△再開 午前11時25分
○議長(
菊名裕議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
-----------------------------------
△議案第1
号~議案第17号の
委員長報告に対する質疑、討論・採決
○議長(
菊名裕議員) 日程第2、これより議案第1号から議案第17号までの
委員長報告に対する質疑、討論・採決を行います。 初めに、
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑の通告がありません。 これにて議案第1号から議案第17号までの
委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論・採決を行います。 議案第1号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第1号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第1号 三郷市
道路線の変更についての
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
菊名裕議員)
起立全員であります。 よって、議案第1号は
原案可決と決しました。 議案第2号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第2号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第2号 三郷市
道路線の認定についての
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
菊名裕議員)
起立全員であります。 よって、議案第2号は
原案可決と決しました。 議案第3号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第3号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第3号 三郷市
職員公務災害等見舞金支給条例の一部を改正する条例の
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
菊名裕議員)
起立全員であります。 よって、議案第3号は
原案可決と決しました。 議案第4号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第4号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第4号 三郷市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
菊名裕議員)
起立全員であります。 よって、議案第4号は
原案可決と決しました。 議案第5号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第5号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第5号
災害弔慰金の
支給等に関する条例の一部を改正する条例の
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
菊名裕議員)
起立全員であります。 よって、議案第5号は
原案可決と決しました。 議案第6号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第6号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第6号 三郷市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
菊名裕議員)
起立全員であります。 よって、議案第6号は
原案可決と決しました。 議案第7号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第7号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第7号 三郷市
市営住宅設置及び
管理条例の一部を改正する条例の
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
菊名裕議員)
起立全員であります。 よって、議案第7号は
原案可決と決しました。 議案第8号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第8号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第8号 三郷市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例及び三郷市
児童クラブ設置及び
管理条例の一部を改正する条例の
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
菊名裕議員)
起立全員であります。 よって、議案第8号は
原案可決と決しました。 議案第9号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第9号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第9号 令和元
年度三郷市
一般会計補正予算(第5号)の各
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
菊名裕議員)
起立全員であります。 よって、議案第9号は
原案可決と決しました。 議案第10号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第10号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第10号 令和元
年度三郷市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
菊名裕議員)
起立全員であります。 よって、議案第10号は
原案可決と決しました。 議案第11号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第11号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第11号 令和元
年度三郷市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
菊名裕議員)
起立全員であります。 よって、議案第11号は
原案可決と決しました。 議案第12号の討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 原案に反対、9番、
佐藤智仁議員。 〔9番
佐藤智仁議員 登壇〕
◆9番(
佐藤智仁議員) 議案第12号 令和2
年度三郷市
一般会計予算について、
日本共産党三郷市議団を代表し、
反対討論を行います。 2020年度の
政府予算は、前年度の
予算規模が初めて100兆円を超えるものとなり、今年度も同様の規模となっています。この中身は、税収分は所得税が
消費税を下回り、昨年10月から始まった
消費税10%では、
社会保障の原資にすると言われておりますが、
社会保障費に至っては昨年同様に1,200億円の
マイナス、
自然増分を圧縮した予算となっており、一方で軍事費は8年連続で増額となり、約5.3兆円になっています。 また、19年度に続き、年金の
マクロ経済スライドを実施し、
待機児童解消に至っては
企業主導型による受け皿に頼りつつ、
認可保育所の人数は減少の傾向があることが
厚生労働省の
待機児童解消加速化プランの集計結果からも見受けられます。 総務省の家計調査によれば、国民の暮らしは大変厳しいものとなっています。増税直後の10月の
実質家計消費は前年度同月比で
マイナス5.1%と、前回の14年4月の増税時を上回る落ち込みを見せました。とりわけ、影響が顕著にあらわれているのがデパートやスーパーなどです。 こうした背景を受けながらも、三郷市の新
年度予算は総額で511億円となり、昨年同様に同額の500億円を超える予算となりました。 それでは、主な内容について述べていきたいと思います。 まず、歳入より、
個人市民税については人口の増加から昨
年度予算より3.4%の増加となりました。法人税については
マイナス14.2%となり、これは
企業減税措置が行われたことから減額の傾向が見られます。
環境性能割についても増額の予算が組まれておりますが、
環境性能を持った
軽自動車等の普及にはさまざまな課題が残るのではないでしょうか。
森林譲与税については、新
年度予算により計上されておりますが、これは
課税対象者の均等割にかかることから、低
所得者層にとっては重い負担が考えられます。法人に対しても課税できるよう取り組んでいくことが必要ではないでしょうか。 次に、歳出の
総務費では、以前からも
日本共産党三郷市議団は指摘してきましたが、新
年度予算においても
マイナンバーにかかわる予算が含まれております。
マイナンバーカードを必要とされないかたへの無理な強要とならない配慮も必要ではないかと考えます。 また、
個人情報の保護とプライバシーの保護をどのようにしていくのかが重要な問題であると言えます。厳格な管理を求めます。 次に、
会計年度任用職員人件費につきましては、1年単位の働き方を常態化させるもので問題です。本会議での質疑でも明らかになりましたが、新年度においては賃上げとなることが明らかになりました。引き続き、組合との調整を密に行い、
最低賃金の引き上げも含め、今後も予算の確保に努めていただきたい。 次に、
災害対策費については災害時の要介助者や障がいを持つかたなどが十分な避難ができるよう、体制の確立と同時に計画が生かされるよう支援に努めていただきたい。
収納対策については、無理な徴収とならないよう、状況をよく把握して福祉と連携を図り、対応を願いたい。 民生費については、
高齢化率に伴う65歳以上の
人口増加が見込まれます。新予算では、
高齢者福祉事業などにおける独自の
新規事業に乏しく、また既存の事業の拡充や
運転免許証の返納をした
高齢者へのバス・
タクシー券の配付を開始する蕨市のような
積極的支援策が必要ではないかと考えます。 また、
市民生活担当部においては、地域に密着した
交流施設が設置されてきましたが、市民の多様なニーズに応え、災害時に対応ができる
人員体制を求めます。
地域コミュニティを醸成する積極的な施策を実行できるよう要望いたします。 次に、
福祉部担当部については、重点施策に掲げられている避難行動要支援者支援事業個別計画策定の支援を行い、早期に実効性のあるものにしていただきたい。フレイル予防のための特別食については前進が見られますが、住民のニーズでもある配食回数を週7回以上とするよう求めます。併せて、介護保険料の助成事業拡充を検討いただきたい。 障がい福祉では、相談支援事業所の新たな設置については評価いたします。しかし、個別計画策定の需要に十分応えるものとなるよう、
人員体制強化に引き続き努めていただきたい。 訪問入浴介助支援については、利用回数をふやすことを求めます。 超重度心身障がい児短期入所促進事業は、対象児童を拡充したことは前進しております。引き続き、医療的ケア児の受け入れ施設の増設や保護者への支援を拡充していただきたい。 保育・子育て支援では、保育所の待機児童を解消し、安心して働ける環境を保障することを求めます。また、近年社会問題となっている児童虐待防止に努め、早期発見と要保護児童対策を強化し、家庭生活支援員などによる積極的な支援をいただきたい。 商工費においては、
消費税の増税やインボイスの導入により、この対応に苦慮する中小企業からの声も出ております。ポイント還元に対応するためには、端末機を導入する必要があることから、この導入が経営の重い負担となっています。本予算においても融資制度などの予算が組まれておりますが、利用できるのは税の納入がある経営者が前提となっており、利用したいができない状況もあるとお聞きしております。生業は一時的に減少することもありますが、回復をする機会を奪うことがあっては市内の活性化にはつながりません。個別の事情をよく把握し、適正な事業運営に努められたい。 農業費については、ビニールハウスの補助要件を緩和し、小規模市内農業者などへの支援を求めます。また、農業者との連携をさらに強め、食料自給率の向上のための支援の充実に努めていただきたい。 教育費においては、就学援助にかかわる予算が組まれておりますが、制度の対象になっているが、利用していない、またこの制度について知らない、そうした家庭もあると思われます。引き続き、周知啓発に努めていただきたい。また、子どもに広がる日本の見えない貧困が課題となっています。貧困は健康への影響を与えることもわかっており、社会的決定要因であることも専門家も指摘しております。学校給食費は食育と位置づけられていることからも、無償化などが必要ではないかと考えます。 消防費については、日ごろよりの啓発活動は非常に評価できます。しかし、消防団の充足率は平成30年度から86%を維持しており、人員の確保が課題として残ります。この間のPR大使との連携や動画作成などは評価できます。また、新
年度予算でも新たに資材置場を更新する予算が組まれており、さらなる消防機能の充実につながるものと考えます。火災警報装置の普及促進などと併せ、引き続き火災予防に努めていただきたい。 土木費については、市内の交通問題とも関連いたしますが、グリーンベルトや安心して通行できる歩道の整備が住民からは求められています。徐々に整備改善もなされてきておりますが、市内には危険な場所となっているところも存在しております。まちづくりや交通安全と一体に、誰もが利用しやすい環境整備を進めていただきたい。 また、水路のしゅんせつについては定期的な除去に努めていただいておりますが、治水対策としても十分な機能が果たせるよう、ふたかけも含め安全性と利便性の向上を図っていただきたい。 最後になりますが、公営住宅管理費につきましては、低所得者のかたが安心して入居できる市営住宅の確保が課題であります。今後の市営住宅施策に期待をいたします。 以上の内容を述べ、討論を終わります。
○議長(
菊名裕議員) 原案に賛成、21番、篠田進議員。 〔21番 篠田 進議員 登壇〕
◆21番(篠田進議員) それでは、議案第12号 令和2
年度三郷市
一般会計予算につきまして、政志会を代表し、
賛成討論をいたします。 かねてより大きな注目を集めてまいりました世界最大のスポーツの祭典である東京オリンピック・パラリンピックの開幕まで、いよいよ残すところあと4か月余りとなりました。夏の大会としては56年ぶりの日本での開催であり、トップアスリートたちの競演に、今から心が沸き立つような胸の高鳴りを覚えます。「令和」という新しい時代にふさわしい、世界に誇れる大会となることを願っております。 一方で、近年は災害に対する備えの重要性がますます大きく叫ばれる状況になっております。昨年も台風15号や19号などの上陸があり、各地に甚大な被害を及ぼしました。この被害で亡くなられた方々に、心から哀悼の意を捧げるとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 さて、先般、市長から令和2年度の施政方針の表明があり、オリンピック・パラリンピック及び防災関連を初めとした大きな5つの指針が示されたところです。いずれも、本市の状況や課題を的確に捉え、将来を見据えた施策が盛り込まれており、時宜を得た適切なものと評価いたします。 今回上程された
一般会計予算は、総額が511億円と13年連続で増額となりました。 まず、歳入について見ますと、市税収入において引き続き顕著な伸びを見込んでおります。特に、個人住民税の伸びについては従来からの人口の増を反映したものであり、選ばれるまちとしての施策の成果のあらわれと見ることができます。そのほか、固定資産税などの伸びにつきましても、計画的なまちづくりの進展をうかがわせるものとなっております。歳入の根幹である市税収入が適切な施策により、このように順調に推移していることは大変に好ましいことであります。 続いて、歳出についてですが、限られた予算においても必要な施策に目を配った充実した内容となっております。オリンピック・パラリンピック関連では、まずギリシャ共和国・陸上競技団の事前キャンプに関する事業が掲げられます。事前キャンプ地に本市が選ばれるということは、市長を初めとする招致関係者のあふれんばかりの熱意や、陸上競技場等の充実したスポーツ施設のアピールなどが実を結んだものと受けとめております。心から感謝の意と敬意を表します。これを機に、市民がよりスポーツに親しむ、ギリシャ共和国とのさらなる友好につながるよう期待をいたしております。 次に、防災関連ですが、まず治水対策として大場川下流排水機場のポンプの増強が図られております。これにより排水能力の大幅な向上が期待されることから、一日も早い完成が待たれるところです。このほか、橋りょう道路老朽化への対応など、ライフラインやインフラの災害への対策が進められております。 さらに、災害時には避難所として活用される小・中学校の屋内運動場については、近隣他市に先駆けてエアコンの100%整備を完了することとなり、大いに評価すべき点と考えます。 次に、子育てや
高齢者、障がい者などに対する施策ですが、まず待機児童対策として引き続き
保育施設の整備が進められるほか、小学生が対象の児童クラブについても拡充がなされます。また、出産後の母子に対するサポートとして、新たに宿泊型のケア事業も開始されるほか、子どもの居場所づくりの後押しと子育て世代を支援する内容となっております。
高齢者向けの施策としましては、今後ますます進む高齢化社会を見据えた施策が盛り込まれております。 障がいのある方々への支援については、相談支援事務所が新たに1か所増設されるほか、手話の普及や支援が必要な児童・生徒に対する指導補助の強化などが引き続き図られております。 次に、市民生活のさらなる充実のため、地域の特性に合わせた拠点の創設や、市内外を結ぶネットワークなどの社会資本の整備も重要な課題であり、これまでの施策を進展させる内容となっております。 (仮称)三郷流山橋は、令和5年度の供用に向け、着実に事業が進められるほか、三郷料金所スマートインターチェンジの大型化、さらにはフルインター化により市内交通の円滑化や地域の活性化が期待されます。 また、南部地域やみさと団地エリアなどにおいても、それぞれ拠点施設の整備が進められるほか、地域公共交通ネットワークの方策に関しては、新しい概念を取り入れた施策も含まれております。 これまで述べてきたほかにも、観光協会の法人化による新たな事業展開、新特産品の産出や観光農園の支援、日本一の読書のまち推進事業を初めとした学びの機会の提供など、申し上げたい施策が数多くあります。今後も、時代に即した新たな取り組みを積極的に進められることを期待いたします。木津市長におかれましては、これらの施策を強力に推進いただき、魅力あるふるさと三郷みんながほほえむまちづくりの実現のため、卓越した手腕を多いに発揮されますようお願いをし、
賛成討論といたします。
○議長(
菊名裕議員) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて議案第12号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第12号 令和2
年度三郷市
一般会計予算の各
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
菊名裕議員) 起立多数であります。 よって、議案第12号は
原案可決と決しました。 暫時休憩いたします。
△休憩 午前11時54分
△再開 午後1時00分
○議長(
菊名裕議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第13号の討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 原案に反対、1番、
深川智加議員。 〔1番
深川智加議員 登壇〕
◆1番(
深川智加議員) それでは、議案第13号 令和2
年度三郷市
国民健康保険特別会計予算について、
日本共産党三郷市議団を代表して
反対討論を行います。 2018年4月から国民健康保険の財政運営が都道府県単位となり、赤字解消計画が自治体に押しつけられる中で、国民健康保険税を引き上げざるを得ない状況が生み出されています。本市の新年度における国民健康保険税の所得割・均等割に関しては据え置かれたものの、依然として高過ぎる国民健康保険税に変わりはありません。失業や病気、事業の不振などによって払いたくても払えない高過ぎる国民健康保険税が加入者の暮らしを圧迫しています。 このような中、昨年10月から強行された
消費税10%への増税により、厳しい生活、生業に追い打ちをかけ、格差と貧困がさらに広がっています。これ以上の国民健康保険税の値上げは許せません。 本会議の質疑では、2020年2月1日時点で短期被保険者証が837件、資格者証が83件の発行であることが明らかになりました。このことは、受診の抑制につながり、重症化の懸念が指摘されています。中止すべきです。 次に、国民健康保険加入者は退職後の
高齢者や非正規労働者などが大半を占めており、国民健康保険にはほかの医療保険に加入できない人々を支えるという重要な役割があります。しかし、最も平均所得が低い国民健康保険加入者が最も高い国民健康保険税を支払っている実態があり、セーフティネットの役割を十分に果たすことができているとは言いがたいのが実態です。 日本共産党は、公費を1兆円投入して国民健康保険税を協会けんぽ並みに引き下げる政策を打ち出しています。この政策は全国知事会、全国市長会など、公費投入で構造問題を解決するという地方の強い要望とも一致したものです。このことを本市としても国に強く要望するよう求めます。 さしあたり、子どもの均等割の軽減を行うべきです。収入のないゼロ歳児からも求める均等割は、不合理な仕組みだと言わざるを得ません。子どもが多い世帯ほど負担が重くのしかかることは明らかです。 次に、保養所利用事業については補助の対象を2泊から1泊に縮小したことも見逃せません。心身ともにリフレッシュすることも健康づくりの大事な一環であります。もとに戻すよう求めるものです。 また、健康診断の受診率が保険者努力支援制度に影響してきます。健診には、早期発見で命を守るという重要な役割があります。しかし、低
所得者層が多くを占める国民健康保険では、自己負担から健診受診をためらってしまう方々も少なくありません。せめて特定健診の本人負担をなくすべきです。加えて、乳がん検診の助成を若年層へも適用できるよう、足を踏み出すべきです。 最後に、国言いなりで、さらなる国民健康保険税の値上げに足を踏み出すのか、住民の福祉増進という地方自治体の本旨にのっとって、国民健康保険税の引き下げを目指すのか、このことが自治体に鋭く問われています。一般会計からの財政支援を継続するよう強く求めて討論を終わります。
○議長(
菊名裕議員) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて議案第13号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第13号 令和2
年度三郷市
国民健康保険特別会計予算の
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
菊名裕議員) 起立多数であります。 よって、議案第13号は
原案可決と決しました。 議案第14号の討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 原案に反対、2番、
工藤智加子議員。 〔2番
工藤智加子議員 登壇〕
◆2番(
工藤智加子議員) 議案第14号 三郷市
公共下水道事業特別会計予算について、私は
日本共産党三郷市議団を代表し、
反対討論を行います。 本議案は、12月議会での下水道使用料の条例改正の議決を受け、下水道使用料が約1.4%引き上げられました。これを受けて、収益的収入では営業収益は1億3,600万円の増額が見込まれており、下水道使用料の増額によるものは前年度比約1.36%の増となっています。
消費税の10%増税に加え、市民への負担が重くのしかかることになりました。 また、一般会計からの繰り入れ額は前年度比で約28.1%の減額となりました。これは、公営企業会計への移行に伴い、独立採算制が求められていることから、繰り入れ額を抑制しなければならず、その結果、汚水幹線枝線築造工事費などは約5,000万円の減額となっています。一日も早い延伸を求めている住民の要求実現に応えるものとなっていないことから、反対いたします。 なお、早稲田地区の下水管渠耐震化工事は、減災の事業として評価できるものです。今後、老朽化した汚水管などの維持管理が計画的に進められると考えます。 また、水洗化率が人口比で88.4%であることがわかりました。引き続き、借入金額利子補助制度の活用を積極的に周知し、水洗化率を引き上げること、下水道法の理念に基づいた事業が実行できるよう、その財源保証のために国庫補助金の増額を国に強く求めるよう要望し、
反対討論といたします。
○議長(
菊名裕議員) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて議案第14号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第14号 令和2
年度三郷市
公共下水道事業特別会計予算の
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
菊名裕議員) 起立多数であります。 よって、議案第14号は
原案可決と決しました。 議案第15号の討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 原案に反対、10番、
稲葉春男議員。 〔10番
稲葉春男議員 登壇〕
◆10番(
稲葉春男議員) 議案第15号 令和2
年度三郷市
介護保険特別会計予算について、
日本共産党三郷市議団を代表いたしまして、
反対討論を行います。 介護保険制度は、施行20年を迎え、国の制度改悪によって要支援1、2、保険給付から外すなど、介護危機が今叫ばれています。その結果、介護による悲惨な事件も発生しております。三郷市の本会議でも明らかなように、平成31年度4月1日現在の確定分で、介護保険の滞納者は1,560人に達し、そのペナルティーについても保険料を一定期間滞納した場合には延滞金の加算、さらに滞納期間が続くとサービスの利用料の支払い方法の変更、給付が制限されるなど、低所得者の滞納への処分が続いています。 政府は、
消費税を10%に引き上げました。この増税に伴いまして、市民税の非課税世帯を対象に保険料額に対する割合を軽減しました。しかし、
厚生労働省の2022年度からの第8期介護保険制度改定に向け、さらなる負担増と給付制限の議論を進めています。昨年12月に介護保険制度の見直しに関する意見書を提示し、介護サービスと補足給付の負担増を打ち出しています。これ以上の負担、給付制限は
高齢者にも、それを支える現役世代にも痛みを押しつけるものです。批判の声を当局、市民と一体となり、改悪させない運動が今必要になっていると思います。 以上申し上げまして、
反対討論といたします。
○議長(
菊名裕議員) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて議案第15号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第15号 令和2
年度三郷市
介護保険特別会計予算の
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
菊名裕議員) 起立多数であります。 よって、議案第15号は
原案可決と決しました。 議案第16号の討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 原案に反対、10番、
稲葉春男議員。 〔10番
稲葉春男議員 登壇〕
◆10番(
稲葉春男議員) 議案第16号 令和2
年度三郷市
後期高齢者医療特別会計予算に対し、
日本共産党三郷市議団を代表いたしまして、反対の討論を行います。 後期高齢者医療保険料は、
高齢者の増大による保険料の増額となっています。本会議でも明らかなように、短期被保険者証発行の枚数は令和2年1月末時点に33件に及び、保険料改定に伴う所得が7.86%から7.96%となり、その影響は7,230人、金額として1,070万円を見込んでいます。賦課限度額は62万円から64万円となり、その影響は265人、530万円となっています。また、軽減特例の廃止で均等割が8割軽減から7割軽減になるのは3,427人、約1,400万円、8.5割軽減から7.75割軽減となるのが3,199人で1,000万円を見込んでいます。 その結果、年収80万円の単身
高齢者の場合、今年度の保険料は1万2,500円、昨年度は8,340円であったことから、4,160円の増となっています。年金暮らしの
高齢者負担を押しつけることは容認できません。県の財政安定化基金の取り崩し、保険料を引き下げることを広域連合に要望するよう求めまして、討論といたします。 以上です。
○議長(
菊名裕議員) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて議案第16号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第16号 令和2
年度三郷市
後期高齢者医療特別会計予算の
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
菊名裕議員) 起立多数であります。 よって、議案第16号は
原案可決と決しました。 議案第17号の討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 原案に賛成、2番、
工藤智加子議員。 〔2番
工藤智加子議員 登壇〕
◆2番(
工藤智加子議員) 議案第17号 令和2
年度三郷市
上水道事業特別会計予算について、私は
日本共産党三郷市議団を代表して
賛成討論をいたします。 日本共産党市議団がこれまで指摘してきましたように、企業会計原則に基づき、分担金、負担金を営業収益として扱うべきであるという立場に変わりはありません。 しかしながら、水道料金は
消費税の増税による値上げがあったものの、これまで実質的な値上げが行われてこなかったこと、北部第二配水機場施設整備を初め、管路耐震化事業や配水設備などの耐震化強化に取り組み、管路の耐震化率を第4次三郷市総合計画の目標値である40%以上とすることなどから、賛成するものです。
厚生労働省は、自治体が運営する事業に3年から5年ごとの水道料金の検証を行うという方針を打ち出しており、料金の引き上げが懸念されています。水道料金の引き上げを行わないよう求めます。 なお、政府は都道府県を調整役に6,580事業所の統合を進める方針を示し、都道府県は域内の市町村と協議し、広域化推進プランを策定するとしています。統合を推し進める国の施策にくみすることなく、市民生活に良質の水を安価に提供することを使命として事業を進めていただくよう要望し、討論を終わります。
○議長(
菊名裕議員) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて議案第17号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第17号 令和2
年度三郷市
上水道事業特別会計予算の
委員長報告は
原案可決であります。 本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
菊名裕議員)
起立全員であります。 よって、議案第17号は
原案可決と決しました。
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△議案第18号の上程・説明
○議長(
菊名裕議員) 日程第3、これより議案第18号を議題といたします。 議案第18号の提案理由の説明を求めます。 岡庭明議員。 〔24番 岡庭 明議員 登壇〕
◆24番(岡庭明議員) 議案第18号 三郷市議会
委員会条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。 初めに、提案理由でございますが、三郷市行政組織条例の改正に伴い、規定の整理を図りたいので、この案を提出するものでございます。 それでは、改正内容につきましてご説明いたします。 第2条第2項で規定しております各常任
委員会の所管でございますが、機構改善に伴い
総務常任委員会に「危機管理防災課」を加え、
市民福祉常任委員会の「市民生活部」を「スポーツ健康部」に改め、
文教経済常任委員会の「環境安全部、産業振興部」を「市民経済部」に改めるものでございます。 なお、附則といたしまして施行日を令和2年4月1日とするものでございます。 議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(
菊名裕議員) 暫時休憩いたします。
△休憩 午後1時22分
△再開 午後1時22分
○議長(
菊名裕議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
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△議案第18号の質疑
○議長(
菊名裕議員) 日程第4、これより議案第18号に対する質疑を行います。 質疑の通告がありません。 これにて議案第18号に対する質疑を終結いたします。
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△議案第18号の
委員会付託省略
○議長(
菊名裕議員) お諮りいたします。 議案第18号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
菊名裕議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第18号につきましては
委員会付託を省略することに決しました。
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△議案第18号に対する討論・採決
○議長(
菊名裕議員) 日程第5、これより議案第18号に対する討論・採決を行います。 議案第18号の討論を行います。 討論の通告がありません。 これにて議案第18号の討論を終結いたします。 採決を行います。 議案第18号 三郷市議会
委員会条例の一部を改正する条例につきまして、本案を原案のとおり決するに賛成の皆様の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
菊名裕議員)
起立全員であります。 よって、議案第18号は
原案可決と決しました。
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△会期の変更について
○議長(
菊名裕議員) 日程第6、会期の変更についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本
定例会の会期は3月18日までと議決されておりますが、皆様のお手元に配付してあります会期日程表のとおり、3月17日までに変更したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
菊名裕議員) ご異議なしと認めます。 よって、本
定例会の会期は3月17日までと変更することに決しました。
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△散会の宣告
○議長(
菊名裕議員) 以上で本日の
議事日程は全て終了いたしました。 これにて本日は散会いたします。
△散会 午後1時25分...