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09月20日-委員長報告・討論・採決-06号

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  1. 白岡市議会 2022-09-20
    09月20日-委員長報告・討論・採決-06号


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    令和 4年  第3回( 9月)定例会            令和4年第3回白岡市議会定例会 第27日令和4年9月20日(火曜日) 議 事 日 程 (第6号) 1、開  議 1、議事日程の報告 1、会議録署名議員の指名 1、諸報告 1、総務常任委員会審査報告及び質疑   議案第52号 白岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例   議案第53号 白岡市印鑑条例の一部を改正する条例   議案第54号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例   議案第58号 令和4年度白岡市一般会計補正予算(第6号)   議案第63号 令和3年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定について 1、文教厚生常任委員会審査報告及び質疑   議案第55号 白岡市入学準備金貸付条例の一部を改正する条例   議案第56号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例   議案第58号 令和4年度白岡市一般会計補正予算(第6号)   議案第59号 令和4年度白岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)   議案第60号 令和4年度白岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   議案第61号 令和4年度白岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)   議案第63号 令和3年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定について   議案第64号 令和3年度白岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について   議案第65号 令和3年度白岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について   議案第66号 令和3年度白岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 1、産業建設常任委員会審査報告及び質疑   議案第58号 令和4年度白岡市一般会計補正予算(第6号)   議案第62号 令和4年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)   議案第63号 令和3年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定について   議案第67号 令和3年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定につい          て   議案第68号 令和3年度白岡市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について   議案第69号 令和3年度白岡市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について   議案第70号 令和3年度白岡市農業集落排水事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 1、討論、採決 1、議案第71号の上程、説明、質疑、討論、採決   議案第71号 白岡市教育委員会教育長の任命について 1、議案第72号の上程、説明、質疑、討論、採決   議案第72号 令和4年度白岡市一般会計補正予算(第7号) 1、議提案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決   議提案第4号 安倍晋三元首相の国葬に反対する決議 1、下水処理場(中川水循環センター)について(産業建設常任委員会報告) 1、閉会中の継続調査申出書について(総務・文教厚生・産業建設の各常任委員会) 1、閉  会〇本日の会議に付した事件 1、議案第52号 白岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 1、議案第53号 白岡市印鑑条例の一部を改正する条例 1、議案第54号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例 1、議案第55号 白岡市入学準備金貸付条例の一部を改正する条例 1、議案第56号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 1、議案第58号 令和4年度白岡市一般会計補正予算(第6号) 1、議案第59号 令和4年度白岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 1、議案第60号 令和4年度白岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 1、議案第61号 令和4年度白岡市介護保険特別会計補正予算(第1号) 1、議案第62号 令和4年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 1、議案第63号 令和3年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定について 1、議案第64号 令和3年度白岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 1、議案第65号 令和3年度白岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 1、議案第66号 令和3年度白岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 1、議案第67号 令和3年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定につい          て 1、議案第68号 令和3年度白岡市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 1、議案第69号 令和3年度白岡市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 1、議案第70号 令和3年度白岡市農業集落排水事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 1、議案第71号 白岡市教育委員会教育長の任命について 1、議案第72号 令和4年度白岡市一般会計補正予算(第7号) 1、議提案第4号 安倍晋三元首相の国葬に反対する決議 1、下水処理場(中川水循環センター)について(産業建設常任委員会報告)午前9時00分開議 出席議員(18名)     1番   石  渡  征  浩  議員       2番   中  村  匡  志  議員     3番   野 々 口  眞 由 美  議員       4番   斎  藤  信  治  議員     5番   山  﨑  巨  裕  議員       6番   関  口  昌  男  議員     7番   松  本  栄  一  議員       8番   中  山  廣  子  議員     9番   菱  沼  あ ゆ 美  議員      10番   渡  辺  聡 一 郎  議員    11番   加  藤  一  生  議員      12番   中  川  幸  廣  議員    13番   細  井     公  議員      14番   大  島     勉  議員    15番   遠  藤     誠  議員      16番   黒  須  大 一 郎  議員    17番   石  原  富  子  議員      18番   江  原  浩  之  議員 欠席議員(なし)                                                    説明のための出席者   藤  井  栄 一 郎   市   長        椎  木  隆  夫   副 市 長   新  井  二  郎   教育長職務        相  川  哲  樹   総 合 政策                代 理 者                     部   長   篠  塚     淳   市 民 生活        嶋  﨑     徹   健 康 福祉                部   長                     部   長   白  田     進   都 市 整備        斎  藤     勝   上 下 水道                部   長                     部   長   小  川  一  也   会計管理者        阿  部  千 鶴 子   学 校 教育                                          部   長   安  野  弘  之   生 涯 学習        鬼 久 保  勝  臣   白 岡 市                部   長                     監 査 委員   石  原  富  子   白 岡 市                監 査 委員                                                    事務局職員出席者   齋  藤     久   議 会 事務        成  田  幸  子   書   記                局   長   大  塚  一  隆   書   記        藤  原     香   書   記 △開議の宣告                                 (午前 9時00分) ○江原浩之議長 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。                          ◇ △議事日程の報告 ○江原浩之議長 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしましたとおりであります。                          ◇ △会議録署名議員の指名 ○江原浩之議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、議長において  14番  大 島   勉 議員  15番  遠 藤   誠 議員  16番  黒 須 大一郎 議員 を指名いたします。                          ◇ △諸報告 ○江原浩之議長 日程第2、諸報告を行います。  本定例会の本日の説明員として出席通知のありました者の職、氏名を一覧表としてお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  以上で諸報告を終わります。                          ◇ △総務常任委員会審査報告及び質疑 ○江原浩之議長 日程第3、総務常任委員会審査報告についてを議題といたします。  総務常任委員会の審査経過及び結果について報告を求めます。  黒須総務常任委員長。       〔黒須大一郎総務常任委員長登壇〕 ◆黒須大一郎総務常任委員長 それでは、総務常任委員会の審査経過及び結果を付託順にご報告いたします。  初めに、議案第52号 白岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  初めに、委員から「今年度において対象となる職員は何名いるのか」との質疑に対し、「8月1日時点で会計年度任用職員は110名であるが、このうち改正による育児休業取得要件に該当する職員は49名である。現時点で育児休業を取得した職員はいない」との答弁がありました。  次に、委員から「改正後の内容で正規職員との違いはあるか」との質疑に対し、「非正規職員の場合は、任期が決まっているため、在職期間の要件を子が1歳6か月に達する日までから子が8週間と六月を経過する日までとした。正規職員と違いはあるが、できる限り正規職員と同じように育児休業を取得できるよう、改正をしたものである」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第53号 白岡市印鑑条例の一部を改正する条例についてご報告をいたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りましたが、各委員とも補足説明をもって了解し、発言はありませんでした。  続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により議案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第54号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  初めに、委員から「窓口交付よりコンビニ交付を50円安価にし、コンビニ交付の利用促進を図るということだが、人件費など、そのメリットをどう考えているのか」との質疑に対し、「一義的には市民の身近なコンビニエンスストアで、市役所が閉庁しているときでも証明書等が取得できることから、市民サービスの向上が図られるため、コンビニ交付の手数料を安価にし、普及の促進を図るもので、そのことによってすぐに人件費などに反映されないが、将来的には削減が図られるものと考えている」との答弁がありました。  次に、委員から「初年度におけるコンビニ交付の利用はどの程度見込んでいるのか」との質疑に対し、「およそ3,450件を見込んでいる」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第58号 令和4年度白岡市一般会計補正予算(第6号)のうち総務常任委員会所管事項についてご報告いたします。  所管課ごとに担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  初めに、安心安全課関係であります。委員から「放置自転車防止対策事業の内訳は」との質疑に対し、「新白岡駅東口自転車駐車場入り口閉鎖工事に40万円、新白岡駅東口の民間自転車駐輪場への屋根設置の負担金として550万円を計上している」との答弁がありました。  次に、委員から「消防第1分団の施設はどこにいつ移転するのか」との質疑に対し、「都市計画道路白岡宮代線の駅側のオーバーブリッジ下にある市有地を移転先と考えている。本補正予算の議決後に設計を行い、12月議会に建て替え費用の補正予算を提出し、本年度中に契約を行う。令和5年11月に竣工、12月中に移転することを考えている」との答弁がありました。  次に、財政課関係であります。委員から「臨時財政対策債を減額し、普通交付税を増額したとのことだが、臨時財政対策債を減額した理由は」との質疑に対し、「臨時財政対策債の発行を抑制し、普通交付税で措置するという方針に従い、国から発行可能額が示されたことによるものである」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第63号 令和3年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定のうち総務常任委員会所管事項についてご報告いたします。  所管課ごとに担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  歳入のうち税務課関係であります。委員から「不納欠損のうち一番大きなものは」との質疑に対し、「一番大きかった方は約187万円、次に178万円、次に98万円で、いずれも財産がないため不納欠損処分を行った」との答弁がありました。  次に、歳出のうち企画政策課関係であります。委員から「白岡こども・ゆめ・みらいプロジェクト事業で、日本サッカー協会と連携したとのことであるが、具体的な内容は何か」との質疑に対し、「日本サッカー協会による夢の教室を実施した。元プロサッカー選手をはじめ様々なアスリート等に講師になってもらい、市内の小学5年生を対象にオンラインで70分程度の特別授業を実施した」との答弁がありました。  次に、委員から「大山・菁莪地域活性化推進事業で、白岡美人のロゴマークやのぼり旗を作成したことについてであるが、梨の生産については、供給量を増やすことが重要だと考えられるが、今後どのような想定をしているか」との質疑に対し、「白岡美人プロジェクト推進計画を作成しており、今後については当該計画に基づき各種取組を進めていく」との答弁がありました。  次に、秘書広報課関係であります。委員から「令和3年度の補正予算でホームページの業務委託料を計上していたが、その進捗は」との質疑に対し、「ホームページリニューアル業務を発注し、作業を進めているところである」との答弁がありました。  次に、委員から「当市のふるさと納税の収支はどうなのか」との質疑に対し、「参考の数値となるが、令和3年度の寄附額は3,300万3,000円、令和4年度の寄附金控除差引金額は1,336万5,371円で、ふるさと納税事業の歳出額を減じ、地方交付税の収入から差し引かれる額を1億24万28円とし、これを加えたマイナス約1,500万円が収支となる」との答弁がありました。  次に、総務課関係であります。委員から「民間会社では、一定度の障がい者雇用がされていない場合に罰金を徴収されるが、そういう状況はあるのか」との質疑に対し、「障がい者雇用率は法定されており、職員数30人、8.5人以上の法定雇用率は2.6%である。現在、障がい者として採用している職員は8名であり、令和4年6月1日現在の雇用率は2.71%である。罰則等は定められていないが、法定雇用率を確保するための採用を考えなければならない」との答弁がありました。  次に、安心安全課関係であります。委員から「防災事業の不用額が多いが、なぜか」との質疑に対し、「新型コロナウイルス感染拡大防止のため、防災会議や防災訓練の開催を見送ったことから、経費が削減されたものである」との答弁があります。  次に、財政課関係であります。委員から「公用車集中管理事業について、この決算の後に900万円削減する予定となっている。説明では、令和3年度末の公用車52台とのことだが、所有、リースそれぞれ何台か」との質疑に対し、「市が管理する公用車は、水道課、下水道課及び消防団所有車両を含め、所有が29台、リースが37台、合計で66台である。財政課所管分は52台で、そのうちリースが37台である」との答弁がありました。  次に、地域振興課関係であります。委員から「人権相談の人数については」との質疑に対し、「1年間で5件、延べ5人から相談を受けている」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  以上で総務常任委員会の報告を終わります。 ○江原浩之議長 委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △文教厚生常任委員会審査報告及び質疑 ○江原浩之議長 日程第4、文教厚生常任委員会の審査報告についてを議題といたします。  文教厚生常任委員会の審査経過及び結果について報告を求めます。  斎藤文教厚生常任委員長。       〔斎藤信治文教厚生常任委員長登壇〕 ◆斎藤信治文教厚生常任委員長 おはようございます。それでは、文教厚生常任委員会の審査経過及び結果を付託順にご報告いたします。  初めに、議案第55号 白岡市入学準備金貸付条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主な内容について申し上げます。  初めに、委員から「申請の際に連帯保証人の調査はするのか」との質疑に対し、「連帯保証人の条件は条例で定められており、住所、資力、納税、破産の宣告を受けていないなどの要件がある。提出書類等で確認し、これらの条件が合えば連帯保証人として受け付けている」との答弁がありました。  次に、委員から「これまでで一番若い連帯保証人は」との質疑に対し、「借受人の身内、両親が連帯保証人となるケースが多く、60代以上の方が多い」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第56号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。  担当参事から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主な内容について申し上げます。  初めに、委員から「いじめ防止対策推進委員会の臨時会の委員の人選はどのように行われたのか」との質疑に対し、「いじめ防止対策推進委員会の委員の中から互選により決定されたところである」との答弁がありました。  次に、委員から「いじめ重大事態に対して再調査委員会推進委員会の臨時会が調査を行うことになっているが、臨時会が開かれる意味は何か」との質疑に対し、「重大事態が発生した際には、まず学校または学校の設置者である教育委員会が調査を実施することとなっている。報告を受けた地方公共団体の長、市長は調査結果について再調査が必要と認めたときには、再調査委員会を開いて調査を行うことになっている」との答弁がありました。  次に、委員から「条例の施行日について、公布の日から施行とし、ただし8月に3回の臨時会を開催しているため、8月1日から適用するとなっている。条例の改正が遅くなったため、適用を早めるということだが、このような例はよくあることなのか」との質疑に対し、「8月に臨時会を開催する必要があったため、改正後の条例を遡及適用するという手続を取らせていただいたが、適用例は少ないと思われる。いじめ重大事態については、本市としても初めての対応であり、本来であれば早期の段階で条例の改正を実施すべきであったと認識している」との答弁がありました。  次に、委員から「報酬額を引き上げなければならないという認識は、今回の重大事態をもって受けてのものなのか、それとも以前から課題としてあったものなのか」との質疑に対し、「今回委員の推薦を受けるに当たり、埼玉弁護士会と連絡を取り合っていく中で、報酬額、委員長9,200円、副委員長及び議員8,600円に話が及んだところ、報酬額について他市町の状況を確認してほしいと要請された。他市町の報酬額の状況を調査したところ、本市の報酬額は調査した15市町のうち下から4番目に低い額であった。この結果を受け、報酬額を引き上げる必要性を認識したところである」との答弁がありました。  次に、委員外議員から「いじめ問題再調査委員会の構成、委員の属性を含めについて伺う。特に白岡市いじめ防止対策推進委員会条例第10条第3項との兼職禁止の点を伺う」との質疑に対し、「いじめ問題再調査委員会については、これまで組織したことはない。組織することとなった場合は、市いじめ防止対策推進委員会条例第10条第3項の規定により、同条例第4条第2項に掲げる者のうちから市長が委嘱することになる。委嘱する場合には、学識経験者である弁護士、大学教授、臨床心理士、医師から組織されるものと考えている。再調査委員会については、教育委員会または学校の調査組織による報告を受けた市長において必要があると認めるときに、その調査結果について調査を行うことができると定められているため、構成については同じ委員にならないよう、兼職の禁止となっている」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第58号 令和4年度白岡市一般会計補正予算(第6号)のうち文教厚生常任委員会所管事項についてご報告いたします。  所管課ごとに担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  初めに、福祉課関係であります。委員から「配食サービスは、どのように案内しているのか。また、利用に当たっては申請が必要なのか」との質疑に対し、「障がい者の方が受けられるサービスとして案内している。申請方式により、申請後、内容を審査し、配食サービス利用決定通知書を送付している」との答弁がありました。  次に、子育て支援課関係であります。委員から「子育て支援センター事業で使用する新型コロナウイルス感染症対策の備品購入は、どのような状況から行うのか」との質疑に対し、「国の子ども・子育て支援交付金と県の新型コロナウイルス感染症対策事業費補助金の新規申請です。各子育て支援拠点事業を実施している児童館と保育所から要望を取りまとめ、備品を購入するものである」との答弁がありました。  次に、教育総務課関係であります。委員から「南小学校、白岡東小学校の教室に空調設備を設置することについて、児童数の増加が原因なのか」との質疑に対し、「児童数の増加及び1クラス当たりの児童数が35人までなったことによる影響である」との答弁がありました。  次に、委員から「西小学校の通級指導教室移転についての詳細は」との質疑に対し、「通級指導教室は、西小学校に置いたまま北校舎2階の低学年図書室に移転させるものである」との答弁がありました。  次に、教育指導課関係で、委員から「児童・生徒には、タブレット端末を適切に使用するように指導されていると思う。今後は、どのように指導していくのか」との質疑に対し、「タブレット端末の取扱いについては、適切に指導を実施しているところである。他市町の状況を紹介したところ、児童・生徒数の規模の違いはあるが、久喜市では小中合わせて160台が破損していると聞いている。タブレット端末の導入に当たっては、カバーを装着し対応しているが、タブレット端末の取扱いについては引き続き学校に指導していく」との答弁がありました。  次に、委員からGIGAスクール運営支援センターの設置場所、運営者、担当者及び業務内容について伺う」との質疑に対し、「GIGAスクール運営支援センターについては、基本的に教育指導課事務室に設置され、GIGAスクールサポーターが携帯電話を持って学校や保護者からの問合せに対応することになる。今回の補正予算に初期費用を計上した携帯電話については、学校や保護者からの問合せに対応するほか、タブレット端末の機器設定の際に多要素認証を求められるため、認証用として使用する。また、3月と4月は機器設定に係る繁忙期で、GIGAスクールサポーターが外出している場合が多いため、携帯電話の導入により、迅速な対応が期待されるところである」との答弁がありました。  次に、委員から「修学旅行の保険加入について、学校によりばらつきがある。保険の加入については、各学校での判断によるものか」との質疑に対し、「コロナ保険の件については、各旅行会社に確認したところであるが、各旅行会社で対応が異なっていた。旅行日前の日数に応じてキャンセル料が発生する会社、延期の場合ならキャンセル料については考慮する会社もあった。また、学校規模、人数、旅行費用により取扱いに違いが生じるところである。1学期に実施された修学旅行については、教育委員会で把握が行き届かず、学校により保険加入にばらつきが生じた。次年度以降は、市内全ての学校で統一した対策を講じていきたいと考えている」との答弁がありました。  次に、学び支援課関係であります。委員から「図書館及び学校図書館システム関連機器とは具体的にどのようなものであるか」との質疑に対し、「デスクトップパソコンやノートパソコン、館内検索機、自動貸出し機等である」との答弁がありました。  次に、いきいき教育課関係であります。委員から「B&G海洋センター施設で節電対策を行っているのか」との質疑に対し、「照明を間引いて点灯させるなど節電に努めている。また、現在ESCO事業において勤労者体育センターの体育館と総合運動公園の沿道の照明をLEDへ更新しており、電気量の削減が見込まれる」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第59号 令和4年度白岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りましたが、各委員とも補足説明をもって了解し、発言はありませんでした。  続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第60号 令和4年度白岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りましたが、各委員とも補足説明をもって了解し、発言はありませんでした。  続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第61号 令和4年度白岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りましたが、各委員とも補足説明をもって了解し、発言はありませんでした。  続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第63号 令和3年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定についてのうち文教厚生常任委員会所管事項についてご報告いたします。  所管課ごとに担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  初めに、環境課関係であります。委員から「特定空き家の状況と対応はどのようにしているか」との質疑に対し、「特定空き家は、現在、市内では白岡地区に1件ある。定期的に現場を確認しているが、大きな動きはない。相続人は5人おり、そのうちの何人かと連絡は取っているが、まだ進展はない。最近当該空き家等を買い取りたいという話もあり、しばらくその推移を見守りたい」との答弁がありました。  次に、福祉課関係であります。委員から「社会福祉協議会助成事業で不用額だった理由は」との質疑に対し、「主なものは、社会福祉協議会の補助金の返還である。返還の主な理由は、新型コロナウイルス感染症の影響による事業の減少、中止により、休日時間外勤務手当が減少したものである。また、埼玉県社会福祉協議会から付託されている生活福祉資金貸付事業の貸付件数が新型コロナウイルス感染症の影響により増加したことにより、本事業に対する補助金が増額されたためである」との答弁がありました。  次に、委員から「民生委員児童委員が充足されているのか。また、秋に一斉改選があるが、候補者の推薦状況はどうなっているか」との質疑に対し、「令和3年度末時点での民生委員児童委員は97名の定数に対して3名の欠員、市民児童委員は8名の定数に対し欠員はない状況である。令和4年度は、民生委員の定数が100名となるが、現時点で6名の候補者が不足している状況であるため、引き続き行政区長や現民生委員と連携して候補者の推薦を進めていく」との答弁がありました。  次に、子育て支援課関係であります。委員から「児童虐待の市の現状と、通報件数や種別はどのようになっているのか」との質疑に対し、「総数は107件、種別内訳は、身体的17件、心理的34件、ネグレクト53件、性的3件となっている。令和2年度と比べ減っているが、令和2年度は在宅勤務が多く、情報が細かく入ってきたので、件数が多かったと理解している」との答弁がありました。  次に、委員から「児童虐待防止の周知啓発はどのようなことをしているのか」との質疑に対し、「11月が児童虐待防止の強化月間ということもあり、白岡駅及び新白岡駅の2か所で啓発用品等を市民に配布した。また、市内小・中学校を通して児童・生徒にリーフレットを配布し、保育所及び幼稚園にも同様に配布した。街頭キャンペーンの様子を広報しらおかなどに掲載し、PRに努めているところである」との答弁がありました。  次に、委員から「通報後の市の対応はどのようにしているのか。また、児童相談所との関わりは」との質疑に対し、「警察と児童相談所に一報が入ると、48時間ルールがあるため、時間内に児童の安全確認を行うことになる。事案ごとに児童虐待のリスク評価を行い、評価が重度の取扱いは主に児童相談所の対応により、中度、軽度は市の対応となる。そのため、子ども家庭総合支援拠点や子育て支援センターを整備する法改正がある」との答弁がありました。  次に、高齢介護課関係であります。委員から「老人日常生活用具給付等事業における緊急時通報システム貸与の利用者件数、通報件数及び対応状況は」との質疑に対し、「令和3年度末時点での設置台数は293台である。年間の緊急出動が36件、誤報が138件、月1回の相談業務における相談が85件あり、計259件の入電があった」との答弁がありました。  次に、保険年金課関係であります。委員から「国民年金事務事業について昨年度の決算額の倍近くの支出となっている。理由は何か」との質疑に対し、「令和2年度に会計年度任用職員が退職し、不在の期間が約5か月あった。令和3年度には2名の会計年度任用職員がそれぞれ1年間勤務したことにより、月額報酬、期末手当や社会保険料、交通費相当の費用弁償の全てが増額となったことによる」との答弁がありました。  次に、健康増進課関係であります。委員から「生後4か月までの全戸訪問は全員できているのか。できていない場合は何件か」との質疑に対し、「全訪問数は492件である。複数回訪問しているケースや転出入があるため、実施率は102%である。未訪問者は13件、訪問はしていなくても面接等で対応し、未把握者はゼロ件である」との答弁がありました。  次に、委員から「北部の医療機関ではなく、さいたま市等の南部の医療機関を利用する人が多い。医療圏の構成を変えることはないのか」との質疑に対し、「医療圏と実態が即していないのは認識しているが、県は医療圏の構成を変えるのは難しいという認識である」との答弁がありました。  次に、教育総務課関係であります。委員から「公用備品購入事業で購入した普通騒音計及び体育館床メンテナンス材塗布用モップは新規に購入したのか、それとも古いものと入替えを行ったのか」との質疑に対し、「普通騒音計については、学校環境衛生基準検査に基づく検定つきのものを、体育館床メンテナンス材については、水分の含まないメンテナンス材を塗布するための専用モップをそれぞれ新規に購入し、教育総務課から各学校に貸出しを行っている」との答弁がありました。  次に、委員から「給食費の滞納対策はどのように行っているのか」との質疑に対し、「各学校において督促状や電話などによる対応を行っている。コロナ禍のため、2年ほど自粛しているが、学校と教育委員会で合同の滞納整理を例年12月に実施している」との答弁があります。  次に、教育指導課関係であります。委員から「各小・中学校の生活指導及び生徒指導とさわやか相談員、教育支援センター及びスクールソーシャルワーカーはどのように連携しているのか」との質疑に対し、「中学校とさわやか相談員が連携を図っているほか、さわやか相談員と教育支援センターについても連携が図られており、小・中学校間も当然連携が図られている。最近では、学校単独での対応が困難な件が多いため、市の関係課及び県の関係機関、児童相談所、警察署などと連携して対応している状況である」との答弁がありました。  次に、委員から「地域部活動推進事業で委託料の不用額が137万6,923円とある。この事業には県からの委託費が出ているはずだが、県からの委託費は全額使用したのか」との質疑に対し、「この事業に対する県からの委託費については全額使用している」との答弁がありました。  次に、委員から「学校を休んでいる児童・生徒を対象とした授業のライブ配信は実施しているのか」との質疑に対し、「市内の全ての小・中学校で適切に活用するよう指導している」との答弁がありました。  次に、委員から「市内に外国籍の住民が増加している中、学校で外国籍の児童・生徒は教育の授業についていけないという困難な面が生じていると思われるが、どのような対策を取られているのか」との質疑に対し、「外国籍で日本語が困難な児童・生徒に対して日本語対応補助員を配置している。令和3年度は、菁莪小学校、南小学校、西小学校、菁莪中学校及び南中学校の5校に補助員を配置した。日本語を習得した後に、学力の保障につなげていきたいと考えている」との答弁がありました。  次に、学び支援課関係であります。委員から「子ども読書活動推進事業のブックスタートについて、現在は絵本の読み聞かせを中止していると思うが、再開する予定は」との質疑に対し、「ブックスタートは、10か月健診と合わせて実施しているが、10か月健診が時間短縮により行われていることから、絵本の読み聞かせを実施している。10か月健診を所管する健康増進課と協議の上、再開を検討していく」との答弁がありました。  次に、いきいき教育課関係であります。委員から「放課後子ども教室の実施回数が6回となっているが、当初予定していた回数より減ったと記憶しているが、なぜか」との質疑に対し、「当初8回を予定していたが、新型コロナウイルス感染症のまん延防止等重点措置が適用されたため、年度末の2回が中止となった」との答弁がありました。  次に、委員から「放課後子ども教室において報償費として21万6,700円の支出だが、指導員は何人か」との質疑に対し、「コーディネーター1名、教育活動サポーター8名、合計9名で活動を行っている」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第64号 令和3年度白岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  初めに、委員から「特定健康診査受診率向上対策事業に係る業務委託料の内訳は。また、民間企業に依頼している訪問による特定健康診査周知啓発活動とはどのようなものなのか」との質疑に対し、「委託業者の株式会社キャンサースキャンに対する受託料である。詳細は、データ分析費用、運営費用、緩衝資材・印刷・発送費用、ショートメールを活用した通知費用などである。民間企業による啓発活動については、第一生命保険株式会社への委託事業であり、訪問による周知活動である。生命保険の顧客への訪問の際に健康診査の案内を行っており、案内チラシの配布を148名、口頭のみの案内を54名、合計302名の方に案内を行った」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第65号 令和3年度白岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  初めに、委員から「受託事業収入について、健康診査等受託料が前年度より減少している理由は」との質疑に対し、「健康診査の受診者数が前年度より70人減少していることに伴うものである。なお、受診者数減少の要因としては、新型コロナウイルス感染症による受診控えの影響がまだ少なからず残っている等、健康診査の代替として人間ドックを受診希望する方の増加が考えられる」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第66号 令和3年度白岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  初めに、委員から「高齢者虐待に関する相談件数と相談内容は。また、施設職員による虐待が疑われる事案に対しては、どのように対応したのか」との質疑に対し、「令和3年度の相談件数は、令和2年度の4件から27件へと増加した。内容については、家族間の口げんかによるものが地域包括支援センターへ寄せられたもののほか、警察から通報があった事案として、施設職員による虐待の疑いやおいからの暴力に関するものがあった。また、虐待が疑われる事案への対応として、地域包括支援センターと市が連携して事情聴取を行ったところ、暴力の確認はできなかったが、継続的に見守っている」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  以上で文教厚生常任委員会の報告を終わります。 ○江原浩之議長 委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △産業建設常任委員会審査報告及び質疑
    江原浩之議長 日程第5、産業建設常任委員会審査報告についてを議題といたします。  産業建設常任委員会の審査経過及び結果について報告を求めます。  加藤産業建設常任委員長。       〔加藤一生産業建設常任委員長登壇〕 ◆加藤一生産業建設常任委員長 おはようございます。産業建設常任委員会委員長報告を行います。  それでは、産業建設常任委員会の審査経過及び結果を付託順にご報告いたします。  初めに、議案第58号 令和4年度白岡市一般会計補正予算(第6号)のうち産業建設常任委員会の所管事項についてご報告いたします。  所管課ごとに担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  初めに、農政課関係であります。委員から「果樹産地振興対策事業について、梨が対象とのことだが、梨以外の作物は対象にならないのか」との質疑に対し、「被害を受けたブドウ農家、キウイフルーツ農家に補助対象の拡充について話をしたが、梨とは異なり防除ネットを設置すると日照不足で生育に悪影響があるとのことである。ブドウの産地である近隣の宮代町にも確認したが、同様の回答であったため、補助対象の拡充は見送った」との答弁がありました。  次に、委員から「農業災害対策特別措置事業のほかで支援事業を検討しているのか」との質疑に対し、「ひょう害のほかで、原油高やウクライナ情勢などにより電気料や肥料費の高騰などが問題となっている。市としては、揚水機組合が管理するポンプ施設の電気料や農家の肥料購入費に対する支援ができないか、財政課と協議しているところである」との答弁がありました。  次に、街づくり課関係であります。委員から「八幡公園の賃貸借面積の変更は、民法に基づく協議によるものなのか、または登記面積の変更によるものなのか」との質疑に対し、「登記面積の更正によるものである」との答弁がありました。  次に、委員から「八幡公園の敷地について、近隣とのトラブルが生じていないのか」との質疑に対し、「公園用地については、隣の地との境界線が確定しているため、トラブルが生じるとは考えていない」との答弁がありました。  次に、道路課関係であります。委員から「道路維持費において、工事請負費の詳細はどのようなものか」との質疑に対し、「工事費については、緊急対応が必要な道路を予定している。1路線目は、国道122号線から柴山沼の手前までの稲穂通りで、予算額3,500万円を予定している。2路線目は、篠津地区内の神山交差点西側で、予算額1,500万円を予定している。また、設計費については、職員対応で測量が困難であるため、先ほどの2路線について計上している」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第62号 令和4年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その内容について申し上げます。  委員から「現在の調整池の制御盤等の機能はどのようになっているのか」との質疑に対し、「ゲートの開け閉めは正常に稼働している。しかし、制御盤でゲートの開閉状況を確認できないため、職員が目視、目で見て確認している」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第63号 令和3年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定のうち産業建設常任委員会所管事項についてご報告いたします。  歳出について、所管課ごとに担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  初めに、商工観光課関係でありますが、委員から「野牛・高岩1号線の調整池のデッキを撤去したが、その後、新たな設置計画等はあるのか」との質疑に対し、「勧賞用の小窓を設置したが、新たなデッキの設置予定はない」との答弁がありました。  次に、委員から「消費生活相談員の資格を持った新しい方を採用してはどうか」との質疑に対し、「現在の相談員は、3名とも消費生活相談員、消費生活アドバイザー、消費生活コンサルタントのいずれかの資格を有している。現時点では、新しい相談員を採用する予定はない」との答弁がありました。  次に、農政課関係であります。委員から「農作業機械修繕費支援事業について、他市にはない事業で好評であると聞いている。33件が申請されているようであるけれども、どういった農機具の修繕が多いのか。また、修繕の金額に対してどれくらいの補助になるのか」との質疑に対し、「農機具の修繕については、1件に対して複数の修繕が可能であるため、延べ数になるが、一番多いのはトラクターで20台、次に多いのがコンバインで10台、その次にスピードスプレーヤー5台、乾燥機5台となっている。消耗品の破損について補助が出るというのは、市としても有益なものであると考えており、10万円を限度に補助をしているものである」との答弁がありました。  次に、街づくり課関係であります。委員から「立地適正化計画で、都市機能誘導地区は原則として市街化区域に設定することになっているが、例外について交渉しないのは、民間企業に委託することで国、県と行政機関同士の交渉が不可能になっているからではないか」との質疑に対し、「令和3年度の立地適正化計画策定(基礎調査)では、業務委託では現況の都市構造の整備、アンケート調査等を実施した。計画の更新内容については、街づくり課で検討し、庁内の策定委員会に諮り、委員の皆様にお示ししている。民間の業者に委託していることで、国、県と協議できないということではない。都市機能誘導区域については、基礎調査に基づき市として課題を整理し、人口集積や公共交通のアクセスなどを考慮し、市として白岡駅周辺地域、新白岡駅周辺地域に設定することとした。そのため、国、県と協議することは考えていない」との答弁がありました。  次に、道路課関係であります。委員から「側溝付託事業について、事業費840万円に対し、支出済額が785万円である。予算を執行するに当たり、このほかの路線についても工事を行うことができたのではないかと考えるが、その理由はどのようなものか」との質疑に対し、「路線の延長によって蓋をかけられる予算が異なるため、次に検討している路線については予算が見合わなかった。しかしながら、今後は不用額を残さないよう検討していきたい」との答弁がありました。  次に、医療福祉拠点整備推進室関係であります。委員から「委託料については、事業費の支出予算現額と支出済額に大きな差が生じている。その分については繰り越しているが、どのようになっているのか」との質疑に対し、「測量設計業務については、単年度事業として終了できないことから、繰越明許を設定させていただいている」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第67号 令和3年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  委員から「土地区画整理事業の費用で行っているということであるが、財政的な検討をしたことはあるのか」との質疑に対し、「特別会計を設けて土地区画整理事業を実施しているため、基本的に区域の内外で事業を分けて実施することとしている。橋梁の整備を行った工事のうち、一部区域替えとなる部分については、一般会計から負担金を受領することとして整理している」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第68号 令和3年度白岡市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その内容について申し上げます。  委員から「昨年度処分した未処分利益剰余金を組み戻して、また剰余金に戻している。適切な会計処理ではないと思うが、監査委員の意見は」との質疑に対し、「令和2年度の未処分利益剰余金は、全額を減債積立金に積み立てることを議会定例会で可決されている。この減債積立金は、全額償還金に充てられたため、未処分利益剰余金に戻ったものである。適切な会計処理で、妥当であると判断していただいているものであると認識している」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決及び認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第69号 令和3年度白岡市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  委員から「その他未処分利益剰余金が損益計算書と剰余金計算書で異なるが、監査委員が認めた理由は」との質疑に対し、「剰余金計算書の様式は、地方公営企業法施行規則に定められており、当年度変動額の欄はその他未処分利益剰余金をはじめとする剰余金等の変動内容を記載する欄である。また、当年度変動額の欄は、各自治体の判断で変動内容を記載している。適切な表記であったものと判断していただいたと認識している。今後、より統一して明瞭な決算報告書の作成に努めたい」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入り、反対討論がありました。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決及び認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第70号 令和3年度白岡市農業集落排水事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その内容について申し上げます。  まず、委員から「一般会計からの繰入金を受け入れており、実質的には赤字経営であり、経営状態の適切ではないと思うが、監査委員の意見は」との質疑に対し、「農業集落排水事業も公共下水道事業会計と同様に、一般会計から繰入金を受け入れなければ損失を計上することになる。このことはご指摘のとおりである。今後ともさらなる経営の効率化の検討を行っていく」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入り、反対討論がありました。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決、認定すべきものと決定した次第であります。  以上で産業建設常任委員会の報告を終わります。 ○江原浩之議長 委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △討論、採決 ○江原浩之議長 日程第6、これより討論、採決に入ります。  初めに、議案第52号 白岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第52号 白岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第53号 白岡市印鑑条例の一部を改正する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第53号 白岡市印鑑条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第54号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第54号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第55号 白岡市入学準備金貸付条例の一部を改正する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第55号 白岡市入学準備金貸付条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第56号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の件について討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  初めに、2番、中村匡志議員。       〔2番 中村匡志議員登壇〕 ◆2番(中村匡志議員) それでは、議案第56号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、反対の立場から討論いたします。  本議会の一般質問において申し上げましたとおり、平成19年の練馬中2いじめ自殺事件、平成23年の大津中2いじめ自殺事件、平成28年の神戸中3いじめ自殺事件、一昨年の町田小6いじめ自殺事件、昨年の旭川中2いじめ凍死事件、酒田中1いじめ自殺事件等、学校や教育委員会に隠蔽行為があった疑いのある事案は枚挙にいとまがありません。全国的に子供を小・中学校に通わせるお父さん、お母さんたちは、自らの市町村の教育委員会にも隠蔽体質があるのではないかという漠然とした不安を抱えています。  これまで私は、白岡市教育委員会には隠蔽体質はないはずという希望的観測で物事を考えておりましたが、残念ながら今年に入り、私の見方は180度変わりました。昨年6月議会では、ヤングケアラーに関する同僚議員の一般質問に対して、教育委員会から正確な実態把握の方法の実施に向けた検討を行うとの答弁があり、同僚議員も本当に心強いと応じておられましたが、その半年後に彦兵衛の事件があり、死亡した児童はヤングケアラーだったとの報道が全国的になされたことは周知のとおりです。今回学校においていじめの重大事態が発生したということは、白岡市にとって誠に深刻なことですが、その解決策として教育委員会が議会に最初に出してきたのがいじめ防止対策推進委員の報酬を引き上げる、この条例案であるということがまずもって信じられません。いじめ防止対策推進委員の職務が白岡市いじめ防止基本方針に基づきいじめ防止等のための調査研究等、有効な対策を検討するため、専門的見地からの審議を行うことであることは、白岡市いじめ防止対策推進委員会条例3条1号に明記されております。委員としていじめを防止する職務が全うできなかったために、今回のいじめの重大事態は発生したわけですが、なぜこの方々の報酬を引き上げるのが解決策となるのか、私には全く理解ができません。まずは、いじめ防止対策推進委員が自らの責任を認め、謝罪を行うのが先ではないでしょうか。しかも、今回のいじめの重大事態がどのような事案であるのか、議会に対して全く説明がありません。職責を全うできなかったことについて謝罪も説明もなく、報酬だけ引き上げてくださいなどという議案には到底賛成できません。  次に、今般の議案説明において、教育委員会が一貫していじめ防止対策推進委員会の臨時会を第三者委員会と呼んでいることには、極めて大きな違和感があります。日本弁護士連合会が平成22年に策定した企業等不祥事における第三者委員会ガイドラインによれば、第三者委員会とは企業や組織において犯罪行為、法令違反、社会的非難を招くような不正、不適切な行為等が発生した場合及び発生が疑われる場合において、企業や組織から独立した委員のみをもって構成されるタイプの委員会をいいます。ここで最も重要なのは、委員が組織からの人的独立性を有していることであり、この要件が満たされていなければ、世間一般では第三者委員会とは言いません。  白岡市のいじめ防止対策推進委員会の委員は、定例会も臨時会も同一のメンバーにより構成されており、その際、条例の委任に基づく規則のさらにその委任に基づく委員長の決定という、市民一般の知る機会のない規定に基づいて臨時会の場合の人数を絞り込んでいるということのようですから、これが世間一般に言う第三者委員会に当たらないことは明白です。なぜこれが問題かといえば、いじめを防止する人間といじめを調査する人間が同じになってしまうからです。いじめの重大事態が発生したということは、要するにいじめの防止が成功しなかったということですから、当然調査する側の人間は防止する側の人間の責任を追及しなければなりません。ところが、調査する側の人間が予防する側の人間と同一人物であれば、どうしても追及は甘くなります。例えて言えばテストを受けた人間が丸つけもするようなもので、客観的かつ公正中立に責任を追及することは制度上期待できず、むしろ逆に構造的な隠蔽を生み出すような制度設計になってしまっています。  なぜこのような制度設計のミスが発生しているのかを調べてみたところ、文教厚生常任委員会における委員外議員質疑を通じて、制度の大本になっているいじめ防止対策推進法の曲解に起因するものと理解しました。いじめ防止対策推進法は、①として、いじめ防止を担当するいじめ問題対策連絡協議会、②として、いじめ問題対策連絡協議会と教育委員会の連携をさらに実効的にするためのプラスアルファの委員会、③として、いじめの重大事態が発生した場合にアドホックに設置される調査委員会という3つの組織が別々に規定されています。つまりいじめの防止を担当する組織といじめの調査を担当する組織は、法律上はあくまで別物です。ところが、白岡市においては、②のプラスアルファの委員会としていじめ防止対策推進委員会のみが設置されており、これが①のいじめ予防のための連絡協議会と③の調査委員会の両方の機能を兼ねるような格好になってしまっています。確かに文部科学省のマニュアルによれば、②のプラスアルファの委員会と③の調査委員会の2つを兼ねることはできますが、これはあくまで①のいじめ防止のための協議会と②のプラスアルファの委員会が別立てとなっている場合の話であって、白岡市のように①の協議会をそもそも設置せずに、②のプラスアルファの委員会に①の仕事も③の仕事もさせようというのは、制度趣旨に反する法律の曲解であると考えます。文教厚生常任委員会においては、この点を指摘し、教育委員会としても県に確認するとの答弁があったところですが、その後県からどのような回答があったのか、私は何の報告も受けておりません。  いずれにしましても、このような隠蔽を生みかねない制度構造を匡すのが今何よりもやらなければならないことです。制度改正により、本当の意味での第三者委員会を立ち上げることをせず、その逆にいじめを防止するはずの人間が調査する側に回った場合の報酬を引き上げるなどということは、安心してお子さんを学校に通わせたいというお父さん、お母さんたちからの負託を裏切るものであると考えますので、議案第56号には賛成できません。 ○江原浩之議長 次に、3番、野々口眞由美議員。       〔3番 野々口眞由美議員登壇〕 ◆3番(野々口眞由美議員) 議案第56号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論いたします。  まず、今回の条例改正は、委員の報酬の改正であり、設置自体の是非を問うものではなく、先ほどの反対討論は論点がずれていると思います。しかし、あえて言うのであれば、白岡市いじめ防止対策推進委員会条例及び規則にのっとり正しく運用されており、設置自体に何ら問題はありません。  こちらの図を見てください。これは、いじめ防止対策推進法に定める組織として、2018年に文部科学省が出した資料です。いじめ問題対策連絡協議会、先ほど中村議員がおっしゃっていましたいじめ問題対策連絡協議会というのは、あくまでも任意設置ということで義務づけられてはおりません。また、いじめ防止対策推進法第14条1項でも、いじめ問題対策連絡協議会を設置することができるということで任意設置ということが明記されております。例えば令和4年、つい最近になりますけれども、浜松市は浜松市いじめ問題第三者委員会条例を制定しました。これは、重大事案だけを調査する目的で設置されており、いじめ問題対策連絡協議会は設置されておりません。さらに、こちらの図でお分かりになるように、教育委員会の附属機関と調査組織は兼ねることも考えられると、この下のところです。星印の組織は兼ねることも考えられると、このように書かれています。白岡市に置き換えた場合、教育委員会の附属機関である白岡市いじめ防止対策推進委員会定例会と調査組織臨時会は兼ねることができるということになります。要は定例会の委員が臨時会の委員を兼ねてはいけないといった決まりはないということです。よって設置には何ら問題がないことがお分かりいただけたと思います。議案の趣旨から外れていることで反対されるのであれば、せめて法律や制度を正しく理解した議論が行われるべきだと思います。  ここで本題に戻します。既にいじめ重大事案が発生していることから、早急に対応する必要があるため、8月から臨時会を開催しているわけです。今回否決された場合、犠牲になるのは子供たちです。いじめ問題は、長期間になればなるほど記憶も曖昧になったりと、調査がうまくいかなくなることがあります。また、心労からさらに深い傷を負うこともあります。定例会の委員と臨時会の委員を兼ねているのは、このようなことを防ぎ、迅速に対応するためです。そして、特に臨時会においては、公平性、中立性確保のため、利害関係のない専門的知識を有する者が携わることが最も重要です。今回携わる方は、教育委員会が選出したわけではなく、それぞれの団体より推薦をいただいた方のみで構成されており、その透明性、信頼性は高いものと考えます。弁護士、臨床心理士など専門的知識を有する者の報酬が高いのは常識です。さらに、調査するに当たっては、会議以外に費やす時間がとても多いと弁護士から聞いています。よって、今回の報酬改定は適切だと判断し、速やかに調査が進むことを望みます。  よって、私は議案第56号に賛成いたします。 ○江原浩之議長 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第56号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第58号 令和4年度白岡市一般会計補正予算(第6号)の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第58号 令和4年度白岡市一般会計補正予算(第6号)の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第59号 令和4年度白岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第59号 令和4年度白岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第60号 令和4年度白岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第60号 令和4年度白岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第61号 令和4年度白岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第61号 令和4年度白岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第62号 令和4年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第62号 令和4年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。       休憩 午前10時23分       再開 午前10時40分 ○江原浩之議長 現在員18名であります。  再開いたします。  休憩前に引き続き会議を続行いたします。 ○江原浩之議長 次に、議案第63号 令和3年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定についての討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  6番、関口昌男議員。       〔6番 関口昌男議員登壇〕 ◆6番(関口昌男議員) それでは、議案第63号 令和3年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。  藤井市長は、市政運営に関する基本方針として信頼、現場第一、変革の3つの基本姿勢を挙げて取り組むとして、令和3年度予算編成に当たっては、白岡市に住みたい、住み続けたい、住んでいてよかったと思えるふるさと白岡を築いていくとしていました。これらの方針について、私たちは一定の期待を持って見守ってきました。その中で、決算の結果を見ますと、実績は認めますが、一定の問題点を指摘し、白岡市一般会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。  この決算は、歳入総額が181億3,664万円で、前年度比15.7%の減額となりました。これは、主として新型コロナウイルス感染症対策のための国庫支出金等が前年より縮小されたことによるものです。歳出合計は171億6,486万円で、前年度比17.1%の減額となったものです。そして、差引き残高は9億7,177万円となりました。歳入の主なものは、市税が歳入総額の39.9%、国庫支出金が22.1%となり、地方交付税が10.8%、県支出金5.8%、市債が5.8%となっています。市税は、前年度と比較して2.5%の減少で、市税の中の個人及び市民税並びに固定資産税が減少していますが、軽自動車税の伸びが引き続き顕著になっています。今年の収入の特徴は、地方交付税が当初予算では12億円だったものが19億5,000万円になるなど大幅に伸びて、地方交付税の代替財源である臨時財政対策債は、当初予算では8億5,000万円の予算が組まれましたが、決算では5億7,000万円に縮小されたように、収入構造に一定の変化が起こりました。これは、地方自治体からのこれまでの収入構造に対する批判をコロナ危機による財政変化を機会に、国が一部手直しをしたことと評価したいと思います。  歳出の特徴は、前年大幅に伸びたコロナ対策の関係経費が縮小したことが大きな特徴でした。事業におきましては、福祉関連施策では、西第三児童クラブを新設し待機児童の解消を図るとともに、保育環境の向上を図りました。また、幼児教育・保育無償化事業等で子育て支援の強化を図りました。さらに、教育関係では、小・中学校GIGAスクール構想環境整備事業によるタブレット端末を活用したICT教育の充実が図られました。生活環境整備では、水道補修事業等において水道施設の浚渫の実施が行われました。産業振興関係では、プレミアム付き商品券の発行の実施により、感染拡大の影響を受けた市内事業者の支援及び家計の負担軽減が図られました。都市基盤整備関係事業では、立地適正化計画の策定に向けた基礎調査を行い、白岡宮代線の整備工事等が推進されました。  しかし、1番目として、国政の場においても消費税の削減問題が論議されています。消費税は、低所得者の世帯に大きな負担がかかる逆進性の強い大衆課税です。3%から始まった税率が引き上げられ、安倍内閣が10%への引上げを強行したため、その後引き続く新型コロナ感染症による景気後退局面のきっかけになりました。今こそ市長は、10%への引上げがいかに無謀なものかを国に訴えるべきです。国会でも消費税の5%への引下げの論議が始まっており、消費税は廃止ないし引下げすることも実現性を帯びてきました。  次に、2番目として、国際的にもエネルギー政策の発展が求められていますが、国際的な取組に比べて日本政府の取組は大幅に遅れています。さらに、首相の新原発政策の発言は、世界的な動きに水を差すものとして厳しい批判にさらされています。再生可能エネルギーへの転換政策は、国が音頭を取って取り組まなければならない課題ですが、自治体でもこの問題に対する具体的な取組が強く求められているときに、市の取組が不十分であると指摘せざるを得ません。市でももっと本格的な取組が必要と考えます。  また、3番目として、マイナンバー制度の問題です。この普及率は、令和4年7月現在で全国的に45.9%、白岡でも43.4%です。この制度の構築と運営には膨大な予算が費やされているにもかかわらず、情報漏えいなどの問題発生に対する対策も不十分で、国民の疑念に応えられる制度になっていません。一方、この普及に対する予算も巨額の費用が支出をされています。市は、引き続き利用の安全性の担保、費用対効果なども冷静に判断しながら、国に廃止を働きかけるべきです。  また、第4番目として、同和対策事業については、白岡でもつまずきがあるようですが、問題を残しながらも継続されています。この事業は、一般行政に移行すべきものと指摘しておきます。  このように令和3年度決算認定については、積極的な面は評価するとともに、幾つかの不十分な点があることを指摘し、この決算認定には反対するものです。 ○江原浩之議長 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第63号 令和3年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○江原浩之議長 次に、議案第64号 令和3年度白岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第64号 令和3年度白岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○江原浩之議長 次に、議案第65号 令和3年度白岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  初めに、6番、関口昌男議員。       〔6番 関口昌男議員登壇〕 ◆6番(関口昌男議員) それでは、議案第65号 令和3年度白岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に反対の立場で討論いたします。  当年度決算は、収入合計6億8,556万円、歳出6億8,095万円で、差引き残高461万円を翌年度に繰り越すものとなっており、繰越額は前年度対比30%の増額となっております。歳入の主なものは、保険料で79.7%、一般会計からの繰入金が17.1%となっております。歳出の主なものは、広域連合への納付金で94.0%となっております。当市における75歳以上の人口は7,536人で、後期高齢化率は14.3%で引き続き上昇しています。被保険者数も7,457人で、前年度より262人増加となっています。  さて、埼玉県後期高齢者医療広域連合議会は、令和3年度の保険料改定で保険料の特例軽減制度を7.75割軽減の方を7割軽減としました。このように後期高齢者の保険料は年々引き上げられ、年金が引き下げられ、消費税の引上げも行われた中で、保険料の引上げは高齢者の生活を一層苦しいものにしています。さらに、コロナ禍における高齢者の生活はますます困難になり、医療負担増はとても容認できるものではありません。さらに、今年の10月1日から75歳以上で一定以上所得のある方の医療費の窓口負担が2割に変わり、その通知が該当者に配布され、これに大きな衝撃を受けている人も出ています。この改悪は、一定の期間配慮措置があるものの、白岡市の後期高齢者医療保険の利用者にも大きな影響が及ぶもので、これらに対応する何らかの施策の検討を要望してきましたが、それは実現しませんでした。欧州諸国などの先進国では、窓口負担は無料または少額と伝えられています。日本の制度でも、引上げではなく引下げをすべきです。  後期高齢者医療制度は、コロナ禍において病気の恐怖や生活苦に苦しめられている高齢者の生活実態を無視したものになっており、この決算には反対するものです。 ○江原浩之議長 次に、4番、斎藤信治議員。       〔4番 斎藤信治議員登壇〕 ◆4番(斎藤信治議員) 私は、議案第65号 令和3年度白岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてに賛成の立場で討論します。  後期高齢者医療は、高齢者の増加とともに、我々の生活に欠くべからざるものとなっています。細かな数字は、先ほど関口議員がおっしゃったとおりです。高齢者人口の増加と同時に、人口構成比率においても後期高齢者の率は増しています。日本経済の停滞、所得の長期低下傾向などにより、市の予算、国の予算は配分に苦慮しているところです。このような状況において、後期高齢者医療制度の健全性を保ったまま存続させていく、そのためには窓口支払いの増加など厳しい対応をせざるを得ない、それは理解できます。しかし、生活に困窮している後期高齢者が多くいること、これもまた事実です。後期高齢者のため、就労による所得控除は望むべくもありません。こうした人々に対して手厚い対策を講じるべきであるとすることは申し添えておきたい。しかし、後期高齢者医療を存続し、健全性を保つためには、今の方法を継続せざるを得ないかと思います。  よって、私は本議案に提案賛成するものであります。 ○江原浩之議長 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第65号 令和3年度白岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○江原浩之議長 次に、議案第66号 令和3年度白岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  初めに、6番、関口昌男議員。       〔6番 関口昌男議員登壇〕 ◆6番(関口昌男議員) それでは、議案第66号 令和3年度白岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。  当年度決算は、歳入合計37億9,110万円、歳出合計36億2,426万円、差引き残高1億6,684万円を翌年度に繰り越すものとなっております。歳入の主なものは、保険料24.1%、支払基金交付金が24.2%、国庫支出金17.6%、県支出金13.9%、市からの繰入金16.0%となっております。また、歳出の主なものは、保険給付金が91.3%を占めております。当年度末の65歳以上の人口は1万4,590人で、高齢化率は28.09%となっており、前年度末の27.81%より0.28ポイント上昇し、近年この上昇傾向は続いています。  保険料は、年間18万円以上の年金受給者から天引きされる特別徴収と普通徴収があります。特別徴収については、昨年同様100%ですが、普通徴収の徴収率は95.1%、滞納繰越金の徴収率は16.1%となっております。介護保険制度に対する国の負担割合は25%ですが、5%を調整交付金として交付する仕組みになっております。白岡市の場合、本年度は昨年度より大幅に引下げになり、1,302万円で、率にすると0.52%です。調整交付金を別枠にしなければ、その分で保険料を引き下げることができます。調整交付金の別枠を中止し、それと併せて国の負担割合を30%にするよう要求すべきと考えます。  介護保険制度は、高齢者に対する介護サービスを一体的、効率的に提供し、社会全体で支える制度として2000年4月から実施されてきました。しかし、高い保険料と利用料を負担できず、制度があっても利用できない人々がおります。また、介護保険制度は、度重なる制度改正が行われ、要支援者サービスの保険給付外し、一定の所得のある人には利用料を2割にされ、現役並みの所得があると認定された方は利用料が3割となりました。そして、軽度の人々へのサービスも削減されてきました。介護保険法に規定する介護予防日常生活支援総合事業が平成28年11月から開始され、地域支援事業費の総額が1億2,182万円となり、昨年より3.0%増となっていますが、その評価は不十分なものです。国が介護保険に対する責任を果たすよう強く要求することを求めて、決算認定に反対の討論といたします。 ○江原浩之議長 次に、9番、菱沼あゆ美議員。       〔9番 菱沼あゆ美議員登壇〕 ◆9番(菱沼あゆ美議員) それでは、議案第66号 令和3年度白岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論いたします。  介護保険制度は、介護を必要とする状態になっても自立した生活が送れるよう、また家族などの介護負担を軽減し、高齢者の介護を社会全体で支える仕組みとして、今ではなくてはならないものとなっています。  さて、歳入では、介護保険料は前年度と同じ程度の収納率が確保され、また国や県などの法定負担分についても適正に財源が確保されていると考えます。歳出については、保険給付費が全体の91.3%を占めています。  事業内容ですが、コロナ禍により前年度は中止した事業などの支障はありましたが、令和3年度には介護予防、ケアマネジメントや訪問介護などのサービス提供、地域包括支援センターの活発な運営、介護予防の主力のシニア元気アップ教室も再開し、本来のサービス提供に近い、かなりコロナ前に戻る状況の取組になったと評価いたします。今後も必要な人が安心して利用できる介護予防と介護サービス事業で市民の福祉向上に寄与できるよう、さらなる努力をされるよう期待をいたします。  本決算は、介護保険制度に基づき適正な執行がなされたものと認められますので、私は本案の認定に賛成の意を表します。 ○江原浩之議長 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第66号 令和3年度白岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○江原浩之議長 次に、議案第67号 令和3年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第67号 令和3年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○江原浩之議長 次に、議案第68号 令和3年度白岡市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第68号 令和3年度白岡市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決及び認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり可決及び認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決及び認定することに決定いたしました。 ○江原浩之議長 次に、議案第69号 令和3年度白岡市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  初めに、2番、中村匡志議員。       〔2番 中村匡志議員登壇〕 ◆2番(中村匡志議員) それでは、議案第69号 令和3年度白岡市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定案について、反対の立場から討論いたします。  反対の理由は、第1点目として、当該剰余金処分案及び決算案が利益を計上しているのは、経営状態を正確に反映しておらず、妥当でないこと、第2点目として、地方公営企業法第30条第2項に基づく監査が適正になされていないこと、第3点目として、議会事務局の不適切な運用のせいで当該議案の審議自体が不十分となっていること、この3点であります。第1点目の理由の趣旨については、昨年9月議会の反対討論にて既に説明しているため、今回は割愛し、ここでは第2点目及び第3点目の理由についてのみ敷衍することといたします。なお、これら2点については、当方が今月16日に提出した住民監査請求と趣旨を同じくしておりますので、個人情報を伏せる等必要な処理を加えた上で、その該当部分を読み上げることにより討論に代えさせていただきます。  「監査委員は、財産の管理に関する職務として、地方公営企業法第30条第2項に基づき地方公営企業の監査を行う義務を負っているところ、監査委員が令和4年8月8日付で市長に提出した令和3年度白岡市水道事業、公共下水道事業及び農業集落排水事業会計に関する決算審査意見書は、令和3年度白岡市公共下水道事業損益計算書におけるその他未処分利益剰余金変動額2,690万9,137円と、令和3年度白岡市公共下水道事業剰余金計算書におけるその他未処分利益剰余金変動額ゼロ円が符合していないのを看過し、計数は正確であると結論づけているため、適正なものとは認められない。これは、地方自治法第242条第1項の言う違法または不当な財産の管理及び財産の管理を怠る事実に該当するものである。  よって、その是正に必要な措置として、該当部分につき、地方公営企業法第30条第2項に基づく監査をやり直した上で、監査の対象となった決算の該当部分を更正すべき旨を書き加えることにより、上記決算審査意見書を修正されたい。その場合、決算そのものの更正も当然必要となろう。  なお、請求人は、白岡市議会議員であるから、住民監査請求という形ではなく、むしろ市議会において監査委員に対して質疑を行うことにより、上記請求の内容を実現すべきであると思われるかもしれない。実際にも地方自治法第96条第1項第3号は、決算を認定することを市議会の権限とした上で、地方公営企業法第30条第4項は、市長が上記決算意見書を所定の市議会定例会に提出するものとし、その際、地方自治法第121条第1項は、監査委員に対し、市長及び教育長とともに、所定の場合に説明員としての市議会への出席義務を課しているのであるから、その帰結として上記決算審査意見書が審議の対象となり、かつこれに関する質疑を出席中の監査委員に対して行うことができることは当然である。ところが、令和4年8月30日に請求人がその他未処分利益剰余金変動額の金額が損益計算書と剰余金計算書で異なっているが、計数は正確であると認めたのはいかなる観点及び理由からか監査委員に伺うとの質疑内容を記載した質疑通告書を提出しようとしたところ、議会事務局の局長及び主幹は、監査委員に質疑を行うことができないとの上記法令に反する違法な理由で受理を拒否した。その結果、押し問答の末、監査委員の見解を市長に伺うという内容で受理された。その後、請求人の家族が新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者となったため、市議会の要請により、請求人は同年9月2日の本会議を欠席せざるを得なかったため、同内容の質疑を同月13日の産業建設常任委員会において行おうとしたところ、上記局長は決算審査意見書は審議の対象とならないとの上記法令に反する違法の理由で請求人の質疑を遮ろうとした。ここでも押し問答の末、委員長の良識ある決定により請求人は質疑ができることとなったが、これに対する執行部の答弁は独自の見解を述べるのみで、実際に監査委員の見解を確認したのか判然としないものであった。いずれにせよ、議会事務局によるこのような運用は上記法令に違反しており、かつ議会のチェックにより監査委員の業務を適正ならしめることを妨げる不当なものであるから、間接的に地方自治法第242条第1項の言う違法または不当な財産の管理及び財産の管理を怠る事実を惹起するものである。  よって、その是正に必要な措置として、監査委員は決算審査意見書が議会の審議対象となる旨及び議員の質疑に対して自ら答弁を行う旨を議会に通知し、議会をして上記運用を改めさせるよう求める。」  以上、反対討論といたします。 ○江原浩之議長 ここで暫時休憩いたします。       休憩 午前11時16分       再開 午前11時17分 ○江原浩之議長 現在員18名であります。  再開いたします。  先ほど2番、中村議員の反対討論におきまして、事務局の運用という話で討論が入っておりましたが、正式には事務局の運用ではないというところであります。  次に、15番、遠藤誠議員。       〔15番 遠藤 誠議員登壇〕 ◆15番(遠藤誠議員) 私は、議案第69号 令和3年度白岡市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、賛成の立場から討論いたします。  私、何度か申し上げているのですけれども、それから資料によりますと、産業建設常任委員会も視察に行っているようですが、埼玉県が作った埼玉の下水道2021という冊子にあるのですが、埼玉県の下水道管の延長はさいたま市から兵庫県まで続いていると、全国の下水道管は何と月まで届くと、それはまだ下水道関係者の意見は誇らしげに言っているのです。でも、よく考えてください。我々は、その管の布設の費用、それから改修、その費用を全部負担させられるのです。皆さんご存じのように、政府はコンパクトシティという名目で施設を、国や県や市の都市をつくろうとしています。あまりにも大き過ぎて、流域下水道という規模が大き過ぎて皆さん目が見えないのです。これから先、必ず私はこの流域下水道というシステムは早晩維持できなくなるというふうに考えています。そういうことを論点として言っている資料は実はないのです。ただ、そのことは申し上げておきたいし、地方議会の議員の皆さんもそのことを念頭に置いて考えてほしいと思います。どういう形ができるか。浄化槽も意味があるし、それからもう一つ絡んでくるのは自然なのです。何が自然か、下水道の視察に行った方はご存じでしょうけれども、何てことはないのです。汚物をバクテリアに食わせるというシステム以外の何でもないのですから。それは、管を延々と流していくというふうな方式が、私はちょっと皮肉で言うと、個別の企業ではなくて、製鉄所、鉄鋼会社(P254で「…………」から「個別の企業ではなくて、製鉄所、鉄鋼会社」に発言を訂正)という会社があるのかもしれませんけれども、個別の企業ではなくて、製鉄所、鉄鋼会社(P254で「…………」から「個別の企業ではなくて、製鉄所、鉄鋼会社」に発言を訂正)のような管をたくさん売りたいところから、経済成長のために鉄を使ってどんどん、どんどん造るということから、そういう発想ができたシステムが流域下水道だと思っています。地方の議会の皆さんもそういうことを考えて、何か将来長いスパンで考えて維持できる施設なのかを考えていただいたほうがいいです。  下水は、快適な生活を保障するということで、毎日継続的に使わなければなりません。そういうことを考えると、すぐやめるというわけにいかないのです。ほかの市がちゃんと確立しないとできません。これから大規模な改修や改築の時期に入ってきます。そのときこそ何か一番効率的な、それから自然な形であるかということを考えていただきたいと思います。  以上の論点から第69号議案に賛成いたします。 ○江原浩之議長 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第69号 令和3年度白岡市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決及び認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり可決及び認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決及び認定することに決定いたしました。 ○江原浩之議長 次に、議案第70号 令和3年度白岡市農業集落排水事業会計剰余金の処分及び決算の認定について討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  初めに、2番、中村匡志議員。       〔2番 中村匡志議員登壇〕 ◆2番(中村匡志議員) それでは、議案第70号 令和3年度白岡市農業集落排水事業会計剰余金の処分及び決算の認定案について、反対の立場から討論いたします。  本議案につきましても、議案第69号 令和3年度白岡市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定案に述べた第1点目の理由と同じ理由により反対いたします。 ○江原浩之議長 次に、15番、遠藤誠議員。       〔15番 遠藤 誠議員登壇〕 ◆15番(遠藤誠議員) 私は、議案第70号 令和3年度白岡市農業集落排水事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、賛成の立場から討論します。  農業集落排水は、やがて工業団地に下水道施設が通って、その後下水につながるというふうに聞いております。当然の結果だと思いますけれども、私ちょっと不勉強だったのですけれども、全国の農業集落排水についてどうなっているかもう少し調べて、多分推測ですが、運命は同じだと思っています。先ほど下水の関係で前69号議案で申したとおり、下水についてはまちづくり、コンパクトシティの観点から全面的に見直すべきだと私は考えております。ただ、毎日の生活の中で重要なものですから、継続しなければなりません。そういう意味で賛成いたします。 ○江原浩之議長 暫時休憩いたします。       休憩 午前11時28分       再開 午前11時28分 ○江原浩之議長 現在員18名であります。  再開いたします。  以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第70号 令和3年度白岡市農業集落排水事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決及び認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり可決及び認定とすることに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決及び認定することに決定いたしました。                          ◇ △発言の訂正 ○江原浩之議長 15番、遠藤誠議員。 ◆15番(遠藤誠議員) 先ほど第69号議案の賛成討論のとき個別の企業の名前を出してしまいました。「個別の企業ではなくて、製鉄所、鉄鋼会社」というふうに改めて訂正させていただきます。                          ◇ △議案第71号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○江原浩之議長 日程第7、議案第71号 白岡市教育委員会教育長の任命についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 藤井市長。       〔藤井栄一郎市長登壇〕 ◎藤井栄一郎市長 それでは、議案第71号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案第71号は、白岡市教育委員会教育長の任命についてでございます。このたび長島秀夫氏が令和4年6月30日をもって辞職をしたため、後任といたしまして横松伸二氏を任命することについて議会の同意を得たいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、本案を提出するものでございます。  なお、横松伸二氏の経歴につきましては、別添のとおりでございます。これまで埼玉県職員として教育局の教育総務部教職員課長や市町村支援部の生涯学習推進課長、参事などを歴任され、生涯学習の推進や家庭教育の振興をはじめとする県内市町村教育委員会の支援に携わるほか、文部科学省への出向を経験するなど、教育行政全般について高い識見を有しておられます。また、人格が高潔で、長年教育行政に携わって蓄積された専門的知見と指導力は、これからの本市の教育施策を推進する上で、白岡市教育委員会教育長として極めて適任と存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○江原浩之議長 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第71号については、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第71号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 初めに、本件に対する反対討論の発言を許します。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 反対討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第71号 白岡市教育委員会教育長の任命についての件を採決いたします。  本件はこれに同意することにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 ご異議なしと認めます。  よって、本件はこれに同意することに決定いたしました。                          ◇ △議案第72号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○江原浩之議長 日程第8、議案第72号 令和4年度白岡市一般会計補正予算(第7号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 藤井市長。       〔藤井栄一郎市長登壇〕 ◎藤井栄一郎市長 それでは、議案第72号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案第72号は、令和4年度白岡市一般会計補正予算(第7号)でございます。今回の補正予算は、新型コロナウイルスに係るオミクロン株対応ワクチン接種及び小児の3回目接種を実施するため、新型コロナウイルス感染症予防接種事業を増額するものでございます。  この議案につきましては、総合政策部長から補足説明をいたさせますので、慎重にご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○江原浩之議長 これをもって提案理由の説明を終わります。 次に、市長提出議案の補足説明を求めます。  相川総合政策部長。       〔相川哲樹総合政策部長登壇〕 ◎相川哲樹総合政策部長 それでは、議案第72号 令和4年度白岡市一般会計補正予算(第7号)の内容につきましてご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の1ページを御覧ください。第1条でございますが、今回の補正予算は歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,341万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ174億6,723万4,000円とするものでございます。  続きまして、説明書によりましてご説明させていただきます。恐れ入りますが、8ページをお開きください。まず、歳出でございます。オミクロン株対応ワクチンにつきまして、薬事承認や必要な法令改正等により、9月から輸入を一部前倒しして接種が開始されることとなりました。また、5歳から11歳までの小児の3回目のワクチン接種につきましても、関係法令等の改正が行われ、接種が開始されることとなりました。このことから、4款1項2目予防費、新型コロナウイルス感染症予防接種事業におきまして、新型コロナウイルスに係るオミクロン株対応ワクチン接種及び小児の3回目接種を実施するために必要な経費を増額するものでございます。  続きまして、歳入でございます。恐れ入りますが、7ページにお戻りください。新型コロナウイルスワクチン接種に係る体制確保に必要な費用については、地方負担が生じることがないよう、引き続き国が全額を負担する方針となっております。このことから、14款1項2目衛生費国庫負担金及び2項3目衛生費国庫補助金につきまして、新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金及び新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金をそれぞれ増額するものでございます。  以上で令和4年度白岡市一般会計補正予算(第7号)の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○江原浩之議長 補足説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第72号については、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第72号については委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  初めに、原案に対する反対討論の発言を許します。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 反対討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第72号 令和4年度白岡市一般会計補正予算(第7号)についての件を起立により採決いたします。本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されましたご着席ください。                          ◇ △議提案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○江原浩之議長 日程第9、議提案第4号 安倍晋三元首相の国葬に反対する決議の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  4番、斎藤信治議員。       〔4番 斎藤信治議員登壇〕 ◆4番(斎藤信治議員) それでは、議提案第4号 安倍晋三元首相の国葬に反対する決議案についてご説明いたします。  内容については、提案書に書いてあるとおりですので、提案書の朗読をもって説明に代えさせていただきます。  令和4年9月27日、日本武道館において安倍晋三元首相の国葬が計画されている。選挙期間中に暴力の凶弾に倒れた死者を弔うことは当然のことであるが、国葬となれば事実上、国民は弔意を強制されることになるので、主権者である国民の同意が必要である。白岡市民はもとより多くの国民の反対意見があり、国民の同意が得られない状況では国葬とする正当性はない。  安倍晋三元首相が首相として行動してきた中で、いわゆる「もり・かけ・さくら」のような事件が起きている。貴重な命を絶った人がいるにもかかわらず、明確な説明もなくこのような事件をうやむやのまま消し去ろうとしていた。また、国会での度重なる発言拒否や説明の不十分な答弁など国会軽視としか言えない対応をした。議論を尽くすという民主主義の根幹を無視し続けていた。そのような人物を国葬で弔うことなどあってはならないことである。  よって、白岡市議会は、安倍晋三元首相の国葬に反対する。  以上、提案説明とさせていただきます。 ○江原浩之議長 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  2番、中村匡志議員。 ◆2番(中村匡志議員) それでは、議提案第4号についての質疑を行います。  第1点目として、私は他人のお葬式を政争の具にすること自体が極めて良識に欠ける行為だと思うのですが、分かりやすい例えで言いますと、もし提案者の方がご家族のお葬式をしている最中に葬式反対とデモ行進をされたり、市議会で葬式反対と決議されたとしたら、ご遺族としてどうお感じになられますか。そのことをお考えになられたことがありますか。安倍元内閣総理大臣のご遺族のお気持ちについてはどうお考えなのでしょうか。  第2点目として、民法710条には慰謝料の請求ができるとの規定があります。今回の決議が成立することにより、ご遺族がご心痛を感じた場合、白岡市議会はご遺族から損害賠償請求を受ける可能性がありますが、その場合の責任は誰が取るのでしょうか。  第3点目として、決議案には「国葬となれば事実上、国民は弔意を強制されることになる」とありますが、岸田内閣総理大臣からは、「故人に対する敬意と弔意を表す儀式として安倍元総理の国葬儀を行うことが適切であると判断したわけですが、一方で今般の国葬の実施に当たっては、国民一人一人に弔意の表明を強制する、強制的に求めるものであるとの誤解を招くことがないように、弔意表明の協力方の要望を行わない」との国会答弁があったところです。提案者は、この国会答弁についてご存じないのではないか、そもそも事実誤認があるのではないかという点をお尋ねいたします。  第4点目として、主権者である国民の同意が必要であるというのは、具体的には国会の制定する法律の根拠が必要であるという意味でしょうか。もしそうであるとすれば、国民の権利を侵害する場合に限り法律の根拠が必要であるという行政法の通説である侵害留保説を否定し、ほとんど支持のない少数説である全部留保説を主張するものであるのかお尋ねいたします。  第5点目として、もしこの決議が成立した場合には、国葬賛成者に対しても国葬反対の意見を強制することになるのではありませんか。私は、安倍晋三先生を高く尊敬しており、7月8日に安倍先生がお亡くなりになられたときには大変悲しい思いをいたしました。7月13日には、自民党本部に献花、記帳をしてまいりました。午後4時頃でしたが、献花、記帳を待つ長い人の列ができていて、安倍先生が国民の皆様からこんなにも広く愛されていたのだと実感を新たにいたしました。もしこの決議が成立してしまうと、白岡市議会名義で決議が発表されてしまうため、私のように国葬に賛成する議員までもが反対表明をしたかのような格好になってしまいます。このような決議は、憲法の保障する思想・良心の自由や表現の自由を侵害するものであり、憲法違反ではありませんか。決議案では、弔意の強制が問題視されていますが、これは前述のとおり事実誤認に基づくものであるのに対し、決議による…… ○江原浩之議長 2番、中村匡志議員に申し上げます。  議場での質疑は簡潔にお願いいたします。 ◆2番(中村匡志議員) もうすぐ終わります。  決議による国葬賛成者への反対意見の強制については、実際に発生する事象ですので、より深刻な問題であると考えますが、いかがでしょうか。  第6点目として、国葬賛成者に対しても国葬反対意見を強制することのないよう、国葬反対者の方が議会決議ではなく、個別にご表明をされれば十分かと思いますが、あえて思想・良心の自由や表現の自由を侵害してまで議会決議をすることにこだわるのはなぜでしょうか。あるいは、この議案を取り下げることで国葬賛成者の思想・良心の自由や表現の自由を守るおつもりがあるのかお尋ねいたします。  以上6点にわたりお尋ねいたします。 ○江原浩之議長 4番、斎藤信治議員。       〔4番 斎藤信治議員登壇〕 ◆4番(斎藤信治議員) 中村議員から質問があるということは想定していましたが、ちょっと6点とは想定外でした。ですので、ちょっと6点答えられるかどうか分かりませんが、答えられる範囲でお答えさせていただきます。  まず、葬式の反対をしているのではないか、国葬に反対しているのであって、葬儀を反対しているものではありません。決議案の最初に言っているとおり、提案書の中に2行目で「暴力の凶弾に倒れた死者を弔うことは当然のこと」と言っています。死者を弔うことをするななどと一言も言っていません。国葬をやめてくださいと言っているのであって、葬儀そのものをやめろなどということは、これは間違っても言っていませんし、そんなことを言うつもりもさらさらありません。  2点目は、そういう意味でいうと慰謝料の話ですけれども、国葬ですべきではないと言っているのであって、葬儀をやめろと言っていれば、それは家族からの慰謝料請求があっても、それはやむ仕方がないとは思いますが、そういうことではありませんので、2番目は該当しないと思います。  3つ目は、弔意の強制という問題です。確かに首相は、弔意を強制するものではないと言っていますが、しかし様々なところで実質的に弔意を強制するかのような動きがあります。例えば半旗を揚げろと、学校で子供たちにこのことを説明しろとか、そういうような要望が幾つか出ていると聞いています。これは、まさに弔意の強制ではないでしょうか。いかに首相が弔意を強制するものではないと言っておきながら、国葬をして大きくやれば、それは強制されていると感じる人が、多くの国民がそう感じるのは、これは致し方ないものと考えます。  それから、国民の同意とはということですが、基本的には国会での議論が成立することだろうと思っていますが、それでなくてもあちこちのところでアンケートを取られています。そして、今現状反対、それが過半数です。賛成を圧倒的に反対が上回っています。これは、国民の同意があるとはとても言えないと、法的な問題ではなく、事実上アンケートを見て国民の多くが反対している、これが事実であるかと思います。この数字は、すみません、正式な数字は今私のところにありませんが、いろいろとニュースサイトを見ていただければ、それはお分かりのことかと思います。  それから、賛成者に対する議決をしたことが思想、信条の自由を侵害するのではないかということですけれども、それはもともと議会の立場ではないでしょうか。常にいろんな議会で、議論で賛成反対をしている、それは自分たちの思想、信条の問題の以前に、議会はそういう存在です。議会でのあなたの思想を、仮に中村議員が安倍さんを尊敬している、それをやめろと間違っても言っていません。そんなことは言わないです。そういう立場を取っているわけではありませんので、個人のことを言っているのでありませんので、そこは誤解のないようにいただければと思います。  6点目、すみません、何でしたっけ。       〔「取り下げるつもりはあるかどうか」と言う人あり〕 ◆4番(斎藤信治議員) 取り下げるつもりはありませんので、以上6点ご回答させていただきました。 ○江原浩之議長 2番、中村匡志議員。 ◆2番(中村匡志議員) 再質問をいたしたいと思います。  個別のお葬式に反対しているわけではないというようなお話ありましたけれども、既に安倍晋三元首相の私葬は奥様、安倍昭恵さんを喪主として既に挙行されておりますので、その話をしているわけではなくて、国葬自体が葬式であることは全く否定できない話であります。葬式に対して、それを政争の具にしたりだとか、デモ行進をしたりとか、あるいは市議会で反対決議をするとかというのは、良識に反しているのではないかということを私は聞きたかったのですけれども、その点に関して回答なかったようですので、その点ご回答をお願いいたします。 ○江原浩之議長 4番、斎藤信治議員。
    ◆4番(斎藤信治議員) 国葬、実際の葬儀なので、それを反対することは良識に反するのではないかということですけれども、あくまでも形式を変えれば何も問題を言うつもりはありません。国葬、例えばそれを自民葬にすると、そういう形であれば何ら異議を唱えるものではありませんので、そこは改めて言っておきたい。これだと中村議員が納得するかどうかは分かりませんが、あくまでも国葬、国民の血税を使う、そこに反対している、そういうことであります。 ○江原浩之議長 ほかに質疑はありませんか。  2番、中村匡志議員。 ◆2番(中村匡志議員) 自民党葬とか、そういう形であれば反対しないというようなお話でしたけれども、税金を使うかどうかというのが論点だという趣旨のご回答だったと思うのですけれども、私はそこについて税金を使っていたとしても、そのお葬式に対して反対表明とかデモ行進、そういうものをするのは良識に反しているのではないですかということを聞いております。  最後ですので、ご回答いただければと思います。 ○江原浩之議長 4番、斎藤信治議員。 ◆4番(斎藤信治議員) 税金を使う使わない、問題はそこではないというご指摘でした。強いて言えば国民の、私が今日見てきたニュースで見る限り、賛成1、反対2というぐらいのアンケートの結果だったかと思っています。すみません。正確な数字は今持っていないので、お答えできませんが、そのような数字だったかと思います。国葬、基本的にそれは国民全員が弔意を表する、そう言っているもので、国民が弔意を表明しないような国葬なんてあり得ない。国民が、法律はともかく、今回議案書の中に法律のことは一切書きませんでした。国会では法律問題とかやっていますが、ここでは法律の問題は一切出していません。それは、一般の国民がどう思っているか、そこだと思っているのです。今、比率、アンケートの結果を見る限り3分の2の国民が反対だと言っているものを強制する、強制という、すみません、それは言い方ですね、それを国葬する、それは国民が納得するか、そこだと思っています。良識云々の前に国民が納得しない、それをやるのかと、そこが違うのではないかということを言いたいのです。議会として、それを表明したい、そういうつもりでいます。 ○江原浩之議長 ほかに質疑はありませんか。  14番 大島勉議員。 ◆14番(大島勉議員) 先ほど議提案の提出者の話の中で、中村議員の質疑に対して要望が強制と取れるというようなお話があったかと思います。私は、要望は要望であると思っているのですけれども、そこに強制力は何があるのかなというふうに感じます。むしろ今回のこの議提案の内容を決議させることを議会で話をすることのほうが強制のような感覚を持っております。その点についてどのようにお考えかお聞きしたいと思います。 ○江原浩之議長 4番、斎藤信治議員。 ◆4番(斎藤信治議員) 議会の議決は強制力があります。それは、議会の構造からそうなっている。議員全員が賛成しなくても、可決されたものは、反対した議員であってもそれに従わなければいけない、それは議会の、だからこそ議会が重みがあるのだと考えます。今、ここで決議をしてほしいと言っているのは、そういう意味でいうと確かに皆さんの行動に強制をさせるものであることは、議会という性格上確かだと思います。しかし、それは議会の外へ出て、私はやっぱりあれは反対なのだということを止めることは、それは強制はできないので、そこの部分に関しては個人の信条ですので、それはこの決議で止めることはできないと考えますので、思想、信条をそこで強制しているとは考えません。  以上です。 ○江原浩之議長 14番、大島勉議員。 ◆14番(大島勉議員) 私が聞きたいのは、要望が強制と捉えられるかどうかをお聞きしたい。その点だけお答えいただきたいと思います。       〔何事か言う人あり〕 ○江原浩之議長 暫時休憩いたします。       休憩 午後 零時04分       再開 午後 零時04分 ○江原浩之議長 現在員18名であります。  再開いたします。  4番、斎藤信治議員。 ◆4番(斎藤信治議員) 先ほどたしか中村議員のときに回答した件で、半旗を揚げてくれというような要望が幾つか出ている、すみません、これは直接見たものでも聞いたものでもということで、うわさの範囲でしかないので、それを議会で言ったということは、これは反省しなければいけないことだと思いますが、そういう声が聞こえてくる、それを問題視しています。ですので、先ほどの要望というのは、すみません、これはうわさでしかないので、ただそういううわさが飛び交う、それを問題視したいということです。納得していただけないでしょうか。       〔何事か言う人あり〕 ○江原浩之議長 静粛に願います。  ほかに質疑ありませんか。  11番、加藤一生議員。 ◆11番(加藤一生議員) この一連の流れの質疑と答弁を聞いていてなのですけれども、斎藤議員に確認取りたいのですが、この動きがどうなるかということを考えますと、まず斎藤議員が提案をします、この議会で万が一斎藤議員側の発言が否決されたとします。これは民主主義ですから、数です。その後、外に出て、俺たちは反対したのだけれども、議会はそうだったということを言いたいのですか、つまり。それって結果的にこの国葬という条件を使って自分の立場を強調する政論というか、文字どおり政策に利用しているということの何物でもないではないですか、それ。ここで決めたことが結果的に議決なのでしょう。そしたら従ってくださいよ、それに。政争の具にしているのではないですか。 ○江原浩之議長 11番、加藤一生議員に申し上げます。  ただいま安倍晋三元首相の国葬に反対する決議でございます。その質疑を十分理解して質疑を行ってください。 ◆11番(加藤一生議員) ですから、中村議員も、それから大島議員も言っていますけれども、何のためのこれは反対の議提案なのですか。そのことの本意を聞きたいのです。 ○江原浩之議長 4番、斎藤信治議員。 ◆4番(斎藤信治議員) 何か魂胆があるのではないかと、そういう意味でのご質問かなというふうに思うのですが、確かに私政治家ですから、いろんなことを考えます。しかし、今回これをやろうとしているのは白岡市民、白岡市民といっても5万人いますから、5万人の中のほんの一握りかもしれませんが、その人たちからおかしいだろう、国葬おかしいだろう、そういう声を聞きました。国葬に反対しろ、市民から突き上げ食らっています。そこが今回決議案を出している理由です。市民からの要望です。 ○江原浩之議長 ほかに質疑ありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議提案第4号については、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 ご異議なしと認めます。  よって、議提案第4号については委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  初めに、本件に対する反対討論の発言を許します。  2番、中村匡志議員。       〔2番 中村匡志議員登壇〕 ◆2番(中村匡志議員) それでは、議提案第4号について反対の立場から討論いたします。  日本時間で昨日午後7時、現地時間で午前11時より、グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国女王にして、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドをはじめとする14の英連邦王国の女王であり、英国国教会首長でもあられたエリザベス2世の国葬がウェストミンスター寺院において営まれました。チャールズ3世国王をはじめとする連合王国王族、トラス首相をはじめとする連合王国臣民、我が国の天皇皇后両陛下をはじめとする外国元首、要人の参列の下、聖職者の導きにより荘厳かつしめやかに国葬は営まれました。なお、我が国においては、臣民という表現は今日ではあまり使われなくなりましたが、連合王国においては現在でも臣民という表現が公式に用いられます。葬儀のクライマックスは、聖職者と参列者による連合王国国歌、「国王陛下万歳」の斉唱で、チャールズ3世即位後はゴッド・セイブ・ザ・キングとなるはずのところを女王治世の頃のようにゴッド・セイブ・ザ・クイーンと歌われたときには特に強く感銘を受けました。私はここに、死後においても神様にエリザベス2世を守ってほしいという連合王国王族と臣民の素朴かつ真摯な心情を酌み取り、私もおのずとエリザベス2世のご冥福をお祈りする気持ちになりました。もちろん私は、エリザベス2世にお会いしたこともお話ししたこともない赤の他人ですし、エリザベス2世が連合国臣民に対してどのような貢献をなされたのか詳しくは存じ上げません。       〔「議長、趣旨だけでいい、趣旨だけで」と言う人あり〕 ◆2番(中村匡志議員) しかし、私は小学6年生のときに昭和天皇が崩御あそばされたときのこと、そして大喪の礼が行われたときのことをよく覚えておりますので、君主の喪に服する国民がどのような気持ちかは大変よく分かります。国は違えど、君主を亡くしたときの悲しみは同じ、このような共感力こそがいわゆる国際感覚と呼ばれるものの本質であり、白岡の子供たちが世界に羽ばたいて活躍するために、ぜひとも身につけていただきたい感覚です。今回決議案が提出されたことによって、白岡の子供たちがこのような共感力、国際感覚を身につけていく上で大きな悪影響を受けてしまわないかと私はとても心配しています。  今回国が安倍晋三先生の国葬儀を決定したのは、従一位大勲位安倍晋三こそは国葬に値する国家の英雄であるとの日本国の国家意思の内外に対する闡明であり、この国家的決定がどれだけの重みを持つ事柄なのかを目の当たりにし、このような事象に当たってどのような行動を取るのが常識と礼儀にかなうことであるかを体感として正しく理解しておくことこそが、それをプロトタイプとして他国の国葬というものを正しく理解し、国際感覚と国際常識を身につけ、国際的に活躍する人材となる第一歩であると考えます。自国の英雄に弔意を抱いたことのない人間が他国の英雄に弔意を抱くことができるでしょうか。才能あふれる白岡の子供たちが世界に羽ばたくのを応援し、国際感覚と国際常識、国際相互理解の下に世界の平和が達成されるよう、私は議提案第4号に反対いたします。 ○江原浩之議長 次に、賛成討論の発言を許します。  17番、石原富子議員。       〔17番 石原富子議員登壇〕 ◆17番(石原富子議員) 私は、議提案第4号 安倍晋三元首相の国葬に反対する決議に賛成の立場で討論いたします。  安倍元首相は凶弾に倒れました。暴力により人を死に至らしめた行為は決して許されることではありません。しかし、国会審議もしないまま岸田首相は国葬を閣議決定してしまいました。私的な葬儀は既に済んでおります。私は、国が法的根拠も基準もないまま政府が勝手に1人の政治家を権威化しようとしていること、弔意を強制する行事であることが問題としております。また、世論は国葬に対して反対の意見が60%を越しており、白岡市民からも反対の意見が多数届いております。この各種世論調査に従うことが民意であり、それを代弁することが正当な選挙による代表者によって構成された議会の行動だと信じます。  安倍晋三氏に関しては、統一教会との問題が明らかになりました。信者たちの多額の献金や霊感商法での多くの被害者が苦しんでいることも明らかになりました。また、統一教会と政治家のつながりも明らかになりました。政府は、国会議員の調査を実施いたしましたが、非常に曖昧な調査で、安倍元首相と統一教会の関係の調査は実施されないままになっております。この大きな社会問題を解決しないままの国葬に国民の信頼は得られません。さらに、この国葬に16億円もの血税を使っての国葬は決して容認できるものではありません。  最後に申し上げますが、先ほどエリザベス女王の国葬が話題になりましたけれども、在位70年、全国民から敬意と尊敬を集めるエリザベス女王と一政治家との葬儀とは全く別物です。まして英雄だとは思っていない人が多いと思います。  よって、私はこの議提案4号に賛成の立場を表明するものです。 ○江原浩之議長 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。  8番、中山廣子議員。       〔8番 中山廣子議員登壇〕 ◆8番(中山廣子議員) 議提案第4号 安倍晋三元首相の国葬に反対する決議に反対の立場から討論いたします。  この国葬に対して、市民の中には様々な意見が存在しています。市議会の中で取り上げるものではないと考えます。  よって、反対いたします。 ○江原浩之議長 次に、賛成討論の発言を許します。  1番、石渡征浩議員。       〔1番 石渡征浩議員登壇〕 ◆1番(石渡征浩議員) 議提案第4号 安倍晋三元首相の国葬に反対する議提案に賛成の立場で、国葬への反対を表明します。  半数を超える国民が反対している中で強行すべきではありません。理由は2つです。一部先ほどの討論とダブりますけれども、1つ目は国会で議論を尽くしていないことです。そもそも国葬が法的に認められているのは、外交的な国家元首である天皇陛下のみです。行政の長にすぎない総理大臣の国葬には法的根拠がありません。したがって、国会で議論を尽くすことが前提になりますが、議論を尽くすこともなく、時の総理大臣の一存で強行しようとする姿勢を到底容認するわけにはいきません。執り行う理由として、総理大臣としての在任期間が憲政史上最長である等々の理由を挙げていますが、後づけの理由に近く、説得力がありません。重要なことは何をなし得たかです。プラスの成果よりも負の遺産のほうが大きかったのではないでしょうか。  2つ目は、国費を投入することです。執り行いたいのであれば、賛同する有志の議員だけで個人的に自分のポケットマネーを使って行うべきです。それであれば誰も反対はしません。現時点で費用が約17億円とのことですが、最終的には増える可能性がないとは言えません。国民の血税を何だと思っているのでしょうか。  以上の理由から断固反対いたします。 ○江原浩之議長 次に、反対討論の発言を許します。  10番、渡辺聡一郎議員。       〔10番 渡辺聡一郎議員登壇〕 ◆10番(渡辺聡一郎議員) それでは、このたびの決議案に反対の立場から討論いたします。  安倍晋三元首相は、憲政史上最長の政権をなした総理大臣であり、その国際的な業績を見ても国葬にふさわしい人物と考えます。また、選挙期間中に銃撃で亡くなられたことも考えると、国全体として弔意を示すことが重要と考えます。銃撃事件の当初は、安倍氏の痛ましい死を悼む国民の気持ちは相当大きなものであったと記憶しております。また、国葬となると海外から要人などの弔問者が集まり、有益になり得る外交の機会が生じます。安倍氏の国葬は、政治的に意味がある国儀となり得ると考えます。また、現行の内閣府設置法においては、国葬儀を含む国の儀式の執行は行政権に属することが明確になっており、閣議決定を根拠に国葬儀を実施することは可能であると考えます。  以上の理由から、国葬実施に賛成の立場であり、決議案には反対いたします。 ○江原浩之議長 次に、賛成討論の発言を許します。  3番、野々口眞由美議員。       〔3番 野々口眞由美議員登壇〕 ◆3番(野々口眞由美議員) 議提案の賛成の立場から討論をさせていただきます。  私がこの提案に賛成な理由は2つです。岸田首相は、国民に十分な説明を果たすと言いながら、全くその説明が果たされていないこと、そして法的根拠が示されていないことが理由です。こういうものに関しては、悲しかった、婦人の気持ちを考えるべきだといった感情論で議論するべきではないと私は思います。また、市議会で取り上げることに関しては、国民の6割の方が反対しているという現状を見れば、この白岡市においても私たちのもとに市民の方から多くの反対の声が届いていることを考えれば、白岡市においても相当な市民の方の反対があると想定できます。私たちは市民の代表であり、その市議会で取り上げるのは当然であると思います。また、良識に反しているというような意見もありましたが、市民に寄り添う、そちらのほうを見れば6割の国民が反対している、市議としてそちらに寄り添うほうが私としては良識があるのではないかと思います。また、自国の英雄と捉えて国葬をするのが当然であるというようなお話もありましたが、自国の英雄であるから国葬ということであれば、国葬が執り行われたときには自国の英雄であるということが認められるということになります。自国の英雄であるかどうかは、個々が考えて捉えればいい問題だと思います。また、エリザベス女王の葬儀に、また国葬に当たっての意見もありましたけれども、どのような葬儀であれ亡くなった後に神様に守ってもらえるのではないかと思います。神様に守ってもらうためになぜ国葬でなければならないのかもはっきり言って分かりませんでした。  感情論ではなく、国民に十分な説明が果たせていないということ、国葬をしていいという法律的な根拠が示されていないこと、そして国民の6割以上の方が反対している、この3つを理由に私はこの議提案に賛成いたします。 ○江原浩之議長 次に、反対討論の発言を許します。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 反対討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議提案第4号 安倍晋三元首相の国葬に反対する決議の件を起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立少数〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立少数であります。  よって、本件は否決されました。                          ◇ △下水処理場(中川水循環センター)について(産業建設常任委員会報告) ○江原浩之議長 日程第10、産業建設常任委員会付託の特定事件、下水処理場(中川水循環センター)についての件を議題といたします。  お諮りいたします。本件についての委員長報告は、会議規則第41条第3項の規定により省略することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 ご異議なしと認めます。  よって、委員長報告は省略することに決定いたしました。  なお、会議規則第105条の規定により、議長に提出されました委員会報告書をお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  以上で産業建設常任委員会付託の特定事件については報告済みといたします。                          ◇ △閉会中の継続調査申出書について(総務・文教厚生・産業建設の各常任委員会) ○江原浩之議長 日程第11、常任委員会の閉会中の特定事件の調査の件を議題といたします。  総務常任委員長、文教厚生常任委員長及び産業建設常任委員長から、所管事務のうち、会議規則第106条の規定により、お手元に配付いたしました特定事件の調査事項について閉会中の継続調査の申出があります。  お諮りいたします。委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 ご異議なしと認めます。  よって、委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。  暫時休憩いたします。       休憩 午後 零時30分       再開 午後 零時32分 ○江原浩之議長 現在員18名であります。  再開いたします。                          ◇ △閉会の宣告 ○江原浩之議長 以上をもって本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。  これにて令和4年第3回白岡市議会定例会を閉会いたします。  お疲れさまでした。       閉会 午後 零時32分...