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12月11日-07号

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  1. 富士見市議会 2019-12-11
    12月11日-07号


    取得元: 富士見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    令和 元年  第4回 定例会令和元年第4回定例会議事日程(第7号)                                 令和元年12月11日(水曜日)                                 午前9時30分 開議日程第 1 市政一般質問      質問順      17 勝 山   祥      18 今 成 優 太散   会出席議員(20名)     1番   佐  野  正  幸         2番   吉  原  孝  好     3番   上  杉  考  哉         4番   田  中  栄  志     5番   根  岸     操         6番   村  元     寛     7番   加  賀  奈 々 恵         8番   勝  山     祥     9番   伊 勢 田  幸  正        10番   寺  田     玲    11番   尾  崎  孝  好        12番   斉  藤  隆  浩    13番   関  野  兼 太 郎        14番   津  波  信  子    15番   深  瀬  優  子        16番   加  藤     清    17番   篠  田     剛        19番   今  成  優  太    20番   小  川     匠        21番   川  畑  勝  弘欠席議員(なし)欠  員(1名)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   星  野  光  弘      副 市 長   浅  井  義  明  総 務 部長   古  屋  勝  敏      総 合 政策   水  口  知  詩                          部   長  自 治 振興   古  寺  優  一      市 民 生活   清  水  昌  人  部   長                   部   長  子ども未来   新  山     司      健 康 福祉   大  森  重  治  部   長                   部   長  まちづくり   斉  藤     寛      建 設 部長   落  合  慎  二  推 進 部長  会計管理者   小 日 向  哲  也      監 査 委員   鈴  木  貴  久  兼出納室長                   事 務 局長  教 育 長   山  口  武  士      教 育 部長   林     み ど り  教 育 部長   齊  藤     宏本会議に出席した事務局職員  局   長   本  多  忠  嗣      次   長   吉  田  知  央  主   幹   大  熊  経  夫      専 門 員   山  田     豊  主   任   秦     麻 里 奈 △開議の宣告 ○議長(篠田剛) ただいま議員の出席が定足数に達しておりますので、議会の成立を認め、これより令和元年第4回富士見市議会定例会第16日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) ○議長(篠田剛) お手元に配付した議事日程(第7号)に従って議事を進めます。 △日程第1 市政一般質問 ○議長(篠田剛) 日程第1、市政一般質問を行います。  昨日は、質問順16番、村元寛議員の質問まで終わっておりますので、本日は、質問順17番、勝山祥議員の質問を許します。  勝山祥議員。               〔8番 勝山 祥登壇〕 ◆8番(勝山祥) 8番、勝山です。おはようございます。まず初めに、傍聴にお越しくださった皆様、早朝から、そして肌寒い中ありがとうございます。また、インターネット中継をごらんの皆様もいつもありがとうございます。  ラグビーワールドカップが終わってから1カ月が経過しました。本日日本代表は、東京丸の内で応援への感謝を込めたパレードを行うそうです。大会では、ハイレベルな試合だけでなく、キャンプ地での心温まる交流のニュースもありました。本市市民総合体育館で放映された中継に多くの市民が集まり、試合を重ねるに従って観客が増え、アイルランド代表に勝利したときは、会場がまさにワンチームであったと思います。私も、きょうはこの質問という意味でしっかりとトライさせていただきたいと思います。  さて、今回は大きく3つ質問をします。台風、水害についてと公用車の貸し出しについて、スポーツ環境の向上、情報発信についてです。それでは、最初に大きな1、台風、水害についての(1)、被害を受けてどのように総括しているかについて伺います。既に多くの議員から台風19号による被害について質問がなされております。10月12日、大型で強い勢力を保ったまま伊豆半島に上陸した台風19号は、翌日にかけて関東や東北地方を通過しながら、各地で観測史上1位の値を更新する豪雨をもたらしました。本市でも水谷東地域を初め、山室、勝瀬地域でもさまざまな被害がありました。床上、床下浸水に加え、屋根の破損など住宅への被害や多くの市民が小学校、公民館に避難しました。台風被害から約2カ月が経過します。今回の災害を受けてどのように総括しておられるのか、伺います。  続いて、(2)、今回の被害を受けての対策はについて伺います。被害を受けて、できる対策には、国や県などと協議して進めていくものもあれば、市民と進めていくものもあるのではないでしょうか。数多くあるかと思いますが、具体的な対策をどのようにとっていくのか、伺います。  続いて、大きな2、公用車の貸し出しについての(1)、公用車の台数及び車種はについて伺います。市が所有する公用車には、管財課が管理する集中管理車と、各課が管理する車と大きく2種類があります。それら全ての公用車の台数及び車種について伺います。  続いて、(2)、町会やPTAなど、公益性の高い団体に貸し出しを行った実績はについて伺います。本市のホームページに、町会は地域と行政を結ぶ太いパイプ役であり、各地域に町会長及び副町会長を委嘱していると書かれています。PTAは、小中学校において、児童生徒の健全な成長を助けるため、各学校で組織された保護者と教職員による団体で、同じく市と密接な関係にあります。こうした団体が清掃活動を行うときやイベント時など、何らかのときに自家用車では作業が難しいことなどの場合もあるのではないでしょうか。そうしたときに公用車を貸し出した実績はあるのか、伺います。  続いて、(3)、町会やPTAなどに公用車の貸し出しをについて伺います。先ほど述べましたように、公益性の高い団体が何らかの事情により公用車を貸し出してほしいと感じることもあるかと思います。公用車は、言うまでもなく、公務のために使用する車です。平日は難しいかもしれません。しかし、土、日、祝日など、公務に支障のない範囲で町会やPTAなどに貸し出しをすることができれば、町会、PTAの活動の充実につながり、市の活性に寄与するものと考えます。市の認識を伺います。  続いて、大きな3、スポーツ環境の向上、情報発信についての(1)、市民総合体育館スポーツジム利用状況についての認識を伺います。スポーツジムがリニューアルされてから多くの方が利用されています。これまで料金及び利用時間区分の変更など工夫してこられましたが、利用者の反応をどう認識しているでしょうか。  また、(2)として、利用者からどのような声が届いているのか、あわせて伺います。  続いて、(3)、スポーツジムの利用時間区分を10分単位にするなど見直してはどうかについて伺います。現在は、2時間で300円の料金設定がなされております。しかし、2時間やらない方や1時間だけやりたい方、昼休みなど短時間利用者も300円の料金が発生します。仮に10分単位での利用が可能になった場合、単純に割り返すと25円になります。支払いもシステム変更は伴うものの、FUJICAカードというプリペイドカードでの利用をしている方も少なくないと思われますので、窓口での対応は可能かと思われます。料金を変更するのではなく、時間割りを細かくして短時間利用者の利便性を図れば、利用者の増加、継続利用も望めると考えます。市の見解を伺います。  続いて、(4)、Wi―Fiや給水機の設置を検討してはどうかについて伺います。スポーツジムを利用される方の多くは、スマートフォンなどで音楽を聞いています。民間のスポーツジム、さまざまな施設でWi―Fiが整備されております。さらなる利便性の向上につながると考えます。また、給水機については、現在市民総合体育館の1階に設置されておりまして、スポーツジム利用者は2階から1階までおりなくてはなりません。スポーツ中の水分補給は大変重要です。スポーツジム内に給水機の設置はできないか、見解を伺います。  壇上での質問は以上です。ご答弁よろしくお願いします。 ○議長(篠田剛) 総務部長。 ◎総務部長古屋勝敏) おはようございます。よろしくお願いいたします。  勝山議員ご質問の1点目の(1)、被害を受けてどのように総括しているかにつきましてお答えいたします。今回の台風19号では、降り始めからの累計雨量が337ミリとなり、本市の既往最大級の雨量を計測し、11月27日現在で床上浸水89件、床下浸水175件の被害がございました。台風19号は、非常に強い勢力であり、大雨の可能性があったことから、富士見市洪水対応時系列マニュアルに定めた基準値に達しない段階で、先行して災害対策本部の設置や避難情報の発令を行ったところでございます。また、台風が通過し、復旧体制の段階では、消毒作業、家屋被害状況調査の実施、各課における所管施設の被害状況調査、また台風被害により発生した廃棄物への対応等を行ってまいりました。今回の台風19号では、台風の状況に応じた自主避難所の開設や避難者数の増加により、避難所の順次開設を行ってまいりましたが、一定の課題があったものと総括しているところでございます。 ○議長(篠田剛) 建設部長。 ◎建設部長落合慎二) おはようございます。よろしくお願いいたします。  議員ご質問の大きな1番の(1)、被害を受けてどのように総括しているかについて、建設部としてお答えいたします。今回の台風19号においては、記録的な大雨により浸水被害道路冠水、農地等からの土砂の流出などが市内各所でありましたが、これらの被害状況の取りまとめにつきましては、職員による緊急パトロールや市民からの情報提供により、カーブミラーなどの道路附属物の損傷や土砂の流出などの状況確認を行ってまいりました。また、道路冠水につきましては、冠水時に道路の通行どめ規制を実施するほか、冠水解消後には目視による冠水状況の確認や地域住民への聞き取りなどを行い、今後の対策に生かしていきたいと考えております。  また、下水道関連の被害といたしましては、新河岸川流域砂川堀雨水幹線別所雨水幹線地域において浸水被害が発生いたしました。今回の台風被害状況を把握するため、浸水解消後の浸水状況の現場確認や、過去の台風との降雨、水位状況を比較、検証したところ、強い雨が断続的に続いたことにより、河川などの水位が高い状態が続いたことが、浸水被害の要因と考えております。 ○議長(篠田剛) 総務部長。 ◎総務部長古屋勝敏) 続きまして、(2)、今回の被害を受けての対策はにつきましてお答えいたします。  避難所の開設につきましては、避難所における避難者数の増加に応じ、順次追加開設してまいりましたが、市民皆様の避難意識の向上等により今後も多くの方の避難が想定されることから、避難所開設の第1段階からより多くの避難所を開設するなどの検討をしてまいりたいと考えております。  また、今回の台風では1,000人を超える方が避難されたことなどを踏まえ、避難所開設、運営がよりスムーズに行えるよう、避難所運営に関するマニュアル等の改善を検討するとともに、地域、学校、行政の3者が顔を合わせ、避難所の開設方法や備蓄品等の確認を行う会議を設け、3者が連携した円滑な避難所運営ができるような体制づくりに努めてまいりたいと考えております。 ○議長(篠田剛) 建設部長。 ◎建設部長落合慎二) 続きまして、(2)、今回の被害を受けての具体的な対策についてですが、現在図川排水機場におきましては、図川流域の浸水被害低減を目的に増強工事を行っており、また唐沢堀流域におきましては河川への流出を抑制する対策としまして、西みずほ台地域において道路側溝の再整備による浸水対策工事が本年11月に完成したところであり、来年度も引き続き同様の整備を行う予定としております。  また、下水道関連としましては、砂川堀第2雨水幹線の逆流防止施設設置工事の受注者が決まり、工事着手に向けて準備を進めているところでございます。別所雨水幹線につきましては、別所雨水ポンプ場の発電機やポンプの施設更新により、排水能力の増強が少しでも早くできるように努めてまいりたいと考えております。今後におきましても、道路や河川施設、下水道施設の適正な維持管理を徹底するとともに、既存施設で対応できないものについては改修や更新等を検討してまいります。 ○議長(篠田剛) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) おはようございます。よろしくお願いいたします。  大きな2点目、公用車の貸し出しについての(1)、公用車の台数及び車種についてお答えいたします。本市の集中管理車を含む全ての公用車は、11月末現在106台あり、車種といたしましては11車種でございます。内訳といたしましては、マイクロバスなどの普通乗合自動車が4台、高圧洗浄車などの普通特殊自動車が3台、市長車などの普通乗用自動車が3台、ダンプ車などの普通貨物自動車が4台、車椅子固定装置付き車や給水車といった小型特殊自動車が2台、5ナンバーの小型乗用自動車が8台、4ナンバーの小型貨物自動車7台、道路パトロール車の軽特殊自動車1台、軽乗用自動車23台、軽貨物自動車41台、原動機付自転車10台となってございます。 ○議長(篠田剛) 総務部長。 ◎総務部長古屋勝敏) 続きまして、(2)、町会やPTAなど公益性の高い団体に貸し出しを行った実績はにつきまして、安心安全課維持管理してございます車両につきましてお答えいたします。  安心安全課維持管理している車両は、青色灯のついている青色防犯パトロール車両が3台ございますが、青色防犯パトロール隊以外の団体への貸し出しの実績はございません。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長
    自治振興部長(古寺優一) おはようございます。よろしくお願いいたします。  続きまして、議員ご質問の大きな2点目の(2)、町会やPTAなど公益性の高い団体に貸し出しを行った実績はについて、自治振興部における実績についてお答えいたします。環境課所有の公用車のうち、ダンプについては再利用できる資源をみずから回収する集団資源回収を実施している町会に対し、回収車両として貸し出しを行っております。 ○議長(篠田剛) 総務部長。 ◎総務部長古屋勝敏) 続きまして、(3)、町会やPTAなどに公用車の貸し出しをにつきましてお答えいたします。  安心安全課維持管理している青色防犯パトロール車両につきましては、青色防犯パトロール車両貸出要綱に基づき、富士見市青色防犯パトロール隊への活動支援として貸し出しを行っているものでございます。本車両の有効活用及び防犯活動のさらなる充実を図ることを目的として、富士見市青色防犯パトロール隊貸し出しをして、ご活用いただいておりますことから、同パトロール隊以外の貸し出しについては原則考えておりませんので、ご理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(篠田剛) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(水口知詩) 集中管理車を所管する立場からお答えいたします。  現在は、集中管理車を特定した貸し出し基準や制度はございません。平成31年3月議会におきまして、津波議員からのご質問にもお答えしましたとおり、本市の集中管理車につきましては業務上必要最小限の台数となっており、毎日予約で埋まっている状態でございます。仮に集中管理車貸し出した場合に、その車両が事故などを起こしたときの対応や損害賠償のあり方など、整理すべき課題が幾つか見込まれます。また、車両が使用不可となった場合、日常業務への影響や災害発生時など、緊急時への対応にも支障を及ぼすおそれがあることなどから、集中管理車貸し出しにつきましては現段階では断念せざるを得ないと考えております。したがいまして、集中管理車貸し出し制度を設けることは今のところ考えてございません。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 続きまして、自治振興部についてお答えいたします。  環境課所有のダンプにつきましては、富士見市財産の交換、譲与、無償貸与等に関する条例第7条において、公益上必要があるときは無償で貸し付けることができることから、町会などがみずから資源を回収し、大型の回収車両を必要としている場合につきましては、公務に支障のない範囲で貸し付けを行っております。町会等の公益的な地域活動を支援することにより、資源再利用の推進、ごみの減量及び生活環境の保全を図るため、今後も条例に基づいた貸し出しを継続していただく予定でおります。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) おはようございます。よろしくお願いいたします。  議員ご質問の大きな3点目の(1)、市民総合体育館スポーツジム利用状況についての認識はについてお答えいたします。平成29年5月のリニューアルオープン以来、スポーツジムの利用促進を図ってきたところでございますが、新規利用者を増やすため今年4月から初回講習の時間枠をなくし、随時受講できるように変更いたしました。また、5月からは2時間300円の料金区分を新たに設け、さらに利用しやすい環境を整備しております。今年度のスポーツジムスタジオ利用者数は、4月1日から11月30日までの期間で累計3万6,928人でございました。前年度の同じ期間では累計3万2,353人ですので、4,575人の増加となっており、前年度比14%の伸び率でございます。このことから、市民の皆様には利用しやすい施設として認知されてきているものと認識しております。  続きまして、(2)、利用者からどのような声が届いているのかについてお答えいたします。利用者からは、初回講習が随時となり、利用しやすくなったとのお声をいただいております。また、ご要望といたしましては、スポーツジムのマシンの種類を増やしてほしい、スポーツジム内のテレビにスポーツもしくはトレーニングのDVDを流してほしい等のお声をいただいております。  続きまして、(3)、スポーツジムの利用時間区分を10分単位にするなど見直してどうかについてお答えいたします。議員ご提案のとおり、10分単位の利用を可能にした場合、短時間だけ利用したい方にとっては利便性が向上するものと思われます。利用時間区分については、昨年度のスポーツジムスタジオのキャンペーンにおける利用者状況などを踏まえ改正したところでございますが、市民の皆様にとりまして利用しやすいスポーツ拠点を目指し、今後も利用者ニーズの把握に努めながら、適正な体育館運営に取り組んでまいりたいと存じます。  続きまして、(4)、Wi―Fiや給水機の設置を検討してはどうかについてお答えいたします。議員ご案内のとおり、スポーツジム利用者の中にはスマートフォンを使用される方も見受けられます。また、夏の期間は、熱中症予防の観点から給水機の活用は効果的であると考えておりますので、Wi―Fiや給水機の設置につきましては今後利用者ニーズの把握など検討に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) それでは、ご答弁いただきましたので、順次再質問をしていきたいと思います。  今回、まず台風、水害についてですが、先ほど被害を受けてというようなことですが、多くの課題があったというようなお話もありました。総務部長にお伺いしたいのですが、今回大きく必要だと感じられた部分というのはどこになりますでしょうか。 ○議長(篠田剛) 総務部長。 ◎総務部長古屋勝敏) やはり特に今回1,000名を超える避難された方がいらっしゃったということで、避難所運営、こちらが非常に重要なものであるということを再認識したところでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 避難所運営ということで、先ほどご答弁の中にも(2)のほうになっていくと思うのですが、順次開設していったけれども、その開設の仕方の部分とかについて課題もあるのかなとも思います。今回多くの議員が一般質問で触れられておりますので、確認のような話になってしまいますが、きたはら幼稚園から山室排水路のほうに水が流れてくると。そこの部分については側溝増設を検討しているというようなご答弁ですとか、学校給食センター前の住宅については臨時ポンプの増設を検討しているというような理解でよろしいでしょうか。 ○議長(篠田剛) 建設部長。 ◎建設部長落合慎二) 川畑議員にもお答えさせてもらったとおり、きたはら幼稚園のところにつきましては既存の道路構造物の点検をするとともに、道路側溝の増設等を検討してまいります。また、学校給食センターのところにつきましても、現在既存の排水機場臨時ポンプで対応しておりますが、水路の維持管理をするとともに、近年の大雨に対応するためにポンプの増設等を検討してまいります。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 当日も今言ったような部分というのは相当な水が実際に流れていて、学校給食センター前の住宅については、少し道路より低くなっているというのもあって、水がかなり流れ込んでいました。それについては、山室排水路の前を含め、消防団の方が、これは尾崎議員も、それから川畑議員も質問されていましたけれども、対応していただいていたと思います。  砂川堀についてお伺いしたいのですが、今回砂川堀の県が行っている工事、堤防のかさ上げ等は終わっていると思うのですが、最後は新河岸川との合流地点の部分の工事を行って、基本的には完了するということを以前からおっしゃられていると思います。予定では今樋管があるのですが、それをとるということで、新河岸川の水量が多くて、水位が上がった状態ですと砂川堀のほうに逆流してくることもあるので、勝瀬小学校の付近まで堤防のかさ上げを行うことで、逆流とかにも対応できる設計になっていたと思います。今回堤防のかさ上げを行った結果、写真を添付させていただいたのですが、ちょうど橋の写真をタブレットに載せさせていただきました。こちら台風当日、勝瀬小学校付近の砂川堀第5号橋のところですが、奥側が勝瀬こばと保育園や勝瀬小学校があるほうです。手前のほうから撮っている写真になります。これを見てもわかるように、かさ上げを行っていなければ、かなり危なかったなというぐらいの状況だったことがこの写真でよくわかるのですが、今回砂川堀について台風19号での状況などについてのご見解をお伺いします。 ○議長(篠田剛) 建設部長。 ◎建設部長落合慎二) 今回記録的な大雨ということで、砂川堀も新河岸川と同様に水位上昇したということでございます。  雨の降り方でございますが、荒川や新河岸川の上流において多量の雨が降ると、新河岸川が水位上昇してしまい、その水位上昇によって砂川堀の水位も上がってくるということがあります。そのために今回県で堤防のかさ上げを実施しております。新河岸川においては、今新河岸川の放水路の渋井水門の増設工事も行っております。そういったことから、新河岸川の水位の上昇については軽減できるものと考えているところでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) この写真の件でちょっとお話ししたいのですが、先ほどの橋が写っている写真なのですが、この写真でわかりますとおり、手前側の川沿いに道路というか、歩行者が通れる道があるのですが、実はこの橋のたもとぐらいに歩行するところの、さらに写っている電柱の奥というのですか、ここも水がすごくたまっているような状況です。実はそこから橋のほうに排水溝というか、排水口があって、砂川堀の水位が相当上がってしまったので、逆流して水が相当出てしまって、もちろん降っている雨の問題もあると思うのですが、こうした逆流についても、第2砂川堀については逆流の防止弁のお話をされておりますが、こういった部分についてもそういった対策というのを検討するべきと思うのですが、ご見解はいかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 建設部長。 ◎建設部長落合慎二) 道路側溝から砂川堀のほうに排水する管ができております。そこに逆流防止弁の設置を予定しております。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 実は、この砂川堀沿いの手前の通路のところは通学路となっておりまして、この後、もう一枚の写真になりますが、台風が過ぎ去った後、大量な土砂と、水が相当堆積しています。壁に小さい穴があいていて、ここから水が流れるようにはなっていたのですが、そういったこともありますが、この道路の管理などについては、埼玉県、もしくは富士見市のどちらが対処していくのか、お伺いします。 ○議長(篠田剛) 建設部長。 ◎建設部長落合慎二) 今回の県の工事によって堤防がかさ上げされまして、砂川堀の水位が下がったときに、水が流れるような排水管、今この写真のように穴があいているのですが、それで水が抜けるようにはなっているのですが、管のほうが小さいもので、砂川堀の水位が下がったときに水のはけが悪く、このことにつきましては県にお願いして、もう少し大きな排水溝を設けてもらうようなことで進んでおります。道路の維持管理につきましては、市のほうでこういった土砂が出れば、市で清掃していくということでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) よくわかりました。壇上でも申しましたが、今回のこの部分については市が行うことと、加えて埼玉県と一緒に協議していくことでありますので、この堤防ができたのは非常にありがたいのですが、それに伴いまた違う課題もあると思いますので、検討していただければと思います。  また、学校給食センター前の住宅の部分についてお伺いしたいのですが、やはり大雨が降ると山室や、勝瀬の一部では、地域の方のトイレが使用できなくなってしまうということで、当日も学校給食センターが目の前にあるのですが、そういった部分で何とかトイレを貸していただけないかというお声があるのですが、もちろん同じ地域にあるので、学校給食センターのトイレも使えるかどうかという問題があるかもしれませんが、こういったことというのはどうなのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 総務部長。 ◎総務部長古屋勝敏) 今回の台風19号の対応に当たってトイレが使えなかったということで、その地域住民の方にご不便をおかけしたところでございます。  学校給食センターのトイレについてなのですが、そのときには常駐する職員もいなかったということもございました。そういったことで施設管理上等の課題もあり、今回は学校給食センターのトイレは使用できないという対応となりました。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) それでは、もし職員の方がいらっしゃったりした場合には、今後また似たような台風等が来てほしくはないですが、そういった状況になってしまった場合には学校給食センターのトイレとかは利用はできるのですか。 ○議長(篠田剛) 総務部長。 ◎総務部長古屋勝敏) もちろん災害の状況によると思います。また、その際に職員がいるというような状況であれば、またそれに応じた臨機応変な対応というものはできるというように考えてございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) わかりました。確かにそのときの状況というのがかなり変わるので、何とも言えない部分はある思うのですが、トイレのことに関しては、切実な問題ですので、検討をしたほうがいいと思います。  次に、消防団の方の活躍により、山室の排水路の前や今申し上げた学校給食センター前の住宅地、それ以外にも市内で多くの場所で消防団の方が排水を行ってくれて、非常に助かったと思います。今後も消防団の方の協力を仰いでいくほうがやはりいいのかなとは思うのですが、消防団との協議や、防災計画上の位置づけについてはどのように考えていらっしゃいますか。 ○議長(篠田剛) 総務部長。 ◎総務部長古屋勝敏) 消防団につきましては、消防組織法に基づいて市町村に設置される消防機関でございます。公助の一翼を担っていただいているという位置づけでございます。さらに、地域防災計画上の位置づけといたしましては、河川の巡視であったり警戒、避難者の誘導、救助活動のほか、大災害の場合、行方不明者の捜索活動などを実施していただくという位置づけをしているところでございます。そして、今回は議員よりご案内いただいたとおり、10月12日のお昼から翌日の未明まで巡回や排水作業をしていただきました。今後につきましても、消防団及び入間東部地区事務組合と協議をする中で、より効果的な災害対応について話し合いができればというように考えてございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) あと山室地域の方がああいった水害にどうしても見舞われることが多いので、ららぽーと富士見のほうにそういった場合車を置けるように、事前に話し合いで取り決めがなされていると思います。一昨日、田中議員の質問の中で、避難所における車の台数は非常に限られて、校庭等にも置くのは今回は見合わせたというようなお話もありました。やはり皆さん、車が水につかると当然使えなくなってしまうので、ららぽーと富士見のほうに置かれに行くと思うのですが、そのときやっぱりららぽーと富士見に避難というのですか、ららぽーと富士見で台風が過ぎ去るまで待ちたいとか、車と一緒にお年寄りや皆さんを乗せて行きたいというような考えに至るのもなかなか自然な流れだと思うのです。雨の中車を置いたけれども、歩いて例えば勝瀬小学校や鶴瀬小学校などへ移動するというのがなかなか難しい場合もあると思うのですが、川畑議員の質問の中にもありましたが、今回の台風のように限られた時間というのが想定できるような場合、地震などはまたちょっと違うとは思うので、一時避難といった部分について、ららぽーと富士見と協議するというのはいかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 総務部長。 ◎総務部長古屋勝敏) ららぽーと富士見と地域の皆様との協議で、今回も台風などで浸水が想定される場合に車両を一時的にららぽーと富士見の駐車場に待避させるということで、今回も対応していただきました。そういった形で、ららぽーと富士見側と事前に地域の方とのお話し合いができている部分でのご協力というものはできるかとは思いますが、先ほどのお話だと、例えばトイレの使用や、建物の中に入るというような形になりますと、ららぽーと富士見側の施設管理上の課題等もあるというように考えているところでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 確かに当然ららぽーと富士見の中に入るということについてはいろいろあると思いますが、そういったものも検討する必要があると思います。  次に、これは埼玉県の川越市の大きな川沿いにあった老人福祉施設が浸水で大きな被害を受けました。市内についても砂川堀とか富士見江川というような河川の近くに同じような老人福祉施設もあります。市内各所に、河川に近い施設というのがやはりあって、そういったお年寄りの方たちが避難するというのは実際かなり難しいかなと思うのですが、今回の台風のときにどのような対応を行ったのか、伺います。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大森重治) よろしくお願いします。  ただいまの高齢者、障がいの方の要支援者についての対応ということでございますけれども、これにつきましては特に今回は台風ということで、事前の準備というところから始まりまして、事前に入所施設、また訪問のデイサービスなど、さまざまな事業所についても事前にメール等で周知をさせていただいて、なおかつまた障がい者の施設につきましては特に単身者の方や、1人ではなかなか避難するのが難しい方については、ある程度担当課内で集約した名簿がございますもので、前日までにそういう方々に直接ご連絡をして、まず事前の準備をさせていただいたということでございます。  また、今ありました入所介護施設の関係でございますが、当日についても市内介護施設については施設3カ所、また障がい者の施設についても1カ所、随時連絡をとりながら、今どういう状況ですかと。また、こちらのほうの状況ではこんな状況をつかんでいますよということで、それぞれ施設の管理者の方々と連携をとらせていただく中で、当日も数度、そういう連携をとらせていただいたということでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 台風についての質疑というのは本当に限りなくあるのですが、今だけではなくて、この議会で多くの確認や対策ができたので、できている部分があります。また協議の部分も残っていると思いますので、引き続きお願いしたいと思います。  次の公用車の貸し出しについてですが、貸し出しの実績については自治振興部環境課のダンプを資源回収の際に貸し出したことがあるというご答弁でした。その基準については、富士見市財産の交換、譲与、無償貸与等に関する条例に基づいてということでございました。これが貸し出しの基準になっていると思うのですが、その資源回収を行ったという実績についてお伺いしたいのですが、この貸し出しについては町会からの依頼を受けて貸し出しを行ったということでよろしいでしょうか。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 貸し出しにつきましては、町会でいついつ資源回収やりますよということで申請書を出していただきまして、お貸しするということで運用しております。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 最初のご答弁でもありましたけれども、これは現在も同様の依頼があった場合には、条例に基づいて貸し出しを行うという理解でよろしいですか。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) これまでも例えば平成29年度については14回の貸し出しがございました。また、平成30年度につきましても11回貸し出しさせていただいて、令和元年度につきましても現在のところ6回の貸し出しを行っているという状況でございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) (3)の貸し出しをということについて移りたいのですが、集中管理車については今考えていないと。青色防犯パトロール車についても考えていない。自治振興部長からは、今後も貸し出しは継続していくと、その環境課の部分についてはというようなご答弁でした。  これは、埼玉県内ですと戸田市と川島町でこの公用車の貸し出しというのを実際行っていて、ホームページ上にも貸し出ししますと書かれています。川島町に聞いたところ、年間の利用件数というのは平成30年度においては53件ということでした。軽トラック3台なので、1カ月前からの申請できるということですが、申請できる日からすぐ埋まってしまうそうです。軽トラックと青色防犯パトロール車の貸し出しを川島町は行っているのです。戸田市は、実は聞いてみたところ、利用が年に1件ほどということでした。これはなぜかというと、保険の部分で公用車に乗って、もし事故等があった場合、町会の方とかの場合ですと市の保険の適用外になってしまうので、みずから保険に加入しなければいけないということで、実際保険代が発生するというようなこともあったりして、なかなか貸出件数が伸びないというようなお話でした。  本市の場合、先ほどの環境課の事例についての保険対応についてはどうなっているのか、お伺いします。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 本市におきましては、公用車につきましては管財課で一括して契約を行っております。自動車保険については自動車に対して保険がかけられているということで、町会の皆さんが利用しても問題ないということを保険会社にも確認しております。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 問題ないということで非常にいいと思います。なかなか事故等があった場合の集中管理車が使えなくなってしまうときの公務への支障の部分などを考えると、確かになかなか難しい部分はあると思うのですが、環境課のことについては、今知っているところは町会がそうやって活用されていると思うのですが、こういったものを制度としてありますよという意味で公開をして、もちろん今も隠しているわけではないのでしょうが、周知を図って、利用をしてもらえればいいのかなと思うのですが、この点はいかがですか。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 議員よりご紹介いただいたとおり、戸田市や川島町でそういった要綱等をつくって貸し出しを行っているということは認識しているところでございます。さらに戸田市のように町会の地域活動を支援するために貸し出しを行うということは非常に有意義だと思っております。しかしながら、交通事故を含めまして、公用車利用に伴うさまざまな事故や責任等を考えますと、余り積極的にはなかなか公用車の貸し出しがしづらい面がございます。現状におきまして、協働推進課の窓口等で町会から公用車を借りることはできなかったといったご意見もこれまでにはいただいていないところから、現状におきましては集団資源回収について現在の環境課のダンプの貸し出しを継続させていただきたいと考えております。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) では、次のスポーツ環境に行きたいと思うのですが、スポーツジムの利用者の反応については約4,500人ぐらいプラスになっていて、非常に利用率が上がっているということでした。利用料金や時間区分を変更したというお話でしたが、この変更した理由について確認したいと思います。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) この利用区分ということで、当初は3時間400円の枠ということでの設定でございましたが、さらに利用者にとっての使いやすいジムスタジオを目指すということもございまして、平成30年の2月から3月の終わりにかけて実施いたしましたアンケート結果で、短い時間で安い料金設定があれば利用するといったお声も多くあったということから、昨年の8月21日から10月14日にかけまして、そういったお声をより実証的に検証するという意味合いも含めましてキャンペーンを実施したところ、やはり利用者の動向から2時間ご利用になるという方が相当多くいらしたということもございまして、2時間の枠を新たに設けたということでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) そういった経緯があって変更した結果、先ほどおっしゃられたように利用者も基本的には増えていると、そういう認識でよろしいですか。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 利用者増につきましては、それ一つのみならず、さまざまな要因も考えられるのかなというところでございます。先ほどご答弁申し上げましたように、時間枠をなくして、初回の講習、そういったものをこれまでは時間がある程度決められておりましたので、あらかじめ申し込みというような形もとってございましたが、今年の4月からはそういったものをなくして、やりたいときに、思い立ったときにできるというようなこともございましたので、初めてご利用になる方のハードルが低くなったことも一つあるかというように思ってございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) ハードルが下がったと。確かにこの時間ではないと初回講習が受けられない。以前そうだったと思うのですが、それよりは確かに利用しやすくなっているなと思います。  利用者の声については、マシンを増やしてほしいだとか、テレビに関することがあったということでした。これは、このジムを新しくする前にも、議会でもあったような気がするのですが、現在ダンベルが設置されていると思います。重いダンベルなのですが。あのダンベルが設置はされているのですが、さらにベンチプレス台という、横になって運動するような、あおむけになって筋トレするようなというようなものについてのご意見やご要望みたいなものもないのかなと思うのですが、この点はいかがですか。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) やはり今議員のほうからご案内ございましたように、ベンチプレス台というのも入れていただきたいというようなお声は伺ってございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 比較的ポピュラーなものでもあると思いますので、その声とかについても先ほどの利用者からの声とかもいろいろありましたが、こういったことについても対応していくと思うのですが、今後の対応の予定があれば、お聞かせください。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) マシンを新たに増やすですとか、今ご提案があったようなベンチプレス台のことに関しましては、やはり現状設置されているマシンもございますので、そのスペースの確保といったこともございますので、どういったものを増やすのか。あるいは、増やすにしてもどういったところに設置できるのか等も含めまして、さらに利用者の方の安全性も含めてどのように確保できるのかといったことを今後指定管理者とも協議をしていきたいと考えてございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) それでは、(3)に移りたいのですが、2時間300円の部分を10分単位にしてはどうかなという提案なのですが、これは最近都内のみならず、いろんなところでそうやって、かつてスポーツジムというと1カ月幾らというのが民間のところでは、今でも多いのかなとも思います。そういったものではなくて、1分幾らとか、何分で幾らというようなものの料金形態がかなり増えています。東京の白金台にある会社では、1分間でフィットネスクラブを利用できるというビジネスを展開しているそうなのですが、こちらあるカウントするアプリがありまして、始めたときと終了はもちろん各自自由なのですが、最後に受付でQRコードをかざすと料金が確定しますということで、こちらちなみに1分30円であるため、1時間1,800円かかるのですが、入会金や月会費がないので、利用客がすごく増えているそうです。1,800円はなかなかの金額だなと思うのですが、それでも使いたいという方が今いらっしゃるそうです。同じようにJR東日本でも駅の中にサラリーマンの方のオフィスを15分150円でとか、そういった形で進めていて、今そういういい悪いは別にして、分単位で使うということが増えてきていると思います。  そういったことを前提にお伺いしたいのですが、このスポーツジムの平均利用時間、今先ほど申しましたように、FUJICAというカードが基本的に初回講習終わった後いただけて、それにはお金をチャージして、入ったときにピッとやると、何時に入ったというのがもちろん記録されて、帰るときにピッとやればお金が引き落とされて、何時間使われたというのが記録される、そういったシステムを今総合体育館のジムでは採用されていますが、平均利用時間もそれでわかるのかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) ジムスタジオの利用の時間、区分につきましては、最低の単位が現在2時間300円といったことから、それ以下の時間で何人ご利用なのかというのが、そこまでのはかるものがございません。現時点では2時間利用、例えば直近の11月の利用状況で見ますと、全体3,629人ご利用のうち、3,606人が2時間利用ということで、9割以上の方が2時間でのご利用者であったということでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) システムの問題だと思うので、システムとか変更すればきっと何時にこの人が出て、何時に出た。利用時間何分だったというのがわかると思うのですが、今はちょっとわからない。ただ、3,629人中3,606人が2時間利用ということですので、やはりほとんどの方は2時間以内で利用されているということです。  これも根本的な部分をお聞きしたいのですが、この利用料金というのは指定管理者の収入となるのでしょうか、それとも市の収入になるのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 利用料金につきましては、指定管理者の収入といったことになってございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 指定管理なので、収入が指定管理者、今現在の指定管理者の収入になるとの答弁でしたが、この指定管理者の収入が例えば利用がすごく増えて、収入がすごく多くなったと。指定管理料というのはやはり決められた額があると思うので、収入が増えて余るといった場合には、指定管理者制度の中では市に返還されるのかなと思うのですが、その点はいかがですか。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 議員がおっしゃられるように、収入が多いという場合には市に返還といった形にはなります。現在の指定管理者の、今年度から現在の指定管理者が受託を受けて実施をしているところでございますが、その際の事業提案の中でさまざま幾つかご提案がございまして、その中から選択するような形をとるというようなご提案はあったものでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 基本的には返還になるのですけれども、指定管理者の提案の中で幾つかメニューがあるということでした。それを基本的にだから、いわゆる私が申し上げたいのは、民間の場合は当然収入があれば利潤が出るということで、それは民間にとってはいいことかもしれませんが、富士見市立の総合体育館で、しかも公的な機関がやっていて、市民の健康増進のために。しかも、指定管理者制度を導入しているということは、利潤をもともと追求するというのとは少し違う制度なのだなということを確認したくて質問しました。  今2時間300円、3時間だと400円というような料金設定だと思います。それとはまた別に、1カ月で4,000円という料金設定もあると思うのです。これは1日1回3時間までというような制限がありますが、この1カ月4,000円の、いわゆる1カ月使い放題みたいな感じだと思うのですが、利用者というのはどれぐらいいらっしゃるのですか。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 先月、11月を例に挙げますと、11月の月額での利用者数というのが735人、全体で4,688人ということで、割合にしてみますと15.6%の方がご利用になっていた状況でございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 15.6%は、かなりなかなか多いのかなと、そういう方。つまり1回仮に300円の2時間以内の利用だとすると、4,000円にいくまでには13回使うと3,900円ですので、14回目から4,000円を超えてくるという計算になります。1カ月に14回以上使うというような方、ほぼ毎日のように利用されています。たくさん利用されているということですね、ということになります。この4,000円という、1カ月幾らというような制度の目的というのは何になるのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 教育部長
    教育部長(林みどり) 市民総合体育館というのは、市民にとってのスポーツの拠点でもございます。そういった意味からも、多くの幅広いご利用者の方に実際に足を運んでご利用いただきたい、またリピーターにもなっていただきたいと、そういう意味もございまして月会員というのも設けてございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) ここがいわゆる民間のジムと大きく違うところで、民間のジムの場合は月4,000円なら4,000円で、その後その方が使おうと使うまいと料金というのは常に発生していくので、安定した収入が得られるというのが目的の大きなものを占めると思うのですけれども、本市の場合は指定管理者制度なので、あくまでも幅広く利用してリピーターになってほしいというような目的であるというところが違います。であるならば、さっき言ったFUJICA、ちょっと交通系ICカードのSuicaに似たような感じですが、FUJICAという形でチャージして、プリペイドカードになっていますから、1カ月でこの人が何人使ったかというのはシステム変更の必要はあると思うのですが、わかると思うのです。さっき言ったように、14回以上、こういった4,000円という契約を特にしなくても、14回以上使った方については4,000円が上限ですと。それ以上は、その月に限っては特に料金は発生しないとか、そういったことをすれば、より先ほどの目的に合致していくのかと思うのですが、いかがですか。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) いかにリピーターを増やすかということでさまざまな方策も考えられるのかなということで、一つのご提案というように受けとめているところではございます。現在先ほどもお話ございましたように、月会員ということで1カ月4,000円という設定がございますので、そこをご利用されている方のメリットも感じられるようにということで、教育委員会としては4,000円月会員、リピーターの方にとってはこちらをお勧めし、よりスポーツの促進に役立てていただければというように考えているところでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 私ももちろん月会員の方のメリットをなくそうとか、そういうことではもちろんないのですが、より広くということで。  最後に市長、お伺いしたいのですが、今分単位のお話ですとか月会員のお話とかさせていただきましたが、利用者の実態ですとか昨今の動向についても詳しくお伺いしました。システム変更の必要はあると思うのですが、提案しています分単位の料金設定ですとか、先ほどの月4,000円の部分とか、そういった部分について市長のご見解をお伺いします。 ○議長(篠田剛) 市長。 ◎市長(星野光弘) まさに都内のジムのお話も、私もほかのメディアで拝見させていただいて、市民の皆さん、利用される皆さんの利便性を図る、また安く提供するということにつきましては同意見でございます。教育委員会並びに指定管理者とともに研究をさせていただいて、より多くの皆さんにご利用いただけるよう努力する必要性はあると感じておりますので、研究が要ると、このように思います。ご理解いただきたいと思います。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) それでは、最後Wi―Fiの部分とかに行きたいのですが、Wi―Fiや給水機については検討、必要性についてはご理解いただけているのかなと思うのですが、Wi―Fiについて最後市長にお伺いしたいのですが、実は、先週研修に行った飛騨の高山市の市長がおっしゃっていたのですが、外国人の方向けに町なかにいろいろWi―Fiスポットをつくっていると。そうしたら、Wi―Fiサービスで利便性の向上だけではなく、市にとってもプラスになるようにWi―Fiを利用するには、利用者の方のメールアドレス等を登録してもらい、その後市の情報も発信するツールにしているそうなのです。そういった視点でリピーターを増やすというようなことで、そのようなWi―Fiの使い方もあると思うのですが、市長、いかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 市長。 ◎市長(星野光弘) 市民総合体育館でのご質問なのですが、今の飛騨の高山市の例をご紹介いただきました。訪れていただけるまち、訪れる皆さんが増えてきた交流都市としての富士見市の顔をしっかりと出していくためには、そうした方策も、Wi―Fiを市内でもご利用いただけるような場所をつくっていくというのは必要な政策かなと思っております。これにつきましても、同様に研究してまいりたいと思います。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) ぜひ研究をしていただきたいと思います。  以上で私の質問を終わります。 ○議長(篠田剛) 以上で勝山祥議員市政一般質問を終わります。  休憩いたします。                                      (午前10時31分) ○議長(篠田剛) 再開します。                                      (午前10時45分) ○議長(篠田剛) 次に、質問順18番、今成優太議員の質問を許します。  今成優太議員。               〔19番 今成優太登壇〕 ◆19番(今成優太) 19番、今成です。皆さん、おはようございます。本日も傍聴にお越しくださいまして、ありがとうございます。また、インターネット中継も本日は見ているからという連絡を多数いただきました。本当にありがとうございます。  大きな1番、幼児教育、保育の充実に向けて。ご存じのとおり、本年10月より幼児教育・保育の無償化が始まりました。子育て世代にとってこの経済的支援は大きいということは言うまでもございません。しかしながら、保育料は無償化になりましたが、一方で御飯やパンなどの主食費、おかずを指す副食費、いわゆる給食費の支払いは引き続き保護者負担となります。今までは、保育料の引き落としの中に副食費は含まれていましたので、保育料とともに口座から引き落としがされていました。しかし、保育料が無償化になり、副食費の支払いが残りました。その支払いや徴収方法については各園が行うこととなり、口座引き落としにする園や封筒などに入れて園に直接現金で支払うなどさまざまであります。現在保育士不足等々が全国的な問題であり、この不足が待機児童を引き起こす一因となっています。その中で、保育士従来の業務に加えて、給食費の収納事務が負担増となっていくであろうと考えますし、実際に今現在もそのような状況になっているようです。  そこで、(1)番、幼児教育・保育の無償化における副食費の取り扱いについてということで、現状に対する市の見解を伺いたいと思います。  (2)番、続いて主食費の取り扱いについて伺います。主食費は、先ほども申し上げましたが、御飯やパンなどの主食を指します。この額は、公立保育所と私立保育園で異なります。私立保育園は、各園で設定がされるわけでありますが、国のほうでは主食費はおおむね3,000円前後が基準との指針も出ています。その中で、市内の私立保育園ではご努力があるのでしょう、1,000円台までにおさめている保育園がほとんどのようです。予算をできる限り節約して、この額での提供が可能となっています。このような背景がある中、公立保育所は月1人当たり500円と破格です。まずは、この公立保育所における主食費の算定方法を伺いたいと思います。  (3)番、預かり保育について。預かり保育は、保育と名前が書いてありますが、幼稚園の基本時間、午前9時から午後2時の時間にプラスして、延長です。延長して、園で預かってもらうことをいいます。預かり保育には、夕方の時間だけでなく、朝や夏休みなどの長期の休みも含みます。この預かり保育を利用するには、追加の料金を支払う必要があり、各園によって運営方法はさまざまで、時間単位で変わる。1日単位、さらには月単位で料金設定をしているなどさまざまであり、その判断は幼稚園側にあります。  さて、幼保無償化に伴い、預かり保育も日額450円が無償となりましたが、月の上限額が定められており、無償化の範囲を超える部分は引き続き保護者負担となります。そこで、保護者負担額の状況、現状を踏まえた市のご見解を伺いたいと思います。  (4)番、私立幼稚園特色ある幼児教育推進事業について。本年度より、より一層の幼児教育の充実を図るため、私立幼稚園特色ある幼児教育推進事業補助金が創設されました。子どもたちのためのよりよい教育を追求し、特色のある取り組みを行う幼稚園に対して補助金を交付し、幼児教育推進を目的としています。対象事業は大きく2つ。既に行っている事業を発展させる事業で、園の特色を高めるもの。新規の事業で、園の特色を高めるもの、この2つとなっています。選定方法は、事業内容、経費の計上が審査され、その上でプレゼンテーション審査を行います。一定の評価点数があれば、補助金が受けられるという流れとなっています。補助金総額は270万円で、本年は市内の6園がこの補助金を活用したそうです。  そこで、本事業の評価基準、評価方法について伺いたいと思います。また、本年度における事業の評価と今後の事業展開についても伺いたいと思います。  大きな2番、屋内公共施設の有効活用について。(1)番、公民館、コミュニティセンター、交流センターの利用区分について伺います。現在各公民館、コミュニティセンター、交流センターの利用区分、時間についてですが、午前、午後、夜間に区分がされています。現在のスポーツ関連の公共施設におきましては、2時間単位での利用区分へと変更がされました。これと同じように、2時間単位等に細分したほうが利用がしやすく、施設の空き状況も少なくなるのではないかと考えます。今後の利用区分見直しについての考えを伺いたいと思います。  (2)番、部屋があいてある場合の個人利用などの活用状況について伺います。施設利用については、団体登録をした上で利用予約を行い、施設を利用するという流れになります。しかしながら、平日の昼間を中心に空き状況が散見されているかと思います。このような場合、もちろん有料ではありますが、個人利用も受け付けていると伺っています。現在各施設における個人利用の活用状況について伺いたいと思います。  大きな3番、乳幼児健診について伺います。本市における乳幼児健診については、4カ月、12カ月、1歳6カ月、3歳児と4回行われています。今回は、この健診の時間帯について質問をしたいと思います。全ての健診時間は12時50分から13時40分、1時40分と、非常にお昼の微妙な時間帯になっています。この時間帯は、お子さんを育てたことのある方なら十分おわかりかと思いますけれども、一番機嫌が悪くなる時間帯。すなわちお昼寝をしたくなる時間でもあると思います。ほとんどの保育園でこの時間帯がお昼寝になっているかと思います。私は、医師の方々の皆さんの時間のご都合もあるのかなと思いますが、この時間帯を選択している理由について伺いたいと思います。  大きな4番、屋外運動施設について伺います。先日の台風19号の被害で、本市の羽根倉橋付近の荒川河川敷にある富士見市運動公園は、壊滅的な被害を受けました。現在は、完全に利用が中止となっております。  (1)番では、台風19号の影響による運動今園の被害状況について伺いたいと思います。  (2)番、今後の利用再開に向けて。台風の被害により、現在運動公園の利用が困難な状況にあります。運動公園には、サッカー、野球、テニス場が整備されています。利用団体においては、活動場所に苦慮しています。一刻も早い復旧を願うものです。そこで、現在の復旧状況、利用再開時期について伺いたいと思います。  壇上での質問は以上です。ご答弁よろしくお願いします。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) おはようございます。よろしくお願いいたします。  今成議員ご質問の大きな1点目、幼児教育、保育の充実に向けての(1)、幼児教育・保育の無償化における副食費の取り扱いについてお答えいたします。本年10月より、幼児教育・保育の無償化がスタートしたことに伴い、今まで実費徴収していた主食費に加え、3歳から5歳児クラスに在籍する児童の副食費についても実費徴収することとなりました。給食費につきましては、施設による徴収であることから、給食費の額を初め徴収方法については各施設の判断によるものとされております。民間保育園における給食費の収納事務につきましては、これまで主食費だけであったところに副食費もあわせて徴収することとなるため、取り扱う金額としては増加いたしますが、事務としては変わらないものと認識しております。  続きまして、(2)、主食費の取り扱いについてお答えいたします。現在公立保育所の主食費につきましては、無償化前と同額の500円としております。主食費の算定につきましては、国は月額3,000円を主食費の目安として示しておりましたが、無償化に伴い、保護者の負担増とならないよう、これまでの経緯を踏まえ、500円といたしました。  続きまして、(3)、預かり保育についてお答えいたします。保育の必要性の認定を受けて、幼稚園を利用している方の預かり保育につきましては、日額450円、月額1万1,300円までを上限として無償化とし、それを超える利用については保護者負担となります。市内幼稚園における預かり保育につきましては、施設により料金設定が異なりますが、無償化後における保護者負担の状況といたしましては、無償化の上限額を超え、自己負担額が発生することが想定されます。市といたしましては、幼稚園の預かり保育については国の制度設計に即して進めてまいりたいと考えております。  続きまして、(4)、私立幼稚園特色のある幼児教育推進事業についてお答えいたします。初めに、当該事業の評価方法でございますが、市内各幼稚園から独自性のある事業のアイデアを募集し、提案された事業内容を市職員で構成された評価委員会にて審査した後、補助金額を決定する方式で実施いたしました。  次に、評価基準でございますが、基準項目として独自性、独創性を高める工夫を凝らしているか、園児の能力を伸ばすことができるかなど、10項目の基準を設け、8名の委員がその基準に基づき審査し、評価を行いました。応募のあった6園のうち3園が、サーキットトレーニングなど園児の体を鍛える事業、残り3園は食育、科学、清掃活動などさまざまな取り組みが提案され、助成の対象事業として認定となりました。今後につきましては、事業実施6園を引き続き支援いたしますとともに、まだ事業に参加していない3園につきましても事業の趣旨をご理解いただき、参加を得られるよう努めてまいります。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 議員ご質問の大きな2点目の(1)、公民館、コミュニティセンター、交流センターの利用区分について、教育委員会が所管する公民館の立場からお答えいたします。  議員ご案内のとおり、現在市内公民館は午前、午後、夜間の3区分で新設提供を行っております。その中で鶴瀬公民館の体育室につきましては、スポーツ関連団体、サークルの効率的な利用を図るため、2時間単位の利用区分としております。利用区分につきましては、公民館施設の利便性向上の観点から、平成29年7月の1カ月間、市内4公民館において利用実態調査を行ったところでございます。その結果、午後の利用区分で2時間以内の利用団体は4館平均で約2割、2時間以上利用していた団体は約8割という状況でございました。これらの結果をもとに、利用区分の見直しについて検討いたしましたが、利用時間を2時間単位に細分した場合、多くの公民館利用団体、サークルの利便性に支障が生じるものと認識しており、現在の3区分利用による施設活用を継続してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 続きまして、市長部局が所管するコミュニティセンター、交流センターに関してお答えいたします。  施設の利用区分につきましては、平成25年度に施設利用団体を対象に実施した施設利用アンケート調査では、コミュニティセンター、交流センターともに午前、午後、夜間の3区分を希望し、現状のままでよいとの回答をいただいた団体が9割以上でございました。その後、利用者懇談会等におきましても、時間単位等の要望等は特に出されていない状況でございます。この理由といたしまして、コミュニティセンター、交流センターの利用団体につきましては、施設の利用目的から文化活動を行う団体が多く、2時間を超えて活動する団体が多いことが考えられます。これらの現状を踏まえまして、公民館と同様に現行どおりの3区分の施設活用を継続してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 続きまして、ご質問の大きな2点目の(2)、部屋があいている場合、個人利用などの活用状況について、公民館に関してお答えいたします。  公民館は、社会教育の振興や多様な市民活動の支援を目的として施設を提供しております。団体登録に基づく施設のご利用につきましても、各団体、サークルの計画的で安定した活動を支えるために行われております。個人利用の状況につきましては、平成30年度実績で鶴瀬公民館12件、南畑公民館8件、水谷公民館10件、水谷東公民館1件のご利用となっております。また、市内各公民館では、児童室を小中学生に開放したり、多目的ホールや体育室があいている場合には小中学生に開放しております。そのほか談話室、図書コーナーの開放やロビースペースに学習環境を設けるなど、各館の施設機能や利用状況に応じて個人利用への対応も行っており、学生や社会人の個人利用にも工夫をしているところでございます。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 続きまして、コミュニティセンター、交流センターに関してお答えいたします。  コミュニティセンター、交流センターにつきましては、平成30年度の個人利用の状況は、みずほ台コミュニティセンター6件、針ヶ谷コミュニティセンター8件、ふじみ野交流センター7件、鶴瀬西交流センター3件で、合計24件の利用でございました。また、コミュニティセンターでは読書室等、また交流センターでは交流コーナーのフリースペースを設け、施設機能に応じて児童から大人まで個人が利用できる環境づくりに努めております。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大森重治) よろしくお願いいたします。  今成議員ご質問の大きな3点目の(1)、乳幼児健診の健診時間についてお答え申し上げます。乳幼児健診は、医師、歯科医師による問診や健診を中心として内容を構成し、市内で開業または勤務されている小児科医、内科医、歯科医の協力を得て実施しております。医師、歯科医師の配置調整につきましては、富士見医師会、富士見市歯科医師会との協議によって決めており、協力医が所属する各医療機関の午前診療と午後診療の間のわずかな時間帯を利用する必要性から、現在のような午後の早い時間帯となっております。近隣の自治体につきましても、同様の事情から、いずれも午後の早い時間帯で実施しております。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 議員ご質問の大きな4点目、屋外運動施設については、昨日根岸議員からも同様のご質問をいただいており、重複する部分もございますが、運営を所管している教育委員会の立場からご答弁申し上げます。  初めに、(1)、台風19号の被害についてでございますが、運動公園は全体が水没した状態となり、運動公園全体への泥の堆積、野球場バックネットの支柱及びテニスコート間仕切りネットの支柱の倒壊など多大な被害を受けた状況でございます。  続きまして、(2)、現在の復旧状況と利用再開時期につきまして、まず現在の復旧に向けた状況でございますが、泥の堆積状況など被害状況の詳細を確認し、維持管理を所管するまちづくり推進課で復旧に向けた予算積算を行ったところでございます。復旧には多額の費用が必要となることから、国の災害復旧負担金を活用して、まちづくり推進課等とともに復旧作業を進めていく予定でございます。  次に、利用の再開時期についてでございますが、追加議案として上程いたしました補正予算の議決をいただきました後、業者の選定、施工準備などの期間を経て、復旧作業に着手する予定と伺っておりますことから、利用の再開は来年の春以降に利用可能となった施設から順次再開したいと考えております。運動公園利用者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、一日も早い復旧を目指し、関係部署と連携して取り組んでまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 一通りご答弁いただきました。ありがとうございました。  それでは、順次再質問のほうに移らせていただきたいと思います。大きな1番の幼児教育、保育の充実に向けてというところで(1)番です。副食費の取り扱いについてというところで再質問します。3歳から5歳児の副食費は、さっき子ども未来部長のご答弁の中では、実際今まで主食費は実費でやっていたから、副食費が実費になることに事務が増えていないというようなお話があったと思うのですけれども、まずお聞きしたいと思うのですけれども、この副食費の保護者の支払いは各園に委ねられていると思うのですけれども、口座引き落としにしている園とか、例えば主食費のように現金支払い、封筒に入れて、そのような形で徴収している園があると思うのですけれども、市内の保育園の状況をちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) 主食費の支払いの状況ということで再質問いただきましたので、お答えします。  無償化に伴いまして、市内の民間保育園と認定こども園の収納状況を確認させていただきましたところ、合わせて16施設あるうち、口座振替が9施設、現金納付していただいているところが7施設でございました。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 今口座振替が9施設で、現金が7施設ということだと思うのですけれども、特に現金の支払いしているところでいきたいと思うのですけれども、この園が悪いというように言っているわけではないということは誤解のないようにしていただきたいのですが、現状として朝の早い時間の登園や夕方の降園、帰るときの時間に事務所に渡す園であったりとか、実際ですけれども、保育中の保育士に封筒を渡すわけです。この時間帯というのは、各クラスで落ちついて過ごしている時間ではなくて、ゼロ歳児から2歳児と3歳児から5歳児の幼児と、大体その2つぐらいのクラスの中で大人数を少ない保育士で対応している状況にあると思います。これは、どこの園も共通していると思います。保育士が余っているなんていう園はどこにもございません。そのような中で、実費の負担が多い月の主食費と、今回なりました副食費の支払いとか、また文房具代であったりとか、その辺を含めますと、約1万円近い額になるときもあるのです。それを、子どもを預かり、そのお金を確認すると。面倒を見ながら、また保護者の対応をしながら、大人数のお金の確認をする姿を見て、これは何か改善する対策が必要だなと強く思ったのです。これら保育士の負担増についての認識はいかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) 徴収の仕方でございますが、これはまさに各園においてそれぞれのやり方がございますので、そこについては行政側からこうしなさいという形の指導はするつもりはございません。今回状況をお伺いしたところ、現金納付7施設のうち、基本的には事務員の方が徴収しているというように思われるのですが、事務員または園長が徴収しているという施設が5施設、7施設うち5施設です。事務員または担任が徴収という施設が1施設、担任が徴収しているという施設が1施設ございましたので、まさに園によって取り扱いの仕方が違うのですが、やはり現金を扱うという性質上、その辺のやり方は間違いのないように、各園で検討していただくというのが基本だと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 各園で対応するというのはもっともなことなのかなと思いますが、各園、各園ということで任せ切りにするのはいかがなものかなということも一つ指摘させていただきます。  また口座引き起こしに変更になっていく流れが多いのかなと思うのですが、ここからがちょっと本題です。この副食費が滞納されてしまったり、支払いがされないという場合についての対応です。伺いたいのは、まず保育料が無償化される前、副食費込みで保育料が滞納されてしまった。そのような発生した場合は、市はどのような対応をしてきたのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) 無償化前の滞納についてということでご質問いただきました。  無償化のされる前について、副食費につきましては保育料と一緒に市へ納めていただいておりましたので、滞納があった場合は市において強制徴収債権として取り扱うことになります。担当として実施していた業務としては、毎月の督促状の送付、年2回の催告書の送付、それとあわせて電話催告という形で実施しておりました。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 今までは保育料と一緒に副食費も納められていたので、強制徴収債権というようなことだったと思います。今後、今から保育料を滞納してしまう方は、同じく食費も滞納してしまうのではないかなというのがあると思います。この滞納に対する回収等が、特に副食費、食費ですね、給食費に対する回収等は、今後これ各保育園が担っていくことになってしまうと思うのですけれども、これは非常に負担になるのかなと。さらには、実際に保護者にお支払いをお願いするのは事務の方であったりとか、担任の先生になってしまうのかなというように思うのですが、このような懸念は今始まったことではなく、この制度が始まる前からかなり問題視されていたと、私はそのように認識しているのですが、担当課としてはその辺はどのように取り組んできたのか、伺いたいと思います。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) 副食費の実費徴収の方法につきましては、国の制度設計に基づいて対応していきましたので、それに従って我々自治体も対応するのが原則であるというように認識しております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 今国のほうの指針等々でそのままやっていくということで、それは半分いたし方ないかなと思うのですが、このまま進めますが、そもそもこの滞納処理などは保育士の本来の仕事ではないように思います。現在保育士不足と言われているのは、公立も私立も幼稚園も全て全国共通だと思うのです。富士見市だけではないと。そのような今日において、このような保育以外のところで負担が増えると。しかも、お金の問題、非常にシビアで難しい問題なのです。極めて悪循環に陥る危機を感じるのです。幼保無償化は保護者にとっては非常にありがたい反面、保育行政に関してはまだまだ課題が山積しているというように思います。  そこで、本年10月から現在までの短期間ではありますが、このような食費の支払いの問題について、保育課、市に何か問い合わせとか、困っていると、このようなことがありましたらちょっとお聞きしたいのですが。何件か問い合わせがあったのか。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) 無償化後には、市内の民間保育園から滞納で困っているという相談は今のところございません。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) そうですか。私のほうでは、時期はちょっと不明確なのですが、このようなことで困っていると、どうにかしてくれという話がありましたので、今回このような質問をさせていただいている背景があるのですが、わかりました。しかし、実際に現場レベルとしてはこのようなことがあるようです。  今回このような場合、債権は保育園側にあると思うのですが、しかしながら今までは保育料に含まれていた副食費が、無償化に伴い、各園でやってくださいということになったわけなのです。この対応に苦慮している園はたくさんあると思うのですが、これ実際に滞納している方と連絡がとれない場合は、保育園が泣き寝入りになってしまうということが非常に問題なのかなと思うのですが、この辺の補助、さまざまな見解があると思うのですが、そのような状況になった場合、手を差し伸べる補助を含めて、今後検討をしていく必要があるのではないかというように思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) 副食費の徴収事務は新たに始まったものでありますので、当然民間の保育園から滞納についてのご相談や徴収方法についての相談があれば、当然市の担当者としてこれまでの実績やノウハウがございますので、督促や催告、また裁判所に対する支払い督促の申し立て等々のご相談には真摯に応じていきたいと考えております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) そのようなご相談があった場合はということなのですが、これにつきましてはきょうなぜ質問として出させていただいたのかといいますと、今傷が早いうちに早く予想し得ることだと思うので、ぜひ対策を一緒に、保育園に副食費をお願いしているわけなのですので、そういったものを園、また保育課、県、国ですか、その辺と十分連携をとってやっていただきたいなというところがありまして、とりあえず「保育園さん、幼稚園さん、やってくださいよ」と、任せきりにするのではなくて、ぜひもう少しタッグを組んで、寄り添ってやっていただきたいなと思っているところなのです。これ全国的に高知県、秋田県、熊本県などでは副食費を自治体で負担していこうと、そのようなこともあるのです。今このような問題がある中で、こういった保護者の金銭的なものが負担がかかることなのですが、問題がある程度クリアできることでもあるのかなと思うのです。この副食費の自治体負担については市は調査研究したことがあるのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) 無償化前の本年9月議会におきましても、この関係についてご答弁申し上げたと思うのですが、給食費に関しましては基本的には今まで保育料の中で保護者に負担していただいたものであること、加えて、在宅で子育てをする場合でも生じる費用であること、また義務教育の給食費でございますとか、他の社会保障の分野でも食事については自己負担であること、この理由から国においては基本的には自己負担を求めるものというように制度設計されておりますので、それに準じて私どもも対応するものでございます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 今担当課としての見解というのはわかりました。  それでは、最後に市長にお伺いさせていただきたいのですが、今回幼保無償化になって、保育料が無料になった。これは保護者にとっては非常にありがたい。しかも、保育行政全体を考えますと、この副食費であったり、さまざまな課題が出てくるのかなというように思うのですが、その辺についての市長のご見解を最後に伺いたいと思います。 ○議長(篠田剛) 市長。 ◎市長(星野光弘) お答えいたします。  副食費につきましてご提案をいただいたような考えには至っておりませんので、現行この10月からスタートしたばかりでございますが、この方式で私どもは進めさせていただきたいと思います。  もう一点、滞納の対応に対するお考えも、ご心配向きはよくわかります。ただし、やはり保育所、事業所として業としてこれを進めていくためには、やはり事業所の皆さんが責任を持って行っていただくことがやはり一番だと。これに対する経過の観察や、私どもがノウハウを持っている情報のご提供や相談に乗るということは十分に、ただいま子ども未来部長が答弁させていただいたとおり、ご支援をさせていただきたいと、このように考えております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) ありがとうございました。  それでは、(2)番の主食費の取り扱いについて進めていきたいと思います。公立保育所に関しましては、国が3,000円でもいいのではないかという中で500円としているのは、これは非常に評価されるべきところだと思います。まず確認なのですが、公立保育所に対して別に市が補助している。その主食費に対して、何か補助をしているというわけではないですね。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) 公立保育所の主食費という形でよろしいですか。ご答弁でも申し上げましたように、これまで500円という形で実費で徴収させていただきましたので、今回の無償化に伴って特に値上げという形では対応をとらなかったということでございます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) ちょっと私の質問の仕方が悪かったのかもしれませんが、公立保育所は非常に500円で安いなと、これはいいことだと思うのですが、保護者は入所したい保育所の希望を出せますが、完全にそこを選んで入所するということは制度的に不可能なのかなというように思います。  その中で、食費などの差が公立保育所は500円なのだけれども、私立保育園だと1,000円以上、いろんな園があると思いますが、入所する保育所で変わっていくのはある程度いたし方ないと思いますけれども、保護者の負担がぜひ安い基準に合わせられるように、さまざまな幼稚園であったりとか、保育園、こども園、いろいろとあると思いますが、市の財政的な補助を検討して、可能な限り平準していくと。給食費について平準していくと、そのような研究をしていってもいいのかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) ご指摘の内容はよくわかるのですが、給食費全体につきましては各施設によってメニューも異なります。食材も異なります。あと、仕入れ先も異なってきますことから、その辺についてなかなか民間と一緒にするという形で考えますと、逆に市のほうを値上げせざるを得ないのかなというように考えますので、現状のままでやっていきたいと担当としては考えております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 誤解のないように。市のほうを上げろと言っているわけではないというのはご理解していただきたいなと思います。  それでは、(3)番、預かり保育について伺わせていただきたいと思うのですが、預かり保育、日額450円が無償化になると。施設の利用においては月上限額があったり、国の制度設計に沿ってやっていくというようなご答弁だったと思うのですが、この幼稚園の預かり保育、午前9時から午後2時までの基本時間の延長料金です。それにおきましては、1日450円を保障しますよと。この450円というものは国の判断だと思うのですが、確認ですが、この450円というのはこれは時間ではなくて、1回、1日に対しての補助という認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) おっしゃるとおりでございます。日額上限が450円ということでございます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 1回日額につきまして450円の補助ということでありました。  続いて、時間によってこの利用料金、時間の利用によって保護者の負担というのは変わってくるところがほとんどだと思います。特に平日2時から1時間預かり保育を使いましたという場合と、長期休暇、1日朝から日中、それによって保護者負担というのはかなり差があるのですが、それに対して1日1回450円と一律に決めてしまうのは、これは国の制度設計と言われたらいたし方ないのですが、その制度についてちょっと抜けを感じるのですが、市の見解というのはいかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) 大変申しわけございません。国の制度設計上の話なのですが、少しご説明をさせていただきます。  長期の休業中でございますが、そもそも幼稚園の1カ月当たりの上限額につきましては全国平均をとって3万7,000円ということで制度設計が組まれております。これに対して、今議員からご案内のコアの時間帯、午前9時から午後2時までに対しては上限が2万5,700円、それ以外の預かり保育について1万1,300円の無償化を行うというのが基本の制度設計でございます。この3万7,000円でございますが、これについては国と県と市とという形で給付を行っていく形になります。夏休み、春休み等に限らず、この金額は給付になりますので、制度設計上は夏休み中についてもこの2万5,700円の給付は行われると。それに対して1万1,300円の上限を制度設計の中で構えた中での450円という割り算の形になるのですが、25日利用した場合は450円という国の設計でございますので、長期休業中について不整合ではないかというご質問は、これには制度設計上は当たらないというように認識しております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) わかりました。  それで、この請求や支払いの流れについて、今度いきたいのですけれども、これまず非常にわかりづらいかなと思うのです。まず、保護者が預かり保育の利用料を全て一旦幼稚園に支払いをします。そして、次は幼稚園から保護者に預かり保育をしましたよと提供証明書、領収書をもらいます。そして、またその提供証明書、領収書、利用等利用請求を幼稚園に渡して、さらに幼稚園から市町村の預かり保育の補助の請求をすると。最後に市町村から利用者に支払われるという流れになるというようにここに説明があるのです。まだ第1回の請求が、1月になるのですか、10月から12月の分がなると思うのですが、この何度も行ったり来たりすることが保護者や幼稚園の双方においてもやりづらい仕組みになるのかなというのは目に見えてわかるのですが、その辺の市のご見解、伺いたいと思います。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) 給付の流れにつきましては、これは議員ご指摘のほかにもいろいろやり方はございます。現物で給付していく方法や償還払いなど、給付の方法はさまざまであるというように認識しておりますが、無償化前に市の担当でいろいろな状況をシミュレーションした結果、保護者の方と園の双方に負担がないような形で制度を組みましたので、その辺については今後やっていく中で、もし矛盾点や非常に取り扱いしにくい部分だとかということがご指摘がございますれば、その辺は柔軟に対応していきたいと考えております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) ぜひとも柔軟なご対応をしていただければと思います。  それでは、(4)番の私立幼稚園特色ある幼児教育推進事業について伺いたいと思います。今回9園ある中の6園がこれの補助を使ったというご答弁でしたが、今まで私立保育園に対する補助というものはいろいろとあるのかなと思います。これは富士見市だけではなくて、国もそのようなことを言っているのですが、その一方、幼稚園に対する補助が特に富士見市は多少おくれているのではないかなというように感じてしまうのです。その中で今回の事業というのは非常に評価ができると思っているのですが、改めて伺いたいと思います。今回の事業の一番の目的というのは何になるのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) 議員ご案内の事業の趣旨でございますが、幼児教育・保育の無償化に伴いまして、保育料自体の差がほとんどなくなりましたことから、幼稚園を選ぶ上でやはり教育の内容で保護者の方が自分の子どもをここに預けたいというニーズが高まるのではないかということの予想から、各幼稚園が自分の園の特色を前面に出して、独自性を持つことで園の魅力創出をしていくということに資することを目的として事業を行っております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) それでは、今回の補助事業に参加しなかった園もあると思うのですけれども、そのような幼稚園というのはなぜ参加しなかったのか、その辺についてはどうなのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) ご参加いただけなかった園でございますが、私のほうも今年度各園を回りまして、この事業についてのご意見やご感想をいただいております。その中で、参加できていなかった園についても、ぜひ制度をご利用いただきたいという趣旨のお願いをしたところ、今年度については大変恐縮なのですが、予算を本年3月議会でご承認いただいて、制度の説明をしたのが3月の末になってしまいましたことから、新年度からの実施には少し時間がなかったという形で、また、新規事業等についても考える時間がなかったというご意見をいただきましたので、今年度は考えたいというようなご意見をいただいております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 結構急だったので、いい制度なのだけれども、利用ができなかったというところで、また私もちょっと1点気になるところが、今までの事業を発展させるための新たな事業か、もしくは本当に新しい事業に対して補助がされるのですが、一方で園によっては伝統的にこれがずっと引き継がれて、この園だったらこれがあるよねと、何がどうこうというのは言わないのですが、そういったものに対しての補助を評価されるという点でも、これは特色のあるというように私は言えると思いますので、その辺の見解はいかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) ご指摘いただきましたこと、今年度私が各園を訪問する中でもまさにそのことを各経営者の方からご意見として伺っております。  そこで、今年度からスタートした事業でございますが、来年度につきましてはその辺の意見を踏まえて、少し要綱を変更して、既存事業でも対象にするという形で方向性を持って今準備を進めているところでございます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) そのような手を打っているなというのはすごく理解できました。  今回この補助を受けるには、新たなもの、今回既存事業も対象にするような制度の内容変更もあるようですが、今までは新たなものをある程度生み出すということが前提で、さらには1次書類審査を行い、その上でプレゼンテーションを行い、さらにそれが50点以上でしたか、50点。それ以上とったらできますよと。これは、市の予算を使う以上、あと競争の原理であったりとか、そういった面からしますと、そのとおりなのかなと思うのですが、忙しい運営の中で積算根拠がわかる書類の作成であったりプレゼン、しかも合格点があると。補助金だからしようがないと言われたらしようがないかもしれないのですが、若干何か言い方が語弊があるかもしれませんが、ちょっと上から目線なのかなというように思ってしまうのですが、その辺のご見解はいかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。
    子ども未来部長(新山司) 新規事業として開始して、補助金を支給する以上、やはり何でもかんでも補助金を出すということにはならないと思いますので、その辺で事業の趣旨に合っている、合っていないの一定の基準を設けさせてもらったところでございます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) このような認識があるということは少し理解をしていただければなと思うのですが。今回このような事業ができて非常に評価するところであるのですが、今までは保育所は児童福祉と、幼稚園は教育機関と、ばすっと分かれていたような意味合いがあったと思うのですが、保育所でも教育的な要素が増えて、幼稚園でも預かり保育や認定こども園から見てとれるように、保育の要素も増えていると。幼児教育、保育で変わりがなくなってきたのかなと、先ほど子ども未来部長からのご答弁があったのですが。今後そうであるならば、本市の子育て環境を確立していくと、大きな子育てというところを見ますと、既存の幼稚園等々への支援をもう少し厚くする必要がやっぱりあるのではないかなと、私はそのように思っています。その辺についてのご見解を伺いたいと思います。 ○議長(篠田剛) 子ども未来部長。 ◎子ども未来部長(新山司) ここにつきましては、議員のおっしゃるとおりであると認識いたします。  幼稚園につきましては、今まで就園奨励費という制度一つで行政とのやりとりがあっただけなのですが、こういった幼保無償化ということで2号認定ですとか給付の関係が出てきますので、ほぼ保育所と同じような制度になってまいりました。そこで、幼稚園に対しての支援という点につきましても、今後この特色ある幼児教育推進事業が第一歩だというように認識しておりますので、今後園のニーズや保護者の方のニーズを踏まえながら施策を打っていきたいというように考えております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 今子ども未来部長のお話はよくわかりました。今回いろいろと幼保無償化が始まったばかりでいろんな質問をさせていただきました。いろんな今後課題等々があると思うのですが、ぜひ前向きにいろんな手を取り合って施策を進めていただけることを期待いたしております。  それでは、大きな2番の屋内公共施設の有効活用についてというところで、(1)番、公民館は教育委員会、コミュニティセンター、交流センターは自治振興部というように分かれています。2時間以上が8割と、コミュニティセンター、交流センターは9割の人がそのままでよいというように言っているというところで、ではそれはそのままのほうがいいのかなと、私はこのことを質問したのですが、それはそのままぜひ継続していただきたいなというように思います。  続いて、それを踏まえて(2)番です。部屋があいているときは個人利用などの活用状況、より活用していただきたいなと思うのですが、まず確認したいのですが、今公共施設において事前の予約については団体登録をした団体でないと予約はできないということでよろしいのでしょうか。公民館側からよろしくお願いします。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 基本的には公の施設の利用という点で、公民館、交流センターとも同様な形をとってございますが、個人利用の場合の手続方法といたしましては、まず議員ご案内のとおり、団体登録されている方が先に受け付けの開始という形にはなります。個人利用の場合においては利用する日の属する月から数えて2カ月前の利用申請受付開始日の翌日からの申請という形をとってございます。また、ご利用になられる場合、施設の窓口で現金をお支払いいただくといった形でのご利用方法をとっているところでございます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 今交流センターも一緒だと思いますので、大丈夫なのですが、実際団体登録をした団体というのが優先であるべきというのは、それは私はおっしゃるとおりかなと。それでもあいていたら個人利用もできますよというような今までの姿勢で私もいいのかなというように思うのですが、私は何が問題かといいますと、ほとんどの方が公民館や交流センターがあいていたら、個人利用できるということを全く知らないということを私もすごく感じるのです。その辺の広報を、あいているよりは、個人利用でも、例えば昼間にママさんたちがそこでちょっと話をしたりとか、ちょっとしたお茶会で使うとか、そういった利用もぜひ推進していただきたいなと思うのですが、この辺の広報について伺いたいと思います。自治振興部長でよろしいでしょうか。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 公民館も含め交流センター、コミュニティセンターにつきまして個人利用をしている方は少ないのではないかということでございますが、確かに余り多くの方にはその辺周知されていないところもあると思いますので、今後はその辺の周知方法について検討していきたいというように思います。  また、一方で、公民館、コミュニティセンター、交流センターにつきましては個人利用についてはある程度制限がかかっているようなところもあるのですが、一方で集会所のほうは29カ所ございまして、そちらのほうにつきましては個人利用も可能となっておりまして、通常料金でご利用いただけますので、そちらのほうをご案内したいなというように思っております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 今集会所という話があったのですが、公民館もあいていたら、そういったようなことをしていただきたいなと思うのですが、それでは通常の4倍の料金を支払う目的外利用について伺います。この個人利用というのも通常の4倍の料金を支払う目的外利用ということになってしまうと思うのですが、その辺の根拠というのはどこにあるのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 公民館を所管する教育委員会からの答弁にはなりますが、まずもって公民館というのが社会教育法に基づいた教育機関といったことがございます。したがいまして、公民館というのが地域の皆さんに生活や文化、あるいは教育や福祉などさまざまな分野にわたる学びの機会の提供であるとともに、幅広いまちづくり活動を支援することを目的としているといったことで、団体やサークルの活動の場としての利用というのが前提となっているといったことから、個人利用の場合にはその目的とはやや趣を異にするといったことでの目的外利用となってございます。  ただ、一方で先ほど議員ご提案のように、個人利用というのも促進もというお話でございます。公民館といたしましても、先ほどご答弁申し上げましたように、個人の方でも利用できるような工夫にも努めているところでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) それでは、最後に、運動公園の今後の利用再開についてなのですが、民間と公の施設は差があると思うのですが、隣にあります錦ヶ原ゴルフ場は約半月後には利用を再開していますし、隣にありますふじみ野市荒川運動公園についても既に手をつけ始めていると。ゴルフ場につきましては、全て完璧ではないのです。バンカーに入ったりとか、ラフが汚いところは無罰で動かせるとか、そのようなことで、とりあえず使っていただけるような、そのような対策をしているのですが、ぜひとも運動公園につきましても最低限スポーツができることとして整備をしていただいて、その中で附属している部分を並行して修繕していただきたいということを申し述べまして、一般質問を終わります。 ○議長(篠田剛) 以上で今成優太議員の市政一般質問を終わります。  暫時休憩します。                                      (午前11時45分) ○議長(篠田剛) 再開します。                                      (午前11時45分) ○議長(篠田剛) これをもちまして、市政一般質問を終了いたします。 △散会の宣告 ○議長(篠田剛) 以上で本日の日程は終了いたしました。  あす12日は、午前9時30分から予算決算常任委員会を開催いたします。  13日は議案調査のため、14日、15日は休日のため、16日は議案調査のため休会となります。  17日は、午前9時から議会運営委員会を開催し、本会議は午前9時30分から開催いたします。  本日は、これをもって散会いたします。                                      (午前11時46分)- 1 -- 323 -...