○
大野洋子議長 日程第5、
諮問第2号
人権擁護委員の
候補者の
推薦につき
意見を求めることについてから
日程第19、
議案第57号
市道の路線の
認定についてまでを
一括議題といたします。
市長から
提案理由の
説明を求めます。
齊藤市長。 〔
齊藤芳久市長登壇〕
◎
齊藤芳久市長 諮問第2号及び
諮問第3号並びに
議案45号から
議案57号までについて、
提案理由及び
内容のご
説明を申し上げます。 初めに、
諮問第2号
人権擁護委員の
候補者の
推薦につき
意見を求めることについてのご
説明を申し上げます。
本案は、
人権擁護委員岸田栄氏の任期が
令和5年12月31日で満了になることに伴い、再び同氏を
候補者として
法務大臣宛てに
推薦することについて協議いたしましたところ、内諾を得ましたので、
人権擁護委員法第6条第3項の
規定により、
意見をいただきたく提案するものであります。 次に、
諮問第3号
人権擁護委員の
候補者の
推薦につき
意見を求めることについてのご
説明を申し上げます。
本案は、
人権擁護委員宇津木和美氏の任期が
令和5年12月31日で満了になることに伴い、後任の
候補者として
坂本毅氏を
法務大臣宛てに
推薦することについて協議いたしましたところ、内諾を得ましたので、
人権擁護委員法第6条第3項の
規定により、
意見をいただきたく提案するものであります。 次に、
議案第45号
教育委員会委員の任命についての
説明を申し上げます。
本案は、
教育委員石澤良浩氏の任期が
令和5年9月30日をもって満了することに伴い、再任することについて協議いたしましたところ、内諾を得ましたので、
地方教育行政の組織及び
運営に関する法律第4条第2項の
規定により、同意をいただきたく提案するものであります。 次に、
議案第46号
鶴ヶ島市
災害派遣手当等の支給に関する
条例の一部を改正する
条例についてのご
説明を申し上げます。
本案は、
新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、引用する文言の
整理等をしたいので、提案するものであります。 次に、
議案第47号
鶴ヶ島市
印鑑条例の一部を改正する
条例についてのご
説明を申し上げます。
本案は、
電子署名等に係る
地方公共団体情報システム機構の
認証業務に関する法律の一部改正に伴い、
コンビニエンスストア等に設置されている多
機能端末機で
電子証明書が記録された
スマートフォンを使用して
印鑑登録証明書を取得できること等をしたいので、提案するものであります。 次に、
議案第48号
鶴ヶ島市
空家等の
対策に関する
条例の一部を改正する
条例についてのご
説明を申し上げます。
本案は、
空家等対策の
推進に関する
特別措置法の一部改正に伴い、
鶴ヶ島市
特定空家等対策審議会に
諮問する事項に
管理不全空家等の
所有者等に対する勧告に関することを追加等したいので、提案するものであります。 次に、
議案第49号
令和5年度
鶴ヶ島市
一般会計補正予算(第5号)についてのご
説明を申し上げます。この
補正予算につきましては、
小・中学校等の
公共施設の管理に関わる
事業や
思いやり駐車場の
整備に関わる
事業など
緊急性の高い
事業について計上するものであります。
歳出の主なものといたしましては、
道路長寿命化推進事業、
小・中学校施設管理事業、
思いやり駐車場整備事業に要する
経費等を追加いたしました。これらの
経費を賄います
財源としましては、
国庫支出金、
県支出金等により調製いたしました。 以上の結果、
補正予算額16億7,158万8,000円の
増額となり、
歳入歳出予算の総額を250億803万2,000円とするものであります。 次に、
議案第50号
令和5年度
鶴ヶ島市
介護保険特別会計補正予算(第1号)についてのご
説明を申し上げます。この
補正予算につきましては、
令和4年度の
介護給付費等の確定に伴う
関係経費を計上するものです。
歳出の
内容といたしましては、
国県支出金等の償還に係る
経費及び
介護給付費準備基金積立金に要する
経費を追加いたしました。これらの
経費を賄います
財源としましては、繰入金及び繰越金により調製いたしました。 以上の結果、
補正予算額2億9,809万3,000円の
増額となり、
歳入歳出予算の総額を51億5,697万9,000円とするものであります。 次に、
議案第51号から
議案第56号までは、
令和4年度
鶴ヶ島市
一般会計及び
特別会計歳入歳出決算を
地方自治法第233条第3項の
規定に基づき、
議会の
認定に付するものです。なお、これらの
議案は同条第2項の
規定に基づき、
監査委員の審査を受けてございます。 それでは、
議案第51号
令和4年度
鶴ヶ島市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてのご
説明を申し上げます。同
会計歳入歳出決算の
概要について申し上げますと、
決算額は
歳入において264億1,692万4,372円、
歳出において246億4,132万8,349円、
歳入歳出差引残高は17億7,559万6,023円となり、これから翌年度へ繰り越すべき
財源として、
繰越明許費繰越額2,465万9,000円を差し引いた
実質収支額は17億5,093万7,023円となり、
歳計剰余金として
令和5年度に繰り越しいたしました。この
決算額は、
令和3年度と比較しますと、
歳入において6億6,157万6,226円、2.4%の
減額、
歳出において11億4,801万1,718円、4.5%の
減額となりました。 それでは、
令和4年度
決算の
概要について
説明いたします。
歳入につきましては、
市税では、
個人市民税において
個人収入の
所得割の
増額や
固定資産税において家屋の新築による
評価額の
増額などに、
市税全体では前年度と比較して
増額となっています。
国庫支出金では、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金をはじめとする
感染症対策を
物価高騰対応に係る
事業の
財源が交付されています。
令和3年度に実施した
子育て世帯臨時特別給付金給付事業などに関する
交付金の
減額により、全体としては
減額となっています。このほか市債などが
減額となっています。 これらの結果、
歳入全体としては
減額となっています。
歳出につきましては、
新型コロナウイルス感染症の収束の兆しが見えない中でありましたが、引き続き第6次
鶴ヶ島市
総合計画に掲げる市の将来像の
実現に向け、市政を前に進めていくため、
各種事業を実施しました。
令和4年度に実施した主な
事業といたしましては、
政策1、安心して暮らせる
まちでは、
新町小学校区の
学童保育室を
整備したほか、
子育て世帯、
住民税非課税世帯、
各種事業者などを支援するため
給付金や
支援金を支給しました。
政策2、豊かな人が育つ
まちでは、
鶴ヶ島グリーンパーク内の多
目的広場1に
防球設備を
整備し、安全な
施設環境の向上を図りました。また、
夏季休業中の希望する
児童・生徒を
対象に自主的に学習できる機会を提供するため、
小・中学校鶴っ子サマースクール大学生WIN―
WIN事業を実施し、
児童・生徒と
学習補助員として参加する
大学生双方の成長を図りました。
政策3、いきいきと暮らせる
まちでは、いつまでも健康でいられる
まちづくりの
実現に向け、
コロナ禍でも気軽に取り組める
健康づくり運動や
食育事業の
推進に加え、新たに
シルバーeスポーツを活用した
健康づくりを
推進するなど、
市民の
健康づくり、
健康維持を図りました。また、
市民の命と健康を守るため、
新型コロナウイルスワクチン接種体制を継続的に確保しました。
政策4、活力にあふれる
まちでは、
大橋市民センターの
外壁タイル補修及び
防水改修工事や北、南、富士見の3
市民センターにおいて、
集会室の
LED照明導入工事を実施するなど、
市民が快適で
地域活動をすることができる
環境を
整備しました。
政策5、魅力とにぎわいのある
まちでは、
コロナ禍物価高騰の
影響を受けて
販売農家や
商店会に対し直接支援するとともに、30%の
プレミアム付商品券の
発行事業の実施により
市内での消費を促すなど、
市内事業者の支援と
地域経済の
活性化を
推進しました。
政策6、快適で住みよい
まちでは、
都市計画道路の
整備のほか、
通学路をはじめとして
道路交通環境の
安全対策工事を進め、
交通環境の充実及び
安全対策を図りました。また、運動公園や
南近隣公園における設備の改修を実施し、快適に利用できる
環境を
整備しました。さらに、
鶴ヶ島駅
周辺まちづくり構想策定事業や
鶴ヶ丘児童公園整備事業など、
鶴ヶ島駅
周辺地区における
生活環境の充実、
地域の
活性化を図ることを目的に、歩きたくなるくつろぎとにぎわいの
まちづくりに着手しました。 これらの結果、
歳出全体としては、
令和3年度に実施した
子育て世帯臨時特別給付金給付事業の皆減などを受け、
減額となっています。 次に、
議案第52号
令和4年度
鶴ヶ島市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の
認定についてのご
説明を申し上げます。同
会計歳入歳出決算の
概要について申し上げますと、
決算額は
歳入において68億412万9,426円、
歳出において66億8,992万7,129円、
歳入歳出差引残高は1億1,420万2,297円となり、
歳計剰余金として
令和5年度に繰り越しいたしました。この
決算額を
令和3年度と比較しますと、
歳入において2億6,111万9,674円、3.7%の
減額、
歳出において1億7,807万4,188円、2.6%の
減額となりました。
減額となった主な
理由といたしましては、
歳入歳出とも被
保険者数の減少に伴うものであり、
歳入については
県支出金が
減額となったものであり、
歳出については
保険給付費の
減額によるものであります。 次に、
議案第53号
令和4年度
鶴ヶ島市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
認定についてのご
説明を申し上げます。同
会計歳入歳出決算の
概要について申し上げますと、
決算額は
歳入において9億8,613万217円、
歳出において9億8,405万2,488円、
歳入歳出差引残高は207万7,729円となり、
歳計剰余金として
令和5年度に繰り越しいたしました。この
決算額は
令和3年度と比較しますと、
歳入において1億3,014万9,169円、15.2%の
増額、
歳出において1億3,134万8,469円、15.4%の
増額となりました。
増額となった主な
理由といたしましては、
歳入においては、被
保険者数の増加に伴い
保険料が
増額となったものであり、
歳出においては、埼玉県
後期高齢者医療広域連合への
納付金の
増額によるものであります。 次に、
議案第54号
令和4年度
鶴ヶ島市
介護保険特別会計歳入歳出決算の
認定についてのご
説明を申し上げます。同
会計歳入歳出決算の
概要について申し上げますと、
決算額は
歳入において46億8,634万5,421円、
歳出において43億8,444万6,330円、
歳入歳出差引残高は3億189万9,091円となり、
歳計剰余金として
令和5年度に繰り越しいたしました。この
決算額は
令和3年度と比較しますと、
歳入において9,559万4,974円、2.0%の
減額、
歳出において2億3,468万1,733円、5.1%の
減額となりました。
減額となった主な
理由といたしましては、
歳入については、
令和3年度から繰越金が
減額になったことによるものであり、
歳出については、
保険料の剰余金等の
減額により
介護給付費準備基金積立金が
減額となったことによるものであります。 次に、
議案第55号
令和4年度
鶴ヶ島市
坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてのご
説明を申し上げます。同
会計歳入歳出決算の
概要について申し上げます。
決算額では
歳入において1億1,328万6,158円、
歳出において1億5万5,188円、
歳入歳出差引残高は1,323万970円となり、これから翌年度へ繰り越すべき
財源として
繰越明許費繰越額530万円を差し引いた
実質収支額は793万970円となり、
歳計剰余金として
令和5年度に繰り越しいたしました。この
決算額は、
令和3年度と比較しますと、
歳入において4,061万6,161円、26.4%の
減額、
歳出において3,670万9,067円、26.8%の
減額となりました。
減額となった主な
理由といたしましては、
歳入においては、
事業費
減額に伴う繰入金が
減額となったものであり、
歳出については、道路築造工事等が終了したことによる工事請負費の
減額によるものであります。 次に、
議案第56号
令和4年度
鶴ヶ島市
坂戸都市計画事業若葉駅
西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてのご
説明を申し上げます。同
会計歳入歳出決算の
概要について申し上げますと、
決算額は
歳入において3億1,407万4,196円、
歳出において3億948万6,648円、
歳入歳出差引残高は458万7,548円となり、
歳計剰余金として
令和5年度に繰り越しいたしました。この
決算額は、
令和3年度と比較しますと、
歳入において5,797万1,948円、15.6%の
減額、
歳出において4,507万9,200円、12.7%の
減額となりました。
減額となった主な
理由といたしまして、
歳入については
事業費
減額に伴う繰入金等の皆減によるもので、
歳出については、道路築造工事、建物移転が完了したことによる
事業費の
減額によるものであります。
議案第51号から
議案第56号まで
各種事業の遂行に当たりましては、
議員各位をはじめ、
市民の
皆様及び関係者の
皆様に深いご理解とご協力を賜りまして、おおむね所期の目的を達することができました。深く感謝申し上げる次第であります。 次に、
議案第57号
市道の路線の
認定についてのご
説明を申し上げます。
本案は、(仮称)西部中学校
通学路整備工事に伴い、
認定する新設道路2路線、県道の
事業化に伴う道路1路線、合計3路線を
市道として
認定したいので、道路法第8条2項の
規定により提案するものであります。 以上、2件の
諮問及び13件の
議案でございます。何とぞ慎重ご
審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ◇
△散会の宣告
○
大野洋子議長 以上で本日の
日程は全て終了いたしました。 次の
会議は、9月1日午前9時に開く予定です。 本日は大変お疲れさまでした。これをもって散会いたします。 散会 午前10時44分...