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02月26日-05号

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  1. 久喜市議会 2021-02-26
    02月26日-05号


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    最終取得日: 2021-09-07
    令和 3年  2月定例会           久喜市議会令和3年2月定例会 第19日令和3年2月26日(金曜日) 議 事 日 程 (第5号) 1 開  議 2 市政に対する質問 3 次会の日程報告 4 散  会午前9時00分開議 出席議員(26名)     1番   田  中     勝  議員     2番   川  辺  美  信  議員     3番   猪  股  和  雄  議員     4番   田  村  栄  子  議員     5番   川  内  鴻  輝  議員     6番   成  田  ル ミ 子  議員     7番   春  山  千  明  議員     8番   貴  志  信  智  議員     9番   渡  辺  昌  代  議員    10番   石  田  利  春  議員    11番   杉  野     修  議員    12番   平  間  益  美  議員    13番   平  沢  健 一 郎  議員    14番   並  木  隆  一  議員    16番   新  井     兼  議員    17番   大  橋  き よ み  議員    18番   長 谷 川  富 士 子  議員    19番   斉  藤  広  子  議員    20番   丹  野  郁  夫  議員    21番   岡  崎  克  巳  議員    22番   宮  﨑  利  造  議員    23番   園  部  茂  雄  議員    24番   鈴  木  松  蔵  議員    25番   井  上  忠  昭  議員    26番   上  條  哲  弘  議員    27番   柿  沼  繁  男  議員 欠席議員(1名)    15番   盛  永  圭  子  議員 地方自治法第121条の規定により出席した人     長   梅  田  修  一      副  長   川  上  和  宏 市長事務部局  総 務 部長   中  村  貴  子      財 政 部長   小  林  広  昭   民 部長     川  竜  哉      環 境 経済   中  村     晃                          部   長  福 祉 部長   戸 ヶ 崎  利  夫      健康・子ども  山  﨑  智  子                          未 来 部長  建 設 部長   齋  藤  光  紀      上 下 水道   野  口     智                          部   長  菖 蒲 総合   田  中  弘  子      栗 橋 総合   川  島  正  光  支 所 長                   支 所 長  鷲 宮 総合   杉  村     正  支 所 長 教育委員会  教 育 長   柿  沼  光  夫      教 育 部長   野  原     隆 本会議に出席した事務局職員  議   会   関  口  康  好      議 会 総務   関  口  智  彰  事 務 局長                   課   長 △開議の宣告                            (午前9時00分) ○議長(春山千明議員) ただいまの出席議員26名であります。  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。  なお、15番 盛永圭子議員から欠席の届出がありましたので、ご報告をいたします。                        ◇ △市政に対する質問 ○議長(春山千明議員) 日程第2、2月24日に引き続き、市政に対する質問をお受けいたします。  再度の質問の際は挙手をお願いいたします。  初めに、渡辺昌代議員の市政に対する質問をお受けいたします。  9番 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 9番 渡辺です。質問させていただきます。  大きい1番です。自殺者をなくすための手だてにしっかりと取り組むべきでお伺いいたします。  (1)です。令和3年、新年を迎えてすぐに、久喜市内において親子無理心中事件が起きました。職員はもちろんのことと思いますが、市民も大きな衝撃を受けております。なぜ救うことができなかったのか。あってはならない事件であるし、何らかの手だてができなかったのか、悔やまれてなりません。事件の経過と同じような事件を二度と繰り返さないための手だてを久喜はどう捉え、どう取り組んでいくのか、お伺いをいたします。  (2)です。私たち日本共産党は、昨年末12月25日に市長へ緊急の申入れを行いました。その中で、生活困窮者が路頭に迷うことのないように、年始年末の相談体制の構築をすることを要望いたしました。そのときに私は、コロナ感染拡大で緊急事態が目の前に来ている今、年始年末となり、が休日体制となったとしても、市民の命と暮らしを守るための相談体制はしっかりと取っていただきたいと要求をさせていただきました。このことについてはどのような体制を取っていただけたのか、周知はどうだったのかお伺いをいたします。  (3)です。令和2年度の現在までの久喜における自殺の現状と特徴を伺います。  (4)です。これまで経験をしたことない緊急事態だからこそ、市民の手に届く一番の媒体としての広報紙の在り方が問われております。広報は、市民の呼びかけや訴えとともに、相談受付や医療体制のことなど、市民が何に困り、何を知りたいと思っているかを考え抜いて知らせるべきではないのかと思います。しかし、1月現在の広報紙では、それが伝わってきておりませんでした。インターネットやSNSの情報が入らない市民にどう知らせて安心してもらえるかを第一に考え、広報の役割を果たしていただきたいが、いかがかお伺いいたします。  大きい2番です。県道12号線の渋滞改善を進めるべきです。県道12号線の渋滞問題は、これまで長期にわたり要望を続けてまいりました。しかし、なぜか改善されておりません。また、安全対策も進んでおりません。最近では、これまで以上に近隣の生活道路へと車両の進入が多く、近隣住民は非常に困っております。以下の対策についてお伺いします。  (1)です。上清久地域の歩道の整備と上清久交差点の右折信号の設置、その南にあります交差点、通学路となっております。ここの信号機の設置はどうなっているのか伺います。  (2)です。さくら通りと県道12号線が交わる備前前堀川までの歩道整備と、橋の改善はどうなっているのかお伺いします。  (3)です。笊田橋より桶川方面への歩道が完成いたしましたが、その先が止まっております。いつ再開工事が始まるのか、お伺いいたします。  (4)です。年度末に地元区長さんと県の職員ととで話合いが持たれたと聞いております。その内容と今後についてお伺いいたします。  大きい3番です。中央幼稚園を集約し、なくすことは止めるべきでお伺いします。現在久喜では、公共施設個別施設計画が進められております。久喜の公共施設の在り方が検討され、施設の適正配置と財政規模に応じた対策費用の標準化を実践するための基本方針や方向性、年次計画が立てられ、パブリックコメントがされております。この中の以下について伺います。  (1)です。中央幼稚園の方向性と取組の時期の案では、2022年に募集を停止し、2025年には集約、除去とありますが、2022年度の入園児から募集を止めるということで、今年秋の募集からなくなるということなのか、計画について説明を求めます。  (2)です。なぜ中央幼稚園が集約されるのか。劣化度評価では保育棟も管理棟もAとB評価であり、総合劣化度評価点では800点以上でありました。保育の無償化がされた中、保育園、幼稚園の需要は多く、待機児童をなくす上でも重要な施設と捉えるべきではないのでしょうか。なくしてはならない幼稚園と考えますが、いかがか。  (3)です。公立幼稚園がこれまで果たしてきた役割、意義をどう捉えているのか。中央幼稚園のよさを理解し、存続を願う保護者やOBの方に背を向けるような決定をすべきではないが、いかがでしょうか。  大きい4番です。久喜駅西口の喫煙所は撤去して環境を守るべきでお伺いします。久喜駅西口の喫煙所は大変狭く、つい立てになっている横壁のみなので、近くを通行すれば受動喫煙となってしまう状態にあります。さらに、コロナ禍の中、密を避けるために喫煙者が外で喫煙しているので、歩行者はたばこの煙の中を通って駅へ向かう現状であります。コロナ感染防止にもなっていないし、たばこは健康には害にしかなりません。西口の喫煙所は撤去して、受動喫煙状態にしている今の環境は改善すべきではないか、お伺いをいたします。  5番です。ごみ処理施設整備基本計画(案)についてお伺いします。  (1)です。この基本計画は、今後どのようなスケジュールで実行されるのか。令和3年度のスケジュールも詳しくお伺いいたします。  (2)です。13ページのごみ処理施設整備の基本方針の「搬入された廃棄物は可能な限り資源化を図る」について。  アです。久喜は、何を可能な限り資源化すると捉えているのかお伺いします。  イです。久喜は、プラスチックのリサイクルを止めてしまう計画です。それは、資源化できていたものを止めてしまう、可能なものをやめるということです。表現としておかしいのではないか、お伺いします。  (3)です。17ページの1.4、処理方式・システムの「処理方式に限定せずメーカー提示により選定する」について。からの提示は何もないのか。価格から炉の特性まで様々な方式があります。そのような中、どのような選定になるのか。価格、選定、メンテナンス、の負担などについて、メーカーの言いなりに陥ることはないのか、お伺いをいたします。  (4)です。24ページのマテリアルリサイクル推進施設についてお伺いいたします。マテリアルリサイクルされるものについては、これまでとどう違うのか。どのような処理を考えているのか。の提案は何か。粗大ごみの処理施設は2度火災を起こしております。このことについて改善点をお伺いをいたします。  (5)です。35ページの2.3、エネルギー利活用の「CO2排出量の相殺等を目的とした低炭素社会づくりの実現については、検討委員会の委員からプラごみを燃やすことは反することではとの質問がありました。現時点でのの考えをお伺いします。  (6)です。37ページの6、ごみ処理施設・附属する施設の排水する公共下水は具体的にどこになるのか、お伺いをいたします。  以上です。よろしくお願いします。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員の質問に対する答弁を求めます。  健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) おはようございます。大項目1のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。なお、(2)は福祉部の所管でございますが、一括してご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。このたび市内でこのような痛ましい事象が起きましたことは誠に残念ではありますが、このような結果に至った経緯について、本は把握していないところでございます。全ての市民の皆様がかけがえのない個人として尊重され、生きがいや希望を持って暮らすことができるよう、今後も久喜自殺対策計画に定めた施策を推進してまいりたいと考えております。  次に、(2)でございます。令和2年度の年末年始につきましては、事前にホームページ等による周知は行いませんでしたが、毎日2人の職員を担当者として割り振り、警備員と連携して電話等による相談体制を確保いたしました。なお、期間中、生活困窮に係る相談はございませんでした。  次に、(3)でございます。本における自殺の現状でございますが、厚生労働省が公表している地域における自殺の基礎資料によると、令和2年1月から12月までの自殺者数は男性12名、女性6名の合計18名であり、令和元年と比較して減少しております。また、女性より男性のほうが毎年多くなっており、国や埼玉県と同じ傾向でございます。  次に、(4)でございます。自殺対策に関する情報の提供につきましては、広報紙等を活用しており、「広報くき」3月号では、コロナ禍の現状を鑑み、予防的な視点を取り入れた内容を掲載する予定でございます。今後も市民の皆様に必要な情報を発信してまいります。 ○議長(春山千明議員) 次に、建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) おはようございます。大項目2のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。なお、(1)につきましては、市民部の所管もございますが、一括してご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。県道川越・栗橋線の歩道整備につきましては、道路管理者である杉戸県土整備事務所に確認したところ、現在、当該路線の歩道未整備区間を順次進めているところですが、上清久地域への着手時期は未定とのことでございます。県道川越・栗橋線と県道久喜・騎西線が交差する上清久交差点につきましては、久喜警察署から右折車両が待機する右折帯の幅員と長さが確保できないことから、右折矢印信号機への改良は難しいとの回答を受けておりました。この回答を受けて、当該交差点は杉戸県土整備事務所において、埼玉県警察本部との対応を含め、以後の対応を検討いただいておりますが、現時点では設置には至っていないところでございます。県道川越・栗橋線と市道久喜2009号線及び市道久喜2037号線との交差点につきましては、平成22年から毎年度、本久喜警察署に対して押しボタン式信号機の設置を要望しております。信号機が設置されない理由は近接の信号機があるためとの警察の説明でございますが、当該地への信号機の設置は、通学する子供たちのためには必要であると考えることから、引き続き信号機の設置を要望してまいります。  次に、(2)でございます。当該路線につきましては、笊田橋付近の歩道整備が完了したところでございます。今後につきましては、早期に備前前堀川付近の歩道整備並びに橋りょう拡幅整備に着手していただけるよう、引き続き同事務所へ要望してまいりたいと考えております。  次に、(3)でございます。今後の歩道整備につきましては、同事務所に確認したところ、笊田橋付近から桶川方面に向かい、約130メートルの区間について、令和3年度末の完成を目途に歩道整備を進めていくとのことでございます。  次に、(4)でございます。県道川越・栗橋線の渋滞解消や安全対策につきましては、杉戸県土整備事務所が主体となり、令和2年12月に地元区長、久喜警察、本及び県を委員とした県道川越・栗橋線の渋滞、安全対策に関する検討会を発足し、1回目の会議が開催されたところでございます。内容につきましては、地域の現状や課題の抽出、県が実施している安全対策について意見交換を行いました。今後につきましても、定期的に本検討会を開催していただき、当該路線の渋滞解消や安全対策について検討していく予定でございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 大項目3のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。公共施設個別施設計画(案)における2022年度募集停止とは、2023年度の3歳児の受入れを行わないというものでございます。  次に、(2)でございます。公立幼稚園で行う幼児教育の内容につきましては、子育て世帯からの評価をいただき、一定のニーズがあるものと認識しております。その一方で、中央幼稚園につきましては、定員160人に対して、令和2年5月1日現在の園児数は88人となっております。このようなことを踏まえ、公共施設の適正化に向けた基本方針に基づいて全体で取り組む上で、中央幼稚園につきましては第1期中において統廃合による機能の集約化を検討する案としております。  次に、(3)でございます。本市におきましては、公共施設の保有量が同規模自治体より多くなっている状況を踏まえ、公共施設の適正化を図り、将来的な維持管理コストの改善を図る必要があると考えております。こうした中、幼稚園は公立、私立を問わず、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要な場であり、中央幼稚園で行う教育につきましても、これまで保護者の皆様から一定の評価をいただいてきたところでございます。したがいまして、先日の丹野議員の再質問に市長が答弁いたしましたように、中央幼稚園の今後の対応につきましては、公立幼稚園の在り方の検討も含め、時期などにつきまして保護者の方や市民の皆様の声を伺う中で、具体的に検討してまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) 大項目4のご質問に対してご答弁申し上げます。  久喜駅西口喫煙所につきましては、平成24年に久喜路上喫煙の防止に関する条例に基づき、久喜駅周辺を路上喫煙禁止区域に指定した際に設置したものでございます。当該喫煙所は、出入り口がクランクになっていないことや壁の高さが低いことなど、平成30年11月に厚生労働省から示された屋外分煙施設技術的留意事項の基準を満たしていないことを認識してございます。本といたしましては、喫煙する人としない人がお互いに心地よく過ごすことができる関係を築くため、喫煙所を設置しておりますことから、撤去については考えておらないところでございます。今後につきましては、受動喫煙を防止するため、喫煙所の新たな設置場所について検討を行ってまいります。  続きまして、大項目5のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。初めに、(1)でございます。新たなごみ処理施設の整備に係るスケジュールにつきましては、基本計画の中にも記載しておりますとおり、令和3年度から令和4年度にかけて事業者選定を行い、令和5年度から令和8年度にかけて建設工事を予定しております。令和3年度につきましては、当該施設の設備や性能などをまとめた要求水準書を作成し、プラントメーカーなどの事業者から提案を募集してまいります。なお、応募いただいた事業者の選定に当たりましては、廃棄物等の知識を有する専門家などで構成する事業者選定委員会を設置し、選定してまいります。  次に(2)、アでございます。可能な限り資源化等を図るとした対象といたしましては、施設に搬入された全ての廃棄物でございます。基本計画中、処理対象物に係る基本方針に記載しておりますとおり、マテリアルリサイクル施設から排出される資源にならない一部のものを除き、土木資材や製品の原材料として再利用を図ってまいりたいと考えております。  次に、イでございます。新たなごみ処理施設において処理するものにつきましては、基本計画中、処理対象物に係る基本方針に記載しております。ご質問のプラスチックにつきましては、燃やせるごみとして焼却処理し、エネルギーを回収して有効利用を図ることとしております。  次に、(3)でございます。国から示されている入札契約に関する手引において、ごみ処理施設の選定に当たっては、競争性を高め、より優れた技術提案を得る観点から、複数の事業者から、処理方式のほか、建設費や維持管理費などの価格を含めて提案を受け、総合的に事業者を選定することが推奨されております。このようなことから、本も事業者の選定に当たりましては、処理方式等を限定せず、競争性が働くような選定をしたいと考えております。なお、が必要と考える設備や性能などをまとめた要求水準書や目安となる価格などを業者に示した上で提案を求めることから、の意向を踏まえた提案となるものと考えております。  次に、(4)でございます。マテリアルリサイクル推進施設では、現在の久喜宮代清掃センターと同様に、粗大ごみや不燃ごみの処理を予定しております。これらの処理方法には様々な方法がございますことから、設備や工程などを事業者からご提案いただきたいと考えております。なお、可能な限り廃棄物から資源物を取り出すことができる施設とすることや、火災や爆発を防止できる施設となるよう、要求水準書に盛り込んでまいります。  次に、(5)でございます。ごみの焼却熱を利用して発電することにつきましては、CO2排出量の相殺につながるものと考えております。このようなことから、現在のところ、プラスチックの焼却による発電につきましても、低炭素社会づくりの一つと考えております。  次に、(6)でございます。新たなごみ処理施設からの排水につきましては、隣接する公共下水道に排水する予定となっております。 ○議長(春山千明議員) 再度の質問をお受けいたします。  渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 再度の質問をさせていただきます。まず1番から。  自殺者をなくすためにということで私質問させていただきました。現在コロナ禍も迎えて、生活が変わってきました。要するに大きく収入も少なくなっている方もいらっしゃいますし、極端に言えば仕事を失う方もいらっしゃいます。そんな中で、自殺者というところで、特に女性が増えているということを聞いております。その中、このような本当にあの悲しい事件が起こってしまいました。今、把握していないということでしたけれども、推測するところでお話しすることしか今できないという状態になっていますので、推測する中でお話をしますけれども、多分お困りだったと思うのです。悩んでいたと思うのです。悩んでいたから痛ましい事件、悲しい事件が起こってしまったということになりました。私としては、この間こういう苦しい人たちをとしてどうやって救っていくか、どのように手だてがあるのか、最善の対策をどうやってつくっていくか、これが今緊急事態だからこそ必要ではないかと思っています。  そのために何ができるのかということで、私たちとしては、昨年末の12月25日に要望させていただきました。この要望の中では、休日体制、要するに長い休みとなってしまう中でも相談体制はできていますよ、声をかけてくださいという、それが必要だったのではないかとすごく思います。今、こうだったらああだったらということは私たちは簡単に言えてしまいますけれども、でも最善の対策をしていただきたかった、そのように考えているのですけれども。今回ホームページの周知はしなかったという話でした。2人の相談体制はしていたとしても、周知がされてその人に届かなかったら、私は相談体制自体が本当にどうだったのかと問わざるを得ない、そんな状態になっておりますけれども、ほかの対応を何か考えていただけなかったのでしょうか。もう一度お願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) 年末年始の相談体制のご質問でございます。生活困窮のご相談にとして対応させていただいております生活支援課といたしまして、平時から緊急を要するご連絡や相談がに寄せられた場合、特に閉庁日の対応につきましては、警備員からの連絡を受けるなどして、担当する職員、ケースワーカーがその都度対応させていただいておりました。こういったことから、今回の年末年始の対応といたしましては、それと同様な形として……ただ、即、確実に対応できる人員の配置は必要だろうということで、担当職員の配置をきちんと整備をした上での対応をさせていただいておりましたが、特に改めて相談等に対して即時、いただいたお電話に即時対応するような窓口の設置ということまではしなかったことから、通常の閉庁日対応ということで、改めて広報等で相談窓口の設置ということの周知までは行わなかったというところでございます。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 自殺に関しては、国のほうからも自殺対策基本法というものができて、それ以来、自殺に対する計画制定を義務されました。そのことを受けて、埼玉県でも自殺対策計画をつくり、久喜でもやはり久喜の自殺対策ができまして、令和4年度までの4年計画だと思っています。その計画の中で、相談支援、人材育成、見守り、そして支え合いということがうたわれております。このうたわれた中で、やはりとしてできることは一体何なのかというところをしっかりと捉えていくべきであって、今本当に困っている人たちが増えている中で、庁舎がお休みになってしまうということは、非常に市民にとっては不安になる一つの材料となります。5月の連休のときには、相談体制をしておりますから、どうぞ相談してくださいという文面の広報があったのです。なのですけれども、今回の12月に配られて、私のところには1月の6日に届いた1月号、それからその前の12月に配られた広報、この中に、相談はここにありますよと、特によろず相談を今回始めておりますので、よろず相談のことも書いてありますけれども、私はこの年末のところで、こういう緊急の時だからこそ、体制をしっかりと組んでいただきたいとお願いしたのに、この事件が起こったことに本当に悲しく思っているのです。  私たちは、微力なのですけれども、1月1日、1月2日、両方とも、1月1日は久喜市内を2時間宣伝カーでご挨拶をしながら回らせていただいたときに、相談事がありましたらどうぞお声かけくださいという宣伝カーを流させていただきました。2日は菖蒲町地内を2時間、本当に僅かなのですけれども、ご相談事がありましたらという言葉も添えて、ご挨拶をさせていただく宣伝カーで回らせていただきました。届かなかったのです。私たちの言葉が届かなかった。でも、なら、もしかしたら届いたかもしれない。そう思うと、でもやはりいろんな施策ができたのかなと思います。例えば広報の車を流すとか、防災無線でコロナ禍ですからということを添えながら、お困り事がありましたらまでご相談くださいの一言、私はこれが必要だったのではないかと思いますけれども、その体制についてはどうだったのか。私、総務部長に聞きたいのですけれども。
    ○議長(春山千明議員) 総務部長。 ◎総務部長(中村貴子) 今渡辺議員さんのほうから行政としてのこういった自殺対策でのご質問いただいておりまして、特に相談業務、それとその中でも女性の貧困がこのコロナ禍の中で大変な状況であるということで、女性の自殺者が増えているのではないかというようなお話もいただいております。のほうでも、やはり市民の皆さんの何とかお力になるということで、様々な相談業務はやらせていただいております。昨年の秋には市民便利帳というのを新たに作りまして、その中で相談業務を一覧表にしたもので、どういった相談業務がありますということお知らせをさせていただいているページもございます。なかなかお忙しい子育て中だったり、お仕事ということで、本当に住民の皆様、こちらの冊子をゆっくりと見ていただくような状況はなかったと思いますが、私どものほうではそういった各種相談がありますということをお知らせさせていただいております。  それと、特に女性の方の、今回コロナ禍での自宅での滞在時間が家族で多くなるということで、DVであったりとか、そういうような相談も増えているというような情報も報道されております。としましては、そういったことがあってはいけないということで、女性の悩み相談等につきましては、特に公共施設の女性のおトイレのところに手洗い場のところに、何かあったらということで名刺サイズのようなものを各施設とかにも置かせていただいております。これは、コロナ禍になる前から置かせていただいておりまして、そういった形で、見えないところで女性の方の悩み、女性に限らず市民の方皆さんにいろいろな形で今後も、小さなところで情報提供させていただきたいというふうには考えておりますので、引き続きどこの課が先頭になるということではなく、様々な部署で相談業務を受けておりますので、全庁で連携を図りながら、特に長い休暇等で行政の窓口のほうがちょっと相談を受けにくいような状況であっても、各施設警備員の方もおりますので、緊急性がある場合には必ず職員のほうに連絡が取れる体制取っておりますので、そういった部分も含めて、今後しっかりとやらせていただきたいと思っております。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 今回2月号は、コロナ対策のことについて大変詳しく書いてありまして、ここの相談体制のところについてもいろいろな、こういうことに関してはお問合せくださいということが書いてあったのです。私は、これを全部ここに、12月や1月に入れなさいというわけではないのです。11月号のところでは、冊子が入っていたものがあったのです、商工会と久喜で連携されたものが。こういう形でも緊急のものが必要だったと私は思っていますので、そういう対応がされるべきだったと私は思っています。それが本当にできなかったところが悔しくてならないのです。ぜひ今後もしっかりとしていただきたいです。今大変な時期だということをもっと、悩んでいる人たちを救うためにはどうしたらいいかという手だてを考えていただきたいと思います。そして、自殺者が今回少なかったと言いましたけれども、平日での相談体制が、私はこれはしっかりとしているのだと思います。だから自殺者にならずに相談に行っているのだと思うのです。それが、長い休みのところでは行き渡らなかったということです。ですから、そういったところへのしっかりとした情報を、SNS見られる人たちばかりではありませんので、インターネットできる人たちばかりではありませんので、その人たちを救う手だて、相談する手だてをしっかりとやっていただきたい。このことは本当に強く要望させていただきます。よろしくお願いいたします。  次です。県道12号線ですけれども、本当に困った状態になっております。困っています。本当に困っています。中に入り込んでいます。生活道路のところに来ています。ですので、危ない状態なのです。ですから、区長さんのところに困ったというお話が行っているのだと思います。今、信号設置も難しい、歩道の整備もまだまだ上清久が未定であるということで、これはやっぱり要望を続けていかなくてはならないし、早急にということをお願いしたいと思います。それしかないので、よろしくお願いします。  それから、笊田橋から桶川方面のところが来年度中に完成できるということで、ここは本当によかったなと思っていますので、危険箇所の一つです。早急にやっぱりやっていただきたいということを念を押していただきたいと思います。  もう一つが、そこが終わった後です。終わった後に県のほかのところに行かないで、引き続きここで続けていただきたいということも重ねてお願いしていただきたいと思いますので、これは部長さんのお力でよろしくお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 県といたしましても、県道川越・栗橋線の歩道未整備箇所を重点的に優先的に整備を進めていくという方針については聞いておりますので、としていたしましても引き続き早期整備がかないますよう要望してまいります。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) その点につきましてよろしくお願いいたします。  それから、昨年末に区長さんとのお話はあったということで、本当に一歩大きな前進だなと思います。区長さんのご努力かなと思っております。今回の状態や、それから安全対策に対する検討会ということで1回目が開かれて、意見交換が行われたということなのですけれども、その意見交換の中身というのはどういったものだったのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 検討会で出された主な意見をご紹介させていただきます。  1つ目ですが、上清久交差点については右折レーン、歩道が整備されていない。2つ目ですが、六万部橋付近の仁丁町通りの交差点が五差路なので危険。3つ目ですが、清久だけの問題ではなく、近辺の交通状況に道路が追いついていない。この3つにつきましては、県のほうで持ち帰り検討するという回答がございました。  それから、4つ目でございますけれども、ハード面での解決ではなく、ソフト面での解決を検討してほしい。これにつきましては、実態調査を令和3年度中に行う方向で検討するという県からの回答がございました。  5つ目でございます。信号機のタイミングを改善してはどうかという意見につきましては、警察から、昨年度調整を行っているので、渋滞の状況を見ながら再調整を検討するというものでございました。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) ありがとうございます。検討していただけるというところも随分あったみたいなので、ぜひともその回答を待って、やっていただきたいなと思います。実態調査を令和3年度中に行うというのは、やるという方向で大丈夫なのですか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) やる方向で検討するということで、実際にやるかどうかという連絡についてはまだいただいておらないところでございます。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 先ほども区長さんからお話もありましたとおりに、追いついていないのです。整備が追いついていない。ということは、開発が先に進んでしまったということだと私は思っています。清久の工業団地、それからこっちに菖蒲がありますけれども、工業団地が集中しています。そこに清久周辺の工業団地、本当に大きい工場、大きい企業が入りました。そのことによる従業員の数が増えているのだと思います。それに対して、やはり道路整備のほうが追いつかなかった。本来であれば道路整備とそちらは一緒にやっていただかなければ、この渋滞は絶対に起こるということは予想されたわけです。ですから、それができなかったということは、開発優先という状態だと私は思っています。この開発優先というものを今後も進めていけば、あちらこちらで道路渋滞できてしまいます。生活道路に入り込んでいるということもしっかりと把握していただきたいと思います。どこに入り込んでしまっているのか、そしてどういうところが生活道路で危険なのに入り込んでいるのか、そこをよくとしても捉えていただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) この検討会にはも参加しておりますので、いろいろな地元区長さん、この検討会にメンバーでいらっしゃいますので、地元の意見をしっかり聞きながら、県道だけではなく、車が入り込んでいる市道の対策についても検討してまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 分かりました。今回ではありませんけれども、以前、生活道路に入ってきているところの農村の舗装整備はちょっと変な形になっています。側溝と道路整備の間に砂利が少しずつできてしまっている道がたくさんあるのです。そこのところが段差になっているものですから、地元住民の人は物すごいスピードで入ってくる車があると、段差でこけるのです。けがをするということが今までもあるのです。だから、この段差を直してほしいというところが、少しは進んだのですけれども、まだまだあるのです。これは早急にやっていただきたいと思うのですけれども、いかがですか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 現地の状況を確認しながら検討させていただきたいということでございます。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) ぜひ確認と検討をお願いいたします。  では、次に行きます。中央幼稚園ですけれども、2日目の一般質問の中で丹野議員のほうにお答えになりました。ですので、その結果を踏まえてということになってしまいますけれども、保護者の皆さんの意見を聞きながら決定していっていただく、もしくは在り方の検討については具体的に検討していく。どこで検討していくのでしょうか、お伺いします。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 市民参加の方法いろいろございますので、これから具体的には検討してまいりたいと思いますけれども、代表質問の中でも市長の答弁ありましたけれども、児童福祉審議会、こういったものも一つの場になるというふうに考えております。また、当然でございますけれども、教育委員会の中でも審議されるということで考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 中央幼稚園のこれまで果たしてきた役割というのは、当然教育部としては、その意義というものはしっかりと捉えていらっしゃると思うのです。ほかの私立幼稚園と違うところは、私もすごくよく聞いております。私立幼稚園でちょっとみんなと一緒に行動ができずに、集団行動ができなかったというお子さんの親御さんからお話を聞いたのですけれども、その方にとっては本当に、遠回しで遠回しでやめるようにというような形で言われてきた、そのお子さんに対して、中央幼稚園でご相談したら、どうぞいらっしゃいということを言ってくれた。これは本当にありがたいことです、親にとっては。そういう幼稚園として存在意義が物すごくあるのです。そういう幼稚園をなくすということに、保護者の皆さんや、これまでそこで学んできた、子供を学ばせてきたお母さんたちにとっては、なくすということを聞いてびっくりしているわけです。これ初めてではないわけですから。合併のときにもありました。そして、中央幼稚園が、新しい子ども・子育て新システムのもとで大きな料金の変更がありましたよね。どちらかというと大きな値上げという状態になりました、人によっては。そういう人たちにとっては、このときに物すごくがくんと減ってしまったわけです、子供の数が。それを今、88。この間私もお邪魔させていただく機会がありましたけれども、そこに保育園もありますので、合わせますと90人ぐらいの子供たちがいらっしゃったわけです。その中で、本当に生き生きと保育、教育をしておりました。こういうことを見ますと、やはりここはなくすべきではないなというふうにすごく感じているところなのです。ですから、教育部としてはなくさないという、そういう方針を持っていただきたいと思うのです。それについてはいかがですか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 先ほどの1回目の答弁の繰り返しになってしまいますけれども、今後の対応につきましては、在り方の検討も含め、また時期などにつきましても、保護者の方、市民の声、皆様の声を聞きながら決めていくということでございますので、また先日の丹野議員さんの質問に対しましてご答弁いたしましたように、私どものほうも、教育委員会といたしましても、中央幼稚園公立幼稚園のよさというのは当然自負しているところでございますので、市民の皆様、保護者の皆様の声を聞く中で検討してまいりたいというところでございます。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) よさを分かりながら、検討しなければならない、それが私は、やはり検討する中でも、しっかりとした考えを持っていただきたいと私は思っております。今回の劣化度評価でも、非常にいい成績というか、劣化度評価八百何点でしたよね。860点とか880点を持っていたのではないかなと思いますけれども、その中で、要するにメンテナンスしっかりしてきたということがあります。887点と862点でしたよね、総合評価。これ全然劣化しているという評価ではないわけですから、それでこれを出してしまった。先ほどの答えですと、ほかのに比べて、要するに幼稚園の数が多いからというような、そういうようなお答えでしたけれども、私はこれは利点としなければならないと思います。久喜を選んでもらう。お母さんたちに選んでもらう。これだけ整備されているのだから、ここはすばらしいよねというふうに選んでもらうように方向性を逆に捉えるべきではないのですか。なくしていけば、どんどん少子化は進みます。要するに待機児童が増えるという状態になりますから。それをなくしていくということ、そしてそこが160人の定員であれば、そこを満員にさせるだけの力を発揮していただきたいと思うのですけれども、そういう点に関してはいかがですか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 丹野議員さんの質問にもご答弁させていただいているところでございますけれども、全体としまして、公共施設の総量管理の徹底というのが1つ大きな命題がございます。また、教育部といたしましては、幼稚園、定員に対しても半分でありますけれども、逆に半分、160人程度の需要はあるというふうに思っております。ですので、それを、その2つの相反するものをどうやって調整するかというのが、今回、あくまで案でございますけれども、公共施設個別施設計画(案)ということでお示しさせていただきました。これもいろいろな、この案を検討する中、アセットマネジメント推進本部会議の中でいろいろ議論した中でこういった案を出しているところでございます。いかに160人、今現在約160人の園児の方いますので、その方たちの引き続きその需要に応えていくためにはどうしたらいいかというのを考えたのが今回の案となっているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) ごめんなさい、今の部長さんのお答えがちょっとよく理解できずに申し訳ないのですけれども、アセットはアセットであくまでも公共施設、施設そのものをどうしていくかということでありまして、その中にやはり、そこに通わせているお父さんやお母さん、それから子供たち、それから教育委員会の方針というものがあると思うのです。それは強く持っていただきたいと思うのです。私は、これは要望させていただきますけれども、具体的にこれから検討するのであれば、その具体的検討の中で、これからの久喜のこういった幼児教育をどうしていくのかという方向性が問われますので、そのことに関してしっかりとした考えをお持ちになりながら、この久喜が将来的に発展していくような、そういう施設として存在していただきたい、そのように要望させていただきますので、よろしくお願いいたします。  久喜駅西口の喫煙所なのですけれども、新たな場所を検討。私は、撤去しかないと思っています。もう撤去しかないと思います。このコロナ禍の喫煙の状態、あそこの状態、見ておりますでしょうか。ひどい状態であるというところを私は何度か見ておりますけれども、注意をさせていただきましたが、そのときは動いても、私がどくと、しばらく向こうへ行くと、また元へ戻ってしまうという状態でありました。もういろんな方から要望来ているのではないですか。その要望についてもいかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) 現在市内の喫煙所については、緊急事態宣言が発令されているということで、3か所とも閉鎖のほうをさせていただいているところですが、その前のコロナ禍での状況については、やはり喫煙所内での密を避けるということで、かなり距離を取りながらの利用ということをされていたというふうには思っております。ただ、その中で、やはり喫煙所の中に入れない方が喫煙所の外で吸っていて、通行する方に受動喫煙ということでの影響を与えていたということも把握はさせていただいているところでございます。それに対する苦情といいますかにつきましては、メールのほうで2件、また市民の声ということで3件ほどあるところでございますけれども、先ほどご答弁申し上げましたように、やはりそういう人と吸わない方が快適にそこで過ごすことができる環境をとしてはつくっていきたいというふうに思っておりますので、現状では、先ほどもご答弁申し上げましたように、やはり国の基準等を満たしていないことから、副流煙が外に出ているという状況でございますので、今後きちんとした基準に合った喫煙所の整備について検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) すみません、西口をどう当たっても、新たな設置場所というのはないのではないかというふうに思います。東口のように広いわけではありませんし、西口非常に狭い状態で、コロナ禍の中、やはり仕事に行かなければならない方たちはたくさんいらっしゃいますので、駅を利用しております。その方たちが本当にコロナの心配と受動喫煙の心配と、両方の心配をしながらそこを通り抜けなければならないという状態になっているので、もうすぐにでもあそこはちょっと中止にすべきで、取りあえず一旦中止にすべきではないですか。利用を禁止するということ。一旦今回のコロナがしっかりと収束するまでの間は禁止をするという状態をつくるということもできると思うのですけれども、それについてはいかがですか。 ○議長(春山千明議員) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) 前回の緊急事態宣言が解除された後は、やはり喫煙所として再開のほうをさせていただいております。現在の緊急事態宣言が3月7日までと今なっているところでございます。その後につきましては、やはり市内の感染状況とか、そういったものを基に、再開するかどうかは判断してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) コロナの中で3密を避ける。そして、たばこですから煙が出ているわけです。本当にこれは、コロナ禍の中ではよくない状態だと思います。これはやめるべきです。ストップさせるべきです、ずっと、問題がしっかりと解決するまでの間は。そして、将来的にも、あそこは喫煙所要らないと私は思います。喫煙される方、もしかしてその人の権利もあるのかもしれませんけれども、あそこ公衆の場ですから、それを考えると、やはりそこは喫煙をしてはいけないスペースになっているわけなのですから、もうそこは禁止にして。だって、今まで駅の構内でも、いろんなところでもしてきたものを徐々に徐々に廃止という状態で、もうやめていただきたいという方向で、やはり体に害のあるものですから。これがいいものだったらいいのですけれども、害なのです。害なのですから、やめていただきたい。あそこは撤去しかない、その方向で考えていただきたい、そう思います。もう撤去しかないです、あんな狭いところで。あのまま本当にもう一回再開してしまうのですか。私には疑問でなりません。いかがですか。 ○議長(春山千明議員) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) まず、喫煙所の再開につきましては、先ほどもご答弁申し上げましたように、市内の感染状況等、様々な条件とかを判断しながら検討してまいりたいというふうに思っております。また、やはり駅を利用する方等で喫煙をする方についても、現在やはりコロナの影響で喫煙する場所がないということで、困っているというか、そういう場所を探しているという方も大勢いるというふうに伺っております。その中で、喫煙所があるということで、そこできちんとマナーを守って吸っていただければよろしいのかなというふうには思っておりますので、きちんとした構造の喫煙所を新たに設置をする方向で今後検討していきたいというふうに思っております。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) あそこの喫煙所自体が、要するに指導を受けているような場所で、要するにしっかりとされていないということをまず念頭に置いて。だとしたら、やはりそれを再開することは最善ではないと思います。吸う場所を探しているのであれば、やはりその方はおうちで吸ってきていただいて、職場に行くまでの間はやっぱり我慢していただいて、喫煙所がしっかりされているところで、職場等でもどこでもいいですから、喫煙所がしっかりされているところで吸っていただくということがルールになるのではないかと思います。これからのルールだと思います。そのようなことで、もう一度しっかりと検討していただきたいことをお願いさせていただきます。  ごみ処理場のことについて、新しいところで、プラントメーカーから事業者選定されるまでいろいろなものを要するに出していただくということになると思うのですけれども、令和3年度から令和4年度の中で事業者が選定されるという話でした。事業者選定の委員会を持つという話でしたけれども、この事業者選定委員会というのはどういうふうな形になるのでしょうか。いつ頃持たれるのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) 事業者を選定する委員の関係でございますけれども、こちらについては、現在上程しておりますPFIの関係の条例の中で事業者選定委員を選定をいたしまして、のほうでこの整備基本計画を基に実施方針や要求水準書、これは仕様書を作る上での基となるものなのですけれども、そういったものの作成、そしてその後事業者からの提案がありました際には、その事業者選定のほうを行っていくというような形で進めていく予定でございます。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 今、要求水準書というものをしっかりと作るというお話でした。それということは、PFIの条例を今つくろうとされております。その中で事業者選定委員会というものがあって、その中で要求水準書もしっかりとしたものが作られる。それをもって価格の提示もある程度される。そして、総合的に複数の事業者から、要するにプラントメーカーのほうから幾つかの、要するにやり方、本当に様々なやり方があると思うのです。今回のごみ処理の基本計画の中にもありましたけれども、非常にいろいろなやり方があります。そのやり方、それぞれ利点と欠点とあると思うのですけれども、これまで久喜ではストーカ方式と流動床式ということでやってきたと思うのですけれども。ということは、焼却の方式、ガス化溶融方式も含めて、全部検討がこの中でされるということになるのでしょうか、お伺いします。 ○議長(春山千明議員) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) ただいま渡辺議員おっしゃいましたように、焼却方式もストーカ式か流動床式かということも、この提案の中で出していただくということになっております。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) それは分かりました。ということで、今後そのことについてはまた質問もさせていただくというふうに思いますので、よろしくお願いします。動き始めてからでないとちょっと分からないところもありますので、お伺いさせていただきたいと思います。  もう一つです。(2)なのですけれども、搬入された廃棄物は、今お聞きしましたら、マテリアルからの資源化にならないものを除いて全て再利用ということなのですが、その認識からいくと、プラスチックは資源になりますので、資源も入ると思うのです。資源になると思うのですけれども、その点はいかがですか。 ○議長(春山千明議員) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) プラスチック類、容器包装、製品、プラスチックにつきましては、これまでもご説明しておりますように、環境負荷、住民負担、そして費用負担等を総合的に判断した上で、全量焼却して、熱回収として有効利用するということにさせていただいておりますので、今回の新たなごみ処理施設の中では資源化というような形ではなく、焼却という形にさせていただいているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) どうしてもその点が、焼却は有効利用だということで、利用には利用ですけれども、これまでやってきた有効利用をなくしてしまうということが本当に有効利用なのかということが、私にとっては疑問でなりません。この表現をするのであれば、「できていたものを一部止めてしまうが」という表現が一言入らないと納得できないような、そんな表現の仕方だと私は思います。私は、一部やっていたものを止めてしまうということ自体が、市民にとっても多くの市民が疑問に思っているところの一つですから、こういう表現の仕方が合っているのかどうか、本当にこの表現って大丈夫なのか、この表現がこの基本計画に載っているということ自体がおかしいのかなと私は思っていますので、その点についてもう一度お願いします。 ○議長(春山千明議員) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) 資源化の関係でございますけれども、先ほどご答弁申し上げましたように、施設に搬入された全ての廃棄物を可能な限りということで、やはり技術的経済的に可能な範囲で資源化を図るというような意味合いがございますので、プラスチックごみについてはやはり資源化ではなく、焼却による有効利用を図るということにさせていただいているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 私はちょっと納得ができないところです。  それから、これからマテリアルのリサイクルについても推進していくということで、施設がどういうものにするかということを検討していくということなのですが、久喜ごみ処理施設整備基本構想、要するにこの基本計画をつくる前に基本構想というものを皆さんでつくっていらっしゃいますよね。この基本構想の中にマテリアルのものについても書かれておりました。マテリアルリサイクルをどのように進めているか。マテリアル施設整備に関する方針が出されています。瓶、缶、ペットボトル、プラスチック製容器包装は、安定して確実な処理を可能とするためにマテリアルリサイクル推進施設を整備し、処理を行います。ここの中にしっかりと入っているのです。これを、要するに方針がしっかりとこの基本構想の中にあったけれども変えてしまったということでよろしいのですか。 ○議長(春山千明議員) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) 検討委員会の中で、ただいまおっしゃいましたような瓶、缶、ペットボトルの処理についても検討のほうをさせていただいたところでございます。その中で、こちらにつきましては、の新たな施設の中で整備するのではなく、民間に委託して処理するというようなことで決定のほうをさせていただきましたので、新たなごみ処理施設のほうでは、瓶、缶、ペットボトル、紙類等の資源物については民間に委託して処理する予定でございます。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) マテリアルリサイクル施設自体が、これまでの粗大ゴミの焼却施設が、私は火災が2度起きているということについては、もう絶対にこういうことにならないような施設を造っていかなければならないと思っています。その場合、今部長のお答えでは、事業者からの提案をしっかりと受けながら、火災や爆発にならないように要求水準書を作るという話でありました。これが非常に大切になってくるのかなと思いますけれども、今までごみの焼却の、要するに関わっている方にとっては、これが非常に難しくなっているということを聞いておりますけれども、この難しくなっている中でどのような処理ができるのか、皆さんとしても最大の検討していかなくてはならないと思うのですけれども、その点に関して久喜の考えは。 ○議長(春山千明議員) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) 火災や爆発防止の対策でございますけれども、先ほどもご答弁申し上げましたように、今後作ります要求水準書の中にそのような旨も記載していくということになるかと思いますが、やはり現状でも、全段階での目視による手作業での選別というのが大変重要になっているようでございます。そういった意味で、現在ご苦労されている従業員の皆様には感謝するところでございますが、やはり今後もそのような火災や爆発がないように、各清掃センターのほうでは取り組んでいくということでございます。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 今取り組んでいっていらっしゃるということは分かりますので、今後の新しい施設に関してもしっかり、目視、それから警備会社のほうの人員配置も必要だと思うのです。しっかりとした人員配置をしながら、それを未然に防ぐということが必要だと思うのですけれども、そのことに関してはいかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) 新たなごみ処理施設のほうでは、その辺も含めて、要求水準書のほうで事業者のほうから提案をいただきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) 要求水準書をしっかりとしたものにするためには、そういうこともしっかりと明記するべきだと思いますので、よろしくお願いします。  雨水と汚水については、雨水、汚水、別ですよね。その点について確認させてください。 ○議長(春山千明議員) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) 渡辺議員おっしゃいますように、雨水と排水のほうは別というふうに考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 渡辺昌代議員。                 〔9番 渡辺昌代議員登壇〕 ◆9番(渡辺昌代議員) あそこに大きな施設ができているということは、近隣の人たちにとって水の問題は物すごく重要な問題になります。ですので、その点のこともしっかりと、これから検討をしっかりしていただきたいということをお願いさせていただきまして、終わらせていただきます。 ○議長(春山千明議員) 以上で渡辺昌代議員の質問を打ち切ります。 ○議長(春山千明議員) 次に、成田ルミ子議員の市政に対する質問をお受けいたします。  6番 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 6番 成田ルミ子です。一般質問をさせていただきます。  大項目1番、久喜駅西口の渋滞問題の解決策の進捗状況について伺います。企業バスや送迎の自家用車で混雑をしている久喜駅西口駅前の様子は、以前より指摘されております。昨今、駅前を利用する企業バスも多く見られております。以前より増えているような様子でございますが、解決に向けた進捗状況について伺います。  (1)です。西口駅前の混雑状況の解決に向けて、どのような経緯をもって調査研究をしてきたか伺います。  (2)です。に対し、企業側からバスの停車場等について要望はあったでしょうか。あれば、その要望に対しが行ったことは何か伺います。  (3)です。久喜駅西口周辺まちづくり検討事業の計画を進めるとともに、西口駅前の渋滞問題に関し早期に安全対策をすべきですが、の考えはいかがか伺います。  大項目2番、市内河川のしゅんせつ等整備計画について伺います。市内においては、県の事業で1級河川の中川で河川敷の樹木の伐採など、大規模な河川整備を行っております。災害の少ない時期に備えをすることは大事なことでありますが、が管理している河川のしゅんせつ等の整備計画について伺います。特に準用河川の中落堀川は、久喜中央部を東西に流れており、災害対策はもとより、日常の景観も重要視すべきであります。も、都度、河川の整備については対応をしておりますが、今後の計画をお伺いいたします。  大項目3番、ほめる子育てトレーニングの普及について。脳画像の研究により、子供時代につらい体験をすると、脳に様々な変化を生じていることが報告されております。虐待と聞くと、身体的な暴力を受けることをイメージしますが、体の暴力よりも言葉の暴力のほうが脳に受けるダメージが大きいとも言われております。逆に、怒る側は、怒ることで脳が快感を覚え、習慣になるとも言われております。久喜が行っている「ほめる子育てトレーニング」は、米国で開発されたペアレントトレーニング技法を利用し、日本で作成された児童虐待予防プログラムであります。親が褒める子育てを練習し、ロールプレイにより上手なしつけの方法、具体的なしつけのスキルを身につけることを目指すプログラムであり、子育て支援、虐待予防の取組として普及が進んでおります。久喜は、大変先進的な取組をしております。今後も大きく普及させていくべきであります。そこで、以下伺います。  (1)です。トレーナー養成についての状況をお伺いします。  (2)です。講座開催状況をお伺いいたします。また、今後の計画についてもお伺いいたします。  以上です。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員の質問に対する答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 大項目1のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。久喜駅西口周辺におきましては、平成18年度から22年度までの5か年において、久喜駅西口周辺地区活性化事業を実施しており、当該事業の前後に行った交通量調査では、駅前広場や県道六万部久喜停車場線への車両の乗り入れが増えている状況でございました。そのような中、駅前周辺の交通混雑の解消に向けて、既存の駅前広場を有効に活用するため、バスの軌跡や停車位置等について調査研究を進めてまいりましたが、限られた用地であることなど課題も多く、さらなる検討が必要であるものと認識したところでございます。  次に、(2)でございます。久喜駅西口における企業バスの乗降につきましては、令和2年1月に市内工業団地協議会等からバスターミナル整備を求める要望書が提出されております。このほか、地元商店会から、地域のさらなる活性化を図ることへの要望書が提出されており、駅西口周辺のまちづくりの意識が高まっているもののと認識しております。このような中、令和2年度から、久喜駅西口周辺まちづくり検討業務に取り組むこととし、交通量調査や住民アンケート調査等の実施により、改めて地域の現状把握を行い、まちづくりの方策の検討を行っているところでございます。  次に、(3)でございます。このたびの交通量調査では、企業送迎バス等の乗り入れ台数のさらなる増加が見られ、このうち大型バスの乗り入れも増加している状況でございました。また、アンケート調査では、周辺道路における混雑解消について多くのご意見をいただいているところでございます。このようなことから、現在進めておりますまちづくり検討業務におきまして、交通混雑の解消に向けた安全対策について検討してまいりたいと考えております。  続きまして、大項目2のご質問に対してご答弁申し上げます。市内の河川及び排水路に堆積した土砂や雑草につきましては、毎年実施している箇所のほか、パトロールや市民からの通報により現地の状況を確認し、除草や清掃作業を実施しているところでございます。今後におきましては、令和2年度に国において創設されました緊急浚渫推進事業も活用しながら、中落堀川をはじめとする準用河川等のしゅんせつなどを計画的に進めてまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 大項目3のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。ほめる子育てトレーニング講座につきましては、良好な親子関係を築くだけではなく、児童虐待防止につながる取組として普及啓発を進めている事業でございます。トレーナーの養成については、平成24年度から、子育て支援センターの職員や児童福祉担当職員、地域の子育て支援団体のスタッフなどが、埼玉県やが実施するトレーナー養成講座を受講しており、令和3年2月1日現在で43人が認定を受けているところでございます。  次に、(2)でございます。ほめる子育てトレーニング講座につきましては、子育て支援センター等を会場に、トレーナーの認定を受けた職員が保護者に対しましてイラスト等を用いたスライドを見ていただきながら、分かりやすい言葉のかけ方や効果的な褒め方のこつなどを学ぶ講座を定期的に開催しているところでございます。今年度につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、6回のみの開催となりました。令和3年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の状況を考慮しながらではございますが、引き続き開催してまいります。 ○議長(春山千明議員) 再度の質問をお受けいたします。  成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) それでは、大項目の1番のほうからお聞きします。  混雑の状況は、部長もご認識のことだと思います。先ほど、いろんな要望の中、多くの意見も集まっているというようなお話を伺いました。どのような意見が集まっているか、お示しいただきたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) アンケートにつきましては現在集計中でございまして、この後具体的な分析作業に入る予定でございます。その集計途中の段階でございますけれども、久喜駅西口周辺の企業バスの停車の問題解決、これを望む回答というのはかなり多くあったというところでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) ただいま企業バスの話が出たので、そちらのほうをお伺いしたいと思います。たまたま私昨日駅前に行ったものですから、企業バスの朝の様子を見ておりました。企業バスも最少の待ち時間で人を乗せて、会社に出発されているようです。ただ、バスの台数が多くなったため、前よりもずっと混雑しているように見えるのかなという様子が見てとれました。それについては、やはり台数につきましては大型バスが増えたと今ご答弁ありましたが、やはり大幅に増えているのでしょうか。どのくらい増えているか、分かればお願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 交通量調査の結果についてお答えいたします。  参考のために、平成23年度に行った調査と、今回、令和2年度に行った調査の台数をお答えしたいと思います。対象となりますのが、企業バスをはじめとする観光バス、学校送迎バスなどの停車台数について調査いたしました。朝、6時から9時の3時間の時間帯でございますが、平成23年度は68台、令和2年度は124台ということで、56台の増加でございました。それから、夕方の時間帯でございます。17時から21時、これの4時間の間ですけれども、平成23年度は96台、令和2年度は129台ということで、33台の増加ということでございました。それから、大型バスでございますけれども、朝の3時間の中では、124台のうち、大型バスは21台、夕方の4時間におきましては、129台のうち、大型バスは27台という結果でございました。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 今のご答弁からも、大分バスの数というのは大幅に増えているということが分かりました。企業バスが駅前に送迎に来る際、時間に合わせて向かってくると思うのですが、その前に西停車場線のところで待機をしているというような状況はご存じでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) それは、調査等におきまして確認させていただいておるところでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕
    ◆6番(成田ルミ子議員) となりますと、やはり安全対策、駅前だけではないということが分かると思うのですけれども、そういたしますと、バスの送迎場所だけではなく、駅前の例えば送迎場所だけではなく、新たな待機場所も今後考えていかなくてはならないと考えるのですが、その辺につきましてはいかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) これからつくります構想の中でその辺は検討させていただきたいと思っておりますが、単に場所ということではなくて、企業バス、企業さんのほうのご意見も伺いながら、その辺は検討していきたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 久喜周辺まちづくり推進事業で検討業務委託の実施を今年は行っており、そして来年度は基本計画の策定の検討に当たるということなので、様々な、今後いろいろプランが出てくるとは思うのですけれども、現状を考えたときに、今現在もやっぱり危ない状況は続いているのです。今日伺いたいのは、今後のまちづくり推進事業、企業側が求める、そういったいろんな意見の集約、商店街が求めるいろんな意見の集約、そのほかに今現在の混雑状況に対しましての解決策を何らか持たなくてはいけないと思い、本日は質問させていただいています。それにつきましてはいかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) といたしましても、今までいろいろ調査研究等はさせていただいたところでございます。例えばCAD、建設図面プログラムなどを利用しまして、ロータリーあるいは周辺道路を含めて既存の駅前広場を有効に活用するための検討などを行ってきております。  主な検討内容でございますけれども、例えば駅前ロータリーにつきましては、既存の歩道を一部縮小し、ロータリーを一回り大きく広げる、あるいは中央にある噴水や植栽を撤去し、各乗降場等に加え、企業バス乗降場を配置する案、こちらも検討したのですが、結果、企業バスについてはこれをやったとしても4台ぐらいが停車が可能、それからタクシープールのほうでタクシーの台数は少し増やせるのですけれども、そういう状況でございました。また、提灯祭り通りにつきましては、駅方面からの一方通行として企業バスの乗降場を配置する案、こちらも検討しました。これ、バスの軌跡などを参考に検討した結果ですが、5台ぐらいしか停車が可能ではないということでした。それから、雨天時に特に多く見られる一般車両への対応にということで、トイレ前の市道久喜211号線、これに一定の、2.5メートルぐらいになる幅員を確保して、乗降場を配置する案、これは検討した経緯がございます。ただし、どちらも限られた用地ということもありまして、効果が限定的であるということもあり、対策には至っていないところでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 部長おっしゃるとおり、今現在のあの場所の状況では、なかなか簡単には解決できないということは見てとれます。分かります。ただし、町の中をあの辺を歩いてみますと、大分空いた土地とかも出ているのです。そういったところをは今後の計画にやっぱり役立てるためにも、計画的にあの辺の場所を見て回って、何か手を打つようなことはできないですか、どうでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 今回調査エリア、かなり広く調査させていただいていますので、そういった状況につきましても把握させていただいているところでございます。これから構想とか基本計画をつくってまいりますけれども、その中で、どういった機能でどのくらいの規模が必要になって、それはどの場所にということが出てきます。それともう一つは、事業手法ということも出てきますので、そういったものを総合的に考えながら、地元の住民の皆様と合意形成が取れるような案というのをこれから考えてまいりたいと思っております。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 大きな事業になると思いますので、簡単には今すぐ解決はできないかと思うのですが、日々の混雑状況を見ていると、やっぱり何とかしてほしいのです。  昨日スマホの検索画面を持った外国人の方が、管理センターに行きたいのだけれども、たどたどしい日本語で、スマホの画面には管理センター行きのバスが出ていて、路線名と何番乗り場と書いてあるのだけれども、私自身も正直よく分からなかったのです。一緒に、反対側かなと大体見当をつけてご案内したのですけれども、そうしたらもうバスが来てしまったのです。そうすると、りそな銀行側のほうに回れば横断歩道もあるし、安全に行けるのですが、クッキープラザのほうから行ったものですから、バスが見えているのに上を上がれとも言えず、道路を横切ったのです。やっぱりそうすると、バスは来るわ自家用車は来るわ、その中で人は横切るわで大変な状況。昨日たまたまそのような状況を私は見ていたのですけれども、私自身もやっぱり同じような行動はしなくてはならないときもありますので、やっぱり本当に危ない状況なのです。やっぱり久喜の西口駅前が中心市街地としての役割を果たすためにも、あのような状態では絶対に問題があると思いますので、できることを考えてやっていただく。そして、まちづくり推進事業については大いに力を入れて、市長のほうからもお話がありましたけれども、全力でやっていただきたいなと思っております。先ほど幅員を広げることも検討されたという話もありましたが、そちらについてもやっぱり無理なのですか、どうなのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) いろいろ検討した経緯はございますが、難しい。費用対効果とか、実際にやることが難しいということを総合的に判断して、できていない状況ということでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) ぜひ一刻も早く改善できることを望みます。よろしくお願いいたします。  大項目の2番です。しゅんせつのほうの整備計画ということでお聞きしました。国のほうの資本でやられるということなのですか、先ほど計画があるというのは。もう一度お願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 先ほどの答弁で言いました緊急浚渫推進事業でございます。これにつきましては、昨今の豪雨災害の激甚化や河川の氾濫の頻発を踏まえまして、緊急かつ集中的にしゅんせつ事業に取り組み、危険箇所の解消ができるよう令和2年度に創設された事業でございまして、国庫補助ではなくて、起債が利く事業ということになります。ただ、一般の補助金はよく1級河川、2級河川というのが対象なのですが、この事業につきましては市町村が管理する準用河川や普通河川も対象になるということで、大変使いやすい事業であると感じておりますので、これを活用していきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) ここで休憩をいたします。    休憩 午前10時29分    再開 午前10時45分 ○議長(春山千明議員) 再開いたします。  成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 大項目2番のほうの続きです。県の事業になるのですけれども、高柳付近の中川の河川敷が大規模な伐採、随分伐採したのです。随分大きな伸びた樹木とか、やっぱりこんなにというぐらい伐採したのです。それは、伸びた樹木が橋りょうとかをやはり洪水のときなんかに壊すおそれとか、そういったことをやっぱり恐れて災害対策であのような事業はなされているのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) あくまでも一般論でお答えさせていただきますが、河川区域内にある樹木等につきましては、河川の流れを阻害する要素になりますので、洪水とか、そういったものの支障になるという判断で撤去したものと考えております。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) となりますと、も今後、河川に対してやっぱり災害対策の視点で管理をしていかなくてはならない、今後ますますそのようなふうにしなくてはならないと思います。先ほど緊急浚渫推進事業のことをお話しされましたが、市内にある準用河川というのは何本ぐらいあるのか、そしてそのうち流域面積が大きいのはどこなのか、教えてください。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) が管理する準用河川でございますが、中落堀川、こちらの流域面積は6,300平米でございます。それから、蓮ケ原川、こちらの流域面積が290平米、それから江面落川、こちらの流域面積は80万平米、それから鷲宮江川、こちらの流域面積につきましては資料に記載がない状況でございます。それから、大中落川、こちらの流域面積につきましては318万平米。ただし、久喜市内以外の面積が含まれている可能性もございます。ご了承いただきたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 中落堀は、長さが4.7キロぐらいかなと思っているのですが、今流域面積聞いたら、比較がちょっと難しくなってしまったのですが、やはり中落堀は中心市街地も流れておりますし、私は本当に優先的にやるべきだと思うのですけれども、その辺についていかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) これからしゅんせつの計画をつくる中で、中落堀川というのは計画的に進めるべき準用河川だというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) その計画については令和3年度ということでしょうか。事業実施がいつ頃になるのかお示しください。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 令和3年度に計画を策定いたしまして、事業のほうも3年度中に実施できればいいかなというふうに考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) あと、こちらのほうでお伺いしたいのは、今、中落堀を護岸工事をしてありますので、比較的、樹木はもちろん生えていないのですけれども、今コンクリート部分から木が出てきているところもあるのです。そういったところも作業。しゅんせつというのは掘るというのですか。それだけではなくて、河川の整備、あとその周りの遊歩道の整備、整備というか、きれいにするということです。そういった面も含めて、美観も含めてやるべきだと思っているのですが、その辺についてはいかがでしょう。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 先ほど紹介した緊急浚渫推進事業でございますけれども、対象経費の中に土砂等の除去のほかに樹木伐採に係る費用というのも含まれておりますので、そういう支障となる樹木についても一緒にきれいにしていきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 景観と申しましたのは、中落堀川の水源というのは各々の水田からの余水によるもので、これといった池があるとか、そういうわけでない河川ですから、やっぱり冬になるとからからになってしまって、たまった水が原因の蚊の発生問題ですとか、ちょっとごみが流れにくくなってしまう状況に、さらに汚れたところにまた誰かが捨てたり、ちょっとそういったことも気にしないとならない河川なのかなと思っています。ですので、土砂を取ってしまうということのほかにも、やっぱり美化に関したところにも力を注いでいただきたいのですけれども、樹木の伐採というのは費用にあるとおっしゃっていましたが、費用の中にどの程度まで河川を美化する、しゅんせつだけではなく、きれいにするという観点が入れられるのか、その辺についてお伺いします。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) 先ほどの事業につきましては、あくまでも豪雨災害・洪水対策ということでございますので、美化に対する経費については対象になっていないものと思われます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) それでは、そちらのほうはぜひ豪雨災害等による対策としての事業を着実に進めていってほしいなと思います。  ただ、美化に関する部分に関しましては、本来でしたら、やはり中心市街地を東西に走って流れているところで、今遊歩道もありますので、人が結構歩いている場所ではあります。ぜひとして、市民の憩いの場になるような水辺の空間にしていってもらいたいなと、そのようなことを願っているのですが、今のところそういった公園化計画とか、例えば中落堀沿いに沿って、古久喜公園ですとか、香取公園とか、ずっと行くと、先にはところどころにそういった公園地があるわけなのです。そういったところをうまく活用しながらの、空間利用しながらの整備も今後検討していってもらいたいのですけれども、残念ながら今のところはちょっとそういった計画はないと思うのですが、ぜひそのような観点を持っていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 建設部長。 ◎建設部長(齋藤光紀) ご質問は、中落堀川の上部空間利用という、そういう観点ですか。                 〔「そうですね」と言う人あり〕 ◎建設部長(齋藤光紀) 中落堀川に蓋をかけて、その上空利用につきましては、久喜駅東口付近につきましては、駅前広場の機能を補うためなど、上部空間の有効活用の観点から蓋かけ等について検討しております。その他の区間につきましては、いろいろ問題もありまして、例えば先ほど言った水害の関係から言いますと、河川断面、これを現状の部分を少なくとも確保する必要がある。あるいは、蓋をかけてしまいますと、しゅんせつ等の作業がしにくくなるということもございます。また、太陽光が遮られてしまいますので、河川環境的には逆に低下するというふうな考え方もございます。こういうこともございますので、今のところ環境の美化の観点から、蓋かけをすることは考えておらないところでございます。ただ、今後駅周辺まちづくりとかいろいろ検討を進めてきますので、そういった中で上部空間の有効活用の必要性というものが出てくれば、その時点で先ほど言ったようなことも含めて総合的に考えて検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) ぜひお願いしたいと思います。やっぱり本当に中心部のところですから、いろんな想像を膨らませますと、いろんな活用ができるのではないかということが考えられますので、ぜひよろしくお願いいたします。また、しゅんせつに関しては、今アシやガマなんかが割と残った状態でしゅんせつされているのですけれども、それも冬水の水の浄化の対策としての今までの、のほうで考えてしゅんせつしてくださったのかなと思うのですけれども、やっぱりそういった観点も持ちながら、ぜひ災害に備えたしゅんせつは進めることが必要ですので、よろしくお願いいたします。  それでは、大項目2番終わり、大項目3番のほうをお願いいたします。こちらのほめる子育てトレーニング、こちらにつきましては、前はどならない子育てトレーニングを普及するということで予算化されていたと思うのですけれども、それについて褒めるになったという、それは久喜独自のものなのか、その辺も併せてお願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 成田議員おっしゃいますとおり、以前はどならない子育て練習法ということで、埼玉県で実施していた事業でございます。県のほうではこのトレーナー養成講座の名称を使いまして、今までにも幾つかの名称変更等を繰り返しながら、内容はどれも同じで、子供を褒めながら育てるという趣旨の内容で講座を実施しておりましたが、委託している団体の組織とかの解散、そういったものがいろいろございまして、商標登録した名称の使用ができないということになりまして、私ども久喜のほうとしては、プラスになるいい言葉がないかなというふうに職員も考えながら、利用されている、講座に参加されている皆様にアンケートなどを取らせていただいて、どういう名称がいいかという応募をさせていただいた中で、ほめる子育てトレーニング講座がいいのではないかということで、本市独自にほめる子育てトレーニング講座というのを始めるという至った経緯がございます。そういったことで、どならない子育て練習法が起源になっておりますが、久喜としてはほめる子育てトレーニングということで名称を変えてございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 最近、強い言葉による不適切な言葉かけを繰り返すことが子供の脳の発達に悪影響を与えているのは間違いないというような研究結果が出ております。やっぱり脳科学の進歩により、そういったことが分かってきたと思うのですが、子育てをした人なら誰でも経験があるように、やっぱり強い言葉で子供を指示、命令してしまうような言葉かけをしたということは本当に、いや、私はそんなことしたことないのだよというような保護者はほとんどいないのではないかなと思っておりますので、今後お子さんを育てる方がこのような久喜版のほめる子育てトレーニング、こういったことに接することによって、子育てに関して前向きに子供に接するご家庭が増えればいいなという思いでおります。こちらについて、コロナ禍の影響だったと思うのですが、昨年の開催は6回ということなのですが、やはりちょっと、本年につきまして6回ということは本当に、1年の中に入れれば本当少ない回数で、コロナ禍の中ということもあるのですが、本来でしたらどのくらい開催をされる目標というのはあるのですか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 本来ですと、来年度もこのように計画しておりますが、久喜のほうでつくりましたほめる子育てトレーニングは3パターンで、3章にわたった事業を組み立てたスライドを職員が作成しまして、30分程度の講座ということで、何回もリピートして聞いていただけるような内容にしてございます。子育て支援センターが3か所、それからつどいの広場も活用させていただきまして、各地区1か所ずつ、4か所で3章の講座を2回ずつ、市内で合計24回の講座を実施していこうというふうに考えてございます。  それから、職員のほうにもこの講座、成田議員おっしゃいますとおり、都度好評いただいておりますことから、講習に来てほしいというお声もいただいておりますので、そういったところにも職員を派遣して、講座をさせていただいているというところで、24回、プラスなっていくということも予定してございます。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 講座が評判がいいということでお呼びがかかるというのはとてもすばらしいことだと思います。子育て中の方だけでなく、子育てを終わった、今度は孫育てをするような方たちにもぜひこのようなトレーニングのこういったことをやっているということを広報することは大事かなと思うのですが、そういったところにも出向いてはいただけるのですか。年代的に子育てをしていない人たちのところにも出向くということも考えられますか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 今ご提案いただいたところなのですけれども、今現在子育てしている方に対応しているという状況でしたが、おっしゃいますとおり、孫育てということで、おばあ様たちが子供を褒めて育てることを再度確認しながら、そして自分の孫、そして地域の子供たちを育てるときのバイブルになるような、そういった講座になるようにと思いますので、そういったご提案として今後検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 前向きなご答弁ありがとうございます。  それと、私の勉強不足だったら申し訳ないのですが、このようなトレーニング、例えば動画とかに撮ってホームページ掲載とか、そういったことは考えられているのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 現在のところ動画のほうでアップしているということはございませんが、またこちらもそういった講座を受講するきっかけになるものというふうなご意見ということで、ぜひ考えていきたいというふうに思っております。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) ちょうどコロナ禍の状況ということも相まって、やっぱり人と話す機会が少ないということで、子育てに対して悩んでいる方というのは本当にたくさんいると思うのです。そういったときに、このような動画でもおうちで見ることができれば、少し子育てに行き詰まった自分の気休めみたいな部分に、あるいは勉強として、とても響くものではないかなと思いますので、ぜひそれにつきましてはご検討をお願いしたいと思います。  今、人と話す機会が少ないということをちょっと申し上げたのですが、は個別相談を始めたということがこの間ラインか何かで流れてきましたが、そういった子育てに悩む方たちの相談の窓口が少し増えたのか、増えたというか、また再度始まったのかなと思うのですが、その開催状況が、支援センターとかで行うとは書いてあったのですが、やっぱりニーズがありますか。その辺について、分かればお願いいたします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 成田議員おっしゃいますとおり、子供を育てるお母様方、いろんな悩みを抱えながら子育てをしているという状況がございます。そういった意味で、緊急事態宣言等、子育て支援センター等利用できないお母様たちもいらっしゃいましたが、相談を開始するということによりまして、大変ニーズが高まってきておりますので、そういった皆様の市民の声に対応する相談事業を引き続き続けてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 成田ルミ子議員。                 〔6番 成田ルミ子議員登壇〕 ◆6番(成田ルミ子議員) 本当に前向きに子育て世帯の応援になっていると思いますので、今後ともには進めていただきたいなと思います。やっぱりたくさん褒めること、そういったことが子供の脳の発達にプラス、それも感情とか、感覚とか、そういったところの領域が発達してくるという研究結果も出ていますので、やっぱり本当にたくさん褒めるような子育てって難しいのですけれども、久喜でぜひ褒める子育てトレーニングを今後とも頑張ってもらいたいなと思います。  質問はこれで終わりにいたします。ありがとうございました。 ○議長(春山千明議員) 以上で成田ルミ子議員の質問を打ち切ります。 ○議長(春山千明議員) 次に、川辺美信議員の市政に対する質問をお受けいたします。  2番 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 2番 川辺美信です。通告に従い質問させていただきます。  1、医療でも療養でもない自宅療養者の対策が急務。久喜市内の新型コロナ感染の陽性者数は395人(1月28日現在)で、陽性者の状況、幸手保健所提供1月15日現在は、患者数患者数47人、入院中21人、宿泊療養12人、自宅療養14人、入院調整中ゼロ人でした。本日のホームページに載っている数ですけれども、2月24日現在は陽性者数は482人で、陽性者の状況、幸手保健所提供2月15日現在では、患者数32人、入院中17人、宿泊療養4人、自宅療養11人、入院調整中ゼロ人でホームページに公表されています。自宅療養と確認中とされる待機とは、医療でも療養でもありません。  東京都内で小学生の子供3人を育てている30代のシングルマザーは、昨年12月の末、39度を超える高熱やせきの症状が現れ、検査でコロナ感染が判明した。ぜんそくなどの基礎疾患を抱えていることから、重症化するおそれもあるが、病院に入れず、今月上旬から約10日間、病床が空くのを待ち続けた。高熱で立っているのもつらいときもある中、家庭内感染を起こさないよう、子供と距離を取るようにしたり、消毒薬をまいたりしている。しかし、子供たちの食事を作り続けるのは難しく、買物にも出られないため、出前に頼って余分な出費もかさんでしまった。誰かに子供を預けたくても、濃厚接触者である3人を引き受けてくれる人はいない。結局離婚から5年以上会っていない元夫に託すしかなかった。女性は、自宅待機は全て自分でやらなければならない。毎日出前を取るほどの余裕はない。ぎりぎりの生活をしている人がいることも分かってほしいと話す。1月18日の毎日新聞に掲載されていました。この事態の中で、自宅療養の患者、待機させられている患者が、自殺も含めて次々に亡くなっています。自宅療養中、12月以降、10都府県で21人死亡(1月24日の毎日新聞)との報道もありますが、全国的にはさらに増え続けていると考えられます。  厚生労働省の自宅療養の感染管理対策では、次のリスクのある患者は、無症状や軽症であっても、自宅療養ではなく、入院措置が必要としています。高齢者、基礎疾患がある者(糖尿病、心疾患または呼吸器疾患を有する者、透析加療中の者など)、免疫抑制状態である者(免疫抑制剤や抗がん剤を用いている者)、妊娠している者。発熱、呼吸器症状、呼吸数、胸部レントゲン、酸素飽和度SpO2等の症状や診察、検査所見等を踏まえ、医師が総合的に判断する。以上を踏まえて次の項目お伺いいたします。  (1)、自宅療養者が47人中14人、29.8%は高い数値だと考えますが、の見解をお伺いいたします。  (2)、自宅療養とされた患者は、厚生労働省が示している感染管理対策において入院措置が必要に該当していないものとして理解してよいのかお伺いいたします。  (3)、自宅療養中に症状が悪化し、死亡に至るケースや自殺に追い込まれたケースが報道されています。こうした悲劇を生み出さないためにも、入院や宿泊療養により、患者を孤立させない、治療に専念できる環境が必要になりますが、の見解をお伺いいたします。  (4)、自宅療養を経験された方から、外出できないので、消毒用アルコールなど衛生用品を配付してほしい。健康状態を相談できる場所が欲しいとの要望を聞くことができました。久喜においても、自宅療養されている市民の要望など可能な限り聞き取り、県へ伝達するとともに、としてできる対策を講じることが必要だと思いますが、いかがでしょうか。  2、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために、PCR検査等の費用を助成すべき。新型コロナウイルスの国内感染者数の急増により、2度目となる緊急事態宣言が出されました。感染拡大を防ぐには、早期に感染者を把握し、治療の開始及び隔離等の対策を講じることが必要であり、そのためにもPCR検査等の拡充が求められています。各自治体においても新型コロナウイルス感染症の感染拡大や重症化を防止するため、一定の高齢者や基礎疾患を有する方が本人の希望により自費での検査を行う場合の費用を助成する動きが大きくなっています。久喜においても行政検査の自己負担分を全額助成することを始めましたが、PCR検査等を希望する市民にまで及んでいません。11月議会において質問した際には、重症化リスクの高い高齢者等を対象とした検査事業であることから、検査体制の構築に向け検討したが、実施時期が季節性インフルエンザの流行期と重なるなど、医療提供体制の負担等を考慮し、実施を見合わせたという答弁でした。そこで、11月議会に引き続きまして、PCR検査等の費用の助成について、次の項目をお伺いいたします。  (1)、埼玉県内の検査体制は検査対象を段階的に拡充しており、医療機関、高齢者施設、保育所、幼稚園など、感染リスクの高い施設において陽性者が発生した場合、濃厚接触者に当たらない方も検査を行っている。埼玉県では検査を必要とするときに速やかに受けることができる体制が整備されつつあると、9月議会で答弁されました。11月議会では、検査体制の拡充を埼玉県が制度的に整えている状況に、現在まで変わりはないというものでした。11月議会以降に確定した項目があればお伺いいたします。  (2)、11月議会において、検査体制の構築に向け検討したが、実施時期が季節性インフルエンザの流行期と重なるなど医療提供体制の負担等を考慮し、実施を見合わせたという答弁でしたが、11月議会以降に検討されましたか。検討したが実施を見送った、検討しなかった、その理由についてもお伺いいたします。  (3)、感染の危険性を常に抱えながら仕事をしなければならない方たち、医療従事者、高齢者施設職員、障がい者施設職員、学校関係者、学童保育支援員、保育士、幼稚園教諭等にPCR検査を定期的に実施すべきと考えますが、いかがでしょうか。  (4)、感染の危険性を常に抱えながら仕事をしなければならない方たち、前述の人たちですが、PCR検査等を自費で行った場合、その費用を助成すべきと考えますが、いかがでしょうか。  (5)、重症化しやすい高齢者の感染拡大を防止する観点から、高齢者施設に新規で入所する際にPCR検査等の費用負担を助成する自治体が増えています。久喜においても助成すべきと考えますが、いかがでしょうか。  (6)、一定の高齢者や基礎疾患を有する方が自費で検査をする場合、検査費用の全額もしくは半額以上を助成すべきと考えますが、いかがでしょうか。  (7)、職員の医療従事者、高齢者施設関係者、障がい者施設関係者、学校関係者、学童保育関係者、保育士、幼稚園教職員等の定期健康診断にPCR検査等を取り入れ、公務の安全が確保できるようすべきと考えますが、いかがでしょうか。  3、久喜ワクチン接種を安心して受けられる体制と経済的支援をすべき。2月1日の全員協議会で説明された久喜ワクチン接種について、安心して接種できるための対策と、コロナ災害によって経済的影響を受けている事業者及び個人に対する支援について、次の項目をお伺いいたします。  (1)、ワクチン接種で不安を抱くのは副反応です。安心して接種を受けるには正確な情報と相談できる体制が不可欠ですが、どのような対応を検討されているのかお伺いいたします。  (2)、ワクチン接種会場の体制として、人材派遣で対応するとの説明でしたが、コロナ災害により、雇い止めや採用取消しなど、雇用に不安を抱えている市民も少なくありません。人材派遣だけではなく、緊急雇用として募集することも必要だと考えますが、いかがですか。  (3)、高齢者4万6,820人及び基礎疾患を有する者5,200人の移動手段を持たない交通弱者を対象に、集団接種及び個別接種会場への送迎にタクシーチケットを希望者に送付すべきと考えます。ワクチン接種の接種率向上と、コロナ災害で大きな影響を受けている地域公共交通事業者の支援にもつながると考えますが、いかがでしょうか。  4、中央幼稚園及び中央保育園分園を地域の幼児教育(保育)の拠点としての存続を。1月15日に開催された第5回久喜公共施設個別施設計画検討委員会で出された久喜公共施設個別施設計画(案)の74ページに、中央幼稚園と中央保育園は2022年に募集停止と記されています。公共施設個別施設計画は、今後パブリックコメント等を経て慎重に議論される上で決定されるものと思われますが、2022年募集停止と書かれていることに、多くの保護者や園児、市民の皆さんが不安を抱いています。2021年に入園を予定している園児と保護者から見れば、最後の園児となり、1年ごとに園児数が減ることに幼児教育に不安を感じますし、2023年廃止となれば、兄弟姉妹も同じ幼稚園に通わせたいと考えている保護者からは、子供の教育(保育)方針そのものの見直しが迫られます。中央幼稚園及び中央保育園分園の幼児教育(保育)は、市民からの信頼が厚く、存続に向けての要望も強く、市長にもそういった声が届いているものと思います。市民の声に十分耳を傾け、幼児教育(保育)の要でもある中央幼稚園及び中央保育園分園の存続を求めますが、市長の考え方をお伺いいたします。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員の質問に対する答弁を求めます。  健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 大項目1のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。市内における自宅療養者数は、令和3年1月15日の時点で陽性者47名に対し14名でございましたが、2月15日の時点では、陽性者32名に対し11名でございます。自宅療養者につきましては、幸手保健所が個々の状況に応じて療養先の選定をしているところでございます。  次に、(2)でございます。埼玉県が定める自宅療養基準につきましては、厚生労働省が示す基準よりもさらに厳しい基準を設定していると伺っております。そのようなことから、自宅療養とされた方につきましては、入院措置の必要がない方と認識しております。  次に、(3)でございます。陽性者の自宅療養に関し、埼玉県では保健所による日々の健康観察や配食サービスなどの対応が行われており、自宅療養者の不安を取り除き、安心して療養に専念いただく環境が整備されているものと認識しております。  次に、(4)でございます。自宅療養者の要望につきましては、幸手保健所による陽性者の健康観察が毎日行われておりますことから、その都度幸手保健所が聞き取りを行うものと考えているところでございます。  続きまして、大項目2のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。なお、(5)は福祉部、(7)は総務部の所管でございますが、一括してご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。埼玉県における新たな検査体制につきまして、令和3年2月4日の埼玉県対策本部において、入院医療機関や入所系高齢者施設及び障がい者施設の従事者、新規入院入所者に対する集中検査を実施することが示されたところでございます。  次に、(2)でございます。11月定例会以降も、埼玉県指定診療検査医療機関の指定を受ける医療機関が現れるなど、検査体制の整備は継続されていることから、一定の高齢者等に対する検査費の助成につきましては改めての検討は行っていないところです。  次に、(3)でございます。埼玉県では、これまでの拡大検査や市内医療機関における検査体制の拡充に加え、入院医療機関や入所系高齢者施設及び障がい者施設への集中検査を行うなど、検査体制が強化されておりますことから、医療従事者などに対するPCR検査等の定期的な実施は考えていないところでございます。  次に、(4)でございます。自費診療による検査費用の助成につきましては、個人の感染不安を解消することなどを目的に希望者が行う検査であることに加え、陽性であっても、感染早期のためウイルスが検知されない可能性や、その後の感染の可能性もあること、行政検査の体制も拡充されてきている状況などから、考えていないところでございます。  次に、(5)でございます。市内の介護福祉施設に状況を確認したところ、入所の際には血液検査等による体調チェックや医療機関への病状確認を実施して、入所予定者の状況をよく観察して確認しているとのことでございます。また、医療機関からの入所者には、医療保険の適用によりPCR検査等を受けていただいている施設もあり、介護福祉施設に入所する際の感染防止対策は図られているところでございます。このような中、令和3年2月4日に埼玉県では、国の新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針の改定を受け、高齢者施設の感染拡大防止対策として、県内高齢者施設の新規入所者に対し、2月中旬以降、随時行政検査としてPCR検査を行うことが示されたところです。このようなことから、としての検査の費用助成等は考えておりません。  次に、(6)でございます。一定の高齢者等に対する検査費の助成につきましては、先ほどご答弁申し上げましたとおり、11月定例会以降、改めての検討は行っていないところでございます。  次に、(7)でございます。本市では、職員向けの新型コロナウイルス感染症に係る予防・対応職員マニュアルを作成し、必要に応じて随時改訂を行いながら、全職員で手指消毒等の感染防止策を実施しているところでございます。定期健康診断における職員に対するPCR検査等の実施につきましては、検体採取日以降に感染する可能性もあることから、実施は考えていないところでございます。  続きまして、大項目3のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。初めに、(1)でございます。新型コロナウイルスワクチン接種に当たりましては、市民の皆様へ正しい情報提供を行い、ワクチンの有効性や副反応のリスクの双方を理解していただくことが必要と考えております。それらの情報発信といたしましては、ワクチン接種のクーポン券と同封するご案内の文書に記載するとともに、ホームページ、「広報くき」等を活用してまいります。  次に、副反応に対する相談体制の整備でございます。まずは本市ではかかりつけ医の相談をご案内するとともに、令和3年3月に設置するコールセンターにご連絡をいただき、必要に応じて国や県の相談窓口を案内してまいりたいと考えております。  次に、(2)でございます。人材派遣会社へは、新型コロナウイルス感染拡大により失業や解雇となった市民を積極的かつ優先的に派遣することという条件を付し、業務委託をしているところでございます。  次に、(3)でございます。集団接種会場までの移動手段を持たない方に対する支援につきましては、タクシーの利用の可能性について、現在検討しているところでございます。なお、今後、身近な医療機関での接種も可能となる見込みでありますことから、被接種者ご自身で移動いただくことをお願いするとともに、市内巡回バス、デマンド交通といった既存の公共交通手段をご利用いただければと考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 次に、市長。 ◎市長(梅田修一) 大項目4のご質問に対しましてご答弁申し上げます。  今後の公共施設については、将来の人口動向や財政状況等を踏まえ、将来の世代に負担を先送りせず、持続可能な行政運営を行うべく、公共施設の総量管理を徹底し、規律ある行政運営を行う必要がございます。今回の個別施設計画の策定に当たっては、この計画が将来に向けた長期の計画であることから、総量管理の徹底に軸足を置いて策定を行ってまいりました。一方で、まさに現在公共施設をご利用いただいている方々も多くおり、そのような現在の方々のご意見や要望も大切な市民の声であり、行政運営の判断は、将来に向けてすべきことと現在の方々の要望とのバランスを取る必要がございます。今後、各公共施設の所管ごとに事業の進行についてスケジュール等を検討していくことになりますが、その際には市民の皆様の声を十分に聞きながら、丁寧に進めてまいりたいと考えております。中央幼稚園の今後の対応につきましては、公立幼稚園の在り方の検討も含め、時期などにつきましては保護者の方や市民の皆様の声を伺う中で具体的に検討してまいりたいと考えております。  次に、中央保育園分園につきましては、同園の保育士を他の公立保育園に配置をするということが、待機児童対策や支援を要する児童に対する加配保育士の適正配置につながるものと考えておりますので、廃止する方向での検討をしてまいります。 ○議長(春山千明議員) 再度の質問をお受けいたします。  川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) それでは、自宅療養者について、確認も含めながら再度の質問をさせていただきます。  まず、ホームページに出されている幸手保健所提供の数値の関係で、入院調整というのがゼロ人ということで、1月の段階でも2月の段階でもゼロ人になっているのですけれども、この入院調整中というのはどういう方が対象になるのか。私は、自宅療養の方がそれに対象になるのではないかなというふうに考えたのですけれども、入院調整中についての説明をまずお願いします。 ○議長(春山千明議員) 答弁を求めます。  健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 入院調整は、埼玉県のほうで伺いましたところ、入院の必要があって、入院医療機関のほうの空き状況とか、そういったものを調整しているということで伺ってございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) それで、現在の久喜の中においての自宅療養者の方については入院の必要がない方ということで、ゼロ人ということが計上されているということでよろしいわけですか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) はい、川辺議員おっしゃいますとおりでございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 埼玉県の基準が厚労省の基準より厳しく設定されているという点では1つ安心なのですけれども、ただ高齢者を一概に一くくりにするというのは確かに乱暴な言い方なのかなと思うのですけれども、私に自宅療養中のことについていろいろ教えていただいた方も実は65歳以上の高齢者の方だったのです。そうした方は、もう自宅療養されていたのですけれども、厚労省の中の高齢者という一つの中に該当するのではないかなと思ったのですが、そういった方については基本的には無症状の方ということの理解でよいのか、それについてお願いします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 川辺議員おっしゃいますとおり、無症状であり、ほかに基礎疾患等のない方という様々な判定がございますが、最終的には幸手保健所長が自宅療養の対象者を判定するというふうには伺ってございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 基本的には保健所の指導ということは、それは重々前提に聞いているわけですけれども、仮に陽性者として診断が下されて、幸手保健所のほうから入院加療が必要だ、宿泊療養もしくは自宅療養という形で指導された場合、個人の希望というのはある程度尊重されるのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) ご本人が希望する場合は宿泊療養を認めることができるというお話も伺ってございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 分かりました。  そうしますと、久喜の中のただいま11人の方というのは、基本的には自宅療養を希望していたというふうな理解でよろしいわけでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 自宅療養にどういった理由で選別されたかという具体的なものは、我々は伺っていないところでございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 分かりました。  それで、基本的に療養者の方の窓口というのは保健所なのですけれども、ただそういった保健所の職員のほうから午前と午後について電話や、もしくはスマートフォン等によって健康状態の確認をされているということですから、基本的に窓口は保健所だと思っていますが、ただそういった保健所の窓口以外にも、例えば久喜のほうに相談の電話がかかってくるとか、そういったケースというのはこの間あったのでしょうか。
    ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) ございません。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) そうしますと、基本的になければということですけれども、久喜からも当然、個人の特定できませんから、そういった方々についての支援というのは一切この間されていないということでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 川辺議員おっしゃいますとおり、ご相談を承ることがございませんので、のほうから対応しているということはございません。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) それでは、これは要望という形で埼玉県に上げていただきたいのですけれども、具体的に今回自宅療養された方から、消毒液のほかに衛生用品が、購入代行も含めて、つまり自分が外出できない、家族も含めて外出できないので、欲しいのだけれども、買いに行けないということと、例えば知人や身内の方にお願いをするということもあると思うのですけれども、そういった方々に対してもなるべく接触を控えろということになっているので、そうした要望が実際に届いていると、届いているというのはではなくても、今回の一般質問の中で議員からこういう要望があったので、ぜひとも埼玉県のほうでも保健所のほうにも要望も聞き入れてもらえないかということをぜひお願いしたいのです。実際に要望出たのは、消毒液のほかに体温計、血圧計、そういった実は若い、例えば独身の方々だと持っていない方もいらっしゃるのではないかということで、そういった場合の対応をしてほしいし、トイレットペーパーなどの日用品の購入代行などのほうもぜひとも取り入れてもらいたいということでした。  それからもう一つは、保健所から午前と午後の2回、確かに健康状態聞き取りはあるのですけれども、ただ高血圧の持病を持っている場合、かかりつけ医や病院で自分は治療してもらえませんから、そういった場合、埼玉県ではスマートフォンなどのインターネット環境でオンライン相談を行っているのですけれども、スマートフォンを持っていない方たちもいらっしゃいます。そういった方に対しての相談窓口については、電話相談をぜひともやってもらいたいということがあるのですけれども、そういったことについて、ぜひとも保健所に要望を出していただきたいのですが、それはよろしいでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 先ほど答弁の中でも申し上げましたが、毎日健康観察を保健所のほうがしております。その中で直接、自宅療養されている方が保健所に申し出ていただくのが一番適切な対応だと思っておりますが、今お話伺ったように、そういった声がある、埼玉県でこういうことをしてくれるといいのではないかなという声があったということは、保健所との連携、やり取りしている中ではお伝えしてまいりたいというふうには考えております。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) ぜひお願いします。  あと、埼玉県で行っていないのですけれども、かかりつけ医や病院で受診できない場合、つまりコロナ以外の基礎疾患を持っている方、病気を持っている方が、診察できないので、例えば東京都の板橋区では、コロナ感染者に対して電話による健康相談で対応していて、必要に応じては医師の往診による診察と治療が受けられる体制というのを補正予算で組んで実施されているのです。そういったことについても、ぜひとも埼玉県のほうにお願いしてもらいたい。つまり、これはオンラインで健康相談を行っている、それはあくまでオンラインの相談だけなので、具体的な治療、往診による治療、診察、そういったこともぜひとも、久喜では難しいでしょうから、埼玉県のほうで実施できるように、それも要望していただきたいのですけれども、いかがでしょう。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 埼玉県では、先ほど申し上げました自宅の療養基準の中で、治療していらっしゃる方などにつきましては、基本的に医師の管理下の中にいるという状況でございますので、そういった事例が今あるというふうには実感してございません。そういったお声がありましたということはお伝えさせていただきたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) よろしくお願いします。またそういった声がありましたら、順次またお知らせしたいと思いますので、お願いしたいと思います。  2番のPCR検査についてです。9月議会以降ずっとやっているのですけれども、なかなか前進が見られないという点では残念です。1つ確認したいのは、埼玉県が2月16日付の通達で、高齢者入所施設における感染拡大防止のため、施設職員を対象にPCR検査を実施することといたしました。検査を希望される施設におかれましては、2月22日13時までにお申し込みくださいとあります。2月16日の通達で2月22日の13時までということで、せっかく対象を拡大して集中的に行うよというような事業なのですけれども、周知期間が短くて、しかも事業者がそのことについて問合せがあったわけではなくて、事業者がそのことを知らなければ申し込めなかったということもあるのですけれども、そうした声を久喜は把握していますか。 ○議長(春山千明議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) 県が実施いたします高齢者施設の職員、入所者の検査の件でございますが、国が定めた基本的対処方針に基づき県がこういった取組を実施するということで、県のほうから発表がございましたので、こちらのほうも県のほうにその内容等を確認をさせていただいて、既に検査の実施の概要については承知をしているところです。県のほうでも検査の概要等については公表されていらっしゃるところであり、おおむね議員さんご指摘のような内容のものも公表していらっしゃるということで認識はしているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 今回埼玉県から出されているもので県内の陽性者数の割合が高い地域ということで久喜も含まれているのですけれども、そうしたところに対して重点的な検査ということで、久喜の施設の対象する施設については、基本的にはPCR検査は申込みを済ませたと。つまり全員実施しますということでいいのか、まずその確認です。この2月22日で申込み終了しているのですか。 ○議長(春山千明議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) ただいま川辺議員さんにご指摘いただきましたものにつきましては、県のほうが先ほど申し上げた対処方針に基づいた実施の前に、県内で感染拡大が起きている12にあります施設を対象に、職員のPCR検査を実施するということで行われたものでございまして、そちらの実施に関しましては、先ほど申し上げた検査の時期より、それに先行して1月から既に取り組んでおりまして、その内容について、状況でございますが、2月17日現在でございますが、県に確認をしましたところ、市内の高齢者施設で21施設、1,206人の方の検査を希望するという申請が県のほうに出されたということでございます。ちなみに、市内全体で対象となり得る施設は32施設でございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 希望しなかったということなのか、希望できなかったのか、それが分かればまず聞きたいのですけれど。  あともう一つ、11月19日の厚生労働省からの通達で、これは11月議会でもやったのですけれども、保健所による行政検査が行われない場合、高齢者施設等において必要があるものと判断して自費で検査を実施した場合については、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業等において費用を補助対象とするというふうに11月19日の通達出ているのですよね。そうすると、この通達を見て、事業所のほうが検査を行った場合、基本的には新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の費用の補助対象ということですから、これについては事業所のほうが要請をすれば、その補助金はもう受け取れるということでよろしいのですか。 ○議長(春山千明議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) おっしゃいますとおり、補助対象になり得る費用だというふうに認識しております。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) それで、先ほど1回目の答弁で久喜は実施しないというふうにかたくなに答弁されているのですけれども、つまり国からの包括支援交付金の対象になっているから、久喜として単独で、例えば足りない部分、不足する分についての助成する考え方はないということの理解でよろしいのですか。 ○議長(春山千明議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) ただいま申しましたとおり、国の支援、あるいは県のほうの検査体制の拡充など、先ほどご答弁申し上げたようなもろもろの状況がございますので、そういったことを踏まえましてとして実施する考えはないということでご説明申し上げた次第でございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 国や県が今回の検査は必要だというふうに、国はもともとずっと言っていたのです。検査対象をどんどん広げ、拡充すると9月からずっと言っていて、埼玉県についても、当初大野知事も、山﨑部長がおっしゃったように、検査した後に感染するかもしれないから、確実ではないというふうにずっと12月ぐらいまではそのように発言していたのですけれども。ただ、1月15日の記者会見の中で、緊急事態宣言が発令されている中で陽性者そのものが大きく増えており、それに引きずられて高齢者の方々の絶対数も増えてきています。高齢者入所施設にウイルスを持ち込むのは、従業員等が、つまり職員等が持ち込むケースが多いというふうに考えられています。そこで、県として緊急のPCR検査を職員に対して行うこととしました。そこで、人口10万人当たり200人以上かつということで、久喜を含め12が該当しているのです。こういう必要だというふうに県の知事も発言を変えてきています。でも、久喜の発言は一向に変わらないのですけれども、なぜですか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 埼玉県と国で体制を強化しているということで何度かご答弁させていただいておりますが、埼玉県で本部会議で行われている中で、専門家会議の報告等がございました資料読ませていただきますけれども、その中でも、集中検査の実施を埼玉県ではスクリーニングとして実施するけれども、それだからといって、1回陰性だからといって、その後感染しないというわけではない。つまり、1回陰性だったから安心して、大丈夫だからちょっと緩んでしまうということもあるし、それからそういったスクリーニングをすることで誤解をすることもあるということを専門家のほうはお話しされていますので、またそういった考えに基づいて、あくまでも埼玉県、国は感染のリスクの高いところを集中的にPCR検査を実施することに有効なことであるというふうな判断をされておりますので、今回高齢者の入居施設、つまり入所して次の自宅という行き場がない、通所施設であれば施設を中止、休業するという手段がありますけれども、入所施設はもう次に行くところがないという、そういったところをまずクラスターの発生を抑えるということが、この集団発生を抑えるための防止策だということで、今回PCR検査を集中的に高齢者施設等に実施するという考えに至ったのだというふうに私は解釈してございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) そのとおりなのです。ですから、例えば久喜の中において30施設あるけれども、今回21施設の1,206人が行いますよというのであれば、残りの分についてはきちんとPCR検査やるべきではないかというふうに久喜からお願いして、埼玉県の助成、補助金使えるのかやってくださいよ、そういうふうに働きかけされたのですか。 ○議長(春山千明議員) 福祉部長。 ◎福祉部長(戸ヶ崎利夫) 今回埼玉県が実施主体となりまして検査を実施していただいているところでございまして、県のほうにお伺いしましたところ、今回高齢者施設等を対象にしました検査につきましては、あくまで施設ないし受けていただく方のご意志、任意によるものだということで、そういった呼びかけに基づいてご希望された方に受けていただくものというふうに聞いております。私どものほうにも実際どの施設がご希望されていらっしゃるとか、いらっしゃられていないとか、そういったご事情のほうも聞いて、情報としていただけていない状況でございますので、その辺は県のほうが方針に基づいてきちっとご案内をしていただいて、ご希望された方が受けていただいたものというふうに解釈しておりますので、のほうから特別その件に関して個々に何か申し上げるという立場にはないというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 久喜のスタンスというのは、埼玉県と、それから各事業者というふうに、常に県と事業者だったり、県が国がというふうになっていて、久喜ががないのです。今回のこの検査については、全く主体性が見られないというか。希望されないのだからいいのではないですかというふうに、それ答弁、私も強制的に検査すべきだと言っているわけでありません。ですけれども、先ほど山﨑部長が専門家のご意見ということで話されたこと、そこの理解、その分、そのことを重々反映させるという点であれば、市内の事業者に対しては基本的に行っていただきたいと思うのが、行政のほうからすれば役割ではないかなと思うのですけれども、あくまでそれは判断は事業者単位で、事業者にちゃんとその分の情報も行っているのだから、事業者はやらないというのは、それでいいのですよ、それで済まされているのではないかなと思うのです。そういったところが、久喜が積極的にPCR検査を実施しようというところがないから、結果的に事業者が判断したのだからいいのではないですか、そこになっていると考えられるのですけれども、それについて、まず考え方をお願いします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 先ほど福祉部長のほうも答弁ありましたけれども、このたび埼玉県が集中して検査を実施するということで、施設、あと入院に関して、特に限られたところに絞って対応するということを埼玉県が、国の基本的対処方針に基づく前にも埼玉県が実施しているということでございますので、これ短期に集中的に一挙にやるというのが緊急事態宣言下の中での対応というふうに捉えておりますので、そこでが対応するということは、検査体制の充実強化をしている国、県の役割の中で対応しているので、我々のほうで検査をということの考え方はちょっと控えさせていただきたいというふうに思っております。  また、集団感染等、感染症というのは、やはり自分の地域だけが陰性であればいいという状況ではなくて、やはり広域的な判断の中で対応するものでありますので、これが全国一斉どこでも皆さんが検査しているよという事態であれば、完全に撲滅するための手段になるかとは思うのですけれども、大人数の人口でございますので、そういった手段を選ぶよりは、やはり専門家のご意見もありますが、クラスターが発生しやすい、そして感染しやすい、集中的な施設等に検査のターゲットを絞る、その効率的な方法が、早急に感染者を低下させる手段というふうに考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 埼玉県が集中的に行って今回実施していただくわけですけれども、先ほど部長等がずっと何度も言っているのですけれども、1回検査をして、PCR検査で陰性だから安心して、その後気が緩んでもらっても困るという話をされました。つまり1回では駄目だということなのですよね。埼玉県は1回しかやらない。どうするのですか、次。その後について埼玉県は定期的に行うのですか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 私のほうでお答えさせていただきますが、先ほども申し上げたとおり、基本的対処方針が出る前に埼玉県では1回実施しておりますし、その後、また基本的対処方針の中で国からオーダーをいただいて、埼玉県はさらに検査を重ねているということで、施設については2回実施しているというふうに、これから実施するのだと思いますけれども、そういった継続的な方法を、役割分担しながら対応したというふうには認識してございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 3月にこの検査を実施するということですから、2月末から3月下旬まで検査期間のみ1人1回までなのですよね、今回の助成はね。取りあえず2回ということですから、引き続きそういった検査については必要だと思うのです。  もう一つ、ちょっと私いつも気になるのは、症状がない、何でもないけれども感染しているから心配だという方を優先すべきなのかどうかということと、1度検査をしただけで安心してしまうからということの、PCR検査に対して私が9月議会、11月議会、今回の議会で求めているのは、陰性証明が欲しいから、自分が安心したいからだということではないのです。つまり、身体が接触せざるを得ないような従事者が、自分が感染させたくないということを、安心して利用者さんや子供たちに対して接するためには必要な検査なのではないでしょうかと言っているのです。それがどうしても言葉上はうまく交わらないのですけれども、そういった認識で私が質問しているという点はまず認識されていますか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 私のほうは、今検査に、感染の可能性があって心配だという方についての検査で、PCR検査自体が全く意味がないとか、無効であるとか、陰性で安心してしまうからよくないのではないかという考え方は全くございませんで、PCR検査をやることで、例えば陰性になれば、自分は陰性だから大丈夫だというふうに安心してしまう。それから、逆に陽性だということになると、今偽陽性ということもございますが、要は入院であるとか、あと自宅での生活に隔離をしなければならないとか、生活の制限が生じてしまう。そういった制約などもあるということを認識していく必要があると思いますので、PCR検査、安心のために検査をするということについては、検査結果がまたどうになるかという部分もございますので、そちらのほうについては久喜としては実施する考え方はない状況でございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 繰り返しになってしまうのです、いつも。そこがちょっとかみ合わないという点で、ただ時間がないので、これは引き続き委員会等でまた行っていきたいと思いますので、お願いします。  中央幼稚園と中央保育園分園についてですけれども、中央保育園分園については廃止をするというふうに市長が明言されてしまったのですけれども、これについては中央保育園に集約するから、集約できるから、中央保育園分園について廃止すると、そこは明言されたということですけれども、これは利用者の声、市民の声、そしていろんな審議会等については議論しないということでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 現在パブリックコメントを実施しているところでございまして、市民の参加のご意見を頂戴しているところでございます。その計画が決定された以降につきまして、児童福祉審議会等で話も進めていくのですが、まずは今ご利用されている市民の皆様には、ご利用されている利用者様については、そういった方針が定まる前に丁寧に皆様の声を確認したり、あと説明等をさせていただく方向で考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 代表質問の中の市長の答弁で、基本的に個別基本計画が策定をされて、それをもとにこれからいろんな審議会や、また利用者さん、市民の皆さんの声を聞いて、その中からまた考えるというふうに示されています。ですから、幼稚園についてもこれから教育委員会や児童福祉審議会の中で議論されていくというふうにやっているのですけれども、当然そういった中央保育園分園についても、当然そういった議論をするということで含まれていると思うのですけれども、なぜそれについて市長のほうは保育園について廃止ということを明確に先ほど答弁されたのか。そこについてちょっと分からないのですけれども、再度お願いします。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 中央保育園分園につきましては、同園の保育士をほかの公立保育園等に配置することができ、それによって待機児童の対策でありますとか、あと支援を要する児童の方に対しての加配保育士の適正な配置に資するものというふうに考えられますので、廃止する方向ということでは検討しているところでございます。一方、ほかの公立保育園については、民間保育所と異なる役割だとか意義もありますので、その在り方などについては今後、パブリックコメントで方針が示された形の中で市民の方の声を聞いていくということは考えてございます。 ○議長(春山千明議員) ここで休憩をいたします。    休憩 正  午    再開 午後 1時00分 ○議長(春山千明議員) 再開いたします。  川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 2月5日に20名を超える中央幼稚園の園児と保護者の皆さんと一緒に、梅田市長に対して、中央幼稚園の存続を求める市長へのお手紙をお届けしました。これがそのコピーです。100人くらいの方が、残していただきたいということが切々と書かれていました。これ私読んでみて非常に感動したのですけれども、中央幼稚園が久喜の幼児教育の中核を担うということで、卒園された園児も含めて、そして卒園された園児の保護者も含めて、この幼稚園で培ってきた教育、それから職員の先生方、その保護者とつながり、卒園された子供同士のつながり、そういったことも一つ一つ丁寧に書かれていました。この手紙を当然市長も読んでいると思うのですけれども、まずこの読んだ感想をお聞きしたいのですが、お願いします。 ○議長(春山千明議員) 市長。 ◎市長(梅田修一) 中央幼稚園の関係者の皆様からの存続を求める思いの籠もった書面のほうをいただきまして、私も目を通させていただきまして、これまで四十数年間の長きにわたり、この地域に根差してしっかりと幼児教育を担ってきたのだなということが確認できますとともに、自分たちが通ってきた幼稚園に対する愛情も感じ取ったところでございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) こうした愛される教育施設は、やはり丹野議員も、そして渡辺議員からも発言がありましたけれども、久喜の宝だと思います。こうした施設をぜひとも残していただきたい。やっぱり市民の声にきちんと応えていただきたい。そのことをぜひとも市長には強く要望させていただきます。  何点か教育委員会のほうに確認させていただきたいのですけれども、今回個別基本計画について、まず2022年に募集停止というふうに書かれていて、この募集停止について、保護者や、そして園児の方々、また市民の方々がまず最初に衝撃を受けたのですけれども、来年募集停止というふうに決めた、その経過についてご説明してください。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) この案の中で集約というのは、先ほど来といいますか、述べさせていただきますとおり、公共施設の総量管理の徹底ということの中の一環でございます。また、教育委員会といたしましては、これも先ほど来答弁させていただきますが、中央、栗橋、合わせまして定員320人に対しまして160人程度の方、考えようによっては、これは半分しかいないと言いますけれども、片や、片面から見ますれば、それだけの方のニーズがあるということですので、それは守っていきたい。この相反するような側面、これをどうしていいか、全体を考えたときにどうしていいか、どうしていったらいいかということで、今回あくまで案でございますけれども、集約案となっているところでございます。また、この年限につきましては、やはり公共施設を持っている以上は維持管理費等かかりますので、あくまでそういったのを勘案いたしますと、やはり全体の公共施設を維持管理していく中で、かかる費用がかさむということもありますので、維持管理費、更新費用を削減するということになりますと、なるべく早く結論を出したほうがいいだろうということで、中央幼稚園につきましては全体の中で、この第1期中の中で、前半ですか、第1期中の前半のほうで集約化の方針というふうになったところでございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 教育委員会のほうにも、市民、保護者、園児からお手紙と要望書が届いていると思うのですけれども、現時点ではどのぐらい届いていますか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 市民の声という形で約80件ほど、ちょっと今現在直近の数字ではございませんけれども、80件ほどが来ています。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 現在パブリックコメントも寄せられていると思うのですけれども、これについては何件ぐらい。中央幼稚園に限ってでは何件ぐらい届いていますか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 私どものほうでは、こちら個別施設計画(案)としてのパブリックコメントでございますので、こちらの教育委員会のほうに届くものではございますので、把握していないところでございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 分かりました。財政部のほうではどのくらい届いているか、把握はされていますか。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(小林広昭) 現在、個別施設計画に関するパブリックコメントは3月2日まで実施しておりますので、その後集計等を行い、確認したいと思いますが、今現時点では確認しておらないところでございます。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 個別基本計画が3月に策定するということで、パブリックコメントが3月2日、これを基本的に財政部、アセットのほうで集約されていると思うのですけれども、これはパブリックコメントについては、所管する課や部のほうにはどのような形で届けるのでしょうか。それは、4月以降なのですか。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(小林広昭) 3月2日までが締切りでございますので、その後、意見のあったものを分類整理いたしまして、一応その関係部署のほうにはこういった意見があったというお知らせはしてまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 財政部から教育委員会のほうにも届けられるということですので、ぜひともパブリックコメントの声、そして市民から届いている80件の声、それと市長のほうの手紙も届いていると思うので、それらをきちんと読んでいただいて、その中において市民が何を求めているのか、市民サービスを低下させないということが今回の市長の方針でもありますので、ぜひともそれに沿っていただいて、幼稚園の存続について検討していただきたいと思います。基本的には、児童福祉審議会において、個別基本計画が前提とされて議論されてしまうと、閉鎖ありき、除却ありきというところからスタートしてしまうのではないかと思うのですけれども、そういったところに束縛されることありませんか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) これも市長も答弁いたしておりますとおり、在り方の検討も含め、時期などについても保護者や市民の皆様の意見を伺う中で検討してまいるということでございますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) 来年度募集停止というふうに今書かれている以上、来年度ですから再来年に入園される園児の対象者からすれば、その時点で中央幼稚園は希望できなくなるのではないかというふうに考える市民も多いので、まずはスケジュールの変更等があった場合、速やかにその点だけでも市民に知らせるべきだと思うのですけれども、それについてはいかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) まず、今年の秋につきましては、3、4、5歳、いずれのお子さんも募集するという予定でございます。ということでもございますので、まだ若干日がございますので、決まりましたら当然その辺はお伝えしてまいりたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 川辺美信議員。                 〔2番 川辺美信議員登壇〕 ◆2番(川辺美信議員) ぜひとも市民に寄り添った市政を進めていくためにも、幼稚園の廃止については見送っていただきたい。強く要望して、質問を終わります。 ○議長(春山千明議員) 以上で川辺美信議員の質問を打ち切ります。 ○議長(春山千明議員) 次に、杉野修議員の市政に対する質問をお受けいたします。  11番 杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) 11番 杉野です。通告に従いまして、一般質問を行います。  大項目1です。公共施設の将来像は、行政サービス向上と住民自治の充実に力点を置くことでございます。久喜公共施設個別施設計画(案)が発表されました。計画の取組時期に違いはありますが、このままでは従来の行政サービスが維持されることなく、むしろサービスの低下につながるおそれが顕著であります。アセットマネジメント、個別施設計画の主眼は、行政サービスの向上と住民自治の充実に置くべきであります。そのことを踏まえて、以下伺います。  (1)、鷲宮総合支所は、2029年までの後期に機能廃止とあります。新庁舎の案が示されることなく鷲宮地域から行政機能がなくなるという案では、住民は合意できません。アンケートで市民はそこまで意思表明していないと思いますが、いかがでしょうか。  (2)、各保健センターは、後期に新市役所併設の保健センターに機能集約、建物は除却とあります。理科大学跡地を活用する計画の際は、現在の保健センターで各種の健診サービスは行うとしていましたが、今回提示された案は、検診などのサービスがどうなるのか不明であります。市役所新庁舎に新設される保健センターで全ての健診を行うのか、これまでどおり各地域で実施するのかについて伺います。また、1か所に集約される場合、市民の交通アクセス権の保障、そのための公共交通の構築はどのようか伺います。  (3)、鷲宮温水プールと鷲宮老人福祉センターは、共に菖蒲のごみ処理施設の附帯施設に機能移転、除却とあります。また、プールは民間譲渡または除却とあります。これも同様に、交通アクセスや公共交通の構築はどのようにされるのか伺います。  (4)、新庁舎でのワンストップサービスを打ち出すわけですが、それは支所においても実施するべき課題ではないでしょうか。これまで各担当課を廃止するなど、各支所から様々なサービスをなくしてきましたが、その点どのように総括されているのか伺います。  (5)、アンケートでは近隣市町と連携した公共施設の整備や管理運営を行い、施設量を削減するとして、その点に19%の方が丸をつけていますが、そうした連携については、例えば幸手、桶川、加須などとどこまで協議が進んでいるのか伺います。  (6)、公共施設は地域コミュニティの中で重要な位置を占めており、本来の役割に加えて、住民の絆、連帯の基礎になっています。少子高齢化や施設の老朽化、財政難などの課題があることも承知はしておりますが、それらを殊さら強調し、机上の費用計算を根拠に安易な統廃合、除却をすることは、むしろ子育て世代の流出、地域の衰退につながると考えます。極めて慎重な対応が求められると思いますが、いかがでしょうか。  大項目2です。感染症対策強化に向けて、県と共に保健所機能の再編強化を図れという項目であります。県下の保健所は、1987年に24か所あったものが2016年に13か所へと削減されました。本市の第2庁舎は、以前、幸手保健所の久喜分室でありました。平成22年に廃止、1994年、平成6年に保健所法が地域保健法へと変わり、保健所は二次医療圏に1か所でよいとしたために、全国の保健所が850か所から469か所へと約半減いたしました。埼玉県でも救急医療や地域公衆衛生、そして感染症対策の要である保健所の統廃合が強行され、反対の声もありましたが、久喜分室を含む11か所の保健所分室が廃止となりました。こうした保健所の統廃合、大幅な削減が、対人、対物の公衆衛生機能を低下させ、事務的管理機関へと変質してきたとの指摘がなされる中で、今回のコロナ禍であります。第1波の際は、問合せの電話が鳴りっ放しで、設置したコールセンターにさえなかなかつながらなかったといいます。そして、PCR検査のための検体採取や輸送にも時間がかかり、検査の遅れにつながったとの報道もありました。現状、コロナ禍第3波の中で、報道では、過労死ラインを超える長時間労働をしている、入院調整の電話対応が終わったのは午前4時前と、保健所職員がツイッターで発信をしています。そこからは、過重労働で心身が疲弊する現場の窮状が浮かぶといいます。陽性者の健康状態の確認や相談対応、入院先の調整など、過重業務が続きました。職場を出たのは深夜2時過ぎ、昼食が取れず、午後6時過ぎに食べることもあるという事例も報道が相次ぎました。繁忙のあまり、本来の業務が思うように進まないという声も聞かれました。そこで伺います。  (1)、幸手保健所では、報道事例のようなことはなかったのか。この間、どんな実態であったのか。また、県からの情報提供、情報はあったのかなど、把握していることについて伺います。  (2)、県設置型の保健所と設置型とは役割が複雑に異なるわけですが、食品衛生やインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などでの公益的業務、精神難病対策などに取り組んでいます。それに加え、市民の健康づくりや母子保健、生活習慣病対策やがん対策、狂犬病予防などであります。日常的にもそうした広範囲かつ専門性が求められる中で、新型コロナウイルス対応に追われているとの報告も聞きます。新型コロナウイルス感染防止に関する本と保健所との日常協議、連携はどのようだったのか、現況も含めて伺います。  (3)、全国的にも、埼玉県でも、保健所の削減が感染症対策の脆弱性をもたらしたと言われています。改善に向けて、久喜に再び分室の復活をはじめとする保健所機能の強化、感染症対策強化に向けて県との協議を求めるものですが、いかがか、お考えを伺います。  大項目3、新型コロナウイルス感染症の抑え込みを最優先課題に切替えをの項目です。世界的には2019年末、中国武漢において確認された新型コロナウイルス感染症は、日本国内では2020年1月に感染が確認されました。3月にWHOがパンデミックを宣言し、4月に政府は緊急事態宣言を発出しました。それに伴って外出自粛、移動自粛、施設閉鎖などがあり、消費需要の激減、小規模事業者は経営難や倒産が続いており、働く人、中でも非正規の労働者に対しては休業補償もないなど、厳しい実態が聞かれております。新型コロナウイルスの感染はいまだに収束の兆しが見えていませんが、まずは久喜でのこれ以上の感染拡大をストップさせるという決意と、それを確かなものにするための戦略がに求められているのではないでしょうか。対策の基本は、早期検査、早期発見、早期入院であると考えますが、それを踏まえて以下伺います。  (1)、埼玉県の実効再生産数は1月末で0.734との知事発表がありましたが、12月、1月の2か月間、久喜の数字はどのように発表されているのか伺います。また、本市の感染拡大の推移、家庭内感染以外の原因をどう分析しているのか伺います。  (2)、埼玉県と本市の病床使用率、直近の数字を伺います。  (3)、これまで積極的な検査で感染者の早期発見を提案し、実施を求めてきました。PCR検査は、無症状者の早期発見、保護をすることで感染拡大を抑えることにつながります。療養後は経済を回す、両面での積極的な意義を持っていると思います。以下の点を伺います。  ア、県では高齢者入所施設の職員に対して緊急PCR検査を実施するとして、1月上旬から検査キットを施設に送付し、2月上旬から検査結果を通知すると発表してきました。これは、重症化リスクの高い施設でのクラスター発生を未然に防ぐ意義があります。本市において対象施設ごとの進捗状況はどのようか伺います。  イ、その他の通所型福祉施設などはどのような取組予定なのか。独自でも検査対象を広げて、感染者を早期に発見し、保護、療養、医療へとつなげる必要があるのではないでしょうか。  ウ、中学、高校、大学の受験生は、コロナ感染対策ができず、不安な中で受験勉強せざるを得ないと聞いております。3月31日までの間、受験生を対象にして、行政による社会的検査を行ってはいかがでしょうか。また、その自費検査の方には費用の補助支援も行ってはいかがでしょうか。  (4)、この間、自宅療養中の軽症、無症状者が容体急変で亡くなる事例が出てしまっております。感染症対策の基本は、入院と保護であります。本来は、自宅療養、ホテル療養は法では想定していませんので、私は法にかなっているとは言えないと思います。救える命が救えていないというふうに思いますが、いかがでしょうか。  ア、陽性者のうち、宿泊療養、自宅療養の方を医療看護する施設として、公園や駐車場などの空きスペースを利用して、簡易なプレハブ病棟を設置することについて、他市町を交えて県と協議してはいかがでしょうか。  イ、あるいは、鷲宮桜田の前東鷲宮病院を軽症、中等症者を受ける施設として県と協議をしてはいかがでしょうか。  ウ、入院することが基本、原則でありますが、容体変化をより早く把握するため、自宅療養者、宿泊療養者にパルスオキシメーターが県の事業として貸出しされておりますが、現状で全員に渡っているでしょうか、現況を伺います。  (5)、休業要請と補償はセットでの考え方を基本に、積極的な支援策を求めます。休業や時短要請に伴う国や県の支援策は一律の金額が特徴でありますが、人件費や家賃など、事業者によって異なります。従業員数など負担の実態に応じた支援策に改善するよう、埼玉県、市町村から声を上げていただきたいと思いますが、また飲食店に対しては独自の協力支援金を支給してはいかがでしょうか、伺います。  (6)、保護者が新型コロナウイルスに感染入院するなどした際、残された子供を児童施設などで一時的に保護をしたり、あるいは残された障がい児(者)の外出支援、在宅支援、通院支援をするなどの対応はどのようにされているでしょうか。また、これらの子供や障がい児(者)に対して、コロナに特化した支援策は制度化しているのかどうか、伺います。  (7)、国会では、法改正などで刑事罰は撤回したものの、違反者には過料を科すとのことでありますが、これは違反者を密告するなどで、市民の分断につながると考えます。解決にはならないと考えます。また、保健所の業務がさらに増えることも考えられます。本末転倒との声も出ております。として罰則規定には反対の意思表示をするよう求めますが、いかがでしょうか。  以上です。 ○議長(春山千明議員) 杉野修議員の質問に対する答弁を求めます。  財政部長。 ◎財政部長(小林広昭) 大項目1のご質問に対し順次ご答弁申し上げます。なお、(2)、(3)については健康・子ども未来部及び市民部、(4)については、総務部の所管でございますが、一括してご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。久喜公共施設個別施設計画につきましては、本が所有している公共建築物を対象として、施設の適正な配置と財政規模に応じた対策費用の縮減や平準化を実践していくための基本方針や方向性、時期等を定める計画でございます。現在の鷲宮総合支所などの行政機能につきましても、例外なくアセットマネジメントの対象になるものであり、必要な市民サービスを維持しながら、適正な規模、適正な配置を目指したいと考えており、現在、久喜公共施設個別施設計画検討委員会に計画案をお示しし、ご審議をいただいているところでございます。また、市民アンケートにつきましては、今後の公共施設の在り方に関する市民の皆様の考え方を把握するために実施したところであり、各個別の施設を具体的にどのようにしていくかを調査するものではなく、公共施設の在り方を総合的に検討するための内容としたところでございます。  次に、(2)、(3)は関連がございますので、一括してお答え申し上げます。保健センター機能を集約した場合の健診体制でございますが、市民の皆様の利便性等を考慮し、各地区の公共施設の活用も含めての実施を考えているところでございます。また、施設の統廃合や新設に伴う公共交通の整備につきましては、各施設の特性や利用の状況、予測等を踏まえながら検討してまいりたいと考えております。  次に、(4)でございます。各総合支所におきましては、各種諸証明の発行や戸籍の移動、国民健康保険に関する手続などの総合窓口として、市民係総合窓口をはじめ、福祉サービスに関する手続を行う児童福祉係や高齢者介護保険係などを設置しております。また、各総合支所の総務管理課が各地区の行政区運営や交通安全、防犯、防災などの事務を取り扱うほか、環境や教育などに関する手続の取り次ぎを行っております。このように、これまでの組織の見直しにおいては、市民の皆様へのサービスが維持できるよう、体制を整えてきたものと考えております。  次に、(5)でございます。個別施設計画の策定に際して令和元年9月に実施したこれらの公共施設に関する市民アンケートでは、公共施設の削減を行うに当たり、どのような対応策が適切と考えているかという質問をしております。集計結果では、公共施設の統廃合や複合化を進め、人口規模や財政状況に見合った施設の量に削減するを選択した方が48.4%、民間とサービスが類似する公共施設は廃止し、施設量を削減するを選択した方が19.4%、これらに次いで、近隣市町と連携した公共施設の整備や管理運営を行い、施設量を削減するを選択した方が19.0%でございました。近隣市町との公共施設の相互利用については、現在田園都市づくり協議会等において、蓮田、幸手、白岡、宮代町、杉戸町及び加須と実施しているところでございます。また、近隣市町と連携した公共施設の整備や管理運営については、計画策定後の各施設の整備に当たり検討すべき考え方の一つであると認識しております。  次に、(6)でございます。本が所有している公共施設は、合併による旧市町の施設をそのまま維持しており、同機能を持つ施設が重複して存在していること、また多くの施設が建築後30年以上となっており、今後更新等に多大な費用がかかることが見込まれます。子供たちに重い財政負担を残さず市民サービスを維持していくためにも、アセットマネジメントの推進については丁寧かつ迅速な対応をしなければならないと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 大項目2のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。この冬の新規陽性者の急増に伴い、幸手保健所に大きな業務負荷が生じているとの話は伺っているところではございますが、詳細については把握していないところでございます。  次に、(2)でございます。新型コロナウイルス感染症に関する幸手保健所との連携等につきましては、新規陽性者の発生状況等に係る情報連携のほか、高い専門性が必要となる感染症対策に関し助言をいただくことや、の保健師を幸手保健所に派遣することなどを行っているところでございます。  次に、(3)でございます。先ほどもご答弁申し上げましたとおり、幸手保健所とは、感染症対策に関し既に連携体制が構築されておりますことから、新たに協議を行うことは考えていないところでございます。なお、地域保健の広域的、専門的かつ技術的拠点としての保健所の配置につきましては、埼玉県が判断するものと考えております。  続きまして、大項目3のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。なお、(3)のア、イ、(6)は福祉部、(5)は環境経済部の所管でございますが、一括してご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。埼玉県における実効再生産数につきましては、情報を保有する埼玉県感染症対策課に確認したところ、市町村別の集計は行っていないとのことでございます。なお、埼玉県と同様の方式で実効再生産数を算出いたしますと、令和2年12月31日限時点で1.132、令和3年1月31日時点で0.483となるものでございます。また、本における陽性者の発生動向につきましては、令和2年11月から増加し、12月の167人をピークに徐々に減少してきております。感染源に関しましては、埼玉県等が令和2年11月から令和3年1月までに報道発表を行った新規陽性者の情報を基に、感染源と疑われる接触の内容を確認しましたところ、同居家族を除く160例のうち、主なものでは陽性者との接触ありが50例、勤務先に陽性者ありが47例、利用施設に陽性者ありが30例、入所施設に陽性者ありが29例となっております。  次に、(2)でございます。埼玉県における病床の使用率につきまして、情報を保有する埼玉県感染症対策課に確認したところ、令和3年2月17日時点で感染患者受入れ病床使用率が65.2%、重症患者受入れ病床使用率が31.0%とのことでございました。なお、市町村別の集計は行っていないとのことでございます。  次に、(3)のアでございます。埼玉県が実施している高齢者入所施設の職員を対象とした緊急PCR検査について、埼玉県に状況を確認しましたところ、令和3年2月17日現在で、市内32施設のうち21施設、1,206人の申請がなされたとのことでございました。県が委託した検査機関は、申請があった施設に対して検査キットを送付及び回収し、検査結果については県及び施設に報告しているとのことでございます。なお、当該検査で陽性反応があった場合には、施設は保健所及び県東部中央福祉事務所並びにへ報告をすることとなっております。  次に、イでございます。埼玉県に確認しましたところ、高齢者及び障がい者入所施設以外の通所型福祉施設などに対するPCR検査について、現時点での実施予定はないとのことでございました。独自のPCR検査の実施についてでございますが、高齢者施設等では厚生労働省からの通知等に基づく感染対策のほか、保健所ではPCR検査対象者の拡大や検査体制の拡充など、感染防止対策をそれぞれ実施しているところでございます。また、無症状の方が実施する検査については、あくまでも検体採取時の感染の有無を確認するためのものでございまして、効果が一時的であると考えております。そのようなことから、が対象を広げ、PCR検査を実施していく考えはないところでございます。  次に、ウでございます。新型コロナウイルス感染症に関する検査体制について、埼玉県はこれまでに、郡医師会と連携した発熱外来PCRセンターの設置をはじめ、診療・検査医療機関を公表するなど、県民が安心して受診できるよう体制を整備しております。そのようなことから、ご質問の受験生を対象とした社会的検査を実施することは考えていないところでございます。また、自費診療による検査費用の助成につきましては、個人の感染不安を解消することなどを目的に希望者が行う検査であることに加え、陽性であっても感染早期のため、ウイルスが検知されない可能性や、検査日以降の感染の可能性もあること、また行政検査の体制が拡充されてきている現状などから、考えていないところでございます。  次に、(4)のアとイは関連がございますので、一括してご答弁申し上げます。新型コロナウイルス感染症の患者向けの病床につきましては、医療提供体制の整備を行う埼玉県が、ピーク期における必要病床数1,400床の確保を目指し、時限的な措置として、医療機関が仮設の専用病床内に整備する新型コロナウイルス感染症の受入れ病床を公募するなど、計画的に確保しているところでございます。そのようなことから、病床確保に関し、本が埼玉県に意見等を申し上げることは考えていないところでございます。  次に、ウでございます。自宅療養者及び宿泊療養者に対するパルスオキシメーターの貸出しにつきましては、埼玉県感染症対策課に確認しましたところ、療養者全員に行き渡っているとのことでございました。  次に、(5)でございます。緊急事態宣言の再発令を受け、埼玉県では時短営業の要請に協力した飲食店に対しまして、協力した期間に応じて、国が決定した単価に基づき、1日当たり一律6万円の協力金を支給しております。国や県の支援策につきましては、市内事業者から様々な意見をいただいているところでございますが、既に制度化されている事業の改善は難しいものと考えております。飲食店に対する本市の独自支援に関しましては、久喜商工会などの関係団体の意見を踏まえながら検討してまいりたいと考えております。  次に、(6)の健康・子ども未来部所管の部分についてご答弁申し上げます。保護者が新型コロナウイルス感染症で入院し、子供を養育できない場合につきましては、厚生労働省通知により対応が示されているところでございます。具体的には、子供については、児童養護施設等で実施するショートステイの利用や児童相談所の一時保護となるほか、子供の健康状況を考慮し、保護者の入院先の医療機関への一時保護委託をすることも想定されております。なお、児童相談所の一時保護につきましては、一時保護所や乳児院、児童養護施設において、感染拡大防止のため、原則個室での対応や、担当職員を決めて養育しているところでございます。  次に、(6)の福祉部所管の部分についてご答弁申し上げます。障がい児の家族が新型コロナウイルスに感染し、当該児の介助者が自宅にいない場合の対応につきましては、の担当ケースワーカーが支援し、障がい福祉サービスである短期入所を活用して一時保護できるよう対応しております。また、県では、障がい児に向けた県の障がい者入所施設2か所を活用して、緊急的な一時保護に対応しております。障がい児に対するコロナに特化した支援策について、で制度化したものはございませんが、今後も県や障がい者施設等と密接に連携を図りながら、既存の障がい福祉サービスを活用することで適切に対応してまいりたいと考えております。  次に、(7)でございます。現下の新型コロナウイルス感染症に係る対策の推進を図るため、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律が令和3年2月3日に可決成立し、同日に公布、13日から施行されたところでございます。このたびの法改正につきましては、私権の制限、罰則規定などに関しましても様々な議論があったものと承知しておりますが、国会における審議の上、成立したものであることから、本が何らかの意見を示すことは考えていないところでございます。
    ○議長(春山千明議員) 再度の質問をお受けいたします。  杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) ご答弁いただきましてありがとうございます。  大項目1からですが、個別施設計画案では、こちら通告にも書きましたけれども、新市役所との絡みが幾つか提示されているものがあります。先ほどの保健センターもそうです。あと、各総合支所の機能が移転するということも含めてですが、この個別計画ではそういうふうに新庁舎を建てる、しかも1期でということですね。1期というのは第1期ですから。あと、1期が終わるまで9年ぐらいですよね。そうしますと、逆算すれば、これ巨大な施設になるわけですから、基本計画があって、設計要件を整理して、発注資料を作成して、発注の手続をして、設計に1年かかりますから。工事で二、三年、大体あの大きさだと。そうなると、もう時間はないのではないかと思うのですが、この施設計画の中でも、例えば鷲宮総合支所について住民が判断できかねるのは、一つはそこなのです。本庁舎がどこに行くのかも分からない、交通アクセスも決まっていない、それで賛成反対と求められても、言いようがないわけです。そうすると、新庁舎の場所ですとか概略、いつ頃とか、そういったことは今全く白紙なのでしょうか、それともある程度のスケジュールは示すことができるのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 答弁を求めます。  財政部長。 ◎財政部長(小林広昭) 個別施設計画の中で表示しております表といいますか、それでは第1期、2期、第3期、4期ということで、10年スパン程度の35年間という長期な計画でございますが、その施設の中でも特に第1期の分については、個別の年度を示した表も付け加えて表示されていると思いますので御覧いただいているかと思うのですが、その中ではこの庁舎に代わる行政施設として、令和11年度までには整備をするということで、今おっしゃったいろんな手続を進めていきますと、それくらいの期間を要すだろうという想定のもので計画をつくっております。その中で、場所を具体的にということがあるのかということですが、現時点で建設地については何も決まっておりませんので、今後、来年度から設置いたします検討委員会、総合複合施設の検討委員会の中でそういった議論も進めていく考えでございますので、ご了承いただければと思います。  そういった年次的計画も第1期分に出ています。そういう中で、鷲宮総合支所も本庁舎に代わる行政施設ができた時点において移転をするという考えでございますので、タイムラグというか、なくなってしまったからどうだというのではなくて、代わりのものができた時点でなくなるという考えで、この施設だけではなく、いろんなほかの施設も代替施設ができた後に配置するというような施設も幾つかございますので、年度的整合性は取られた計画となっております。 ○議長(春山千明議員) 杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) 市役所ができていないからという話ではないのです。ここにあるように、公共交通のことを先ほど伺ったのですが、検討委員会の附帯事項にはこうありますよね。委員さんの附帯の意見で、公共施設の統廃合を進めるに当たっては、各施設への市民の交通手段の確保につながる公共交通について、併せて検討されたいという項目ありますよね。これは真摯に検討すべきだと思うのですが、新市役所への交通アクセスはどのように今検討中なのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(小林広昭) 今、答申の内容と言われましたが、正式な答申はまだいただいておりませんので、それは単なる会議の中で委員さんの意見を調整する場合の意見案ということでございますので、まだ答申はいただいていないということでご承知おきいただきたいと思います。  今、公共交通の関係でございます。公共交通についてはそういった意見も踏まえて、今後公共施設の整備が順次進められる段階に合わせて、公共施設の状況に応じた公共交通を検討すべきということで考えておりますので、今決めるわけでもなし、将来こういう施設が、現実に施設が建つ、建たないという問題がまだございますので、その進捗に合わせて検討すべきというふうに考えております。 ○議長(春山千明議員) 杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) できてからでは遅いわけで、それを心配しているのです、住民の方々。昨日も鷲宮の総合支所で、この個別計画の置いてあるところで、これは何ですかと言う人がいて、支所の利用者、市民なのですけれども。話しているうちに人が集まってきて、ここはどうなるのだと、支所はどうなるのだと聞くわけです。一応ここに載っているのですよと案を示しても、文字が小さ過ぎて分からないし、ちょっとこれでは読めないと。虫眼鏡も置いていないではないかみたいな、そこまで話が具体的になるわけですけれども、やっぱりそうした市民の心配にきちっと応え得る案でないと、私はちょっとそもそもが適切ではないかなと思っているのです。  例えばそれに関連してですけれども、この個別計画で示している中で、例えばマイナス面はいっぱいあるわけです。人口が減るだとか、高齢化するとか、施設の老朽化するとか、1人当たりの経費がこれぐらいになってしまうのだとか、責任持つ面積がこれぐらいなのだという、そういう重荷ばっかり書いて。例えば施設をプラスに、施設の老朽化に対しては、それをちゃんと大規模修繕で長寿命化をするということを総務省も出しているわけですから、ではそれをやったときに施設の寿命どれぐらい延びるのだと。そうすると、年間維持費もメンテナンスも変わってきます。それに対する国の長寿命化事業に対する、ちょっと調べたら充当率が事業費の90%で、交付税措置も3割から5割が基準財政需要額に算入されるという、そういったことになっていますよね。そういうプラスのことというか、全部重荷ではないのだよと、こういったことをすれば……先々40年で破綻するみたいなこと書いているけれども、もっと先延ばしというか長寿命化できて、市民生活の維持できるではないかという、そういう希望を持たせるような内容になっていないのです。結論を私ちょっとそこで申し上げましたけれども、そこがちょっと致命的なのです。  前回部長さんのご答弁で、この個別施設計画のことをお伺いしたときに、市民サービスの低下を招かないようにしてまいりたいとおっしゃっているのです。そうしますと、地域から何年先だとはいえ、代替ができるとはいえ、保健センターや福祉センターや温水プールがなくなる、支所機能も残さないということで、これをサービスの低下と言わずして、何と言うのですか。これで大丈夫だ、低下ではないと言い切れますか。市民にその点どうやってお答えになりますか、サービスの低下ではないということについて。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(小林広昭) 杉野議員からは施設の云々についてだけのお問合せでございますが、まず1つ目の長期的な財源的に考えている修繕的な財源、これも当然この計画の中では織り込みをしながら公共施設の、具体的にこの表の中では何年後に大規模改修するという表示はございませんが、内部的には基本的な大規模修繕時期というのは捉えておりまして、それを定期的に各施設、長期的に保存する施設についてはやっていくという方針もこの中ではうたわれているところでございます。ちょっと年度等の表示はありませんが、そういった趣旨で公共施設の適正維持管理をしていくという方針はこの中で定めてございます。  それと市民サービスの関係でございます。各公共施設、老朽化しているのも事実でございまして、基本的には60年というのが重量構造物といいますか、そういったものの耐用年数でございますので、その年度に近くなるまではある程度利用していて、それ以後については更新というのが基本的な考えですが、その中で複合して集約したりしていけば、いい施設というのが幾つかあるということで、この中の計画案がそういった内容を示してございます。そういったことから、市民サービスにおいて、たとえその施設がなくなったとしても、代替の施設ができたりすることによって、サービスの低下は著しく起きないと。また、先ほど来議論となっています交通の手段についても、その施設の規模や場所に応じて公共施設を再構築することによって、市民の皆様の移動の手段も確保していくということで、市民サービスの低下を防いでいくという考えでございます。また、市民サービスの中には、公共施設ではなく、様々ないろいろなサービスがございますので、当然公共施設だけを維持するための費用、財源等を充てれば、ほかの市民サービスの部分についておろそかになる面も多々あると思います。そういったトータル的な、行政機関としてトータル的な市民サービスを今後も維持していくという考えで、今回の施設の整備計画であるということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) 率直に私なりに市民の皆さんにも問うてみたいと思うのです。繰り返しになりますけれども、行政機能、支所の機能、それがなくなる、全部移転するわけです。確かに生涯学習センターとか、教育関係とか、できるにしても。あの庁舎では、鷲宮の総合支所の中では行政機能はなくなるわけです。その点だとか、温水プールがなくなるとか、老人福祉センターがなくなるとか、そういったことがサービス低下ではないのだと。先ほども少し踏み込んでおっしゃいました。サービス低下は著しくは起きないと、そうおっしゃいました。すると、少しは起きるのかという話、言葉尻ですけれども、そういうことになってしまうのですけれども、それを率直に市民に私は聞いてみたいのです。のほうではサービス低下ではないぐらい言っているのだけれども、みんなどうするって私聞きます。今パブリックコメントをやっていますけれども、先ほど言いました文字が小さい、見にくいということはほんの初めですけれども、実際によく分からない人が多くて。丁寧な説明は一切ないわけです、置いてあるだけですから。説明会もない。コロナの関係で説明会開かなかったということもおっしゃっていますけれども、それはやっぱり理由にならなくて、このパブコメで一気呵成にとなると、後で市民驚くと思うのです。自分たちが決めたという実感はないのに、これがお墨つきになって、賛成多数にもし意見が集約されたら、それで突き進んでしまうということをやっぱり危惧すると思うのです。だから、決め方として、私はちょっとその点は問題があると思っています。つまり結論を言うと、多くの市民が中身をよく知らないまま決まってしまうという、施設の統廃合がそれで進んでしまう、そこには住民の自治だとか、民主主義だとか、そういったことはもう横に置いているわけです。そこを重視してほしいのです。それが市民に寄り添うということではないのでしょうか。決め方について、もう少し公共交通も検討中だというのですけれども、実際に不便を来さない公共交通にするのか、それを確約できるのでしょうか、その辺を併せてお願いします。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(小林広昭) 市民サービスの低下についてのご指摘いただきました。私の表現で著しくと言ったことが言葉尻としてふさわしいかどうかはちょっと疑問でありますが、私どもはこの計画において市民サービスの低下はないというような意識でございますので、そこはご理解いただきたいと思います。  それと、市民説明の関係についてです。議員もご承知かと思いますが、これまで数々の市民説明の機会、ちょっとコロナ禍で変則的に変えた分もありますが、動画の配信であるとか個別の地域懇談会を実施したということもご存じだと思いますので、とすればこれまでの計画の策定以上に気を遣って市民説明の機会を設けてきたつもりでおります。そこに興味とかご理解があったかないかというのはちょっと不明でございますが、そういったもので数多くのご意見を伺う機会を設けてきたところで、今回についてもパブリックコメントということで意見も募っていますし、これまで4回に及ぶ検討委員会のほうも開催され、公開という形で、興味のある市民の皆様にご参加いただいたのかなと思っております。  それと、市民サービスのもう一つの話ですが、公共交通とかそういったものもあるかと思うのですが、まずこの計画ができて、実施段階の公共施設の整備段階が決まりませんと、公共施設の在り方や視座、方法についてもまだまだ不明瞭なところがありますので、先ほど来から申し上げましていますように、公共施設の整備や統廃合、そういったものの時期と並行しながら、公共交通についても検討する時期においてさせたいと思っております。それが十分か不十分かというのは人それぞれいろいろ取り方がありますので、なかなかそこ、断言して満足できるのかと言われると、断言はできませんが、必要に応じた最低限の公共交通の在り方は検討していきたいというふうに考えております。  それと、公共施設、先ほど来言っていますが、市民サービスの中で、確かに自分の身近な公共施設使っている方は、十分にその施設の重要性とか親しみもあって、なくなるのは寂しいというご実感はあるとは思います。しかしながら、我々も一つ一つの施設の利用者だけの声をという形でなかなか集約的に公共施設の整備は進みませんので、総体的に意見を集約しながら、各公共施設の整備方針について検討していくということでございます。 ○議長(春山千明議員) 杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) では、一体いつになったら形になるものを示せるのでしょうか。その時期が来たらということなのでしょうけれども、今おっしゃったことでは並行して公共交通のことも進めていくというのですが、市民の前に見え始めるのはいつなのでしょうか。それを判断できるまでしっかりした計画が示されるのは、いつ頃なのでしょうか。第1期の本当に終盤のほうなのでしょうか、それとも中盤ぐらいなのでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 財政部長。 ◎財政部長(小林広昭) この第1期といっても令和11年までの9年間ぐらいの期間となります。焦点的になっているのが庁舎に代わる行政機関がどこにできるかということになって、公共交通もそこを中心として検討しなければならないのだとは思っております。今の計画ですと、令和10年か11年頃に施設ができればいいなと思っていますので、それの数年前ぐらいには公共交通の在り方については議論を始め、施設ができるころまでには運用ができる体制が整えられれば思っております。 ○議長(春山千明議員) 杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) ここではこれ以上ちょっと無理なようですけれども、随分のんびりした話だと思います、率直に伺って。市民は、やっぱり現実に寂しいというのではなくて、困るわけです、利用施設がなくなってしまうというのは。困るのです。困ることを示されて、まだ具体的に示せるのは7年8年先だということでは、本当にまた困ってしまうのです。そこはやっぱりしっかりしてほしいと思います。ちょっと時間がないので、先に行きます。  大項目2のほうに行きます。感染症対策強化に向けての保健所の再編強化です。 ○議長(春山千明議員) 暫時休憩します。    休憩 午後 2時01分    再開 午後 2時01分 ○議長(春山千明議員) 再開いたします。  続けてください。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) 大項目2です。保健所機能の再編強化なのですが、やはり保健所が、全国そうなのですけれども、埼玉だけではなかったのですけれども、全国的に埼玉的にも保健所がすごく人的にも、業務としても力が弱まっている下でのコロナ禍でしたから、本当に現場の人は大変だったろうと思うのです。今引き続き大変な状況だと思います。収束するまでは本当に安心できません。そういう中で、分室の復活をはじめとして、保健所の機能の強化をするということについてはどういった認識なのですか。県のことだから、向こうが言うまで口出せないとか、そういう話ではないと思うのです。弱かったから、今コロナ禍が被害影響が大きくなったのではないですか。そこの認識をまず伺いたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 先ほどご答弁の中でも申し上げました。現在コロナ禍の中で保健所の職員、スタッフの方が尽力しているということは報道等でも認識しておりますし、幸手保健所との連絡でやり取りをしている中でも、私どもに情報提供いただく電話の向こうではもう電話が鳴りっ放しで、職員の声もよく聞こえるという状況で、多くのスタッフがオフィスに残って作業されている、仕事されているということは肌として感じております。  保健所の機能ということで、長い歴史の中で、感染症から疫学的な追跡等、食中毒等があると保健所が動き出すということで、だんだん機能が市町村に、感染症以外の健康概念といったものが市町村の保健機能に移行されてきたという、そういう時代の中に、昭和、平成、令和という状況で今来ております。この国の流れの中で、保健所の機能を少しずつ市町村に移行しながら、役割分担をしっかり分けながら仕事をしてきているという状況になっておりますので、保健所の広域的専門的かつ技術的な拠点としてお仕事されていることに関しまして、そしてその配置などについて、我々市町村のほうから何ら申し上げるということはちょっと難しいかなというふうに思っておりますし、埼玉県が判断するものというふうには認識してございます。 ○議長(春山千明議員) 杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) 今回の新型コロナのパンデミック、いわゆる感染爆発に、医療の崩壊もそうですけれども、保健所の機能が耐えられなかったというふうに多くのマスコミも、私もそう感じるのです、報道もされていますし。これは、人員を減らしたり施設を減らしてきたということは結果として間違いであったと思うのですが、そういったことについての意見もとしては示せない、言えないということなのですか。間違いかどうかは別として、大きな影響を受けたのは、人員を減らしたり施設を減らしたことに原因があるというふうに思うのですが、その点についてはどのようでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 先ほどの答弁と繰り返しになりますけれども、この感染症対策、保健所が広域的な視点で対応しているということで、今まさに尽力されているということを認識してございます。ただ、人員とその配置がどうとか、そういったものに関して、市町村の立場から申し上げるということはできないというふうに感じてございます。ただ、連携調整の中で、こちら市町村に本来だったら情報提供いただけねばならないものが怠ってしまったりとか、多忙のあまりに業務が滞ってしまうような事案が生じた場合には、保健所等にはそういった点の改善等を求めるような考え方は持っておりますので、そういった事態の際にはお話をしていきたいと思っております。 ○議長(春山千明議員) 杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) 私の率直な意見、申し上げさせていただきますと、これだけ明確な事実について、意見を市町村の立場から言えないということになりますと、いろんなことが行政で起きて、今回パンデミックということです。行政の皆さん、いまだに苦労しておられます。そのことについて何ら教訓を引き出すことはできないということになるのではないですか。何も言えないということは、市民にももちろん言わないわけですよね、議会で言えないわけですから。教訓は何だったのですか、このパンデミックの。まだ収束していませんけれども。ここがはっきりしないと、次どういう手を打つかということにならないのです。その点だけお聞かせください。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) パンデミックという表現が出ておりますが、埼玉県のほうでは、今現在、県の中でも施設、設置、その管轄する課などでも人員を増員しながら対応しているということで、私どものほうからも、幸手保健所の要請もございまして、県のほうからの要請があって、市町村派遣ということで協力はしている状況でございます。そういった中の連携の中、そういった中から、いろんな情報交換をしながら、としてできること、あと県として実施するべきこと、そういった情報のやり取りの中からいろんなものを提言させていただくように考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) 私としては、やはり埼玉県でなくした11の分室を復活させるべきだと思うのです。それが、次の感染症の拡大に対する一つの回答だと思うのです。こういうふうに備えるよ、大変だけれども、これがの決意ですよ、県の決意ですよ、それを示す必要があると思うのです。そこが酌み取るべき教訓だと思うのです。  先に行きます。大きな3ですが、この件も昨年の予算議会からもう5回目になりますが、積極的な社会的検査をということで、PCR検査をいろんな形で求めてきました。それが、ここにも言っているように、やはり検査をするということ、調査をするということ、それから陽性者を囲い込んで待機させ、療養させる、これ単純ですけれども、これしかないわけです、封じ込めには。の部長のご答弁、ずっとお伺いして、先ほどの川辺議員さんとの話の答弁も聞きまして、私の5回目となるこのやり取りからしても一向に見えてこないのは、久喜の戦略が見えないのです。久喜市内からコロナを少しでも減らそう、陽性者を少しでも減らしたい、闘いだ、勝つのだと言うけれども、戦略何も示されないではないですか。そこが私、致命的だと思うのです。  先ほど来ちょっと話替わりますけれども、私も自宅療養のことを伺いました。悲しい事件も起こりましたよね。自宅療養にどうしてなるのかという話ですけれども、去年の4月2日に厚労省の新型コロナウイルス感染症対策推進本部から、新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養及び自宅療養の対象並びに自治体における対応に向けた準備についてという、そういう通達、事務連絡が出ています、ご存じだと思うのですが。ここには、家庭内感染のおそれがある場合には入院とするけれども、そのおそれがない場合は自宅療養、宿泊療養ですよということを書いているのです。もっと言うと、地域における入院を要する患者が増大して、その方が当事者が入院治療が必要な場合であっても、入院医療の提供に支障を来すと判断される場合には宿泊療養、自宅療養ですよと、こういう通達なのです。事務連絡なのです。だから、国が恐れているのは、結局、医療崩壊、今まで厚労省挙げて医師を減らしてきて、看護師を減らしてきて、それが自分たちの責任を問われるような医療崩壊になってしまうということが、これここから私の意見ですけれども、それが明らかになるのが嫌だから、結局自宅療養をしてしまうと。感染症法には自宅療養、それから宿泊療養という言葉ありますか、伺いますけれども。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 宿泊・自宅療養の言葉が法的にあるかということでございますけれども、今回、改正の特別措置法等、こちらのほうでは宿泊・自宅療養というものを法定化するというふうになっていると認識してございます。 ○議長(春山千明議員) 杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) 部長のおっしゃったのは正しいのです。感染症法には、19条と20条でしたか、入院しかないわけです。ただ、入院させることができるという、できる規定で、入院させなくてはいけないという話ではないのですけれども。そこの弱さはともかく、入院が必要だ、入院だということを法では明確にしていて、自宅だとかホテルで療養というのは法で想定していないのです。それにお墨つきを与えたのが今の4月2日の事務連絡であり、先々月の11月22日かに出た事務連絡、こちらには、先ほどとちょっと言葉を言い換えているのですが、病床確保や都道府県全体の入院調整に最大限努力した上で、なお病床が逼迫する場合には、上記政令により入院勧告等ができる者のうち、医師が入院の必要がないと判断をし、かつ宿泊療養施設において丁寧な健康観察を行うことができる場合には、そのような取扱いとして差し支えないと。つまり、病床が逼迫している場合には、入院が相当な陽性者であっても、入院させなくてもいいという、さらにお墨つきが11月22日に出されているのです。だから、それがあるから、私たちが提案するように、例えばふじみのクリニックですとか、今日も埼玉新聞に出ていましたけれども、病院のほうで独自に、駐車場とか空いたスペースを使ってコロナ病棟を造って受け入れているというところありますよね。もうそうせざるを得ないわけです、現場の医師としては。県が動かない、国が動かないから。そういうのを、これだって埼玉県だって補助を出していますよね、そういったコロナ病棟を造る場合は。そういうことをやはり積極的に描いてほしいと思うのです。協議をしてほしいと思うのです。まだ今少し収まってきているからといって安心すると、大変なことになると思うのです。その辺のコロナ病床を検討するということについてはどうなのですか。 ○議長(春山千明議員) 健康・子ども未来部長。 ◎健康・子ども未来部長(山﨑智子) 先ほどご答弁の中でも申し上げました。埼玉県は、埼玉県知事の権限で、病床が逼迫したときには、コロナ病床といいますか、専用病床を建設を公募して対応しているという状況でございます。今回も1,400床の必要病床のために医療機関が仮設の専用病床を建設していただけるかというところで、大分公募にも手を挙げていただいて、埼玉県内の医療機関が全体で取り組んでいるということで、新聞報道でも今朝出ていたものだと思います。病床確保に関しては、我々本が対応すべき力はございませんで、埼玉県が全体的な視点の中で必要な病床数を確保する、それを計画的な対応の中で実施しているところですので、本が埼玉県に意見等を申し上げるという立場にはないものというふうに認識してございます。 ○議長(春山千明議員) 杉野修議員。                 〔11番 杉野 修議員登壇〕 ◆11番(杉野修議員) ぜひ意見を言ってください。できるかどうか、認められるかどうかは別として、言うべきことは言ってください。感染防止の戦略をつくってください。  以上です。 ○議長(春山千明議員) 以上で杉野修議員の質問を打ち切ります。 ○議長(春山千明議員) 次に、川内鴻輝議員の市政に対する質問をお受けいたします。  5番 川内鴻輝議員。                 〔5番 川内鴻輝議員登壇〕 ◆5番(川内鴻輝議員) 5番 川内鴻輝です。通告に従いまして、一般質問のほうをさせていただきます。  大項目1番です。行きます。市民のスポーツ実施率の向上についてです。令和2年3月8日に健幸・スポーツ都市宣言を行ってから1年が経過しようとしています。平成29年から令和3年までの本のスポーツに関する計画を定めた久喜スポーツ推進計画では、その基本理念として、スポーツを「する」「みる」「ささえる」といった多様なスポーツへの関わり方を通して、市民が「いつでも・どこでも・だれでも・いつまでも」、生涯にわたってスポーツ・レクリエーション活動に親しむことができる「生涯スポーツ推進のまち・久喜」を目指すと明記されております。また、この計画内に記載してある当時のアンケート調査の結果を見ると、久喜の成人のうち50.3%の市民が週1回以上スポーツを実施されていることが示されております。しかし、文部科学省で策定された第2期スポーツ推進計画では、スポーツ実施率65%程度まで引き上げる目標が掲げられており、久喜でも同様に令和3年度までに同じ数値が目標として定められております。以上の点を踏まえて、以下伺います。  (1)です。久喜スポーツ推進計画が終了年度を迎えるに当たり、令和4年度以降に新たな計画を作成する意思はあるのか伺います。作成していく場合、健幸・スポーツ都市宣言を出した久喜として、今の時点でどのようなビジョンを描いているのでしょうか。  (2)です。来年度が久喜スポーツ推進計画の最終年度でありますが、スポーツ実施率を現在の水準から65%に引き上げるために、具体的にどのような取組をされるのでしょうか。達成のためのアプローチ方法について伺います。  (3)です。2020年11月から久喜のスポーツ情報を発信するインスタグラムアカウント、くきすぽ!がスタートいたしました。頻繁に投稿している様子を拝見しておりますが、ほかにも市内運動場の紹介、スポーツに関する様々な知識の発信(各競技の正しいフォーム、栄養学など)も提案したいのですが、今後どのような形で運用していくのか伺います。  (4)です。より拡散力を向上させるために、スポーツに特化したツイッターアカウントやユーチューブチャンネルも作成してはいかがでしょうか。  (5)です。健幸・スポーツ都市宣言の中には、スポーツによる豊かなコミュニケーションを通じて、世代を超えて人と人がつながり、生き生きと暮らせる健幸・スポーツ都市を目指すことが明記されております。広報誌やスポーツ情報を発信するSNSにて、市内スポーツ団体の紹介をすることにより、市民間のスポーツ交流を促してはいかがでしょうか。また、その際、スポーツ団体の活動の雰囲気が分かるよう、体験ルポとしてショート動画を流してはいかがでしょうか。  (6)です。時期によっては屋外でトレーニングすることが難しい方もいます。そこで、市民が屋内にて運動に取り組みやすい環境を整えてはいかがでしょうか。今後具体的に考えている施策があれば伺います。  大項目2番、街の魅力を発信するインスタグラムアカウントの作成についてです。総務省が発表した2020年の住民基本台帳に基づく人口移動報告によると、埼玉県内への転入者が県外への転出者をどれだけ上回ったかを示す転入超過数は2万4,271人と、全国3番目の多さとなりました。県の分析では、4月から11月に限ってみると、全国最多だったといいます。新型コロナウイルスの影響でテレワークの導入が進み、適度な距離の地方ということで埼玉県が注目されております。県内への移住を促そうと、行政もPRに力を入れております。埼玉県では、県内への移住を呼びかけるドラマ仕立ての動画「埼玉物語」を製作し、公開しております。これは、東京都で暮らしていた家族が埼玉県内に移住したという設定でストーリーが進み、都内へのアクセスのよさ、快晴日数の多さなどを紹介する内容であります。久喜でも、これまで街のプロモーション映像として、クッキーダンスや合併10周年記念マラソンなど作成して発信しております。久喜も交通の利便性が非常によく、県外の方々に住みやすさをPRできる要素が多々あり、あとはぜひとも発信に力を入れていただきたいと思います。  そこで、の魅力を発信する新たなツールとしてスポーツ情報を取り扱うインスタグラムアカウントとは別に、ふるさと納税、祭り、観光スポット、グルメ、歴史、イベント情報など、街の魅力を発信するためのインスタグラムアカウントを作成して、若い世代を中心にアプローチしていただきたいのですが、いかがでしょうか。1回目の質問を終わります。 ○議長(春山千明議員) 川内鴻輝議員の質問に対する答弁を求めます。  教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 大項目1のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。  初めに、(1)でございます。現在のスポーツ推進計画は、令和3年度までが計画期間となっておりますことから、令和4年度から令和8年度までの5年間を計画期間とした第2期久喜スポーツ推進計画を策定する予定でございます。第2期計画では、健幸・スポーツ都市宣言の趣旨を踏まえ、全ての市民の方が、「する」「みる」「ささえる」を通して、パラスポーツを含めた何らかのスポーツに関わり、スポーツに親しみながら健康づくりを目指すための取組をさらに進めていく内容とすることを考えております。ソフト、ハードの両面からスポーツをする環境の整備を図るため、全庁を挙げてこれまで以上に取り組んでいくとともに、市民の皆さんの参画や民間企業との連携を図り、身近にスポーツと触れ合うことのできるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。  次に、(2)でございます。スポーツ実施率の向上のためには、現在スポーツをしている方に加え、スポーツに関心がない方や興味があっても始めるきっかけがない方に、スポーツ、運動に接する機会を持っていただくことが重要と考えております。これらの方々を対象に、新たな魅力あるイベントを実施していくほか、動画やSNSを通じて、効果的な情報提供を随時行うことで行動変容を促し、実施率の向上につなげてまいりたいと考えております。  次に、(3)でございます。くきすぽ!では、インスタグラムの特性を生かして、アクセスする方がスポーツに興味を持っていただけるような情報を小まめに掲載しているところでございます。今後につきましては、ご提案の内容も踏まえ、様々な題材を取り上げ、新鮮味を保ちながら積極的に運用し、フォロワー数を増やしてまいりたいと考えております。  次に、(4)でございます。SNSは、強力な情報拡散力があるツイッターや、詳細な情報を継続して使うということができるユーチューブなど様々な手段があり、それぞれの特徴により使い分け、情報発信することは大変有効な手法であると考えております。まずは先ほど申し上げましたとおり、インスタグラムの魅力を高める取組を進め、充実させてまいりたいと考えております。  次に、(5)でございます。ご提案の内容につきましては、健幸・スポーツ都市宣言を市民の皆様と共に取り組む観点から、非常に有効であると考えております。現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、団体等の取材活動を差し控えておりますが、状況が落ち着きましたら、取材を再開してまいります。  次に、(6)でございます。外出自粛や在宅勤務などを余儀なくされる方が多い現状から、屋内での運動への関心は以前より高まっているものと考えております。このようなニーズに対応し、これまで動画やズームを活用した屋内でできる運動の機会を設けてきたところであり、今後これらをさらに推し進めてまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 次に、環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) 大項目2のご質問に対してご答弁申し上げます。  写真や動画の投稿を主としたインスタグラムの活用は、ふるさと納税の返礼品や祭り、イベント、開花情報等、本市の魅力を発信する手段として大変有効であると認識しております。インスタグラムでは、無料で視覚に訴える情報を発信することができ、スマートフォンで手軽に見られるため、本市の魅力をより身近に感じていただくことが期待できますことから、先進自治体の事例を参考に、実施に向けた検討を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) ここで休憩をいたします。    休憩 午後 2時27分    再開 午後 2時45分 ○議長(春山千明議員) 再開いたします。  再度の質問をお受けいたします。  川内鴻輝議員。                 〔5番 川内鴻輝議員登壇〕 ◆5番(川内鴻輝議員) ご答弁いただきまして、ありがとうございました。  最近、久喜役所とか各支所をはじめ、久喜駅のほうでも、健幸・スポーツ都市宣言という横断幕が掲げられました。横断幕が掲げられただけなくて、封筒とか、あとはいろんなところに貼ってあるポスターとか、そういったところですごくPRしている様子をいつも拝見しております。そうした横断幕とか印刷物を見た市民の方は、久喜がこうした宣言を行ったことを知りまして、これからどんなスポーツ事業が始まって、どういうまちづくりが始まるのだろうと、きっとわくわくしているのではないかなと思います。身近な例で言えば、スポーツ愛好者の方は、既存のスポーツ施設の更新とか、拡充とか、そういうものを望んでいると思いますし、新たなスポーツ施設の新設なんかも望んでいるのではないかなと思います。新政久喜の宮﨑代表が代表質問でも行いましたが、野球場とか陸上競技場とかラグビー場の整備を望む声も市民から上がっております。今後スポーツを通して久喜がもっとどのようによくなるのだろうと、たくさんの期待の声を代表して、再質問のほうをさせていただきたいと思います。  まず、(1)です。久喜では、先ほどの答弁の中では、新たなスポーツ推進計画を策定される予定ということで答弁をいただきました。来年度は、久喜スポーツ推進計画の最終年度に当たるため、令和4年度からのスポーツ推進の方向性を決める大事な更新時期に当たるのではないかなと思います。スポーツの普及が市民の健全な心身を育み、地域の活力を生み出せる、そんな計画にならなくてはいけないと思います。そのためには、スポーツ施策による健康寿命の延長とか障がい者スポーツの普及促進など、健幸・スポーツ都市久喜としてふさわしい計画をぜひ策定していただきたいと思います。  そこで、まず今年度で久喜スポーツ推進計画の4年目が終了しますが、目標として掲げた数値目標、いろいろあると思います。先ほど申し上げた65%とか、新体力テストの5段階評価の中で上位3つのランクが90%以上に入るとか、そういう具体的な数値を掲げていたと思うのですけれども、その目標に対して現在の進捗状況と、それらに対する評価について伺いたいと思います。 ○議長(春山千明議員) 答弁を求めます。  教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 現在のスポーツ推進計画の中で指標を掲げまして、それに目標を目指しているところでございますが、まず成人の週1回以上のスポーツ実施率につきましては、これ今の計画を策定するときのアンケートの数字を基にしておりまして、毎年度アンケートしているわけではございませんので、ちょっと数字は出ないのですけれども、今まさに行っております次の期のスポーツ支援計画に向けてのアンケートの中で把握できるかなというところでございます。50.3%が現状値といいますか、平成27年度の現状値でございますけれども、それが目標年度とはちょっと若干ずれますが、もう間もなく判明するのかなというところでございます。そのほか、学校における体育、スポーツ活動の充実につきましては、ちょっと2年度の数字まだ出てございませんが、小学校ですと86%に対しまして、元年度ですと88%、中学校につきましては83.5%に対しまして85.3%ということで、目標はいずれも90%になっておりますが、まだ達成してはおりませんけれども、まだ2年度の数字これからということもございますので、結果のほうを把握してまいりたいというところでございます。また、学校開放施設等につきましては、これはおおむね今のところ達成しているのかなというところでございます。 ○議長(春山千明議員) 川内鴻輝議員。                 〔5番 川内鴻輝議員登壇〕 ◆5番(川内鴻輝議員) まだ確かに毎年アンケートしていないので、実際にどのくらい達成しているのかなというのは分からないと思うのですけれども、来年度どのような数値が出るかというのを私もすごくどうなるのかなとわくわくしています。スポーツ庁が昨日発表していましたけれども、スポーツ実施率、週1回以上運動する人がどのくらいいるかと昨日ニュースに出ていましたけれども、59.9%の方が運動しているということで数値が発表されていました。久喜においては、その数値と比べてどうなのかなというところで、実際にどのくらいの数値になったかというところをきちんと分析した上で、次の計画策定に向けて動いていただきたいなと思います。  そこで、今後策定される第2期久喜スポーツ推進計画ですが、健幸・スポーツ都市宣言を行ってから初めての計画になると思います。今後の計画策定までの流れについて、取組をお伺いできればと思います。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 策定スケジュールということかと思いますが、まず今アンケート調査を行っておりますので、これは締切りがまだ、そろそろ締切りになる、それを集計をするのが3月、4月ということになろうかと思います。それをまとめまして、素案というのでしょうか、これをつくった中で、久喜スポーツ推進審議会というところに諮問いたしますので、そこで、つくった素案をそこにかけまして、そこでもキャッチボールというのですか、いろんな意見をいただきまして、キャッチボールをする中で、また久喜役所としまして、全体としていろいろなスポーツイベント、健康づくりのいろんな事業を行っておりますので、そういったものも把握しておりますので、その辺の現状も踏まえまして、またアンケート調査によりましてどのようなことを市民の方が望んでいるかというのも把握した上、その辺をすり合わせしながら、どのような計画にしていこうかというのを審議会の中で検討していただくということで、その後、令和3年、今年の11月ぐらいにパブリックコメントを実施いたしまして、来年3月には策定していきたいというような予定でございます。 ○議長(春山千明議員) 川内鴻輝議員。                 〔5番 川内鴻輝議員登壇〕 ◆5番(川内鴻輝議員) 中身について詳細に説明していただきまして、ありがとうございました。  次の計画策定の際には、これまでの前例にとらわれない形で計画策定していただきたいなと思います。具体的には、例えばeスポーツといった新たなジャンルを開拓していくのもありなのかなと思います。全国に野球場とかサッカー場があるように、今後もしかしたら各地にeスポーツを楽しめるような施設ができる可能性もあります。eスポーツ施設というのはそれほど大きなスペースを必要としませんし、それでいて動員が非常に見込める施設となります。スペースの効率的な有効活用にもつながるのではないかなと思います。そういった意味でも、地方都市でも手をつけやすい施策だと思いますし、身体障がい者の方も一緒に戦えるという意味もありますし、年齢とか性別とか言語とか国籍といった様々な壁を乗り越えて楽しむことができるのではないかなと思います。現在高校にeスポーツ部というのが増えているのですけれども、eスポーツというものがきっかけで不登校だった生徒が学校に来るなんていう事例も発表されています。しかも、チームのリーダーになったりと、複数の学校でそうした事例が出ております。今後策定する計画の中に、eスポーツの活用を組み込むことについてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) eスポーツにつきましても審議会の中で協議の土台、土俵というのでしょうか、これをどのように取り入れるかというのも検討してまいりたいと考えてございます。 ○議長(春山千明議員) 川内鴻輝議員。                 〔5番 川内鴻輝議員登壇〕 ◆5番(川内鴻輝議員) ぜひよろしくお願いします。  また、先ほどの1回目の答弁の中では、ソフト、ハードの面からスポーツをする環境の整備を図るという答弁がありまして、ほかにも身近に運動する機会を持ってもらうイベントを企画していくということでお話があったのですけれども、今後の具体的な計画が何か決まっているものがあればお伺いします。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) ハード面で特に確定しているというのはございませんけれども、ハード面につきましてもこの新しいスポーツ、第2期の計画ですか、その中でどのように盛り込んでいこうかなというのはこれから考えたいと思っているところございます。イベントにつきましても特に新しいというのはございませんけれども、まずは今いろいろ行っているイベントがなかなかコロナ禍で思うようにできないというのもございますので、その辺を見極めながら新たなイベント、今行っているイベントの充実ということになろうかと思いますけれども、そういったものを中心に考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 川内鴻輝議員。                 〔5番 川内鴻輝議員登壇〕 ◆5番(川内鴻輝議員) 恐らく審議会の中でいろんな意見が出るのではないかなと思うのですけれども、一口にスポーツといっても、冬季スポーツとかも含めると、もう本当にたくさんの種類のスポーツが存在します。全てのスポーツプレーヤーの意見を取り入れたいというところがあると思うのですけれども、ただもうそこに関しては現実的には財政的にも人員的にも厳しいのではないかなと思うのですけれども、そこで今後、重きを置くスポーツ施策というところの洗い出しが必要になってくるのではないかなと思うのですけれども、これについてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 今アンケートを行っている中で、スポーツ団体の方にも、全部ではないのですけれども、スポーツ団体から抽出した団体さんにアンケート調査も行っておりますので、そういった中でご意見、どんなご意見があるか、また市民の方々もいろんなご意見持っているかと思いますので、その辺をまず見ながら考えてまいりたいというところでございます。 ○議長(春山千明議員) 川内鴻輝議員。                 〔5番 川内鴻輝議員登壇〕 ◆5番(川内鴻輝議員) 分かりました。では、取りあえず審議会次第というところで。  先ほどの答弁の中でも過去の議会答弁の中でも何度も出ているのですけれども、この健幸・スポーツ都市宣言の本丸として、ふだん運動する習慣がない方に参加意欲を高めて、新たな参加者を増やしていくということを繰り返し説明をされていると思います。その点で言えば、身近に取り組める運動として、自宅から一歩出れば取り組めるウォーキングとかランニングという運動は非常に有効であるのではないかなと思います。市内には、大小含めて100以上の公園がありますが、近所にウォーキングやランニングをするのに適した公園が存在しない市民の方もいらっしゃるかなと思います。  そこで提案なのですけれども、久喜市民を対象に広く公募を行いまして、市民の皆様がふだん独自にどのようなコースを使っているのかというのを公募して、それをアレンジしてコースを策定して、身近に運動できる環境を整えていただきたいなと思います。言ってみれば市内の至るところにランニングコースが存在している状態です。久喜オンラインマラソンのほうでも各地区に4つのランニングコースを策定していただきましたけれども、例えば人によって走力もばらばらだと思うので、上級者、中級者、初級者といったようなレベル別に様々なコースがあると望ましいのかなと思います。この市内丸ごとウォーキング・ランニングコース構想についてどのように考えるでしょうか、の見解を伺います。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 今ご提案いただきました内容につきましては、実際に恐らく市民の方々が自分のマイコースというのでしょうか、持っているかと思います。安全面も含めて、いろんなどのぐらいの距離といいますか、負荷がかかるとか、そういったものも恐らく自分の中で思いながら走っているのかなと思いますので、そういったものをご提案いただきまして、これをご紹介するというのは大変いいことだと思いますので、今後実施に向けて検討してまいりたいと思っております。 ○議長(春山千明議員) 川内鴻輝議員。                 〔5番 川内鴻輝議員登壇〕 ◆5番(川内鴻輝議員) 確かに市役所だけで考えてしまうと、考える幅も限られてくると思いますし、本当各市民の方々、今部長が答弁でおっしゃられたとおり、マイコースというものを持っていると思います。そうしたコースを全部載せることはもちろんできないと思うのですけれども、そういう知恵を借りながら、一緒に健幸・スポーツ都市をつくっていくと、そういった施策はぜひやっていただきたいなと思います。  今度(3)のところに移るのですけれども、インスタグラムアカウントについてです。今回このような質問を取り上げたのも、一時期、1月4日から22日ぐらいにかけて、14回ぐらい連続でひたすら体操動画をアップしているという時期があったと思います。あれをぱっと見たときに、14回連続で体操動画があって、健幸・スポーツ都市久喜として何か魅力ある発信と言えるのかなと、私すごく疑問に思ったのです。でも、やる気はすごく伝わります。何かやるのだなというのはすごくよく伝わったのですけれども、スポーツ振興課の職員の方々が一生懸命やってくれているというのはすごく分かったのですけれども、アカウントの紹介文の中でも、これは久喜のスポーツ情報を発信するスポーツアカウントですというふうに記載してあるのです。  例えば少し話飛んでしまうのですけれども、最近の例で言えば、去年11月に久喜高校のバスケチームが3人制バスケで日本一に輝きました。あのようなすばらしい出来事も、ただ日本一になりましたで終わりではなくて、実際に現地にインタビューに伺いまして、練習風景を紹介したりとか、今回バスケの例で言えば、バスケもシュートするコツがありますよね。腕ではなくて膝を柔らかく使うとか、そういうコツがあると思うのですけれども、そういうワンポイントアドバイスをいただくようなものがあればだんだん、自分だったら、実際やっている身からすると、そんな日本一のチームが正しいフォームを教えてくれるなんていうのはなかなかないわけだから、見てみようかなと思うと思うのです。今は、最近見ていると、西武ライオンズのことだったりとか、いろんな種類の発信をまたやってくれているなと思うのですけれども、連続して何かひたすら、ただ何となく投稿すればいいやというのはぜひ避けていただきたいなと思うのです。今後もぜひ、これは再質問しないのですけれども、今後も市内のスポーツイベントとか、施設とか、チームとか、コースとか、スポーツに関する様々な知識を得ることができるような、そんな魅力のある発信をお願いできればなと思います。  続いて、(4)と(5)なのですけれども、やっぱりこれ始めましたの団体に一人で乗り込むというのはすごく勇気が要ることだと思うのです。行政主催のイベントというところもなかなかマンパワーとかも限られていると思うので。健幸・スポーツ都市宣言の中でも、人と人が交流するようなことを目標として掲げています。そのときに、では既存の団体に実際に市民の方が行っていただくというところが一番手っ取り早いと思いますし、そのチームにも、拡大していって、よりよいスポーツ交流ができるのではないかなと思うのです。今回動画で発信することについて質問させていただいたのですけれども、雰囲気とか活動内容というのも動画で何となく分かると思うのです。ただインスタだけで発信するというのでは、当然インスタというのは本来動画を発信する媒体ではないと思うので、画質も非常に粗くなってしまいますし、動画発信にはなかなか向かないツールなのかなと感じています。なので、ユーチューブで動画を流して、ただ流すだけではなくて、それをツイッターでリツイートをもって拡散すると、そういうところでアカウント作成はいかがですかということで質問のほうをさせていただきました。今いただいた答弁では、インスタの運用に取りあえずはまず力を入れていきたいという答弁だったのですけれども、もちろん今立ち上がったばかりの時期で、まずはそこを固めたいというところもあると思うのですけれども、中期的にはぜひそのようなアカウントの作成もしていただいて、発信効果を最大限に高めていただきたいなと思うのですけれども、こちらについていかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) スポーツをやっていない方、もしくはこれからやりたい方に団体さん、例えばいろんなスポーツ団体ございますけれども、そういった団体さんを紹介して、仲間に入れてもらうという、そういうことはスポーツの実施率を上げる上で大変有効だというふうに考えているところでございます。今インスタ、まずは充実させていただいたというところでございますけれども、立ち上げたら、例えばユーチューブのチャンネルですとか立ち上げても、なかなか記事が、載せるのもなかなか大変だということもございますので、まずはインスタグラムのほうを充実させていきたいという考えがございますけれども、スポーツ団体とスポーツやりたい方をつなぎというのでしょうか、出会わせるということは当然必要だというふうに考えてございますので、まずはインスタグラムのほうを充実させていきたいというふうに考えているところでございますけれども、いずれはそれにつきましても、ユーチューブですとか、そのようなことも考えてまいりたいというところでございます。 ○議長(春山千明議員) 川内鴻輝議員。                 〔5番 川内鴻輝議員登壇〕 ◆5番(川内鴻輝議員) 本当に人と人をつなぐという意味だと、スポーツの力というのは本当に大きいと思いますし、今こうやってコロナウイルスで社会もなかなかばらばらになってしまっている中で、そういった社会をつなぎとめるという役割もスポーツの力はあるのかなと思いますので、団体を結びつけるのにSNSが有効に活用できればいいのかなと思います。  では、(6)のところなのですけれども、先日平沢議員が市内の民間のスポーツクラブと協力して、もっと市内のジムとかも活用していこうよという形で話をされていたのですけれども、自分もこれは同様な考えです。時期によってはなかなか屋外でスポーツするという、難しい人いると思うのです。例えば真夏の時期に出て、逆に熱中症とかになってひっくり返ってしまったらどうしようというところで、やっぱり涼しい環境で運動したいという方もいると思うのです。みんながみんな走れるわけではないと思うのです。そういうところで、市内って見てみると、久喜駅前もそうですし、いろんなジムががあると思うのです。そこで、市内のスポーツジムと提携をして、例えば久喜のほうからは市内のスポーツジムの紹介をしてあげますと。ただ、ジムのほうは、例えばですけれども、久喜市民が利用する場合にはちょっと割引してあげてよと、使う場合は少し割引してあげてよと、そういう形で、双方にメリットがある形で市民が屋内でも運動しやすい環境を整えていただきたいなと思うのですけれども、こちらについていかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) ジム、市内に幾つかあるというのは承知しているところでございますけれども、提携の仕方というのは、ジムのほうも商売ということもありますので、なかなか難しいところがあるかと思いますけれども、今私どものほうでロゴマーク作っているのがございます。まだこれが公に、時たま見かけるかと思うのですけれども、これの活用の中で、例えば企業様にこれを使っていただく場合に、久喜の都市宣言応援していますみたいなメッセージとともにそのロゴマークを使っていただくというようなのもちょっと考えようかなというふうなところでございますけれども、その辺の延長で何か久喜の都市宣言に協力していますよみたいな形で使っていただくのは構わないのかなと思うのですけれども、なかなか提携となると、いろいろ関係難しいところもあるかと思いますので、ちょっと研究させていただきたいと思いますが、先ほど企業の取組との連携みたいな話もさせていただきましたけれども、企業のほうで久喜の取組にもぜひ賛同していただいて、ロゴマークも使っていただいて、無条件に使ってもらうわけにはいきませんけれども、条件を付して久喜の宣言のロゴマークを使っていただいてもいいのかなというところで思っておりますので、その辺でうまく連携ができればなというところは今考えているところでございます。 ○議長(春山千明議員) 川内鴻輝議員。                 〔5番 川内鴻輝議員登壇〕 ◆5番(川内鴻輝議員) 分かりました。スポーツジムを活用するメリットの一つとして、人気レッスンとか利用者の年齢層とかも、そういう情報を聞き出すこともできると思うのです。そうすれば、久喜市民というのは実際どういうスポーツに興味があると、ほかにもどういうアプローチ方法を行っていけば、では効果的なのかと、そういう分析とかにも役立つので、スポーツジムとそういうふうに提携を結んで、一緒にいろんな情報をいただきながら、健幸・スポーツ都市としてまちづくりをしていくのがいいのかなと思ったので。  そこで、提携はなかなか難しいということで今お話があったのですけれども、今後パブリックコメントとかもやっていくということだったのですけれども、計画をつくったりとか、いろんなスポーツ施策を行っていく上で、どういうイベントだったら効果的なのかなと、そういうのを分析するためにも、ジムの利用者、ぜひアンケートとかインタビューを実施するなどして、スポーツ施策に生かしたらどうかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(春山千明議員) 教育部長。 ◎教育部長(野原隆) 市民の方の声を聞くのが、どういったニーズがあるかというの一番だと思いますので、もうちょっとその辺につきましても調査研究させていただきたいと思っております。 ○議長(春山千明議員) 川内鴻輝議員。                 〔5番 川内鴻輝議員登壇〕 ◆5番(川内鴻輝議員) お願いします。本当に健幸・スポーツ都市宣言が出て、冒頭でも申し上げたのですけれども、これから本当にどういうふうに久喜はスポーツを通して変わっていくのだろうと、の内外から注目されていると思います。実際私がただの一市民だったら、「うわ、何か起こるんじゃないかな」と、きっと期待感に胸を膨らませていると思うのです。そういう期待に応えられるように、一緒にいろんな施策とか考えていけたらいいのかなと思いますので、ぜひとも今後ともよろしくお願いいたします。  それでは、大項目2番の街の魅力を発信するインスタグラムアカウントの作成についてというところで質問させていただきます。埼玉県の転入超過の件は、先日井上議員も多角的な視点で、久喜に移住してきた理由をしっかり調査して分析しながら、全庁的にプロモーション活動を行っていくべきだということで一般質問を行っていました。私も同様の考えで、対外的に市外からどのように久喜が見られているのかとか、どういう点が魅力と感じてもらえているのかとか、ではそれを知った理由、つまりどのような発信が効果的だったのかとか、そういう分析ができれば、今後のまちのプロモーション活動に生きてくるのではないかなと思うのです。  そこで、今回は情報発信の一つのツールとしてインスタグラムアカウントだけを例として取り上げたのですけれども、久喜の存在というところをまずは知っていただかなくてはいけないのかなと思っています。さっき1回目の答弁だったのですけれども、実施に向けた検討を行っていくということでいただきましたけれども、今後具体的なスケジュールが決まっていれば教えていただけますか。 ○議長(春山千明議員) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) スケジュールということでございますけれども、できるだけ早くは実施したいというふうに考えておりますが、まずは先進自治体の事例を研究させていただきたいというふうに考えております。ただ、そのような中でも来年度、令和3年度の早い時期には実施したいというふうに考えておりますので、そのように取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(春山千明議員) 川内鴻輝議員。                 〔5番 川内鴻輝議員登壇〕 ◆5番(川内鴻輝議員) ぜひよろしくお願いいたします。  インスタというのはターゲット層もすごくはっきりしていますし、特に若い女性が使用しているというのがデータとしてはっきり出ているのです。そこで、例えばおいしいレストランを探すというときに、大体皆さん食べログとか調べると思うのですけれども、違うのです、そういう人たち見ていると。ハッシュタグで調べるのです。例えば何々というレストランおいしいらしいよと言ったら、まずネットで普通調べるではないですか。そうではなくて、何かハッシュタグをまず調べるのです。それでハッシュタグに飛んでみて、何かこれインスタ映えしているなと、そういう写真があったら、ここへ行ってみたいというふうになるみたいなのです。その写真の映りがきれいだったりとか、ハッシュタグの種類によってフォロワー数が決まっていったり発信の強さが決まっていくという、何かちょっと特殊なアカウントだと思うのです。インスタ独自のルールというのがあるように感じています。  そこで、今後インスタアカウントを作成していく上で、それで発信していく上で、いわゆる映える写真というところを撮影するために工夫することとか、久喜の魅力を十分に発信するために心がけていくということはありますか。 ○議長(春山千明議員) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(中村晃) インスタ映えする情報発信ということでございますけれども、先ほど答弁の中でも申し上げましたように、インスタグラムの発信の材料、市内にはいろいろ様々なものがございます。お祭りであるとか、開花の情報とか、先ほどのグルメの話もありましたけれども、それぞれで写真の撮り方とか、そういったものは違ってくるのだと思いますので、やはりまずは魅力的な情報を発信するために、先進自治体の内容等を研究させていただきたいというふうに思います。 ○議長(春山千明議員) 川内鴻輝議員。                 〔5番 川内鴻輝議員登壇〕 ◆5番(川内鴻輝議員) 分かりました。  これ質問ではないのですけれども、新型コロナの影響で、思わぬ形で今回埼玉県が非常に注目されました。先ほど第1回目の質問で申し上げたとおり、埼玉県ではPR動画を作成したりとか、長瀞町というところもPR動画作成したりとか、各地で積極的に誘致活動について本気で取り組んでいるのです。秩父でも戸建てが飛ぶように売れたりとか、そういうニュースも拝見しています。この機会を逃さずに、まちの住みやすさとかアクセスが優れているという点を強調して、積極的に発信していくことで、埼玉県に移住するならやっぱり久喜だよねと、そういうふうに言われる発信を心がけていただきたいなと思います。  これで質問を終わりにします。 ○議長(春山千明議員) 以上で川内鴻輝議員の質問を打ち切ります。                        ◇
    △次会の日程報告 ○議長(春山千明議員) 日程第3、次会の日程を申し上げます。  次会は、3月1日月曜日午前9時より本会議を開き、本日に引き続き市政に対する質問を行います。  議員の皆様には定刻どおりご参集くださるようお願いをいたします。                        ◇ △散会の宣告 ○議長(春山千明議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    散会 午後 3時16分...