修により、危険のないように対処していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) この歩道、わずか1人の方がやっと通るぐらいの幅でもございます。自転車や人とすれ違うと、どちらかが車道に出る状態で、とても危険な通学路であると思っております。住民の方からも、以前から何とかこの歩道が広がらないのか、整備ができないのかとの要望もございますけれども、この整備計画というのは、今後どのようになっているかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 歩道整備に伴います道路拡幅につきましては、もちろん都市計画との関係もございますが、幹線7号線、この箇所につきましては、拡幅用地上の建物及び構造物等の障害となり得るものが多いため、今現在は難しいと考えております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 非常にいろんな状況というのは厳しい部分があると思います。ただ、歩道として住民の方が通る、またお子さんの通学路となっている。そこの安全性というのを本当に考えていただきながら進めていただきたいとは思っておるのですけれども、西通り線、みずほ台駅の道路に出るちょうど急な坂道になっておりまして、やはり近辺の住民の方から、高齢者の方も、あそこが非常に危ないというお声をいただいております。パイプが内側に反っていまして、通るのが非常に難しいという部分で、そこの対処というのはどのようにされますでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 ただいまのご指摘でございますが、現地は二、三週間前でございますが、確認させていただきまして、ガードパイプが若干歩道側に曲がっているもの、また根元が壊れかかっているもの、またU字側溝等のふたのがたつき等も確認しておりますので、できるものはここで処理いたしまして、ほかのパイプ等も今注文している最中でございます。できる限りの安全対策をこれからも講じていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) どうか、安全対策よろしくお願いいたします。 次に、2点目の学校の耐震化についてお伺いをいたします。ことしで小中学校の耐震補強工事が全て終了し、国の耐震計画、27年度までを2年早く耐震率100%終えることができました。学校耐震計画も着実に無事故で終えましたことを、心から感謝申し上げます。子供の安全を守り、地域の防災拠点として使用される学校施設の耐震化は、喫緊の課題であります。 さて、昭和56年度以降に建設され、町内で一番新しい藤久保中学校でありますが、ことしの11月で開校30周年を迎えました。30年も経過いたしますと、至るところで老朽化も目にするところでございます。本年8月、みよし台1区では、区民の皆様との避難訓練が、避難所となります藤久保中学校の体育館で開催をされました。約300人近い大勢の方が参加をされましたが、私はいざ災害が起きたとき、藤久保中学校はこのまま避難所として大丈夫なのかと、とても不安に駆られました。 まずは、藤久保中学校の耐震診断計画についてお伺いをしてまいります。計画はおありでしょうか、お伺いします。
○議長(
内藤美佐子君) 教育総務課長。
◎
教育委員会教育総務課長(横山通夫君) お答えしたいと思います。 藤久保中学校につきましては、新耐震基準で建築をされているということから、新耐震基準を満たしているという認識から、耐震診断を行っておりません。ただ、三芳町としましては、国交省の示す耐震診断の基準でありますIs値が0.6に対しまして、学校施設は災害時の指定避難所となることから、Is値が0.75を目標値としまして耐震化を進めてきたところでございます。今後につきましては、生徒が安心して学校生活を送れるように、内部で協議をいたしまして、なるべく早い段階で耐震診断を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 今、課長さんのほうから耐震診断を計画しているということで、非常に安心を覚えましたが、いつごろ考えていらっしゃるかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 教育総務課長。
◎
教育委員会教育総務課長(横山通夫君) お答えします。 時期でございますけれども、厳しい財政状況下にございますけれども、担当課としましては、来年度予算には計上してまいりたいと考えております。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 大変にありがとうございます。 今回の避難訓練に、私も自主防災員の一人として参加をいたしました。事前に車椅子の方も参加されるとのご報告がありましたので、訓練の前日に学校の体育館に伺いましたが、体育館入り口の渡り廊下が段差がありましたので、役員の皆様とスロープがなくて不便を感じておりました。また、トイレに入る入り口も段差があり、このままでは車椅子の方、高齢者の方も大変だろうと思い、一日も早いトイレの洋式化への改修をお願いしたいと思います。 先月、厚生文教常任委員会で上富小学校の耐震補強工事後の視察に行かせていただき、体育館のトイレの洋式化にはびっくりするくらい大変きれいで、男女とも3台ずつの全て洋式のトイレでありました。これからの時代は、トイレは全て洋式ではないでしょうか。また、車椅子の方も避難されることを考えて、トイレも設置していただきたいと思いますがいかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 教育総務課長。
◎
教育委員会教育総務課長(横山通夫君) お答えします。 体育館のトイレの洋式化につきましては、耐震補強工事の際に、多目的トイレ等に改修して洋式化を図ってまいったところでございますけれども、藤久保中学校につきましても、耐震診断を行った後に整備してまいりたいと考えております。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 一日も早い洋式化への改修をお願いしたいと思っております。 次に、渡り廊下の段差をスロープにするバリアフリー化についてもお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 教育総務課長。
◎
教育委員会教育総務課長(横山通夫君) 学校施設のバリアフリーにつきましても、現状では耐震補強工事等とあわせて進めてきたわけでございますけれども、今後につきましては学校施設の改修計画等の策定する中で、ほかの学校施設も含めて、計画的にバリアフリー化を図っていきたいと思っておりますけれども、藤久保中学校の渡り廊下につきましては、これも耐震診断を行った後に実施したいと、そのように考えております。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 大変にありがとうございます。 期待をしておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、学校の耐震補強工事は、小学校、中学校、7校は終わりましたけれども、今後全小中学校の老朽化対策、また非構造部材の耐震化についてお伺いをしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 教育総務課長。
◎
教育委員会教育総務課長(横山通夫君) お答えします。 ご質問の老朽化対策、非構造部材の耐震化についてでございますけれども、現状といたしましては、先ほど来答弁させていただいたとおり、耐震補強工事とあわせて一部対策を講じているところでございます。また、今年度より学校施設環境改善交付金の事業としまして、新たに長寿命化改良事業が創設されておりますので、その状況を見ながら、非構造部材の耐震化を含めた改修計画を策定して、計画的に進めてまいりたいと考えております。 また、現在町では、公共施設マネジメント基本方針を定めまして、ワーキングチームで今後公共施設をどう取り扱っていくか等の計画策定に向けまして、調査研究をしているというところでございますので、ワーキングチームとも連携を図りながら進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) ありがとうございます。
文部科学省の調査によりますと、校舎や体育館などの建物本体の耐震化率が88.9%、つり天井以外の非構造部材の60.2%が対策済みに比べ、つり天井の耐震化について確認済みはわずか9.2%となっております。この学校施設、これを全部というと、本当に大変な部分にはなると思いますけれども、今、課長さんのご答弁であった公共施設のマネジメント計画とあわせて、この計画というのを、今年度公共施設の部分では、前回も室長のほうからもご答弁がございましたけれども、それにあわせて今年度という部分なのか、そこの計画をいつぐらいまで策定されるのかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 教育総務課長。
◎
教育委員会教育総務課長(横山通夫君) 計画がいつかということでございますけれども、公共施設マネジメントのほうのワーキングチームの基礎調査といいますか、そういった調査の段階で公共マネジメントのほうの計画が出てくるかと思います。それも見ながら、町のほうの学校施設の老朽化対策等々の改修計画を定めてまいりたいと思っておりますが、時期的にはということでございますけれども、財政面等々がございますので、いつとは言えませんけれども、なるべく早い段階で計画を立てて、順次改修をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) よろしくお願いいたします。 5番に入りますが、ことしは9月に竜巻が発生をし、埼玉県内、越谷市、松伏町、熊谷市でも甚大な被害がございました。学校の窓が割れたところもあったようでございます。各教室や廊下の窓の飛散防止対策はどのようになっておりますのでしょうか、お伺いをいたします。
○議長(
内藤美佐子君) 教育総務課長。
◎
教育委員会教育総務課長(横山通夫君) 飛散防止対策につきましては、小中学校、学校施設につきましては災害時の指定避難場所となります。また、将来を担う子供たちが、通学して勉学に励んでいる施設でございますので、避難経路となる昇降口付近等の窓ガラスについては、飛散防止のフィルムを貼付するということで対策をしております。 また、教室の出入り口の扉とか、そういったところについているガラスについても、飛散防止のフィルムを張ってあるところでございます。また、サッシ改修等々大規模な改修工事があった折には、強化ガラスに取りかえたりしております。さらに、耐震工事を行ったときについては、耐震ブレースを設置している窓についても、強化ガラスを設置している状況にございます。それと、不可抗力でガラスが割れたとか、そういったときにつきましても、通常のガラスから強化ガラスにかえている状況でございます。今後につきましても、学校改修にあわせて対策を講じていきたいと、そのように考えております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) この飛散防止対策、これも非常に大事な、子供さんの命を守るという部分でも大切なことかなと思っております。これから改修工事、学校で施設の部分も出てくるのかなと思っておりますので、一緒に計画を練ってお願いしたいと思っております。 次に、今後学校施設の耐震化をさらに強化していく部分で、町の財政状況を見ましたときに、国の補助金を活用しながら、一日も早い安心安全な学校整備を図っていただけますよう願うところでありますが、この補助金、公立学校施設整備費、平成26年度の概算要求等も今後活用されるかどうかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 教育総務課長。
◎
教育委員会教育総務課長(横山通夫君) お答えしたいと思います。 一般的な補助金の活用についての答弁となってしまうかもしれませんけれども、補助金の活用につきましては、今後国の動向を注視しながら、補助事業に対する追加交付金等の活用できる事業がありましたら、内部で調整をしまして積極的に活用をしてまいりたいと、そのように考えております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) ぜひこういう補助金、国の補助金も活用していただきながら、よろしくお願いしたいと思っております。 次に、3点目のいじめのないまちづくりについてお伺いをいたします。2011年10月、滋賀県大津市の中学2年生男子生徒が、いじめを苦に自殺した事件がございました。学校や市
教育委員会は、当初自殺といじめの因果関係を不明としておりましたが、自殺直後に学校が行った
アンケートで、複数の生徒が亡くなった生徒が自殺の練習をさせられていたなどと回答していたことが、翌年の7月に明らかになりました。ずさんな対応や学校の隠蔽体質に批判が高まり、県警による強制捜査という異例の展開となりました。その後も子供たちのいじめ自殺が絶えません。胸が張り裂ける思いであります。
文部科学省は、本年9月に施行された
いじめ防止対策推進法に基づく国の基本方針を10月に策定をいたしました。本法律では、いじめの定義を、対象にされた児童生徒が心身の苦痛を感じているもの、インターネットを通じた攻撃も含むと規定をしております。その上で、いじめにより自殺、鬱病、不登校などの重大事件が発生した場合は、学校が事実関係を調査し、その内容をいじめを受けた児童生徒とその保護者、地方自治体へ報告することを義務づけしております。また、重大な被害を及ぼすおそれがある場合は、直ちに警察に通報することも明記をされております。大津事件の遺族の父親は、
いじめ防止法は、今生きている子供たちを助けるために、亡き息子が命がけでつくってくれた法律だと思っている。その法律の理念が正しく生かされるような基本方針の策定を、学校や地方自治体に望みたいと語っておりました。 まず、町内学校のいじめの実態、平成24年、25年度のいじめ件数と内容についてお伺いをいたします。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 平成24年のいじめの件数は、小学校で6件、中学校で3件です。内容は、悪口、からかい、ゲームでのトラブル、嫌なことを言われるなどの人間関係トラブルなどであります。平成25年4月から10月までのいじめの件数は、小学校で20件、中学校で39件の報告が上がっています。内容は、からかい、悪口、たたかれたり物隠し、インターネット等によるからかいなどであります。昨年度と比較し、本年度のいじめの件数については多く報告されていますが、これはいじめに対して、児童生徒、保護者、教職員の意識が高まり、教職員はアンテナを高くし、ささいなことでも保護者と連絡をとり合ったり、一過性のものや友達同士のトラブルでも、いじめに発展しかねないものについても報告をしているため、報告数が多くなっています。 町教委として、本年度、いじめを許さない
学校づくりを推進していますが、今後もいじめに対するアンテナを高く広く掲げ、ささいな予兆も見逃さずに、早期発見、早期対応の姿勢をもって対応するよう各校を指導してまいります。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 24年度、25年度のご報告をいただきました。私の前の3番議員、細田議員も、このいじめに対してご質問されておりましたので、私も本当に昨年の24年度から中学生が3件、それが今年度わずか6カ月で39件という、今、課長さんのほうからご答弁がございました教職員の方の意識、アンテナを高くされているからこそ、こういう件数が高くなったという部分もお伺いはいたしましたが、今年度の各学校別はおわかりでしょうか。もしおわかりになれば、教えていただければと思っております。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 大変申しわけないのですが、中学校と小学校の総数だけで報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 昨年から10倍もいじめがふえたという部分での要因といいますか、先ほども教職員の方の意識が高まったという部分もあるとは思うのですけれども、やはりその対策をどのようにやっていくかという部分で、次に入ります。
いじめ対策についてお伺いをしております。細田議員さんが質問された部分で、重複をする部分もあるとは思いますが、それ以外に対策として進めていることがあれば、お伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 学校教育課として、平成25年度教育行政重点施策に、いじめを許さない
学校づくりの推進及び人権を尊重する教育の推進を掲げ、
いじめ防止及び豊かな心の育成に向け各校を指導、支援しております。各学校は、いじめを許さない
学校づくりの実現に向け、日ごろから児童生徒の学校生活の充実が図れるよう取り組んでおります。教職員一人一人は、いじめを絶対許さないという姿勢を日ごろから示しながら、子供たちへ目をかけ、気にかけ、声をかけることで子供の変化に気づき、いじめを未然に防ぐよう努めております。 また、人権を尊重する教育の推進の実現に向け、町教委主催の人権教育実践交流会の開催などを通し、人権感覚の育成に向け学校を支援しております。そして、各学校では、学校公開日にいじめをテーマにした授業、道徳や学級活動を全校一斉に実施したり、人権作文や人権標語への取り組みをしています。また、児童会、生徒会主催の人権集会などを行い、その中で人権作文や人権標語の発表を行い、いじめのない学校にするための取り組みを行っております。その成果により、本年度人権作文と人権標語において、埼玉県の最優秀賞を受賞しております。 さらに、ここで11月を
いじめ撲滅強調月間とし、埼玉県とNHKが協力して実施している埼玉県民の
行動宣言キャンペーンの趣旨にのっとり、全校においていじめに対する行動宣言を実施します。これにより、児童生徒一人一人のいじめに対する意識の向上を図るものです。このような取り組みを通しまして、児童生徒が安心でき、自己存在感や充実感を感じられる授業づくりや集団づくりを推進し、子供たちの間にいじめを生まない、許さない風土の醸成を図っていきたいと思います。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君)
いじめ対策撲滅ということで、本当に多岐にわたった活動をしてくださっている、対策をしてくださっていることに心から感謝申し上げます。
いじめ対策の一つに
いじめアンケート調査がございます。各学校により、学期ごと、年3回やられている学校と、毎月やられている学校があると伺っておりますが、その実態を詳しくお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) 校内
アンケートの数でよろしいわけですか。全体的な実態でよろしい……。済みませんです。
アンケートにおいていじめを認知した場合、全ての件について個々に聞き取りを行い対応しております。その後、各校の
いじめ対応マニュアルに沿って、全教職員の共通理解のもと対応に当たっておりますが、一過性のものは、その場で指導し、解決を図り、その後速やかに保護者へ報告をします。繰り返し行われたものは、当事者への指導を行うとともに、保護者を交えての話し合いなどを行い解決を図っております。さらに、状況に応じて、全校、学年、学級での全体指導を行っております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) その実態の部分で、各学校ごとに回数が違う部分。毎月やっている学校、また学期ごとという部分があると思いますが、学校別にそれは教えていただければと思いますが。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) 月1回の学校が4校、学期に2回の学校が2校、学期に1回の学校が2校です。学校ごとは、これでご理解いただければと思いますが。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 学校名というのは、教えてはいただけないですか。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 三芳小学校が学期に2回、藤久保小学校が月1回、上富小学校が月1回、唐沢小学校が学期1回、竹間沢小学校が学期1回、三芳中学校が月1回、三芳東中学校が学期2回、藤久保中学校が月1回となっております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 大変にありがとうございます。 この
アンケート調査は、実際には記名制なのか無記名で行っているのかお伺いしたいと思いますが、保護者の方から、記名だと本音で書けないという部分のお声もいただいておりますけれども、その点についてお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 全校で定期的に行われている
アンケート調査は、全て記名式により実施しています。
アンケート後に個別に聞き取りを行い、対応するためであります。また、いじめを認知した後の個々のケースへの対応につきましては、これまでも記名による場合と無記名による場合がありました。
アンケートのとり方については、保護者丁寧に話し合いを持ち、記名にするか無記名にするかを決め、実施することが大切と考えております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) ありがとうございます。
アンケートの結果でございますけれども、その撲滅のために、どうその
アンケートを今度は対応されているかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 先ほども少し述べさせていただきましたが、この
アンケートをもとに、一過性のものへの指導、また繰り返し行われたものへの指導を図りまして、状況においては全校で、学年で、学級での全校指導を行いまして、今後とも各学校がいじめのない、いじめを許さない
学校づくりに向けて精進しているところでございます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 次の4番に入ります。 専門のスクールカウンセラー、またソーシャルワーカーさんの対応というのは、この
いじめ対策についてどのようになっているかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 今年度、町内ではスクールカウンセラー2名を3つの中学校に配置しております。主にさわやか相談室に配置し、いじめや不登校、友人関係など、学校生活に悩みを持つ生徒や、子育てに悩む保護者などに対してカウンセリングを行っています。また、各校の教育相談部会に参加し、生徒に関する情報共有を行い、いじめなどのカウンセリングの立場で適切なアドバイスを行っております。さらに、教職員研修の指導者としても活動していただいております。 また、本年度よりスクールソーシャルワーカーを1名配置し、各校からの依頼により、定期的に学校に派遣しています。そこでは、主に教育相談部会や研修会等に参加し情報共有を行い、必要に応じて、問題を抱えている児童生徒が置かれた環境への働きや教育活動、家庭訪問などを行って対応しおります。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) ありがとうございます。 いじめの早期発見、また早期対応というところでは、学校、家庭、地域のかかわり、連携がとても大事になってくると思いますけれども、その点についてはどのようにされているかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 保護者には、学校から、子供が安心して何でも話せる家庭を築く中、いじめを許さない心や態度を子供たちに身をもって教えていただくよう協力を求めています。さらに、学校評議員、民生委員、児童委員、警察等の関係機関及び地域の方々とも情報交換を密にして、地域での子供たちの様子の把握に努めています。いじめについては、学校だけの問題ではなく、学校だけで解決できるものではないと考えております。今後も学校、
教育委員会、家庭、地域が連携し、いじめのない地域社会に向け取り組んでまいりたいと思います。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 昨年度、埼玉県子ども人権フォーラムに三芳町の代表の児童生徒、教職員、保護者の方が参加され、その成果を生かし、各学校で子ども人権メッセージとして、いじめのない学校にするための子供たちのメッセージを、朝会などで児童生徒みずからが宣言する取り組みを行ったと伺っております。また、保護者の方にも、人権フォーラムに参加していただいた成果を、町内の連合PTAなどで報告をしていただくよう協力を求めているという以前ご答弁がございましたが、その結果についてどのようだったのかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 昨年度、埼玉県子ども人権フォーラムに三芳町の代表の児童生徒、職員、保護者が参加いたしました。その成果を生かしまして、本年度、25年度はこの取り組みをさらに拡大し、子供一人一人のいじめに対する行動宣言の取り組みを行っていきます。また、保護者に対しましては、この成果を生かしまして、PTA役員会や保護者会の折に、いじめに対する協力を求めていただいております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) それでは、昨年参加された保護者の方は、PTAで昨年報告会を行ったということがあったわけですね。ちょっとそのことをお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 PTAの参加が全ての学校ではございませんでしたけれども、役員会の折とか保護者会の折に、いじめに対する各学校にいじめの話題をするような話をしまして、その折に話していただいていると聞いております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) ありがとうございます。 福岡市では、ことしの8月23日に全市立小中学校の代表や保護者の方約1,000名が参加して、いじめゼロサミット2013を開催されました。いじめのないまちを目指し、子供たちが企画、運営し、いじめゼロ宣言を採択されました。自分たちが出した721の宣言案から、4つの宣言が決定をいたしました。1つに、「いじめにつながる言動をしません・させません・ゆるしません」、2つ目、「一人ひとりのSOS気づいてみんなで助けます」、3つ、「メールでは自分の言葉に責任を持ち人の心を大切にします」、4つ「一人ひとりのちがいを認め合い互いに尊重し合います」、以上の宣言でございました。子供たちのシンポジウムでも、いじめに関する発表があり、会場の参加者からも、このいじめを受けた意見発表があったそうでございます。ぜひ当町でも、いじめゼロサミットの開催はいかがでしょうか、教育長のご所見をお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 教育長。
◎
教育委員会教育長(桑原孝昭君) 議員さんには、日ごろから教育行政あるいは学校教育に関していろいろと関心をお持ちいただき、またご支援、ご協力いただいていますこと、感謝申し上げます。 今、お尋ねのいじめゼロサミットの件ですが、これまでにも千葉県あるいは香川県、大分県とか、そういう県単位の
教育委員会が実施しているところが多いようです。本県では、ことし11月に、先ほど課長から答弁がありましたが、NHKのテレビ番組「いじめをノックアウト」というのと連携して、県教委が主催しまして、埼玉県民の行動宣言というのを実施しているところです。本町でも、全校に指示いたしまして、全校の児童生徒一人一人がいじめをなくすための行動宣言を書いて、まとめてNHKのほうに送るというようなことで取り組みをやっております。 また、先ほど課長のほうから、るる本町のいじめに対する対策あるいは人権意識の向上というような施策についても話をさせていただきました。そういうことで、今取り組んでいることを一生懸命やるということで、このいじめゼロサミット、これについてはちょっと研究させていただきたいと考えています。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) ありがとうございます。 このいじめゼロサミットも、ほとんどがやっぱり県単位の部分がございます。福岡市という1つの市でこれを開催、福岡市は大きい市だと思いますので、そこでの開催をちょっと紹介はさせていただきましたけれども、やはり子供同士が、子供たちが自分みずからの、そういう部分でいじめをしっかりと捉えて進めていくという部分では、大事なことかなと思っておりましたので、ぜひまた念頭に入れていただければと思っております。 続きまして、いじめから不登校になるケースというのも多いと思いますけれども、平成24年、25年度の不登校の児童生徒数と、その要因についてお伺いをしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 平成24年度は、年間で小学校が4人、中学校が23人でした。平成25年度は、10月末日現在で小学校が1人、中学校が7人です。不登校の内容としては、学校生活への不適応、友人関係、明確な理由はないが、体調不良を訴える、家庭の事情などでございます。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) この不登校の児童生徒さんも年々ふえてきている部分がありますし、今、ご報告いただいたとおり、24年度に関しては中学生が23名という、非常に大きい人数になっているのかなと思っております。不登校対策として、教育相談や適応指導教室の強化推進をされていらっしゃると思いますけれども、その現状についてお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 現在、適応指導教室に通室している児童生徒数は6名です。また、下校後に週1回程度通室している児童生徒が3名います。適応指導教室では、適応指導員1名、適応指導支援員1名、常任相談員3名が交代で勤務し、教室の運営に当たっています。通室している児童生徒は、悩みや不安を相談したり、各自で持参した教材を使って学習を行ったり、体育館でバドミントンなどの運動をしたり、調理実習なども時々行っています。また、学校行事として、遠足等にも行っております。保護者との相談も定期的に実施しております。このようなことを通し、学校復帰に向け支援をしております。その中で、1学期には1名が学校復帰をしております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) ありがとうございます。 学校復帰をされた生徒さんがいらっしゃるということで、非常にうれしく思っております。私も教室が設置された当時、見学をさせていただきました。体育館の4階に設置をされているということで、現在6名の方がいらっしゃる状況で、大変狭い感じがいたしますけれども、そのお部屋の拡張というのをお考えであるか、また今後の取り組みについてお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 現在、6名、多いときに5名の子が同時に学習などをしておりますが、部屋につきましては、今後検討させていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) それでは、この不登校対策について、今後どのように
教育委員会として対応していくのかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 町教委は、不登校対策研究推進委員会を中心に不登校対策を推進し、不登校児童生徒の未然防止と解消に努めています。当委員会では、各校の担当による情報交換や不登校対策の研修を行い、不登校児童生徒の未然防止と解消を目指しています。 また、これまでの本町の不登校児童生徒については、中学校1年生から不登校が増加するという傾向にありました。その解消を図るために、町教委では小中連携による教育を推進してまいりました。小中学校が連携した教育を行うことにより、小学校から中学校への滑らかな接続を行っています。なお、本年度は年間30日以上の欠席という文科省の不登校の規定に当たる児童生徒数は減少しており、中学1年生に関しては、適応指導教室に1人通室していますが、現在はおりません。 さらに、不登校児童生徒を出さないためには、児童生徒が充実した学校生活を送ることであると考えます。学校教育課として、各校への支援として、学校指導訪問での全教職員への指導、学校研究への指導、初任者、5年経験者、10年経験者への指導、そのほか各授業研究や研修会へ指導主事を派遣しています。そして、各校では、学級経営及び学習指導、生徒指導の充実を図っています。また、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、さわやか相談員を活用し、児童生徒との相談や家庭訪問を実施しています。このような取り組みにより、子供たちの学校生活が充実したものになるよう努め、不登校への対策を図っております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 大変にありがとうございます。 不登校対策、本当に子供たちが楽しく学校に通えるような、またそういう環境というのをよろしくお願いしたいと思います。 次に、不登校の中にも児童虐待があると思われております。11月は、毎年児童虐待防止推進月間であります。11月の広報にも特集を組まれておりました。児童相談所での児童虐待相談対応件数は年々増加傾向にあり、2012年度、過去最高の6万6,807件となりました。これは、2000年に児童虐待防止法が成立した前年度、1999年と比べて約5.7倍増加に当たります。増加の理由として、児童虐待への意識が向上し、より多くの相談が寄せられるようになったことが一因と挙げられますが、その一方で、虐待そのものがふえている可能性も指摘をされており、一層の対策強化が必要であると思います。まずは、当町の児童虐待の現状についてお伺いをいたします。
○議長(
内藤美佐子君)
こども支援課長。
◎
こども支援課長(森田一美君) お答えいたします。 当町におけます児童虐待の現状につきましては、平成25年4月から11月までの児童虐待通報は、17世帯、25人でございます。年齢別では、ゼロ歳から2歳が6人、3歳から就学前が5人、小学生が9人、中学生が3人、高校生が2人となっております。主な虐待者は、実母と継父でございます。虐待種別ですと、身体的虐待、ネグレクト、心理的虐待が主なものでございます。通報者といたしましては、近隣住民、警察、病院、学校、保育所、本人等となっております。25年11月時点での要保護は15世帯で、児童22人でございます。 今年度、特に重篤なケースにつきましては、安全を期して施設等に措置を積極的に行いました。また、母子や多子のケースが転出に当たり、転出先市町村に丁寧に引き継ぎを行ったものでございます。状況に改善が見られましたので、要支援児童に移行した結果、要保護児童は昨年度より少なくなっております。しかし、要支援児童として継続して相談や支援の対応をしている児童数は459人で、306世帯でございます。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 岩城でございます。 非常に件数の多い部分では、本当に支援をしてくださる、また小学校でも実際に虐待を受けているお子さん、小学校9名、中学生3名という部分でございますけれども、いろいろと対策、児童虐待防止対策というのを練っていると思いますが、まず
教育委員会との連携というのはどのようにされているかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
こども支援課長。
◎
こども支援課長(森田一美君) お答えします。 ただいま、小学生9名、中学生3名につきましては、各学校長を初め、担任、教育相談、養護教員や学校教育課及び家庭状況によっては、福祉事務所や保健医療等関係機関と連携を密にし、場合によってはケース会議を開催し、守秘義務を厳守のもとに情報共有と問題点を検討し、児童によりよい方針を決めて支援を行っているところでございます。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) この虐待でございますが、2004年に栃木県の小山市で2人の幼い兄弟が虐待の末に亡くなりました。そういう事件を受け、同市の市民団体などが虐待防止の啓発のために、2005年から始めたのがオレンジリボン運動でございます。そのシンボルマークがオレンジリボンであります。今回、各議員さんにもオレンジリボンの啓発という部分もありましたし、また11月広報にもオレンジリボンの部分とか載っておりましたが、オレンジ色は子供たちの明るい未来を表しております。一人でも子供の命を虐待で犠牲にしてはならないと思っておりますが、この児童虐待防止対策、また虐待の背景には、親の孤立や経済問題、また産後鬱、望まない妊娠などさまざまな要因が考えられることから、妊婦、妊娠、出産、育児に至るまでのきめ細やかな支援体制、また相談窓口、関係機関との連携強化などが挙げられると思っておりますけれども、町としての取り組み、今後の課題というのはどのようなのかお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
こども支援課長。
◎
こども支援課長(森田一美君) お答えいたします。 ただいま議員さんからもおっしゃいましたように、11月の広報に子どもの権利条約を載せて子供の人権の啓発をすると同時に、児童虐待通報、相談窓口の連絡先や、虐待の種類と虐待を見つけたときの対応の仕方をお知らせしています。地域の皆様にもご協力をお願いしながら、早期発見、早期対応に努めております。そのほかにも、
こども支援課は子供を守る地域ネットワーク協議会の中心となり、三芳町児童相談対応のガイドラインの改訂版を作成し、児童相談所や西部福祉事務所、朝霞保健事務所や東入間警察を初め、町内福祉、保健医療、教育、司法関係等の27機関と連携をとりながら、虐待防止に取り組んでいるところでございます。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) 町の取り組みという部分で、細やかにやってくださっているのかなとは思っておりますけれども、その課題というのはございますでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君)
こども支援課長。
◎
こども支援課長(森田一美君) 今後におきましても関係機関と連携を図りながら、虐待防止について検討してまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 岩城桂子さん。
◆11番(岩城桂子君) よろしくお願いいたします。 人権の世紀と言われる21世紀に入って既に13年が経過をし、今月は12月4日から10日まで第65回目の人権週間となります。特に子供の人権を守るために、いじめや体罰、児童虐待などの人権問題から、子供が一人の人間として最大限に尊重されるよう、理解を深めていくことが大切と思われます。母と子の笑顔あうれる三芳町、いじめのないまちづくりを目指して取り組んでいただきますよう要望いたしまして、11番、公明党、岩城桂子の一般質問を終了させていただきます。 長時間、大変にありがとうございました。
○議長(
内藤美佐子君) 以上で11番議員、岩城桂子さんの一般質問を終了いたします。 一般質問の途中ですが、休憩します。 (午前11時25分)
○議長(
内藤美佐子君) 再開いたします。 (午後 1時10分) ◇ 小 松 伸 介 君
○議長(
内藤美佐子君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。 続いて、10番議員、小松伸介君の一般質問を許可いたします。 小松伸介君。 〔10番 小松伸介君登壇〕
◆10番(小松伸介君) 10番、公明党、小松伸介、議長の許可をいただきましたので、通告書に従い一般質問いたします。 本日は、お忙しい中、傍聴にお越しいただき大変にありがとうございます。 今回は、防犯、防災対策、道路行政、学校の熱中症対策、町制施行45周年記念事業について、以上4点について、通告に従い順次質問してまいります。 東日本大震災より2年9カ月を迎えようとしております。犠牲となられた方々に哀悼の意を表し、またいまだ不自由な生活を余儀なくされている被災者の皆様に心よりお見舞いを申し上げるとともに、被災地の一日でも早い復興をお祈り申し上げます。 また、今夏は台風や竜巻等の自然災害による被害が各地で発生しており、県内においても甚大な被害が出ております。改めてお見舞いを申し上げます。 こうした自然災害による被害は、近年増加傾向にあり、対策は急務であります。昨日は、幾つかの行政区で防災訓練が開催され、消防署の方々の指導のもと、起震車による地震体験、火災発生時の煙体験、消火器使用体験等が行われ、私も参加をさせていただきましたが、改めて地震や火災の怖さを肌身で感じました。今回は、質問事項にありませんが、消防署が入っていけないような木密住宅地に対する防災対策や、こうした防災訓練による住民意識の向上が大切であると感じた次第であります。 では、まず1点目、防災対策について伺います。埼玉県警察発表の市区町村別犯罪認知件数及び犯罪率によりますと、本年1月から10月までに当町で認知されている犯罪件数は303件で、人口当たりに割った犯罪率については、全72市区町村中41位でありました。ちなみに、2市1町で富士見市が25位、ふじみ野市が14位であります。昨年度を見てみますと、平成24年同時期、1月から10月に認知されている当町の犯罪件数は444件で、犯罪率は全70市区町村中14位、ちなみに富士見市が13位、ふじみ野市が7位でありました。当町においても、1日1件以上の犯罪が発生している計算になり、この東入間警察管内における犯罪数の多さに大変驚いております。 私自身も、過去、原動機つき自転車が盗難に遭ったり、自宅が空き巣被害に遭ったりといった経験があり、また近隣の方からも、空き巣の被害に遭われてしまったといった話を聞いております。また、聞いたところによると、過日には俣埜公園付近にて、深夜にナイフを持った不審者が出没、すぐに捕まったため、大事には至らなかったようでありますが、このように犯罪は身近で発生しており、いつ、どこで、テレビ等で報道されるような大事件に至るやもしれません。町民の命の安全、財産を守るために対策を講じていくべきであると考え、幾つか質問をさせていただきます。 まずは、町内の状況について伺います。町内における犯罪の地域別発生件数や種類について、どのような状況か、ここ数年の推移もわかればご答弁いただきます。お願いいたします。
○議長(
内藤美佐子君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(伊東正男君) お答えいたします。 東入間警察では、地域別の件数、具体的には公表が難しい、できないということなのですけれども、ただ傾向としてだけ申し上げさせていただきたいと思います。1月から10月までの刑法犯の認知件数、その傾向としましては、全体的に人口の多い地区、住宅地域が多くなっている傾向にございます。例えば藤久保地域では、自転車窃盗あるいは空き巣、そのあたりが顕著のようです。それから、次いで上富地域では、これも多く発生しておるのですけれども、自販機狙いが顕著な傾向にございます。 続きまして、竹間沢地域では、やはり自転車盗と車上狙いが多くなっているようでございます。竹間沢東地域におきましては、やはり自販機狙いと空き巣が多いという傾向にあるようでございます。なお、北永井とみよし台地域では、現状では比較的発生そのものが少ない状況というふうに聞いております。 次に、犯罪の種類ですけれども、昨年、平成24年中の認知件数は町内で524件、そのうち窃盗が384件、暴行傷害などの粗暴犯が20件、詐欺などの知能犯が17件、強盗などの凶悪犯が4件、わいせつなどの風俗犯が2件、その他器物破損等々で97件という状況でございました。町内では、前年1月から10月の比較で、刑法犯の発生率そのものはマイナス、31.8%というふうに減少傾向にはあるようでございます。最も多い窃盗の分類で、ことしは車上狙いは減少傾向にありますが、自転車盗や自販機狙いが増加傾向にあるという状況のようです。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 今、ご答弁いただいた内容について、何か特性や共通点、そういった犯罪の傾向というか、そういうのはあるのか伺わせていただきます。
○議長(
内藤美佐子君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(伊東正男君) お答えいたします。 窃盗といいますか、先ほど申し上げましたように盗みですとか空き巣ですとか、自販機を狙ったりする犯罪が多い傾向には町内全体としてございますけれども、人口の多い地区でありながら、人目につきにくいポイント、死角となっていたり、薄暗かったり、そういう状況であって、かつそれでも人が簡単に入り込みやすいという場所が狙われやすいという傾向にはあるようでございます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ありがとうございます。 先ほど、私自身も空き巣の被害に遭ったというようなことをお伝えしましたけれども、私の場合も、今薄暗いようなお話もありましたけれども、私の場合、帰省中に2階の窓ガラスを割られ侵入されました。現場検証に来た警察官の話によると、裏手に境界のためのブロック塀がありまして、その上からバルコニーに上がり、2階へ侵入したということで、裏手が暗く人目につかないことから、犯人にとっては侵入しやすい場所と指摘をされました。その後、犯人は確保されまして、どうやら朝霞の人だったみたいなのですけれども、今、裁判中であります。犯人にとっては、侵入しやすい場所と指摘をされました。また、犯罪者は光と音を非常に嫌がるということを教えてもらいましたので、その後振動を感知すると非常音が鳴るブザーを窓に取りつけたりとか、人感センサーを設置したりと、防犯対策を講じるようになりました。 当町において、発生してしまった犯罪について、原因をどのようにお考えでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(伊東正男君) お答えいたします。 犯罪者の心理については、警察でも明らかにしないところがございまして、はっきりと申し上げることはできないのですけれども、犯罪を起こしやすい環境が整ってしまうと、誘発してしまうということが考えられます。土地や家屋の管理者は、そうした環境や温床をつくらないように心がけることが大事であるというふうに考えます。 今、議員さんが身をもって体験されたようなことが、私どもとしても、地域の皆さんに訴えかけていく必要があるというふうに感じたところでございます。また、個人だけでなく、地域ぐるみで犯罪者を寄せつけない、そうした取り組みも抑止力として重要であるというふうに考えます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ありがとうございます。 続きまして、対策について伺います。こうした犯罪から身を守るためには、発生を未然に防ぐのが一番であるというふうに考えております。そのためにも、まずは発生が懸念される場所を把握しておくことが大切であると考えますが、町内において、そういった箇所はどの程度存在するのでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(伊東正男君) お答えいたします。 具体的な箇所が何カ所かということになりますと、例えばまちづくりネットワークのほうでは、交通安全とあわせて、特に通学路となっている場所ですとかを中心にして、町内を点検して歩いていただきまして、こういう場所が危ないよということで、地図上に落としていただいているところでございますけれども、どうしても路地裏ですとか、公園の中でも特に死角になってしまうような場所、そうした場所が危惧される箇所ということになると思います。例えば自転車盗であるならば、共同住宅の人目につかないような駐輪場等でも、多く発生しているようでございます。そうした死角をなるべくつくらない工夫も重要だというふうに考えます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 次の項目にもかかってきてしまう内容なのですけれども、今、ご報告いただいた人目につかないようなところを、死角をなくしていくようなお話もありましたけれども、そうした箇所に対して死角をつくらないために、どのような防犯対策を講じていくのが妥当であるか、お考えをお伺いしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(伊東正男君) お答えいたします。 公共施設であれば、公園ですとか建物の設計のときに、そうしたことを配慮しながら設計をしていくというのが、一番重要なことかなというふうに考えますけれども、そればかりでなく、民間のさまざまな建築物を建築する際の指導の中ですとか、そういう際にも建築の関係する担当のほうで、そうした内容についても伝達をお願いしたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ありがとうございます。 そういった指導も非常に大切かなというふうに思いますので、ぜひ取り組みのほうをお願いできればと思います。 次に、学校の対応について伺います。昨日の防災訓練でも、小さいお子さんを持つ地域のお父さんからお話が出たのですけれども、不審者情報が送られてくる頻度が非常に多い気がするというようなご意見をいただきました。実際に私の娘も、学校から不審者に関係する注意喚起のチラシを持って帰ってくるので、拝見させていただいていますけれども、夏ごろは立て続けに発生したように思います。幸い、当町においては大事に至っていない状況であり、安心するところではありますが、全国的に見れば、過去に学校へ不審者が侵入し、児童を切りつけ、児童が被害に遭ってしまった例も多数あります。こうした大事故に発展させないために、学校ではどのような防犯対策を講じているのか伺います。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 学校の全般の対応を述べまして、不審者についてもその中で述べさせていただきます。各校の安心安全マップに、薄暗い場所や道路、公園、空き家、空き地などの危険な箇所を位置づけ、児童生徒及び保護者へ周知しています。そのほか、2市1町内の娯楽施設や大型スーパーマーケット等を各校で危険な場所としてパトロールを実施しています。 学校教育課としては、自主防災パトロール事業として、防犯グッズを毎年各校に配布し、防犯意識の向上及び防犯活動に対する指導、支援をしています。また、各学期に非行防止に対する通知を発出し、児童生徒が犯罪に巻き込まれないよう学校を指導しています。さらに、東入間警察と連携を図り、不審者や重大事件の発生時には、警察、町教委、学校が連絡をとり合う体制を既に整えております。 学校においては、不審者発生時の緊急時には、登下校の場合は児童生徒の登校をおくらせたり、とめ置いたりします。そして、全教職員で登校指導及び下校指導、パトロールを実施するとともに、学校よりPTAやスクールガード、各区長さん等を通じて緊急パトロールを依頼し、実施していただいています。その際、保護者への緊急連絡として、緊急メール配信の活用も図っております。さらに、防犯対策として、学校教育課から、さすまた2本、カラーボール2個、
防犯スプレー2本を全校に配布するとともに、不審者への対応を指導しています。 そして、各校では、不審者対応の避難訓練を実施したり、小学校ではキャププログラムを開催し、不審者への対応訓練を実施しています。在校時は全校への放送、門扉や窓、出入り口等の施錠、児童生徒の避難行動、教職員の初期行動等の対応をとることとなっております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) いろいろ対策を練って、訓練も通じて、パトロールも実施されているという現状を確認させていただきました。 ちなみに、不審者の発生件数については、どのような推移になっておりますでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 平成25年度不審者情報は5件でございます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) これは、例年に比べて多いのか少ないのか、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) 昨年度の数字は今持ち合わせておりませんが、例年に比べて同等か、少し少ないかなという感じは受けます。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 済みません。ありがとうございました。 ちょっと違う話なのですけれども、ここで確認をさせていただきたいのですけれども、当町には小学校が5校ありまして、それぞれ各階の教室にどの学年がいるか、それぞれの学校で違うというふうに思うのですけれども、1階に小学校1年生の教室があるという学校はどの程度ありますでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 1階に1年生は2校でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ありがとうございます。 なぜ、このようなことを確認させていただいたのかというと、不審者が万々が一学校の内部へ侵入した場合、当然1階から入るわけで、1階が1年生のクラスだと、1年生には対応する力も運動能力も低く、危険ではないかなというふうに感じたためであります。だからといって、6年生であれば対応できるのかと言われると、それも難しいかもしれませんが、少なくとも1年生よりは、ある程度対応できるのではないかというふうに考えております。 実際、1階に6年生の教室がある学校もあり、私が通っていた唐沢小学校も、昔は1階に1年生の教室がありましたが、現在は2階に移りまして、現在1階には6年生の教室があります。職員室が近いから、2階に移ったのか、移った経緯については不明なのですけれども、こうした観点からも、保護者の方々の意見も含め、学校内で一度検討してはどうかと考えるのですが、いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 教室の配置は、学校のさまざまな実情や状況によって学校が定めておりますので、学校にはこの情報提供、話をしておきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ぜひ課題提起をしていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 続いて、防犯グッズとか、職員の方の訓練状況について伺おうとしたのですけれども、今、ご説明いただいたので、職員の方の訓練状況についてちょっと教えていただけますでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 先ほども少し述べましたが、不審者対応訓練を実施しております。その際には、学校で状況によって、学校の中に不審者が入ってきたということで、初期対応として、さすまたを持って初期対応に当たる先生、また避難する子供たちを誘導する者などに分かれております。また、その際、放送の仕方などに対しても訓練を図っております。不審者に対しては、以上のような訓練を行っています。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ありがとうございます。学校の状況を理解させていただきました。 続きまして、町の対応について伺います。先ほど、いろいろご答弁いただきましたが、今、学校教育課に確認させていただいたのと同じように、防犯グッズや職員の方の訓練状況、そういったことに関してはどのような状況でしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(伊東正男君) お答えいたします。 訓練につきましては、どうしてもそういう施設ごとになってくるかなというふうには思いますけれども、町のほうの全体的な対応としましては、住民が犯罪に巻き込まれないように、町の広報、
ホームページ、地域コミュニティーメールの犯罪情報通知あるいは行政区を通じた注意喚起、犯罪抑止啓発の看板ですとかポスターの掲示、また180名以上の方が登録していただいております青色防犯パトロール車両の運行、その講習会、地域防犯パトロールの各行政区、団体、防犯団体の皆さんに対する支援、そして防犯グッズとして防犯チョッキや帽子などの配布。さらには、広域の関係団体で構成しております東入間防犯・暴力排除推進協議会を通じました各町内の事業所への協力依頼ですとか、一堂に介した年末の街頭キャンペーンなども行っているところでございます。 なお、住民への影響が危惧される凶悪犯罪が、近隣自治体で発生したという情報が警察等から入った場合には、関係部署が連携して地域へ注意喚起を促すこととしているところでございます。多くの目で犯罪が起こしにくいまちというイメージを創出できるように、警察と連携しながら住民の皆さんの協力で、見せる防犯に力を入れていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ありがとうございます。 次の質問に移らせていただきます。続いて、警察との連携という話なのですけれども、警察官による町内警備の実施状況はどのような状況でありますでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(伊東正男君) お答えいたします。 東入間警察のほうでは、その実施状況をオープンにはできないということでございますけれども、過去に空き巣等の被害があったような場所ですとか、犯罪の発生がそうした経験値からあるいはデータから危惧される、心配される場所などを重点的に、チェックの上パトロールしているということでございます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) そのうち、夜回りは月どの程度実施されておりますでしょうか。内容について教えていただけないかもしれませんけれども、時間、場所についても、わかれば教えていただければと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(伊東正男君) やはり、具体的には公表できないことになっているということでございますが、夜間のパトロールについては、三芳町内についても東入間警察管内、毎日行っているということでございます。時間帯につきましても、それぞれの時間帯に切り分けて行っているということでございます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 犯罪は、やはり深夜に発生することが多いのかなというふうに思います。以前、日中の時間に警察官の方が2人でパトロールする姿を見たのですけれども、やはり夜中の巡回に力を入れていただきたいというふうに考えております。町のほうからも、犯罪抑制のために、さらに強力にお願いしていただければと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(伊東正男君) ご指摘のように、要望をしていきたいというふうに思います。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) よろしくお願いいたします。 次に、交番について、これは我が党が毎年予算要望等で要望してきている内容でありますが、当町においては、交番が北永井に1件のみでありまして、また地域へも増設してほしいという要望もあります。増設の検討、計画はあるのか伺います。
○議長(
内藤美佐子君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(伊東正男君) お答えいたします。 県のほうでは、予算の問題もあって、現段階での増設の計画はないということでございます。県内でも、駅が新設されたりするような場所についても、そういった要望があるのですけれども、新たなまちができた、そういう状況の中でも、なかなか交番の増設が難しいというふうには聞いてございます。町としましては、県のほうに、特に藤久保地域への設置要望を提出しているところでございます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ぜひ、引き続き要望していただければというふうに思います。 北永井に設置された当時より、当町においてもマンションや新住宅等が建設が進みまして、人口もふえてきております。ぜひ、他地域への検討もお願いできればというふうに思います。 次の質問に移ります。防犯灯の充実ですが、先ほども犯罪者は光を嫌うと申し上げましたが、犯罪を抑制するために、防犯灯の充実というのは非常に重要と考えております。私も以前より、LED防犯灯の充実について質問をさせていただいておりますが、改めて確認をさせていただきます。 まず、町内において、どの程度LED防犯灯が設置されているか伺います。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 平成25年、きょう現在でLEDの設置個数は182個でございます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 182個ということで、昨年確認したときは、たしか93基ぐらいだったような気がするので、おおよそ倍ぐらいになったのかなというふうに思っております。 今後の整備計画についてはいかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 防犯灯の設置につきましては、地域の住民から設置要望や修繕依頼、調査等により設置し、LEDの防犯灯につきましては、平成23年度から設置を進めているところでございます。防犯灯を設置するに当たりまして、新規設置、器具の破損や老朽化し修繕不可能な器具につきましては、設置を進めていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 限られた予算の範囲内で行わなければならないということで、当町においては脱財政硬直化宣言も発令されまして、財政が厳しいことは重々承知しておるのですけれども、犯罪の抑制効果を含めてLED化は必要と考えております。この点について、町長のご見解を伺えますでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 町長。
◎町長(林伊佐雄君) 予算の関係もございますので、新規であるとか修繕等の場合に、積極的に導入はしていきたいと思っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ありがとうございます。 次の質問については、私も何度も取り上げさせていただきましたが、また議会としても総務常任委員会で所管事務調査を行い、その有効性について提案をしております。群馬県太田市では、ESCO事業を活用し、市内における全ての防犯灯約1万8,000灯を、青色、白色のLED照明へ切りかえました。ESCO事業とは、省エネルギー設備改修に係る初期費用を、光熱費の削減分で賄う事業で、現在の光熱費から新規設備設置後の光熱費を差し引いた削減金額で、リース料等を補うものです。自治体においては、新たな財政支出をいたしません。ESCO事業は、財政面にも配慮し、なおかつ一斉にLED防犯灯が設置も可能で、大変メリットの多い事業であるかと思っております。前回の質問において、せめて見積もりだけでもとってみてはいかがと提案をさせていただきましたが、その後の検討状況はいかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 防犯灯のLED化をすることにより、電気料の約25%の削減や維持管理費の節減が可能であるため、促進を図りたいところではありますが、LED灯防犯灯のリース方式につきましては、まだ日も浅く、長期にわたる修理や管理リスクなどの実績がなく、導入につきましては近隣の状況を踏まえながら、これから慎重に精査していく必要があると考えております。 それから、ただいまの見積もりに関しましては、まだ徴取はしておりません。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 群馬県の太田市を皮切りに、大変多くの自治体がこの事業の取り組みを初めております。この点について、町長はどのようにお考えでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 町長。
◎町長(林伊佐雄君) たびたび貴重なご提案をいただきまして、ありがとうございます。今、担当課のほうでも調査をしている最中でございまして、メリットは十二分に把握をしておりますけれども、まだまだ取り入れていない自治体も多く、町といたしましても、今、検討しているところでございますので、いましばらくお待ちいただけたらと思います。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 事業の決定をするかしないかは、費用対効果を十分検証した上で行えばよいと思います。見積もりもとらない段階で、財政面を含め、その有効性については判断はできないというふうに考えておりますので、前回同様、再度ご検討をよろしくお願いを申し上げます。 続いて、幹線20号線の防犯灯設置について伺います。昨年、私が一般質問で取り上げさせていただき、その後役場東側の駐車場から幹線20号線までの間にLED灯9基を設置していただき、体育館を利用されている地域の方より、喜びの声を聞くことができました。ここで、改めて感謝を申し上げます。私もみよしまつりの際に歩かせていただきましたが、道路が非常に明るくなり、安心感を覚えました。 ただ、依然として幹線20号線に関しては防犯灯の設置はなく、深夜は真っ暗であります。こちらについても設置が必要と考えますが、進捗状況についてはいかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 幹線20号線につきましては、道路幅員が狭く、車のすれ違いもできない状況でございます。今の状況で防犯灯の設置は、車の走行上非常に危険な状態となりますので、難しいと考えております。また、道路拡幅につきましても、協力を得られておりませんので、現在の状況では難しいと考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ありがとうございます。 地権者の方のご意向もあると思いますので、設置に関しては十分注意して、丁寧に進めていく必要があるというふうに考えております。引き続きご検討いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 続いて、防災対策について伺います。今回はゲリラ豪雨、経験のない大雨、予測できない竜巻、そして大型台風と、各地で自然災害が猛威を振るいました。被害に遭われた皆様には、心からお見舞いと一日も早い復興を願うものです。 そうした中で、地域防災計画がありながら、計画どおりに機能しなかった事例があったことは、大きな課題であります。計画やハザードマップがあっても、住民の命や財産を守ることができなければ、何の意味もありません。災害で犠牲になるのは、災害弱者と呼ばれる高齢者であり、子供たちです。改めて要支援者への対応や教育現場での取り組みが問われます。今夏の相次ぐ災害から、住民の命と財産を守るための当町の対策について伺います。
○議長(
内藤美佐子君) 自治安心課長。
◎自治安心課長(伊東正男君) お答えをいたします。 県やあるいは熊谷気象台等の災害気象データによりまして、風水害がまだ小規模にとどまることが予想される場合には、役場の2階のフロアで6つの課で構成されております災害対策グループが出動して、例えば大雨では土のうの運搬、強風では道路上の倒木や障害物の除去等の対応に当たっているところでございます。 しかし、ご指摘のとおり、近年の多発する大規模な自然災害、特に伊豆諸島を直撃しました台風被害、土砂災害を受けまして、去る10月22日に本部体制に準じた災害対策検討会議を招集いたしまして、洪水や突風などの被害が大規模化した場合の災害対策本部の設置、そして出動体制、避難勧告や避難所開設など、その全庁的な動きの確認を行ったところでございます。 また、平時の対策としては、特に施設管理や行政指導を所管する部門にあっては、予算の問題もございますけれども、災害に強いまちづくりに向けて、ハード面の計画的な整備、予防対策あるいは住民への助言ですとか支援事業、関係機関の連携といったソフト対策を検討していくことが必要というふうに考えております。 埼玉県におきましても、竜巻被害が大規模なものが発生いたしました。これを考慮した防災計画や対策の見直しを、現在しているところでございます。こうした動向を受けまして、町としても十分な対策がとれるように検討を進めていきたいというふうに考えます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ありがとうございます。 ハード面の計画もあるということで、非常に推し進めていただければというふうに思います。 続いて、学校の対応について伺います。近年の異常気象によって、局地的大雨や竜巻、落雷等突発的に発生する災害が多発しております。家庭にいる際や学校にいる際は、大人の目があるため、比較的安心することができますが、登下校時には児童のみのため、多少不安な部分があります。今夏の台風の際は、前日に学校からの案内があり、始業時間がおくれることを事前に知ることができましたが、突発的な事態が起こった場合、保護者はどう判断してよいか不安になる部分があります。 先日、ちょうど登校時間に雷が発生しておりました。学校からは何の連絡もなく、登校班の児童もそろっていたため、心配ながらも子供を送り出しましたが、道中は周囲に高い建物のない畑の中を通っていくため、いつ落雷に遭わないか、非常に心配でありました。ほかの保護者のお母さんからも同様の意見を伺い、うちだけではなかったのだなというふうに感じましたが、こうした突発的な事態が発生した場合等も含め、学校の対応はどのようになっておりますでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君)
学校教育課長。
◎
教育委員会学校教育課長(北田裕一君) お答えいたします。 各校では、さまざまな自然災害に対する学校防災
マニュアルを作成しております。本年度は学校教育課より各校へ、竜巻や落雷、局地的大雨に対する初期行動
マニュアルを提示し、このような災害の発生時に児童生徒が危険性を認識し、みずからの判断により危機を回避する行動がとれるよう指導しました。これをもとに、各校の防災
マニュアルに沿った対応をすることとなっております。 具体的には、台風など前日から災害が予測される場合は、学校教育課から各校へ災害への対応について通知を発出します。学校は、保護者宛てに前日にお知らせを配布するとともに、メール配信等を活用し、登校をおくらせるなどの措置をとります。ただし、当日の天候によっては、保護者の判断で、さらにおくれて登校させるよう周知しております。その場合は、遅刻扱いにはしないこととしております。そして、学校は当日通学路の安全点検を実施するとともに、教職員等による登校指導を行っております。 竜巻や雷、局地的大雨については、インターネット等による最新の情報を収集し、隣接の学校と情報交換を行い、状況に応じた指導対応を行います。在校時に竜巻が近づく状況であれば、窓、カーテンを閉める、窓から離すなどの避難行動を指示します。下校時に竜巻や雷、局地的大雨が発生した際は、学校にとめ置く、災害状況によっては、保護者への引き渡しを実施することとなります。その際、緊急連絡網による連絡や緊急メール配信の活用を図ります。通過後の対応としては、通学路安全点検やパトロール等を実施し、安全が確保できた後の下校となります。 なお、雷の場合などは学級指導で、雷鳴が聞こえたら、木や電柱から離れる、建物や自動車の中に入るなどの指導をしています。また、登校時については、最近の気象状況を鑑みますと、事前に予測できない状況もありますので、登校をおくらせるなどの対応をとっているところではありますが、突然の災害時の対応については、児童生徒の安全確保を第一に考え、各学校に保護者への周知などについて話をしてまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ありがとうございます。 突発に起こる災害ではありますけれども、台風でも竜巻でも、注視すべきは積乱雲で、現在の技術では雲の発生段階から情報をつかむことができるようで、竜巻のような突発的な現象も捉えることができるようであります。災害時に子供たちの命を守ることができるのは、すぐ身近の大人しかいません。ぜひ、こうした情報をいち早く察知しまして、学校と保護者で密に連携をとり、児童の安全確保に努めていただければというふうに思います。 続いて、2点目、道路行政について伺います。県道三芳・富士見線の歩道設置については、私も何度も質問させていただきましたが、県道でありますので、仕方のないことも理解できるところではありますが、毎回答弁が変わらないため、正直歯がゆい思いがあります。当通告書の質問内容が前後して申しわけありませんが、まずは②の県土整備事務所が行っている町内3カ所の工事の進捗状況について伺います。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 全て平成25年10月末の進捗状況でございます。最初に、県道さいたま・ふじみ野・所沢線につきましては、面積で言いますと、買収予定面積1万5,495平米のうち1万2,348平米が買収済みですので、79.7%が買収済みでございます。工事延長で言いますと、工事予定延長1,920メーター、両側で3,840メーターになりますが、工事自体は半分の50%が整備済みだと回答いただいております。 続きまして、県道三芳・富士見線、三芳中学校前につきましては、20件の買収予定件数のうち、1件が買収済みでございます。5%が買収済みとなります。また、交差点の東側、国道側につきましては6件の買収を予定しておりますので、6件の買収予定が完了した時点でできる工事、例えば歩道工事だけを先行する等の形を考えていただけることになっております。 続きまして、国道254号、藤久保交差点につきましては、面積で言いますと、買収予定面積1,019.5平米のうち985.9平米が買収済みですので、96.7%が買収済みでございます。買収件数で言いますと、買収件数19件のうち18件が買収済みですので、94.7%が買収済みでございます。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ありがとうございます。 ただいま、3カ所の工事の進捗についてご報告をいただきましたが、進捗に非常にばらつきがあるというふうに思います。ちなみに、こちらのほうは、工事の完了時期というのはどのようになっておりますでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 ただいまのご質問で県道さいたま・ふじみ野・所沢線につきましては、あくまでも当初はその計画年数があったと聞いておりますが、実際には川越県土整備事務所では年計画、ことし例えばこことこことここを買収して工事をしようというような形で進めておりますので、残りの分に関しまして、完成が何年度という目標は立てられないと聞いております。ほかのところもそう聞いております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 完了時期も不透明ということで、こうした議論を交わしている今も、危険な県道を通行している歩行者や自転車がいるわけです。まして、新総合病院ができて、できる前からもいらっしゃいましたが、車椅子で通行されている方もいらっしゃいます。こうした現状を、県土整備事務所はご存じだとは思うのですけれども、車椅子の方は路面に段差があるため路側帯内を通行できずに、車道を通行されております。その横を大型トラックが通っている。私だったら、とても怖くて通行できないというふうに思います。こういった三芳・富士見線の県道の現状における路側帯内と車道のバリアフリー化も急務であるというふうに思いますけれども、この点に関してはいかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 U字側溝と舗装との段差につきましては、担当課といたしましても危険と考えておりますので、段差の解消をお願いしております。これからも強くお願いをしていきたいと考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) よろしくお願いいたします。 昨年には、回転寿司店の前で死亡事故が発生しておりますし、こうした事故がいつ起こっても不思議ではありません。現状をよく理解した上で、一日も早い歩道の確保を切望いたします。 また、昨年の9月定例会において、旧総合病院の隣の駐車場部分が分譲され、住宅が建設されるに伴い、もし歩道拡幅の計画があれば、指導等が行えたのではないかと指摘をさせていただきました。現在、旧総合病院が解体されておりますが、その跡地に何が予定されているか把握されておりますでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 把握してございません。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 違う話なのですけれども、幹線21号線沿いにある運送業者が事務所を開設する際、地域住民より道路を拡幅するためにセットバックしてもらえないかと要望したところ、了承していただき、歩道分を確保できたという事例も聞いております。この旧総合病院跡地もどのように活用されるかわかりませんが、確認がとれ次第、こうしたお願いも必要かと思います。各課連携のもと行っていってはどうかと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 開発等の情報が入った時点で、道路管理者であります川越県土整備事務所には歩道設置のお願いに行っておりますが、去年の形みたいに大型総合病院ができるような情報が入ってくれば、担当課といたしましても、本来道路管理者ではありませんが、お願いには行きたいとは考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) よろしくお願いいたします。県に常に言い続けていくしかできませんが、引き続き要望していただければというふうに思います。 続いて、町内の事故の発生状況について伺います。よろしくお願いいたします。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 11月8日の事故の状況でございますが、午後の5時10分ごろに発生しました、三芳町北永井892の駐車場で起きた事故につきましては、東入間警察署に問い合わせしたところ、車を駐車場にとめようとしてドアをあけて、後ろを見ながらバックをしていたところ、何らかのぐあいでアクセルを踏み間違え加速し、道路北永井45号線を通過し、反対側の山林にぶつかり死亡してしまいました。なお、アクセルとブレーキの踏み間違いであるかどうかは、不明であるとの警察の説明を聞いております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 駐車場で亡くなった方がいらっしゃるということで、心よりご冥福をお祈り申し上げます。 この件に関して、交通事故に当たるのか疑問があり、質問をさせていただきました。実際は私有地であるということで、ならないということであります。昨年は死亡事故が4件発生いたしまして、当町も交通事故防止特別対策地域に指定されてしまいました。平成25年の本年の10月末現在で179件人身事故が起こっておりまして、人口1,000人当たりで換算しますと、県内72市区町村の中で当町は9位ということで、非常に高い事故の発生率だなというふうに思っております。どうか昨年度の教訓を生かしていただきまして、交通死亡事故の撲滅に向けた取り組み強化をお願いできればというふうに考えております。 次に、信号機設置の進捗状況について伺います。通告にある2カ所については、我が党もずっと言い続けてきた箇所でありますが、まず1点目の国道254号線と幹線16号線の交差部分について、進捗状況をお伺いします。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 この交差点につきましては、平成16年度より毎年東入間警察署に設置要望を提出しているところですが、いまだに設置されていないのが現状でございます。今年度も引き続き要望を提出しまして、早急な対応を求めていることを伝え、早急に設置していただけるよう強く要望いたしましたので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 以前に質問した際には、設置の方向で進んでいるといったような答弁だったと思います。ぜひ、設置に向けてご尽力いただきますようよろしくお願いいたします。 続きまして、西通り線と藤久保54号線の交差部分についての進捗状況について伺います。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 この箇所につきましても同じような回答になってしまいますが、鶴瀬駅西通り線と幹線54号線の交差点につきましては、通学路になっており、信号機の必要性は認識しております。平成21年度から東入間警察署に設置要望を提出しておりますが、いまだに設置されていないのが現状でございます。これからも強く要望していきたいと考えております。ご理解いただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ここは、藤久保小学校に通う児童の通学路にもなっております。朝の登校の際、先ほど3番議員の細田議員よりもお話がありましたけれども、朝の登校の時間帯は、藤久保小学校の児童と通勤通学で駅に向かう歩行者、自転車、車が入り乱れて、非常に危険な状態であります。地域からの要望が強い箇所になりますので、引き続き警察へ強く要望をお願いできればというふうに思います。 続きまして、3点目、学校の熱中症対策について伺います。例年暑さが増し、児童の教育環境は厳しいものとなってきております。授業に集中することができずに、学力の低下にもつながる不安もあります。こうした状況の中で、児童生徒に対する熱中症対策として、我が党からもさまざま提案をさせていただきましたが、やはりエアコンの設置が一番の対策であり、小中学校の児童を持つ保護者の願いでもあります。来年度は中学校へエアコン設置が進んでいくものと思いますが、小学校へのエアコン設置はいつごろになるのか伺います。
○議長(
内藤美佐子君) 教育総務課長。
◎
教育委員会教育総務課長(横山通夫君) お答えいたします。 小学校へのエアコンの設置につきましては、来年度設計を行いまして、27年度に設置をしてまいりたいと考えております。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 次に、中学校への設置と同時に進めることはできないかといった質問ですけれども、小、中学校同時に行うと、多額の財政支出等が必要になることから、分けて進められているというふうに思いますが、同時に行うことで、単価が抑えられる等のメリットも生まれてくるのではないかというふうに思います。例えば、契約を一本化して、時期をずらすなど、一気に多額の財政出動にならないような工夫をすることはできないのでしょうか。先日も運動会で地域のお父さんより、早く小学校へエアコン設置してほしいと、切実なる要望をいただきました。一日でも早い実現に向け、中学校と同時に行えないか伺います。
○議長(
内藤美佐子君) 教育総務課長。
◎
教育委員会教育総務課長(横山通夫君) お答えいたします。 議員さんご指摘のとおり、小中学校8校同時に設置する場合につきましては、工事費等につきましては削減されるかとは思っております。ただ、小学校のエアコン設置につきましては、本年度設計を行っておりませんので、現時点では同時に設置することは考えておりません。今後、国の動向等を注視しながら、補助事業に対して追加交付等の活用できる事業がありましたら、内部で調整をしてみたいと思っております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) ありがとうございます。 一日でも早い実現に向けて、調整をお願いできればというふうに思います。 続いて、冷水器の設置についてですが、これは内藤議員が以前に質問した内容であります。隣の富士見市では、平成22年に全学校へ冷水器の設置を行っており、全部で102基、2,300万円の予算で設置したようであります。その後の状況を聞いたところ、夏の時期は列ができるほど利用しているとのことでありまして、有効利用されていると感じました。 当町においては、児童生徒は水筒を持参し、学校での水分補給を行っておりますが、中身がすぐにからになってしまうため、その後は蛇口をひねり、温かい水で渇いた喉を潤しております。エアコン設置まで時間がかかるのであれば、こうした冷水器の設置にて対策を講じていくべきと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 教育総務課長。
◎
教育委員会教育総務課長(横山通夫君) 冷水器の設置でございますけれども、水分補給につきましては、熱中症対策には有効な手段だと認識はしております。来年度より、エアコンを順次整備をしていく計画でございますので、その状況を見ながら、また学校サイドの意見も聞きながら、調査研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 児童生徒の教育環境の改善に向けまして、引き続きご尽力をお願いできればというふうに思っております。 次に、町制施行45周年記念事業について伺います。2年後に当町も45周年を迎えます。来年度は、それに向けてさまざまな記念事業の検討が行われていくと思いますので、少し早目に提案をさせていただきたいというふうに思います。 今回、5項目掲げさせていただきましたが、いずれも昨年市制施行40周年を迎えた富士見市の取り組みであります。以前に私も一般質問で取り上げさせていただきましたが、1つ目の出会い交流事業においては、未婚率の上昇が最近懸念されるということで、少子高齢化に拍車をかけるものでありますので、そうしたものを食いとめる必要な手段かなというふうに思っております。兵庫県においても、ひょうご縁結びプロジェクトと銘打っていろんな取り組みがなされておる状況であります。 また、ご当地ナンバープレートに関しても、この2市1町で実施されていないのが当町だけということもありまして、ぜひこういった事業もやっていただきたいというふうに思います。 プレミアム商品券に関しても、地域の活性化につながる非常に大切な施策だというふうに考えておりますので、こちらもあわせて実施の検討をしていただければというふうに思います。 パスポート窓口発行に関しては、住民サービスの向上という部分で非常に有効であると思っておりますので、よろしくお願いいたします。 三芳町の検定に関しては、今回初めての項目になるのですけれども、富士見市ではこういった市の歴史や文化等にかかわる検定を実施しておりまして、住民の富士見市に対する意識の向上や、地元愛を育む一つのきっかけづくりにつながっているようであります。当町においても、こういった事業を展開することで、さまざまなメリットが生まれてくると思います。町としての考えも含めまして、ご答弁いただければというふうに思います。
○議長(
内藤美佐子君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(代光弘君) お答えいたします。何点かご質問いただいておりますので、順を追ってお答えさせていただきます。 1つ目の出会い交流事業でございますけれども、昨年6月に議員からご質問をいただきまして、検討課題とさせていただくという答弁をさせていただいたところです。その後の進捗状況でございますけれども、昨年6月に、町内に事業者がございますNPO法人が出会い交流イベントを開催しまして、そちらに町も事業の後援という形でかかわっております。また、町制施行45周年記念事業というわけではないのですけれども、観光産業課のほうの企画になりますが、「菜の花畑とそば打ち体験、長いおつき合いを始めませんか」と銘打ちまして、いわゆる婚活事業ですね、今年度3月に実施予定ということを聞いておりますというところです。 2点目のナンバープレートに移りますけれども、こちらも昨年6月、12月、今年度6月にご質問いただいておりまして、その際に、検討しますというご答弁をさせていただいたところですけれども、やはりほかの事業と優先順位といいますか、町の財政事情もございますので、何らかのイベントですとか、あとは住民の皆様からの要望ですとか期待度というものを、まだはかりかねる部分もございまして、その辺を勘案しまして、実施時期等、今検討しているところです。以上です。 続きまして、プレミアム商品券になります。こちらの発行も、当町で行ってみてはということでいただいておりますけれども、こちらは12月議会でご質問いただいておりまして、当町においては店舗数自体が少なく、商品も限定されてしまうということと、また地域によっては、個人商店が非常に極端に少ない地域もございまして、商品券を発行しましても、大型店舗にお金が流れてしまいまして、地域経済の活性化につながりにくいのかなということを考えておりまして、こちらは地域の商店街の皆様ですとか、商工会の皆様と協議しながら進めていく必要があると考えております。 続きまして、三芳町検定でございます。こちらは埼玉県ですとか、各地域で検定が行われているところは認識しております。また、町の、平成23年度になりますけれども、
政策研究所のほうで、観光のまちづくりのプロジェクトチームの提言の一つで提言をしているところでございますけれども、こちらも今後前向きに検討していくという形で、今現在は実施に至っていない状況です。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 住民課長。
◎住民課長(落合行雄君) お答えいたします。 パスポートの窓口発行につきましては、ことしの3月の議会で答弁させていただいた、前課長になりますが、同様の回答になってしまいますけれども、身近な市町村でパスポートの交付、申請が可能になることは、国際化が進展している現在におきまして、住民の皆様にとりましては、利便性の向上になると考えております。 パスポートの申請につきましては、海外に渡航する日本人に対しまして、国籍及び身分を証明し、渡航先の政府に対して入国、滞在についての安全確保を要請する大変重要な公文書であるため、申請、発行の事務処理に当たりましては、特に慎重と正確さが求められるものであります。現在の職員体制のほかに、専門的に職員を確保する必要があると考えます。このようなことから、現在、職員が増員できない状況及び現在の窓口環境では難しいと考えております。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) パスポートに関しては、県の職員の方から研修を受けて実施ができるということで、結構多くの、近隣でも、この前10月から、隣の富士見市さんでも導入がなされているようなこともありまして、県内でもこのパスポート発行事業、各自治体への権限移譲ということで、大分取り入れている自治体がふえてきているような状況であります。 また、プレミアム商品券に関しても、小規模の店舗への配慮があるということも、確かにその点もあると思いますので、十分そういったことも研究していただきまして、ぜひご検討いただければなというふうに思います。 最後に、町長に、こういった事業についてお考えをお伺いしたいというふうに思います。
○議長(
内藤美佐子君) 町長。
◎町長(林伊佐雄君) 貴重なご提案を数々いただきまして、ありがとうございます。 まず、45周年の記念事業ということなのですけれども、基本的にほかの自治体でも、30周年、40周年、50周年というマル周年は多くの自治体が行っているのですけれども、その間の45とか35と、余り行っていないようでございます。ただ、近隣の自治体でも、実は45周年の事業を行ったところがございまして、そこを確認してみましたら、45周年という名前をつけて、一年間さまざまな事業を行ったということで、特段新たな事業を特別に行わなければ、そういったことも考えられるのかなと。 ご案内のように、非常に厳しい財政状況ですので、45周年のために新たな事業をするということは、非常に不可能だと思うのですけれども、ただ、今まで行っている事業あるいはそのときに行う事業に関して、45周年ということで、記念の事業として行うということは可能であるというふうに思っておりますので、まだ再来年ですか、2年後ですので、もう少し考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
内藤美佐子君) 小松伸介君。
◆10番(小松伸介君) 今回、4点について質問させていただきました。いずれも、今後の三芳町にとって重要課題と認識しておりますので、善処していただきますようお願いいたします。丁寧なご答弁をいただき、大変にありがとうございました。 以上で、10番、公明党、小松伸介の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。
○議長(
内藤美佐子君) 以上で10番議員、小松伸介君の一般質問を終了いたします。 一般質問の途中ですが、休憩します。 (午後 2時09分)
○議長(
内藤美佐子君) 再開いたします。 (午後 2時30分) ◇ 井 田 和 宏 君
○議長(
内藤美佐子君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。 続いて、6番議員、井田和宏君の一般質問を許可いたします。 井田和宏君。 〔6番 井田和宏君登壇〕
◆6番(井田和宏君) 6番、三芳みらい、井田和宏でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、通告書に基づいて一般質問を行います。 傍聴の皆様方におかれましては、忙しい中傍聴していただき、まことにありがとうございます。 今回の一般質問でありますが、三芳町の観光政策について質問させていただきます。観光政策といっても、多岐にわたります。今回は、その中でも三芳町を代表する秋のイベントの世界一のいも掘りまつり、そして産業祭、また上富ケヤキ並木通りの歩道の整備について、また着地型観光について、6次産業化についてといったことについて質問させていただきます。 これまで三芳町では、余り観光には力を入れてこなかったように感じていました。平成23年度、
政策研究所の研究テーマの一つに観光のまちづくりが入り、さまざまな施策が提言をされました。これから三芳町では、観光政策に力を入れていくことと思います。そういった中で、環境の整備や受け皿づくりを、今後さらに進めていく必要があるというふうに思っています。三芳町には、これといった名所旧跡があるわけでもありません。有名な観光施設もありません。今ある資源を活用して光り輝かせること、それに尽きるというふうに思っています。それには、知恵と工夫と時間が必要です。できることから少しずつ積み上げていくしかありません。三芳町の活性化の一つの方法として、観光分野に力を入れていくことは、私は有効な手段の一つだというふうに思っています。 それでは、順次質問させていただきます。まず、質問させていただくのが、今回で3回目となった世界一のいも掘りまつりについて質問させていただきます。この世界一のいも掘りまつりも、三芳町をPRするイベントの一つとして、また観光面から考えても、今後ますます継続発展をさせていくべきものだというふうに考えています。ことしは、残念ながら雨で順延となってしまい、その影響もあったというふうに思っていますが、参加人数または3カ年間の参加人数を比較して変化があったのか、その傾向について、まず初めにお伺いいたします。いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 本年は、先ほど議員さんがおっしゃるとおり、雨のために日曜日に順延をいたしました。それで、第1回が、23年が500人、24年、第2回が650人、平成25年の第3回目が600人というふうになりました。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) ふえて、減ってという、天候の影響もあるというふうに思いますが、次にお聞きをしますのは、参加者の割合でありますが、町内、町外の割合がわかるようでしたら、お願いをしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 いも掘りのみの人数になりますと、参加の人数という形になりますと、いも掘りに人がついてくるという、家族の方がついてくるという形になりますので、平成25年で申し上げますと、町内の方が222名、町外の方が132名ということで、いも掘りのみの方の人数でございます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 町内のほうが多いということでありまして、合計いも掘り以外の方も含めると600人という多くの方に来ていただいたわけでありますが、その方たちの声というものがどのようなものだったのか、わかる範囲で構いませんが、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。
アンケートをとらせていただきまして、301人の方に回答していただいております。
アンケートの内容と主な回答についてご紹介いたします。「今回の催しを何でお知りになりましたか」ということと、「三芳町の農業についてご存じのことを教えてください」、また「いも掘りまつりの感想をお聞かせください」ということで、1位が、「収穫の楽しさを体験できた」という方が267人、89%、「広い畑に驚いた」、139人、46%、「土のやわらかさを実感した」、119人、40%、「三富新田の地割りを体感できた」、56人、19%、「食のブースがよかった」、50人、17%、その他ご意見をいただいております。「農家の方々の大変さに感謝です」、「子供に食育ができた」、「畑の中を歩いてすがすがしかった」ということです。 「来年もいも掘りまつりが開催されたら参加しますか」という問いに、294人、98%が「ぜひ参加したい」か、「日程が合えば参加したい」ということでした。「循環型農業の一端を学ぶ体験、落ち葉掃きイベントを来年の2月上旬に実施予定ですが、参加したいと思いますか」という問いには、257人、85%の人が「ぜひ参加したい」か、「日程が合えば参加したい」ということでした。その他ご意見、ご感想を97人の方に記入していただきました。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君)
アンケートをおとりになって301人から回答を得られたということであって、そのうちの98%の方が、また参加したいというご回答をいただいたということであります。非常に今お話を聞いていて、肯定的なご意見が多かったというふうにも思います。でも、逆に否定的というか、課題となるような意見があったら、その意見もあわせてお聞かせをいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 実行委員会の中で反省点はあるかというところでお話ししようかと思ったのですが、いも掘りをして三富でのウオーキングはお芋が重いとか、そういうことがありました。そういうご意見もありましたので、改善策を考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 運営方法についてもお聞きをしたいと思いますが、過去2回、今回も実行委員会という形式をとってきました。実行委員会という組織を使って運営をしてきたわけでありますが、ことし少し実行委員会の構成メンバーをかえたというお話も聞きました。どういった点でかえたのか、少しお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) まず、実行委員会の会長を三芳町川越いも振興会の会長に引き受けていただきました。今まではいも振興会の青年部が会長になっていただいたのですが、親会の会長に引き受けていただき、組織に厚みが出てきたと思います。また、淑徳大学の教授にも実行委員会の中に入っていただきました。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 町民の方が主体となって実行委員会が運営されていると思いますが、私としてはいも振興会が入るのもいいと思うのですが、もうちょっとさまざまな立場の人が参画をしてアイデアや意見を出し合って、この運営委員会がさらに盛り上がっていくことを期待をしています。 そういった中で、今回もまちづくりネットの各グループや各種団体というものが加わって、会議を進めていったというふうに思いますが、この実行委員会がうまく機能したのかしていないのか、その辺についてお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 会を重ねるごとに機能していると実感しております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 実行委員会の中では、その機能がうまく機能したというお話でありました。ちょっとまちづくりネットの中の話もありましたが、グループの参加に少し偏りがあったのではないかという意見も出ておりましたし、そういった点も今後考慮していただきたいというふうに思います。 また、このいも掘りまつりの実行委員会でありますが、いも掘りまつり後には開催をされたのでしょうか。開催をされたとすれば、その中で出た反省点、課題等が挙がっているのであれば、お願いをしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 反省を話し合う実行委員会は、議会後に行う予定になっております。事務局としては、課題や反省点を話し合っております。その内容は、実行委員会を2回行いました。当日までに実行委員会の時間があき過ぎて、役割分担の明確化やスタッフのニーズの把握ができにくかったということがありましたので、改善策としては、来年度からは実施日の1週間ぐらい前にスタッフ会議を行いたいと思います。 また、受け付け場所がわかりにくいということで、改善策としては、旧島田及び上富小学校に受け付け場所を示した立て看を出して周知したいと思います。先ほどお話しした三富新田内をウオーキングするのは、お芋を持って重いということでしたが、改善策としては、26年度からは、持ち物にリュックサックなどの記載など必要だということで挙げられました。 以上でございます。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 先ほどの課長のお話の中に、大学が今回から実行委員会の中に加わったというお話もありました。当日も大学生の方、多く見えていました。この大学生の役割というのはどのようなものだったのかお聞かせをいただきたいのと、私としてはもう少し積極的にかかわる方法もあるのではないかということも感じていましたが、大学生の役割というものについてお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 若い学生たちが、世界一のいも掘りまつりに実行委員として参加していただいて、盛り上げるということが役割だったというふうに思います。淑徳大学の教育学部のこども教育学科の教授が作詞、作曲による「よしヨシMIYOSHI!カーニバル―SUN富SAMBA」というのを、開会式の前のオープニングイベントとして、教授と学生でダンスを行ってもらいました。また、食のブースでは芋判のコーナーを出店していただき、またいも掘りにも多くの学生が参加していただきました。学生と子供が仲よく芋判をしている様子もありましたので、盛り上げていただいたというふうに感じております。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 私としては、実行委員会にせっかく入るのですから、若い方の意見とかアイデアがもう少し取り込まれてもよいのではないかなということも感じました。 今、課長のほうから、SUN富SAMBAについてのお話がありました。私も聞きました。非常にいい、乗りのよい曲だというふうに思いますが、あそこだけ1回こっきりではもったいないというふうに思いますので、やはり三富のPRの場では使えるのではないかということを思っています。何か考えていることがあれば、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 そちらの音源は教授のものなのですが、今回産業祭の品評会の表彰式の前に、音源をお借りして音楽をかけさせていただきました。今後、新しくいろいろこちらのほうで練っているのですけれども、具体的にははっきりとまだお話はできないのですが、いろんなイベント等にゆるキャラを使ったり、子供たちを使ったりして、この音楽を皆さんに知っていただきたいというふうには考えております。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) ぜひ、SUN富SAMBA、有効に使っていただきたいというふうに思います。 ことしを含めて3回のいも掘りまつりが行われましたけれども、冒頭お話をさせていただいたとおり、地域資源を光り輝かせるための観光イベントの一つだというふうにも思っています。目標と照らし合わせて、3回終わりましたが、その成果というものをどのように捉えているのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 議員おっしゃるとおり、秋の風物詩となるイベントのため、多くのマスコミに取り上げていただいております。三芳町の知名度アップになっておると思います。大変細かくなりますが、当日の記事としましては、NHKの6日、夕方首都圏ニュース、朝日新聞、埼玉新聞、日本農業新聞、ジェイコム、TBSラジオ、また三芳パーキング内のパサール三芳のブログにおいても紹介していただいております。三芳町の知名度アップに大変なっているというふうに感じております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 続きまして、成果もあれば、やっぱり課題もあるというふうに思います。課題があるとすれば、どこにあると考えているのかお聞かせをいただきたいのですが、先ほど運営上の課題と、あとはリュックサック等の持ち物の課題みたいなことはお答えいただきましたが、ほかにこのイベント自体の課題といいますか、そういったことが今挙がっているようであれば、もしくは課長の中で考えている課題として挙がっているようなことがあれば、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 具体的には、天候に左右される駐車場の問題です。今、上富小学校で駐車場を借りておりますが、今回の雨の場合は、4件の地元農家に協力をいただきました。また、繁忙期の地元農家の協力体制ということで、現在圃場提供者に全面的に協力していただいているということもあります。また、総体的には、いも掘りやそのほかの体験、落ち葉掃き事業などをどのように関連づけ、農業への理解、歴史、文化につなげていくのかということが課題になると思います。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 課題を解決しながら、継続していくことが、やはり一番だというふうに思いますので、ぜひ今後も継続をしてもらいたいと思います。 そういった中で、今後の方向性、もちろん継続だというふうに思いますが、方向性として考えていることがあれば、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 先ほども述べたように、体験落ち葉掃き事業などとつなげて、通常体験することのできない冬の落ち葉掃きから始まる堆肥、土づくり、収穫まで、富の名産であるサツマイモの生産を通して農業体験を行い、収穫の喜びを経験することは、三富の伝統的な循環型農法を楽しみながら興味を持っていただき、システムの理解、平地林の存在意義や農業への理解、伝統的な農法や文化を少しでも多くの人に知ってもらうきっかけにし、また町で生産されるみよし野菜のPRにも寄与したいと考えております。 また、多くの方が訪れていただくことにより、地元農業のモチベーションも高くなると考えております。今後も議員おっしゃるとおり、継続して、そしてなおかつ進化していくことが必要なのかというふうに考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 課題を挙げていきましたが、その課題の一つ一つをクリアして、継続をしていっていただきたいと思います。 私が考える課題というのは、芋を掘り終えた人が、すぐ帰ってしまうことだというふうに思っています。もう少しその場にいられたり、楽しめたり、滞留をする、その場にいられる、そんな仕掛けがあってもいいのではないかなということを感じました。例えば、ほかのイベントとの共催を考えてもよいのではないかと思っています。新潟県津南町とかでは、展示が全てではないのですが、畑や田んぼや自然の中に芸術作品やオブジェを展示する「大地の芸術祭」というものも行っています。ここまで大がかりにする必要はないというふうに思いますが、音楽や芸術とコラボをしてもおもしろいのではないかというふうに思います。つまり、芋を掘ってすぐ帰ってしまうのではなくて、一日その場で楽しめる、そんなイベントにしていただきたいと思っていますが、いかがお考えでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 現在、
文化財保護課とも連携しておりまして、
アンケートの中でもサツマだんごは好評でありました。民間の活力による共催は考えられると思います。ただ、そもそもの目的が世界一のいも掘りまつりということで、いも掘りをしたいという方がいらっしゃっておりますので、それらが薄れていくイベントというのは、なかなか難しいかなというふうに思っております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) そうですね。「いも掘り」という名前のイベントですので、いも掘りがメーンなことは間違いがないというふうに思いますので、それプラス何かコラボができるイベントができるといいのかなというふうに思っています。 また、県道沿いに出てきてぶらっとする人が、もう少しふえてもいいのかなという気がしています。なかなか本当に駐車場と会場との往復だけになってしまうので、後で質問しますが、歩道の整備ということがされてきておりますので、県道沿いをぶらっと歩けるコースもしくは散策コース、または遊休農地に季節の花を植えて鑑賞ができたり、摘み取りができたり、そういったコースもひとつ検討してみてはいかがかなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 三富新田内の農道は、東西の道については公道でありますが、屋敷で途切れていたり、山際は私道となっているために抜けれないということで、世界一のいも掘りまつりのときは、全面的に地権者に協力していただいております。ちょうどそのときには、秋ソバのソバの花が大変満開でありますので、そういうのを見ていただいたりとか、あるいは県道の歩道がきちんと整備されれば、そこに地元の方がお店を出していくなどと、そういうふうに続けていくことにより、民間の活力を使って継続していくことによって、そういう形になるようにしていきたいというふうに考えております。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 私が考えるもう一つの課題、課長も先ほどお話をされていましたけれども、やっぱり駐車場の問題だというふうに思います。世界一のいも掘りまつりのときには、上富小学校の校庭が駐車場になりますが、これ以上参加者の方がふえると、校庭だけでは目いっぱいになってしまうと思います。いも掘りまつりのときだけではなくて、ふだんのときも駐車場があると、そこに車をとめて、その辺を散策する人もあらわれるのではないかというふうに思っています。やはり、これから観光として力を入れていくということであれば、駐車場は必要ではないかというふうに思いますが、周辺の駐車場の整備について考えていることがあれば、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 上富地域へ来られる方の駐車場として考えれば、現在は足りていないと思っております。用地があれば、景観を保ちながら取得したいと考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 先日、越生町に、こういった内容の調査ではなかったのですが、行ったときに、町営の駐車場、有料ではありましたけれども、駐車場が観光地の真ん中にありましたので、やはり観光地には駐車場が欠かせないものだというふうにも改めて感じました。駐車場が整備されてケヤキ並木の歩道を歩く人がふえれば、家の前にベンチを置くような農家もあらわれるのではないかというふうに思いますし、そうするとさらににぎわいが感じられるというふうになると思います。ぜひ駐車場の整備、今後検討していっていただきたいと思います。 次に、県道ケヤキ並木通りの歩道の整備についてお伺いをします。先ほどの一般質問の中にも触れていましたが、担当課としては、県への働きかけを一生懸命行っていただいていることと思います。ただ、なかなか歩道が整備されない状況であることも確かであります。歩道の整備は、観光面でももちろん重要なことでありますが、地域の子供たちにとっても重要なものでありまして、通学路になっていて、保護者の方から、早く歩道を整備してほしいという声もたくさんいただきます。 質問では、歩道の整備の進捗状況についてお聞かせをいただきたいと思っていたのですが、先ほど聞きましたので、買収が終わっているのが約79.7%、整備済みが約50%ということであります。ただ、買収が終わっていて整備済み、買収が約8割終わっているのに、整備が済んでいるのが50%ということで、30%の差がありますが、それは県の財政状況によるものだというふうに思いますが、こういった買収済みのところを一刻も早く整備をしていただきたいという思いもありますので、そういったことも含めて、改めて県への働きかけをお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 平成26年度埼玉県予算等に対する要望を行っておりますが、今後も歩道整備の早期完成に向けて、あらゆる機会を捉え要望を行っていきたいと考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) ぜひ歩道の整備に向けて、県への要望を引き続きお願いをしたいと思います。 また、県へ働きかけを行っていただく中で、もう一つ働きかけていただきたいことがあって、それは街路灯の整備でありまして、現在車道を照らす街路灯はあるのですが、歩道を照らす街路灯というのはなかなかなくて、何本かはあるのですが、ほとんどないところで、暗いところが多いというのが現状であります。暗くて危険であるという声もよく聞きます。街路灯の整備も引き続き、あわせてお願いをしていただきたいと思います。 1つ注文なのですが、できれば統一感がある、しかもデザイン性もすぐれている街路灯を希望します。できれば、観光にも一役買うような、そんな街路灯を設置していただけると、大変ありがたいと思っていますので、その辺のお願いもあわせてしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 ただいまのご質問でございますが、現地で防犯灯、街路灯、所によって若干形が違うと思いますが、担当課といたしまして、川越県土整備事務所に協議はしたいと思います。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) ぜひよろしくお願いをしたいと思います。 もう一点、これは難しいことだと思いますが、ケヤキの補植が終わって、多福寺交差点付近の交差点が拡幅をされて、歩道の整備も随分進んでいますので、町民の方からはきれいになったとか、ケヤキ並木通りがよくなったという声をよく耳にします。確かに私も通ってみて、旧大井町方面から多福寺の交差点に入っていくと、随分立派になったなという印象を持ちます。そうすると、一番残念に思うのが、やはり電柱と電線でありまして、これがあるのとないのでは、全然景色が違うのだろうなということを思いながら通ります。ここまで歩道の整備が進んだ中で、今、この状況で電線の地中化をすることは難しいのだろうというふうに思いますが、過去に電線の地中化という件について、県に対して提案をしたことがあるのか、そういった経緯について少しお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 電線の地中化につきましては、測量を開始いたしました平成5年当時には要望を行ったと聞いておりますが、川越県土整備事務所では電線の地中化には至らなく、現状の歩道整備となったようでございます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) まだ確認をしていただいていないと思うのですが、現状では難しいという認識でよろしいでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 内容的には県土整備に問い合わせいたしまして、まず町からの要望がどのような形であったかということから調べていただきましたが、実際に説明会、いろんな関係で、平成5年度に測量を始めておりますので、書類的には残っておりませんが、そのような要望があったと聞いているということを聞きました。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 恐らく現状では難しいという認識だというふうに思いますが、もし今後そういった機会があって、そういったことを提案できる機会があるようでしたら、ぜひ電線の地中化を県に要望していただきたいと思います。いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 道路交通課長。
◎道路交通課長(小林孝好君) お答えいたします。 現状では難しいと思いますが、機会があれば、話はしたいと思います。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) ぜひよろしくお願いをしたいと思います。 続いて、着地型観光について質問をさせていただきます。着地型観光、着地型とは、これまで都市部の旅行会社の企画による発地型であったものに対し、旅行の目的地主導で行うものを着地型と言っているみたいであります。これまでは旅行者のニーズを把握し、情報発信するのに便利な発地型が大半だったが、消費者の志向の多様化に伴い、地元の人しか知らないような穴場や楽しみ方が求められるようになり、着地型が見直されている。地元にとっても、新しい観光素材を掘り起こし、都市部の旅行会社に提案をする着地型が地域おこしにつながるものとして力を入れている。こんな形が着地型と言われる旅行の形であります。2025上富拠点地域整備基本方針の中でも着地型観光について触れられていますが、三芳町では今後この着地型観光をどのように進めていくのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 今現在、今年度より三芳の食文化体験として、農家の方に協力をいただいて、現在行ったところでございます。先ほど議員さんがおっしゃるとおり、着地型というのは、町の今回は食文化ということですので、生産者から直接消費者に対して、野菜の旬やおいしい食べ方や育てるときなどの苦労を伝えていただいているのが現状でございます。第1回が夏野菜の収穫ととれたて野菜の試食ということで、7月13日に24組、68名の方に行いました。また、第2回として、秋野菜の収穫ととれたて野菜の試食ということで、11月16日、11組、29名のほうに行いました。いろいろ課題もありますが、これをまた継続していくことが必要だというふうに思っております。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 三芳町でも、少しずつこの着地型観光を取り入れて行っているというお話でありましたが、ここが一番難しいというか、大事なところだと思うのですが、地域の方がみずから魅力を発信したり、訪れた人をもてなそうという気持ちを持つことができないと、この着地型観光は成立しないというか、難しいものだというふうに思っています。今後、この着地型観光を進めていくのであれば、地域の人たちをそういった気持ちにさせることが大切だというふうに思います。やはり担当課としての役割ということになると、こういった地域への働きかけを、今後どのように行っていくかということになるというふうに思いますが、地域への働きかけを、担当課としては今後どのように行っていくのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 先ほどと重複になりますが、現在、農業体験型農園三芳野菜畑劇場のオーナーに協力していただきまして、野菜の種類や旬の時期、おいしい食べ方、育て方などをお話ししていただきました。また、協働のまちづくりの産業観光グループにも、当日お手伝いをお願いしております。着地型観光は、地元生産者の生の声が心に響くというふうに思っております。協力者を募るための説明会やモデルケースの紹介は、必要だというふうに考えております。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 今はお一人の方かもしれませんが、その輪というか、そういったことをやる人たちをふやしていくことは、やっぱり大切だというふうに思いますので、引き続きの働きかけをよろしくお願いしたいと思います。 もう一つ、着地型観光を進めていく上で大切だというふうに思っているのが、観光コースや地域資源を観光商品としてつくり上げていく人、あるいはコーディネートする人が必要になってくるというふうに思っています。平成25年度の埼玉県観光人材育成講座というものがありまして、そこに三芳町から2名参加をされていました。お一人は、観光産業課の職員の方、もう一人がまちづくりネット産業観光グループの方でありまして、この講座は年間通しての講座でありますが、講座の最後に地域素材を使った着地型観光コースを考え発表するというものがありまして、私も、立教大学で行われたのですが、その場に行かせていただきました。上位3名のコースは、大手旅行会社と組んで、実際に観光の商品となるということでありました。 10月10日に行われたのですが、聞かせていただいて感じることがありまして、三芳町の2人の方のプレゼンも、非常にすばらしいものであったというふうに思います。ただ、残念ながら、上位3名に入ることができませんでした。私が考えるに、ちょっとした差だというふうに思いました。それは、例えばネーミングのつけ方であるとか、ターゲットをどこに絞っていくのかということだとか、本当にこれが商品としてお客様が買うのかどうか、そういった視点に欠けてしまうと、やはり観光商品としては成り立たないということでありますので、そういったちょっとした見方というか、組み立て方の違いによるものだというふうにも感じました。 ちなみに、1位をとったのが、公益社団法人小江戸川越観光協会、小江戸から行く日本100選をめぐるツアーというツアーを企画した方が1位をとりました。川越には何とか100選というのが十幾つあって、埼玉県内にも150近い何とか100選というものがあるみたいでありまして、川越を中心としてそういった100選をめぐるツアーを考えた人が1位をとりました。 2位が、この毛呂山町商工会の方がとったのですが、写真の達人とフォトセッション、ゆず娘と行く紅葉の秋旅というのが2位でありまして、写真の好きな方をターゲットにして、毛呂山町周辺の紅葉の名所を回って写真のレッスンも受けながら観光すると。多分、ゆず娘も同行するということであります。こういったアイデアがよかったのかもしれません。この団体が2位になりました。 3位が草加市で、昭和レトロ探訪ということで、松原団地、草加松原、川口鋳物工場をめぐるというものが3位になりました。 これは、素材のよしあしで決まったのではなくて、ちょっとしたアイデアの差で、もしくはコツやテクニックやなれというものがあったおかげで、上位3名が決まったのかなということも感じましたので、そういった旅行を企画する能力というか、そういった人材を、今後人材育成を行っていくべきだなというふうにも思っていますので、これから着地型観光を進めていくのであれば、そういった人材育成というものも行っていかなければならないというふうに思います。その点について考えていることがあれば、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 先ほど議員さんおっしゃっていただきました今年度埼玉県観光人材育成講座に、それは埼玉県公益財団法人、埼玉りそな産業経済振興財団、立教大学、株式会社JTB関東の4者により、地域の観光リーダーとして活躍できる人材を育成する講座ということで、観光産業課の男性職員1名と、協働のまちづくりネット産業観光グループの女性1名に、今も受講していただいております。そちらで10月に、受講者みずからの着地型観光商品のプランを作成してプレゼンテーションしていただき、くしくもうちのほうはなかなか、その3者には入ることはできませんでした。先ほど議員さんおっしゃるように、ネーミングとかターゲットを絞るとか、そういったことが大事だと思います。しかし、その中でこういうような講座に参加を図ることも、もちろん必要ですし、また人材の発掘も重要だというふうに考えております。 今回、11月22日にみよし野菜ブランド化推進研究会のメンバーの呼びかけで、三芳町富の川越いもの後継者とお嫁さんたちに、東京駅の丸の内行幸マルシェ、青空市場に、サツマイモなどの販売をしていただきました。ディスプレーの工夫や農産物の背景、ストーリーを、写真やコメント、カットで表現して出店していただきました。若い人たちのアイデアは、とてもすばらしいものと思いました。人材の発掘も重要かなというふうに考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) ぜひ、これからも人材育成と人材発掘、2つの方向で進めていっていただければと思います。 もう1個、観光地に行った場合に、その土地の名産品や名物を買うことも一つの楽しみだというふうに思っています。新鮮な野菜は、三芳町内にはいっぱいあるのですが、これといった加工品がありません。そういった加工品があればよいというふうには思いますが、非常に難しい面もあります。町のほうでは、6次産業化の補助金を出していますが、その活用状況についてお聞かせをいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 平成24年度の新規補助金として、総事業費の3分の2の補助を行うとして、初年度100万円の予算を計上いたしました。24年度の申請は1件ということで、何回かお話ししておりますが、芋せんべいということで開発されております。25年度は前年度の実績を踏まえ、50万円の予算を計上し、農家組合や
ホームページなどで周知を行ったのですが、なかなかその申請が上がってこなかったところを、申請日を今月末まで延長いたしまして、11月末現在で2件の相談があります。1件が、具体的な計画に移る可能性があるかなというふうに考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 非常に加工というと、興味があっても難しい問題、資金面とかノウハウとか、いろんな面で難しい面があります。話を聞いてみると、農家の中にも、農産物の加工に興味がある人も随分います。ただ、実際にどう動いていいのかもわからない人もいますし、やってみたいのだけれども、なかなか1歩踏み出せないという方も多くいらっしゃいます。国も6次産業化・地産地消法というものを制定して、6次産業化には非常に力を入れていますし、国が出す補助金て使いづらいというか、なかなか使えない部分もあるのです。個人が使うのは、使いづらい部分もあるのですが、こういった国の情報や県の情報をしっかり伝えていただいたり、国や県とのパイプ役になっていただくことが非常に大切だというふうに思いますし、やはりそういった意味で言うと、担当課の中に相談窓口みたいなものがあってもいいのかなというふうにも思っています。そうすることによって、相談する相手ができるということは、農家にとっても非常に心強いことだというふうに思います。この相談窓口の創設について、私はぜひやっていただきたいのですが、いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 町の6次産業チャレンジ支援事業につきましては、農業振興係が窓口になって相談を受けております。また、議員おっしゃる国の補助事業につきましては、一般社団法人埼玉県中小企業診断協会が運営しておりました埼玉6次産業化サポートセンターにかわり、平成25年12月1日、きのうというか、きょうですね、県の普及組織が6次産業化の総合支援を担当することになりました。三芳町については、川越農林振興センター農業支援部が相談窓口となっております。こちらのほうは、相談があれば、しっかりと県と生産者のパイプ役になっていきたいというふうに考えております。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) ぜひパイプ役となっていただいて、農家の相談にしっかりと乗っていただきたいというふうに思います。 もう1個、この6次産業化の中でお聞きをしたいのが、給食センターの跡地の活用についてでありまして、現在給食センターが建っているところは借地であるので、非常に難しい部分があるというふうにも考えていますが、これからの6次産業化を進めていく上で、加工品の試作ができたり、6次産業化のための拠点となることができれば、非常によいことだというふうに思います。難しいことは重々承知でお聞きをしますが、この給食センターの跡地の活用について考えていることがあれば、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(代光弘君) お答えいたします。 お答えとしましては、昨年度策定しました公共施設マネジメント基本方針に基づく考え方ということで答弁させていただきますけれども、ご指摘のとおり現在の給食センターについては、年間約480万円で賃貸、借地として町が利用させていただいている状況ですので、基本方針の中でも借地につきましては、施設の更新時に返却していくという大きな方針がございますので、新しい給食センターが稼働した際には、地権者に返還することを一義的には考えております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) そうですよね。借りているものですから、財政状況厳しい中では、やはりお返ししたほうがいいとは私も思います。ただ、有効活用という面では、もう一回考えていただくこともお願いをしたいというふうに思います。 続きまして、産業祭について幾つか質問させていただきますが、私もことしも産業祭に行かせていただきました。例年と比べて、私は入場者が少ないのではないかなというふうにも感じましたが、実際に例年と比べて来場者等の増減があったのかどうか。できれば、3カ年ぐらいの比較があれば、お願いをしたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 平成21年から23年が9,000人、平成24年が1万人、平成25年、ことしが1万1,000人です。天候に左右されることも多いですが、ふえる傾向にあるというふうに思っております。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 私の感覚と随分ずれていますので、ふえているということは、非常によいことだなというふうにも思います。ただ、内容的に見直す部分もあるのかなということも感じています。予算が500万円から430万円になって、70万円減額をされています。減額をされて内容的に変更があったのか、予算の減額した中で変更した点はどこだったのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 内容については、踏襲していきたいというふうな考えがありまして、内容についての変更はしないようにいたしました。その中で変更した点では、1点目が大鍋の借上料です。本年度は、防災用として町が購入した防災釜を活用し実施したことにより、21万円の借上料がゼロ円となりました。また、2点目については、各項目について前年実績をもとに検証いたしまして、細かく見直し、報償費、需用費、役務費、予備費などを前年から約7%、金額として約43万円減額して予算をとりました。 しかしながら、テント数の増加があったり、またそれらの設置及び警備といった人的役務における労務単価の上昇により、会場設営委託料及び警備委託料の増というのがあって、なかなかその金額でやりくりするのは大変難しい状況であります。まだ決算あるいは監査が済んでおりませんが、本年は繰越金でどうにか乗り切れたということで、企業や出店が多く、盛り上がれば盛り上がるほど支出が多くなるという状況でございます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 産業祭については、長年開催をしてこられて、町民の方の中にも周知をされてきているイベントでありますので、続けていっていただきたい気持ちは強いのですが、ただもう一回予算の精査と内容の精査をするべきだなというふうにも感じていますので、もう一回そういったことも含めてご検討いただきたいと思います。 もう一つお聞きをしたいのは、農産物の品評会についてお伺いをしたいと思います。私、ことし賞をいただいてしまったので、非常に質問しづらいのですが、あえてお聞きをいたしますが、私の感じでは、品評会への出品者、出品数は減っているという認識でいます。私の周りでも、積極的に出しているというよりは、品評会へは仕方なく出しているという感じが強くて、余り積極的に品評会に農産物を出していないというイメージであります。この品評会への出品数の変化があるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 23年度が374点、24年度、去年ですが、406点で史上初の点数でした。本年度の出品数は380点でした。ことしは厳しい気象状況の中で、播種の時期が台風16号であったり、10月の初旬は真夏日であったり、またその後相次ぐ台風26、27号ということがありまして、今年度の作物の生育は非常に難しい条件にあったにもかかわらず、23年度をしのぐ380点ということは、本当に農家の努力のたまものだと思っております。 私は、いろいろな団体の中でお話をさせていただいているのですが、議員とはちょっと感覚が違っていたのかと思いますが、農家組合等々も大変協力的で一生懸命出していただいたと。また、農産物の品評会は近隣にもなく、大変自負しているところでございます。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 随分感覚が違うものだなというふうに思っています。多分、恐らく課長の言うことが正しいのだろうというふうに思います。 でも、品評会のやる意義というのは、やっぱりあるというふうに私は思っていまして、作品、品物を農家以外の方に見てもらうことが必要だというふうに思っています。そういった意味においては、ことしはテントをオープンにしたということは、非常に意義があったなというふうにも思います。町民の方へのPRが一番大切だというふうに思います。多分、今まではもうちょっと内々というか、農家だけでやっていたという感じもしますので、やはりオープンにして周知、PRをしていったほうが、私は三芳町の野菜のブランド化にもつながるというふうに思っています。今後、周知、PR方法について考えていることがあれば、お聞かせをいただきたいと思います。いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えします。 農家が丁寧につくり、選びに選び抜いた作品と出品数は三芳町で誇れることであります。今後もぜひ農家の協力を得て継続していきますし、またみよし野菜ブランド化推進研究会のほうで、みよし野菜のチラシを今つくらせていただきましたので、そういうのも一緒に情報発信をさせていただきたいというふうに思っております。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) ブランドというものは農家が決めるものではなくて、消費者の方が決めるものだというふうに思いますので、ブランド化を進めていくためには、やっぱり消費者の方にPRをしていくことが大切だと思いますし、みよし野菜の高品質というものも、改めて訴えていく必要があるのだろうなということも感じました。 もう一つ、先ほど課長は品評会は大変盛り上がっている、私は盛り上がっていないという感覚でありましたが、やはり農家が出したくなるような品評会にしていただきたいというふうに思います。せっかく出すので、品評会の価値を上げるというのですか、ステータスを上げるというのですか、そういった努力もしていただきたいと思います。そういった点で、今後工夫していく点があれば、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 今回、会場のテントを開放して、一体感を感じるようにさせていただきました。今まで、産業祭に来られていてもごらんになられなかった方もいらっしゃいまして、芸術的な作品に驚かれておりました。そういった意見を、皆さんまだ知らない方に情報発信していくということは、とても大切なことだと思います。今、実際
ホームページにも、産業祭後のものを写真のところにアップさせていただいたりしておりますが、何しろ出る先でもそういうことをお話ししていきたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 最後に、産業祭についての質問をさせていただきますが、私は先ほど来、内容について少し考えたほうがいいのではないかということも感じておりますが、課長の認識の中では、産業祭について現状のままというか、今までのやり方で今後も開催していくという認識でよろしいのか、確認の意味でお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君) 観光産業課長。
◎観光産業課長(佐久間文乃君) お答えいたします。 農商工一体となる三芳町の産業をPRする場所でございますので、このまま継続していきたいと思います。その間、細部、今回レイアウト等も考えておりまして、いろいろな意味で進化するように考えておりますので、ご協力お願いいたします。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 引き続き三芳町の秋のイベント、秋の風物詩となるイベントにしていっていただきたいと思います。 最後に、大学との連携についてお聞かせをいただきます。世界一のいも掘りまつりもそうだと思うのですが、今、町の中で大学と連携して行っている、協定を結んでいることもありますので、大学と連携して何かをしているということがあるのであれば、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
内藤美佐子君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(代光弘君) お答えいたします。 現在、三芳町としましては、淑徳大学と地域包括協定を結んでおります。そこで連携とうたわれておりますのは、具体的には町にあります
政策研究所のほうに大学の先生にアドバイザーとして来ていただきまして、ご指導をいただいてまいっておるところです。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 私は、やっぱりもうちょっと大学と深く連携をしていただいていもいいのかなというふうにも思っています。それは、三芳町には観光協会がない。観光協会などのそういった部門がありませんので、観光に特化した部署がないわけであります。私は、観光部門には司令塔が必要だというふうに思っていますが、今、その役割は、観光産業課が担っているというふうに思っています。 また、協働という形もとって進められてきているのも承知をしておりますので、今、進んでいることは間違いがないというふうに思いますが、ただ私はそうなのですが、発想が貧困でありますので、すぐ観光というと、散策コースとか遊休農地に花を植えて程度のことしか考えられないのでありまして、やはりもうちょっと奇抜な発想というか、突飛な発想も必要だなというふうに思っています。ユズを芋にかえれば、全てうまくいくというものでもなくて、その土地に合った、地域に合った観光の形を練っていく必要があるというふうにも思っています。 多分、若い人たちに、若者には、そういった私には想像もつかないような思いつきをすることもあると思いますし、若い人の感覚や発想、行動力に期待をするところもあります。越生町に行ったときもそうだつたのですが、大学と連携してまちづくり研究所をつくっていました。大学と連携をしていくことは、一つの方法であるというふうにも感じました。これは、町側から言うことでもないのかもしれませんが、ぜひ大学と連携をして、まちづくり研究所等創設をしていただいて、若い人たちの発想や行動力に期待するということも一つの方法であるというふうに思っていますので、ぜひ創設をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
内藤美佐子君)
政策推進室長。
◎
政策推進室長(代光弘君) お答えいたします。 ご指摘のとおり、大学と始めまして、学生の皆様ですとか民間の発想をまちづくりに生かしていきたいという気持ちは、うちの室のほうでもございまして、その中で今お答えできるのが、町の
政策研究所をあり方を考える中で、大学生ですとか、また大学そのものとの連携を密にしていくという形で、今後も検討を続けていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 以上です。
○議長(
内藤美佐子君) 井田和宏君。
◆6番(井田和宏君) 以上で一般質問を終わります。 ご丁寧な答弁、ありがとうございました。
○議長(
内藤美佐子君) 以上で6番議員、井田和宏君の一般質問を終了いたします。
△散会の宣告
○議長(
内藤美佐子君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 (午後 3時29分)...