△第15号議案 ふじみ野市
子どもいじめ防止条例の一部を改正する条例
△第16号議案 令和3年度ふじみ野市
一般会計予算
△第17号議案 令和3年度ふじみ野市
国民健康保険特別会計予算
△第18号議案 令和3年度ふじみ野市
介護保険特別会計予算
△第19号議案 令和3年度ふじみ野市
後期高齢者医療事業特別会計予算
△第20号議案 令和3年度ふじみ野市
水道事業会計予算
△第21号議案 令和3年度ふじみ野市
下水道事業会計予算
△第22号議案
ふじみ野市立さ
ぎの森小学校校舎大
規模改造工事請負契約の締結について
△第23号議案 財産の取得について
△第24号議案 ふじみ野市道路線の認定について
△第25号議案 ふじみ野市道路線の認定について
△第26号議案 ふじみ野市道路線の認定について
△第29号議案 ふじみ野市
土地開発公社の解散について☆報告第4号 総務・
教育常任委員会審査報告☆報告第5号 市民・
都市常任委員会審査報告☆報告第6号 生活・
福祉常任委員会審査報告☆報告第7号 予算・
決算常任委員会審査報告
○
小林憲人議長 再開いたします。 日程第2、本定例会に提出されております第3号議案から第26号議案まで及び第29号議案の議案25件を一括して議題といたします。 各常任委員長の審査報告を行います。 初めに、報告第4号・総務・
教育常任委員会の審査報告を行います。 委員長の報告を求めます。
山田敏夫委員長。 〔山田敏夫総務・
教育常任委員長登壇〕
◎山田敏夫総務・
教育常任委員長 おはようございます。報告第4号・総務・
教育常任委員会の審査報告を行います。 本委員会で審査が終了した議案の審査の結果を申し上げます。 第8号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、条例改正に伴う影響について質疑が行われました。 第9号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、投票管理者等の報酬日額の設定理由などについて質疑が行われました。 第10号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、改正に伴う減免申請手続の変更点などについて質疑が行われました。 第11号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 第15号議案については、賛成討論が1件があり、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、協議会の名称変更に至った経緯などについて質疑が行われました。 第22号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、さ
ぎの森小学校校舎大規模改造工事の内容や安全対策などについて質疑が行われました。 第23号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、取得する
タブレット端末の仕様などについて質疑が行われました。 第29号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、今後の用地取得等への対応について質疑が行われました。 以上で総務・
教育常任委員会の審査報告を終わります。
○
小林憲人議長 委員長の報告に対して質疑を受けます。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 質疑を終了いたします。 休憩いたします。……………………………………………………………………………………………………………………… 休 憩 午前9時35分 再 開 午前9時35分………………………………………………………………………………………………………………………
○
小林憲人議長 再開いたします。 次に、報告第5号・市民・
都市常任委員会の審査報告を行います。 委員長の報告を求めます。
伊藤美枝子委員長。 〔
伊藤美枝子市民・
都市常任委員長登壇〕
◎
伊藤美枝子市民・
都市常任委員長 おはようございます。それでは、報告第5号・市民・
都市常任委員会の審査報告を行います。 本委員会で審査が終了した議案の審査の結果を申し上げます。 第24号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 第25号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、開発道路や周辺道路の安全対策について質疑が行われました。 第26号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 以上で市民・
都市常任委員会の審査報告を終わります。
○
小林憲人議長 委員長の報告に対して質疑を受けます。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 質疑を終了いたします。 休憩いたします。……………………………………………………………………………………………………………………… 休 憩 午前9時36分 再 開 午前9時37分………………………………………………………………………………………………………………………
○
小林憲人議長 再開いたします。 次に、報告第6号・生活・
福祉常任委員会の審査報告を行います。 委員長の報告を求めます。
民部佳代委員長。 〔
民部佳代生活・
福祉常任委員長登壇〕
◎
民部佳代生活・
福祉常任委員長 おはようございます。報告第6号・生活・
福祉常任委員会の審査報告を行います。 本委員会で審査が終了した議案の審査の結果を申し上げます。 第7号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、児童発育・
発達支援センターが公の施設となることにより、期待される効果や強化される取組、そしてセンターの運営審議会の組織構成などについて審議が行われました。 第12号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、現行の第7条を削除する理由や影響などについて質疑が行われました。 第13号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立多数で原案のとおり可決されました。 審査では、保険料率等の改定により、保険料収入全体にどのような影響が及ぶか、また第8期
介護保険事業計画における基準額の算定などについて質疑が行われました。 第14号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、上位法の一部改正の施行による影響の有無などについて質疑が行われました。 以上で生活・
福祉常任委員会の審査報告を終わります。
○
小林憲人議長 委員長の報告に対し質疑を受けます。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 質疑を終了いたします。 休憩いたします。……………………………………………………………………………………………………………………… 休 憩 午前9時39分 再 開 午前9時39分………………………………………………………………………………………………………………………
○
小林憲人議長 再開いたします。 次に、報告第7号・予算・
決算常任委員会の審査報告を行います。 委員長の報告を求めます。
小高時男委員長。 〔
小高時男予算・
決算常任委員長登壇〕
◎
小高時男予算・
決算常任委員長 おはようございます。報告第7号・予算・
決算常任委員会の審査報告を行います。 本委員会で審査が終了した議案の審査の結果を申し上げます。 議案の審査に当たっては、総務・教育、市民・都市、生活・福祉の3つの分科会を設置し、それぞれの所管部門に従って議案の送付を行いました。その後、3月15日に委員会を開催し、各分科会長から審査結果について報告を受け、報告に対する質疑の後、議案について討論、採決を行いました。なお、各分科会における主な質疑については、タブレットに配信いたしました報告書のとおりです。 第3号議案については、反対討論が1件あり、採決の結果、起立多数で原案のとおり可決されました。 初めに、総務・
教育分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、土地売払いの今後の見込みや、あおぞ
ら学校給食センター管理運営事業に関して、臨時休業に伴う学校給食への影響などについて質疑が行われました。 次に、市民・
都市分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、
環境センター売電収入の増額理由や、
市内循環ワゴン停留所ベンチ設置工事の減額理由などについて質疑が行われました。 次に、生活・
福祉分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、
電子決済対応レジスターの導入や、こども医療費、
各種がん検診業務委託料の減額補正の理由などについて質疑が行われました。なお、各分科会長の報告に対する質疑はありませんでした。 第4号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 本件に対する生活・
福祉分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、
高額療養費支給処理システム改修業務委託料や、特定健診業務委託料の減額理由などについて質疑が行われました。 第5号議案及び第6号議案については、それぞれ討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。なお、生活・福祉分科会での審査では、質疑はありませんでした。 第16号議案については、反対討論が1件あり、採決の結果、起立多数で原案のとおり可決されました。 初めに、総務・
教育分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、市税の減額理由や防犯推進事業の振り込め
詐欺被害防止対策などについて質疑が行われました。 次に、市民・
都市分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、
市民農園土地利用者負担金の積算内容や、(仮称)
西地域文化施設整備工事のスケジュールや内容などについて質疑が行われました。 次に、生活・
福祉分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、
放課後児童クラブ給食費保護者負担金の内容や、
新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場の検討状況などについて質疑が行われました。なお、各分科会長の報告に対する質疑はありませんでした。 第17号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 本件に対する生活・
福祉分科会長の報告を申し上げます。審査では、
国民健康保険事業費納付金の積算や1人当たりの保険税必要額の積算などについて質疑が行われました。なお、分科会長の報告に対する質疑はありませんでした。 第18号議案については、反対討論が1件あり、採決の結果、起立多数で原案のとおり可決されました。 本件に対する生活・
福祉分科会長の報告を申し上げます。審査では、介護予防・
生活支援サービスの担い手の確保や
権利擁護業務支援委託の活用状況などについて質疑が行われました。なお、分科会長の報告に対する質疑はありませんでした。 第19号議案については、反対討論が1件あり、採決の結果、起立多数で原案のとおり可決されました。 本件に対する生活・
福祉分科会長の報告を申し上げます。審査では、被
保険者均等割額の軽減の見直しによる影響などについて質疑が行われました。なお、分科会長の報告に対する質疑はありませんでした。 第20号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 本件に対する市民・
都市分科会長の報告を申し上げます。審査では、水道の給水単価と供給単価の逆ざやの状況や解消に向けた今後の対応などについて質疑が行われました。なお、分科会長の報告に対する質疑はありませんでした。 第21号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 本件に対する市民・
都市分科会長の報告を申し上げます。審査では、(仮称)
川越江川川崎調整池関連事業の内容や、
市街化調整区域に公共下水道の整備を行う費用対効果などについて質疑が行われました。なお、分科会長の報告に対する質疑はありませんでした。 以上で予算・
決算常任委員会の審査報告を終わります。
○
小林憲人議長 委員長の報告に対して質疑を受けます。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 質疑を終了いたします。 以上で各常任委員長の報告を終了いたします。 討論を行います。 初めに、第3号議案・令和2年度ふじみ野市
一般会計補正予算(第13号)について討論を行います。
足立志津子議員。
◆19番(
足立志津子議員) 第3号議案・令和2年度ふじみ野市
一般会計補正予算(第13号)につきまして、日本共産党を代表し、反対の立場で討論を行います。 反対の理由です。1、コロナ禍に関わる支援策などに財政調整基金を活用すべきだったという点です。総括質疑でも、国の第3次補正約3億円が間に合わなかったので、新年度事業で検討するという答弁でしたが、新年度を待っている事態ではありません。PCR検査の市負担分は、コロナの
地方創生臨時交付金で充当できることが分かりました。感染拡大を抑え込む手段は、検査の拡大とワクチン接種です。国会の論戦でも、このことは明らかになっています。市民の命を守る自治体の本旨からも、国や県を待っているのではなく、市が先行して対策を打つべきです。基金というのは、いざというときのためのものではないのでしょうか。コロナ対策の市独自支援事業も期限が切れているものもあり、継続支援や緊急支援が求められています。基金を活用して新年度につなぐべきでした。 2つ目は、西保育所と福岡放課後児童クラブ跡地の売却の問題です。売却された土地は、密集した住宅地の中にあるものもあり、近隣住民や町会、自治会の意見を聞いて、公園や防災空地などへの活用なども考えられたのではないでしょうか。市の未利用地については、売却だけでなく、住民の声を聞いて活用を考えるべきです。 3つ目は、水宮地区雨水貯留施設設置工事(雨水関連事業)繰越明許費の補正についてです。令和3年度に繰り越された事業は、土質調査の結果、1.3メートルで地下水が出ることから深く掘れず、施設の深さを1メートルに設定したということです。当初計画の半分以下の規模になることから、一旦中止して、福岡江川北側中流域での雨水流出抑制を図るなど、政策効果の上がる事業として提案すべきでした。 以上の点から本議案に反対をいたします。
○
小林憲人議長 ほかに討論はございませんか。 山田敏夫議員。
◆16番(山田敏夫議員) 第3号議案・令和2年度ふじみ野市
一般会計補正予算(第13号)について、青藍会を代表して賛成の立場で討論いたします。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症対応
地方創生臨時交付金の交付決定があったものについて、歳入予算に計上するとともに決算補正の考え方により、歳入については決定行為等が行われているもの、歳出については全事業を対象として、執行残を減額することを基本に編成され、1,957万7,000円を増額の予算総額を595億3,021万1,000円とするものであります。 まず、新型コロナウイルス感染症への対応ですが、新型コロナウイルス感染症対応
地方創生臨時交付金7億4,957万6,000円が計上されております。本補正予算を含め、これまで13回にもわたる補正により、時期を捉えた迅速な施策展開がされてまいりました。水道料金の最大5万円の減免やGIGAスクール構想を前倒しした児童生徒1人1台端末の整備、プレミアム付商品券の発行、妊婦及び高齢者のインフルエンザ予防接種費用の無償化など、多岐にわたる事業を実に細やかに展開されております。この時期を捉えた迅速な施策展開は、これまで積み立ててきた財政調整基金の活用により可能になったものであります。このたび交付金額が確定したこにとより、財源を変更したものであります。 本補正では、緊急事態宣言による休校の影響から、夏季・冬季休業の短縮による給食実施日数増により生じる保護者負担分について、新型コロナウイルス感染症対応
地方創生臨時交付金で対応することが提案されました。追加で給食費を保護者から徴収するところもあるように聞いておりますが、保護者の経済的な負担も増加していることが考えられる中、新型コロナウイルス感染症対応
地方創生臨時交付金での対応とすることは、高く評価するものと考えます。 次に、基金ですが、歳出の減額、国庫支出金の増及び基金の運用と利子収入により約9億9,300万円を積み立て、約2億4,700万円の繰入れを取りやめた結果、残高は約150億600万円になっています。今まで積み立ててきた基金の活用により、令和2年度は時期を捉えた迅速な施策展開が可能でありました。そして、本補正では、公共施設整備基金に約10億400万円を積み立てるとの提案がされました。これにより、今後予定されている大型の建設事業を計画どおり進めていくことが期待でき、適切な判断であると考えます。 また、今後の国の令和2年度第3次補正予算による本市への交付限度額は、約4億1,400万円になるとの答弁がありました。このうち令和3年度に実施する事業に充てられる額は、約3億5,800万円とのことであります。これから新型コロナウイルスに対するワクチン接種が始まりますが、収束にはしばらく時間がかかることが考えられます。また、市民生活、地域経済への影響に対する支援も重要な課題となります。先を見通すことが非常に困難な状況ではありますが、来年度についても時期を捉えた迅速な施策展開が期待できるものであると判断し、賛成の討論といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 島田和泉議員。
◆14番(島田和泉議員) 第3号議案・令和2年度ふじみ野市
一般会計補正予算(第13号)について、公明党を代表し賛成の立場で討論を行わせていただきます。 補正予算(第13号)は、補正予算額として1,957万7,000円が計上されておりました。補正予算の構成内容を見ますと、歳入では増額される補正額が6億5,972万3,000円、減額される補正額が6億4,014万6,000円、歳出では増額される補正額が10億7,749万9,000円、減額される補正額が10億5,792万2,000円となっておりました。 歳入の増額される補正額に注目しますと、国庫支出金の新型コロナウイルス感染症対応
地方創生臨時交付金が7億4,957万6,000円で、最も大きな額でありました。また、減額された補正額では、地方消費税交付金が1億3,631万6,000円の減となることから、感染症による社会影響の大きさを感じることができました。 歳出の増額される補正額に注目しますと、諸支出金の基金積立金が9億9,337万1,000円で最も大きく、次いで民生費の生活保護費が6,616万5,000円となっております。また、減額された補正額では、土木費の都市計画費が1億9,391万7,000円の減、次いで総務費の総務管理費が1億6,434万6,000円の減とのことから、新型コロナウイルス感染症による各種事業の縮小や中止によるものや、全事業が対象となる執行残の減額により更正された内容と理解することができました。 主な事業についても確認いたしますが、障がい者施設など支援事業として生活介護事業所の延べ利用者数の増加に伴う事業所に対しての補助金の増額、民間保育所など新型コロナウイルス感染症対策事業費補助金を活用した感染拡大防止のための物品購入や、施設消毒などに係る経費の補助、生活扶助費など負担金で生活保護受給者の増加に伴う扶助費増への対応、新型コロナウイルス感染症対応
地方創生臨時交付金を活用した教育事業のGIGAスクール構想の一環として、コンピューター周辺機器の装備に向けた予算などが計上されており、児童生徒の学習環境を向上させることなど、多様な角度から市民生活の向上と感染症対策に向けたきめ細やかな予算化が行われていることが理解をできました。 今後も国、県の動向を注視され、市民の皆様が中心となる計画に基づいた予算執行がされることに期待し、賛成の討論といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第3号議案・令和2年度ふじみ野市
一般会計補正予算(第13号)について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は原案可決です。第3号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立多数〕
○
小林憲人議長 起立多数であります。 よって、第3号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第4号議案・令和2年度ふじみ野市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第4号議案・令和2年度ふじみ野市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は原案可決です。第4号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第4号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第5号議案・令和2年度ふじみ野市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第5号議案・令和2年度ふじみ野市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は原案可決です。第5号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第5号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第6号議案・令和2年度ふじみ野市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第6号議案・令和2年度ふじみ野市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は原案可決です。第6号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第6号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第7号議案・
ふじみ野市立児童発育・
発達支援センター条例について討論を行います。 原田雄一議員。
◆7番(原田雄一議員) 第7号議案・
ふじみ野市立児童発育・
発達支援センター条例について、青藍会を代表し、賛成の立場で討論します。 ふじみ野市にセンターと名がつく児童発育・
発達支援センターができてから、はや6年となります。このセンター新設は、近頃の子育て事情においては、待ちに待った施設であったと記憶しております。核家族化が進み、ワンオペ育児がマストな子育て世代が急増している世の中にあっては、子供の成長に対するちょっとした不安や戸惑いにうまく対応することができない家庭の救世主、そしてよりどころであると考えます。そして、現況においては、障がい福祉課における受給者証の交付件数も増えているが、乳幼児健診においては、発達に不安のある児童の認知件数が増えているとのこと。この実態からは、まさにグレーゾーンのお子さんへの早期発見、早期養育に今後ますます力を入れていくという当該センターの公設化は、英断であると考えます。 このふじみ野市において、センターと名乗れる機能を持つ類似施設はほかにはありません。そうであれば、そのすばらしい機能を公の施設として最大限発揮されることを願いまして、賛成の討論といたします。 以上。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 床井紀範議員。
◆11番(床井紀範議員) 第7号議案・
ふじみ野市立児童発育・
発達支援センター条例について、日本共産党を代表して賛成の立場で討論を行います。 平成27年4月からフクトピア2階に児童発育・
発達支援センターが民設民営で市が補助金を出し、これまで運営が行われてきました。同センターは、障がいのある子供の早期発見、早期療育とのことで、ふじみ野市の障がい福祉分野で大きな役割を発揮しています。
ふじみ野市立児童発育・
発達支援センター条例は、令和3年4月から審議会を設置し、令和4年4月から同センターが公の施設と位置づけます。 日本共産党は、子供の福祉増進との点から、現在の事業者による事業の継続を強調しました。これから設置される審議会の審議に当たって、当局は、審議会では現在の事業者を基本とする方向、市としては同センターへの正規職員の配置を含め、検討しているとの答弁がありました。子供たちの障がいの早期発見、早期療育をするためには、とても重要なことですから、この点は強く強調します。 同センターが公の施設として位置づけられることにより、市の責任がより明確になり、市役所や関係機関との連携強化が大きく期待されています。それと同時に、同センターの専門職のあっせんに関しては、福祉系の大学との連携強化のほか、専門職の系統的育成、職員の待遇改善などの課題があることから、改善していくことを求めます。 以上のことを延べ、討論を終わります。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 鈴木美恵議員。
◆4番(鈴木美恵議員) 第7号議案・
ふじみ野市立児童発育・
発達支援センター条例について、公明党を代表して賛成討論を行います。 この条例は、福祉型児童
発達支援センターとなる
ふじみ野市立児童発育・
発達支援センターの運営等について、令和3年4月1日より審議する審議会を設置するため、また令和4年4月1日から
ふじみ野市立児童発育・
発達支援センターの運営及び管理について定めるために制定するものです。公明党の総括質疑により、児童発育・
発達支援センターの開設後、発達に不安のある児童の認知件数や障がい福祉課における受給者証の交付件数が年々増加していることから、公の施設として市内にある同種同類支援施設の基幹的役割を果たす施設が必要になったということ。そして、センター機能を有する障がい児通所支援施設として、切れ目のない相談支援と個別療育等のいわゆるグレーゾーンに該当するお子さんへの支援を、本市の単独事業として強化し、児童発育・発達支援の充実につなげていくものであり、発育・発達に不安のある児童に対する早期発見、早期療育を総合的なネットワークで展開し、将来においての自立につなげていけるとの考えを確認いたしました。 また、児童発達支援に係る機関とセンターとの連携により、民間事業者も含め、社会資源力のアップも期待できるとのことです。ふじみ野市児童発育・
発達支援センターが基幹的な役割を十分に果たし、支援が必要なお子さんの早期発見、早期療育のさらなる充実に期待し、第7号議案・
ふじみ野市立児童発育・
発達支援センター条例について賛成の討論といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 鈴木啓太郎議員。
◆3番(鈴木啓太郎議員) 信政会を代表いたしまして、第7号議案・
ふじみ野市立児童発育・
発達支援センター条例に賛成の討論を行います。 平成24年の児童福祉法改正におきまして、障がいのある子供が身近な地域で適切な支援が受けられるように、従来の障がい種別に分かれていた施設体系が一元化され、この際児童発達支援は、主に未就学の障がいのある子供を対象に発達支援を提供するものと定められた経緯があります。その中で、特に障害者権利条約では、障がいを理由とするあらゆる差別の禁止や障がい者の地域社会への参加、包容の促進等が進められ、子供一人一人の障がいの状態及び発達の過程、特性に応じ、合理的な配慮が求められるということが強調されてまいりました。 児童福祉法第6条におきまして、児童
発達支援センター等において、日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練を提供するということが定められてきました。現在、事業を行っている法人は、この6年前のスタート時に大きな金額の負債を負いながらも、什器備品、用具、送迎車両などをそろえ、相談、療育のノウハウを積み重ねてきた6年間であったということが明らかだろうと思います。 今年4月から始まる障がい福祉サービスにおける報酬改定におきまして、放課後デイサービスをはじめとした事業所に対する様々な厳しい見解が示され、児童福祉法にもかかわらず、必要な人員の配置や事業内容が、余暇活動に偏っていたりなどする様々な問題点が指摘されるというようなことになりました。
発達支援センターが、今後基幹的な役割を果たしていく上において、市内17の事業所にはそれぞれの考え方もあり、その実態や事業内容を把握し、十分な市民の負託に応える事業を展開するための慎重なる審議が、今後は求められるだろうというふうに思います。 また、幼稚園や保育所との関わり方も重要であり、併用通園を希望されている利用児が増えてきているという現状において、ますますセンターの果たすべき役割というふうなことが重要になっていると思います。その上で、厚生労働省が示しております発育・発達支援のガイドラインでは、子供の活動が豊かに展開されるようセンターの設備や環境を整え、保健的環境や安全の確保に努めることが特に強調されております。令和3年度は定員数もほぼ満杯となり、今後教室の増設とかが求められるというような現状にあるとは思いますけれども、こうした設備的な増強、園庭がないというような現状、あるいはトイレについても私が見分したところ、まだ高齢者のデイサービスの大人用のものが利用児童のトイレスペースに設置されていたりと、様々な改善点が考えられてまいります。 市の事業、法定外の事業ということですが、個別療養相談も今後ますます増える傾向であり、部屋の確保が困難ということも、解決すべき課題ではないかというふうに思います。審議会を設置してゼロベースから検討するとの答弁がありましたが、1年間でこの事業をやり終えていくことは、かなり厳しい日程であるだろうと思います。内容が充実した公設施設として、スムーズな移行ができるように期待をしたいというふうに思います。 発達に問題を抱えたお子さんは、症状にも困難さにも一人一人差があり、その一人一人の個別プログラムを作成し、適切なトレーニングを提供できる社会的資源は、まだ整っているとは言えない現状にあります。このふじみ野市において進めてきた6年間の経験を生かし、より豊かな療育指導の実現に引き続きご尽力いただきますことを希望いたしまして、賛成の討論といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第7号議案・
ふじみ野市立児童発育・
発達支援センター条例について、本案に対する生活・
福祉常任委員長の報告は原案可決です。第7号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第7号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第8号議案・ふじみ野市手数料条例の一部を改正する条例について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第8号議案・ふじみ野市手数料条例の一部を改正する条例について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第8号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第8号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第9号議案・特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第9号議案・特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第9号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第9号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第10号議案・ふじみ野市税条例の一部を改正する条例について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第10号議案・ふじみ野市税条例の一部を改正する条例について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第10号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第10号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第11号議案・ふじみ野市
債権管理条例の一部を改正する条例について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第11号議案・ふじみ野市
債権管理条例の一部を改正する条例について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第11号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第11号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第12号議案・ふじみ野市
重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第12号議案・ふじみ野市
重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する生活・
福祉常任委員長の報告は原案可決です。第12号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第12号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第13号議案・ふじみ野市
介護保険条例の一部を改正する条例について討論を行います。 新井光男議員。
◆10番(新井光男議員) 第13号議案・ふじみ野市
介護保険条例の一部を改正する条例に対しまして、日本共産党を代表して反対討論を行います。 第8期
介護保険事業計画の特徴は、後期高齢者、その中でも85歳以上の割合が増加傾向にあるとのことでした。その結果、介護給付費が伸びることとなり、介護の基金、一般会計より繰り入れ、そして保険料の増額不足分を補填しております。日本共産党は、現在の15段階をさらに多段階化を進め、高額所得者には応分の負担の原則に立った介護保険料を求める条例が不足していること指摘をしまして、討論といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第13号議案・ふじみ野市
介護保険条例の一部を改正する条例について、本案に対する生活・
福祉常任委員長の報告は原案可決です。第13号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立多数〕
○
小林憲人議長 起立多数であります。 よって、第13号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第14号議案・ふじみ野市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業並びに特定子ども・
子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第14号議案・ふじみ野市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業並びに特定子ども・
子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する生活・
福祉常任委員長の報告は原案可決です。第14号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第14号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第15号議案・ふじみ野市
子どもいじめ防止条例の一部を改正する条例について討論を行います。 伊藤初美議員。
◆20番(伊藤初美議員) 第15号議案・ふじみ野市
子どもいじめ防止条例の一部を改正する条例につきまして、日本共産党を代表して賛成の討論を行います。 「いじめゼロ連絡協議会」から「いじめ見逃しゼロ連絡協議会」に名称変更による条例改正です。いじめをなくすことを目的とするが、まずは見逃さず、素早く丁寧に対応することが重要だと、協議会の議論を経ての提案です。令和2年度のいじめ認知件数は、小学校568件、中学校63件で、他市と比較すると高い傾向だと報告されました。これは、日頃から地域の皆さんに見守り活動を継続していただいていることや、教職員と児童生徒との信頼関係が、小さなことも見逃さなかったと数字で示されたものと考えます。 次に、協議会としての所掌事務に変更はありません。しかし、協議会での議論を多くの市民に周知する機会を増やすこと、児童生徒の変化を少しでも感じたら、情報提供をできる環境整備、何よりも子供たちが相談しやすい環境を整えることが、見逃しゼロにつながるものです。特に1日共に過ごす教職員がゆとりを持って学級に入り、休み時間や放課後など積極的に児童生徒に話しかけ、関わりを多く持つことで相談しやすくなるのではないでしょうか。 最後に、いじめ見逃しゼロ連絡協議会については、年3回の開催にとどめず、事例検証や教職員との懇談などを縦横に行い、子供たちが楽しく過ごせるような環境づくりを進めていただけることに期待し、賛成といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 川畑京子議員。
◆13番(川畑京子議員) 第15号議案・ふじみ野市
子どもいじめ防止条例の一部を改正する条例につきまして、公明党会派を代表し、賛成の討論を行います。 本議案は、第12条、「ふじみ野市いじめゼロ連絡協議会」を「ふじみ野市いじめ見逃しゼロ連絡協議会」に協議会の名称を変更するため、条例の一部を改正するものです。総括質疑では、平成27年度6月に条例を制定し、協議会を設置してからの、これまでのいじめのささいな兆候を見逃さない未然防止のための啓発運動を行ってきたことや、冷やかしやからかいなどを積極的に認知し、早期発見、早期解決につなげる活動の促進に取り組んできた内容について確認をいたしました。 また、いじめをなくすことを目的とし、まずはいじめを見逃さない取組を推進するために、いじめ見逃しゼロ連絡協議会と名称変更することとした理由について確認いたしました。委員会質疑では、協議会での具体的な内容として、委員から、いじめをなくすことを目的としながらも、いじめを見逃さない気持ちが大事ではないかとの声があったこと、いじめはいつでもどこでも、誰にでも起こり得るという前提に立ち、いじめを見逃さず、素早く丁寧な対応することが重要ではないかといった機運の高まりが背景にあったことなどを理解いたしました。 これからも教育委員会及び学校が地域、協議会と連携し、児童生徒の心に寄り添った取組の推進をお願いいたします。今後は、名称変更をきっかけとし、いじめで苦しむ児童生徒をつくり出さない体制づくりが、さらに充実し、子供たちが安心して学校生活が送れるよう期待をし、賛成の討論といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 谷新一議員。
◆2番(谷新一議員) 第15号議案・ふじみ野市
子どもいじめ防止条例の一部を改正する条例について、信政会を代表して賛成の立場で討論を行います。 本条例の改正は、第12条の見出し及び第1項に「見逃し」という文言を加え、「ふじみ野市いじめ見逃しゼロ連絡協議会」とするものです。第2項にうたわれている協議会の所掌事務の変更はされないものの、この3文字は本市のいじめの未然防止や早期発見、早期解決に向けての強いメッセージと捉え、また新たな施策を期待できるものとして評価いたします。 その上で、いじめ見逃しゼロの実現には、学校や家庭はもちろんのこと、地域を含めた連携が不可欠であり、市を挙げてのいじめ防止に関する啓発活動が重要と考えます。具体的には、本条例や協議会の存在をこれまで以上に市民に周知することや、より多くのツールを使っての情報収集が求められると思います。結果として、いじめ認知件数が増加したとしても、早計にいじめ防止の取組のよしあしを判断するのではなく、全力を挙げて問題解決に傾注していただくことを要望いたします。 結びに、今コロナ禍により、子供たちからお年寄りまで不安な社会生活を強いられ、そのためストレスが生じ、ささいなことでトラブルになってしまうケースが多いと報道されています。本条例の改正が子供たちの小さなサインを見逃さずに、いじめのないまちの実現に向けてのワンステップになることを確信して、賛成の討論といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第15号議案・ふじみ野市
子どもいじめ防止条例の一部を改正する条例について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第15号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第15号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 休憩いたします。……………………………………………………………………………………………………………………… 休 憩 午前10時24分 再 開 午前11時36分………………………………………………………………………………………………………………………
○
小林憲人議長 再開いたします。 次に、第16号議案・令和3年度ふじみ野市
一般会計予算について討論を行います。 伊藤初美議員。
◆20番(伊藤初美議員) 第16号議案・令和3年度ふじみ野市
一般会計予算につきまして、日本共産党を代表して反対の討論を行います。 新型コロナウイルス感染症の発生から1年以上経過しました。依然として収束の兆しが見えない中、市民の健康不安はもちろん、コロナ禍での生活と営業を支えることを第一に令和3年度は予算編成すべき年です。 1点目に、新型コロナウイルス感染症対策についてですが、国の第3次コロナウイルス臨時創設交付金の新年度への繰り越し可能な3億5,800万円の活用を早急に予算化し、PCR検査数の拡大や営業支援など、市民の命を守る対応を切れ目なく計上すべきです。昨年12月から市独自にPCR検査助成を行ってきたことは評価しますが、感染が下げ止まりでワクチン接種も始まらない段階では、感染拡大を封じ込める手段として、早期発見、感染経路をできるだけ断つ以外、命を守る手段は見つかっていません。 市民税の減収を見込んでいるのは、営業や雇用への影響が大きいと考慮した数字ではありませんか。国の助成金だけでは不十分で、市民の今の生活を守り抜くことは、残念ながらできません。今こそ小規模事業者給付金の再支給、ケア労働者への慰労金支給、所得減収労働者への支援を当初で予算化すべきです。特に小規模事業者等臨時支援金は、申請期間が昨年8月31日で締め切られて、2,000件の予算組みであったのに対し、1,670件で減額補正という結果です。周知方法の改善や期間延長を行い、ふじみ野市の特徴である小規模事業者が継続して事業できるように予算化が必要です。国や県の施策待ちにとどまり、市の独自具体策が見られません。 2点目に、コロナ禍の影響での市税減収にどう対応するかですが、国からの補助金、交付金で、昨年同規模の財源確保ができているという数字が示されています。市税全体の減収分が約10億8,600万円、これに対し新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金の約4億2,000万円と、臨時財政対策債発行可能額約7億5,000万円の増額で、減収分は十分国から措置される数字です。基金残高も予算編成後130億円を維持しています。財政調整基金は当初予算で約8億6,700万円繰り入れても、約28億4,500万円の残高があります。この1年間、自助と共助で頑張ってきた市民に対して、今こそ公助の出番ではないでしょうか。それで、市民はこのまちに住んでよかったと感じることができます。 3点目に、受益者負担の考え方ですが、利用する人としない人との公平、不公平論を子供たちにまで押しつけていることです。将来の安定的なサービスを維持できない、受益者負担の考えは変わらないということですが、子供たちにお金をかけることにより、成長したときにこそ、このまちに還元してくれる大きな財産になっていくと考えます。 また、10人で使用すれば、10家庭で負担を分け合えばよいという考え方ですが、貧困家庭の実態をつかめていない考え方です。ひとり親家庭に限らず、学生はアルバイトが減り減収、職種によっては全く仕事がないなど、経済的格差はコロナ禍でさらに広がっています。学生支援、特に学費や食費、家賃支援は待ったなしです。子育て世代には、義務教育期間は給食費無料にすること、就学援助制度基準を引き下げ、簡易な申請で支援が受けられるよう改善することを求めます。 市内循環ワゴン使用料も利用する人としない人との不公平論が出されていますが、地域ごとに要求が違うからこそ、乗降数にも影響してきます。どうしたら乗りやすくなるのか、それは利用料なのか、コースなのか、便数なのか、例年どおりのアンケートではなく、利用しやすい公共交通にするための改善を求めます。 4点目に、窓口業務など民営化についてですが、いまだかつてない社会情勢の中、市民と直接接することで生の声を聞き、市政運営に生かしていく、これこそが自治体の役割ではないでしょうか。民間スタッフの丁寧な対応を評価しています。だからこそ、市の直接雇用で長く働き続け経験を重ねていく、処遇改善することが、市民サービスの向上につながります。民営化の経済的特徴は、利益を生み出すために人的経費が減らされる。非正規化や委託化されることです。これまでの新自由主義政策が病院や保健所など公的施設の統廃合や予算縮小をし、その結果、病院や保健所の大混乱を今招いています。公共施設の使命は、市民の命と生活を守ることであり、もうけを生み出す道具にすることではありません。効率化を図るというのなら、経験豊かな専門知識を持つ職員を育てることです。老朽化対策、災害時対応、適正管理の能力も問われています。窓口業務、福祉関係、教育施設は、直営に戻すことを求めます。 また、公民館の事業統合に見られるように、施設の複合化や集合化で本来の役割と別のものに入れ替わってしまうおそれが生じています。建物が変わっても、中身は変えずに充実させるためにはどうしたらよいのか、この視点がはっきりしていません。 5点目には、大井総合福祉センター等から見られるように、施設管理計画の具体化が遅れています。毎年のように修繕が行われ、壊れてから直す。人命に関わる事故が起きてしまったら、取り返しがつきません。さらに、長寿命化どころか、ますます経費がかかってしまいます。現在、公共建築物個別管理計画策定中ではありますが、計画案では施設の状況分析の中心はコストによる比較で、大井プール事故の教訓を生かした危機管理が十分に考慮されていません。 6点目に、まちづくりについてですが、大規模開発に対して浸水対策、通学路の安全対策、周辺道路の安全、環境問題、また工事中の環境や安全対策などについて、1年間だけの問題ではなく、これから何十年と続く課題となることから、しっかり指導し、市民の立場で対応することを求めます。これこそ、選ばれるまちになると確信しております。 次に、個別的なことについて若干意見を述べます。1点目には、指定管理者制度における指定管理料についてです。エコパの利用料収益を例として、指定管理料の積算については市の発注仕様書の中で位置づけ、人件費などに影響ないように管理料を設定すべきです。管理業者が申し出ないので、例年のままでよしとしないことです。 2つ目には、市民相談業務についてです。DVや虐待の相談は、特にないとのことでした。しかし、コロナ禍において全国的な数字を見ると、ふじみ野市も例外ではないのではと考えます。ひとり親家庭などに対しての支援施策は増額してほしかったです。 3点目に、学校教育についてです。少人数学級は、段階的に県の方針に基づいて進めていくという答弁でした。しかし、あと1年間は現状のままです。国や県によるスクールサポートスタッフの配置も少な過ぎます。ソーシャルディスタンス、きめ細やかな教育を進めるためにも、市独自支援員の増員や少人数学級の前倒しに踏み込むべきでした。 4点目には、放課後児童クラブの給食サービスについてです。指定管理者と市との役割が不明瞭です。夏休みの暑さ、コロナ感染防止対策、放課後児童クラブの過密化を考えると、慎重な対応が求められます。 最後に、日本共産党が長年求め続けてきた全小中学校の体育館にエアコンが整備されます。災害時にも、子供たちの学ぶ環境としても改善されます。また、新生児の聴覚スクリーニング検査の実施、多胎産婦サポーター事業、フレイル予防事業、農業入門塾の開設、基幹相談支援センターの設置など、評価できる事業もあります。これらの事業も、新年度をスタートに事業拡充できるよう進めていただくことを求めておきます。 日本共産党は、これら事業を進める職員こそ、重要な宝だと確信しております。コロナ感染拡大防止対策のためにも、この貴重な人材と必要な予算があってこそ、市民の命と生活を守ることができます。残念ながら、十分に発揮できる予算となっていないことからも、反対といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 西和彦議員。
◆12番(西和彦議員) それでは、第16号議案・令和3年度ふじみ野市
一般会計予算について、青藍会を代表して賛成の立場で討論を行います。 令和3年度の
一般会計予算は、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、国及び地方自治体ともに税収等の大幅な減収が見込まれるという極めて財政環境が厳しい状況の中での編成でしたが、昨年度に比較して約6,400万円増の約414億7,800万円となり、当初予算としては過去最大の予算規模を確保することができました。これによりまして、喫緊の課題であるコロナウイルス感染拡大防止に向けた的確な予算対応と、市民が必要とする行政サービスを安定的に提供するとともに、将来構想に基づき、今まで計画的に進めてきた市民の要望する施策の実現のための予算が、その歩みを止めることなく、各分野にバランスよく適切に配分された当初予算の編成がされたものと、この点を最初に大きく評価をさせていただきます。 まず、歳入面では、歳入の柱となる個人市民税、法人市民税、固定資産税の3税が全て減収となり、市税全体で約10億8,600万円という大幅な減収が見込まれております。この減収に対しては、国による財源措置が見込まれるものの、財政的に非常に厳しいものとなると考えます。このような状況下ではありますが、計画的に積み立ててきた基金を、昨年度と比較して約11億5,100万円増額し、約21億8,300万円繰り入れることにより、安定した継続的な市政運営を実現する予算となっております。今まで3か年実施計画に実効性を持たせるための公共施設整備基金をはじめ、計画的に目的基金を積み立ててきたことは、真に適正な判断であったと認識し、評価をさせていただきます。 次に、歳出面ですが、
新型コロナウイルスワクチン接種業務委託料約4億8,900万円が計上されております。新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が継続されまして、現在、本日ですが、その全面解除の方向性が検討されているようですが、まだまだ感染拡大防止への取組、市民生活、地域経済への影響に対する支援など、課題は山積しております。このような状況の中、
新型コロナウイルスワクチン接種業務は、最優先で進めていかなければならない業務であり、これに対応するためのチームを組織し、令和3年度当初予算として予算計上されたことは、感染症の収束に向け期待が持てるものであります。今後、市民へのワクチン接種が始まりますが、分かりやすい案内をしていただきまして、円滑な接種業務となるようお願いをしておきます。 また、ハード面では、(仮称)西地域文化施設の整備や上福岡駅東口駅前広場整備、上福岡勝瀬通り線整備、小学校大規模改造工事、大井小学校放課後児童クラブの建設、(仮称)第3庁舎整備費など、計画的に推進してきました事業が継承されております。これだけの事業を計画的に進めることは、財源面では計画的な基金の積立てにより可能とのことでございますが、職員の労力の面からも大変な努力が必要であるというふうに考えます。これらのものについては、いずれも市民の期待の大きい事業でありますので、着実な事業実施をお願いいたします。 一方、ソフト面からも子供優先のまちづくり施策を大きな柱とされていることから、放課後児童クラブの夏季給食サービスや新生児聴覚スクリーニング検査、多胎産婦への支援など、新規事業への取組に係る予算も多く計上されております。 また、令和2年度は実施できなかった七夕まつりやおおい祭り、オールふじみ野スポーツフェスティバルについても、令和3年度での実施に向けた予算が計上されており、新型コロナウイルス感染症に対応しながらも、人と地域がつながるにぎわいのあるまちづくりの推進のために積極的な予算措置がされております。歳出全般にわたり、将来構想にうたわれております選択と集中が図られたより効果的、かつ効率的で適切な予算計上となっていること、この点についても高く評価をさせていただきます。 なお、今後の予算執行に際しては、コロナウイルス感染症の影響による経済や社会動向の変化を十分に注視していただき、柔軟な対応の下、健全財政の維持を図っていただきますようお願いしておきます。 そして、4年目を迎えるふじみ野市将来構想につきましては、安定した継続的な市政運営の下、計画実現に向けて確実に政策を推進されるようお願いするとともに、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を継続し、市民の暮らしと健康を第一とした政策の推進を期待いたしまして、賛成の討論といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 伊藤美枝子議員。
◆15番(伊藤美枝子議員) 第16号議案・令和3年度ふじみ野市
一般会計予算につきまして、公明党を代表し、賛成の立場で討論を行います。 令和3年度の
一般会計予算は約414億7,800万円で、前年度と比較して約6,400万円の増額となり、同規模の予算編成となっています。歳入では、自主財源の根幹である市税においては、人口増が見込まれるものの、新型コロナウイルス感染症や税制改正の影響により、前年度比約10億8,600万円の減となっていますが、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金や臨時財政対策債及び繰入金等により、全体では0.2%のプラスとなっています。 歳出の新規事業では、10月から実施を予定している各種証明書のコンビニ交付、文化事業では、4月よりリニューアルオープンするふじみ野ステラ・イーストを拠点として、多様な文化事業の魅力を発信し、多くの方が何度でも訪れたいと思えるような取組となることを期待いたします。 また、重層的支援体制整備では、これまでもモデル事業等で先進的に取り組んできた総合相談体制を複合化・複雑化したニーズに対応する断らない相談支援体制の構築では、相談者の安心につながる事業と高く評価をいたします。 また、基幹相談支援センターの機能を追加する障がい者総合相談支援センターでは、複合的な課題を抱える方への支援の充実につながるものと期待をいたします。 母子保健包括支援では、新生児聴覚スクリーニング検査費用の補助の実施及び不妊治療費補助事業では、年度内の回数制限が撤廃され、より計画的、効果的な治療が選択できることで、お子さんを持ちたいと願うご夫婦の支援につながるものと思います。 また、感染症対策事業では、
新型コロナウイルスワクチン接種体制整備として、スケジュールが立てにくいなど様々なご苦労があることと思います。必要な情報が行き届き、安全安心のワクチン接種となり、感染拡大の防止につながることに期待をいたします。 また、高齢者のフレイル予防では、75歳以上のおよそ500人を対象きめ細やかな支援を行うことで、要介護や疾病の重症化予防につながるものと期待をいたします。 また、コロナ禍における経済的不安や社会的孤立により心の不調を来し、県内での自殺者数は、前年度と比較し71人増加し、保健センターで行っている心の相談件数も2月現在で613人と、前年比233人の増加が分かりました。公明党の予算要望書で提案した相談支援のオンライン化により、顔や表情が見えることで相談者の安心につながる有効な手段と、大いに期待をいたします。 予算編成に当たっては、新型コロナウイルスの拡大が収まらず、いまだ先の見えない状況下で、大変厳しいものであったと推察されます。各種事業の見直しを検討する中にも、さらなる市民の安全と安心を守ることを最優先に取り組まれた予算と判断し、賛成の討論といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 民部佳代議員。
◆6番(民部佳代議員) 6番、民部です。第16号議案・令和3年度ふじみ野市
一般会計予算について、賛成の立場で討論をいたします。 令和3年度は合併算定替えによる特例措置の終了や新型コロナウイルス感染症の影響で、市民税、固定資産税等の減収が考えられることの影響を懸念しておりましたが、国による財政措置や基金の活用で前年度の当初予算と同規模の予算編成となったことに、まずもって安堵をしているところです。(仮称)西地域文化施設整備など従前から予定されていた大きな事業も盛り込まれていますが、これについても公共施設整備基金を活用するなど、コロナ禍においても計画的な財政運営が行われていることを評価したいと思います。新型コロナウイルス感染症の影響がいつまで続くか、今後も予測できません。市民生活を守るためにも、臨機応変に対応できるよう財政調整基金などで備えているものと判断をいたしました。 それでは、歳出について、新規事業を中心に幾つか意見を述べたいと思います。マイナンバーカードの普及促進事業と並行する形で、市においてもようやく各種証明書のコンビニ交付が予算化されました。コンビニ交付が普及することで、市民の利便性はもちろん、窓口業務の負担軽減も期待されるところです。そのためには、マイナンバーカードの普及が進まなければなりません。導入後は、窓口で証明書の発行に来られた方にカード申請とコンビニ交付の案内を行うなど、業務の効率化につなげていただきたいと思います。 続いて、文化事業ですが、いよいよ4月からふじみ野ステラ・イーストがオープンし、(仮称)西地域文化施設の整備も進められます。2月に閉館となった旧大井中央公民館の利用団体も、そのうち幾つかはステラ・イーストに拠点を移す動きもあり、時期をずらして東地域、西地域の拠点整備を行うことで、それぞれの地域の住民の交流が図られる効果が期待できます。魅力発信事業で、ぜひ団体だけでなく、個人で足を運んでみようかと思われるような企画に期待をしております。 なお、ステラ・イーストはどうしても南地域からの交通のアクセスが悪く、そこまで行けないという声を多く聞いています。事業を行う際には、市内循環ワゴンの運行時刻に合わせたり、交通案内をポスターやチラシに掲載するなど、より多くの方に足を運んでもらう配慮も併せてお願いをいたします。 福祉総合支援事業では、重層的支援体制が整備される予算が計上されています。今までも様々な問題を複合的に抱えている世帯に対して、周囲の人が気がついていても、当事者が相談する気力すらなく、どうしていいのか分からないような事例がありました。そこに手を差し伸べる支援体制を整えることの意義は大きいと思います。住民のために力になりたいという職員の熱意も感じる事業です。他の自治体に誇れる事業となりますことを期待をしております。 児童発育・発達支援事業については、条例改正の審議もありましたが、受給者証の取得に至らないグレーゾーンの児童への相談支援体制の構築に向けて準備も進められるということで、保護者が身近な市の施設で相談できるようになることの安心感は、とても大きいと思われます。乳幼児健診を担う保健センターだけでなく、保育施設や学校とも連携を取りながらニーズを拾い上げていただきたいと思います。 放課後児童クラブ給食サービスの実施については、所管を超えた取組であり、市民の目線に立って事業に取り組むに至ったことを評価いたします。来年度は限られた日数からのスタートとはなりますが、働く保護者にとっては大変ありがたく、喜ばれる事業になるかと思います。 また、来年度は新たに民間保育園1園の整備に向けて予算が計上されております。もともと市の待機児童は県内でも有数の少なさです。さらに保育施設を整備していくことは、市民にはもちろんのこと、子育てしやすいまちとして若い世代に選んでもらえるよう、市外にも広くアピールしていただきたいと思います。 なお、新規事業である多胎産婦サポーター事業については、議会からも要望していた事業であり、来年度から事業として取り組んでいただくことを感謝したいと思います。1歳までが対象とのことですが、多胎児の子育ては、自我が芽生え、自分の意思で動き始めてからが大変と聞きます。今後、状況を見ながら幼稚園などに預けられる3歳までサポートできないか、今後の課題としていただければと思います。 保健センターの事業として、今年度は
新型コロナウイルスワクチンの予算が計上され、私たちの生活が元に戻るために最も重要な事業となります。まだワクチン供給のスケジュールも明確にならない中での準備は大変かと思いますが、ぜひ全庁を挙げて取り組んでいただきたいと思います。市民にとっても関心の高い事業です。私たち議会にも適宜情報の提供をお願いしたいと思います。 市内公園の更新事業では、西ノ原中央公園の大型遊具が新たに整備されるとのことで、大変ありがたく思います。子供の体は、遊びを通して発達します。子供の声がうるさい、ボール遊びをするななど制約の多い中で、子供が自由に伸び伸びと遊べる貴重な公園です。新たな遊具の誕生を楽しみにしております。 教育関係では、今年度は児童生徒も我慢を重ねた1年でした。そんな中で、ICTを活用した情報教育が本格的に始まるとのことで、修学旅行にも部活の遠征にも行けなかった子供たちが、地域の外とつながるツールを手にすることになりました。教科書の学びはもちろんのこと、端末の中ではありますが、様々な人とコミュニケーションを取り、今までにない経験ができればと期待をしております。そのために、教員だけでなく、地域協働学校などを通じて広く学びをサポートしていただきたいと思います。 なお、人員配置について総括質疑で質問させていただきましたが、OSやアプリの更新、卒入学に伴う端末やアカウントの設定など、数百台の
タブレット端末を学校の教職員で対応できるのか、懸念をしています。ハードは導入されたものの、その後のメンテナンスができず、保管庫でほこりをかぶることのないよう、人員の確保や業務の委託など、今後必要に応じて予算の確保を検討していただきたいと思います。 以上、幾つか意見を申し述べましたが、新型コロナウイルス感染症の影響も見通せない中での予算編成であり、今後必要に応じて補正予算で対応していく部分もあるかと思います。緊急の場合は専決処分もあり得るかと理解をしておりますが、その際には、ぜひ市民の代表である私たち議会に対して、全員協議会などを通して説明の場を設けていただきたいと思います。私たち議会も市民とのパイプ役となって、この困難な状況を共に乗り越えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上のお願いを添えて、賛成の討論といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 金濵高顕議員。
◆5番(金濵高顕議員) 5番、金濵高顕でございます。第16号議案・令和3年度ふじみ野市
一般会計予算について、幾つかの意見を付した上で、賛成の立場で討論をいたします。 既に他会派で指摘されている事項については割愛をさせていただき、特に提言をしたい部分のみ簡潔に述べたいと思います。まず、本議案の予算規模については、414億7,813万5,000円でありまして、前年度と比べてほぼ同規模でありますが、6,360万円の増額であります。他の会派からも関連する話がありましたので、省略はさせていただきますが、その内容から、新型コロナウイルス感染症に的確な対応を行いつつ、次代を担う子供たちを育む明確な姿勢が、引き続き維持されているものであると判断をいたします。以下の予算概要については、ほかの会派でも取り上げたとおり、賛同と評価ができるものであると考えますので、省略をさせていただきます。 まず、歳入でありますが、個人市民税について、納税義務者数の見込みは、前年度と算定方法の違いはあるものの、増加をしていることは間違いないと思います。しかしながら、前年度の71億5,548万2,000円から4億6,561万円減の66億8,987万2,000円の計上となりました。委員会での答弁から、マイナスの理由としては、新型コロナウイルス感染症の要因が極めて大きいと理解をしています。 本市としては、これまで職員の皆様一人一人が新型コロナウイルス感染症に対応するために、血のにじむような努力をされてきたことは承知をしています。このたびは、新型コロナウイルス感染症による市民が受けた負荷を予算として数値に示すわけでありますから、改めて新型コロナウイルスに対して市民の命と生活を守るという一層の気の引き締めをお願いすると同時に、埼玉県内でも今月17日時点で64人の方が変異株に感染していることが判明するなど、新型コロナウイルスによる状況と影響は、まさに生き物のように変化をしていくものであります。その中で、今何を市民に求められているのか、より多くの市民の声を聞くアンテナをしっかりと張ることができるような、そして状況が変化する中で、フレキシブルに対応ができるような体制をお願いすることを要望とした上で、本当に長い長い闘いを続けている職員の皆様に、改めて敬意を表するものであります。 次に、ふるさと納税寄附金について、昨年度の500万円から1,000万円増の1,500万円となりました。市内のバイオリン工房が製作するバイオリンや、市内在住のイラストレーターが手がけたファミリーコンピューター互換カセットなどをはじめとした魅力的な返礼品の充実により、昨年度2回の補正予算となった実績からの算定と考えます。以上から、大幅な増額として予算計上に至ったことについて、担当課の尽力を称賛するとともに、これは国のふるさと納税制度創設の理念と趣旨にまさに一致するものであり、他市の見本となるような取組がこれからも継続されることを望みます。 次に、歳出に移ります。まず、外国語版ハザードマップのデータ作成について、外国籍の市民の方の防災意識の向上、そして自立支援の観点から、とても評価のできるものであると考えています。本市では、令和3年1月時点で3,000人を超える外国籍の方が居住をされており、特に言語の壁というものは大きく、外国籍の方の中で大小様々なコミュニティが形成されているわけではありますが、その閉ざされたコミュニティの中で日本語が理解できる人がいなければ、災害時に命の危険にさらされてしまうことは明確であります。 そういった中で、本市の上位として定着している英語、フィリピン語、ベトナム語、ネパール語、中国語、韓国語、そしてやさしい日本語でのハザードマップがホームページ上で見れるようになれば、まずは自分自身の身を守ることができ、それが近隣をはじめとした共に支え合うつながりをもつくっていくきっかけとなることが期待でき、これは高畑市長の下で本市が目指すあったかいふじみ野の具現化に向けた歩みが、また一歩進むものであると考えております。被害想定の基準の見直しの有無など、国の動きを見ながらの進行となることとは思いますが、可能な限り早い段階での執行されていくことを要望いたします。 次に、文化財保護事業について、いよいよ江戸屋関連の予算計上が複数に上っていることで、旧江戸屋の整備はもちろんのこと、周辺の福岡河岸記念館、新河岸川の緑地公園、権現山古墳群など、点としてではなく面として一体的な整備が進んでいくことと読み取ります。含まれる舟運遺構については、本市の貴重な歴史として、この地に生まれ育つ子供たちに、自身のふるさとに愛着を持つきっかけとなることができる本市の財産であります。これを踏まえていただいた上で、今後の整備計画を進めていただけることを希望いたします。 最後に、不妊治療費の助成についてでありますが、過去一般質問でも述べたとおり、不妊治療は年齢が上がるほど不妊症の頻度が増えるだけでなく、不妊治療の成功率も下がっていくことや、不妊治療中は共働きである場合、治療を生活の中心として仕事の内容を選択する必要すら出てくることなどを鑑みて、長くても数年以内と期間を定めて治療に臨まれる方もいらっしゃる現状であります。そのためには、本市の上乗せ補助の内容として、新型コロナウイルスの影響により懸念される初婚年齢の上昇に対応するためにも、実態に沿ってさらなる拡充が必要と考えていました。このたび、現在も導入している不妊治療助成事業について、1年度当たりの回数制限を撤廃し、1年に複数回の助成を受けることができるようになります。経済的、精神的な負担の軽減が期待され、まさに実態に沿った拡充であると評価ができるものであります。 これからも市民が求める声を的確に捉えていく姿勢を堅持していただくことを要望いたしまして、以上幾つかのお願いと意見を申し添えた上での賛成の討論とさせていただきます。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第16号議案・令和3年度ふじみ野市
一般会計予算について、本案に対する予算・決算
常任委員長報告は原案可決です。第16号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立多数〕
○
小林憲人議長 起立多数であります。 よって、第16号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第17号議案・令和3年度ふじみ野市
国民健康保険特別会計予算について討論を行います。 新井光男議員。
◆10番(新井光男議員) 第17号議案・令和3年度ふじみ野市
国民健康保険特別会計予算に日本共産党を代表して賛成の討論を行います。 本予算には、一般会計から1億6,000万円、国民健康保険の基金から2億1,000万円の繰入れで対応しています。その結果として、保険税の引上げをしないで1年間の運営をするもので、評価いたします。 4点ほど意見をつけさせていただきます。第1点目に、傷病手当は国においては令和3年6月まで延長され、財政支援の対象となることになりました。この手当の周知をいろいろな方法で、加入者が安心して傷病の治療をできるように指摘しておきます。さらに、世帯主に対する傷病見舞金など他市での事例などに言及して、実現できるように提案いたします。 2点目に、市において第3子の軽減について、令和元年度と令和2年度の軽減がされました。答弁では、未就学児の均等割、国民健康保険税を含めて5割軽減にする方針を政府が出しているとありまして、令和3年度は準備段階で、令和4年度からとの答弁でありましたので、担当課として準備していただくことをお願いしておきます。 第3点目に、短期保険証などの交付は、令和元年度7月以降、納税相談を交付条件といたしております。この納税相談は電話でも可能とのことであり、納税の約束ができれば、郵送で短期保険証を交付しているとの答弁でしたので、全ての加入者に保険証の交付を強く求めます。 4点目に、特定健康診査の無料化は、加入者の希望であり、早期発見・治療が実現できるものと評価いたします。 以上でございます。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第17号議案・令和3年度ふじみ野市
国民健康保険特別会計予算について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は原案可決です。第17号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第17号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第18号議案・令和3年度ふじみ野市
介護保険特別会計予算について討論を行います。 床井紀範議員。
◆11番(床井紀範議員) 第18号議案・令和3年度ふじみ野市
介護保険特別会計予算について、日本共産党を代表して反対の立場で討論を行います。 令和3年度の介護保険は、第8期
介護保険事業計画がスタートします。第7期の基準額は年額で5万5,800円、第8期の基準額は年額で6万3,000円となり、年額で7,200円の負担増となります。この点は到底容認することができません。新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、ここ数年では収束しないものと考えられます。あらゆる手だてを講じて保険料の値上げを回避すべきでした。市としては、介護給付費等準備基金の7億7,800万円のうち7億3,450万円を取り崩し、国、県、市の一定の法定負担に基づいて、低所得者対策で約1億円が計上されました。そのほか、本定例市議会において
介護保険条例の一部改正が提案され、各段階の負担割合の変更が行われました。 日本共産党は、所得階層ごとの負担割合について、さらに細かく所得階層を区分し、現在の15段階をさらに多段階化を進め、高額所得者などには応能負担の原則に立った保険料負担を求めるべきと考えます。コロナ禍において減収に苦しむ介護保険事業者に対しては、国が財政的な予算措置を講じているとはいえ、特に通所の介護事業者に対しては、市独自の支援策を予算化すべきです。 また、団塊世代が全て75歳に達する2025年問題を目前に介護需要が増大する。こうした中で、介護の供給のマンパワーをどのように確保するか、市としても必要な手だてをさらに打つべきです。特に介護従事者の処遇改善などは待ったなしの課題であるので、国、県、市とが連携し、必要な施策を具体化することを求めます。 以上のことを述べて討論を終わります。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 島田和泉議員。
◆14番(島田和泉議員) 第18号議案・令和3年度ふじみ野市
介護保険特別会計予算について、公明党を代表し賛成の立場で討論を行います。 本予算は、第8期高齢者保健福祉計画及び
介護保険事業計画に基づく事業を推進するための予算について編成されたもので、予算総額を81億3,785万4,000円とするものであります。介護保険事業を取り巻く我が市の状況は、85歳以上の急増に伴う要介護認定者数の増加などにより、介護保険給付費の増が見込まれる一方で、保険料を負担する65歳以上の第1号被保険者の人数は微増の見込みであることから、第8期の介護保険料を引き上げざるを得ない状況であることを理解いたしました。保険料の設定は、所得に応じた保険料階層を15に多段階化する体系を維持した上で、9段階以上の基準額に対する負担割合を0.1ずつ引き上げ、所得の高い方々に一定程度負担をいただくとともに、国の低所得者公費負担軽減制度を最大限活用するなど対策を講じ、所得の低い方々の保険料の抑制を図られていることが分かりました。 また、介護保険給付費など準備基金の残高見込みの9割以上に当たる7億3,450万円を取り崩すなど、基金も可能な限り活用することで介護保険料引上げの抑制を図られている点など、評価しております。 さらに、ふじみ野市においては、介護保険事業の適正な運営の下に、介護予防や重度化防止の取組を積極的に展開しており、その結果が今後の介護給付費の抑制につながっていくものと望んでおります。このことは、財政的インセンティブ制度である保険者機能強化推進交付金と介護保険保険者努力支援交付金の評価点数において、令和2年度分と令和3年度分の2年連続で県内第1位を達成されたことに裏づけられており、評価できるものであります。 今後も第8期計画に基づき、必要なサービス量を確保しつつ介護予防や重度化防止につながる事業を積極的に推進し、高齢者が住み慣れた地域で、自分らしく安心して豊かな生活を送れるまちづくりを市民の皆様とともにつくり上げていただくことをお願いし、賛成の討論といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第18号議案・令和3年度ふじみ野市
介護保険特別会計予算について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は原案可決です。第18号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立多数〕
○
小林憲人議長 起立多数であります。 よって、第18号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 休憩いたします。……………………………………………………………………………………………………………………… 休 憩 午前11時19分 再 開 午前11時25分………………………………………………………………………………………………………………………
○
小林憲人議長 再開いたします。 次に、第19号議案・令和3年度ふじみ野市
後期高齢者医療事業特別会計予算について討論を行います。 新井光男議員。
◆10番(新井光男議員) 第19号議案・令和3年度ふじみ野市
後期高齢者医療事業特別会計予算について、日本共産党を代表して反対討論を行います。 第1に、75歳という年齢で区分する医療保険制度は、世界を見ても見当たらないということ。一日も早く本来の医療保険制度に復元することを指摘します。 第2点目に、低所得者の均等割特例軽減が令和3年度に廃止されることになり、この対象になる加入者の負担が重くなることを指摘をして反対討論といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第19号議案・令和3年度ふじみ野市
後期高齢者医療事業特別会計予算について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は原案可決です。第19号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立多数〕
○
小林憲人議長 起立多数であります。 よって、第19号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第20号議案・令和3年度ふじみ野市
水道事業会計予算について討論を行います。 塚越洋一議員。
◆21番(塚越洋一議員) 第20号議案・令和3年度ふじみ野市
水道事業会計予算に対する賛成討論を行います。 収益的収支及び資本的収支ともに安定、適切であり、いわゆる逆ざやについても効率的事業運営による努力でカバーできる範囲に収まっており、県内の水道事業の中でも安い水道料金を維持し、住民福祉の向上に寄与している予算だと言えます。また、災害に強い水道事業を目指し、福岡浄水場の配水池耐震化事業のさらなる拡充、老朽化した水道管の更新事業、延長1,505メートル、3億円余の予算化、2か所の水源井戸の電気設備を停電時にも発電機に接続し、地下水がくみ上げられるようにする事業などは、その政策効果が期待できるものであります。 なお、県企業局の大久保浄水場の耐震化工事が令和4年度に完成する見込みであり、県水の送水管布設替え事業の計画具体化が予定されることから、新ルートの検討など県との情報共有化に留意していくことを特に求めておきたいと思います。 加えて、この間の職員の努力を評価するとともに、今後の事業展開を見通すならば、委託業務をさらにしっかりと指導監督、チェックできる水道技術系専門職員の計画的育成に重点的に取り組む必要があることを指摘しておきます。 以上のことから、本予算に対しては賛成とするものです。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第20号議案・令和3年度ふじみ野市
水道事業会計予算について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は原案可決です。第20号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第20号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第21号議案・令和3年度ふじみ野市
下水道事業会計予算について討論を行います。 加藤恵一議員。
◆8番(加藤恵一議員) 第21号議案・令和3年度ふじみ野市
下水道事業会計予算について、会派青藍会を代表いたしまして賛成の討論をさせていただきます。 本市の公共下水道については、快適な生活環境の確保、雨水の排除、公共用水域の水質保全を目的に整備されてまいりました。昨年、公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正がなされ、総事業費の4分の1を受益者負担とし、1平方メートル当たり1,240円と定められました。また、整備に当たり、土地の利用状況、災害への対応、排水の困難性、下水道の需要度、地形の特性などを基本に評点点をつけ、優先整備地区の大井、苗間、駒林、川崎地区の実施設計業務を予定しております。コロナ禍で予定していた説明会は開催できない状況ですが、感染状況を鑑みながら文書によるお知らせとともに、説明会の開催についての検討もよろしくお願いいたします。実施設計業務においても、工事現場の安全と、工事に伴う近隣住民の生活に及ぼす影響をできる限り軽減するようにお願いいたします。 次に、日本一災害に強いまちづくり、平成29年の台風、令和元年東日本台風による江川流域の内水浸水被害再発防止のために、川越市と共同で(仮称)川越江川川崎調節池関連事業が予定されております。浸水被害の検証を基にした本事業、計画に際して本市並びに川越市の担当の皆様、そして先祖代々水田を営んで守り続けた土地の地権者の方に感謝申し上げます。 自然の猛威はあまりにも強大で、災害を防ぐには困難かもしれません。ですが、平成29年、令和元年、2度の被害を受け、そのことを生かして、ふじみ野市は埼玉県内で一番浸水被害軽減に向け取り組んでまいりました。災害の発生の折には、市民の生命、身体、財産を守る崇高な精神の下、市長以下市の職員の皆様、消防、警察関係の方々、生業の傍らまちのために活動する消防団の皆様、関係する皆様のおかげでこのまちの安心と安全は保たれております。最前線で活動する方々、皆様にも大切な家族があります。危険な現場で活動される皆様の命、とても大切です。どうか安全に留意いただき、尊いお仕事に勇往邁進ください。 こうして一つ一つ積み重ねていくことにより、被害を減らす減災に向けて確実に成果は現れております。調節池の完成までには時間がかかりますが、ふじみ野市、川越市、共に協力し、ふじみ野市元福岡地区並びに川越市寺尾地域の安寧のために頑張ってまいりましょう。頑張ろう、ふじみ野、超えていこう、川越、互いに協力し、災害の困難から乗り越えてまいりましょう。 結びになりますが、地方公営企業の基本理念である企業の経済性と公共福祉の増進を図りつつ、効果的な事業運営に努められますようお願い申し上げまして、賛成の討論とさせていただきます。 以上。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。
足立志津子議員。
◆19番(
足立志津子議員) 第21号議案・令和3年度ふじみ野市
下水道事業会計予算につきまして、日本共産党を代表し、賛成の立場で討論を行います。 全体として収益的収支、資本的収支ともに適切であり、住環境を整備し、健全な下水道インフラを維持している予算であると言えます。事業におきましては、
市街化調整区域の公共下水道化に関する事業、3地区(大井・苗間地区、駒林地区、川崎地区)の公共下水道(汚水)管渠実施設計業務委託が含まれています。
市街化調整区域の公共下水道化は、長年望まれていたものですが、6地区全部で事業が完成するまでには相当の期間を要することから、事業が完成するまでは合併浄化槽の補助金などの形で、衛生的、快適な住環境を住民に提供することを求めます。 また、浸水対策においては、中流域への対応など積極的、計画的な事業運営に努めることを求め、賛成の討論といたします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第21号議案・令和3年度ふじみ野市
下水道事業会計予算について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は原案可決です。第21号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第21号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第22号議案・
ふじみ野市立さ
ぎの森小学校校舎大
規模改造工事請負契約の締結について討論を行います。 塚越洋一議員。
◆21番(塚越洋一議員) 第22号議案・
ふじみ野市立さ
ぎの森小学校校舎大
規模改造工事請負契約の締結についての賛成討論を行います。 本契約の締結については、結果としては適切であったことを認めます。しかし、一般競争入札に参加した13者のうち、11者が6億6,525万2,000円という同じ金額を出したことから、今回もまたくじ引による落札者の決定になるという状況が生まれています。入札というよりは、実態的には抽せん会になってしまっています。13者のうち11者が同じ金額になるというのは、偶然ではなく必然だと見るべきであり、不正はなく、公正さはしっかりと確保されていますが、この結果から見る限りにおいては、適切な競争原理が働いているとは言えません。担当部門においては、大変なことであることは十分推察できますが、いま一つ工夫をすることによって、一般競争入札を行うことの本来の目的が達成できるよう、契約事務のさらなる改善をされることを求めたいと思います。 なお、学校現場であることから、工事期間に様々な制約や困難がありますが、工程管理に無理がないよう、また安全管理には万全を期すようお願いいたします。 以上の意見を付して本議案に対する賛成の討論とします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第22号議案・
ふじみ野市立さ
ぎの森小学校校舎大
規模改造工事請負契約の締結について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第22号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第22号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第23号議案・財産の取得について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第23号議案・財産の取得について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第23号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第23号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第24号議案・ふじみ野市道路線の認定について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第24号議案・ふじみ野市道路線の認定について、本案に対する市民・
都市常任委員長の報告は原案可決です。第24号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第24号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第25号議案・ふじみ野市道路線の認定について討論を行います。 塚越洋一議員。
◆21番(塚越洋一議員) 第25号議案・ふじみ野市道路線の認定について賛成討論を行います。 本路線を市道E―256号線として認定するに当たって、留意事項を若干指摘しておきます。大井総合支所から川越街道に至る幹線道路が、夕方の時間になると慢性的渋滞になっていることから、この道路が亀久保旧道に直接通れるようになると、渋滞を回避する抜け道として利用される可能性が大きいものと言えます。周辺は新しい戸建て住宅地でもあり、小さな子供も多いので、通り抜ける車による交通事故が心配されます。 また、亀久保旧道の出入口となる交差点は見通しも悪く、出会い頭の事故が心配です。シルバー人材センターからの交差点は、衝突した破片がしょっちゅう落ちています。旧道との交差点の路面標示、カーブミラーの設置、道路照明灯、住宅地につき通り抜けをご遠慮ください、子供注意などの注意看板の設置など、安全対策を徹底することを指摘して、賛成討論とします。
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小林憲人議長 他に討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第25号議案・ふじみ野市道路線の認定について、本案に対する市民・
都市常任委員長の報告は原案可決です。第25号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第25号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第26号議案・ふじみ野市道路線の認定について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第26号議案・ふじみ野市道路線の認定について、本案に対する市民・
都市常任委員長の報告は原案可決です。第26号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第26号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第29号議案・ふじみ野市土地開発公社の解散について討論を行います。 塚越洋一議員。
◆21番(塚越洋一議員) 第29号議案・ふじみ野市土地開発公社の解散について賛成討論を行います。 当ふじみ野市においては、とりわけ大きな問題を残すこともなく土地開発公社が解散できるようになったことは、本当によかったと思います。全国的には塩漬け土地の問題や地価の低下などによる土地買入れ価格と時価との大きな乖離、不要になってしまったにもかかわらず、売却も利用もできない土地を抱え込むことで、市の財政に大きな負担をかけてしまっている問題など、
土地開発公社に係る数え切れないほどの問題事例があります。 しかし、ふじみ野市においては、若干の問題は抱えていたとはいえ、この間の職員、関係者の努力によってこれらの課題を解決して、市財政にマイナス要因をほぼ持ち込むことなく解散に至ることができたことは、評価できることです。旧上福岡においては、1960年代から、旧大井町においては1970年代から、当時の地価暴騰及び国による地方債が制約される条件の下で、学校用地や道路用地などの取得になくてはならない役割を果たしてきた
土地開発公社の歴史的役割について、いま一度よかったこともよくなかったことも正確に検証し、認識することにより、今後の公共用地政策の指針とすることを願い、
土地開発公社解散に当たっての賛成討論とします。
○
小林憲人議長 他に討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第29号議案・ふじみ野市
土地開発公社の解散について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第29号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第29号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 休憩いたします。……………………………………………………………………………………………………………………… 休 憩 午前11時44分 再 開 午後 1時16分………………………………………………………………………………………………………………………
△日程第3 議案審議
△第30号議案 上福岡駅
東口駅前広場整備工事請負変更契約の締結について
○
小林憲人議長 再開いたします。 日程第3、市長から議案が追加提出されました。 第30号議案・上福岡駅
東口駅前広場整備工事請負変更契約の締結についてを議題といたします。 提出議案の説明を求めます。 高畑市長。 〔高畑博市長登壇〕
◎高畑博市長 それでは、追加議案の提案理由を申し上げます。 第30号議案・上福岡駅
東口駅前広場整備工事請負変更契約の締結について、提案理由を申し上げます。本案は、上福岡駅東口駅前広場整備工事の請負変更契約を締結したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提案するものでございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○
小林憲人議長 第30号議案について質疑を受けます。 塚越洋一議員。
◆21番(塚越洋一議員) 補正予算のとき若干の説明がありましたが、契約変更でございますので、その積算の根拠となる質問を若干させていただきます。 まず、工種ごとの変更額のうち、これで言うと工場製作工のうち県土木工事共通仕様書及びふじみ野市建設工事請負契約約款に基づく設計図書を照査した結果、鋼材数量の増に伴う変更というのですが、これはどういう経緯でこういう変更に途中からなったのか。つまり、当初のときは県の仕様書と市の約款、現在と違っていたのかどうなのか、どうしてこういう変更が出たのか、もうちょっと分かりやすく経緯をご説明いただきたいと思います。
○
小林憲人議長 櫻井都市政策部長。
◎櫻井進一都市政策部長 こちらの埼玉県土木工事共通仕様書、この仕様書の中で、あとふじみ野市の工事請負契約約款の中で、設計図書の照査した場合に変更が生じる場合は、変更しなければならないという文言がございまして、その中で後半のほうに書いてあるのですが、鋼材数量の増、こちらの約3,500個、大小多数、様々な部材で構成されておるものでございまして、それを照査、細かくチェックしたところ、材料漏れがございましたので、その部分の設計変更となるものでございます。
○
小林憲人議長 塚越洋一議員。
◆21番(塚越洋一議員) 橋梁の工事で、そんなに工種は多くないはずなのです。材料もかなり限定されている工事ではないかと思うのです。建築と違いまして、工作物の工事ですので。それで、共通仕様書と約款に基づく設計図書を照査するわけですけれども、最初の段階で照査というのは、委託を受けた設計会社が普通精密に照査をするのではないかと思うのですけれども、そこのところができなかったということで解してよろしいですか。
○
小林憲人議長 櫻井都市政策部長。
◎櫻井進一都市政策部長 今回の横断歩道橋の構造なのですが、横断歩道橋の部分は土木構造物で、屋根部分は建築構造物という中で、図面においても110枚程度、数量計算書でも約260ページから成るものでございました。そのため、コンサルタント等に発注しておりましたが、数量の拾い漏れがあったということでございます。
○
小林憲人議長 塚越洋一議員。
◆21番(塚越洋一議員) 設計ですから、拾い漏れがないほうがよろしいわけですので、今後に生かしていただきたいというふうに思います。 それから、もう一つは駅舎との接続部に設置するエキスパンションジョイントの形状変更ですけれども、これは当初設計の段階と、東武鉄道側に何か方針の変更があったのですか。
○
小林憲人議長 櫻井都市政策部長。
◎櫻井進一都市政策部長 こちらは、最初打合せでは東武鉄道側、駅舎のほうの最大限開けられる入り口の大きさでエキスパンションジョイントの設計をさせていただいております。それを東武鉄道の駅舎との最後のほうの打合せに伴いまして、立体横断施設の建築限界高2.5メートルにしてくださいということを言われたものですから、それに合わせて変更したものでございます。
○
小林憲人議長 塚越洋一議員。
◆21番(塚越洋一議員) そうすると、東武鉄道の側から変更の原因をお話があったということで解してよろしいでしょうか。
○
小林憲人議長 櫻井都市政策部長。
◎櫻井進一都市政策部長 そのとおりでございます。
○
小林憲人議長 塚越洋一議員。
◆21番(塚越洋一議員) ありがとうございました。 ぜひ事前に関係方面との打合せについては、委託設計者を含めて念入りにお願いをしておきたいというふうに思います。できるだけ契約変更はないほうがいいわけですので、やむを得ない事情の変更があった場合は、契約変更があるのですけれども、当初からきちっと精査していれば、契約変更しなくてもいい場合もありますので、その辺は今回の教訓を生かしていただきたいというふうに思います。 それから、下の歩道のところの切削オーバーレイ工法から舗装版破砕工法へ変更ということなのですが、より丁寧な舗装になるということではないかと思うのですが、この辺は市としての判断でこうされたのですか。
○
小林憲人議長 櫻井都市政策部長。
◎櫻井進一都市政策部長 当初は切削オーバーレイ工法、こちらの切削機というものがかなり大型なものでございまして、音とほこりがある程度出て、夜間工事ということもありまして、小さくできるものがいいのではないかということで、受注者と協議させた上、変更させていただいたものでございます。それと、どうしてもロータリーということで、小回りが利いたほうがいいという、そういう理由もございました。 以上でございます。
○
小林憲人議長 塚越洋一議員。
◆21番(塚越洋一議員) 私もあの現場だと、切削オーバーレイというのは、県道みたいに直線的形状でだーっとできるところはいいのですけれども、駅前みたいに屈折したり曲がっていたりするところは、どちらかというとなじまない工法ではないかというふうに思うのです。そういう点では、やはり当初からよく研究しておいたほうがよろしいのではなかったかというふうに思います。 それから、工事をやっていく上で、七夕まつり用コンセントを設置するのに分電盤等の変更ということは、具体的に進んでいくと、こうしておけばよかったとかというふうなのが出てくるので、こういうのは変更であってもいいと思うのですけれども、ぜひ数量変更等については、今後よく仕様書と照査をするようにお願いをしておきたいと思います。 それで、今回の変更金額が4,633万7,500円ということですが、これは直接工事費と諸経費との関係なのですが、その辺ざっとどんな関係になりますでしょうか。いわゆる直接工事費概算で、諸経費何%とやったほうへまで影響する変更設計なのかどうか、数字を分かりやすく説明してください。
○
小林憲人議長 塚越議員、細かい数字になっていくと思うのです、いろいろ出していくと。それは、多分ざっくりで四千幾らという話になっていると思うのですけれども、それでも細かく出してほしいのか、それともこれでざっくり出ていると思うのですが、それ以上に答えが欲しいという形になると、最初から言っておいていただけたらなと思うのですが、それでも聞きたいということですか。 塚越洋一議員。
◆21番(塚越洋一議員) かなり多岐にわたる変更になっていますので、いわゆる直接工事費のところだけに影響する変更にとどまっているのか、それともその他の諸経費全体に係る形の変更になっているかということだけでもお答えしておいていただきたいと思います。
○
小林憲人議長 櫻井都市政策部長。
◎櫻井進一都市政策部長 割合のほうは今すぐは出ないのですが、基本的に設計変更というのは、数量が変わったもので直工費等が変わってきます。それに基づいて経費というのが、比率等、あとそれに伴う運搬費とかというものを足されたものが、本工事費ということになります。それで、その後に今回の契約は変更になりますので、請負比率というのを掛けさせていただいて、最初に入札いただいた金額との同比率で契約ということになります。 以上でございます。
○
小林憲人議長 他に質疑はありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております第30号議案については、会期を定めた後に提出された議案です。よって、ふじみ野市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 異議なしと認め、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 第30号議案について討論を行います。 床井紀範議員。
◆11番(床井紀範議員) 第30号議案・上福岡駅
東口駅前広場整備工事請負変更契約の締結について、賛成の立場で意見を付して討論を行います。 本工事につきましては、今質疑がございましたとおり、コンサルタントにお願いをして設計をしていただいたということで、数量の拾い漏れが若干あったということで質疑ございましたけれども、なかなかこういった橋梁工事についての工事というのが、設計者も非常に限定的で少ないと思うのです。それで、市のほうでもそういったものを積み上げていく、積算していくというのがなかなか難しいとは思うのですが、こういったものについては細かくチェックするような体制を、さらにつくっていっていただきたいと思っています。 車道の舗装工事につきましては、切削オーバーレイ工法から舗装版破砕工法に変えたと。音が静かになって、大型の機器を使わず、切削オーバーレイ工法については先ほども質疑ございましたけれども、県道などの直線的な道路でよくやる手法なのです。確かにこういった駅前で、曲がっていて屈曲しているようなところでは望ましくないということで、変更があったということで理解をさせていただきました。 その他、ジョイントの工事になりますけれども、東武鉄道のほうから要請があったということなので、これも事前に念入りな打合せを、さらに今後こういった工事をやる場合は重ねていただけたらと思います。 以上、意見を述べて討論を終わります。
○
小林憲人議長 他に討論はありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 第30号議案・上福岡駅
東口駅前広場整備工事請負変更契約の締結について、原案に賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、第30号議案は原案のとおり可決されました。 休憩いたします。……………………………………………………………………………………………………………………… 休 憩 午後1時29分 再 開 午後1時30分………………………………………………………………………………………………………………………
△日程第4
議員提出議案審議
△議第1号議案 別居・離婚後の親子交流の促進と子の養育に関する法改正及び共同親権規定の整備を求める意見書
△議第2号議案 離婚後の共同親権制度を確立するため、必要な手立てを講じることを求める意見書
△議第3号議案 75歳以上の
医療費窓口負担2割の中止を求める意見書
△議第4号議案 生活保護申請における扶養照会の見直しを求める意見書
△議第5号議案 日本学術会議任命問題に関する意見書
○
小林憲人議長 再開いたします。 日程第4、議員から議案が提出されました。 事務局、議案の朗読を願います。
◎大髙修一事務局次長 議第1号議案・別居・離婚後の親子交流の促進と子の養育に関する法改正及び共同親権規定の整備を求める意見書 別居・離婚後の親子交流の促進と子の養育に関する法改正及び共同親権規定の整備を求める意見書を、ふじみ野市議会会歳規則第14条第1項の規定により提出します。 令和3年3月12日 提出者 ふじみ野市議会議員 民 部 佳 代 賛成者 ふじみ野市議会議員 小 高 時 男 塚 越 洋 一 伊 藤 美枝子 鈴 木 啓太郎 ふじみ野市議会 議 長 小 林 憲 人 様 議第2号議案・離婚後の共同親権制度を確立するため、必要な手立てを講じることを求める意見書 離婚後の共同親権制度を確立するため、必要な手立てを講じることを求める意見書を、ふじみ野市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。 令和3年3月12日 提出者 ふじみ野市議会議員 床 井 紀 範 賛成者 ふじみ野市議会議員 新 井 光 男 伊 藤 初 美 足 立 志津子 塚 越 洋 一 ふじみ野市議会 議 長 小 林 憲 人 様 議第3号議案・75歳以上の
医療費窓口負担2割の中止を求める意見書 75歳以上の
医療費窓口負担2割の中止を求める意見書を、ふじみ野市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。 令和3年3月12日 提出者 ふじみ野市議会議員 新 井 光 男 賛成者 ふじみ野市議会議員 伊 藤 初 美 足 立 志津子 床 井 紀 範 塚 越 洋 一 ふじみ野市議会 議 長 小 林 憲 人 様 議第4号議案・生活保護申請における扶養照会の見直しを求める意見書 生活保護申請における扶養照会の見直しを求める意見書を、ふじみ野市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。 令和3年3月12日 提出者 ふじみ野市議会議員 足 立 志津子 賛成者 ふじみ野市議会議員 伊 藤 初 美 新 井 光 男 床 井 紀 範 塚 越 洋 一 ふじみ野市議会 議 長 小 林 憲 人 様 議第5号議案・日本学術会議任命問題に関する意見書 日本学術会議任命問題に関する意見書を、ふじみ野市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。 令和3年3月12日 提出者 ふじみ野市議会議員 塚 越 洋 一 賛成者 ふじみ野市議会議員 伊 藤 初 美 足 立 志津子 床 井 紀 範 新 井 光 男 ふじみ野市議会 議 長 小 林 憲 人 様 以上です。
○
小林憲人議長 初めに、議第1号議案・別居・離婚後の親子交流の促進と子の養育に関する法改正及び共同親権規定の整備を求める意見書を議題といたします。 議第1号議案の説明を求めます。 民部佳代議員。 〔6番民部佳代議員登壇〕
◆6番(民部佳代議員) 議第1号議案・別居・離婚後の親子交流の促進と子の養育に関する法改正及び共同親権規定の整備を求める意見書を、ふじみ野市議会会議規則第14条第1項の規定により提出をいたします。 提案理由については、案文の朗読をもって代えさせていただきます。 2013年、我が国は、ハーグ条約(国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約)に批准しました。当該国際条約への批准によって、国際結婚が破綻した夫婦どちらかの一方が子どもを連れ去る事案に対し、解決を見出す端緒となりました。 他方、国内における日本人同士の結婚が破綻し、夫婦どちらか一方が子どもを連れ去った場合、刑法第224条の未成年者略取罪の構成要件に該当する可能性のあるものの、連れ去った側に有利な結果になることが少なくありません。無論、有責配偶者にあっては、特に夫または妻等からの家庭内暴力(DV)等、子の生命・身体に危険がある場合については、一刻を争う事態であり、緊急避難措置(違法性阻却)として、一時的な子どもとの避難を認めるべきであり、何より優先すべきは子どもの最善の利益です。 しかし、家庭内暴力(DV)等の有責事由がなく、一方的に子どもを連れ去られた側からすると、生きる希望すら失う事態であり、うつ病や自殺に至るケースも存在します。また、調停や協議離婚で、民法第766条で定める面会及びその他の交流を取り決めても、音信不通となり、一方的に約束を破棄し、実質的な連れ去りに発展するケースも少なくありません。 2020年には、欧州議会の請願委員会から、国連の児童の権利条約と整合するように、共同親権を規定する法改正を実施せよとの決議がなされています。 こういったことに鑑みると、子どもの福祉のために、別居・離婚後の親子交流を円滑に進める方策や共同養育の誠実な実行、共同親権の法整備を早急に進めるべきであり、とりわけ、共同親権の対応がなされていないことは国際的な非難を受ける事柄であるうえ、立法の不作為といえます。 よって、政府においては、下記のことを実施するように強く要望します。 記 一 別居・離婚後の親子交流を円滑に進める法改正 一 共同養育義務違反者への法的対応強化 一 共同親権規定の法整備 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 ふじみ野市議会。提出先、内閣総理大臣、法務大臣、厚生労働大臣。 以上、よろしくご審議をお願いいたします。
○
小林憲人議長 議第1号議案について質疑を受けます。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第1号議案については、会期を定めた後に提出された議案です。よって、ふじみ野市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 異議なしと認め、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 議第1号議案について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 議第1号議案・別居・離婚後の親子交流の促進と子の養育に関する法改正及び共同親権規定の整備を求める意見書について、原案に賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
小林憲人議長 起立総員であります。 よって、議第1号議案は原案のとおり可決されました。 休憩いたします。……………………………………………………………………………………………………………………… 休 憩 午後1時38分 再 開 午後1時38分………………………………………………………………………………………………………………………
○
小林憲人議長 再開いたします。 次に、議第2号議案・離婚後の共同親権制度を確立するため、必要な手立てを講じることを求める意見書を議題といたします。 議第2号議案の説明を求めます。 床井紀範議員。 〔11番床井紀範議員登壇〕
◆11番(床井紀範議員) 議第2号議案・離婚後の共同親権制度を確立するため、必要な手立てを講じることを求める意見書、案文を読み上げたいと思います。 離婚後の共同親権制度を確立するため、必要な手立てを講じることを 求める意見書 国内では、子が未成年の場合、婚姻中は父母が共同して親権を行使します。離婚を前提に、離婚後に親権を獲得するために、父母は互いの監護能力の優劣を争い、子との同居を確保し、別居親に会わせない、強制的に子を連れ去るといった事態が生じています。離婚成立前に、片方の親の監護権を全面的に剥奪し、その親権行使を事実上不可能にすることは、問題があると言わざるを得ません。 離婚後においても、父母双方が子育てに適切に関わることが子の利益の観点から重要であるとされていますが、現状では面会交流の実施状況や養育費の支払状況は低調です。令和2年3月以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、子への感染を恐れての面会拒否や、家庭裁判所の調停期日取消で面会交流ができなかったり、回数が減ったりしたケースがマスコミでも報じられています。 平成23年の民法改正の際、衆参両院の法務委員会では、離婚後の共同親権・共同監護の可能性など、多様な家族像を見据えた制度全般にわたる検討をする旨の附帯決議が付されました。そうした中で、超党派の議員連盟においては、共同親権等に対する提言が出されています。 平成31年2月、国連の児童の権利委員会は、第4回・第5回政府報告に関する総括所見において、必要な措置を講じるように政府に勧告しました。 よって、政府においては、下記の事項を実行するよう強く求めます。 記 一 共同親権制度を実現するために、必要な法改正を行い、家庭裁判所の人員や予算を拡充し、必要な体制整備を進めること。 一 DVや児童虐待があった場合には、共同親権を認めない等のガイドラインを作成し、公的機関の認定などの手続き保障を進めること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 令和3年3月18日。 埼玉県ふじみ野市議会。提出先、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、法務大臣。 以上です。どうぞよろしくお願いいたします。
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小林憲人議長 議第2号議案について質疑を受けます。 〔「なし」という声あり〕
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小林憲人議長 質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第2号議案については、会期を定めた後に提出された議案です。よって、ふじみ野市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
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小林憲人議長 異議なしと認め、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 議第2号議案について討論を行います。 民部佳代議員。
◆6番(民部佳代議員) 議第2号議案・離婚後の共同親権制度を確立するため、必要な手立てを講じることを求める意見書について、反対の立場で討論をいたします。 本意見書の内容は、先ほど全会一致で可決した意見書と同じ趣旨のものです。さきの意見書とは、家庭裁判所の拡充について明文化されていないなど、細かい内容についての違いはありますが、何より議会全体で合意の取れる最大公約数をまとめたもので、全会一致で議決され、議会の総意として関係機関に提出をされるものです。ご理解いただいた議員各位には、改めて感謝をいたします。 一方で、もし万が一にも本議案が可決されれば、同じ趣旨の意見書が関係機関に同時に提出されることとなり、これではふじみ野市議会の良識が問われてしまいます。それを承知の上で、さきの議案にも同じ会派から賛成しているにもかかわらず、重ねて同趣旨の意見書を提出するのは、単なるパフォーマンスとの疑念がぬぐえません。 よって、本意見書の採択には反対をいたします。
○
小林憲人議長 他に討論ありませんか。 塚越洋一議員。
◆21番(塚越洋一議員) 議第2号議案・離婚後の共同親権制度を確立するため、必要な手立てを講じることを求める意見書に対する賛成討論を行います。 日本共産党は、議第1号議案に賛成し、全会一致で可決されましたが、法律の改正など法的整備だけでは不十分であり、家庭裁判所の予算と人員の拡充、施設の全面的整備が同時に行われる必要があること、及びDVがある場合における共同親権を認めない等のガイドラインの具体化が絶対的に必要であることから、この提案を当初どおりに行ったものであります。できることならば、法的整備とともに、環境条件整備を一本化して意見書にしたほうが望ましいのですが、案文の調整ができなかったため、独自の提案となったものです。ぜひご理解をいただきたいと思います。 現在の家庭裁判所の体制は、あまりにも貧弱で、裁判官、調停員、専門相談員、書記官などの職員体制を抜本的に充実しなければ、法整備だけでは現場が需要に対応し切れないことは明らかです。施設も極めて不十分であり、関係者の区分もできず、相談室や待合室も対応できる状況になっていません。 また、増え続ける外国人関係や出入国に関連するケースなどへの対応についても、関係する環境整備が急がれています。DVや虐待が絡むケースにおいては、司法だけではなく、児童相談所や市町村など行政側との連携した対応も必要となり、縦割り組織を超えたガイドラインが求められます。 以上のことから、ぜひこの意見書案についても議員各位のご賛同をお願いしたいと思います。
○
小林憲人議長 他に討論ありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は20人です。 議第2号議案・離婚後の共同親権制度を確立するため、必要な手立てを講じることを求める意見書について、原案に賛成の方は起立願います。 〔起立少数〕
○
小林憲人議長 起立少数であります。 よって、議第2号議案は否決されました。 休憩いたします。……………………………………………………………………………………………………………………… 休 憩 午後1時46分 再 開 午後1時47分………………………………………………………………………………………………………………………
○
小林憲人議長 再開いたします。 次に、議第3号議案・75歳以上の
医療費窓口負担2割の中止を求める意見書を議題といたします。 議第3号議案の説明を求めます。 新井光男議員。 〔10番新井光男議員登壇〕
◆10番(新井光男議員) それでは、議第3号議案・75歳以上の
医療費窓口負担2割の中止を求める意見書、案文を朗読して提案といたします。 政府は、2020年12月15日の閣議で75歳以上の
医療費窓口負担について、課税所得が28万円以上かつ年収200万円以上(単身世帯の場合)の約370万人を1割から2割に引き上げることを決めました。 今回の政府方針について75歳以上の後期高齢者のうち、一定の所得がある人を対象に医療費の窓口負担を1割から2割に引き上げることに反対の世論が広がっています。 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、受診控えによる疾病・心身の状態悪化も多数報告されています。新型コロナウイルス感染者で重症化する割合が高いのが高齢者であり、さらに、高齢者ほど高血圧、糖尿病などの基礎疾患を抱えています。窓口負担の引き上げは高齢者の早期治療の機会を妨げることになります。 年収に対する窓口負担割合でみると、75歳以上は40~50代の2~6倍近い負担をしているのが実態です。75歳以上は収入が少ないのに、年齢が進むにつれて複数の診療科や医療機関を受診せざるを得ず回数も増えるためです。 75歳以上の医療費窓口2割負担について、日本医師会などから「さらなる受診控えを生じさせかねない政策をとり、高齢者に追い打ちをかけるべきでない」との批判が出ています。 新型コロナウイルスから高齢者をはじめ国民の命と健康を守る体制の強化がなによりも急がれる時に、それに逆行する窓口負担増はやめるべきです。 よって、政府においては75歳以上の医療費窓口2割負担の中止を求めるものです。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 令和3年3月18日。 埼玉県ふじみ野市議会。提出先、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣です。 よろしくお願いします。
○
小林憲人議長 議第3号議案について質疑を受けます。 〔「なし」という声あり〕
○
小林憲人議長 質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第3号議案については、会期を定めた後に提出された議案です。よって、ふじみ野市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕