◎
学校教育部長(
魚躬隆夫) 私からは、3、コロナ禍問題の1、
マスク着用が困難な人についてのイ、児童・生徒に対する対応についてお答えいたします。 本市においては、
新型コロナウイルス感染防止対策に係る、国や県が示している
衛生管理マニュアルや
通常登校における
ガイドライン等の指針を受けまして、4月当初に「三郷市
学校生活における留意点」を作成し、
活動場面に応じた
マスクの着脱を含めた具体の指導について、全小・中学校に周知をいたしました。 また、今後の気温や
湿度上昇に伴う
熱中症リスクや呼吸困難を回避するため、
校長会を通じて再確認したところでございます。 これらのことを踏まえ、各学校においても、
新型コロナウイルス感染防止対策を徹底しながら
学校教育を継続するよう努めているところでございます。
マスク着用に関しましては、無意識のうちに外してしまうなど、
マスクの常時着用が難しい児童もおります。このようなケースに対しては、その状況を見極めながら、
飛沫感染を防ぐための
マスク着用について、必要に応じた指導をし、対応しているところでございます。 今後も、
マスクの着用が困難な児童・生徒について、個別の
状況把握と対応を行うとともに、
マスクの着脱について正しく判断し、行動できる
子どもたちの育成に努めてまいります。 また、
マスク着用が困難であることの
意思表示につきましては、
保護者や児童・生徒の意向を踏まえ、対応してまいります。 以上でございます。
○議長(
菊名裕議員)
鈴木深太郎議員。 〔18番
鈴木深太郎議員 登壇〕
◆18番(
鈴木深太郎議員) それぞれ丁寧なご答弁ありがとうございます。何点か要望と再質問をさせていただきます。 1、まちづくり問題、1、三郷駅南側、
商業施設の閉鎖について、ア、今後の計画についてですが、
民間開発のほうでどのように計画をするのか、今後の予定を見守るしかありませんが、
事前協議の相談や打合せに来られましたら、ぜひ解体、建設時の
安全対策の強化とともに、市として歩道の
バリアフリー化を予定している旨の協議をしていただくよう、よろしくお願いいたします。要望です。 次に、イの周辺の
防犯対策ですが、今後、
商業施設の解体後、どのように計画をされても、東側に街灯が設置されていないわけですから、計画を待つのではなく、計画を待ってしまいますと、これから解体、計画で何年かかるかわかりません。そういう部分では、別問題として早急に取り組んでいただきますよう、これは強く要望をいたします。 次に、ごみ問題で、1、
粗大ごみについて、ア、
粗大ごみの出し方につきましては、私が一番初めに質問した平成17年のときより、
戸別収集において、自分で出せない場合、
シルバー人材センターで運び出し作業を請け負うことや、直接搬入で第1日曜日、第4土曜日が拡充されたことは、市民にとって大変うれしいことだと思っております。 そこで、イの
支払い方法の改善と
粗大ごみ処理券発行についてですが、残念ながら、平成17年から変わっていないのが
支払い方法の改善でございます。 6月1日現在の
年齢別人口を確認しますと、70歳から74歳までが1万1,847人で、毎年平均2,365人が75歳を迎えます。このような
高齢社会を迎える中、
運転免許証の返納など、
交通弱者も増えていくと考えます。 そこで、
高齢者に寄り添う取組として、ぜひ
粗大ごみの
手数料や
シルバー人材センターの運び出し料金を
市役所の
連絡所や
郵便局、コンビニでも
支払いができるよう検討していただきますよう、よろしくお願いいたします。 併せて、
粗大ごみの
処理券発行についてもお願いいたします。これも要望でございます。 次に、3のコロナ禍問題で、1、
マスク着用が困難な人について、ア、障がいや
皮膚疾患等のかたへの対応についてですが、なかなか難しい問題でありますが、
マスク着用が困難な人がいるということを周囲に理解していただくために、周知、啓発が大事だと考えますので、今後、市のホームページなどで周知をしていただきますようよろしくお願いいたします。 イの児童・生徒に対する対応についてですが、関連して1点お伺いいたします。 先週、市のホームページを見ていましたら、「
新型コロナウイルス感染症対策としての
マスクの着脱について」と題して、教育委員会指導課からお知らせがありました。 内容は、「市内小・中学校では、学校での
新型コロナウイルス感染症対策として、児童生徒の健康と安全を第一に考えて、
学校生活において
マスクを着用するよう指導しています。一方で、運動を行う際等に
マスクを着用する場合、十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症になるリスクが指摘されています。本市では、授業や給食、運動時の
マスク着脱についてリーフレットを作成し、全小・中学校で共有しています」と。 そこで、リーフレットを確認しましたら、このように授業、また運動ということであります。私が心配しているのは、この運動の中に「原則
マスクはつけない」とあります。 一方、小学校の学校だより、毎月私のところにも送られてきますけれども、この学校だよりの6月号、数校分確認させていただきました。そうしましたら、運動をしているときに
マスクを着用しているではありませんか。 今後、熱中症などの危険性もあるし、児童に対して「原則
マスクはつけない」ということはなかなか判断がつかないと思います。ぜひ先生が指導すべきと思うし、原則という言葉は取るべきと考えますが、
学校教育部長にお伺いいたします。 ウの
意思表示する
カードや
バッチの配布についてですが、公明党の西田参議院会長は、
意思表示する
カードを各種団体が作成していることを知り、さらに
カードのマークがばらばらで統一されていないため周知が進まないとの課題も指摘されたことを受け、今年の3月、参議院予算委員会で、国として
カードや
バッチの規格を統一し、普及にも力を入れるべきだと訴えました。 これに対しまして、田村厚生労働大臣は、「厚生労働省として
マスクの着用が困難な人への理解を国民に促している。マークの統一ができるかどうかはそれぞれの団体と話し合い、検討していく」と答弁しております。 国の動向もございますが、本市におきましても、周囲に理解をしていただくために
意思表示する
カードや
バッチを作成し、配布することが大変重要と考えますので、よろしくお願いいたします。これは要望でございます。 以上で第2問を終わります。
○議長(
菊名裕議員)
鈴木深太郎議員の2問目に対する答弁を求めます。
魚躬隆夫学校教育部長。 〔
魚躬隆夫学校教育部長 登壇〕
◎
学校教育部長(
魚躬隆夫)
鈴木議員の再度のご質問にお答えいたします。 教育委員会作成のリーフレットの中で、原則
マスク着用はしないというところで、この原則というのが児童自身が判断するのが難しいのではないかというご質問かと思います。 議員ご指摘のとおり、これからの季節は
マスク着用による熱中症のリスクが高まることが予想されます。各学校においてはこれまでも指導してまいりましたが、体育授業時や休み時間の外での遊び、これらにおいて人との距離を保つこと、それから会話を控えること、これらを約束事として
マスクを外すことについては、より一層指導を重ねてまいりたいと思っております。 以上でございます
○議長(
菊名裕議員) 以上で
鈴木深太郎議員の質問を終わります。 以上で市政に対する
一般質問を終わります。
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△日程の追加
○議長(
菊名裕議員) ただいま
佐藤智仁議員ほか3名から、議案第41号 教員免許更新制の廃止を求める意見書が、
深川智加議員ほか3名から、議案第42号 選択的夫婦別姓制度の早期導入を求める意見書が、
稲葉春男議員ほか3名から、議案第43号 「東京五輪」開催の中止を求める意見書が、
工藤智加子議員ほか3名から、議案第44号
LGBT(性的少数者)に関する差別解消を目的とした法整備を求める意見書が提出されました。 お諮りいたします。 この際、これら4議案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
菊名裕議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第41号から議案第44号までを日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△議案第41
号~議案第44号の上程・説明
○議長(
菊名裕議員) 日程第2、これより議案第41号から議案第44号までを議題といたします。 議案第41号の提案理由の説明を求めます。
佐藤智仁議員。 〔9番
佐藤智仁議員 登壇〕
◆9番(
佐藤智仁議員) 議案第41号 教員免許更新制の廃止を求める意見書について、提案理由を申し上げます。 萩生田光一文部科学相の諮問を受けて、「教員免許更新制」の見直しを議論している中央教育審議会は5月24日、同制度を「存続させるか廃止するか」の結論を次回の委員会で出す方針を明らかにしました。教員免許更新制については、現場の過重負担などから教育関係団体や自治体などから廃止を求める要望が出され、今年3月、萩生田文科相から制度の「抜本的な見直し」について早期に結論を出すよう同審議会に諮問されていたものです。 教員免許更新制は、第一次安倍晋三内閣の「教育再生会議」などの提言を受け2009年度から導入され、1度取得すれば生涯の資格となる従来の仕組みと異なり、10年に1度、30時間程度の「更新講習」を受講しなければ、教員免許が失効する仕組みとなっています。 しかし、実施から10年あまり、制度の行き詰まりが誰の目にも明らかになってきております。何より、教員不足を深刻化させ、産休・育休や病休の教員に替わる臨時教員が見つからなくなることなどの事態を生んでおります。また、50歳代で免許更新を迎え、そのまま退職する教員も少なくありません。さらに、教員免許を期限付きとしたことで学生の教職への意欲を低下させ、結果として教員不足を招き、少人数学級の足かせともなっております。 一方、教員の負担も深刻です。異常な長時間労働が改善されないもとで、自ら休みをとって受講し、受講料、交通費、場合によっては宿泊費まで自己負担する「更新講習」は、経済的にも物理的にも大きな負担となっております。全国市長会は「教員の負担感はかなり大きく、研修に関する満足度は低い」と批判し、全国高等学校PTA連合会も、不都合が多いとして廃止を求めております。 「教職は、厳しい不断の研究によって得られ、かつ、維持される」専門職です。子どもの権利や個人の尊厳への思索、各教科を教えるための豊かな知識、人生に対するさまざまな経験、現代社会の諸問題への関心。そうした知識技能は絶えざる研究・修養全体で維持されていくものです。 よって、国は、現場教員の意見をありのままに把握し、制度の廃止に踏み切るよう強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。 提出先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣宛であります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(
菊名裕議員) 議案第42号の提案理由の説明を求めます。
深川智加議員。 〔1番
深川智加議員 登壇〕
◆1番(
深川智加議員) それでは、議案第42号 選択的夫婦別姓制度の早期導入を求める意見書について説明いたします。 2018年2月に内閣府が公表した世論調査では、夫婦同姓も夫婦別姓も選べる選択的夫婦別姓制度の導入に賛成・容認が66.9%に達し、反対の29.3%を大きく上回っています。特に、多くの人が初婚を迎える30~39歳の年代では賛成・容認が84.4%にのぼっています。また、同年3月20日に開かれた衆議院法務委員会では、夫婦同姓を義務づけている国が、世界でただ一つわが国だけであることを法務省が明らかにしました。 日本国憲法は、個人の尊厳と法の下の平等を基本とし、家族法を個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定しなければならないとうたっています。ところが、現行の民法は、婚姻にあたり夫婦同姓を強制し、夫婦のどちらかが改姓しなければ結婚できない制度となっています。このため、改姓に伴う煩雑かつ膨大な事務手続き、これまで築き上げたキャリアに分断が生じる例や、望まない改姓による精神的苦痛、事実婚では、パートナーが病気になったとき、死亡時に家族を守れない不安、控除や相続にデメリットが発生するなど、さまざまな問題が生じています。 氏名は、個の表象であって、人格の重要な一部であり、価値観や生き方が多様化している今日、別姓を望む夫婦にまで同姓を強要する理由はありません。わが国も批准している女子差別撤廃条約は、姓及び職業選択を含めて、夫及び妻に同一の個人的権利を保障することを締結国に求めており、こうした観点からも、選択的夫婦別姓制度の早期導入が求められています。 よって国においては、民法改正案を国会に提出し、選択的夫婦別姓制度の早期導入をはかるよう強く要望します。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣です。各議員の賛同をお願い申し上げます。 以上で説明を終わります。
○議長(
菊名裕議員) 議案第43号の提案理由の説明を求めます。
稲葉春男議員。 〔10番
稲葉春男議員 登壇〕
◆10番(
稲葉春男議員) それでは説明いたします。 議案第43号 「東京五輪」の開催の中止を求める意見書。 開会式(7月23日)まで2カ月を切った東京オリンピック・パラリンピックの開催中止を求める声がいま全国で大きく広がっています。各種メディアの世論調査でも、「中止」や「再延長」を求める声が多数を占め、日本弁護士連合会の宇都宮健児元会長が呼びかけた中止要求オンライン署名は5月31日時点で、41万人を突破しています。 五輪が開催となれば、全世界から数万人規模の選手・関係者が来日し、感染爆発の大きなリスクを負うとともに、五輪への医師・看護師の派遣、特別な病床の確保など、それでなくともひっ迫している医療体制をさらに危機に追いやることになります。 こうしたなか、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が「五輪の夢を実現するために、誰もがいくらかの犠牲を払わないといけない」と発言したことは極めて重大です。この発言は、新型コロナの感染拡大や医療のひっ迫など日本国内の実情を無視するだけでなく、五輪開催にはある程度の犠牲はやむを得ないとするもので、「人類の尊厳の保持に重きを置く平和な社会の推進を目指すために、人類の調和のとれた発展にスポーツを役立てること」を謳った五輪憲章の目的にも反するものと言わなければなりません。 一方、わが国の菅義偉首相もまた「五輪の開催権限はIOCにある」「安全・安心の大会が実現できるように全力を尽くすことが私の責務だ」と同じ言葉を繰り返すばかりで国民の不安や批判にこたえようとしていません。コロナ対策と五輪開催が両立できないことは、もはや明瞭です。国民の命を優先する立場から日本政府が中止の決断をすれば、IOCがこれを覆すことはできません。 よって、国民の命と安全を最優先する立場から、日本政府として五輪開催中止の決断を下すよう強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 この意見書は内閣総理大臣、また、東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣に送付するものです。皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 以上で説明を終わらせていただきます。
○議長(
菊名裕議員) 議案第44号の提案理由の説明を求めます。
工藤智加子議員。 〔2番
工藤智加子議員 登壇〕
◆2番(
工藤智加子議員) 私からは、議案第44号
LGBT(性的少数者)に関する差別解消を目的とした法整備を求める意見書について、提出した意見書を読み上げ、説明に代えさせていただきます。 すべての人は生まれながらにして、かけがえのない価値があり、奪うことのできない権利を持っています。性的指向、性自認を理由に、個人が不当な扱いをされたり、不利益を被ったりするようなことは、決してあってはなりません。
LGBTなど性的少数者のカップルを自治体が認める「パートナーシップ制度」を導入した自治体は今年4月1日時点で100自治体にのぼっています。 また、同性どうしの結婚を認めないのは「婚姻の自由」を保障する憲法に違反するとして、北海道の同性カップル3組が国を訴えた裁判で札幌地裁は3月17日、「同性愛者に対しては、婚姻によって生じる法的効果の一部ですらもこれを享受する法的手段を提供しないとしていることは、立法府の裁量権の範囲を超えたものであるといわざるを得ず、本件区別取扱いは、その限度で合理的根拠を欠く差別取扱いに当たると解さざるを得ない」として、違憲判決を下しました。 同時に、多様な性のあり方への無理解や偏見に苦しみ、自尊感情を育てることができずにいる子どもや若者たち、本人の性のあり方を同意なく第3者に暴露してしまうアウティングなどに苦しむ当事者の自殺も後を絶ちません。 性に関するあらゆる差別や偏見をなくし、多様な生き方を尊重することは、誰もが安心して暮らせる社会です。 よって国におかれましては、パートナーシップ条例など自治体による自主的な施策に配慮しつつ、性的指向や性自認を理由にした差別や権利利益を侵害する行為を禁止するなどの必要な措置を盛り込んだ法整備を早期に行うよう強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。各議員の賛同をお願い申し上げ、説明を終わります。
○議長(
菊名裕議員) 暫時休憩いたします。
△休憩 午前11時17分
△再開 午前11時17分
○議長(
菊名裕議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
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△議案第41
号~議案第44号の質疑
○議長(
菊名裕議員) 日程第3、これより議案第41号から議案第44号までに対する質疑を行います。 質疑の通告がありません。 これにて議案第41号から議案第44号までに対する質疑を終結いたします。
-----------------------------------
△議案第41
号~議案第44号の
委員会付託省略
○議長(
菊名裕議員) お諮りいたします。 議案第41号から議案第44号までにつきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
菊名裕議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第41号から議案第44号までにつきましては、委員会付託を省略することに決しました。
-----------------------------------
△議案第41
号~議案第44号の討論・採決
○議長(
菊名裕議員) 日程第4、これより議案第41号から議案第44号までに対する討論・採決を行います。 議案第41号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第41号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第41号 教員免許更新制の廃止を求める意見書につきまして、本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔起立少数〕
○議長(
菊名裕議員) 起立少数であります。 よって、議案第41号は原案否決と決しました。 議案第42号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第42号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第42号 選択的夫婦別姓制度の早期導入を求める意見書につきまして、本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔起立少数〕
○議長(
菊名裕議員) 起立少数であります。 よって、議案第42号は原案否決と決しました。 議案第43号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第43号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第43号 「東京五輪」の開催の中止を求める意見書につきまして、本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔起立少数〕
○議長(
菊名裕議員) 起立少数であります。 よって、議案第43号は原案否決と決しました。 議案第44号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第44号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第44号
LGBT(性的少数者)に関する差別解消を目的とした法整備を求める意見書につきまして、本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔起立少数〕
○議長(
菊名裕議員) 起立少数であります。 よって、議案第44号は原案否決と決しました。 これをもちまして、本
定例会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。
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△副市長あいさつ
○議長(
菊名裕議員) ここで、退任される副市長よりごあいさつをいただきます。 吉木務副市長。 〔吉木 務副市長 登壇〕
◎副市長(吉木務) まず初めに、皆様方にごあいさつをさせていただく機会をいただきまして感謝申し上げます。 私、今月末をもちまして副市長を退任することといたしました。2年という短い期間でありましたし、殊に、後半におきましては
新型コロナウイルス感染症対策として日々の行動が制限されるという中で、なかなか皆様方と直接触れ合う、あるいはお話をする機会が十分には取れなかったことが残念に思いますけれども、私の任期中におきましても、例えば、三郷料金所スマートインターのフルインター化の新規事業など、三郷市のまちづくりに必要な施策につきまして、議会の皆様のご理解とご協力を賜りましたこと、感謝申し上げます。 ちょうど2年前にこの三郷市に赴任してまいりまして感じましたのは、ここ三郷市が田園都市としての風情を残しながらも、東京都あるいは千葉県等と隣接する極めて有利な立地を生かしながら、道路でありますとか、鉄道、あるいは区画整理といった事業を積極的に進めようという、そういうエネルギーであります。 その結果、昨日発表されました国勢調査にありましたように、県内でも第4位の人口増加率を誇るというすばらしい状況でございますし、昨今のテレワークの需要の高まりから考えても、ゆとりある居住環境を有するこの三郷市への評価というのが高まっているというふうに感じます。 その上に、この市内に5つもありますインターチェンジといったものも活用して、物流施設でありますとか、流通施設、あるいは
商業施設といったものが、今や関東全体、あるいは日本経済全体を支えていると言ってもよろしいかなというふうには思います。 今後は、頻発する自然災害への対応でありますとか、デジタル社会、あるいはカーボンニュートラルといった社会の新たな変革に対して、行政と議会の方々が一体となって取り組まれ、改めてこの三郷市が人にも企業にも選ばれる魅力的なまちとなるよう期待しております。 残念ながら、来月予定されております聖火リレーでありますとか、ギリシャの事前キャンプに参加することができないかなというのが心残りでありますけれども、私もギリシャサポーターの一員としてしっかりと応援をさせていただきたいと思います。 結びに、三郷市議会の皆様のますますのご活躍と三郷市のさらなる発展を祈念いたしまして、私の退任のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。
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△市長あいさつ
○議長(
菊名裕議員) 続きまして、閉会に当たり、市長よりごあいさつがあります。
木津雅晟市長。 〔
木津雅晟市長 登壇〕
◎市長(
木津雅晟) 議長のお許しをいただきましたので、6月定例市議会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 本
定例会は、埼玉県においてまん延防止等重点措置が適用される中での開催であり、
新型コロナウイルス感染症対応を盛り込んだ一般会計補正予算、副市長の選任議案など12議案に対しまして、慎重なるご審議の上、ご決定いただきましたことに厚く御礼申し上げます。 また、
一般質問では貴重なご意見、ご提言を賜りましたので、今後、十分な研究と検討をいたしまして、市政運営に生かしてまいりたいと思います。 さて、吉木副市長でございますが、6月30日をもって国土交通省に帰任いたします。 吉木副市長には、これまで三郷流山橋有料道路事業、常磐自動車道三郷料金所スマートインターチェンジのフルインター化、次世代モビリティサービスとして期待されておりますMaaSの推進をはじめ、様々な事業においても私を補佐いただきました。この場をお借りいたしまして感謝の意を表します。 また、今議会で同意をいただきました後任の吉田敏晴副市長でございますが、吉木副市長同様に議員の皆様のご指導を賜りながら、三郷市一丸となってまちづくりに取り組んでまいりたいと存じますので、さらなるご理解、ご協力をお願い申し上げます。 さて、議員の皆様におかれましては、今任期中の最後の
定例会となりました。来る7月11日には市議会議員選挙の投票日を迎えますが、立候補される皆様におかれましてはご健闘されることを衷心よりお祈り申し上げます。また、今期をもって勇退される皆様には、長年にわたるご指導に深く感謝を申し上げますとともに、今後とも変わらぬご支援をお願い申し上げます。 結びに、天候が不安定な日が続いております。議員の皆様には体調管理に十分にご留意され、今後、ますますご活躍されますことを心よりご祈念申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
-----------------------------------
△閉会の宣告
○議長(
菊名裕議員) これにて令和3年6月
三郷市議会定例会を閉会いたします。
△閉会 午前11時28分 議長 菊名 裕 副議長 村上香代子 署名議員 酒巻宗一 署名議員 篠田 進 署名議員 市川文雄...