令和 元年 9月 定例会 令和元年9月
蓮田市議会定例会 第1日令和元年8月28日(水曜日) 議 事 日 程(第1号) 1 開 会 午前9時 2 開 議 3
会議録署名議員の指名 8番 山 田 慎太郎 議員 9番 北 角 嘉 幸 議員 10番 木佐木 照 男 議員 4 会期の決定 8月28日から9月27日までの31日間 5 諸般の報告 (1) 地方自治法第179条第1項の規定に基づく専決処分 (2) 平成30年度
一般会計継続費精算報告 (3) 平成30年度決算に基づく
健全化判断比率及び資金不足比率の報告 (4) 例月出納検査結果(平成31年4月分及び令和元年5月分) (5) 地方自治法第121条の規定に基づく説明者 6 市長の行政報告 7 市長提出議案の報告 8 議案第44号~議案第72号の一括上程 9 市長の提案説明 10 監査委員の決算審査結果報告 11 監査委員の報告に対する質疑 12 次会日程報告 13 散 会午前9時00分開会・開議 出席議員(20名) 1番 湯 谷 百 合 子 議員 2番 福 田 聖 次 議員 3番 高 橋 健 一 郎 議員 4番 山 田 孝 夫 議員 5番 鈴 木 貴 美 子 議員 6番 近 藤 純 枝 議員 7番 関 根 香 織 議員 8番 山 田 慎 太 郎 議員 9番 北 角 嘉 幸 議員 10番 木 佐 木 照 男 議員 11番 秦 邦 雄 議員 12番 菊 池 義 人 議員 13番 勝 浦 敦 議員 14番 森 伊 久 磨 議員 15番 齋 藤 昌 司 議員 16番 中 野 政 廣 議員 17番 石 川 誠 司 議員 18番 栗 原 勇 議員 19番 榎 本 菜 保 議員 20番 船 橋 由 貴 子 議員 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 中 野 和 信 市 長 新 井 勉 副 市 長 西 山 通 夫 教 育 長 山 田 勝 利 総 合 政策部長 吉 澤 正 剛 総 務 部 長 折 原 宏 道 環 境 経済部長 猿 田 孝 二 健 康 福祉部長 関 根 守 男 都 市 整備部長 細 井 満 浩
都市整備部参事 竹 澤 立 也
都市整備部参事 山 崎 隆 上 下 水道部長 中 野 敦 一 会 計 管 理 者 毒 島 正 明 監 査 委 員 高 橋 良 一 学 校 教育部長 事 務 局 長 兼
選挙管理委員会 事 務 局 長 町 田 一 幸 生 涯 学習部長 齋 藤 交 司 消 防 長
事務局職員出席者 宮 野 俊 彦 事 務 局 長 小 山 猛 次 長 進 藤 満 雄 主 幹 吉 田 孝 宏 副 主 幹 中 野 泰 孝 主 査
△開会及び開議の宣告 (午前 9時00分)
○中野政廣議長 ただいまから、令和元年9月定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
△
会議録署名議員の指名
○中野政廣議長 まず、
会議録署名議員を指名いたします。 8番 山 田 慎太郎 議員 9番 北 角 嘉 幸 議員 10番 木佐木 照 男 議員 以上、3名の方にお願いいたします。
△会期の決定
○中野政廣議長 次に、会期の決定の件を議題といたします。 本定例会の会期につきましては、過日、
議会運営委員会を開き、ご協議を願っておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。
議会運営委員長 齋藤昌司議員 〔
議会運営委員長 齋藤昌司議員登壇〕
◎
議会運営委員長(齋藤昌司議員) おはようございます。中野議長のご指名をいただきましたので、
議会運営委員会の協議結果の概要につきましてご報告申し上げます。 去る8月21日、
議会運営委員会を開き、本定例会の会期及び日程などにつきまして協議いたしました。 その結果、会期は本日から来る9月27日までの31日間とし、その日程は、既に配布されてありますとおり決定いたした次第でございます。 なお、提案されます議案につきましては、それぞれ所管の委員会に付託し、ご審査を願うことと決定いたした次第でございます。 この会期日程案にご賛同を賜りまして、円滑かつ効率的な議事運営をお願い申し上げまして、委員長の報告とさせていただきます。
○中野政廣議長 お諮りいたします。 本定例会の会期は、
議会運営委員長の報告のとおり、本日から来る9月27日までの31日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○中野政廣議長 ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。
△諸般の報告
○中野政廣議長 この際、諸般の報告をいたします。 まず、市長から、地方自治法第179条第1項の規定に基づく専決処分の報告がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。 次に、市長から平成30年度
一般会計継続費精算の報告がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。 次に、同じく市長から平成30年度決算に基づく
健全化判断比率及び資金不足比率の報告がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。 次に、監査委員から平成31年4月分及び令和元年5月分に係る例月出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配布しておきましたから、ご了承願います。 次に、本定例会に説明者として出席する者の職・氏名を一覧表としてお手元に配布しておきましたから、ご了承願います。
△市長の行政報告
○中野政廣議長 これより、行政報告を行います。 市長の発言を許します。 中野市長 〔
中野和信市長登壇〕
◎中野和信市長 皆さん、おはようございます。中野政廣議長のお許しをいただきましたので、行政報告をさせていただきますが、その前に一言ご挨拶を申し上げます。 本日は、議員の皆様全員のご出席をいただきまして、令和元年9月
蓮田市議会定例会が開会できましたこと、まことにありがたく、深く感謝を申し上げます。 今年は、6月初旬から梅雨入りし、例年より長い梅雨が明けた7月末ごろからは、一転して連日、猛暑の日の連続となりました。熱中症による搬送者の多い年でもございました。まだまだ気候の不安定な日が続きます。台風の影響による災害も懸念されます。引き続き、関係機関と協力、連携を深めながら、安心安全なまちづくりに取り組んでまいります。 市政運営につきましては、依然として大変厳しい
財政運営状況下にございます。鋭意努力し、積極的な行財政運営に努めているところでございます。「埼玉一 安心・安全なまちづくり」実現のため、国や県の動向を確実に見きわめながら、多岐にわたる各種事業を調整し、職員一同、懸命に取り組んでまいります。 今議会も、前年度の各会計決算認定を含め、重要な議案をたくさんお願いしてございます。どうか慎重ご審議いただきまして、ご承認、ご可決、ご認定を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 それでは、行政報告をさせていただきます。行政報告の項目につきましては、お手元に配布させていただきましたが、全部で23件ございます。 まず初めに、映画「あの日のオルガン」蓮田市上映会について申し上げます。蓮田市大字高虫の妙楽寺で開いた、日本での初めての疎開保育園の実話を描いた映画「あの日のオルガン」が2月22日から全国公開上映されました。 蓮田市では、市内の子育て、教育、文化、商工団体など20団体のご協力によりまして、映画「あの日のオルガン」蓮田市
上映実行委員会を組織いたしました。さらに、上映会を成功させるために、31の協力団体にもご登録をいただきまして、協働で取り組みました。そして、7月26日、金曜日から7月29日、月曜日までの4日間、
総合文化会館ハストピアどきどきホールにて全国で最初の地方上映会を実施いたしました。 開催期間中は、初日から3日間は1日4回、最終日は1日3回、計15回の上映を行いました。全席自由でしたが、心配されました、特定の上映時間に来場者が集中することや入退場の混乱等もなくて、円滑に上映会を行うことができました。 また、特別ゲストとして、映画を監督されました平松恵美子さん、「はっちゃん先生」として映画に登場いたしました俳優の堀田真由さん、妙楽寺に実際に疎開をされました園児の小倉みどりさんや田辺健之さん、映画を企画・制作しました鳥居明夫さん、映画のもとになりました小説の作者、久保つぎこさんをお迎えし、来場の皆様にご挨拶等を行っていただきました。 上映会には、市内だけでなくて、市外や県外の方々のご来場もありまして、4日間の延べ来場者数は4,100名を超え、大変多くの皆様にご鑑賞いただきました。上映会の開催に当たりまして、ご協力いただきました実行委員の皆様や協力団体の皆様に御礼申し上げますとともに、ご来場いただきました皆様に感謝申し上げます。 今後は、蓮田市の貴重な実話である疎開保育園を語り継ぎながら、子どもの命や平和の尊さについて皆様と考えるとともに、この映画を通じまして蓮田市の魅力発信に努めてまいりたいと考えております。 続きまして、第8回蓮田マラソンについて申し上げます。11月30日、土曜日、今年で8回目となる蓮田マラソンが黒浜公園を中心会場として開催されます。蓮田市の活性化、まちおこしを目的として、また家族のきずなを一層深めることをめざして、
蓮田ランタイズが主催し、市内各団体、多数の方々のご協力のもと、盛大に開催されます。 今年は、応援ゲストとして、2016年リオデジャネイロ・
オリンピック男子マラソン日本代表の石川末廣さんをお招きするとともに、市内外のプロの職人がスイーツのできばえを競う「スイーツ・バトル」も同時開催されます。 このイベントには毎年多くの来場者があり、蓮田市の活性化、イメージアップにも大いにつながるものと期待しております。 続きまして、平成30年度工事及び委託業務の入札結果について申し上げます。配布資料を添付させていただきました。お手元に配布いたしました資料は、平成30年度に
総合政策部契約検査課で入札を執行した工事及び委託業務の
契約状況一覧表でございます。蓮田市
工事請負指名業者選定委員会または蓮田市
入札契約業務適正化審議会を経て、一般競争入札または指名競争入札により執行したものでございます。 工事につきましては、設計金額が130万円を超える入札、委託業務につきましては、設計金額が50万円を超える入札となっております。 工事の入札件数は79件です。このうち、市内業者の受注件数は61件でした。79件全てについて、電子入札で実施いたしております。入札方法は、一般競争入札が41件、指名競争入札が38件となっております。 また、委託業務の入札件数は192件でございます。このうち、市内業者の受注件数は99件でした。192件のうち128件を電子入札で実施しております。入札方法は、一般競争入札が7件、指名競争入札が185件となっております。 続きまして、第37回蓮田市総合防災訓練及び災害時
応援協定締結状況について申し上げます。配布資料を添付させていただきました。9月7日、土曜日、蓮田市総合防災訓練を、
総合市民体育館パルシー、
総合文化会館ハストピア、
蓮田南小学校体育館を会場として実施いたします。 昨年実施いたしました九都県市
合同防災訓練埼玉県会場の経験を生かし、埼玉県防災航空隊による
ヘリコプターホイスト救出訓練や、消防機関等による救出・救助訓練、自治連合会及び自主防災組織との協働による避難所開設・運営訓練などを実施いたします。さらに、陸上自衛隊第32普通科連隊による炊き出し訓練のほか、
防災協定締結団体等による展示など、多くの関係機関のご協力をいただき、各種訓練を実施いたします。 次に、災害時応援協定の締結状況について申し上げます。蓮田市では、災害発生時における
各種応急復旧活動に関する人的・物的支援につきまして、各種団体、企業等と積極的に協定を推進しております。本年8月1日までに、「国の機関」が1団体、「他市町」6団体、「民間事業者等」36団体、合計43団体と協定を締結いたしました。 災害時においては、市職員のみで救援活動を行うには限界がございます。あらかじめ、「救出・救助活動」「食料・生活物資の供給」「物資の輸送」など、各分野において応援を受けられるような体制づくりを進めることも大変重要であり、大事なことと考えております。 昨年、平成30年度は6団体、今年度は5団体と協定締結に至りまして、特に医療機関等との連携につきましては、蓮田市医師会、蓮田市歯科医師会のご協力により、それぞれ医療救護活動に関する協定を結ぶことができました。今後も引き続き、関係機関と必要な協定が締結できるように努め、災害に強いまちづくりを推進してまいります。 続きまして、
東日本大震災関連の取組状況について申し上げます。東日本大震災の発生から間もなく8年半を迎えようとしておりますが、今なお約5万人の方々が全国に避難している状況にございます。蓮田市におきましても、本年8月1日現在で、蓮田地区、3世帯15人、黒浜地区、4世帯9人、平野地区、1世帯2人、合計8世帯26人の方々が避難生活を余儀なくされております。 蓮田市では、避難者への支援策として、市職員が訪問し、復興支援に係る情報等の提供や上下水道料金の全額免除または減免を実施しています。 また、市民生活の安全を確保するため、放射線量の測定や除染作業などの対策も引き続き行っております。 大気中の放射線量測定については、基準を超える新たな箇所は確認されておりません。給食食材等や市民向け食品の
放射性物質検査につきましても、放射性物質は検出されておりません。 市内の農産物の
放射性物質検査は、埼玉県が実施しております。6月28日に発表されました第1四半期の調査結果では、4月18日に蓮田市で採取したタケノコについて検査しましたが、放射性物質は検出されておりません。 続きまして、第30回はすだ市民まつりについて申し上げます。第30回はすだ市民まつりが、8月24日、土曜日、蓮田駅東口のくぼ通りで開催されました。 当日は、午前10時30分から開会式が行われ、
蓮田中央小学校及び黒浜西小学校の児童による
鼓笛隊パレード、市内各団体による
市民参加イベント、商工業者などのテント村への出店などで祭りは盛り上がりました。 また、30周年を記念し、広報大使に
ゃんたぶぅのたくまんこと和田琢磨さんの作詞作曲による、新しい総おどりの曲「ハスダンス!」が制作され、に
ゃんたぶぅや市内ダンスチームによるお披露目もございました。 例年参加していただいております、長野県松川町、宮城県南三陸町、福島県石川町に加えまして、近隣から、さいたま市岩槻区、春日部市、八潮市にもご参加いただき、友好交流事業に貢献していただきました。 ステージでは、各団体によるおどりや演奏・太鼓などが披露されました。午後2時からは、38チーム、総勢約750名のおどり手による
蓮田音頭ヤングバージョンやよさこい、盆おどりなどが祭りを盛り上げました。午後7時からは、商工会青年部による光のパレードが行われ、「はすぴぃみこし」には多くの子どもたちが参加されました。 実行委員会の発表では、約3万5,000人の人出があったと伺っております。ご尽力されました
岩崎一隆実行委員長をはじめ実行委員の方々、またご協力いただきました多くの関係団体、市民の皆様に感謝を申し上げます。 続きまして、第11回雅楽谷の
森フェスティバルについて申し上げます。11月3日、日曜日の文化の日、
市役所市民広場を中心会場に第11回雅楽谷の
森フェスティバルが開催されます。このイベントは、蓮田市商工会青年部をはじめ多くの関係機関の方々が中心となって開催されます。 今回も、テーマを「食・音・学」として各種の催し物が行われます。「食の村」では、市内外の話題の飲食店による「うたやグルメ村」や商工業者による「うたやテント村」などが、また「音の村」では、太鼓の演奏を皮切りに、
ダンスステージや小学生バンド、広報大使に
ゃんたぶぅのコンサートなど、多種多様なパフォーマンスが行われます。 「学びの村」では、毎年恒例の
黒浜貝塚体験ツアーやまが玉づくり、火おこし、発掘体験が行われ、さまざまな縄文文化の体験が行われます。 また、本市と友好姉妹都市の長野県松川町や宮城県南三陸町からの参加も予定されております。 そのほか、
蓮田白岡環境センターに集められました資源物や衣服の中から再利用可能な子ども服の無償提供を行うリユース活動や、
環境啓発施設エコプラザのPR、蓮田市
PTA連絡協議会主催による献血も行われます。 蓮田の秋を彩る一大イベントでございまして、今年も多くの方々がご来場されるものと期待しております。 続きまして、
プレミアム付商品券事業について申し上げます。 10月に消費税・地方消費税の10%引き上げがございますが、市民税が課税されていない方や子育て世帯の消費に与える影響を緩和すべく、また地域における消費を喚起することを目的として、ただいま
プレミアム付商品券事業を実施しております。 8月2日に、商品券の購入対象者となる可能性のある方へ申請書を送付いたしました。現在は、受付を行っている状況でございます。購入対象者と決定された方や子育て世帯には、9月25日以降に購入引きかえ券を送付いたします。そして、商品券は9月28日から令和2年2月28日までの期間に市内の郵便局等で販売し、10月1日から令和2年3月31日までの間、市内の商品券取扱店でご利用いただけます。 続きまして、自殺予防及び特定健診・
がん検診街頭キャンペーンについて申し上げます。9月10日から16日までの自殺予防週間に合わせまして、9月12日、木曜日、蓮田駅前広場において
自殺予防啓発街頭キャンペーンを行います。また、今年度実施している特定健診及びがん検診の受診率向上を目的とした啓発もあわせて行います。 自殺予防につきましては、一人ひとりが周囲の方への細やかな異変、変化に気づき、声をかけることが予防の大きな一助になると言われております。引き続き、継続して周知、啓発に取り組んでまいります。 また、特定健診につきましては、受診率が例年40%前後で推移しておりまして、平成30年度分につきましても、現在集計中でございますが、同様の受診率となる見込みでございます。受診率の向上をめざします。 がん検診につきましても、例年同様の受診者数で推移しております。市民の健康の維持管理に向けて、周知、啓発に取り組んでまいります。 キャンペーン当日は、市議会議員の皆様、
健康づくり推進員の皆様など多くの方々にご協力をいただき、のぼり旗を立てて、啓発品等を配布しながらPRに努めてまいります。 続きまして、第24回やさしさいきいき
フェスティバルについて申し上げます。10月27日、日曜日、
総合文化会館ハストピア及び
総合市民体育館パルシーを会場に、第24回蓮田市やさしさいきいき
フェスティバルが開催されます。 この催しは、日ごろ地域で活躍されている、保健・医療・福祉、コミュニティ、消費生活、児童育成団体など、およそ60団体の皆様のご協力、ご参加をいただき、実行委員会を組織して毎年盛大に開催されているものでございます。 ハストピアでは、団体活動のパネル展示や体力測定、どきどきホールでのダンス披露などが行われます。 パルシーでは、各種健康相談のほか、多目的広場において、食べ物の販売、農産物、植木・花卉、手作り品などの販売や介護相談、交通安全啓発、スタンプラリーなどが行われます。 続きまして、
蓮田サービスエリア上り線の供用開始・
スマートインターチェンジの進捗状況について申し上げます。7月29日、月曜日、
東日本高速道路会社ネクスコ東日本が黒浜川島地内において整備を進めておりました、
蓮田サービスエリア上り線がオープンいたしました。 当日は、
黒浜中学校吹奏楽部による演奏を皮切りに、テープカットなどのオープニングセレモニー、抽せん会、タレントの新井恵理那さんによるトークショー、よさこいチームによる、よさこいの披露などの
オープニングイベントが華やかに開催されました。 同日から8月20日、火曜日までの期間には、商業施設「パサール蓮田」内の催事スペース、
催し物スペースにおいて「埼玉・蓮田フェア」が開催されました。市内の特産品や農産物の展示販売などが行われ、蓮田をPRする絶好の機会となりました。 「埼玉・蓮田フェア」は、今後も年に2回程度の割合で開催されるほか、2カ月に1回程度のペースで、市民の方にもご参加いただけるイベントが計画されるとのことでございます。 「パサール蓮田」は、多い日では1日当たり約4万人の方々が利用されたと伺っております。 また、市民の皆様の利便性向上のため、
サービスエリア脇にバス転回場を整備いたしました。現在、
サービスエリアと蓮田駅を結ぶ無料のシャトルバスの運行が開始されております。
蓮田サービスエリア内に接続する
スマートインターチェンジのフル化につきましては、継続して、ただいま、国、県、警察、
ネクスコ東日本等の関係機関と協議を進めております。 6月12日、水曜日には、
土屋品子衆議院議員、
中野政廣市議会議長、
山口京子県議会議員同席のもと、再度、
蓮田スマートインターチェンジのフル化につきまして、国への要望活動を実施しております。 また、8月22日、木曜日には、関係機関の皆様のご出席のもと、
蓮田スマートインターチェンジ(フル化)地区協議会の第1回会議を開催いたしました。引き続き調整・検討を重ねまして、今年度中の新規事業化をめざしてまいります。 続きまして、地下鉄7号線建設誘致に向けた取組状況について申し上げます。6月14日、金曜日、蓮田市長が会長を務める地下鉄7号線
建設誘致期成同盟会の令和元年度総会が蓮田市役所で開催されました。当日は、国会議員秘書、県議会議員をはじめ多くのご来賓のご出席をいただきまして、盛大な総会となりました。 会議では、今年度も構成市で連絡・調整を図りながら、国・県等に対しまして、答申区間の早期整備や羽生市までの延伸について、積極的に要望活動を実施すること等を確認いたしました。 今後も、地下鉄7号線
建設誘致期成同盟会や
埼玉高速鉄道線延伸首長会議を通じまして、
埼玉高速鉄道線の利用促進や沿線の都市基盤整備の推進に努めるなど、答申区間である蓮田市までの早期延伸に向け、積極的に取り組んでまいります。 続きまして、蓮田駅西口再開発事業(共同ビル等)の進捗状況について申し上げます。再開発ビルにつきましては、特定建築者である
東急不動産株式会社から設計・施工を請け負いました
株式会社長谷工コーポレーションにより、来年10月末の完成に向け、建設工事が順調に進められております。 工事の進捗状況といたしましては、現在、建物4階部分の躯体工事を行っているところでございます。 また、マンションの販売につきましては、168戸のうち100戸の販売が進められ、今後の販売は9月下旬ごろを予定していると
東急不動産株式会社から伺っております。 続きまして、蓮田市・松川町小学生交流事業について申し上げます。7月23日、火曜日、24日、水曜日、長野県松川町から小学6年生19名が来訪され、蓮田市内の小学6年生21名と交流を深めました。 両市町の紹介を行い、広報大使にゃんたぶぅと一緒にグループ対抗のゲームをしたり、「ハスダンス!」を踊ったりして交流を図りました。 1日目の夜は、蓮田市の家庭でのホームステイをして、互いの親交を深められました。 2日目には、グループごとにさいたま市の鉄道博物館を見学し、より一層の交流・親善を図ることができました。また、蓮田市の未来を担う小学生の皆さんのリーダー性を育むという目的も達成することができました。 松川町及び松川町教育委員会の皆様、受け入れに当たりご協力いただきました蓮田市の各ご家庭の皆様、関係の皆様方に感謝を申し上げます。 続きまして、蓮田市の未来を語る子ども議会について申し上げます。8月2日、金曜日に、市内の中学生15名が参加し、「蓮田市の未来を語る子ども議会」を市議会議場をお借りして行いました。 生徒は、蓮田市のよりよい未来を創造するために質問を考え、その質問に対して、市執行部もわかりやすく丁寧に答弁いたしました。 生徒の皆さんの感想には、「この機会に、もっと蓮田市のことや政治について知りたいと思いました」「自分が言った質問や、他の人が質問した内容が実現できるようになればいいなと思いました」「今、公民の学習で議会について学んでおります。その学習している内容を肌で感じることがとてもいい経験になったと思います」「中学生の質問にも真剣に考えた上でしっかりと答えてくださり、とてもありがたく感じました」などの素直な感想がつづられておりました。 所期の目的を達成することができたと考えております。ご協力いただきました関係の皆様方に感謝申し上げます。 続きまして、中学生国際親善訪問団派遣事業について申し上げます。7月28日、日曜日から8月5日、月曜日まで、市内の中学生19名と引率者3名をオーストラリア・クイーンズランド州ゴールドコースト市に派遣いたしました。 生徒の皆さんは、ホームステイをしながら、現地のマジュラバ小学校とアランデル小学校に通い、ホストバディーと一緒に授業を受け、文化交流などを行いました。文化交流では、茶道や折り紙を教えたり、東京オリンピック公認ダンスを披露したりして交流を深め、現地の児童、職員に大変好評だったと伺っております。 生徒の皆さんは、現地校の校長先生をはじめ先生方やホストバディーの温かい心配りのおかげで、言葉の壁を乗り越えて、オーストラリアの学校や家庭での生活に溶け込み、貴重な異文化交流をすることができました。 生徒は、引率者とともに安全、健康に過ごし、国際親善及び人材育成の両面で所期の目的を達成し、大きな成果を上げたものと考えております。ご協力いただきました関係者の皆様に感謝を申し上げます。 続きまして、ALT(外国語指導助手)の交代について申し上げます。市内の小・中学校に配置しておりますALT、外国語指導助手6名のうち2名が交代いたしました。 退任いたしましたのは、オーストラリアから来ておりましたアーロン・ヤッパさんとピーター・レイモンドさんでございます。 後任には、今回も、総務省、外務省、文部科学省及び財団法人自治体国際化協会の協力のもとに実施しております、信頼性のあるJETプログラムによる招致を行い、この度、オーストラリアからジョーダン・ウォークリーさん、イギリスからトレベイン・ロバートさんを迎えました。お二人とも、日本の教育に高い関心をお持ちで、日本で働くことを非常に楽しみにしておると伺っております。 中学校では、日本人英語教師とのティームティーチングにおいて、小学校では来年度から教科となる5・6年生の外国語科や外国語活動において、コミュニケーション能力の基礎づくりや英語教育の一層の充実を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、中学校部活動における関東大会・全国大会への出場について申し上げます。配布資料を添付させていただきました。初めに、関東大会の出場について申し上げます。第50回関東中学校バドミントン大会が8月6日、火曜日から8日、木曜日まで東京都墨田区で開催され、女子団体戦に蓮田南中学校8名が、また女子シングルスに蓮田南中学校3年の松岡美歩さんが出場しました。結果は、団体戦はベスト8に進出し、個人戦は2回戦で惜敗いたしました。 第54回関東中学校バレーボール大会が8月7日、水曜日から9日、金曜日まで神奈川県小田原市で開催され、蓮田南中学校女子12名と蓮田中学校女子12名、平野中学校男子10名が出場しました。結果は、蓮田南中学校は1回戦敗退、蓮田中学校は2回戦で惜敗し、ベスト16となりました。平野中学校は、2回戦で惜敗いたしました。 第43回関東中学校水泳競技大会が8月7日、水曜日から9日、金曜日まで群馬県前橋市で開催され、蓮田中学校3年の笹目優樹さんが100メートルと200メートルのバタフライに出場しました。結果は、100メートルは決勝第7位、200メートルは予選第13位でございました。 また、蓮田南中学校3年の齊藤和真さんが400メートルと200メートルの個人メドレーに出場しました。結果は、200メートルは予選第14位でしたが、400メートルは決勝第6位でございました。 第47回関東中学校卓球大会が8月8日、木曜日から10日、土曜日まで茨城県日立市で開催され、女子個人戦に蓮田中学校1年の中尾柚乃さんが出場しました。結果は、惜しくも初戦で敗退でございました。 第47回関東中学校陸上競技大会が8月8日、木曜日から9日、金曜日まで山梨県甲府市で開催され、平野中学校3年の小山翔也さんが男子共通1,500メートルに出場しました。結果は、第1位でございました。 また、蓮田南中学校1年の大内美優さんが走り幅跳びに出場しました。結果は、第2位でございました。 続いて、全国大会の出場について申し上げます。第59回全国中学校水泳競技大会が8月17日、土曜日から19日、月曜日まで京都市で開催され、黒浜西中学校3年の古俣桜さんが女子100メートルと200メートルの背泳ぎに出場しました。結果は、100メートルは決勝第6位でございましたが、200メートルは決勝第1位となりました。 第46回全日本中学校陸上競技選手権大会が8月21日、水曜日から24日、土曜日まで大阪市で開催され、平野中学校3年の小山翔也さんが1,500メートルと3,000メートルに出場しました。結果は、ともに決勝第1位でございました。 続きまして、子育てでつながろうミニフェスタについて申し上げます。6月30日、日曜日、今年で第17回目となる「子育てでつながろうミニフェスタ」が
総合市民体育館パルシーで開催されました。主催は、子育てでつながろうミニフェスタ実行委員会でございます。 当日は、約1,200名のご来場があり、思い切り体を動かしたり、体験をしたり、親子で学習をしたりするなど、会場は大変にぎわいました。 今後も、継続的に親子で楽しめるイベントの開催を推進してまいりたいと考えております。ご協力いただきました多くの皆様に感謝申し上げます。 続きまして、国指定史跡黒浜貝塚第5期整備事業について申し上げます。黒浜貝塚第5期整備事業として、7月3日にAR・VRコンテンツ作成業務委託の契約を締結いたしました。AR公開システム構築に向け、黒浜貝塚の豊かな歴史と文化の効果的な情報発信・展示、活用を行うための基礎データを作成するものでございます。 また、8月6日には整備工事とトイレ建設工事の契約を締結いたしました。工事は、「国指定史跡黒浜貝塚整備基本構想・基本計画」に基づきまして、舗装及び路盤の撤去、整地、園路砕石舗装、案内板、つる棚、ベンチの設置などを行います。トイレ建設工事は、男子トイレ、女子トイレ、多機能トイレを有した、建築面積47.24平方メートルの木造平家の建設を行います。 引き続き、整備完成に向け、事業を進めてまいります。 続きまして、はすだスポーツフェスタについて申し上げます。10月20日、日曜日、
総合市民体育館パルシー多目的広場において、はすだスポーツフェスタが開催されます。 このイベントは、従来の市民体育祭が名称と形を変えまして、新たな行事としてスタートすることになったものでございます。蓮田市体育協会や蓮田市スポーツ少年団、蓮田市スポーツ推進委員連絡協議会などのスポーツ団体をはじめといたしまして、15の協力団体による実行委員会のもと行われます。 7月10日、水曜日及び8月6日、火曜日に実行委員会が開催されました。会議では、当日の役割や種目などについて具体的な協議が行われました。 種目としましては、小学校低学年対象の「50メートル競走」や、一般の方を対象とした、自転車のリムを転がして走る「輪転がし競走」、また大人と子どもが協力して綱を引く「お助けつなひき」など、大人から子どもまで楽しめる種目を予定されております。 また、新たに、100メートル競走では、蓮田最速の人を決める「1番速いのはだれだ!?」という種目も計画されております。 令和元年度にふさわしい、新たなスポーツイベントとして、広く多くの方に参加していただけるよう、開催に向けて準備を進めております。 続きまして、
蓮田サービスエリア上り線・防災拠点合同防災訓練について申し上げます。7月18日、木曜日、
蓮田サービスエリア新上り線のオープンに先立ちまして、東日本高速道路株式会社、ネクスコ東日本関東支社の主催により防災拠点合同防災訓練が実施されました。
蓮田サービスエリア上り線は、新たな一大防災拠点として整備され、緊急出動機関の進出拠点として位置付けられております。この度は、首都直下地震等が発生した際の対応について訓練を行ったものでございます。訓練には、自衛隊、消防、警察、医療、報道等、15の緊急出動機関が参加しました。 蓮田市消防本部・蓮田市消防団は、総務省消防庁及び栃木県小山市消防本部とともに緊急消防援助隊の進出に必要な情報を伝達する訓練を行いました。商業施設の中心にあるフードコートを利用した共同災害対策室等の防災機能を活用して行ったところでございます。 このような大規模な、また公益的な防災拠点が市内に存在するということは、当市の災害、防災対策にとりましてもありがたいことであると考えております。今後も、関係機関との連携強化を図りまして、首都直下型地震が発生した際に、緊急消防援助隊が迅速、的確に被災地において活動できるよう努めてまいりたいと考えております。 最後になりますが、各部の主な事業の進捗状況について申し上げます。総合政策部では、JR蓮田駅オリジナル発車メロディを活用したシティセールスについてでございますが、11月3日、日曜日に開催予定の雅楽谷の
森フェスティバルに合わせ、10月5日から30日間、市のオリジナル音楽を「蓮田駅の発車メロディ」として流します。市を代表するイベントの開催を周知するとともに、蓮田駅を利用する大勢の方々に興味・関心を持っていただくことで、蓮田市のブランド力向上につなげたいと考えております。メロディは、広報大使にゃんたぶぅの歌う「雅楽谷の森~蓮田のタカラ~」を使用いたします。今後も、JR蓮田駅と協力し、シティセールスを推進してまいります。 環境経済部では、交通安全対策でございますが、夏の交通事故防止運動期間中、懸垂幕、のぼり旗、ポスターの掲示、広報紙への掲載、防災無線による広報等の啓発活動を実施いたしました。岩槻警察署や関係機関、団体の皆様のご協力のおかげで、8月27日現在で市内での交通死亡事故ゼロが152日間継続中となっております。ご協力いただいている皆様に感謝申し上げます。 上下水道部では、老朽管更新工事、市道55号線で行っておりますが、についてですが、蓮田市では平成30年度から老朽管更新事業を進めております。今年度は、市道55号線、旧国道122号でございますが、の浄水場の出口交差点から北に向かいまして、延長約400メートルについて口径400ミリの重要管路を更新する工事を実施いたします。8月5日に工事請負契約を締結いたしました。令和2年3月に完成予定となっております。 水道料金、下水道使用料及び農業集落排水使用料に係る消費税転嫁についてでございますが、消費税法の一部改正に伴い、12月以降に請求する水道料金、下水道使用料及び農業集落排水使用料に係る消費税率が8%から10%に引き上げとなります。広報9月号及び市のホームページ等で周知を図ってまいります。 学校教育部では、「はすだっ子ペンの達人!」事業についてでございますが、市職員提案事業として、平成29年度から「はすだっ子ペンの達人!」事業に取り組んでおります。この事業は、日本書写技能検定協会の硬筆書写技能検定を小学校6年生及び中学校2年生に公費で受験してもらうものでございます。また、8月13日、火曜日から16日、金曜日まで市役所ロビーで硬筆展も開催いたしました。11月に、各学校で検定試験を実施する予定でございます。 消防本部では、合同水難救助訓練でございますが、7月30日、火曜日、椿山2丁目地内の元荒川河川敷公園で岩槻警察署と合同水難救助訓練を実施いたしました。岩槻警察署15名、蓮田市消防署20名が参加いたしました。内容は、救助器具取扱訓練、救出訓練、乗船訓練、AED取扱訓練を実施し、警察官、消防署員が協力して要救助者を救助するなど、連携を深めました。今後も、警察、消防と連携し、市民の安心安全に努めてまいりたいと考えております。 以上23件につきまして、行政報告を申し上げました。ありがとうございました。
○中野政廣議長 暫時、休憩いたします。 休憩 午前 9時51分 再開 午前10時05分
○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
△市長提出議案の報告
○中野政廣議長 市長から議案の提出がありましたので、報告いたします。 議会事務局次長が朗読いたします。 〔事務局次長朗読〕
○中野政廣議長 ただいま報告いたしました議案は、配布しておきましたから、ご了承願います。
△議案第44号~議案第72号の一括上程
○中野政廣議長 市長から提出された議案第44号ないし議案第72号を一括して議題といたします。
△市長の提案説明
○中野政廣議長 市長の提案説明を求めます。 中野市長 〔
中野和信市長登壇〕
◎中野和信市長 中野政廣議長のご指名をいただきましたので、各議案の提案説明を申し上げます。 初めに、議案第44号「専決処分の承認を求めることについて」申し上げます。本議案は、令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第2号)について専決処分をいたしましたので、その承認をお願いするものでございます。 本議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,250万円を追加し、予算総額を192億1,870万円とするものでございます。 内容につきましては、参議院議員補欠選挙の実施に要する経費を計上したものでございます。実施期日が令和元年10月27日であることから、事務の円滑な実施のため、速やかに予算措置を講ずる必要がございまして、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行ったものでございます。 続きまして、議案第45号「蓮田市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。本議案は、住民基本台帳法施行令の一部改正に伴いまして、所要の改正をしたいので、提案するものでございます。 改正の主な内容は、住民基本台帳の記載事項に旧氏が加えられることに伴い、印鑑登録原票の登録する事項に旧氏を追加するものでございます。また、性的マイノリティに配慮し、印鑑登録証明書から性別の記載を削除するものでございます。 施行日は、令和元年11月5日でございます。 続きまして、議案第46号「蓮田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。本議案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が令和元年6月14日に公布され、同法の中で地方公務員法の一部が改正されました。このことに伴い、所要の改正をしたいので、提案するものでございます。 改正の主な内容は、引用法令において欠格条項から成年被後見人または被保佐人を削除し、規定を整備するものでございます。 施行日は、令和元年12月14日でございます。 続きまして、議案第47号「蓮田市税条例の一部を改正する条例」について申し上げます。本議案は、地方税法等の一部改正に伴い、所要の改正をしたいので、提案するものでございます。 改正の主な内容は、個人住民税の非課税措置の対象に単身児童扶養者を追加するものでございます。 また、軽自動車税の環境性能割について、特定期間に軽自動車を取得した場合に税率を軽減するとともに、種別割については令和2年度分から令和5年度分までの税率の特例を規定するものでございます。 施行日は、令和元年10月1日です。ただし、個人住民税に係る改正については令和3年1月1日、軽自動車税の種別割のうち、令和4年度分及び令和5年度分に係る改正については令和3年4月1日でございます。 続きまして、議案第48号「蓮田市手数料条例の一部を改正する条例」について申し上げます。本議案は、建築基準法及び地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、所要の改正をしたいので、提案するものでございます。 主な内容は、既存建築物の用途変更に伴う全体計画認定申請に係る審査手数料等を定めるとともに、消防法の規定に基づく危険物貯蔵所の設置に係る審査手数料を改定するものでございます。 施行日は、令和元年10月1日でございます。 続きまして、議案第49号「蓮田市保育園設置及び管理条例及び蓮田市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について申し上げます。本議案は、子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、所要の改正をしたいので、提案するものです。 改正の主な内容は、幼児教育・保育の無償化に伴い、用語の整理を行うとともに、子育てのための施設等利用給付の支給要件となる認定の規定を整備するものでございます。 施行日は、令和元年10月1日でございます。 続きまして、議案第50号「蓮田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について申し上げます。本議案は、内閣府令で定める特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正をしたいので、提案するものです。 改正の主な内容は、幼児教育・保育の無償化に伴う用語の整理、特定地域型保育事業の連携施設に係る基準の緩和並びに食事の提供に要する費用の取扱いの変更でございます。 施行日は、令和元年10月1日でございます。 続きまして、議案第51号「蓮田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について申し上げます。本議案は、厚生労働省令で定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準等の一部改正に伴い、所要の改正をしたいので、提案するものでございます。 改正の主な内容は、家庭的保育事業等の連携施設に関する経過措置期間の再延長、卒園後の受け皿の提供を行う連携施設等の基準の緩和、自園調理に関する原則の適用を猶予する経過措置期間の再延長でございます。 施行日は、令和元年10月1日でございます。 続きまして、議案第52号「蓮田市立学童保育所設置条例の一部を改正する条例」について申し上げます。本議案は、蓮田市立学童保育所の設置の目的を効果的に達成するため、その管理を指定管理者に行わせることができることとしたいので、提案するものでございます。 主な内容は、学童保育所の管理を指定管理者に行わせることができることとし、指定管理者の指定の手続き、指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲、その他必要な事項を定めるものでございます。 施行日は、令和2年4月1日でございます。 続きまして、議案第53号「蓮田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について申し上げます。本議案は、厚生労働省令で定める放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正をしたいので、提案するものでございます。 主な内容は、放課後児童支援員の資格要件について、これまでは都道府県知事が行う放課後児童支援員認定資格研修を修了した者とされておりましたが、令和元年度から指定都市の長が行う同研修を修了した者も認めるようになったことにより、規定の整備を行うものでございます。 施行日は、公布の日からであります。 続きまして、議案第54号「蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業施行に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。本議案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、所要の改正をしたいので、提案するものでございます。 改正の主な内容は、蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発審査会の委員の欠格事由から、成年被後見人、被保佐人及び被補助人を除くものでございます。 施行日は、公布の日からでございます。 続きまして、議案第55号「蓮田市水道事業給水条例の一部を改正する条例」について申し上げます。本議案は、水道法の一部改正に伴い、所要の改正をしたいので、提案するものでございます。 改正の主な内容は、指定給水装置工事事業者の指定の更新に係る手数料を定めるものです。 施行日は、令和元年10月1日でございます。 続きまして、議案第56号「令和元年度蓮田市一般会計補正予算(第3号)」について申し上げます。本議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9億3,560万円を追加し、予算総額を201億5,430万円とするものです。 初めに、歳入の主なものを申し上げます。普通交付税は、交付額の決定に基づきまして3億6,902万7,000円の増額です。 繰越金は、決算剰余金の確定によりまして3億3,709万7,000円の増額です。 地方債は、ほ場整備事業債を減額しておりますが、臨時財政対策債の発行可能額の確定に伴いまして臨時財政対策債を増額しており、総額では4,880万6,000円の増額でございます。 続きまして、歳出の主なものを申し上げます。子育て分野では、幼児教育・保育の無償化事業の実施に伴う所要の経費を計上しております。 教育分野では、生徒の安心安全を第一に考え、蓮田中学校の消火用配水管の改修工事費を計上しております。 市民の皆様の生活に直結する基盤整備事業では、生活道路の整備や舗装修繕経費を計上しております。 また、黒浜沼の一体的な整備運用を図るため、緑のトラスト11号地についての用地取得費を計上しております。 財政調整基金には、4億3,600万円の積立てを行います。 繰越明許費の設定は、
プレミアム付商品券事業について、換金業務に期間を要するためお願いいたしました。 債務負担行為の補正につきましては、小・中学校給食調理等業務委託費や指定管理者制度に基づく蓮田市立学童保育所運営委託費など、本年度中に契約を締結する必要があるため設定するものでございます。 地方債の補正は、臨時財政対策債の発行可能額の確定などに伴いまして、限度額の変更を行うものです。 続きまして、議案第57号「令和元年度蓮田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。本議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,985万2,000円を追加し、予算総額を68億7,805万4,000円とするものです。 初めに、歳入でございますが、4款繰入金は、職員の人事異動に伴う事務費繰入金の増額です。 5款繰越金は、前年度繰越金の増額です。 次に、歳出ですが、1款総務費は職員給与費の増額です。 3款国民健康保険事業費納付金は、平成31年4月1日に納付金額が決定したため、所要の額を補正するものでございます。 5款保健事業費は、臨時雇用費などの増額です。 6款基金積立金は、平成30年度決算に伴い、財政調整基金へ積み立てるものでございます。 8款諸支出金は、一般会計繰入金の精算に伴う一般会計繰出金の増額です。 続きまして、議案第58号「令和元年度蓮田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。本議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ382万円を追加し、予算総額を9億4,419万2,000円とするものです。 初めに、歳入ですが、3款繰入金は、職員の人事異動に伴う事務費繰入金の減額です。 5款繰越金は、平成30年度決算に伴う前年度繰越金の増額です。 次に、歳出ですが、2款後期高齢者医療広域連合納付金は、広域連合への保険料等の納付額の増額です。 3款諸支出金は、一般会計繰入金の精算に伴う一般会計繰出金の増額です。 続きまして、議案第59号「令和元年度蓮田市介護保険特別会計補正予算(第2号)」について申し上げます。本議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,205万9,000円を追加し、予算総額を51億5,878万7,000円とするものでございます。 まず、歳入の主なものですが、3款国庫支出金は調整交付金の増額です。 7款繰入金は、一般会計及び基金からの繰入金の減額です。 8款繰越金は、前年度繰越金の増額です。 次に、歳出ですが、2款保険給付費は高額医療合算介護サービス等費の増額です。 3款基金積立金は、平成30年度決算に伴い、介護保険給付費準備基金に積み立てるものでございます。 5款諸支出金は、平成30年度介護給付費等の確定に伴う精算返還金及び一般会計への繰出金でございます。 続きまして、議案第60号「令和元年度蓮田都市計画事業黒浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。本議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ353万5,000円を追加し、予算総額を2,029万5,000円とするものでございます。 まず、歳入でございますが、1款繰入金は一般会計繰入金の増額です。 3款繰越金は、前年度繰越金の増額です。 次に、歳出ですが、1款土地区画整理事業費は職員給与費の増額です。 2款諸支出金は、一般会計繰出金の増額です。 3款は、予備費の減額となっております。 続きまして、議案第61号「令和元年度蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。本議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ485万円を追加し、予算総額を10億5,494万6,000円とするものでございます。 まず、歳入でございますが、3款繰入金は一般会計繰入金の増額です。 3款繰越金は、前年度繰越金の増額です。 次に、歳出ですが、1款再開発事業費は、総務費の職員給与費の増額と事業費の報償費及び委託料の増額でございます。 続きまして、議案第62号「令和元年度蓮田市水道事業会計補正予算(第1号)」について申し上げます。本議案は、収益的支出予算の減額補正、資本的収入及び支出予算の減額補正をお願いするものでございます。 収益的支出は、人事異動に伴う人件費を減額、浄水場他施設緊急修繕費及び庁用車両入れかえに伴う保険料を増額するものでございます。 資本的収入は、工事負担金の給水加入金を減額するものでございます。 資本的支出は、人事異動に伴う人件費の減額によるものでございます。 続きまして、議案第63号「令和元年度蓮田市下水道事業会計補正予算(第1号)」について申し上げます。本議案は、債務負担行為の追加をするものでございます。 内容は、庁用自動車借上料と公共下水道事業の施設等維持管理に伴う汚水中継ポンプ場維持管理業務委託費、汚水中継ポンプ場自家用電気工作物保守管理業務委託費でございます。 また、農業集落排水事業の施設維持管理に伴う農業集落排水処理施設等維持管理業務委託費、農業集落排水処理施設等排水水質検査業務委託費、高圧受電設備保守点検業務委託費、汚泥処理委託費でございます。 本年度中に契約を締結する必要があるため、設定させていただくものでございます。 続きまして、議案第64号「平成30年度蓮田市一般会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。本議案は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、内田薰、勝浦敦両監査委員の決算審査の意見書を付して、本定例会に提案するものでございます。 平成30年度の決算につきましては、お手元に配布してございます「蓮田市一般会計歳入歳出決算書」及び「決算に係る主要な施策の成果に関する説明書」に記載されているとおりでございます。おかげさまで、平成30年度は多方面にわたり多様な事業を推進することができました。 まず、決算の規模ですが、平成30年度の一般会計決算総額は、歳入192億9,543万8,374円、歳出184億1,282万5,289円となり、前年度と比べますと、歳入では9億5,320万1,082円、率にいたしまして4.7%、歳出では6億5,158万7,769円、率にして3.4%と、それぞれ減額となっております。 次に、決算収支のうち、歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支は8億8,261万3,085円で、前年度の形式収支と比べますと、3億161万3,313円、率にして25.5%の減額となっております。 実質収支につきましては、形式収支から繰越明許費等による翌年度に繰り越すべき財源の1億9,551万5,775円を差し引いた額で、6億8,709万7,310円の黒字となっております。 単年度収支につきましては、平成30年度の実質収支額から前年度の実質収支額を差し引いた額でございまして、2億160万6,310円の赤字となっております。 実質単年度収支は、財政調整基金への積立額6億6万4,000円を黒字要素とみなし、財政調整基金取り崩し額4億円を赤字要素とみなして単年度収支に増減したものでございますが、平成30年度におきましては154万2,310円の赤字となっております。 以上が平成30年度の収支の状況でございます。 次に、地方公共団体の財政分析をするうえで重要な指標となる主な指数を申し上げます。他の地方公共団体と比較ができます普通会計ベースの指数で申し上げます。 まず、財政力指数でございますが、これは一般的に当該団体の財政力を判断するものでございますが、1に近いほど財政力が強いとされるもので、平成30年度は0.774となっており、前年度と比較いたしますと0.003ポイント高くなっております。 次に、経常収支比率ですが、この指数は、経常的に一般財源として収入された額のうち、歳出の経常経費に充てられた一般財源の割合を示すものでございまして、この比率が低いほど投資的事業等に充てられる財源が多く、財政構造に弾力性があるとされる指標でございます。臨時財政対策債を経常一般財源扱いとした場合では、平成30年度は90.2%となっております。 次に、後年度において財政負担の生じるものとして、地方債や債務負担行為があります。平成30年度末の地方債の現在高は147億7,232万4,321円で、前年度と比較して4億7,372万3,431円の減額となっております。 また、債務負担行為の額は19億7,843万7,470円で、前年度と比較いたしますと2億1,550万2,447円の減額となっております。 公債費比率は4.0%、前年度よりも0.5ポイント低下しております。 また、債務負担行為を含む公債費比率は5.1%となっており、前年度よりも0.2ポイント増加しております。 地方債現在高及び債務負担行為については、今後も十分に留意しながら財政運営に努めてまいりたいと考えております。 なお、歳入歳出決算の詳細につきましては、「事項別明細書」や「決算に係る主要な施策の成果に関する説明書」をごらんいただければと存じます。 以上、平成30年度蓮田市一般会計歳入歳出決算における概要及び普通会計ベースでの指数について申し上げました。 平成30年度は、多岐にわたって多様な事業を行ってまいりました。子育て分野では、安心して子どもを産み育てられる環境づくりを推進するために、東保育園の改築工事が完了し、リニューアルオープンいたしました。 また、子育てに関する相談に対応できるよう、子育て世代包括支援センターを開設いたしました。 教育分野では、蓮田北小学校校舎の屋根、平野小学校のトイレ、黒浜中学校校舎の改修工事に向けた設計に着手いたしました。今年度は、工事を進めております。 障がいが気になるお子さんやその家族を支援するため、発達支援相談室を設置いたしました。 基盤整備事業では、蓮田駅西口再開発事業の中の大事業であります共同ビル建設が始まりました。現在、来年10月完成をめざして着々と工事が進んでおります。 引き続き、「埼玉一 安心・安全なまちづくり」を確実に進めるため、重要な事務事業を積極的に実行し、市民の皆様のご要望に応えられるよう努力してまいります。 続きまして、議案第65号「平成30年度蓮田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。まず、歳入についてでございますが、歳入総額は71億5,157万5,095円でございます。 主なものを申し上げますと、1款国民健康保険税は、前年度と比較し、10.3%減少しております。 4款県支出金は、保険給付費等に対する県負担金などでございます。 6款繰入金は、保険基盤安定繰入金などの一般会計繰入金と財政調整基金繰入金でございます。 次に、歳出でございますが、歳出総額は69億5,465万1,605円でございまして、主なものを申し上げますと、2款保険給付費は、前年度と比較し、3.4%減少しております。保険給付費は、医療費の支払いなどでございます。 3款国民健康保険事業費納付金は、県に納める納付金です。 5款保健事業費は、特定健康診査等事業費などでございます。 続きまして、議案第66号「平成30年度蓮田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。まず、歳入についてですが、歳入総額は8億8,849万4,265円です。 主なものを申し上げますと、1款後期高齢者医療保険料は、特別徴収及び普通徴収により、被保険者の方から納付していただきました保険料でございます。 3款繰入金は、事務経費及び保険基盤安定に対する一般会計からの繰入金です。 次に、歳出でございますが、歳出総額は8億8,348万2,310円です。 主なものを申し上げますと、1款総務費は、保険料の収納に関する郵送料、手数料などの役務費及び電算委託費などでございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は、被保険者の方から徴収した保険料及び保険基盤安定分として、広域連合に負担金として納付したものでございます。 続きまして、議案第67号「平成30年度蓮田市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。まず、歳入についてですが、歳入総額は49億4,930万1,840円です。 主なものを申し上げますと、1款保険料は第1号被保険者の介護保険料です。 2款国庫支出金は、介護給付費に対する国庫負担金と地域支援事業費などに対する国庫補助金でございます。 3款支払基金交付金は、介護給付費に対する交付金と地域支援事業費に対する交付金です。 4款県支出金は、介護給付費に対する県負担金と地域支援事業費に対する県補助金です。 6款繰入金は、介護給付費、地域支援事業費及び介護保険制度運営に必要な事務費や人件費に対する一般会計からの繰入金と介護保険給付費準備基金繰入金でございます。 次に、歳出ですが、歳出総額は48億2,180万366円です。 主なものを申し上げますと、1款総務費は、第1号被保険者の保険料賦課や要介護認定に係る事務費などです。 2款保険給付費は、介護保険サービスの利用に伴う給付費や高額介護サービス等費及び介護施設入所者などの食費、住居費負担に対して補足的に給付する特定入所者等介護サービス費などでございます。 4款地域支援事業費は、介護予防・生活支援サービス事業費、一般介護予防事業費、地域包括支援センター運営事業や在宅医療・介護連携推進単独事業、配食サービス事業などの包括的支援事業・任意事業費でございます。 続きまして、議案第68号「平成30年度蓮田市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。まず、歳入についてですが、歳入総額は13億8,092万4,036円です。 主なものを申し上げますと、1款分担金及び負担金は受益者負担金です。 2款使用料及び手数料は、下水道使用料などでございます。 4款繰入金は、一般会計からの繰入金です。 5款繰越金は、前年度からの繰越金です。 7款市債は、土木債として、下水道事業債と資本費平準化債でございます。 次に、歳出ですが、歳出総額は12億7,597万1,596円です。 主なものを申し上げますと、1款下水道総務費は、職員の人件費、維持管理費の委託料及び中川流域下水道維持管理費負担金などでございます。 2款下水道事業費は、公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道事業の委託料や工事請負費、中川流域下水道建設費負担金でございます。 3款公債費は、公共下水道事業債、特定環境保全公共下水道事業債、中川流域下水道事業債の償還金でございます。 続きまして、議案第69号「平成30年度蓮田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。まず、歳入についてですが、歳入総額は2億790万4,035円です。 主なものを申し上げますと、1款分担金及び負担金は受益者分担金です。 2款使用料及び手数料は、処理施設の使用料です。 3款国庫支出金は、国からの支出金です。 4款繰入金は、一般会計からの繰入金です。 5款繰越金は、前年度からの繰越金です。 次に、歳出ですが、歳出総額は1億7,328万5,100円でございます。 主なものを申し上げますと、1款総務費は、人件費、処理施設の維持管理費などでございます。 2款事業費は、農業集落排水整備事業の委託料でございます。 3款公債費は、農業集落排水事業債の償還金でございます。 続きまして、議案第70号「平成30年度
蓮田都市計画事業黒浜土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。まず、歳入でございますが、歳入総額は2,508万8,469円です。 主なものを申し上げますと、2款清算徴収金は、換地処分に係る清算徴収金です。 3款繰越金は、前年度繰越金です。 次に、歳出ですが、歳出総額は1,716万2,851円です。 主なものを申し上げますと、1款土地区画整理事業費のうち、1項の管理費は人件費と委託料などでございます。委託料の内容は、清算金管理システムの保守点検業務委託費でございます。 2款諸支出金は、一般会計への繰出金です。 続きまして、議案第71号「平成30年度蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算認定について」申し上げます。まず、歳入についてですが、歳入総額は5億6,435万4,803円でございます。 主なものを申し上げますと、1款国庫支出金は社会資本整備総合交付金でございます。 3款繰入金は、一般会計からの繰入金です。 4款繰越金は、前年度からの繰越金です。 次に、歳出ですが、歳出総額は3億272万2,276円です。 主な内容ですが、1款再開発事業費、1項総務費は職員給与費、2項事業費は、再開発ビルにおける権利床等整備費負担金及び特定建築者補助金等でございます。 2款公債費は、市債の元金及び利子の償還金でございます。 最後になりますが、議案第72号「平成30年度蓮田市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について」申し上げます。初めに、平成30年度の水道事業の給水状況について申し上げます。給水戸数は2万6,264戸、給水人口は6万1,663人で、普及率は99.8%でございます。これに伴う年間総配水量は719万1,936立方メートル、年間総有収水量は604万6,418立方メートルで、有収率は84.1%でございました。 平成30年度の主要事業といたしましては、管路耐震化計画に基づきまして、大字閏戸地内の市道665号線及び市道55号線におきまして、耐震化を兼ねた老朽管の更新工事を実施いたしました。 また、浄水場内の配水ポンプの更新、揚水ポンプ及び制御盤の更新も実施いたしました。 次に、財務状況でございますが、消費税込みの収益的収入は13億2,674万2,192円で、前年度に比べまして7,534万7,600円の増となりました。 一方、収益的支出は11億5,200万4,549円で、前年度に比べ、3,367万4,340円の増となりました。 この結果、収益的収支において、税引き前の収入と支出を差し引き、1億7,473万7,643円の利益を得ることができました。なお、税引き後の純利益は1億6,033万3,973円でございます。 次に、消費税込みの資本的収支につきましては、収入2億3,159万8,276円に対し、支出は4億7,526万901円で、この収支不足額の2億4,366万2,625円は、当年度分消費税及び地方消費税に係る資本的収支調整額、過年度及び当年度分損益勘定留保資金で補てんいたしました。 次に、剰余金の処分について申し上げます。平成30年度純利益相当額1億6,033万3,973円を、今後の管路等の施設更新を進めていくために建設改良積立金に積立てさせていただきます。 以上、議案第44号から議案第72号までの提案理由につきましてご説明させていただきました。慎重ご審議のうえ、ご承認、ご可決、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 大変失礼いたしました。議案第61号の西口再開発事業特別会計の補正予算の関係で、歳入の説明の中で「4款」繰越金は前年度繰越金の増額ですと申し上げるべきところを「3款」と申し上げてしまいました。おわびして、訂正させていただきます。 どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。
○中野政廣議長 暫時、休憩いたします。 休憩 午前10時58分 再開 午後 1時00分
○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
△監査委員の決算審査結果報告
○中野政廣議長 この際、報告をいたします。 内田薰・勝浦敦、両監査委員から平成30年度決算審査意見書及び行政監査結果報告書が市長に提出されましたので、その写しを配布しておきましたから、ご了承願います。 これより、監査委員から決算審査結果について報告を求めます。 内田薰代表監査委員 〔内田 薰代表監査委員登壇〕
◎内田薰代表監査委員 ただいま議長からご指名をいただきました、監査委員の内田薰でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、勝浦監査委員との合議により作成いたしましたお手元の報告書に基づきまして、2人を代表いたしましてご報告をいたします。 まず、1ページをお開きください。決算審査及び行政監査の視点でございます。蓮田市の第5次総合振興計画の初年度となる平成30年度は、「四季かおる つながり 安心 活きるまち」を柱とした主要事業の取組として、東保育園の改築工事、在宅医療・介護連携推進事業、国指定史跡黒浜貝塚整備推進事業、高虫産業団地整備事業計画、東北自動車道
蓮田サービスエリアへの
スマートインターチェンジ整備推進事業、蓮田駅西口第一種市街地再開発事業等、それぞれの事業が行われておりました。 蓮田市は、少子高齢化の進展や人口減少により、将来の市税収入について厳しい状況が予想されています。その一方で、持続可能なまちづくりに向けてさまざまな課題への対応が求められております。平成30年度の決算状況は、それらの対応を踏まえ、事業が実施されておりました。 決算審査及び行政監査を実施するに当たっては、一般会計、特別会計、水道事業会計の決算書及び決算書附属書類が関係法令に準拠して作成されているか、また予算の執行状況は、地方自治法や地方財政法などに基づいて適正かつ効率的に執行されているかを主眼に実施いたしました。各部課へのヒアリングにおいては、地方自治法施行令第150条に基づく予算執行計画に沿って予算は執行されているか、内部統制とコンプライアンスが浸透、機能しているか、主要事業の事業内容及び効果、成果はどのようなものであったか、契約は適切に行われているかなどについて審査及び監査を行いました。 なお、市の財政状況の主な財政指標でもございます、財政力指数、経常収支比率、経常一般財源等比率、義務的経費比率、公債費負担比率、人件費比率等についても、その健全性を確認いたしました。 また、人口の変動状況でございますが、平成31年4月1日現在の蓮田市の全住民人口は6万1,817人で、昨年の4月1日に比べ320人減少しております。なお、世帯数は2万6,965世帯で、昨年に比べ226世帯増加しております。一方、65歳以上の老齢人口は1万9,371人で、205人の増加となっております。15歳から64歳までの生産年齢人口は3万5,417人で361人減少しており、14歳以下の年少人口も7,029人で164人の減少となっております。 次に、5ページでございます。第1の審査の対象、第2の審査の期間、第3の審査の方法は記載のとおりでございます。 なお、工事審査といたしまして、蓮田市中央公民館関山分館の耐震補強その他改修工事及び市道1472号線道路改良工事を対象とし、当該工事の施工から工事完了、検査に至る関係書類一式の書類審査を行い、その後、現地確認を実施いたしました。 続きまして、第4、審査の結果でございます。各会計の歳入歳出決算書、事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、いずれも関係法規に準拠して作成されており、各計数は適正であると認められました。 次に、7ページでございます。第5、決算の概要について申し上げます。最初に、1、総括、(1)、全体の収支でございます。一般会計及び特別会計の8会計を合わせた総決算額は、歳入が344億6,308万917円で、前年度対比9.9%の減額となっております。歳出は328億4,190万1,393円で、前年度対比9.1%の減額となっております。 歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支額は16億2,117万9,524円でございます。この形式収支額から翌年度への繰越財源4億5,244万6,730円を控除した実質収支額は、11億6,873万2,794円の黒字でございます。 また、この実質収支額から前年度の実質収支額18億943万6,675円を差し引いた単年度収支額は、6億4,070万3,881円の赤字となっております。 続きまして、8ページでございます。一番上のグラフは、一般会計と特別会計を合算した実質収支額の平成21年度からの10年間の推移でございます。 その下、(3)は歳入決算、(4)は歳出決算の概要でございます。 次は、9ページに移らせていただきますが、(5)、決算の推移でございます。①は財政収支構造の推移、②は各会計別の歳出決算額の推移、③は主な税収入及び地方交付税の推移について、それぞれ平成26年度からの5年間を表記したものでございます。 続きまして、10ページの(6)、地方債その他負債残高でございます。当市の借入残高を各会計別に表にしたものでございます。 次に、11ページでございます。下の大きなグラフは、一般会計における地方債の目的別現在高の10年間の推移表でございまして、臨時財政対策債が10年間で93.1%増と大きな伸びを示しております。 次に、12ページから13ページでございますが、健全な財政運営のための6つの財政指標の過去5年間の推移でございます。平成29年度と比べますと、数値は、財政力指数は改善されておりますが、そのほかの指標の状況につきましてはやや低下しており、今後も財政運営の硬直化につながらないよう、動向を注視していく必要があろうかと考えます。 次に、14ページから16ページでございます。これらの表は、普通会計の歳入、歳出などを市民1人当たりに換算した表でございまして、参考までに、近隣の久喜市、桶川市、北本市、白岡市及び幸手市の平成29年度の状況をあわせて表記いたしました。 次に、17ページに移らせていただきます。各会計別の決算状況でございます。最初に、一般会計でございます。3行目になりますが、歳入決算額は192億9,543万8,374円で、前年度対比4.7%の減額となっております。 歳出決算額は184億1,282万5,289円で、前年度対比3.4%の減額となっております。 形式収支額は8億8,261万3,085円で、前年度対比25.5%の減額でございます。 また、翌年度への繰越財源1億9,551万5,775円を差し引いた実質収支額は6億8,709万7,310円の黒字となっておりますが、実質単年度収支額は154万2,310円の赤字となっております。 なお、下段のグラフは、実質収支額と実質単年度収支額の10年間の推移でございます。 続きまして、18ページからは歳入・歳出決算の状況でございます。款別の主な増減額の理由につきましては、以下、18ページから36ページに記載いたしましたので、恐れ入りますが、のちほどごらんいただきたいと存じます。 また、67ページになりますが、こちらは市税の状況を掲載いたしました。市税の収入未済額は1億9,236万6,000円、不納欠損額は3,263万5,000円でございます。 前に戻っていただきまして、37ページからになります。各特別会計の歳入歳出決算の状況でございます。まず、37ページは国民健康保険特別会計でございます。歳入決算額は71億5,157万5,095円で、前年度対比18.6%の減額、歳出決算額では69億5,465万1,605円で、前年度対比15.5%の減額で、歳入、歳出ともに減額でございます。翌年度繰越財源はございませんので、実質収支額は1億9,692万3,490円の黒字となっております。 なお、平成30年度からの国民健康保険広域化により、歳入、歳出とも科目内容に大幅な変動がございました。その主なものは、(2)、歳入決算の概要のとおりでございます。 続きまして、38ページの下段になります。国民健康保険税の収納状況等でございます。39ページの最初の表のとおり、収入未済額は3億7,211万4,000円でございます。また、不納欠損額は7,588万6,000円で、5年間の合計額では、3番目の表のとおり、3億9,165万2,000円となっております。 続きまして、(3)、歳出決算の概要について申し上げます。支出の主な内訳といたしましては、先ほど申し上げましたが、平成30年度からの国民健康保険広域化により科目内容に変動がございまして、下の表のとおり、国民健康保険事業費納付金が皆増、次の40ページの上段の表のとおり、後期高齢者支援金等、前期高齢者納付金等、それから老人保健拠出金、介護納付金が皆減となっております。 なお、過去3カ年の医療給付状況は次の表のとおりでございます。 続きまして、41ページでございます。後期高齢者医療特別会計でございます。歳入決算額は8億8,849万4,265円で、前年度対比4.0%の増額でございます。歳出決算額は8億8,348万2,310円と、前年度対比3.9%の増額でございます。翌年度繰越財源はございませんので、実質収支額は501万1,955円の黒字となっております。 なお、42ページの上段の表は後期高齢者医療保険料の収入状況でございまして、下段の表は歳出決算の概要でございます。 次に、43ページの表でございますが、過去3カ年の被保険者の推移でありまして、その下の表は後期高齢者医療広域連合への平成28年度からの納付金の推移でございます。 続きまして、44ページの介護保険特別会計でございます。歳入決算額は49億4,930万1,840円で、前年度対比3.2%の増額でございます。歳出決算額は48億2,180万366円で、前年度対比5.7%の増額でございます。翌年度繰越財源はございませんので、実質収支額は1億2,750万1,474円の黒字となっております。 次に、45ページの未収入額及び不納欠損額について申し上げます。介護保険料の収納率は98.0%で、前年度より0.3ポイント上昇しております。未収入額は1,665万6,000万円で、前年度に比べ418万円の減少となりました。また、不納欠損額は600万9,000円で、前年度よりも37万円の増加となっております。保険料は2年間で時効消滅となることから、滞納初期に迅速な対応を行うことが必要であるとともに、公平負担の原則からも徴収努力を望むものでございます。 下の表は、歳出決算の概要をあらわしたものでございます。 続きまして、46ページでございますが、第1号被保険者の状況でございます。被保険者数は1万9,315人で、前年度対比195人、1.0%の増加となりました。 次の中段の表は、要支援者も含めました要介護度別の認定者数で、平成30年度末は2,847人で、前年度より143人、5.3%増加しております。 下の表は、保険給付費の過去5カ年度の推移表でございます。 続きまして、47ページの下水道事業特別会計でございます。下水道事業特別会計は、平成31年4月1日から地方公営企業法の適用を受ける会計へ移行したことによる打ち切り決算となっております。 歳入決算額は13億8,092万4,036円で、前年度対比6.2%の増額であります。歳出決算額は12億7,597万1,596円で、前年度対比5.8%の増額でございます。翌年度繰越財源はございませんので、実質収支額は1億495万2,440円の黒字となっております。 次に、表の下になりますが、受益者負担金と下水道使用料の未納対策及び接続率の向上についてでございます。受益者負担金の収入額は363万9,000円で、調定額に対しまして87.5%でございます。 次に、48ページになりますが、下水道使用料の収納率は82.7%で、前年度よりも16ポイント低下しております。これは、先ほど申し上げましたが、平成31年4月1日から地方公営企業法の適用を受ける会計へ移行したことにより、例年出納整理期間に収入されている下水道使用料が下水道特別会計では未収となったためでございます。令和元年度から地方公営企業法が適用され、独立採算の原則に伴い、より収益の改善を進める必要があることから、経営健全化に向けて受益者負担金及び使用料の未収金の回収については今後も一層の努力を望むものでございます。 続きまして、50ページの農業集落排水事業特別会計でございます。農業集落排水事業特別会計におきましても、平成31年4月1日から地方公営企業法の適用を受ける会計へ移行したことによる打ち切り決算でございます。 歳入決算額は2億790万4,035円で、前年度対比5.7%の増額、また歳出決算額は1億7,328万5,100円で、前年度対比4.7%の減額となりました。翌年度繰越財源はございませんので、実質収支額は形式収支額と同額の3,461万8,935円の黒字となっております。 次に、受益者分担金と使用料の収納状況について申し上げます。51ページ上段の表になります。受益者分担金では、収入済額が118万9,000円で、収納率は87.5%で、前年度よりも9.8ポイント低下しております。使用料では、収入済額が4,778万9,000円で、収納率は91.7%で、前年度に比べ0.3ポイント低下しております。これは、先ほど申しましたが、下水道事業特別会計と同様に平成31年4月1日から地方公営企業法の適用を受ける会計へ移行したことにより、例年出納整理期間に収入される受益者分担金と使用料が未収となったためでございます。 また、一番下の表でございますが、各地区の接続率でございます。全地区の事業対象戸数は1,316戸で、接続戸数は1,058戸、接続率は80.5%となっております。 以上の状況から、分担金や使用料の歳入確保とともに接続率の向上に向け、未接続者に対し戸別訪問を行うなどにより接続への理解を得られるよう、早急に接続率の向上を図る必要がございます。 また、各施設の供用開始の時期は、上平野処理区が平成9年、高虫処理区が平成10年、駒崎・井沼処理区が平成14年、そして根金・貝塚処理区が平成20年となっておりまして、処理施設やマンホールポンプなどの老朽化が課題となっており、これらにつきましても早急な対応が必要と考えられます。 続きまして、53ページの蓮田都市計画事業黒浜土地区画整理事業特別会計でございます。歳入決算額は2,508万8,469円で、前年度対比89.5%の減額、歳出決算額は1,716万2,851円で、前年度対比92.3%の減額でございます。翌年度繰越財源はございませんので、実質収支額は792万5,618円の黒字となっております。 次に、54ページになりますが、換地処分後の清算徴収金の収納率は、現年度分が97.3%、過年度分は29.1%であり、保留地の所有権移転登記は、全263件中252件の登記が終了しており、未登記は11件でございます。事業終了へ向けて、清算徴収金の徴収及び登記事務の正確かつ速やかな事業対応を望むものでございます。 続きまして、55ページの蓮田都市計画事業蓮田駅西口第一種市街地再開発事業特別会計でございます。歳入決算額は5億6,435万4,803円で、前年度対比68.2%の減額、歳出決算額は3億272万2,276円で、前年度対比82.7%の減額でございます。形式収支額は2億6,163万2,527円で、翌年度への繰越財源2億5,693万955円を差し引いた実質収支額は470万1,572円の黒字となっております。 再開発ビルにつきましては、平成30年10月に施工協定を締結し、11月から工事に着手しており、令和2年10月の完成及び令和3年4月の公益施設の開設が予定されております。 続きまして、57ページから59ページにかけましては、第6、基金の概要でございます。各基金の平成30年度中の増減高と年度末現在高でございます。のちほどごらんいただきたいと存じます。 続きまして、60ページから61ページは、一般会計・特別会計決算審査及び行政監査における「むすび」でございます。決算審査の結果を踏まえ、以下、提言要望事項を述べさせていただきます。 1、提言要望事項の1点目といたしまして、(1)、出張旅費についてでございます。介護認定審査事業において、介護認定審査会研修参加の旅費の一部に支払いがされておりませんでした。蓮田市職員の旅費に関する条例の規定に基づいた所属長の出張命令による旅費であることから、請求し、支給すべきものでございます。 続きまして、(2)、防火管理者の適正配置についてでございます。市役所庁舎には、消防法第8条の規定による防火管理者を選任することが義務付けられております。市役所庁舎の防火管理者は、4月の人事異動により庁舎外に異動になり、決算審査の際に確認したところ、実質的に防火管理者が不在であったため、防火管理者講習会の受講などを含め、防火管理者不在の状況を解消するよう要望いたします。 続きまして、(3)、予算の適正な執行についてでございます。今年度の一般会計と特別会計の決算における不用額の合計額は12億2,778万1,655円で、前年度より3,172万1,084円多くなっております。予算の執行管理については、昨年度の決算審査意見書においても提言要望を行ったところでございますが、年度当初に契約を行った際に生じた執行残額を補正予算で減額していないものや、補正予算で増額しながら、結果として補正額を超える不用額が生じているもの、予算に計上された事業が執行できないものも見受けられました。予算編成方針に基づいて編成された予算を計画的かつ効率的に執行するとの観点から、地方自治法施行令第150条及び蓮田市予算事務規則第12条により予算執行計画を策定し、その計画に従って予算が配当されております。配当された予算については、計画的に執行するとともに、その目的が達成できるよう、着実な執行管理を行うよう再度要望するものでございます。 続きまして、(4)、定住・子育て応援促進サイトの運営事業についてでございます。定住・子育て応援促進サイトの平成30年度のアクセス数は、年間7,325件、月平均約640件、前年度対比97%でございました。担当課では、アクセス数の増加を図るため、内容の充実を図るとのことでございました。このサイトは、流入人口の拡大と定住人口の増加を目的に平成28年度に297万円の事業委託費で構築され、平成29年度から本稼働されたもので、まち・ひと・しごと創生総合戦略に位置付けられている事業であります。しかしながら、「おすすめ情報」の一覧が2件であり、その内訳は、1件が平成28年4月、1件が平成31年1月の情報でありました。また、蓮田探険ガイドツアーについては、平成30年度の参加者はいないということでございました。サイトの開設の目的である流入人口の拡大と定住人口の増加を鑑み、内容を充実させることを期待するものでございます。また、公式ツイッターや公式インスタグラムを効果的に活用し、アクセス数の増加に対する方策も図れるよう、あわせて要望するものでございます。 続きまして、(5)、農業集落排水事業使用料のコンビニ収納の導入についてでございます。市税等及び上下水道料金の納入はコンビニエンスストアでの収納が可能となっておりますが、農業集落排水事業の使用料の納入では利用することができません。納入者の利便性及び収納率の向上を図ることからも、コンビニエンスストアでの収納の早期導入を検討するよう望むものでございます。 次に、(6)、防火水槽の計画的な設置についてでございます。消防水利として、市内に消火栓が657基、公設の防火水槽が85基、うち31基が耐震性、また施設の防火水槽が99基、うち45基が耐震性でございます。小・中学校のプールなど21箇所、合計で862箇所が設置されております。消火栓は、断減水時の取水難、大地震時の配管破損などが懸念され、これらを補うために防火水槽を計画的に整備する必要がございます。平成30年度におきましては、根金子供公園に40トン級耐震性防火水槽の整備を行いましたが、今後も地域の実情に合わせて計画的に整備することを期待するものでございます。 続きまして、(7)、入学準備金の貸付けに対する返還金についてでございます。入学準備金貸付金の返還事務については、調定額504万円で、収入済額は204万1,000円でありまして、収納率は40.5%であります。また、平成30年度末の未返還金は300万9,000円で、その内訳は、平成4年度から平成13年度貸付分が150万円、平成15年度から平成24年度貸付分が120万9,000円、平成26年度貸付分が13万円、平成27年度貸付分が17万円となっております。このように、未返還金の半数は10年以上前に貸し付けしたものであります。担当課では、引き続き個人宅を訪問し、返還を求めていくとのことであります。貸付金の原資は市民の方が納付された税金であり、自力執行権のない私債権であることから、未返還金の回収のための取組を行うことを望むものであります。 次に、8点目といたしまして、(8)、委託作業の完了検査の確実な実施についてでございます。公園などの除草委託の作業完了についての検査がその都度行われていないことがございましたので、作業完了後は速やかに契約マニュアルに沿った委託契約内容のとおりに業務が完了しているか検査を行うよう要望いたします。 次に、63ページから72ページまでは、資料として、人口分析、財源明細、市税の状況、滞納繰越の状況などを掲載いたしましたので、恐れ入りますが、のちほどごらんいただきたいと存じます。 続きまして、75ページからでございます。水道事業会計でございます。第1の審査の対象、第2の審査の期間は記載のとおりでございます。 第3の審査の方法は、一般会計、各特別会計と同様に、平成30年度水道事業会計決算書類によりまして、計数の正確性と予算の執行が効率的かつ計画的に行われていたかを主眼として審査いたしました。 第4の審査の結果でございますが、諸決算書類は関係法令に準拠して作成され、予算は効率的に執行されておりました。なお、剰余金処分計算書(案)のとおり、議会の議決を経て、建設改良積立金へ1億6,033万円の積立て処分を行うとされておりました。 次に、第5、決算の概要でございます。1、業務の概要でございますが、給水人口は前年度に比べて289人減少いたしました6万1,663人で、給水戸数は243戸増加しました2万6,264戸でございます。また、年間配水量は、前年度に比べまして7万5,356立方メートル増加しました719万1,936立方メートルでございます。 次に、76ページから78ページにつきましては、予算の執行状況でございます。収益的収入の決算額は13億2,674万2,192円で、執行率は100%、収益的支出の決算額は11億5,200万4,549円で、執行率は98.9%でございます。 次に、77ページになりますが、資本的収入の決算額は2億3,159万8,276円で、執行率は110.2%、資本的支出の決算額は4億7,526万901円で、執行率は95.8%でございます。 次に、78ページの経営状況でございます。当年度の純利益は1億6,033万3,973円の黒字でありまして、前年度対比では27.4%の増益となっております。経営状況の明細につきましては、下の表のとおりでございます。 次に、79ページになりますが、(2)、収益の状況でございます。営業収益は11億6,875円のうち、給水収益は11億1,357万円で、前年度対比8.0%の増額でございます。その明細につきましては、79ページの表のとおり、全体として使用水量は前年度に比べ減少していますが、料金収入については増額となっております。 次に、80ページでございます。その他営業収益の給水加入金は、前年度対比1,979万円の皆減となっております。これは、これまで給水加入金収入を段階的に資本的収入へ移行することとしておりましたが、平成29年10月の料金改定により安定した収益の確保が実現できたことから、平成30年度より全て資本的収入へ移行されたことが要因でございます。 次に、81ページの(3)、費用でございます。営業費用10億5,134万円のうち主なものは、原水及び浄水費が4億9,195万円で、前年度対比721万円、1.5%の増額、配水及び給水費は1億2,785万円で、前年度対比1,732万円、15.7%の増額となっております。 なお、営業費用の主なものにつきましては、81ページ中ほどから82ページの上段に記載したとおりでございます。 続きまして、83ページの財政状況でございます。借方の資産では、前年度末より、建物は減価償却によりまして2,060万円の減額となっております。構築物は、2,012万円の増額となっております。これは、老朽管更新工事、市道665号線及び配水管布設工事、市道1472号線などにより1億8,975万円の増額でございますが、減価償却により1億6,963万円減額となったためでございます。 機械及び装置は4,574万円増額でありますが、これは平成30年度浄水場No.10配水ポンプ更新工事などにより5,712万円増額となりましたが、減価償却により1,138万円減額となったことによるものでございます。 工具器具及び備品は313万円増額となっておりますが、これは公営企業会計システム及び水道料金システム等サーバーの更新による機器の購入により461万円増額いたしましたが、これも減価償却によりまして148万円減額となったものでございます。 また、流動資産のうち、現金預金は2億2,497万円の増額となっております。増額の主な要因は、当年度純利益が1億6,033万円生じたことなどによるものでございます。 なお、借方と貸方の表は84ページと85ページのとおりでございますので、内容につきましてはのちほどごらんいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 続きまして、86ページの水道事業会計の決算審査及び行政監査の「むすび」でございます。審査の結果につきましては、75ページに記載したとおりでございます。審査の結果を踏まえ、以下、提言要望を述べさせていただきます。 1、提言要望事項の1点目といたしまして、(1)、有収率の改善についてでございます。今年度の有収率は84.1%でありまして、前年度、平成29年度の有収率は86.1%で、前年度より2.0ポイント低下となっております。平成28年度有収率は87.1%であり、平成28年度からでは3.0ポイントの低下となっております。 有収率低下の一因として、平成30年度に発生した濁り水解消のためにドレーンを長期間開栓したことが考えられるとのことであります。今年度の漏水調査では88件の漏水が発見され、早期の漏水工事が実施されており、前年度より44件の増加となっておりますが、有収率の改善には至りませんでした。今後は、漏水調査のさらなる区域拡大や新たな調査方法の実施などの対応策を早急に検討して、早期の漏水発見と迅速な修繕工事の実施に努めることが肝要であると考えます。引き続き、原因究明を進めるとともに、漏水対策を徹底して有収率の改善に取り組むことを要望するものでございます。 次に、(2)、利益剰余金の活用について申し上げます。平成30年度は、市道665号線の242メートルに布設された口径500ミリの配水管の更新工事が完了いたしました。この結果、浄水場から配水される口径500ミリの重要管路が耐震化されたことによりまして、大規模な地震災害発生時でも水道水を安定供給できるようになるとのことでございます。平成26年度から管路耐震化計画に基づく更新事業を行っておりますが、平成30年度からは重要管路の耐震化工事に着手しているとのことでございます。 今年度の純利益は1億6,033万円となっておりますが、この純利益を含めた利益剰余金の合計額は15億5,765万円という状況でありまして、そのうち建設改良積立金は9億9,002万円で、前年度対比4億8,437万円の増額となっております。料金改定の観点からも、建設改良積立金を有効に活用して、老朽管の耐震化更新事業の実施に向けて検討することを望むものでございます。 続きまして、(3)、安定した事業経営についてでございます。今年度の水道事業収益は12億3,379万円で、前年度対比6,987万円の増額、一方で水道事業費用は10億7,345万円で、前年度対比3,542万円の増額でございます。また、使用料金収入である給水収益は11億1,357万円で、前年度の給水収益10億3,098万円に比べると8,259万円の増額でございます。この増額の主な要因は、平成29年10月に実施された料金改定によるものと考えられます。また、今年度から給水加入金収入は全額資本的収入へ移行されており、水道事業費用を給水収益で賄えるような安定した収益が確保できたことから、今後も経営の効率化を図り、安定した事業経営が持続できるよう望むものでございます。 次に、(4)、適正な資金運営について申し上げます。今年度の営業外収益の受取利息は149万円でありますが、前年度の72万円と比較すると77万円の増額でございます。これは、金融機関の10億円以上1年以上預け入れの条件により高利率となったことによるものでございますが、適正な資金運営の成果でもあると考えます。今後も、資金運営については、予算執行計画や金融情勢等を勘案して適切な時期を見きわめて、安全で確実な方法により適正な資金運営が行われるよう要望するものでございます。 次に、(5)、納付手段の利便性と拡充についてでございます。蓮田市の市税等につきましては、平成30年度中に契約を行い、平成31年4月からスマートフォン決済アプリ「LINE Pay請求書支払い」、それから「ヤフーアプリ」「PayB」を利用し、スマートフォンなどから市税等の納付ができるようになっております。しかしながら、蓮田市の水道料金の支払いにおきましては、スマートフォン決済アプリで支払いをすることはできないとのことでございます。水道料金については、近隣のさいたま市、上尾市、伊奈町、宮代町などで同様の取扱いを行っておりますことから、水道料金納付者の利便性を高めるためにも早急な取組に期待をするものでございます。 89ページからは、資料といたしまして、主な契約、企業債の概況、決算の推移などを掲載、添付いたしましたので、恐れ入りますが、のちほどごらんいただきたいと思います。 以上で、水道事業会計の決算審査及び行政監査の報告を終わらせていただきます。 それから、先ほど私、農業集落排水事業特別会計の報告書51ページの接続戸数につきまして、「1,059戸」と申し上げるべきところを「1,058戸」と申し上げました。 それからもう一点、大変申しわけございません。79ページの(2)の収益の状況の中で、営業収益が「11億6,875万円」というふうに申し上げるところ、「11億6,875円」というふうに申し上げてしまいました。おわびいたしますとともに、訂正方をよろしくどうぞお願い申し上げます。 以上で報告を終わらせていただきます。大変ありがとうございました。
○中野政廣議長 暫時、休憩いたします。 休憩 午後 1時56分 再開 午後 3時20分
○中野政廣議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
△監査委員の報告に対する質疑
○中野政廣議長 これより、監査委員の報告に対する質疑を行います。 発言通告がありますので、順次これを許します。 9番 北角嘉幸議員 〔9番 北角嘉幸議員登壇〕
◆9番(北角嘉幸議員) 9番、北角嘉幸、ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、質疑を申し上げたいと思います。決算審査結果報告について質疑をいたします。 皆さんご承知のとおり、監査制度というのは、市民の税金の使い道、これを市民に成りかわり、しっかりとチェックをする大事な仕事であります。日々、膨大な行政の資料を読み解き、これを懸命に監査をされているお二人の監査委員に心から敬意を表したいと思います。 さて、本件につきまして、まず1問、現金出納に関する監査というものはどのように進められていらっしゃるのでしょうか。 そして、第2問、過誤納金に関する監査についてはどのように進めていらっしゃるのでしょうか。 以上2点、ご質疑をいたします。よろしくお願いをいたします。
○中野政廣議長 内田薰代表監査委員 〔内田 薰代表監査委員登壇〕
◎内田薰代表監査委員 北角嘉幸議員のご質疑について、勝浦監査委員との合議が調いましたので、その結果をお答えいたします。 ご質疑の1点目につきましては、平成30年度決算審査意見書及び行政監査結果報告書の中では監査等は行っておりません。しかしながら、現金出納に関しましては、毎月行っております例月出納検査の中で確認をしております。 続きまして、2点目についてお答えを申し上げます。過誤納金に関しましての監査につきましても行っておりませんが、この過誤納金につきましても、これらが判明した場合は、1点目と同様に、例月出納検査の中で過誤納金が生じた理由ですとかその後の処理について確認を行っておりますので、よろしくご理解のほど賜りたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○中野政廣議長 ほかに発言通告がありませんので、監査委員の報告に対する質疑は終了いたしました。
△次会日程報告
○中野政廣議長 以上で、本日の日程は終了いたしました。 明8月29日、30日及び9月2日は、議案調査のため本会議は開きません。 8月31日及び9月1日は、休日につき休会といたします。 来る9月3日は、午前9時から本会議を開き、提出議案に対する質疑を行います。 なお、提出議案に対して質疑のある方は、8月30日の正午までに発言通告書を提出願います。 また、一般質問の発言通告書は、9月2日の午後4時までに提出をお願いいたします。
△散会の宣告
○中野政廣議長 本日は、これにて散会いたします。 散会 午後 3時25分...