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06月18日-06号

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  1. 久喜市議会 2021-06-18
    06月18日-06号


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    令和 3年  6月定例会           久喜市議会令和3年6月定例会 第16日令和3年6月18日(金曜日) 議 事 日 程 (第6号) 1 開  議 2 市長提出議案に対する質疑 3 議員提出議案及び請願の上程 4 議員提出議案の提案理由の説明 5 市長提出議案及び請願の各委員会付託 6 次会の日程報告 7 散  会午前9時00分開議 出席議員(27名)     1番   田  中     勝  議員     2番   川  辺  美  信  議員     3番   猪  股  和  雄  議員     4番   田  村  栄  子  議員     5番   川  内  鴻  輝  議員     6番   成  田  ル ミ 子  議員     7番   春  山  千  明  議員     8番   貴  志  信  智  議員     9番   渡  辺  昌  代  議員    10番   石  田  利  春  議員    11番   杉  野     修  議員    12番   平  間  益  美  議員    13番   平  沢  健 一 郎  議員    14番   並  木  隆  一  議員    15番   盛  永  圭  子  議員    16番   新  井     兼  議員    17番   大  橋  き よ み  議員    18番   長 谷 川  富 士 子  議員    19番   斉  藤  広  子  議員    20番   丹  野  郁  夫  議員    21番   岡  崎  克  巳  議員    22番   宮  﨑  利  造  議員    23番   園  部  茂  雄  議員    24番   鈴  木  松  蔵  議員    25番   井  上  忠  昭  議員    26番   上  條  哲  弘  議員    27番   柿  沼  繁  男  議員                         欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により出席した人  市   長   梅  田  修  一      副 市 長   川  上  和  宏 市長事務部局  総 務 部長   中  村  貴  子      財 政 部長   関  口  康  好  市 民 部長   渡  辺  文  勝      環 境 経済   中  村     晃                          部   長  福 祉 部長   戸 ヶ 崎  利  夫      健康・子ども  山  﨑  智  子                          未 来 部長  建 設 部長   齋  藤  光  紀      上 下 水道   野  口     智                          部   長  菖 蒲 総合   海 老 島  正  純      栗 橋 総合   島  田     満  支 所 長                   支 所 長  鷲 宮 総合   中  山  浩  二  支 所 長 教育委員会  教 育 長   柿  沼  光  夫      教 育 部長   野  原     隆 本会議に出席した事務局職員  議   会   市  川  竜  哉      議 会 総務   大  熊  和  幸  事 務 局長                   課   長 △開議の宣告                            (午前9時00分) ○議長(春山千明議員) ただいまの出席議員27名であります。  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。  休憩いたします。    休憩 午前 9時00分    再開 午前 9時15分 ○議長(春山千明議員) 再開をいたします。                        ◇ △議会運営委員長の報告 ○議長(春山千明議員) 議会運営委員会委員長の報告を求めます。  柿沼繁男委員長。                 〔議会運営委員長 柿沼繁男議員登壇〕 ◆議会運営委員長柿沼繁男議員) 27番 柿沼繁男です。先ほど議長から議会運営委員会を開催してほしいとの要請がありましたので、大会議室において議会運営委員会を開催いたしました。その概要についてご報告を申し上げます。  議員提出議案4件及び市長提出追加議案1件を本日上程し、議題とすることとし、委員会付託を省略することに決定いたしました。  なお、本日上程の市長提出追加議案質疑通告締切り及び議案質疑については、議員提出議案と同様に質疑通告締切りは6月24日木曜日の正午までとし、議案質疑は6月30日水曜日の本会議最終日に行うことを決定いたしました。  以上で報告を終わります。                        ◇ △日程の追加 ○議長(春山千明議員) お諮りいたします。  委員長報告どおり議員提出議案4件及び市長提出追加議案1件を本日上程し、議題とすることとし、委員会付託を省略することといたしたいと思います。  なお、本日上程の市長提出追加議案質疑通告締切り及び議案質疑については、議員提出追加議案と同様に、質疑通告締切りは6月24日木曜日の正午までとし、議案質疑は6月30日水曜日の本会議最終日に行うこととしたいと思います。これにご異議ございませんでしょうか。                 〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(春山千明議員) ご異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。  なお、議員提出議案書及び市長提出追加議案書につきましては配付させていただいておりますので、ご了承願います。                        ◇ △市長提出議案に対する質疑 ○議長(春山千明議員) 日程第2、これより市長提出議案に対する質疑に入ります。  通告順に従い、順次質疑を行います。  なお、再質疑または再々質疑の際は挙手をお願いいたします。  初めに、議案第50号の質疑をお受けいたします。  渡辺昌代議員の質疑をお受けいたします。  9番 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) おはようございます。よろしくお願いいたします。9番 渡辺です。  議案第50号 専決処分の承認を求めることについて(久喜市税条例等の一部を改正する条例)でお伺いをいたします。  (1)です。給与所得者公的年金等受給者扶養親族申告書退職所得申告書について、これまでは納税地の所轄税務署長の承認を受けている場合には電磁的方法で提出を可能とされていたようですけれども、今後は支払いを受ける者それぞれは、一定の要件を満たす場合に、電磁的方法で提出ができるようになる旨の説明を受けました。そのことについてお伺いをいたします。  アです。一定の要件を満たす場合についての説明を伺います。その場合の申告者の自宅、職場からのウェブでのやり取りで手続が完了となるのか伺います。また、所轄の税務署長の承認は全て要らなくなるのかお伺いをいたします。  イです。4月1日からの施行のようでありますけれども、市民にはどのようにお知らせをしているのか、周知についてお伺いいたします。  以上です。お願いします。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員の質疑に対する答弁を求めます。  財政部長。 ◎財政部長(関口康好) おはようございます。(1)のご質疑に順次ご答弁申し上げます。  初めに、アでございます。扶養親族申告書につきましては、給与所得者は勤務先である給与支払い者に対して、公的年金等受給者は年金の支払い者である日本年金機構等に対してそれぞれ提出するものでございます。また、退職所得申告書につきましては、退職手当等の支払いを受ける者が勤務先である退職手当等の支払い者に対して提出するものでございます。  これらの申告書を電磁的方法により提供できる要件は、地方税法施行令により次の3点が定められております。1点目は、給与支払い者等給与所得者等からメールやシステムにより申告書のデータの提供を適正に受けられること。2点目は、提供されたデータがID、パスワードや電子署名により誰のものか特定できること。3点目は、提供された申告書のデータを画面に表示し、印刷できることとされております。給与支払い者等がこれらの要件を満たすシステムを整備することで、給与所得者等が自宅や職場からパソコンやスマートフォンなどを利用して手続を完了することが可能となり、またこれまで必要とされていた所轄税務署長の承認も不要となるものでございます。  次に、イでございます。これらの申告書を電磁的方法による提供を行うには、給与支払い者等地方税法施行令に規定する要件を備えたシステムを整備する必要があります。このためシステムが整備された際に、給与支払い者等給与所得者等へ周知されるものと考えております。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 分かりました。今のご答弁でいきますと、市民のほうに周知をするのは、その支払い者のほうが義務づけられているのであって、市のほうは関与するものではないということですよね。ということと、それからこのように変わりましたよということの市民へのお知らせというのはやらないということなのでしょうか。こういうものがそろえば、要するに支払い者のほうからこういうふうになりますから、お手続が簡単になりますよみたいなことのお知らせというものはやらないということなのか、その確認をお願いいたします。  それから、ということは、市のほうは大枠でどのように数字が動くかというのは、それは掌握はできないということなのですね。  以上、お願いします。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  財政部長。 ◎財政部長(関口康好) あくまでもこれは給与支払い者等がこのシステムを整備しないと、こういった電磁的方法による申告ができないものですので、そこら辺につきましては、特に市のほうからは周知というのは考えておりません。ただ、地方税法の改正がありますので、その中で本当に簡単ですけれども、そういったことができる旨は表記したいなというふうには考えております。  続きまして、もう一点、2点目のご質疑ですけれども、こちらにつきましてはやはりそれぞれの給与支払い者のほうで、そのシステムをいつ導入するかとか、そこら辺までは把握はできませんので、その把握につきましては市のほうではできないところでございます。 ○議長(春山千明議員) 以上で渡辺昌代議員の質疑を打ち切ります。  これをもって議案第50号の質疑を打ち切ります。  次に、議案第51号については通告がありませんので、質疑を打ち切ります。  次に、議案第53号の質疑をお受けいたします。  猪股和雄議員の質疑をお受けいたします。  3番 猪股和雄議員。                 〔3番 猪股和雄議員登壇
    ◆3番(猪股和雄議員) 一般会計補正予算(第4号)について質疑をいたします。  通告してあります。まず1つ目は12ページ、緊急生活用品支援事業です。新型コロナウイルス感染症対策ということで、144万円が計上されておりますけれども、これの事業内容とその内訳、配布方法について説明をしてください。  イとしまして、特に食料品等となりますと、関連するものではフードパントリーが出てきますけれども、フードパントリーの取組が市内でも行われています。今回の支援ルートとして活用していく考えがあるかどうかをお伺いいたします。  (2)、14ページです。新型コロナウイルス感染症対応子ども食堂等支援事業として計上されております。150万円が計上されています。感染症対策に係る費用というのは何を想定しているのかを説明をしてください。それから、これら6団体、1団体当たり25万円で、6団体ということになりますけれども、6団体で全部ということでしょうか。  それから、ウとしましてフードパントリーの取組に対する支援は含んでいるかどうかをお願いいたします。  (3)です。14ページ、理科大跡地の道路新設改良事業についてお伺いをいたします。理科大跡地の周辺整備ということで、図面も見させていただいておりますけれども、新しい道路、市道として整備を検討しているのがレッドウッドの倉庫と、それから今これまで教育委員会として使われてきた校舎との間ということになっています。ただ、この校舎の土地は全て売却を予定しているわけですから、むしろその校舎と学校給食及び公園として整備予定、つまり市の土地として残る部分、その間に新しい道路を通すということは考えなかったのでしょうか。特に公園として整備を予定している部分ですけれども、長細い行き止まり、まるで閉じられた袋みたいな、そんな位置になってしまうのですよね。その間に道路を通したほうがいいのではないのかなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか、お願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 猪股和雄議員の質疑に対する答弁を求めます。  福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) おはようございます。(1)のご質疑に対しまして、順次ご答弁を申し上げます。  初めに、アでございます。緊急生活用品支援事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により経済的に困窮し、日常生活に支障が生じている方の生活を支えるための支援として、生理用品や食料品等を無償で配布するものでございます。  内訳でございますが、生理用品につきましては生理用ナプキン、昼用、夜用合計1,000セット、予算額は89万9,000円、食料品等につきましてはアルファ米、缶詰及び衛生用品各1,000個程度、予算額につきましては54万4,000円でございます。  配布方法でございますが、生理用品につきましては社会福祉課及び各総合支所、社会福祉係の窓口のほか、困窮に至った様々な原因を解決することが必要であると考えておりますことから、市や社会福祉協議会の相談窓口におきまして各種相談を受ける中で、支援が必要な方への配布を予定しております。  社会福祉課及び各総合支所、社会福祉係の窓口での配布に当たりましては、本人確認を求めないなどの配慮をするほか、相談窓口の連絡先一覧を同封し、生理用品の配布をきっかけに、必要な支援につなぐことができるようにしたいと考えております。食料品等につきましては、生活困窮者自立相談支援機関となっており、必要に応じて食料品等の支援を行っている社会福祉協議会の窓口において、相談者の困窮状況に応じた配布を考えております。  次に、イでございます。緊急生活用品支援事業では、食料品等の配布のみならず、困窮に至った様々な課題の解決につなげることが重要であると考えておりますことから、各種相談を受ける中で、随時配布することを予定しております。このようなことから、日時や会場を指定して実施をするフードパントリーの活用は予定をしていないところでございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) (2)のご質疑に対しまして、順次ご答弁申し上げます。  初めに、アでございます。新型コロナウイルス感染症対応子ども食堂等支援事業における感染症対策に係る費用につきましては、子ども食堂フードパントリーを運営する団体が当該事業を実施する際に必要なマスクや消毒液等の衛生用品及び感染防止のための非接触体温計やアクリル板など備品等の購入費用を見込んでございます。  次に、イでございます。令和3年5月末現在、市内で子ども食堂等を運営する団体につきましては、鷲宮地区に2団体、久喜地区に2団体、合計4団体でございます。このほかに子ども食堂を開設したいとのご相談を2団体から受けておりますので、合計6団体分の予算を計上させていただいたところでございます。  次に、ウでございます。先ほどご答弁申し上げましたとおり、新型コロナウイルス感染症対応子ども食堂等支援事業につきましては、フードパントリーを運営する団体も支援の対象としているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) (3)のご質疑に対しましてご答弁申し上げます。  東京理科大学跡地における道路新設箇所につきましては、東京理科大学が存続していた当時、地域の皆様の要望により、地域住民の生活道路として使用されていた経緯があり、大学の撤退後においても引き続き使用できるようにしたものでございます。また、当該道路脇には農業用の用排水が流れる暗渠が埋設されておりますので、これらを考慮し、道路の位置を定めたものでございます。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  猪股和雄議員。                 〔3番 猪股和雄議員登壇〕 ◆3番(猪股和雄議員) 再質疑させていただきます。  まず、緊急生活用品の支給事業ですけれども、1つには広報はどのように行っていくのかをまず説明してください。それから、必要としている方々にこの情報が届くということが大事だと。たまたま相談に来る人がもらえるのではなくて、事前にちゃんと情報として届いていて、ぜひいただきたい、あるいはそのために相談も含めて一緒に行こうかというようなことになるのだと思いますので、広報についてを説明してください。  それから、フードパントリーについては、時期や場所が決まってやるので、対象にしない、予定していないということですけれども、それは予定していない理由にはならないと思うのです。時間や日にちや場所が決まっているフードパントリーを通じて配ったって当然いいのだろうと思うのです。実際に私も見学させていただいていますけれども、フードパントリーでそこに置いておいて、必要な方はこれも持っていってくださいという物品もあります。食品だけではなくて、そういう生活用品、緊急の消毒用品なんかを一緒に配るという場合もあります。いろんな方法がありますので、ルートはとにかく多いほうがいいのだろうと。という意味で、フードパントリーもぜひ対象に加えるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。  それから、次に子ども食堂のほうですが、ちょっと最後のところが分からなかった。フードパントリーも対象としているというふうにお答えになったのですか。ちょっとこの確認をお願いいたします。子ども食堂を実施している団体によって感染症対策、マスクとか消毒薬、これはフードパントリーも対象にするということで確認してよろしいか。  それから、理科大跡地の道路なのですけれども、過去理科大があるときに生活道路として使われていた校舎棟の地区と校庭の地区とのちょうど間を通るところが、確かに自由に通行できたわけです。今度は、両方とも民間の土地に挟まれた大きな倉庫と、それから今度売却する予定のところは何になるか分かりませんけれども、完全に民間の土地に挟まれた場所になってしまって、ただ通り抜けるだけの意味しかないのです。それはそれで意味がないとは申しませんけれども、私が公園及び学校給食センターと売却する土地の間というふうに申し上げたのは、例えば公園、これが南側から入って、大きな袋状の、しかも奥のほうが広がっている袋状の土地なのです。出口、南側の1か所しかなくなってしまうのです。それをもし売却するのだったら、その間に道を通せば、そこから抜けていけるようにもなります。そういう意味では、その道路をこの間に通すことの意味というのはあると思うのですけれども、どうでしょう、検討しませんか。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) まず、広報の関係でございますが、先ほどご答弁申し上げました生理用品の配布につきまして、社会福祉課等の窓口において無償で配布を申し上げたい。こちらの件に関しましては、広報をはじめホームページ、もろもろの媒体を使いまして、配布する、いつからというようなことをしっかりと多くの方に周知をさせていただいた上で、実施をさせていただきたいと考えています。  あと、相談窓口のほうでの配布ということも配布の方法として申し上げましたけれども、こちらの窓口につきましては、既に例えば社会福祉協議会のほうの困窮者の自立相談支援窓口の件でありますとか、もろもろ相談窓口の件に関しては、既にホームページであるとか広報等によって、相談窓口の周知のほうは図らせていただいているところではございます。改めて、そちらで食料品の配布というところをピンポイントでお知らせするということは予定をしていないところではございますが、その窓口のほうの周知のほうはしっかりさせていただいて、広く必要な方にご利用いただきたいと考えています。  それから、パントリーのご指摘でございますが、やはり私どもとしましても、当初相談とセットでご支援申し上げたいというところは強く感じて、考えていたところではございますが、一方で必要な方に広くご支援というか、お渡しをしたいという気持ちは基本的にございますので、現在パントリー事業を行っていただいている市の団体さんも幾つかございますので、そちらのほうの団体さんとも調整をさせていただいて、一部についてはそちらのほうの支援ルートといいますか、方法を使って配布ができないかということを併せて検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(春山千明議員) 次に、健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) この補助の対象につきましては、フードパントリーを運営する団体も支援の対象としてございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) 理科大跡地の道路の関係なのですが、これまで地域住民の皆さんが今回予定をしているところを生活道路ということで利用していたというのが現状であります。  それと、今ご提案いただいたところなのですが、幅員が一番狭いところで4メートルぐらいしかないような状況があります。今回予定している道路につきましては6.75メートルの幅員で、歩道のほうも準備をさせていただくような形で建設部のほうと調整を図っておりまして、そういったことですと、やはり通行には現在予定しているところのほうがいいというような形で、設計のほうをお願いする形になりました。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑をお受けいたします。  猪股和雄議員。                 〔3番 猪股和雄議員登壇〕 ◆3番(猪股和雄議員) 大体理解いたします。  理科大跡地の道路の関係なのですけれども、ちょっと公園が完全に袋になっていて、出口がないというのが気になるのです。もし災害とかの場合、住民の生活上もそうですけれども、公園に南側しか入れない、出入口がないのではなくて。例えば学校給食センターのほうからも入れるとか、こちら側にも給食センターのこの位置関係よく分かりませんけれども、端っこに抜けられる道を造るとか、そんなことも考えられるのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。出入口を一つではなくてという観点です。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑に対する答弁を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) これまでも地域の区長さん等々、いろいろ意見交換もさせていただいておりまして、そういった中で現在の農業用排水が流れているところの道路のところを整備するということで、現在の生活道路というような形で通行しておりますので、そこを整備させていただきまして、その後これから公園を整備したり、地域住民の方の憩いの場ということになっていきますので、またそういったご意見があるようであれば、地域の皆さんの声をということで、まずは現在予定しているところで整備をさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 以上で猪股和雄議員の質疑を打ち切ります。  次に、渡辺昌代議員の質疑をお受けいたします。  9番 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 9番 渡辺です。引き続き質疑をさせていただきます。  (1)です。前者と重なるところがありますが、お答え願いたいと思います。12ページから15ページ、緊急生活用品の支援事業、それから新型コロナウイルス感染症対応の子ども食堂等支援事業で聞きます。  アです。今回新型コロナウイルス感染症対策事業基金繰入金をこの2事業に充てた理由と目的をお伺いいたします。  イです。この事業の概要を伺います。  ウです。継続的な支援が今後も重要になる事業と思われます。両方ともです。今後も支援は続ける予定があるのかお伺いをいたします。  (2)です。16ページ。東京理科大学跡地公園整備事業でお伺いをいたします。  アです。これまで地元の市民の方、理科大のところにありました公園は非常に使っておりまして、皆さんが太極拳をやったりとか、体を動かしたりとかということで、理科大とは非常に密接した関係で、そこも使わせていただいていたという経緯があります。その中で、公園が今使えなくなっている、要するに全部工事中であったりとか、いろいろあるのですけれども、なくなってしまうような感じがしたということで、公園は造ってもらえないかという要求が出されておりました。今回の整備についての経緯を伺いたいと思います。  イです。公園の設計業務だけで594万円ということで、ちょっと私には高額に思えたのですけれども、特別な公園になるのかお伺いをいたします。  ウです。売却となる敷地に隣接となる公園です。お隣が給食センター、隣が売却で、どうなるか分からない。まだ分からない。もしかすると、そこに壁ができるかもしれない。ちょっとよく分からない状態ですけれども、そのようなことがあって、どのように考えていくのかお伺いをいたします。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員の質疑に対する答弁を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) (1)のアのご質疑に対しましてご答弁申し上げます。  新型コロナウイルス感染症対策事業基金は、新型コロナウイルス感染症の予防対策等に要する経費に充てることとしております。このような基金の趣旨に合致し、充当できる基金残高、この基金以外の特定財源の有無等を踏まえ、検討した結果、緊急生活用品支援事業及び新型コロナウイルス感染症対応子ども食堂等支援事業の2つの事業に充当するものでございます。これら基金を充当する2つの事業を実施することによりまして、新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に困窮している市民の皆様や、安全で安心な子ども食堂の運営の支援につながるものと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) (1)のご質疑のうち福祉部が所管する部分につきまして、順次ご答弁申し上げます。  初めに、イでございます。緊急生活用品支援事業につきましては、コロナ禍が長期化する中、経済的に困窮し、日常生活に支障が出ている方々の生活を支えるための緊急的な支援として、生理用品や食料品等を無償で配布するものでございます。生理用品につきましては、社会福祉課及び各総合支所社会福祉係の窓口のほか、困窮に至った様々な課題を解決する必要があると考えておりますことから、市や社会福祉協議会の相談窓口において、各種相談を受ける中で支援が必要な方への配布を予定しております。  食料品等につきましては、生活困窮者自立相談支援機関となっており、食料品等の配布の支援を行っております社会福祉協議会において相談者の困窮の状況に応じた配布を考えております。  次に、ウでございます。緊急生活用品支援事業は、コロナ禍における緊急的な支援として実施するものでございます。現時点におきまして、継続的な支援の実施につきましては予定をしておりませんが、今後の社会経済情勢等を注視してまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) (1)のご質疑のうち健康・子ども未来部が所管する部分につきまして順次ご答弁申し上げます。  初めに、イでございます。新型コロナウイルス感染症対応子ども食堂等支援事業につきましては、子ども食堂フードパントリーを運営する団体が、マスクや消毒液等の衛生用品や感染防止のためのアクリル板などの備品等を購入した際に、1団体につき25万円を限度額として補助する事業でございます。  次に、ウでございます。今回の事業につきましては、新型コロナウイルス感染症予防対策等に係る備品等の購入に対する補助を行うものであることから、当面の間、子ども食堂等における感染予防対策ができるものと考えております。現段階においては、継続して同様の支援事業を実施する予定はございません。なお、今後新型コロナウイルス感染症の影響等を注視して対応してまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) (2)のご質疑に対しまして、順次ご答弁申し上げます。  初めに、アでございます。東京理科大学跡地のうち物流事業者が購入した6割部分の土地の一部につきましては、地域住民のために公園用地として活用してほしいとの趣旨で、物流事業者から本市が寄附を受けた経緯がございます。このたび東京理科大学跡地の売却に当たり、寄附を受けた当該土地につきましては公園として整備する必要があると考えており、土地の形状や場所、利用状況等を総合的に勘案いたしまして、調整池脇の土地と入れ替え、調整池と一体的な公園を整備する考えでございます。  次に、イでございます。東京理科大学跡地に予定しております公園につきましては、面積や規模等を踏まえ、地域住民の皆様が憩いや交流の場としてご利用いただけるよう、調整池と一体的に整備してまいりたいと考えております。  また、設計業務につきましては、敷地面積が約1ヘクタールでございますことからこの委託料となったものでございます。  次に、ウでございます。このたび整備する公園につきましては、先ほどご答弁申し上げたとおり調整池と一体的な公園とすることで、地域の皆様の憩いや交流の場としてご利用いただけるものと考えております。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 再質疑をさせてさせていただきます。  まず、(1)です。今回基金を使って2つの事業にしたということで、総合的に考えて予防対策をまずは考えて、経済的に困窮している方の支援として、事業として適切だと。私も適切だったと思うのですけれども、この基金を今まだ募集はしていらっしゃいますよね。これコロナウイルスに特化したものということで行うのでいいのかなと思うのですけれども、この2事業はコロナウイルスの関係もあるのかもしれないけれども、そのほかに子供たちの支援、それから男女共同参画の支援の考え方からすると、やっぱりこれは継続をさせていくべきものかなというふうに思うのです。ですから、今回子ども食堂のほうは、国からの支援と、それから今回の基金を使って、両方を繰り入れたという形になっております。  それから、もう一つの生活用品、生理用品に関しては基金だけということなのですけれども、これどのような考えからこちらは基金だけで、こちらは国の補助も使ってということになったのかがちょっと分からなかったので、基金だけではなくて、この緊急生活用品に関しては国のほうからも一般質問で言ったのですけれども、2020年度の予備費13億5,000万円の中にこの生理用品を加えてくださいというのもあった。それから、今後の2021年の男女共同参画会議の中で、重点方針の中では地域子供の未来応援交付金ということ、これも活用して行っていいですよというふうに、連携してくださいということが政府から言われておりますけれども、こういうものを使って継続ということもできると思うのですけれども、そういった考えはないのか。コロナで影響を受けて、経済的に困窮している方が回復するまでには、やはり時間はかかると思うのです。それも含めて、こういう基金も、交付金も活用できるのではないかなってすごく思うのです。ですので、この交付金を使った形で継続していただきたいと思うのですが、その点はいかがなのかお伺いをいたします。  それから、子ども食堂のほうなのですけれども、今回だけということは、令和3年度だけなのですか。子ども食堂が今後もし来年できたり、再来年増えていったりとしたときに、やっぱりこういう衛生対策というのは必要になるのかなと思うのですけれども、そういうものに対して該当させていかないとすると、やっぱりおかしいかなと思うのです。やはりこういうものはそろえてくださいということで、継続していっていただきたいのですけれども、その点がよく分からないのですが、今年度だけ、新規のところ2つも対応されるようですけれども、今後また分かりませんので、増えていっていただきたいなという思いはあるので、その辺りはどうなのか、お伺いいたします。  それからもう一つ、理科大の公園のほうなのですけれども、設計の業務が私は高額にちょっと思えてしまったのですが、本多静六記念市民の森の公園の設計業務がたしか547万円ぐらいだったかなと思うのです。面積規模としては、随分違うのかなと思うのですけれども。これは、道路も含めてということなのでしょうか。それから、今調整池も一体としてというふうにおっしゃっていたので、調整池のところは、どちらかというとそのまんまにされているかなという状態なので、そのまんまにされているかなという調整池も一緒にきれいにして、一周回れるぐらいにするのかなという、そういうところも想像するところなのですけれども、今1ヘクタールっておっしゃいました。1ヘクタールということは、公園としては都市公園の街区公園に当てはまるのですか、それとも近隣公園という規模に当てはまるのでしょうか。ちょっとその辺りの位置づけが分からないので、もう一回教えていただきたいことと、それからとても心配になるのが、やはり隣が給食センターで、給食センターのところは塀を造る、壁というか塀を造るのですよね、フェンスみたいな壁を。そこは、要するに給食センターがあるところと、それから売却をする予定のところと、その場所の境をどういうふうにお考えなのかなと。この前に頂いた資料なのですけれども、この頂いた資料の給食センターがあるところの境と、それから売却するところの境のここのところは、まるっきり境にして、入れないようにさせるつもりの公園を造っていくのか、それとも行き来ができるようにするのか、そこもお考えになっているのかをお聞きいたしたいのです。入り口がとても考えてしまうのです。出入口をどのようにさせるのかが分からないので、教えてください。  以上です。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) 今回コロナ基金の活用の関係でございます。現在市民の皆様からのご厚意によりまして基金のほうを積み立てさせていただきまして、速やかにコロナの対策の事業ということで充てさせていただいておりまして、そういった考えの下、今回も2つの事業に充当させていただいております。  それと、今交付金の活用というような形でのお話をいただきました。交付金のほう、国のほうから様々な分野のほうに今回組まれているところでして、交付金ですと今年度というような、令和3年度の予算の中でというような形ですので、使い切れる年度というのが制限があるのかなと思うのですけれども、そういった部分は今後も財政部のほうとも協議しながら予算の編成の中では考えていかれると思いますが、基金のほうにつきましては、積み立てさせていただいた部分を、そういった事業を展開する中では速やかにというような考えで、引き続き活用させていただきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) (2)のご質疑に対しましてご答弁申し上げます。  まず、本多静六記念公園の設計費用547万円ということですけれども、多分これ雨水調整施設の修正設計の金額だと思います。本多静六記念公園につきましては、今後設計のほうを行うところでございます。  金額の目安なのですけれども、最近でございますと栗橋駅西土地区画整理事業地内の13号街区公園、これが面積が1,129平米なのでございますけれども、委託料につきましては198万円ということでございます。当然面積、規模が大きくなればその設計費用も高くなりますので、妥当だというふうに考えております。  それから、今回の中に道路は含めておりません。調整池につきましては一体的な公園ということで考えております。  ちなみに、面積なのですけれども、既存の調整池の部分は約7,600平米、それから残りの部分ですと、純粋な公園の部分というのが2,643平米ということで、合わせて1ヘクタールぐらいということになります。調整池につきましては、現在は既存の調整池にはございませんけれども、調整池の改修に伴いまして、外周に園路などを整備することについては検討させていただきたいというふうに考えております。  それから、公園の種類ですけれども、近隣公園ということで考えております。  それから、給食センターあるいは売却用地との境についてですけれども、給食センター側につきましては、公園管理用の通路的なものは設けるということになるかと思うのですけれども、一般の方用の通路というのは、そちら側については考えておりません。  売却側のフェンスにつきましては、売却予定地がどういう用途になるかちょっと定まっておりませんので、今後設計の中で検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 私のほうから、子ども食堂に関しましての質疑に対してのご答弁を申し上げます。  今回の事業につきましては、新型コロナウイルス感染症予防対策ということで、先ほどもご答弁申し上げました備品等の購入に対する補助を行うものでございます。現段階においては、同様の事業を継続していくということは予定してございませんが、継続的な支援の事業の実施については予定しておりませんが、今後新型コロナウイルス感染症の影響、そういったものも注視しながら対応してまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑をお受けいたします。  渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 公園のほうから、ごめんなさい。詳しく説明していただきまして、ありがとうございます。調整池については、外周ができるような形を考えられればということで、またこれからだと思うのですけれども、設計ですからね、これから。売却するところのフェンス等も、売却する先がどうなるのか、売却するのかも含めて、それがどうなるのか分からない限り、そこは考えられないというところが、私もあるのではないかなってすごく思っていて、そこにフェンスを造ってしまったら大変なことになるし、フェンスを造るべきものになってしまったらスペースは造らなくてはならないという状態だから、そこは今回の公園としては考えていかないで、要するにフェンスがあるなしは考えずに、公園のところだけを整備していくというふうに捉えるのですか。私、道がどうなるのかが分からなくて、要するにこの理科大自体が外周がぐるっと一体としてなっていたものが今細切れになっているわけですよね。細切れになったら、その細切れになったところの真ん中のところは一体どうなるのだろうと思ってしまうのです。隣接するところ、いろんなところと。そこには道ができるのですかというところも含めて、そういうところがちょっとよく分からないものですから、市民が活用するのに、利便性がいいものにしていかなくてはならないわけですよね。利便性がいいものにするのには、どうやったらいいかというところを考えていただきたい。そのように、皆さんがどこから入って、どこから出てということが必要になってくるので、その辺りも考えていただいた公園の要するに設計をしていただきたいと思うのですけれども、その辺はいかがか、もう一回お伺いをいたします。  ここは排水の問題もありますので、相当気をつけていただきたい。水がたまる場所ですので、水がそこへ集中してしまうと、調整池そうですからね。ですから、やはりその辺りも十分考えていただいた設計をしていただかないと駄目だと思うので、その点についてもう一度よくお願いをいたしたいと思います。  それから、もう一つのほう、現在のところ、要するに継続は考えていないというお話しなのですけれども、私2つの交付金の名前を出しました。ほかにもあるのですか。そういうものが、該当できるようなものが。例えば、さっき言いました地域子供の未来応援交付金というのは1回限りなのですか。私は、継続されるものなのかなと思っていたのですが、こういうものを使ってやってくださいねということで内閣府のほうから出ていると思うのですけれども、それを使えば継続ってできると思うのですけれども、やっていただきたいと思います。考えるではなくて、やっていくという答えがいただきたいのです。要するに1年で終わってしまうものではないということを考えて、継続しますというお答えがいただきたいのです。そういう市であっていただきたいと思うので、お願いします。  基金のほうは、基金としてたまれば使うことはできますけれども、あくまでも市民の方の厚意ですので、やはりそこは当てにするということはできないと思いますので、やはり財源としてはしっかりとした国からの交付金、もしくは市からの持ち出しをして考えていくということが必要だと思いますので、その点をよろしくお願いしたいと思います。  子ども食堂についても同じなのです。やはり今後検討していくというお話でしたので、そのことも、やはり広がってほしい事業ですので、本来はこういうことでなくて、皆さんがしっかりと生活できるのが一番なのです。でも、今のところ大変なところの方がいっぱいいらっしゃるということで広がってきていますので、そこは子ども食堂についてもやっぱり広げていただきたい、継続していただきたいのですが、もう一回お願いします。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑に対する答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) まず、公園の出入りの関係でございます。公園の南側、市道久喜2541号線、こちらから出入りしていただくこととなります。公園に接続するための新たな道路整備については考えておらないところでございます。  それから、調整池の関係でございます。この地区につきましては、既に地区計画の中で余裕を持った調整池ということで定められておりまして、現在4,675.9立方メートルの調整池ございます。実際には隣接する給食センターや、道路の分といったものは除外できるということになりますので、そうしますと、まず必要容量というのは少なくなるのですけれども、こういう必要容量以上に余裕を持った調整池ということで設計のほう進めていくようなことで考えていきたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 子ども食堂の関係でございます。先ほどご質疑の中にもありました国からの補助金の活用をどう考えているかということにつきましては、今回この地域子供の未来応援交付金という国のほうの補助がございますけれども、こちらについては貧困、困窮状態にある子供を支援する活動を行っている団体を応援するということで、子供の居場所づくり等に関する事業をNPO法人等に委託した場合にこの交付をいただけるという状況になってございます。  現在久喜市で実施していただいている子ども食堂の皆様におかれては、自主的な活動ということで、皆様が立ち上げた事業というふうで対応していただいておりますので、委託という形ではない状況でございますので、今回はこの補助の対象ではないというふうに捉えてございます。  継続的な支援につきましては、やはりコロナの感染状況等を見極めながら注視してまいりたいというふうには考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 以上で渡辺昌代議員の質疑を打ち切ります。  次に、大橋きよみ議員の質疑をお受けいたします。  17番 大橋きよみ議員。                 〔17番 大橋きよみ議員登壇〕 ◆17番(大橋きよみ議員) 議席番号17番 大橋きよみです。引き続き質疑させていただきます。  (1)、14ページ、公園費、東京理科大学跡地公園整備事業について伺います。  ア、近隣に公園がない地域ですが、どのような公園を考えているのか伺います。また、東一公園のようなかまどベンチ、マンホールトイレ等を有する防災公園にする考えがあるか伺います。  イ、調整池が隣接するため、フェンスはどのようなものを考えているのか伺います。  (2)、16ページ、学校管理費、小学校維持管理事業・中学校維持管理事業について伺います。  ア、各小学校トイレ改修工事・各中学校トイレ改修工事は、新型コロナウイルス感染症の感染対策として、ウイルスが拡散されるリスクの高い和式便器から蓋つきトイレ洋式化とする事業だと認識していますが、大規模改造工事の計画に変更があるのか伺います。  イ、各小・中学校、トイレの自動手洗い水栓の予算が含まれているのか伺います。 ○議長(春山千明議員) 大橋きよみ議員の質疑に対する答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) (1)のご質疑に対しましてご答弁申し上げます。  初めに、アでございます。東京理科大学跡地に予定しております公園につきましては、面積や規模等を踏まえ、地域住民の皆様が憩いや交流の場としてご利用いただけるよう、調整池と一体的に整備してまいりたいと考えております。整備に当たりましては、マンホールトイレ等の設置は難しいところですが、広場などの空地が一時的な避難場所として利用できるものと考えております。  次に、イでございます。調整池には景観面に配慮しつつ、転落防止等の安全性を考慮して、一定の高さのフェンスが必要であると考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、教育部長。 ◎教育部長(野原隆) (2)のご質疑に対しまして順次ご答弁申し上げます。  初めに、アでございます。このたびのトイレ改修は、和式便器を新型コロナウイルス飛沫感染防止対策として有効である蓋つき洋式便器に交換する工事及びそのために必要な最小限の工事を行うものでございまして、新型コロナウイルス感染防止のための新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、便器の洋式化率の低い一部の小中学校を対象に緊急的に実施するものでございます。  このようなことから、便器類の更新だけではなく、バリアフリー化、床の乾式化、照明器具のLED化など、全面的な改修を実施する大規模改造基本方針に基づく事業とは別に実施するものでございます。  次に、イでございます。今回の改修工事は主に便器の更新を実施いたしますことから、手洗いの自動水栓化は行わないところでございます。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  大橋きよみ議員。                 〔17番 大橋きよみ議員登壇〕 ◆17番(大橋きよみ議員) まず、(1)なのですけれども、今回のほかの方の一般質問の中で、今後設置する公園は防災公園を考えていくということを述べられていましたが、せめてマンホールトイレというのは、私はここに造ってほしいなって思います。近所の方からお話を聞いたときに、避難所が、あそこが売却するという、理科大のところが、隣が売却されるということで、避難所がなくなって、本当に避難所すごく不安だというお声を今回お聞きしました。せめて公園がそのマンホールトイレ等が設置できるなら、少し安心されるのかなというふうに思いましたので、もう一度お願いいたします。  あと、(2)の学校のところなのですけれども、予算を見ると、計算していくと、2月議会で提出された公共施設の洋式化の工事よりは予算が多いなというふうに思ったのですけれども、私としてはトイレの自動水栓機が入っている予算が入っているので、この金額かなというふうに思ったのですけれども、便器自体の金額でこのような予算になってしまうのかということをちょっとお聞きします。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) マンホールトイレの設置についてでございます。公園に接する市道久喜2541号線には、下水道が整備されていないということがございまして、設置が難しいということでございます。それと、今回公園でございますけれども、避難される市民の方用の駐車場というものがちょっと確保できませんので、そういう意味も含めまして防災公園にすることは難しいということでございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 学校につきましては、例えば1階だけではなくて、2階、3階というところも工事をすることがございます。その場合に、和式便器を取りますと穴が空いてしまいますので、そこに洋式便器をつけるとなりますと、やはりその下の工事というのでしょうか。下の階の例えば天井を外したりとか、やり直してというか、そういったことございます。また、新しく洋式便器をつけますので、穴の空いたところを塞ぐような工事があります。その辺が強度ももたせなくてはいけないということもございますので、例えば地上1階にある公園の外トイレとか、そういったものに比べると若干高くなるということでございます。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑をお受けいたします。  大橋きよみ議員。                 〔17番 大橋きよみ議員登壇〕 ◆17番(大橋きよみ議員) 先ほど近隣公園ということをお伺いしました。近隣公園は説明を見ると、公園を中心に半径500メートル以内に住んでいる方が利用するというふうに書かれていましたけれども、そういった方がやはり不安に考えるということというのは考慮されないのかというふうに思います。先ほど前者の方が出入口のこととかもお話しされていましたけれども、一時避難所みたいな形で先ほどお話しされていましたが、そういった場合、給食センターとの出入口がたとえ通常は施錠されていたとしても、やはり出入口というのは造るべきだと考えますけれども、その辺は先ほど通路ぐらいというお話でした。どのぐらいの通路というか出入口を給食センターのほうに考えているのかということをお伺いします。  あと、先ほど、そういったことを見越して、今日トイレのお話なのですけれども、そういったことを見越して予算を計上するべきだと思うのです。自動手洗い水栓は2月議会でほとんどのところはつく予定になっていると思いますけれども、そういったことを予定して予算は組もうという考えはなかったのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑に対する答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) まず、給食センターのところの出入口の関係でございます。通常時は、管理用に使うための出入口ということで、一般の方には開放しない予定でございますけれども、出入口につきましては多分3メートルから4メートルぐらいのものは確保したいと思っております。緊急時には臨機応変な対応といいますか、そういうことは対応させていただくことになると考えております。  それから、マンホールトイレにつきましては、現在下水道がないので設置できないのですけれども、下水道整備の後につきましては考えてみたいということでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 次に、教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 今回の学校のトイレの洋式化につきましては1号補正で、ほかの公共施設のほうで洋式化が、蓋つき洋式トイレが感染防止対策に有効だということで、1号補正を行ったものを受けてのことでございまして、そのときに基本的には1号補正のときも和式便器を洋式に変えると、これが基本ということでございますので、学校の部分につきましても和式便器を洋式便器に替えることを基本としまして、それに必要な最小限ということで、例えば内開きのドアを外開きにするですとか、場合によりまして和式便器ですと、ブースが狭い、1個そのまま、1基の洋式にはできないということで、例えば2基の和式を1基にするですとか、そういったこともありますので、ちょっとブースを変えるですとか、先ほど申し上げたような上層階、2階、3階になりますと、下の階もいじらなくてはいけない。そういったことを必要最低限の工事費ということで計上したところでございます。 ○議長(春山千明議員) 以上で大橋きよみ議員の質疑を打ち切ります。  次に、平間益美議員の質疑をお受けいたします。  12番 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 平間です。引き続き補正第4号についてお聞きします。  まず、(1)です。12ページの公衆無線LAN運用事業についてお聞きしますけれども、この事業内容とスケジュールについてお聞かせください。  (2)です。前任者の質疑の中でもありましたけれども、引き続きお聞きします。小学校維持管理事業及び中学校維持管理事業でお聞きします。  アです。今回の計画では、トイレ洋式化率30%未満の学校を対象としているという説明がありました。洋式化が進むことは本当に評価をいたしますが、これまでの質疑の中で、大規模改造計画の順位を優先させていくということが幾度となく述べられてきましたが、今回の事業との整合性についてお伺いします。  イです。他の小中学校のトイレ洋式化の計画はどのようなスケジュールで行っていくのか、またその際、今回のように洋式化率を優先させるのか、これまでの答弁のように大規模改造計画を優先させるのか、お伺いします。  以上です。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員の質疑に対する答弁を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) (1)のご質疑に対しましてご答弁申し上げます。  事業内容につきましては、中央保健センター、菖蒲保健センター、栗橋保健センター、鷲宮保健センター、ふれあいセンター久喜の3階のフロア及び鷲宮総合支所の5階のフロアの計6施設に公衆無線LANのアクセスポイントを設置するものでございます。  続きまして、スケジュールでございます。保健センター4館とふれあいセンター久喜につきましては令和3年9月末までに、また鷲宮総合支所につきましては生涯学習施設の供用開始と同時に利用できるよう事業を進めてまいります。 ○議長(春山千明議員) 次に、教育部長。 ◎教育部長(野原隆) (2)のご質疑に対しまして、順次ご答弁申し上げます。  初めに、アでございます。このたびのトイレ改修は、大規模改造基本方針とは別に、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、トイレにおける飛沫感染防止対策として有効である蓋つき洋式便器への交換を緊急的に実施するものでございます。  次に、イでございます。今回の改修工事は、先ほどご答弁いたしましたように緊急的に実施するものでございますことから、今回の9校以外につきましての同様の計画は、現時点では予定しておりません。学校のトイレ改修につきましては、引き続き大規模改造基本方針に基づき、校舎のトイレ洋式化率、施設の劣化状況などを総合的に判断しながら計画的に実施してまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 無線LANでちょっと1点お聞きしますけれども、ふれあいセンターについてはWi―Fi設備が、前回1階部分が活用できるように整備されましたけれども、今回これが3階もWi―Fi設備が活用できるように整備するということでよろしいのでしょうか。いわゆる充実させていくということでよろしいのか、お聞きします。  トイレ洋式化ですけれども、今回は緊急の対策ということで、あくまでも今後も大規模改造計画に沿った形で進めていくということだと思います。細かいことは、一般質問ではありませんので聞きませんけれども、前任者のところで、緊急ということであって、床とか、いわゆるドライにするとか、そういったことは入っていないというようなことをおっしゃっていましたけれども、そうすると今回対象校については、今後もそういったほかの整備が必要になってきますけれども、またこの大規模改造計画の中で、今回対象校になっているものも工事をしていく可能性があるということなのか、それとも今回でもう終わりですよということなのか、それをお聞きします。  それと、これ今日の段階で分かっていなければ結構ですけれども、後で数字でいただきたいと思うのですけれども、今回の緊急の洋式化で、それぞれの学校の洋式化率はどのぐらいになるのか、全体はどのぐらいになるのかということがもし分かれば教えていただきたいということと、もう一点、これまでの質疑の中で、洋式化率は80%という国のいわゆる昔の方針が出されていたわけですけれども、それについて、これまでの答弁で、おおむね4年から5年の間で現在1,900基あるものを1,688基を洋式化していきたい、これが80%に相当するのですけれども、その80%への検討は今もされているのか。とすれば、その80%の最終年度はいつ頃になるというふうに考えているのかということをお聞きします。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) ふれあいセンターのWi―Fiの設置でございますが、今回3階のほうに設置をさせていただきまして、会議室1から5ありますが、ほぼ全てのエリアでWi―Fiが利用できるような形になりますので、充実を図らせていただく予定でございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 今回の9校につきましては緊急的ということでございますので、いずれにしましても、この9校につきましては50%未満ということでありますので、大規模改造の対象校、いずれもなっているというところでございます。ということですので、いずれは大規模改造で、床の乾式化ですとかLED化というのも進めさせていただきたいと思っております。その際には、今回整備したところが無駄にならないように、うまく調整というのでしょうか、一部はもしかしたら手を入れなくてはいけないかもしれませんけれども、今回の工事が無駄にならないような対応をしていきたいというふうに考えているところでございます。  続きまして、今回の工事によりまして、洋式化率でございますが、まず北小学校でございますが、現在20%ちょうどなのですけれども、こちらが30.9%、続きまして菖蒲小学校が31.3%になる見込みです。続きまして、栢間小学校が34.6%、栗橋西小学校が35.6%、鷲宮小学校が31.3%、久喜中学校が30.9%、久喜東中学校が31.0%、栗橋西中学校が31.1%、鷲宮西中学校が31.1%、今回のトイレ改修によりまして率はそのようになる見込みでございます。  全体でございますが、今回令和3年度大規模改造も行う予定でございます。それを除きますと、今回の維持管理事業のトイレ改修だけですと、約47%程度に小中学校全体ではなる見込みでございます。  続きまして、今後の洋式化ということでございますけれども、いつまでに何%というのは、今のところ目標は立てられない状況でございます。これは、大規模改造を進めていく中で、その大規模改造を行うところの和式便器は全て洋式に変えていきますので、究極的には100%になるのかなと。ただ、大規模改造基本方針では50%未満の学校が対象になっておりますので、今度は例えば50%超えているところが今度は課題になってきますので、なかなか100%には難しいところでございますけれども、基本的には大規模改造の事業の中で工事を行うトイレにつきましては、全て和式を洋式にしていきたいというふうに考えてるところでございます。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑をお受けいたします。  平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 無線LANについては要望にしておきますけれども、これまでも前回のときも、ふれあいセンター1階だけではなくて、3階までも使えるようにしてほしいという要望をずっと市民の皆さんからもあったし、現場のほうにも要請してきましたけれども、今回充実されるということで、ますますこういった形では、整備の充実について進めていってもらいたいことを要望しておきます。  それと、洋式化ですけれども、こういった形で若干ずつ上がっていくということです。1つだけ分かったのは、やはり大規模改造計画の中ではスピードが遅い。今回完全な洋式化ではありませんけれども、緊急ではありますけれども、また今後やったところにまた手を加えなければいけない、そういったこともありますけれども、単独でやったら、やはりこれだけどんどん、どんどん早い時期に洋式化率になっていくということですので、これまでも言ってきていますけれども、大規模改造計画の中で位置づけるのではなくて、単独でトイレ洋式化だけを取り組む必要があるのではないかと思います。  部長も今答弁されていて、予算が国の予算で活用できるということはあるのですけれども、今後やっていく中で、単独化の方向性を検討してもらいたいと思うのですけれども、この点についてだけお聞きします。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑に対する答弁を求めます。  教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 今回の9校の工事につきまして、先ほどの交付金が使えるということもありますので、緊急的にコロナの飛沫感染対策に有効であるということ、またこの財源を使えるということ等を勘案いたしまして、緊急的に行うというものでございますので、基本的には大規模改造の中でやっていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 以上で平間益美議員の質疑を打ち切ります。  ここで休憩をいたします。    休憩 午前10時28分    再開 午前10時45分 ○議長(春山千明議員) 再開をいたします。  杉野修議員の質疑をお受けいたします。  11番 杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) 11番 杉野です。通告どおり質疑をいたします。  4ページ第2表、債務負担行為の関係でございます。ごみ処理施設整備及び運営業務を一括で請け負うこと、事業につきまして、入札から契約までの予算を担保できるものということでこの債務負担行為の説明がありました。  そこで伺います。アとしまして、本事業は公設民営のPFI事業を前提とするが、メリット及びその選定理由は何か伺います。  イ、ストーカ方式、流動床方式などの燃焼処理方式選定もこの本事業に含むのかどうか、伺います。  ウ、債務負担行為の限度額には菖蒲清掃センターの解体費はありますが、久喜宮代衛生組合の施設、それから八甫清掃センターの解体費はありません。これについての事業化、予算立てというのはこれからどういう手順になっていくのか伺います。  以上です。 ○議長(春山千明議員) 杉野修議員の質疑に対する答弁を求めます。  環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) (1)のご質疑に対しまして、順次ご答弁申し上げます。  初めに、アでございます。廃棄物処理施設などの公共施設等の整備に当たりましては、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律において、PFI事業等の民間活力の導入を検討することが必要となっております。そのため、本市においても久喜市PPP、PFI手法導入優先的検討方針を定め、事業費が10億円を超える施設を整備する場合は、PFI等の手法の導入を検討することとなっております。民間事業者の知識や経験を活用したPFI事業のメリットにつきましては、施設の設計から建設、維持管理、運営までを一括で発注することにより無駄のない効率的な建設や維持管理等を見込むことができます。また、施設の運営に当たりましては、民間事業者のノウハウを生かして、市民の皆様のニーズに合わせたイベントの開催などを見込むことができます。  そのようなことから、PFI事業は公設公営方式と比較して、事業費の削減や質の高いサービスの提供が期待できるため、新たなごみ処理施設の整備及び運営に当たりましてはPFI事業で進めることとしたところでございます。  次に、イでございます。新たなごみ処理施設のPFI事業者は、事業費と事業内容を総合的に判断する総合評価一般競争入札により選定してまいります。炉の処理方式につきましても、その事業者の選定の際に、事業費と事業内容を総合的に評価し、選定してまいります。  次に、ウでございます。菖蒲清掃センターの敷地につきましては、解体後新たなごみ処理施設の一部として利用する計画でございますことから、新ごみ処理施設の稼働後、PFI事業者が解体することとなるため、限度額に含んでおります。  久喜宮代清掃センター及び八甫清掃センターの解体につきましては、今回のPFI事業に含んでおらないことから、解体の進め方等につきましては今後久喜宮代衛生組合及び宮代町と協議してまいります。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) ありがとうございます。  今部長さんが答弁されたように、私もこれまで理解していたのですが、今回のは、これはDBOの方式でやっておりますよね。DBOというのは、資金調達は公共で、市が行います。あと、設計、建設が民間、維持管理、運営、民間、施設の所有については運営中と事業終了後、公共、市のものになるというのがDBO方式でありまして、今月に入って市長名で出されました久喜市新ごみ処理施設整備運営事業の実施に関する方針、6月4日付で出されておりますけれども、こちらにも明確にDBOということで、これまで検討委員会で出されてきたその到達で計画が出されています。  このDBOは、あくまでPFI的手法ということであって、PFIそのものではないはずなのです。だから、私もちょっと勘違いしておりまして、この間いろいろ見ますと、違いがあるのだということで、総括質疑ですから大枠で再質疑したいのですが、一つは今度のDBO方式、PFI的手法というのは、根拠法はPFI法になるのか、地方自治法になるのか、それをちょっと確認したいと思います。お伺いします。  それから、特定事業の選定までに、事業者からの意見とか質問を聞く段取りになっているようですけれども、その期限が昨日でしたよね。昨日までに所定の書類で事業者からの意見や質疑を受けると。事業者だけでなくて、個人からも受けるというふうになっていますけれども、その質問、意見というのは昨日までに何件ぐらい来たのか、それだけお伺いしたいと思います。  それから、それに基づいて方針を変更する場合もあるということも書いていましたけれども、来た意見の中で、あるいは質問の中で、方針変更に至るような事案があったのかどうか伺います。  それから、その説明にもあるのですけれども、このDBO方式の中で、SPC、特別目的会社の設立についても触れています。この一般的に言うところのSPC、特別目的会社は、その事業が何か大変な困難に当たって、例えば極端な場合は倒産というようなことになるときに、被害が集中しないように分散させるために、目的としては利潤を生むために、資産を膨らますために身内の中で売買したり、そういうことで資産を膨らまして経営の安定化につなげるというようなことも、いわゆる資産の移替えですよね。そういったことがこのSPCでよく行われる手法だと認識しているのですけれども、その辺はどこが、この事業の中で難しいそういう困難を持っているのか。例えば温浴施設が投資の割にあまり利用が少ない、利用料の収入が少ないということで、これは別事業にするわけですから、そういった困難も初めから想定して、それでSPCをつくっておいて、資産の移替え等、将来そういうときにやれるようにするということかなと私勝手に思ったのですけれども、この特別目的会社設立の意味をちょっと説明していただきたいと思います。  この別事業にするときは、市独自で、市の公共施設として温浴施設を位置づけるのか、別会社なのか、あるいは指定管理なのか、そういうことは現状ではどういう計画なのか。  以上お願いします。 ○議長(春山千明議員) 杉野修議員の再質疑に対する答弁を求めます。  環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) 何点かご質疑のほうをいただきました。  まず、今回DBOで実施いたします根拠法令ということでございますが、杉野議員おっしゃいますように、今回はPFI事業に準じて実施するということでございますので、PFI事業、PFI法ではなく、地方自治法のほうを根拠として実施するものでございます。  続いて、業者からの意見、何件ぐらいかということでございますが、昨日までということでございますので、まだ集計中でございますので、ちょっとこちらでは今お答えできないということで、よろしくお願いいたします。あわせて、その中で今回の実施方針を変更するようなものがあったかということにつきましても、現在集計中ということでご理解いただきたいと思います。  続いて、特別目的会社の意義ということでございますが、こちらについてはやはりこれからの事業者募集で、プラントメーカーのほうが落札するというところでございますが、それと資産を切り離したというふうな考え方でこの特別目的会社を設立して、運営等を行ってもらいたいというのが意義でございます。  それと、新たなごみ処理施設とは別に、余熱利用施設ということで、今後そちらのほうの整備のほうも行っていくわけでございますけれども、こちらについては別のPFI事業ということで考えておりますので、2つのPFIというふうにご理解いただければと思います。 ○議長(春山千明議員) 以上で杉野修議員の質疑を打ち切ります。  次に、川辺美信議員の質疑をお受けいたします。  2番 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 2番 川辺美信です。通告に従い質疑させていただきます。  (1)、14ページから15ページ、3、東停車場線整備事業についてです。予算概要には圏央道側道から大落古利根川まで延伸整備する道路の設計及び測量業務を行うとあります。そこで、次の項目をお伺いします。  ア、圏央道側道から大落古利根川まで延伸整備とありますが、都市計画道路を計画どおりに進めるには、大落古利根川を境に、杉戸町においても道路整備事業が必要になりますが、杉戸町との協議はどのように進めておりますか。  イ、今後のスケジュールをお伺いします。  (2)、16ページから17ページ、3、消防団活動事業について。ハイブリッド無線機を購入するとありますが、仕様及び購入台数をお伺いします。また、使用方法についてもお伺いします。  (3)、16ページから17ページ、2、小学校維持管理事業、2、中学校維持管理事業についてです。予算概要では洋式化率30%未満の学校について、30%に達するよう洋式化を行うとして、小学校5校、中学校4校を対象としていますが、50%に達するよう洋式化を目指すべきと考えますが、いかがでしょうか。  以上です。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員の質疑に対する答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) (1)のご質疑に対しまして、順次ご答弁申し上げます。  初めに、アでございます。現在久喜駅東口周辺におきましては、都市計画道路久喜東停車場線、平沼・和戸線の整備及び(仮称)久喜東スマートインターチェンジの設置に向けて事業を進めており、久喜東停車場線は今年度圏央道側道まで完成予定でございます。この久喜東停車場線をさらに延伸整備し、杉戸町の都市計画道路下野・久喜線と接続させることで、県道さいたま・幸手線や杉戸高野台駅西口と直接結ばれることとなり、交通利便性が一層向上するとともに、両地域の活性化につながるものと考えております。  これまでも杉戸町と両市町の都市計画道路の整備について協議を行ってきたところでございますが、今後におきましても引き続き一体的な道路の整備に向け、連携して取り組めるよう杉戸町と協議を行ってまいります。  次に、イでございます。延伸整備のスケジュールにつきましては、令和4年度以降、橋りょうの予備設計、用地測量、用地買収等を順次進め、早期に道路工事に着手できるよう努めてまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) (2)のご質疑に対しましてご答弁申し上げます。  ハイブリッド無線機の仕様につきましては、携帯電話回線を使用した通話が可能なIP無線機能のほか、通信距離が1キロメートルから3キロメートル程度の免許を必要としないデジタル簡易無線機能の利用が可能な無線機でございます。購入台数につきましては、54台を予定しております。使用に当たりましては、消防団部長以上の団員に配備し、消防団長及び副団長級と事務局はIP無線機能を利用して、災害時に迅速な指示を発し、各師団所属となる副団長と部長以上の団員は、災害現場においてデジタル簡易無線機能を利用して情報共有を図り、災害対応を行ってまいります。これらの機能を活用していただき、直接的な接触を極力避けることにより、コロナ禍の災害においても感染リスクの軽減を図ってまいります。  IP無線とデジタル簡易無線の機能を併せ持つ無線機を使用することにより、非常時等の携帯電話がつながりにくい状況下であっても、迅速な初動体制の確保や災害対応の充実に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、教育部長。 ◎教育部長(野原隆) (3)のご質疑に対しましてご答弁申し上げます。  このたびのトイレ改修は、トイレにおける飛沫感染防止対策として有効である蓋つき洋式便器への交換を緊急的に実施するものでございまして、工事発注のための準備期間や工事発注時期、工事量、学校における施工条件などを踏まえ、令和3年度内の工事完成が見込める事業量を考慮したものでございます。  学校のトイレ改修につきましては、引き続き大規模改造基本方針に基づき、校舎のトイレ洋式化率、施設の劣化状況などを総合的に判断しながら、計画的に実施してまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 順次再質疑させていただきます。  (1)につきましては理解させていただきました。幾つかちょっと確認なのですけれども、基本的に杉戸町の都市計画道路と接続をしなければ、この道路が一体的に使えないという点は理解するところで、そうするとやっぱり大きな問題というのは、古利根川の橋の橋りょう整備ということになるのですけれども、いろんな道路の整備に当たっては、橋かけだけが非常に厳しいということがいろんなところで言われていますので、まずこの橋かけについてですけれども、杉戸町と共同で進めるわけですけれども、その負担割合はどのようになるのか、半分半分の負担割合なのか、もしくは久喜市のほうが負担割合が多いのかどうか、それについて確認させていただきたいということと、それから今回の東停車場線の都市計画道路の整備というのは、先ほど部長の答弁でもありましたけれども、スマートインターチェンジの整備という大きな目標があって、これに併せて整備を進めていく、一体的に進めていくという考え方でいいのか。あと、スマートインターチェンジの構想は、杉戸町に対してどのように働きかけを行って、都市計画道路の早期完成に向けて進めていくのか、その辺のお考え方をお示しください。  それから、ハイブリッド無線機については理解しましたが、ちょっと今回部長以上の配備ということで、54台が購入されるということなのですけれども、消防団員全員に配備をされないということだと思うのですけれども、これは全員に配備をしたほうがより効果的だと思うのですけれども、部長以上とした理由についてお伺いしたいと思います。  それから、コロナの感染リスクを低減させるということが言われましたけれども、私がその感染リスクが減る理由というのがちょっとよく分からないのは、例えば今使っているその無線機だとコロナウイルス感染リスクが高いということなのか。それについてです。この予算は、これコロナの費では、この対策で使えたのでしょうか。ちょっとその辺も確認させてください。お願いします。  それからあと、大規模改修工事についてなのですけれども、予算の性格上なのか、今年度中に工事が終わらなければならないからとしたというふうに答弁がありました。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を使うということで、今回久喜市が総額4億4,420万4,000円があるわけだけれども、残額が6,033万6,000円ありますよという話も聞いています。50%をまず目指すべきだというふうに私は思うのです。前者の答弁もありましたけれども、質疑もありましたが、大規模改修で80%を目指すと言うのであれば、当面50%をこのお金を使って整備を進めるべきと考えるのですけれども、なぜ30%にしたのか、その根拠をお願いします。  それともう一つは、鷲宮中学校、鷲宮東中学校が今洋式化率が4%で、今年度の予算で大規模改修工事の設計費があるから、今回対象外だというふうには思うのですけれども、今回の予算を使って、大規模改修工事に合わせてできるところを実施していくという考え方はなかったのか、それについてお伺いします。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) まず、大落古利根川に架ける橋の負担割合の関係でございます。橋の負担割合につきましては、両市町で協議することになりますが、基本的には都市計画道路同士がつながるということになりますので、負担割合は2分の1というふうに考えております。ただ、杉戸町と協議するに当たりましても、橋りょうの形式でありますとか概算事業費、そういったものがない中では協議になりませんので、予備設計までは久喜市のほうで進めさせていただくことになるものというふうに認識しております。  それから、整備、供用の時期でございます。スマートインターチェンジの供用整備に合わせてということかということですけれども、両都市計画道路ともスマートインターチェンジのアクセス道路として非常に重要な位置づけになってまいります。久喜市民はもちろん、杉戸町民の方にとりましても、ぜひスマートインターチェンジ供用時には利用していただきたいということもございますので、こちらの道路の整備につきましては、スマートインターチェンジの整備、供用に合わせる形で、整備を我々はすると。杉戸町には協力を求めるという形で進めていきたいと思っております。  そういうこともございますので、スマートインターチェンジの検討状況につきましては、杉戸町さんのほうにご説明しながら進めさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 何点かご質疑をいただきました。  まず、1点目なのですけれども、部長級以上、54台ということでご答弁させていただきました。そのほかの消防団員には配備しない理由ということでございますが、まず部長以下の消防団員、災害時におきましては、まずそれぞれの消防器具置場に参集することになっております。そういった中で、部長以下の方は参集しております。  その中で、消防団長以下部長まで、こちらの今回のハイブリッド無線機を活用することで、情報の一元化、共有を図れますので、そこから部長以下は現場での指示が可能だということで、54台をさせていただきました。  それと、2点目なのですけれども、感染リスクの削減ということなのですけれども、こちらにつきましてはこれまで各部25ありますので、5台ずつ無線のほうは用意しております。これは、主に火災現場、エリアが狭い、限られた中で活用はしております。  そういった中で、1点目と重複しますけれども、感染リスクの削減ということで、災害がありますと広域になります。でも、それは対面で密集して情報の共有を図ることでなく、今回の無線機を活用して、遠くにいながらもグループワークのグループ登録できれば、そういった方で情報共有ができますので、まずはこの時代に合った感染対策ということで、こちらもぜひ活用したいということに至ったところでございます。
    ○議長(春山千明議員) 次に、教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 50%を目指すべきではないかということでございますが、先ほどご答弁させていただきましたとおりなのでございますが、今年度中にこなせる量、予算をたくさんつけていただいてもこなせないといけませんし、取りあえず20%台のかなり多くありましたので、ここをまず30%台に上げようということでこの30%としたところでございまして、そういった事情でございます。  2点目でございますけれども、鷲宮東中は、確かにおっしゃるとおり4%ということで、かなり低いところでございますが、これも当然数字は認識しているところでございますけれども、今年度設計がついておりますので、こちらは大変申し訳ないのですけれども、その大規模改造の中でやっていこうということでございます。 ○議長(春山千明議員) 以上で川辺美信議員の質疑を打ち切ります。  次に、貴志信智議員の質疑をお受けいたします。  8番 貴志信智議員。                 〔8番 貴志信智議員登壇〕 ◆8番(貴志信智議員) 質疑します。  14ページ、東京理科大学跡地公園整備事業について伺います。整備する公園のコンセプトを伺います。特色のある公園にするべく、市民アンケート等を通じて、どのような器具や遊具にニーズがあるか把握するべきと考えます。市の見解を伺います。 ○議長(春山千明議員) 貴志信智議員の質疑に対する答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) (1)のご質疑に対しましてご答弁申し上げます。  東京理科大学跡地に予定しております公園につきましては、面積や規模等を踏まえ、地域住民の皆様が憩いや交流の場としてご利用いただけるよう、調整池と一体的に整備してまいりたいと考えております。  また、整備内容につきましては、地域住民に親しまれる公園になるよう、周辺の区長や地域住民の皆様にご意見を伺い、設置する器具の選定を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 以上で貴志信智議員の質疑を打ち切ります。  次に、並木隆一議員の質疑をお受けいたします。  14番 並木隆一議員。                 〔14番 並木隆一議員登壇〕 ◆14番(並木隆一議員) 14番 並木隆一です。通告に従い質疑させていただきます。  議案第53号 令和3年度久喜市一般会計補正予算、P4、P22、債務負担行為、ごみ処理施設整備及び運営業務について。  アとして、限度額541億100万円の積算根拠についてお伺いします。  イとして、焼却炉の方式はストーカ方式、あるいは溶融炉方式と思われますが、久喜市としてプロポーザル方式による入札により焼却炉の方式も決定するということか、伺います。  ウとして、国、県支出金108億6,471万円は、これは担保されているのか、伺います。  エとして、地方債162億230万円は、有利な合併推進債を活用できるということか伺います。返済期間は何年を想定しているのか伺います。耐用年数、減価償却は何年になるのか伺います。  オとして、令和3年度から令和28年度まで、26年の長期にわたり債務負担行為として総額を縛ることになりますが、大規模な改修費や修繕費等が発生した場合はどう処理するのかお伺いします。 ○議長(春山千明議員) 並木隆一議員の質疑に対する答弁を求めます。  環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) (1)のご質疑に対しまして、順次ご答弁申し上げます。  初めに、アでございます。新たなごみ処理施設のPFI事業者は、事業費と事業内容を総合的に判断する総合評価一般競争入札により選定してまいります。このため、より多くの事業者から、事業費と事業内容の提案を受けて、その中から選定したいと考えておりますことから、事業を発注する現時点において、事業者の参加意欲が低下することがないよう、事業者からの見積額を参考に積算したものでございます。  次に、イでございます。新たなごみ処理施設のPFI事業者は、先ほどのご答弁のとおり、総合評価一般競争入札により選定してまいります。その事業者については、炉の処理方式を含めた事業内容と事業費を総合的に評価し、選定してまいります。  次に、ウでございます。新たなごみ処理施設の整備につきましては、これまで国や県と綿密に連絡を取り合い、事業を進捗しております。特に交付金につきましては、本市の計画を国に提出した上で、国の交付金要綱に基づき、用地取得費や各種調査費などの交付を受けてまいりました。現在のところ、国に提出している計画どおりに事業を進めておりますので、施設整備に係る交付金についても、予定どおり交付されるものと考えております。  なお、国、県支出金の108億6,471万円につきましては、限度額の541億100万円を総事業費と仮定して、国の交付金要綱を基に積算しております。このことから、交付金の額は今後PFI事業者を選定し、事業費の決定をもって改めて国に対し交付申請してまいります。  次に、エでございます。新たなごみ処理施設は、既存の3つの清掃センターを1つに統合して整備するものでありますことから、合併推進債を活用することができるものでございます。また、返済期間は30年以内で、施設の耐用年数を超えない範囲となります。新たなごみ処理施設の耐用年数につきましては、法律等の決まりはございませんが、一般的に、鉄骨鉄筋コンクリート造の建物は50年、プラントは1回の長寿命化工事を行った場合に35年以上と言われております。  減価償却期間につきましては、現在のところ建物の構造が決まっておりませんが、仮に鉄骨鉄筋コンクリート造の場合、財務省令の規定により38年でございます。  次に、オでございます。PFI事業の事業期間中に、施設の改修や修繕が必要になった場合の費用の取扱いにつきましては、事業開始前に事業者と締結する契約内容が基本となりますが、一般的に災害等の事業者の責任によらない破損等を除き、事業者が負担するものでございます。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  並木隆一議員。                 〔14番 並木隆一議員登壇〕 ◆14番(並木隆一議員) アですけれども、大きく分けて、施設整備費としては幾らになるか。運営費としては20年間として幾らになるか。その他菖蒲センターの解体費や外構等の造成費で幾らになるか。合計541億100万円なのですが、その数字について分かればお願いします。  そして、問題にしたいのは、施設整備費の中の焼却炉はどの方式にするかによって、建設費これ大きく変わりますよね。ということは、入札はプロポーザル方式で、企画や提案型の入札方式ですけれども、これ久喜市としてどの方式にするかというのは、入札結果を見て決定するのでは、久喜市としてごみ処理をどうしていくのか、公設民営になるわけですけれども、主体性がないと考えますが、いかがかということでお尋ねします。  イとして、恐らくストーカ方式あるいは溶融炉方式になると思いますが、それぞれ一長一短あるのは聞いております。問題なのは残渣だと思っております。将来を考えれば、残渣処理にいつまでも熊谷のセメント工場を当てにできるか不透明なところもあります。残渣の埋立て処分ができる適地の確保も困難であるとの現状だろうと推察しております。ごみ処理の焼却炉の方式を決定することに、何を条件、決定要因とするのか、考えるのか伺います。  ウとして、国や埼玉県からの補助金はどの所属課になるのか。埼玉県はどの部署、部局になるのか。補助金は、施設整備費のみになるのか。そして、間もなく完成する新学校給食センター建設には、当初国からの補助金があるとしておりましたが、いつの間にかなくなっておりました。こういう先例がありますので、本当に大丈夫なのかということでお尋ねします。  エとして、令和9年から施設稼働して、20年間の運営を委託することになると思いますが、合併推進債は大体終わっているのかな。でも、耐用年数で50年と減価償却38年ですから、この契約が終わった後の管理運営は、再度どこになるか分かりませんが、新たに運営契約結ぶということになりますのでしょうか。  オとして、大規模改修費や修繕費が発生した場合に、運営会社としての契約に費用負担する、当然取決めされるでしょうが、金額が多額の場合、その費用というのはどう処理するのかが、また問題が起こると予測されますが、今おっしゃったとおりで対処できるのか。契約を締結する場合に運営を委託した施設を良好に維持するために、定期的な点検、修繕も契約にうたうのでしょうけれども、契約相手としてはできるだけ余分な経費はかけたくないと思うのが普通です。そうするのは当たり前ですから、注意を要する点がありますが、いかがでしょうか。当然これ損害保険等は掛けるのでしょうか。どこが掛けるのか。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) 再質疑にご答弁させていただきたいと思います。  まず、541億100万円の大まかな内訳ということでございますけれども、こちらにつきましては今後の事業者募集に影響がある。また、こちらが事業者の法人情報に該当するおそれがあるということで、ちょっと大まかな内訳というのもこの場では控えさせていただきたいと存じます。  また、炉の内容につきましてでございますけれども、こちらも広く事業者を募集したいという考えから、今の現時点で決定はせず、その炉の内容も含めてご提案をいただきたいというふうに考えております。  それと、県のほうで交付金等関わっている部署でございますが、こちらについては県の資源循環推進課になります。国につきましては環境省でございます。  それと、運営のほう20年ということでございますが、それ以降につきましては、改めて募集、選考をしていきたいというふうに考えております。なお、大規模改修等につきましても、その契約の中に含めて、20年以降も活用できるというような形で進めていただくということになってございます。  残渣処理についてでございますけれども、並木議員おっしゃいますように、現在熊谷のほうで焼却灰については、セメント原料ということで処理をさせていただいてございます。こちらについては、新たなごみ処理施設におきましても、市のほうで同様な形で処理をしていきたいというふうに考えてございます。  保険の関係でございますが、こちらにつきましては落札した事業者のほうが掛けるという形になります。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑をお受けいたします。  並木隆一議員。                 〔14番 並木隆一議員登壇〕 ◆14番(並木隆一議員) 残渣の問題って、大変大きい問題なのです。やっぱりこれも本当に考えていないと大きな問題になりますので、今契約、どの業者になるか分かりませんけれども、方式はやっぱり、久喜が私はちゃんと主体的になるべきだと思いますけれども、もう一回答弁をお願いします。  そして、令和3年度から令和28年度まで事業者選定に、聞いている範囲ですと2年、施設整備に4年、運営に20年と、26年間の長期の債務負担行為でありまして、多額の金額を要しまして、久喜市民、さらに宮代町民のごみ処理を担う重要な事業であることですよね。ですから、導入に、これ失敗は許されません。合理的に、慎重に、大胆に決定していかなければならないと私は思っています。次の世代に、我々今の世代がいいものを造ってくれたのだと言われる事業を遂行して、期待していますけれども、その覚悟のほどをお聞きしたいと思っております。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑に対する答弁を求めます。  環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) まず、残渣の関係でございますけれども、先ほどもご答弁申し上げましたが、やはり処分先については、新たにプラントメーカーのところで探すというようなことですと、難しい場合もございますので、市のほうで責任を持って、できれば現在の熊谷のほうでの処理というものを継続していきたいというふうに考えてございます。  それと、宮代町も含めた大きな事業ということでございますけれども、当然こちらのほうもそういった認識でございますので、まず、このプラントメーカーの事業者選定に当たりまして、きちんと対応していきたいというふうに考えてございます。  この残渣の処理についても、久喜市が主体的となりまして、まずはルートの確保をしていきたいというふうに考えておりまして、処分の量につきましても、現時点では対応は可能だというふうに考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 以上で並木隆一議員の質疑を打ち切ります。  次に、長谷川富士子議員の質疑をお受けいたします。  18番 長谷川富士子議員。                 〔18番 長谷川富士子議員登壇〕 ◆18番(長谷川富士子議員) 引き続き質疑をいたします。18番 長谷川富士子です。  (1)、16ページ、防災備蓄品整備事業、大規模災害が発生した場合に備え、避難所における感染症対策として、非接触による検温及び手指の消毒を一体的に行える非接触検温消毒器を整備するとあります。  そこで伺います。  ア、市内の避難所は全部で何か所ですか。  イ、設置する避難所は何か所か、1避難所に対して何基設置しますか。  ウ、平時の活用はどのように考えていますか。  以上よろしくお願いします。 ○議長(春山千明議員) 長谷川富士子議員の質疑に対する答弁を求めます。  市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) (1)のご質疑に対しまして、順次ご答弁申し上げます。  初めに、ア、イにつきましては関連がございますので、一括してご答弁申し上げます。  指定避難所につきましては、令和3年6月1日現在、市内には89か所ございます。そのうち旧江面第二小学校を含む各小中学校34か所、県立高等学校5か所、総合運動公園及び菖蒲文化会館の合計41か所の指定避難所へ各3台の設置を予定しているところでございます。  次に、ウでございます。平常時の活用につきましては、受付時に検温を行う各種会議、イベントで使用いただくなど、有効な活用を予定しているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  長谷川富士子議員。                 〔18番 長谷川富士子議員登壇〕 ◆18番(長谷川富士子議員) 全部で、合計で避難所が89、34、5、全部で、トータルでお幾つになるのでしょうか。もう一度お願いします。確認の意味で、よろしくお願いします。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 市内の指定避難所につきましては89か所で、そのうち41か所の指定避難所へ各3台ずつ配備をする予定でございます。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑をお受けいたします。  長谷川富士子議員。                 〔18番 長谷川富士子議員登壇〕 ◆18番(長谷川富士子議員) そうしますと、41か所に各3台設置ということで確認なのですけれども、よろしいでしょうか。そのほかの残りの55は設置しないというふうに捉えていいのでしょうか。  あと、それから平時は有効に使いますというご答弁でしたが、すみません、もう少し具体的にお願いしたいと思っています。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑に対する答弁を求めます。  市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 2点ほどご質疑いただきました。  まず、41か所なのですけれども、こちらにつきましては先ほどご答弁申し上げましたとおり、各小中学校等々、全部で41か所なのですけれども、こちらにつきましては、避難情報のレベル3、高齢者等避難の段階で開設する避難所ということで、まずは41か所を基本として今回の配置の積算をさせていただいたところでございます。それで、それ以外の指定避難所についてはというご質疑でございますが、そのほかにつきましては、今現在も貸出し業務等をしております。あらかじめ手指消毒等が準備がなされているという判断の下、41か所ということでお願いをさせていただいているところでございます。  それと、2点目ですけれども、平時の活用をどのように考えているかの具体的な内容なのですけれども、まずは柔軟に対応していきたいという考えは一つあります。そういう柔軟の中では、例えば市が共催する事業、後援する事業、実際庁内の関係部署が連携協議、協力している団体等、そういった民間の団体等の貸出し等も対応してまいりたいという考えではございます。 ○議長(春山千明議員) 以上で長谷川富士子議員の質疑を打ち切ります。  次に、石田利春議員の質疑をお受けいたします。  10番 石田利春議員。                 〔10番 石田利春議員登壇〕 ◆10番(石田利春議員) 10番 石田です。引き続き、議案第53号で質疑いたします。  (1)です。12ページで文化会館改修事業、栗橋文化会館で冷温水ポンプ交換が計上されています。この事業を実施することでの効果、どのように見ていますか、伺います。  (2)です。22ページで、債務負担行為、ごみ処理施設整備及び運営業務について伺います。ごみ処理施設整備及び運営業務を民間の技術と経験を活用したPFI事業で実施し、令和4年度に契約を予定しているとしています。事業者が提案する建設計画、運営について、久喜市が主体的に検証した上で契約することが求められていると考えます。事業者が提案する事業の内容や検証、久喜市は主体的にどのように進めていくのか伺います。 ○議長(春山千明議員) 石田利春議員の質疑に対する答弁を求めます。  市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) (1)のご質疑につきましてご答弁申し上げます。  栗橋文化会館につきましては、空調設備である冷温水ポンプ等に漏水が発生しており、このままでは適切な室温管理を維持することが難しい状況となりますことから、交換が必要となるものでございます。この事業を実施することで、効率的な室温管理などが図られ、市民の皆様の文化活動の場としての機能を発揮することができるようになると考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) (2)のご質疑に対しましてご答弁申し上げます。  新たなごみ処理施設の整備につきましては、民間事業者の知識や経験、技術を活用するPFI事業で進めてまいります。PFI事業者の選定に当たりましては、本市が新たなごみ処理施設に求める機能や設備等を示した要求水準書を事業者に公表し、その機能等の詳細や要求水準以上の内容を事業者からの提案により決めることになります。このように、提案の審査は要求水準以上の機能や設備などの専門的事項に精通した方の審査が必要となるものでございます。  このようなことから、事業者の選定に当たりましては、廃棄物処理や施設経営等を専門とする学識経験者で組織したPFI事業等審査委員会で審査し、答申をいただいた上で、本市で決定してまいります。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  石田利春議員。                 〔10番 石田利春議員登壇〕 ◆10番(石田利春議員) (1)で、分かりました。それで、この実施時期です。今年の夏に間に合うのかどうかというか、どれぐらいの時期に実施するのかお願いします。  それから、(2)です。今回のこの債務負担行為、ごみ処理施設整備運営業務、PFIで、限度額が541億100万円という大きい金額です。また、期間も令和3年度から28年度まで、26年間、長期にわたる予算で、大変重要なものだと受け止めています。運営方式もこれまで説明がありましたけれども、PFIというものの公設民営、DBOの方式だと。これですと、施設の所有、資金調達は公共であり、それから建設運営は民間、設計などについては、公共、民間であるというふうに説明されています。そういったことを捉え、再質疑させていただきたいのですけれども、この設計に当たって、非常に設計にあった焼却炉の大きさがこの設計にも大きく影響するのだろうと思います。この焼却炉の大きさについては、541トンですか、もう既に発表されていたかと思うのですけれども、これはもう動かないものとして、今後進めていくのかどうか。  それから、建設や運営に当たって考えられる、そういうところですね、民間が進めるところの。これに対するいろいろなリスクがこれから考えられると思うのです。その意味で、市が責任を負うべきもの、リスクに対してですね。それから、事業者が責任を負うべきもの、これをしっかり、専門家の意見を聞くという話でしたけれども、久喜市独自の専門家的な、そういう高い見地を持って進めていくことが求められると思います。  そういう意味で、幾つかのリスクについてどう検証するのか確認したいのですが、これまでPFI事業で地震とか水害の災害リスクについてはどういうふうに検証するのか。また、この余熱利用施設は別に進めていくとしましたけれども、この焼却炉の施設によって、それも影響していくと思うのです。そういう不確実な、どれぐらいの熱を電気にとか、運営できていくかと。そういったところは不確実な要素があると思うのです。そういったリスクに対する責任はどう取る、どちらがどう進めていくのか。  それから、このPFI事業で事業費に大きな削減がされると。この一番の要因は、この民間事業者の雇用の在り方、これが一番大きな公共と民間の違いのポイントだと思うのです。そういう意味で、雇用の在り方、人件費なんかはどういうふうに事業者は進めていくのかと。そういうところをしっかり検証していく必要あると思うのですが、どうでしょうか。  あと、民間に任せることで、これまでの企業の、これは秘密ですので教えられませんとか、そういったこともあるかと思うのです。そういう意味で、事業の進めていく透明性、これに対する検証、しっかり透明性を持って、把握して、久喜市が主体的にその事業を進めているところを検証していく必要があると思うのですが、その透明性の確保についてはどう検証していくのか。  あと、モニタリングも重要だと思うのです。そういった意味での検証、今後どう進めていくのか。  あと、環境に対する基準値がこれから当然求められていると思うのですが、そういったものに対する、市が主体的になった検証というのはどう進めていくのか、お願いしたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 文化会館につきまして、1点ほどご質疑いただきました。実施時期、夏に間に合うのかというご質疑でございますけれども、まず具体的なスケジュール、予定でございますけれども、今回ご議決賜りましたら、まず8月までには所要の手続を経まして、契約手続をしたいというふうに考えております。その後夏の時期を経まして、10月、秋口ですね、工事に伴う休館を市内で工事のほうを予定したいというふうに考えております。夏の時期につきましては、冷温水ポンプがバックアップ、1台ずつ稼働していきます。2台あります。今の1台を稼働させていただいて開館のほうさせていただきますので、そういった予定でございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) 再質疑にご答弁申し上げます。  まず、炉の大きさでございますけれども、今回155トンということでの処理の大きさということで、これについては、それに基づいて提案をしていただくということでございます。  続いて、リスクの関係ですけれども、災害等の場合につきましては想定ができないということで、市のほうでの責任という形になってまいります。  また、熱利用の関係につきましては、こちらについては事業者のほうのリスクということでうたってございます。  続いて、民間事業者での人件費等、雇用の在り方につきましては、こちらについては法律に基づいて、事業者のほうで決定していくというふうに考えてございます。  また、公平性、透明性の部分、またモニタリングでの検証、あと環境基準値との関係につきましては、全て毎年モニタリングのほうで研修をしていくということで、こちらのほうの透明性等、検証していくという形になります。  先ほどご答弁申し上げましたが、環境基準値につきましても自主規制値を設けておりますので、それに基づいて、毎年モニタリングを実施しております。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑をお受けいたします。  石田利春議員。                 〔10番 石田利春議員登壇〕 ◆10番(石田利春議員) (1)で、そうしますと、1台で今年の夏の冷房というか、それはやっていけるという認識でいいのかどうか。  それから、(2)なのですけれども、155トンということでしたけれども、これまで、これからプロポーザルで受けて、それまでの期間で、ごみの焼却処理量については、国のとりわけプラごみの問題については、国の細かい方針が出たら検討するという、そういう答弁がありました。そういう意味では、この155トン、今後変わる可能性もあるのかと思うのですが、どうでしょうか。  それから、地震や水害にやるのは市の責任だという、リスクは市が責任を負うのだということでしたけれども、これまで仙台市のスポパーク松森のケースということでよく知られているのですけれども、これは地震により屋内プールの天井が落下したと。これは、災害がきっかけだったのですけれども、その建物の耐震性がきちっと確保されているかどうか、それを事前にきちっと検証しなかったことが問題視されているのではないかと思うのです。ですので、単にその地震や水害で起きたものについては、市が100%責任を負うのですよという、そういう検証の仕方は主体的ではないかなと思うのです。しっかりそこの施設以外、地震にも耐える施設になっているかどうかという、そこを久喜市がしっかり検証する必要があると思うのですが、どうでしょうか。  それから、余熱利用のそういった、これは事業者がということですが、今回みたいにコロナで経済的な影響が大きく左右されたりした場合についても、やっぱりそれは事業者に任せられないとかあると思うのです。ですので、様々なそういったことについてもしっかり検証した上で、今後運営を検証していくということが重要かと思うのです。それについてはどうでしょうか。  あと、雇用のある方で、これまで質問しますと、労働基準法に基づいて民間事業者がしっかりやっていっていただけるものという答弁がありますけれども、その労働基準をしっかり守っていただければ、ある意味では過労死とか、そういったことが起きないわけです。だけれども、現実にはそういうことが起きているわけで、きちっとその労働ビジョンが守られているかどうかというところの検証を市がしっかり見ていく、これが求められていると思うのですが、どうでしょうか。  それから、モニタリングについては理解しました。非常に今後もこれはしっかり第三者入れて、お願いしたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑に対する答弁を求めます。  市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 今年の夏につきましては、室温管理を維持してまいります。 ○議長(春山千明議員) 次に、環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) 再々質疑にご答弁申し上げます。  まず、炉の大きさでございますけれども、国のほうが最終的な方針というのがまだ詳細については出ておりませんけれども、現在想定しております155トンという炉の大きさで、その後についても対応ができるというふうに考えてございます。  また、災害における耐震基準等、そういったものにつきましても、法令に基づき市のほうでも確認のほうはさせていただきます。あわせて、大規模の疾病、コロナのようなものにつきましても、その中で同様に対応してまいります。  そして、雇用問題、過労死の関係につきましては、やはりあくまでも事業者のほうでしっかりとやっていただきたいというふうに考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 以上で石田利春議員の質疑を打ち切ります。  これはもって議案第53号の質疑を打ち切ります。  次に、議案第54号から議案第57号については通告がありませんので、質疑を打ち切ります。  次に、議案第58号の質疑をお受けいたします。  川辺美信議員の質疑をお受けいたします。  2番 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 2番 川辺美信です。議案第58号 久喜市手数料条例の一部を改正する条例について、通告どおり質疑させていただきます。  (1)、今回の改正は、マイナンバーカードの再発行、返納の手数料800円を削除するというものですが、条例改正によって再発行、返納の取扱いに変更があるのかお伺いします。  (2)、参考資料には地方公共団体情報システム機構が個人番号カードを発行することが明確化されたと書かれています。これまで地方公共団体情報システム機構がマイナンバーカードを発行してきているのではないのかお伺いします。  (3)、手数料を地方公共団体情報システム機構に納付し、その後自治体に手数料の一部が返還されるのかお伺いします。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員の質疑に対する答弁を求めます。  市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) (1)、(2)、(3)のご質疑に対しまして順次ご答弁申し上げます。  初めに(1)と(2)は関連がございますので、一括してご答弁申し上げます。個人番号カードの発行につきましては、総務省令により全ての市区町村が一括して地方公共団体情報システム機構に委任しております。この委任に当たりましては、市は同機構へ交付金を交付し、国から個人番号カード事業費補助金として交付を受けておりますが、個人番号カードの再交付及び返納後の交付手数料は、同補助金の対象外となっております。そのため、個人番号カードの再交付及び返納後の交付手数料につきましては、久喜市手数料条例に基づき徴収してきたところでございます。  一方、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正では、同機構が個人番号カードを発行すると明確化されるとともに、手数料の徴収の事務を市区町村長に委託することができると規定されたところでございます。このようなことから本年9月からは、これまで市が同機構に対して行ってきたカード発行に係る委任や交付金の交付が不要となってまいります。  あわせて、個人番号カードの再交付及び返納後の交付手数料を徴収する事務につきましては、同機構からの委託を受け、市区町村が行うものと考えております。したがいまして、交付手数料を徴収する根拠は変更となりますが、市民の皆様にとりましては再交付等の手続に変更はないものと考えております。  次に、(3)でございます。個人番号カードの再交付及び返納後の交付手数料、徴収後の取扱いにつきましては、現在のところ国及び地方公共団体情報システム機構から示されていないところでございます。 ○議長(春山千明議員) ここで休憩をいたします。    休憩 午前11時57分    再開 午後 1時00分 ○議長(春山千明議員) 再開をいたします。  再質疑をお受けいたします。  川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 再質疑をさせていただきます。  確認なのですけれども、今回の条例改正によって、市民についても、それを取り扱う窓口の市役所の職員の事務取扱についても一切変更がないということで理解してよいのか。にもかかわらず、これまで補助金は対象外だったという理由から、手数料の800円を市役所が受け取っていたわけですけれども、取扱いが何ら変更がないにもかかわらず、800円の取扱手数料すら受け取ることができなくなってしまったのかということの確認をさせていただきたいと思います。  (3)の中で、手数料の一部は返ってくるというのであれば理解はできるのですけれども、それが返ってこないというのであれば、それについて何らか国に対して要望するのかどうか、その2点についてお伺いします。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 何点かご質疑いただきました。  まず、今回の再交付手数料、手数料条例から廃止するということで、9月からになりますけれども、こちらについて、まず法律のほうで、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、改正後にはまず個人番号カードの発行等ということで、機構は個人番号カードを発行するものとすると。これが明確化されました。これに対する個人番号カードの発行に関する手数料の改正になっておりまして、その中で機構は機構が定める額の手数料を徴収することができる。そして、機構は手数料の額を定め、総務大臣の許可を受けると。3つ目に、機構はその手数料の徴収の事務を市区町村長に委託することができると。ここまでは改正ということで我々も理解しているのですけれども、この後、国もしくは総務省から、事務がどうなるか、取扱いがどうなるか、そちらを変え、手数料のお金がどうなのか等々まだ示されていないという状況ですので、ここでこうなるという話もない状況なのですけれども、そうは言いましても、個人番号カードの発行につきましては全国の市区町村が一定的に同じような取扱いを受けるものというふうに思っておりますので、まずは示された状況を確認して、そこで事務の手続を進めたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑をお受けいたします。  川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 分かりました。  過去の事例でいいのですけれども、大体1年間、マイナンバーカードの再発行数が何枚ありますかというのは、以前の議案で大体五十数件があったと思うのですけれども、例えば2020年度決算でいいのですけれども、マイナンバーカード再発行数と、それから返納数、それについて分かればお伺いします。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑に対する答弁を求めます。  市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 再交付と返納、これが幾つ幾つというのは分かりませんので、一緒で捉えていただければと思います。令和2年度につきましては151件でございます。 ○議長(春山千明議員) 以上で川辺美信議員の質疑を打ち切ります。  これをもって議案第58号の質疑を打ち切ります。  次に、議案第59号については通告がありませんので、質疑を打ち切ります。  次に、議案第60号の質疑をお受けいたします。  杉野修議員の質疑をお受けいたします。  11番 杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) 11番 杉野です。議案第60号 久喜市立学校給食センター条例の一部を改正する条例につきまして質疑をいたします。  現状の3センターを廃止して、8月から新設の久喜市立学校給食センターで正式に調理、提供されることとなっております。そこで、以下の人員体制については、希望する旧センターの職員は継続雇用されているのか。また、新規採用はどれぐらいなのか、その点についてお伺いします。 ○議長(春山千明議員) 杉野修議員の質疑に対する答弁を求めます。  教育部長。 ◎教育部長(野原隆) (1)のご質疑に対しまして、順次ご答弁申し上げます。  令和3年5月末時点の状況を調理配送、配膳業務を受託する株式会社東洋食品に確認した結果で申し上げます。  初めに、アでございます。栄養士につきましては、継続勤務希望者、新規採用予定者ともにおりません。  次に、イでございます。調理員につきましては、継続勤務希望者は49名で、全員を採用予定でございます。新規採用予定者は19名でございます。  次に、ウでございます。配送員につきましては、継続勤務希望者が2名で、全員を採用予定でございます。新規採用予定者は7名でございます。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) あらかじめちょっと確認しておきたいことがあるのですが、この学校給食センター、東洋食品さんにプロポーザルで落札したときなのですが、そのときには今おっしゃったような経過ですから、人的体制は整っていなかったというふうに理解するのですけれども、その落札するときというのは、条件というのは、今後こういう体制でやりますよという計画を示せばいいということなのですか。人の確保ができているか、できていないかではなくて、計画でそういう体制が整っていれば、審査の基準に達していればオーケーということです。点数が出るということ、そういうことなのでしょうか。それをちょっと一つ確認します。  つい最近も東洋食品さんは、多分今もそうだと思うのですが、まだ人を探しているのですね。今おっしゃった調理員、49名全員、新規19ということですが、栄養士についてはゼロゼロでしたけれども、栄養士も今募集かけているところですよね。そういうところで、一体何名必要なのか、現状で、今おっしゃっていただいた調理員だと68名ですか、足りる人数なのか、あるいは配送もこれでオーケーなのか。その辺の体制を、何名でスタート、運営できる約束になっているのか、その辺ちょっと確認したいのですが。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  教育部長。 ◎教育部長(野原隆) プロポーザルの段階ですと、実際に決まっているわけではございません。必要な人数ということで出していただいた数字でございます。  2点目でございますが、配置計画ということだと思いますが、配置計画ですと87名の人数ということでございまして、現在内定ということで84名ということで、今3名探しているというようなところでございます。  その他の配送員とか配膳員もございまして、こちらにつきましては今計画では87名ですが、現在92名ということで、これは人数的には間に合っておるところでございますけれども、シフト等を組む必要もあるということだと思いますけれども、まだ5人ほど不足しているという状況で、探しているという状況でございます。併せまして、10名ほどまだ採用がこれから必要だということでございます。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑をお受けいたします。  杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) プロポーザル段階での人の手配についての判断、ちょっと基準が分からなかったものですから、確認できてよかったです。今現在もネットでも見ることができるのですが、東洋食品さんが募集をかけています。それで、調理師または栄養士資格者、ちょっと質疑の通告したときに、調理師ということで、この教師の師のほうを通告したら、調理員ですということなのですが、調理師のほうも2つありますよね。ちょっとその区別がつかなかったので、調理員ということでいいのですか。募集のほうは調理師の教師の師を書いて、調理師または栄養士資格者ということで言っているのです。その違いがちょっと分からないので、併せてお答えいただきたいと思うのですが、併せて未経験の方もいいですよとあるのですが、その未経験の方の配置というのは、全体としてはほぼ人数は満たされて持っていると思うので、心配無用かもしれませんけれども、やはり食物アレルギーの対応のためのいろんな確認作業とか、現地での訓練とか、研修だとか必要だと思いますし、全くの素人の方は、そういう専門職のところ、専門作業には就かないと思うのですが、その辺のあと10名必要というところは、どこの部分が必要になるか。このアレルギー対応の確認作業等については、準備は整っているのかどうか、その確認をちょっと伺います。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑に対する答弁を求めます。  教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 調理を行うに当たって、調理師の資格が必要かというものでもございませんので、例えば調理員の中には調理師の資格を持っている方もいらっしゃいますし、栄養士の資格を持っていらっしゃる方もいらっしゃいますし、そういうことでございます。栄養士につきましても同様です。調理員の中には栄養士の資格を持っている方もいますしということでございまして、募集の区分、違うのは、こちらで、東洋食品のほうで配置するのは調理員という名前になるかと思いますけれども、その中には調理師の資格を持った方も、中には栄養士の資格を取った方もいらっしゃるのかなというところでございます。  あと、未経験の方ということなのですけれども、当然アレルギー対応食の、今度そういったところもできますので、そこにはやはり調理員の中でも、やはり栄養士の資格を持った方とか、そういった方が配置されるというふうに聞いております。また、未経験の方につきましては、当然いきなりすぐに調理ができるかというと、できないかと思いますので、その辺は当然社内のほうで研修のほうは受けた上で稼働日を迎えるというふうに考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 以上で杉野修議員の質疑を打ち切ります。  これをもって議案第60号の質疑を打ち切ります。  次に、議案第61号及び議案第62号、報告第5号については通告がありませんので、質疑を打ち切ります。  次に、報告第6号の質疑をお受けいたします。  渡辺昌代議員の質疑をお受けいたします。  9番 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 9番 渡辺です。報告第6号 繰越明許費繰越額の報告についてお聞きをいたします。  (1)、衛生費、清掃費133万7,000円の内訳ですけれども、説明の中で、雨水の調整池を県との協議、また施設内容の検討、修正の設計業務などという説明を受けました。土木費の(仮称)本多静六記念市民の森・緑の公園整備事業費の395万8,000円の説明では、ごみ処理と同様ということでした。  同様の内容を2事業に分けていることについての説明をお願いして、それからどこの予算、どこのところで予算の線引きをしているのか、お伺いをいたします。今後も含めて、同様なことが進められると思うのですけれども、どうやって進めていくのか、お聞きします。  (2)番です。土木費、都市計画費公園維持管理事業の内容ですけれども、国の防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策と説明を受けました。具体的に事業は何かを伺います。この事業については、令和2年度のときに前倒して行うという予定でしたということなのですけれども、やり切れずに今年度に予算が戻ったという形でまた始めるという状態なのですが、なぜそうなったのか、理由を伺います。また、この対策は5か年の計画ということなのですが、今回どこまで進み、今後の計画はどうなるのか伺います。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員の質疑に対する答弁を求めます。  環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) (1)のご質疑に対しましてご答弁申し上げます。  新たなごみ処理施設、余熱利用施設、(仮称)本多静六記念市民の森・緑の公園につきましては、相互利用による相乗効果を図るため、一体で整備を進めております。  整備の進め方といたしましては、おのおの3施設の整備予定地を盛り土等により一括して造成し、その後新たなごみ処理施設と余熱利用施設及び公園を2つのPFI事業として、民間事業者を活用しながら整備する予定でございます。  調整池につきましては、公園整備の所管課である公園緑地課が調整池の配置や構造などの検討を担当し、新たなごみ処理施設及び余熱利用施設の所管課である資源循環推進課は公園緑地課に執行委任する形で進めております。したがいまして、設計業務を含めた造成に要する費用の予算は、各施設の所管課で計上したところでございます。  なお、造成後の余熱利用施設と公園の整備に要する費用につきましては、1つのPFI事業として予算計上していきたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) (2)のご質疑に対しましてご答弁申し上げます。  繰越明許をいたしました公園維持管理事業につきましては、都市公園の老朽化対策として遊具10基を改修するものでございます。この改修につきましては、昨年度に策定した久喜市公園施設長寿命化計画により、国の社会資本整備総合交付金を活用して、令和3年度当初予算に計上していたものでございます。  このような中、国の令和2年度第三次補正予算を令和3年度予算と一体とし、15か月予算の考えの下、編成する。令和3年度当初予算では措置せず、今回の補正予算で全てを措置したいと示されたことから、その方針に従い、交付金を要望したものでございます。このようなことから、本市では、令和2年度補正予算に前倒しして計上する必要があったため、令和3年2月定例会において繰越明許したものでございます。  なお、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策につきましては、社会資本整備総合交付金及び防災安全交付金をさらに加速化させることを目的とした国の対策でございます。市といたしましては、昨年度策定いたしました久喜市公園施設長寿命化計画に基づき、積極的に活用してまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) すみません、分からないので、もう一度お聞きします。申し訳ございません。  2つのPFI事業として進めると部長が先ほどご説明をしていただきました。事業としては、公園のほうと、ごみ処理のほうと2つということなのですよね。すみません、1つのPFI事業として、一体で進めるというのがちょっと分からなくなってしまったのですけれども、今回の説明の中では、要するに調整池、それから施設内容の検討、それから修正設計業務という話で、それは両方とも同じなのですよというお話を受けたのですね。それで、同じ内容のものがその形状として2つにするのにはどういう分け方をするのかなというのが分からなかったのでお聞きをしたのですけれども、1つのPFI事業として行うのだとすると、余計その予算の立て方というのは、ここはこっちですよ、ここはこっちですよという線引きがよく分からなくなったものですから、そこはどういうふうにするのですかと聞いたのですけれども、ちょっと今の説明だと分からなかったので、ごめんなさい、もう一度お願いできますか。  それから、公園のほうですけれども、15か年予算で編成したその中で、要するに先に出しておかないと、この年のところでやれないので一緒にやるというのは分かったので、それと今回防災・減災、国土強靱化のための5か年っていって説明があったのですね。だから、すっかりその事業はそのものだと思った。その5か年計画のものを、要するに15か年の予算の中、前倒しをしたような形の補正予算、一緒になった、合体した補正予算の中で、国のほうとしてはその予算をしっかり獲得というか、予算を国のほうで要求をするためには、その前年度に予算として計上しておかないと駄目ですよという形なので、予算を計上したということですか。すみません、それ確認させてください。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) それでは、改めまして、この予算計上の関係のご説明をさせていただきたいと思います。  この新たなごみ処理施設と余熱利用施設、本多静六記念市民の森・緑の公園のこの3つの施設に係る調整池の関係の設計と盛土の関係を1つの契約として、1つの事業者に契約をしているところでございます。その中で、公園部分については建設部が所管、ごみ処理施設と余熱利用施設のほうは環境経済部で所管ということで、1つの契約を2つの部で分けているということで、今回同様の内容のものを2つの項目で繰越しをさせていただいたところでございます。  今後につきましては、2つのPFI事業ということで、1つは今回も議案、補正予算等々出しております新たなごみ処理施設関係の1つのPFI事業、もう一つについては余熱利用施設と公園を一体的に整備するためのPFI事業としてそれぞれ実施していくということで、2つのPFI事業ということで実施していくということでございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 国土交通省の方針でございます国の令和2年度第三次補正予算を令和3年度予算と一体とし、15か月予算の考えの下、編成すると。15か月予算といいますのが、令和3年1月から令和4年3月までとされております。  それともう一つ、令和3年度当初予算では措置せず、今回の補正予算で全てを措置したいということでございましたので、令和3年度予算、令和3年度にやる予定だったものを令和2年度の補正で対応させていただいたということでございます。  ちなみに、国の5か年加速化計画といいますのは、近年の気候変動による気象災害の激甚化、頻発化やインフラの老朽化への対策のため、令和3年度から7年度までの5か年間に、追加的に必要となる事業規模を定め、重点的、集中的に対策を講じるものというふうに伺っております。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑をお受けいたします。  渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) すみません。先ほどの5か年計画のことで、ごめんなさい、確認だけさせてください。今前倒しをしてやったものを、今年の予算の中に、要するに繰越明許としてなりました。そのときには、上げたものがありますけれども、要するに国土強靱化の名の下に、公園の老朽化の対策と、それから防災公園の機能の確保とかというふうに2つぐらいあったのですね、その中の。今回は、老朽化対策ということでやっていただけるということなのですが、これというのは、また上乗せをすることはできるのですか。それだけです。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑に対する答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 国庫補助金の要望でございますけれども、あくまで予防保全に基づくインフラ対策で老朽化を進めるということでございます。久喜市につきましては、公園施設長寿命化計画を昨年度定めましたので、その長寿命化計画にのっとって、国に予算を要望させていただくと。その中で、国の5か年加速対策に合致するものについては、予算が手厚く措置されるということになっております。今回要望いたしましたのが、公園施設の中で、健全度が4段階あるのですけれども、最も状態のよい健全度Aから使用中止レベルの健全度Dまでということであるのですが、今回要望させていただきましたものは健全度Dということで、早急に対策が必要だというものについて要望させていただきました。  例年ですと、国庫補助金、補助率は2分の1なのです。ただ、全体事業費に対する国費の配分割合といいますのが、例年ですと25%ぐらいだったりするのです。ところが、今回第三次補正予算ということで要望させていただきまして、国費の配分につきましては50%ぴったりいただいているというところでございます。 ○議長(春山千明議員) 以上で渡辺昌代議員の質疑を打ち切ります。  これをもって報告第6号の質疑を打ち切ります。  次に、報告第7号の質疑をお受けいたします。  石田利春議員の質疑をお受けいたします。  10番 石田利春議員。                 〔10番 石田利春議員登壇〕 ◆10番(石田利春議員) 10番 石田です。報告第7号 事故繰越し繰越額の報告について質疑いたします。  (1)です。佐間・八甫線整備事業、繰越明許費分。地元住民の方から仮設水路等の施工方法について見直しの申出があり、調整のため年度内の完了が困難との理由ですが、その見直しの内容と、見直しの結果後の整備事業、どのように進行しているのか、お伺いいたします。 ○議長(春山千明議員) 石田利春議員の質疑に対する答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) (1)のご質疑に対しましてご答弁申し上げます。  稲荷橋の架け替え工事につきましては、当初コルゲートパイプによる稲荷木落の切り回しを予定しておりましたが、近年の異常気象による大雨と、それに伴う道路冠水などの被害を心配するご意見があったため、仕切り矢板に内容を見直しし、水路断面を確保したものでございます。その後、大雨などによる被害はなく、工事も順調に進みましたことから、4月下旬には通行止めを解除しており、6月下旬には繰り越した工事が完了するものでございます。今年度も引き続き、稲荷橋付近の護岸の整備を予定しており、計画的に事業を進めてまいります。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  石田利春議員。                 〔10番 石田利春議員登壇〕 ◆10番(石田利春議員) そうしますと、この稲荷橋の架け替え工事に伴う施工の違いで、切り回しを仕切り板方式に変えたということなのですが、大変恐縮ですが、切り回しとこの仕切り板の、もうちょっと具体的に説明いただければと思います。  私質疑に当たっては心配したのが、この地域非常に冠水するエリアということであって、その冠水を含めた稲荷橋の架け替え、冠水もこの水路に流し込むような、そういう工事も進めていくということを事前に聞いていたのですけれども、その関係については全く今回は関係ないのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 今回の工事につきましては、橋の工事ということでございまして、特に関係はしてまいりません。                 〔何事か言う人あり〕 ◎建設部長(齋藤光紀) コルゲートパイプ、円形のパイプで水路を切り回すということで考えておりました。もともと橋りょう工事につきましては、出水期の工事ではなく、渇水期に工事をやるものでございますので、水量が減っているときに工事をやるということでございます。通常であれば、コルゲートパイプぐらいの径の水量でもつというふうに考えておりますが、近年やはり異常気象ということで、季節外れの大雨でありますとか、渇水期でも油断できないというような住民からのご指摘もございまして、より大きな水路の断面を取る仕切り矢板工法に変更して工事を進めさせていただいたということでございます。 ○議長(春山千明議員) 以上で石田利春議員の質疑を打ち切ります。  これをもって報告第7号の質疑を打ち切ります。  次に、報告第8号から報告第10号については通告がありませんので、質疑を打ち切ります。  次に、報告第11号の質疑をお受けいたします。  猪股和雄議員の質疑をお受けいたします。  3番 猪股和雄議員。                 〔3番 猪股和雄議員登壇〕 ◆3番(猪股和雄議員) 報告第11号につきまして質疑をいたします。  要するに小・中学校校内通信ネットワーク整備事業で、工事請負変更契約を結んだのだけれども、それを専決処分をしたのだけれども、それを議会報告するのを失念したという、そういうミスですね。議会への報告に当たって、不適切な執行をしたということで、職員も厳重注意処分となり、また適切な事務執行の徹底に関する取組のマニュアルというのを改訂した。これ自体としては理解できます。  ただ、今回のような不適切な取扱いが発生した根本的な原因を当局はどう考えているかということなのです。処分をし、マニュアルを改訂し、過去にも同じことはされているのだけれども、また同じような間違いがされてしまった、発生してしまった。一度だけだったら、マニュアル改訂しましたからもう大丈夫です、安心ですよと言えるのだけれども、どうもそう言い切れないところがあるように思います。その根本的な原因というのは、久喜市行政の体質ではないかとさえ私は感じています。いかがでしょうか。  (2)としまして、私は根本的な原因を久喜市の行政執行過程において、それぞれの業務を職員個人の仕事として遂行している、あるいは職員個人の責任とする、そうした職場風土があるのではないか。別の言い方をすれば、チームとして仕事をしているという風土が欠けてるのではないかと思っています。認識をお伺いいたします。  (3)として、チームとして仕事をするということはどういうことかというと、全ての業務について職員間で認識を共有する。自由に意見交換できる風土がなければいけない。当該部署内で疑問があったら、お互いに率直に出し合える、そういうことができなければいけない。ところが、久喜市役所、これはいろんなところ見ていますけれども、お互いに相手の仕事に対して口出しできない。彼がやっているのだから大丈夫だろう、やらしておこうよ。ちょっと変だなと思っても、そう言えない、言わない。そういう風土が最大の問題ではないかと思っています。それは、マニュアルの改訂だけによって解消できないと思うのですけれども、いかがでしょうか。お願いします。
    ○議長(春山千明議員) 猪股和雄議員の質疑に対する答弁を求めます。  教育部長。 ◎教育部長(野原隆) ご質疑に対してご答弁をさせていただきます前に、今回のご報告は、本来であれば令和3年2月定例会において行うべきものでございましたが、今定例会でのご報告となったことにつきまして、心からおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。  それでは、(1)のご質疑に対しましてご答弁申し上げます。久喜市立小・中学校校内通信ネットワーク整備工事の請負変更契約の専決処分を行ったことにつきまして、担当職員が議案調整を行う部署に確認した際、契約状況等の説明が不十分であったことにより、担当職員は議会への報告は6月定例会で行うものと思い込んでしまったことなどから、2月定例会において本件を報告することができませんでした。  その原因といたしましては、地方自治法第180条の規定による専決処分を行った場合には次の議会に報告すべきものであるということについて、担当職員の契約事務に関する知識及び確認が不足していたこと、並びに担当職員の事務遂行について管理監督する立場の職員による業務の進捗状況の把握などの指導監督に不十分な点があったことでございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) (2)及び(3)についてご答弁申し上げます。  初めに、(2)でございます。本市では市政に関する様々な業務の執行に当たり、組織規則や事務専決規則等の関係規則に基づき、組織として適切な事務執行に努めているところでございます。また、各所属所においては、責任者である所属長の指揮監督の下、係単位で一つのチームとして業務を遂行しており、各担当者は係長等の指導、助言を受けながら、自分の業務に責任を持って取り組んでいるところでございます。さらに、報告、連絡、相談、いわゆる報連相を徹底し、業務について職員間で認識や情報を共有することで、組織として課題解決を図っているところでございます。  次に、(3)でございます。先ほどご答弁申し上げましたとおり、これまでも組織として適切な事務執行に取り組んでまいりましたが、このたび不適切な事案が発生したところでございます。当該事案が発生した要因を踏まえ、直ちに適切な事務執行の徹底に関する取組を改定したほか、職員の綱紀粛正に関する通知を発出し、当該事案を関係職員だけの問題とせず、全ての職員が法令の遵守や規律の保持を再確認したところでございます。今後につきましては、当該取組や財務処理及び契約事務に関する研修を実施し、それぞれの職責を改めて認識させるとともに、前例にとらわれず、常に問題意識を持つなど、職員の意識改革を図ってまいります。  さらに、役職や立場に関係なく自分の意見を伝えられ、互いの意見を認め合う職場環境の改善に努めてまいります。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  猪股和雄議員。                 〔3番 猪股和雄議員登壇〕 ◆3番(猪股和雄議員) 今の教育部長のご答弁の中でも、議案調整する部署に確認した際に、きちっと説明できなかったのだよね。相談を受けた部署のほうも、そこのところを突っ込んで聞かなかったわけだよね。あまり細かくはここで言ってもしようがないのだけれども、報告が、相談があった、それに対して簡単に結論出さないで、お互いに討議をしながら進めていくという、それがまさにそこで欠けていたのが1つ。  それから、例規の知識の不足とか確認不足、これは誰でもあり得るわけです。たとえマニュアルつくったって、それは忘れることはあるのです。そのときに、忘れたときにどうチェックするかなのだ。  それから、報連相が大事なのだと。それは、まさにそのとおりなのです。だから、この報連相、報告、連絡、相談というのが、ともすると縦の関係になってしまう。同じ職場の課内で、部署内で、横で共有していますかということなのです。結局仕事が一人一人が請け負ってしまって、縦の関係の中で処理をして遂行していく。チェックは上がしてくれるだろうと、あるいはもっと上がちゃんと見ているだろうと、あるいはこの職員は大丈夫だろうという、そういうよく言えば信頼感、悪く言えば丸投げ、それがまかり通ってきた結果がこれだと思っています。  縦の関係よりも、もっと大事な横でお互いに議論できるかということです。そういう職場風土をつくっていかなければいけないのです。それが私できていないというふうに思っている。どこがと言われると、説明が大変長くなってしまうので、これ以上できないけれども、そういう横の職員同士の関係、信頼関係強化、お互い自由に議論できる討議できる、そして仕事を進めていく、そういう職場風土というものについて、ちょっと抽象的で申し訳ないけれども、そこのところどう考えておりますか。それから、それをどうやってこの久喜の市役所の中で、職場でつくっていくか。そこについて、一度考え方、聞かせていただけませんか。一応私としては、そういう問題提起をしておきたい。いかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) 猪股議員さんからご指摘いただきまして、本当に今回の事案が出まして、全庁的なことということで、問題視しなければいけないというふうに考えております。やはり組織ということでやっている中で、管理職から下への指導というのは、今回の様式の7号というのを新たに追加させていただいた中でも、縦の列の確認はできるかと思いますが、やはり横のコミュニケーション不足というようなことも挙げられるということも一つの今後の課題というふうに考えております。それについてもこれから研修などを通じて、職員のそれぞれの意識改革をしながら、お互いに議論をし合えるような建設的な意見を出し合って、いいまちづくりをするというような考えを持つように取り組んでいきたいと思っております。  議員さんのほうからお話あったチームという話なのですけれども、やはり現在は単に組織、係ということで、グループになっているというような状況かもしれません。やはりチームということになりますと、一つの目標を達成するというのがチームという組織になるかと思いますので、そういったまちづくりを担う私たち公務員ということで、目的を持ちながらチームとしての職員の意識づけ、また業務の遂行に当たるよう、心がけるようにしたいと思っております。 ○議長(春山千明議員) 再々質疑をお受けいたします。  猪股和雄議員。                 〔3番 猪股和雄議員登壇〕 ◆3番(猪股和雄議員) 私長いこと、本当に長いこと、久喜の合併前のもっと長いこと、久喜の市役所職員の皆さん見させてもらっていて、昔はって言い方あまりしたくないのだけれども、本当以前は職員同士が同じ課内で、大丈夫かよ、一体どうなっているのだよ、お互いにもっとざっくばらんにやっていたと思っているのです。本当にです。ざっくばらんに、大丈夫か、それちょっと見せてみとかさ、同じ立場の職員同士ですよ、上からではないですよ。それから、これどうなのだろうと、お互いにざっくばらんに聞き合ってやっていたはずなのですよ。それが最近忙しくなって、それぞれが忙しくなっているせいかもしれないけれども、ないように思うのです。非常に減っていると思っているのです。一人が仕事を抱え込んでしまう。それに対して、ほかの人が口を出さない。前の学校のエアコンときもそうでしたよね。あのときも本当に、今回よりももっと一人で抱え込んでやっていましたよね。ほかの人が、彼が何やっているのか知らない。そういうことがずっとまかり通ってきている。それを直さなければいけないということだと思います。昔の職員の大先輩も、そうだねと言ってくれましたので、ぜひそういう風土をどうやってつくっていったらいいかということ。本当に一回職員同士、みんな課内で議論をさせてみたらいかがですか。答弁はいいですけれども、一つ議論を、いろんな課題について時々議論を、お互い議論をさせるということが、これは一つの訓練方法だと私は思っています。ぜひ工夫してください。お願いします。 ○議長(春山千明議員) 以上で猪股和雄議員の質疑を打ち切ります。  次に、渡辺昌代議員の質疑をお受けいたします。  9番 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 9番 渡辺です。引き続き報告第11号についてお聞きをいたします。  (1)です。工事請負契約の変更となった理由、それからその時期はいつだったのかをもう一度確認させてください。  (2)です。今回議会に報告をしなければならない事案であることを関係者は理解していたのか、お伺いいたします。  (3)、そのときの関係者というのは何人いらっしゃったのか。関係者の人たちの共通の認識、それからその場での話合いは持ったのか、お伺いをいたします。  (4)です。前回同じようなことがあったときに、再発防止策を取って、改善を進めるとしたにもかかわらず、再びうっかり、今は思い込んでしまったという説明がありましたけれども、起こったことに真剣さを疑わざるを得ません。どう改善していくのか伺います。  (5)です。チェック機能だけ増やしても改善されるとは思えません。市の職員全員が自ら公費を扱っているということと、自分のお給料も税金であるということをしっかりと踏まえて、教育のやり直しが必要ではないか、見解を伺います。  以上です。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員の質疑に対する答弁を求めます。  教育部長。 ◎教育部長(野原隆) ご質疑に対してご答弁させていただきます前に、今回のご報告は、本来であれば令和3年2月定例会において行うべきものでございましたが、今定例会でのご報告となったことにつきまして、心からおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。  それでは、ご質疑のうち(1)から(3)及び(4)のうち、教育委員会が所管する部分に対しまして順次ご答弁申し上げます。初めに(1)でございます。この工事では、当初タブレット端末を充電するための充電保管庫を各普通教室内に設置する予定でございました。しかし、学校によっては教室の形状などにより、廊下に設置してほしいという要望がありましたことから、一部の教室につきましてはそのような対応をすることとし、充電保管庫49台分の新たな電源コンセントを設置したものでございます。令和2年10月頃から電源コンセント増設に係る検討を始め、工事が必要な箇所を特定し、変更契約を令和3年1月29日に締結した後、着工したものでございます。  次に、(2)でございます。今回の専決処分につきましては、地方自治法第180条に基づく専決処分であり、関係職員は変更契約を締結したことを議会へ報告する必要があることは認識しておりましたが、誤った判断をしてしまったものでございます。  次に、(3)でございます。今回の不適切な事務に当たり、指導上の措置を受けた職員数は4名でございます。変更契約及び専決処分に当たりましては、文書による決裁手続を行っておりますが、当該文書には今後議会への報告が必要な案件であることの記載がなかったものでございます。決裁後、関係職員の一部の間で、議会への報告時期について確認をしたものの、認識の誤りから6月定例会での報告と判断してしまったものでございます。  次に、(4)でございます。教育委員会といたしましては、今回の件につきまして非常に重く受け止めているところでございます。今後につきましては、まずは教育委員会の職員一人一人が業務に関する正確な知識の習得に努め、さらに各職位でそれぞれの責任を改めて自覚し、正確な事務処理を行うことはもちろんのこと、職場内の風通しをさらによくすることにより、業務に関する疑問点等について気兼ねなく確認し合える職場づくりに努めてまいります。 ○議長(春山千明議員) 次に、総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) あわせまして、引き続き(4)についてご答弁申し上げます。  このたびの事案が発生した要因を踏まえ、直ちに適切な事務執行の徹底に関する取組を改定したほか、職員の綱紀粛正に関する通知を発出し、当該事案を関係職員だけの問題とせず、全ての職員が法令の遵守や規律の保持を再確認することとしたところでございます。さらに、今後につきましては当該取組や財務処理及び契約事務に関する研修を実施し、それぞれの職責を改めて認識させるとともに、前例にとらわれず、常に問題意識を持つなど、職員の意識改革を図ってまいります。  次に、(5)でございます。全ての公務員は全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、かつ職務の遂行に当たりましては、全力を挙げて専念しなければなりません。全ての業務は公費によるものであると認識し、執行する必要があります。また、職員は定期的な人事異動により、様々な業務に従事いたしますが、新たな業務に従事するたびに公務員としての自覚を再認識し、その都度気を引き締めて公務に当たるとともに、常に自己研さんに努める姿勢が求められるものでございます。  今後は、職員の資質向上に向けて、これまで実施してきました研修を継続的に行うことはもとより、全職員に対し、先ほどご答弁申し上げました適切な事務執行の徹底に関する取組を常に念頭に置いて職務に当たらせてまいります。また、職員に対し、常に問題意識を持って仕事に臨む姿勢を繰り返し認識させ、円滑な意思疎通の取れる職場環境づくりを職員一丸となって取り組んでまいります。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 質疑ではないのですけれども、今部長さんお二人がおっしゃっていただいたこと、しっかりと受け止めさせていただきます。私たち議員も、やはり公の数字を担うというところで、私たちもしっかりと認識しなければいけないところにありますので、本当にうっかりというものがないような形をしなければならないというのは常に思っていなくてはいけないなと思います。公費の、今回は約300万円ぐらい、それという金額は本当に大きなものだということもしっかりと確認させていただいて、誤った判断というものがないようにしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(春山千明議員) 以上で渡辺昌代議員の質疑を打ち切ります。  次に、田村栄子議員の質疑をお受けいたします。  4番 田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) 4番 田村栄子です。  教育委員会事務局は、当時の担当者及び責任者に処分を行ったのでしょうか。  (2)、再発防止の方策をお伺いいたします。  以上です。 ○議長(春山千明議員) 田村栄子議員の質疑に対する答弁を求めます。  教育部長。 ◎教育部長(野原隆) ご質疑に対してご答弁させていただきます前に、今回のご報告は本来であれば令和3年2月定例会において行うべきものでございましたが、今定例会でのご報告となったことにつきまして、心からおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。  それでは、(1)のご質疑に対しましてご答弁申し上げます。今回の事案に関しましては、契約締結事務を行った当時の担当職員及び管理監督職員に対し、指導上の措置を行ったところでございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) (2)についてご答弁申し上げます。  このたびの事案が発生した要因を踏まえ、直ちに適切な事務執行の徹底に関する取組を改定したほか、職員の綱紀粛正に関する通知を発出したところでございます。先ほど前者のご質疑にもご答弁しましたとおり、今後につきましては当該取組や財務処理及び契約事務に関する研修を実施しまして、それぞれの職責を改めて認識させるなど、職員の意識改革を図ってまいります。大変申し訳ございませんでした。 ○議長(春山千明議員) 再質疑をお受けいたします。  田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) 当時の担当者及び責任者と伺っています。ちょうどそのとき異動する時期だったものですから、もう異動された後、新しく来た人に指導したのかなとか、その辺をもう一度部長にきちっとお伺いするのをし損ねたものですから。  それともう一点、今教育部長のほうのお答えと総務部長のお答えと二人お立ちになって、一体どこがどういうふうに統括されているのか。人事もそうでしょうけれども、こういうふうなことが起きたときに、どの部署がきちっとそういうことをやるのかお伺いいたします。 ○議長(春山千明議員) 再質疑に対する答弁を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) 今回年度またいでということで、事案が発生したのが発覚いたしました。当時の担当職員に事情を確認いたしまして、処分をさせていただいたところでございます。  それと、今回2部からご答弁させていただいておりますが、職員の意識改革ということでありまして、今回の事案につきましては全庁的な課題ということで、教育部のみならずの内容だというふうに思っております。これは、今後の市民の皆さんの信頼、また議員の皆さんの信頼を損ねないように、しっかりと全庁を挙げて取り組まなければならないと思っておりますので、総務の職員の人材育成という面から統括させていただいて、徹底を図りたいと思っております。 ○議長(春山千明議員) 以上で田村栄子議員の質疑を打ち切ります。  これをもって報告第11号の質疑を打ち切ります。  これをもちまして市長提出議案の質疑を終結いたします。                        ◇ △議員提出議案及び請願の上程 ○議長(春山千明議員) 日程第3、これより議員提出議案議員、決議第2号、意見第6号から意見第8号及び請願第2号及び請願第3号を一括上程し、議題といたします。                        ◇ △議員提出議案の提案理由の説明 ○議長(春山千明議員) 日程第4、議員提出議案の提案理由の説明を求めます。  初めに、決議第2号の説明を求めます。  3番 猪股和雄議員。                 〔3番 猪股和雄議員登壇〕 ◆3番(猪股和雄議員) 決議第2号を提案いたします。  決議第2号 気候非常事態宣言決議  標記の議案を次のとおり久喜市議会会議規則第14条の規定により提出します。   2021年6月18日                             提出者 久喜市議会議員 猪 股 和 雄                              〃     〃    岡 崎 克 巳                              〃     〃    上 條 哲 弘                              〃     〃    杉 野   修                              〃     〃    宮 﨑 利 造  久喜市議会議長 春 山 千 明 様  各会派の代表の皆さんに提出者として名前を連ねさせていただきました。  気候非常事態宣言決議  近年の気候変動・異常気象はますますその深刻さを増しており、世界各地での熱波、ハリケーン、洪水、海面上昇、干ばつ、氷床融解、日本においても豪雨災害や暴風雨、災害級の猛暑が頻発し、今や人々の命や暮らし、生物の多様性をも脅かしつつある。  国際社会は2015年パリ協定において、「産業革命前からの地球の気温上昇を2℃よりも低く、1.5℃未満に抑える努力をする」ことで合意した。  しかしその後も世界の温室効果ガス排出量と平均気温は観測史上最高を記録しており、温室効果ガス排出大幅削減へ向けた各国のいっそうの取り組みの強化が求められている。  昨年10月、菅首相が「2050年温室効果ガス排出ゼロ」をめざすことを表明し、11月には衆参両院で「気候非常事態宣言決議」が議決された。  全国では、2021年4月までに76自治体・議会が「気候非常事態」を宣言し、381自治体が「2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロ」を表明した。  久喜市においても、4月22日のアースデイを期して市長が「久喜市ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年へ向けて温室効果ガス排出量実質ゼロをめざして脱炭素社会の実現へ全力で取り組むことを表明した。  私たち久喜市議会は、市民とともに、地球温暖化を主たる要因とする気候変動が危機的状況に至っているとの認識を共有する。  私たちは、気候変動は、現在から未来へと繋がる地球環境および人々の生命と暮らしを脅かすものであるとの認識を共有する。  市民の皆さんとともに共同しながら、温室効果ガスの大幅削減に積極的に取り組むことを決意する。  久喜市における脱炭素社会へ向けた積極的な政策の構築およびその展開へ向けて、市民および市行政との連携を強化することを決意する。  その第一歩として、ここに久喜市民を代表する議会の意思として気候非常事態を宣言する。  以上、決議する。                                       久 喜 市 議 会  どうか皆さんのご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(春山千明議員) 次に、意見第6号の説明を求めます。  13番 平沢健一郎議員。                 〔13番 平沢健一郎議員登壇〕 ◆13番(平沢健一郎議員) 13番 平沢健一郎です。  意見第6号 新疆ウイグル等への深刻な中国政府の人権侵害の防止と救済施策を求める意見書  標記の議案を次のとおり久喜市議会会議規則第14条の規定により提出します。   令和3年6月18日                             提出者 久喜市議会議員 平 沢 健一郎                              〃     〃    鈴 木 松 蔵                             賛成者 久喜市議会議員 園 部 茂 雄  久喜市議会議長 春 山 千 明 様  新疆ウイグル等への深刻な中国政府の人権侵害の防止と救済施策を求める意見書  中国政府は、新疆ウイグル、チベット、南モンゴル、香港等で、表現・報道・信教の自由への侵害、強制収監・強制労働をはじめとする深刻な人権侵害を行っている。  中国政府は2017年3月以降、新疆ウイグル自治区に「再教育施設」と称し収容所を建設し、100万人以上のウイグル人たちを拘束し強制労働させ、女性へは不妊手術を強制し、民族浄化を図ろうと伝えられている。ウイグルでの人権弾圧についてポンペオ米前国務長官は「中国共産党政府による組織的な取り組みであり、現在も実行されている」との見方を示した。米国政府は、中国政府による少数民族への弾圧を「ジェノサイド」(民族大量虐殺)および「人道に対する罪」であると認定した。また、カナダ議会下院は「ジェノサイド」認定をし、イギリス議会では非難決議をしている。  中国政府の人権侵害には、国連憲章と国際法の遵守を迫る国際世論を高め、外交的に包囲していくことが重要である。  これまでの中国政府の人権侵害に強く非難をするとともに、国におかれては、国際社会との連携の上、中国政府に対して、深刻な人権侵害を防止し、救済するための包括的な施策を強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                                       久 喜 市 議 会  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  総務大臣    あて  法務大臣  外務大臣  内閣官房長官  以上です。 ○議長(春山千明議員) 次に、意見第7号の説明を求めます。  11番 杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) 11番 杉野です。  意見第7号を提案いたします。  東京オリンピック・パラリンピック大会の中止を求める意見書でございます。  標記の議案を次のとおり久喜市議会会議規則第14条の規定により提出します。  2021年6月18日                             提出者 久喜市議会議員 杉 野   修                              〃     〃    石 田 利 春                             賛成者 久喜市議会議員 猪 股 和 雄                              〃     〃    田 中   勝                              〃     〃    田 村 栄 子  久喜市議会議長 春 山 千 明 様  本文朗読いたします。  東京オリンピック・パラリンピック大会の中止を求める意見書  東京五輪の開会が7月23日と迫る一方、新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、従来株からイギリス型、インド型などの変異株に置き換わり、危険性は、新たな段階に入っており、依然として収束を明確に予測することは、極めて困難な状況が続いている。  こうした中、ホストタウンとして選手の受け入れを予定していた自治体が50以上も辞退を表明しているとの報道もある。(5月22日時事通信)それは、感染拡大が続く中で、またワクチン接種が遅れている日本で、このまま開催すれば、選手団やスタッフ、関係者を含め10万人レベルの「新たな人流」が発生し、アスリートはもちろん、自治体住民の健康と医療の確保にも重大な懸念が生じるからである。また同時に、感染不安がつづく中で冷静に感染防止のための戦略を講じることが果たして可能なのか、その点でも疑問視されている。  それに反して、我が国政府関係者からは、何があっても開催を優先するかのような発言が相次いでいる。しかし多くの国民は、オリンピック開催費用や人手を、コロナ対策にこそ回してほしいとの要望が多く出されている。そのほか、「ワクチン不足」や「医療従事者不足の中での開催」、また日本国内の感染危機が解消していないことや、インド、ヨーロッパ、南米等での感染状況から「フェアな大会にならないこと」など、さまざま課題が多い。  オリンピック憲章には、「選手のための医療と健康対策を促進し支援する」、「安全なスポーツを奨励」という規定もある。感染症拡大の懸念がある下での開催は、憲章内容を満たさないことになるのではないか、との指摘も重要である。  大会の開催を中止する権限を持つのは国際オリンピック委員会だとされている。以上のことから、開催地日本は「感染拡大という危険の回避」、「すべての人の安全の確保」という観点から、単独の裁量権を有する国際オリンピック委員会に契約の解除を提起し、東京オリンピック・パラリンピック大会の中止を求めるべきである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                                       久 喜 市 議 会  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  文部科学大臣              あて  厚生労働大臣  東京オリンピック  競技大会・東京  パラリンピック  競技大会担当大臣  慎重審議の上、ご賛同いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 次に、意見第8号の説明を求めます。  2番 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 2番 川辺美信です。  意見第8号 新型コロナウイルス感染症蔓延の現状に基づき、医療及び公衆衛生体制の強化を求める意  見書  標記の議案を次のとおり久喜市議会会議規則第14条の規定により提出します。   2021年6月18日                             提出者 久喜市議会議員 川 辺 美 信                             賛成者 久喜市議会議員 上 條 哲 弘                              〃     〃    渡 辺 昌 代                              〃     〃    田 村 栄 子  久喜市議会議長 春 山 千 明 様  案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。  新型コロナウイルス感染症蔓延の現状に基づき、医療及び公衆衛生体制の強化を求める意見書  新型コロナウイルス感染症が広がり、「医療体制のひっ迫」や「医療崩壊」の心配が事実となり長期化しています。重症者が増加し、治療とは言いきれない自宅療養や待機者数も増加傾向にあります。さらには、病床が足りないことで一般の病気・ケガ・手術・救急搬送の患者の受入れも困難となり「助けられるいのちも、助けられない」事態にまで及んでいます。  これまでの医療・公衆衛生が脆弱だったことは明らかで、憲法が保障する生存権(25条)が損なわれています。国民のいのちと生活を守るために医療・公衆衛生体制の抜本的強化が早急に求められています。よって国会及び政府においては、下記の事項について実現するよう強く求めます。記  1 公費によってPCR検査などの必要な社会的検査を充実させること。  2 自宅療養や待機は、医療とは言いきれない。患者のいのち及び家族と地域の感染拡大防止のため、   入院治療こそ基本原則とすること。  3 一般病床を転換させて感染症病床とするやり方は、院内感染防止からも、また全体の病床のひっ迫   を招き安易に進めるべきではない。感染症病床の充足は、「臨時専用病院」を設置し対応すべきであ   ること。  4 医療・介護従事者の安全とゆとりを確保するため、給与などの待遇・労働条件を大幅に改善し、感   染防止の徹底から人的な集中確保をはかること。また、感染した場合には労働(公務)災害補償を早   期に行い、治療に専念させること。  5 医療・介護の経営が極めて厳しくなっている。公費による減収補償を行い経営の維持を図ること。  6 保健所・地方衛生研究所の機能充実・人材確保をはかること。  7 地域の中核病院であり、感染症治療の要である公的・公立病院を堅持すること。また、病院と病床   削減に向けた地域医療計画は改めること。  8 新型コロナウイルスワクチンは、慎重に副作用の調査・情報提供・財源交付を行い、不備・不安の   ない接種体制を確立すること。  9 国内最高の機動力と防疫上の医療資源である自衛隊において、自衛隊病院の開放や医療従事者の派   遣など、災害救助隊としての機能を強めること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                                       久 喜 市 議 会  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  総務大臣              あて  財務大臣  厚生労働大臣  内閣府特命担当大臣  内閣官房長官  よろしくお願いいたします。                 〔「議長」と言う人あり〕 ○議長(春山千明議員) ちょっとお待ちください。  暫時休憩します。    休憩 午後 2時14分    再開 午後 2時15分 ○議長(春山千明議員) 再開いたします。                        ◇ △発言の訂正 ○議長(春山千明議員) ここで、平沢健一郎議員から発言を訂正したい旨の申出がありましたので、この際許可をいたします。  平沢健一郎議員。                 〔13番 平沢健一郎議員登壇〕 ◆13番(平沢健一郎議員) 13番 平沢健一郎です。  意見第6号の発言の訂正をお願いします。本文6行目の括弧書き以下、中国共産党政府と述べましたが、中国共産党体制の間違いです。  訂正をお願いします。 ○議長(春山千明議員) 以上、訂正されるようお願いをいたします。 ○議長(春山千明議員) 次に、請願第2号 介護保険の利用負担が重い中「75歳以上の医療費窓口負担について原則1割負担の継続を求める意見書」を国に提出してほしい旨の請願書及び請願第3号 再生可能エネルギー主力電力化の実現にむけ国への意見書提出を求める請願が提出されました。受理いたしましたので、ご報告申し上げます。  なお、内容は配布しました請願書のとおりでございます。                        ◇ △市長提出追加議案の上程 ○議長(春山千明議員) 次に、市長提出追加議案、議案第63号を一括上程し、議題といたします。                        ◇ △市長提出追加議案の提案理由の説明 ○議長(春山千明議員) 市長提出追加議案の提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(梅田修一) 追加議案の提案理由につきましてご説明を申し上げます。  初めに、議案第63号 令和3年度久喜市一般会計補正予算(第5号)についてです。  別冊の補正予算書の1ページをお開きください。歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ2億5,513万8,000円を追加し、総額をそれぞれ531億9,591万5,000円に改めたいという内容です。  なお、詳細につきましては担当者により補足説明を申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 次に、補足説明を求めます。  財政部長。 ◎財政部長(関口康好) それでは、議案第63号 令和3年度久喜市一般会計補正予算(第5号)についての補足説明をさせていただきます。  内容につきましては、別冊補正予算書の5ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出補正予算事項別明細書の総括の表に基づきまして説明をさせていただきます。  初めに、歳入でございます。14款国庫支出金につきましては、2億3,215万3,000円の増額でございます。主な内容といたしましては、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業費補助金7,026万円の皆増、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金1億3,538万1,000円の増額などでございます。  次に、15款県支出金につきましては2,297万6,000円の増額で、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金でございます。  次に、20款諸収入につきましては9,000円の増額で、雇用保険被保険者負担金市長部局分でございます。歳入につきましては以上でございます。  続きまして、歳出につきまして説明をさせていただきます。6ページ、7ページをお開きいただきたいと存じます。あわせまして、10ページ以降も御覧ください。  初めに、3款民生費7,334万2,000円の増額で、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業の皆増でございます。  次に、4款衛生費1億8,179万6,000円の増額でございます。内容といたしましては、会計年度任用職員給与費294万8,000円の増額、新型コロナウイルスワクチン接種事業1億7,884万8,000円の増額でございます。  以上が議案第63号 令和3年度久喜市一般会計補正予算(第5号)の概要でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。                        ◇ △市長提出議案及び請願の各委員会付託 ○議長(春山千明議員) 日程第5、市長提出議案及び請願の各委員会付託を行います。  市長提出議案10件及び請願2件を配付の付託・送付一覧表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託し、陳情4件については送付いたします。                        ◇ △次会の日程報告 ○議長(春山千明議員) 日程第6、次会の日程を申し上げます。  次会は、6月30日水曜日午前9時半より本会議を開き、各委員長報告及び質疑、議員提出議案及び市長提出追加議案に対する質疑、討論、採決、閉会中の継続審査を行います。議員の皆様には、定刻どおりご参集くださるようお願いをいたします。  なお、本日上程した議員提出議案及び市長提出追加議案に対し質疑のある方は、6月24日木曜日の正午までに質疑発言通告書を提出願います。                        ◇ △散会の宣告 ○議長(春山千明議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    散会 午後 2時21分...