○
山中基充議長 日程第5、
議案第38号
固定資産評価審査委員会委員の選任についてから日程第18、
議案第51号
令和3年度
鶴ヶ島市
坂戸都市計画事業若葉駅
西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてまでを
一括議題といたします。
市長から
提案理由の
説明を求めます。
齊藤市長。 〔
齊藤芳久市長登壇〕
◎
齊藤芳久市長 議案第38号から
議案第51号までについて、
提案理由及び内容のご
説明を申し上げます。 初めに、
議案第38号
固定資産評価審査委員会委員の選任についてのご
説明を申し上げます。本案は、
固定資産評価審査委員会委員鍋島忠氏の任期が
令和4年9月30日をもって満了することに伴い、再任することについて協議いたしましたところ、内諾を得ましたので、
地方税法第423条第3項の規定により同意をいただきたく、提案するものであります。 次に、
議案第39号
固定資産評価審査委員会委員の選任についてのご
説明を申し上げます。本案は、
固定資産評価審査委員会委員毛須征弘氏の任期が
令和4年9月30日をもって満了することに伴い、再任することについて協議いたしましたところ、内諾を得ましたので、
地方税法第423条第3項の規定により同意をいただきたく、提案するものであります。 次に、
議案第40号
鶴ヶ島市
職員の勤務時間、休日及び休暇に関する
条例の一部を改正する
条例についてのご
説明を申し上げます。本案は、
職員の育児と仕事の両立を支援するため、
育児参加のための休暇の
対象期間を拡大したいので、提案するものであります。 次に、
議案第41号
職員の
育児休業等に関する
条例の一部を改正する
条例についてのご
説明を申し上げます。本案は、
地方公務員の
育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、
育児休業の
取得回数制限の緩和、
非常勤職員の子の出生後8週間以内の
育児休業の
取得要件の
緩和等をしたいので、提案するものであります。 次に、
議案第42号
鶴ヶ島市
手数料条例等の一部を改正する
条例についてのご
説明を申し上げます。本案は、
長期優良住宅の普及の促進に関する
法律等の一部改正に伴い、
長期優良住宅維持保全計画の
認定の申請に対する
審査に係る
手数料を追加等したいので、提案するものであります。 次に、
議案第43号
埼玉西部環境保全組合の規約の変更についてご
説明を申し上げます。本案は、
埼玉西部環境保全組合の事務所を移転することに伴い、
埼玉西部環境保全組合規約を変更することについて協議したいので、
地方自治法第290条の規定により、提案するものであります。 次に、
議案第44号
令和4年度
鶴ヶ島市
一般会計補正予算(第4号)についてのご
説明を申し上げます。この
補正予算につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策に係る
事業、
小・中学校などの
公共施設の管理に係る
事業のほか、
緊急性の高い
事業について計上するものであります。
歳出の主なものとしましては、
小・中学校施設管理事業、
道路長寿命化推進事業、
感染症予防対策事業に要する
経費等を追加いたしました。これらの経費を賄います財源といたしましては、
国庫支出金、
県支出金等により調製いたしました。 以上の結果、
補正予算額は10億
1,756万6,000円の増額となり、
歳入歳出予算の総額を236億9,795万3,000円とするものであります。 次に、
議案第45号
令和4年度
鶴ヶ島市
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてのご
説明を申し上げます。この
補正予算につきましては、
令和3年度
介護給付費等の確定に伴う
関係経費を計上するものです。
歳出の内容としましては、
国庫支出金、
支払基金交付金及び
県支出金の償還に係る
介護給付費等償還金並びに
一般会計繰入金返還金に要する経費のほか、
介護給付費準備基金積立金に要する
経費等を追加いたしました。これらの経費を賄います財源としましては、
繰入金、繰越金により調製いたしました。 以上の結果、
補正予算額は
1億6,150万4,000円の増額となり、
歳入歳出予算の総額を47億5,990万2,000円とするものであります。 次に、
議案第46号
令和3年度
鶴ヶ島市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてのご
説明を申し上げます。本案は、
地方自治法第233条第3項の規定に基づき、
議会の
認定に付するものであります。 同
会計歳入歳出決算の概要について申し上げますと、
決算額は
歳入において270億7,850万598円、
歳出において257億8,934万67円、
歳入歳出差引残高は12億8,916万531円となり、これから翌年度へ繰り越すべき財源として、
繰越明許費繰越額9,360万6,000円を差し引いた
実質収支額は11億9,555万4,531円となり、
歳計剰余金として
令和4年度に繰り越しいたしました。この
決算額は、
令和2年度と比較しますと、
歳入において50億
1,623万9,178円、15.6%の減額、
歳出において51億3,724万6,602円、16.6%の減額となりました。
歳入歳出予算の
執行状況につきましては、
歳入の
収入率97.4%で、前年度対比
0.
1ポイントの減、
歳出の
執行率は92.7%で、前年度対比
1.2
ポイントの減となっています。 それでは、
令和3年度
決算の概要について
説明させていただきます。
歳入につきまして、市税では、
コロナ禍の影響で
事業収入が減少した
中小事業者等への
軽減措置により
固定資産税及び
都市計画税が減額するなど、市税全体では前年度と比較して減額となっています。
国庫支出金では、
子育て世帯への
臨時特別給付金給付事業補助金をはじめとする
新型コロナウイルス感染症対策に係る
事業の財源が交付されていますが、
令和2年度に実施した
特別定額給付金給付事業など大規模な
事業の終了に伴う
交付金の減額により、全体としては減額となっています。このほか
県支出金、市債などが減額となっています。 これらの結果、
歳入全体としては減額となっています。
歳出につきましては、引き続き第6次
鶴ヶ島市
総合計画に掲げる市の将来像の実現に向けた各施策と並行し、
新型コロナウイルス感染症による
市民生活への影響に対応すべく、各
事業を実施しました。
令和3年度に実施した主な
事業としましては、
政策1、安心して暮らせる
まちでは、
栄小学校区と
杉下小学校の
学童保育室を一体的に整備したほか、
多子世帯応援事業で
経済負担の大きい
多子世帯を支援し、
子育て環境の充実を図りました。また、
コロナ禍の影響を受ける
子育て世帯や
住民税非課税世帯等に対し、
給付金の支給などによる支援を行いました。
政策2、豊かな人が育つ
まちでは、市内全
小学校の
体育館LED照明導入工事や、
新町小学校、
杉下小学校、
長久保小学校の3校の
空調更新工事を実施し、
学習環境の向上を図りました。また、
新型コロナウイルス感染症対策として、
小・中学校の
体育館トイレの
改修工事を実施し、
学校施設の
衛生環境の向上を図りました。
政策3、いきいきと暮らせる
まちでは、いつまでも健康でいられる
まちづくりの実現に向け、
コロナ禍でも気軽に取り組める
健康づくり運動や
食育事業を推進するなど、
市民の
健康づくりや
健康維持を図りました。また、
市民の命と健康を守るため、
新型コロナウイルスワクチンの
接種体制を継続的に確保するとともに、
自宅療養者への
食糧支援などを実施しました。
政策4、活力にあふれる
まちでは、
自治会、地域支え合い
協議会の
感染症対策支援や、
市民センターの
トイレの
改修工事を実施し、
コロナ禍でも
市民が安心して
地域活動を継続できる環境を整備しました。また、大
規模自然災害に備えるため、強靱な
まちづくりの
方向性を示す
国土強靱化地域計画を策定しました。
政策5、魅力とにぎわいのある
まちでは、
コロナ禍の影響を受け売上げが減少した
市内中小企業者等に対し直接支援するとともに、非
接触型決済を活用した
ポイント還元事業の実施により
市内消費を促すなど、
市内事業者の支援と
地域経済の
活性化を推進しました。
政策6、快適で住みよい
まちでは、
通学路の
安全対策工事のほか、
都市計画道路の整備を進め、
交通環境の充実及び
安全確保を図りました。また、
藤金地区における
土地区画整理事業の
事業化促進や
住環境整備に着手し、
都市基盤整備を前進させました。このほか、
市制施行30周年
記念事業として、
市勢要覧の発行や
タイムカプセルの開封、
子どもたちに向けた
講演会を実施するなど、
郷土意識の醸成を図りました。 これらの結果、
歳出全体としては、
令和2年度に実施した
特別定額給付金給付事業の皆減などを受け、減額となっています。各
事業の遂行に当たりましては、
議員各位をはじめ、
市民の
皆様方の深いご理解とご協力を賜りまして、おおむね所期の目的を達成することができました。深く感謝申し上げる次第であります。 なお、この
決算につきましては、
地方自治法第233条第2項の規定に基づき、
監査委員の
審査を受けてございます。 次に、
議案第47号
令和3年度
鶴ヶ島市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の
認定についてのご
説明を申し上げます。本案は、
地方自治法第233条第3項の規定に基づき、
議会の
認定に付するものであります。 同
会計歳入歳出決算の概要について申し上げますと、
決算額は
歳入において70億6,524万9,100円、
歳出において68億6,800万
1,317円、
歳入歳出差引残高は
1億9,724万7,783円となり、
歳計剰余金として
令和4年度に繰り越しいたしました。この
決算額を
令和2年度と比較しますと、
歳入において5億504万6,764円、7.7%の増額、
歳出において5億2,545万7,013円、8.3%の増額となりました。増額となった主な理由といたしましては、
歳入については、普通
交付金が増額になったものであり、
歳出については、
コロナ禍の受診控えの反動による保険給付費の増額によるものであります。
歳入歳出予算の
執行状況につきましては、
歳入の
収入率が98.7%で、前年度対比2.
0ポイントの減、
歳出の
執行率は96.
0%で、前年度対比
1.4
ポイントの減となっております。国民健康保険
事業の
運営に当たりましては、
議員各位をはじめ、本
事業に関係する
皆様方の深いご理解とご協力を賜りまして、おおむね所期の目的を達成することができました。深く感謝申し上げる次第であります。 なお、この
決算につきましては、
地方自治法第233条第2項の規定に基づき、
監査委員の
審査を受けてございます。 次に、
議案第48号
令和3年度
鶴ヶ島市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
認定についてのご
説明を申し上げます。本案は、
地方自治法第233条第3項の規定に基づき、
議会の
認定に付するものであります。 同
会計歳入歳出決算の概要について申し上げますと、
決算額は
歳入において8億5,598万
1,048円、
歳出において8億5,270万4,019円、
歳入歳出差引残高は327万7,029円となり、
歳計剰余金として
令和4年度に繰り越しいたしました。この
決算額は
令和2年度と比較しますと、
歳入において3,927万3,477円、4.8%の増額、
歳出において3,789万2,133円、4.7%の増額となりました。増額となった主な理由といたしましては、
歳入については、後期
高齢者医療保険の被保険者数の増加に伴い保険料が増額となったものであり、
歳出については、埼玉県後期
高齢者医療広域連合への納付金の増額によるものであります。
歳入歳出予算の
執行状況につきましては、
歳入の
収入率は100.
1%で、前年度対比
0.3
ポイントの減、
歳出の
執行率は99.8%で、前年度対比
0.2
ポイントの増となっております。後期
高齢者医療保険
事業の
運営に当たりましては、
議員各位をはじめ、本
事業に関係する
皆様方の深いご理解とご協力を賜りまして、おおむね所期の目的を達成することができました。深く感謝申し上げる次第であります。 なお、この
決算につきましては、
地方自治法第233条第2項の規定に基づき、
監査委員の
審査を受けてございます。 次に、
議案第49号
令和3年度
鶴ヶ島市
介護保険特別会計歳入歳出決算の
認定についてのご
説明を申し上げます。本案は、
地方自治法第233条第3項の規定に基づき、
議会の
認定に付するものであります。 同
会計歳入歳出決算の概要について申し上げますと、
決算額は
歳入において47億8,194万395円、
歳出において46億
1,912万8,063円、
歳入歳出差引残高は
1億6,281万円2,332円となり、
歳計剰余金として
令和4年度に繰り越しいたしました。この
決算額は
令和2年度と比較しますと、
歳入において4,894万7,030円、
1.
0%の増額、
歳出において3億3,151万2,540円、7.7%の増額となりました。増額となった主な理由といたしまして、
歳入については、
令和2年度から繰越金が増額になったことによるものであり、
歳出については、要介護者
認定数の増加により
介護給付費等が増額になったことによるものであります。
歳入歳出予算の
執行状況につきましては、
歳入の
収入率は98.4%で、前年度対比9.9
ポイントの増、
歳出の
執行率は95.
0%で、前年度対比14.9
ポイントの増となっております。介護保険
事業の
運営に当たりましては、
議員各位をはじめ、本
事業に関係する
皆様方の深いご理解とご協力を賜りまして、おおむね所期の目的を達成することができました。深く感謝申し上げる次第であります。 なお、この
決算につきましては、
地方自治法第233条第2項の規定に基づき、
監査委員の
審査を受けてございます。 次に、
議案第50号
令和3年度
鶴ヶ島市
坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてのご
説明を申し上げます。本案は、
地方自治法第233条第3項の規定に基づき、
議会の
認定に付するものであります。 同
会計歳入歳出決算の概要について申し上げます。
決算額は
歳入において
1億5,390万2,319円、
歳出において
1億3,676万4,255円、
歳入歳出差引残高は
1,713万8,064円となり、
歳計剰余金として
令和4年度に繰り越しいたしました。この
決算額は、
令和2年度と比較しますと、
歳入において4,140万4,531円、21.2%の減額、
歳出において4,379万7,276円、24.3%の減額となりました。減額となった主な理由といたしましては、
歳入については、
繰入金が減額となったものであり、
歳出については、建物移転が終了したことによる補償金の減額によるものであります。
歳入歳出予算の
執行状況につきまして、
歳入の
収入率は100%で、前年度対比増減なし、
歳出の
執行率は88.9%で、前年度対比3.6
ポイントの減となっております。本
事業の遂行に当たりましては、関係権利者及び
議員各位の深いご理解とご協力を賜りまして、おおむね所期の目的を達成することができました。深く感謝申し上げる次第であります。 なお、この
決算につきましては、
地方自治法第233条第2項の規定に基づき、
監査委員の
審査を受けてございます。 最後に、
議案第51号
令和3年度
鶴ヶ島市
坂戸都市計画事業若葉駅
西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてのご
説明を申し上げます。本案は、
地方自治法第233条第3項の規定に基づき、
議会の
認定に付するものであります。 同
会計歳入歳出決算の概要について申し上げますと、
決算額は
歳入において3億7,204万6,144円、
歳出において3億5,456万5,848円、
歳入歳出差引残高は
1,748万296円となり、
歳計剰余金として
令和4年度に繰り越しいたしました。この
決算額は、
令和2年度と比較しますと、
歳入において2,942万9,323円、8.6%の増額、
歳出において3,277万2,871円、10.2%の増額となりました。増額となった主な理由といたしまして、
歳入において処分した保留地の増加による保留地処分金等の増額であり、
歳出については、道路築造工事等に伴う工事請負費の増額によるものであります。
歳入歳出予算の
執行状況につきましては、
歳入の
収入率は100%で、前年度対比
0.
1ポイントの減、
歳出の
執行率は95.3%で、前年度対比
1.3
ポイントの増となっております。本
事業の遂行に当たりましては、関係権利者及び
議員各位の深いご理解とご協力を賜りまして、おおむね所期の目的を達成することができました。深く感謝申し上げる次第であります。 なお、この
決算につきましては、
地方自治法第233条第2項の規定に基づき、
監査委員の
審査を受けてございます。 以上、14件の
議案でございます。何とぞ慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ◇
△散会の宣告
○
山中基充議長 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次の
会議は、9月6日午前9時に開く予定です。 本日は大変にお疲れさまでした。これをもって散会いたします。 散会 午前
10時29分...