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09月25日-委員長報告・討論・採決-06号

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  1. 白岡市議会 2019-09-25
    09月25日-委員長報告・討論・採決-06号


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    最終取得日: 2023-05-07
    令和 元年  第4回( 9月)定例会            令和元年第4回白岡市議会定例会 第28日令和元年9月25日(水曜日) 議 事 日 程 (第6号) 1、開  議 1、議事日程の報告 1、会議録署名議員の指名 1、市長の報告 1、諸報告 1、総務常任委員会審査報告及び質疑   議案第38号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の          施行に伴う関係条例の整理に関する条例   議案第39号 白岡市印鑑条例の一部を改正する条例   議案第47号 令和元年度白岡市一般会計補正予算(第3号)   議案第55号 平成30年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定について 1、文教厚生常任委員会審査報告及び質疑   議案第40号 白岡市学童保育所条例の一部を改正する条例   議案第41号 白岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   議案第47号 令和元年度白岡市一般会計補正予算(第3号)   議案第48号 令和元年度白岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)   議案第49号 令和元年度白岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   議案第50号 令和元年度白岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)   議案第55号 平成30年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定について   議案第56号 平成30年度白岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について   議案第57号 平成30年度白岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について   議案第58号 平成30年度白岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 1、産業建設常任委員会審査報告及び質疑   議案第42号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例   議案第43号 白岡市給水条例の一部を改正する条例   議案第47号 令和元年度白岡市一般会計補正予算(第3号)   議案第51号 令和元年度白岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)   議案第52号 令和元年度白岡市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)   議案第53号 令和元年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)   議案第54号 令和元年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)   議案第55号 平成30年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定について   議案第59号 平成30年度白岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第60号 平成30年度白岡市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第61号 平成30年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第62号 平成30年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定につ          いて   議案第63号 平成30年度白岡市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 1、動議の提出 1、議案第40号 白岡市児童保育所条例の一部を改正する修正動議 1、討論、採決 1、公共交通について、公共施設マネジメントについて(総務常任委員会報告) 1、小中一貫教育について、図書館事業について(文教厚生常任委員会報告) 1、耕作放棄地対策と農業の活性化について(産業建設常任委員会報告) 1、閉会中の継続調査申出書について(総務・文教厚生・産業建設の各常任委員会) 1、議員派遣について 1、閉  会 〇本日の会議に付した事件 1、議案第38号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の          施行に伴う関係条例の整理に関する条例 1、議案第39号 白岡市印鑑条例の一部を改正する条例 1、議案第40号 白岡市学童保育所条例の一部を改正する条例 1、議案第41号 白岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 1、議案第42号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例 1、議案第43号 白岡市給水条例の一部を改正する条例 1、議案第47号 令和元年度白岡市一般会計補正予算(第3号) 1、議案第48号 令和元年度白岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 1、議案第49号 令和元年度白岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 1、議案第50号 令和元年度白岡市介護保険特別会計補正予算(第2号) 1、議案第51号 令和元年度白岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 1、議案第52号 令和元年度白岡市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 1、議案第53号 令和元年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 1、議案第54号 令和元年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 1、議案第55号 平成30年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定について 1、議案第56号 平成30年度白岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 1、議案第57号 平成30年度白岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 1、議案第58号 平成30年度白岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 1、議案第59号 平成30年度白岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について 1、議案第60号 平成30年度白岡市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 1、議案第61号 平成30年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について 1、議案第62号 平成30年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定につ          いて 1、議案第63号 平成30年度白岡市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 1、公共交通について、公共施設マネジメントについて(総務常任委員会報告) 1、小中一貫教育について、図書館事業について(文教厚生常任委員会報告) 1、耕作放棄地対策と農業の活性化について(産業建設常任委員会報告) 1、閉会中の継続調査申出書について(総務・文教厚生・産業建設の各常任委員会) 1、議員派遣について 午前9時00分開議 出席議員(18名)     1番   中  村  匡  志  議員       2番   野 々 口  眞 由 美  議員     3番   斎  藤  信  治  議員       4番   山  﨑  巨  裕  議員     5番   関  口  昌  男  議員       6番   松  本  栄  一  議員     7番   中  山  廣  子  議員       8番   菱  沼  あ ゆ 美  議員     9番   渡  辺  聡 一 郎  議員      10番   加  藤  一  生  議員    11番   中  川  幸  廣  議員      12番   藤  井  栄 一 郎  議員    13番   細  井     公  議員      14番   大  島     勉  議員    15番   遠  藤     誠  議員      16番   石  原  富  子  議員    17番   江  原  浩  之  議員      18番   井  上  日 出 巳  議員 欠席議員(なし)                                                    説明のための出席者    小  島     卓   市   長        野  口  仁  史   副 市 長    長  島  秀  夫   教 育 長        上 ノ 原  彰  宏   総 合 政策                                           部   長    髙  澤  利  光   市 民 生活        神  田  信  行   健 康 福祉                 部   長                     部   長    酒  巻  光  範   都 市 整備        山  岸  則  男   上 下 水道                 部   長                     部   長    小  山  智  幸   会計管理者        河  野     彰   学 校 教育                                           部   長    篠  塚     淳   生 涯 学習        鬼 久 保  勝  臣   白 岡 市                 部   長                     監 査 委員    藤  井  栄 一 郎   白 岡 市                 監 査 委員                                                    事務局職員出席者    八 木 橋  昌  美   議 会 事務        内  田     学   議 会 総務                 局   長                     課長(書記)    成  田  幸  子   書   記        藤  原     香   書   記    齊  藤  皓  介   書   記 △開議の宣告                                 (午前 9時00分) ○井上日出巳議長 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。                          ◇ △議事日程の報告 ○井上日出巳議長 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしましたとおりであります。                          ◇ △会議録署名議員の指名 ○井上日出巳議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、議長において   7番  中 山 廣 子 議員   8番  菱 沼 あゆ美 議員   9番  渡 辺 聡一郎 議員 を指名いたします。                          ◇ △市長の報告 ○井上日出巳議長 ここで小島市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  小島市長。       〔小島 卓市長登壇〕 ◎小島卓市長 おはようございます。議長から発言のお許しをいただきましたので、今月発生いたしました台風のことにつきましてご報告申し上げます。  初めに、19日に発生し、この3連休中に通過いたしました台風17号は、突風などの影響により、九州地方を中心に多くの被害をもたらしました。また、5日に発生いたしました台風15号は、8日の日曜日から翌日9日の月曜日にかけまして、関東地方では記録的な暴風雨により、千葉県を中心とした広い範囲で甚大な被害をもたらしました。特に千葉県千葉市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市などで発生した大規模停電は、最大で約64万戸が停電となりました。被災された自治体に対しましては、各地域から多くの人的、物的支援がなされているところでございます。 本市におきましても、先般、議員の皆様にお知らせをいたしましたとおり、災害時相互応援協定を締結しております君津市への支援を行ったところでございます。物的支援といたしましては、ブルーシート500枚、非常用水持ち出し袋6,700袋、非常用食料3,500食などの提供を行いました。また、人的支援といたしましては、9月10日から20日までの11日間におきまして、延べ人数として57名の職員を派遣し、主に給水活動に従事いたしました。今もなお君津市では、一部の地域で停電や断水により不安な日々が続いております。被災された皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早く安寧な生活を取り戻されるよう、心からお祈り申し上げます。  市といたしましては、このたびの台風被害や君津市への支援を通しまして得た経験を本市における災害対応に生かしてまいります。また、今後、支援いたしました物資を補給するため、予算措置を検討してまいりますので、ご理解賜りますようお願いを申し上げます。ありがとうございました。                          ◇ △諸報告 ○井上日出巳議長 日程第2、諸報告を行います。  本定例会に提出されました陳情書等につきましてご報告いたします。 天皇陛下御即位の賀詞奉呈の決議のお願いを印刷の上、配付しておきましたので、ご了承願います。 以上で諸報告を終わります。                          ◇ △総務常任委員会審査報告及び質疑 ○井上日出巳議長 日程第3、総務常任委員会審査報告についてを議題といたします。  総務常任委員会の審査経過及び結果について報告を求めます。  渡辺総務常任委員長。       〔渡辺聡一郎総務常任委員長登壇〕 ◆渡辺聡一郎総務常任委員長 それでは、総務常任委員会の審査経過及び結果を付託順にご報告いたします。  まず、議案第38号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、委員から「消防団に係る成年被後見人及び被保佐人の欠格条項を削るとのことであり、これはすなわち成年被後見人あるいは被保佐人であっても、消防団員になれるということである。消防団の活動に関しては、判断能力や体力が求められるが、どのように考えるか」との質疑に対し、「今回の改正の趣旨は、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう権利の制限に係る措置の適正化を図るものである。消防団においては、その者を個別に判断して任用するものとなっている」との答弁がありました。  次に、委員から「ほかの条例でも欠格条項の規定を削っているが、下水道条例の一部改正だけは、心身の故障によりその業務を適正に行うことができない者に改めている。その理由は」との質疑に対し、「今回の改正は、成年被後見人等の欠格条項を定めているものを削るものであるが、下水道条例については、その方々が適正に業務を行うことができるかということを判断する必要があることから、条項を改めるものである」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第39号 白岡市印鑑条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。 まず、委員から「男女の別を削除するとあるが、憲法第24条の婚姻等については、両性と記載されており、これは男女を前提としている。本条例改正は、憲法に反しているのではないか」との質疑に対し、「印鑑証明から性別を削除することについては、平成28年12月の総務省通知により、性同一性障害、性的指向、性自認に配慮して、印鑑登録証明書に男女の別を記載しない取り扱いとして差し支えないとされている。また、今年2月の調査では、県内63市町村のうち、見直し済みが27、見直し中が9、見直し予定が7、合計43市町、約68%が対応している。市としても法律の範囲内で対応可能な性的少数者への配慮として実施するものである」との答弁がありました。 次に、委員から「介護の減免申請とほかの公的な申請書の見直しについてはいかがか」との質疑に対し、「市全体の方針については、先月の庁議において説明し、今後現状を把握するための調査等を実施していく予定である。もちろん法的にできない、あるいは記載が必要なものもあるので、性別情報が必ずしも必要でない場合は削除する。性別ごとの統計情報が必要な場合は、回答しないという選択肢を設けるなどの方法で見直しを検討していく」との答弁がありました。 以上で質疑を終了しましたが、これに続いて委員から修正案が提出されました。 その主たる内容は、第5条関係、「男女の別について削る」という箇所を削除するというものであり、提出者から内容説明を受けた後、質疑に入りましたが、各委員とも内容説明をもって了解し、発言はありませんでした。  続いて、討論に入りました。修正案に対し反対討論があり、白岡市男女共同参画プランにおいても、性的少数者に対する理解促進が掲げられており、多様性を認める観点からも修正案に反対するとの発言がありました。  引き続き採決の結果、修正案については賛成少数により否決すべきものと決定し、次に原案について賛成多数により可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第47号 令和元年度白岡市一般会計補正予算(第3号)総務常任委員会所管事項についてご報告いたします。  所管課ごとに担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、安心安全課関係でありますが、委員から「消防団の退団者7名で、団員の人員確保が厳しいと伺っているが、今後の対応はどのように考えているか」との質疑に対し、「現在、消防団員は、定数を満たしていない。今後も引き続き消防団員の募集の啓発活動を行い、団員確保に努めていく」との答弁がありました。 次に、財政課関係でありますが、委員から「白岡駅東部中央土地区画整理事業における都市計画債が今回の補正により70万円減額となった理由は」との質疑に対し、「市債の減額については、白岡駅東部中央土地区画整理事業における国庫補助事業の内示が当初の見込みより少なく、一般財源を抑制するために全体の総事業費を減額したことから、市債についても減額したものである」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第55号 平成30年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定のうち総務常任委員会所管事項についてご報告いたします。  所管課ごとに担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、歳入のうち税務課関係でありますが、委員から「昨年度不納欠損したものの特徴は」との質疑に対し、「少数分納で完納までに2年以上かかるものや塩漬けになっている案件等の滞納処分の強化を図った」との答弁がありました。 次に、歳入のうち財政課関係でありますが、委員から「市有地の管理について、市有地の中で木々が茂り、管理がされておらず、周辺住民から防犯上危険な土地があると聞いている。このような市有地の管理に当たってはどのような方針を持っているか」との質疑に対し、「市有地の管理は、市有財産維持管理事業の予算内で草刈り等の作業を行い、適切な管理に努めている」との答弁がありました。  次に、歳出のうち企画政策課関係でありますが、まず委員から「行政評価を行った8つの事務事業の選定方法は」との質疑に対し、「各部から3つの事務事業を選定し、その中から行政評価委員会が選定したものである」との答弁がありました。 次に、委員から「白岡こども・ゆめ・みらいプロジェクト事業で行っている各種事業は、それぞれ隊長となる学年が異なっているが、今後もこのように進めていくのか」との質疑に対し、「JFAこころプロジェクト「夢の教室」事業では、市内全ての小学校5年生を対象とし、全6校13クラスの424名が参加。未来のエンジニア事業は、市内全ての小学校3年生を対象とし、全6校15クラスの431名が参加した。また、市内企業見学会白岡こども会議、ゆめまつり実行隊事業などについては、公募型の事業として実施しており、今後も同様の方法で進めていく予定である」との答弁がありました。 次に、秘書広報課関係でありますが、委員から「市公式ホームページについて、市民目線ではまだ情報を探しづらいと感じる。今後どのように改善を図っていくか」との質疑に対し、「今後は、ホームページスマートフォン対応について検討していきたい。しかしながら、県ではホームページを含む電算システムの統一化の動きもあるようなので、その動きも注視していきたい」との答弁がありました。 次に、委員から「市長への手紙がホームページに公開されるまでの期間は、もう少し短縮できないか」との質疑に対し、「市長への手紙は、回答まで2週間程度、ホームページへの公開まで1か月程度時間をいただいている。時間の短縮については、検討課題としたい」との答弁がありました。 次に、総務課関係でありますが、委員から「職員の衛生管理事業について、産業医の健康相談件数の実績はどのようになっているか。また、臨時職員は定期健康診断の対象となるか」との質疑に対し、「産業医の健康相談は、平成30年度は1件である。また、定期健康診断については、臨時職員も常時勤務の方等を対象としている」との答弁がありました。 次に、委員から「行政不服審査会運営事業について、審査事案の概要はどのようなものか」との質疑に対し、「1件目は、固定資産税の賦課決定に関する案件である。2件目は、保育所の入所内定に関する案件である」との答弁がありました。 次に、安心安全課関係でありますが、委員から「児童の登校の際、交通指導員が立哨指導し、下校時はスクールガードを中心に見守り隊が見守りを行っているが、交通指導員を下校時にも配置することは可能か」との質疑に対し、「交通指導員については、学校からの要望に基づき、立哨場所等を検討している。下校時の交通指導員による立哨については、今後学校から要望があった場合、交通指導員と検討していく」との答弁がありました。 次に、地域振興課関係でありますが、委員から「地域公共交通サービスについて、運転免許証自主返納者支援を実施しているが、当市の運転免許証自主返納者の人数は」との質疑に対し、「141人である」との答弁がありました。 次に、委員から「女性相談業務において、当該年度の女性相談の件数と相談内容の傾向は」との質疑に対し、「女性相談件数は37件である。内容は、DVが13件、離婚に関するものが12件であり、年代は40歳代が多い」との答弁がありました。 次に、市民課関係でありますが、委員から「マイナンバー制度が始まってから3年半程度経過するが、マイナンバーカードの発行状況は」との質疑に対し、「7月31日の時点で申請件数7,550件、交付件数6,480件、交付率数12.3%である」との答弁がありました。 次に、委員から「マイナンバー制度に関連するシステム経費が約1,200万円となっているが、市でのマイナンバーに関する経費の出入りは把握しているか」との質疑に対し、「市民課が所管するマイナンバーに関する事務執行分については、ほぼ補助金で賄えているが、システム関係の主なものは市の持ち出しとなっている」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  以上で総務常任委員会の報告を終わります。 ○井上日出巳議長 委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○井上日出巳議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △文教厚生常任委員会審査報告及び質疑 ○井上日出巳議長 日程第4、文教厚生常任委員会審査報告についてを議題といたします。  文教厚生常任委員会の審査経過及び結果について報告を求めます。  大島文教厚生常任委員長。       〔大島 勉文教厚生常任委員長登壇〕 ◆大島勉文教厚生常任委員長 それでは、文教厚生常任委員会の審査経過及び結果を付託順にご報告いたします。  まず、議案第40号 白岡市学童保育所条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、委員から「他の多子世帯減免も検討した上で2人目以降は7,000円としたのか」との質疑に対し、「公の施設の利用料という考えから一律の保育料を設定した。しかし、家庭の負担を考慮し、2人以上入所している場合の軽減策として、2人目以降は7,000円とした」との答弁がありました。 次に、委員から「2,000円の増額に対応できず、利用を諦め、保護されない子供が出てくる心配があるが、どう考えるか」との質疑に対し、「市町村民税所得割課税額7万7,000円以下の世帯の一部まで、現行の減免制度の中で対応できると考える。利用者の実情に応じて真摯に対応していく」との答弁がありました。 次に、委員から「幼児教育・保育無償化が始まる時期であり、なぜこのタイミングで値上げなのか」との質疑に対し、「幼児教育・保育の無償化は、少子化対策として重要と認識している。学童の保育料減免も少子化対策としての効果は考えられるが、学童保育料は国の考え方に基づき負担いただいている。5人に1人という利用であり、ご負担をお願いしたい」との答弁がありました。 次に、委員から「市民への説明を丁寧に行う必要があると考えるが、具体的にどのように考えるのか」との質疑に対し、「利用者、関心のある方を対象に説明会を開き、現在の状況、なぜ値上げが必要なのか等を説明してまいりたい」との答弁がありました。 次に、委員から「値上げはやむを得ないが、保育の質は絶対に確保するということを保証していただきたい」との質疑に対し、「保育の質が重要ということは認識している。そのための人材確保に努めるとともに、保育の質の維持、充実に努めてまいりたい」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第41号 白岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その内容について申し上げます。  まず、委員から「白岡市は指定都市に該当するのか」との質疑に対し、「いわゆる政令指定都市のことであり、当市は該当しない」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第47号 令和元年度白岡市一般会計補正予算(第3号)のうち文教厚生常任委員会所管事項についてご報告いたします。  所管課ごとに担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その内容について申し上げます。  まず、高齢介護課関係でありますが、委員から「介護予防事業拠点施設とは、どこにある施設か」との質疑に対し、「高岩の老人福祉センターの敷地内にある施設である」との答弁がありました。 次に、教育総務課関係でありますが、委員から「西小学校の児童数が増加しているとのことであるが、具体的にどの学年が増加しているのか」との質疑に対し、「令和2年度にかけては2年生の学級数が増える予定であるが、それ以外にも学区内において開発行為が多く行われているため、全体的に増加傾向にある」との答弁がありました。 次に、教育指導課関係でありますが、委員から「新1年生の支給対象人数は何人か」との質疑に対し、「予算上、30人を見込んでいる。過去4年間の支給実績を踏まえ、最も人数が多かった平成30年度の支給人数、過去24人の2割増しで算出した」との答弁がありました。  次に、学び支援課関係でありますが、委員から「今回の空調設備修繕は、公民館全体か、一部か」との質疑に対し、「視聴覚室のみの修繕となる」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第48号 令和元年度白岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、委員から「国民健康保険財政調整基金について、現在(補正後)の残高は幾らかと、今後どれくらいの残高が理想か」との質疑に対し、「補正後の残高は、約2億9,400万円である。なお、平成30年度末の残高である3億2,000万円前後が理想と考えている」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第49号 令和元年度白岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りましたが、各委員とも補足説明をもって了解し、発言はありませんでした。  続いて、討論に入りましたが、同じく発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第50号 令和元年度白岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。 まず、委員から「地域リハビリテーション派遣事業について、理学療法士を地域に派遣するとのことだが、地域包括支援センターを通じて行うのか」との質疑に対し、「地域包括支援センターでも事業の説明を行っているが、市に派遣依頼の申請をいただき、決定した後、市が理学療法士を派遣している」との答弁がありました。 次に、委員から「介護給付費等準備基金には、どのくらい積み立てる予定なのか」との質疑に対し、「介護給付費等準備基金は、前年度の執行残を積み立てるもので、現在、残高が約3億9,000万円あり、平成30年度から令和2年度までの第7期介護保険事業計画期間中に基金から2億円を取り崩して給付費に充てる予定になっている」との答弁がありました。 以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第55号 平成30年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定のうち文教厚生常任委員会所管事項についてご報告いたします。  歳出について所管課ごとに担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、環境課関係でありますが、委員から「危険な空き家は何軒把握しているのか。危険な空き家の内部の実態は把握できていないのか」との質疑に対し、「市内で把握している危険な空き家は9軒である。危険な空き家は内部に入ることが難しいため、樹木や外壁の状態など外見で判断している」との答弁がありました。 次に、保育課関係でありますが、委員から「西保育所運営事業について、工事請負費の内容は何か」との質疑に対し、「大阪府北部地震に伴い、ブロック塀を調査点検したところ、危険な箇所が判明し、対応工事をしたものなどである」との答弁がありました。 次に、高齢介護課関係でありますが、委員から「老人ホーム入所措置事業の内容を教えていただきたい。また、費用は3人で500万円とのことだが、それほど費用がかかるものなのか」との質疑に対し、「老人福祉法第11条に基づく養護老人ホームへの入所措置であり、心身の障がいのため、日常生活が困難かつ介護者がいないなどの生活環境や、高齢者世帯や生活保護世帯などの経済的理由がある。原則65歳以上の高齢者が措置の対象となり、市が認定する。本人の所得に応じて本人が費用負担をしており、費用負担に耐える額を超える場合は市が負担する」との答弁がありました。 次に、健康増進課関係でありますが、委員から「AED貸し出し事業について、貸し出した件数とどこに貸したのか伺う」との質疑に対し、「3件であり、中学校のスキー教室とマラソン大会に貸し出している」との答弁がありました。 次に、教育指導課関係でありますが、委員から「教育委員会で把握している本市のいじめの件数といじめ防止対策推進委員会に上げられていたいじめの件数は何件か」との質疑に対し、「平成30年度に報告を受けた件数は、小学校58件、中学校27件の計85件である。そのうち、いじめ防止対策推進委員会に上げられたものはない」との答弁がありました。 次に、委員から「いじめが85件もあるのに一件もいじめ防止対策推進委員会に上がらない理由は何か」との質疑に対し、「いじめ防止対策推進委員会の対象となるものは、いじめをきっかけにした不登校、過去30日以上や自殺未遂などの重大事案に限定されているためである。報告のあったいじめ事案については、ほぼ短期間で解消されている」との答弁がありました。 次に、委員から「学用品費等の支給人数(126人)と給食費の支給人数(121人)が異なるのはなぜか」との質疑に対し、「給食を停止している児童がいること、また市外の小学校に区域外就学をしている児童がおり、就学している小学校を設置している市から給食費が援助されていたためである」との答弁がありました。 次に、学び支援課関係でありますが、委員から「図書館が新しくなって1年がたとうとしているが、図書の紛失はあるのか」との質疑に対し、「新図書館の開館に合わせ、全ての図書にICタグを貼付し、貸し出されていない図書が通過した場合には、東西入り口に設置しているゲートが反応して知らせる仕組みになっており、紛失等はほとんどない」との答弁がありました。  次に、いきいき教育課関係でありますが、「総合運動公園維持管理事業がいきいき教育課へ移管されたが、その目的とメリットは」との質疑に対し、「平成28年度までは公園の維持管理はまちづくり課、公園利用者団体の担当は当時の生涯学習課、現在のいきいき教育課が行っており、例えば、利用者が申請をしてもグラウンドの芝生を養生する期間があるため、まちづくり課と協議をしないと利用できないこともあったが、これを平成29年度から一元管理としたことにより、会場予約がスムーズに行えることになり、利用者にとって利便性が向上した。なお、公園管理のノウハウについては、まちづくり課に蓄積があるので、今後も連携して管理をしていく」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第56号 平成30年度白岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、委員から「団塊の世代(1947年から1949年生まれ)の退職に伴い、国民健康保険の負担増が見込まれる。今年度決算では4億3,000万円程度のプラス計上であったが、これからの3年間をどのように考えているのか」との質疑に対し、「国民健康保険の被保険者は減少しており、社会保険適用の増と総人口自体が減少していることが影響している。一方で、医療費の水準自体は高どまり傾向が予測され、国民健康保険事業の運営は厳しいものである。しかしながら、国民健康保険事業は平成30年度から都道府県化されており、埼玉県が運営主体となったことから、厳しい状況ではあるものの、運営に支障はないものと捉えている」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第57号 平成30年度白岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りましたが、各委員とも補足説明をもって了解し、発言はありませんでした。  続いて、討論に入りましたが、同じく発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第58号 平成30年度白岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その内容について申し上げます。 委員から「介護認定審査会の委員は何人か。また、何回開催されたのか」との質疑に対し、「介護認定審査会は、5合議体で委員23名である。その内訳は、医師5名、歯科医師5名、薬剤師5名、看護師、保健師が4名、介護福祉士、社会福祉士等の福祉関係者が4名である。平成30年度は64回開催した」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、同じく発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  以上で文教厚生常任委員会の報告を終わります。
    井上日出巳議長 委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○井上日出巳議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △産業建設常任委員会審査報告及び質疑 ○井上日出巳議長 日程第5、産業建設常任委員会審査報告についてを議題といたします。  産業建設常任委員会の審査経過及び結果について報告を求めます。  石原産業建設常任委員長。       〔石原富子産業建設常任委員長登壇〕 ◆石原富子産業建設常任委員長 それでは、産業建設常任委員会の審査経過及び結果をご報告いたします。  まず、議案第42号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、委員から「認定及び許可申請件数の見込みは」との質疑に対し、「比較的規模の大きい建築物での認定、許可制度の活用が想定される。市では、小規模な建築物を取り扱うことや新築、増築等における同様の認定、許可実績はないため、申請件数は少ないものと考えている」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第43号 白岡市給水条例の一部を改正する条例についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員から「更新手数料の積算根拠は」との質疑に対し、「各事業体において独自に人件費等から手数料を算出している。近隣自治体においても同様となっている」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議案第47号 令和元年度白岡市一般会計補正予算(第3号)のうち産業建設常任委員会所管事項についてご報告いたします。  所管課ごとに担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、農政課関係でありますが、委員から「江ケ崎分水路の今回予算計上した箇所以外の修繕計画はあるのか」との質疑に対し、「他の区間で今のところ修繕必要箇所はないが、箇所ごとに事情が異なるため、必要に応じ対応していきたい。予算計上した箇所は、自動車の交通量が多く、道路側からの負荷により修繕が必要となった」との答弁がありました。 次に、まちづくり課関係でありますが、委員から「都市計画総務費による工事整備内容は」との質疑に対し、「白岡駅西口線整備に伴う移転用地確保のため、保健センター分館駐車場の西側約480平方メートルを代替地として造成する」との答弁がありました。 次に、道路課関係でありますが、委員から「交通安全施設設置事業の工事箇所は、点検等を実施した上で危険箇所を抽出していると思うが、全部で何か所を予定しているのか」との質疑に対し、「14か所を予定している」との答弁がありました。 次に、委員から「日常における道路の安全性の確認はどのように行っているのか」との質疑に対し、「市民や行政区からの情報提供や道路課職員が現場に出る際にパトロールを兼ねて危険箇所の把握に努めている。また、市職員からの情報提供もお願いしている」との答弁がありました。 次に、委員から「交通安全施設設置事業は大変よいことだと考える。今年度の5か所以外についても早急に実施するべきだと考えるが、どうなのか」との質疑に対し、「市としても早急に実施したいと考えている。横断歩道部に柱を立てることとなるため、安全性について検証しながら早急に実施する」との答弁がありました。 次に、下水道課関係でありますが、委員から「都市下水路費の委託料について対象となる数量はどのくらいか」との質疑に対し、「主に下大崎地内の工業団地内の排水路や旧野牛・高岩区画整理地内の調整池が対象となり、面積は約5,000平方メートル、距離は約2キロメートルの除草を予定している」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第51号 令和元年度白岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りましたが、各委員とも補足説明をもって了解し、発言はありませんでした。  続いて、討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第52号 令和元年度白岡市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員から「防災用マンホールトイレ整備事業がなぜ560万円も不足したのか」との質疑に対し、「水洗用の水についてプールなどの水の活用を検討しているが、プールの耐震化の関係から使用できないおそれがあることも想定されるため、各施設に防災用の井戸を掘ることにしたことによるものである」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第53号 令和元年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りましたが、各委員とも補足説明をもって了解し、発言はありませんでした。  続いて、討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第54号 令和元年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りましたが、各委員とも補足説明をもって了解し、発言はありませんでした。  続いて、討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第55号 平成30年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定のうち産業建設常任委員会所管事項についてご報告いたします。  歳出について、所管課ごとに担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、商工観光課関係でありますが、委員から「商工観光アプリ維持管理事業について、委託料の中にトラブル等への対応も費用に含まれているのか。また、これまでにシステムトラブル等はあったのか」との質疑に対し、「委託料については、商工観光アプリのトラブル等に対応するための費用も含まれている。また、これまでも大きなトラブル等は発生していない」との答弁がありました。 次に、委員から「白岡市住宅リフォーム資金補助事業について、1件当たりの補助内容はどのようになっているのか」との質疑に対し、「1件当たり補助対象経費の5%、10万円を上限としている。また、36件の補助に対して施工業者は9業者、工事内容については外装、内装、トイレ、浴室、台所の改修工事が主な内容となっている」との答弁がありました。 次に、農政課関係でありますが、委員から「荒廃農地、耕作放棄地に対する6次産業化や地産地消に資する事業を提案する事業者はいるのか」との質疑に対し、「一昨年ほど前から開発とは別に事業者側に市の農業振興の意向を伝え、耕作放棄地で農業をやっていくような計画を持ってきている事業者もあるが、事業者に農業の実績がないなど課題がある。遊休農地解消を目的に6次産業を含めた提案をする事業者もある」との答弁がありました。 次に、委員から「耕作放棄地再生利用促進事業は、概要書では補助金を交付したとなっているが、補助金でどのようなことを行っているのか」との質疑に対し、「下大崎地内の耕作放棄地の雑草を刈り払い、耕作が可能なように整え、農業生産法人に耕作を引き継いだ」との答弁がありました。 次に、委員から「ふるさと農園について、平成29年度は61区画の農園があるとの答えがあったが、平成30年度の利用状況と利用申し込みの状況はどうか」との質疑に対し、「平成30年度は、61区画中1区画は肥料置き場、1区画は辞退があったため、59区画の利用となっている。平成29年度は5名、平成30年度は6名の方が定員を超え利用できなかった」との答弁がありました。  次に、まちづくり課関係でありますが、委員から「備前堀川の備前堀川橋梁整備事業の繰り越し理由はどのようなものか」との質疑に対し、「関係機関との調整に時間を要したことにより、その後の久喜市による工事発注が遅れたため、年度内に工事が完了しない見込みとなったためである」との答弁がありました。 次に、委員から「白岡駅東部中央土地区画整理事業特別会計に一般会計から繰り出ししている理由はなぜか」との質疑に対し、「白岡駅東部中央土地区画整理事業では、野牛・高岩土地区画整理事業とは違い、保留地を担保に起債ができていないため、一般会計からの繰出金をいただいている」との答弁がありました。 次に、委員から「白岡駅西口地域整備推進事業において、対象となる物件調査の件数と進捗状況はどうなっているか」との質疑に対し、「事業による土地の買収面積は4,550平方メートルで、物件調査の対象件数は18件である。進捗としては、買収済みが17%で面積としては792平方メートル、物件補償が11%で2件、物件調査済みの物件が55%の10件である」との答弁がありました。 次に、道路課関係でありますが、委員から「未登記処理事業について支出がなかったが、事業ができなかったということか」との質疑に対し、「買収当時、何らかの理由により名義変更ができなかった土地に対して、相続などが生じた場合にご相談をいただき、対応している。昨年度はこのような相談がなかったため、執行がなかった」との答弁がありました。 次に、委員から「側溝ふたかけ事業の未処理の件数は」との質疑に対し、「現在、95件の要望があり、62件が完了、7件が一部完了、26件が未着手となっている」との答弁がありました。 次に、委員から「白岡・宮代線道路改良事業の遅れた理由は」との質疑に対し、「東日本高速道路株式会社との協議により、橋桁の仕様が変更となり、橋脚の構造が変更となった。また、仮設工、矢板を撤去としていたが、存置するとの指示を受けたため、設計の内容の見直しを行った。また、物価の上昇により予算が不足する状況となり、増額補正の必要が生じたため、発注に遅れが生じた」との答弁がありました。 次に、下水道課関係でありますが、委員から「除草、樹木管理について、実施箇所の優先順位はあるのか」との質疑に対し、「基本的に過去から引き継がれた箇所を実施しているが、行政区などから話があった場合、市で実施する部分と行政区で実施する部分との区分けをしている」との答弁がありました。 次に、委員から「排水路維持管理事業に係る水路は約9キロメートルあるが、本数は何本か」との質疑に対し、「14本となる」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第59号 平成30年度白岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、委員から「農業集落排水処理施設使用料の未済額の詳細は」との質疑に対し、「現年度分が対象者7名で12万9,060円、滞納繰り越し分が4名で18万7,440円となる」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第60号 平成30年度白岡市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、委員から「受益者負担金の不納欠損の詳細は」との質疑に対し、「受益者負担金滞納繰り越し分22万600円の内訳は、3件、2名分になる。臨宅徴収に伺い、差し置きなどをしても音沙汰がなく、5年が経過してしまったことから不納欠損の手続を実施した」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第61号 平成30年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員から「保留地の処分状況については」との質疑に対し、「一般保留地については、全て売却済みである。また、特別保留地については、62区画のうち60画地が売却済みであり、処分率は約97%である」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第62号 平成30年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員から「執行率が低く見受けられるが、どのように考えているか」との質疑に対し、「繰越明許費繰越額が含まれているため、執行率が低くなっていると考えている」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり認定すべきものと決定した次第であります。  次に、議案第63号 平成30年度白岡市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてご報告いたします。  担当課長から補足説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものについて申し上げます。  まず、委員から「決算に係る剰余金の処分額にはどのような根拠があるのか」との質疑に対し、「平成30年度決算の剰余金については、まず平成30年度の企業債償還相当額を資本金に組み入れ、次に令和元年度に償還する企業債相当額を減債積立金に積み立て、残額を建設改良積立金に積み立てている。これは、借り入れている企業債を確実に償還することと経営体質の安定を目的としているためである」との答弁がありました。  次に、委員から「給水戸数が増加している一方で、給水加入金が減少しているが、原因は何か」との質疑に対し、「平成29年度と比較して集団住宅は増加しているが、戸建ての新築件数が減少しているためと思われる」との答弁がありました。  以上で質疑を終了し、続いて討論に入りましたが、発言はありませんでした。  引き続き採決の結果、全会一致により原案のとおり可決及び認定すべきものと決定した次第であります。  以上で産業建設常任委員会の報告を終わります。 ○井上日出巳議長 委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○井上日出巳議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △動議の提出        〔「議長、16番、動議」と言う人あり〕 ○井上日出巳議長 16番、石原富子議員。 ◆16番(石原富子議員) 議案第40号に対して修正案の動議を提出いたします。 ○井上日出巳議長 ただいま石原富子議員から議案第40号 白岡市学童保育所条例の一部を改正する条例に対する修正動議が提出されました。  この動議は、2人以上の賛成者がありますので、成立いたしました。  これを直ちに議題といたします。  修正案を配付いたしますので、暫時休憩いたします。       休憩 午前10時00分       再開 午前10時02分 ○井上日出巳議長 現在員18名であります。  再開いたします。                          ◇ △議案第40号 白岡市学童保育所条例の一部を改正する条例に対する修正動議 ○井上日出巳議長 ただいま配付いたしました議案第40号 白岡市学童保育所条例の一部を改正する条例に対する修正動議について、提出者から修正理由の説明を求めます。  16番、石原富子議員。       〔16番 石原富子議員登壇〕 ◆16番(石原富子議員) 議案第40号 白岡市学童保育所条例の一部を改正する条例について修正動議を提出いたします。 このたびの定例会で上程されました議案第40号 白岡市学童保育所条例の一部を改正する条例については、9月6日の本会議において文教厚生常任委員会に付託され、去る9月10日開催の文教厚生常任委員会にて賛成多数で可決をされました。しかし、私は以下に述べる理由で、本議案に対して修正を加えるべきだと考えております。 1、学童保育の指定管理者制度を導入して間もないこと。これは、平成29年の私の一般質問の答弁で、値上げはしないとのことでございました。 2、7月27日開催の全員協議会においての説明が不足をしていること。 3、白岡市児童福祉審議会より答申された内容、附帯意見を検討した説明がないこと。 4、白岡市の学童保育を含めた子育て教育の方針が示されていないこと。 5、この10月に消費税が8%から10%に引き上げとなり、利用者負担が増大すること。 6、利用者である保護者の意見の把握を十分行っていないこと。 これらの理由により、私は議案第40号 白岡市学童保育所条例の一部を改正する条例については、第8条第2項の保育料の改定は今回は行わず、いま少し時間をかけて保護者への説明会や白岡市児童福祉審議会より答申された内容、附帯意見を検討した上で、保護者の理解を得て行うべきだと考えております。 また、第8条第3項の篠津第三児童クラブ設置、それに関しては、学童保育の充実、待機児童解消の観点からも望ましいものと思いますので、賛成をいたします。 以上述べましたとおり、議案第40号 白岡市学童保育所条例の一部を改正する条例については、修正をお諮りいたします。 ○井上日出巳議長 修正理由の説明が終わりました。 これより議案第40号の修正案に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○井上日出巳議長 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △討論、採決 ○井上日出巳議長 日程第6、これより討論、採決に入ります。  まず、議案第38号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。  これより議案第38号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第39号 白岡市印鑑条例の一部を改正する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第39号 白岡市印鑑条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第40号 白岡市学童保育所条例の一部を改正する条例の件について討論に入ります。 本件については、石原富子議員外6名から修正案が提出されておりますので、原案及び修正案について一括して討論を行います。 まず、原案についての賛成討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。  15番、遠藤誠議員。       〔15番 遠藤 誠議員登壇〕 ◆15番(遠藤誠議員) 議長のお許しをいただきましたので、議案第40号について賛成討論を行います。 私は、議案第40号の条例に賛成の立場で討論します。本事業は、継続していくことにより市民の生活に支障を来さないことになるということ、あるいはまたこの事業を執行している職員を、制度の急激な変化に対して対応しているわけで疲弊させてはいけません。そもそも平成28年度から事業形態を指定管理に移行させたとき、費用が3倍になった。約3倍になりました。それはそれで、それまでの私たちが見てきた危うい学童の運営から質、量とも安定的に運営するために必要な措置であり、私たちは反対しませんでした。もともと自治体が人の管理、今は高齢者とか乳幼児の管理をしていますけれども、しかも教育・保育的配慮をもって行うことができるわけは、私はないと考えています。職員の多くは事務系なのですから、特別に資質があり、勉強する職員だけに許される行為です。これからもますます直営できる領域は減っていくはずです。 さて、使用料ですが、本来この指定管理に移行するときに私は上げるべきだったと考えております。いわば今回遅ればせに対応したと考えています。また、周辺市町の対応状況は、後日資料として出してくださいと申し上げていますが、白岡市と置かれている時間と進捗は違っても、大して変わらないと思っています。資料として十分出されていないので検討の余地がなかったのですけれども、しかし苦言がないわけではありません。全員協議会の資料に説得力がないこと、時間があったのに対応しなかったこと、いまだに周辺市町の指定管理の状況や使用料の最終改定年度など、出すべき資料をいただいていません。 何度も申し上げていますが、使用料の改定の入り口、最初の発案公表は児童福祉審議会です。この開催については、ホームページに載っていますか。市民に理解を求めるならば、入り口である審議会をたくさんの人に聞いてもらうという姿勢を持たなければ、これからもこういう事態は起こりかねません。市全体が今回のことをよく反省し、市民への周知について考えてください。この期に及んで改定を市民に説明するのか、利用者に説明するのかは細かく聞いておりません。これから委員会の常任委員会の最後には説明するというふうな旨のご回答をいただいていますけれども、そうした労苦に比べたら、入り口から手順を踏んだほうがはるかに楽に説明ができるはずです。私は、公共料金は取れるところから取らなければいけないという観点から、この条例には賛成です。しかし、減額や免除を丁寧にすることです。要するに徴収と給付を基本に事務を執行していただきたいということです。 ついでにもう一つ、違和感を述べます。白岡の学童は、人的配置もできていることなど、常任委員会でこれを継続するということで賛成しましたが、これは職員が言うべきことではありません。言うべき人が言うべき場所で言わないからこういう混乱を招くのです。12月議会でこの事態がどうなっても、市長に対して、市長がちゃんと述べるということを前提にして質問したいと思います。我々も働き方を考えなければならない時期です。市役所全体がいい仕事ができるように配慮を約束して、議案第40号に賛成討論とします。 ○井上日出巳議長 以上で通告による討論は終わりました。 次に、原案及び修正案についての反対討論を行います。 まず、原案についての討論の通告がありますので、発言を許します。  4番、山﨑巨裕議員。       〔4番 山﨑巨裕議員登壇〕 ◆4番(山﨑巨裕議員) 私は、第40号議案に反対、修正動議に賛成の立場で意見を述べます。 まず、私が最初に述べたいことは、白岡市が子育て支援に手厚い姿勢であっていただきたいということです。学童保育の指導員に関し、国の基準は学童20人に対し指導員1人となっています。白岡市は、これを10人に1人としています。私は、1年あまりの学童指導員の経験がありますが、その経験からも、国の基準では学童の安全すら守ることはできませんと考えています。ましてや放課後の多様な学童の活動には対応できるわけがありません。その意味で、白岡市が国の基準を超えて指導員を配置してくださっていることには敬意を表します。 ところで、今回の学童保育料2,000円の値上げ案は、唐突に議会に提出された感があります。本案が原案どおり決すれば、利用者の中には値上げに対応できなくなる利用者が出てくる可能性が大いにあります。白岡市児童福祉審議会の答申でも、保育料の改定により高学年が入所を控える影響について懸念するとあります。諮問した以上は、その答申には拘束力があるはずです。ところが、さきの市の全員協議会の説明でも、また文教厚生常任委員会の質疑の中でも、そのような懸念はないというのが市の前提となっていました。利用者の声も聞かないで、どうしてそのようなことが言えるのでしょうか。このような一方的な値上げでは、利用したくても利用できない利用者が出てくる可能性はどうしても払拭できません。利用者には、利用するかしないかの選択肢しか残されていないのですから。ましてや直接学童保育を受ける子供の声は最も遠いところに置かれています。子供の声を聞き取れるのは、身近で子供に接している保護者や指導員の方たちです。その方々への説明もなく、またその声を聞いてもいないことが本案の最大の問題点だと私は考えます。 子どもの権利条約が批准されて30年がたちます。条約では、子供の固有の権利がうたわれています。その中心的テーマは、子供の保護を受ける権利に関するものです。この条約を批准した政府は、これら子供の諸権利の保障の義務を負っています。地方自治体は、その最前線に立っているのです。保護が受けられない子供を出してはならない責任が行政にはあります。今回の値上げ案の根拠となっている国の考え方は、果たして子どもの権利条約を踏まえたものになっているのか。いま一度ぜひ再検討をしていただきたいと考えています。その国の考え方とは、学童保育の運営に係る費用負担の半分が利用者、残りを3分の1ずつ国、県、市が賄うというものです。税総体の配分は、国およそ6割、都道府県2割、市町村2割です。税の配分比からすれば、国の負担額があまりにも少ないと言えます。国がもっと費用を負担するよう私は意見書を出すべきだと考えています。今後、利用者が増えることを想定しますと、ご指摘のように学童保育分野の財政負担はますます大きくなることが予想されます。この国の考え方では、結局のところ、市の負担が増えるか、利用者の負担が増えるかのいずれかの選択となってしまいます。意見書について、ぜひご検討をいただければと思います。 私、再度申し上げますが、2,000円の突然の値上げは、保護する力が弱い利用者ほど打撃を受けます。保護する力の弱い利用者の子供が保護を受けられず、放置される危険性も高いのです。それゆえ今回の学童保育料の値上げに伴う条例改定には全く賛成できません。 また一方、この第40号議案には、篠津第三学童クラブの開設に伴う条例変更も含まれています。学童保育所を利用できない待機児童が多くいる中、この開設に反対する人がいるでしょうか。同じ議案の中に明らかに賛成できる事柄と賛成できないかもしれない事柄を抱き合わせにし、一括して提案しているということにも疑義があります。市民常識で言えば、分けて提案するというのが当たり前です。もし第40号議案が否決されれば、来年4月からの篠津第三学童保育所の開設に支障を来すおそれがあります。私は、このような乱暴な提案の仕方にも問題があり、賛成できません。 以上の理由をもちまして、私は第40号議案に反対いたします。また、提出された修正動議は、篠津第三学童クラブ開設に伴う条例改正には賛成、保育料改定は今回行わないという修正内容であり、また修正理由にも賛同できることから、私は修正動議に賛成いたします。 以上、意見といたします。 ○井上日出巳議長 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに修正案に対する反対討論の発言を許します。 14番、大島勉議員。       〔14番 大島 勉議員登壇〕 ◆14番(大島勉議員) 議長のお許しをいただきましたので、議案第40号 白岡市学童保育所条例の一部を改正する条例に対する修正動議につきまして、反対の立場から討論いたします。 まず、今回文教厚生常任委員会に付託されました本議案につきましては、さきの委員会報告にもありますように、委員会として賛成可決です。各会派から選出していただいている委員の皆さんが慎重審議をしていただいた上、決定していただいているという認識の上、反対討論をさせていただきます。 当市は、平成6年に南児童クラブを開設して以降、利用者のニーズを見きわめ、各学校に学童保育所を設置してまいりました。そして、平成29年11月には、市の9番目の学童保育所として西第二児童クラブが開設されましたが、平成30年4月には15人の待機児童が発生し、翌年、平成31年4月には一気に42人と急増したところでございます。また、全ての児童クラブにおいて待機児童が発生するといった、これまでにはない傾向が見られ、潜在的な待機児童の存在が想定しにくい状況となっているのです。近年では、女性の就業率も向上し、共働き家庭の児童数が増加するなど、学童保育所の需要は年々高まってきており、今年度篠津第三児童クラブの設置が進められ、さらには来年度以降も待機児童対策として児童クラブ設置が必要になるのは明らかであるわけです。今後、学童保育所の利用者の増加に伴い、市が負担している運営費はさらに増加していくわけであります。 また、学童保育所の運営は、責任者のいない状況が課題となっていましたが、指定管理者制度の導入により、支援員の体制は充実し、さらに研修会へも積極的に派遣することにより資質の向上が図られ、学童保育所の目的である小学校に就学している児童であって、その保護者が就労等により昼間家庭にいない児童に対して、家庭や地域などと連携し、発達段階に応じた主体的な遊びや生活が可能となるよう、児童の自主性、社会性及び創造性の向上、基本的な生活習慣の確立などを図り、児童の健全な育成を図ることという目的に沿っており、そして何よりも安心安全な環境が整ってきていると考えております。こうした運営ができているのも、指定管理者が他市で培ったノウハウを生かして、その結果であり、評価できるものと考えております。 私は、文教厚生常任委員会の委員とともに、南児童クラブを視察してきましたが、子供たちが伸び伸びと過ごしている状況、そして支援員の皆さんに甘える姿などを目の当たりにし、子供たちと支援員の信頼関係、これがしっかりと構築されていると確信いたしました。こうした信頼関係は、国の基準よりも手厚く支援員を配置することで、支援員の心にも余裕ができ、子供と触れ合う時間が長くなることによって、子供が安全で安心して過ごせる生活の場としてふさわしい環境が築かれているものと考えております。 本議案につきましては、説明が不足しているなどの指摘もありましたけれども、同僚議員の一般質問や委員会などを通じて、条例改正の目的や質の確保の高い学童保育の内容を説明されてきていると判断できます。また、消費税率の引き上げの時期にあることで、負担感が大きくなることも考えられますが、今回の学童保育料の引き上げは、今後増加する学童保育所の運営経費に対応し、受益者負担の適正化による市民間の公平性を確保すること、子育て世代の学童ニーズに応えることや学童保育サービスの質の確保が目的であり、今回の学童保育料の引き上げを先延ばしにすることは、待機児童の解消、子育て支援政策への取り組みを減速させる要因にもなりかねないわけです。 また、学童保育料は条例に規定され、議決案件でありますので、その改正を市民へ説明してから実施するといったことは、本来の進め方とは異なったものであると考えております。当市の子育て支援政策は、他市に先駆けてこども医療費の無償化を18歳まで拡大して実施するなど、積極的に行われていると市長の答弁にもありました。市の財政状況が厳しい中で、今後も取り組む子育て支援政策を勘案いたしますと、今回の学童保育料の改正は必要であり、この条例の施行は4月1日からです。すぐに値上げされるものではなく、本議案議決後半年の期間があるわけであり、その間に十分に市民の皆様に説明義務を果たしていただけると考えております。 以上のことをもって、私は本修正動議には反対いたします。 ○井上日出巳議長 ほかにありませんか。  暫時休憩します。       休憩 午前10時29分       再開 午前10時30分 ○井上日出巳議長 現在員18名であります。  再開いたします。 ほかにありませんか。 11番、中川幸廣議員。       〔11番 中川幸廣議員登壇〕 ◆11番(中川幸廣議員) ただいま議長のお許しを頂戴いたしましたので、私は議案第40号 白岡市学童保育所条例の一部を改正する条例につきまして賛成の立場から討論いたします。 白岡市の学童保育所は、平成6年に開設して以来、順次整備がなされてきました。平成27年には、入所対象児童を小学校6年生まで拡大し、平成30年度からは所長、副所長の常勤職員を配置するなど、指定管理者制度の導入により、運営内容の充実が図られてきています。多様な働き方がある中、保護者が子育てと仕事を両立することができ、また子供たちも安心して過ごすことができています。一方で、女性の就業率の向上などの影響で、学童保育所を利用する児童が増加しております。平成31年度当初入所におきまして、全ての学童保育所で待機児童が出ています。この状況を早急に解決していかなければなりません。今議会の同僚議員の一般質問の答弁で、市は支援員の配置基準は緩めない方針と答弁いたしました。学童保育料の改定につきましては、今後も学童保育サービスを維持していくため、保育を必要とする子供が安心して利用できる環境のため、保護者の負担額を見直すもので、適正な見直しであると考えるものでございます。 以上のことから、今後も学童保育サービスを維持するためには必要な改定であると考えられること、また白岡の子供たちが穏やかに成長できる学童保育所の安定した運営、継続した運営を望みまして、第40号議案原案に賛成の意を表するものであります。 ○井上日出巳議長 暫時休憩いたします。       休憩 午前10時33分       再開 午前10時33分 ○井上日出巳議長 現在員18名であります。  再開いたします。 ◆11番(中川幸廣議員) 大変失礼しました。私は、以上の結果から、原案の修正案に対する反対といたします。 ○井上日出巳議長 ほかにありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○井上日出巳議長 反対討論なしと認めます。 次に、原案についての賛成討論を行いますが、討論の通告がありませんので、賛成討論なしと認めます。 次に、修正案に対する賛成討論の発言を許します。       〔「なし」と言う人あり〕 ○井上日出巳議長 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。  これより議案第40号 白岡市学童保育所条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。  まず、本件に対する石原富子議員外6名から提出されました修正案について起立により採決いたします。  本修正案に賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は修正案のとおり可決されました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第41号 白岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第41号 白岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第42号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第42号 白岡市手数料条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第43号 白岡市給水条例の一部を改正する条例の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第43号 白岡市給水条例の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。       休憩 午前10時38分       再開 午前11時00分 ○井上日出巳議長 現在員18名であります。  再開いたします。  休憩前に引き続き会議を続行いたします。 ○井上日出巳議長 次に、議案第47号 令和元年度白岡市一般会計補正予算(第3号)の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第47号 令和元年度白岡市一般会計補正予算(第3号)の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第48号 令和元年度白岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第48号 令和元年度白岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第49号 令和元年度白岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第49号 令和元年度白岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第50号 令和元年度白岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第50号 令和元年度白岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第51号 令和元年度白岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第51号 令和元年度白岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第52号 令和元年度白岡市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第52号 令和元年度白岡市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第53号 令和元年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第53号 令和元年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第54号 令和元年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)の件について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第54号 令和元年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)の件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。                                                          〔藤井栄一郎監査委員 監査委員席へ移動〕 ○井上日出巳議長 次に、議案第55号 平成30年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定について討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、5番、関口昌男議員。       〔5番 関口昌男議員登壇〕 ◆5番(関口昌男議員) それでは、平成30年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。  この決算は、歳入合計158億3,779万9,005円で、前年度比2.5%の増加、歳出合計は150億8,855万6,442円で、前年度比2.9%の増加です。そして、差し引き残高7億4,924万2,563円を翌年に繰り越すものです。歳入の主なものは、市税が46.2%、国庫支出金が11.7%、市債が10.2%、地方交付税が7.4%となっています。市税全体が前年度と比較して0.2%の微増ですが、市税の中の法人市民税、固定資産税が堅調に伸びており、軽自動車税の伸びが引き続き顕著になっています。しかし、地方交付税の代替財源である臨時財政対策債は、当年度7億2,627万円の借り入れをしており、本来の地方交付税に戻すよう国に要求すべきと考えます。  歳出の主なものは、民生費が37.2%と大きな割合を占め、教育費が引き続き伸びて17.0%、総務費が11.9%、土木費の割合は9.8%で、公債費が8.9%となっております。事業におきましては、民間小規模保育所の整備に対して補助を実施することにより保育の充実を図ったほか、市内の9か所の学童保育所に指定管理制度を導入し、子育ての支援の強化を図りました。教育関係施策では、白岡市生涯学習センター「こもれびの森」を開設したほか、期待の大きかったエアコンの設置を小・中学校に実現させました。その他の事業についても、市民の生活を守る上で積極的な展開が見られました。  しかし、最初に①、消費税については、低所得者の世帯に大きな負担がかかる逆進性の強い大衆課税です。3%から始まった税率が5%、8%と引き上げられ、安倍内閣は10%への引き上げをこの10月から強行しようとしています。今こそ市長は、10%への引き上げがいかに無謀なものかを国に訴え、長期的な財源の見通しを立てて、消費税は廃止ないしは引き下げることを強く求めるべきであります。また、2番目、東日本大震災により、原発に頼らないエネルギー政策の発展が求められているにもかかわらず、再生可能エネルギーへの転換政策がいまだ不十分なこと。③、マイナンバー制度の普及は全国的に13.5%、白岡市でも12.3%であります。さらに、必要性が感じられないという人が57.6%にも上るにもかかわらず、国は公務員などにカードの一斉取得を推進するとして、事実上の取得を義務づけるような取り扱い促進策も示し、ファッショ的な姿勢を示しています。このような無駄な制度は、引き続き費用対効果などを冷静に判断しながら国に廃止を強く働きかけるべきです。また、同和対策事業については一般行政に移行すべきです。  そのほか、保育所などで働く職員の雇用については、臨時職員が多く、その抜本的な賃金改正も不十分であることを指摘してきました。また、学童保育所の問題では、指定管理者制度の導入時に一定の改善も図られましたが、学童保育料の引き上げを実施しようとすることは無駄なことです。平成30年度決算認定について、積極的な面は評価するとともに、不十分な点が多いことを指摘させていただき、この決算認定に反対するものです。 ○井上日出巳議長 次に、10番、加藤一生議員。       〔10番 加藤一生議員登壇〕 ◆10番(加藤一生議員) 議長のお許しをいただきましたので、議案第55号 平成30年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定について、私は本案に賛成の立場から討論いたします。  平成30年度白岡市一般会計歳入歳出決算は、歳入総額で158億3,779万9,005円、前年度と比較しますと額にして3億8,450万4,456円、率にしますと2.5%の増となっております。一方、歳出総額においても150億8,855万6,442円で、前年度と比較しまして、額において4億2,650万5,081円、率にしますと2.9%の増となりました。歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越します財源を差し引いた実質収入額につきましては、6億9,183万7,000円の黒字となっております。  次に、内容についてでありますが、歳入では、市税におきまして、前年度と比較し4,575万8,675円、率にして0.6%の増となっており、徴収率を見ますと97.6%と、前年度に比して0.8%上昇しております。平成30年度においても、休日夜間に納税相談を実施するといった税務課職員等のご尽力、努力により、また納税コールセンターにより未納者に対する電話催促を実施し、滞納への移行を未然に防ぐ対策を講じるなど、歳入確保はもとより、公平性の観点からも評価する次第であります。一方、地方交付税につきましては1%の減となっております。地方交付税は団体間の財源の不均衡を調整し、全て自治体が一定の水準を確保するよう交付されるものでありまして、自治体間固有の財源でありますので、引き続き必要な額を確保していただきたいと考えております。  次に、国庫支出金につきましては、前年度より1.2%の増となっておりますが、都市計画道路白岡駅西口線や橋梁維持管理事業など、都市基盤整備に係る交付金や保育所等整備交付金など、厳しい財政状況の中においても有利な財政措置を活用しようと工夫を凝らしている姿、さらに財源確保に努力した姿勢がうかがえます。また、繰入金におきましても、平成30年度においては、当初予定していた財政調整基金からの繰り入れを減額するなど、財政の確保に努めた姿がうかがえると思います。  一方、歳出におきましては、民間小規模保育所への補助や市内9か所の学童保育所に指定管理者制度の導入をはじめ、定期予防接種、各種検診の実施など、少子高齢化が進む中、社会保障全般に力を入れていると評価できます。また、教育の充実に対しましては、昨年10月にオープンしました生涯学習センター「こもれびの森」の建設工事を推進したほか、篠津中学校東棟の外壁改修工事や市内10校の小・中学校にリースによりエアコンを導入するなど、学校環境をはじめ教育環境の向上に力が注がれております。 居住環境の整備としましては、公園や排水路等の機能保全が図られているとともに、公共下水道が引き続き整備されている姿が見受けられます。さらに、都市基盤等の整備としましては、白岡中学校周辺区域の都市的土地利用の推進を図るため、事業化検討パートナーを決定したほか、都市計画道路白岡駅西口線用地の取得や白岡・宮代線の準備工事、新白岡駅東側に新白岡つつじ公園を整備するなど、良好な市街地の形成に向けて事業の推進が図られています。加えて、交通安全施設の整備やLED防犯灯を引き続き設置するなど、安心安全のための事業を進めたほか、幹線市道や整備道路の改良工事等についても積極的に推進される等、その姿を評価いたします。産業振興においても、産、官、学の連携による新たな特産品の開発や、しらおか味彩センターを核とした地産地消の農業振興を図るなど、鋭意事業に取り組まれています。 したがいまして、結論として、当市の諸施策の執行において経費節減に努めながらも、市民の複雑化、多様化する行政需要に迅速かつ的確に対応し、限られた予算を重点配分し、効率的かつ効果的な事業展開を図った結果、十分な成果が上げられているものと認めるものであります。よって、私は本案に賛成の意を表するものであります。 ○井上日出巳議長 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第55号 平成30年度白岡市一般会計歳入歳出決算認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第56号 平成30年度白岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、5番、関口昌男議員。       〔5番 関口昌男議員登壇〕 ◆5番(関口昌男議員) それでは、白岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について反対の討論をいたします。 本年度、白岡市国民健康保険特別会計の決算については、歳入総額は53億1,993万1,325円で、昨年度予算に比べて13.1%の減、歳出総額は48億8,364万6,959円で、同比14.3%の減となっており、歳入歳出差引額では4億3,628万4,366円で、同比3.0%の増となりました。このような大幅な減額は、国民健康保険制度が都道府県単位化で県と市町村の共同運営事業となったことによる変化です。平成30年度から県と市町村の共同事業として運営されるようになった国民健康保険制度で、県はまず国保運営方針を策定します。そして、国民健康保険事業費納付金を算定し、これを市町村に請求します。さらに、保険給付に要した費用を市町村に支払い、市町村への改善指導を推進するなどの役割を負います。これに対し市町村は、資格管理、保険料率の決定、保険料の賦課徴収、保険給付、保健事業など、住民に密接した保険事業を行います。そして、現在、県から示される白岡市の納付金額は12億7,322万円となっています。 ところで、国民健康保険は公的医療保険の一つで、ほかの公的医療保険、健康保険組合、全国健康保険協会、共済組合、国保組合、後期高齢者医療制度と並んで国民皆保険制度の一翼を担っています。問題は、これらの保険の中で国民健康保険の構成員の保険料の負担率が最も高いことです。そのような状況にもかかわらず、国は国庫負担を削減し続け、市町村や加入者が財政負担を軽減してほしいという要求には応えてきませんでした。しかし、このたびの制度改正に当たっては、一定の国費の投入も行い、昨年の6月県議会で埼玉県の保健医療部長も共産党の秋山県議の質問に答え、新制度への円滑な移行の観点から、被保険者の急激な負担増は可能な限り避けることが望ましいと答弁しています。このことは、市町村が一般会計からの繰入金等を使って急激な負担増を避ける施策を容認したものと言われています。 そこで、市の本年度決算を見てみると、所得が少ない世帯を除けば、どの階層でも国保税は引き上げとなりました。このことは、もともと白岡市の法定外繰入金が他市町と比べて低額であったことが要因として挙げられ、法定外繰入金の増額を検討すべきと考えます。さらに、多子世帯の負担が重くなっており、全国知事会も子供に対する保険税の軽減を国に要求しているので、市としても独自の軽減措置を考えるべき時期に来ていると考えます。市は総合振興計画の中で生涯を通じた健康づくり推進を掲げています。しかし、国民健康保険の加入者数への配慮は不十分であることを指摘せざるを得ません。国民健康保険の加入者の負担軽減を求めて、この決算には反対することを表明します。 ○井上日出巳議長 次に、11番、中川幸廣議員。       〔11番 中川幸廣議員登壇〕 ◆11番(中川幸廣議員) 議長のお許しをいただきましたので、私は議案第56号 平成30年度白岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につきまして、賛成の立場から討論いたします。 国民健康保険は、国民皆保険制度の最後のとりでとして地域医療の確保と地域住民の健康の保持推進に貢献してまいりました。しかし、急激な少子高齢化などの大きな環境変化に直面している中、将来にわたり医療保険制度を持続可能なものとし、国民皆保険を堅持するため、平成30年度から国民健康保険運営の都道府県単位化が実施されました。 さて、本案は、平成30年度白岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算であり、歳入合計53億1,993万1,325円、歳出合計48億8,364万6,959円、歳入歳出差引額4億3,628万4,366円を次年度へ繰り越すものであります。歳入につきましては、国民健康保険税の収納率が向上するとともに、保険給付に要する費用として、埼玉県から交付される保険給付費等交付金など、国民健康保険の給付に必要な歳入は全額確保されております。 一方、歳出につきましては、保険給付費や事業費納付金として埼玉県から示されました額を適正に支出するとともに、被保険者の健康保持増進を図るため、きめ細かな保健事業を展開した結果、人間ドックや特定健康診査の受診者の増加にもつながっております。 以上、本決算は、国民健康保険制度に基づき、市民の健康保持のため、適正な予算執行がなされたものと認められるものであります。よって、私は本案に賛成の意を表するものであります。 ○井上日出巳議長 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって討論は終了いたします。  これより議案第56号 平成30年度白岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第57号 平成30年度白岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、5番、関口昌男議員。       〔5番 関口昌男議員登壇〕 ◆5番(関口昌男議員) それでは、議案第57号 平成30年度白岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。  当年度決算は、歳入合計6億2,678万629円、歳出6億1,962万6,567円で、差し引き残高の715万4,062円を翌年度に繰り越すものとなっています。歳入では、後期高齢者医療保険料が構成比で78.5%で、繰入金が18.0%となっています。このうち年金天引きの特別徴収保険料の徴収率は100%ですが、普通保険料の徴収率は99.4%で、収納率は0.1ポイント上昇しました。しかし、若干残っている滞納繰り越し分の徴収率は33.1%と大幅に下がりました。 歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金が93.2%と大部分を占めています。当市における75歳以上の人口は6,788人で、後期高齢者率は12.94%と前年より上昇しています。被保険者数は、障がい認定者を含めて6,780人となっていて、前年度より382人の増加となっております。  後期高齢者医療制度は、高齢者の医療費削減を目的につくられた制度であり、75歳以上の人々を別立ての保険制度に強制的に加入させるものです。保険料は、個人個人に賦課され、年金が年額18万円以上であれば年金から天引きされます。1年以上保険料を滞納し、悪質滞納者とみなされれば、保険証を取り上げられ、資格証明書が発行されることになっており、受診するときに医療費全額を支払わなければならなくなります。また、この医療制度の運営主体は県の広域連合であるため、市民の声や議会の意向は反映されにくい制度となっております。  それでも、本年2月7日に開催された埼玉県後期高齢者医療広域連合の平成30年度第1回定例会で、懇話会で出された主な意見として、年金を主たる収入とする高齢者の生活は厳しい状況にあり、剰余金を活用して保険料率の上昇を抑制する必要があるという意見が紹介され、平成29年度の保険給付費支払基金が163億円にも上っていて、これを全部活用して軽減を図ると4,951円にも上ることなどが紹介されております。これらを総合的に検討し、75歳以上の人々の医療に差別を持ち込む後期高齢者医療制度を廃止することを求めて反対討論とします。 ○井上日出巳議長 次に、7番、中山廣子議員。       〔7番 中山廣子議員登壇〕 ◆7番(中山廣子議員) 私は、議案第57号 平成30年度白岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に対しまして、賛成の立場から討論いたします。  後期高齢者医療制度は、高齢者世代と現役世代の医療費負担の明確化を図る観点から、原則75歳以上の方を対象とした医療制度として開始されました。制度は十分定着していますが、被保険者数や医療給付費の増加が見込まれる中、負担の公平の確保や医療費の適正化など諸課題も生じています。このような中、高齢者が安心して必要な医療を受けられるよう、後期高齢者医療制度の安定した運営が望まれます。  歳入につきましては、特別徴収と普通徴収を合わせた現年度分の徴収率は99.8%となっており、口座振替の促進や電話催告など、保険料の徴収努力がなされていると認められます。また、歳出につきましては、埼玉県後期高齢者医療広域連合への納付金が決算額の93.2%を占めていますが、これは徴収した保険料及び一般会計から繰り入れた保険基盤安定負担分を広域連合へ納付したもので、後期高齢者医療制度へ財源を適正に支出したものです。  以上、本決算は後期高齢者医療制度に基づき適正な執行がなされたものと認められます。よって、私は本案に賛成いたします。 ○井上日出巳議長 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第57号 平成30年度白岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第58号 平成30年度白岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、5番、関口昌男議員。       〔5番 関口昌男議員登壇〕 ◆5番(関口昌男議員) それでは、議案第58号 平成30年度白岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。  当年度決算は、歳入合計33億7,180万8,638円、歳出合計32億5,840万5,685円、差し引き残高1億1,340万2,953円を翌年へ繰り越すものとなっております。歳入の主なものは、支払基金交付金が24.2%、保険料25.90%、国庫支出金18.3%、県支出金13.9%、市からの繰入金13.4%となっております。また、歳出の主なものは、保険給付費が90.3%を占めております。当年度末の65歳以上の人口は1万4,090人で、高齢化率は26.85%となっており、前年度末の26.34%より0.51ポイント上昇しております。保険料は、年間18万円以上の年金受給者から天引きされる特別徴収と普通徴収があります。特別徴収については昨年度同様100%ですが、普通徴収の徴収率は93.74%、滞納繰り越し分の徴収率は14.21%、総合で計98.35%となっております。介護保険制度に対する国の負担割合は25%ですが、5%を調整交付金として交付する仕組みになっております。白岡市の場合、当年度は昨年度より上昇し、4,525万5,000円で、率にすると1.62%です。調整交付金を別枠にしなければ、その分で保険料を引き下げることができます。調整交付金の別枠を中止し、それとあわせて国の負担割合を30%にするよう要求すべきと考えます。  介護保険制度は、高齢者に対する介護サービスを一体的、効率的に提供し、社会全体で支える制度として2000年4月から実施されてきました。しかし、高い保険料と利用料を負担できず、制度があっても利用できない人々がおります。また、介護保険制度は、たび重なる制度改正が行われ、一定の所得のある人には利用料を2割にされ、昨年8月からは、現役並みの所得があると認定された方は利用料が3割となりました。そして、軽度の人々へのサービスも削減されてきました。介護保険法に規定する介護予防・日常生活支援総合事業が平成28年11月から開始されていますが、その評価はいまだ定かではありません。国が介護保険に対する責任を果たすよう強く要求することを求めて、決算認定に反対の討論といたします。 ○井上日出巳議長 次に、3番、斎藤信治議員。       〔3番 斎藤信治議員登壇〕 ◆3番(斎藤信治議員) 議案第58号 平成30年度白岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論いたします。  介護保険制度は、介護を必要とする状態となっても、充実した生活が送れるよう、高齢者の介護を社会全体で支える仕組みとして平成12年度に発足しました。発足から20年目を迎え、介護保険制度は定着したものと考えます。介護予防・生活支援サービス事業において、要支援状態からの重度化防止、自立に向けた支援が行われました。さらに、介護予防普及啓発事業として、高齢者の生活機能の維持向上を目的としたシニア元気アップ教室の開催、また住民主体の介護予防活動の指導者の育成など、介護予防に意欲的に取り組んでおります。20年たち、設計当時の想定以上に少子高齢化が進み、認知症高齢者患者がたくさんいます。そういう中で、介護費用の増加が懸念されています。この介護保険制度の仕組みの改善が求められています。しかし、市はさきに述べたように、いろいろと努力しているというところが認められています。市民にとって真に有効となるよう、さらなる努力を期待するものです。  以上、本決算は、介護保険制度に基づき適正な執行がなされたものと認められます。本案の認定に賛成するものです。 ○井上日出巳議長 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第58号 平成30年度白岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第59号 平成30年度白岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第59号 平成30年度白岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第60号 平成30年度白岡市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、5番、関口昌男議員。       〔5番 関口昌男議員登壇〕 ◆5番(関口昌男議員) それでは、議案第60号 平成30年度白岡市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。  当年度決算は、歳入合計12億1,578万6,710円、歳出合計11億9,941万427円で、差引額1,637万6,283円を翌年度へ繰り越すものです。歳入の主なものは、一般会計からの繰入金が32.5%、使用料及び手数料が30.8%、市債30.5%、国庫支出金3.7%となっております。歳出の主なものは、公債費が50.4%を占め、維持管理費が14.6%、事業費が23.9%、総務費が11.1%となっています。また、地方債残高は59億2,417万7,556円となっております。主な事業として、西地区における公共下水道雨水幹線築造工事を行い、浸水区域の解消に向けた整備を行いました。また、白岡第3中継ポンプ場の改築工事を行い、持続的な使用に向けた整備を図りました。  公共下水道事業は、市街化区域内の住環境整備、河川の浄化を目的として進められている事業であり、これを推進することは市民の要望に応えるものとなっております。しかし、利用する市民に受益者負担金を課していることは反対です。また、市街化区域には都市計画税が賦課されており、二重の負担を課すものです。さらに、下水道料金には消費税が転嫁されており、さらに消費税10%への引き上げの影響も考えられ、これ以上の消費税の転嫁には反対です。  以上の理由で決算認定に反対するものです。 ○井上日出巳議長 次に、17番、江原浩之議員。       〔17番 江原浩之議員登壇〕 ◆17番(江原浩之議員) 私は、議案第60号 平成30年度白岡市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論いたします。  平成30年度白岡市公共下水道事業特別会計歳入合計12億1,578万6,710円で、歳出合計11億9,941万427円で、歳入歳出差し引き残高1,637万6,283円を翌年度へ繰り越すものであります。歳入については、受益者負担金や下水道使用料、国庫補助金及び一般会計繰入金並びに市債が主なものであり、適切に対処されております。その中の受益者負担金につきましては、法制度に基づき、公共事業によって特定の地域、特定の者が利益を受ける場合、その事業を税金のみで賄うのではなく、利益を受ける方に事業費の一部を負担していただくものであり、受益者負担の原則にのっとったものであります。また、消費税につきましても、法制度に基づき適切に対処されているものであります。歳出については、職員の人件費、使用料徴収に要した費用、下水道施設整備費用及び下水道施設維持管理費用、事業債の元金償還及び利子償還に要した費用が主なもので、いずれも必要な経費が適切に執行されております。  公共施設の整備は、住民の関心と期待が強く、快適な生活環境の改善のみならず、河川等の公共用水域の水質保全を図るための基盤的な公共施設の一つであり、関係住民も早急に整備が行われることを望んでいるものであります。特に白岡駅付近市街化調整区域内にある団地などにも公共施設、公共下水道整備が望まれております。厳しい財政状況ではありますが、今後とも着実に公共下水道の整備が図られるよう、なお一層の努力をお願いするものであります。 私は、このような観点から、議案第60号 平成30年度白岡市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定に賛成の意をあらわすものであります。 ○井上日出巳議長 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第60号 平成30年度白岡市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第61号 平成30年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第61号 平成30年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第62号 平成30年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第62号 平成30年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ○井上日出巳議長 次に、議案第63号 平成30年度白岡市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、5番、関口昌男議員。       〔5番 関口昌男議員登壇〕 ◆5番(関口昌男議員) それでは、議案第63号 平成30年度白岡市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、反対の立場から討論いたします。  当年度末における事業の状況は、給水人口が5万2,338人で、前年度比34人の減、給水栓数は2万1,426栓で、前年度比204栓の増加となっており、普及率は99.74%となっております。年間の総配水量は609万8,845立方メートルで、1日平均1万6,687立米でした。また、配水量のうち県水は80.97%を占め、残りの19.03%が地下水です。また、有収率は85.74%であり、前年度より5.04ポイント減少しました。これは全国平均の89.7%も下回ることになり、これまで改善傾向にあったものが減少したことは、対策の強化の必要性が指摘されます。監査委員から引き続き良好な水質を確保しつつ、有収率の向上を図るための対策の強化が指摘されています。  経理の状況につきましては、収益的収支におきまして1億5,602万9,163円の純利益を計上しております。資本的収支におきましては、資本的収入額が資本的支出額に不足する額につきましては、減債積立金や過年度分損益勘定留保資金などで補填するものとなっております。  このような内容から、安定的な運営がされているものと考えるものですが、水道料金には消費税が含まれており、安倍政権は今年度10月から10%への引き上げを強行しようとしております。水道料金への消費税の転嫁には反対する立場から、この認定には反対するものです。 ○井上日出巳議長 次に、6番、松本栄一議員。       〔6番 松本栄一議員登壇〕
    ◆6番(松本栄一議員) 私は、議案第63号 平成30年度白岡市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、賛成の立場から討論いたします。  まず、平成30年度末における水道事業の業務状況でありますが、給水人口が5万2,338人で、前年度と比べ34人減少しておりますが、給水戸数では204戸増加し、普及率は99.74%となっております。  経理状況では、収益的収支において、事業収益10億5,814万5,694円に対し、事業費用が9億211万6,581円で、収支差引額1億5,602万9,163円の黒字となり、前年度に引き続き事業利益が計上されております。事業収益は、給水加入金の減少及び昨年度の旧白岡浄水場用地の売却による固定資産売却益がなくなったことにより減少しておりますが、水道料金に係る給水収益は増加しております。事業費用については、浄配水場の運転管理業務の包括的発注により、経費削減に努めたことなどにより、前年度比6.11%減少しております。  次に、資本的収支ですが、収入については、消火栓設置に係る一般会計からの負担金などとなっております。支出の主なものでは、石綿セメント管の更新に係る費用で、耐震性にすぐれた水道管への交換に要した費用となっております。石綿セメント管の更新につきましては、多額な費用と期間を要するものと思われますが、ぜひ水道水の安定供給のため、計画的な事業の推進を望むものであります。  また、高岩系の井戸取水ポンプ2基の更新により、設備の機能確保が図られたものであります。事業利益につきましては、先ほども申し上げましたとおり、平成30年度では1億5,000万円あまりが計上されました。しかしながら、人口減少がささやかれる今後の水需要は、懸念材料の一つとして考えられます。今後も水需要の動向に注視しながら、引き続き利益が確保できるよう期待をいたします。  水道は、市民生活や都市機能に欠かせない重要なライフラインであります。今後においても、日々のメンテナンスや計画的な設備更新、さらには災害に強い施設として機能向上に努めていただき、安全で安心な水道水の供給をお願いいたします。市の水道事業は、施設の適切な管理のもと効率的に運営されております。よって、私は本案に賛成の意をあらわすものであります。 ○井上日出巳議長 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第63号 平成30年度白岡市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決及び認定とするものであります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立多数〕 ○井上日出巳議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり可決し、及び認定することに決定いたしました。       〔藤井栄一郎監査委員 議員席へ移動〕                          ◇ △公共交通について、公共施設マネジメントについて(総務常任委員会報告) ○井上日出巳議長 日程第7、総務常任委員会付託の特定事件、公共交通について、公共施設マネジメントについての件を議題といたします。  お諮りいたします。本件についての委員長報告は、会議規則第41条第3項の規定により省略することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○井上日出巳議長 ご異議なしと認めます。  よって、委員長報告は省略することに決定いたしました。  なお、会議規則第105条の規定により、議長に提出されました委員会報告書をお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  以上で総務常任委員会付託の特定事件については報告済みといたします。                          ◇ △小中一貫教育について、図書館事業について(文教厚生常任委員会報告) ○井上日出巳議長 日程第8、文教厚生常任委員会付託の特定事件、小中一貫教育について、図書館事業についての件を議題といたします。  お諮りいたします。本件についての委員長報告は、会議規則第41条第3項の規定により省略することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○井上日出巳議長 ご異議なしと認めます。  よって、委員長報告は省略することに決定いたしました。  なお、会議規則第105条の規定により、議長に提出されました委員会報告書をお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  以上で文教厚生常任委員会付託の特定事件については報告済みといたします。                          ◇ △耕作放棄地対策と農業の活性化について(産業建設常任委員会報告) ○井上日出巳議長 日程第9、産業建設常任委員会付託の特定事件、耕作放棄地対策と農業の活性化についての件を議題といたします。  お諮りいたします。本件についての委員長報告は、会議規則第41条第3項の規定により省略することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○井上日出巳議長 ご異議なしと認めます。  よって、委員長報告は省略することに決定いたしました。  なお、会議規則第105条の規定により、議長に提出されました委員会報告書をお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  以上で産業建設常任委員会付託の特定事件については報告済みといたします。                          ◇ △閉会中の継続調査申出書について(総務・文教厚生・産業建設の各常任委員会) ○井上日出巳議長 日程第10、常任委員会の閉会中の特定事件の調査の件を議題といたします。  総務常任委員長、文教厚生常任委員長及び産業建設常任委員長から、所管事務のうち、会議規則第106条の規定により、お手元に配付いたしました特定事件の調査事項について閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○井上日出巳議長 ご異議なしと認めます。  よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。                          ◇ △議員派遣について ○井上日出巳議長 日程第11、議員派遣についての件を議題といたします。  お諮りいたします。議員派遣についての件は、会議規則第164条の規定により、お手元に配付しました派遣事項のとおり決定することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○井上日出巳議長 ご異議なしと認めます。  よって、議員派遣についての件は、お手元に配付いたしました派遣事項のとおり決定いたしました。  暫時休憩いたします。       休憩 午後 零時09分       再開 午後 零時10分 ○井上日出巳議長 現在員18名であります。  再開いたします。                          ◇ △閉会の宣告 ○井上日出巳議長 以上をもって本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。  これにて令和元年第4回白岡市議会定例会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。       散会 午後 零時11分...