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03月16日-委員長報告・討論・採決-06号

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  1. 白岡市議会 2021-03-16
    03月16日-委員長報告・討論・採決-06号


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    最終取得日: 2023-05-07
    令和 3年  第1回( 3月)定例会            令和3年第1回白岡市議会定例会 第27日令和3年3月16日(火曜日) 議 事 日 程 (第6号) 1、開  議 1、議事日程の報告 1、会議録署名議員の指名 1、諸報告 1、一般行政報告 1、総務常任委員会審査報告及び質疑   議案第 1号 白岡市犯罪被害者等支援条例   議案第19号 令和3年度白岡市一般会計予算 1、文教厚生常任委員会審査報告及び質疑   議案第 2号 白岡市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例   議案第 3号 白岡市介護保険条例の一部を改正する条例   議案第 4号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に          伴う関係条例の整理に関する条例   議案第 5号 白岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例   議案第19号 令和3年度白岡市一般会計予算   議案第20号 令和3年度白岡市国民健康保険特別会計予算   議案第21号 令和3年度白岡市後期高齢者医療特別会計予算   議案第22号 令和3年度白岡市介護保険特別会計予算 1、産業建設常任委員会審査報告及び質疑   議案第 6号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例   議案第 7号 蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計条例を廃止する条例   議案第 9号 白岡宮代線整備工事(A2橋台工・P7基礎杭工・擁壁工)請負契約の変更契約の締結について   議案第10号 都市計画道路白岡宮代線高速自動車国道東北縦貫自動車道弘前線上における橋桁架設工事に関          する基本協定の締結について   議案第19号 令和3年度白岡市一般会計予算   議案第23号 令和3年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計予算   議案第24号 令和3年度白岡市水道事業会計予算   議案第25号 令和3年度白岡市公共下水道事業会計予算   議案第26号 令和3年度白岡市農業集落排水事業会計予算 1、討論、採決 1、議案第27号の上程、説明、質疑、討論、採決   議案第27号 白岡市教育委員会教育長の任命について 1、議案第28号、議案第29号の上程、説明、質疑、討論、採決   議案第28号 令和2年度白岡市一般会計補正予算(第12号)   議案第29号 令和3年度白岡市一般会計補正予算(第1号) 1、閉会中の継続調査申出書について(総務・文教厚生・産業建設の各常任委員会) 1、閉  会〇本日の会議に付した事件 1、議案第 1号 白岡市犯罪被害者等支援条例 1、議案第 2号 白岡市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例 1、議案第 3号 白岡市介護保険条例の一部を改正する条例 1、議案第 4号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に          伴う関係条例の整理に関する条例 1、議案第 5号 白岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 1、議案第 6号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例 1、議案第 7号 蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計条例を廃止する条例 1、議案第 8号 専決処分の承認を求めることについて (令和2年度白岡市一般会計補正予算(第10号)) 1、議案第 9号 白岡宮代線整備工事(A2橋台工・P7基礎杭工・擁壁工)請負契約の変更契約の締結について 1、議案第10号 都市計画道路白岡宮代線高速自動車国道東北縦貫自動車道弘前線上における橋桁架設工事に関          する基本協定の締結について 1、議案第11号 白岡市道路線の認定について 1、議案第12号 白岡市道路線の廃止について 1、議案第13号 令和2年度白岡市一般会計補正予算(第11号) 1、議案第14号 令和2年度白岡市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 1、議案第15号 令和2年度白岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 1、議案第16号 令和2年度白岡市介護保険特別会計補正予算(第4号) 1、議案第17号 令和2年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 1、議案第18号 令和2年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号) 1、議案第19号 令和3年度白岡市一般会計予算 1、議案第20号 令和3年度白岡市国民健康保険特別会計予算 1、議案第21号 令和3年度白岡市後期高齢者医療特別会計予算 1、議案第22号 令和3年度白岡市介護保険特別会計予算 1、議案第23号 令和3年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計予算 1、議案第24号 令和3年度白岡市水道事業会計予算 1、議案第25号 令和3年度白岡市公共下水道事業会計予算 1、議案第26号 令和3年度白岡市農業集落排水事業会計予算 1、議案第27号 白岡市教育委員会教育長の任命について 1、議案第28号 令和2年度白岡市一般会計補正予算(第12号) 1、議案第29号 令和3年度白岡市一般会計補正予算(第1号)午前9時00分開議 出席議員(18名)     1番   石  渡  征  浩  議員       2番   中  村  匡  志  議員     3番   野 々 口  眞 由 美  議員       4番   斎  藤  信  治  議員     5番   山  﨑  巨  裕  議員       6番   関  口  昌  男  議員     7番   松  本  栄  一  議員       8番   中  山  廣  子  議員     9番   菱  沼  あ ゆ 美  議員      10番   渡  辺  聡 一 郎  議員    11番   加  藤  一  生  議員      12番   中  川  幸  廣  議員    13番   細  井     公  議員      14番   大  島     勉  議員    15番   遠  藤     誠  議員      16番   黒  須  大 一 郎  議員    17番   石  原  富  子  議員      18番   江  原  浩  之  議員 欠席議員(なし)                                                    説明のための出席者   藤  井  栄 一 郎   市   長        野  口  仁  史   副 市 長   長  島  秀  夫   教 育 長        上 ノ 原  彰  宏   総 合 政策                                          部   長   篠  塚     淳   市 民 生活        神  田  信  行   健 康 福祉                部   長                     部   長   酒  巻  光  範   都 市 整備        岡  安  秀  夫   上 下 水道                部   長                     部   長   小  川  一  也   会計管理者        河  野     彰   学 校 教育                                          部   長   阿  部  千 鶴 子   生 涯 学習                部   長                                                    事務局職員出席者   折  原  浩  幸   議 会 事務        内  田     学   議 会 総務                局   長                     課長(書記)   成  田  幸  子   書   記        藤  原     香   書   記 △開議の宣告                                 (午前 9時00分) ○江原浩之議長 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。                          ◇ △議事日程の報告 ○江原浩之議長 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしましたとおりであります。                          ◇ △会議録署名議員の指名 ○江原浩之議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、議長において   4番  斎 藤 信 治 議員   5番  山 﨑 巨 裕 議員   6番  関 口 昌 男 議員 を指名いたします。                          ◇ △諸報告 ○江原浩之議長 日程第2、諸報告を行います。  本定例会の本日の説明員として出席通知のありました者の職、氏名を一覧表としてお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  以上で諸報告を終わります。                          ◇ △一般行政報告 ○江原浩之議長 日程第3、一般行政報告を求めます。  藤井市長。       〔藤井栄一郎市長登壇〕 ◎藤井栄一郎市長 皆様、おはようございます。それでは、議長からお許しをいただきましたので、一般行政報告を申し上げます。  初めに、総合政策部から行政組織の改正について、次に都市整備部から白岡中学校周辺区域土地利用協議会の解散等についてのご報告でございます。  詳細につきましては、お手元に配付させていただいたとおりでございますので、よろしくお願い申し上げます。  また、これから追加でご提案いたします各議案につきましては、慎重にご審議を賜り、ご決定賜りますようお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○江原浩之議長 以上で一般行政報告を終わります。                          ◇ △総務常任委員会審査報告及び質疑 ○江原浩之議長 日程第4、総務常任委員会審査報告についてを議題といたします。  総務常任委員会の審査経過及び結果について報告を求めます。  渡辺総務常任委員長。       〔渡辺聡一郎総務常任委員長登壇〕 ◎渡辺聡一郎総務常任委員長 おはようございます。それでは、総務常任委員会の審査経過及び結果を付託順にご報告いたします。  まず、議案第1号 白岡市犯罪被害者等支援条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、委員から「犯罪行為について、対象となるものとならないものを分けた基準は何か」との質疑に対し、「国が定めた犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律の支援対象に基づき対象を定めた」との答弁がありました。  次に、委員から「犯罪被害者支援についての啓発をどのように行っていくのか。また、人材の育成等とあるが、具体的にどのようなことを考えているのか」との質疑に対し、「啓発については、広報紙や公式ホームページ等によるほか、事業者の元に出向いて説明するなど、機会を捉えて啓発をしていきたい。また、人材育成等については、担当職員が県や警察等が実施する研修で必要な知識を得て、それを基に相談業務を実施していきたい。犯罪被害者等への支援は、市全体で実施するものであり、相談内容によっては関係課の支援を受けながら対応する」との答弁がありました。 次に、委員から「犯罪被害に該当する件数はどのくらいあるのか」との質疑に対し、「久喜警察署によると、白岡市内での件数は、2020年は見舞金の対象となるものが1件、その他は4件だった。2021年の相談はない」との答弁がありました。 以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第19号 令和3年度白岡市一般会計予算のうち総務常任委員会所管事項についてご報告いたします。  歳入及び歳出について、所管課ごとに担当課から補足説明を受けた後に質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、歳入のうち税務課関係でありますが、委員から「固定資産税の新型コロナウイルス感染症の特例措置はどういったものか。また、特例期間は令和3年度のみか」との質疑に対し、「中小企業に対しての措置で、前年度と比較し、令和2年度の売上高が50%以上減少した場合、償却資産と家屋を100%免除、売上高が30%から50%減少した場合、50%減額することとなっている。また、特例期間は令和3年度のみとなる」との答弁がありました。  次に、財政課関係でありますが、委員から「一般寄附金のふるさと納税は、前年度比500万円増となっているが、増加を見込む根拠は何か」との質疑に対し、「新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、外出自粛による自宅時間が増え、ふるさと納税の利用者が増えている状況である。市では、広報活動等を積極的に行うことで、利用者増を見込んでいる」との答弁がありました。 次に、歳出のうち、企画政策課関係でありますが、まず委員から「行財政改革については、第6次総合振興計画にどのような形で記載するのか。また、どのような体制で進めていくのか」との質疑に対し、「行財政改革については、第6次総合振興計画において、より充実させた形で記載する予定である。令和3年度からは、総合政策部内に行財政改革を所管する組織を設置し、推進していく予定である」との答弁がありました。 次に、委員から「アクティブシニア活躍支援事業の予算額がゼロ円となっているが、その理由と参加者への説明は」との質疑に対し、「この事業は、埼玉県の補助金を活用し、平成30年度から実施している事業であり、令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響により事業を中止した。今後は、高齢介護課に事務を引き継いでいく。事業に参加していただいた方に対しては、高齢介護課で実施している生活支援事業や地域における介護予防事業など、活躍の場を紹介していきたい」との答弁がありました。 次に、委員から「第6次総合振興計画の策定に当たっては、市民に対してどのように説明していくのか」との質疑に対し、「計画の策定に当たっては、審議会への市民参加、市民意識調査、市民フォーラム、パブリックコメントなど、様々な形で市民の意見を伺うこととしている。市民への直接的な説明については、新型コロナウイルス感染症の状況にもよるが、基本計画骨子案の作成後の夏から秋にかけて、小学校、中学校区などの単位で行うなど、実施に向けて検討していきたい」との答弁がありました。 次に、秘書広報課関係でありますが、委員から「広聴活動事業とテレビ埼玉データ放送サービス事業の予算がなくなっているのはなぜか」との質疑に対し、「広聴活動事業は、引き続き実施する。市長への手紙制度は、現市長においても継続しており、令和2年度に封筒の印刷を行い、切手の残数もあることなどから、予算としては計上していない。テレビ埼玉データ放送サービス事業は、コロナ禍でイベント等が行えないことや、災害時はLアラートを活用し、テレビ、ラジオ、インターネット等に情報を一括配信できることから、令和3年度は休止とした」との答弁がありました。課税上の人口はいまだ増加傾向にあるため、来年度予算も増加となった」との答弁がありました。  次に、総務課関係でありますが、委員から「市の顧問弁護士は何名いるのか。また、顧問弁護士料は幾らか」との質疑に対し、「顧問弁護士は1名委託しており、報酬額は年間、消費税込みで79万2,000円である」との答弁がありました。 次に、安心安全課関係でありますが、委員から「国土強靱化地域計画をこのタイミングで策定するのはなぜか」との質疑に対し、「総合振興計画と国土強靱化地域計画は、施策の進捗管理を行う上で親和性が高いことから、総合振興計画の改定に合わせて行うものである。また、国土強靱化地域計画を策定することで、市が実施する事業で国庫補助の対象となる事業が多数あることから、この時期に改定する」との答弁がありました。 次に、委員から「防災用備蓄品等整備事業が前年度に比べて減額されているが、新型コロナウイルス感染症拡大下における避難等に対応できるのか」との質疑に対し、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、備蓄品等を確保したことから、令和3年度予算を減額している」との答弁がありました。 次に、財政課関係でありますが、委員から「保健センター分館維持管理事業で計上されているものは、全て旧保健センターを管理するための費用であり、この建物を使用している白岡市観光協会などの費用も含まれているのか。また、契約内容を賃貸借契約ではなく、使用貸借契約としている理由は何か」との質疑に対し、「全て保健センター分館の管理費用であり、観光協会の電気料なども含まれている。観光協会は、市の建物を使用するに当たり、市と使用貸借契約を結んでおり、光熱費や家賃等の支払いはない状況である。また、市の土地等を使用しているシルバー人材センターや商工会など、ほかの団体では家賃相当額を貸付料として徴収しているが、使用貸借契約を結んでいる観光協会の賃料は発生していない」との答弁がありました。 次に、地域振興課関係でありますが、委員から「地域活動キックオフ事業がゼロ円になっている理由は」との質疑に対し、「コミュニティセンターの自主事業において、しらおかコミュニティ大学を立ち上げ、その中で市民活動支援に関する講座を設けることとし、その事業に継承することとしたため、ゼロ円になったものである」との答弁がありました。 次に、委員から「女性政策推進事業の計画作成業務委託料の内容は」との質疑に対し、「第5次白岡市男女共同参画プラン作成における印刷製本に係る委託料である」との答弁がありました。 次に、市民課関係でありますが、委員から「マイナンバー事務取扱事業で3,765万3,000円もの予算が必要なのか。また、マイナンバーカードの申請書が再送付されたことで、カードの交付が増え、窓口も混雑している旨のお知らせを市民課で行っているが、状況について伺う」との質疑に対し、「交付枚数については、平成27年度月平均500枚程度だったものが、平成29年度は月平均90枚、平成30年度は月平均60枚と推移していたが、令和元年度には月平均106枚、令和2年度はマイナポイントや申請書の再送付により、月平均460枚と増加している。現在、国全体での交付率は約25%であり、国においても令和4年度末までに国民のほとんどにカードを普及させるため、いろいろな施策を講じているところである。このようなことから、国全体の交付枚数の増加を見込み、交付に要する費用を白岡市の人口案分により算出した」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  以上で総務常任委員会の報告を終わります。 ○江原浩之議長 委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △文教厚生常任委員会審査報告及び質疑 ○江原浩之議長 日程第5、文教厚生常任委員会審査報告についてを議題といたします。  文教厚生常任委員会の審査経過及び結果について報告を求めます。  遠藤文教厚生常任委員長。       〔遠藤 誠文教厚生常任委員長登壇
    遠藤誠文教厚生常任委員長 それでは、文教厚生常任委員会の審査経過及び結果を付託順にご報告いたします。  まず、議案第2号 白岡市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その内容について申し上げます。  委員から「マイナンバーカードを取得しないままでいた場合、今までどおり資格は被保険者証で確認となるのか」との質疑に対し、「従来どおり保険証の提示により確認できるものとされている」との答弁がありました。 以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第3号 白岡市介護保険条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主な内容について申し上げます。  委員から「介護保険料は、新型コロナウイルス感染症による利用控えを加味した上での値上げなのか」との質疑に対し、「4、5月頃に通所サービスについて新型コロナウイルス感染症による利用控えが見られたが、現在はなくなってきている。そのため、令和3年から5年度の第8期介護保険料については、新型コロナウイルス感染症による影響はないものとして算定している」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第4号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主な内容について申し上げます。  委員から「電磁的な方法により事業者と利用者のやり取りはどうなるのか」との質疑に対し、「これまで紙で行ってきた確認等の行為をパソコンの画面上で行うといったことが可能になると考える」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第5号 白岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主な内容について申し上げます。  委員から「今回の改正による国民健康保険税の税収への影響は」との質疑に対し、「給与及び公的年金の控除額を10万円引き下げる一方、基礎控除を10万円引き上げているため、給与所得者及び公的年金所得者への影響はない。今回の改正で影響を受けるのは事業所得者等であり、試算した結果、事業所得者等の被保険者は703名であり、約740万円の税収減が見込まれる」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第19号 令和3年度白岡市一般会計予算のうち文教厚生常任委員会所管事項についてご報告いたします。  所管課ごとに担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、環境課関係でありますが、委員から「環境啓発事業を行うに当たって、コロナ禍において大変であるとは思うが、新たに取り入れる啓発事業はあるか」との質疑に対し、「令和3年度事業として、緑のカーテン活用講座を開催し、受講後、ゴーヤの苗を配布する。また、環境学習会として、関連施設見学や体験学習などを行い、新たな取組として大人を対象としたエコドライブ講習を予定している。学習の内容については、環境問題に対し、市民の意識啓発のきっかけとなるよう配慮したい。開催については、新型コロナウイルス感染症の感染状況を確認し、判断していく」との答弁がありました。 次に、委員から「不法投棄のパトロールについては、どう行っているのか」との質疑に対し、「令和2年度は、シルバー人材センターに委託している。2名で週初めに2時間、市内6ルートを巡回してもらっている。予算は、年度内48日分を計上している」との答弁がありました。 次に、福祉課関係でありますが、委員から「生活保護事務事業は、前年度と比べて予算がおよそ半分となったが、対象者が減ったのか」との質疑に対し、「受給者が減ったわけではなく、前年度まで委託していた転宅を支援する住宅ソーシャルワーカー事業を直営で実施することにより、委託料が減額となったものである」との答弁がありました。 次に、委員から「地域福祉計画推進事業は、どのように進めていくのか」との質疑に対し、「令和2年度に策定した地域福祉計画に関する現状分析や進捗管理を行うため、市民懇話会を開催するための費用である。出席委員への報償金や資料送付に関する郵便料金を計上している」との答弁がありました。 次に、子育て支援課でありますが、委員から「ひとり親家庭等医療費支給事業は減っているのに対し、児童扶養手当支給事業は増えているが、関連性はあるのか」との質疑に対し、「ひとり親医療費、児童扶養手当の支給対象者は、所得制限も同じであり、対象者はほぼ同じである。医療費は、医療費の補助に対し、児童扶養手当は生活の安定と自立支援を目的に行っていることから予算の関連性はない。ひとり親医療費は、昨年の12月以降は前年を上回る支出があり、新型コロナウイルスの影響はない。また、今後ワクチン接種が進んだとしても、リバウンドはないと見込んでいる。また、新型コロナウイルス対策として、マスクの着用、手洗い、うがいを行い、病気にかからない予防ができていることから減額した。児童扶養手当の支給は、令和2年の所得を基に算出することから、新型コロナウイルスの影響で所得が下がる方が増えることを見込んで増額した」との答弁がありました。 次に、保育課関係でありますが、委員から「西小学校内の学童保育所新設は、どのようなスケジュールで進めるのか」との質疑に対し、「国及び県の補助金を活用して整備するため、6月内示後の7月下旬に工事を発注する。工期は4から5か月を予定しており、年内から年明け1月頃完成する。なお、設置条例の改正を9月議会に提案する予定である」との答弁がありました。 次に、高齢介護課関係でありますが、委員から「老人福祉センター管理運営事業について、利用状況はどうか。また、令和3年度はどうなるのか」との質疑に対し、「令和2年度に開館した10月から12月までの3か月間の利用者は233人である。令和3年度は、新型コロナウイルス感染防止対策を講じて開館できるように準備を進めていく。しかし、浴室の利用については慎重に判断していきたい」との答弁がありました。 次に、保険年金課でありますが、委員から「後期高齢者総合健診の申請件数の見込みは、令和2年度予算と同様に214件とのことだが、被保険者数は増加しているのでは」との質疑に対し、「被保険者数は増加しているが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、申請件数が当初予算計上件数より少なくなっている。来年度も影響が考えられるため、申請件数を令和2年度予算と同様とした」との答弁がありました。 次に、健康増進課関係でありますが、委員から「健康マイレージ事業費が4割減額になっているが、前年度の実績によるものか」との質疑に対し、「主な減額理由は、若い世代にスマートフォン用のアプリによる参加を推進していることから、歩数計の購入費を約50万円減額した」との答弁がありました。 次に、「新生児聴覚検査事業が新規事業として計上されているが、現在の検査の需要等の見込みは」との質疑に対し、「現在は、保護者に検査費用を自己負担していただいている。自己負担があることから、検査を受けていない場合もあるが、助成が開始となることで解消すると思われる。県全体で検査を推進しており、1件当たり5,000円を375人分と償還払いとして20人分を計上している」との答弁がありました。 次に、教育総務課関係でありますが、委員から「教育振興基本計画策定事業の委託内容はどのようなものか。また、策定スケジュールは」との質疑に対し、「印刷製本費等最低限のものである。たくさんの人に関わっていただくことを考えており、職員ができるものは職員が実施する。一部アンケートを実施したところである。スケジュールについては、現在、学校関係にはアンケートを実施中である。ワークショップやコミュニティ・スクールの利用等が考えられるところだが、業務委託後、総合振興計画の進捗と合わせて進めていきたい」との答弁がありました。 次に、委員から「学校運営事業は、学校の規模に応じた予算配分となっているように見受けられるが、学校それぞれの事情が年度により異なるので、これを考慮に入れた配分をすべきなのでは」との質疑に対し、「学校の規模に比した予算配分となっている部分があるが、各校からは毎年予算編成のヒアリングを実施し、意見を組み入れている。また、施設の運営に関わる光熱水費等は、教育総務課が予算を持っている」との答弁がありました。 次に、委員外議員から「小・中学校の給食調理業務委託事業が昨年度と比較し増額となった理由は」との質疑に対し、「平成30年度からの契約が今年度終了し、令和3年度から新たな契約となる。増額の理由は、給与改善等による人件費の増が主なものだが、これまで別に発注していた清掃業務等をこの業務委託に含めたほうが安価となるため、含めて委託した。競争入札で決定したもので、人件費についてはどの会社も増となっている」との答弁がありました。 次に、教育指導課関係でありますが、委員から「最近の報道では、教職員の児童・生徒に対する性的虐待で教職員が懲戒を受けたという問題が取り上げられている。このような問題は、いじめ防止対策推進委員会での検討課題とはならないのか」との質疑に対し、「いじめ防止対策推進委員会は、児童・生徒間でのいじめを対象としており、教職員の問題については教職員の事故として取り扱うことになる」との答弁がありました。 次に、委員から「小・中学校GIGAスクール構想推進事業の令和3年度のスケジュールはどのようになっているのか。インターネットの利用を含め、家庭での端末の利用についてどのように対応していくのかとの質疑に対し、「令和3年度当初に児童・生徒にタブレット端末を配布する。小学3年以下は、学校で使用するものとし、小学4年以上は各家庭に持ち帰り、家庭での学習に使用する。まずは、児童・生徒に使用してもらい、段階的に高度な使用ができるように指導していく。また、アプリケーションの無断インストール等を防ぐため、夜のある時間以降使用できなくなるなど、端末に制限をかけていく。また、インターネット回線の月上限が7ギガバイトとなっているため、上限内で使用するよう児童・生徒に指導していく」との答弁がありました。 次に、委員外議員から「小・中学校GIGAスクール構想推進事業について、GIGAスクールサポーターの配置人員と教職員への支援体制はどうなるのか」との質疑に対し、「配置人員は2名である。業務としては、端末の環境設定と必要なアプリケーションのインストールに加え、マニュアルの作成等を支援する。教育委員会に配置し、各学校を2名で巡回する方式で対応する」との答弁がありました。 次に、学び支援課関係でありますが、委員から「電子図書やオンライン図書館という仕組みがあるが、電子図書を購入する考えはないか」との質疑に対し、「現在は、電子図書の購入は考えていないが、今後の図書館の在り方も含めて検討していく」との答弁がありました。 次に、委員から「文化財保存活用地域計画策定事業について、昨年度も予算は計上されており、今年度も予算が計上されている。どのような計画立てになっているのか」との質疑に対し、「当該計画は、業務委託によらず、職員が策定しているものである。今年7月に予定されている国の文化審議会での認定を経て、計画完成となる」との答弁がありました。 次に、いきいき教育課でありますが、委員から「放課後子ども教室の予算56万円の内訳としては、どんな項目があるのか」との質疑に対し、「主なものとしては、事業の運営に係るコーディネーター、運営スタッフ、講師等の報償金(謝金)と救急セット、鍵つきロッカーの購入費用である」との答弁がありました。 次に、委員から「東京2020オリンピック・パラリンピック推進事業について、昨年度から延期された事業であるのに予算が減額されている。削減された予算の内訳は」との質疑に対し、「モニュメントを設置するための費用を減額したほか、県に一括発注するパラリンピック聖火リレーの有資格警備員の人数を精査した。消耗品などの増額もあったが、56万3,000円の減額となった」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第20号 令和3年度白岡市国民健康保険特別会計予算についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主な内容について申し上げます。 委員から「医療費適正化事業で、医療機関から提出されるレセプトを点検するための費用を約300万円計上しているが、費用対効果はあるのか」との質疑に対し、「レセプト点検は、まず資格や内容の点検を埼玉県国民健康保険団体連合会で行い、その後、市において再度点検を行っている。いずれの点検も必要なものと考えている」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。 引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第21号 令和3年度白岡市後期高齢者医療特別会計予算についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りましたが、各委員とも補足説明をもって了解し、発言はありませんでした。  続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第22号 令和3年度白岡市介護保険特別会計予算についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主な内容について申し上げます。  まず、委員から「地域包括支援センター運営事業の委託料は、2か所で同額なのか」との質疑に対し、「2か所を同額で計上したものである」との答弁がありました。 次に、委員から「配食事業は、新型コロナウイルス感染のため、令和2年度は実施できたのか、また令和3年度の見通しはどうか」との質疑に対し、「コロナ禍でも委託事業者が配食を行った。来年度も同様に実施する」との答弁がありました。 以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  以上で文教厚生常任委員会の報告を終わります。  申し訳ありません。1点だけ、委員外の議員の質問があったところを、委員が発言したところを委員外の議員と勘違いして「議員」と読み上げてしまいました。「委員」と訂正させていただきます。 ○江原浩之議長 委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △産業建設常任委員会審査報告及び質疑 ○江原浩之議長 日程第6、産業建設常任委員会審査報告についてを議題といたします。  産業建設常任委員会の審査経過及び結果について報告を求めます。  石原産業建設常任委員長。       〔石原富子産業建設常任委員長登壇〕 ◎石原富子産業建設常任委員長 それでは、産業建設常任委員会の審査経過及び結果を付託順にご報告いたします。  まず、議案第6号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その内容について申し上げます。  委員から「令和2年度の歳入予定額と令和3年度の歳入予定額が同額であるが、今回の条例改正でどの程度の申請を見積もっているのか」との質疑に対し、「2件程度と考えている。昨年度に比べ、歳入額が増額していない理由は、今回の条例改正で減額する手数料があることから、これらを相殺したところ、同額となったためである」との答弁がありました。  続いて、討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第7号 蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計条例を廃止する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その内容について申し上げます。  委員から「本特別会計の廃止については、これまでも提案をしてきた経緯があるが、今回廃止手続が進むこととなった。廃止に当たって苦労した点は」との質疑に対し、「清算金の交付について、対象者に受領を促す通知を数回にわたって行ってきたが、請求のない方が一定数おり、対応に苦慮していた。このことについて、今年度に未交付の清算金の全件を法務局に供託し、本事業は清算金の徴収などの歳入を残すのみとなったことから、本特別会計を廃止することとした」との答弁がありました。  続いて、討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第9号 白岡宮代線整備工事(A2橋台工・P7基礎杭工・擁壁工)請負契約の変更契約の締結についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  委員から「変更請負額が2,000万円強の増額となっているが、全てP7橋脚築造の費用であるのか。国庫補助金の補助率はどのくらいか」との質疑に対し、「P7橋脚及び水路改修に伴う費用である。国庫補助金は、補助基本額の50%であり、満額の配当がなされている」との答弁がありました。  続いて、討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第10号 都市計画道路白岡宮代線高速自動車国道東北縦貫自動車道弘前線上における橋桁架設工事に関する基本協定の締結についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  委員から「協定金額約6億円となった妥当性の判断はあるのか」との質疑に対し、「市が工事費を積算し提示しており、事務費はネクスコから提示額としている。最終的には精算を行うこととなる」との答弁がありました。  次に、委員から「工事は令和5年第1四半期としているが、決定はいつになるか」との質疑に対し、「工事の時期の決定は、ネクスコと協議を行っているところであり、決定について現在、明確にはなっていない」との答弁がありました。  続いて、討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第19号 令和3年度白岡市一般会計予算のうち産業建設常任委員会所管事項についてご報告いたします。  所管課ごとに担当課から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、商工観光課関係でありますが、委員から「商工観光アプリについては、事業の検証を実施しているのか」との質疑に対し、「令和2年度の活用状況については、月平均1,100人程度のユーザーから記事閲覧があった。対前年度同期比で17%の増加となっている。更新作業は各事業者と職員で実施している。今後白岡美人プロジェクトにおいて、白岡美人をPRする役割もある」との答弁がありました。 次に、委員から「住宅リフォーム資金補助事業については予算額が減っているが、利用件数が少ないからか。PRが足りないからか」との質疑に対し、「住宅リフォーム補助金事業については、人気のある事業であり、早い段階で予算がなくなってしまう。PR不足ではなく、予算確保が難しい状況となっている」との答弁がありました。 次に、農政課関係でありますが、委員から「農業・農村の多面的機能支払交付金が減額となっているが、理由は団体が減ったからか」との質疑に対し、「令和2年度は6団体だったが、2団体が解散し、令和3年度は4団体となったため減額した」との答弁がありました。 次に、委員から「令和3年度果樹産地振興対策事業の予算の内訳は」との質疑に対し、「梨マップ作成のため、印刷製本費が12万6,000円、白岡市梨選果センターの電気設備の修繕のため、修繕料が107万円、白岡美人の商標登録のため、手数料が10万円、梨の植木等購入費の補助金が30万円、梨防除ネット等購入費の補助金が387万6,000円となっている」との答弁がありました。 次に、街づくり課関係でありますが、委員から「公園の維持管理について、毎年業務内容を見直して適正な価格設定をしているのか」との質疑に対し、「令和3年度の予算編成においては、財政状況を踏まえ、車道や隣地に越境した枝木に限定して剪定を行うなど、工夫をしながら管理している」との答弁がありました。 次に、委員から「都市公園等維持管理事業の国庫補助事業が昨年度より減額している理由は」との質疑に対し、「令和元年度から柴山沼の八ツ橋の改修に着手した。しかし、単年度では事業が完了しないため、令和2年度も継続して事業を実施したが、令和2年度中に国庫補助金の追加要望もあり、令和2年度の補正予算で八ツ橋の改修費用を計上したことから、令和3年度の当初予算は減額となっている」との答弁がありました。 次に、新土地利用推進課関係でありますが、委員から「先行して医療・福祉ゾーン整備推進事業に着手し、当該事業区域以外の区域については、白岡中学校周辺区域土地利用推進事業の中で後から進めていくスケジュールなのか」との質疑に対し、「医療・福祉ゾーンの整備を先行して事業を推進していくこととしている。残りの区域については、主に県道春日部菖蒲線北側を中心に土地利用等の検討を進めていくこととしている」との答弁がありました。 次に、委員から「医療・福祉ゾーン整備推進事業の委託料については、権利者把握のための調査に要するものと説明があったが、白岡中学校周辺区域土地利用推進事業の中で、権利者調査を実施したのではないか」との質疑に対し、「白岡中学校周辺区域土地利用推進事業の中でも権利者調査は行っている。今回の業務は、前回の調査から時間が経過していることによる修正と、さらに詳細な調査を実施するものである。立地する事業者との調整を行った後、速やかに事業が実施できるように予算計上をしている」との答弁がありました。 次に、道路課関係でありますが、委員から「白岡宮代線道路改良事業の委託料で、その他の内容は」との質疑に対し、「その他とは、NEXCO東日本への委託料であり、修正設計委託料、施工管理料、事務費、消費税である」との答弁がありました。 次に、委員から「側溝蓋かけ事業については、多くの件数が残っていると記憶しているが、来年度予算が減額となっている。状況は」との質疑に対し、「多くの要望が残っていることから、事業を進めてまいりたいとは考えている。しかしながら、予算編成の中で減額をせざるを得なかった状況である」との答弁がありました。 次に、建築課関係でありますが、委員から「既存建築物耐震診断改修事業について、行政側が積極的なアプローチをして耐震化の啓発を行う必要があると考えるがいかがか」との質疑に対し、「今後は、個別に働きかけを行っていきたいと考えている。令和3年度は、耐震化が必要な住宅の実数を把握することに努め、その結果を踏まえ、どのように個別のアプローチをかけていくか検討していく」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第23号 令和3年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計予算についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  委員から「現在の経済状況を見ると、3年後には物価が上昇する想定であるが、事業を前倒しして積極的に取り組んでいくなどの考えはあるか」との質疑に対し、「保留地処分金等の財源確保等を行いながら事業を推進していく」との答弁がありました。 次に、委員から「地区内には4つの公園用地があり、そのうち3つは未整備であるが、この3つの公園は残り7年でどのように整備することになるのか」との質疑に対し、「未整備公園用地のうち、1号公園については、現在地権者との交渉中であり、2号公園については、事業に係る資材置場として活用している。また、3号公園については、白岡宮代線橋梁工事の作業ヤードとする予定である。なお、土地区画整理事業では、用地の確保と造成までを行うこととなり、遊具の整備については、本事業とは別に進めていくこととなる」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第24号 令和3年度白岡市水道事業会計予算についてご報告いたします。  担当部長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  委員から「施設老朽化に伴う更新事業は、石綿セメント管更新と高岩浄水場設備改良の2件のみか」との質疑に対し、「耐用年数を経過している施設のうち、令和3年度は石綿セメント管及び高岩浄水場設備の改良を予定している」との答弁がありました。 次に、委員から「消毒副生成物等の削減に向けた取組をしているか」との質疑に対し、「塩素注入量を抑えた上で、有効塩素濃度を維持するため、夏季高温期に管末において停滞水を排水するなど、良好な水質維持に努めている」との答弁がありました。 以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第25号 令和3年度白岡市公共下水道事業会計予算についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  委員から「独立採算が原則だが、今後どのように経営をしていくのか」との質疑に対し、「現在、下水道使用料をどうするか、下水道事業審議会の中で検討をしている。まずは、汚水の処理単価に近づけ、処理単価部分の基準外繰入れをなくしていくよう考えている」との答弁がありました。 次に、委員から「汚水幹線工事について、篠津北東部に向かっているが、今後どの地区を整備する予定なのか」との質疑に対し、「残りの事業認可区域である白岡工業団地の整備に向け、工事を進めていく」との答弁がありました。 続いて、討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第26号 令和3年度白岡市農業集落排水事業会計予算についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  委員から「農業集落排水の公共下水道への接続の際、現在の処理場はどのような扱いになるのか」との質疑に対し、「処理場は、汚水をくみ上げるポンプ施設とし、建物は防災倉庫等公共用の施設として残す形となる」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  以上で産業建設常任委員会の報告を終わります。 ○江原浩之議長 委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △討論、採決 ○江原浩之議長 日程第7、これより討論、採決に入ります。  まず、議案第1号 白岡市犯罪被害者等支援条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第1号 白岡市犯罪被害者等支援条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第2号 白岡市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第2号 白岡市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第3号 白岡市介護保険条例の一部を改正する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第3号 白岡市介護保険条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第4号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第4号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第5号 白岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第5号 白岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第6号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第6号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第7号 蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計条例を廃止する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第7号 蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計条例を廃止する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第9号 白岡宮代線整備工事(A2橋台工・P7基礎杭工・擁壁工)請負契約の変更契約の締結について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第9号 白岡宮代線整備工事(A2橋台工・P7基礎杭工・擁壁工)請負契約の変更契約の締結についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第10号 都市計画道路白岡宮代線高速自動車国道東北縦貫自動車道弘前線上における橋桁架設工事に関する基本協定の締結について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第10号 都市計画道路白岡宮代線高速自動車国道東北縦貫自動車道弘前線上における橋桁架設工事に関する基本協定の締結についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第19号 令和3年度白岡市一般会計予算の件について討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、6番、関口昌男議員。       〔6番 関口昌男議員登壇〕 ◆6番(関口昌男議員) それでは、議案第19号 令和3年度白岡市一般会計予算に係る反対討論を行います。  藤井市長は、市政運営に関する基本方針について、信頼、現場第一、変革を挙げて市政運営に取り組むとし、令和3年度事業として第6次白岡市総合振興計画の策定を大きな課題として挙げております。そして、本年度予算編成に当たっては、白岡市に住みたい、住み続けたい、住んでいてよかったと思えるふるさと白岡を築いていくとしています。これらの方針については、大いに期待したいと思いますが、予算全体を俯瞰しますと、一定の問題点も指摘し、今後の予算編成について要望も述べたいと存じます。 当市の令和3年度当初予算の総額は145億3,000万円、前年度対比4億1,400万円、率にして2.8%の減額という昨年よりマイナスの予算規模となっております。しかし、この予算は、新型コロナ感染症拡大の影響を受けた令和2年度予算が膨れ上がった影響を受けています。具体的には、当初149億4,400万円であった令和2年度予算は、数次の補正を行い、現計では218億144万円にも上り、いわゆる15か月予算になっています。 歳入では、市税が46.0%を占め、前年度対比で4億4,998万円の大幅な減額となっております。そのうち個人及び法人の市民税は1億441万円の減額で、固定資産税も3億3,866万円の減額となりました。地方交付税は8,000万円の増額となりましたが、地方消費税交付金は5,000万円の減額見込みとなりました。このように歳入構造は新型コロナ感染症拡大の影響を大きく受けています。  一方、地方交付税の代替財源である臨時財政対策債は、令和3年度起債見込額が8億5,000万円となり、引き続き高い水準となっていて問題です。この地方債全体の状況は、令和3年度末現在高見込額が116億3,866万円ですが、この臨時財政対策債のように国の政策で起債をさせられている額が81億5,316万円で、地方債全体の70.1%に上っており、異常な状態と言わざるを得ません。地方公共団体は、国に対して元の地方交付税に戻すことを強く要求すべきと考えます。  歳出につきましては、第6次総合振興計画を策定する予算の計上、都市計画道路白岡宮代線及び白岡駅西口線の整備推進、西第三児童クラブの新設、自然災害対策の水路施設の浚渫の実施、GIGAスクール構想実現のためのタブレット端末の配布、市立中学校の劣化度調査などの施策を展開し、市民生活の擁護と市民要求の実現を図っており、これらの政策展開は高く評価するものです。  しかし、地球環境問題やエネルギー政策の問題ですが、一昨年秋に開催された国連気候行動サミットに見られるように、世界的に見れば気候変動対策と再生可能エネルギー確保に対する施策のペースを一気に加速しなければならないという認識は高まっています。しかし、日本政府やそれと一体的な姿勢を見せる一部日本企業は、これらの世界的な運動の高まりに背を向けた対応を取り、世界の人々から厳しい非難にさらされています。日本でも原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟の皆さんが原発ゼロ基本法案を提案した、運転している原発は直ちに停止する、原発の再稼働は一切認めないという提案があり、野党4党による原発ゼロ基本法案が一昨年衆議院に提出されております。この法案の審議はいまだ始まっておりませんが、今後の日本のエネルギー政策を左右する大事な法案となっています。このような情勢の下で、原発廃止を政府に働きかけると同時に、原発に頼らない白岡としてのエネルギー政策が必要と考えます。  さきの一般質問で同僚議員がRE100を実現できる環境をつくれないかということや、太陽光発電としてソーラーシェアリングを推進できないかという環境問題で積極的な提案をいたしましたが、積極的に検討や研究をするという回答をいただきました。その件については評価いたします。しかし、日本政府も温室効果ガス削減目標を2013年比で26%削減という目標を持っているように、白岡市としても一定の目標を掲げて取り組んではいかがでしょうか。  また、農業問題では、日米貿易協定や環太平洋経済連携協定などの輸入自由化により今後の進展も定かではない状況で、農業振興に関する新たな政策展開が必要ですが、米価の価格保証制度の廃止後の政策も定かになってはおりません。  商工業や観光産業についても政策強化が必要になっていますが、さらに当市としての産業政策が必要と考えます。企業誘致と併せて既存の産業を活性化させ、既に地域を支えてくださっている人々に依拠し、地域に活力を生み出すことこそ市の力になるものと考えます。  また、同和対策事業は、新しく部落差別解消推進法という法律ができましたが、これに対する附帯決議に見られるように、この法律の施行も慎重に検討することが求められています。この対応は、一般行政へ移行させるべきもので、特別待遇をすることによって、逆に差別をつくっていくことになります。ぜひ改めていただきたいと要望いたします。  財政問題では、国会論議でも金融資産1億円以上の富裕層の総金融資産が第2次安倍政権発足後の2013年以降増え続け、金融資産5億円以上の超富裕層は、2019年までに資産を97兆円まで増やしていると指摘されています。このようにコロナ禍の下、空前の資産を増やしている富裕層、大企業に応分の負担を求める税制改革が必要です。所得1億円を境に富裕層ほど負担が軽くなる所得税の現状について、累進性に反している。高所得者の税負担引上げが重要だとの指摘もあり、金融所得課税の強化が求められます。安倍政権の経済政策、アベノミクスが富裕層に恩恵をもたらした一方、低所得者ほど負担の重い消費税増税で資産格差が拡大しているのです。これらの税制改革の取組を国に働きかけるべきと考えます。  このように藤井市長の初めて手がけた予算であり、積極的に評価できる内容もありますが、問題点も指摘しなければならないこともあり、本年度予算には反対することを表明し、討論といたします。 ○江原浩之議長 次に、9番、菱沼あゆ美議員。       〔9番 菱沼あゆ美議員登壇〕 ◆9番(菱沼あゆ美議員) それでは、議案第19号 令和3年度白岡市一般会計予算について賛成の立場から討論いたします。  我が国は、急速な人口減少と少子高齢化が進む中、加えて新型コロナウイルス感染症という見えないウイルスへの対応で、新しい生活様式を守りつつ、経済回復の両輪を懸命に動かしていかねばならない状況であります。その中で、政治が最優先で取り組むべき課題は、SDGs、持続可能な開発目標が掲げる誰一人取り残さない、将来にわたって持続可能な活力ある社会を築くことであり、安心して暮らせる地域をつくることと考えます。そのためには、白岡市においても、一人一人が生き生きと活躍し、互いに支え合う人と地域を生かす共生社会の構築が不可欠です。 また、地球温暖化が進む中、想定を超える大規模な豪雨、台風などの自然災害の激甚化、多発化、そして予期せぬ大地震に対する防災・減災、さらにインフラ整備、地域経済への取組、中心市街地の基盤整備、行政サービスのデジタル化など、数多くの課題があります。令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、これまでにない厳しい財政環境下と言えますが、市民第一の行政運営を図られますよう大いに期待をいたします。 さて、当市の令和3年度一般会計予算は、総額で145億3,000万円、前年度との比較で4億1,400万円、2.8%の減となりました。新型コロナウイルス感染症拡大というかつてない災害の中、先行きの見えない大変厳しい現実を踏まえまして、社会も経済も今後どのような状況に置かれたとしても、最優先である市民の生命、生活を守る住民福祉を停滞させない適正な予算編成が行われたと考えます。 まず、歳入でありますが、市税については66億8,173万8,000円で、前年度比4億4,998万3,000円の減額をしております。新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、大変厳しい税収として堅実に見込んでいます。地方交付税については、適正に見込んでおり、国・県支出金などの活用も積極的な姿勢がうかがえます。市債については、臨時財政対策債が増額となっていますが、妥当であると捉えております。今後は、市の財政健全化のための行財政改革推進室を設置する方向を示されていますので、その取組に期待をしたいと思います。 公明党会派では、新年度予算として140項目を要望させていただいております。歳出において特に評価できるものとしまして、保健・医療・福祉分野では、子育て支援として新生児の聴覚検査費用の助成を行う新生児聴覚検査事業、増加する学童保育待機児童の解消に向けた西小学校に第三児童クラブを新設し、令和4年度に南小学校への新設の準備を行う学童保育所新設事業が挙げられます。また、妊娠を希望する方への支援となる不妊・不育症検査費等助成事業は、少子化対策としても大変重要なものです。そして、生活困窮者のための自立支援事業、障害者自立支援給付等事業、障害者自立支援医療支給事業など、福祉の分野において支援が確保されております。 生活安全分野からは、激甚化する災害への防災対策として、ハザードマップ改定事業や緊急浚渫推進事業債を活用し、水路の浚渫を行う水路施設補修事業があり、西地域の交通安全対策としてのゾーン30道路標示等設置事業など、まちの防災力向上と市民の安心安全への配慮がなされています。 教育分野では、ICTを活用した学校教育の充実を図るためのGIGAスクール構想推進事業、ここには発達障がいや学習障がいの児童・生徒を適正に配慮することで学習効果を上げられるようにお願いをいたします。また、老朽化した校舎の劣化度を調査し、危険度を把握することで、必要な修繕につなげる市立中学校劣化度調査事業など、先を見据えた教育環境を整える施策がされています。 都市基盤整備分野では、白岡駅西口線、白岡宮代線の道路改良工事や生活道路の整備など、市民の利便性向上と良好な住環境を図る予算が盛り込まれております。 農業政策として、農業の後継者不足解消を図る新規就農支援となります新規就農総合支援事業を確保され、市の特産品である梨「白岡美人」のさらなる周知、拡充とともに、さらに力を入れていただきたいと思います。 行財政運営については、今後のまちづくりの設計図であります第6次総合振興計画策定事業では、基本的な考え方に国連が掲げる持続可能な開発目標、SDGsの反映がされることが示されました。確かな白岡市の未来を構築できるようにつくり上げるよう期待をしております。また、ふるさと納税事業の活用などでも歳入の増を図ろうという姿勢もうかがえております。 これからの将来に重要なこととして、国が方針を示しています2050年カーボンニュートラル、温室効果ガス排出実質ゼロの取組、そして行政のデジタル化の取組も強く意識を持っていただきたいと申し添えます。 市民ニーズは多様化し、様々な施策を求められる中にありまして、とても慎ましい堅実な予算とも言えますが、申し上げましたとおり、厳しい財政状況の中にあっても、次代を担う子育て支援や都市基盤の整備事業、教育環境の整備事業など、将来の市の発展のための必要な事業についても適正に計上されていると考えます。 以上の理由から、私はこの予算を評価いたしまして、本案に賛成の意を表すものであります。以上です。 ○江原浩之議長 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第19号 令和3年度白岡市一般会計予算の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第20号 令和3年度白岡市国民健康保険特別会計予算の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第20号 令和3年度白岡市国民健康保険特別会計予算の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第21号 令和3年度白岡市後期高齢者医療特別会計予算の件について討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、6番、関口昌男議員。       〔6番 関口昌男議員登壇〕 ◆6番(関口昌男議員) それでは、議案第21号 令和3年度白岡市後期高齢者医療特別会計予算に反対の立場から討論いたします。  当初予算の総額は7億436万1,000円で、前年度比0.3%の増額となっております。歳入の主なものは、保険料で79.2%、一般会計からの繰入金が17.7%となっております。歳出の主なものは、広域連合への納付金で93.7%となっております。後期高齢者の保険料は年々引き上げられ、年金が引き下げられ、消費税の引上げも行われている中で、保険料の引上げは高齢者の生活を一層苦しいものにしています。  ところで、埼玉県後期高齢者医療広域連合議会は条例を改正し、国の低所得者向けの均等割軽減措置7.75割軽減を本則どおり7割軽減に引き下げました。これによる負担増は全体で5億500万円余、1人当たり3,130円と言われています。コロナ禍における高齢者の医療負担増をもたらすもので容認できるものではありません。本年度2月17日に開催された埼玉県後期高齢者医療広域連合の令和3年第1回定例会の論議を見ると、日本共産党の所沢市議城下議員は、この改正に反対しました。さらに、開会中の国会で、政府与党は75歳以上の医療費窓口負担を2割に引き上げようとしています。この改悪が実現すれば、一定の期間配慮措置があるものの、白岡市の後期高齢者医療保険の利用者にも影響が及ぶもので、これらに対応する何らかの施策の検討が必要になっています。 後期高齢者医療制度は、高齢者の医療費抑制を目的につくられたものであり、75歳以上の方々を別建ての医療保険に強制加入させるもので、高齢者の生活実態を無視したものになっており、この予算には反対するものです。 ○江原浩之議長 次に、14番、大島勉議員。       〔14番 大島 勉議員登壇〕 ◆14番(大島勉議員) 私は、議案第21号 令和3年度白岡市後期高齢者医療特別会計予算につきまして賛成の立場から討論いたします。  後期高齢者医療制度は、高齢者の医療を支えるため、平成20年4月に始まった制度ですが、団塊の世代が後期高齢者医療へと移行をしていく令和4年を目前に控え、後期高齢者の医療費は増加し、それを支える現役世代の負担がさらに上昇することが懸念されています。このため、国では負担能力のある方に可能な範囲で医療負担をしていただくよう、給付と負担の見直しを進めているところであります。このようなことから、市においては制度が変更された場合にも、高齢者が必要な医療を受けることができるよう、身近に相談できる窓口として制度の運営に努めていただきたいと考えるところであります。  さて、本予算は、高齢者の医療の確保に関する法律の規定により、特別会計を設置しており、令和3年度は、さきに関口議員の討論にもあったように、歳入歳出それぞれ7億436万1,000円で前年度比は0.3%の増となっています。本予算の歳出については、市で徴収した保険料等を納付するための後期高齢者医療広域連合納付金が歳出総額の93.7%を占めており、ほかに被保険者の健康の保持増進を図るための健康診査等事業が計上されています。一方、歳入については、後期高齢者医療保険料や一般会計繰入金など、適正な歳入が計上されています。  以上のことから、本予算は後期高齢者医療制度に基づき、適正に見積りがなされているものと判断できます。高齢者の方が今後も安心して医療サービスを受けられることを望み、私は本案に賛成の意を表します。 ○江原浩之議長 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第21号 令和3年度白岡市後期高齢者医療特別会計予算の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。       休憩 午前10時31分       再開 午前10時50分 ○江原浩之議長 現在員18名であります。  再開いたします。  休憩前に引き続き会議を続行いたします。 ○江原浩之議長 次に、議案第22号 令和3年度白岡市介護保険特別会計予算の件について討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、6番、関口昌男議員。       〔6番 関口昌男議員登壇〕 ◆6番(関口昌男議員) それでは、議案第22号 令和3年度白岡市介護保険特別会計予算に反対の立場で討論いたします。  当初予算の総額は34億2,269万円、前年度対比5.3%の増額となっております。歳入の主なものは、保険料が26.4%、支払基金交付金が26.1%、国庫支出金が18.1%、県支出金が14.5%、一般会計からの繰入金が14.8%となっております。歳出の主なものは、保険給付費で94.6%となっております。  介護保険制度は、これまで幾たびかの制度改正が行われてきましたが、その中心は軽度の支援者を制度から外す方向で進められていました。特に今、進められている見直しの内容は、要介護の方々を原則として特別養護老人ホームへの入所を断り、一定所得以上の方の利用料が2割負担となっていましたが、平成30年8月から合計所得金額が220万円以上の方は3割負担となりました。これによって、要支援者、要介護者の利用抑制が進められています。中から重度の要介護高齢者が身体介護や長く生活をする施設に特別養護老人ホームがありますが、この施設に入所希望があっても待機させられている方が一定数あるのが現状です。全県的には9,000人を超えるようですが、この改善も多くの方から要望されている課題です。  介護保険制度は、介護を家庭介護から社会で支える制度として2000年度から実施されてきました。しかし、高い保険料と利用料を負担し切れず、制度を利用できない人々が少なくありません。また、介護現場では今までも労働条件が過酷なため、働き続けられない状況があり、慢性的な労働力不足を来しておりましたが、新型コロナ感染症拡大により、さらに大きな困難に直面しています。さらに、政府は施設から在宅へとの方針を進めながら、コストの削減を目指しております。また、国庫負担の調整交付金は、令和元年度決算で1.26%の水準であり、本来は5%のものが切り下げられていることも問題です。これらを改善し、高額になっている介護保険料を引き下げ、安心して介護を受けられるよう国に要求すべきことを要望し、反対討論といたします。 ○江原浩之議長 次に、4番、斎藤信治議員。       〔4番 斎藤信治議員登壇〕 ◆4番(斎藤信治議員) 私は、議案第22号 令和3年度白岡市介護保険特別会計予算に賛成の立場で討論いたします。  介護保険が誕生して20年、本制度は広く定着しています。高齢者の寿命が延びたことで、高齢者の方が増加し、利用者が増加しています。一方、少子化の影響で支える人が減少していること、家族による介護が困難になっています。本制度の重要度は増加しています。本日いただいた第8期高齢者介護保険事業計画の中にも、概要版の中にありますが、この付表です。全体人口は、市の人口はどちらかといえば減少傾向にある。その中で高齢者の人口は増えています。この記載によれば、令和2年10月1日現在、要支援、要介護認定者2,033人、平成30年、1,929人の1.05倍になっています。また、今後も増加が見込まれ、令和3年度は2,090人、令和7年度においては3,328人ということを見込んでいるという状態です。 この中にあって、やっぱり介護保険制度は、充実していかなければいけないと考えます。厳しい財政的な問題、介護施設の不足、介護士の不足など、いろいろな問題を抱えていますが、このような問題を克服しつつ、介護制度を充実させていくことが必要だと思います。また、適切な予算編成となっていると考えますので、本制度の本議案に賛成するものでございます。 以上です。 ○江原浩之議長 以上で通告による討論は終了しました。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第22号 令和3年度白岡市介護保険特別会計予算の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第23号 令和3年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計予算の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第23号 令和3年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計予算の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第24号 令和3年度白岡市水道事業会計予算の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第24号 令和3年度白岡市水道事業会計予算の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第25号 令和3年度白岡市公共下水道事業会計予算の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第25号 令和3年度白岡市公共下水道事業会計予算の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○江原浩之議長 次に、議案第26号 令和3年度白岡市農業集落排水事業会計予算の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第26号 令和3年度白岡市農業集落排水事業会計予算の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。                          ◇ △議案第27号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○江原浩之議長 日程第8、議案第27号 白岡市教育委員会教育長の任命についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 藤井市長。       〔藤井栄一郎市長登壇〕 ◎藤井栄一郎市長 それでは、議案第27号は、白岡市教育委員会教育長の任命について議会の同意をお願いするものでございます。  このたび長島秀夫氏の任期が、令和3年3月31日で満了することに伴いまして、同氏を再任いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。  長島秀夫氏の主な経歴は別添のとおりでございます。これまでも白岡市の教育行政に尽力いただいており、教育長として適任と存じますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○江原浩之議長 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。 念のため申し上げます。本案から議案第29号までの追加議案の質疑については、一括質疑、一括答弁方式で行います。一問一答ではありませんので、お間違えのないようお願いいたします。 質疑は、1議案につき3回まで、再々質疑までとなっております。質疑は質問席で行ってください。 議案第27号、質疑に入ります。質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第27号については、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第27号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 反対討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第27号 白岡市教育委員会教育長の任命についての件を採決いたします。  本件はこれに同意することにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 ご異議なしと認めます。  よって、本件はこれに同意することに決定いたしました。                          ◇ △議案第28号、議案第29号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○江原浩之議長 日程第9、議案第28号 令和2年度白岡市一般会計補正予算(第12号)及び議案第29号 令和3年度白岡市一般会計補正予算(第1号)の件を一括上程し、議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 藤井市長。       〔藤井栄一郎市長登壇〕 ◎藤井栄一郎市長 議案第28号は、令和2年度白岡市一般会計補正予算(第12号)でございます。今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症の対策に対する国の補正予算により、教育費に関する国庫補助金事業が追加されたことなどから、歳入歳出予算をそれぞれ増額するものでございます。 議案第29号は、令和3年度白岡市一般会計補正予算(第1号)でございます。今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及び新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金を活用する事業が追加されたことなどから、歳入歳出予算それぞれを増額するものでございます。 各議案につきまして慎重審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○江原浩之議長 これをもって提案理由の説明を終わります。 次に、市長提出議案の補足説明を求めます。 議案第28号及び議案第29号について補足説明を求めます。  上ノ原総合政策部長。       〔上ノ原彰宏総合政策部長登壇〕 ◎上ノ原彰宏総合政策部長 それでは、議案第28号 令和2年度白岡市一般会計補正予算(第12号)の内容につきましてご説明を申し上げます。 議案書の1ページを御覧ください。まず、第1条でございますが、今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ4,078万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ218億4,223万3,000円とするものでございます。第2条は繰越明許費の補正、第3条は債務負担行為の補正でございます。 恐れ入りますが、4ページをお開きください。第2表、繰越明許費補正は、消防団分団施設維持管理事業につきまして、老朽化した火の見やぐらの撤去に伴う関係機関との協議等に時間を要したこと、また歳出で計上しております小・中学校学習用備品等購入事業及び小学校施設設備維持管理事業につきましても、備品等の購入に時間を要するため、年度内に事業が完了しない見込みであることから繰越明許費を追加するものでございます。 次に、5ページでございます。第3表、債務負担行為補正でございます。追加で3件お願いをしております。令和2年度中に契約の準備行為を行う必要がある新型コロナウイルス感染症対策自宅療養の手引き印刷費用、プレミアム付商品券事業及び電子決済導入地域商業活性化事業を追加するものでございます。 続きまして、説明書により歳入歳出の主なものにつきましてご説明を申し上げます。恐れ入りますが、10ページをお願いいたします。 最初に、歳出でございます。2款1項14目財政調整基金費につきましては、今後の財政需要に対応するため、積み増しをするものでございます。 4款1項2目予防費の新型コロナウイルス感染症予防接種事業につきましては、補助金の上限額が引き上げられたことから、財源更正を行うものです。 10款1項3目教育振興費につきましては、小・中学校GIGAスクール構想環境整備事業におきまして、国庫補助金の追加交付に伴い、財源更正をするものでございます。 また、小・中学校学習用備品等購入事業におきましては、学校における感染対策、学習保障等に係る支援として、Wi―Fiのアクセスポイントや児童・生徒の増加により不足するタブレット端末購入に要する費用を増額するものでございます。 次に、11ページをお願いいたします。10款2項1目学校管理費の小学校施設設備維持管理事業につきましては、学校における感染症対策として、アルコール消毒液などを購入する費用を増額するものでございます。 続きまして、歳入につきましてご説明をさせていただきます。恐れ入りますが、9ページにお戻りください。 14款2項3目衛生費国庫補助金につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金の上限が引き上げられたことから増額をするものでございます。 14款2項5目教育費国庫補助金につきましては、歳出でご説明いたしました小・中学校学習用備品等購入事業等に対する補助金である学校保健特別対策事業費補助金を増額するものでございます。 また、GIGAスクール構想に係る公立学校情報機器整備費補助金が追加交付されたことから、増額を行っております。 以上で令和2年度白岡市一般会計補正予算(第12号)の説明を終わらせていただきます。 ◎上ノ原彰宏総合政策部長 続きまして、議案第29号 令和3年度白岡市一般会計補正予算(第1号)の内容につきましてご説明を申し上げます。 議案書の1ページでございます。第1条でございますが、今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ2億3,033万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ147億6,033万7,000円とするものでございます。 続きまして、歳入歳出の主なものにつきましてご説明を申し上げます。最初に、歳出でございますが、今回の補正に関しましては、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業と新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金活用事業の2つに分類されるものでございます。 恐れ入りますが、9ページの下段をお願いいたします。まず、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業ですが、ワクチン接種に協力する医療機関への補助金等に要する費用として、4款衛生費の新型コロナウイルス感染症予防接種事業などを追加するものでございます。 続いて、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金活用事業といたしましては、感染拡大防止策と地域経済支援、生活支援、それとデジタル化、キャッシュレス化の3つに分類してご説明をさせていただきます。 初めに、8ページの2款総務費から11ページの10款教育費までの複数の事業に関連する感染拡大防止策でございます。一括して説明させていただきます。こちらにつきましては、公共施設での感染拡大防止のための環境を整備するため、市役所本庁舎、コミュニティセンター、学童保育所、市立保育所、小・中学校、中央公民館、勤労者体育センターにおいて、トイレの洋式化及び手洗い器の自動水栓化に要する費用を追加するものでございます。 また、9ページになりますが、9ページ下段の4款衛生費では、新型コロナウイルス感染時の自宅療養期間中に安心してお過ごしいただくために、手引きを全戸配布する費用を追加しております。 次に、地域経済支援、生活支援のジャンルでございますが、恐れ入りますが、10ページの下段をお願いいたします。外出自粛や営業自粛により、経営に苦慮している市内商業者の事業継続、経営安定、市内経済の活力回復及び産業の振興を図るため、7款商工費のプレミアム付商品券事業及び電子決済導入地域商業活性化事業等を追加するものでございます。 また、1つ上の4款衛生費でございますが、こちらには外出自粛により自宅で過ごす時間の増加に伴い、需要が増加していると考えられる30リットル、45リットルの10枚入り指定ごみ袋、それぞれ1袋を各世帯に配布する蓮田白岡衛生組合事業を追加するものでございます。 最後に、デジタル化、キャッシュレス化の分野でございますが、新しい生活様式に対応したオンライン会議等の実施や来庁者の利便性向上を図るため、こちらページで申し上げますと、8ページの上段になりますが、2款総務費の現庁舎等維持管理事業において、市役所庁舎及び保健福祉総合センターにWi―Fi環境を整備するための費用を追加するほか、次の9ページ上段になりますが、一般事務経費において、税務課及び市民課窓口で利用者の皆様が証明書等の交付手数料を支払う際の感染機会の低減を図るため、キャッシュレス決済を導入する費用を追加するものでございます。 続きまして、歳入につきましてご説明をさせていただきます。7ページにお戻りいただきたいと思います。14款2項1目総務費国庫補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の第3次地方単独分について、国から示された交付限度額を計上するものでございます。 同じく3目衛生費国庫補助金につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保費国庫補助金を追加するものでございます。 18款2項1目財政調整基金繰入金につきましては、歳入が歳出に不足する額を繰り入れるものでございます。 以上で令和3年度白岡市一般会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。いずれの議案につきましても、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○江原浩之議長 補足説明が終わりました。  これより議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 まず、議案第28号 令和2年度白岡市一般会計補正予算(第12号)の件について質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○江原浩之議長 8番、中山廣子議員。 ◆8番(中山廣子議員) 議案第28号 令和2年度白岡市一般会計補正予算(第12号)の小・中学校学習用備品等購入事業について質問をします。 この事業で学校における感染症対策、学習保障等に係る支援(教材用備品等の購入)とありますが、ただいまご説明いただいたほかに、具体的にはどの学校に何を購入するのでしょうか、お伺いいたします。 ○江原浩之議長 河野学校教育部長。       〔河野 彰学校教育部長登壇〕 ◎河野彰学校教育部長 それでは、中山議員ご質問の小・中学校学習用備品等購入事業で、どの学校に何を購入するのかについてお答え申し上げます。 小・中学校学習用備品等購入事業につきましては、補正予算の歳入で計上しております学校保健特別対策事業費補助金を活用して実施するものでございます。この補助金は、感染症対策等を徹底しながら、児童・生徒の学習を保障する取組等について、学校長の判断で迅速かつ柔軟に対応することができるよう、学校教育活動の円滑な運営を支援する経費に補助されるものでございます。このため、事業の実施に際しましては、各学校からの購入要望に基づきまして、備品等の整備を進める予定としております。現在、各学校からは、主なものといたしまして、先ほど説明もありましたが、アクセスポイント、またプロジェクター、そういったGIGAスクール構想に関連した備品等の購入要望が寄せられているところでございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○江原浩之議長 8番、中山廣子議員。 ◆8番(中山廣子議員) 了解いたしました。 保護者の方からのお声もありまして、児童・生徒がみんなで使う吹奏楽部の楽器などの購入を入れてはいかがでしょうか。個人ではマウスピースなどを使用していますが、楽器自体の使い回しを極力しないこともコロナ感染症対策になるのではないかと考えます。いかがでしょうか。 ○江原浩之議長 河野学校教育部長。       〔河野 彰学校教育部長登壇〕 ◎河野彰学校教育部長 それでは、議員ご質問の再質問、楽器などの購入はいかがかについてお答え申し上げます。 議員ご提案の楽器の購入につきましては、楽器の数量を増やすことで児童・生徒同士の接触を避け、また密集の低減も図られることから、本補助金の対象となり得るものと考えております。今年度の一般会計補正予算(第6号)におきまして、本補助金の国の2次補正予算分を計上し、活用したところでございますが、幾つかの学校では、この予算を活用いたしまして、感染症対策としてオルガンやギターなどの楽器を購入した学校もございます。 いずれにいたしましても、本補助金の活用につきましては、学校長の判断により事業予算の範囲内で優先順位を設け、対応することとなります。感染症対策の徹底と児童・生徒の学習保障を図るため、楽器の購入についても検討した上で、本補助金を有効に活用することができるよう進めてまいりたいと存じます。ご理解賜りますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○江原浩之議長 ほかに質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第28号については、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第28号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第28号について討論に入ります。 まず、原案に対する反対討論の発言を許します。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 反対討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第28号 令和2年度白岡市一般会計補正予算(第12号)の件を起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号 令和3年度白岡市一般会計補正予算(第1号)の件について質疑に入ります。質疑はありませんか。 9番、菱沼あゆ美議員。 ◆9番(菱沼あゆ美議員) 議案第29号の中から蓮田白岡衛生組合事業であります廃棄物処理支援についてお伺いいたします。 指定ごみ袋の配布の内容として、昨年と同様に30リッターと45リッターをセットにするということですが、日常のごみの量が少ない単身世帯が増加していることもあり、20リッターの袋の要望もあります。市民が袋のサイズを選べるようにできないでしょうか。例えば、引換券を配布し、取扱店舗で必要なサイズを受け取れるなど考えられないでしょうか。大きなサイズを配布することは、コロナ禍でごみの量が増加傾向にあるとの状況からと理解はしておりますが、反面、環境問題を考慮しますと、ごみを増やしやすいことにつながってしまう懸念もあります。この点いかがでしょうか、お伺いいたします。 ○江原浩之議長 篠塚市民生活部長。       〔篠塚 淳市民生活部長登壇〕 ◎篠塚淳市民生活部長 それでは、菱沼議員のご質疑にお答え申し上げます。 まず、1点目の事業の実施に当たりまして、ごみ袋を市民の皆様が選べるように30リッターと45リッターではなく、例えば20リッターというご質問でございましたけれども、まず市民の皆様からなかなかそういうご意見をいただくというのが難しいと考えております。ご提案の引換券方式で、お店でごみ袋を市民の皆さんに選んでいただくという方法も執行部といたしましては検討したところでございますが、現在、市内に67店舗ほどごみ袋を扱っていただいている店舗がございまして、その中でも大きなスーパーあるいはドラッグストア等、比較的売れ行きがいいといいますか、大きく取り扱っていただいている事業者が、今回の事業につきましては、衛生組合に確認したところ、ご協力いただけないというお話でございましたので、今回は前回と同様に市民の皆様に直接お届けする方式で考えているところでございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○江原浩之議長 9番、菱沼あゆ美議員。 ◆9番(菱沼あゆ美議員) ご答弁を聞きまして、いろんな事情もありますし、時間的なこともありますが、この20リッターという小さなサイズを要望される方も本当におりまして、例えばですが、今回2回目の配布について、市民の方の、例えば、アンケート調査のような意向調査もこれからは視野に入れた上で、コロナがいつまで続くか分かりませんけれども、そういった市民の声をくみ上げながら、国から下りてくるお金であれ、市のお金であれ、しっかり使っていくべきかと考えますが、この点いかがでしょうか。 ○江原浩之議長 篠塚市民生活部長。       〔篠塚 淳市民生活部長登壇〕 ◎篠塚淳市民生活部長 議員ご質疑の市民の皆様の意見、確かに市の実施いたします事業、交付金にかかわらず、全ての事業につきましては、やはり市民の皆様の行政サービスに対する需要と合致しているかというところが最も肝要だと考えてございますので、アンケートあるいは様々な手法を使って市民の皆様の声に耳を傾けてまいりたいと存じます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○江原浩之議長 ほかに質疑はありませんか。 16番、黒須大一郎議員。 ◆16番(黒須大一郎議員) 議長の許可をいただきましたので、第29号議案、令和3年度一般会計補正予算(第1号)についてお伺いいたします。 初めに、歳入の雑入より、蓮田白岡衛生組合からの委託金として30万円増額していますが、歳出では同組合に委託料25万円と需用費5万円の合計30万円を計上しています。どういうことでしょうか。 そして、2,523万5,000円を補助金、負担金としている廃棄物支援事業は、その実施者は市ではなく、同組合への事業と考えます。同組合では、どのような支援事業になるのか教えていただきたいと思います。副管理者である市長に説明を求めます。 次に、2として、歳出の交通事業者支援事業、事業継続支援助成事業、地元応援プレミアム付商品券事業、廃棄物支援事業、就学援助費支給事業は、新型コロナ禍による地域経済支援、生活支援の対策としてこれまでに実施しています。事業を行った過程並びに事業後、どのような課題、ご意見、評価が出たのか。さらに、その経験を生かして今回どのような工夫、改善、努力目標値にするのかお聞きします。 次、3として、新型コロナ感染拡大防止策として行う総額約4,800万円の小・中学校と公共施設に行うトイレの洋式化、手洗い器の自動水栓化を所管課ごとに発注すると先日の協議会にてご回答いただきました。建物ごとに発注する考えはないかお伺いします。 次、4として、新型コロナ感染症に関する施策、21施策ほどありますが、おのおのいつ実施されるのか、その時期を、期間をお聞きします。 以上4点、先日の協議会での質疑と重なる点もありますが、確認を含めてお伺いします。 ○江原浩之議長 篠塚市民生活部長。       〔篠塚 淳市民生活部長登壇〕 ◎篠塚淳市民生活部長 それでは、ご質疑の内容が事業の内容でございますので、私のほうから答弁させていただきます。 まず、ご質問の歳入歳出の30万円でございますが、こちらは廃棄物処理支援事業に係るものでございまして、歳出の30万円の内訳といたしましては、委託料25万円につきましては、市で今般の事業に伴いまして全世帯の宛先を抽出し、配送用の宛名ラベルを作成するための電算業務への委託料でございます。また、需用費5万円は、それらを打ち出す宛名シールの代金でございます。これらに要した費用は、蓮田白岡衛生組合に請求いたしまして、衛生組合から市に支払われるものを歳入として計上するものでございます。 また、同事業につきましては、白岡市と蓮田市の今般の交付金を蓮田白岡衛生組合へ分担金として支払い、蓮田白岡衛生組合事業として実施するものでございます。白岡市、蓮田市、蓮田白岡衛生組合の3者で連携して行う事業でございます。 続きまして、交通事業者支援事業につきましてお答え申し上げます。交通事業者に対する支援につきましては、本市に乗り入れ、営業承認申請等をしているタクシー事業者、市内を運行する路線バス事業者及び市内に事業者がある貸切りバス事業を対象にしたものでございます。各種事業者におきましては、新型コロナウイルス感染症に伴う外出自粛等の影響により、利用者が大幅に減少するなど、厳しい経営状況にございまして、経営悪化に伴う支援の要望がなされているところでございます。タクシー事業及び乗り合いバス事業は、市民の生活を支える重要な交通手段でございます。また、貸切りバス事業者は、感染症の収束後における地域経済の活性化に重要な役割を果たすことが期待されるため、必要な支援を行うところでございます。 続きまして、事業継続支援助成事業と地元応援プレミアム付商品券事業につきましてお答えを申し上げます。まず、先般実施いたしました事業継続支援助成事業につきましては、申請が107件で、総額981万5,631円を助成させていただきました。前回の事業で助成金を支出した事業者107者につきましては、商工会からの情報では引き続き事業を継続していただいているとお聞きしておりまして、一定の効果があったものと認識してございます。当該事業に関しますご意見等でございますが、申請の方法あるいは売上高の計上方法などのお問合せがございましたが、制度そのもの自体については特にご意見等は頂戴してございませんでした。 今回ご提案しております事業につきましては、前回、先般は令和2年3月から5月までのいずれか一月の売上げが前年同月と比較し15%以上減少している事業者を対象としておりましたが、今般は令和3年1月から3月までのいずれか一月の売上げが前年同月と比較し5%以上の減少、または一昨年の同月と比較いたしまして15%以上の減少と2つの基準を設けることとしてございます。これは、比較の対象となる令和2年1月から3月の3か月間は、既に新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を受けている時期でございまして、売上げは落ち込んでいると考えられますことから、基準を2つ設けることで幅広い対象事業者の支援を考えたところでございます。 次に、地元応援プレミアム付商品券事業につきましては、2万セットの販売数量に対しまして4万2,864冊の購入希望を頂戴いたしまして、抽せん販売を前回は行ったところでございます。その結果といたしまして、購入できない方もいらっしゃいました。また、前回のしらおか応援商品券につきましては、有効期限が令和3年2月末日でありましたことから、緊急事態宣言の時期と重なりまして、不要不急の外出を控えるために有効期限の延長を求める市民の皆様の声が寄せられた経緯もございます。プレミアム付商品券事業の効果につきましては、平成27年度に実施いたしましたプレミアム付商品券事業の際に、事業効果について事業者の皆様を対象にアンケート調査を行った結果、売上げが増加したなどの声があり、今般の商品券事業につきましても、こうした効果が期待できるところでございます。令和2年度実施の事業の現状を踏まえまして、商品券が使用できる期間を前回の4か月から5か月に1か月延長することによりまして、市民の皆様の商品券利用に関する利便性が向上するものと考えてございます。 続きまして、廃棄物処理支援事業でございますが、課題といたしますと、やはり事業費の3分の1ほどが郵送料でございまして、なかなか市民の皆様に直接還元されないことが課題であると考えてございます。しかしながら、今般におきましても、配布につきましては様々な手法を検討いたしましたが、市民の皆様にスピード感を持って確実にご自宅にお届けできることで、市民の皆様のご負担が軽減されることを鑑み、ご自宅へ直接お届けすることとしたものでございます。また、評価等でございますけれども、市の環境課あるいは蓮田白岡衛生組合へお礼の手紙や電話をいただいたところでございます。前回の実施を踏まえ、全世帯により早く、平等に確実に行き届くことを考慮して実施するところでございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○江原浩之議長 上ノ原総合政策部長。       〔上ノ原彰宏総合政策部長登壇〕 ◎上ノ原彰宏総合政策部長 それでは、黒須議員ご質疑の3点目、トイレの洋式化及び手洗い器の自動水栓化事業に係る発注方法についてお答えを申し上げます。 今回、本交付金を活用し、トイレの洋式化を行う施設は、市役所本庁舎、コミュニティセンター、小・中学校、中央公民館、勤労者体育センターでございます。また、手洗い器の自動水栓化を行う施設は、コミュニティセンター、学童保育所、市立保育所、小・中学校、中央公民館、勤労者体育センターとなってございます。 事業の実施に当たりましては、例えばでございますが、小・中学校では児童・生徒の安全を考え、夏休み期間中の工事とするなど、それぞれ施設の状況に応じて各担当課が発注することとしております。発注方法に関しましては、市の契約規則等にのっとり、適正な方法で実施してまいりたいと考えております。 続きまして、4点目の支援策はいつ実施されるのかについてお答えを申し上げます。このたびの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に係る事業につきましては、令和3年度予算として4月から速やかに実施できるよう準備を進めてまいります。また、事業の実施に当たりましては、今年度中に準備行為を行うため、議案第28号で先ほどお認めいただきましたが、令和2年度白岡市一般会計補正予算(第12号)において、新型コロナウイルス感染症対応自宅療養の手引き印刷費用、プレミアム付商品券事業、電子決済導入地域商業活性化事業の3つの事業については、債務負担行為の追加をさせていただきました。これらにより、自宅療養の手引きの配布は5月頃、地元応援プレミアム付商品券発行事業のプレミアム付商品券の利用開始は7月頃、電子決済導入地域商業活性化事業については6月頃からの実施を考えておるところでございます。市といたしましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、支援を必要とする市民の皆様がいることから、遅滞なく速やかな事業が進められるよう努めてまいります。 以上、答弁とさせていただきます。 ○江原浩之議長 河野学校教育部長。       〔河野 彰学校教育部長登壇〕 ◎河野彰学校教育部長 それでは、私のほうから学校教育部に関する部分につきましてお答え申し上げます。 まず、2点目の就学援助費支給事業の評価等の関係でございますが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた市民生活を支援するため、就学援助の認定者に対しまして、児童・生徒1人当たり1万円を上乗せ支給するための事業費を計上したところでございます。支給後に認定世帯から意見等を聴取する機会はこれまでございませんでしたが、各世帯の経済的負担を軽減させることができたものと考えているところでございます。現在も市民生活への影響が継続していることから、就学援助の受給世帯に対して引き続き支援を行う必要があると判断し、今回の補正予算におきまして児童・生徒1人当たり、昨年と同様に1万円を上乗せ支給するための事業費を計上したものでございます。 就学援助の認定自体になりますが、今後の認定事務におきましては、新型コロナウイルスの感染拡大により経済的な影響を受けている世帯をできるだけ適切に把握して援助が受けられるように様々な場面で機会を捉えて周知してまいりたいと存じます。 それから、3点目の建物ごとの発注としていただきたいということで、学校関係のほうでございますが、学校の工事期間につきましては、概ね夏休み時期が考えられるところでございます。できるだけ分割して発注をしていきたいというふうに考えておりますが、実際には隣り合っている学校ですとか数もございます。そういったものも勘案しながら、何校か併せた形で発注することも現時点では考えているところでございます。今後のメンテナンス等も考慮の上、適切な対応を図っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上、答弁とさせていただきます。 ○江原浩之議長 16番、黒須大一郎議員。
    ◆16番(黒須大一郎議員) ご答弁で発注の方法が、建物ごと、所管ごとでも建物ごととなるということが、それで確認できたと。また、学校のほうは、隣り合わせになっている学校とかを、建物ごとではないけれども、数も例えば、自動水栓が1か所、2か所ぐらいしか替えなくて済むようなところと、そこ1か所だけというのもあれでしょうから、そういう感じのご答弁だったと理解しました。 そのほかの事業で市民にいろいろなものを、物資を配ったり、お金を配ったりする中で、白岡は東西9.幾つ、南北6キロほどの、そこそこ横に長いというのですか、東西に長い。また、5万2,000人の中で転入者、転出者は、いただいた資料によると、転入者が1日当たり5.8人、転出者が1日当たり5.3人、入れ替わりも結構多い地区だと思います。大変な作業になると思いますが、このお金をつぎ込むというか、そういう作業、コロナ禍の間は繰り返しやっていかなくてはいけない。なかなか最後までいかないような事業だと思います。頑張っていただきたいところでございます。 さて、蓮田市が廃棄物支援事業を行わない場合、または一部の事業内容が違う場合はどうするのでしょうか。同じ組合としてそのような事態の場合、どうするのか。白岡市の市長である藤井市長にお伺いします。 次に、4点目について質疑いたします。統計しらおか2021を見ますと、人口は伸びているのに農業、商業は減少し続けています。また、生活環境の指標であるごみ処理状況の収集量は、有料化で一旦は減少しましたが、緩やかに増加しています。このことは、住民の消費活動は人口の増加とともに伸びている一端と考えます。そのような中、特に商店数、販売額ともに減少している商業、農業も梨等の樹園地が約3分の1に激減し、白岡の梨の生産継続も大変厳しい状況です。そのような中、白岡の経済はさらにコロナ禍により深刻な状況に落ちていくのではないかと考えます。今回の国の支援に合わせた対策支援に漏れた施策も、職員が知恵を絞ったものがあると思います。今回漏れた事業など、主なものをお伺いしたいと思います。 ○江原浩之議長 藤井市長。       〔藤井栄一郎市長登壇〕 ◎藤井栄一郎市長 黒須議員のご質問にお答えいたします。 蓮田白岡衛生組合で蓮田市が否決になった場合はどうするのだという話ですが、これにつきましては、せんだって蓮田白岡衛生組合の正副管理者会議で決定した事項でございます。これにつきましては、蓮田市においてもご理解いただけるものと私は確信しておりますので、この事業については鋭意進めていたきいというふうに思っております。 ○江原浩之議長 上ノ原彰宏総合政策部長。       〔上ノ原彰宏総合政策部長登壇〕 ◎上ノ原彰宏総合政策部長 それでは、黒須議員ご質疑のうち、今回の地方創生臨時交付金の事業の採択に至らなかった事業といいますか、採用しなかった事業についてお答えを申し上げます。予算の取りまとめをしておりますので、私のほうから答弁させていただきます。 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、今回第3次分でございますが、こちらの限度額につきましては、令和3年2月3日付で埼玉県を通して内閣府地方創生推進室より示されたところでございます。この限度額の提示に基づき、直ちに庁内で検討を開始したところ、当初は30ほどの事業が候補として挙がっておりました。その後、国が示す交付限度額を考慮した上で、改めて事業内容を精査し、今回21の事業として取りまとめを行ったものでございます。 ご質疑の採用しなかった事業、例で申し上げますと、図書館、こもれびの森の本などを購入する図書館パワーアップ事業や、都市計画に関する情報をインターネット上で閲覧することで接触機会を軽減できる都市計画情報公開システム導入事業、中央公民館の公衆無線LAN整備事業などがございました。事業の選定に当たりましては、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策はもとより、市民生活や地域経済、福祉、教育など幅広い分野での取組を実施することを念頭に置き、その効果や迅速性などを総合的に検討して決定したものでございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○江原浩之議長 ほかに質疑はございませんか。 5番、山﨑巨裕議員。 ◆5番(山﨑巨裕議員) 許可を得ましたので、質問させていただきます。菱沼議員と重複するところもあるのですけれども、よろしくお願いいたします。 地域経済支援、生活支援の分野の廃棄物処理支援事業について質問いたします。具体的には、指定ごみ袋の配布ということで、30リットルと45リットルの袋を配布するということです。ごみを出さない市民はいませんから、これは広く白岡市民にあまねく支援が行き届くということで、そういう認識を持っているということを前提で質問させていただきます。 総額が2,523万5,000円なのです。そのうち配布するときの送料がおよそ800万円かかると。総額の中の3分の1は送料で消えてしまうのです。これは非常にもったいないと。2,523万5,000円だったら、丸々それが市民に届くような工夫はないのかということでの質問です。例えば、公共料金の減額、具体的には例えば、水道料金の減額などでありましたら、さほどコストはかからないし、それから手間暇もあまりかからないということで、そちらのほうが丸々市民に2,523万5,000円が行き届くのではないかと、そのように考えるわけです。ですから、市民の側からすれば、財布は1つですから、減額していただいた部分を、例えば、ある市民はごみ袋を買うということに使うかもしれませんし、そのほかいろいろ必要なものに使うということも可能なわけでして、非常に市民の側からすれば使い勝手がいいというか、非常に助かるわけです。そういう意味で、ぜひそのようなやり方にこれを切り替えてもらえないかという質問です。 ○江原浩之議長 篠塚市民生活部長。       〔篠塚 淳市民生活部長登壇〕 ◎篠塚淳市民生活部長 それでは、山﨑議員のご質疑にお答え申し上げます。 確かに議員ご質疑のとおり、今般の廃棄物支援助成事業につきましては、事業費の3分の1ほどが郵送料ということで、その分直接的には市民の皆様に還元することにはなりません。しかしながら、今回の廃棄物処理支援助成事業につきましては、現在のコロナ禍におきましても、コロナ禍になる前といいますか、そうした日常生活に戻るまでには、まだ長い時間がかかってくると推測してございます。そうした中で、やはり自宅で過ごす時間が多くなることから、今回この事業を発案したものでございます。 また、この事業につきましては、なかなか郵送料というところで大きな課題もございますけれども、郵送料を活用することにいたしまして、市民の皆様にあまねく全世帯に確実にスピード感を持ってお届けできることでございますので、この事業を含めて実施してまいりたいと考えてございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○江原浩之議長 5番、山﨑巨裕議員。 ◆5番(山﨑巨裕議員) ご答弁ありがとうございました。一応承知しましたけれども、今後、ぜひこういう考え方も課題の中に入れていただいて、今後のことについて検討はしていただきたいなということを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。 ○江原浩之議長 ほかに質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第29号については、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第29号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第29号について討論に入ります。 まず、原案に対する反対討論の発言を許します。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 反対討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第29号 令和3年度白岡市一般会計補正予算(第1号)の件を起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。                          ◇ △閉会中の継続調査申出書について(総務・文教厚生・産業建設の各常任委員会) ○江原浩之議長 日程第10、常任委員会の閉会中の特定事件の調査の件を議題といたします。  総務常任委員長、文教厚生常任委員長及び産業建設常任委員長から、所管事務のうち、会議規則第106条の規定により、お手元に配付いたしました特定事件の調査事項について閉会中の継続調査の申出があります。  お諮りいたします。委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 ご異議なしと認めます。  よって、委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。  暫時休憩いたします。       休憩 午前11時59分       再開 午後 零時02分 ○江原浩之議長 現在員18名であります。  再開いたします。                          ◇ △閉会の宣告 ○江原浩之議長 以上をもって本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。  これにて令和3年第1回白岡市議会定例会を閉会いたします。  お疲れさまでございました。       閉会 午後 零時02分...