平成24年 第4回
定例会 △
議事日程(9月5日) 開 議 日程第 1 議案第70号 日高市
教育委員会委員の任命について 日程第 2 議案第46号 平成23年度日高市
一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第 3 議案第47号 平成23年度日高市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につい て 日程第 4 議案第48号 平成23年度日高市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につ いて 日程第 5 議案第49号 平成23年度日高市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第 6 議案第50号 平成23年度日高市
高麗川駅
西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出 決算の認定について 日程第 7 議案第51号 平成23年度日高市
武蔵高萩駅
北土地区画整理事業特別会計歳入歳出 決算の認定について 日程第 8 議案第52号 平成23年度日高市
水道事業決算の認定について 日程第 9 議案第53号 平成23年度日高市
下水道事業決算の認定について 日程第10 議案第54号 平成24年度日高市
一般会計補正予算(第4号) 日程第11 議案第55号 平成24年度日高市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第12 議案第56号 平成24年度日高市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第13 議案第57号 平成24年度日高市
介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第14 議案第58号 平成24年度日高市
高麗川駅
西口土地区画整理事業特別会計補正予算 (第1号) 日程第15 議案第59号 平成24年度日高市
武蔵高萩駅
北土地区画整理事業特別会計補正予算 (第1号) 日程第16 議案第60号 日高市
消防団条例 日程第17 議案第61号 日高市
消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例 日程第18 議案第62号 日高市
消防賞じゅつ金及び
殉職者特別賞じゅつ金条例 日程第19 議案第63号 日高市
暴力団排除条例 日程第20 議案第64号 日高市
防災会議条例等の一部を改正する条例 日程第21 議案第65号 日高市
災害対策本部条例の一部を改正する条例 日程第22 議案第66号
川越都市計画事業高麗川駅
西口土地区画整理事業施行に関する
条例及 び川越都市計画事業武蔵高萩駅
北土地区画整理事業施行に関する条例 の一部を改正する条例 日程第23 議案第67号 日高市
土地開発公社を解散することについて 日程第24 議案第68号 市道の路線の認定について 日程第25 議案第69号 平成23年度日高市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について …………………………………………………………………………………………… △
出席議員(18名) 1番 猪 俣 利 雄 2番 伊 藤 勉 3番 清 水 孝 晏 4番 鈴 木 健 夫 5番 池 田 和 子 6番 永 沼 大 芳 7番 横 山 秀 男 8番 平 井
久美子 9番 稲 浦 巖 10番 大 澤 博 行 11番 山 田 一 繁 12番 石 井 幸 良 13番 大川戸 岩 夫 14番 森 崎 成 喜 15番 橋 本 利 弘 16番 吉 本 新 司 17番 齋 藤 忠 芳 18番 安 藤 重 男 …………………………………………………………………………………………… △
欠席議員(な し) …………………………………………………………………………………………… △職務のため議場に出席した
議会事務局職員の
職氏名 事務局長 梶 川 宏 昌 次 長 福 田 進 主 査 白 鳥 大 輔 主 任 市 川 礼 子 …………………………………………………………………………………………… △
地方自治法第121条の規定により出席した者の
職氏名 市 長
谷ケ﨑 照 雄 副 市 長 桑 原 栄
総務部長 岡 村 良 夫
企画財政 小 峰 高 夫
市民生活 金 子 昭
健康福祉 佐久間 登 部 長 部 長 部 長
都市整備 田 嶋 雅 昭
上・下水道 野 村 泰 平 会 計 椎 橋 政 司 部 長 部 長 管 理 者 教 育 長 早 川 康 弘
学校教育 中 村 一 夫 生涯学習 飯 田 昇 部 長 部 長 農 業 橋 本 康 正
選挙管理 新 井 義 雄
監査委員 関 口 基 男 委 員 会 委 員 会
事務局長 事務局長 監査委員 石 井 幸 良
監査委員 新 井 義 雄
事務局長 ……………………………………………………………………………………………
△開議の宣告(午前10時00分)
○議長(
平井久美子議員) ただいまの
出席議員は全員であります。これより本日の会議を開きます。 なお、本日の
議事日程についてはお手元に配付してありますが、これによって議事を進行させていただきます。 ……………………………………………………………………………………………
△日程第1 議案第70号 日高市
教育委員会委員の任命について
○議長(
平井久美子議員) 日程第1、議案第70号 日高市
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありましたので、発言を許します。 2番、
伊藤勉議員。
◆2番(
伊藤勉議員) 通告に従って質疑をいたします。 議案第70号の日高市
教育委員会委員の任命についてです。人事の
提案理由については、どの法律の第何条の規定から提案するのかという提案をすることについての理由と、その法律に照らしてなぜこの方を選出するのかという選出の理由が必要です。
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条によれば、「委員は、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有するもののうちから、議会の同意を得て任命する」とされています。また、「委員の年齢、性別、
職業等に著しい偏りが生じないように配慮するとともに、委員のうちに
保護者である者が含まれるようにしなければならない」とされています。先日配付された
教育委員会からの報告によれば、この年度当初までは
保護者の数が2名ということでしたが、この点について、この法律に照らした島村氏の選出の理由について伺います。
○議長(
平井久美子議員)
谷ケ﨑市長。
◎市長(
谷ケ﨑) ご質疑に
お答えをいたします。
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の「人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有するもの」という条件に島村氏は合致をしており、
教育委員会委員としてふさわしい方であると考えております。島村氏は、
高萩小学校PTA役員、
高萩北小学校学校医として
学校教育の現場に携わっており、学校の現状と課題について把握されていると考えます。また、ほかにも4カ所の幼稚園、保育園の園医を初め、
臨床医や
看護師の
教育等にも携わり、
学校教育のみならず、生涯教育の側面についての知見も持たれております。さらに、島村氏は、
教育委員を引き受けさせていただく場合には、自身が生まれ育った
地元日高市への恩返しの意味も込めて、報酬を辞退して委員として
教育課題に取り組みたいという極めて強い情熱をお持ちですので、
教育行政のかじ取りを託すにふさわしい方であると考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
平井久美子議員) 2番、
伊藤勉議員。
◆2番(
伊藤勉議員) 先ほど言ったのですけれども、
保護者の条件、それから
女性委員の条件についてはどうなりますか、お伺いします。
○議長(
平井久美子議員)
谷ケ﨑市長。
◎市長(
谷ケ﨑) ご質疑に
お答えをいたします。
保護者としての要件を満たしております。中学生のお子さんをお持ちでございます。
○議長(
平井久美子議員) 2番、
伊藤勉議員。
◆2番(
伊藤勉議員) 済みません、何度も。女性は1名のままということですよね。確認ですけれども、質疑、済みません。お願いします。
○議長(
平井久美子議員)
谷ケ﨑市長。
◎市長(
谷ケ﨑) ご質疑に
お答えをいたします。 失礼いたしました。女性は1名のままでございます。
○議長(
平井久美子議員) 以上で通告のありました質疑は終わりました。 ほかに質疑はございませんか。 (な し)
○議長(
平井久美子議員) 質疑を終わります。 よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第70号については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (異議なし)
○議長(
平井久美子議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第70号については、
委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 議案第70号に対し、反対の方願います。 (な し)
○議長(
平井久美子議員) 討論なしと認めます。 よって、討論を終結いたします。 これより議案第70号 日高市
教育委員会委員の任命についてを採決いたします。 本案は、これに同意することにご異議ありませんか。 (異議なし)
○議長(
平井久美子議員) ご異議なしと認めます。 よって、本案はこれに同意することに決しました。 ……………………………………………………………………………………………
△日程第2 議案第46号 平成23年度日高市
一般会計歳入歳出決算の認定について
△日程第3 議案第47号 平成23年度日高市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
△日程第4 議案第48号 平成23年度日高市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
△日程第5 議案第49号 平成23年度日高市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
△日程第6 議案第50号 平成23年度日高市
高麗川駅
西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について
△日程第7 議案第51号 平成23年度日高市
武蔵高萩駅
北土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について
△日程第8 議案第52号 平成23年度日高市
水道事業決算の認定について
△日程第9 議案第53号 平成23年度日高市
下水道事業決算の認定について
○議長(
平井久美子議員) 日程第2、議案第46号 平成23年度日高市
一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第3、議案第47号 平成23年度日高市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第4、議案第48号 平成23年度日高市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第5、議案第49号 平成23年度日高市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第6、議案第50号 平成23年度日高市
高麗川駅
西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第7、議案第51号 平成23年度日高市
武蔵高萩駅
北土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第8、議案第52号 平成23年度日高市
水道事業決算の認定について、日程第9、議案第53号 平成23年度日高市
下水道事業決算の認定についてを
一括議題といたします。 これより質疑に入ります。 初めに、
監査委員の
決算審査報告について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第46号について質疑の通告がありましたので、発言を許します。 7番、
横山秀男議員。
◆7番(
横山秀男議員) 通告に従いまして、議案第46号の質疑をさせていただきます。 まず第1、
歳入についてから質疑をいたします。 (1)、平成23年度の市税のいずれの項、
市民税、
固定資産税、
軽自動車税、
市たばこ税、
入湯税、
都市計画税のこのいずれの
調定額が予算現額を上回っている理由は何でしょうか。 (2)、その一方で平成23年度で、市税の
収入未済額ですが、6億4,676万円あり、これは前年比で金額で1%、件数で22%上昇しております。この理由は何でしょうか。 それから、第3番目、(3)、市税
収入未済額が約6億4,700万円ありますけれども、これの
財政運営への影響はないでしょうか。 それから、第4番目、(4)、
地方交付税が当初予算11億3,900万円でしたが、1億6,000万円の
増額補正をした上で、さらに14億400万円と増額になった理由は何でしょうか。 それから、第5番目、(5)、
臨時財政対策債が補正で3,600万円ぐらい減額になっておりますが、それに見合う内容というものは何でしょうか。 それから、(6)、第6番目、
臨時財政対策債というものがありまして、これは平成13年以来、日高市では5億円から10億円の範囲で発行してきました。今これが積み上がっているはずですが、この現在高と平成23
年度分の
償還額はどのくらいでしょうか。 それから、2番目、歳出について、
不用額というものがあります。この
不用額が平成23年度で約7億円発生しておりまして、前年度についても約そのくらい発生しております。この
発生理由は何でしょうか。その
発生理由についてはいろいろ理由があると思うのですが、その理由の内訳についてご答弁ください。 以上です。
○議長(
平井久美子議員)
小峰企画財政部長。
◎
企画財政部長(小峰) 質疑に
お答えいたします。 初めに、1、
調定額が予算現額を上回っている理由についてですが、平成23年度当初予算に計上しました現
年度分調定見込額のうち上回った税目は、
市たばこ税8,073万8,024円、
法人市民税3,355万5,100円、
個人市民税701万6,021円、
入湯税401万4,400円、
軽自動車税72万4,300円、
国有資産等所在市町村交付金66万100円です。
基幹税目の
固定資産税、
都市計画税につきましては
調定見込額を下回っておりますが、予算現額につきましては
調定見込額に
収納率を乗じた額で計上しておりますので、通常は
調定額が予算現額を上回ることとなります。 次に、2、
収入未済額がふえている理由ですが、毎年度、現
年課税分の
収入未済額が
滞納繰り越し分に累積されますので、年々、
収入未済額が増加となっております。また、景気の低迷や所得の
低下等も要因であると考えております。 3、次に、市税
収入未済額約6億4,700万円の
財政運営への影響についてですが、決算の上では
市税収入額が
予算額を超えており、23年度の
財政運営上は財源が不足するような状況ではございません。しかしながら、市税の
未収金につきましては、
歳入確保のほか、負担の
公平性の観点から
徴収対策により
収入未済額の縮減に努めてまいります。 4の、次に
地方交付税が
増額補正した上で、さらに
調定額が増額となった理由についてですが、
特別交付税が
予算額より多く収入されたためでございます。これは、
外国人住民が新たに
住民基本台帳法の
適用対象となったことに伴う
住民基本台帳システム改修費用や
社会的弱者の
自立支援経費等が新たに
特別交付税の
対象経費となったこと等によるものです。
補正予算額につきましては、補正第1号、8月25日招集の議会ですが、その折、
提案説明いたしましたとおり、
普通交付税額の決定に伴うものでして、
特別交付税につきましては、最終的な
交付額の決定が3月下旬であることから、
補正予算として計上することが困難であるため、
予算額との差が生じているものでございます。 次に5、
臨時財政対策債の減額に見合う内容についてですが、先ほどの補正1号の
提案説明と同様に
普通交付税の増額でございます。
臨時財政対策債は
普通交付税の代替となる財源で、
普通交付税がふえれば
臨時財政対策債は減り、
普通交付税が減れば
臨時財政対策債はふえるものでございます。 次に6、
臨時財政対策債の現在高及びその償還についてですが、平成23年度末現在では、平成24年度当初予算の
地方債調書でお示ししてはありますが、65億4,475万1,000円でございます。また、平成23年度の
償還額は、元金と利子の合計で3億711万1,000円となっております。これらの元金と利子の
償還金相当額につきましては、その全額が後年度、
地方交付税の
基準財政需要額に算入され、
財政運営に支障が生じることのないように措置されているものということであります。 次に、歳出についてでございます。 1、
不用額発生の理由につきましては、1点目として、当初予定した金額を下回る金額での契約ができたことによる
不用額、2点目として、予算計上した回数、
対象者数または単価が実際の執行において減少したことにより生じた
不用額、3点目として、そのほか
人件費の残額、
予備費等がございます。内訳につきましては、個々の
理由ごとに算出してございませんが、主な
不用額といたしましては、
国民健康保険特別会計繰り出し事務において
医療費の減少により
見込みよりも
繰出金が下回ったため1億3,720万3,000円、
高麗川中学校校舎改修事業、
繰越明許費分でございますが、入札により
工事費等が減少し、7,116万6,000円、そのほか
一般廃棄物収集運搬処理事業において
見込みよりも
可燃ごみ収集運搬処理委託料が下回ったため、4,932万5,000円がございます。いずれにいたしましても、それぞれ歳出の削減に努めた結果によるものでございます。
○議長(
平井久美子議員) 7番、
横山秀男議員。
◆7番(
横山秀男議員) それでは、順次再質疑をさせていただきます。 1、
歳入についての(1)ですが、予算現額には
調定見込額に
収納率、これは
徴収率と同じ意味だと思うのですが、掛けて計上するということはわかりますけれども、その場合の
調定見込額には幾つかの要素があると思うのです。
過年度分を含む現
年度分と
滞納繰り越し分のそれぞれについては、その
掛け率はどのくらいでしょうか。 また、ご答弁の中にあった
固定資産税と
都市計画税がこの2税について下回った理由は何でしょうか、その理由を伺います。 それから、
歳入についての(2)、
滞納繰り越し分というのは累積されていくというご答弁でしたけれども、そうすると
徴収率を上げない限り
累積増というのはずっと積み上がっていくということになりますか。そういうことになると
歳入の足を引っ張る重大な要因になると思うのですけれども、
徴収率についての
データは、私調べたのですけれども、ないのですね。これについて、先ほどの現
年度分と
過年度分と
滞納繰り越し分のこの3つに対する
徴収率の
アップをしなければならないと思うのですけれども、その仕事、いわば
収税成果としてのそういう各段階の
収納率というか、
徴収率ですね、そういう
データを明らかにして
増収アップにつなげなければいけないと思うのですけれども、いかがでしょうか。 それから、
歳入についての(3)番目、
市税未収額が約6億4,700万円、これは現金にしたら大変な額でありまして、本来だったら本当に最も市民の浄財としてすぐ使えるものなのですけれども、しかし、これだけの
未済額がつり上がっている。答弁でおっしゃるとおり、
税負担の
公平性というのはもちろんですけれども、そして安全だというふうにおっしゃっていますけれども、
黒字決算といっても、貯金を取り崩したり
臨時財政対策債を10億円も発行してつじつまを合わせているわけですから、そういった
財政安定性の面からいったらどうなのかということについて伺います。 それから、
歳入についての第4番目、
地方交付税の増額なのですけれども、
地方交付税というのは、ご承知のとおり
基準財政需要額と
基準財政収入額の差額で、そこで反映できなかった分を政府が交付するということなのですけれども、その中には
特別交付税というものも含まれております。理屈から言うと6%までいいということらしいのですけれども、しかし、ほかの自治体なんか見てみると6%どころか
特別交付税が非常に高額になっています。日高市については、私が調べた限り、
特別交付税の
データは、一生懸命探したのですけれども、どうもどこからも出てこない。これが増額の理由になったというふうにご答弁の中にあるのですけれども、
特別交付税については毎年度毎年度交付されるものであるわけですね。だから、
定例額としてもうこのくらいもらえるのだというその予想がつくはずではないかと思うのです、当初予算の段階において。 その証拠に、
総務省の
データなのですけれども、平成23
年度分として12月に1,300万円ぐらい支給されているというふうにあるのです。ご答弁のとおり3月に再度交付されているのですけれども、これ、埼玉県の
データだと2億5,000万円ぐらい交付されている。この
定例交付というものが毎年交付されるというものであれば、予算の現額に計上できたのではないかということが思われるわけですけれども、その点についていかがでしょうか。 それと、さっき申し上げたように
特別交付税についての
情報開示が見られませんので、その点はいかがかということです。 それから、
臨時財政対策債、
歳入の(5)ですね。これは補正で減額してあるのですけれども、いわば
普通交付税がふえれば減るということでそうなのですけれども、具体的にそれは
基準財政需要額のどこに影響して減ったものであるか、それについてご答弁お願いします。 それから、
歳入の6番目、
臨時財政対策債の現在高ですが、平成13年以来、先ほど申し上げましたようにずっと発行してきたわけですね。それで約65億円あるということで、これ、全
債券発行高の大変な比率になるわけです。今この
臨時財政対策債は非常に問題になっておりまして、日高市としての見解はどうなのかと。これは
普通交付税を補完するものとして……補完ではないですね。
全額普通交付税に見合うものとして交付されているわけでして、これは政府が将来的にも全額保障するよというふうに言って5億円から10億円発行しているということは、そのことをしっかり信用した上で発行されていると思うのですけれども、この
臨時財政対策債、
普通交付税も含めて本当にどういうふうになるかは、これからの時代、本当にわからないと思うのです。その辺の見解もお伺いしたいと思います。 それから、歳出についてですが、
不用額発生というのはいろんな理由があると思うのですけれども、平成23年度も22年度も7億円で推移しているわけですね。7億円の
不用額が発生するということは、やっぱり貴重な財源を本当に有効に効率的に計画利用しているのかどうかという、当然そういう疑問があるわけです。先ほどの答弁にもありましたとおり、それにはいろんな理由があるということはわかるのですけれども、これは執行の努力が含まれているということは重々承知しておりますけれども、そういう執行の努力を可視化というか、見えるものとするためにも、これは幾つもの理由があるのですけれども…… (何事か言う声あり)
○議長(
平井久美子議員) 暫時休憩いたします。 午前10時29分 休憩 午前10時30分 再開
○議長(
平井久美子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 暫時休憩します。 午前10時30分 休憩 午前10時31分 再開
○議長(
平井久美子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 7番、
横山秀男議員。
◆7番(
横山秀男議員)
不用額発生の理由についてはいろいろありますけれども、その理由を理由別に明らかにすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
平井久美子議員) 暫時休憩いたします。 午前10時32分 休憩 午前10時32分 再開
○議長(
平井久美子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
小峰企画財政部長。
◎
企画財政部長(小峰) 再質疑に
お答えいたします。 1点目の予算計上における
収納率見込み等について
お答えいたします。これにつきましては、予算編成の時期に前年度の
収納率、これが確定しておりませんので、前々
年度分の
収納率で予算を積算しております。平成23年度予算については平成21年度の数値を用いております。税目ごとに
収納率、当然違いがございますので、
個人市民税と
固定資産税の現
年度分について申し上げますと、
個人市民税については97.1%、
固定資産税につきましては98.3%で積算しております。そのほか
滞納繰り越し分、これにつきましては、過去の実績等から収入見込額で計上しており、
個人市民税につきましては3,000万円、
固定資産税につきましては4,000万円計上しております。 それと、あと
固定資産税、
都市計画税、これにつきましてですが、家屋の棟数、これにつきましてはふえておりますけれども、当然土地の下落、償却資産の経年減価等により減額となったものでございます。 次に、2点目の
収納率の
データのご質疑ですが、この
収納率、毎月の
データにつきましては、例月現金出納検査がございますので、その審査に付しております。その結果につきましては、
監査委員さんのほうから議長さん宛てに報告が行っておるものと理解しておりますので、月ごとの
データにつきましては、議員はお目にかかれるかなと思います。 そのほか徴収努力、これにつきましては、予算の確保に最大限の努力はしております。 それから、3点目の
収入未済額の縮減等についてでございますが、今のにかぶりますが、努力ということのご質疑がありましたが、我々収税課という部門で所管しておりますけれども、努力という意味ではなく、日々の仕事ということで淡々と収入額の向上に努める仕事をしております。日々の納税相談、これはもちろんやっておりますし、参考までに決算書に一緒に配付しました主要な施策の成果説明書76ページをごらんいただきますと、収税課の業務内容がある程度書いてございます。参考までに、差し押さえにつきましては平成23年度261件、催告書関係1万151件、そのほか督促状は、これは当然発送しております。このような部門で理解していただければと思います。 それから、4点目ですか、
特別交付税について
お答えいたします。平成23年度の
特別交付税の収入済額は2億5,453万1,000円でございます。おっしゃられたように、平成23
年度分ということで23年12月の交付分は1,300万9,000円、3月の交付分は2億4,152万2,000円でございます。
特別交付税は災害などの
普通交付税では捕捉されない特別な財政事情に対して交付されるものでございます。したがいまして、大きな災害があれば災害の生じた市町村に多く配分されることとなるものでございます。このように
特別交付税は不確定要素が多く、前年実績と同等の収入額が確保される性質のものではないため、例年、予算計上に当たっては手がたく見込んでおります。また、県等からの指導につきましても、
特別交付税については過大な予算計上をして財源不足が生じることのないようにという助言はいただいておるところでございます。 予算書あるいは決算書において、
普通交付税と
特別交付税の内訳が明示されておりません。これにつきましては、自治法の施行規則に従って区分しておるものでございます。それから、市のホームページには
特別交付税幾らもらったよということは当然書いてありませんが、窓口に来ていただければその額は当然お示しできますし、先ほど7番議員がおっしゃったように、
総務省のホームページに行きますと簡単に、日高のだけではなくて近隣との比較ができるものが発表されております。鶴ヶ島市が幾らだ、飯能市が幾らというような比較もできますので、そういうところでの7番議員のやっておる内容でわかりやすいかなと思います。 それから、5点目の
基準財政収入額のどういう変化かということについてでございますが、
臨時財政対策債振りかえ前の
基準財政需要額につきましては、当初予算編成時では86億268万2,000円、算定時では86億9,799万3,000円と、9,531万1,000円増額しております。一方、
臨時財政対策債は、当初予算編成時では10億2,200万円、算定時では9億8,590万8,000円と、3,609万2,000円減額しております。
基準財政収入額は当初予算編成時では65億8,455万3,000円、算定時では65億6,217万4,000円と2,237万9,000円減額しております。このため
普通交付税が増額となったものでございます。 次、6点目ですか、
臨時財政対策債の認識の質疑についてでございます。
臨時財政対策債は地方の通常収支に不足が生じた場合、従前、
地方交付税の加算により補填されていたものを平成13年度から国と地方で折半して補填することとされたことにより創設された特例地方債で、いわば
地方交付税の代替となる一般財源でございます。
臨時財政対策債はこのような性質の特例地方債であることから、他のいわゆる建設地方債よりも優先して発行可能額の全額を借り入れることとしております。 決算からはちょっと離れたご質疑の中で今後の信頼性という点にも触れられたかと思いますが、現状では全額を借り入れて
財政運営を行っていくというのが我々の立場でございます。政府を信頼してということになります。 次に、7点目の(1)と言わせていただきます。
不用額、昨年も7億3,200万円発生しました。ことしも7億円ということで、2年続きの7億円はいかがなものかというご質疑に
お答えいたします。予算現額に対する
不用額の割合は、決算額で見ますと4.2%となっております。これは、先ほどから申し上げていますように歳出削減に努めた成果と考えているところでございます。適切か適切でないかを判断せよと言われた場合につきましては、経験則的には妥当なものと考えております。 以上でございます。
○議長(
平井久美子議員) 以上で通告のありました質疑は終わりました。 ほかに質疑はございませんか。 (な し)
○議長(
平井久美子議員) 質疑を終わります。 次に、議案第47号について質疑の通告がありましたので、発言を許します。 7番、
横山秀男議員。
◆7番(
横山秀男議員) 議案第47号について質疑をさせていただきます。 国民健康保険税の
収入未済額が、これも一般会計と同様、前年度比増加しておるのですけれども、金額で47%ぐらい、かなりな増加をしておるのですけれども、この理由は何でしょうか。
○議長(
平井久美子議員)
小峰企画財政部長。
◎
企画財政部長(小峰)
お答えいたします。 国民健康保険税について、現
年課税分の
収納率は前年度を0.3ポイント上回っております。
滞納繰り越し分が前年度を1.7ポイント下回ったため、全体では
収納率が1.3ポイント低下しております。増加している理由については、議案第46号で
お答えいたしましたとおり、市税と同様に毎年度、現
年課税分の
収入未済額が
滞納繰り越し分に累積されますので、年々、
収入未済額が増加となっております。また、景気の低迷や所得の
低下等も大きな要因であると考えております。
○議長(
平井久美子議員) 以上で通告のありました質疑は終わりました。 ほかに質疑はございませんか。 (な し)
○議長(
平井久美子議員) 質疑を終わります。 次に、議案第48号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第49号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第50号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第51号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第52号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第53号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議案第46号から議案第53号までの平成23年度の各決算の認定については、8人の委員をもって構成する決算特別
委員会を設置し、これに付託することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (異議なし)
○議長(
平井久美子議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第46号から議案第53号までについては、8人の委員をもって構成する決算特別
委員会を設置し、これに付託することに決しました。 ……………………………………………………………………………………………
△決算特別
委員会委員の選任
○議長(
平井久美子議員) お諮りいたします。ただいま設置の決算特別
委員会の委員の選任については、
委員会条例第8条第1項の規定により 伊 藤 勉 議員 清 水 孝 晏 議員 鈴 木 健 夫 議員 横 山 秀 男 議員 山 田 一 繁 議員 森 崎 成 喜 議員 橋 本 利 弘 議員 齋 藤 忠 芳 議員 以上8名を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (異議なし)
○議長(
平井久美子議員) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました8人を決算特別委員に選任することに決しました。 ……………………………………………………………………………………………
△
委員会の招集
○議長(
平井久美子議員) ここで、次の休憩中、委員長互選のため、
委員会条例第10条第1項の規定により、決算特別
委員会を第2
委員会室に招集いたします。 暫時休憩いたします。 午前10時46分 休憩 午前10時55分 再開
○議長(
平井久美子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ……………………………………………………………………………………………
△委員長及び副委員長選出の報告
○議長(
平井久美子議員) この際、決算特別
委員会の委員長及び副委員長が選出されましたので、報告いたします。 委員長に山田一繁議員、副委員長に清水孝晏議員がそれぞれ選出されました。 ……………………………………………………………………………………………
△日程第10 議案第54号 平成24年度日高市
一般会計補正予算(第4号)
△日程第11 議案第55号 平成24年度日高市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
△日程第12 議案第56号 平成24年度日高市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
△日程第13 議案第57号 平成24年度日高市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
△日程第14 議案第58号 平成24年度日高市
高麗川駅
西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)
△日程第15 議案第59号 平成24年度日高市
武蔵高萩駅
北土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)
△日程第16 議案第60号 日高市
消防団条例
△日程第17 議案第61号 日高市
消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例
△日程第18 議案第62号 日高市
消防賞じゅつ金及び
殉職者特別賞じゅつ金条例
△日程第19 議案第63号 日高市
暴力団排除条例
△日程第20 議案第64号 日高市
防災会議条例等の一部を改正する条例
△日程第21 議案第65号 日高市
災害対策本部条例の一部を改正する条例
△日程第22 議案第66号
川越都市計画事業高麗川駅
西口土地区画整理事業施行に関する
条例及び川越都市計画事業武蔵高萩駅
北土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例
△日程第23 議案第67号 日高市
土地開発公社を解散することについて
△日程第24 議案第68号 市道の路線の認定について
△日程第25 議案第69号 平成23年度日高市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について
○議長(
平井久美子議員) 日程第10 議案第54号 平成24年度日高市
一般会計補正予算(第4号)、日程第11、議案第55号 平成24年度日高市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、日程第12、議案第56号 平成24年度日高市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、日程第13、議案第57号 平成24年度日高市
介護保険特別会計補正予算(第1号)、日程第14、議案第58号 平成24年度日高市
高麗川駅
西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、日程第15、議案第59号 平成24年度日高市
武蔵高萩駅
北土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、日程第16、議案第60号 日高市
消防団条例、日程第17、議案第61号 日高市
消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例、日程第18、議案第62号 日高市
消防賞じゅつ金及び
殉職者特別賞じゅつ金条例、日程第19、議案第63号 日高市
暴力団排除条例、日程第20、議案第64号 日高市
防災会議条例等の一部を改正する条例、日程第21、議案第65号 日高市
災害対策本部条例の一部を改正する条例、日程第22、議案第66号
川越都市計画事業高麗川駅
西口土地区画整理事業施行に関する
条例及び川越都市計画事業武蔵高萩駅
北土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例、日程第23、議案第67号 日高市
土地開発公社を解散することについて、日程第24、議案第68号 市道の路線の認定について、日程第25、議案第69号 平成23年度日高市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についてを
一括議題といたします。 これより質疑に入ります。 まず、議案第54号について質疑の通告がありましたので、発言を許します。 初めに、2番、
伊藤勉議員。
◆2番(
伊藤勉議員) 通告に従って質疑いたします。 議案第54号
一般会計補正予算についてです。障がい者日中一時支援事業補助金についてです。地域生活支援事業について、国県補助金の増額と一般財源の増額とを合わせて支出の部分では日中一時支援事業補助金の増額というふうになっています。24年度予算では地域生活支援事業の中の日中一時支援事業補助金は、446万3,000円と23年度予算570万6,000円と比べて21.8%減っていました。しかし、23年度の決算書で見ると利用実績は平成22年度に比べて大きく伸びていました。そのことについて伺います。 1点目、この市町村が行う地域生活支援事業の負担割合については、国が50%、県が25%、市が25%となっていますが、この補正では市の負担割合が大きくなっていると思います。これはなぜでしょうか。 2点目、市町村地域生活支援事業には多くのメニューがありますが、なぜ日中一時支援事業だけが増額になったのか伺います。 2番目です。予防接種委託料についてです。
補正予算の
提案説明では、ポリオワクチンの接種方法が変わったためとのことでした。これまでポリオワクチンについては6週間以上の間隔を置いて2回飲むということになっていたため、市では春4月と秋10月の2回に集団接種をしてきました。そこで伺います。 1点目、10月にもポリオワクチンの集団接種を予定していたのに、接種方法が変わることで委託料が昨年比で15.4%もの増額になるのはなぜでしょう。 2点目、接種方法の変更ということですが、どのように変わるのか伺います。 3点目、接種方法の変更を、接種の対象者、小さな幼児を持ったお父さん、お母さん方にどのように周知するのでしょうか。 以上伺います。
○議長(
平井久美子議員) 佐久間
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(佐久間) 初めに、障がい者日中一時支援事業についてのご質疑に
お答えいたします。 1点目の障がい者日中一時支援事業補助金の市の負担割合が大きい理由についてでございますが、障がい者日中一時支援事業は地域生活支援事業補助金の交付対象事業となっており、国が2分の1、県が4分の1を補助し、残りの4分の1を市が負担する仕組みとなっておりますが、予算補助のため、国、県の補助金につきましては、例年、補助率を下回る補助実績となっておりますので、その実情に合わせまして予算計上をさせていただいたものでございます。 2点目の障がい者日中一時支援事業補助金の増額の理由についてでございますが、障がい者日中一時支援事業は平成22年度以降利用が増加しており、昨年の予算編成時に平成22年度の決算、平成23年度の実績における利用状況に基づき当初予算に計上いたしましたが、ここで平成23年度の決算、平成24年度の実績に基づき精査しましたところ、
予算額に不足が見込まれるため、増額させていただくものでございます。 続きまして、ポリオの予防接種委託料についてのご質疑に
お答えいたします。 1点目の委託料の増額理由について
お答えいたします。ポリオにつきましては、かつては小児麻痺と呼ばれていた病気でございます。このほど接種に使用するワクチンが生のポリオワクチンから不活化ポリオワクチンに9月1日より変更になりました。今年度5月までに実施されましたポリオ予防接種につきましては、保健相談センターに対象者が集まる集団予防接種で行われておりましたが、9月1日からは飯能地区医師会への委託契約による医療機関で個別に受ける個別接種に変更になったために委託料の増額を計上するものでございます。 2点目の接種方法はどのように変わるのかについて
お答えいたします。従来は春と秋の2回、延べ8日間にわたる集団予防接種で行われておりました。これまでは対象のお子さんが口から生ワクチンを飲む接種方法でございましたが、ごくまれに手足の麻痺などを生じている症例があったため、病原体から成分のみを取り出してつくる不活化ワクチンを皮下注射により接種する方法へと変更し、接種回数につきましても生ワクチンが4回で終了したのに対して、不活化ワクチンでは計4回を接種する方法へと変更となったものでございます。 3点目の接種対象者への周知についてでございますが、不活化ワクチンへの切りかわりに当たりまして、8月24日に対象者に対しまして個別に通知文等を郵送しております。内容につきましては、予防接種に必要な予診表や9月からの単独の不活化ポリオワクチン導入から4種混合ワクチン導入までの個々のケースによる接種方法の違い、医療機関一覧、予防接種概要説明書などを同封しております。また、8月1日号、9月1日号の広報とホームページでも周知を行っているところでございます。
○議長(
平井久美子議員) 暫時休憩いたします。 午前11時06分 休憩 午前11時06分 再開
○議長(
平井久美子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎
健康福祉部長(佐久間) 予防接種の接種回数について訂正をさせていただきます。 生ワクチンが2回で終了したのに対して、不活化ワクチンでは計4回を接種する方法へと変更となったものでございます。
○議長(
平井久美子議員) 次に、13番、大川戸岩夫議員。
◆13番(大川戸岩夫議員) 議長のお許しをいただきましたので、通告書に従い質疑いたします。 議案第54号 日高市
一般会計補正予算(第4号)、1、
地方交付税について、(1)、増額の理由は。先ごろ県と市町村の財源不足を補う
普通交付税、
地方交付税ですか、の交付状況が報道されました。市町村分で0.9%、1,462億円、5年連続で増加です。要因は
固定資産税の減収が見込まれる財源不足と説明でした。県内の主な自治体の
交付額は、春日部市が79億円、深谷市が72億円、秩父市が67億円でした。戸田市と三芳町などは、工場などを立地して増収、そして不交付団体ということでした。そこで、今回補正額4,291万7,000円と合わせて市の
交付額は13億3,900万円。この額は
歳入不足に応じて交付されますが、増加の主な要因について具体的に説明をお願いいたします。
○議長(
平井久美子議員)
小峰企画財政部長。
◎
企画財政部長(小峰)
お答えいたします。
地方交付税4,291万7,000円を増額した理由についてでございますが、
普通交付税の
交付額が決定したことによりまして増額したものでございます。
普通交付税につきましては、当初予算で11億8,900万円を見込んでおりましたところ、
交付額が12億3,191万7,000円となりました。増額の要因といたしましては、
普通交付税の算定に用いる各地方団体の標準的な歳出となる
基準財政需要額の個別算定経費のうち、主に社会福祉費の単位費用や地域振興費、人口が算定単位でございますが、これに係る補正係数が
見込みよりも増額となったものでございます。
○議長(
平井久美子議員) 13番、大川戸岩夫議員。
◆13番(大川戸岩夫議員) それでは、再質疑させてもらいます。 これはきのうなのですけれども、政府で
地方交付税、約4兆1,000億円、これ、支出を見送ってしまったのです、先延ばし。それについて今回増額分はどう影響するかお伺いいたします。
○議長(
平井久美子議員)
小峰企画財政部長。
◎
企画財政部長(小峰)
お答えいたします。 国会での赤字国債の発行に必要な特例公債法案の成立のめどが立たないことを受け、
地方交付税の9月交付が延期された影響についてでございますが、日高市においては
普通交付税の9月交付予定額は3億2,713万8,000円でございます。交付がおくれたことによりまして歳出に資金不足が生じた場合については、財政調整基金を一時的に取り崩して対応する予定でございます。
○議長(
平井久美子議員) 次に、7番、
横山秀男議員。
◆7番(
横山秀男議員) 議案第54号、1、ごみ資源化処理周辺施設整備事業について質疑をさせていただきます。 この事業につきましては、平成14年度以来、毎年1,000万円の予算でもってずっと継続してきました。この事業が、(1)、当初予算1,000万円にさらに853万7,000円を増額する理由は何なのでしょうか。 それから、2番目、委託の内容について
お答えください。 3番目、増額分全額が委託料となっている理由は何でしょうか。 4番目、この委託の契約方法はどういう契約になるでしょうか。 以上です。
○議長(
平井久美子議員) 2番は。
◆7番(
横山秀男議員) 失礼しました。もう一点ありました。 第2番目、耕作放棄地活用促進事業について、1、農道整備工事とありますが、この具体的な内容についてどういうことでしょうか、お伺いいたします。
○議長(
平井久美子議員) 金子
市民生活部長。
◎
市民生活部長(金子) ごみ資源化処理施設周辺整備事業の
補正予算に関するご質疑について、順次
お答えいたします。 本事業につきましては、平成14年度から開始となりました太平洋セメント株式会社埼玉工場での家庭系可燃ごみの資源化処理に関しましてご理解、ご協力をいただいております工場周辺地域の道路施設等の整備を継続的に実施しているものでございます。今回
補正予算を計上させていただきました理由と委託事業の内容につきましては、平成23年度工事におきまして、本年1月に変更契約を行い、道路側溝の延長整備工事を実施したことから、当初予定しておりました区域の幹線道路整備が平成24年度でおおむね完了できる方向が見えてまいりました。このような状況から、新たに市役所北西側区域の側溝整備工事の実施に向けて、区域内の高低差や流水方向を勘案した雨水排水基本設計を本年度委託にて実施しようとするものです。 増額分全てを委託料とした理由につきましては、側溝整備のための雨水排水計画は、まず対象区域全体の基本設計を行い、その結果を踏まえまして予算の範囲内で実施計画や工事を進めていくもので、今回は第1段階として基本設計委託料のみを計上したものです。なお、基本設計委託の契約方法につきましては、指名競争入札を予定しております。 続きまして、農道整備工事の具体的内容について
お答えいたします。工事内容につきましては、大字田波目地内、市道B139号線の一部、325メートルについて砕石を敷きならしするものです。当該道路周辺で耕作放棄地が解消されたことにより、農耕車両が支障なく通行できるよう補修工事を実施するものでございます。
○議長(
平井久美子議員) 以上で通告のありました質疑は終わりました。 ほかに質疑はございませんか。 (な し)
○議長(
平井久美子議員) 質疑を終わります。 次に、議案第55号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第56号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第57号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第58号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第59号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第60号について質疑の通告がありましたので、発言を許します。 初めに、2番、
伊藤勉議員。
◆2番(
伊藤勉議員) 通告に従って質疑いたします。 議案第60号
消防団条例です。火災現場などに出動した消防団が他の区域や他市を管轄する常備消防と共同で行動する場合を想定してこの条文ができているのだというふうに思いますが、これまでの埼玉西部広域消防の
消防団条例では、「消防団が水火災その他の災害の現場に出動したときは、次に掲げる事項を遵守しなければならない」として、1番、「消防団は、消防長又は災害が発生した区域を管轄する消防署長の下に行動しなければならない」、2番、「団員は、団長の指揮の下に行動しなければならない」というようにされていました。消防団や団員は火災現場などで常備消防と連携をとるのは当然のことですが、これまでの1番のところでは常備消防と消防団、2番のところでは消防団と団員の指揮命令関係を想定していたという規定だったのに対して、本条例案ではこれまでの規定とは明らかに趣旨が違う、「連携を図り、行動すること」というふうになっています。こうした理由について伺います。
○議長(
平井久美子議員) 岡村
総務部長。
◎
総務部長(岡村) 議案第60号についての質疑に
お答えいたします。 日高市
消防団条例につきましては、原則として埼玉西部広域事務組合
消防団条例の内容を維持、継続する方針で提案しております。議員ご指摘の第11条第1号の部分につきましては、現行の条例では、「消防団は、消防長又は災害が発生した区域を管轄する消防署長の下に行動しなければならない」となっておりますが、今回、埼玉西部消防組合の設立に伴いまして、消防団事務は各市において行うこととなります。これによりまして、各市の消防団はそれぞれの市長の指揮のもとに行動することとなりますが、消防長告示第33号、市町村の消防の広域化に関する基本方針により、広域化後の消防本部と消防団との緊密な連携の確保が必要となるとされておりまして、この指針に基づきまして、第11条第1項においては「連携を図り、行動すること」としたものでございます。実際には埼玉西部消防本部の指揮のもとに各関係機関との連携を図り、行動することになるものでございます。
○議長(
平井久美子議員) 次に、13番、大川戸岩夫議員。
◆13番(大川戸岩夫議員) 議案第60号 日高市
消防団条例について、1、
消防団員の待遇について、(1)の団員報酬及び費用弁償について。これは、平成25年4月1日より埼玉西部広域事務組合消防団から新たに5市から成る埼玉西部消防組合と組織が変わることにより、この条例が上程されたと思います。 そこで伺います。議案第60号の日高市
消防団条例第15条と16条、これに計上された団員の報酬及び費用弁償の支給額は、現在の組合の金額と比較した場合、どのような金額かお伺いいたします。
○議長(
平井久美子議員) 岡村
総務部長。
◎
総務部長(岡村) 議案第60号についての質疑に
お答えいたします。 日高市
消防団条例につきましては、現在の埼玉西部広域事務組合
消防団条例の内容を維持、継続する方針で提案させていただいております。財政的には厳しい状況でございますが、団員報酬や費用弁償などの団員の待遇につきましては、現状を維持した内容の条例でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
平井久美子議員) 13番、大川戸岩夫議員。
◆13番(大川戸岩夫議員) それでは、1点だけ再質疑させてもらいます。 これは資料があれば
お答えいただきたいのですが、待遇については現状維持ということで伺いました。近隣市もいろんな条例を上程されると思いますが、近隣市と比較した場合に、資料があれば日高市はどのような状況かお伺いいたします。
○議長(
平井久美子議員) 岡村
総務部長。
◎
総務部長(岡村)
お答えいたします。 近隣市の団員報酬についてでございますが、消防の広域化となります所沢市、飯能市、狭山市及び入間市と比較いたしますと、団長から団員までの各役職に対しまして1年間に支払う報酬の平均金額を比較した場合、当日高市は13万5,357円であるのに対し、他市は12万3,143円から12万9,257円となっております。
○議長(
平井久美子議員) 以上で通告のありました質疑は終わりました。 ほかに質疑はございませんか。 (な し)
○議長(
平井久美子議員) 質疑を終わります。 次に、議案第61号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第62号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第63号について質疑の通告がありましたので、発言を許します。 2番、
伊藤勉議員。
◆2番(
伊藤勉議員) 通告に従って質疑いたします。 議案第63号 日高市
暴力団排除条例についてです。この条例では、第1条に「暴力団を排除するための活動の推進に関し、基本理念を定め、市、市民及び事業者の責務を明らかにするとともに」ということで、市民にも行動について注意することや自主的な取り組みを求めるものです。 そこで伺います。第3条第2項について、「暴力団の活動若しくは運営に積極的に協力し、又は関与する者」とはどのような者をいうのか。 2点目、「暴力団又は暴力団員と密接な関係を有する者」とはどのような関係の者をいうのか。 3点目、「不適切な関係を有する」とはどのような関係を指しているのか。 4点目、第5条の第1項について、市民が自主的に取り組む暴力団排除活動という活動はどのような活動を指しているのか伺います。
○議長(
平井久美子議員) 岡村
総務部長。
◎
総務部長(岡村) 議案第63号についての質疑に
お答えいたします。 まず、第3条第2項についての「暴力団の活動若しくは運営に積極的に協力し、又は関与する者」についてでございますが、暴力団の準構成員を念頭にしておりまして、暴力団の威力を背景に暴力的不法行為等を行うおそれがある者、さらには暴力団に対し資金や武器等を提供するなど、暴力団の維持や運営に協力する者や関与する者を定義しております。 続いて、「暴力団又は暴力団員との密接な関係を有する者」についてでございますが、暴力団の威力を利用または利用しようとする者、暴力団に対して資金や役務を提供する者、暴力団に便宜を供与する者、暴力団であることを知りながら下請契約や物品購入契約等を締結している者、法人で、その役員に暴力団員に該当する者がある者などを定義しております。 続いて、「不適切な関係」についてでございますが、直接的には暴力団員または暴力団関係者に資金提供することや暴力団を利用すること、さらには暴力団とつながりがある企業と知りながら、その企業の役員等に就任することなど、社会的に妥当性を欠く関係を持ち、暴力団の勢力維持や拡大につながる行為を行うこと等を定義しておりまして、暴力団員と頻繁に会食をしたり、暴力団員が主催する行事にたびたび参加するなど、密接に交際することも含まれます。 続きまして、第5条第1項の市民が自主的に取り組む暴力団排除活動についてでございますが、市等が行う暴力団排除を目的とした集会等に参加することや地域や職域における暴力団排除活動に積極的に参加すること等を定義しております。また、自己の利益のために暴力団に資金提供を行わないことや暴力団に協力しないこと、さらには暴力団を利用しないことが市民が自主的に取り組むべき暴力団排除活動であると捉えております。
○議長(
平井久美子議員) 以上で通告のありました質疑は終わりました。 ほかに質疑はございませんか。 (な し)
○議長(
平井久美子議員) 質疑を終わります。 次に、議案第64号について質疑の通告がありましたので、発言を許します。 2番、
伊藤勉議員。
◆2番(
伊藤勉議員) 通告に従って質疑いたします。 議案第64号 日高市防災会議条例の一部改正についてです。日高市防災会議条例の一部改正について、第3条第5項第8号の「知識経験を有する者のうちから市長が任命する者」という新しい文章が入ります。
総務省の災害対策基本法の改正の趣旨によると、「地域における生活者の多様な視点を反映した防災対策の実施により、地域の防災力向上を図るため、防災に関する政策方針決定過程及び防災の現場における女性の参画を拡大し、男女共同参画の視点を取り入れた防災体制を確立する必要がある」と、地域の生活者の視点を取り入れることを求めています。現在、防災会議の委員は30名以内とされていて、現在28名の男性だけが任命されています。全て充て職です。 そこで、この「知識を有する者」としての委員に女性の任命ないしは市内の自主防災組織の構成員の任命、市内の福祉施設等の関係者などの任命を考えているか伺います。
○議長(
平井久美子議員) 岡村
総務部長。
◎
総務部長(岡村) 議案第64号についての質疑に
お答えいたします。 日高市防災会議条例の一部改正についてですが、近年、災害に対し女性の意見を反映させるよう求める機運が高まっております。議員ご指摘の第3条第5項第8号につきましては、防災会議委員について女性の委嘱を念頭に防災対策に関するさまざまな意見を取り入れてまいるための改正でございますので、ご理解をお願い申し上げます。
○議長(
平井久美子議員) 以上で通告のありました質疑は終わりました。 ほかに質疑はございませんか。 (な し)
○議長(
平井久美子議員) 質疑を終わります。 次に、議案第65号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第66号について質疑の通告はありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第67号について質疑の通告がありましたので、発言を許します。 13番、大川戸岩夫議員。