○
近藤英基議長 本案に反対の立場から、4番、
大野洋子議員。
◆4番(
大野洋子議員) 4番、
大野洋子です。議案第80号
鶴ヶ島市
都市計画法に基づく
開発許可等の基準に関する条例の一部を改正する条例について、
総務産業建設常任委員会委員長の報告は可決すべきものでしたが、私は反対の立場から討論いたします。 本
条例案は、
都市計画法第34条第12号を改正し、
市街化調整区域において区域、目的、
予定建築物の用途を定めて開発許可することができる旨を規定するというものです。農業大
学校跡地の
企業立地のめど、周辺の
インフラ整備の予定も見えてきたところで、効果的に市として企業の立地を進めるとの説明でした。
都市計画法における
開発許可制度は、
都市計画で定められる、いわゆる
線引き制度の実効を確保するとともに、一定の土地の造成にチェックを行うことにより、新たに開発される市街地の環境の保全、災害の防止、利便の増進を図るために設けられた
都市計画法上の制度です。法が意図する市民の環境権の維持を懸念し、改正すべきではないと考えます。 改定後、
指定運用方針において市の
各種計画との間で整合を取る。
農業政策との間で競合はしない形で区域を指定するということですが、市が目指すべき秩序ある開発とは、どこまでもつじつまが合わない事業です。現在、農大の跡地は40%の緑地を保つ約束とはいえ、かつての青々とした景観からはほど遠い姿となっております。さらに、周辺の雑木林が伐採され、
流通業務施設、
工業施設、
商業施設のいずれかになっていくことになります。社会的には、人口の減少に伴う都市の空洞化が懸念され、
森林環境税が言うところの
温室効果ガス排出削減目標の達成や
異常気象による
災害防止など、優先すべき課題が積み残されています。 長年、
CO2測定を実施してきた経験から申し上げますが、同じ車道に面していても街路樹の付近に立つとCO2の値は低くなります。たった1本でも樹木のもたらす恩恵は大きいのです。10年後、20年後の
鶴ヶ島の姿、ひいてはグローバルな
自然環境を憂いて、反対の討論といたします。
○
近藤英基議長 ほかに。 本案に賛成の立場から、8番、
内野嘉広議員。
◆8番(
内野嘉広議員) 8番、
内野嘉広です。議案第80号
鶴ヶ島市
都市計画法に基づく
開発許可等の基準に関する条例の一部を改正する条例について、
委員長の報告は可決すべきものでありました。私も
会派大空・つるが
しま未来を代表して、賛成の立場から討論いたします。 私は、この
条例案について
総括質疑や
一般質問において、実施の時期や実施することにより起こり得る影響等について、質疑、質問をしてまいりました。これは、私が以前、他市でこの条例に実効性を持たせるために取り組んできた
行政経験から指摘しておかなければならないと思われる他市においての状況や、実際に行ってきた県との
都市計画部署や
農政部署との協議における
問題点などについて、質疑、質問することによって説明や答弁を求めてきたわけであります。 この条例については、
土地利用上の影響が農地ほか
市民生活にも影響してしまうケースも考えられ、そうしたことがないようにきちんと
セーフティーネット的な要素、要件を
条例等に明記していくなりの措置を講ずるべきと考えております。 しかしながら昨今、他市の状況等を勘案すると
セーフティーネットの役割を果たすための趣旨が規則により明記されていくこともやむを得ない部分として理解できないこともないと考えております。これからの
行政間競争が熾烈になっていく中で、こうした
調整区域における
開発行為についても特異的に認めていく
必要性も十分認識できるところではあります。こうした
問題点、特に
スプロール化を招くようなことがないように対応していくことについて、特段の配慮を強くお願い申し上げます。 また、別の視点で、今回の条例については、内容やその影響については非常に難しいものであります。議案を読んだだけでは簡単に理解できるものではありません。
執行部側から
議案調査などで説明をいただきましたが、この条例の内容は、深く突き詰めていくと、本市の
土地利用の根幹に影響を及ぼすことや
土地利用上、多くの
利害関係や
周辺地域への影響なども出てくるような案件でもあり、簡単に理解できるものではありません。 昨日、
長谷川議員の
一般質問でも
重要案件についての事前の
議会調整の
必要性について質問が出ておりました。今回、議会側から要求し図面等も出てきたわけではありますが、あえて申し上げれば、こうした
条例案についてこそ副市長や
担当部長から各議員に直接事前の説明や
意見交換などを行って、きちんとした中身を理解し合うべき案件だと思います。 我々議員は、常に市民の立場に立っております。したがって、市長の出されるこうした案件について全て
イエスマンであってはならず、市長のおっしゃることがごもっともというような立場では市民に対して申し訳もなく、またこうした
問題点についてより意見を交わし合い、指摘し合い、その上でよりよい政策を実行に移すべきものであると思います。
問題点や課題点を指摘することは単純に反対しているわけではなく、よりよい方向にしていくためのものであるはずです。今回の条例のように、
必要性もあり
問題点も抱えているものであればなおさらです。今後、こうした
重要案件について、議員に対して事前に十分な説明と
意見交換をしていただけるよう求めるとともに、こうした観点から相互の理解を深め、よりよい
行政運営に導いていくことをお願いして、条例についての賛成の討論といたします。
○
近藤英基議長 ほかに。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 以上をもって討論を終結し、採決します。 議案第80号
鶴ヶ島市
都市計画法に基づく
開発許可等の基準に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する
委員長の報告は可決すべきものであります。本案を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
近藤英基議長 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第86号の討論を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 討論なしと認めます。 採決します。 議案第86号 字の区域を廃止することについて、本案に対する
委員長の報告は可決すべきものであります。本案を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
近藤英基議長 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第87号の討論を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 討論なしと認めます。 採決します。 議案第87号 市道の路線の認定について、本案に対する
委員長の報告は可決すべきものであります。本案を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
近藤英基議長 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第88号の討論を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 討論なしと認めます。 採決します。 議案第88号 市道の路線の廃止について、本案に対する
委員長の報告は可決すべきものであります。本案を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
近藤英基議長 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 ◇
△議案第79号、議案第83号、議案第84号、議案第85号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○
近藤英基議長 日程第8、議案第79号
鶴ヶ島市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する
基準等を定める条例の一部を改正する条例について、日程第9、議案第83号 令和2年度
鶴ヶ島市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、日程第10、議案第84号 令和2年度
鶴ヶ島市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、日程第11、議案第85号 令和2年度
鶴ヶ島市
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを
一括議題といたします。 各案について
委員長の報告を求めます。
大野洋子文教厚生常任
委員会委員長。 〔
大野洋子文教厚生常任
委員会委員長登壇〕
◆
大野洋子文教厚生常任
委員会委員長 ただいま議長より報告を求められましたので、文教厚生常任
委員会に付託されました議案第79号、第83号、第84号、第85号、4議案についての審査の概要とその結果について報告いたします。 審査は、去る12月7日に、第3、第4
委員会室において、委員全員出席の下、関係する
執行部説明員の出席を求め行いました。 初めに、議案第79号
鶴ヶ島市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する
基準等を定める条例の一部を改正する条例についてでは、4名の委員から、経過措置期間までに資格を取れない場合の対応、市内の状況、困難な要因、コロナの状況について質疑があり、それぞれ説明がなされ、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、
挙手全員で本案は可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第83号 令和2年度
鶴ヶ島市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてでは、2名の委員から、税制改正の影響、広域化に伴う市のノルマについての質疑があり、それぞれ説明がなされ、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、
挙手全員で本案は可決すべきものと決定いたします。 次に、議案第84号 令和2年度
鶴ヶ島市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでは、質疑なく、討論なく、採決の結果、
挙手全員で本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第85号 令和2年度
鶴ヶ島市
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてでは、質疑なく、討論なく、採決の結果、
挙手全員で本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で文教厚生常任
委員会に付託されました議案第79号、第83号、第84号、第85号、4議案についての審査の概要とその結果についての報告といたします。
○
近藤英基議長 これより
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 質疑なしと認めます。 次に、議案第79号の討論を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 討論なしと認めます。 採決します。 議案第79号
鶴ヶ島市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する
基準等を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する
委員長の報告は可決すべきものであります。本案を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
近藤英基議長 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第83号の討論を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 討論なしと認めます。 採決します。 議案第83号 令和2年度
鶴ヶ島市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、本案に対する
委員長の報告は可決すべきものであります。本案を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
近藤英基議長 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第84号の討論を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 討論なしと認めます。 採決します。 議案第84号 令和2年度
鶴ヶ島市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、本案に対する
委員長の報告は可決すべきものであります。本案を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
近藤英基議長 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第85号の討論を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 討論なしと認めます。 採決します。 議案第85号 令和2年度
鶴ヶ島市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について、本案に対する
委員長の報告は可決すべきものであります。本案を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
近藤英基議長 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 ◇
△議案第82号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○
近藤英基議長 日程第12、議案第82号 令和2年度
鶴ヶ島市
一般会計補正予算(第10号)についてを議題といたします。 本案について
委員長の報告を求めます。
内野嘉広予算決算常任
委員会委員長。 〔
内野嘉広予算決算常任
委員会委員長登壇〕
◆
内野嘉広予算決算常任
委員会委員長 ただいま議長より報告を求められました予算決算常任
委員会に付託されました議案第82号 令和2年度
鶴ヶ島市
一般会計補正予算(第10号)についての審査の概要とその結果をご報告いたします。 審査は、去る12月8日に、第3、第4
委員会室において、委員17名の出席の下、関係する
執行部説明員の出席を求めて行いました。 初めに、歳出の1款議会費、2款総務費及び人件費の全部について質疑を行い、戸籍・住民基本台帳管理運営事業やその他について、1名の委員から質疑があり、説明がなされました。 次に、3款民生費、4款衛生費及び繰越明許費のうち民生費分について質疑を行い、感染症予防対策事業やその他について、2名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。 次に、6款農林水産業費から8款土木費まで、10款教育費、11款公債費、繰越明許費のうち土木費分、債務負担行為及び地方債についての質疑を行い、産業活力振興事業やその他について、6名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。 次に、歳入の質疑では、個人番号カード交付事務費補助金やその他について、2名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。 以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、
挙手全員で本案は可決すべきものと決定いたしました。 以上で本
委員会に付託されました議案第82号についての審査の概要と結果についての報告といたします。
○
近藤英基議長 これより
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 質疑なしと認めます。 次に、議案第82号の討論を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 討論なしと認めます。 採決します。 議案第82号 令和2年度
鶴ヶ島市
一般会計補正予算(第10号)について、本案に対する
委員長の報告は可決すべきものであります。本案を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
近藤英基議長 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 ◇
△議案第89号の上程、説明、質疑、討論、採決
○
近藤英基議長 日程第13、議案第89号 令和2年度
鶴ヶ島市
一般会計補正予算(第11号)についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 齊藤市長。 〔齊藤芳久市長登壇〕
◎齊藤芳久市長 議案第89号 令和2年度
鶴ヶ島市
一般会計補正予算(第11号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。 この補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、生活実態が厳しいひとり親家庭に対して臨時特別給付金を年内に再支給する事業に要する経費のほか、緊急性の高い事業について計上するものであります。 歳出の主なものといたしましては、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業のほか、ふるさと納税寄附金の受入額が伸びることが見込まれることから、ふるさと振興発信事業及び寄附による
まちづくり基金積立金のふるさと納税分に要する経費等を追加いたしました。これらの経費を賄います財源といたしましては、国庫支出金、寄附金及び繰入金等により調整いたしました。 以上の結果、補正予算額は9,120万1,000円の増額となり、歳入歳出予算の総額を315億682万7,000円とするものであります。 どうぞ慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○
近藤英基議長 これより質疑を行います。 10番、長谷川清議員。
◆10番(長谷川清議員) 10番、長谷川でございます。議案第89号におきまして、内容については1点について、3項目に分けて質疑をさせていただきます。 歳入歳出に関係します一般財団法人自治総合センターコミュニティ助成金、これ歳入です。歳出のほうはコミュニティ活動推進事業についてであります。内容については、今回の追加の補正ということで、初めてお聞きした内容でありましたが、富士見自治会に対する補助ということをお聞きしまして、1点先にお話ししておいて、これはご指摘させていただきますけれども、私は富士見に住んでいるものですから、言ってみたら富士見の内容、議員は市民の皆さんを代表して議員を務めているという立場はありますけれども、前にも市長はおっしゃっていましたが、富士見の支え合い協議会のことについて、要望はちゃんとやっていますと、議員は聞いていないからへそ曲げているのでしょうみたいな話されていましたけれども、そういう視点で言うわけではないですが、やはり地域に関係するようなことがあったら事前にやはり先ほどの内野議員さんからもご指摘があったように、議員に情報をちょっと伝えていただく、現にそういった部署もあります。
鶴ヶ島の市役所の内でそれぞれの部署で事前にお話をいただける部署もありますし、一部事務組合に行くと、もう非常にそういったところはお話をいただける部分があるものですから、ぜひやはり市長さんのほうのリーダーシップで、ぜひともそういったものを議員さんに一言ぐらいはあっても、私はそうしていただきたいなと、これはあくまで希望でありますが、お願いを申し上げまして、3点にわたりまして、質疑をさせていただきたいと思います。 1点は内容についてであります。特にその他と書いてある部分があるものですから、写真に載っかっているのが、ちょっとすみません。資料説明の中で画像が1枚こうやってあるのですが、実際のところ何が物なのかというものについてが1点。 それから、これはここの助成に関しての基準、年間にどれぐらいいただけるものなのか、どういった内容のものに対していただけるものなのかについて。 3点目が、今回は本当に大変ありがたく、富士見自治会に住んでいる者としてはありがたいのですが、同じように他地域のところでもたくさんのご要望が当然あるのではないのかなと思うのですが、他自治会、それからコミュニティということは、これは支え合い協議会ですとかその他コミュニティ関係団体が使えるものなのか、そういったものについても3番目でお聞かせをいただきたいと思います。 まず、1点目の内容についてお願いしたいと思います。
○
近藤英基議長 町田
市民生活部長。
◎町田偉将
市民生活部長 ご説明申し上げます。 対象ですが、今回につきましてはエアコン2台、テント4台、紅白幕4枚、電動式かき氷器1台、お好み焼き、焼きそば焼きに関するもの1台、以上でございます。
○
近藤英基議長 長谷川議員。
◆10番(長谷川清議員) エアコンですとかテントですとか紅白幕というのは、何となくすっきり、何の疑問も湧かないであれなのですが、その後のかき氷器ですとかお好み焼きだとかという、こういったものについても広くコミュニティ活動に通じるということであれば広く解釈していただけると、当然今回いただけるので、うち納涼祭なんかでこういったものを使っているものですから、非常にありがたいのですけれども、かなりそうすると広い、この後の基準でお聞きするのですが、すみません。2番目で聞くことになっているのです。すみません。1番目は理解しました。 2番目に行きます。かなりそういった基準について、いずれにしても関係するものであれば、かなり広い基準で取扱いさせていただけるのかなという感じがしたのですが、その部分とどのぐらいのこれ年間で物が枠みたいなのがあるものなのか、それとも何かこう選考基準みたいなのがあって、毎年ばらばらでもらえるものなのか、その辺の内容についてお示しをいただければと思います。
○
近藤英基議長 町田
市民生活部長。
◎町田偉将
市民生活部長 基準についてご説明申し上げます。 こちらの助成金の目的が自治会活動等に必要な環境整備ということで、コミュニティ関係を醸成するものという意味合いで対象になっています。金額につきましては250万円を上限に10分の10ということは基準になっております。 以上でございます。
○
近藤英基議長 長谷川議員。
◆10番(長谷川清議員) 今のちょっとご説明ですと、自治会活動、すみません、3番目のと関係しているのですけれども、自治会活動以外には使えないのかなという今ご説明で感じたのですが、支え合い協議会であったり、その他のコミュニティ関係の団体等には使えないものなのかと、それと今回富士見ということで250万、全額多分使っていただけるのかなと思うのですけれども、他地域でもこれに関係するような要望なり何なりというのはどんなような状況下にあるものなのか、年間250万というと、自治会で言うと今83自治会だか82自治会だったか、多分そのぐらいの自治会があるんだと思うのですが、1年に1回ずつだと82年後に一番最後のところが行き着くものなのか、その辺の状況についてちょっとご説明をお願いしたいと思います。
○
近藤英基議長 町田
市民生活部長。
◎町田偉将
市民生活部長 まず、1点目ですが、自治会以外にもということですが、コミュニティ組織といたしまして自治会以外にも町内会、自主防災組織等地域に密着した団体といったところで定義しております。過去、
鶴ヶ島においても20年度にはコミュニティ協議会のほうにもこちらの助成金を活用させていただいております。 それから、各地域要望があります。要望いただいた上でのこちらの申請ですが、ある程度バランスを取って順番にということも考慮しつつ行っている、その年度ごとに調整しております。ちなみにですが、27年度以降、太田ヶ谷、ずっと年度下がっていきますけれども、鶴ヶ丘、下新田、共栄連合、脚折連合、下新田第一、五味ヶ谷、富士見と言ったように、順に偏ることなく、要望に基づきまして調整を行い、助成をしているところです。 以上でございます。
○
近藤英基議長 長谷川議員。
◆10番(長谷川清議員) そうすると、今ざっとご説明をいただいたところだと、何となく大きな自治会の名前が挙がってきているのかなという感じは、それは偶然なのかどうか分かりませんが、その後、ご担当の部署で抱えていらっしゃるご要望の地域の案件というのは、今どのぐらいあるものなのですか。それとも、そんなにないものなのですか。その辺の状況について、ご説明をお願いしたいと思います。
○
近藤英基議長 町田
市民生活部長。
◎町田偉将
市民生活部長 まとまって今というわけではないのですが、参考に、来年度につきましては、羽折町自治会、失礼いたしました。北市民センターエリアの4自治会、羽折町、中台団地、はなみずき、三彩、こちらについて来年度は助成金の申請をする予定でございます。それ以後については、すみません。ちょっと今手元にございませんが、申し訳ございません。
◆10番(長谷川清議員) ぜひ地域のいろんなご要望が市に入ってくると思うのですが、積極的に聞いていただいて、この250万円というのが経常的にずっといただけるのか、ないしはどこかで追加でさらにもらえるものなのかあれですが、10分の10ということであれば非常にありがたいものですので、そういったものをぜひ把握していただいて、これは行政側のほうの枠は当然無限にあるわけではないでしょうから、ご担当の部署でうまく調整していただきながら、適宜そういったものを要請していただきたいなと思います。 今回、富士見にいただけるということなので、ありがたく自治会共々コミュニティ活動に私も使わせていただきたいなと思いますので、お礼を申し上げまして終了させていただきます。
○
近藤英基議長 ほかに。 1番、山中基充議員。
◆1番(山中基充議員) 1番、山中基充でございます。議案第89号 令和2年度
鶴ヶ島市
一般会計補正予算(第11号)について、質疑をさせていただきます。 質疑に関しましては、老人福祉センター運営事業、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業、そして寄附による
まちづくり基金積立金と、大きく3項目について質疑をさせていただきます。 まず、老人福祉センター運営事業でございますけれども、今回は電気安全保安協会の診断によって、老人福祉センターのキュービクル等の改修をするということで伺っているのですが、中身については事前にご説明をいただいているのですけれども、私はここへ来て施設の老朽化等で緊急に、例えば空調であるとか今回のような電気施設であったりとかが起きたときに、地元業者への対応といいますか、割と積算するときには地元の業者が協力したりして予算なんかをつくっているのですけれども、結局、落とすところは外からのところが多いというようなお声も聞いていますので、こういった場合の緊急の措置については、どのような形でこの補正予算が通った後には対応されるかということについてお伺いをいたします。
○
近藤英基議長 有路
総合政策部長。
◎有路直樹
総合政策部長 それでは、ご説明申し上げます。 金額にもよりますけれども、場合によっては、できるだけ市内業者も入れた形の随契、指名案件等にするのか、大きい工事につきましては、どうしても一般のということで、そういう基準に基づきまして対応させていただきます。ただ、小規模な修繕等につきましては、できるだけ緊急性がありますので、地元企業を使うような形で、見積合せ等で実施している場合がありますので、それぞれの基準に基づいて実施させていただきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○
近藤英基議長 山中議員。
◆1番(山中基充議員) 今回の件に関しましては、具体的にどのように対応される、補正予算、繰越明許もかけているので、じっくりということなのかもしれませんけれども、確認させていただければと思います。
○
近藤英基議長 有路
総合政策部長。
◎有路直樹
総合政策部長 それでは、ご説明申し上げます。 今回の案件につきましては、指名案件になるのかなというふうに考えてございます。 以上でございます。
○
近藤英基議長 山中議員。
◆1番(山中基充議員) 続きまして、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業についてなのですが、これは菅総理が緊急に記者会見というか、発表されて、それでそれからこういった形ですぐさま各地方議会で実施する、地方議会のところに補正予算として上がってくるという、かなりスピーディーな対応かなというふうには思っているのですけれども、今後、この迅速な対応が必要と思いますけれども、この後、どのような形で執行されるのかということについてお伺いいたします。 また、あともう一点は、ひとり親家庭に今回は限ってといいますか、給付もしやすいというのもあるかもしれませんけれども、こういった皆さんへの支援、相談等は現状どのようになされていて、その結果、現実として今どのような印象といいますか、そういった皆さんの状況なのかというのが把握している部分があればお示しをいただきたいと思います。
○
近藤英基議長 高沢
健康福祉部長。
◎高沢嘉晴
健康福祉部長 ご説明いたします。 本予算につきましては、ご議決いただけましたら、まず該当者への案内通知を郵便局に持ち込みをさせていただきます。予算の配当後、伝票処理をいたしまして、年内12月23日での振込を予定させていただいております。 また、ひとり親家庭等で特にこの年末等々相談について、特に窓口では来ておりません。
○
近藤英基議長 山中議員。
◆1番(山中基充議員) 相談業務等はないとは思う……そういった具体的な相談があるということだけではなくて、現状としてやはりこういった給付が必要だと実感される部分があるかどうかということで、なかなか直接、そういった声を聞くチャンスというのは、限定された方しか議会議員、個人としては持ち得ないので、これだけの2,800万円からの給付をする、国の事業とはいえ、市としてどのように捉えられているのか、もう一度お答えをいただければ思います。
○
近藤英基議長 高沢
健康福祉部長。
◎高沢嘉晴
健康福祉部長 ご説明いたします。 ひとり親家庭の多くは、育児と仕事を独りで担っているため、収入のよい安定した仕事につけず、パートや複数の仕事をかけ持ちしているケースが少なくないと言われております。非正規雇用労働者の割合が高く、収入が少ないなど、もともと経済基盤がひとり親の家庭については弱いということが言われておりますので、今回、このような対応が取られたことは、ひとり親にとってはよいのではないかなと。本市におきましては、いち早く単独でひとり親家庭等医療費並びに就学援助助成の家庭に対しまして5万円の給付をさせていただいておりますけれども、そういった意味ではひとり親への支援が素早くでき、今回も年内に給付することができることがひとり親家庭への支援につながるものというふうに考えております。
○
近藤英基議長 山中議員。
◆1番(山中基充議員) 今後、これに関しましては、執行されて、今
コロナ禍ということで緊急の対応が増えているのですが、そのうちこういったものについて顧みるといいますか、成果であるとか、そういったものも検討する時期が来るかなと思いますので、そういった点についてもよろしくお願いします。今後、そういった情報収集であるとかリサーチであるとかに努められていただくことをご要望させていただきます。 最後に、寄附による
まちづくりで、今回、予算書を見る限りですと、予定よりも4,000万円ほど税収といいますか、ふるさと納税が増えるということでございます。今や自主財源の根幹の一つといいますか、市税とかと併せて必ず出てくるのがふるさと納税ということになってまいりますけれども、そうするとちょっと積算で2,100万円という当初がハードルを低くし過ぎたのではないかというふうにちょっと感じるのですが、その辺のことについてお伺いをさせていただきます。
○
近藤英基議長 町田
市民生活部長。
◎町田偉将
市民生活部長 ご説明を申し上げます。 当初予算でふるさと納税分として2億1,000万という金額を計上しておりました。こちらについては、予算を編成するときに前年度の実績を見込んでといったところで積算をし、計上をさせていただいているところです。今回につきましても、その月々のデータを取りまして見ているのですが、予想を上回るやはりこれまでの伸びがございました。計算しましても、4月から11月分について、前年度と今年度と比較しますと123.7%、23.7%が伸びているといったところで、なかなか当初予算の段階で過去の実績を見ていても難しいのですが、当初予算についてはそうしています。 それで、今回についてもこの12月13日までの寄附金額が1億4,750万円、単純に昨年の12月だけでも7,860万円が寄附されておりますので、それに今言いました123.7%を掛ける。以下、1、2、3月をそれぞれこの割合で掛けていきますと、この不足額が生じるということで、ご質疑の当初予算を計上するときには過去の実績をしている。ただ、そこで読み切れないところで今回のこういう結果になっている状況でございます。 以上です。
○
近藤英基議長 山中議員。
◆1番(山中基充議員) 2回目でハードルが低かったのではないかと聞こうかと思ったのですけれども、最初にあえてお伺いをさせていただいたのは、やはりある程度、予算の在り方で過去の実績だけに頼ると、過去3億円の時代もあったりしたわけでございますので、やはりこの自主財源確保ということをいろんなところで答弁されて、決意も述べられているということであれば、やはりそれなりの予算の在り方もあるのではないかなということで考えるのですが、ご見解をお伺いできればと思います。
○
近藤英基議長 有路
総合政策部長。
◎有路直樹
総合政策部長 それでは、ご説明申し上げます。 予算の積算の関係でございますけれども、やはり過去の決算状況を見ながら、予算につきましては当初予算は組ませていただいて、いろんな条件によって、今回につきましても
コロナ禍の中で伸びたというようなものもございますので、そういう状況に応じまして補正予算等で対応させていただきたいと思っております。 ただ、議員ご指摘のように、これは自主財源の中では非常にだんだん大きい、特にシティプロモーションも含めまして市をPRする中では非常に有効というふうに考えてございますので、実績だけではなくて、今後そのような伸びも含めましてどう対応できるかも含めまして、予算編成の中で検討していきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○
近藤英基議長 よろしいですか。 山中議員。
◆1番(山中基充議員) すみません。最初の質疑のときに2,100万と申し上げましたけれども、2億1,000万の間違いですので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○
近藤英基議長 ほかに。 12番、小川議員。
◆12番(
小川茂議員) 12番、小川茂でございます。議案第89号、私1点お伺いしたいと思います。コミュニティ活動推進事業の中で、この助成金ということで一般財団法人自治総合センターコミュニティ助成金ということでございますが、たしか同類の事業として赤い羽根共同募金の助成金という事業があったかと思うのですが、こちらとこの総合センターのコミュニティに助成することによって、この赤い羽根のほうの助成事業とはなくなってしまったのでしょうか。それについてお伺いしたいと思います。
○
近藤英基議長 高沢
健康福祉部長。
◎高沢嘉晴
健康福祉部長 ご説明いたします。 ご説明になるか分からないですけれども、赤い羽根の助成を市のほうの予算に組み入れて助成をするということは、今まで市の予算で計上したことはございません。赤い羽根のほうは多分社協のほうからの、県社協とかからではないかなと思いますけれども、市の予算に組み入れたことはございません。もしかしたら宝くじとかではないかなと思いますけれども。
○
近藤英基議長 よろしいですか。 小川議員。
◆12番(
小川茂議員) 恐らく私が勘違いしていたかと思うのですけれども、宝くじの関係でございます。
○
近藤英基議長 では、よろしいですか。 町田
市民生活部長。
◎町田偉将
市民生活部長 ご説明申し上げます。 この補正予算に計上させていただいたものにつきまして、こちらのほうは宝くじの社会貢献広報事業、議員さんおっしゃる宝くじがこちらの該当する事業になってございます。 以上でございます。
○
近藤英基議長 ほかに。 11番、持田靖明議員。
◆11番(持田靖明議員) 1点だけ、ふるさと振興発信事業、寄附による
まちづくり基金積立金ですが、今回この予想を超える伸びというのは、つるゴンがゆるキャラグランプリで3位になった影響というのはありそうですか、その1点だけお願いします。
○
近藤英基議長 町田
市民生活部長。
◎町田偉将
市民生活部長 今ご意見いただきましたつるゴンの関係の細かいところまでは、大変申し訳ございません、分析はできていないのですが、ただ1点、今回の伸びに関係すると思われるのが、まず1つは、巣籠もり、コロナの関係で家にいて、やっぱりネットを見る中で記念品を見てといったところが想定されます。実際に、第1波、2波、3波とありますが、1波のときと3波のときに、
鶴ヶ島の例で申し上げますと、やはり寄附金額が伸びております。すみません、理由としてはそんなところが考えられるかと思います。 以上でございます。
○
近藤英基議長 ほかに。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 以上をもって質疑を終結します。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 以上をもって質疑を終結します。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第89号は、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 異議なしと認めます。 よって、議案第89号は
委員会の付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 討論なしと認めます。 採決します。 議案第89号 令和2年度
鶴ヶ島市
一般会計補正予算(第11号)について、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
近藤英基議長 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 ◇
△閉会中の
継続審査の件
○
近藤英基議長 日程第14、閉会中の
継続審査の件を議題といたします。 お手元に配付いたしました申出書のとおり、
議会運営委員会委員長から議会運営に関することについて、閉会中の
継続審査の申出がありました。 お諮りいたします。
委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続審査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
近藤英基議長 異議なしと認めます。 よって、本件は
委員長の申出のとおり、閉会中の
継続審査とすることに決定いたしました。 ◇