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03月16日-03号

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  1. 鶴ヶ島市議会 2020-03-16
    03月16日-03号


    取得元: 鶴ヶ島市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-20
    令和 2年  3月定例会(第1回)         令和2年第1回鶴ヶ島市議会定例会 第20日令和2年3月16日(月曜日) 議 事 日 程 (第3号) 1、開  議 1、議会運営委員会の会議結果の報告  1、議事日程の変更 1、議案第13号 鶴ヶ島市まち・ひと・しごと創生推進審議会条例を廃止する条例について、委          員長報告質疑討論採決 1、議案第14号 非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、          委員長報告質疑討論採決 1、議案第15号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整          備に関する法律の施行に伴う関係条例整備に関する条例について、委員長報          告、質疑討論採決 1、議案第16号 鶴ヶ島手数料条例の一部を改正する条例について、委員長報告質疑討論、          採決 1、議案第17号 鶴ヶ島市営住宅条例の一部を改正する条例について、委員長報告質疑、討          論、採決 1、議案第24号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計補正予          算(第1号)について、委員長報告質疑討論採決 1、議案第25号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計補          正予算(第1号)について、委員長報告質疑討論採決 1、議案第31号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計予算に          ついて、委員長報告質疑討論採決 1、議案第32号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計予          算について、委員長報告質疑討論採決 1、議案第21号 令和年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、委員          長報告質疑討論採決 1、議案第22号 令和年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、委          員長報告質疑討論採決 1、議案第23号 令和年度鶴ヶ島介護保険特別会計補正予算(第4号)について、委員長報          告、質疑討論採決 1、議案第28号 令和年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計予算について、委員長報告質疑、          討論採決 1、議案第29号 令和年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計予算について、委員長報告質疑、          討論採決 1、議案第30号 令和年度鶴ヶ島介護保険特別会計予算について、委員長報告質疑討論、          採決 1、議案第20号 令和年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第7号)について、委員長報告質疑、          討論採決 1、議案第27号 令和年度鶴ヶ島一般会計予算について、委員長報告質疑討論採決 1、議案第26号 第6次鶴ヶ島総合計画前期基本計画)について、委員長報告質疑討論、          採決 1、散  会午前9時45分開議 出席議員(18人)     1番  山 中 基 充 議員     2番  松 尾 孝 彦 議員     3番  小 林 ひとみ 議員     4番  大 野 洋 子 議員     5番  太 田 忠 芳 議員     6番  石 塚 節 子 議員     7番  出 雲 敏太郎 議員     8番  内 野 嘉 広 議員     9番  近 藤 英 基 議員    10番  長谷川   清 議員    11番  持 田 靖 明 議員    12番  小 川   茂 議員    13番  杉 田 恭 之 議員    14番  髙 橋 剣 二 議員    15番  大曽根 英 明 議員    16番  漆 畑 和 司 議員    17番  金 泉 婦貴子 議員    18番  藤 原 建 志 議員 欠席議員なし)     説明のための出席者 市長部局     齊 藤 芳 久  市    長    新 井 順 一  副  市  長     有 路 直 樹  総合政策部長    石 島 洋 志  総 務 部 長     町 田 偉 将  市民生活部長    高 沢 嘉 晴  健康福祉部長     有 隅   栄  健 康 福祉部    笠 原 修 一  都市整備部長              参    事     遠 藤 照 夫  都 市 整備部    細 川   滋  会 計 管理者              参    事     丸 山 昭 義  総務人権推進              課    長 教育委員会     松 井 克 彦  教  育  長    新 堀 敏 男  教 育 部 長     真 武 公 司  教 育 部参事 選挙管理委員会     瀧 嶋   朗  委  員  長    丸 山 昭 義  書  記  長 監査委員     内 野 睦 巳  代表監査委員    滝 島 滋 夫  事 務 局 長 農業委員会     町 田 弘 之  会    長    平 野   強  事 務 局 長 事務局職員出席者     高 橋   浩  事 務 局 長    宇津木 和 美  事  務  局                                 議 事 課 長     長谷部   隆  事  務  局    岩 波 圭 介  事  務  局              議 事 課主幹             議 事 課主事 △開議の宣告                         (午前 9時45分) ○近藤英基議長 ただいまの出席議員は18人です。  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。                      ◇ △議会運営委員会の会議結果の報告近藤英基議長 日程第1、議会運営委員会の会議結果の報告を行います。  議会運営委員会委員長より会議結果について報告をお願いいたします。  大曽根英明議会運営委員会委員長。          〔大曽根英明議会運営委員会委員長登壇〕 ◆大曽根英明議会運営委員会委員長 ただいま議長より報告を求められました議会運営委員会の会議結果について報告いたします。  本委員会は先ほど開会し、本定例会運営について協議を行いました。新型コロナウイルス感染症に関する対応としての一般質問の取りやめに伴い、3月16日から18日までの一般質問を削り、議事日程を変更し、既に委員会審査を終えた今定例会付議議案については審議を前倒しして本日審議し、3月17日及び18日を休会とすることに決定いたしました。  以上で議会運営委員会の会議結果の報告を終わります。                      ◇ △議事日程の変更 ○近藤英基議長 日程第2、議事日程の変更についてを議題といたします。  お諮りいたします。議会運営委員会委員長報告のとおり、議事日程から一般質問を削り、既に委員会審査を終えた今定例会付議議案については審議を前倒しして本日審議することとし、3月17日及び3月18日を休会したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 異議なしと認めます。  よって、議事日程から一般質問を削り、既に委員会審査を終えた今定例会付議議案については審議を前倒しして本日審議することとし、3月17日及び3月18日を休会とすることに決定いたしました。                      ◇ △議案第13号~議案第17号、議案第24号、議案第25号、議案第31号、議案第32号の委員長報告質疑討論採決近藤英基議長 日程第3、議案第13号 鶴ヶ島市まち・ひと・しごと創生推進審議会条例を廃止する条例について、日程第4、議案第14号 非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、日程第5、議案第15号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律整備に関する法律の施行に伴う関係条例整備に関する条例について、日程第6、議案第16号 鶴ヶ島手数料条例の一部を改正する条例について、日程第7、議案第17号鶴ヶ島市営住宅条例の一部を改正する条例について、日程第8、議案第24号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第9、議案第25号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第10、議案第31号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計予算について、日程第11、議案第32号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計予算についてを一括議題といたします。  各案について委員長報告を求めます。  出雲敏太郎総務産業建設常任委員会委員長。          〔出雲敏太郎総務産業建設常任委員会委員長登壇〕 ◆出雲敏太郎総務産業建設常任委員会委員長 ただいま議長より報告を求められましたので、総務産業建設常任委員会に付託されました議案第13号 鶴ヶ島市まち・ひと・しごと創生推進審議会条例を廃止する条例について、第14号 非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、第15号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律整備に関する法律の施行に伴う関係条例整備に関する条例について、第16号 鶴ヶ島手数料条例の一部を改正する条例について、第17号 鶴ヶ島市営住宅条例の一部を改正する条例について、第24号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、第25号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、第31号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計予算について及び第32号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計予算について、それぞれ審査の概要と結果について報告いたします。  審査は、去る3月4日、第3、第4委員会室において委員全員の出席の下、関係する執行部説明員の出席を求め、行いました。  初めに、議案第13号 鶴ヶ島市まち・ひと・しごと創生推進審議会条例を廃止する条例についてでは、質疑討論なく、採決の結果、挙手全員本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第14号 非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてでは、質疑討論なく、採決の結果、挙手全員本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第15号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律整備に関する法律の施行に伴う関係条例整備に関する条例についてでは、質疑討論なく、採決の結果、挙手全員本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第16号 鶴ヶ島手数料条例の一部を改正する条例についてでは、質疑討論なく、採決の結果、挙手全員本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第17号 鶴ヶ島市営住宅条例の一部を改正する条例についてでは、質疑討論なく、採決の結果、挙手全員本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第24号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてでは、質疑討論なく、採決の結果、挙手全員本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第25号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてでは、質疑討論なく、採決の結果、挙手全員本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第31号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計予算についてでは、質疑討論なく、採決の結果、挙手全員本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  最後に、議案第32号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計予算についてでは、1名の委員より、計画延長後のタイムスケジュールについての質疑があり、説明がなされました。以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、総務産業建設常任委員会に付託されました議案第13号、第14号、第15号、第16号、第17号、第24号、第25号、第31号及び第32号について、審査の概要と結果についての報告といたします。 ○近藤英基議長 これより委員長報告に対する質疑を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 質疑なしと認めます。  次に、議案第13号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第13号 鶴ヶ島市まち・ひと・しごと創生推進審議会条例を廃止する条例について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立全員〕 ○近藤英基議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第14号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第14号 非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立全員〕 ○近藤英基議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第15号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第15号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律整備に関する法律の施行に伴う関係条例整備に関する条例について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立全員〕 ○近藤英基議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第16号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕
    近藤英基議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第16号 鶴ヶ島手数料条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立全員〕 ○近藤英基議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第17号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第17号 鶴ヶ島市営住宅条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立全員〕 ○近藤英基議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第24号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第24号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立全員〕 ○近藤英基議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第25号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第25号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立全員〕 ○近藤英基議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第31号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第31号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業一本松土地区画整理事業特別会計予算について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立全員〕 ○近藤英基議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第32号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第32号 令和年度鶴ヶ島坂戸都市計画事業若葉西口土地区画整理事業特別会計予算について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立全員〕 ○近藤英基議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。                      ◇ △議案第21号~議案第23号、議案第28号~議案第30号の委員長報告質疑討論採決近藤英基議長 日程第12、議案第21号 令和年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、日程第13、議案第22号 令和年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、日程第14、議案第23号 令和年度鶴ヶ島介護保険特別会計補正予算(第4号)について、日程第15、議案第28号 令和年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計予算について、日程第16、議案第29号 令和年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計予算について、日程第17、議案第30号 令和年度鶴ヶ島介護保険特別会計予算についてを一括議題といたします。  各案について委員長報告を求めます。  大野洋子文教厚生常任委員会委員長。          〔大野洋子文教厚生常任委員会委員長登壇〕 ◆大野洋子文教厚生常任委員会委員長 ただいま議長より報告を求められましたので、文教厚生常任委員会に付託されました議案第21号、第22号、第23号、第28号、第29号及び第30号、6議案についての審査の概要とその結果について報告いたします。  審査は、去る3月5日に、第3、第4委員会室において委員全員出席の下、関係する執行部説明員の出席を求め、行いました。  初めに、議案第21号 令和年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてでは、質疑なく、討論なく、採決の結果、挙手全員本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第22号 令和年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてでは、質疑なく、討論なく、採決の結果、挙手全員本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第23号 令和年度鶴ヶ島介護保険特別会計補正予算(第4号)についてでは、質疑なく、討論なく、採決の結果、挙手全員本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第28号 令和年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計予算についてでは、2名の委員から、滞納者数と対応、受診率向上の取組について質疑があり、説明がなされ、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手多数で本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第29号 令和年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計予算についてでは、1名の委員から、滞納者数と埼玉県後期高齢者医療連合への要望について質疑があり、説明がなされ、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手多数で本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  最後に、議案第30号 令和年度鶴ヶ島介護保険特別会計予算についてでは、3名の委員から、滞納者数保険給付費増加要因地域支援事業のポイント、第7期の進捗と第8期保険料の想定について質疑があり、説明がなされ、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手多数で本案原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、文教厚生常任委員会に付託されました議案第21号、第22号、第23号、第28号、第29号及び第30号、6議案についての審査の概要とその結果についての報告といたします。 ○近藤英基議長 これより委員長報告に対する質疑を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 質疑なしと認めます。  次に、議案第21号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第21号 令和年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立全員〕 ○近藤英基議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第22号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第22号 令和年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立全員〕 ○近藤英基議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第23号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第23号 令和年度鶴ヶ島介護保険特別会計補正予算(第4号)について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立全員〕 ○近藤英基議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第28号の討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許可します。  本案に反対の立場から、6番、石塚節子議員。 ◆6番(石塚節子議員) 議席番号6番、石塚節子です。議案第28号 令和年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計予算について、ただいまの文教厚生常任委員長報告は可決すべきとの結論でありましたが、私は日本共産党鶴ヶ島市議会議員団を代表して反対の立場から討論を行います。  国民健康保険は、国民の医療を受ける権利を公的責任で保障する公的医療保険の一つです。その運営のために国保負担も投入され、国の社会保障として運営されています。国民健康保険は、自助や相互扶助では決して支えることができない人々の医療保障を図り、受診する権利、健康になる権利、生きる権利を保障するために、国民全てが何らかの公的医療保険制度に加入する皆保険制度の土台として整備されてきました。  国保法は、国民の生存権を定めた憲法25条に基づく法律です。国民誰もがひとしく医療が受けられる、憲法に保障された制度です。  鶴ヶ島市における2019年度の国保税滞納世帯数は1,570世帯、滞納世帯率は14.7%になっています。所得別の滞納世帯数が、鶴ヶ島市は不明ですが、他市町村の資料を見ますと、所得10万円未満の世帯がおよそ半数を占めております。低所得者ほど国保税の納付が困難であることが分かります。  滞納を理由に、資格証明書や短期保険証の発行、資産の差押えが行われておりますが、払いたくても払えない人に、このような仕打ちは残酷ではないでしょうか。経済的理由で国保税を払えず、受診をちゅうちょし、治療遅れで死亡した例が、民医連の調査で判明しております。資格証明書を取りに行くのをためらっているうちに、がんの症状が悪化し、入院したものの、助からなかったケースもあったそうです。  短期保険証や資格証明書の発行は、生存権を定めた憲法25条の趣旨に反するものです。国保料が払えなかったとしても、医療を受ける権利を奪ってはなりません。高過ぎる国保税の大本には、世帯員の全てに一律の均等割が課せられていることがあります。所得がない乳児にも例外なく均等割が課せられています。均等割が国保を協会けんぽ保険料より高い国保税とする一番の要因ではないでしょうか。せめて子どもの均等割を検討すべきではないでしょうか。  全国知事会は、国保制度の構造的問題を解消するには1兆円の国費の投入が必要だと政府に要請しております。市町村国保は、構造的問題を一般会計から特別会計への法定外繰入によって緩和するなどしています。ところが、厚生労働省は、国保都道府県化の実施に並行して、法定外繰入を赤字と称して、赤字解消を都道府県に求めております。同時に、法定外繰入を続ける自治体に対してはペナルティーを科す方針を明らかにしております。  現在進行中の新型コロナウイルスの感染問題は、国民ひとしく医療を受ける権利を保障することの重要性を浮かび上がらせております。これまでの国の医療政策の下で、医師を減らし、病院数を減らし、病床数も減らしてきました。病床があったとしても、医師が足りないことが報道されております。公的・公立病院の統廃合など、とんでもないことだと思います。  以上のことから反対討論といたします。 ○近藤英基議長 本案に賛成の立場から、1番、山中基充議員。 ◆1番(山中基充議員) 議案第28号 令和年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計予算について、ただいまの文教厚生常任委員長報告は可決すべきものということでしたが、私も賛成の立場から討論させていただきます。  国民健康保険制度は、全ての人が何らかの医療保険に加入することができるという我が国の国民皆保険制度の最後のとりでと言えるものです。全ての住人が何らかの保険に入っていることにより医療の確保ができ、住民の健康の保持増進に大きく貢献しています。  鶴ヶ島市は保険者として、その運営の責任を担っており、審査支払事務は埼玉県国民健康保険団体連合会に委託し、いわゆる広域化で、被保険者の高齢化や減少など、より財政状況が厳しくなる中で対応はしておりますが、誰もが安心して医療を受けられるようにし続けるために取り組まれております。  令和2年度は、高齢化の進捗で被保険者の減少により給付費などは減ながら、1人当たりの医療費が伸びている中、特定健康診査にAIを導入し、タイプ別に分析し、受診勧奨を行うなど、予防にさらに力を入れており、鶴ヶ島市民がいつまでも健康でいられるような取組をされております。今後も健全な国民健康保険運営を期待し、賛成の討論とさせていただきます。 ○近藤英基議長 以上をもって討論を終結し、採決します。  議案第28号 令和年度鶴ヶ島国民健康保険特別会計予算について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立多数〕 ○近藤英基議長 起立多数であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第29号の討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許可します  本案に反対の立場から、6番、石塚節子議員。 ◆6番(石塚節子議員) 議席番号6番、石塚節子です。議案第29号 令和年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計予算について、文教厚生常任委員長報告は可決すべきとの結論でしたが、私は日本共産党鶴ヶ島市議会議員団を代表して反対の立場から討論いたします。  後期高齢者医療保険料滞納者は、2019年4月1日現在107人になっております。組合健保や協会けんぽなど被用者保険では保険料負担がなかった被扶養者も、75歳になった途端に一人一人が払うようになります。負担が重くなります。払い切れない人が出るのは当然だと思います。  後期高齢者は、医療と介護をどの年代よりも必要としています。多くは年金だけが唯一の収入となっている高齢者を、75歳になったからといって他の年代から切り離し、後期高齢者として一くくりにしてしまう制度は、高齢者の人権を侵害するものではないでしょうか。  原則1割としている窓口一部負担割合を2割3割にする議論がされております。高齢になればなるほど疾病にかかり、貧しいほど重症化になってしまうことが分かっております。現役世代に対する3割負担も重いのに、高齢者に2割3割の負担を強いれば、受診科目を減らしたり、治療することを諦めさせることになります。  憲法で保障されている「健康で文化的な最低限度の生活(25条)」、「個人として尊重(13条)」に反するものと言わなければなりません。高齢者がひとしく医療を受ける権利を保障され、希望を持って生きることが尊重されるために、憲法に反する後期高齢者医療制度は廃止させなければなりません。  以上、反対討論といたします。 ○近藤英基議長 本案に賛成の立場から、1番、山中基充議員。 ◆1番(山中基充議員) 1番、山中基充です。議案第29号 令和年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計予算について、文教厚生常任委員会委員長報告は可決すべきものということでしたが、私も賛成の立場から討論させていただきます。  2008年4月、後期高齢者制度が始まりました。高齢化の進捗により、医療費が増え続け、国民皆保険制度の維持が危ぶまれる中、社会全体で支え合う仕組みづくりが行われ、公費50%、国保と社保から支援金の負担割合40%、75歳以上の高齢者の保険料10%で割り当てられております。  来年度の埼玉県後期高齢者医療広域連合給付金は8億5,776万9,000円となっております。高齢者の皆様も負担をする制度ですが、国民皆保険制度を守るために必要な制度と考え、賛成の討論とさせていただきます。 ○近藤英基議長 以上をもって討論を終結し、採決します。  議案第29号 令和年度鶴ヶ島後期高齢者医療特別会計予算について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立多数〕 ○近藤英基議長 起立多数であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第30号の討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許可します。  本案に反対の立場から、6番、石塚節子議員。 ◆6番(石塚節子議員) 議席番号6番、石塚節子です。議案第30号 令和年度鶴ヶ島介護保険特別会計予算について、文教厚生常任委員長報告は可決すべきとの結論でしたが、私は日本共産党市議会議員団を代表して反対の立場から討論します。  国の社会保障政策は、税と社会保障の一体改革により、医療や介護の改悪が推し進められました。その結果、負担増加と給付制限が進みました。昨年10月から始まった消費税の増税と相まって、市民の生活は一層苦しさが増しています。  介護を受けなければならない高齢者は、医療の負担も大変な方がたくさんおります。鶴ヶ島市の保険料は、県内で最も低い金額となっております。消費税増税に伴う低所得者の保険料軽減を実施したと社保協キャラバンの回答にあります。  そうした中で、鶴ヶ島市における介護保険料の滞納状況は、2019年4月1日現在385人となっております。年金が18万円以上の方は年金から天引きされますから、滞納はないはずだと思います。年金が年額18万円未満の方は、納付書で各自納める普通徴収です。納付書で納めるという手間がかかるわけですから、払い忘れる方がいるかもしれません。でも、ほとんどの人は、払いたくても払えないということではないでしょうか。  令和元年度の保険料の表を見ますと、第1段階の対象者は、生活保護受給者及び市民税非課税世帯で老齢福祉年金受給者、市民税非課税世帯で本人の年金収入と合計所得金額の合計が80万円以下の方となっており、保険料は年額2万250円です。80万円の所得で2万250円というのは、所得の0.025%になります。一方、13段階で所得1,000万以上の方は、年額保険料9万9,900円です。1,000万円の0.009%です。第1段階の比率を13段階の1,000万に当てはめると、25万円になります。第1段階の負担があまりにも大き過ぎると思います。生活保護世帯や所得80万以下の方に2万円を超える保険料は酷ではないでしょうか。低所得者の負担を減らす、あるいは免除する、そうすれば滞納者を減らすことができるのではないでしょうか。市の減免基準を変える必要があると思います。  鶴ヶ島市における最高段階の保険料は月額8,325円ですが、月額1万円を超えている自治体が県内で21あります。保険料段階と保険料の見直しも必要であると思います。  第7期事業計画では、現役並み所得者の所得水準によって利用料の3割負担が新設されました。介護サービス施設での運営基準が緩和され、サービスの制限も設けられました。介護職員の処遇改善も必要です。  居宅介護が進められておりますが、高齢単身世帯では日常生活を営むことが困難です。専門のスタッフによる自立支援が必要だと思います。訪問時間が短くなり、自立支援が十分にできません。高齢者が生きることに希望が持てる介護制度を改めるにはどうしたらよいでしょうか。一生懸命取り組んでいる市の職員の努力だけではできません。市としても国の介護保険制度の改善に向けて働きが強く求められます。  以上のことから反対討論とします。 ○近藤英基議長 本案に賛成の立場から、17番、金泉婦貴子議員。 ◆17番(金泉婦貴子議員) 17番、金泉婦貴子でございます。議案第30号 令和年度鶴ヶ島介護保険特別会計予算につきまして、文教厚生常任委員長報告は可決すべきものでございました。私も会派新政クラブを代表いたしまして、可決すべきに賛成の立場で討論をさせていただきます。  令和2年度は、第7期介護保険事業計画の最終年度であるとともに、第8期の介護保険事業計画の策定の年度でもあります。予算につきましては、第7期介護保険事業計画のサービスの見込量を基本としつつ、前年度の実績を踏まえた内容となっており、その財源となる保険料や国・県支出金も同様に計上されております。  本予算の主な内容といたしまして、地域支援事業では地域の実情に合った高齢者の保健事業と介護予防、フレイル対策を一体的に進める健康長寿推進事業が拡充されております。実際に多くの高齢者の方々が予防教室やフレイル事業に参加していただけるよう参加を促すことも非常に大切なことと思います。また、4か所の地域包括支援センターでの強化を図るなど、住み慣れた地域で安心して日常生活を営むことができるよう適切な介護保険サービスの充実に努めていただいているものと思われます。  第8期の事業計画の策定に当たりましては、地域の課題や高齢者のニーズを把握するためのアンケート調査を実施されるとのことでございます。この調査で得られました情報をしっかりと分析し、今後の制度改正や2025年度を見据えた計画が策定されることを望みます。  今後ますます高齢化が進行し、介護認定を受ける方や認知症高齢者が増加すると予測されます。保険給付費のさらなる増加も見込まれ、厳しい財政運営を余儀なくされることが考えられます。しかしながら、本制度は高齢者の暮らしを支える重要なものであり、真にサービスを必要とする高齢者が必要なサービスが利用できるようにしなければなりません。今後も引き続き介護保険の適正な財政運営が遂行されることを切にお願いし、本案に賛成の討論といたします。 ○近藤英基議長 ほかに。  1番、山中基充議員。 ◆1番(山中基充議員) 1番、山中基充です。議案第30号 令和年度鶴ヶ島介護保険特別会計予算について、文教厚生常任委員長報告は可決すべきものということでしたが、私も賛成の立場から討論をさせていただきます。  高齢化に伴い、介護を必要とする方の増加が見込まれ、少子化、核家族化などで家族だけで介護を支えることが困難な状況となる中で、社会全体で介護を支える仕組みとして介護保険制度は2000年から始まりました。  介護保険制度は、加入者が保険料を出し合い、介護が必要なときに認定を受けて必要な介護サービスを利用する制度であり、多くの高齢者が介護を受ける必要がない健康を維持し、保険料を支払い支える側になって成り立つ制度です。また、介護サービスが豊富であれば保険料が高くなるなど、サービスと負担がリンクしている制度でもあります。  鶴ヶ島市としては、地域包括ケアシステムの構築を進め、保険事業、介護予防、健康づくりを一体的に実施し、地域包括支援センター等ではアウトリーチで高齢者に関わられています。令和2年度予算は、第7期介護保険計画の最終年度であり、3年間の集大成、そして次の計画へのステップとなる年度です。鶴ヶ島市の介護保険の健全な運営を願い、賛成の討論とさせていただきます。 ○近藤英基議長 以上をもって討論を終結し、採決します。  議案第30号 令和年度鶴ヶ島介護保険特別会計予算について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立多数〕 ○近藤英基議長 起立多数であります。  よって、本案は可決されました。                      ◇ △議案第20号、議案第27号の委員長報告質疑討論採決近藤英基議長 日程第18、議案第20号 令和年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第7号)について、日程第19、議案第27号 令和年度鶴ヶ島一般会計予算についてを一括議題といたします。  各案について委員長報告を求めます。  内野嘉広予算決算常任委員会委員長。          〔内野嘉広予算決算常任委員会委員長登壇〕 ◆内野嘉広予算決算常任委員会委員長 ただいま議長より報告を求められました、予算決算常任委員会に付託されました議案第20号 令和年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第7号)について及び議案第27号 令和年度鶴ヶ島一般会計予算についての審査の概要とその結果をご報告いたします。  審査は、去る3月6日、9日に、第3、第4委員会室において委員全員の出席の下、関係する執行部説明員の出席を求め、行いました。  初めに、議案第20号 令和年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第7号)につきまして、歳出において全体を2つに区分し、まず2款総務費から4款衛生費まで及び人件費の全部について質疑を行い、社会参加促進事業その他など4名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  次に、6款農林水産業費から10款教育費、12款諸支出金、継続費、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の質疑では、ふるさと振興発信事業その他など2名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  次に、歳入の質疑では、2人の委員から、財産収入その他などについての質疑があり、それぞれに説明がなされました。  以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員本案は可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第27号 令和年度鶴ヶ島一般会計予算について、歳出において全体を5つに区分し、初めに1款議会費、2款総務費及び人件費の全部の質疑を行い、オリンピック聖火リレー実施事業その他などについて13人の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  次に、3款民生費及び4款衛生費の質疑では、健康長寿推進事業その他などについて12名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  次に、5款労働費から9款消防費の質疑では、道水路整備事業その他などについて10名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  次に、10款教育費の質疑では、学校法務相談等体制整備事業その他などについて14名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  次に、11款公債費から13款予備費まで、継続費、債務負担行為及び地方債については、質疑がありませんでした。  続いて、歳入についても全体を4つに区分し、初めに1款市税から13款使用料及び手数料までの質疑では、法人事業税交付金その他3名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  次に、14款国庫支出金、15款県支出金については、質疑がありませんでした。  最後に、16款財産収入から21款市債の質疑では、臨時財政対策債その他などについて4名の委員から質疑があり、それぞれに説明がなされました。  以上で全質疑を終結し、討論に移りました。討論は、反対の立場から2名、賛成の立場から2名の討論があり、採決の結果、挙手多数により本案は可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました議案第20号及び議案第27号についての審査の概要と結果についての報告といたします。 ○近藤英基議長 これより委員長報告に対する質疑を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 質疑なしと認めます。  次に、議案第20号の討論を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 討論なしと認めます。  採決します。  議案第20号 令和年度鶴ヶ島一般会計補正予算(第7号)について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立全員〕 ○近藤英基議長 起立全員であります。  よって、本案は可決されました。  次に、議案第27号の討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許可します。  まず、反対の立場から、5番、太田忠芳議員。 ◆5番(太田忠芳議員) 議席番号5番、太田忠芳です。議案第27号 令和年度鶴ヶ島一般会計予算について、ただいまの予算決算常任委員会委員長報告は可決すべきとのことでしたが、私は日本共産党鶴ヶ島市議会議員団を代表して反対の立場で討論します。  一昨年12月からの手当・医療費助成業務等委託事業に引き続いて、新年度には住民異動等窓口業務委託事業が予算化されようとしています。今回の委託によって、450万円マイナスの効果ということでした。しかし、窓口業務の外部委託には、地方自治体が負う責務から大きな問題があります。窓口業務は、住民の日常を把握するセンサー的役割を持つ仕事で、高度な判断力を求められます。民間委託では、高度な判断どころか、期限が来れば交代してしまうので、その経験が蓄積されません。職員の専門性やノウハウは徐々に失われていき、市民サービスが劣化をしていきます。  窓口業務に関わる職員は、住民と会話をして、他の部署とも連携しながら、基本的人権を保障する最善の対応をしているのではないでしょうか。現に少なくない市民から、市役所で優しく対応してもらったとの感想も聞いております。定型業務だから誰がやっても変わらないとの認識なのかもしれませんが、定型業務と非定型業務を切り分けて外部委託することになれば、本来一体であるべき業務が分断され、業務が非効率となり、連携にも支障を来すことになるのではないでしょうか。  自治体の窓口業務は、定型的な申請事務処理でも、通例の範囲を超えて手を差し伸べるアウトリーチが重要になっております。今議会での質疑の中で、生活困窮者への対応で、アウトリーチ的手法により待ちの姿勢ではない対応をしていくとのことではなかったでしょうか。  また、委託事業所に自治体が関与を強めても、専門性がなければ的確な判断ができず、実際には関与できません。あるいは関与することが偽装請負にもなる危惧があります。2014年に全国に先駆けて民間委託に踏み込んだ東京・足立区では、戸籍法違反や偽装請負の問題が発生し、業務の一部を直営に戻した経緯もあります。  個人情報保護は、公務員には法律上の守秘義務がありますが、委託先の労働者にはそれがありません。情報漏えいの可能性も出てきます。自治体業務の市場化テストや窓口業務などの外部委託を基本にした地方交付税への反映が行われ、財政的な締めつけが強められておりますが、窓口業務は自治体事業の要であります。外部委託には断固反対します。  毎年度、民生費は伸び続けております。少子高齢化は低賃金、低年金を伴いながら更新しております。住民福祉第一の自治体は、これらへの対策を避けることはできません。鶴ヶ島市は、相対的に自主財源が割合を低下させております。一般財源が少ないところを特定財源で賄う方向を取っていますが、これは国・県の特定の政策を受け入れることで成り立つことであり、鶴ヶ島市としての地域独自の一貫した政策実現、施策の継続性が確保されないことにもなっているのではないでしょうか。  自主財源を増やすには、地域経済の根幹となるべき農業の成立と地域の商工業を担う中小企業の振興をこそ図るべきであります。中小企業振興基本条例などにより、具体的な振興策を関係住民、団体との協議で成立させることが求められます。第6次総合計画前期基本計画)の一環として取り組むことを求めます。  地域内の消費を盛んにするには、雇用労働者の賃金水準の底上げが図られなければなりません。市内の最低賃金の底上げを図るには、公の発注に関わる事業全てで適正な賃金が保障されることを内容とする公契約条例などを成立させることが求められます。消費が盛んになり、地域の中小商工業が前向きの投資が行われ、雇用が増やされれば、地域の経済が活発となり、税収のアップにもつながるのではないでしょうか。  以上の論点をもって反対討論とします。 ○近藤英基議長 本案に賛成の立場から、14番、髙橋剣二議員。 ◆14番(髙橋剣二議員) 14番、髙橋剣二です。議案第27号 令和年度鶴ヶ島一般会計予算につきまして、ただいま予算決算常任委員会委員長報告は可決すべきとのことであります。私も会派新政クラブを代表し、賛成の立場から討論を行います。  令和2年度の当初予算規模は218億3,000万円となり、前年度比1.3%の増であり、これは史上最高額をさらに更新するものであります。主な増加要因といたしまして、歳出におきまして、民生費の伸びが挙げられます。額にして6億7,500万円強、率にして7.5%もの伸びを示しました。次に、教育費が2億3,600万円強、率にして12.3%の伸びであります。また、額はそれほど多くありませんが、商工費が26.9%の増と手厚い予算となっております。これに併せて歳入を見ますと、市税は横ばいでしたが、国・県支出金及び地方消費税交付金が大幅な伸びを示しており、自主財源比率がやや低下したようでございます。  令和2年度におきましては、鶴ヶ島総合計画前期基本計画)のスタートする記念すべき年であり、齊藤市長の掲げる、あるべき鶴ヶ島の将来像実現に向けて計画を進めていく初めての予算となっております。10年後の市の将来像「しあわせ共感 安心のまち つるがしま」に向けて、着実に3つの重点戦略、7つの政策、40の施策を進めていただけるものと期待をしております。  教育費、商工費の大幅な上積みに関しましても、齊藤市長の願う市民の幸せ、安心の実現に向けての意思と思われるものであります。  本市の課題といたしまして、かねがね言われておりますけれども、急速な少子高齢化はますます今後進展していくと見込めるため、若い世代を呼び込み、にぎわいをもたらす企業誘致をさらに推し進めていくため、魅力のあるまちづくりをしていくことが求められております。今後におかれましては、限りある財源、人的資源を有効に活用し、あるべき10年後の鶴ヶ島が実現できますようお願い申し上げまして、賛成の討論といたします。 ○近藤英基議長 次に、本案に反対の立場から、10番、長谷川清議員。 ◆10番(長谷川清議員) 10番、長谷川清でございます。議案第27号 令和年度鶴ヶ島一般会計予算につきまして、反対の立場で討論をさせていただきます。  今回の予算におきましては、齊藤市長が2年4か月前に誕生されて、3回目の予算編成であります。この後審議される議案第26号の第6次総合計画を策定後、初めて編成をされる予算ということになります。本来であれば、この議案26号のほうを先に審査していただきたかったわけですが、順番がこのようになっておりますので、この後の部分と重複してしまう部分があるかもしれませんが、ご容赦いただきたいと思います。  齊藤市長が就任された2年4か月前、初めての予算編成をされた際に、交通安全が最重点課題だと申されておった。それ以外には特に重点施策はないと。その後、第6次の総合計画をつくるということにおいて、今後の自分の政策を示していきたいというような形で今日を迎えた、3回目の予算編成であります。  私は今回、この予算の審査におきまして、60以上の項目において質疑をさせていただき、その基本的にお伺いした主な内容は、これまでとどう変わったのですか、これまでとどう変えていくのですか、そういった視点で今回の令和2年度の予算を審議をさせていただきました。基本的に各ご担当からご返答があったのは、これまでとは特に変わりはないというのが基本的な答えであったろうなと受け止めております。  現在、この鶴ヶ島市が置かれている状況においては、第6次総合計画のほうでも申し上げますが、非常に厳しい中において、先ほども髙橋議員のほうからありましたとおり、人口減少、少子高齢化の中で、この鶴ヶ島の存続をかけてどうしていくのかと。本来市が行っている事務事業においては、歳入歳出のそれぞれの分野において約1,000弱の事務事業が年間に行われておるわけでありますが、その中で圧倒的多数がこれまでどおり、それはそれで、そういうものだと私は思っております。その中で予算編成、予算書の中に何が盛り込まれてくるかというところになってくると、これまで通常やっている事務事業ではなく、どのように市政を運営していくのか、市の経営体質としてどういう経営体制をつくっていくのか。歳入構造はなかなかいじれませんが、歳出構造をどうやって変えていくのか。現在言われている2040年問題においては、これはもう逃げようのない事実が私たちの前に今置かれておる中で、この経営者としての今、質、それが令和2年度のこの予算に反映されていなければならないと私は考えております。  その中でそれぞれ、幾つかの項目を申し上げますが、市長が就任以降申されている体育館がどのようになるのかが不明。一本松駅南口がどのように動くのかも不明。市の活力が大事だということでされておりますが、市内の商工業者、農業がどうなっていくのかが不明。職員の定数管理が今後どうなるのか。本年度で終了してしまう、予定がですね、380人という目標が今後どうなるのか、それについての指示も出ていないということでお伺いしております。  市の活性化を図っていく上での政策が見えてこない。イベントをやるというのは分かりますが、イベントが市の活性化になるのか、非常に私は疑わしいと感じております。藤縄市政で掲げていたリーディングプロジェクトの一つである支え合いの仕組みづくりがなくなって、これまでどおりにやられるというのはやられるのだと思いますが、コミュニティの支援の在り方は、これまでどおりではもう多分成り立たない状況になっているのだと私は考えております。  それと、鶴ヶ島市の、この後審議される将来像「しあわせ共感 安心のまち」、「安心のまち」に関する政策はやはりこれまでどおりと。市の将来像をつくっていく施策に、令和2年度新規に何かの新たな取組、新たな予算の措置があるのかということを見ましたが、特にそういうことがないと。実際のところ、やはりこれまでどおりでやっていっていいものとこれまでどおりでは駄目なものが、ここの令和2年度の予算編成から見えてこないと。特に市長がどのようにこの市を経営されていこうとされているのかが全く見えてこない。齊藤市長は行政のサイクルを大きく速く回すことが最も重要だと、もう何度も私は聞いてきましたが、そもそも行政のサイクルというのは何なのだと。全く分かりません。第6次総合計画の中にも、どこにも「行政のサイクル」という言葉が出てこない。この出てこない「行政のサイクル」というものを大きく速く回していく、これさえ意味が分からない状況になっているわけであります。ぜひともしっかりとした政策を組んでいただき、今後の、少なくても2040年を迎えていく準備をしなければならない段階であるということをしっかりと肝に銘じていただいて市政を担っていただきたい、経営をしていただきたいということを申し上げます。  最後になります。教育委員会の分野について、1点だけ申し上げます。学び合いの学習というのを教育委員会の教育の根幹に据えていくというところについては、結果がまだこれから出てくるわけですから、それについてはどうのこうのとはない。ただし、ある意味、非常に先生の質であったり授業の組立て方であったりというものについては心配、これまでどおりではやはり駄目なのだろうなと、結果が出ないだろうなと私は思います。ぜひとも結果を出すという意味においてしっかりと学び合いの学習を進めるのであれば進めていただいて、結果を出していただきたいなということを最後に申し上げ、反対の討論とさせていただきます。 ○近藤英基議長 本案に賛成の立場から、1番、山中基充議員。 ◆1番(山中基充議員) 1番、山中基充です。議案第27号 令和年度鶴ヶ島一般会計予算について、委員長報告は可決すべきに決したということでしたが、私も公明党を代表し、賛成の立場から討論させていただきます。  令和2年度一般会計予算は、第6次総合計画の新たな鶴ヶ島の将来像「しあわせ共感 安心のまち つるがしま」を実現するスタートの予算です。また、その総合計画には、サステイナブル・デベロップメント・ゴールズ、「SDGs」の理念を反映しており、そのエッセンスは誰一人として取り残さないことであり、来年度の鶴ヶ島市の住民の福祉の増進への取組もそうでなければならないと考えます。  関水金属が鶴ヶ丘の養命酒工場跡地に進出するインパクトを生かす鶴ヶ島駅周辺の整備も、農業大学校跡地周辺の整備も、にぎわいを創出し、持続可能な開発、経済的に皆が豊かになることにつながらなければなりません。高齢化が進む中、皆が支え合い、励まし合うコミュニティの構築も、安心安全の取組も、学び合いの学習を取り入れ、そのためには生徒と教師、又は生徒同士の信頼関係があってこそ成り立つ教育も、誰一人として取り残さないという思いを貫くものであることを期待します。  新型コロナウイルスへの対応で再質疑を行わない配慮した中での審議でしたが、議員からの提案や意見には真摯に答えていただき、鶴ヶ島市がさらに一歩前に進むことを期待し、賛成の討論とさせていただきます。 ○近藤英基議長 以上をもって討論を終結し、採決します。  議案第27号 令和年度鶴ヶ島一般会計予算について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立多数〕 ○近藤英基議長 起立多数であります。  よって、本案は可決されました。                      ◇ △議案第26号の委員長報告質疑討論採決近藤英基議長 日程第20、議案第26号 第6次鶴ヶ島総合計画前期基本計画)についてを議題といたします。  本案について委員長報告を求めます。  山中基充前期基本計画審査特別委員会委員長。          〔山中基充前期基本計画審査特別委員会委員長登壇〕 ◆山中基充前期基本計画審査特別委員会委員長 議長より報告を求められましたので、前期基本計画審査特別委員会報告をいたします。  審査は、3月4日、5日、委員全員出席の下、関係する説明員に出席を求め、行われました。  議案第26号 第6次鶴ヶ島総合計画前期基本計画)について、前期基本計画を、政策4「活力にあふれるまち」の施策16「地域コミュニティの充実」から政策7「経営的視点に立った市政運営」の施策40「情報化の推進」までを総務産業建設部門、政策1「安心して暮らせるまち」の施策1「地域福祉の推進」から政策3「いきいきと暮らせるまち」の施策15「医療保険・年金制度の適正な運営」までを文教厚生部門として、それぞれ審査しました。  3月4日の総務産業建設部門の審査では、特に国の第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略に対応する鶴ヶ島市まち・ひと・しごと創生総合戦略でもある重点戦略と、政策1から7、そして施策1から40との関連についての質疑があり、関連が示されていないものに意義がないものではないこと、創生総合戦略に位置づけられた重点戦略は執行に当たり国の補助などを活用しやすいなどの説明がありました。  3月5日の文教厚生部門の審査では、地域の連携による子育て支援、コミュニティスクールなど、地域とは何かという問いかけや、学校再編に向けて令和3年度までに策定予定の公共施設個別実施計画について、新学習指導要領の実施によるICTを活用した学習についてなどの質疑があり、それぞれ説明がありました。  以上で質疑を終結し、討論に入り、反対の立場から1件、賛成の立場から1件の討論があり、採決の結果、賛成多数で議案第26号 第6次鶴ヶ島総合計画前期基本計画)については可決すべきものに決定いたしました。  以上で、前期基本計画審査特別委員会審査された議案第26号 第6次鶴ヶ島総合計画前期基本計画)についての審査の概要と報告を終わります。 ○近藤英基議長 これより委員長報告に対する質疑を行います。          〔「なし」と言う人あり〕 ○近藤英基議長 質疑なしと認めます。  次に、議案第26号の討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許可します。  本案に反対の立場から、10番、長谷川清議員。 ◆10番(長谷川清議員) 10番、長谷川清でございます。議案第26号 第6次鶴ヶ島総合計画前期基本計画)につきまして、反対の立場で討論をさせていただきます。  本議案につきましては、昨年12月において審議可決されました第6次鶴ヶ島総合計画(基本構想)を受けての基本計画ということの審査であります。市の将来像、そしてまちづくりの方向性が基本構想で示され、それを実現していくための施策の体系が本議案であります。40の施策が並べられている。これは審査においても私のほうは述べてまいりましたが、この40の施策については、どこの市に持っていっても全く遜色のない、どこの市でやっても同じようなことになると、その体系が並べられているものであるということは前提としてお話をさせていただきました。  今回私が反対をさせていただく理由については、そもそも論の基本構想の部分からのつながりがあるわけですけれども、行おうとしている施策の体系と示している市の将来像の姿が全く合致をしているようには見えない。なぜ、ずっと審査をしてきて違和感を持っておりました。委員会が終了した後においても、この討論を考える段階において、実は私は休みの間にまちづくり審議会の議事録を見たり、市長が私が総括質疑を行った際に最後にご答弁をいただいた内容の録画をもう10回以上見させていただきました。なぜ10回以上見なくてはならないのかというと、何をおっしゃっているのかが全然分からなかった。1回、2回、3回、4回、5回、6回と繰り返していくときに、だんだん「ああ、こうやって言っているんだな」というのが分かってきたのですが、その一番のまず問題を指摘させていただきたいのは、市の将来像、これは本来であれば市長が掲げるべき市の将来像を、まちづくり審議会の委員の人から上がって出てきているのが、その議事録を読んで私は分かりました。第1回からずっと審議をして、第5回のときに、まちづくり審議会の委員長さんが、市の将来像がない中で、今の現実の課題を見て、市の将来像をどうするかという議論は芯がない議論だということを指摘され、第6回目において初めて市の将来像がまちづくり審議会の中で議題にされ、第7回目にはもう決まってしまったと。それが「しあわせ共感 安心のまち」という言葉でありました。  現在、この議案の40の施策については、職員の皆様がそれぞれに考えている。まちづくり審議会の皆さんが市の基本構想を考えている。結局、ではこれから10年間我々は縛られていく。これを目標に掲げていただいて、380人規模の職員が10年間、予算にして二千数百億の予算をかけて、このまちづくり審議会の委員の方が考えられた市の将来像に向かって、市が10年間動いていくと。それもそれで市長の政策とされたということであれば、それはそれで私は、そういうこともあるのだろうなとは思う一方で、今までつくってきた手順が違うからこそいろんな問題が出てきて、委員会においても指摘をさせていただきましたし、総括質疑においても指摘をさせていただきました。  これから迎え来る10年間、この基本計画では5年間先を見ているわけですが、先ほど令和2年度の予算のときにもお話をさせていただいてご指摘をさせていただいたように、どうこの経営体質を変えて将来に備えていくかと。今後10年間どうあるべきかというのは、行政の一つ一つの事務事業のことよりは、体系的にそれをどうやって整理をし、何をしておくべきなのか、何をやめていくべきなのか、そのときのそれぞれの施策に対して財源の裏づけがどうされていくのかと、そういったものをやって、最終的には効率的で効果的な市政運営を、最少の人数で最大の効果を上げていく市政運営をしていただかなければならないこの時期に、我々がこれからいただこうとしている市の将来像は、そういった議論の中でまちづくり審議会で生まれてきたと。まちづくり審議会の皆さんは、市からの諮問ですから、一生懸命議論されていた内容は、読めば分かります。しかし、素人の皆さんが職員の提出される資料に基づいて、勉強しながらこれをやっていった過程も、その中につぶさに読み取れるなと思っております。  何が申し上げたいかというと、やはり市長がしっかりとここの部分を自分のものとして捉えて、何をしたいのだと、何をしていかなくてはならないのだというのをはっきりと示すべきが、この第6次であったと私は考えております。市長が行政のサイクルを大きく回すというところの意味が分からないとお話を先ほどさせていただきましたが、そのもう一つに、旗を振るような政策を私はしないと、着実に安定した市政を経営していくと。しかし、市長のお仕事というのは、市民の皆さんに自分の政策を掲げて、私はこうしていきたいからという働きかけをする、それが旗を振るということであります。辞書を開いても、そう書いてあります。市長がやる仕事は旗を振る仕事なのだと私は思っております。それが着実に安定に、その言葉は何となく分かりますが、やはりしっかりとした政策を示して、しっかりとした10年先をつくり上げていくのだというところにおいて、この今回の基本計画、私はもう少し練る必要があるでしょうし、市長のお気持ちをここにしっかりと、お気持ちと覚悟ですよね、覚悟をしっかりと入れていただいてつくるべきであったなと思っております。  第6次総合計画は、いずれにしても今後10年先の鶴ヶ島の最上位に位置する計画であります。この最上位の計画に位置するのには非常に不的確であろうと私は考えて、反対の討論とさせていただきます。 ○近藤英基議長 次に、本案に賛成の立場から、12番、小川茂議員。 ◆12番(小川茂議員) 12番、小川茂でございます。議案第26号 第6次鶴ヶ島総合計画前期基本計画)について、ただいまの前期基本計画審査特別委員会委員長報告原案のとおり可決すべきものとのことであります。私も会派新政クラブを代表し、委員長報告のとおり本案に賛成の立場から討論をいたします。  総合計画は、言うまでもなく市の最上位計画であり、これからのまちづくりの指針となる重要なものでございます。今回の議案である前期基本計画は、昨年末に決定した10年間の基本構想、その将来像に掲げた「しあわせ共感 安心のまち つるがしま」の実現に向けた取組を体系的に示したものであり、各分野の必要な取組が整理されているものと考えます。  そして、その策定過程においては、市議会とも連携しながら、様々な方法により市民意識の聴取に努めてきたと認識しております。そのため、市民の意見を反映させるために必要な措置を十分に講じた上で策定されてきたものと考えます。  また、附属資料である全体冊子案を見る、こちらを見ますと、各施策にグラフや表を用いて整理されており、見る人を意識した非常に分かりやすいものとなっております。重点戦略についても、その骨子を基本構想に整理した上で、前期基本計画では関連する具体的な指標、取組を関連づけております。こうした整理の仕方は全国的に見ても珍しい特徴的なものと考えられ、将来に近づいているかどうかをはかる物差しとして活用が期待されるところであります。  第6次総合計画の期間となる今後10年間は、鶴ヶ島にとって大きな転換期になる非常に重要な時期であります。そのスタートとなる5年間の前期基本計画を、職員をはじめ関連する多くの方としっかり共有し、今後の実施計画、そして個別計画で具現化しながら、着実に進めていただくことを期待し、賛成の討論といたします。 ○近藤英基議長 本案に賛成の立場から、2番、松尾孝彦議員。 ◆2番(松尾孝彦議員) 2番、松尾孝彦です。議案第26号 第6次鶴ヶ島総合計画前期基本計画)について、委員長報告のとおり賛成の立場から公明党会派を代表して討論します。  本総合計画を評価するポイントは、SDGsの観点「誰一人取り残さない」から福祉や教育などの施策が多く盛り込まれていることです。人口減少、少子高齢化が急速に進む中で、本市が将来像として「しあわせ共感 安心のまち つるがしま」を総合計画に掲げているのは、かかる課題に正面から向かい合い、持続可能なまちづくりを進め、将来にわたって市の活力を維持していこうという決意の表れだと思います。  第6次鶴ヶ島総合計画前期基本計画)では、市の特性を踏まえて、3つの重点戦略、「子どもにやさしいまちづくり」、「いつまでも健康でいられるまちづくり」、「多様な働き方が実現できるまちづくり」を掲げました。いずれも将来の鶴ヶ島の活力を生み出すために重要な戦略であると考えます。前期基本計画に実施する7分野の政策が大いに成果を上げることを期待して、賛成の討論といたします。 ○近藤英基議長 以上をもって討論を終結し、採決します。  議案第26号 第6次鶴ヶ島総合計画前期基本計画)について、本案に対する委員長報告は可決すべきものであります。本案委員長報告のとおり可決することに賛成の議員起立を求めます。          〔起立多数〕 ○近藤英基議長 起立多数であります。  よって、本案は可決されました。                      ◇ △散会の宣告 ○近藤英基議長 以上で本日の日程は全て終了しました。  次の会議は、3月19日午前9時に開く予定です。  本日は大変お疲れさまでした。これをもって散会します。          散会 午前11時14分...