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06月17日-07号

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  1. 富士見市議会 2021-06-17
    06月17日-07号


    取得元: 富士見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    令和 3年  第2回 定例会           令和3年第2回定例会議事日程(第7号)                                  令和3年6月17日(木曜日)                                  午前9時30分 開議議会運営委員会委員長報告日程第 1 市政一般質問      質問順      16 勝 山   祥      17 加 賀 奈々恵      18 熊 谷   麗      19 村 元   寛提出案件の公表(6月15日提出分)日程第 2 議案内容説明散   会出席議員(21名)     1番   小  泉     陽         2番   田  中  栄  志     3番   佐  野  正  幸         4番   根  岸     操     5番   伊 勢 田  幸  正         6番   村  元     寛     7番   加  賀  奈 々 恵         8番   熊  谷     麗     9番   木  村  邦  憲        10番   寺  田     玲    11番   尾  崎  孝  好        12番   斉  藤  隆  浩    13番   関  野  兼 太 郎        14番   篠  田     剛    15番   篠  原  通  裕        16番   山  下  淑  子    17番   深  瀬  優  子        18番   勝  山     祥    19番   今  成  優  太        20番   小  川     匠    21番   川  畑  勝  弘欠席議員(なし)欠  員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   星  野  光  弘      副 市 長   浅  井  義  明  危機管理監   新  山     司      総 務 部長   古  屋  勝  敏  政 策 財務   水  口  知  詩      協 働 推進   古  寺  優  一  部   長                   部   長  子ども未来   小 日 向  哲  也      健 康 福祉   鈴  木  貴  久  部   長                   部   長  経 済 環境   渋  川     久      都 市 整備   落  合  慎  二  部   長                   部   長  建 設 部長   森  田  善  廣      市 民 部長   塩  野  英  樹                          事 務 代理  会計管理者   磯  谷  雅  之      選 挙 管理   佐  藤  清  康  兼会計室長                   委 員 会                          委 員 長  選 挙 管理   下  田  恭  裕      監 査 委員   岡  部     泉  委 員 会                   事 務 局長  書 記 長  教 育 長   山  口  武  士      教 育 部長   林     み ど り  学校統括監   小  林  正  剛本会議に出席した事務局職員  局   長   本  多  忠  嗣      次   長   吉  田  知  央  主   任   秦     麻 里 奈      専 門 員   大  熊  経  夫  主   事   戸  谷     薫      主   事   幕  田  祐  二 △開議の宣告 ○議長(斉藤隆浩) ただいま議員の出席が定足数に達しておりますので、議会の成立を認め、これより令和3年第2回富士見市議会定例会第17日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) ○議長(斉藤隆浩) お手元に配付した議事日程(第7号)に従って議事を進めます。 △議会運営委員会委員長報告 ○議長(斉藤隆浩) 昨日の本会議散会後に議会運営委員会が開催されましたので、委員長より報告をお願いいたします。  議会運営委員会委員長。               〔議会運営委員会委員長 田中栄志登壇〕 ◎議会運営委員会委員長(田中栄志) 皆さん、おはようございます。ただいま議長からご指名をいただきましたので、議会運営委員会の報告をさせていただきます。  昨日6月16日、本会議散会後に議会運営委員会を開催いたしましたので、その概要についてご報告申し上げます。  追加議案の取扱いについてを議題とし、協議いたしました。6月15日に市長から追加提出された議案は、1件と確認いたしました。  追加提出された議案の取扱いについては、議案の公表及び議案内容説明は本日、市政一般質問終了後に行うものとすること、資料要求の提出期限を明日6月18日午後3時とすることとし、資料要求があった場合は、執行部は議会最終日の6月23日午前9時までに資料を提出すること、審議については委員会付託を省略し、議会最終日に本会議で行うこと、以上のとおり追加議案に対する取扱いを決定いたしました。  以上が、議会運営委員会の協議、確認結果です。委員各位のご理解とご協力をお願い申し上げまして、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(斉藤隆浩) ただいまの委員長報告のとおりご了承願います。 △日程第1 市政一般質問 ○議長(斉藤隆浩) 日程第1、市政一般質問を行います。  昨日は、質問順15番、田中栄志議員の質問まで終わっておりますので、本日は、質問順16番、勝山祥議員の質問を許します。  勝山祥議員。               〔18番 勝山 祥登壇〕 ◆18番(勝山祥) 18番、勝山です。おはようございます。傍聴にお越しの皆様、そしてインターネット中継をご利用の皆様、いつもありがとうございます。ラグビー日本代表が、昨日スコットランドに向けて旅立ちました。イングランド、スコットランド、ウエールズ、アイルランドを代表する選手で、4年に1度結成されますラグビー界のドリームチームと言われているブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズと戦うためです。私も、今日は強い気持ちで一般質問に臨みたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。  それでは、今回大きく3つ質問いたします。ふじみ野地域についてと子ども医療費について、そしてガーデンビーチについてです。初めに、大きな1、ふじみ野地域についての(1)、上沢地域と市道第5127号線、ふじみ野駅への道路について伺います。市道第5127号線、上沢勝瀬通り線ですが、大きく人の流れに着目したいと思います。現状この上沢地域からふじみ野駅に車で向かう場合、1丁目から3丁目までありますので、東口、西口、様々になりますけれども、神明神社の前の交差点付近が渋滞しているということが多いと思います。理由の一つとして、ふじみ野駅東口に向かう場合は、そこの部分で一方通行の出口となっておりまして、直進ができないということが挙げられます。当該箇所は、ふじみ野市の市道であり、ふじみ野市の管轄であることは認識しておりますが、開通による利便性の向上が大きいと考えますので、現在の状況について伺います。  続いて、(2)、ふじみ野東1丁目の水辺空間の整備や、ふじみ野小学校方向への歩道を整備してはについて伺います。ふじみ野駅東口から線路沿いを歩いていくと、桔梗ヶ原緑地があります。資料をつけさせていただきました。地図と写真をぜひご参照ください。現在は、歩道が設置されており、早朝より散歩を楽しむ方の姿が見られます。ふじみ野市との境目であるせいか、散歩を楽しむルートは歩き抜けることは難しくなっております。こうした水辺空間は、夏場にかけて涼しげな環境ですし、整備が進めば新たな人の流れを生み出すことができるのではないでしょうか。ここを整備し、ふじみ野小学校に向けて砂川堀第2雨水幹線を、江川プロムナードのように新たに整備してはどうか、考えますが、市の見解を伺います。  続いて、(3)、ピアザふじみの投票環境について伺います。ピアザふじみは、期日前投票所であり、投票日には主にふじみ野駅西側に居住する方の投票所となっているため、東武東上線を越えてくる必要があります。そのため、車で投票に来られる方も多いのですが、駐車スペースがほとんどありません。車で投票に来る方のために、周辺に数多くあるコインパーキングを短時間利用できるようにするなど、利便性を考慮した方策が必要と考えますが、市の見解を伺います。  続いて、大きな2、こども医療費の助成についての(1)、2市1町、富士見市、ふじみ野市、三芳町以外で15歳以下の市民が利用する主な医療機関はについて伺います。現在15歳以下のこども医療費については、2市1町内の医療機関であれば、原則窓口での支払いはありません。その他の医療機関で受診した場合には、一度窓口での支払いを行い、後に市役所での手続で返還されます。そこで、まず確認したいのですが、2市1町以外で15歳以下の市民が主に利用している医療機関とその実績を伺います。  次に、2市1町以外の病院を受診する方は、そもそもが専門的であったり、高度な医療を必要とする方が多く、費用負担が高額になりやすい傾向にあるのではないでしょうか。後日費用が戻るとはいえ、市民の利用が多い医療機関や公立の医療機関については窓口払いをしなくて済むようになれば、さらに制度が利用しやすいと考えます。そこで、(2)、埼玉県立小児医療センター埼玉医科大学総合医療センターなど、市民の利用が多い医療機関でも窓口払いをなくすよう働きかけることについて見解を伺います。  続いて、大きな3、富士見ガーデンビーチについての(1)、今後の跡地利活用について伺います。この夏、ガーデンビーチが最後の業務を迎える予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため営業はできません。私も廃止について、そして営業しないことについて反対のご意見もいただきました。非常に残念ではありますが、一方で未来に向けて方向性を定めていく必要があります。本来でしたら、廃止をすることと今後の方向性が同時に発表できれば、受け止め方も違ったのではないかと思います。今後の予定はまだ未定かもしれませんが、跡地の活用方向性やスケジュールについて、市の見解を伺います。  次に、ガーデンビーチ廃止に伴って、学校プールの開放を行う予定と答弁がありました。学校プールを活用することで、夏場のプール環境を確保しようということは評価できます。しかし、ただ学校プールを開放するだけでは不十分ではないでしょうか。ガーデンビーチには、浅い幼児用のプールやスライダーなどの設備があり、低年齢層の子どもたちから利用が多かったと認識しています。一方、教育的観点から設置された学校のプールには、こうした設備はほぼありません。設置目的が異なるので、仕方がないことではありますが、よりよいものにするためにはこうした視点が必要だと感じます。  そこで、(2)、学校プール開放にレジャー的な要素をについて見解を伺います。  壇上での質問は以上です。ご答弁よろしくお願いします。 ○議長(斉藤隆浩) 答弁願います。  都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) おはようございます。よろしくお願いいたします。  議員ご質問の大きな1点目の(1)、上沢地域からふじみ野駅東口方面へつながる、現在事業中のふじみ野市道の工事の進捗状況についてお答えいたします。ふじみ野市に確認したところ、事業用地の約90%が用地取得済みであり、今後の取得予定は2筆、約150平方メートルとなっており、引き続き地権者との交渉を進めていくと伺っております。また、道路整備につきましても、用地交渉と並行して警察や埼玉県との交通協議を行い、速やかに工事着手できるように努めていくと伺っております。 ○議長(斉藤隆浩) 建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) おはようございます。よろしくお願いいたします。  ご質問の大きな1点目の(2)、ふじみ野東1丁目の水辺空間の整備や、ふじみ野小学校方向への歩道を整備してはにつきましてお答えいたします。議員ご提案の調整池につきましては、平成5年度に勝瀬原特定土地区画整理事業により、雨水の浸透と一時的な貯留を目的に整備した施設になります。ふじみ野東1丁目の公共下水道雨水管の流末となっており、地域を支える重要な雨水浸透貯留施設で、草刈りや堆積した土砂を適宜撤去するなど、適正な維持管理に努めているところです。  ご提案の水辺空間としての整備ですが、近年台風の大型化や予測が困難な局所的短時間集中豪雨の発生が頻発している中、当施設の重要性は増しており、機能の確保と市民が中に立ち入ることによる危険性等を踏まえますと、実現は難しいものと考えております。  次に、砂川堀第2雨水幹線についてですが、この雨水幹線はふじみ野市との行政界に位置し、富士見市大字勝瀬の榛名神社付近から、ふじみ野市立大井小学校付近までの延長として約3.3キロメートルの雨水幹線になります。昭和51年12月に旧大井町と協定を締結の上、旧大井町が主体となって整備を開始し、現在はふじみ野市が主体となり、維持管理をしております。また、ふじみ野西1丁目にある雨水幹線上の歩道、森の散歩道につきましても行政界に位置することから、勝瀬原及び大井苗間の両土地区画整理組合の施工により一体的に整備したものであり、協定に基づき、こちらもふじみ野市が主体となり、維持管理をしております。  ご提案のふじみ野小学校方向への歩道整備ですが、富士見市においては既に土地区画整理事業により道路交通網が構築されていること、新たな歩道の整備には多額な費用を要すること、またふじみ野市においてもこのような計画はないと伺っておりますことから、実現は難しいものと思いますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(斉藤隆浩) 選挙管理委員会委員長。 ◎選挙管理委員会委員長(佐藤清康) 議員ご質問の大きな1点目、ふじみ野地域についての(3)、ピアザふじみの投票環境についてお答えいたします。  議員ご指摘のとおり、ふじみ野駅西側地域の方々の投票日当日における投票所は、ふじみ野駅西側に公共施設がないことから、ふじみ野駅東側に位置するピアザふじみに設置させていただいております。ご質問の駐車スペースの確保についてでございますが、選挙管理委員会といたしましては、投票所へお車で来場される方のため、投票日当日に限り、施設の駐車場を臨時に開放しておりますが、駐車台数が少なく、混雑時にはスペースが空くのをお待ちいただくという状況があることも把握しております。ピアザふじみは、駅前の施設という特性上、駐車台数にも限りがあることから、現状ではお車をご利用される場合は、可能な限り市役所の期日前投票所をご活用いただくようご案内させていただいておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  なお、投票環境の向上は、選挙管理委員会としても重要な課題と認識しておりますので、今後も様々な視点から取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) おはようございます。よろしくお願いいたします。  勝山議員ご質問の大きな2点目の(1)、2市1町、富士見市、ふじみ野市、三芳町以外で15歳以下の市民が利用する主な医療機関はについてお答えいたします。医療機関名とその実績でございますが、継続的な統計は取っておりませんので、令和3年3月助成分の一月当たりの集計でお答えいたします。まず、一番医療機関は、志木市にございます田島耳鼻咽喉科医院の98件、次がさいたま市の埼玉県立小児医療センターの74件、その次が志木市のさくら薬局柳瀬川駅前店の69件、その次が川越市の埼玉医科大学総合医療センターの59件となっております。ほかの月の状況を見ましても、これらの医療機関が多く利用されている傾向にございます。  続きまして(2)、埼玉県立小児医療センター埼玉医科大学総合医療センターなど、市民の利用が多い医療機関でも窓口払いをなくすよう働きかけをについてお答えいたします。令和2年度の受診状況といたしましては、約95%の方が2市1町内の医療機関を利用し、窓口払いなく受診されており、残り5%の方が2市1町以外の医療機関において受診をし、一旦窓口払いをしていただき、後日申請により助成をさせていただいている状況でございます。議員ご案内のとおり、2市1町以外の医療機関にかかられる方は、高度で高額な医療を受けられている方もおられます。その際は、あらかじめ健康保険組合の限度額適用認定証を取得していただき、医療機関の窓口で提示することで支払い額を一定程度抑えることができ、また国の公費負担医療制度に該当されるような場合は、窓口での負担が一定の負担額で済むなど、こども医療費助成外にも負担を軽減する制度もございます。  議員ご質問の高度な医療を必要とする場合や、費用が高額になりやすい場合など、2市1町以外の医療機関の窓口払いをなくすような調整につきまして検討はしておりませんが、いろいろな制度を活用し、組み合わせることで、子育て家庭の経済的負担を軽くすることができるものと考えております。今後も丁寧にご案内してまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長
    協働推進部長(古寺優一) おはようございます。よろしくお願いいたします。  続きまして、勝山議員ご質問の大きな3点目の(1)、富士見ガーデンビーチの今後の跡地利活用について、ガーデンビーチ、スポーツを所管する立場としてお答えいたします。令和3年3月議会において、富士見ガーデンビーチ条例を令和3年度末で廃止することが決定いたしました。これを踏まえ、現時点においては富士見市スポーツ推進審議会からの提言や、これまで多くの市民の皆様からいただいたご意見をはじめ、本市のスポーツ施設を抱える現状と課題など、様々な視点から効果的な土地の利活用について検討を進めているところでございます。今後庁内での調整を図りながら方向性をまとめ、機会を捉えて市民や議員の皆様に進捗状況等についてご説明してまいりたいと考えております。  続きまして、(2)、学校プール開放にレジャー的な要素をについてでございますが、学校プール開放の実施に当たりましては、利用者がプール内で自由に遊ぶことができるよう運営してまいりたいと考えております。レジャー的な施設として、ふじみガーデンビーチにはスライダーや浅いプールなどの設備がありますが、学校プールにおいてはプールサイドが狭く、十分な広さを確保することができないため、スライダーを設置することは難しいものと考えておりますが、低年齢層のお子さんも楽しめるよう、現在対応を検討しておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(斉藤隆浩) 答弁が終わりました。  勝山議員。 ◆18番(勝山祥) それでは、順次再質問させていただきたいと思います。  まず、ふじみ野地域についてということでお伺いします。まず、(1)のふじみ野市の市道の進捗状況について、9%の用地取得というようなお話と、今後の話もちょっとお伺いしました。そこで、これはそこのまさに道路が計画されている部分についてちょっとお伺いしたいのですけれども、比較的新しい建物というですか、計画自体はもうあったと思うのですが、その後に建物が建築されたのではないかというようなお話もあります。そもそもこの工事が計画されている中で、こうした新たな建築物が建つというのは、当然法律上の規定をクリアしているというふうにもちろん考えるのですが、その部分についての理由をお伺いしたいと思います。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 都市計画において定められた道路の区域において、建築物を建築する際は建築確認のほかに都市計画法の第53条の規定による建築許可を受けなければならないこととされております。その上で、都市計画法の第53条の許可基準に適合する建築物は建築可能となっております。その許可基準でございますが、階数が3階建て以下で、かつ地階を有しないこと、主要構造物が木造、鉄骨造、コンクリートブロック造、その他これらに類する構造であること、また容易に移転し、または除去することができるものであることが許可基準となっております。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 今第53条の部分についてもお話しいただきました。なので、様々規定はありますけれども、最後にまさに都市整備部長がおっしゃられたように、容易に除去するとか、そういったことができるということを踏まえて、許可を受けてそういった建築をされているということです。ということであれば、やはり先ほどの工事の土地の取得が進んで、実際工事が始まりますといった場合には、そういった建物が移動するだとか、駐車場スペースがちょっと変わってしまうとか、そういったことも当然前提条件としてあって建っているので、移動するとか、そういうことも考えられるということでよろしいのでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) ふじみ野市道なので、一般論でいいますと、工事が進んで着手する中で都市計画道路の用地買収をして、それに伴う支障のある物件については移転補償していくということになってまいります。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) やはり該当のもちろんふじみ野市の管理されている部分ですので、富士見市のほうからあれこれするというのはまた少し違うのかもしれませんが、ちょっと市長にお伺いしたいのですが、そうは言ってもその該当の部分の一方通行の部分が、壇上でも申しましたとおり、やはり一方通行で、富士見上沢地域のほうからふじみ野東地域のほうにはちょっと抜けられないので、その手前で多くの車が神明神社の前の交差点で右折をして、そこを避けて進むために渋滞が起きていたりするということもあります。今車の話をしましたが、人の流れとかもまちづくりの考え方として、やっぱり人の流れをどう考えていくかと、新たな人の流れをまた誘導するかというのは、やはりまちの活性化ですとか、商業ですとか、そういったものに大きくつながっていくものと考えるのですが、市長のご見解をお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 市長。 ◎市長(星野光弘) おはようございます。今日もよろしくお願いいたします。  勝山議員からのご質問でございます。本市を捉えましても、都市計画道路の整備につきましては私は精力的に進めるということで公約をさせていただいております。昨日の田中議員のご質問、みずほ台駅東口通線が区画整理の境界で止まり、その後は普通の市道につながって本郷中学校側へ出ていくと。あの通りを考えましても、やはりあれを一つ都市計画道路として抜くことが、みずほ台の東側の大きく振興発展につながる、または市民の皆様の交通の利便性、または安全に歩道、車が通行できるという状況をつくるということで進めさせていただいております。  同様にこの道路につきましては、ふじみ野市の都市計画道路ではございますけれども、私どもの市域にありますふじみ野駅との連絡をする重要な道路と私も考えております。こういった観点から、これはもうふじみ野市の皆様に頑張っていただく、またふじみ野市民の皆さんにご理解をいただくということになりますので、希望としては一日も早く開けていただきたいと、このように同様に思っておるところでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 市長のお考えを伺いました。  今の議論を踏まえつつ、(2)に移りたいと思うのですけれども、その人の流れとかいうものとかをいろいろ考えながら、先ほどの道路を進んでいくと、ふじみ野東1丁目のほうに入っていくわけですけれども、先ほどご答弁いただいた部分では、そこの水辺空間の部分については様々な制約があったり、考え方があると思います。先ほど桔梗ヶ原緑地についてと、あとその横にあります、正式な名前だと勝瀬原第4調整池ですか、のことについてもお話しいただきました。地図をつけさせていただいた、参考資料をつけさせていただいたので、そちらを御覧になりながらと思うのですが、この桔梗ヶ原緑地と、今申しました勝瀬原第4調整池は隣り合っているという造りになっています。一方は調整池、そして一方は緑地として公園のような形になっているのですけれども、まずこの桔梗ヶ原緑地が整備された経緯について、もう一回ちょっと伺いたいと思います。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) こちらの緑地につきましては、勝瀬原の土地区画整理事業で整備された公園でございます。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 勝瀬原土地区画整理による整備だとされて、やはり目的というのですか、緑地ですので、やはり市民の憩いの場になるようにという形で土地区画整理の中でできたものかなと思います。  今この緑地の管理は、当然富士見市が行っていると思うのですけれども、そのところに資料1の公園の中の写真なのですけれども、砂川堀第2雨水幹線というふうに目の前、実はここちょっと深くなっているのですけれども、なっていて、こちらはふじみ野市が管理されていると思います。  まず、ちょっと技術的なことをお伺いしたいのですけれども、この砂川堀第2雨水幹線の上を歩道にするとかというためのことを技術的に可能なのかどうか、まず建設部長にお伺いしたいと思います。 ○議長(斉藤隆浩) 建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) 技術的なことだけ言いますと、可能ではあります。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 技術的には可能だということで、建設部長は先ほどご答弁されたように、技術的には可能だけれども、先ほどご答弁されたような事情でなかなか難しい部分があるというようなことなのかなと思います。  この勝瀬原第4調整池についてちょっとお伺いしたいのですが、調整池にもいろいろ調べると形式というのですか、がありまして、こちらはオープン式というような形なのかなと思います。水が、先ほどお話あったように、多くの雨が降った場合などに水がたまったりしたときには、機械などで強制的にということではなく、自然にたまって自然に排水されていくような、そんな仕組みの調整池であるということでよろしいでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 建設部長。 ◎建設部長(森田善廣) そのとおりでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 先ほどの最初のご答弁では、こちらは管理をしつつも、そういった降雨のときなどにいろんな危険性があるので、なかなかそこの活用が難しいというようなご答弁があったと思います。  ちょっと市長にお伺いしたいと思います。埼玉県も、県内の同じような調節池、ちょっと若干意味合いが違うのかもしれませんが、役割と活用状況というものを調査しておりまして、調査表では私見た資料の中では利根川水系のものが、やはり埼玉県が調べたものなので、ちょっと多く散見されました。ふじみ野地域のものは常時水があるというようなものではなくて、乾いた状態なのですけれども、徐々に水がたまっているものを生かした公園だとか、常時水がないので、それを生かした形状で何かされているというようなものであったのですけれども、添付した最後の資料のほうを見ていただくと、写真などがちょっと載っているのですけれども、オープン式調整池の有効利用というような形でいろいろあります。こちらは、コンクリートを用いたプレキャスト製品ということで、このオープン式の調整池の利活用はこういった形で可能ではないかということで、こちらは協会からちょっともらってきたのですけれども、この場所をまず注目したいのです。ふじみ野東1丁目ということで、駅から非常に近い位置にあって、今はもちろん雨水の貯留施設というのですか、使われているのですけれども、基本的には管理はしていますけれども、人は入っていませんし、言ってみれば空間がちょっともったいないと言うとちょっと語弊がありますけれども、ふだんがなかなか使われていないと。しかし、場所としては非常にいい場所なので、こちらを今つけた資料のような形で、駐車場なんかになっていたり、もしくはそこを商業的に活用するというような事例もあるみたいなのですけれども、そういった形でまちの活性化につなげるだとか、そういう形で市の収入につながる可能性というものを検討してもいいのかなと思うのですが、市長のご見解をお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 市長。 ◎市長(星野光弘) 基本的には、建設部長より答弁をさせていただいた、やはり危機管理上、浸水対策、台風等大雨時のやはりそうしたものに供するための施設ということは、大きな目的を持たせている場所であります。大変駅に近いということ、それから駅に近いがゆえに、ゆえにといいますか、駅に近いわけですから、多くの皆さんのお住まいの近所にあるという緑地並びに調整池ということでございますので、そうした意味では大変平時においては有効な癒やしの場所になる、散歩の場所になるということは理解をさせていただいております。現状では、そうしたものをこの状況を保ちつつ、有効的にいわゆる桔梗ヶ原部分だけでももう少しPRをさせていただくなど、皆さんに目に触れていただく、耳に触れていただく機会をつくるなどは可能なことだろうと思います。基本的には、浸水対策、台風、豪雨時に危機管理上の施設でございますので、やはりそうした目的を大きく逸脱するというところは避けるべきだと、このように考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) この資料を見ていただくと、オープン式調整池の有効活用ということなのですけれども、もちろんこの調整池の機能とかを阻害するとかいうことではなくて、その機能は十分保ちつつ、上の上部空間をちょっと利用したり、その中を利用するというような形があるということと、市長もまさにおっしゃられたとおり、場所が駅から非常に近い住宅街のところにありますので、その上の部分を何らかの形で利用できれば、より市の魅力の一つになるのかなと感じたので、ちょっと質問させていただきました。こちらについては、引き続きちょっと私のほうでもいろいろ事例を研究して取り組んでいきたいと思います。  (3)のピアザふじみの投票環境についてちょっとお伺いしたいのですが、先ほどのご答弁いただきました中で、当日に限り臨時に駐車場を開放されて対応されているということでした。車でということについては、基本的には市役所の期日前投票を利用していただければというようなお話、ご答弁があったのですけれども、まずちょっと1点確認したいのですが、市内の投票所の中でピアザふじみのように線路を越えてくる、投票しなければいけないという投票所というのは幾つあるのでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) おはようございます。よろしくお願いいたします。  ご質問の線路を越えていかなければいけない投票所でございますが、ピアザふじみを投票所とする第4投票所1か所でございます。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) ピアザふじみのみということで、これはもう最初、選挙管理委員会委員長のほうからご答弁ありましたとおり、西側地域に公共施設、投票所として投票できる場所というものがなかなか見当たらないということもあって、ピアザふじみになっているという事情はもちろん理解できるところでありますが、やはりただ現実的に線路を越えてくるというのはかなり特殊というのですか、市内でもピアザだけだということが分かります。  このピアザふじみの投票所の駐車場の数、先ほど臨時に開放してということでしたけれども、当日その開放する駐車できる車の数は何台なのでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) 一般用の駐車スペースが2台、それと障がい者用の駐車スペースが1台、計3台でございます。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 一般用が2台と、あといわゆる車椅子用というのですか、障がいをお持ちの方の用のが1台ということです。ということで3台、一般用が2台ということですので、ピアザふじみの投票所に来られる市民の方の人数とかを考えると、そんなに多くもないのかなとちょっと思います。どっちかというと、かなり少ないと思います。  今3台というようなお話ありましたけれども、これは投票日当日、日曜日ですね。投票日に開放はするけれども、ピアザふじみは期日前投票の場所でもあります。そちらの期日前投票時には、この駐車場は活用できるのでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) 今お話をさせていただいた3台につきましては、投票日当日のみ開放をさせていただいてございます。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 当日のみということで、やはりピアザふじみの最近の様々な選挙で期日前投票所となってからも、その投票状況を確認を私もしましたし、当然選挙管理委員会書記長のほうもご存じのことと思いますが、期日前投票を利用する方というのが非常に多い部分であると思います。今年度に限って言えば、これからまだ選挙も予定されておりますし、そのときに特に国政選挙になるとふじみ野地域の投票率というのは非常に高いものがあると思います。その中で、やはり期日前投票が伸びているけれども、当日そのときには車は使えないと、市役所のほうを使ってほしいというようなことなのですけれども、やはりここは投票環境を整えるという意味で、様々投票所とのバランスはあるとは思いますが、やはりピアザふじみが期日前投票所であるということが1点。それから、先ほどおっしゃったように、線路をまたぐ形になる投票所はピアザふじみのみであるという、その特殊性を鑑みても、やはり駐車場をもう少し使いやすい形、期日前投票のときにも使えるし、駐車できる数も増やすべきだと私は考えるのですけれども、仮にコインパーキングは確かにピアザふじみの近くにありますので、そこを利用する場合にはどういった利用方法が考えられるでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) まず、ご質問の駐車台数が少ないという点に関しましては、選挙管理委員会としても認識しているところでございます。仮にご質問の有料駐車場を活用したらというご提案でございますが、仮にそういった有料駐車場を利用させていただくとすると、駐車券対応ができる駐車場であること、また駐車サービス券のようなもので駐車した時間分補填できるようなものが必要かなと考えてございます。また、どうしてもふじみ野駅周辺には数多くのそういうコインパーキングがございますので、どこが選挙用の駐車場になるのかという周知も必要かと思ってございます。また、ご質問の中にもございましたとおり、ほかの駐車台数が少ない投票所もございますので、そういったところへの対応も併せて必要かなとは考えてございます。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) ほかの投票所とのバランスというのですか、当然選挙管理委員会としてはピアザふじみだけではなくて、市内全ての投票環境をということを考える立場からいえば、まさに選挙管理委員会書記長がおっしゃられたとおりだと思います。ただ、ちょっと繰り返すようですが、ピアザふじみの特殊性というのでしょうか。条件が多少ほかの投票所と比べてどうなのかというところが、まず今回の質問につながっているので、今駐車券対応ができるかということですけれども、やはり投票に仮にこれができたときに、投票に来たので、例えばその30分だけというような形で現金を渡すというのはちょっとなかなか難しいと思いますので、とめたという証明になるような駐車券、よく銀行なんかとかでもありますけれども、それを使って、何分以内は対応できるというようなことはできるのかなと思います。  さらに1点申し上げると、みずほ台駅や鶴瀬駅の駅前にある期日前投票所については、もちろんみずほ台駅でいうとみずほ台コミュニティセンターです。駐車台数は恐らく4台ぐらいで、そんなに多くはないと思うのですが、ただ駅前に市営のパーキングがあって、30分については無料で利用できるということ、鶴瀬駅も同じように西口については市営のものがある。ただ、ふじみ野駅については、東西口についてはそういったものはないというのが、やはり3つ目のこの条件になってくるのかなと思うので、改めて選挙管理委員会の皆様とともにその状況を鑑みて、今まさに選挙管理委員会書記長おっしゃられたような方法でちょっと投票環境をさらに整えるということをご検討いただきたいと思うのですが、最後にもう一度お願いします。 ○議長(斉藤隆浩) 選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) ご質問のとおり、確かに線路を越える、また投票者数も多い、距離も遠い、そういったところは十分認識してございます。そういった中で、冒頭選挙管理委員会委員長のほうから答弁ございましたとおり、現状においては3台ではございますが、そちらの3台をご活用いただくと。それと、大変遠くなってご不便をおかけいたしますが、市役所の期日前投票をご利用いただく、そういった形のご案内、お願いは引き続きさせていただきたいと考えてございます。  しかしながら、今回ご質問いただいて、そういった市民ニーズがあることも把握はできました。また、これまでも議会等で様々な議員各位から利便性向上策のほう、ご提案、ご提言頂戴してございます。そういったことをしっかり、どういったことが投票環境の向上につながるのかということを選挙管理委員会としてもしっかり議論は進めてまいりたいと考えてございますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) ぜひお話をと思います。  それでは、次の大きな2番のこども医療費の助成について伺いたいと思います。ご答弁いただいた2市1町外で利用する医療機関については、一番多いのは志木市の田島耳鼻咽喉科医院ということで98件ということです。その次に小児医療センターが来て74件ということで、私もこの通告した中では、恐らく(2)のほうにも書きましたけれども、小児医療センターや埼玉医科大学の総合医療センターがやはり多いのかなと思いましたけれども、やはり件数としては多いのかなというのが確認できました。  挙げていただいた医療機関の受診が多い理由については、担当課としてはどのように分析されているのでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 例えば市境にお住まいの方が隣接する自治体の医療機関にかかられたり、また小児医療専門の診療科のある大きな医療機関に受診されている方もいらっしゃると考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) やっぱり様々な事情ありますけれども、専門のというようなお話もありました。 ちょっともう一点確認したいのですが、市外ということで、医療費はやはり1度支払って、その後手続を経ると思うのですけれども、1度支払ったときに最大でどれぐらい支払った実績があるのかをちょっと確認したいと思います。 ○議長(斉藤隆浩) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 先ほどのご答弁で申し上げました、令和3年3月助成分の集計の中に、埼玉医科大学総合医療センターを利用された方で、一月当たり17万1,940円という高額なものがございました。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 一月当たり約17万円ということで、先ほど子ども未来部長にご答弁いただいたとおり、様々な手続をしてというようなこともあると思いますが、ただ一方では実績として一月に17万円と、しかもこれは令和3年3月ですか、の実績ということで、押しなべてこれをさらにというようなことはあるのかというのはちょっと分かりませんが、やはり17万円というと、一般のご家庭が一月に支出する額としてはかなり高額であると私は感じます。  それで、(2)のほうに踏まえていきたいと思うのですけれども、私は今回の質問でも冒頭でも述べたとおり、やはり窓口払いというのはそういった17万円を負担するというのは正直大変でして、返ってくるまでに時間がかかるので、なるべくそうでないほうがいいと思うのです。県内の自治体でほかの部分で見てみると、例えば深谷市をちょっと例に取ってみたいと思います。深谷市は熊谷市、寄居町、本庄市、美里町、上里町、神川町の医療機関では窓口払いが現在ないということです。かなり広範囲にわたっています。深谷市は当然、今熊谷市と言いましたけれども、富士見市でいうと、三芳町とふじみ野市では窓口払いはないですけれども、三芳町も同じように富士見市とふじみ野市ではないと。そこの範囲は変わっていないのですが、熊谷市を調べてみると、今度は熊谷市の窓口払いがない部分は行田市、深谷市、寄居町という形で、ちょっと違うのです。熊谷市の場合は、さっき言った行田市、深谷市、寄居町では窓口払いはないということで、ちょっとお互いに異なる圏域で窓口払いがないというのも県内でもあるのですけれども、これについてご見解はいかがですか。 ○議長(斉藤隆浩) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 現在2市1町管内の現物給付、いわゆる窓口払いなしでの取扱い件数、先ほどご答弁で申し上げさせていただきましたけれども、約95%となっております。多くの市民の方にとりまして、受診しやすい環境が整っているものと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 95%と、数字で見ると確かにもう95%ですけれども、やはりその5%の中に高度な医療であったり、高額な治療費を必要とするものがあって、今回こうなっているので、やはり整っていると言ってしまうとちょっとなかなか難しいかなと思います。  ちょっと次、もう一回確認したいのですが、近隣でいうと朝霞市、和光市、新座市、志木市の4市間では同じように窓口払いがないのですけれども、この中で志木市に関しては朝霞市、和光市、新座市に加えて富士見市、ふじみ野市、三芳町でも窓口払いがないという形の自治体になっていますが、こうなった経緯についてちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(斉藤隆浩) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 志木市のほうで平成25年から東入間医師会などと協定を結びまして、志木市民の方も2市1町管内の医療機関を窓口払いでも利用できることとなったと聞いております。そのきっかけの一つとしては、平成26年に志木市民病院の閉院があったということかと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 今経緯について確認できました。  私、究極的なことを言えば、日本全国窓口払い、15歳以下とか多くの自治体が今もうありませんので、これは国が考えることかもしれませんが、なくせるようにしてほしいと思っています。国のほうがするしないは別にして、埼玉県内だけでもそういったことが前進できればいいと思うのですが、なかなかいかない中で、先ほどの志木市の例のように、志木市民病院の理由というのはお話ありましたけれども、やはり必要なので、そうやって少しずつでも広げていくというような事例も確認できます。富士見市でも、もちろん医師会の皆さんですとか、様々丁寧に議論を進めていくことが大前提になることは私も承知しておりますが、やはり先ほど市外の利用で多かった、挙げていただいたような施設に、医療機関に個別にお話をするということは可能なのかどうか、ちょっと確認したいと思います。 ○議長(斉藤隆浩) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 医療機関のほうで現物給付の取扱いをすることが可能であれば、市としては技術的には可能だと思います。ただ、平成24年に中学生までの窓口払いを廃止にした際も、2市1町の共同歩調、こちらで進めてまいりました経緯がございます。今後の課題であると認識しております。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 共同歩調ということで、もちろん2市1町と一緒にいろいろ様々やっていますので、共同歩調というものも大切ですが、仮に富士見市が先ほど言ったように、技術的には可能ということで、もし始めるよといったときには、同じようにふじみ野市、三芳町の方も、先ほど市外で利用されている医療機関のお名前を挙げていただきましたが、かなりの部分で重なってくるのかなという部分もやっぱりあると思いますので、それはやる価値というのは、これで富士見市だけではなくて、ふじみ野市、三芳町も同じようになれば、当然この2市1町内の利用者にとっては非常に大きな前進であるのではないかと私は思います。  先ほどご紹介しました熊谷市の事例についてですが、ちょっと熊谷市のほうに確認しました。当初は当然熊谷市内だけ窓口払いがないというような形だったみたいですが、医師会もその管轄というのですか、ちょっと違うみたいだったのですけれども、行田市のほうから広域化についての打診があって、熊谷市民の利用も多かったということから、医師会の皆さんなどをはじめ関係者と丁寧に話をして進めていったということです。その中で寄居町も加わったというような形で聞きました。  ちょっと市長にお伺いしたいと思います。平成30年11月に埼玉県立病院の在り方について、検討委員会から埼玉県病院事業管理者に対して報告書が出されました。その中で、県立病院は今後も全県を対象とした高度専門医療を提供していくべきということで冒頭記載されております。今挙げていただいた医療機関、ほかの市、町との窓口払いをなくすことについてですけれども、いきなりはなかなか進まないのであれば、先ほど技術的には可能であった医療機関に個別にお話しするというのも一つの方策かと私は思うわけです。特に埼玉県立の医療機関です。公の医療機関。挙げさせていただくと、循環器呼吸器病センター、これは熊谷市です。がんセンターは伊奈町、精神医療センター、伊奈町、総合リハビリテーションセンターは上尾市、小児医療センターはさいたま市にあります。やはり民間ではなくて県立であるので、設置目的からしても交渉してみるような意味合い、そして価値というのは非常に高いと思うのですが、市長のご見解をお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 市長。 ◎市長(星野光弘) 議論の内容につきましても承知をするところでございます。現段階で我々が取れるべきことは、しっかりと様々な制度を織り交ぜながら、高額医療と思われるご家庭に対しては丁寧にご案内を申し上げるということだと思っております。  最後にご指摘をいただきました部分につきましては、検討する余地があろうかと考えてございますので、今後担当部、保健福祉部も含めて、医療につきまして窓口払いにつきまして検討を加えてまいりたいと思います。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 特に小児医療センター、さいたま市については、やはり15歳以下の方が多く通われる医療の施設ですし、実際私も小児医療センターのほうに伺ったときに、本当に様々な難病であったりとかというのを抱えられた実際患者であるお子さん、そしてそのご家族の皆さん、本当たくさんのいろいろな困難さに対して治療を受けられているものがあります。やはりその中で、先ほど17万円というお話もありましたが、日々の中で普通の、普通のというのですか、お子さんよりも、様々な部分で保護者が時間と、そして愛情をかけているお子さんに対して、せめてその窓口払いというものを小児医療センターなどではなくせればいいなと私も思いますので、ぜひ市長も今検討をというようなお話ありましたけれども、していただきたいと思います。  では、富士見ガーデンビーチに移りたいと思います。富士見ガーデンビーチについては、今後進めていく庁内での話合いですとか、市民に対しても機会を捉えて説明をするというようなお話がありました。今後の計画策定の流れというのは、庁内の話とかもあると思いますけれども、スケジュール的な、大体来年までにとか、そういった部分についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) 今後の流れということでございますけれども、現状におきましては市内の公共施設の現状の課題ですとか、これまで市民の皆様からいただいたご意見等の整理を行っているという状況でございますので、まだいつまでにというところまではちょっとスケジュールはお示しできないのですけれども、今後適切な時期を捉えて、説明の場等を設けていきたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) もちろん今年度、本来でしたら富士見ガーデンビーチを営業しようと準備されていたと思いますので、なかなか期間的なことは言えないというのは理解しました。  ちょっと確認なのですが、富士見ガーデンビーチに、かつて富士見ガーデンビーチが夜間も営業されていたときにナイターの設備というのですか、ポールというのですか、そういうのが見えるのですけれども、このナイター設備というのは今後も活用できる状態なのか、そうでないのかについてはいかがでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) 以前開園当初はナイターをやっていたということでございますけれども、現状におきましては夜間の利用を取りやめということで、ポールはあるのですけれども、照明は取り払っているという状況でございます。今後そのポールを使ってということになりますと、現在37年経過しているということがありますので、使えるかどうかというのもちょっと調査が必要になるのかなとは考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) なるほど。ちょっと今のところ照明の機器自体は、支柱はあるけれども、照明の器具自体は取り払われているということで、もし仮に活用するにしても、当然専門家の話を聞かなければいけないのかなと思います。  先ほど計画策定の中で、様々なスポーツ審議会ですとか、市民の方のご意見をというお話がありましたけれども、全世帯型のいろんな方が使える要望だとかはありますけれども、ガーデンビーチ自体がそもそもがお子さんのための施設であるということを十分に配慮して、今後の計画策定に臨んでいただきたいなと思うのですが、ご見解をお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) これまでの中で、今議員おっしゃったようなことも出ておりますので、そういったご要望をいただいておりますから、市民のニーズの一つとして検討のテーブルに上げていきたいなとは考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) それでは、(2)の学校プール開放に行きたいと思うのですけれども、まず学校プール開放する場合、どこの学校のプールを利用するのかは、もう検討の中で具体的な学校名はある程度絞られているのでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) 現状におきましては、どの学校というところまでは決まっていないのですけれども、地域のバランス等も考えまして参考程度に開放できればなと思っております。学校を選定する条件といたしましては、校舎の中を通らないでプールに行ける学校というところで現在検討しているところでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) やはり今までも様々な質疑の中でも、学校の先生とかにご負担をかけないような形でというようなお話もありましたので、今言ったように校舎の中は通らないと。そして、あと地域的なものです。市内で様々な方々がということで、参考程度ということで分かりました。これは、ちなみにいつ頃からプール開放の事業自体を始める予定なのでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) 現状では、令和4年度から始められるようにということで考えているのですけれども、学校のプールでございますので、期間的には夏休み期間中ということで考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 令和4年からということを考えていらっしゃるということです。  あと、ちなみに富士見ガーデンビーチは当然利用料金が大人、子どもと発生しましたけれども、今回の学校開放についての利用料金についての考え方はいかがでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) 現時点においては、入場料を取るような予定はございません。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 今後検討によってはということがあるかもしれませんが、現時点では無料でということで使っていただきたいということなのですね。分かりました。  壇上でも申しましたとおり、富士見ガーデンビーチは小さいお子さんが利用していることが非常に多かったと思います。ただ、学校のプールとなると深さの問題が出てくるのですが、一部にプールの中に台を置くなどして、プールを浅くする状態にして、ほかの小学生だとかと一緒に遊べるような空間をつくるのかなとも思うのですが、その部分について、幼児の方が利用できるような方に対する対応についてはどのようなご検討をされているのでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長
    協働推進部長(古寺優一) 当初は、プールを半分ぐらいに区切って、水深調整台というのですか、を設置して、低年齢層の子どもでも遊べるようにということで検討したのですけれども、ちょっと業者のほうに参考見積もりをもらった段階で、水深調整台をリースとかで準備することはできないということが分かりまして、もしやるのであれば購入しなければならないということなのでございます。その金額が結構高額であるのと、実際水深調整台というのはかなりの数が必要になりますので、またボリュームも結構ありますので、具体的には保管場所が確保できるのかなというところでは、ちょっとなかなか難しいかなと今現状で考えております。したがいまして、それに代わる方策ということになりますと、プールサイドのほうに子ども用のビニールプールとかを幾つか設置するとかという形になっていくのかなと考えているところでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) 小さいお子さんに対しては、プールサイドにビニールプールというような形で、何とか多くの方に楽しんでいただきたいというような形で検討されているのは理解するところではありますが、ちょっとビニールプールだと、なかなか満足度というのですか、満足する方もいらっしゃると思いますけれども、何とかちょっと数も必要だとか、保管場所だとか、金額の話はあると思うのですけれども、やはりちょっと配慮が必要かなと思います。  あと、スライダーもちょっと難しいということでしたけれども、スライダーというとちょっとあれですけれども、いわゆる学校プールに滑り台ではないですけれども、そういったものは設置についてはいかがでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) 所管のほうで実際プールに行って確認したのですけれども、なかなかプールサイドがどこも皆狭いという状況でございまして、そういった意味で現状においてはなかなか難しいのかなと考えているところでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 勝山議員。 ◆18番(勝山祥) もちろん無料を予定していて、学校プールを使って何とかプールの機会を確保したいという部分については本当に前向きな考え方だと思うのですが、やはり何といっても楽しいという部分を感じていただけるために何ができるのかというものを、プールサイドが狭くて滑り台が設置できないとかありますけれども、何とかそこの部分をクリアしたり、小さいお子さんも、言ってみれば小学生のお兄ちゃんと幼稚園の弟さん、妹さんが一緒に遊べるという部分については、ぜひ前向きに考えていただきたいということを申し添えまして、私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(斉藤隆浩) 以上で勝山祥議員の市政一般質問を終わります。  休憩いたします。                                      (午前10時34分) ○議長(斉藤隆浩) 再開いたします。                                      (午前10時50分) ○議長(斉藤隆浩) 次に、質問順17番、加賀奈々恵議員の質問を許します。  加賀奈々恵議員。               〔7番 加賀奈々恵登壇〕 ◆7番(加賀奈々恵) 7番、加賀奈々恵です。皆さん、こんにちは。傍聴にお越しくださった方、またインターネット中継を御覧の方はありがとうございます。  今月6月は、プライドマンスということで、性の多様性を表す虹色のマスクをつけて登壇します。先日セクシュアルマイノリティー当事者の方から、朝井リョウさんの「正欲」という本を紹介していただいて読みました。その本は、LGBTQについて書かれているのではなく、特殊性癖、いわゆる社会で正しい欲ではないとされる欲望を持つ人達が描かれており、その本の中ではそもそも多様性を理解したい、理解してあげたいというのはマジョリティーの傲慢であるということが主張されていました。この本の内容について、当事者の方とお話しした際に、特殊性癖とLGBTQは違うが、そもそも多様性を理解したい、理解してあげたいというのはマジョリティー側にいるからこそ言える傲慢であるという部分については同じように感じると伺い、私自身同意するところもありながらも、大変突きつけられる気持ちでした。理解をする、理解をしてあげるのではなく、ただそこに共にある、一緒に存在するという気持ちで今日は登壇したいと思います。  それでは、議長よりお許しをいただきましたので、早速私の市政一般質問を始めさせていただきます。今回大きく3点質問を用意しました。大きな1番、スポーツ環境の充実について、質問に入ります。(1)、スポーツ環境の充実について。市内でスポーツを楽しむ市民の方や、スポーツ団体の方からよく伺う声として、夕方以降、市内でスポーツできる場所が欲しいという声を伺います。富士見市スポーツ推進計画では、総じて市民全てが生涯にわたってスポーツに親しみ、健康増進と地域コミュニティの活性化を図る趣旨が書かれています。スポーツ環境の充実を図るため、第2運動公園にナイター設備を設けてはどうかと考えますが、市の見解はいかがですか。  (2)、富士見市都市公園条例の見直しをについて伺います。富士見市都市公園条例及び施行規則により、屋外施設の利用時間は8時から17時までとなっています。特に日照時間の長い夏場などは、夕方の時間、運動公園を利用したいという声を伺います。そうした声を受けて、利用時間を拡大するため、都市公園条例の見直しを行ってはと考えますが、市の見解はいかがですか。  続いて、大きな2番、学校給食の充実についての質問に入ります。(1)番、提供体制の充実をについて、アレルギー対策などを充実させるために、現状の設備と今後の設備投資を充実させるべきという観点からお伺いします。令和3年3月に策定された富士見市個別施設計画の中で、学校給食センターの現状と課題として敷地面積に制限があり、アレルギー対策などの新たなニーズに対応するため施設の拡張が求められているとあります。解決策としては、令和12年に民間活力の導入をと書かれていますが、私はアレルギー対策のためには令和12年を待つのではなく、早急に施設の充実が必要であると考えます。市の見解として、現状の設備と今後の設備投資についてどのように考えているのか、お伺いします。  続いて、(2)番、食物アレルギー対応に向けた取組をの質問に入ります。文部科学省では、食物アレルギーを含めたアレルギー疾患に対する取組を示したガイドラインが示されています。ガイドラインによると、医師の診断に基づく生活管理指導表の運用が進められ、アナフィラキシーショックを起こす可能性の児童生徒を含め、食物アレルギーの児童生徒がほかの児童生徒と同じように給食を楽しめることを目指すことが重要であり、さらには各学校、各調理場の能力や環境に応じて、食物アレルギーの児童生徒の視点に立ったアレルギー対応給食の提供を目指すこととされています。特に小学校に子どもを通わせる保護者の方から伺う要望として、なるべく除去食などアレルギー対応を充実させて、ほかの児童と変わらない学校給食を提供してほしいという声をよく伺います。特に重い食物アレルギーを持つ児童となると、毎日お弁当という生活で、保護者の方のお弁当づくりという負担もそうですが、児童からもほかの児童生徒と同じように給食のメニューを味わいたいという声を伺いました。食物アレルギーであっても、できる限り給食対応することが求められており、そうするべきという観点から、本市の除去食対応の現状はどうなっているのか、お伺いします。  あわせて、アレルギー対応が必要な児童生徒は何名か、お伺いします。  最後に、大きな3番、新型コロナウイルスワクチンの接種体制について伺います。新型コロナウイルスのワクチン接種については、まさに国を挙げた事業で、今最も市民の関心が高い事業だと認識しております。集団免疫を獲得するため、誰もがどのような状況であってもワクチンを接種しやすい環境づくりが重要であると考えます。  そこで、質問に入ります。(1)、予約時のサポート体制の充実を。接種率の向上のため、パソコンが苦手な方や日本語が母語でない方に対して、予約のサポートや情報発信を充実するべきと考えます。具体的には、パソコンが苦手な方への予約のサポートとして、埼玉県狭山市で行われた茶チャッと予約ワクチン安心サポート事業や、また日本語が母語でない方に対してのサポートとして、福岡県福岡市の易しい日本語を使ったチラシやホームページなどで周知をする事業が好評だと伺っています。ぜひ本市でもパソコンが苦手な方や日本語が母語でない方に対して、予約時のサポート体制を充実させるべきだと考えますが、市の見解はいかがですか。  また、ふだんインターネットやSNSを御覧にならない、特にご高齢の方たちから、ワクチンの接種券が届かないが、一体どのような状況なのかという不安の声をよく伺います。そうした市民の不安を解消するため、ワクチン接種のタイムスケジュールなどについて、市のホームページ、SNS、広報だけではなく、市の公営掲示板なども用いて周知を行うべきと考えますが、市の見解はいかがですか。  最後に、(2)番、接種しやすい環境づくりについてお伺いします。現在市内には、30か所の個別医療機関でワクチンを接種できる体制をつくっていただいております。ワクチン接種をする病院を選ぶに当たって、必ずしも近くの病院ではないかかりつけ医を選んだり、また予約の空き状況から、自宅から遠い病院を選ばざるを得ないということがあります。近隣の三芳町では、70歳以上の町民を対象に、新型コロナウイルス感染症対策交通移動支援事業として、接種を行う病院など行く際のタクシー代助成を行っています。本市でも、ワクチン接種の際にタクシー代の助成を行うべきと考えますが、見解はいかがですか。  壇上からの質問は以上です。答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(斉藤隆浩) 答弁願います。  協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) 加賀議員ご質問の大きな1点目の(1)、スポーツ環境の充実についてお答えいたします。  第2運動公園にナイター設備を設けてはどうかというご提案でございますが、ナイター設備の設置により市民のスポーツ活動の機会が充実することが見込まれます。しかし、現在のところ、第2運動公園を利用されている団体からナイター設備の設置を希望するご要望は直接受けていないこと、また第2運動公園の周囲が耕作地に囲まれていることから、ナイター設備を設置した場合は農作物へ被害を与える光害への課題があるものと認識しており、現時点ではナイター設備を設置する考えはありませんが、今後利用者からのご要望などを踏まえながら、利用しやすいスポーツ施設の充実に向け調査研究してまいります。  続きまして、(2)、富士見市都市公園条例の見直しをについてでございますが、議員ご案内のとおり、屋外のスポーツ施設の利用時間につきましては、富士見市都市公園条例及び施行規則の規定により午前8時から午後5時までとなっております。利用時間の拡大につきましては、市民の活動機会の充実の面で有効であると考えておりますが、季節により日の出や日の入りの時間が大きく異なるため、新たな利用区分の検討や使用料の変更などの課題も生じてくるものと考えております。したがいまして、課題の整理とともに、利用されている団体のご意見を聞きながら検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) よろしくお願いいたします。  続きまして、ご質問の大きな2点目、学校給食の充実についての(1)及び(2)について順次お答えいたします。初めに、(1)、学校給食センターの現状の設備についてでございますが、まず調理に必要となる自動炊飯システムや汁物や炒め物を作るための大きな釜、揚げ物を揚げるためのフライヤー、肉や魚を焼くための焼き物器などの調理設備を設置しているほか、調理後に必要となる洗浄機、消毒保管庫などがあり、必要に応じて修繕や更新を行っております。今後の設備投資につきましては、今議会で上程させていただいておりますスチームコンベクションオーブンの導入を予定してございます。  次に、(2)、食物アレルギー対応に向けた取組をについてお答えいたします。まず、アレルギー除去食を提供するためには、学校給食センターにおいてアレルギー除去食を調理するための専用の調理施設が必要となりますが、広いスペースの確保が困難であることなどから、アレルギー除去食の提供は現在実施することができない状況にございます。そのため、牛乳へのアレルギーがある児童生徒に対しましては、保護者の希望により代替飲料としてお茶を提供しており、その日のメニューにより、パンは乳を除いたものを提供しております。また、アレルギーのある児童生徒の保護者に対し、食材に入っているアレルゲンについて毎月情報提供をしております。  続きまして、アレルギー対応が必要な児童生徒数につきましては、令和3年度現在で小学校157人、中学校41人、合計198人の届出がございます。 ○議長(斉藤隆浩) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) よろしくお願いいたします。  議員ご質問の大きな3点目の(1)、予約時のサポート体制の充実につきましてお答え申し上げます。ワクチン接種の予約方法につきましては、電話予約のほか24時間対応可能なものとして、ウェブ予約とIVR自動音声応答システム予約の3種類があり、広報6月号やホームページ等でお知らせしております。パソコンの苦手な方には、コールセンターでの電話予約か、IVRシステムでの予約をお勧めしております。また、日本語が母語でない方に対する支援として、現在市のホームページ上にマルチリンガルとともに、厚生労働省の外国語による情報ページにリンクを張り、基本的な情報をお届けしておりますが、市の接種に関する情報提供や予約支援につきましては関係機関と連携し、検討しているところでございます。いずれの情報も、64歳以下の方につきましては、接種券を送付する際に案内文を同封してお知らせいたします。  次に、ワクチン接種のタイムスケジュール等についてでございますが、最新の情報では市のホームページ等でお知らせしているところでございますが、ホームページ等をご利用しにくい高齢の方に向けて、65歳以上の方の接種券郵送スケジュールにつきましては既に市内の公営掲示板に張り出しているところでございます。64歳以下の方に対しましては、接種券送付時に案内文を同封するなど周知に努めてまいります。  続きまして、大きな3点目の(2)、接種しやすい環境づくりにつきましてお答え申し上げます。現在市内の接種会場は、健康増進センターの集合接種会場のほか、30か所の医療機関がございます。地域別に見ますと、ふじみ野、勝瀬地域に6か所、鶴瀬地域に11か所、水子、水谷、みずほ台地域に8か所、このほか水谷東、針ヶ谷、南畑に合わせて5か所となります。主治医の下で接種を受けたい方、なるべく早い日程で接種を受けたい方、ご自宅の近所で接種を受けたい方など、それぞれのご要望やご事情に応じて選んでいただけるよう、富士見医師会の協力の下、可能な限りきめ細かやかな配置となっておりますことから、接種を行う病院等へ行く際のタクシー代を助成する考えはございませんので、ご理解賜りたいと存じます。 ○議長(斉藤隆浩) 答弁が終わりました。  加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 一通りのご答弁、ありがとうございました。  それでは、順次論点を深めたいものについて再質問してまいります。早速大きな1番、スポーツ環境の充実について、(1)、スポーツ環境の充実、この質問から再質問してまいります。壇上では、第2運動公園にナイター設備が必要だということを申し上げました。協働推進部長のご答弁では、第2運動公園についてナイター設備を設置すると、スポーツ環境の充実は図られるが、農作物への影響が課題となる。また、現在まで市は、第2運動公園を利用する団体から直接の要望を受けたことはないとのことでした。  そこで、お伺いします。第2運動公園へのナイター設置については、スポーツ団体に身近に接した方は特に共通して課題だと感じる事項で、市議会においては根岸議員は平成22年から、また今成議員は平成25年から取り上げてきた課題だと認識しております。直接要望を受けたことがないとのことですが、そうした議員は最寄りのスポーツ団体からの声を受けて、一般質問の場で取り上げてきたのだと存じます。お伺いします。そうした議員の一般質問を受けて、今まで市はどのような取組をなさってきたのかについてお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) これまでの議会の中でも、ナイター設備については何度かご質問いただいていると認識しております。  それで、運動公園につきましては荒川の河川敷ということで、河川法の制限から難しいと。第2運動公園につきましては、先ほど申し上げたとおりの水田が広がったり、福祉施設もあるということで難しいということで、これまでもご答弁差し上げたのかなと思っております。そういった意味では、市としては現状難しいという考えから、これまで具体的な検討というのは行っていないと認識してございます。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 具体的な検討については行ってきていないとの答弁でした。  それでは、すなわち第2運動公園のナイター設備については、近隣ともまだ協議をされていないというような段階にあるという認識でよろしいでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) そのとおりでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) まだ近隣との協議の段階に入っていないとのことでした。  ナイター設備の設置に当たって、農作物の影響以外の課題として、近隣への影響などがあると思います。まずは、近隣への影響が懸念材料とすると、近隣に影響を与えない程度の照明とするよう調整して整備をしている自治体もございます。第2運動公園は、ナイター設備についてまだ検討の俎上にすらのっていないという状況とのことですが、あくまでそのほかの施設例としてですが、かつてナイター設備を持っていた富士見ガーデンビーチ跡地など、広く検討を進めることについて見解はいかがですか。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) 現状におきましては、先ほど申し上げましたとおり、まだ具体的な検討を行っていないという中で、今富士見ガーデンビーチのほうはどうかというお話でございますけれども、そういった意味でもこれまで深い検討がなかったものですから、そこまでのお話はございません。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 繰り返し複数の議員が一般質問で取り上げてきた事例に対して、市民のニーズがない、直接要望が届いていないという判断する基準について、どのような基準をもって市民のニーズがあるないとするのかと思いました。例えば直接担当課に対して、利用する団体からナイター設備を設けてほしいというような電話が複数あった場合、それはニーズがあると判断するのかについてお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) ニーズの把握というところでございますけれども、これまで窓口等でお話につきましては先ほどご答弁申し上げたとおりでございますけれども、第2運動公園につきましてはほかにもいろいろご質問がある中で、一つ長期的な視点から少し検討する必要があるのかなと考えておりますので、今後団体等が集まるような機会にそういったアンケート調査等してみて、広くニーズを把握した上で、必要であれば調査研究をしていく必要があるのかなと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 第2運動公園については長期的な視点で、第2運動公園を既に利用している団体について、ニーズ調査をそれについては前向きに行っていただくというような答弁だと理解しました。既に利用している団体について調査を行っていただくという姿勢については大変評価するものですし、ぜひ進めていただきたいと思います。  しかし、一方でデータから見て、利用の環境から、運動設備を求める富士見市内の団体は、既にほかの近隣の市、町のグラウンドを利用しているという実態もまたございます。例えば近年のデータから見ても、三芳町にはナイター設備のグラウンドがあることから、17時から19時、19時から21時、夜間の利用枠は90%近く埋まっています。また、市内の団体の野球チームからは、夜間の練習場所を求めてナイターのある三芳町へ行く。また、中学校のサッカーチームからは、練習場所を求めてナイターのある志木市へ行くというお話を伺っています。今使っている団体に対してニーズを把握していただくということも必要ですが、今使えていない、市外へ行ってしまっている団体についても、ニーズの調査を行っていただく必要があると思いますが、見解はいかがですか。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) アンケート等のその辺の方策については、今後検討してまいりたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 今後研究をするとの答弁でした。  それでは、次に(2)番、富士見市都市公園条例の見直しをの再質問に移ります。現状では、施行規則の中で8時から17時までとなっていますが、特に日照時間の中や夏場は早朝や18時までなど、ナイター設備がなくとも幅広い時間帯で使用できることになることが広く市民の利益になるという観点から、再質問します。現状について確認してまいります。施行規則の中では8時から17時となっていますが、運動公園の利用について、それ以外の時間帯について申出があった場合、どのように対応されているのかについてお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) 議員ご案内のとおり、都市公園条例の施行規則において、供用時間から8時から5時までということになっておりますが、特別な理由がある場合、例えばですけれども、大会の開催準備等によりやむを得ない場合についてはお貸ししている状況もございます。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 大会の開催や準備ということで、もう少し具体的にどのような団体で、どう対応されているのかについてお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) 確認いたしましたところ、朝野球の大会のみということでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) それでは、朝野球の大会の場合、スポーツ協会に加入している団体だと存じます。  それでは、スポーツ協会に加入していない団体から、ほかの団体が使用していない夕方までから日没までの間使用したいという申出があって、担当課には対応していただいたかと存じます。その際、どのような対応をなされたのか、対応の確認をいたします。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) ご相談があった場合につきましては、どういった内容なのかということをお聞きして精査した上で、必要であれば時間外にご協力させていただいているという状況でございます。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 対応があった場合、時間外に協力ということですが、実際にございました事例として、先ほどの質問をもう一度繰り返します。夕方から日没までの間使用したいという団体がございました。そのような団体に対して、対応課には既にもう対応をしていただいたかと思います。そうした際に、なかなか私のほうでは難しいという実情があったと認識しております。大会の場合ということで、現状スポーツ協会に加盟している団体から調整をした上で、そして認めているという現状があるのではないでしょうか、お伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) 実績というところではあれなのですけれども、決してスポーツ協会に入っているかどうかということは問題にはなってございません。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) では、どういったことが課題で、夕方から日没までの時間に対しても認められ、認められなかったのかなと思うのですけれども、それでは実績ということでは、今までスポーツ協会に加入している団体にしか例外的な使用は認めていなかったというふうに認識をいたしました。そうした申出があったことを踏まえて、現状に合った利用時間帯とするよう、利用時間を早朝から8時、8時から12時、12時から16時、16時から日没までの4区分など、利用時間帯をより使うやすいものに見直してみてはと考えますが、いかがですか。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) 先ほどちょっと私の答弁がうまく伝わらなかったかなと思うのですけれども、スポーツ協会に入っているとか入っていないということで、スポーツ協会に入っているからお貸ししているとか、していないとかということではございません。スポーツ協会に入ってなくても、そういった準備等でどうしても必要なのだということであればお貸しするという形になります。  それで、現状におきましてはそういった条例、規則によって、午前8時から5時までというのが通常の利用という形になるのですが、議員ご質問のところは、そういった5時過ぎてからの通常の利用ということについてのお話かなと思うのですけれども、その部分については現状では特別な理由がなければお貸ししていないという状況でございますので、もしそういったニーズの高まりがあるようであれば、そういったところを踏まえて、条例の改正とか必要になってくるのかなと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 協働推進部長のほうの答弁から、スポーツ協会に入っている入っていないではなくて、スポーツ協会に入っていなくても、必要があれば貸せる。それは、スポーツ協会に入っているかどうかの課題ではないというような答弁をいただきました。  それでは、またニーズの高まりという答弁もいただいたかと思います。私もスポーツ環境の充実について、利用時間帯のニーズと、あと必要とする設備について、いま一度ニーズを丁寧に調査することが必要だと考えます。協働推進部長はご存じかと思いますが、実際に富士見市スポーツ計画の中の市民アンケートの中でも、スポーツ施設に求めることについて、利用手続、支払い方法の簡素化の意見について、利用時間の拡大という順に要望がございます。利用時間帯のニーズ、求められている設備について、ぜひニーズを丁寧に聞いて施策に反映することが必要だと考えます。  そこで市長にお伺いします。市民側からのニーズについては、今まで申し上げたとおりですが、行政としてはどういった施策の方向性を持っているのかについてお伺いします。質問の中で課題を申し上げましたが、競技スポーツの能力の向上のためだけではなく、広く市民がスポーツに親しむためにも、特に昼夜間人口比率の低い富士見市で利用時間帯を柔軟にすること、またそのためにスポーツできる環境を市のほうから積極的に整えていくことが必要だと考えますが、スポーツ環境の充実といった観点から、市長の見解をお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 市長。 ◎市長(星野光弘) ご答弁申し上げます。  スポーツの環境につきましては、先ほどもご案内いただいた、今成副議長または根岸議員をはじめ多くの議員の皆様方、また私自身もスポーツ協会の皆さんとは親しくさせていただいておりますので、スポーツ環境の充実については、またナイターについてもしっかり耳にしておるところでございます。そして、我が市のスポーツ環境の状況であります。これにつきましては、私自身も反省をしておるところでありますし、より充実したものに変えていきたいという意欲を持っております。これまでもご答弁を各議員にさせていただく中では、とりわけ第2運動公園についてご質問を多くいただいております。こうした状況の中で、やはり第2運動公園を私としては拡充、そして質の高いものに、そしてグラウンド等の整備等、ふだんのご利用いただいている皆さんからもご不満多く、グラウンドコンディションですね、等もいただいておりますので、こうしたものをトータルにやはり我々議論しなければならないと考えております。その中に、ナイター設備についても検討の材料、そうした要望があるということの中では、まずはテーブルにのせる。そして、一朝一夕にはできない大きな課題になりますので、これにつきましては複数年数をもって整備をしていくという大きな目標を立てなければならないと考えております。これまでもそのように私答弁をしてきたつもりでございます。第2運動公園につきましては、若干不整形なところがございます。地主にご理解をいただいて、こうしたものも購入をさせていただきたいというふうにここでも申し上げているつもりでありますので、こうしたものを整え、そしてさらにグラウンド全体をどうするか、それから今のコンディションの問題、維持管理も含めて、トータルにお答えをしたいと、皆さんのご期待にお応えをしたいと、このように考えております。  したがいまして、今日の1番目の質問でナイター設備を先行して作るというわけにはまいりません。総体的に全体的に鑑みてしっかりプランを立てて、そして何年でとか、また財政の裏づけも踏まえて、どの程度の予算をもってというところで、私は総合的に計画をしてまいりたいと思っております。ご理解お願い申し上げます。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) ナイター設備のニーズについて、市長も把握しており、また意欲を持っていらっしゃる。そして、ナイターに限らず、まずはトータルで見て、プランを立てて、議論の俎上、テーブルにのせていくというような見解だったと認識しました。先ほど協働推進部長から、今後はニーズ調査について研究するということでしたので、今後のニーズ調査に基づく施策に期待して、次の質問に移らせていただきます。  続いて、大きな2番、学校給食の充実についてから(1)、提供体制の充実をについて再質問いたします。今回食物アレルギーを持ち、学校に児童を通わせている保護者の方たちから、施設の建て替えを待つのではなく、アレルギー除去食対応を充実させてほしいという要望を伺い、今回の質問に至りました。まずは、現状について認識を共有したいと思います。壇上で、アレルギーを持つ児童生徒の人数が小中学校合わせて197名だったとおっしゃっていただいたかと思います。それでは、過去の人数も合わせて、教育委員会としてアレルギーを持つ児童の人数の変化をどう捉えているのかについてお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 人数的には、微増の傾向で推移をしていると認識をしているところでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 微増の傾向で増加をしている、続けているということでした。  私のほうで調べた平成26年度の幼児を対象とした東京都健康安全研究センターのデータになりますが、アレルギーを持つ、教育部長ご存じかもしれないのですけれども、児童生徒は微増の傾向を続けていて、ここ過去10年で見ると約2倍に上るというデータがございます。今後アレルギーを持つ児童生徒のニーズについてはより高まっていくことが想定されます。そこで、この再質問の中では、現状アレルギー除去食対応として、施設や設備以外でできることがないのか、お伺いしたいと思います。  給食の提供方法として、単独調理、共同調理、全面委託とございますが、現状の施設で難しいのであれば、アレルギー除去食のみ委託などの対応をして行うことができないのかについてお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) アレルギー食のみを別の外部委託への考えという再質問でございますが、アレルギー除去食を他の業者が提供することにつきましては、コスト面、それから万一アレルゲンですとか異物等の混入があった場合の責任の所在、あるいは業者の安全管理、また衛生管理手法の信頼性の確保、そういった観点から課題が多いものと現時点では考えているところでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 現時点では、課題が多く難しいとのことでした。やはり先ほど答弁でおっしゃっていただいたように、アレルギー対応専用の調理室の整備が必要であると私も考えます。  そこで、次は施設の充実が早急に必要ではないかという観点から質問してまいります。学校給食センターについては、建築から約30年が経過しています。富士見市公共施設個別施設計画の中でもアレルギー対応について課題があり、施設の拡張が求められているという記載がございます。それについての配置方針として、維持を基本とするという考えがありますが、この維持という記載についての考え方を再度お伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 個別施設計画におきましては、建物の規模あるいは構造の種別、それらなどによりまして建物を使用する年数を定めてございます。今議員からご案内ございましたように、築30年という学校給食センターにつきましては鉄骨造であることなどから、その基準に沿いますと、現状維持としているものでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) では、建物としては現状維持とするけれども、今後アレルギー除去食対応のため、アレルギー対応専用の調理室についてはどのように整備をしていく考えなのか、お伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 今ご提案がございましたとおり、私ども教育委員会といたしましても、アレルギー対応などの新たな課題ということも認識をしてございます。そういったことから、今後の検討の中で学校給食センターの在り方、あるいは方向性などにつきましては考えてまいりたいと存じております。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 今後の在り方について検討していくということですが、やはり保護者の方から伺う要望として、いつアレルギー除去食が提供されるのかという切実な声を伺います。そうした、いつアレルギー除去食が提供できるようになるのかという声について、検討していくということですけれども、もう少し具体的なタイムスケジュールなどがお分かりになれば教えていただけますか。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 議員から冒頭ご案内がありましたように、アレルギーのあるお子さんもみんなと同じような給食が食べたいというような、そういうご要望、あるいはそういう環境をつくる必要性というのは私どもも理解をしているところでございます。今ご質問ございました今後のスケジュールにつきましては、個別施設計画の中でも示してございますとおり、やはり施設、あるいは敷地、それから調理スペース等々、施設面での問題もございますし、敷地の問題もございますことから、今後において総合的な判断の下、ある程度年数をかけて方向性については検討してまいりたいと考えてございます。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 必要性は認識しているが、施設や敷地などの課題があるため、総合的な判断で年数をかけて検討ということでした。  それでは、お伺いします。公共施設個別施設計画の中では、令和12年に民間活力の導入とございますが、これについては令和12年を目途に民間活力の導入をし、食物アレルギーや衛生面の安全確保にも配慮した新学校給食センターを整備するというふうに理解してよろしいのでしょうか、お伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 今ご案内のございました民間活力の導入ということにつきましては、近隣の自治体の例で申し上げますと、例えば川越市やふじみ野市はPFI方式を導入して、建物の建設あるいは維持管理運営業務を実施している施設が現にございます。また、三芳町につきましては、建物は公民館との複合施設として町が建設し、運営業務は民間委託により行っている施設と伺ってございます。本市につきましても、これらの事例を参考にするといったこととともに、本市の実情を鑑みつつ、その在り方については検討することになるかと考えてございます。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 同様に、富士見市特別支援学校の給食について課題をお伺いします。  学校給食センターだけではなく、特別支援学校においても一人一人に合った給食を提供していただいているかと存じます。特別支援学校は、学校給食センターよりも古く、昭和60年に建築されたとなっています。特別支援学校の調理室の課題について、どう把握しているのかについてお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 現在特別支援学校におきましては約130食程度を提供してございます。やはり議員から今ご案内のあったとおり、施設の状況というのは老朽という部分もございますし、スペースの確保といったことでもございますが、例えば学校給食センターのほうは大量な食器を洗浄する際の食洗機等も当然のことながら備え付けてはございますが、特別支援学校におきましてはやはり作業効率上を考えれば、そういったものがないよりはあったほうがいいというところもございますけれども、施設の確保上ということで、現在は今のような対応の中で工夫をしながら努めていると認識をしているところでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 市長にお伺いします。  特別支援学校でも、また学校給食センターにおいても、提供に際して施設面積が何より課題になっているかと存じます。特に学校給食センターでは、アレルギー除去食のための施設がないことから除去食を提供できないということは、市長の知っていただいていることかと思います。なかなか具体的な施設の整備について、具体的な時期の明言がございませんでしたが、市長としてアレルギー除去食対応と今後の学校給食の在り方について、見解をお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 市長。 ◎市長(星野光弘) 基本的に教育部長よりご答弁をさせていただいた考えということでご理解いただきたいと思います。したがいまして、現状はアレルギーをお持ちの子どもたちに対しましては、その対応の質の向上や、またはそれぞれの子どもたちに対する情報の提供、親御さんですね、こうしたものには注意を払いながら、今後もしっかりと進めさせていただきたいと思います。  そして、学校給食センターそのものについて、現在もスチームコンベクションオーブンの導入を現在お願いしているところでもございますし、今後やはり数年間は現の体制の中で利用していかざるを得ないというのが現状でございます。とはいっても、アレルギー食ラインの必要性というのも理解しておりますし、この辺のところはしっかりバランスも考慮しなければならない。また、課題としてのアレルギー食への対応ということもしっかりと対応していかなければならないということでございますので、こうした状況をしっかりと鑑みて、総合的に判断できるようにしたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) アレルギー食ラインの必要性を鑑みて、総合的に判断できるようにしたいとの答弁でした。  富士見市の全体の公共施設という観点から見ると、やはり長期的な検討が必要になるという方向性も理解できるのですけれども、やはりニーズとしての高まりというのは年々増加しているものと感じます。今後の対応に期待して、次の質問に移ります。  それでは、最後に大きな3番、新型コロナウイルスワクチンの接種体制について、(2)番、接種しやすい環境づくりをについて再質問いたします。(2)について、エッセンシャルワーカーなどに対し優先接種と余りワクチン分配をし、エッセンシャルワーカーが接種しやすい環境づくりを行うべきという観点から質問いたします。  現在64歳以下の新型コロナウイルスワクチン接種で、自治体が独自に優先枠の接種を設ける動きが広がっています。埼玉県の大野知事からも10日、保育士や教職員などエッセンシャルワーカーを優先接種の対象とする発表がございました。特に保育園や学校がクラスターの発生で休校や休園となると、社会的な影響が大きいと考えます。64歳以下の一般接種について優先枠を設け、保育士などエッセンシャルワーカーに対して優先的に接種していくことについて、市の見解をお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議員ご案内の大野知事の発言が6月10日にあったところでございます。それに基づきまして、本市といたしましても教員や保育士など、エッセンシャルワーカーの接種を優先する考え方につきまして、今後検討してまいりたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 今後の動向を受けて、保育士などについては優先枠を設けていくことを検討するとの答弁でした。  それでは、お伺いします。続いて、急なキャンセルなどによりワクチンが余った場合の対応について、余りワクチン対応についてお伺いします。現在余りワクチンについては、隣接する高齢者施設の利用者及び従事者、併せて集団接種会場の医療従事者に接種することと存じていますが、今後余りワクチンについて、保育士などエッセンシャルワーカーについても同様にリストに加え、接種を進めていくことについて、市の見解はいかがですか。 ○議長(斉藤隆浩) 健康福祉部長。
    ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 基本的に先ほど申し上げました大野知事の発言ということでございますので、優先的に今後接種を行うべきだと考えております。  また、先に余りワクチンをやってしまいますと、3週間後にその方が必ずできるかということがございますので、そういったところを当初は考えておったのですけれども、今後は余りワクチンを打ったとしても優先接種枠として捉えることができるようになる見込みでございますので、そういったところでは余りワクチンの対象として今後は入ってくるのかなと思っております。また、繰り返しになりますけれども、3週間後に保育士とか教員の方が打てるように、今後は優先接種枠のほうを検討してまいりたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) それでは、今後優先接種枠に入った保育士も、余りワクチンの対象とするというような答弁だと理解してよろしいでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 優先接種枠として今後枠の中に入ってくるようであれば、余りワクチンを打ったとしても、優先接種枠がなかった場合は3週間後の担保はなかなか難しいと思うのですけれども、今後はそういったことも可能だと思いますので、議員おっしゃるとおりのような形になるかと思います。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) これから優先接種枠に入るだろう保育士も、余りワクチンの対象とするという答弁だと理解しました。  また、現在市内にある個別医療機関での余りワクチンについては、医療機関ごとに対応しているとのことですが、個別医療機関での余りワクチンもまた医師の裁量ではなく、エッセンシャルワーカーなど優先順位の高い方に対して優先的に接種をさせるべきだと考えますが、市の見解をお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 今後優先接種枠として捉えられるエッセンシャルワーカーにつきましては、もちろん各医療機関のご協力が必要なのですけれども、そういったところを市で打ち出させていただきまして、対応のほうをお願いできればと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 今後個別医療機関での余りワクチンの接種についても対応のほうをお願いしたいとのことでした。  特に保育士については、一番若い世代が多いということもあり、若い世代は2回目の接種の際に発熱する方が多いというデータがございます。同時期に接種を行ったことで、医療従事者の方から現場が人手不足に陥ったという声を伺いました。健康福祉部長は、既に保育士も余りワクチン接種の対象とするよう検討するとのことでしたが、そうした施策について今後期待するものです。ニーズがあるものだと考えます。  次に、ワクチンの接種体制についてお伺いします。これは、広く市民の方から伺う声として、1度の電話やネットの手続で2回セットで予約が取れるようにならないのかどうか、お伺いします。1度の電話で、1回目と予約をセットで予約できるようになることについて、市の見解をお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 本市におきましては、1回の予約で2回目はシステム上はできないことになっております。ただ、メリットもございまして、1回目の管理がしやすいということです。例えば1回目で接種をした場合に、2回目を一緒に取ってしまいますと、1回目が確実に行われたかどうかというのが確認が取れないということでございます。本市の場合は、1回目で打った後に、接種済みという登録をしまして、2回目ができるというところでございますので、管理のほうが確実にできるのかなと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) システム上やむを得ずできないが、管理が確実にできるメリットもあるという答弁でした。  それでは、個別医療機関で接種された方がいらっしゃる場合、2回目の予約についての案内についてどのように周知されているのかについてお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 2回目の個別接種の医療機関での予約につきましては、医療機関によりますけれども、ご協力をいただける医療機関につきましては、そこで2回目の予約も取っていただけるような形でご協力いただいているところでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) その場で2回目の予約も取っていただけるよう協力を呼びかけているとのことでした。  それでは、別の観点から質問いたします。夜間の時間帯の活用をした接種体制充実をということについてお伺いします。富士見市の特徴として、昼夜間人口比率が非常に低く、通勤通学する方が多いという特徴がございます。64歳以下のワクチン接種を開始するに当たって、夜間の時間帯に接種できるようにしてほしいという市民の要望を頻繁に伺います。駅近隣の公共施設などを利用して、夜間に接種を行う体制づくりのために検討を進めてはと考えますが、市の見解はいかがですか。 ○議長(斉藤隆浩) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 夜間の時間帯を利用しました接種体制につきましては、個別の医療機関で接種していただいております市内の医療機関のみの対応ではなかなか難しいのかなと考えておりますので、近隣自治体と連携して検討してまいりたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 夜間の接種については、市内の医療機関だけでは難しいので、近隣の自治体とも連携して検討していきたいということでした。  また、現在個別医療機関の接種を30か所に増やしていただきましたが、今後医師会とどのような協議をなさるのかについてお伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 新たにサテライトが追加されたところでございますけれども、まだサテライトの医療機関のほうでの接種の能力が28日から始まりますので、現実的にはちょっとまだなのですけれども、そういった接種能力をどのぐらい上げていただけるのか、また既存の医療機関のほうでもどのぐらい上げていただけるのかというところを医師会と常に話合いをして、進めてまいりたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 加賀議員。 ◆7番(加賀奈々恵) 一通りのご答弁、ありがとうございました。  以上で私の市政一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(斉藤隆浩) 以上で加賀奈々恵議員の市政一般質問を終わります。  休憩いたします。                                      (午前11時51分) ○議長(斉藤隆浩) 再開いたします。                                      (午後 1時00分) ○議長(斉藤隆浩) 次に、質問順18番、熊谷麗議員の質問を許します。  熊谷麗議員。               〔8番 熊谷 麗登壇〕 ◆8番(熊谷麗) 8番、熊谷麗です。皆様、こんにちは。熊谷麗でございます。傍聴席にお越しの方、またインターネット中継を御覧いただいている皆様、日頃よりご支援いただき、本当にありがとうございます。私の人生において初めての市政一般質問となります。とても緊張しておりますが、このような機会をいただけたことに感謝をし、しっかりと質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  今回は大きく3つの項目について質問をさせていただきます。まず、1つ目、公園にボール使用可能なスペース設置について、(1)、市内のボール使用可能な公園の現状について伺います。市内にある54の都市公園のうち、運動公園を除いて、多くの公園においてキャッチボールやサッカーのリフティングなど、ボールの使用が禁止となっています。学校の校庭についても、学校開放団体の利用などで自由に使うことができない状況もあります。このような子どもたちの遊び場の減少について、市はどのように考えているのか、伺います。  (2)、新規公園の計画があるか、伺います。新規公園の計画がある場合、設計の段階からボール使用可能なスペースの設置について検討されているのか、伺います。  (3)、既存の公園にボール使用可能なスペースを設置してはどうかについて伺います。本市では、現在市内各公園の遊具の一斉点検を実施し、ハザードに照らした結果、使用上の危険ありと判定された遊具について修繕が不可なものについては、撤去後、同等の遊具の再設置などの対応をしています。対象の公園の中で遊具の再設置ではなく、ボール使用可能なスペースを設置することが決まっている公園があるか、伺います。  また、遊具の撤去後の計画が現段階で決まっていない公園があるのか、併せて伺います。  大きな2つ目、動物の殺処分ゼロへ向けて。今回の私の一般質問では、主に猫について取り上げさせていただきます。(1)、県の動物殺処分ゼロへ向けての取組に対し、市としての対応について伺います。令和3年4月13日、県では令和12年度までに犬猫殺処分ゼロを目標に掲げること発表しました。このような県の動向を踏まえ、市独自の政策や補助金制度など、現時点において検討されていることがあるのか、伺います。  (2)、TNR活動への補助金を充実させてはどうかについて伺います。TNR活動とは、野良猫を捕獲し、不妊去勢手術した後、元の場所に戻すという活動です。市内では、富士見さくらねこ応援団が活動されています。現在県から年間40万円の補助金が市に対し出ているが、原則3年間という決まりがあり、今年度がその3年目に当たり、この補助金制度は終わることになります。県に問い合わせたところ、昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、TNR活動を例年どおりに行うことができなかった可能性が考えられるため、市から申出があれば、1年間の延長について柔軟に対応したいという旨の回答をいただきました。ぜひ市から申出をしていただきたいと考えるが、市の見解を伺います。  ただし、県の補助金制度は、市内一部のモデル地区のみが対象となっており、ほかの地区については公益財団法人どうぶつ基金のさくらねこ無料不妊手術事業のチケットを使い、行っております。市として独自の補助金制度があれば、市内全域をカバーすることができ、TNR活動をさらに充実させることができると考えますが、市の見解を伺います。  大きな3つ目、PTA活動について、(1)、PTA活動の課題について伺います。PTA活動の在り方について、保護者や教員など双方の意見や要望なども含め、市で把握している課題があるか、伺います。  また、その課題を解決した事例などもあれば、併せて伺います。  (2)、PTA連合会の事務局を教育委員会に設けてはどうかについて伺います。富士見市PTA連合会の窓口は、連合会長校が務める仕組みとなっており、業務は教頭先生が担当していることが多いのですが、どのような理由でそのようになっているのか、伺います。  また、事務局を教育委員会にすることで、担当校の教頭先生の負担軽減や、会長校が替わるたびに事務局が替わる現状が改善され、市内小中学校のPTAが相談しやすい環境になると考えられるのですが、市の見解を伺います。  壇上での質問は以上です。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(斉藤隆浩) 答弁願います。  都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) よろしくお願いいたします。  議員ご質問の大きな1点目、公園にボール使用可能なスペース設置について、3点ご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。初めに、(1)、市内のボール使用可能な公園の現状についてですが、針ヶ谷にある中通公園は、野球やサッカー、バスケットボールなどができる公園となっておりますが、この公園は計画当初より地域の皆様との合意の上、整備されたものでございます。なお、現在市内に整備されている公園の多くは小規模な公園となっており、地域住民の貴重な散歩や休息、レクレーションの場として、様々な目的で幅広い年齢層の方に利用されていることから、公園利用者の安全確保の観点から、公園での硬いボールの使用や迷惑となるボール遊びは禁止とさせていただいております。  次に、(2)、新規公園の計画はあるのかでございますが、来年度水谷東地域に新規公園として以前より地域要望があった防災公園の整備予定がございますが、こちらは小規模な公園であるため、議員ご質問の点について、検討の予定はございません。しかし、今後新たな公園を整備する際には、地元町会や近隣の皆様と意見交換を行うワークショップを開催させていただき、ボール遊びができる場所を含め、協議してまいりたいと考えております。  最後に、(3)、既存の公園にボール使用可能なスペースを設置してはどうかについてお答えいたします。現在市内公園の遊具については、一斉点検の結果を踏まえ、修繕工事や遊具の更新に先立ち、撤去工事を順次進めております。遊具更新については、遊具安全基準上のスペースを確保することができず、遊具を設置することができない公園もございますが、ボールを使用する十分な広さを確保することができないことから、ボール使用可能なスペースを設置することが決まっている公園はございません。また、遊具撤去後は、主に遊具を再設置する計画でございます。 ○議長(斉藤隆浩) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) よろしくお願いいたします。  ご質問の大きな2点目の(1)、県の動物殺処分ゼロへ向けての取組に対し、市としての対応についてお答えいたします。埼玉県では、動物愛護管理推進計画を改定し、令和12年度末までに県内の犬猫の殺処分数をゼロにする目標を掲げましたが、市といたしましても動物愛護の観点から、犬猫の殺処分数のさらなる削減は必要であるものと認識をしております。これまでの取組といたしましては、平成30年度より市内のボランティア団体である富士見さくらねこ応援団が行う地域猫活動を市と協働して実施してまいりましたが、5年と言われる野良猫の寿命や全市的な取組に至っていない現状を踏まえますと、いましばらくは同団体との協働による活動は継続をする必要があるものと考えております。  また、公益財団法人どうぶつ基金のさくらねこ無料不妊手術チケットによる市内全域を対象とした不妊去勢手術や、飼い主のいない猫の譲渡会の開催など、同団体が行っています取組に対しましても、引き続き支援が必要であるものと考えております。  続きまして、(2)、TNR活動への補助金を充実させてはどうかについてお答えいたします。当市の地域猫活動につきましては、県の補助金を活用し実施しており、今年度議員ご質問のとおり、補助期間上限の3年目を迎えますが、ご質問のとおり、新型コロナウイルス等で活動ができなかった場合には、補助期間の延長も視野に検討する旨を県から伺っております。つきましては、特定財源確保の観点から、補助期間延長に伴う交付要望を県に行ってまいりたいと考えております。  次に、県補助制度終了後の市の取組といたしましては、動物基金チケットによるTNR活動は継続してまいりたいと考えております。また、市独自でも地域猫活動を支援してまいりたいと考えておりますが、市単独補助金となりますと、その対象事業の公益性や有効性などの検討が改めて必要となってまいりますので、制度内容を含め、今後庁内でしっかりと議論を進めてまいりたいと思っております。 ○議長(斉藤隆浩) 学校統括監。 ◎学校統括監(小林正剛) よろしくお願いいたします。  議員ご質問の大きな3点目、(1)、PTA活動の課題についてお答えいたします。保護者と教職員により構成されているPTAにつきましては、家庭や学校における教育に関して相互に理解を深める団体であり、児童生徒の健全な成長を図る上で重要な役割を果たしていると認識しております。PTA活動に当たっては、会員の加入や役員の選出、会議の持ち方、PTA行事の在り方などに課題があると捉えております。各学校では、これらの課題解決のため、校長とPTA役員が協議を行い、PTA加入の有無や会議日程や行事の精選、学校行事における役割の軽減を行うなど、工夫改善を図りながらPTA活動を行っていると認識しております。教育委員会といたしましては、各校のPTA活動がより充実したものとなるよう、先進的な取組について情報提供してまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 続きまして、ご質問の大きな3点目の(2)、PTA連合会の事務局を教育委員会に設けてはどうかについて、2点ご質問をいただいておりますので、順次お答えいたします。  初めに、PTA連合会の会長校の教頭先生が事務局としての役割を果たしている理由といたしましては、富士見市PTA連合会の会則に定められていることによるものと認識しております。これは、PTA連合会の活動推進するに当たり、保護者と学校の相互連携を図るため、会長校の教頭先生が学校側の代表として役員選出されているものと考えております。  続きまして、PTA連合会の事務局を教育委員会に設置するご提案をいただいておりますが、PTA本来の姿や社会教育団体という性格を踏まえますと、教育委員会が事務局を担うことは、その目的である自主的な運営を阻害することになると考えます。教育委員会といたしましては、生涯学習課において既に行っている会議資料の印刷、配布や、大規模会議や研修会会場の確保などについて、引き続きご協力をさせていただきますので、ご理解を賜りたいと存じます。 ○議長(斉藤隆浩) 答弁が終わりました。  熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ご答弁ありがとうございました。  それでは、順次再質問させていただきます。まず、大きな1番、(1)についてです。2019年に板橋区の小学生たちが、ボール遊び場求めて国に陳情書を出したというニュースがありました。そのニュースを見たときに、子どもたちが多く利用する公園のことを大人だけで決めていることに違和感を覚えました。子どもたちの意見を聞く場を設け、直接声を聞き、子どもたちの望みをかなえてあげられることがないか、検討することが必要だと考えますが、市の見解を伺います。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 先ほど答弁させていただきましたとおり、市内の公園は主に地域の住民の方が、休息やレクリエーションなどの場として幅広い年齢層の方にご利用いただいていることから、公園利用者の安全確保を優先し、危険なボール遊びは禁止事項とさせていただいております。  市といたしましても、議員ご提案の子どもたちの意見を聞くことも大切であることは十分認識しておりますので、公園の利用につきましては、子どもたちを含めた地域の声を反映した公園利用や維持管理が必要だと考えております。公園でのボール遊びにつきましては、賛否両論あるところではございますが、議員ご案内の板橋区の事例なども参考にしながら、調査研究を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 今子どもたちの声の意見も聞く場を設けることにも前向きなご答弁だったかと思うのですけれども、具体的に子どもたちの声を聞く場合にどのような形で聞くかというようなご検討はありますでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 子どもたちにも直接ということもありますが、地域の公園でもありますので、地域の方のご意見を聞いて、併せて子どもの声も聞きたいなと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 公園では、子どもたちがゲームをしている姿をよく頻繁に目にするのですが、これについてはいかがでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 公園は、憩いの場として設置しております。公園を設置している、整備している我々の立場からすると、今ご利用いただいてよいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員、マイクを持たないでやってください。お願いします。  熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 失礼いたしました。  公園で子どもたちがゲームしている姿を頻繁に目にすることについては、教育の面からもちょっと問題もあるのではないのかなと思うのですが、その辺り学校統括監の意見もお伺いしたいのですが、お願いできますでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 学校統括監。 ◎学校統括監(小林正剛) お答えします。  現在の子どもたちの様子を見ると、テレビやタブレットで遊ぶというゲームの生活は、子どもたちの生活の一部になっているように感じます。その一方、やはりゲームが与える影響というものが考えられるのかなと感じております。子どもがゲームにコントロールされるのではなく、自分たちでゲームの使い方等をコントロールできるようになることが大切ではないかと考えております。教育委員会としましては、学校と、それから保護者と連携を図りながら、ゲームとの向き合い方、上手な使い方等を取り組んでいけるように働きかけてまいりたいなと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ありがとうございます。ぜひ学校の教育の観点からも、そのような指導を積極的に行っていただきたいなと思います。  次の質問に移ります。新規公園の計画はあるかということで、水谷東に防災公園の設立予定があるということでしたが、小規模だということで、ボール使用可能なスペースについては難しいということでした。そこで伺います。現在整備が進められているびん沼自然公園に、ボール使用可能なスペースを設置することは可能かどうか、検討の余地があるかも含め、伺います。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) びん沼自然公園に限らず、市内の公園では、先ほど申し上げた中通公園以外は硬いボールの利用は禁止しているところでございますが、柔らかいボール、バレーボール、サッカーボール等の利用は可能としております。議員ご質問の柔らかいボールでのキャッチボールなどは、ほかの利用者の迷惑にならない場所においてはご利用いただけます。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 現在工事が止まっている状況や、指定管理者がこれから決まるという状況を考えますと、検討の余地がまだまだあるように感じるのですが、どうしてもこれは大きな公園になりますので、いろいろな年代の方が使う、利用されることが予想できるのですけれども、柔らかいボールとなりますと、本当に年齢制限に近いものをちょっと感じてしまうのですが、その辺りいかがでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 想定すると、芝生の広場が広いスペースにはなっておりますが、いろいろな年代の方がそこで行き交う中で、その中で硬いボールの使用というのはちょっと難しいのかなと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) では、今年度で廃止が決まっている富士見ガーデンビーチの跡地利活用として、1年中使用可能なスポーツ施設を建設し、敷地の一部にボール使用可能なスペースを設置することを検討していただきたいのですが、市の見解を伺います。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) 富士見ガーデンビーチ跡地につきましては、これまでも何回か答弁申し上げましたけれども、現在白紙の状態ということで、現在のそういうスポーツ施設の現状や課題等を踏まえて、幅広く検討してまいりたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 前向きなご答弁ありがとうございます。  次の質問に移ります。(3)、既存の公園にボール使用可能なスペースを設置してはどうかについてです。スペース的には難しいというご答弁でしたが、私の実家のある杉並区には市内の松ノ木公園や唐沢公園と同規模の公園で、ボール使用可能なスペースをフェンスで囲う形などで設置している公園が実際にございます。近隣の方のご理解や住環境への影響など課題はあると思うのですが、市としての考えを伺います。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 議員ご案内の杉並区の公園につきましても、ちょっとネットではありますが、写真等を見させてもらいました。そこには、高いネットがあって、強固な支柱で囲われておりました。設置費、維持管理費、また景観面、子どもたちのニーズに合っているのかという検証が必要なのかなとは思っております。  また、議員ご案内の市内2か所の公園も、全体規模とすると2,000平米から3,000平米でございます。現状の樹木や遊具の設置の状況、また小さなお子様を含めたほかの利用者の安全確保という点からは、既存の公園で十分なスペースの確保は難しいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 杉並区に問い合わせたところ、こちら周辺住民への音の配慮として、以前は金網フェンスだった囲いを、最近ではあまり音が響かないようなネットフェンスに変えていっているそうです。園内の住居側ではなく、道路側にそのフェンスを設置するなどを含め、検討の余地はあると思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 議員ご提案の利用時間の制限やネットフェンスの設置については、市内2か所の公園です。針ヶ谷地区では先ほど申した中通公園、ふじみ野地区では主にバスケットができるふじみ野公園で実施しております。この2か所の公園につきましては、整備目的として地域の意見、要望も伺い、整備当初からボールで遊ぶことができる公園として整備した経緯がございます。  なお、今後におきましても、先ほども答弁をさせていただきましたが、地域の皆様に子どもたちのボール遊びにご理解いただけるのであれば、検討の余地はあると考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ありがとうございます。  同じく都内なのですが、足立区では区内の約500ある公園の見直しを行い、にぎわいの公園と安らぎの公園の2つに分け、にぎわいの公園では子どもたちが思い切り遊べることを目的とし、安らぎの公園では静かに過ごしたい方や幼児が安心して利用できることを目的とし、利用者が選択できる環境をつくるべく計画を進めています。本市では、このような公園のすみ分けは検討されているのか、伺います。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 足立区みたいに500あれば、そういったすみ分けも可能なのかなとは思っておりますが、私ども先ほど都市公園とすると54の中で、はっきりと皆さんご利用いただく中でのすみ分けは難しいと思っておりまして、検討はしておりません。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 500ある公園であれば、すみ分けができるかもしれないというご答弁だったかと思うのですが、足立区に問い合わせたところ、実際には10公園を年間で整備することを目標にしていて、そうするとかなり先の50年の計画だということです。それに比べて富士見市に関しましては、都市公園54ですから、そんなに長い年数をかけなくても可能になるのではないかと思うのですが、数が多い足立区に比べて、少ない富士見市のほうが現実的なのかなという予想があるのですが、いかがでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 少ないと、地域に限られてある公園ということになりますので、その少ない公園の中でいろいろ皆さんがご利用したいという中で、近場にボールしか使えない公園ができてしまうと、それはそれでなかなか難しいということで、少ないとそういったすみ分けがちょっと難しいということをお答えさせていただきました。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 今本市では、遊具の修繕や撤去などが行われている最中です。今こそそういったすみ分けとかをできるチャンスなのではないかなと考えるのですが、再度お伺いできますか。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 今現在行っております改修につきましては、今80基のほうを改修しておりますが、現在利用停止となっております。これまでも多くの市民から早期完了の要望もいただいておりますことから、まずは修繕を最優先として考えております。  また、撤去しているところについても安全領域が確保できない場所であり、スペースがありません。しかしながら、今後の公園整備の際には、繰り返しにはなりますが、子どもたちを含めた地域の声を反映した公園づくりに努めてまいります。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 富士見市は、幅広い年代の方が暮らす魅力のある市です。他県の前例を参考に、ぜひ公園のすみ分けも検討していただき、子どもたちがボール使用可能なスペースのある公園で思い切り遊ぶ姿を見られる日が来ることを期待しています。市には、ぜひ引き続き前向きな研究、ご検討をお願いし、私自身ももっと勉強してまいります。  大きな2番の質問に移ります。動物の殺処分ゼロへ向けてについてです。先ほどご答弁の中でも、補助金については前向きにこれからも続けていきたいという形でご答弁いただいたかと思うのですが、市単独の補助金ということになりますと、すぐにちょっと決めるのは難しいのかなと思うのですが、今現在で来年度に向けてご検討されていることがあれば伺います。 ○議長(斉藤隆浩) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) まだ今年度始まりまして2か月を過ぎたところでございますので、来年度の検討につきましてはこれから庁内で検討していくスケジュールとなっております。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 今ご答弁いただきましたが、県の補助金を利用するのは3年間、3年前から行われていたわけです。今3年目に当たるということで、この3年間ご検討されていたことがあれば伺います。 ○議長(斉藤隆浩) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) ボランティア団体の支援につきましては、平成30年度から続けております。その中で、令和元年度から補助制度、県の補助金を使いながら出しているわけでございますが、これまでの間は毎年毎年その事業効果を測定して判断してまいりまして、今年度まで補助金を継続したという形でございます。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 猫の殺処分ゼロへ向けては、特に野良猫の繁殖抑制が大きな課題だと考えますが、市としての見解を伺います。 ○議長(斉藤隆浩) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 一般的に猫は1年に二、三回妊娠して、1回に4匹から8匹出産すると言われております。このような状況を踏まえますと、野良猫に対します不妊去勢手術の実施は、野良猫の繁殖の抑制や殺処分の回避につながるものと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。
    ◆8番(熊谷麗) ありがとうございます。  本来は、全て野良猫が家族に迎えられることが望ましいのですが、現状は難しいところもございます。現在野良猫に餌を上げる行為を禁止する法律はなく、TNR活動後、野良猫は1代の命を全うできるように、地域で見守り育てる地域猫が増えることを希望しています。そのためには、餌やりによる影響やマナーについても周知する必要があると考えます。餌やりの場所や時間を決めること、置き餌や投げ餌の禁止など、ポスターやチラシの作成、配布などが早急に必要と考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 今議員がおっしゃったとおり、野良猫に餌を上げる行為については法的な規制はございません。そのような中で、私どもとしましては富士見さくらねこ応援団と連携しながら、無責任な餌やりに対しての注意喚起ですとか、ルールを遵守するようなチラシはもう配布してございます。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ありがとうございます。  ぜひ公園などに大きなポスターを早急に作っていただきたいなと思うのですが、そちらについてはいかがでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 現在のチラシにつきましては、ご要望のあった方に配布をしております。  また、今地域猫活動で水谷東地域でやっておりますが、この辺りにつきましてはポスティング等でチラシを入れております。今公園等のポスターの掲示でございますが、今そのような検討はしてございませんが、直近で言えば、9月20日から動物愛護週間が始まりますので、そこで飼育動物の適正な飼育ですとか、動物の遺棄は犯罪ですとか、そのような形で、ポイントではなくて市全域に周知してまいりたいと思っております。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ありがとうございます。  ぜひ9月20日からの動物愛護週間に合わせて、ポスターの設置をお願いしたいのですが、その中にぜひ問合せ先もはっきり分かるように、地域では野良猫を見つけてもどこに連絡をしていいか分からないという声も多く聞かれておりますので、問合せ先などを分かりやすく明記していただけると助かります。  現在市内では、譲渡会を行える場所が少なく、富士見さくらねこ応援団に確認したところ、他市の譲渡会へ参加している状況が続いております。これは、人にも動物にも、また費用的な部分含め負担がかかります。そのため、市内での譲渡会の場を増やす必要があると考えますが、市としての見解を伺います。 ○議長(斉藤隆浩) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) まず、市内で譲渡会を開催いたしますには、会場の確保のほか、多くの人が集まる場所でやる必要がございます。また、その譲渡会を実施していただきます富士見さくらねこ応援団の理解と協力が不可欠となってまいります。今私どもで検討しておりますのは、令和元年度で富士見ふるさと祭りで譲渡会をやりましたので、それが成功裏に終わりましたので、今後も市内でやる譲渡会については富士見ふるさと祭りの中で継続してまいりたいと思っております。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 富士見ふるさと祭りで行えたことがすごくうれしかったということは、富士見さくらねこ応援団からも直接お声をいただきました。人が集まりやすく、駐車場もある市役所の敷地内での開催実現をぜひにと希望しますが、何か弊害がありますでしょうか、伺います。 ○議長(斉藤隆浩) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 例えば市役所の駐車場等で、市と富士見さくらねこ応援団の共催であれば開催が可能でございますが、まず富士見さくらねこ応援団についてはメンバーが10人で、また多くの方がお仕事を持っている中でこの活動を一生懸命やられていると。また、先ほど議員がおっしゃったとおり、市外でも多くの譲渡会に参加されていると。そこで、また一つか、何回かこの譲渡が増えた場合の応援団に対する負担の懸念がございます。また、それ以上にやはり譲渡会、私ども富士見さくらねこ応援団に確認したところ、市外のショッピングセンターとか、人が多く集まるところでやっていらっしゃるそうです。それでもなかなかそこに立ち止まっていただける方も少ないということで、市でやった場合、市役所でやった場合、本当に人が集まるかどうか、クリアすべき課題は幾つかあるものと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 富士見さくらねこ応援団と市の共催であれば、前向きにご検討いただけるというご答弁だったかと思うのですが、市役所は多くの方が利用する場所ですので、富士見さくらねこ応援団の負担を考えますと、月に1回とかそういったことではなく、富士見ふるさと祭りなどのお祭りを含め、年に2回程度の開催が現実的であると考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 先ほどもご答弁いたしましたが、実施主体としましては富士見さくらねこ応援団でございますので、その開催については富士見さくらねこ応援団との協議、調整が必要であるものと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ありがとうございます。では、富士見さくらねこ応援団にはそのように伝えさせていただきます。  茨城県取手市では、平成29年度より定期的に市役所の駐車場で譲渡会を開催していて、実際多くの猫が引き取って、家族として迎えられている現状がございますので、ぜひ参考にしていただき、これからも前向きな検討をお願いいたします。  次の質問に移ります。3番目のPTA活動について、(1)、PTA活動の課題について伺いました。各校のPTAにはそれぞれ会則がありますが、時代に合ったものとは言えない部分もあることから、変えたいと思いながらも、毎年役員が替わる学校が多いため、改革できずにそのままとなっている学校が多いのが現状です。その結果、毎年役員のなり手を見つけることに苦労している学校が多いと考えられますが、市としての見解を伺います。 ○議長(斉藤隆浩) 学校統括監。 ◎学校統括監(小林正剛) 議員ご指摘のとおり、時代や家庭環境の変化に伴い、各校のPTA会則や役員選出の仕方等、先ほどまた答弁させていただいたとおり、課題を抱えている学校があると認識しております。教育委員会といたしましては、これらの課題について工夫、改善を行い、解決している学校の取組について情報共有できるように校長会に働きかけてまいりたいと存じます。ご理解賜りたいと思います。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 恐らく今までも校長会などでこの課題については取り上げられていたかと思うのですが、それでも改善せずに今まで来ています。市内の各校には、それぞれの校則や校風があって、PTA活動についても会則は各校に任されている現状です。会則を変えたいと思ったときに、会長が他校の会則を参考にしたり、改正の前例を参考にしたいと思うと予想されるわけです。しかし、各校のPTA会長も単年で替わる学校も多く、難しい現状がございます。それについてはどうお考えでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 学校統括監。 ◎学校統括監(小林正剛) 議員おっしゃるとおり、会則を変えるということは大変なことかと思いますが、これは長期的にではなくて、必ずその年度、その年度の会長、引き継がれる部分もあるかと思いますし、やはり校長と密になって定期的、会則、あるいはPTAの持ち方等を含めた在り方等について協議を重ねていくことが、やはり必要になってくるであろうと考えます。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 学校側と密に連携を取って協議した結果、何か大きく変わった点はございますでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 学校統括監。 ◎学校統括監(小林正剛) 実際学校では、PTAの役員の方、大変学校に足を運んでもらう回数は増えましたが、定期的に話合いを重ねて組織体制の見直しを行った学校があります。また、PTAの参加の仕方、あるいは会員の加入の仕方等を含めて改善した学校がございます。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ありがとうございます。  (2)の質問に移ります。PTA連合会の事務局を教育委員会に設けてはどうかについてです。毎年富士見市PTA連合会より市へ要望書を提出しております。その中で、事務局を教育委員会に設けてほしいという要望は数年にわたり出されております。その回答が、先ほどご答弁いただいたように、PTAは社会教育関係団体であるため、市が事務局を担うことは活動の趣旨から外れるということで、事務局を設けることは難しいというものでした。そのお考えに変化はございませんか、再度お伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 先ほどお答えをさせていただきましたように、PTAというものは自主的に運営される社会教育団体という、この性格を踏まえまして、現行どおりとさせていただく考えに変わりはございません。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 一方で、平成29年からは市の教育委員会生涯学習課の担当者が富士見市PTA連合会の理事会に参加し、先ほどご答弁もあったように、印刷ですとか事務的業務を担っています。これにより、連合会としてはスムーズに進行できることが増え、とても助かっているという声を聞いております。私自身も2年間、関沢小学校のPTA会長として参加しておりましたが、実感したところでございます。現在の生涯学習課の担っている仕事内容を考えますと、素人目で申し訳ないのですが、一般的に想像される事務局が行うものとそう変わらないように感じますが、市の見解を伺います。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 事務局の担う仕事というものがどういうものかという定義は様々あるかとは存じておりますが、あくまでも社会教育団体としてのPTAの自主的な運営の下におきまして、現在生涯学習課におきまして可能な範囲での側面的な支援、協力に努めているといった立場でございます。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) コロナ禍により、各校の総会が対面開催から書面開催やウェブ開催が増えました。先日、PTA連合会の総会が書面開催で行われました。欠席校の表決書提出について郵送での提出が認められたのですが、その送付先について事務局のある会長校の教頭宛てに送るのか、もしくは教育委員会の生涯学習課に送るのかというやり取りが連合会長とPTA会長の間で行われました。その送付先につきましても、教育委員会の生涯学習課でした。このような事例を見ても、教育委員会に事務局を設けることに違和感がないと考えるのですが、再度お伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) ほかの社会教育団体というのも様々存在はするところでございますが、ほかの団体と同様に、PTAにつきましても自主的な運営をされる社会教育団体の一つという、その考え方に変わりはございません。したがいまして、今の状況での支援、協力に努めさせていただければと考えてございます。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) この件については、平成29年、今成議員が一般質問でも行っていらっしゃいますが、市からの答弁はほぼ同じ内容でございます。現在PTA連合会のように、社会教育関係団体で市が事務局となっている団体は存在しないのでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 社会教育団体は様々な分野で、例えば文化ですとかスポーツ、それから子どもに関わる、そういった様々な団体が市でも存在するとは認識しているところでございますが、事務局として市が入るという存在はないものと認識をしているところでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 社会教育関係団体で市が事務局となっているという団体は、市内では一つも存在しないという認識でよろしいでしょうか。再度申し訳ありませんが、お願いします。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 私どもの把握している範囲におきまして、そういった団体は存在しないものと理解をしているところでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) それは、団体の規模が大きく関係しているのでしょうか。すみません。お伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 規模というよりは内容面です。これ、法律上の話をして、堅い話になって大変申し訳ございませんが、社会教育法の中では社会教育関係団体等は法人であると否とを問わず、公の支配に属しない団体で、社会教育に関する事業を行うことを主たる目的とするものを言うということの定義がございますので、それに沿った団体であるというような認識でいるところでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 現在PTA連合会の会則に、市が関わることについての記載が全くありません。各校のPTAの会則はとても丁寧に書かれており、新しい会長に替わっても、会則を見ることで業務の遂行が可能となっております。例えばPTA連合会が希望した場合ではありますが、会則に市が事務的業務を担う旨の一文を追記することは可能でしょうか、お伺いします。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 今までの答弁と重複するところもあり、恐縮ではございますが、やはり社会教育団体という自主的な運営、活動に対して、市としては協力、支援するという立場でございますので、会則への明記というのはなじまないものと理解をしているところでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 実際には、生涯学習課の担当者が業務を行ってくれているわけです。市が事務的業務を担うではなくても、関わる旨の何か一文は会則にあってもいいのかなと思うのですが、PTA連合会が希望した場合にですが、そちらについてはいかがでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 現在協力内容につきましては、先ほどもご答弁させていただきましたように、生涯学習課において可能な範囲での協力内容というものをしているところでございます。この内容につきましても、これまでの経緯を踏まえた上で、相互にいろいろと話合いをして、理解をした中で整理をされたものと認識をしてございますので、このような状況の下で、今後におきましても生涯学習課においてもこの協力支援体制を継続いたしますし、またPTA連合会のほうにおきましても事務の引き継ぎ等の中で、そのような話の申し送り等を双方でしていくことによって継続する、そういった形になるのではないかと考えてございます。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) ありがとうございます。  このやり取りについてはずっと長年行われている状態です。ほかの市になるのですけれども、教育委員会が事務局となっており、問合せ先についても教育委員会が担当となっている市もございます。今コロナ禍で、子どもたちや保護者、学校のつながりが必然性を強く感じているのですが、何かあったときにPTA連合会で結束を固めたいとなったときに、PTA会長校が事務局となっていると、その事務局になっている学校自体が例えばコロナ禍で大変な状況のときに、ほかの学校からの問合せなどに対応できるのかと考えると、実際難しいかなと思います。そのためにも、教育委員会に事務局を設けて、そのような市全体の学校の取りまとめというか、そういったものの窓口になっているのが今必要なのではないかと考えるのですが、いかがでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) コロナ禍ということで、想定外のいろいろな事象が起きるという可能性もございます。また、学校、家庭、地域との連携という求められる役割というのも認識はしているところでございますが、実態として、そういった場合でも、生涯学習課での協力体制を下に、他の学校との連携も含めて支援をさせていただければと考えてございますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(斉藤隆浩) 熊谷議員。 ◆8番(熊谷麗) 緊急事態の連絡先として、市の教育委員会生涯学習課を例えば会則に載せるですとか、そういったものというのは実際難しいのでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) やはり組織として捉えたときに、組織としてはPTA連合会があり、事務局というとその組織の中に入るといった形になりますので、現行どおり、側面的な支援、ご協力といった体制を取ることから、会則への明記というのはなじまないというふうに、重複して恐縮ではございますが、そのように考えてございます。 ○議長(斉藤隆浩) 熊田議員。 ◆8番(熊谷麗) この話題ですと、ずっと平行線のままかなと思うのですが、富士見市PTA連合会が市内の小中学校のPTA活動を支え、存在価値のある会になるよう、市の協力が必須だと考えますので、これからもぜひ前向きなサポート体制をお願いいたします。私自身も、公園のときと同じなのですが、さらに勉強を深めて、しっかりと学んでいきたいと思います。  以上で私の一般質問を終了とさせていただきます。本日は貴重なお時間いただき、本当にありがとうございました。 ○議長(斉藤隆浩) 以上で熊谷麗議員の市政一般質問を終わります。  休憩いたします。                                      (午後 1時54分) ○議長(斉藤隆浩) 再開いたします。                                      (午後 2時10分) ○議長(斉藤隆浩) 次に、質問順19番、村元寛議員の質問を許します。  村元寛議員。               〔6番 村元 寛登壇〕 ◆6番(村元寛) 6番、村元です。皆さん、こんにちは。会派草の根、村元寛でございます。傍聴にお越しの皆様、インターネットを御覧の皆様、本日もいつもありがとうございます。  本日は、選挙後初めての一般質問の機会をいただいたということで、また最後の質問者ということで大変緊張しておりますが、初心を忘れずに精いっぱい質問させていただきますので、皆様お疲れかとは思いますが、もうしばらくどうぞお付き合いのほどよろしくお願いします。  また、一般質問の冒頭だったでしょうか。議長が、サッカー日本代表の活躍のお話をされていましたが、この間、A代表はグループリーグ1位突破、またオリンピック代表も快進撃ということで、その活躍に大変勇気をもらっているところです。感染症収束の過渡期で、まだまだ油断を許しませんが、私も選手の皆さんに負けないように、また市民の皆様と一緒に節度を持って元気に頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。  では、冒頭の挨拶が長くなりましたが、質問に移りたいと思います。では、大きな1番、防災行政無線による迷い人などの放送について。放送後の結果報告をホームページへ掲載することについて。迷い人や迷子の放送について、多くの市民の方から検索ができない、結果が気になっているとの声を聞きます。お隣のふじみ野市では、既にホームページを活用して結果の報告をされています。放送された内容及びその結果報告をホームページに掲載することについて、本市でも速やかに採用するべきと考えますが、ご見解をお伺いいたします。  大きな2番、近隣市町、ふじみ野市、三芳町との広域的な連携について。(1)番、公共交通の分野での連携について。公共交通の存在価値は、言うまでもなく市民の利便性向上です。富士見市では、デマンドタクシーを運行中でありますが、市境や駅から少し離れた地域にお住まいの方、また線路西側エリアの方からも、不便だからバスを通してほしいとのご要望を伺っております。デマンドタクシーの運行期間が終わった後のことを考え、デマンドタクシーを継続するか、それ以外の施策にするかの選択が迫られる時期が近づいています。これまでの議会などでの議論を聞きまして、富士見市単独でのバスの拡充は難しいのが現状だとお察しします。  そこで、近隣市町と協力をしてバスの運行を行い、市民の利便性の向上を実現する施策が最適と考えますが、近隣市町と広域化の話合いの準備をする考えについて、ご見解をお伺いいたします。  (2)番、公共施設の最適化を。富士見市も公共施設マネジメントについて、公共施設等総合管理方針の策定をはじめ、広報への掲載、ワークショップの開催、アンケートの実施など本格的に力を入れていると感じています。そして、今年3月には個別施設計画の策定及び公共施設等総合管理方針の改定をしました。ここで、近隣市町との連携を視野に入れた公共施設マネジメントの考えも必要であると思いますが、市のご見解をお伺いいたします。  (3)番、イベントなどの共同開催について。シティセールスの観点においても、近隣市町と協力をして相乗効果を得ることが大切であると考えます。また、マスメディアを活用して、多くの人に本市を知ってもらうきっかけづくりをすることも必要と考えます。富士見市とふじみ野市は、市名が似ていることから、マスメディアで取り上げられることがあります。このような状況にうまく乗り、例えば川崎市と世田谷区により開催された多摩川綱引き大会など、盛り上がるイベントを参考にし、近隣市町と共同イベントを開催して、シティセールスにつなげていく仕掛けづくりを行ってはどうかと考えますが、市のご見解をお伺いいたします。  大きな3番、発達障がいの方への支援について。(1)番、就学前と就学中の発達障がいの方への支援状況についてお伺いします。就学前のお子さんについては、ぜひすくすくと育ってほしいと願ってやみませんが、お父さん、お母さんは特に初めてのお子さんの場合、困ってしまう方もいるかと思われます。誰一人取り残さないために、発達障がいのお子さんを持つお父さん、お母さんへの支援についてどのように進めていくのか、ご見解をお伺いします。  また、就学中の支援の必要なお子さんには、デジタルではなく、現場のマンパワーが必要です。そこで、ぜひともすこやか支援員の増員が必要だと考えます。2017年12月議会で要望しましたが、その後の取組状況について伺います。  (2)番、大人の発達障がいの方への支援状況について。発達障がいを含めた様々な要因があり、大人の引きこもりに結びつくものと考えます。2019年9月議会において、大人の引きこもりへの市の対応について質問しましたが、その後の取組状況についてお伺いいたします。  (3)番、一人一人に寄り添った支援の拡充について。実際にコミュニケーションを取るのが苦手で仕事が続かないことや、感覚過敏で外に出られないなど、発達障がいと一口で言っても、一くくりにできないくらいに人によって様々です。生活に支障のある方に絞りますと、日々の困難を感じている方も中にはいることと思います。困ったときにいつでも手を差し伸べられるよう、一人一人に寄り添う支援が必要だと考えますが、市として工夫している点など、どのような支援をしているのかについてお伺いいたします。  大きな4番、産業団地について。(1)番、条例による進出企業への税の優遇について。県内において産業団地を誘致した自治体を調べると、企業誘致をするために進出する企業に税の優遇措置を実施しているところがあります。税の優遇制度の導入について、市の考えをお伺いいたします。  (2)番、進出する企業が行うべき取組について。産業団地や工業団地においては、組合や協会を設立し、企業主導型保育園の設置など、自主的な管理運営をしているところがあります。送迎バス、企業主導型保育園の設置及び緑地整備などについても、今のうちから企業の自主性について県に相談するべきと考えますが、市のご見解をお伺いいたします。  (3)番、進出する企業と地元企業の連携について。産業団地を起点にして産業の活性化を図るためには、進出する企業と地元の企業が連携して、お互いの強みを生かして相乗効果を高める取組や、地元の企業へ仕事を循環させるような取組が必要だと考えます。県に働きかけていくことについて、市のご見解をお伺いいたします。  (4)番、自然災害に対する保険などについて。産業団地の整備について、地域住民は今までの湛水能力を補えるのかを心配しています。改めて設置予定の調整池で問題がないと、私も県のほうに確認をしておりますが、改めて認識を確認させていただきます。  また、東日本大震災のような大きな自然災害の上では、無力を感じるような被害に私たちは遭ってきました。そうしたことから、企業が進出する際には、ハザードマップの確認や自然災害に対する保険に入っているかの確認をすることが、万が一のときに早い復旧につながり、企業や雇用を守ることにもつながります。このような対応が必要だと考えますが、市のご見解をお伺いいたします。  以上、壇上からの質問とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(斉藤隆浩) 答弁願います。  協働推進部長。 ◎協働推進部長(古寺優一) 村元議員ご質問の大きな1点目の(1)、放送後の結果報告をホームページへ掲載することについてお答えいたします。  本市では、迷い人や迷子のお知らせは、警察からの防災行政無線放送依頼に基づいて行っております。その後、当日のうちに迷い人が発見された場合は、警察から改めて発見された旨の放送依頼があり、速やかに対応しているところでございます。また、放送が聞き取りにくい場合や聞き逃した場合には、自動音声による電話応答サービスで放送内容を確認できるようにしております。ふじみ野市におきましては、迷い人発見の放送はせずに、ホームページへ掲載することで市民への報告をしており、東松山市では放送とホームページ掲載を併用していることを確認しております。議員ご提案のホームページへの掲載につきましては、これら他市の取組を参考にして検討してまいりますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 続きまして、議員ご質問の大きな2点目の(1)、公共交通の分野での連携についてお答えいたします。  現在公共交通の分野での近隣自治体との広域的な連携につきましては、ふじみ野市、三芳町、富士見市の2市1町において、公共交通を担当する部署との会議を実施しているところでございます。会議においては、各市町が実施している制度の利用状況や現状の課題などについて情報共有を図っております。また、近隣自治体と協力をしてバスの運行を行うことにつきましては、バスを運行する事業者や路線の選定、財政負担や、既に路線バスを運行している民間事業者との調整など、様々な課題があると認識しており、実現には時間を要するものと考えております。今後につきましては、引き続き近隣自治体の課題などの共有を図り、広域連携の可能性について研究を進めていきたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) よろしくお願いいたします。  続きまして、議員ご質問の大きな2点目の(2)、公共施設の最適化をについてお答えさせていただきます。議員ご案内のとおり、公共施設等総合管理方針及び公共施設個別施設計画の中で、近隣市町との広域連携の可能性について検討することとしております。市民の日常における生活圏は、交通手段や情報通信技術の発展により、単一自治体の行政区域から複数の行政区域への広がりを見せております。また、行政運営におきましても、近隣自治体と連携して取り組むことで、各自治体にとってもより効率的、効果的に施策を推進できる面もございます。本市では、現在一部事務組合による事務の共同処理や、図書館や運動公園等の相互利用など、近隣市町との連携により実施しているところでございます。今後につきましては、公共施設等総合管理方針及び公共施設個別施設計画に基づく効率的な市民サービスを実現するための方策につきまして研究してまいります。 ○議長(斉藤隆浩) 政策財務部長。 ◎政策財務部長(水口知詩) 続きまして、大きな2点目の(3)、イベント等の共同開催についてお答えいたします。  シティセールス、シティプロモーションの取組の一つとして、マスメディアを通じたPR、いわゆるパブリシティーの活用には、議員ご案内のとおり、重要な要素であるものと認識しております。議員からご紹介いただきました川崎市と世田谷区の多摩川綱引き大会の事例につきましては、参考に確認をしましたところ、もともと花火大会を合同開催するなど、多摩川を介した連携が図られていたことから、地域の団体などが主体となって、多摩川両岸のまち同士の親睦と交流をさらに深めることを目的として開催されているということを確認いたしました。川崎市と世田谷区の取組は、地域住民の自発的な取組が徐々に盛り上がり、それを行政が支援するという形で取り組まれており、結果的に地元の新聞やウェブニュースなどに取り上げられたというものでございます。  議員ご提案の近隣市町との共同イベントの開催につきましても、シティセールス、シティプロモーションの観点から有効な取組の一つになり得ると認識しておりますが、一方で行政主導による取組が一過性なものとならないよう、参加される方々の理解を得ながら盛り上げていくなど、地道な取組も必要になってくるものと認識しております。 ○議長(斉藤隆浩) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 議員ご質問の大きな3点目、発達障がいの方への支援についての(1)、就学前と就学中の発達障がいの方への支援状況についての就学前の状況につきましてお答え申し上げます。  市では、就学前のお子様の相談窓口は、子どもの総合相談窓口である子ども未来応援センターや、保育所、幼稚園、障がい児保育を行うみずほ学園、児童発達相談員を配置している障がい福祉課などで様々な相談をお受けし、支援については必要に応じ連携しております。特に議員ご質問の発達障がいにつきましては、直接障がい福祉課に相談に来られる方もいらっしゃいますが、多くは1歳6か月健診や3歳児健診等の乳幼児健康診査や保育所、幼稚園等の集団の場などにおいて、周りのお子様より発達がゆっくりであることが分かり、障がい福祉課に相談に来られる方が多くございます。その後の支援といたしましては、相談員、ケースワーカー等、専門の資格を持った職員が親御さんの気持ちに寄り添いながら相談を伺い、医師の専門相談を行う療育相談や、言語聴覚士による言語相談、言語発達遅滞児等グループ指導教室のかたつむり教室、児童福祉法に定められた児童発達支援や放課後等デイ・サービスの利用、みずほ学園の紹介など、お子様の状況に応じた支援を行っているところでございます。 ○議長(斉藤隆浩) 学校総括監。 ◎学校統括監(小林正剛) よろしくお願いいたします。  議員ご質問の大きな3点目、発達障がいの方への支援についての(1)、就学前と就学中の発達障がいの方への支援状況についてお答えいたします。現在本市では、市内の小中特別支援学校にすこやか支援員を40名配置しております。すこやか支援員は、特別支援学級における障がいのある児童生徒の生活全般の補助や、通常学級に在籍する発達障がい等の特別な教育的支援を必要とする児童生徒に対して、学習活動上のサポートを行っております。各学校において、教員とすこやか支援員は定期的な情報交換の場を設け、共通理解、共通行動の歩調を合わせながら、児童生徒を指導、支援しております。また、校内における教育相談部会等において、児童生徒一人一人に寄り添った支援体制の協議を行うなど、学校がチームとなり、児童生徒への支援策を講じております。  教育委員会といたしましても、教員やすこやか支援員の研修会を設けて、他校の取組等を参考にしながら児童生徒理解に努めさせ、指導、支援の充実が図られるよう努めております。また、学校の巡回相談や臨床心理士、特別支援教育士の学校訪問を通して、児童生徒一人一人の支援内容等、学校と協議を重ねております。今後とも各学校でのすこやか支援員の活用状況等について、課題解決の研究を行い、適切な配置に努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(斉藤隆浩) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 続きまして、村元議員ご質問の大きな3点目の(2)、大人の発達障がいの方への支援状況につきましてお答え申し上げます。現在ひきこもりに関する市の取組といたしましては、ご相談があった場合はその方の状況に応じて関係機関をご案内し、必要な部署と連携を図って支援することとなっております。昨年度は、朝霞保健所が主催するひきこもり支援者研修会に福祉課と障がい福祉課の職員が参加し、ひきこもりの相談を行う上でのポイントや援助方針などについて研修を受けてまいりました。また、今年度は、福祉政策課が相談支援の担当窓口としての周知をしていく予定でございます。今後におきましても、必要な方に支援が届く体制を引き続き検討してまいります。  続きまして、議員ご質問の大きな3点目の(3)、一人一人に寄り添った支援の拡充につきましてお答え申し上げます。議員ご案内のとおり、発達障がいは様々な状態があり、その人の特性に応じた個別の支援により、適切な就労や地域での生活支援を行い、発達障がいをお持ちの方が地域で自分らしく生活できるための支援を行うことを基本としております。現在市では、大人の発達障がいについてご相談があった場合、医師の助言が必要な方に対しては心の健康相談の場を設けており、障がいや疾病の有無についてご相談いただく機会がございます。さらに、社会福祉士や精神保健福祉士、保健師など専門の資格を持った職員による相談も受けております。また、障がい者就労支援センターによる就労支援や障害者総合支援法による障がい福祉サービスの就労移行支援や自立訓練、生活訓練事業など、障がい福祉サービス事業者による発達障がいに特化したサービスを利用される方も増えている状況でございます。外出が困難な方に対しましては、居宅介護、訪問看護、自立訓練などで、訪問型のサービスを利用される方もいらっしゃいます。今後におきましても、引き続ききめ細やかな相談支援やサービスの充実に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 続きまして、ご質問の大きな4点目の産業団地について、順次お答えいたします。  初めに、(1)、条例による進出企業への税の優遇についてお答えいたします。本市は、首都30キロメートル圏内に位置し、道路網や鉄道網に恵まれた立地条件にあることから、産業団地の進出企業に対しましては税や補助金等の優遇制度を創設しなくとも、十分に企業の進出は見込めるものと考えております。  続きまして、(2)、進出する企業が行うべき取組についてお答えいたします。進出する企業が行うべき取組につきましては、進出企業の業種や規模等によって必要となる取組も変わるものと考えております。このことから、進出を希望する企業が決定した段階で、県内他自治体の産業団地の事例等を参考にしながら、市として必要と思われる要望を県企業局及び進出を希望する企業に伝えてまいりたいと考えております。  続きまして、(3)、進出する企業と地元企業の連携についてお答えいたします。産業団地への新たな企業の立地は、既存の市内事業者に様々なビジネスチャンスを生む可能性があり、市内全体の産業の活性化に寄与するものと期待しておりますが、現段階では進出を希望する企業が決定しておりませんので、進出希望企業が決定した後に行われる県企業局と進出希望企業との意見交換の中で、地元企業との連携等の取組を要望してまいりたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 続きまして、議員ご質問の大きな4点目の(4)、自然災害に対する保険などについて、都市整備部の所管する内容についてお答えいたします。  産業団地内の調整池につきましては、埼玉県の雨水流出抑制施設の整備等に関する条例に基づき整備する計画となっております。本条例では、雨水流出量の増加を抑制するための地域別調整容量を勘案した必要容量に、過去の洪水による浸水実績を下にした湛水量を加えた容量を必要対策量としております。現在企業局では、宅地等の造成や調整池の設計を進めており、必要対策量の算出を行っているとのことでございます。この条例に基づく調整池の必要対策量が確保されることにより、現状の湛水能力は補えるものと考えております。なお、条例に基づく必要対策量のほかにも対応可能な雨水対策について、企業局と協議し、検討を進めています。 ○議長(斉藤隆浩) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 続きまして、(4)、自然災害に対する保険などについて、経済環境部の所管する部分についてお答えいたします。  通常企業は、自然災害や火災に対する損害保険のほか、事業の中断や消費の損害に対する保険に加入するのが一般的となっておりますので、産業団地に進出する企業につきましても、個々の企業の判断において必要な保険に加入するものと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 答弁が終わりました。  村元議員。 ◆6番(村元寛) 一通りのご答弁ありがとうございました。それでは、大きな1番から再質問をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、防災行政無線による迷い人などの放送の検索と結果ですけれども、今協働推進部長から前向きなご答弁いただいたと認識しておりますが、検討していくとおっしゃっていただきましたけれども、例えば今富士見市では結果が3件まで、たしか見られるような状況になっていたと思います。これが、例えばふじみ野市のように検索が今富士見市はできていないのですけれども、ホームページを変えるに当たり障壁になっているというか、これがあるから変えられないのだよというようなことが何かあるのであれば、教えていただけますでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 協働推進部長
    協働推進部長(古寺優一) 今ホームページにおいて3件掲載されているということですけれども、それにつきましては防災に関する放送内容ということで、昨年の台風のときの情報が今現在も載っているような状況だと思っております。  防犯に関しましては、現状ホームページに掲載しているところはございませんけれども、特段問題があるというようなこともないと思いますので、少し前向きに検討させてもらいたいなと思います。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) ありがとうございます。特に問題ないということで、ぜひ速やかに、もちろんこれは市民サービスに直結することだと思いますので、進めていただければと思います。  これも、実は市民の方からご相談を最初にいただいて、やっぱりどうしてもそういった迷い人とか、放送は聞けるのだけれども、その後どうなったのか、ちょっと心配なのですよということで、私自身もそう思ったので、また多くの市民の方も結果どうだったのかなというふうに気にされている方も多いと思いますので、特に問題がないのであれば、速やかに進めていただければと思います。例えば富士見市のホームページでもありますけれども、土、日に関しては更新が遅れますとかというふうに書いてあったと思うので、そういったことは一言書いてあれば、別にリアルタイムでやる必要は全然ないと思いますので、その辺をご理解していただいて、ぜひ進めていただきたいと思います。  続きまして、広域化について質問を移らせていただきます。まず、公共交通について可能性を研究していくというふうなご答弁でした。ありがとうございます。やっぱり不便を感じている、今この現状に。市民の方からのご不満の声が多いというのは、やっぱりこの議会を通してもいろんな市民の声、都市整備部長の耳に届いているかと思います。これは解消していくために、ぜひこの広域化というのは必要ではないかと思うのですけれども、ただ当然今審議会が動いているわけですから、そこを無視するわけにはいかないというのは理解をさせていただきます。審議会については、そういった部分での市からの働きかけみたいな、例えばこういった広域化というのはどうですかみたいなことというのは提示できるものなのでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 先ほども答弁いたしましたが、今情報共有を図っておりまして、具体策については今後いろいろな課題もございますので、そういったことがある程度見通しついたら、そういった地域公共交通に会議にかけていくものと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) あと、よくご答弁とかでも、過去の答弁でもあったかと思うのですけれども、例えば道路が狭隘で、西側はなかなか難しいですということは理解するところですけれども、例えば皆さんご存じ、これ広域化するわけですから、ふじみ野市のふじみん号というワゴン車、この間も木村議員でしたでしょうか、質問でお話が出たと思います。非常に有効だと思いますし、また狭隘な道路に関しては、例えば志木市の柏町は何となくお分かりですか。住宅街みたいなところを国際興業のバスが結構があっと入ってくるのです。あと、お隣の浦和市も松本という結構荒川寄りのところ、結構狭い住宅街のところ、これは国際興業のバスが入っていくのですけれども、あるいは富士見市でも関沢の辺りを幼稚園のバスが結構お迎え行ったりするのです。なので、決して不可能ではないと思うわけですが、その辺について例えば三芳町と連携することによって、よりスムーズになるのではないかと思いますが、ご見解をお願いします。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 狭隘道路の運行につきましては、以前から申し上げさせてもらっていますが、富士見市とすると車両制限令を守る形で安全な運行をしていきたいと考えておりますので、他自治体がどういった道路幅員で図っているか、ちょっと存じませんが、私どもとすると基本的には車両制限令に基づく道路幅員が確保されたところを通行したいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) であれば、先ほどちょっと申し上げました、例えば幼稚園のお迎えのバスとかが入っていっていますから、住宅街のほうに。ちょっと朝の時間はお忙しいと思いますけれども、ぜひご研究いただければと思います。また、例えば今までどうしても西側だけだとなかなかエリアが狭くて、運行が例えば利用客等について難しいという考えがあるのであれば、そこのゾーンを外して、三芳町もどうぞというふうにすれば、一気に顧客数が広がるわけではないですか。利用者が広がりますと。三芳町の方も富士見市の3駅使います。なので、全くもってうちは富士見市と組むのは嫌ですなんていうことは多分ないと思うので。これは、ごめんなさい。分からないのですけれども、ぜひ協力をして、お互いにメリットあることだと思いますので、先ほど担当者レベルでの会議があるというふうにありましたけれども、そちらのほうよりも一段階具体的にお話を進めるというようなご意向どうでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(落合慎二) 先ほども申しましたが、そういった課題につきましては2市1町みんなで考えてまいりたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) ありがとうございます。  そうしましたら、この公共交通の広域的な連携も含め、市民の利便性向上を図るために、今後の地域公共交通の在り方について、副市長にご見解をお願いいたします。 ○議長(斉藤隆浩) 副市長。 ◎副市長(浅井義明) それでは、再質問にお答えしたいと思います。  市内公共交通につきましては、ららぽーと富士見の開業によりまして民間路線バスが拡充したということを含めて、市内の交通環境が大きく変化したことに伴い、市内公共交通について協議を行うために地域公共交通会議を立ち上げたという経緯がございます。これまでに市民の移動実態の把握のためのアンケート調査や、新たな交通手段の検討としてデマンドタクシー交通実証運行を行い、市内公共交通について協議してまいりました。また、住宅の増加や企業誘致に伴う昼間人口の増加などにより、コロナ禍収束後には市内の人の移動が変化していくことが想定されます。今後の市内公共交通の在り方につきましては、自動運転などの技術革新なども含めて、変化していく市内の交通環境や市民ニーズに対応できるよう、これまでの循環バスやデマンドタクシーの利用状況、市民の皆様からいただいたご要望や議会でのご議論、そうしたものを踏まえて、西側地域の循環バス運用の課題に加えて、ふじみ野市や三芳町といった近隣自治体との広域的な連携も視野に入れて、より利便性の高い公共交通に向けて施策を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) ありがとうございました。  高齢化社会を迎えた日本の中の富士見市ですから、高齢者の皆さんの移動がやっぱり大きな課題になってくると。公共交通は、大きな意味では福祉政策の一つですということであれば、やはりそこは政治判断が非常に大きくなってくると思います。ぜひこの審議会等でも、副市長は座長でいらっしゃるかと思いますので、議論を進めて、広域化にいっていただきたいということを申し述べさせていただきまして、公共施設の最適化ということで次の公共施設マネジメントに移らせていただきたいと思います。  公共施設マネジメントも、公共交通と同様にやはり広域化することによって当然メリットは出てくると思うわけですが、逆にデメリットというと例えばどんなことを。もちろん大きなくくりになってしまうと思うのですけれども、どんなデメリットが考えられるかをご見解をお願いします。 ○議長(斉藤隆浩) 総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) 今議員ご指摘のとおり、公共施設の他市町の連携についてメリットもあると思いますし、デメリットなのですけれども、まず各市町で様々な目的施設が設置されているというところがあります。その建築年数とか、その辺の状況も異なっているのかなと思います。そして、何よりも市民の皆様の利便性といった面もあると思いますので、こういった様々な課題を整理していくというような、ちょっとデメリットで課題のようなことを申し上げてしまいましたけれども、部分があるということですので、そういった利便性をしっかり保てるかとか、そういったところ。それから、市民の皆様とのしっかりとした議論、こういったものを行う必要があると考えております。 ○議長(斉藤隆浩) もうちょっとマイクに近づいてしゃべってもらえますか。  村元議員。 ◆6番(村元寛) 承知しました。ありがとうございます。  そういう意味では、今総務部長からデメリットの部分、課題についてお話を伺いましたけれども、当然それぞれの市町で予算があって、それぞれ状況が違っていくというのは理解できるところです。例えばふじみ野市であれば、合併特例債が入ったりとか、あるいは三芳町は不交付団体であったりとか、いろんなそういった状況は当然あると思うのですけれども、ただいずれにしても富士見市単独で見たときには、これからいろいろな統廃合も含めて、スクラップ・アンド・ビルドも当然公共施設マネジメントの中に入ってくると思うわけで、であればこの時期から、今すぐにどうにかしろということではありませんが、広域での話合い等について進めていくべきだと考えますが、ご見解をいま一度お願いします。 ○議長(斉藤隆浩) 総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) 公共施設マネジメントの計画については、やはり長期的なビジョンが大事だということで、長期的な計画として位置づけているものでございます。  それで、そういった長期的な視点に立てば、広域的な連携、こういったものを協議する段階があるかもしれないというふうにもちろん思っているわけですけれども、まず現段階においては、今保有している各施設の状況、築年数でありますとか改修履歴とか、それからそれらを踏まえた第1期の令和12年までの対策内容等を今計画として示しておりますので、まず公共施設マネジメント課と各施設の所管課とも今後の施設の在り方を話し合うのが、まず第一に優先すべきものかなと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) もちろんそこ同意するところも多いのですけれども、やはりどうしてもそういう計画がありますと、どうしてもそこに縛られてしまうといいますか、いうふうな事業の進め方になってしまうのだと思うのです。なので、広域化、近隣市町に声をかけて、もちろん相手があることですから、いや、いや、うちは単独でやりますと言われればそれまでになってしまうわけで、なのでその働きかけというのは今のうちから必要だと思いますが、改めてどうでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) 先ほど申し上げました、まず本市庁内の議論、こういったものを優先する中で、そういった広域連携について可能性を模索する必要があれば、必要に応じて行うというような段取りになるのかなと考えてございます。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) ありがとうございます。やはり限られた財源ですから、市民サービスの向上を最適な形で進めていただければと思います。その中の一つの方策として、広域化ということでちょっと頭に入れていただければと思います。  続きまして、シティセールスに進めさせていただきたいと思います。これも皆さん、傍聴の方も世田谷区、スペース、川崎市、スペース、綱引きとか検索していただきますと、一番最初に動画がばっと出てきますので、ぜひその動画なんかもちょっと見ていただければ、非常に世田谷区というのは、総務部長から先ほどご紹介いただきましたように、交流も含め、近隣市町で非常に市民の皆さんが、もちろん職員の皆さんもそうなのですけれども、非常にシティプロモーションで官から官という観点から見ると非常に盛り上がって、外の人からも注目されるという効果があると思いますけれども、その部分、富士見市で採用していくという考えをいま一度お伺いさせていただけますでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 政策財務部長。 ◎政策財務部長(水口知詩) 2市1町といいますか、この地域での合同でのシティプロモーション、シティセールスという観点では、それぞれのシティセールス、シティプロモーションの取組方というのは恐らく違ってきているかなとは思いますが、ベクトルが合うようなことがございますれば、一緒に取り組んでいくということは可能なのかなと思っています。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) もちろんあくまで綱引きというのは一例であって、何でもいいのですけれども、それぞれが広域化によってシティプロモーションで、例えば都内からちょっと引っ越す、一戸建てを買おうかなというときにぱっと注目されるような、富士見市を気に入っていただければなおさらいいですし、というふうに何かシティプロモーションの仕掛けとして使えたらなと思いまして、ご提案させていただきました。  最後に、その綱引きのことを少しだけご紹介させていただきますと、政策財務部長がご紹介いただきましたように、民間から立ち上がっていったのですけれども、世田谷区と川崎市の区長及び市長も当然参加されていまして、例えば世田谷区の保坂区長は、これ簡単に説明すると、川崎市と世田谷区は多摩川で分断されているのだけれども、中州の領土を取り合うという、大人が本気で綱引きするという非常に盛り上がるイベントなわけですが、保坂区長は、我々はここに川崎市があるのはおかしい、取り戻せという思いでいきたい、正々堂々頑張りましょうと気勢を上げる一方、川崎市の福田市長は、両方の住民がいろいろな楽しいことやっていこうと、新たなことがどんどん生まれていることを本当にありがたいと思うというようなことで、市もすごく積極的に参加をしていくというところに育っていったので、市から仕掛けるのもいいかなと思いました。ぜひ市長もこういう企画があったら大活躍をされるのではないかなと思いますけれども、一言だけちょっとこれについてコメントいただけますでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 市長。 ◎市長(星野光弘) 私は存じ上げませんでしたので、しっかりと世田谷区と川崎市の情報を取りたいと思います。本当のけんかにならないように、富士見市とふじみ野市、名前がとか、事例で挙げていただきましたが、本当のけんかにならないようにと思います。  1つだけ、私は常々思っているのですが、こうした広域的なつながりの中で東武東上線の事故が多いというようなことで遅延が大変多うございます。東武東上線の沿線の和光市から川越市まで、三芳町も入りますが、東武東上線の改善に対する連絡会等が今要望を中心とする事業を行っておりますが、私は東武東上線のPRを、この東武東上線沿線の市町でしっかり行うということが、こういったマイナスを、しっかり東武東上線を応援しながら地域の盛り上げに変えていけないだろうかというようなことも考えておりまして、こうしたことを広域的につなげていくという議員のお考えには賛同するところです。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) ありがとうございます。  今まさに紹介しようと思っていたのですけれども、東急沿線でもそういった一帯のエリアでつながっていこうという取組があるようなので、ぜひ東武東上線でもお考えいただければと思います。ありがとうございます。  では、次に進みます。発達障がいなのですけれども、就学前ということで、就学前の方についてはお子さんというよりは、やっぱりお父さん、お母さんなのだと思うのです。調べてみたり、いろんな方にお話を聞くと、富士見市はすごくいっぱいいろんな制度がありますよ、いろいろ先ほども健康福祉部長からご紹介いただきましたけれども、たくさんいろんないい制度がある。けれども、そこになかなかつながらないという方がやっぱり困っているというふうに聞きます。実は、うちの子もちょっと重度な障がいがあるのですけれども、最初にどこに相談したらいいのかなとやっぱり分からなかったのです。紆余曲折あって、やっぱり発語が遅かったので、耳が聞こえないのかなと思ったのです。いろんな病院に検査に行って、「村元さん、これ大丈夫ですね」、「何なのだろうな」と言って。では、言語のトレーニング、かたつむりへ、さっきご紹介いただきましたけれども、行きました、みずほ学園の中の。なかなか身体的なことではなく、知的なことだということが分かっていって、だけれどもやっぱり親としては、なかなかそれがどういうふうにしたらいいのか、分からなかった部分もあったりして、だからそういうふうに初めての特にお子さんを持ったお父さん、お母さんというのは、すごくどこに相談したらいいのかなと分からない部分、それがすごく不安になって、怖さにつながってしまうところがあると思うのですが、そういった周知の部分というのはこれからどういうふうに進めていくのか、お考えを伺います。 ○議長(斉藤隆浩) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 先ほどの答弁にもありましたけれども、まず1歳6か月の健診があるかと思うのですけれども、その前に村元議員がおっしゃるような4か月健診とか12か月健診とか、その前の健診とか、ちょっとでも不安とか、そういったものがあったときには、まず最初から障がいかどうかというのはまた別な話として、ご相談できる窓口としては障がい福祉課とか、そういったところに相談していただけるように、様々なところで周知をしていきたいなと考えております。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) ありがとうございます。  そうしたら、赤ちゃんの段階でそういったチェックをするというところで先進的なことを進めているところがあるので、ちょっとだけご紹介というか、質問させていただきたいのですけれども、母子健康手帳に発達に関するチェック項目を掲載し、発達障がいの早期発見に結びつけることについて、そういうことがあるのですけれども、このことについて市の考えをお伺いしてもよろしいでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 母子健康手帳に発達に関するチェック項目を掲載し、発達障がいの早期発見に結びつけることについて再質問いただきましたので、お答えいたします。  母子健康手帳につきましては、発育発達、生活に関するチェック項目、育児の心配等を記録するページなどがございますが、発達障がいの早期発見に結びつける項目が少ない状況がございます。そのため、発達障がいのスクリーニングツールとして、埼玉県が推奨するエムチャットの質問項目を1歳6か月児健診の問診票に盛り込み、健診時に記入内容の確認と、お子さんの様子の聞き取りにより早期発見、支援に努めているところでございます。よろしくお願いします。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) すみません。母子健康手帳に何かそういうチェックの紙を挟んでいるという、そういう理解でよろしかったでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(小日向哲也) 母子健康手帳に挟むというよりも、1歳6か月健診のときに問診票をご記入いただくのですけれども、そちらの中にそういったエムチャットの項目を入れていると。母子健康手帳自体が国の様式で定められているものですので、内容については変えられないものと認識しております。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) では、富士見市も1歳6か月健診のときに工夫をして、そういったチェックをしているということでよかったでしょうか。やっぱりさっきも少し申し上げましたけれども、初めてのお子さんを持って、どうもうちの子はちょっと様子が違うというのは、やっぱり途中で育っていくと気づくのです。そのときに例えば電車だったり、バスで乗っていて、物すごく騒いだりする、子どもが。お母さん、お父さんがすごくそれに対して困って、どうしてこういうふうなのだろうと分からないのが一番不安で、それで子どもに当たってしまうとか。ちゃんとしなさいと。子どもにしてみたら、ちゃんとしているのだよということになってしまうのが一番よくないので、自分の経験として。私も当時は分からなかった。この発達障がいということもそもそも当時はあまりなくて、なのでぜひこれは充実をして、そういうことが起こらないように早い段階でチェックをしていただくことが一番いいのかなと思ったので、進めていただければと思います。  次に、学校においてです。学校においては、以前も質問しましたけれども、どうしても先生だけだと手が足りないのだと思うのです。今文科省のほうで大体6.5%ぐらい発達障がいのお子さんがいますよということであれば、35人教室だったら大体2人ぐらいはいるのではないですかと。大人の我々も40人ぐらいここに例えばいれば、2人ぐらいいてもおかしくない。それは、もう全然いいとか悪いとかではなくて、そういう特性なので、ではやっぱりそれだからこそ合理的配慮が必要です。では、学校の中で先生だけでは大変なので、よりすこやか支援員といういい制度があるので、厚みを増してくださいという、そういう趣旨なのですけれども、改めてこの部分について、ご見解をお願いします。 ○議長(斉藤隆浩) 学校統括監。 ◎学校統括監(小林正剛) お答えいたします。  私の経験から踏まえてちょっと話をさせていただき、教育委員会の立場で回答させていただきますが、学校では教職員及びすこやか支援員を含め、数多くの支援員が共通理解、共通行動を児童生徒の指導、支援に当たっております。また、学校によっては工夫した教育課程の計画を立案し、すこやか支援員を活用しております。児童生徒が社会性を育み、自立できる自信と力を育むことを目標に、教職員がチームとなって児童生徒の支援に当たっております。そのために児童生徒への支援策や、あるいは指導法は個々によって若干違いが出てきます。各学校では、支援を要する児童生徒が、事と内容によりますが、できることは自分でできるように導いてもらうことを、すこやか支援員に期待していると考えております。状況によっては、すこやか支援員の支援ではなく、児童生徒同士で協力し合い、助け合いながら支え合うことが必要となることも状況的にあるのではなかろうかと考えます。そのような経験、体験が、児童生徒の自尊感情を育むとも認識しております。  教育委員会といたしまして、確かにすこやか支援員の増員については今後の研究課題の一つとは考えておりますが、すこやか支援員のより効果的な活用法及び支援法の研究を優先に進めてまいりたいと考えております。ご理解賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) ありがとうございます。  昨年までですか、勝瀬小学校で大活躍されていた先生のお言葉なので、すごく胸に響いたわけですが、今大体今予算を見ると、令和3年度は6,000万円ぐらい予算を取っていると思います。その中で40人ということは、およそ1人当たり百四、五十万円ぐらいだと思うのです。それを今学校ですこやか支援員の要望を出してもなかなか通らないではないですか。これが実態だと思うのです。これだけ人が欲しいのだけれども、やっぱり。というのは、それが実情だと思いますし、ではその6,000万円の半分、40人で20人、もうちょっと増やそうとなったら、3,000万円かかるわけですけれども、ただこの3,000万円は支援が必要なお子さんだけではなくて、35人いたら、ほかの人たち、例えばクラスに2人いたら、残った33人が落ち着いて学習に向かうためにも絶対に必要な費用だと思うわけです。だから、決して費用対効果としては悪くないというか、必要だという予算だと思うわけですが、教育長にこの辺、少し広くなってしまいますけれども、すこやか支援員の増員について、改めてご見解いただいてよろしいでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 教育長。 ◎教育長(山口武士) 増員については、これまでの経緯の中でも何人もの議員からご質問いただき、その都度お答えをしてきました。  現在は40人ということですけれども、ここまでも過去には増やしてきている経緯もご理解いただけたらと思いますが、発達障がいを含めて支援の必要なお子さん方への丁寧の支援というのは、今議員がおっしゃったように、ほかの全ての子どもたちが充実した学習を送ることにもつながっていくというふうには理解しております。そのために、すこやか支援員もそうですけれども、様々な方法でその支援の充実を図っているところでございます。例えば3月議会の第1号補正でお願いしました医療への支援、医療へつなげるための小児科の先生への相談の予算もつけさせていただいて、発達障がいも含めますけれども、その子、その子の状態に応じて、より手厚い支援ができることにつなげる手だてと考えております。それから、昨年途中からではありましたけれども、スクールサポートスタッフも全校に配置というふうにさせていただいております。これは、教員の事務的な負担を軽減して、子ども一人一人に向き合う時間を生み出すと。こういうことが、支援員の増員というお考えも分かるのですけれども、やはり担任や指導に当たる教員が中心となってクラス全体を把握した上で、一人一人に向き合うということも重要だと思いますので、これからもそういった様々な手だてで総合的に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) 資料要求を令和元年9月にさせていただいたときに、ふじみ野市は学び育ちサポーター65人ということでお答えいただいています。なので、同規模の人口で、予算で、お隣の市がそういった形でサポーターの方を入れているのであれば、富士見市でもぜひご検討いただければと思いました。  もうこれ、ごめんなさい。発達障がいの最後にしますけれども、進ませていただきますけれども、やっぱり大人の発達障がいに関しては、発達障がい自体と二次障がいということで、発達障がいが原因でどうしても二次障がいのほうに目が向きがちなのですけれども、例えば鬱だったりとか、コミュニケーションがなかなかうまく取れないとか、いろいろな形で生活が苦しくなってしまう。あるいは心に深い傷を負っているとかという形の方が結構いると思うのですが、相談に来たときにお医者さんにつなぐということをやっているとは思うのですけれども、さらにきちんと検査をぜひ受けていただきたいなというところまでご相談で、もちろんそれはケース・バイ・ケースだと思うのですけれども、しっかりとそこまでご案内していただけたらと思うのですけれども、その辺いかがでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木貴久) 先ほどの健康相談の場とか、そういったところでも、村元議員がおっしゃるようにケース・バイ・ケースだと思いますけれども、検査を進めさせていただいていると認識しております。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) 先ほども言いましたけれども、富士見市はたくさんのいい制度があるのですけれども、そこの制度に乗っからないグレーゾーンにいる方が一番苦労されているということだと思いますので、ぜひ検査をして、自分の状態が分かるだけでも安心につながると思いますので、そこも進めていただきたいと思います。  最後、産業団地、時間ありませんけれども、やはり経済環境部長がおっしゃるように、優遇措置は必要ないだろうというふうに、来ていただく段階でないだろうというお話がありました。実はそれもよく分かります。昨年、2020年度の決算発表がありました、各企業の。ありましたけれども、増益が、これ5月16日段階1,033社なのですけれども、東証一部上場ですけれども、増益519社ということで50%ぐらいある。残りが減益と赤字ということなので、決して全体で見たときに非常にもちろん新型コロナウイルスで我々生活苦しいとかありますけれども、企業で見たときには決して全部が駄目だというわけではなく、それはなぜこんなことを言うかというと、やっぱり富士見市は昼夜間人口比率が低く、都内だったりとかに勤めている方が多いだろうと思うので、全部の例えば企業だったり、働く人がダメージを受けているわけではないのかもしれない。であれば、税の優遇は必要ないのかなというところもちょっと思ったわけですけれども、その次につながる実際運営をしていく段階で、いろんな企業にいろんなことをこうやってほしいとか、市としてもあるのですけれども、なかなか今の段階では業種も決まっていないというお話ありましたけれども、ただ県には今のうちからそういうことを打診しておくというのは必要だと思いますが、その辺のご見解いかがでしょうか。 ○議長(斉藤隆浩) 経済環境部長。 ◎経済環境部長(渋川久) 現状では、まだ県の誘致の担当との顔合わせをしてございませんので、今後そういう機会がございましたら、市の要望もまとめながら伝えてまいりたいと思います。 ○議長(斉藤隆浩) 村元議員。 ◆6番(村元寛) ぜひ来ていただいた企業が、もちろん周りの地元企業、あるいは富士見市全体へ寄与していただけるようなところに来ていただけるように市も働きかけていただくことを申し添えまして、私の一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(斉藤隆浩) 以上で村元寛議員の市政一般質問を終わります。  暫時休憩いたします。                                      (午後 3時10分) ○議長(斉藤隆浩) 再開いたします。                                      (午後 3時11分) ○議長(斉藤隆浩) これをもちまして、市政一般質問を終了いたします。 ○議長(斉藤隆浩) 次に、市長から追加提出された議案の公表を行います。  お手元に配付した提出案件一覧(6月15日提出分)のとおりですので、ご了承願います。 提出案件一覧   議案第55号 令和3年度富士見市一般会計補正予算(第4号) ○議長(斉藤隆浩) 以上で提出案件の公表を終わります。 △日程第2 議案内容説明 ○議長(斉藤隆浩) 日程第2、議案内容説明を行います。  ここでお諮りいたします。議事整理上、議案の朗読を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               「異議なし」の声 ○議長(斉藤隆浩) ご異議なしと認め、議案の朗読を省略することに決定いたしました。  それでは、議案第55号 令和3年度富士見市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) よろしくお願いいたします。議案第55号 令和3年度富士見市一般会計補正予算(第4号)につきまして提案理由を申し上げます。  令和3年度富士見市一般会計予算を補正する必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(斉藤隆浩) 担当部長から内容説明を求めます。  政策財務部長。 ◎政策財務部長(水口知詩) 議案第55号 令和3年度富士見市一般会計補正予算(第4号)につきましてご説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。歳入歳出予算の総額に歳入歳出予算それぞれ1億104万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ364億1,532万3,000円とするものでございます。  恐れ入りますが、6ページ、7ページをお願いいたします。歳入、款15国庫支出金でございます。7ページの説明欄をお願いいたします。新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金事務費交付金及び新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金事業費交付金につきましては、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給に伴いまして交付されるものでございます。  続きまして、歳出の補正になりますが、同じく7ページの説明欄をお願いいたします。新型コロナウイルス感染症緊急生活支援対策室の新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業につきましては、社会福祉協議会が実施する緊急小口資金等の特例貸付における総合支援資金の再貸付けを受けた世帯等であって、一定の要件を満たす生活困窮世帯に対して自立支援金を支給するものでございます。  一般会計補正予算(第4号)の説明につきましては以上でございます。 ○議長(斉藤隆浩) 以上で議案内容説明を終わります。 △散会の宣告 ○議長(斉藤隆浩) 以上で本日の日程は終了いたしました。  明日は、午前9時30分から予算決算常任委員会を開催いたします。  19日と20日は休日のため、21日、22日は議案調査のため休会となります。  23日は、午前9時から議会運営委員会を開催し、午前9時30分から本会議を開きます。  本日は、これをもって散会いたします。                                      (午後 3時15分)...