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  1. ふじみ野市議会 2022-09-22
    09月22日-06号


    取得元: ふじみ野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-30
    令和 4年   9月 定例会(第3回) △議事日程(9月22日) 開  議                                         日程第1 常任委員長報告(討論・採決)                              第73号議案 令和4年度ふじみ野一般会計補正予算(第5号)               第74号議案 令和4年度ふじみ野国民健康保険特別会計補正予算(第2号)         第75号議案 令和4年度ふじみ野介護保険特別会計補正予算(第2号)           第76号議案 令和4年度ふじみ野後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)      第77号議案 令和4年度ふじみ野水道事業会計補正予算(第1号)             第78号議案 令和3年度ふじみ野一般会計歳入歳出決算の認定について           第79号議案 令和3年度ふじみ野国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について     第80号議案 令和3年度ふじみ野介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について       第81号議案 令和3年度ふじみ野後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定に           ついて                                    第82号議案 令和3年度ふじみ野水道事業会計決算の認定について             第83号議案 令和3年度ふじみ野下水道事業会計決算の認定について            第84号議案 ふじみ野手数料条例等の一部を改正する条例                 第85号議案 ふじみ野市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及びふじみ野市職           員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例                第86号議案 財産の取得について                             第87号議案 ふじみ野市道路線の変更について                       第88号議案 ふじみ野市道路線の認定について                       第89号議案 ふじみ野市道路線の認定について                       第90号議案 ふじみ野市道路線の認定について                       第91号議案 ふじみ野市道路線の認定について                       第92号議案 ふじみ野市道路線の認定について                      報告第22号 総務・教育常任委員会審査報告                        報告第23号 市民・都市常任委員会審査報告                        報告第24号 予算・決算常任委員会審査報告                     日程第2 議案審議                                        第94号議案 ふじみ野文化施設整備事業建設工事請負変更契約の締結について    日程第3 議員派遣                                    日程第4 閉会中の継続調査申し出議会運営委員会)                    日程第5 市長あいさつ                                  閉  会                                        ……………………………………………………………………………………………………………………… △出席議員(21名)      1番  坪 田 敏 孝 議員     2番  近 藤 善 則 議員      3番  鈴 木 啓太郎 議員     4番  鈴 木 美 恵 議員      5番  金 濵 高 顕 議員     6番  民 部 佳 代 議員      7番  原 田 雄 一 議員     8番  加 藤 恵 一 議員      9番  小 林 憲 人 議員    10番  新 井 光 男 議員     11番  床 井 紀 範 議員    12番  山 田 敏 夫 議員     13番  川 畑 京 子 議員    14番  島 田 和 泉 議員     15番  伊 藤 美枝子 議員    16番  西   和 彦 議員     17番  大 築   守 議員    18番  小 高 時 男 議員     19番  足 立 志津子 議員    20番  伊 藤 初 美 議員     21番  塚 越 洋 一 議員……………………………………………………………………………………………………………………… △欠席議員  な し……………………………………………………………………………………………………………………… △職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名   原 田 一 也  事 務 局 長      塩 野 修 久  事  務  局                                  議 事 調査係長……………………………………………………………………………………………………………………… △地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者の職氏名   高 畑   博  市     長      福 島 浩 之  副  市  長   朝 倉   孝  教  育  長      樋 口 良 晴  秘 書 室 参 事   金 子   明  総 合 政策部長      米 村 芳 一  総 務 部 長   粕 谷 直 樹  市 民 生活部長      本 橋 直 人  市 民 活動推進                                  部     長   増 村 規 子  福 祉 部 長 兼      皆 川 恒 晴  こ ど も・元気            福 祉 事務所長               健 康 部 長   山風呂   敏  都 市 政策部長      今 井   等  会 計 管 理 者   山 中   昇  教 育 部 長      蓮 見   裕  選挙管理委員会                                  書  記  長   袴 田 義 弘  公 平 委 員 会      袴 田 義 弘  参事兼監査委員            事 務 職 員               事 務 局 長   葛籠貫 智 洋  農 業 委 員 会      袴 田 義 弘  固 定 資産評価            事 務 局 長               審査委員会書記 △開議の宣告(午前9時30分) ○山田敏夫議長 ただいまの出席議員は21人です。議員の出席が定足数に達しておりますので、議会の成立を認め、ただいまから令和4年第3回ふじみ野市議会定例会第25日の会議を開きます。……………………………………………………………………………………………………………………… △欠席届 ○山田敏夫議長 説明員から欠席届が提出されておりますので、報告いたします。 代表監査委員・森田正樹(私事都合のため1日)。 以上です。……………………………………………………………………………………………………………………… △日程第1 常任委員長報告(討論・採決) △第73号議案 令和4年度ふじみ野一般会計補正予算(第5号) △第74号議案 令和4年度ふじみ野国民健康保険特別会計補正予算(第2号) △第75号議案 令和4年度ふじみ野介護保険特別会計補正予算(第2号) △第76号議案 令和4年度ふじみ野後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) △第77号議案 令和4年度ふじみ野水道事業会計補正予算(第1号) △第78号議案 令和3年度ふじみ野一般会計歳入歳出決算の認定について △第79号議案 令和3年度ふじみ野国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について △第80号議案 令和3年度ふじみ野介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について △第81号議案 令和3年度ふじみ野後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について △第82号議案 令和3年度ふじみ野水道事業会計決算の認定について △第83号議案 令和3年度ふじみ野下水道事業会計決算の認定について △第84号議案 ふじみ野手数料条例等の一部を改正する条例 △第85号議案 ふじみ野市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及びふじみ野市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 △第86号議案 財産の取得について
    △第87号議案 ふじみ野市道路線の変更について △第88号議案 ふじみ野市道路線の認定について △第89号議案 ふじみ野市道路線の認定について △第90号議案 ふじみ野市道路線の認定について △第91号議案 ふじみ野市道路線の認定について △第92号議案 ふじみ野市道路線の認定について☆報告第22号 総務・教育常任委員会審査報告☆報告第23号 市民・都市常任委員会審査報告☆報告第24号 予算・決算常任委員会審査報告山田敏夫議長 日程第1、本定例会に提出されております第73号議案から第92号議案までの議案20件を一括して議題といたします。 各常任委員長審査報告を行います。 初めに、報告第22号・総務・教育常任委員会審査報告を行います。 委員長の報告を求めます。 民部佳代委員長。       〔民部佳代総務教育常任委員長登壇〕 ◎民部佳代総務教育常任委員長 おはようございます。報告第22号・総務・教育常任委員会審査報告を行います。 本委員会で審査が終了した議案の審査の結果を申し上げます。 第84号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、条例改正に係る応急仮設建築物の具体例などについて質疑が行われました。 第85号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、条例改正の効果や職員の育児休業の取得状況などについて質疑が行われました。 第86号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、タブレット端末の選定に当たっての基準などについて質疑が行われました。 以上で総務・教育常任委員会審査報告を終わります。 ○山田敏夫議長 委員長の報告に対し質疑を受けます。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 質疑を終了いたします。 休憩いたします。……………………………………………………………………………………………………………………… 休 憩 午前9時32分 再 開 午前9時32分……………………………………………………………………………………………………………………… ○山田敏夫議長 再開いたします。 次に、報告第23号・市民・都市常任委員会審査報告を行います。 委員長の報告を求めます。 西和彦委員長。       〔西和彦市民都市常任委員長登壇〕 ◎西和彦市民都市常任委員長 おはようございます。報告第23号・市民・都市常任委員会審査報告を申し上げます。 本委員会で審査が終了した議案の審査の結果を申し上げます。 第87号議案について、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、道路線の変更内容や県との道路管理区分などについて質疑が行われました。 第88号議案について、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、道路認定後の歩道の設置状況や既存道路の管理方法などについて質疑が行われました。 第89号議案及び第90号議案については、それぞれ討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 第91号議案について、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、認定道路の管理区分や歩道の状況について質疑が行われました。 第92号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 以上で市民・都市常任委員会審査報告を終わります。 ○山田敏夫議長 委員長の報告に対し質疑を受けます。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 質疑を終了いたします。 休憩いたします。……………………………………………………………………………………………………………………… 休 憩 午前9時34分 再 開 午前9時34分……………………………………………………………………………………………………………………… ○山田敏夫議長 再開いたします。 次に、報告第24号・予算・決算常任委員会審査報告を行います。 委員長の報告を求めます。 大築守委員長。       〔大築守予算決算常任委員長登壇〕 ◎大築守予算決算常任委員長 おはようございます。17番、大築でございます。報告第24号・予算・決算常任委員会審査報告を行います。 本委員会で審査が終了した議案の審査の結果を申し上げます。 議案の審査に当たっては、総務・教育、市民・都市、生活・福祉の3つの分科会を設置し、それぞれの所管部門に従って議案の送付を行いました。その後、9月16日に委員会を開催し、各分科会長から審査結果について報告を受け、報告に対する質疑の後、議案について討論、採決を行いました。なお、各分科会における主な質疑については、タブレットに配信いたしました報告書のとおりです。 第73号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 本件に対する各分科会長の報告の概要を申し上げます。 初めに、総務・教育分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、臨時財政対策債が減額補正となった理由、市庁舎などの光熱費が増額した経緯や災害時の感染症に関する防災備蓄品などについて質疑が行われました。 次に、市民・都市分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、旭ふれあいセンターや鶴ケ岡コミュニティセンター等各種施設管理運営事業の増額理由などについて、またエコパバーデプール天井改修工事の経緯などについて質疑が行われました。 次に、生活・福祉分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、放課後児童クラブのトイレの改修や新型コロナウイルスに感染した自宅療養者への支援に係る取組について質疑が行われました。 第74号議案から第77号議案までの議案4件については、それぞれ討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 第78号議案については、反対討論が1件あり、採決の結果、起立多数で認定されました。 本件に対する各分科会長の報告の概要を申し上げます。 初めに、総務・教育分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、令和3年度の市税における概況、証明書コンビニ交付システムの導入結果や学校教育におけるタブレット端末の活用状況、また学校管理費における工事請負費の不用額などについて質疑が行われました。 次に、市民・都市分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、自治組織における加入促進事業の取組状況、ステラ・イースト魅力発信事業の成果、またふじみ野運動公園整備工事の実施状況などについて質疑が行われました。 次に、生活・福祉分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、障がい者福祉サービス事務での予備費充用の理由や老人福祉費などの不用額について、また放課後児童クラブでの夏休み給食サービスなどの新規事業の成果について質疑が行われました。 第79号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立総員で認定されました。 本件に対する生活・福祉分科会長の報告を申し上げます。審査では、メタボリックシンドロームに着目して実施する特定健康診査自己負担無料化など、特定健康診査業務委託の成果などについて質疑が行われました。 第80号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立総員で認定されました。 本件に対する生活・福祉分科会長の報告を申し上げます。審査では、介護予防センター事業の実績や、フレイル予防事業の取組や成果について質疑が行われました。 第81号議案については、討論はなく、採決の結果、起立多数で認定されました。 第82号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立総員で認定されました。 本件に対する市民・都市分科会長の報告を申し上げます。審査では、水道事業における継続的な課題である供給損が当該年度改善した要因や、福岡浄水場第1配水池耐震補強工事の実施設計の結果などについて質疑が行われました。 第83号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立総員で認定されました。 本件に対する市民・都市分科会長の報告を申し上げます。審査では、市街化調整区域下水道整備に係る住民への説明状況や、川崎調整池の整備の進捗状況などについて質疑が行われました。 以上で予算・決算常任委員会審査報告を終わります。 ○山田敏夫議長 委員長の報告に対し質疑を受けます。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 質疑を終了いたします。 以上で各常任委員長の報告を終了いたします。 討論を行います。 初めに、第73号議案・令和4年度ふじみ野一般会計補正予算(第5号)について討論を行います。 西和彦議員。 ◆16番(西和彦議員) 16番、西でございます。それでは、青藍会を代表いたしまして、第73号議案・令和4年度ふじみ野一般会計補正予算(第5号)について、賛成の立場で討論を行います。 本補正予算は、前年度の出納閉鎖によるもの、新型コロナウイルス感染症への対応等緊急やむを得ないもの並びに制度改正及び事情変更により補正を余儀なくされるもの、また人事異動等に伴う人件費の組替えなどにより編成され、11億9,387万5,000円を増額し、補正後の予算総額を449億7,140万4,000円とするものでございます。 歳入面では、前年度の繰越金並びに地方交付税及び臨時財政特例債の額の確定に伴う補正が主なものとなっております。このうち繰越金については19億4,061万3,000円となり、昨年度とほぼ同水準となったところですが、その使途については財政調整基金約9億4,000万円の取崩しを取りやめ、さらに公共施設整備基金に約6億4,000万円の積立てを行うことにより、基金残高の合計は167億7,000万円となりました。これまでの合併特例債の積極的な活用などにより、令和3年度の地方債残高は約413億2,000万円となっております。今後においても文化施設や上福岡図書館の整備事業など、大規模な建設事業が予定されている中で、将来の一般財源負担を見越して中長期的な視点で持続可能な行政運営を図るために、基金への積立てなどより財源を計画的に確保していくことは必要なものであり、適切なものと考えております。 歳出面では、原油価格や物価の高騰に伴う光熱費等の上昇分が補正計上されました。国内外のエネルギーをめぐる情勢変化により、電力等の需要が世界的に逼迫する中で、物価上昇が続いております。これについてはやむを得ないものと考えます。今後においても、引き続き国内外の動向を注視していただき、状況に合わせた必要な対応をお願いしておきます。 また、新型コロナウイルス感染症の対応についてですが、継続して行っている自宅療養者への支援をはじめ、市立保育所及び放課後児童クラブの水道蛇口を非接触型への交換や公共施設のトイレを洋式化するほか、抗原検査を市立小中学校の校外行事前や災害での避難所開設時に実施するためのキットの購入、修学旅行等キャンセル料の補助など、市民生活へのきめ細かな対応が図られており、大きく評価をさせていただきます。 この先においても、新型コロナウイルス感染症の状況をはじめとする予見不可能な危機が迫ってきた場合は、市民の命と暮らしを守るために基金などを活用していただき、時期を捉えた施策を実施していただくことをお願いして、賛成の討論とさせていただきます。 ○山田敏夫議長 他に討論はございませんか。 足立志津子議員。 ◆19番(足立志津子議員) 第73号議案・令和4年度ふじみ野一般会計補正予算(第5号)につきまして、日本共産党は賛成をいたします。 指摘すべき主な点を述べたいと思います。1つ目は、壊れたら直すを繰り返してきた上福岡図書館について、大規模改修を実施するに至ったことは評価するものです。今後は業者に一括して任せる包括管理の中で、事故なり故障が起きる前に修繕ができるように計画を立てるとのことですが、改修計画を業者任せにすることなく、市としても責任を持って、日頃からの細かなチェックと早期の修繕により長寿命化に努めることを求めます。 2つ目は、エコパバーデプール耐震改修工事についてです。エコパバーデプールの建設について、この間の議会審議で明らかになった経過をたどると、次のようになります。平成23年3月11日、東日本大震災発生、政府は耐震基準の議論を開始しました。同年10月19日、第17回合同検討委員会におきまして、宮城県沖地震、2008年に発生していますが、この地震で仙台市のスポーツ施設室内プール天井パネルが崩落したなどの事例から、日本共産党エコパバーデプールの建設において、耐震などの災害対策強化を求めました。平成25年4月1日から7月25日まで、エコパバーデプールについては、当時の建築基準法に基づき設計がされました。平成26年3月6日、バーデプールの天井工事に着工し、平成26年4月1日、建築基準法施行令が改正施行されました。この内容は、天井の脱落対策に関わる基準が新たに定められ、新築、建築等への適合を義務づけるものでした。 平成26年5月末、バーデプール工事完了。平成26年6月17日、バーデプールがオープンしました。平成30年1月25日、鹿島建設から特別目的会社であるふじみのエコウェルズに対して、エコパバーデプール天井耐震化について文書が出されたことから、エコウェルズ、鹿島建設、ふじみ野市、モニタリング会社の4者が協議の結果、①、国の指導に従いエコパの増改築時にバーデプールの旧耐震天井を特定天井仕様に改修する。②、2年次点検、3年次点検のときに目視で点検確認と避難訓練を行う。そして、今回、令和4年9月議会に補正予算が計上されたということです。 耐震基準が改正されることが分かっていながら、耐震対応が不十分なままで建設に至る判断を下した最終責任は市にあると言えます。完成してからいまだ8年しかたっていないのに、なぜ7,888万円もの税金を使う耐震改修工事が必要になったのか、市民に対する説明責任を果たすべきです。工事については緊急性を要することから、本議案に賛成をいたしますが、これらの経過における責任関係を明確にすることを求め、討論といたします。 以上です。 ○山田敏夫議長 他に討論はございませんか。 島田和泉議員。 ◆14番(島田和泉議員) 14番、島田和泉です。第73号議案・令和4年度ふじみ野一般会計補正予算(第5号)について、公明党を代表し、賛成の立場で討論を行います。 本補正予算は、編成内容について、前年度の出納が閉鎖したことに関わるもの、新型コロナウイルス感染症への対応など緊急やむを得ないもの、制度改正及び事情変更による補正を行わなければならないものによると概要説明を受けました。 そこで、編成内容について検証し、各常任委員会による審査結果を踏まえ、会派として賛否判断を行いました。補正予算額は11億9,387万5,000円、補正予算の概要を基に歳入を確認すると、最も大きなものが前年度繰越金で15億9,061万3,000円、次に繰入金でマイナス7億9,777万8,000円、次に地方交付税6億6,000万2,000円、次に、市債がマイナス2億8,273万4,000円となり、以上の項目で集計をいたしますと、11億7,010万3,000円となります。それぞれの項目は、前年度の出納に関わるものや、交付税額の決定などにより算定されたものと理解をいたしました。 次に、歳出ですが、最も大きなものが諸支出金で6億3,097万5,000円、次に原油価格・物価高騰に伴う光熱費などに1億9,552万2,000円、次にエコパ管理運営事業に7,888万1,000円、次に図書館管理運営事業に3,539万7,000円、次に中学校施設管理事業に3,370万4,000円、次に感染症対策事業に2,814万円、市民憩の森管理運営事業に2,129万6,000円と予算編成されており、以上の項目のみを集計すると10億2,391万5,000円となります。 諸支出金は、6億3,000万円が公共施設整備基金積立金となっておりました。 次に、原油価格・物価高騰に伴う光熱費は、本庁舎、公園、学校、その他の公共施設に関わる費用となり、緊急性の高さを理解するところであります。今後の変動に対して国の緩和措置等が効果的に働くことに期待をしております。 次に、エコパ管理運営事業ですが、6,600万円、約84%がエコパバーデプールの天井耐震改修工事に関わる費用となり、緊急防災・減債事業債が活用されることで財務負担の軽減に寄与しているものと評価をしております。 次に、図書館管理運営事業では、上福岡図書館の維持管理として、また中学校施設管理事業は大井東中学校の防球ネット改修工事に活用され、それぞれ利用者の安全対策として効果的な働きをするものと評価をしました。 同様に感染症対策事業では、自宅療養者への支援に関わるもの、市民憩の森管理運営事業は、森のナラ枯れ被害木伐採に関わるもの等であることから、これらの緊急性の高さも理解するところであります。そのほかにも様々な事業が組まれており、補正予算に含まれる各事業を推進することで発揮される事業効果が、市民サービス向上につながるものと期待をしております。 最後になりますが、当初予算の編成の際に公共施設などについては、通年の保守点検作業などにより、改修工事の必要性などを早期に計画することなどできなかったものかというところがございますが、今後の課題と思われる点なども推測されております。 他方、事業計画立案に対しては、準備などの期間の確保や職員の工数の確保など難しい点もあるものと思っております。 そうしたことを総合的な判断といたしまして、本議案について賛成とさせていただきます。 以上です。 ○山田敏夫議長 ほかに。 民部佳代議員。 ◆6番(民部佳代議員) 6番、民部佳代です。第73号議案・令和4年度ふじみ野一般会計補正予算(第5号)に賛成の立場で討論いたします。 本補正予算は、前年度の出納が閉鎖したことによるもののほか、新型コロナウイルス感染症への緊急対応、光熱費など物価上昇に対応するものなど適切に補正がなされているものであり、賛成といたします。他の会派からも既に意見や要望がありましたので、重複しないよう、それ以外について簡潔に意見を述べたいと思います。 原油価格・物価高騰に伴う光熱費等の補正についてですが、電力供給を契約していた事業者が経営破綻したことにより、大手電力事業者から最終保障供給を受けることになったとの説明がありました。さらに、国が9月より最終保障料金の価格を見直したことにより、通常より割高の電気料金となります。これは、当初予算策定時には予見できなかったことであり、補正はやむを得ないものと理解をいたしました。 なお、今後速やかに入札を行うとの答弁がありましたが、現在は新電力事業者で新たな契約を受ける事業者はほとんどないものと聞いております。価格ももちろん重要ですが、現状では市民サービスに影響が出ないよう、電力の安定供給をまず第一に考慮して対応していただければと思います。 続いて、文化施設管理運営事業として、ステラ・イーストホール棟の音響調整卓の予算が計上されております。ホール棟については、故障により取り替えるものということですが、恐らく建て替え後に新しいものを入れる予定であったかと思います。故障は予測できないことで、本補正については承知をいたしました。 しかしながら、以前も指摘させていただいたとおり、音響機器や通信機器といった精密機械は年々機能が向上し、古いものは壊れなくても陳腐化をしていきます。壊れてから更新するのではなく、特に文化施設、教育施設については、10年程度のスパンで計画的に更新するよう検討いただきたいと思います。 感染症対策事業として、自宅療養する新型コロナウイルス感染症患者への支援が増額補正をされております。第7波においては、感染した方も保健所との連絡がつかず心細い思いをしていたところ、市から迅速に食料等が届き大変助かった。内容もよく考えられていたと感謝の声が届いております。本当にありがとうございました。9月26日以降、県は感染者の全数把握をやめ、高齢者や高リスクの人以外は自身でMy HER―SYSに登録することになったとのことです。支援が必要な人へは、情報が届くよう医療機関を通じて周知を行うなど、引き続き市民に寄り添った支援をお願いをいたします。 最後に、上福岡図書館の大規模改修に関する予算が計上されており、今後補正予算成立後には、屋上防水、内装、空調設備等の工事設計が行われます。本定例会の冒頭の市長挨拶で、本市は10月1日にゼロカーボンシティの実現を宣言するとの発言がありました。今後の光熱費の高騰も見通せないところです。ぜひ改修については、断熱性能の高い内装材の採用や大きな面積を占めるガラス面の断熱など、空調効率を考慮し、エネルギー消費の少ない施設を目指していただきたいと思います。 以上、要望と指摘を添えて、賛成の討論といたします。 ○山田敏夫議長 他に討論はございませんか。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第73号議案・令和4年度ふじみ野一般会計補正予算(第5号)について、本案に対する予算・決算常任委員長の報告は原案可決です。第73号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第73号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第74号議案・令和4年度ふじみ野国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について討論を行います。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第74号議案・令和4年度ふじみ野国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、本案に対する予算・決算常任委員長の報告は原案可決です。第74号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第74号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第75号議案・令和4年度ふじみ野介護保険特別会計補正予算(第2号)について討論を行います。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第75号議案・令和4年度ふじみ野介護保険特別会計補正予算(第2号)について、本案に対する予算・決算常任委員長の報告は原案可決です。第75号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第75号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第76号議案・令和4年度ふじみ野後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第76号議案・令和4年度ふじみ野後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、本案に対する予算・決算常任委員長の報告は原案可決です。第76号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第76号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第77号議案・令和4年度ふじみ野水道事業会計補正予算(第1号)について討論を行います。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第77号議案・令和4年度ふじみ野水道事業会計補正予算(第1号)について、本案に対する予算・決算常任委員長の報告は原案可決です。第77号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第77号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第78号議案・令和3年度ふじみ野一般会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。 塚越洋一議員。 ◆21番(塚越洋一議員) 第78号議案・令和3年度ふじみ野一般会計歳入歳出決算の認定について、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。 初めに、長引くコロナ禍において、多くの職員がそれぞれの持ち場において、市民の命と健康、暮らしを守るために本当によく頑張ってきたことに対し、改めて敬意を表するものです。 介護予防事業などの高齢者福祉、福祉関係部門の連携した市民への対応、障がい者相談支援事業の充実、赤ちゃん訪問や乳幼児健診の充実、ワクチン接種の迅速なきめ細かな対応、小中学校体育館のエアコン設置とトイレ改修、バリアフリー化など、市民の要求に応えた職員の専門性と経験を生かした努力は評価できるところです。 財政構造の面では、コロナ不況による経済活動の落ち込みの中でも、市税収入が0.6%の落ち込みにとどまることができたのは、安定的な勤労所得層の定着による効果が出ているものと想定されます。また、国庫支出金が前年より93億円も減額していることから、財政指標からだけでは単純に評価しにくい決算年度ですが、実質収支が19億円規模となり、実質単年度収支も1億713万円のマイナスに抑えられたのは、市財政の安定性の強さを示しているものと言えます。 しかし、このような極めて安定した財政構造の中において、市政全体としての政策の選択と集中という視点からは、各種基金の合計残高が142億円にも及ぶなど、潤沢な留保財源があるにもかかわらず、市独自のコロナ禍対策において限定的な施策展開にとどまり、財政出動を集中させることができなかったことは、市行政としての政策的リーダーシップの在り方が厳しく問われるところです。新型コロナのパンデミックのような大災害のときにこそ、せっかくためておいた基金の一部をもっと積極的に活用しなくては、基金本来の目的と役割は一体何だったのでしょうか。 また、令和2年度においては、違法な予算流用が是正されないままの決算が認定されてしまいましたが、その教訓を生かして、本決算においては流用のチェックの体制など、一定の改善がなされています。ところが、それにもかかわらず、令和3年度の決算を見ると、節間の流用は含めず、125件、4,200万円もの流用が多くの費目において行われており、少し多過ぎるのではないでしょうか。いま一度当初予算の積算がどうだったのか、補正予算を組めなかったのか、流用が一般化してしまっている予算執行の在り方を、基本から検討すべきことを指摘します。 また、不用額の扱い方についても、さらに精査することが必要だと言えます。 次に、幾つかの点について指摘します。1点目は、感染予防対策において、医療、介護、保育、学校などで働く人たちに対する各種検査事業の充実、感染者と濃厚接触者に対する生活支援、フリーランスに対する生活と事業継続の支援など、令和3年度において、市民の暮らしと営業にもっと細やかな温かな手を差し伸べることができたならば、市政に対する市民の信頼は大きく高まったことでしょう。新自由主義に縛られた自己責任論によって、行政の守備範囲を狭めている政策判断では、市民の信頼が遠のいてしまうということを指摘せざるを得ません。市民の命と暮らしを守ることを市政の第一義的任務とする市政への転換を強く求めるものです。 2点目は、市税徴収の差押さえについて、収納率が0.5ポイント増加し、不納欠損も減少しており、コロナ禍で苦しむ市民生活に向き合う中での職員の苦労の跡がうかがえます。しかし、現実問題として給与の差押さえが288件にも及ぶなど、滞納者の生活を維持しつつ生活再建を支援するという視点から、雇用と事業の継続、子供の進学の維持、生活拠点としての住居の確保など、納税者の生活に寄り添った地域福祉や高齢者福祉などの部門との連携を、一層強めていくことが必要です。生活と事業の破綻に直結するような収納率至上主義に陥らず、差押さえよりもまず相談というように、滞納してしまったときにはすぐに市役所に行きたくなるような、北風でなく太陽のような収税業務を目指してください。また、収税についての市民学習の機会を保障していくことを提起します。 3点目は、上福岡駅東口歩道橋が約8億円かけて完成しましたが、利用できるのは足腰の強い元気な人だけで、高齢者や障がい者の対策がなく、車椅子、ベビーカー、シルバーカーは通れずに、車がどんどん通りやすくなった下の横断歩道を、危険を冒して渡らなくてはなりません。バリアフリー関係法から見ても本末転倒ではないでしょうか。エレベーターを設置するなど、交通弱者への配慮を最優先したまちづくりの考え方に立ち返るべきです。 4点目は、指定管理業務における再委託事業者の業務チェック体制については、契約書に基づいて施設管理と業務内容、特に雇用条件、資格と職務経験、就労実態など報告書中心ではなく、現場に出向いての確認を基本とするよう、全てにおいて改善すべきです。公共施設安全点検などにおいても、市と事業者の責任を明確にし、もたれ合いにならないよう、点検方法の改善も含めて厳しく対応することを求めます。 5点目は、業者への参考見積りが多過ぎるという問題です。特に適正な競争を必要とする業務の契約については、予算積算段階での参考見積りを出した業者が、引き続きそのまま一者随契によって事業を継続するというケースについては、職員が自分で積算した上で相見積りと比較できるようにするなど、至急改善が必要です。そのためには、仕様書の作り方や積算実務の検証を充実強化するなどの組織的努力を計画的に進めるよう求めます。 6点目は、受益者負担の在り方についてです。明日を担う子供たちに対する受益者負担として、公園緑地の関係施設で466万円、有料スポーツ施設で535万円、自転車置場で269万円などの使用料を青少年に負担させています。これらの受益者負担を解消して無料化するために必要な財源は、合わせて1,200万円余です。この財源の捻出に困難性があるふじみ野市の財政状況ではないのですから、このような機械的な受益者負担は、子育て世帯の負担を軽減するためにも、青少年には負担させないという選択肢もあったのではないでしょうか。 また、公民館使用料の減免制度が廃止されるなど、受益者負担の徹底的が進められていますが、公共施設を市民が利用することは、市民本来の権利の行使であり、特定の利益を受けるものではありません。市民及び市民団体が、経済的条件によって利用が制約されることがあってはなりません。負担の公平の意味を取り違えています。 7点目は、DXが進められる中でのシステム改修業務委託契約の改善については、その必要性が確認されていますが、本決算における執行に当たっての契約金額の妥当性を、客観的に証明できるようにしていく責任があるものと言えます。令和3年度の教訓を生かして、本年度においては整備された組織体制を生かして、課題の改善が図られるよう求めます。 8点目は、教育現場のタブレット導入が進められていますが、家庭環境によるIT格差が拡大しないための対策及び教職員の負担軽減対策などの具体化が必要だったことを指摘しておきます。 9点目は、平和事業の予算があまりにも少な過ぎたことです。2桁か3桁も違うのではないでしょうか。幾つかの部署では、職員による事業努力は評価できますが、平和都市宣言の懸垂幕や看板の設置、講演会、映画会の開催、全市民を対象とした平和教育、啓発活動など、平和関係事業の抜本的強化を求めます。 10点目は、財産収入についてです。旧大井給食センターと教職員住宅跡地を、建て売り業者に4億円余で売却処分してしまったことは、この地域の市民の大切な財産をまちづくりに生かすことができなくなり、極めて残念なことです。地域住民の意見に耳を傾けて、もっと有効な活用の仕方があったはずです。取り返しのつかない拙速な政策判断でした。 最後に、市職員の超過勤務の状況と健康管理について、選挙関係事務が大半だということですが、週45時間以上が54人、延べ163人、週80時間以上が7人、延べ8人という実態が確認され、かなり深刻です。また、年次有給休暇、生理休暇の取得状況についても、抜本的に改善する必要があります。精神面の疾患による休職者が8人という実態もあります。市民にとってかけがえのない大切な職員の労働環境、健康維持の課題に正面から取り組むことを強く求めます。 以上、一般会計決算の認定に対する反対討論とします。 ○山田敏夫議長 他に討論はございませんか。 原田雄一議員。 ◆7番(原田雄一議員) 7番、原田雄一です。それでは、青藍会を代表し、第78号議案・令和3年度ふじみ野一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論をします。 本決算は、歳入総額が前年度比約57億8,000万円減の509億4,540万4,000円、歳出総額は約54億6,000万円減の484億2,239万5,000円となりました。令和3年度の決算額が前年度と比較して減額となった要因は、令和2年度において実施された特別定額給付金給付事業の約115億円分が、令和3年度において皆減となったことが大きなものとのことです。翌年度に繰り越すべき財源は5億8,239万5,000円となっており、実質収支額は19億4,061万3,000円の黒字となっております。 歳入面においては、市税では前年度と比較し約1億400万円の減額となっております。要因としては、個人市民税において、納税義務者数や個人所得に増加は見られたものの、税制改正により個々の課税標準が減少することとなったほか、ふるさと納税等による税額控除の増加や、前年度において分離課税の高額納税者がいたこと等で、新型コロナウイルス感染症の影響による落ち込みは、当初想定していたほどではないことを確認いたしました。 また、市税の収納率につきましても、収入未済額の圧縮が図られており、徴収強化や滞納整理が進んでいることがうかがえ、本決算においては99.2%と、埼玉県内での順位が40市中第2位と過去最高となるなど、様々な角度から徴収率の向上に向けた取組を行った成果が現れており、高く評価できるものです。 課税事務や徴収、滞納整理事務は、税負担の公平性の確保という観点からも、非常に重要であります。法令に関する専門的な知識が求められる業務であるため、引き続き職員のスキルアップを図り、課税客体の把握や収納率の向上に努めていただきたいと考えます。 地方交付税では、合併による算定替えの恩恵がなくなったものの、令和3年度に限り基準財政需要額に算入される臨時経済対策費や臨時財政対策債償還基金費により、約9億9,000万円の増額となっています。このうち、臨時財政対策債償還基金費につきましては、普通交付税へと振り替えられた臨時財政対策債の後年度における償還金の一部がまとめて交付されたことで、今年度において交付税措置がなされないことから、今後に備えた減債基金への積立てが行われるなど、適正な処理が行われていることを評価いたします。 歳出面においては、小中学校の体育館空調設備設置等工事に約25億7,000万円、西小学校やさぎの森小学校の校舎大規模改造工事に約9億9,000万円を実施するなど、これまで計画された様々な施策についても滞ることなく取り組みつつ、長期化するコロナ禍に対応した事業として、子育て世帯臨時特別給付金給付事業に約16億900万円や、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業に約8億3,400万円などが実施されたところであります。令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の変異株で感染力が強く重症化しやすいデルタ株や、感染力が非常に強く、従来とは桁違いに感染者数を増加させたオミクロン株の発生により、特に初動で機動的な動きが求められる状況でした。当初予算編成時には予見できず、かつ年度が進行する中で、事業に着手しながらその対応を図るため、13回にわたる補正予算を編成し、突発的な危機に対応したことは、非常に高く評価できるものです。 このように、国や県からの支援を待たずに、時期を逃さずに必要な事業を即座に実施できたことは、これまで目標を立て、計画的に積み立ててきた基金の活用によるものであります。基金につきましては、このように予期できない状況において、的確な行政サービスの提供を確保する観点からも必要であり、引き続き安定的に市政を運営するために必要な目標額を設定し、基金を管理されることをお願いをいたします。 一方、経常的な財政運営を見ますと、令和3年度の経常収支比率は89.8%で、前年度比6.0ポイント、実質公債費比率は1.8%で、前年度比0.2ポイントと、ともに良化していることから、令和3年度の財政運営は健全かつ適切であったと判断いたします。引き続きこれらの指標に留意し、これからも適正な財政の運営、執行を求めるものであります。 令和3年度から地方交付税における合併の恩恵がなくなったことや、絶えず状況変化する新型コロナウイルス感染症への対応など、財政的なマイナス要因がありますが、将来さらに加速すると思われる少子高齢化や公共施設老朽化への適正な対応が図れるよう、今後も将来を見据えた健全で安定的な市政運営の継続をお願いいたしまして、賛成の討論といたします。 以上。 ○山田敏夫議長 ほかに。 鈴木美恵議員。 ◆4番(鈴木美恵議員) 4番、鈴木美恵でございます。公明党を代表いたしまして、第78号議案・令和3年度ふじみ野一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 一般会計の歳入総額は509億4,540万4,430円、歳出総額は484億2,239万5,523円となっており、前年度比で歳入総額は57億8,018万8,040円の減少、歳出総額は54億5,978万2,483円の減少となっています。歳入総額が前年度決算と比較して減少した要因を款別に見ますと、国庫支出金、諸収入、繰入金などが減少となっていること。また、歳出総額が減少した要因は、総務費、商工費、土木費などが減少していることによると確認をいたしました。 新型コロナウイルス感染症などの影響により、市税が約1億円の減となっておりますが、収納率は99.2%で、前年度比0.5ポイントの増加、収入未済額は約8,057万円の減少、さらに不納欠損額は約1,030万円の減少となっており、税収確保に向けた取組を高く評価したいと思います。 また、経常一般財源収入等としては、臨時財政対策債を含む普通交付税が約17億9,000万円の増、地方消費税交付金が約2億1,000万円の増となったことにより、経常収支比率についても良化していることを確認いたしました。 長引く新型コロナウイルス感染症拡大により、市民生活や地域経済、事業者等に多くの影響を及ぼしていることから、新型コロナウイルス感染症対応地方再生臨時交付金等を活用し、積極的に事業が展開をされています。例えば低所得の子育て世帯等の生活支援、子供1人当たり3万円を給付する子育て世帯生活支援特別給付金給付事業などの生活支援に、そして売上げが減少した小規模事業者への支援、1事業者当たり10万円を給付する小規模企業者等事業継続臨時支援金給付事業や、市内事業者での消費拡大で地域経済の活性化と市民生活の支援ともなる消費活性化クーポン給付事業など、事業の継続支援と地域経済の活性化事業として、約3億7,300万円が充てられています。施設におけるコロナウイルス感染拡大対策としては、PCR検査キットの無料配布も行われ、市民生活に寄り添ったコロナウイルス感染症対策対応事業が適切に行われていることを評価したいと思います。 また、GIGAスクール構想タブレット端末の購入や周辺危機の整備、公明党が強く要望してまいりました小中学校の体育館空調設備設置等工事が実施され、学習環境の整備、確保に加え、災害時の避難所としても快適で安全な機能の向上が図られました。令和4年度も新型コロナウイルス感染症の感染予防と経済活動の後押し、生活支援に期待をいたします。 さらに、長期的に見ますと、少子高齢化による社会保障関連の経費が高騰することや、老朽化した公共施設の整備事業が後を絶たないものと思われ、持続可能な財政運営の推進をお願いし、賛成討論といたします。 ○山田敏夫議長 他に討論はございませんか。 鈴木啓太郎議員。 ◆3番(鈴木啓太郎議員) 信政会を代表いたしまして、第78号議案、決算の認定に賛成の立場で討論をさせていただきます。 ただ、認定に当たりまして、令和3年度に行われた児童発育・発達支援センターの公設化のプロセスには、幾つかの問題点があったと思われますので、この点について言及することをお許しいただきたいと思います。私の基本的な考えについては、厚生労働省が示している社会福祉法人における事業譲渡等の手続に準じて、円滑かつ的確に公設化を進めるべきであったということに尽きております。 第1に、今回の公設化は、拙速かつ非常に一方的であったということが言えると思います。事前協議がなく、令和3年1月15日に、4月1日より公設化するという方針が初めて口頭で説明されました。文書の提示は、法人側の求めに応じて提出されたのが2月15日、市の考え方についてという署名も充て先もない文書の1通のみでありました。本年度決算によれば、フクトピアの建物貸付収入は約500万円、国民健康保険団体連合会を通じた国からの法人側への事業収入は、5,000万円を得ている事業主体との一遍の事前の合意もない、契約もない、文書もない、あまり適切とは言えない状況であったと言わざるを得ないと思います。 第2に、国の認可を受けて事業主体となっている社会福祉法人を補助金交付団体と表現し、市の決定を受け入れるのは事務手続の一環にすぎないと、委員会での答弁でも確認することができました。国の認可を受けて事業を行っていた法人にとって、事業の継続に何ら問題はなかったと言えます。このため、11月8日に行われていたプロポーザルに参加する必要もなく、また公設化の前提となる事業廃止届を出す必要もなかったと言えます。しかしながら、本年3月15日に廃止届が提出されたことについては、法人側理事会の記録によれば、児童への影響を最小限にするための苦渋の選択であったということであり、こうした点において、事業そのものが救われたという認識に立つべきだと思います。 第3に、市の決定は、公設化の期日と、施設であるフクトピアの受け渡しを通知したのみで、合意の記録はありませんでした。厚生労働省マニュアルでは、方針の相互の確認、初期資料の共有、事前協議の実施、基本合意文書の締結、事業の移管のための委員会の設置などを、文書において行うなどの手続が提案されております。もとより、社会福祉法に事業譲渡などの規定はなく、市の体制に違法な行為があったというわけではありません。しかしながら、補助金交付と建物貸付けの権限を背景に、十分な対話の記録や合意の文書を積み重ねない姿勢には、いささか疑問が残ると言わざるを得ません。 ただ、現状において、専門職を配置した総合相談の体制がスタートし、ゼロ歳から18歳まで、発達に課題を有する児童への行政の責任を明確にした点は、高く評価できるものであります。今後の適切な運営に期待して、今回の決算の認定に賛成といたします。 ○山田敏夫議長 ほかに。 金濵高顕議員。 ◆5番(金濵高顕議員) 5番、金濵高顕でございます。第78号議案・令和3年度ふじみ野一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論をいたします。 既に他の会派で指摘されている事項については、一部割愛をさせていただき、簡潔に討論したいと思います。 当年度の一般会計の歳入総額は約509億4,540万円、歳出総額は約484億2,239万円であり、形式収支は約25億2,300万円であります。財政指標に着目をすれば、財政力指数や経常収支比率は前年度と比較して低下が認められますが、これは臨時財政対策債が増加したことによる影響と判断をします。 次に、歳入について、市税が約1億415万円の減少しているものの、収納率は前年度の98.7%から0.5%上昇して99.2%となりました。収入未済額約1億1,912万円については、前年度と比較して約8,056万円の減少となり、不納欠損額約1,457万円についても、前年度と比較して約1,030万円減少しています。特に収入未済額の減少幅は大きく、担当課の尽力について裏づけるものであり、引き続き担当職員が誇りを持って取組を着実に推進していくことを期待するものであります。 続いて、まず歳出の全般についてでありますが、有志の方からいただいた寄附についても、寄附をしていただいた方の意向が反映された使途であったことを、決算内容から確認をすることができました。やはり、本市に対して愛着を持っての行動を確実に担当職員が認識を共有し、履行しているものと判断をします。引き続きその姿勢を堅持し、寄附をしていただいた方に成果を感じていただけるような取組の継続を望んでいます。 次に、新型コロナウイルス感染症による影響が続く中、急速な為替変動も加わり、社会情勢の変化に適切に対応していかなければならないと判断をしています。委員会質疑の中で、例えば手指消毒用のエタノールなどをはじめとした医薬材料全般について、中国製の製品が含まれていることを確認しました。これは、ローリングストックという形で、不足分を追加購入して買っていくものであると理解しておりますが、円安という為替変動に対応するべく、かつ本市が率先して外向性でなく日本製の製品を選定をしていくことは、本市で生産された製品を、ほかの地域で選定をしていただく根拠にもつながっていくと考えておりますので、医薬材料に限らず、今後日本製の製品を優先して選定をしていただくことへの取組を強く要望するものであります。 次に、健康診査全般について意見を述べさせていただきますと、やはり健康診査を受けるという行動につなげるためには、効果の視覚化と費用的な補助が必要と考える次第であって、特に40歳から74歳の人を対象とした健康診査の自己負担分を無料化した新規事業に着目をすれば、受診率について8月25日時点で44.9%で、埼玉県内市部門で2位という実績が示されました。この取組について強力な成果を評価するとともに、取組をすれば受診率も向上していく裏づけでもありますので、健康診査に関連して決算時の不用額を根拠に控えることなく、必要に応じて大きく措置を取って、今後も積極的な健康診査の勧奨する姿勢と取組を続けていただきたいと思います。 以上、幾つかの意見と要望を申し述べた上で、決算の認定といたします。 以上です。 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第78号議案・令和3年度ふじみ野一般会計歳入歳出決算の認定について、この決算に対する予算・決算常任委員長の報告は認定です。第78号議案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。       〔起立多数〕 ○山田敏夫議長 起立多数であります。 よって、第78号議案は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 休憩いたします。……………………………………………………………………………………………………………………… 休 憩 午前10時30分 再 開 午前10時40分……………………………………………………………………………………………………………………… ○山田敏夫議長 再開いたします。 次に、第79号議案・令和3年度ふじみ野国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。 坪田敏孝議員。 ◆1番(坪田敏孝議員) 1番、坪田でございます。第79号議案・令和3年度ふじみ野国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、青藍会を代表して賛成の立場で討論を行います。 令和3年度の会計は、歳入は約99億1,449万8,000円、歳出は約96億7,182万6,000円となり、実質収支額は2億4,267万円余りの黒字でした。歳入歳出ともに令和2年度を5億円余り超える増加でしたが、これは新型コロナウイルス感染症による令和2年度の受診控えからの回帰、同感染症の診療報酬加算措置などによるとされています。令和3年度、県が定めた各市町村の算定方式による標準保険料率は、所得割が8.52%、均等割が2万5,980円でした。これに対して、本市の保険料率は所得割が7.3%、均等割2万5,100円でした。保険料の賦課徴収について、保険税現年課税分の収納率は93.9%でした。令和2年度は92.2%、元年度は90.4%でしたので、前々年度、前年度に対して向上しております。 当初予算で財政調整基金からの繰入れが2億1,084万9,000円計上されていましたが、補正減額を経て、収入済額は約1億7,545万4,000円となりました。一方、財政調整基金への積立てが当初33万5,000円だったところ、補正増額を経て、年度末残高は約1億8,790万5,000円となりました。出納期間後の残高は3億8,721万円となり、令和2年度末の残高に比べて1,245万円ほど増加となっています。平成30年度に策定した赤字削減解消計画に基づき、赤字補填目的の法定外繰入金を赤字と定義し、平成30年度から令和5年度までの6年間で約5億5,000万円の赤字を削減する計画を策定していますが、令和3年度は約2,099万円を削減しており、削減の計画は予定どおり達成され得る進捗状況と認識しております。 総じて、新型コロナウイルス感染拡大という未曽有の状況下、収支のコントロールに尽力され、歳入関係業務で収入を増やされ、支出においては保険利用者へのサービスを着実にかつ有効に遂行されたことを高く評価します。 今後、国民健康保険特別会計と一般会計との分離、遮断など、会計の運営には大きな変化が起きることが想定されます。利用者にとってよりよい国民健康保険事業の継続推進をお願いして、討論を終わります。 ○山田敏夫議長 床井紀範議員。 ◆11番(床井紀範議員) 第79号議案・令和3年度ふじみ野国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日本共産党を代表して承認する立場で討論を行います。 令和3年度の決算は、被保険者の減少が続いているものの、医療給付費が増加しました。また、当該年度は前年度と比較して、歳入歳出ともに5億円を超える増加となりました。これは当該年度が医療機関への受診控えの解消に加え、診療報酬の特別加算などによる増加とのことでした。国、県は、一般会計から国民健康保険特別会計への法定外繰入金を赤字として、赤字解消計画の策定と来年度の削減を求めています。 しかし、国民健康保険財政は固有の構造的問題を抱えています。それは、被保険者が非正規労働者、無職者、年金生活者などであり、財政基盤が脆弱であることに起因します。国は、社会保障制度としての国民健康保険制度に財政的責任をきちんと負うべきです。市は国に対して、この点を強く求めるべきです。 そうした中において、本市では国民健康保険の財政調整基金の取崩しをはじめ、保険者努力支援制度の交付金、基盤安定制度による各種法定外繰入金が、一般会計から国民健康保険会計に繰り入れられました。その結果、当該年度は国民健康保険税を値上げせずに国民健康保険財政の運営ができました。この点を評価します。 また、保険者努力支援制度の特定健康診査の受診率の基準を大きく超え、マイナス査定になっていないことが明らかになりました。本市の特定健康診査の受診率は、県内でも上位に位置しており、本市では早期発見、早期治療という特定健康診査の政策目的が、行政と市民との協働によって実現しているものと言えます。今後も引き続きご努力をお願いいたします。 最後に、本市では国民健康保険税の収納率が改善しているとのことですが、コロナ禍の中で生活苦に陥っている市民も少なくありません。生活実態をよく把握し、福祉部局との連携を強めることを強調します。 なお、納税相談は行わなくても、市民の命と健康を守るために被保険者への保険者の無条件交付を強く求めるものです。 以上、意見を付して討論といたします。 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第79号議案・令和3年度ふじみ野国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、この決算に対する予算・決算常任委員長の報告は認定です。第79号議案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第79号議案は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、第80号議案・令和3年度ふじみ野介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。 床井紀範議員。 ◆11番(床井紀範議員) 第80号議案・令和3年度ふじみ野介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日本共産党議員団を代表して、承認する立場で討論を行います。 令和3年度の決算では、コロナ禍で介護保険サービスの受け手側である利用者のサービスの利用控えが浮き彫りになると同時に、マンパワーである介護の担い手をどのように確保していくかが、引き続き当該年度の課題となったことが明らかになりました。本市では、地域の課題は地域で解決していくとのことで、現在生活支援コーディネーターが2名配置されております。今後は高齢者あんしん相談センターの4つの圏域ごとに、生活支援コーディネーターを配置することを含め検討したいとのことでしたので、その点は改善をお願いします。そして、高齢者あんしん相談センターの職員体制の拡充と、職員の待遇改善も併せて求めます。 また、介護の担い手の確保という点では、介護職などの専門職の待遇改善を行うため、国、県に必要なことを求めることと、市独自の施策展開を行うことも併せて強調します。 総合支援事業においても、有償ボランティアでは限界になってきています。この点の改善を国に対して求めるべきです。 なお、本市では通所訪問介護のための研修を行っていますが、引き続きご努力をお願いいたします。 本市では、高齢福祉課などの担当課の職員、保健師などの専門職、指定管理者である介護予防センターとの連携がよく取られており、介護予防センターは市民から評判が非常にいいです。介護予防センターでは、毎日通いでふじみんぴんしゃん体操が行われ、自主事業もとても人気があります。また、アウトリーチでふじみんぴんしゃん体操の普及啓発をはじめ、自主グループの組織化が進んでいます。子ども食堂への野菜の提供、フードパントリーへのご協力などもいただいており、今後も市民要求に沿った内容の充実をお願いいたします。 そして、本市では一般介護予防や認知症予防の事業に加え、成年後見事業などの実績も評価できるものです。当該年度は、新規事業でフレイル予防の事業が行われました。今後も事業の拡充をお願いいたします。 最後に、介護保険料については、他自治体と比較して所得階層ごとの保険料の多段階化が進められています。この点はよいことですが、さらに応能負担の原則に立った介護保険料の多段階化を進めていくべきではないでしょうか。 以上、意見を付して討論といたします。 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第80号議案・令和3年度ふじみ野介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、この決算に対する予算・決算常任委員長の報告は認定です。第80号議案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第80号議案は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、第81号議案・令和3年度ふじみ野後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第81号議案・令和3年度ふじみ野後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、この決算に対する予算・決算常任委員長の報告は認定です。第81号議案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。       〔起立多数〕 ○山田敏夫議長 起立多数であります。 よって、第81号議案は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、第82号議案・令和3年度ふじみ野水道事業会計決算の認定について討論を行います。 塚越洋一議員。 ◆21番(塚越洋一議員) 第82号議案・令和3年度ふじみ野水道事業会計決算の認定について、日本共産党議員団を代表して賛成討論を行います。 令和3年度における総収益は16億7,962万円、総費用は15億1,592万円となり、純利益が前年比で1,393万円ほど減少しましたが、1億6,369万円が確保されています。また、給水収益の増と業務の効率化により、供給単価と給水原価の差額、いわゆる逆ざやは、前年と比較して1円20銭も改善され、供給損は55銭にまで圧縮されています。老朽化した石綿管の更新も順調に進み、更新率95.3%を達成し、残すところあと4.7キロメートルまでになりました。水道料金も県内でも最も安い水準を維持し、住民福祉の向上に資する健全な事業運営がなされています。大井浄水場に続き、福岡浄水場第1配水池耐震補強工事設計が行われ、非常用電源の確保など、災害に強いインフラ整備が着々と進められていることは評価できるものです。 なお、昨年指摘した計量法による有効期限を過ぎた量水器の更新については、集合住宅管理者等の理解と協力を得ながら適切に解決していくよう、さらに努力を続けてください。 今後においては、県水の値上げ対策、地下水の割合を高めること、県水の送水管更新計画への対応など、県の動向を注視しつつ、市民に対する必要な情報提供も行うことを提起します。 以上、賛成討論とします。 ○山田敏夫議長 他に討論はございませんか。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第82号議案・令和3年度ふじみ野水道事業会計決算の認定について、この決算に対する予算・決算常任委員長の報告は認定です。第82号議案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第82号議案は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、第83号議案・令和3年度ふじみ野下水道事業会計決算の認定について討論を行います。 小林憲人議員。 ◆9番(小林憲人議員) 第83号議案・令和3年度ふじみ野下水道事業会計決算の認定について、青藍会を代表し、賛成の立場で討論をいたします。 令和3年度の経営成績を見ますと、総収益から総費用を差し引いた純利益が約2億6,900万円となっており、令和2年度と比較して約6,500万円、率で言うと31.7%の増益となっております。新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、年間排水量や年間汚水処理量が減少し、極めて難しいかじ取りを行ってきたと推察をしますが、たゆまぬ経営努力と経常経費の縮減などによて、経常収支比率や経費回収率などの経営指標が、直近5年間で最もよい数値を示す結果となりました。このことを高く評価いたします。 また、令和3年度は市街化調整区域の公共下水道整備に向けた住民説明会や、川越江川沿いの川崎地区における調整池整備に向けた測量業務や土質調査業務を行うなど、10年後、20年後のふじみ野市の礎となる大きな第一歩を踏み出した年度でもありました。 今後におきましても、地域住民の方々と丁寧な合意形成を図りながら、水害や地震などの自然災害にも対応できる強靱な下水道事業を展開していただければと思っておりますし、老朽施設や設備など、経年劣化に対応する計画的かつ効率的な事業展開を進めていっていただければと思っております。 以上、何点か意見を申し述べましたが、経営状況や財政状況、事業執行状況等良好に推移していることが、決算資料及び委員会審査等で確認できました。 よって、本決算を認定といたします。 ○山田敏夫議長 ほかに。 足立志津子議員。 ◆19番(足立志津子議員) 第83号議案・令和3年度ふじみ野下水道事業会計決算の認定につきまして、日本共産党は承認といたします。 全体として、収益的収支、資本的収支ともに適切であり、住環境を整備し、健全な下水道インフラを維持している決算であると言えます。事業におきましては、調整区域への公共下水道化に向けての準備が進んだこと。川越江川関連事業において、川崎調整池及びポンプ場施設設置の計画を立てる段階に持ち込めたことなどは評価するものです。 なお、川崎調整池については、土質調査の結果から必須と考えられる地盤改良をしっかりと行うことを求め、賛成の討論といたします。 ○山田敏夫議長 他に討論はございませんか。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第83号議案・令和3年度ふじみ野下水道事業会計決算の認定について、この決算に対する予算・決算常任委員長の報告は認定です。第83号議案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第83号議案は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、第84号議案・ふじみ野手数料条例等の一部を改正する条例について討論を行います。 伊藤初美議員。 ◆20番(伊藤初美議員) 第84号議案・ふじみ野手数料条例等の一部を改正する条例につきまして、日本共産党を代表して賛成の討論を行います。 長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部改正を受けて、長期優良住宅の基準を満たす既存住宅の維持管理に関する計画の認定が追加されたことから、認定に係る手数料を定めるものになっています。本条例の趣旨は、長もちで良質の住宅を増やそうというものであり、耐震化やふじみ野市でこれから推進していく温暖化対策においても大変重要です。また、所有者には税の優遇などメリットがあるため、既存住宅の所有者にも知ってもらうことが重要になります。 しかし、新築や既存住宅においても、維持管理計画を立て修繕を行うことには費用負担が発生します。実際に本市の現状として、新築住宅においても、令和元年、51件、令和2年、43件、令和3年、48件の申請であり、リフォームにおいては、平成28年からゼロという状況が報告されました。 今回の条例改正による制度の拡充を受け、ふじみ野市としてリフォーム助成制度等を創設し、定住促進につながる長期優良住宅の推進を行うことを求め、賛成といたします。 ○山田敏夫議長 他に討論はございませんか。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第84号議案・ふじみ野手数料条例等の一部を改正する条例について、本案に対する総務・教育常任委員長の報告は原案可決です。第84号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第84号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第85号議案・ふじみ野市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及びふじみ野市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。 伊藤初美議員。 ◆20番(伊藤初美議員) 第85号議案・ふじみ野市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及びふじみ野市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、日本共産党を代表して賛成の討論をいたします。 今回の条例改正は、男性職員の育児の促進をするための育児休暇や休業を柔軟に取得できるように、1点目に育児参加のための休暇の対象拡大、2点目に育児休業の取得回数制限の緩和、3点目に非常勤職員の育児休業取得要件の緩和を行うというものです。男女共同参画の推進からも、男性の育児休業取得は重要です。これを進めることで、休みにくく長時間になりやすい働き方の見直しにもつながると考えます。また、育児休業期間に男性が幅広い育児や家事に取り組むこと、長い間それも取り組むということが、育児休業終了後も家事や育児への参画の継続につながる可能性があり、重要です。 育児休業取得を進めるには、代替職員の配置と仕事を引き継ぐ体制づくり、休んでも大丈夫だという環境づくりが欠かせません。育児休業取得の意向確認、引継ぎ内容等の担当部署での話合いの機会の場を設けることについては、今まで以上に力を入れていくことが必要です。その上で、職員全体への制度内容の周知並びに男女ともに育児休業取得の請求権が等しくあるということの周知、そして育児休暇取得等の代替職員の配置を求め、賛成の討論といたします。 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第85号議案・ふじみ野市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及びふじみ野市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する総務・教育常任委員長の報告は原案可決です。第85号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第85号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第86号議案・財産の取得について討論を行います。 新井光男議員。 ◆10番(新井光男議員) 第86号議案・財産の取得につきまして、日本共産党を代表して賛成の立場で討論を行います。 540台のタブレット財産取得に当たり、随意契約になった理由について教育委員会の答弁は、半導体の不足の影響で、今回見積りをかけた6者うち4者が辞退、最後2者が残ったが、そのうち1者は540台という数がそろえられないということで、結果的には今回契約することになる1者となりましたとのことでした。今回の契約における課題であった一度にたくさんの台数をそろえることが困難な場合は、分割発注の検討を行うなど、今後に生かしていくべき提案を考えます。 次に、タブレット540台の取得後の維持管理については、現場の先生方に負担がかからないようにすることをお願い申し上げます。 また、今回取得したタブレットも含めて使用に際し、新型コロナウイルスの関係で欠席した児童生徒の家庭環境であるとか、不登校の児童生徒の学習やコミュニケーションの一つの手段として、さらに有効活用できるようにお願いをいたしまして、賛成の討論といたします。 ○山田敏夫議長 民部佳代議員。 ◆6番(民部佳代議員) 6番、民部佳代です。第86号議案・財産の取得について、賛成の立場で討論いたします。 今回の財産取得は、GIGAスクール構想にてタブレットを児童生徒1人1台体制で整備して、初めての更新であり、既に導入された端末との互換性、継続性を考慮し、適切に契約行為が行われているものと評価をいたしました。 なお、以前私たちの議会でタブレットを更新した際には、様々な設定やID、パスワードの扱いなどにつき、事業者のほか事務局がサポートの作業を行うこともあったようです。学校現場においては、新たな端末の移行の際に教職員の負担とならないよう、しっかりと対策をお願いをいたします。 また、リースアップした端末返却の際に、端末に保存された児童生徒の個人情報の流出には厳重に留意をし、確実にデータ消去が行われたか、教育委員会において責任を持って確認していただきたいと要望して、討論といたします。 ○山田敏夫議長 他に討論はございませんか。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第86号議案・財産の取得について、本案に対する総務・教育常任委員長の報告は原案可決です。第86号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第86号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第87号議案・ふじみ野市道路線の変更について討論を行います。 新井光男議員。 ◆10番(新井光男議員) 第87号議案・ふじみ野市道路線の変更について、日本共産党を代表いたしまして賛成の討論を行います。 都市計画道路上沢勝瀬通り線については、関係地権者の方々のご協力を得て用地取得も終わり、上下水道の布設及び道路整備が進められ、来年3月までには完成の運びとなったことは、ふじみ野駅開業以来の懸案であった東武東上線東側地域の幹線道路網が構成されることにより、今後のまちづくりに政策効果が期待されるところです。 今回の変更議案は、ふじみ野市が用地取得した道路部分が、新しく整備される県道の交差点区域に含まれることになり、市道幹線6号線の終点を27.47メートル手前に変更するもので、これにより今までの危険なカーブもなくなり、右折待機車線のある丁字形の交差点として整備されるところです。ただ、苗間神明神社入り口の従来の信号機がなくなるということですので、近隣住民の生活動線をよく調べて、危険な横断などによる事故の発生がないように、安全対策については万全を期することを強く求めます。 また、完成すると一方通行が解消され、東口へのアクセスが便利になり、苗間東側地域とその周辺の車と人の流れが大きく変わることが予想されます。慣れない車の流れによって交通事故が発生しないように、使用開始前にできるだけ広範囲に周知することが必要だと言えます。 以上の意見を付して、賛成討論といたします。 ○山田敏夫議長 他に討論はございませんか。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第87号議案・ふじみ野市道路線の変更について、本案に対する市民・都市常任委員長の報告は原案可決です。第87号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第87号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第88号議案・ふじみ野市道路線の認定について討論を行います。 足立志津子議員。 ◆19番(足立志津子議員) 第88号議案・ふじみ野市道路線の認定について、日本共産党を代表し、賛成の立場で討論を行います。 この道路の設置により、福岡橋からさぎの森小学校方面に向かう歩行者は、既存の市道B―26号線の北東側に移設された歩道を歩き、国道254号バイパスを渡った地区西側では、市道B―26号線を横切り、従来の歩道に至るという2段階の横断が必要になります。常任委員会の審議では、安全対策を関係機関と協議するということでしたが、道路管理者として安全対策をしっかり講じることを求め、賛成の討論といたします。 ○山田敏夫議長 他に討論はございませんか。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第88号議案・ふじみ野市道路線の認定について、本案に対する市民・都市常任委員長の報告は原案可決です。第88号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第88号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第89号議案・ふじみ野市道路線の認定について討論を行います。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第89号議案・ふじみ野市道路線の認定について、本案に対する市民・都市常任委員長の報告は原案可決です。第89号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第89号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第90号議案・ふじみ野市道路線の認定について討論を行います。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第90号議案・ふじみ野市道路線の認定について、本案に対する市民・都市常任委員長の報告は原案可決です。第90号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第90号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第91号議案・ふじみ野市道路線の認定について討論を行います。 新井光男議員。 ◆10番(新井光男議員) 第91号議案・ふじみ野市道路線の認定について、日本共産党議員団を代表して賛成討論を行います。 この市道認定については、神明神社脇の県道のカーブもなくなり、新たに丁字形の大きな交差点が整備されることに伴い、県道の区域が少し北側に移動することによって、県道の歩道の外側に市道D―220号線を新設して、関係する住宅の接道要件を確保することが必要だったことによるものです。県道交差点近くの出入りをすることになりますが、安全対策に万全を期すことを求め、賛成討論といたします。 ○山田敏夫議長 他に討論はございませんか。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第91号議案・ふじみ野市道路線の認定について、本案に対する市民・都市常任委員長の報告は原案可決です。第91号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第91号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第92号議案・ふじみ野市道路線の認定について討論を行います。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第92号議案・ふじみ野市道路線の認定について、本案に対する市民・都市常任委員長の報告は原案可決です。第92号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第92号議案は委員長の報告のとおり可決されました。……………………………………………………………………………………………………………………… △日程第2 議案審議
    △第94号議案 ふじみ野文化施設整備事業建設工事請負変更契約の締結について ○山田敏夫議長 日程第2、市長から議案が追加提出されました。 第94号議案・ふじみ野文化施設整備事業建設工事請負変更契約の締結についてを議題といたします。 提出議案の説明を求めます。 高畑市長。       〔高畑博市長登壇〕 ◎高畑博市長 それでは、追加議案の提案理由を申し上げます。 第94号議案・ふじみ野文化施設整備事業建設工事請負変更契約の締結について提案理由を申し上げます。本案は、ふじみ野文化施設整備事業建設工事請負変更契約を締結したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、提案するものでございます。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○山田敏夫議長 第94号議案について質疑を受けます。 塚越洋一議員。 ◆21番(塚越洋一議員) 大事な契約変更の内容なので、若干技術的な問題を含めて質問させていただきます。 山留め工事について大変丁寧な施工をしていただいていますので、安心をしたところなのですが、念のため確認をしておきたいと思います。当該工事が行われている時期は、その前の年は出水をしていた場所なのですけれども、たまたまなぜか今年は雨が降ったにもかかわらず出水をしなかったということで、水位計を常設して対応されていたと思うのです。今回の山留め工事の図面を見ますと、地下1階が約5メートルで、さらにその下が大体5メートルぐらいあって、赤土の層の下の礫層まで山留めが入っているということで、これならば多分大丈夫だろうという判断をされたようですが、この部分の対象区域を広げたという今回の変更の内容なのです。この深さと広げたこととの関係について、技術的な見解を含めてお話をいただきたいと思います。 ○山田敏夫議長 本橋市民活動推進部長。 ◎本橋直人市民活動推進部長 今回の変更につきましては、さらなる地盤強化をまず図ること。それと、地上に予定しておりました機械室を地下に持ってきたこと等が主要な原因となって、変更しているものでございます。 ○山田敏夫議長 塚越洋一議員。 ◆21番(塚越洋一議員) 資料には、土を掘削する際に周りが崩れないようにするための壁で、鉄骨H鋼と木材で構成するというふうに資料には記録されているのです。今まで旧大井中央公民館のときには、地下の機械室への出水ということが何度かあって、工事の前年にもあったわけなのです。要は今回の山留めは、不透水性の山留めというふうに伺っておりますので、これは多分横からは止まると思うのですけれども、いわゆる下からの湧き上がりとか、そういうことに対して、主に地下水の方向として、北から地下水が来ているということが今までの特徴だったと思うのですけれども、そういう点について検討はどういうふうに行ったのか。水位計も入れていますので、設計上の見解をお聞きしたいと思います。 ○山田敏夫議長 本橋市民活動推進部長。 ◎本橋直人市民活動推進部長 今回の地下部分の浸水対策ということでお答えしてもよろしいでしょうか。 今回、地下部分の浸水対策といたしまして、大きく分けて3つの対策を取っております。まず、1点目としては、地下外壁を耐水性のある鉄筋コンクリートとしております。さらに、コンクリートの壁の厚みを通常よりも大きくしており、万が一経年劣化により外壁にひび割れ等が生じた場合においても、内部まで浸水しにくい計画となっております。ちなみに、旧大井中央公民館のときは、壁の厚さが25センチ、それに対して新しい西地域文化施設につきましては、2倍の50センチを予定しております。 2点目といたしましては、万が一地下内部に漏水が生じた場合についてでございますが、諸室への水の浸入を防止するために、壁の周囲にコンクリートの立ち上がりと排水溝を設け、排水溝を通じて排水する計画となっております。さらに、閉架書庫などの人の行き来が多少ある諸室につきましては、室内側にもう1枚壁を設け、さらに外壁の内側に防水処理をする計画としております。 3点目といたしましては、提案時、主に設備機器の搬入搬出のために、建物外部の地下にドライエリアを設ける計画でございましたが、地面より低いドライエリアを通じて地下に雨水が浸入する可能性が懸念されましたので、浸水対策としてドライエリアを設けない計画ということで変更しております。 ○山田敏夫議長 塚越洋一議員。 ◆21番(塚越洋一議員) 今の答弁でよろしいかというふうに思います。とにかく亀久保地区というのは、地名のように亀久保でございますので、昔から畑に大雨が降った後は野水が出るということを言われた地域なのです。そういう点で適切な対応だったというふうに思います。 それから、資料で見ますと、積算根拠の点でお聞きしたいのです。数量的な資料が全く出ていないわけですけれども、ちょっと審議でそこまでは難しいと思うのですけれども、積算根拠についての妥当性を検証するための手だて、コンサルタントが入っていると思うのですけれども、市とコンサルタントと事業者とどういうような関係でこの数量や数値を確定したかの、その辺についてお答えいただきたいと思います。 ○山田敏夫議長 本橋市民活動推進部長。 ◎本橋直人市民活動推進部長 今回の変更契約につきましては、当然経験豊富なコンサルタントも交えて検討しているところでございますが、主な内容としては、躯体部分についてということでよろしいでしょうか。 躯体部分につきましては、先ほども答弁の中にありましたが、地下水の影響に伴う底盤や基礎張り等の増における基礎工事の増、また展示室や備品等の倉庫、機械室等におけるプラン等の変更に基づく延べ床面積の増加などを予定しておりまして、主な変更点としましては、例えば鉄筋であれば207トン、こちらは17%の増、コンクリートで申しますと1,063立方メートル、こちらは13%の増、また型枠につきましては3,880平方メートル、11%の増など躯体数量の増加を行い、雨水流入の措置等の安全対策を講じるため、1億7,500万円の変更額を必要とするものでございます。 ○山田敏夫議長 塚越洋一議員。 ◆21番(塚越洋一議員) 主にコンサルタントの力が大きいのではないかなというふうに思います。 それで、コンサルタントを受けたものを市担当課が判断していくわけですが、市の技術担当部門のほうとの連携はどんなふうにされてきたのでしょうか。 ○山田敏夫議長 本橋市民活動推進部長。 ◎本橋直人市民活動推進部長 当然、執行部の建築課の専門の職員との数値等の合わせは行っているところでございます。 ○山田敏夫議長 塚越洋一議員。 ◆21番(塚越洋一議員) ありがとうございます。そこのところが大変大事なのです。コンサルタントだけだと、担当課は技術職がいないわけですから、建築担当課との連携が必要で、かといって建築担当課は特に土質の専門家がいるわけでもないし、一般的な建築の担当職員なわけですよね。だけれども、やはり積算方法や何かについては専門職でございますので、そういう意見を聞くということは大事ですので、ぜひ今後もそういうふうに続けていただきたいと思います。 質問は以上です。 ○山田敏夫議長 他に質疑はありませんか。 近藤善則議員。 ◆2番(近藤善則議員) 今回の変更の中で、物価変動に基づく請負代金額の変更ということで3億8,769万5,000円、約4.5%の増加になっているのですけれども、物価変動と言っていますけれども、具体的にどのように変動したのですか、物価変動は。 ○山田敏夫議長 本橋市民活動推進部長。 ◎本橋直人市民活動推進部長 こちらにつきましては、一般社団法人日本建設業連合会の建設資材関係の情報誌による建設資材物価につきまして、令和3年1月と令和4年4月を比較して、全体では16%上昇しております。その情報誌によりますと、具体的に建築工事で使用する資材といたしましては、鉄筋で63%、鉄骨で54%、鉄鋼中厚板で65%、コンクリート型枠用合板が55%、アルミサッシの原料となるアルミ地金が74%、木工事に使用する柱が92%アップしている状況でございます。 また、文化施設整備に係る建築工事における工種別では、鉄筋工事が30.8%、コンクリート工事が5.9%、型枠工事が6.0%、鉄骨工事が5.1%、木工事が70.0%アップしているという情報を得ております。 ○山田敏夫議長 近藤善則議員。 ◆2番(近藤善則議員) そのようにアップしているということなのですけれども、そのアップの率によって、この約4.5%増という金額が出てきているのですけれども、これはそれぞれ上がった額に対して正規に積算を取って、この額になっているのかどうか。 ○山田敏夫議長 本橋市民活動推進部長。 ◎本橋直人市民活動推進部長 スライド額ということでよろしいかと思うのですが、積算の方法といたしましては、令和2年1月時点の単価と令和4年3月31日現在の採用単価を比較し、スライド差額を積算しております。積算に当たりましては、公的単価である埼玉県建築工事積算標準単価を最優先にし、財団法人建築物価調査会、財団法人経済調査会等の刊行物の単価を使用しております。なお、刊行物等に単価がないものにつきましては、メーカー等からの見積りによって行っております。 ○山田敏夫議長 近藤善則議員。 ◆2番(近藤善則議員) 今回の変更に伴う増額なのですけれども、物価の変動ということは、当初大体予想されるとか、そういうこともあると思うのです。契約当時にはこれだけの上がるだろうということは、変動については予想できなかったのかどうか。普通、それも含めて積算しているのではないかと思うのですけれども。 ○山田敏夫議長 本橋市民活動推進部長。 ◎本橋直人市民活動推進部長 今回のスライドに関しましては、予想を超える世界的な原材料等の品薄や高騰によりますので、それにより鉄筋や鉄鋼などの値上がりを生じておりますので、そこまでは読めなかった部分があるかと思います。 ○山田敏夫議長 近藤善則議員。 ◆2番(近藤善則議員) 予想できなかったということで、今回予算が上がってきているのですけれども、そうすると毎回こういった事態が出た場合、増額の契約を議題として上げていく考え方なのかどうか。 ○山田敏夫議長 本橋市民活動推進部長。 ◎本橋直人市民活動推進部長 今回に限って申しますと、まずこのスライドに至った経緯というお話でよろしいでしょうか。 経緯といたしましては、まず文化施設整備の事業現場の定例会を行っておりまして、そのときに工事請負の変更について相談がございました。その後、契約書の第25条の中にスライドについてという項目がございますので、それに伴いまして、物価等の上昇に対して協議書が提出されたものでございます。その協議書に基づきまして、令和4年3月31日をまず基準として協議を開始し、それと併せて基本設計及び実施設計を進める上での機能性及び利便性及び安全性等の向上のための仕様内容の変更等もございましたので、その辺を併せてスライドについて協議しておるものでございます。 ○山田敏夫議長 他に質疑はありませんか。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております第94号議案については、会期を定めた後に提出された議案です。よって、ふじみ野市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。       〔「異議なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 異議なしと認め、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 第94号議案について討論を行います。 塚越洋一議員。 ◆21番(塚越洋一議員) 第94号議案・ふじみ野文化施設整備事業建設工事請負変更契約の締結について、日本共産党議員団を代表して賛成の討論を行います。 まず、1点目としては、かねてより日本共産党のほうでも指摘させていただいておりました地下水出水履歴に対する亀久保地区の地盤の特徴、これに対して対策を適切に取られたという変更については、評価ができるところでございます。 2点目に、和室とか給湯室とか、使用に当たっての利便性を高めるための対応が細かくできたとこはよかったというふうに思います。 それから、3点目には、メンテナンス性向上のための対応を若干されていると。これは、今後メンテナンス費用を安く抑えるためにも、大変大事な改善点だと思いますので、ここもよろしいのではないかと思います。 4点目については、今後の建設物価高騰ということがございますので、コンサルタントや市の建設部門ともよく連携しながら対応をしっかりやっていただきたいというふうに思います。 それから、5点目としては、自転車置場を北西側に新設するという設計変更があるわけですが、北西風が非常に強い勢いで当たる場所でございますので、倒れないような事故防止対策も含めて、設計の細かい点はお願いをぜひしておきたいと思います。 なお、今回対象外となっております来年度の変更に向けて、駐車場の問題とか外構、ひさしの部分だとか、今からしっかり準備をして、よりよい設計になるようにお願いをしておきます。 以上、賛成討論とします。 ○山田敏夫議長 他に討論ありませんか。       〔「なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第94号議案・ふじみ野文化施設整備事業建設工事請負変更契約の締結について、原案に賛成の方は起立願います。       〔起立総員〕 ○山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第94号議案は原案のとおり可決されました。……………………………………………………………………………………………………………………… △日程第3 議員派遣 ○山田敏夫議長 日程第3、議員派遣についてお諮りいたします。 初めに、令和4年10月13日及び14日に長崎県長崎市で開催されます第84回全国都市問題会議に近藤善則議員、鈴木美恵議員、民部佳代議員、原田雄一議員、床井紀範議員の以上5人を派遣したいと思いますが、これにご異議ありませんか。       〔「異議なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 異議なしと認め、よって第84回全国都市問題会議にただいまの5人を派遣することに決定いたしました。 次に、令和4年10月19日及び20日に長野県長野市で開催されます第17回全国市議会議長会研究フォーラムin長野に川畑京子副議長を派遣したいと思いますが、これにご異議ありませんか。       〔「異議なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 異議なしと認め、よって第17回全国市議会議長会研究フォーラムin長野に川畑京子副議長を派遣することに決定いたしました。 次に、令和4年10月27日、栃木県足利市で開催されます埼玉県市議会議長会第2区議長会先進都市視察研修会に川畑京子副議長を派遣したいと思いますが、これにご異議ありませんか。       〔「異議なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 異議なしと認め、よって埼玉県市議会議長会第2区議長会先進都市視察研修会に川畑京子副議長を派遣することに決定いたしました。……………………………………………………………………………………………………………………… △日程第4 閉会中の継続調査申し出議会運営委員会) ○山田敏夫議長 日程第4、閉会中の継続調査申し出についてを議題といたします。 議会運営委員長から次期議会の会期及び会期日程等の議会の運営に関する事項並びに議長の諮問に関する事項等について、閉会中の継続調査の申出がありました。 お諮りいたします。委員長の申出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。       〔「異議なし」という声あり〕 ○山田敏夫議長 異議なしと認め、よって委員長の申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 以上で本定例会の議事は全て終了いたしました。……………………………………………………………………………………………………………………… △日程第5 市長あいさつ山田敏夫議長 日程第5、市長から挨拶のため発言を求められておりますので、これを許します。 高畑市長。       〔高畑博市長登壇〕 ◎高畑博市長 閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。 議員の皆様におかれましては、追加議案を含め、ご提案申し上げました案件に対しまして慎重にご審議をいただき、それぞれご可決賜り、誠にありがとうございました。また、今定例会におきましても、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じた議会運営に特段のご配慮を賜り、重ねて感謝を申し上げます。 さて、台風第14号は日本の南を西寄りに進み、大型で非常に強い勢力で鹿児島市付近に上陸を、日本海沿岸を進んで東北地方を横断し、その後20日には温帯低気圧に変わりました。強風の影響を懸念し、20日早朝にパトロールを実施いたしましたが、2件の倒木があったものの、幸い本市におきましては大きな影響はございませんでした。しかしながら、これからの季節、本州付近にある秋雨前線が台風に刺激され、大雨になることも想定されます。引き続き台風をはじめ、あらゆる自然災害への備えに万全を期してまいりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 そのような中、梅雨明け時期の変更について気象庁より報道発表がございました。関東甲信地方は、当初より1か月遅い7月23日頃とのことであります。これも異常気象の現れの一つであると感じたところでございます。 さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、現在埼玉県全域に発令されているBA.5対策強化宣言が、今月30日に期限を迎えます。新規陽性者数は減少傾向にありますが、今後も引き続き基本的な感染防止対策の徹底的を図ってまいります。 また、ワクチン接種における新たな動きといたしまして、オミクロン株対応ワクチンの接種が始まります。本市におきましては、60歳以上の高齢者と基礎疾患のある方は、26日から先行して接種を開始し、59歳以下の方につきましても順次進めてまいります。これまで同様、医師会や医療機関の皆様と連携を図りながら、ワクチン接種が滞ることなく円滑に進めてまいりたいと存じます。 さて、令和2年度以降、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため実施を見送ってまいりましたタウンミーティングを、ソラガーデン自治会を皮切りに再開いたしました。本市の現状をお伝えするとともに、市の課題や未来について直接市民の皆様と対話する従来の形で開催いたします。日程等につきましては、各自治組織と調整の上、周知させていただきます。市民、議会、行政が一体となり協働のまちづくりを推進するため、議員の皆様におかれましてもご協力のほどよろしくお願いいたします。 さて、これからの季節は芸術の秋、読書の秋、食欲の秋など様々な顔があります。今年のふじみ野市の秋は、市民文化祭、環境フェア、産業まつりなど3年ぶりの開催が予定されております。市民の皆様の笑顔であふれることを期待しているところでございます。どうか議員の皆様におかれましては、地域の皆様にお声かけいただき、ご参加くださいますようお願いいたします。 結びに、議員の皆様におかれましては、今後も健康に留意され、さらにご活躍されますことをご祈念申し上げまして、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。……………………………………………………………………………………………………………………… △閉会の宣告(午前11時44分) ○山田敏夫議長 これで令和4年第3回ふじみ野市議会定例会を閉会いたします。...