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02月18日-01号

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  1. 富士見市議会 2020-02-18
    02月18日-01号


    取得元: 富士見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    令和 2年  第1回 定例会           令和2年第1回定例会議事日程(第1号)                                  令和2年2月18日(火曜日)                                  午前9時30分 開議    開   会議会運営委員会委員長報告日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 会期の決定議長諸報告  ・地方自治法第121条の規定による説明員一覧       ・例月出納検査の結果報告(11月分、12月分)       ・請願・陳情の処理経過及び結果の報告について       ・議員派遣報告書について       ・意見書の送付について令和2年度富士見市施政方針及び富士見市教育行政方針提出案件の公表日程第 3 陳情の常任委員会への付託日程第 4 議案内容説明散   会出席議員(20名)     1番   佐  野  正  幸         2番   吉  原  孝  好     3番   上  杉  考  哉         4番   田  中  栄  志     5番   根  岸     操         6番   村  元     寛     7番   加  賀  奈 々 恵         8番   勝  山     祥     9番   伊 勢 田  幸  正        10番   寺  田     玲    11番   尾  崎  孝  好        12番   斉  藤  隆  浩    13番   関  野  兼 太 郎        14番   津  波  信  子    15番   深  瀬  優  子        16番   加  藤     清    17番   篠  田     剛        19番   今  成  優  太    20番   小  川     匠        21番   川  畑  勝  弘欠席議員(なし)欠  員(1名)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   星  野  光  弘      副 市 長   浅  井  義  明  総 務 部長   古  屋  勝  敏      総 合 政策   水  口  知  詩                          部   長  自 治 振興   古  寺  優  一      市 民 生活   清  水  昌  人  部   長                   部   長  子ども未来   新  山     司      健 康 福祉   大  森  重  治  部   長                   部   長  まちづくり   斉  藤     寛      建 設 部長   落  合  慎  二  推 進 部長  会計管理者   小 日 向  哲  也      選 挙 管理   佐  藤  清  康  兼出納室長                   委 員 会                          委 員 長  選 挙 管理   下  田  恭  裕      代 表 監査   堀  江  一  男  委 員 会                   委   員  書 記 長                     監 査 委員   鈴  木  貴  久      農業委員会   田  中  金  治  事 務 局長                   会   長  教 育 長   山  口  武  士      教 育 部長   林     み ど り  教 育 部長   齊  藤     宏本会議に出席した事務局職員  局   長   本  多  忠  嗣      次   長   吉  田  知  央  主   幹   大  熊  経  夫      専 門 員   山  田     豊  主   任   秦     麻 里 奈 △開会及び開議の宣告 ○議長(篠田剛) ただいま議員の出席が定足数に達しておりますので、議会の成立を認め、これより令和2年第1回富士見市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。                                      (午前 9時31分) ○議長(篠田剛) お手元に配付した議事日程(第1号)に従って議事を進めます。 △議会運営委員会委員長報告 ○議長(篠田剛) 閉会中並びに本日議会運営委員会が開かれましたので、委員長から報告をお願いします。  議会運営委員会委員長。               〔議会運営委員会委員長 田中栄志登壇〕 ◎議会運営委員会委員長(田中栄志) 4番、田中です。皆様、おはようございます。ただいま議長よりご指名いただきましたので、議会運営委員会の報告をいたします。  去る1月22日、2月12日及び本日、本会議開会前に議会運営委員会を開催しましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。  まず、1月22日に開催しました議会運営委員会の報告ですが、初めに、今後における請願・陳情の取扱いについて協議しました。協議の結果、請願の紹介者には、当該委員会の委員は避けるべきとの申合せ事項をホームページに掲載すること、請願及び陳情の取扱いについては異なる取扱いとはせず、現行どおり同じように取り扱うものとすること等を確認いたしました。  次に、令和2年定例会開催予定について協議しました。協議の結果、モアノートに登録された予定表のとおりと確認しました。  次に、タブレット利活用推進委員会委員長から、1月22日に行われたタブレット利活用推進委員会の協議結果として、契約更新後の機種については、アイパッド第7世代を予定していくこと。アップルペンシルについては、今後検討していくこと。次回の委員会は、2月12日に開催することの報告がありました。  次に、2月12日に開催しました議会運営委員会の報告ですが、令和2年第1回定例会の運営について協議を行いました。  初めに、市長提出案件について協議し、今定例会に市長から提出された案件は議案32件、諮問1件であることを確認しました。  次に、陳情2件について協議した結果、所管の常任委員会に付託することと決定いたしました。  次に、市政一般質問について協議しました。質問者は18人です。市政一般質問の日数と割り振りについては、日数は5日間とし、割り振りは1日目から4日目まではそれぞれ4人とし、5日目は2人としました。なお、開始時刻は午前9時30分とし、午前中に2人質問することとしました。  次に、議案の委員会付託についてですが、議案付託表のとおりと確認いたしました。なお、議案第29号から議案第32号まで及び諮問第1号は、本会議での審議となります。  以上を踏まえ、会期及び日程について協議いたしました。  会期は、2月18日から3月17日までの29日間を予定しております。  初日の2月18日は、会期の決定、議長諸報告、施政方針、教育行政方針議案内容説明等を行います。  21日は本会議を開き、最初に議案審議として議案第29号から議案第32号までの人事案件を行い、その後諮問第1号を行います。その後、当初予算議案を除く議案の総括質疑を行います。  25日及び26日は、令和2年度の一般会計当初予算、特別会計当初予算、企業会計当初予算の総括質疑を行います。なお、一般会計当初予算につきましては、2月17日までに総括質疑の通告の申出があった会派順に、既定の持ち時間内で行います。  また、一般会計当初予算を除く7議案につきましては、特別会計5議案と企業会計2議案をそれぞれ一括して総括質疑を行います。その後、議案を常任委員会に付託します。  また、26日の本会議散会後、予算決算常任委員会を開き分科会の設置及び議案の送付を行います。  28日及び3月2日は、総務常任委員会及び総務分科会並び建設環境常任委員会及び建設環境分科会を行います。  3日、4日は、文教福祉常任委員会及び文教福祉分科会を行います。  次に、市政一般質問でございますが、休日を除く5日から11日まで行います。  12日は、予算決算常任委員会を開催します。  最終日の17日は、午前9時30分から本会議を開き、各常任委員会委員長の審査結果報告、質疑、討論、採決等を行います。その後、閉会となります。  以上が会期日程案であります。  次に、確認事項について申し上げます。議長諸報告での配付物、市政一般質問のヒアリングの日程、資料要求の期限、議員提出議案素案及び議員提出議案の提出の期限を確認しました。  また、市長の専決処分指定事項に関する件の一改正について、議長から議会運営委員会委員長に改正手続の依頼があったことから、議員提出議案とすることを確認しました。  次に、タブレット利活用推進委員会委員長の報告についてを議題とし、2月12日に行われたタブレット利活用推進委員会の内容について報告を求めました。  委員長から、現行のタブレット端末の契約更新に係る実施計画案作成後、アップルペンシルマイクロソフトオフィス365、モアノートの容量、セキュリティーポリシー等について引き続き協議、検討していくことの報告がありました。  次に、今後の請願・陳情の取扱いについてを議題とし、初めに、議会運営委員会の申合せ事項の変更について協議しました。変更内容については、これまで請願・陳情の提出締切日以降、議会開会日の前日までに紹介議員の追加、または署名者の追加があった場合は、関係資料の差し替えをしておりましたが、今後は資料の差し替えはせず、追加があった場合の紹介議員、または署名者の人数については、付託された委員会において口頭報告することとし、また定例会開会日議会運営委員会において、追加があった旨を報告することとしました。  次に、代理人が陳情を提出しに来た場合の取扱いについて協議しました。協議の結果、詳細な取扱いについて正副委員長及び事務局と詰めた上で、3月6日の議会運営委員会において案を示すこととしました。  以上が2月12日の協議、確認事項でございます。  次に、本日開会前に開催した議会運営委員会について報告いたします。  まず、会派が要求した資料ですが、21・未来クラブ、草の根、日本維新の会、公明党、日本共産党の5会派から資料要求がありましたので、提出の確認をいたしました。  次に、一般会計当初予算に対する総括質疑の通告を確認いたしました。通告順に、持ち時間を申し上げます。日本維新の会10分、21・未来クラブ70分、公明党40分、草の根40分、日本共産党30分、市民の絆10分となりました。  次に、施政方針及び教育行政方針について確認いたしました。施政方針及び教育行政方針が議長に提出されましたので、取扱いを確認いたしました。この件に関しまして、本日本会議において市長及び教育長から施政方針及び教育行政方針の表明を求められており、議長が許可いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上が本日の協議、確認結果であります。  議会運営に関する議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げまして、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(篠田剛) ただいまの委員長報告のとおりご了承願います。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(篠田剛) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  富士見市議会会議規則第87条の規定により、議長において、1番、佐野正幸議員、2番、吉原孝好議員、3番、上杉考哉議員を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○議長(篠田剛) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りいたします。お手元に配付してあります会期日程案のとおり、今定例会の会期は、本日2月18日から3月17日までの29日間にしたいと思います。これにご異議ございませんか。               「異議なし」の声 ○議長(篠田剛) ご異議なしと認め、今定例会の会期は、本日2月18日から3月17日までの29日間と決定いたしました。 △議長諸報告 ○議長(篠田剛) ここで、議長諸報告を行います。  地方自治法第121条の規定による説明員一覧をお手元に配付してありますので、ご了承願います。  次に、監査委員から提出された令和元年11月分及び12月分の例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配付してありますので、ご了承願います。  次に、市長から提出された請願・陳情の処理経過及び結果の報告の写しをお手元に配付してありますので、ご了承願います。  次に、議員派遣報告書について報告いたします。令和元年11月26日に議決いたしました派遣第3号による議員派遣として、議員研修会(SDGs)及び令和元年12月17日に議決いたしました派遣第4号による議員派遣として、文教福祉常任委員会議員研修会及び埼玉県市議会議長会議員行政研修について、その報告書の写しを配付してあります。  また、去る2月10日に開催された議員研修会(モアノート操作研修会)への出席のため、閉会中に議員派遣決定要求書が提出されましたので、富士見市議会会議規則第165条の規定により、議長において議員の派遣を決定いたしました。その派遣決定要求書及び報告書の写しを配付いたしました。  次に、意見書の送付について報告いたします。令和元年第4回定例会において可決されました学校体育館へのエアコン設置にかかわる緊急防災・減災事業債の対象期間延長を求める意見書については、内閣総理大臣を初め関係大臣に送付いたしましたので、ご了承願います。  以上で議長諸報告を終わります。 △市長の施政方針 ○議長(篠田剛) ここで、市長から令和2年度富士見市施政方針の表明を求められておりますので、これを許します。  市長。               〔市長 星野光弘登壇〕 ◎市長(星野光弘) おはようございます。ただいま議長からお許しをいただきましたので、令和2年度富士見市施政方針を述べさせていただきます。  本日ここに、令和2年第1回富士見市議会定例会が開催され、令和2年度一般会計予算を初め、市政の関連議案についてご審議をお願いするに当たり、私の市政に対する基本方針と施策の概要を申し上げ、議員各位並びに市民皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  初めに、昨年は、台風15号・19号が関東地方に上陸、記録的な大雨となり、各地で甚大な被害をもたらしました。本市におきましても台風19号では、床上・床下浸水などが発生し、運動公園なども被害に遭いました。  ここに改めて、被害に遭われました市民の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。  一方で、昨年は大変うれしいニュースもございました。天皇陛下のご即位により、新元号は「令和」に移り、新たな時代が幕を明けました。  WBSC世界野球プレミア12では、日本チームが10年ぶりに世界一に輝いたほか、アジアで初めて開催されたラグビーワールドカップ日本大会では、日本チームがベスト8進出を果たすなど、日本中が大いに盛り上がりました。また、カナダチームの選手による被災地へのボランティア活動など、スポーツの力は、国を超えた人と人とのつながりを象徴する感動的なシーンをもたらしてくれました。本年開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におきましても、未来へ向け力強い一歩が踏み出せるものと思います。  さて、私が富士見市長に就任してから、3年半の歳月がたち、いよいよ残す任期も半年となりました。  私は、これまでの間、「誰もが住みたい、住み続けたい……選ばれるまち富士見市」を目指し、日々、その実現に向け、全力で取り組んでまいりました。  市長就任後、初めての予算編成となった平成29年度当初予算において、私は11万市民の皆様のため、3つの「希望の種」をまきました。それは、「賑わい・まちづくりの種」、「子育て・教育の種」、「健康長寿の種」でございます。  これまでの3つの種の主な取組を申し上げますと、「賑わい・まちづくりの種」では、市内産業の活性化を図るため産業振興基金を創設し、市内の農業者・中小企業を初め、商店会などの団体や新規創業者への支援を行いました。  本市の成長のエンジンであるシティゾーンや水谷柳瀬川ゾーンの整備を推進するため、企業誘致に向け、周辺環境の整備や、関係者との協議などを行いました。また、地域の利便性を高める都市計画道路などの幹線道路や、市民の皆様に身近な生活道路の整備を着実に進めてまいりました。  さらに、昨年6月には、市内公共交通ネットワークの構築を推進するため、市内循環バスを補完し、誰もが利用可能な交通手段であるデマンドタクシーの運行を開始いたしました。  災害対策では、勝瀬地域の砂川堀第2樋管ゲートの改修や、山室地域の図川排水機場のポンプ増強など、地域に応じた浸水対策に取り組んでまいりました。  次に、「子育て・教育の種」では、子育て支援の拠点として、子ども未来応援センターを開設し、育児相談や子どもの貧困対策など、多岐にわたるニーズに対応してまいりました。あわせて、子ども未来応援基金を設立し、子ども食堂の運営などに取り組む民間団体への支援を初め、「子どもの夢つなぐ市民運動☆ふじみ」を展開し、オール富士見で子どもの未来を応援する取組を行いました。これらの取組や関係者の皆様の熱心な活動により、単位人口当たりの子どもの居場所数は、県内40市中1位となりました。  このほか、不妊に悩む方への不妊検査・不妊治療費の助成制度を導入いたしました。  教育分野では、子どもたちの学力向上を図るため、AETの増員やスクール・サポート・スタッフの配置のほか、家庭学習の習慣化を図る家庭学習応援事業を実施いたしました。  また、昨年には、独自性のある幼児教育に取り組む幼稚園に対し、さらなる推進を支援する、特色のある幼児教育推進補助事業を県内の自治体として初めて創設いたしました。さらに、ものづくりやプログラミングを通じて論理的な考え方や創造性等を育む教育として、埼玉大学と連携し、STEM教育の実践フィールド「ロボットと未来研究会 富士見☆研究室」を開設いたしました。このSTEM教育事業は、昨年、埼玉県が県内市町村の先進的な取組を評価する、彩の国いち押しの取組事例において最優秀賞を頂くことができました。  「健康長寿の種」では、誰もが気軽に健康づくりへの取組を実践できる健康マイレージ事業を初め、高齢者の方がいつまでも元気に、そして気軽に社会参加できる介護支援ボランティアポイント事業や、地域の仲間と共に取り組めるふじみパワーアップ体操など、介護予防や地域活動への参加を促す仕組みづくりに取り組みました。  また、がん検診や予防接種ワクチンに係る助成など、病気の早期発見・予防につながる取組も充実いたしました。  これら3つの種に関わる事業のほか、オリンピック・パラリンピックの機運醸成事業では、大会競技の体験教室やセルビア共和国との文化交流を行いました。また、昨年には、ハンドボールとレスリングの事前キャンプ地に関する協定締結を行ったほか、姉妹都市であるシャバツ市と毎年10月23日を姉妹都市記念日とすることを確認いたしました。  さらに、本市は、県内の自治体としては初めて共生社会ホストタウンとして登録され、障がいのある人もない人も、全ての人がスポーツを通じて輝けるまちづくりをこれまで以上に推進することといたしました。  このように、私がまいた種は、芽を出し、太い幹となり、笑顔の花を咲かせ、しっかりと実を結び始めております。この実が新たな希望の種となり、さらに多くの笑顔の花を咲かせられるよう、市民に寄り添い、これまでの経験を積み重ね力尽くしてまいります。  令和2年度の市政運営の方針について申し上げます。  令和2年度は、富士見市総合計画「第5次基本構想・後期基本計画」の最終年度に当たります。  第5次基本構想の将来都市像「ひととまちがキラリとかがやく市民文化交流都市」の実現に向け、これまでの取組の総仕上げを行うとともに、令和3年度から新たにスタートする「第6次基本構想・第1期基本計画」に、しっかりとバトンをつなげるよう、次の4つの基本方針を基に各種施策を進めてまいります。  まず、1つ目の方針、安心して子どもを産み育て、子どもたちの笑顔あふれる富士見市でございます。  昨年、我が国の国内出生数は90万人を下回るなど、ますます少子化・人口減少が進んでいます。この背景には、待機児童問題、子育てに対する心理的・経済的負担など様々な要因があると考えております。また、教育分野では、小学校における外国語の教科化やプログラミング教育の必修化など、社会環境の変化に応じた新たな取組も求められております。  このような中、子育て世代をしっかりと支援するとともに、子どもたちが夢を持ちチャレンジできる環境をつくること、その能力を最大限に伸ばす教育を実践することで、子どもたちの笑顔を未来につなげてまいります。  妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援としては、国が推奨する子育て支援施策の3本柱、産前・産後サポート事業、産婦健康診査事業、産後ケア事業に新たに取り組みます。  また、子ども未来応援センターについては、「子どもの夢つなぐ市民運動☆富士見」を充実させ、サポーターを組織化するなど、子どもの貧困対策や若者への支援を充実してまいります。さらに、私立幼稚園の預かり保育事業に対する運営支援など、子育て環境の充実を図ります。  このほかにも、自然の恵みである湧き水や緑を生かし、自然豊かな環境の下で、子育てができるよう方策を検討してまいります。  次に、2つ目の方針、安心して安全に、いつまでも元気に生き生きと暮らしていける富士見市でございます。  安心安全な環境の中で、いつまでも心身ともに健康であることは、誰しもが願うことです。この願いをかなえられるよう、健康づくりの取組を充実させるとともに、防犯・防災対策に引き続き取り組み、市民の健康や財産、そして命を守ることができるよう、より一層尽力してまいります。  健康づくりでは、介護予防事業の一環として、新たに東京大学と連携したフレイルチェック事業を導入し、介護予防への取組が必要な方に自らの状態を把握していただき、健康に資する活動に早期につなげる仕組みをつくってまいります。  防犯事業では、近年増加傾向にある振り込め詐欺などの特殊詐欺対策に取り組むほか、防犯カメラの設置を引き続き推進してまいります。  防災事業では、さきにも触れましたとおり、台風19号の対応の中で、市民の生命と財産を守る使命を改めて痛感いたしました。今後も浸水対策等に取り組み、安全で安心できるまちづくりを推進してまいります。  次に、3つ目の方針、人が集まり賑わいが生まれ、活気みなぎる富士見市でございます。  「活気と賑わい。」まちを元気にする源は、農業・商業・工業といった市内産業の活性化です。活気と賑わいのあるまちづくりを進めるため、産業振興についてさらなる充実を図ります。  市内産業活性化のため、産業振興基金を活用した施策をさらに充実し、市内の農・商・工業者により強力にバックアップしてまいります。  旧富士見青年の家跡地については、南畑地域はもとより、富士見市全体の活性化につながる事業として、魅力ある公園を整備してまいります。  本市の成長のエンジンであるシティゾーンと水谷柳瀬川ゾーンの整備については、企業誘致に向けた取組をさらに推進してまいります。また、まちの根幹となる都市計画道路を初めとした道路についても、早期の整備に向け、引き続き取り組んでまいります。  最後に、4つ目の方針、スポーツを通じて、多様な人々や文化とつながる富士見市でございます。  オリンピック・パラリンピック競技大会は、これまで市で行ってきた取組をさらに推進する、またとないチャンスであると捉えております。  本年は、事前キャンプ地として、セルビア共和国選手団の迎え入れに万全な体制で臨むとともに、選手との交流により、市民の皆様が楽しみながらスポーツに親しむ機会となるよう取り組んでまいります。  また、本市がセルビア共和国の共生社会ホストタウンに認定されたことに加え、私は、昨年6月に全国手話言語市区長会の会長に就任させていただきました。このことからも、障がい者スポーツの普及や障がいのある方に優しいまちづくりをより一層進める決意を新たにいたしました。  オリンピック・パラリンピックの開催という絶好の機会を生かし、誰もがスポーツを「する・観る・支える」ことができるまちづくりにつなげてまいります。  さらに、この大会を一過性のスポーツイベントとして終わらせることなく、国際・文化交流など様々な面で人と人がつながり、生まれた国や障がいの有無などの垣根のない共生社会をレガシーとして実現してまいります。  東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が、市民の皆様のための大会となるよう、しっかりと取り組んでまいります。  施策の概要について。  こうした基本方針に基づいた主な取組を、後期基本計画で定めます施策体系に沿って、ご説明申し上げます。  初めに、未来を担う子どもを育み、育ち合う人のまちでございます。  まず、子育て支援については、産前・産後サポート事業、産婦健康診査事業、産後ケア事業の3つの事業に取り組みます。具体的には、妊産婦が抱える妊娠・出産などの悩みを相談したり、地域の母親同士で共有したりできるデイ・サービス型の支援、産婦健康診査の費用助成、出産後の防止とその家族に対する心身のケアや育児のサポートなどを行ってまいります。  また、新たに本市オリジナルの母子健康手帳を作成いたします。この手帳には、子育て応援モバイルサイト「スマイルなび」の登録手順などを掲載し、子育てに関する情報をより手軽に、かつ迅速に入手できる環境を整備いたします。  子ども未来応援センターについては、子ども未来応援ネットワーク会議、子どもの夢つなぐ市民運動☆富士見をさらに充実させるとともに、子ども未来応援基金を活用し、子ども食堂や学習支援に取り組む運営団体への支援のほか、若者の学び直し相談、子ども未来支援員や若者の居場所活動サポーターの養成などを引き続き行ってまいります。  放課後、児童が快適に過ごすことができる環境づくりとして、令和3年春の開設に向け、諏訪第3放課後児童クラブと針ケ谷第2放課後児童クラブの整備に着手いたします。  令和2年度から始まる小学校の新学習指導要領では、プログラミング教育の必修化が予定されております。日々、目覚ましい進歩を遂げているICT社会に対応できるよう、児童の情報活用能力や課題解決能力の向上を図ります。具体的には、学校教育の先進的な取組として、モデル校においてSTEM教育を導入します。この取組を着実に実施し、その成果を検証することで、今後、全校におけるプログラミング教育へ波及させてまいりたいと考えております。  また、自主的・意欲的に学習に取り組む習慣づくりとして、小学校6年生及び中学校3年生を対象とした実用英語技能検定の受験料補助制度を導入するほか、家庭学習応援事業を継続し、児童生徒の学力の向上も図ります。  このほか、昨年から開始しました特色のある教育を実施する私立幼稚園への補助を拡大するとともに、私立幼稚園の預かり保育の事業に対する運営支援を行ってまいります。  次に、健康で生きいき、相互に支え合う人のまちでございます。  本年は、富士見市地域福祉計画の見直しのほか、富士見市健康増進計画・食育推進計画と歯科口腔保健推進計画を一本化するなど、福祉・健康分野の各計画の見直しを行ってまいります。これらの計画をより実効性の高い計画とし、各事業に取り組んでまいります。  健康長寿を目指した取組として、フレイルチェック事業をスタートします。フレイルチェックは、加齢により心身の活力が低下するなど、介護予防活動に取り組んだほうがよいと思われる方を早期に把握する仕組みでございます。介護が必要となる前に、ふじみパワーアップ体操クラブや通いの場など、地域の自主的な活動の場へつなげることで、市民の皆様の介護予防の輪、健康の輪をさらに広げてまいります。  また、誰もが気軽に参加し、健康づくりが実践できる健康マイレージ事業に引き続き取り組んでまいります。  疾病対策については、がんの早期発見・治療につなげるため、検診をより受けやすい環境づくりとして、新たに個別乳がん検診や個別勧奨通知の対象者の拡大を行い、さらなるがん検診の受診率向上を図ってまいります。  誰もが安心して暮らしやすい地域社会の実現に向けては、あいサポート運動をさらに広めていくとともに、聴覚障がい者の方が市の窓口で容易に意思疎通ができるよう、手話通訳できる職員の雇用を目指します。  また、鶴瀬駅東口の障がい者基幹相談支援センター内に、本庁舎内にある障害者就労支援センターを移管・統合し、窓口を一本化することで利用者の利便性の向上を図ります。  次に、生涯にわたる学習により、心豊かに輝く人のまちでございます。  オリンピック・パラリンピック関連事業については、セルビア共和国の選手が大会本番において十分に実力を発揮できるよう、事前キャンプ地として、しっかりとバックアップしてまいります。また、市民の皆様と選手との交流を通じ、この機会をスポーツと国際交流の舞台として充実させてまいります。  このほかにも、つるせ西ゆうゆうの丘公園をスタート地点とするオリンピック聖火リレーや、競技中継・競技体験などができるコミュニティライブサイトを開設いたします。大会期間中は、日本選手団と同様、セルビア共和国の選手団を富士見市が一つになって全力で応援し、大会を盛り上げてまいります。  また、レスリングやハンドボール、セパタクローなどの大会誘致を継続し、一流選手のプレーを間近で見られる機会や体験教室など、スポーツに親しむ機会を提供いたします。  文化創造の拠点であるキラリ☆ふじみについては、昨年に引き続き舞台設備改修工事を行い、より快適で充実した施設として8月にリニューアルオープンする予定でございます。  本市の貴重な財産である文化財の保存・活用では、難波田城資料館の板塀更新、トイレの洋式化工事など、市の観光資源としてさらなる充実を図ってまいります。  人権の尊重・確保の観点からは、近年増加しているDVの被害者を速やかに支援するため、中心的な役割を担う配偶者暴力相談支援センターを新たに設置いたします。  次に、にぎわいと活力をつくる人のまちでございます。  農業や商工業の活性化では、産業振興基金を活用し、新たな事業にチャレンジする認定農業者や、市内中小企業、新規創業者等に対する支援を引き続き行うとともに、第2次商業活性化ビジョンの見直しを通して、支援メニューの充実を検討してまいります。  地産地消の推進では、富士見ブランドのさらなる認知拡大のため、純米吟醸酒「縄文海進」のラベルを新たにし、梅酒「梅恋花」とともに販売促進を図ってまいります。  地域活性化の推進では、「富士見ふるさと祭り」や「いい富士見の日」などの各種イベントに、本市のPR大使を招きし、その知名度や発信力を生かした取組を実施することで、市内外に本市の魅力を伝えてまいります。  南畑地域では、青空市場と連携した農業と食をテーマにしたスタンプラリーなどを行う農バルプロジェクトを実施し、田園賑わいゾーンの活性化に取り組みます。  また、田園風景の保全と農業者への支援として、下南畑地域の一部農地において、埼玉県農林公社と連携した圃場整備事業を行い、農地の集積・集約化をより一層推進してまいります。  さらに、びん沼自然公園については、びん沼川を含めた豊かな自然や景観などの地域資源を生かしつつ、多くの人が訪れ交流する場として、バーベキューやキャンプといったアウトドア・アクティビティが可能となる施設など、子どもから大人まで誰もが楽しめる公園として整備をいたしてまいります。  次に、安全・安心快適な地域をつくる人のまちでございます。  現在見直しを行っている都市計画マスタープランについては、次期総合計画と整合を図りながら、本市の将来都市像をしっかりと見据え、策定をしてまいります。  シティゾーンは本市の中心交流地拠点として発展させるため、埼玉県企業局と連携を図り、企業誘致に向けた取組をさらに加速させてまいります。また、周辺の交通環境の改善として、道路整備を引き続き実施してまいります。  水谷柳瀬川ゾーンの整備については、区域内の都市計画道路である富士見橋通線の整備を進めてまいります。あわせて、産業系や教育機関の誘致など、魅力的な土地利用を推進するため、引き続き関係機関との調整を行ってまいります。  道路整備では、富士橋通線のほか、都市計画道路水子鶴馬通線及びみずほ台東通線の整備を引き続き進め、交通利便性を高めるとともに、周辺地域の活性化を図ります。また、身近な生活道路についても整備を推進し、生活環境の向上を図ります。あわせて、子どもたちの交差点における安全対策として、防護柵・ボラードを設置する「子どもサンサンプロテクト事業」を新たに実施いたします。  本市の玄関口である鶴瀬駅については、市の顔としてふさわしい市街地となるよう、土地区画整理事業の早期完成に向け、引き続き取り組んでまいります。  台風や局地的豪雨に対する浸水対策では、柳瀬川からの逆流を防止するためのフラップゲートの設置や西みずほ台2丁目の浸水対策、前谷排水機場の改修などを実施してまいります。  防災対策については、自助・共助による地域防災力の向上を図るため、地域の防災活動を担う自主防災組織の防災リーダーや、その指導員などの人材育成のほか、小学校区における防災訓練を引き続き実施いたします。また、埼玉県による新河岸川及び柳瀬川の浸水想定区域の見直し等を踏まえ、防災ガイドブックを改訂し、全戸配布いたします。  防犯対策では、振り込め詐欺対策として、新たに詐欺対策電話機等の購入補助を開始いたします。また、犯罪が起こりにくい環境の整備として、防犯カメラの設置を希望する町会や商店会への補助も継続してまいります。  快適な地域をつくる取組として、本市の財産である豊かな自然の保全と子どもたちの遊び場を確保するため、市民緑地「諏訪の森」、そして宮下ちびっこ広場の公有地化を進めます。  環境面における取組として、温室効果ガス削減のため公用車の買い換えに合わせて電気自動車を購入いたします。これにより、環境負荷の低減を図るほか、電気自動車の災害時非常電源としての活用の検討をしてまいります。また、次世代自動車の購入や再生可能エネルギー機器の設置に対する補助についても継続をしてまいります。  増え続ける空き家対策については、これまでアドバイザーの活用、除却や利活用に係る補助などに取り組んでまいりました。本年は、空き家の解消につながる狭小地等の統合に補助を行う制度を新設し、空き家対策をさらに強化してまいります。  最後に、市民参加・協働により、豊かな自治をつくる人のまちでございます。  市民参加・協働のまちづくりでは、協働事業提案制度を活用した事業として、みずほ台駅開業日の10月21日を中心とした地域イベント「みずほ台の日」を実行委員会と協働で開催し、駅周辺の商店街を含めた地域コミュニティの醸成を図ります。  また、地域交流の拠点として、羽沢1丁目町会の集会場の建て替えを支援いたします。この建て替えは、町会が自らの努力で積み立てた資金や、一般財団法人自治総合センターの助成金など、建て替え費用の約4分の3を確保することで実現したものです。ご尽力をいただきました関係者各位に深く感謝を申し上げますとともに、このような自主的な取組を今後もしっかりとサポートしてまいります。  計画的な行政運営では、令和3年度から始まる第6次基本構想及び第1期基本計画を策定します。策定に当たっては、これまで市民ワークショップや審議会などで多くのご提案をいただきました。今後も、理想の未来の実現に向けて、市民が一丸となれるような計画を策定してまいります。  公共施設の更新・統廃合・長寿命化は、本市にとって大きな課題でございます。今後の社会環境の変化や財政状況などを踏まえ、計画的かつ具体的に施設の再編や長寿命化に取り組むため、公共施設に関わる個別施設計画を策定してまいります。  より効果的・効率的な行政サービスの提供として、新たにマイナンバーカードによる証明書等のコンビニ交付サービスとラインペイによる市税納付を開始してまいります。コンビニ交付サービスでは、休日や市役所窓口の開庁時間外においても住民票などの証明書の交付が受けられるようになります。また、ラインペイの活用により市税納付の選択肢が増えることで、市民の皆様の利便性の向上を図ってまいります。  さらに、職員が効率的に業務を行うことを可能とするRPSツールを導入し、人為的ミスや時間外勤務の縮減を図ることで、多様化・複雑化する行政課題により多くの資源を投入し、これまで以上に質の高い行政サービスを提供してまいります。  職員の育成については、リスクマネジメントや効率的な業務遂行に関する研修会のほか、職場内コミュニケーションの活性化に向けた取組として、「元気な市役所づくり事業」を実施し、職員のさらなる能力向上や意思疎通の円滑化を図り、信頼される市役所職員の育成と積極的なコミュニケーションをベースとした組織力の強化を図ってまいります。  令和2年度予算の概要について。  令和2年度予算は、第5次基本構想の集大成となるほか、次期総合計画など本市の未来を見据えた施策に取り組む予算を編成いたしました。  予算の編成に当たりましては、健全な財政運営に関する条例に基づき、弾力的かつ持続可能な財政運営にも留意したところでございます。  予算の総額は、365億7,181万1,000円で、前年度対比17億5,266万3,000円の増、率にして5%の増となっています。  市税については、個人市民税の納税義務者数の増、固定資産税の家屋の新築や増築の増などにより、前年度対比1億35万8,000円増の総額156億2,256万6,000円となり、8年連続して前年度を上回る過去最大の税収規模と見込んでおります。  地方交付税及び地方消費税交付金については、地方財政計画の動向などを踏まえ、地方交付税は前年度対比5,000万円増の27億5,000万円、地方消費税交付金は、昨年10月に行われました消費税及び地方消費税の税率引上げに伴い、前年度対比3億6,000万円増の20億4,000万円を見込んでおります。  市債については、将来の世代に引き継ぐ財産として、昨年に引き続きキラリ☆ふじみの整備費や富士見橋通線の事業費、びん沼自然公園の整備費などに係る借入れの増により、臨時財政対策債を含め、前年度対比5億4,560万円増の40億6,800万円となっております。  なお、繰入金については、財政調整基金などから8億7,987万1,000円の繰入れを行っております。  結びに、平成から令和へと移り変わる中で、新元号発表の折には、多くの国民が新しい時代の希望と期待で心を一つにしていました。新元号「令和」は、英訳で「Beautiful Harmony=美しい調和」と発表されました。私も、「令和」の心地よい響きとともに、新しい時代への胎動を強く感じました。  「令和」の出典は、古典の代表である万葉集のうち、大伴旅人が詠んだ、「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。」の一節です。私は、このときから万葉集に関心を持つようになり、幾つかの歌に触れました。地位や身分に関係なく、あらゆる人々が自然、愛、生きる喜びや死を悼む歌など、そのすばらしさに驚きを覚えました。  このうち、私が特に感銘を受けた、2首を紹介したいと思います。  「信濃道は 今の墾道 刈株に 足踏ましなむ 履はけわが背」。  「信濃の道は、切り開いたばかりであり、切り株で足を怪我してしまうので、靴を履いていきなさい。あなた」と訳されています。当時、多くの人々ははだしであり、高価な靴は持っていなかったと思います。それでも靴を履いていきなさいと夫に呼びかける、妻の心からの思いを詠んだものであります。  もう一首、「銀も 金も玉も 何せむに 勝れる宝 子に及かめやも」。  「銀や金、珠玉、宝石などの高価なものより、何よりも大切なものは、子どもである」と歌われています。子を思う親の深い愛情は、時代を超えて同じ思いを抱くところであります。  このように、万葉の人々は様々な思いを、まさに祈りにも似た歌として表現しています。日本文学者の中西進氏は、「万葉集は多様性ゆえに輝き、万葉人の真実の詠嘆である」と著述しています。  私は、「令和」の背景にある万葉の山並みを見て強く感じることがあります。それは、多様性のもたらす豊かな世界観、人々の祈りや願い、よろずの言葉を集めた万葉集に、今日の行政が目指すべき目標を見いだすことができるということです。その目標とは、「分断や断絶を排し、多様性を尊重し、融合と調和を図る」ことです。  私はこれからも、市民の声に耳を傾け、「夢をかたちに」する市政を推進し、調和のとれた明るく力強い富士見市をつくってまいります。  結びに、市民の皆様並びに議員各位におかれましては、なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、私の令和2年度施政方針といたします。 ○議長(篠田剛) 以上で市長の施政方針を終わります。  休憩いたします。(午前10時26分) ○議長(篠田剛) 再開いたします。(午前10時40分)
    △教育長の教育行政方針 ○議長(篠田剛) 次に、教育長から令和2年度富士見市教育行政方針の表明を求められておりますので、これを許します。  教育長。               〔教育長 山口武士登壇〕 ◎教育長(山口武士) 皆様、こんにちは。ただいま篠田議長よりお許しをいただきましたので、令和2年度富士見市教育行政方針を申し上げます。  昨年は、5月に「令和」という新たな時代が始まり、9月にアジア初となるラグビーワールドカップが日本で開催されました。日本代表が活躍する姿や各国選手のすばらしいプレーに、世界の人々が魅了され、多くの感動と勇気をもらうことができました。  今年は、いよいよ東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。セルビア共和国のホストタウン、また、共生社会ホストタウンとして各種イベントや交流事業に取り組んでまいります。  学校教育では、小学校において新学習指導要領が全面実施されます。ICTの発展や人工知能等の先端技術の利活用が急速に進展する中、言語能力、情報活用能力、問題発見・解決能力などの育成が求められると同時に、現代的な諸課題に対応できる力と豊かな心、健やかな体を養っていくことがますます重要となってまいります。  教育委員会といたしましても、東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げていくとともに、教育を取り巻く様々な環境の変化に対応しながら、各種施策への取組を展開してまいります。  それでは、第2次富士見市教育振興基本計画に掲げる基本方針に沿って、令和2年度の主な取組概要を中心に申し上げます。  1つ目の柱、「学び合い、高め合い、夢と希望をはぐくむ教育の推進」について申し上げます。  小・中・特別支援学校では、「確かな学力、豊かな心、健やかな体」のバランスのとれた「生きる力」の育成に努め、子どもたち一人一人を認め、励まし、褒める教育を行うことにより、児童生徒の夢と希望を育む教育を推進いたします。  まず、「児童生徒一人ひとりに応じたきめ細やかな指導による学力の育成」について申し上げます。  小学校学習指導要領の全面実施に伴い、プログラミング教育及び外国語教育の充実を図ってまいります。プログラミング教育につきましては、コンピュータを活用しプログラミング的思考力を育んでまいります。さらに、プログラミングしたものを動かしながら自ら課題を見いだし、その課題解決に向け創造性を育むSTEM教育についてモデル校を指定し、研究してまいります。  外国語教育につきましては、児童が意欲的に外国語に親しめるよう「イングリッシュ・サマーキャンプ」をさらに充実させてまいります。また、実用英語技能検定を受験する小学校6年生及び中学校3年生に対し、受験料の一部を補助することで、目標を持って英語の技能向上を目指す児童生徒を応援してまいります。  学力の向上につきましては、埼玉県学力・学習状況調査、全国学力・学習状況調査の結果から本市の課題を明確にし、その解決に向けた授業研究会を実施してまいります。また、若手教員育成指導員の活用や教員の指導力向上に向けた研修会の充実により、「主体的・対話的で深い学び」となる授業を展開し、児童生徒の確かな学力を育成してまいります。  特別支援教育につきましては、東中学校に特別支援学級を新設することにより、全校に特別支援学級が設置されることになります。市立の富士見特別支援学校を有する利点を生かし、特別支援学級の教職員の指導力向上を目指した研修会を実施し、児童生徒一人一人の個性を伸ばす授業の工夫改善に努めてまいります。  次に、「人との交流や感動体験を通した豊かな心の育成」について申し上げます。  「いのち」の尊さを基本理念とする教育大綱を踏まえて実施してきた「いのち」の授業につきましては、児童生徒が「いのち」の大切さについて考えを深め、自尊感情を高める上で成果が上がっており、引き続き市内全校において取り組んでまいります。  児童生徒自身が主体的にいじめ防止について考える場として定着してきた「富士見市いじめのない学校づくり子ども会議」につきましては、中学校区ごとの話合いを通して小学校と中学校の取組をつなげ、より実践的な活動にしてまいります。  「特別の教科 道徳」においては、研究校を指定し、発達の段階に応じて、考え、議論する道徳の授業について研究するとともに、その成果を全校で共有し、豊かな心の育成に努めてまいります。  教育相談においては、新たに就学相談に関するリーフレットを配布するとともに、相談しやすい環境づくりと継続的なサポートを丁寧に行ってまいります。児童生徒への虐待につきましては、早期発見に努め、迅速な対応ができるよう関係機関と連携してまいります。また、不登校児童生徒の対応につきましても、個々のニーズに合わせた対応を行ってまいります。  次に、「自らの健康・安全を守る資質・能力と健やかな体の育成」について申し上げます。  児童生徒の歯科疾患の予防や歯と口の健康づくりのため、学校歯科医、歯科衛生士による歯磨き指導やかむことの大切さについての講習会などの歯科保健指導を全校で実施いたします。  健やかな体の育成につきましては、新体力テストの結果から課題であった小学校低・中学年の敏捷性について改善が見られましたが、さらなる向上を目指し引き続き全校で取り組んでまいります。また、それぞれの運動の特性を味わいながら運動量の確保、技能の向上を図るために授業研究会や実技研修会等において指導法の研究を深め、体力向上に努めてまいります。  安全教育につきましては、学校応援団や地域の皆様の協力を得ながら、学校や警察、関係各課と連携した通学路安全点検を引き続き実施するとともに、中学生の自転車ヘルメットの着用を初め、体験的な活動を通して、児童生徒が主体的に自他の命を守ることができるように取り組んでまいります。また、防災教育につきましては、学校・地域が連携し、地域の防災訓練へ児童生徒の参加を促すとともに、非常時には地域の一員として活躍できるよう意識づけを図ってまいります。  次に、「地域の教育力を生かし教育効果を高める学校教育の推進」について申し上げます。  小中一貫教育につきましては、富士見市立学校小中一貫教育基本方針に基づき、各中学校区を中心とした義務教育9年間を見通した教育を家庭・地域と連携しながら進めているところですが、令和2年度は新たに中学校の教員による小学校への乗り入れ授業充実のため、支援員を試行的に配置いたします。  教職員の負担軽減につきましては、昨年導入したICカードによる在校時間管理システム、教職員ストレスチェック、スクール・サポート・スタッフ配置の成果と課題を、業務改善検討委員会で検証し教職員の働き方改革に生かしてまいります。  部活動につきましては、富士見市立学校部活動方針に基づき、生徒の心身の健康管理にも配慮し、効率的・効果的な活動となるよう努めてまいります。  就学援助につきましては、小学校、中学校それぞれ新入学用品費の入学前支給を実施いたします。  学校給食につきましては、児童生徒の食への関心を一層高めるため、女子栄養大学との連携による「不足しがちな栄養素をおいしく摂ろう」と題したメニューづくりに取り組むほか、親子体験クッキング教室やセルビア給食を実施いたします。また、スチームコンベクションオーブンを導入し、さらにおいしい給食を提供いたします。  学校関係の整備につきましては、勝瀬小学校と西中学校の大規模改修工事、諏訪小学校と東中学校のトイレ改修工事、富士見特別支援学校のエレベーター更新工事を実施いたします。  2つ目の柱として、「学びあう地域社会をめざす教育の推進」について申し上げます。  あらゆる世代の市民の皆様が、いつでも、どこでも、いつまでも、主体的に学習でき、その学びの成果を分かち合うことで、共に育ち、活気ある地域社会を目指す社会教育を推進してまいります。  まず、「家庭・地域の教育力の向上」について申し上げます。  公民館では、保護者の学びや育ちを支える「親の学習講座」を開催いたします。また、「子ども食堂」や「地域子ども教室」などへの支援により、親子が気軽に集える機会や子どもの居場所づくりを進めてまいります。  小学校5年生と中学校3年生を対象とした家庭学習応援事業は、開始から3年を経過し、事業実施期間内において一定の成果が見られました。事業終了後の埼玉県学力・学習状況調査でも、家庭学習時間の伸長と学力向上が認められています。これまでの成果を生かし、よりきめ細やかな対応ができる事業運営を行ってまいります。  また、小学校5年生の親子交流会につきましても、居場所づくりやコミュニケーションの場として貴重な機会となっていることから、内容を充実させてまいります。  次に、「生涯にわたる学習機会の提供と学びのネットワークの推進」について申し上げます。  「子ども大学☆ふじみ」では、体験学習を中心に、郷土愛を育む魅力ある講座や、知的好奇心や探究心、自ら学び考える力の育成を目的とした講座を開催いたします。  人権教育につきましては、市民一人一人がお互いを認め合い、尊重し合える地域社会づくりを目指し、様々な人権問題について、引き続き教育や啓発に努めてまいります。  公民館では市内全域を対象とした取組として、「子どもフェスティバル」や「ピースフェスティバル」を市民の皆様との協働で開催いたします。その中で、市内中学校や高校、近隣大学との連携により、ボランティアの参加を広げてまいります。また、施設利用の在り方やまちづくりを市民とともに学び合い、実践につなげていくことを目指す「地域・自治シンポジウム」を開催いたします。  次に、「学びあう地域社会を創る活動の推進」について申し上げます。  公民館は、地域コミュニティの形成や学び合う地域社会をつくる中核施設として、多様な学習ニーズに応える事業を展開し、自由な活動の場としての施設提供を行います。  鶴瀬公民館では、小・中学校や近隣の高校・大学との連携による事業の推進や、地元医療機関との連携による「健康・スマイル講座」の充実に努めてまいります。  南畑公民館では、「農バルプロジェクト」が企画するスタンプラリーや南畑地域まちづくり協議会が主催する「南畑まちCafe」など、地域の交流や親睦、活気とにぎわいにつながる事業、南畑の魅力を市内外に知っていただく事業を支援してまいります。  水谷公民館では、小学生と保護者を対象に、親子で楽しみながら公民館の庭を整備する「公民館リノベーション」を実施してまいります。完成後には、地域の農産物や飲食物を販売するマルシェの開催など、新たな市民交流の場として活用してまいります。  水谷東公民館では、子どもの居場所づくりとして実施する「子ども公民館」や「あそぼう会」など既存事業の充実を図るとともに、健康スポーツ関連や親子が楽しめる新たな事業の開催に取り組んでまいります。  施設の改修については、鶴瀬公民館の第2期空調設備更新工事と、南畑公民館の大規模改修工事を実施いたします。  次に、「暮らしとまちづくりに役立つ読書活動の推進」について申し上げます。  図書館につきましては、地域の情報拠点として機能の充実を図るため、子育てやビジネス支援の資料、調査研究の資料を拡充してまいります。また、オリンピック・パラリンピック、セルビア共和国の関連資料を展示するなど、市民の機運醸成に努めてまいります。  子ども読書活動の推進につきましては、読書の楽しさや大切さを知り、自ら進んで本を読むことができるよう家庭・地域・学校と連携し、読書コンクールやビブリオバトル大賞、おはなし会をさらに充実させてまいります。  図書館利用の推進につきましては、幅広い年代に向けたワークショップや講座等を開催いたします。  次に、「郷土遺産の継承と文化芸術の振興」について申し上げます。  文化財の保存・活用については、諏訪地区の土地区画整理事業に伴う発掘調査が見込まれており、適切な埋蔵文化財の調査・保護に努めるとともに、随時、遺跡見学会など市民への情報発信と学習の機会を提供してまいります。  資料館につきましては、史跡公園と一体となった特徴を持つ2つの施設を多くの市民や市外の方にも訪れていただけるよう、引き続き魅力ある事業に取り組んでまいります。  水子貝塚資料館で開催している「ふじみジュニア考古学クラブ」では、学芸員だけではなく大学教授など第一線の研究者も講師に迎え、子どもたちが体験・学習する機会を充実してまいります。  難波田城資料館では、開館20周年を迎えることから、資料館活動団体体作品展、秋まつりの記念行事や市民学芸員活動記念誌の刊行を市民との協働で実施してまいります。  また、水子貝塚資料館ではキュービクル更新工事や公園内への防犯カメラ設置工事、難波田城資料館では駐輪場の改修工事を実施いたします。  次に、「誰もが親しめる生涯スポーツの推進」について申し上げます。  本年は、東京オリンピック・パラリンピック関連とセルビア共和国のホストタウンとしての取組を行ってまいります。  大会直前に、レスリングとハンドボールチームの事前キャンプにおける練習場を提供し、支援するとともに、世界のトップレベルの選手と市民との交流を実施してまいります。  昨年12月、「共生社会ホストタウン」に埼玉県内の自治体で初めて登録されました。セルビア共和国のパラリンピアンとの交流機会を通して、障がい者スポーツの推進と普及に向け、取り組んでまいります。  7月7日には聖火リレーが本市にやってきます。大会直前に機運をさらに盛り上げ、市民ランナーを応援するとともに関連イベントを開催いたします。  大会中には市民総合体育館を会場とするパブリックビューイングやオリンピアン、パラリンピアンの指導者に招いた各種競技体験等を開催いたします。  これらの取組は、「富士見TOPサポーター」を初めとした市民の皆様との協働により推進してまいります。  この記念すべき大会を一過性のものとして終わらせず、大会を契機に市民の皆様にスポーツを身近に感じていただくよう努めてまいります。  そのほか、市民総合体育館を利用した全国大会、イベントにつきましては、国内トップレベルの試合であるレスリング社会人選手権大会やセパタクローオープン選手権大会を新たに開催し、大会に合わせた各種体験教室を実施してまいります。  3つ目の柱として、「組織の総合力を生かした教育の推進」について申し上げます。  教育行政の運営につきましては、教育の実態や課題について理解を深めるため、教育委員による教育機関への訪問などを積極的に行い、教育委員会会議において活発な議論が進められるよう努めてまいります。  また、教育に関する事業や会議の開催状況などの情報発信に努め、市民の皆様に幅広く、分かりやすく情報を提供してまいります。  第2次教育振興基本計画につきましては、事務事業の点検・評価を行い、目的に対する成果や達成度の進捗管理を行うとともに、多様化する教育課題や社会ニーズの変化に対応するため、学識経験者の意見や助言を参考にしながら、各種施策の改善につなげてまいります。  市長部局との連携につきましては、安全・安心、子育て支援、文化振興、生涯学習など、関連する各所管と組織横断的に連携し、教育施策への取組を進めてまいります。  以上、令和2年度の主な取組概要を申し上げました。  今後も、富士見市が目指す教育につきましては、学校、家庭、地域が相互に連携を図りながら一体となって推進することが必要です。引き続き、市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げまして、令和2年度の教育行政方針といたします。 ○議長(篠田剛) 以上で教育長の教育行政方針を終わります。 ○議長(篠田剛) ここで、提出案件の公表を行います。  今定例会に提出された議案は、お手元に配付した提出案件一覧のとおりですので、ご了承願います。 提出案件一覧   議案第 1号 富士見市監査委員条例の一部を改正する条例の制定について   議案第 2号 富士見市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第 3号 富士見市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第 4号 市長及び副市長の給与等に関する条例及び富士見市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第 5号 富士見市一般職の職員の給与に関する条例及び富士見市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第 6号 富士見市手数料条例の一部を改正する条例の制定について   議案第 7号 富士見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について   議案第 8号 富士見市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について   議案第 9号 富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業施行規程及び富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例の制定について   議案第10号 富士見市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について   議案第11号 富士見市水道事業の設置等に関する条例及び富士見市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第12号 富士見市地域福祉計画審議会条例の制定について   議案第13号 令和元年度富士見市一般会計補正予算(第7号)   議案第14号 令和元年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)   議案第15号 令和元年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)   議案第16号 令和元年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)   議案第17号 令和元年度富士見市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)   議案第18号 令和2年度富士見市一般会計予算   議案第19号 令和2年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算   議案第20号 令和2年度富士見市介護保険特別会計予算   議案第21号 令和2年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計予算   議案第22号 令和2年度富士見市水道事業会計予算   議案第23号 令和2年度富士見市下水道事業会計予算   議案第24号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計予算   議案第25号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計予算   議案第26号 工事変更請負契約の締結について   議案第27号 工事変更請負契約の締結について   議案第28号 工事変更請負契約の締結について   議案第29号 富士見市教育委員会教育長の任命について   議案第30号 富士見市教育委員会委員の任命について   議案第31号 富士見市公平委員会委員の選任について   議案第32号 富士見市固定資産評価審査委員会委員の選任について   諮問第 1号 人権擁護委員の推薦について   陳情第 1号 次期中学校歴史教科書採択に関する陳情   陳情第 2号 「香港当局に事態の改善や在留邦人の安全確保等を求める決議」の採択を求める陳情 ○議長(篠田剛) 以上で提出案件の公表を終わります。 △日程第3 陳情の常任委員会への付託 ○議長(篠田剛) 日程第3、陳情の常任委員会への付託を行います。  お手元に配付した陳情文書表のとおり、所管の常任委員会へ付託いたします。 陳情付託一覧表<総務常任委員会>   陳情第 2号 「香港当局に事態の改善や在留邦人の安全確保等を求める決議」の採択を求める陳情<文教福祉常任委員会>   陳情第 1号 次期中学校歴史教科書採択に関する陳情 △日程第4 議案内容説明 ○議長(篠田剛) 日程第4、議案内容説明を行います。  ここでお諮りいたします。議事整理上、議案の朗読を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。               「異議なし」の声 ○議長(篠田剛) ご異議なしと認め、議案の朗読を省略することに決定いたしました。  それでは、議案第1号から順次提案理由及び内容説明を求めます。  初めに、議案第1号 富士見市監査委員条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) よろしくお願いいたします。議案第1号 富士見市監査委員条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  地方自治法の一部改正等に伴い、富士見市監査委員条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  監査委員事務局長。 ◎監査委員事務局長(鈴木貴久) よろしくお願いします。  議案第1号 富士見市監査委員条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  初めに、改正の趣旨につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、富士見市監査委員条例を改正するものでございます。  次に、改正の内容につきましては、地方自治法の一部改正により、新設された条項が令和2年4月1日から施行され、同時に既存の条項に条ずれが生じるため、条例が引用している当該改正箇所の法律の規定を変更し、併せて文言の修正を行うものでございます。  最後に、条例の施行日につきましては、公布の日からとするものでございますが、条ずれが生じる地方自治法の引用規定につきましては、令和2年4月1日から施行となるものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第2号 富士見市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第2号 富士見市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  議長、副議長及び議員の期末手当の支給割合等を改定するため、富士見市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) よろしくお願いいたします。  議案第2号 富士見市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明いたします。  この条例につきましては、令和元年人事院勧告等に伴い、一般職の職員については勤勉手当等に関する改正が行われることから、富士見市特別職報酬等審議会の意見を踏まえて、改正等を行うものでございます。  改正の内容につきましては、主に期末手当について一般職と同様の0.05月分を引き上げるものでございます。  条例の内容につきましてご説明いたします。まず、第5条第1項の改正ですが、特別職の給与条例や一般職の給与条例の表現を踏まえて、文言を整理する改正を行っております。  次に、第5条第2項において、期末手当の支給割合を6月支給分、12月支給分ともに100分の207.5とするものでございます。  なお、この条例の施行日につきましては、期末手当の規定については令和2年4月1日からの施行とし、文言整理については公布の日からとするものでございます。  以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第3号 富士見市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第3号 富士見市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  新たに設置する附属機関の委員に関する報酬を定める等のため、富士見市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) 議案第3号 富士見市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明いたします。  この条例につきましては、新たに設置される富士見市地域福祉計画審議会の委員の報酬を定めるため改正等をするものでございます。  条例の内容につきましてご説明いたします。まず、第1条の改正でございますが、地方自治法の改正により、引用していた条項に移動がございますので、改正するものでございます。  次に、別表の改正でございますが、別表の最後の項を73の項として1項ずつ繰下げ、現状の36項の次に新たに37の項として、地域福祉計画審議会委員の委員報酬を定めるものでございます。  なお、この条例の施行日につきましては、令和2年4月1日からの施行とするものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第4号 市長及び副市長の給与等に関する条例及び富士見市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第4号 市長及び副市長の給与等に関する条例及び富士見市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  市長、副市長及び教育長の期末手当の支給割合等を改定するため、市長及び副市長の給与等に関する条例及び富士見市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) 議案第4号 市長及び副市長の給与等に関する条例及び富士見市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明いたします。  この条例につきましては、令和元年人事院勧告等に伴い、一般職の職員については勤勉手当等に関する改正が行われることから、富士見市特別職報酬等審議会の意見を踏まえて、改正等を行うものでございます。  改正内容につきましては、期末手当について一般職と同様の0.05月分を引き上げるものでございます。  条例の内容につきましてご説明いたします。この条例は、2条立ての改正となります。  初めに、第1条、市長及び副市長の給与等に関する条例の一部改正についてご説明いたします。第6条第2項において、期末手当の支給割合を6月支給分、12月支給分ともに100分197.5とするものでございます。  続きまして、第2条、富士見市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正についてご説明いたします。まず、第6条第1項の改正でございますが、市長及び副市長の給与条例や一般職の給与条例の表現を踏まえて、文言を整理する改正を行っております。  次に、第6条第2項において、市長及び副市長の場合と同様に、期末手当の支給割合を6月支給分、12月支給分ともに100分の197.5とするものでございます。  なお、この条例の施行日につきましては、期末手当の規定については令和2年4月1日からの施行とし、文言整理については公布の日からとするものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第5号 富士見市一般職の職員の給与に関する条例及び富士見市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第5号 富士見市一般職の職員の給与に関する条例及び富士見市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  人事院勧告等に伴う給与改定等のため、富士見市一般職の職員の給与に関する条例及び富士見市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) 議案第5号 富士見市一般職の職員の給与に関する条例及び富士見市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明いたします。  この条例につきましては、令和元年人事院勧告等に伴う給与の見直し等のため、改正を行うものでございます。  条例の内容につきましてご説明いたします。この条例は、4条立ての改正となります。  初めに、第1条、富士見市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてご説明いたします。まず、第17条第2項第1号の改正でございますが、人事院勧告等の内容に沿って、再任用職員等を除く職員の令和元年度における勤勉手当の支給割合について、12月の支給割合を100分の92.5から100分の97.5に改正するものでございます。  別表第1につきましても、人事院勧告の内容に沿って給料表を全部改正するものでございます。  続きまして、第2条、富士見市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてご説明いたします。  第7条の3第1項の改正につきましては、賃貸に係る住居手当の支給の基準を国家公務員と同様にするための改正をするものでございます。  また、同条第2項につきましては、住居手当のうち持家に係る部分を廃止するため、削る改正をするものでございます。  続きまして、17条の第2項第1号の改正につきましては、再任用職員等を除く職員の令和2年度以降における勤勉手当の支給割合を6月支給分、12月支給分ともに100分の95とし、併せて表記の整理を行うため、改正するものでございます。  次の同条第3項の改正につきましては、勤勉手当基礎額から扶養手当を除く改正をするものでございます。  続きまして、第3条、富士見市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正でございます。  第7条第1項の改正につきましては、こちらも人事院勧告等に沿った改正を行うもので、特定任期付職員の給料表における額を一部改めるものでございます。  第8条第1項の改正につきましては、特定業務等従事任期付職員の給料表を改正するもので、令和元年人事院勧告により改正される一般職の職員の1級から3級までの初号級の額と合わせる改正をするものでございます。  第10条の改正につきましては、特定任期付職員の期末手当の12月支給割合を100分の167.5から100分の172.5に改めるものでございます。  続きまして、第4条、富士見市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についてご説明いたします。  第10条の改正につきましては、特定任期付職員の期末手当の支給割合を6月支給分、12月支給分ともに100分の170に改めるものでございます。  続きまして、附則についてご説明いたします。附則の第1項でございますが、この条例の施行日を定めるものでございます。原則として公布の日から施行し、第2条及び第4条の規定と、後ほどご説明します附則第4項から附則第7項までの規定は、令和2年4月1日から施行するものでございます。  続いて、附則第2項でございますが、第1号の規定は第1条及び第3条で改正する一般職の給料表と、任期付職員の各給料月額の適用は、平成31年4月1日からとするものでございます。  また、第2号の規定でございますが、第1条及び第3条で改正する勤勉手当の支給月数の適用については、令和元年12月1日からとするものでございます。  次に、附則第3項でございますが、今回の条例による改正前に支給された給与については、改正後の給与条例の規定による給与の内払いとする規定でございます。  続いて、附則第4項の規定でございますが、今回の住居手当の規定に関する改正を踏まえ、家賃を支払っているもので、従前に支給されていた住居手当の額が減額になるもの等に対する経過措置を定めております。対象者として、国と同様に従前の手当額と比較して2,000円を超える減額があったもの等を定め、従前の手当額から2,000円を控除した額を住居手当として支給するものでございます。  次の附則第5項の規定は、持家に関する住居手当が廃止されることを踏まえ、令和2年度は1,500円を持家に関する住居手当として支給する旨の経過措置でございます。  附則第6項については、住居手当の経過措置に関する規則委任の規定でございます。  続いて、附則第7項でございますが、第2条の規定で勤勉手当基礎額から扶養手当を除く改正を行うことから、その影響を考慮して、令和5年度までの4年間の期間をかけて段階的に除くとする経過措置を附則別表のとおり設けるものでございます。  最後に、附則第8項でございますが、今回の改正条例の施行に関する規則委任の規定でございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第6号 富士見市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第6号 富士見市手数料条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、富士見市手数料条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(落合慎二) よろしくお願いいたします。  議案第6号 富士見市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  このたびの手数料条例の一部改正につきましては、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、手数料を徴収する事務の内容及び手数料の額を改正するものでございます。  まず、別表69の項につきましては、共同住宅のエネルギー消費量の算出において、共用部分を計算しない評価方法により算出した場合の取扱いを追加しております。  別表70の項、74の項、80の項において、同様の内容を追加しております。  また、別表74の項、75の項、77の項、78の項は、複数棟での認定が可能になったため、複数建築物の計画の申請における額の取扱いについて追加しております。  別表80の項イに、一戸建ての住宅及び共同住宅について、新たに設けられた簡易な評価方法により算出した場合を追加しております。  なお、施行日につきましては、公布の日から施行するものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第7号 富士見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第7号 富士見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  課税限度額を見直すため、富士見市国民健康保険税条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) よろしくお願いいたします。  議案第7号 富士見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  今回の改正でございますが、平成31年4月1日施行の地方税法施行令の一部改正を受けまして、国民健康保険税の課税限度額を改正するものでございます。  まず、第2条は課税額についての規定でございますが、第2項の基礎課税額、いわゆる医療給付費分の限度額について、現行の58万円から61万円に改めるものでございます。これにより、課税限度額の総額といたしましては、現行の93万円から96万円に改めるものでございます。  次に、第19条は国民健康保険税の減額の規定でございますが、こちらも課税限度額見直しに伴い、併せて改正するものでございます。  なお、施行日は令和2年4月1日となっております。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第8号 富士見市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第8号 富士見市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  成年被後見人に係る印鑑の登録資格等を見直すため、富士見市印鑑条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) 続きまして、議案第8号 富士見市印鑑条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。  成年後見人の権利に係る措置の適正化等を図るため、関係法律の整備に関する法律が令和元年6月14日に公布され、令和元年12月14日に施行されたことを受け、印鑑の登録資格に係る排除規定の見直しを行う必要が生じたため、富士見市印鑑条例の一部を改正するものでございます。  条例の改正箇所でございますが、第3条、登録資格規定では、「成年被後見人」を「意思能力を有しない者」に改め、第15条、印鑑登録の抹消規定では、「(後見開始の審判を受けたときを除く。)」の一文を加えるものでございます。  なお、条例の施行期日でございますが、公布の日からを予定しております。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第9号 富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業施行規程及び富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第9号 富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業施行規程及び富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  土地区画整理施行令の一部改正等に伴い、富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業施行規程及び富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業施行規程の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  まちづくり推進部長。 ◎まちづくり推進部長(斉藤寛) それでは、議案第9号 富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業施行規程及び富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。  この条例は、土地区画整理法施行令の一部改正等に伴い、清算金の分割徴収または分割交付に係る利子の利率の変更等のため、改正を行うものでございます。  改正内容を申し上げますと、第1条、富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業施行規程の第26条第2項及び第2条、富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業施行規程の第24条第2項における清算金の分割徴収または分割交付に係る利子の利率年6%を、利率は法第103条第4項の規定による公告があった日の翌日における法定利率とするものでございます。  また、富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業施行規程の第13条第2項、第18条第1項、第22条については、条文中の文言整理を行うものでございます。  この条例の施行日は令和2年4月1日とし、富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業施行規程の文言整理による改正規定は公布の日からとするものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第10号 富士見市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第10号 富士見市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  民法の一部改正等に伴い、富士見市営住宅条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(落合慎二) 議案第10号 富士見市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。  このたびの市営住宅条例の一部改正につきましては、民法の一部改正や国土交通省作成の公営住宅管理標準条例の改正に伴い、連帯保証人等の関係規定を改正するものでございます。  第13条は、市営住宅への入居の際の手続について規定したものですが、第1項第1号では、契約書に連署する者を「連帯保証人」から「緊急時等連絡人」に改め、国土交通省作成の公営住宅管理標準条例の改正に伴い、今回の改正で連帯保証人制度を廃止するものでございます。これに伴い、第13条第1項第3号の身元引受人に関する規定を削除し、新たに第13条第3項として、緊急時等連絡人との連署ができない場合の免除規定を設けております。  また、14条につきましても、同居者による連帯保証人に関する規定のため、連帯保証人制度の廃止に伴い削除するものでございます。  第23条は、敷金に関する規定でございますが、民法の一部改正で敷金の取扱いが明文化されたことに伴い、第2項に敷金の債務弁済への充当に関する規定を新たに設けるとともに、債務の不履行に関する表記を民法に合わせて見直しております。  第24条につきましては、修繕費用の負担に関する規定ですが、こちらも民法の一部改正に伴い、賃借人の原状回復義務の範囲が明確化されたことから、修繕費用の負担区分について改めて定めたもので、基本的に修繕費用は市の負担とし、入居者の負担とするものは規則で定めることとしたものです。  第41条第3項は、不正入居した者に対する損害賠償金及び遅延損害金に関する規定でございますが、民法の一部改正に伴い、遅延損害金の率を年5%の割合から法定利率に改めるものでございます。  その他の改正につきましては、これらの改正による条項ずれの対応、文言整理等の改正となっております。  なお、施行日につきましては、基本的には令和2年4月1日からを予定しておりますが、文言整理に伴うものにつきましては公布の日から施行するものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第11号 富士見市水道事業の設置等に関する条例及び富士見市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第11号 富士見市水道事業の設置等に関する条例及び富士見市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  地方自治法の一部改正等に伴い、富士見市水道事業の設置等に関する条例及び富士見市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(落合慎二) 議案第11号 富士見市水道事業の設置等に関する条例及び富士見市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。  富士見市水道事業の設置等に関する条例及び富士見市下水道事業の設置等に関する条例とも、第5条に地方自治法第243条の2に関する規定がございますが、このたび地方自治法の改正により、この243条の2が第243の2の2に繰り下げられたことに伴い改正を行い、併せて必要な文言の整理を行うものでございます。  なお、施行日につきましては、地方自治法の改正に伴うものは令和2年4月1日から、文言整理は公布の日から施行するものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第12号 富士見市地域福祉計画審議会条例の制定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第12号 富士見市地域福祉計画審議会条例の制定について提案理由を申し上げます。  富士見市地域福祉計画を策定するため、富士見市地域福祉計画審議会条例を制定したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大森重治) よろしくお願いいたします。  議案第12号 富士見市地域福祉計画審議会条例の制定についてご説明申し上げます。  初めに、制定の趣旨につきましては、社会福祉法第107条第1項の規定に基づき令和3年度からの次期地域福祉計画を策定するに当たり、同条第2項の規定に基づき地域住民等の意見を反映させるため、富士見市地域福祉計画審議会条例を制定するものでございます。  条例の内容につきましては、本条例の構成が一般的な審議会条例と同様のものとなっておりますので、特徴的な部分のみをご説明させていただきます。  初めに、第3条において審議会の組織について規定いたしますが、委員の構成については14人以内としており、内訳につきましては、市民の方6人、地域福祉の推進に関する機関等に従事している方7人、学識経験者1人を想定しているところでございます。市民委員につきましては、地域で活動されている民生委員、町会長さんやボランティア活動をされている方のほか、公募による市民委員、地域福祉の推進に関係する機関等につきましては、障がい、高齢、児童の各分野の機関、団体の方々を想定しております。  施行日につきましては、令和2年4月1日からとするものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第13号 令和元年度富士見市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第13号 令和元年度富士見市一般会計補正予算(第7号)について提案理由を申し上げます。  令和元年度富士見市一般会計予算を補正する必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) よろしくお願いいたします。  議案第13号 令和元年度富士見市一般会計補正予算(第7号)につきましてご説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億9,050万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ359億247万7,000円とするものでございます。  恐れ入りますが、6ページ、7ページをお願いしたいと思います。第2表、繰越明許費補正でございます。まず、款8土木費の幹線道路整備事業から鶴瀬駅東口整備事業につきましては、地権者等との調整に時間を要しまして、年度内の完了が困難であることから繰り越すものでございます。  次に、款の10教育費の項の2小学校費及び項の3中学校費の学校施設整備事業につきましては、諏訪小学校及び東中学校のトイレ改修工事等になりますが、国の補正予算を活用して前倒し実施するものになりまして、年度内の完了が困難であることから繰り越すものでございます。  次に、情報教育推進事業につきましては、国が推進するGIGAスクール構想に伴う設計業務になりますが、年度内の完了が困難であることから繰り越すものでございます。  次に、下段の款の8土木費の道路修繕事業につきましては、市道第5209号線についてガス事業者との調整に時間を要しまして、年度内完了が困難であることから繰り越すものでございます。  恐れ入ります。続きまして、8ページ、9ページをお願いしたいと思います。第3表、債務負担行為補正でございます。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会小中学生向け入場チケットあっせん業務につきましては、債務負担行為が不要となったため、廃止するものでございます。  次に、特別支援学校エレベーター更新業務につきましては、工事設計内容の見直しによりまして、限度額を変更するものでございます。  恐れ入ります。10ページ、11ページをお願いいたします。第4表、地方債補正でございます。まず、橋梁耐震補強整備事業債から市道第5131号線整備事業債までにつきましては、国庫補助金及び事業費の増額または減額に伴いまして、変更するものでございます。  次に、学校施設整備事業債につきましては、国の補正予算を活用して諏訪小学校及び東中学校のトイレ改修工事等を実施することに伴いまして、変更するものでございます。  恐れ入ります。少し飛びまして、14ページ、15ページをお願いしたいと思います。歳入の補正でございます。款の1市税でございます。個人市民税につきましては、給与所得者の増加等に伴いまして、増額するものでございます。  次に、款の13分担金及び負担金でございます。15ページの説明欄をお願いいたします。みずほ学園保護者負担金につきましては、利用者数が当初見込みを下回ったことに伴いまして、減額するものでございます。  次に、款の15国庫支出金の項1国庫負担金でございます。施設型・地域型保育給付につきましては、施設へ支払う保育給付費の増額に伴いまして、交付されるものでございます。  保険基盤安定負担金につきましては、負担金の交付決定に従いまして、増額するものでございます。  次に、項の2国庫補助金でございます。個人番号カード交付事業費補助金につきましては、地方公共団体情報システム機構へ支払う事務交付金の増額に伴いまして、交付されるものでございます。  社会資本整備総合交付金、街路整備事業費補助、防災・安全交付金、社会資本整備総合交付金につきましては、補助金の交付決定に伴いまして、それぞれ増額または減額するものでございます。  学校施設環境改善交付金につきましては、諏訪小学校及び東中学校のトイレ改修工事費等の補正に伴いまして、交付されるものでございます。  次に、款の16県支出金の項の1県負担金でございます。施設型・地域型保育給付につきましては、施設へ支払う保育給付費の増額に伴いまして、交付されるものでございます。  次に、16ページ、17ページをお願いしたいと思います。17ページ、説明欄、保険基盤安定負担金につきましては、負担金の交付決定に伴いまして、増額するものでございます。  次に、項の2県補助金でございます。県重点政策連動事業補助金につきましては、びん沼自然公園の整備に対しまして交付されるものでございます。  次に、款の19繰入金につきましては、財政調整基金の繰入れを502万8,000円増額するものでございます。  次に、款の21諸収入でございます。障害児通所給付費につきましては、利用者数が当初見込みを下回ったことに伴いまして、減額するものでございます。  次に、款の22市債につきましては、先ほど説明させていただいたとおりでございます。  18ページ、19ページをお願いしたいと思います。歳出の補正でございます。19ページの説明欄をお願いいたします。職員課の給与費等につきましては、款の1議会費から41ページの款の10教育費までにわたりますが、内容といたしましては、人事院勧告等による職員給与費等の補正に伴いまして、給与費等の総額では1,832万2,000円の増額となってございます。  次に、職員課の人事管理・研修事業につきましては、非常勤嘱託職員の雇用者数が当初見込みを下回ったことに伴いまして、社会保険料及び賃金を減額するものでございます。  次に、下段にございます管財課の市有財産管理活用事業につきましては、公共用地先行取得事業特別会計予算の補正に伴いまして、同特別会計への繰出金を減額するものでございます。  次に、公共施設整備基金積立事業につきましては、公共施設の老朽化対策等に備えるため、公共施設整備基金へ積立てを行うものでございます。  続きまして、20ページ、21ページをお願いいたします。21ページ、説明欄中段にございます市民課の居住関係公証事務事業につきましては、地方公共団体情報システム機構からの通知に基づきまして、事務交付金を増額するものでございます。  続きまして、22ページ、23ページをお願いいたします。23ページ、説明欄下段にございます保険年金課の一般事務費及び国民健康保険保険基盤安定事業につきましては、国民健康保険特別会計予算の補正に伴いまして、同特別会計への繰出金をそれぞれ減額、または増額するものでございます。  続きまして、24ページ、25ページをお願いいたします。25ページ中段にございます福祉課の生活困窮者自立支援事業につきましては、平成30年度生活困窮者自立相談支援事業費等国庫負担金等の超過交付分を返還するものでございます。  次に、障がい福祉課の自立支援給付事業につきましては、平成30年度障害者自立支援給付費国庫負担金の超過交付分を返還するものでございます。  次に、下段にございます保育課の保育所運営事業につきましては、26ページから27ページまでにわたりますが、非常勤嘱託職員の雇用数が当初見込みを下回ったことに伴いまして、賃金を減額するものでございます。  次に、保育所等入所児童委託事業につきましては、給付単価の改正等に伴いまして、管内施設型・地域型保育給付費を増額するものでございます。  次に、民間保育所等運営助成事業につきましては、平成30年度子ども・子育て支援交付金等の超過交付分を返還するものでございます。  次に、中段にございます福祉課の生活保護費支給事業につきましては、平成30年度生活保護費等国庫負担金の超過交付分を返還するものでございます。  続きまして、28ページ、29ページをお願いいたします。29ページ、説明欄上段にございます健康増進センターの健康診査事業につきましては、受診者数が当初見込みを下回ったことに伴いまして、がん検診委託を減額するものでございます。  少し飛びまして、32ページ、33ページをお願いしたいと思います。33ページ、説明欄上段、道路治水課の道路修繕事業につきましては、木染橋耐震補強工事(第3期)に係る工事請負費を減額するほか、国庫補助金の交付決定に伴いまして、財源内訳更正をするものでございます。  次に、幹線道路整備事業につきましては、市道第5131号線に係る道路用地買収費を減額するほか、国庫補助金の交付決定に伴いまして、財源内訳更正をするものでございます。  次に、下段にございますまちづくり推進課のシティゾーン整備推進事業につきましては、土地売買契約取得業務委託料等の減額及び物件補償費等を増額するほか、国庫補助金の交付決定に伴いまして、財源内訳更正をするものでございます。  続きまして、34ページ、35ページをお願いしたいと思います。35ページ、説明欄、まちづくり推進課の市街地整備事業につきましては、年度内に事業化の見込みが立たないことから、土地区画整理事業設立補助金を減額するものでございます。  次に、鶴瀬駅西口整備事務所の鶴瀬駅西口土地区画整理事業及び鶴瀬駅東口整備事務所の鶴瀬駅東口土地区画整理事業につきましては、各特別会計予算の補正に伴いまして、各特別会計への繰出金を減額するものでございます。  次に、まちづくり推進課の公園整備事業につきましては、びん沼自然公園の用地取得費等を減額するほか、県補助金の交付決定に伴いまして、財源内訳更正をするものでございます。  次に、鶴瀬駅東口整備事務所の鶴瀬駅東口整備事業につきましては、国庫補助金の交付決定に伴いまして、鶴瀬駅東口駅前広場公共施設管理者負担金の減額及び財源内訳更正をするものでございます。  次に、安心安全課の入間東部地区事務組合運営事業の目の1常備消防費及び目の2非常備消防費につきましては、同事務組合の補正予算(第2号)に伴いまして、同組合への負担金を減額するものでございます。  続きまして、36ページ、37ページをお願いいたします。37ページ、説明欄中段にございます学校整備事業の項の2小学校費及び項の3中学校費につきましては、国の補正予算を活用しまして、諏訪小学校及び東中学校のトイレ改修工事を実施するほか、国庫補助金の交付決定に伴う財源内訳更正をするものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第14号 令和元年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第14号 令和元年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)につきまして提案理由を申し上げます。  令和元年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算を補正する必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) それでは、議案第14号 令和元年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。  今回の補正予算の概要は、歳入歳出予算総額としましては1億371万1,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ97億9,619万1,000円とするものでございます。  初めに、6ページ、7ページをお願いいたします。歳入の内容でございます。款3県支出金でございますが、県が保険給付費の全額を負担します普通交付金でございますが、歳出の保険給付費の減額に伴いまして、1億1,900万円を減額するものです。  続きまして、款4繰入金でございますが、保険基盤安定繰入金については、額が確定したことに伴い2,442万円の増額を、一般会計繰入金については、歳出予算の減額に伴いまして913万1,000円減額し、合計で1,528万9,000円増額するものでございます。  次に、8ページ、9ページ、歳出でございます。初めに、款2保険給付費でございますが、総医療費及び1人当たりの医療費が減少傾向にあり給付が伸びなかったため、項1の療養諸費と項2の高額療養費を合わせまして、1億1,900万円を減額するものでございます。  次に、款5保健事業費につきましては、特定健康診査の受診者が当初見込みよりも減少したことで700万円の減額を、また次の10ページ、11ページになりますが、糖尿病重症化対策事業に係る負担金額が確定したことに伴い237万5,000円を減額し、合計で937万5,000円減額するものでございます。  最後に、款7諸支出金でございますが、平成30年度保険給付費等交付金の精算に伴いまして、超過交付分を県に返還するため、2,466万4,000円を増額するものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第15号 令和元年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第15号 令和元年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)につきまして提案理由を申し上げます。  令和元年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計予算を補正する必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  まちづくり推進部長。 ◎まちづくり推進部長(斉藤寛) それでは、議案第15号 令和元年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。  初めに、1ページをお願いいたします。今回の補正予算の内容は、歳入歳出予算の補正として歳入歳出それぞれ1億515万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億1,139万9,000円とするものでございます。  次に、4ページ、5ページをお願いいたします。繰越明許費でございますが、移転に関する業務委託について年度内の完了が困難なため、534万3,000円を翌年度へ繰り越すものでございます。  次に、6ページ、7ページをお願いいたします。地方債の補正でございますが、起債対象事業費の変更に伴う補正となってございます。  次に、10ページ、11ページをお願いいたします。歳入のうち、一般会計繰入金は6,595万2,000円減額し1億3,404万8,000円に、また市債は3,920万円を減額し4,060万円とするものでございます。  続きまして、12ページ、13ページをお願いいたします。歳出でございますが、上段の一般管理費では、令和元年人事院勧告等に伴う給与改定による職員給与費等について、14万8,000円増額するものでございます。  また、下段の事業費では、補償交渉に時間を要していることなどにより、測量調査設計などの委託料、道路築造工事の工事請負費及び物件補償料の合計1億530万円を減額するものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第16号 令和元年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第16号 令和元年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)につきまして提案理由を申し上げます。  令和元年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計予算を補正する必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  まちづくり推進部長。 ◎まちづくり推進部長(斉藤寛) 続きまして、議案第16号 令和元年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。  初めに、1ページをお願いいたします。今回の補正予算の内容は、歳入歳出予算の補正として歳入歳出それぞれ7,989万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億8,438万3,000円とするものでございます。  次に、4ページ、5ページをお願いいたします。繰越明許費でございますが、物件補償料につきまして年度内の完了が困難だったため、2億4,190万1,000円を翌年度へ繰り越すものでございます。  続きまして、6ページ、7ページをお願いいたします。地方債の補正でございますが、起債対象事業費の変更に伴う補正でございます。  続きまして、10ページ、11ページをお願いいたします。歳入のうち、公共施設管理者負担金は788万4,000円減額し6,411万6,000円に、国庫補助金は364万円減額し2,548万円に、また一般会計繰入金は2,506万8,000円を減額し3億8,594万3,000円に、また市債は4,330万円減額し1億9,520万円とするものでございます。  次に、12ページ、13ページをお願いいたします。歳出でございますが、上段の一般管理費では、令和元年人事院勧告等に伴う給与改定による職員給与費等について、12万8,000円増額するものでございます。  また、下段の土地区画整理事業費では、委託料、物件補償料の変更が必要になったことにより、8,002万円減額するものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) ここで休憩をとりたいと思います。(午前11時58分) ○議長(篠田剛) 再開いたします。(午後 1時00分) ○議長(篠田剛) 次に、議案第17号 令和元年度富士見市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) ドボルダン。午後もよろしくお願いします。  議案第17号 令和元年度富士見市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)の提案理由を申し上げます。  令和元年度富士見市公共用地先行取得事業特別会計予算を補正する必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) それでは、議案第17号 令和元年度富士見市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額からそれぞれ2,257万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,729万9,000円と定めるものでございます。  6ページ、7ページをお願いいたします。7ページ上段の歳入、右側の説明欄をお願いいたします。一般会計からの繰入金2,257万3,000円を減額するものでございます。  下段の歳出、まちづくり推進課の公共用地先行取得事業といたしまして、市道第5130号線の用地取得費の確定に伴いまして、役務費3万3,000円、委託料101万5,000円、公有財産購入費2,152万5,000円をそれぞれ減額するものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第18号 令和2年度富士見市一般会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第18号 令和2年度富士見市一般会計予算について提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) 議案第18号 令和2年度富士見市一般会計予算につきましてご説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。第1条で、歳入歳出予算の総額を365億7,181万1,000円と定めるものでございます。  第2条におきまして、継続費を定めてございます。  第3条におきまして、地方債を定めております。  第4条におきまして、一時借入金、借入限度額を定めてございます。  少し飛びますが、6ページをお願いします。第2表、継続費につきましては、令和2年度において新たに設定するものでございます。  公園整備事業につきましては、びん沼自然公園の整備に当たり、令和3年度までの2か年度の継続費を設定してございます。  7ページをお願いいたします。第3表の地方債につきましては、令和2年度に発行を予定しているものでございます。  中下段にございます市道第5131号線整備事業につきましては、富士見橋通線の整備に伴う起債として5億4,650万円を計上してございます。  次の段の浸水対策事業につきましては、図川排水機場のポンプ増強工事などに伴う起債になりまして、3億1,880万円を計上してございます。  1段飛びまして、学校施設整備事業につきましては、勝瀬小学校及び西中学校の大規模改修工事などに伴う起債になりまして、7億750万円を計上してございます。  次の段の公民館施設整備事業につきましては、南畑公民館の大規模改修工事などに伴う起債になりまして、2億770万円を計上してございます。  また、最下段の臨時財政対策債につきましては、前年度と同額の10億5,000円を計上してございます。合計で、前年度比5億4,560万円増の40億6,800万円となってございます。  続きまして、8ページをお願いいたします。歳入歳出予算事項別明細書の1、総括の歳入につきましてご説明申し上げます。款の1市税でございます。個人市民税につきましては納税義務者数の増加、固定資産税については家屋の新築、増築棟数の増加などにより、前年度比0.6%増の156億2,256万6,000円を計上いたしました。  款の2地方譲与税から款の5株式等譲渡所得割交付金までの款の7地方消費税交付金から款の10地方特例交付金までにつきましては、平成30年度決算額や地方財政計画などを踏まえ、所要額を計上させていただきました。  戻りまして、款の6の法人事業税交付金につきましては、法人市民税、法人税割の制度改革に伴う減収分の補填措置として新たに創設されるものになりまして、地方財政計画などを踏まえまして5,300万円を計上させていただきました。  款の11地方交付税につきましては、地方財政計画の動向などを踏まえ、前年度比1.9%増の27億5,000万円を計上いたしました。  款の13分担金及び負担金につきましては、幼児教育・保育の無償化に伴う保育所保護者負担金の減などにより、前年度比36.9%減の3億8,482万6,000円を計上いたしました。  款の14使用料及び手数料につきましては、前年度比1.0%減の3億625万8,000円を計上いたしました。  款の15国庫支出金につきましては、幼児教育・保育無償化に伴う施設型・地域型保育給付や施設等利用給付の増などにより、前年度比11.2%増の67億5,289万1,000円を計上いたしました。  款の16県支出金につきましては、国庫支出金と同じ要因により、前年度比15.9%増の26億434万3,000円を計上いたしました。  款の17財産収入につきましては、前年度比3.7%減の2,456万7,000円を計上させていただきました。  款の18寄附金につきましては、まちづくり寄附金の減により、前年度比52.7%減の875万8,000円を計上いたしました。  款の19繰入金につきましては、8億7,987万1,000円を計上しており、財政調整基金から6億7,189万6,000円を、緑地保全基金から1億5,066万8,000円を繰り入れております。  款の21諸収入につきましては、前年度比13.8%増の3億5,206万1,000円を計上いたしました。  続きまして、9ページをお願いいたします。歳出の概要につきましてご説明申し上げます。歳出につきましては、第5次基本構想後期基本計画に基づきまして、予算編成方針に掲げた5つの重点施策を積極的に進めるとともに、子育て支援や安心安全な市民生活を守る施策の充実を初め、次期総合計画につながる魅力あふれる予算の編成に努めたところでございます。  主な新規事業といたしましては、市の活気と賑わいにつながる取組では、びん沼自然公園や鶴瀬駅東口駅前広場の整備、公園や緑地の取得を、子育て支援及び確かな教育の充実につながる取組では、針ケ谷第2放課後児童クラブや諏訪第3放課後児童クラブの整備、妊産婦の産前・産後サポート事業の実施、モデル校におけるSTEM教育や小中一貫教育支援員の配置、実用英語技能検定の受験費用に対する補助金の交付を、安心して安全に元気で生きいきと暮らしていける取組では、子どもの安全を守る対策として、33か所の交差点等に車両用防護柵やボラードを設置する子どもサンサンプロテクト事業の実施、振り込め詐欺対策電話機器購入等の費用に対する補助金の交付、高齢者が自分自身では気づきにくい衰えを自覚できるフレイルチェックの実施を、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のホストタウン等としての取組では、市民総合体育館においてコミュニティライブサイトの開催、つるせ西ゆうゆうの丘公園において聖火リレーやミニセレブレーションの開催、セルビア共和国のレスリングやハンドボール選手団の事前キャンプを受け入れるほか、市民の交流の実施を、ICT技術を活用する取組では、全国のコンビニエンスストアで住民票等の発行が可能になるコンビニ交付サービスの実施を計上してございます。  それでは、歳出につきましては、款別にご説明申し上げます。款の1議会費につきましては、議員共済会負担金の減などにより、前年度比2.1%の減、2億4,350万円を計上いたしました。  款の2総務費につきましては、キラリ☆ふじみ第1次舞台設備改修工事や国勢調査調査員報酬の増などにより、前年度比8.6%の増、44億6,643万9,000円を計上いたしました。  款の3民生費につきましては、管内施設型・地域型保育給付費や施設等利用費、障害介護給付費の増などにより、前年度比2.2%の増、174億414万2,000円を計上いたしました。  款の4衛生費につきましては、健康増進センターの空調設備及び給排水管改修工事や風疹抗体検査委託の増などにより、前年度比15.2%増の21億864万4,000円を計上いたしました。  款の5労働費につきましては、勤労者住宅資金預託金の減などにより、前年度比9.8%減の579万6,000円を計上いたしました。  款の6農林水産業費につきましては、森林環境整備基金積立金の増などにより、前年度比15.3%増の1億4,757万1,000円を計上いたしました。  款の7商工費につきましては、第3次商業活性化ビジョン策定業務委託の増などにより、前年度比11.6%増の8,699万5,000円を計上いたしました。  款の8土木費につきましては、富士見橋通線やびん沼自然公園の整備工事の増などにより、前年度比11.8%増の44億8,608万5,000円を計上いたしました。  款の9消防費につきましては、入間東部地区事務組合負担金の減により、前年度比1.9%減の12億9,738万7,000円を計上いたしました。  款の10教育費につきましては、勝瀬小学校や西中学校、南畑公民館の大規模改修工事の増などにより、前年度比5.2%増の38億2,843万8,000円を計上いたしました。  款の12公債費につきましては、長期債元金の増などにより、前年度比3.6%増の24億4,681万3,000円を計上いたしました。  続きまして、11ページをお願いいたします。歳入でございますが、市税につきましては市民生活部長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(篠田剛) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) それでは、市税についてご説明申し上げます。  初めに、11ページ上段の項1市民税の目1個人市民税でございますが、給与所得の納税義務者数の増加等を考慮いたしまして、前年度比1.4%増の71億4,620万6,000円を計上いたしました。  次に、目2法人市民税でございますが、税制改正による法人市民税の法人税割の税率引下げに伴う影響額に加え、令和元年度の決算見込みを考慮し、前年度比9.9%減の5億9,950万1,000円を計上いたしました。  次に、項2固定資産税でございます。土地につきましては、宅地化に伴う地目変更による減額、家屋につきましては、新築家屋の増額、また償却資産につきましては、減価償却による減額を考慮し、固定資産税全体といたしましては、前年度比0.2%増の59億2,233万3,000円を計上いたしました。  続きまして、項3軽自動車税の目1環境性能割でございます。前年度予算が4か月分の計上であったこと及び令和2年度の全国ベースでの収入見込み額が約118億円であることを踏まえ、前年度比283.3%増の690万円を計上いたしました。  次に、目2種別割でございますが、4輪軽自動車の販売が堅調である一方、最初の新規検査から13年経過した車両が増加している現状を踏まえ、前年度比3.7%増の1億3,925万6,000円を計上いたしました。  次に、項4市たばこ税でございます。旧3級品たばこの販売が終了することに加え、旧3級品以外のたばこの売上げ、売渡し本数が毎年減少しているものの、税率改正の影響による増額を考慮し、前年度比6.3%増の7億4,825万6,000円を計上いたしました。  市税の最後になりますが、13ページをお願いいたします。項5都市計画税でございます。固定資産税同様、地目変更による減額、新築家屋の増額を考慮し、前年度比0.3%増の10億6,011万4,000円を計上いたしました。  市税の説明は以上とさせていただきます。 ○議長(篠田剛) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) 引き続きまして、13ページ中段の款の2地方譲与税から、少し飛びまして17ページ上段の款の11地方交付税までにつきましては、先ほどご説明させていただきましたが、交付実績や地方財政計画などを考慮し計上させていただきました。  次に、17ページ中段の款の13分担金及び負担金から、少し飛びまして25ページの款の14使用料及び手数料までにつきましては、前年度実績や今後の見込みなどを考慮し計上させていただきました。  次に、25ページ下段の款の15国庫支出金の項の1国庫負担金につきましては、27ページまでにわたりますが、施設型・地域型保育給付や施設等利用給付の増などにより、前年度比13.5%増の60億9,015万8,000円を計上いたしました。  次に、27ページ中段の項の2国庫補助金につきましては、29ページまでにわたりますが、保育所等整備交付金や幼稚園就園奨励費補助金の減などにより、前年度比7.2%減の6億3,809万円を計上いたしました。  続きまして、31ページをお願いしたいと思います。上段の款の16県支出金の項の1県負担金につきましては、施設型・地域型保育給付や施設等利用給付の増などにより、前年度比23.1%増の18億7,742万8,000円を計上いたしました。  次に、下段の項の2県補助金につきましては、35ページまでにわたりますが、子ども・子育て支援交付金の増などにより、前年度比4.8%増の4億8,698万1,000円を計上いたしました。  次に、35ページ中段の項の3県委託金につきましては、選挙事務委託金の減などによりまして、前年度比6.8%減の2億3,993万4,000円を計上いたしました。  次に、下段の款の17財産収入の項の1財産運用収入につきましては、37ページまでにわたりますが、前年度比3.7%減の2,456万6,000円を計上いたしました。  次に、37ページ中段の款の18寄附金につきましては、前年度比52.7%減の875万8,000円を計上いたしました。  次に、下段の款の19繰入金につきましては、39ページまでにわたりますが、財政調整基金から6億7,189万6,000円、まちづくり寄附基金から5,010万円、産業振興基金から720万7,000円、緑地保全基金から1億5,066万8,000円の繰入れをそれぞれ計上させていただきました。  次に、39ページ上段、款の20繰越金につきましては、前年度と同額の2億5,000万円を計上いたしました。  続きまして、41ページをお願いしたいと思います。款の21諸収入の項の5雑入につきましては、45ページまでにわたりますが、前年度比10.2%増の2億5,957万3,000円を計上させていただきました。  次に、45ページ中段、款の22市債につきましては、先ほどご説明したとおりでございますので、省略させていただきます。  以上で歳入の説明とさせていただきます。  引き続きまして、歳出の説明につきましては総務部長から順次部局ごとに説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(篠田剛) 総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) それでは、総務部が所管いたします主な事業につきましてご説明申し上げます。  56ページをお願いいたします。款の2総務費、項の1総務管理費、目の1一般管理費の職員課、3、人事管理研修事業でございます。中ほどの12、委託料でございますが、職員の資質向上と能力開発を図り人材を育成することを目的として、研修委託料を計上してございます。  次に、やや下の4、職員厚生事業でございますが、12、委託料におきまして、労働安全衛生法に基づく職員健康診断及びストレスチェックに係る委託料を計上しているものでございます。  続きまして、58ページをお願いいたします。目の2文書広報費の秘書広報課、5、ホームページ運営事業の13、使用料及び賃借料でございますが、ホームページ関係システム使用料を計上しております。  次に、7、広報事業でございますが、10、需用費の印刷製本費におきまして、広報「富士見」の印刷代を計上するとともに、60ページの13、使用料及び賃借料として、広報紙作成などに使用するソフトウエアに係る費用を計上してございます。  続きまして、64ページをお願いいたします。目の5財産管理費の総務課、1、庁舎維持管理事業でございますが、平成30年度において実施いたしました本庁舎保全管理計画策定業務の調査結果を踏まえまして、10、需用費の修繕料に本庁舎地下ピット防錆処理修繕及び12、委託料に幹線ケーブルの更新工事及び防火設備の改修工事に係る設計業務委託を計上してございます。  続きまして、少しページが飛びますが、82ページをお願いいたします。目の11自治振興費の安心安全課、4、防犯対策事業でございますが、18、負担金、補助及び交付金では、近年被害が多発している特殊詐欺対策として、振り込め詐欺対策電話購入費補助金を計上してございます。  続きまして、88ページをお願いいたします。目の12防災費の1、防災対策事業でございます。12、委託料では、令和2年度の埼玉県による新河岸川及び柳瀬川の浸水想定区域の見直し等を踏まえまして、防災ガイドブック改訂に係る費用を計上してございます。  続きまして、ページが飛びますが、112ページをお願いいたします。項の5統計調査費、目の2基幹統計調査費の総務課、5、国勢調査事業でございますが、主なものとして、1、報酬に令和2年国勢調査実施に伴う指導員報酬及び調査員報酬を計上してございます。  総務部につきましては以上でございます。 ○議長(篠田剛) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) 続きまして、総合政策部の所管の主な内容についてご説明申し上げます。  少し戻ります。63ページ、64ページをお願いしたいと思います。目の5財産管理費でございますが、64ページ下段の管財課の3、公用車維持管理事業でございます。66ページまでにわたりますが、この事業で電気自動車の購入費用を計上してございます。  次に、中段の管財課の6、公共施設マネジメント事業でございます。この事業には、個別施設計画の策定に係る費用を計上してございます。  次に、下段にございます目の6企画調整費でございますが、66ページの政策企画課の1、計画行政推進事業でございます。68ページまでにわたりますが、この事業には第6次総合計画の策定費用を計上してございます。  次に、下段の情報システム課の2、電子計算組織運営事業でございます。70ページまでにわたりますが、この事業にはRPAの導入、運用費用を計上してございます。  大変恐縮です。大きく飛びまして、249ページ、250ページをお願いしたいと思います。款の12公債費でございます。元金が前年度比1億873万4,000円の増、利子が前年度比2,482万4,000円の減となってございます。  次に、款の13予備費につきましては、前年度と同額の5,000万円を計上してございます。  総合政策部につきましては以上でございます。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) よろしくお願いいたします。  それでは、自治振興部所管の主な事業につきましてご説明申し上げます。  初めに、70ページをお願いいたします。中段、協働推進課の説明欄5、市民参加・協働推進事業でございますが、地域まちづくり協議会の事業助成金、市民活動保険の保険料、協働事業提案制度による採択事業補助金などの市民参加協働の推進を図るための費用のほか、14、工事請負費につきましては、みずほ台駅西口地域まちづくり協議会からご要望いただきました、針ケ谷地域内の道路の愛称看板を設置するための費用を計上いたしました。  続きまして、72ページをお願いいたします。中段の説明欄1は針ケ谷コミュニティセンター、説明欄2はみずほ台コミュニティセンターの維持管理の費用となっております。  少々飛びまして、82ページをお願いいたします。協働推進課の説明欄2、町会長組織運営事業につきましては、地方公務員法の改正に伴い、正副町会長の報酬を令和2年度から報償費とするとともに、業務に合わせ、町会長はこれまでの月2万7,000円から3万円に、副町会長は1万8,000円から2万円にするものでございます。  続いて、説明欄中段の6、コミュニティ施設維持管理事業の18、負担金、補助及び交付金でございますが、令和2年度に羽沢1丁目町会が行う羽沢1丁目集会場の建て替えについて、市からコミュニティ施設整備事業補助金、また一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成金の費用を計上いたしました。  続いて、84ページをお願いいたします。上段の地域文化振興課の説明欄7、市民文化会館維持管理事業の14、工事請負費は、令和元年度からの継続費として、市民文化会館キラリ☆ふじみの舞台機構、舞台音響、舞台照明の改修に要する費用でございます。  次に、86ページをお願いいたします。上段の地域活性化事業の説明欄12、委託料では、PR大使イベント運営委託費や埼玉大学STEM教育センターへのSTEM教育運営委託費等のほか、新たに電車広告掲載業務委託及びPRパンフレット設置委託により、本市の魅力をさらに市内外へ発信していきたいと考えております。  続きまして、90ページをお願いいたします。90ページの下段から96ページにつきましては、目16市民交流センター費は、ふじみ野交流センター、ピアザふじみ並びに鶴瀬西交流センターの維持管理と生涯学習事業の実施に係る費用でございます。  少々飛びますが、156ページをお願いいたします。上段の環境課の説明欄4、「減らせ!CO2」推進事業では、住宅用太陽光発電システムや、それに伴う蓄電池等のほか、電気自動車、プラグインハイブリッド車購入奨励金により、引き続き温室効果ガス削減の取組を図ってまいりたいと考えております。  続きまして、162ページをお願いいたします。中段の環境課の説明欄1、公害防止事業は、公害分析やふじみ野駅西口駅前通りのムクドリ用防除装置設置に関する委託料や、犬猫の殺処分ゼロを目指した支援事業の補助金等を計上し、公害防止に努めてまいります。  続いて、164ページをお願いいたします。中段の説明欄1、ごみ収集事業は、可燃ごみや不燃ごみ、粗大ごみ等の収集業務の民間委託に係る費用のほか、令和2年度で計画期間満了を迎える一般廃棄物処理基本計画の策定業務委託費用を計上いたしました。  また、下段の目2塵芥処理費の説明欄1のごみ収集事業は、ふれあい収集など市が直接行う収集に関する費用でございます。  続いて、166ページをお願いいたします。中段の説明欄2のごみ減量化推進事業では、集団資源回収実施団体及び紙、布類定期回収の奨励金を計上するとともに、12、委託料のごみ分別アプリ導入業務委託では、これまでの英語、中国語、韓国語に加え、新たにベトナム語とタガログ語を追加し、市民の方々と協働してさらなるごみ減量化に努めてまいります。  自治振興部につきましては以上でございます。 ○議長(篠田剛) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) 続きまして、市民生活部所管の主な事業についてご説明申し上げます。  70ページをお願いいたします。下段になりますが、人権・市民相談課、説明欄3の人権推進事業及び72ページ上段の説明欄4、男女共同参画推進事業につきましては、あらゆる人権問題に関する啓発活動や、男女共同参画社会の実現に向けた教育、啓発を推進するための事業で、合わせて218万4,000円を計上させていただきました。  次に、74ページ中段になりますが、人権・市民相談課、説明欄1、市民相談事業は、配偶者暴力相談支援センター設置費用に加え、市民の日常の悩みや困り事について、各分野の相談員が相談に応じ適切な助言を行うことで、市民生活の安定を図るための事業で、478万円を計上させていただきました。  同じく、同ページ下段から76ページの人権・市民相談課、説明欄2、消費生活相談事業は、市民の消費に関する相談や苦情に対し速やかにその内容を調査し、解決のための助言やあっせんを行い、消費者の正当な利益の擁護、増進を図り、消費者被害の未然防止を推進する事業で、680万5,000円を計上させていただきました。  次に、78ページ下段から80ページ中段になりますが、市民課、説明欄1の出張所窓口事務事業及び説明欄2のサンライトホール管理事業は、市内6か所の出張所及びサンライトホールの運営、管理に関する経費として、合わせて1,669万3,000円を計上しております。  次に、86ページ中段、人権・市民相談課、説明欄8、国際交流事業の60万5,000円は、国際化社会に適用するため多文化への理解や、外国籍市民との交流を推進するための事業費として計上させていただきました。  続きまして、少々飛びますが、96ページをお願いいたします。同ページ上段から100ページになりますが、税務課、説明欄1、課税事務事業及び収税課、説明欄2、収税事務事業は、市税の賦課及び徴収に要する経費でございますが、新たな納付ツール、ラインペイの導入費など、合わせて1億5,789万2,000円となっております。  次に、100ページ下段から102ページ中段になりますが、市民課、説明欄2の居住関係公証事務事業及び説明欄3の戸籍事務事業でございますが、住民基本台帳及び戸籍事務等に関する経費で、合わせて1億6,593万6,000円となっております。なお、居住関係公証事務事業におきましては、マイナンバーカードを使用した証明書等のコンビニ交付サービスの導入に関する経費を計上しております。  次に、少々飛びまして、116ページをお願いいたします。上段の保険年金課、説明欄1及び説明欄10の繰出金につきましては、国民健康保険特別会計への繰出金でございます。合計で6億7,397万7,000円を計上してございます。  次に、122ページをお願いいたします。上段の保険年金課、説明欄6の後期高齢者医療事務事業につきましては、後期高齢者医療広域連合への医療費負担金など11億7,845万2,000円を計上いたしました。  最後に、126ページをお願いいたします。下段の保険年金課、説明欄1、国民年金事務事業につきましては、255万5,000円を計上させていただきました。  市民生活部所管の予算概要については以上でございます。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) 続きまして、子ども未来部所管の主な事業についてご説明申し上げます。  初めに、132ページをお願いいたします。説明欄下段5、こども医療費支給事業でございます。ゼロ歳から中学校3年生までの入院、通院に対し医療費の助成を行い、子どもの健康増進と保護者の負担軽減を図る費用を計上しております。  次に、136ページをお願いいたします。説明欄下段15、私立幼稚園特色のある幼児教育推進事業でございます。令和元年度から実施いたしましたこの事業は、市内私立幼稚園各園が行う特色のある幼児教育に対し、その取組を応援するための補助金でございます。今年度は、園児の体を鍛える事業や食育、科学、清掃活動など、6園の私立幼稚園に補助金を交付いたしました。令和2年度は、富士見市幼稚園協会に所属する全ての園でこの補助金を活用していただけるよう、さらなる拡充を図ってまいります。  続きまして、同じく136ページ下段、14、子ども未来応援センター運営事業でございます。「夢つなぐ富士見プロジェクト+(プラス)~富士見市子どもの貧困対策整備計画~」の4年目となる令和2年度におきましても、計画推進に向けた取組を行ってまいります。内容といたしましては、子ども食堂や学習支援教室などの子どもの居場所活動を行う団体への支援として、講座や交流会を引き続き開催いたします。さらに、若者については今年度開設した学び直し相談業務の継続とともに、新たに若者の居場所を提供する場の開設など、一人一人に寄り添った支援を提供してまいります。また、こうした活動を広げるため、市民と行政が一体となって取り組む子どもの夢つなぐ市民運動☆富士見では、市民サポーターを募集して一緒に活動を行うための啓発活動を進めてまいります。  次に、予算上の表記はございませんが、令和2年度の新規事業として、産前・産後サポート事業を実施いたします。里帰りできない、相談する者がいないなど、様々な事情を抱える妊産婦に対し、寄り添い型の傾聴を行うことで、孤立防止や育児不安の軽減を図るとともに、乳児の見守りをすることで体力の回復を促す母親の心身リフレッシュに取り組みます。  続きまして、140ページをお願いいたします。説明欄下段4、民間保育所等運営助成事業の中の142ページ上段、私立幼稚園預かり保育事業補助金でございますが、こちらは令和2年度からの新しい補助メニューでございます。昨年10月からの幼児教育無償化に伴う幼稚園の預かり保育への需要の高まりに対し、各幼稚園の職員体制の充実に向けた運営支援を実施するものでございます。  続きまして、同じく142ページ、説明欄中段、1、放課後児童健全育成事業でございますが、市内放課後児童クラブ23クラブのうち、入室児童数の増加が顕著な針ケ谷、諏訪の両クラブにおいて、それぞれ第2及び第3放課後児童クラブを整備するための工事請負費を計上しております。  子ども未来部の説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大森重治) 続きまして、健康福祉部所管の主な事業についてご説明申し上げます。  少々戻りますが、116ページをお願いいたします。116ページ、説明欄上段の福祉課、1、一般事務費では、令和3年度から開始する富士見市地域福祉計画を策定するに当たりまして審議会を設置するため、審議会委員報酬を計上いたしました。  次に、120ページをお願いいたします。説明欄上段の18、負担金、補助及び交付金では、在宅で生活する重度の心身障がい児者を介護する家族の負担軽減を図るため、レスパイトケア事業補助金を計上いたしました。  次に、122ページをお願いいたします。説明欄下の高齢者福祉課、1、一般事務費につきまして、昨年度まで計上しておりました介護職場における人材確保を支援するための事務委託料は、介護保険特別会計において計上したため皆減としております。  次に、124ページをお願いいたします。説明欄最上段、27、繰出金につきましては、介護保険特別会計への繰出金を計上しております。  続きまして、128ページをお願いいたします。説明欄上段の12、委託料では、相談支援業務及び学習支援業務に係る委託料を計上し、子どもたちへのさらなる学習支援業務を目指すための予算となっております。  同じく128ページ、説明欄中段の障がい福祉課、1、自立支援給付事業、12、委託料、障がい者支援計画策定業務委託では、第5期計画を策定するため委託料を計上しております。  また、その下の19、扶助費、障害介護給付費では、各種サービスの利用者が年々増加していることを受けて増額し、障がい児者が自分らしく生活できるように支援してまいります。  続きまして、130ページをお願いいたします。説明欄上段の地域生活支援事業、12、委託料、障がい者相談支援センター業務委託では、ご利用者の利便性の向上を図るため、様々な相談をワンストップで提供できるよう障害者就労支援センターを移管する費用を計上いたしました。  次に、少々飛びまして、154ページをお願いいたします。154ページ、款4衛生費のうち、健康福祉部に係る部分のご説明を申し上げます。説明欄上段、健康増進センター、1、感染症等予防対策事業では、乳幼児や学生、65歳以上の高齢者に各種予防接種を実施するため、予防接種委託料を計上いたしました。令和2年10月から、新たにロタウイルスワクチンの定期接種を実施いたします。また、令和元年度から3年間の期間で実施しております風疹の追加的対策については、今年度全対象者にクーポン券を送付し、風疹抗体検査と予防接種の実施を勧奨いたします。  次に、158ページをお願いいたします。説明欄中段の2、母子保健事業ですが、乳幼児健診やそのフォロー教室、相談、さらに妊婦健診が中心となっております。令和2年度から、新たに妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援の一環として、産婦健康診査費用を補助し、産後鬱など産婦特有の状態に必要な支援につなぐ産婦健康診査事業と、母乳の相談やケアを助産師が訪問型で行う産後ケア事業を行います。  同じページ、説明欄の最下段、3、健康診査事業でございますが、106ページにもわたりますけれども、ここにつきましては、令和2年度からは乳がん検診クーポン券対象者に対し、個別検診も実施いたします。また、受診率向上を目的に40歳から70歳までの節目年齢の方に対し、個別勧奨通知を送付いたします。  次に、160ページをお願いいたします。説明欄最下段の6、市民健康づくり事業では、健康増進計画、歯科口腔保健推進計画の中間評価、見直しのために市民意識調査及び後期計画の策定を行います。また、近年は災害発生が多いことから、日本災害食学会認定災害食専門員を講師に招いて、災害時の食、栄養の講演会を開催する予定でございます。  以上で健康福祉部所管の説明とさせていただきます。
    ○議長(篠田剛) まちづくり推進部長。 ◎まちづくり推進部長(斉藤寛) 続きまして、まちづくり推進部所管の主な予算についてご説明を申し上げます。  初めに、172ページをお願いいたします。説明欄3、農業経営基盤強化対策事業では、農業振興を図るため認定農業者等チャレンジ支援事業補助金等を計上してございます。  続きまして、同じ説明欄を少し下がりまして7、地産地消推進事業では、市の特産品である「梅恋花」等の販売を促進するための補助金を計上してございます。  続きまして、174ページから176ページにわたりますが、174ページの説明欄最下段、2の商工業推進事業では、中小企業がチャレンジする取組を支援する補助金等を計上してございます。  続きまして、190ページをお願いいたします。説明欄一番上になります。5、秩序ある土地利用推進事業では、昨年度から2か年で策定する都市計画マスタープラン策定の経費を計上してございます。  また、その下の6、シティゾーン整備推進事業では、Bゾーンの土地売買契約に関する経費や、Dゾーンの道路用地に関する経費等を計上してございます。  続きまして、説明欄のその下になりますが、7、水谷柳瀬川土地利用推進事業では、引き続き事業の可能性を検討してまいります。  同じ説明欄の一番下になります。3、市街地整備事業では、192ページにわたりますが、小規模土地区画整理事業の組合設立に向けた補助金を計上してございます。  その下の1、鶴瀬駅西口土地区画整理事業、またその下の2、鶴瀬駅東口土地区画整理事業では、特別会計への繰出金を計上してございます。  同じ説明欄を下に下がりまして、1の公園整備事業では、びん沼自然公園の整備や市民緑地諏訪の森等の一部土地購入費を計上してございます。  次に、196ページをお願いいたします。説明欄一番上になりますが、2の都市計画道路整備事業では、みずほ台東通線の整備に向け測量調査費を計上してございます。  その下の1、鶴瀬駅東口整備事業では、鶴瀬駅東口駅前広場の整備費を計上してございます。  以上でまちづくり推進部の概略の説明を終わりしたいと思います。 ○議長(篠田剛) 建設部長。 ◎建設部長(落合慎二) 続きまして、建設部所管の主な事業についてご説明申し上げます。  初めに、76ページをお願いいたします。ページ上段から下、目9交通安全対策費の説明欄4、交通安全施設整備事業では、道路反射鏡設置工事や通学路の区画線設置工事、道路照明のLED化に伴いリース料などを計上いたしました。  続きまして、説明欄6、令和2年度から新規の子どもサンサンプロテクト事業では、交差点における安全対策を進めてまいります。  その下、説明欄1、交通安全啓発推進事業でございます。来年度は、市内全ての中学校を対象に、スケアードストレート教育技法による交通安全教室を実施する費用を計上し、自転車安全利用の推進を図ってまいります。また、昨年度に引き続き、自転車用ヘルメットを購入する費用の一部を補助し、交通安全による被害の軽減を図るとともに、交通安全意識の高揚を図ってまいります。  その下の説明欄2、市内公共交通対策事業では、昨年度に引き続き、市内公共交通として富士見市デマンドタクシーの運行及び市内循環バスの運行に係る費用を計上し、市民の移動利便性の向上を図ってまいります。また、市全体の公共交通の見直しにつきましては、引き続き富士見市地域公共交通会議において検討を進め、持続可能で利便性の高い公共交通の構築を目指してまいります。  少し飛びまして、178ページをお願いいたします。ページ中ほど、目1土木総務費、説明欄3、道水路台帳整備事業では、境界確認作業及びその測量成果を一元管理するマッピングシステムへの入力費用等を計上いたしました。場所は、水子地区ほかを予定しております。  次に、180ページをお願いいたします。ページ中ほど、目2建築指導費の説明欄3、耐震改修促進事業では、平成28年度改定耐震改修促進計画に基づき、建築物の耐震診断及び耐震改修費用の一部を補助して耐震化の促進を図ってまいります。また、令和元年度より開始しました地震等により倒壊のおそれのあるコンクリートブロック塀等の撤去費用の一部を補助する費用を計上しております。  次に、184ページをお願いいたします。ページの上段、目2道路維持費の説明欄1、道路修繕事業では、大字下南畑地内、市道第5208号線、針ケ谷1丁目地内、市道第5115号線など、全7路線に係る費用となっております。  続いて、目3道路新設改良費の説明欄1、幹線道路整備事業では、大字水子地内、市道第5227号線、富士見橋通線の整備工事、関沢2丁目地内、市道第5209号線の用地測量、設計等を予定しております。  続いて、その下、目4市道舗装費の説明欄1、採納道路整備事業では、上沢1丁目、大字上南畑地内、その他市内各所の建築後退用地の舗装整備工事等を予定しております。  続いて、説明欄2、生活道路整備事業では、大字勝瀬地内、市道第225号線に関わる用地測量調査並びに設計や、大字下南畑地内、市道第710号線に関わる設計、同じく大字下南畑地内、市道第611号線に関わる用地測量等を予定しております。  続いて、説明欄3、184ページから186ページにかけて記載の火葬場関連整備事業では、引き続き大字下南畑地内、市道第5111号線の設計工事費等を計上し、整備を進めてまいります。  186ページ中ほど、目1河川総務費の説明欄2、浸水対策事業では、図川排水機場におけるポンプ増強工事、前谷排水機場改修工事、西みずほ台2丁目等における浸水対策工事、水谷東2丁目におけるフラップゲート設置工事に係る費用を計上いたしました。  次に、192ページをお願いいたします。ページの中ほど、目3公共下水道費、説明欄1、公共下水道事業では、負担金及び補助金を計上し、引き続き公共下水道事業を進めてまいります。 最後に、196ページをお願いいたします。ページ中ほどの記載の目1住宅管理費、説明欄1、市営住宅・コミュニティ住宅補助事業では、当該住宅の借り上げなどに係る費用を計上いたしました。市営住宅は、鶴瀬第2団地建て替え事業に伴う戻り入居者を対象に、平成21年度から40戸を設置しており、以後常に満室の状態が続いておりますが、平成30年度には2戸、令和元年度については1戸の入退去があり、現在に至っております。 続きまして、説明欄2、空家対策事業では、平成30年度に策定いたしました富士見市空家等対策計画に基づく施策として、空き家の除却工事及び空き家の利活用に係る改修工事の費用の一部を補助する費用を計上しております。また、新たに隣接する狭小地等の統合に係る隣地の取得費用の一部を補助する費用を計上しており、空き家の除却や利活用、流通を促進することで空家等対策を推進してまいります。 建設部につきましては以上でございます。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) よろしくお願いいたします。  続きまして、教育委員会所管の主な事業についてご説明申し上げます。  202ページをお願いいたします。説明欄中段、学校教育課の2、学校教育振興事業では、中学校教員による小学校への乗り入れ授業を支援するため、小中一貫教育支援員の試行的な配置に関する費用を計上しております。英語教育につきましては、目標を持って英語の技能向上を目指す小学校6年生、中学校3年生を支援するため、実用英語技能検定の受験料を補助する費用となってございます。  同じページの最下段、3、学校教育支援事業をお願いいたします。児童が意欲的に外国語に親しめるよう、イングリッシュ・サマーキャンプをさらに充実し、開催する予定でございます。  次に、206ページをお願いいたします。中段の9、いのちの大切さをはぐくむ事業でございますが、命の尊さを基本理念とする教育大綱を踏まえ、引き続き全校でいのちの授業に取り組んでまいります。  少し飛びまして、210ページをお願いいたします。教育政策課、下段の3、学校施設整備事業では、小学校の主な工事といたしまして、勝瀬小学校の大規模改造工事を計上しております。  次に、214ページをお願いいたします。下段5、学校施設整備事業では、中学校の主な工事といたしまして、西中学校の大規模改造工事を計上しております。  続きまして、216ページをお願いいたします。学校教育課、中段の1、教材備品整備事業では、STEM教育を推進するため教材の費用を計上しております。  次に、218ページをお願いします。教育政策課、最下段の7、学校施設整備事業では、富士見特別支援学校のエレベーター更新工事を計上しております。  次に、少し飛びまして、224ページをお願いいたします。下段の生涯学習課、5、放課後等学習支援事業につきましては、児童生徒の家庭学習の習慣化と基礎学力の定着を図るため予算を計上し、引き続き家庭教育支援に努めてまいります。  次に、226ページ、鶴瀬公民館の2、公民館施設維持管理事業でございますが、第2期空調設備更新工事を計上してございます。  また、230ページの上段、南畑公民館の2、公民館施設維持管理事業におきましては、大規模改修工事を計上してございます。  少し飛びまして、238ページをお願いいたします。資料館の2、難波田城公園運営事業につきましては、開館20周年を記念する秋まつりなど、記念行事に関する費用を計上し、市民との協働により取り組んでまいります。また、トイレの洋式化や駐輪場の改修費用を計上してございます。  次に、240ページの下段、生涯学習課の4、生涯スポーツ推進事業では、レスリングやハンドボール、障がい者スポーツの用具の購入費用を計上し、オリンピック・パラリンピックを契機とするスポーツ活動の普及に努めてまいります。また、レスリング日登美杯補助金につきましては、レスリングの普及を図るため、オリンピックメダリスト小原日登美さんの名前を冠した大会に要する費用となってございます。  続いて、242ページの下段をお願いいたします。生涯学習課の6、東京2020プロジェクト推進事業につきましては、セルビア共和国のパラリンピアンとの交流や競技体験教室の開催など、様々な体験イベントに取り組む費用でございます。  続いて、244ページの7、東京2020コミュニティライブサイト開催事業をお願いします。市民総合体育館を会場に、大型ビジョンによる競技のライブ中継や、オリンピアン、パラリンピアンの指導による競技体験などを開催する費用を計上しております。  次に、8、東京2020聖火リレー祭典事業につきましては、7月7日に行われる聖火リレーにおいて市民ランナーを応援するとともに、関連イベントの費用を計上し、大会直前の機運醸成に努めてまいります。  その下、9、東京2020セルビアホストタウン事前キャンプ実施事業でございますが、セルビアのレスリング、ハンドボールチームが事前キャンプのために滞在する間の費用を計上し、大会本番に向け力が発揮できるようサポートしてまいります。  同じページ、最下段、学校教育課、6、東京2020プロジェクト推進事業では、市内小中学生をオリンピック・パラリンピックに招待するためのチケット代を計上してございます。  最後に、246ページの最下段、学校給食センターの1、学校給食事業でございますが、スチームコンベクションオーブンの費用を計上し、さらにおいしい給食を提供してまいります。  教育委員会につきましては以上でございます。 ○議長(篠田剛) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) 以上をもちまして、令和2年度富士見市一般会計予算の説明とさせていただきます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第19号 令和2年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第19号 令和2年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算につきまして提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) それでは、議案第19号 令和2年度富士見市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算についてご説明いたします。  令和2年度は、新制度移行後、初めて国民健康保険事業費納付金に係る過年度分調整が実施される年度であり、県全体の医療費の動向により、その影響度が歳出項目の主たる事業費納付金額に反映される見込みでございます。  一方で、引き続き被保険者の減少による保険給付に係る費用への影響などから、令和元年度予算におきましては、保険給付費の減額補正のお願いもさせていただいているところでございます。  こうした以上のことから、令和2年度の当初予算額は95億712万8,000円と見込み、前年度当初予算額に比べ3億9,115万7,000円、率にして4%の減となっております。  それでは初めに、7ページ、8ページの歳入をお願いいたします。款1国民健康保険税につきましては、税率改定による増額分は見込むものの、被保険者の減少等の影響から、前年度より4,180万9,000円減の20億7,970万1,000円を見込みました。  次に、款3の県支出金でございます。県が各市町村の保険給付費等に必要な費用を保険給付費等交付金として全額を交付するものでございますが、1人当たりの医療費が減少傾向にあることから、前年度より9,781万5,000円減の66億7,530万7,000円を見込みました。  次に、9ページ、10ページ、款4の繰入金でございます。まず、一般会計繰入金総額といたしましては、前年度より2億4,196万3,000円減の6億7,397万7,000円を見込みました。内訳でございますが、一般会計からの法定外繰入金は前年度より2億6,749万9,000円減の2億89万円をお願いさせていただき、法定内繰り入れでは保険基盤安定繰入金が3,541万3,000円増の3億6,052万2,000円という内容になっております。  次に、13ページ、14ページ、歳出の内容でございます。まず、款1の総務費につきましては、税制改正対応システム改修業務委託等により、前年度より269万4,000円増の6,089万7,000円を見込みました。  次に、17ページ、18ページ下段から23ページ、24ページ上段までの款2保険給付費でございますが、1人当たりの医療費は微増と見込みますが、前年度より1億1,590万4,000円減の65億9,022万6,000円を見込みました。  次に、23ページ、24ページ及び25ページ、26ページ上段までの款3国民健康保険事業費納付金でございます。納付金額は、市町村ごとの医療費水準と所得水準を考慮し、県が毎年1月に確定納付金額を示してまいります。本市の納付金額は、前年度より2億5,506万2,000円減の26億9,343万5,000円となっております。  最後に、25ページ、26ページ、款5保健事業費でございますが、被保険者の減少により特定健康診査等事業費が減少したことにより、前年度より300万5,000円減の1億4,445万9,000円を見込みました。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第20号 令和2年度富士見市介護保険特別会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第20号 令和2年度富士見市介護保険特別会計予算について提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大森重治) 続きまして、議案第20号 令和2年度富士見市介護保険特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  初めに、予算の概要につきましては、第7期高齢者保健福祉計画の最終年度であることを踏まえ、昨年度に引き続き基本理念である「住み慣れた地域で、いつまでも生き生きと生活できる支えあいのまち」の実現に向け、予算編成を行いました。また、新たな事業といたしましては、フレイルチェック事業を実施するなど、これまで以上に介護予防にも積極的に取り組んでまいります。  初めに、予算総額でございますけれども、歳入歳出予算の総額はそれぞれ73億8,456万3,000円となり、前年度と比較いたしまして4.9%の増となってございます。  6ページ、7ページを御覧ください。歳入でございますが、款の1保険料につきましては、被保険者数は増加したものの、消費税増税に伴い低所得者への保険料軽減が拡充されたことから、特別徴収で15億899万7,000円、普通徴収で1億6,916万7,000円を見込み、保険料合計では前年度比1.1%減となる16億8,525万4,000円としてございます。  次に、款の2国庫支出金、項の1国庫負担につきましては、介護給付費の増によりまして、介護給付費負担金を前年度比5.6%増の12億4,858万3,000円としてございます。  また、項の2国庫補助金につきましては、平成30年度より新設されました保険者機能強化推進交付金1,400万円を新たに計上したものの、調整交付金などの減などを見込みまして、前年度比10.2%減の2億6,833万5,000円としてございます。  次に、款の3支払基金交付金につきましては、介護給付費の増によりまして、前年度比5.1%増の19億2,749万6,000円としてございます。  続きまして、8ページ、9ページをお願いいたします。次に、款の4県支出金でございますが、項の1県負担金につきましては、介護給付費の増によりまして、介護給付費負担金を前年度比4.7%増の10億2,047万8,000円としてございます。  また、項の2県補助金につきましては、ほぼ前年と同額である4,896万8,000円としてございます。  次に、款6繰入金、項の1一般会計繰入金につきましては、介護給付費などの法定負担と事務費に係る一般会計からの繰入れといたしまして、前年度比7.9%増の10億5,776万5,000円を計上してございます。  10ページ、11ページをお願いいたします。款の6繰入金の項の2基金繰入金につきましては、第1号被保険者保険料の不足分を補うため、1億2,581万9,000円を計上してございます。  続きまして、歳出につきましてご説明いたします。12ページ、13ページをお願いいたします。初めに、款の1総務費、項の1総務管理費でございますが、昨年度まで一般会計において計上していた介護職員初任者研修委託を介護保険特別会計において計上いたしましたが、消費税増税に伴うシステム改修費が皆減となったことなどにより、総務費全体では前年度に比べまして、率にして2.3%減となる7,164万9,000円としてございます。  続きまして、16、17ページをお願いいたします。款の2保険給付費でございますが、認定者数の増加や消費税増税による介護給付費の増などに伴いまして、前年度比5.2%増となる69億8,173万3,000円としてございます。  次に、16ページから25ページに記載されております款の3地域支援事業費でございますが、生活支援サービス事業における認定者数の増加に伴う給付費の増や、一般介護予防事業におけるフレイルチェック事業の実施、生活支援体制整備事業における生活支援コーディネーター委託料の増加などにより、前年度に比べまして、率にして1.4%増、448万7,000円の増となる3億2,319万7,000円を計上しております。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第21号 令和2年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第21号 令和2年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計予算について提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) それでは、議案第21号 令和2年度富士見市後期高齢者医療事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  まず、予算総額でございますが、歳入歳出それぞれ12億8,765万7,000円と見込みました。これは、前年度に比べ8,168万9,000円の増、率にして6.8%の増となっております。  恐れ入りますが、6ページ、7ページをお願いいたします。歳入でございますが、款1後期高齢者医療保険料として10億7,902万9,000円を計上いたしました。前年度に比べ6,781万9,000円、率にして6.7%の増となっております。被保険者数は1万4,112人と、前年度に比べ308人の増を見込んでおります。  次に、款2繰入金でございます。保険基盤安定繰入金2億662万5,000円は、前年度に比べ1,387万円、率にして7.2%の増となっております。これは、高齢者の医療の確保に関する法律の規定に基づき、低所得者の保険料の軽減に基づく補填分として、一般会計より繰り入れるものでございます。  次に、8ページ、9ページ、歳出でございます。款1後期高齢者医療広域連合納付金12億8,565万7,000円は、歳入の保険料及び保険基盤安定繰入金等の合算額を埼玉県後期高齢者医療広域連合へ納付するために計上してございます。前年度に比べ8,168万9,000円、率にして6.8%の増となっております。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) ここで休憩にしたいと思います。(午後 2時21分) ○議長(篠田剛) 再開いたします。(午後 2時35分) ○議長(篠田剛) 次に、議案第22号 令和2年度富士見市水道事業会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第22号 令和2年度富士見市水道事業会計予算について提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条及び地方公営企業法第24条第2項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(落合慎二) 議案第22号 令和2年度富士見市水道事業会計予算につきましてご説明申し上げます。  予算編成の概要といたしましては、水道事業の主たる収入である給水収益は、利用者の生活様式の多様化、節水意識の定着による節水機器の普及等により、給水収益の基本となる1人当たりの平均の生活用水量が減少、それに伴って有収水量及び給水収益とも減少の傾向にあると考えられます。  その一方で、水道水の安定的な供給を維持するための水道施設の改良工事等に多額の費用が必要となる厳しい状況の中ではございますが、将来にわたり安心安全で安定的な水道水の供給を可能とするために必要な事業を中心とした予算編成に努めました。  それでは、1ページをお願いいたします。第2条は、業務の予定量でございますが、年間給水戸数は5万2,550戸、年間総給水量は1,129万3,000立方メートルを予定しております。  続きまして、第3条は、収益的収入及び支出でございますが、収入は前年度比3,774万6,000円、2.0%減の18億6,487万6,000円を見込み、支出は前年度比2,408万8,000円、1.4%増の17億2,039万8,000円を予定しております。したがいまして、収支差引きは1億4,447万8,000円の黒字を見込んでおります。  次に、1ページ下段から2ページをお願いいたします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入は前年度比5万円、0.7%増の755万円を見込み、支出は前年度比1億266万9,000円、13.8%減の6億4,001万1,000円を予定しております。したがいまして、収支差引きは6億3,246万1,000円の不足となりますが、損益勘定留保資金等で補填するものでございます。  次に、3ページをお願いいたします。予算実施計画をお示ししたものでございます。収益的収入の主なものでございますが、営業収益につきましては、前年度比3,932万7,000円、2.2%減の17億9,398万2,000円を見込んでおります。給水収益は、前年度比907万6,000円、0.6%減の15億6,991万3,000円を見込んでおります。加入金は、前年度比2,966万8,000円、16.5%減の1億5,026万円を計上いたしました。  続きまして、収益的支出でございますが、営業費用は前年度比2,114万5,000円、1.3%増の16億7,617万6,000円を計上いたしました。支出の主なものでございますが、原水及び浄水費として、県水受水費、施設の電気料金及び浄水場の運転委託などを予定しております。  次に、4ページをお願いいたします。資本的収入の主なものでございますが、一般会計からの消火栓設置工事費負担金や宅地開発等に伴う配水工事負担金として、前年度比5万円、0.7%増の755万円を見込んでございます。  続きまして、資本的支出でございますが、建設改良費は前年度比7,353万5,000円、14.5%減の4億3,287万5,000円を予定しております。支出の主なものでございますが、老朽管更新事業費として大字水子地内の送水管布設替え工事、水谷2丁目地内の舗装本復旧工事等を予定しております。また、配水管改良費として、みどり野南地内などの配水管布設工事等を予定しております。  次に、5ページは、予定キャッシュフロー計算書でございます。水道事業に係る現金、預金の増減をそれぞれ業務活動、投資活動及び財務活動の3つに区分して表示してございます。  6ページから8ページは給与費明細書、9ページは経営成績を表す予定損益計算書でございます。  10ページから13ページまでは、年度末に水道事業で保有する資産、負債及び資本を総括的に表す予定貸借対照表でございます。  14、15ページは、財務諸表を作成するに当たり採用しました会計処理の基準や、計上方法等をお示しする注記でございます。  16ページ以降は、積算内容を表す予算積算資料となっております。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第23号 令和2年度富士見市下水道事業会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第23号 令和2年度富士見市下水道事業会計予算の提案理由について申し上げます。  地方自治法第211条及び地方公営企業法第24条第2項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(落合慎二) 議案第23号 令和2年度富士見市下水道事業会計予算につきましてご説明申し上げます。  予算編成の概要といたしましては、下水道事業の主たる収入である下水道使用料について、水道事業と同様に利用者の生活様式の多様化、節水意識の定着やトイレなどの節水型機器の普及等により、普及率及び水洗化世帯戸数の増加は見込まれるものの、世帯当たりの排水量が減少し、これに伴い有収水量及び使用料収入ともに減少傾向にあると考えられます。  その一方で、持続的な下水道サービスの提供や公共用水域の水質保全に資するための維持管理、管渠工事、雨水ポンプ場及び雨水幹線などの建設改良工事等に多額の費用がかかる厳しい状況ではございますが、将来にわたり安定したサービスを提供するために必要な事業を中心とした、効率的かつ効果的な予算編成に努めました。  それでは、1ページをお願いいたします。第2条の業務の予定量でございますが、年間処理水量は1,219万4,602立方メートル、水洗化世帯戸数は5万6,224戸を予定しております。工事延長につきましては、公共下水道汚水管が3,670メートル、雨水管が30メートル、合計3,700メートルを計画しております。  続きまして、第3条は収益的収入及び支出でございますが、収入は前年度比6,925万2,000円、3.8%増の18億8,972万円を見込み、支出は前年度比3,041万1,000円、2.0%増の15億6,706万6,000円を予定しております。したがいまして、収支差引きは3億2,265万4,000円で、3条予算につきましては黒字を見込んでおります。  次に、1ページ下段から2ページをお願いいたします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入は前年度比5,161万1,000円、5.5%減の8億8,623万6,000円を見込み、支出は前年度比8,294万6,000円、4.7%減の16億9,635万円を予定しております。したがいまして、収支差引きはマイナスの8億1,011万4,000円で、4条予算につきましては不足となりますが、こちらにつきまして、損益勘定留保資金等で補填する予定でございます。  次に、4ページをお願いいたします。予算実施計画をお示ししたものでございます。収益的収入の主なものでございますが、営業収益につきましては、前年度比3,263万5,000円、2.5%増の13億2,234万6,000円を見込んでおります。下水道使用料は、普及率及び水洗化世帯戸数の増加は見込まれるものの、世帯当たりの排水量が減少傾向にあり、前年度比566万8,000円、0.6%減の10億425万2,000円を見込んでおります。他会計負担金は、主に一般会計からの繰入金として、前年度比3,896万8,000円、14.0%増の3億1,793万4,000円を計上いたします。  続きまして、収益的支出でございますが、営業費用は前年度比5,267万7,000円、3.8%増の14億3,439万9,000円を予定しております。支出の主なものでございますが、管渠費として、管渠やポンプ場施設の維持管理を初め、修繕費、荒川右岸流域下水道維持管理負担金などを予定しております。  次に、5ページをお願いいたします。資本的収入でございますが、企業債、国庫補助金及び負担金を合わせまして、前年度比5,161万1,000円、5.5%減の8億8,623万6,000円を見込んでおります。  続きまして、資本的支出でございますが、建設改良費は、前年度比7,411万8,000円、7.0%減の9億8,524万8,000円を予定しております。支出の主なものでございますが、公共下水道建設事業費では、委託料として別所雨水ポンプ場施設更新設計等業務委託、別所・砂川堀排水区ほかの浸水対策調査業務委託、また工事請負費として江川第4汚水管渠築造工事や江川左岸第七ノ一号雨水幹線改修工事等を実施してまいります。特定環境保全公共下水道建設事業費では、南畑地区について引き続き計画的な整備を促進してまいります。  次に、6ページは予定キャッシュフロー計算書でございます。下水道事業に係る現金、預金の増減をそれぞれ業務活動、投資活動及び財務活動の3つの区分にして表示してございます。  7ページ、8ページは給与費明細書、9ページは経営成績を表す予定損益計算書でございます。  10ページから13ページまでは、令和元年度及び令和2年度末に下水道事業で保有する資産、負債及び資本を総括的に表す予定貸借対照表でございます。  14、15ページは、財務諸表を作成するに当たり採用いたしました会計処理の基準や、計上方法等をお示しする注記でございます。  続いて、16ページ以降は、積算内容を表す予算積算資料となっております。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第24号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第24号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計予算の提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  まちづくり推進部長。 ◎まちづくり推進部長(斉藤寛) 続きまして、議案第24号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅西口土地区画整理事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。  初めに、1ページをお願いいたします。歳入歳出予算の総額はそれぞれ2億9,368万5,000円でございます。  次に、6ページ、7ページをお願いいたします。初めに、歳入でございますが、主なものといたしまして、一般会計繰入金を2億9,103万2,000円、繰越金を265万2,000円計上してございます。  次に、10ページ、11ページをお願いいたします。下段の事業費でございますが、総額で1億264万円を計上いたしました。主な内容は、工事や移転に伴う測量、物件移転補償料の調査などの委託料として1,573万円、区画道路の整備などの工事請負費といたしまして2,100万円、また補償、補填及び賠償金は、建物移転や工作物などの移転補償料などといたしまして、6,489万円を計上いたしたところでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第25号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計予算を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第25号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計予算の提案理由を申し上げます。  地方自治法第211条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  まちづくり推進部長。 ◎まちづくり推進部長(斉藤寛) 議案第25号 令和2年度富士見都市計画事業鶴瀬駅東口土地区画整理事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  初めに、1ページをお願いいたします。歳入歳出予算の総額はそれぞれ4億5,705万3,000円でございます。  続きまして、6ページ、7ページをお願いいたします。歳入でございますが、主なものといたしまして、一般会計繰入金を3億4,385万2,000円、また繰越金を300万円、また市債を1億1,020万円計上してございます。  次に、10ページ、11ページをお願いいたします。下段の事業費でございますが、総額で2億7,916万9,000円を計上しております。主な内容は、建物調査や工事実施設計などの委託料といたしまして3,063万3,000円、管渠築造などの工事請負費として6,129万円、また物件補償料として1億8,724万6,000円を計上いたしました。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第26号 工事変更請負契約の締結についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第26号 工事変更請負契約の締結について提案理由を申し上げます。  図川排水機場増強工事の変更請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(落合慎二) 議案第26号 工事変更請負契約の締結についてご説明申し上げます。  工事名は、図川排水機場増強工事(土木・建築)でございます。変更内容は、履行期限を令和2年4月30日から令和2年7月31日とする92日間の延長、請負金額を1億4,990万4,000円から1億7,154万9,800円とする2,164万5,800円の増額でございます。請負業者は、島田建設株式会社でございます。  当工事につきましては、平成30年度より排水機場の土木建築工事を進めておりますが、関連する機械電気工事の工程に遅れが生じ、また掘削発生土の土質試験結果により残土処分費に変更が生じたため、工事変更請負契約の締結をするものでございます。1月27日に仮契約を締結しているところでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第27号 工事変更請負契約の締結についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第27号 工事変更請負契約の締結についての提案理由を申し上げます。  図川排水機場増強工事(機械・電気)の変更請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(落合慎二) 議案第27号 工事変更請負契約の締結についてご説明申し上げます。  工事名は、図川排水機場増強工事(機械・電気)でございます。変更内容は、履行期限を令和2年4月30日から令和2年7月31日とし、92日間の延長をするものでございます。請負金額は2億7,172万8,000円で、変更はございません。請負業者は、吉田工機株式会社関東支店でございます。  当工事につきましては、平成30年度よりポンプの増強工事を進めておりますが、自家発電設備の設置に関する消防本部との協議に時間を要したことから設備製作に遅れが生じたため、工事変更請負契約の締結をするものでございます。1月27日に仮契約を締結しているところでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第28号 工事変更請負契約の締結についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第28号 工事変更請負契約の締結についての提案理由を申し上げます。  木染橋耐震補強等工事(第3期)の変更請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(落合慎二) 議案第28号 工事変更請負契約の締結についてご説明申し上げます。  工事名は、木染橋耐震補強等工事(第3期)でございます。変更内容は、履行期限を令和2年3月27日から令和2年7月31日とする126日間を延長するものでございます。請負金額は1億4,577万5,300円で、変更はございません。請負業者は、株式会社富士実業でございます。  当工事につきましては、平成29年度から3期3年にわたり進めており、今年度は完了となる第3期工事といたしまして、新河岸川右岸側の橋脚の耐震補強工事を行っております。天候の影響により、資材、人員の確保が困難となり工期内の完了が困難となったため、工事変更請負契約の締結をするものでございます。1月27日に仮契約を締結しているところでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第29号 富士見市教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。  ここで申し上げます。山口教育長の退席を求めます。                〔教育長 山口武士退席〕 ○議長(篠田剛) 市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第29号 富士見市教育委員会教育長の任命について提案理由を申し上げます。  富士見市教育委員会教育長山口武士氏の任期が令和2年3月21日で満了となるため、再び同氏を任命することについて同意を得たいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) 議案第29号 富士見市教育委員会教育長の任命につきましてご説明いたします。  富士見市教育委員会教育長の山口武士氏の任期が令和2年3月31日で満了となりますが、再び同氏を任命したいので、提案するものでございます。  なお、山口氏の経歴につきましては、過日配付いたしました資料のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) ここで山口教育長の復席を求めます。                〔教育長 山口武士復席〕 ○議長(篠田剛) 次に、議案第30号 富士見市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第30号 富士見市教育委員会委員の任命について提案理由を申し上げます。  富士見市教育委員会委員五十嵐洋太氏の任期が令和2年3月31日で満了となるため、後任として深井美千代氏を任命することについて同意を得たいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) 議案第30号 富士見市教育委員会委員の任命につきましてご説明いたします。  富士見市教育委員会委員五十嵐洋太氏の任期が令和2年3月31日で満了となるため、後任として深井美千代氏を任命したいので、提案するものでございます。  なお、深井氏の経歴につきましては、過日配付いたしました資料のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第31号 富士見市公平委員会委員の選任についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第31号 富士見市公平委員会委員の選任について提案理由を申し上げます。  富士見市公平委員会委員塚田小百合氏の任期が令和2年3月31日で満了となるため、再び同氏を選任することについて同意を得たいので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) 議案第31号 富士見市公平委員会委員の選任につきましてご説明いたします。  富士見市公平委員会委員の塚田小百合氏の任期が令和2年3月31日で満了となりますが、再び同氏を選任したいので、提案するものでございます。  なお、塚田氏の経歴につきましては、過日配付いたしました資料のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、議案第32号 富士見市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 議案第32号 富士見市固定資産評価審査委員会委員の選任について提案理由を申し上げます。  富士見市固定資産評価審査委員会委員細田康弘氏の任期が令和2年3月31日で満了となるため、再び同氏を選任することについて同意を得たいので、地方税法第423条第3項の規定により、この案を提出いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) 議案第32号 富士見市固定資産評価審査委員会委員の選任につきましてご説明いたします。  富士見市固定資産評価審査委員会委員の細田康弘氏の任期が令和2年3月31日で満了となりますが、再び同氏を選任したいので、提案するものでございます。  なお、細田氏の経歴につきましては、過日配付いたしました資料のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○議長(篠田剛) 次に、諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。  市長から諮問理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(星野光弘) 諮問第1号 人権擁護委員の推薦についての諮問理由を申し上げます。  人権擁護委員大澤啓矢氏の任期が令和2年6月30日で満了となるため、再び同氏を推薦することについて意見を求めたいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、諮問いたします。 ○議長(篠田剛) 担当部長から内容説明を求めます。  市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) 諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてご説明申し上げます。  令和2年6月30日をもって任期満了となります人権擁護委員大澤啓矢氏につきまして、再び同氏を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものでございます。  なお、大澤氏の経歴につきましては、過日お配りしたとおりでございますので、よろしくお願い申し上げます。  説明は以上でございます。 △散会の宣告 ○議長(篠田剛) 以上で本日の日程は終了いたしました。  2月19日及び2月20日は、議案調査のため休会となります。  2月21日は、午前9時30分から本会議を開き、議案審議及び議案の総括質疑を行います。  本日は、これをもって散会といたします。                                      (午後 3時05分)...