三郷市議会 > 2021-06-11 >
06月11日-06号

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  1. 三郷市議会 2021-06-11
    06月11日-06号


    取得元: 三郷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-17
    令和 3年  6月 定例会          令和3年6月三郷市議会定例会議事日程(第6号)                  令和3年6月11日(金曜日)午前10時開議開議諸般の報告第1 市政に対する一般質問    通告第15、18番 鈴木深太郎議員閉会本日の会議に付した事件    議事日程第1まで同じ日程の追加第2 議案第41号~議案第44号の上程・説明第3 議案第41号~議案第44号の質疑 ▲ 議案第41号~議案第44号の委員会付託省略第4 議案第41号~議案第44号の討論・採決閉会出席議員(22名)  1番  深川智加議員   2番  工藤智加子議員  3番  村上香代子議員  4番  野村浩之議員  5番  佐々木 修議員  6番  渡邉雅人議員  7番  柳瀬勝彦議員   9番  佐藤智仁議員 10番  稲葉春男議員  11番  鳴海和美議員 12番  佐藤睦郎議員  13番  佐藤裕之議員 14番  武居弘治議員  15番  柴田吾一議員 17番  加藤英泉議員  18番  鈴木深太郎議員 19番  中野照夫議員  20番  酒巻宗一議員 21番  篠田 進議員  22番  市川文雄議員 23番  菊名 裕議員  24番  岡庭 明議員欠席議員(なし)-----------------------------------地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者 市長         木津雅晟   副市長        石出 弘 副市長        吉木 務   教育長        有田るみ子 企画政策部長     日暮義一   総務部長       島村 徹 危機管理監      秋本寛司   財務部長       平川俊之 市民経済部長     小暮 勲   スポーツ健康部長   益子敏幸 福祉部長       妹尾安浩   子ども未来部長    大石京子 建設部長       相馬喜一   まちづくり推進部長  松本義博 会計管理者      小菅貴治   水道部長       藤丸譲司 消防長        浅香一雄   学校教育部長     魚躬隆夫 生涯学習部長     梅澤十三男  選挙管理委員会事務局長                              石井富貴和 監査委員事務局長   森 里美-----------------------------------本会議に出席した事務局職員 事務局長       渡辺 健   事務局次長議事課長 田口貴子 議事課長補佐議事調査係長     議事調査係主任    白石愉美            玉江祐一 △開議 午前10時20分 △開議の宣告 ○議長(菊名裕議員) ただいまから令和3年6月三郷市議会定例会第12日目の会議を開きます。 ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(菊名裕議員) この際、諸般の報告を行います。 本日の議事日程につきましては、皆様のお手元に配付してあるとおりでございます。 以上で諸般の報告を終わります。----------------------------------- △市政に対する一般質問 ○議長(菊名裕議員) 日程第1、これより市政に対する一般質問を行います。 通告により発言を許します。-----------------------------------鈴木深太郎議員 ○議長(菊名裕議員) 通告第15、18番、鈴木深太郎議員。     〔18番 鈴木深太郎議員 登壇〕 ◆18番(鈴木深太郎議員) おはようございます。通告に従いまして、順次一般質問をさせていただきます。 初めに、1、まちづくり問題、1、三郷駅南側、商業施設の閉鎖について、2点にわたりお伺いいたします。 この商業施設は、昭和53年、1978年12月にニチイ三郷店としてオープンし、三郷市のシンボルとして2度名称が変わりましたが、多くの店舗が入り、にぎわいを見せておりました。その後、時代の流れとともに、市内に大型商業施設などができたことや経済の動向により店舗が撤退をしていきました。 また、建物の老朽化建物マスターリース事業契約期間終了などで、2021年2月21日をもって42年間の幕を閉じました。 近隣の住民は、食料品売場がなくなったらどうしよう、いつ頃解体するのか、また、商業施設ができるのかなど、大変心配をしております。 そこで、アとして、今後の計画について、事業者から解体や事前協議など、どのような相談があったのか。敷地の計画についてはまちづくり推進部長に。また、早稲田土地区画整理事業時代は車道と歩道に段差を付けることが主流となっていたことから、商業施設の東側、西側、南側は水路を蓋かけし、歩道になっていることから、今後、施設の工事と併せて歩道のバリアフリー化については建設部長にお伺いいたします。 次に、イとして、周辺の防犯対策についてお伺いいたします。 先ほども述べましたが、商業施設として大変にぎわいを見せており、周りの照明も商業施設側に多くの照明灯があり、また、道路においては、交差点には市の街灯が設置されており、大変明るい状況でした。 しかし、閉店後は周りの照明灯が消え、市の街灯と一部商店街の明かりだけで大変暗くなってしまいました。また、商業施設の東側で北東の角と南東の角の交差点部分には街灯がなく、大変暗い状況となっております。営業しているときは周辺が明るいせいで、担当課も周りの住民も気がつかず、42年たって、商業施設の照明が消えたことで気がついたと思います。 そこで、現在、閉店後は周りをロープで囲っているだけであることや、建物東側に街灯がないことで真っ暗になっており、担当課として建物周辺防犯対策をどのように考えているのか、お伺いいたします。 次に、2、ごみ問題、1、粗大ごみについて、2点にわたりお伺いいたします。 この問題につきましては、平成17年9月議会、平成31年3月議会にて同趣旨の質問、提案をさせていただきましたが、たびたび市民の皆様から苦情がありますので、三たび質問をさせていただきます。 粗大ごみの捨て方は、皆さんもご存じのように、粗大ごみ受付センターに直接搬入する方法と自宅への収集、戸別収集があります。 直接搬入する方法は、本人が持ち込む場合は問題がないのですが、車がなく、第三者にお願いするときは、あらかじめ連絡を取る必要があると聞き及んでおります。 また、戸別収集の場合、収集作業員が家の中まで入れないため、外まで出さなくてはなりません。どうしてもご自分で出せない場合は、三郷市シルバー人材センターで運び出し作業を有料で請け負っていますので、申し込む必要があり、二重に時間がかかってしまいます。 さらに、収集日地区別に決まっており、市内全体を午前、午後に分け、1週間、5日間で回収するようになっており、時間的に何時頃回収に来るのか明確ではありません。 このような戸別収集の場合、条件が合わない限り、対応が大変難しいものと考えます。高齢者世代の場合で、夫婦とも健在であれば対応が可能かと思いますが、どちらかが病気とか単身高齢者の場合、また、仕事に従事している場合などは対応に大変苦慮し、改善を求める声があります。 本市においても、今後、ますます核家族、高齢化が進む中、もっと市民に寄り添う取組ができないでしょうか。 そこで、アとして、粗大ごみの出し方についてお伺いいたします。 次に、イとして、支払い方法の改善と粗大ごみ処理券発行についてお伺いいたします。 粗大ごみ支払い方法は、直接搬入する場合は、手数料として10キログラム当たり200円となり、粗大ごみ受付センター支払います。 戸別収集の場合、収集当日在宅の場合は、基本手数料1,000円プラス粗大ごみ1点につき500円を現金で支払う方法と、収集当日不在の場合は、前日までに市役所不燃物処理場、みさと団地出張所のいずれかで支払うことになっております。 また、自分で出せない場合、シルバー人材センターで運び出し作業代として、郵便局か信用金庫に振り込む必要があります。しかし、収集当日不在の場合、支払う機関が市の中央と北部だけになっており、車かバスで行かないと支払うことができません。 また、夫婦共働き粗大ごみを出す場合、不燃物処理場に第1日曜日か第4土曜日に持ち込む方法しかありません。 そこで、収集当日、仕事などで不在の場合、さらなる市民サービスとして、公金を扱っております市役所連絡所早稲田、彦成、戸ヶ崎、鷹野連絡所郵便局、コンビニエンスストアでも粗大ごみ支払いができる改善が必要と考えます。 また、品物に収集日、名前を書いた紙を貼るなど、分かるようにしてくださいとの注意書きがありますが、先払いしたときに領収書と一緒に処理券を発行し、それを貼ってはいかがでしょうか。お伺いいたします。 次に、3、コロナ禍問題、1、マスク着用が困難な人について、3点にわたりお伺いいたします。 現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスク着用で外出するという習慣が浸透しておりますが、その一方で、発達障がい、感覚過敏、脳の障がい、皮膚炎、呼吸器の病気などでマスクの着用が難しい人たちがいます。 マスクを着用していないことで周りから非難されることがあることから、カウンセリングを受ける必要があるが、マスクなしでは病院に行けない、また、買物にも行きづらくなったなどの声が上がっています。 そこで、障がいなどやむを得ない事情でマスクを着用できない人たちがいることを社会全体で理解を進めるために、本市としても実態を把握した上で配慮を求めるために取り組む必要があると思います。 そこで、アとして、障がいや皮膚疾患等のかたへの対応についてはどのように取り組んでいるのか、お伺いいたします。 次に、イとして、児童・生徒に対する対応についてお伺いいたします。 現在、学校におきましては、文部科学省の学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル、学校の新しい生活様式を基に、教職員一丸となって新型コロナウイルス感染拡大防止教育活動の両立に大変ご尽力をいただいていることに対し、心より感謝を申し上げます。 さて、感染症対策のひとつにマスクの着用がありますが、児童・生徒は朝の登校から下校までマスクを着用していると思いますが、マスクが肌に直接触れることで、摩擦による刺激から肌荒れやかぶれ、また、吐く息で蒸れて高温多湿になり、にきびを引き起こすアクネ菌などの細菌や雑菌が繁殖しやすくなっています。そして、肌の乾燥を引き起こす原因にもなると言われております。 以上のことは、時々マスクを外すことにより解決できると思いますが、呼吸器の病気や障がいなどでやむを得ない事情でマスク着用が困難な児童・生徒の場合、マスクを着用していないことで、周りから差別、偏見、いじめなど非難されることがあると考えます。 そこで、児童・生徒に対してはどのように対応されているのか、お伺いいたします。 次に、ウとして、意思表示するカードバッチの配布についてお伺いいたします。 ある民間企業で、発達障がいや知的障がい、皮膚の病気などでマスクの着用が困難なことを意思表示するカードバッチを作成し、希望者無料配布を告知したところ、申込みが殺到したそうです。 しかしながら、マスクをつけられないなら外出しなければいいなど、心ない批判も寄せられており、まだまだ理解が広まっていない状況と聞き及んでおります。当事者が意思表示カードバッチをつけても周囲の理解がなければ効果はありません。 そこで、周囲に理解をしていただくために周知・啓発を行うとともに、意思表示するカードバッチを作成し配布してはいかがでしょうか、お伺いいたします。 以上で第1問を終わります。 ○議長(菊名裕議員) 鈴木深太郎議員の質問に対する答弁を求めます。 松本義博まちづくり推進部長。     〔松本義博まちづくり推進部長 登壇〕 ◎まちづくり推進部長松本義博) 鈴木議員のご質問にお答えいたします。 私からは、1、まちづくり問題、1、三郷駅南側、商業施設の閉鎖について、ア、今後の計画についてのうち、まちづくり推進部担当分についてお答えいたします。 三郷駅南側の商業施設であるワオシティ三郷につきましては、昭和53年12月に建築されたものであり、現行の耐震基準に適合していないことや建築物老朽化に対応するため、令和3年2月21日に閉鎖されております。 議員ご質問の商業施設の今後の計画についてでございますが、新たな開発事業を行う場合には、開発事業者から開発事業事前協議申請書が提出され、当該計画の周知を図るための標識が設置されることになります。 しかし、民間事業者による開発事業であることや、現在のところ申請などの提出がされていないことから、今後の土地利用や工事時期については把握していない状況でございます。 以上でございます。 ○議長(菊名裕議員) 相馬喜一建設部長。     〔相馬喜一建設部長 登壇〕 ◎建設部長相馬喜一) 私からは、1、まちづくり問題、1、三郷駅南側、商業施設の閉鎖について、ア、今後の計画についてのうち、建設部担当分につきましてお答えいたします。 三郷駅周辺は、早稲田土地区画整理事業におきまして、道路や公園、公共下水道などの公共施設の整備が行われましたことで、良好な住環境の形成と、三郷駅周辺における商業施設などの開発事業によりまして、現在の街並みが形成されてきた地域でございます。 以前は、三郷駅周辺におきましても多くの用水路や排水路がございましたが、区画整理事業による水路整備に伴い、水路上部を歩道として有効利用を図るために、水路の蓋かけによる歩道が設置されております。 議員ご質問の三郷駅南側の商業施設周辺につきましても、早稲田地区のほかの場所と同様に、車両から歩行者の安全性を確保するため、当時歩道を車道よりも1段高く設置したマウントアップ構造により、車道と歩道の分離がなされているものでございます。 しかしながら、その後、バリアフリー法などの制定によりまして、現在は高齢者や車椅子、ベビーカーを使用するかたなどにおいても、安全・安心に利用できる歩道空間を確保する構造へと時代も変化しております。 そのため、今後新たな開発事業が行われる際には、関係部署と連携し、開発事業者と調整を行いながら水路の蓋かけ歩道の部分につきまして、車道との段差が少なくなるように改善を図り、誰もが安全で快適に利用できる歩道環境の整備に努めてまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(菊名裕議員) 小暮勲市民経済部長。     〔小暮 勲市民経済部長 登壇〕 ◎市民経済部長小暮勲) 鈴木議員の質問に順次お答えいたします。 私からは、1、まちづくり問題の1、三郷駅南側、商業施設の閉鎖についてのイ、周辺の防犯対策についてでございますが、商業施設周辺照明灯設置状況といたしましては、商業施設の敷地内に設置されている照明灯と、三郷市道路照明灯の設置及び管理に関する要綱に基づき道路交差点付近に市が道路照明灯を設置していましたが、令和3年2月に商業施設が閉鎖して以降、商業施設周辺の照明は、市が管理する道路照明灯のみとなっております。 このことから、防犯対策といたしましては、防犯ステーションなどによる重点的なパトロールを行い、安心・安全に通行できるよう取り組んでいるところでございます。 議員ご指摘の江戸川土手沿い周辺道路照明灯の設置につきましては、商業施設跡地利用計画との関係性もありますことから、今後の計画を踏まえた上で、関係部署との連携を図り、道路照明灯設置の検討を行っていくとともに、既存の道路照明灯につきましては、順次LED照明に切り替えて明るさの確保に努め、防犯対策に取り組んでまいります。 続きまして、2、ごみ問題、1、粗大ごみについて、ア、粗大ごみの出し方について、イ、支払い方法の改善と粗大ごみ処理券発行については関連がございますので、一括してお答えいたします。 粗大ごみ戸別収集に係る手続でございますが、粗大ごみの処分につきましては、不燃物処理場内にございます粗大ごみ受付センターに電話でご連絡いただき、戸別収集の日程を調整し、回収に伺うこととなっております。 粗大ごみは、基本的に、ご自身で家の外まで運び出していただくことになりますが、ご自身で粗大ごみを自宅から搬出することが困難な場合は、シルバー人材センター搬出作業を依頼していただくようご案内しております。 粗大ごみ受付センターシルバー人材センターの連携につきましては、市を含む三者で検討してまいります。 また、現在、粗大ごみ戸別収集に係る手数料は、収集の際に粗大ごみ受付センターに直接お支払いいただくほか、事前に市役所、またはみさと団地出張所、もしくは粗大ごみ受付センターへのお支払いをいただいております。 議員ご指摘の手数料支払い場所を増やすことや、シール式粗大ごみ処理券による運用は、市民サービスの向上につながるものと考えますので、他市の事例を研究するとともに、関係する部署と検討してまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(菊名裕議員) 妹尾安浩福祉部長。     〔妹尾安浩福祉部長 登壇〕 ◎福祉部長妹尾安浩) 鈴木議員のご質問に順次お答えいたします。 まず、2、ごみ問題の1、粗大ごみについてのア、粗大ごみの出し方について、私からはシルバー人材センター搬出支援についてお答えいたします。 市民のかたで、粗大ごみをご自分では所定の集積場所に出せない場合には、シルバー人材センターにおいて有料で自宅からの搬出作業を請け負っております。 シルバー人材センターでは、受注した際に発注者対象物の詳細をお聞きし、料金等についてと、発注者による粗大ごみ回収の予約が必要な旨を説明しております。 その後、作業を行うシルバー人材センターの会員と発注者が直接具体的な搬出日時等をやり取りし、粗大ごみの自宅からの搬出を行っております。 なお、搬出の際は、対象物毛布等を巻いて室内を傷つけないなどの注意を払っており、業務完了後は振込による代金の支払いをしていただいているとのことでございます。 次に、3、コロナ禍問題の1、マスク着用が困難な人についてのア、障がいや皮膚疾患等のかたへの対応についてでございますが、障がいや病気を理由にマスクの着用が困難なかたがおられることにつきましては承知いたしております。 障がい者が利用する障がい福祉サービス事業所にその状況を確認いたしましたところ、家族や施設の職員の支援にてマスク着用に慣れていくかたも中にはおられるようですが、行動障がいや自閉症など、その障がいなどの特性によってマスク着用が困難なかたもおられるとのことでございます。 マスクの着用ができないかたへの事業所の対応としましては、職員のマスク着用手指消毒の徹底、室内の定期的な換気等を行うことで感染予防に努め、継続した支援を実施しているとのことでございます。 次に、ウ、意思表示するカードバッチの配布についてでございますが、障がい等を理由に、マスクを着用したくてもできないかたがいることにつきましては、その周知とその周囲の理解を促す手段として、意思表示カードバッチなどのサインは有効であると認識しております。 その意思表示をしていることについて、市民以外のかたにも広く一般に共通の理解をいただけるような形が必要と考えますことから、先進自治体などにおける状況を調査し、本市としての取り組み方について研究してまいります。 以上でございます。 ○議長(菊名裕議員) 魚躬隆夫学校教育部長。     〔魚躬隆夫学校教育部長 登壇〕
    学校教育部長魚躬隆夫) 私からは、3、コロナ禍問題の1、マスク着用が困難な人についてのイ、児童・生徒に対する対応についてお答えいたします。 本市においては、新型コロナウイルス感染防止対策に係る、国や県が示している衛生管理マニュアル通常登校におけるガイドライン等の指針を受けまして、4月当初に「三郷市学校生活における留意点」を作成し、活動場面に応じたマスクの着脱を含めた具体の指導について、全小・中学校に周知をいたしました。 また、今後の気温や湿度上昇に伴う熱中症リスクや呼吸困難を回避するため、校長会を通じて再確認したところでございます。 これらのことを踏まえ、各学校においても、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底しながら学校教育を継続するよう努めているところでございます。 マスク着用に関しましては、無意識のうちに外してしまうなど、マスクの常時着用が難しい児童もおります。このようなケースに対しては、その状況を見極めながら、飛沫感染を防ぐためのマスク着用について、必要に応じた指導をし、対応しているところでございます。 今後も、マスクの着用が困難な児童・生徒について、個別の状況把握と対応を行うとともに、マスクの着脱について正しく判断し、行動できる子どもたちの育成に努めてまいります。 また、マスク着用が困難であることの意思表示につきましては、保護者や児童・生徒の意向を踏まえ、対応してまいります。 以上でございます。 ○議長(菊名裕議員) 鈴木深太郎議員。     〔18番 鈴木深太郎議員 登壇〕 ◆18番(鈴木深太郎議員) それぞれ丁寧なご答弁ありがとうございます。何点か要望と再質問をさせていただきます。 1、まちづくり問題、1、三郷駅南側、商業施設の閉鎖について、ア、今後の計画についてですが、民間開発のほうでどのように計画をするのか、今後の予定を見守るしかありませんが、事前協議の相談や打合せに来られましたら、ぜひ解体、建設時の安全対策の強化とともに、市として歩道のバリアフリー化を予定している旨の協議をしていただくよう、よろしくお願いいたします。要望です。 次に、イの周辺の防犯対策ですが、今後、商業施設の解体後、どのように計画をされても、東側に街灯が設置されていないわけですから、計画を待つのではなく、計画を待ってしまいますと、これから解体、計画で何年かかるかわかりません。そういう部分では、別問題として早急に取り組んでいただきますよう、これは強く要望をいたします。 次に、ごみ問題で、1、粗大ごみについて、ア、粗大ごみの出し方につきましては、私が一番初めに質問した平成17年のときより、戸別収集において、自分で出せない場合、シルバー人材センターで運び出し作業を請け負うことや、直接搬入で第1日曜日、第4土曜日が拡充されたことは、市民にとって大変うれしいことだと思っております。 そこで、イの支払い方法の改善と粗大ごみ処理券発行についてですが、残念ながら、平成17年から変わっていないのが支払い方法の改善でございます。 6月1日現在の年齢別人口を確認しますと、70歳から74歳までが1万1,847人で、毎年平均2,365人が75歳を迎えます。このような高齢社会を迎える中、運転免許証の返納など、交通弱者も増えていくと考えます。 そこで、高齢者に寄り添う取組として、ぜひ粗大ごみ手数料シルバー人材センターの運び出し料金を市役所連絡所郵便局、コンビニでも支払いができるよう検討していただきますよう、よろしくお願いいたします。 併せて、粗大ごみ処理券発行についてもお願いいたします。これも要望でございます。 次に、3のコロナ禍問題で、1、マスク着用が困難な人について、ア、障がいや皮膚疾患等のかたへの対応についてですが、なかなか難しい問題でありますが、マスク着用が困難な人がいるということを周囲に理解していただくために、周知、啓発が大事だと考えますので、今後、市のホームページなどで周知をしていただきますようよろしくお願いいたします。 イの児童・生徒に対する対応についてですが、関連して1点お伺いいたします。 先週、市のホームページを見ていましたら、「新型コロナウイルス感染症対策としてのマスクの着脱について」と題して、教育委員会指導課からお知らせがありました。 内容は、「市内小・中学校では、学校での新型コロナウイルス感染症対策として、児童生徒の健康と安全を第一に考えて、学校生活においてマスクを着用するよう指導しています。一方で、運動を行う際等にマスクを着用する場合、十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症になるリスクが指摘されています。本市では、授業や給食、運動時のマスク着脱についてリーフレットを作成し、全小・中学校で共有しています」と。 そこで、リーフレットを確認しましたら、このように授業、また運動ということであります。私が心配しているのは、この運動の中に「原則マスクはつけない」とあります。 一方、小学校の学校だより、毎月私のところにも送られてきますけれども、この学校だよりの6月号、数校分確認させていただきました。そうしましたら、運動をしているときにマスクを着用しているではありませんか。 今後、熱中症などの危険性もあるし、児童に対して「原則マスクはつけない」ということはなかなか判断がつかないと思います。ぜひ先生が指導すべきと思うし、原則という言葉は取るべきと考えますが、学校教育部長にお伺いいたします。 ウの意思表示するカードバッチの配布についてですが、公明党の西田参議院会長は、意思表示するカードを各種団体が作成していることを知り、さらにカードのマークがばらばらで統一されていないため周知が進まないとの課題も指摘されたことを受け、今年の3月、参議院予算委員会で、国としてカードバッチの規格を統一し、普及にも力を入れるべきだと訴えました。 これに対しまして、田村厚生労働大臣は、「厚生労働省としてマスクの着用が困難な人への理解を国民に促している。マークの統一ができるかどうかはそれぞれの団体と話し合い、検討していく」と答弁しております。 国の動向もございますが、本市におきましても、周囲に理解をしていただくために意思表示するカードバッチを作成し、配布することが大変重要と考えますので、よろしくお願いいたします。これは要望でございます。 以上で第2問を終わります。 ○議長(菊名裕議員) 鈴木深太郎議員の2問目に対する答弁を求めます。 魚躬隆夫学校教育部長。     〔魚躬隆夫学校教育部長 登壇〕 ◎学校教育部長魚躬隆夫) 鈴木議員の再度のご質問にお答えいたします。 教育委員会作成のリーフレットの中で、原則マスク着用はしないというところで、この原則というのが児童自身が判断するのが難しいのではないかというご質問かと思います。 議員ご指摘のとおり、これからの季節はマスク着用による熱中症のリスクが高まることが予想されます。各学校においてはこれまでも指導してまいりましたが、体育授業時や休み時間の外での遊び、これらにおいて人との距離を保つこと、それから会話を控えること、これらを約束事としてマスクを外すことについては、より一層指導を重ねてまいりたいと思っております。 以上でございます ○議長(菊名裕議員) 以上で鈴木深太郎議員の質問を終わります。 以上で市政に対する一般質問を終わります。----------------------------------- △日程の追加 ○議長(菊名裕議員) ただいま佐藤智仁議員ほか3名から、議案第41号 教員免許更新制の廃止を求める意見書が、深川智加議員ほか3名から、議案第42号 選択的夫婦別姓制度の早期導入を求める意見書が、稲葉春男議員ほか3名から、議案第43号 「東京五輪」開催の中止を求める意見書が、工藤智加子議員ほか3名から、議案第44号 LGBT(性的少数者)に関する差別解消を目的とした法整備を求める意見書が提出されました。 お諮りいたします。 この際、これら4議案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(菊名裕議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第41号から議案第44号までを日程に追加し、議題とすることに決しました。----------------------------------- △議案第41号~議案第44号の上程・説明 ○議長(菊名裕議員) 日程第2、これより議案第41号から議案第44号までを議題といたします。 議案第41号の提案理由の説明を求めます。 佐藤智仁議員。     〔9番 佐藤智仁議員 登壇〕 ◆9番(佐藤智仁議員) 議案第41号 教員免許更新制の廃止を求める意見書について、提案理由を申し上げます。 萩生田光一文部科学相の諮問を受けて、「教員免許更新制」の見直しを議論している中央教育審議会は5月24日、同制度を「存続させるか廃止するか」の結論を次回の委員会で出す方針を明らかにしました。教員免許更新制については、現場の過重負担などから教育関係団体や自治体などから廃止を求める要望が出され、今年3月、萩生田文科相から制度の「抜本的な見直し」について早期に結論を出すよう同審議会に諮問されていたものです。 教員免許更新制は、第一次安倍晋三内閣の「教育再生会議」などの提言を受け2009年度から導入され、1度取得すれば生涯の資格となる従来の仕組みと異なり、10年に1度、30時間程度の「更新講習」を受講しなければ、教員免許が失効する仕組みとなっています。 しかし、実施から10年あまり、制度の行き詰まりが誰の目にも明らかになってきております。何より、教員不足を深刻化させ、産休・育休や病休の教員に替わる臨時教員が見つからなくなることなどの事態を生んでおります。また、50歳代で免許更新を迎え、そのまま退職する教員も少なくありません。さらに、教員免許を期限付きとしたことで学生の教職への意欲を低下させ、結果として教員不足を招き、少人数学級の足かせともなっております。 一方、教員の負担も深刻です。異常な長時間労働が改善されないもとで、自ら休みをとって受講し、受講料、交通費、場合によっては宿泊費まで自己負担する「更新講習」は、経済的にも物理的にも大きな負担となっております。全国市長会は「教員の負担感はかなり大きく、研修に関する満足度は低い」と批判し、全国高等学校PTA連合会も、不都合が多いとして廃止を求めております。 「教職は、厳しい不断の研究によって得られ、かつ、維持される」専門職です。子どもの権利や個人の尊厳への思索、各教科を教えるための豊かな知識、人生に対するさまざまな経験、現代社会の諸問題への関心。そうした知識技能は絶えざる研究・修養全体で維持されていくものです。 よって、国は、現場教員の意見をありのままに把握し、制度の廃止に踏み切るよう強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。 提出先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣宛であります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(菊名裕議員) 議案第42号の提案理由の説明を求めます。 深川智加議員。     〔1番 深川智加議員 登壇〕 ◆1番(深川智加議員) それでは、議案第42号 選択的夫婦別姓制度の早期導入を求める意見書について説明いたします。 2018年2月に内閣府が公表した世論調査では、夫婦同姓も夫婦別姓も選べる選択的夫婦別姓制度の導入に賛成・容認が66.9%に達し、反対の29.3%を大きく上回っています。特に、多くの人が初婚を迎える30~39歳の年代では賛成・容認が84.4%にのぼっています。また、同年3月20日に開かれた衆議院法務委員会では、夫婦同姓を義務づけている国が、世界でただ一つわが国だけであることを法務省が明らかにしました。 日本国憲法は、個人の尊厳と法の下の平等を基本とし、家族法を個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定しなければならないとうたっています。ところが、現行の民法は、婚姻にあたり夫婦同姓を強制し、夫婦のどちらかが改姓しなければ結婚できない制度となっています。このため、改姓に伴う煩雑かつ膨大な事務手続き、これまで築き上げたキャリアに分断が生じる例や、望まない改姓による精神的苦痛、事実婚では、パートナーが病気になったとき、死亡時に家族を守れない不安、控除や相続にデメリットが発生するなど、さまざまな問題が生じています。 氏名は、個の表象であって、人格の重要な一部であり、価値観や生き方が多様化している今日、別姓を望む夫婦にまで同姓を強要する理由はありません。わが国も批准している女子差別撤廃条約は、姓及び職業選択を含めて、夫及び妻に同一の個人的権利を保障することを締結国に求めており、こうした観点からも、選択的夫婦別姓制度の早期導入が求められています。 よって国においては、民法改正案を国会に提出し、選択的夫婦別姓制度の早期導入をはかるよう強く要望します。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣です。各議員の賛同をお願い申し上げます。 以上で説明を終わります。 ○議長(菊名裕議員) 議案第43号の提案理由の説明を求めます。 稲葉春男議員。     〔10番 稲葉春男議員 登壇〕 ◆10番(稲葉春男議員) それでは説明いたします。 議案第43号 「東京五輪」の開催の中止を求める意見書。 開会式(7月23日)まで2カ月を切った東京オリンピック・パラリンピックの開催中止を求める声がいま全国で大きく広がっています。各種メディアの世論調査でも、「中止」や「再延長」を求める声が多数を占め、日本弁護士連合会の宇都宮健児元会長が呼びかけた中止要求オンライン署名は5月31日時点で、41万人を突破しています。 五輪が開催となれば、全世界から数万人規模の選手・関係者が来日し、感染爆発の大きなリスクを負うとともに、五輪への医師・看護師の派遣、特別な病床の確保など、それでなくともひっ迫している医療体制をさらに危機に追いやることになります。 こうしたなか、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が「五輪の夢を実現するために、誰もがいくらかの犠牲を払わないといけない」と発言したことは極めて重大です。この発言は、新型コロナの感染拡大や医療のひっ迫など日本国内の実情を無視するだけでなく、五輪開催にはある程度の犠牲はやむを得ないとするもので、「人類の尊厳の保持に重きを置く平和な社会の推進を目指すために、人類の調和のとれた発展にスポーツを役立てること」を謳った五輪憲章の目的にも反するものと言わなければなりません。 一方、わが国の菅義偉首相もまた「五輪の開催権限はIOCにある」「安全・安心の大会が実現できるように全力を尽くすことが私の責務だ」と同じ言葉を繰り返すばかりで国民の不安や批判にこたえようとしていません。コロナ対策と五輪開催が両立できないことは、もはや明瞭です。国民の命を優先する立場から日本政府が中止の決断をすれば、IOCがこれを覆すことはできません。 よって、国民の命と安全を最優先する立場から、日本政府として五輪開催中止の決断を下すよう強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 この意見書は内閣総理大臣、また、東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣に送付するものです。皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(菊名裕議員) 議案第44号の提案理由の説明を求めます。 工藤智加子議員。     〔2番 工藤智加子議員 登壇〕 ◆2番(工藤智加子議員) 私からは、議案第44号 LGBT(性的少数者)に関する差別解消を目的とした法整備を求める意見書について、提出した意見書を読み上げ、説明に代えさせていただきます。 すべての人は生まれながらにして、かけがえのない価値があり、奪うことのできない権利を持っています。性的指向、性自認を理由に、個人が不当な扱いをされたり、不利益を被ったりするようなことは、決してあってはなりません。 LGBTなど性的少数者のカップルを自治体が認める「パートナーシップ制度」を導入した自治体は今年4月1日時点で100自治体にのぼっています。 また、同性どうしの結婚を認めないのは「婚姻の自由」を保障する憲法に違反するとして、北海道の同性カップル3組が国を訴えた裁判で札幌地裁は3月17日、「同性愛者に対しては、婚姻によって生じる法的効果の一部ですらもこれを享受する法的手段を提供しないとしていることは、立法府の裁量権の範囲を超えたものであるといわざるを得ず、本件区別取扱いは、その限度で合理的根拠を欠く差別取扱いに当たると解さざるを得ない」として、違憲判決を下しました。 同時に、多様な性のあり方への無理解や偏見に苦しみ、自尊感情を育てることができずにいる子どもや若者たち、本人の性のあり方を同意なく第3者に暴露してしまうアウティングなどに苦しむ当事者の自殺も後を絶ちません。 性に関するあらゆる差別や偏見をなくし、多様な生き方を尊重することは、誰もが安心して暮らせる社会です。 よって国におかれましては、パートナーシップ条例など自治体による自主的な施策に配慮しつつ、性的指向や性自認を理由にした差別や権利利益を侵害する行為を禁止するなどの必要な措置を盛り込んだ法整備を早期に行うよう強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。各議員の賛同をお願い申し上げ、説明を終わります。 ○議長(菊名裕議員) 暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時17分 △再開 午前11時17分 ○議長(菊名裕議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △議案第41号~議案第44号の質疑 ○議長(菊名裕議員) 日程第3、これより議案第41号から議案第44号までに対する質疑を行います。 質疑の通告がありません。 これにて議案第41号から議案第44号までに対する質疑を終結いたします。----------------------------------- △議案第41号~議案第44号の委員会付託省略 ○議長(菊名裕議員) お諮りいたします。 議案第41号から議案第44号までにつきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(菊名裕議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第41号から議案第44号までにつきましては、委員会付託を省略することに決しました。----------------------------------- △議案第41号~議案第44号の討論・採決 ○議長(菊名裕議員) 日程第4、これより議案第41号から議案第44号までに対する討論・採決を行います。 議案第41号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第41号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第41号 教員免許更新制の廃止を求める意見書につきまして、本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(菊名裕議員) 起立少数であります。 よって、議案第41号は原案否決と決しました。 議案第42号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第42号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第42号 選択的夫婦別姓制度の早期導入を求める意見書につきまして、本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(菊名裕議員) 起立少数であります。 よって、議案第42号は原案否決と決しました。 議案第43号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第43号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第43号 「東京五輪」の開催の中止を求める意見書につきまして、本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(菊名裕議員) 起立少数であります。 よって、議案第43号は原案否決と決しました。 議案第44号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第44号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第44号 LGBT(性的少数者)に関する差別解消を目的とした法整備を求める意見書につきまして、本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(菊名裕議員) 起立少数であります。 よって、議案第44号は原案否決と決しました。 これをもちまして、本定例会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。----------------------------------- △副市長あいさつ ○議長(菊名裕議員) ここで、退任される副市長よりごあいさつをいただきます。 吉木務副市長。     〔吉木 務副市長 登壇〕 ◎副市長(吉木務) まず初めに、皆様方にごあいさつをさせていただく機会をいただきまして感謝申し上げます。 私、今月末をもちまして副市長を退任することといたしました。2年という短い期間でありましたし、殊に、後半におきましては新型コロナウイルス感染症対策として日々の行動が制限されるという中で、なかなか皆様方と直接触れ合う、あるいはお話をする機会が十分には取れなかったことが残念に思いますけれども、私の任期中におきましても、例えば、三郷料金所スマートインターのフルインター化の新規事業など、三郷市のまちづくりに必要な施策につきまして、議会の皆様のご理解とご協力を賜りましたこと、感謝申し上げます。 ちょうど2年前にこの三郷市に赴任してまいりまして感じましたのは、ここ三郷市が田園都市としての風情を残しながらも、東京都あるいは千葉県等と隣接する極めて有利な立地を生かしながら、道路でありますとか、鉄道、あるいは区画整理といった事業を積極的に進めようという、そういうエネルギーであります。 その結果、昨日発表されました国勢調査にありましたように、県内でも第4位の人口増加率を誇るというすばらしい状況でございますし、昨今のテレワークの需要の高まりから考えても、ゆとりある居住環境を有するこの三郷市への評価というのが高まっているというふうに感じます。 その上に、この市内に5つもありますインターチェンジといったものも活用して、物流施設でありますとか、流通施設、あるいは商業施設といったものが、今や関東全体、あるいは日本経済全体を支えていると言ってもよろしいかなというふうには思います。 今後は、頻発する自然災害への対応でありますとか、デジタル社会、あるいはカーボンニュートラルといった社会の新たな変革に対して、行政と議会の方々が一体となって取り組まれ、改めてこの三郷市が人にも企業にも選ばれる魅力的なまちとなるよう期待しております。 残念ながら、来月予定されております聖火リレーでありますとか、ギリシャの事前キャンプに参加することができないかなというのが心残りでありますけれども、私もギリシャサポーターの一員としてしっかりと応援をさせていただきたいと思います。 結びに、三郷市議会の皆様のますますのご活躍と三郷市のさらなる発展を祈念いたしまして、私の退任のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。----------------------------------- △市長あいさつ ○議長(菊名裕議員) 続きまして、閉会に当たり、市長よりごあいさつがあります。 木津雅晟市長。     〔木津雅晟市長 登壇〕 ◎市長(木津雅晟) 議長のお許しをいただきましたので、6月定例市議会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会は、埼玉県においてまん延防止等重点措置が適用される中での開催であり、新型コロナウイルス感染症対応を盛り込んだ一般会計補正予算、副市長の選任議案など12議案に対しまして、慎重なるご審議の上、ご決定いただきましたことに厚く御礼申し上げます。 また、一般質問では貴重なご意見、ご提言を賜りましたので、今後、十分な研究と検討をいたしまして、市政運営に生かしてまいりたいと思います。 さて、吉木副市長でございますが、6月30日をもって国土交通省に帰任いたします。 吉木副市長には、これまで三郷流山橋有料道路事業、常磐自動車道三郷料金所スマートインターチェンジのフルインター化、次世代モビリティサービスとして期待されておりますMaaSの推進をはじめ、様々な事業においても私を補佐いただきました。この場をお借りいたしまして感謝の意を表します。 また、今議会で同意をいただきました後任の吉田敏晴副市長でございますが、吉木副市長同様に議員の皆様のご指導を賜りながら、三郷市一丸となってまちづくりに取り組んでまいりたいと存じますので、さらなるご理解、ご協力をお願い申し上げます。 さて、議員の皆様におかれましては、今任期中の最後の定例会となりました。来る7月11日には市議会議員選挙の投票日を迎えますが、立候補される皆様におかれましてはご健闘されることを衷心よりお祈り申し上げます。また、今期をもって勇退される皆様には、長年にわたるご指導に深く感謝を申し上げますとともに、今後とも変わらぬご支援をお願い申し上げます。 結びに、天候が不安定な日が続いております。議員の皆様には体調管理に十分にご留意され、今後、ますますご活躍されますことを心よりご祈念申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。----------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(菊名裕議員) これにて令和3年6月三郷市議会定例会を閉会いたします。 △閉会 午前11時28分   議長     菊名 裕   副議長    村上香代子   署名議員   酒巻宗一   署名議員   篠田 進   署名議員   市川文雄...