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12月16日-07号

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  1. 北本市議会 2010-12-16
    12月16日-07号


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    平成22年 12月 定例会(第4回)平成22年第4回北本市議会定例会 第17日平成22年12月16日(木曜日) 議事日程(第7号) 1、開議 1、議事日程の報告 1、議案第87号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第88号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第91号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第92号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第93号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第94号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第102号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第103号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議請第8号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議請第9号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第104号の討論、採決 1、議案第105号の討論、採決 1、議提第15号の上程、説明、質疑、討論、採決 1、議提第16号の上程、説明、質疑、討論、採決 1、議提第17号の上程、説明、質疑、討論、採決 1、議提第18号の上程、説明、質疑、討論、採決 1、議提第19号の上程、説明、質疑、討論、採決 1、庁舎建設特別委員会中間報告 1、議会改革特別委員会中間報告 1、閉会中の継続審査の申し出について 1、庁舎建設特別委員会の行政視察について 1、議会運営委員会委員の選任について 1、議会運営委員会副委員長の互選について 1、閉会出席議員(19名)    1番  中村洋子議員       2番  湯澤清訓議員    3番  串田英夫議員       4番  桂 祐司議員    6番  現王園孝昭議員      7番  岸 昭二議員    8番  島野和夫議員       9番  福島忠夫議員   10番  黒澤健一議員      11番  工藤日出夫議員   12番  金子眞理子議員     13番  阪井栄見子議員   14番  加藤勝明議員      15番  横山 功議員   16番  伊藤堅治議員      17番  吉住武雄議員   18番  三宮幸雄議員      19番  高橋節子議員   20番  大澤芳秋議員欠席議員(なし)説明のため出席した者   石津賢治   市長        下田正幸   副市長   小尾富士雄  教育長       岩崎雄一   総務部長   今西和夫   市民経済部長    加藤一男   保健福祉部長   小川政美   都市整備部長    猪股和義   都市整備部参与   西田 勝   会計管理者     森田一昭   教育部長   加藤 功   総合政策部副部長兼秘書広報課長事務局職員出席者   朝尾光二   局長        石田 謙   主幹   加藤仁一   主査        古山満広   主任 △開議 午前9時30分 △開議の宣告 ○加藤勝明議長 おはようございます。 ただいまから平成22年第4回北本市議会定例会第17日の会議を開きます。----------------------------------- △議事日程の報告 ○加藤勝明議長 本日の議事日程につきましては、お手元に配付してある日程表のとおりでございますので、ご了承願います。----------------------------------- △議案第87号~議請第9号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○加藤勝明議長 日程第1、議案第87号から日程第10、議請第9号までを一括議題といたします。 各議案につきましては、各常任委員会に付託し、慎重な審査を願っておりますので、直ちに各委員長の報告を求めます。 はじめに、総務文教常任委員長の報告を求めます。 湯澤委員長。   〔総務文教常任委員会委員長 湯澤清訓議員登壇〕 ◆湯澤清訓総務文教常任委員会委員長 それでは、議長の命によりまして、総務文教常任委員会委員長報告をさせていただきます。 去る12月3日の本会議において、議長から本委員会に付託されました案件は、議案1件です。本委員会は、所管部課長等の出席を求め審査を行いました。以下審査の経過と結果について順次報告いたします。          記 1 審査年月日 平成22年12月7日(火) 2 場所    第2委員会室 3 出席委員  岸 昭二、工藤日出夫、加藤勝明、         横山 功、三宮幸雄、大澤芳秋、         湯澤清訓 4 審査結果 「議案第102号」平成22年度北本市一般会計補正予算(第7号)のうち議会事務局、総合政策部、総務部、教育部関係については、修正案を挙手多数により可決すべきものと決定しました。また、修正部分を除く原案を挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。●「議案第102号」について 全体で54件の質疑・答弁がありましたので、その内容について主なものを申し上げます。 (1)市民税に関して 「個人市民税2億5,000万円増額の要因について」質疑したところ、「平成22年度の当初予算を算定する際には、平成21年度の課税状況等をもとに算定しています。 本市においては、給与所得者の割合が85%以上と高いこともあり、国税庁の民間給与統計調査や厚生労働省の毎月勤労統計調査等の指標をもとに所得の伸びを予測しています。これらの指標を総合的に勘案して、平成22年度の当初予算算定の際には、給与収入については9%の減、公的年金収入については3%の増を見込みましたが、実際の平成22年の課税データの給与収入については6.5%の減にとどまり、公的年金収入については4.7%の増となっています。その結果、今回、増額をするものです」との答弁がありました。 (2)戸籍住民基本台帳費住民基本台帳業務経費に関して 「運転免許証識別装置を設置する目的について」質疑したところ、「平成23年2月1日から平成24年3月31日まで住基カードの無料交付を予定しています。その際、窓口での免許証等による本人確認を行います。 昨年、都内では免許証を偽造して他人になりすまし、住基カードを不正に取得した事例が20数件発生しました。これらは振り込め詐欺等に使われる金融機関口座の開設や携帯電話の契約等の犯罪にも使われる可能性があるため、免許証の識別装置を設置することによって、なりすましによる住基カードの不正取得を窓口で未然に防ぐことができると考えます」との答弁がありました。 (3)図書館費の図書館業務経費に関して 「子ども図書館の建設を計画した経緯について」質疑したところ、「中央図書館は開館から25年が経過し、開館当初と比較すると利用者数、蔵書数ともに増えてきたため、現在の面積(約1,200㎡)では手狭になってきました。 また、利用の仕方も従来の貸し出し、資料提供を中心とした利用から1日の大半を図書館で過ごす滞在型の利用へと変化してきたことから、閲覧席や新聞雑誌コーナーはいつも満席状態となっているため、新たに閲覧席等のスペースを確保する必要が生じました。 これらの問題を解消するために、現在の中央図書館の児童コーナー(約130㎡)を新たに建設される児童館の中に移行し、より図書館としての機能を充実させた子ども図書館(約300㎡)の建設を計画しました」との答弁がありました。 「子ども図書館を児童館と併設することについて」質疑したところ、「児童館には、子ども図書館のほかに子育て支援センターも併設される予定です。一つの施設で親子のふれあい、あるいは子育ての場づくりを実現することで、親子ともに本に触れる機会が増えます。また、蔵書も充実することで、より興味を持って読書ができることから、児童館の中に子ども図書館を併設することは効果的であると考えています。 しかしながら、親子で中央図書館に行った場合に子どもの図書がない。あるいはどのような図書を置くかなどについては今後の検討課題ですので、保健福祉部とも連携を図り、また、図書館協議会委員の皆様にもご意見を伺いながら進めていきたいと考えています」との答弁がありました。 (4)債務負担行為デマンドバス運行業務に関して 「コミュニティバスデマンドバスの運行経費の比較について」質疑したところ、「今回のデマンドバスの運行経費は、車両代、人件費、システム利用料などを含めると年間約2,760万円となります。また、運賃収入として、年間約500万円が見込まれますので、市の負担分としては約2,260万円を想定しています。 他市のコミュニティバスの例によると、年間約5,000万円から6,000万円の運行経費がかかっていることから、金額的にみても、今回、本市で導入するデマンドバスの方が効果的であると考えています。 しかし、本市における公共交通体制については、様々な課題がありますので、今後も、地域公共交通活性化協議会等において検討し、必要があれば契約期間中において実施方法の変更も可能となるよう努めていきたいと思います」との答弁がありました。●「議案第102号・修正案」について なお、この報告書の後にその内容が添付されておりますので、そちらもごらんください。 全体で1件の質疑・答弁がありましたので、その内容について申し上げます。 「図書館設計委託料300万円を削除した理由について」質疑したところ、「児童館と子ども図書館を併設する提案については、まだ子どもプラザ(仮称)整備検討協議会が開かれたばかりで、児童館そのものの方向性がほとんど定まっていない状況であり、また、図書館をどのようにして充実していったらいいのかについても、十分に認識し切れていません。 当初予算では児童館について、現在の既存施設も含めて活用する必要があるとの理由で、予算の組み替え動議を提出した経緯もあり、児童館に併設するという子ども図書館の設計費については、まだ具体的な設計業務に入る段階に至っていないと考えるため、今回の補正予算にはなじまないと判断しました」との答弁がありました。 修正案に対して反対討論が1件、賛成討論が1件あり、修正部分を除く原案に対する討論はありませんでした。 以上報告いたします。 平成22年12月16日         総務文教常任委員会         委員長 湯澤清訓 北本市議会議長 加藤勝明様 以上です。 ○加藤勝明議長 続いて、保健福祉常任委員長の報告を求めます。 金子委員長。   〔保健福祉常任委員会委員長 金子眞理子議員登壇〕 ◆金子眞理子保健福祉常任委員会委員長 それでは、保健福祉常任委員会委員長報告をさせていただきます。 去る12月3日の本会議において、議長から本委員会に付託されました案件は、議案5件です。本委員会は、所管部課長等の出席を求め審査を行いました。以下審査の経過と結果について順次報告いたします。         記 1 審査年月日 平成22年12月7日(火) 2 場所    議場 3 出席委員  島野和夫、中村洋子、桂 祐司、         福島忠夫、吉住武雄、金子眞理子 4 審査結果 「議案第87号」北本市福祉基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第88号」北本市国民健康保険税条例の一部改正については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第91号」公の施設の指定管理者の指定については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第102号」平成22年度北本市一般会計補正予算(第7号)のうち保健福祉部関係については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第103号」平成22年度北本市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。●「議案第87号」について 全体で4件の質疑・答弁がありましたので、その内容について主なものを申し上げます。 (1)「福祉基金の設置に至る経緯及び使途について」質疑したところ、「介護、あるいは福祉の分野に充ててほしいというある市民の方のご遺言で、4,783万5,603円の寄附がありました。この寄附金をどのように使わせていただくか検討しましたが、寄附が多額であることや、寄附者の意向に沿った活用をするため、福祉基金を設置することとしました。使途については、条例に、高齢者・障害者・児童等の福祉の増進という目的があり、基本的には保健福祉部の業務すべてが対象になりますが、必要性や緊急度を総合的に勘案し、具体化したいと考えています」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。●「議案第88号」について 全体で8件の質疑・答弁がありましたので、その内容について主なものを申し上げます。 (1)「条例改正の目的及び影響額について」質疑したところ、「課税限度額の改正は、医療費が毎年増加している中で、最高限度額を抑えるということは、結果として中間・低所得者層に負担を強いることになり、基本的には、地方税法の規定の趣旨を尊重し、法律・政令に定める額のとおり規定することが望ましいことから、課税額の上限を改定するものです。また、総所得金額等による軽減額の割合の改定については、従来、応益割合の率による制限がありましたが、本年3月31日の地方税法の一部改正により、各自治体の判断で7割・5割・2割の軽減をすることが可能となったことから、これを導入するものです。一部改正による影響額は、課税限度額の改正による増収を1,098万8,940円、軽減措置の拡大による減収を1,574万200円と見込んでいます。なお、軽減分については、1/4を市が、3/4を県が負担する仕組みになっています」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。●「議案第91号」について 全体で4件の質疑・答弁がありましたので、その内容について主なものを申し上げます。 (1)「指定管理者を指定するにあたって、新たに盛り込まれる経費について」質疑したところ、「今回、指定管理料の算定に当たり、指導員の雇い入れ、自動車の借上げ、施設面などの経費を新たに加えました。具体的には、入室児童の増加が見込まれるということから非常勤の指導員1人を加え、常勤職員2人、非常勤職員8人の10人体制とし、送迎用自動車の借上げについては、2台を加え3台とし、施設面では、防災関係や警備委託料等の経費を指定管理料に含めて算定しました」との答弁がありました。 (2)「3年間の債務負担行為の内訳について」質疑したところ、「入室児童数を22人と見込み、平成23年度が1,439万7,000円、24年度が1,450万2,000円、25年度が1,460万3,000円、計4,350万2,000円を積算しました」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。●「議案第102号」保健福祉部関係について 全体で5件の質疑・答弁がありましたので、その内容について主なものを申し上げます。 (1)「障害者福祉業務経費に関して、扶助費増加の要因について」質疑したところ、「障害のある方が増え、当初、見込んだ以上にサービスの利用が増えたということが、大きな要因になっています。もう一つの要因は、旧法の施設で自立支援法のサービス事業所の認定を受ける施設が増えてきたことです。結果、旧法の事業所に通う方が新たに自立支援法の対象になりました。これらが扶助費増加の主な要因で、当初の見込みを大幅に上回りました」との答弁がありました。 (2)「生活保護費に関して、被保護世帯の傾向について」質疑したところ、「全体の割合としては、高齢の世帯が多くありますが、昨年来、特に増えているのが就労年代にあるが就労できない若い世帯で、世帯類型でいう「その他世帯」が一番多く伸びていて、これは本市だけではなく全国的な傾向でもあります。市では就労対策として、4月から、非常勤の就労支援員を1名配置して就労支援を行っています。また、県の実施する生活保護受給者チャレンジ支援事業を活用し、適性に応じた職業訓練の受講から再就職まで一貫した支援を行い、就労へ結びつくよう努めています」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。●「議案第103号」について 全体で6件の質疑・答弁がありましたので、その内容について主なものを申し上げます。 (1)「今回の補正予算の特徴について」質疑したところ、「一般被保険者療養給付費及び退職被保険者等療養給付費ともに保険給付費が増加し、本年度上半期の給付実績からすると、当初予算に計上した額では年間の給付費に不足が見込まれます。保険給付費については年々増加している傾向にあり、本市では、平成21年度の1人当たり療養諸費が27万8,238円となっており、この金額は、県内40市平均を1万7,569円上回り、40市の中では上から7番目に位置しています。22年度も引き続き増加傾向にあり、今回、保険給付費を中心とした補正予算を計上するものです」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。 以上報告いたします。 平成22年12月16日         保健福祉常任委員会         委員長 金子眞理子 北本市議会議長 加藤勝明様 以上です。 ○加藤勝明議長 続いて、建設経済常任委員長の報告を求めます。 現王園委員長。   〔建設経済常任委員会委員長 現王園孝昭議員登壇〕 ◆現王園孝昭建設経済常任委員会委員長 それでは、建設経済常任委員会委員長報告をいたします。 去る12月3日の本会議において、議長から本委員会に付託されました案件は、議案4件、請願2件です。本委員会は、所管部課長等の出席を求め審査を行いました。以下審査の経過と結果について順次報告いたします。         記 1 審査年月日 平成22年12月6日(月) 2 場所    議場 3 出席委員  串田英夫、黒澤健一、阪井栄見子、         伊藤堅治、高橋節子、現王園孝昭 4 審査結果 「議案第92号」市道の路線の認定については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第93号」市道の路線の認定については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第94号」市道の路線の廃止については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議案第102号」平成22年度北本市一般会計補正予算(第7号)のうち市民経済部及び都市整備部関係については、挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定しました。 「議請第8号」北本駅西口駅前広場改修工事に関する請願については、挙手少数により不採択とすべきものと決定しました。 「議請第9号」地方自治法第100条に基づく北本駅西口駅前広場改修計画調査特別委員会の設置を求める請願については、挙手少数により不採択とすべきものと決定しました。●「議案第92号」について 全体で4件の質疑・答弁があり、討論はありませんでした。●「議案第93号」について 全体で5件の質疑・答弁がありましたので、その内容について主なものを申し上げます。 (1)「払い下げる部分だけ廃止することはできないのか。また、今まで廃止された路線はどのくらいあるのか」と質疑したところ、「道路の一部を払い下げる場合は、払い下げる部分を残して路線認定した後に、払い下げを含めた全線を廃止します。このような流れで認定廃止の手続きが規定されています。また、これまで廃止された路線数は204路線となります」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。●「議案第94号」について 全体で2件の質疑・答弁があり、討論はありませんでした。●「議案第102号」市民経済部関係について 全体で1件の質疑・答弁があり、討論はありませんでした。●「議案第102号」都市整備部関係について 全体で4件の質疑・答弁がありましたので、その内容について主なものを申し上げます。 (1)「土地所有者等が後退用地を市へ無償譲渡する際に、多額の測量費が自己負担で生じてしまうということだが、報償費はどのくらい支払われるのか」と質疑したところ、「道路後退用地提供者への報償金については、12万円を限度として支払うことになっています。また、後退用地の中に隅切りがある場合、隅切り部分が2平方メートル以内の用地については3万円、2平方メートルを超える用地について6万円が加算されます」との答弁がありました。 本案に対する討論はありませんでした。●「議請第8号」について 紹介議員の金子眞理子議員中村洋子議員から請願趣旨の説明を受けた後、全体で9件の質疑・答弁がありましたので、その内容について、主なものを申し上げます。 (1)「請願事項の中に屋根・照明の合理的な改善を行うとあるが、どのような改善が合理的な改善なのか」と質疑したところ、「市の改修計画では、駅舎前とロータリーの南側と北側の3方向に幅広く屋根ができるという計画になっているが、それにより、屋根の足となる柱の数も当然多くなってしまい、上方を幅広く覆われてしまうことから、視界が遮られ開放感が損なわれることとなります。また、今の計画での立派な屋根では、本体へのメンテナンス、電線地中化に対するメンテナンス費用がどうしても高くなってしまうことから、示されている図では合理的とは言い難いと考えています。 屋根の設置については、必要最小限の部分、駅舎からタクシー、バス、障がい者の乗降場への部分と車寄せにかかる部分のみとする。照明については、デザイン性や芸術性を重視したものではなく、機能性、メンテナンス性を重視したものとすることが、合理的な改善となると考えています」との答弁がありました。 (2)「今回の改修計画は警察との度重なる協議に基づき変更されたものと認識しているが」と質疑したところ、「今回市から出された修正案は、警察の言い分を丸呑みにした形であり、市の責務としてはまだ努力の必要があると見ているので、この見直しの請願が出ていると理解しています」との答弁がありました。 本案に対して反対討論が1件、賛成討論が1件ありました。●「議請第9号」について 紹介議員の工藤日出夫議員から請願趣旨の説明を受けた後、全体で6件の質疑・答弁がありましたので、その内容について、主なものを申し上げます。 (1)「警察との協議や筑波大学等専門家による検証は済んでいるにも関わらず、あえて地方自治法第100条の2で検証してほしいと請願する理由について」質疑したところ、「地方自治法第100条の2では、議案の審査や事務の調査に必要な専門的事項に係る調査を学識経験を有する者等にさせることができるとなっています。 これまでに行なわれた、わずか1日(24時間)の交通量調査の手法の妥当性や定点観測地点が適正であったか、交通量調査結果の分析と考察などから得られた、駅西口広場の交通結節点としての、つなぐ機能と、ためる機能が、現在の広場より、どの様に改善されているのか、の検証は必要です。 市では2回の社会実験で検証したとのことですが、今回の計画は緑と賑わいというコンセプトに片寄り、本来駅前広場が持つべき交通結節点としての基本的な機能が大きく損なわれていると考えています。筑波大学の研究者だけではなく、交通工学者、道路工学者、土木施工学者道路交通調査の技官などの識者に加えて、バスやタクシーの運転手、さらには、実際に駅へ家族を送迎している方などが加わった新たな委員会を設置し、調査、検証をするべきだと思います」との答弁がありました。 本案に対して賛成討論が1件ありました。 以上報告いたします。 平成22年12月16日         建設経済常任委員会         委員長 現王園孝昭 北本市議会議長 加藤勝明様 以上です。 ○加藤勝明議長 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時01分----------------------------------- △再開 午前11時 ○加藤勝明議長 休憩を解いて再開いたします。 各委員長の報告が終わりましたので、直ちに質疑に入ります。 はじめに、議案第87号 北本市福祉基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議案第87号 北本市福祉基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定についてを採決いたします。 委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○加藤勝明議長 挙手全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第88号 北本市国民健康保険税条例の一部改正について質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕
    加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議案第88号 北本市国民健康保険税条例の一部改正についてを採決いたします。 委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○加藤勝明議長 挙手全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第91号 公の施設の指定管理者の指定について質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議案第91号 公の施設の指定管理者の指定についてを採決いたします。 委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○加藤勝明議長 挙手全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第92号 市道の路線の認定について質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議案第92号 市道の路線の認定についてを採決いたします。 委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○加藤勝明議長 挙手全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第93号 市道の路線の認定について質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議案第93号 市道の路線の認定についてを採決いたします。 委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○加藤勝明議長 挙手全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第94号 市道の路線の廃止について質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議案第94号 市道の路線の廃止についてを採決いたします。 委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○加藤勝明議長 挙手全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第102号 平成22年度北本市一般会計補正予算(第7号)の質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。 黒澤議員。 ◆10番(黒澤健一議員) 総務文教常任委員会委員長に質疑をさせていただきたいと思います。 今回この委員長報告ですと、修正案を多数ということで可決すべきものと決定したという報告になっております。 その修正部分はということで報告はあるわけですが、基本的には図書館の設計委託という部分が削除された修正案と理解をしておりますが、この報告の中で、図書館の図書館業務経費について報告があるわけですが、現在の面積1,200平方メートルでは利用者数、蔵書数とも増えてきたため手狭になったという報告がありました。さらに、利用が滞在型の利用へと変化してきたという報告があったわけですが、この手狭あるいは滞在型の利用ということに関してどのような議論があったのか、お示しをいただきたいと思います。 さらに、児童コーナー130平米を新たに建設される児童館の中に移行し云々とありますが、子ども図書館300平方メートルの建設を計画したという報告があるわけです。現在の児童図書利用で満足しているのかどうか。要は、この300平米が手狭になったという議論なのだろうと理解をしておりますが、そのことに関してどういう議論があったのか。これが2点目でございます。 3点目は、児童館の中に子ども図書館を併設することに関して、現在の規模や蔵書数は先ほどの報告のとおりですが、今のままで必要ないというような方向性が議論の中で出たのかどうかということについては、どのような議論があったのでしょうか。 そのような結論の中から、子ども図書館は要らないというような方向が固まって、それで、子ども図書館をやめてもいいのではないかというようなことで修正案が出たのかなと理解をしておりますが、その経緯についても委員長のほうからご説明をいただければと思います。 以上、よろしくお願いいたします。 ○加藤勝明議長 湯澤委員長。 ◆湯澤清訓総務文教常任委員会委員長 では、お答えいたします。 まずは、申しわけない、3点ほどということですが、総体的なお答えをさせていただきますと、要は、くれぐれも文教にかかわる常任委員会といたしまして、例えば現況、今おっしゃられたとおり、手狭等なこととか、様々な問題もあり、要望もあり、充実の方向での必要性等については皆認めるところでありました。ですから、大きいところでは、そういったより充実していく、増やしていく、その点での否定は一切ございませんでした。 今回のこの件につきましては、そうではなくて、その後のそれを実現する方法的な具体化の点で様々な質疑がございまして、質疑というか、批判等もございまして、その大きな中では、1つがやはりこの予算の提出の時期的なこと、それから、そもそも提出するまでの煮詰まりというか、議論の充実度、習熟度等々が1つと、あともう一つは、拡大・充実に当たっての具体化として、こういう2つに分けて分離する方法が果たしてどうなのか、ほかにも図書館全体または子ども図書館を実現する方法はあるのではないか、そういった方向で様々な質疑が出されました。 その結果として、このような修正案が出されたものでございます。 ○加藤勝明議長 黒澤議員。 ◆10番(黒澤健一議員) 今、3点について聞いたのです。要は、手狭になった、その内容はどういう議論があったのかと、具体的に報告しているわけですから、議論があったのでしょう、これは。その内容についてご説明ください。 児童コーナーについても、やはり今申し上げたように、現在の図書館利用で満足しているのかどうかを含めて、その辺の議論があったのでしょう。だから、そういう議論があった上で、これではだめだから、その次の方法として修正案という形に結果としてなってきたというふうに認識しているのですよ。だから、その議論の中身は実際、委員会の中でどういう議論があったのかということについてお尋ねしているのです。 今の答弁の中で、現況の充実、必要性は認めているのですと、認めている方向だけれども、その方法、具体化について、予算提出的なこと、具体的なこと、あるいは充実度、それについてはいかがなものかという意見の違いはあったという認識はしますけれども、その前提になる議論というものがしっかりできているのかどうかというのはやはり大事ではないですか。それがなければ修正を出していくに至る経緯が見えないではないですか。そこを説明してくださいと申し上げているのです。 ○加藤勝明議長 湯澤委員長。 ◆湯澤清訓総務文教常任委員会委員長 どういう議論があったかというお尋ねだったもので、その点についてのやりとりというふうにとらえましたので、その点につきましては、執行部のほうから説明があって、それを否定するような議論、やりとりはございませんでした。 以上です。 ○加藤勝明議長 黒澤議員。 ◆10番(黒澤健一議員) 否定する議論はなかったのであれば、認めてよろしいのではないですか。何故そういう修正案が出てくるのかというところが見えないのですよ。議論がなかったのであればなかったでいいのですよ。ただ修正案としてこういうのが出てきましたというならそれはそれでまた判断しますから。判断できないではないかということで私は尋ねたのです。 以上です。 ○加藤勝明議長 湯澤委員長。 ◆湯澤清訓総務文教常任委員会委員長 一番最初に3点に分けてご質疑をいただきました。ですから、私たちの審議の中では、その前提、現況については執行部の方のご答弁そのものであって、特にそれ以上それを否定するような議論はなく、そして、この修正案を提出するに至った経緯としては、その点は認めるものの、そこから先の、この私の報告にもございますとおり、児童館そのものの方向性等が定まっていない状況ではないのかとか、今後、図書館をより具体的にどういう方向で充実していけばいいのか、その点についての様々な質疑もあり、意見のやりとりがあり、そこはまだまだこれからということで、この修正案提出に至ったということでございます。 以上です。 ○加藤勝明議長 ほかに質疑はありませんか。 桂議員。 ◆4番(桂祐司議員) それでは、議案第102号の総務文教常任委員長報告に対してお尋ねをいたします。 まず、3ページの議案第102号の修正案についてということで、修正案が出されたということであります。この中を見ると、図書館設計委託料300万円を削除した理由について、委員のどなたかがお尋ねになったのでしょう。提案者多分これは工藤さんなのかなと思いますが、こういうふうに言っております、「児童館そのものの方向性がほとんど定まっていない状況」であると。この発言、私の委員会ではないですから、今ここで初めて聞いたのですけれども、自分の委員会であればこれは動議ですよ。何だと、児童館そのものの方向性がほとんど定まっていない。これ言っている方は北本市議会議員ですよ、皆さん北本市議会の委員会ですから。 平成22年の第1回定例会、議事録を持っていますけれども、まず最初に市長が提案説明、これ初日、歳出予算の主な施策を説明しますということで、子どもの居場所づくりや体験・交流拠点となる児童福祉施設としての児童館の整備に着手しますと言って、私ども北本市議会に予算を提出された。そして最終日、議事録だと334ページになりますが、採決。高橋節子議長が採決、議長として採決をされました。 そうすると、大澤芳秋議員さんが、ほか3名ね、動議を提出された。これ動議は何かというと、平成22年度北本市一般会計予算の組み替えを求める動議を出しますと。その中で、何点かありますが、今回この案件についてだけ申し上げますと、見直しまたは削減すべき事業及び予算として、(5)として、児童館基本設計委託料546万円を削除しますという組み替え動議が出されました。 そして、私が動議出したのですけれども、記名投票ということになって、賛成者白票、高橋議長さんが読み上げられています。お亡くなりになりましたが中山議員さん、現王園さん、工藤さん、金子さん、吉住さん、三宮さん、大澤さんということで賛成7票、委員長もご反対されたということで、結局はその後に原案が採決されて、原案どおり可決しているわけです。 ということは、北本市議会の意思は、団体意思の決定は可決なのですから、児童館の方向性は定まっているのですよ。やるのですよ、児童館は。これを何で「児童館そのものの方向性がほとんど定まっていない状況」、こういう議論がどのようにあったかということをまずお尋ねしたい。これが1点目。 自分も言っていますよね、その後段ね、予算の組み替え動議を提出した経緯が。それはお気持ちはわかります。市長の政策に反対だから削ったと、だけれども多数決で可決しちゃった。これが方向性が定まっていないのですか。議会としては可決しているのですよ。ですから、個人的見解と議会の団体意見の総意というのを取り違えないでいただきたいという、その辺の議論はどうだったかということをまず1回お尋ねしたいと思います。 3回しか発言できないから1回目にまとめて言いますと、次、その後ろ、「児童館に併設するという子ども図書館の設計費については、具体的な設計業務に入る段階に至っていないと考える」。これはご自分のお考えでしょうからそれはいいのでしょうけれども、これについての議論というのはあったのですか。今、黒澤さんもおっしゃっていたように、まだ具体的な設計業務に入っていない。これ12月7日なのですよね、委員会が行われているのが。 私はその後、一般質問、12月10日に聞いたときに、こういうふうに答えているのですよ。まず、子どもプラザ整備検討協議会を設置しましたと、それで、児童館の利用等にかかわりの深い団体をお呼びしていますと、それから、子ども図書館を併設するから、図書館関係団体を加えています。それから公募による市民も加えていますということで、19人で協議会をつくって、11月26日に第1回の会議を開催して、そして11月30日の図書館協議会ではこの会議の報告をして、意見を聞いていますと。私の質問の後ですけれども、12月20日には上尾の児童館を視察します。それから、さっき言った子どもプラザ整備検討協議会で今後、ご意見を伺いながら、1月中に基本計画を策定し、2月1日の広報にパブリックコメントを出しますと言っているのですよ。私の一般質問に答えているのですよ。 その3日前の委員会にはそういう議論はなかったのですか。こういう議論があれば、具体的な設計業務にもう入っていい段階だと常識的にわかるではないですか。ですから、この辺の議論がないのであればこれはこういう意見もあるでしょうけれども、その辺について、2点目お尋ねしておきます。 ○加藤勝明議長 湯澤委員長。 ◆湯澤清訓総務文教常任委員会委員長 まず1点目、具体的にはこの方向性についてですが、とらえ方として、別にやるかやらないかが方向ではありませんので、それは前提とした上で、より具体的にどういう内容にしていくのかとか、これは先ほどのご質疑に対する答弁でも答えたのですが、そういった意味での児童館そのものの方向性がまだだということでございます。まさにどういうところに向かっていくのか、希望等も含めて、様々なご質疑はございました。 それから、もう一つが、今のご質疑の中でお述べになられたとおり、例えば協議会等が開かれて、この委員会での位置付けというか、評価としては逆にまだ1回だけだと、そういう評価がありまして、もちろんそういった具体的な事実で進んではいるけれども、それに対する評価はまだまだであるという方向での討議、質疑がなされました。 以上です。 ○加藤勝明議長 桂議員。 ◆4番(桂祐司議員) 今のご答弁を聞いて、認識の違いなのかなと、これは思いですから、それは結構ですが、わかりました。結構です。 ○加藤勝明議長 ほかに質疑はありますか。 中村議員。 ◆1番(中村洋子議員) 現在の中央図書館の児童コーナー子ども図書館になった場合の基準というか、それの変更に対しては討議があったのかどうか、1点伺いたいと思います。 それと、今、中央図書館の中で大人の方と子どもの親子連れでの交流という点で、児童館に移った場合でのその差というところでの話し合いはあったか。 2点伺います。 ○加藤勝明議長 湯澤委員長。 ◆湯澤清訓総務文教常任委員会委員長 まさに今回この図書館という言葉を使っての補正の提出でございましたので、例えば大前提として、これはまさに図書館法にのっとるところの図書館なのですかと、どうやら1つの箱の中での一部分ではあるわけですが、そのものの位置付け等についても厳しくと申しますか、そういった点で質疑がございました。それに対しては、当然と申しますか、一方でまさに図書館法によるところの図書館を特に教育部としては考えていると。ただし、そうであると様々な要件等もございますので、一番具体的なところは人員配置等なのですね。司書さん等の配置なのですが、それについてはまだまだこれからの段階ですというふうに、具体的に決めるのはまだこれからだというご答弁がありました。 あともう一つが、これはもう既にこれまでの質疑に対する答弁についてもお話ししたとおりですが、公道を挟んで別々になってしまう。そういったところから、ご質疑にもありましたように、親子の関係はどうなってくるのかとか、そういった点で質疑もありましたし、その辺については、一方で児童館と一緒であることについての利点とともに、これは執行部、教育部としても好ましくない面もあるというご答弁もありました。そのようなやりとりがございました。 以上です。 ○加藤勝明議長 よろしいですか。 中村議員。 ◆1番(中村洋子議員) よくわかります。やはり図書館の基本の法にのっとった児童図書館というのは待たれるところですが、図書館協議会委員の方々の具体的な意見で、委員長がこれは大事だなというところがありましたら紹介していただけたらと思います。 ○加藤勝明議長 湯澤委員長。 ◆湯澤清訓総務文教常任委員会委員長 先ほどお話ししましたように、そもそもまだ1回目の協議会の話でございますが、そこではまだ1回目ということで、まだまだ今後ということで、今回の審議の中では、ご答弁としてはそういうことで終わりました。 以上です。 ○加藤勝明議長 ほかに質疑ありませんか。 三宮議員。 ◆18番(三宮幸雄議員) それでは、1点だけ質疑させていただきます。 私も総務文教にいる立場ですが、先ほど唐突だという話の中で、子どもプラザ、仮称ですかね、整備検討協議会がまだ1回開かれた直後に私どもの総務文教が開かれたということで、その内容について資料提出を求めたのですが、それが出てこなかったというようなこともありまして、担当の人に、特に子ども図書館について、図書館協議会から3名の選出があったというふうに聞いていますが、その3名のメンバーの人たちからこの原案に対してどのような指摘があったのかなかったのか、お聞きしたいと思います。 ○加藤勝明議長 湯澤委員長。 ◆湯澤清訓総務文教常任委員会委員長 そのようなまずは質疑がございまして、それに対する答弁として、1つが、子ども図書館の提案が唐突であったということと、もう一つが、親子での利用ではしづらいのではないかという、2点の答弁がなされています。 ○加藤勝明議長 ほかに質疑ありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 本議案の討論については、総務文教常任委員長の報告は修正でありますので、原案及び修正案の一括討論といたします。 討論のある方の発言を求めます。 まずはじめに、原案に反対、修正案に反対の討論を許可いたします。   〔発言する人なし〕 ○加藤勝明議長 次に、原案に賛成、修正案に反対の討論を許可いたします。 横山議員。 ◆15番(横山功議員) 議案第102号 平成22年度北本市一般会計補正予算(第7号)について、平成会を代表いたしまして、原案に賛成の立場から討論を行います。 本補正予算は、既存の予算に7億8,763万1,000円を追加し、歳入歳出の総額を198億4,683万8,000円とするものであります。 その主な内容として、歳出では、自治会集会施設整備事業等補助金を含む市民生活費が261万1,000円、社会福祉・児童福祉関係等の各種扶助費を含む民生費が総額で2億4,524万6,000円、道路改良工事を含む土木費が1,832万8,000円、小・中学校施設整備工事を含む教育費が2億9,179万4,000円など、市民生活にとって必要不可欠な重要施策を追加計上するものであり、緊急かつ迅速に実施されなければならないものでございます。 また、歳入については、自主財源である市税が3億3,000万円の増となるとともに、依存財源である国庫支出金が1億5,577万8,000円の増、地方債が2億3,550万円の増など、本補正予算に必要となる財源を確保しています。 特に教育費においては、国の経済危機対応・地域活性化予備費により、Is値の低い北本中学校屋内運動場の耐震大規模改修を行うこととしていますが、当該施設は広域避難場所にも指定されており、早急に対応する必要があるものと考えています。児童・生徒の勉学の場である小・中学校の校舎の耐震大規模改修とともに、屋内運動場についても計画的に耐震化を進めていただき、安全・安心な教育環境の整備にご尽力いただきたいと考えています。 また、本補正予算には、図書館費の設計委託料300万円が計上されています。 現在の中央図書館は、昭和59年に現在の場所に建設され、市民の読書意欲に応えるとともに、相談業務など市民要望にも的確に対応してまいりました。しかしながら、増え続ける市民要望に十分対応するためには、開架書庫スペースや閲覧スペースも狭くなってきており、市民の皆様から苦情をいただいているところでもございます。一方、少子化の流れの中で、子どもたちがいかに本に親しめる環境を創設していくかということも課題でございます。 このような状況下で、隣接する北本市役所敷地内に建設が予定されている児童館に子ども図書館を設置することは、少子化対策の一環としても意義あるものと考えています。中央図書館と子ども図書館が相互に補完し合いながら、相乗効果を発揮し、市民の皆様にとって有効な総合図書館になるものと確信をいたしまして、議案第102号 平成22年度北本市一般会計補正予算(第7号)の原案に賛成いたします。 以上です。 ○加藤勝明議長 次に、原案に反対、修正案に賛成の討論を許可いたします。 大澤議員。 ◆20番(大澤芳秋議員) 20番、大澤芳秋。 総務常任委員会委員長報告の中で、市は現在の中央図書館の児童コーナーを新たに建設される児童館の中に移行するとしていますが、児童館の具体的な計画案が示されていない状況にあります。 子ども図書館の建設については、図書館協議会委員の皆様にもご意見を伺いながら進めていきたいと考えていますと言っていますが、同協議会では、子ども図書館の建設については、現在のところ正式な議題に上がっていないと伺っています。 また、(仮称)子どもプラザ整備検討委員会の会合を開いたばかりで、これから本格的議論を始めていく中では、3月議会で予算計上するのが意見集約を図る上からも日程的にも常識であるのに、なぜ今議会で補正予算に計上したのか、理解に苦しみます。市の補正予算には緊急性が伴うと答弁しているように、本件については緊急性が欠けていると考えます。 以上で、修正案に賛成の討論とさせていただきます。 ○加藤勝明議長 次に、原案に賛成、修正案に反対の討論を許可いたします。 岸議員。 ◆7番(岸昭二議員) 議案第102号 平成22年度北本市一般会計補正予算(第7号)に対し、修正案に反対、原案に賛成の立場より、公明党を代表し討論をいたします。 本補正予算は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ7億8,763万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を198億4,683万8,000円とするもので、歳出の主なものといたしましては、老朽化した自治会集会施設の改修や庁舎特別委員会の行政視察経費などの総務費関係、インフルエンザ予防対策事業として保健所、学童保育室などに係る経費を含む民生費関係、小・中学校のデジタルテレビアンテナ施設の経費などの教育費関係、そのほかにも農業被害対策特別措置事業補助金が農業費に計上されていますが、計上された予算すべてどれも大切な予算であります。 とりわけ、教育費関係については、国の経済危機対応・地域活性化予備費を使っての北本中学校耐震大規模改修の予算や、明年7月に向けた地デジ対策対応の予算などは、子どもたちが生活する学校の安全確保や教育環境整備のための重要な予算であるとの認識に至りました。 以上の理由から議案第102号の原案に賛成とするものであります。 次に、図書館業務経費ですが、設計委託料300万円を減額する修正案が提出されました。 児童館建設については、今年3月議会で、子どもの居場所づくりや体験・交流拠点となる児童福祉施設として児童館の整備に着手しますとの市長の提案説明があり、当初予算にて児童館基本建設委託料546万1,000円が計上され、記名投票により可決をしています。そのときに児童館の方向性については示されたものと私どもは理解をいたします。 そして、その後、図書館に併設の子ども図書館についても検討が開始され、6月、9月各議会でも一般質問等でその方向性が示されてきたところであります。 6月議会では、次世代育成支援行動計画では、子どもがたくましく心豊かに育つまちを施策目標と掲げる中、児童の健全育成が推進方向で示されており、その施策として児童館の設置を義務づけておりますと児童館を位置付け、さらに図書室についても、児童の情操教育に資する大変重要な機能を有していることから、単なる図書室ではなく、子ども図書館的な機能を付加することも検討していくと、図書室に関する答弁がなされました。 また、12月議会では、市民参画と協働推進する観点より児童館にかかわりの深い団体、子ども図書館を併設することから図書館関係団体、さらには公募による市民も含めて、(仮称)子どもプラザ検討協議会を設置、11月26日に第1回の会議を開催したとの状況が示されました。 以上の3月議会から今12月定例議会までの経緯からして、委員長報告にありましたように、まだ具体的な設計業務に入る段階に至っていないのではなく、既に着実に進展しているのであります。今の段階での図書館設計委託料300万円の計上はごく妥当であり、必要のことと理解いたします。 さらに、図書館の付随施設として予定されている図書室を図書館として独立させ、隣接する中央図書館と一体的に有効利用ができることとなれば、今まで図書館が抱えていた課題を発展的に解消できるということもつけ加えさせていただき、設計委託料300万円を減額する修正案には反対とし、議案第102号に対し、修正案に反対、原案に賛成の立場からの討論といたします。 ○加藤勝明議長 次に、原案に反対、修正案に賛成の討論を許可いたします。 中村議員。 ◆1番(中村洋子議員) 議案第102号修正案に賛成し、原案に反対する立場で日本共産党は討論いたしたいと思います。 子ども図書館は、日本共産党は必要と考えております。子ども図書館をどのように充実していったらいいかについて、現在は十分に認識されていません。図書館協議会委員の皆さんの意見を伺い、時間を設け、設計に踏み切るべきと考えます。 今回、補正予算で時期尚早と考え、修正案に賛成の討論とします。 ○加藤勝明議長 次に、原案に賛成、修正案に反対の討論を許可いたします。 桂議員。 ◆4番(桂祐司議員) それでは、議案第102号 平成22年度北本市一般会計補正予算(第7号)について、原案に賛成、修正案に反対の立場から、みんなの会を代表し、討論を申し上げます。 以下、この補正予算に対し、2つの視点から評価を申し上げます。 第1に、議会庁舎建設特別委員会の行政視察と、執行部が共同して新庁舎建設に係る工学的知見を深めるため、研修旅費が計上されていることであります。 本年3月に現庁舎の倒壊危険度に関する考察が発表され、現庁舎における大地震時の被害想定がまとめられました。その数字はまさに衝撃的であります。仮に月曜日の朝10時台に大地震が発生した場合、第一庁舎1階、第二庁舎1階、合わせて622人もの来庁者、職員が建物倒壊によって重大な被害を受けることがこの考察からわかりました。 このように、耐震性能が極めて低く、倒壊の危険性の高い建物に、尊い人命が被害をこうむることが明白となった今、安心・安全な新庁舎実現のため、議会と執行部が共同して、設計者の手がけた他の庁舎を視察し、工学的知見を深めることはまことに時期をとらえた研修であります。 我々は、設計者が建築創造活動を通じて、顧客である自治体とその地域社会が求めるものから、どのような回答を引き出し、どのような建築的提案によってそれに応えたのかを実際に確かめ、的確に読み取る作業こそ、まさに今やるべきことであります。 特に、来庁者や職員の生命に重大な被害を及ぼす地震による倒壊の危険性を一刻も早く解決することが急務であり、市民の安心・安全を守る観点からも、速やかに防災拠点施設としての新庁舎建設を進めるべきと指摘いたします。 第2に、国の経済危機対応・地域活性化予備費使用分に係る交付金を受けて実施する北本中学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修に係る経費の計上、子ども向け図書館の基本設計に係る経費の計上が評価できます。 特に、子ども向け図書館の基本設計に係る経費は、児童館の基本設計経費と密接にかかわるものであります。児童館は、長年、議会及び多くの市民から強い要望がありました。しかし、なかなか予算化されませんでした。 今年3月、石津市長の英断と関係職員の皆様の努力により、子どもの居場所づくりや体験・交流拠点となる児童福祉施設として児童館の整備に着手する基本設計費が計上され、議会はこれを議会の意思として可決したことは改めて申し上げるまでもありません。今年3月、第1回定例会の最終日には、市民待望の児童館予算ほかを削除しようとする組み替え動議も提出されましたが、粛々と採決した結果、議会は合議体の意思として原案のとおり可決したものであります。 カナダの交流分析学者エリック・バーンは、過去と他人は変えられないと述べています。議決機関である北本市議会の意思は、児童館の整備促進であります。 さて、今回の議案第102号補正予算は、その児童館の中に、新たに子どもの図書に特化した子ども向け図書館を複合施設として実現したいという提案であります。子どもは未来への希望です。将来に向けて社会を築いていく役割を持っています。そして大人は、子どもが能力を発揮することができるよう、学ぶ機会、遊ぶ機会を確保し、愛情を持って接することが重要です。 我が国が平成6年に批准した国際条約である児童の権利に関する条約には、締約国は、児童の教育が、児童の人格、才能、及び精神的及び身体的な能力をその可能な最大限度まで発達させることを指向すべきことに同意するとし、さらに、休息及び余暇についての児童の権利並びに児童がその年齢に達した遊び及びレクリエーションの活動を行い、並びに文化的な生活及び芸術に自由に参加する権利を認めるとしています。 このことからも、児童館の整備にあわせた子ども向け図書館の一体的整備、すなわち(仮称)子どもプラザ整備事業は、北本市が本来率先して進めることが求められる子どものための事業であります。すばらしい施策は率直に評価し進めるべきであります。 過日の朝日新聞のインタビュー記事に、関西大学の大津留智恵子教授はこのように答えています。「ただ批判し、その政策に反対しさえすればよいという選挙のための反対では何も生み出しません」。 私は、(仮称)子どもプラザ整備事業は、ずっと暮らし続けたいまち、きたもと、特に若い人たちが伸び伸びと暮らす、生活できるよう、子育て支援の充実に力を入れた政策であり、教育先進地北本として、子どものための重要な施策であると認識し、議案第102号 平成22年度北本市一般会計補正予算原案について賛成するものであります。 以上。 ○加藤勝明議長 次に、原案に反対、修正案に賛成の討論を許可いたします。 吉住議員。 ◆17番(吉住武雄議員) 議案第102号修正案、図書館設計委託料300万円を削減することに対して賛成の立場で討論を行います。 事業におきましては、先ほど桂議員から率直にするということがありましたけれども、それは私としてもそう思いますけれども、この委員長報告の2ページのところを見ますと、子ども図書館について、「しかしながら、親子で中央図書館に行った場合に子どもの図書がない。あるいはどのような図書を置くかどうかについては、今後の検討課題ですので」と書いてあります。また「保健福祉部とも連携を図り、また、図書館協議会委員の皆様にもご意見を伺いながら進めていきたいと考えています」と。 まだ進行状態において、そこが決定したのであるならば速やかに進めていくのがよいかと思いますし、また、修正案に対する答弁の中にもありますように、先ほどの執行部の答弁がありまして、それがあるからなんだかわかりませんけれども、具体的な設計業務に入る段階に至っていないと考えると、今回の補正予算はなじまないのではないかと判断いたしますということでもって、大変これは的確になっているということでもって、修正案でもって図書館設計委託料を削除することに賛成をいたします。 ○加藤勝明議長 次に、原案に反対、修正案に賛成の討論を許可いたします。 三宮議員。 ◆18番(三宮幸雄議員) ちょっと紛らわしいんですけれども、私の立場からちょっと言わせていただきますと、今回の子どもプラザ(仮称)の協議会ですか、それが11月26日ですか、第1回目が開かれたその内容をちょっと関係者に聞きましたところ、まず最初にその委員メンバーの中から正副会長を決めたと。次に何を話し合ったかというと、まず執行部が内容を説明したと、そしてその中では、平成29年には少なくとも児童が少なくなるんだというような話もあった。あるいはまた親子の居場所づくりを云々という話もあったということなんですが、そして3番目に何が話し合われたかというと、すぐ12月20日の視察を決めたいという話で終わろうとしたということで聞いております。 そして、しかしながらそんなことであってはならないということで、ある委員から意見を言わずにしてすぐ視察先を決めてしまうようなこんな協議会はおかしいという動議的な意見が出まして、そこでその視察はそのまま決定したそうですが、しかしながら、意見については書面で12月いっぱいまでに担当者に出すようにというような流れが今回の協議会の流れというふうに伺いました。 このことをもってしてもですね、自治基本条例なるものをうちのまちは掲げながら、説明責任ということを全く果たさないようなやり方で、既に視察先ありきと、そして同時に基本計画を1月に決めちゃうなんていう話が進んでいるんですね。 そういう中からまた、私は、図書館協議会というのはどのような立場であるいはまたどのぐらい年間開かれているのか聞きましたら、年間3回しかこれは開かれないんだそうです。先般、11月30日、1回開かれたそうですけれども、しかし、その中にその項目がなかったと、その他の中にあったのかなかったのかというような話もございました。 そうすると、この子ども図書館というそもそも論として、そういったボトムアップの進め方というものが全くできていないということが私は言えるんだろうと、この間。そして、もう視察先を決めてしまうみたいな大変ちょっと順序が逆、トップダウンという、議会はそれなりに進んできたかもしれませんけれども、しかし、市民の目線で立ったときに、この進め方が果たしていいのかということで、私は非常に不満、不安、こんなことでいいのかということを感じました。 そういう意味で、今回の修正案を出したことは正しかったということで、今回のこの修正案について賛成ということからの討論といたします。 ○加藤勝明議長 ほかに討論はございませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 討論がないようですので討論を終結します。 これより、議案第102号 平成22年度北本市一般会計補正予算(第7号)の採決に入りたいと思います。 まず、総務文教常任委員会の修正案について採決いたします。 本修正案に賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○加藤勝明議長 賛成9人、反対9人で可否同数でございます。 よって、地方自治法第116条の規定により議長が委員会修正案について可否を裁決いたします。 議長は本修正案について否決と裁決いたします。 次に、原案について採決いたします。   〔「議長、動議」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 黒澤議員。 ◆10番(黒澤健一議員) 原案の表決の方法については記名投票でお願いします。 ○加藤勝明議長 ただいま黒澤議員より記名投票による表決との要求が提出されましたが、それについて賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○加藤勝明議長 2人以上の挙手でございますので、本要求は成立しました。 これより議案第102号 平成22年度北本市一般会計補正予算(第7号)について採決を記名投票にて行います。 直ちに議場の閉鎖を命じます。   〔議場閉鎖〕 ○加藤勝明議長 ただいまの出席議員数は11人であります。 これより投票札を配付いたさせます。   〔投票札配付〕 ○加藤勝明議長 投票札の配付漏れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。   〔投票箱点検〕 ○加藤勝明議長 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は記名投票であります。原案に賛成とする者は白票を、反対とする者は青票を点呼に応じて順次投票をお願いいたします。 点呼を命じます。 事務局長。   〔氏名点呼・投票〕 ○加藤勝明議長 投票漏れはありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 投票漏れなしと認めます。 投票を終了し、議場の閉鎖を解きます。   〔議場開鎖〕 ○加藤勝明議長 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に岸議員、そして福島議員を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 ご異議なしと認めます。 よって、立会人に岸議員、福島議員を指名することに決しました。 2議員の立ち会いをお願いいたします。   〔開票〕 ○加藤勝明議長 投票の結果を報告いたします。 投票総数11票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち、  有効投票 11票  無効投票  0票 です。 有効投票中、  賛成   11票  反対    0票 です。 はじめに、賛成の方の名前を読み上げさせていただきます。 賛成者  中村洋子議員    湯澤清訓議員  串田英夫議員    桂 祐司議員  岸 昭二議員    島野和夫議員  福島忠夫議員    黒澤健一議員  阪井栄見子議員   横山 功議員  伊藤堅治議員 以上です。 よって、本案は可決することに決しました。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午後零時18分----------------------------------- △再開 午後1時30分 ○加藤勝明議長 休憩を解いて再開いたします。 続いて、議案第103号 平成22年度北本市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議案第103号 平成22年度北本市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○加藤勝明議長 挙手全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議請第8号 北本駅西口駅前広場改修工事に関する請願について質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。 桂議員。 ◆4番(桂祐司議員) それでは、何点か委員長にお尋ねしたいと思います。 まず、この委員長報告を見ますと、2ページの下のほう、請願事項の中に屋根や照明の合理的な改善、どのような改善が合理的なのかという議論があったと書かれておりまして、紹介議員の答弁は、屋根の足となる柱の数も多くなってしまうと、上方を幅広く覆われてしまうと。家庭用の駐車場の屋根をつくっているわけではないのですから、この辺のどれぐらいの高さで、どれぐらいの幅が出て、そこで例えば1.5メートルとか1.3メートルぐらいの目の高さから見たらどんな感じだというイメージとか、それこそ逆に合理的に検討とか検証とか、例えば断面図を取り寄せて見てみるとか、そういうことをされているのでしょうか。 視界が遮られ開放感が損なわれると。この言い分をそのまま聞くと、何か駅前に行ったら、高さが低い屋根ができてきて上が見えないと、とんでもないというような市民は誤解をしてしまうかと思うのですね。逆に、紹介議員も誤解をして答弁をされているのか、よくわかりませんが、合理的な説明になっていないということでありますので、この辺の議論をお願いしたい。 続いて、同じところで、立派な屋根ではと。どういうのが立派でどういうのが立派でないのかわかりませんが、この辺がメンテナンス費用が高くなってしまうと。逆に、建築などというものは、きちんとした素材できちんとした施工をしてしっかりしたものを建てれば、逆にメンテナンス費用がかなり浮くのではないかと、こういうのが普通本来考えるべきであろうかと思いますが、立派な屋根とメンテナンス費用の高さと、この辺についての議論、それもすべて合理的な説明でお願いしたいと思います。それがまず1点。 それと、今度(2)、3ページの上のほうで(2)がありますが、ここにもこういう表現があります。「警察の言い分を丸のみにした形であり、市の責務としてはまだ努力の必要がある」、さらに、この見直しの請願が出ると、また出るのだろうということをおっしゃっています。これも紹介議員だと思いますが。 ここは、警察が何もこれ言い分とか、警察が勝手に主張しているのではなくて、これは道路法、法律ですよ。道路法という法律によってこれは調整しているということだと思います。道路法には、道路管理者-これは市長のことをいうのかな。道路管理者は、都道府県、公安委員会と調整しなければならない。することができるではないですよ。一部の人はそういうことができるというのが大好きで、どんどん拡大解釈していますが、しなければならないという法律に基づいて調整しているのですから、この辺の議論、警察の言い分を丸のみにしたということに関してどのような議論があったのか。また、道路法についてどういうような見解を委員会としては議論として出てきたのかということをお尋ねしたいと思います。 それと、あと、これは議論がなければないで結構ですが、3点目、委員長報告でなくて、この委員長報告のもととなります議請第8号、請願文についてちょっとお尋ねします。なければないということで結構ですからね。請願文の裏面、2ページ目、西口駅前広場についての考え方というこの守る会の請願者お2人のお考えが述べられております。ここに「国土交通省は、交通結節点の要素はつなぐ機能とためる機能からなると定義しております」。私もきのういろいろ調べましたら、国土交通省のホームページには「つなぐ機能とたまる機能」と、これは間違いですかね、そうすると。「ためる機能」と書いてありますが、「たまる機能」なのでしょうか。この辺についてお尋ねしたい。議論があったかないかでいいですよ。今、委員長に請願文の話を聞いても答えられないでしょうからね。 それと、非常に疑問なのは、その後ろ、つなぐ機能と、私は正しい単語で言います、たまる機能、これの共存型と言っています。それから、県警の勧告はつなぐ機能とたまる機能の分離型、それから、11月2日の市の案は県警の勧告に従っているから分離型に近い。何なのですかね、この共存型、分離型、国土交通省のホームページを幾ら見てもこれは載っていないのですよね。私の勉強不足かと思います。ぜひ共存型、分離型の違い、その辺がどういう議論として出てきたか。出てきていないのでしたら、これは何なのだかよくわかりませんので、ぜひお願いしたいと。 そして、再三申し上げておきますが、この会はいつも昔から構造的欠陥と言っているのですね。これはご自分たちの意見であり、かつまた思い込みであり、これ学術的に全然立証されていないのですよ。立証責任は向こうにあるはずですから、構造的欠陥、これは昔から今までずっと言っているけれども、ぜひこういうのは撤回していただきたいと思うのですが、この「構造的欠陥を有しております」、これに関してどのような議論があったのか。 以上、お尋ねします。 ○加藤勝明議長 現王園委員長。 ◆現王園孝昭建設経済常任委員会委員長 まず、1点目の合理的については、まさしくここに書いてあることをこのように述べられているのですね、紹介議員は。これについての深い議論はございませんでした。今おっしゃられたように、高さの問題とか、数字的な問題は一切議論にはなっておりません。 そして、この立派というものについても、ここに書いてあるとおりでございまして、これをどういうものが立派という、そういったご議論もございませんでした。 それから、道路法についてなのですが、道路法についての議論も、議事録ものぞいているのですけれども、道路法についてそういう具体的な質疑はされていないですね。 そして、あと請願文については特に、この考え方についてとか、あるいは先ほどおっしゃられた、たまる機能を含めて、それから共存型、分離型ですか、こういった議論も一切質疑の中ではございませんでした。 以上です。 ○加藤勝明議長 桂議員。 ◆4番(桂祐司議員) よくわからないということがわかりました。 まず1点目の屋根の関係、視界が遮られ開放感が損なわれる、上方を幅広く覆われる。これね、屋根の高さと屋根の幅と、人間の視点の位置をそれこそ合理的に検討、検証しなかったらこれ、どうかわからないではないですか。そういうことで、ある意味では建設経済常任委員会の皆様はこういうのは議論する以前に違うお考えがあったということだったのかも知りませんが、そういう意味では、請願者ないしは紹介議員が、これこれこういうわけだから視界が遮られて開放感が損なわれるのですよということをやっていただければよかったのではないかなと思います。 また、道路法も、何度も申し上げますが、警察の言い分を決して丸のみにしているわけではないのですよね。法律に基づいて調整しているわけですから、この辺。あと共存型、分離型、何も議論がなかったということであります。 以上の3点の委員長のご答弁を聞いて、これは請願者あるいは紹介議員の主観であって、ご意見なのかなと。よくわかりました。ありがとうございます。 ○加藤勝明議長 ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。 先に、委員長の報告は不採択でありますので、まず本請願に対する賛成討論を許可いたします。 湯澤議員。 ◆2番(湯澤清訓議員) それでは、日本共産党市議団を代表いたしまして、本請願に賛成、すなわち、ぜひ採択していただきたい、そういう立場から討論をさせていただきます。 この西口駅前広場についての議論、私も、本議場におきましても、またこの外におきましても、一般質問等を通じて再三強くお訴えをさせていただいてきた事項でございます。 まさに、新築でなくて、リフォームで十分。本請願の文言、言葉をおかりするならば、現在の西口駅前広場の基本構造を変えることなく、歩道の段差解消や必要な場所への屋根の設置等、また、照明の合理的な改善を行うこれ等で十分であると思っております。 したがって、本請願に強く賛同し、私の賛成討論とさせていただきます。 ○加藤勝明議長 次に、反対討論を許可いたします。 阪井議員。 ◆13番(阪井栄見子議員) それでは、議請第8号 北本駅西口駅前広場改修工事に関する請願に対しまして、公明党を代表して、反対の立場から討論をさせていただきます。 まず、請願者の請願趣旨は、現在の西口駅前広場の基本構造を変えることなく、歩道の段差の解消、電線の地中化、必要な場所への屋根の設置、照明の合理的な改善を行うとされております。 また、紹介議員は、現在の西口はよくできていると、耐用年数が60年とすると、まだ35年しかたっていない。段差の補修で十分であるというのが請願事項の説明でございました。 まず、市の改修計画がいずれも構造的欠陥があると説明をしておりますが、請願審査の中で、市が改修計画に至った現在の西口広場にはどのような問題があるのかと認識をしているかという質問に対しまして、非常に使いやすい、機能性に富んでいるとの答弁でございました。そもそも改修計画の認識からずれております。 現在の西口のロータリーは、1番目に、バスの降車場と一般車両とのトラブルがあります。そして交通混雑となっていること、そして2番目には、横断歩道で歩行者と車両の交差があり危険があったこと、3番目に、バリアフリー法に適合していなかったことなどが市民から指摘され、改善要望が出ておりました。今までこのような状況でよく事故が起こらなかったということも指摘しております。このような中、市は、市民の安全性を重視して、よりよい改修を目指して改修計画を策定しております。この請願文からはその部分は欠落しておりました。 今回の警察協議の結果のこの請願文に出ております11月2日案についても、請願文の中で請願者は、到底使用にたえる構造とは考えられない、いずれも構造的欠陥と計画を指摘しております。道路幅の縮小も、横断歩道の解消も、そして駐車場の移設も、請願文の中で指摘されていることは、警察協議に基づく市民の交通上の安全の指導が構造的欠陥として指摘されております。全く市民の安全の視点が欠落した勝手な要望と言わざるを得ません。 警察協議は、道路法95条の2、道路管理者が行う道路管理と公安委員会が行う交通規制との密接な関連をとるために、区画線の設置、通行の禁止または制限、横断歩道橋の設置、その他が協議されると指導されておることが法で定められております。また、道路交通法110条の2にも同じことが定められております。 このようなことから、市は、警察の指導に真摯に耳を傾け、その指導に基づく政策の展開をしたのであり、市の計画変更から何ら問題がないと考えます。 以上の点から、公明党は本請願には反対といたします。 以上です。 ○加藤勝明議長 次に、賛成討論を許可いたします。 吉住議員。 ◆17番(吉住武雄議員) 議請第8号 北本駅西口駅前広場改修工事に関する請願に対して賛成の討論を行います。 請願者は、平成22年1月に、駅前広場改修図面を見てから疑問を持ち、計画見直しの請願が提出されました。その後、6月にも1万3,665人の署名により再度、計画見直しの請願が提出されました。今回、3度目の請願、1年に4回の議会のうち3回も同じ案件で請願が提出されることは全国的にも余り例がないと思われます。 請願書にも記載されていますが、「私たち市民の会は、道路課長を通じて、11月2日案についての市の考えについて説明を求めましたが、本日現在まで回答を得ていません。」とあります。4月に自治基本条例を制定し、第14条に説明責任と記載されています。ほかの自治体では、自治基本条例を制定されていなくても、説明をしたと思われます。 国土交通省は、交通結節点の要素は、つなぐ機能、ここに書いてあるとおり言いますが、ためる機能からなどと定義しております。 現在の西口広場はその機能を共存しています。全面改修よりも、請願事項1にあるように、現在の西口広場の基本構造を変えることなく、歩道の段差解消、電線地中化、必要な場所への屋根の設置、照明の合理的な改善にとどめることで、費用も削減されると思うし、市民からも一定の理解が得られる。 よって、本請願の賛成討論といたします。 ○加藤勝明議長 次に、反対討論を許可いたします。 黒澤議員。 ◆10番(黒澤健一議員) 10番、黒澤です。 北本駅西口駅前広場改修工事に関する請願書の採択に、平成会を代表して反対の討論をいたします。 本請願の請願事項は、現在の西口広場の基本構造を変えることなく、歩道の段差解消、電線地中化、必要な場所への屋根の設置、照明の合理的な改善を行うことを要望しております。 北本駅西口駅前広場改修工事に関する各種請願は、今年の3月から提出されており、議会も真剣に議論を重ね、市当局へ改修の提案をしてきたところであります。 市当局としては、西口計画の見直しについて、市民要望、各種請願趣旨、議会要望をぎりぎりまで取り入れた設計図の変更を重ねて、最終的な案として警察協議に入ったと聞いております。 11月2日の全員協議会で警察協議の報告が行われ、市側が取りまとめた最終の修正設計図は、警察協議により変更されていた事実であります。この件に関してただした結果は、道路法95条の2項に関する警察協議の内容でありました。 道路法95条の2、都道府県公安委員会との調整で、当該地域を管轄する都道府県公安委員会の意見を聞かなければならない。その内容は、1、区画線の設置、2、通行の禁止または制限、3、横断歩道橋の設置、4、その他となっており、道路管理者が行う道路管理と公安委員会が行う交通規制との一層の緊密な連携が求められており、公安委員会の強制力ある協議であることが判明しました。市民や議会要望と乖離した協議に対して、担当者の努力は大変なものがあったと理解をしております。 結論から申し上げれば、上位法優先の原則、官庁指示には従わなければなりません。道路交通法第110条の2、公安委員会が道路管理者の意見を聞くこととされている事項である道路標識、道路標示、交通の規制についても同様であります。紹介議員答弁の丸のみではないことを理解いたしました。 不採択の根拠は、現在の西口広場の基本構造を変えることなくの意味するものであります。基本構造を変えないことに関して、請願者は個人だが、西口広場を守る市民の会の方針と考えてよいという紹介議員の答弁でありました。個人が請願を提出したが、会の意見であるとすれば、6月議会に会が提出した構造的欠陥及び白紙撤回の議論の復活と理解するのは自明の理であると考えます。その延長のこととしても、補正予算が可決されている現在では認めるわけにはまいりません。 さらに、今議会、この建設経済委員会では、北本駅西口駅前広場及び西中央通り線改修事業の翌年度繰越額4億4,467万円が繰越明許費として提案されましたが、挙手全員で可決されております。 以上のような状況から意見を述べさせていただき、反対の討論といたします。 以上。 ○加藤勝明議長 次に、賛成討論を許可いたします。   〔発言する人なし〕 ○加藤勝明議長 次に、反対討論を許可いたします。 桂議員。 ◆4番(桂祐司議員) それでは、議請第8号 北本駅西口駅前広場改修工事に関する請願に、みんなの会を代表して、反対の立場から討論をいたします。 まず、請願者は、北本駅西口広場を守る市民の会の方々であり、本請願趣旨の西口駅前広場に対する考え方には、いまだ何ら学術的に立証されない構造的欠陥という一方的な主張が見られます。我が会派は、この構造的欠陥との主張は何ら事実に基づかない一方的な主張であり、設計者などの社会的信用を著しく低下させるものであり、早急に撤回されることを望むものです。 それでは、以下、請願趣旨の後段、西口駅前広場についての考え方に対する反証を申し上げます。 まず、請願には、国土交通省のいう交通結節点としての2つの機能である、つなぐ機能とたまる機能へ対する誤った認識がうかがえます。 我が国の多くの駅前広場の基本は、国土交通省の前身である建設省都市局都市交通調査室監修の駅前広場計画指針に基づいております。この指針は、これまでの駅前広場の歴史や役割を踏まえ、これからの駅前広場に求められる基本理念、機能、面積及び配置の考え方についてまとめたものであります。 指針の策定に当たっては、次の点を重視して検討すべきとしております。1、駅前広場は、単に交通処理の場だけではなく、都市空間の1つであるという認識のもと、機能を明確化する。2、都市空間の有効活用という視点から駅前広場計画のあり方を示す。3、高齢者や障害者を含めた広場利用者の多様な利用形態に配慮するというものです。 指針では、特に地方の中小都市では、モータリゼーションと都市の郊外化により、鉄道利用者が減少するとともに、駅周辺の商業、業務地としての魅力が低下し、都市の中心市街地の空洞化が問題となっている都市が多い。これらの都市では、中心市街地の活性化と拠点性の向上の観点からも、駅前広場の整備が求められると述べおります。 さらに、駅前広場は、その都市を訪れた人が、その都市やまちのイメージを最初に形づくる都市の顔でもある。したがって、駅前広場の計画に当たっては、景観やアメニティに配慮することが必要不可欠であり、都市の顔としてのシンボル性を持つものとすることが重要であるとも述べております。 以上の視点に立って総合的に判断すれば、現在の駅西口広場整備計画は、駅前広場計画指針に沿いながら、巧みに民意を取り入れ、その計画の熟度を高めたまことにすぐれた計画であるということが理解できます。特に駅前広場南側に新たに整備される広場空間は、交通結節点としてのたまる機能を持ち、中心市街地の活性化と拠点性の向上に寄与するものと期待されます。 このように、国土交通省のいう交通結節点としての機能とは、単に駅前広場の道路幅員が広いために二重駐車ができたり、広場内の駐車場台数を問題視するものではないということが明白となりました。 一方、道路管理者は、都道府県警察、公安委員会と調整しなければならないとの道路法の規定により、県公安委員会との協議を経て、駐車場は駅広南側、バス停は駅広北側に集約され、ロータリー周回道路を横切る横断歩道は解消されました。 これにより、歩行者の水平動線は基本的に自動車動線から分離されることとなり、国土交通省のいう道路の移動円滑化整備ガイドラインから見ても、駅西口広場における歩行者の動線は途切れることなく、連続性に配慮した移動の円滑化が図れ、あわせて動線の単純化によって利便性や快適性が向上したものと高く評価することができます。 一方、請願人は、現在の駅前広場が抱える問題点であるバス、タクシー、自家用車、歩行者の複数の動線の錯綜という事実から目をそらし、この後25年も補修すれば使い続けられる、あるいは新築でなくてもリフォームでよいとする主張は、今後急速に高齢化が進む中、特に高齢者、障害者等の円滑な移動のために、有利な財源が確保できたときに速やかに事業を行うべきとする市長を始め、関係部署及びその政策を実現するための関連予算を複数年にわたって可決してきた議会の意思と明らかに異なるものであります。 我が国の地方自治体は二元代表制をとっており、その一翼を担う議会は、執行機関とは独立・対等の関係にあります。議会には、その重要な機能として、地方自治体の基本事項を決定、議決する団体意思の決定権があることはご承知のとおりであります。 言いかえれば、北本駅西口駅前広場関連予算の複数年にわたる可決は、地方自治体としての北本市の政策を決定した議会としての団体意思であり、今後、少子高齢社会にあって、福祉関連の予算が増大し、多くの事業が予定されている中、北本駅西口駅前広場改修事業を先送りすることは、後年、本事業の実現を難しくすることにほかなりません。今やるべきことは何か、未来に対する政治の責任という観点から、本請願に反対するものであります。 以上。 ○加藤勝明議長 ほかに討論はございませんか。   〔「なし」と言う人あり〕
    加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議請第8号 北本駅西口駅前広場改修工事に関する請願を採決いたします。 委員長の報告は不採択であります。 よって、本請願について採決いたします。本請願に賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○加藤勝明議長 賛成9人、反対9人で可否同数です。 よって、地方自治法第116条の規定により議長が議請第8号 北本駅西口駅前広場改修工事に関する請願について可否を裁決いたします。 議長は本請願について不採択と裁決します。 続いて、議請第9号 地方自治法第100条に基づく北本駅西口駅前広場改修計画調査特別委員会の設置を求める請願について質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。 委員長の報告は不採択でありますので、まず本請願に対する賛成討論を許可いたします。 湯澤議員。 ◆2番(湯澤清訓議員) それでは、日本共産党市議団を代表いたしまして、本請願に対して賛成の立場、ぜひ採択を願いたいという、そういう立場から討論をさせていただきます。 本請願に述べられているとおり、計画の内容とともに、これまでのプロセス、過程が大きく問われています。まさに補助金ありき、これでは北本市というものがなくなってしまいます。そして、まさにこのポリシーのなさそのものは、その後たび重なる図面修正にあらわれているのではないでしょうか。 公の建築プロジェクトはいかに進められるべきものなのか、主人公はだれなのか、それを改めて問うべきときが来ているのではないでしょうか。その趣旨から、この請願には強く賛同をいたします。 以上です。 ○加藤勝明議長 次に、反対討論を許可いたします。 伊藤議員。 ◆16番(伊藤堅治議員) 地方自治法第100条に基づく北本駅西口駅前広場改修計画調査特別委員会の設置を求める請願について、平成会を代表して、反対の立場から討論を行います。 百条委員会は、地方自治法第100条で、地方議会に付与された調査権を行使するための特別委員会であります。この特別委員会は、選挙人その他の関係人の出頭及び証言並びに記録の提出を請求することができるとしており、さらには、これらの権限は罰則規定により担保されており、大変に強い力を持った特別委員会であります。一般的には事務や予算の執行等で不正があった場合や議会へ適正な情報提供が行われずに事業が執行されたときなどに、議会がその内容を調査するため設置されるようであります。 本請願にあります北本駅西口広場改修計画は、計画案の策定過程を執行部は随時議会に報告しており、また議会も、一般質問や議案調査、決議等を行うなど要求事項を執行部へ伝えております。さらには、市民への情報提供も広報紙などを使っており、計画案に対する意見や要望が市民から寄せられております。執行部は、市民や議会からの意見や要望を酌み取り、可能な限り計画案を見直ししております。 本請願では、この計画をまとめる段階で、何度も計画案を修正していることに問題があるように述べておりますが、計画案を市民や議会への公表をし、意見や要望を受けた上での計画案の修正であります。今年3月議会の段階の計画案を無理やり通そうとしたわけでなく、できる限り市民や議会の意見を反映しようとした結果であると考えます。 予算決定後であっても、計画案にこだわることなく、よりよい駅前広場にしようとの思いから執行部は、市民、議会からの意見や要望を聞いて修正したことは高く評価するべきであります。請願者は、一度予算が通った計画案は、その後は市民や議会からの意見や要望を聞かず、強引に事業を進めることがよいと考えているのでしょうか。 いずれにいたしましても、北本駅西口広場改修計画について、執行部は、計画案の策定段階から議会への情報提供に努めるとともに、広報紙による市民への情報提供、市民2,000人を対象としたアンケート調査、市内の公共的団体の代表者や公共交通事業者、専門家等の参加した協議会の開催などを行ってきており、また議会においても、一般質問や議案調査等で審議を尽くしている事案であります。 したがいまして、北本駅西口広場改修計画について百条委員会を設置して調査することは適当でないと考え、また必要でないと考え、本請願の採択に反対の立場からの討論といたします。 ○加藤勝明議長 次に、賛成討論を許可いたします。 高橋議員。 ◆19番(高橋節子議員) それでは、緑風政策フォーラムを代表いたしまして、議請第9号 地方自治法第100条に基づく北本駅西口広場改修計画調査特別委員会の設置を求める請願についての賛成討論をいたします。 議請第9号は、地方自治法第100条に基づく特別委員会設置、つまり百条委員会を議会に設置し、予算の決定、また事務の進め方や管理のあり方など不備があるので、議会で調査してほしいという請願です。 今回のように、予算を決定した後、何度も何度も計画内容が大きく変更されることは、これまでに例を見ないことです。こうしたことは当市の事務や管理に見直す部分があり、このまま執行したのでは今後に禍根を残すことになり、議会としても調査検討をしていくことも必要であると感じます。 議会としては、請願の中にも述べられておりますように、予算の上程の仕方、決定した後の計画の内容が大幅に変更しているその余儀なくされている状態、そしてまた、当初、筑波大の研究担当者は、設計後の交通混雑に関して科学的にどのように認識していたのかなど、また、交通結節点機能の検証、最小限の投資での改善、そして、一番大切なことですが、市民の声をどうとらえたのかなどの具体的な施策と効果の検証など、請願の内容にありますように行う必要があると思います。 二元代表制の役割のある議会としても、自ら議会の権能をしっかり発揮して、様々な専門家や市民の声を聞いての調査が必要であると思います。 よって、地方自治法第100条に基づく北本駅西口駅前広場改修計画の調査特別委員会の設置を求める請願については賛成すべきものとし、以上の意見を述べ、賛成討論といたします。 以上です。 ○加藤勝明議長 次に、反対討論を許可いたします。 阪井議員。 ◆13番(阪井栄見子議員) それでは、議請第9号 地方自治法第100条に基づく北本駅西口駅前広場改修計画調査特別委員会の設置を求める請願について、公明党を代表いたしまして、反対の立場から討論をさせていただきます。 本請願の百条委員会設置の要請については、内容を精査した結果、その内容は百条委員会設置に該当しないと判断をいたしました。以下、その理由を申し上げます。 百条委員会の設置は、違法性、犯罪性の事件において適用され、いずれも法を犯し、個人もしくは団体に罰則規定、告発権が付与されていることから、法に触れる厳しい事件性のあるものに限り適用されております。 いろいろの事例を見るとわかりますが、例えば、市長の入札事務介入、それからある議員の飲酒運転での事故、そしてまた政務調査費の不正使用、公共工事に係る恐喝事件、下水道工事に知事後援会幹部の働きかけについて、それからまた議員の機関紙で市長の誹謗中傷と虚偽事項掲載です。このような内容のものが今までに百条委員会にかけられている内容でございます。 西口整備計画は、市民の多くの要望をその都度市民と話し合い、市民または2,000人のアンケートの調査を実施をし、結果も公表しております。予算についても議会の議決もされており、市民に開示をしながら警察協議も重ねており、一定の理解は市民にも議会にも整っております。 以上の理由から、公明党は本請願に反対といたします。 以上です。 ○加藤勝明議長 次に、賛成討論を許可いたします。   〔発言する人なし〕 ○加藤勝明議長 次に、反対討論を許可いたします。 桂議員。 ◆4番(桂祐司議員) それでは、議請第9号 地方自治法第100条に基づく北本駅西口駅前広場改修計画調査特別委員会の設置を求める請願に、みんなの会を代表して、反対の立場から討論をいたします。 請願人の願意は、北本駅西口駅前広場改修計画を調査するための地方自治法第100条に規定する特別委員会の設置であると理解しております。 全国市議会議長会の調査をもとに、平成21年1月1日から同年12月31日までの地方自治法第100条による調査事件の事例は、全国で12市ありました。私がこの12市の百条委員会の審査が終了した事例について、その報告書を収集し分析したところ、審査の対象となった内容は、刑法その他の刑罰法規に規定する犯罪構成要件に該当する有責かつ違法な行為が想定される場合に設置される委員会であるということが言えます。 翻って、北本駅西口駅前広場の整備事業については、長年議論を尽くし、複数年にわたる関係予算の議会における議決、あるいは同事業に関する数々の議会決議や会派要望など、終始一貫して市民の声を受けとめた議会が執行部とともにつくり上げてきた市民、市、そして議会、三者協働の駅前広場整備事業であります。 重ねて申し上げれば、関係予算の複数年にわたるすべての可決は、北本市議会の議決機関としての意思であります。 地方自治法第100条の逐条解説には、本条による議会の調査は一般に政治調査、議案調査及び事務調査の3種に分かれたるものとされており、その範囲はすこぶる広範であるが、これらの調査はいずれも地方公共団体の一般的公益に関するものについて認められたものであって、議会または特定議員の特殊な利害関係のために本条の調査権を発動することは乱用と解すべきあるとしております。 今大切なことは、交通政策、税・財政政策、成長戦略など様々な政策を総合的に判断し、少子高齢社会にあっても持続的発展が可能となるような北本駅西口駅前広場改修事業の推進であり、刑法その他の刑罰法規に規定する犯罪構成要件に該当する有責かつ違法な行為について調査を行う地方自治法第100条による特別委員会設置の必要性は皆無であり、請願人の主張は全く当たらないと解するものであります。 以上の観点から、議請第9号に反対するものであります。 以上。 ○加藤勝明議長 次に、賛成を許可いたします。 工藤議員。 ◆11番(工藤日出夫議員) それでは、議請第9号 地方自治法第100条に基づく北本駅西口広場改修計画調査特別委員会の設置を求める請願に対し、賛成の立場で討論をさせていただきます。 ただいま種々反対討論の理由をお伺いいたしました。紹介議員を務めました者の1人といたしまして、今回のこの請願は、決して刑法上の問題を通して調査するというようなことで求めてきたわけではないわけでございます。このことをこれから討論の中で明らかにすることによって、本百条委員会の設置の妥当性について述べたいと思います。 この請願は、請願趣旨にあるように、交通結節点という最も駅前広場にとって重要な役割について、筑波大学を中心とした北本らしい顔の駅前づくりプロジェクトによる構想をもとに策定された3月議会における予算審議の附属資料として提出された基本計画図が、請願人等の調査、検証によって道路面積が約35%減少していると指摘され、これでは交通混雑や渋滞が緩和されないどころか、これまで以上の渋滞・混雑が発生する可能性が明らかになったことから、議会要望等を含め、計画図の変更が繰り返されてきたわけでございます。 その間、市は、交通混雑については社会実験で証明されているなどと説明してきましたが、そこには科学的根拠によるものではないことは明らかでありました。特に、交通量調査の手法の妥当性や調査結果の反映などにも検証が必要でございます。 また、警察協議の問題や市民アンケートの結果、中央地域の自治会への説明会やワークショップによる市民参加を強調しておりますが、市民の利用者サイドに立った検証は必ずしも十分ではないというふうに認識をいたしております。 このことは、市の事務の進め方に重大な問題があることを示唆していると請願者は請願趣旨で述べています。これをこのまま見過ごして完成後に問題が発生することは、市民にとって重大な損害をこうむる可能性があります。このような事態を防止するためにも、これら事務全般を地方自治法第100条による調査特別委員会を設置の上、議会調査権を行使し、客観的に検証することは重要であります。 また、請願者は、百条委員会で調査、検証した結果、現在の広場の構造を活用することの意義が再認識されることも期待をいたしているところでございます。 いずれにしろ、代議員制民主主義を基本としながらも、地方自治法の精神である住民自治の原則、住民の直接請求に沿うものであると認識するものでございます。 また、請願審査でも説明させていただきましたが、請願者が百条委員会の設置を請願した背景には、岐阜県中津川市議会の事例がございます。中津川市議会は、中津川環境センターが稼働開始直後からトラブルが発生し、その問題を調査するために地方自治法第110条に基づく特別委員会を設置しましたが、調査に限界があることから百条委員会に切りかえ調査いたしました。その結果、環境センター建設に向けた庁内業務に多くの問題があることが判明いたしました。 報告書は20ページ近いものでございますが、報告書の最後に、共通の問題として、1、説明責任の欠如と議会軽視、2、環境政策と市民に対する管理者の説明欠如、3、県との協議不足、4、一大プロジェクト事業における専門職員体制の不備、特に異動が激しく、組織として専門的知識、技術能力が低下をしていたとあり、本市における西口改修工事計画の経過と類似している点が多いということから、百条委員会の設置が最も市民の信頼に足る結果が得られると請願に至ったと述べておりました。私も同様の認識です。 この間の請願者を含めた市民の活動は、まさに説明責任を求めたものであり、道路行政、交通行政の専門家としての科学的検証を求めてきたものです。請願者たちは、市長に3回、要望書や要求書を提出したと言っておりました。議会にも請願を今回を含め3回行いました。このような中、市民ではできない、議会にしかない権能である百条委員会は、市民に負託されたのでなく、市民が選んだ議会に負託されるものです。市民から信託を受けた議会こそができる権能であることに大きな期待をしたものでございます。 本請願者たちは、この百条委員会を設置し、議会が権能を発揮し、市民に答えを出すことをせず否決ということでは、残された手段は地方自治法に基づいた直接請求運動しか手段がなくなります。そのようなことをしなくても市民の声が市政に反映されるのが代議員制だとするなら、ぜひとも採択をしていただくよう強く訴え、賛成の討論といたします。 以上です。 ○加藤勝明議長 ほかに討論はございませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議請第9号 地方自治法第100条に基づく北本駅西口駅前広場改修計画調査特別委員会の設置を求める請願を採決いたします。 委員長の報告は不採択であります。 よって、本請願について採決いたします。本請願に賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○加藤勝明議長 賛成9人、反対9人で可否同数です。 よって、地方自治法第116条の規定により議長が議請第9号 地方自治法第100条に基づく北本駅西口駅前広場改修計画調査特別委員会の設置を求める請願について可否を裁決いたします。 議長は本請願について不採択と裁決いたします。----------------------------------- △議案第104号の討論、採決 ○加藤勝明議長 続いて、日程第11、議案第104号 平成22年度北本市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 本案については、過日、質疑まで終結しておりますので、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。 まず、本案に対する反対討論を許可いたします。   〔発言する人なし〕 ○加藤勝明議長 次に、賛成討論を許可いたします。 島野議員。 ◆8番(島野和夫議員) 議案第104号 平成22年度北本市一般会計補正予算(第8号)に対し、公明党を代表し賛成討論を行います。 本補正予算の主な内容は、子宮頸がん等ワクチンの補正であり、国の子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金の創設を受けて、子宮頸がん、ヒブ、肺炎球菌の3種類のワクチ接種について、全額公費負担で実施するための経費の補正であります。 私ども公明党は、子宮頸がんワクチンの予防接種において、その必要性について、国においても地方においても全党を挙げて取り組んでまいりました。 また、北本市議会公明党として、我が会派は、11月22日、子宮頸がんワクチン接種助成に関する要望書を石津市長に提出し、国からの補助額を増額し、市民サービスの向上に努めるよう要望したところであります。 北本市ではこれまでも、国や他の自治体に先駆け、積極的に助成を行い、平成22年4月からは子宮頸がんとヒブのワクチン接種に対し、さらに10月からは肺炎球菌のワクチン接種に対してもいち早く助成を行っていただきました。このことについては私ども公明党は高く評価するものであります。 このたびの補正は、これまでの一部助成から全額公費負担として実施し、北本の未来を担う子どもたちの健康を守ることにつながり、さらに、私ども公明党の要望を受けとめていただいた結果であると、大いに評価するものであります。 今後は、市民への周知や啓発に積極的に取り組まれ、多くの子どもたちがワクチン接種することにより、生命と健康が守られることを期待しまして、議案第104号 平成22年度北本市一般会計補正予算(第8号)に対する賛成討論といたします。 以上です。 ○加藤勝明議長 ほかに討論はございませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議案第104号 平成22年度北本市一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。 本案に賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○加藤勝明議長 挙手全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第105号の討論、採決 ○加藤勝明議長 続いて、日程第12、議案第105号 平成22年度北本都市計画事業久保特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本案については、過日、質疑まで終結しておりますので、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議案第105号 平成22年度北本都市計画事業久保特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案に賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○加藤勝明議長 挙手全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時27分----------------------------------- △再開 午後2時50分 ○加藤勝明議長 休憩を解いて再開いたします。----------------------------------- △議提第15号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○加藤勝明議長 続いて、日程第13、議提第15号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加への慎重な対応を求める意見書を議題といたします。 提出者の趣旨説明を求めます。 伊藤議員。   〔16番 伊藤堅治議員登壇〕 ◆16番(伊藤堅治議員) 16番、伊藤堅治です。 議長より許可をいただきましたので、議提を提案していきたいと思います。 議提第15号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加への慎重な対応を求める意見書 会議規則第14条の規定により、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加への慎重な対応を求める意見書を次のとおり提出する。 平成22年12月16日 提出    提出者 北本市議会議員 伊藤堅治    提出者 北本市議会議員 中村洋子    提出者 北本市議会議員 串田英夫    提出者 北本市議会議員 阪井栄見子    提出者 北本市議会議員 三宮幸雄    賛成者 北本市議会議員 湯澤清訓    賛成者 北本市議会議員 桂 祐司    賛成者 北本市議会議員 岸 昭二    賛成者 北本市議会議員 島野和夫    賛成者 北本市議会議員 福島忠夫    賛成者 北本市議会議員 黒澤健一    賛成者 北本市議会議員 横山 功 北本市議会議長 加藤勝明様 案文を朗読いたしまして、趣旨説明とさせていただきます。 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加への慎重な対応を求める意見書 人間の生命に不可欠な食料の供給が世界的な危機に直面し、地球上では9億人が慢性的な飢餓と貧困に陥っている。 このような世界情勢の中、我が国は、国土の隅々まで美しい農山漁村が展開し、領土が保全され、伝統を守りながら、安全・安心な食料を供給している。 政府は「包括的経済連携に関する基本方針」を閣議決定し、TPP交渉への参加を検討している。TPPは例外を認めない貿易の自由化を目指したものであり、締結すれば農産物の輸入が増大し、日本の農業は壊滅、さらに関連産業は廃業し、雇用も失われる。これでは、国民の圧倒的多数が望む食料自給率の向上は到底不可能である。 したがって、北本市議会は、我が国の食料安全保障と両立できないTPP交渉への参加の是非について、国益を最優先に考えた検討を行い、我が国におけるEPA(経済連携協定)・FTA(自由貿易協定)やアジア・太平洋諸国における経済連携の動きなどの観点から議論を深めることを強く要請する。          記 1 市場まかせとなるTPP参加については慎重に  対応すること。 2 日本の気候、国土等の条件と農業技術を生かし  た農業振興支援を強化すること。 3 農業、林業、水産業の果たす治水、国土の保全、  地球環境と生態系の保全、二酸化炭素の吸収な  どの役割について評価し、このコストを補てん  すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 [提出先] 衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・経済産業大臣・農林水産大臣 以上です。全会一致でよろしくお願いいたします。 ○加藤勝明議長 提出者の趣旨説明が終わりましたので、直ちに質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。 最初に、本案に対する反対討論を許可いたします。   〔発言する人なし〕 ○加藤勝明議長 次に、賛成討論を許可いたします。 中村議員。 ◆1番(中村洋子議員) 1番、中村洋子。 昨日の12月15日、日本共産党議員団は、JAあだち野農業協同組合の代表理事組合長の山根信夫氏と懇談することができまして、TPP交渉への参加断行阻止に関する要請書というものを明日、北本市議会の議長あて要請行動に伺うというふうにおっしゃっておりました。この要請書を朗読しまして、賛成の討論といたします。 人間の生命に不可欠な食料の供給が世界的な危機に直面している。地球上では9億人が慢性的な飢餓と貧困に陥っている。そして、世界では食料争奪、農地争奪が起きている。 我が国は、瑞穂の国である。国土の隅々まで美しい農山村が展開し、領土が保全されている。農山漁村に住む人々が伝統文化を守りながら、安全・安心な食料を供給している。これがこの国の形である。 11月9日、政府は、包括的経済連携に関する基本方針を閣議決定した。この中でTPPについて交渉の参加、不参加を先送りしたものの、関係国との協議を開始すると判断したことは極めて遺憾である。我々は改めてTPP交渉への参加には反対であり、絶対に認めることはできない。 我々は、工業製品の輸出拡大や資源の安定確保を否定するものではない。しかし、この国が貿易立国として発展してきた結果、我が国は世界で最も開かれた農産物純輸入国となり、食料自給率は著しく低下した。例外を認めないTPPを締結すれば、日本農業は壊滅する。農家所得が補償されても輸入は増大し、国内生産は崩壊していく。関連産業は廃業し、地方の雇用が失われる。これでは、国民の圧倒的多数が望む食料自給率の向上は到底不可能である。 EPAは、交渉参加国の相互発展と繁栄を本来の目的とすべきである。我が国がTPP交渉に参加しても、この目的は達成できない。 したがって、我々は、我が国の食料安全保障と両立できないTPP交渉への参加に反対であり、断じて認めることはできない。 以上が全国の農業者の総意であり、この趣旨を十分にご理解いただき、貴職におかれては、政府・国会に対して働きかけを行われるよう強く要請すると、文章です。 ぜひ、私も農業委員として、やはり農家の方々の生活を守る立場から、TPPへの参加へ慎重な対応を求める意見書に賛成の討論とします。 ○加藤勝明議長 ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議提第15号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加への慎重な対応を求める意見書を採決いたします。 本案に賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手多数〕 ○加藤勝明議長 挙手多数であります。 よって、本案は可決されました。----------------------------------- △議提第16号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○加藤勝明議長 続いて、日程第14、議提第16号 容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書を議題といたします。 提出者の趣旨説明を求めます。 金子議員。   〔12番 金子眞理子議員登壇〕 ◆12番(金子眞理子議員) 12番、金子眞理子。 議長のお許しをいただきましたので、議提第16号の提案説明をさせていただきます。 容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書 会議規則第14条の規定により、容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書を次のとおり提出する。 平成22年12月16日 提出    提出者 北本市議会議員 金子眞理子    提出者 北本市議会議員 高橋節子    賛成者 北本市議会議員 中村洋子    賛成者 北本市議会議員 湯澤清訓    賛成者 北本市議会議員 串田英夫    賛成者 北本市議会議員 工藤日出夫 北本市議会議長 加藤勝明様 それでは、案文を読まさせていただきます。 容器包装リサイクル法(「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」)は、1995年に容器包装ごみをリサイクルするために制定されました。その後、法附則第三条に基づいて、2006年に一部改正されたのですが、衆議院環境委員会で19項目、参議院環境委員会で11項目もの附帯決議が採択されたことに示されるなど、多くの課題を抱えたままの成立となりました。 このため、ごみ排出量は“高止まり”のまま、環境によいリユース容器が激減し、リサイクルに適さない塩素系容器包装が未だに使われているのが実態です。 根本的な問題は、自治体が税金で容器包装を分別収集しているため、リサイクルに必要な総費用のうち約9割が製品価格に内部化されていないことにあります。このため、容器包装を選択する事業者には、真剣に発生抑制や環境配慮設計に取り組もうとするインセンティブ(誘因)が働かず、ごみを減らそうと努力している市民には、負担のあり方についての不公平感が高まっているのです。 今日、地球温暖化防止の観点からも、資源の無駄遣いによる環境負荷を減らすことが求められています。レジ袋などは、先進国だけでなく、アジアの国々でも、無償配布禁止の法制化や課税など国レベルの対策が取られています。 よって、北本市議会は、我が国の一日も早い持続可能な社会への転換を図るため、政府及び国に対し、以下のとおり、容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律を制定することを強く求めます。 1.容器包装リサイクル法の役割分担を見直し、分別収集・選別保管の費用を製品の価格に内部化する。 2.リデュース(発生抑制)、リユース(再使用)を促進するため、次のような様々な制度を法制化する。 ①レジ袋など使い捨て容器の無料配布を禁止し、リユース容器の普及を促す。 ②リサイクルできる分別収集袋やクリーニング袋等も、容器包装リサイクル法の対象に加える。 3.製品プラスチックのリサイクルを進める仕組みを新たに法制度化する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 [提出先] 衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・環境大臣・経済産業大臣・農林水産大臣・厚生労働大臣・財務大臣・消費者庁担当大臣 でございます。 皆様ご存じだと思いますが、北本市におきましても、容器包装リサイクルのごみは1トン当たりの処理費が8万7,000円と、一番ほかのものに比べて高くなっております。またプラスチックごみも年々微増の状態にございます。ぜひそのあたりをご考慮いただきまして、採択をくださいますようよろしくお願いいたします。 ○加藤勝明議長 提出者の趣旨説明が終わりましたので、直ちに質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議提第16号 容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書を採決いたします。 本案に賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手多数〕 ○加藤勝明議長 挙手多数であります。 よって、本案は可決されました。----------------------------------- △議提第17号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○加藤勝明議長 続いて、日程第15、議提第17号 平成23年度の南部地域整備基金積立額を2億円程度とする予算措置を求める決議を議題といたします。 提出者の趣旨説明を求めます。 桂議員。   〔4番 桂 祐司議員登壇〕 ◆4番(桂祐司議員) 4番、桂祐司。 それでは、議長の許可をいただきましたので、議提第17号を提出させていただきます。 平成23年度の南部地域整備基金積立額を2億円程度とする予算措置を求める決議 会議規則第14条の規定により、平成23年度の南部地域整備基金積立額を2億円程度とする予算措置を求める決議を次のとおり提出する。 平成22年12月16日 提出    提出者 北本市議会議員 桂 祐司    提出者 北本市議会議員 阪井栄見子    提出者 北本市議会議員 伊藤堅治    賛成者 北本市議会議員 串田英夫    賛成者 北本市議会議員 岸 昭二    賛成者 北本市議会議員 島野和夫    賛成者 北本市議会議員 福島忠夫    賛成者 北本市議会議員 黒澤健一    賛成者 北本市議会議員 工藤日出夫    賛成者 北本市議会議員 横山 功    賛成者 北本市議会議員 三宮幸雄    賛成者 北本市議会議員 高橋節子 北本市議会議長 加藤勝明様 それでは、案文を朗読いたしまして、趣旨説明とさせていただきます。 平成23年度の南部地域整備基金積立額を2億円程度とする予算措置を求める決議 JR高崎線桶川駅と北本駅間の新駅設置は、通勤や通学などが便利になるとともに、北本市全体の活性化を実現するためにも重要である。 北本市議会は、平成20年9月定例会において、「北本市南部整備基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部改正」を賛成多数(賛成15、反対2、棄権2)で可決し、さらに、平成21年9月定例会では、「新駅設置促進を求める決議」を全会一致で可決した。 しかしながら、新駅の実現化に向けてはいくつかの課題があり、とりわけ大きな課題とされているのは、地元負担となる駅舎設置経費である。 執行部の議会答弁によれば、新駅開業を首都圏中央自動車連絡道(圏央道)開通後3年程度と想定する場合、総事業費から補助金および起債を除いた直接的な市の負担額(約20億円)から市有地売却益等(約5億円)を除いた約15億円を市が予算化すべき額としている。 平成15年度3千万円の積立金で開始された南部地域整備基金は、平成17~19年度は社会経済情勢悪化の影響を受け、毎年5百万円から1千万円の積立金となる時期もあった。 一方、JR東日本鉄道株式会社は、今年度内に高崎線直下部分の圏央道整備に着工する予定とされている。 このような圏央道の進捗状況および同基金の過去の積立金の推移から総合的に判断して、来年度は積極的に基金の積み立てを充実させるべきである。 よって北本市は、平成23年度(単年度)南部地域整備基金積立額を2億円程度とする予算措置を行うこと。 以上、決議する。 平成22年12月16日                 北本市議会 以上でございます。 ○加藤勝明議長 提出者の趣旨説明が終わりましたので、直ちに質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。 まず、本案に対する反対討論を許可いたします。 中村議員。 ◆1番(中村洋子議員) 議提第17号 平成23年度の南部地域整備基金積立額を2億円程度とする予算措置を求める決議に対し、日本共産党を代表しまして、反対の立場からの討論とします。 市民の要望に対して決議が提案されておりますが、日本共産党議員団で市民アンケートをやらせていただいておりますが、その回収されている内容には、生活が苦しい、福祉を充実してほしいという声が多くあります。新駅を早くつくってほしいという声は余りありません。予算から2億円を基金に回すことは、福祉の増進への影響を及ぼすと日本共産党は考えます。 さらに、予算議会の前に、予算に大きな影響を及ぼす今議会でのこの基金積立金金額の明記での決議に対しては、賛成するわけにはいきません。反対の討論といたします。 ○加藤勝明議長 次に、賛成討論を許可いたします。 黒澤議員。 ◆10番(黒澤健一議員) 10番、黒澤です。 平成23年度の南部地域整備基金積立額を2億円程度とする予算措置を求める決議に賛成の討論をいたします。 昭和61年2月の臨時議会で議決を経た第二次北本市総合振興計画「緑に囲まれた健康な文化都市」の中に初めて、本市の交通機関である国鉄高崎線の鉄道輸送力の強化を中心として、埼京線の延伸を要望するとともに、本市の南部に新駅の検討を行うとして、公共交通の施策として、鉄道輸送力の増強の要請、高崎線の輸送力増強、埼京線の大宮以北への増強、新駅の検討が掲げられてまいりました。 平成9年9月議会では、当時の新井馨市長から、北部地域の新駅設置は、第三次北本市総合振興計画の道路交通体系の整備の中で公共交通の充実を掲げ、市北部地域への新駅設置について検討すると位置付けられております。また、鴻巣市の第3次総合振興計画にも、北本駅、鴻巣駅の中間への新駅設置の要望を行っていくとの位置付けがなされています。したがいまして、北部地域の新駅設置につきましては、第三次総合振興計画を推進する中で、長期的視点に立つとともに、促進期成同盟会及び鴻巣市の動向を踏まえながら、今後検討してまいりたいと考えておりますとの北部地域に新駅が必要との答弁もあります。 このように、高崎線桶川・北本間の新駅建設と周辺整備には、25年もの夢の実現が託されているのであります。新駅に関する長年の夢は、新駅間2キロメートル、国電並みの整備を標榜していると申し上げても過言ではありません。圏央道の整備開通と桶川・北本間新駅の早期整備により、次は深井・東間地区の夢の新駅につながる希望を与えることにもなります。私にとっても、北部地域に北の新駅は大きな希望であります。 今回、夢の北新駅実現には、まず南部基金の2億円の積み立てがあり、財源確保の努力と期待の高さが関係者や関係機関に理解され、早期に桶川・北本間新駅建設へ向けて動き出すことは大変に意義のあることであります。 市長におかれては、議会の決議が新年度に予算化されるよう強く希望して、賛成討論といたします。 以上です。 ○加藤勝明議長 次に、反対討論を許可いたします。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 次に、賛成討論を許可いたします。 島野議員。 ◆8番(島野和夫議員) 議提第17号 平成23年度の南部地域整備基金積立額を2億円程度とする予算措置を求める決議に対し、公明党を代表し、賛成討論を行います。 新駅の開業は、周辺地域住民の長年にわたる悲願でもあり、ただ単に南部地域だけの問題ではなく、北本市全体の未来がかかる大きな事業ととらえるべきであります。このことは、これまでに私ども公明党は一貫して主張してきたことであります。 新駅設置の実現に向けての課題は、地元負担となる駅舎設置経費です。計画的な基金の積み立ては、単年度の一般会計の負担を抑制するとともに、事業期間中の予算の平準化のためにも、余裕のある基金の積み立てが必要である。これまでの執行部の答弁でも明らかであります。 JRからゴーサインがいつ出てもよいように、今こそ積極的な基金の積み立てをすべきであります。私ども公明党が提出した平成23年度予算要望書にも、基金の増額(2億円程度)と明確に要望させていただいております。 以上のことから、本決議の賛成討論とさせていただきます。 ○加藤勝明議長 ほかに討論はございませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議提第17号 平成23年度の南部地域整備基金積立額を2億円程度とする予算措置を求める決議を採決いたします。 本案に賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手多数〕 ○加藤勝明議長 挙手多数であります。 よって、本案は可決されました。----------------------------------- △議提第18号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○加藤勝明議長 続いて、日程第16、議提第18号 市道130号線および市道118号線に「グリコふれあい通り」の愛称を付すことを求める決議を議題といたします。 提出者の趣旨説明を求めます。 伊藤議員。   〔16番 伊藤堅治議員登壇〕 ◆16番(伊藤堅治議員) 16番、伊藤堅治。 議長より許可をいただきましたので、議提第18号を提案していきたいと思います。よろしくお願いいたします。 議提第18号 市道130号線および市道118号線に「グリコふれあい通り」の愛称を付すことを求める決議 会議規則第14条の規定により、市道130号線および市道118号線に「グリコふれあい通り」の愛称を付すことを求める決議を次のとおり提出する。 平成22年12月16日 提出    提出者 北本市議会議員 伊藤堅治    提出者 北本市議会議員 湯澤清訓    提出者 北本市議会議員 串田英夫    提出者 北本市議会議員 阪井栄見子    提出者 北本市議会議員 高橋節子    賛成者 北本市議会議員 中村洋子    賛成者 北本市議会議員 桂 祐司    賛成者 北本市議会議員 岸 昭二    賛成者 北本市議会議員 島野和夫    賛成者 北本市議会議員 福島忠夫    賛成者 北本市議会議員 黒澤健一    賛成者 北本市議会議員 横山 功 北本市議会議長 加藤勝明様 今回は、各会派の代表者すべて名を入れていただきまして、ありがとうございました。 案文を朗読いたしまして、趣旨説明にさせていただきます。 市道130号線および市道118号線に「グリコふれあい通り」の愛称を付すことを求める決議 北本市議会は、江崎グリコ株式会社の北本市への進出を歓迎すると共に、市民と同社が協働したまちづくりが進められることを望んでいる。 過日、江崎グリコ株式会社の新工場は「北本ファクトリー」と命名された。今後、取引や商談、市民の雇用など、同社の商業活動によって地域社会の活性化が促進されると共に、アミューズメント型工場見学施設も併設されることから、長期的に北本市の認知度の向上、イメージアップの効果が期待される。 よって北本市は、江崎グリコ株式会社と強固な協力・信頼関係を構築し、夢と活力ある地域社会づくりを促進するため、北本ファクトリー西側の市道130号線および市道118号線に、「グリコふれあい通り」の愛称をつけること。 以上、決議する。 平成22年12月16日                 北本市議会 全会一致でよろしくお願いいたします。 ○加藤勝明議長 提出者の趣旨説明が終わりましたので、直ちに質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。 吉住議員。 ◆17番(吉住武雄議員) 今回、この案文をお聞きいたしまして、「グリコふれあい通り」にするのは私としてもいいかなと思うのですが、期日的にはいつごろをこの提出者は考えているのか。あと、地域に対しての説明などはどういう方向でしたほうがいいのかと考えているか、その点をお伺いするものであります。 ○加藤勝明議長 伊藤議員。 ◆16番(伊藤堅治議員) それでは、代表が私になっておりますので、とりあえず私のほうから答弁をさせていただきます。 期日はいつごろということでございますが、今、工事が始まっております。工場が完成されて、多分竣工式があると思います。そのときまでには、「グリコふれあい通り」の愛称がいいかなと私は考えておりますけれども、今回この決議が皆さんのお力によって可決されればいい。また、その可決後、執行部がどれくらいの決議に対してお力を見ていただけるか、この辺ですね。議会が可決したことによって執行部が何だそんなものと言ってしまったのでは、議会としての権能がなくなりますので、ぜひ重く受けとめていただきまして、期日を考えて、その辺のところをお願いしたいと考えているところでございます。 地域の人たちの理解でございますが、既に議長でございます加藤議員が地元のコミュニティーの会長さんたちといろいろ話し合って、この道路をグリコ通りにしていきたいという要望は地域の人たちにも投げかけております。その感触としては今のところよろしいということでございますけれども、これはできれば執行部のほうからまた地元のほうの人たちに、今こういった話題があるので、ぜひ130号線、118号線については「グリコふれあい通り」の前につけていきたいと、執行部のほうからまた地元に対してお願いできればということを願っている次第でございます。 以上です。 ○加藤勝明議長 ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。 まず、本案に対する反対討論を許可いたします。   〔発言する人なし〕 ○加藤勝明議長 次に、賛成討論を許可いたします。 岸議員。 ◆7番(岸昭二議員) 7番、岸昭二。 議提第18号 市道130号線および市道118号線に「グリコふれあい通り」の愛称を付すことを求める決議に賛成の立場から、公明党を代表し討論をいたします。 私も、平成会、公明党、みんなの会の3会派合同の視察に参加をさせていただきました。初日のグリコピア神戸は、すばらしい工場見学施設でありました。北本にも同様の施設をというお話に、相当期待ができそうだとの印象を持ちました。2日目の本社への訪問で、グリコという会社に対しての幾つかの感想を持ちました。 最初に、工場は最新設備に対して、本社は質素でした。これは堅実な印象を持ちました。 2番目として、グリコとはグリコーゲンという意味で、栄養を意味して、食イコール健康という先進的なイメージ、そして、おまけは、子どもたちに夢をということでありまして、まじめな会社だなというイメージを持ちました。 次に、本社内に会社の歴史を展示しているんですが、そこにあったものは、会社の草創期の初期の自動販売機が置いてありました。そして、会社の近くにある橋を、これは市民がつけたんでしょう、グリコ橋という命名された写真を大事に展示してありました。このようなことを大事にする会社との感想を持ちました。 最後、4番目ですけれども、「グリコふれあい通り」の愛称をつけるという構想があるというお話をしたら、大変に喜んでくれました。 以上は私の感想でございます。 さて、3会派からグリコに提出した要望書の冒頭は、1、御社と北本市の友好協力関係を積極的に進めていただきたいとあります。愛称をつけるということがこの友好関係を進めるために最も効果があるのではとの理由により、ぜひ議会の総意で愛称の命名に賛同していただきたいという気持ちを込めまして、賛成の討論といたします。 ○加藤勝明議長 ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議提第18号 市道130号線および市道118号線に「グリコふれあい通り」の愛称を付すことを求める決議を採決いたします。 本案に賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○加藤勝明議長 挙手全員であります。 よって、本案は可決されました。----------------------------------- △議提第19号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○加藤勝明議長 続いて、日程第17、議提第19号 (仮称)北本市子どもの権利条例の制定を求める決議を議題といたします。 提出者の趣旨説明を求めます。 阪井議員。   〔13番 阪井栄見子議員登壇〕 ◆13番(阪井栄見子議員) 13番、阪井栄見子。 それでは、議提第19号 (仮称)北本市子どもの権利条例の制定を求める決議 会議規則第14条の規定により、(仮称)北本市子どもの権利条例の制定を求める決議を次のとおり提出する。 平成22年12月16日 提出    提出者 北本市議会議員 阪井栄見子    提出者 北本市議会議員 串田英夫    提出者 北本市議会議員 伊藤堅治    賛成者 北本市議会議員 中村洋子    賛成者 北本市議会議員 湯澤清訓    賛成者 北本市議会議員 桂 祐司    賛成者 北本市議会議員 岸 昭二    賛成者 北本市議会議員 島野和夫    賛成者 北本市議会議員 福島忠夫    賛成者 北本市議会議員 黒澤健一    賛成者 北本市議会議員 工藤日出夫    賛成者 北本市議会議員 横山 功    賛成者 北本市議会議員 三宮幸雄    賛成者 北本市議会議員 高橋節子 北本市議会議長 加藤勝明様 以下、案文の朗読をもって趣旨説明にかえさせていただきます。 (仮称)北本市子どもの権利条例の制定を求める決議 1989年11月20日、世界の指導者たちは国連総会で「子どもの権利条約」を採択するという歴史的決定を下した。 今年、採択から20年を迎え、「子どもの権利条約」は、史上、最も幅広く批准されている人権条約になった。 このことは、全世界の子どもたちが「生存し育つ権利」、「暴力・虐待・搾取から保護される権利」、「子どもたちの最善の利益を考慮に入れた行動がとれる権利」に保護され、子どもらしく育ち、使命ある大人へと成長していくことができるようになったのである。 わが国は、この条約を1994年(平成6年)4月22日、世界で158番目に批准したが、国連子ども権利委員会は、日本に対して様々な勧告を行なっている。 北本市では、市制30周年にあたる平成13年の10月25日に、子どもたちが1年間をかけ、自らの手で創案した北本市児童憲章が制定された。 「わたしたちは、緑にかこまれた北本の未来のために、明るく、たくましく、自分の道を進んでいくことを約束し、ここに北本っ子未来へのちかいを定めます」と定められたこの誓いは、これまで北本市の子どもたちに語り継がれ、未来に向かって大きく成長し、羽ばたいてきた。 しかし、現代の子どもたちを取り巻く環境は大変厳しい。虐待、孤独、いじめ等、その多くは、子どもたちと周囲の人との関わりによる悲しいできごとである。 このような中、子どもたちが一人の人間として個を認められ、喜怒哀楽を共有できる家族、地域、学校などの温かい見守りのなかで健全に育まれるようにするためにも、北本市議会は「子どもの権利条約」に基づき、子どもの権利を理解し、地域全体で育むため、市制40周年の佳節にあわせ、北本市が(仮称)「北本市子どもの権利条例」を制定することを強く要請する。 以上、決議する。 平成22年12月16日                 北本市議会 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○加藤勝明議長 提出者の趣旨説明が終わりましたので、直ちに質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。 続いて、討論に入ります。 討論のある方の発言を求めます。 まず、本案に対する反対討論を許可いたします。   〔発言する人なし〕 ○加藤勝明議長 次に、賛成討論を許可いたします。 黒澤議員。 ◆10番(黒澤健一議員) 10番、黒澤健一。 北本市子どもの権利条例の制定を求める決議に賛成の討論をいたします。 子どもはかけがえのない価値と尊厳を持っており、個性やほかの者との違いが認められ、自分が自分であることを大切にされなければなりません。子どもの権利は、人間としての尊厳をもって自分を自分として実現し、自分らしく生きていく上で不可欠なものと感じております。 北本市における子どもを取り巻く環境は、この20年間でおよそ半分程度まで児童・生徒数が減少している事実があります。減少し続けている反面、子どもの権利を侵害する事件は、社会的な状況の中で減少はしていない実態も見えています。 最新の情報によれば、子どもの権利を侵す児童虐待は4万4,000件を超えて増加傾向にあり、国も民法の改正で子ども権利擁護の観点から真剣に手をかけようとしております。 このような状況の中で、未来を担う子どもたちにかかわる様々な条件を整備して、市民が子どもに対する愛情を支えていく必要があるのは当然のことと理解しております。 私も、社会教育活動の一環として、青少年を健全に育成する思いに駆られ、市民参加の青少年活動、すなわち、お金の出せる人はお金を、知恵の出せる人は知恵を、勇気をもって子どもたちを市民全体で支える市民活動を展開してきた体験があります。 体験学習することや子どもの権利を実際に行使することなどを通して、子どもは権利の認識を深め、権利を実現する力、他の者の権利を尊重する力や責任などを身につけることができるのではないかと信じております。 北本市においても、子どもの権利条例の制定を目指して進むべきであることを強調して、賛成討論といたします。 以上です。 ○加藤勝明議長 次に、反対討論はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 次に、賛成討論を許可いたします。 岸議員。 ◆7番(岸昭二議員) では、議提第19号 (仮称)北本市子どもの権利条例の制定を求める決議に、公明党を代表し、賛成の立場より討論をいたします。 まず、本文中に「現代の子どもたちを取り巻く環境は大変厳しい」とあるように、厚生労働省によると、全国の児童相談所が昨年度に相談を受けた児童虐待の件数は4万4,210件で、過去最悪であり、調査開始の1990年度から19年連続で増加しました。虐待の内容も深刻化し、3月に堺市で起きた事件は、生後2か月の乳児を虐待死させたとして、24歳の母親が殺人容疑で逮捕されています。 賛成の2番目の理由として、我が国は、子ども権利条約を1994年(平成6年)4月22日、世界で158番目に批准しましたが、そのときに公明党の国会議員がNPOとともに尽力したという経緯があるということであります。 3番目の理由は、批准の後、5年に1度の国連の調査がありますが、本年がその3度目に当たっていて、本年6月1日に国連より国へ勧告がありました。その内容を申し上げます。思春期の子どもの自殺及び自殺未遂に関する危険認知に関する研究が欠如している。子どもを権利を持った人間として尊重しない伝統的な見方が、子どもの意見に対する考慮を著しく制約している。以上の内容であります。 最後、4番目の理由として、以上の流れから、国内の各地から子ども条例作成の機運ができ上がってきているということであります。 以上の4点が賛成の理由となりますが、市制30周年の平成13年には、子どもたちの手で北本市児童憲章が制定されました。市制40周年では、大人がもう一度子どもたちとの関係について見直しをしてみるきっかけとなってほしいとの気持ちを込めて、(仮称)北本市子ども権利条例の制定を求める決議に、公明党を代表して、賛成の討論といたします。 ○加藤勝明議長 ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって討論を終結いたします。 これより議提第19号 (仮称)北本市子どもの権利条例の制定を求める決議を採決いたします。 本案に賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手全員〕 ○加藤勝明議長 挙手全員であります。 よって、本案は可決されました。-----------------------------------庁舎建設特別委員会中間報告加藤勝明議長 続いて、日程第18、庁舎建設特別委員会の中間報告についてを議題といたします。 本件につきましては、庁舎建設特別委員会の委員長より中間報告をしたい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。庁舎建設特別委員会委員長の申し出のとおり、報告を受けることにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 ご異議なしと認めます。 よって、委員長の申し出のとおり、中間報告を受けることに決しました。 庁舎建設特別委員会委員長の発言を許可します。 島野委員長。   〔庁舎建設特別委員会委員長 島野和夫議員登壇〕 ◆島野和夫庁舎建設特別委員会委員長 それでは、庁舎建設特別委員会委員長中間報告をさせていただきます。 平成20年第3回定例会において、本委員会に付託され、閉会中の継続審査となっていました庁舎建設に関する件について、1回の委員会を開催いたしましたので、審査経過の概要を報告いたします。 初めに、第16回の委員会につきまして下記のとおり報告いたします。          記 1 審査年月日 平成22年10月28日(木) 2 場所    議場 3 出席委員  黒澤健一、桂 祐司、阪井栄見子、         横山 功、伊藤堅治、三宮幸雄、         高橋節子、大澤芳秋、島野和夫 4 議題   (1)北本市庁舎建設委員会の報告について        (2)行政視察について 第16回の委員会では、執行部から10月13日に開催された北本市庁舎建設委員会についての報告を受けました。その主な内容について報告いたします。 庁舎建設委員会では、(1)基本構想からの経緯、(2)北本市新庁舎建設基本設計業務委託設計者選定プロポーザル、(3)今後のスケジュールの3点についての報告がなされました。 特に、基本設計業務委託設計者選定プロポーザルについては、審査経過や結果についての説明が行われた後、基本設計委託業者の安井建築設計事務所から、技術提案書についての説明が行われたとのことでした。 今回、本委員会においても、安井建築設計事務所にご出席いただき、技術提案書についての説明が行われました。 安井建築設計事務所の提案は、「みどりに囲まれた市民をむすぶやさしい庁舎」をメインテーマに、①地域全体で考える(「市民交流」と「安心・安全」の2本軸を実践する配置計画、周辺環境に配慮した3階建ての低層庁舎、周辺施設や外部広場と結びつく配置計画)、②低層庁舎(機械設備に頼らずに自然エネルギーを活用、地域防災活動の核とする)、③コスト削減(仮設庁舎をつくらない、低層化による面積削減、ランニングコストの削減)の3つを軸に計画されたものでした。 安井建築設計事務所の説明に対し、「延べ床面積」、「今後の建設費の見通し」、「吹き抜けの提案」、「環境にやさしい庁舎」などに対する考え方を確認しました。 基本設計委託業者の決定を受け、本委員会としては、実際に目で見たり、使っている職員などの生の声を聞くことで、北本市にふさわしい庁舎について検証する必要があるとの考えから、安井建築設計事務所が過去に設計に携わった庁舎及び最近建設された人や環境にやさしい庁舎への行政視察を実施することに決定しました。 今後も基本設計の実施に向けて、引き続き慎重に審査を進めてまいります。 以上報告いたします。 平成22年12月16日         庁舎建設特別委員会         委員長 島野和夫 北本市議会議長 加藤勝明様 以上です。 ○加藤勝明議長 委員長の報告が終わりましたので、直ちに質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。-----------------------------------議会改革特別委員会中間報告加藤勝明議長 続いて、日程第19、議会改革特別委員会の中間報告についてを議題といたします。 本件につきましては、議会改革特別委員会の委員長より中間報告をしたい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。議会改革特別委員会委員長の申し出のとおり、報告を受けることにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 ご異議なしと認めます。 よって、委員長の申し出のとおり、中間報告を受けることに決しました。 議会改革特別委員会委員長の発言を許可いたします。 工藤委員長。   〔議会改革特別委員会委員長 工藤日出夫議員登壇〕 ◆工藤日出夫議会改革特別委員会委員長 議会改革特別委員会委員長中間報告をさせていただきます。 平成20年第4回定例会において、本委員会に付託され、閉会中の継続審査となっていました議会改革に関する件について、2回の委員会を開催しましたので、審査経過の概要を報告いたします。 初めに、第9回の委員会につきまして下記のとおり報告いたします。          記 1 審査年月日 平成22年11月2日(火) 2 場所    議場 3 出席委員  湯澤清訓、中村洋子、串田英夫、         桂 祐司、現王園孝昭、岸 昭二、         島野和夫、福島忠夫、黒澤健一、         金子眞理子、加藤勝明、伊藤堅治、         阪井栄見子、吉住武雄、三宮幸雄、         高橋節子、大澤芳秋、工藤日出夫 4 審査経過
    △議会改革に関する件について  平成22年9月21日に提出された「北本市議会基本条例」について、提出者より錯誤を理由とする条例案の撤回と再提出がありました。 続いて、第10回の委員会につきまして下記のとおり報告いたします。          記 1 審査年月日 平成22年12月14日(火) 2 場所    議場 3 出席委員  湯澤清訓、中村洋子、串田英夫、         桂 祐司、現王園孝昭、岸 昭二、         島野和夫、福島忠夫、黒澤健一、         金子眞理子、加藤勝明、横山 功、         阪井栄見子、伊藤堅治、吉住武雄、         三宮幸雄、高橋節子、大澤芳秋、         工藤日出夫 4 審査経過●議会改革に関する件について 北本市議会基本条例案の審査の進め方に関する協議に基づき、平成22年12月9日、提出委員以外の委員から委員長宛に条例案に対する修正意見及び追加事項が提出されました。 条例案提出者より、その内容について、検討、調整するための時間が必要との発言があり、議会改革に関する件については、さらに慎重審査するため、閉会中の継続審査が相当との結論にいたりました。 以上報告いたします。 平成22年12月16日         議会改革特別委員会         委員長 工藤日出夫 北本市議会議長 加藤勝明様 以上です。 ○加藤勝明議長 委員長の報告が終わりましたので、直ちに質疑に入ります。 質疑のある方の発言を求めます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 なしと認め、よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △閉会中の継続審査の申し出について ○加藤勝明議長 続いて、日程第20、閉会中の継続審査の申し出についてを議題といたします。 庁舎建設特別委員長及び議会改革特別委員長から、会議規則第104条の規定により、閉会中の継続審査としたいとの申し出がありました。 お諮りいたします。各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 ご異議なしと認めます。 よって、各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。-----------------------------------庁舎建設特別委員会の行政視察について ○加藤勝明議長 続いて、日程第21、庁舎建設特別委員会の行政視察についてを議題といたします。 庁舎建設特別委員長から、平成22年12月20日から21日までの2日間、愛知県犬山市、碧南市、奈良県田原本町に、所管事務調査のため委員を派遣したい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。各委員長の申し出のとおり、委員を派遣することにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 ご異議なしと認めます。 よって、庁舎建設特別委員会の委員を派遣することに決しました。-----------------------------------議会運営委員会委員の選任について ○加藤勝明議長 続いて、日程第22、議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。 本日付で議会運営委員会副委員長より辞任の申し出があり、議会運営委員会において許可されました。 また、三宮幸雄委員の辞任に伴い、欠員が生じましたので、委員会条例第5条第1項の規定により、大澤芳秋議員を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○加藤勝明議長 ご異議なしと認めます。 よって、大澤芳秋議員が議会運営委員会委員に選任されました。-----------------------------------議会運営委員会副委員長の互選について ○加藤勝明議長 続いて、日程第23、議会運営委員会副委員長の互選についてを議題といたします。 ただいま議会運営委員会副委員長が欠員となっておりますので、議会運営委員会の方々は、次の休憩時間中に委員会を開き、副委員長の互選を行い、その結果を報告願います。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午後3時50分----------------------------------- △再開 午後4時01分 ○加藤勝明議長 休憩を解いて再開いたします。 互選の結果について報告がありましたので、申し上げます。 議会運営委員会副委員長は、大澤芳秋議員でありますので、ご了承願います。----------------------------------- △閉会の宣告 ○加藤勝明議長 以上で、本定例会に付議されましたすべての案件が議了いたしました。 これをもちまして、平成22年第4回北本市議会定例会を閉会いたします。 大変ご苦労さまでした。 △閉会 午後4時02分        地方自治法第123条第2項の規定により署名する。         平成23年  月  日         議長       加藤勝明         副議長      吉住武雄         署名議員     伊藤堅治         署名議員     三宮幸雄...