久喜市議会 > 2021-06-10 >
06月10日-02号

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  1. 久喜市議会 2021-06-10
    06月10日-02号


    取得元: 久喜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-07
    令和 3年  6月定例会            久喜市議会令和3年6月定例会 第8日令和3年6月10日(木曜日) 議 事 日 程 (第2号) 1 開  議 2 市政に対する質問 3 次会の日程報告 4 散  会午前9時00分開議 出席議員(27名)     1番   田  中     勝  議員     2番   川  辺  美  信  議員     3番   猪  股  和  雄  議員     4番   田  村  栄  子  議員     5番   川  内  鴻  輝  議員     6番   成  田  ル ミ 子  議員     7番   春  山  千  明  議員     8番   貴  志  信  智  議員     9番   渡  辺  昌  代  議員    10番   石  田  利  春  議員    11番   杉  野     修  議員    12番   平  間  益  美  議員    13番   平  沢  健 一 郎  議員    14番   並  木  隆  一  議員    15番   盛  永  圭  子  議員    16番   新  井     兼  議員    17番   大  橋  き よ み  議員    18番   長 谷 川  富 士 子  議員    19番   斉  藤  広  子  議員    20番   丹  野  郁  夫  議員    21番   岡  崎  克  巳  議員    22番   宮  﨑  利  造  議員    23番   園  部  茂  雄  議員    24番   鈴  木  松  蔵  議員    25番   井  上  忠  昭  議員    26番   上  條  哲  弘  議員    27番   柿  沼  繁  男  議員                         欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により出席した人  市   長   梅  田  修  一      副 市 長   川  上  和  宏 市長事務部局  総 務 部長   中  村  貴  子      財 政 部長   関  口  康  好  市 民 部長   渡  辺  文  勝      環 境 経済   中  村     晃                          部   長  福 祉 部長   戸 ヶ 崎  利  夫      健康・子ども  山  﨑  智  子                          未 来 部長  建 設 部長   齋  藤  光  紀      上 下 水道   野  口     智                          部   長  菖 蒲 総合   海 老 島  正  純      栗 橋 総合   島  田     満  支 所 長                   支 所 長  鷲 宮 総合   中  山  浩  二  支 所 長 教育委員会  教 育 長   柿  沼  光  夫      教 育 部長   野  原     隆 選挙管理委員会  選 挙 管理   髙  橋  和  雄  委 員 会  委 員 長 本会議に出席した事務局職員  議   会   市  川  竜  哉      議 会 総務   大  熊  和  幸  事 務 局長                   課   長 △開議の宣告                            (午前9時00分) ○議長(春山千明議員) ただいまの出席議員27名であります。  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。                        ◇ △市政に対する質問 ○議長(春山千明議員) 日程第2、市政に対する質問をお受けいたします。  再度の質問の際は挙手をお願いいたします。  初めに、田村栄子議員の市政に対する質問をお受けいたします。  4番 田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) おはようございます。議席番号4番 田村栄子、質問させていただきます。  大項目1、済生会栗橋病院移転後は。済生会栗橋の移転計画は、昨年の議会で令和4年3月を目安に建物の完成を予定しており、その後医療機器の設置や入院患者の移送も含め一、二か月を要すると回答がありました。  (1)、その後済生会栗橋病院移転及び秋谷病院開院に関する情報はいかがでしょうか。  (2)、市民にとってよりよい病院を願うことから、秋谷病院への市からの支援が必要であると思います。市の考えをお伺いいたします。  大項目2、市内の新型コロナウイルス感染拡大は。  (1)、久喜市の感染者数は777人、5月26日現在。市民の200人に1人が感染したことになります。今も確実に増加しております。どうすればこれ以上の感染拡大を防ぐことができるのか、市の考えをお伺いいたします。  (2)、新型コロナウイルスの変異株が増殖し、拡大している現状で、無症状者のスクリーニングを急ぐ必要があるのではないでしょうか。例えばですが、東京都世田谷区の世田谷方式について報じられている内容は、高齢者施設の職員を含め、全高齢者のPCRを実施した結果、無症状者の感染者が78人、そのうち27人がスーパースプレッダーであったとの報道であります。全員高齢者であります。感染力の強さが人並み外れた人たちで、隔離すべきであることが判明しました。これは、PCR検査を行った結果で分かり、クラスターの発生を未然に防げたものであります。昨年から何回も議会で提案しておりますが、本市もPCR検査の拡充をすべきではないでしょうか。いかがでしょう。  (3)、新型コロナ感染症の後遺症の調査は国が1年前に行うとしておりましたが、その結果はいかがでしょうか。  大項目3、コロナワクチン接種の問題点は。ワクチンを接種する側は、年齢別に配布されたワクチン接種券を手元に確認して、予約がうまく取れたかの話が市中をにぎわしております。行政側は、国の政策の変更が頻繁にあり、とにかく急ぐように指示され、現場となる接種会場は多忙を極めていることは想像に難くありません。85歳以上の方は、既に1回目は終えている方もいると報じられています。  (1)、予約の方法に問題はなかったか。なかなか予約ができない問題の対策はいかがでしょうか。電話やウェブサイトの予約です。  (2)、1回目の接種はできたが、何かの都合で2回目を打つことができなかった人の対策はいかがでしょうか。  (3)、ワクチンのキャンセル等による余剰が生じたときの対策はいかがでしょうか。  (4)、ワクチンの種類、ファイザー社、モデルナ社等を会場ごとに知らせるべきですが、いかがでしょうか。  大項目4、市内公共施設の新型コロナ感染症対策は。新型コロナウイルスの変異株の感染者が増加中で、今までの3密を避けるだけでは間に合わず、1密でも感染が起こり得る状態であります。市民活動で感染を遠ざけるため、まず換気と部屋の空気の殺菌を徹底的に行うべきであります。  (1)、換気窓がない施設は利用する住民にとって人数制限が厳しく、市民活動にマイナスの影響を及ぼしております。換気用の窓を早急に設置すべきであります。栗橋コミュニティセンターホール。  (2)、施設利用に際して、安全を確保するためにウイルス除菌装置を設置すべきであります。紫外線殺菌方式、フィルター方式等がありますが、変異型ウイルスに対処するには今まで以上の注意が必要であります。特定波長の紫外線を使った殺菌力の強い紫外線殺菌装置もあります。前向きに導入を検討すべきですが、いかがでしょうか。  大項目5、帰宅困難者へ向け次への備えは。東日本大震災から今年3月で10年がたち、記憶を風化させず、改めて貴重な体験を引き継ぐべきと考えます。首都圏で起きた一斉帰宅に久喜市もかなり混乱しました。大震災当日、東武鉄道南栗橋駅で多くの乗客が下車し、駅近くの栗橋南小学校体育館に避難した経緯があります。避難者は、その日の帰宅が難しく、夕食、翌日の朝食と予期しなかった準備に、市の職員は自分たちの家族を巻き込んで対応に追われたことが実際にありました。また、災害時に栗橋南小避難場所として想定していた人たちは別の場所に移動せざるを得ませんでした。このような例は、JR栗橋駅や東鷲宮駅でもありました。  (1)、このような状態で再び起こり得ることを想定しておくべきでありますが、市はどう対策しているか伺います。  (2)、新型コロナウイルス感染拡大で密を避けると収容力が6割減と新聞報道では述べられております。対策の見直しはいかがでしょうか。  大項目6、市民の健康を守るべき、公園に健康器具の設置を。久喜市は、健幸・スポーツ都市宣言を行っています。マラソン大会等もいいのですが、もっと身近に市民が運動できるものも必要ではないでしょうか。市内の各公園に子供の遊具はそろってきております。ところが、大人の健康器具がないのが現状であります。鷲宮地区の公園には立派な健康器具があり、充実しております。南栗橋近隣公園にも健康ベンチが設置され、大変喜ばれております。他の南栗橋地区の公園、例えば魚越公園、蓮沼公園等にもぜひ設置をと望む声が多数寄せられております。コロナ禍で制限の多い生活の中、市民の健康を守るために公園に健康器具の設置をすべきではないでしょうか。いかがでしょうか。  大項目7、複合災害に対する防災対策は。近年自然環境の悪化から、常に気象情報に注意を向ける必要が出てきております。その上、新型コロナウイルスが変異して感染力が増してきている中で、豪雨による複合災害が発生することを常に念頭に置かなければなりません。中でも水害時は栗橋地区のほぼ全域、鷲宮地区の戸建て地域の浸水が予想されます。昨年2月議会、9月議会と質問をしてきた内容は私たちの命に関わる問題であり、市に対して問題提起をしてきました。これに対して、今年4月広報とともに洪水避難決断ブックが配布されたことは一歩前進と評価いたします。しかし、当ブックの内容を市民に十分理解してもらう必要があります。  (1)、自分の命は自分で守ることを前提に、避難の在り方を当ブックの利用方法とともに具体的に指導し、実践的に避難方法を市民に浸透させることを行政側が推し進めるべきではないでしょうか。いかがですか。  (2)、避難所収容人数には限りがあり、広域避難が重要であります。これらのことを住民が十分認識、理解しているかどうか、行政側はどう把握しているかお伺いいたします。  (3)、避難所に集合後、久喜総合体育館へバスで移送を計画していると答弁がありましたが、バスでも密を避ける必要があり、1台当たり移送の人数も制限があるはずです。どう対応するかお伺いいたします。変異株のウイルスの感染力も考える必要があるからです。  (4)、コロナ患者の自宅療養者の避難先はどう検討しているかお伺いします。  (5)、避難所に関し、他市町との連携で古河市との相互応援協定を結んでいると以前の議会で答弁がありました。他市町との連携、民間施設との協力等の最新の情報はその後いかがでしょうか。  (6)、自主避難の目的は自分の命は自分で守るであります。浸水危険地域は、広域への脱出を急げとあらゆる手段を行使しPRすべきだと思いますが、いかがでしょうか。  (7)、住民各自で避難計画を立て、具体的に避難することを目的にマイタイムラインの作成を、もっと行政から積極的に啓発すべきですが、いかがでしょう。  (8)、災害時の避難で行政の情報発信のリーダーシップが望まれます。空振りを恐れず、情報を早めに出すべきですが、いかがでしょうか。  (9)、現在の状況下で災害情報の的確な判断が必要であります。そのために防災スペシャリストを久喜市に置くべきであることは今までも提言してきましたが、その後の進捗状況をお伺いします。  (10)、住民にとって命綱であるのは行政からの防災情報、避難情報であります。近年は、市も様々な手段、方法、防災行政無線放送、メール、電話、公式ツイッター、緊急情報家電サービスで伝えることは承知しております。情報伝達で安全上の万全を期するため、このほか防災ラジオの戸別配布を提案いたします。市からの防災無線のスピーカーによる音声は、暴風雨のときは全く聞き取れません。また、メール等のサービスには対応できない人も多く、電話での回線の限界等の問題もあります。このような場合に戸別に受信器があれば確実に市民に情報が届き、自分の命は自分で守ることにつながります。実際に加須市では、受信用ラジオを一定数購入し、希望する世帯に貸出しをしております。その割合は全世帯の約3割、29%に達しております。ぜひとも本市においても防災ラジオ受信器の購入をすべきであります。いかがでしょうか。  1回目の質問を終わります。 ○議長(春山千明議員) 田村栄子議員の質問に対する答弁を求めます。  健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) おはようございます。大項目1のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。両病院の移転及び開院の時期に関しましては、これまでもお示ししておりますとおり、令和4年6月に済生会栗橋病院が移転し、秋谷病院が速やかに新たな医療を提供する予定と伺っております。  次に、(2)でございます。本市の支援につきましては、病院内における具体的な病床機能の配置や、施設整備計画等を提案していただいた上で適切に判断してまいります。  続きまして、大項目2のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためには、あらゆる場面において人との接触の機会をできるだけ減らすとともに、マスクの着用や手指消毒の励行など、一人一人が基本的な感染防止策に徹底して取り組むことが重要であると考えております。また、ワクチン接種による抗体の獲得は発症予防効果を高め、今後の感染拡大防止に大きく寄与するものと考えております。  次に、(2)でございます。高齢者施設等を対象としたPCR検査につきましては、埼玉県において集中的検査実施計画に基づき実施されているところでございます。このことにより、感染者の早期発見及びクラスターの発生防止に関する取組が行われているものと認識しております。  次に、(3)でございます。新型コロナウイルス感染症の後遺症に関する研究につきましては、令和2年9月24日に開催された第9回新型コロナウイルス感染症アドバイザリーボードにおいて、感染回復後の後遺障がいの実態調査や、嗅覚、味覚障がいの機序と疫学等の調査研究が行われていることが報告されております。なお、研究結果については取りまとめ次第速やかに公表することとされておりますが、現時点においては特に示されていないところでございます。  続きまして、大項目3のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。ワクチンの予約につきましては、高齢者の方の年齢区分に応じて段階的に接種券を発送することにより予約の分散を図る対策を行ったところですが、電話やウェブサイトへのアクセスが集中し、つながりにくい状況が続いているところでございます。このため、6月1日から久喜市ワクチンコールセンターの最初の自動音声案内において、予約の方は1を、問合せ、予約キャンセル等の方は2を押してくださいと入り口の段階で内容の振り分けを行うよう改善を図ったところでございます。また、ウェブ予約が困難な方に対しましては、予約開始日となった6月1日から2日にかけて市役所に新型コロナウイルスワクチン接種に関する相談窓口を開設し、職員が市民の皆様のスマートフォン等で予約の支援を行ったところでございます。  次に、(2)でございます。1回目の接種を終えた方に対しましては、3週間後の同じ曜日、同じ時間帯に2回目の接種をお願いしているところですが、ご都合により2回目の予約日時に接種できなくなった場合には改めてご自身で予約の変更していただくことになります。  次に、(3)でございます。ワクチンのキャンセル等による余剰が生じた場合につきましては、医療従事者や新型コロナウイルスワクチンの無駄を防ぐための協力員募集に対してお申込みのあった75歳以上の方に接種を行うことにより、ワクチンを廃棄することがないよう対策を講じております。  次に、(4)でございます。本市に供給されているワクチンにつきましては、現在のところ全てファイザー社製となっており、接種券に同封した通知やホームページ等で周知しているところでございます。今後使用するワクチンの種類に変更があった場合には、ホームページ等で速やかにお知らせしてまいります。 ○議長(春山千明議員) 次に、栗橋総合支所長。 ◎栗橋総合支所長(島田満) おはようございます。大項目4のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。なお、(2)は健康・子ども未来部の所管でございますが、一括してご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。栗橋コミュニティセンターホールは、講演会や集会、合唱や音楽、ダンスや軽運動に利用されており、開閉できない採光窓を用いることで音が外に漏れず、また外からのほこり等の侵入を防いでおります。開閉できる換気用の窓の設置については、防音や防じん機能などホールの持つ本来の機能を失いかねないことから考えておりませんが、新たな空調対策として空気清浄機の設置を予定しております。現在既に発注済みでございますが、コロナ禍の影響により品薄状態であるとのことで、納品次第速やかに設置したいと考えております。  次に、(2)でございます。市の公共施設については、業種別ガイドラインに基づき、利用者が共有する手すりやドアノブ等について定期的に除菌作業を行うとともに、利用者に対しましてもマスクの着用、手洗い、手指消毒の励行、3密の回避など、感染防止策の徹底を要請しております。また、令和3年度においては、施設ごとに空気清浄機の設置も予定していることから、ウイルス除菌装置等の導入については考えていないところでございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 大項目5のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。本市では、久喜市地域防災計画において、東日本大震災を教訓とした帰宅困難者に係る具体的な対策を定めているところです。帰宅困難者対策では、むやみに移動を開始しないことが基本原則であり、あわせて家族等の安否確認手段の確保、企業や学校などでの一時滞在、主要駅周辺での一時滞在施設の確保が重要となっております。帰宅困難者が生じた場合には、埼玉県及び鉄道事業者等からの情報に基づき、速やかに受入れが可能な避難所を開設し、受入れをしてまいります。また、避難所まで安全に誘導するために地元警察署への協力要請のほか、必要に応じた備蓄品の提供などの支援活動に努めます。公共交通機関が復旧するなどして避難者の状況に変化が生じた場合には、避難所の縮小や閉鎖、統合など、現状に即した運営に努めてまいります。  次に、(2)でございます。埼玉県が実施した地震被害想定調査報告書では、本市の避難者及び帰宅困難者数は約2万1,000人と想定されております。一方、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮した場合、市内の避難所の最大受入れ人数は約4万5,000人であることから、十分対応できるものと考えております。避難所における感染症対策につきましては、埼玉県作成の避難所の運営に関する指針、新型コロナウイルス感染症に対応したガイドラインを基に本市の避難所開設マニュアル避難所運営マニュアル等を見直したところでございます。災害時はこのマニュアルにのっとり、検温、消毒を徹底する、間仕切りやプライベートルームを活用するなど、感染症対策に万全を期してまいります。 ○議長(春山千明議員) 次に、建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 大項目6のご質問に対して、ご答弁申し上げます。  健康遊具につきましては、市民の皆様の健康増進に寄与するものと考えております。このことから、都市公園における遊具の安全確保に関する指針に基づき、子供向け遊具との混在を避けられるようなスペースのある香取公園、弦代公園、菖蒲運動公園など、23か所の公園に83基を設置してまいりました。今後につきましても、新規に公園を整備するときや公園の改修及び遊具の更新をする際などに合わせ、地域の方々のご意見を伺いながら健康遊具の設置について検討してまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 大項目7のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。なお、(4)は健康・子ども未来部、(9)は総務部の所管でございますが、一括してご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。水害から命を守るため、令和3年4月に洪水避難決断ブックを全戸配布すると同時に市ホームページに掲載し、避難行動のタイミングや方法を周知しております。また、生涯学習出前講座、防災行政についての機会を捉え、江面地区女性防火クラブ及びふれあい・いきいきサロン東一の皆様に当決断ブックの説明をさせていただいたところでございます。今後も自主防災組織の防災訓練など、あらゆる機会を捉え避難行動につなげていただくよう、積極的な周知を行ってまいります。  次に、(2)でございます。市が指定する避難所の収容人数には限りがあり、水害時には市民の皆さん全員を収容することはできません。本市では、防災ハザードマップ及び洪水避難決断ブックにおいて災害リスクをお知らせしております。栗橋地区自主防災組織連絡会研修会では、利根川上流河川事務所職員を講師に迎え、マイタイムライン作成研修を実施した実績もございます。また、利根川に近い栗橋地区の住民の方は令和元年東日本台風で近隣の避難所だけでは対応できない状況を経験しております。そのようなことから、広域避難の必要性は認識いただいているものと考えております。  次に、(3)でございます。バスによる広域避難の際には、マスクの着用などの感染症対策を図ることは重要となりますが、命を守ることを最優先すべきと考えております。このため、可能な限りバスに乗車していただき、避難することを優先してまいります。一方でバスの定員にも限りがありますことから、自ら広域避難や分散避難が可能な方につきましてはご自身で早めの避難をしていただきたいと考えております。  次に、(4)でございます。災害発生等により、自宅療養中の新型コロナウイルス感染症の患者に避難する必要が生じたときは、保健所の指示に基づき、埼玉県が用意した宿泊療養施設に避難していただくこととなります。  次に、(5)でございます。避難所に関する他市町との連携につきましては、新型コロナウイルス感染症が終息していない現在、本市を含め各市町において避難所数が不足している現状であります。広域避難をする場合の受入れ先等につきましては、利根川上流、江戸川及び荒川上流の各河川事務所管内並びに埼玉県内の市町村等を構成員とする各減災対策協議会におきまして協議されており、本市としても広域避難の必要性を強く訴えております。また、民間施設の協力につきましては継続してお願いしているところでございます。  次に、(6)でございます。自分の命は自分で守るという考えの下に、命の危険を感じたら自主的に避難していただくことは大変重要でございます。自主的に避難する判断材料として、浸水想定や浸水継続時間といった地域の水害リスク、避難の方法やタイミングなどをハザードマップや洪水避難決断ブック市ホームページ、「広報くき」等で周知しているところです。特に広域避難が必要な方につきましては、今後も自主的に避難することの重要性につきまして、継続的に周知啓発してまいります。  次に、(7)でございます。マイタイムラインは、市民の皆様が計画的な避難行動を取るための有効な手段でございます。市では、洪水避難決断ブックで避難のタイミングや方法を示し、自ら判断して避難行動を起こしていただくため、マイタイムラインの様式を掲載させていただき、書き込んで活用できるようにしております。また、市ホームページでも作成様式を掲載するとともに、動画を用いて分かりやすく作成手順を紹介しているところでございます。今後も実際にマイタイムラインを作成する出前講座等を行うとともに、自主防災組織連絡会の総会など、あらゆる機会を捉えてマイタイムラインの啓発を行ってまいります。  次に、(8)でございます。避難情報につきましては、市民の皆様に早めの避難行動を促すことができるよう、関連する各河川事務所や熊谷地方気象台と連携を強化し、河川の水位や雨の降り方などを総合的に勘案してちゅうちょなく発令してまいります。  次に、(9)でございます。防災に関する高度な知識、経験、技能を備えた専門職の登用は、平時における防災対策だけではなく、災害発生時における対応の観点からも有用であると考えております。現在防災のスペシャリストの採用に向け、具体的な業務内容や職位、任用形態等について精査しているところでございます。  次に、(10)でございます。現在市では、市民の皆様への防災に関する情報伝達の手段として、防災行政無線のほかメール配信サービスや各種SNS、電話による音声応答サービス、緊急情報架電システムなど複数の情報伝達手段を用意しております。防災ラジオにつきましては、情報伝達手段の一つではありますが、現在の市の防災行政無線に対応しておりませんことから、戸別配布は考えておりません。 ○議長(春山千明議員) 再度の質問をお受けいたします。  田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) ありがとうございました。1番から順番にお願いいたします。  私3月と書いていましたけれども、6月とおっしゃいましたので、6月頃になるのはちょっと確認のためにお願いいたします。令和4年の6月頃に入院患者も全部移動する、あるいは機器も全部設置するということで移動して、秋谷病院が入ってくるというふうに捉えていいのかお伺いいたします。 ○議長(春山千明議員) 答弁を求めます。  健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 令和4年6月は、済生会栗橋病院が加須市に移転する日ということで、秋谷病院がその日から開院するという日ではございません。
    ○議長(春山千明議員) 田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) ありがとうございます。そうしますと、私の質問は秋谷病院の開院が、もし予定が分かれば教えていただきたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 現在のところ、秋谷病院のほうでは済生会栗橋病院が移転した後にどのように地域包括ケア病床と病床機能をどのように配置するかということを検討されておられます。どのぐらいの改修が必要であるかとか、そういったものを検討した上で期間はお示しされてくるものというふうに認識してございますので、今現在いつからというふうには申し上げることはできません。ただ、我々としては速やかな医療の実施を求めておるところでございます。 ○議長(春山千明議員) 田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) 分かりました。  2番に行きます。先ほど人との接触を減らす、マスクをする、手洗いすると、もちろん最低限基本は一生懸命住民たちは守っています。努力しています。しかし、毎日毎日、今日も延べですけれども800人超えました。それで、ここで私は書いたときは777でしたけれども、もう800を超えるのではないかと心配したらやはり超えて、今日は前日より3人増えていると。とにかく1人、1人だったのが、いつの間にやら3人、5人、6人とも増え方がちょっと半端ではないぐらいの増え方で、久喜市としてこの人口にしたら増え過ぎるのではないかという、そういう心配がありましてお伺いしているわけです。だから、どうすれば私たちは減らすというか、増えないようにする手だてをお考えなのか、何かもっと大きな要因でもあるのか、その辺をお伺いいたします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 本日6月9日現在では、久喜市での患者の累計が816名というふうになってございます。このところ、家族の方でお一人発生しますと家族内感染という状況がどうしても発生してしまいます。そういった事態もございますので、先ほどもご答弁の中で申し上げましたが、コロナウイルスの感染拡大を防ぐためには、あらゆる場面において人との接触の機会を減らすこと、それからマスクの着用、そして手指消毒、それから一人一人が基本的な感染防止策ということで、会食などを控えるとか、人とお話しするときに距離を持つという、そういう基本的なことをお一人お一人の方がお守りいただくということが一番の感染防止策になるというふうに思っております。そういった点におきまして、防災無線並びにホームページ等で皆様には注意喚起を図っているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) 今部長がおっしゃいましたその基本的なところは本当にみんな一生懸命、小学生も幼稚園生もみんな守っています。しかし、私が言いたいのはスーパースプレッダーという、東京都の世田谷でそういうやり方をしたのはとにかく、高齢者の施設ですけれども、皆さんは職員が高齢者にうつすっと思っていたのが逆で、高齢者が職員にうつしていたということだそうです。それがスーパースプレッダーと、片仮名使いたくないのですけれども、その説明が難しいので、要するにアイロンがけのときに水をかけるときにすっと発射する、1本だけでも発するとここの脇から出ていくとこの部屋中みんなが十何人ぐらい、強力ですから、測れないぐらいの数値であっという間に感染がする、そういう恐ろしい方が無症状なので、分からないわけです。80超えていても、90超えていてもこういう人たちがいらっしゃったというのが27人というのが見つかったそうなので、逆に若い人が年寄りにうつすではなくて、年寄りが若い人にうつすということもある。だから、別に年関係なくうつすので、それを見つけるのにはスクリーニングがいるので、PCR検査を、特に高齢者の施設でやっていらっしゃるところは皆かける、あるいは小学校なんかも先生が子供たちからうつるかも分からない。そういうことも考えて、やはり無症状でもPCR検査を、自治体でできる唯一のことではないでしょうか。今までは、保健所か県からということは答弁が多いのですけれども、このPCR検査はやはり自治体で考えてやれるということですから、予算さえつければ、そういうことでやってもらえれば、みんなもう少し安心して、こういう広がりがないように私は考えるのですけれども、部長はどうお考えでしょうか。お願いします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 世田谷の実態調査などの報道も拝見させていただきました。そういったスーパースプレッダー等が感染を拡大させているという状況などについての調査研究については、国への提言なども含めてこれから実施されるというふうに伺っております。田村議員おっしゃいますとおり、PCR検査に関しましては私何度もご答弁申し上げさせていただいておりますが、埼玉県が保健所を設置しておりますし、保健所を設置しているところで広域的な判断をされている部分が大多数です。埼玉県は、これまでに郡市医師会と連携しました発熱外来PCRセンターの設置、それから診療検査医療機関を公表して、県民が安心して受診できるような体制を整えている状況です。また、最近では埼玉県が感染拡大防止策の一環としまして、入所系の高齢者施設の従事者と、あと新規の入所者に対しまして集中した検査を実施しております。さらに、埼玉県は踏み込んでおりまして、入所系施設の方に加えて通所系の事業所を加える方向での準備を進めるという公表もされております。このように新型コロナウイルスの感染症に関する検査体制の強化、こちらについては国及び埼玉県が対応するというふうに考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) もう少し前向きでご答弁いただけると思ったのですけれども、やはり県の管轄で、保健所の管轄でというところで部長も歯がゆい思いされていると思うので、思い切って一歩踏み出していただけたらと思います。  3番目に参ります。3番目のところで、私ごとですが、私も75歳以上のところに入っていますので、やっとこさっとこ取れましたけれども、もうそれはそれは大変です。本当に実際にやってみて、私は子供に頼まないで、夫婦だけですから、主人と私で、私は電話とスマホでやりました。向こうはパソコンでやりました。パソコンのほうが何とか取れまして、では取ってやるよということで私のを頼んでも取れなくて、とうとう子供に、東京に勤めているからそこから連絡してという形で、結局は合計、私のためにもう一人動いたから、2つ回線潰したわけです。私の周りでは、1人のために5人ぐらい、お孫さんに、お嫁さんに、自分の子供にというふうにして、お一方の予約のために5人が回線を占領するわけです。それ聞いていたもので、私もそれは避けようと思って自分で必死でやりましたけれども取れなくて、特にパソコンの場合をいいますと、エラーと出るのです。いいところまで行ってエラー。何が間違えたのというので、そうではないらしいのです。取れなくて残念でした。一からやってくださいということはエラーということだそうなのです、皆さんにお伺いしますと。そういうことをみんなでやっていたのですけれども、回線を今答弁のほうでは1と2と分けるという大変ありがたい、そういうのはありがたいと思いましたけれども、85歳以上の人たちの予約の後に75歳以上の予約の日がずれてきます。そのときに85歳の漏れた人たちがどっと入ったものですから、本当に混線しているような状態で、いまだに85歳以上の方が受けることができないで悩んでいる人がいます。本当に困っています。そういうふうなところを、まだ後にたくさん皆さんコロナで質問されるので、そこも私も聞きたいと思いますけれども、とにかく集団には難しいという85歳以上の人をどうして個別のほうに回してあげられないのかなと、かかりつけ医のほうに回してあげられないのかと思いまして、そこをもう一度ちょっとお伺いいたします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) コールセンター並びにシステムでアクセスが滞っていることに対してご不便をおかけしていることは、誠に申し訳なく思います。田村議員おっしゃいます高齢者の方が集団接種でなく、個別接種をどうして並行してできなかったというご質問に関しましては、私ども久喜市ではまず集団接種を実施して、それから副反応の状況であるとか、実際に接種の状況などの進捗を見て、その後に個別の医療機関で実施していこうということで、久喜市の医師会とそこは調整をさせていただいたという状況でございます。広報等でも集団接種の後に個別接種に移行していきますということのお知らせをさせていただいておりますので、高齢者の中には85歳以上の方でも集団接種は控えて、個別接種が始まる時期にご予約をされるというお声も伺っております。そういった医師会との調整という中で、このような接種の形態を組んでいるので、そこはご理解を賜りたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) 大体分かりますけれども、現実はちょっと部長はご存じないと思うのでお話ししますと、個別を待っていた、今待っているのだと、私はもう集団でいいやと思っていますので、集団を取りますけれども、それができなくて個別を待っていた、その個別のスタートの時期がありまして、そこのところにも85歳以上の人が入っていけないのです。どんな個別になったかっていったら、南栗橋なのですけれども、青葉のほうの行ったことがないような医院、そこのところでやってもらうことにやっと決まったというけれども、どこに行けばいいのでしょうねという。だから、地域別に分けてかかりつけ医のほうに行けるような形が取れないもの、今からでも取れないのかなと思うのです。南栗橋には本当に僅かに3軒しかないもんで、それも先生お一方と看護師さん2人ぐらいの小さいところですので、とても私考えたらこれで2,000世帯もあるようなところでは無理だなとは思っていますけれども、そこのところをもう少し勘案して、栗橋の保健所のほうにうんと、集団は集団でもそっちのほうに何とか頭切り替えてもらうとか、とにかくかなりの方たちが漏れるというか、行きそびれているのがあります。その辺をどういうふうにこれから考えていただけるのかなと思います。もう一度お願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 85歳以上の方につきましては、5月の10日から予約を開始させていただきました。その後に75歳以上の方が、5月25日から予約を開始させていただいております。予約枠が接種券を送らせていただいた方たちよりも少なかったということが、ちょっと皆様のご不便をおかけした原因の一つではございますけれども、個別医療機関の接種が6月5日を皮切りにスタートしております。医療機関のほうでは、増枠を日々していただいておりまして、とにかく7月には高齢者の方に接種を行き届くようにしたいという先生たちの熱い思いもございまして、実は本日も朝、防災無線を流させていただきましたが、65歳以上の予約が6月15日から始まります。その前に75歳以上の方で接種ができないという方たちのために8日、それから1日、8日、10日に増枠といいまして予約枠を大幅に広げる対応をさせていただきます。これを機に、本日も2,000以上の枠を拡大しているので、その中でできるだけ今まで接種が予約にこぎつけなかったという方が予約できるように配慮させていただいているというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) 大変ありがたいです。あと、今防災無線のほうでと部長おっしゃいましたけれども、その防災無線が厄介なことに、本当に部屋の中にいれば、表に、庭に出ていれば鳴っているというのが分かれば私もすぐに窓を開けるのですけれども、そうしたらもう話し終わった後という感じで、防災無線の聞こえなさを、このコロナのほうのアナウンスなのか、あるいは人捜しのほうなのか、ほとんど人捜しが多いものですから皆さん聞かないわけです。だから、本当にもったいない情報になっています。ホームページはもちろん使えない。皆さんそういうふうなやったことない。スマホも持たないような人たちがいますので、そういうことも考えて、どうすればチャイムなりなんなり、変化をして、これのときは人捜しのチャイムで、このときの鐘は防災のほうでとか、何か色分けというか、音分けを思い切りやってもらわないと本当に浸透しにくいなと思いまして、私なんかごみ出しのときに一生懸命宣伝していますけれども、なかなか通じないのが現状です。ですけれども、回線を別にしてくださったのはありがたいし、そういうふうに2,000人をこれからまた見てくださるというのも、努力してくださっているのはありがたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。  それからあと、集団会場のアクセスです。2,000円ほどタクシー代は出すとおっしゃいましたけれども、5,000円ぐらいかかるそうなのです。私もちょっとあちこちで聞くと、片道5,000円は確実にかかるわよということで、とてもではないけれども、2,000円では間に合わないのと言われて行けないのよというのもあるし、もう一人の方は私ぐらいの高齢で、ご主人のほうが車椅子で、奥さんが運転してという場合です。2人同時に受けるのだそうです。でも、現実は本当はばらばらに日にちを変えたほうが、2回目のときの反応のことを考えれば日にちを分けたほうがいいよというのは皆さん、経験者がおっしゃいますので、それを言ったらうちはそれはできないと、幾ら大変でも奥さんが車椅子のご主人を連れていくしかないからというふうな、そういうふうに車の運転代行というか、そういうのも考えられないのでしょうか。保健所に問い合わせたら誰か出してもらえないのかなと思ったのですけれども、その辺はどうでしょう。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 大変接種に関して、車椅子等のご利用の方にはご不便かけておりますことを申し訳なく思います。しかしながら、現在は集団接種会場においてはシャトルバスの運行、それから各保健センターでの実施、それから毎日興業アリーナにおいては、集団接種会場においてはタクシーでの送迎ということで、すみません、行きだけですね。2,000円ということで決定させていただいておりますので、それをご利用いただけたらと思います。それから、これからは個別の医療機関ということで、できるだけ地域の先生方の距離の近いところに出向いていただいて接種をしていただければというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) もう一つお願いなのですけれども、選挙に行くときにはがきでするみたいに、IDナンバーとパスワード、これを60代の、だから65までいっていない60代ぐらいの人がまだ東京にお勤めの人が結構いますので、周りに、これさえ分かってればたくさん空いているから東京を受けたいのだけれども、まだ来ないのだと、接種券のIDナンバーとパスワード、それをどうしたら早くもらえるのかなというご質問を受けましたけれども、どうしたらいいのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 接種券につきまして、国のほうで接種順位を定めております。医療従事者、その次が高齢者ということになっておりまして、年齢で区切ってしまう形になりますが、65歳以上の方が今接種券を送らせていただいている状況でございますので、64歳以下の方については今後接種券を発送させていただくという計画でございます。 ○議長(春山千明議員) 田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) それで、今申しましたように今東京のほうでは随分、8万人ぐらいの余裕で1万何人かで7万ぐらい空いているから来てくださいというのがあるではないですか。横浜から皆行っているとか、そういうのをテレビで私今見ていて、私の近くの人が今言ったIDナンバー、パスワード、そんなこと関係なくどんどん、どんどん送ってしまうというのも手ではないかと思うのですけれども、久喜市の進め方が遅過ぎるので、加須やら古河のほうではもうどんどん進んでいるので、近所にすごく進んでいる市があるので、そういう話を聞くとこちらは焦ってしまうわけです。もうまるで有名なそういうチケットを取らなければいけないような状況みたいになってしまっているので、できるだけ東京都で受けれるものだったら東京都で受けてきてもらえばいいと思うので、そういう早めにやりたいという人は例えば電話で先ほどの相談窓口のところに相談してもらえるというふうなことをしてもらえるのかどうかというのをお伺いします。具体的にお願いします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 今現在65歳以上の方がやはりコロナに感染すると重症化しやすいということで、国のほうでも65歳以上の7月末をもってめどをつけて、注射のほうができるようにということになっておりますので、まずは65歳以上の方が接種することを優先とさせていただいておりますので、現段階では64歳以下という方たちについては今すぐに行きたいから接種券を送るという状況での検討はしていないところでございます。 ○議長(春山千明議員) 田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) とにかく自分のIDナンバーが欲しいという人たちに応えるにはあまりにもちょっと今のは、考えていませんと言われたらもう言うことがないし、65歳以上のことしか考えていませんと、先ほど部長おっしゃいましたけれども、そういう年寄りもそうですけれども、若い人でも重症化するようになってきていますから、変異株が、だからそう一概に言えないので、若い人もどんどん東京に勤務している人は受けてきてもらえば久喜市も助かるのではないかと私は思うので、それは一応もう本当に希望というか、できるだけ早くやってほしいと思います。お願いいたします。  4番に行きます。4番のほうは、これは先ほど(1)も(2)も空気清浄機を頼んでいるとおっしゃいましたので、空気清浄機というのは私は聞いておりません。私が聞いているのは、殺菌できるもののほうをお伺いしていますので、空気清浄機というのは花粉とかPM2.5という中国からの、そういうふうなほこりみたいな、そういうところのものを清浄するわけで、この殺菌のほうは紫外線、一番短い波長の紫外線が特にとても大量にきれいに空気を殺菌してくれるということなので、調べていただけましたでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 栗橋総合支所長。 ◎栗橋総合支所長(島田満) 空気清浄機でございます。空気清浄機の性能につきましては、先ほど議員さんのほうもおっしゃいましたけれども、こちらは空気中に浮遊しているほこりなどの物質を集めてくれるという機能がございます。こちらの予定している、すみません、空気清浄機について説明させていただきますと、こちらはメーカーのホームページのほうを見ますと浮遊ウイルス、付着ウイルスの作用を抑えるという機能が明記されてございます。こちらの設置によって、ある程度の効果というのも期待をしているところでございます。ただいまの予算措置のほうがこちらのほうされておりまして、既に購入手続を行っているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) 電話でもちょっと言っておいたのですけれども、空気清浄機の話は私はあくまでもここに書いていません。ずっと質問かけているのは殺菌のほうなのです。ですから、殺菌のほうを調べてくださいといってお願いしていたのです。紫外線殺菌ですと、ウイルスの除菌が99.9%で、静電気フィルターのほう、フィルターなのですけれども、静電気フィルター方式だったら99.8%ウイルス除菌できるわけです。ですけれども、今おっしゃった空気清浄機はただ塵を取るだけでウイルスの効果というのはもし書いてあったとしても、それはデータとしては載っていません。パーセンテージも一切載っていませんので、あと光フィルター方式、これは99.0%ですから、殺菌、除菌というところでは静電気フィルターか紫外線殺菌方式か光フィルター方式かの3つしかないと、メーカーはいろいろ書いていますけれども、値段もまちまちなので調べておいてくださいと私電話いたしました。もう一度お願いします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 田村議員おっしゃいますウイルス除菌装置ということでのご質問になりますけれども、先ほど栗橋総合支所長が申し上げましたとおり、施設ごとの空気清浄機、こちらのほうの性能を確認しますと、HEPAフィルターが内蔵されておりますので、非常に性能がいいというふうに我々認識してございます。こちらのほうが各施設のほうに配備される状況でありますので、まずはこちらのほうと、あとそれから併せて空気清浄機だけに頼ることなく、窓を開ける、換気をする、定期的な空気の入替え、こういったものも併用しながら対応していただくことが大事だと思います。それから、除菌ということでもございますが、各入室する際には皆さんアルコール消毒も徹底しているという状況でございますので、そういった習慣化されることもこういった空気清浄機と併用することで感染防止策に講じる形であるというふうに認識してございますので、現在のところはウイルス除菌装置等の導入については考えていないところでございます。 ○議長(春山千明議員) 田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) 空気清浄機のほうの生産が間に合わないでまだ入ってこないというお話もお伺いしておりますけれども、あくまでもそれがもし変更ができるものなら除菌のほうにしてもらわないと全然意味がない。ただほこりを、花粉をと、そういう状況ではない。今コロナの中で、しかもインド株とかと変なのがいっぱい出てきます。強力なのが。変なのって申し訳ない。みんな変なのですけれども、強力なのが出てくるので、それを何とか除菌して抑えたい。先ほど最低限のことは幾らやってもどうにもならないのであれば、空気を殺菌して、役所のほうでもそういういろんな出入りがあるところでそういうことをやってもらえれば、値段もいろいろ本当ピンからキリまであって3万8,800円、14万円のもあるし、9万8,000円、19万8,000円、5万5,000円、13万円、3万2,800円とかいろいろ、6万6,000円、いろんなピンからキリまであるということなので、その辺ももう一度きちっと調べ直して、考えておりませんではなくて考えてほしいなと思います。そして、命を守るというところでできるだけコロナ患者をこれ以上増やしたらまずいと思うので、私たちも早く普通の生活に戻りたい、こういうふうなマスクをしたまま一生懸命話しするのはどれだけ苦しいか、これは実体験でやっているから分かりますので、こういう紫外線あるいは静電気、そのフィルターはすごく細か過ぎて、掃除するのも大変だというのであれば紫外線殺菌のほうだったら、フィルター使わないでやっつけてくれるという装置なので、これはもうぜひぜひ何回も考え直してほしいという、空気清浄機以外のことも考えてほしいということを切にお願いいたします。  すみません。では、5番に参ります。5番のほうは、今までの記憶を風化させないというところで私10年前の話をしたのですけれども、あのときに職員の家族の方がおにぎりを作って、次の日もまたおにぎりを作ってと走り回ってくださったのを覚えておりまして、それでこれはまた伝承していかないと次のときにまた準備をしていなかったためにこういうことになると思っていないと思うのです。ですから、それはぜひぜひよろしくお願いいたします。  それから、ちょっと飛ばしまして7番に参ります。7番のほうの先ほどから言っているラジオです。防災ラジオのほうをぜひともお願いしたいと思いまして、隣の加須のほうでもやっているわけなのですけれども、これはラジオですと災害の起きるときにスイッチが自動的に入るようになっているそうなのです。ですから、入れていなかったから聞けなかったというふうなことにならないようになっている。だから、防災ラジオですので、それはもうぜひぜひ。私たち南栗橋のほうなので、水害が一番心配だったので、そのときに一番ぴんときたのが鐘です。消防自動車の鐘、あれでみんな表に目をやってという感じで、あの鐘はよく響いて、どこへどういう状況ですかと消防車を止めて消防署員の人に聞いたりしてやったのですけれども、ぜひこれももう一度防災無線がどれだけ役に立っていないか、デジタル化されてあれだけお金をかけたのに何も聞こえてこないし、通じない。その浸透ですね、先ほどから言っているどれだけ皆さんに浸透しているかというところをもう一度再考していただけたらと思います。いかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) まず、地域の皆様全てにお知らせする手段としては防災行政無線、こちらにつきましてはデジタル化もしましたし、これをもって避難情報等は発令させていただきます。その際に当たりましては、水防の避難情報、サイレンも改めてサイレン分かるような音、こちらのほうは予定しております。この音については、今後市民の皆様にもこういった音で流しますということは周知していきたいというふうに思っております。また、防災行政無線が生命線でもありますから、聞こえないというお話いただきましたけれども、そちらにつきましては改めて場所とか教えていただければ幸いです。確認をさせていただきます。それと、これに基づく防災ラジオの話もありましたけれども、複数の情報手段、緊急情報の架電システム等々も導入した経緯がございます。こちらにつきまして、様々な情報は今ある情報を充実させていきたいという考えでございますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 田村栄子議員。                 〔4番 田村栄子議員登壇〕 ◆4番(田村栄子議員) 今部長がおっしゃいました場所とおっしゃいます。確かに踏切の脇に置いてあるのもありますから、確かに踏切のところの音と混じって聞こえにくいというのもあるのですけれども、そうではなくて普通のお宅で普通に窓を閉めていたら、要するに暴風雨のときは窓は開けないですよね。開けたらもう本当に家が崩壊しますので開けられない、窓を閉めてきっちり、しかもきっちり閉めます。そこを考えて、もう一度調べ直してほしい、全体的に調べ直してほしいです。いかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 確かに密閉性が非常に最近の住宅は優れていることは、承知をさせていただいております。そういった中でも天候の移り変わりとか、状況もあります。そういったところも自身で市民の皆様にもそういった情報を傾けるといいますか、そういった姿勢、防災に対する意識高揚、そういったものを図りながら、お互いで協働で情報をつかみ合うというような防災対策を取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 以上で田村栄子議員の質問を打ち切ります。 ○議長(春山千明議員) 次に、成田ルミ子議員の市政に対する質問をお受けいたします。  6番 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 6番 成田ルミ子です。質問させていただきます。  大項目1番、新型コロナウイルスワクチン接種について。75歳以上の接種予約は、初日、5月25日でワクチンの予約が終わってしまったため、コールセンターや市役所の電話窓口が混乱いたしました。担当課も中長期にわたり感染対策をしてきた中で都度状況が変わり、対応は簡単ではありませんが、今後とも市には柔軟性を持った対応を望むとともに、今回の状況を踏まえ、以下伺います。  (1)、埼玉県の高齢者ワクチン第7クールの分配についてによると、久喜市への分配数は7箱で、合計29箱になります。隣の加須市では第7クールで45箱、合計で88箱、幸手市では第7クールではゼロ箱ですが、合計で30箱供給されております。3市の人口比は、久喜市を1とすると、加須市は約11万2,000人、0.74、幸手市は0.33になります。人口比まで考慮すると、加須市は4.1倍、幸手市は3.13倍久喜市よりもワクチンが届いていることになります。ワクチンの供給状況が他市に比べて明らかに少なく遅れておりますが、この状況をどのように考えているかお願いいたします。  (2)です。高齢者ワクチン第7クール分配表については、人口と供給量のバランスに納得のいかないものがあります。今回の受付けについて混乱が生じ、ワクチン接種が進まない原因でもあるかと考えますが、今後の供給についてどのように見込んでいるか伺います。  (3)です。75歳から84歳の人数に対して、ワクチンの予約数が明らかに少ないですが、予約できなかった方にはどのような対応をしましたか。5月25日の予約受付は受付枠が約5,000名で、85歳以上で予約していない人、約3,800人を加えると倍率は4倍を超える競争率とも読み取れます。供給量が少なければ混乱するのは当たり前であり、それに漏れた方が不満を持つことも当然のことです。6月15日からの65歳以上の予約を控えてさらに混乱が予想されますが、どのように対応していきますか。  (4)です。予約時の電話のつながらない状況を考えれば、ネットのサポートデスクの設置も必要なのではないでしょうか。また、予約電話がつながらないために市役所の電話もつながらない状況でありました。対策はされたのか伺います。  (5)です。全世代への接種に向けて進めていくためには、今後も市内での集団接種が有効的と考えますが、いかがでしょうか。また、国や県の接種会場との予約の重複を避けるための対策もしていくべきだと考えますが、いかがでしょうか。  (6)です。新型コロナワクチン接種関係における防災無線、メールをはじめ、市が配信する各種SNSの活用状況についてもお伺いいたします。  大項目2番、コロナ禍における子どもの体力の維持について。新しい生活様式を実践し、中長期にわたり感染症対策対策と向き合う中で、運動不足から身体的及び精神的な健康を脅かす健康二次被害も懸念されております。意識的に運動、スポーツに取り組むことは健康の保持、増進だけでなく、ストレス解消、自己免疫力を高めてウイルス性感染症を予防することにも役立ちます。新型コロナウイルス感染症による影響で体を動かす機会が極端に減り、体力の低下も心配されております。子供を取り巻く社会環境や乱れがちな生活習慣などを振り返りつつ、今こそ運動に親しみ、また望ましい生活習慣を確立するよう、社会全体で取り組む必要があると考えます。  (1)です。コロナ禍による影響で児童生徒の運動の機会に変化は見られるでしょうか、伺います。  (2)です。中学生ですが、部活動の活動状況についてお伺いいたします。  (3)です。それぞれの体力に合わせたトレーニングをプログラムし、動画にして配信する民間の会社であります。家でできるため、それぞれトレーニングの継続で体力の向上も数字に出て表れております。このようなことも導入に向けて研究していくときかと考えますが、いかがか伺います。  大項目3番です。学校健診の実施状況についてです。  (1)、コロナ禍の状況下、学校における令和2年度の健診の実施状況についてお伺いいたします。  (2)です。要治療の児童生徒は治療し、また治癒はできているのか伺います。  (3)です。令和2年度の健診について、治癒済みの届出を児童生徒は提出しておるでしょうか。その割合についてもお伺いいたします。  大項目4番です。成人歯科健診について、歯科健診の際に治療が必要な患者には医師が治療をできる体制をつくるべきと考えますが、現状と課題を伺います。また、現在の歯科健診体制から口腔がん検診まで幅を広げるべきと考えますが、市の考えをお伺いいたします。  以上です。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員の質問に対する答弁を求めます。  健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 大項目1のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。(1)から(3)は関連がございますので、一括してご答弁申し上げます。  本市においては、国が接種順位の上位に定める医療従事者の人数が近隣市町に比べ多いため、医療従事者のワクチン接種完了までに一定の期間を要することを見込み、高齢者の方への集団接種を5月16日から開始することとしたところです。さらに、多くの方を受け入れることのできる個別接種につきましては、医療機関の準備が整う6月後半から本格化する予定としたところです。このことから集団接種及び医療機関での個別接種における受入れ人数等の予定状況を確認しながら、必要なワクチン量を埼玉県に対して要求してきたところでございます。5月25日の時点では、医療機関での個別接種の実施は調整中であったため、集団接種のみの会場を皆様にお示ししたところでございます。予約枠が十分でない中で、皆様にはご不便をおかけした要因の一つとなっているものと考えております。なお、6月下旬には4万6,000人の65歳以上の高齢者が2回接種することができる約9万2,000回分のワクチンを確保したところでございます。今後は、集団接種及び個別接種の予約枠を増設し、接種を希望する方ができるだけ早く予約ができるよう努めてまいります。  次に、(4)でございます。先ほどご答弁申し上げましたとおり、十分なワクチンの供給量が整い、医療機関での接種が始まり、予約枠が設定されることから、今後の予約開始時期には一時的な混雑は生じますが、少しお待ちいただければ予約を取ることができるものと考えております。なお、ウェブ予約が困難な方に対しましては、市役所に新型コロナウイルスワクチン接種に関する相談窓口を開設し、職員が市民の皆様のスマートフォン等で予約の支援を行ったところでございます。  次に、(5)でございます。ワクチン接種につきましては、6月1日から個別接種の予約の受付を開始しておりますが、短期間に多くの方に接種していただくには集団接種が効果的であると考えております。今後ワクチン接種のスピードを上げるためにも、医療機関と調整を図りながら集団接種日の増設も含めて検討してまいりたいと考えております。また、国や埼玉県が実施する大規模接種会場と久喜市での接種の重複を避けるため、大規模接種会場で接種された場合には本市の予約をキャンセルしていただくようホームページ等において周知を図っております。  次に、(6)でございます。ワクチン接種に関する情報につきましては、「広報くき」2月号から6月号まで特集や注目情報を掲載するほか、随時医療機関との調整により新たな予約枠を増やすたびに防災行政無線やホームページ、SNSを活用して最新の情報をお知らせしているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、教育長。 ◎教育長(柿沼光夫) 大項目2のご質問に対し、順次ご答弁を申し上げます。  初めに、(1)でございます。新型コロナウイルス感染拡大による臨時休業以降、新しい生活様式の実施や外出自粛、公園や運動施設の利用制限などにより子供たちの運動機能や体力の低下が懸念をされております。児童生徒の多い学校では、密を避けるために曜日ごとに校庭に出られる学年をローテーションで決めるなど、運動時間を制限しなければならない学校もございます。体育の授業においても、児童生徒が密集する運動や、近距離で組み合ったりする運動など、感染対策を講じても感染のリスクが高いと判断される体育活動については、実施の可否を含めた判断をお願いしているところでございます。また、本市ではコロナ禍においても感染症対策を十分に講じた上で運動会、体育祭を実施しておりますが、時間の短縮や種目を制限せざるを得ず、児童生徒が十分に活動することは難しい状況にあります。  次に、(2)でございます。中学校の部活動につきましては、昨年6月の臨時休業終了後、新しい生活様式に基づき段階的に再開してまいりました。現在部活動を行う際は、活動前の検温、体調確認、活動計画や内容の情報共有、3密の回避、換気の徹底など感染対策を十分に講じた上で久喜市中学校部活動ガイドラインに基づき実施をしております。具体的には平日の活動時間については2時間程度、週休日は3時間程度とし、長期休業中の活動時間については1日3時間程度とし、感染リスクの高くなる対外試合は原則控えることとしております。  次に、(3)でございます。学校での運動時間や集団での活動が制限される中、家庭での運動に触れられる機会がさらに重要になってきていると考えます。現在民間企業では、ズームを活用した双方向のスポーツトレーニングや会員制のオンラインレッスンなど、子供たちの体力低下を防ぐための取組を提供しております。新型コロナウイルス感染症への対応が引き続き求められる中、家でも1人1台のタブレットを活用し、個別最適化された運動を行うことは子供たちの体力を維持していくことに大変有効であると考えます。楽しく継続して運動やスポーツに触れられるようにするため、民間のプログラムの有効性についても今後研究を進めてまいります。 ○議長(春山千明議員) 次に、教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 大項目3のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。小中学校における定期健康診断につきましては、学校保健安全法等の定めにより、毎学年6月30日までに実施することとなっております。令和2年度につきましては、文部科学省から通知があり、新型コロナウイルス感染症の影響により実施体制が整わない等、やむを得ない理由によって当該期日までに健康診断を実施することができない場合には、当該年度末までに実施することとされたところでございます。これを受け、全ての小中学校において学校医及び学校歯科医と協議の上、日程調整を行い、年度末までに必要な検査を実施したところでございます。  次に、(2)でございます。定期健康診断の結果、異常が見られた児童生徒の治療状況につきましては、各学校に対し報告を求めております。それによりますと、おおむね治療済み、または治療中でございますが、一部の児童生徒につきましては未受診となっております。  次に、(3)でございます。定期健康診断の結果、異常が見られた児童生徒につきましては、速やかに学校から保護者へ専門医の診察を受けるようお知らせをお渡しするとともに、学校へ受診報告書を提出するようお願いしているところでございます。令和2年度における治療が完了した児童生徒の割合につきましては、現時点での集計値でございますが、小学校で67.0%、中学校で52.7%でございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 大項目4のご質問に対して、ご答弁申し上げます。  歯科医院では、通常診療の大部分が予約制となっておりますことから、当該健診の開始時点では久喜市歯科医師会との協議により、健診の結果治療が必要となった場合には後日に実施するものとしたところでございます。その後の協議により、現在はほかの患者様の予約状況により空きがある場合には、健診日当日の治療についてもご対応いただいているところでございます。  次に、口腔がん検診の実施についてでございますが、本市では国の指針に基づきがん検診を実施してまいりたいと考えていることから、当該指針に列記されない口腔がん検診につきましては現在のところ考えていないところでございます。 ○議長(春山千明議員) ここで休憩をいたします。    休憩 午前10時21分    再開 午前10時35分 ○議長(春山千明議員) 再開をいたします。  再度の質問をお受けいたします。  成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 大項目の1番からお願いいたします。先ほどご答弁にあったのですが、9万2,000回分のワクチンを確保したというお話をいただきましたが、こちらにつきましては第8クールで50箱箱ということでよろしいのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 答弁を求めます。  健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) はい。成田議員おっしゃるとおり、50箱が第8クールで久喜市に供給されるという状況でございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 大変な数のワクチンが確保されたということなのですが、こちらにつきましては人口に合った供給量になっているのでしょうか。久喜市は50箱ですが、他市の状況を踏まえ、久喜市の人口に見合った供給量かどうか、その辺についてお伺いいたします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 今回第8クールで50箱の供給がございます。その前には29箱久喜市には供給されておりますので、合計79箱、こちらが人口4万6,000人の65歳の高齢者が2回接種することができる9万2,000回分の数値の94%という状況になってございますが、ほぼほぼ高齢者全員には配布できるような状況というふうに認識してございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) そういたしますと、今回の供給で国が示した7月までに65歳以上のワクチンの接種がほぼ完了するというようなことでよろしいのでしょうか。久喜市もその体制で臨んでいるということでよろしいですか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) はい。成田議員おっしゃいますとおり、新型コロナウイルスの接種については令和3年7月末までということで、市内の高齢者の皆様が2回接種できるよう、市が準備した会場で行う集団接種、それから市内の医療機関で行う個別接種、この2回の体制で整えております。現在感染症の終息に向けて医療従事者の皆様のご協力を賜りながら、そして市役所の職員が一丸となって取り組んでいるところでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) それでは、6月15日の予約のことでお伺いします。  6月15日に65歳以上の接種の予約が始まりますが、それで準備している予約数と、あと75歳以上でまだ予約していない方がいらっしゃると思います。その人数、そちらについて当日15日には何人予約できるのか、それをお示しください。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 6月15日より65歳以上の方の接種が開始されます。2万4,000人の接種券を発送させていただきましたが、ワクチンのほう3万5,700回数の予約を承るよう準備させていただいております。それから、5月の16日から実施いたしました集団接種、最初が集団接種でした。85歳以上の方、それから5月25日には75歳以上の方接種させていただいておりますが、現在まだ接種ができていないという方の計算でございますけれども、数字のほうはごめんなさい、今ちょっとはじかせていただきますが、75歳から85歳までの方で今現在76%の方が接種されております。人口でいいますと1万7,265人に対しまして1万3,178人でございますので、75から85歳までの方で4,087人の方がまだ予約をなさっていないという状況でございます。それから、85歳以上の方につきましては6,915名の接種券を送らせていただいておりまして、そのうち4,219人の予約ができてございますので、75歳以上を全て含めますと6,783名の方の接種がまだ予約は取れていないという状況でございます。本日10日、防災無線でも流させていただきましたが、本日の予約枠非常に多く、先ほど2,000以上ということを申し上げましたが、そちらの予約を取っていただくことで、そこが予約枠を定員ということで足しますと、あと2,000人の方たちが接種をできていないという状況になりますので、そういった方に対しましては今後接種のほういかがでしょうかというご案内通知なども考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 8日に予約枠が762枠、10日に2,000枠ということで予定されておりますが、この65歳以上の接種でも当日15日に予約し切れない分はやっぱり考えられるのでしょうか。予約の追加ということで日時を設けるような対応はされるのでしょうか。65歳以上が完了なさるのでしょうか。どうなのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 接種の予約枠が3万5,000規模になってまいりますので、1日でその予約をウェブないしは電話で受けることは厳しいというふうには認識してございます。ただ、ウェブでは非常に短い時間でかなり多くの方の予約を受けることができておりますので、3日間15、16、17日あたりには大分の予約が設定していただけるのではないかというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 少し時間を置けば十分予約できるということなのですが、どうしても5月25日の状況、そして6月1日の状況を考えますと6月15日の大混乱は必至であると思います。こちらについて、どのような対応されるのかということなのですが、6月1日は市役所に来た方を会議室のほうにご案内して対応なさったと思います。これにつきましては、5月25日に窓口や受付に来ていた方の、そういった方をどうするかの対応策にすれば、それはご案内したというのは大変適当なこと、正解なことだと思いますけれども、案内を市役所で分からない人がやってもらえるというような周知というのは十分にはされていないと思うのです。これにつきまして、今後15日の対応に当たってどのようなことをされるのか、案内窓口をつくるというようなお話もされていますが、実際どのようにやっていくのか、ちょっと伺いたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 現在想定しているところでございますが、6月の15、16、17日、この3日間にかけて相談窓口を設置したいというふうに考えてございます。ウェブ操作ができる方につきましては、ホームページ等で周知させていただきますので、ご理解いただけると思いますが、そういった媒体をご利用にならないという方につきましては、防災無線を通じまして市民の皆様には呼びかけてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 例えば防災無線の呼びかけなのですが、8日の762枠の予約がまたできますよ、枠は増設されましたというような防災無線は、たしか8日の9時頃入ったのではないかなと思います、当日の。2時から受付ができますと。そのような体制だと、なかなか耳に入れるのが難しい、皆さんに広報するのは大変難しいことだと思うのですけれども、これが例えば前日の夕方ぐらいまでに、防災無線が流せられれば、大分それも準備に予約される方の情報は広がりますし、もし前日に確実なものとして枠数が久喜市で確保されていれば、少しでも早く広報すればそれだけ皆さんに情報が行き届くと思うのですが、今回の対応は朝の9時の防災無線、そして市のSNSというような対応だったと思うのですけれども、そちらにつきまして少しでも早く広報をするというような視点に立って、お考えはいかがだったのでしょうか。やはり無理だったのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 市民の皆様には、できるだけ予約がすぐ、これから始まりますよという呼びかけという意味合いを持ちまして、当日の朝に防災無線をさせていただいたところでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) その当日の朝の防災無線が例えば半日でも前倒しできなかったのかということをちょっとお伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 医療機関の先生方のほうからあした増枠ができるよという、本当に瞬間的な中の動きで対応しておりますので、明日どのぐらいの予約が出せるかという部分もございましたので、前日というよりは当日の朝というふうに防災無線はさせていただいたところです。予約枠が確定した段階での皆様への周知ということでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) そうすると、やはり夕方のうちに、前日の夜のうちにはまだ確定はされていないので、広報はちょっと難しいというようなことなのでしょうか。防災無線のほかに、市でSNS発信しておりましたけれども、それにつきましても統一されて、やっぱり9時からということだったのでしょうか、お伺いします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 先ほど申し上げましたように、医療機関のほうから予約枠を広げるよというようなお声があったときがある程度固まりというか、多数これはいけるよという状況である場合は事前にお流しするということも可能だというふうには考えております。ただ、そこが微妙に予約枠が広がるかどうか分からないという段階では、やはりできるだけ早く多くの方にお取りいただきたいという思いもございましたので、当日という防災無線の発想ということになってございました。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 限られた予約枠と申しましても、762という大変大きい枠だと思うのです。ですから、この762の端数までは確定していなくても、大体例えば700とか、そのくらいの把握って前日までにできないのでしょうか。やっぱり当日の朝9時よりは前日の夕方でしたら、午後2時の予約に向けてご家族に頼んだり準備ができると思うのですが、朝9時で午後2時の予約ですとコールセンターがつながらない状況を考えますと、まず高齢者の方は身内に頼ったり、あとはSNSの準備をしないとなかなかちょっと難しいのではないかと思うのですが、それについていかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 成田議員おっしゃいますとおり、心の準備ができていれば予約に向かうという姿勢ができるし、応援も頼めるというふうには理解してございます。今回6月の5日から予防接種はスタートしてございまして、先生方も実際に自分のクリニックで対応してみて、あっ、これはもっと皆さんにご負担なく予防接種が提供できるということの感触を得られた、今スタートしたところでございまして、ちょっと不安定なところがございました。そういったこともありますので、皆様には増枠、枠を広げるときは翌週の大体火曜日に枠を広げますよというふうにもホームページにも掲載させておりますし、あと窓口にお問合せ、あと電話のお問合せある方に対しましても火曜日を目安に枠が広がるというような事前の周知はさせていただいております。心の準備ということでは、お問合せをいただく方にはそのような対応をさせていただいている状況でございます。ただ、申し上げましたとおり、防災無線も有効に使い、そして皆様が心の準備をして予約ができるように整えていくということは大事なことだと思いますので、検討してまいりたいというふうに考えてございます。
    ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 防災無線を聞いた方が、また口コミでいつから枠が広がるよというような情報というのは、大変今ワクチン接種に向けての興味が集まっているところですから、そういった口コミも大変広がる手段だと思いますので、大変難しい状況は把握いたしますが、ぜひできる限り早めの情報を発信されたほうがいいと思いますので、ご検討いただければと思います。  あと、市で行う相談窓口についてなのですが、相談窓口、市役所ということでしたが、各支所あるいは公民館等でも相談は乗ってくれたよという声も聞いたりはしているのですが、それについてはいかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) ありがとうございます。実は、やはりコールセンターのほうがつながりにくいという大変なお問合せを承っております。予約が取れる状況なのにコールセンターで対応できないという、これでは非常に市民の皆様にご負担かけてしまうなということもございましたので、6月の1日、2日、こちらのほうで市民の方の相談を承る中で、やはりこれは職員が困った皆様たちには対応させていただきたいということで、全庁的に窓口にお見えになった方に対しては、特にスマートフォンとかお持ちの方についてはその操作も一旦いただいて、操作を自分で獲得する機会にもなりますし、あとタブレットのほうをWi―Fiも通っておりますので対応させていただきまして、予約のほうの支援もさせていただいたところでございます。今後につきましても、市内の市役所、それから各総合支所、あと成田議員おっしゃいますような公民館等での相談等も承れるように、職員にもこれから対応のマニュアル等も徹底して対応させていただきたいというふうに考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) ただ、ちょっと1点心配なのは、コールセンター等がつながらないので困って困って、少々苦情も言いたくて市役所に来た方もいらっしゃるのではないかなということが見てとれることなのです。とにかく5月25日がとても市役所が大混乱していたという状況も伺っておりますし、それで6月1日、市役所に来た方を一部屋にご案内しまして、操作をお手伝いしてあげていたと思うのですけれども、それについてはやっぱりどちらかというと声の大きな方たちのご対応もあったのかなと思うのですが、本当に分からないので、分からない方が市役所に来ればやってあげますよというような告知、そういったものはできていたのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) こちらにつきましては、体制を整えるのにちょっと少々時間を要してしまいましたもので、6月1日の前日にホームページにアップするという状況でございました。そういった意味では、広く市民の皆様には周知ができたかというと反省すべき点だというふうには認識してございます。そういったことから、6月の15、16、17日、こちらについては広く市民の皆様にそういった機会をご利用いただけるよう、防災無線を通じまして、それからホームページ等の媒体を使いながら周知させていただきたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 6月1日、実際に昼頃には100人を超えた人がいらっしゃっていたというお話も伺っているのですけれども、同じタブレットとかスマホを使うわけですから、つながりにくい状況もありますよね。その対応にかかったのは、やはり結構長時間にわたって市の職員も拘束されたのではないかなと思うのですけれども、6月15、16、17日対応されるということなのですけれども、その体制については大丈夫なのですか。ほかの業務もありますし、どうなのでしょうか、その辺について。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 6月1日でございますけれども、やはり成田議員おっしゃいますとおり、市民の皆様に別の意味で市役所に窓口にお見えになっている方たちもいらっしゃいますので、そういった予防注射に対しての対応については4階の会議室、第3、第4、第5の部屋を連ねた形で会場を設けさせていただきました。6月15、16、17日につきましては、同じように4階の会場を設営したいというふうには考えてございます。あと、この予防接種、ワクチン接種につきましてはもう国のほうでとにかく感染を防止するための唯一の策だということでおりますので、総務部長とも相談をさせていただき、あと関係各課とも調整しながら、全庁的な職員の体制で対応するということで考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 担当課をはじめ、皆さん大変な作業になると思うのですが、そこは一生懸命しっかりやっていただきたいなと思います。  あとは、成功かどうか分からないですけれども、今ニュースとかで成功事例として挙げられている自治体なんかのお話を聞きますと、要は接種したい人が取るのではなく、市からあらかじめ日時と場所を指定されて送っているようなやり方をされているということをニュースで見ました。選挙の投票券には場所と日時、1日ですけれども、そうやって指定されたものがそれぞれの家庭に送られてきますよね。そのようなあらかじめ決めた場所に来るように送ってもらいたかったのだとおっしゃっている人もいました。やはりこれは、電話もウェブもつながらないという状況からだと思います。このようなシステムの活用をぜひ検討もしていただき、今後65歳以下の接種が始まるわけですから、どのような形がまだ正解かどうかはなかなか難しいところではあると思うのですが、やはり電話がつながらない状況、ウェブもつながらない状況、そしてこれからまだ受けたい人がたくさんいる。それを考えたらどの方法がいいのか、やはり試行錯誤していくのは必要なことだと思うのですが、そういったことについてはいかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 今回のコールセンター並びにシステムを使った予約の方法ということで、今までの予防接種にない画期的な方法を今回活用させていただいております。こちらについては、国のほうでもこういった方法を活用していこうというご案内もあったところで、全国の自治体がその方法を選んで対応しているところだと思います。本市といたしましても、まずこの方法はご自身の都合のいい日、それから自分の受けたい場所、時間、そういったものをご本人で選べることができるという方法ですので、こちらのほうを採用させていただいております。今後65歳以下の方につきましては、ほとんどがウェブ等、インターネットでのご入力が可能な人口層になってくると思いますので、コールセンターのほうでお問合せをさせていただく場合にもできるだけ丁寧に、そして予防接種がご自身の都合に合うような日を設定していただけるような丁寧な対応を心がけてまいりたいと思いますので、現行の方法を引き続き取らせていきたいというふうには考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 現行の方法で対応されていくということなので、今後も問題点はその時々に出てくることもあると思いますが、その都度いい方法で対応していただければいいなと思います。あとは、ちょっと集団接種について伺いたいのですけれども、集団接種がワクチンの供給の遅れだと思うのですが、予定どおりに始められなかったのです。それで、6月5日から個別接種に移行がされたのですけれども、早くなかったのかなというような、集団接種を終わりにして個別に移るのが少し早かったのではないかなと思うのですけれども、今後また集団接種の機会を設けるようなお話でしたが、そちらについてちょっとお伺いしたいのですが。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 先ほどご答弁の中でも申し上げました。集団接種は1回に多くの方を予防接種をしてさしあげることができるという方法でございますので、国のほうが7月末までに高齢者の皆様への2回接種をという目標を掲げております。今個別接種がかなり多くの人数を、先生方がご協力いただいて確保していただくことができましたが、やはり集団接種も同時に加速をさせていただいて、より多くの方がご自身の受けたい場所で接種ができるような選択できる方法を努めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 集団接種を予定どおりに行っていれば、もう少し多くの人が集団で受けられたと思うのですが、今回集団接種のスタートが遅くなったのです。予定どおりだったのですか。どうなのでしょうか。それをちょっと1つ伺いたかったのと、あとは集団接種会場へのタクシーの補助ですけれども、個別接種にはないのですが、基本的にかかりつけ医の予約が取れれば全く問題ないと思うのです。ところが、自分のかかりつけ医、あるいは近隣のお医者様に予約ができるような状態でもないのです。今大変混雑していますので。先ほどの田村議員からもお話がありましたけれども、自分の希望の場所がやはり取れないということは、距離的に換算しても集団接種会場に行くのと同じような場合になることもあるわけですから、そういったタクシーの補助関係とかにつきましても個別になったから終わりではなく、継続の必要を少し検討すべきだったのではないかと思いますが、それについてはいかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 集団接種の開始ということでのまずご質問になりますけれども、先ほどご答弁の中でも申し上げましたが、久喜市には非常に大きい病院、それから医療従事者が多くいらっしゃいます。まず、優先接種の順位として1位が医療従事者になっておりますので、久喜市で医療従事者の方がまず予防接種をして、それから住民接種という考えでございましたので、それは見込みは5月16日がスタートということで、これが遅いかというと先生方のご都合というところも含めてスタートを開始したという状況になります。  それから、集団接種を今後継続していくのかということにつきましては、先ほどもご答弁の中でも申し上げましたが、個別接種を進めていく中でも、やはり集団をご希望される方も相談される中にはお声を伺っております。そういったこともありますので、集団接種のほう、これからも引き続き関係医療従事者がある程度きちんと整わないと開催ができませんので、そちらのほうも鋭意お声かけをさせていただきながら体制を整えて、それも早めに組み込んでまいりたいというふうに考えてございます。  それから、タクシーの予約等につきましては、おっしゃいますとおり集団接種の会場へ到達するまでの送りに関しての補助ということになってございますので、まず予約が取れてからタクシーの予約ということで2段構えになって、ちょっとご負担はかけてしまいますけれども、接種のためにはやはり会場をきちっとたくさん選択させていただくことが市民の方に行き渡れば、タクシーのほうの予約も余裕を持ってなさっていただくことができると思いますので、いずれにいたしましても集団接種会場、こちらのほうも増設してまいりたいというふうな考えでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) タクシーの補助については、自分のかかりつけ医が取れれば問題ないですけれども、もしそういった遠いところの場合に個別でも必要な場合があるのではないか、ご検討されたらどうですかということを1点お願いいたします。  それと、あとは県や国の接種会場を予約した方が重複した場合、キャンセルしていただくというようなことをホームページで周知しているということなのですが、キャンセルもつながらないですよね。同じように、キャンセルは簡単につながるのですか。どうなのでしょうか。予約と同じ、同様なのですか。キャンセルする人も。その辺は。やはり手間がかかってしまうと、キャンセルすることを忘れてしまう人というのは相当数出ると思いますので、そのためのワクチンが余ったときの受けてもいいよというような順位づけができていると思うのですが、それについてもキャンセルが出ることを考えて順位をしっかりつくって、医療従事者が終われば次は例えば役所の職員ですとか、あるいは学校の先生ですとか、そういったようないわゆるエッセンシャルワーカーと言われる人たちを優先的に接種、キャンセルが出た分を接種させていくとか、そういった体制も必要なのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 2点ご質問をいただきました。タクシーの補助、大変先ほどは失礼いたしました。タクシーの補助につきましては、集団接種という形で今現在考えてございますので、個別接種でも対応できないかというお話ですけれども、今のところ集団接種会場ということで進めさせていただきたいというふうに思っております。  それから、キャンセル待ちについてのご質問ですけれども、今現在はワクチンのほうが非常に短時間、常温にしてから時間が短いこと、それから分注といって注射針に入れた後に限られた時間で対応しなければならないということがありますので、事前にキャンセルが出たとき無駄にしないための協力員ということでご登録をいただいてございます。高齢の方たち、まず75歳以上の方たちがエントリーすることができる今体制を整えてございますが、今後65歳以下の方たちに接種が行き渡るようになりますと、今成田議員おっしゃいましたとおり、教員であるとか、あと保育に携わるスタッフであるとか、そういったことに携わるスタッフなどについての優先的なキャンセル待ちという登録制などについても検討してまいりたいというふうには考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) ワクチンの供給数が増えるとともに、そういったキャンセル対応も増えてくると思います。ですから、それは順位づけさえしておけば何ら65歳以下の方が受けても私は問題ないと思いますので、ぜひ市の中でやはり必要な人にワクチンを打てるような、そういうキャンセルが出たらすぐ行って打てるような体制は考えるべきだと思いますので、ぜひそれは早急に対応したほうがいいと思いますので、よろしくお願いいたします。  あとは、もう一回ちょっと戻りますが、6月15日の体制になりますけれども、65歳以上のワクチンの接種できる枠はしっかり用意されているのですが、それを初日だけでは絶対に分け切れないというようなことですので、例えば65歳以上の市民の皆様に私どもがこんな状況ですよというようなことを告知する場合に、初日はつながりにくいけれども、絶対に予約が取れるのだということでお伝えして大丈夫ですか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 先ほど申し上げましたとおり、約2万4,000人の方への接種券を送らせていただいた該当となる方に対しまして3万5,000枠ほどのワクチンを接種できる医療機関が整ってございますので、1日で予約ができなくても翌日、その翌日でも十分確保されているということで、こちらは市民の皆様にそういった慌てずに予約をしていただきたいということを広く伝えてまいりたいというふうには考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 分かりました。そのようなお答えいただきましたので、65歳以上の方にも慌てずにそのような対応をできるのだということでお伝えしていかなければならないと思います。今回の人口に、久喜市の現場では総合的に鑑みワクチン接種に臨んだはずなのですけれども、人口に伴わないワクチンの供給量が皆さんに見える形で出てしまっていますので、また近隣市で比べることのできるような公表のされ方、やっぱりこれは国や県の対応のしわ寄せが地方自治体に来ているとしか私は言えないのではないかなと思います。こういった対応について問題なのではないかというような問題提起をし、そして意見を申し述べる機会をぜひ久喜市はつくるべきだと思うのですが、それについてはいかがでしょうか。明らかにこのワクチンの供給具合で市民は混乱したと思います。これがこのままでいいのでしょうか。やっぱりこれは意見として申し述べるべきなのではないかと思いますが、それに対していかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) ワクチンの供給に関しては、新聞報道等もある関係で皆様には久喜市が少ないではないかというご心配をいただいているところで申し訳なく思いますが、これは先ほどのご答弁の中でも申し上げましたとおり、久喜市は集団接種でどのぐらいの人数がいつ接種をするという枠の中で、そして6月の後半になりましたら個別の医療機関が開始されるということで、今申し上げたとおり1か月でばあんと、3万5,000と申し上げましたが、3万2,000人回数なのですけれども、そのぐらい先生方はご協力いただける力を持っている医師会の先生方だというふうに認識してございます。ですから、ワクチンが最初少なめであるというのは、これはもう想定のものでございまして、ワクチンはたくさん獲得しても、その設定の中で消化、要は予防接種として接種されない限りは、今度は賞味期限がございますので、その賞味期限を超えてしまうと、今度はそれが廃棄ということになってしまうという心配もございます。そこは、うちの担当のほうが慎重に接種の日にち、そして接種の人数、それから必要なワクチンのバイアルを計算しながら埼玉県に要望してきたというところでございますので、どうぞご安心ください、6月の下旬には50箱参ります。そして、9万2,000回分のワクチン接種ができる状況ですので、市民の皆様には大変ご不安、ご心配かけたと思いますけれども、6月15日からの予約は安心して、慌てずにお越しいただければ。そして、ウェブでの予約もちょっと混乱するかもしれませんが、必ずお取りいただけますので、どうぞご周知のほうも改めてさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 分かりました。なかなか時折変わる情報の中、難しいところを質問させていただきましたが、15日また大変な思いをなさると思いますけれども、私たちも広報できるところはしていきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、大項目の2番のほうでお願いいたします。コロナ禍における子供の体力の維持についてということで、先ほど教育長からもお話を伺いましたが、やっぱり学校でなかなか接触したようなことを避けるとなると運動にも制限が出てきてしまうというようなお話を伺いました。今日先ほど民間の会社のトレーニングのがありますよということで質問させていただいたのですけれども、今子供たちはパソコンやスマホ、昔はなかったものを使っている時間があるのです。スクリーンタイムというと思うのですけれども、そのスクリーンタイムを上手に使う、学校の教科のドリルと一緒というような感覚で考えれば、久喜市は全員タブレットを持っているわけですし、そういったことも今考えるときだと思います。それで提案させていただきました。なかなか予算のこととかもありますので、大変簡単なことではないのですが、ぜひ前向きに検討していただき、そして小学生のうちに体力をつけなければなかなか中学生からは、体力小学校のときつけてなくて中学校からすぐやれるかといったら難しい問題がありますので、特に小学生のうちからそういった取組をしていくべきだと思いますが、いま一度お願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 教育長。 ◎教育長(柿沼光夫) 成田議員さんから育成トレーニングのお話、アプリのお話ありましたけれども、このことについても予算が伴うので、すぐということはできませんので、研究はしていきたいというふうに思います。今本市に教員の組織で体力向上推進委員会というのがございますので、そこでもって1人1台端末を活用した新体力テストがいろんなことの比較になりますので、この新体力テストの結果を基にこの推進委員会が動画を作成して、これにこれをひもづけして、家庭で個々に自分に何が不足しているのか、何を鍛えなければいけないかということを分かりながらトレーニングをしていくというシステムを開発できないかということで、今後これも研究も併せながらしていきたいと。お話ありましたように、家庭で子供たちが自分の体力をいろいろ測定できるということはとても大事なことですので、それを見ながら体力を身につけていくという、このことについても取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 昔は、外遊びを通じて身体の運動能力が強化できたり、そういった機会も多くあったのですが、特にこのコロナ禍の状況の中ですから、なかなか子供の体力の低下というのはきっと目に見えて明らかになってくると思いますので、ぜひそういった面も鑑み、今後とも研究していただきたいと思います。あとは部活動のほうですが、久喜市として見れば久喜市はほかの他市と比べたら私は部活動やっているのかなと思っています。本当に、コロナ禍でやらないって言ってしまえば簡単なことなのですが、それを段階的に考えながら行ってきたというような姿勢には大変感謝したいと思います。ですので、対外試合みたいなのは控えるというお話なのですが、ぜひ今後とも部活動に関してはそういった子供が何か活動する機会設けることは大変必要なことですので、ぜひ今後ともこのような取組を実行していただければと思います。ありがとうございました。  あとは、健康診断のことについて伺います。健診状況、健診を年度末にされたというようなお話を伺いました。一部未受診という言葉が出てきたのですが、それについて少し伺いたいのですが、未受診というのはどういったものが未受診だったのか、お願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 健診をしまして、お医者様からこういったところに異常があるので、専門医を受けてほしいということで、その報告を学校のほうに求めておるところでございますけれども、一部の方、例えば一例を挙げますと医者さんに連れていく時間がないですとか、歯の場合ですけれども、乳歯なので抜けるのを待っているとか、あとはこれはコロナ禍ということもあるかと思いますけれども、新型コロナの感染が不安のために受診を控えたですとか、あるいはこれも新型コロナ禍の影響ですけれども、健診自体が通常ですと6月30日まで行うところなのですけれども、令和2年度につきましては年度末までにということでありましたので、健診そのものが遅れているということもございまして、そういったものが理由として挙げられているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) コロナ禍ということで、やっぱり病院控えということもありますので、分からなくはないのですが、毎年コロナでなくても一定数こういった一部未受診の方というのはもしかしたらいるのかなと思います。コロナ禍を隠れみのにならないように、やっぱり未受診の家庭はどういった家庭なのか、そういったことを把握するのは必要になってくると思います。特に歯科ですとか、歯の健診ですとか、虫歯が乳歯だから抜ければいいなんておっしゃっているという話ですが、それは決していいことではないのではないかと思います。特にそういった家庭については、やはり毎年同じような状況で健診の結果が出るのではないかということも予想されるのですが、その辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 特定のお子様が常にそういった指摘があるかちょっと把握していないところでございますけれども、こういった未受診の方につきましては担任ですとか養護教諭ですとかがお手紙を出したり、直接お電話したり、受診していただけるように努めているところでございますので、今後ともそのような形でなるべくこういった未受診がないようにしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) あと、報告書の提出の割合がちょっと低いのではないかなと思います。小学生は67%ですが、中学生が52%ということで約半分ですよね。これについては、後追いで早く出せとか、そういった促すような対応はなさっているのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 学校にいついつまでに出してくださいというようなことになるかと思いますけれども、それにつきましても学校から出していただきたいというような催促のほうはしていると思いますので、ただこういった未受診とか、例えば年度末現在で区切りますとどうしても出てきてしまいますので、それで翌年度健康診断でまた同じのが出てくるということになろうかと思いますけれども、いずれにいたしましても受診報告書を出していただくというよりは、受診をしていただく、注意をしていただくということが大事だと思いますので、そちらのほうを注力といいますか、そちらのほうの面を重視して受診いただけるようなお知らせのほうをしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) ぜひお知らせしていただきたいなと思います。内科ですとか、すぐ行かなくてはならないようなものでしたら、割と早くに受診される家庭もいると思うのですけれども、やっぱりちょっと気になるのが歯なのです。歯科のほうです。そちらのほうでしたら、少しほっておいてもというようなご家庭があるのが見受けられますので、口うるさくなって大変あれなのですけれども、ぜひ促すような、しっかり治すように、病院に行くように保護者への働きかけ、保護者が忙しくて連れていけないって、そう言わせないような対応もしなくてはいけないと思いますので、今後ともそちらについてはお願いしたいと思います。  あとは、ちょっと保健の先生に行きましたよ、それで行ったのだよって言ってオーケーになってしまっているような生徒がいないように、ぜひしっかり行ったのだというような報告書が出せるように促していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 特に確かに歯は、一例として挙げさせていただきましたけれども、そうしますと永久歯のほうにも当然影響もあろうかと思いますので、お子さんの健康ということがありますので、その辺は保護者の方にぜひとも受診していただくよう、いろいろ保健体育等もございますので、また担任のほうからですとか養護教諭のほうから指導もありますので、ぜひとも受診していただくようにこれからも促してまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 6月なので、虫歯予防デーがありますので、ちょうど口腔内の健康について勉強する時期だと思いますので、ぜひお願いいたします。今コロナ禍でマスクを着用しているのですけれども、そうすると口呼吸になったり、あるいは口腔内が乾燥して唾液が減少して虫歯になりやすい、歯周病になりやすい、そういったようなことがあるそうなので、やはりそういった面でもちょうど6月なので、学校でお勉強するいい機会だと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それでは、大項目の4番のほう、成人の歯科健診について伺います。ただいまお話ししたとおり、マスクの着用で歯周病がちょっと口臭をマスクで抑えられるのかな、少しマスクの中に隠してしまうというか、やはりそのような方が多くなりつつあるのかなと、それは考えます。歯周病については、認知症を発症する脳機能との関係性も指摘されておりますし、大変大事なことです。久喜市は、成人歯科健診やっておりますけれども、10年置きに1回でしょうか、お便りは。40、50、60、70、そういったことで成人歯科健診は久喜はそれで実施していると思うのですが、それでよかったでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 成田議員おっしゃいますとおり、40歳、50歳、60歳、70歳を迎える市民の方、当該年度中に今の年齢を迎える方の対象となった健診を実施しているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 先進市なんかにおかれましては、例えば30歳以上でしたら30歳以上はもう毎年、その代わり自己負担金も、これは川口市ですけれども自己負担金が500円、歯科ドック、歯周病ですから唾液検査、そういったことまですれば2,000円、あとは口腔がん検診まですればまた別の検診料がかかるのです。500円だったかな、かかるのですけれども、そのような形でやっぱり歯は一生使う大事なものですから、40、50、60、70を待たずして、かかりつけのある方は健診でそれぞれ行かれると思うのですが、虫歯が痛くならないと歯医者には行く機会というのがなかなかできないので、こういった先進事例もありますので、ぜひ40、50、60、70の10年置きではなく、今後例えば30歳以上で毎年おはがきを出すとか、そういったことも必要だと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 先進の取組をご紹介いただきましてありがとうございます。この事業を久喜市としても令和元年の9月から実施してございます。元年、2年ということで、まだ1年半を迎えたという状況でございますので、その中ではやはり異常のない方というよりは逆に指導が必要であるとか、精密検査をさせてもらってさらに詳しい検査とか治療が必要だという方の割合が結構出てきている状況にございます。まず、こういったデータを精査させていただき、歯科医師の先生方とも協議を重ねながら、どういった方法が久喜市にとっていい方法かということも協議していきながら進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 本当に6月ですから、ちょうど虫歯予防デーもありますので、いつも6月にこのような質問をするのですけれども、やはり歯は一生使う大事なものですから、ぜひ先進都市を研究していただいて、久喜市もほかの自治体に負けることなく、先進的な取組をしている市ということでぜひアピールしてもらいたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  質問は以上です。 ○議長(春山千明議員) 以上で成田ルミ子議員の質問を打ち切ります。 ○議長(春山千明議員) 次に、平間益美議員の市政に対する質問をお受けいたします。  12番 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 12番 平間です。引き続き、一般質問をお願いいたします。  まず、大項目1です。市道鷲宮414号線・市道久喜2071号線の拡幅工事について伺います。当該地については、商業施設やスーパーの営業によって交通状況が大きく変化をしているということはこれまでも指摘してまいりました。そのような中、交通事故発生の危険性が高くなっているということも指摘し、拡幅工事や自転車、歩行者専用道路の設置も要望してまいりました。そういった中で、拡幅工事については賛否両論、これは地元の意見もいろいろな形があるということで、意見の集約や合意形成を図ることが難しい状況にあるということでありました。前回一般質問の中で、緊急の対策として自転車、歩行者専用の道路の設置を要望しましたが、歩行者や自転車のための専用道路を設けるためには本路線を拡幅整備する必要があり、拡幅整備が難しい状況であることから、この自転車、歩行者専用道路の設置についても難しいとの答弁でありました。しかし、依然としてこの当該地は交通事故発生の危険性は残っています。一日も早くこの危険な状況を改善すべきであると考えており、以下伺います。  (1)です。地元との話合いはこれまで当初やられてきておりましたけれども、現在は不定期、定期に関わらず続いているのかどうかお聞きします。  (2)です。これまでの対応として、地権者の方から土地を購入し、2か所の待避所を設置しておりますが、道路拡幅などの改善に向けて地権者との話合いは引き続き行われているのか伺います。  (3)です。道路と住宅の間にある排水溝を利用して歩行者、自転車専用道路を設置すれば、危険性は大幅に緩和されると考え、検討し、実現させるべきと要望しましたが、当該地の改善に向けてその後部内での検討は行われているのかどうかお聞きします。  (4)です。久喜市として、当該地の今後の方向性はどのように考えているのか伺います。  続いて、大項目2です。特定健康診査の受診率アップと検査項目の充実についてお伺いします。久喜市では、40歳から74歳までの久喜市国民健康保険に加入している方を対象とした特定健康診査を毎年行っております。高血圧、高血糖、脂質異常、肝機能の異常等の症状や糖尿病等の生活習慣病を見つけ、生活習慣の改善、病気の予防、重症化の抑制等を目的とするとしております。非常に重要な取組であり、担当窓口も受診率向上に向けて様々な取組を行っていますが、なかなか目標とする受診率を達成できていないのが実態であります。この特定健康診査の検査項目は問診、身体計測、尿検査、血液検査、貧血検査、心電図検査と眼底検査です。この中の一つの眼底検査については、杏林大学の山田昌和教授、また順天堂大学の平塚義宗准教授の研究結果などで眼底検査を実施することによって、そして充実させることによって特定健康診査の受診率が2.5%向上するということが報告されております。この両先生の資料を見てみますと、各自治体にそれぞれ調査要請をされ、結果は各自治体に報告してありますということなので、既に担当部局ではご存じかと思いますけれども、こういった報告を受け、受診率のアップと眼底検査の充実を求め、以下伺います。  (1)です。2021年度の受診率の目標を伺います。  (2)です。2019年度、2020年度の目標と受診結果を伺います。  (3)です。検査項目の中に入っている眼底検査について、2019年度、2020年度の特定健康診査受診者に対しての受診率について伺います。  (4)です。眼底検査は、ある基準に該当し、医師が必要と認めた場合とあります。該当する受診者が検査を受けたか否かの追跡調査はできているのかどうか伺います。  (5)です。この項目に入っている、眼底検査を受診しなかった場合と受診した場合では、特定健康診査の受診率に影響があるのかどうか伺います。  続いて、大項目3です。小中学校体育館にエアコンの設置をということで伺います。久喜市は、これまで市内小中学校にエアコンの設置を市民の強い要望に応え、近隣自治体に先駆けて実現させました。しかし、この数年の間に気象変動に伴う気温上昇は我々の想像をはるかに超えた状況となっており、教育現場においては体育などの授業にも影響が出ています。体育館は部活動はもちろん、スポーツ少年団、地域のバレーボール愛好家など、多くの団体が利用する場所となっており、スポーツに快適な状況をつくる冷房の設置は必須と考える状況になっています。新聞報道によれば、昨日もこの6月の段階で岡山市において体育館でバドミントンの練習をしていた女子生徒が熱中症で意識不明の重体となり、その後回復したとありますが、そういった状況も全国で生まれており、久喜市においてもそれが発生しないと断言することはできません。そういった中、体育館へのエアコンの設置は各自治体も数々の補助金制度を活用して積極的に取り組んでいることが報告をされております。さらに、災害時の避難所ともなっており、至急対応する必要があると考え、設置に向けて以下伺います。  (1)です。これまでも体育館のエアコン設置は、多くの人たちが要望を行っておりますが、教育委員会として市内小中学校体育館のエアコン設置の検討は行っているかどうか伺います。  (2)です。気象庁は、気象や天候を評価する平年値を今年度5月19日より新しい平年値に変更しました。それによりますと、新平年値では全国的に0.1度から0.5度程度この10年間で温度が高くなっています。また、日本の平均気温は1980年代後半から急速に上昇しているとされ、世界の平年値が1度上がれば日本の猛暑日は今の1.8倍にもなると言われております。関東では、宇都宮や水戸でこれまでの平年値より0.5度上昇しているとの報告です。既に昨日、一昨日と夏日が発生しております。当然今年の夏も予想される猛暑に対して、教育委員会としてどのような対策を講じる予定であるのか伺います。  (3)です。県、国の補助制度を活用し設置を求めるべきと前回要望してまいりましたが、既にこれまであった補助制度も期間が過ぎたものもあると思います。  そこで、以下伺います。アです。体育館のエアコン設置で今現在考えられる国、県の財源補助制度はどのようなものがあるのか伺います。  イです。それら補助制度の活用によるエアコン設置は検討されているかどうか伺います。  大項目4です。久喜市公共施設個別施設計画の中の各集会所の扱いについて伺います。個別施設計画では、集会所について2020年度から地元譲渡と明記されております。市民のコミュニティの場である集会所の管理運営をはじめ、全てにおいて市としてのサービス提供を廃止するということは大きな問題があると考え、以下伺います。  (1)です。個別施設計画の中では、それぞれの集会所の建物は譲渡、機能は実施主体変更とありますが、譲渡、実施主体変更の具体的内容についてお伺いします。  (2)です。東町集会所、太田集会所、本町集会所、栗原記念会館、花みずき会館が地元譲渡の対象になっていますが、譲渡、実施主体変更の内容に基づいた地元自治会との話合いは現在どのようになっているのか、各集会所ごとにお伺いをします。  (3)です。譲渡を受けた場合、建物の維持管理、あるいは老朽化による新たな建物の建て替えなどの場合は、その財源は全て地元自治会が責任を負うことになるのか伺います。  (4)です。取組内容では、市としてのサービス提供を廃止するとあります。高齢化が進む中での地域コミュニティの場はますます重要になってきますが、サービス提供を廃止することは行政として市民生活サービスを大きく後退させることになりますが、その認識はあるかどうか伺います。  (5)です。長期的な財政支出の削減を図ることを目的としておりますが、市としてのサービス提供を廃止することは多様化する市民ニーズへの対応や、住みよいまちづくりの実現、これは市が掲げている公約でありますが、これらを後退させることになります。計画を中止し、従来どおり市が責任を持って管理、運営すべきであると考えますが、いかがかお伺いします。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員の質問に対する答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 大項目1のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。ご質問の路線の整備に関しましては、これまで久喜地区、鷲宮地区の行政区長にご意見を伺ってまいりましたが、沿線住民の皆様から様々なご意見があり、同意を得ることが難しい状況でございます。このようなことから、現在は地元との話合いについては行われておりません。  次に、(2)でございます。これまで部分的に用地のご協力を得て待避所を設置してまいりましたが、先ほどご答弁申し上げましたとおり、地域の皆様の同意を得ることが難しいことから、地権者との用地交渉についても行っていないところでございます。  次に、(3)でございます。現状の排水路は、蓋をかけられる構造でないため、歩行者や自転車が安全に利用するには改修が必要となりますが、相当な経費を伴うだけでなく、改修の際は隣接する家屋への影響も懸念されることから、排水路を改修して整備することは難しいものと考えております。  次に、(4)でございます。市道鷲宮414号線、市道久喜2071号線の拡幅に対する地域の皆様のご意見の中には、整備を望むご意見がある一方、整備されることで商業施設への抜け道として地区外からの通過交通の増加を招き、騒音や振動、交通安全上の不安が生じる、また待避所があるので拡幅は必要ないなど、様々なご意見がございました。今後周辺の土地利用や交通状況の変化も確認しながら、対応方法について検討してまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 大項目2のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。久喜市特定健康診査等実施計画では、令和3年度の特定健康診査受診率の目標値を55%としております。  次に、(2)でございます。受診率の実績につきましては、令和元年度が43.2%、令和2年度につきましては、まだ最終的な数値は確定しておりませんが、令和3年5月末日現在、35.8%でございます。  次に、(3)でございます。特定健康診査受診者のうち眼底検査受診者の割合は、令和元年度が5.2%、令和2年度は令和3年5月末日現在、6.6%でございます。  次に、(4)でございます。眼底検査は特定健康診査の必須項目ではなく、医師の判断により追加的に行う詳細検査でございます。眼底検査の実施が可能な医療機関では、医師が必要と認めた方に対して検査が行われているものと認識しております。一方、眼底検査を実施していない医療機関を受診した方の状況につきましては把握していないところでございます。  次に、(5)でございます。特定健康診査の受診率は、全ての対象者が受診する基本的な健診の受診者数により算出するため、追加的に行う眼底検査は受診率に影響を与えないものでございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 大項目3のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。教育委員会では、現在トイレの洋式化を中心とした大規模改造や統廃合に伴う教育環境の整備に重点的に取り組んでいるところでございます。このようなことから、体育館のエアコンにつきましては現時点において早期に整備することは難しいものと考えております。  次に、(2)でございます。小中学校の授業や学校行事等においての暑さ対策といたしましては、気温、室温が35度以上になった場合は活動を中止し、熱中症が危惧される場合は児童生徒の体力を鑑み、柔軟な対応をしております。さらに、運動や活動を行う際は風通しのよい場所や気温の低い場所に移動し、水分補給をするなど、適切な措置をとっているところでございます。  次に、(3)のアでございます。体育館へのエアコン設置に対しましては、国が交付する学校施設環境改善交付金がございます。  次に、イでございます。教育委員会といたしましては、トイレの洋式化と雨漏り対策を一体とした大規模改造などに重点的に取り組んでおりますことから、現時点において体育館にエアコンを設置することは難しいものと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、財政部長。 ◎財政部長(関口康好) 大項目4のご質問に順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。公共施設個別施設計画において、集会所を含む市民文化系施設の配置の適正化方針は、類似施設への代替が可能な場合は集約し、総量の削減を図るものとしております。その中で、集会所につきましてはコミュニティセンター等、他の類似施設がありますことから、地元の皆様が主に使用する施設として地元自治会等へ譲渡し、運営の実施主体を変更するものです。  次に、(2)でございます。地元自治会等への説明や協議につきましては、今後譲渡に関するご意見やご要望を伺いながら進めてまいりたいと考えております。  次に、(3)でございます。地元への譲渡により建物の所有権が市から地元自治会等へ移りますので、建物の維持管理や更新に必要な費用につきましては地元自治会等に負担していただくものと考えております。  次に、(4)でございます。集会所を使用されている市民の皆様につきましては、コミュニティセンターなど他の類似施設の使用も可能でありますことから、市民サービスは維持できるものと考えております。  次に、(5)でございます。公共施設アセットマネジメントは、将来の人口規模に応じて施設総量の削減を図りつつ、市民ニーズに応えた施設の配置をすることで行政サービスの維持を図っていくものでございます。公共施設個別施設計画は、本市のアセットマネジメントを推進するために策定したものでありますことから、市民の皆様に丁寧に説明し、計画を進めてまいります。 ○議長(春山千明議員) 再度の質問をお受けいたします。  平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) ご答弁ありがとうございます。大項目1からします。  地元との話合いは、確かにこの間、私も議員になってから毎年のように質問しています。その前にも、もう勇退された方も質問してきております。そういった中で、地元にいろいろな意見があるということは承知しております。賛成、反対あるいは慎重とか、そういった。ただ、地元区長に伺っており、同意が難しいという状況があるがためにこの話合いをされていないということは、改善に向けての取組が全くされていないということだというふうに捉えられるのですが、久喜市として先ほど今後の方向性についてちょっと発言がありましたけれども、今後検討していくというようなことを言われました。1番目のところでは、話合いがされていないということは検討されていないということなのです。今後検討していくということが今後の方向性のほうで言われたのだけれども、基本的にどういった形の検討されるのか、ちょっとお聞かせください。 ○議長(春山千明議員) 答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 現状分析いたしましたところ、この場所で一番懸念されるのはやっぱり歩行者と車の接触事故というふうに考えております。対策として考えるのは、3点あるとは思っております。1つは、歩道を整備し、歩行者と車の交通を分離するということで、用地を買収して拡幅するか、あるいは排水路の上部利用ということになると思われます。これにつきましては、拡幅につきましては地権者の同意が得られていないという状況でございます。排水路の上部利用につきましては、蓋がかけられないという構造的な問題がございます。それと、大規模な改修を行う場合につきましては、隣接する家屋への影響が大変懸念されるということでございます。2つ目は、車両通行止めや一方通行、こういった交通規制を行う、こういう方法もあると思われますが、沿道には住宅、それから駐車場がございまして、日常的に生活道路として利用されている状況がございます。こういったことから、住民の理解を得るのは難しいのかなというふうに考えております。3点目は、徐行などを促す標識や路面標示による安全対策でございます。例えば道路の起点側や終点側に最徐行などの路面標示を行うことで、車のスピード抑制、注意喚起、こういったことを行うことが考えられると思います。現状でできると思われますのは、この3番目の徐行を促す標識や路面標示による安全対策だと考えておりますので、今後警察や関係部署にも相談しながら検討してまいりたいというところが現状の考えでございます。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) ありがとうございます。部長も当該地を十分御覧になっていると思います。今3つの方法を言っていただきましたけれども、基本的にはあそこが取り上げられているのは道幅が狭いということなのです。いわゆる軽自動車が走るだけでほぼいっぱい、ましてトラックなんかが走ると非常に危ない状態になっている。そういった道幅が狭いというのが根本的なところです。そういった中では、徐行等の路面標示だけで果たして対応できるのかという、検討されていただいているということは評価しますけれども、これを中心としてやるということが対応策になるのかということが1つ大きな疑念としてあるのです。あの現状を見てもらっていると思いますけれども、実際にあそこで私も何回も通ります。そのたびに、つい先日も一般質問の関係でずっとあそこに長くいて調べていましたけれども、高齢者の方が後ろから車が来ていることに気づかない、気づいて避けようとする、危ない歩き方も含めてというのを何度も目撃していますし、実際に使っている方から話を聞いたらやっぱり危ないなというのを聞いています。確かに部長がおっしゃるように、賛否両論、いろんな方があるということも承知していますけれども、だからといってこのままほっておくというわけにいかないと思うのです。実際にあそこでこの2年間の間に5件の物損事故が発生しているのです。これ先日久喜警察のほうに聞いてきました。物損事故ですから、人身は入っておりません。内容については、私も詳しくは聞いておりませんけれども、ただ物損事故が起こったと。恐らく狭いがゆえにあそこのフェンスとか、あるいは自転車にぶつかってけががなければ、これは物損事故なのです。人身事故ではないのです。だから、そういった中身については具体的に聞いていませんけれども、この2年間で5件もの物損事故が発生しているところなのです。話を聞く中で、やっぱり警察の方も狭いですね、危ないですねという認識は持っているのです。ですから、私自身はあそこは道路の拡幅しかないというふうに思っているのです。1つお聞きします。今待避所2か所あります。これは地権者から買ったものですか、借りているものですか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 待避所の設置につきましては平成26年3月、それと平成30年3月に設置しておりますが、いずれも用地買収しております。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) ありがとうございます。ぜひ用地買収を進めていただきたいのです。先ほど地権者の方とも話合いは行われていないということを言われましたよね。地権者の方、待避場所として2か所の部分を市のほうに売却しているわけですから、あのままの広さで、僅か100メートルぐらいですね、あそこ。あのままの広さで待避所から待避所までを売っていただく、譲っていただく交渉というのは可能だと思うのです。そうすれば、地権者の方との交渉が進めば、まず1つ目のあそこを拡幅することができる。そのことによって歩道を設置することができる。ただし、部長もおっしゃったように、地元の方々の対応をどうするかということも残っています。しかし、これは市の責任としてやっぱり地元の方々の対応も進めてもらいたいと同時に、現状のままではやはり基本は道が狭いということですので、対応はし切れていないと、そのことを根本に据えて拡幅に向けた対策をぜひ行ってほしい。私は、それしか方法はないなと。造ればいいというものではないけれども、地元の声もいろんな形で解決していかなければいけないけれども、そこはぜひそういった一つの方向性で、まず用地買収をして広げていくことが最善の方法だと考えていますが、そのことについての認識をちょっとお聞かせください。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 地元の声でございますけれども、平成30年の10月22日に久喜地区、鷲宮地区の両区長に整備についての意見をお伺いしております。その中で、隣接地権者から理解を得ることが難しく、地元を取りまとめることも難しい、整備は諦めている。あるいは、拡幅整備によりさらなる交通量の増大を招き、交通事故を誘発するおそれがある現状では拡幅整備は不要である、このようなご意見でございました。このような状況でございますので、地元の合意形成をいただくのは現時点では難しい状況であるという認識でございます。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) それは、今までも聞いてきたことです。以前はあの道と平行して、もう一つ鷲宮寄りの田んぼですか、畑ですか、あの中に1つ道があります。あの道の活用を考えたいという答弁もありました。そうすると、そこにどうやって誘導するかと、いろんな問題もまた生じてくるのです。ですから、今日ここで改善してくださいと要望しても答えが、ではやりましょうということになるとは思わないけれども、ここでぜひ認識を持っていってもらいたい。あそこは非常に危険な場所だという認識。私も何度も言ってきた。今までの方も言ってきたこの認識、危ない場所だという認識を改善しなければいけないという認識を持っていただけるかどうかということなのです。今日の段階で改めてお聞きします。その認識というのはございますか。危ない、改善する必要があるという認識は。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 私も現地は見させてもらっていて、車でも2度通りまして、歩いてもみております。その中で、危険だという状況は感じております。改善の必要があると考えております。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 私の場合はさっき言ったように拡幅が一番最良だと思いますけれども、それに伴う住民の方々の声、意見というのもまたあります。望む人もいれば、望まない人もいる。また、さっきも言ったように、鷲宮寄りのあの広い道路を利用する方法があればそちらに迂回させるということもあるかも分かりません。その辺の検討を含めて、ぜひあの問題の解決、長い間時間がたっています、取り上げてから。改善に向けて、一つの方法が徐行等の路面標示だとすれば、路面標示をしなければいけないでしょうし、と同時にあそこは道も非常に悪いです。舗装がされているけれども、斜めになっていたり。その際は、ぜひその道路の舗装も含めて検討してもらいたいと。それを改善するということに対して、取り組んで検討してもらいたいことを要望しておきます。その後またこのことについては、何回かお聞きします。  続いて、特定健診についてお伺いします。受診率ですよね。これは、市のほうも、我々議員のほうもいろんな委員会等でも何とか受診率を上げるために頑張りましょうということで取り組んでいて、市の努力も評価しているのですけれども、なかなか上がってこないということなのですけれども、先ほど眼底検査については眼底検査がされている病院、実施ができる病院で特定健康診査をすれば、当然これはちょっとひっかかっていますね、やりましょうということできるのですよね。そういうことでよろしいですね。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) そのとおりでございます。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) その場合は、特定健診の項目の中に入っていますから、検診料というか、受診料というか、検査料というか、それは無料なのですか。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。
    ◎市民部長(渡辺文勝) 無料でございます。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) それで、眼底の検査ができる病院ではないところで特定健診を受診した、その先生からあなたが問題があるから眼底検査を受けなさいと言われたら、その人たちの追跡調査は先ほどやっていないと言われたけれども、その場合、では先生の忠告もあるから、眼底検査をやっているところで、病院でやろうかとやった場合は、受診料、検査料というのは発生するのですか。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 先ほど答弁でお答え申し上げたとおり、そこについては把握していないということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(春山千明議員) ここで休憩をいたします。    休憩 午前11時59分    再開 午後 1時00分 ○議長(春山千明議員) 再開いたします。                        ◇ △答弁の訂正 ○議長(春山千明議員) 建設部長から発言を訂正したい旨の申出がありましたので、この際許可をいたします。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 先ほどの答弁で、2か所の待避場につきましては用地買収させていただいているということで答弁させていただきましたが、確認しましたところ、借地契約という形になっておりました。大変申し訳ございません。訂正させていただきます。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) この件に関しては、待避所のところをそのまま100メートルほど広げてというのを先ほど要望しましたけれども、これはあくまでもその広げた部分も車が通れるようにということでありませんので、あくまでも広げた部分は歩行者を守るのためのということで広げてほしいと。道路については、狭いということもあって救急車とか消防車、こういった緊急の車の通行にも恐らく支障がある幅なのです。その辺も含めて、地元の皆さん方のご理解を得られる、そういった話合いを進めてもらいたいというふうに思います。  部長、先ほどの答弁、ちょっと私の質問と違った形の答弁がされたと思うのだけれども、眼底検査を眼科でできるところで受けた場合は無料なのだけれども、違うところで先生から、ではあなた悪いから眼科のところに行ってくださいと言われたときに費用はどうなっていますかということなのですけれども。お願いします。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 眼底検査を行っていない医療機関を受診した方が、眼底検査などの特定健康診査の一部をほかの医療機関で行う仕組みは構築していないというところでございます。したがいまして、眼底検査をほかの医療機関で行った場合は通常の診査料をお支払いすることになります。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 制度としてそこがちょっと1つ大きな問題があって、眼底検査ができる病院で特定健診を受けた方については、先生がではうちは検査できるからやりましょうと言ったときには無料というか、特定健診の費用の中に入っていて本人負担分は発生しないにもかかわらず、違う病院で受けて、眼底検査がない病院で受けて、あなたは一回検査したほうがいいですよと言われたとき、実際に行ったらそれは別の費用が発生するということ、これ自体はちょっと問題があるなというふうに思っているのですけれども、具体的にその場合どのぐらいの費用が発生するのですか。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 今市で把握していますのは、実費ですと約2,000円ということで把握しております。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) いろんな資料なんか見ますと、眼底検査の、これ両眼とも検査するときのフィルム代だけで1,200円とかいうところもありますし、フイルム代で、あとはいろんな検査すれば、今おっしゃったように2,000円ぐらいかかるので、この辺の、先ほども言ったように、片方で受ければ無料だけれども、違うところで受ければ2,000円ほどの負担がかかるということについては、これはちょっといかがなものかというふうな気がします。その辺のこれを改善してもらわなければいけないと。先ほど費用の面で言いましたけれども、例えばの話、健康・子ども未来部だったと思うのだけれども、歯科、歯の検査をやっていますよね。40歳以上、10代ごと区切りで。これについては補助がなされていると思うのですけれども、2年ほど前から補助制度と言われたと思うのですけれども、こういった形で別に受けられた方については特定健診の一環として眼底検査費用を補助しますよという、そういったことも検討してもらう必要があるのではないか、またすべきではないかと思うのだけれども、その辺についてはいかがか。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 現在の久喜市におきます特定健康診査、こちらにつきましては南埼玉郡市の医師会、こちらのほうに委託をさせていただいて、健診のほうを実施している状況でございます。こちらのほう、先ほどご提案いただきましたように、複数の医療機関からの健診機関の取りまとめとか、あとは複数の医療機関に対する費用の支払い、そういったものを郡市医師会のほうにお願いしますので、そういった課題があります。そういった確認が必要な課題が多々ありますので、この取扱いにつきましてはもちろん医師会との相談なくしてはお答えすることもできません。また、平成20年度から特定健康診査が始まって、基本健診のほか貧血とか心電図とか腎機能、こういったものも幅を広げている状況もございます。そういう中で、改めて医師会のほうにはご意見のほうはさせていただきながら、調査のほうもしていきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 久喜市が発行している特定健診の案内を見れば、やはり眼科ができるところというのは久喜地区で4つの病院、菖蒲で1つ、栗橋3つ、鷲宮1つという形でやっぱり少ないのです。だから、市民の方々に、受ける方々に不公平感が絶対生じると、そう感じている人がいるかも分からないということで、ぜひ補助制度……これ県のほうの管轄になった国保制度ですから、なかなか国保の中から対応するというのは難しいということもお聞きはしていますけれども、それであるならば当然県のほうにも要請すべきです。だと思います、この補助制度は。もしそれがまだ難しいことであれば、市のほうの制度として、さっきも言ったほかの補助制度もありますから、そういったものと同じような形で補助制度をやって受診をしていただきたいということを要望しておきます。先ほど言いました、私杏林大学の先生のこともお話ししましたけれども、具体的には1,741の自治体から調査しているのです。それで、1,075の自治体から回答があった上で、受診率が2.5%も上がったと。恐らくその背景には、特定健診と同時に目の検査も受けられるのであれば特定健診を受診しようとモチベーションが上がったからではないかという分析もされています。ですから、この先生の研究室に問い合わせればそういった資料、各自治体に発送しましたということを言っていますけれども、発送されてなければ、そういった資料はいつでもメールで配信します、お送りしますよということを言ってもらっていますので、ぜひそういったものを検討していただいて、受診率を上げるということに対して、ただお金は使わない、皆さんの努力で上げてくださいということではなくて、久喜市としてもそういうのを、お金も含めた、財源も含めた対応を取っていただきたいと。これは、もう私ども含め、議員を含め、職員の皆さんも上げることについては、まだまださっきの報告でも昨年度35%しかまだきていません。健康保険組合なんかは大体77%ぐらいまでいっているのです、特定健診の受診率は。この差というのは、やっぱりどこに問題があるのかと十分検討しなければいけないと思うのです。お金の問題も一つになっています。健保は全額健保負担でやっているというところが受診率を高めている原因かも分かりませんけれども、その辺もっと研究して、ぜひ受診率を上げる、そのためにいろんな、お金の面も含めて対応してもらいたいと。これは要望しておきます。時間的なものもありますので。改めてまたお伺いするかもしれませんけれども、今日はとどめておきます。  あと、エアコンですけれども、部長、ちょっと私の質問に答えてほしいのだ。質問として、先ほど検討していますかということに対して、難しいとかなんとかいう答弁されているのだけれども、1番目のエアコンの設置について検討を行っているか、整備は難しい。それと、3番目の補助制度を活用して設置の検討されているか、設置は難しい。難しいから今まで来ているのです。私が聞いているのは、教育委員会、教育部局で検討をされているかどうか。時間がありませんので、端的にお願いします。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 申し訳ございませんでした。エアコンにつきましては、例えば他市の状況ですとか、あとはいろんな設備のやり方というのでしょうか、いろんな、例えば県立高校の一部では電源だけ用意したとか、あとはどこかの団体では可動式、移動ができるようなのを用意したとかというのがございますので、そうした情報収集をしておりますけれども、具体的に久喜市の学校で導入するということの検討はまだしていないところでございます。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) そういった中で、教育長、ちょっとお聞きしたいのですけれども、教育委員会と教育部局との関係で、私は教育委員会が久喜市の教育環境の在り方についていろんな議論をして、方針を固める、方針を出す、それが確定したらそれに基づいて教育部局が予算の獲得とか、実施に向けて動くというようなふうに認識をしているのですけれども、その認識は間違っていないでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 教育長。 ◎教育長(柿沼光夫) 教育委員会と教育部、いわゆる事務局、教育委員会はご案内のように地教行法に位置づけられる、本市では私を含めて5人の合議の会議でございます。ここでは、教育委員会事務局から出されてくるいろんな議案であったり、あるいは事項であったり、そういうものについて話合いをして決定するものは決定するということを行っておりますが、またそれぞれの地域に応じた懸案事項もありますので、昨年でいえばこのコロナに対する学校の休業をどうするかと、そういうことについても協議をしておりますので、そういうようなことでご理解をいただければというふうに思っております。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 分かりました。教育部局のほうからいろんな提案をされ、それを教育委員会で検討するということで理解しました。そういった中で、今教育部局の責任者、教育部長はエアコンの体育館の設置については協議は検討は行っていないということがあったのですけれども、教育委員会としてこの体育館のエアコンの設置についてはどういうお考えを持っていらっしゃるか、お聞かせ願えませんか。 ○議長(春山千明議員) 教育長。 ◎教育長(柿沼光夫) 教育委員会として体育館へのエアコンについて、これまで協議等をしたことはございませんが、もちろん子供たちの熱中症対策については話をしたことありますけれども、体育館にエアコン、空調を導入するかということについては協議しておりません。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) ぜひ教育委員会、教育部局含めて、ご存じのように、先ほども言いましたけれども、昨日、今日、その前の日、この3日間ぐらい、この6月の段階でこの関東地方も異常な気象になっています。ますます子供たちの教育というのが危うくなってきている状況にありますので、ぜひ検討してもらいたい。  もう一つお聞きします。教育部長にちょっと確認したいのですけれども、エアコンの設置をしたときに、多分4年、5年ぐらい前になると思いますけれども、その頃に教育部の副部長をされていましたよね。ちょっと確認させてください。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 私は、そのときは恐らく教育部局はいなかったと思います。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 私が議員になってからこのエアコンの設置というのは取り上げてきたのですが、そのときは部長で副部長でやっていらっしゃったというような記憶があります。恐らく各教室のエアコン設置については、何らかの関わりがあった時期があったのではないかと思うのです。違いますでしょうか。ちょっと確認だけさせてください。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 私ごとでございますけれども、平成29年度に私教育部のほうに異動しまして、その前に財政部におりまして、どちらかというと予算的な面で債務負担行為みたいなことで、そういったことでお手伝いしていた記憶がございます。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 何で聞いたかというと、お金のことをよく言われるのです、答弁として。そうすると、先ほどもトイレ大規模改修とか、トイレのことも言われるけれども、現部長がそういった形で財政面とか教育関係のところでエアコンの設置のときに大きく関わってきたということであれば、この体育館のエアコンについてもその経験を生かせば、どういった財源をすれば確保できるか、どういった取組をすればいち早くエアコン設置ができるかという経験が十分にあると思っているのです。ですから、今その経験を発揮してもらいたい。教育部局の責任者として。当然これは市長のほうに財源の要望などもしていかなければいけないというのは分かっていますので、それを今発揮していただいて、先ほどの答弁で体育館のエアコンの設置については検討していないという答弁ですけれども、ぜひ検討する場を、状況が状況です。猛暑はこれからまた始まる、子供の学ぶ環境を守るということでぜひ検討をしていただきたい。要望しておきます。時間がありませんので。この件については、まだまだこれから先も聞いていかなければいけませんので、取りあえず今日は要望しておきます。  個別施設に移りますけれども、これも時間の関係で何点かしか聞けません。部長、この各集会所については今後話をしていくということをおっしゃったけれども、どういうスケジュールかちょっとお聞かせください。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(関口康好) 個別施設計画が、昨年度というか、3月に策定されまして、この4月から本格的に運用されることになるかと思います。集会所につきましては、地元へ移管というか、譲渡という形で進めさせていただく予定でございますけれども、まだ具体的に地元とはお話はしていない状況でございますので、今後速やかに早い時期に地元のほうとお話をさせていただきたいと思います。まず、今議会終わりましたあたり、夏頃にまずは地元の皆様と一度お話をさせていただいて、その後協議をしていく。来年度、令和4年度に地元へ譲渡という計画になっておりますので、それまでに話をつけていきたいなというふうには考えておるところでございます。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 部長、夏から協議をして、2022年、来年の4月からはもう譲渡が始まる。僅か5か月から6か月話で話が済むというわけではないと思うのだ、この問題は。話がまとまらなかったらどうするのですか。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(関口康好) まず、計画は来年度中に譲渡するですので、あと令和4年度がありますので、そこまでに協議、令和4年度中までに地元のほうと協議をしていきたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 仮に譲渡を受けた場合、建物の維持管理あるいは建て替えの費用は全て地元が出すということをおっしゃった。これ、地元の方々がそういった老朽化を建て替える費用を出せるというふうに判断していますか。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(関口康好) 地元へ譲渡いたしました集会所につきましては、既に既存の地元の集会所がいろんな地区にあるかと思いますが、それと同じような位置づけになると考えております。ですので、現時点では財政面の支援を行うことは考えておりません。なお、譲渡に当たり、これから協議をさせていただくわけですけれども、その中でそういったものを含めまして、地元の方といろいろ意見交換などを進めながら、いい方向にいけるように協議をしていきたいと考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 部長、今私5つのことを聞いたけれども、この5つのところも現状の契約とすれば管理はしてもらっていますよね。一応いろんな。先ほどの部長の話では、この集会所、今と同じ状況に変わりはないということをおっしゃったけれども、どういうことなのですか。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(関口康好) 管理は、特にしていただいていなかったと思います。例えば東町集会所ですと、敷地内の除草業務を委託したりとかしているところはありますけれども、そのほかの集会所につきましては特に管理は市のほうで行っているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) この集会所を譲渡するということは、全部を地元に渡すということですよね。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(関口康好) はい、建物につきまして地元にお渡しするという考えでございます。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 土地については。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(関口康好) 土地につきましては、市のほうで管理をしたいと考えております。ですから、地元に貸し付けるというのですか、使用貸借をしていただくということになります。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) ちょっとよく分からない。では、建物が壊れた場合は建て替えは地元がやるということですか。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(関口康好) 今も地元の集会、ここではなくてほかの集会所、地元の集会所などでも底地は市で持っておりまして、それを集会所としては上物を地元が造っていただいて、建ててやっていただいているところがあります。そういったイメージでさせていただいているところでございます。ですから、建て替えの場合も地元のほうで負担していただくことを考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 予測として地元にそういった財源力があるというふうに考えているのですか。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(関口康好) そういったものも含めまして、今後地元のほうと協議をしてまいります。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 本当にこれも時間がなくて、この問題はこの後もいろんな方が質問されています。その中で詳しくなると思うけれども、そういった地元にお金の面から何から全て押しつけて話を押しつけているのだけれども、それを含めて譲渡する、それで話を進める。結果的に地元がお金がないから、そんなもらっても今度はもうすぐ建て替えなければいけないと目に見えている、それは無理だよという話になるのは目に見えているのではないですか。当然断らざるを得ない、地元は。それは口実に、では除却しましょう、市として、そしてこれを売却しましょうという筋書きをつくっている。これが譲渡できずに残らなくなったのは、地元の皆さんが原因ですよというような捉え方もできるのだけれども、その辺どうなのですか。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(関口康好) そういうふうに取られる可能性は当然あるかもしれませんけれども、私どもはあくまでもアセットマネジメントを進めるに当たりまして、地元の皆様にまずそれを譲渡していただく、譲渡していただくことで、地元が使っていただくことで地域のコミュニティが醸成できるというふうに考えております。ですから、まずは地元に移管する、そこを考えているところでございまして、地元に移管してそれが受けられないから、例えば建物を壊してしまう、そういったものを前提に今回の個別施設計画をつくっているわけでございません。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 実際にそういうふうに捉えられる。私も何人かの、この集会所、地元ではありませんけれども、違う地元の区長さんなり、その責任者の方に聞いて、こういったとき譲渡されて、3年後壊して建て替えなければいけないとき譲り受けますか、そんな譲り受ける金なんかどこにもないよ、その時点で断りだよというのが地元の方々の多くの人の答えなのです。だから、もっともっと、これさっき言ったように、地元サービスの低下につながる認識がないということをおっしゃったけれども、そんなばかな発言しないで、低下につながるということはちゃんと認めた上で、その低下させないような取組を部長としてやってください。どうですか、もう一回。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(関口康好) あくまでも地元に譲渡することで地区の集会所として活用していただくことができると思います。それは、当然その地域のコミュニティの場として活用できます。さらに、地域ではなくて、今一般的にサークルなどで使っていただいているところがあると思いますけれども、それは他のコミュニティセンターですとか、そういったものの類似施設のほうをご用意させていただいておりますので、そちらで使っていただくことでサービスの低下にはつながらないものと考えております。 ○議長(春山千明議員) 平間益美議員。                 〔12番 平間益美議員登壇〕 ◆12番(平間益美議員) 他のものを使えばいいというものではないのです。もっと慎重に時間をかけて話合いしてください。 ○議長(春山千明議員) 以上で平間益美議員の質問を打ち切ります。 ○議長(春山千明議員) 次に、岡崎克巳議員の市政に対する質問をお受けいたします。  21番 岡崎克巳議員。                 〔21番 岡崎克巳議員登壇〕 ◆21番(岡崎克巳議員) 21番 公明党の岡崎克己でございます。通告に従いまして、順次質問いたします。  大項目の1番目、新久喜総合病院の社会医療法人化についてお伺いをいたします。ご存じのように、久喜市民の熱願であった総合病院が開設をされて10年がたちました。その中で、前半の5年間は別の経営がなされて、その後5年後に現在は社会医療法人社団埼玉巨樹の会新久喜総合病院として久喜市民の生命、安全、医療の分野を担っていただいているところでございます。その社会医療法人制度について若干述べさせていただきます。  社会医療法人は、平成19年施行の第5次医療法改正により制度化された医療法人の類型で、医療提供体制に関して都道府県や市町村、公的病院の機能を代替するものとして公的医療機関と並ぶ5事業、救急医療や災害時における医療等を担う主体であり、国、都道府県、市町村と並ぶ地域医療支援病院の開設主体として位置づけられている公益性の高い医療法人でございます。令和2年12月25日、各都道府県知事に対し、厚生労働省医政局長名で社会医療法人についてと題し、3回目の通知が出されております。これは、医療法施行規則の一部を改正する省令により、社会医療法人の公的運営に関する要件に関する規定の整備の通知でございました。その通知の中の第1、社会医療法人制度の趣旨として、高齢化の進行や医療技術の進歩、国民の意識の変化など、医療を取り巻く環境が大きく変わる中で、国民の医療に対する安心、信頼を確保し、質の高い医療サービスが適切に提供される医療提供体制の確立が求められている。このため、先般の医療法改正においては、地域医療の重要な担い手である医療法人について、非営利性の徹底等の観点から各般の見直しを行うとともに、救急医療や僻地医療、周産期医療など、特に地域で必要な医療の提供を担う医療法人を新たに社会医療法人として位置づけることにより、良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を図るものであるとしております。これまでの通知を踏まえ、埼玉県は社会医療法人の認可をしてまいりました。  新久喜総合病院は、譲渡から5年経過した令和3年4月1日から社会医療法人として埼玉県より認可をいただき、社会医療法人社団埼玉巨樹の会新久喜総合病院として新たなスタートを切ったところでございます。振り返って、久喜市は市民アンケートの要望の1番目が総合病院の設置だったことから、平成20年3月23日に久喜市が公的病院の主体者として示しました埼玉県厚生農業協同組合連合会と久喜総合病院の整備及び運営等に関する協定書を締結しました。議会への説明と議決を経て、公金でございます35億8,000万を病院の施設整備補助金として支出し、平成23年4月1日にJA厚生連久喜病院として開設されたところでありました。しかしながら、その後病院は5年間の経営不振が続き、平成28年には、JA厚生連久喜総合病院が厚生連から一般社団法人巨樹の会に事業譲渡される状況の中、久喜市が病院の施設整備に当たり、厚生連に対して総額35億8,000万円の補助金を交付したことによる補助金問題が発生することから、補助金問題の一切の疑義を解消し、病院の地域医療の中核病院として今後も存続されるべく、平成28年2月定例会に議案第51号 久喜総合病院の事業譲渡に係る和解及び権利の放棄についてが審議され、議会も病院を存続させるべきとし、可決、承認されたところでございます。平成28年3月30日には久喜市、厚生連、巨樹の会の3者による久喜総合病院の事業譲渡に関する確認書が締結され、協定書を踏まえることはもとより、確認書第7条において社会医療法人化の検討が盛り込まれたところでございます。3者で確認書が交わされた2日後の平成28年4月1日に、一般社団法人巨樹の会新久喜総合病院が市、議会、市民の期待を担いスタートいたしました。このことは、久喜市が巨樹の会に救われたと言っても過言ではない出来事だったと私は思っております。4月1日から病院を休まず運営することは困難な状況が予想される中ではありましたが、24時間365日断らない医療を標榜する巨樹の会はこれを乗り切り、市民に安心、安全な医療を提供していただきました。これまでの5年間は、皆様がご存じのように巨樹の会新久喜総合病院は1年で経営の黒字化を図り、救急の受入れ件数が月別で県内1番目になるなど、救急医療体制の構築や地域医療の充実及び最新の医療機器を導入するなど、高度医療の提供にもこれまで努めてまいりました。さらに、譲渡から5年経過した本年、巨樹の会は令和3年4月1日に確認書の7条に記載されております社会医療法人認可を受け、現在においても協定書及び確認書の履行に大変努力をされているところでございます。また、現在埼玉巨樹の会では埼玉県からの要請を受け、病院駐車場の一部をコロナウイルス感染症病床10床を開設し、その対応に今現在努力をされているところでございます。  そこで、6点にわたりお伺いをいたします。(1)、新久喜総合病院の救急医療、地域医療及び高度医療の提供に対する評価と社会医療法人化について、市長の見解をお伺いをいたします。  (2)、新久喜総合病院との間で設置されている運営協議会で社会医療法人になったことについて、どのような協議が行われているのか、お伺いをいたします。  (3)、指定管理者として市の事業を担ってもらうことは考えておられるのか、お伺いをいたします。  (4)、社会医療法人になった新久喜総合病院は交付税上の病院区分は何に当たるのか、お伺いをいたします。  (5)、固定資産税の扱いはどうなるのか、お伺いをいたします。  (6)、場外発売場環境整備基金条例第5条第2号の対象となるのか、お伺いをいたします。  大項目2番目、市道の整備についてお伺いをいたします。(1)、市道久喜2号線と12号線の交差点改良工事予定はいつ予定されているのか、お伺いをいたします。  (2)、古利根川水循環センターの市道、水路の付け替え完了予定についてお伺いをいたします。  (3)、市道久喜9405号線の拡幅整備の予定についてお伺いをいたします。  以上、よろしくお願いをいたします。 ○議長(春山千明議員) 岡崎克巳議員の質問に対する答弁を求めます。  市長。 ◎市長(梅田修一) 大項目1の(1)のご質問に対して、ご答弁をいたします。  社会医療法人社団埼玉巨樹の会新久喜総合病院については、その成り立ちから本市と深い関わりがあり、市民の思いと期待を真摯に受け止め、24時間365日断らない救急医療の提供、がん医療などの高度医療、災害拠点病院等の重要な役割を担っていただいております。そして、これらの功績が認められ、平成29年9月に救急医療への貢献に対する埼玉県知事表彰を受賞されたほか、平成30年10月に地域医療支援病院として承認され、地域医療連携の推進にもご尽力をいただいております。同病院におけるこれらの取組については、本市にとりまして非常に心強い限りであるとともに、この地域の中核病院としてこれまでの貢献を高く評価をしているところでございます。また、社会医療法人への移行に関しては、病院運営を取り巻く環境が厳しさを増す中にあっても、久喜総合病院の事業譲渡の際に取り交わした確認書に基づき、不断の努力によって誠実に移行されたものと考えています。新久喜総合病院には、引き続き公益性の高い医療の担い手として地域の発展にご貢献をいただけますように、今後も活躍を期待しているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 大項目1の(2)から(6)のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。なお、(4)、(5)は財政部、(6)は総務部の所管でございますが、一括してご答弁申し上げます。  初めに、(2)でございます。新久喜総合病院の社会医療法人への移行に関しましては、令和2年11月17日に開催された新久喜総合病院運営協議会において、社会医療法人の認定を目指し法定手続に着手したとの報告を受け、これをきっかけとして本市に対し定期的に状況を報告いただいていたところでございます。新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年11月以降、新久喜総合病院運営協議会は開催されておりませんが、同病院の社会医療法人移行後の運営等に関しましては今後開催される運営協議会において報告がなされるものと考えております。  次に、(3)でございます。新久喜総合病院におかれましては、個別がん検診や特定健康診査をはじめ、休日夜間急患診療所の休診期間中における内科診療をお引き受けいただくなど、本市の保健医療行政に多大なるご協力をいただいております。このうち休日夜間急患診療所へのご協力に関しましては、コロナ禍における臨時的な対応となるものの、高度な医療を提供する同病院において診療が行われることで市民の安心につながっているものと考えております。この臨時的な対応は、令和3年度末までを予定しておりますが、その後も外来診療を行うことが困難な状況が続くと見込まれる場合は、同病院への委託の継続を含め、久喜市休日夜間急患診療所運営委員会に意見を伺ってまいりたいと考えております。  次に、(4)でございます。地方交付税において算定される病院の区分については、公立病院、公的病院等及び指定二次救急医療機関の3区分がございます。これらの区分のうち、令和2年度算定基準に当てはめると、社会医療法人となった新久喜総合病院は公的病院等に区分されることとなります。  次に、(5)でございます。社会医療法人に認定されますと、地方税法第348条第2項第11号の5、地方税法施行令第50条の3の2及び地方税法施行規則第10条の7の規定により、直接救急医療等確保事業に係る業務の用に供する固定資産につきましては固定資産税が非課税となります。社会医療法人社団埼玉巨樹の会に係る固定資産税につきましては、令和4年度から有料の駐車施設及び病院内に併設される売店等以外で直接救急医療等確保事業に係る業務の用に供する固定資産につきましては非課税となるものでございます。なお、職員宿舎につきましては、直接救急医療等確保事業に係る業務の用に供するものである場合は非課税となります。  次に、(6)でございます。場外発売場環境整備基金につきましては、地域活性化に資するまちづくり活動事業、地域医療の充実に資する事業、地域福祉の増進に資する事業、教育または文化の充実に資する事業、安全、安心のまちづくりに資する事業の財源として、地域を限定することなく、広く市民の皆様に還元できる事業に充当し、活用することができるものとなっております。このようなことから、新久喜総合病院につきましては社会医療法人になったこれまでの経緯を踏まえますと、公的医療機関と並ぶ地域医療の重要な担い手であると認識しており、当該基金条例に規定する地域医療の充実に資する事業を実施する場合に活用の対象になるものと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 大項目2のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。市道久喜2号線、久喜東停車場線と市道久喜12号線、いちょう通りの交差点改良工事につきましては、現在工事に向けた設計業務を進めており、業務完了後速やかに工事を実施してまいります。今後におきましては、久喜東停車場線の工事と併せ、今年度内の工事完了に向けて進捗管理に努めてまいります。  次に、(2)でございます。古利根川水循環センターの敷地内を通る7つの市道と1つの水路の付け替え交換につきましては、埼玉県と平成31年1月に土地交換に関する覚書を締結し、令和2年3月に境界確認書を取り交わしたことにより、土地交換後に管理する用地を使用できる状況となっております。このため、現在市道久喜2号線と12号線の交差点付近の冠水対策として、同センターの北側に貯水機能を持たせた水路整備を進めているところでございます。また、道路整備についても順次実施してまいりたいと考えております。今後につきましては、埼玉県と協議しながら土地の権利関係を早期に完了できるよう努めてまいります。  次に、(3)でございます。市道久喜9405号線のうち、市道久喜9404号線から古利根川水循環センター入り口までの延長約250メートルの区間につきましては、埼玉県が民地を借用し、同センターの進入路として拡幅整備したものでございます。この借地部分については、久喜東停車場線が供用されますと埼玉県は借地する必要がなくなることから、本市が用地買収を行い、沿線住民の利便性を確保する必要があると考えております。このようなことから、今後は借地部分の引継ぎ時期について埼玉県と協議しながら用地買収に向けて準備を進めるとともに、地権者や地域の皆様のご意見を伺いながら道路整備の内容を検討してまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 再度の質問をお受けいたします。  岡崎克巳議員。                 〔21番 岡崎克巳議員登壇〕 ◆21番(岡崎克巳議員) (1)、市長は高い評価をされているということでお話ございました。私も同じように考えているところでございます。確認したいことが1点ございますけれども、後半のほうでお伺いをさせていただきますので、(2)からお伺いをいたします。運営協議会、コロナになってから行っていないということですけれども、社会医療法人化になったことが連絡があるだろうというような姿勢なのですけれども、現状の会議の在り方、協議会の持ち方の在り方としてオンラインとか、そういうことも可能なのではないでしょうか。コロナで担当部署としては大変忙しい時期なのだろうということで、今すぐの開催というのは厳しいかもしれませんけれども、オンライン、ウェブ会議というものは検討すべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 答弁を求めます。  健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 新久喜総合病院の運営協議会、こちらは地域医療支援病院との協議会と兼ねておりまして、地域の先生方、それから地域の民生委員の方、それから区長等も参加いただく会議ともなっております。あわせて、確認書に併せて、市の職員との連絡協議会、連絡会というものを兼ねてございますので、そういった会議については直接伺ってございますが、協議会についてはそういったオンラインを使った会議などについても今後提案をさせていただいて進めていければというふうに考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 岡崎克巳議員。                 〔21番 岡崎克巳議員登壇〕 ◆21番(岡崎克巳議員) コロナのワクチン接種の関係で連携は病院とは取られているとは思いますけれども、それでも全体的な状況を皆さんに知っていただくということも必要でございますので、検討いただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。  (3)ですけれども、休日、夜間の関係は臨時的だという状況がございます。評価もされている状況も今答弁でございました。これは、いろいろ図っていかなければならない関係機関はあるかと思いますけれども、担当部署としての姿勢としては、これはもう全部委託の方向で考えてもよろしいのかなというふうに思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長
    ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 岡崎議員おっしゃいますとおり、休日夜間急患診療所につきましては新久喜総合病院がこの間臨時的にございますが、対応していただいていることで、一時的な初期救急をまず担っていただき、そしてそこでさらに緊急的な治療が必要だということになれば、すぐその場で瞬時に新久喜総合病院でまた二次救急ということで治療を携わっていただけるということで、非常に市民にとっては安心な対応になるというふうに思っておりますので、今後久喜市の休日夜間急患診療所においてはそういったことも含めて、実際の今までの対応についても精査させていただきながら、運営協議会のほうで皆様のご意見を図って考えていきたいというふうには思っております。 ○議長(春山千明議員) 岡崎克巳議員。                 〔21番 岡崎克巳議員登壇〕 ◆21番(岡崎克巳議員) 担当部署としては、一次から二次への移行の対応がすぐできるという認識がございますので、そのことを考えるとその方向で進められたほうが市民に安心した医療提供体制の構築になっていくのだろうというふうに思いますので、その方向でご検討をよろしくお願いいたします。  (4)ですけれども、交付税上の捉え方としては公的病院等ということで、等という捉え方はどうするのか、私のこの等の捉え方は、公的病院と同等だというふうな捉え方をさせていただいておりますので、それは私の考え方の表明だけとさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  (5)、固定資産税の扱いですけれども、私は総務省のほうにちょっと確認をさせていただきました。敷地内にある宿舎の関係ですけれども、救急医療の確保に供されているという事実が今新久喜総合病院にあると私は認識しております。その上で、総務省では対価または負担として支払うべき金額の定めがある施設であっても、直接救急医療等確保事業に関わる業務の用に供する宿舎については非課税措置の対象となるというふうに私も確認をさせていただいているところでございますので、その辺のところは私の認識、確認上では新久喜総合病院さんもそのような取組をしているというふうに事実として認識しておりますので、課税に対しては非課税の対象になるという部分での認識をさせていただいているところでございますので、1月1日が課税基準日になりますから、来年からの対象になろうかと思いますので、その辺はしっかり精査をしてお伝えをしていただければと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。これは確認だけにしますので、よろしくお願いします。  ここで言いたいのは、10年前にJAさんとの協定書を結んで、5年前に協定書に基づいた上で確認書というのを交わされております。これは、全議員に配られたので皆さんお持ちでしょうけれども、まずこの協定書に基づいて事業譲渡、新久喜総合病院さんは引き受けていただいて、確認書ということが新たに交わされたわけですけれども、協定書の中では具体的な名称として地域医療支援病院等という項目はなかったです、条文立ての中で。これ確認書になって初めて出てきました。確認書になって初めて出てきたもう一つに、社会医療法人化など法人格の変更も検討するというのが第7条で新たに明確に文言として、協定書のほうでは地域医療支援病院等に類するような項目立てを、協定書の第5条ではそれを類推できるような項目立てをされておりますけれども、具体的に名称としてできた確認書が初めてなのです。それで、そのことを踏まえつつも、埼玉巨樹の会さん、当時は巨樹の会さんですけれども、それを真摯に受け止めて誠実に履行していこうという姿勢でこの5年間やってきたわけです。3年後には社会医療支援病院になったわけです。3年で。その以前の5年間の病院は、5年はとてもそういうことできなくて、3年たって地域医療支援病院になり、5年たった今年の4月にはこの7条の履行として社会医療法人の認可をいただいた。協定書になって新しい確認書で了解の上で確認書を、これは判こを押して交わされていますから、了解した上でやっていますけれども、その上で真摯に取り組んできたという現実を考えると、(6)に入りますけれども、場外発売場環境整備基金の第5条の2号の対象になるということでございます。そのことを考えると、市長、支援というのを考えていくべきなのだろうというふうに思いますけれども、ここで市長のお考え方を確認させていただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(春山千明議員) 市長。 ◎市長(梅田修一) 新久喜総合病院におきましては、地域の中核を担う医療機関として充実した設備やスタッフを備え、地域医療の発展に日々ご尽力をされているという話は先ほどさせていただきました。こうした中、同病院は本年4月に公益性の高い医療を提供する社会医療法人に認定されたということでありまして、本市としてはこれを高く評価し、市民にとっても大変喜ばしいことだと認識をしているところでございます。同病院が行う地域医療を支える取組につきましては、市民の安心、安全を守る大変重要なものでございますので、まだ具体的なところを詰めるまでには至りませんけれども、今後その取組に対しまして何らかの支援を検討すべきものであると認識をしています。 ○議長(春山千明議員) 岡崎克巳議員。                 〔21番 岡崎克巳議員登壇〕 ◆21番(岡崎克巳議員) ぜひご検討をお願いいたします。  それで、(6)になりますけれども、その対象になるということですけれども、対象になるとはいえ、現実的な交付要綱とか、または規則、または基準みたいなものが現時点ではないので、それはもう早急にそういう交付要綱というのを策定するべきなのだろうというふうに思うのですけれども、担当としてはお考えをお伺いできればと思います。よろしくお願いします。 ○議長(春山千明議員) 総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) 今市長のほうから何らかの支援というようなお話がありまして、現在基金を活用するということで、コミュニティの助成事業であったり、あと地域提案型の活動事業ということで財源を充てて事業を行っているのがあります。そういうものがありますので、場外発売場の環境整備基金を活用するというような場合になった場合には、議員さんおっしゃるとおり、個々に補助金等の要綱をこれまでも設けておりますので、そういった形で支援をしておりますので、今回何らかの形の支援をする場合におきましてもそういった形のものを今後つくり上げなければいけないと思っております。関係部署と今後内容について協議していきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 岡崎克巳議員。                 〔21番 岡崎克巳議員登壇〕 ◆21番(岡崎克巳議員) ぜひお願いいたします。私は、早急にというふうにお話をさせていただきました。なぜ早急にかということでお話ししますと、前段の説明の中でもお話ししましたけれども、このコロナ禍にあって県からの要請を受けて新久喜総合病院さんは駐車場の一部に、臨時的ではありますけれども、プレハブでコロナの専用病床を開設していただきました。ご存じかもしれませんけれども、先月さらに埼玉県から要請をされて、2床追加をするということを病院として決定をされたそうです、埼玉県の再度の要請を受けて。ということは、12床になるということらしいです。それだけ努力をされている状況なのです。今ワクチンの取組を、久喜市で全力を挙げて取り組んでいただいております。しかしながらですけれども、ワクチンを、これは任意で、個人的な判断が優先されるワクチン接種ですから、受けない人もいるわけです。受けない人というのは、当然コロナの感染症になる、発症するリスクが高くなる。ということは、今後もワクチン接種を受けない人はコロナの感染症になるという可能性を秘めているわけです。そうなってくると、臨時的ではありますけれども、コロナの取組をしている部分というのは継続的にやっていかなければならない状況にあるのだろうというふうに私は認識しております。そういう意味からすると、コロナの感染症の対応の運営費も含めた補助の在り方、そういうのも併せて検討すべきなのだろうというふうに思います。大変恐縮で失礼ですけれども、早急に私はするべきなのだろうというふうに思うのですが、もう一度お答えをいただければと思います。お願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) これまでもこういった基金を充当させていただいている事業がありますので、この内容についても早々に内容のほうを関係部署と詰めていきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 岡崎克巳議員。                 〔21番 岡崎克巳議員登壇〕 ◆21番(岡崎克巳議員) 早急に補助金の交付要綱、規則、基準をつくって策定していただくよう要望させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  あと、大項目2番、市道の整備に移ります。設計業務をやって、速やかに今年度内に行うということです。(1)、(2)、(3)というのは関連している案件ですので、(2)に関連しますけれども、交差点改良の場合、ゲリラ豪雨の対応として貯留地というのを設けるということで付け替えをやっているという前提がありますから、そうすると土地が交差点より既存の2号線、東口大通り低いですから、ポンプアップをして今整備している久喜東停車場線、駅を背にして右側のほうのボックスカルバートで設置をした側溝のほうに水を送り込まなくてはならない。それで、新しい貯留地のほうへ落とし込まなければならないということの状況が認識されていると思いますけれども、その交差点改良のときにその辺のポンプの設置、管の設置、それも併せて行うのでしょうか。確認させていただきます。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 雨水排水ポンプによる強制排水を行う必要がございますため、交差点の改良工事に合わせまして排水管を敷設する予定でございます。排水ポンプにつきましては、2台を増設する考えでございまして、現在設計中でございます。年度内に工事を実施する予定となっております。 ○議長(春山千明議員) 岡崎克巳議員。                 〔21番 岡崎克巳議員登壇〕 ◆21番(岡崎克巳議員) それは、交差点改良工事と同時だということで認識してよろしいですね。分かりました。(2)なのですけれども、県とのまだ正式な覚書というのでしょうかね、正式な書類を交わした状況で終わってはいない状態だと思うのですけれども、それが正式に終わるのはいつなのか。それが終わらなければ、雨水の貯留地に対する整備の在り方、終わらなければ検討できないのか、終わる途中でも検討できるのか、建設部の担当としては現状の土の素掘りなのか、3面暗渠にするのか、深さはどれぐらいにするのかとか、そういう雨水の流量の計算とかというのはなされているのでしょうか。確認させていただきます。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 付け替えのスケジュールでございますけれども、土地の交換につきましては埼玉県におきまして今後水循環センターの区域について都市計画の変更を行うというふうに伺っております。その後に分別、土地交換契約、所有権登記ということになっております。ただ、実際の整備、付け替えの道路や水路の整備につきましては既に結んでおります境界確認書を交わしたことによりまして、既に土地交換後に管理する用地を現在でも使用できる状況となっておりますので、工事は順次進めさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 岡崎克巳議員。                 〔21番 岡崎克巳議員登壇〕 ◆21番(岡崎克巳議員) 通告よりはちょっと拡大した質問になって大変恐縮なのですけれども、今現在でも整備できるような状況にあるということでございますので、先ほどお話しさせていただいた貯留地の形状というものはどのように考えているのか。では、確認書で交わされている幅と距離がどれぐらいまずあるのかお知らせください。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 水路の貯水量でございますけれども、現在設計段階ではございますが、400立米程度を予定しているところでございます。水路の構造といたしましては、水路の幅でございますが1.5メートル、深さにつきましては設計の中で検討してまいります。 ○議長(春山千明議員) 岡崎克巳議員。                 〔21番 岡崎克巳議員登壇〕 ◆21番(岡崎克巳議員) 後で距離に関して教えていただければと思います。それで、ではこの400立米の雨量の計算は時間雨量何ミリで計算しているのか。今ゲリラ豪雨で見ますと、時間雨量50とか50を超える場合とかいろいろあります。その状況によって、今現在の既存の東口大通りの雨水が当然ご存じのようにバスが迂回して通行止めになるぐらいの状態まで水がたまりますから、その辺雨量計算が重要になってくるのです。せっかくいいことをやっても、まだたまっているではないかみたいなことにならないように、せっかくいいことをやるわけですから、それがしっかり対応できるような状況に持っていかなければならない。そのことによって、今度は幅と距離と今度はそれに影響する深さも影響してくるはずなのです。その辺をしっかり取り組んでいただきたいのですけれども、その雨量計算の時間雨量というのはどの辺の基準になっているのか、その辺を踏まえて取り組んでいただけるのか、確認をさせていただきます。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 時間雨量につきましては、80ミリを想定しているということでございます。 ○議長(春山千明議員) 岡崎克巳議員。                 〔21番 岡崎克巳議員登壇〕 ◆21番(岡崎克巳議員) では、80ミリで400立米ということでいいですね。分かりました。あとは、面で見るところの、面で雨水流域の考え方があると思いますので、その辺も今後どう影響してくるのかということも含めてご検討いただければと思います。よろしくお願いいたします。既にしているかと思いますけれども、再度のご検討をよろしくお願いいたします。  市道のほうなのですけれども、この2号線の今整備中のところが令和4年3月31日までということで今年度中に工事が完了するわけですよね。そうすると、来年の4月以降というのは部分的でも供用ができる状態になるわけですよね。そこから古利根川水循環センターに入れるわけですね、東停車場線から。その可能性が地域住民の方にも認識をされています。そうなると、では今まで使っていた道はどうなるの、考えてくれているのでしょうかという思いになるわけです。それで今お伺いをさせていただいているところなのです。ご検討されているということですけれども、現在としてスケジュール的なものというのでしょうかね、そういうのをどれぐらいで考えているのか、現時点でお話しできるのであればお聞かせ願えればと思います。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 現在埼玉県のほうで借地している道路ということでよろしいでしょうか。埼玉県の借地契約の解除と本市の用地買収時期、これすり合わせが必要となってまいりますので、今後埼玉県と協議しながら決定してまいりたいと考えております。ただ、久喜東停車場線が来年度完成、部分的に供用ということになりますので、それほど遅くない時期にその辺の取組につきましては着手してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 岡崎克巳議員。                 〔21番 岡崎克巳議員登壇〕 ◆21番(岡崎克巳議員) この道路整備、交差点改良を含めて、あとは地元から借地をして県に貸していただいた道路整備も含めて、これは密接に関連している部分もございますので、今まで県に貸していただいた土地の地権者の方々のこれまでの思いを考えると、その辺のスケジュールというのが明確にできるような状態にしておかなければならないというふうに思っておりますので、その辺をよくご検討いただけますようお願いをして、要望して終わります。  以上でございます。 ○議長(春山千明議員) 以上で岡崎克巳議員の質問を打ち切ります。 ○議長(春山千明議員) 次に、斉藤広子議員の市政に対する質問をお受けいたします。  19番 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 議席番号19番 公明党の斉藤です。通告に従い、質問させていただきます。  大項目1番、困窮女性の支援、生理の貧困についてです。今世界各国で女性の月経に関する生理の貧困が問題になっています。生理の貧困とは、生理用品を買うお金がない、また利用できない、利用しにくい環境にあることを示し、発展途上国のみならず、格差が広がっている先進国においても問題になっています。この生理の貧困の解消のために、例えばイギリスでは全国の小中高で生理用品が無償で提供されていると報道もされています。また、フランス、ニュージーランド、韓国なども同様の動きがあります。この問題は、日本でも無関係ではなく、先日任意団体である#みんなの生理が行ったオンラインアンケートの調査によると、5人に1人の若者が金銭的な理由で生理用品を買うのに苦労していました。ほかのもので代用している等の結果も出ています。貧困で購入できないだけでなく、ネグレクトによる親らから生理用品を買ってもらえない子供たちがいるとの指摘もありました。久喜市において誰一人取り残さない社会を実現するために、一日も早くこのような女性の負担軽減に取り組んでいただくよう、以下質問させていただきます。  (1)、生理の貧困に対し、行政としての認識を伺います。また、どのように取り組んでいくのか伺わせていただきます。  (2)、国では財源として地域女性活躍推進交付金の取組があるが、市としての活用について伺います。  (3)、防災備蓄品の生理用品に関しては完全密封で長期保管可能なものを備蓄していることを確認はしておりますが、今後福祉的観点と財政面を考えると防災備蓄品のローリングストック計画を考え、古いものから必要な市民に提供していくことを考えてはいかがか。  (4)番、市内の小中学校の公共施設等の個室のトイレで生理用品を無償で提供することを検討できないか伺います。  大項目2番、学校給食費の公会計化についてです。久喜市では、令和3年8月より全小中学校の学校給食センターが供用開始します。そこで、学校給食費の公会計化の取組が急務と思い質問いたします。文部科学省は2019年7月31日、教員の負担が指摘されている給食費などの徴収、管理業務について、地方自治体が行う公会計を導入するよう求める通知を都道府県や指定都市、教育委員会に出しました。通知では、給食費など学校の徴収金について、学校教師の本来的な業務でなく、地方公共団体が担っていくべきとの中央教育審査会の答申を受け、地方自治体が徴収、管理を行う公会計化を推進するよう求めています。  そこで、質問させていただきます。(1)、学校給食費徴収・管理に関するガイドラインでは、まず学校給食費の公会計化等に伴い見込まれる大きな効果として、教員の業務負担の軽減が挙げられています。学校給食費を学校内で会計処理し、学校において学校給食費の徴収、管理業務を行っていく場合、滞納者が生じると教員や学校事務職員が督促業務を行うことになります。組織として督促業務の専門性を有しない学校において教員が対応することは、肉体的にも、時間的にも、精神的にも負担が大きいと言われますが、その点につきどのように認識しているか伺います。  (2)、学校給食費の公会計化に伴い、学校給食費の納付方法の多様化としてコンビニエンスストアへの徴収、クレジット会社等の指定など、保護者の利便性の向上にもつながります。学校給食費の公会計化の効果について伺います。  (3)、本市においても学校給食費の公会計化への取組をぜひ検討され、具体的に実施できるよう進めていただきたいと思いますが、市長と教育長のご所見を伺います。  大項目3番、障がい者施設の民間譲渡計画について伺います。令和3年3月に久喜市公共施設等総合管理計画を推進し、久喜市公共施設個別施設計画が策定されました。その個別施設の方向性と取組時期の中で、けやきの木、くりの木、ゆうあい、あゆみの郷、いちょうの木が2022年より民間譲渡と示されました。まだ具体策や計画も示されない個別計画の対応について、以下質問させていただきます。  (1)、現在上記の障がい者施設は指定管理者として委託されてきたが、2022年3月で指定管理契約が切れるが、その後の方針について伺う。  (2)、個別計画が先に示されたが、利用者さんにどのように説明責任を果たしたのか伺います。  (3)、現在の指定管理者との話合いはどこまで進んでいるのか伺います。  (4)、障がい者施設に通う利用者にとって、建物やシステム、人員、環境が変わることは大変困難なことです。利用する障がい者の特質など、どのように考えているのか伺います。  (5)、予定されている民間譲渡を行った場合、指定管理との違い、また老朽化している建物の維持管理など、どのように考えているかのビジョンを伺います。  大項目4番、災害時のトイレについてです。大災害が発生した後は、様々なインフラがストップします。停電、断水、排水管や下水管、浄化槽の損傷などで自宅の水洗トイレが使えなくなるリスクも高まります。また、避難所の仮設トイレは多くの人が利用するため、汚物がたまって臭い、足元や便器が汚いなど、衛生状態が劣悪になりがちに。下痢や嘔吐といった消化器疾患、ノロウイルスなどの集団感染を引き起こす原因にもなることもあります。仮設トイレでできるだけトイレに行く回数を減らそうと、水分や食事を控える傾向に。その結果、脱水症状のほか、エコノミークラス症候群や脳梗塞、心筋梗塞など命を落とすリスクも高まり、二次被害へと進んでいきます。平常時のトイレの備えとして質問させていただきます。  (1)、まず各家庭の準備として災害時のトイレ用品は1日5回、これは1日に人が5回トイレに行くという平均値になります。そして、1週間分、そして家族の人数分の備えが理想です。例えば4人家族の場合は、簡易トイレだと1日5回、7日分4人、約140枚。もし市販の簡易トイレを1週間分用意するなら、新聞紙とか猫砂とかポリ袋といった簡易的な代用品をうまく使い、無理のない範囲から備蓄についてなど、国土交通省のウェブサイトや埼玉県の「防災マニュアルブック 家庭における災害時のトイレ対策編」など、ホームページや広報で周知すべきと思うがいかがか。  (2)、マンホールトイレは、下水道管路にあるマンホールの上に簡易な便座を囲い、パネルで設けた災害用のトイレ。段差がなく、し尿は下流の下水道に流されるため衛生的です。災害時に設置されるマンホールトイレの場所や使用方法の事前の周知や体験について、自主防災組織との取組について伺います。  (3)、民間団体で取り組んでいるトイレトレーラーは、災害時には太陽光発電で稼働ができ、災害時のトイレ不足解消に威力を発揮します。洋式の水洗トイレを設置した個室が4室です。移動可能なことから、防災だけでなく、ふだんのイベントやトイレが必要なところに移動可能です。緊急時には、近隣や災害協定を結んでいる自治体への災害応援にも駆けつけられるトイレトレーラーの導入について伺います。  (4)、そのトイレトレーラーの財源については緊急防災・減災事業債というふるさと納税として、クラウドファンティングなど自治体の持ち出しなしでの活用についてどのように検討されるか伺います。  大項目5番、ふれあいセンターに期日前投票所を。この質問は平成27年9月議会、令和元年9月議会にも行っております。今年の秋には衆議院選挙、来年の春には市長選挙と市議会議員選挙、その後には参議院選挙などの予定があります。投票率は上げていきたいが、コロナ禍の中、密にならないよう努力や多様な時代背景から期日前投票は多くの方が利用されています。  そこで、質問いたします。(1)、久喜駅東口には期日前投票場がないが、検討されたのか伺います。  (2)、青葉団地、県営団地、大規模マンションなどがある東口に期日前に投票所の設置が推進できない理由を伺います。  (3)番、高齢化に対応する取組として期日前投票について伺います。  以上です。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員の質問に対する答弁を求めます。  福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) 大項目1のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。なお、(2)は総務部、(3)は市民部の所管でございますが、一括してご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。生理の貧困につきましては、コロナ禍において経済状況が悪化したことにより、社会的に表面化した問題でございます。生理の貧困の要因といたしましては、経済的な理由だけではなく、ネグレクト、父親、夫など、男性の生理への無知、無理解、生理に関する知識不足など、様々な要因があると言われております。本市といたしましても、関係部局間で連携を図り、生理の貧困の解消のための取組を推進していく必要があるものと認識をしております。そのようなことから、緊急的な支援のため、新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に困窮している市民の方を対象に、生理用品等を無償で配布する緊急生活用品支援事業を今回の補正予算案に計上したところでございます。  次に、(2)でございます。地域女性活躍推進交付金は、地域における女性の活躍を推進することを目的としており、地域の実情に応じて行う女性の活躍推進に資する取組を市が行うことで交付されるものでございます。当該交付金につきましては、令和4年4月に新たにつながりサポート型が追加措置され、困窮や不安を抱える女性の相談支援や居場所づくりなどに関する事業への活用が可能となりました。このつながりサポート型交付金は、特定非営利活動法人などへ委託して実施される場合に交付されるものであり、現在交付金を活用できる事業につきまして検討しているところでございます。  次に、(3)でございます。防災備蓄品のうちアルファ米や保存水につきましては、消費期限まで1年を切ったものについて、自主防災組織の訓練時に提供するなどして活用をしております。生理用品につきましては、平成29年度から使用期限が10年のものを整備し始めたところでございます。今後につきましては、生理用品も同様に使用期限まで1年を切ったものについて、相談窓口での配布や社会福祉協議会に提供するなど有効活用をしてまいります。  次に、(4)のご質問のうち福祉部が所管する部分につきましてご答弁を申し上げます。公共施設等の個室トイレへの生理用品の配置につきましては予定しておりませんが、社会福祉課及び各総合支所社会福祉係の窓口において無償で配布することを考えております。また、生理の貧困を解消するためには、そこに至りました様々な課題を解決する必要があると考えておりますことから、市や社会福祉協議会の窓口におきまして各種相談を受ける中で、支援が必要な方にお渡しすることにつきましても併せて考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、教育部長。 ◎教育部長(野原隆) (4)のご質問のうち、教育委員会が所管する部分につきましてご答弁申し上げます。  市内小中学校の全てにおいて生理用品を用意しており、児童生徒が自宅から持ってくるのを忘れた場合や急に必要となった場合に保健室で配布しております。配布場所につきましては引き続き保健室を考えておりますが、個室トイレへの配置につきましては学校の意見を聞きながら今後検討してまいります。  続きまして、大項目2の(1)、(2)のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。現年度分の学校給食費の徴収、管理業務につきましては各学校で行っており、滞納があった場合には学校から対象者に対し督促を行っております。そのため、学校給食費の公会計化の取組として、現在学校が行っている学校給食費の徴収、管理業務を教育委員会が行った場合、教職員の負担は軽減するものと考えられます。  次に、(2)でございます。学校給食費の徴収に当たりましては、各学校が金融機関及びそのうちの1つの店舗を指定し、保護者に口座を開設していただいた上でその口座からの引き落としにより行っております。学校給食費の公会計化を行った場合、教職員の業務負担の軽減のほか、将来的には取扱いができる金融機関の拡大やコンビニエンスストアでの納付、クレジットカードでの支払いなど、納付方法が多様化し、保護者の利便性が向上するものと考えられます。 ○議長(春山千明議員) 次に、市長。 ◎市長(梅田修一) 大項目2の(3)のご質問に対しまして、ご答弁申し上げます。  私は、本市の未来を担う子供たちの健やかな成長には教員の役割が極めて重要であると考えております。学校給食費の公会計化の取組は、学校現場における教員の業務負担の軽減などの効果が見込まれ、ひいては子供たちの授業や生活指導など、教育活動の充実につながることが期待されます。このようなことから、今後教育委員会において実施へ向けた課題について検討していただきたいと、そのように考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、教育長。 ◎教育長(柿沼光夫) 同じく、大項目2の(3)のご質問にご答弁を申し上げます。  近年学校に対する過度の期待や依存等により、業務量の増加、教員の長時間勤務が大きな課題となり、働き方改革は急務となっています。本市におきましても、久喜市立学校教育職員の業務量の適切な管理等に関する規則や、久喜市立小中学校における働き方改革基本方針を新たに定め、課題の解消に向け組織的に取組を行っているところでございます。ご質問の学校給食費の公会計化につきましては、教員の業務負担の軽減が期待できる一方で、現在各学校で行っている学校給食費の徴収、管理業務を教育委員会で行うため、事務局職員の増員やシステム導入等に必要な予算の確保などの課題がございます。このようなことから、教育委員会だけでなく市長部局と連携し、検討を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) 大項目3のご質問に対しまして、順次ご答弁申し上げます。  初めに(1)でございます。久喜市公共施設個別施設計画において、障がい者施設5施設につきましては2022年度を目標に民間へ施設を譲渡し、市としてのサービス提供を廃止するとしております。現在は、2022年度の譲渡に向け、条件等の検討を行っているところでございます。  次に、(2)でございます。令和3年5月、利用者及び保護者を対象とした説明会を開催し、個別施設計画について市の考え方等をお伝えするとともに、計画を進めていくに当たり、譲渡に係る条件案等につきまして利用者及び保護者の皆様のご理解を得ながら進めていく旨をお伝えしたところでございます。  次に、(3)でございます。現在の指定管理者に対しましては、令和3年1月に施設を民間譲渡する計画案の内容を説明いたしました。今年度は、譲渡を進める上での課題を整理するため、現指定管理者に対し事業継承する場合の要件等につきましてご意見をお伺いしているところでございます。  次に、(4)でございます。各施設には、障がいの特性として環境の変化に対応することが難しい方や新しい環境に慣れるまでに相当の時間を要する方も多くいらっしゃるものと認識をしております。利用者が引き続き安心してサービスを利用できるよう、保護者の方や現指定管理者のご意見を伺い、最大の配慮しながら慎重に計画を進めてまいりたいと考えております。  次に、(5)でございます。指定管理との違いは、施設の管理運営の責任が譲渡先の事業者となる点にございます。事業譲渡に当たり、利用者に対するサービスが低下することがないよう、現行サービスの継続や現利用者の利用の確保など、譲渡の条件やこれらの履行を確保できるような手法につきましても検討してまいります。  また、施設の老朽化につきましては、施設の維持管理が過大な負荷となり、サービスの継続に影響しないよう他の自治体の事例や現指定管理者のご意見を踏まえまして市としての対応を考えてまいります。 ○議長(春山千明議員) 次に、市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 大項目4のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。災害時におけるトイレ対策につきましては、現在市ホームページのイツモ防災のページで埼玉県発行の「防災マニュアルブック 家庭における災害時のトイレ対策編」を周知しております。さらに、令和3年「広報くき」3月号の防災特集の中で同ブックのトイレ対策に関する内容を紹介するとともに、消防防災課の窓口にも配架し、周知しているところでございます。今後も市民の皆様には災害時に役立つトイレ対策を平常時から広く周知し、防災意識の高揚を図ってまいります。  次に、(2)でございます。マンホールトイレは、現在市内の公園2か所に設置されております。今後は、災害時に円滑に活用できるよう、地元の自主防災組織等と連携を図り、使用方法の疑似体験などの訓練を実施していただくよう提案してまいります。  次に、(3)、(4)につきましては関連がございますので、一括してご答弁申し上げます。トイレトレーラーにつきましては、本市で備蓄している仮設トイレに比べ、衛生面、防音性や遮熱性に優れていると考えております。また、平常時においてもその可動性を生かし、各種イベントなどにも利用できるほか、被災地支援での活用、ラッピングによる久喜市のPRなど、様々な運用が考えられるところでございます。一方、購入した場合においてもその後の清掃や車検、メンテナンスなどの維持管理のほか、移送に必要な車両や牽引免許証を所有した人員の確保などの課題もございます。今後災害時のトイレ対策の充実を図るため、既にトイレトレーラーを導入している自治体の事例など調査研究してまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、選挙管理委員会委員長。 ◎選挙管理委員会委員長(髙橋和雄) 大項目5のご質問に対し、順次ご答弁を申し上げます。  まず初めに、(1)でございます。総務省は、選挙執行の都度、期日前投票制度の活用についての考え方を示しており、期日前投票場の設置場所につきましては駅構内やショッピングセンターなど、頻繁に人の往来がある施設へ積極的に設置を検討することとしております。このようなことから、選挙管理委員会においてはこれまでも期日前投票場の設置について選挙執行ごとに検討を行い、モラージュ菖蒲及びクッキープラザの2か所を増設し、現在本庁舎をはじめとする6か所の体制としたところでございます。そのような中、令和3年3月に久喜市公共施設個別施設計画が策定され、公共施設の適正な配置と個別施設の具体的な方向性について示されました。その中で、ふれあいセンター久喜は行政サービスを追加し、複合施設として再整備することとしております。選挙管理委員会といたしましては、個別施設計画で示されたふれあいセンター久喜に関する方向性を踏まえ、市全体における期日前投票所の在り方やふれあいセンター久喜への期日前投票所の設置について検討したところでございます。  次に、(2)でございます。ただいまご答弁申し上げましたとおり、令和3年3月に策定された久喜市公共施設個別施設計画において公共施設の新たな方向性が示されたところでございます。ふれあいセンター久喜は、高齢者、障がい者の福祉の増進を図る施設として関連する事業所が入っているほか、多くの方にご利用いただいている施設でございます。今後におきましては、施設の利用状況や調整すべき課題等を踏まえ、期日前投票所の運営体制について検討してまいりたいと考えております。  次に、(3)でございます。期日前投票所の設置に当たりましては、バリアフリー化された施設に併設しております。また、投票所内におきましてはコミュニケーションボードや拡大鏡、記載台へのつえ置き場の設置、車椅子で利用しやすい動線の確保など、高齢の選挙人等が投票しやすい環境づくりに努めているところでございます。 ○議長(春山千明議員) ここで休憩をいたします。    休憩 午後 2時37分    再開 午後 2時50分 ○議長(春山千明議員) 再開をいたします。                        ◇ △答弁の訂正 ○議長(春山千明議員) その前に斉藤議員、先ほどの福祉部長の答弁、訂正があるとのことですので、この際発言を許可したいと思います。  福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) すみません。答弁の訂正をさせていただきます。  先ほど大項目1の(2)番のご質問におきまして、地域女性活躍推進交付金の中で新たにつながりサポート型が追加措置された時期につきまして、「令和3年4月」と申し上げるべきところ「令和4年」と申し上げたところでございます。おわびして訂正をお願いしたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 以上、訂正されるようお願いをいたします。 ○議長(春山千明議員) 再度の質問をお受けいたします。  斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) それでは、1番から質問をさせていただきます。  現在この運動が起こり、様々な市町村で生理用品の提供が行われていて、内閣府の調査によりますと5月19日現在で、1か月前ぐらいですけれども、その段階でも255の自治体がこれを推進しているそうです。そして、今回補正予算でも緊急生活用品支援事業として計上されていて、私のほうでも要望させていただいたので、そこのところの対応はありがたいなと思っておりますけれども、生理用品の提供という部分の中では、これはコロナ禍における緊急性という部分で補正予算では計上されましたけれども、やっぱり日常的で普遍的なサービスとしてしていくことが私は重要なのではないかなと、そういうふうに思います。生理的なことを言えば、毎月生理というのはあるものなので、やはり今回だけこういうふうにすればいい、コロナ禍だからどうのこうのとか、貧困だからどうのこうのという、そういう問題ではないと思うのですが、これを久喜市としては次の段階としての日常的、普遍的にサービスをしていくことについてどのようにお考えかお聞きいたします。 ○議長(春山千明議員) 答弁を求めます。  福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) 今回の補正予算で計上させていただきました事業につきましては、先ほども申し上げましたとおり、コロナ禍における緊急的な支援という形で補正予算のほうを計上申し上げた次第でございます。今後の支援につきましては、今回実施を補正予算ご議決いただいた後させていただくこともございます。そちらの状況などを見ながら、その後の支援策につきましては改めて検討してまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) それに関連してなのですけれども、生理用品を配架する場合、やっぱりとてもデリケートなものだと思います。そういう周知方法とか、配り方とか、配慮が大変必要かなと思っております。豊島区などでは、窓口で言葉に出しにくい女性に配慮して、国際女性デーのシンボルマークとも言われるミモザカードをこうやって表示するとその人にお渡しできるという部分と、あとは生理の貧困だけではなく、様々生きづらさを抱えた女性の相談ができる窓口に係る一覧を、こういう相談窓口がありますよとか、こういう制度がありますよという、そういうものを、例えば紙袋に入れて渡すなどの工夫も必要かと思いますが、その点はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) ただいま斉藤議員さんご指摘のとおり、やはりこの事業を実施するためにはお渡しをする相手方への配慮というのが大変大切なものだと思っております。今ご指摘いただきましたような形で、今年度他市のほうにおいても実施をされていらっしゃる自治体さん多うございますが、引換えカードのようなものをあらかじめ作っておいて、そういったものを指さしをしていただくなど、特に声を発するなく意思をお伝えいただくなど、そういったことで併せて当然ながら本人確認など改めてするというようなこともなく、お渡しの際のハードルにつきましては低くということに配慮していきたい。また、先ほどご答弁申し上げましたとおり、支援が必要な方に関しては生理用品のお渡しだけではなくて、そこに至った様々な課題を持っていらっしゃるということが当然想定されますので、今ご指摘いただきましたような相談窓口の一覧なども併せて生理用品をお渡しする際に同封をするなどしてお渡しをして、その後相談支援のほうに結びつけていくなども併せて行っていきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) それで、先ほどお話しさせてもらった日常的、普遍的なサービスとしてやっていくのにやっぱり財源が必要だと思います。そういう中で、政府が予備費を使って地域女性活躍推進交付金の拡充を広めてきたわけですけれども、そこに民間団体とか、そういう生理用品を提供するための費用も交付金として活用できるようになったのです。そうすると、行政が手渡しで渡すだけではなく、やっぱり様々訪問支援とか、あとは居場所の提供をしながら話を聞いてあげるとか、そういうふうにつながっていくと思うのです。市でこれから永久的に続けていきたいと思ったときに、やはりこの地域女性活躍推進交付金というのは使っていくべきなのではないかなと、そういうふうに思うのですが、今締め切ったり、また募集したりという形でこれから継続になると思うのですが、その点いかがですか。 ○議長(春山千明議員) 総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) 今回地域女性活躍推進交付金の関係で、ご提案も事前にお話いろいろ伺いました。ありがとうございました。そういった中で、こちらのほう、現在交付の締切りがなかなか自治体から上がらないようでして、今も延長になっているような状況でございます。埼玉県内でも現時点でまだ交付申請がなされていないというようなことでして、なかなかこの業務については委託をして行う事業ということで、相手がいるものでして、どういった形がいいのか、久喜市のほうとしましても活用する内容について検討させていただいております。今斉藤議員さんからお話がありましたとおり、日常的なサービスということもありますので、現在久喜市のほうの男女共同参画の視点からも国のほうから女性活躍、また男女共同参画の重点方針2021年版というのが示されまして、その中にも生理の貧困というのがその対策として明確に示すような形が過日の新聞報道にありました。そういった形になりますので、本市のほうの計画の中にも日常的な事業というようなことで今後検討しながら、こういう財源として使える交付金については積極的に活用していきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 別なまた財源の方法として、私も提案する以上はきちんと財源の提案もさせていただこうかなという部分の中で提案をさせていただいているのですけれども、その中で防災備蓄品としての生理用品ということで、これでちょっと今久喜市の状況はどうかなということで調べさせていただきました。そしたら、久喜市では29年よりきちんと古いものを、よくほかの市町村を聞いてみたら20年物の生理用品が置いてあったりとかして、もう何かなかなか使えないのではないかという、そういう現状もあるのです。それで、久喜市にお話聞いたときには、そこに女性の職員がいたということで、適切な部分の中でやっているという話を聞きました。ただ、ちょっと調べさせていただくと、10年保証で特殊なフィルムで囲われていまして、段ボールで保存されているのですけれども、それって10年保証という部分の中で大変ほかのものに比べると割高になっているかなと、ふだん薬局で買うものに比べると割高になっているわけです、保存利く部分。だから、そういうふうに思うと、そこら辺も今だんだん本当は生理用品も進化しておりますので、今買っているものはそのまま無駄にしないようにしても、ローリングストック方式という中で、備蓄品で置いておくだけでなく、それを生かしていくという、そしてまた購入していくという、そういうやり方って必要なのではないかなと思うのですが、その点もう一度お願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 防災の視点で、現在29年度から生理用品のほうを備蓄させていただいております。先ほどご答弁いたしましたとおり、10年保存ということで完全密封のものを取り扱っているわけです。29年度から始めましたので、最短で9年度までもつということで、これまで4年度間購入をし続けてきたという状況です。割高というお話もありましたけれども、まずはこちらの防災倉庫が43か所に430枚ずつ置く備蓄計画としておりますので、まず大体これで補充しているという状況ですので、今後備蓄目標数、そういった観点から割安の期限が短いローリングストックの関係でその辺は検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) ぜひ様々工夫をしていただきながらやっていただければありがたいなと思っております。それで、本当に行政のほうは生理の貧困に対して、真摯に受け止めて動いていただいているなという部分なのですが、教育委員会のところなのですけれども、部長からは本当に残念な、保健室で配っている、私の時代でも保健室で配っていました。そういう昔のことを、それは当然なことです。ないのですけれどもと言えば、保健の先生がくれたりとか、貸してくれたりとか、そういうことはあります。そういうことを言っているのではなくて、やはり先ほど言った、本当に父子家庭とかネグレクトで誰にも言えない、そういう部分の中でおなかも痛くて薬も買いたい、そういういろんな状況がある中で、生理用品も本当に自然現象でありますので、皆さんトイレットペーパーってトイレで使いますよね、普通に。今本当にどこのトイレに行ったってトイレットペーパーがついているのが現状です。それと同じように、やはり生理用品も活用できるように、やっぱり個室に備えておく。そうすれば、誰に貸してくださいとか、1個貸してくださいとか、そういう話をしなくても、ちょうど小学校、中学校とか一番微妙な思春期の時期を迎えたお嬢さんたちにとっては、やはりそういうことってすごく大事ではないかなと思うので、その点はやってください。答弁をお願いします。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) ちょっと答弁に若干不十分な点ございまして申し訳ございませんでした。今確かに保健室で配付しておりますけれども、教育委員会といたしましてもこれとは別に購入する予定でございます。ただ、配付方法につきましては、どうやってやっていくかというのをちょっと学校のほうに聞きながら、ご提案のトイレの中に置くというのも一つの方向だと思いますので、買っていきたいとは思っておりますけれども、配付方法につきましてはちょっと学校のほうと調整させていただきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 配付方法も本当にお手紙のように配るものではありませんので、別に全員がそのトイレの生理用品を用意してくれたから使うというものでもないかもしれません。それなので、ぜひ個室のトイレに用意をしていっていただきたいなと思っております。都立高校では、ほとんどこれからそういうふうに用意していくと。そして、埼玉県の中の学校の中でも、きちんとトイレのところにかごをつけて、どうぞご自由に使ってくださいという形で使えるような形を整えておりますので、ぜひこういうところから配慮していけるような教育でありたいなと思いますので、そこは強く要望させていただきますので、具体的に決まりましたらお知らせ願いたいなと思っております。  そして、次に大項目2番です。先ほど市長と教育長からきちんと答弁をいただいて、市長もこれは必要だというふうに言っていただいて、教育長も必要だという部分の中で、最終的にはシステムの導入とか、そういう部分が大事かなって給食センターがこうやって統一してできるところから、やはり公会計って進みやすいというのが現状なのです。それなので、やはり速度を上げてやっていかなくてはいけないかなと。答弁の中ではやっていきます、検討していきますという部分のご返事はいただいたのですけれども、スケジュールというか、今後どのようにいつまでに検討していくのか伺います。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 現在具体的にいつからということで進めているわけでございませんけれども、文部科学省のガイドラインでは準備期間として2年程度は必要ではないかというなことが示されているようでございます。現在新しい給食センターのほうで工事並びに運用に関しましていろいろ事務を進めているところもございますので、その辺の仕事の関係も見ながらなるべく早く進めてまいりたいというふうに考えてございますけれども、今現在で何年度からというところはちょっと予定していないところでございます。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 2年かかるのだったら、今から検討してください。本当にそういうふうにやっていかないと、いつになってもできない事業ではないかなと思っています。やはり教育現場において、お金のやり取りとか督促通知を渡す様子などは、やはり生徒たちがそれを見たり、そういうことがあってはいけないと思います。生活の貧困とか滞納とか、子供には本当に親の責任において関係のない日常だと私は思っています。ですから、やはりその部分をきちんと取り組んでいかなくてはいけない、本当に先生のためにも、子供たちのためにも、教育環境を整備していくためにも公会計は必要かと思っておりますので、そこら辺はもう本当にすぐ検討委員会を開かなくてはいけない部分もありますので、早急に開いていただきたいなと思っています。それでは、給食費の収納率って今どのようになっていますか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 率でちょっと数値がなくて申し訳ございませんけれども、90、100%近い率で収納されているということでございます。また、参考までですけれども、収入未済としまして毎年ここのところ400万未満ぐらいということでありますので、かなり高い徴収率になっていると思っているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) こういう質問するのですから、用意しておいてもらいたいなと思っています。公会計することによって、やっぱり保護者の収納のしやすい状況にもなると思うのです。今ちょっと財務のほうで、久喜市で導入されている様々、コンビニエンスとかありますよね、ペイペイとか。そういうものによって収納率って上がりましたか。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(関口康好) 具体的にどのくらい上がったかというところは捉えておりませんけれども、そういった様々な収納のチャンネルを持つことで、それで有効活用されているのかなというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 突然すみませんです。本当にそういうふうに収納率は上がるのです。それで、あと若い親たちというのは、やっぱり現金で口座から引き落としという感覚ではなくなってきているのです。例えば今月大変でも、カードクレジットで下ろせればそこで計画的にやっているとかという、そういう方もたくさんいらっしゃいますので、本当に小学校、中学校の親というのは若い方たちですので、その部分もきちんと行政のほうで取り組んでいただければ、徴収の部分を、広がっていくのかなと思うので、もうあまり言ってもあれなので、検討会、きちんと早急にいつやるという形で広げていっていただきたいと思いますので、これ要望させていただきます。  次、大項目3番、障がい者の施設の民間譲渡計画についてでございます。先ほど部長のほうからは、計画的にやると言われたのですけれども、来年の3月、指定管理契約が切れると同時に民間ということで民間の部分を探さなくてはいけない。指定管理者のほうも話を聞いていない、保護者のほうもちゃんと納得できていない。もうそういう状況でスタートができるのか、その点について伺います。 ○議長(春山千明議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) 関係する保護者の方々へは、先月5月に説明会を開催をさせていただきまして、先ほどご答弁申し上げました、繰り返しになりますが、市としてのこの計画の進めるに当たっての考え方でありますとか、率直にお話をさせていただくとともに、保護者様あるいは利用者様のご意向などをきちんと聞かせていただくというような機会にさせていただいたところでございます。保護者の方々からは、いろいろご要望は頂戴しているところでございます。市のほうとしても、本計画を進めるに当たりましては、やはり既に各施設にはご利用している方がたくさん現時点でいらっしゃいます。その方々の今の利用のサービスといいますか、ご利用が不便なように、不利益を与えてしまうようなやり方につきましては決して取ってはいけないと、今あるサービスを利用継続していただくということを大前提にこの問題は考えてございますので、今後につきましても、まだ保護者会は5月1回でございましたけれども、今後進めさせていただくに当たりまして都度都度きちんとこちらの考え方をしっかりと関係者の皆様にご説明をしてご意見、ご要望等に耳を傾けながら丁寧に対応してまいりたいというふうに考えております。                 〔「間に合うの」と言う人あり〕 ○議長(春山千明議員) 続けてください。  福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) 今ご答弁申し上げましたとおり、そういった当事者の皆様のほうのご意見を丁寧に伺いたいということで対応させていただく考えでおりますので、現時点で計画につきましては2022年度というふうに申し上げておりますが、そういった対応をさせていただくことで時間を要してしまうことも当然ながらあろうかというふうには想定できるところでありますので、そういった場合になったとしてもサービスを中断してしまうということは決して許されないところではございますので、その点につきましては仮にちょっと計画が当初の予定どおりならないということがあったとしても、しっかりとサービスは提供していくということに関しても併せて調整をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 可能なのかということをお聞きしたのです。ちゃんと民間の場所もこの5か所全部決まって、4月からこの個別計画でスタートできない場合はどうするのか伺います。 ○議長(春山千明議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) 現在計画上予定として申し上げております2022年度、こちらの当初からの移行が仮に調整ができなかったとした場合ということでございますけれども、この場合に関しましてはやはり今現状としてサービスを提供している実態がございます。それを停止させてしまうことは当然できませんので、現状のサービスを提供し続けるという選択も頭の中に入れまして、併せて調整を続けていきたいと考えております。
    ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 来年の3月で指定管理が切れるということは、今部長が続けていきたいということは指定管理を延ばしていくということでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) 対応としましては、指定管理の延長ということも選択肢の中に入っての検討というふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 指定管理のことも検討ということは、ほかにもありますか。 ○議長(春山千明議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) 現状として、今回対象となっています5施設につきましては、いずれも指定管理制度による管理運営を行っていただいておりますので、今後の可能性につきまして、具体的な方法として今頭の中にありますのは指定管理ということで考えております。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 具体的には指定管理、何年延長ですか。 ○議長(春山千明議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) これまで指定管理に関しましては、最大の5年間ということでさせていただいておった状況でございます。当然ながら本個別施設計画におきまして民間譲渡という形で計画をさせていただいてございます。調整をさせていただいた上で、譲渡につきましては実施をしていきたいと考えてございますので、調整がついた段階で当然ながら速やかに移行していきたいと考えております。指定管理等の期間につきましては、具体的に何年ということで今期間を定めてお答えすることは難しいと考えておりますが、少なくともやはり一定の期間は必要と考えておりますので、年単位ということで考えていくのが妥当であるのかなというふうには考えております。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 今部長はお聞きして、何年というのはなかなか難しいけれども、指定管理として個別計画ができないままの中では今までどおり延長していくという、そういうふうに理解をさせていただきます。まず次に、指定管理の部分で今まで久喜市でやっていた部分の中で、個別計画にも書いてあるのですけれども、あゆみの郷は結構新しくできているのですけれども、いちょうの木36年、そして劣化評価の中でほかの施設が結構屋根とか屋上とか、そういうところが一番悪いC評価だったのです。このまま受け継いでいく事業者が、こういう大変古い建物だと雨漏りしたり、様々お金がかかってくるかなと思っていますけれども、その点についてはどのようにお考えですか。 ○議長(春山千明議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) ただいまご指摘をいただきましたとおり、あゆみの郷につきましては比較的築が浅い状態でございますけれども、そのほかの施設につきましてはいずれもおおむね20年以上経過をしておりまして、大なり小なり不具合が生じてきているという状況であることはきちんと認識をしております。譲渡に当たりましては、当然建物の維持管理等も含めたことということになります。施設の修繕に関しては、そういった築年数の経過により不具合が生じているところも考え合わせれば既に行政側で何かしらの対応をすることは必要かというふうに考えております。既に民営化を推進している自治体等におかれましては、行政のほうにおいて修繕を行った上で譲渡していたりとか、あるいは修繕などに要する費用を補助するという形で対応しているような事例が見受けられるところでございます。このようなことから、現在検討している譲渡に当たっての条件等を検討させていただく中でこういった事例なども参考にしながら、施設の整備方法につきまして検討を重ねてまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 部長の言葉で少し安心はしました。個別計画に関して、私は反対ではありません。持続可能な、やっぱり未来の子供たちの中で築いていくためには見直していかないことってたくさんあると思います。だけれども、この障がい者とか人に関しては個別計画で切ってはいけないのです。特に障がい者の人たちがあしたから本当に人が替わったり、環境が全く変わったりしたときに本当にパニック起こします。ですから、そういう個別計画をやるのには、やはりそういうこともきちんと検討していかなくてはいけないのではないかなと、そういうふうに思います。本当に適正化方針があるのですけれども、個別計画に、そこに障がい者福祉施設は民間譲渡を推進し、市としてサービスの提供を廃止すると、そういうふうに書いてあるのです。本当に何か冷たい言葉というか、そういうふうに思います。もともと私たちの行政の働きとしては、地方自治法に地方公共団体は住民の福祉の推進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うのものであると規定しています。つまり住民の福祉の増進、住民のサービスの向上、ましてやこういう本当に障がいがある方々たちに対しては、本当に数とか何かで切れない、そういうものがあるかなと、そういうふうに思います。すみません。最後に、市長の考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 市長。 ◎市長(梅田修一) 障がい者施設の民間譲渡計画につきましては、やはり利用者の目線に立って、判断する必要があろうかと私も考えているところでございます。特に社会福祉協議会が運営をさせていただいております施設に関しましては、直接利用者の声が私のほうにも届いてまいりますので、利用者の皆様に寄り添った形での対応を判断してまいりたいと、そのように考えております。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 市長の力強い言葉、しっかり受け止めてさせていただきます。よろしくお願いいたします。  次に、災害時のトイレについてでございます。本当に災害時に大きく問題になるのが、食べることもいろいろ皆さん用意をされているかなと思うのですけれども、それと同時にトイレのことというのは大変なことだと思います。震災のときに二次被害を起こして、エコノミー症候群になって命を落とす人がいたというのが現状です。先ほどいろんな媒体で、ユーチューブとか、そういうものとか、県のとか載せていただいていることが分かっているのですが、案外市民の皆様が理解できていないかなというのが現状で、これからもう少し突っ込んだ取組していかなくてはいけないと思うのですが、いかがですか。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 改めて市ホームページを活用して、基本的にはそちらのほうで継続してお知らせしているところでございます。ただ、それが一定期間空きますとそこに訪れる方、御覧になる方、そういったものも一定程度少なくなってしまうと。そういう中では、定期的にSNSを活用して、ホームページで改めてお知らせするとか、その辺は引き続き工夫を凝らしながら、市民の皆様には周知していきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 私、先日埼玉県防災学習センター主催の、オンラインで災害時のトイレの大切なことというのを勉強させてもらいました。休憩中には、トイレに何を入れたら固められるかという、そういうものを家の中から探してこいと言われて、5分の休憩の中で様々みんな猫の砂を持ってきたり、新聞紙をちぎって入れたりとか、実際こういうボウルにごみを入れてどれだけ吸うか実験もさせてもらいました。そういうことをやると改めて分かるし、実際問題、ではその集めたごみ、トイレのところに入れて、皆の排出物を入れたごみ、それに対して衛生組合がそれを引き受けてくれるのかというのがあるのです。尿は引き受けるけれども、便は引き受けないというごみ行政もあるのです。それで、私は衛生組合に確認させてもらったら、久喜宮代衛生組合の場合はそういう縛りがないということだけれども、ぐちゃぐちゃなまま出されては困るという部分は、管理の部分でやはりきちんと固めて、絞って、ごみとして災害時出していくということが大事かなと、そういうふうに思いますが、その点のところまで考えていらっしゃいますか。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) トイレにつきましては、避難所運営につきましても環境には配慮するというようなことはうたっております。そちらのほうは、災害後にやはり問題になっているのはトイレの関係はよく課題で上がっているというのは承知しております。その中で、本市では使い捨てトイレということで、そちらには凝固剤が入ってそれを固めると、そういったものを備蓄させていただいておりまして、それを万が一災害時のときはある程度分散をしていますので、それを使っていただくと。また、そのほか仮設トイレ等は使っておりますけれども、また仮設トイレにつきましては備蓄はしておりますけれども、こちらはくみ取りになっていますので、視点的には凝固して封を閉めると、そのようなものを大量に備蓄している状況でございます。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) みんな避難してくるわけではないので、逆に家庭でもそういう備蓄品を用意していただきたいというのがあります。私、東日本の大震災のときボランティアに行かせてもらったとき、私の担当はトイレ掃除だったのです。それで、そのときに本当に汚物の上にまた汚物を乗せるという、そういうくみ取り式のトイレになってしまって、もうあふれているという、ちょっとそこのトイレには入りたくないなというのが現状でありました。今回提案させてもらったトイレトレーラーは水洗トイレになってえて、後でバキュームでくむとか、マンホールにつなげるとか、そういう部分でありますので、大変有効かなと、そういうふうに思いますが、先ほど前向きな導入していきたいみたいな、検討していきたいみたいな、考えていきたいみたいな、そういうのがあったのですけれども、どのようにお考えですか。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 現在の災害時におけるトイレの備蓄につきましては、本市では先ほどお話しさせていただきましたけれども、仮設トイレ、使い捨てトイレ、それと簡易トイレのほうを備蓄しておりまして、こちらにつきましては現在の備蓄数量である程度想定避難数の応急的な対応は可能としております。現状のお話しさせていただいておりますけれども。さらに、災害応援協定、こちらについてはアクティオさんと、あとコンテナ型のトイレを供給していただける三協フロンテア株式会社、こちらと協定を結んでいるという状況です。そういった中で、ご提案いただいたトイレトレーラー、こちらにつきましては非常に大きな、4部屋ぐらい、4基ですか、見させていただきましたけれども、4基、4部屋可能で、そこで使用できるということですけれども、先ほどご答弁申し上げましたとおり、ある程度のメンテナンスの維持管理とか、そういったトレーラーの資格とか、様々な研究する材料がまだあるので、調査研究のほうをさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 私も無理やり進めるものではないのですけれども、財源として緊急防災・減災事業債というのが使える。2,000万ぐらいするのではないかと、その中で1,200万円か1,400万ぐらいは緊急防災・減災事業債が使える。あとは結局今ふるさと納税に対して、防災に対して皆さんに認識を持ってもらうためにクラウドファンディングなど、そういうもので皆さんの寄附によって補っている、そういう自治体がたくさんあるのです。ですから、そういう部分の中では皆さんの税金を使わないで、そういうものが用意ができるというのは大事だし、例えば先ほど言ったお祭りとか、公園のトイレが足りないときに牽引して持っていける、そういうことというのは何か防災だから、防災のときだけ使えばいいというよりも、ふだん使いができていくのがこれからの防災の考え方かなと、そういうふうに思いますので、その点前向きに考えていただきたいなと、財源の部分ではどういうふうに考えていますか。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) ご提案いただきました財源の部分ということなのですけれども、財源の部分につきましては、先ほど1,400万とお話ありましたけれども、2,000万として残り600万、3割は一般財源というような、一財が必要になってくるという状況になってきますけれども、その部分をご提案いただいたクラウドファンディング、ふるさと納税で賄える、その辺につきましてもそういった13自治体がこちらのほうを先に取り組まれているという話もお伺いしておりますので、その辺につきましては先進地の自治体の事例とか研究させていただきたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 電気のバスをどこよりも早く取り入れた市長ですので、ぜひここもしっかり研究して、本当に提燈祭りのラッピングでもして、どこかのところに協力協定行ったときに、ああ、久喜市が来てトイレ貸してくれているのだなという、そういう部分も、自分のところさえよければという部分ではなく、様々助け合う部分でもよろしいかなと思いますので、これは検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。  最後に、ふれあいセンターで期日前投票所ということで、ちょっとご丁寧に個別計画のことまで出していただいたのですけれども、まず最初にどうしてできないのか、もう本当に何回も何回も質問してきて、検討しています、検討していますって、検討していないのではないかと、そういうふうに思います。市民の声とか要望とか、人口比とか、高齢化率とか、高齢者の単身世帯はどれだけいるのか、そういうことをきちんと研究されてきましたか。 ○議長(春山千明議員) 選挙管理委員会委員長。 ◎選挙管理委員会委員長(髙橋和雄) 選挙管理委員会において、市全体としての期日前投票所の設置について検討を行う中で、今後ふれあいセンター久喜に期日前投票場を設置する方向性を確認したところでございます。実施に当たっては、施設の利用状況や運営体制における課題もございますので、期日前投票所の設置時期や開設期間、運営体制につきましては今後検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 何か2回目の答弁で、方向性を確認してやっていくというお話がありました。あとは、ではどういうふうに準備をしていくかという部分ですけれども、先ほど言ったようにこの秋には衆議院選挙、来年には市長選、市議会議員選挙、来年の秋頃には参議院選挙というのがありますので、選挙がないときそれを検討されてもしょうがないので、それに向かってどういうふうに検討するか、そのスケジュールというか、考え方をお聞きいたします。 ○議長(春山千明議員) 選挙管理委員会委員長。 ◎選挙管理委員会委員長(髙橋和雄) ふれあいセンター久喜への期日前投票所の設置については、課題を速やかに検証し、投票者の利便性に寄与したいというふうに考えているということです。スケジュール的には、来年度市長選、市議選等がございますので、その辺を見据えながら検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(春山千明議員) 斉藤広子議員。                 〔19番 斉藤広子議員登壇〕 ◆19番(斉藤広子議員) 具体的な答弁いただきましたので、大変ありがとうございました。本当に皆さん、18歳以上が選挙ができるという部分の中でありますし、コロナの部分もどこで解決するか分からない部分もありますので、やはりこういう部分大事かなと思っております。現在コロナウイルスの感染者の郵便投票とか、そういうことも今衆議院で共同提案されて検討されている現状であります。時代は流れていくという部分の中で様々なことも起こるという中で、やはり柔軟性を持ってみんなが選挙しやすいことをしっかり選んでいくということが大事かと思いますので、どうぞよろしくお願いします。  以上です。ありがとうございました。 ○議長(春山千明議員) 以上で斉藤広子議員の質問を打ち切ります。                        ◇ △答弁の訂正 ○議長(春山千明議員) ここで、午前中の成田ルミ子議員の質問に対する答弁を訂正したい旨が健康・子ども未来部長よりありました。これを許可いたします。  健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) お時間いただきありがとうございます。先ほどの成田議員のご質問に対しまして、答弁の誤りがございましたので、訂正をさせていただきます。  大項目1の新型コロナワクチン接種の中で、防災無線が当日9時の放送のお話の件につきまして、前日にできるのではないかというご質問に対しまして、医療機関との調整をして当日の確定になったので、当日の朝放送したというふうに申し上げましたが、前日の夜に確定したとの誤りでございます。おわびをして訂正させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(春山千明議員) これに対して再質問ありますか。  では、質問台のほうへどうぞ。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) それでは、質問いたします。  前日の夜に確認できたということですと、そういたしますと今後はそういった確認が取れたときには、その時点で防災無線を流すというような認識でよろしいでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 先ほどのご答弁の中でも申し上げました。増枠するときは今後火曜日に増やしていくというお約束をさせていただくようになりましたので、喚起する意味でも前日に放送する方向で進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 大まかな数が確定さえしていれば問題ないと思いますし、先ほどの午前の答弁で本当はこういったお言葉いただきたかったのですけれども、訂正ということでちょっと残念なのですけれども、今後とも、今回初めてのことですから、大変いろんな対応をすることがあると思いますが、その都度市民のためを思うような市政運営をしていただきたいなと思います。要望いたします。 ○議長(春山千明議員) 以上で成田ルミ子議員の質問を打ち切ります。 ○議長(春山千明議員) 次に、井上忠昭議員の市政に対する質問をお受けいたします。  25番 井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕 ◆25番(井上忠昭議員) 25番 井上忠昭です。一般質問をいたします。  大項目1番、医療問題についてです。以下、2点に分けて質問をいたします。  (1)、済生会栗橋病院跡地利用問題の進捗と課題。  ア、前2月議会以降、済生会栗橋病院、秋谷病院など関係機関と久喜市との動きについて伺います。先ほど田村議員さんからも質問ありましたけれども、関係機関同士の動きについても知り得る範囲でお願いいたします。  イ、今後の動きについてはどのようになるのでしょうか。スケジュール的なものがあれば示していただきたいです。また、その動きから見て済生会栗橋病院移転時期との継続性という意味ではどう捉えたらよいと考えるかも伺います。  (2)、これも田村議員さん、成田議員さんからありましたけれども、新型コロナワクチン接種について伺います。  ア、5月25日には75歳以上の予約で大きな混乱がありました。そして、通告後である6月1日もたくさんの苦情や不満の声が届いております。どんな状況であり、どう対応したかを改めてここで伺います。  イ、久喜市のワクチン接種が遅い理由の一つにディープフリーザーの数と運用の中で、ワクチン保管の対応数の問題があるというような声を聞いておりますけれども、それが原因だと考えてよいのでしょうか。これは運用の中で改善できるもの、できたものではないでしょうか。  ウ、集団接種と個別接種、それぞれの運用上のメリット、デメリットは何かをお示しください。今回の一連の対応を踏まえて、どう改善をされていくのでしょうか、伺います。  大項目2番、ゾーン30の効果を検討してきたかということで伺います。(1)、現在市内には何か所の指定区域がありますでしょうか。  (2)、今後の指定についてどのような方針の下にあるのでしょうか。例えば今後も指定箇所を増やしていくかどうかなどであります。警察との協議の状況などについても伺います。  (3)、指定後はどのような効果があると考えておりますでしょうか。また、実際に効果を検証したことがあるのでしょうか。お答えをお願いいたします。  (4)、本当に効果を上げるためには指定だけではできるものだとは私は考えておりません。実際に警察庁のほうも通学路を含むゾーン30の区域内で移動式オービスを活用して、埼玉県警では5台保有していると言われておりますけれども、取り締まることを目的というより、それもあるのですけれども、取り締まりをしているかもしれないという形を見せることによって効果があるかを検証し、その有効性を確かめていたと言われております。久喜市内においても既に危険な通学路でこのような取り締まりが行われたともお聞きしておりますが、通学路を含むゾーン30ではこのことが持つ意味は大きいのではないかと思っております。市の見解をお聞きいたします。  (5)、市内では道路標示が至るところで消えていたり、消えかかったりしておりますが、ゾーン30の効果を上げるためにはできる限りこれらに早急に対応する必要が特にあると考えております。さきの(4)と併せて、警察にもっと積極的にお願いすべきではないでしょうか。市の見解を伺います。  大項目3番は、教育と学校に関することです。過去に私の一般質問でこれら全て、ほとんど聞いておりますけれども、そのご答弁を基に改めてお伺いをいたします。  (1)、PTAについて。  ア、PTAについては時代の変化に伴い、これまでとは大きく置かれた環境が変わってきており、コロナ禍の現状も併せて、こうした状況も併せて既に改善などを進めている学校も多いかと思っております。それも含めて、全体としての動きや各校の状況を市や教育委員会は把握しているかなどをまずは伺います。  イ、各校の状況や困っていることなどの本音を、例えば各校の本部役員などの中心になって運営している方々から聞き取る機会を設けたらいかがでしょうか。以前私はこのことを提案し、アンケートも検討していただけるようお願いをしましたけれども、その後は検討などがされてこられたのでしょうか。これは、あまり意味のないことと考えているのでしょうか、お願いいたします。  ウ、私はPTAが抱えている問題の中には市や教育委員会も入って検討しなければならないことも、例えば充て職の問題や強制参加、またPTA予算の在り方の問題など、ずっと私もこの問題について取り上げてきておりますけれども、あるかと思っております。PTAが変わっていく中では、市や教育委員会もそこを理解した上で変えるところは一緒になって変えていかないと本当のよき関係というのにはならないと考えているのですけれども、いかがでしょうか。  (2)、古い学校備品の廃棄物が学校にたまっていることについてということで、これも改めて伺います。  ア、以前質問をしておりますが、その後どう改善を見ていますでしょうか。そして、それはどこの予算でどのように廃棄されているかもお尋ねをいたします。  イ、学校備品が古くて使えなくなった場合の処分に関する考え方、以前検討するというふうに言っていましたけれども、その後各学校に既に周知されたものと考えてよろしいでしょうか、伺います。  (3)、修学旅行、林間学校など宿泊を伴う事業の現状について伺います。  ア、令和2年度に当初の計画どおり実施、または延期実施、または中止したなど、学校としての状況やコロナ禍が理由で行わなかった児童生徒の全体としての状況をお伺いをしたいと思います。お示しいただきたいと思います。  イ、新型コロナウイルス感染症の状況から行かないと意思表示した児童生徒が不利益を受けない形がきちんと取られているかもお伺いしたいと思います。  ウ、例えば学校判断だけではなく、旅行先が緊急事態宣言下にある場合には行かないなどの全体としての決まりのようなものはあるのでしょうか。そして、それは保護者に周知されたものかも伺いたいと思います。  (4)、発達障がいがある子供たちが安心して過ごせるようにということで前議会で聞いておりますが、確認の意味で続けて伺います。前2月議会で、教員の心ない言葉や態度が児童生徒を大きく傷つけるケースをここで述べて、その改善や今後の指導をお願いしてまいりました。新年度になり、既に2か月を経過しましたが、現場の先生方の周知がされているのか、その後の状況を知りたいので、お願いいたします。  大項目4番は、過ごしやすいまちづくりのためにということで、これは幅広いテーマですが、今回は以下の3点に絞ってお伺いをしてまいります。  (1)として、高齢者の方々が道路際の低ブロックやいわゆる縁石などに腰をかけて休んでいる姿をよく目にいたします。以前道路端などにベンチの設置ができないかということで取り上げてきましたが、ここで改めて以下伺います。  ア、久喜市では道路などに設置されているベンチはどれほどあるのでしょうか。また、専用遊歩道や河川沿いの遊歩道に設置されたものはいかほどかも併せて伺います。  イ、当局はこの件をどのように認識されていますでしょうか。その考え方についても伺っておきたいです。また、できない理由もあれば、以前お伺いしたときは建設省の通知の件を挙げておられたのですけれども、古い通知でもありますので、できない理由があればそれもお示しいただきたいと思います。  (2)、ふだん市民の皆様に近い現場で活動しておりますと、多くの相談やご意見に触れる機会が日々あります。そのうちで特に多いものの一つとして、側溝、U字溝の問題が特にあります。私の場合は、久喜東に住んでいるということで、久喜東や青葉などにも多く残っているところがあるのですけれども、今回は便宜上久喜東を例に質問を進めていきます。  以下伺います。ア、U字溝そのものが劣化している、また老朽化している箇所はどのように修繕をされているのでしょうか。個別にやっているということで以前この場で伺っているのですけれども、それに計画性などを持って進めていかないのかということも含めて伺いたいと思います。  イ、同じく蓋かけについても方針や計画性を伺います。特に高齢者の方がU字溝におっこってしまったり、児童とか未就学児、幼児とか、そういった小さな子供たちが落ちてしまったという話を結構地元から聞くことがあります。市はこうした状況を聞いて、どう対応したか、するのかということも伺いたいと思います。要は何かあってから対応するものなのか、何かある前に危険性を防ぐというところでの問題にもなると思いますので、その辺の考え方をお示しいただきたいと思います。  (3)、青毛堀川、葛西用水路が合流して大落古利根川となり、その数十メートル先、中落堀川とも合流する地点、そこは久喜市、杉戸町、宮代町が交わる接点でもあるわけですけれども、東停車場線が延伸をされて、この付近が大きくは将来的にですけれども、両町にも働きかけて、いわゆる歩道橋みたいな感じでいわゆる三角橋で結ぶ構想を持ってはいかがかと思っております。久喜市としては、あの地域は自然があふれる地であり、杉戸町とすればちょうど目の前が昌平高校があり、宮代町とすればぐるる宮代、ちょうどそこのところに当たりますので、それぞれが遊歩道で結ばれて橋でつながればそれぞれに大きなメリットがあると私は考えております。私は、これを夢の三角橋構想と勝手に呼んでいるのですけれども、検討する価値は大いにあると思っております。これを聞いていかがお考えになるかもお示しいただきたいと思います。  以上で1回目の質問を終わりにします。 ○議長(春山千明議員) 井上忠昭議員の質問に対する答弁を求めます。  健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 大項目1のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)のアでございます。済生会栗橋病院の移転に伴う協議の状況といたしましては、秋谷病院が各種機能の配置や施設内の改修などを具体的に検討するため、現在済生会栗橋病院と調整しているとの報告をいただいているところでございます。  次に、イでございます。栗橋病院跡地の医療の継続に向けた今後のスケジュールにつきましては、令和4年6月に済生会栗橋病院が移転した後、秋谷病院が新たな医療を提供するため、地域包括ケア病床への転換手続を進めていくとの話を伺っております。本市といたしましては、済生会栗橋病院移転後の現在地における医療が速やかに開始されるよう、引き続き両病院と協議を進めてまいりたいと考えております。  次に、(2)のアでございます。5月25日から開始された75歳以上の方を対象としたワクチン接種の予約につきましては、予約開始時間からコールセンターへの電話やウェブ予約サイトにつながりにくい状況があったところでございます。このため、医療機関での個別接種の予約を開始した6月1日から2日にかけて、ウェブ予約が困難な方に対し、市役所に新型コロナウイルスワクチン接種に関する相談窓口を開設し、職員が市民の皆様のスマートフォン等で予約の支援を行ったところでございます。なお、6月1日の予約開始直後は予約システムにアクセスが集中したため大変混み合っている状況ではございましたが、予約開始から約2時間経過した頃からシステムへの負担が減り、比較的スムーズに予約ができる状況となったところでございます。  次に、イでございます。本市に供給されるワクチンを保管するディープフリーザーにつきましては、設置当初は少なく、不足の予想もしておりましたが、現在は接種体制に見合ったディープフリーザーの台数は確保されております。  次に、ウでございます。集団接種のメリットにつきましては、多くの方に効率的にワクチンの接種を受けていただくことが可能であることが挙げられます。一方、デメリットにつきましては、同日に多くの医師や看護師などの人材を確保することが困難であることや、高齢者の移動の負担が増えるなどが挙げられます。次に、個別接種のメリットにつきましては、かかりつけ医など身近な医療機関で接種が可能になることなどが挙げられます。また、デメリットにつきましては、体制や接種場所等に限りがあるため、1日当たり接種人数が少なくなることなどが挙げられます。  次に、エでございます。高齢者に対するワクチン接種につきましては、7月末までに完了するよう進めており、一定期間内に予約していただく必要があることから、電話やウェブへのアクセスが集中し、ご不便をおかけしたところでございます。このようなことから、先ほどご答弁申し上げたとおり、ワクチン接種に関する相談窓口を開設し、職員が市民の皆様のスマートフォン等で予約の支援を行ったところでございます。また、6月1日から久喜市コロナワクチンコールセンターの最初の自動音声案内において、予約の方は1を、問合せ、予約キャンセル等の方は2を押してくださいと電話の振替機能を導入し、混雑の改善を図ったところでございます。さらに、今後予約枠につきましても増設を図ってまいります。 ○議長(春山千明議員) 次に、市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 大項目2のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。  初めに(1)でございます。市内のゾーン30指定区域につきましては、現在6か所でございます。さらに、今年度新たに1か所が指定される予定でございます。  次に、(2)でございます。これまでゾーン30の指定は、警察が5か年ごとの計画を立てて実施しており、本年度が今の計画の最終年度となります。久喜警察署に確認したところ、令和4年度以降の予定等は現時点では示せないとのことですが、市の方針といたしましては今後も指定箇所を増やしたいと考えております。現在ゾーン30に関して具体的な協議までには至っておりませんが、情報交換は適宜行っているところでございます。  次に(3)でございます。ゾーン30による速度規制等により、運転者には交通安全の気づきの効果が期待でき、その結果歩行者等の安全な通行が確保できるものと考えております。また、警察署では区域内の速度を検証しており、指定の後では実際の平均速度が低下したとのことでございます。  次に、(4)でございます。警察による取り締まりは、ゾーン30の指定区域を運転者に強く意識づけるものと考えますことから、重ねて実施を要望してまいります。  次に、(5)でございます。一時停止線など、警察が所管する部分の塗り直しにつきましては、取り締まりと併せて警察に要望してまいります。 ○議長(春山千明議員) 次に、教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 大項目3のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)のアでございます。市内小中学校におけるPTAの状況につきましては、コロナ禍での制約がある中、活動の継続に大変ご苦労されていると認識しており、その活動状況につきましては各学校からの情報やホームページにより把握しているところでございまして、令和2年度以降は総会を書面開催にしたり、人数を制限して会議や行事を開催したりして学校もあると認識しております。  次に、イでございます。ご提案のとおり、本部役員の皆様からのご意見を聞き取る機会を設けることにつきましては大変有意義なことを考えておりますので、今後検討してまいります。  次に、ウでございます。市や教育委員会がPTAに参加を依頼する事業や委員の委嘱の状況につきましては、本年1月に庁内各部署を対象とした調査を実施し、併せて保護者の皆様に過度の負担がかからないよう精査を依頼したところでございます。今後におきましても、PTA活動の状況把握に努めるとともに、保護者の皆様の負担軽減につながるよう教育委員会として支援してまいりたいと考えております。  次に、(2)のアでございます。学校で不要となった備品の廃棄処分につきましては、基本的には各学校で対応することとなっております。このため、昨年10月に学校の事務職員を対象に実施いたしました令和3年度当初予算編成説明会において、リサイクル料等の費用がかかる備品の処分につきましては必要な予算を要求するよう周知いたしました。その結果、各学校で必要な処分費用につきましては予算措置されたものと認識しております。また、処分費用が高額となるもの等については学務課で予算化しており、令和3年度につきましては陶芸用の焼き窯2基を処分する予定でございます。  次に、イでございます。現在市内小中学校の備品処分に係る方針を作成中でございます。令和4年度の当初予算編成時期までには方針を策定し、各学校を対象とした説明会を開催したいと考えております。  次に、(3)のアでございます。令和2年度の修学旅行については、5、6年生合同で隔年実施をしていた江面第二小学校を除く33校が実施を予定しておりました。その中で、令和2年度中に計画どおり実施できたのは小学校が16校で、中学校はございませんでした。時期を延期して実施した学校は中学校が4校、小学校はございませんでした。日帰り等の代替行事を行った小学校は6校、中学校は5校ございましたが、代替行事を含め実施できなかった中学校は2校でございます。これは、卒業式前に代替行事の実施を予定しておりましたが、再度の緊急事態宣言が延長となり、学校運営協議会やPTA、保護者の皆様との協議の結果、やむを得ず中止となっております。次に、林間学校やスキー教室でございますが、令和2年度中の実施を予定していた学校は34校ございました。小中学校いずれも計画どおり実施できた学校はございませんが、令和2年度中に延期して実施できた小学校は9校、中学校は1校でございます。林間学校の代替行事を実施した小学校は11校ございました。また、令和3年度へ林間学校を延期とした小学校は3校、スキー教室を令和3年度に延期した中学校は10校となっております。新型コロナウイルス感染症を主な理由として宿泊を伴う修学旅行や林間学校、スキー教室に参加しなかった児童生徒は全体の約0.9%おりました。  次に、イでございます。新型コロナウイルス感染症等を理由に宿泊的行事に参加できなかった児童生徒に対しては、宿泊先と家庭をオンラインでつなげ遠隔で参加できるようにする試みや、現地の体験学習で使用する日光彫などの体験セットを持ち帰り、自宅で取り組めるようにすること、学校ホームページやブログ、グーグルクラスルーム等で当日の様子を紹介する等の対応を行っています。各学校では、参加できない児童生徒に対してつらい思いをしたり、学習に支障が出たりすることがないよう努めているところでございます。  次に、ウでございます。修学旅行など集団宿泊的行事の実施については、文部科学省の通知、旅行関連業における新型コロナウイルス対応ガイドラインに基づく国内修学旅行の手引きや、県教委が定める埼玉県公立小中学校が行う校外における行事の実施基準等を参考に、教育委員会では令和2年7月に修学旅行等集団宿泊的行事の実施についてを発出し、各学校が実施の可否を判断する際の配慮事項等について通知しています。この通知には、久喜市立小中学校における集団宿泊的行事実施の可否に係るチェックリストを記載し、その中で旅行先の感染状況を考慮することを実施の可否を判断する基準の一つとしています。また、判断に当たっては学校運営協議会やPTA、保護者の皆様とも連携をすることを求めております。  次に、(4)でございます。発達障がいのある子供に対するいじめや差別を防止する取組について、令和3年3月の校長会において、教職員の何気ない日頃の言動から児童生徒の心を傷つけてしまうことがないよう指導を徹底することを各学校長に対して指示いたしました。これを受け、各学校では年度末及び年度始めに教職員の言動が児童生徒の心を傷つけるような不適切な指導を行うことがないように、各学校長から職員に対し指導しております。また、これに併せ、各学校では県教委が作成した不祥事防止研修プログラムを活用して、特に悪質な暴言や威嚇は懲戒処分の対象となることや、児童生徒の心身に深刻な悪影響を与えることになるので、十分留意するよう研修を行ったところでございます。今後とも、子供たちが安心して学校生活が送れるよう指導してまいります。 ○議長(春山千明議員) 次に、建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 大項目4のご質問に対して、順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)のアでございます。市内の道路などに設置されているベンチの数につきましては、全てを把握しておりませんが、久喜駅東西口、鷲宮駅西口及び東鷲宮駅東口の駅前広場に43基、道路の余剰地や河川、水路の管理用地に14基のベンチを確認しております。また、遊歩道につきましては南栗橋地内の歩行者専用道路、青毛堀川の遊歩道や葛西用水路のコスモスロードなどに設置されたベンチが約110基ございます。  次に、イでございます。ベンチの設置に当たっては、安全かつ十分な歩行空間が確保されることが要件となります。また、近隣にお住まいの方のご理解を得ることも必要となります。道路端の設置場所としては、道路の余剰地や水路の管理用地などが考えられます。遊歩道への設置については、要望や現地の状況を踏まえ検討してまいりたいと考えております。  次に、(2)のアでございます。U字溝の老朽化に応じた補修計画はございませんが、通報やパトロールなどにより破損を確認した場合には、状況に応じて部分補修や敷設替えなどの補修工事を実施しております。  次に、イでございます。蓋がけにつきましては、主に行政区長等からの要望に基づき行っておりますが、要望箇所が多いことから緊急性や危険性を考慮して実施箇所の選定を行っております。また、転落事故が発生した場所につきましては現場を確認し、優先して蓋かけを行い、再発防止に努めております。  次に、(3)でございます。久喜市と杉戸町、宮代町との接点となる行政界は河川で分断されていることから、新たに市町をまたぐ橋をかけることで各施設への相互の往来が容易になり、利便性が向上するものと考えられます。現在この地域では、久喜東停車場線、平沼・和戸線の整備を進めており、この2つの都市計画道路の整備により杉戸町、宮代町との境にそれぞれ新たに橋梁を新設する計画でございます。また、(仮称)久喜東スマートインターチェンジの設置を計画しており、検討中のランプの形状や周辺開発により交通形態も変化していくものと考えております。今後これらの状況を踏まえ、歩道橋の必要性については検討してまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 再度の質問をお受けいたします。  井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕 ◆25番(井上忠昭議員) では、順番どおりいきたいと思います。  まず、済生会栗橋病院、午前中に田村議員からありましたので、そのことも踏まえて今のご答弁も踏まえて、両方併せてお聞きしていきますけれども、同じ質問なのでいきますけれども、午前中は支援に関しても速やかに実施を求めていったりとかということと、速やかな移転の予定というふうに聞いていますという答弁があって、今も具体的な調整を両病院でしているということを聞いているというご答弁があったのですけれども、要は前の議会のときから今までの間に何かそれで進展というのが目に見えてあるのですか。それとも、一応そういうふうには聞いているけれども、そういった情報が入っているという程度なのかというところをまずお聞きしたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 答弁を求めます。  健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 現在どちらの病院も、ワクチンのほうの接種に非常に鋭意尽くされているという状況ではございます。ですので、調整のやり取りは電話が中心になっております。前回から秋谷病院のほうに連絡させていただく中では、栗橋病院のほうと秋谷病院との間で機器の関係で残していくもの、それから引き続き持っていかれるようなもの、そういったものとかを調整しているということ、それから実際にあるシステム等のメンテナンスの関係の業者等の一覧もいただきながら、そういった辺りの調整を秋谷病院のほうに委ねられているということで、病院間の中で現在進めているというお話の中で事が進んでいるというふうには認識してございます。本市と各病院と常に必要に応じて適宜情報交換等を行っていく必要があるというふうには認識してございますので、引き続き移転に関する検討状況などを把握していくことに努めてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(春山千明議員) 井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕 ◆25番(井上忠昭議員) 間違ったら教えてください。この状況ですので、両方の状況をしっかりと把握していくというのは当然のことだと思います。コロナの状況もあって、いろいろ難しさもあるのも当然だと思っております。私は、この問題というのは基本的にはそう簡単というか、単純なことではなくて、やっぱり大きな病院が2つが移転してそこに入ってくる問題というのはそれなりにいろんな困難もあるし、いろんな問題とか課題というのも当然抱えているものだと私は思っております。そうした中で、今のお話だけ聞くとどういったものを持っていくのかとか、そういう話になっているということは、逆に言うと言葉だけ聞くと本当に最終段階でような、もう行くことはもう完全に決定して、そこにもう行くことだけを決めているような感じに聞こえるのですが、その前の、さっきもちょっと言いましたけれども、いろんな問題点とか課題というものをきちんと把握するように市がまず努めているのかどうかというところをちゃんと把握しているかという部分では、大きな意味を私は持ってくると思います。両病院でやっているので、その辺の情報だけ聞きますよというやり方もあるのかもしれないけれども、私はこういう問題というのは医療を継続していただく、それまでにいろんなご苦労があったことも皆さんご承知の中なので、そういったものを市が把握し、また協力していくという姿勢を見せていく、コロナの中で難しさもあるのは当然なのですけれども、やっぱりそれに対する政治的な優しさとか、そういったものの中で本当にそこに協力していく姿勢というのが私は重要だと思っているし、そこが大事だと思っているのですけれども、その辺のお考えについてお伺いしたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 先ほどのご答弁の中でも申し上げましたが、今現在秋谷病院は新たな医療提供するための地域包括ケア病床への転換手続等を進めておられるというふうに把握しております。そういった中で、市のほうで何かお手伝いできること、経営の調整などで何か関われることとかあればお声がけいただきたいというところでの対応はさせていただいてございます。現在済生会病院の中の施設をどのように秋谷病院が対応していけるかどうか、そういったものについては実際に中に入っていただいて、施設の改修等の計画はまず秋谷病院さんと済生会との間の中で進めていただくものというふうに認識してございますので、そちらの情報を私どもは調整できるものはお待ちしたいというふうには考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕 ◆25番(井上忠昭議員) 今のご答弁の部分では今までも同じで、現地を見て、コロナということもあって今まで進んでいなかった部分もあるけれども、結局そこが一番大事になっているということはもう当然のことだと思います。ただ、済生会移転の時期がもう令和4年の6月ということで、もう1年を切ってきているので、私は1年あると思うのか、1年しかないと思うのかって私は後者だと思っていて、医療の継続性ってあまり空けてしまう、逆に言うとすぐの同時の移転というのはなかなか難しいとは思っていますけれども、そんなに間を空けずに移転していっていただいてというところの部分では、両病院の、さっきの繰り返しになりますけれども、いろんな状況を政治的に判断していっていくのが、間に入るのはやっぱり行政の役割だとか、そういったものだと私は思っているので、本当重きを置いてやっていただいているのはこれは分かるのですけれども、その情報集めに関しても、言葉はこういうところで言うので、例えばそういったよりも進んでいるのかどうか私には分かりませんが、逆に言うとそういったところの政治的な配慮とか、いろんなところの行政としての役割というものをしっかり見ていっていただきたいなと思いますので、次はまた進んでいると思いますので、継続してお聞きしていきますので、よろしくお願いいたします。  次に、大項目1の2のほうで、今日の成田さんからもありましたし、田村さんからありましたけれども、5月25日からの状況を私も市民の方からご連絡を25日のまず10時頃受けて、予約が終わった1時50分でしたか、2時頃からもう頻繁に電話がかかってくるようになって、市役所に来てみたら市役所の下がもう大混乱しているような状況、下で1人の方で3人ぐらいの対応をしていたりとか、いろんな状況になっていて、私も市にちょっと別件でちょっと電話したのですけれども、全くつながらない。逆に言うといろんな状況というのを見てきて、早急にこれは次の6月1日までに変えなければいけないなと、担当職員の部長級の方とお話もさせていただいたし、そういったことがあるのですけれども、そういった状況にまず合わせて対応ができているかどうかということがすごく気になるのです。お聞きすると、確かにウェブができない方に対応するために、4階に集めて、第3、第4、第5と言いましたっけ、会議室を使ってというのは、それは分かるのですけれども、これは逆に言うとやったということが当たり前のことで、ほかの自治体なんて皆さんやっておりますし、電話の1番と2番で分けるということだって、改善でやったというのは分かるのですけれども、本来なら状況を把握して最初からやるべきことなので、そういった状況の中の見極めというのができているかどうか、一生懸命やられているのは分かるし、無休に近い形で本当にご苦労されているのも分かっているので、本当に心苦しいところはあるのですけれども、やっぱり言わざるを得ない状況というのは市民の方々の声を聞けば当然分かって、私も昨日までずっと継続でいろんなお答えとかしているのですけれども、多分それって市のほうにも、ほかの議員さんとか皆さんも、本当に皆さんのところに行っていると思うのですが、市とかにもあるので、そういう情報というのをきちんと集めて、何が起こっているか、何が起きているか、それに対してどういう対策をしているかというところって実際に行われているのですか。あるのですか。そこの部分を教えていただきたいと思います。現場を知った上での対応というところがちゃんと把握できるようになっているかどうかというところを教えてください。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 大変5月25日には、接種券を送った対象者の方に対しましての予約枠が非常に適切な数ではなかったということでご不便をおかけしたということは、申し訳なく思ってございます。この事態の状況なのですけれども、現場の状況ということで、まず一番は市民の声を多くいただいてございます。それは、コールセンターに対しましてもなかなかつながらないことへのお問合せ、それからコールセンターがつながらないということになりますと市役所のほうに電話が入ります。そこから調整をさせていただく、配分をさせていただく、おつなぎするところとして健康医療課であるとか保健センター、そこでもまだ対応ができない場合は各総合支所等にも連絡をおつなぎさせていただくということで、全庁にわたって市民からのお声は全職員が承っているという状況でございます。現状については、市職員も十分把握しておりますし、それから市役所のほうに来庁されて、どういうふうな状態でこういうふうな対応になっているのだという厳しいお叱りもいただいている部分もございますので、そういった声を踏まえながら、現在皆様には予約枠を増枠することであるとか、それから市のほうでの職員の対応をちょっと厚くするとか、そういったことで少しでも市民の方に寄り添った丁寧な対応を進めていきたいというふうに考えてございますので、市民の声はぜひ大事な声として受け止めながら改善を進めている状況でございます。 ○議長(春山千明議員) 井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕 ◆25番(井上忠昭議員) さっきも申しましたけれども、いろんな議員さんのところ、多分私のところにもいっぱい集まっていますので、多くの方は皆さんそういう話はしていませんけれども、恐らく皆さんのところに同じように意見が集まっているのだと思います。ワクチンを増やしていくことによって取りやすいとかというお話も出ているのですけれども、要は皆さん一番多いのは予約困難なのです。予約困難なので、電話の方は多い方は100回かけた、実際は分かりませんけれども、お声の中では100回かけたのだよと、朝から晩までかけたのだよという人はいました。一日かけてもつながらなかった。ウェブに関しても2時間ぐらいたってさっき取りやすくなった、確かに取りやすくなったのです。その時間までに関しては全然よくなったのだけれども、やっぱり取れない方は取れなかったのです。また、その前にウェブというものに慣れていない方はどうしたらいいかというところで、一生懸命私もいわゆる取り方のマニュアルみたいのが出ていましたので、コピーしながら回ったことは回ったのですけれども、やっぱり分からないところは分からないのです。さっきも言ったように、例えば具体的に言うとウェブのやり方が分からないので、4階に集めたといいますけれども、私それも何度も見に行って、多くの方がしている状況も見ているし、逆に言ってエレベーターの中でお会いした人が中で何を話していたかも分かりますけれども、例えば1つだけ例を挙げると、市が決めた時間に合わなかった人はお帰り願いましたよね。お帰り願った人たちが言っていたやり取りを私はそこの場で聞いていたのですけれども、皆さんの分は確保されているので安心して翌日等々にもう一度出てきてくださいという言い方をされていたのです。私は、逆に言うと輪をかけて怒らせているようなものだと思っていまして、できる限り、ほかのまちだっていろんなところを私も見ていますけれども、もう来た方に関しては部署を問わずやっているところもありますし、時間を問わずこうだったのですねといって、やりますよとやっているところもあるし、市がいわゆる人数が足りない、ほかの業務もあるというのであれば、例えばほかの学校は大学なんかあるところは学生とかやっていますけれども、例えば久喜だったら、これはアイデアだのですけれども、生涯学習のまちでいろんな方、例えば市民大学だとか、高齢者大学とか、そういったOBの方がパソコンとかそういうのに優れている人もいるので、緊急事態、災害なので、なりふり構わずでもそういう人たちを集めるとか、いろんなやり方ってあると思っています。そういったところで、本当に困って取れないという人は、例えば翌日いっぱいワクチンありますよといっても、みんな必死だし、命に関わることだというふうに皆さん思っているので、取れない、何で取れないのだとなるのは私は当然のことだと思っていて、やっぱりそこ以上の対応というのはしていかなければいけないと思うのですけれども、そういったものの考えというのに関してはどう思われますか、お願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 大変皆様には、予約が取れずにご不便をおかけしたことは本当に反省してございます。冒頭全議員の皆様にもお話しさせていただきましたが、この接種の方式が集団接種をまず進めて、それから個別接種という流れの中で、集団接種というとどうしても枠が限られた中での予約いただくという状況だったものですから、予約を取れた方が実際には集団接種に行けて、そこを取れなかった方はしばらく待たなければならない、こういった事態をしばらく設けさせていただいたことは本当に申し訳なく思います。ただ、久喜市のほうは個別接種に向かっておりまして、かなり医療機関のほうでご協力いただいて、今ワクチンも十分分配されました。それから、医療機関での接種についても接種ができる環境が整ってございますので、6月15日からの予約に関しては、皆様、自分が接種した日にち、会場、そして医療機関を選択できる状況になっているというふうに考えてございますので、今までちょっとご不便をおかけした方には申し訳なく思いますけれども、今後円滑な予約が取れるように私どもも全力を尽くしてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕 ◆25番(井上忠昭議員) 次は、6月15日に向けて、一部は混乱があるかもしれないけれども、改善に向かって進んでいるというふうにおっしゃっておられるので、それはそのように取らせていただきたいと思うのですけれども、やっぱり不便さとか、いろんなやり方をしていくと出てくるのは当然なのですけれども、やっぱり運用の中で改善していくというところも一つですし、これ災害対応なので、こういうふうに決めても実際の動きの中で、何の問題でもそうですけれども、災害のときはそうですけれども、そういったものの中で同時並行的にこういうふうに起こったという声を聞く中でやっていくこともあると思いますし、そのままやっていかなければいけないところも同時並行で考えていかなければならないことってあると思いますので、そういったところも含めて改善に向けて、6月15日、一部というか、多くなるかちょっとその辺はきちんと対応はさらに強化していただきたいと思うのですけれども、その辺に向けて、6月15日向けて、もう一度きちんと気を引き締めてやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、ゾーン30に関してです。今年度1か所というふうにお伺いしたのですけれども、要望は1か所ですか、それともほかにいっぱい挙がっている中で1か所なのですか。その辺をちょっと確認をさせてください。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 要望は平成28年に久喜警察署管内12か所、それと幸手警察署管内で3か所、合計15か所を警察のほうに選定のお願いをさせていただいて、結果的に5か年で今のところ3か所ということの指定で進められているという状況です。 ○議長(春山千明議員) 井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕 ◆25番(井上忠昭議員) ちょっと分かりにくいところもあったのですけれども、では要望が通らないで今回漏れてしまうところもあるということで、それは来年度以降の計画についてはまだ決まっていないけれども、そういったところも併せて要望していくみたいな形で捉えてよろしいのですか。その辺ちょっと考え方を教えてください。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 今現在警察署のほうから照会等はございません。ただ、今年度、来年度以降の関係につきまして照会がありましたら、これまで行政区長からの相談とかもあります。ただ、警察のほうから選定基準等もその照会のときに来る予測はしておりますので、それらに照らし合わせて選定のほうをして、警察のほうにお願いしたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕 ◆25番(井上忠昭議員) 要望と指定に関しては、考え方は分かりました。結局効果という意味において、私たちも地元から頼まれればそれをやってくださいというところでお願いの部分であるのですけれども、やっぱり効果というものまでしっかりと検証もしていかなければいけないものだと私は思っております。さっき交通安全の気づきとか、歩行者の安全が確保されるということで、実際に速度が低下したというところまでおっしゃっていただきましたけれども、現実問題として逆に30キロで走っていれば後からあおられるような状況、あおり運転で捕まった、それは実際にあって、ニュース沙汰にもなりましたけれども、そういったことがあったり、逆に言うと30キロで指定されてもまだ60キロ、70キロで走っている車、住宅地だけれども、あるような状況って結構あるのです。結局人任せみたいな形になってしまうところがあるので、30キロになりました、そこは30キロになっているので落としてくださいねというところまでいくのだけれども、あとは運転する側の意識の問題というところになってしまうと、結局効果というものではならないというか、効果が上がらないという部分も出てきていると、地元の方のお話を聞いたり、いろんな方もそういった形でお話を聞いているのですけれども、やっぱりさっき、ここにも書いてありますけれども、警察庁がその辺も分かっていて、やっぱり警察としての動きというものも今後しなければいけないという動きをされているので、市のほうも要望とかとありますけれども、強く要望されたり、鷲宮地区で実際問題取締りのほうを学校の目の前でされたというふうに私のほうは聞いているのですけれども、そういったことも含めて、やるかもしれないよ、やるのだよというところを見せていくというのはもう大事なことだと思っているのですけれども、その辺についてもう一度お考えをお願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 市民部長。 ◎市民部長(渡辺文勝) 警察による取締り、このことでゾーン30の指定区域、これを非常に運転者には意識づけるというふうに考えております。そのためには、これまでも取締り等につきましては警察のほうに要望しておりました。引き続き、警察のほうにこういった意識づけではないですけれども、もちろん交通ルールを守るのは運転者の義務でありますけれども、それ以外の方がいるというのが現実でもございますので、改めて粘り強く取締りのほうをしていただくようにお願いしてまいります。 ○議長(春山千明議員) 井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕 ◆25番(井上忠昭議員) 路面表示も含めて、ゾーン30のいろんな部分が消えているということはその効果も落ちるということにもなりますので、併せてぜひ要望のほうをしていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ちょっと時間の問題もありますので、これはこれで結構です。  次に、教育委員会のほうに行きます。PTAが問題なのでお聞きしますけれども、これもずっとやってきたのですけれども、各校の状況って総会の状況というふうに、さっき書面総会をやってきたとか、コロナ禍も踏まえてということがあったのですけれども、PTAの改革をしているところとか、いわゆるPTAって時代に合わせて、やっぱり共働きの人も多くなってきているし、なかなか小中学校でも違うのですけれども、いろんなその状況とかというのを把握したらいかがですかというところで申し上げたところで、書面総会をやっているところとか、そういった総会についてのお話が出てきたので、それ以外の部分というか、本質的な部分での調査という、その次の問題のアンケートとも関わるのですけれども、もう一度その辺の考え方を教えていただきたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) PTAにつきまして、学校からの情報ですとか、また役員の成り手不足というような話も聞きまして、中にはPTA役員になるとこういったこともあるよみたいなメリット的なものを前面に出して、成り手も結構いたというような情報も入っているところでございました。現状ではそういった形で情報を得ているところでございますけれども、ご質問にもございました役員の方の意見を聞く機会につきましては、PTA連合会の中で総会ですとか理事会というのがあるかと思いますので、その中に例えばの職員にお邪魔させていただきまして、そこでご意見を聞かせていただくですとか、その場で例えば役員の皆様に対してアンケートの提案をさせていただいて、そこでいろんな課題ですとか、こんなことをやったらいいのではないかというような情報ということですか、皆さん考えていることを把握していきたいなとは考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕
    ◆25番(井上忠昭議員) アンケートが一例として私も挙げて、私は必要だと思っているのであるのですけれども、さっき言った強制参加とか、例えば充て職の問題とか、これも市の側といろいろ話をしたような話はあるのですけれども、結局その前提として繰り返しになりますけれども、PTAの置かれている現状というものと、成り手不足って小中学校の話、公立だけの学校の話をしていますけれども、幼稚園とかのいわゆる父母会だとか、保育園の父母会とか、そういったところも今なり手がやっぱりいなくて、いろいろ工夫されたりしてやっているという話を聞いています。さっき言ったように、負担と感じられている方もいらっしゃるし、今まで継続的に昔のやり方でやっているところなんかは、このやり方でやるって無意味だよねみたいな話もあったり、一般の方が一般にそういうふうに感じているところって結構あって、今マスコミとかネットでかなり取り上げられているという状況もあって、PTAは任意の団体なので抜けても構わないみたいな形になって放送されたり、ワイドショーなんかでも取り上げられているので、結構反響というのがすごく大きい中で、ほっておけない問題に、行政としてもこれ任意の団体だからと言っているところでほっておけない問題だと私は思っています。その辺の認識は持っていただいているというふうには思うのですけれども、現実としてPTAだけで解決できない問題ってすごくあって、さっき言ったように教育委員会とか市のほうの行事だとか、いろんなものも含めて考えていかなければならないところって本当にすごくあると思うので、その辺の認識というのもう一度改めて持っていかないといけないと思うのです。その辺だけ最後にちょっと教えていただきたい、お願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 以前にもご答弁させていただきましたけれども、会員の皆様、役員の皆様の考えていること、どういったことが問題なのか、どういったことが課題なのかという考え方というでしょうか、持っているご意見のほうをまず把握することが重要だというふうに考えてございます。その中で先ほど答弁させていただきましたが、また市役所のほうも例えばPTAの方にいろんな委員会、審議会等の役員や委員さんを推進していただいたり、もしくはいろんな会議等にご案内したり、またいろんなイベントにも動員というわけではないですけれども、参加のお願いをしているというようなこともございますので、そういった調査は毎年各所属、各部署がどんなものをPTAのほうにお願いしているかというのは毎年度これから定期的にやっていきたいと思っておりますので、その中でもなるべくそういったものは強制ではないということを強調していただきまして、できる範囲で可能な範囲でやっていただきたいというふうに思っておりますので、その辺はまた引き続き紹介する中で呼びかけていきたいと思っておりますし、また本部役員の皆様のご意見をいろいろ聞く機会も設けていきたいというふうに思っておりますので、また引き続きいろんな団体でこういった改革やっていますというような事例を紹介させているような、そういった情報、資料もございますので、そういったものを提供しながら共に考えていきたいというふうに思っているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕 ◆25番(井上忠昭議員) 次の問題へ行きます。  いわゆる粗大ごみの関係です。これ私のほうで取り上げて、取り上げているということを知らない方なのですけれども、片づけをやっている学校応援団の方からこれひどくないかというお話でお話が来たのです。一応私のほうもこれを取り上げてきたので、一応ご説明はしたのだけれども、何で俺らがこれやるのと。これって最初に、10年前に地デジ放送になったときにきちんと片しておけば、もしくはその引き取ってもらえばこんな状況にならないのではないのと、何で今さら私たちが学校に来てこれをやらなければいけないのという話から今回また取り上げているのですね。私自身も学校応援団ってそういうものではないだろうと。こういった例えば山積みにしたものを片してもらうのが学校応援団の仕事なの、役割なのとなるときに、気持ちよくやっていただいているのだけれども、その気持ちというものの中で疑問を感じていればそういう声になってくるのです。リサイクル料とかで要求すればいい、予算編成の中でやるという話はあるけれども、学校の中の考え方の中でそういうふうにしないで、そういう形で学校応援団の方にお願いしてやっているところもあるし、その方針というものがまだ全然、前回も決めるといって、まだ4年度に決めるというほうなので、以前にお話を聞いたときに、取り上げたときに学校の先生方の異動というのは関係ないというふうなお話はあったけれども、そういった方針がなくて山積み、山積みになっていて、先生たちもいつの時代からこれ積み上がってきたか全然わからないのだと言われたり、異動が多くなると余計分からなくなってくるのです。そういう意味で言ったのですけれども、そういったことは理由になっていないというふうに言われますが、粗大ごみもそうですし、学校でいろんな要らないものを山積みにして見えないところに隠してあるなんていうところ、結構いろんな学校お伺いするとあるのです。校長先生にこれひどいですねと、処分しないですかと言うと、俺が来たときにはもうこうなっていたから手つけられないのだと言われている方いるのだけれども、そういうのって問題だと思うのですけれども、いかがですか。ちょっとその辺の認識というのをお願いします。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 理由いかんにかかわらず、不要な備品が山積みされているというのは好ましくないというふうに考えてございます。どういった理由でそういったものが残っているかというのはなかなか特定できないところでございますが、先ほどご答弁させていただきましたが、今年度、令和3年度予算編成に当たりまして基本的には学校で処分していただきたいということで学校のほうにお願いいたしまして、全てではないのですけれども、5校ほどで家電リサイクル料というのも要求が上がってきたというところでございます。また、焼き窯大きいものがございまして、そのうちの2校分は学務課においても予算措置させていただきました。これで十分ということではございませんけれども、なかなか不要備品が多いところもございますので、必要な予算とは申し上げましたが、これは今年度必要な予算ということで計画的にやっていくということで、必要ではありますけれども、十分な予算ではございませんので、これからも経年的にそういったもの、不要な備品が処分できますようにこれからも続けてまいりたいと思います。そういった意味を含めまして、まだ家電リサイクル料5校分しかありませんけれども、学校のほうにも処分の方針をつくりまして、それをまた説明いたしまして、こういったものは前回もご答弁させていただきましたが、新しいものを買うときには必ず捨てるのだよとか、そういったものをルール化していきたいなというふうに考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕 ◆25番(井上忠昭議員) 1つだけお願いしたいのですけれども、財政のほうも関わるのですけれども、さっきのPTA支援なのですけれども、書面総会やるということは今まで学校のPTAって役員の方だけ来て、もう決まった時間にも決まった流れの中で、はい、終わりという形だったのですけれども、書面総会になると皆さん中身のやつを見るのです。この予算何、これの予算何って、私はそれがいいことだと逆に言うと思っているのですけれども、PTA予算をこういうところで使うという考えは私は問題だと思うので、その辺はやっぱりちょっと考えていただきたいと思います。学校の先生、校長先生の中には、こういうのはPTA予算でやるべきだろうという人いるので、今実際いらっしゃるのだけれども、学校が何十年前か分からないような積み上げたものを、今いるお父さん、お母さんたちのいわゆる保護者のお金でやっていくということ自体の考えというのは、私はそれをそういうふうに当然と言うこと自体がちょっと分からないので、その辺というのはやっぱり徹底していただきたいということで、リサイクル料とかというのは市の予算でというふうになるのであればそれを徹底していただきたいと思います。総会で説明できないものというのはもうなくすべきだし、極力ではないです、これはもう絶対なくさなければいけないと思いますし、そういうものをPTA予算として当たり前のように要求していくというのは私はおかしいと思うので、ぜひよろしくお願いいたします。  それと修学旅行の件について、時間がないのでちょっと1点だけお願いします。要は、行かないというところで意思表示をして、本人のほうで意思表示というところで0.9%、何人なのかちょっと私は分かりませんけれども、全体の中の0.9%ということはやっぱり何十人という形でいるのだと思います。実際に子供たちからもちょっと聞いたのですけれども、要はいろんな形で配慮しているのは分かるのです。例えば事前に役決めとか、いろんな形で修学旅行に行ったらという準備をいろんな形でやっているので、今さら行けないと言えない、僕という子がいたのです。そういう子にとっての配慮というものが本当にされているのかどうかというのは、本人から聞いていますので、中学生でしたけれども、すごく悲しくなりましたし、行かないという選択は私はこういう時期、コロナなので、特にやむを得ないことだと思っているのですけれども、行かざるを得ない状況にどんどん、どんどん持っていかれてしまうということは、やっぱりそれは言うべきではないのと、お父さんたち、きちんと保護者とも話してねという形で言いましたけれども、そういう悩みを抱えている子供たちもいるということを、本人が行きたくない、こういう事情なので行きたくないのだというところの例として、実際にあったことなのですけれども、ぜひ配慮というか、考慮をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それはもう要望という形で、ただその事例というものはしっかりと受け止めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それと、4番目の発達障がいがある子供たちに対する学校の何げない言葉とか、いろんなところで傷ついて学校行けなくなったという事例ってこの間さんざんやりました。実際にそれは現実としてあることなので、校長先生もそれに関わっていて、校長先生のほうのご理解もなかったという例もあるように聞いていますので、そういったところをちょっとよく教育委員会の中で指導とか、指導とかっていろんな形で言っておられますので、それが形になるようにそういったことで嫌な思いで学校を登校拒否してしまって、すごくつらい思いする子たちがなくなるように、その辺をお願いしたいと思いますので、これも要望でお願いいたします。  次に、ベンチの件でいきます。ベンチの件、数をお聞きしました。これもさっきも言いましたけれども、平成6年3月30日付けの建設省の通知で、設置できる場所というところで通知があったという、それはまだ生きている通知なのですか。それで、数からいって少し少ないように感じるし、道路残地っていっぱいあると思うのですけれども、もっとああいうところを活用すべきというふうに思うのですが、要望があってから動くものなのですか。それとも、子供たち、年寄りが元気に歩きながら、ふっと休める優しいまちづくりということを考えれば、要望がなくても市の方針として造っていくということはあってもいいような気がするのですが、その辺をお願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 設置基準につきまして、建設省の通知については現在も生きているものだと思っております。ベンチの設置についてですけれども、今までの考え方といたしましては、要望があった場所について現地を確認の上設置する、あるいは寄贈していたものについて設置を許可するという形でございましたので、市として積極的にベンチを置くというようなことではなかったというふうに認識しております。 ○議長(春山千明議員) 井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕 ◆25番(井上忠昭議員) 例えばその必要性を感じて、自治会とかで置いていて、逆に言うとそれは危ないということで残念ながらというか、それはやむを得ないところ、危険性ということもあるので、やむを得ない部分はあるのだけれども、それがもう私は必要性だと思っています。自治会としてもいろんな声を、自治会っていろんなこと特定なところではないけれども、いろんなところでそういうのがあって、そういう方針を持ってやろうとしているところとか、例えばお年寄りからも座る場所が欲しいのだよ、一度座ってしまうと立ち上がるのも大変なのだよという声も聞いているし、低いところに座ると、そのままつえとか持っていないと立ち上がれないというお声も聞いているのです。そういったことも踏まえて、優しいまちづくりというところを考えれば、それ自体がもう私は要望だと思っているので、ちょっといろんなところで見直していただいて、例えば蕨市なんかも、私も元の高校が蕨市にあるので行ったときに、こんなところにもベンチがあるのだ、こんな空いているところをうまく工夫して、緑も置きながらやっているのだというところがあるので、そういうのも一つの要望だと思うのですが、考えていただけないですか。ちょっとお願いします。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 道路の残地といいますか、ポケットパーク的なところにつきましてはかなりベンチとか置いているところも多いと思いますので、そういった利用ができるようなところがあれば検討はしてまいりたいと思うのですが、ただベンチを設置してしまいますと道路との出入りに支障になったりすることもありますので、その隣接する地権者の方のご協力を得なくてはいけないとか、ベンチを置いたことによって住宅が近くにありますとのぞかれるとか、あるいは話し声がうるさいとかいう、そういう苦情につながることもございますので、そういうのは現地の状況を十分確認した上で検討させていただくということになるかと考えております。 ○議長(春山千明議員) 井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕 ◆25番(井上忠昭議員) 聞いててなのですけれども、本当に失礼な言い方なのだけれども、やらない理由のように聞こえるのです。そうではないところもいっぱいあると思うのです。逆に言うと大きく残地が空いていて、住宅までちょこっと離れているところもあるし、やろうと思えばもしくは人が歩いているところ、逆にこちらから見つけていくようなところとか、ここだったら置けるよねという気があればやれると思うのです。そういうふうに要望がないで、まして近所の、いろんなことがあるのは想定されます。それをやる中で考えていくのが当然のことですし、苦情につながってそれが問題になるようなことがあっては、これはいけないことなのだけれども、やっぱりできるところというのを、今回はそういった道路とかに限って河川とか取り上げていますけれども、ちょっと時間の問題もあるので、あれして言っていますけれども、ちょっと考えるべきではないかなと思うので、これも私からも要望させていただくので、お願いいたします。  それと、U字溝の件なのですけれども、その都度、その都度という形でやっているのだけれども、この間ちょっと言われて、これは東の方から言われて行ってみたときに、ちょこっと棒みたいなやつを削っただけでぼろぼろ、ぼろぼろ崩れていってしまうような、これ状況を見てみろよって言われたのですけれども、こういうのこそ計画性を持ってやらないと後ですごいことになるのではないかなと思うところあるのですけれども、その辺どうなのでしょう。壊れているところをその都度言われて直すというのは、これはありなのだと思うのですけれども、ある程度もう少し考えたりすべきだと思うし、時間がないから言ってしまいますけれども、蓋がけにしてもさっきも最初に言いましたけれども、おっこってけがしたから優先的っていいますけれども、けがのないように危ないところを塞いでいくというのも一つの考え方ではないですかねと思うのですけれども、いかがですか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 側溝の老朽化につきましては、非常に4メーター以上の道路につきましては、大体両側に側溝ございます。物すごい延長がございますので、例えば橋梁でありますとか公園施設につきましては長寿命化計画ということで施設の数が限られておりますので、十分把握できるのですけれども、側溝につきましては設置年度とかどのような状況かというのを全部把握できていない状況がございまして、そういう意味では長期修繕計画というようなものを持っていないという状況でございます。蓋かけ等につきましてはパトロールとか、あるいは要望もたくさんいただいておりますので、そういう要望をいただいたところを現地を確認していくとか、そういうことをやっておりますので、ある程度危険なところについては把握しているつもりではあるのですが、まだ全部対応できていないところもあると存じます。できるだけ緊急性や危険性を考慮して、速やかにできるものはやっていきたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 井上忠昭議員。                 〔25番 井上忠昭議員登壇〕 ◆25番(井上忠昭議員) お願いいたします。区長さんたちも要望しているのだけれども、全然進まないのだよというお話も聞いているし、さっき言ったようにおっこってしまっている人もいるし、取り返しがつかないのです。骨折とかされたり、いろんなことがあったりといって、それで蓋かけをするとか、逆に言うとそれはちょっと違うのではないのと思うところはあるし、老朽化しているのも見えているので、もう一回決まっている箇所なので、計画的に見ていくべきだと思うので、その辺ちょっともう一度考えていただきたいと思います。  それで最後に、夢の三角橋と言いましたけれども、すごく私は利用の価値というか、ほかの2町ともやり取りをしなければいけないところなのですけれども、すごく望まれるのではないかなと思うところがあるので、これからあそこの地域が変わっていくということなので、ぜひ市長にもその辺の状況というのを、あの地のことを知っていると思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 以上で井上忠昭議員の質問を打ち切ります。                        ◇ △次会の日程報告 ○議長(春山千明議員) 日程第3、次会の日程を申し上げます。  次会は、6月11日金曜日午前9時より本会議を開き、本日に引き続き市政に対する質問を行います。  議員の皆様には定刻どおりご参集くださるようお願いをいたします。                        ◇ △散会の宣告 ○議長(春山千明議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    散会 午後 4時43分...