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12月20日-07号

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  1. 北本市議会 2022-12-20
    12月20日-07号


    取得元: 北本市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-09
    令和 4年 12月 定例会(第4回)          令和4年第4回北本市議会定例会 第22日令和4年12月20日(火曜日) 議事日程(第7号) 1、開議 1、議事日程の報告 1、議案第59号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第62号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第63号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第64号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第65号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第66号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第67号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第68号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第69号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第70号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第71号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第72号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第73号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第74号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第75号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第81号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第82号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議請第5号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議請第6号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第83号の質疑、討論、採決 1、議提第5号の上程、説明、質疑、討論、採決追加日程 1、議提第6号の上程、説明、質疑、討論、採決 1、議提第7号の上程、説明、質疑、討論、採決 1、閉会出席議員(19名)    1番  湯沢美恵議員       2番  桜井 卓議員    3番  村田裕子議員       4番  金森すみ子議員    5番  岡村有正議員       6番  松島修一議員    7番  日高英城議員       8番  高橋伸治議員    9番  中村洋子議員      10番  工藤日出夫議員   12番  保角美代議員      13番  渡邉良太議員   14番  滝瀬光一議員      15番  諏訪善一良議員   16番  大嶋達巳議員      17番  島野和夫議員   18番  岸 昭二議員      19番  加藤勝明議員   20番  黒澤健一議員欠席議員(1名)   11番  今関公美議員説明のため出席した者   三宮幸雄   市長        吉野 一   副市長   神子修一   教育長       磯野治司   市長公室長   新井信弘   行政経営部長    長嶋太一   総務部長   齊藤 仁   市民経済部長    中村 稔   福祉部長   古海史予   健康推進部長    小林照明   都市整備部長事務局職員出席者   大島一秀   局長        古畑良健   主幹   岩崎和彦   主任        水野沙保   主事 △開議 午前9時00分 △開議の宣告 ○工藤日出夫議長 おはようございます。 ただいまから令和4年第4回北本市議会定例会第22日の会議を開きます。 本日、今関公美議員より欠席する旨の連絡がありましたので、御報告いたします。----------------------------------- △議事日程の報告 ○工藤日出夫議長 本日の議事日程につきましては、お手元に配付してある日程表のとおりでございますので、御了承願います。----------------------------------- △議案第59号~議請第6号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○工藤日出夫議長 日程第1、議案第59号から日程第19、議請第6号までを一括議題といたします。 各議案及び請願につきましては、各常任委員会に付託し、慎重な審査を願っていますので、直ちに各委員長の報告を求めます。 はじめに、総務文教常任委員長の報告を求めます。 日高委員長。   〔総務文教常任委員長 日高英城議員登壇〕 ◆日高英城総務文教常任委員長 7番、日高英城です。 おはようございます。 議長より発言の許可をいただきましたので、総務文教常任委員会委員長報告をさせていただきます。 去る12月2日の本会議において、議長から本委員会に付託されました案件は、議案8件です。本委員会は、所管部課長等の出席を求め審査を行いました。以下、審査の経過と結果について順次報告いたします。          記 1 審査年月日 令和4年12月7日(水) 2 場所    委員会室1 3 出席委員  中村洋子、金森すみ子、岡村有正、保角美代、大嶋達巳、加藤勝明、日高英城 4 審査結果 「議案第59号」北本市行政組織条例の一部改正については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第62号」北本市職員の定年等に関する条例等の一部改正等については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第63号」北本市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定については、挙手なしにより否決すべきものと決定しました。 「議案第66号」北本市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第71号」公の施設の指定管理者の指定については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第72号」公の施設の指定管理者の指定については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第73号」公の施設の指定管理者の指定については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第75号」和解をし、損害賠償の額を定めることについては、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 ●「議案第59号」について (1)「どのような視点で組織の見直しを行うことになったのか、また、今回市長公室と行政経営部を統合して政策推進部とした理由について」質疑したところ、「組織の見直しについては、本来、条例改正を伴うような組織の改編は、4年に1回、機構改革として行っているところです。今回は、本年度実施した組織に関するアンケートや統合ヒアリングにおける組織情報の収集等を踏まえ、事務管理委員会等を経たうえで、二重行政を解消すること及び市民にとって分かりやすく効率的な組織体制とすることを目的として条例改正を行うこととしました。具体的には、市長公室政策調査担当行政経営部企画調整担当を統合してシンプルに政策を打ち出していく形とし、シティプロモーション内閣総理大臣賞を受賞するなど市内外に一定の認知が図られている市長公室は課としての位置付けで残すこととしています。また、部の名称を政策推進部とした理由については、市長公室と行政経営部を統合するに当たり、これまでの政策を着実に推し進めていくことを分かりやすく打ち出すために、政策推進部としたところです」との答弁がありました。 (2)「市民にとって分かりやすくということであれば、もっと早くやるべきだったのではないか、なぜ令和5年度からなのか。現在の担当職員が定年を迎えるタイミングに合わせて変更しようとしているのか」と質疑したところ、「今回は、市長公室の機能の一部を現在の行政経営部の担当に統合することを主眼に進めました。市長公室の担当業務が減り、市長公室を課として位置付けるため、部長が1名減る状況となっています。これまで機構改革以外に毎年組織の見直しを行っていますが、その際には、その時々の課題、政策の進捗状況、市長の考え、人員体制等を勘案していますので、退職の職員がいることは配慮する一部分と考えます。しかし、今回は2つの担当を統合したいということで取り組み、結果的にこのような形に至ったものです。また、統合の時期については、第五次北本市総合振興計画後期基本計画を令和3年12月に策定しましたので、令和4年度当初での組織の見直しは間に合わなかったため、令和5年度当初から統合して、政策を推進していきたいという思いから、今回このような組織を提案しました」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。 ●「議案第62号」について (1)「改正後は退職者の人数が変動すると思うが、新規採用の人数に影響するのか、また、段階的に該当となる職員の人数について」質疑したところ、「令和13年度までに段階的に定年延長が完了するため、その間、退職者の人数に基づいて新規採用を行うとなると、ある世代では全く採用しないということも考えられますので、基本的にはこの期間に退職する人数を平均値でならした上で、できるだけその人数を採用したいと考えています。定年延長に係る人数については期間全体で33人の予定です」との答弁がありました。 (2)「給料に関して、7割措置はどのように示されているのか、また、退職金の取扱いについてはどうなるのか」と質疑したところ、「地方公務員法の改正により、給料を7割とすることになりますが、その際、管理職であった人は非管理職になりますので、その給料表の上限だったとしても、かつての額の7割に届かせるために調整額を出す制度になっています。調整額自体は、給料表に左右されることなく当分の間適用しますが、当分の間がいつまでかは示されていませんので、状況を見極めながらということになります。また、退職金については、ほぼ全ての方が60歳時の給料がピークになっていますので、今回の定年延長に関して、退職金はピーク時特例により、60歳の最も高い時点を基準とすることになっています」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。 ●「議案第63号」について (1)「法第60条の5にある条例要配慮個人情報として、LGBTに関する個人情報等をこの条例では規定しないこととした理由について」質疑したところ、「LGBTに関する個人情報等については、法律第2条第1項に規定する個人情報には該当するものと考えますが、北本市が実施しているパートナーシップ制度は、全国の自治体にもその波が広がっていることから、地域独自の特性の配慮事項に当たらないのではないかとの考えにより、今回は規定を見送ることにしました」との答弁がありました。 (2)「条例要配慮個人情報の設定について、情報公開・個人情報保護運営審議会で議論や意見はあったのか、また、庁内では議論されたのか」と質疑したところ、「当該審議会は、現条例に関して審議する機関であり、新条例に関する内容については諮問事項に当たらないため、議論や意見はありませんでした。また、庁内では、条例要配慮個人情報の設定自体について検討し、LGBT等を推進している他自治体の動向も踏まえ、基本的には設定の必要はないという検討結果でした」との答弁がありました。 (3)「これまでの個人情報登録簿と法律の規定による個人情報ファイル簿の違いについて、また、本市ではどのように運用する予定なのか」と質疑したところ、「個人情報登録簿については、条例に基づき事業ごとに個人情報を収集し簿冊として管理する形になっています。ファイル簿については、国のガイドライン等によると1,000人分以上のまとまった個人情報についてファイル簿を作成しますので、個人情報登録簿より大きな枠組みとなります。登録簿にあってファイル簿にないものとしては、事業開始・終了日、記録の形態、保存年限等の情報で、ファイル簿にあって登録簿にないものとしては、記録情報の提供先、開示請求を受ける組織名等の情報です。本市では登録簿を廃止してファイル簿により運用をしていきますが、これまで登録していた内容が抜け落ちないよう整備したいと考えています」との答弁がありました。 (4)「法律の一部改正に伴う北本市個人情報保護条例の廃止について、北本市情報公開・個人情報保護運営審議会に諮問されているが、審議会での議論、答申等の状況について」質疑したところ、「令和4年10月25日に審議会を開催し、諮問事項である北本市個人情報保護条例の廃止について議論していただきました。最終的には、条例を廃することについて、附帯意見はつきましたが一同異議なしで審議を終了しています。答申は現在調整中で、12月8日までに各委員から意見をいただき、まとめる予定になっています」との答弁がありました。 (5)「答申が出ていないのに議案提出に踏み切ったのはなぜか、また、審議会を閉じて答申をまとめるまでの間の各委員との意見調整はどのように行ったのか」と質疑したところ、「答申を待たずに提出したことは大変申し訳なく思っていますが、個人情報ファイル簿の作成に関する庁内通知や、条例の公布から施行までの間の市民への周知期間を考え、このタイミングにと考えたところです。10月25日に審議会を開催し、閉会後、議事録案及び答申案を会長と副会長に送付しました。11月22日には議事録を確定し、答申案についても11月26日から答申案の構成について意見等をいただきました。それを受けて12月1日付で委員宛に案を送付し、明日の12月8日までに各委員から意見をいただく状況になっています」との答弁がありました。 本案に対して、反対討論が1件ありました。 ●「議案第66号」について (1)「今回、どのような経緯で条例の一部改正に至ったのか」と質疑したところ、「今回の条例の一部改正については、公職選挙法施行令の一部改正を踏まえ、北本市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動に係る自動車の使用等の公費負担の規定を整備するものです。改正内容は、全て政令に定める額に合わせる形とし、公費負担限度額を政令で規定する額と同額に引き上げます。本市が独自に設定するものはありません」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。 ●「議案第71号」について (1)「公募の方法及び指定管理料が上がっている理由について」質疑したところ、「公募の方法としましては、市ホームページに情報を掲載するとともに、「べスピィ」という指定管理等に関する全国の地方自治体の公募情報を提供しているポータルサイトにも掲載し、周知を図りました。指定管理料については、野外活動センターはお風呂を有する施設となっていますので、燃料費の高騰が大きく影響しています。また、人件費も毎年、最低賃金が上がっていますので、それらを考慮した結果、指定管理期間5年間で2,500万円程度の値上がりを見込んでいるところです」との答弁がありました。 (2)「公募で1者しか提案がなかったが、選考委員会における株式会社サンアメニティへの評価の内容について」質疑したところ、「外部委員も入った選定委員会で審査を行い、質疑応答を経まして、最終的にこちらの業者で適正だという判断をいただいたところです。採点の結果としては、委員9名で、1名の持ち点を100点として採点し、全体として675点、100点換算すると75点となっています」との答弁がありました。 (3)「今回提案された事業者からは、新規提案や課題について、どのような内容を提案されたのか」と質疑したところ、「新規提案については、サンアメニティが指定管理を行っている福島県立会津自然の家との連携事業、埼玉県立長瀞げんきプラザとの連携事業の2事業を提案いただいています。また、現在、試行的に行っている野外活動センター多目的広場を利用したオートキャンプについて、現在の平日のみの実施から、今後は土日も含めて事業を展開したいという内容もありました。課題としては、施設の老朽化が課題と捉えているようですので、担当課として、連携して運営していきたいと考えています」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。 ●「議案第72号」について (1)「3つの事業者が共同で指定管理を行うことになるが、それぞれの仕事のすみ分け及び新規提案について」質疑したところ、「株式会社東急コミュニティーが代表構成員となり、施設全体の管理を行います。また、構成員のひとつの株式会社図書館流通センターは図書館の運営を行います。最後に、アクティオ株式会社はイベント等の運営を行う形ですみ分けて運営を行います。新規提案としては、図書館へのタブレット端末の導入や電子図書館のさらなる充実などの内容を提案いただいています」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。 ●「議案第73号」について (1)「今回、株式会社イナホスポーツ株式会社サイオーとの2者共同で事業計画が提出されているが、イナホスポーツはどのような形で参入することになったのか」と質疑したところ、「前回の構成員に替えて、新たにイナホスポーツが参入した理由としては、市内事業者であり、新規提案としていただいている中学校の部活動の地域移行も見据えて、地域の実情をよく知る事業者であるためと聞いています。イナホスポーツは本市中学校の水泳授業の民間委託事業を受託していますが、今回は体育センター施設における地域教室等の運営に関わっていくものです」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。 ●「議案第75号」について (1)「今回の和解案として解決金177万1,000円が示されているが、この金額の根拠について」質疑したところ、「解決金177万1,000円は、申立人の身体症状に伴う入院及び通院期間に基づく慰謝料となります。日弁連交通事故センターが発行している民事交通事故訴訟損害賠償額算定基準により、入院期間2か月、通院期間20か月を基準として算定した金額は161万円です。その額に弁護士費用の10%、16万1,000円が加算され、合計177万1,000円となっています」との答弁がありました。 (2)「和解ではなく、裁判をするという選択肢もあったと思うが、なぜ和解を選んだのか」と質疑したところ、「令和4年5月に、紛争解決センターを通じてADR(裁判外紛争解決手続)についての申立てがあり、その中で、教育委員会、市長部局、及び本市の顧問弁護士と、裁判にするのか、ADRに応じるのか、協議を重ねました。結論として、最も優先すべきことは、被害に遭った元児童の社会的な復帰を目指して本事案を早期に解決することであり、それが次のステップに進むきっかけとなると考え、ADRに応じることを選択しました」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。 以上、報告いたします。 令和4年12月20日            総務文教常任委員会            委員長 日高英城 北本市議会議長 工藤日出夫様 ○工藤日出夫議長 続いて、健康福祉常任委員長の報告を求めます。 桜井委員長。   〔健康福祉常任委員長 桜井 卓議員登壇〕 ◆桜井卓健康福祉常任委員長 2番、桜井卓。 それでは、議長からの発言の許可をいただきましたので、報告をさせていただきます。 健康福祉常任委員会委員長報告 去る12月2日の本会議において、議長から本委員会に付託されました案件は、議案4件です。本委員会は、所管部課長等の出席を求め審査を行いました。以下審査の経過と結果について順次報告いたします。          記 1 審査年月日 令和4年12月6日(火) 2 場所    委員会室1 3 出席委員  岸 昭二、村田裕子、松島修一、高橋伸治、渡邉良太、桜井 卓 4 審査結果 「議案第64号」北本市国民健康保険税条例の一部改正については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第67号」公の施設の指定管理者の指定については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第68号」公の施設の指定管理者の指定については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第69号」公の施設の指定管理者の指定については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 ●「議案第64号」について (1)「賦課限度額引上げの経緯について」質疑したところ、「国民健康保険税の賦課限度額について、段階的に引き上げるという国の方針に基づいて毎年度税制改正で見直しを検討しています。その中で課税負担の公平性を確保するため、高所得者を対象として税負担を上乗せする見直しを行い、全国一律で賦課限度額を引き上げる内容の地方税法施行令の改正がありました。この改正に伴い、本市の条例において所要の改正を行います」との答弁がありました。 (2)「賦課限度額の引上げによる影響世帯数と影響額について」質疑したところ、「賦課限度額到達世帯数について、医療分は改正前128世帯、改正後117世帯となり、引上額の2万円を乗じて234万円の増額となります。また、支援分は改正前206世帯、改正後189世帯となり、引上額の1万円を乗じて189万円の増額となります。合わせて423万円の増額で、これに改正後の賦課限度額未満ではあるものの、改正前の限度額を超えて税率どおり賦課される税額を加えた額が影響額になります」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。 ●「議案第67号」について (1)「総合福祉センターにおいて、随意指定から公募に切り替えた理由について」質疑したところ、「北本市総合福祉センター設置及び管理条例、また、北本市の公の施設に係る指定管理者制度の導入にあたっての基本方針では、指定管理者の募集は、原則として公募することとされていますので、手続きの公平性と透明性を高めるために、今回は原則どおり公募としました」との答弁がありました。 (2)「指定管理料が3年間で4.1%の増となっている要因について」質疑したところ、「主な増額の要因としては、人件費の上昇、特に最低賃金の上昇によるもので、社会福祉協議会が外部に委託している清掃や警備の委託料が137万1,000円、電気料の値上げ分が50万1,000円、事業系ごみの取扱い開始が26万8,000円となっています。この他に、社会福祉協議会の職員の人件費の増加、水道料金や市内団体への助成金の見直しなどによる減額などがあり、こうした増減の結果、年間で207万5,000円の増額となっています」との答弁がありました。 (3)「急激な物価・燃料費の高騰に対するリスク分担について、どのような検討を行ったのか」と質疑したところ、「市のガイドライン上、ある程度枠組みが決まっており、今回もそれに従いました。協定を結んだときには想定されないような物価上昇や燃料費の上昇について、指定管理者側で対応しきれないという相談があれば、指定管理期間の途中でも協議に応じる必要があると考えています」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。 ●「議案第68号」について (1)「公募とした理由について」質疑したところ、「市内及び近隣市には生活介護に実績のある事業者が存在し、市内の事業者等からは指定管理者の選定を公平に行うように意見が寄せられています。利用者のニーズに対応したきめ細かなサービスの提供、あるいは効果的な施設の運営を行うことについて、総合的に判断して事業者を選定するため、幅広く事業者を公募することにしました」との答弁がありました。 (2)「民間事業者が介護報酬により事業を運営していることを踏まえ、指定管理料の精査についてどのような協議がなされたのか」と質疑したところ、「指定管理料について、令和4年度の予算は2,406万3,000円、令和5年度は2,509万5,000円で、103万2,000円の増額となっています。指定管理料の増額に当たっては、経営努力として、これまで以上に新規利用者を増やす工夫をすること、現在の利用者の利用率を上げること、コロナ禍において利用を控える利用者には在宅支援等を行うことにより介護給付費を増やすこと等を行いますが、それでもなお不足が見込まれる分について増額することにしました」との答弁がありました。 (3)「利用者を増やしていく中で、職員数は変わらないが、対応に無理はないのか」と質疑したところ、「令和3年度の人員配置については、日中支援を担当する正規職員が10人、パート・臨時等の方が常勤換算で7.9人、合計17.9人で運営されています。こちらは、国の基準よりも手厚い人員配置となっています。利用者が増えたとしても、国の基準の範囲内に収まります」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。 ●「議案第69号」について (1)「指定管理期間の途中で健康増進センターが移転となったときの契約について」質疑したところ、「公共施設マネジメント実施計画において健康増進センターの機能移転が掲げられている中で、募集要領にはその辺りも踏まえて、3年間の期間中であっても施設の廃止や再編等の場合には、指定管理者の業務内容を変更するとともに、指定管理料の変更についても協議することを記載しています」との答弁がありました。 (2)「職員の人数は変わらないが、人件費が年々増加している要因について」質疑したところ、「入浴施設が利用中止となっている中、集客のために高齢者のニーズを捉えた事業や講座を大幅に増やしていくという事業提案がありました。人員体制自体は変えず、その中で事業担当をつくりますが、職員の勤務時間数が増える見込みのため、その分の増額になっています」との答弁がありました。 (3)「シルバー人材センターの事務所移転による業務分担について」質疑したところ、「シルバー人材センターの事務所が移転することになっても、指定管理に携わる職員だけは健康増進センターの中に残り、引き続き事務を行っていきます」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。 以上、報告いたします。 令和4年12月20日            健康福祉常任委員会            委員長 桜井 卓 北本市議会議長 工藤日出夫様 ○工藤日出夫議長 続いて、建設経済常任委員長の報告を求めます。 滝瀬委員長。   〔建設経済常任委員長 滝瀬光一議員登壇〕 ◆滝瀬光一建設経済常任委員長 14番、滝瀬光一。 議長より発言の許可をいただきましたので、建設経済常任委員会委員長報告をさせていただきます。 去る12月2日の本会議において、議長から本委員会に付託されました案件は、議案3件及び請願2件です。本委員会は、所管部課長等の出席を求め審査を行いました。以下審査の経過と結果について順次報告いたします。          記 1 審査年月日 令和4年12月5日(月) 2 場所    議場 3 出席委員  湯沢美恵、工藤日出夫、今関公美、諏訪善一良、島野和夫、黒澤健一、滝瀬光一 4 審査結果 「議案第65号」北本市手数料条例の一部改正については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第70号」公の施設の指定管理者の指定については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第74号」市道の路線の廃止については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議請第5号」北本都市計画道路3・3・2中央通線のあずま通りから国道17号までの区間の早期の事業実施に関する請願については、挙手全員により採択とすべきものと決定しました。 「議請第6号」埼玉中部環境保全組合へ「新ごみ処理施設の建設地に関する意見書」の提出を求める請願については、挙手少数により不採択とすべきものと決定しました。 ●「議案第65号」について 本案に対して、1件の質疑・答弁があり、討論はありませんでした。 ●「議案第70号」について (1)「今回指定管理とする中央緑地、下原緑地公園については、かなり樹木が大きくなっているとともに樹木自体も老木になっており、伐採及び処分をしなければならないものが出てきている状況だが、指定管理者とどのように対応していく予定なのか」と質疑したところ、「年度計画書等において伐採本数の指定による規定はありません。災害等もあるため一概に計画は立てにくいところですので、その都度協議し、10万円未満のものは指定管理者で対応し、10万円以上のものは市で対応する予定です」との答弁がありました。 (2)「特定非営利活動法人北本雑木林の会に指定管理する予定の緑地公園の面積と取得率について」質疑したところ、「北本中央緑地は都市計画上、面積3.2ヘクタール、幅約20メートル、延長約1.3キロメートルの都市公園です。用地取得率は約88%です」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。 ●「議案第74号」について 本案に対して、質疑、討論はありませんでした。 ●「議請第5号」について 本請願審査では、紹介議員及び参考人を招請し審査を行いました。 はじめに、紹介議員から請願趣旨の説明を受け、請願人の意見陳述を行った後、質疑・答弁がありましたので、その内容について主なものを申し上げます。 (1)「令和2年3月策定の北本都市計画マスタープランの中で地区幹線道路として、優先的に事業を進める路線に位置付けられているということから、早期に実施する方向で行政側は動いていると思うが、なぜこの時期に請願されたのか」と質疑したところ、「中山道からあずま通りまでの拡幅ついては30年以上の時間を要しています。熊谷駅から大宮駅間における駅前から国道17号までの通りのほとんどが16メートル前後の広い道路となっており、これが交通体系の基本的な考え方であり施工のやり方だと思います。続けて事業を行い、道路の拡幅が国道17号まで全線開通できるような体制を速やかにとっていただきたいという地元の方々、駅周辺の自治会長の強い要望です」との答弁がありました。 (2)「請願事項1に早期事業化とあり、現在の都市計画決定は幅員22メートルでの整備となっているが、当初の都市計画決定は幅員16メートルであったこと、また、地権者からの用地買収や財政的なことを考えて、都市計画決定の変更をしてでも早期の事業化を考えているのか」と質疑したところ、「都市計画決定上は、都市計画マスタープランの交通体系として幅員22メートルの区間幹線道路としての位置付けがあるのは確かなことで、50年、100年という都市づくりから考えると歩行者や自転車利用者、車両運転者が安全安心に通行できるよう幅員そしてレーンを確保するということから幅員22メートルと思っています」との答弁がありました。 (3)「請願事項2に全線開通するまで新しい対策をしてもらいたいとあり、現状の午前7時30分から8時30分の1時間通行止めにすることによって何か支障は出ていないのか」と質疑したところ、「北本駅方面から国道17号に抜けようとする車がスクールゾーンを迂回する際、あずま通りを左に曲がって三軒茶屋通りに出ますと宮内の交差点になりますが、そこが渋滞を起こしています。また、あずま通りそのものが通学路になっており、車が迂回することでさらに交通量が多くなる中、歩道がない道路を通学している状況です。一日も早く拡幅整備をすることで自動車と歩行者を分離して、安心安全に通行できるようにしていただきたいです」との答弁がありました。 本請願に対する討論はありませんでした。 ●「議請第6号」について 本請願審査では、紹介議員及び参考人を招請し審査を行いました。 はじめに、紹介議員から請願趣旨の説明を受け、請願人の意見陳述を行った後、質疑・答弁がありましたので、その内容について主なものを申し上げます。 (1)「一部事務組合では規約で共同処理する事務を定めた事業を行い、定期的に各構成団体に報告されることで、事業の進捗状況の確認等を行っています。また、その活動について市議会は選出された埼玉中部環境保全組合議員が責任を持って対応していくことだと考えるがいかがか」と質疑したところ、「時間的に今ここで何かしないと止められないということです。行かれている議員のお考え、様々あろうかと思いますけれども、北本市議会の力を借りて、選出議員の後押しをしようという思いです」との答弁がありました。 (2)「請願趣旨に「旧3市の組合の建設予定地を引き継ぐ形ではなく、改めて調査をし」とあるが、新たに2市1町の首長で合意されているので、引き継いでいるというよりは首長間での話合いによって、同じ場所であったと思うがどうお考えか」と質疑したところ、「管理者が提案している予定地も含めて、埼玉中部環境保全組合で改めて調査研究する、また、調査研究のために検討委員会を設置するというようなことも言っていますので、一つに限定しないでということです。ごみに関して長年携わっている組合ですので、専門家の立場からよりよい調査検討をしてくださると思っています」との答弁がありました。 (3)「2021年11月の広報きたもとで他市の事例からごみ処理建設の調整を始めてから10年程度要しますとあります。行田市の市民説明会では建設予定地が確実に決まっていても、施設稼働までには検討着手から7年程度の期間が必要で、建設地も道路整備もできているにもかかわらず、最短で7年以上かかるという答弁がありました。現在のごみ処理施設は39年が経過し老朽化が進んでいる中、土地がなければどのような施設にするか検討もできないし、土地を先に決めてから、人口に見合った環境、見合った施設を検討していく方が良いと思うがどうお考えか」と質疑したところ、「私たちは中身がないと土地も決められないと考えています。中身を決めて、土地がどれくらいのものがあるかということで、土地を決めるに当たっては、請願趣旨にある条件が必要だと考えています」との答弁がありました。 (4)「桶川市は毎年5億円弱の費用を埼玉中部環境保全組合に支払ってごみ処理をしてもらっている状況で、非常に大変だという話も聞く中、埼玉中部環境センターの老朽化で炉がどこまで耐えられるのか懸念しており、確固たる施設、それも埼玉中部環境センターが稼働を維持できる期限内で新たな施設を設置、開業することが必要だと思っており、これから比較検討をし直すと時間がかかり北本市だけが路頭に迷ってしまうのではないかと懸念しているがどうお考えか」と質疑したところ、「これからどういったものを造るかということを議論するに当たって、1か所限定のやり方だと費用が高くなり、他との比較ができないことで計画がずれ込んでいくことをなくすために、最初に比較検討には十分時間をかけて行う必要があります。ここに予定地を限定するということに関しての説明も管理者からは聞いていませんので、どうしてそこに限定したのか、安心して建てられるところだという説明がなかったと思います」との答弁がありました。 本請願に対して、反対討論が2件、賛成討論が2件ありました。 以上、報告いたします。 令和4年12月20日            建設経済常任委員会            委員長 滝瀬光一 北本市議会議長 工藤日出夫様 ○工藤日出夫議長 続いて、予算決算常任委員長の報告を求めます。 黒澤委員長。   〔予算決算常任委員長 黒澤健一議員登壇〕 ◆黒澤健一予算決算常任委員長 20番、黒澤です。 議長から発言の許可が下りましたので、それでは、予算決算常任委員会委員長報告をさせていただきます。 去る12月2日の本会議において、議長から本委員会に付託されました案件は、議案2件です。議案につきましては、各分科会におきまして慎重な審査を行い、各分科会長から報告を受けた後、報告に対する質疑、討論、採決を行いました。以下審査の経過と結果について順次報告いたします。          記 1 審査年月日 令和4年12月16日(金) 2 場所    議場 3 出席委員  今関公美、湯沢美恵、桜井 卓、村田裕子、金森すみ子、岡村有正、松島修一、日高英城、高橋伸治、中村洋子、保角美代、渡邉良太、滝瀬光一、諏訪善一良、大嶋達巳、島野和夫、岸 昭二、加藤勝明、黒澤健一 4 審査結果 「議案第81号」令和4年度北本市一般会計補正予算(第7号)については、賛成全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第82号」令和4年度北本市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、賛成全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 ●「議案第81号」について 初めに、総務文教分科会会長報告の内容について、主なものを申し上げます。 (1)繰越明許費補正に関して、中丸小学校プール改修事業の内容と今後のスケジュールについての質疑に対し、「本事業はプールろ過装置の配管の老朽化による漏水対策として改修工事を実施するもので、令和4年10月に入札を行ったが、人員確保が困難との理由から応札がなく、年度内に事業の完了が見込めないことから、繰越明許により進めたいと考えている。来年度のプールの授業開始に間に合わせるため、令和5年2月に入札を行い、令和5年5月12日までに工事を完了したい」とのことでした。 (2)債務負担行為補正に関して、ふるさと納税を活用した地域活性化業務の内訳と実施方法についての質疑に対し、「本業務の内訳は、ふるさと納税返礼品提供事業者の新規開拓と既存事業者への支援として150万円、ふるさと納税を通じたシティプロモーションとして215万円、ふるさと納税を通じた持続的な地域活性化体制の構築として625万円の3項目で、公募型プロポーザル方式により提案を募集して委託先事業者を選定し、随意契約としたいと考えている」とのことでした。 (3)文書管理費に関して、法律顧問等委託料の増額の内容についての質疑に対し、「議案第75号に関するもので、ADR(裁判外紛争解決手続)に係る経費の当初予算100万円のところ、令和4年5月に着手金約50万円を支払い、今回、成功報酬約77万円を支払うため、27万6,000円を増額するものである」とのことでした。 次に、健康福祉分科会会長報告の内容について、主なものを申し上げます。 (1)学童保育室管理運営経費に関して、新型コロナウイルス感染症対策支援事業補助金567万1,000円の内容と内訳についての質疑に対し、「新型コロナウイルス感染症対策を徹底しながら、学童保育室の業務を継続するための経費に対する補助金で、財源として国と県から3分の1ずつ補助金が交付されるものである。内訳は、公設学童保育室13か所分528万4,300円、民設学童保育室2か所分38万6,064円である」とのことでした。 (2)児童施設運営費に関して、物価高騰対策支援給付金の内容についての質疑に対し、「新型コロナウイルス感染症による影響で物価高騰に直面している保育施設等を支援するものであり、電気・ガス料金の高騰分に対して、利用定員1人当たり5,000円、1施設当たり50万円を限度に支援給付金を給付する。対象の施設は保育所及び認定こども園が10施設、小規模保育施設等が2施設、認可外保育施設が2施設で、財源として県補助金81万4,000円を見込んでいる」とのことでした。 (3)老人福祉業務経費の福祉施設応援給付金の内容と内訳についての質疑に対し、「食材費の物価高騰の影響により、食事を提供している入所施設やグループホーム等を対象に、規模に応じて応援金を給付するものであり、内訳は、大規模な施設では20万円を24か所、グループホーム等では5万円を8か所、通所系の施設では2万円を12か所となっている」とのことでした。 (4)保健衛生総務費に関して、医療機関等支援金について、今回の支援で初めて薬局を対象に加えた理由についての質疑に対し、「新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続く中で、電話診療及びオンライン診療をして薬が処方された際の、薬局による配達の手配や直接配送の仕組みが出来つつあり、こうした取組を支えるためにも今回薬局を加えている」とのことでした。 次に、建設経済分科会会長報告の内容について、主なものを申し上げます。 (1)マイナンバーカードの取得促進に関する経費について、このタイミングで補正増とした理由と国からの補助についての質疑に対し、「マイナンバーカードの取得率向上のため、令和5年2月の確定申告時、市役所庁舎ホール会場での実施に限り、マイナンバーカードの申請者に対してクオカード及びクオカードpayを特典として配布するものである。令和4年12月末までにマイナンバーカードを申請するとマイナポイントが付与されるが、期限を過ぎるとポイントがもらえないため、それに代わるものとして配布するもので、国からの補助10分の10で行う事業である」とのことでした。 (2)道路橋りょう費に関して、令和4年9月定例会において2億9,300万円の大きな補正予算が計上され可決されたが、今回道路補修工事として1,200万円の補正増を計上した理由についての質疑に対し、「令和4年9月定例会の補正は大規模な改修が必要な箇所に対する工事費であり、今回の補正は、道路舗装の穴など危険な箇所や、道路側溝蓋の損傷で通行に支障が生じている箇所等の緊急補修工事費の予算が令和4年12月で不足する見込みのため、増額するものである。また、令和4年12月1日から道路損傷通報システムの運用が開始されたことも考慮している」とのことでした。 各分科会会長報告に対する質疑はなく、討論もありませんでした。 ●「議案第82号」について (1)保険給付費のうち傷病手当費に関して、新型コロナウイルス感染症傷病手当金の当初予算43万3,000円と補正額の積算根拠についての質疑に対し、「1件あたり約3万6,000円、年間12件として43万3,000円を見込んでいたところ、現時点で37件となっており、不足分を予備費の充用により対応している。今後もなお不足するおそれがあるため、今回、1件あたり約3万円、30件分を見込み、90万円を補正計上するものである」とのことでした。 健康福祉分科会会長報告に対する質疑はなく、討論もありませんでした。 以上、報告いたします。 令和4年12月20日            予算決算常任委員会            委員長 黒澤健一 北本市議会議長 工藤日出夫様 ○工藤日出夫議長 各委員長の報告が終わりましたので、直ちに質疑に入ります。 はじめに、議案第59号 北本市行政組織条例の一部改正についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。 ありませんか。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。 はじめに、反対討論を許可いたします。 滝瀬議員。 ◆14番(滝瀬光一議員) 14番、滝瀬光一。 議案第59号 北本市行政組織条例の一部改正について反対討論をさせていただきます。 令和元年第4回市議会定例会において、三宮市長の何としても市長公室が必要だとの思いを酌みつつも、本当に北本市に市長公室が必要なのか議論に議論を重ね、会派として、北本市部設置条例の一部改正についての議案に賛成をいたしました。 その後、市長公室がシティプロモーションや広報などで世間に大いに認められるような様々な事業を行ったことについては、大変評価するものであります。 しかし、今議会に提出されました北本市行政組織の一部改正の議案は、市長公室と行政経営部を統合し、市長公室を課として残す形となっております。 この議案について、市民の方からいただいた御意見を紹介させていただきます。今の市長公室長が来年定年になるタイミングでこのような議案が出てくるのはどういうことだ。これでは市長のお友達人事ではないかという厳しい意見をいただきました。私は、行政のトップとして、決してそのようなことはないと考えております。 条例改正を伴う組織の改編は、本来4年に1回、機構改革として行うと伺っておりますが、任期満了まであと僅かのタイミングでこのような議案が出たことが、先ほど申し上げた市民の声が聞こえてくるような状況なのだと思います。 市長公室政策調査担当行政経営部企画調整担当を統合し、二重行政の解消、より効率的な組織体制とするために、今回の条例改正を行うということについては理解しておりますが、市長の強い思いがあって設置された市長公室については、組織を統合することではなく、市長公室をもっと活用するよう努力する点はなかったのでしょうか。 当時、市長公室は必要だと判断し、賛成をした我々議員として、僅か3年で機能だけ残して部を統合するといった今回の議案については賛成をいたしかねます。 市長のリーダーシップをもってして、市長公室を現状のまま最大限活用できるように要望し、反対討論といたします。 ○工藤日出夫議長 次に、賛成討論を許可いたします。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 反対討論を許可いたします。 黒澤議員。
    ◆20番(黒澤健一議員) 20番、黒澤です。 議長から発言の許可をいただきましたので、反対討論をさせていただきます。 議案第59号 北本市行政組織条例の一部改正について反対討論を行います。 啓和会は、今後、北本市における深刻な人口減少、高齢化の進行など、多種多様な行政課題、大きな課題に対し、限られた人材で組織的に取り組んでいこうとする積極的な姿勢を評価して、これまで以上に北本市の発展のため、行政運営を行っていただきたいと要望した賛成討論をしております。その討論が僅か3年で否定されることを認めるわけにはまいりません。 この一部改正廃止議案では、令和2年度から4年度までの3年間の行政組織であり、市長自ら設置を提案して、市長自ら廃止をするという、長い議員生活で初めて大胆な行動を取ったことになり、市政運営のむなしさを感じざるを得ません。 その意味での三宮市長の議案撤回に当たる一部改正廃止行為は、断じて許すわけにはいかないのであります。大きな失点と理解しております。 市長が自信を持ってピンチをチャンスにと、シンクタンク的な政策立案の部署で実行した組織改革が、3年で、職員アンケートを基に撤回してしまったと認識しておりますが、これに対し、一般質問を通じて何度も組織改革の無意味を批判してきた議員にしてみれば正論であり、市長に弁明の余地はないのであります。大相撲でいえば、突然3年後の突き出しであり、失政の好例ではないでしょうか。 市政において、令和3年、4年度と予算案修正されたことといい、市民からの三宮市長信任はいかがばかりかと言わざるを得ないのであります。 3年前、議案賛成で述べた討論、これまで以上に北本市の発展のために行政運営を行っていただきたいと要望してきた議員にしてみれば、特に大きな事業である2015年に国連サミットで採択された持続可能な17の開発目標、いわゆるSDGsの中で、安全で安心して暮らせる社会をつくっていくことは世界共通の課題であり、国際的にも2030年までに達成すべき目標の一つであります。 17のそれぞれの開発目標が2030年度までにどこまで達成できるのか、北本市にとって各部署を越えた大きな課題であります。どこで、誰が、どうやって実行していくのでしょうか。 市長公室をキャビネットとして取り組むべきとの提案もあり、ふるさと納税寄附金の市政活用事業の展開要望もあり、北本市は、全国的にこれらの先進地としてリーダーシップを発揮していただきたいと考えております。全国一円の目標ではないでしょうか。 以上を述べて、反対討論といたします。 ○工藤日出夫議長 次に、賛成討論を許可いたします。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 次に、反対討論を許可いたします。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 討論なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第59号 北本市行政組織条例の一部改正についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定いたします。 賛成多数であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第62号 北本市職員の定年等に関する条例等の一部改正等についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第62号 北本市職員の定年等に関する条例等の一部改正等についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第63号 北本市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。 桜井議員。 ◆2番(桜井卓議員) 2番、桜井卓。 それでは、議案第63号 北本市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について、大きく2点ほど質疑をさせていただきます。 まず1点目ですけれども、先ほどの委員長報告の中で、パートナーシップ制度については、全国の自治体にも波が広がっており、地域独自の排除事項には当たらないから、条例では規定しないというような指摘があったということなのですけれども、このパートナーシップ制度に関する個人情報ですね、LGBTに関すること。 これは、法律上の要配慮個人情報には該当していないということを踏まえれば、地域独自かどうかということだけではなく、この個人情報を北本市としては保有しているわけで、要配慮に当たるかどうか。これが公開された、あるいは漏えいした場合に、本人に対する不当な差別、偏見、その他の不利益が生じるかどうかという観点から検討すべきものであると考えますが、そのような観点から検討を行ったかどうかについて、委員会で確認しているかどうか、まず1点目、確認いたします。 それから、2点目です。 個人情報のファイル簿につきましては、現在の条例であります個人情報登録簿、こちらを廃止して、ファイル簿のほうに移行して運用をすると。その際に、これまで登録していた内容が抜け落ちないように整備したいというような委員長報告がありましたが、このファイル簿の対象外となります1,000件未満のファイルについてはどのように対応するのか、委員会で確認されていますでしょうか、答弁をお願いします。 ○工藤日出夫議長 日高委員長。 ◆日高英城総務文教常任委員長 それでは、桜井議員の質疑に対してお答えいたしたいと思います。 まず1点目です。LGBTなどの情報が要配慮者に当たるかどうか。それが漏えいした場合にどうかというような、そのような観点からでの質疑は、委員会の中ではありませんでした。 それと、2点目ですけれども、個人情報ファイル簿について、ファイル簿の対象外となる1,000件未満のファイルについてどう対応するのかということなのですけれども、ちょっと読み上げます。 個人情報ファイル簿による運用とさせていただきたいという、ただ、個人情報ファイル簿につきましては、先ほど申し上げたとおり1,000件であるかどうか。いろんな国の基準がありますけれども、先ほど言ったように枠を大きくする。例えば事業ごとに、当然ながら1,000人には満たないのだけれども、それを属性でまとめることによって1,000人にできるわけです。ですので、現在、個人情報登録簿にあるような情報については、そういった属性を大きくすることで網羅をして、これまで登録していた内容に抜けがないような形で整備をしていきたいというふうに考えていますと。 これまでの個人情報の管理というか、それについては、抜けがないようにしていきたいというふうに考えているところでございますと、この程度の議論がありました。 取りあえず以上です。 ○工藤日出夫議長 桜井議員。 ◆2番(桜井卓議員) 1点目については、特に確認をしていないということで、2点目については、1,000件未満のファイルも属性によってまとめることで、1,000件以上として対象としていくというような確認をされているようなのですけれども、例えばDVに関する情報であれば、住民基本台帳みたいな大きなファイルの中にその情報を書き込むことで、人数としては1,000人いなかったとしても、十分その中で対応できると思うのですね。 ただ、パートナーシップ制度に関しては、何かの情報に付随して入れていくということではなくて、やはりそれは独立して今ファイル持っているのだと思うのですね、リストを。それから、医療的ケア児とかそういったものに関しても、それだけで単独のリストとして持っているのではないかと思うのですね。 そういったものを、わざわざファイル簿に記載させるために、一つのリストとして大きな属性でまとめて管理するというのは、あまり現実的ではないと思うのですけれども、そのあたり具体的にどのように対処していくかということでまで確認されていますでしょうか。 それから、もう一つ、先ほど漏れがあったのですけれども、委員長報告の中で、12月8日までに答申、運営審議会からの各委員から意見をいただく状況になっていますと。そこまでは委員会の中で確認されていると思うのですけれども、その後、実際に答申があったかどうかについて確認されているようでしたら、その内容と併せて答弁していただければと思います。 ○工藤日出夫議長 日高委員長。 ◆日高英城総務文教常任委員長 桜井議員の2回目の質疑に対してお答えいたします。 議員おっしゃるとおり、小さな情報についてまでの取扱いについては、LGBTなどは1,000人に満たない、ほかの属性とつなげられないような情報でありますので、そのような観点からの質疑までには至っておりません。 それと、2点目です。当該審議会からの答申ですけれども、答申書は頂いています。 委員会審査後に提出いただいています。北本市の三宮幸雄様宛てで、会長の小松委員長かな。 内容は、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴う北本市個人情報保護条例の廃止についての答申。 令和4年10月25日開催の北本市情報公開・個人情報保護運営審議会において諮問のありました件について、下記のとおり答申しますとあって、1として審議会の意見。諮問のあった件については、おおむね差し支えないものと考える。 附帯意見としまして、別紙のとおりで、附帯意見の内容ですけれども、昨今の個人情報の流出やそれに伴う被害への救済不足といった事例に鑑み、改正後の個人情報の保護に関する法律で規定されている事業者及び市民に対する支援並びに職員の個人情報の適正な取扱いについては、市民に見える施策という形で実現し、開示請求権の保障、個人情報の保護の遵守により、市民の利益になるように運営されたい。 また、個人情報保護の開示請求等の手続については、同法第108条の規定を踏まえ、現在の北本市個人情報保護条例による手続を退化させることのない条例を制定し、市民が申請しやすく、かつ窓口での請求等が困難である高齢者等の弱い立場の方への配慮がある個人情報保護制度としていただきたい。 なお、北本市個人情報保護運営審議会は廃止されることになるが、市が引き続き運用していく情報公開制度について、市民の意見を反映させる仕組みを設けるように検討されたいという内容でした。 ○工藤日出夫議長 ほかに質疑はありますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。 まず、委員長報告に対する反対討論を許可いたします。原案に対する反対の討論になりますけれども、委員長に対する反対討論、委員長報告に。   〔発言する人あり〕 ○工藤日出夫議長 委員長は否決となっていますので、否決に対する反対討論。 ですから、原案に対する賛成討論になります。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 次に、賛成討論を許可いたします。 保角議員。 ◆12番(保角美代議員) 議案第63号 北本市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について、委員長報告に賛成の立場で討論いたします。 本議会の議案上程日時は11月29日でした。本条例は、北本市個人情報の保護に関する法律施行条例を定めるとともに、北本市個人情報保護条例の廃止、北本市情報公開・個人情報保護審査会条例の廃止とするなどとなっております。 総務文教常任委員会の中で、市長が北本市情報公開・個人情報保護審査会へ、北本市個人情報保護条例の廃止を諮問事項として諮問し、10月25日、審査会が開かれたこと。審査会からの答申は12月8日を予定している旨の答弁がありました。 本来、審査会からの答申が提出されてから議案として提出をすべきであり、手続上不適切だったことは明らかです。12月8日に答申が提出され、条例の廃止についてはおおむね認められたとのことですが、それをもって議案とすべきところでした。 今後、明年4月1日に国の法律が施行になることから準備が急がれます。本会議での議員からの質疑、また総務文教常任委員会での質疑、また答申の附帯意見の中で必要と思われることに関して、庁内で再協議していただき、4月1日の法施行に向け準備が間に合うよう法律施行条例案を議会へ提出いただくことを要望し、委員長報告に賛成の討論といたします。 ○工藤日出夫議長 次に、委員長報告に対する反対討論を許可いたします。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 次に、賛成討論を許可いたします。 中村議員。 ◆9番(中村洋子議員) 9番、中村洋子。 議案第63号 北本市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について、日本共産党市議団を代表し、委員長報告に賛成する立場で討論をいたします。 1点は、審議会の答申を待たず、議案として議会に上程したことに対する不適切な行政運営ではないかということです。 2点目は、国の個人情報保護法にまとめていくことに地方自治権が守られるのか、廃止することでよいのか、やはりまだ疑問が払拭されておりません。疑問が残ります。 行政不服請求申請で国に向けるということでよしとするのか、そういう点で議論がなされているとは思いません。 3点目は、地方自治を施行するために、北本市個人情報保護条例の廃止及び審議会の廃止された後、市が運用する情報公開制度について新たな仕組みが必要と思いますが、この条例からは読み取れず、ぜひ個人情報を保護するのに十分な条例としていく方向で努力されることを望み、委員長の報告に賛成といたします。 ○工藤日出夫議長 次に、委員長報告に対する反対討論を許可いたします。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 次に、賛成討論を許可いたします。 岡村議員。 ◆5番(岡村有正議員) 5番、岡村有正。 それでは、委員長報告に賛成の立場からの討論をさせていただきます。 社会全体のデジタル化に対応した個人情報の保護とデータ流通、いわゆる個人情報の利活用の両立を図るということで、また、国際的制度の調和の要請の中で、令和3年5月にデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律が公布、個人情報の保護に関する法律が改正されました。 これによって、国の行政機関、独立行政法人等、そして民間事業者、地方公共団体等のこれまでの別々の法律、条例が運用されてきた個人情報保護制度については、同一の法律によって取り扱われることになったことは御承知のとおりでございます。 地方公共団体ごとの個人情報保護条例の規定や運用の相違、いわゆる2000個問題、これによる保護水準の不均衡を是正するということが法律で全国的な共通ルールを定めようとすること、そして、個人情報保護法改正の趣旨だったと言われております。 今回、この改正法が来年、令和5年4月1日から地方公共団体に直接適用されることになり、今回の北本市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定となったことでございますが、改正法では、条例にあって改正法にない事項、条例で定めることが必要な事項、条例で定めることを妨げない事項等ございます。 今回、近隣市において、従来どおりの個人情報取扱いの登録簿の作成や閲覧、あるいは専門的な知見を有する情報公開・個人情報保護審査会に引き継ぐ個人情報の開示決定等に関する審査請求の諮問、あるいは改正法129条の審議会の設置等、そのような機能について近隣市においては盛り込んでいるところもございます。 しかしながら、本市におけるこの本条例案については、今のような条項は盛り込まれておりません。また、条例で定めることを妨げない事項についても、十分な検討がなされたかは疑問の残るところでございます。 また、先ほど来、賛成討論の中で各議員が言われておりますが、今回の議案として上程されるに際し、北本市情報公開・個人情報保護運営審議会への諮問に対する答申が出されていない状況だったこと。また、実際、総務文教常任委員会の審査が終了した後の12月9日にその答申が出されていること。 また、他市においては、今回この施行条例制定に当たって、多くの他市ではパブリックコメント等を実施しているという点もございます。今回、本市では、全くその辺が行われておりません。あまりにも検討される時間、あるいは性急過ぎたのではないかと考えております。 先ほどの附帯意見にもございましたように、新たな制度の運用に際して、法律の規定に反しない限り、現行の条例の運用をできるだけ継承し、個人情報保護の水準が保たれ、市民サービスへの影響を最小限に抑えることが必要だと考えております。 以上のことから、委員長報告に対しての賛成討論とさせていただきます。 ○工藤日出夫議長 次に、委員長報告に対する反対討論を許可いたします。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 次に、賛成討論を許可いたします。 桜井議員。 ◆2番(桜井卓議員) 2番、桜井卓です。 それでは、議案第63号 北本市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定についてにつきまして、委員長報告に賛成、原案に反対の立場で討論をさせていただきます。 これまで、この討論に立った議員も述べておりましたけれども、今回、議案の上程に当たりまして、情報公開・個人情報保護運営審議会に諮問したにもかかわらず、答申が出る前に議案を提案されたことにつきましては、附属機関を軽視するものでありまして、大変遺憾と言わざるを得ません。 また、今回は、情報公開・個人情報保護審査会と情報公開・個人情報保護運営審議会を廃止する提案がなされておりますが、法律の第129条におきまして、必要であると認めるときは、審議会その他の合議制の機関に諮問することができるとされております。 今回、答申が出る前に議案が提案されたことからも、附属機関を軽視する風潮が鮮明となっております。引き続き、有識者や市民に意見を聞く場を確保することは重要であり、特に運営審議会を廃止することは不適切であります。 また、要配慮個人情報については、法律、政令、規則により限定的に定められているものの、LGBT、生活保護の受給、一定の地域の出身である事実等は、要配慮個人情報には含まれておりません。 条例要配慮個人情報に関しては、漏えい等が発生し、または発生したおそれがある事態が生じたときは、国の委員会に報告するとともに本人に通知する必要があるというものです。 本市が持っている個人情報のうち、条例要配慮個人情報とすべきものがないかどうかについて、十分な議論がなされたとは思えません。運営審議会に意見を聞かないとした判断も適切とは思えません。運営審議会にも意見を聞き、引き続き検討すべきものと考えます。 また、個人情報登録簿は、個人情報ファイル簿に移行するということですが、システム化も必要ないような数件のリストについてまで、個人情報ファイル簿の対象となるよう、属性によりほかのリストとまとめて1,000件以上にするようなことをするのであれば、事務処理が煩雑となり混乱を来しかねません。 現状でも、個人情報登録簿が適切に管理されているとは言えない状況であり、登録簿やファイル簿の在り方について精査をする必要があると考えます。 以上のことから、本条例案については、執行部及び諮問機関において十分な検討は尽くされているとは言えません。とても可決できるような状況ではないと申し上げまして、委員長報告に賛成、原案に反対の討論といたします。 ○工藤日出夫議長 ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第63号 北本市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は否決であります。 よって、原案について採決いたします。 原案についての賛否を問います。間違えないように。 原案に賛成の方は賛成のボタンを、原案に反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定いたします。 賛成なしです。 よって、本案は否決されました。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時38分----------------------------------- △再開 午前11時00分 ○工藤日出夫議長 休憩を解いて、再開いたします。 続いて、議案第64号 北本市国民健康保険税条例の一部改正についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第64号 北本市国民健康保険税条例の一部改正についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第65号 北本市手数料条例の一部改正についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第65号 北本市手数料条例の一部改正についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第66号 北本市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第66号 北本市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は可決であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第67号 公の施設の指定管理者の指定についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第67号 公の施設の指定管理者の指定についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。   〔「議長」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 桜井議員。 ◆2番(桜井卓議員) 2番、桜井卓です。 この議案に対しまして、附帯決議の動議を提出したいと思います。よろしくお願いします。 ○工藤日出夫議長 ただいま桜井議員から議案第67号に対する附帯決議の動議が出されました。 賛成者を確認しますので、この動議に賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○工藤日出夫議長 会議規則第16条の規定により、提出者外2人以上の賛成者がありますので、議案第67号に対する附帯決議の動議は成立いたしました。----------------------------------- △日程の追加 ○工藤日出夫議長 お諮りいたします。本動議を日程に追加し、日程8として、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 御異議なしと認めます。 よって、本動議を日程に追加し、日程8としての日程の順を変更し、直ちに議題とすることに決しました。 なお、その後の日程は順次繰下げになりますので、御了承願います。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時06分----------------------------------- △再開 午前11時09分 ○工藤日出夫議長 休憩を解いて、再開します。----------------------------------- △議提第6号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○工藤日出夫議長 続いて、議提第6号 「議案第67号」公の施設の指定管理者の指定に対する附帯決議を議題といたします。 先ほど可決しました議案第67号に対し、桜井議員外13人から、お手元に配付いたしました附帯決議が提出されております。 桜井卓議員に附帯決議案の趣旨説明を求めます。 桜井議員。   〔2番 桜井 卓議員登壇〕 ◆2番(桜井卓議員) 2番、桜井卓です。 それでは、議長から発言のお許しをいただきましたので、附帯決議案について趣旨説明をさせていただきます。 皆さんのお手元に、ただいま附帯決議案を配らせていただきました。こちらの朗読をもちまして、趣旨説明とさせていただきます。 議提第6号 「議案第67号」公の施設の指定管理者の指定に対する附帯決議 会議規則第14条の規定により、「議案第67号」公の施設の指定管理者の指定に対する附帯決議を次のとおり提出する。 令和4年12月20日提出   提出者 北本市議会議員 桜井 卓   賛成者 北本市議会議員 湯沢美恵   賛成者 北本市議会議員 村田裕子   賛成者 北本市議会議員 金森すみ子   賛成者 北本市議会議員 松島修一   賛成者 北本市議会議員 日高英城   賛成者 北本市議会議員 高橋伸治   賛成者 北本市議会議員 中村洋子   賛成者 北本市議会議員 今関公美   賛成者 北本市議会議員 保角美代   賛成者 北本市議会議員 渡邉良太   賛成者 北本市議会議員 島野和夫   賛成者 北本市議会議員 岸 昭二   賛成者 北本市議会議員 加藤勝明 北本市議会議長 工藤日出夫様 「議案第67号」公の施設の指定管理者の指定に対する附帯決議 本市における公の施設の指定管理者は、平成16年12月に定めた「北本市の公の施設に係る指定管理者制度導入にあたっての基本方針」に基づき、原則として公募により募集しており、総合福祉センターの令和5年度からの指定管理者の選定に当たっても公募が実施された。 一方、総合福祉センターの指定管理者である社会福祉協議会は、単なる施設の管理者にとどまらず、市の地域福祉計画においても多くの役割を受け持っている欠かすことのできない地域福祉の担い手であり、替えのきかない団体である。 指定管理者制度の運用については、平成22年12月28日付けで総務省自治行政局長通知が発出されているが、当時の片山善博総務大臣はその趣旨について、指定管理者制度は本来行政サービスの質や住民満足度を向上させるための制度であるにもかかわらず、アウトソーシングによるコストカットに力点が置かれ、本来指定管理になじまないような施設についてまで指定管理の波が押し寄せていることから、これを見直してもらいたいと述べている。 以上のことから、総合福祉センターをはじめとした今後の指定管理者の選定に当たっては、一律で公募とするのではなく、当該公の施設において指定管理者が行う事業の内容や趣旨、当該施設において指定管理者が事業を行ってきた経緯、実績等を踏まえ、随意指定とすることや業務委託に切り替えることも検討すること。 以上、決議する。 令和4年12月20日                  北本市議会 ○工藤日出夫議長 提出者の趣旨説明が終わりましたので、附帯決議案について質疑のある方の発言を求めます。 ありませんか。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。 ありませんか。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議提第6号 「議案第67号」公の施設の指定管理者の指定に対する附帯決議を電子採決システムにより採決いたします。 本案に賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。-----------------------------------工藤日出夫議長 続いて、議案第68号 公の施設の指定管理者の指定についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第68号 公の施設の指定管理者の指定についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第69号 公の施設の指定管理者の指定についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第69号 公の施設の指定管理者の指定についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第70号 公の施設の指定管理者の指定についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第70号 公の施設の指定管理者の指定についてを電子採決システムにより採決します。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第71号 公の施設の指定管理者の指定についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第71号 公の施設の指定管理者の指定についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第72号 公の施設の指定管理者の指定についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第72号 公の施設の指定管理者の指定についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は報告のとおり可決されました。 続いて、議案第73号 公の施設の指定管理者の指定についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第73号 公の施設の指定管理者の指定についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第74号 市道の路線の廃止についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第74号 市道の路線の廃止についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕
    工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第75号 和解をし、損害賠償の額を定めることについての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第75号 和解をし、損害賠償の額を定めることについてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第81号 令和4年度北本市一般会計補正予算(第7号)の質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第81号 令和4年度北本市一般会計補正予算(第7号)を電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第82号 令和4年度北本市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第82号 令和4年度北本市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を電子採決システムにより採決します。 委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議請第5号 北本都市計画道路3・3・2中央通線のあずま通りから国道17号までの区間の早期の事業実施に関する請願について質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議請第5号 北本都市計画道路3・3・2中央通線のあずま通りから国道17号までの区間の早期の事業実施に関する請願についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は採択であります。 本請願を委員長の報告どおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本請願は委員長の報告のとおり採択することに決しました。 続いて、議請第6号 埼玉中部環境保全組合へ「新ごみ処理施設の建設地に関する意見書」の提出を求める請願についての質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。 まず、委員長報告に対する反対討論を許可いたします。請願に賛成の討論。 日高議員。 ◆7番(日高英城議員) 7番、日高英城です。 それでは、議長より許可をいただきましたので、議請第6号に対し賛成の立場で討論させていただきます。 今回、この請願の紹介議員を務め、中部環境保全組合の建設事業地の進め方は納得いかないものであり、我が市議会から意見書を提出することの意義、重要性を強く感じました。 さて、請願者が求めたのは、建設予定地を決めたときに、ほかの土地と建設コストの比較検討をした形跡が見えないことから、旧組合で高評価であった複数の候補地との比較をし、その結果についての説明責任を求めたものです。 改めて申し上げますが、一部事務組合は独立した団体であります。意見書の提出は、法令の解釈から提出可能であると認識しています。既に我々議会では、直接的に権限が及ばない事務について、地方自治法第99条の規定により、国や県などに対し幾度も意見書を提出しております。独立した団体に対する意見書として、何ら変わらぬ手続と考えます。 また、皆様も御承知のとおり、本市においても、少子・高齢化に対する医療、介護、保育、教育など、事業費の拡充、それと公共インフラの保全、保持、改善、区画整理事業と遺跡の共存による一般財源増額を含む事業費の増加と期間延長など、高齢化と人口減少による市税の減収等が見込まれ、中長期的に財政に対する負荷が表面化してきています。 鴻巣市や吉見町の財政状況は私には分かりませんが、北本市議会は、財政に対し強い危機意識が求められると認識しております。 一部事務組合で行う共同事務は、構成団体が積極的かつ柔軟な立場を協調しつつ、牽制し合いながら合意形成することで健全な進展が図られるものであると考えます。 ぜひ議員各位の御理解をいただき、本請願を可決していただきたいと申し上げ、賛成討論といたします。 ○工藤日出夫議長 次に、賛成討論を許可いたします。 黒澤議員。 ◆20番(黒澤健一議員) 20番、黒澤です。 議請第6号 埼玉中部環境保全組合へ「新ごみ処理施設の建設地に関する意見書」の提出を求める請願に関して、委員長報告に賛成、原案に反対の討論を行います。 この請願に対する判断としては、第一義的には、管内の住民として直接、一部事務組合に請願してほしいとの感覚であります。 紹介議員が一部事務組合議員に見当たらないので、このような形式を取ることになったのと思いはありますが、まさにまれな請願であると考えております。 請願の願意は、現在建設予定地として諮問に付している鴻巣市郷地安養寺については、旧組合で高評価であった複数の候補地と、用地費、土木費、周辺整備地等の比較検討を埼玉中部環境保全組合として行い、施設建設地としての説明責任を果たすこととしております。 鴻巣市郷地安養寺と比較検討する複数の対象地区については、質疑に対しての明確な答弁はなく、比較することができないのは残念であります。 さらに、私の認識では、用地費、土木費、周辺整備地等、検討を行っている情報はありません。施設建設地として、現在の段階としての説明責任は発生しないとの認識であり、なぜにこのような請願人の思いに至るのか理解できないのであります。 令和3年9月15日には、翌日の基本合意書締結を前に全員協議会が開催され、経過説明がありました。合意内容は4項目あり、施設の予定建設地は鴻巣市郷地安養寺地内と明記されております。 2時間に及ぶ説明会の後、議長から、明日調印された後、この協議が将来にわたって大きな禍根を残さないようしっかりと対応していただいて、二度と全員協議会でこのようなことをすることがないようにと閉じていただいた経緯があります。 このように、施設建設地としての説明責任は果たされております。 また、先月22日の建設経済常任委員会協議会で、埼玉中部環境保全組合議員から、新ごみ処理施設への情報提供をいただきました。 建設予定地として、鴻巣市郷地安養寺地区の適否が諮問されている状況と認識をしております。適否が諮問された事情を考えると、鴻巣市郷地安養寺地区と他地区について比較検討するということは、請願人の時間的な余裕がなく緊急に訴えたいとの思いは、他地区が明確でない以上、残念ながら違和感を感じます。 新ごみ処理施設の建設に関しては、現在の処理施設の39年を超えた老朽化を考えると、大規模改修を含めて、今後の対応の仕方が緊急事項であることは認めておりますが、埼玉中部環境保全組合が取り組むべき最大の課題は、ごみ処理施設の代替施設を一刻も早く建設することにより、管内住民のごみ処理業務を安定的に進める方策を講じるべきであると考えております。 地方自治法第286条の一部事務組合である埼玉中部環境保全組合が負託されている業務を推進し、新ごみ処理施設の建設を含めて、管内住民の期待とその責任を果たすべきであると考えます。 以上が私の討論であります。 ○工藤日出夫議長 次に、委員長報告に対する反対討論を許可いたします。 湯沢議員。 ◆1番(湯沢美恵議員) 1番、湯沢美恵。 議請第6号の埼玉中部環境保全組合へ「新ごみ処理施設の建設地に関する意見書」の提出を求める請願についての委員長報告に反対、原案に賛成の立場で討論をいたします。 新ごみ処理施設建設に関わることについては、中部環境保全組合で進めていくことは決まっております。 建設候補地の決定に当たり、検討委員会を立ち上げ、議論が現在なされていますけれども、この検討委員会への諮問された予定地の決定に対する内容については、鴻巣市郷地安養寺1か所のみを示し、その場所が適地であるかどうかを答申するということになっております。 よりよいものを建設するには、比較検討をすることが必要であるとの請願者のお気持ちも理解できますし、私自身、中部環境保全組合の議員として、××××××××××××××××××××××××××××××××××××××   〔「議長」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 湯沢議員、ただいまの言葉については不適切な表現ですので、変えてください。 ◆1番(湯沢美恵議員) 検討委員会が残念な答申をしたと私自身は感じることから、その諮問の仕方について大変残念に思っているところです。 そして、その検討委員会に委ねてしまったこと、このことに対し、私自身も反省もあり、請願者の今ならばまだ止められるという思いを受け止め、自分自身の所属している組合に意見書を提出することについては、少々ためらう部分はありますけれども、賛成としたいと思います。 ○工藤日出夫議長 次に、賛成討論を許可いたします。 大嶋議員。 ◆16番(大嶋達巳議員) 16番、大嶋達巳。 議請第6号 埼玉中部環境保全組合へ「新ごみ処理施設の建設地に関する意見書」の提出を求める請願について討論させていただきます。 意見書の提出について定めている地方自治法第99条は、普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の公益に関する事件につき意見書を国会又は関係行政庁に提出することができるというものです。 具体的に固有名詞を当てはめるなら、北本市議会は、北本市の公益に関する事件につき意見書を埼玉中部環境保全組合に提出できるということになります。 埼玉中部環境保全組合が行政庁に当たるので意見書の提出が可能になります。それと同様に北本市も行政庁です。理屈の上では、北本市議会は、北本市に対しても意見書を提出できることになります。 しかしながら、北本市議会が北本市に対して意見書を提出することはありません。なぜならば、北本市議会が北本市に対して意見を伝えるのは、本来の役割にほかなりません。 それでは、埼玉中部環境保全組合と北本市議会の関係はどうなのかといえば、北本市の関係とは異なります。したがいまして、北本市議会が埼玉中部環境保全組合に対して意見を伝えるのは本来の役割に当たりません。 その一方で、北本市議会の議員の中から埼玉中部環境保全組合議会を構成する議員が選出されています。その議員はどのように選出されているのかといえば、北本市議会において、北本市議会議員の中から選挙で選出されます。 現状において選出されている埼玉中部環境保全組合の議員は、北本市議会の全会一致により選出されています。それゆえ、北本市議会としては、その議員に全てを託している状態と言えるのではないかと思います。 改めて議員の役割は何かといえば、市民の声を行政に伝えることです。現在開会中の議会でも多く見られましたが、一般質問において「要望します」という言葉を何度も聞きました。あるいは、予算編成前によく見られる光景ですが、議員が、もしくは会派が、市長に対して要望書を提出されます。このことは何ら特別なことではありません。市民の声を行政に伝える極めて自然な行動です。 今回の件に当てはめて考えるなら、市民から出されています意見書として提出してもらいたいという内容は、まずは、北本市から選出されている埼玉中部環境保全組合議員が同組合に対して伝えるのが役割と考えます。 それがどうしてもできないなら、その場合において、北本市議会として意見書を提出することも選択肢になるものと考えます。 以上のことから、地方自治法第99条により、北本市議会として埼玉中部環境保全組合への意見書の提出は可能ですが、実行するに当たっては、段階を追って対応すべきものと考えます。 よって、本請願に対しては不採択とするものと考えます。 ○工藤日出夫議長 委員長報告に対する反対討論を許可します。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 次に、賛成討論を許可します。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議請第6号 埼玉中部環境保全組合へ「新ごみ処理施設の建設地に関する意見書」の提出を求める請願についてを電子採決システムにより採決いたします。 委員長の報告は不採択であります。 よって、本請願について採決いたします。 本請願に賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成少数であります。 よって、本請願は不採択とすることに決しました。----------------------------------- △議案第83号の質疑、討論、採決 ○工藤日出夫議長 日程第21、議案第83号 財産の取得についてを議題といたします。 直ちに質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議案第83号 財産の取得についてを電子採決システムにより採決いたします。 本案に賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議提第5号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○工藤日出夫議長 続いて、日程第22、議提第5号 県道312号線を国道17号から東部方面へ延伸すること及び県道33号線の拡幅を求める意見書を議題といたします。 提出者の趣旨説明を求めます。 滝瀬議員。   〔14番 滝瀬光一議員登壇〕 ◆14番(滝瀬光一議員) 14番、滝瀬光一。 議長より発言の許可をいただきましたので、議提第5号 県道312号線を国道17号から東部方面へ延伸すること及び県道33号線の拡幅を求める意見書を提出させていただきます。 会議規則第14条の規定により、県道312号線を国道17号から東部方面へ延伸すること及び県道33号線の拡幅を求める意見書を次のとおり提出する。 令和4年12月20日提出   提出者 北本市議会議員 滝瀬光一   提出者 北本市議会議員 黒澤健一   賛成者 北本市議会議員 松島修一   賛成者 北本市議会議員 高橋伸治   賛成者 北本市議会議員 保角美代   賛成者 北本市議会議員 渡邉良太   賛成者 北本市議会議員 大嶋達巳   賛成者 北本市議会議員 島野和夫   賛成者 北本市議会議員 岸 昭二   賛成者 北本市議会議員 加藤勝明 北本市議会議長 工藤日出夫様 県道312号線を国道17号から東部方面へ延伸すること及び県道33号線の拡幅を求める意見書 県道312号線(下石戸上菖蒲線)は、北本市荒井と久喜市菖蒲地域を結ぶ、北本市にとって重要な幹線道路の一つである。国道17号から北本市荒井一丁目交差点までの約2.7キロメートルは、平成13年度に整備が完了し、供用開始されたことで、交通事情が大幅に改善された。 しかしながら、県道312号線については、国道17号との交差部が丁字路となっており、特に朝夕において、国道17号との交差点だけでなく、国道17号東側において交通渋滞が発生するなど大きな課題となっている。そのため、国道17号から東部方面へ延伸する整備を進めることが必要である。 県道33号線(東松山桶川線)は、東松山市と桶川市を結ぶ主要地方道で、北本市にとって荒川を越えて隣接する吉見町をはじめとする県西部を結ぶ重要な幹線道路である。 県道33号線については、国道17号上尾道路と交差する計画となっているが、現状においては、交差点が計画される付近において、4車線から2車線へと車線が減少となる変則的な状況であり、特に朝夕の交差点渋滞が大きな課題となっている。そのため、交差点改良と東松山市方面に荒川を渡橋しての4車線化とする拡幅整備を進めることが必要である。 こうしたことから、まちづくりの骨格を担う幹線道路として周辺地域の発展、さらには災害時の輸送路として大きく貢献するものと考え、北本市の東西幹線道路である県道312号線を国道17号から東部方面へ延伸すること及び県道33号線の東松山市方面に荒川を渡橋しての4車線化を早期に実現することを強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先 埼玉県知事 以上であります。皆様の御賛同いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○工藤日出夫議長 提出者の趣旨説明が終わりましたので、直ちに質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。 湯沢議員。 ◆1番(湯沢美恵議員) 1番、湯沢美恵。 県道312号線を国道17号から東部方面へ延伸すること及び県道33号線の拡幅を求める意見書について、2点ほどお聞きしたいと思います。 まず1点目は、県道312号線について、国道17号との交差点が丁字路となっており、ここをさらに東側へ延伸することについては、北本市議会として、今までにも決議や意見書を何度も提出しています。 今回、改めてこれを提出したことについて、どういったことなのかについてお聞きしたいのが1点。 それと、もう一点は、県道33号線の東松山市方面に荒川を渡橋して4車線化を早期に実現することについてこの意見書は述べておりますけれども、上尾道路との進捗についての考え方はどのようにしているのかについてお聞きしたいと思います。 ○工藤日出夫議長 黒澤議員。 ◆20番(黒澤健一議員) 湯沢議員の熱心な質疑に答弁させていただきたいと思います。 まず、県道312号線のことですけれども、今回改めて出すのはなぜかというような質疑でございました。 私は、意見書は、議会が変わるたびに、どうしても必要であれば、その心情に照らして議会に訴えていくというのは、議員の一つの役割といいますか、使命と考えております。 そういう意味で申し上げあれば、毎回できるまで、本当は意見書を出していきたいという願望はございますけれども、過去に2回か3回、知事宛てに要望書を提出した経緯がございます。 なぜ今回だということでございますけれども、実は、今の知事にはこの要望書は提出されておりません。新しい知事に、やはり北本市議会の方向を全員の皆さんで提示させていただき、北本市としてどうしても必要なのだというようなことで考えて提案に至ったということで、この点については、滝瀬市議と同じ考えでございます。 それから、県道33号線を渡橋するということで、広く持っていけというお話の質疑がございました。 今、県道が荒川にかかっている片側2車線、要するに4車線の大きな道路というのはなかなか見当たりません。この近辺にはないと認識をしております。 今置かれている県道312号線、あるいは県道33号線は、まさに埼玉県の中央部を東西に渡って、行政地域を越えて、幹線道路としての役割があるのではないかと理解をしているところでございます。 したがって、一番最初に荒川渡橋4車線をこの地域で対応させていただければ、北本市にとって大きなメリットがあると考えております。 また、上尾道路との関係はどうだという関連する質疑もございました。 上尾道路につきましては、議員も議員連盟に入られて理解されていると思いますが、今、2期工事ということで、桶川北本インターチェンジから鴻巣市箕田までの道路が鋭意工事中でございまして、その関係について、鴻巣地区については、既にもう買収も終わろうという段階になっております。 北本市はいろいろ事情がございまして、そういった中で遅れておりますけれども、いずれにしても国の工事計画でございますので、完成はいつかはすると認識はしております。そのときに、上尾道路の所の県道の33号線がきっちりと片側2車線、4車線の大きな道路として役割を果たしていただきたいなという希望は持っております。 ただ、上尾道路の進捗状況によってはどうなるかは見えてきませんけれども、御承知のとおり、毎年、上尾道路の議員連盟は、国交省はじめ関係議員等に要望活動をしておりますが、そういう中でぜひお願いしたいということを加えさせていただいて、対応していければと考えておりますので、一層の御理解をお願いしたいと思います。 ○工藤日出夫議長 ほかに質疑はありますか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議提第5号 県道312号線を国道17号から東部方面へ延伸すること及び県道33号線の拡幅を求める意見書を電子採決システムにより採決いたします。 本案に賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。   〔「議長、動議」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 加藤議員。 ◆19番(加藤勝明議員) 19番、加藤勝明。 動議を提出します。 新たなごみ処理施設の建設予定地について説明責任を求める決議を提出させていただきます。 ○工藤日出夫議長 ただいま加藤議員から新たごみ処理施設の建設予定地について説明を求める決議について動議が提出されました。 賛成者を確認しますので、この動議に賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○工藤日出夫議長 会議規則第16条の規定により、提出者外2人以上の賛成者がありましたので、新たなごみ処理施設の建設予定地について説明責任を求める決議についての動議は成立いたしました。 動議が成立いたしましたので、この取扱いにつきましては、直ちに休憩し、代表者会議、議会運営委員会で協議をいただきたいと思いますので、御了承願います。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午後零時01分----------------------------------- △再開 午後2時00分 ○工藤日出夫議長 休憩を解いて、再開いたします。----------------------------------- △発言の取消 ○工藤日出夫議長 湯沢議員。 ◆1番(湯沢美恵議員) 先ほど、埼玉中部環境保全組合へ「新ごみ処理施設の建設地に関する意見書」の提出を求める請願の討論の中で、差別的な表現をしてしまいましたので、その部分の取消をお願いしたいと思います。 ○工藤日出夫議長 ただいま湯沢議員からの申出のとおりといたしますので、御了承ください。----------------------------------- △日程の追加 ○工藤日出夫議長 議会運営委員長より、お手元に配付いたしました日程を追加する旨の報告がありましたので、議会運営委員長の報告のとおり日程を追加いたしますので、御了承願います。----------------------------------- △議提第7号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○工藤日出夫議長 続いて、日程第23、議提第7号 新たなごみ処理施設の建設予定地について説明責任を求める決議についてを議題といたします。 暫時休憩します。 △休憩 午後2時01分----------------------------------- △再開 午後2時01分 ○工藤日出夫議長 休憩を解いて、再開します。 加藤勝明議員外12人から、議提第7号 新たなごみ処理施設の建設予定地について説明責任を求める決議が提出されております。 加藤議員に趣旨説明を求めます。 加藤議員。 ◆19番(加藤勝明議員) 19番、加藤勝明。 それでは、私のほうから説明させていただきます。 議提第7号 新たなごみ処理施設の建設予定地について説明責任を求める決議 会議規則第14条の規定により、新たなごみ処理施設の建設予定地について説明責任を求める決議を次のとおり提出する。 令和4年12月20日提出   提出者 北本市議会議員 日高英城   提出者 北本市議会議員 加藤勝明   賛成者 北本市議会議員 湯沢美恵   賛成者 北本市議会議員 桜井 卓   賛成者 北本市議会議員 村田裕子   賛成者 北本市議会議員 金森すみ子   賛成者 北本市議会議員 松島修一   賛成者 北本市議会議員 高橋伸治   賛成者 北本市議会議員 保角美代   賛成者 北本市議会議員 諏訪善一良   賛成者 北本市議会議員 大嶋達巳   賛成者 北本市議会議員 島野和夫   賛成者 北本市議会議員 岸 昭二 北本市議会議長 工藤日出夫様 それでは、案文を朗読させていただきます。 新たなごみ処理施設の建設予定地について説明責任を求める決議 市長は、令和3年9月16日に「新たなごみ処理施設の整備促進に関する基本合意書」を締結し、「施設の建設予定地は、鴻巣市郷地安養寺地内とする」と決めた。 現在、埼玉中部環境保全組合では、新たなごみ処理施設等建設検討委員会を設置し、他候補地との比較検討は行わないまま、予定地である鴻巣市郷地安養寺とすることに限定し進められている。 今後、新ごみ処理施設の建設費及び維持管理費等の負担金を決定する議会は、納税者である住民要望の「最少の経費で最大の効果」を発揮し、かつ合理的な建設を進めるため、下記の事項について対応するよう求める。          記1 市長は、議会及び市民に対し、新たなごみ処理施設の建設予定地について質疑応答を含めた説明の機会を設け、説明責任を果たすこと。 以上、決議する。 令和4年12月20日                  北本市議会 ○工藤日出夫議長 提案者の趣旨説明が終わりましたので、決議案について質疑のある方の発言を求めます。 黒澤議員。 ◆20番(黒澤健一議員) 20番、黒澤です。 ただいま急遽上程されました新たなごみ処理施設の建設予定地について説明責任を求める決議に関しまして、質疑をさせていただきます。 現状認識についての質疑でございますが、この決議の文面中にございます「他候補地と比較検討は行わないまま」という文言がございますが、これについての見解をお示しください。 次に、予定地である鴻巣市郷地安養寺とすることに限定し進められているというふうに提案説明で述べられております。限定し進められているということについての意味合いについて、御説明をお願いいたします。 3番目といたしまして、2市1町の基本合意書で、鴻巣市郷地安養寺ということを決定しているわけですけれども、提案者は、この基本合意書に異議がある、問題があるとしてこの提案を出したのか。それとも、基本合意書に賛成だけれども、まだ内容を検討する必要があるという意味なのか、その意味合いについて3点目としてお尋ねをいたします。 それから、4点目として、11月22日に、北本市議会建設経済常任委員会協議会での協議が行われました。その席上、市長の出席をお願いするというような結論といいますか、そういう状況がかいま見てあったわけですけれども、その経緯について、提出者の見解をお示しいただきたいと思います。 以上4点お願いいたします。 ○工藤日出夫議長 日高議員。 ◆7番(日高英城議員) 7番、日高英城です。 それでは、黒澤議員からの質疑にお答えしたいと思います。 まず1点目、建設候補地との比較検討を行わないまま、予定地である鴻巣市郷地安養寺とすることに限定して進められているという一文にありますので、1つ目の質疑と2つ目の質疑と併せてお答えさせていただきたいと思います。 今回、提出に至った経緯については2点ほどございます。 前回否決になりました市民からの請願ですけれども、審査の中でいろいろと内容を聞いていたこと。それと、質疑の4に関係するのですが、毎日新聞社の2022年11月30日の報道で、市議会建設経済常任委員会は、コストを含めて複数の建設予定地の中で比較検討された経緯が釈然としないとして、三宮市長に対し説明を求めていましたが、前例がないということで説明の機会を設けていただくことができなかった。この2点を基に鑑み、今回、決議を提出する大枠の趣旨となります。 候補地との比較検討、質疑の内容が飛びますけれども、予定地として基本合意をされているということで、予定地としてであり、決定するのはこれからということなのですけれども、それを決定にするためには、やはりほかのところといろんな様々な局面から比較検討しなければ、我々議員に対しても、また市民に対しても我々から説明がなかなか難しいことになるという思いから、その辺の経緯についてのお話を聞きたいところであります。 重ねまして、前組合のときにいろいろなトラブルがあって、今回、桜井議員も一般質問で取り上げていましたけれども、そのような内容について、まだはっきりとお答えいただいていないということもありまして、いずれにしても、いろいろ説明を聞いた上で我々も判断しなければいけない、市民にも説明しなければいけないという思いがありますので、市長からぜひ御説明をいただきたいという趣旨で今回提案させていただきました。 これで4つの質疑大丈夫でしょうか、何番目。 ◆20番(黒澤健一議員) 基本合意書に賛成なのか反対なのか……。 答弁漏れがあります。 ○工藤日出夫議長 日高議員。 ◆7番(日高英城議員) ただいま黒澤議員より、答弁漏れということでしたけれども、その内容についてもう一度お聞かせいただけますか。 この壁沿いだと何も聞こえないんで。 ○工藤日出夫議長 黒澤議員。 ◆20番(黒澤健一議員) 私が尋ねたのは、限定して進められているという、鴻巣市郷地安養寺とすることに限定し進められているということについて、いかがお考えなのですかということと、それから、提出者として基本合意書に、では、賛成なのですか、反対なのですか。反対の雰囲気が強いとすれば、基本合意書を認めていないわけですから、それはそれで、まだ議会にかかっていないから、賛成、反対は本人の自由だとは思いますけれども、提出者としてはどう考えているのかという質疑であります。 しっかりと1回目の答弁、よろしくお願いいたします。 ○工藤日出夫議長 日高議員。 ◆7番(日高英城議員) 限定という言葉についてですけれども、私も念のため、現在の中部環境保全組合で開かれている委員会の中の議事録を確認したところ、ほかの候補地とは比較検討しないと。この鴻巣市郷地安養寺について、適地であるかということを諮問しているという内容を確認しました。 そのようなことから、私の考えとしましては、やはり物事を決定するためには、複数箇所のものを比較検討しなければいけないのではないかなと思っております。 それと、基本合意書については、当時、私の個人的な思いは反対でありますけれども、既にもう調印してしまってある内容ですので、今から、今さら撤回できるものでもありません。 当時、基本合意書の中の項目、2項目として、鴻巣市郷地安養寺を予定地とするということで今進められているわけですけれども、その予定地を決定地にする際に、それなりの丁寧な手続をもって決定地としていただきたいという思いはあります。 以上でよろしいでしょうか。 ○工藤日出夫議長 黒澤議員。 ◆20番(黒澤健一議員) したがって、ほかの候補地と比較したいということなのですけれども、提出者が考えているほかの地区というのはどこなのですか、それで何を比較検討するのですか。場所が違えば、土地の値段だって、方法だって全部違うわけですよ。 今答弁にあるように、もう鴻巣市郷地安養寺は撤回できないという答弁いただきましたけれども、鴻巣市郷地安養寺の中で何を持って候補地と比較しろということは、つじつまが合わないように私は思います。 したがいまして、どこを指して他の候補地としているのか、お示しをいただきたいというふうに思います。 私は、市長においでいただいて、ごみ問題について議会で説明をいただくとか、市民がいただくということに反対しているわけではありません。それは間違いないでいただきたいと思います。 しかし、今現在の段階として、基本合意書ができて、答弁にもあるように、日高議員ももう撤回はできない、鴻巣市郷地安養寺だというふうに決まっている中で、では、どういうふうにしましょうかということで、市長に説明をいただくということの意味なのかどうか、その辺はいかがお考えでしょうか。 ○工藤日出夫議長 日高議員。 ◆7番(日高英城議員) 黒澤議員のおっしゃる最後のくだりです、それはそのとおりでございます。 ただ、前段の質疑にあったように、候補地についてですけれども、やはり市民に説明するためにはという意味では、比較検討した形跡が欲しいというのは、僕の気持ちの中で大きくあるところでございます。 それで、どこと比較したらいいのだということなのですけれども、旧組合のときに、郷地と安養寺の地区で3か所候補地がありました。その3か所の候補地は、鉄塔が必要とか不要とか、盛土の高さがどっちは何メートルでどっちが何メートルとか、そういった、こっちはこうでこっちはこれぐらいだよ。だから、鴻巣市郷地安養寺がいいのだよと説明がいただけたらいいなと僕は思っています。 ただ、今回の決議に対しては、文章の中にあるように、ごみ処理施設の建設費及び維持管理費の負担金を我々が決定するということに今後なりますので、そういった中で、住民要望の最少の経費で最大効果というものを精査するために、市長からの現状、現況の説明をいただきたく思って決議の提案をさせていただいたところであります。 ○工藤日出夫議長 4回目。   〔「3回目ではないか」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 4回目だよ。 ◆20番(黒澤健一議員) さっきの1回目のあれは。 ◆7番(日高英城議員) 答弁漏れだものね。 ○工藤日出夫議長 それは1項目だったのではないのかな。 では、黒澤議員。 ◆20番(黒澤健一議員) 私は、結論から言えば、市長は議会及び市民に対して、新たなごみ処理施設の建設予定地について、これは多分、今のやり取りの中で、鴻巣市郷地安養寺ということで方向は見えるわけですけれども、それで、これについて質疑応答して、ここですよということを広く市民に説明していただきたい。これが今回のこの決議の願意であると理解していますが、それについての見解をお示しいただきたいと思います。 少なくとも、今、2市1町でやっている組合を外れて、北本市単独で対応しなければいけない、そういった素地になり得るような方法でいいのだろうかという不安も、心配もしております。 それは、大変恐縮ですけれども、中部環境の施設の問題があります。大規模改修をやらなければいけない、それだから急げよという話を、この法案とは違いますけれども、別で私は述べております。 そういった緊急性のある中で、悠長な方法はやはり見いだしていくべきではないと考えますから、それを心配して、日高議員の提案について質疑をさせていただいたということで御理解をいただければと思います。 答弁を2つよろしくお願いします。 ○工藤日出夫議長 日高議員。 ◆7番(日高英城議員) 黒澤議員が御心配されていることとは別に、先ほども申し上げましたが、今回の決議の根底に流れているところは、一番大きいところは、建設経済常任委員会で説明を求めたが、説明をしていただく機会が得られなかったというところからの気持ちが第一でございます。 2市1町で決まったことに、それが危なくなるみたいな心配、懸念をされているということと思いますが、その説明していただく中で、質疑応答を含め、その中でそれぞれの議員、いろいろなお考えがございますでしょうから、そういったところをクリアにしていっていただければよろしいのではないかと考えております。 ○工藤日出夫議長 ほかに質疑はありますか。 滝瀬議員。 ◆14番(滝瀬光一議員) 14番、滝瀬光一。 先ほどの黒澤議員の質疑に対する提出者のお一人、日高議員の答弁を聞いていて、ちょっと1点、確認をさせていただきます。 今回この決議は、あくまでも、1の「市長は、議会及び市民に対し、新たなごみ処理施設の建設予定地について質疑応答を含めた説明の機会を設け、説明責任を果たすこと」ということであって、比較検討、それから合意書で予定地となっている鴻巣市郷地安養寺とした、この辺の経緯についての説明責任を果たしてもらうということでよろしいかどうか、お願いします。 ○工藤日出夫議長 日高議員。 ◆7番(日高英城議員) それでは、滝瀬議員の質疑にお答えさせていただきます。 説明の機会を設けた場合、その中でいろんな議論が出てくることはあるとは思いますけれども、今回提出に当たった決議の趣旨としましては、現在進められている予定地を決定地にすることについてのプロセスについてお聞きしたいなと思っています。 建設予定地としている鴻巣市郷地安養寺が、ほかと比べて優れているというような結果が出れば、それはそのとおり、市民にも説明できるのではないかなとは思っています。これは個人的な見解でございます。 質疑の内容はそれでよろしいでしょうか。 では、2回目。 ○工藤日出夫議長 滝瀬議員。 ◆14番(滝瀬光一議員) 結局は、今、中部環境保全組合で検討委員会に諮問している鴻巣市郷地安養寺、そこが適地であるかという諮問をしているわけでありますよね。 ということがありますので、合意書を締結するときに、予定地として鴻巣市郷地安養寺となっていますよね。そこのところのプロセスについて、市長から改めて説明を受けるということでよろしいんですよね。
    工藤日出夫議長 加藤議員。 ◆19番(加藤勝明議員) 提出者の一人であります私から説明させていただきます。 私がここに決議文を出してあるのは、市長に対して、2市1町で決められた鴻巣市郷地安養寺ですね、ここに決めた経緯等いろいろなことがありますが、そのところを市民、そして議会にしっかりと説明していただきたいと、それだけのものでございます。それ以上のものはありません。 だから、これから場所を選定するとかそういうことでなくて、選定はされています。そこに対して、市民が納得していただくような説明をしっかりとして、また議会も、皆さんが、この北本市議会が、納得していただけるような説明を市長からしっかりとしていただきたいと、ただそれだけでございます。 ○工藤日出夫議長 ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。 はじめに、反対討論を許可いたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 次に、賛成討論を許可します。 黒澤議員。 ◆20番(黒澤健一議員) 20番、黒澤です。 新たなごみ処理施設建設予定地について説明責任を求める決議について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 私の質疑や滝瀬議員の質疑を通じて今回見えてきた最大の文言は、鴻巣市郷地安養寺について、建設予定地として認めていただいたということは、提出者も答弁の中でありました。 それで、その中でどうしても必要なことは、そのいろいろな経緯について、市民や議会に対して説明の責任をやってほしいということでございまして、これは、市長がよく前から言っている耳を傾けて市民の声を聞く、ピンチをチャンスにする、まさにそういった意味では必要なことではないかという認識でございます。 したがいまして、そういう中で今後の新たなごみ処理施設が順調に進むように心から祈念して、賛成の討論といたします。 ○工藤日出夫議長 次に、反対討論を許可いたします。   〔発言する人なし〕 ○工藤日出夫議長 次に、賛成討論を許可いたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより、議提第7号 新たなごみ処理施設の建設予定地について説明責任を求める決議についてを電子採決システムにより採決いたします。 本案に賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。   〔各議員電子表決〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○工藤日出夫議長 押し忘れなしと認め、採決を確定します。 賛成全員であります。 よって、本案は可決されました。----------------------------------- △陳情書の配付 ○工藤日出夫議長 続いて、本定例会に陳情として受理いたしました感染症対策における子どもの権利に関する陳情、空き家・空き地等の有効活用に限定した宅地建物取引士証の提示による固定資産評価証明書の交付、老朽空き家除却助成金及び除去後の固定資産税減免措置、評価証明書の取得、首都高速道路埼玉新都心線並びに第二産業道路延伸、埋蔵文化財包蔵地内の本発掘調査に係る費用負担の救済措置等に関する陳情をお手元に配付してありますので、御了承願います。----------------------------------- △閉会の宣告 ○工藤日出夫議長 以上で、本定例会に付議されました全ての案件が議了いたしました。 これをもちまして令和4年第4回北本市議会定例会を閉会いたします。 大変お疲れさまでございました。 △閉会 午後2時32分       地方自治法第123条第2項の規定により署名する。        令和  年  月  日        議長     工藤日出夫        副議長    渡邉良太        署名議員   金森すみ子        署名議員   岡村有正...