蓮田市議会 > 2022-12-13 >
12月13日-一般質問-03号

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  1. 蓮田市議会 2022-12-13
    12月13日-一般質問-03号


    取得元: 蓮田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    令和 4年 12月 定例会          令和4年12月蓮田市議会定例会 第14日令和4年12月13日(火曜日) 議 事 日 程(第3号)   1 開  議 午前9時   2 市政に対する一般質問      12番  木佐木 照 男 議員      13番  中 里 幸 一 議員      14番  本 橋   稔 議員       3番  高 橋 健一郎 議員       4番  山 田 孝 夫 議員      17番  豊 嶋   遥 議員   3 次会日程報告   4 散  会午前9時00分開議 出席議員(18名)   2番  齋  藤     齊  議員     3番  高  橋  健 一 郎  議員   4番  山  田  孝  夫  議員     5番  鈴  木  貴 美 子  議員   6番  近  藤  純  枝  議員     7番  関  根  香  織  議員   8番  山  田  慎 太 郎  議員     9番  栗  原     勇  議員  10番  勝  浦     敦  議員    11番  秦     邦  雄  議員  12番  木 佐 木  照  男  議員    13番  中  里  幸  一  議員  14番  本  橋     稔  議員    15番  齋  藤  昌  司  議員  16番  中  野  政  廣  議員    17番  豊  嶋     遥  議員  18番  榎  本  菜  保  議員    19番  深  田  康  孝  議員 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  山  口  京  子  市     長    西  山  通  夫  教  育  長  山  口     亨  総 合 政策部長    新  井  宏  典  総 務 部 長  高  崎  裕  美  総 務 部 参 事    高  崎  達  也  環 境 経済部長  髙  橋     司  環境経済部参事    長 谷 部  幸  一  健 康 福祉部長  増  田  吉  郎  都 市 整備部長    金  子  克  明  都市整備部参事  飛  田  康  裕  蓮田駅西口行政    山  田  則  子  会 計 管 理 者              セ ン タ ー 長  小  山     猛  上 下 水道部長    原     淳  司  監 査 委 員                                     事 務 局 長 兼                                     選挙管理委員会                                     事 務 局 長  槍  田  光  東  学 校 教育部長    小  宮  雪  晴  生 涯 学習部長  横  田  修  子  生涯学習部参事    新  井     智  消  防  長 事務局職員出席者  栗  原     栄  事 務 局 長    遠  藤  忠  則  次     長  山  口  陽  子  副  主  幹    山  﨑     隆  主     任 △開議の宣告                   (午前 9時00分) ○齋藤昌司議長 ただいまから、本日の会議を開きます。 △市政に対する一般質問 ○齋藤昌司議長 これより、市政に対する一般質問を行います。  一般質問発言者につきましては、あらかじめ一般質問通告一覧表として配布しておきましたから、ご了承願います。  暫時、休憩いたします。          休憩 午前 9時01分          再開 午前 9時02分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  それでは、発言順序に従い、順次質問を許します。  12番 木佐木照男議員          〔12番 木佐木照男議員登壇〕 ◆12番(木佐木照男議員) おはようございます。12番、木佐木照男です。齋藤議長の許可をいただきましたので、一般質問いたします。  今回、私の質問は2項目です。大項目1、道路整備について、中項目(1)、市道234号線から235号線の道路整備について。同市道は、県道87号線、上尾久喜線起点に途中から県道に出るルートと向山団地につながる道路です。全線が未舗装の砂利道で、狭く、側溝もなく、当然車のすれ違いもできない道路であります。平成19年11月に道路改良要望書を提出してから令和2年度まで毎年自治会長名で地域要望書を提出してありますが、いまだに要望がかなえられず、住民は早急の改良を望んでおります。  そこで、以下の質問をいたします。  (ア)、現地調査の状況は。  (イ)、今後の対応は。  中項目2、市道236号線の道路整備について。同市道は、県道77号線行田蓮田線を起点に向山団地に入る道路で、以前から拡幅の要望があり、住民も増えて、車両交通量も増えて、安全性を考慮すると、早急の拡幅整備が必要と考えて質問いたします。  (ア)、現地調査の状況は。  (イ)、今後の対応は。  大項目2、知的障がい者の入所施設に関して。  中項目(1)、県立小児医療センター公舎跡地について。入所更生施設建設促進の署名運動をし、署名者は1万人の賛同を得られました。そして、2016年3月議会において全員一致によって採択されました。しかしながら、状況は、いまだに何の変化もございません。かがやきはすだプランによりますと、課題解決の方向性として、全ての障がい者が地域で暮らし続けることができるよう、多様な住まいの確保に努めるとともに、地域生活支援拠点を引き続いて整備し、地域生活拠点を中心として、ネットワークシステムの構築を図りますとありますが、そこで下記の質問をいたします。  (ア)、土地利用の状況は。  (イ)、課題は。  (ウ)、今後の対応は。  中項目(2)、障がい者支援施設への市内の入所待機者数はについて、ご答弁をお願いいたします。  以上で第1回目の質問を終わります。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長          〔増田吉郎都市整備部長登壇〕 ◎増田吉郎都市整備部長 おはようございます。木佐木照男議員のご質問、道路整備について、市道234号線から235号線の道路整備についてお答え申し上げます。  初めに、現地調査の状況はでございますが、市道234号線は、蓮田市大字駒崎字向山地内に位置し、県道行田蓮田線県道上尾久喜線が交差する井沼交差点付近の市道でございます。市道235号線は、蓮田市大字駒崎字向山地内及び大字井沼字的場地内にまたがり、市道234号線に接する道路でございます。  市道234号線は、延長約348.1メートル、幅員が約2.7メートルでございまして、全線が未舗装の砂利道でございまして、側溝などの雨水排水設備はございません。沿線には、畑や住宅などが点在しております。道路は、おおむね平たんではございますが、見沼代用水手前で比較的急な下り勾配となってございます。  次に、市道235号線は、延長約113メートル、幅員が約2.7メートルでございまして、県道上尾久喜線から入り、県道上尾久喜線へと戻る道路でございます。県道上尾久喜線の接続部分は、それぞれ延長は8メートルほど舗装されておりますが、それ以外は未舗装の砂利道となってございます。雨水排水施設として集水ますはございますが、側溝はございません。  次に、今後の対応はでございますが、市道234号線は、駒崎自治会から平成14年10月28日付で道路拡幅のご要望をいただいているところでございます。その後、平成20年1月25日に同じく駒崎自治会から改めてご要望をいただいております。  それを受けまして、平成27年8月24日に農業者トレーニングセンターにおきまして、地権者の方々を対象に線形説明会を開催いたしましたが、一部の地権者の方から線形に対する同意が得られず、道路線形の決定に至っていない状況でございます。市といたしましては、自治会長及び要望書の代表者の方と協力し、調整してまいります。  次に、市道236号線の道路整備についてお答え申し上げます。初めに、現地調査の状況はでございますが、市道236号線は、先ほどの市道234号線の北側に位置する道路でございます。延長約469.5メートル、幅員が2.4メートルでございます。  市道236号線は、おおむね2.1メートルから2.4メートルの幅でアスファルト舗装が施工されてございます。そのほか、住宅を新築する際にセットバックと呼ばれる部分の後退線の部分の舗装が行われている箇所が数箇所ございます。また、現地には、既存の雑排水管がございますが、側溝はございません。  次に、今後の対応はでございますが、市道236号線の道路改良につきましては、駒崎自治会駒崎向山自治会から令和2年度蓮田市予算編成に対する地域要望調査票、令和2年度蓮田市に対する地域要望書をいただいております。  令和2年3月25日付で、市より駒崎自治会駒崎向山自治会に、道路の拡幅を行う場合は、幅員5メートル以上の道路の整備となりますので、沿線地権者の皆様の同意をいただいた上で、要望書の提出をお願いしますとご回答を差し上げたところでございます。ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部長          〔長谷部幸一健康福祉部長登壇〕 ◎長谷部幸一健康福祉部長 おはようございます。木佐木照男議員のご質問、知的障がい者の入所施設に関して順次お答えいたします。  まず、県立小児医療センター公舎跡地について、土地利用の状況はについてですが、当該土地につきましては、旧県立小児医療センターの北側に隣接する公舎敷地で、埼玉県が所有しております。土地利用の状況といたしましては、現在、職員公舎の建物がそのまま残っている状況でございます。障がい者の入所施設につきましては、平成28年3月議会で知的障害者入所更生施設建設促進に関する請願が出されまして採択されております。また、毎年開催している市内の障がい者団体等で組織されました、蓮田市障がい者団体連絡協議会との懇談会におきまして、市内に入所施設ができるよう要望をいただいております。このような状況の中、市といたしましては、平成29年度以降、当該土地利用について入所施設の整備ができないか、埼玉県と協議を行っている状況でございます。  次に、課題はについてですが、県が所有する土地であることから、県と土地利用の手法について情報交換を密にして協議を進めていくことが重要であると考えております。また、ある程度、具体的に土地利用を進めることとなった場合には、事業者の選定についても、併せて協議していくことになると考えております。  次に、今後の対応はについてですが、現在、令和5年度から令和9年度までを計画期間とする第3期蓮田市地域福祉計画の策定を進めておりますが、当該計画に障がい者の入所施設整備を事業の一つとして位置付けることを検討しております。  また、当該土地につきましては、施設整備を進めるに当たって適当な広さの土地であり、市内の入所待機者が入所できる可能性があることなど、障がい福祉サービスの充実につながることから、引き続き慎重に県と協議を進めてまいります。  続いて、障がい者支援施設への市内の入所待機者数はについてですが、県が集計した知的施設入所希望者数を申し上げますと、令和4年11月1日現在、埼玉県全体での入所希望者数は1,255名の方で、うち蓮田市内入所希望者数は19名の方がいらっしゃいます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 12番 木佐木照男議員 ◆12番(木佐木照男議員) ご答弁ありがとうございました。再度質問いたします。  大項目1番の道路整備についてでございますが、市道234号線から235号線の地権者は、何名いらっしゃるか、教えていただけますか。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答え申し上げます。  市道234号線から235号線の地権者の方は、何名かというご質問でございますが、現在の権利者数、登記情報からの概数となりますが、52名でございます。 ○齋藤昌司議長 12番 木佐木照男議員 ◆12番(木佐木照男議員) ありがとうございました。  続きまして、市道236号線の地権者数も教えていただけますか。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答え申し上げます。  市道236号線の地権者数、こちらも登記情報からの概数となりますが、60名でございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 12番 木佐木照男議員
    ◆12番(木佐木照男議員) ありがとうございました。  この234号線、235号線、236号線とも、これは向山団地に入っている道路でございまして、正式には4本の道路が入っております。4本の道路も全て狭い状態で、取りあえず4本のうちの半分、2本を何とか先駆けて整備していただきたいという地域の要望でもございます。  現地調査は、詳細について、ただいま答弁いただきまして、よく分かりました。これは要望でございますが、なるべく早く地権者の方々に再度説明会を開いていただきたいということをご希望いたします。道路に関しましては、以上でございます。  次に、大項目2番で、知的障がい者の入所施設について再質問させていただきます。土地利用の状況でございますが、公舎敷地面積について教えていただけますか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部長長谷部幸一健康福祉部長 再度のご質問にお答えいたします。  お尋ねの公舎敷地につきましては、市街化区域内の第一種低層住居専用地域の土地でございまして、3つの敷地がございます。  1つ目は、老人福祉センターに隣接する敷地で、面積は約5,700平方メートル、2つ目は、その隣の敷地で約2,000平方メートル、3つ目は、少し離れまして、県道東門前蓮田線近くの敷地で約2,800平方メートルでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 12番 木佐木照男議員 ◆12番(木佐木照男議員) ありがとうございました。  続きまして、現在建っている職員公舎の跡地でございますが、これは解体の予定は、今のところ、どういう状況であるか、教えていただけますか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部長長谷部幸一健康福祉部長 再度のご質問にお答えいたします。  解体につきましては、埼玉県が行う見込みであることから、市では、現在、解体の予定について把握しておりません。県の今後の動向を注視するとともに、機会を捉えまして要望してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 12番 木佐木照男議員 ◆12番(木佐木照男議員) 建物自体は、県の所有で、現在、今のところ、まだはっきりした予定は立っていないということでございますが、一応この跡地は小児医療センター跡地で、予定地としては、一番要望している場所でもございますので、何とか県のほうとの話合いが前向きに順調に進んでいくことを期待いたします。  続きまして、知的障害者入所更生施設建設促進に関する請願が採択された後の大まかな進捗状況を教えてください。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部長長谷部幸一健康福祉部長 再度のご質問にお答えいたします。  知的障害者入所更生施設促進に関する請願、その採択の後、どのような交渉の経過かというお尋ねかと思います。平成29年9月から県に当該土地に係る利用希望について照会がございました。当時は3つの敷地一帯での利用が条件だったため、希望しない旨の回答をさせていただきました。その後、県から一部利用も可能との見解が示されまして、無償譲渡または無償貸付けでの土地利用を希望する旨の回答をいたしました。しかし、県からは、無償譲渡または無償貸付けはできない旨の回答でございました。  その後、障がい者団体の方々などから、県や市に入所施設整備の要望があったことから、どのような形であれば土地利用が可能か、引き続き慎重に県と協議を重ねているところでございます。  以上でございます。          〔何事か言う人あり〕 ◎長谷部幸一健康福祉部長 ただいまの答弁の中で1つ訂正をさせていただきます。ただいま知的障害者入所更生施設建設促進に関する請願と申し上げるべきところ、「建設」という言葉を抜かしてしまいまして、知的障害者入所更生施設促進に関する請願と申し上げてしまいました。大変失礼いたしました。 ○齋藤昌司議長 12番 木佐木照男議員 ◆12番(木佐木照男議員) ありがとうございました。  次に、今後の課題についてでございますが、蓮田市に入所施設を整備したいという事業者が一応今、名乗りを上げているところもあるかと思いますが、現在、どういう協力内容が市に対して来ているか、その辺のところをご答弁いただけますか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部長長谷部幸一健康福祉部長 再度のご質問にお答えいたします。  障がい者の入所施設につきましては、市が整備するものではございませんので、社会福祉法人などの民間事業者が整備するものでございます。  現在、どのような状況かということをお尋ねかと思いますが、整備する事業者が決定した際には、市としてできる支援を行ってまいりたいと考えている、そのような状況でございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 12番 木佐木照男議員 ◆12番(木佐木照男議員) ありがとうございました。  今、ご答弁いただきましたように、まだほとんどこれからの状況でございますが、知的障がい者の方々にとりましては、もう間もなく10年たつかなというような経過を過ぎております。この途中で、最初、知的障がい者の高橋会長から次の阿部会長に引き継がれまして、阿部会長も一生懸命、いろいろな形で動いていただきましたが、病気をされて、昨年亡くなりました。また、家族に、やはり障がい者の方がいらっしゃいまして、障がい者の方も、つい最近施設のほうに入られました。また、お母さんも自分一人だけでは、今後、一人で生活するのは苦痛だということで、現在、自分もどこか施設に入りたいということで、今、動いておられるというような状況でもございます。  こういう家庭が増えてきております。何とか蓮田市が、入所施設を建設するということはできないということは、前中野市長のほうからも聞いております。また、この途中でも非常に社会福祉法人、事業者が、自分で土地を確保して建てる、入所施設を造る分には、市としても十分な協力をいたしますという、前中野市長からの答弁も聞いております。  そこで、市長にお伺いいたします。市長におかれましては、前県議でいらっしゃるときに、非常にこの入所施設の件につきましては、いろいろな活動をしていただきまして、かなり前進を見ているような現状でございます。ここで、今後の市としての、この取組に対して、どういう考えを持っていらっしゃるか、ご答弁をお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 山口市長 ◎山口京子市長 皆さん、おはようございます。木佐木照男議員の私に対する質問にお答えいたします。  平成28年3月議会でした。手をつなぐ親の会さんから請願が出され、たしか採択ということで、私も覚えております、市議会議員だったので。その後、本当に一向に進まないというか、まずは事業者を見つけなくてはいけないこともあるし、あとどこがいいのだというのもあるし、また今ほど何回も木佐木議員がおっしゃったように、市でやる事業ではないというところです。これは県のほうで取り組まなければならない施設なものですから、そういった意味では、県議になったときに、これについては取り組ませていただきました。  そういった中で、先ほど長谷部部長がるる申し上げたとおりの今状態でございます。前から比べれば随分進んだのではないかと思いますが、待っていらっしゃる方には、とにかくここまで来たといっても物足りなくて、すぐやってくれというのが心情だというのも、よく私も、親の会の方たちと会うと、早く、早く、早くって言われて、もう死んでしまうわと言われて、心にはいつも留めてあります。  今やっている知的障がい者の入所施設に関しては、今、県と具体的な土地利用の方法、広いですから、あと公舎の建物についても、いつ解体が、県でやってもらえるのかとか、そういうようなことについて時々本当に要望に行っております。引き続き、そういったもので、県と協議をすることと、それからやはりこれは蓮田市のみならず、県の東部地域の施設ですね、そこですので、そういった方々が本当に利用できる、大きなことになって、県もきっといいことなのではないかなと思っておりますけれども、なかなかこの土地のことについては、具体的にまだ申し上げられなくてすみません。  今後とも一生懸命、手続き等、あと先ほど部長が申し上げたように地域福祉計画への位置付けなどなど、まだまだやることもありますので、市でできることは遅滞なく頑張ってやってまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 12番 木佐木照男議員 ◆12番(木佐木照男議員) 市長、どうもありがとうございました。  これで私の質問を終わります。 ○齋藤昌司議長 13番 中里幸一議員          〔13番 中里幸一議員登壇〕 ◆13番(中里幸一議員) おはようございます。13番、中里幸一です。議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問を行います。  私の質問は、今回3項目です。まず、大項目1、市道56号線について。この道路は、蓮田駅西口への利便性はもとより、県道3号線、通称さいたま栗橋線ですが、そこからのアクセスの道路として、また将来、県道上尾蓮田線への整備等を踏まえ、駅西口の活性化に欠かせない重要な道路だというふうに認識をしております。  蓮田鴻巣線から先、いわゆる駅前の交差点ですけれども、そこから先の整備済みの区間の大部分が、道路の半分ぐらいしか使用できないというような状況が続いております。そのことを鑑みますと、道路の必要性を早くから理解して、協力をいただいた方々に対しても事業の早期完成が望まれるものと思います。  そこで、市道56号線の未整備区間について、以下質問いたします。  (1)、現状と進捗状況は。  (2)、県道3号線との接続点は。  (3)、今後の予定と課題はをお伺いいたします。  次に、大項目2、東北道上り線蓮田サービスエリアの外周からの利用についてです。市道57号線は、東北道上り線蓮田サービスエリアの完成とスマートインターチェンジの整備に伴い、整備されたものと聞いていますけれども、蓮田サービスエリアの中の施設、パサール蓮田というところですけれども、そこへ外部から利用するには唯一のアクセス道路であります。多くの市民の方が、今、そこを利用されております。外部からの駐車場へのアクセスは、左折イン、左折アウトだけでございます。  そこで、もっと利便性をよくしてほしいということで、市民の要望がございます。以下、そのことについてお伺いをいたします。  (1)、外部(市道57号線)から駐車場への利用について。  (ア)、現在、左折による進入・退出のみに制限がされているが、その理由は何か。  (イ)、右左折で進入・退出が可能になる方法は何かあるのかを伺います。  (2)、臨時駐車場について伺います。  (ア)、設置理由は。  (イ)、管理者は。  (ウ)、横断歩道の設置場所の理由はについて伺います。  (3)、上記、今申し上げました(1)、(2)の駐車場利用の利便性について伺います。  (ア)、計画はどうなっているのか。  (イ)、問題点は何かあるのかについて伺います。  次に、大項目3、蓮田駅西口駅前交通広場にトイレを設置することについて伺います。  (1)、JR東日本または蓮田市で設置する予定はあるのかどうかについて伺います。  以上で1回目の質問を終わります。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長          〔増田吉郎都市整備部長登壇〕 ◎増田吉郎都市整備部長 中里幸一議員のご質問、市道56号線について、現状と進捗状況はにつきまして、お答え申し上げます。  初めに、現状でございますが、市道56号線は、蓮田都市計画道路事業3・4・13号蓮田駅西口通線として昭和38年に都市計画決定された道路でございます。一部区間が未整備でございましたが、令和2年11月に事業認可を取得し、蓮田市関山1丁目地内から上1丁目地内まで延長435.6メートルの事業に着手したところでございます。なお、事業施行期間は7年間となってございます。  標準的な計画幅員は、片側1車線の車道9メートル、両側に歩行者道3.5メートルの総幅員16メートルの道路でございます。  令和3年度から用地取得に向けて物件調査や土地評価を行い、国の社会資本整備総合交付金を活用しながら事業を進めているところでございます。  次に、進捗状況はでございますが、蓮田駅西口通線の整備に当たり、23件、44筆の用地買収を行います。令和4年度から用地取得費と物件補償費を予算計上いたしまして、現在1名の方と土地売買契約を結び、そのほか権利者8名の方と交渉中でございます。  次に、県道3号線との接続はでございますが、中里議員ご指摘のとおり、県道3号線、主要地方道さいたま栗橋線、それと一般県道上尾蓮田線及び市道7号線が交差する変則交差点になってございまして、各方向とも朝夕をはじめ渋滞が発生している状況でございます。その交差点付近に市道56号線、蓮田駅西口通線でございますが、接続することから、埼玉県警察本部、所轄の岩槻警察署、埼玉県杉戸県土整備事務所と協議を続けているところでございます。この協議につきましては、事業の進捗に応じて各段階で協議が必要ということでございますので、現在も協議を行っているといったところでございます。  次に、今後の予定と課題はについてでございますが、今後の予定といたしましては、継続して事業用地の取得に係る調査を行い、地権者の方と交渉を進めてまいります。  次に、課題はでございますが、市道56号線の接続により、関山1交差点の処理が難しくなることから、各路線の右折帯、左折帯、通行方向、信号機のサイクルタイムなどを関係機関で検討してございます。  次に、用地取得に関しましては、市道56号線は、市街地の利便性のよい土地を通過することから家屋、店舗及び墳墓、これはお墓でございます。が移転対象となってございます。基準の範囲内とはなりますが、でき得る限り地権者、権利者の方の転出先のご要望などに沿う形で交渉を進めてまいります。権利者の皆様の思い入れのある土地を広い範囲で、家屋等の移転と合わせて取得していきますので、大変専門性が高い業務でございまして、また用地交渉から土地売買契約に至るまで多くの時間を必要とする業務でもございます。  そのほか、昨今の経済状況により、事業費の確保が難しくなることを懸念しているところでございます。  続きまして、東北道上り線蓮田サービスエリアの外部からの利用について、臨時駐車場についてお答え申し上げます。  初めに、設置理由はでございますが、当該駐車スペースは、東北自動車道蓮田サービスエリア(上り線)を大字黒浜地内から大字川島地内に移設を行う際に支障となりました、市道39号線の機能補償として整備されました市道57号線の余剰地でございます。土地を管理していく上で、雑草などを抑制するため、東日本高速道路株式会社、NEXCO東日本でございますけれども、がアスファルト舗装を施工いたしたものでございます。  令和元年7月のサービスエリア完成式典や、本年4月に行いましたスマートインターチェンジ開通式典等で駐車場として使用いたしました。また、ゴールデンウイーク等、市道57号線がサービスエリアの外部駐車場へ入庫待ちの車両で渋滞することが懸念されたことから、臨時の駐車場として使用したことがございます。管理者でございますが、市道57号線の余剰地でございますので、道路課が所管してございます。  次に、横断歩道の設置場所の理由はでございますが、横断歩道は、安全な視認距離が確保できる蓮田はすの実作業所付近に設置されております。警察との協議の中で、市道57号線は蓮田サービスエリア(上り線)に沿ってカーブしていることから、横断歩道は、運転手から横断している歩行者が認識できる箇所に設置すべきとの指摘を受け、現在の場所になったものでございます。ご理解承りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○齋藤昌司議長 金子都市整備部参事          〔金子克明都市整備部参事登壇〕 ◎金子克明都市整備部参事 皆様、おはようございます。中里幸一議員ご質問、東北自動車道上り線蓮田サービスエリアの外部からの利用について、順次お答え申し上げます。  外部(市道57号線)からの駐車場利用について、現在、左折による進入・退出のみに制限されているが、その理由はについてでございますが、ご質問の外部利用駐車場出入口につきましては、東日本高速道路株式会社、通称NEXCO東日本と言われていますが、NEXCO東日本と埼玉県、蓮田市の3者で蓮田サービスエリア(上り線)のオープン前からスマートインターチェンジと併せて埼玉県警察と交通安全協議を重ねてきた結果、左折での進入、左折での退出といった運用になってございます。  警察からは、蓮田サービスエリア(上り線)外部利用駐車場の出入口は、道路の曲線部付近に設けられており、十分な視認距離が確保できないとのことから、左折での入退出を制限する必要があるとの結論に至りました。また、スマートインターチェンジの出入口も市道57号線に面しておりまして、外部利用駐車場との距離も20メートルほどと近接していることから、混雑時には外部利用駐車場利用者とスマートインターチェンジの利用者の交通が錯綜し、交通事故を誘発する可能性が高いとの指摘も受けまして、現在の左折での進入、左折での退出となっております。  続きまして、右左折での進入・退出が望まれるが、可能になる方法はについてでございますが、令和元年7月、蓮田サービスエリア(上り線)のオープンと同時に外部利用駐車場も利用が開始され、本年4月には、スマートインターチェンジ(上り線)も開通いたしました。蓮田サービスエリア外部利用駐車場は、オープン当初から市内外を問わず、多くの方々にご利用いただいているところでございます。利用者の中には、左折での入退出しかできないことについて、ご不満をお持ちとも声があることも市として認識してございます。  このような声を受けまして、パサール蓮田を運営しているネクセリア東日本株式会社では、利用者の利便性の向上を図るため、蓮田サービスエリア(上り線)がオープンした後にも、右左折での進入・退出ができないか、岩槻警察署に相談に伺ってございます。その結果でも、交通安全上の課題から、外部利用駐車場へ右折での進入・退出は難しいという状況になってございます。代替案といたしまして、現在、さいたま市岩槻区馬込地内にあります、東北自動車道のアンダーパス、通称8号ボックスと言ってございますが、アンダーパスに入る側道部分で、Uターンで誘導することとなってございます。  続きまして、駐車場利用の利便性向上についてでございますが、計画は及び問題点はは、関連がございますので、併せてお答え申し上げます。  外部、これは市道57号線からの駐車場利用については、蓮田サービスエリア(上り線)外部利用駐車場から出入りする車両の視認距離が確保できないという問題がございますが、ご質問いただいた内容につきましては、再度、ネクセリア東日本に相談させていただきたいと考えてございます。  臨時駐車場についての今後の利用計画につきましては、ネクセリア東日本と調整を進めているところでございます。また、この臨時駐車場からサービスエリアへの横断歩道につきましては、市道57号線の道路曲線部に設置いたしますと、交通安全上非常に危険なことから、歩行者が安全に横断できる場所を検討した上で現在の位置に設けてございます。ご理解承りますよう、よろしくお願いいたします。  続きまして、蓮田駅西口駅前交通広場にトイレを設置することについてお答え申し上げます。現在、東日本旅客鉄道株式会社、こちらJR東日本でございますが、JR東日本におきまして、旧駅舎の老朽化や使用状況を踏まえ、旧駅舎の取壊しを進めていると伺ってございます。また、その後の跡地利用計画は、現在、検討中とのことでございます。  市といたしましては、旧駅舎には、公衆用トイレが設置されていたことから、旧駅舎跡地に新たな施設の計画を検討する中で、公衆用トイレを設置していただけるよう、JR東日本に対しまして要望を継続して行っているところでございます。  以上、ご理解承りますよう、よろしくお願いいたします。          〔何事か言う人あり〕 ◎金子克明都市整備部参事 失礼いたしました。  先ほど蓮田サービスエリア外部利用駐車場の出入口は、道路の曲線付近に設けられており、十分な視認距離が確保できないことから、「右折」と言わなくてはいけないところを、右折での入退出を制限する必要があるというところを「左折」と申し上げましたところの訂正をお願いいたしまして、おわび申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 13番 中里幸一議員 ◆13番(中里幸一議員) ご答弁ありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。  まず、1項目めの(1)の現状と進捗状況についてですけれども、今、ご答弁いただいた中で、筆数44筆ですか、地権者というか、その方との交渉で、1名契約、2名交渉中というお話がございました。この1名の契約、あるいは2名の交渉というのは、筆数は幾つぐらいになるのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答え申し上げます。  現在、用地交渉しているのですが、1名の方と契約締結に至りまして、筆数は一筆でございます。それとあと、交渉中は8名の方とお答えしたかと思うのですが、この8名の方の中では、墓地の所有者の方、こういった方が含まれてございます。そのほかに店舗の交渉をしているというところでございます。大きく見ますと、二筆ということに、ごめんなさい。筆数は、ちょっと細かく敷地が分かれていたりしますので、大きく分けて2件と交渉していると、墓地と店舗ということで、ご理解いただければと思います。 ○齋藤昌司議長 13番 中里幸一議員 ◆13番(中里幸一議員) 墓地の場合には、非常に細かいところで、墓地の所有権というのは、ちょっと私もよく分かりませんけれども、あれを個人の所有には、墓地はできないはずなので、どこと交渉するかによっても、かなり難しい問題があるのかなというのは理解をいたします。  そこで、先ほどの答弁で、令和2年に事業認可を取ってから、おおむね7年で道路の築造をする予定だというお話だったのですけれども、まだ進捗状況は進んでいないと思うのですが、計画がどのようになっているか、それぞれ相手がいることなので、そこでの答弁は要りませんけれども、例えば国の社会資本整備総合交付金が、55%の補助率でいただけるということですけれども、これは事業完成までの年月、これは要求というか、その交付金は対象になるのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 社会資本整備総合交付金、事業完了まで対象になるかというご質問でございますが、用地取得費、それから工事費、そういったものが対象になるというものでございます。ただ、これは国の交付金でございますので、万一、法律等が変わりますと、またそれは、それに従って対応するということになります。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 13番 中里幸一議員 ◆13番(中里幸一議員) 国の方針で変わるということであれば、補助金がつくうちに、早く仕事をしていただきたいというふうに思います。  次に、(2)、県道3号線との接続点についてです。これもご説明いただいたとおり、上尾蓮田線との距離が非常に近いところで、市道56号線が今度県道3号線に交差するわけですけれども、その区間が、距離的に非常に短いような中だと思うのです。  それで、そこもいわゆる中学校通りがあって、そして三角の土地が残って、そこで生活されている方もいますけれども、逆にその道路を造ることによって非常に不便になるというか、危険な状況が生まれるのではないかなというふうに思います。それは、いわゆる計画の中で、そこは用買の対象にはならないということなのでしょう。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答え申し上げます。  県道さいたま栗橋線と、それから県道上尾蓮田線、それから市道7号線の交差点に新たに56号線が入っていくということで、議員のご指摘のとおり、三角形の残地というか、余剰地が残るということでございます。現在の計画では、都市計画道路に必要な分の用地買収をしていくということを考えてございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 13番 中里幸一議員 ◆13番(中里幸一議員) それから、県道3号線の交差点のところで、まだこれからも進捗によって警察協議を続けていくというようなご答弁だったのですけれども、事業認可の段階で、線形が決まっているはずですよね。それでまた、協議によって、多少線形が変わる可能性というのは、今のところはあるのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答え申し上げます。  県道との交差点につきましては、埼玉県の中でもボトルネック箇所ということで、渋滞の発生が常々指摘されている箇所ということでございます。平成25年のときに、その都市計画道路も含んだ警察協議をしておりまして、そのときの協議では、信号処理等も含めて、あと右折対応、左折対応も含めて、おおむねこの形で進めていきましょうということで話を伺ったところでございます。合意されたところでございます。  ただ、今、また都市計画道路、蓮田駅西口通線の用地買収に入りました。交通安全等に関しまして警察との協議が入っているのですが、市としては、都市計画決定どおりに進めていきたい。その中で右折帯や左折帯、それから車の進入方向、進出方向、そういったもの、それから信号機のサイクルタイム、そういったものを検討させていただきたいということで、協議させていただいているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 13番 中里幸一議員 ◆13番(中里幸一議員) 協議の結果ということなのでしょうけれども、都市計画決定がされて、線を引かれると、そこにお住まいの方は、自分の計画を立てるのに非常にご苦労されるわけです。ですから、線形が変わって、新たにここが必要だとかと言われても、多分権利者の方は大分困ると思うので、それについては、なるべく早い時期に、できれば計画変更がないように協議をしていただけたらなというふうに思っております。  次に、今後の予定と課題についてのところなのですけれども、今、部長の答弁の中で、進捗がおおむね7年で事業が完成するという予定にしては、やはりもうちょっとスピード感が必要なのではないかなというふうに思います。それで、担当されている方は、道路課の中で何名の方が担当されてやっていますか。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 市道56号線の正規の担当者は何名かということでございますが、主担当が1名、副担当が1名、以上2名でございます。 ○齋藤昌司議長 13番 中里幸一議員 ◆13番(中里幸一議員) 1名プラス1名で、この事業に当たっていらっしゃるということですけれども、先ほどの部長の答弁の中でも、専門性が高いということで、用地交渉から売買契約まで幅広く担当されるわけですよね。どこの部署でも人が余っているわけはではないことは承知していますけれども、特にこの事業を完成しなければ、中途半端であれば、残された人たちのことを考えると、できるだけ早くやるには、もうちょっと担当される方がいたほうが交渉が進むのではないかなと思うのですけれども、その点についていかがですか。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  担当を増やせば、もっと交渉が進むのではないかというご指摘でございますが、その憂いの部分があるかと思います。道路課におきましては、この市道56号線以外でも多くの路線の道路改良事業を抱えてございます。そのほかにも水害対策や橋りょうの補修、修繕を行っておりまして、なかなか大きな人数を、ここに専属でかけるというのは難しい状況になってございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 13番 中里幸一議員 ◆13番(中里幸一議員) 限られた人数でやるのは、難しいのは、よく承知をしていますけれども、事業が中途半端で、いつまでもそういう状況であるということは、投資効果としても、よくないわけですよね。やるときは、ちゃちゃっとやってしまわないと、そういう意味では、経済的にも非常にロスが出るというふうに思います。  それと、ここで定員適正化計画等の変更なども少し考えていかなくてはいけない時期にも来ているのではないかと思うのですけれども、これは市長の専権事項でございますので、そこには踏み込みませんけれども、そういう事業の進捗に合わせた配置ができるようにというか、これからかかる新しい事業も必要ですけれども、取りかかった仕事は、一応けりがつくまでどんどん進めていっていただかないと、周りにいる人たちが、やはり困惑すると思うのです。  1つの例として申し上げますと、私も前に質問させていただいた、蓮田鴻巣線の第一岩槻踏切から黒浜線の交差点まで、その歩道の整備なんかも用買を担当されて、ご苦労をかけていますけれども、あそこも買収済みのところは、どんどんポールを立てて、ここはもう済みましたよという、そういう表示をされていると、周りで見ている人が、事業が進んでいるなと。進捗が早ければ早いほど、そういう思いが強くて、それはほかの地権者にもいい影響、いいというか、市にとっては、仕事がやりやすいというような状況が生まれてくるのではないかと思うのです。  だから、この56号線についても、どこまでやって、どうなっているのかというのが、あまり見えない状況なので、できれば、そういう形で人員を振り分けて、事業進捗を進めていただければというふうに思います。市長、その点いかがですか。 ○齋藤昌司議長 山口市長 ◎山口京子市長 中里議員の私に対する質問にお答えしたいと思います。  この56号線、西口通線は、私の地元でもありますし、議員のときに何回質問したか分からないところでございます。事業計画決定がやっとできましたけれども、本当に今、部長答弁のとおり、地権者さんとの、なかなかやるぞ、やるぞと言いながら、何十年もたっているところなので、やはり地権者さんの生活の計画、そういったようなのがうまく結びつかないと協力してもらえないというところがございます、現実。それなので、先ほどの木佐木議員の話もそうですけれども、とにかく道路に関しては、協力していただいてこそできるものだと思います。  あと、蓮田鴻巣線みたいにできればいいのですけれども、地権者の協力の部分が、ぽんっと空いたりしているので、それでまたその方もご商売とかしているので、それについては、うまくいかないというか、それはもちろん地権者さんが、できるだけ生活の保障ができるようにということを考えざるを得ません。しかし、本当に少しずつなのですけれども、この事業も本当に少しずつですけれども、進んでいます。  それで、今度職員について、踏み込まないとおっしゃいましたが、今度定員適正化計画、職員条例も変えるつもりでございます。まだ通るかどうか分かりませんが、その中で、実は、このやり取りをする課長級というのですか、主幹、補佐、私ちょっとその辺の階級が分からないのですけれども、そこの方がごっそりいないのです、今の蓮田市は。だから、今からちょうど20年ぐらい前に、そこを採らなかったのですね、定員を。そしたら、ちょうどそこの部分に行く方たちが今いなくて、あっちもこっちも、それこそ欲しがっているのです。  それで、道路課については、昨年、前中野市長が、随分若手を張りつけてくださったのですけれども、交渉とか、何かに当たるところの人が少なくて、とても困っています。でも、全課を挙げて、そこは部長の指揮で順序立ててやるしかないかなと思っています。私も同じように、本当に同じように、やるときはやらなくてはとずっと思ってはいるのですけれども、現実なかなかそういうところもございまして、ただしもう西口通線とか、蓮田鴻巣線とかは、私としても早く、いち早くやりたい事業だということをここで申し上げまして、ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 13番 中里幸一議員 ◆13番(中里幸一議員) それでは次に、大項目2のほうに移ります。  市道57号線の外周道路、いわゆる外部から入る駐車場への右折はということなのですけれども、答弁を聞いて、無理なのは承知しています。この道路そのものが、スマートインターが設置されるということについて、外部から、そこのアクセスだということで、スタートしたというふうに聞いていますので、外部駐車場は、こんな言い方をしたら、造ってくれたネクセリア東日本には失礼なのですけれども、地元市民の利便性をよくしようということで、造ってくれたのだと思うのです。だから、ぜいたくを言ってはいけないって言われれば、それっきりなのですけれども、そこの外部駐車場が使えるということは、ネクセリア東日本だって、それは利用が増えるということは、売上げにつながるはずなので、先ほどのご答弁の中にも、協議を重ねて、警察にも行っていただいているというお話も聞いたのですが、市としても、一緒になって、市民の利便性につながることですから、隣の岩槻区まで行って回ってこなくても、何とか方法を考えて、利便性をよくしていただきたいと思うのです。  この間、私もちょっとあそこを、東北道の下り、宇都宮方面から出るのに非常に便利なので、いろいろ利用させていただいているのですけれども、ちょうど外部駐車場で入る辺りのところに、センターラインのところにゼブラゾーンがありますよね。あそこのところをもうちょっと線形を変えて、大きく利用できれば、右折ゾーンもできなくはないような気もするのですけれども、その辺のところについては、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 金子都市整備部参事 ◎金子克明都市整備部参事 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  もともとこちらのサービスエリアにつきましては、スマートインターチェンジを主の路線といたしまして、そこにパサール蓮田が、外部利用もしていくということで、外に駐車場も設けたわけでございますが、今、議員からご指摘、お話のございましたゼブラゾーンでございますが、これも将来的にスマートインターチェンジの出入り交通量が増えた際に、元荒川のほうから南に向かっていくときに、右折帯を設けて、それでスマートインターチェンジに進入させようというような形で用地のほうを確保してございます。それで、その際には、右折帯を設ける際には、信号機の設置ということも検討してございますので、もし信号機が設置ということになれば、その場所に横断歩道の設置というのも見据えた計画となってございまして、もうしばらくお待ちいただければと思うのですが、よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 13番 中里幸一議員 ◆13番(中里幸一議員) よく理解をします。やはり市民の方というのは、目の前にあれば使いたいという気持ちは、当然持つわけでございまして、せっかく行政が苦労して造っても、まだ足りないという認識を持たれるのですよね。でも、これはしようがないことだと思います、よりよいものを求めるわけですから。  今、ご答弁いただいたように、将来に向けて少し進捗できるということであれば、令和2年に近藤議員が、この問題についても強くお願いをされているわけですけれども、常に交渉、よい方向に交渉できるように、これからもネクスコやネクセリア、あるいは警察との協議に市が関わっていただいて、臨時駐車場も含めて整備されていっていただきたいなというふうに思いますけれども、臨時駐車場についての将来性はいかがですか。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 臨時駐車場の将来性は、どうかということでございますが、今現在、先ほど答弁したとおり、道路課の管理、道路の余剰地ということになっていますので、道路課の管理になってございます。  やはりこの駐車場については、サービスエリアのご利用のお客様、そういった方が常々使いたい場所だという認識がございますので、庁内及びネクセリアとよく協議をして、しっかりとした方向性を出したいと思っております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 13番 中里幸一議員 ◆13番(中里幸一議員) 理解しました。ぜひそういった形で整備を進めていっていただきたいと思います。  それでは、大項目3に移ります。西口の駅前交通広場にトイレの件ですけれども、現在、取壊しということで、JRで進めていますけれども、もともと駅舎をお借りして、西口の行政センターの前の窓口であるとか、トイレがあって、非常に便利といってはあれなのですけれども、市民にとってはよかったと思うのです。  それで、これはJRのほうで、まだ未定というお話でしたけれども、計画が未定のうちに蓮田市としてお願いを、これはお願いしかないと思うのですけれども、ぜひJRを利用する人のためにも、市民のためにも、何とか協力をいただきたいということで、JRのほうに、JRの計画が決まる前に、ぜひ市として交渉というか、お願いに行ってほしいのですけれども、その辺は、どの時点で、誰が、どのようにお願いに上がるのかというような、その辺のお考えはありますか。 ○齋藤昌司議長 金子都市整備部参事 ◎金子克明都市整備部参事 再質問にお答えさせていただきます。  これまででございますが、これまでにつきましても、お正月であるとか、お盆の際には、前中野市長のときを含めて、新しい山口市長のときも引き続きやってございますが、JR東日本の大宮駅のすぐ近くに大宮支社という、JR宇都宮線の蓮田駅の区間を管理している支社がございまして、そちらの支社の方々、支社長さんがいらっしゃる場合には支社長さんにお願いしているというような状況でございます。  そのほかにも今現在、JR東日本で旧駅舎の取壊しを進めていく中で、いろいろな協議をする場がございますので、その都度、トイレの関係につきましては、お話し申し上げているところでございまして、本来であれば、皆様も思うと思うのですが、駅舎が壊されているということは、次に新しい建物が建つのではないかというような認識もあるかと思うのですけれども、我々もそういう認識でございまして、JR東日本のほうには、次に建物が建つときには、トイレをお願いしますとお話ししているのですが、まだその建物は検討中ということですので、これからも強く要望のほうをさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 13番 中里幸一議員 ◆13番(中里幸一議員) JR次第ということで、こればかりは相手方のことですから、今まで皆さんのご努力で良好な関係を保たれてきたということですので、ぜひこれからもJRのほうに要望なり、お願いなりに行っていただきたいと思います。  その点について、トイレの必要性は、当然認識されていると思うのですけれども、市長、いわゆるトップですから、市長に行っていただいて、相手にお願いするというのは絶対有効なはずなので、市長のJRに対する蓮田市の考え方、あるいはそういったものが、これからどのように表明されてお願いに行くのか、ちょっと所見を伺えればと思います。お願いいたします。 ○齋藤昌司議長 山口市長 ◎山口京子市長 中里議員の私に対する質問にお答えしたいと思います。  西口のお手洗い、本当に議員の皆様方も分かると思うのですけれども、朝のご挨拶を、今年もずっと私も寒い時期からやらせていただきまして、実はそれは今回だけではなくて、ずっと4年に一遍というか、やっていたわけでございますが、相当昔からバスの運転手さん、タクシーの運転手さん、それからバスを待っている人、またはJRの駅に急ぐ人たちが、どれだけ利用しているかを、この目で見てまいりました。  それで、今回も壊すというようなことを「広報はすだ」のほうで載せましたら、とにかくバスの運転手さんやタクシーの運転手さんから、何とか中のトイレを使えないかというようなお願いをして、金子参事がお願いに行ったのですけれども、それはやはり不特定多数の人が、今は機械で出入りしているのに、それは無理でした。でも、このトイレに関しては、本当にないと不便だというのは、よく分かっております。私からも、最初から、そのときから、市民の皆さんに言われたときから、すみません。あれは市のトイレではなくて、JRのトイレなので、JRにお願いするしかないのですよみたいなことをずっと申し上げていたので、これについては、本当に必ず必要だと思っています。  それで、今、JRのほうは、上にも公衆トイレ、多目的トイレを造ってしまったので、そういう計画はなさそうなのですけれども、そこをこじ開けて、こじ開けて、お願いして、おかげさまで、中野市長がいい関係をつくっていてくださいましたので、私は2回ほど今行っていますが、行っても、取りあえず温かく迎え入れてくださっています。  そこで、私が言うことは、蓮田市にとって蓮田駅というのは、一番大事な、あそこから発展しているまちですから、とても大切なのだということを強く申し上げまして、あとお手洗いのことですけれども、こんなに皆様、あそこを利用しているのですということを、この目で見たことを申し上げて、粘り強くお願いしていきたい、いっているところでございますし、今後も、来るなとは言われないとは思うのですけれども、できるだけ行って、直接お願いしてまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 暫時、休憩いたします。          休憩 午前10時25分          再開 午前10時40分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。 ○齋藤昌司議長 14番 本橋稔議員          〔14番 本橋 稔議員登壇〕 ◆14番(本橋稔議員) 皆さん、こんにちは。14番、本橋稔でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして、順次質問させていただきます。  私の質問は、1件です。これに十分時間をかけてやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。  学校給食費の口座振替の実施についてでございます。保護者の方から学校給食費を口座振替にしてほしいとの要望がありました。毎月現金を生徒に持たせているということは、なくしたり、脅し取られたり、いろいろと問題があるのではないかと思っております。  特に中学生になりますと、部活の朝練、これにはかばんに現金がある、これは生徒みんな知っているわけです、今日は集金日だと。そうすると、そのようなものが取られたりするおそれがあるということを保護者の方は心配しております。  いろいろ聞きますと、学校の校長先生にも聞きますと、保護者の方のほとんどが、口座振替を希望しているというふうに聞いております。今年、学校の口座振替が実施された学校は2校あります。1校は4月から実施、もう一校は2学期から実施ということで、蓮田市の教育畑というか、失礼ですけれども、学校も、そのような方向で動いているという形で考えております。  これに伴いまして、やはり今やっている学校、やっていない学校、メリット、デメリット、これをつぶさに検証して、教職員の負担や保護者の負担、また生徒の不安を解消するため、学校給食費の口座振替実施に向け、次の質問をさせていただきます。  1つ、学校給食費等の口座振替の実施について。  (1)、現在の口座振替の実施状況について。  (ア)、実施している学校及び実施していない学校は何校あるのでしょうか。  (イ)、実施できない要因、原因は何でしょうか。  (ウ)、実施していない学校の保護者の意見は把握しているのか。  (2)、今後について。  (ア)、実施していない学校はどのようにしたら、実施できるようになるのか。  (イ)、実施はいつ頃になるのか。やる場合ですね、実施はいつ頃になるのか。  (ウ)、実施できない場合の保護者への説明はどのようにするのか。  以上、1回目の質問を終わります。よろしくお願いします。 ○齋藤昌司議長 槍田学校教育部長          〔槍田光東学校教育部長登壇〕 ◎槍田光東学校教育部長 皆様、おはようございます。本橋稔議員のご質問、大項目、学校給食費などの口座振替の実施についてについて順次お答えいたします。  現在の口座振替の実施状況について、実施している学校及び実施していない学校はでございますが、現在、市内小・中学校13校のち、学校給食費などを口座振替で実施しているのは6校でございます。口座振替を実施していない学校は7校でございます。  続きまして、実施できない要因はについてお答えいたします。現在の学校給食の集金方法については、各学校の校長の裁量によるものでありまして、教育委員会が権限で決めるものではないと考えております。  実施できない主な要因は、口座振替の場合には、口座残高の不足や振替手数料が発生することが挙げられます。また、現金集金の場合は、口座振替に比べて集金が滞ることが少ない傾向がございます。メリットとしては、家庭の状況を学校が把握できることや、保護者の納付意識を高めることができるということが考えられます。  実施していない学校の保護者の意向は把握しているのかについてお答えいたします。各学校におきまして、学校評価などで様々な学校への要望を集約しております。市といたしましても、各学校での学校給食費などの現状調査などを行っているところです。  今後について、実施していない学校はどのようにしたら、実施できるようになるのかについてお答えいたします。口座振替を行ったことによって生じる課題もございますが、口座振替のメリットなどを教育委員会としても学校に周知し、校長にお願いをしてまいります。  実施はいつ頃になるのかについてですが、できるだけ速やかに、学校の実態に応じて早急に進めるようにお願いしてまいります。  実施できない場合の保護者への説明はどのようにするかにつきましては、原則として、学校の実態を踏まえて、各校で実施していただいているところでございます。各学校において、口座の開設、振替手数料、振替日までの入金などの保護者の負担や不安など、口座振替を実施することが難しい理由を丁寧に説明するよう指示をするなど進めていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。 ○齋藤昌司議長 14番 本橋稔議員 ◆14番(本橋稔議員) ご答弁ありがとうございました。再質問させていただきます。  実施している学校が6校あるということですが、この学校は、いつ頃から実施しているのか。また、実施した理由及び実施してからの問題点。先ほど滞納というか、未納の関係とかあると思いますが、それを含めて、お答えください。 ○齋藤昌司議長 本橋議員、一問一答でお願いいたします。 ◆14番(本橋稔議員) はい。 ○齋藤昌司議長 もう一度、一問一答で質問してください。 ◆14番(本橋稔議員) 実施している学校は、いつ頃から実施しているのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 槍田学校教育部長 ◎槍田光東学校教育部長 いつ頃から実施しているのかにつきまして、お答えいたします。  確認できた中で、一番早い時期から始めている学校におきましては、平成14年5月から実施しております。  以上です。 ○齋藤昌司議長 14番 本橋稔議員 ◆14番(本橋稔議員) 実施に踏み切った要因は、理由は何でしょうか。 ○齋藤昌司議長 槍田学校教育部長 ◎槍田光東学校教育部長 実施した理由について、お答え申し上げます。  理由といたしましては、保護者の集金当番の負担軽減、学校事務担当者の集金後の集計や入金の負担軽減などが学校からの報告にあります。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 14番 本橋稔議員 ◆14番(本橋稔議員) ありがとうございます。実施してからの問題点について教えてください。 ○齋藤昌司議長 槍田学校教育部長 ◎槍田光東学校教育部長 実施してからの問題点という再度のご質問にお答えいたします。  実施してからの問題点といたしましては、口座残高不足などによる口座振替ができなかった場合の通知及び再集金に係る多くの事務量、振替開始前の準備作業、手数料の発生、未納の増加の報告がございました。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 14番 本橋稔議員 ◆14番(本橋稔議員) ありがとうございます。  未納の増加ということでありますが、未納者の、その足りなくなった給食費は、どのようなやり方をしているのか、分かりましたら教えてください。 ○齋藤昌司議長 槍田学校教育部長 ◎槍田光東学校教育部長 未納者の増加ということがあり、足りなかった場合に、どのようにしているかという再度のご質問にお答えいたしたいと思います。  未納が出た場合には、各学校から未納の方に対して電話連絡をしたり、あるいは通知文をしたりして、未納に対して、お金を納めていただけるよう、何度もお願いをするところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 14番 本橋稔議員
    ◆14番(本橋稔議員) 分かったらでいいのですけれども、例えば10件督促しました。そこで、極端に言えば7件しか入りませんでした。残りの3件の給食費というのは、誰かが負担しているのですか。それとも、その辺がちょっと分かれば教えてください。 ○齋藤昌司議長 槍田学校教育部長 ◎槍田光東学校教育部長 未納があり、最後までお金の集金が難しかった場合ということの再度のご質問にお答えいたします。  正直申し上げまして、学校におきましては、そのような、補填するようなお金というのはございませんので、粘り強くお願いをしていくという方向で学校は対応しているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 14番 本橋稔議員 ◆14番(本橋稔議員) ありがとうございます。なかなか難しい質問だったと思いますけれども、具体的にもう少し、例えば極端な話、私が聞いた話ですと、父兄が負担しているところもあったそうです。今は分かりません。前は、そういう形のものもあったと聞いております。その辺ちょっと後で結構ですが、分かれば教えていただければと思っています。  では、次の質問に行きます。学校の先生が集金業務をやっているということらしいですが、これは父兄の方がやっている学校があるのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 槍田学校教育部長 ◎槍田光東学校教育部長 集金及び集計作業について、保護者の方がされている学校があるかという再度のご質問にお答えいたします。  集計作業につきましては、主に学校教職員が行っております。学校におきましては、集金について、現金集金の場合、保護者にご協力をいただいている学校もあるのは事実でございます。  以上です。 ○齋藤昌司議長 14番 本橋稔議員 ◆14番(本橋稔議員) ありがとうございます。  保護者が集金を行っているところもあるということですが、朝の忙しい中で、保護者に学校に来てやってもらうというのは非常に厳しいものもあるのかと思います。そのような保護者の負担を防ぐためには、このものを実施していけばよろしいのかなと思っているところでございます。  それと、手数料の関係でお聞きしたいと思いますが、振替手数料につきましては、銀行、郵便局、農協、そのようなところは全部が、幾らかの差があるとしても手数料が必要なのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 槍田学校教育部長 ◎槍田光東学校教育部長 振替につきまして、手数料がかかるかどうかという再度のご質問にお答えいたします。  金融機関等によりまして、手数料がかからないところもございますが、振替1回につき一律に手数料が発生しているところもございます。  以上です。 ○齋藤昌司議長 14番 本橋稔議員 ◆14番(本橋稔議員) ありがとうございます。  私ちょっと聞いてみたところの銀行によりますと、農協、JAは、かからないと。同じ支店から同じ支店への振替についてはかからない。りそなもかからない。ほかについては、110円とか、220円とか、かかるところもあります。全部聞いたわけではないので、そのようなところもあると聞いております。  続きまして、多数の要望が、私はあると聞いております。少数の残高不足を懸念して、時代にマッチしたものを、新しい改革を実施できないのは、いかがなものかと思いますが、その辺の答弁を分かりましたら教えてください。 ○齋藤昌司議長 槍田学校教育部長 ◎槍田光東学校教育部長 現在の時代に合わせた新しい改革を実施ということで、この口座振替についての考えということの再度のご質問についてお答えさせていただきます。  先ほど蓮田市の現状につきましては申し上げたとおりでございまして、既に口座振替を行っている学校、また今年度から始めたところ、また今年度途中から始めた学校、またいまだに保護者の方等、教職員も含めて手集金で行っている学校等あるところでございます。先ほども申し上げましたが、口座振替への切替えということでございますが、口座振替によって生じる課題も十分踏まえまして、口座振替のメリットにつきましても、同様に教育委員会といたしまして、学校に周知をしまして、保護者のご意見を十分に踏まえた上で、校長にお願いをしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 14番 本橋稔議員 ◆14番(本橋稔議員) 先ほど実施された学校の中では、保護者の要望があったということも聞いていますが、保護者の要望があれば実施できるのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 槍田学校教育部長 ◎槍田光東学校教育部長 保護者からの要望があれば実施できるということで、よろしいでしょうかというご質問に対してのお答えをさせていただきます。  先ほどもご答弁させていただきましたが、原則として、学校の実態を踏まえて、各学校で実施をしていただいているところでございます。各学校におきましては、保護者からの要望を十分に踏まえ、保護者の負担になること、口座の開設、振替の手数料、振替日までの入金などの保護者の負担についても丁寧に説明する必要がありますので、その辺も十分保護者には周知しながら、保護者の要望を十分踏まえて、実施、あるいは検討につきまして、校長にはお願いしたいと思うところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 14番 本橋稔議員 ◆14番(本橋稔議員) ありがとうございます。ぜひ進めていっていただきたいと思っております。  また、保護者の要望等、最近の要望等が把握されていない場合、アンケート等を早急に実施して把握をしていただければと思います。これは要望です。  今いろいろと担当部長のほうから説明があったようにメリットもデメリットもある中で、ではデメリットをどのように解消していくかということで、実施に向けてやっていただければと思っております。ご丁寧な答弁、ありがとうございました。  最後に、教育長にお伺いさせていただきます。部長答弁、いろいろと今言ったようにメリット、デメリットを出させていただきまして、私としては、デメリットをどのように解消していくのか、その辺を検討しながら口座振替のほうに向けて実施いただければと思っております。ただ、多くの保護者が要望をしているということを踏まえていただければと思います。  学校給食の公会計化を進めている市町村が近年増えております。県の資料、ちょっと古いのですが、平成30年5月1日で、全ての学校が公会計をやっている市町村が28市町あります。それから、共同調理場のある学校につきましては、公会計をやっています。4市あります。合計32市町あります。また、春日部市と富士見市は、来年の令和5年4月から、令和5年度から実施すると新聞等でも報道されております。  公会計のメリットは、先ほど部長がおっしゃったように、給食費を市の予算ということで、会計のより一層の公正、透明性を確保し、厳正な徴収管理ができる。1つとしては、教職員の負担を軽減し、子どもと向き合う時間を確保することができる。3つとしては、保護者の集金や口座振替手数料の負担がなくなり、手続きの負担を軽減できる。4つとして、学校ごとの徴収状況に影響されることなく、質の高い給食を提供することができる。5つとして、生徒に現金を持たせないことにより、盗難、紛失等の被害がなくなる等の利点があると思いますが、蓮田市も公会計化を進めるべきと思いますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 西山教育長 ◎西山通夫教育長 おはようございます。公会計化についてのご質問だったということでよろしいわけですよね。すみません。          〔何事か言う人あり〕 ◎西山通夫教育長 一問一答ですので、口座振替のことなのか、公会計化のことで、ちょっと迷ったのですけれども。          〔何事か言う人あり〕 ◎西山通夫教育長 では、公会計ということで、お話を申し上げます。  メリットについては、国によってもメリット、デメリットについては整理をされております。本橋議員のご指摘のとおり様々なメリットがあるということは、国のほうも指摘をしているところでございます。  デメリットについても、るる部長がいろいろなところで、口座振替のデメリットとしてお話ししたことが、そのまま公会計についても当てはまるという状況があります。教育委員会の立場としましては、今の自校給食を守っていきたい。蓮田市の自校給食というのは、おいしくて、そして安全で栄養が整ったものを子どもに食べさせられるメリットがある。この自校給食を堅持したいというのと、公会計というのは、1つのセットだと私は思っています。  どういうことかというと、やはり給食センター方式になれば公会計化はしやすい。個々の学校がやっているものについて、公会計化するのは、なかなか難しい部分が、お金の取扱いの部分というのは難しい。学校ごとにいろいろありますので、議員がおっしゃったように、保護者の希望で、この口座から、この口座から、いろいろありますよね。それを我々は公会計化しようとすると、システム改修とか、様々な部分で大きな問題が残ってきます。そういう部分があって、できないという部分が公会計の中には課題があります。  2つ目には、先ほど言いましたように、文科省も指摘してきていますけれども、保護者の納付意識、そして教職員の、子どもが今どういう状況か、家庭がどういう状況にあるかというのが分かりづらい。つかまえづらい状況というデメリットがある。そういう部分に十分留意しなくてはいけないということを言っている、そういう文科省からの通知もあるということでございます。  そういうことも踏まえて、私会計と公会計については、私会計のメリットのほうが、本市の場合はあるというふうに私は考えています。ですので、公会計化については、なかなか一気には踏み切れないかなというのがお答えになるかなと思っております。その課題の部分をどうやってクリアするかというのが、これからの課題だろうなというふうに思っていますので、どうぞご理解をよろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○齋藤昌司議長 14番 本橋稔議員 ◆14番(本橋稔議員) ありがとうございます。  公会計の難しさ等々も、やっている中で、手作業で現金回収していると、私思いますと、100%回収できると聞いております。ほとんど回収できると。例えば口座引き落としにしたときに、落とせない家庭があった場合、その家庭に問題があるとか、何かあるのかなというので、チェックと言ったら失礼ですけれども、チェックできるのではないかなと思っていますけれども、その辺はどう考えておりますか。 ○齋藤昌司議長 槍田学校教育部長 ◎槍田光東学校教育部長 口座振替をした場合に落とせないご家庭がすぐチェックできるということで、それがある程度、その家庭の状況を判断できるのではないかということのご質問にお答えさせていただきます。  確かに口座が、引き落とせないというようなことで、金融機関のほうから学校のほうに連絡があって、チェックをできるということもございますが、手集金に比べますと、ちょっとタイムラグがございますので、手集金の場合は、そのときにお持ちできなかったご家庭が瞬時に確認できるということは、手集金のほうが、ご家庭の状況を把握するに関しては、素早く対応できることは、あるかなとは思います。ただ、口座振替で落とせなかったご家庭の金融機関からの連絡ということで、もちろんこちらについても学校が把握できることは事実だと考えます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 14番 本橋稔議員 ◆14番(本橋稔議員) ありがとうございます。  今言ったように、現金集金というと、本当に今ほとんどの方が、子どもにそんな惨めな思いはさせたくないという、親の気持ちがあるのかどうか分かりませんけれども、ほとんどの方が入れていると聞いております。  だから、やはり私が言いたいのは、教職員の手間、それから父兄の手間、あと子どもさんの危険性、これを解消するためには、口座引き落としがベストではないかと私は思っているところでございます。ぜひやっていないところ、7校ありますが、これにつきましても、今やっている学校のデメリットをいかに解消するかによって、できるようになると考えております。  ぜひ保護者が、どのように考えているのか。無記名だと、言いたいことを言えると思うのです。名前を書くと、子どもさんを人質に取られていると言うと失礼ですけれども、言いづらいところもあるので、ぜひそのようなアンケートを取って、前向きに検討していただきたいと思います。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 西山教育長 ◎西山通夫教育長 先ほど口座振替についてお話できませんでしたので、改めて機会をいただきます。  口座振替につきましては、議員ご指摘のとおりでございますので、その点を踏まえて、実践している学校もありますので、実践していない7校には、その実践している6校の課題、そしてメリット、これを各校長に、学校の細々としたことまで教育委員会が指示するというのは、ちょっと気が引ける部分もあるのですけれども、権限にちょっと踏み込み過ぎているかなという気はするのですけれども、校長会を通じまして、前向きにお願いをしていきたいというふうに思っております。できるだけ速やかに口座振替に移行できるように努力してまいりますので、どうぞご理解をよろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○齋藤昌司議長 暫時、休憩いたします。          休憩 午前11時16分          再開 午前11時17分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △発言の訂正 ○齋藤昌司議長 ただいま本橋議員から訂正の依頼がありましたので、これを許します。  14番 本橋稔議員 ◆14番(本橋稔議員) 本橋でございます。大変申し訳ありません。  先ほど人質という不適切な言葉を言ってしまいました。ここでおわびして訂正させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員          〔3番 高橋健一郎議員登壇〕 ◆3番(高橋健一郎議員) 3番、高橋健一郎です。齋藤昌司議長の発言の許可をいただきましたので、通告に従って一般質問を行ってまいります。  以下、質問要旨に沿って行ってまいります。大項目1、高齢者が安心安全の暮らしについて、大項目2、バス路線の拡大について、大項目3、自治体マイナポイント事業について、3問を行ってまいります。  初めに、大項目1、高齢者が安心安全の暮らしについて。蓮田市の高齢化率は、埼玉県内の市町村でも上位の32.1%になっています。蓮田市高齢者福祉計画の2021・第8期介護保険事業計画の基本理念である、高齢者が健康で安心して暮らせるまちづくりを踏まえて質問いたします。  中項目の(1)、蓮田市の過去3年間の65歳以上の人口数を伺います。  中項目(2)、蓮田市の高齢者の単身世帯数を伺います。  中項目(3)、高齢者の地域包括支援センターへの過去3年間の相談件数を伺います。  中項目(4)、蓮田市の高齢者ドライバーの自動車運転免許返納者数を令和3年中で伺います。  中項目(5)、市内で65歳以上の商品券の支援を行うのはどうか。深谷市で行っております、65歳以上に5,000円分を深谷市地域通貨ネギーを年内に支給、物価高騰の影響を受けた高齢者の生活支援と地域活性化を目的としています。このような支援を行うのはどうか、伺います、  次に、大項目2、バス路線の拡大について。  中項目(1)、蓮田松韻高校までのバス路線の延伸について。  (ア)、計画内容は。  (イ)、今後の予定は。  (ウ)、課題は。  蓮田松韻高校の近隣の方も、バス停は、いつできるのかという質問がよくございます。バスルートとなります、東埼玉病院敷地内の市道1472号線も本年8月より供用開始となり、期待感が高まっています。このことを踏まえて伺います。  中項目(2)、蓮田よつば病院までのバス増便は。  (ア)、現状は。  (イ)、課題は。  この質問におきましては、蓮田よつば病院バス停近くの小児医療センター跡地に来年4月にはるかぜ特別支援学校が開校になり、生徒が増えることが推測されます。通学、職員の通勤に朝夕の蓮田駅からバスの本数を増便する予定はあるのか、伺います。  次に、大項目3、自治体マイナポイント事業について。この事業は、現在も行っていますマイナポイント第2弾の2万円ポイント給付事業とは別で、マイナンバーカードの普及促進を強力に後押しするものとともに、地域独自のポイント給付施策をオンラインで迅速かつ効果的に実施できる、自治体マイナポイント事業を推進するとしていまして、令和4年10月31日から一部の自治体において事業が開始され、現時点で40を超える団体が参加予定です。  令和4年度二次補正予算案において、自治体マイナポイントの全国展開に向けた予算として、自治体が事業に参画するに当たり、必要になるシステム改修費等に対する補助等が計上されたことを踏まえ、令和5年まで累計100団体程度の参画をめざすとしています。施策目的、子育て支援、地域経済の活性化、交通支援、地域健康活動の推進など、柔軟な制度設計が可能としています。そして、決済サービス事業の参画見込みの決済サービス名がd払い、au PAY、nanacoなど合計16サービスが、今後の事業参画について調整中です。  このことを踏まえて、中項目(1)、他自治体での導入は。  中項目(2)、市内での導入の考えはいかがか、伺います。  1回目の質問を終わります。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部長          〔長谷部幸一健康福祉部長登壇〕 ◎長谷部幸一健康福祉部長 高橋健一郎議員ご質問の高齢者が安心安全の暮らしについて、順次お答えいたします。  初めに、蓮田市の過去3年間の65歳以上の人口数はについてですが、65歳以上の人口は、令和2年11月1日現在で1万9,721人、令和3年、同じ11月1日現在で1万9,777人、令和4年11月1日現在では1万9,679人でございます。  次に、蓮田市の高齢者の単身世帯数はについてですが、令和2年国勢調査によりますと、蓮田市の65歳以上の単身世帯数は2,943件でございます。  次に、高齢者の地域包括支援センターへの過去3年間の相談件数はについてですが、市内にある3箇所の黒浜、蓮田、閏戸・平野の地域包括支援センターにおける過去3年間の相談件数は、令和元年度は3,202件、令和2年度は3,533件、令和3年度は3,667件でございます。  次に、市内で65以上の商品券等の支援を行うのはどうかについてですが、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、電気やガス料金のほか、食料品などの生活必需品の値上がりが高齢者の方々の日常生活に大きな影響を与えていることは認識しております。  ご質問の商品券等の支援につきましては、経済的な支援という目的で事業の実施はしておりませんが、敬老のお祝いとして敬老祝金の贈呈を行っております。蓮田市敬老祝金贈呈条例に基づきまして、毎年8月31日を基準日として、1年以上蓮田市に居住し、かつ住民基本台帳に登録されている77歳、88歳、90歳、100歳の方を対象としております。敬老祝金の額についてですが、77歳が5,000円、88歳が8,000円、90歳が1万円、100歳が2万円となっております。令和3年度の実績につきましては、77歳が1,008人、88歳が295人、90歳の方が211人、100歳の方が14人となっております。議員ご提案の65歳以上の方への商品券等の支援につきましては、近隣市町の動向を含めまして、今後、調査・研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長          〔高崎達也環境経済部長登壇〕 ◎高崎達也環境経済部長 高橋健一郎議員のご質問、高齢者が安心安全の暮らしについてのうち、蓮田市の高齢者ドライバーの自動車運転免許証返納者数はにお答え申し上げます。  自動車運転免許証の自主返納は、運転免許が不要になった方や、運転に不安を感じるようになった高齢ドライバーが、自主的に運転免許証を返納することができる制度です。運転免許を自主返納して申請すると、運転経歴証明書を取得することができ、運転免許証に代わる公的な本人確認書類として、更新の必要なく、一生涯利用することができます。  近年、高齢ドライバーによる交通事故の増加や自主返納制度が周知されてきたことなどから、高齢者の自主返納者数は増加傾向にあります。蓮田市における65歳以上の高齢ドライバーの自動車運転免許証返納者数は、埼玉県警察のデータによりますと、令和3年におきましては285人でございます。  次に、バス路線の拡大についてのうち、蓮田松韻高校までのバス路線の延伸についてに順次お答え申し上げます。  初めに、計画内容はですが、平成28年に蓮田松韻高校からバス路線延伸を含めた要望書が提出されたことを踏まえ、黒浜公園及び東埼玉病院周辺全体整備の一部として、黒浜公園の中、蓮田松韻高校の正門前付近にバス路線の延伸に必要なバス転回場を整備する計画が位置付けられたものでございます。  しかしながら、黒浜公園及び東埼玉病院周辺全体整備には、相応の期間を要するため、市道1472号線の北側、蓮田特別支援学校の東側に位置しております、東埼玉病院が所有し、管理する用地を暫定的にバス転回場の計画地として事業を進めているところでございます。  次に、今後の予定はですが、令和3年度には、計画地にバス転回場を整備するための測量及び設計に着手し、令和4年度におきましては、設計業務を完了いたしました。  また、整備のための用地確保につきましては、東埼玉病院との交渉を継続しており、賃貸借契約を締結した上で工事に着手する準備を進め、できるだけ早期にバス転回場の整備を完了し、供用が可能となるように進めてまいります。  最後に、課題はですが、バス転回場の整備には、用地の確保が不可欠であることから、賃貸借契約の締結により、用地を確保することが課題であると認識しております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 金子都市整備部参事          〔金子克明都市整備部参事登壇〕 ◎金子克明都市整備部参事 高橋健一郎議員ご質問のバス路線の拡大についてのうち、蓮田よつば病院までのバス増便はでございますが、現状は及び課題はは、関連がございますので、併せてお答えさせていただきます。  現在運行している蓮田よつば病院までのバスにつきましては、蓮田駅東口発蓮田よつば病院行きが朝1本、夕方2本の合計3本でございます。また、蓮田よつば病院発蓮田駅東口経由岩槻駅西口行きが朝1本、夕方3本の合計4本でございます。  このような状況の中、埼玉県では、令和5年4月に県立小児医療センターに併設された旧県立岩槻特別支援学校の校地を活用し、埼玉県立岩槻はるかぜ特別支援学校を開設する準備を進めております。この開校に向け、埼玉県では、蓮田よつば病院等のバス増便に関する要望書を国際興業株式会社さいたま東営業所に提出していると伺っております。  直近では、今月の2日に国際興業株式会社さいたま東営業所へ直接要望書を持って伺ったと聞いてございます。  このバス路線は、平成30年4月に県立小児医療センター等の移転に伴いまして、バス利用者が大きく減少したことなどで、減便に至った経緯がございます。  課題でございますが、増便の要望に応えていただくためには、一人でも多くの方々にご利用いただくことが必要不可欠でございます。また、仮に増便された場合でも、その後、継続してご乗車いただけるかが大きな課題であると考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長          〔山口 亨総合政策部長登壇〕 ◎山口亨総合政策部長 高橋健一郎議員のご質問、自治体マイナポイント事業について、他自治体での導入はでございますが、自治体マイナポイントとは、マイナンバーカードを使って申請を行い、地方自治体の様々な取組を通じて、キャッシュレス決済サービスで利用できる、ポイントがもらえる仕組みでございます。  自治体マイナポイントは、申請後、審査が完了すればもらえるポイント申請型、それから申請後、ポイント会場でQRコードを読み込み、参加報告を行うことでもらえるイベント参加型の2種類がございます。  自治体は、この仕組みを構築して、マイナンバーカードの普及促進と地域独自のポイント給付施策をオンラインで迅速かつ効果的に行うことが可能とされております。  他の自治体の取組といたしましては、長野県松本市のが事例がございます。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した物価高騰対策として、マイナンバーカードを所有する市民に対して、まつもとマイナポイント事業を実施してございます。期間内に申込みをいたしますと、5,000ポイントが付与され、さらに19歳から25歳の方につきましては、1万ポイントの加算がございます。  また、兵庫県姫路市では、ひめじポイントを実施しています。条件を満たす方が期間内に申込みをしますと、ポイントが付与されます。条件とは、令和4年4月2日以後に生まれ、出生と同時に姫路市に住民登録をし、その後、転出していない子どもに5,000ポイントが付与されます。さらに、その子ども生まれたときに、その子どもを含み、満19歳未満の子を3人以上養育している世帯の保護者には、第3子には2万5,000ポイント、第4子は3万5,000ポイント、第5子は4万5,000ポイントが付与されます。  次に、市内での導入の考えはでございますが、自治体マイナポイントは、行政目的を達成するために金銭を給付するという事業に対する手段の一つと捉えてございます。しかし、マイナンバーカードを所有する方にしか給付できない制度的な課題を抱えておりますので、現時点では、他の自治体の動向を注視しながら、事業効果を見極めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) 各担当部長の答弁、ありがとうございました。再質問させていただきます。  大項目1、高齢者が安心安全の暮らしについてです。市内で高齢者の単身世帯にどのような支援あるのか、伺います。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部長長谷部幸一健康福祉部長 再度のご質問にお答えいたします。  市内で高齢者の単身世帯の方へどのような支援があるのかというお尋ねでございます。市では、高齢者がご家族や地域社会から孤立することを防止し、日常生活における問題を早期に発見することで、住み慣れた地域で安心した生活を確保することを目的といたしまして、蓮田市高齢者見守り支援ネットワークを組織いたしまして、地域の高齢者の方々の見守りを実施しております。  ネットワークの登録団体は、高齢者の生活に関わる警察や消防などの関係機関や郵便局、新聞配達、商店などの民間事業所、そのほか民生委員さんなどでございます。  この事業は、地域の中で、見守る人と見守られる人を特定しない形で、地域の皆様が日常の生活やお仕事の中で、高齢者をさりげなく見守っていただくというものでございます。  登録事業所が高齢者に関する気がかりなことや異変を感じた際に、地域包括支援センターに連絡をいただき、連携を図りながら対応しております。  また、市で行っている高齢者福祉サービスとしては、緊急通報システムと配食サービスがございます。緊急通報システムは、ひとり暮らしなどの高齢者の方が、ご自宅で急病などになった際に、通報装置を操作すると受信センターにつながり、専門のスタッフが状況に応じて消防本部に救急車の手配などをするものでございます。令和4年10月末現在で278台の設置をしているところでございます。  配食サービスは、食事づくりが難しい、困難なひとり暮らしなどの高齢者のお宅へ月曜日から金曜日に昼食をお届けするとともに、安否確認を行うものでございます。令和4年10月末現在で35名の方が利用されておりまして、令和4年度の延べ配食数は2,393食となってございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) ご答弁ありがとうございます。再質問を続けます。  地域包括支援センターへの高齢者の主な相談内容を伺います。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部長長谷部幸一健康福祉部長 再度のご質問にお答えいたします。  地域包括支援センターにおける高齢者の方々の主な相談の内容でございますが、令和3年度の実績で申し上げますと、介護についての相談が全相談件数の約半数を占めております。  続いて、生活やご家族に関する相談が約3割、認知症に関する相談が1割強、あと健康に関するご相談ということで、1割弱というふうな状況でございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) ご答弁ありがとうございます。再質問を続けます。  社会福祉協議会の高齢者の地域支え合いサービス事業への主な内容を伺います。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部長長谷部幸一健康福祉部長 再度のご質問にお答えいたします。  社会福祉協議会で行っている蓮田地域支え合いサービス事業のお尋ねかと思います。家の掃除、整理整頓、あと衣類の洗濯、食事の支度、お買物、窓拭き、簡易な庭の手入れ、ごみ捨て、話し相手などとなっておりまして、1回当たりおおむね30分から1時間程度で終了できる範囲のサービスを行っているところでございます。  令和4年10月末の延べ利用件数は146件とお聞きしております。ひとり暮らしの方のご利用が8割となっております。内訳といたしましては、掃除が114件と最も多く、そのほか屋外の庭の作業や、やはりお買物、あとは話し相手や衣替えなどのサービスを提供しているというところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) ご答弁ありがとうございます。再質問を続けます。  市内での高齢者ドライバーの自動車免許証返納者の特典を伺います。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長 ◎高崎達也環境経済部長 再度のご質問にお答えいたします。  高齢ドライバーの免許証返納の特典についてのご質問でございますが、埼玉県警察では、運転に不安を感じる高齢ドライバーの運転免許の自主返納を促進するため、運転免許を自主返納し、申請することで取得できます運転経歴証明書、こちらを提示することで、様々な特典が受けられるシルバー・サポーター制度を実施しています。県内の事業所の協賛をいただき、タクシー料金や自転車の修理費の割引による交通の利便性をサポートするほか、デパートや飲食店などでの割引もございます。  蓮田市内におきましても協賛事業所におきまして、買物や飲食店でのサービス、自転車販売店でのバンク修理の割引などの特典を受けることができます。今後におきましても、引き続き、市のホームページなどを活用いたしまして、本制度を周知するとともに、協賛事業所につきましても岩槻警察署と連携しながら拡充を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) ご答弁ありがとうございます。  自動車運転免許証返納者が、ご答弁でありました、令和3年中は285人ということでして、これからもっと増加すると思います。様々に特典を市内でも行っていただいてはいるのですけれども、自転車修理の割引とか、パンク修理の割引、自動車運転免許証返納者の方で、自転車も無理だったよという方もいらっしゃいますので、もう少しほかの特典も増やしていただけたらと思います。これは要望でございます。すみません。  市長に質問いたします。高齢者が健康で安心して暮らせるまちづくりについての所見を伺います。 ○齋藤昌司議長 山口市長 ◎山口京子市長 高橋健一郎議員の私に対する質問にお答えいたします。  壮大で、ずっとこれからも、この前も、以前も今も大切なご質問だと思っております。高齢者が安心してどのように暮らしていけるかというのは、本当にこれがまちづくりの一つだと思っております。いわゆる弱者と呼ばれる高齢者、それから子どもたちが、どのようにこのまちで安心して安全に暮らしていけるかというのが、私のまちづくりの第一歩でございます。もちろん、例えばバリアフリー等々が、1つの行政ができることだと思います。  そんな中で、やはり行政ですから、高齢者ということであれば、人口とか、高齢者の動態、市民の意見、ニーズの把握をまずして、そして蓮田市高齢者福祉計画の2021・第8期介護保険事業計画の策定を今しております。それに沿って高齢者福祉の事業を推進し、施策の進行管理等を行っているところでございます。  この計画は、今ほどおっしゃったように、健康で安心して暮らせるまちづくりが理念でございます。高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせる福祉のまちづくりの実現をめざしたものとなります、現行の計画は、令和6年3月までですので、現在、次期計画の策定を進めております。今月に次期策定の基礎資料となるアンケート調査を予定しております。市民の皆様及び介護事業者の皆様には、調査へのご協力をお願いしているところでございます。  老人福祉法では、65歳以上が高齢者という定義になっておりますが、高齢者、私も65歳なのですが、高齢者なのだと改めて思うところでございます。私のようにまだ働いている方もいるし、そうではない、逆に病気やけがなどが原因で介護サービスを受けている方は年々増えております。蓮田市の要支援・要介護認定者、これは11月30日現在、先ほど3,341人ということでございますが、これがどんどん増える傾向にあります。介護サービスの給付費も当然ですけれども、増えてまいります。そういった状態になっても、皆さんが安心して暮らしていけるように、そういったサービスが滞ることなく、介護保険制度等を適正に健全な運営も含めてやっていくのが、私ども行政の責任かなと思っております。  そういった意味では、ぜひともこの蓮田市で、ある意味人生の終わりのほうですけれども、しっかりと楽しく、それから仲よく、健康に暮らしていただけますよう頑張ってまいりたいと思います。ちなみにこの間、ある方と話していましたら、うちの高齢化率、2位だ、2位だと言っていたのですけれども、とうとう7位に下がったそうです。というのは、ほかのまちが、どんどん高齢化率が高くなったということでございます。別に競争ではないのですけれども、そういった意味では、今後は、どのように高齢者の方が、今、高橋議員がおっしゃったように、生き生きと暮らせるか、健康寿命を長くするか、こちらも問題になってくると思いますので、頑張ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) 市長の答弁、ありがとうございます。再質問を続けます。  大項目2のバス路線の拡大についての中項目(1)の蓮田松韻高校までのバス路線の延伸についてです。どのようなルートか、伺います。 ○齋藤昌司議長 金子都市整備部参事 ◎金子克明都市整備部参事 再質問にお答えさせていただきます。  どのようなバスルートかということでございますが、バスルートにつきましては、具体的なバス停名でお答え申し上げますと、蓮田駅東口発国立東埼玉病院経由江ヶ崎馬場行き、それと岩槻駅西口行きがございまして、こちらのバスで国立東埼玉病院から蓮田松韻高校方面へ延伸していただけないか、朝日自動車株式会社にお願いいたしておりまして、調整協議を進めているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) ご答弁ありがとうございます。再質問を続けます。  このバスの転回場は、どこになるのか、伺います。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長 ◎高崎達也環境経済部長 再度のご質問にお答えいたします。  バスの転回場でございますが、黒浜公園及び東埼玉病院周辺整備の一部といたしまして、蓮田松韻高校正門前付近の黒浜公園の中に整備する計画が位置付けられております。しかしながら、この整備には相応の時間を要することから、暫定的に東埼玉病院の管理する用地を計画地として事業を進めているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) ご答弁ありがとうございます。再質問を続けます。  このバス2台の左右が通るための蓮田松韻高校グラウンド沿いのセットバック工事は、どのような状況か、伺います。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 蓮田松韻高校グラウンドのセットバックについては、どのような状況かということでございますが、東埼玉病院敷地内の新設道路、ご質問にもありましたとおり1472号線、今年の8月1日、暫定的に供用を開始いたしました。  その先でございます。蓮田松韻高等学校グラウンド南側の市道1453号線、これは今の市道1472号線に接する道路でございまして、幅員12メートルの拡幅整備を計画しているということでございます。  道路の拡幅整備に向けた警察協議が調いましたので、現在、県立蓮田松韻高等学校と用地取得、物件移転に向けた協議を行っているところでございます。高校のグラウンドには、陸上のトラックとか、サッカーコートなどがございますので、こちら種目や目的ごとに決められた最低限の規格があるということでございますので、そういった規格をクリアして、道路が整備された後も、これらの競技が継続できるようにグラウンドの新しいレイアウト案をお示ししながら、引き続き蓮田松韻高校、それと県立学校の資産を所管する埼玉県教育局総務部財務課とも協議を進めてまいります。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) ご答弁ありがとうございます。再質問を続けます。  市長に再質問いたします。蓮田松韻高校までのバス路線の延伸後は、どのように生かしていくのか、伺います。 ○齋藤昌司議長 山口市長 ◎山口京子市長 高橋議員の私に対する質問にお答えいたします。  東埼玉病院の転回場も、ちょっとまだまだなのですけれども、その先の先の先を見越してのご質問かと思います。  まず、このバス路線、平成28年だったと思うのですけれども、蓮田松韻高校のPTAのほうから要望が出されて、そこから端を発して、それから高橋健一郎議員、よくご存じの先輩の元市議会議員の和久井議員、それから輿水代議士等々のお力を借りて、この東埼玉病院の敷地を無償で、ある程度譲り受けたことで、大分進みました。  しかし、まだ、今、部長が各申し上げたように転回場のところが、賃貸契約をどうするのだという、病院側との協議が進んでいません。これをまずいち早くやりながら、転回場までそこに持っていき、そうしながら、増田部長が答弁したとおり、今、県の教育局と協議をしております。それが終わって、やっと蓮田松韻高校のグラウンドのところの敷地をいただけることになると思いますので、そうしたら、まずは一番最初に決めた、蓮田松韻高校の正門前ということになります。  そして、今、大事な高橋議員のご質問、そしたら、その先どうするのだという話ですけれども、もちろん、もしそうなった場合は、その先の延伸も見越して、朝日自動車株式会社と調整協議を進めてまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 暫時、休憩いたします。          休憩 午後 零時02分          再開 午後 1時00分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) 大項目2のバス路線の拡大についての中項目(2)については、蓮田市よつば病院までのバス増便はについては、増便に関しては、要望書をバス会社に直接提出しているということでありますので、市も状況によっては、後押しを願いたいというふうに思います。  大項目3の自治体マイナポイント事業について再質問を続けます。蓮田市の自治体マイナポイント事業について、導入の課題を伺います。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長 ◎山口亨総合政策部長 再度のご質問にお答えさせていただく前に、先ほど私の答弁書の中で、1点誤りがありましたので、訂正をさせていただきます。  自治体マイナポイントの種類、ポイント申請型とイベント参加型の説明の中で、イベント参加型につきまして、イベント会場に行ってQRコードを読み込みという説明をさせていただくべきところをマイナポイント会場でQRコードを読み込みと説明いたしました。おわびを申し上げますとともに訂正をさせていただきます。  それでは、再度のご質問の蓮田市における導入の課題でございますけれども、ポイントを付与する仕組みをつくるためには、一定の財政負担が必要となります。松本市の事例におきましては、自治体マイナポイント事業、マイナンバーカード普及促進事業費といたしまして10億948万円の予算を計上して、財源は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金7億1,900万円を充当してございます。松本市の令和4年12月1日現在の人口は23万6,550人で、単純な比較はできませんけれども、同規模の事業を実施するには、相応の費用が必要と考えております。  また、給付の対象がマイナンバーカードを持つ方に偏ることが最大の課題でございまして、持たない方に対しても給付をするためには二重の給付方法を構築する必要があることも問題と考えてございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) ご答弁ありがとうございます。  課題も様々あると思いますが、また現在行っていますマイナポイント事業で、市は周知していきたいという、そういう思いがあると思うのですが、高齢者の方などが、マイナンバーカードをつくったのだけれども、電子マネーにひもづけが面倒くさいし、PayPayとか、nanacoなど利用しないし、まだいいやという方もいらっしゃるので、そういう方などにも多く行ってもらえる自治体マイナポイント事業の手厚い支援ということで、検討お願いできればというふうに思います。  最後に、市長に質問して終了させていただきます。市独自の自治体マイナポイント事業についての所見を伺います。 ○齋藤昌司議長 山口市長 ◎山口京子市長 高橋健一郎議員の再度の質問にお答えいたします。  自治体のマイナポイントは、どうあるべきかというような話だと思うのすけれども、市が様々な施策を展開していく上で、その効果を高めていくための手段として、可能性のある仕組みだとは思います。自治体のマイナポイント事業そのものが、実は目的化してしまったら、それは政策としてうまくいかないのではないかなと考えております。  先ほどの何がしたいかということを明確にする必要が、高橋議員の話を聞いていて思ったところでございます。私もこの前、マイナンバーカードをつくるために、実は県、国のほうから早くつくってくださいと、ちょっと蓮田市は低いですよと言われて、そうですよね、私もつくっていないのですよと言ったら怒られまして、それで慌てて、就任した後でつくった次第です。  しかし、今のマイナンバーカードはいいですけれども、マイナポイントをつけるに当たって、まあ苦労した、苦労した。だから、ほとんど市民課の人に聞いて、どうするのですか、どうするのですかと、やっとできた次第でございます。今は、使っております。その恩恵に浴しておりますけれども、やはりその辺が、本当はデジタル化、DXを進めるためなのだけれども、それに振り回されないように、また消費活性化策としたら、例えばプレミアム商品券とかもやっておりますけれども、どちらが効果があるのかとか、先ほども言いましたけれども、デジタル化が目的ではなくて、市民のためのデジタル化だと思いますので、それとあと市がよくなるために、市民とのやり取りがうまくなるための手段として考えていきたいと思います。もう一度、目的と手段と効果をしっかりと見極めながら判断してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 4番 山田孝夫議員          〔4番 山田孝夫議員登壇〕 ◆4番(山田孝夫議員) 皆さん、こんにちは。4番、山田孝夫です。齋藤昌司議長から発言許可をいただきましたので、通告に従いまして、順次一般質問いたします。  大きく4点について質問いたします。大項目1、中田堀排水路について。田園風景広がる蓮田市では、多くの用水路が見られます。県道東門前蓮田線を挟んだ用排水路の安全対策に大きな違いがあり、違和感を感じるとの声をいただきました。  旧小児医療センター側は、さいたま市の管理で、フェンスがきれいに設置されているのに対して、反対側のよつば病院、蓮田南中学校側の用排水路は蓮田市の管理で、十分な安全管理がなされているようには見受けられません。  近隣の加須市では、本年5月3日の男児、当時4歳が用排水路で死亡していたことを受けて、安全対策強化に取り組んでいます。加須市では、この8年間で幼児3人が用排水路で死亡しています。また、高齢者の死亡事故も発生しております。新たな点検項目を入れ、本年度と来年度で用排水路112箇所でフェンス、ガードレール、ガードパイプ、注意喚起看板等の安全対策を進めています。同市の事故があった用排水路は幅が1.1から2メートル、水深が50から150センチで、対策が必要な用排水路の基準になるのではないかと考えられます。今回、指摘した箇所を念頭に、子ども、高齢者の命を守るため、用排水路の現状と安全対策について伺います。  中項目(1)、現状は。  中項目(2)、危険箇所への対応について。  (ア)、現状は。  (イ)、課題は。  中項目(3)、今後の取組は。  続きまして、大項目2、保育園等の送迎バスについて。今年9月5日、静岡県牧之原市の川崎幼稚園にて送迎バスに乗っていた3歳児童がバスの中で置き去りになるという痛ましい事故が発生をいたしました。およそ5時間、30度を超える炎天下の中で置き去りにされた園児は、病院に搬送されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。  このような置き去り事件は、過去に大阪、埼玉、福岡、山口、北海道でも発生しており、各自治体では、保育施設に対して安全マニュアル作成状況等の調査確認がされています。政府は、本事件を受けて、再発防止に向けた緊急対策として、来年4月からの安全装置の義務化、安全装置の使用の基本指針の作成、安全管理マニュアルの作成、安全装置等への財政支援を決めています。安心安全面において、蓮田市の幼い命を守る取組の状況について伺います。  中項目(1)、送迎の現状について。  (ア)、送迎を実施している園の数は。  (イ)、バスの運行状況は。  中項目(2)、置き去り対策について。  (ア)、各園への確認状況は。  (イ)、今後の取組は。  続きまして、大項目3、高齢者のスマホ体験講座について。民間会社の調査によると、スマホ所有率は60代で91%、70代では70%とあり、大きく普及が進んでいます。しかしながら、通話機能が中心で、活用が十分ではないかと感じます。昨年6月定例会の一般質問で、デジタルディバイド解消に向けた取組について、スマホ体験教室の開催を提案させていただきました。  それを受けて、本年、社会福祉協議会への委託事業として、初めてのスマホ体験講座が実施されております。このスマホ教室ですが、総務省が昨年6月からデジタル活用支援推進事業として、主に高齢者のデジタル活用を支援するという取組を開始しており、全国各地でスマホ教室が開催されています。  スマホ体験講座の内容は、基本操作が中心となっていますが、蓮田市が提供している電子申請等サービスについての内容を盛り込めば、さらに効果的利便性が上がるのではないでしょうか。初めてのスマホ体験講座の人気が高く、すぐに定員に達してしまうと、そういうお話を聞いております。本事業が高齢者のニーズにマッチしており、継続実施を求める意味から伺います。  中項目(1)、はじめてのスマホ体験講座について。  (ア)、実施状況は。  (イ)、内容は。  (ウ)、課題は。  中項目(2)、周知啓発は。  中項目(3)、来年度以降の継続実施は。  続きまして、大項目4、市道959号線について。市道959号線は、下蓮田踏切から上尾市瓦葺方面に抜ける道で、JRの線路が並行して走っており、見沼代用水の管理用道路と並行して走っております。  最近、この管理用道路が閉鎖されたということも受けての質問になります。この市道959号線は、市民の生活道路としての重要な役割を果たしています。これまで長くにわたって拡幅舗装等、道路改良の要望がなされてきました。また、市道959号線の利用者の多くは、市道9号線と交差し、その後右折して下蓮田踏切を渡る。そして、岩槻方面に抜けていくというルートをたどります。  しかし、この下蓮田踏切を右折するにも9号線自体が狭く、踏切の間際、近くなので、なかなか合流ができない、右折ができない。場合によっては、渋滞が発生するということが起きております。そういうことを含めて、道路整備と併せて、この右折対応についても何らかの対策が必要と考えます。  さて、この市道959号線ですが、ようやく用地買収交渉に入ったと聞いております。多くの市民の関心が高く、待ち望む声が寄せられていることから、その計画、見通しについて伺います。  中項目(1)、整備計画について。  (ア)、計画概要は。  (イ)、進捗状況は。  中項目(2)、今後の見通しについて。  (ア)、完成予定は。  (イ)、課題は。  中項目(3)、下蓮田踏切への右折対応について。  (ア)、現状は。  (イ)、課題は。  以上で1回目の質問を終わります。          〔何事か言う人あり〕 ◆4番(山田孝夫議員) すみません。訂正させていただきます。  大項目(1)、中項目(2)、(ア)、「内容は」と申し上げるべきところ、「現状は」と発言してしまいました。おわびして訂正させていただきます。  以上で1回目の質問を終わります。ありがとうございました。各部長の答弁、よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 髙橋環境経済部参事          〔髙橋 司環境経済部参事登壇〕 ◎髙橋司環境経済部参事 山田孝夫議員のご質問、中田堀排水路についての現状はでございますが、中田堀排水路は、農地で利用した水を流す農業用の排水路でございます。中田堀排水路は、蓮田外科の東側、見沼代用水を挟んだ付近を起点といたしまして、田んぼの間を南へ流れ、JR宇都宮線の下を通り、蓮田南中学校の西側、その後、県道東門前蓮田線をくぐり、さいたま市岩槻側に通じております。  中田堀排水路につきましては、地元自治会や農家の皆様から要望を受けまして、平成23年度から令和3年度にかけまして、県補助金を活用し、改修工事を行ってまいりました。老朽化の著しかった県道東門前蓮田線から蓮田南中学校西側までの約470メートルの区間におきまして、農業用の排水路としての機能低下を防ぐため、柵板等の改修工事を行ったものでございます。  なお、中田堀排水路につきましては、転落を防止するフェンスや柵などを設置してございません。  維持管理につきましては、JR宇都宮線から県道東門前蓮田線までの区間におきまして、年2回除草作業を市が行っておりまして、施設の改修等が必要な場合も市で対応してございます。  また、地元の農家の皆様にも、排水路に繁茂した藻を刈り取る作業など、中田堀排水路の維持管理をお願いしているところでございます。  次に、危険箇所への対応についてのうち、内容はでございますが、市では、職員による巡回によって危険箇所の把握に努めているほか、農家の皆様に破損箇所等の発見、通報について、ご協力をいただいております。把握した破損箇所等については、順次改修などの対応をしているところでございます。  続きまして、課題はでございますが、市内には、施設の劣化により機能が低下した農業用の用排水路が多くございます。柵板などの破損箇所や陥没などの危険な箇所について、農作業や耕作に影響が出ないよう早急な対応が必要となっており、転落防止等の安全対策より、その対応を優先せざるを得ない状況であるということでございます。  また、市内で日常的に買物や通学・通勤などに利用されている道路に隣接している農業用の用排水路では、転落事故などの危険性が高いと思われる箇所に安全対策としてフェンスや柵を設置し、設置できない場合は、夜間や悪天候時の視認性低下を防ぐために視線誘導標の設置を行っているところもございます。  しかしながら、中田堀排水路沿いの道路は、舗装されていない道路で、主に農家の皆様が利用しており、安全対策施設を設置することは、農作業等に支障が出ると考えられることでございます。  続きまして、今後の取組はでございますが、中田堀排水路の安全対策の必要性は認識しているところでございますが、農業用の排水路に物理的な安全対策施設を設置することは、農地の利用や維持管理作業に支障が出ることも考えられます。安全対策施設の設置方法につきましては、農家の皆様が作業しやすいように十分検討する必要があると考えております。  また、重大な事故につながる可能性が高い箇所につきましては、小・中学校へのヒアリングや農家の皆様と協議を行い、安全対策の実施について検討してまいりたいと考えております。まずは、注意喚起のために看板等を設置するなど、対応できることから行いたいと考えております。ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 小宮生涯学習部長          〔小宮雪晴生涯学習部長登壇〕 ◎小宮雪晴生涯学習部長 山田孝夫議員のご質問、保育園等の送迎バスについてお答え申し上げます。  まず、送迎の現状について、送迎を実施している園の数はについてですが、市内の保育施設のうち、私立の認定こども園3園においてバスによる送迎を行っております。  続きまして、バスの運行状況はについてですが、バス送迎を行っている3園のうち2園がバス2台、1園がバス1台を毎日の送り迎えに運行しております。運行時は、運転手1名のほかに、必ず保育士1名が添乗しております。  次に、置き去り対策についての各園への確認状況はについてでございますが、市では11月10日、11日両日、バス送迎を行っている3園に対し、保育課職員が現地調査を実施いたしました。調査項目は、安全管理マニュアルの整備状況、送迎バス乗降の際のチェック体制、バスの窓の装飾状況の確認でございます。  その結果、安全管理マニュアル等は、適切に配備されていることが確認できました。また、3園全てで送迎バスの乗車時に保護者からの欠席の連絡を基にして乗車園児の名簿をその都度更新しております。園児一人ひとりの顔を見ながら名簿と照合して確認をしておりました。また、園児が降車した際は、添乗した保育士と運転手がそれぞれ車内を見て、置き去り、忘れ物等の確認をしておりました。  静岡県牧之原市の事件では、バスの窓にシール等の装飾があり、バスの外からバス内部が見えにくかったことも指摘されておりますが、3園ともバスの窓に装飾はなく、全車両が内部見通しのよい状態でございました。  続きまして、今後の取組はについてでございますが、令和4年10月12日付で内閣官房、内閣府、文部科学省及び厚生労働省等が、子どものバス送迎・安全徹底プラを策定し、その中で送迎バスの置き去り防止のための安全装置の義務化や、この装置の導入に対する国の財政支援などの方針が示されております。  この装置の仕様に関するガイドラインについては、12月中に示されることとなっており、また国庫補助制度に関する具体的な情報についても今後示されることになります。市といたしましては、具体的な情報が入り次第、迅速かつ適切に周知及び対応してまいりたいと考えております。ご理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。
    齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部長          〔長谷部幸一健康福祉部長登壇〕 ◎長谷部幸一健康福祉部長 山田孝夫議員のご質問、高齢者のスマホ体験講座について、順次お答えいたします。  初めに、はじめてのスマホ体験講座についてのうち、実施状況はについてですが、高齢者のスマホ体験講座は、介護保険法に位置付けられた地域支援事業の生活支援体制整備事業において、今年度から実施しております。生活支援体制整備事業は、高齢者の生活を地域の中で支える助け合いの取組を推進することを目的としており、蓮田市社会福祉協議会に委託し、実施しているところでございます。  実施状況は、介護保険法に位置付ける日常生活圏域、3つの圏域でございますが、蓮田、黒浜、閏戸・平野、それぞれごとに会場を設置し、各会場3回コースにて全9回の講座となっております。各回の定員は15名で、8回までの参加者数は、延べ111名でございます。  次に、内容はについてですか、講座は、携帯電話会社に依頼し、携帯電話会社のデモンストレーション機を用いてスマートフォンの基本操作から学ぶ内容となっております。  生活支援体制整備事業において、高齢者の生活における課題の一つに、買物に困っていることがございますが、対策の一つとして、高齢者のデジタルディバイド解消を目的としております。講座テーマを第1回は「買う前にわかる!入門編」、第2回は「スマホの基本とLINE体験」、第3回は「スマホの基本とネットショッピング」として開催しております。  次に、課題はについてですが、講座には、各回、定員を超える申込みをいただいておりまして、受講を希望される皆様の期待に応え切れなかったことが挙げられます。  また、今回の講座では、デモンストレーション機を使用しましたので、参加者がご自身のスマートフォンに応用することが難しいとのご意見もいただいておりまして、実施方法についての検討が必要と考えております。  次に、周知啓発はについてですが、講座開催の周知につきましては、「広報はすだ」に参加者募集の記事を掲載するとともにチラシを作成し、市内の関係機関、公共施設に配布し、周知依頼をいたしました。  次に、来年度以降の継続実施はについてですが、今年度の実施状況や参加者からのご意見を参考に、関係各課等と情報共有を行いながら、来年度の実施について計画してまいります。ご理解承りますようお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 横田生涯学習部参事          〔横田修子生涯学習部参事登壇〕 ◎横田修子生涯学習部参事 山田孝之議員のご質問、高齢者のスマホ体験講座のはじめてのスマホ体験講座について、実施状況はについてでございますが、中央公民館では、デジタル活用講座を開催しております。令和3年度には、「デジタル活用講座 ~公共施設予約システムの操作方法~」を開催し、定員10名のところ6名の方が、令和4年度は「デジタル活用講座 ~LINEで市の情報を見てみませんか~」を開催し、定員10名のところ6名の方が受講されました。  次に、内容はについてですが、令和3年度の公共施設予約システムの操作方法は、スマートフォン等をお持ちの方で、団体や個人で市内公共施設を利用している方、またはこれから利用を考えている方を対象に、インターネットの蓮田市公共施設予約・案内システムの利用の仕方についての講座でございます。あわせて、蓮田市電子申請・届出システムの利用の仕方も紹介いたしました。講師は、社会教育課職員が務めております。  令和4年度の「LINEで市の情報を見てみませんか」は、スマートフォンをお持ちの初心者方向けに、「SNSとは?」から始まり、市の公式LINEの友達追加、市公式ユーチューブの見方などの講座でございます。講師は、広報広聴課職員が務めております。  次に、課題はについてですが、講座の対象は、初心者向けでございますが、お手持ちのスマートフォン等の機種等により、使い方に違いがあるため、きめ細かい個別対応が必要となります。  次に、周知啓発はについてですが、公民館の講座は、「広報はすだ」、市の公式ホームページ、市公式ツイッター及びチラシにて周知しており、最近では、市の公式LINEも活用しております。  次に、来年度以降の継続実施はについてですが、今後もデジタルディバイドの解消に向けて、また施設をより利用しやすくするため、受講者のご意見を参考にしながら、関係各課と連携し、継続して講座を実施してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長          〔増田吉郎都市整備部長登壇〕 ◎増田吉郎都市整備部長 山田孝夫議員のご質問、市道959号線についてお答え申し上げます。  初めに、整備計画について、計画概要はでございますが、市道959号線は、大字蓮田地内に位置し、JR宇都宮線の下蓮田踏切から綾瀬川に架かる立合橋までの延長約318メートル、幅員3.3メートルから5メートルの道路でございます。  車両の交通量が多いにもかかわらず、道路が狭いためにすれ違いが難しく、民地へと車を退避して、すれ違いをしている箇所もございます。  また、現地には、雨水排水施設がないことから、降雨の際には水たまりができてしまい、通行に支障を来すばかりか、舗装そのものを傷めてしまっている状況でございます。  計画の概要でございますが、道路の両端に雨水排水施設を擁した幅員5メートルの舗装道路を整備するものでございます。  次に、進捗状況はでございますが、令和元年度に業務委託を発注し、調査測量を行いました。令和3年度には、新型コロナウイルス感染症防止の観点から、線形説明会に代わりまして、道路課職員が地権者宅を個別に訪問して線形の説明を行いました。  この線形に対しまして、地権者のご同意が得られましたので、業務委託を発注し、用地測量を行ったところでございます。この業務委託の中で、用地買収面積の算出や用地買収に必要な登記資料の作成を行ったところでございます。  令和4年度には、用地買収の予算を計上させていただいております。本年11月に所得税控除に係る関東信越国税局との協議が調いましたので、今月より用地交渉に入ったところでございます。  次に、今後の見通しについてお答え申し上げます。完成予定はでございますが、現在、用地交渉を行っているところでございまして、完成時期をお答えすることができません。誠に申し訳なく思います。用地取得が完了した後、道路の詳細設計業務を行い、工事費用を算出し、工事に係る予算を計上させていただきまして、事業完成へと進めてまいります。  次に、課題はでございますが、まず道路排水の排水先が決まってございません。この路線には、用水路が道路を横断しておりますが、農業用でございますので、道路の排水先としては好ましくございません。  次に、この路線は、立合橋と周辺地盤との高低差が大きく、橋から急に低くなっているため、車が車体をこすってしまう事象が発生してございます。道路の勾配をどのようにするか、よく検討してまいります。  また、工事におきましては、この路線はJR宇都宮線に隣接していること、横断交差している道路がないことから、工事中は迂回路の確保が難しく、通行止め等、長期間の交通規制が必要になると考えられます。このため、関係権利者、地元自治会等に通行止めをお願いすることになると考えてございます。  続きまして、下蓮田踏切の右折対応はについてでございますが、山田議員のご指摘のとおり、こちらの路線は、下蓮田踏切に隣接して市道9号線に接続している道路でございます。  車両が右折して岩槻方面に向かって踏切を渡る際には、視界不良や渋滞の発生などの危険が伴っていることは承知してございます。  現況道路がJR宇都宮線脇に並行しており、また道路と隣接地に高低差があることから、道路の線形を大きく変えることは難しく、市といたしましては、現道での拡幅を考えているところでございます。  また、右折禁止等、交通規制をかけることは、周辺に適当な代替路線がないことから、現時点では考えておりません。ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○齋藤昌司議長 4番 山田孝夫議員 ◆4番(山田孝夫議員) 各担当部長の皆様、丁寧な答弁、ありがとうございました。再質問に移らせていただきます。  大項目1なのですけれども、大項目1の中項目(2)、危険箇所への対応等について箇所なのですけれども、転落事故等の危険性の高い箇所、この箇所の把握状況について伺います。 ○齋藤昌司議長 髙橋環境経済部参事 ◎髙橋司環境経済部参事 再度のご質問、転落事故等の危険性が高い箇所の把握状況についてでございますが、棚板が壊れている状況や、水路脇が陥没しているなどの状況は、職員が巡回することにより把握し、また農家の皆様から通報等で把握をしております。こちらは水路の機能を維持することや機能を回復することが主な目的となっている状況でございます。  中田堀排水路につきまして、転落する危険性が高い箇所を把握することは行えていない状況でございます。ただ、大雨や降雪の時期、それからまた夜間などの視界が悪い時間帯など、転落事故等の危険が潜んでいると考えており、転落した場合には、大きな事故につながる可能性があると認識してございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 4番 山田孝夫議員 ◆4番(山田孝夫議員) ありがとうございました。  続いて、同じく大項目1なのですけれども、小・中学校へのヒアリング等を実施するとあるのですけれども、このヒアリングの状況は、どのようになっているか、伺います。 ○齋藤昌司議長 髙橋環境経済部参事 ◎髙橋司環境経済部参事 小・中学校へのヒアリングの状況の再質問でございますが、現在、小・中学校へのヒアリングは、現在のところ行っておりません。蓮田南中学校や蓮田南小学校の学区内を流れる中田堀排水路付近の通学路の状況や、事故につながる可能性が高い箇所につきましては、学校に確認いたしまして、今後、安全対策を講じてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 4番 山田孝夫議員 ◆4番(山田孝夫議員) ありがとうございました。  続いて、大項目1、市長に伺います。用水路、排水路、水路、呼び方はいろいろあって、管括する、担当する箇所、課も違うということは重々承知をしているといいますか、勉強する中で理解ができたところなのですけれども、この水路という面では、この安全対策、非常に大事な視点だと思います。  加須市では、9月の定例会で2人の議員が、この辺についての一般質問で、安全対策について質問しておりますし、この12月においても久喜市、白岡市等でも同じく水路の安全対策について一般質問がなされています。そういうことを踏まえて、水路の安全対策について、市長の所見を伺います。 ○齋藤昌司議長 山口市長 ◎山口京子市長 山田孝夫議員の私に対する質問にお答えいたします。  安全対策の必要性は、どんなふうに認識しているかということでございますが、今るるお話の中で、本当にこの中田堀排水路も危険なのだなということが分かりました。  山田孝夫議員がおっしゃるように蓮田市内では、各種用水路、排水路、巡っております。そういう中で、先ほど髙橋参事が申し上げましたように、たくさんの排水路があって、中には機能が低下している排水路から徐々に直していっているのが現状でございます。  だから、ここからここまでしっかりと直す。次は、次年度はここというふうな、今、予算づけがされていません。しかし、今ほどの加須市の事故等、あと様々なところで心配というのは、もちろん用水路もずっとつながっているわけですから、河川や道路と同じように、それで他市の状況を見ながらしっかりと、それから通学路でしたら大変なことになりますので、その辺のこともよく各課と話し合いながら、日常的に使用しているところの危険箇所からしっかりと探ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 4番 山田孝夫議員 ◆4番(山田孝夫議員) ご答弁ありがとうございました。順次進むことを期待しております。  続きまして、大項目2なのですけれども、保育園等の送迎バスの状況なのですけれども、担当部長のご説明で、適切に確認されているということがよく分かりました。安心できる内容だというふうに理解をいたしました。そのうえで、国から様々、来年4月に向けて、様々なことが安全装置とか、マニュアルの見直しとか、そういったところを受けて、引き続きしっかりとした安全指導といいますか、安全確認をお願いしたいと思います。  続きまして、大項目3なのですけれども、高齢者スマホ教室の関係なのですけれども、社会福祉協議会の関係、それと公民館の関係で、自走的にされているということが分かって非常に安心をいたしました。  さらには、スマホの機種によって使い勝手が違うなという課題なんかついても明確に浮き彫りになったなというふうに思います。そのうえで、こういう講座でアンケートを取られていると思うのですけれども、その中から出てきた内容をチョイスしながら、こういったことを取り込み、もし来年度以降もやるのだったら、こんなことも織り込みたいねというか、そういうお考えがもしありましたら、ぜひお聞かせいただきたいと思います。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部長長谷部幸一健康福祉部長 再度のご質問にお答えいたします。  講座の参加者アンケートでは、スマホを生活に取り入れたい。また、使い方の復習をしたい。それに持っているスマホを、やはり使いこなしたいなどの熱心なご意見をいただいております。来年度の講座においては、参加者のご意見、こちらを参考にしながら、参加される方の、そのお持ちになっている、ご自身のスマートフォンをなるべく使用しながら、基本的な操作を学ぶ内容など、参加者のニーズに即した内容について検討し、計画してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 4番 山田孝夫議員 ◆4番(山田孝夫議員) ご答弁ありがとうございます。  様々な課題というか、ご意見を取り入れながら、スマホの講座が継続して実施されることが非常に大事かなというふうに思います。高齢者のデジタルディバイドの解消という面、それとフレイル予防、頭を使うという言い方は、ちょっと適切ではないのですけれども、いろいろなことに取り組むということで、高齢者の方たちが、非常にいい機会になるかなという意味で、引き続き来年度以降の開催を要望いたします。  続きまして、大項目4について、市道959号線についてなのですけれども、用地交渉の件数と筆数についてお伺いいたします。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  市道959号線の用地買収の件数は2件、筆数は5筆でございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 4番 山田孝夫議員 ◆4番(山田孝夫議員) ありがとうございました。  この用地買収について、959号線については、地権者の皆さんの了承が得られるということで、早く進んでほしいものだなというふうに期待をしております。様々な市内の道路の改修の中で、条件が非常にいいということで、非常に期待をしておるところでございます。担当課の皆さんの引き続きのご尽力をお願いしたいと思います。  同じく再質問を続けます。下蓮田踏切への右折対応の件なのですけれども、実際非常に右折がしづらいということで、そういう箇所について、岩槻駅の踏切の手前に同じく横からつるっと入ってきて信号を渡るという箇所があるのですけれども、そこにはえんじ色の四角い線を引いて、ここは合流するから、お互い譲り合わないといけないねということを暗示するような、そういう標示があるのですけれども、そんなことが、ここの箇所についてもできないかなと。できないのであれば、その他含めて右折優先にしましょうねみたいな看板とか、何らか対応が可能ではないかと思うのですけれども、その辺お考えを伺いたいと思います。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  ただいま岩槻駅付近で同様な形の踏切と道路の形状があるということで、ご提案いただきまして誠にありがとうございます。早速、現場のほうを確認して、今、ひし形の何か安全対策もしてあるということですので、確認をしまして、安全対策、それから今後の道路設計、そういったものに生かしてまいりたいと思います。誠にありがとうございます。 ○齋藤昌司議長 4番 山田孝夫議員 ◆4番(山田孝夫議員) 種々ご答弁、再質問の答弁、ありがとうございました。  以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○齋藤昌司議長 17番 豊嶋遥議員          〔17番 豊嶋 遥議員登壇〕 ◆17番(豊嶋遥議員) 17番、豊嶋遥でございます。齋藤昌司議長より発言のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、順次一般質問をさせていただきます。  私からの質問は、大きく2問です。大項目1、蓮田市図書館について、中項目(1)、利用時間について。現在、蓮田市図書館の利用時間は、休館日は除いて基本的に午前9時30分から午後5時までとなっております。木曜日は、午前9時30分から午後7時となっており、また7月1日から8月31日までの間は、平日に限り、同様に午前9時30分から午後7時となっております。この利用時間については、例えば広域利用の協定を結んでいる春日部市の中央図書館で午前9時から午後7時であったり、久喜市の中央図書館で午前9時から午後7時30分と、蓮田市図書館の利用時間は、比較すると短くなっており、その利用時間拡大が望まれます。  そこで、蓮田市図書館の利用時間について、今後の予定を伺います。  (ア)、今後の利用時間の拡大予定は。  (イ)、利用時間の拡大を実現するに当たり課題は。  中項目(2)、本の返却ポストについて。本の返却ポストは、蓮田市図書館にて借りた図書を利用時間外でも返却可能であり、蓮田市図書館以外にも市内の施設に設置されております。同様の取組は、他市町でも行われており、広域利用の協定を結んでいる宮代町立図書館では、ブックポストという名称で町内の公共施設のみならずドラッグストアやスーパーマーケットにも設置し、近隣住民の方や買物利用の方がついでに返却できるようになっており、図書館を身近に感じられる仕組みとなっております。蓮田市での本の返却ポストの現状と今後について、下記のとおり伺います。  (ア)、設置箇所は。  (イ)、課題は。  (ウ)、公共施設以外にも拡充をしてみたらいかがか。  中項目(3)、公衆無線LANの導入について。一般財団法人全国地域情報化推進協会、自治体業務におけるWi―Fi利活用ガイドブックによると、自治体によるWi―Fi利活用の効果として、下記3点が挙げられております。観光を目的としたWi―Fi、防災・減災を目的としたWi―Fi、住民サービスの向上・行政事務効率化を目的としたWi―Fiでございます。図書館でも、ほかの市町村では、パソコンの持込み優先席の設置をしたり、学習スペースなどにタブレット、パソコンなどを持ち込んで公衆無線LANが利用できるような状況になっております。  NTTドコモモバイル社会研究所のモバイル社会白書によると、携帯電話の所有・利用状況にてスマートフォン比率は94%と高い水準である一方、公共施設で、これは公共施設は役所、図書館、公民館などですけれども、スマートフォンを使用する際、公衆無線LANを利用している場合というのは28.7%と低い水準でございます。これらを踏まえて、下記の内容を伺います。  (ア)、近隣市町での導入状況は。  (イ)、導入の課題は。  (ウ)、導入をしてみてはいかがか。  中項目(4)、館内のおむつの交換場所について。  (ア)、館内のおむつ交換場所は。  (イ)、2階多目的トイレ内へ専用シートの設置予定は。  (ウ)、1階トイレ入り口脇・2階トイレ入り口脇のベビーベッドへ仕切りや目隠しの設置をしてはいかがか。  (エ)、1階トイレ入り口脇・2階トイレ入り口脇のベビーベッドへ荷物置場を設置してみてはいかがか。  中項目(5)、電子図書館(電子書籍サービス)の導入について。スマートフォンやタブレットの普及、新型コロナの影響によるGIGAスクール構想の加速などにより、電子書籍も身近になっており、NTTドコモモバイル社会研究所の2022年一般向けモバイル動向調査によると、10代から30代までの52%が、電子書籍により紙媒体を持ち歩く機会が減ったと回答しており、紙媒体のペーパーレス化も進んでおります。  そして、一般社団法人電子出版制作・流通協議会によると、2022年10月1日現在の電子図書館、電子書籍サービス実施数は436自治体が提供しており、前回調査の2022年7月1日と比べて112自治体とますます広がりを見せております。  これらを踏まえて、以下質問をさせていただきます。  (ア)、近隣市町での導入状況は。  (イ)、導入の課題は。  (ウ)、導入してはいかがか。  大項目2、蓮田市の国民保護について。  中項目(1)、全国瞬時警報システム(Jアラート)発報時の対応について。今年に入り、北朝鮮からの弾道ミサイル等が高い頻度で発射されており、緊張が高まっております。11月3日、北朝鮮によるミサイル発射に伴い、全国瞬時警報システム(Jアラート)が宮城県、山形県、新潟県を対象に発報されました。また、11月18日には、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、北海道西側のEEZ、排他的経済水域内に着弾したものと思われますという報道も記憶に新しいかと思います。  実際に、そのような事態に見舞われた際に、我々が実際にどのように行動ができるかということは大変に重要なものでございます。今回は、有事の際の行動や避難場所、訓練の実施状況等、以下のとおり伺います。  (ア)、武力攻撃事態等が発生した場合のために、どのような備えをしているか。  (イ)、弾道ミサイルからの避難の際、地震や台風の際との違い・留意点は。  (ウ)、どのように市民へ周知をするか。  (エ)、高齢化率が高い中で想定される課題は。  (オ)、避難場所は。  (カ)、小・中学校の児童生徒が登下校時の際の行動は。  中項目(2)、子どもたちの有事の際の安全確保のために。  (ア)、小・中学校では、有事の際の保護者への連絡はどのようにしているか。  (イ)、小・中学校にて避難訓練の実施状況は。  (ウ)、保育所・認定こども園・地域型保育では、有事の際の保護者への連絡はどのようにしているか。  (エ)、保育所・認定こども園・地域型保育にて避難訓練の実施状況は。  中項目(3)、避難訓練について。国民保護訓練の一環で、国民保護法に基づき関連機関の機能確認及び相互の連携強化を行うとともに、国民の保護のための措置に対する国民の理解の促進を目的として、国、地方公共団体、その他関連機関が一体となった共同の実動訓練や図上訓練が実施されております。弾道ミサイルを想定した住民避難訓練も全国にて実施がされております。  例を挙げますと、富山県魚津市では、今年の9月に行政無線等による住民への情報伝達を実施であったり、駅周辺において緊急一時避難施設への避難等を実施、Em―Netによる国から県、市、警察、消防、指定地方公共機関への情報伝達訓練を実施している状況でございます。  埼玉県では、弾道ミサイルを想定したものではございませんが、令和4年度国民保護実動訓練を埼玉県及び富士見市の共催で行っております。  これらを踏まえて、以下質問させていただきます。  (ア)、これまでの住民避難訓練の実施状況は。  (イ)、近隣市町の状況は。  (ウ)、住民避難訓練の予定は。  以上で1回目の質問を終わります。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 横田生涯学習部参事          〔横田修子生涯学習部参事登壇〕 ◎横田修子生涯学習部参事 豊嶋遥議員のご質問、図書館の利用時間についてのうち、今後の利用時間の拡大予定はについてですが、図書館の開館時間は午前9時30分から午後5時まで、毎週木曜日、7月1日から8月31日までは平日に限り午後7時まで開館しております。利用時間の拡大につきましては、図書館協議会から図書館の開館時間についての意見書が提出され、それを踏まえて利用時間延長についての検討を進めているところでございます。  次に、利用時間の拡大を実現するに当たり課題はについてですが、利用時間拡大には、人員や施設の稼働に要する維持管理費等の費用の確保などの検討が必要でございます。  続きまして、本の返却ポストについてのうち、本の返却ポストの設置箇所はについてですが、図書館の正面入り口右側のほかに、蓮田市役所、中央公民館、児童センター、パルシー、農業者トレーニングセンター、駅西口行政センター入り口の6箇所にございます。  次に、本の返却ポストの課題はについてですが、図書館以外の場所に設置しています、本の返却ポストは、鍵つきのボックスでございます。図書以外のものの投函や盗難のないよう、死角にならず、雨風を防げる場所を選ぶなど、返却ポストを安全に管理できる場所が必要となります。  次に、本の返却ポストを公共施設以外にも拡大してみてはいかがかについてですが、現在設置しております公共施設以外にも、本を返却できる場所が増えることは、利用者の利便性向上につながると考えております。先進自治体の取組等を参考にしながら研究してまいりたいと存じます。  続きまして、近隣市町での公衆無線LANの導入状況はについてですが、広域利用、または相互利用の協定を結んでいる市町では、さいたま市、上尾市、春日部市、久喜市、白岡市、宮代町、杉戸町の5市2町が公衆無線LANを導入しております。  次に、公衆無線LANの導入の課題はについてですが、現在、図書館で使える公衆無線LANは災害時において使える公衆無線LANのみとなっております。  次に、公衆無線LANの導入をしてはいかがかについてですが、公衆無線LANの導入につきましては、市内の公共施設の状況を踏まえて検討してまいりたいと考えております。  続きまして、館内のおむつ交換場所はについてですが、1階多目的トイレ内におむつ交換台ベビーシート、児童コーナーの子ども用トイレ内におむつ交換ステップが設置してあります。また、1階、2階ともトイレ入り口脇にベビーベッドがございます。  次に、2階多目的トイレ内へ専用シート設置予定はについてでございますが、1階の多目的トイレについては、トイレ入り口脇にベビーベッドを設置しております。  次に、1階トイレ入り口脇、2階トイレ入り口脇のベビーベッドへ仕切りや目隠しの設置をしてはいかがについてですが、現在、ベビーベッドは、トイレの入り口脇に設置しておりますが、防犯、プライバシーの観点などから、利用するに当たり、職員にお声がけいただければ、集会施設の和室など安心して利用できる場所を提供しております。お気軽に利用いただけるよう図書館を利用される方に、さらに周知してまいりたいと存じます。  次に、1階トイレ入り口脇、2階トイレ入り口脇のベビーベッドへ荷物置場を設置してはいかがかについてですが、スペースを考慮し、荷物を置けるように設置を検討してまいりたいと存じます。  続きまして、電子図書館(電子書籍サービス)の導入についてのうち、近隣市町での電子図書館の導入状況はについてですが、広域利用、または相互利用の協定を結んでいる市町では、さいたま市、上尾市、春日部市、久喜市、伊奈町、宮代町、杉戸町の4市3町が電子図書館を導入しております。  次に、電子図書館の導入の課題はについてですが、電子図書館を利用するための多大なシステム初期導入費用、導入後の電子書籍の継続購入などの維持管理費用が必要となります。  次に、電子図書館を導入してはいかがかについてですが、電子図書館は、開館時間中に来館できない、来館が難しい利用者も来館せずに利用できる非来館型の図書館サービスで、利用者の利便性の向上が図られるものです。また、図書館にとっても、電子図書そのものの汚損、破損、紛失がなく、貸出しした図書は、自動返却されるなどのメリットがあると考えております。導入につきましては、導入している自治体の利用状況を参考にしながら研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長          〔山口 亨総合政策部長登壇〕 ◎山口亨総合政策部長 豊嶋遥議員のご質問、蓮田市の国民保護について、全国瞬時警報システム(Jアラート)発動時の対応について、武力攻撃事態等が発生した場合のために、どのような備えをしているかについてでございますが、武力攻撃事態等とは、武力攻撃事態等及び存立危機事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律の中で定められている定義でございます。  具体的には、武力攻撃が発生した、または発生する明白な危険が切迫していると認められる事態を武力攻撃事態と定め、事態が緊迫し、武力攻撃が予測される事態を武力攻撃予測事態と定め、この両事態のことでございます。  地方公共団体は、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律、一般的に国民保護法と呼ばれておりますけれども、この規定に基づき市民の保護を総合的に推進するための責務を有し、市は、国民保護に関する蓮田市計画を定め、国の基本方針や埼玉県国民保護計画の変更に伴い、令和4年3月に蓮田市の計画の見直しを行ってございます。  蓮田市計画では、着上陸侵攻、ゲリラや特殊部隊による攻撃、弾道ミサイル攻撃、航空攻撃の4つの類型による武力攻撃事態等を想定し、蓮田市国民保護対策本部等の設置や各部が担当する業務などについて定めてございます。  また、弾道ミサイルなどの武力攻撃に関する情報は、Jアラートを通じて市の防災行政無線により市内に伝達をされます。Jアラートは、武力攻撃事態等の発生に備え、全国一斉伝達試験が年4回行われてございます。  さらに、国の危機管理センターから自治体に対し、緊急事態情報を電子メールで短時間に伝えるシステム、Em―Net(エムネット)が構築され、蓮田市では、市役所と消防本部に設置し、機器の試験を毎月実施し、緊急情報の受信に万全を期してございます。  次に、弾道ミサイルからの避難の際、地震と台風の際の違い・留意点についてでございますが、弾道ミサイルは、攻撃する側の戦略に基づく戦術として使用されると考えられ、ミサイルが発射された段階では、攻撃目標を特定することは極めて困難とされてございます。そのため、攻撃された際の被害を局所化することを目的に、Jアラートが構築されているものでございます。  地震の場合は、似たような仕組みとして緊急地震速報があり、台風では、様々な予報、警報などが随時報道されますので、速やかに避難行動を取ることで安全性が高まります。  ご質問の最大の相違点は、弾道ミサイルは、発射から短時間で着弾するおそれもあり、標的がどこか分からないため、着弾地点とその被害が及ぶ範囲を事前に知ることが困難であるということでございます。  弾道ミサイルに搭載された弾道が、生物化学兵器や核である際の被害は甚大であると想像できますが、弾頭の種類にかかわらず、着弾後の二次的被害を防ぐためには、台風や地震の場合と同様に火の始末や硬い建物の中に避難し、身の安全を確保するなどの行動で被害を軽減できる可能性がございます。  Jアラートを受信したら、屋外の場合は、近くの堅牢な建物や地下、物陰に身を隠し、頭部を守る。屋内では、窓から離れ、体を守るなど、状況に応じた避難行動が必要でございます。  次に、どのように市民へ周知をするかについてでございますが、武力攻撃事態のうち着上陸侵攻については、侵攻地点が蓮田市でない限り、市は防災行政無線や安心安全メール等で武力攻撃事態が生じたことを知らせる時間的な余裕はあると想定しております。  市民にパニックを引き起こすことがないように、知らせる内容や時間について、慎重な対応が必要であると考えてございます。  弾道ミサイルが発射され、Jアラートが作動した場合は、防災行政無線は、自動的に最大音量となり、サイレンに続いて「ミサイル発射、ミサイル発射、某国からミサイルが発射されたものとみられます。建物の中、または地下に避難してください」とメッセージが流れます。  続いて、日本に落下する可能性がある場合には、「直ちに避難、直ちに避難、直ちに建物の中、または地下に避難してください。ミサイルが○時○○分頃、埼玉県周辺に落下するものとみられます。直ちに避難してください」とメッセージが流れます。  さらに、スマートフォン等の緊急速報メールによっても情報が伝達され、市民へ周知されます。  次に、高齢化率が高い中で想定される課題はについてでございますが、武力攻撃事態が蓮田市で生じた場合には、攻撃後に高齢者が自主的な避難や、助けを呼べない状態となるおそれがあり、生存者の発見や救助活動が課題であると考えてございます。  次に、避難場所はについてですか。国民保護法では、避難住民等の救援を行う避難施設を県知事が指定することになっており、蓮田市内では35箇所、学校、公共施設、公園などが指定されております。  次に、これまでの住民避難訓練の実施状況はでございますが、蓮田市においては、これまで国民保護に関する避難訓練を実施したことはございません。  次に、近隣市町の状況はについてですが、白岡市、久喜市など東部地域の12市町に確認をいたしましたところ、いずれも国民保護に関する住民避難訓練を実施したことはないということでございます。  次に、住民避難訓練の予定はについてでございますが、国民保護法の仕組み上、国、都道府県、市区町村が適切な連携下での訓練実施が重要でございます。  現在、3者共同の住民避難訓練は、国が都道府県に対し公募を行い、実施されております。令和4年度は、富山県魚津市をはじめ、全国9道県の11市町村において実施され、北海道から沖縄まで、これまで発射された弾道ミサイルの軌道から、より切迫性の高いと思われる地域が多くを占めてございます。  このような状況を踏まえ、市としては、Jアラートが発動した際の避難行動の周知を優先して取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 槍田学校教育部長          〔槍田光東学校教育部長登壇〕 ◎槍田光東学校教育部長 豊嶋遥議員からのご質問、大項目、蓮田市の国民保護について、順次お答えいたします。  初めに、中項目、全国瞬時警報システム(Jアラート)発報時の対応についての小・中学校の児童生徒が登下校時の際の行動はについてですが、登下校時の避難行動として、地震や台風のときのように全国瞬時警報システム(Jアラート)発報時は、姿勢を低くし、頭部を守る。大きな堅牢な建物に入る。窓ガラスには近づかないなど、気をつけることを指導しており、弾道ミサイルに対応して強度の高い建物の中などに避難できるよう児童生徒に指導しております。  次に、子どもたちの有事の際の安全確保のために、小・中学校では、有事の際の保護者への連絡をどのようにしているかについてですが、各学校におきまして、年度当初に家庭と連携して作成した引渡し名簿を基に一斉メール、または電話にて保護者へ連絡し、確実に保護者へ引き渡す訓練をしております。東日本大震災のときは、電話回線などが混線してつながりにくかったり、メールが瞬時に届かなかったりした課題もございましたので、学校のホームページなどによる周知も考えております。  続きまして、小・中学校にて避難訓練の実施状況はについてですが、小・中学校では、引渡し訓練をはじめ、地震、台風、不審者対応などの避難訓練を安全教育の一環として年間指導計画に位置付けて実施しております。市の防災無線を活用した訓練時におきましても、警報に合わせて児童生徒が瞬時に机の下に身を隠すなどのシェイクアウト訓練も実施しております。正しい知識を身につけ、どのような危険から、何のために避難するのか、そのときの状況によって適切に判断して行動し、自分の身は自分で守ることができるよう実践し、振り返りを通して指導しております。  11月中旬には、Jアラート・弾道ミサイルにも対応するために県の通知があり、学校に対して危機管理マニュアルなどの見直しを行うよう進めております。具体的には、弾道ミサイルの場合、爆風や破片などの危険から身を守るための避難方法を学ぶことを加えることなどをする必要がございます。引き続き、家庭と連携し、避難の仕方について共通理解を図り、日々の安全教育について家庭へ情報提供を行いながら、防災体制の整備と防災教育の推進に努めてまいります。今後ともご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 小宮生涯学習部長          〔小宮雪晴生涯学習部長登壇〕 ◎小宮雪晴生涯学習部長 豊嶋遥議員のご質問、蓮田市の国民保護についてのうち、子どもたちの有事の際の安全確保のためにについてお答えいたします。  まず、保育所、認定こども園、地域型保育では、有事の際の保護者への連絡はどのようにしているかについてですが、保育所、認定こども園、地域型保育では、保護者のメールアドレス等の連絡先を把握しており、日頃から緊急時の一斉連絡や個別の連絡が取れる状況でございます。  次に、保育所、認定こども園、地域型保育にて避難訓練の実施状況はについてですが、保育園等は、埼玉県の児童福祉法施行条例第154条第2項及び蓮田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例第7条第2項において、避難及び消火に係る訓練は、少なくとも毎月1回は、これを行わなければならないと定められております。各園は、これに基づき、非常災害に対する避難訓練を毎月実施している状況でございます。ご理解承りますよう、よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 17番 豊嶋遥議員 ◆17番(豊嶋遥議員) 各ご答弁いただきまして、ありがとうございます。  それでは、再質問に移ります。大項目1、蓮田市図書館について、(1)、利用時間について、今後の利用時間の拡大予定はについての再質問でございます。利用時間延長について検討されている、進めているということですが、開館時間について、具体的に何時から何時までを想定されておりますでしょうか。 ○齋藤昌司議長 横田生涯学習部参事 ◎横田修子生涯学習部参事 豊嶋遥議員の再度のご質問、延長後の開館時間を具体的に何時から何時を想定しているかということでございますが、木曜日や7月、8月の現状を踏まえまして、利用時間延長について検討しているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 17番 豊嶋遥議員 ◆17番(豊嶋遥議員) ありがとうございます。ぜひとも前向きに、また早期に利用時間延長が実現できるようによろしくお願いいたします。  また、中項目(2)、本の返却ポストについても、近隣市町の状況を見て、前向きに検討いただけるということで、ぜひともお願いいたします。  (3)、公衆無線LANの導入についても、現状だと災害用だけということでございますが、やはり平時の利用についても、利用できるほうが、利便性の向上にもつながるかと思いますし、学習効率や調べ物の取組にも、かなり有用なツールであると思いますので、ぜひ前向きにご検討ください。  おむつ交換場所についても承知いたしました。  (5)、電子図書館(電子書籍サービス)の導入についての再質問をさせていただきます。(イ)、導入の課題はにつきまして、多大なシステム初期導入費用や導入後の継続購入などの維持管理費用について検討する必要があるというご答弁でございましたが、導入に当たっての費用面での試算、幾らぐらいかということはされましたでしょうか。 ○齋藤昌司議長 横田生涯学習部参事 ◎横田修子生涯学習部参事 再度のご質問、電子図書館の導入に当たっての費用面での試算はしたかとのことでございますが、費用面などの様々な情報を集め、研究しているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 17番 豊嶋遥議員 ◆17番(豊嶋遥議員) ご答弁ありがとうございます。  本件について教育長にもお話を伺いたいと思います。教育の充実、子育て支援であったりとか、また電子図書館のサービスについては、通称読書バリアフリー法、視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律にもあるような、例えば電子書籍だと、文字色を変えたり、文字を反転したり、文字の大きさを変えたり、音声読み上げができたりというところ、様々な方にご利用がいただける便利なサービスかと思います。電子図書館(電子書籍サービス)の導入についてのお考えをぜひお聞かせください。 ○齋藤昌司議長 西山教育長 ◎西山通夫教育長 電子図書館の運営について、あるいは電子化図書館の導入についての考えはということでございます。  市の図書館は、市の文化水準の向上にとって大きな役割を担っているというふうに認識しております。現在、図書館では、蔵書の充実や設備の工夫改善に順次取り組んでおります。また、社会的障壁を取り除く改善、あるいはICT化の推進などにも力を注いでまいりました。  とりわけ物語や詩の鑑賞など、読書啓発や文化の促進という立場で、人形劇やおはなしの会、講演会など、様々な読書関連行事の開催に取り組んでおります。  電子図書館につきましては、議員おっしゃるとおり、非来館型など、その効率性やメリットについては十分に理解しております。また、導入経費の課題、あるいはデジタルブックが利用しやすいだけに、実際の本よりも、デジタルに安易に流れてしまう。そのため、実物の本から読み取れる価値というもの、それを失ってしまう可能性もあるというような様々な課題、これらがあるというふうに考えています。それらを踏まえて、多面的に考える必要があるだろうなと考えております。  市立図書館における多くの課題、たくさん残されておりますので、議員から今ご指摘いただきました、それらの課題の一つと捉えておりますので、プライオリティーを見ながらの研究課題であるというふうに認識しております。今後も市民にとっての文化的意義を十分に勘案しまして、よりよい市立図書館の運営に向けて努力してまいりますので、ご理解、ご支援、よろしくお願い申し上げます。 ○齋藤昌司議長 17番 豊嶋遥議員 ◆17番(豊嶋遥議員) 教育長よりお考えのほうをお聞かせいただき、ありがとうございます。  同様の質問を山口市長にもさせていただきたく思います。先ほど例に挙げたように通称読書バリアフリー法の施行に伴い、活字出版の図書では、点字図書であったり、デイジー図書、LLブックなど、様々優しい図書があるかと思いますが、電子書籍においてもタブレット端末等を使って文字を大きく見せることができたり、音声読み上げ機能によって、より多くの方に図書に親しんでいただける、いい機会になるかと思います。電子図書館(電子書籍サービス)の導入についてのお考えをお聞かせください。 ○齋藤昌司議長 山口市長 ◎山口京子市長 豊嶋遥議員の私に対する質問にお答えいたします。  電子書籍の導入についてです。本当にこのコロナで、こういうありとあらゆる電子関係、DX関係が、私たちの生活の中に根ざしてきたなと思っております。そういう中で、電子書籍でございますが、私としては、教育的な見地は、今、教育長がおっしゃってくださいましたので、そこについてというよりも、お金について言わせていただきたいと思います。  先ほど来、開館時間の話もありました。それもずっと懸案事項で、私の中にはあります。それについても、もちろん皆様方、分かると思うのですけれども、これは要するに時間が長くなるということは、人件費、それから各種電気とか、そういう維持管理費、それからあとは安全管理の保障の関係等々、思うよりもお金がかかります。  そういった中で、今ちょっと中で検討をしているのがそれです。プラス電子書籍の導入時の費用とかというと簡単なのですけれども、導入時の費用プラス1個1個、1冊1冊というのでしょうか、1冊1冊全部買わなくてはいけないのです。だから、10冊買ったからいいわという話にはならないと思います。となると、この導入に関しても、もう多額な費用がかかるということが、より明確になってきております。  ですから、今回初めてこういうような質問をいただいたので、ちょっといろいろと私も聞いてみましたけれども、そういう中で、まだまだこれからちょっとほかの自治体の、これが入っているところの自治体は、実は、利用状況は低いのだそうです。その辺ももうちょっと研究させていただいて、決めていきたいと思います。まずは、今言えるのは、財政負担が多い、そういうことです。よろしくお願いします。 ○齋藤昌司議長 17番 豊嶋遥議員 ◆17番(豊嶋遥議員) ありがとうございます。  続いての再質問です。大項目2、蓮田市の国民保護について、中項目(1)、全国瞬時警報システム(Jアラート)発報時の対応について、(ウ)、どのように市民へ周知をするかについてです。これまでのご答弁の中で、やはり防災行政無線の利用についてが多く出てくるのかと思っておりました。防災行政無線の子局の想定耐用年数について伺いたいと思います。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長 ◎山口亨総合政策部長 再度のご質問にお答えする前に、先ほど私のほうで答弁する際に、ご質問の項目、「Jアラート発報時」と申し上げるべきところ「Jアラート発動時」と申し上げてしまいました。おわび申し上げまして、訂正をさせていただきます。  それで、ご質問の内容でございますけれども、防災行政無線子局の耐用年数につきましては、国税庁が定める減価償却資産の耐用年数表に当てはめてみますと、機械設備が15年、それから柱の部分が30年でございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 17番 豊嶋遥議員 ◆17番(豊嶋遥議員) ご答弁いただきまして、ありがとうございます。  では、現在、耐用年数を超えた子局はありますでしょうか。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長 ◎山口亨総合政策部長 耐用年数を超えた子局でございますけれども、現在の防災行政無線の設備につきましては、平成24年度から25年度の間に整備を行っておりまして、今のところ、耐用年数を超えたものはございません。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 17番 豊嶋遥議員 ◆17番(豊嶋遥議員) ありがとうございます。耐用年数を超えたものがないという点、安心いたしました。  続きまして、被害を受けた市民の方の、やはり情報、それが無事かどうかであったりとか、けがをしているか、助けてほしいかという情報をキャッチアップするというのは、とても重要なものかと思います。今の安心安全メールとかであれば、今は一方通行で情報が送られているものかと思いますが、ソリューションについては、かなり日々進化しておりまして、例を挙げると、例えば市から情報を送った後、相手から、無事か、けがをしているとか、コメントが自由に入力できて返信ができるとか、送った相手の方と相互のやり取りができるようなICT技術、ソリューション等も出てきております。  再質問としては、ICT技術の利活用についての研究を進めてみてはいかがでしょうかという質問でございます。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長 ◎山口亨総合政策部長 再度のご質問、ICT技術の導入という点でございますけれども、市内で武力攻撃事態等が発生した際には、その攻撃内容が生物化学兵器や核兵器でないことを確認した後、救助救出活動が開始されると考えております。  現在、蓮田市が利用しております、安心安全メールにつきましては、機能を追加購入することによって通信網が機能していれば登録者に返信を求めることが技術的には可能となってございます。  しかしながら、そういったやり取りの中でも人的な被害を個々に把握することはできても、救助の優先順位までは推しはかれないのが実情でございます。そのため、ご提案をいただきました内容につきましては、今後十分内容を研究させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 17番 豊嶋遥議員 ◆17番(豊嶋遥議員) ご答弁ありがとうございました。  現在導入している安心安全メールについても、機能の追加購入等もできるということ、また現在、そういうことがあるということは今知りまして、ありがとうございます。  1点ご提案をさせていただきます。今お話ししたようにICT技術、かなり進歩している状況でございます。デジタル庁では、官民連携型の防災DX推進協議会、これは仮称でございますが、こちらを地方自治体であったりとか、民間企業、公募のうえで、今、協議会が設立されるところでございます。  活動内容として、防災分野で活動する団体から意見を聴取したり、課題の明確化、防災DXに係る技術動向や重点分野、普及方針等の検討などで、それは県だけではなくて、市からも応募できるようなものになっております。こちらの方、近隣自治体と課題の共有であったり、ICTソリューション等の情報共有のために参加してみてはいかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長 ◎山口亨総合政策部長 再度のご質問、デジタル庁の官民連携型防災DX推進協議会、仮称でございますけれども、こちらについては、蓮田市の防災行政に対する情報化の推進という面で貴重な提案をいただきましたので、参加について検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 17番 豊嶋遥議員 ◆17番(豊嶋遥議員) ありがとうございます。ぜひ前向きにご検討ください。  続きまして、(エ)、高齢化率が高い中で想定される課題はについての再質問でございます。ご答弁の中で、高齢者の方が自主的な避難や助けを呼べない状態となる可能性がある、生存者の確定であったりとかが必要ということでございました。このような課題に対して、市としては、どのような対応を検討しておりますでしょうか。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長 ◎山口亨総合政策部長 再度のご質問、実際に被害が起きた際に、市としてはどのような対応が取れるのかというご質問かと思いますけれども、武力攻撃事態等が起こって、蓮田市がその被害地となった際には、年齢に関係なく、甚大な被害が出ると考えられます。  市は、そのような事態となったとき、あえてお答えするのであれば、国民保護に関わる蓮田市計画に基づきまして、そのとき生きていた職員が、できる限りの対応を行って、年齢には関係なく、一人でも多くの市民を助けられるように努力させていただきます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 17番 豊嶋遥議員 ◆17番(豊嶋遥議員) ご答弁いただきまして、ありがとうございます。  続きまして、(オ)、避難場所はについての再質問でございます。ご答弁の中の市内35箇所の避難施設のうち緊急一時避難施設、これは爆風等からの直接の被害を軽減するための一時的な避難可能な施設については23箇所でございます。  国民保護ポータルでは、避難行動で推奨されているような地下の避難場所などについては、蓮田市にはございません。これらを踏まえて、地下の避難所、また核シェルターなど、整備について今後どのようにお考えでしょうか。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長 ◎山口亨総合政策部長 再度のご質問、核シェルター、地下の避難所等についての考えということでございますけれども、ご質問の地下の避難所というのは、地下に設置すると、水害の危険性を常に考慮する必要がございます。また、核シェルターの場合には、核爆発で一時的に中にいた方は生き延びたといたしましても、蓮田市の状況は想像がつかないものであると考えております。日本全体の核シェルターの普及率が非常に低いという現状を踏まえますと、地方自治体である蓮田市が、今、整備をする時点にはないと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 17番 豊嶋遥議員 ◆17番(豊嶋遥議員) ご答弁ありがとうございます。現時点での考えについて承知いたしました。  続きまして、これまでのご答弁の中で、屋外にいるときの避難方法であったり、屋内にいるときの避難方法など、これら国民保護ポータルのほうにも弾道ミサイル等が着弾時、どのような避難行動を取ればいいのかということを一覧でまとまっております。それが蓮田市民の方に、どこまで浸透しているかどうか、今回の質問を通して私も初めて知ったところというふうなお声をいただいたものもございます。  国民保護ポータルの市民の方への、この存在を知っていただく、どういう対策が取れるか、こういう情報が載っているよというところ、どのように使っていただくか、見ていただくかというところ、市の取組について伺いたいと思います。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長 ◎山口亨総合政策部長 再度のご質問、国民保護ポータルに対する周知ということでありますけれども、国民保護ポータルというのは、情報の更新度合いを見てもお分かりになるかと思いますけれども、いたずらに国民の不安をあおらないように配慮されているものでございます。  そのため、市としても、情報を得る手段の一つとして、市民の理解を図るために、今後ホームページや「広報はすだ」等による周知を行ってまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 17番 豊嶋遥議員 ◆17番(豊嶋遥議員) ご答弁ありがとうございました。  最後に、山口市長に伺いたいことがございます。これまでの答弁の中で、蓮田市での国民保護に関する住民避難訓練も実施されていない。これらについては、国、県、市一体となって訓練が必要であるが、優先度が低いのか、埼玉県では、そういうことがやられていない状況であるということ、ただ計画としてあるのは、とても大事なことですが、実際にやはり動いてみないと、この蓮田市の地理に合った、また市民の方に合った避難行動とか、またそこで見つかった新たな課題とかあると思うのですけれども、まだ実施がされていない状況、ちょっと不安な状況でございます。市長にも蓮田市での国民保護に関しての考えについて伺わせていただきたいと思います。 ○齋藤昌司議長 山口市長 ◎山口京子市長 豊嶋遥議員の私に対する再質問にお答えしたいと思います。  豊嶋遥議員のご質問、よく分かります。怖いですよね。今年の2月にロシアがウクライナに侵攻し、世界中が停戦を願っているのに、いまだに戦争が続いている。そして、夏以降、特に秋には大陸のほうから、どこの国とは申しませんが、大陸のほうからおびただしい数のミサイルが飛んできています。そういう中でのご質問だというふうに思っております。  私は、実は県議のときに、ちょうど大陸からのミサイルがちょっと飛んだことがあって、これは大変だと思って、県議なので、実は一般質問しようと思いました。しようと思ったのですけれども、県の方と話しても、何一つ答弁が返ってこない。それは国ですから、国ですからということで、何も分かりませんということで、私、一応埼玉県は朝霞と、それから大宮と自衛隊がありますから、狙われるのではないですかと聞いても、さあ分かりません。とにかく何一つ分からなくて、全部国なのです。それで、国も自衛隊も一切情報は出してくれないので、結局聞いたところでは、はっと思ったのは、地下に逃げろというだけだったのです。  それで、我がまち蓮田を見ると、地下はないのです、地下道はあっても。では、一体どこにみんな市民は逃げたらいいのだろうというようなことで、もうどうしようもないではないかというようなことが、また今の豊嶋議員と、それから山口部長の答弁でも、そういった、今まで起こったことのない災害というか、戦争ですね。そういうことについては、私たちは、いかに無力かということが思い知らされるようなやり取りになったと思います。  でも、市民の命は守らなければなりません。とにかく国の国民保護に関する蓮田市の計画を信じて、それを私たちは、市民にもしっかりと知らせ、私たちもよく災害とこれとごっちゃになるようなこともありますよね、その35箇所の避難場所とか。こういうときは、どうやって確認しますかというのもありますけれども、最大の違いは、そういう経験したことのないことが起こるというところにイメージをしっかりと働かして、市民の皆さんにも、この国民保護ということ、それからもしものときのことというのを理解できるように私たちも何とか周知に努力したいと思います。  こんなにミサイルが来ているのに、私も含めて危機意識が、そう高まっていないのが現実でございます。しかし、避難行動も国から示されたことを信じて、あと国の、今後、この間ちょっとニュースで見たのですけれども、避難場所を今度国がそれぞれ決めていくという話もありますので、そうしたら、今、豊嶋議員がおっしゃったシェルターとか、そういう話にもなっていくと思いますので、それをしっかりと、国の動向を見たいと思います。  また、私としては、近隣の首長さんの会議があったときに、皆様、こういうときはどうしますかというような話を、共通理解をしながら合わせていきたいなと考えております。よろしくお願いいたします。 △発言の訂正 ○齋藤昌司議長 この際、本橋稔議員から本日の午前中の一般質問に対し、発言の一部訂正の発言がありましたが、この件について、再度訂正の発言を求められておりますので、これを許します。  14番 本橋稔議員 ◆14番(本橋稔議員) 14番、本橋稔でございます。  本日の午前中、一般質問の中で、発言の一部訂正の発言をいたしましたが、この件について再度、次のとおり発言を訂正させていただきます。  「子どもさんを人質に取られている」という発言をしましたが、「どの子どもさんの父兄か分かってしまう」という発言に訂正させていただきます。大変ご迷惑をおかけいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。 △次会日程報告齋藤昌司議長 以上で、本日の日程は終了いたしました。  明14日は、午前9時から本会議を開き、市政に対する一般質問を続行いたします。 △散会の宣告 ○齋藤昌司議長 本日は、これにて散会いたします。          散会 午後 2時53分...