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03月19日-06号

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  1. 幸手市議会 2021-03-19
    03月19日-06号


    取得元: 幸手市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    令和 3年 第1回 定例会(3月)          令和3年第1回幸手市議会定例会 第26日令和3年3月19日(金曜日)午前10時開議 議事日程(第6号)   開議   議事日程の報告第1 委員長報告、質疑、討論、採決    議案第2号 幸手市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例    議案第3号 幸手市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例    議案第4号 幸手市介護保険条例の一部を改正する条例    議案第5号 幸手市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例    議案第6号 幸手市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例    議案第7号 幸手市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例    議案第8号 幸手市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例    議案第9号 幸手市手数料条例の一部を改正する条例第2 委員長報告、質疑、討論、採決    議案第10号 令和2年度幸手市一般会計補正予算(第11号)    議案第11号 令和2年度幸手市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)    議案第12号 令和2年度幸手市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)    議案第13号 令和2年度幸手市介護保険特別会計補正予算(第3号)    議案第14号 令和2年度幸手市幸手駅西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)第3 委員長報告、質疑、討論、採決    議案第15号 令和3年度幸手市一般会計予算第4 委員長報告、質疑、討論、採決    議案第16号 令和3年度幸手市国民健康保険特別会計予算    議案第17号 令和3年度幸手市後期高齢者医療特別会計予算    議案第18号 令和3年度幸手市介護保険特別会計予算    議案第19号 令和3年度幸手市農業集落排水事業特別会計予算    議案第20号 令和3年度幸手市幸手駅西口土地区画整理事業特別会計予算    議案第21号 令和3年度幸手市水道事業会計予算    議案第22号 令和3年度幸手市公共下水道事業会計予算第5 議案の上程、提案説明、質疑、討論、採決    議案第23号 幸手市いじめの防止等のための組織に関する条例の一部を改正する条例第6 議案の上程、提案説明、質疑、討論、採決    議案第24号 令和2年度幸手市一般会計補正予算(第12号)第7 議案の上程、提案説明、質疑、討論、採決    議案第25号 教育委員会教育長の任命について第8 議案の上程、提案説明、質疑、討論、採決    会議案第1号 幸手市議会会議規則の一部を改正する規則第9 閉会中の継続審査の申し出(議会運営委員会)   閉会午前10時26分開議 出席議員(14名)     1番  四本奈緒美議員     2番  坂本達夫議員     3番  海老沼隆夫議員     4番  小林英雄議員     5番  枝久保喜八郎議員    6番  宮杉勝男議員     7番  本田謡子議員      8番  小河原浩和議員     9番  小林啓子議員     10番  松田雅代議員    11番  木村治夫議員     13番  青木 章議員    14番  武藤壽男議員     15番  大平泰二議員 欠席議員(1名)    12番  藤沼 貢議員 欠員(なし) 説明のための出席者   市長         木村純夫   副市長        和栗 肇   総合政策部長     関根一勝   総務部長       木村卓朗   市民生活部長     小川伸朗   健康福祉部長     小林秀樹   建設経済部長     狩野一弘   水道部長       金子勝彦   教育長        山西 実   教育部長       手島秀明   監査委員事務局長選挙管理委員会書記長公平委員会書記              小林 智 事務局職員出席者   事務局長       杉田和洋   次長         菅野 司   主席主幹       市川孝之 △開議の宣告                       (午前10時26分) ○議長(宮杉勝男議員) ただいまの出席議員は14名です。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(宮杉勝男議員) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです なお、藤沼貢議員から欠席届が提出されてございますので、ご報告いたします。--------------------------------------- △議案第2号~議案第9号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(宮杉勝男議員) 日程第1、委員長報告、質疑、討論、採決について。 議案第2号 幸手市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例から議案第9号 幸手市手数料条例の一部を改正する条例に至る議案8件を一括議題といたします。 これより付託案件に対する審査の経過と結果について報告を求めます。 初めに、議案第2号について、総務常任委員長木村治夫議員の報告を求めます。 なお、登壇をしてお願いいたします。 11番、木村治夫議員。    〔総務常任委員長 木村治夫議員 登壇〕 ◆総務常任委員長木村治夫議員) おはようございます。 総務常任委員長の木村治夫です。 今定例会において総務常任委員会に付託された案件は、分割付託を含む議案3件です。 去る3月9日に当委員会を開催し、さきに行われました提案理由の説明を基に、各議案とも慎重に審査いたしましたことを申し添え、これより審査の経過と結果について申し上げます。 それでは、議案第2号 幸手市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 特殊勤務手当の支給対象として想定される防疫作業についての質疑に対し、基本的には、新型コロナウイルス感染症の患者もしくはその疑いのある方が避難所に避難されてきたときに避難所に従事する職員を想定しています。また、避難所だけでなく、具体的な症例が発生した場合には、その都度判断し対応していきますとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・防疫作業手当の算出根拠について  ・作業に従事する職員の訓練について  ・交付日の遡及適用の理由について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(宮杉勝男議員) 次に、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号及び議案第8号について、文教厚生常任委員長小河原浩和議員の報告を求めます。 なお、登壇をしてお願いいたします。 8番、小河原浩和議員。    〔文教厚生常任委員長 小河原浩和議員 登壇〕 ◆文教厚生常任委員長小河原浩和議員) おはようございます。 文教厚生常任委員会委員長小河原浩和です。 今定例会において文教厚生常任委員会に付託された案件は、分割付託事項を含む議案14件です。 去る3月5日に当委員会を開催し、さきに行われた提案理由の説明を基に、各議案とも慎重に審査いたしましたことを申し添え、これより審査の経過と結果について申し上げます。 それでは、議案第3号 幸手市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 幸手市ですぐに電子資格確認ができるのかとの質疑に対し、医療機関でのICチップ等カードリーダーの配置状況について把握してございませんので、現時点ではお答えできない状況ですが、この読み取り装置の配置も徐々に進んでいるという厚生労働省の発表はございましたとの答弁がなされました。 その他といたしまして、  ・マイナンバーカードの電子化認証を使用して各保険の資格確認ができるのか  ・電子確認となることによる障害者の負担増について など質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号 幸手市介護保険条例の一部を改正する条例について申し上げます。 市町村特別給付に関し必要な事項は市長が別に定めるとなっているが、市長が別に定める事項というのはどういうものが想定されるのかとの質疑に対し、紙おむつの支給の実施要綱を策定し、この要綱にさらに細かい申請の方法や手続き関係を定めてございますとの答弁がなされました。 その他といたしまして、  ・計画の中で令和4年度の特定入所者介護サービス費等給付額が令和3年度と比べて下がっている理由について  ・基金の取崩しについて などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第5号 幸手市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について申し上げます。 今回、様々な項目が新たに規定されているわけですが、この指導監督の権限者と評価についての質疑に対し、幸手市が指定している事業所ですので幸手市が指導監督の権限者です。また、評価の関係についても、こちらの定めにあるように、基準に沿っているかどうかをチェックいたしまして6年ごとに更新をしているところですとの答弁がなされました。 その他といたしまして、  ・業務継続計画の策定等に係る経過措置の内容について の質疑があり、答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号 幸手市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について申し上げます。 第56条第5項で、指定夜間対応型訪問介護事業者は、適切な指定夜間対応型訪問介護の提供を確保する観点から、職場において行われる性的な言動または優越的な関係を背景とした言動であって、業務上必要かつ相当な範囲を越えたものにより夜間対応型訪問介護従業者の就業環境が害されることを防止するための方針の明確化等の必要な措置を講じなければならないとあるが、このような事案が発生した場合の市の関与についての質疑に対し、こちらについては市で指定してございますので、市も相談を受ければ関与する形になります。しかしながら、内容によりまして非常に重たい場合には県とも相談しながら取り組んでいきたいと考えてございますとの答弁がなされました。 その他といたしまして、  ・幸手市内の事業者が条例の基準を守る義務について の質疑に対し答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第7号 幸手市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について申し上げます。 提案理由の説明を基に質疑を求めましたところ質疑はなく、討論を求めましたところ討論もなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第8号 幸手市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について申し上げます。 提案理由の説明を基に、質疑を求めましたところ質疑はなく、討論を求めましたところ討論もなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(宮杉勝男議員) 次に、議案第9号について、建設経済常任委員長松田雅代議員の報告を求めます。 なお、登壇をしてお願いいたします。 10番、松田雅代議員。    〔建設経済常任委員長 松田雅代議員 登壇〕 ◆建設経済常任委員長松田雅代議員) おはようございます。 建設経済常任委員長の松田雅代です。 今定例会において建設経済常任委員会に付託された案件は、分割付託を含む議案8件です。 去る3月11日に委員会を開催し、さきに行われました提案理由の説明を基に、各議案とも慎重に審査いたしましたことを申し添え、これより審査の経過と結果について申し上げます。 それでは、議案第9号 幸手市手数料条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本条例の改正は、建築物の低炭素化を重点的に促進していくものと考えますが、手数料の一部が引き下げられた根拠はとの質疑に対し、今回の条例改正は建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部改正に伴う所要の改正です。今までは面積区分によって手数料の金額が違っていましたが、その分割されている内容が、より細分化されたことにより、一部手数料が引き下げられたものですとの答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(宮杉勝男議員) 以上で各常任委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑及び討論の通告取りまとめのため、暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時41分 △再開 午前10時44分 ○議長(宮杉勝男議員) 再開いたします。 これより議案第2号から議案第9号に至る議案8件の委員長報告に対する質疑に入ります。 発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。 次に、議案第2号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第2号 幸手市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第3号 幸手市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号の討論に入ります。 発言通告を受けておりますので、発言を許可いたします。 本案に対する反対意見の発言を許可いたします。 15番、大平泰二議員の発言を許可いたします。 なお、登壇をしてお願いいたします。 15番、大平泰二議員。    〔15番 大平泰二議員 登壇〕 ◆15番(大平泰二議員) 15番、大平泰二です。 私は、日本共産党議員団を代表いたしまして、議案第4号 幸手市介護保険条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論を行います。 令和3年は第8期介護保険事業計画が作成される年です。市議会は、平成28年12月議会において、この地域包括ケアシステムの構築を目指す決議を行ったわけです。ケアシステムの柱となる在宅医療、いつでも自宅へ訪問できる看護介護体制の整備が必要と今後なってくるわけですが、まず、医師会との協力連携し在宅医療体制を整えること、さらに、ケアシステムの中心となる公的な地域包括支援センターの機能を強化する。さらには、地域密着型サービスを充実させていくことが望ましいとしたわけです。今回の事業計画にはその点が明確になっておりません。 また、令和3年度から介護保険第8期を迎えるに当たり、介護保険料の値上げを行ったわけです。令和元年度の決算によりますと市の介護保険特別会計の実質収支は1億3,074万8,967円になっているわけですが、基金の積立ては増減ですが308万1,951円しか行っていないわけです。この基金の積立ては、同じ日に基金に9,500万円の積立てを行っているわけですが、同じ日にまた取崩しを行っている。こうした経過を見ても、実質的な基金、これは6億6,000万円にプラスになるわけですが、7億5,000万円以上と見ることはできるわけです。介護保険の運営改革も含めて、今後、安心して暮らせる体制にしていかなければならないわけですが、これだけの基金を貯め込んでおきながら、残念ながら介護保険料の所得に応じた引上げを行ったわけです。 引上げは第1段階から第9段階、そして、基準となる第5段階が2,500円となっているわけですが、最高額は第9段階の4,300円となっているわけです。介護保険の基金がありながら、十分な運営としては黒字が出ているわけですが、そうした基金を取り崩す前提という説明もありましたが、逆に基金の積立てという説明は一切市としてはしていないわけです。ですから、この基金を基本的に運用すれば介護保険料の引上げはしなくて済むのではないかと、このように考えているわけです。 それぞれの介護保険料の問題と同時に、今後の8期の介護保険事業計画について、高齢者が住み慣れた地域で自立して生活できるという支援体制をぜひともつくっていっていただきたい。地域包括ケアシステム、これをぜひとも公的なものとして位置づけていただきたい。 以上の点を指摘して、反対討論といたします。 ○議長(宮杉勝男議員) ほかに発言通告がありませんので、以上で討論を終わります。 これより議案第4号 幸手市介護保険条例の一部を改正する条例、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立多数〕
    ○議長(宮杉勝男議員) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第5号 幸手市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第6号 幸手市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第7号 幸手市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第8号 幸手市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第9号 幸手市手数料条例の一部を改正する条例、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 会議の途中ですが、ここで約10分間休憩をいたします。 △休憩 午前10時55分 △再開 午前11時06分 ○議長(宮杉勝男議員) 再開いたします。 休憩前に引き続き会議を続けます。--------------------------------------- △議案第10号~議案第14号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(宮杉勝男議員) 日程第2、委員長報告、質疑、討論、採決について。 議案第10号 令和2年度幸手市一般会計補正予算(第11号)から議案第14号 令和2年度幸手市幸手駅西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)に至る議案5件を一括議題といたします。 これより付託案件に対する審査の経過と結果について報告を求めます。 初めに、議案第10号について、総務常任委員長木村治夫議員の報告を求めます。 なお、登壇をしてお願いいたします。 11番、木村治夫議員。    〔総務常任委員長 木村治夫議員 登壇〕 ◆総務常任委員長木村治夫議員) 総務常任委員長の木村治夫です。 それでは、議案第10号 令和2年度幸手市一般会計補正予算(第11号)について申し上げます。 なお、本案については、当委員会の所管部分である第1条歳入全般及び歳出のうち第2款総務費の第1項第2目、第5目、第6目、第7目、第12款諸支出金、第2条、第3条についてであり、その主な内容を申し上げます。 まず、歳入全般における主な質疑について申し上げます。 ふるさと納税寄附金の増額理由についての質疑に対し、当初予算では500万円を計上しておりましたが、令和2年12月末時点の合計で1,000万円を超える寄附がありました。この要因として、令和元年8月からインターネットの受付を開始したこと、令和2年6月からインターネット受付サイトを2つから3つに増やしたこと、コロナ禍の影響により、4月から7月にかけて多くの寄附金があったためによるものですとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・地方譲与税の減額理由について  ・市債の減収補填債が認められた根拠について  ・収入印紙、県収入証紙売りさばき収入の減額理由について  ・鉄・アルミニウム売払代金資源物売払代金の減額理由について  ・市営釣り場指定管理者納入金の減額に伴う協定書の変更協議について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 続いて、歳出の主なものについて申し上げます。 第2款総務費の第1項第2目、第5目、第6目、第7目について申し上げます。 特別定額給付金受付業務委託料の減額内容についての質疑に対し、420万4,000円の減額については、当初の予算計上で受付期間とその後の事務処理等を合わせて120日間掛ける3人、延べ360人と見積もっておりましたが、全庁的な職員の応援体制をしいたことで、受付期間の90日間で業務が終了できたことから今回の減額に至ったものですとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・特別定額給付金電算システム構築委託料の委託先について  ・特別定額給付金受付業務委託料の委託先について  ・ふるさと納税事業業務委託料経費内訳について  ・特別定額給付金交付金の減額に伴う人数について  ・PCB廃棄物処理業務委託料の減額理由について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 第12款諸支出金、第2条、第3条については質疑がありませんでした。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(宮杉勝男議員) 次に、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号について、文教厚生常任委員長小河原浩和議員の報告を求めます。 なお、登壇をしてお願いいたします。 8番、小河原浩和議員。    〔文教厚生常任委員長 小河原浩和議員 登壇〕 ◆文教厚生常任委員長小河原浩和議員) 文教厚生常任委員長小河原浩和です。 それでは、議案第10号 令和2年度幸手市一般会計補正予算(第11号)について申し上げます。 なお、本案については、当委員会の所管である第1条歳出のうち、第2款総務費の第1項第11目、第13目、第3款民生費、第4款衛生費、第9款消防費、第10款教育費についてであり、その主な内容について申し上げます。 初めに、第2款総務費の第1項第11目、第13目については質疑がありませんでした。 次に、第3款民生費については、生活困窮者自立支援給付費の住居確保給付費の内容と減額理由についての質疑に対し、こちらは、離職を理由に住居を失った、または失うおそれのある者に対し、就労し自立できる程度の収入を得るまでの期間、家賃相当額を3か月支給するもので、申請給付です。また、減額については、当初2世帯で予算を組みましたが、その後、社会情勢を考え6月補正で30世帯分を確保しました。しかし、最終的に5世帯の利用というところでとどまっておりますので、年度末までの利用世帯数を9世帯ほどと見込んで減額したものですとの答弁がなされました。 その他といたしまして、  ・保健福祉総合センター管理運営費の施設設備総合管理業務委託料の減額内容について  ・後期高齢者医療特別会計繰出金の減額理由について  ・児童手当費の減額理由について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 次に、第4款衛生費については、高齢者インフルエンザ予防接種業務委託料の減額理由についての質疑に対し、第8号補正において、県が接種目標としております80%を受けて、接種者を1万4,000人ということで補正いたしましたが、実際にはその補正の要求の時点では接種者が見込みとしましては1万1,586人、接種率といたしまして66.2%ということで、見込みを修正いたしましたところで減額したところであるとの答弁がなされました。 その他といたしまして、  ・新型コロナウイルス感染症対策応援給付金(医療機関分)の減額理由について  ・新型コロナウイルスワクチン供給のルートについて などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 次に、第9款消防費については、質疑がありませんでした。 次に、第10款教育費について申し上げます。 教育指導費の会計年度任用職員報酬1,155万7,000円の減額内容についての質疑に対し、学習生活支援員の配置時期や人員の関係で減額をするものです。また、JETのALTが8月に帰国をし、その後、新たなALT2名が入国する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の関係で入国ができなかったため減額をするものですとの答弁がなされました。 その他といたしまして、  ・学習生活支援員の任用方法について  ・コロナ禍で入国ができなかったALTの充足について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第11号 令和2年度幸手市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。 補正後の歳入歳出予算の状況についての質疑に対し、保険給付費、いわゆる医療費についてですが、まだ年度途中ですので詳しい分析は済んでいないところですが、新型コロナウイルスの状況によって加入者の受診控えが起こっている状況がございます。また、それとは逆に医療費が増えてしまっているような月もまま見られるという状況です。このように、医療費は乱高下している状況がございますので、詳しいところは今後推移を見守って分析も重ねてまいりたいと考えておりますとの答弁がなされました。 その他といたしまして、  ・一般被保険者国民健康保険保険税延滞金の658万7,000円の減額理由について の質疑があり、答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号 令和2年度幸手市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)については、提案理由の説明を基に質疑を求めましたところ質疑はなく、討論を求めましたところ討論もなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第13号 令和2年度幸手市介護保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 東日本大震災関連の介護保険災害臨時特別補助金についてはいつまで続くのかとの質疑に対し、国からの通知では令和3年度はこの補助金はあるということですが、その先については不明ですとの答弁がなされました。 その他といたしまして、  ・現年度分特別徴収保険料1,000万円の増額補正と現年度分普通徴収保険料1,000万円の減額補正の関係について  ・給付費準備基金繰入金と給付費準備基金積立金の関係について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(宮杉勝男議員) 次に、議案第10号、議案第14号について、建設経済常任委員長松田雅代議員の報告を求めます。 なお、登壇をしてお願いいたします。 10番、松田雅代議員。    〔建設経済常任委員長 松田雅代議員 登壇〕 ◆建設経済常任委員長松田雅代議員) 建設経済常任委員長の松田雅代です。 それでは、議案第10号 令和2年度幸手市一般会計補正予算(第11号)について申し上げます。 なお、本案については、当委員会の所管である歳出のうち第6款農林水産業費、第8款土木費についてであり、その主な内容について申し上げます。 まず、第6款農林水産業費については、質疑はありませんでした。 次に、第8款土木費について申し上げます。 橋りょう新設改良費の工事請負費(古川橋架替工事)が392万円の減額となった理由についての質疑に対し、工事内容が確定したことによる減額です。本工事は、仮橋のくいを抜く工法をいろいろと検討した結果、当初設計から河床から下の部分でくいを切断する工法で工事を発注いたしました。くいを切断するには川の中を閉め切らなければならないため、仮閉め切りの矢板を打ち込む工事も出てまいります。トータル的には経済的な工法と考えておりますが、費用として設計いたしましたところこのような金額となったものですとの答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号 令和2年度幸手市幸手駅西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 繰越明許費、区画整理事業費の調整池本体整備事業、西口停車場線道路築造等事業及び物件移転補償事業、それぞれの繰越し理由とその内容についての質疑に対し、まず、調整池本体整備事業7,327万円の繰越し内容については、北側の擁壁ブロックを工事する際、掘削をしたところ大量の地下水の流入があったため、地下水を止めるための対応として長さ10メートルの遮水矢板を22.8メートル追加で打つことになりました。その遮水矢板の調達に1か月の期間を要したため繰り越したものです。 次に、西口停車場線道路築造等事業4,000万円については、国の第3次補正予算の要望があり、この第3次補正予算については補助金がつきやすいことから、令和3年度に予定していた工事を前倒しして令和2年度にて補正予算を計上させていただき、未契約繰越しとしたものです。 続きまして、物件移転補償事業862万6,000円については家屋1棟の物件移転補償費です。権利者との補償交渉に不測の日数を要し、契約までは至りましたが建物の移転完了が今年度見込めなくなったため、契約完了後に支払う3割の残金分を繰り越すものですとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・調整池本体整備工事の工事着工時期について  ・調整池本体整備事業における地下水流入の想定について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(宮杉勝男議員) 以上で各常任委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑及び討論通告の取りまとめのため、暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時27分 △再開 午前11時27分 ○議長(宮杉勝男議員) 再開いたします。 これより議案第10号から議案第14号に至る議案5件の委員長報告に対する質疑に入ります。 発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。 次に、議案第10号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第10号 令和2年度幸手市一般会計補正予算(第11号)、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第11号 令和2年度幸手市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号の討論に入ります。 発言通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第12号 令和2年度幸手市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第13号 令和2年度幸手市介護保険特別会計補正予算(第3号)、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第14号 令和2年度幸手市幸手駅西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第15号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(宮杉勝男議員) 日程第3、委員長報告、質疑、討論、採決について。 議案第15号 令和3年度幸手市一般会計予算を議題といたします。 これより付託案件に対する審査の経過と結果について報告を求めます。 初めに、総務常任委員長木村治夫議員の報告を求めます。 なお、登壇をしてお願いいたします。 11番、木村治夫議員。    〔総務常任委員長 木村治夫議員 登壇〕 ◆総務常任委員長木村治夫議員) 総務常任委員長の木村治夫です。 それでは、議案第15号 令和3年度幸手市一般会計予算について申し上げます。 なお、本案については、当委員会の所管部分である第1条歳入全般及び歳出のうち、第1款議会費、第2款総務費の第1項第1目から第10目、第12目、第14目、第15目、第17目、第2項第4項から第6項、第11款公債費、第12款諸支出金、第13款予備費、第2条、第3条、第4条、第5条についてであり、その主な内容について申し上げます。 まず、第1条歳入全般における主な質疑について申し上げます。 新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金の積算根拠についての質疑に対し、この交付金は、新型コロナウイルス感染症対策として令和3年度より設けられました。中小企業等が所有する償却資産及び事業家屋に関する固定資産税、都市計画税の課税標準特例措置となるもので、事業者の収入減の割合によって固定資産税が減額・減免される制度です。相談件数などにより申請件数を見込んで予算計上をしていますとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・たばこの市内購入の働きかけについて  ・地方譲与税の減額理由について  ・森林環境譲与税の積算根拠について  ・行政財産目的外使用料の内容について  ・狂犬病の予防注射済票交付手数料の見込み件数について  ・繰越金の見込額について  ・地方交付税の見込みについて  ・市営住宅使用料の積算根拠について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 続いて、歳出の主なものについて申し上げます。 第1款議会費については、質疑がありませんでした。 第2款総務費の第1項第1目から第10目、第12目、第14目、第15目、第17目、第2項、第4項から第6項についてを申し上げます。 公共施設等総合管理計画改定業務委託料の内容についての質疑に対し、公共施設等総合管理計画は平成29年3月に策定され、それから4年が経過します。国の指針では、策定から一定期間が経過したことや国のインフラ長寿命化計画の見直しが予定されていることを踏まえ、令和3年度中に総合管理計画の見直しを行うよう示されています。公共施設の点検や個別施設計画に掲げた内容を反映させるなどの見直しを実施して、順次充実することに対応するための予算計上になっていますとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・行政不服審査会の開催数について  ・会計年度任用職員の配置予定数について  ・東西自由通路階段アート設置業務委託料の内容について  ・住民情報システムのハード面のつながりについて  ・住民情報システム関連の総予算額、契約形態と入札方法について  ・配偶者暴力被害者緊急避難支援宿泊費の支出事例について  ・電算システムのクラウド化が行われている自治体数について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 第11款公債費について申し上げます。 一時借入金利子償還金500万円の積算についての質疑に対し、限度額を概算で10億円、金利については短期プライムレートが1.725%から1.475%の間を動いていることから1.5%前後とみて積算しましたとの答弁がなされました。 第12款諸支出金、第13款予備費については、質疑がありませんでした。 第2条債務負担行為について申し上げます。 循環バス運行事業2億1,452万1,000円の積算根拠についての質疑に対し、この債務負担行為は令和4年度から令和8年度の5年間を設定しております。運行の開始準備業務が57万9,000円、運行管理業務が1億8,600万円、一時管理費が1,860万円、消費税を合わせて総額が2億2,500万円になります。ここから令和3年度分の当初予算に計上した分を除いて2億1,452万1,000円を予算計上しましたとの答弁がなされました。 第3条、第4条、第5条については、質疑がありませんでした。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(宮杉勝男議員) 次に、文教厚生常任委員長小河原浩和議員の報告を求めます。 なお、登壇をしてお願いいたします。 8番、小河原浩和議員。    〔文教厚生常任委員長 小河原浩和議員 登壇〕 ◆文教厚生常任委員長小河原浩和議員) 文教厚生常任委員長小河原浩和です。 それでは、議案第15号 令和3年度幸手市一般会計予算について申し上げます。 なお、本案については、当委員会の所管である歳出のうち第2款総務費の第1項第11目、第13目、第16目、第18目、第3項、第3款民生費、第4款衛生費、第5款労働費の第1項第2目、第9款消防費、第10款教育費についてであり、その主な内容について申し上げます。 初めに、第2款総務費の第1項第11目、第13目、第16目、第18目、第3項について申し上げます。 運転免許証自主返納者支援事業業務委託料150万円の内容と返納の証明についての質疑に対し、こちらの業務については、運転免許証を自主返納された高齢者の方に対しタクシー乗車料の初乗り運賃を補助するもので、この取扱いを市内の2業者に委託するものです。また、返納の証明については、警察に手続きをすると警察から返納したという証明書が出ますとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・LED防犯灯設置工事の令和3年度予算執行後のLED化推進状況について  ・消費生活相談員の体制について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 次に、第3款民生費について申し上げます。 地域生活支援拠点事業負担金の内容についての質疑に対し、こちらは障がい者の重症化、高齢化や親亡き後を見据えた居住支援のための機能を備えた事業所です。蓮田市、白岡市、杉戸町、宮代町、幸手市の3市2町により埼葛北地区障害者自立支援協議会をつくっておりまして、この事業所を令和3年度に新たに設置するに当たり、その運営を社会福祉法人に委託するための各市町の負担金となるものですとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・在宅重症心身障がい児等の家族に対するレスパイトケア事業補助金の想定件数について  ・地域活動支援センター事業補助金468万9,000円の内容について  ・生活扶助費が昨年度と比べて減額になった理由について  ・敬老会の開催方法について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 次に、第4款衛生費について申し上げます。 新生児聴覚検査業務委託料105万8,000円の予定人数と内容についての質疑に対し、出生者は240人と見込んでおり、そのうち10人ほどが里帰りなどによることで委託の中から外させていただきました。よって、230人を想定してございます。新生児聴覚検査は、現在は国庫補助ではなく各市町村の独自の取組となっておりますが、令和3年度は埼玉県内全市町村でこの事業に取り組むこととなっております。また、この検査は出産した産婦人科で主に検査をするような形になってございますとの答弁がなされました。 その他といたしまして、  ・新生児で聴覚障がいを患う罹患率について  ・塵芥処理費の増額理由について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 次に、第5款労働費の第1項第2目については、質疑がありませんでした。 次に、第9款消防費について申し上げます。 国土強靱化地域計画策定業務委託料5,300万2,000円の内容についての質疑に対し、こちらについては、国で国土強靱化の関係で法律がございまして、国でも国土強靱化計画というのがございますが、それに付随をして、国から地域でその計画をつくるようにということを今進めているところです。幸手市としても、この要請に従いまして国土強靱化の地域計画を策定するものです。なお、令和4年3月までには策定をしたいと考えてございますとの答弁がなされました。 その他といたしまして、  ・常備消防費が昨年度比で減額となった理由について  ・国民保護協議会委員報酬に係る委員会の開催目的について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 次に、第10款教育費について申し上げます。 保健体育総務費の警備業務委託料の内容についての質疑に対し、パラリンピックのコースはまだ発表にはなっておりませんが、聖火リレーの走行に伴う警備、迂回等に関する警備、沿道の皆さんが出ていかないようにコースに配置し警備をするもので、70名の警備員とそれに伴う一式の備品等を用意するため318万5,000円を計上したものですとの答弁がなされました。 その他といたしまして、  ・アフタースクールの体制と再生について  ・オリンピック・パラリンピック関連予算について  ・学力調査業務委託料の内容について  ・校務用パソコン借上料の内容について  ・外国語指導助手派遣業務委託料の内容について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(宮杉勝男議員) 小河原議員、読み間違いがあります。 ◆文教厚生常任委員長小河原浩和議員) 訂正をお願いいたします。 ○議長(宮杉勝男議員) 発言の訂正をお願いします。 ◆文教厚生常任委員長小河原浩和議員) 先ほど、第9款消防費の中で国土強靱化地域計画策定業務委託料5,300万2,000円と申し上げましたが、530万2,000円の誤りです。訂正をお願いいたします。 ○議長(宮杉勝男議員) 次に、建設経済常任委員長松田雅代議員の報告を求めます なお、登壇をしてお願いいたします。 10番、松田雅代議員。    〔建設経済常任委員長 松田雅代議員 登壇〕 ◆建設経済常任委員長松田雅代議員) 建設経済常任委員長の松田雅代です。 それでは、議案第15号 令和3年度幸手市一般会計予算について申し上げます。 なお、本案については、当委員会の所管部分であります歳出のうち、第5款労働費の第1項第1目、第3目、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費についてであり、その主な内容について申し上げます。 まず、第5款労働費の第1項第1目、第3目については、質疑がありませんでした。 次に、第6款農林水産業費について申し上げます。 農地費の工事請負費、電気設備更新工事の内容についての質疑に対し、中五丁目地内の生産緑地地区にポンプ4か所を設置しております。4か所のうち1か所は有害物質とされているPCBの対応が図られておりますが、残りの3か所についてはPCBの対応をしていないため、危険性があることから改修工事を行うものですとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・神明内地区水路除草業務委託料の業務内容について  ・県畜産会負担金の内容について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 次に、第7款商工費について申し上げます。 観光費、委託料の市民まつり業務委託料360万円の委託先及び来客見込み数についての質疑に対し、委託先は幸手市商工会が事務局となり幸手市民まつりの会に委託をしております。開催時期は11月を予定しており、来客数は、令和2年度が中止になっていることから、令和元年度の実績から申し上げますと5万6,000人程度であることから、令和3年度においても5万人程度の来客数を見込んでおります。開催については、今後、コロナウイルス感染症対応も十分考慮しながら、市民まつりの会と協議してまいりますとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・ハッピーハンド事業補助金の内容及び取り組み方、予算計上の考え方について  ・幸手中央地区産業団地企業誘致奨励金1億7,784万8,000円は何社に対しての奨励金かについて  ・中心市街地にぎわい創造事業補助金の事業内容及び補助先、企画立案に関する市の関わりについて  ・権現堂堤周辺の菜種作付謝礼に伴う作付面積及び人数について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 次に、第8款土木費について申し上げます。 道路維持費、工事請負費の市道1322号線道路舗装工事の場所及び内容についての質疑に対し、場所は大字木立地内、県道下吉羽・幸手線から県道境・杉戸線へ抜ける市道であり、工事内容としては、路盤が悪い箇所全線とまではいきませんが、片側約500メートルの表層工事を予定しております。予算は表層工事のみ適用となる公共施設等適正管理推進事業債となっております。路盤の悪いところは日常管理の中で十分承知してございますので、路盤の強化については、別途、道路補修工事において対応できればと考えておりますとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・市道1322号線道路を通過する大型車規制に係る看板の設置の考え方について  ・東口駅前広場植栽ブロック交換工事の内容について  ・古川橋家屋事後調査業務委託料と古川橋架替工事に伴う損傷家屋等補償費との関係性について  ・古川橋架替工事に伴う損傷家屋の補償件数及び内容について  ・都市計画マスタープラン市民検討会議委員謝礼に伴う委員の人数及び開催回数、会議の開催方法について  ・公共下水道事業会計負担金と公共下水道事業補助金との関係性について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(宮杉勝男議員) 以上で各常任委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑及び討論通告取りまとめ及び昼食のため、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時55分 △再開 午後1時00分 ○議長(宮杉勝男議員) 再開いたします。 午前中に引き続き会議を続けます。 これより議案第15号の委員長報告に対する質疑に入ります。 発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。 次に、議案第15号の討論に入ります。 発言通告を受けておりますので、発言を許可いたします。 本案に対し賛成意見の発言を許可いたします。 2番、坂本達夫議員の発言を許可いたします。 なお、登壇をしてお願いいたします。 2番、坂本達夫議員。    〔2番 坂本達夫議員 登壇〕 ◆2番(坂本達夫議員) 2番、坂本達夫です。 議案第15号 令和3年度幸手市一般会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 令和3年度の一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ154億1,000万円です。これは前年度予算に比べ3億9,000万円、率にして2.5%の減となっています。 歳入では、市税が63億362万1,000円となり、前年度に比べ3億2,246万1,000円の減となっています。歳入予算のうち自主財源の割合は48.0%となり、前年度51.1%よりも3.1%低下し、幸手市の苦しい財政状況がうかがえます。 こんな中で、歳出について第6次幸手市総合振興計画の大綱に沿って見ていきます。 第1の「子どもがいきいきと育ち、子育てしやすいまち」においては、先天性難聴を早期発見するため、新生児難聴検査費用を助成します。これは難聴を早期に発見し、早期に訓練することにより、その後の日常生活での負担を軽減するための事業です。難聴を持った子どもたちにとってはありがたい事業です。評価いたします。また、中学生の統一学力調査の科目数を3科目から5科目にすることについては、生徒一人一人が自己の学力・学習の状況を把握し、確かな学力の定着を図ることができます。このことは、1つの学校の学力向上の機運の醸成にとどまらず、幸手市全体にまで及ぶものと期待され、木村市長の県内トップクラスまでの学力引上げに通じるものがあり、評価いたします。 第3の「いつまでも健康で安心して暮らせるまち」においては、障がい者の生活を地域全体で支える連携体制を充実させるため、幸手市、白岡市、蓮田市、杉戸町、宮代町の5市町共同で埼葛北地区地域生活支援拠点を整備します。この支援拠点は、高齢化した障がい者を地域で支えるため、中核となる相談窓口の役割を果たすことが期待され、評価いたします。 第4の「安全・安心で環境にやさしいまち」においては、地域防災計画の更新、ハザードマップの更新、国土強靱化計画の策定が予定されています。国土強靱化計画は、大規模自然災害時に、人命を守り、経済社会の被害が致命的にならないようにする強さと被害が迅速に回復するしなやかさを兼ね備えた計画です。これら防災に対する市の積極的な考え方を評価します。 第6の「だれもが快適に暮らせるまち」においては、昨年3月に実施した公共交通アンケート調査において回答者の73.9%の市民が支持した循環バスを令和4年1月から復活させます。市民にとって利用しやすい公共交通の実現です。評価します。 第7の「市民の信頼に応える行財政運営を推進するまち」においては、令和2年度に策定された公共施設個別計画の内容を踏まえ、新たな組織をつくり、現行の公共施設等総合管理計画を改定し、計画的な公共施設等の更新、統廃合、長寿命化などにより、長期的な財政負担の軽減、平準化を進めます。特に幸手市の場合、過去に建設された公共施設が一斉に更新時期を迎えます。一方で、財政運営上この全てを維持・更新することはできないのが現実です。よって、新年度から計画的な公共施設等の統廃合は理にかなった対策といえます。期待したい事業です。 以上、厳しい財政制約の中にあって、令和3年度一般会計予算について、評価と期待を込めて賛成討論といたします。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(宮杉勝男議員) 次に、15番、大平泰二議員の発言を許可いたします。 なお、登壇をしてお願いいたします。 15番、大平泰二議員。    〔15番 大平泰二議員登壇〕 ◆15番(大平泰二議員) 15番、大平泰二です。 私は、日本共産党議員団を代表し、議案第15号 令和3年度幸手市一般会計予算に賛成の立場から討論を行います。 予算ですから評価はいろいろあるかとは思いますが、評価と同時に、今、幸手市が抱えている財政問題についてもきちっと見ていかなければならないかと考えております。その点、今回の予算の歳入の問題の特徴的な現象として繰入金と繰越金の問題があります。非常に持ち前の予算が枯渇してきてしまっている。ほとんどなくなってしまうのではないかというような現状です。 例えば、平成30年度では繰入金が14億4,653万9,000円ありました。繰越金も12億3,867万4,000円の、合計26億8,421万3,000円の予算が計上されていた。つまり、繰入金と繰越金ですから自前の、言葉は単純ですが持ち金、これがあって安定的な予算の執行はできたという問題があったわけです。 その後、皆様ご存じのとおり、幸手駅の橋上駅舎建設、これに約25億円、西口の土地区画整理について、これが約26億円、古川橋架替工事に約11億円の、約62億円の予算を短い期間に一気につぎ込んでしまった。その結果、令和3年度の一般会計、繰越金と繰入金のほうですが、繰越金が2億9,397万円、繰入金は3億円の合計5億9,397万円に非常に落ち込んでしまって、これを財源として令和3年度の予算運営をすると考えた場合に、職員の給料が払えるか払えないかというような状況になってきてしまっているのではないかと。 これは地方交付税で乗り切ると、他の資金も運用するという市側の答弁ですから、その点は信用しておきたいのですが、あと、一時借入金が10億円あると。これを運用して市の財政運営をしていくということですが、市民が納める税金というのは、職員の生活を支えるという点ももちろんあるわけですが、市民に対しての事業も苦しい財政の中でやっていかなければならない。その点、先ほど坂本達夫議員が討論でおっしゃっていた数々の事業については、ぜひともやっていっていただきたいと考えています。 さらに、歳入の面では、新型コロナ禍が影響して市税が対前年度比3億2,246万1,000円の減だと。歳入の部分が減るわけですから、それを補うために借金、臨時財政対策債とも言っておりますが、これが前年度比1億4,040万円増で乗り切ろうということです。 基金を使い果たし、繰越金も使い果たした現在、財政の硬直化を立て直すためには、いろんな歳出面での制限を行っていかなくてはならないと考えているわけですが、例えば下水道の問題もあります。4億6,000万円近い、下水道会計に一般会計から繰り入れているという問題があります。それから、西口の問題に対しては、相変わらず計画よりその倍の予算を使っているということも行われています。これらの事業の在り方を整理していかない限り、幸手市の財政、特に安定的に行っていける基金の積立てについては展望がなかなか見えてこないのではないかと考えているわけです。 それから、予算の歳出面でさらに研究を重ねていかなければいけないことは、電算機の問題があります。幸手市の電算機の具体的に全部のものをトータルすると約1億4,700万円使っている。幸手市と同じ人口規模のところを調べてみますと1億2,400万円、約2,000万円の開きがあるわけです。こういったところにもメスを入れて歳出削減を図っていかなければならない。その分、市民に対しては市民の立場に立った予算執行をしていく必要性があるのではないかと考えております。 今年度の財政執行で評価する点ですが、駅東口に公衆トイレを整備する予算が計上されたということです。具体的には用地測量等も含まれていると。一歩前進ということです。2点目は、現在のデマンドバスの不便さを解消するために市内循環バスを令和4年1月から施行すると。この点についても評価しておきたいと思います。 以上の点を評価いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(宮杉勝男議員) 次に、14番、武藤壽男議員の発言を許可いたします。 なお、登壇をしてお願いいたします。 14番、武藤壽男議員。    〔14番 武藤壽男議員 登壇〕 ◆14番(武藤壽男議員) 14番、武藤壽男です。 私は、市政クラブを代表し、議案第15号 令和3年度幸手市一般会計予算に対し、賛成の立場から討論をいたします。 令和2年度、日本を含め世界中は新型コロナウイルス感染症に始まり、いまだその対策に奔走し、終息が見えない状況です。また、経済は、コロナ禍の中にあっても一部産業にあっては良好な企業もあるものの、飲食業を中心としたサービス業をはじめ、大きな影響を受け、我が国の経済は最悪の経済状況との認識で、政府も特別定額給付金などを交付するなど、多額の財政出動を実施しました。 本市においても、地方創生臨時交付金などを活用し各種支援事業を実施するなど新型コロナウイルス対策に取り組んできたところですが、地方経済は多大な影響を受け、全くの不透明感の中にあります。 このような中で、国は経済の成長を、マイナス成長であった令和2年度からは令和3年度4.4%成長を見込み、国家予算は一般会計歳入歳出ともに対前年比3.8%増の106兆6,097億円の予算を編成いたしました。これに伴い示された地方財政計画は、地方税の見込みを対前年比7.0%減、地方譲与税は30.2%減と、いずれも減少が見込まれ、これに対し地方交付税が5.1%増の総額17兆4,385億円が示され、また、財源不足を補うため臨時財政対策債は74.5%増となったものです。 地方財政は、その主たる財源である地方税は前年度の所得に対する課税であることからも、本年は大変厳しい中での予算編成であり、殊に本市にあっては、人口減少の中にあって、より少子高齢化が進展し、高齢化率がおおよそ3人に1人が高齢者となる約35%となってしまい、生産年齢人口がさらに減少し、市民税の増が期待できません。このような中で編成されました令和3年度幸手市一般会計予算は、歳入歳出ともに対前年比2.5%減の154億1,000万円となるものです。 まず、歳入をみますと、歳入の約41%を占める市税は、対前年度比4.9%減の63億362万円と減収を見込んでいます。また、一般財源である地方交付税については、地方財政計画に沿って、対前年比3.6%増の22億8,000万円となっています。しかしながら、大型事業の実施に伴い、令和2年度末の見込みの本市の財政調整基金残高は約5億9,170万円と極めて資金の枯渇した中にあって、基金繰入金約2億5,000万円の繰入れと繰越金見込み3億円しか見込めないという極めて厳しい財政状況での編成であったと推察するものです。 一方、市債においては、事業を行うための事業債は僅か4,110万円ですが、後年度地方交付税で補填されるといわれていますが、実質的には赤字地方債ともいわれている臨時財政対策債を9億4,000万円、対前年比3億6,000万円増とすることになっております。 私は今日まで臨時財政対策債については抑制的な対応を求めてまいりましたが、今の財政状況をみますとき、市民の安心と安全を守り、市民サービスを実施していく上では、可能な限りの市債と国庫支出金等の補助金等を利用しなければ財政運営が困難でなかろうかと思う次第です。今後とも、さらなる財源確保をお願い申し上げます。 このような状況により、歳入の自主財源比率は48%に低下をいたしました。 次に、歳出について申し上げます。 どのような状況にあっても必要とする義務的経費は、予算総額が前年度よりも減じたにもかかわらず82億6,491万円、義務的経費比率53.6%と、実額、パーセントともに増加したものです。これは、扶助費を含む民生費は64億7,941万円と予算総額の42.1%を占めていることによるものと存じます。 翻って、これに対する普通建設事業費は、対前年比68.2%減の僅か2億732万6,000円の計上となり、総予算154億1,000万円の僅か1.4%です。私の持っている予算の資料の中で、予算総額の少なかった、30億円程度の時代であった昭和51年以来の最低の普通建設事業費の金額となっています。まさに現在の幸手市の危機的財政状況を表しているものと理解しているものです。また、同様に道路、水路、各種施設等の維持管理費も僅か約8,142万円であり、これによって維持・補修はできるのか心配をするものです。 このような中にあって将来に期待をする予算としては、きめ細かな教育、学校教育内容の充実のために1億8,790万円、GIGAスクールに取り組むための予算約4,540万円等、今後のまちづくりは人づくり、何よりも人づくりのための予算が確保されたことには評価をするものです。また、新たに循環バスが運行されることになりましたが、多くの市民の皆様に利用されるようになるよう期待をいたしますとともに、新型コロナウイルスワクチン接種をはじめ、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期していただきたいと思います。 一方、本市の産業である農林水産業費は、かつては総予算の7%を占めていたものが、僅か1.1%、1億6,997万円、商工費が1.8%、2億7,894万円と基幹産業に対する予算は低迷をしております。特に、本市農業の主力である米作においては、経営者の高齢化と米価の下落により多くの農家が赤字です。今後とも食料の安全確保を守り、農地を守り、環境を守り、国土を守るという多角的意義ある重要な農業です。市は国にも要請し、これらの農地維持のためにも抜本的対策を願うものです。 また、この令和3年度予算が執行された場合には、令和3年度末において区画整理事業債を含む市債残高は141億1,973万円、財政調整基金は3億4,169万円となるものです。本市は今後も少子高齢社会の進行で扶助費を含む民生費は多額を要し、さらに、防災対策を含む安全対策、公共施設の維持管理、道路、水路、水道施設、下水道等のインフラの整備等、財政需要は膨大です。また、長年の懸案であった県道幸手境線も開通しました。今後は、総新田・幸手線バイパスの早期開通を要望し、さらには県企業局による次の産業団地の設置をお願いして、将来の財源確保のための施策も早急に取り組まなければならないと思います。また、投資効果を考えた事業の見直し、委託料、工事費等の適正化等の検討が必要と思います。 財政状況をみますとき、今は国のあらゆる補助金を調査し、でき得る限りの活用を図り、また、利用できる市債についてはできる限り利用し、市民サービスに支障のないように事業を展開しながら一定の基金の残高の確保に努めるという、非常に困難な財政運営に取り組まなければなりません。 このような厳しい財政状況のときこそ、市の職員の皆様には公務員としての責任と市民の皆様に奉仕する立場を認識され、英知を結集し、創意と工夫をされ、できる仕事を可能な限り実施し市政を進展させていただきますよう大きな期待を申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(宮杉勝男議員) 次に、5番、枝久保喜八郎議員の発言を許可いたします。 なお、登壇をしてお願いいたします。 5番、枝久保喜八郎議員。    〔5番 枝久保喜八郎議員 登壇〕 ◆5番(枝久保喜八郎議員) 5番、枝久保喜八郎です。 私は、議案第15号 令和3年度幸手市一般会計予算に賛成の立場から討論をいたします。 幸手市の財政現況は、これまで3名の議員の賛成討論にも多く語られておりますが、埼玉県の中で最も厳しい自治体の1つと言っても過言ではないでしょう。これは数年前に僅かな補助金で市の負担金約25億円で実施された駅舎新築工事への支出が影響しているのは明らかで、いまだに市民の間では問題意識として捉える状況にあります。令和3年度予算においても、歳入面での基金及び市債運用について、そのようなことを前提にした財政的に苦慮した事情がかいま見えるところです。 しかしながら、歳出面に目を向けますと、まずは、議員による一般質問等を通じた要望も多く、また市民アンケートにおいても復活要望の高かった市内循環バスの新規予算1,970万6,000円が盛り込まれ、市民に寄り添う姿勢が示されました。これを知った市民から、令和4年1月からの運行復活を歓迎する声が既に聞こえる現状となっています。議会と市民の希望が一体となって、これに市政が応えるという二元政治の理想の姿が、この循環バスの復活予算に感じられるところとなったわけです。これは新聞報道にも見られ、一度廃止された循環バスが復活した例はほとんどみられないという記事も見られました。 この市民要望に応えるという原点においては、幸手駅東口に公衆トイレを整備し、駅利用者に対する環境改善の実現を図る姿も基本的にみられ、大いに歓迎すべきところです。駅舎を造った以上は、駅舎全体の利便性を向上させようとする考えは大いに理解できるところです。 次に、地域問題の解消策の一例として、香日向排水機場メンテナンスに1,080万円を計上されました。これは、使用年限が長期化している同排水機場に対する管理責任に対する市の方向性が示されたものと大いに評価できるところです。 また、停滞する地域農業への配慮も、権現堂用水路の改修事業の継続や長寿命化対策等に国や県の支出金に上乗せする形で5,109万7,000円の予算を拠出しています。さらには、安心・安全な市内トラフィックに配慮して、苦しい中で8,556万1,000円の予算を計上しております。どちらも決して多いと思える額ではありませんが、厳しい財政状況の中での苦しい予算編成がうかがえる状況にあります。 歳入面で、落ち込んだ財政調整基金から、さらに2億5,000万円を繰り入れることや、今や全国規模で国の年度予算の半分近くに達する実態から、禁じ手ともいわれる臨時財政対策債を、前年度は5億8,000万円であったものが3億6,000万円増の9億4,000万円投入するという財政手法については、若干の不安を感じるところですが、財政編成上やむを得なかったものと考えるところです。 今後は、慎重の上に慎重なる配慮を求めておきますが、新型コロナウイルス感染防止対策にその厳しい状況から財政調整基金を令和2年度末で計上、投入する市民思いの姿勢を見せたところなど納得する面もありました。 行政運営は、どの自治体にあっても新型コロナウイルス感染症対策に追われる現状にあり、幸手市も例外ではありません。また、個々に発せられる要望、陳情も引きを切ることなく、その対応も簡単ではないものと推察いたします。こうした対応への基盤となる財政上のゆとりがないことは、何とも幸手市の行政運営が難しいことを示しており、いわば三重苦といった状況と考えられます。 現状は、この1年、職員の皆さんは時間をいとわず頑張っていただいてきたものと理解するところです。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の終息がみられない中、まだまだ厳しい状況は続きますし、人口減少という大きな課題も市税の観点からますます憂うべき現状にあります。 今後は、国土強靱化対策等、防災対策への予算も増加せざるを得ない状況にもあり、歳入面の柱とも位置づけられる産業団地の拡充等にも力を発揮していただかなければなりません。こうした市を取り巻く行政課題、環境を踏まえ、新たな1年に向けて職員一丸となって気持ちを新たにスタートを切っていただくことを期待し、第15号議案の賛成討論といたします。 ご清聴ありがとうございました。 ○議長(宮杉勝男議員) ほかに発言通告がありませんので、以上で討論を終わります。 これより議案第15号 令和3年度幸手市一般会計予算、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第16号~議案第22号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(宮杉勝男議員) 日程第4、委員長報告、質疑、討論、採決について。 議案第16号 令和3年度幸手市国民健康保険特別会計予算から議案第22号 令和3年度幸手市公共下水道事業会計予算に至る議案7件を一括議題といたします。 これより付託案件に対する審査の経過と結果について報告を求めます。 それでは、議案第16号、議案第17号及び議案第18号について、文教厚生常任委員長小河原浩和議員の報告を求めます。 なお、登壇をしてお願いいたします。 8番、小河原浩和議員。    〔文教厚生常任委員長 小河原浩和議員 登壇〕 ◆文教厚生常任委員長小河原浩和議員) 文教厚生常任委員長小河原浩和です。 それでは、議案第16号 令和3年度幸手市国民健康保険特別会計予算について申し上げます。 保険給付費が増えている一方で国民健康保険税が減っている理由についての質疑に対し、保険給付費については埼玉県から提示された金額を基に予算計上しているものです。一方、国民健康保険税については、今般の新型コロナウイルス感染症の影響による減を見込んでございます。従来より2%から3%の減を見込んだ結果、今回の予算額となったものですとの答弁がなされました。 その他といたしまして、  ・基金の取崩しと残高について  ・国民健康保険基金について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第17号 令和3年度幸手市後期高齢者医療特別会計予算については、提案理由の説明を基に質疑を求めましたところ質疑はなく、討論を求めましたところ討論もなく、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第18号 令和3年度幸手市介護保険特別会計予算について申し上げます。 在宅医療・介護連携推進事業委託料に係る介護と医療の連携についての質疑に対し、こちらの事業は幸手市と杉戸町で共同でお願いしております。東埼玉総合病院の中に事務局「菜のはな」を置き、幸手市がモデルケースになりまして全国に発信したところです。特徴としましては、ある程度メニューが整っておりまして、どちらかというと現場へ出ていく、いろいろなお話を聞いてくる、また逆に相談を受けるという形で、これまでにない形で医療と現場とボランティアを融合させながら進めているところですので、こちらを拠点にこれからの地域共生社会の1つとして頑張っていただけるのではないかと考えているところですとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・繰越金1億3,400万円の積算根拠について  ・保険給付費の内容について  ・幸手東地区包括支援センター運営事業及び幸手西地区包括支援センター運営事業に係る債務負担行為の内容について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(宮杉勝男議員) 続いて、議案第19号、議案第20号、議案第21号及び議案第22号について、建設経済常任委員長松田雅代議員の報告を求めます。 なお、登壇をしてお願いいたします。 10番、松田雅代議員。    〔建設経済常任委員長 松田雅代議員 登壇〕 ◆建設経済常任委員長松田雅代議員) 建設経済常任委員長の松田雅代です。 それでは、議案第19号 令和3年度幸手市農業集落排水事業特別会計予算について申し上げます。 農業集落排水維持管理費の委託料、汚泥処理業務委託249万2,000円の内容についての質疑に対し、汚泥処分のための搬出は月1回程度行っております。また、汚泥処分のための単価については環境課と調整した上で決定しておりますが、今回は新たに金額改定を行うという調整はしておりません。前々年度決算額が242万4,000円、前年度予算額が249万2,000円ですので、ここ数年は大体同じくらいの委託規模となっておりますとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・汚泥処分業務委託料に係る汚泥濃度の測定について  ・農業集落排水事業国庫補助金が前年度比皆減となった理由について  ・一般会計予算からの繰入れについて  ・借入金の償還期間について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第20号 令和3年度幸手市幸手駅西口土地区画整理事業特別会計予算について申し上げます。 令和2年度と比較し、区画整理事業費国庫補助金の補助率はどのような違いがあるのかについての質疑に対し、令和2年度当初の補助の内示率は36.6%でした。その後、国の第3次補正で4,000万円の補正要望を行い、1,768万6,000円の補助がつき、補助率は44.2%となりました。令和3年度の当初予算については、補助率は28.3%で計上しておりますとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・施行管理積算支援業務委託料672万9,000円に係る幸手駅西口土地区画整理事務所への常駐者の人数について  ・換地設計修正等業務委託の内容について  ・発注図書作成業務委託の内容について  ・各種資料作成業務委託の内容について  ・地盤変動影響調査業務委託の内容について  ・区画道路築造工事の施行場所について  ・物件移転補償費6,798万円の補償件数と内容について  ・事業の進捗状況について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第21号 令和3年度幸手市水道事業会計予算について申し上げます。 営業収益の中に水道料金が掲載されているが、有収率は何%を見込んでいるのかとの質疑に対し、令和3年度当初予算に対する見込みは90%ですとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・水道料金の徴収率見込みについて の質疑があり、答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第22号 令和3年度幸手市公共下水道事業会計予算について申し上げます。 歳入の下水道使用料1億8,613万8,000円について、現在の供用開始区域からみた場合、今後どのくらいの歳入を見込めるかとの質疑に対し、令和3年度の下水道使用料の積算に当たっては令和2年度の実績見込みを基に考えております。例えば、令和元年度の決算の段階では有収率が71%でしたので、そこから計算しますと、約3割分を見込んだ場合2,600万円から3,000万円くらいになると考えておりますとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、  ・供用開始区域の未接続対応について  ・下水道料金徴収事務について の質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(宮杉勝男議員) 以上で各常任委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑及び討論通告取りまとめのため、暫時休憩いたします。 △休憩 午後1時51分 △再開 午後1時52分 ○議長(宮杉勝男議員) 再開いたします。 これより議案第16号から議案第22号までの委員長報告に対する質疑に入ります。 発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。 それでは、議案第16号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第16号 令和3年度幸手市国民健康保険特別会計予算、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第17号 令和3年度幸手市後期高齢者医療特別会計予算、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 議案第18号 令和3年度幸手市介護保険特別会計予算、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第19号 令和3年度幸手市農業集落排水事業特別会計予算、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第20号 令和3年度幸手市幸手駅西口土地区画整理事業特別会計予算、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号の討論に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第21号 令和3年度幸手市水道事業会計予算、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号の討論に入ります。 発言通告を受けておりますので、発言を許可いたします。 本案に対し賛成意見の発言を許可いたします。 5番、枝久保喜八郎議員の発言を許可いたします。 なお、登壇をしてお願いいたします。 5番、枝久保喜八郎議員。    〔5番 枝久保喜八郎議員 登壇〕 ◆5番(枝久保喜八郎議員) 5番、枝久保喜八郎です。 私は、議案第22号 令和3年度幸手市公共下水道事業会計予算について、賛成の立場から討論をいたします。 下水道建設事業は、中川流域下水道の最北端に位置する幸手市において、また多くの幸手市民にとって悲願ともいえる事業です。しかしながら同事業は、もろもろの状況を踏まえたとき、一気に進む事業ではないことも理解する中、令和3年度において、西地区において約400メートルの工事予算として建設改良費を1億7,590万4,000円計上するなど、総額2億2,484万5,000円を汚水管渠建設改良費に充てる予算を組んでいます。 また、これに関しては水道部長による専門性が高く、社交的辞令ではない、しっかりとした議会発言を伺い、大いに信憑性かつ信頼感を持ったところです。一刻も早くとは関連地域住民の思いです。同事業の収束までの計画がくれぐれも順調に進むことを願って、賛成討論といたします。 ○議長(宮杉勝男議員) ほかに発言通告がありませんので、以上で討論を終わります。 これより議案第22号 令和3年度幸手市公共下水道事業会計予算、本案を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 会議の途中ですが、ここで約10分間休憩をいたします。 △休憩 午後2時00分 △再開 午後2時10分 ○議長(宮杉勝男議員) 再開いたします。 休憩前に引き続き会議を続けます。--------------------------------------- △議案第23号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮杉勝男議員) 日程第5、議案の上程、提案説明、質疑、討論、採決について。 議案第23号 幸手市いじめの防止等のための組織に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 それでは、議案第23号について、教育部長、登壇をして説明願います。 教育部長。    〔手島秀明教育部長 登壇〕 ◎教育部長(手島秀明) それでは、議案第23号 幸手市いじめの防止等のための組織に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 議案書1ページ及び条例案の概要については1ページをご覧いただきたいと存じます。 令和3年度の幸手市教育委員会事務局の内部組織の見直しにおいて、幸手市教育委員会事務局組織規則に定める事務分掌の再編と、これに伴い、現在の指導課の名称を学校教育課の名称へと改正を行いました。指導課の名称変更に伴いまして、この課名を引用する条例として幸手市いじめの防止等のための組織に関する条例がございますので、当該条例の一部を改正するものです。 条例案の概要でご説明申し上げますと、第10条及び第23条の規定中の「指導課」を「学校教育課」に改めるものです。 施行期日は令和3年4月1日からとするものです。 以上、議案第23号の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮杉勝男議員) これより議案に対する質疑に入ります。 質疑のある方は挙手願います。 挙手がございましたので、議案に対する質疑に入ります。 あらかじめ申し上げます。発言は全て簡明にするものとし、議題外にわたり、また、その範囲を超えてはならないこと、加えて、自己の意見を述べることができないこととなってございますので、ご注意いただきたいと存じます。 なお、質疑は再質疑までといたします。 それでは、14番、武藤壽男議員、なお、質問席にてお願いいたします。 14番、武藤壽男議員。    〔14番 武藤壽男議員 質問席〕 ◆14番(武藤壽男議員) 議長の許可をいただきましたので、簡単な素朴な質疑をさせていただきたいと思います。 指導課が学校教育課に名称変更に伴う条例の文言の整理の改正、それは分かるんです。この学校教育課、かつては学校教育課があって、それがいつの時点からか変わった。また学校教育課に戻るという、その狙いはどこにあるのかお尋ねしたいと思います。 ○議長(宮杉勝男議員) それでは、答弁願います。 教育部長。 ◎教育部長(手島秀明) 平成29年度末前までは学校教育課と呼んでございました。平成30年度の機構改革のときに、それまでの学校教育課を指導課に改めた経緯がございます。 それでは、ご質疑にお答えさせていただきます。 これまで現在の教育部総務課のほうで所管してございました学齢簿の編成であるとか児童・生徒の就学に関すること、あるいは児童・生徒の就学援助費に関することといった、いわゆる学務に関する事務について、これを今後、令和3年度から指導課に移管し、従来指導課については県費教職員の指導業務を行っておりましたが、これらと児童・生徒の就学と学務事務を一体化させることで、より効果的な学校運営等が期待できるということから、この見直しに至ったものです。 ○議長(宮杉勝男議員) 再質疑がございましたら発言願います。 14番、武藤壽男議員。 ◆14番(武藤壽男議員) 大体意味は分かったんですが、指導課のときは指導だけだったと、県職員を中心とする指導。そこに学齢簿の整備とか、そういう総務的なもの、学校等に関するものの総務的なものについては学校教育課に今度は戻すといいますか、そうすると、総務課のほうでは、それがなくなることによって施設とか人事とかということに特化をして、総務課は総務課、学校教育に関することは全て学校教育課に事務が所掌されると、そういう理解でよろしいでしょうか。 ○議長(宮杉勝男議員) 教育部長。 ◎教育部長(手島秀明) 分掌事務的にはそのような形になろうかと思います。ただ、同じ部内ですので、相互連携しながら教育行政のほうは進めていきたいと考えてございます。 ○議長(宮杉勝男議員) 以上で、14番、武藤壽男議員の質疑を終わります。 ほかに質疑のある方はございませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮杉勝男議員) ないようですので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第23号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと存じますが、これにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(宮杉勝男議員) ご異議ないものと認めます。 よって、議案第23号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 それでは、議案第23号の討論に入ります。 発言のある方は挙手願います。    〔発言する人なし〕 ○議長(宮杉勝男議員) 討論の発言がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第23号 幸手市いじめ防止等のための組織に関する条例の一部を改正する条例について、本案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第24号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮杉勝男議員) 日程第6、議案の上程、提案説明、質疑、討論、採決について。 議案第24号 令和2年度幸手市一般会計補正予算(第12号)を議題といたします。 議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 それでは、議案第24号について、総合政策部長、登壇をして説明願います。 総合政策部長。    〔関根一勝総合政策部長 登壇〕 ◎総合政策部長(関根一勝) ただいま議題となりました議案第24号についてご説明申し上げます。 補正予算及び補正予算説明書の3ページをご覧いただきたいと存じます。 議案第24号 令和2年度幸手市一般会計補正予算(第12号)ですが、第1条については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,589万5,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ224億3,434万9,000円とするものです。 第2条については、繰越明許費の追加及び変更となります。 続きまして、主な内容についてご説明申し上げます。 7ページをご覧いただきたいと存じます。 第2表繰越明許費補正の追加ですが、学校保健特別対策事業費については、令和3年3月1日付で同事業に係る補助金が交付決定されました。本補助事業は、学校の教育活動継続に際して、密閉、密集、密接を回避し、児童・生徒、教職員等の感染症対策に必要となる物品の購入等に係る経費や児童・生徒の学びの保障のため、感染症対策等を徹底しながら学校での教育活動や家庭学習を実施する際に生ずる経費が対象となっております。しかし、事業執行に時間を要し、年度内完了が見込めないことから全額繰越明許費の設定をするものです。 続きまして、繰越明許費の変更ですが、新型コロナウイルスワクチン接種事業については、令和3年2月9日開催の令和3年第1回市議会臨時会において繰越明許費として3億3,128万円の設定を行いました。その後、国の第3次補正予算成立等に伴い、3月3日付で厚生労働省から新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金の上限額が新たに示され、上限額の増額に伴い、繰越明許費の金額を3億4,435万2,000円に変更するものです。 それでは、歳入歳出について事項別明細書によりご説明させていただきます。 13ページをご覧いただきたいと存じます。 歳入についてですが、第14款国庫支出金、第2項国庫補助金、第3目衛生費国庫補助金については、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金として、補助上限額の増額に伴い5,639万6,000円を計上しております。 続きまして、第5目教育費国庫補助金、第2節小学校費補助金、学校保健特別対策事業費補助金については、国の第3次補正予算成立に伴い3月1日付で交付決定されました460万円を計上し、また、第3節中学校費補助金についても、同様の理由から180万円を計上しております。 続きまして、第18款繰入金、第2項基金繰入金、第1目財政調整基金繰入金については3,690万1,000円を減額するものです。2月9日開催の令和3年第1回市議会臨時会にて議決をいただきました補正予算(第10号)において、財政調整基金繰入金として4,332万4,000円を計上いたしました。その後、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金の増額に伴い一般財源からの持ち出しが不要となり、同繰入金を全額取り止めるものです。しかしながら、一方で学校保健特別対策事業費補助金の補助率が2分の1のため、一般財源措置として642万3,000円が必要となることから、先ほどの4,332万4,000円から差し引きました3,690万1,000円を減額するものです。 続きまして、14ページからの歳出について、主な内容をご説明申し上げます。 第4款衛生費、第1項保健衛生費、第2目予防費、第10節需用費の消耗品費については、集団接種会場で使用するアルコール含浸綿などの購入経費として25万9,000円を計上しております。また、医薬材料費については、新型コロナウイルスワクチン溶解時に使用する注射器や注射針の購入経費として8万4,000円を計上しております。 続きまして、第12節委託料については、集団接種会場への交通手段として、集団接種会場循環バス運行業務委託料509万3,000円を計上するとともにシャトルバス運行業務委託料741万3,000円を計上しております。また、会場設営業務委託料については、集団接種会場のうち土足厳禁の施設において、土足用シートの設置及び撤去等を行うものとして198万1,000円を計上しております。さらに、新型コロナウイルスワクチン接種者の迅速な情報共有を図るため、新型コロナウイルスワクチン接種記録システム改修業務委託料として100万円を計上しております。 第13節使用料及び賃借料の施設使用料については、補正予算(第10号)で集団接種会場としてアスカル幸手の使用料を計上いたしましたが、接種会場がウェルス幸手及び各公民館となったことから、アスカル幸手の施設使用料230万8,000円を皆減するものです。また、新型コロナウイルスワクチンを保存する冷蔵庫賃借料といたしまして15万円を計上しております。 第17節備品購入費の機械器具費については、第13節使用料及び賃借料において冷蔵庫を借り上げ対応としたことから、補正予算(第10号)で計上いたしました冷蔵庫購入費の60万円を皆減するものです。 続きまして、第10款教育費については、学校保健特別対策事業費補助金に係る事業として、学校の教育活動継続に際して、密閉、密集、密接を回避し、児童・生徒、教職員等の感染症対策に必要となる物品の購入等に係る経費を計上しております。また、児童・生徒の学びの保障のため、感染症対策等を徹底しながら、感染の状況や児童・生徒の状況に応じた学校での教育活動や家庭学習を実施する際に生ずる経費を計上しております。 第10款教育費、第2項小学校費、第1目学校管理費、第10節需用費、消耗品費については、消毒液などの購入経費として175万7,000円を計上しております。第17節備品購入費、庁用器具費については、非接触式検温器などの購入経費として99万5,000円を計上しております。また、管理備品費については、消毒液スタンドなどの購入経費として345万6,000円を計上しております。 15ページにまいりまして、第2目教育振興費、第17節備品購入費の教材備品費については、プロジェクターなどの購入経費として217万1,000円を計上しております。 第3項中学校費、第1目学校管理費、第17節備品購入費、管理備品費については、空気清浄機などの購入経費として253万4,000円を計上しております。 以上で議案第24号 令和2年度幸手市一般会計補正予算(第12号)の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(宮杉勝男議員) これより議案に対する質疑に入ります。 質疑のある方は挙手願います。 挙手がございましたので、議案に対する質疑に入ります。 それでは、14番、武藤壽男議員、なお、質問席にてお願いいたします。 14番、武藤壽男議員。    〔14番 武藤壽男議員 質問席〕 ◆14番(武藤壽男議員) 議長から許可をいただきましたので、質疑をさせていただきます。 14ページの集団接種会場の循環バスの運行というものがあるんですが、これはどういう方法でお考えになっておられるのか。それについてまずお尋ねをしたいと思います。 それからシャトルバス、このシャトルバスもどういう移動になるのか。今朝ほど頂きました計画によりますと、集団接種は5月6日からということで、ウェルス幸手、東公民館、西公民館、南公民館、北公民館、これはそこに行く範囲をある程度指定をしてのバスの出し方なんでしょうか、市内どこからでも行けるバスの出し方なんでしょうか。なかなかこのバスで運ぶというのはどういう計画なのかお尋ねをしたいと思います。集団接種は5月6日からということですが、その前に75歳以上の方で受けられる可能性があるのかどうか、それもお尋ねをしておきたいと思います。 あとは個別接種、この個別接種はいつからというのがなかったんですが、これもいつ頃始まるのか。この新型コロナウイルスワクチン接種が、現在、幸手市では既に、全国的には医療機関等は始まっているというんですが、幸手市ではもう既に始まっているのかどうか。その確認をさせていただきたいと思います。 それから、もう1つ、新型コロナウイルスワクチン接種の記録システムの改修業務委託料、国の報道によりますと、マイナンバーとこれをひもづけて接種記録を残すと報道されているんですが、そのためのこれは改修の業務委託料なのかどうか、それについてお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(宮杉勝男議員) それでは、答弁願います。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小林秀樹) それでは、順次お答えしたいと思います。 まず、集団接種会場循環バス運行業務委託料についてです。こちらについては、高齢者の予防接種の時期に市内の公共施設を循環するバスを運行するものでございまして、循環バスの停車場所については、市役所、それから東公民館、西公民館、南公民館、北公民館、ウェルス幸手の6か所を予定しているものです。それから、シャトルバスについては、シャトルバスも高齢者の予防接種の時期に運行するものですが、栄地区と香日向地区からウェルス幸手を結ぶシャトルバスを運行するものです。 両方のバスとも誰が乗ってもいいと考えておりますが、乗る方については新型コロナウイルスワクチン接種券を確認するなどしまして、乗車できるのは接種対象者のみとしたいと考えております。ただし、付き添いの方は乗車できるようにしたいと思います。 それから、75歳以上の方が5月6日以前に接種できるのかということですが、集団接種は5月6日からですので、5月6日以前については75歳以上の方は今のところできないと考えております。個別接種の開始時期と合わせましてお答えなんですが、個別接種の開始時期については、まだ現在調整中でございまして、各病院のほうで個別接種の開始時期を定めるということになっておりますが、報道等でもご覧になっているとおり新型コロナウイルスワクチンの配送自体が遅れておりますので、かなり4月の最終週にならないと、幸手市にも少しやってくるぐらいの形ですので、なかなか早めに打つのは難しいのではないかと考えております。 それから、医療機関の方の接種についてだと思います。こちらについては、医療従事者の接種については、東埼玉病院において来週3月24日から26日の診療時間外に実施するとお聞きしております。 続きまして、新型コロナウイルスワクチン接種記録システム改修業務委託料についてご質疑いただいたかと思いますので、そちらについてなんですが、こちらについては国が準備いたします新型コロナウイルスワクチン接種記録システムというものに情報連携をするための幸手市におけるシステムの改修でございまして、国が準備する新型コロナウイルスワクチン接種記録システムにデータを取り込むために、現在幸手市で稼働している住民基本台帳システム及び健康管理システムから個人番号をCSVデータで抽出できるようにするための改修です。 ○議長(宮杉勝男議員) 再質疑がございましたら発言願います。 14番、武藤壽男議員。 ◆14番(武藤壽男議員) 一番最後のをまず聞きたいと思うんですが、そうすると、国で言っているマイナンバーから結びつけるということではないんでしょうか。住民基本台帳と連携させると、そうすると住民基本台帳も個人の番号とマイナンバーの番号は違うわけですよね、当然。国のマイナンバーで統一するんだという話があったんですが、幸手の場合はそうじゃなくて、住民基本台帳を基本としておやりになるということなんでしょうか。その点もお尋ねしたいと思います。 それから循環バス、先ほどお聞きしますと、ウェルス幸手、東公民館、北公民館、公共施設を回ると。これは要するに接種日に回るんだと思うんですが、1日に何便予定されているのか。時間が午前と午後でも違うでしょうし、それから、来た人もまた今度は帰るときも利用しなければならないというところをみると、どのようにそれがなっているのかなというのが1つ。 それから、先ほどのお話ですとシャトルバスは栄地区と香日向からのシャトルバスだと。そのほかは循環バスで来なければならないのかなと、自分で来られる人は別なんでしょうが。そういったときに実際どういう具合になるのかなというのが想像があれなんですが、要するに、接種券を頂いて、それによってコールセンターで予約というか、コールセンターで、あなたはいつどこでいいですよというのを電話で予約していくことになるんだろうと思うんですが、その場合の、そうすると何便がありますよとかという、そこまでの連携というのは取れるんでしょうか。それについてお尋ねします。 ○議長(宮杉勝男議員) それでは、答弁願います。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小林秀樹) まず、新型コロナウイルスワクチン接種記録システムの改修ですが、先ほど、住民基本台帳システムと健康管理システムから個人番号をCSVにということでお話ししましたが、こちらは議員おっしゃるとおり国はマイナンバーでひもづけをするための改修ですので、そのために幸手市もシステムを改修するとご承知いただきたい。マイナンバーでひもづけするためのものです。 次に、循環バスですが、循環バスの1日何便かというのは現在検討中でございまして、ただ、市民の方が利用しやすいように運行を考えていきたいと思っております。こちらも接種日に運行をすることを考えております。 それから、シャトルバスについては、今回は栄地区と香日向地区を結ぶシャトルバスを運行することを考えておるわけですが、こういったことも含めてコールセンターにおいていろいろ市民の皆様にご案内をして、不便のないようにやりたいと思いますので、ご理解願いたいと存じます。 ○議長(宮杉勝男議員) 以上で、14番、武藤壽男議員の質疑を終わります。 ほかに質疑のある方はございませんか。 2番、坂本達夫議員、質問席にてお願いいたします。 2番、坂本達夫議員。    〔2番 坂本達夫議員 質問席〕 ◆2番(坂本達夫議員) 議長から許可をいただきました。 14ページ、循環バスについてです。基本的な考え方なんですが、この事業は令和2年度の予算に今のは入っているということでしょうか。実際にバスを運行するのは令和3年度ということなのか。その辺の年度の具合がよく分からなかったというところが1つ。 それから、私、西地区の中川崎というところに住んでいるんですが、公民館をぐるっと回るというようなお話だったので、例えば、予約して私は西地区で新型コロナウイルスワクチンを接種したいと、そういうように近くで接種したいと思うわけなんですが、そういう人は余りバスに乗る意味がないと。こうやってバスがぐるっと回るのはどんな意味なのかなというところ。 あとは、このバスは車椅子みたいな人は乗れるのかどうか。それをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(宮杉勝男議員) それでは、答弁願います。 健康福祉部長
    健康福祉部長(小林秀樹) 循環バス事業です。議員おっしゃるとおり、バスについては接種が行われます4月以降ということになりますので令和3年度に行われるわけですが、今回、平成2年度の補正予算を出させていただきまして、繰越明許費についても出させていただいておりますので、繰り越された財源を使いまして運営をしたいと考えております。 次に、循環バスの意味というか、くるくる回るということですが、いろんな利便性を考えますと、各公民館からシャトルではなくて周回をすることのほうがよいだろうと考えて、この循環バスを考えているところです。 もう1つ、車椅子の対応ですが、現在、見積りの段階では車椅子対応については考えておりませんが、今後、車椅子等も含めまして、いろんな方に対する配慮というのを考えていかなければなりませんので、何か方法についてあるものかどうかは検討していきたいと思っております。 ○議長(宮杉勝男議員) 再質疑がございましたら発言願います。 2番、坂本達夫議員。 ◆2番(坂本達夫議員) 基本的な、先ほどのぐるっと回ることの意味が私は薄いのかなと思っていまして、公民館だけを回ってたんだと、市民が公民館から公民館へ行く必要はないような気がするんですが、その辺はじっくり考えていただければよろしいのかなと思うんですが、検討されるんでしょうか。 ○議長(宮杉勝男議員) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小林秀樹) こちらは各公共施設、市役所、公民館を含めた公共施設から、最終的にはウェルス幸手で受ける方を考えておりまして、そちらの方のために使っていただくということを中心に考えております。 ○議長(宮杉勝男議員) 以上で、2番、坂本達夫議員の質疑を終わります。 ほかに質疑のある方はございませんか。 15番、大平泰二議員、質問席にてお願いいたします。    〔15番 大平泰二議員 質問席〕 ◆15番(大平泰二議員) 15番、大平泰二です。 確認の意味で質疑させていただきたいんですが、接種場所なんですが、医療従事者については東埼玉病院ということで前に説明があったかと思うんですが、聞くところによりますと、医療従事者については自分のいる病院で接種をするという病院もあるみたいなんです。しかも看護師は自分で自分に打つというところもあるみたいなんですが、その辺の把握というのはされていらっしゃるかどうかということと、あとは、コールセンターのほうなんですが、これは電話で受付を開始するわけですね。会場もそこで何月何日という、その会場も決まってくると思うんですが、この回線がどうなんですかね、パンクしてしまうということは考えられないんですかね。その辺の対応はどうされるか質疑します。 ○議長(宮杉勝男議員) それでは、答弁願います。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小林秀樹) 医療従事者の接種場所について、自分の病院でというお話がございましたが、私どもではそういった希望があるということは聞いておりますが、具体的な話まではまだ伝わってきておりません。 それから、コールセンターについてのご質疑ありましたが、コールセンターは電話回線を5回線引いておりまして、議員ご心配のとおり、回線がパンクをする可能性というのは考えられないことはないんですが、そういった場合でもウェルス幸手の健康増進課等で対応したいと思っております。 ○議長(宮杉勝男議員) 再質疑がございましたら発言を願います。 15番、大平泰二議員。 ◆15番(大平泰二議員) 私の場合は病院でじかに聞いた話ですから、その辺の整合性といいますか、今の形だと両方に連絡が行ってしまう、自治体のほうからも連絡が行くというような形になってしまいますから、その辺の確認をしておいていただきたいと思います。 それから、コールセンターについては十分余裕があるということで解釈していいんですね。 それともう1つ、ここの各接種会場なんですが、できましたら医師の名前を一緒に出していただければ非常に選択しやすいのではないかと思うんですが。 ○議長(宮杉勝男議員) 大平議員、自己の意見はなるべく控えていただきたいと思います。 それでは、答弁願います。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小林秀樹) まず、コールセンターについては、これは回線については5回線を申し込んだところでございまして、余裕があるとかないとかということではなく、市民の方のご希望に沿うように努力したいと思っております。 それから、各会場については医師のお名前をというお話でございましたので、そちらのほうは医師のお名前を掲げることにしておりますので、ご理解願いたいと存じます。 ○議長(宮杉勝男議員) 以上で、15番、大平泰二議員の質疑を終わります。 ほかに質疑のある方はございませんか。 10番、松田雅代議員、質問席にてお願いいたします。    〔10番 松田雅代議員 質問席〕 ◆10番(松田雅代議員) 10番、松田雅代です。 同じことばかりで申し訳ないんですが、像がなかなか結びにくいものですから確認をさせていただきたいと思います。 この間、議案第24号の説明資料として頂いていた概要の中に、シャトルバスと循環バス運行業務委託料の委託内容、幾らか書いてある状況かなと思うんですが、先ほどの循環バスの場合、公共施設の6施設を1時間ごとに循環するバス運行を想定していると。シャトルバスの場合には2路線を、栄地区とコミュニティセンターからそれぞれウェルス幸手に向かって、その2路線を30分ごとに往復するバス運行を想定しているというふうな書きぶりになってございます。今日頂きました接種会場は延べ日数が書いてあるんですが、1便に対してどの程度の乗車を想定しているか。それで十分はけるのかどうかというところの見積りをどのようにされているのか。 それと、確かに自分の近場で受けたいと思ってもなかなか受けられないというときに、例えば東公民館のお近くの方が、日にちの関係上、例えば西公民館で受けなければならないとなった場合には、東公民館に行って、そのシャトルバスに乗って西公民館に行くという、そういう行動様式になるのか。その辺のイメージとして教えていただけたらありがたいと思います。 それと、これはなかなか途中下車とか途中乗車というのは難しいとは思うんですが、公民館と公民館を動く間に集落等々に立ち寄る的なところはなかなか難しいのかどうか。その辺のイメージをお聞きしたいと思います。 ○議長(宮杉勝男議員) それでは、答弁願います。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小林秀樹) まず、循環バスについては、見積りの段階ではバスの大きさについては小型車、これは12人から13人乗りを考えております。これについて、乗車率というものについては、どんな高齢の方がどのように受けるかが予想できないものですから、なかなかそれは予想していないというところです。 それから、循環バスについては、先ほどウェルス幸手で受けることを想定しての循環バスということでお答えをいたしましたが、循環バスは各公民館でとまりますので、各公民館で降りていただくことは可能ですので、先ほど議員がおっしゃった方法も可能かと思っております。 それから、途中で集落でとまることはということですが、バスの乗り降りですので道路上ということはなかなかいきませんので、駐車場のあるところを考えておりました。 ○議長(宮杉勝男議員) 再質疑がございましたら発言願います。 10番、松田雅代議員。 ◆10番(松田雅代議員) 確かに予約の状況が分からないと難しいところがあるとは思うんですが、今言う小型車、小型のバス、これは循環バスのほうで、小型で1時間ごとに回るということになると、どの程度の人数の方がそれでご利用いただけるのか。できるだけ早めに、これは予約の関係がありますし、逆に何かそういうことも、バスの利用なども含めて予約というものの受付をするのか。それとも、逆に受け付けたものに対して循環バス等の利便性の向上させていくような方向性なのか。その辺のお考えだけ今の段階でお聞かせいただけたらと思います。 ○議長(宮杉勝男議員) 答弁願います。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小林秀樹) 今のバスのお話かと思いますが、たくさんの方に接種をお願いしたいと思いますので、まずは接種を受けるということを優先に考えていただきまして、その際に交通のことについてご相談があればバスをご紹介すると、そういった形になろうかと思います。 ○議長(宮杉勝男議員) 以上で、10番、松田雅代議員の質疑を終わります。 ほかに質疑のある方はございませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮杉勝男議員) ないようですので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第24号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと存じますが、これにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(宮杉勝男議員) ご異議ないものと認めます。 よって、議案第24号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 次に、議案第24号の討論に入ります。 なお、発言のある方は挙手願います。    〔発言する人なし〕 ○議長(宮杉勝男議員) 討論の発言がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第24号 令和2年度幸手市一般会計補正予算(第12号)について、本案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 会議の途中ですが、ここで約10分間休憩をいたします。 △休憩 午後2時56分 △再開 午後3時06分 ○議長(宮杉勝男議員) 再開いたします。 休憩前に引き続き会議を続けます。--------------------------------------- △議案第25号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮杉勝男議員) 日程第7、議案の上程、提案説明、質疑、討論、採決について。 議案第25号 教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。 本案については、山西教育長本人に関する案件ですので、一時退場していただくことといたします。    〔山西 実教育長 退席〕 ○議長(宮杉勝男議員) それでは、議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 市長、登壇をして説明願います。 市長。    〔木村純夫市長 登壇〕 ◎市長(木村純夫) 続きまして、議案第25号 教育委員会教育長の任命について、提案理由の説明をさせていただきます。 本案は、令和3年3月31日をもって教育長であります山西実氏の任期が満了することに伴いまして、同氏を引き続き教育長として任命することについて議会の同意を求めるものです。 山西氏の経歴等についてはお手元の議案書のとおりですが、山西氏は平成26年4月から当市の教育長としてご尽力をいただいておりまして、その実績は誠に顕著なものと認識しております。特に、昨年から新型コロナウイルス感染症対策においては、児童・生徒への心のケアを含め、最前線に立ち、学校教育全般について多大なるご尽力をいただいているところです。また、非常に温厚で人格高潔な方であり、教育に関して高い識見をお持ちです。本市の教育長として引き続きお力添えを頂戴したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 なお、任期については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第5条第1項の規定により、令和6年3月31日までの3年となるものです。 以上で議案第25号の説明とさせていただきますが、本議案については人事案件ですので、議会の皆様の速やかなるご同意を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(宮杉勝男議員) これより議案に対する質疑に入ります。 質疑のある方は挙手願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮杉勝男議員) 質疑の発言がありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第25号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと存じますが、これにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(宮杉勝男議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第25号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 続いてお諮りいたします。ただいま議題となっております議案第25号については、人事案件ですので、この際、討論を省略したいと存じますが、これにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(宮杉勝男議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第25号については、討論を省略することに決定いたしました。 これより議案第25号 教育委員会教育長の任命について、本案を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、議案第25号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 山西教育長には入場していただきます。    〔山西 実教育長 入場〕 ○議長(宮杉勝男議員) ここで、山西教育長から発言を求められておりますので、発言を許可いたします。なお、自席でお願いいたします。 教育長。 ◎教育長(山西実) ただいま議長のお許しをいただきましたので、貴重な時間をお借りいたしまして一言挨拶を申し上げたいと思います。 今ほど、任期満了に伴います教育長の選任に当たりまして、議会のご同意をいただきましたことに厚く御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。 浅学非才の私が、これまで改正された教育委員会制度による初代の教育長の重責を務めることができましたのも、ひとえに議員の皆様方の温かなご指導、ご鞭撻のおかげと改めて厚く御礼申し上げます。 現在、人口減少や少子高齢化の進行、高度情報化の進展、グローバル化などに加え、新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る経済や生活環境の変化など、社会情勢が激変し、先行き不透明な時代の中にあって、教育界も喫緊かつ重要な課題を抱えております。このような中、本市の教育行政の職を担うことの責任の重さを改めて痛感し、身の引き締まる思いです。 再任をいただいた以上、未来を切り開く児童・生徒を育む学校教育の推進はもちろん、芸術、文化、スポーツなどの社会教育の推進に向けて、いま一度心を新たに、初心に戻り、市民の負託に応えられるよう全力で邁進していく覚悟です。 議員の皆様には今後とも引き続きご指導、ご助言、ご協力を賜りますようお願いを申し上げ、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。--------------------------------------- △会議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮杉勝男議員) 次に、日程第8、議案の上程、提案説明、質疑、討論、採決について。 会議案第1号 幸手市議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 それでは、会議案第1号について、4番、小林英雄議員、登壇をして説明願います。 4番、小林英雄議員。    〔4番 小林英雄議員 登壇〕 ◆4番(小林英雄議員) 4番、小林英雄です。 それでは、会議案第1号 幸手市議会会議規則の一部を改正する規則についてご説明申し上げます。 本案については、所定の賛成者を得て、地方自治法第112条及び幸手市議会会議規則第13条の規定により提出するものです。 今回の改正については、議員が活動しやすい環境整備を行うため、女性議員の産休期間の明記や会議欠席事由での育児、看護、介護などの明文化を行うこと、また、国がデジタル化政策の一環で見直しを進めるのに合わせ、手続きの簡素化を図るため、請願者に求めるとしていた記載押印を署名または記名押印に改めるものです。 それでは、会議案第1号をご覧ください。主な改正内容の説明をさせていただきます。 第2条第1項では、本会議の欠席事由について、事故のためとあるものを、公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助、その他のやむを得ない事由のためと改めるものです。 同条第2項では、議長への欠席届について、日数を定めてとあるものを、出産予定日の6週間、多胎妊娠の場合にあっては14週間前の日から、当該出産の以後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにしてと改めるものです。 第82条第1項については、委員会の欠席事由について、事故のためとあるものを公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助、その他のやむを得ない事由のためと改めるものです。 同条第2項については、委員長への欠席届について、日数を定めてとあるものを、出産予定日の6週間、多胎妊娠の場合にあっては14週間前の日から当該出産の以後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにしてと改めるものです。 第135条第1項では、請願の記載事項について、請願者の住所及び氏名、法人の場合にはその名称及び代表者の氏名を記載し押印しなければならないとあるものを、及び請願者の住所を記載し、請願者が署名または記名押印をしなければならないと改めるものです。 また、同条第1項の次に次の1項を加えるものです。第2項、請願者が法人の場合には、フォームを用いて請願の趣旨、提出年月日、法人の名称及び所在地を記載し、代表者が署名または記名押印をしなければならない。また、これらの改正に併せて、字句の修正等所要の対応を行うものです。 施行の期日については公布の日です。 以上、会議案第1号 幸手市議会会議規則の一部を改正する規則の提案説明とさせていただきます。議員皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮杉勝男議員) これより議案に対する質疑に入ります。 質疑のある方は挙手願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮杉勝男議員) 質疑の発言がありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております会議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと存じますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(宮杉勝男議員) ご異議ないものと認めます。 よって、会議案第1号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 次に、会議案第1号の討論に入ります。 なお、発言のある方は挙手願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(宮杉勝男議員) 討論の発言がありませんので、討論なしと認めます。 これより会議案第1号 幸手市議会会議規則の一部を改正する規則について、本案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(宮杉勝男議員) 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △閉会中の継続審査の申し出      (議会運営委員会) ○議長(宮杉勝男議員) 日程第9、閉会中の継続審査の申し出について、本件を議題といたします。 議会運営委員長より、会議規則第102条の規定に基づき、次会の会期日程等について、お手元に配付いたしました資料のとおり、閉会中の継続審査の申出がございます。 お諮りいたします。本件は閉会中の継続審査に付することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(宮杉勝男議員) ご異議なしと認めます。 よって、議会運営委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 ここで暫時休憩します。 △休憩 午後3時21分 △再開 午後3時39分 ○議長(宮杉勝男議員) 再開いたします。--------------------------------------- △市長挨拶 ○議長(宮杉勝男議員) 以上で、本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 この際、市長よりご挨拶をお願いいたします。 市長。    〔木村純夫市長 登壇〕 ◎市長(木村純夫) 令和3年第1回幸手市議会定例会の閉会に当たり、ご挨拶を申し上げます。 議員の皆様におかれましては、本議会に提出いたしました各議案に対して、慎重なるご審議を賜り、全ての議案にご可決、ご同意をいただきまして、誠にありがとうございます。 さて、現在、市では新型コロナウイルス感染防止に全力で取り組んでおり、新型コロナウイルスワクチン接種も始まってまいります。議員の皆様には、何とぞ新型コロナウイルス関連事業をはじめ、市政運営全般にわたりましてご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 今後も、副市長、教育長はじめ全職員、市民生活の向上のため、未来志向の街づくりを目指し、魅力ある幸手市を創造してまいります。改めまして、議員の皆様には市政発展のためご尽力を賜りますようお願い申し上げます。 結びに、議員の皆様のさらなるご活躍をご祈念申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(宮杉勝男議員) ありがとうございました。 これをもちまして、令和3年第1回幸手市議会定例会を閉会いたします。 △閉会 午後3時40分 地方自治法第123条の規定により署名する。  令和  年  月  日         議長      宮杉勝男         署名議員    松田雅代         署名議員    木村治夫...