鶴ヶ島市議会 > 2022-09-27 >
09月27日-06号

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  1. 鶴ヶ島市議会 2022-09-27
    09月27日-06号


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    最終取得日: 2022-12-20
    令和 4年  9月定例会(第3回)令和4年第3回鶴ヶ島市議会定例会 第27日令和4年9月27日(火曜日) 議 事 日 程 (第6号) 1、開  議 1、議会運営委員会の会議結果の報告 1、議案第40号 鶴ヶ島市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について、委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第41号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第42号 鶴ヶ島手数料条例等の一部を改正する条例について、委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第50号 令和3年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第51号 令和3年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第45号 令和4年度鶴ヶ島介護保険特別会計補正予算(第2号)について、委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第47号 令和3年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第48号 令和3年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第49号 令和3年度鶴ヶ島介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第44号 令和4年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第4号)について、委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第46号 令和3年度鶴ヶ島一般会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第52号 令和4年度鶴ヶ島介護保険特別会計補正予算(第5号)について、上程、説明、質疑、討論、採決 1、議員派遣の件 1、議員派遣の件 1、議員派遣の件 1、閉会中の継続審査の件 1、市長挨拶 1、閉  会午前9時10分開議 出席議員(18人)     1番  山 中 基 充 議員     2番  松 尾 孝 彦 議員     3番  小 林 ひとみ 議員     4番  大 野 洋 子 議員     5番  太 田 忠 芳 議員     6番  石 塚 節 子 議員     7番  出 雲 敏太郎 議員     8番  内 野 嘉 広 議員     9番  近 藤 英 基 議員    10番  長谷川   清 議員    11番  持 田 靖 明 議員    12番  小 川   茂 議員    13番  杉 田 恭 之 議員    14番  髙 橋 剣 二 議員    15番  大曽根 英 明 議員    16番  漆 畑 和 司 議員    17番  金 泉 婦貴子 議員    18番  藤 原 建 志 議員 欠席議員(なし) 説明のための出席者 市長部局     齊 藤 芳 久  市    長    新 井 順 一  副  市  長     袴 田   健  総合政策部長    丸 山 昭 義  総 務 部 長     高 沢 嘉 晴  福 祉 部 長    長 島 きぬ子  健 康 部 長     白 井 克 英  健 康 部参事    田 村   智  都市整備部長     上田平   優  総務人権推進              課    長 教育委員会     松 井 克 彦  教  育  長 事務局職員出席者     中 村 史 代  事 務 局 長    田 中 伸 一  事  務  局                                 議 事 課 長     市 川 貢 嗣  事  務  局    小 平 優 希  事  務  局              議 事 課主幹             議事課主事補 △開議の宣告                         (午前 9時10分) ○山中基充議長 ただいまの出席議員は18人です。  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。                      ◇ △議会運営委員会の会議結果の報告 ○山中基充議長 日程第1、議会運営委員会の会議結果の報告を行います。  議会運営委員会委員長より会議結果について報告をお願いいたします。  大曽根英明議会運営委員会委員長。          〔大曽根英明議会運営委員会委員長登壇〕 ◆大曽根英明議会運営委員会委員長 ただいま議長より報告を求められました議会運営委員会の会議結果について報告いたします。  本委員会は、9月22日に開会し、議案第52号 令和4年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第5号)についての協議を行いました。議案第52号は本日の日程に追加し、さきに委員会付託をした議案の採決終了後に審議をすることに決定いたしました。また、委員会付託を省略して、本会議で審議することに決定いたしました。  以上で議会運営委員会の会議結果の報告を終わります。 ○山中基充議長 お諮りいたします。  本日の追加議案は、お手元のとおりですが、前もって議案の写しを送付してありますので、朗読を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 異議なしと認めます。  よって、追加議案の朗読は省略することに決定いたしました。                      ◇ △議案第40号、議案第41号、議案第42号、議案第50号、議案第51号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○山中基充議長 日程第2、議案第40号 鶴ヶ島市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について、日程第3、議案第41号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、日程第4、議案第42号 鶴ヶ島手数料条例等の一部を改正する条例について、日程第5、議案第50号 令和3年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第6、議案第51号 令和3年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを一括議題といたします。  各案について委員長の報告を求めます。  小川茂総務産業建設常任委員会委員長。          〔小川 茂総務産業建設常任委員会委員長登壇〕 ◆小川茂総務産業建設常任委員会委員長 ただいま議長より報告を求められましたので、総務産業建設常任委員会に付託されました議案第40号 鶴ヶ島市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について、議案第41号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第42号 鶴ヶ島手数料条例等の一部を改正する条例について、議案第50号 令和3年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第51号 令和3年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、それぞれ審査の概要と結果についてご報告いたします。  審査は、去る9月7日、第3、第4委員会室において、委員全員の出席の下、関係する執行部説明員の出席を求め行いました。  議案第40号 鶴ヶ島市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例についてでは、1名の委員より、育児休暇を取得しやすい環境づくり等について質疑あり、説明がなされました。以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第41号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてでは、1名の委員より、育児休業取得率等について質疑あり、説明がなされました。以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第42号 鶴ヶ島手数料条例等の一部を改正する条例についてでは、1名の委員より、長期優良住宅の着工の動向等について質疑あり、説明がなされました。以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第50号 令和3年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでは、質疑、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  最後に、議案第51号 令和3年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでは、質疑、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  以上で総務産業建設常任委員会に付託されました議案第40号、第41号、第42号、第50号及び議案第51号について審査の概要と結果についての報告といたします。 ○山中基充議長 これより委員長報告に対する質疑を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 質疑なしと認めます。  次に、議案第40号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第40号 鶴ヶ島市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○山中基充議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第41号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第41号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○山中基充議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第42号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第42号 鶴ヶ島手数料条例等の一部を改正する条例について、本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○山中基充議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第50号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第50号 令和3年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員
    山中基充議長 起立全員であります。  よって、本案は認定されました。  次に、議案第51号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第51号 令和3年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○山中基充議長 起立全員であります。  よって、本案は認定されました。                      ◇ △議案第45号、議案第47号、議案第48号、議案第49号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○山中基充議長 日程第7、議案第45号 令和4年度鶴ヶ島介護保険特別会計補正予算(第2号)について、日程第8、議案第47号 令和3年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第9、議案第48号 令和3年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第10、議案第49号 令和3年度鶴ヶ島介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを一括議題といたします。  各案について委員長の報告を求めます。  大野洋子文教厚生常任委員会委員長。          〔大野洋子文教厚生常任委員会委員長登壇〕 ◆大野洋子文教厚生常任委員会委員長 ただいま議長より報告を求められましたので、文教厚生常任委員会に付託されました議案第45号、第47号、第48号、第49号、4議案についての審査の概要とその結果について報告いたします。  審査は、去る9月8日、第3、第4委員会室において、委員全員出席の下、関係する執行部説明員の出席を求め行いました。  初めに、議案第45号 令和4年度鶴ヶ島介護保険特別会計補正予算(第2号)についてでは、質疑、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第47号 令和3年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでは、4名の委員から、収入未済額不納欠損額の状況、傷病手当金給付対象コロナ禍と今後の動向、特定保健指導利用者の推移とサポート、利用状況と受診率について質疑があり、説明がなされ、質疑を終結し、反対の立場から1名、賛成の立場から2名の討論があり、採決の結果、挙手多数で本案は認定すべきものと決定いたしました。  次に、議案第48号 令和3年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてでは、1名の委員から、収入未済額不納欠損額の状況、コロナ禍での医療受診状況について質疑があり、説明がなされ、質疑を終結し、反対の立場から1名、賛成の立場から2名の討論があり、採決の結果、挙手多数で本案は認定すべきものと決定いたしました。  次に、議案第49号 令和3年度鶴ヶ島介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでは、1名の委員から、コロナ禍での介護サービスなどの利用状況利用控えの状況について質疑があり、説明がなされ、質疑を終結し、反対の立場から1名、賛成の立場から2名の討論があり、採決の結果、挙手多数で本案は認定すべきものと決定いたしました。  以上で文教厚生常任委員会に付託されました議案第45号、第47号、第48号、第49号、4議案についての審査の概要とその結果についての報告といたします。 ○山中基充議長 これより委員長報告に対する質疑を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 質疑なしと認めます。  次に、議案第45号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第45号 令和4年度鶴ヶ島介護保険特別会計補正予算(第2号)について、本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○山中基充議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第47号の討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許可します。  本案に反対の立場から、6番、石塚節子議員。 ◆6番(石塚節子議員) 議席番号6番、石塚節子です。議案第47号 令和3年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、ただいまの文教厚生常任委員長の報告は認定すべきとの結論でありましたが、私は日本共産党鶴ヶ島市議会議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。  2018年4月から国保の財政運営都道府県単位となりました。国保制度は、コロナ禍社会保障としての存立が危ぶまれるような様々な課題に直面しています。国保負担割合の引上げによる財政基盤の強化や低所得者層に対する保険税軽減策拡充強化新型コロナウイルス感染症に感染した被用者を対象とする傷病手当金対象拡大や支給額の増額が求められます。  8月の新型コロナウイルス感染による死者数が7,000人を超え、1か月当たりの人数で過去最多となりました。医療を受ける権利を邪魔者扱いして医師の養成数を低減させ、地域医療構想による医療機関の再編成で病床数が減らされ続けてきたことがコロナ禍での病床逼迫を招いています。地域住民の健康や衛生を支える公的機関の保健所がほぼ半減されたことは、新型コロナウイルス感染症対策の混迷を強めています。コロナ感染に不安を強めながら、様々な理由で医療につながれない市民が増えています。新型コロナウイルス感染症で誰一人取り残さず、安心して医療が受けられる権利を保障することが行政の責務ではないでしょうか。  国保加入者は、そのほとんどが非正規労働者年金受給高齢者です。3月からの食料品の値上げラッシュに続いて、9月以降も8,043品目の値上げが予定され、高齢者、低所得者の国保加入者を襲います。国保税の均等割を減免するなど施策が求められます。しかし、国民健康保険では、市町村国保の法定外繰入れを解消させ、全県の国保税統一を進めようとしています。全国知事会が求めるように、国の補助金を増やして被保険者の負担を軽減することを求めます。  以上、反対討論とします。 ○山中基充議長 本案に賛成の立場から、14番、髙橋剣二議員。 ◆14番(髙橋剣二議員) 14番、髙橋剣二です。ただいま議題となってございます議案第47号 令和3年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、ただいまの文教厚生常任委員会委員長は認定すべきとの報告でございましたが、私も会派新政クラブを代表し、賛成の討論を行わせていただきます。  今般、令和3年度の鶴ヶ島国民健康保険特別会計歳入歳出決算額につきましては、歳入が70億6,524万9,100円、歳出が68億6,800万1,317円でございます。前年度決算と比較いたしますと、歳入におきましては5億5,000万円強で7.7%の増額となっており、歳出におきましては5億2,500万円強で8.3%の増額となってございます。歳入につきましては、保険給付費等の交付金が増額となってございまして、県支出金において前年度比8.8%増額となっております。また、国民健康保険の現年度分の収納率につきましては、95.9%と7年連続で上昇しておりまして、これは納税相談など収納対策の努力がうかがえる結果となっておりますことは評価できるものであります。歳出につきましては、令和2年度のコロナ禍により受診控えによる反動といたしまして、令和3年度は療養諸費が増加したため、保険給付費が前年度比8.7%の増加となってございます。  新型コロナウイルス感染症の影響が読み切れない中、市当局におきましては被保険者一人一人の健康の保持増進に対する取組に対する支援を行い、医療費のさらなる適正化を図るとともに税負担の公平性を確保する観点からも、引き続き国民健康保険税収納対策を推進し、健全な運営を進めることができるよう切にお願いし、賛成の討論といたします。 ○山中基充議長 3番、小林ひとみ議員。 ◆3番(小林ひとみ議員) 3番、小林ひとみです。議案第47号 令和3年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、文教厚生常任委員会委員長の報告は認定すべきに決したとのことですが、私も会派公明党を代表して、認定すべきに賛成の立場から討論いたします。  決算におきましては、歳入が70億6,524万9,100円で、前年度と比較して7.7%の増、歳出が68億6,800万1,317円で、前年度と比較して8.3%の増となりました。国民健康保険制度は、持続可能な社会保障制度の確立を図るために平成30年4月より制度の見直しが行われ、都道府県財政運営の主体となっています。国民健康保険制度は、国民皆保険制度の基盤となる重要な制度です。誰もが安心して医療が受けられ、健康の保持増進のために役立っています。病気を未然に防ぐのに有効な特定健診の受診率向上にAIを活用し受診率向上に努め、さらに特定保健指導にも尽力されています。今後も疾病予防に努め、住民の健康増進のために取り組まれることを期待し、賛成の討論といたします。 ○山中基充議長 以上をもって討論を終結し、採決します。  議案第47号 令和3年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○山中基充議長 起立多数であります。  よって、本案は認定されました。  次に、議案第48号の討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許可します。  本案に反対の立場から、6番、石塚節子議員。 ◆6番(石塚節子議員) 議席番号6番、石塚節子です。議案第48号 令和3年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、ただいまの文教厚生常任委員長の報告は認定すべきとの結論でありましたが、私は日本共産党鶴ヶ島市議会議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。  コロナ禍高齢者の命と生活をどう守るかが問われています。本市は、介護認定を受けていない75歳以上の高齢者実態把握調査で把握したリスクの高い高齢者などを令和3年10月から生活支援員地域包括支援センターの職員が個別に訪問し、必要な支援につなげるという事業を実施しました。この取組を大いに評価するものですが、後期高齢者医療開始前だったら国保の受診状況、レセプトで高齢者健康状況が把握でき、介護に関する情報も把握できたのではないでしょうか。  後期高齢者医療制度は、市町村は保険料の徴収と埼玉県後期高齢者医療広域連合から医療給付費の請求を受けて納付をするだけというのが市町村特別会計の役割になっています。高齢者健康状況を身近な基礎自治体が直接に把握できないというのでは、福祉の責任を果たせないのではないでしょうか。  2008年から始まった後期高齢者医療制度は、国保を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険へと強制的に囲い込んで、負担増と差別医療を押しつけるものです。以来、6回にわたる保険料値上げが繰り返され、高齢者の生活を圧迫してきました。減らされた高齢者医療保険への国庫負担を抜本的に増額し、差別と負担増の制度を廃止して、少なくとも元の老人保健制度へ戻すべきです。  以上、反対の討論とします。 ○山中基充議長 本案に賛成の立場から、14番、髙橋剣二議員。 ◆14番(髙橋剣二議員) 14番、髙橋剣二です。ただいま議題となってございます議案第48号 令和3年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、ただいまの文教厚生常任委員会委員長の報告は認定すべしとのことでございますが、私も会派新政クラブを代表し、賛成討論を行わせていただきます。  令和3年度の鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入が8億5,598万1,048円、歳出が8億5,270万4,019円でございます。前年度決算と比較いたしますと、歳入におきましては3,927万3,477円、これは4.8%の増額となっており、歳出におきましては3,789万2,133円、こちらは4.7%の増額となっております。歳入におきましては、被保険者数の増加に伴い、保険料の賦課総額が増加したため、後期高齢者医療保険料は前年度比4.8%の増となってございます。繰入金に関しましても、被保険者数の増加に伴い、前年度比5.3%の増となってございます。  一方、歳出に関しましては、後期高齢者医療広域連合納付金が前年度比4.6%の増加となっております。こちらは歳入の保険料などが原資になっておるため、歳入と同様の理由により増加しているものでございます。2025年には団塊の世代が全て75歳となることからも、後期高齢者医療は今後も被保険者の絶対数が増大していくことが確実であるため、高齢者健康増進財政基盤の強化を図ることがますます重要となってきております。このため、保健事業と介護予防の一体的な実施を推進することにより、できる限り被保険者が健康で自立した生活を送ることができる環境を整備し、医療費の抑制を図るとともに、保険給付費の財源確保と保険料負担の公平性の確保の面からも収納対策のさらなる推進をお願いし、賛成の討論といたします。 ○山中基充議長 3番、小林ひとみ議員。 ◆3番(小林ひとみ議員) 3番、小林ひとみです。議案第48号 令和3年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、文教厚生常任委員会委員長の報告は認定すべきに決したとのことですが、私も会派公明党を代表して、認定すべきに賛成の立場から討論いたします。  決算におきましては、歳入が8億5,598万1,048円で、前年度と比較して4.8%の増、歳出が8億5,270万4,019円で、前年度と比較して4.7%の増となりました。増加の要因は、いずれも被保険者の増加に伴うものです。後期高齢者医療制度は、急速な高齢化により老人医療費を中心に国民医療費が増大する中、高齢者の世代と現役世代の費用負担や財政運営の責任を明確化し、公平で分かりやすい制度にするために創設されました。そして、広域連合を運営主体とすることで、保険財政の安定化を図っています。今後、ますます高齢化が進むことが想定されます。健康寿命の延伸を図るために健康づくりやフレイル予防に尽力いただき、医療費の抑制のためにさらなる取組をお願いします。そして、後期高齢者医療の適切な財政運営を図っていただくことを期待し、賛成の討論といたします。 ○山中基充議長 以上をもって討論を終結し、採決します。  議案第48号 令和3年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○山中基充議長 起立多数であります。  よって、本案は認定されました。  次に、議案第49号の討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許可します。  本案に反対の立場から、6番、石塚節子議員。 ◆6番(石塚節子議員) 議席番号6番、石塚節子です。議案第49号 令和3年度鶴ヶ島介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、ただいまの文教厚生常任委員長の報告は認定すべきとの結論でありましたが、私は日本共産党鶴ヶ島市議会議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。  2000年に介護保険は、介護を必要とする人を社会全体で支えるためにつくられた制度として始められました。介護を必要とする人の少ない負担でサポートを受けられるよう全国の市町村が保険者、そして地域に住む40歳以上の住民が被保険者となり、被保険者の納める介護保険料と税金で運営されます。これはベネッセスタイルケアのホームページでの介護保険の解説記事の冒頭部分です。介護を必要とする人を社会全体で支えるはずだった制度が虚構となってしまったのは、ヤングケアラーの登場で露見してしまったのではないでしょうか。介護保険制度は、開始当初から間を置かずに要支援認定者が介護保険の対象から外され、特別養護老人ホームの入所対象から要介護1、2が外され、ここに来て要介護1、2が介護保険の利用対象から外されようとしています。40歳から保険料を払い続け、65歳になって介護の必要な身になっても、要介護3以上でないと利用できないということも現実となってしまいます。  昨年8月から住民税非課税世帯の人の食費、住居費を軽くする補足給付制度が改悪されました。8月に入所施設から届いた請求書を見て、近所の知り合いの奥さんは、今まで生活を切り詰めて、やっと支払ってきたのに2万円も増えて、どうしたらいいのか。夫は施設で親切に介護されて感謝しているのですがと訴えられました。これは介護保険の利用が利用者と施設の契約で成り立っているために、市の担当者も介在できないことになっているようです。この仕組みは介護保険制度の設計段階で医療保険と同様の現物給付が指定され、つくられたもので、このような形で矛盾が露呈したものです。相談された方は2万円増でしたが、5万円も増えた父親の介護利用料を賄えないと離職した50代の長男は収入の道を断たれて、共倒れしかねない状態に追い込まれております。  介護保険料は、一定年間滞納を続けると、いざ介護の必要な身になった場合には介護利用料は全額負担になるというペナルティーが課せられます。社会全体で支えるはずだった介護保険制度は、利用対象者の範囲を狭め続けていると言えます。2000年以前の状態になっても、制度が続けば保険料は納めなければならないとしたら、何のための、誰のための制度かと疑います。  以上、反対の討論とします。 ○山中基充議長 本案に賛成の立場から、14番、髙橋剣二議員。 ◆14番(髙橋剣二議員) 14番、髙橋剣二です。ただいま議題となってございます議案第49号 令和3年度鶴ヶ島介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、ただいまの文教厚生常任委員会委員長の報告は認定すべしとのことでありますが、私は認定すべきとの立場から賛成の討論を行います。  令和3年度の介護保険特別会計歳入歳出決算におきましては、歳入が47億8,194万395円、歳出が46億1,912万8,063円で、歳入歳出差引き残額は1億6,281万2,332円となり、こちらを令和4年度に繰り越すという内容であります。歳入につきましては、対前年度比4,894万7,030円の増額、率にして1.0%の増となってございます。これは主に令和2年度からの繰越金の増額によるものとなっております。  歳出に関しましては、対前年度比で3億3,151万2,540円の増、率にして7.7%もの増となっており、こちらは要支援、要介護認定者数の増加に伴い保険給付費が増額となったことが主な要因であります。令和3年度は第8期介護保険事業計画の初年度となりますけれども、保険給付費につきましては、コロナ禍という特殊な状況下におきましても各種サービスが伸びており、計画値に対し、高い執行率となっております。介護保険制度は、制度創設から22年が経過し、高齢者の暮らしを支える重要なものとなっておりますが、団塊の世代が全て75歳以上となる令和7年度を見据え、これまで以上に広く市民の方の理解と協力が必要になると考えております。このため、今後も制度を分かりやすく周知していただくとともに、将来にわたり介護保険制度が安定的に運営されることを切に望み、賛成の討論といたします。 ○山中基充議長 3番、小林ひとみ議員。 ◆3番(小林ひとみ議員) 3番、小林ひとみです。議案第49号 令和3年度鶴ヶ島介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、文教厚生常任委員会委員長の報告は認定すべきに決したとのことですが、私も会派公明党を代表して、認定すべきに賛成の立場から討論いたします。  決算におきましては、歳入が47億8,194万395円、前年度と比較して1.0%の増、歳出が46億1,912万8,063円で、前年度と比較して7.7%の増となりました。要支援、要介護認定者数が増加する中、介護サービスによる保険給付費は、前年度と比較して1億6,785万1,543円、4.5%の増となっております。今後も高齢化が進むことから保険給付費の増加が見込まれます。健康寿命延伸は、日本全国において大きな課題であります。いかに健康寿命を延ばすか、埼玉県においてもこの取組に力を注いでいます。喜ばしいことに、鶴ヶ島市は健康長寿優秀市町村表彰で優良賞を受賞されました。今後もさらなる健康寿命延伸のために介護予防やフレイル予防に努め、健康寿命延伸のための取組にご尽力いただき、保険給付の抑制に努めていただくようお願いいたします。  また、介護を必要とする認定者やそのご家族が安心してサービスを受けることができる体制づくりに努めていただくようお願いいたします。そして、将来にわたり介護保険制度の安定的な運営がなされることを期待し、賛成の討論といたします。 ○山中基充議長 以上をもって討論を終結し、採決します。  議案第49号 令和3年度鶴ヶ島介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○山中基充議長 起立多数であります。  よって、本案は認定されました。                      ◇ △議案第44号、議案第46号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○山中基充議長 日程第11、議案第44号 令和4年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第4号)について、日程第12、議案第46号 令和3年度鶴ヶ島一般会計歳入歳出決算の認定についてを一括議題といたします。  各案について委員長の報告を求めます。  松尾孝彦予算決算常任委員会委員長。          〔松尾孝彦予算決算常任委員会委員長登壇〕 ◆松尾孝彦予算決算常任委員会委員長 ただいま議長より報告を求められましたので、予算決算常任委員会に付託されました議案第44号 令和4年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第4号)について、議案第46号 令和3年度鶴ヶ島一般会計歳入歳出決算の認定についての審査の概要とその結果について報告いたします。  審査は、去る9月9日、12日、13日に、第3、第4委員会室において、委員の出席の下、関係する執行部説明員の出席を求め行いました。  初めに、議案第44号 令和4年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出一括にて質疑を行い、戸籍・住民基本台帳管理運営事業、感染症予防対策事業、道路長寿命化推進事業など、2名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第46号 令和3年度鶴ヶ島一般会計歳入歳出決算の認定につきましては、初めに総合政策部の所管部門について、歳入歳出一括にて質疑を行い、広域連携サービス推進事業やその他など4名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  次に、総務部、会計課、選挙管理委員会、監査委員事務局の所管部門について、歳入歳出一括にて質疑を行い、戸籍・住民基本台帳管理運営事業やその他など7名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  次に、市民生活部、農業委員会の所管部門について、歳入歳出一括にて質疑を行い、自治会・地域支え合い協議会活動感染症対策支援事業やその他など10名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  次に、福祉部の所管部門について、歳入歳出一括にて質疑を行い、生活困窮者等自立支援事業やその他など5名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  次に、健康部の所管部門について、歳入歳出一括にて質疑を行い、妊娠・出産・育児支援事業やその他など6名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  次に、都市整備部の所管部門について、歳入歳出一括にて質疑を行い、道路交通環境安全対策事業やその他など7名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  次に、教育部の所管部門について、歳入歳出一括にて質疑を行い、いじめ対策・不登校支援等総合推進事業やその他など7名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  以上で質疑を終結し、討論に移りました。討論では、反対の立場から1名、賛成の立場から1名の討論があり、採決の結果、挙手多数により本案は認定すべきものと決定いたしました。  以上で本委員会に付託されました議案第44号 令和4年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第4号)、議案第46号 令和3年度鶴ヶ島一般会計歳入歳出決算の認定についての審査の概要と結果についての報告といたします。 ○山中基充議長 これより委員長報告に対する質疑を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 質疑なしと認めます。  次に、議案第44号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第44号 令和4年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第4号)について、本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○山中基充議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第46号の討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許可します。  本案に反対の立場から、10番、長谷川清議員。 ◆10番(長谷川清議員) 10番、長谷川清です。議案第46号 令和3年度鶴ヶ島一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論をいたします。  令和3年度の歳入歳出予算及びこの決算は、令和2年度と引き続きコロナ関係費が国の国庫補助金等々の支出がございまして、大規模に予算規模が令和3年度も通常の年度と比べると大きく増えております。その中で令和3年度の決算をどのように判断するのかという視点の中で、私は国や県が行う、ある意味、国民、県民、市民の命を守るための施策、これは国及び県が行う仕事であります。法定受託事務として、当市、各市町村が委託を受けて、ワクチンの接種であったり、補助金、給付金等の給付だったりというような仕事が市に増えてきた。これは令和2年、令和3年、ある意味、イレギュラーな予算であり、イレギュラーな仕事であります。その部分についてどうかという判断をするのは各市並みに行われているということであれば、おおむね了とするという部分であると思いますが、当市がその部分において、かなり他市においていろんなサービス、ワクチン接種についても遅れを取っていたということではないと思いますので、通常どおり他市並みに行われてきたということでは判断しております。しかし、我々はこの令和3年度の決算をそういう、ある意味、イレギュラーな部分での仕事に対して判断をするのではなく、レギュラーな部分、つまりは鶴ヶ島市がこれまで過去から今日、そして将来にわたって責任を持って行うべき仕事に対して、令和3年度どのような成果があったのかというところで判断をさせていただく。そういった中での討論とさせていただきたいと思います。  まず、この令和3年度の予算編成の審査のときに鶴ヶ島市が我々に提示したのは、令和3年度予算編成の基本的な考え方という中で、リーマン・ショック危機以来の、ある意味、財政的な危機が来る。リーマンは5年で35億円の減収がある。それと同じような危機が来るので、事務事業を精査し、縮小し、廃止し、そういったことで、それに備えていかなければならないというのが、まず一番最初の構図でありました。私はそのときに、そんなことはあり得ない、国民の危機に対して国が支出を抑えるわけがない。県が支出を抑えるわけがない。当然、焼け太りというのがいい言葉かどうかは別として、国庫補助関係が膨大に増えているという中でご指摘をさせていただいて、そのお金がどうやって市民のために有効に使えるのかということを考えるべきだという意見を申し上げさせていただきました。本決算でどのようになったかというと、まさに焼け太り。特に経常収支比率の大幅な改善であったり、財調への積立ての大幅な積立金、サービスではなくて、ある意味、家庭でいうと貯金に大きな貯金をここで令和3年度したというのが実情であります。  そんな中で、幾つかご指摘を申し上げたいと思います。令和3年度9月に第2次鶴ヶ島市定員管理計画が出されました。この計画においては、将来的に380人以下の職員数にするというところが記載されているわけですが、私はこれは数年来、ずっとご指摘申し上げているとおり、鶴ヶ島市の職員定数は、頑張っている他市並みに精査し、もう少し職員定数を削減できるであろう。それと併せて、職員の仕事の精査、それもするべきだろうというご指摘を申し上げましたが、それに対しての進展があったようには見えません。  次に、令和3年度鶴ヶ島市の公共施設等総合管理計画及び公共施設個別利用実施計画が出されました。この先、30年先を見ての計画であるということに対しても、私は異議がありますが、少なくても市の将来を左右する重要な計画でありながら、議会の議論を経ようとしない。これが市長部局側の案ですよというのであれば、まだいいのですが、もう既に西中を含め、令和4年度廃校について動き出している。やはり市の重要な施策、将来30年先を見た施策を議会の議論を経ずして淡々と実施をしていくということに対しては、私は大きな疑問があり、反対であります。  次に、人口問題、少子化問題、雇用問題、住宅対策、企業誘致、こういった視点で何かしらの方策が出され、それに対する施策が実施されているのかという部分についても見えてきませんでした。その中で、これも委員会質疑等で、人口の微増があったというところについては、結果、原因が不明であると。今後調査するということでありましたが、これは私の中では、結果的には非常に喜ばしい、いいことであったのかなと思っておりますが、いずれにしても、しっかりと政策を組んで、そこに対して施策を実施して結果を出していく。行政の経営とは、そういうことの繰り返しであると思います。それを市民に見える化して、それを共有し、目的を共有して結果を出していくことで第6次総合計画に書いてありますように、しあわせ共感の共感につながるものだと考えておりますが、何をどうするか、どうやっていくというものがないままに、結果オーライというところで甘んじていてはいけないなと思っておりますので、その部分をご指摘申し上げます。  一本松駅南口の開設については、開設のハードルは幾つかあるにしても、開設に向けて進んでいくというところだけは疑いがなかったのかなと思ったのですが、ほかの議員さんの一般質問を通じて、非常に何かまた前提条件が出てきて、人口減少の中で西部地域に必要なのであろうかだとか、ないしはかなりの時間がかかるというような言葉がまた装飾されてきているという部分については、委員会の審査とは別でありますが、非常に不満を持っておる部分であります。  鶴ヶ島市の農業振興計画が令和元年度に出されて、その2年目になります。鶴ヶ島の農業、やはり時間とともに衰退をしていって、その歯止めがかからない。それに対して的確な方策を私は示してもらいたい、示すべきだと言っておりますが、なかなかそれが示されておらない。令和3年度も同じような状況であります。  そんな中で、令和3年度は市長の2期目、11月に2期目となります。そこで上がってきたものが、Nゲージとガーデンパークを拠点としたまちづくり、つるの駅構想。言わばユージュアルというか、通常の市のしあわせ共感安心のまちつるがしまを第6次総合計画で将来像として掲げて、そこに進むべき施策の中の最重要課題、公約です。それがこの2つであって本当にいいものなのだろうか。何がこういうふうな形になっているのか。私は、鶴ヶ島の経営をどうしていくのかというのを市長が一生懸命考えて、市民にそれを訴えかけて、力を合わせてやっていきましょう、議会とともに力を合わせてやっていきましょうという中で、重要施策が組み立てられるべきものであると考えておりますが、この2つの計画が市長の公約です。それが令和4年度、何となく不安な状況で動き始めているというところが今の状況かなと思っておりますので、ぜひとも行政の仕事、そして市長の公約として間違いのないような方法にて進めいただくべきであるかなと思っております。  いずれにしても、これはもう前々からくどく申し上げておりますが、鶴ヶ島市も含めて、全国の自治体は地域間競争の中でどうやって人口を獲得していくか。多くの方に選んでもらえる市をどうやってつくっていくかというところで、しのぎを削っているわけでありますが、当市においては、政策の構想が見えてきていない。それに対応する施策が直接的に結ばれていないというふうに私は考えております。ぜひ地域間競争に勝ち抜いて、多くの市民の人に選んでいただいて、住むのであれば鶴ヶ島、子育てをするのなら鶴ヶ島、そして住んでいただいている市民の皆さんには、ああ、鶴ヶ島に住んでいてよかったなというような施策をしっかりと掲げていただいて、それに対応する施策で結果を出していただく、そういった必要があるのかなと考えております。  最後になりますが、鶴ヶ島市の今後の状況は決して明るい状況ではない。市の財政担当が財調をたくさん積み立てていきたいという気持ちは分からぬではないですが、やはり市民の皆さん、どうやって施策、市民サービスを実施していくのか。満足していただくために市民の皆さんの意見を聞いて、市民の皆さんのためにしっかりとした施策を実施していただくことをお願い申し上げまして、令和3年度決算について、反対の立場での討論とさせていただきます。 ○山中基充議長 本案に賛成の立場から、12番、小川茂議員。 ◆12番(小川茂議員) 12番、小川茂でございます。議案第46号 令和3年度鶴ヶ島一般会計歳入歳出決算の認定について、予算決算常任委員会委員長の報告は認定すべきとのことですが、私も会派新政クラブを代表して、賛成の立場から討論いたします。  令和3年度は、第6次鶴ヶ島市総合計画の2年度目に当たり、総合計画の各施策の推進と新型コロナウイルス感染症対策の両立が求められた年度となりました。その中で、ワクチン接種やコロナ禍に直面する市民への支援事業などが実施された結果、決算額は令和2年度に比べ減額となりましたが、例年を大きく上回るものとなっております。  令和3年度の一般会計決算の特徴としましては、まず歳入では、市税において固定資産税や都市計画税の減収により、令和2年度と比べ減額となりました。また、国庫支出金では、子育て世帯や住民税非課税世帯への支援のための財源が交付されましたが、特別定額給付金給付事業費補助金が皆減となったことなどにより大幅な減額となり、歳入総額も令和2年度と比べ減額となりました。歳出につきましては、令和2年度に引き続き第6次鶴ヶ島市総合計画に掲げる将来像の実現に向けた施策と新型コロナウイルス感染症による市民生活への影響に対するための各事業が実施されました。  令和3年度に実施した主な事業として、政策1、安心して暮らせるまちでは、子育て世帯臨時特別給付金給付事業において、児童1人当たり10万円の給付により子育て世帯に対する支援がなされました。また、多子世帯応援事業においては、経済的負担の大きい多子世帯に対し支援をすることで子育て環境の向上及び人口増に向けた施策が実施されました。  次に、政策2、豊かな人が育つまちでは、小学校空調更新工事により学習環境の向上が図られたほか、小・中学校体育館トイレ改修工事の実施により学校の衛生環境の改善が図られるなど、児童生徒が安心、快適に学校生活を送ることができる環境が整備されました。  政策3、いきいきと暮らせるまちでは、新型コロナウイルスワクチン接種事業では、市民が迅速にワクチン接種を受ける体制が確保されました。また、高齢者実態把握事業においては、健康リスクの高い高齢者を直接訪問して、高齢者の生活状況を把握し、必要な支援につなげるなど、高齢者一人一人に対するきめ細やかな対応により市民の健康維持が図られました。  政策4、活力にあふれるまちでは、大規模な自然災害に備えるため国土強靱化地域計画が策定され、災害に強い強靱なまちづくりの方向性が示されました。また、自治会・地域支え合い協議会が感染症対策を行いながら、コロナ禍においても安心して地域活動ができる体制を整えるための支援が行われました。  政策5、魅力とにぎわいのあるまちでは、コロナ禍に売上げが減少した中小事業者、個人事業主に対し支援金を交付するといった直接的な支援が行われました。また、QRコード決済を活用したポイント還元事業により、コロナ禍における市内の消費喚起による地域経済の活性化を図るとともに、市民、事業者双方への支援がなされました。  最後に、政策6、快適で住みよいまちでは、道路交通環境安全対策事業において通学路総点検に基づき、危険箇所に対してグリーンベルトの設置など通学路の安全対策が実施されました。また、都市計画道路川越鶴ヶ島線の道路改築工事が進み、圏央鶴ヶ島インターチェンジ周辺地区の円滑な道路網の整備が推進されました。  新型コロナウイルス感染症の長期化や物価高騰など、市を取り巻く環境は依然厳しいものでありますが、社会経済情勢の変化にきめ細やかに対応しつつ、急速な高齢化に伴う社会保障関係経費の増大や公共施設の老朽化対策をはじめとした様々な課題に向き合わなくてはなりません。そうした中、齊藤市長は日頃から職員一人一人が本当に一生懸命頑張って仕事に取り組んでいるとおっしゃっております。私もそのとおりだと思います。今後も市民福祉向上のための施策が推進されますことを期待し、賛成の討論といたします。 ○山中基充議長 3番、小林ひとみ議員。 ◆3番(小林ひとみ議員) 3番、小林ひとみです。議案第46号 令和3年度鶴ヶ島一般会計歳入歳出決算の認定について、予算決算常任委員会委員長の報告は認定すべきことに決したということですが、私も会派公明党を代表して、認定すべきに賛成の立場で討論いたします。  令和3年度は市制施行30周年という節目の年でありましたが、いまだ収束に至らない新型コロナウイルス感染症対策を講じながらの事業運営となりました。歳入については、市税の収入済額が中小事業者等への固定資産税軽減の影響を受け、前年度と比較して1%の減となりました。しかし、調定額に対する収入率は過去最高の99%で、前年度より0.5ポイントの増となり、関係職員の徴収努力の成果がうかがえます。  一方、歳出においては、民生費、衛生費が増額となっています。令和3年度に取り組まれた事業では、市制施行30周年を記念する事業を新型コロナウイルス感染症対策を講じながらできる範囲で取り組まれました。行政サービスの維持向上や業務の効率化を図るために住民異動や証明発行などの窓口業務委託を実施、またペイジー口座振替受付サービスにより納税者の利便性の向上を図りました。マイナンバーカードの普及、利活用をより促進するために出張申請支援に取り組まれました。  地域住民の交流の場として重要な役目を持つ自治会や地域支え合い協議会に対し、コロナ禍においても安心して地域においての活動が継続できるように補助金を交付した自治会・地域支え合い協議会活動感染症対策支援事業は、自治会から喜びの声が上がっています。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大により大きな影響を受けた市内の中小事業者に対し、消費を促すことで活性化を図った新型コロナウイルス感染症対策地域経済活性化ポイント還元事業を実施しました。また、非接触型決済を利用できない高齢者の方が一定数いるために行われた高齢者応援クーポン券発行事業は、市内事業者の支援及び高齢者の生活支援や地域経済の活性化を図ることができました。子育て世帯臨時特別給付金給付事業は、新型コロナウイルス感染症の長期化で影響を受けている子育て世帯を支援することができました。  感染症予防の観点から、不特定多数の市民が利用するトイレの改修が行われました。市民センターや運動公園、若葉駅西口公衆トイレ、そして教育現場においては小中学校体育館のトイレの改修工事が行われ、衛生環境を向上させることができました。  健康寿命の延伸を図るための取組としては、健康づくりや運動、食育の推進、フレイル予防のためにフレイルチェック測定会や予防講座を実施しました。今後、少子高齢化が進む中で子育て世帯への支援、そして高齢者支援としては、介護予防やフレイル予防のためにさらなる取組に努めていただきますようお願いいたします。また、生活の基盤となる都市整備にも尽力をお願いいたします。そして、感染症対策として、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた取組などの事業の継続に努めていただくようお願いいたします。  以上の観点から、第6次鶴ヶ島市総合計画の将来像である、しあわせ共感安心のまちつるがしまの実現に向けて、さらなる取組に期待し、賛成の討論といたします。 ○山中基充議長 以上をもって討論を終結し、採決します。  議案第46号 令和3年度鶴ヶ島一般会計歳入歳出決算の認定について、本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○山中基充議長 起立多数であります。  よって、本案は認定されました。                      ◇ △議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○山中基充議長 日程第13、議案第52号 令和4年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  齊藤市長。          〔齊藤芳久市長登壇〕 ◎齊藤芳久市長 議案第52号 令和4年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第5号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  この補正予算につきましては、物価高騰に伴う低所得世帯への支援に要する経費や、新型コロナウイルスワクチン接種に要する経費など、緊急性の高い事業について計上するものであります。  歳出といたしましては、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業、新型コロナウイルスワクチン接種事業等に要する経費を追加いたしました。これらの経費を賄います財源といたしましては、国庫支出金及び繰入金により調製いたしました。  以上の結果、補正予算額は5億8,010万8,000円の増額となり、歳入歳出予算の総額を242億7,806万1,000円とするものであります。  何とぞ慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○山中基充議長 これより質疑を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第52号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 異議なしと認めます。  よって、議案第52号は委員会の付託を省略することに決定いたしました。  次に、討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第52号 令和4年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第5号)について、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○山中基充議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。                      ◇ △議員派遣の件 ○山中基充議長 日程第14、議員派遣の件を議題といたします。  お手元に配付いたしました議員派遣の件のとおり、鶴ヶ島市議会業務継続計画4①の規定に基づき、鶴ヶ島市議会災害対策支援本部が設置されたときは同計画4①の活動を行うため、市内各地域に議員を派遣したいと思います。  お諮りいたします。議員派遣の件についてご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 異議なしと認めます。  よって、本件は議員派遣の件のとおり、議員を派遣することに決定いたしました。                      ◇ △議員派遣の件 ○山中基充議長 日程第15、議員派遣の件を議題といたします。  お手元に配付いたしました議員派遣の件のとおり、埼玉県市議会議長会第二区議長会先進都市視察研修会に内野副議長を派遣したいと思います。  お諮りいたします。議員派遣の件についてご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 異議なしと認めます。  よって、本件は議員派遣の件のとおり、議員を派遣することに決定いたしました。                      ◇ △議員派遣の件 ○山中基充議長 日程第16、議員派遣の件を議題といたします。  お手元に配付いたしました議員派遣の件のとおり、議員視察研修に参加するため議員を派遣したいと思います。  お諮りいたします。議員派遣の件についてご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 異議なしと認めます。  よって、本件は議員派遣の件のとおり、議員を派遣することに決定いたしました。                      ◇ △閉会中の継続審査の件 ○山中基充議長 日程第17、閉会中の継続審査の件を議題といたします。  お手元に配付いたしました申出書のとおり、議会運営委員会委員長から議会運営に関することについて閉会中の継続審査の申出がありました。  お諮りいたします。委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 異議なしと認めます。  よって、本件は委員長の申出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。                      ◇ △市長挨拶山中基充議長 以上で本日の日程は終了しました。会議を閉じます。  ここで市長から発言を求められておりますので、これを許可します。  齊藤市長。          〔齊藤芳久市長登壇〕 ◎齊藤芳久市長 令和4年第3回鶴ヶ島市議会定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、9月1日の開会以来、本日まで27日間にわたり、それぞれの議案について熱心かつ慎重にご審議、ご議決をいただき、誠にありがとうございました。会期中に追加して提案いたしました一般会計補正予算(第5号)につきましても、慎重なる審議、そしてご議決をいただき、感謝申し上げます。議員の皆様からいただきましたご意見、ご提言を踏まえ、今後も市政を確実に前進させるべく誠心誠意全力で取り組んでまいります。議員各位のご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。  さて、6月の定例会と7月の臨時会でご議決いただいたプレミアム商品券発行事業につきましては、今月12日から商品券の申込受付を開始しました。これまで多くの問合せをいただいており、市民の関心の高さがうかがわれるところです。今後、商品券の抽せん、販売と、利用開始に向け、しっかりと準備を進めてまいります。  来月には第73回となる鶴ヶ島市市民体育祭が開催されます。今年度はエンジョイスポーツミーティングと銘打ち、会場を鶴ヶ島市グリーンパークの一会場として開催となります。当日は各競技の実施とともにグラウンドゴルフ、ニュースポーツなど体験コーナーが設けられるほか、会場内ではパンやコーヒーの特設販売もご利用になれます。子どもから高齢者まで幅広い年代の方が新しい市民体育祭を体感していただけるものと思います。  そして、11月には、12日と13日を開催日としまして、3年ぶりに産業まつりが開催されます。一昨年、昨年と、残念ながら中止となってきた産業まつりですが、今年度は久々の開催となります。今回はステージイベントを見合わせるなど感染防止対策を行った上での開催となりますが、ぜひ足を運んでいただき、秋の日を楽しんでいただきたいと思っております。  これから季節の深まりとともに肌寒さを感じることも多くなってまいります。議員の皆様におかれましては、くれぐれも健康にご留意いただき、ご活躍いただきますようお祈り申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。                      ◇ △閉会の宣告 ○山中基充議長 これをもちまして、令和4年第3回鶴ヶ島市議会定例会を閉会します。          閉会 午前10時25分...