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03月18日-07号

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  1. 伊奈町議会 2022-03-18
    03月18日-07号


    取得元: 伊奈町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    令和 4年  3月 定例会(第1回)        令和4年第1回伊奈町議会 定例会 第22日令和4年3月18日(金曜日)  議事日程(第7号)  1、開議の宣告  1、議事日程の報告  1、予算特別委員会、各常任委員会の審査報告  1、予算特別委員長の審査報告  1、文教民生常任委員長の審査報告  1、総務建設産業常任委員長の審査報告  1、各委員長の報告に対する質疑  1、第3号議案から第28号議案の一括討論、採決  1、陳情受付第1号の討論、採決  1、新庁舎建設特別委員会の中間報告  1、新庁舎建設特別委員会委員長の報告に対する質疑  1、閉会中継続審査の申出  1、日程の追加  1、第29号議案の上程、説明、質疑、討論、採決  1、新副町長の挨拶  1、副町長の挨拶  1、日程の追加  1、第30号議案の上程、説明、質疑、討論、採決  1、日程の追加  1、第31号議案の上程、説明、質疑、討論、採決  1、日程の追加  1、議第2号議案の上程、説明、質疑、討論、採決  1、町長挨拶  1、議長挨拶  1、閉会の宣告午前10時00分開議 出席議員(15名)    1番   武藤倫雄議員    2番   高橋まゆみ議員    3番   山野智彦議員    4番   大野興一議員    5番   栗原惠子議員    6番   戸張光枝議員    7番   藤原義春議員    8番   五味雅美議員    9番   上野尚徳議員   11番   永末厚二議員   12番   大沢 淳議員   13番   佐藤弘一議員   14番   青木久男議員   15番   村山正弘議員   16番   山本重幸議員 欠席議員(なし) 地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した人  大島 清   町長          関根良和   副町長  高瀬 浩   教育長         藤倉修一   企画総務統括監  藤村伸一   くらし産業統括監    小島健司   健康福祉統括監  安田昌利   都市建設統括監     中村知義   会計管理者  瀬尾浩久   消防長         石田勝夫   教育次長  久木 正   企画課長        増田喜一   総務課長  秋山雄一   福祉課長        瀬尾奈津子  子育て支援課長  斉藤雅之   北保育所長 本会議に出席した事務局職員  嘉無木 栄  事務局長        小坂真由美  事務局長補佐  齋藤仲司   主任 △開議の宣告(午前10時00分) ○永末厚二議長 おはようございます。 16日深夜に、福島県沖で起きました地震でお亡くなりになった方にご冥福をお祈りしたいと思います。なお、被害を被った皆さん、早い回復をお祈りしたいと思います。 最終日であります。ひとつよろしくお願いいたします。 ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○永末厚二議長 本日の議事日程については、お手元に配付したとおりです。 本定例会に提出された第3号議案から第28号議案までの議案26件と陳情1件を一括して議題とします。---------------------------------------予算特別委員会、各常任委員会の審査報告 ○永末厚二議長 日程第1、予算特別委員会及び各常任委員会の審査結果報告を行います。 さきに予算特別委員会、各常任委員会に付託しました議案について、会議規則第77条の規定により、各委員長より本職まで審査報告書が提出されていますので、事務局に朗読させます。 局長。   〔事務局長朗読〕---------------------------------------予算特別委員長の審査報告 ○永末厚二議長 これより、各委員長から審査の経過及び結果について報告を求めます。 初めに、予算特別委員会委員長藤原義春議員。 藤原議員。   〔藤原義春予算特別委員長登壇〕 ◆藤原義春予算特別委員長 皆様、おはようございます。 予算特別委員会の委員長の藤原義春でございます。 令和4年度予算特別委員会の審査概要を報告いたします。 予算特別委員会は、3月2日と3日の両日開催され、まず、3月2日の午前10時に全員協議会室で開会いたしました。 出席者は、大島清町長、副町長、教育長、統括監等の執行部と予算特別委員会の委員であります。 最初に、町長からご挨拶をいただきました。 審査の内容を報告するに当たり、質問、答弁を要約させていただきます。また、一部割愛しますので、よろしくお願いします。 初めに、第10号議案 令和4年度伊奈町一般会計予算について審査しました。 まず、一時借入金、地方債等や、歳入の第1款町税から第11款交通安全対策特別交付金までについて審査しました。 委員より、固定資産税国有資産等所在市町村交付金が令和4年度に大幅に減額となっている要因について質問がありました。執行部より、固定資産税は、国や地方公共団体が所有する固定資産税については、原則非課税となるが、医師公舎や看護宿舎など、その資産が公共の用に供されていない場合は、固定資産税に代わるものとして国有資産等所在市町村交付金が交付される。この交付金の対象が、昨年度まではがんセンター精神医療センター関東財務局所有分だったが、がんセンター精神医療センターが地方独立行政法人化されたことに伴い、令和4年度からは交付金の対象ではなくなったため、大幅に減額となるとの答弁がありました。 委員より、町民税個人分と法人分が増額になったことについて質問がありました。執行部より、個人町民税、法人町民税ともに、令和3年度はコロナ減収率を見込む前の調定額が、決算見込額に近い数字になる見通しである。令和3年度の決算見込額と同等額を計上し、減収率を見込まなかったことで、前年度予算額に対し増額になったとの答弁がありました。 委員より、調定額ベースで減収率を見込まなかったという理解でいいのかとの質問がありました。執行部より、そのとおりであるとの答弁がありました。 委員より、株式等譲渡所得割交付金の増額の理由について質問がありました。執行部より、金額にして3,700万円の増額となっているが、令和3年度の決算見込みを4,220万円見込んでおり、県からの交付金の来年度見込みがあり、135%程度上がるという情報があり、そこを考慮して令和3年度当初予算の2,000万円から3,700万円の増額ということで、5,700万円を計上したとの答弁がありました。 次に、第12款分担金及び負担金から第21款町債までについて審査しました。 委員より、バラ園の入場料を前年度より少なく見積もっている理由について質問がありました。執行部より、今年度約1,450万円の予算を計上したが、実績は約950万円であり、来年度は今年度の実績より20%多く入園料を見込み、約1,200万円の予算を計上したとの答弁がました。 委員より、保育所実習生給食費負担金について質問がありました。執行部より、保育士等の資格を取るために必要な実地での研修でその学生を受入れているが、実費として1食当たり260円を頂く形で実施している。南保育所で5人程度、北保育所で10人程度受け入れているとの答弁がありました。 委員より、埼玉県中央地区小児二次救急医療費負担金について質問がありました。執行部より、この事業は年間で5,100万円ほどの事業費が見込まれており、このうち国・県の定額負担分、市町の定額負担分と、市町4市1町が費用負担しており、3,052万円程度上尾市から鴻巣市までの4市から雑入として預かっているとの答弁がありました。 次に、歳出の第1款議会費については質疑なく、第2款総務費について審査しました。 委員より、公用車の修繕料の80万2,000円の詳細について質問がありました。執行部より、点検等の経費で、令和4年度に予定しているのは6か月点検が3台、1年点検が3台、ほかはタイヤ等の消耗品の交換等も必要なので、それらを合計して80万2,000円を計上しているとの答弁がありました。 委員より、公用車の備品購入で275万円だが、どのような車かとの質問がありました。執行部より、日産自動車が令和4年度に軽自動車の電気自動車を出すという報道発表があったので、その車を購入予定ということで275万円を計上したとの答弁がありました。 委員より、この車の購入は町内の業者からの購入か、入札の形はどうかについて質問がありました。執行部より、原則として町内の業者に声をかけ、過去の例では、指名競争入札でやっている例があるが、具体的なことはこれからだとの答弁がありました。 委員より、防犯カメラの設置の関係で、場所等分かる範囲内での説明をとの質問がありました。執行部より、令和4年度においては5基を想定し、1基は南部の安心安全ステーションに設置する形を取り、残りの4基は通学路だが、教育委員会と相談して決定したいとの答弁がありました。 委員より、ノンステップバス導入補助金の1,000万円の交付金について質問がありました。執行部より、町に運行している路線バスでノンステップバスを導入したいという要望があり、県に予定台数の申請をしており、町では1台当たりの車両本体価格に対して8分の1の助成を行う。1台当たり2,000万円と想定し、その8分の1で250万円の4台分で1,000万円を計上しているとの答弁がありました。 委員より、にぎわい創出は伊奈氏屋敷跡保存活用計画と関係があるのかとの質問がありました。執行部より、原市沼調整池の周辺及び伊奈氏屋敷跡周辺のエリアが持つポテンシャルをどのように見るかというところ。まず基礎調査をするのがこの調査の狙いだ。今後どういう将来性があるのか、どうやって民間事業者との連携ができるのか、まずは地域の持つポテンシャル、今後の基礎的な部分を調査しようというのが大きな目的だとの答弁がありました。 委員より、LGBT相談委託料について、委託先とその専門性について質問がありました。執行部より、委託先は一般社団法人社会的包摂サポートセンターであり、ここは日頃から電話相談も受けており、相談員も専門の研修を受けた人間であり、場所は伊奈中央会館の部屋に相談員に来てもらって対面で行うとの答弁がありました。 委員より、ふるさと寄附金で企業型に取り組むことについて質問がありました。執行部より、町で地域再生計画を国に出していて、承認され次第事業が開始できるが、対象となる企業は町外の企業であるとの答弁がありました。 委員より、官民連携推進事業について質問がありました。執行部より、埼玉ブロンコス埼玉西武ライオンズと連携し、イベント、試合を通じて連携する事業だとの答弁がありました。 次に、第3款民生費について審査しました。 委員より、いきいき長寿パスポート事業について質問がありました。執行部より、現在商工会と相談中だが、例えば2,000円以上買ったら5%引くとか、優待すべき得点を決めていく。また、バラ園の入場を無料にするとか、いろいろ考えとの答弁がありました。 委員より、シニアスマホ教室について質問がありました。執行部より、いきいき長寿課ができるので、いろいろしてみようということで、町でも公式LINEがあったり、福祉課でも公式LINEがあるし、ほかの市町村で実施して好評だったりするので、来年度やってみたいと考えているとの答弁がありました。 委員より、民生委員・児童委員活動推進事業について質問がありました。執行部より、民生委員の活動費を1人当たり年間1万9,000円の増額を見込み、年間6万1,000円から8万円になる。また、現在定数67名から4名欠けているが、今年の12月の改正のときには、定数を満たせる方向で進んでいるとの答弁がありました。 委員より、シルバー人材センターの補助金について質問がありました。執行部より、シルバー人材センターの賃金はシルバー人材センターで決めていて、細かい分野で単価が分かれているとの答弁がありました。 委員より、子供家庭総合支援拠点設置事業について質問がありました。執行部より、子供家庭総合支援拠点設置事業は、支援の必要な子供やその保護者、妊産婦に寄り添って継続的に支援し、虐待の発生を防止するために各市町村に設置することになったもので、健康増進課で設置している母子保健包括センターと連携し、切れ目ない支援を実施する。そのため、見守り事業の予算は、子育て支援課に一本化したとの答弁がありました。 委員より、心身障害児通園施設運営事業について質問がありました。執行部より、障害を持った子供の発達の段階に応じた支援を行っており、集団生活への適応を目指して療育を実施しており、保育士のみではなく臨床心理士や言語聴覚士の意見も聞いて、療育を進めているとの答弁がありました。 これにて、1日目の審査は終了しました。 続いて、2日目の3月3日の審査を報告します。 次に、第4款衛生費について審査しました。 委員より、脱炭素促進事業について質問がありました。執行部より、町では、国が目指す2050年に地球温暖化ガスの排出を実質ゼロにする、ゼロカーボン方針に基づき計画を策定し、町全体での温室効果ガスを減らすのに必要な再生可能エネルギー導入の可能性を調査するために、ポテンシャル調査及び具体的な施策を明示するよう計画を策定する。4月には補助金の申請をし、環境審議会にもかけ、町長に答申する流れだとの答弁がありました。 委員より、埼玉県中央地区小児二次救急医療運営負担事業5,100万円の内訳について質問がありました。執行部より、基本的に患者の受入れをお願いする上尾中央総合病院と、北里大学メディカルセンターへの支払いとなり、国・県の補助金が1,680万円、残りが4市1町の負担となるとの答弁がありました。 委員より、ごみ収集運搬事業小型家電回収ボックスの設置について質問がありました。執行部より、充電式の小型家電を対象として、電気シェーバー電動歯ブラシモバイルバッテリーなどを回収するもので、北庁舎の入り口に回収ボックスを設置するとの答弁がありました。 委員より、基幹的設備改良事業について質問がありました。執行部より、廃棄物処理施設に精通した設計コンサルタント等に業務を発注し、基幹的設備改良工事の施工管理を行うとの答弁がありました。 委員より、帯状疱疹予防接種実施事業について質問がありました。執行部より、近隣に確認したところ、桶川市、北本市、鴻巣市が令和4年度から実施する。想定人数だが、50歳以上が1万9,680人ほどいるが、その1%、197人を計上したとの答弁がありました。 委員より、省エネ対策推進事業について質問がありました。執行部より、既存の住宅に蓄電池、HEMS、エネファーム、グリーンカーテンを設置した人に、現在町内お買物券を補助しているが、令和4年度においては新たに高断熱窓を設置した人にも奨励させてもらうとの答弁がありました。 第5款農林水産業費について審査しました。 委員より、経営所得安定対策推進事業費補助金について質問がありました。執行部より、伊奈町地域農業再生協議会に対して、システムの運営経費とし補助するもので、農業者情報によるシステム経費で予算をもらっていたが、農水省の共通の申請サービス手続の電子化に関わる水田台帳システムのデータを移行するという作業が入ってくるので、215万円という予算となり国庫補助100%の事業だとの答弁がありました。 委員より、農業戦略アドバイザリー業務委託料について質問がありました。執行部より、農業政策のコンサルティングを行っている会社で、農業経営アドバイザーなどの資格者のいる会社に指名競争入札で実施する予定で、農業政策マスタープラン重点プロジェクトの各施策を効率的かつ確実な政策展開につなげるために、各種の支援とか企画提案を受ける内容だ。伊奈フルーツパーク構想推進プロジェクトや、田園風景を支える伊奈町産米推進プロジェクトとかが重点プロジェクトだと答弁がありました。 次に、第6款商工費について審査しました。 委員より、忠次公によるまちづくり事業について質問がありました。執行部より、予算の97%が忠次プロジェクト推進協議会の補助である。忠次公レキシまつりや講演会の開催を予定している。また、伊奈備前守忠次公を特集した書籍の刊行も予定していると答弁がありました。 委員より、シティセールス推進事業について質問がありました。執行部より、ここ2年コロナ禍で実施できなかった友好都市等とのサービスエリアパーキングエリアで、共同PR、特産品の販売、友好都市で行われる各自治体のお祭りなどへ、町観光協会とともに参加を予定しているとの答弁がありました。 委員より、移住定住促進事業について質問がありました。執行部より、SAITAMA出会いサポートセンターの町内の加入状況が、令和4年1月現在で女性45名、男性40名の計85名で、令和2年度に2名が成婚、令和4年1月現在で3名が成婚したという報告があり、町としてもSAITAMA出会いサポートセンターの利用を広く周知するとの答弁がありました。 次に、第7款土木費について審査しました。 委員より、公用車購入事業の物品購入費約557万円について質問がありました。執行部より、購入予定の公用車はダンプで入替えとなり、今のダンプは走行距離10万キロを超えており、故障もあるとの答弁がありました。 委員より、光ケ丘排水機場修繕工事について質問がありました。執行部より、光ケ丘排水機場は平成3年から稼働しており、補修、修繕をしてきているが、昨年水位計といって、ゲートの開け閉めを管理しているセンサーが壊れて、水位計は再利用するが、建屋の改修とか、ポンプが3基あるがそのうち1基を交換する。また、ポンプ室にも雨量計を設置するとの答弁がありました。 次に、第8款消防費について審査しました。委員より、救急救命士育成事業について質問がありました。執行部より、令和4年度は救急救命士研修場入校対象者はいない。現在13名が現場で活動しており、来年度はさらに3名の救急救命士が活動予定となっているとの答弁がありました。 委員より、消火栓設置事業について質問がありました。執行部より、消火栓設置事業については上下水道課になるが、上下水道課と協議し、老朽化した水道管の布設工事に伴い、水道管の上に設置してある消火栓を併せて交換する工事だ。その工事費が令和4年度は11基分、525万円となる。消火栓の設置は、伊奈町では設置率78%となる。細田山団地内の消火栓については、上下水道課と協議しながら消火栓の設置に取り組みたいとの答弁がありました。 次に、第9款教育費について審査しました。 委員より、いじめ問題対策事業について質問がありました。執行部より、いじめ問題の対策連絡協議会が開催され、その委員報酬がかかり、重大事態が起こるといじめ問題調査委員会が発足され、その委員報酬がかかるとの答弁がありました。 委員より、成人式実施事業の記念品について質問がありました。執行部より、実行委員で決めることになっているが、ここ数年は、二次会でビンゴゲームやくじ引で商品を配分するという形で実行しているとの答弁がありました。 委員より、商品が当たらなかった人にも、何か配布することについて質問がありました。執行部より、単価の金額が低くなっても、全員に行き渡るほうがいいということであれば協議したいが、実行委員会との協議という形になるとの答弁がありました。 委員より、文化財保護事業について、文化財の保護に関し質問がありました。執行部より、文化財指定されている、されていないにかかわらず、保護は行っているとの答弁がありました。 委員より、学校ICT教育環境整備事業に関し、ICT支援員スクールサポートスタッフの違いについて質問がありました。執行部より、スクールサポートスタッフは教員でなくても行えること、環境整備、校内で掲示物を整える、プリントを印刷するなどの主に補完するということで配置し、ICT支援員事業支援ソフトなどの操作研修、更新作業、機器の設置や準備を行うとの答弁がありました。 委員より、英語検定促進事業について質問がありました。執行部より、検定料が3,900円だったものが4,800円に値上がりしたこと、対象学年を中学1年生まで広げたことが変更点だとの答弁がありました。 次に、第10款公債費、第11款諸支出金、第12款予備費、給与費明細書等については質疑がありませんでした。 その後、質疑、討論なく、採決し、賛成全員で第10号議案 令和4年度伊奈町一般会計予算は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、第11号議案 令和4年度伊奈町国民健康保険特別会計予算について審査しました。 委員より、令和3年度の国保税の引下げの影響について質問がありました。執行部より、今年度1人当たり8,000円の保険税の減額を行ったが、基金からその分を導入しており、令和3年度の基金の残高は1億8,500万円程度となり、予算ベースで令和4年度の基金の残高見込みは4,700万円程度となり、令和4年度に保険税の減額をすることはないとの答弁がありました。 その後、質疑、討論なく、採決し、賛成全員で第11号議案 令和4年度伊奈町国民健康保険特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、第12号議案 令和4年度伊奈町中部特定土地区画整理事業特別会計予算について審査しました。 質疑、討論なく採決し、賛成全員で第12号議案 令和4年度伊奈町中部特定土地区画整理事業特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、第13号議案 令和4年度伊奈町介護保険特別会計予算について審査しました。 委員より、いな見守りONE TEAM事業について質問がありました。執行部より、どこシルというQRコードシールは11名に配付したが、残念ながら3名亡くなり、現在8名が使っている。GPSは1件申請があったとの答弁がありました。 その後、質疑、討論なく、採決し、賛成全員で第13号議案 令和4年度伊奈町介護保険特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、第14号議案 令和4年度伊奈町後期高齢者医療特別会計予算について審査しました。 委員より、後期高齢者の1人の医療費について質問がありました。執行部より、伊奈町の後期高齢者の1人当たりの医療費は72万3,077円であり、県内の63市町村のうち43位、県内の平均が1人当たり75万2,401円となっており、町はこれより3.9%下回っているとの答弁がありました。 その後、質疑、討論なく、採決し、賛成全員で第14号議案 令和4年度伊奈町後期高齢者医療特別会計予算について原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、第15号議案 令和4年度伊奈町水道事業会計予算について審査しました。 委員より、棚卸資産の購入について質問がありました。執行部より、主に量水器、メーターを購入するもので、計量法により8年に一度検定満了がきて、この交換が令和3年度2,194戸、令和4年度は2,059戸を見込んでいる。この購入に限度額を設けるのは、このような経理手法を取っているからだとの答弁がありました。 その後、質疑、討論なく、採決し、賛成全員で第15号議案 令和4年度伊奈町水道事業会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、第16号議案 令和4年度伊奈町公共下水道事業会計予算について審査しました。 委員より、下水道工事の公費負担について質問がありました。執行部より、町に個人名で申請があった下水道の引込みについては、公費負担で実施しており、令和3年度は10月末で今年度予算924万円に達し51件を実施し、その後については、令和4年度まで待っていただく場合は令和4年度予算で対応するが、待てずに工事を実施する場合は自己負担となるとの答弁がありました。 その後、質疑、討論なく、採決し、賛成全員で第16号議案 令和4年度伊奈町公共下水道事業会計予算について原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で、予算特別委員会に付託された案件の審査は全て終了しました。 閉会の前に大野副委員長から挨拶があり、予算特別委員会を閉会しました。 以上で、予算特別委員会委員長の審査報告を終了します。---------------------------------------文教民生常任委員長の審査報告 ○永末厚二議長 続いて、文教民生常任委員会委員長、五味雅美議員の報告を求めます。 五味議員。   〔五味雅美文教民生常任委員長登壇〕 ◆五味雅美文教民生常任委員長 議席番号8番、文教民生常任委員会委員長の五味雅美です。 文教民生常任委員会の審査の経過と結果を報告します。 開催日時は、3月7日月曜日午前9時から、場所は全員協議会室で開催しました。 出席者は、大島町長、副町長、教育長、統括監等の執行部と文教民生常任委員会の上野尚徳委員を除く委員です。 初めに、大島町長のご挨拶の後、議事に入りました。 付託案件は、第3号、4号、6号、7号、24号、25号の町長提出議案6件です。 なお、審査の内容を報告するに当たり、質問、答弁を要約します。 初めに、第3号議案 令和3年度伊奈町一般会計補正予算(第10号)の所管事項を議題とし、質疑に入りました。 初めに、第2款総務費については質疑なく、次に、第3款民生費について、委員より、児童手当制度改正実施円滑化事業の改正内容とその影響はとの質疑がありました。執行部より、特例給付の受給者に所得制限が設けられたことと、現況届の提出が不要になったことの2点で、現況届がなくなることで事務負担は軽減されるが、近況を伺う機会でもあったので、それが難しくなるとの答弁がありました。 委員より、障害者自立支援サービス支給事業で利用が増えた内容はとの質疑がありました。執行部より、大きく増えたのはグループホームの利用と、知的や精神障がい者が勤めを始める前の準備として利用する就労移行支援の利用で、グループホームは近隣市で利用できる施設が増えたこと、また、就労移行支援については、コロナ要因で就職先自体が少なくなってしまったのと、一度就職したけれどもうまくいかず、再びこのサービスに戻ってきてしまったことによるものとの答弁がありました。 次に、第4款衛生費について、委員より、ワクチン接種推進事業のワクチンの種類と人数はとの質疑がありました。執行部より、12月に医療従事者からスタートして、1月には高齢者施設、障害福祉サービス事業所等の従事者、入所者を対象に接種を開始した。ワクチンの種類は、ファイザー社に加え武田モデルナ社のワクチンを追加した。追加接種の対象者は、18歳以上で2回接種を受けた約3万3,000人のうち2万人と見込んだ。また、5歳から11歳を対象の小児接種を3月1日から始めているが、3月中に接種ができる人数を見込んだとの答弁がありました。 次に、第9款教育費について、委員より、修学旅行等キャンセル料補助金の内容はとの質疑に、執行部より、伊奈中学校の宿泊学習で30%のキャンセル料と、小針中学校の林間学校で20%のキャンセル料がかかったものとの答弁がありました。 委員より、修学旅行の実施状況はとの質疑がありました。執行部より、小針中学校の修学旅行と伊奈中学校、小針中学校の宿泊学習が中止となった。修学旅行は1学期の予定が2学期に変更になったが、小針中学校だけが規模が大きいために、交通や宿泊の確保ができず中止になった。小針中学校の中止は緊急事態宣言中だったため、キャンセル料は発生していないとの答弁がありました。 委員より、小・中学校施設消毒事業に関連して、学校で感染が広がっているのかとの質疑がありました。執行部より、1月1日以降小学生223人、中学生62人、教職員14人の計299件の報告があったが、保健所に確認しても学校内感染とはなっておらず、不明となっているとの答弁がありました。 委員より、学級閉鎖を行っているが、子供たちの学習を保障する意味でのオンライン学習の取組はとの質疑がありました。執行部より、休校が事前に分かる場合は、端末を持ち帰れるが、帰宅後に休校が決まる場合は、取りに来られる人は来てもらう、あるいは家庭の端末を使うなど工夫している。オンラインの取組は、特に小学校からかなり進んでいる。学級閉鎖のほかに、コロナが不安で登校しない子供もいるとの答弁がありました。 委員より、小学校整備事業の内容はとの質疑がありました。執行部より、令和4年度に実施予定だった小針小学校北校舎トイレ等改修事業、並びに同施工管理業務委託を前倒しで行うもの、男女それぞれ3か所ずつリニューアルし、トイレ以外には給排水管の改修、天井、壁、床のほか、非接触型手洗いに替え、照明はLED化する。備品が高騰しているが、最新のデータで単価を入れ替えているとの答弁がありました。 以上で、第3号議案の質疑を終了し、その後、討論なく、採決の結果は全員賛成で、第3号議案 令和3年度伊奈町一般会計補正予算(第10号)のうち所管事項については原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、第4号議案 令和3年度伊奈町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題としました。 質疑に入り、委員より基金繰入金について、令和3年度に基金繰入れで保険税を減額した額はとの質疑に、執行部より、1人当たり8,000円の減額で、8,438人分の6,750万円を基金から繰り入れたとの答弁がありました。 委員より、基金残高が令和3年度の期初で約3億円余り、期末で約1億8,400万円とのことだが、基金の減額要因は保険税減額のための繰入れのほかには何があるのかとの質疑がありました。執行部より、県が示す標準税率と伊奈町の保険税率との乖離による不足で、基金から投入しているのが大きい。不足額は令和4年度で約1億3,800万円、令和3年度より1,500万円ほど増額になっている。令和5年度には激変緩和措置が終了するので、今後は増額になっていくとの答弁がありました。 質疑を終え、その後、討論なく採決の結果、全員賛成で、第4号議案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、第6号議案 令和3年度伊奈町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題としました。 質疑なく、討論なく、採決の結果、全員賛成で、第6号議案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、第7号議案 令和3年度伊奈町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題としました。 質疑なく、討論なく、採決の結果、全員賛成で、第7号議案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、第24号議案 伊奈町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題としました。 委員より、課税限度額が61万円から63万円に上がることになるが、国保会計の増加額はとの質疑があり、執行部より、調定ベースで影響額は約139万円となるとの答弁がありました。 委員より、限度額の変更は医療分のみか、またこの変更は新年度予算に反映されているのかとの質疑がありました。執行部より、介護分も1万円引き上げる、この変更は新年度予算に反映されているとの答弁がありました。 委員より、未就学児の均等割の減額はどのくらいになるのかとの質疑がありました。執行部より、国保の均等割は、医療分、介護分、後期高齢分の3種類のうち、未就学児は医療、後期高齢分の2つからなり、合わせて3万1,600円の半分、1万5,800円の減額になる。低所得者軽減者は軽減後の額の半額になる。未就学児数を180人として、軽減額全体で284万4,000円と見込んでいるとの答弁がありました。 質疑を終え、その後、討論なく採決の結果、全員賛成で、第24号議案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、第25号議案 伊奈町子ども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を議題としました。 委員より、子ども医療費、重度心身障害者医療費、ひとり親家庭等医療費について、県内全域で現物給付化が実施されるが、町、医療機関、患者への影響はとの質疑に、執行部より、審査支払手数料が発生するが、町の事務負担が軽減され、患者の利便性も向上するので、受診機会が増えるのではないかとの答弁がありました。 委員より、受給者証はどうなるのかとの質疑に、執行部より、受給者証は県内で統一されるとの答弁がありました。 委員より、子ども医療費の扱いは自治体によって違うがどうなるのかとの質疑がありました。執行部より、子ども医療費は、各市町村で範囲や現物給付化も決められることになっており、伊奈町は現状のままの、対象者が県内で現物給付化できるということで進めている。現物給付については、県が各市町村の拡大している範囲も含めて取りまとめを行い、契約などについて面倒を見てくれることになっているとの答弁がありました。 委員より、ひとり親家庭等の医療費は来年1月施行で、9か月ほど遅れるが理由はとの質疑に、執行部より、ひとり親家庭医療費の受給者証の更新時期が1月なので、県がそれに合わせているので、町が単独で前倒しはできないとの答弁がありました。 質疑を終え、その後、討論なく、採決の結果、全員賛成で、第25号議案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で文教民生常任委員会に付託された議案の審査は全て終了しました。 執行部退席の後、その他の協議事項はなく、全ての日程を終え、閉会の前に山野副委員長の挨拶があり、午前10時11分、閉会しました。 以上で委員長報告を終わります。---------------------------------------総務建設産業常任委員長の審査報告 ○永末厚二議長 続いて、総務建設産業常任委員会委員長、戸張光枝議員の報告を求めます。 戸張議員。   〔戸張光枝総務建設産業常任委員長登壇〕 ◆戸張光枝総務建設産業常任委員長 皆様おはようございます。 議席番号6番、総務建設産業常任委員会委員長の戸張光枝でございます。 これより総務建設産業常任委員会の審査概要をご報告いたします。 審査報告に当たり、時間の都合上、内容を要約させていただいております。また、一部割愛しておりますことをご了承ください。 開会日時は、3月8日火曜日の午前9時より、開催場所は、全員協議会室にて行いました。当委員会への出席者は、全委員及び議長、大島町長、副町長、教育長、各統括監並びに関係職員です。 初めに、大島町長にご挨拶をいただきまして、その後、議案審査に入りました。 本委員会に付託されました案件は、議案14件です。 第3号議案 令和3年度伊奈町一般会計補正予算(第10号)の所管事項について、歳入全般について審査を行いました。 委員より、地方交付税2億9,824万1,000円の補正について説明を、また、毎年行われるものなのかとの質疑がありました。執行部より、国の普通交付税の再算定が行われ、それに伴う追加交付である。また、今年度の特例であるとの答弁がありました。 委員より、一般寄附金の総額1,750万1,000円について、税額補助は幾らか、また、流出金の額を減らす努力はとの質疑がありました。執行部より、令和3年度はこれからの申告となる。令和2年度の数値では、町の寄附金の税額控除の金額が6,517万1,000円である。また、令和2年よりポータルサイトふるさとチョイスを運用し、ページビューの増加とともに寄附金も増加しており、令和元年が約600万円、令和2年が約1,450万円で、今年度についても返礼品の充実も併せて、最終的に1,750万円を見込んでいるとの答弁がございました。 続いて、歳出に対する質疑に入り、第1項総務管理費の中の第12目人権推進費及び第13目伊奈中央会館費、並びに第3項戸籍住民基本台帳費を除く総務費について審査いたしました。 委員より、諸費の県収入証紙の購入事業の財源として、その他特定財源というくくりつけになっているがどういったものかとの質疑がありました。執行部より、県収入証紙を購入いただいた代金で、売りさばき収入を財源として充てているとの答弁がありました。 委員より、基金積立金について、3基金の予定積立残高はとの質疑がありました。執行部より、令和3年度末の残高で、財政調整基金の積立てが9億3,940万1,000円、減債基金の積立てが2億2,565万8,000円、最後に公共施設整備基金の積立てが14億505万5,000円であるとの答弁がありました。 委員より、新庁舎整備事前調査委託料が2,380万円マイナス補正になっているが、どのような事業が要らなくなったのかとの質疑がありました。執行部より、新庁舎の建設に当たり、今年度は諸調査の予算を頂戴している。そのうち、土地履歴調査、土壌汚染調査の予算が約2,300万円ほど計上したが、土壌汚染を調べる段階はレベルが4段階まであるが、第1段階は業者に委託せず、書類の届出で済んだ。また、埼玉県中央環境管理事務所で資料を確認し、過去50年前に遡り、この役場敷地に重篤な土壌汚染をするような施設がなかったことが書類や航空写真で確認できたので、4段階までの土壌汚染の調査は要らないという指示があったので、今回予算の減額をしたとの答弁がありました。 委員より、財政調整基金の積立ての目安はとの質疑があり、執行部より、一般的に標準財政規模の1割程度と言われている。町の標準財政規模が現状およそ85億円程度なので、その1割が目安になると考えているとの答弁がありました。 委員より、公用車費用で580万円減額した理由はとの質疑があり、執行部より、公用バスの利用について、各課66件の視察などがあると予定が出ており660万円の予算を計上した。しかし、感染症関係で見直しがあり、令和3年12月末までで実際に実施されたのは6件、支出済みが48万7,000円、残り実施予定が2件で30万円を予備として残し、中止が58件となったので約580万円の減額を計上した。 続いて、第5款農林水産業費、第6款商工費、第7款土木費について質疑なく、第8款消防費についての質疑に移りました。 委員より、常備消防費について240万円の財源変更があり、町債から一般財源に移っているが状況説明をとの質疑がありました。執行部より、今回の消防通信指令の関係について、当初予算で起債も見て計上してあったが、負担金の額が確定し整理をしたところ、起債が減ったので、財源内訳の変更をしたとの答弁がありました。 委員より、財源変更とは町債を起こさなくても一般会計で補填できたという解釈でよいかとの質疑があり、執行部よりそのとおりであるとの答弁がありました。 続いて、第10款公債費及び給与費明細書並びに地方債調書についての所管事項について、質疑なく、続いて討論なく、採決いたしました。賛成全員で第3号議案のうち所管事項について原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、第5号議案 令和3年度伊奈町中部特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)の質疑に移りました。 委員より、水道事業から借入金1億2,000万円、そして今回、その借入金の返済が9,137万8,000円、その差額約3,000万円は水道会計からの借入金として残っているのかとの質疑があり、執行部より、今年度予定していた精算金が思ったより多く収入されたことから、今年度全額償還させていただく。その1億2,000万円全額償還するために、1億2,000万円と当初予定していた2,862万2,000円の差額の9,137万8,000円の増額をお願いしたとの答弁がありました。 委員より、今回のように企業会計から特別会計への貸出しは今後もあるのかとの質疑があり、執行部より、企業会計側の資金の運用の部分がそれを毀損することがないということであれば、貸出しは可能になるとは思うが好ましくない。基本そのような形での借入れは考えていないとの答弁がありました。 続いて、質疑なく、討論なく、採決いたしました。賛成全員で第5号議案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、第8号議案 令和3年度伊奈町水道事業会計補正予算(第3号)の質疑に移りました。 委員より、消費税資本的収支調整額の残高は幾らか、建設改良積立金の現在高は幾らか、減債積立金の現在高は幾らか、過年度分損益勘定留保資金の補正後の残高は幾らかとの質疑があり、執行部より、当年度分消費税資本的収支調整額は、補正後はゼロ、建設改良積立金についても補正後はゼロ、減債積立金についても補正後はゼロとなる。過年度分損益勘定留保資金については、令和2年度末になるが15億1,634万6,862円であるとの答弁がありました。 続いて、質疑なく、討論なく、採決いたしました。賛成全員で第8号議案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、第9号議案 令和3年度伊奈町公共下水道事業会計補正予算(第2号)の質疑に移りました。 委員より、営業費用で流域下水道管理費がマイナス1,430万円、委託料が770万円という記載だが、どういう状況か説明をとの質疑があり、執行部より、流域下水道管理費については、当初では約410万立方メーターを見込んでいたが、今年の夏場頃から、南地区の使用量が減ってきたこと、今年は台風など大雨などがなかったことから、不明水等の流入がなくその分が減額となった。委託料については、今年度伊奈町下水道総合地震対策計画を策定したが、入札により、額が確定したので減額をするものとの答弁がありました。 ほかに質疑なく、討論なく、採決いたしました。賛成全員で第9号議案 令和3年度伊奈町公共下水道事業会計補正予算(第2号)を原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、第17号議案 伊奈町個人情報保護条例の一部を改正する条例の質疑に移りました。 委員より、今回個人情報保護法に統一されるということで、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止となるわけだが、それによってこれまでと変わる取扱いというのが出てくるのかどうか、例えば、情報の種類であるとか、収集、保管、提供、それから廃棄など、これまでと違う取扱いが出てくるのかとの質疑がありました。執行部より、個人情報保護制度については一本化される。変わらない点は、住民の個人情報については、引き続き適正に取り扱っていく点と、住民が自身の個人情報を確認した際、個人情報の開示請求権があるが、この手続に関しても大きく変わらない。詳細は、令和5年4月1日条例改正の施行後となる。委員の指摘のとおり、今回デジタル法案の関係で制度が統一されるが、今後は個人情報の利活用がこれまでとは全く違う形で進むと思う。 例えば、新たな法律では匿名加工情報といい、個人が分からないようにした上で、例えばその方がどういったものを買っているとか、いろんな個人情報を統計的に処理をして、パーソナルデータをビッグデータとして処理することで、新たな産業の創出やマーケティングへの活用を見据えて、国は法改正をしているので、将来的には行政機関においても、住民ニーズを把握する際に、ビッグデータの活用やデータを基に、新たな施策の打ち出しに活用していくのかと思うが、まずは総務課として法律が改正になるので、町の個人情報保護条例をしっかり整備をして、これまでどおり住民の方々の個人情報を適正に扱うように努めていきたいと考えている。加えて職員がその情報を扱うので、新たな制度について職員にも周知徹底を努めていくという答弁がありました。 ほかに質疑なく、討論なく、採決に移り、賛成全員で第17号議案 伊奈町個人情報保護条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、第18号議案 伊奈町職員の服務の宣誓に関する条例及び伊奈町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の質疑に移りました。 質疑なく、討論なく、採決に移りました。賛成全員で第18号議案 伊奈町職員の服務の宣誓に関する条例及び伊奈町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、第19号議案 伊奈町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の質疑に移りました。 委員より、この条例改正の中段の辺りの解釈の確認だが、第14条のところのただし書の追加、休暇の残日数について、最後に全部使い切ろうとするときには1時間未満の端数、例えば分単位で全て使用することができるのかという解釈でよろしいのかとの質疑がありました。執行部より、そのとおりであるとの答弁がありました。 続いて、質疑なく、討論なく、採決し、賛成全員で第19号議案 伊奈町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、第20号議案 伊奈町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の質疑に移りました。 委員より、第26条で勤務環境の整備に関する措置ということで、任命権者に対する義務規定3つ、今現在どういった状況にあるのか、また今後の予定は、ほかに職員に対する育児休業に係る研修というのは、全職員対象か、またその頻度はとの質疑がありました。執行部より、育休の制度は非常に複雑で、それを取得する職員の家庭環境、子育ての環境もそれぞれいろんな環境があると認識をしているので、現在資料を作成し、その資料に基づき、相談があった職員より情報を聞き個別に説明しているのが現状である。 今後についても、複雑な制度なのでより分かりやすく、適宜改正があった際は、職員にグループウエア等で周知していきたい。また、研修については、職員採用のときに服務規程の中で制度説明をしている。また、人づくり広域連合の研修メニューの中でも、育休復帰の際の研修など実施をしている。規模が小さい町なので、何十人も育休を取る方がいるわけではないが、周りの職員の理解というのも非常に重要だと思うので、機会を捉えて研修、もしくはグループウエア等で周知するなど、育休制度の周知を進めていくとの答弁がありました。 ほかに質疑なく、討論なく、採決をし、賛成全員で第20号議案 伊奈町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、第21号議案 議会の議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の質疑に移りましたが、質疑なく、討論なく、採決をし、賛成全員で第21号議案 議会の議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、第22号議案 町長及び副町長の給与等に関する条例及び教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の質疑に移りました。 質疑なく、討論なく、採決をし、賛成全員で第22号議案 町長及び副町長の給与等に関する条例及び教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、第23号議案 伊奈町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の質疑に移りました。 委員より、今回の人事院勧告に基づいて改定をするということだが官民の差というのが多くない額であり、コロナ対応とかを考えると、国家公務員よりも地方自治体は非常に活躍し、仕事をされたなと受け取れる。そういうことを考えると、このぐらいの差であったならば、改定、人事院勧告をそのまま地方に当てはめるということはいかがなものかと思う。職員の状況を考えると、給与改定をしないでそのままやることができるか見解をとの質疑がありました。執行部より、委員指摘のとおり、職員は令和3年もコロナ禍の中でいろいろな施策に取り組んで、本当に汗を流したと思っている。しかしながら地方公務員法第14条に、情勢適応の原則というのがあり、人事院勧告の措置については、適切に受け止めて対応するというのがこの地方公務員法の趣旨である。本当に温かいお言葉だが、国に従い、今回やむを得ず給与改定ということで、少しボーナスの率を下げさせていただくというところとの答弁がありました。 ほかに質疑なく、討論なく、採決し、賛成多数で、第23号議案 伊奈町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、第26号議案 伊奈消防団の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の質疑に移りました。 委員より、上尾市との広域が目の前に迫っているが、費用弁償の改正は合致しているのかとの質疑がありました。執行部より、消防の広域化後もそれぞれの市町で消防団は運営していくので、違いが出てきてもいいと考えているとの答弁がありました。 委員より、災害の場合の費用弁償の新しい形で、災害出動が引き続き2日にわたるときは、1日とみなすという解釈の仕方はとの質疑がありました。執行部より、例えば、本日の23時に災害が発生して、24時をまたいで明朝の6時まで災害が続いたとすると、そこを1回とカウントし合計7時間になるが、4時間以上8,000円ということなので、8,000円を支給する考え。災害が大規模化して長時間になる活動は、団員の負担も大変大きくなってくるので、しっかりと管理をし、8時間以上活動することのないように進めていきたいと考えているとの答弁がありました。 そのほかに質疑なく、討論なく、採決し、第26号議案 伊奈消防団の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、第27号議案 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について質疑に移りましたが、質疑なく、討論なく、採決し、第27号議案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、第28号議案 町道路線の認定について、質疑なく、討論なく、採決し、賛成全員で第28号議案 町道路線の認定について原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 陳情の審議に移る前に、ここで暫時休憩とし、陳情に関する部署以外の執行部の退席をお願いし、会議を再開いたしました。 続いて、陳情受付第1号 ジェンダーに配慮した伊奈町印鑑条例および伊奈町印鑑条例施行規則などについての陳情書を議題といたしました。 議会基本条例第4条4項の規定に基づき、陳情者の出席を要請いたしましたが、今回出席しないということでした。 本陳情について執行部に確認したい事項を各委員から質疑いたしました。 委員より、国からの通知に対する陳情文書との整合性はとの質疑があり、執行部より、総行住第199号が印鑑登録証明について、198号が住民票記載事項証明で、これらの通知については、性同一性障害、性的指向、性自認に配慮した対応についての通知となり、陳情の趣旨と整合性があると考えているとの答弁がありました。 委員より、この文書の中に差し支えないという回答となっているが、これは決して国から干渉や要請が出ているのではなくて、そうしても技術的には差し支えはないですよというような読み方でよいかとの質疑がありました。執行部より、そのとおりであるとの答弁がありました。 委員より、こういった問題は町でも常々研究されたりしていることかと思うが、これまでに何か検討や対応されているのかとの質疑がありました。執行部より、令和2年度より行政文書における性別記載の見直しで、印鑑登録証明書の性別欄を削除することについて取上げ検討はした。ただし、今回の印鑑登録証明については、様式の変更に関してシステム改修が必要になってくることから、すぐに対応することができていない状況となっている。令和7年度中に全国的に予定されている自治体システムの標準化で、印鑑登録証明書の書式の見直しがあるが、なるべく早いうちに関係課とも協議しながら対応していきたいと考えているとの答弁がありました。 委員より、十分に考え予定はしているが、今は時期を見ている状態ということかとの質疑があり、執行部より、そのとおりであるとの答弁がありました。 委員より、印鑑証明となると本人を確認するものとしてとても重要な書類だと思う。例えば、相続、あとは連帯保証人、不動産売買、自動車購入など、書類を簡素化していくということへの懸念はないかとの質疑がありました。執行部より、印鑑登録証明書が不動産の登記であったり、自動車の新規登録、公正証書の作成等、法令の規定に基づき提出を義務づけられているものとか、金融機関からの借入れ手続、生命保険の受取り手続などに広く利用されているところで、住民の権利、義務の発生変更に伴う行為、財産に影響を及ぼす重大な行政証明であることに鑑み、慎重に対応すべきだと考えている。そのようなこともあり、今までは条例規則の改正はしていないが、さいたま市などで国からの通知により削除しているところもあるので、そういったことも検討しつつ今後進めていきたいと考えているとの答弁がありました。 委員より、近隣市町村において取扱いの状況はとの質疑があり、執行部より、さいたま市、上尾市、鴻巣市の印鑑登録証明書については、性別欄が削除されている。また、桶川市、北本市は伊奈町と同様、性別欄の削除はしていないとの答弁がありました。 委員より、今回の陳情は、伊奈町印鑑条例、伊奈町印鑑条例施行規則、住民票記載事項証明書、この3様式がテーマとなっているが、行政としてこれは取扱いできないというようなものはあるかとの質疑がありました。執行部より、特段ないかと捉えているとの答弁がありました。 ほか多数質疑の後、暫時休憩し、執行部に退席していただき、会議を再開し、陳情の取扱いについて協議をいたしました。 協議の結果、町としては住民の財産を守ることから、慎重に検討中であり、また、この陳情がジェンダーに配慮のものであることから、趣旨採択との意見が多数だったため、趣旨採択について採決し、賛成全員で、陳情受付第1号はその趣旨を採択すべきものと決しました。 以上で総務建設産業常任委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。 閉会の前に、武藤副委員長より挨拶があり、午前11時40分に総務建設産業常任委員会を閉会いたしました。 以上で委員長報告を終わります。 ○永末厚二議長 以上をもって、予算特別委員会及び各常任委員会の審査報告を終わります。--------------------------------------- △各委員長の報告に対する質疑 ○永末厚二議長 日程第2、各委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○永末厚二議長 ないものと認め、質疑を終わります。---------------------------------------
    △第3号議案から第28号議案の一括討論、採決 ○永末厚二議長 日程第3、今期定例会に付議されました議案の討論及び採決を行います。 初めに、第3号議案から第28号議案までの議案26件について、一括して討論を行います。 まず、第23号議案に対し、4番、大野興一議員及び3番、山野智彦議員から討論の通告がありますので、発言を許可します。 初めに、4番、大野興一議員の発言を許可します。 大野議員。   〔4番 大野興一議員登壇〕 ◆4番(大野興一議員) 議席番号4番、日本共産党の大野興一です。 議長より登壇を許されましたので、日本共産党会派を代表し、第23号議案 伊奈町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に反対する立場で討論します。 反対理由は3点です。 まず第1点目は、人事院勧告の報告によれば、本年の民間給与との格差はマイナス19円、0.00%で極めて小さく、俸給表及び諸手当の適切な改定が困難であることから、月例給の改定は行わないこととしましたとあり、本法からは改定の理由が見つからないが、特別給、期末勤勉手当において差があるので、支給月数を0.15月分を引き下げるというものです。 官民の給与の格差がほとんどないというのが、今回の改定の特徴です。 2点目は、県の人事委員会委員長の談話に、新型コロナウイルス感染症の収束が見えず深刻な状況の中で、職員の皆様が県民の安心安全の確保のため、日々全力職務を遂行されていることにつきまして、改めて心から敬意を表しますと、給与改定の勧告報告でコロナウイルス感染症対策について述べております。 今回の給与改定の勧告には、例年と異なる特殊な状況が存在します。地方自治体の職員は、新型コロナ感染症の対応に前面に立って対処してまいりました。感染のリスクを抱えながら、職務に専念してまいりました。介護や保育、教育現場や窓口対応などでは、感染と隣り合わせです。国は、臨時給付金等でお金は出すが、具体的な対策は地方任せになっていました。地方自治体職員の評価を人事院勧告に反映すべきです。 先日の総務建設産業常任委員会で町長に見解を求めましたところ、町長さんは、コロナ対策に当たる職員には感謝をしているが、人事院勧告があるのでとのことでありました。 埼玉県人事委員会の調査では、民間給与との格差はマイナス92円、0.02%、埼玉県は国より格差が広がっています。 憲法に定めた地方自治の本旨を、コロナの今こそ生かすべきではないかと思います。 3点目は、コロナウイルスの影響とロシアのウクライナ侵攻で、輸入品の物価がうなぎ登りです。食料の自給率の低い日本では、日用品の値上がりが続いて、公務員給与を下げるより、上げるべきだとの議論さえ出ています。実質賃金の低下は、労働者全体の問題となっています。 内閣主導の賃上げは、既に大手企業の春闘相場で満額回答が出てきています。この夏には、官民の格差はさらに広がっていくでしょう。 また、介護、保育職員の待遇改善、年金受給者の一時金支給などは大変歓迎すべきことですが、賃金本体での改善ではなく一時しのぎの枝葉の政策になっています。 官民格差も8月の勧告から広がり、働く人の実質賃金は低下をしています。 以上3点から、第23号議案 伊奈町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に反対をいたします。よろしくお願いします。 ○永末厚二議長 次に、3番、山野智彦議員の発言を許可します。 山野議員。   〔3番 山野智彦議員登壇〕 ◆3番(山野智彦議員) 議席番号3番、幸福実現党の山野智彦です。 第23号議案 伊奈町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきまして、賛成の立場から討論申し上げます。 本議案は、人事院勧告に基づき職員賞与を減額する内容でありますが、大きくは官民格差の是正というのが本質です。先ほどの反対討論とは違いますけれども、今や民間の平均年収は、一般的には400万円から430万円ほどと言われ、30年前から24万円以上減少しています。 一方、公務員の平均年収は、一般報道では600万円から650万円と言われています。民間が低迷している間も一貫して上がり続けたために、相当の格差になっていると言われております。 この原因は、人事院勧告の仕組みが民間企業のトップ層1%の給与アップ率を調べて、その上昇率で勧告を続けてきたからとされております。これは元財務省の高橋洋一嘉悦大教授の説明です。 そして、民間給与が下がってきている理由ですが、そもそも日本のGDPが30年間全く伸びていないことに原因があります。GDPとは国内総生産ですが、これは国民総所得と同じです。諸外国のGDPを見ると、この30年間にアメリカは3.5倍、ドイツ2.5倍、イタリア2.2倍、中国が54倍、これはちょっと分かりませんがそうなっております。日本のGDPは1.1倍で、ずっと500兆円から530兆円の間を上がり下がりしております。日本はこの30年間、GDPの増えていない唯一の先進国となっています。 この低迷は、1994年の消費税5%への引上げ決定時からずっと続いており、消費増税がGDP成長を妨げてきたことは明白です。さらに、税収はこの30年間で0.95倍と減少しているのに、支出は1.5倍に増え、その不足分はほとんど国債という政府の借金で賄っています。 今や財政赤字は1,200兆円を超え、このままいって国家が無事であるはずもなく、国家財政の破綻か大増税による国民破綻か、もしくはすぐ近くの全体主義覇権国家の自治区として隷属することになりかねない状況です。 健全財政は、国家繁栄の存続の基礎です。国内の実利を伸ばし、GDPを増やす方向に転換しないと国の将来は危うい。そのためには、無駄なばらまきをやめ、減税を行い、必要以上の規制を取り払い、企業活動を活発にしていく。そして、全体的に勤勉に働く精神を取り戻すことが必要と思われます。 本来、官は民への奉仕者、サーバントであるはずです。誰でも、給与が減るのは悲しく望まないところでありますが、雇用が増え、民間の給与が上がり、GDPが増え、その結果税収が増えて、そして公務員の収入財源も増えるというのが本筋であり基本原理です。公務員の給与水準はGDP比例であるべきです。 このように、本則に近づけていくような是正である以上、やはり例外をつくることはできないと考えます。 以上をもって賛成討論とさせていただきます。 ○永末厚二議長 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○永末厚二議長 ほかにないものと認め、討論を終わります。 これより採決します。 第3号議案 令和3年度伊奈町一般会計補正予算(第10号)、第4号議案 令和3年度伊奈町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、第5号議案 令和3年度伊奈町中部特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)、第6号議案 令和3年度伊奈町介護保険特別会計補正予算(第3号)、第7号議案 令和3年度伊奈町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、第8号議案 令和3年度伊奈町水道事業会計補正予算(第3号)、第9号議案 令和3年度伊奈町公共下水道事業会計補正予算(第2号)、第10号議案 令和4年度伊奈町一般会計予算、第11号議案 令和4年度伊奈町国民健康保険特別会計予算、第12号議案 令和4年度伊奈町中部特定土地区画整理事業特別会計予算、第13号議案 令和4年度伊奈町介護保険特別会計予算、第14号議案 令和4年度伊奈町後期高齢者医療特別会計予算、第15号議案 令和4年度伊奈町水道事業会計予算、第16号議案 令和4年度伊奈町公共下水道事業会計予算、第17号議案 伊奈町個人情報保護条例の一部を改正する条例、第18号議案 伊奈町職員の服務の宣誓に関する条例及び伊奈町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例、第19号議案 伊奈町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例、第20号議案 伊奈町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例、第21号議案 議会の議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例、第22号議案 町長及び副町長の給与等に関する条例及び教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例、以上議案20件について、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕 ○永末厚二議長 起立全員です。 よって、第3号議案から第22号議案までの議案20件は原案のとおり可決されました。 次に、第23号議案 伊奈町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕 ○永末厚二議長 起立多数です。 よって、第23号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第24号議案 伊奈町国民健康保険税条例の一部を改正する条例、第25号議案 伊奈町子ども医療費支給に関する条例等の一部を改正する条例、第26号議案 伊奈消防団の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例、第27号議案 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について、第28号議案 町道路線の認定について、以上議案5件について原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕 ○永末厚二議長 起立全員です。 よって、第24号議案から第28号議案までの議案5件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △陳情受付第1号の討論、採決 ○永末厚二議長 次に、陳情受付第1号 ジェンダーに配慮した伊奈町印鑑条例及び伊奈町印鑑条例施行規則などについての陳情書を議題とします。 討論はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○永末厚二議長 発言がありませんので、討論を終わります。 これより採決します。 この採決は起立によって行います。 この陳情に対する委員長の報告は趣旨採択です。 この陳情を委員長報告のとおり、趣旨採択とすることに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕 ○永末厚二議長 起立全員です。 よって、陳情受付第1号は趣旨採択とすることに決定しました。--------------------------------------- △新庁舎建設特別委員会の中間報告 ○永末厚二議長 日程第4、新庁舎建設特別委員会に付託中の新庁舎建設に関する諸問題の審査について、委員会の中間報告を議題とします。 お諮りします。会議規則第47条第2項の規定に基づき、新庁舎建設特別委員会から中間報告をしたいとの申出がありますので、申出のとおり報告を受けることにしたいと思います。ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○永末厚二議長 異議ないものと認めます。 よって、新庁舎建設特別委員会の中間報告を受けることに決定しました。 新庁舎建設特別委員会委員長の発言を許可します。 新庁舎建設特別委員会委員長栗原惠子議員。 栗原議員。   〔栗原惠子新庁舎建設特別委員長登壇〕 ◆栗原惠子新庁舎建設特別委員長 議席番号5番、新庁舎建設特別委員会委員長の栗原惠子です。 新庁舎建設特別委員会の中間報告を行います。 報告に当たり、内容を一部割愛、省略いたしますことをご了承ください。 開会は令和4年2月25日金曜日、本会議終了後の午後4時12分に、場所は全員協議会室で開催し、執行部より、新庁舎建設の業務委託進捗状況について報告を受けました。 まず、敷地測量調査について、今回発注ができたのでその経緯について説明がありました。役場敷地の測量調査の業務委託を指名競争入札の結果、昭和株式会社埼玉支社が340万円で落札し、落札率は90.42%、令和4年3月25日が履行期間で、その内容は役場敷地1万1,048平米の敷地測量、周辺道路の接道の測量、地盤高の測量、40年、50年前の建築の庁舎なので、例えば古い浄化槽や配水管が埋設されている可能性があるので、地下埋設物等の調査を業者にお願いした。 続いて、アスベスト調査についての報告がありました。エヌエス環境株式会社東京支社が落札し、アスベストが0.1%以上含有しているか、そういった建材を使っているかの調査を行いました。 159か所をサンプリングして調査をする見込みであったが、実際に役場庁舎85か所、旧新都市建設事務所11か所と、当初の契約より数量が減ったため変更契約をした。96か所中0.1%以上のアスベストの不検出が53か所、検出ありが43か所ありました。 検出ありには、レベル1からレベル3があり、レベル3が一番軽い状況で35検体、主なものは石綿を含んでいるビニールの床のタイルなど、レベル2が8か所、レベル1に該当するものは今回検出されませんでした。例えば、レベル3のものであれば、水をまくとか飛散防止をすればよいものと、レベル2のものであれば、吸引するようなものを置きながら粉砕するとか、実際に解体する際はそのような対応を取るとのこと。 次に、地盤地質調査についての報告がありました。株式会社アサノ大成基礎エンジニアリング北関東事務所が落札し、ボーリング調査を行いました。 当初の設計では、90メートル掘る穴が1つ、53メートル掘る穴が4つ、予備の穴を1つ、全部で6か所掘り、設計は53メートルと説明し実際には少しばらつきがあり、60メートル少し掘ったところまでいって5メートル以上の支持層が確認できたので、当初の予定よりも深く掘ることになり少し増額の変更契約をし対応している。 箇所で若干異なりますが、おおむね55メートルを超えれば固い地盤があることが今回のボーリング調査で確認ができました。 以上、今年度実施した調査業務と業務委託の進捗状況の報告の後、質疑に入りました。 委員より、測量調査で地下埋設物調査が行われるとのこと、この方法について、また図面のみで磁石を当てるとか、音響を当てるなどの予定はとの質疑がありました。執行部より、役場を建設したときの図面があり、そちらを見て確認していただくといったことを予定している。基本的にはそういったものを使う予定はない。図面にないところに配管があったり、排水管があったりというのがあるので、現況を確認しながら調査をすると伺っていると答弁がありました。 委員より、支持層が55メートル前後とのこと、くい打ち算定が55メートル深さ以上が基準になるという捉え方なのかとの質疑がありました。執行部より、そのために今回調査をした。まだ耐震にするか、免震にするかが決まっていないので、状況を見た上で最も良好な建物になるかと思うと答弁がありました。 委員より、アスベストについて調査対象が96か所、そのうち検出されたのは、レベル2と3ですが、合計で43か所あったという理解でよいのかと質疑がありました。執行部より、96か所調査し含有ありが43か所で、うちレベル3が35か所、レベル2が8か所、不検出は53か所との答弁がありました。 次に、その他に移り執行部から2点について報告を受けました。 1点目は、新庁舎用地の借地部分について、3人の地権者がいて2人の方にはご協力をいただき用地買収済みである。今回残りの1人について、公共事業にご理解をいただき、このたび契約をさせていただき、所有権移転まで終わることができ、当初予定していた2,570平米の借地全て購入することができた。 2点目は、新庁舎基本設計の予算について、委託料で1億3,600万円を計上し、内容は基本設計業務につきましては年度初めに業者選定をし、町民の方の声を聞きたいので、ワークショップなど皆様の意見を頂戴しながら図面をつくり、年度末にはおおむねの基本設計図面ができると、どのような仕様なのかが明確になり、概算工事費も算出できると思っている。 また最近、国土交通省で推奨している手法で、CM(コンストラクション・マネジメント)という方式を利用して、発注者を支援するというアドバイザーにお願いし、伊奈町が目指している建物、図書館や複合化など町民の方が願うような新庁舎となるよう検討している。資材や人件費の高騰など、コストも見ながら、予算を抑えながらよいものをつくるには、限られた職員では難しいことがあるので、来年度予算の中に、コンストラクション・マネジメント業務委託の経費も入れている。また、執務環境調査費も予算に計上していると報告がありました。 その後質疑に入り、委員より、基本設計についての説明をと質疑がありました。執行部より、基本設計については、建物の構造、配置、デザイン、必要な機能や設備などを明確にしていく。どのようなレイアウトになるのか、来年度の基本設計で整備される予定であるとの答弁がありました。 委員より、最終的に来年の3月に、最終のものがアウトプットされてきたものは変えられないのでは、その辺のコントロール、可変性についてはとの質疑がありました。執行部より、基本的にこの特別委員会に機会ごとに諮りながら、一緒になって進めていきたい。逐一報告をさせていただくとの答弁がありました。 委員より、ワークショップの募集について、いろいろな世代の方が集まりやすいように、土曜日や日曜日、例えば夕方などのスタイルを取ってみるのはとの質疑がありました。執行部より、住民の方々の生の声を聞いて、新庁舎設計に生かしたいという趣旨でワークショップを検討している。この後、実際にワークショップをやられた自治体に教えていただき、よりよい形で取組、その前にタウンミーティングもさせていただく。できるだけ町民の方からの声を聞ける機会を増やす趣旨、タウンミーティングについても直接の対面のほかに、ウェブ形式でも募集し両方で進めていきたいと考えているところとの答弁がありました。 委員より、CM手法、建築側の立場と施主側、こちらの立場を両方よく理解した人でないと、建築側に寄り過ぎても駄目。建築のことを知らな過ぎても困るという立場で、重要なポジションだと思う。これについては、どのような機関を検討しているかとの質疑がありました。執行部より、全国で43例ある。近隣では春日部市があり、どんな経緯でどんな取組でどのようなCM業者を入れて、どんなことがあったかということはよく調べて伺ってみる。発注先の選定は少し精査していきたいとの答弁がありました。 次に、次回の委員会の開催について協議し、次回の開催は町の進捗状況によっては、開会前に開催しますが、遅くても6月定例会の会期中までに開催することとしました。 閉会前に、五味副委員長からご挨拶をいただき、午後5時10分に委員会を閉会しました。 以上で、新庁舎建設特別委員会の中間報告を終わります。 ○永末厚二議長 以上で、新庁舎建設特別委員会の報告を終わります。--------------------------------------- △新庁舎建設特別委員会委員長の報告に対する質疑 ○永末厚二議長 日程第5、新庁舎建設特別委員会委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○永末厚二議長 ないものと認め、質疑を終わります。 引き続き、審査のほどよろしくお願いします。 ただいまから13時15分まで休憩いたします。 △休憩 午前11時47分 △再開 午後1時15分 ○永末厚二議長 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △閉会中継続審査の申出 ○永末厚二議長 日程第6、閉会中継続審査の申出を議題とします。 議会運営委員長から会議規則第75条の規定により、閉会中の継続審査申出書が提出されました。 事務局長に朗読させます。 局長。   〔事務局長朗読〕 ○永末厚二議長 委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○永末厚二議長 異議ないものと認めます。 よって、委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。--------------------------------------- △日程の追加 ○永末厚二議長 ただいま町長より、第29号議案 副町長の選任についてが提出されました。 お諮りします。これを日程に追加し、議題としたいと思います。ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○永末厚二議長 異議ないものと認めます。 よって、第29号議案を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 なお、議案については、お手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △第29号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○永末厚二議長 提出者の説明を求めます。 大島町長。   〔大島 清町長登壇〕 ◎大島清町長 第29号議案 副町長の選任についてをご説明申し上げたいと存じます。 現在、副町長としてご尽力をいただいております関根良和氏が、令和4年3月31日で退職されますので、その後任として関口大樹氏を副町長として選任したいので、本案を提案する次第でございます。 関口氏につきましては、現在、埼玉県農林部農業政策課の調整幹として職務に精励されている方であり、当町のために大いに力を発揮していただける方だと確信しているところでございます。 何とぞご同意賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○永末厚二議長 これより質疑を行います。 質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○永末厚二議長 ないものと認め、質疑を終わります。 本案は人事案件につき、討論を省略し、起立による採決とします。ご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○永末厚二議長 異議ないものと認めます。 そのように決定します。 これより採決します。 第29号議案 副町長の選任について原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕 ○永末厚二議長 起立全員であります。 よって、第29号議案は原案に同意することに決定しました。 暫時休憩します。 △休憩 午後1時19分 △再開 午後1時19分 ○永末厚二議長 休憩を解いて再開いたします。--------------------------------------- △新副町長挨拶 ○永末厚二議長 ただいま同意されました関口大樹様がこの場におられますので、ここでご挨拶をいただきます。関口様お願いします。   〔関口大樹新副町長登壇〕 ◎関口大樹新副町長 ただいま同意を賜りました関口大樹と申します。 副町長の重責に身の引き締まる思いでございます。もとより微力ではございますが、伊奈町のさらなる発展のため、一生懸命誠心誠意務める所存でございます。 議員の皆様におかれましては、どうぞ格別のご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。--------------------------------------- △副町長挨拶 ○永末厚二議長 ここで、関根副町長から挨拶のため発言を求められておりますので、これを許します。 関根副町長。   〔関根良和副町長登壇〕 ◎関根良和副町長 議長のお許しをいただきましたので、退任に当たりご挨拶を申し上げます。 初めに、議会最終日の貴重なお時間をいただきまして、このような機会をいただきましたことに対し、永末議長をはじめ、議員の皆様方に厚くお礼を申し上げます。 ただただ緊張し、高瀬教育長の隣に座り、何度も何度も就任の挨拶を頭の中で繰り返していた2年前が昨日のように思います。 着任から大島町長の思いを具現化し、魅力あふれる伊奈町のさらなる発展を図るため、全力投球で取り組んでまいりました。2年間を無事に全うすることができたのも、大島町長をはじめ、職員の皆さん、また、上野克也議員を含め、ここにおられる議員の皆様のご指導、ご厚情のたまものと深く感謝を申し上げる次第でございます。 私は、常に町民がどう思うかをイメージすること、危機管理事案には強い意志を持って臨むこと、伊奈町役場を行政のプロ集団とし、最高のサービスを提供する形態に近づけること、この3点を強く意識し職務を遂行してまいりました。 着任初日は、コロナ対策本部会議から始まりました。4月7日に緊急事態宣言が発令されました。3月21日にはまん延防止等重点措置が解除されますが、これまでの常識が通用しない2年間でした。コロナ禍、社会経済活動が停滞し不安を抱く町民のため、自分に何ができるのかを考える日々が続きました。 ごみ収集場に張られた感謝メッセージをきっかけに始まった町民と作業員との交流にまつわる話題や、小・中学校の臨時休校で給食調理業務が中止となったことから始まった調理員による児童用マスク作りの話題、これら新聞やテレビに売り込み、心温まるであろう話題を町民に提供することができました。就任早々であったこともあり、深く印象に残っています。 広域行政の推進にも邁進したことも忘れられません。消防広域化は、自治体間の異なる事情が絡む難しい課題を調整すべく、東奔西走したことは私にとっても貴重な経験となりました。 コロナ対応は、危機管理事案と捉え職務に当たってまいりました。特に、コロナ対策は勘に頼る行政ではなく、ファクトとエビデンスに基づく行政運営を強く意識し取り組んでまいりました。 ワクチン接種は、一日も早く1人でも多くの町民に接種機会を与えるため尽力してまいりました。数え切れないほど、頻繁に打合せを行いました。職員と全くベクトルが異なることもありました。川が氾濫したら死に物狂いで対応するはず、非常時こそ踏ん張るのが公務員の使命、未経験で不安は募るが、1人でも町民の命を救える可能性があるならばやりましょうと熱く語ったこともありました。 自らガイドラインをたたき、自らワクチン在庫量を推計し、接種可能回数をはじき、職員とディスカッションをしたこともありました。 町民のために、日夜業務に邁進する職員の皆さんには本当に頑張っていただきました。感謝しかございません。 広域ごみ処理施設建設に向けた上尾市との協議、南部地域包括支援センターの新設、クリーンセンター基幹改良工事に向けた準備、企業誘致の取組、国際交流、多文化共生社会の推進などなど、職員の皆さんと一緒に課題解決に向けて取り組んでまいりました。1人の行政職員として、これらの経験は貴重な財産となりました。 昨年10月31日には、大島町長の強いリーダーシップの下、伊奈町町制施行50周年記念式典の挙行に至りました。次の50年は、人口減少局面を迎えることが予測されます。新たな課題も生じるはずです。 職員の皆さんには、一人一人が行政のプロとして、ワンチームで日本一住んでみたいまちを目指して、町政に邁進してもらいたい、そう願っております。 特に、これからの50年を担う若手職員には、夢を持って仕事を楽しんで果敢にチャレンジして、多くの成功体験を得てほしいと考えています。 住民からご意見をいただくとき、私はいつも情取りという言葉で物事を考えるようにしています。理にかなわぬが情において忍びない。どうにもならないけれども、心情的にはかわいそう、こんなような事例が多く発生します。そんなとき理にかなわないけれども、情に寄り添うことはできます。また何より、理、つまりことわり、制度、これが正しいのかを考えるきっかけにもなります。 制度は、その時々の事象を追いかけてつくられます。制度と起こっている事象が合っているのか、つまり、物事を根源的に考えるいつもきっかけになる言葉です。 職員には、プロフェッショナル集団の伊奈町を築き上げてほしいと願っています。 議員の皆様におかれましては、今後とも町政運営に対しご指導を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 私はこの2年間、さらに伊奈町が好きになりました。とても充実した2年間を過ごすことができました。名残惜しくはございますが、今後は大好きな伊奈町のサポーターとして、支援し応援をしてまいりたいと存じます。 後任の関口大樹氏は、温厚であり、また、農林行政にも深い知識と豊かな経験を有している大変に優秀な男です。町政の推進に十分に力を発揮してくれるものと確信しております。 結びに、議員各位のこれまでのご厚情に重ねて感謝を申し上げるとともに、伊奈町並びに伊奈町議会の限りない発展と、議員各位のご健勝、ご活躍を心からご祈念申し上げまして、退任の挨拶とさせていただきます。 2年間大変お世話になりました。本当にありがとうございました。 以上でございます。 ○永末厚二議長 以上で挨拶を終わります。 暫時休憩します。 △休憩 午後1時28分 △再開 午後1時28分 ○永末厚二議長 休憩を解いて再開します。--------------------------------------- △日程の追加 ○永末厚二議長 ただいま町長より、第30号議案 令和3年度伊奈町一般会計補正予算(第11号)が提出されました。 お諮りします。これを日程に追加し、議題としたいと思います。ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○永末厚二議長 異議ないものと認めます。 よって、第30号議案を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 なお、議案についてはお手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △第30号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○永末厚二議長 提案者の説明を求めます。 企画総務統括監。   〔藤倉修一企画総務統括監登壇〕 ◎藤倉修一企画総務統括監 第30号議案 令和3年度伊奈町一般会計補正予算(第11号)につきまして、ご説明を申し上げます。 今回の補正につきましては、予算の総額に歳入歳出それぞれ466万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ149億8,301万8,000円とするものでございます。 初めに、6ページからの歳入につきましてご説明を申し上げます。 第14款国庫支出金につきましては、新型コロナウイルス感染症への対応など、最前線において働く保育士等につきまして収入を月額3%程度引き上げる処遇改善に係る増額でございます。 次に、7ページからの歳出につきましてご説明を申し上げます。 初めに、第3款民生費、第2目児童措置費、特定教育保育施設運営事業、特定地域型保育運営事業及び第4目保育所費、私立保育園運営事業につきましては、保育士等の処遇改善に係る増額でございます。 北保育所運営事業、南保育所運営事業及び第6目放課後児童クラブ費、放課後児童対策事業につきましては、会計年度任用職員の処遇改善に係る増額でございます。 次に、9ページから18ページまでが給与費明細書等でございます。 以上で説明を終わります。 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○永末厚二議長 これより質疑を行います。 質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○永末厚二議長 ないものと認め、質疑を終わります。 続いて、討論を行います。 本案に対する反対意見の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○永末厚二議長 次に、賛成意見の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○永末厚二議長 発言がありませんので、討論を終わります。 これより採決します。 第30号議案 令和3年度伊奈町一般会計補正予算(第11号)を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕 ○永末厚二議長 起立全員であります。 よって、第30号議案は原案のとおり決定されました。--------------------------------------- △日程の追加 ○永末厚二議長 ただいま町長より、第31号議案 令和4年度伊奈町一般会計補正予算(第1号)が提出されました。 お諮りします。これを日程に追加し、議題としたいと思います。ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○永末厚二議長 異議ないものと認めます。 よって、第31号議案を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 なお、議案についてはお手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △第31号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○永末厚二議長 提案者の説明を求めます。 企画総務統括監。   〔藤倉修一企画総務統括監登壇〕 ◎藤倉修一企画総務統括監 第31号議案 令和4年度伊奈町一般会計補正予算(第1号)につきまして、ご説明を申し上げます。 今回の補正につきましては、予算の総額に歳入歳出それぞれ1億221万8,000円を追加し、歳入歳出それぞれ128億1,221万8,000円とするものでございます。 初めに、4ページの第2表地方債補正につきましては、事業の追加に伴う補正でございます。 次に、7ページからの歳入につきましてご説明を申し上げます。 第14款国庫支出金、第1目総務費国庫補助金、個人番号カード交付事務費補助金につきましては、マイナンバーカードを申請補助端末の導入等に係る増額でございます。 個人番号カード利用環境整備費補助金につきましては、マイナポイント申込み支援機器の設置等に係る増額でございます。 第2目民生費国庫補助金、子ども・子育て支援交付金及び保育士等処遇改善臨時特例交付金につきましては、保育士等の処遇改善に係る増額でございます。 第6目教育費国庫補助金につきましては、教師用の端末購入に係る増額でございます。 第15款県支出金につきましては、放課後児童クラブ支援員の処遇改善に係る増額でございます。 第18款繰入金につきましては、財政調整基金から7,020万2,000円を繰り入れるものでございます。 なお、令和4年度末の財政調整基金の残高は、5億8,834万2,000円の見込みでございます。 第21款町債につきましては、小針中学校西校舎トイレ等の改修に係る増額でございます。 次に、8ページからの歳出につきましてご説明を申し上げます。 初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費につきましては、事務室や会議室等にCO2モニターを設置するものでございます。 第6目企画費につきましては、マイナンバーカード等を活用し、住民票等の各種申請書を書かずに記入できるタッチパネル式端末を導入するとともに、マイナポイント申込み支援のための機器等を設置するものでございます。 第9目自治振興費につきましては、各区に感染症予防対策用品を配布するものでございます。 次に、9ページ、第3項戸籍住民基本台帳費につきましては、マイナンバーカードの申請率の向上及びカード交付率の向上を図るため、申請補助端末の導入等を行うものでございます。 次に、10ページ、第3款民生費、第1項社会福祉費につきましては、心身障害児通園施設いちごの職員の処遇改善に係るふれあい福祉センター指定管理委託料の増額でございます。 第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、子育て支援センター運営事業、つどいの広場事業及び心身障害児通園施設運営事業につきましては、会計年度任用職員の処遇改善に係る報酬等でございます。 次に、11ページ、第2目児童措置費、特定教育保育施設運営事業、特定地域型保育運営事業及び第4目保育所費、私立保育園運営事業につきましては、保育士等の処遇改善に係る補助金でございます。北保育所運営事業、12ページ、南保育所運営事業及び第6目放課後児童クラブ費、放課後児童対策事業につきましては、会計年度任用職員の処遇改善に係る報酬等でございます。 第6款商工費、第1項商工費につきましては、ウィズアフターコロナ禍でのシティープロモーションの推進等のため、町内回遊イベントを実施するとともに、伊奈氏屋敷跡、バラ園などにおいて、VR動画やARコンテンツを活用した体験を通じてまちの魅力を発信するものでございます。 次に、13ページ、第9款教育費、第1項教育総務費、新型コロナウイルス感染症対策小・中学校施設消毒事業につきましては、小・中学校校内の消毒作業を委託するものでございます。 町立小・中学校ICT教育環境整備事業につきましては、教師用端末、児童・生徒用端末、端末用ACアダプター及びオンライン配信機器を購入するものでございます。 第3項中学校費につきましては、小針中学校西校舎トイレ改修工事の設計業務等について、計画を1年前倒して実施をするものでございます。 次に、15ページから24ページにつきましては、給与費明細書等でございます。 次に、25ページにつきましては、地方債の補正に伴う地方債調書でございます。 なお、企画費の書かない窓口の導入事業につきましては、国のデジタル田園都市国家構想推進事業に採択されるという内示が先ほどございました。あわせて、この推進事業に提案しておりました役場庁舎内への住民票、印鑑証明をマイナンバーカードを使ってご自身で取れる機器の導入、いわゆるコンビニのマルチコピー機の導入についても内示をいただきました。 こちらが今回の補正にはございませんので、6月の議会で補正を上げさせていただきたいというふうに考えております。この事業の補助率は、事業の2分の1が国のほうの補助になります。また、町負担分の8割についても、国からの支援がございますので、実質的に国の支援が9割を支援されるという事業の採択でございます。 以上で説明を終わります。 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○永末厚二議長 これより質疑を行います。 質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○永末厚二議長 ないものと認め、質疑を終わります。 続いて討論を行います。 本案に対する反対意見の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○永末厚二議長 次に、賛成意見の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○永末厚二議長 発言がありませんので、討論を終わります。 これより採決します。 第31号議案 令和4年度伊奈町一般会計補正予算(第1号)を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕 ○永末厚二議長 起立全員であります。 よって、第31号議案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程の追加 ○永末厚二議長 ただいま、13番、佐藤弘一議員より、議第2号議案 伊奈町議会基本条例の一部を改正する条例が提出されました。 お諮りします。これを日程に追加し、議題としたいと思います。ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○永末厚二議長 異議ないものと認めます。 よって、議第2号議案を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 なお、議案についてはお手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △議第2号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○永末厚二議長 提案者の説明を求めます。 13番、佐藤弘一議員。 佐藤議員。   〔13番 佐藤弘一議員登壇〕 ◆13番(佐藤弘一議員) 議席番号13番、佐藤弘一でございます。 議第2号議案 伊奈町議会基本条例の一部を改正する条例について提案説明をいたします。 初めに、今回の条例改正に至る経緯をご説明いたします。 令和3年9月22日に、永末議長より議会運営委員長に対して、伊奈町議会における災害発生時の対応方針等の策定についての諮問がございました。 これは、地震等の災害が発生した場合に、伊奈町地域防災計画に基づき、町では災害対策本部を設置されることになっていますが、本計画には町議会の役割が明記されていないという理由でございます。 この諮問に応じて、議会運営委員会では他の自治体の例を参考に検討を重ねました。その結果、災害時等における議会の取るべき対応を明らかにするため、議会運営の基本事項を定めた伊奈町議会基本条例に、議会としての役割を位置づけるという結論に至ったところでございます。 本条例の改正内容は、本条例に災害時の対応についての条文を追加し、議会は災害時等においても議事機関としての機能を維持することができるよう努めるとともに、議会が取るべき対応方針は別に定めるとしたものであります。 なお、併せまして伊奈町地域防災計画の見直しの際には、伊奈町議会の役割についても明記していただくようお願いも加えさせていただきまして、提案説明とさせていただきます。 議員各位のご賛同いただきたく、よろしくお願いいたします。 ○永末厚二議長 これより質疑を行います。 質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○永末厚二議長 ないものと認め、質疑を終わります。 続いて、討論を行います。 本件に対する反対意見の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○永末厚二議長 次に、賛成意見の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○永末厚二議長 発言がありませんので、討論を終わります。 これより採決します。 議第2号議案 伊奈町議会基本条例の一部を改正する条例を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕 ○永末厚二議長 起立全員であります。 よって、議第2号議案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △町長挨拶 ○永末厚二議長 以上で本定例会の議事は全て終了しました。 この際、町長より挨拶のため発言を求められておりますので、これを許します。 町長。   〔大島 清町長登壇〕 ◎大島清町長 3月の定例会の閉会に当たりまして、一言お礼を申し上げたいと存じます。 去る2月25日に開会させていただきました3月定例会も、全ての提出議案についてご賛同を得て、ここに閉会を迎えることができました。厚く深くお礼と感謝を申し上げたいと存じます。 特に、予算につきましては、皆様のご理解をいただき大変ありがたく思っているところでございます。今後はスピードを持って事業を進めなければと身の引き締まる思いであり、また、意を強くしたところでございます。 さて、4月1日から新年度に入りますが、副町長をはじめ統括監、課長等が大きく替わることになるかと思います。議員各位には、変わらぬご指導をお願いを申し上げたいと存じます。 本来であれば、上野克也議員にもご出席をいただき、16人の議員の皆様が全員そろって本日を迎えられていたらと思いますと、本当に残念であります。改めて、上野議員のご冥福を謹んでお祈りを申し上げたいと存じます。 まん延防止等重点措置も21日で解除となる見通しでございますけれども、まだまだコロナの影響は続くものと思われます。 これからも町民の皆様の暮らしを守ることを何よりも最優先に考え、町民の誰もが笑顔になれるよう、日本一住んでみたいまちを目指して各種施策に全力で取り組んでまいります。議員各位には、今後とも健康には十分留意され、ますますのご活躍をされますようご祈念申し上げます。 3月定例会の閉会に当たりましてのお礼の挨拶とさせていただきます。 誠にありがとうございました。--------------------------------------- △議長挨拶 ○永末厚二議長 私のほうからも、閉会に当たりご挨拶をさせていただきます。 22日間のこの定例会、皆さんのご協力で無事、本日終わることができました。 執行部はじめ議員の皆さん、大変ご協力ありがとうございました。 16日深夜には、福島沖の地震が発生して、大変現地では甚大な被害が出ています。新幹線が脱線するなど、まだまだ被害が続いていますが、あの事態が伊奈町だったらどうだろうというように思うと、私どもも身の引き締まる思いであります。 また、ロシアのウクライナへの無差別攻撃はとどまるところを知りません。私どもも、その態度をはっきりさせていただきましたけれども、早く平和な時代が訪れることを望むところです。 5月15日には、沖縄返還から50周年を迎えることになります。伊奈町も50周年を迎えて、新しい年度として次の50周年へ向けてのスタートを切りました。 私どもは数多くの新年度予算をはじめ、こうして議決をしてまいりましたけれども、まだコロナは収まっていません。 私どもが議決をした議案は、これまでの経過の中での議決でありますので、この後、町民はもうコロナでかなり疲れています。さらなる追い打ちがあるようなときには、ぜひ、行政の力をもって町民を守っていただきたい。私どもは、いつでも臨時議会に応ずる覚悟でありますので、町民のためぜひ施策をしていただくことをお願いし、結びに、これから暖かくなりますけれども、さらに皆さんの議員の仕事も増えることだと思います。体にご自愛いただき、ご活躍いただくことをお願いし、私の閉会の挨拶とします。 ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○永末厚二議長 以上をもちまして令和4年第1回伊奈町議会定例会を閉会いたします。 長期間にわたり大変お疲れさまでした。ありがとうございました。 △閉会 午後1時53分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。     年  月  日         議長      永末厚二         副議長     栗原惠子         署名議員    大沢 淳         署名議員    佐藤弘一         署名議員    青木久男...