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08月30日-01号

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  1. 鶴ヶ島市議会 2021-08-30
    08月30日-01号


    取得元: 鶴ヶ島市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-20
    令和 3年  9月定例会(第3回)令和3年第3回鶴ヶ島市議会定例会 第1日令和3年8月30日(月曜日) 議 事 日 程 (第1号) 1、開  会 1、市長挨拶 1、開  議 1、会議録署名議員の指名 1、議会運営委員会の会議結果の報告 1、会期の決定 1、諸般の報告 1、議案第40号 教育委員会教育長の任命について、上程、説明 1、議案第41号 教育委員会委員の任命について、上程、説明 1、議案第42号 デジタル庁設置法及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する          法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について、上程、説明 1、議案第43号 鶴ヶ島市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定め          る条例の一部を改正する条例について、上程、説明 1、議案第44号 令和3年度鶴ヶ島市一般会計補正予算(第5号)について、上程、説明 1、議案第45号 令和3年度鶴ヶ島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、上程、          説明 1、議案第46号 令和3年度鶴ヶ島市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、上程、説明 1、議案第47号 令和3年度鶴ヶ島市坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計補正予算          (第1号)について、上程、説明 1、議案第48号 令和3年度鶴ヶ島市坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計補正          予算(第1号)について、上程、説明 1、議案第49号 令和2年度鶴ヶ島市一般会計歳入歳出決算の認定について、上程、説明 1、議案第50号 令和2年度鶴ヶ島市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、上程、          説明 1、議案第51号 令和2年度鶴ヶ島市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、上程、          説明 1、議案第52号 令和2年度鶴ヶ島市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、上程、説明 1、議案第53号 令和2年度鶴ヶ島市坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計歳入歳出          決算の認定について、上程、説明 1、議案第54号 令和2年度鶴ヶ島市坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計歳入          歳出決算の認定について、上程、説明 1、散  会午前10時10分開会 出席議員(18人)     1番  山 中 基 充 議員     2番  松 尾 孝 彦 議員     3番  小 林 ひとみ 議員     4番  大 野 洋 子 議員     5番  太 田 忠 芳 議員     6番  石 塚 節 子 議員     7番  出 雲 敏太郎 議員     8番  内 野 嘉 広 議員     9番  近 藤 英 基 議員    10番  長谷川   清 議員    11番  持 田 靖 明 議員    12番  小 川   茂 議員    13番  杉 田 恭 之 議員    14番  髙 橋 剣 二 議員    15番  大曽根 英 明 議員    16番  漆 畑 和 司 議員    17番  金 泉 婦貴子 議員    18番  藤 原 建 志 議員 欠席議員(なし)     説明のための出席者 市長部局     齊 藤 芳 久  市    長    新 井 順 一  副  市  長     袴 田   健  総合政策部長    丸 山 昭 義  総 務 部 長     町 田 偉 将  市民生活部長    高 沢 嘉 晴  健康福祉部長     長 島 きぬ子  健 康 福祉部    笠 原 修 一  都市整備部長              参    事     有 隅   栄  会 計 管理者    上田平   優  総務人権推進                                 課    長 教育委員会     松 井 克 彦  教  育  長    伊 東 栄 治  教 育 部 長     谷ヶ崎   仁  教育部参事 事務局職員出席者     中 村 史 代  事 務 局 長    吉 田 昭 宏  事  務  局                                 議 事 課 長     市 川 貢 嗣  事  務  局    岩 波 圭 介  事  務  局              議 事 課主幹             議 事 課主事 △開会の宣告                         (午前10時10分) ○山中基充議長 ただいまの出席議員は18人です。  定足数に達しておりますので、これより令和3年第3回鶴ヶ島市議会定例会を開会します。                      ◇ △市長挨拶山中基充議長 ここで市長から発言を求められておりますので、これを許可します。  齊藤市長。          〔齊藤芳久市長登壇〕 ◎齊藤芳久市長 議員の皆様、おはようございます。本定例会開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  本日は、令和3年第3回鶴ヶ島市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご参集を賜り、誠にありがとうございます。  まず初めに、鶴ヶ島市はこの9月1日に市制施行30周年を迎えます。ここにいらっしゃられる議員の皆様をはじめ、これまで市勢進展に多大なご尽力をいただいた全ての皆様に心より感謝を申し上げます。  また、同時に、これから先10年後、20年後の鶴ヶ島を支える様々な年代の人が、鶴ヶ島に住んでよかったと日々感じることができる明るい未来が見える鶴ヶ島をつくっていかなければならないと、決意を新たにするところであります。議員の皆様のご協力をお願いいたします。  まず、ワクチン接種についてです。市では、当初、7月末までに高齢者の70%の方にワクチン接種を完了させることを目標として接種を進めてまいりました。そうしたところ、7月中旬にこの目標を達成し、これまでに高齢者の88%の方に接種を完了しました。現在、順次対象者を拡大しながら接種を進めているところであり、今月末には約3万4,000人の市民の方が1回目の接種を終える見込みです。引き続き関係機関と連携しながら、接種を希望する全ての市民に一日でも早く接種を完了することができるよう進めてまいります。  一方、感染症の拡大は、市内でも人口10万人当たりに換算した1週間の新規陽性者数が100人を大きく超える日が続くなど、いわゆる第5波の中で歯止めがかかりません。埼玉県内では、鶴ヶ島市を含む18市町が、7月中旬まん延防止等重点措置区域に追加されて以降、8月早々には県内全域緊急事態措置区域に指定され、現在もこれが継続されている状況です。市では、新規陽性者の発生率が県下でも極めて高かったことから、まん延防止等措置区域の指定と同時に、同じくして独自に特別警戒態勢を宣言し、市民センターなどの公共施設臨時休館といたしました。現在は、図書館や児童館など一部の公共施設について、利用時間、人数などの制限を厳しくした上でご利用いただいている状況です。  また、小・中学校では、2学期の開始に当たり、9月1日から10日までの間、児童・生徒の登校を午前、午後に分けて分散登校とします。今後も感染拡大の状況を見極めながらしっかりと対応してまいります。  そうした中、先の第1回臨時会でご議決をいただき、市民生活や事業者の支援を行うとともに、非接触型決済を通じて新しい生活様式への対応を推進することを目的としたポイント還元クーポン券発行事業を8月1日から開始いたしました。これらポイント還元事業は、高齢者の方々を対象としたクーポン券発行事業とともに、多くのご利用をいただいているところです。クーポン券発行事業は、年末まで事業を継続してまいります。これらの事業により、少しでも地域経済に活気をもたらすことができればと考えております。  次に、令和4年度当初予算について申し上げます。市では、現在、令和4年度当初予算や3か年実施計画の編成作業を進めています。令和4年度当初予算については、現時点では安定した財政運営が確保されているという現状分析の下、これまでの新型コロナウイルス感染症の経験を踏まえ、支援の継続、躍進、構造の転換をキーワードに編成する方針です。今後の新型コロナウイルス感染症収束状況によっては、こうした方針の転換が避けられなくなるかもしれませんが、社会経済情勢など市を取り巻く状況を的確に捉え、しっかりと進めてまいりたいと考えております。  次に、令和2年度決算について申し上げます。令和2年度は、1年前倒しし策定した第6次鶴ヶ島市総合計画のスタートの年でした。第6次鶴ヶ島市総合計画に掲げた3つの重点戦略を中心に予算を編成しましたが、編成時に想定できなかったコロナ禍の拡大に対応するため、全ての事業の執行内容を精査し、実施時期などについて再検討しながら進めたところです。そうしたところ、一般会計の決算は、これまでにない300億円を超える規模となりました。  主な取組として、全ての児童・生徒にタブレット端末を配布し、情報活用能力を育てるGIGAスクール構想の実現、フレイル予防など健康長寿の取組、都市の骨格を形成し、市民生活企業活動を下支えする都市計画道路川越鶴ヶ島線及び鶴ヶ島南通り線の整備など、次につながる事業を着実に実施できたものと考えております。  また、異例とも言うべき15本の補正予算を編成する中で、多方面にわたる感染症対策にも全力で取り組みました。およそ100を超える取組と、総額82億円に上る予算を投じ、市民生活地域経済を支援するための施策を実施できたものと考えています。詳細な内容につきましては、議案の中でご説明してまいります。よろしくお願いいたします。  さて、8月24日に開幕した東京2020パラリンピックが連日熱戦を繰り広げております。このパラリンピック陸上男子やり投げ競技に出場する本市出身の山﨑晃裕さんが、本日間もなく、日本代表として決勝の舞台を迎えます。コロナ禍で、市民の皆さんが直接会場での声援を送ることはかないませんが、ぜひ山﨑さんには日頃の練習で培われた実力をいかんなく発揮していただき、世界に大きく羽ばたいていただきたいと思っております。  最後に、本定例会に提案させていただきました議案について申し上げます。人事に関する議案が2件、条例に関する議案が2件、令和3年度補正予算に関する議案が5件、令和2年度決算に関する議案が6件でこのほか報告が2件です。内容につきましては、提案理由等によりご説明申し上げますので、慎重にご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。                      ◇ △開議の宣告 ○山中基充議長 これより本日の会議を開きます。                      ◇ △会議録署名議員の指名 ○山中基充議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、  15番  大曽根 英 明 議員  16番  漆 畑 和 司 議員 を指名いたします。                      ◇ △議会運営委員会の会議結果の報告 ○山中基充議長 日程第2、議会運営委員会の会議結果の報告を行います。  本定例会の会期等につきましては、議会運営委員会にご審議いただいておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果について報告をお願いいたします。  大曽根英明議会運営委員会委員長。          〔大曽根英明議会運営委員会委員長登壇〕 ◎大曽根英明議会運営委員会委員長 ただいま議長より報告を求められました議会運営委員会の会議結果について報告いたします。  本委員会は、去る8月24日午前10時から開会し、委員全員出席の下、本定例会の運営について協議を行いました。会期日程につきましては、本日から9月22日水曜日までの24日間とすることに決定いたしました。  市長から提出された議案は15件であります。当該議案のうち議案第40号、議案第41号及び議案第42号は、委員会への付託を省略し、9月2日の本会議で採決することとし、その他の議案につきましてはそれぞれの所管の常任委員会に付託することに決定いたしました。  一般質問は、14人から通告があり、9月15日水曜日、16日木曜日、17日金曜日の3日間で行うことに決定いたしました。  以上で議会運営委員会の会議結果の報告を終わります。                      ◇ △会期の決定 ○山中基充議長 日程第3、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日から9月22日までの24日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から9月22日までの24日間とすることに決定いたしました。                      ◇ △諸般の報告 ○山中基充議長 日程第4、諸般の報告を行います。  報告第4号の令和2年度鶴ヶ島市の健全化判断比率の報告についてが1件、報告第5号の令和2年度鶴ヶ島市一般会計継続費精算報告書についてが1件、市長報告が1件、令和2年度空き家等対策実施状況についてが1件、私債権の放棄についてが1件、鶴ヶ島市職員措置請求住民監査請求)に基づく監査の結果についてが1件、例月出納検査の結果についてが3件、工事監査の結果についてが2件、令和3年度鶴ヶ島市教育委員会の事務に関する点検評価報告書についてが1件、それぞれお手元に配付のとおり報告がありました。  お諮りいたします。本定例会の付議事件はお手元のとおりですが、前もって議案の写しを送付してありますので、朗読は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○山中基充議長 異議なしと認めます。  よって、議案の朗読は省略することに決定いたしました。                      ◇ △議案第40号~議案第54号の上程、説明
    山中基充議長 日程第5、議案第40号 教育委員会教育長の任命についてから日程第19、議案第54号 令和2年度鶴ヶ島市坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  齊藤市長。          〔齊藤芳久市長登壇〕 ◎齊藤芳久市長 議案第40号から議案第54号までについて、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  初めに、議案第40号 教育委員会教育長の任命についてのご説明を申し上げます。本案は、教育委員会教育長、松井克彦氏の任期が令和3年9月30日をもって満了することに伴い、再任することについて協議いたしましたところ、内諾を得ましたので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、同意をいただきたく提案するものであります。  次に、議案第41号 教育委員会委員の任命についてご説明を申し上げます。本案は、教育委員会委員、髙篠雅惠氏の任期が令和3年9月30日をもって満了となることに伴い、再任することについて協議いたしましたところ、内諾を得ましたので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、同意をいただきたく提案するものであります。  次に、議案第42号 デジタル庁設置法及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてのご説明を申し上げます。本案は、デジタル庁設置法及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、個人番号カードの再交付手数料の規定の削除及び関係条例の文言の整理をしたいので、提案するものであります。  次に、議案第43号 鶴ヶ島市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてのご説明を申し上げます。本案は、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、保育所等が書面で記録等していたものを電磁的記録により行うことができる規定等を追加したいので、提案するものであります。  次に、議案第44号 令和3年度鶴ヶ島市一般会計補正予算(第5号)についてのご説明を申し上げます。この補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症対策に係る事業のほか、市内の交通安全対策に係る緊急性の高い事業について計上するものであります。  歳出の主なものとしましては、新型コロナウイルスワクチン接種事業道路交通環境安全対策事業道水路整備事業に要する経費等を追加いたしました。これらの経費を賄います財源といたしましては、国庫支出金県支出金、市債等により調製いたしました。  以上の結果、補正予算額14億5,262万8,000円の増額となり、歳入歳出予算の総額を232億47万円とするものであります。  次に、議案第45号 令和3年度鶴ヶ島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてのご説明を申し上げます。この補正予算につきましては、傷病手当金に要する経費を追加いたしました。この経費を賄います財源につきましては、県支出金により調製いたしました。  以上の結果、補正予算額は80万4,000円の増額となり、歳入歳出予算の総額を64億1,883万3,000円とするものであります。  次に、議案第46号 令和3年度鶴ヶ島市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてのご説明を申し上げます。この補正予算につきましては、令和2年度介護給付費等の確定に伴う関係経費を計上するものであります。  歳出の内容としましては、国庫支出金支払基金交付金県支出金、償還に係る介護給付費等償還金並びに一般会計繰入金返還金に要する経費のほか、介護給付費準備基金積立金に要する経費を追加いたしました。これらの経費を賄います財源につきましては、国庫支出金県支出金繰越金等により調製いたしました。  以上の結果、補正予算額は4億5,923万9,000円の増額となり、歳入歳出予算の総額を48億5,924万8,000円とするものであります。  次に、議案第47号 令和3年度鶴ヶ島市坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。この補正予算については、換地及び公共施設地の地積を確定させる測量を行うため、出来形確認測量事業に要する経費を追加いたしました。この経費を賄います財源につきましては、一般会計からの繰入金及び繰越金により調製いたしました。  以上の結果、補正予算額は2,620万4,000円の増額となり、歳入歳出予算の総額を1億9,474万2,000円とするものであります。なお、2か年にわたり事業を執行するため、継続費の設定を行うものであります。  次に、議案第48号 令和3年度鶴ヶ島市坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてのご説明を申し上げます。この補正予算につきましては、換地及び公共施設用地の地積を確定させる測量を行うため、出来形確認測量事業に要する経費を追加いたしました。この経費を賄います財源につきましては、一般会計からの繰入金及び繰越金により調製いたしました。  以上の結果、補正予算額は1,854万6,000円の増額となり、歳入歳出予算の総額を4億657万7,000円とするものであります。なお、2か年にわたり事業を執行するため、継続費の設定を行うものであります。  次に、議案第49号 令和2年度鶴ヶ島市一般会計歳入歳出決算の認定についてご説明を申し上げます。本案は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、議会の認定に付するものであります。  同会計歳入歳出決算の概要について申し上げますと、決算額は歳入において320億9,473万9,776円、歳出において309億2,658万6,669円、歳入歳出差引残高は11億6,815万3,107円となり、これから翌年度へ繰り越すべき財源として、繰越明許費繰越額9,021万円を差し引いた実質収支額は10億7,794万3,107円となり、歳計剰余金として令和3年度に繰り越しました。この決算額は、令和元年度と比較しますと、歳入において91億514万3,526円、39.6%の増額、歳出において89億9,111万6,637円、41.0%の増額となりました。歳入歳出予算予算規模に対する執行状況につきましては、歳入の収入率は97.5%、前年度対比1.3ポイントの減、歳出の執行率は93.9%で前年度対比0.4ポイントの減となっています。  それでは、令和2年度決算の概要について説明させていただきます。歳入につきましては、市税では、固定資産税が増額するなど、市税全体では前年度対比で2年ぶりの増額となっています。  国庫支出金では、特別定額給付金給付事業費補助金新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金など、新型コロナウイルス感染症対応事業の財源として交付されたことにより、増額となっています。このほか法人税交付金が皆増、地方消費税交付金財産収入などが増額となっています。  これらの結果、歳入全体としては4年連続で増額となっています。  歳出につきましては、第6次鶴ヶ島市総合計画の初年度となることから、第6次鶴ヶ島市総合計画に掲げる市の将来像の実現に向け、各事業を実施しました。令和2年度に実施した主な事業としましては、政策1、安心して暮らせるまちでは、藤小学校区に学童保育室を建設したほか、児童・家庭総合相談支援事業など子育て環境の充実を図りました。また、特別定額給付金の給付や新型コロナウイルス感染症への感染防止のため、市内の子ども・子育て関連施設等に対して緊急的な支援を行うなど、新型コロナウイルス感染症への対応を進めました。  政策2、豊かな人が育つまちでは、市内全中学校のトイレ改修工事や、藤中学校を除く市内中学校体育館LED照明導入工事施工実施などにより、市内における学校施設の安全性や快適性の向上を図りました。また、小・中学校を対象とした鶴っ子土曜塾を開催し、臨時休業中でも学習の基礎、基本を定着させる場を提供しました。  政策3、いきいきと暮らせるまちでは、新型コロナウイルスワクチン接種PCR検査費用の助成、新型コロナウイルス感染症啓発用パンフレットの印刷など、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に努めました。また、高齢者向け食事レシピや体操、脳トレ動画などを作成し、コロナ禍でも気軽に実践してもらうことで、高齢者の健康づくり健康維持の推進を図りました。  政策4、活力にあふれるまちでは、西市民センター東市民センター及び北市民センター空調更新工事に取り組み、市民が集い、交流する場の改善を図りました。  政策5、魅力とにぎわいのあるまちでは、都市農業の活性化を進めるため、意欲のある新規就農者に対する支援を行ったほか、ふるさと納税制度を積極的に活用し、市内の産業の活性化と魅力の発信を行いました。また、新型コロナウイルス感染症による影響を受けた市内の中小企業等に対し特別融資を行い、企業の事業継続を支援しました。  政策6、快適で住みよいまちでは、都市計画道路川越鶴ヶ島線及び鶴ヶ島南通り線道路改築工事を実施したほか、藤金土地区画整理事業見直しに向けた都市計画を変更するなど、都市基盤整備を前進させました。  これらの結果、歳出全体としては4年連続で増額となっています。各事業の遂行に当たりましては、議員各位をはじめ、市民の皆様方の深いご理解、ご協力を賜りまして、おおむね所期の目的を達成することができました。深く感謝申し上げる次第であります。  なお、この決算につきましては、地方自治法第233条第2項の規定に基づき、監査委員の審査を受けてございます。  次に、議案第50号 令和2年度鶴ヶ島市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてのご説明を申し上げます。本案は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、議会の認定に付するものであります。  同会計歳入歳出決算の概要について申し上げますと、決算額は歳入において65億6,020万2,336円、歳出において63億4,254万4,304円、歳入歳出差引残高は2億1,765万8,032円となり、歳計剰余金として令和3年度に繰り越しいたしました。この決算額を令和元年度と比較しますと、歳入において3億3,011万5,651円、4.8%の減額、歳出において4億659万5,622円、6.0%の減額となりました。減額となった主な理由といたしましては、歳入歳出ともに被保険者数が減少したことに伴うものであります。  歳入歳出予算執行状況につきましては、歳入の収入率が100.7%で前年度対比1.0ポイントの増、歳出の執行率は97.4%で前年度対比0.2ポイントの減となっております。国民健康保険事業の運営に当たりましては、議員各位をはじめ、本事業に関係する皆様方の深いご理解とご協力を賜りまして、おおむね所期の目的を達成することができました。深く感謝申し上げる次第であります。  なお、この決算につきましては、地方自治法第233条第2項の規定に基づき、監査委員の審査を受けてございます。  次に、議案第51号 令和2年度鶴ヶ島市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてのご説明を申し上げます。本案は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、議会の認定に付するものであります。  同会計歳入歳出決算の概要について申し上げますと、決算額は歳入において8億1,670万7,571円、歳出において8億1,481万1,886円、歳入歳出差引残高は189万5,685円となり、歳計剰余金として令和3年度に繰り越しました。この決算額は令和元年度と比較しますと、歳入において3,995万2,104円、5.1%の増額、歳出において4,034万8,548円、5.2%の増額となりました。増額となった主な理由といたしましては、歳入については後期高齢者医療保険の被保険者数の増加に伴い保険料が増額となったものであり、歳出については歳入の保険料の増額に伴う埼玉県後期高齢者医療広域連合への納付金の増額によるものであります。  歳入歳出予算執行状況につきましては、歳入の収入率は99.8%で前年度対比0.1ポイントの減、歳出の執行率は99.6%で前年度と同率となっております。後期高齢者医療保険事業の運営に当たりましては、議員各位をはじめ、本事業に関係する皆様方の深いご理解とご協力を賜りまして、おおむね所期の目的を達成することができました。深く感謝申し上げる次第であります。  なお、この決算につきましては、地方自治法第233条第2項の規定に基づき、監査委員の審査を受けてございます。  次に、議案第52号 令和2年度鶴ヶ島市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてのご説明を申し上げます。本案は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、議会の認定に付するものであります。  同会計歳入歳出決算の概要について申し上げますと、決算額は歳入において47億3,299万3,365円、歳出において42億8,761万5,523円、歳入歳出差引残高は4億4,537万7,842円となり、歳計剰余金として令和3年度に繰り越しいたしました。この決算額は令和元年度と比較しますと、歳入において4億6,278万9,729円、10.8%の増額、歳出において2億9,527万8,498円、7.4%の増額となりました。歳入が増額となった理由といたしましては、介護給付費準備基金の取崩しに伴い、繰入金等が増額になったことによるものであります。歳出が増額となった理由といたしましては、介護給付費等が増額になったことによるものです。  歳入歳出予算執行状況につきましては、歳入の収入率は88.5%で前年度対比4.4ポイントの減、歳出の執行率は80.1%で前年度対比6.7ポイントの減となっております。介護保険事業の運営に当たりましては、議員各位をはじめ、本事業に関係する皆様方の深いご理解とご協力を賜りまして、おおむね所期の目的を達成することができました。深く感謝申し上げる次第であります。  なお、この決算につきましては、地方自治法第233条第2項の規定に基づき、監査委員の審査を受けてございます。  次に、議案第53号 令和2年度鶴ヶ島市坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてのご説明を申し上げます。本案は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、議会の認定に付するものであります。  同会計歳入歳出決算の概要について申し上げます。決算額は歳入において1億9,530万6,850円、歳出において1億8,056万1,531円、歳入歳出差引残高は1,474万5,319円となり、歳計剰余金として令和3年度に繰り越しいたしました。この決算額は、令和元年度と比較しますと、歳入において185万3,162円、0.9%の減額、歳出において972万969円、5.7%の増額となりました。  歳入歳出予算執行状況につきまして、歳入の収入率は100%で前年度対比増減なし、歳出の執行率は92.5%で前年度対比5.8ポイントの増となっております。本事業の遂行に当たりましては、関係権利者及び議員各位の深いご理解とご協力を賜りまして、おおむね所期の目的を達成することができました。深く感謝申し上げる次第であります。  なお、この決算につきましては、地方自治法第233条第2項の規定に基づき、監査委員の審査を受けてございます。  次に、議案第54号 令和2年度鶴ヶ島市坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてのご説明を申し上げます。本案は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、議会の認定に付するものであります。  同会計歳入歳出決算の概要について申し上げますと、決算額は歳入において3億4,261万6,821円、歳出において3億2,179万2,977円、歳入歳出差引残高は2,082万3,844円となり、歳計剰余金として令和3年度に繰り越しいたしました。この決算額は、令和元年度と比較しますと、歳入において1,328万6,886円、3.7%の減額、歳出において1,314万3,809円、3.9%の減額となりました。  歳入歳出予算執行状況につきましては、歳入の収入率は100.1%で前年度対比7.7ポイントの増、歳出の執行率は94.0%で前年度対比7ポイントの増となっております。本事業の遂行に当たりましては、関係権利者及び議員各位の深いご理解とご協力を賜りまして、おおむね所期の目的を達成することができました。深く感謝申し上げる次第であります。  なお、この決算につきましては、地方自治法第233条第2項の規定に基づき、監査委員の審査を受けてございます。  以上15件の議案でございます。何とぞ慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願いを申し上げます。                      ◇ △散会の宣告 ○山中基充議長 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  次の会議は、9月2日午前9時に開く予定です。  本日は大変お疲れさまでした。これをもって散会いたします。          散会 午前10時50分...