富士見市議会 > 2019-06-19 >
06月19日-07号

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  1. 富士見市議会 2019-06-19
    06月19日-07号


    取得元: 富士見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    令和 元年  第2回 定例会           令和元年第2回定例会議事日程(第7号)                                  令和元年6月19日(水曜日)                                  午前9時30分 開議日程第 1 市政一般質問      質問順      17 勝 山   祥      18 今 成 優 太散   会出席議員(20名)     1番   佐  野  正  幸         2番   吉  原  孝  好     3番   上  杉  考  哉         4番   田  中  栄  志     5番   根  岸     操         6番   村  元     寛     7番   加  賀  奈 々 恵         8番   勝  山     祥     9番   伊 勢 田  幸  正        10番   寺  田     玲    11番   尾  崎  孝  好        12番   斉  藤  隆  浩    13番   関  野  兼 太 郎        14番   津  波  信  子    15番   深  瀬  優  子        16番   加  藤     清    17番   篠  田     剛        19番   今  成  優  太    20番   小  川     匠        21番   川  畑  勝  弘欠席議員(なし)欠  員(1名)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   星  野  光  弘      副 市 長   浅  井  義  明  総 務 部長   古  屋  勝  敏      総 合 政策   水  口  知  詩                          部   長  自 治 振興   古  寺  優  一      市 民 生活   清  水  昌  人  部   長                   部   長  子ども未来   新  山     司      健 康 福祉   大  森  重  治  部   長                   部   長  まちづくり   斉  藤     寛      建 設 部長   落  合  慎  二  推 進 部長  会計管理者   小 日 向  哲  也      選 挙 管理   佐  藤  清  康  兼出納室長                   委 員 会                          委 員 長  選 挙 管理   下  田  恭  裕      監 査 委員   鈴  木  貴  久  委 員 会                   事 務 局長  書 記 長  教 育 長   山  口  武  士      教 育 部長   林     み ど り  教 育 部長   齊  藤     宏本会議に出席した事務局職員  局   長   本  多  忠  嗣      次   長   吉  田  知  央  主   幹   大  熊  経  夫      専 門 員   山  田     豊  主   任   秦     麻 里 奈 △開議の宣告 ○議長(篠田剛) ただいま議員の出席が定足数に達しておりますので、議会の成立を認め、これより令和元年第2回富士見市議会定例会第16日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) ○議長(篠田剛) お手元に配付した議事日程(第7号)に従って議事を進めます。 △日程第1 市政一般質問 ○議長(篠田剛) 日程第1、市政一般質問を行います。  昨日は、質問順16番、村元寛議員の質問まで終わっておりますので、本日は、質問順17番、勝山祥議員の質問を許します。  勝山祥議員。               〔8番 勝山 祥登壇〕 ◆8番(勝山祥) 8番、勝山です。それでは、皆様、おはようございます。まず初めに、早朝より傍聴にお越しくださった皆様、ありがとうございます。そして、インターネット中継をごらんの皆様もありがとうございます。  先日、ふじみ野小学校でのことなのですけれども、小学校1年生に「シマウマはなぜしま模様なのか」という質問をしました。同じ質問を大人がされた場合、私もそうですけれども、しましまがカモフラージュの役割を果たしているとか、そういう生物学的な答えを出すと思うのですけれども、ある男の子が「シマウマは、シマウマという名前だからしま模様なのだ」と。つまり、しましま模様があってシマウマという名前が来たのではなく、シマウマと名づけたからしましまになったのだと、この発想に私は大変驚きまして、先入観の大きさというのに驚いたのですけれども、そろそろお気づきかと思いますが、先入観にとらわれない質問をさせていただきますので、先入観にとらわれない斬新なご答弁をよろしくお願いします。なお、しましま模様の理由については、時間の都合上、割愛させていただきます。  それでは、質問に入ります。今回は、介護保険を活用した高齢者の生活向上についてとごみ収集について、そしてラグビーワールドカップについて、3点質問いたします。  まず、大きな1、高齢者の生活の向上についての(1)、介護保険における福祉用具の購入費及び住宅改修費の1年間の利用件数はについて伺います。在宅で介護するには、住まいを介護しやすいように整える必要があります。そして、自宅で快適に過ごすために、また介護をする人が介護しやすいように介護用ベッドや車椅子などの福祉用具が必要になります。介護保険制度では、自宅で介護する環境を整えるため、費用の一部を負担してくれます。介護保険で認められる住宅改修の例としては、手すりの取りつけや段差や傾斜の解消、和式から洋式への便器の取りかえなどがあります。介護保険の対象となる工事を行ったときには、費用の9割から7割が介護保険から支給され、自己負担は1割から3割、これは所得によって変動しますが、1割から3割となります。住宅改修における利用限度額は、要介護区分に関係なく、20万円が限度となります。したがって、20万円の工事を行った場合、自己負担は1割負担の方で2万円、2割負担の方で4万円、3割負担の方で6万円となります。  また、自宅で少しでも長く自立した生活をするために適切な福祉用具が必要になります。介護保険では、福祉用具を借りたり、購入したりする際に、その費用に対して給付が受けられます。福祉用具とは、車椅子や介護用ベッドポータブルトイレなどがあります。介護保険では、購入の対象となる福祉用具は定められており、費用の9割から7割が支給され、1割から3割が自己負担となります。要介護認定にかかわらず、上限は年間10万円です。これらの手続は、地域包括支援センターケアマネジャーに相談し、必要な改修や福祉用具を決定します。  そこで、この制度の平成30年度の実績としてそれぞれの利用件数と、(2)として、この制度に対する利用者からの意見はどのようなものがあるのか伺います。  (3)、本市の受領委任払いが出来る要件を変更し、利用しやすいものにしてはについて伺います。受領委任払いとは、先ほど述べました福祉用具購入費及び住宅改修費について、本人の負担額を事業者に支払い、残りは市が事業者に支払うという方法です。通常は、本人が購入費用または工事費用の全額を事業者に支払った後、対象となる費用の9割から7割を申請することで支給を受ける償還払いの方法ですが、受領委任払いでは、本市が定める要件に該当し、希望する方については、利用者は1割負担ということで事業者に支払い、9割は市が直接事業者に支払う方法です。要件は4つあります。富士見市の被保険者であり、要介護、要支援の認定を受けている方、滞納した介護保険料または時効により徴収権が消滅した保険料がない方、保険給付などの制限を受けていない方に加えて、市民税世帯非課税者であり、一時的な費用負担が困難である方とあります。つまり、これら全てに該当しない方は償還払い、一旦工事費用全額を事業者に支払い、後に自己負担分、9割から7割を市から支給されて戻ってくるという方法で行われます。この要件は、自治体によって異なります。利用者が支払う金額はどちらの方法でも変わりませんが、一度に多くの金額を用意することを考えれば、受領委任払いをさらに利用しやすく変更する方法もあるのではないかと考えます。本市の見解を伺います。  続いて、大きな2、ごみ収集についての(1)、ごみ収集かご出しなど市民が行っている内容はについて伺います。ごみ収集について、本市ではそれぞれの地区により、集積所を利用する市民の方々で維持管理が行われていると思います。集合住宅などでは、管理組合や事業者が維持管理をしている例もあります。市民の方が担っているその内容は、かご出しや清掃など、それぞれの地区によって内容が少しずつ異なっております。地区によりますけれども、かご出しや清掃など、班を編成して当番制で行っているところが多いのではないでしょうか。  そこで、まずごみ集積所を利用する市民の方々が行っている具体的な維持管理の内容について伺います。  また、実際にごみ集積所維持管理している市民の方々や集積所の近隣の住民の方からさまざまな意見があると思います。(2)として、市民からは具体的にどのような意見があるのか伺います。  続いて、(3)、個別回収の検討を始めてはどうかについて伺います。ごみ集積所は、本市の現状ですと、その集積所を利用する市民の方々がみずから維持管理をしなければなりません。高齢化が進み、ごみ集積所を利用しない高齢者の方が増えることや当番の内容が行えないなど、維持管理をする利用者が減ることも考えられます。現在はこの制度を維持できているかもしれませんが、将来的にごみ集積所維持管理方法もしくはごみ出し方法を考える日が来るのではないでしょうか。東京都内などでは、玄関前での戸別回収が始まっています。さまざまな課題などがありますが、だからこそ今検討を始めてはどうかと考えますが、ご見解をお伺いします。  続いて、大きな3、ラグビーワールドカップ2019についての(1)、本市の取り組みの現状はについて伺います。いよいよ9月20日にラグビーワールドカップが開幕します。大会のビジョンとして、「絆 協創 そして前へ」「日本と世界の人々を強い絆で結び、誰も経験したことのない、ラグビー仲間たちの祭典を協創しよう。すべての人の輝く未来へ、進もう心ひとつに。」となっております。これまでも何度かラグビーワールドカップについて質問してまいりましたが、改めて各種イベントの参加など本市の取り組み状況について伺います。  続いて、(2)、パブリックビューイング開催に向けて進捗状況はについて伺います。県の広報紙である「彩の国だより」6月号には、ラグビーワールドカップの試合ではありませんが、8月3日、土曜日にラグビー代表戦パブリックビューイング和光市役所前市民広場で行う旨の記事がありました。平成30年12月議会の一般質問の際には、引き続き情報収集に努め、申請条件や費用、市民ニーズなども含めて実施のあり方について検討していきたいとの答弁をいただきました。問題にはさまざまな課題があると思いますが、改めて進捗状況について伺います。  壇上での質問は以上です。ご答弁、よろしくお願いします。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長大森重治) おはようございます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。  勝山議員ご質問の大きな1点目、高齢者の生活の向上についての(1)、介護保険における福祉用具の購入費及び住宅改修費の1年間の利用件数はにつきましてお答え申し上げます。平成30年度の利用件数につきましては、福祉用具購入費が234件、住宅改修費が272件であり、例年とほぼ変わらない実績となっております。  次に、(2)、この制度に対する利用者からの意見はどのようなものがあるかについてでございますが、福祉用具購入住宅改修に際し、利用者本人やその家族、ケアマネジャー事業者等の関係者からご相談をお受けすることはありますが、そのほとんどは介護保険の対象となるかどうかの問い合わせであり、支払い方法に関することなど利用方法についてのご意見は余り寄せられておりません。  続きまして、(3)、本市の受領委任払いができる要件を変更し、利用しやすいものにしてはについてでございますが、本市においては、介護保険福祉用具購入住宅改修を行う場合は、一度全額をお支払い、申請後に保険給付分の支給を受ける償還払いとしております。従来はこの償還払いの方法しかございませんでしたが、自己負担割合分のみを支払う受領委任払いでの申請も平成24年5月から受け付けております。受領委任払いとなる要件につきましては、市民税世帯非課税者のほか、入院等で一時的な費用負担が困難である者としており、平成30年度につきましては、福祉用具購入費は6件、住宅改修費は6件の申請がございました。  本市における受領委任払い制度の導入の趣旨は、経済状況により一時的な費用負担が困難な方が福祉用具の購入や住宅改修サービスの利用を控えることがないようにするというものでございます。このため、市民税世帯非課税者でないことを理由に受領委任払いの受け付けをしないということはございませんので、利用をご希望する場合にはケアマネジャー高齢者あんしん相談センター高齢者福祉課にご相談いただければと思います。今後も、この趣旨を踏まえ、適正な制度運営を行っていくとともに、サービス利用促進に向けてより一層の周知に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) おはようございます。よろしくお願いいたします。  続きまして、議員ご質問の大きな2点目、ごみ収集について3点ご質問いただいております。順次お答えいたします。初めに、(1)、ごみ収集かご出しなど市民が行っている内容はについてでございますが、集合住宅など管理会社が一括して維持管理を行う集積所もあるため、集積所の形態等により違いはありますが、やむを得ず公道上を集積所としている場合などは、かご、ネット等の収集前の設置、収集後の片づけ、清潔な環境を維持するための清掃をしていただいております。  次に、(2)、市民からはどのような意見があるのかについてでございますが、分別容器が重く、設置、片づけが困難であるや、集積所が遠く、ごみを出すことが困難であるといったご意見のほか、共働きでごみ当番が負担である、近隣の集積所の管理が悪く困るといったご意見がこれまでにございました。  続きまして、(3)、個別回収の検討を始めてはどうかについてでございますが、ふれあい収集事業において、自力でごみを集積所へ搬出することが困難と判断された65歳以上の高齢者または障がい者のみで構成された世帯に対し、安否確認を含めた戸別回収を行っております。市内全世帯のごみの戸別回収には、収集方法の再構築や委託費用の問題など大きな課題があるものと考えております。高齢化社会により高齢者の人口が増加していくことが想定されますので、ふれあい収集を必要とされる方の増加にも対応できるよう検討してまいりたいと考えております。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) おはようございます。よろしくお願いいたします。  続きまして、勝山議員ご質問の大きな3点目、ラグビーワールドカップ2019についての(1)、本市の取り組みの状況についてお答えいたします。ラグビーワールドカップの開幕まで約3カ月となりましたが、大会の周知等に関連した取り組みとして、4月27日に「東京2020開催まであと500日!障がい者スポーツを体験しよう!」を市民総合体育館で開催した際に、県と連携してラグビーワールドカップ2019大会のPRブースを出展いたしました。また、6月2日には県主催のラグビーフェスティバル熊谷ラグビー場で開催されましたが、ラグビーワールドカップ2019を応援する県内のご当地キャラクターにより結成されたゆる玉フィフティ~ンに登録していることから、当市のマスコットキャラクターふわっぴーがステージやPR動画撮影に参加したほか、富士見市のブースも出展させていただきました。また、ラグビーワールドカップ2019の機運醸成に向けて、6月9日開催の第2回たんぼラグビーin富士見・南畑において、市並びに教育委員会では後援という立場で報道機関への情報提供や運営にかかわる支援もさせていただいたところです。今後においても、熊谷ラグビー場で開催される9月24日、29日、10月9日の試合の際に富士見市のブースを出展することについて現在調整を進めているところです。  続きまして、(2)、パブリックビューイング開催に向けての進捗状況はについてお答えいたします。議員ご案内のとおり、昨年12月議会において実施のあり方について検討したい旨の答弁をいたしましたが、6月初旬の段階で県に問い合わせたところ、パブリックビューイング開催に関する情報は組織委員会から届いていない状況で、県としての取り組みは未定とのことでした。また、市が主催となり、大規模なパブリックビューイングを実施するには、費用や会場の確保など多くの課題があると認識しております。しかしながら、教育委員会といたしましては、テレビ中継を利用させていただき、集まった方皆様で楽しめるようなイベントの開催等、実施の可能性について検討してまいりますので、ご理解をお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) それでは、ご答弁いただきましたので、順次再質問をしていきたいと思います。  まず最初に介護保険福祉用具住宅改修受領委任払い償還払いなどについて順次再質問したいと思うのですが。まず最初に、そもそも受領委任払いというこの制度がなぜあるのか、その理由について簡単にいま一度お願いしたいと思います。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長大森重治) 先ほどもお話し申し上げましたけれども、この受領委任払いにつきましては、一時的に費用の負担が困難な方がご利用できるような形で制度としてございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) やはり、住宅改修については20万円、福祉用具については10万円というようなことで、特にこういった改修や福祉用具を利用される方というのは、介護保険ですので、ご高齢の方がその利用の大半を占めているというのは想定されます。そして、そういった方々が20万円というようなものを一括で用意するのが非常に困難である場合があるということで受領委任払いがあるというようなことが確認できました。  先ほど福祉用具については234件、住宅改修について272件ということで、例年と変わらないというようなお話がありましたけれども、傾向としては例年と変わらないということは、大体200件前後、もしくは200件から300件ぐらいの間で両方とも年間の利用件数は推移していると、そういった理解でよろしいのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長
    健康福祉部長大森重治) おっしゃるとおりでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) それでは、福祉用具住宅改修を実際に行う事業者についてお伺いしたいのですが、この事業者の方とかというのは、何か指定された事業者ですとかというものがあるのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長大森重治) この事業者につきましては、県のほうで指定をしているということでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) わかりました。  それでは、この制度に対する利用者からのご意見という部分についてお伺いしたいのですが、基本的には利用方法のご意見というのは余りないと、その対象となるかどうかという部分についての問い合わせが多いというようなご答弁でした。  まず、ここでお伺いしたいのですが、この制度を利用している方からの意見を聞く場合、先ほどご意見、こういうものがありますとご披露いただきましたけれども、こういったご意見というのはどのような方法で市役所のほうは把握されているのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長大森重治) 先ほどのご答弁で申し上げたことと、あとご存じのとおり、介護保険サービスを利用している方につきましては、ケアマネジャー高齢者あんしん相談センター職員がかかわっておりますので、毎月のモニタリングの際にご利用者の状況を把握し、その中でいろんなご利用者様の課題等を承って、それについて対応していくということでございますので、そういった中で、その中身の情報もケアマネジャー等から市のほうには聞いていることもございます。  以上です。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 利用者との間にケアマネジャーが入られて、サービスの利用というものが行われているので、やはりケアマネジャーなど、そういった専門家からのご意見ということでした。  今、ケアマネジャーという話がありました。高齢者あんしん相談センターなどとというようなお話がありましたけれども、実際に住宅改修福祉用具の部分についての事業者の方からは何か聞いているようなご意見というのはあるでしょうか。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長大森重治) 先ほどもお話ししたようなご意見を承っておりますし、また中には支払いについてのこともないとは言えないのかなと思っております。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 支払いについて、事業者から受領委任払い償還払いのことについてお話があるというようなこと、ないわけではないというようなことです。  例えば住宅改修の場合、やはり20万円という大きな金額になりますけれども、これは実際に利用される方が、償還払いの場合、利用者の方が事業者の方に直接お金を手渡す、もしくは振り込むというような形の支払いが利用する際は行われているのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長大森重治) はい、そのような形でございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) ということで、今幾つか確認をしてまいりましたが、本市の受領委任払い償還払いについては、通常、基本的には償還払いで行われていまして、それが利用者の方が直接事業者の方に費用を一旦は全額をお支払いしている、そしてその後、償還払いということですので、利用者の方の経済状況というか、収入によるのでしょうが、1割から3割の自己負担分を除いたものが振り込まれているといっているのが、現状としているのがよくわかります。  ここでまた、ちょっと(3)のほうに移りたいのですけれども、受領委任払いについての要件、先ほど壇上でも申し上げましたが、本市の場合、要介護認定を受けているとか、滞納して、さらに時効による徴収権が消滅したとか、もしくは保険給付の制限を受けていない、そして市民税世帯非課税者である、そして最後が多分、一時的な費用負担が困難である方というところで、さまざまな個別なケースには対応しているというようなご答弁だと思います。この要件という部分、本市は今述べたとおりなのですが、この要件は市町村によって異なって、基本的には市にその要件を定める裁量があると、そういった理解でよろしいですか。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長大森重治) はい、そのとおりでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) それでは、償還払い受領委任払い、本市で今この2つがありますが、手続を進めていく中で、この2つで手数料とか、何か市のほうで異なる部分というのはあるのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長大森重治) 費用面は発生しませんけれども、当然、受領委任払いになりますと、申請に関してのそういう必要書類を出していただくというようなことはあります。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 費用面はないけれども、受領委任払いの場合は、手続をするために、新たに手続の、書類なのでしょうか、というような手続が違うということです。けれども、費用面については変更はないということです。  ふじみ野市、そして近隣市のことをちょっとご披露させていただきたいのですが、ふじみ野市の受領委任払い、この要件というのは、医療機関に入院中または介護保険施設に入所中であるという方、それから介護保険料の滞納による給付制限などを受けている方、この2つの要件だけなのです。三芳町については、特にこの要件自体がないということですので、三芳町については、担当の方にお伺いしたのですが、利用者の約8割の方は受領委任払いを選択されているというのが現状だそうです。担当者の方も、やはり先ほど健康福祉部長がご答弁されたように、利用者の方の負担をいかに軽くするかと、利用者の目線に立ってこの制度を活用しているということでした。  埼玉県内、ほかの自治体でも要件というのはさまざま違うと思うのですけれども、現状についてのご認識はいかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長大森重治) 担当課の中でも、当然、そこの、各県内の状況も調べさせていただく中で、やはり非課税のところがあるとかないというところは確認はさせていただいているところでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) これは、私は基本的に、受領委任払いの部分については、ふじみ野市、三芳町については、より利用しやすい要件を設けているということと、先ほど来から確認してきたとおり、手数料等でも特に市が新たな負担をしなければならないということもありません。そして、何より利用者が、20万円など、10万円であれ、高額なものを一遍に用意する必要がないという意味では、やはり受領委任払いの要件を変更していったほうがいいのではないかなというのが今回の質問の趣旨であります。  市長にお伺いしたいのですが、今までさまざまな部分を確認してきたのですけれども、これは一つの事例としてお聞きいただきたいのですが、とある事業者の方がご高齢の女性から住宅改修の費用を直接受け取ったと、そして金額を数えてみると、20万円のところが25万円入っていたということで、もちろんその5万円のほうはお返ししたのですけれども、それを女性に、ちょっと多いですよと、これ、多かったですよという形でお返ししたのですが、女性はうっかり、生活費も一緒におろしてきて、その封筒のまま渡してしまったというような事例がありました。今回、特に問題は、もちろん返しましたし、問題はありませんでしたが、やはり高額なものを一括で、しかもご高齢の方が直接手渡すというような部分というのは、昨今市内でもさまざまな、いろんな犯罪もありますし、リスクという意味では非常に高いものがあるので、やはりこれは償還払いというものも制度としてあるとしても、受領委任払いがさらにできるように、ふじみ野市や三芳町の部分もありますけれども、したほうがいいと思うのですが、市長のご見解をお伺いします。 ○議長(篠田剛) 市長。 ◎市長(星野光弘) 健康福祉部長とただいま勝山議員との議論を聞かせていただいて、両方の制度を持っているわけであります。そして、さまざまな個々の利用者の皆さんの経済状況等を鑑みて償還払いという制度を持っているということについては、両方をしっかりとPRさせていただきながら行うことが正しいといいましょうか、今の現状の方向性だと思っています。  近隣市町についてのご提案といいましょうか、ご報告もいただきました。担当課として調査をさせて、ほかに不都合があるのか、ないのか、本市がそうした状況をとっていないという理由を私としても確認をさせていただく必要がありますので、今回のこの答弁では、現状の方法を堅持させていただき、さらにはこうした方法がありますということをご利用者の皆さんにはしっかりと周知をさせていただくということをお約束をさせていただきたいと思います。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 担当課の方と市長と、ここでご検討いただければと思います。  また、ちょっと三芳町の例であれなのですけれども、三芳町のほうでは、事業者の方と最初に何か、たしか協定というようなお話をされていましたが、何か登録的な意味合いもあるのかもしれませんが、事業者を、どういった事業者か、県の指定があるというのは先ほどお話がありましたけれども、特に三芳町だと、そうはいっても、そういった事業を行う方というのはそうたくさんあるわけではないと思いますけれども、いろんな意味で、何か協定などを結んだり、登録というのですか、そういうのを、市のほうもどういった事業者のがやっているかというのを認識されているそうなのですが、こういったことも、今市長から先ほどの受領委任払いについてはお話がありましたけれども、そういうのも加えて登録の部分についてもご検討いただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長大森重治) 先ほど市長のご答弁がございましたので、今後につきましては市民のサービス利用の促進に向けて検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) それでは、ごみ収集についてのほうに移りたいと思います。  現在、集積所のことについては、市民の方にかごやネットなどの設置ですとか片づけ、もしくは清掃というようなことを担っていただいているということでした。  最初に質問なのですが、これはやはり、今ありました役割だとか、もしくは担当のする期間、1週間、その人がやるとか1カ月とか、そういったものはまちまちで、それぞれの地区によって、話し合いによって決められているというのが現状ということでよろしいでしょうか。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) そのとおりでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) それでは、市内のごみ集積所、これは先ほども申しましたとおり、集合住宅ですとかいろんな形態があるというようなお話がありましたけれども、集積所の数というものは市内に幾つぐらいあるのかお伺いします。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 現在、市内には約3,400カ所の集積所がございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 3,400カ所あるうち、事業者ですとか管理人などではなく、先ほどご披露いただいたような方法で市民の方が維持管理されている集積所の数というのは、もし把握されていればご披露いただきたいと思います。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 集合住宅など管理会社が一括して維持管理を行っている集積所ですとか、あとアパートなどのオーナーが維持管理を行う集積所、また利用者皆さんが維持管理を行う集積所など、いろいろな形態がございまして、そういったことで、現状におきましては形態ごとの具体的な数というのは把握していない状況でございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) やはり3,400カ所もありますので、なかなかその全てを把握するのは難しいと思います。  それでは、担当している方の、ちょっとここでは私、班と言いますけれども、何人の方で1つの集積所を、1班というような形で管理されているようなことについてお伺いしたいのですけれども、1班というのですか、この班の方の人数というのは、おおむね何人ぐらいで構成されているものなのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 現在はごみ集積所の要綱というのがございまして、それに基づきますと、6世帯以上で1つの集積所ということでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 6世帯以上ということですので、人数についてはまちまちですけれども、大体6世帯以上だということで、わかりました。  (2)のほうに移りたいのですが、市民からどのようなご意見があるのかということについては、やはり分別容器が重いですとか集積所が遠いというようなお話から、やはり共働きによってそういったハンディの役割を担うのが非常に厳しいといったようなご意見もあるというようなふうにご披露いただきました。やはりごみというのは、毎日それなりのものが出てきますし、それを可燃ごみについては週に2回とか出すとか、そういった意味で、非常に生活の中で、決して、もちろんなくてはならないものだと思います。  その中で、これは私が伺ったのですけれども、例えばごみのかご出しを今担っている、順番が回ってきたのでという方が、ある程度、例えば7時にかごを出しますとか、その中で決めていたとしても、5時ぐらいに出してほしいというようなご意見があって、かなり早朝から準備する方もいらっしゃるとか、それはその中での話し合いもあるのでしょうが、実際問題としてどんどん早めざるを得ないというような声ですとか、早朝にかご出しを行うときに台車を使っていたりする場合は、台車で運ぶときにゴロゴロと音がして、まだ早いのにうるさいではないかというようなことを言われてしまうなど、やはり生活に密着していることだけに、そういったご意見が、非常にさまざまな意見があると思うのです。今私が披露したようなもの以外にもあると思うのですけれども、そういった市民からのご意見というのは直接、例えば環境課とかに来るものなのか、それとも何かそういう場があって、何かそういう意見を聞くような機会があるのか、そういった部分についていかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 市民の方に集まっていただいて、そうやってご意見を言っていただく場というのは設けてございませんけれども、市民の皆様からは、直接窓口でもお話を伺うケースですとか、あとは電話でご要望いただく、もしくは、あとメールのほうでご要望いただく場合がございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) では、直接窓口、電話、メールというような形でご意見を伺った場合、担当課としてはどのような対応をなされているのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) ご相談の内容によってということでございますけれども、電話とかで解決するお話もございますし、直接現場のほうに行かなければわからない状況もございますので、そういったことについては個別に対応させていただいております。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) やはり相談の内容が、先ほど私がちょっとお話ししたようなこともあれば、すぐにちょっと対応できるものもあるので、それはそのときによって個別に丁寧に対応されているということでした。  それでは、(3)の個別回収の検討の部分についてお伺いします。いろいろな課題があるというようなことが主にご答弁いただきましたけれども、この戸別回収、先ほどふれあい収集のお話もしていただきましたが、私のほうで検討してみてはというふうにお話ししているのが、ふれあい収集というような形ではなく、基本的に市民の方を対象に、家の前にごみを置くと回収をされていくということなのですけれども、そういった戸別回収などについて過去本市で検討したというような部分はあるのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) これまでのところ、全戸の戸別回収については検討を行っておりません。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) それでは、もし戸別回収を行うと考えたときに、やはり、さっきデメリットの部分等もいろいろご披露いただきましたけれども、メリットとデメリット、やはり当然両方あると思いますが、このメリット、デメリット、どういったことが考えられるでしょうか。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 戸別収集のメリットといたしましては、やはりごみ集積所までごみを運ばなくてよいことが挙げられるというふうに思っております。  また一方、デメリットといたしましては、マンションですとか集合住宅にお住まいの方につきましては、これまでと収集方法が変わらないということになってしまいますので、その辺の不公平感が生まれることですとか、あと、玄関先にごみ袋を置くということになりますと、いろいろプライバシーの問題で、どういうごみを出しているかとわかってしまうというようなことが考えられると思っております。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) メリットのほうは非常によくわかります。デメリットのほうにも、プライバシーの話ですとか集合住宅について今までと変わらないというような、公平性という部分についてどうかということでした。  実際、都内で行われている、品川区の例ですとか、あとは西東京市ですとか小平市だとか、幾つか行われてはいるのですけれども、そこの部分について聞いたところ、まず戸別収集にしたことによって、ごみの排出量というのですか、ごみの量が減ったというような話があります。これは、戸別収集したから減ったのかどうかというのは、もちろん全てがそれだと言えないというようなお話でしたけれども、やはり自分の家の前にごみを置きますので、ごみを何となく減らしていこうというような意識が働いたり、生ごみについては水分を絞ってとかいうような意識、エコ意識というのですか、について非常に高くなるというようなお話でした。富士見市の場合は、本来、現状でもごみの量というのはすごく少なくて、他自治体に比べても、そういう意識の高い自治体だということは存じていますけれども、そういったメリットもまた別にあるということです。  ごみ収集について、現状のごみ収集の形について、それでは本市の課題というものはどういったものがあると捉えられているでしょうか。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 先ほどお話しさせていただきましたけれども、幾つかのそういった細かい、細かいと言ってはなんですけれども、課題等はあるのですけれども、現状における収集方法というのは、一定程度、効率的かつ円滑に行われているのではないかというふうに思っております。また、ごみを自力で搬出することが困難な世帯の方に対しましても、先ほどのふれあい収集で対応しているところでございますけれども、今後におきましても、そういったところでの対応はとるのではないのかなというふうに思っておりますので、今後におきましても、現在の収集体制というのを最大限に活用して今後対応していきたいなというふうに思っております。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 現状の制度というものを、私も、すごく大きな欠陥があってとかいうことではなく、冒頭申し上げましたとおり、今の制度自体、今は本当にいいのですが、今後ということを考えたときにどうなのかなということで、検討を始めてはどうかなというふうにちょっと考えるわけなのですけれども。これはなかなか、人口の推計ですとかいろいろなものはありますけれども、現在、特に市民の方に集積所の管理を担っていただいている、この制度をどれぐらいの期間維持できるというようなものを、恐らく、そういう試算は多分ないと思うのですが、その考えとしてはどういった、現状としてはどう捉えられているのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) どれぐらいまでというのはちょっと難しいお話でございますけれども、現状の収集体制が一定程度効率的に行われているということで、先ほども申しましたとおり、今後も現在の収集体制をできるだけ、最大限に活用いたしまして、いろいろな課題に対して対応していきたいなというふうに考えております。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) それでは、市長にちょっとお伺いしたいと思います。  ごみ収集についての課題を今自治振興部長ともお話しさせていただいたのですが、重ねてになりますけれども、私もすぐに戸別収集を始めたほうがいいというようなことの困難さというものについては理解しているつもりであります。ただ、やはり高齢化が進む中で、現在の制度をやはり維持し続けていくという、日がいつかはやはり来てしまうのではないかなということで、今回一般質問でお話しさせていただいているのですが、市長のご見解をお伺いします。 ○議長(篠田剛) 市長。 ◎市長(星野光弘) 戸別化のデメリット、メリットのご質問をいただきました。今自治振興部長からは答弁がなかったのですが、やっぱりコストの問題というのが一番大きいのではないかと思っております。ですから、前提の条件として、勝山議員からすぐさま検討をということでないと、将来こうしたことを考えなければならないだろうということで、私もそういう条件を踏まえますと、コストの問題は避けて通れないと、このことについては、ごみ有料化も踏まえながら、ご自分のご自宅の前にごみを置くことで、これに対する対価は誰が払うのかということもやはり検討しなければならないだろうと、このように思います。  もう一つは、ごみの減量化に寄与したかどうかはわからないがという前置きで、西東京市、小平市が減ったのだと、こういう話もいただきました。一方で、私どもは、富士見環境センターにつきましては、今後、この数年で45億円からの投資をしなければならないという状況でもあります。こうした、それぞれの皆さんにご努力をいただいてこのシステムを守っていくこと、そしてただいまご指摘いただいたように、これから高齢化する社会の中では、ごみをどのように出していくのか、また収集していくのかということは、ごみの戸別化だけの問題ではなくて、総体的に議論しなければならないだろうということを考えていた次第であります。答弁らしい答弁ではございませんが、私の見解としては、現状はただいま自治振興部長が答弁したとおりでございますが、今後はそういった前提条件に立てば検討しなければならない内容だというふうに理解しております。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) ごみの問題というのは、本当に、これは毎日続くことと、そして市長が今ご答弁いただいたように、将来的な部分、環境センターのこともお話しいただきましたけれども、本当に考えていかなければなと私も思います。  それでは、ラグビーワールドカップの部分についてに移りたいと思います。さまざまな周知活動、これは埼玉県との協力の上で本市もされているということはよくわかりました。先ほどラグビーフェスティバルの部分についても、ブースを出していただいて、私もお伺いしたときに、富士見市というのがあって非常にうれしかったというのを覚えています。ふわっぴーもラグビージャージをまとっていたということで、本当によかったと思うのですけれども。これは9月20日から、実際にもう3カ月なのですけれども、ワールドカップが開幕して、実際、今、開幕前までの機運の醸成という意味で、さまざまな活動ということで、たんぼラグビーも大変大きな後援をいただいたと思いますけれども、9月20日から開幕した後、期間中、実際に始まってからは、何か、どのような活動をする予定があるのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 先ほどもお話しさせていただいたところではございますが、開催当日に熊谷ラグビー場におきましてまた富士見市のPRブースが出展できるかどうかということに関しましても、県と連携しながら協議を進めていくといったような形を今とっているところでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 本当に、ブースもやっぱり埼玉県中、全て出るというのもなかなか、あると思いますし、ただ、富士見市は随分前からブースを出したりということで活躍されていると思います。  これはスポーツ庁のホームページのほうにもあるのですけれども、2020年の東京オリンピック・パラリンピックとラグビーワールドカップの連携という部分については、準備、運営等、密接な関係があるというような記載があります。本市も、東京オリンピック・パラリンピックについてはさまざまな、またそれについても担当課も新たになりましたし、準備を進められていると思うのですけれども、スポーツ庁にあるような、何か連携した動きという部分についてはいかがですか。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) オリンピック・パラリンピック1年前イベントというのを7月、8月でそれぞれ行う予定としてございますので、ここも事前に県からの情報収集ですとか連携によりまして、例えばラグビーワールドカップの何か啓発のチラシですとかグッズですとか、そういったものが事前に入手できるとすれば、オリンピック・パラリンピック1年前イベントのときに配布させていただくなどの啓発普及はできるかなというふうには今考えているところでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) なるほどと思います。  パブリックビューイングについてなのですけれども、ちょっと、6月初旬の段階で組織委員会からまだ未定ということで、これは本市がどうこうということではなくて、組織委員会のいろんな事情もあるのかもしれませんが、なかなか、当然費用が発生すると思いますので、ちょっと今の段階では難しいというのも非常によく理解できるものであります。テレビ中継を利用してみんなで応援すると、パブリックビューイングというと、恐らく大きい画面というのですか、プロジェクターとか、もしくはもっと、例えば、かつて国立競技場ではオーロラビジョンなどを使って応援するとかもありましたけれども、そういったイメージなのですけれども、テレビ中継を利用して何か応援する可能性という部分について、もう少し詳しくご披露いただいてもよろしいですか。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) いわゆるそういう大規模なパブリックビューイング、大型のプロジェクターなりというもので視聴するといった場合には、著作権の関係といったものがございますので、いわゆるライセンス料が発生するといったこともございますし、会場の確保といったことの検討も必要ということで、これは今までの答弁でも申し上げさせていただいたような課題がございます。  一方で、テレビ中継を利用するといったことでございますけれども、家庭用のいわゆるテレビ、そういった装置を用いて見る場合にはライセンス料はかからないといったことがございますので、それを利用して、皆さんで集まっていただいて一緒に応援するという形をとれればというふうに今考えているところではございますが、やはり通常、会場をどこにするかということもございますし、その会場にテレビを設置して視聴できる動作環境なりという、そういった環境面での整備も事前に調査したり、検討が必要ということでございますので、これはそういった方向で今進めていければというような形で検討しているものでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) やはりライセンスというか、著作権の部分は当然守らなければいけない部分ですので、今、その中でも家庭用のものを、家庭用のテレビといっても、今はかなり、かつてに比べれば大型のものもありますけれども、そういったものも含めて調整をしていただいているということですので、この先のいろんな県からの通達等もありますので、何とも言えないですけれども、少しでもとは思います。  私も、ライセンスの部分とか、調べ得る限り、いろいろ見たのですけれども、やはり基本的には営利目的でないとかお金を徴収しないとか、やはり家庭的な、家でテレビ中継を見るのと基本的には変わらないというような部分なのかなとも思いますので、ぜひできればなと思うのですけれども、ちょっと所管が違うので、総務部長にお伺いしたいのですが。9月20日に開幕するとき、日本はロシアと戦って開幕戦を迎えます。その後、28日にアイルランド、10月に入って、5日にサモア、13日がスコットランドということで試合がもう予定されております。これを、埼玉県もいろんなことをやっていますけれども、例えば市のホームページとかに、そういうものがありますよと、みんなで、先ほど教育部長がおっしゃられたような、パブリックビューイングとはちょっと違いますけれども、そういったものをやる、やらないは別にして、周知という意味で載せてはどうかなと思うのですけれども、この辺はいかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 総務部長。 ◎総務部長(古屋勝敏) 市においては、先ほど教育部長のほうのお話があった、ラグビーワールドカップに関するイベントなどを行う際には、市のホームページでこれは周知を図るということについては、教育委員会と連携しながら進めて、取り組んでいきたいと考えているところでございます。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 本当に、富士見市、埼玉県でも特に熊谷市を中心とした北部なんかは、やっぱりラグビーというと少しは、かなり盛り上がりはあるのですが、埼玉県の中でも本市があるような南部、南西部という部分については、今度和光市でもありますけれども、なかなか盛り上がりについて、少しまだ足りないのではないかというようなことも埼玉県も感じているというようなことでした。  市長は先日、たんぼラグビーの場でもおっしゃっておられましたが、前回のワールドカップの南アフリカを日本が破って世界中が興奮した、あの試合を目の前で見ていたという経験を、貴重な経験をお持ちなのですが、市長、ワールドカップについての思いを最後によろしくお願いします。 ○議長(篠田剛) 市長。
    ◎市長(星野光弘) 大変胸躍る大きな大会を、地元熊谷市や日本全国でこの試合が見られるというのは、大変、私はプレーヤー、ラガーマンではありませんけれども、スポーツ観戦を愛する人間としては大変楽しみにしておるところであります。できましたら、たんぼラグビーの後の休耕田の田んぼで野外パブリックビューイングでもできればよかったのかもしれませんが、ただいま部長が答弁させていただきましたとおり、富士見市としてできることを検討させていただいて、テレビでというような視聴方法などが可能ということであればお声がけをしながら、画面は小さいのですが、我々の意思、意図、応援するということについてはいいのではないかと、こんなふうに思います。  また、サッカーのワールドカップの折に、昨年ですが、ちょうど今ぐらいですか、私たちもユニホームを買いました。私がちょっと声をかけて、庁内の若手の職員とともに某レストランで、ちょっと遅かったのですが、みんなで応援をするというようなことも私的に行いました。こういったことが、ラグビーを盛り上げる、ワールドカップを楽しむということに、我々としてもできることをしたいというふうに思っておりますので、またご指導いただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(篠田剛) 勝山議員。 ◆8番(勝山祥) 今回、もちろん日本開催ですので、試合は大体7時半ぐらいからというのが多いみたいです。4時半からというのもあるみたいなのですけれども、日本代表がロシア、アイルランド、サモア、スコットランドのうち、最低でも3勝はしないと決勝トーナメントに進めないと、やはり開催国が決勝トーナメントに進まないとなかなかという部分がありますので、市長の今の熱い思いと一緒に私も注視して、富士見市でできることを少しでもという思いでやっていきたいと思います。  以上申し添えて、私の一般質問を終わります。 ○議長(篠田剛) 以上で勝山祥議員市政一般質問を終わります。  休憩いたします。                                      (午前10時30分) ○議長(篠田剛) 再開いたします。                                      (午前10時45分) ○議長(篠田剛) 次に、質問順18番、今成優太議員の質問を許します。  今成優太議員。               〔19番 今成優太登壇〕 ◆19番(今成優太) 19番、今成です。皆さん、こんにちは。本日も傍聴にお越しくださいまして、ありがとうございます。また、インターネット中継をごらんになっている皆様もありがとうございます。  それでは、市政一般質問を始めさせていただきます。大きな1番、投票率の向上に向けて。本年4月7日、埼玉県議会議員一般選挙が行われました。市役所本庁舎と鶴瀬駅西口のサンライトホールに加え、みずほ台コミュニティセンター、ピアザふじみでも期日前投票所を新規に開設しました。市役所本庁舎においては、選挙期間中の3月30日から4月6日の常時受け付けとなっていました。みずほ台コミュニティセンター、鶴瀬サンライトホール、ピアザふじみにつきましては、期間ごとに1カ所ずつ期日前投票所が開催されるという運営の仕方でした。市内3駅の駅近で期日前投票所が行われるという新たな取り組みに対して、ご苦労もあったかと思いますが、評価しております。  (1)番では、県議会議員選挙における期日前投票所の成果について市の見解を伺いたいと思います。  (2)番では、新たな取り組みをしたことで改善すべき点や課題も生まれたと思います。今後より一層の投票環境の充実に努めていただきたいと思いますが、どのような課題があったのでしょうか、伺います。  (3)番、本市の特色に沿った向上策をということで、ご存じのとおり、昼夜間人口比率が低い、日中は都心などの市外で働き、夜に富士見市に戻ってくる、この比率の差が大きい典型的なベッドタウンです。さらに、大型ショッピングモール、ららぽーと富士見がある点も特色として挙げられます。2016年、静岡県伊豆市の市長選挙において修善寺駅構内に期日前投票所が開設されました。また、本年2月に行われた愛知県の県知事選挙において、名古屋市は市営地下鉄鶴舞線の原駅という駅の構内に期日前投票所を設け、話題となりました。身近では、今年4月に行われた豊島区議会議員、そして区長選挙において、池袋駅に直結する西武池袋本店、東武百貨店において期日前投票所を設置しているなど、駅という多くの方が利用するところに期日前投票所を設置する取り組みが増えてきました。さらに、全国各地で大型スーパーやショッピングモール内に期日前投票所を設置する自治体も多くあります。  さて、富士見市の特色を生かし、駅構内や大型店舗内での期日前及び当日投票所の設置の検討をしていってはどうかと思いますが、いかがでしょうか、見解を伺います。  大きな2番、近隣トラブルの解消に向けて。ふだん生活していると、ご近所さん、さまざまな近隣トラブルが起こることもあると思います。近隣トラブルに関しては、主なものとして、生活音による騒音、ペット、ごみ出し、車の駐車などさまざまです。行政の対応というよりは、当該者同士、いわゆる市民、民民での対処が求められるとは認識しています。本市においても、毎週木曜日に市民相談の機会を設けています。その中にはこのようなトラブルもあると思います。  (1)番では、どのような相談が多いのでしょうか、主なものを伺いたいと思います。  (2)番、私有地の境界を越える樹木や落ち葉のトラブルについてということで、少し近隣トラブルの中で焦点を絞って質問をしたいと思います。隣接する住宅地における樹木のトラブルについてです。樹木が私有地を越えて、枝や落ち葉などがもとでトラブルになるケースが多くあります。また、樹木の管理が適切にされておらず、時には公道にはみ出し、交通の障害になることもあります。近隣に迷惑がかかっているのにもかかわらず、所有者が対応しないケースもあると伺っています。市としては、解決に向けてどのような対応ができるのか伺いたいと思います。  大きな3番、本市にゆかりのあるアイドルやアニメについて。この通告を見たときに、今成はキャラではないというふうに言われたのですけれども、先日、アイドルやアニメに対して熱心でコアなファンに出会い、私自身の固定概念がぶち破られました。私も質問前、いろいろと勉強させていただき、それが市の活性化につながるというふうに考えますので、今回の質問に至りました。  本市においても、ももいろクローバーZでの波及効果について、思いがけない発見、効果もあったと思います。「ももクロ春の一大事2017in富士見市」を皮切りに、国内各地で自治体とコラボレーションしたコンサートを実施していますが、本市以降の開催地である滋賀県東近江市、富山県黒部市と3市で「~笑顔のチカラつなげるオモイ~地域連携協定」を締結するなど、その波及効果は大きいものと考えます。野外ライブが行われた富士見市の第2運動公園は、ももクロファン、もののふの中では聖地になっていると聞き及んでいます。そこでファン同士の野球大会も開催されたそうです。  (1)番では、市としてどのような波及効果があると捉えているのでしょうか、伺いたいと思います。  (2)番、富士見市PR大使、飯田里穂さんが声優を務める人気アニメ「ラブライブ!」について、さらにコアな部分に入ります。平成30年5月に、声優、タレント、アーティストの飯田里穂さんを富士見市PR大使に委嘱いたしました。飯田里穂さんの代表作といいますと、アニメ「ラブライブ!」の星空凜というキャラクターの声優を担当しています。このアニメの概要は、自身の通う高校が廃校の危機にあることを知った9人の少女が、廃校を阻止するためにスクールアイドルを結成していくという青春ストーリーでありまして、さらにはアニメ上のユニット、ミューズというユニットがあるのですけれども、その声優たちが現実にもユニットを組んで活動を展開していったということでも有名で、紅白歌合戦にも出場しております。  さて、ここから本題です。株式会社博報堂が中心となり、研究しているデータに支出喚起力という年間関連市場規模の指標のデータが発表されていました。1位はアイドルグループの嵐、皆さんご存じかと思います。2位はアニメの「アイドルマスター」というものがありまして、第3位にこの「ラブライブ!」が入っています。その額は273億円という指標が出ておりまして、4位にはこれまた有名なアイドルグループ、関ジャニ∞、10位には歌手のB'z、19位には安室奈美恵さんと、それを抑える「ラブライブ!」の絶大な人気はご理解いただいたかと思いますし、またはここにいる方のほとんどがこのようなアニメがあることを認識されていなかったのではないのでしょうか。  さて、本市も少なからずこのご縁ができました。市の認識はいかがなものなのでしょうか、伺いたいと思います。  (3)番、他自治体の取り組みについて伺います。全国には、このようなアニメと自治体が協力をしてまちおこしや経済効果を上げている例も既にあります。アニメの舞台となった場所が聖地となり、そこをファンが回る聖地巡礼という行動が経済効果に結びつくケースがあります。埼玉県久喜市はアニメ「らき☆すた」、茨城県大洗町は「ガールズ&パンツァー」というアニメの聖地となっているようです。いずれも自治体の協力により成功しています。逆に、聖地があるにもかかわらず、これを自治体が見過ごし、スルーをして何も生まれなかった残念なケースもあるようです。久喜市は、3年間で経済効果22億円の効果をもたらしたという報告もあります。このような取り組みに関する市の見解を伺いたいと思います。  (4)番、新たな魅力づくりについて。次は、バーチャルユーチューバーをご紹介いたします。動画サイト、ユーチューブで動画を配信する人のことをユーチューバーといい、定着がしているかと思います。バーチャルユーチューバーとは、動画配信活動を行う架空のキャラクターを示します。よくブイチューバーとも言われています。このようなキャラクターは、近ごろ天気予報やテレビ番組でも活躍しています。イメージしていただきたいのが、多少違うのですけれども、NHKのチコちゃんがそれに近いのかなというふうに思います。昨年8月、茨城県が自治体初の公認ブイチューバー、茨ひよりを誕生させ、茨城県の魅力を発信しています。チャンネル登録数は11万人、既に広告効果は2億4,000万円という記事が出ておりました。  さまざまな具体例を披露させていただきましたが、現代はネット社会です。アイドルやアニメなどとコラボレーションしてまちおこしをしている自治体もあります。予算もそれほどかかりません。本市も、飯田里穂さんが人気アニメの声優を務めているなど、さまざまな可能性が出てきました。このような取り組みを研究し、新たな発信力の強化や魅力づくりをしてはどうでしょうか、伺いたいと思います。  最後に、大きな4番、スポーツ行政について。この質問は、幾度も継続的に質問をさせていただいております。いよいよ来年です。2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けてさまざまな取り組みを行っていると思います。このような市の姿勢については評価をしておりますし、開催前の取り組みからレガシーまで実りある結果が出てほしいと思います。  そこで、(1)番では、改めて来る2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けての取り組みを伺いたいと思います。  (2)番、市民総合体育館の新指定管理者との取り組みについて。指定管理者が富士見FTパートナーズにかわりました。スポーツ行政の発展を期待するところであります。管理者がかわったことで変化した点は何か伺いたいと思います。  また、今後取り組もうと考えている点があれば伺いたいと思います。  壇上での質問は以上です。ご答弁、よろしくお願いします。 ○議長(篠田剛) 選挙管理委員会委員長。 ◎選挙管理委員会委員長(佐藤清康) よろしくお願いいたします。  議員ご質問の大きな1点目、投票率向上に向けての(1)、県議会議員選挙における期日前投票所の成果はについてお答えいたします。議員ご案内のとおり、先日執行された県議会議員選挙において、これまで鶴瀬駅西口のサンライトホールに設置していた期日前投票所をみずほ台コミュニティセンター、ピアザふじみ、サンライトホールの順に移動させるという取り組みを新たに実施いたしました。この取り組みについては、各期日前投票所で実施したアンケート結果において、今後も継続してほしいというご意見が83%を占めるなど、選挙人の皆様からはおおむね高い評価をいただいたものと考えております。  また、今回の県議会議員選挙の投票率は32.51%であり、4年前に執行された県議会議員選挙と比べて2.89%の増加となりました。加えて、期日前投票者数については4年前と比較して約1.6倍となる6,418名に及び、選挙管理委員会といたしましても期日前投票制度の需要がますます高まっているものと改めて認識したところでございます。今回の取り組みが投票率にどのように影響したかは検証が難しく、投票率向上に寄与したと一概に判断することはできませんが、当初の目的であった投票環境の向上という点に関しては一定の成果を得られたものと考えております。  続きまして、(2)、課題点についてお答えいたします。今回の取り組みにおいては、当初想定したような選挙人が期日前投票所を間違えるといった混乱もほとんどなく、移動式の期日前投票所としては大きな課題点は特段ございませんでした。つきましては、今後執行される参議院議員選挙及び県知事選挙においても今回同様の方法で実施してまいりたいと考えております。  続きまして、(3)、本市の特色に沿った向上策をについてお答えいたします。議員ご提案のとおり、駅構内に期日前投票所または投票日当日における共通投票所等を設置することは、投票環境の向上にも効果があるものと認識しておりますが、投票場所の確保や二重投票を防止するためのオンライン回線の整備等の課題がございます。選挙管理委員会といたしましても、通勤通学で鉄道を利用する選挙人の利便性の向上は重要と考え、今回の取り組みにおいて、駅から近い立地の公共施設を期日前投票所に選定したほか、駅改札口付近にのぼり旗を設置し、駅から期日前投票所への誘導策を施すなど対策を図ったところでございます。また、大型店舗内での投票所の設置につきましても、駅構内と同様に投票場所の確保やオンライン回線の整備等に課題があることから、現段階での導入は難しいものと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(篠田剛) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) よろしくお願いいたします。  議員ご質問の大きな2番目、近隣トラブルの解消に向けて順次お答えいたします。まず(1)、本市に寄せられる近隣トラブルは何かにつきまして、平成30年度の市民相談の統計から申しますと、ご近所の人間関係における相談が5件、騒音に関するものが3件、ごみ等の環境に関するものが2件、私道に関するものが1件、その他に関するものが7件となっております。  続きまして、(2)、私有地の境界を越える樹木や落ち葉のトラブルについてのご相談を受けた場合、解決に向けた私どもの対応についてでございますが、まず相談者の具体的な事情等を聞き取る過程で、過去の事例等を参照しながら、緊急性の有無または事案の困難性によっては弁護士による法律相談へ引き継ぐなど、相談者と相手方以外の近隣住民の方々へ及ぼす影響度等も推察する中で解決へと導けるよう努めているところでございます。しかしながら、さまざまな対応を重ねても解決に至る見込みがない場合などは、最終的に法律相談をご案内するケースもございます。いずれにいたしましても、相談者の置かれている具体的な状況把握が早期解決への鍵となりますことから、今後におきましても引き続き弁護士との連携を図る中で相談者に寄り添った対応に心がけてまいりたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 議員ご質問の大きな3点目、本市にゆかりのあるアイドルやアニメについて4点のご質問をいただきましたので、順次お答えいたします。  初めに、(1)、富士見市PR特別大使ももいろクローバーZの波及効果についてですが、議員ご指摘のとおり、本年2月13日に、ももいろクローバーZのメンバーである高城れにさんの立ち会いのもと、本市と東近江市、黒部市の3自治体間で全国的にも類のない「~笑顔のチカラつなげるオモイ~地域連携協定」を締結させていただき、さらに本市と東近江市との間で災害時相互支援に関する協定を締結させていただきました。この地域連携協定に基づき、本年4月に富山県黒部市のコンサート会場において東近江市と合同で市のPR活動を実施してまいりました。来年度のコンサート開催につきましては、本市を含め東近江市や黒部市にも全国の自治体から多数の問い合わせがあり、今後も「ももクロ春の一大事」を通じた自治体間の連携が期待されているところでございます。  また、富士見市第2運動公園でもののふの皆さんが集まって野球大会が開催されたことや、いまだに第2運動公園に訪れる方もいると伺っており、知名度向上や地域間の連携など、このコンサートが本市にもたらした波及効果は非常に大きいものがあると認識してございます。今後におきましても、ももいろクローバーZの皆さんにつないでいただきました自治体間の交流やもののふの皆さんとの縁を生かし、本市をPRしてまいりますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、(2)、富士見市PR大使、飯田里穂氏が声優を務める、人気アニメ「ラブライブ!」についてと(3)、他自治体の取り組みについては、関連がございますので、あわせてお答えいたします。声優、タレントである飯田里穂さんにつきましては、平成30年5月1日に富士見市PR大使として委嘱させていただきました。飯田里穂さんは、テレビアニメのスクールアイドルグループ、ミューズを主人公とした「ラブライブ!」シリーズの星空凜の声優をされておりますが、議員ご指摘のとおり、このアニメシリーズはコアなファンによる年間の関連市場規模の指標である支出喚起力が非常に高く、絶大な人気を誇っているものと認識してございます。  また、近年、アニメの舞台となった地域がそのファンの中で聖地となり、多くのファンが訪れることにより経済効果が生まれているということも認識してございます。議員ご指摘の久喜市や茨城県大洗町、その他、県内の秩父市や横瀬町などがその一例であり、行政としてもまちのPRとして活用するなど、アニメとタイアップすることでまちおこしの一助となっております。飯田里穂さんご出演の「ラブライブ!」は、前述した地域とは異なりまして、本市を舞台としている内容ではないことから、本市を「ラブライブ!」の聖地として位置づけるPR方法は困難であると考えておりますが、現在PR大使の飯田里穂さんにつきましては、ご自分のSNSや出演されているメディア等での本市のPRをお願いするほか、子ども文化芸術大学☆ふじみにおいても声優講座の講師として依頼しているところでございます。今後におきましても、飯田里穂さんを初めとする本市のPR大使の知名度やお力をおかりし、本市をPRしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、(4)、新たな魅力づくりについてについてお答えいたします。茨城県では、国内の自治体では初となるバーチャルユーチューバーを起用した動画を配信することでPR活動を行っております。この取り組みにより、自治体の公式ユーチューブのチャンネルとしては初めて登録者数が10万人を突破するほか、ツイッターのフォロワー数が約1万5,000人、動画の視聴回数実績が約91万回と着実に数を伸ばしていることに加え、テレビ、新聞など多数のメディアに取り上げられた広告換算額は2億4,000万円程度の効果が出ていると発表がございました。放映内容についても、茨城県の魅力を伝えるためのクイズやゲーム実況、質問コーナーなど、若年層を狙ったポップなつくりがメーンとなっている一方で茨城県議会議員一般選挙の啓発動画などもあり、お役所っぽくない営業チャレンジとして、今後ゆるキャラと同様に自治体でも取り入れられるケースが増えることが予想されるなど、全国から注目を集めている取り組みであると認識してございます。  本市におきましては、市制50周年に向けて新たなPRDVDを検討しているところでございますが、飯田里穂さんを初め市のPR大使の皆様にもご協力をいただきながら、市をPRする新たな可能性を秘めた方策として、先進自治体の動向を参考としながら引き続き研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) ご質問の大きな4点目、スポーツ行政についての(1)、2020年東京オリンピック・パラリンピックの取り組みについてお答えいたします。  まず、東京2020大会に向けて市民の皆様の機運醸成を図る取り組みとして、今月29日にはシドニー・オリンピック、アテネ・オリンピックのトライアスロン競技に2大会連続で日本代表として活躍された関根明子氏を講師にお招きし、富士見ガーデンビーチにおいてトライアスロン体験教室を開催いたします。さらに、7月28日にはオリンピックに向けた1年前イベント、8月25日にはパラリンピックに向けた1年前イベントを、市内のオリンピアンである小原日登美氏、パラリンピアンである高橋秀克氏の協力のもと開催し、レスリング、視覚障がい者柔道を初めボルダリング、VR乗馬、クレー射撃シミュレーター、ボッチャ、車椅子バスケットボールなど、オリンピック、パラリンピック種目を誰にでも楽しく体験いただきたいと考えております。また、8月6日には、小学生の親子を対象に東京2020大会の競技会場となる現在建設中の新国立競技場を眺望し、埼玉スタジアム2020、朝霞自衛隊広報センターを回るツアーを実施したいと考えております。  次に、ホストタウンとして登録されたセルビア共和国の関連では、まずセルビア共和国を市民の皆様に知ってもらい、身近な国として感じていただく取り組みとして、5月にはセルビア共和国大使館大使秘書である長門ティヤナ氏を講師にお招きし、セルビア語、セルビア料理教室を開催したところでございます。今後開催されるふるさと祭りに合わせ、セルビア料理の提供、セルビア写真展を開催するとともに、昨年10月23日に実施したセルビア給食を、今年は児童生徒と一緒に市民の皆様にもご試食いただける機会を設けます。さらに、11月23日のいい富士見の日に合わせてセルビアフェスタを開催し、東京2020大会開催を契機に多くの方々にセルビアの文化に触れていただける機会を提供し、関心を持っていただけるよう取り組んでまいります。  また、過日、セルビア共和国の女子ハンドボールチームが今年12月に熊本県で開催される2019女子ハンドボール世界選手権への出場権を獲得しました。この大会で優勝すれば、東京2020オリンピック競技大会の出場権を獲得することができます。日本で開催される大会でございますので、市を挙げて応援できるよう検討してまいります。  また、レスリングチーム及びハンドボールチームが東京2020大会の出場権を獲得した際は、事前キャンプ受け入れ時に選手または関係者等を招待し、市民や児童生徒と交流が図られるよう調整を進めたいと考えております。そのため、7月に、セルビア共和国のレスリング協会及びハンドボール協会との事前キャンプに関する協定締結等に向け、セルビア共和国を訪問するとともに姉妹都市であるシャバツ市との交流を行い、さらなる友好関係を深めてまいります。さらに、大会期間中にはセルビア共和国の選手が出場するレスリングやハンドボールの試合を市民の皆様と一緒に応援できるよう、パブリックビューイングの実施を検討しております。  オリンピック・パラリンピック競技大会を大いに盛り上げる聖火リレーについても、富士見市が聖火リレーのルートに選定されたことが発表されました。多くの市民の皆様の記憶に残る聖火リレーとなるよう取り組んでまいりたいと考えております。  また、現在、このようにさまざまな取り組みを支えていただけるボランティア、富士見TOPサポーターを募集しており、既に94名という多くの皆様に登録していただいているところでございます。これらの取り組みにご支援、ご協力くださる皆様との出会いを大切にしながら、2020年に向けて、またその後のレガシー創出に向けた施策を進めてまいりたいと考えております。  続きまして、(2)、市民総合体育館の新指定管理者の取り組みについてお答えいたします。これまでと変わった点といたしましては、スポーツジム・スタジオを初めてご利用になる場合、あらかじめ予約の上、講習会を受講していただいておりましたが、4月からは予約することなく随時受講できる体制を整え、曜日や時間帯を気にせずに受講していただくことが可能になっております。また、施設維持管理の面におきましては、新たに技術的職員が配置され、設備の細部にわたる点検が可能になりましたことから、これまで以上に事故や故障の未然防止が図られるものと認識しております。  今後の取り組みとしては、指定管理者の提案により、新たに西武ライオンズの元パフォーマーを講師に迎えたヒップホップダンス教室やセパタクロー教室等の開催を自主事業として予定しております。今後もより多くの市民の方に市民総合体育館をご利用いただけるよう、また楽しみながら健康増進にもつながる事業が充実するよう、指定管理者と連携しながら進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 一通りご答弁いただきました。ありがとうございました。  それでは、大きな1番の投票率の向上に向けてということで、(1)番の県議会議員選挙における期日前投票所の成果はというところで、今ご答弁いただいたのは、アンケートで継続してほしいのが83%ですか、非常にこれが物語っているのかなと、投票環境の向上には非常に評価させていただいております。  そこでご確認したいのですけれども、今回、期日前投票所が変わるということで、変わるというか、どのような広報活動をしてきたのか、その辺について確認させていただきたいと思います。 ○議長(篠田剛) 選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) 再質問いただきましたので、選挙管理委員会事務局からご答弁申し上げます。よろしくお願いいたします。  今回の移動式の期日前投票所を今回新規で行うに当たっての啓発活動といたしましては、全戸配布で期日前投票所のチラシを配布させていただきました。それと、今回、駅の近くに設置するということで、市内各3駅にある東武ストアにご協力をいただきまして、店内放送を利用して期日前投票所を行っているという周知をしていただきました。それと、アンケートの中でも一番効果的であったというのが、毎回実施はしているのですけれども、選挙特集号というのを広報に折り込んで配布したもので、こちらがアンケートとしては一番効果があったという結果でございます。  以上でございます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) さまざまな広報活動をしてきたのがわかりました。  それでは、(2)番の課題点というところで、大きな課題点はなかったという評価だったと思うのですけれども、今後も同様にやっていくということで、では次回の選挙が行われた際には、今後もピアザふじみ、サンライトホール、みずほ台コミュニティセンターで、その場所で行っていくという認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) 今回試行ということで実施をさせていただきまして、今年度行います、残りの参議院議員選挙、県知事選挙においても同様な形で実施したいと考えております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) わかりました。  それでは、今までサンライトホールが選挙期間中、ずっと開いていたと思うのですけれども、今回、サンライトホールに来た場合にはご案内をするというようなお話があったと思うのですけれども、その辺の対応というのはあったのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) 選挙管理委員会としてもその点が懸案事項でございまして、サンライトホールに期日前投票所の周知のポスターを張らせていただくのと、出張所の職員にそういった方が来た場合にご案内をいただくという形で対応させていただきました。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) それでは、そのような人がいらっしゃった場合、実際にそのような対応をされたのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) 数名の方がサンライトホールにお越しになってしまったということは伺っております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) それはある程度仕方のないことなのかなと私も思いますけれども、期日前投票所につきまして、選挙期間中、この3つで常時、市役所、本庁舎と一緒のように、選挙期間中、ずっと開所していくという考え方はないのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) 期日前投票所を4カ所同時にというご質問かと思うのですけれども、それができれば一番理想だというふうには考えてございます。ただ、現状の組織体制、またやり方では課題があることから、今回試行という形で、できる範囲の中で、要は移動式という形を選択させていただいて実施をさせていただきました。この結果を踏まえて、また選挙管理委員会といたしましても、期日前投票所のあり方を検討してまいりたいと考えてございます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) わかりました。前向きな検討がされるかと思います。  それでは、視点を変えさせていただきたいと思うのですけれども、市民の認識のお話になります。投票するとなると、投票入場券を持参して、決められた場所で投票用紙をもらって投票するというのが普通のイメージなのかなと思います。でも、この投票入場券、これから投票券と言わせていただきますけれども、それがなくても投票ができるということがあると思います。その投票行動におきましては、投票券を忘れても、住所と名前を書いていただく、それで投票が可能だと思います。原則としましては、投票券を持っていくというのは原則だと思うのですけれども、このようなことを知っている市民はかなり少数であると、私は今回、非常に肌身で感じたのですけれども、その辺についての認識はいかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) 今成議員おっしゃるとおり、なかなかその部分で投票ができるという認識を持っている市民の方が少ないのが現状かと思います。そういった点も踏まえて、選挙特集号等には入場券がなくても投票できますということでは周知はさせていただいておりますので、今後もその辺の周知は、少し力を入れてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) わかりました。原則としては投票券を持っていくということがあれだと思うのですけれども、より投票をしやすいというのを、そういう状況はありますので、ぜひ周知をしていただきたいなと考えております。  それでは、(3)番の本市の特色に合った向上策をというところで、今回私のほうからご提案させていただいたのは、駅構内、より、今でも駅にかなり近いところを選定しているというのは、通学通勤であったりとか、その辺の方々に配慮されているのかなというふうに思っております。一方で、駅近で、通勤通学者が極めて多い本市の特色を生かすためにというところでもフォーカスしますと、例えばふじみ野駅でしたら、今回、ふじみ野駅東口におりた方は何となくピアザふじみでやっているというのがわかると思うのですけれども、一方でふじみ野駅西口を利用される方はどうだったのかなというので、知らない人が多かったかなという印象なのです。のぼり旗を置いていたとあるのですけれども、みずほ台駅も同じなのです。ぜひ、東武鉄道のご理解も必要かと思いますけれども、今後は、改札を出たところに期日前投票所をやっていますよと、もっと大々的にそういったアナウンス、看板を、一時的なものだと思います、1日2日の話です、その辺のぜひ設置を検討していただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) 今、今成議員がおっしゃったとおり、改札を出て大きな看板というのは我々も考えたのですけれども、どうしても朝夕、混雑が見込まれるということで、駅のほうから設置できるものについてのある一定のやっぱり制限がございますので、現状ではのぼり旗という形で、通行の邪魔にならないところに設置はさせていただいたところでございます。しかしながら、今後も鶴瀬駅、みずほ台駅、ふじみ野駅等と協議はさせていただきたいと思っております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) いろいろな案があると思いますので、ぜひこれからも検討していただきたいなと思うところであります。  さらに、これは今後の話になるのですけれども、これ以上ハードルが上がっていくのですけれども、駅構内の期日前投票所、修善寺駅であったりとか、これは長野県の松本市、あと名古屋市の地下鉄原駅というところでも、全国的にもやっていると思うのですけれども、この辺の研究もあわせて今後やっていっていただきたいなと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(下田恭裕) やはり今成議員おっしゃるとおり、駅構内につくったほうがより利便性の向上にもつながるというふうに選挙管理委員会としても思ってございます。  しかしながら、駅構内につくるとなると一定のスペース、現状の投票所でいうと、一番狭いところでも60平米ほどのスペースが必要となってまいります。そういった中で、現状の市内にある3駅でそのスペースがどこまで確保できるのか、もちろん通行の妨げにならないような形で設置する、またあと二重投票防止のために、要はオンラインでつなぐ必要がございますので、そういった設備面の充実等も必要となってございます。ですので、現状としてはなかなかハードルが高いのかなというふうには考えてございますが、今後も先進事例等の研究は進めて、期日前投票環境の向上に向けて選挙管理委員会としても努力してまいりたいというふうには考えてございます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) それでは、大きな2番の近隣トラブルの解消に向けてというところに移りたいと思います。  (1)番、本市に寄せられる近隣トラブルはということで、さまざま、いろいろとあるのかなと、一概にはどれがこうだということは言えないと思いますけれども。  それで、(2)番の私有地の境界を越える樹木や落ち葉のトラブルについてということで、ちょっと焦点を絞って質問させていただきたいと思うのですけれども、過去の事例を鑑みて、最終的には法律相談のほうを紹介するというふうな流れということだと思うのですけれども、そういうことでありますので、市ができることには限界があるというのは私は認識しておりますし、民民のことだなということも思っております。隣地からの枝の侵出については、民法に次のような規定があると思います。これは、民法第233条第1項「隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる」、させることができるということで、あくまでも樹木の所有者に対応させることが前提となっている、そのような認識でよろしいのでしょうか。確認です。 ○議長(篠田剛) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) 議員のご見解のとおりでございます。勝手に切除することはできませんが、法律上は相手の方に竹木の枝を切ってもらうことを請求する権利はございます。  ただし、ただしなのですが、何らかの損害が現に生じている状態か、または生じるおそれが存在する場合でなければその権利が認められないと、したがって、実害がない場合は権利の濫用になってしまうという内容になっております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) そのような権利があるということの認識で、わかりました。  続いて、枝や葉っぱはお願いになるのですけれども、次に根っこの部分なのです。これは、民法第233条の第2項「隣地の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる」というふうになっているのです。この場合はかなり深刻化していると思うのですけれども、隣人の樹木の根が隣の敷地内に侵入してきたときは切ってしまっていいということだと思うのですけれども、その辺の認識はいかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(清水昌人) これも議員おっしゃるとおりで、法律上問題はないと思います。しかしながら、根を切除することによって木に悪影響を及ぼすおそれもありますので、そうした竹木の所有者に移植を検討させるというような方法もございます。いずれにしましても、近所づき合いを良好な関係に保つ上では、法的手続をとることは決して好ましいこととは思いませんので、地域のコミュニティとか隣人との対話を醸成させていただいて解決することが望ましいことかなというふうには考えております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) それでは、次に民法第717条で「土地の工作物等の占有者及び所有者の責任」ということで、土地、工作物、樹木も入ると思うのですけれども、それが原因で損害が発生した場合は、その所有者は損害を賠償する必要性がありますと、あと道路法第43条「道路に関する禁止行為」「みだりに道路を損傷し、又は汚損すること」と、要するに道路に被害を与えては、被害を与えるという言い方もあれなのですけれども、道路に支障を来すなということなのですけれども、このように幾つかの法に触れることがあるということで、これは法を使うのは、法を行使するのはいかがなものかなと、市民生活部長の答弁もありました。私もそう思います。  このようなトラブルに対して、当該者同士でばちばちやるのではなくて、感情的な部分や今後の生活にも大きく支障を来してくると思います。かえってトラブルが深刻化していくのかなと思うのですけれども、やはりある程度、市が間に入るとか、そういうサポートが必要なのかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 建設部長。 ◎建設部長(落合慎二) 市道に越境しているなど交通に支障を及ぼすおそれがある場合につきましては、道路管理者のほうで枝を剪定していくという指導はできますが、民地に及んでのことにつきましては、我々のほうで立ち入ることはできませんので、市民相談とか、そういったところをご紹介しているという状況でございます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 今、道路とかにかぶってくる場合には指導できるけれども、基本的には民民の話だから厳しいというご答弁だったと思います。今後、住民とともに問題解決に向けていってほしいなと思う次第であります。  次に、大きな3番、本市にゆかりのあるアイドルやアニメについてというところで、まずももいろクローバーZの波及効果と、さまざま協定や、災害時の相互協定ですか、そういったものをやってきていろんな効果があったと、第2運動公園も聖地になっているというようなさまざまなお話がありました。  それでは、(2)番の富士見市PR大使、飯田里穂さんが声優を務める「ラブライブ!」というアニメについてということで、非常に自治振興部長のほうも調べられたのかなというご答弁だったと思います。人気があるということはご承知だと思うのですけれども、この「ラブライブ!」というアニメが相当な影響力を持っているということを改めてご紹介するのですけれども、年間の関連市場が毎年上位のほうに入っていて、今年ですか、昨年ですか、第3位、コアなファンによるそういった効果というのは、絶大な経済効果があるということだと思うのですけれども、その点についてもう一度市のご見解を伺いたいと思います。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 先ほど答弁の中で申し上げたとおり、「ラブライブ!」は相当な影響力を持っているということは認識しているところでございます。  近年、アニメの影響力を活用して、多くの自治体がまちおこし等に利用しているということは認識しているところでございますが、今後富士見市がアニメの舞台となるようなことがあるようであれば、また議員ご提案のようなことも含めて検討したいと思っております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) それでは、現時点ではアニメの舞台となる聖地が富士見市には残念ながらないのかなというふうなところだと思うのですけれども、では次は(4)番の新たな魅力づくりについてというところで質問させていただきたいと思います。  今回、茨城県の公式バーチャルユーチューバーの茨ひよりさん、本当はパネルとか、そういったものがあったらいいのですけれども、皆さん、先ほどの「ラブライブ!」であったりとか茨ひよりを後で検索していただきたいなと思うのですけれども。しかしながら、いろいろと申し述べてきたのですけれども、PR大使になりました飯田里穂さん、そして代表作、声優として携わった「ラブライブ!」というアニメ、正確には「ラブライブ!シリーズ」というのがありまして、それの初期シリーズの声優なのですけれども。実は今年、「ラブライブ!」結成9周年という形でさまざまな企画があるようなのです。ぜひこの縁を十分に生かす取り組みを今後検討していっていただきたいなと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 「ラブライブ!シリーズ」につきましては、今議員お話があったとおり、来年1月に「ラブライブ!フェス」というのが行われるということでは聞いております。議員のご提案のとおり、縁を生かす取り組みについてでございますけれども、飯田里穂さんの所属事務所等にもお問い合わせするなどして、何かできるかどうかということで検討していきたいなと思っております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) わかりました。  自治振興部長も「ラブライブ!フェス」をやることをご存じだというのは、ちょっとびっくりしたのですけれども。確かに今、このように議題に上げていると、若干、何か違和感というのがこの議場内にあるのです。何事も、新たなジャンルに挑戦するときはこのような感じになると思います。これをうまくまちづくりとリンクさせて、アニメなどを起爆剤としてまちおこしに成功している事例というのは非常に多いと思うのです。  実は、これはアニメツーリズム、聖地巡礼というのは外国人観光客を十分に引き寄せる要素となっておりまして、内閣府も「クールジャパン戦略と街づくり」という研究資料の中でアニメツーリズムの推進というのをしっかり明記しているのです。今回、オリンピック、パラリンピックに結びつけてもおもしろいのではないかなと思うのですけれども、まず、これは職員の多くの皆さんの中にも、このようなジャンルに非常に興味を持っている方というか、精通している方って少なからずいると思うのですけれども、そういった職員をぜひ富士見市の中で探してはどうかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 職員の中には、確かにさまざまなジャンルに興味を持つ職員もいるのではないかなと思っております。何か機会があるごとに協力を呼びかけてまいりたいと考えております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) わかりました。  それではもう一つ、壇上でも申し上げましたけれども、富士見市は聖地がないと、ないならつくってしまえということで、茨城県のご紹介をさせていただきました。公式バーチャルユーチューバー、ブイチューバー、茨ひよりさんをつくり、誕生させた、今広報課に所属をしているらしいのですね、このブイチューバー、頑張っているみたいです。経済効果はもう既に2億4,000万円との記事も拝見しました。  実は、このブイチューバーというのは、簡単なものであれば携帯のアプリとかでも無料でつくれてしまうのです。私も今後、ちょっとつくってみようかなと思っているのですけれども。費用としては、人件費というか、その費用というのは非常に少なく済むということも魅力なのですけれども、器具一式をそろえても基本的には100万円以下でできるというのがあれなのですけれども、企業のPRでも多く利用されていまして、今後、このブイチューバー、茨城県のひよりさんですか、そういった活躍についてもう一度見解を伺いたいと思います。 ○議長(篠田剛) 自治振興部長。 ◎自治振興部長(古寺優一) 茨城県の茨ひよりさんの例につきましては、本当にキャラクター設定もはっきり、しっかりしていて、すごくよくできているなと思っております。こういったことで、自治体のPR活動に使うということは今後も全国に広がっていくのではないかなとは思っております。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) では、これは済みません、ずばり提案なのですけれども、これは市長にお伺いさせていただきたいと思います。  富士見市のぜひ公認ユーチューバーというのを誕生させて、その声優を飯田里穂さんにやってもらうと、そういったのは非常に、どうかなというご提案をするものなのですけれども。それができたら、ネットニュースのトップイメージすら湧くような感じだと思うのですけれども、ぜひともその辺についてのご見解、私の提案なのですけれども、ご見解はいかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 市長。 ◎市長(星野光弘) お答えをいたします。  議論を聞かせていただいて、熱く、この分野に関して今成議員が造詣が深いというのは、きょうはびっくりしたところですが、私どもが持てる力はしっかりと使っていく、発揮していく、利活用していくという立場にあります。小原さんとの関係でレスリングでありますとか、ももクロとの関係を今後地域の連携とか、そして今ご提案いただいた、飯田里穂さんの持てる力を、やはり我々としては縁をつないでいきたいというふうに考えております。したがいまして、まだまだ研究する余地がたくさんあります。それから、今のバーチャルユーチューバー、この辺につきましても研究をさせていただきたいと思っておりますので、これからもご指導いただきたいと思います。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 今、市長からもそのようなご答弁をいただきました。私も、新たなジャンルについてこれからも勉強していきたいなというふうに思っております。  それでは、大きな4番、得意分野のスポーツ行政に戻りたいと思います。それでは、(1)番の2020東京オリンピック・パラリンピックの取り組みについてということで、非常にさまざまな取り組みを行っているなと、非常に、ご答弁もすごく長かったですし、実りあるものだなというふうに思いました。セルビア共和国の料理教室であったりとか、今月ですか、トライアスロン、1年前イベントとさまざまありまして、成果が富士見市に来るよと、さまざまな取り組みに関しまして非常に評価させていただいております。  今、オリンピック対策室だったでしょうか、そういった専門分野をつくったのですけれども、それを設けたことでどのような動きがちょっと変わってきたのか、その辺について伺いたいと思います。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) 昨年度までは生涯学習課の中で、オリンピック・パラリンピックの関係も含めてスポーツグループの中で行っていたものでございましたが、今年度におきましては、オリンピック・パラリンピック担当課長というものも新たに配置をし、スポーツのグループとはまた別個にオリンピック・パラリンピック担当のグループも配置してございますので、よりオリンピック・パラリンピックに向けての事業に特化した形で、事業に向けた推進を行っているというような状況でございます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) わかりました。  それで、オリンピックの前であったりとか、そういったオリンピック期間の取り組みというのをいろいろとご紹介していただいたのですけれども、レガシーをどうつくっていくのかというのはやっぱり一番大事なところなのかなというふうに思います。オリンピックが終わったら、想定外でこのような効果があったというのもあると思うのですけれども、そのようなものもあると思います。それよりも大事なことは、どのようなレガシーを残していきたいかというのを明確にする必要があると、オリンピック組織委員会ですか、そういったものにも明記されていたと思うのですけれども、そこについてはどのようなお考えなのでしょうか。 ○議長(篠田剛) 教育部長。 ◎教育部長(林みどり) まず1つは、現在も募集を行ってございますが、富士見TOPサポーターというボランティアの方々、人材という点が1つございます。現在94名の方が登録中でございますけれども、例えば語学に堪能であるとか保育士、看護師の資格等をお持ちの方、救急救命士の資格等をお持ちの方、手話通訳ができる方等々、いろいろな技能、資格をお持ちの方に現在登録をしていただいておりますので、そういった方々とのご縁を東京オリンピック・パラリンピックのときのみならず、今後においてもそういった方々とのご縁、またお力をいただきながらという点でのレガシー創出が一つは考えられるかなというふうに思ってございます。 ○議長(篠田剛) 今成議員。 ◆19番(今成優太) 時間もぎりぎりなのですけれども、事前キャンプ地、市民総合体育館が使われるであろうと思っています。  そこでご提案なのですけれども、この市民総合体育館の名前を、富士見市民総合体育館でなくて、レガシーとして、オリンピックアリーナとか富士見・セルビアアリーナとか、インパクトのあるものに変えるとか、ネーミングライツの募集をしてはおもしろいのかなと思うけれども、いかがでしょうか。 ○議長(篠田剛) 以上で今成優太議員の市政一般質問を終わります。  暫時休憩いたします。                                      (午前11時45分) ○議長(篠田剛) 再開いたします。                                      (午前11時45分) ○議長(篠田剛) これをもちまして、市政一般質問を終了いたします。 △散会の宣告 ○議長(篠田剛) 以上で本日の日程は終了いたしました。  あす20日は、午前9時30分から予算決算常任委員会を開催いたします。  21日は議案調査のため、22日と23日は休日のため、24日は議案調査のため休会となります。  25日は、午前9時から議会運営委員会を開催し、午前9時30分から本会議を開きます。  本日は、これをもって散会いたします。                                      (午前11時46分)...