新座市議会 > 2020-12-16 >
令和 2年第4回定例会−12月16日-10号

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  1. 新座市議会 2020-12-16
    令和 2年第4回定例会−12月16日-10号


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    最終取得日: 2021-05-02
    令和 2年第4回定例会−12月16日-10号令和 2年第4回定例会                令和2年第4回新座市議会定例会 議事日程第10号                            12月16日午前9時開議 第 1 議案第 98号 新座市個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例                                   (総務常任委員会委員長報告) 第 2 議案第 99号 新座市道路占用料徴収条例等の一部を改正する条例                                   (総務常任委員会委員長報告) 第 3 議案第114号 新座市男女共同参画推進プラザ条例を廃止する条例                                   (総務常任委員会委員長報告) 第 4 議案第118号 新座市オンブズマン条例を廃止する条例                                   (総務常任委員会委員長報告) 第 5 議案第100号 新座市役所出張所条例の一部を改正する条例                                 (文教生活常任委員会委員長報告) 第 6 議案第101号 新座市立集会所条例の一部を改正する条例                                 (文教生活常任委員会委員長報告) 第 7 議案第112号 新座市立公民館条例等の一部を改正する条例                                 (文教生活常任委員会委員長報告
    第 8 議案第113号 新座市入学準備金・奨学金貸付条例の一部を改正する条例                                 (文教生活常任委員会委員長報告) 第 9 議案第117号 新座市生涯学習センター条例を廃止する条例                                 (文教生活常任委員会委員長報告) 第10 議案第102号 新座市重度心身障がい者福祉手当支給条例の一部を改正する条例                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第11 議案第103号 新座市重度心身障がい者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第12 議案第104号 新座市施設等利用費の支給の対象となる特定子ども・子育て支援を提供する認可             外保育施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第13 議案第105号 新座市こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第14 議案第106号 新座市ひとり親家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第15 議案第107号 新座市敬老祝金支給条例の一部を改正する条例                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第16 議案第108号 新座市重度要介護高齢者手当支給条例の一部を改正する条例                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第17 議案第109号 新座市高齢者と障がい者の住みよい住宅整備資金貸付条例の一部を改正する等の             条例                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第18 議案第110号 新座市老人福祉センター条例及び新座市障がい者福祉センター条例の一部を改正             する条例                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第19 議案第111号 新座市国民健康保険税条例の一部を改正する条例                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第20 議案第115号 新座市難病患者支援金支給条例を廃止する条例                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第21 議案第116号 新座市高齢者生活支援サービス事業条例を廃止する条例                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第22 議案第119号 令和2年度新座市一般会計補正予算(第9号)                                    (4常任委員会委員長報告) 第23 議案第120号 令和2年度新座市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第24 議案第121号 令和2年度新座市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)                                   (厚生常任委員会委員長報告) 第25 議案第122号 令和2年度新座都市計画事業新座北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第             2号)                                   (建設常任委員会委員長報告) 第26 議案第123号 令和2年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計補             正予算(第3号)                                   (建設常任委員会委員長報告) 第27 議案第124号 令和2年度新座市水道事業会計補正予算(第2号)                                   (建設常任委員会委員長報告) 第28 議案第125号 令和2年度新座市公共下水道事業会計補正予算(第1号)                                   (建設常任委員会委員長報告) 第29 議案第126号 工事請負契約の変更について〔(仮称)大和田・坂之下橋整備(下部工)・周辺道             路築造工事〕 第30 議案第127号 財産の取得について〔教育用可動式コンピュータ〕 第31 議案第128号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて〔蓮見亮子氏〕 第32 議案第129号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて〔関根由美子氏〕 第33 議案第130号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて〔森田輝雄氏〕 第34 議第13号議案 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書 第35 議第14号議案 犯罪被害者支援の充実を求める意見書 第36 議第15号議案 自治体の財政負担なく「社会的検査」ができるように、PCR検査の国庫補助を             増やすことを求める意見書 第37 議第16号議案 75歳以上の医療費窓口払い本人2割負担の導入に反対する意見書 第38 閉会中の継続調査申出について     (総務常任委員会)    (1) 行財政状況について    (2) 選挙及び監査事務について    (3) 政策研究について     (文教生活常任委員会)    (1) 教育委員会所管事項について    (2) 市民生活部所管事項について    (3) 農業委員会所管事項について     (厚生常任委員会)    (1) 総合福祉部所管事項について    (2) こども未来部所管事項について    (3) いきいき健康部所管事項について    (4) 政策研究について     (建設常任委員会)    (1) 都市整備部所管事項について    (2) 上下水道部所管事項について     (議会運営委員会)    (1) 議会運営について    (2) 市議会だよりの発行について     (都市高速鉄道12号線特別委員会)    都市高速鉄道12号線の延伸について     (第5次新座市総合計画特別委員会)    第5次新座市総合計画に関することについて 出席議員 26名      1番   白  井  忠  雄         2番   鈴  木  秀  一      3番   伊  藤  智 砂 子         4番   佐  藤  重  忠      5番   谷 地 田  庸  子         6番   野  中  弥  生      7番   滝  本  恭  雪         8番   荒  井  規  行      9番   鈴  木  芳  宗        10番   高  邑  朋  矢     11番   富  永  孝  子        12番   石  島  陽  子     13番   嶋  田  好  枝        14番        実  樹     15番   小  野  由 美 子        16番   笠  原     進     17番   小  野  大  輔        18番   上  田  美 小 枝     19番   島  田  久 仁 代        20番   米  橋  結  太     21番   助  川     昇        22番   小 野 澤  健  至     23番   鈴  木  明  子        24番   池  田  貞  雄     25番   嶋  野  加  代        26番   平  野     茂 欠席議員 なし
    地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市   長   並  木     傑      副 市 長   山  崎  糧  平   総合政策           永  尾  郁  夫      総務部長    伊  藤  佳  史   部   長                           市民生活   財政部長    遠  山  泰  久              齋  藤  寿 美 子                           部   長   総合福祉                    こども未来           鈴  木  義  弘              一 ノ 関  知  子   部   長                   部   長   いきいき                    都市整備           竹 之 下     力              広  瀬  達  夫   健康部長                    部   長   上下水道           島  崎  昭  生      教 育 長   金  子  廣  志   部   長   教育総務                    学校教育           渡  辺  哲  也              小  関     直   部   長                   部   長                           選挙管理   会計管理者   今  村  哲  也      委 員 会   川  島     聡                           事務局長   監査委員                    農業委員会           山  本     実              榎  本  賢  治   事務局長                    会長   選挙管理   委 員 会   鈴  木     茂   委 員 長 職務のため出席した事務局職員                           事 務 局   事務局長    細  沼  伊 左 夫              河  尻  広  海                           副 局 長   議事調査           長 谷 部  知  美   係   長 △開議の宣告  (午前 9時30分) ○議長(滝本恭雪議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。 △議長報告 ○議長(滝本恭雪議員) 議長報告を行います。  報告は事務局長がいたします。  事務局長。 ◎事務局長(細沼伊左夫) おはようございます。議長に代わりましてご報告申し上げます。  初めに、議員提出議案について申し上げます。議第13号議案 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書が谷地田庸子議員外4名から、議第14号議案 犯罪被害者支援の充実を求める意見書が伊藤智砂子議員外5名から、議第15号議案 自治体の財政負担なく「社会的検査」ができるように、PCR検査の国庫補助を増やすことを求める意見書が小野大輔議員外6名から、議第16号議案 75歳以上の医療費窓口払い本人2割負担の導入に反対する意見書が嶋田好枝議員外6名から提出されました。  以上の4件につきましては、それぞれ所定の賛成者がありますので、議案としてお手元に配布いたしました。  次に、代表監査委員から所用のため、本日欠席する旨の申出がありましたので、ご報告申し上げます。  以上でございます。 ○議長(滝本恭雪議員) 以上で議長報告が終わりましたので、ご了承願います。 △議案第98号 新座市個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例〜議案第118号 新座市オンブズマン条例を廃止する条例 ○議長(滝本恭雪議員) 日程第1、議案第98号 新座市個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例から日程第4、議案第118号 新座市オンブズマン条例を廃止する条例までを一括議題とし、総務常任委員会委員長の報告を求めます。  総務常任委員会委員長。    〔19番(島田久仁代議員)登壇〕 ◆19番(島田久仁代議員) 19番、島田久仁代です。総務常任委員会委員長報告を行います。  12月2日の本会議において本委員会に付託された議案につきまして、12月3日に委員会を開催し、慎重に審査しましたので、その審査内容と結果について報告します。  議案第98号 新座市個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例について。  結論は、全会一致で原案可決と決しました。  質疑の概要を申し上げます。質問。影響はないのか。  答弁。庁内の連携事務が変わることはなく、文言整理ということである。  質疑は以上です。  続いて、議案第99号 新座市道路占用料徴収条例等の一部を改正する条例について。  結論は、全会一致で原案可決と決しました。  質疑の概要を申し上げます。質問。条例改正の背景に市税以外の12の条例について、市税条例と同様の改正を行い、延滞金等の割合の特例見直しがあるが、割合の変更はないのか。条例改正により滞納防止機能や回収リスクなどに影響はあるのか。  答弁。今回の改正で利率の変更はない。徴収等への影響もない。  質疑は以上です。  続いて、議案第114号 新座市男女共同参画推進プラザ条例を廃止する条例について。  結論は、全会一致で原案可決と決しました。  質疑の概要を申し上げます。質問。交流コーナー、グループロッカー、宣伝効果など、閉館によるデメリットとフォローについて教えていただきたい。  答弁。交流コーナーは、男女共同参画という部分の利用率は少なかったもので、デメリットとしての認識はない。グループロッカーは、男女共同参画推進の観点で活動している団体は2団体であり、デメリットを生じさせるとは考えていない。志木駅前という好立地に設置をされており、周知、啓発部分ではメリットはあったと考えている。現在男女共同参画という言葉は広く浸透していると感じており、特に駅前にある必要はないものだと認識をしている。駐車場、また市南部からのアクセスなどの部分では市本庁舎へ移転することによりメリットがあると考えている。閉館後の機能のフォローについて、情報収集と情報提供は今後庁舎内に配架棚の設置を検討している。講座、研修、啓発は人権推進課で実施をしていく方向で検討している。交流促進及び市民活動支援は庁舎内にスペースや設備がないため設置はできないが、交流促進の部分は男女共生フォーラムというイベント等において団体活動発表機会や交流の場を提供し、実行委員会を設置し、交流の場としても引き続き実施できると検討している。会議室の提供は市民会館、公民館等の会議室を案内していきたい。相談事業は市本庁舎で継続していく認識でいる。  質問。第3次にいざ男女共同参画プランにある目的を達成するための取組姿勢について伺う。  答弁。人権推進課に機能移転し、今までの事業等々を実施していきたいと考えている。次期男女共同参画プランは、審議会で作成するための事業を進めている。総合計画策定が2年先送りになったので、次期プランも2年先送りする。  質疑は以上です。  続いて、議案第118号 新座市オンブズマン条例を廃止する条例について。  結論は、賛成4、反対1で、原案可決と決しました。  質疑の内容を申し上げます。質問。現時点で代わりになるものがあるか教えていただきたい。コロナで弁護士に相談する場所がなくなってしまうと思うが、代替を考えているのであれば教えていただきたい。不服申請等の行き場所は考えていないのか。  答弁。オンブズマン制度は相談する制度ではない。市民の権利が侵害された場合、申し立てて調査をし、第三者の立場で調査をし、市に改善したほうがいいということであれば、意見ということで法的拘束力はないが、市に提言をし、市がそれを受け、判断して回答するというものである。苦情や改善要望は市長へのメール、手紙、各課への問合せメールを案内していくことで考えている。年間120万円の費用負担であり、費用対効果という意味からも存続は難しいと考えている。不服申立て制度が充実し、処理期間の短縮、客観性が増したことなどがあるので、それを利用していただくのも一つである。  質疑は以上です。  採決の前に討論を行いました。  反対する委員の討論です。オンブズマンが提言を行う機関は20年間続け、大事な役割を果たしてきたと思う。市民の権利、利益を擁護し、市政に対する市民の理解と信頼を高め、開かれた市政の一層の推進に資することを目的とする役割を果たしてきたと思う。代わりの機関を考えると答弁をされていたが、その案がまだ出ていないうちになくすのは賛成できない。  討論を終結した後、採決を行いました。  結論はさきに申し上げましたとおり、賛成4、反対1で、原案可決すべきものと決しました。  以上、議長より求められた総務常任委員会の委員長報告を終わります。 ○議長(滝本恭雪議員) 委員長、委員長席へ移動願います。  委員長の報告が終わりましたので、議案第98号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕
    ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  委員長、自席へお戻り願います。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第98号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第99号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第99号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第114号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第114号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第118号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。    〔「議長」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 暫時休憩いたします。  休憩 午前 9時41分  再開 午前 9時42分 ○議長(滝本恭雪議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。    〔「動議です」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 暫時休憩いたします。  休憩 午前 9時43分  再開 午前 9時44分 ○議長(滝本恭雪議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △議案第118号「新座市オンブズマン条例を廃止する条例」を再付託の上、継続審査とする動議 ○議長(滝本恭雪議員) ただいま16番、笠原進議員から議案第118号「新座市オンブズマン条例を廃止する条例」を再付託の上、継続審査とする動議が提出されました。本動議は2人以上の賛成者がありますので、成立いたしました。  よって、16番、笠原進議員の発言を許可いたします。  16番、笠原進議員。    〔16番(笠原 進議員)登壇〕 ◆16番(笠原進議員) 16番、笠原進です。  動議を提案いたしました。このオンブズマン条例を廃止するという中身は、見直し事業41という事案の一つです。最初に配られた説明によりますと、財政非常事態宣言の中で25億円の歳入歳出と比べると不足があるからということで事業の見直しをした、そのうちの一つです。123万7,000円がこれで削減されるという、我々に配られた41の事業の中身に明確に書いてあります。しかし、委員会のときにはまだ一般質問は行われておりませんでした。石島陽子議員の一般質問、それから私、笠原進の一般質問などを経て、25億円の財源不足という、8月27日に示されたこの数値が本当に正しいのかどうかということについては極めて大きな疑念が生じてまいりました。まず、第1に令和2年度の法人市民税等が14億円以上減収するという中身でした。最も大きい柱は、私はここだと思いました。14億円以上減収するのかということについて9月の議会でやり取りがありましたけれども、お互いに予測だということでしたけれども、今12月16日、この時点に立ってみれば、これは私の一般質問について既に財政部長は認めましたけれども、法人市民税は11億6,500万円、これが当初予算ですけれども、これに対して26.5%減る。ということは、言葉を返せば74%しか入ってこないという意味ですけれども、既に12月の段階で9億3,000万円、目標の80%入っています。だから、74%しか入らないというのは、これは明らかにうそだということは分かりました。  続いて、譲与税等……    〔何事か言う人あり〕 ◆16番(笠原進議員) 不正確だと思います。当初予算の30億1,000万円、これも26.5%減るというのですから、74%以下しか入ってこないという話でしたけれども、これも現段階で88.6%入っていますから、明らかに25億円も足りないという部分の、まず歳入の部分で違うということは明確になりました。しかも12か月のうちの、これはまだ11月、12月までの段階ですから、これから12月の残りもありますし、法人市民税は12月分は入っていませんから、残りもありますし、12月、1月、2月、3月と4か月、年間の3分の1残っている。3分の1残っているときに、既に執行部が見通しを出したうちの数字は大きく違っているということはもう明確になりました。  歳入部分では、議員の方はもう示されているから、分かると思いますけれども、8月27日に出された部分の繰入金、前のときと比べると18億円も足りない。これが歳入の20億円から減っている最も大きな要因ですけれども、そのときには5億円しか残らない、5億円繰り入れるというふうに言っていたものは20億円繰り入れても3億円足りないというふうに変わりましたので、ここでももう歳入は既に15億円も増えている、8月の見通しからいえば。私とのやり取りの中でも明らかになっていますけれども、歳出の部分も前回は同額、令和2年度と令和3年度が同額と見ていた人件費は、令和2年度に比べると令和3年度は約2億円減るということは執行部が答弁しています。投資的経費も前回は同額と見ていたけれども、ここは13億円減るということが明らかになっています。だから、歳出部分でいうと、歳入で15億円増えて、歳出で15億円減ったというふうに見ると、これは25億円減っていたと言うけれども、そうではなくて、逆にあの計算で見ると5億円余るという数字になっています。だから、私は25億円の歳出が多くて、歳入が不足するという9月段階に我々に示された数字は極めて不正確だと思います。財政非常事態宣言の発出になっている大本の数字が明確に違った以上、私はこの問題については慎重に審議をすべきだというふうに考えます。  一般質問のやり取りで、今は8月の部分については、執行部はほとんど口をチャックして、間違ったとは認めていません。予測は違っていたということは認めています。新しい資料が11月27日に出されました。この数字は、まだしっかりした議論が行われておりませんけれども、前回同様歳入を極めて少なく見ていると思います。私たちに配られた数字で見ると、令和3年度の11月27日の資料だと473億円で、令和2年度、1年前と比べると47億円も歳入が減るという数字です。ただし、このうちの23億円は繰入金の分ですから、繰入金が20億円入るとしても27億円、前年度よりは収入が減るという数値です。ここは厳密に見なければなりませんが、私はぱっと見て、一番問題になると思うのは国から来る普通交付税、それから対策債、これを少なく見ているというふうに思います。なぜこういう数字になったのかと財政課に問合せをすると、今はまだはっきり地方財政計画の詳しいことが分からないので、淡々と数字を積み上げると、令和2年度のときには基準財政収入額は206億円だったけれども、令和3年度の場合の試算は212億円になっている。この数字を注目してもらいたいと思います。この数字は、石島議員の質問で答えて、私は、えっ、何で令和2年度が収入206億円と言いながら、令和3年度が212億円、6億円も多いのか。これでは執行部が言っている令和3年度はコロナ禍で歳入が不足するという意味と違うではないかというふうに聞きましたけれども、担当課は淡々と数字を積み上げれば、間違いなくこういう結果になるのですというふうに言っています。そうすると、令和2年度より令和3年度のほうに歳入が多いという、そういう見通しで、しかし示されている個人市民税や法人市民税は合わせると、片方では15億円も減っている。しかし、計算上は令和3年度が多くなっている。どう考えたって納得しがたい数字です。これは、もうちょっと時間を置いて、地方財政計画を詳しく見ていくと、担当課もこの見通しは変化すると思いますというふうに言っています。だから、過渡的なものなのです。だから、我々は9月のときに、あくまでも予測の数字だから、予測するのはいいけれども、これを確定した数字と見て、それでいろんなことを決めるのはやめましょうと何回も言ってきました。しかし、残念ながら、9月議会に示された、25億円も足りないということに基づいて、財政非常事態宣言はつくられて、本当に新座市始まって以来の、このオンブズマンもそうですけれども、たくさんの事業がお金が足りないからという名目で次々と削減の提案がなされて、議会で審議をしています。しかし、数字は3月でも変わると思いますし、明確なものは年が明けた決算終了の9月議会で数字は明瞭に示されます。9月議会のときに、私たちが提案したときに、最後に試算し直せというふうに言いましたけれども、市長は笠原さんたちの計算は、それはそれ、私たちは自分たちの計算が正しいと思っているから、試算はしないと言いました。だけれども、9月ははっきり出てきます、そのときになってから数字は違っていた、違っていたけれども、もう議決したことだから、仕方がない、たくさん削減したのは数字が違っていて、後になってみれば間違っていたかもしれないけれども、決まったことは変えられない、こういうことになるのはかなりの確度で私は確かだと思います。  市長は、私に何回か言いましたけれども、私たちは国からちゃんとお金が来ないということも含めて、最悪の想定をしている、想定するのは構いません。でも、想定に基づいて決めていくのは間違いでしょう。笠原議員が言うようになれば、それはたくさんお金が入ってくるので、それはそれでうれしいことだ。でも、9月の段階から見たら、今私たちが想定したようになっていると思います。ただし、これも3月まで待ってみないと、あくまでも推定値ですから、はっきりしません。はっきりしない段階で決めていくのはやめましょう。市民から見たら、25億円も足りないと言って、いろんなものを決めたけれども、それは不正確だったの。何で議会はそんな不正確な数字で決めるのというのはもう目に見えると思います。私は、そういう意味で言えば、きちんと確定して、やむを得ないという段階で議決をする、そういうふうに思いますので、途中で推定値に基づく決定はやめましょう。3月まで待って、より正確な数字が出たところで改めて議会で決めましょう、そういう提案であります。よろしくお願いします。 ○議長(滝本恭雪議員) 以上で、本動議に対する理由の説明を終わります。  本動議について質疑願います。  再付託の上、継続審査することの是非について質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  暫時休憩いたします。  休憩 午前 9時57分  再開 午前 9時58分 ○議長(滝本恭雪議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  討論を行います。  反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。  12番、石島陽子議員。    〔12番(石島陽子議員)登壇〕 ◆12番(石島陽子議員) 12番、石島です。議案第118号 「新座市オンブズマン条例を廃止する条例」を再付託の上、継続審査とする動議について賛成の立場で討論をいたします。  今回財政が厳しい財政非常事態だということで様々な福祉事業を含めて削減する内容が提案をされました。私は市民の皆さんにこういう福祉の削減について、また非常事態宣言について出されていますけれども、どうですかということで、訪問をし、署名も集めたりしてきましたけれども、福祉を削減することについてはもうどんな財政状況であろうと、やはりそこが一番自治体が頑張ってほしいところなので、反対ですというふうにおっしゃる方もたくさんいらっしゃいますし、中にはそうではなくて、福祉は守ってほしいけれども、でも市の財政がこんなに大変だというふうに広報まで出して宣伝されているぐらいなので、いや、ちょっとそれは心配なので、どうなのでしょうかということでちょっと今判断できませんというふうにおっしゃる方も少なからずいらっしゃいました。ところが、今提案者からいろいろ説明があったとおりに財政非常事態宣言の前提が違ってきています。私も一般質問でもしましたけれども、この3か月の間に財政調整基金が全然違ってきていると、5億円しか残らないのが20億円残ると、そのぐらい違ってくるという、こういう段階、今の段階、不正確な段階で、しかも市民に対して、宣言の後、いや、実はちょっと違っていますということが議会で出されたことについての説明とかもまだ時期もありますけれどもされていない。こういう段階で議決するというのは本当に市民に対して大変失礼に当たるというか、私たち議員もそういうことでは責任を持って市民に対して話をしていくということができません。しかも、毎年この予算編成の今ぐらいの時期にはまだ20億円足りませんとか18億円足りませんとか、いろいろこの時期にはそういうことを言っている段階ですよね。この時期に今議会で議決をして、多くの市民の方が減らさないでほしいと言っている福祉の事業なども含めて結論を出していくということには私は反対です。なので、動議に賛成いたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。  10番、高邑朋矢議員。    〔10番(高邑朋矢議員)登壇〕 ◆10番(高邑朋矢議員) 10番、高邑です。議案第118号 「新座市オンブズマン条例を廃止する条例」を再付託の上、継続審査とする動議提出について賛成の立場で討論します。  今笠原議員の提案を聞いていて、やはり不正確な数字で結論を出していくということに非常に不安を覚えました。41項目ですか、その中の一つなわけですけれども、今石島議員も言われましたけれども、多くの福祉関係のものが削減されていくと。私も一般質問で市長たちの公用車はどうなのよという話はしましたけれども、そちらのほうはその41項目に挙がっていないと。25億円がもっとぎゅっとなくなってきて、意外にそうでもなかったねということになったら、また公用車も大丈夫になるかもしれないではないですか。本当に笑い事ではなくて、やっぱり福祉とかこういう新座市の方向性というか、オンブズマンもそうなのだけれども、物すごく信頼性を高めるものだと思うのです、このオンブズマン制度というのは。ですから、しっかりと正確な数字が出てから判断すべきだというふうに思います。その1点で賛成をいたします。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本動議を起立より採決いたします。
     お諮りいたします。本動議に賛成の方の起立を求めます。    〔起立少数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立少数であります。  よって、議案第118号「新座市オンブズマン条例を廃止する条例」を再付託の上、継続審査とする動議は否決されました。  討論を行います。  反対討論願います。  14番、実樹議員。    〔14番( 実樹議員)登壇〕 ◆14番(実樹議員) 14番、実樹です。議案第118号 新座市オンブズマン条例を廃止する条例について反対の立場で討論します。  新座市のホームページには、オンブズマン制度の意義や目的が明快に書かれています。オンブズマンとはスウェーデン語が語源で、一般には市民の権利と利益を守る代理人として行政の監視を行う任務を持つ職とされています。制度は、市民の価値観が多様化し、複雑化する社会状況に対応したより透明性の高い行政運営を行うとともに、市民と行政が一体となったまちづくりをさらに進めていくために平成10年4月1日に設置したということです。目的は市民の市政に関する苦情を公正かつ中立的な立場から簡易、迅速に処理し、市政の改善に関する提言などを行うことで、市民の権利利益を擁護し、市政に対する市民の理解と信頼を高め、開かれた市政の一層の推進に役立てることを目的としています。市長は、このオンブズマン制度の役割は果たしたと考えていると述べられていましたが、社会情勢の変化もあり、市民はより複雑で困難な状況に置かれています。市民が市へ声を届ける手段として市長への手紙やメールなどが浸透してきたのはよいことだと思います。でも、それは市民と市の2者相互の関係です。それだけでは解決できないときに公正で中立的な立場で解決に向けて対処できたのがオンブズマンの制度であったのではないかと思います。また、市に対して、オンブズマンが意見勧告、提言などを行うことによって、より新座市自治憲章条例に基づいた市政の発展につながると思います。周知の方法ややり方などを工夫する必要はあるかもしれませんが、新座市が市民の権利と利益を守る立場にあるなら、オンブズマン制度はなくすべきではないと思うので、反対です。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立多数であります。  よって、議案第118号は委員長報告どおり原案可決されました。 △議案第100号 新座市役所出張所条例の一部を改正する条例〜議案第117号 新座市生涯学習センター条例を廃止する条例 ○議長(滝本恭雪議員) 日程第5、議案第100号 新座市役所出張所条例の一部を改正する条例から日程第9 議案第117号 新座市生涯学習センター条例を廃止する条例までを一括議題とし、文教生活常任委員会委員長の報告を求めます。  文教生活常任委員会委員長。    〔12番(石島陽子議員)登壇〕 ◆12番(石島陽子議員) 12番、石島です。文教生活常任委員会委員長報告を行います。  議案第100号 新座市役所出張所条例の一部を改正する条例について報告します。  結論は全会一致で原案可決です。  質疑、討論はありませんでした。  続いて、議案第101号 新座市立集会所条例の一部を改正する条例について報告します。  結論は4対2で原案可決です。  質疑はありませんでした。  討論を紹介します。反対の方の討論です。ふれあいの家は、多くの市民が利用しています。私の家の近くにある北野ふれあいの家は、火曜日から日曜日までは300人から400人の方が利用され、月曜日も55人利用されています。なかなか予約ができないとも聞いています。施設もきれいで、調理室もあり、防音装置のある音楽室もあります。また、ロビーでは子供たちが遊ぶことができ、たくさんの子供たちが利用しています。地域に密着して、地域の方たちのコミュニティの場であるふれあいの家の開所日を6日から5日に減らすことについて反対です。  別の方です。コロナの関係で人数制限などもなされていると思いますが、それにまたさらにお休みを増やすということは利用される方がご不便を強いられるということと、あとコロナを理由に非常事態宣言を出されましたが、そこで予算削減のためにこういうところを廃止していくというのは考えとして違うと思うので、反対します。  以上です。  続いて、議案第112号 新座市立公民館条例等の一部を改正する条例について報告します。  結論は、4対2で原案可決です。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。本会議で、福祉の里の体育館の利用についての答弁の中で、ここは障がい者の方もよく利用されているということですが、夜間の利用廃止に当たって、この10団体の利用していた方たちに対して説明を行い、ほかの施設への利用の移動を促しているという中で、車椅子バスケットの団体が困難を極めているというお話があったと思うのですが、池田小学校など近隣小学校などの体育館をお勧めしているということですが、避難所などの関連で私も調べているのですが、小学校の体育館は結構段差があって、車椅子の方は避難所利用のときもちょっと難しいということが調べて分かったのですが、そういうことも関連して大変なのか、それともほかの事情で何かあるのか。  答弁。本会議の中でもおおむね10団体程度の方々がご利用いただいているということで、多くは学校開放、近隣の学校の体育館のご利用を状況に応じたご案内をさせていただくという説明をさせていただきました。その中で、車椅子バスケット、障がい者の団体は、昨年の実績ですと、年間の利用が8回ございました。また、車椅子でございますので、やはり学校の体育館をそのままお使いいただくというのはちょっと難しいかなと思います。そこで、新座市民総合体育館の1階サブアリーナをぜひお使いいただきたいと、今後丁寧な説明をした上でご案内させていただきたいと考えております。  質問。その方たちは夜間利用されていたと思うのですが、サブアリーナの利用状況、これからいろんなところが閉まって、さらに混雑が予想されると思うのですが、例えば小学校などを利用できない障がいのある団体の方が優先的に使わせていただけないと、車椅子の方たちはトイレなど整備されていないとなかなか難しいと思います。そういう優先的なことは考えていただけるのか。  答弁。車椅子バスケットをはじめとする障がい者の皆様への体育館の代替施設ご案内ということで、まずは総合体育館をご案内したいと考えております。そこでの優先性につきましてはご希望どおりにはいかない可能性も十分ございますので、全体的な調整をして、第1希望、第2希望みたいな形でお聞きして、十分協議した上で対応していきたいと考えております。  別の方です。質問。新座市内でもテニスをやっている方は大変多いと思うのですが、知っている方の話を聞くと、なかなかテニスコートが足りなくて練習ができない。あと雨が降ったりするともちろんできないということで、取るのが大変で、ネットで調べながら、いつも苦労しながら取っているという話を聞いているのですが、今回月曜日が全部閉じてしまうことで、ますますテニスコートを取ることが大変難しくなるわけです。何か代替は考えていらっしゃるのでしょうか。  答弁。確かに新座市のテニスコートは全てクレーコートですので、雨が降ったり、天候がよくなかったり、グラウンドコンディションが悪いときはやはりちょっと時間をいただく関係で休業日が多くなっているのはほかのオムニコートなどと比較しますと事実かなと思います。土曜日、日曜日の利用が圧倒的に多いわけですが、平日の中でも月曜日の利用は圧倒的にほかの曜日と比べて少ないこともございまして、影響範囲を最小限にとどめるための曜日設定と考えました。月曜日しか使えないという方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、何とかご理解をいただくように丁寧な説明に努めてまいりたいと考えております。割合でいいますと、ほかの平日はおおむね10%程度の利用、月曜日は6%程度の利用ということで、これは運動場、その他の庭球場、総体的なことでございますが、一番低い曜日ではあるということです。  結論は、先ほど申しましたように4対2で原案可決です。  討論がありました。賛成の方です。様々制約されてしまう部分も出てきますが、利用される各種団体、サークルの皆様に丁寧なご説明とご理解いただけるよう対応方よろしくお願いいたします。  反対の方です。たくさんの公立の施設の月曜日の休館に反対します。公民館など、なかなか予約が取れない場合がありますが、月曜日が空いているときにうまく予約が取れたりすることがあり、穴場となっている場面もあります。これがなくなると、月曜日はどこの施設も利用できないということになってしまいます。また、テニスをやっている方からは、そうでなくてもテニス場が少なくて予約が取れないのに、月曜まで利用できなくなるのはとても困るという声を聞いています。福祉の里の体育館の夜間閉鎖についても1階にある施設なので、今までどおり使えるようにしていただきたいと思います。  以上です。  続いて、議案第113号 新座市入学準備金・奨学金貸付条例の一部を改正する条例について報告します。  結論は全会一致で原案可決です。  質疑がありました。  質問。何人ぐらいの方が利用されているのか。  答弁。令和元年度は6名です。  別の方です。質問。支払い方法は、口座振替とかコンビニとかの納付の対応はできるのでしょうか。保証人については2人になっていると思うのですが、その部分の改正については特に考えていないのでしょうか。  答弁。返還の方法については、銀行ですとかそういったものは使えませんので、納付書を使っての納付ということになっております。保証人につきましても現在のところ2名ということで、変更する予定は考えておりません。  討論はありませんでした。  続いて、議案第117号 新座市生涯学習センター条例を廃止する条例について報告します。  結論は全会一致で原案可決です。  質疑がありました。  質問。条例が通ってからどのように周知して市民の方に分かっていただけるのか、どう考えていらっしゃいますか。  答弁。現在閉館に伴ってお問合せがあるとき、さらには利用申請などの際に窓口のところで、3月をもって閉館するということは今議決をもって対応することですが、あらかじめ情報としてお話ししているところもございます。1月の広報で閉館についてのご案内、さらには代替施設のご案内をする予定です。この議決をいただいた際には速やかに全ての団体の皆様に文書をもって閉館のお知らせ、代替施設のお知らせなどをする予定です。  別の方です。質問。利用団体の方にご案内を送付されるということですが、およそ何件ぐらいなのか。  答弁。おおむね400団体の登録がございますので、その皆様にはこのご議決をいただいた後に送付する予定です。  討論はありませんでした。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 委員長、委員長席へ移動願います。  委員長の報告が終わりましたので、議案第100号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  委員長、自席へお戻り願います。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第100号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第101号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。  13番、嶋田好枝議員。    〔13番(嶋田好枝議員)登壇〕 ◆13番(嶋田好枝議員) 13番、嶋田好枝です。議案第101号 新座市立集会所条例の一部を改正する条例、ふれあいの家の開所日を週6日から5日に変更するものについて反対討論をいたします。  ふれあいの家は、月曜日以外は利用率が大変高いです。たくさんの市民の皆さんが利用している施設を週に2日間も閉じることには反対をいたします。  私の家の近くの北野ふれあいの家は申込み団体が多く、話合いで調整し合っていると聞いています。週に2日間も閉鎖されると、ますます予約が取りにくくなってしまいます。1階にはフリースペースがあり、子供たちが立ち寄って水を飲んだり、待ち合わせをして遊んだりしています。お年寄りの方も立ち寄って休憩したり、話をしたりして、地域の皆さんの大切なコミュニティの場になっています。また、月曜の休館日には元気アップ広場の体操教室もやっているそうです。これは大変好評で、40人から50人集まっていると聞いています。今はコロナでやっていませんが、多くの皆さんが再開を望んでいらっしゃいます。この条例には強く反対をします。今までどおりの開館をお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕
    ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立多数であります。  よって、議案第101号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第112号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。  16番、笠原進議員。    〔16番(笠原 進議員)登壇〕 ◆16番(笠原進議員) 16番、笠原です。議案第112号に反対の討論を行います。  この112号は4つの内容を持っています。公民館、コミュニティセンター、ふるさと新座館ホール、総合体育館、5つの運動場及び3つの庭球場、これを全部月曜日は休みにするというものであります。また、公民館やコミュニティセンターの日曜日の夜の利用をやめるというものが2つ目です。3つ目は、中央図書館の夏、6月、7月、8月の利用時間は今7時まで延長していますけれども、それを6時でやめるという中身です。4つ目が福祉の里の体育館、5時半から9時半まで、今たくさんの人たちが利用していますけれども、この利用もやめるという中身です。やめる理由は、さっき私動議の提案理由のところで述べましたけれども、今回財政非常事態宣言によって事業の見直しをしたというものです。繰り返すようですけれども、25億円の財源不足ということは今は明確にありません。今出されている資料でももうこれははっきりしています。だから、最近市長のいろんな答弁は財源不足でこういうものをやめると言わないで、福祉については高福祉をやめて、中福祉にするのだというふうに言っています。でも、これの言い方も変ですよね。これは、また次の討論でお話ししたいと思いますけれども、そういう点で本当にこういうことを次々とやらなければならないほど今お金が足りないのかと、これが最大の問題です。福祉の里の体育館は、資料を出してもらったら、7割から8割も利用している。本当にたくさんの人たちが利用して喜んでいる。ここも閉じてしまわなければならないほど市の財政が困窮しているのか。そんなことはない。再三言っています。14億円も収入が減るから、もう大変なのですと言っていた令和2年度については、財政部長も見通しが間違ったということは認めていますし、さっき私が幾つか紹介したように、えっ、ひょっとしたらこれは100%。74%ぐらいしか入らないと言っていたのですけれども、100%を超えるのではないかというぐらいの歳入が今入ってきています。だから、そういう点ではもう明確になっているにもかかわらず、議会のほうでは依然として財源不足のために次々と集会施設や市民が楽しみに利用している部分を閉じようという中身は、私は本当に困ったものだと思いますし、与党議員の皆さんは、執行部が撤回してくれれば一番いいのでしょうけれども、本当に財源不足なのかということについてもよく審議をしてもらいたい。これはもう明確に来年の9月になれば数字としてはっきり出てきますから、今の段階でも25億円の財源不足ということは極めて不正確です。その上に立って、私たちはここの問題についての結論を出すべきだというふうに思います。私は、今言った4つの部分を閉じなければならないような財政状態には決してない。市民の皆さんが楽しみにして使っている施設はこのまま継続すべきだ、こう思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。  11番、富永孝子議員。    〔11番(富永孝子議員)登壇〕 ◆11番(富永孝子議員) 11番、富永孝子です。議案第112号 新座市立公民館条例等の一部を改正する条例に対して反対の立場で討論いたします。  この中で、福祉の里体育館の午後5時30分から午後9時30分までの利用を廃止するものという項目がありますけれども、これ委員会の中でも先ほど委員長が報告してくださった中に私も質問させていただきましたが、福祉の里体育館及び福祉の里の施設ですけれども、やっぱり障がいを持った方がたくさん利用されております。私自身も視覚障がいの卓球をやっておりまして、そこで大勢の仲間と一緒にここで活動しているのですけれども、体育館では車椅子のバスケットがここで練習をやっているということを伺いました。その方たちとは直接交流はないのですけれども、例えば体が不自由ですと、ほかの施設を急に利用しろと言われても例えば車椅子トイレがあればいいのかということも私たち障がいを持つ当事者にとってはやっぱり使い慣れたところがどれだけ安心して使えるかということは大いにあります。それは、健常の方々にはちょっと気づいていただけない部分かもしれないので、私はここであえて討論に立たせていただきました。視覚障がいですと、まずいつも歩き慣れているところ、福祉の里ですと、トイレに移動するまでに手すりがついていたりします。それから、柱とか出っ張っているところがありますけれども、日常歩いているので、慣れていて、1人で移動したりもできます。そういう心身的な負担というか、そういうこともあります。委員会の中で私質問させていただきまして、福祉の里が夜間使えなくなった場合、車椅子トイレなどが完備されている新座市の総合体育館のほうをご案内しますというお答えをいただきました。総合体育館はいろんなところが閉まってしまう中で、これからいろいろスケジュールも込み入ってくるところだと思います。そこで、障がいをお持ちの方がほかの小学校などの体育館を利用できないということは、さっき委員長のご報告にもありましたけれども、段差があったり、車椅子でなかなか容易に入れないということも私調べましたので、そのときに総合体育館のほうは優先的に障がいの方は使えるのでしょうか、ご配慮いただけるのでしょうかということを一応要望として質疑したのですけれども、その答えに対しては、特にそういう措置はなかなか難しいということでお答えをいただきました。そのお答えもいただいた上で、福祉の里の体育館さえ開いていれば、ここを定期的に予約を取ってあるのでしょうから、そこで使えなくなるということはないと思います。障がい者にとって障がいのスポーツ、皆さんご存じだと思いますけれども、中途で体を壊された方など、仕事に就けなくて家で悶々とされている方はたくさんいらっしゃいます。私と一緒に卓球をやっている方もずっと家計を支える大黒柱であった男性が糖尿病で視力を失いました。そして、一緒に卓球をやっていますけれども、そこで生きがいを見つけて、どんどん健康も確保しておりますし、また精神的にもすごく前向きになって、埼玉県の卓球のチャンピオンになったりもしました。そういうことで抱えている息子さんもそのお父さんの姿を見て、僕も受験頑張るよという話があったという話も私は伺っております。こういう意味で、とても障がい者のスポーツは皆さんが想像していただいている以上にとても大切なものだと私は思っております。障がい者が優先的にスポーツをできるような新座市であっていただきたいなと思いますので、ここであえて反対討論に立たせていただきました。皆さんよろしくお願いします。ありがとうございました。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。  24番、池田貞雄議員。    〔24番(池田貞雄議員)登壇〕 ◆24番(池田貞雄議員) 24番、池田貞雄です。議案第112号 新座市立公民館条例等の一部を改正する条例に対して賛成の立場で討論させていただきます。  先ほどから笠原議員がおっしゃったことは十分よく分かっております。ただ法人税、先ほど25億円足りない、市のほうが。法人税の決算関係というのが、例えば12月とすると、12月が終わって、2か月間猶予があって、決算して、3月に市民税が発生する。法人、それもお分かりだと思っています。それで、今は去年の会社の決算がこういっていると。それでその決算に伴って予定納税も去年の、今までの利益に対しての予定納税を払って市民税が出ている。個人の方も1月1日から12月31日までの所得に対して決算をして、3月15日に確定申告、それに対して市民税が発生しているというのはご存じで、言われていると思うのですが、現状今コロナの中で、去年の所得に対して個人の方が今も市民税、固定資産税が、会社が休みになっている。給料も減ったという方々がおいでになり、滞納している方もここでかなり出ております。そして、なおかつ先ほど職員の給料が2億円、今年と来年が違うとおっしゃったかと思うのですが、去年、今年と、職員の方は結構県レベルに合わせたいということで、新座市はまだ職員少なかったのですけれども、だんだん増やして、来年度の職員は非常に少ないと。それの差が多分2億円というふうにおっしゃっていると。それも認識していると思います。  その中で、今回この条例等いろいろあるのですが、市長も提案されたときに、苦肉の策で申し訳ないのだけれども、県レベルまでいろんなものを下げさせていただいて、今後の新座市の財政が安定できるように考えさせていただきたいという提案の下で今回いろいろな議案を想定されたと思います。今回の公民館の時間変更とか休みに対しては、やはりどうしても市の職員の人件費がかさんでしまうということで、市民の方にはサービスとしては大変申し訳ないのですけれども、ご理解をしていただいて、時間短縮、また閉館をさせていただきたいということで、今回の一部改正条例がなされたと私は考えておりますので、これに対して今後の新座市の財政を考えていくことにより、今回のコロナにより、来年の法人市民税、いろんなものがかかり、財政のほうが厳しくなるという判断の下で財政部のほうが来年度、令和3年度の予算が組めないので、あくまでも予想で申し訳ないという中で、確かに私も財政部の考えは間違っているとは言えないのですけれども、合っているとも言えない。あくまでも予想という形の中で、ただ来年度の予算が組めないのでということで、この条例改正とかの流れという解釈しておりますので、議案第112号に対しては賛成させていただきます。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。  10番、高邑朋矢議員。    〔10番(高邑朋矢議員)登壇〕 ◆10番(高邑朋矢議員) 10番、高邑です。議案第112号に反対の立場で討論します。  黙っていようと思ったのですけれども、人件費を削減するということで、人件費を削減するということは、その方たちの給与が下がっていくというか、そういうことですよね。要するに誰かが貧しくなっていくわけではないですか。今本当にデフレの世の中でそうやって人件費をどんどん、どんどんカットしていくということはますます皆さんの家庭の財政も厳しくなって、消費が回っていかなくなってくると私は思います。何よりも市長や議長や教育長の公用車も廃止できないような状況で、市民に対してこういう負担を押しつけるというのは、それは違うのではないかと思うのです。やはり先ほど富永議員も言われましたけれども、本当にそこを利用されている方というのは、その日にスポーツできることを非常に生きがいとしてやっているわけですし、月曜日にしか活動できないという方もたくさんいらっしゃると思いますし、やはりそれなりの、先ほど笠原議員も言われましたけれども、25億円というものの数字が確かになってからそういうことを提案するならまだ分かるけれども、それも確かでない、それから公用車も廃止できない。そういう中で市民に負担を押しつけるのはいかがなものかということで反対いたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立多数であります。  よって、議案第112号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第113号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第113号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第117号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第117号は委員長報告どおり原案可決されました。  暫時休憩いたします。  休憩 午前10時39分  再開 午前10時55分 ○議長(滝本恭雪議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △議長報告 ○議長(滝本恭雪議員) 議長報告を行います。  農業委員会会長、選挙管理委員会委員長から所用のため退席する旨の申出がありましたので、ご報告いたします。 △議案第102号 新座市重度心身障がい者福祉手当支給条例の一部を改正する条例〜議案第116号 新座市高齢者生活支援サービス事業条例を廃止する条例 ○議長(滝本恭雪議員) 日程第10、議案第102号 新座市重度心身障がい者福祉手当支給条例の一部を改正する条例から日程第21、議案第116号 新座市高齢者生活支援サービス事業条例を廃止する条例までを一括議題とし、厚生常任委員会委員長の報告を求めます。  厚生常任委員会委員長。    〔14番( 実樹議員)登壇〕 ◆14番(実樹議員) 14番、実樹です。厚生常任委員会で審査された内容と結果をご報告します。  議案第102号 新座市重度心身障がい者福祉手当支給条例の一部を改正する条例について、審査の内容と結論を報告します。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。5,000円の支給の方は何人ぐらいいたのか。障がいを強く負った方に対して、とても大変な生活になってしまうということについてどう考えるか。  答弁。手当の5,000円を支給していた人数は延べ1万4,993件です。8,000円のほうが延べ1万3,797件、人数については1,127人です。65歳以上の方につきましては、生まれつきもしくは若くして重度障がい者となった場合、65歳以上で新たに手帳を取得した人とは生涯にわたる資産形成などの生活実態に違いがあると考えたものです。重度障がい者となった年齢が65歳以上の方については、医療費の自己負担が3割から1割負担に軽減されること、また年金も満額受け取ることができることから、著しい影響はないと判断させていただき、対象外とさせていただきました。  質問。市民当事者へどんな影響があるというふうに考えているか。今後市民にどう説明するのか。  答弁。8,000円をいただいた方については、12か月で9万6,000円の支給がなくなるということで、支障があるものということは十分承知しています。周知の方法はこの手当のほかにも今議会でほかの議案も提出しておりますので、対象者の方に漏れのないよう努めてまいりたいと思います。
     質問。非課税世帯の方の手当を削ることの検討の経緯は。職員の人たちからどういう意見があったか。  答弁。県内63市町村中、14団体しか実施していない現状があります。県内を見渡しても支給を拡大している市町村は少なくなってきておりますので、今後増加が見込まれるこれまでの高水準の福祉サービスを中程度のものとして事業を継続していきたいと今回見直すことです。今回削減することについては、ご負担をいただくことは職員一同が重々承知をしているところでございます。  以上のような質疑の後、結論を出しました。  賛成5人、反対1人、5対1で原案可決となりました。  反対の方の意見です。新規に65歳以上である者を支給対象外としたことと、非課税世帯を月5,000円とすることを認めることはできません。市の財政はいつ回復するのか分からない中、市民の苦労は増すばかりです。困っている方に手を差し出すのが行政の仕事だと思うので、反対します。  以上です。  続きまして、議案第103号 新座市重度心身障がい者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について、審査の内容と結果をご報告します。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。昨日の答弁の中で、コロナの件で減収して失業者も増える中、この事業もいつ再開できるか不明であるという答弁だが、具体的にどう検討したのか。非課税世帯、そういう人たちにこそ手を差し伸べるべきではないのか。  答弁。入院時食事代については、健康保険制度により既に減額措置がされており、1週間当たりの標準負担額が460円のところ、非課税世帯は210円以下となっています。ご本人負担は過大となっていないということで判断をし、支給の停止としました。再開の可否については基本廃止ということです。  以上のような質疑の後、結論を出しました。  賛成5人、反対1人、5対1で原案可決です。  討論がありましたので、紹介します。  反対の方の意見です。非課税の方は1食210円と安くなるので、廃止が決められましたが、1日に換算すると630円の負担です。重度心身障がい者の方が入院となると、1週間以上、10日とか長い時間になってしまうこともあります。1万円近い食事代ということが想定されると思います。障がい者へのアンケートの結果でも入院費の心配が一番多かったという質問もありました。入院となると、リネンの面でもお金がかかります。いつ再開できるか不明との話もありました。反対です。  続きまして、議案第104号 新座市施設等利用費の支給の対象となる特定子ども・子育て支援を提供する認可外保育施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について審査の内容と結論を報告します。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。第9条の家庭保育室等に係る健康管理及び安全確保の基準で救命措置の訓練というのはどういうものか、定期的に行うのか。  答弁。どういったものをやるか特段の取決めが定められている状況ではないので、それぞれの施設によって必要と思われる訓練を実施しているかどうかという部分を定期的に検査をさせていただく状況です。今後具体的な例等も収集しながら、実際の施設に指導するに当たっては対応していきたいと思います。  質問。今回の改正で何がどう具体的に変わるのか。新座市に当てはめると変わる施設、影響がある施設はあるのか。  答弁。例えば保育に当たる職員の配置の基準、今までは基本的に2人以上常にいなくてはいけませんでしたが、通常の保育園の基本的な開所時間を超えた時間帯については、子供の数が少なければ2人以上という条件が緩和されます。また、施設における安全管理の基準について、救命処置の訓練がされているとか、損害賠償責任保険に加入するとか、事故があった場合の報告体制をしっかり取るようにとか、そういった部分が定められた状況です。具体的には市内にはこういった施設、対象になる施設は14施設あります。古くからある家庭保育室であったり、事業所内に保育施設を設置しているようなところが対象となっています。  以上のような質疑の後、結論を出しました。  全会一致で原案可決です。  討論です。災害時とか救命救急の講習を受けてという、そういう面では大変よいこともありました。しかし、人数が、保育士の数が1人でもいいという点がちょっと引っかかるのですけれども、いろいろよい点も多々あるので、これに関して賛成します。  別の方です。子供たちの安全を担保して、訓練の実施とか職員の配置等をしっかりしていただいて、賛成とさせていただきます。  別の方です。本当に事故等が心配になってくるのかと思いました。また、事故発生時の対応というのもしっかり検証していただきたいというところと、あと一つ一つの施設に対してしっかり巡回して、市からも指導してということは今後も引き続きやっていただきたいと思います。  続きまして、議案第105号 新座市こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について、審査の内容と結論を報告します。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。これは、非課税の入院の申請者数と影響額は。今後復活する予定はあるのか。  答弁。入院時の件数でいきますと、令和元年度が27件、支給額が7万8,120円、平成30年度は22件、5万190円です。復活の予定に対しては、入院の食事代に関して重度心身障がい者医療費、ひとり親家庭等医療費、こども医療費はそれぞれ精神的、経済的な負担を軽減して健康を守り、地域で安心して暮らしていただくための制度ということで、いわゆる福祉3医療と呼ばれます。今回市では財政非常事態宣言の下、重度心身障がい者医療費の非課税世帯の入院時の食事療養標準負担額を対象外にするに当たり、整合性を図るために併せてこども医療費、ひとり親家庭等医療費の非課税世帯の入院時の食事療養標準負担額を対象とするものです。復活の予定に関しては、もしあり得るとしたら重度医療の制度に合わせてということになりますが、今のところ再開するめどは立っていません。  質問。私の知り合いの若い方で聞いたのは、成長に合わせて補正器具のサイズに合ったものをつくり替えていかないと正しい成長になっていかないということがあります。そういう意味でも通院の医療費の負担を削るのはすごく反対ですという意見をいただきました。高校生まではまだ成長し切れていない部分があるので、心配しています。医療費のそういう器具に対しても助成をしてもらえないのか。  答弁。補正具に関しては、高校生は入院のみ残すという考え方になりますので、それ以外のものは補装具も含めて、高校生は対象外ということになります。一般に障がいのある方に対する補装具、義手とか義足とか、場合によれば補聴器というものについては、障がい者福祉のサービスの中で支援、助成の形で対応できるということもあります。  質問。財政が好転したら復活を考えたいというものと廃止ですというものとありますが、私は非常事態宣言が解除されれば復活と思っていいのかなというふうに思っていたのですが、これは廃止するものと復活を検討するもののどういう基準で判断されているのか。  答弁。休止と廃止の考え方ですが、こども医療費の高校生の通院分については休止の考え方ですので、財政が好転したら、できるだけ早く再開をしたいというものです。入院時の食事代の加算については、これは廃止の考え方に現在なっています。判断の基準は食事代に関して廃止という考え方は近隣の市町村の状況なんかを見まして、県内で食事の加算をしている市町村は少ないという部分も考慮した上での基準です。  質問。こども医療費のところで市からいただいた見直し事業の一覧を見ると、全体で大体5,800万円ぐらいのうち、非課税世帯の食事については7万8,120円を削るという話です。この人たちにとったら非課税世帯で入院が必要になった場合に、入院費を考えたときにお金が払えないと思ってやめてしまう人がいるかもしれないぐらいの貧困の世帯だと思います。7万8,120円という微々たると言ったら何ですが、こんな金額まで本当に削らなければいけなかったのか。重度医療に合わせての廃止は財政非常事態宣言によるものものだとここにも書いてあるわけですから、また復活の方向で考えるべきなのではないか。  答弁。重度医療にかかる入院時食事代が財政非常事態宣言に基づく廃止というものになっているので、整合性を取るために連動して財政非常事態宣言の影響というふうに考えています。  答弁。見直しの廃止と休止についての基準について、本市の事業、とりわけ扶助費については県内で市民1人当たりの扶助費が非常に高い位置を占めています。その一方、人件費、そのほかについては非常に低い位置を占めている。そういった中で今回に限らずこれまでも事業の見直し、それから四、五年ぐらい前にはサービス水準の適正化というような視点で事業の検討をさせていただいた時期もありました。事業の見直しについては不断に行っているもので、今回新型コロナという予期せぬ出来事が起こり、令和3年度予算の編成もままならない状況に陥ったわけです。扶助費についていうと、市の単独事業、上乗せの事業、横出しの事業の見直しを進めてきたわけですが、その視点として、非常に高い水準の福祉を標準的な、水準的な中程度の福祉に改める視点を持ち、今後扶助費の対象となる方たちは一般的に言えば増えていくと思うのです。となると、既存の制度をそのまま維持し続ければ、予算そのものが膨大に膨れ上がっていきますので、そこを高水準の福祉を維持したい、これは担当部担当課としては強く思っています。大変恐縮ですけれども、高水準の福祉を標準的なレベルまで改め、予算や財政を必要以上に圧迫することなく、安定的に継続できる事業に改めたいという視点が主なものです。額の大小に関係なく高水準のものなのであれば、なるべく標準的なものに改め、持続可能な仕組みに改める視点を持たせていただいたものです。  以上のような質疑の後、結論を出しました。  結論は、賛成5人、反対1人、5対1で原案可決です。  討論を紹介します。賛成の方の意見です。賛成です。子供たちの健康を守っていただくように財政好転時のときには通院のほうもしっかりまた行っていただきたいと思います。  別の方です。このこども医療費は、シティプロモーションとして子育て世代を呼び込む大切な施策の一つだと思っています。ただ、高校生の子だと思うのですが、子供たちがマッサージしてもらいながらスマホでゲームをやっていたというのを見て、周りの人が見てとても怒っていらしたという話とかも聞くので、入院だけを残していただいた判断はよく分かります。ただ、食事の非課税世帯の負担が増えるというのはちょっとどうかなとは思いますが、賛成します。  反対の方の意見です。18歳までの医療費無料というのは、県内で一番初めにこの新座市が行いました。子供は18歳ぐらいまでは体がしっかりとまだ発達し切っていなくて、持病のある子供はとても病院にかかる率が高くなって心配しています。若いからといって病気が重くならないということもありません。まして、非課税世帯の入院費の食事代はひとり親家庭の子供が多分対象だと思います。そのような何とかやりくりしているそういう世帯まで削るというのは納得できないので、反対します。  続きまして、議案第106号 新座市ひとり親家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例について審査内容と結果を報告します。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。年間に何人の人が申請して利用していたのか。復活についての考えは。  答弁。件数でいうと、令和元年度が46件、支給額だと14万5,380円、ちなみに平成30年度は29件、6万9,990円の実績です。再開については、基本的には廃止の考え方を取っています。それから、ひとり親への支援に関しては、国がひとり親家庭等への給付金ということで、定額給付金の10万円にさらに上乗せして給付金を支給しているところでもございますし、新座市のほうも市独自にひとり親家庭等支援金で、さらにその上に上乗せをさせていただき、前回の議会のときにも国の給付金に合わせて対象の拡大などを行っているので、そういったひとり親への支援に関しては、今後も国の動向を見ながら適切に対応していきたい。  以上のような質疑の後、結論を出しました。  賛成5人、反対1人、5対1で原案可決となりました。  討論です。反対の方の意見です。国がさらに支援を表明している中での削減ということで、ひとり親の家庭の貧困はすごく深刻な問題だと思います。親が入院してしまったら、子供もすごく大変なことになります。助成を残してもらいたいと思うので、反対します。  続きまして、議案第107号 新座市敬老祝金支給条例の一部を改正する条例について審査の内容と結果を報告します。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。1万円の支給にした根拠は。  答弁。はっきり申し上げまして、根拠といったものは特にないわけです。確かに他市との比較をすると、1万円というのは決して多い金額ではないのは承知はしていますが、今回あくまでお祝いの気持ち、感謝の気持ちといったことも含め、さらに財政の再建といったものでどれだけ削減できるかとの比較、考慮しながら1万円という数字を導き出してご提案しているところです。令和3年度の100歳の見込み人数は38人ということで見込んでいるので、38万円程度になります。それでいくと、削減額は大体700万円程度の削減になるかということでいろいろな積算をしています。  質問。なぜ100歳なのか。  答弁。今までは88歳、99歳以上という方を対象にお祝金を支給してきてましたが、今回見直しに当たり、最低限市が敬老の意を表する機会を確保するために検討し、国の百歳高齢者記念事業、それをよりどころにしたというところです。  答弁。事業の見直しの中で、この敬老祝金については、実は最初は、全部廃止できないかということで検討を進めていたわけです。ところが、廃止するという考え方を内部で検討する中でもやはり最終的には高齢者の方への敬意といったものを表す必要があるだろうということで、財政的な面も踏まえた中、国の100歳というような事業も踏まえ、100歳の方に額も少ないですけれども、今の市の財政状況の中でできる範囲の額として1万円を示したところです。和光市等につきましては、100歳の方については祝い品ということで、お金ではないものを出していますし、敬老祝金の支給の事業をしていないところも県内で7市あります。新座市の今回の見直しの中で全て廃止にするのではなく、100歳といった区切りの中で1万円を支給する、この思いだけは残しておきたいということで提案しています。  以上のような質疑の後、結論を出しました。  結論は、賛成5人、反対1人、5対1で原案可決です。  討論を紹介します。反対の方です。これも昨年まで長寿の方の個人宅まで市長が行って、複数の施設にも出向いてお祝いをしていたというのに急になくなってしまうというのは本当に財政が苦しいというだけで、以前は75歳から始まっていたのが80歳になり、88歳になりということで、どんどん後退しています。そういうことを考えると、高齢者の方にお祝いという気持ちが感じることができないので、反対させていただきます。  賛成の方の意見です。本会議で頂いた資料でも当市より財政力が大きい自治体でもやっていないところは結構あるというのが分かって、びっくりしました。100歳まで頑張って生きていただいて1万円頂くと、自分自身もそれを目標に頑張りたいと思います。  続いて、議案第108号 新座市重度要介護高齢者手当支給条例の一部を改正する条例について審査の内容と結果を報告します。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。実態調査はしていないが、地域の中ではつかんでいるということがありました。地域の支援拠点になっているところから支援の報告は定期的にあるのか。  答弁。個々の状況によって定期的に報告というのはありませんが、どういった理由で訪問したという統計的な最終的な数値の報告はあります。個々の実態に関して状況の報告は特にいただいていません。地域包括支援センターのほうから件数の統計的なものは定期的に年2回上がってきていますが、その都度の状況については状況に応じて報告される形です。  質問。これも廃止という考えか。  答弁。廃止ではなくて、このような形の見直しということになっています。  以上のような質疑の後、結論を出しました。  賛成5人、反対1人、5対1で原案可決です。  討論です。反対の方の意見です。重度要介護高齢者手当というのは非課税世帯の減額、課税世帯に対するのは支給も廃止ということで、課税世帯といっても本当に老老介護で、生活がぎりぎりの方が大変多くいるところです。そういう方の制度を削るというのは許せることではないと思うので、反対します。  賛成の方の意見です。今回の議会、こういう減額とか廃止とか本当に厳しい生活をされている方を直撃するような議案がたくさん出てまいりました。私たちも本当に心苦しいところで賛成という決断をさせていただいております。本会議でも市長の答弁にあったように、全体的な福祉サービスの維持のために必要な見直しだと理解しておりますが、ここに至るまでの執行部の皆様の決断も苦しかったと思いますが、議会としても私たちとしても本当に苦しい決断をさせていただきました。直撃をする世帯の方々、しっかり細かく見ていただいて、福祉的見地でもってよく見ていただいて、生活に直撃がないような形でまた考えていただければと思います。  続きまして、議案第109号 新座市高齢者と障がい者の住みよい住宅整備資金貸付条例の一部を改正する等の条例について審査の内容と結果を報告します。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。現在どのぐらいの方が利用されて、延滞をされている方は何人ぐらいいるのか。利用状況を教えてください。  答弁。障がい者福祉課の住宅整備貸付けの実績は、平成12年に1件、限度額300万円で、延滞はなく、平成21年度に完済しています。平成28年にも1件、上限額300万円で、現在償還中で、令和4年1月に完済予定です。また、今年度ここで1件、200万円の申請がございます。  答弁。高齢者の部門では、この制度の利用状況は平成22年度に貸付けがあって以降、それ以降はご利用がない状況です。それまで平成22年度以前にこの制度を利用された方で、今2件返済を続けている方がいます。  以上のような質疑の後、結論を出しました。  賛成5人、反対1人、5対1で原案可決です。  討論です。反対の方の意見です。高齢者と障がい者の住宅整備の貸付金というので、利用者数は先ほど聞いて大変少ないということはありましたが、必要な制度ではないのかなと思います。残していただきたいと思うので、反対します。  続きまして、議案第110号 新座市老人福祉センター条例及び新座市障がい者福祉センター条例の一部を改正する条例についての審査の内容と結果を報告します。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。老人福祉センター、第二老人福祉センターの夏季の延長ですが、夏場は大変蒸し暑く、高齢者はお風呂に入って汗をかき、脱水症状に気がつかない方が多い。熱中症予防の観点からも夏季1時間の延長というのは大切なものだと思いますが、その点に関して、再度どう考えるのか、再開する予定は見込んでいいのか。  答弁。もともと利用時間を延長したのが熱中症の関係もありますが、利用者の方がなるべく多く、長く利用したいという声にお答えしたところで、利用時間を延長する際に、夏場の熱中症の問題もあるので、夏場だけ1時間延長しようということで、平成29年度から利用時間を延長することになりました。熱中症に関しての対策は、お風呂の前に看護師がいらっしゃって、そこで見守りも兼ねて入る前の血圧測定や入った後の様子とかをよく見守りながら、ほかの職員も帰宅の際にはしっかりお声がけしたり、見守りしてお帰りいただいているような状況です。熱中症については徹底して対応していきたいと考えています。再開については、今後の財政状況を見ながらの判断になりますが、また検討できるときがあれば検討したいと考えています。  以上の質疑の後、結論を出しました。  賛成5人、反対1人、5対1で原案可決です。  討論です。反対の方です。老人福祉センター、障がい者福祉センターも夏季の時間の延長等、利用時間の夜間の廃止ということで残念だと思います。老人福祉センターのほうでは、夏場は夕方4時、5時というのはすごく蒸し暑い時間なので、そういう場合に高齢者の熱中症とかいう、そういう心配が多いかと私は思っていますので、反対したいと思います。  続いて、議案第111号 新座市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について審査内容と結果を報告します。  執行部の説明の後、結論を出しました。  質疑はありませんでした。  全会一致で原案可決となりました。  討論を紹介します。軽減基準が緩和されるということは大変いいことだと思います。  続いて、議案第115号 新座市難病患者支援金支給条例を廃止する条例について審査内容と結果を報告します。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。新座市でも一時は3万6,000円も出して応援しようとしていたのがどんどん削られてしまい、とうとう所得制限まで入って1万円しかないのが、それもなくなってしまうのは考えられないお話だと思います。難病患者の年1回のとても大切な支援金、復活するおつもりがないのか。  答弁。難病の医療費制度が確立されていること、他市の状況も勘案して、今回廃止のご提案をさせていただきました。再開の考えはありません。  以上の質疑の後、結論を出しました。  賛成5人、反対1人、5対1で原案可決です。  討論を紹介します。反対の方の意見です。今回本当にひどい条例案ばかりで難病患者や障がい者、重度の心身障がい者、あとひとり親の家庭もさんざん苦しめられるような条例がすごく多々ありました。こういう難病患者や一番弱い人たちへ光を当てていくのが行政の役割だと本当に強く思っているので、反対します。  賛成の方の意見です。娘が難病なのですけれども、働いている娘の代わりに保健所で手続をしたことがあります。難病といいましても333あって、娘のように普通に働いている人もかなりいるのではないかと思っています。難病はかなり医療費の支援充実をしてきているし、ほかの自治体もやっていないところのほうが多い。都内を見ると、都内はすごく充実していますが、埼玉県内ではそうでもないのだなということが分かりました。本当にあればうれしいですけれども、年1回ならほかの支援に回していただいてもいいのかなと個人的には考えています。  続いて、議案第116号 新座市高齢者生活支援サービス事業条例を廃止する条例についての審査内容と結果を報告します。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。高齢者の生活支援サービスというのは、介護保険を使っていない部分でのサービスということですが、実際に使っている人は何人ぐらいいるのか、手続方法はどのようになっているか、ここ二、三年の利用者の推移は。あと高齢者の虐待の場合のショートステイは残ることになっていますが、ほかのことで利用している方はどうなるのか。
     答弁。利用者は、今現在この条例に基づくデイサービス、ホームヘルプ、ショートステイのサービスを利用している方はいません。手続の方法は、これは介護保険非該当の方が使えるサービスになっています。まず、基本的には介護保険の申請を、介護度の認定の申請はして、そこで非該当となった方でサービスを使いたい方がいれば、長寿はつらつ課のほうに申請手続をしていただく流れです。利用者の推移は、まず高齢者のショートステイは、過去3年間で申し上げますと、平成29年度が2人、平成30年度が1人、令和元年度は利用なしです。デイサービス事業は、ここ3年利用がありません。あとホームヘルプサービスは、平成29年度が6人、平成30年度が5人、令和元年度が5人です。事業廃止後の利用者はどうなのかという話ですが、現在利用者はおりません。  以上の質疑の後、結論を出しました。  賛成5人、反対1人、5対1で原案可決です。  討論です。反対の方です。利用している方が少ないということでもあるし、高齢者の虐待のときには緊急時で使えることもありますが、必要な人もいるというところでは少人数だけれども、あると思うので、その部分に関してはやっぱり反対です。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 委員長、委員長席へ移動願います。  委員長の報告が終わりましたので、議案第102号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  委員長、自席へお戻り願います。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。  17番、小野大輔議員。    〔17番(小野大輔議員)登壇〕 ◆17番(小野大輔議員) 議案第102号 新座市重度心身障がい者福祉手当支給条例の一部を改正する条例について反対の立場で討論をいたします。  大きく5つの点で反対であります。1つ目は、非課税世帯の補助を削減することであります。非課税世帯というのは障がいのある方で、単身世帯ですと所得で135万円以下ということで報告がありました。重度の障がいがある市民の方は、経済的にも負担がかかります。重度の障がい者で非課税世帯の方の補助の削減ということで、経済的に大変な方の補助を削減するということは許せません。また、65歳以上の方を対象から外すということです。65歳以上になれば、病気で障がいを負うことも多くなります。働けなくなってきますから、収入も減っていきます。こういう市民の方々を対象から外すということはあってはならないことだと考えます。格差をさらに拡大させる削減は反対です。  2つ目です。市民の声と逆行する削減であるということです。令和2年3月に策定された障がいのある人もない人も共に暮らせる新座市をつくるための調査結果報告書では、25ページに「地域で生活するために必要な支援は」という問いに51.7%の方が「経済的な支援が必要」だと答えています。2番目に多い「緊急時に対応してくれる場所のサービス」の37.7%を大きく引き離して、最も高い要求になっています。前々回、前回と3回続けて一番多い回答数となっています。この声に背を向けるのではなく、応えるべきだと考えます。  3点目は、朝霞市、志木市、和光市と比較しても最も悪い補助制度になってしまうという点です。市長は中福祉とおっしゃっていますけれども、近隣市で見ますとワーストです。これは、本会議で出された資料でも明らかです。他市は8,000円の補助を維持しています。そして、年齢制限をしているのは志木市だけです。しかし、志木市は20歳未満の身体障がい者の方、産休の方には補助をしております。私は危惧をしております。近隣市に先駆けて福祉を削減すれば、新座市に追随して削減を考える市が出てくるということです。これまで新座市が福祉のまちの先頭を走って埼玉県の福祉を引っ張ってきた部分があると私は思っています。その逆になることはあってはならないと思います。  4点目は、財政非常事態宣言の根拠が崩れたのに削減をやめないことです。石島議員、笠原議員の一般質問で法人市民税等が令和2年度は市が試算するほどは減らないということが明らかになりました。それだけではなく、このままいけば税収は当初予算よりも多く入ってくる可能性が高いということも分かりました。聡明な並木市長はもうお気づきだと思います。財政非常事態宣言はもうやめて、福祉削減はやめるべきだと考えます。  最後、5点目です。新型コロナウイルス禍の削減であることです。そして、そのほかの福祉と併せて削減するということも反対の理由です。新型コロナウイルス禍で市民の暮らしは今大変になっています。いろんな報道でもあるように、経済的、社会的に大変な人たちに新型コロナウイルスが猛威を振るっています。国も県も頑張って財政出動を決断しました。新座市も今市民の暮らしを応援するときです。福祉サービスを削減するときではありません。  以上の5点で反対です。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立多数であります。  よって、議案第102号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第103号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。  17番、小野大輔議員。    〔17番(小野大輔議員)登壇〕 ◆17番(小野大輔議員) 議案第103号 新座市重度心身障がい者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について反対の立場で討論いたします。  先ほどの反対討論と重なる部分はちょっと省略させていただきたいと思います。  2点挙げて反対討論としたいと思います。1つは、アンケート調査の結果です。先ほどもお話ししました、障がいのある人もない人も共に暮らせる新座市をつくるための調査結果報告書では、75ページ、「入院時に困った内容は」という問いに、43.6%の方が「入院費にかかった費用のこと」だと答えています。前回は、「言いたいこと、聞きたいことが伝わらなかった」が1番でしたが、今回は費用のことが1番となりました。前々回は27.1%、前回は34.5%、今回が43.6%とどんどん増えています。今求められている支援を打ち切るべきではありません。  もう一つの反対理由です。近隣市で最も悪いサービスになるという点です。朝霞市では、この食事代補助以外にも生活療養費として部屋代を1日370円補助しております。志木市、和光市にはこの制度はございませんが、難病患者の入院お見舞金を入院した場合ですけれども、年2回を限度に3万円を支給しています。ここの点でも新座市は入院している方々に対する援助というのが最低ランクになってしまうと思います。ずっと住み続けたい新座にはならないと思います。  以上の2点で反対です。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立多数であります。  よって、議案第103号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第104号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第104号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第105号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。  15番、小野由美子議員。    〔15番(小野由美子議員)登壇〕 ◆15番(小野由美子議員) 15番、小野由美子です。議案第105号 新座市こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論いたします。  新座市は、シティプロモーション方針を2019年に策定しました。そこには新座市に住んでみたい、ずっと住み続けたいと思っていただける、選ばれるまちになることで、定住人口や転入数の増加を目指しますとあります。そして、新座市の魅力を誰に届けるのか明確にするため、現状を踏まえて、ターゲットを首都近郊で戸建て住宅を取得しようとしている30歳代の子育て世代としています。新座市に住むと、高校生まで医療費が無料というのは、その世代の親たちにとってとても魅力的です。そのような政策を掲げておいて、たった2年で方向転換をするということはおかしいと思います。議会当初の答弁の中で、市町村でまちまちなのはいかがかと思うとありました。まちまちだからこそ18歳まで医療費が無料だというのはターゲットの世代へのアプローチではないでしょうか。事実娘の高校時代、他市の保護者の方から医療費が無料だということで羨ましがられました。首都近郊で戸建て住宅を取得しようとしている30歳代の子育て世代にとって住宅ローンは重荷です。子供の成長は高校生までは続きます。そのような中、この制度は大変魅力的です。そして、非課税世帯にかかる入院費の食事代補助は恐らくひとり親のご家庭の方が対象となることだと思います。そのような大変なご家庭の方への補助もほかの条例との整合性もあり、削るということですが、削らないでください。  以上の理由でこの条例に反対いたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。  10番、高邑朋矢議員。    〔10番(高邑朋矢議員)登壇〕 ◆10番(高邑朋矢議員) 10番、高邑です。議案第105号に反対の立場で討論します。  今小野議員も言われましたけれども、子育て世代にとって医療費の助成は非常に大きな割合を占めています。意味合いを持っています。中学生までが大変で、高校生になって子育て世代が楽になるかというと、そういうことはなくて、高校生になるともっと大変なのです。大学生になるともっともっと大変なのです。だから、もし制限するのであれば、中学生とか高校生とかという年齢で制限をするべきではなくて所得で制限をする、それなら私は分かるのですけれども、年齢によって制限をする。子育て世代が苦しんでいるのに、それを助けていかないというこの案には賛成できませんので、反対いたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。  賛成討論。
     6番、野中弥生議員。    〔6番(野中弥生議員)登壇〕 ◆6番(野中弥生議員) 6番、野中弥生です。議案第105号 新座市こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例に対し賛成の立場で討論をいたします。  こども医療費の18歳までの無料化は、公明党としても強く主張してきたもので、市のシティプロモーションの一環として子育て世代を呼び込む大切な施策だと考えております。子育て世代にも大変歓迎されていたものでもあります。今回通院は15歳までと限定をされましたが、入院は18歳までを継続していただきました。市の財政が厳しい状況の中、入院費だけでも残していただいたこと、市長の英断と感謝をしております。県内の我が市より財政力のある自治体の多くがやっていない施策をここまで続けていただいた市のご努力に対し高く評価をさせていただきます。  今回この議案のほかにも多くの議案が削減、縮小を余儀なくされ、私たちとしても苦渋の決断を強いられることも多くありましたが、市の財政が非常に厳しいこと、その中でも他自治体と比べて、市がここまで踏ん張って、福祉の充実に努めてきたけれども、他自治体と同じような標準的なサービスで持続可能なものにという市の説明に対しまして賛成の結論を出させていただきました。市におかれましては、財政が大変厳しい状況の中ではございますが、外部評価などを活用されることも含め、市内外に対して納得できる説明、削減の論拠、事業効果など明快に示すこと、また市民の生活をしっかりと守っていただくことを改めて要望して賛成の討論をさせていただきます。 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立多数であります。  よって、議案第105号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第106号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。  16番、笠原進議員。    〔16番(笠原 進議員)登壇〕 ◆16番(笠原進議員) 16番、笠原です。  ひとり親家庭の医療費の支給条例、中身でいうと、ひとり親の家庭で入院した場合の食事代の補助を新座市は今までしてきました。この食事代補助の部分について今度はカットするというのがこの提案であります。私は、2つの理由で反対をしたいと思います。1つは、ひとり親の家庭というのは極めて経済状況が厳しい、これはご存じだと思います。非課税の方も多いし、ましてや今コロナ禍ですごく大変になっている。そういうときに一番大事にしなければならない生活が厳しい人、この補助を打ち切るのかという問題です。私は福祉を大事にするということは、これはすごく大事で、地方自治法で地方自治体の一番大きい仕事は住民福祉の向上だというふうに言っているわけですから、これは並木市長も異存がないところだと思うのですけれども、そういう立場で新座市はこのひとり親の食事代補助を頑張ってきた。委員会の質疑の議事録も見ましたけれども、担当部長がこれはこども医療費のところで言っているのですけれども、以前は食事代の部分については県の補助対象だったけれども、県の補助対象がなくなった。それでも新座市は頑張ってやってきた。だけれども、財政の問題があって、今度はさらに削減をと言われたけれども、では非課税の人たちやそういう財政状況が厳しい人の部分については、新座市は頑張ってやってきたという記録があって、本当に担当者は頑張ってきたのだと私は思います。  私が市議会議員になったのはもう33年前なのですけれども、その頃栗原でよく演説していると、子供の医療費の部分もそうですけれども、いろんなところで、笠原議員、東京から引っ越してきたけれども、新座は福祉、本当に東京より遅れていますよ、何とかしてくださいよというのに何人もぶつかりました。その当時は子供の医療費の補助も最初はゼロ歳だった。2歳とかというのが多くて、私たちも一生懸命署名運動しながら頑張ってきた。東京都は美濃部革新都政の名残といいますか、その後の部分がまだたくさん残っていて、本当に福祉はよかった。国民健康保険税も東京都のほうが安かった。今は違います。もう都政が変わってからそういう予算の部分は随分削られて、物によっては新座市のほうがはるかにいいと。これはこども医療費の部分でいうと、新座市のほうが18歳まで無料でしたから、はるかにいいことをやってきたわけですけれども、そういうふうになってきた。  ところが、今回そこまで削ると、こう言っているわけです。何があったってやっぱり踏みとどまるところがないといけないでしょう。見たら、平成30年度は29件で、補助した金額は6万6,990円だそうです。この部分も今ゼロにしなければいけないの。令和元年度は46件で、14万5,380円です。市の500億円からの金額から見たら、本当に微々たるものです。一番大事にしなければならない総体の500億円に比べると、微々たるものだけれども、その低所得のひとり親の家庭にとってみたら、食事代といえども本当にゆるがせにできないような支出、それを新座市は支出ゼロに抑えてくれて喜んでいると思います。そういうところまで今コロナで苦しんでいるひとり親の家庭が入院したら、今までは負担かからなかったものを、今度はあなた払いなさいよというふうにしようというのがこの条例です。だから、市長は高福祉だったけれども、中福祉。中福祉ではないでしょう、低福祉でしょう。これは、さっき小野大輔議員がその議案で、4市で比べたって最低になるのです。この食事代の補助、こども医療費の部分では委員会議事録を見ると、40市中17市がやっているというふうに言っている。17市がやっていると。その中に新座市も入ってきたわけですけれども、今度はゼロになるわけです。やっていない自治体に変わるわけです。だから、私は中福祉ではなくて、よく検討すれば、低福祉にしようという話だと思います。だから、最も守らなければならないところまでメスを入れなければいけないのか、そうではないだろうというのが1点目の福祉との関係です。  2点目は、再三私が言っているように、今野中議員は財政が大変だというふうに言って、9月のときにも市長はそう言いました。財政が大変で、25億円もお金が足りなくなるので、令和3年度の予算編成はできなくなるのだと、危機感をあらわにしていました。我々はそういう事態は9月の時点の議論ではなくて、もっと財政の問題がはっきりした12月の段階でやりましょうよというふうに言ってきました。そのときには、国がどのくらい補填するか分からないと盛んに言っていました。私たちはリーマンショックのときも国はしっかり補填してきたのだから、今回だって補填する可能性が高いと言ってきました。財政の部分からいっても市が言っていることは全く違うと思います。  これ10月15日の議長会が発行している「全国市議会旬報」というやつです。これ配られて、実は私10月1日のときには入院していたので、直接財政非常事態宣言のときにはここに来て見れなかったから、後で見たのですけれども、そのときに配られたこの「全国市議会旬報」という、これ見て、おっと思いました。何かというと、交付税、この部分について臨時財政対策債が大幅増という、国が9月のときには分からなかった、どのくらい負担するのかという最初のものはここに出ているのです。9月30日、新座市が非常事態宣言する前の日に総務省はこう言っているのです。それがここの15日遅れてここに載っているのですけれども、臨時財政対策債は令和2年は3兆1,400億円だったものを2倍近くに増やして、6兆7,900億円増やす。何と3兆6,500億円も増える。これは、新座市にどのくらい来るか分かりません。正式には来年の7月にならないと分からない話だから、あくまでも当初予算は予測数値でしかないのですけれども、しかし倍近く増やす。今まで3兆1,400億円だったものが3兆6,500億円も増えると試算しているのを見ている。同時に何と言っているか。策定方針は「引き続き厳しい地方財政の状況の下、地方公共団体が地域に必要なサービスを確実に提供できるよう」、ここすごいですよね、言葉を換えれば、新座市が必要なサービスを確実に提供できるよう地方財源の不足への対処のための措置を講じ、所要の地方債資金の確保を図ると言っているのです。  続いて、これはこの間も言いましたけれども、11月17日に参議院の総務委員会で、埼玉選出の共産党の伊藤岳議員が武田総務大臣とやり取りをしています。伊藤議員が「財政難を理由に住民サービスを切り捨てるという事態にはしてはならない。大臣の認識は」と大臣に問うたところ、武田大臣は、「必要な行政サービスは、どういう状況下においても安定的に展開されるべきだ」と答えています。続いて、伊藤議員は、「来年度地方税収の減収が生じるが、減収分を見込んで、必要な一般財源総額を確保するのが前提だ」。そういった分を含めて確保するのかと聞いているのに対して、武田大臣は「必要な一般財源総額というものをしっかりと確保してまいりたい」と決意をしています。これは、総額確保しますよと決意しているわけです。ただし、総務大臣の決意ですから、財務大臣がどう言うかというのは、ここはまだ正直言って分からないのです。100%オーケーという話ではないのです。でも、これが分かるのは年が明けてからなのです。だから、我々は今決めるべきではないと再三言っているわけです。  年が明けると、通常国会が開かれて、政府の予算案が決まって地方財政計画も明確になります。そうすると、全体が今言っているように、今の段階では総務省は税収が減った分はちゃんと補填しますよ、だから地方自治体はサービスを削るようなことはやめなさいよと、こう言っているわけです。それで、私は市長に国がそう言っているのに新座市は先駆けてやるのかと言っているわけです。待ったほうがいい。財政の問題は再三言うようにもっと議論をしっかり深めたほうがいい。新座市始まって以来のこんなお金が大変だというふうに言いながら、どんどん削るというのは本当にお金が大変なのか。さっきも言ったように14億円も税収が減ると言ったけれども、そんなことはない、これはもうはっきりした。これは場合によったら、3月にならないと分からないけれども、100%を超えるかもしれない。100%ではなくて、74%しか入らないといったものが既に8割を超えて、だからもうこれは明確になった。8月段階の市の財政当局が試算した数字は明らかに違っているというのははっきりした。100%超えるかもしれない。私は、この納入状況は正直言って私の予測とも違って本当に大きいと思います。だから、はっきりした時点で議論しようと動議を出したのです。残念ながら否決されましたけれども、今大事なのは、8月27日のときに令和3年度の予算編成もできないくらい大変だ、こう言って予算編成できなかったら、それは大変ですから、言葉を厳しく言えば脅したわけです。たくさん削らなければならない、削らなければならない、削らなければならないと言った、でもその数字は今見たって違っているでしょうと。違っているまま決めることではないでしょう。ましてやこの議案でいくと、そんな僅かな人の、今までずっと新座市が頑張ってやってきた、その制度まで削らなければならないような財政状況ではないでしょう、私は思います。ぜひ皆さんがよく考えて、後を振り返ってみたら、ああ、あのとき早まったよねということがないようにしたい。  8月27日のときにも私は繰り返し言いました。執行部が予算編成できなくて、財政が大変だ、25億円も足りないと言うけれども、それはもっと時間を置いて議論する話で、どこもやっていない。新座市だけがよその市に先駆けてやっている。でも、12月になればもっとはっきりしたものがあるから、試算するのはいいけれども、これが確定した事実のように基づいて話を進めるのはやめましょうと言ったのに、市長は10月1日に非常事態宣言を出しました。今は財政の問題も市の計算は本当に間違っています。私はこの点を強調して、今急いで拙速にこういう議決をするべきではないと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立多数であります。  よって、議案第106号は委員長報告どおり原案可決されました。  暫時休憩いたします。  休憩 正  午  再開 午後 1時00分 ○議長(滝本恭雪議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続いて、議案第107号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。  15番、小野由美子議員。    〔15番(小野由美子議員)登壇〕 ◆15番(小野由美子議員) 15番、小野由美子です。議案第107号 新座市敬老祝金支給条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論いたします。  この条例は、88歳になった方に1万円と99歳以上の方に2万円をお届けし、お祝いをするものです。議会当初にお聞きしたとき、国の基準に合わせた見直しです、長寿を全うされることはよいことだが、今の財政を考えると、見直しさせていただいたとのことでした。この国の基準とは厚生労働省が昭和38年から100歳以上の高齢者に内閣総理大臣からのお祝い状と記念品が贈呈されるものだと思いますが、身近にいる新座市に貢献してきてくださった高齢者に感謝する心が伝わるのか疑問に思います。この祝金は、10年ほど前から様々な議員の方からご意見が出ているものです。委員会の中でも「廃止が検討されたが、残った事業です」とありました。そこで、今回とうとう100歳にまで後退させられようとしています。10年ほど前に77歳が88歳になり、その当時の方々がやっと頂けるお年をお迎えになられる頃に、さらに12年延びてしまいました。このようなことで本当に高齢者にも優しい新座市なのでしょうか。削減額をお聞きしましたところ、約700万円を見込んでいますとのことでした。委員会で令和3年度100歳を迎える方の人数をお伺いしたところ、38名を見込んでいますとのことでした。確かに金額だけで聞きますと大きな削減なのでしょうが、長寿をお祝いする気持ちは削減額で決めてよいものでしょうか。ずっと住み続けたい新座と掲げていますし、長寿のお祝いに700万円かけて怒る市民がどれだけいるのでしょうか。大変疑問に思います。そのことを申し上げて反対したいと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立多数であります。  よって、議案第107号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第108号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。  13番、嶋田好枝議員。    〔13番(嶋田好枝議員)登壇〕 ◆13番(嶋田好枝議員) 13番、嶋田好枝です。議案第108号 新座市重度要介護高齢者手当支給条例の一部を改正する条例について反対の立場で討論いたします。  非課税世帯に対する支給月額を8,000円から5,000円に改定するとともに、課税世帯に対する支給を廃止するという内容です。いきいき健康部長寿はつらつ課というところに行きましたら、「高齢者をささえるやさしい手〜高齢者関係サービスの御案内〜」というダイジェスト版を頂きました。それに目を通しましたが、新座市は何という高齢者に優しい市なのだろうかと改めてこれを読んで思いました。32もの事業が行われています。ところが、今回この中から幾つかの制度や事業が廃止、またはサービスの低下がなされようとしています。議案第108号の条例もその一つです。在宅介護で要介護認定が4、5に該当し、日常生活に著しい支障のある方に支給している手当を8,000円から5,000円に引き下げるなど、とんでもないことです。また、課税世帯に支給していた3,000円も廃止するということでとても納得がいきません。市の持ち出しは17万6,000円と聞いています。利用されている方は決して多くありません。大変不自由な生活をされている方々に対して手厚い援助をすることは当然のことだと思います。この条例には反対いたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕
    ○議長(滝本恭雪議員) 起立多数であります。  よって、議案第108号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第109号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」「異議あり」と言う人      あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議ありますので、起立により採決いたします。  議案第109号は委員長報告どおり原案可決することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立多数であります。  よって、議案第109号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第110号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。  16番、笠原進議員。    〔16番(笠原 進議員)登壇〕 ◆16番(笠原進議員) 16番、笠原です。老人福祉センター条例及び障がい者福祉センター条例、これを一部を改正するという中身ですけれども、具体的には老人福祉センターと第二老人福祉センターの夏の期間、7月、8月、9月ですけれども、通常それ以外は4時で終わっているわけです。だから、3時過ぎたり3時半ごろになると音楽が流れて、帰る支度をしましょうという格好で3時過ぎから慌ただしくなるのですけれども、夏の時期は4時といってもすごく暑くて、熱中症の議論のときに、そんな4時に終わって帰らなくてもいいのではないかという一般質問を私もしました。いろいろ検討した結果、夏季だけに限って1時間延長しましょうということになって、これが今実施されているわけです。この夏の1時間、5時まで利用できるのを4時にしますということが1個です。もう一個は、障がい者福祉センターの夜間利用、これはもう廃止するというふうに言っているわけです。これに伴って先ほどもう既に議決されましたけれども、福祉の里の体育館は体育館だけ利用するというわけにいかないのですよと、全体がもう夜間利用がなくなっているので、それで体育館も夜間利用をなくすのですよと執行部は答弁していましたけれども、たくさんの利用している人、障がい者の部分だけ夜間利用を禁止する、やめてしまうというのはいかにも寂しい話です。健常者も障がい者も一緒に暮らしていこうというふうに言いながら、障がい者福祉センターはお金を削るために夜間利用はやめますということはいかにも理念にもそぐわない話だと思います。財政の部分は私もう既に何回か言いましたので、同じことを繰り返しませんけれども、決して25億円も足りないという状況ではありません。閉鎖しなければならないような財政状況でも決してありません。したがって、せっかく高齢者の皆さんが、特に第二老人福祉センターは新しくなって、本当に見違えるような施設になって、みんなうれしいよねと思っているのに、5時まで使えるのに4時で帰りなさいと言われるのが何のためと言ったら、お金を減らすためよというのはいかにもおかしな話ですし、本会議でやり取りありましたけれども、熱中症対策、代わりのものを考えると言うけれども、まだ全然考えられてもいない話なので、やっぱり従来どおりやるというのが一番いいというふうに思います。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立多数であります。  よって、議案第110号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第111号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第111号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第115号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。  15番、小野由美子議員。    〔15番(小野由美子議員)登壇〕 ◆15番(小野由美子議員) 15番、小野由美子です。議案第115号 新座市難病患者支援金支給条例を廃止する条例に反対の立場で討論いたします。  この条例も平成30年に改定案が出され、所得制限が設けられ、支給金額が2万円から1万円に削減されました。その当時の議事録でも支給件数を伺ったとき、平成28年度では675件、平成29年度では650件、平成30年度は674件とのことでした。そして、今回は697件と少し増えています。所得制限が入ったのにもかかわらず件数が伸びたということはご苦労されている方が多いということだと思います。難病患者の方でも普通に暮らして働いている方は多いとおっしゃる方もいらっしゃいます。しかし、朝霞保健所に届けている方が1,200件ほどいらして、そのうち申請している方が697件だったということは半分以上の方が所得制限内の方だったということです。働いて暮らしていける方よりもご苦労をしている方が多いということです。そのような方への年に1度の支援金だと思います。難病は、はたから見ても分からないこともあります。しかし、所得制限内でしか収入が得られない方への応援の気持ちではないでしょうか。このように大切な事業も廃止してしまうことには反対いたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。  11番、富永孝子議員。    〔11番(富永孝子議員)登壇〕 ◆11番(富永孝子議員) 11番、富永孝子です。議案第115号 新座市難病患者支援金支給条例を廃止する条例に対し反対の立場で討論いたします。  まず、この削減額ですけれども、7,800万1,000円という、ぱっと見ると一見大きい額だと思われる方、この事情が分からない方は大きい額なのだねというふうにまず印象があると思いますが、この金額には本当に深い意味があると思います。これからそれをちょっと説明させていただきたいと思います。12月2日の本会議でも私質問させていただきましたが、朝霞保健所に医療費の申請者として登録している方に対して、新座市が個人情報などを理由にどんな方がいらっしゃるのかという、そういう情報の取得ができないということを伺いました。それは当然だと思いますが。であれば、この難病患者支援金というのはこの金額にとどまるでしょうか。これをもし新座市が手放してしまったら、今後難病患者の方、どこに何人ぐらいいらっしゃるのか、どこにお住まいなのか、それから今後難病の方がもし新座市に転居してこられたときに、その方にどのような支援ができるでしょうか。国は難病患者の方に対して、これからいろいろ考えていこうという動向を見せてくれていますが、その情報をどうやって個人の患者さんに伝えていくのか、それもこれから調査研究していきますというお答えがありましたが、ただいまのところ、具体的な施策があるわけでもないです。これを今廃止してしまえば、難病患者の把握ということが難しくなってしまいます。これを私はそのときも提案いたしましたけれども、廃止ではなくて、ぜひ金額を落としてでもこの難病患者がどこにいらっしゃるのか、今後転居されてきた方に対しても何か支援ができるようなシステムを残しておいていただきたいので、ぜひこの条例は廃止してはいけないと私は思います。  今回の見直しに対してですけれども、ここではこの条例に対してしか述べられないので、あれですけれども、この難病者の支援金に対しても本市独自事業全般の見直しということで、それが理由になっているそうですが、41項目挙げられた中の21項目、福祉関係の提案、削減案に対して私も一般質問の中でも伺いましたが、ほかにこの条例に関係ないので、一般質問で取り上げた部分、タクシー券や自動車改造費など、ほかの部分も障がいの当事者、それを実際に使われている方、福祉サービスやこの助成金を受けている方に対しての聞き取りや実態調査などは福祉担当課では特にほとんど行われないで、今回課の中でどれを削減するのかという話合いが当事者抜きで行われてきたということが実態としてあると思います。まず、本市独自事業ということで、県や国が既にやっているところへ上乗せ、横出しした部分に対して見直しがされたというのが、これが一律そんな感じだなと、私の感想ですけれども、それを1個だけやめるということは難しいのだなと、私は質問から自分の席に帰って、そういう感想を持ちました。難病患者だけやめるわけにはいかないというか、そういうこともありますが、この項目の中で本当に当事者がこれをなくされることで、どういう意味で困るのかということを当事者の目線に立ってというか、視線に立って考えていただきたい。本市独自事業だからということではなくて、その中でもこれは大丈夫、これはもう少し先送りしようとか、そういうことを当事者の意見を踏まえて、実態も調査していただいた上で、精査していただければよかったかなと思うのですが、そういうことも非常に残念に思っています。  ちょっとこの条例とは関係ないのですが、障がい者に対しての聞き取りということで、第6次の障がい者基本計画に対しても障がい者団体から聞き取りを行ってほしいという要望に対して、10月にその要望書を出したのですけれども、障がい者福祉課からは1月の半ばぐらいまで待ってくれというお答えをいただいたそうですが、それはもうパブリックコメントレベルな時期になってしまうので、私たちの意見はほぼ聞き取っていただけないのかなという残念な気持ちでいます。市の姿勢がここに全て今現れているのではないかなという懸念を私は抱いております。障がい者も、私も当事者ですけれども、何でもかんでもおんぶにだっこしてほしいと言っているわけではありません。私もここに1人で通ってきていますが、ほかの部分では手伝ってほしいというところもあります。なので、本当に難病の方もそうですし、障がいの当事者の方もそうです。高齢の方もそうです。一生懸命自分の持っている力を発揮して、その上でできないところを行政にお願いしたいというのが本音ではないでしょうか。こういう市民の気持ちを置き去りにした市政がこれから行われていくようでは、新座市にどんどん人が移住してきてほしい、若い人来てほしいという市長のお考えだと思いますが、これが表立って出てきたときに本当にそこに移住したいと思うのかなと。私だったらちょっと行かないかなと思います。ちょっと上手に言えませんが、私はこれをもうちょっと当事者の意見を聞いて見直されてきたものであればもう少し納得はできますが、当事者を置き去りで、これが一律で決まってきたということはとても残念なことだと思います。そういう意味で反対します。  以上です。ありがとうございました。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立多数であります。  よって、議案第115号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第116号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」「異議あり」と言う人      あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
     議案第116号は委員長報告どおり原案可決することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立多数であります。  よって、議案第116号は委員長報告どおり原案可決されました。 △議案第119号 令和2年度新座市一般会計補正予算(第9号) ○議長(滝本恭雪議員) 日程第22、議案第119号 令和2年度新座市一般会計補正予算(第9号)を議題とし、ただいまから4常任委員会委員長の報告を求めるわけでありますが、最初に総務常任委員会委員長の報告を求めます。  総務常任委員会委員長。    〔19番(島田久仁代議員)登壇〕 ◆19番(島田久仁代議員) 19番、島田久仁代です。総務常任委員会委員長報告を行います。  12月2日の本会議において、議案第119号 令和2年度新座市一般会計補正予算(第9号)、分割付託された件について、12月3日に委員会を開催し、慎重に審査しましたので、その審査内容と結果について報告します。  結論は、賛成4、反対1で、原案可決と決しました。  質疑の概要を申し上げます。  まず、予算書の10ページ、11ページ、歳入、国有提供施設等所在市町村助成交付金について。  質問。1,500万円減額の内容について教えていただきたい。  答弁。大和田通信所と陸上自衛隊朝霞訓練場が対象になるが、減額要因については、朝霞訓練場がオリンピック・パラリンピックの射撃会場になっており、これが基地としてではなく、オリンピック・パラリンピック会場として国に貸す形になっている。その面積分の金額が減っている。減額分については、固定資産税の中で国から国有資産等所在市町村交付金として入ってくる予定となっている。  同じく予算書の10ページ、11ページ、歳入の国庫補助金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について。  質問。歳入で地方創生臨時交付金について教えていただきたい。  答弁。国で第1次補正予算、第2次という形で地方創生臨時交付金が4月段階では総額1兆円、地方に交付する制度として立ち上がった。そのうち7,000億円は市独自の支援策、経済対策、感染予防策に充てる財源として交付、3,000億円は各省庁が感染予防策の補正予算を組んでいくが、その分が市の持ち出しとして出てきている。その後2次補正で2兆円が増額された。これは感染予防策だけでなく、新たな生活様式に応じたものとして、地方独自の考え方で対応していこうという形で進められてきた。大きく言うと、3兆円と言われている地方創生臨時交付金、そのうち2兆7,000億円が地方公共団体に交付されている。PCR検査については、国2分の1、1人当たり1万円の補助、最終的には3次分の臨時交付金として今後措置していく考えになっている。4月、5月の非常事態宣言を受け、休館をした公共施設等のうち、2施設は指定管理者が管理運営をしており、利用料金制を導入しているので、休館による収入減の部分について臨時交付金を活用し、補填するため計上している。  これ以降申し上げるページ数は事業別予算説明書です。まず、4ページ、5ページ、公用車管理。  質問。バス運行委託料1,177万円減額について、どういうものなのか教えていただきたい。  答弁。視察研修、保育園の遠足、学校関係の音楽会、部活動の県大会、イベント関係などがコロナの影響で中止となり、不用額となった。  8ページ、9ページ、ふるさと納税の促進。  質問。寄附と返礼品の推移について伺う。  答弁。寄附は昨年度比約5倍、返礼品の推移については今年2月に導入したお菓子が人気で、11月末現在で返礼品全体で482件のうち375件がそのお菓子となっている。返礼品の件数は、昨年度1年間で196件だったので、今年11月末現在で482件と伸びている。  8ページ、9ページ、財政調整基金、財政調整基金積立金。  質問。積立て後、基金残高20億5,980万7,000円となるが、これまでの経過と今後の見通しについて教えていただきたい。  答弁。令和2年度当初予算で23億円取り崩し、令和2年度当初は3億3,000万円であった。その後コロナ対策に充てるため、庁舎基金の4億8,000万円を取り崩し、さらに地下鉄12号線基金5億円を全部取り崩した。9月の残高は9億6,000万円程度となり、今回12月補正で国の2次分の臨時交付金9億7,000万円を入れ、積立て後基金残高20億円という状況である。今後の見通しは不透明な状況である。  10ページ、11ページ、市税過誤納金還付金。  質問。何年分の還付金なのか、当初見込みを上回った理由は。  答弁。地方税法に基づき過去5年間について過誤納があった場合、還付するということになる。5年以内の還付金である。還付金の支出は毎年差が激しく、見込みが立てづらい。今年は10月末までの法人市民税の還付が昨年度より大幅に増えている。  16ページ、17ページ、避難拠点運営管理。  質問。児童発達支援センターに設置予定をしていた資機材倉庫はどのようなものか、また設置見送りの理由は。  答弁。児童発達支援センターは、福祉避難所という位置づけになっており、市の防災備蓄倉庫ということで設置を考えていたものである。設置見送りの理由はコロナ感染拡大に伴う財政状況の悪化に伴う見直しによるものである。  質疑の概要は以上です。  採決の前に討論を行いました。  反対する委員の討論です。避難拠点運営管理、家具転倒防止器具支給が減額になっていたので、反対する。財政非常事態宣言による財政不足によりやらないということである。私たちはそんなに財政は大変にならないという立場である。行き渡っていないところもあり、なくすのは賛成できない。備蓄資機材倉庫設置工事も必要だと思う。災害はいつ起こるか分からないので、削減しないでほしかった。  賛成する委員の討論です。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、事業の中止、休止、見直し等による減額事業があった。その中、ふるさと納税の寄附増加に伴い、返礼品が当初の見込みを上回るなど、シティプロモーションの取組成果と評価をする。  討論を終結した後、採決を行いました。  結論は冒頭申し上げましたとおり、賛成4、反対1で、原案可決すべきものと決しました。  以上、議長より求められた総務常任委員会の委員長報告を終わります。 ○議長(滝本恭雪議員) 続いて、文教生活常任委員会委員長の報告を求めます。  文教生活常任委員会委員長。    〔12番(石島陽子議員)登壇〕 ◆12番(石島陽子議員) 12番、石島です。議案第119号 令和2年度新座市一般会計補正予算(第9号)について、文教生活常任委員会に付託された部分についての審査の様子、結論を報告します。  結論は、全会一致で原案可決となりました。  執行部の説明後、質疑を行いました。  質問。事業別予算説明書12ページ、13ページの出張所施設整備について工期、工事の規模、どれくらいのものになるのか。  答弁。予算計上させていただいている工事につきましては、中身としては建築工事と電気工事、給排水工事と3つの工事を分割して発注させていただきます。このうち建築工事は、工期は1月4日から3月1日までを想定しております。工事の内容ですが、東北コミュニティセンター内にあるボランティアビューローという部屋、それから和室がございます。こちらの間仕切りを取ったり、基本的には室内での工事に限定されますので、施設運営しながらの工事になります。休館日が1月18日と2月1日に設定されておりますので、大きな音が出る工事、解体を伴う部分につきましては、休館日を利用しての工事を想定しております。それ以外の部分も施設内を養生して、かつお客様の動線の邪魔にならない範囲で実施を検討しております。  別の方です。44ページ、45ページです。すこやか広場の運営管理、2か所が廃止ということです。栄四丁目のすこやか広場は、毎年さんま祭りですとか新年会等の餅つき大会などで利用されていたわけですが、今後コロナが終息して、このような場所がなくなると、イベント関係ができなくなってくるのかと考えるわけですが、休館によって地元の会長なり、ご了解をいただいてのことだとは思うのですが、地元で自主運営をされるといった声は出ていないのか。  答弁。あたご、菅沢、栄、それぞれの商店会で自主運営を検討していただいているところです。商店会とそれぞれの大家が合意できる条件が整えば、商店会が直接土地、建物を賃借し、商店会の施設としてご活用いただくということになっております。特に栄四丁目商店会については、大家と会長が直接交渉して、比較的うまくいっていると聞いておりますので、市としても必要な支援は行ってまいりたいと考えております。  別の方です。56ページ、57ページ、ギャラリーの整備ですが、実際に市民が使用できるのはいつからなのか。  答弁。整備のスケジュールとしては、3月中に工事を完了したいということで、4月に入り、ほっとぷらざの運用が終了した際に照明器具等の備品を移動します。設置期間もございますので、おおむね6月には使用開始したいという目標を持っております。運用要領等の所定の整備をするとともに、2月号広報で詳細はご説明をしたいと考えております。  質問。第二庁舎の1階の会議室を改修するということで、これまで会議室という形で利用されていたわけですが、期日前投票所にもなっておりましたし、その辺の使い勝手の部分についてどのようにお考えになっているのか。  答弁。第二庁舎の1階会議室は、選挙の際には期日前投票を含めて投票所ということになっております。ほっとぷらざのギャラリーの代替施設ですので、教育委員会で管理するに当たって、ギャラリーを最優先といたします。ただし、選挙に関しては、そこを最優先とさせていただくので、場合によっては直前にキャンセルをお願いせざるを得ないというような条件を付して、ギャラリーで提供するということです。また、1か月前くらいになっても利用がない際には庁内での会議室等での提供も検討しているところです。  以上のような質疑の後、結論を出しました。  先ほど申しましたように、結論は全会一致で原案可決です。  討論を紹介します。賛成の方です。来年3月末でほっとぷらざが閉館することに伴って様々な予算が計上されました。オープンされた2002年はちょうど私が議員となって3年目で、あのころ本当に議会の中でもいろんな議論がされていたことが思い出されます。なくなる一抹の寂しさはありますが、時代の流れとともに新たな取組に期待をするところです。  東北出張所の移転に伴う東北コミュニティセンターの改修工事、また第二庁舎1階会議室を市民ギャラリーに改修と、どれも市民の方にとって重要な事業内容ですので、着実に予算が執行されますよう要望いたします。  合葬墓では、少子高齢化などの影響で後継者がいないという理由で墓じまい、改葬してお墓や遺骨の整理をする人が増えて、市民の方からの合葬墓の需要は高まっております。コロナの影響による見直しとなっておりますが、優先度を高くしていただいて、施設整備をなるべく早めに、早期に進めていただきたいと要望します。  また、文化財調査については、国の天然記念物でもある平林寺の境内林の害虫対策について早期に解決されることを願って賛成といたします。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 続いて、厚生常任委員会委員長の報告を求めます。  厚生常任委員会委員長。    〔14番( 実樹議員)登壇〕 ◆14番(実樹議員) 14番、実樹です。議案第119号 令和2年度新座市一般会計補正予算(第9号)、厚生常任委員会に分割付託された部分についての審査内容と審査結果を報告します。  執行部の説明の後、質疑がありました。  事業別予算説明書からです。質問。22ページ、23ページ、老人福祉センターのバスの運行委託料、次年度は再開していただけるのか。老人福祉センターは再開しているのに、何でバスをなくしてしまったのか。  答弁。まず、来年度再開するのかは今予算編成中なので、お答えできません。中止にした理由は、老人福祉センターの団体利用というのが主に老人クラブの方たちを地域から老人福祉センターまで送迎する形でバスの運行をしていました。今年度は老人クラブが会合するときには会食を伴うようなケースが多い状況を鑑み、団体利用は中止させていただこうという決断をし、バスの運行委託も取りやめました。  質問。22ページ、老人福祉センター費。高齢者の皆様、集まること自体が生きがいみたいな方もたくさんおりますので、例えば会食はしないということを前提として、状況を見ながら段階的な緩和みたいなのも考えていただきたい。それに伴い、やっぱりバスも必要だと思うので、今後社会情勢を見ながら柔軟に対応していっていただきたい。財政上の問題でバスはやめますみたいな結論になってしまうのが非常に心配です。何とかコロナの終息を見ながら、団体利用の段階的な復活、バスの利用についても柔軟に対応していただきたいが、どうか。  答弁。財政面の問題もあり、今予算編成中で検討している段階です。コロナの感染対策として団体利用を中止し、段階的に緩和をしてご利用いただいています。また、大きく感染が広がっておりますので、改めて利用の在り方も考え直さなければいけないのかなというところに来ています。老人福祉センターの利用方法については、段階的に緩和していったりという対応は可能かと思いますが、バスの運行については予算も伴うものですので、財政と調整しながら可能な限り柔軟に対応できるように考えてはいきたいと思います。  質問。26ページ、地域子育て支援拠点の運営。公募型の地域子育て支援拠点事業というのはどういうことか。また、公募を見送るとあるが、新規について考えているのか。  答弁。地域子育て支援拠点については、新たに保育園を新設する社会福祉法人にお願いして、保育園内に設置してきました。市の北部、東北、東辺りが地域子育て支援拠点が不足しているという現状を把握しています。駅に近いということで、保育園が新たに設置できるのかというとかなり厳しい。また、仮に話があったとしても保育園以外の拠点を設置していただけるというのは難しいので、場所の選定も全て含め公募型でプロポーザルを行い、一番いい条件を示していただいたところに委託をすることを本年度予算で措置したものです。今回市の財政状況を勘案し、事業を見送ることにしました。ただ、市の北部での不足は状況は変わっておらず、苦渋の選択でした。財政好転時には改めて同様の取組について当然検討していきたいと考えている。  質問。26ページ、子育て支援対策費。コロナの影響で研修会が中止となったとあるが、どのような研修で、どういう方が参加されているのか、今後の予定は。  答弁。昨年度実績で、ほかの自治体の子ども家庭支援センターの所長やNPO法人の代表をお招きし、子育て全般に関して知見を広めていただくような内容を、対象としては地域子育て支援拠点で従事している方も集めて研修会を開催しています。令和2年度については見送りをさせていただきますが、コロナの状況や財政の状況を見極めながら、必要な事業と考えているので、実施について柔軟に考えて検討していきたいと思っています。  質問。37ページ、保健総務費のAED、段階的に廃止ということで、詳しい内容は。コンビニ設置について設置した期間、全部のコンビニにそういう措置を取るのか。  答弁。コンビニ設置のAED47台分なのですが、これが令和2年9月末で5年間の契約が終了するというところで、令和2年10月から半年間のリース契約というふうに変更しました。大体AEDは5年間の契約をしており、終了期間はそれぞれ集会所とか違ってきますので、今回コンビニは9月末というような年度途中という設置だったのですが、大体3月末とかで5年間終了し、4月からまた5年が始まるというふうに終了していくもので、今後もそれを継続していく形になります。  質問。36ページ、予防接種。当初の見込みを上回った要因は、またコロナの影響はあるのか。  答弁。増額した一番の理由としては、東京都とかのかかりつけ医でも実施できるように利便性を図ったところで、お子さんの予防接種が回数も多くて、値段も高いので、一番の理由はそこが増えたというところがあります。あと確かに高齢者のインフルエンザも途中で入ってきたので、助成金の接種件数が増えて増額したというところです。  質問。34ページ、生活保護の介護扶助が増えたというのは、新型コロナ感染症の影響で何か変化があったのか。その他の違う補助費について、何か新型コロナ感染症の影響があるのか。  答弁。新型コロナの影響ではなく、例年生活保護世帯の方でも高齢化の割合が増えていることにより介護扶助費のほうが想定よりも増えてきているということです。感染症の影響というものは見て取れていないところです。それ以外の扶助費のところでは、医療扶助費において、一部想定よりも支出が少ない状況になっています。これは全国的な問題であると思うのですが、医療受診控えというのですが、特に4月、5月、6月頃の非常事態宣言下において医療機関への受診控えというものが起きたという影響があり、前年の支出状況に比べると、かなり支出が減っているというところが見て取れます。現在は、また例年どおりぐらいに戻ってきているという状況です。  質問。20ページ、後期高齢者医療費。後期高齢者医療費電算事務委託料、全て一般財源になっているのですが、国民健康保険は10分の10、国から来る予定というふうに伺ったのだが、どうなっているのか。  答弁。補正予算の段階では、まだ国庫補助の詳細が届いておりませんで、全て一般財源として計上しておりますが、その後国庫補助の内示が出て、20%程度の補助ということで今来ています。次の補正予算の段階で歳入として計上させていただくことになろうかと思います。  質問。20ページ、後期高齢者医療費。補助が20%というのは少なくないのか。  答弁。確かに補助率20%というのは、この通知を受けたとき、少ないなというのは正直思いました。通常3分の1とか3分の2、2分の1とかいう補助がつくものではないかと想像していました。何で20%かと想像するには、国の予算の範囲の中で、全国に配分したのかなということは想像しますが、国制度の改定などで必要となるシステム改修については、国庫補助をしっかりつけていただきたいということは、改めてまた機会を捉えて埼玉県の広域連合、あるいは国へ要望していきたいと考えています。  質問。30ページ、市立保育園運営管理費のところ、県支出金が350万円で、消耗品費、児童運営費で地域子ども・子育て支援、感染症対策で5,161万円が計上されているが、大変大きな金額なので、詳しく教えてください。  答弁。市立保育園運営管理費の消耗品費として計上している350万円、公立保育園6園に対する県から10分の10、全額補助が出るものです。1施設当たり50万円を上限として補助金対象です。栄保育園のみ一時預かりという事業をやっているので、1施設としてカウントし、50万円掛ける7施設分ということで350万円計上です。地域子ども・子育て支援の中にある補助金は、市内の法人の保育園29園、また小規模保育事業所25園、さらに認定こども園1園、また認可外の保育施設14施設が対象になっており、これらの施設の中でそれぞれ、まずは施設分として50万円、また公立保育園と同様に一時預かりをやっている施設についてはさらに50万円、延長保育事業の延長保育分として50万円というような形で、かなりの金額が各保育施設に補助として支払われるという形になっています。結果的に5,161万円という大きな金額です。この使い道は、消毒用のアルコール、マスク、食事の際にちょっと距離を取って食事するためにテーブルを買ったり、非接触型の体温計を購入するとか、いろいろ各施設によって必要なものを購入しているという状況です。  質問。38ページ、母子保健費の中の母子保健教室、母子保健、また母子支援ということで、今後どのような形で再開できるのか。  答弁。今年度は、育児学級は8月から再開しておりますし、パパママ学級も11月から再開しています。定員は少なくさせていただいたり、調理実習は密になるので、それはやめて、離乳食をあらかじめ作っておいて、いろんなお子さんが大きくなるにつれ、このような形になっていくという感じで提示をさせていただき、工夫しています。消毒や換気は徹底してやらせていただいています。令和3年度も同様に実施する予定です。  以上のような質疑の後、結論を出しました。  全会一致で原案可決です。  討論がありました。感染症対策のPCR検査の一般財源の予算がついたということで大変いいことだと思います。賛成します。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 続いて、建設常任委員会委員長の報告を求めます。  建設常任委員会委員長。    〔2番(鈴木秀一議員)登壇〕 ◆2番(鈴木秀一議員) 2番、鈴木秀一議員です。議案第119号 令和2年度新座市一般会計補正予算(第9号)、建設常任委員会に付託され部分の審査内容を報告いたします。  結論は、全会一致で原案可決です。  執行部の説明の後、質疑がありました。
     ページ数は事業別予算説明書です。質問。50ページ、51ページ、公園管理で600万円の減額の剪定の委託料、オリンピックとの関係等が分かるよう伺いたい。  答弁。聖火リレーのために大型車両が入ってくるということで、組織委員会のほうから依頼があり、剪定費用を令和2年度の予算に組み込んでいましたが、オリンピック・パラリンピックの延期に伴って執行する必要がなくなったということで今回減額となりました。  質問。52ページ、53ページ、みどりのボランティア活動の備品購入費でチッパーの購入を見送ったということだが、現在チッパーをお持ちで、買換えのために当初考えていた予算なのか。また、これを購入しないことによって生まれる不利益はあるのか。  答弁。買換えです。購入をしないことに伴っての不利益は、チッパーというものは枝を粉砕してチップ状にして園路の整備をするためにまくものですが、その作業がボランティア活動でやっていただいている部分で、ボランティアでやっていただいている方の仕事量が縮小される、そのことが不利益の部分です。  質問。同じく52ページ、53ページ、チッパーの購入費のところで早期に、また購入をしっかり検討して、そういうボランティアの方が何で買ってくれないのかとならないように、ぜひ手を尽くしていただきたいと思うが、買い換えようとするものが大きくなったり、高性能になったりということなのか、考えをお聞きしたい。  答弁。故障での買換えです。この必要性については十分認識しておりますが、財政部局とも何度か調整をしたわけなのですが、また購入を試みまして、入札までかけようという準備までしたわけですが、この財政状況の中でそういう備品購入費については控えていただきたいということで、全庁的なものではございますが、今回については泣く泣く見送りということになりました。  このような質疑の後、結論を出しました。  結論は、先ほども言いましたように全会一致で原案可決です。  意見はありませんでした。  議案第119号の報告は以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 暫時休憩いたします。  休憩 午後 1時54分  再開 午後 2時10分 ○議長(滝本恭雪議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  以上で、4常任委員会委員長の報告が終わりましたが、議案第119号全般について質疑願います。  質疑をする際には所管の委員長名及びページ数をお願いいたします。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。  17番、小野大輔議員。    〔17番(小野大輔議員)登壇〕 ◆17番(小野大輔議員) 議案第119号 令和2年度新座市一般会計補正予算(第9号)、反対の立場で討論いたします。  まず、評価する点です。事業別予算説明書38ページ、39ページ、新型コロナウイルス感染防止のため、PCR検査等委託料が計上されました。65歳以上である市民もしくは基礎疾患がある市民の検査費用を負担するということでした。市長にも要望をいたしました。そして、一般質問でも何度も取り上げました。頑張っていただいたと思います。評価をいたします。しかし、埼玉県内でクラスターが何件も発生しております。医療、介護、福祉などの施設で社会的検査をなるべく早期に実施できるように要望いたします。  反対の理由は2点です。事業別予算説明書、16ページ、17ページ、災害対策費です。1つは、児童発達支援センターに予定していた防災備蓄資機材倉庫の設置を見送るという点です。委員会の質疑の中で、財政非常事態宣言の中での削減ということでした。災害はいつ起こるか分かりません。減額するべきではないという考えです。  2つ目は、同ページの家具転倒防止器具支給についてです。市の要綱を読みますと、地震のときにおける被害を最小限にとどめるため、市内に住所を有する高齢者、または障がい者の属する世帯に対して予算の範囲内において、家具転倒防止器具等の給付または取付けのための支援を行うとあります。本当によい制度だと思います。これからも必要な制度だと考えます。家具転倒防止器具支給事業は廃止すべきではありません。維持継続すべきです。  以上、2つの理由で反対です。 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。  4番、佐藤重忠議員。    〔4番(佐藤重忠議員)登壇〕 ◆4番(佐藤重忠議員) 4番、佐藤重忠です。議案第119号 令和2年度新座市一般会計補正予算(第9号)について、原案に賛成の立場から討論いたします。  財政非常事態宣言発出という未曽有の状況の中、今回の補正予算ではやむなく歳出を削減する一方で、必要なところには必要な予算を何とか確保し、市民生活への配慮が一定なされていることを評価するものです。補正予算の計上額は10億5,164万円の追加補正、一般会計歳入歳出の総額は732億3,672万4,000円となります。  以下、具体的な内容について幾つか申し上げます。新型コロナウイルス感染対策事業に係る消耗品等購入費補助として、保育園や放課後児童保育室、地域子ども・子育て支援センターなどに充てられております財源は県補助金が全額充当されており、こちらは大変にありがたいことだと思っております。  にいざほっとぷらざの閉館に伴い、施設内にある東北出張所を近隣の東北コミュニティセンターに移転するための改修工事費用や、市民ギャラリーを市役所第二庁舎1階に整備するための費用が計上されております。今後の市民活動に必要な費用を早急に計上したことを評価いたします。  高齢者や基礎疾患をお持ちの方を対象としたPCR検査に助成するための費用1,200万円ですが、高額な検査費用を理由に検査を受けることができなかった方には大変に朗報です。600人分の検査に対して2万円費用を助成するとの内容ですが、希望者が殺到する可能性があります。実施していただく新座志木中央総合病院様、また堀ノ内病院様が混乱されることのないように市としてしっかりと工夫していただくよう強く要望をするものです。また、家庭学習にインターネット環境がないご家庭に対し、貸出し用のモバイルWi−Fiルーターを購入する予算が計上されております。高く評価をするものですが、運用に際しては各学校に均等に配置するのではなく、地域の実態に合わせて配置数を判断すべきと考えます。  なお、消防団の皆様がその雄姿を存分にご披露いただける連合点検や出初め式、高齢者の健康寿命を延ばし、医療、介護にかかる費用を減らしたり、相互に見守りができる高齢者いきいき広場、商店街の休憩スペースであり、地域の方の作品発表の場でもあるすこやか広場、多くの市民の皆様より早期建設のお声が強く寄せられている新座市営墓園の合葬墓設計費などなど、新型コロナウイルス感染拡大に伴う事業の実施や休止によって減額された事業費がたくさん計上されております。やむを得ないものではありますが、コロナ禍克服と財政再建を実現して、早期の実施に向けた検討を要望するものです。  最後に、補正予算の収支差金、財政調整基金に積み立てており、積立て後の財政調整基金の残額は20億5,980万7,000円となりますが、コロナ禍による歳入の減少及び本市の財政状況を勘案すると、依然としてかなり不足している状態であると考えます。そのような中で、例えば相続発生に伴う借地の買取り要望が発生した場合など、急ぎの対応を迫られる場合に備えるためにも財政調整基金の積み増しの必要性についてよくよく考えなければならないと改めて思いました。  以上、引き続き厳しい財政状況での予算編成となり、本当にご苦労も多いかと思いますが、市民の皆様にご理解とご協力をいただけるよう粘り強い説明と財政再建に向けた市政運営をしっかり行っていただくことをお願いいたしまして、補正予算の賛成討論といたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  4常任委員会委員長の報告は原案可決であります。  委員長報告に賛成する方の起立を求めます。    〔起立多数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立多数であります。  よって、議案第119号は4常任委員会委員長報告どおり原案可決されました。 △議案第120号 令和2年度新座市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)  議案第121号 令和2年度新座市介護保険事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(滝本恭雪議員) 日程第23、議案第120号 令和2年度新座市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)及び日程第24、議案第121号 令和2年度新座市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を一括議題とし、厚生常任委員会委員長の報告を求めます。  厚生常任委員会委員長。    〔14番( 実樹議員)登壇〕 ◆14番(実樹議員) 14番、実樹です。議案第120号 令和2年度新座市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についての審査内容と結果をご報告します。  執行部の説明の後、結論を出しました。  質疑はありませんでした。  結論は、全会一致で原案可決です。  討論もありませんでした。  続きまして、議案第121号 令和2年度新座市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について審査内容と結果を報告します。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。事業別予算説明書の2ページ、地域包括支援システム委託、新座団地内に設置された地域包括支援センターの周知というのはどのように行うのか。  答弁。市の広報で移設がありますということをお知らせしました。3月直前にも重ねてお知らせをします。あわせて、受託の事業者のほうからも近隣の方だとか、そういう方への周知と引継ぎがありますので、現在の利用者の方には新旧の受託者がそろって個別に回ったりということでご挨拶もしますので、その辺で周知は徹底していきます。  質問。6ページ、認知症の総合支援事業、今年はコロナウイルスの関係で認知症カフェの開催が中止になり、代わりに電話窓口を設置したというのですが、何人ぐらいで対応し、全ての認知症のカフェのところでできたのか。かかってきた件数は。今現在でも電話窓口は行っているのか。認知症カフェを再開する予定があるのか。また、委託料を1か月1万円から5,000円にしたということですが、その内容は。  答弁。認知症カフェは4か所で実施しておりましたが、電話対応はそのうち3か所で実施しています。カフェも実際月に1回開催しておりましたが、電話相談の窓口も月に1回で開催しています。電話対応になりますので、1人が対応しているという形です。相談日については広報で周知をしているのと工夫もされていて、待っているだけではなく、こちらから既に利用したことがある方にお電話を差し上げたりというやり方も取り組んでいただいています。件数としては、特にカフェのときのように多くはないのですが、お声をかけてお話を伺うなどの取組で徐々に増えてはいるところです。金額の変更については、今まではカフェが1回が1万円でしたが、電話になりまして、人件費だけの5,000円となっています。今後はこのまま電話での対応を想定しています。  以上の質疑の後、結論を出しました。  全会一致で原案可決です。  討論を紹介します。このコロナ禍で高齢者相談センターの委託や認知症相談窓口などを開設していただいて、大変よいと思います。こういう事業を応援してほしいと思いますので、賛成します。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 委員長、委員長席へご移動お願いいたします。  委員長の報告が終わりましたので、議案第120号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  委員長、自席へお戻り願います。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。  報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第120号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第121号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。
     委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第121号は委員長報告どおり原案可決されました。 △議案第122号 令和2年度新座都市計画事業新座北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)〜議案第125号 令和2年度新座市公共下水道事業会計補正予算(第1号) ○議長(滝本恭雪議員) 日程第25、議案第122号 令和2年度新座都市計画事業新座北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)から日程第28、議案第125号 令和2年度新座市公共下水道事業会計補正予算(第1号)までを一括議題とし、建設常任委員会委員長の報告を求めます。  建設常任委員会委員長。    〔2番(鈴木秀一議員)登壇〕 ◆2番(鈴木秀一議員) 2番、鈴木秀一です。議案第122号 令和2年度新座都市計画事業新座北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について審査内容を報告いたします。  結論は、全会一致で原案可決です。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。歳出の2ページ、3ページ、今回の土地区画整理事業は事業費のほうで約3億1,000万円減額だが、これで今年度の事業として見送ったと、しかし先送りで来年度の事業にそのまま残っていくと、来年度もともとの予定にそれをプラスしていくことになるが、当然今の状況からいえばそうはならないと思う。これに関わって今年度と来年度の関係について伺いたい。  答弁。事業費ですが、今年度は財政状況がこの状況ですので、事業費の削減ということで委託料と工事請負費、補償費ということで3億円削減させていただいていますが、都市計画道路2路線と駅前広場、これに準ずる準幹線道路10.5―1号線、10.5―2号線について整備しまして、そのほかの区画道路についても地区を均等に整備する形で事業をやってきました。一応都市計画道路の2路線、新座駅北口通線と大和田通線の2路線を先に整備し、駅前広場を先に造り上げることが一番費用対効果があるということで考えています。まず、この2路線の整備は止めてはいけないという考えの下に、かといって補償とかは玉突き移転で1棟1棟やっていかないと進まない事業でありますので、用地買収とは違いまして、建物1棟を先送りしてしまいますと、その後に続く玉突き移転も全て遅れてしまうということになりまして、何年も先になってしまうので、この都市計画道路に係る整備について、玉突き移転だけは1年に1戸でもやっていくという考えの下に都市計画道路2路線に係る部分について粛々と予算計上させていただいて進めていこうという考えの下でやっています。また、大和田小学校の門の関係で、区画道路6―37号線につきましては、道路も工事を着手して半分まで、門の手前まで行っていますので、そこについては学校の皆さんであったり、児童の皆さんに迷惑がかかるということで、途中まで進めていくということから、こちらの道路の工事につきましては止められないということで、来年度もそちらのほうにつきましては、予算計上した上で早めの整備が終わるよう考えております。  質問。次年度の一般会計からの繰入金はどれぐらいと考えているのか。  答弁。今の段階での試算ですが、来年度につきましては2億円から2億4,000万円の予定をしています。  質問。北口の駅前広場の完成時期はどれぐらいと想定しているのか。  答弁。計画を6年間延伸させていただき、令和9年度までと期間の延伸をしていますが、予定としては令和4年度、令和5年度、令和6年度、令和7年度で大和田通線を完成し、令和9年度に新座駅北口通線と駅前広場を一斉に整備するという計画変更をさせていただいています。  質問。計画が遅れる中、生産緑地の相談、今まで生産緑地をしていたけれども、来年度道路がぶつかるのであれば、生産緑地は要らないので、活用しようかとの相談があるのか確認したい。  答弁。直接生産緑地を所有されている方で、そちらの土地がいつぐらいに使えるようになるかというお話は来ていませんが、道路がどのぐらいになるかという問合せは結構来ています。都市計画道路を優先的に整備するような形になっており、今のところはちょっと見通しが立ちませんとお答えしています。  質問。区画整理の中で最終的に保留地が出てくると思うが、その保留地を先に売却するという考え方で通線を考えていくということはできないか伺う。  答弁。一般保留地については、その保留地に面する道路の築造工事が終わってから順次売り出していく予定です。今のところ一般保留地で売れるような道路築造まで完了しているところがありませんので、予定はありません。  質問。工事を2億円減額していくということだが、これは通常やっていたのを100%で進んでいくと考えると、この2億円減によって通常より何%ぐらいの進捗率になるのか伺う。  答弁。令和2年度の建物移転補償の予定件数ですが、19件を予定しておりました。そのうち4件を今回削減となると、トータルで15件しか執行できません。それを割合で計算し、進捗率は78%がマックスとなります。  以上のような質疑があり、結論は全会一致で原案可決です。  意見はありませんでした。  議案第122号の報告は以上です。  続きまして、議案第123号 令和2年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、審査内容と結論を報告いたします。  結論は、全会一致で原案可決です。  執行部の説明の後、質疑がありました。  質問。補正予算の10ページ、11ページ、事業費が今回7,589万1,000円減額し、保留地処分金を1億円減らすことになっていますが、新たに借金を3,200万円つくるという保留地処分金が結構残って、事業が終わっても残る可能性が高いという話がありましたが、減らさず借金を増やすというのは何か違和感があります。何の制約もないのであれば、当然保留地処分金を減らすよりは一般財源や起債は減らしたいというのが市の立場だと思うが、確認したい。  答弁。総事業費のうち、実は多くは保留地処分金が占めています。50%を超えています。起債については35%ぐらいが起債です。一般財源は、実は13%ぐらいです。今回1年先送りさせていただくわけですが、実は先送りすることで一般財源がたくさん減るかというと、実は財源更正で保留地処分金が圧倒的に多いので、仮に1億円減らしたとしても一般財源は13%ですから、1,300万円ぐらいの減額にしかなりません。今回1年延ばすということを考えたかというと、やはり一般財源の支出を減らそうという観点で考えました。1年延ばすことによって、総事業費は当然人件費など増えますが、この事業は分割で保留地を買って、分割で納めていただいている方というのも結構いらっしゃいますので、事業が例えば令和3年度だったものを令和4年度、令和4年度だったものを令和5年度にすれば、その分保留地処分金が入ってくるわけです。なので、1年延ばすことによって単年度の事業の支出を少し減らすことができます。減らすことにより分割で入ってくる保留地処分金を充てて、それで一般財源を極力減らすということで補正予算は考えました。では具体的にどうなるのか。今年度に関してはほぼ人件費の部分が減っていますが、来年度は、現時点では令和3年度について、一般財源は2,400万円ぐらいです。大きいですが、全体事業費が約3億円、そのうちの2,400万円です。この2,400万円は法的に一般財源を充てなければ、無理なところ、それは起債の裏負担です。つまり道路を一部先送りしましたが、先送りした分の費用の起債は90%つくので、残り10%の部分、ここは実は保留地処分金を充てられないので、一般財源を入れるしかありません。そのお金が約2,400万円で、今現時点で考えています。また、令和4年度は工事はなく、換地処分、地権者の皆さんの登記をするための事務作業等です。ただ、工事がないので、一般財源は充てなくても成り立ちます。保留地処分金があれば成り立つので、実は令和4年度は先送りしたプラス1年の部分は一般財源はゼロと考えています。総合的に見ると、前回2月28日ですが、全員協議会でお配りしたものよりも一般財源はさらに4,000万円ぐらいは減らせるような計画になっています。そういう少しでも減らしたいという観点から先延ばししようということで考えたのが実は今回のものです。  質問。今回の7,589万円の事業費が減るのに対し、保留地処分金は1億円減るわけです。逆に起債を3,200万円増やすという話ですが、保留地処分金は結構残りそうだというのは、あくまでもこの後の分割で払ってくるから、その時点で残るのであり、現時点では残るお金はそんなにないと。だから1億円ぐらい減らさないと次に支障が出てきてしまうということなのか確認させてください。  答弁。今現在残高が、基金が残るかというともう残らない状態です。来年度分割で入ってくるものをまた資金にして事業を回すという、もう貯金がない状態が今の状態であります。  質問。貯水池が完成したと思うが、上を多目的グラウンドにしようという計画であるが、現在の状態で貸出しするということは可能なのか確認したい。  答弁。今年度当初は、運動場を教育委員会で造るという計画だったので、私たちも教育委員会にいつでも渡せる状態まではできています。ただ、貸し出すとなると、私たちが貸すということではなく、例えば団体につながりのある教育委員会に受付をしてもらって貸し出すという場所を提供することはできる状況にあります。  以上のような質疑があり、結論は全会一致で原案可決です。  意見はありませんでした。  以上で、議案第123号の報告は終わります。  続きまして、議案第124号 令和2年度新座市水道事業会計補正予算(第2号)についての報告をいたします。  結論は、全会一致で原案可決です。  執行部の説明の後、質疑に入りました。  質疑はありませんでした。  意見もありませんでした。  以上で、議案第124号の報告を終わります。  続きまして、議案第125号 令和2年度新座市公共下水道事業会計補正予算(第1号)についての報告をいたします。  結論は、全会一致で原案可決です。  執行部の説明の後、質疑に入りました。  質疑はありませんでした。  意見もありませんでした。  以上で、議案第125号の報告を終わります。 ○議長(滝本恭雪議員) 委員長、委員長席へ移動願います。  委員長の報告が終わりましたので、議案第122号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  委員長、自席へお戻り願います。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第122号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第123号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第123号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第124号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第124号は委員長報告どおり原案可決されました。  続いて、議案第125号に対しまして質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕
    ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第125号は委員長報告どおり原案可決されました。 △議案第126号 工事請負契約の変更について〔(仮称)大和田・坂之下橋整備(下部工)・周辺道路築造工事〕〜議案第130号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて〔森田輝雄氏〕 ○議長(滝本恭雪議員) 日程第29、議案第126号 工事請負契約の変更について〔(仮称)大和田・坂之下橋整備(下部工)・周辺道路築造工事〕から日程第33、議案第130号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて〔森田輝雄氏〕までを一括議題といたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております議案は委員会の付託を省略することに決しました。  議案第126号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  議案第126号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第126号は原案のとおり可決することに決しました。  続いて、議案第127号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。  質疑ありませんか。  1番、白井忠雄議員。    〔1番(白井忠雄議員)登壇〕 ◆1番(白井忠雄議員) 1番、白井忠雄です。議案第127号 財産の取得について3点お聞きをしたいと思います。  GIGAスクール構想に向けて、その環境が整うものと期待をしております。今回2,531台の購入をすることによりまして、市としてトータル何台になったのか確認をさせてください。  そして、また事業概要のほうには可動式コンピュータ機器の導入及び校内通信設備との接続を行うものというふうにありますけれども、この予算というのはどこまでの範囲になっているのでしょうか。消耗品等も含めての予算なのかどうかを確認させてください。  最後3点目ですけれども、この購入によりまして、今後この管理、各学校ごとになるのかなというふうに思いますが、今後修理費用ですとか消耗品等の予算についてどのようになっていくのか、保護者負担にならないような配慮をぜひ考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(滝本恭雪議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) それでは、3点ご質問いただきましたので、順次お答えを申し上げます。  まず、トータルで何台のパソコンが配備されたのかということでございますが、今回購入いたしますと、合計で1万3,088台のパソコンが小・中学校に配備された状況となりまして、この数につきましては、令和2年5月1日時点での市内の児童・生徒数の数と合致をしております。この中には、パソコンルームのノートパソコン920台、また先行導入しております中学校のウィンドウズ型式のタブレット60台が含まれた数でございますので、今後はクロームブックパソコンを全児童分配備できる状況になるか、財政当局とも協議しながら教育委員会としては進めていきたいというふうに考えてございます。いずれにいたしましてもGIGAスクール構想で定められております1人1台体制については、こちらで取りあえずは充足をしたということでございます。  続きまして、今回の購入の範囲が附属品等、どこまでの範囲なのかということでございますが、今回購入したパソコンにつきましては、本体といたしましてはキーボードとタッチディスプレー、またカメラ、またマイクやスピーカーが内蔵されたものでございます。また、外部の附属品といたしましては電源ケーブルが附属しております。これらの内容につきましては、文部科学省が提示しております標準仕様書の内容を満たしたものでございます。市で当初導入いたしましたパソコンにはタッチペンが附属していたわけなのですが、それについては、今回は附属してございません。これにつきましては、文部科学省が示す補助金で導入をした部分から文部科学省が示した標準仕様書につきましては、タッチペンは必須とされていない標準仕様書となっております。これは、文部科学省が価格を低く設定するため、1人1台体制を広く導入するために価格を極力低く設定したということかと思いますが、そうした文部科学省の示す標準仕様書にはタッチペンが必須とされておりませんことから、現在導入しているクロームブックパソコンにつきましてはタッチペンを導入していないということでございます。これにつきましては費用が非常に、今導入しているタッチペンが附属していないクロームブックパソコンに対応するタッチペンが数が少なくて、試算したところ1本当たり2,000円ぐらいの経費がかかるということで、なかなか全台にこれを導入するとなるとかなりの費用がかかりますので、こちらについてはどのように対応していくのかは検討はしていきたいと思いますが、直ちに全台についてタッチペンを導入するというのはなかなか難しい状況かなというふうに考えてございます。  また、今後の管理状況につきましてですが、修理等が発生した場合には基本的には市のほうで補償をさせていただきます。1年間の物損補償を契約しておりますので、故意の破損でない限り1年間は無償での交換が可能となっております。  また、保護者負担ということでございますが、現在のところ特に保護者負担を求める考えはございません。故意に壊したりとかそういったことについては他の備品同様、保護者の方に負担を求める場合もあるかと思いますが、通常の使用に伴う消耗、または故障等については、市のほうで対応させていただきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○議長(滝本恭雪議員) 1番、白井忠雄議員。 ◆1番(白井忠雄議員) ありがとうございます。よく分かりました。  最後に確認をしたいのは、やはりタッチペンです。クロームブックの場合、従来のパソコンとかタブレットと違いまして、やはりタッチペンを使うことによって様々な機能を生かせるという部分があるのかなというふうに思うのですけれども、その意味では同じクロームブックでもタッチペンがついているものとついていないものが生じてしまうのはいかがかなという気もします。2,000円という単価も示されまして、これ2,531台ということで大変な金額にはなるかと思うのですけれども、ただこれずっと将来にわたって今後使っていくものであるというふうに思いますので、この辺については予算措置については十分検討していただきたいと思います。その点改めて確認させてください。 ○議長(滝本恭雪議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 附属品のタッチペンについてですが、タッチペンが附属しておりますのは市費で本年4月に単独で導入した各校40台のタブレット型のパソコンでございまして、その後の国庫補助で導入した分、また創生交付金で購入した分、今回の分ですけれども、それについてはタッチペンが附属しておりません。そうしますと、1本2,000円ぐらいするということで、配備の本数も1万本近くなるかなと思いますので、それについては財政状況も含めて検討はさせていただきたいと思いますが、いずれにしても財政状況を考えて今後検討はさせていただきたいと思います。現在の仕様ですと、タッチペンが必須ではありませんので、指で確実に、操作は指で操作をする機種ということになっておりますので、操作については支障はないというふうに現場のほうからは聞いておりますが、検討はさせていただきます。 ○議長(滝本恭雪議員) 1番、白井忠雄議員。 ◆1番(白井忠雄議員) ありがとうございます。  確かに指ではできるのかもしれませんが、こういったコロナの時期ですし、やっぱり直接画面に触るというのもどうかと思いますので、ぜひご検討お願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  議案第127号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第127号は原案のとおり可決することに決しました。  続いて、議案第128号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を起立により採決いたします。  議案第128号は、これに同意することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立全員であります。  よって、議案第128号はこれに同意することに決しました。  続いて、議案第129号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を起立により採決いたします。  議案第129号は、これに同意することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立全員であります。  よって、議案第129号はこれに同意することに決しました。  続いて、議案第130号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を起立により採決いたします。  議案第130号は、これに同意することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立全員〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立全員であります。  よって、議案第130号はこれに同意することに決しました。 △議第13号議案 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書〜議第16号議案 75歳以上の医療費窓口払い本人2割負担の導入に反対する意見書 ○議長(滝本恭雪議員) 日程第34、議第13号議案 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書から日程第37、議第16号議案 75歳以上の医療費窓口払い本人2割負担の導入に反対する意見書までを一括議題といたします。  議案の朗読は省略することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。
     よって、議案の朗読は省略することに決しました。  よって、直ちに議第13号議案 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。  5番、谷地田庸子議員。    〔5番(谷地田庸子議員)登壇〕 ◆5番(谷地田庸子議員) 5番、谷地田庸子です。議第13号議案 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書を提出いたします。  この提出書の賛成者は、平野茂議員、笠原進議員、高邑朋矢議員、白井忠雄議員でございます。  案文を読んで提案理由といたします。   不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書(案)  日本産科婦人科学会のまとめによると、2018年に不妊治療の一つである体外受精で生まれた子どもは5万6,979人となり、前年に続いて過去最高を更新したことが分かった。これは実に16人に1人が体外受精で生まれたことになる。また、晩婚化などで妊娠を考える年齢が上がり、不妊に悩む人々が増えていることから、治療件数も45万4,893件と過去最高となった。  国においては2004年度から、年1回10万円を限度に助成を行う「特定不妊治療助成事業」が創設され、その後も助成額や所得制限などを段階的に拡充してきている。また、不妊治療への保険適用もなされてきたが、その範囲は不妊の原因調査など一部に限られている。保険適用外の体外受精や顕微授精は、1回当たり数十万円の費用かかかり何度も繰り返すことが多いため、不妊治療を行う人々にとっては過重な経済負担になっている場合が多い。  厚生労働省は、不妊治療の実施件数や費用などの実態調査を10月から始めているが、保険適用の拡大および所得制限の撤廃も含めた助成制度の拡充は、早急に解決しなければならない喫緊の課題である。  そこで、政府におかれては、不妊治療を行う人々が、今後も安心して治療に取り組むことが出来るよう、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。           記  1 不妊治療は一人一人に最適な形で実施することが重要であるため、不妊治療の保険適用の拡大に当たっては、治療を受ける人の選択肢を狭めることがないよう十分配慮すること。具体的には、現在、助成対象となっていない「人工授精」をはじめ、特定不妊治療である「体外受精」や「顕微授精」さらには「男性に対する治療」についてもその対象として検討すること。  2 不妊治療の保険適用の拡大が実施されるまでの間については、その整合性も考慮しながら、所得制限の撤廃や回数制限の緩和など既存の助成制度の拡充を行うことにより、幅広い世帯を対象とした経済的負担の軽減を図ること。  3 不妊治療と仕事の両立できる環境をさらに整備するとともに、相談やカウンセリングなど不妊治療に関する相談体制の拡充を図ること。  4 不育症への保険適用や、事実婚への不妊治療の保険適用、助成についても検討すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣です。  皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 続いて、議第14号議案 犯罪被害者支援の充実を求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。  3番、伊藤智砂子議員。    〔3番(伊藤智砂子議員)登壇〕 ◆3番(伊藤智砂子議員) 3番、伊藤智砂子です。議第14号議案 犯罪被害者支援の充実を求める意見書を提出いたします。  この意見書の賛成者は、平野茂議員、島田久仁代議員、笠原進議員、高邑朋矢議員、白井忠雄議員でございます。  案文を読んで提案理由といたします。   犯罪被害者支援の充実を求める意見書(案)  2004年に犯罪被害者等基本法が成立し、犯罪被害者は「個人の尊厳が重んぜられ、その尊厳にふさわしい処遇を保障される権利」の主体であることが宣言され、犯罪被害者支援施策は一定の前進を果たした。しかしながら、犯罪被害者の多種多様なニーズに応えられるだけの整備は、未だ十分になされているとは言い難い。  例えば、被害直後から公費によって弁護士の支援を受ける制度や、国による損害の補償制度といった、財政支援を必要とする施策は未だに実現されていない。  また、犯罪被害者支援条例の制定や、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターの設立といった施策も、地域によって大きな格差を残している。  犯罪被害者の権利に対応して、国は、たゆまず支援施策の充実を進めていく責務を負っており、国においては、犯罪被害者支援の充実を図るため下記の事項を実施するよう強く要望する。           記  1 犯罪被害者が民事訴訟等を通じて迅速かつ確実に損害の賠償を受けられるよう、損害回復の実効性を確保するための必要な措置を講じること。  2 犯罪被害者等補償法を制定して犯罪被害者に対する経済的支援を充実させるとともに、手続的な負担を軽減する施策を講じること。  3 犯罪被害者の誰もが、事件発生直後から弁護士による法的支援を受けられるよう、公費による被害者支援弁護士制度を創設すること。  4 性犯罪・性暴力被害者のための病院拠点型ワンストップ支援センターを、都道府県に最低1か所は設立し、人的・財政的支援を行うこと。  5 地域の状況に応じた犯罪被害者支援施策を実施するため、全ての地方公共団体において、犯罪被害者支援条例が制定できるよう支援すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  提出先は、内閣官房長官、総務大臣、法務大臣、厚生労働大臣、国土交通大臣、国家公安委員会委員長です。  皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 続いて、議第15号議案 自治体の財政負担なく「社会的検査」ができるように、PCR検査の国庫補助を増やすことを求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。  17番、小野大輔議員。    〔17番(小野大輔議員)登壇〕 ◆17番(小野大輔議員) 議第15号議案 自治体の財政負担なく「社会的検査」ができるように、PCR検査の国庫補助を増やすことを求める意見書を提案いたします。  賛成者は、笠原進議員、高邑朋矢議員、石島陽子議員、小野由美子議員、嶋田好枝議員、実樹議員です。  案文を読み上げて提案理由といたします。  新型コロナウイルス感染拡大防止のために、PCR検査の戦略的な抜本拡充は喫緊の課題です。新型コロナウイルス感染拡大の第3波によって、医療機関、高齢者施設、障がい者施設でクラスターが発生し、命を落とす方が後を絶ちません。政府は、医療機関や高齢者施設などへの「社会的検査」、繁華街などの「大規模・地域集中的検査」に言及しましたが、検査費用の半分は自治体持ちとなっています。  そんな中、高齢者施設等への「社会的検査」にのりだした自治体が全国に広がっています。東京都・世田谷区、千代田区、江戸川区、神戸市、福岡市、北九州市、沖縄県、広島県、北海道・函館市、静岡県・三島市などです。「社会的検査」が広がりつつあり、命を守る重要なとりくみとなっています。しかし、自治体の経済的負担が重く、「社会的検査」に踏み切れない自治体も多くあります。  今、医療機関、介護施設、福祉施設などへの「社会的検査」が求められています。国庫補助を増やし、どの自治体でも「社会的検査」が実施できるようにすべきです。  よって国におかれましては、自治体の経済負担なく「社会的検査」が行えるように、PCR検査の国庫補助を増やすよう強く要望いたします。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣です。  皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 続いて、議第16号議案 75歳以上の医療費窓口払い本人2割負担の導入に反対する意見書に対する提案理由の説明を求めます。  13番、嶋田好枝議員。    〔13番(嶋田好枝議員)登壇〕 ◆13番(嶋田好枝議員) 議第16号議案 75歳以上の医療費窓口払い本人2割負担の導入に反対する意見書を提案いたします。  賛成者は、笠原進議員、高邑朋矢議員、石島陽子議員、小野由美子議員、小野大輔議員、実樹議員です。  案文を読み上げて提案理由といたします。   75歳以上の医療費窓口払い本人2割負担の導入に反対する意見書(案)  菅義偉首相は、「年収200万円以上」(年金のみの単身世帯)の75歳以上、約370万人を対象に医療費の窓口負担を2割に引き上げる方針を決めました。これは約370万人の人々の窓口負担が一気に2倍になるということです。  収入も少なく病気になりがちな75歳以上に負担増を強いることは、経済的事情で必要な医療が受けられない事態を深刻化させます。負担増は許されません。  2割負担導入は、従来の75歳以上の窓口負担の原則を大きく覆します。75歳以上の後期高齢者医療制度は2008年4月の開始以来、原則1割負担が続けられてきました。政府自身も、それが「高齢者が心配なく医療を受けられる仕組み」と強調してきたはずでした。ところが安倍晋三前政権はその姿勢を転換し、2019年12月に全世代型社会保障検討会議の中間報告で、2割負担導入方針を示しました。引き継いだ菅政権は、結論を出すことを急いでいます。  新型コロナウイルスの感染拡大で高齢者の健康と生活への不安が高まっているときに、医療の負担増を持ち出す姿勢は重大です。道理のない2割負担をやめるよう要望します。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(滝本恭雪議員) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております議案は委員会の付託を省略することに決しました。  議第13号議案 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書について質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  議第13号議案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議第13号議案は原案のとおり可決されました。  続いて、議第14号議案 犯罪被害者支援の充実を求める意見書について質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  議第14号議案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議第14号議案は原案のとおり可決されました。  続いて、議第15号議案 自治体の財政負担なく「社会的検査」ができるように、PCR検査の国庫補助を増やすことを求める意見書について質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。
     討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  本件を採決いたします。  議第15号議案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、議第15号議案は原案のとおり可決されました。  続いて、議第16号議案 75歳以上の医療費窓口払い本人2割負担の導入に反対する意見書について質疑願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。  討論を行います。  反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。  12番、石島陽子議員。    〔12番(石島陽子議員)登壇〕 ◆12番(石島陽子議員) 12番、石島です。議第16号議案 75歳以上の医療費窓口払い本人2割負担の導入に反対する意見書に対して賛成の討論をいたします。  政府は、来年の通常国会に関連法案を提出しようしています。今現在の1割負担でも医療費の窓口負担が心配で、受診控えが起こっていて、病気が重くなったり手後れになってしまう例が少なくないというお話です。年齢が上がるにつれて複数の診療科にかかったり、病院にかからざるを得ないというのは当たり前のことだと思います。ですから、年収に対する窓口負担の割合は40代の3倍以上だというふうに言われています。反対世論に押されて、今政府が決めた案では3年間に限って負担増を1人1か月最大3,000円に抑えるということが言われていますが、それでも年平均にすれば2万6,000円の負担増になります。この軽減がなくなれば、限度額は外来では1か月1万8,000円、入院になると1か月5万6,000円という限度額になりますから、本当に病気の重い方は大変な負担増になってしまうというのが本当に心配です。  今は特に新型コロナの感染拡大のさなかにありまして、特に高齢者の命や健康を守るということをどういうふうにやっていくかというのが本当に社会に問われているときに、今窓口負担を2倍にするという議論すること自体が大変おかしいことだというふうに私は思います。全国保険医団体連合会には、コロナの感染拡大による受診控えで心身の状態が悪化をしているという報告がたくさんあるそうです。高齢者ほど重症化する割合は高く、ただでさえ基礎疾患を抱えている人が多いので、コロナが終息しても2倍の負担になれば、早期治療の機会を妨げることになるのだというふうに全国保険医団体連合会が指摘しています。  また、日本医師会の中川会長もさらなる受診控えを生じさせかねないと、高齢者に追い打ちをかけるべきではない。1割負担から2倍にする議論をすること自体がそもそも問題だと大変厳しい指摘をしています。今回医療費が2倍になる方は単身世帯の方では年金収入200万円以上ということで、1か月の年金収入が16万6,000円弱ぐらいの方、それからまた夫婦世帯では年金収入が1年で320万円、1か月で26万6,000円以上ぐらいの方だと思います。普通に正規雇用で定年まで働いていらっしゃれば、この上限額がいってしまうような金額だと思います。  今政府が言っているのは、全世代型社会保障という話を盛んにしていますけれども、その中で現役世代の負担を軽減するためという話をされているわけですけれども、それが世代間の対立をさせるようなことにならないかというふうに心配です。後期高齢者医療制度を導入したときには国庫負担をそれまで45%あったものが35%に減らして、その分を現役世代と75歳以上の高齢者ご本人の負担にしているわけです。もうそこで自助と、それから現役世代という意味での共助、そこのところで負担をどんどん増やすという方向に一旦かじを切っているわけです。ですから、軽減をするというのであれば、国庫負担を増やすというほうをやるべきだというふうに思います。ですので、75歳以上の窓口払い本人2割負担の導入には反対です。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 反対討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 賛成討論願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) 討論なしと認めます。  よって、討論を終結いたします。  本件を起立により採決いたします。  議第16号議案は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。    〔起立少数〕 ○議長(滝本恭雪議員) 起立少数であります。  よって、議第16号議案は否決されました。  お諮りいたします。ただいま可決されました議第13号議案、議第14号議案、議第15号議案については、議長において関係機関へ送付することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま可決されました議案については、議長において関係機関へ送付いたします。 △閉会中の継続調査申出について ○議長(滝本恭雪議員) 日程第38、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。  報告は事務局長がいたします。  事務局長。    〔事務局長(細沼伊左夫)登壇〕 ◎事務局長(細沼伊左夫) 議長に代わりまして、閉会中の継続調査の申出について申し上げます。  総務常任委員会、行財政状況について、選挙及び監査事務について、政策研究について。  文教生活常任委員会教育委員会所管事項について、市民生活部所管事項について、農業委員会所管事項について。  厚生常任委員会、総合福祉部所管事項について、こども未来部所管事項について、いきいき健康部所管事項について、政策研究について。  建設常任委員会、都市整備部所管事項について、上下水道部所管事項について。  議会運営委員会、議会運営について、市議会だよりの発行について。  都市高速鉄道12号線特別委員会、都市高速鉄道12号線の延伸について。  第5次新座市総合計画特別委員会、第5次新座市総合計画に関することについて。  以上でございます。 ○議長(滝本恭雪議員) 以上、報告のとおり承認することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(滝本恭雪議員) ご異議なしと認めます。  よって、報告したとおり承認することに決しました。  以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。 △市長の挨拶 ○議長(滝本恭雪議員) 市長から発言の申出がありましたので、許可いたします。  市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、議長から発言の許可をいただきましたので、令和2年第4回新座市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。  本定例会は、去る11月27日から本日までの20日間にわたりまして、議員の皆様の極めて熱心なご審議を賜り、上程をさせていただきました全ての議案についてご議決、ご承認をいただいたところでございます。誠にありがとうございました。本定例会におきまして、議員の皆様からいただきましたご意見、ご提言等につきましては、これを真摯に受け止めまして、今後の市政運営の参考にさせていただきたい存じます。  さて、令和2年も残すところあと僅かとなりました。本年は年明け直後から新型コロナウイルスの感染が広がりを見せ、国内の社会活動、経済活動に深刻な影響を与えた1年となりました。現在も感染の第3波が続く中、感染拡大防止と社会、経済活動の両立、そしてポストコロナを見据え、国が取りまとめた新たな経済対策におきまして、地方創生臨時交付金の拡充が盛り込まれました。本市といたしましてもこの交付金を財源とした市独自の新たな経済対策を早急に取りまとめ、引き続き市民の皆様の生活を支援してまいります。  議員の皆様におかれましてもそれぞれのお立場で何かとお忙しい年末年始をお迎えになられるかと存じますが、くれぐれも健康にご留意され、より一層のご活躍をお祈りいたしまして、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。 △議長の挨拶 ○議長(滝本恭雪議員) 令和2年第4回新座市議会定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  今定例会は去る11月27日に開会以来、本日までの20日間にわたり、条例の一部改正などの多くの重要議案について終始熱心なご審議により全議案が議了されましたことを心から感謝申し上げます。議員をはじめ、執行部の皆様方の常に真摯な態度を持って審議にご協力をいただきましたことに対し深く敬意を表しますとともに、各常任委員会委員長の報告で述べられました意見や要望事項などにつきましては特に考慮を払われ、行政執行に当たられますよう強く要望いたします。  また、今定例会では依然として深刻な影響を受けております新型コロナウイルス感染症に対しまして、前回の定例会に引き続き検温、換気、手指消毒の励行、会議中のマスクの着用、席の間にアクリル板を設置するなどの感染防止対策等を行い、皆様のご理解とご協力により会議を無事滞りなく終えることができました。改めて深く感謝を申し上げます。  年の瀬も迫り、いよいよ寒さも厳しくなりますが、外出自粛が求められる中、これまでの年末とは全く異なる静かな師走となります。健康には十分留意され、今後とも市政の推進にご尽力を賜りますようお願い申し上げますとともに、希望に満ちた新年を迎えられますようご祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。 △閉会の宣告 ○議長(滝本恭雪議員) 以上をもちまして、令和2年第4回新座市議会定例会を閉会いたします。  大変熱心にご苦労さまでございました。  閉会 午後 3時17分 以上、地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。   新 座 市 議 会 議 長     滝   本   恭   雪   新 座 市 議 会 副議長     小   野   大   輔    (署 名 議 員)   新 座 市 議 会 議 員     石   島   陽   子
      新 座 市 議 会 議 員     嶋   田   好   枝...