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令和 元年第4回定例会−12月06日-04号

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  1. 新座市議会 2019-12-06
    令和 元年第4回定例会−12月06日-04号


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    最終取得日: 2021-05-02
    令和 元年第4回定例会−12月06日-04号令和 元年第4回定例会                令和元年第4回新座市議会定例会 議事日程第4号                              12月6日午前9時開議 第 1 一般質問    26番 亀田 博子 議員     4番 伊藤信太郎 議員    24番 滝本 恭雪 議員     7番 平野  茂 議員 出席議員 22名      1番   鈴  木  明  子         2番   助  川     昇      3番   小  池  秀  夫         4番   伊  藤  信 太 郎      5番   森  田  輝  雄         6番   池  田  貞  雄      7番   平  野     茂         8番   島  田  久 仁 代      9番   中  村  和  平        10番   石  島  陽  子     11番   辻     実  樹        12番   笠  原     進     14番   高  邑  朋  矢        15番   木  村  俊  彦
        17番   小  野  大  輔        20番   鈴  木  秀  一     21番   野  中  弥  生        22番   佐  藤  重  忠     23番   白  井  忠  雄        24番   滝  本  恭  雪     25番   川  上  政  則        26番   亀  田  博  子 欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市   長   並  木     傑      副 市 長   山  崎  糧  平   総合政策           永  尾  郁  夫      総務部長    伊  藤  佳  史   部   長                           市民生活   財政部長    遠  山  泰  久              細  沼  伊 左 夫                           部   長   総合福祉                    こども未来           鈴  木  義  弘              一 ノ 関  知  子   部   長                   部   長   いきいき                    都市整備           竹 之 下     力              広  瀬  達  夫   健康部長                    部   長   上下水道           橋  本  吉  弘      教 育 長   金  子  廣  志   部   長   教育総務                    学校教育           渡  辺  哲  也              梅  田  竜  平   部   長                   部   長                           選挙管理   会計管理者   江  原  達  夫      委 員 会   河  尻  広  海                           事務局長   監査委員           山  本     実   事務局長 職務のため出席した事務局職員                           事 務 局   事務局長    島  崎  昭  生              生 田 目  真  一                           副 局 長   議事係主任   仁  木  雅  宏 △開議の宣告  (午前 9時30分) ○議長(島田久仁代議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。 △一般質問 ○議長(島田久仁代議員) 日程第1、一般質問を行います。 △亀田博子議員 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員の一般質問を許可いたします。  26番、亀田博子議員。    〔26番(亀田博子議員)登壇〕 ◆26番(亀田博子議員) おはようございます。議長より発言の許可をいただきました。通告書に沿って一般質問をいたします。26番、亀田です。明快な答弁を求めるものです。よろしくお願いします。  初めに、保育園待機児童解消策について伺います。保育士の処遇改善を図るべきと考えますが、現状と今後の取り組みについて伺います。  12月1日現在、待機児童数141名、その他入所希望178名、相変わらず待機児童の存在は看過できません。現在2か所の法人保育園の建設が進められています。2か所で185人の入所が可能になりますが、なかなか地域性もあり、待機児童ゼロにはならないのではないでしょうか。  法人保育園の皆様から、以前よりご要望いただいている宿舎借り上げの取り組みを実施すべきです。例えば実施した場合の市の負担、また事業者負担をどのように考えているのでしょうか。  11月11日からは、新年度の入所の申し込みを開始しております。現時点でどのように分析をしているのでしょうか。見解をお示しください。  また、幼稚園における長時間預かり保育の支援を強化して、利用の促進をすべきと考えますが、いかがでしょうか。現在、わかのび、片山、第一新座、こばとの森の各園で実施をしていただいてますが、いわゆる3歳の壁の解消に、保育園と並んで幼稚園にもご協力をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。昨年実施したアンケートの中でも、同事業への要望が5年前からふえている現実がございます。  次に、保育園にオープンデータ化支援プロジェクトedumap(エデュマップ)を導入して、業務の効率化を図るべきと考えますが、いかがでしょうか。  edumapについては、第3回定例会において、川上議員が小・中学校への取り組みについて質問をしておりますので、内容についてはご理解をいただいているものと思います。無償のサービスで、緊急性の高い情報や、イベント等の情報発信で保護者との連携が図られます。保育園のホームページが未整備と伺いました。近年災害が多発し、情報提供は必須ではないでしょうか。見解をお伺いいたします。  次に、子育て支援のさらなる充実について、何点か伺います。現在、令和2年から5年間の第2次新座市子ども・子育て支援事業計画を策定中です。第1期計画を十分検証して、新座市の未来の宝である子供たちにとって、また保護者の皆様にとって、大きな支援につながることを期待いたしているところでございます。今後、市内子育て支援センター設置空白地域にどのように対応していかれるのでしょうか。  新年度に向けた取り組みについて伺います。13か所まで提供体制が広がりましたが、大変残念なことに現在9か所にまで減少しています。在宅で子育てをしているご家庭にとって需要が高く、必要な施策と考えると、ふえることはあっても減ることが残念でなりません。特に、建設時に子育て支援センターの場所が確保されている保育園での撤退は、場所があるのにと、特に残念に感じるところです。新年度に向けた取り組みについて伺います。  また、利用者支援事業の効果をどのように分析しているのでしょうか。特に、現在北部に1か所設置されている基本型を市中央部と南部にも設置をと考えますが、いかがでしょうか。基本型は、妊娠中の方、乳幼児とその保護者が、それぞれのニーズに合わせた教育・保育施設、その他の子育て支援サービスを円滑に利用できるように身近な場所で相談を受けたり、情報提供、助言等の必要な支援を行うとともに、関係機関との連絡調整を総合的に行う、いわば子育ての一丁目一番地の施設です。近年、地域のコミュニティの希薄さを考えても、増設をと考えますが、いかがでしょう。  また、全国で多胎児支援策を実施している自治体がふえていますが、市の現状と今後の取り組みについての見解を伺います。昨年、愛知県で生後11か月の三つ子の母親が、泣きやまない次男を畳にたたきつけて死なせる事件があり、社会問題になりました。多胎児は、単胎児に比べて低出生体重児の割合が多く、母親の年齢が高くなるほど出生数の割合が高く、その分リスクが高まります。平成29年度の厚生労働省の調査によると、多胎妊娠から出産、退院時までの困難感として、多胎妊娠をしたときの戸惑い、出産後の生活に対する不安、自身と子供の健康に対する不安、多胎妊娠に対する夫、家族、周囲の人の理解不足と挙げています。また、退院時から4か月ごろまでの困難感として、出産後の体力低下、体調の悪さ、睡眠時間を確保できない、周りの協力や理解のなさによるストレス、子供の泣き声に対する自責の念、子供の発育への不安、上の子の面倒を見ることができない自責の念等挙げています。4か月から1歳ごろまでの困難感として、蓄積した睡眠不足と疲労感、孤立、孤独感と不全感、母乳と離乳食の進め方に対する不安、外出困難と。ことし9月に朝日新聞が全国の都道府県庁所在地と東京23区に行った調査で、23%の自治体で特化した支援がないとの結果。新座市における取り組みはいかがでしょうか。  厚労省の委託を受け、ことし3月、小さく生まれた赤ちゃんへの保健指導のあり方に関する調査研究会が、多胎児支援のポイントをまとめて公表しています。中に、具体的な全国の先進的事例が紹介をされています。滋賀県大津市では、多胎児家庭向けホームヘルパー派遣、兵庫県宝塚市では、多胎児ファミリー・健診サポート事業の実施、荒川区また佐賀県では、多胎児家庭向けタクシー券補助、長野市では妊娠・出産・子育てサポートホットラインの設置、岐阜県ではケアサポート訪問の実施と、また孤立予防、仲間づくりに関する支援を多くの自治体が実施しています。  新座市では、以前より産後の子育て支援ヘルパー派遣事業を実施していただいておりますが、例えば多胎児の場合に条件を緩和するとか、保育園の入所基準や一時保育の優先等、市として多胎児家庭への支援の強化について検討すべきではないでしょうか。見解を伺います。  次に、第5期新座市障がい福祉計画について伺います。10月に開所した児童発達支援センターは、施設運営が順調に実施をされていると思いますが、いかがでしょうか。今後の相談事業や保育所等訪問支援事業について、どのように準備を進めていくのでしょうか、伺います。  また、第4期計画で設置を掲げていた基幹相談支援センターが、第5期計画に先送りになっています。同計画では、平成32年度に実施とありますが、設置に向けてどのような検討をされてきたのでしょうか。ぜひ設置すべきと考えますが、見解を伺います。  基幹相談支援センターは、障害者総合支援法第77条の2第2項に規定され、市町村の努力義務として定められています。計画の中では、一般的な相談支援事業に加え、相談支援機能の強化を図るため、特に必要と認められる能力を有する専門的職員を配置し、地域における相談支援事業者等に対する専門的な指導、助言、情報収集、提供、人材育成の支援、地域に向けた取り組み等を実施する事業と定めています。市として、どのように必要性を考えているのでしょうか。  県内でも、設置がかなり進んでいると仄聞をいたします。何より、第4期で送りをしたのですから、第5期での実施は必須と考えます。新年度予算に必要経費を計上して実施すべきです。見解を伺います。  次に、福祉の里の改修について伺います。福祉の里は、来年行われる東京オリンピック・パラリンピックの射撃会場に一番近い新座市の公共施設です。建設から30年近く経過し、老朽化対策はその都度実施されていますが、正面の自動ドアや冷温水ポンプの改修の要望があります。また、館内の照明も工夫が必要です。ぜひ改修すべきと考えますが、いかがでしょうか。  先日、同施設内のパトライトの確認に伺いました。正面の自動ドアの誤作動があり、業者からもかえどきとの指摘、また冷温水ポンプについては、4階で空調のききが悪いとのお話です。また、館内では間接照明器具が多いせいか、とても暗く感じました。よく見ると、蛍光灯が間引きされている箇所もたくさんあります。同施設は、障がい者や高齢者の皆様が利用される施設です。照度の基準を満たしているのでしょうか、心配になりました。たまたま1階の奥で期日前投票を実施しておりましたが、奥まで暗いからでしょう、廊下に幾つもカンテラを置いて照度アップをしていました。雨が降っていた日でしたが、カンテラは屋外で使用するものと考えておりましたので、かなり衝撃的でした。ぜひ改修すべきです。見解を伺います。  次に、防災対策について伺います。台風19号では、市内に20か所避難所が開設されました。避難所開設運営について、どのように検証されたのでしょうか。また、新座市地域防災計画第3編、風水害対策計画に示されている指定避難所の収容可能人口予定避難者数の差異をどのように考えているのでしょうか。また、第四小学校の校庭の掲示板には、風水害の避難所と記載されているのに、実際は避難所として開設がされていないと苦情を受けましたが、どのように理解をすればよいのでしょうか。  地域防災計画では、風水害に対して柳瀬川と黒目川に分けて、収容可能人口予想避難者数が示されています。柳瀬川の避難所の収容可能人口は3,772名としておりますが、予想避難者は8,619人との想定、差異をどうするのでしょうか。  また、第四小学校では、ピクトグラムで洪水に丸になっており、新座市立第四小学校は、避難場所(兼避難所です)。このような掲示板が設置をされております。第四小学校だけではなく、こうした公共施設はほかにないのでしょうか。近年毎年のように台風の被害が発生、見直しをすべきと考えますが、いかがでしょうか。  また、全国各地の自治体において、防災対策として防災士の有資格者の方の知見を参考にする仕組みづくりや、防災リーダーとしての登用等が進められています。市としても必要な取り組みと考えますが、見解を伺います。  民間資格の防災士を取得する方がふえ、登録者の累計は、ことし8月末時点で男性14万9,344人、女性2万7,935人と17万7,269人、資格認証に当たりますNPO法人日本防災士機構では、災害が頻発し、地域防災の担い手としてニーズが高まっていると増加の背景を分析しています。全国各地では、防災士の有資格者との連携を実施している自治体がふえています。連絡協議会を立ち上げている茨城県龍ヶ崎市、常総市、また埼玉県では上尾市、また富山県では砺波市、研修会を実施している長野県佐久市、また大阪府の富田林市、松原市、大阪狭山市は合同でブロック協議会を設立している、そうした地域もあります。地域の防災力の強化に、まず率先して役割を担っていただく人材が必要と考えます。ぜひ市単独でなくても、広域でも防災士の皆様との連携をと考えますが、いかがでしょうか。  また、災害時を想定して、公共施設のエレベーター内に防災備蓄ボックスの設置をと考えますが、いかがでしょう。災害は忘れたころにやってくるとは、今や死語になりました。たび重なる台風被害、また首都直下型地震も、いつ起こるかわかりません。市民の皆様の災害に対する不安感も、年々変化をしています。外出してエレベーターを利用するとき、防災備蓄ボックスを目にすると安心感が湧きます。毎日多くの皆様が来庁される市役所を初めとするエレベーターに設置をと考えますが、見解を伺います。  次に、図書館機能の充実について伺います。超高齢社会への対応として、回想法DVDオーディオブック図書館サイネージ新聞データベースの取り組みをと考えますが、取り組みについての見解を伺います。  筑波大学の呑海教授が、超高齢社会の図書館の役割を研究され、さまざま情報発信をされていらっしゃいます。論文の中で、図書館の特性を、公立図書館は図書館法を法的根拠とする社会教育機関、誰もが無料で利用でき、利用に関して目的を問われることもない。年齢制限もなく、老若男女が利用する。また、一人でふらりと立ち寄っても不自然さはないなど、アクセスに関するハードルが低いと述べられています。また、経済広報センターによる調査によると、高齢者になったときに利用したい施設、また自宅の近くにあったほうがよい施設として、図書館が上位にあります。呑海教授の研究所で、認知症に優しい図書館ガイドラインをまとめられ、認知症に優しい図書館の取り組みについて、また全国の事例も紹介されています。ぜひ高齢社会への取り組みの強化をと考えますが、いかがでしょうか。  また、先日ご招待をいただき図書館総合展に伺い、貴重なセミナーを受講してまいりました。テーマは、「障害児者へのさらなる合理的配慮の取り組みについて」、新座市でもぜひ取り組みの強化をと思います。大和大学の藤澤教授が、「公共図書館における知的障害のある利用者への合理的配慮」と題する論文の中で、知的障がい者は自分の要求を自分自身が明確に認識し、自発的に伝えることが苦手であるという障がい特性を持つため、図書館に当事者の意見が反映されることがなかったのではないか、知的障がい者に対してどのような配慮をすればいいのか、戸惑っている図書館は多いと述べられ、作業所、グループホーム、当事者会での聞き取りの調査の結果を公表しております。  調査では、図書館利用の経験が88%。しかし、来館した最も近い時期の質問に対して、1年未満が25%、中には10年以上前と覚えていない、そのような回答が約半数。図書館で困ったことありますか、このような質問に、読みたい本がない、読みたい本がある場所がわからなかった、借りる、返す場所の方法がわからなかった、困ったとき尋ねられる人がいなかった。このような調査を分析研究後、わかりやすい図書館の設置として、図書館体験ツアーの実施、図書館利用のためのわかりやすい環境配慮、またLL版利用案内やポスター、個室として利用できるスペースの設置等を提案しています。モデル事業として、大阪府の吹田市、河内長野市、奈良県桜井市でさまざまな取り組みを実施。吹田市では、休館日を利用して、市内作業所や特別支援学校の皆さんの図書館体験の実施等、それぞれに工夫した取り組みが実施されているそうです。市の取り組みについて伺います。  また、図書館として持続可能な開発目標SDGsの啓発のため、17の目標別に書籍の展示を提案いたしますが、いかがでしょうか。  図書館総合展において、SDGs推進プロジェクトを実施している大学の図書館の取り組みが紹介されておりました。大学図書館だけではなく、全国で同様の取り組みを実施している図書館がございます。松阪市、新居浜市、富田林市、大阪市等、17の目標ごとに説明と関係書籍を展示紹介し、SDGsの啓発をしてはいかがでしょうか。  静岡市では、市内12か所の市立図書館で、それぞれSDGsの展示を計画して、昨年度取り組まれたようです。中央図書館では、「皆さんはSDGsについて、知っていますか?」。また、中央図書館分館では、「SDGs「持続可能な開発目標」あらゆる人が活躍する社会を」と題する展示、また市内の西奈科図書館では、「「SDGs」の中の目標3および10に関連して、バリアフリー絵本展の実施」と、市としても工夫してSDGsの啓発をしていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。  次に、市内小・中学校の大規模改修について、計画を立てて取り組むべきと考えますが、見解を伺います。11月19日付で台風19号の被害状況について、紙面でのご報告をいただきました。この報告には、小・中学校の被害については触れておりませんが、被害はいかがだったのでしょうか。  たまたま台風直後に第四小学校の音楽祭に伺ったとき、雨漏りや冠水についてのお話をお聞きいたしました。市のシティプロモーション方針では、目的として、住んでみたい、ずっと住み続けたいと思っていただけること、またメーンターゲットを30歳代の子育て世代と定めています。教育環境の充実は必要ではないでしょうか。方針のキャッチコピーに込めた思いの中で、新座市は子育てがしやすいまちです。安心で快適な学校で学ぶことができるという一説も掲げています。ぜひ計画的に小・中学校の大規模改修を進め、児童・生徒のより学びやすい環境を整備すべきと考えますが、いかがでしょうか。  次に、馬場二丁目、三丁目に集会場をとの要望が強く、建設をと考えますが、いかがでしょうか。見解をお示しください。  最後に、馬場一丁目公園に時計の設置のご要望がありますが、ぜひ設置をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  第1回の質問を終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 皆さん、おはようございます。それでは、亀田議員のご質問に順次お答えしてまいりたいと思います。  まず1、保育園待機児童解消についてのご質問でございます。(1)、保育士の処遇改善についてのご質問でございます。改善の今後の取り組みといたしましては、保育施設事業者の皆様からも要望をいただいております。保育士の宿舎借り上げ支援事業の実施について検討しているところでございます。  本事業につきましては、各事業者にも費用負担が生じることから、今後市内事業者に利用意向を聞き取るとともに、他市の状況や事業費の試算等を行い、事業実施に向けた検討を進めてまいりたいと思います。
     事業費につきましては、現時点では1施設当たり3名の利用として試算すると、1事業者の年間負担額は約40万円、市の年間負担額は2,200万円程度となります。厳しい財政状況の中でありますが、何とか事業を実施して保育士不足による受け入れ人数の制限が解消できればと考えております。現在、予算編成事務を進めておりますので、3月議会でお示しをしたいと思います。  次に、令和2年4月1日の入所状況でございますが、現時点での総申請数は、昨年から2名減少し、595名となっています。年齢別では、待機児童の多いゼロから2歳の申請数が29名減少しました。12月1日時点では、待機児童数は国基準では142名、従来の市基準では326名となっております。  ことしの4月に続き、来年の4月も待機児童の減少が予測される一方、3歳から5歳の申請者につきましては、昨年より27名増加をしている状況であります。分析をさらに深めていきたいと思います。  (2)、幼稚園における長時間保育につきましてのご質問をいただきました。本年から新たに加わったわかのび幼稚園を初め、市内4園の幼稚園が実施しております。平成30年度における利用者数の実績は延べ1,954名となっており、今年度の実績は延べ2,084名となる見込みであります。  今後の強化策でございますが、各幼稚園の理事長、園長先生にお話をして、今後の対応のお願いをしていきたいというふうに思っております。今後も実施園の拡大を図り、小規模保育施設卒園児の受け皿として、幼稚園での長時間預かりや保育制度を利用者へ周知することで、待機児童の解消に努めていきたいと思います。  (3)、事業の効率化についてのご質問をいただきました。現在、本市の公立保育園ではホームページを開設していないことから、保護者への緊急な情報伝達は、メールサービスの利用や電話連絡により対応しております。edumapの活用によるホームページを開設できることとなれば、大変保護者への迅速な情報発信が可能となると思います。特に災害発生時などは有用であると考えますので、さらに保育園の魅力を今まで以上に発信することができます。新たに入園を希望される方や、保育士として就職を希望される方への情報発信も可能だと思います。さらに、障がいのあるお子さんや配慮が必要なお子さんも、公立保育園へ多く在籍をしておりますので、保育士の多忙な状況も考えますと、定期的な情報の更新を行うための人員確保の課題も考えられますけれども、大変有用なシステムだと思っておりますので、今後参考にさせていただきまして、導入に向けて検討していきたいと思います。  2、子育て支援のさらなる充実でございますが、子育て支援センターの設置についてのご質問をいただきました。センターの設置空白地区につきましては、重要な課題であると認識をしております。昨今の保育士不足の影響から、平成30年度末をもって1か所が閉所、3か所が自主運営に移行した経緯を踏まえますと、議員ご指摘のとおり13か所が9か所になってしまったということでございます。  今後は、保育園に開設をお願いする方策だけでは、新規開設のめどは立たない状況であります。今後につきましては、土地、建物の確保を含めた事業提案の募集等の幅広い形態での設置について、ほかの自治体もそういうような形でやっているところ多いですから、参考にしながら検討していきたいと思います。また、来年度の取り組みにつきましては、今後しっかり来年度進めていきたいと思います。  (2)、利用者支援事業についてのご質問をいただきました。母子保健型につきましては、平成30年11月から保健センターに加えて、本庁舎2階のこども支援課窓口にも、母子保健コーディネーターとして助産師を配置しました。これにより、母子保健コーディネーターが面接で行った相談支援実績は、平成29年度は妊娠届を提出した方の約23%でしたが、今年度につきましては9月末時点で94%になっております。母子保健コーディネーターが相談を受けることで、相談者の中には、助産師に直接専門的なことを聞きたい方や、今後も相談を希望される方などが多数見受けられるようになりまして、妊娠初期から多くの妊婦の不安や、心配事などの軽減や解消につながっております。  また、基本型ですけれども、子育て家庭の多様なニーズを把握するとともに、子育て支援に関する情報を収集し、提供すること。また、地域の関係機関との連携調整、提携、共同の体制づくりを実施する事業でありまして、平成30年6月に市北部の地域子育て支援センターつぼみで開始いたしました。  相談内容に応じて、家庭児童相談室や保育センターの関係部署につなげるなどの支援を行っているほか、地域の保育施設や医療機関を訪問するなど、連携体制の構築を図っております。子育て支援センターと合同で、妊娠向けイベントも実施しております。利用者からは、大変心強いという話をいただいております。  今後は、市中央部と南部への設置を進めることとしておりますけれども、まずは令和2年度に1か所の設置を考えているところであります。現在予算編成中でありますので、3月議会でお示しをしたいと思っております。中央部に、1か所設置を来年度していきたいと思います。  3、多胎児支援策についてのご質問でございます。妊娠期ですが、本市では妊婦健康診査助成券の追加交付を行っています。また、多胎児に限った支援ではありませんけれども、妊娠届け出時から、母子保健コーディネーターである助産師がさまざまな不安や疑問についての相談を受け、不安の軽減を図っております。  次に、出産後ですけれども、赤ちゃん訪問や産後サポート訪問などで母子の心身の状況を確認し、個々に合わせた支援を行う中で、多胎児世帯には地域子育て支援センターで実施しているサロンの紹介もしています。  次に、生後2か月までの乳児を対象に、沐浴や授乳の補助を行う産後育児サポート事業や、生後2か月以降を対象に、預かりや送迎などを行うファミリーサポートセンター事業のほか、親族などからの支援を受けられない世帯を対象に、退院後の1か月間、ホームヘルパーによる家事支援を行う子育て支援ホームヘルパー派遣事業を実施しております。  なお、これらの事業を利用するに当たりまして、来庁が困難な多胎児世帯の方を対象に、訪問対応もしているところでございます。  保育所入所の取り組みといたしましては、来年度4月の入所選考から、同時申請する多胎児の選考上の調整点の引き上げも行っております。今後は、一時保育につきましても周辺自治体の状況を調査し、多胎児の優先的な受け入れができないか、検討していきたいと思います。  また、議員からご紹介ありました「ふたご、みつご育てるあなたへ」のリーフレットにつきましても、今後多胎児の保護者に配布し、さらなる支援の拡充を図っていきたいと思います。  3、第5次新座市障がい福祉計画・第1期新座市障がい児福祉計画についてのご質問をいただきました。児童発達支援センターにつきましては、本年の10月1日の施設開設当初から、年齢別養育及び給食の提供を行っておりまして、ともに大きなトラブルはなく、順調に施設の運営が行われていると考えております。  次に、今後開始する予定の事業ですが、保育所訪問支援事業は、令和2年10月までに実施するため、令和2年4月から新たに作業療法士を配置し、準備を行っていく予定です。相談支援事業につきましては、新たに相談支援専門員の配置が必要であるため、令和3年度以降から実施を予定しておりますけれども、一般の相談につきましては、保護者からの多様なニーズに対応できるよう他課の相談支援事業も含め、今後の子供の発達に関する相談のあり方や必要な人員について、関係各課で調整を進めております。ご理解をいただきたいと存じます。  (2)、基幹相談支援センターの設置についてのご質問をいただきました。本市の実情に合った基幹相談支援センターのあり方について協議を重ねた結果、障がい者等についての相談件数は右肩上がりで増加しております。これに対応していくためには、重層的な相談支援体制の構築や、市内相談支援事業所に対するバックアップ体制の充実が急務であります。そのような機能を担っていく基幹相談支援センターが必要であると考え、担当課において準備を進めているところでございます。  現在予算編成を進めている段階でありまして、基幹相談支援センターの状況につきまして、本市におけるほかの事業との兼ね合いも考慮する中で、設置の判断をしてまいりますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。  4、福祉の里の改修についてのご質問をいただきました。まず、正面玄関自動ドア改修工事は年度内に実施しまして、冷温水ポンプ改修工事につきましては来年度予算での対応を検討いたします。  館内の照明に関しては、大変暗いということでございますので、危険を伴いますので、早速調査をして改善方を図っていきたいと思います。  5、防災対策についてのご質問をいただきました。(1)、避難所についてのご質問をいただきました。台風19号における多くの課題を検証しました。円滑に各避難所を開設することは、まずできたことはよかったかなというふうに思いますが、自主防災会等、災害対応に従事していただいたことなど、平常時からの訓練の重要性や、共助の有効性について改めて実感した一方で、ペットの避難スペースの確保や避難所閉鎖後の対応、必要物資の不足など、避難所運営等における課題が明らかになりましたので、今後改善に努めていきたいと思っております。  また、新座市地域防災計画で定める風水害時の避難所における予想避難者数と収容可能人数の差異でございますが、例えば柳瀬川につきましては、予想避難者数が8,619名に対して収容可能人数3,772名となっておりまして、収容可能人口が大きく下回っております。同計画では、状況に応じて近隣の指定避難所を活用し、対応することとしております。実際に台風19号におきましても、避難者の状況を適宜確認しながら、新座中学校、陣屋小学校、市民会館を避難所として追加開設をいたしました。柳瀬川流域の避難所につきましても適宜、お隣の市、町の避難所等を追加開設することも考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。  また、第四小学校につきましては、当初から開設する避難所17施設には含まれておりませんけれども、避難所の状況に応じて追加開設する避難所として想定しているものでございます。しかし、看板には当初から、開設される避難所ではない旨の明記はしておりませんので、より市民の方が認識しやすいように、表記方法について今後改善しますので、もうしばらくお待ちいただければと思います。  (2)、防災士の活用についてのご質問をいただきました。本市における防災士資格の取得者数については、防災士資格を認定する日本防災士機構に確認しましたところ、市内で認定を受けている方は、10月末日現在で91名いらっしゃいます。  本市では、防災士資格の取得には助成はありませんが、地域の防災力向上に当たっては、防災士資格を取得している方などの知見を取り入れることは、大変重要であると考えております。認定を受けている防災士の方々が、自主防災会の活動に加わることができる体制整備について、先進自治体の事例などを参考にしながら、引き続き自主防災会の皆様と防災士がマッチングできるように、今後調査・研究をしていきたいと思っております。  (3)、エレベーター内の防災備蓄ボックス設置につきましてのご質問をいただきました。市内の公共施設のエレベーターは、非常時には自動的に最寄り階に停止してドアが開く、閉じ込め防止装置が組み込まれておりますので、防災備蓄ボックスの必要性は薄いと考えております。しかしながら、例えば広告つきの防災備蓄ボックスを設置するなど、費用をかけずに設置する方法について調査・研究してまいりたいと存じます。  8番目、集会所建設についてのご質問をいただきました。馬場二、三丁目の集会所新設につきましては、平成28年3月に策定した新座市公共施設等総合管理計画の中にありますとおり、まずは既存集会所の計画的な建てかえと、他の公共施設との統廃合など、さまざまな角度から検討した上で、令和2年度までに個別施設計画を作成することとしております。ご要望の集会所の新設につきましても、個別施設計画の検討内容を踏まえて、同じく令和2年度までに第5次新座市総合計画への位置づけを検討していきたいと思いますので、しばらくお待ちいただきたいと思います。  9、公園整備について、馬場第一公園に時計の設置の要望ということでございます。本市には、公園、児童園、児童遊園、ポケットパークなど、合わせて235の公園ありますが、時計が設置されている公園は19か所にとどまっております。馬場第一公園の時計設置につきましては、公園を利用する方の利便性を考えますと、時計の設置は大変有効であると認識しております。しかし、時計を設置するには多額の予算が必要でありますことから、すぐに設置することは難しいですけれども、今後公園の利用状況を考えながら、地域からの要望を踏まえて設置検討してまいりたいと存じます。  私に対する質問は以上でございます。あとは、教育問題につきましては教育長のほうから答弁申し上げます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) おはようございます。亀田博子議員から大きく2点についてご質問がございましたので、順次お答え申し上げます。  1点目の図書館の機能充実ということでご質問がございました。特に超高齢化社会の対応ということでございますけれども、現在図書館では、高齢者に向けたさまざまなサービスを行っているところでございます。例えばオーディオブックや新聞のデータベース、あるいは、これは既に導入をしておりまして、また回想法DVDにつきましても、来年の2月に福祉の里図書館におきまして、回想サロン事業の開催に伴い導入する予定でございます。  また、図書館サイネージでございますけれども、ご質問の図書館サイネージで表示すれば、カラーで見やすい表示が可能となり、またタッチパネルで、さまざまな情報もそこに映し出されるという大変便利なものであります。しかしながら、大変費用もかかるということで、私どもも質問を受けて導入をしている図書館等への調査を図ったところでございますけれども、大変な金額がかかるということで、今後、近隣市の状況や利用状況を調査しながら、導入については調査・研究を進めてまいりたいと存じます。  次に、障がい児、障がい者への対応についてのご質問でございますけれども、現在図書館におきましては、新座市立図書館障がい者サービス要綱及び第3次新座市子ども読書推進計画に基づいて、これらの事業を実施しているところでございます。  サービスの内容といたしましては、点字図書を用意する、あるいは録音図書、LLブックの貸し出しを行うとともに、来館することが困難な方々に対しては宅配サービス、もしくは輸送サービスを行っているところでございます。また、視覚障がい者の方には、図書館ボランティアによる対面朗読や点字サービスを行っております。中央図書館におきましては、サピエという団体に加盟をしておりまして、サピエと連携をしてデイジー図書や点字図書の提供を行っているところでございます。障がい児へのサービスにつきましては、読書推進計画に基づきまして学校と連携し、特別支援学校に学校訪問を行って、図書への啓発を図っているところでございます。  また、障がい者サービスにつきまして、広く市民にもやはり認知していただくということも必要と考えまして、広報12月号におきまして案内を掲載しているところでございます。今後も、障がい児及び障がい者に対する取り組みをしっかりと推進してまいりたいと存じます。  次に、SDGsの啓発についてのご質問でございますけれども、現在図書館におきまして、SDGsの関連本を収集している段階でございます。今後は、展示期間を決めまして展示を検討してまいります。  SDGsには17の目標がございますので、SDGsについての関連本の展示のほか、17の目標についての関連本の展示も進めてまいりたいと思います。  続いて、小・中学校の大規模改修の今後の計画ということのご質問でございますが、新座市小・中学校が、中学校6校、小学校17校、23校ございますけれども、現在まで12校の大規模改修工事を進めてまいりました。このほか、大規模改修ではないわけですけれども、トイレの改修や体育館の改修等々も行ってまいりました。大規模改修を行って、まだ未改修のところが11校ございます。早急に実施をしたいところでございますけれども、残念ながら第4次新座市基本構想総合振興計画の後期基本計画には、令和2年度まで盛り込まれていない状況でございます。  教育委員会としましては、令和2年度に学校施設の個別施設計画を策定いたしまして、各学校の劣化状況を調査し、改修計画を立てていく予定でございます。  実は、文部科学省から個別施設計画を令和2年度までに策定するよう通達が来ております。この通達によって、果たして一回取り壊して新しく新築しなければならないものなのか、大規模改修で長寿命化を図る建物なのかを判断するというようなことを、しっかりと調査をして決めなさいという通達が来ておりますので、令和2年度までには、この計画を策定する予定になっております。  こういう改修計画ができますので、この計画を今後予定されております第5次総合計画に位置づけて、大規模改修を順次実施できるように努力してまいりたいと存じます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 第1回の答弁いただきました。一つずつ再質問をしたいと思っております。  保育園待機児童の解消策については、宿舎借り上げをぜひやっていきたいという市長の強いお言葉を聞きまして、よかったなというふうに思っています。  現在、保育士不足で入所制限をしている児童数は、何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 12月1日時点での数ですけれども、9施設において47名の受け入れ制限を行っているところです。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 宿舎借り上げを実施して、いろんな県内自治体で結構進んでいると思いますが、効果が上がっている自治体の例というのは承知なのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 現在、県内では17市が実施しているところですが、そのうち直接お聞きしてすごく成果があるというのは、戸田市の部長さんからは、そういったお話を伺っております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 他市でやっている事例をしっかりと検証しながら、お金かけてやる事業ですから進めていただきたいと思いますし、ぜひ効果を上げていただきたいというふうに思っています。  それから、12月1日現在、小規模に2歳児が117名入所していますが、その児童の受け入れ先はいかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) これから選考ということですけれども、幼稚園の長時間預かりへの協力ですとか、あとは市内の保育園との連携施設等の協力によって、待機児童はないようにしたいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) ないようにしたいというのは大変困るわけで、ゼロ、1、2歳を小規模で預かっていただいて、3歳のときはその後ということ、皆さん保護者はお考えですので、ここはぜひゼロにしていただきたいと思いますが、もう一回答弁をいただきます。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) そのように努めたいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 努めたいにはちょっとがっかりですけれども、入れないことがないように最優先ですべきだというふうに思いますので、これは強く求めたいと思います。  それから、新座市として待機児童があるということで指導を受けたという、そんなお話を伺いました。埼玉県まで行ったのと言ったら、いや、霞ヶ関まで来ましたと、そういうお話でした。やはり国としても待機児童ゼロを目指しているわけですから、市としていろいろな方策を考えて、ぜひゼロにしていただきたいと思います。  毎回毎回取り上げてきました。新座市長が市長選挙に出るときの一番の目標が、この待機児童ゼロだったわけです。来年も選挙に挑戦をされると思いますけれども、待機児童ゼロで市長選挙に向けてやっていただけたらというふうに思っています。  また、幼稚園の長時間預かりですが、例えば今やっていただいているところが1か所ふえましたけれども、これは市が支援を強化すれ、実施園がふえるのか、担当課ではどのように考えているでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) これは、私は元事業者でしたからよくわかるのですけれども、やはり幼稚園の学校法人立がほとんどですから、経営なのですけれども、園児数が減ってきているのが現状なのです。要するに、幼稚園からみんな保育園のほうにお子さんが移っている現状で、大変運営、経営に危機感を持っている学校法人立の幼稚園数が多くて、おくだ幼稚園がやめますけれども、こばとの森幼稚園は今度この仕組みを取り入れたということなのですけれども、今後そういう状況にならないと、幼稚園は建学の精神で、教育は、やはり家庭教育と集団教育の中に幼稚園が位置づけられているという理念を持っている先生ばかりでございますので、11時間もお子さんがずっと施設にいるということ自体が、ちょっと大変なのかなというように思っている方も大変多くございますので、家庭教育と集団教育を年齢に合わせた、発達段階に合わせた、そういうような教育をしていくというような、方針を変えない先生が多くいる、理念を持っている方がいらっしゃいますので、今後そこら辺が、いわゆる支援額が多いとか、あるいは支援の制度を強化したから移行するというような、そういう状況はちょっと性質が違うのかなというふうに思っております。ですから、将来的には、いわゆる経営のことを考えていけば、認定こども園のほうに移行する幼稚園、学校法人の幼稚園がふえていくのかなというふうに思っております。全国的にはそういうような傾向でありますけれども、この4市は大変お子さんが減らない状況なので、そういうような幼稚園のほうを選択する方もたくさんいるので、経営的にはまだ大丈夫かなというところも多数ありますので、そこら辺が、全くその制度を強化したから、そこの制度を利用して、いわゆる長時間預かりをするということではないということは、ちょっと理解していただきたいと思いますけれども、その意向に進んでいく状況にはなるのかなというふうに思っております。  特に幼児教育・保育の無償化になりまして、多分幼稚園に入園される、希望する方が減っているのかなというふうに思いますので、今後ちょっと動向を見きわめながら幼稚園の、私元経営者ですから、そこら辺はお話をさせていただきたいと思います。新座市のみならず、4市で32の私立の幼稚園ございますので、各所の先生方とも話し合っていきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 元経営者の市長からるるご説明いただきまして、わかりました。ぜひ幼稚園の経営も大変かもしれませんけれども、大事な子供さんに対することですので、ぜひまた拡充に向けてしっかりやっていただきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。  また、edumapについては、大変効果的だということで評価をしていただきましたので、ぜひ導入に向けて調整をしていただけたらというふうに思っています。  先ほど市長からもお話をいただきましたけれども、危機管理の面からしても大変効果があるのではないかなと思っています。また、保育士の皆さんにも過重な負担をかけてもいけないし、先ほど市長からご答弁聞いて、本当にそうだなと思いました。法人保育園ではなかなか預かっていただけない障がいのあるお子さんたち、たくさん預かっていただいて、それは保護者の皆さんから大変感謝をされているところで、保育士の皆さんの過重な負担を減らさなくてはいけない。その一助になるかどうかというのは、ちょっとやってみないとわからないというところがありますけれども、ぜひこれは導入に向けて頑張っていただきたいというふうに思っています。  いろいろお話ししましたけれども、保育園の待機児童解消策については、ぜひゼロでお願いをしたい、霞ヶ関に呼ばれないようにお願いをしたいというふうに思っています。  それから、子育て支援センターの増設については、頑張っていきたいというお話ですが、新しい取り組みもいろいろ考えているということですが、新しい取り組みの中で、先進的なものは何か事例としてお持ちなのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 先ほどの市長の答弁にもございましたけれども、運営事業者を公募するという形で、例えば文京区ですとか愛知県の半田市等が、そういった取り組みをしているようですので、そういった先進市の取り組みを参考に、検討してまいりたいと思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 先進事例を検討していただいて、ぜひふやしていただきたいというふうに思っています。これ減るのがすごく残念です。この4か所でも、それぞれ1日24人とか18人とか、この子育て支援センターを利用されています。私一番これ心配なのが、これ平成30年度の決算資料ですけれども、それぞれの子育て支援センターで年間172件とか159件とか、相談件数がカウントされているのです。これは閉所された、さっき自主運営というお話もありましたけれども、こういう相談をされた方というのは、どこへ相談を持っていっているのでしょうか。それはどういうふうに考えてますか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 自主運営されているところについては、やはり市として委託の要件というのも割と、週5日開設ですとか、常勤職員は2名で、そのうち1名は保育士でないといけないとか、そういった要件をちょっと満たせないということで、自主運営ということに切りかえて行っていただいているのですけれども、内容としては、市のそういった子育て支援センターと同様の内容で行っていただいておりまして、相談される方々についても、必要に応じてそういった関係機関への連携ですとか、保健センターですとか、こども支援課ですとか、そういったところにつながるということでは対応していただいておりますので、本市としても支援しております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 新しいやり方をぜひということですので、どうか効果がある取り組みをいろいろ研究してやっていただきたいと思いますし、ふやしていただきたいというふうに思っています。  また、利用者支援事業ですが、母子保健型がこども支援課に、これはサテライト的な役割で置きましたが、よかったですね、これ。すごくやっぱり効果があるのだと思います。やはり対面でお話をするって、それが一番大事でしょうし、また市役所のほうが利便性があって来やすいということもあるかと思うので、これは高く評価をしたいと思います。  また、基本型を1か所、中央部にぜひということでお話ございました。ぜひふやしていただきたいと思いますし、あと残りは南部ですので、頑張っていただきたいというふうに思っています。  これは、利用者支援事業の実施要綱の中で、主として身近な場所で日常的に利用でき、かつ相談機能を有する施設での実施という、それが実施要綱で決められていますが、中央ではどういうところを考えているのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) まだ予算等が認められておりませんので、今ちょっと具体的には申し上げられませんけれども、やはり日ごろのそういった活動を見させていただいて、NPO法人ですとか社会福祉法人とのやりとりの中で、中央部付近で活動をかなり効果的に行っていただいているところを考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) それから、この利用者支援事業の中で、厚労省が出しているガイドラインの中で、早期の予防的支援が必要で、個別のアセスメントが必要だということを言っているのです。アウトリーチ型の支援もぜひ進めるべきだというガイドラインなのですが、それに対して市は対応しているのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。
    ◎こども未来部長(一ノ関知子) まさにこの基本型のいいところというか、効果的なところが、そのアウトリーチ型の支援を行えるというところですので、本市のつぼみさんにおいても、そういったうちアウトリーチ型の支援は積極的に行っていただいております。  地域の幼稚園や保育園、医療機関や民生児童委員とか町内会、地域のサークル等にも積極的に出向いていただいて、活動を広げていただいているところです。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) わかりました。  多胎児支援に関してですけれども、ここでもアウトリーチの必要性というのも言われているわけます。平成29年の厚労省の子ども・子育て支援推進調査の中では、訪問アウトリーチ支援の結果というのが、さまざま効果的に上がっているということが出されてます。  先ほど紹介しました愛知県での悲しい事件は、市の保健師に育児の不安を訴えて支援を求めていたけれども、それがつながっていなかったのです。市が把握していなかった。ファミリーサポートも、申し込もうとしていたのだけれども、そこいくまでもいかなかったということなのです。本当に私も今回質問をするので、双子の子育てというのを、これ双子に関してなのですけれども、これ冊子取り寄せて読んでみて、いかに多胎児が大変かというのがすごくわかりました。  先ほど市長から言っていただいて、これもダウンロードして自分でつくったのですが、「ふたご、みつごを育てるあなたへ」というこのリーフレットはぜひ渡していただくということですので、これは楽しみにしたいというふうに思っています。  それで、あとは新座市でやっている子育てのホームヘルパー事業なのですが、1か月以内ということで、例えば大津市では誕生から3歳まで回数を決めてやっているとか、前橋市では単胎児は6か月未満ですよと、多胎児は1年まで相談に乗りますよと。京都市なんかでおおむね1年だし、多胎児は拡大をするということで、やっぱりこの子育て支援ヘルパーの拡充も必要なのかなと思いますが、その件についてはいかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 議員のおっしゃるとおり、やはり多胎児の育児というのは、本当に不安感、負担感がかなりのものと思っておりますので、多胎児に限ってですけれども、そういったサービスの拡大については前向きに検討してまいりたいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 先ほど多胎児を妊娠された方の困難感というのは説明させていただきましたが、妊娠をして今は8週でわかるそうです。その後どうするかというのは、やっぱり妊婦さんにとって大変な不安になるわけです。例えば市がこういう制度がありますよと、多胎児の場合には相談してくださいと。前もってそれを知っているか知らないかで、うんと違うと思います。多胎児の支援、いろいろ先ほどお話をいただきましたが、同じ部ですからまとめて言いますけれども、そのアウトリーチをぜひ強化していただきたい。それから、子育て支援ヘルパーの拡大も考えていただきたい。また、保育園の一時預かりも、ぜひそれは考えていただきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、児童発達支援センターですけれども、保育所等訪問支援事業、それから相談支援事業も着々と進めていただくということで、ぜひこれは楽しみにしたいというふうに思っています。このアシタエールができたということで、発達障がいを持つお母さんから、在宅で子育てをその方はされているのですけれども、本当に新座市の根幹になる施設ができてよかったと大変お褒めいただきました。だから、時間はかかりましたけれども、やはり一つの基本の施設ができるってすごいことなのだなと思いましたので、ぜひ着々と準備を進めていただきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。  あと、基幹相談支援センターですが、どうして4期の期間中で設置ができなかったのか。できなかった理由を教えてください。 ○議長(島田久仁代議員) 総合福祉部長。 ◎総合福祉部長(鈴木義弘) 基幹相談センターについてでございますけれども、部内、課内での議論がなかなか煮詰まらなかった、煮詰め切れなかったというのが現状でございます。  とりわけ県内見渡しましても、今でこそ市長答弁申し上げましたとおり、33市町村で開設してございますけれども、例えば平成25年当時ですと5市町村しか開設がなかったわけでございまして、先進事例等々を参考にする機会もなかなかなかったというところで、時間がかかってしまったという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 県内の設置状況を今お話をいただきましたけれども、広域でやっているところも含めて、令和2年度設置予定というのが網かけになった一覧を見せていただきました、ことしの4月1日で。それで、なぜか新座市を含めた4市というのがちょっとなくて、あと羽生市、行田市、加須市、何か地域的に隔たりがあって、よその地域はいいのですけれども、新座市で第5期で平成32年度設置と計画で訴えているので、ぜひ来年度設置をしたいと思いますが、もう一回部長の決意のほどを聞かせてください。 ○議長(島田久仁代議員) 総合福祉部長。 ◎総合福祉部長(鈴木義弘) 基幹相談センターにつきましては、市長が答弁申し上げましたとおり4期で見送ったわけでございます。5期でも令和3年度までに設置ということを掲げているわけでございまして、担当部、担当課としましては、強くこの設置を考えてございます。ただ、予算編成の中で、当然予算が必要になってくる事業でございますので、担当部、担当課としましても工夫をさせていただきながら、何とか予算化できるような取り組みを実施してまいりたいと思っておりますので、ぜひ3月の当初予算でお示しするところでご期待をいただければと思っております。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 設置してください。4期でも延ばし、5期でも延ばしなんて、こんな計画はつくったはいいけれども、実施できない計画はないに等しいわけですから、ぜひつくっていただきたいというふうに思っています。  先ほど市長のほうから、相談が右肩上がりであるという、やっぱり今12月3日から9日まで障がい者週間です。障がいのある皆さんも、本当に地域で暮らせるようにという一つの大きな障害者基本法の目的にあるわけですから、市としての計画をぜひしていただきたいというふうに思っています。これは強く要望したいというふうに思います。  また、福祉の里の改修もしていただくと、よかったです。正面ドアも知らない間にわあっと広がって、通った人がびっくりしたという、そんなお話を聞いて、いつあくかわからない、いつ閉まるかわからないみたいな、ちょっとそれはないかなと私も思いました。  先ほどお話をしましたけれども、館内照明が暗いのがすごく気になって、先ほども言いましたけれども、障がい者施設、高齢者施設の照度基準というのがあるかと思うのですが、それは満たしているのですか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合福祉部長。 ◎総合福祉部長(鈴木義弘) 照度の基準でございますけれども、担当の施設、それから私も含めて、基準について広く調べたわけでございますけれども、いわゆる高齢者施設ですとか、あるいは障がい者施設ですとか、そういった限った形での基準はございませんでした。見つけられませんでした。  一般的な事務所等の基準で、今実はご質問をいただいてから管内44か所を簡易の照度計ではございますけれども、照度測定をさせていただきました。そういった中で、議員ご関心の1階のロビーですとか廊下について結果を申し上げますと、まずロビーについては3か所、日中と夕方ですから、計6回はかったわけでございますけれども、ロビーが、日中が500ルクスという基準でございまして、実はロビーは3か所とも基準を満たしておりませんでした。また、夕方については75ルクスが必要だという基準になってございますけれども、参加者のうち1か所は満たしてございませんでした。  また、廊下につきましては、これは日中、夜間の区分なく75ルクスが最低必要だという基準になってございますけれども、日中は3か所のうち1か所が基準を満たしておりませんでした。夜間は、3か所のうち3か所とも満たしておりました。  議員がご指摘のカンテラが置いてあったという箇所でございますけれども、基本的には談話コーナーというコーナーになってございまして、廊下ではないのですけれども、基本的には廊下、通路になってございます。そちらで申し上げますと、日中は基準を満たしておりましたけれども、夜間は基準を満たしておりませんでした。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) だから暗く感じたのだと、今の結果を聞いて思いました。細かいところまで調査してありがとうございます。やはり蛍光灯があるのに間引きをしているって私は驚いてしまって、そうなのだと思いました。ぜひ明るいところで、談話コーナーだってそんな薄暗いところで談話したら話も暗くなるでしょうから、明るくしていただきたいというふうに思いますし、明るくなったらぜひ見に行きたいというふうに思っていますので、頑張っていただきたいと思いますし、予算に盛り込んでいただきたいと思います。  それから、次に防災対策ですけれども、今回の避難所開設の運営の検証をしていただいて、今後の課題が出てきたわけですから、ぜひこれに沿ってやっていただきたいというふうに思っています。  それから、柳瀬川の差異はどうなのと聞いたときに、いろいろ考えているということですから、いかに情報提供をしていくかというのがすごくやっぱり問題なのだなというふうに思いました。きのう鈴木秀一議員も質問させていただきましたけれども、加須市では全世帯に無料でラジオを配るのだと、4億円からの予算を補正予算に。これは埼玉新聞でびっくりしました。そんなところもありますので、情報提供にしっかり頑張っていただきたいと思いますし、また第四小学校の表記の問題、第四小だけではないと思うのですけれども、本当に、いや、亀田さん見てよと言われて、洪水に丸となっているのです。避難所と書いてあるわけですから、そういうことで勘違いしないように、ぜひこれをしていただきたいと思います。  それから、防災士の連携ですが、新座市で91名って随分いらっしゃるのだなと思いました。会派の中で、野中議員も実は防災士でありまして、この91名の1名の中に入っているかと思います。全国では350自治体が、結局はこの認証を取るときに補助を出しているのです。新座市は補助も出していないのに連携すればというのも、私もこんな質問はどうかなと思いましたけれども、防災士会でもいろいろな情報発信していますし、また日本防災士会で防災士の能力をPRして、防災アドバイザー、防災リーダー、防災コーディネーター、防災特別推進員、学校防災士指導員、このような形でしていただいたらいかがかと、そんな提案もありますので、ぜひこれは進めていただきたいというふうに思っています。  また、次にエレベーター防災備蓄ボックスですが、私もエレベーターに閉じ込められてというのは、全くそれは想定をしていないのです。ただ、先ほども言いましたけれども、ここ近年の大きな災害で、やっぱり災害に対する不安感ってすごく市民の皆さんが増しているのだと思うのです。だから、そのためのやっぱり一つの安心感にもなるのかなと思っていますので、寄附をしていただければありがたいと思いますし、どういうやり方がいいかわかりませんけれども、ぜひこれは検討していただきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。  それから、図書館についてですが、超高齢社会の対応いろいろしていただいて、回想DVDも来年の2月に福祉の里でやるのだということで、ぜひ効果的にというふうに思っています。  デジタルサイネージ、すごくいいことで、きのうも野中議員質問しましたけれども、図書館にあったらいいなと思って、富士通のコーナーを見てきたのですけれども、羽生市なんかはすごくやっていまして、図書館で羽生市の全体が映るようになっていて、郷土のいろいろなところへそこから飛ぶようになっていて、社会教育の一つの大きな施設で、羽生市はいいなというふうに思いましたけれども、お金がかかるのだと教育長のほうから言われましたので、今後の検討課題にぜひしていただきたいと思います。  それから、障がい児・者への合理的配慮ですけれども、いろいろやっていただいているということで、あと図書館要覧を見ましても障がい者サービスの利用状況って、一生懸命やっていただいているというふうに思っていますし、これはありがたいというふうに思っています。  先ほどちょっと事例で紹介をさせていただきましたが、例えば市内に、障がいのある方が通う就労施設とかってたくさんあります。そういうところの支援学級との連携というのはわかるのですが、就労支援施設との連携とか、そういうのも図ってみたらいかがかなと思いますけれども、それに関して何かお考えがあれば教えてください。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 就労支援施設等も含めた福祉施設とは、障がい者向けのそういったサービス、図書館のサービスについて、こういったサービスがあるということで少し情報提供ですとか、そういった連携はちょっと検討させていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) ハード的な部分も必要だと思うのですが、ソフト面でも必要だというふうに思っています。  先ほども呑海教授のアンケートを紹介させていただきましたけれども、困ったときにどう対応するかということをいろいろやっていただいているのだと思いますけれども、今一重、読書バリアフリー法も成立いたしましたので、その点で合理的配慮はどうかということを、1回やったからいいということではなく、やはり検証していただきたいというふうに思います。  あと、SDGsはぜひ頑張っていただきたいと思います。SDGsについては何回も質問しましたので内容を省きましたけれども、教育長も十分その重要性わかっていらっしゃると思いますので、よろしくお願いします。  それから、小・中学校の大規模改修ですが、今回の台風19号で雨漏りとか被害があった学校というのが、補正予算の質疑の中でも少しありましたけれども、改めてお聞かせください。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 台風19号によります小・中学校の被害状況でございますが、市内の13校で雨漏りが発生をしたという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) ぜひあの改修に向けてしていただきたいし、大規模改修については令和2年度に個別の管理計画をつくるということですので、その中でぜひ対応していただきたいと思います。  今すぐにでもやりたいという学校を挙げてと言ったら、どこになるでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) すぐにでもということで、財政的な余裕があれば、第二中学校は着手したいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 国のいろんな補助政策も使いながら、ぜひやっていただきたいと思いますが、来年度の予算の中で、設計だけでもぜひすべきだと思いますが、それについてはいかがですか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) まだ固まってはいませんけれども、要求はしております。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 決定するのはこちらですので、市長に答弁求められませんけれども、市長、こういうふうに言っていますから、ぜひ設計だけでもしていただきたいと思いますし、第四小に行ったときに、雨漏りどうでしたかと言ったら、20か所ありましたと何か普通に言われて、学校の雨漏りがそんな普通に言われるなんてすごく悲しくて、ああ、そうなのですかと思わず言ってしまいましたけれども、頑張っていただきたいと思います。  それから、集会所についてですけれども、何回聞いても総合管理計画と個別施設計画を立てるのだ、立てるのだという、1年たっても同じ答弁なのですが、この個別施設計画の中では、集会所の新設は考えていないというのをちらっと聞きましたけれども、私の勘違いでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 個別施設計画、来年度までに策定ということで作業を進めているわけですけれども、基本的には集会所も含めまして、今現在市が有している全ての公共施設を現状把握した上で、今後どう対応していくかというのが中心になってきますので、その中で今後集会所を新設していくとか、そういったことを具体的に計画として示すものではありません。その辺になってくると、総合計画の中の基本計画とか、そういった中で検討しながらお示ししていくことになるかと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 新設ということを質問しているわけですから、この答えになっていないような気がしますが、例えば設置40年を過ぎているところは改修ということもあるかもしれませんけれども、市として集会所の役割をどのように考えてますか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 新座市は61町内会ありまして、地域集会所ということで1,000世帯で1か所というような基準がたしかあったと、基準というか、おおむね設置をしていきまして、大変利用があっていいということで好評を博しております。しかしながら、例えば朝霞市なんかは広域的な集会施設、公民館、コミュニティセンターみたいな形で設置をして、3階建てぐらいでエレベーターがついて、地域の方がかなり多機能に利用されているということもいいのですけれども、やはり町内会、例えば5町内会とか6町内会でいくと、そこに行くのは遠いというようなこともありまして、そういう意味では新座市のほうがいいのかなと思いますけれども、ただ、やっぱり維持管理が大変なのです。  そういう意味で、要求のある町内会からの集会施設は今後どうするかということは、要望の強い馬場二丁目、あるいは栗原四丁目の町会長からは常に言われておりますけれども、建設する土地もないというところもあって大変苦慮しているのですけれども、今後は統廃合が可能であれば、例えば馬場地区であれば馬場四丁目を拡充して、そちらのほうに行ってもらうとかいろんな考え方があると思いますので、今後は土地を借りて、あるいは土地を取得してつくるか、あるいはちょっと不便になるかもしれないですけれども、増設をして共同利用するかというようなことも含めて、今後検討させていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。 ◆26番(亀田博子議員) 要望がすごく多くて、きのうも中村議員が町内会の活動について質問されましたけれども、やはり町内会活動の一つの拠点になります。公民館というのは、どうしても社会教育施設になっていますので、やっぱり集会所のほうが使い勝手がいいし、使いやすいし、使いたいという、そういうご要望が強いのは当然だなというふうに思っています。市長がいろいろお話しいただいた今後の検討の一つとして、ぜひしていただきたいと思います。  それから、馬場一丁目の時計、ぜひつけてください。来年で結構ですので、ぜひつけていただきたいと思います。  何かたくさんの質問項目になりましたけれども、11月中旬に、とにかく教育長、教育施設の整備についてぜひ頑張っていただきたいという要望も出しましたので、いろいろな部分で効果を期待していきたいと思いますし、ますます新座市が発展をして、50年、100年で本当に選ばれるまちになるように、新座市が発展するように心から願っているところであります。  以上で質問を終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、26番、亀田博子議員の一般質問を終わります。  ここで暫時休憩といたします。   休憩 午前10時50分   再開 午前11時07分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を再開します。 △伊藤信太郎議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、4番、伊藤信太郎議員の一般質問を許可いたします。  4番、伊藤信太郎議員。    〔4番(伊藤信太郎議員)登壇〕 ◆4番(伊藤信太郎議員) 4番、伊藤信太郎です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に従い一般質問をいたします。今回は、6点について質問いたします。  まず初めに、水道道路の歩道拡幅についてお聞きいたします。本件は、私が市議会議員に初当選して以来、ずっと取り上げてきた問題であります。そのうちの一つが、西堀二丁目地内にあった馬頭観音とお墓の箇所でありました。現在は、道路課のご努力によりお墓も民家2軒も移転していただき、歩道用地の確保に至っています。ここで、写真の映写をお願いいたします。  ごらんいただいています道路は水道道路でありまして、手前が清瀬川、そして史跡公園に向かう道路であります。現在、先ほど言いましたように民家2軒の移転が終わりまして、こういうふうに整地の状態になっています。行く行くは、ここをきれいな歩道にしていただいて、そして向こう側に、史跡公園側にある道路につなげるという形になってまいります。  これは、その手前の写真なのですけれども、この赤れんがのところが馬頭観音、そしてお墓があった場所でありまして、現在、既に道路の様相を呈しております。先ほどの写真のところにつながりまして、歩道がずっとつながるという形になります。写真の映写、どうもありがとうございます。  ごらんいただきましたように、歩道の工事までもう少しのところまで来ております。そこで、今後の予定についてお伺いいたします。  同時に、この箇所は西堀からあたご、菅沢、北野まで続く野火止用水の回し堀の起点であることから、その歴史的な遺構であることを後世に残すために、起点表示をしてほしいとの要望をことし6月議会でお願いをいたしました。そのときの答弁では、この箇所が回し堀の起点であることは承知しているが、文化財の指定史跡範囲外であることから、放置されてきました。今後は、歩道整備に合わせて起点表示を検討していきたいとのことでありました。  歩道整備につきましては、先ほど指摘しましたように、お墓と家屋の移転のみで、まだ取りかかっていません。そのため、この起点表示も進められないのかもしれませんが、現在のところ直径2センチのブルーのくいが打ち込まれているだけで、何の説明文もありません。恐らく通りがかりの人が見ても、回し堀の起点だとは気づかないでしょう。野火止用水沿いに歩くウオークラリーに参加した人も、気づかないまま通り過ぎてしまいます。文化財の指定史跡範囲外であったとしても、過去に新座市に住んでいた人たちの生活の様子を示す文化的遺産であると考えるならば、何らかの表示があってしかるべきではないでしょうか。市の見解をお伺いいたします。  次に、もう一つの歩道拡幅場所についてお尋ねします。本件につきましても、再三一般質問している箇所であります。直近では、ことしの3月議会で取り上げましたが、その際の答弁としましては、平成30年度で道路線形の検討も含めた測量調査を行うと、令和元年では物件移転補償調査を行う予定であるので、もうしばらく待ってほしいとの内容でありました。その後の経過についてお伺いをいたします。  先ほどご説明しましたとおり、この箇所に歩道拡幅ができれば、清瀬駅の踏切から史跡公園までの水道道路沿いに歩道が確保できるようになっていきます。頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いする次第でございます。  次に、大きな2番目の項目として、小学校等の整備についてお聞きいたします。その一つとして、新堀小学校の校庭内で水道設備が不足していることを取り上げます。現在のところ、水分補給が必要な場合、児童たちは校庭内を横切って校門近くにある手洗い場まで往来しなければなりません。長時間水飲み場まで行くことをためらっていると、夏場では熱中症の心配があります。
     先日の台風19号の影響で、新堀小学校のシンボルであった桜の大木が倒れてしまいました。これにより、日陰になる場所がなくなりました。何らかの対策をとらなければ、熱中症を引き起こす要因がふえてきたわけであります。日陰になるシェルターをつくる必要がありますが、まずは水道設備の完備が必要だと考えます。さらに、今ある校門近くの手洗い場まで校庭を横切っていこうとすると、サッカーや野球のボールに当たる危険性があります。安全性を考慮する上でも、プール際に手洗い場をもう一か所設ける必要があると考えますが、市の対応をお聞きいたします。  次に、西堀小学校に関してお伺いいたします。ことし10月26日に西堀小学校では、開校140年の記念式典がとり行われました。明治13年に野火止小学校から分離して発足したわけですが、昭和22年に西堀小学校と改称した後、昭和44年に旧校舎から現在の校舎へ移転しました。その後、西堀小学校から新堀、石神、陣屋小学校へと分離していくわけですが、この歴史ある西堀小学校が現在の西堀公園にあったと知る人が少なくなってきています。通告書には、西堀庭球場と記載しましたが、厳密には西堀庭球場は国有地でありまして、旧西堀小学校の跡地は、その隣の西堀公園と名づけられているようであります。ここで、訂正をさせていただきます。  写真の映写をお願いいたします。ごらんいただきましたように、これが旧西堀小学校のあった場所でありまして、現在は左右に門柱が残されています。崩れはしませんけれども、非常にただあるというだけで、誰の記憶にもとまらないような形になっております。拡大しますと、新座町立西堀小学校、寄贈29年ということで、卒業生が寄贈したものになっております。  このように、旧校舎を示す門柱も朽ち果てかけています。隣のテニスコートに行き来する人たちも、放置された門柱を見てがっかりしています。時代の荒波をくぐり抜けてきた教育の場の記念碑として、せめて門柱の改修をすべきだと考えますが、市の考えを伺います。映写どうもありがとうございます。  3番目として、地域猫の活動、普及について質問いたします。この問題につきましても、再三提起してまいりました。おかげさまで、新座市でも野良猫対策の有効な手段として、地域猫活動の普及や不妊去勢手術の有効性が認められてきました。環境対策課の努力によりまして、処理件数もかなりふえてきていることや、それに伴い野良猫の相談件数が減ってきているということもお聞きしています。今後、さらに地域猫に対する市の取り組みについて広く市民に周知してもらうためには、ホームページや広報にいざだけではなく、チラシの配布なども必要だと考えます。  また、どうぶつ基金の利用も促進する必要があります。その無料チケットを入手するためには、申請書を出さなければならないわけですが、その際、新座市では当初、町内会長の承認が必要だとしていました。しかしながら、地域猫でかかわりがあるのは町内会単位ではなく、野良猫が活動する狭い範囲であります。猫の生活圏は、近隣500メートル圏内などと言われています。そのため、町内会を束ねている会長の判こではなく、隣近所の地域住民の了承だけで十分だと言えます。地域猫活動そのものがまだ十分に周知されているとは言えないこともありまして、全て町内会長が地域猫の活動を理解しているわけではありません。そのため、その都度町内会長へ説明する必要があり、野良猫の捕獲が急がれる場合には、間に合わないという事態にもなります。一般に言われていることですが、雄雌2匹の猫が放置されていますと、1年間で何と38匹に膨れ上がるというふうに言われています。これらの懸念から、先般環境対策課が町内会長に対して、アンケート形式で申請書に対し認め印が必要かどうかの意見を聞いております。そのアンケート結果をもとに、今後の対策について市としてはどうするのか、お伺いをいたします。  4番目として、市保有の掲示板の増設についてお聞きいたします。市の広報手段として、広報にいざ以外にポスターやチラシの掲示などを挙げることができますが、それらを掲示する場所として、公民館やコミュニティセンター、集会所等があります。また、町内会が保有する掲示板に張ってもらうこともできます。しかし、この場合、掲示板に掲出するかどうかの判断は、各自治町内会の判断に委ねられています。そのため、市が希望するとおり掲示されない場合が出てきます。  一方、近隣3市の状況を見てみますと、和光市では146か所、朝霞市では127か所、志木市では70か所と自前の掲示板が設置されていると聞いています。新座市とは比較にならないほど、市保有の掲示板があるわけであります。朝霞市へお聞きしますと、市が保有する掲示板127か所には、市の広報物を掲示するだけではなく、一般市民やサークルなどが掲示してほしいと願うポスターやチラシがある場合、市に届けを出しまして許可印をもらえれば、誰でも期限内に限って掲示することができるとのことでありました。新座市の場合も、各公民館やコミュニティセンターに許可をもらって掲示やラックに置くことができるようになっています。しかし、掲示や展示箇所が少ないのが他市と違うところであります。  町内会に頼らず、市独自の掲示板をふやすことによって、市民の発表の場をふやすことができることから、検討してみてはいかがでしょうか。市の対応をお伺いいたします。  5番目として、薬草園の開設について提案いたします。シティプロモーションの一環として、あるいは市民の憩いの場として、薬草園の創設を検討してはいかがでしょうか。  江戸時代後期に、新座市に薬草園が5か所あったと記録に残っています。アケビやドクダミ、タンポポなど一般に知られている草花が、実は薬草にもなるということがわかっています。日常なじみのある草花も交えて、広い敷地の中に薬草園をつくることによって、高齢者や何らかの障がいをお持ちの方々に安らぎの場を提供できるだけでなく、子供たちにも学習の場を与えることができるものと考えます。  ここで映写をひとつお願いいたします。これは、東京都薬用植物園の全体図であります。全体約3万平米の敷地内に、それぞれの特徴的な植物を育てまして、その特性を生かして製薬原料としたり、染料や香料に使ったりしています。ふれあいの場や研修室、資料館なども併設しています。ごらんいただきますように、この林のところあります。入り口のところに資料館があったり研修室であったり、そして温室、それぞれの草花に区分けをしまして、染料に向いている植物とか、薬に有用な木だとか、非常に広大な土地に設置されているということで、東京都でこの1か所が薬草園ということで言われております。映写ありがとうございます。  この植物園は、昭和21年に開設され、歴史ある文化館でありますけれども、とても一気に同じものを我々としてはできません。徐々に充実したものに整備していけばと考える次第です。まずは、今後計画中の歴史民俗資料館の庭先にでも整備するというのはどうでしょうか。現在も、既に民俗資料館の狭い庭に薬草が植えられていますが、もう少し広げていければと考えます。市の見解をお伺いいたします。  また、近くの薬科大学との提携によりまして、本市のイメージアップにつながると言えます。市の取り組みについてお伺いいたします。  最後に、交通網の整備について質問いたします。本件につきましては、議会あるごとに一般質問されているものでありますが、日々市民の方々から、新座市内での交通網を改善してほしいという要望が出てきています。私も、ことしの第3回定例会で一般質問をいたしましたが、市長答弁では、令和2年度までに市民アンケートを含めた本市の公共交通システムのあり方について検討していくとされていました。そして、9月議会で補正予算の中に、債務負担行為として地域公共交通システム検討支援業務委託事業930万円が組み込まれ、公共交通の見直し作業に取りかかることになりましたので、期待するところであります。  この機会に、ぜひともにいバスの本数をふやしたり、経路を変えるということだけではなく、新座市の主要拠点を結ぶ効率的な交通網の整備を検討していただきたいと願うものであります。例えばAI技術の活用であったり、ICTの利用ということも考慮に入れていただきたいと考えています。  ICTというのは、情報通信技術の英語の頭文字でありますが、通信技術を活用したコミュニケーションのことであります。この技術を利用して、地方バスの活性化に向けた積極的な取り組みが全国で既に広がっています。例えば岐阜県中津川市では、北恵那バス会社と組んで実証実験を行っています。住民事業だけでなく、来訪者や観光客にも公共交通に乗っていただくことで、利用者の減少が続く地域公共交通網の維持、活性化につなげて、地域住民の足を確保することを狙っています。また、京浜急行でも、ことしの8月にAI活用したオンデマンド型シャトルサービスの実験を行っています。また、静岡市でもICTを活用した相乗りタクシーの実証実験を行っています。  標準的なバス情報フォーマットのことをGTFS―JPというらしいですが、そのフォーマットを整備することにより、インターネットの経路検索だけでなくサイネージでの、電子黒板でのリアルタイムなバスの運行案内や、調査分析の基礎データが入手でき、かつバスロケーションサービスや各種のアプリ開発などへの活用が容易になることが言われています。要するに、ICTの活用を通じて、わかりやすく、使いやすい公共交通サービスの提供を行えるよう考えられています。  具体的には、新座市の場合には令和2年のコンサルの検討結果を持たなければなりませんが、AIあるいはICTを利用することも織り込んで、検討を重ねたほうがよいと考えますが、市の見解をお伺いいたします。  以上、第1回目の質問といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、伊藤信太郎議員のご質問に順次お答えをしてまいります。  1、水道道路の歩道拡幅につきましてご質問いただきました。御成橋通り交差点から西側における約55メートルの区間につきましては、道路改良10か年基本計画パート3におきまして、北側2.5メートルの歩道整備計画を優先整備事業として位置づけており、昨年度及び今年度に土地所有者のご協力が得られ、一部用地を取得いたしました。未改修箇所につきましては、令和2年度の用地取得に向け、着実に歩道拡幅を進めてまいります。  歩道整備につきましては、未改修箇所とあわせて一体的に歩道整備をする予定でありますので、いましばらくお時間いただきたいと思います。  (2)、史跡公園近くの歩道拡幅工事につきましてのご質問をいただきました。新座市消防団第4分団車庫から西堀公園交差点までの約190メートル区間につきましては、今年度は、先ほど議員もおっしゃっておりましたけれども、物件移転補償の調査、積算を行っております。来年度以降、順次用地取得を進めていきますので、予算を確保して進めていきたいと思います。もうしばらくお待ちいただきたいと思います。  小学校の整備につきましては、教育長のほうから答弁申し上げます。  3、地域猫の活動の普及についてのご質問をいただきました。市民の皆様への周知につきましては、市ホームページで、どうぶつ基金のチケットを活用できる旨と、地域猫の活動内容を掲載しているところでありまして、引き続き市ホームページを初め広報にいざやチラシなどにより、周知していきたいと思います。  また、地域住民の協力につきましては、チケットの申請者が地域猫の趣旨を踏まえ、近隣住民の理解と協力のもとで活動しているものと認識しております。市といたしましても、地域の実情に合った円滑な運営が図られるよう努めていきます。  また、町内会への地域猫の無料不妊手術チケットの交付方法等に関するアンケートにつきましては、ことしの4月1日付で実施しました。町内会によって意見が異なっておりまして、チケットの申請方法につきましては、各町内会のご意向に沿った対応をしております。今後につきましても、地域の実情を把握しながら事務を進めていきます。  4、市保有の掲示板の増設についてのご質問をいただきました。町内会にご協力をいただき、300か所を超える町内会保有の掲示板にも掲示していただいております。しかし、町内会の掲示板のスペースには限りがあり、また掲示の可否につきましては、町内会に判断していただいているところでございます。  その他、市といたしましては町内会に掲示を依頼するポスターにつきましては、大きさはA3判以下にしておりまして、見やすさなど、掲示のしやすさなどに配慮した掲示物の作成に努めています。  今後も市からの情報発信について、広報紙を全戸配布していくことや、町内会にポスター、チラシの掲示をお願いすることで対応していきたいと考えております。新たに市保有の掲示板を増設する考えはございません。  5、薬草園の開設についてのご質問をいただきました。本市では、年々減少していく緑地を保全するため、近郊緑地保全地区や近郊特別緑地保全地区を指定して、緑地の維持管理に努めております。また、民有林につきましては、土地所有者と緑の保全協定を締結し、市民憩いの森として現在13か所を管理しております。園地内には、カタクリやイチリンソウなど、都内近郊では珍しく貴重な植物が自生しており、多様で複雑な生態系を形成しております。  今回ご質問いただきました薬草園につきましては、本来自生していなかった植物を栽培することは、既に形成されている生態系に影響を及ぼすことが生じるから、市が管理している緑地内に薬草園を創設する考えはございません。  また、保育センター、歴史民俗資料館の場所にはどうかというお話でしたけれども、平林寺様の所有地でございますので、大変難しいのかなというふうに思いますので、ご理解をいただきたいと思います。  6点目、交通網の整備についてのご質問をいただきました。AIの活用につきましては、専用アプリを用いて配車予約をし、AIが効率的なルートを選定して運行するAI活用型オンデマンドバスやAI運行バスがあり、バス利用者の利便性向上や、渋滞回避などの効果が期待されております。福岡市や横浜市などで、実証実験により運行を行っております。  本市では、市内循環バスにいバスを含めた市内公共交通システムに関しまして、前定例会において交通コンサルタントへの委託料をお認めいただきましたので、現在、委託業者と契約に向けて手続を進めております。今後、委託業者や地域公共交通会議の中で、公共交通システムについてさまざまな視点から検討をしてまいります。その中で、AIの活用につきましても調査・研究していきたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。  私のほうからは1回目の答弁、以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 伊藤信太郎議員から4点についてご質問がございましたので、私のほうからお答え申し上げます。  1点目、野火止用水の回し堀の起点表示ということでご質問がございました。このご質問ですけれども、令和元年の第2回の新座市議会の定例会におきまして同様のご質問をいただきまして、観光案内の参考となるように、私どももマーキングを路面上にいたしました。説明表示板につきましては、指定文化財を中心に行っておりまして、回し堀につきましては現在原形をとどめていないということ、それから文化財としても指定をしているわけではございませんので、表示板については大変難しいのではないかなというふうに考えているところでございます。マーキングをさせていただきましたので、ここに回し堀という堀があったということだけは認知できるのではないかと。野火止用水を説明する際には、その場所がわかりますので、ご活用いただければというふうに思っているところでございます。  回し堀については確かに、いわゆるその敷地まで野火止用水を引き込んで活用する堀でありますので、私有地を通るところが多くて、ほとんど原形をとどめていないということでありまして、文化財指定をする際は、やはり原形がとどめていないところに文化財指定はなかなか難しいということもありますが、野火止用水の活用の仕方として、そうした歴史をとどめておくということは極めて大事なことだと思いますので、今後文化財保護審議委員会を中心に協議を行いまして、どのように進めていくか協議をしていきたいと考えているところでございます。  次に、新堀小学校の校庭の水道栓を設置することについてのご質問でございますけれども、新堀小学校は、ご承知のように周りに大きな樹木がございません。大きな樹木、桜の木があったのですが、これが台風で倒れまして伐採をしたところでありまして、日陰がないというような校庭になってしまっております。そのために、5月に行われた運動会で、熱中症で倒れた保護者の方がおられたということを私どもも聞いておりますけれども、そうした状況を鑑みますと、すぐに樹木を植えたとしても大きくなるわけではございませんので、これは早急に水道栓を設置して、そうした子供たちが、あるいは保護者の方も含めて、いつでも水が摂取できるように、そういった環境整備を進めていきたいと考えております。  続いて、薬草園についてのご質問がございました。薬草園につきましては、新編武蔵風土記稿に記されている地名等から見ますと、市内には5か所の薬草園が存在していたということが伝えられておりまして、旧片山地区の黒目川沿いに、さまざまな植物が繁茂していたということがうかがえるわけでございます。薬草は身近な存在ながら、非常に多くの種類がありまして、その効能は古くから人々の健康を守ってきました。西洋の薬剤が入ってくる前は、漢方として多く活用されていたというふうに聞いております。  また、伊藤議員ご提案にありますように、こうした薬草園をつくることによって、観光や高齢者の安らぎの場として役割を果たすだけではなくて、子供たちにとっても学習の場となることも考えられるわけです。しかしながら、薬草園となり得る敷地の確保、そして開設にかかる費用、維持管理等の費用を鑑みますと、現在の本市の財政状況からも、開設については非常に困難な状況にあると考えます。  また、歴史民俗資料館の移転先について開設したらどうかというご提案でございますけれども、移転先の条件、あるいは土壌の状況、そして既存の生態系への影響を考えますと、教育委員会としても開設することはなかなか難しいのではないかというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  すいません、順番がずれてしまいました。西堀小学校の門柱の整備についてのご質問が先にございましたので、ずれてしまいましたけれども、お答え申し上げます。西堀小学校は、10月26日に140周年記念式典が行われた、大変古い学校でございます。明治13年に開校した、市内で3番目に古い学校でございます。最初は平林寺境内に開設されたと聞いておりますけれども、その後、菅西小学校として明治13年に独立をしたということで、ここから140年の歳月がたったということでございます。昭和22年には新座町立西堀小学校として、この門柱のあるところに移転をしたところでありまして、なお、その後昭和44年には、現在の敷地に移転をしております。  したがって、昭和22年に移転した際の門柱が残っているということでありまして、これらの保存については今後検討していきたいなというふうに思っています。何の掲示物もありませんし、表示もございません。ただそこに、ふっと見ると町立西堀小学校と書いてある門柱が立っているだけでありますので、これ門柱の保存等については、今後検討していきたいと考えておりますので、もうしばらくお時間をちょうだいしたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 4番、伊藤信太郎議員。 ◆4番(伊藤信太郎議員) ご答弁ありがとうございます。順次再質問させていただきます。  まず初めに、水道道路の歩道拡幅について2点質問いたしました。1点目のお墓と民家2軒を移転したところのことに関しましては、先ほど市長答弁で、令和2年度の予算化に向けて頑張っていきたいというお話でしたので、そのとおりに履行していただくように、ぜひともよろしくお願いいたします。もう少し土盛りもとれば十分な歩道ができると思いますので、お願いいたします。  それから、2点目の市道42号線の箇所ですけれども、これにつきましても来年度の予算に向けて考えていきたいという前向きなご答弁いただきましたので、ぜひともお願いする次第であります。  史跡公園から清瀬のほうに向かっていきますと、道路の幅が、あるいはその線形がちょっとずれているのです。そういう意味で、歩道の確保と同時に、右折ラインといいますか、それもぜひとも一緒に合わせてやっていただきたいなと思うのです。非常に車の進行で危ない箇所でありますので、歩道確保とともに、その右折ラインの創設というのもお願いしたいと思います。用地買収される方々の顔が浮かびますので、了承もしていただけると思いますので、前向きに進めていただきたいと思います。  次に、小学校の整備について、新堀小学校、西堀小学校に触れまして、お話をさせていただきました。これにつきましても前向きなご答弁いただきまして、新堀小学校の水道設備につきましては、ぜひとも早急にやっていただけるという話ですので、お願いしたいのですけれども、おおむねいつごろそういう工事に入っていただけるのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 今、業者等から見積もりをもう既に徴取済みでございまして、準備が整い次第実施をさせていただきたいと思います。具体的な日付についてはちょっと確認できておりませんが、なるべく早く設置をしたいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 4番、伊藤信太郎議員。 ◆4番(伊藤信太郎議員) 今のご答弁では、大体年度内にはできそうだという感じで受け取りましたので、それでよろしいでしょうか。はい。  それから、桜の倒木について少し触れましたけれども、現在その日陰がないということで、校長先生を初め苦慮されていまして、テントを張ったりしておられるのです。非常に風が吹くとテントが持っていかれますし、危険なので、それに頼らない方法で何とか日陰をつくりたいなということで相談はいろいろ受けているのですけれども、県から苗木をもらっても、成長するまで40年待たなければいけないということもありますので、何らかの措置を考えていただきたいと思いまして、これも継続してお願いしたいと思います。  それから、西堀小学校の跡地にある門柱につきまして先ほど写真を見ていただきましたけれども、ああいうちょっとみすぼらしい状態になっていますので、ぜひとも誇れる歴史がありますので、修正、手直ししていただくようにお願いしたいと思います。  それと、先ほどちょっと触れましたけれども、国有地のテニスコートに隣接していまして、そこに行き交いされる方がたくさんおられます。自動車がそこの門柱のところを通過すると、非常に狭いのです。そういうことも考えて、門柱を少し移転するか、ずらすか、あるいはスペースをどうするかということも含めて、その辺の改修をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  それについてはいかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) この旧西堀小学校の門柱は、確かに庭球場の入り口に、両脇にございます。これまで特に施設利用者のほうから邪魔だとか、そういった要望等は直接は入っておりません。  しかしながら、門柱の庭球場の入り口の門扉も老朽化等も進んでいる状況もございます。ちょっと具体的な時期等は申し上げられませんが、そういった入り口部分の改修をする際に、あわせて門柱についても少し取り扱いについて整理をさせていただきたいと思います。今ある門柱は、ちょっと危険かどうかも判断をさせていただいて、危険がないということであれば、少し整理をして、その場でしばらく管理をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 4番、伊藤信太郎議員。 ◆4番(伊藤信太郎議員) ありがとうございます。できれば要望としまして、年度内にこれについてもお願いしたいと思いますので、ご協力のほどお願いいたします。  次に、地域猫の普及活動について話を進めさせていただきます。先ほど言いましたように、地域猫自身の認識というのが広がってきていると思います。かなり不妊去勢の手術も、ボランティアの方たちの努力によりまして進んでおりますし、さらに進めていきたいわけなのですけれども、ホームページ、広報にいざ以外に、チラシをつくっていただきたいということで、環境対策課のほうでもつくっていただきました。今チラシがどのぐらいつくられているのか、部数がわかれば教えていただけますか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) チラシなのですけれども、現状では窓口等に30部ぐらい設置したいと考えておりまして、部数、申しわけございません、今何部刷ったかというのはわからないですけれども、当然なくなればそれは増刷して、随時そういった周知には努めていきたいと思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 4番、伊藤信太郎議員。 ◆4番(伊藤信太郎議員) 周知していただく目的でチラシをつくっているわけなのですけれども、窓口に相談に来られる方に、こういう地域猫のやり方がありますよという説明でチラシを使われるのはいいと思うのですけれども、それでは部数はそんなにたくさん要りませんけれども、私が申し上げたいのは、先ほど触れました町内会長も、地域猫のことは余り知らないという状態ですので、そういう方たちのために、知ってもらうという手段として、チラシが有効だと思うのです。そうすると、30部とか20部とか、そういう部数ではなしに、もっと大きい単位でチラシをつくっていただいて、配布をするという前向きな周知方法、活動というのをぜひともやっていただいたわけなのですけれども、その方法についてはいかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) 周知の拡大といいますか、そういったご質問いただきましたけれども、今先ほど伊藤議員からご質問の中にありましたアンケートなのですけれども、町内会のほうにアンケートを本年4月1日付ですか、やらせていただきまして、結果につきましては、実際のところかなり町内会によってまちまちな状況でございます。例えばトラブルとかをよく耳にする町内会がある一方で全く聞かないという町内会も多々おります。まずは、その地域猫については、私ども市の補助制度とかではなくて、動物チケットを利用して、要望いただいた方に配っているような状況ですので、その辺の活動状況も踏まえながら、順次検討していきたいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 4番、伊藤信太郎議員。 ◆4番(伊藤信太郎議員) まず、チラシをつくっていただいたというのは、第一歩で進んでいると思います。しかも、きょうのチェックで、ホームページにもそのチラシの内容を載せていただいてるということで、ご努力のほうは感謝いたします。ただ、もう少し前向きな、窓口に来る人だけではなしに、前向きに知らしめる努力をしていただきたいと思いますので、部長の今のご答弁にもありましたけれども、ぜひとも期待するところでございます。  先ほど触れられましたどうぶつ基金のチケットなのですけれども、現在どのぐらいの枚数を実績として発行を受けておられるのでしょうか。昨年とことしの比較もできればお願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) どうぶつ基金チケットの配布状況なのですけれども、こちらは昨年、平成30年度から配布をさせていただいております。  実績としましては、まず平成30年度が、申請いただいた動物チケットが欲しいとご要望いただいた方々に配った枚数が合計で98枚、実際使用された枚数というのが78枚という形です。また、令和元年度、本年度につきましては、まだ今第3回の申請ということで受け付けた部分までなのですけれども、申請枚数113枚で、11月に第3回申請ということでお配りしたものが、実績として集計等はまだできておりませんけれども、これまでに71枚使用されているという状況でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 4番、伊藤信太郎議員。 ◆4番(伊藤信太郎議員) ありがとうございます。少しずつですけれども、枚数がふえてきていますし、ほかの市では近隣でも、所沢市とかいろいろありますけれども、3桁の数字で発行していますし、利用しておりますので、新座市でも先ほどのチラシとか広報関係で周知することによって、またふえていくと思いますので、これについてもご協力お願いしたいと思います。  市のサポートとしましては、こういう周知方法もそうですし、そのチケットの配布もお願いしたいわけなのですけれども、実際ボランティアの方々がやっておられる作業として、まず猫を捕まえなければいけませんし、それを病院のほうに持っていかなければいけない。そうすると、お金が必要だということもありますので、先ほどのどうぶつ基金を使うのですけれども、それ以外の違う手段としては、市の補助金を考えたりとか、あるいは埼玉県の助成金を使うとかという方法があるわけなのですけれども、捕獲器の貸し出しとか、そういう捕獲方法の仕方とか、そういったことも含めて市のサポートが欲しいわけなのですけれども、それについてはどういうふうに考えておられますでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) まず、補助金の関係なのですけれども、補助金の制度というのが県のほうでもございまして、ただ、こちらは先ほどちょっと答弁のときに触れさせていただきましたけれども、まず市が補助制度を立ち上げる必要があって、市がその補助制度を立ち上げて、その制度を使って補助した場合、県から市のほうに補助が来るという状況でございます。  県のほうに確認しましたところ、やはり予算の枠がございまして、来年度につきましてはもう枠がいっぱいだということで、もう先に他の市町村だと思いますけれども、申し込みいただいて、それが活用できないということですので、新座市、本市につきましてはチケットの配布を始めたばかりですので、今後再来年以降ですか、ちょっと検討していきたいとは考えております。  また、ボランティアの方々への捕獲器とか、そういった援助なのですけれども、実際のところ利用者の方からも要望は寄せられているところなのですけれども、実際のところその捕獲器が幾つか、猫ではないのですけれども、別の動物の捕獲器というのはあるのですけれども、数が限られておりますので、それについては今後の要望の状況を踏まえて検討させていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 4番、伊藤信太郎議員。 ◆4番(伊藤信太郎議員) 県の補助金についてはそうだと思います。3年間利用できるわけなのですけれども、その3年間利用することによって猫の数が激変するというデータもありますので、この補助金を使わない手はないと思うのですけれども、その制限が来ているということであれば、その制限がなくなる余裕が出た時点で、ぜひとも名乗りを上げていただきたいと思いますので、その前には市の補助金のシステムをつくらなければいけないというステップありますけれども、それもあわせてお願いしたいと思います。これ要望としてお願いいたします。  それから、捕獲器の貸し出し、捕獲の仕方についてですけれども、もう少し前向きなご答弁をいただいたような気がしますので、ぜひとも進めていただきたいと思います。  ボランティアの方々、自前の捕獲器持っておられますけれども、それ持っておられない方もおられますので、その人たちに対して貸し出しができるようなシステムをつくっていただきたいと思いますので、要望としてお願いいたします。  それから、その次のテーマとしまして、市保有の掲示板の増設についてお伺いししました。朝霞市、それから和光市、志木市の例がありましたように、市独自の掲示板を持っているということで、市が知らしめたい内容について、張れる箇所がたくさんあるわけです。それに対しまして新座市の場合には、自前というのは非常に少なくて、61町内会の掲示板を使うということになっていますけれども、市の広報ももちろん、それに対して張る張れないというちょっと難しさはあるわけなのですけれども、一般市民の方も、先ほど触れましたように、自分がこういうサークルを立ち上げていますよと、それを何とか勧誘するために張りたいと。その場所が、市のほうにお願いをして、許可もらって張るということはできるのですけれども、ただ、その箇所がほかの市に比べて、先ほど申し上げた少ない数字なのです。そうすると、町内会の掲示板を使うということになるのですけれども、その町内会長、61の町内に訪問して、これを張ってくださいということはほとんどできないと思うのです。ですから、朝霞市のように、和光市のように、志木市のように、市のほうに持っている掲示板が多ければ多いほど、市のほうに許可をもらえれば一斉に張れるということになりますので、その辺の考え方についてどうお考えでしょうか。ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 市からのお知らせということについては、基本的に広報にいざでお知らせしているということと、町内会の掲示板、ご協力いただいて、特に支障なくできていると思いますけれども、確かにサークルの勧誘等のお知らせ等については、手続面でそれぞれ回らなければいけないのはちょっと難しいというのは、理解をいたしました。ですが、掲示板の数そのものについては、町内会の協力をいただいて300か所を超えるということであるということですので、それと別の形で、また例えば百何十か所とかということでお金をかけてこれを整備するという考えは、今のところ持ち合わせておりませんので、その勧誘等については、広報等でも掲載できるようになっておりますので、できる範囲で対応いただければというふうに考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 4番、伊藤信太郎議員。 ◆4番(伊藤信太郎議員) 確かに掲示板に張るときに、先ほど市長答弁の中にありましたけれども、寸法をA3以下にするとか、張りやすいような形状にするとかいうことで考えておられるということは非常にプラスになるのですけれども、ただ、その張る箇所が限定されるというのは、やはり一般市民にとってはちょっと残念な気がするのです。その辺の、朝霞市を初めほかの市と新座市との違いというのは、どこから生まれたのかわかりませんけれども、町内会の掲示板に頼るというのが新座市の姿勢になっています。それが、市民にとっていいのかどうかです。その辺がちょっとほかの市と新座市の違いが出てきているわけなのですけれども、現実的には一般市民が張りたいような内容を張る場合には、現実的に今現在は近隣の町内会、61というのはオーバーですけれども、3か所なり4か所の町内会のほうに回って、これ張らせてくださいというようなことが行われていると思うのです。それでも仕方がないという判断で新座市は考えておられるのですか、もう一度ご答弁お願いします。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 確かにサークルの勧誘等々のやりやすさという観点からいたしますと、手続面から市が保有していれば一括で手続できるということで、やりやすいというふうには思いますけれども、新座市のようなやり方、町内会の協力をいただきながら掲示板の運営をするということについても、町内会の活性化等につながる部分等のメリットもあると思いますので、一概にどちらがいい悪いということは言えないかというふうに思っております。
     現状、先ほど申し上げたとおり、それを理由に掲示板を多数市で設置するという考えはありませんので、できる範囲の中で、61回るというのは確かに難しいと思いますけれども、重点的に勧誘したいというところを回っていただくとか、あるいは広報にいざ等の活用で対応していただきたいというふうに思います。 ○議長(島田久仁代議員) 4番、伊藤信太郎議員。 ◆4番(伊藤信太郎議員) 今の質問のやりとりで、結論としましては、現在町内会の掲示板を含めて300以上があるということと、それから市の予算をそれに費やすことは今考えていないということ、それから町内会の活性化も含めて、そのサークルと町内会との連携ができるということで、現状のままで新座市の場合はいいというふうに考えておられることはわかりました。  これ以後は、ここでの話やなしに町内会連合会との話し合いをしていきますので、質問としてはこれで終わりたいと思います。  次に、薬草園の開設についてお話を伺いました。目的としましては、高齢者、障がい者の安らぎの場ということもありますし、子供の教育の場も提供できると、それと一番近くにあります薬科大学には薬草園がないらしいのです。そうすると、そこと連携をしまして、いろんな情報が提供できるという場所にもなりますので、魅力的になると思うのですけれども、残念ながらご答弁としては、適地がないと。そして、今現在ある例えばカタクリの花とかの場所ありますけれども、そういったところに植えるとなると生態系を崩すということもあるので、ちょっと難しいという話が出ていました。  ここで思い出すのは、現在新堀一丁目の町内会の集会所ができまして、その前に少し小さな花壇をつくっていただきました。そういう形で、集会所に来られる方が縁側に座って、花を見ながら雑談するという場所ができたわけなのですけれども、この民俗資料館が新しくつくりかえるということの場所に、適地があるのではないかと私は思うのですけれども、それは非常に難しいのでしょうか。というのは、新堀一丁目の集会所のように庭先にそういう花壇をつくるということができれば、薬草園を民俗資料館の前につくるということも考えられると思うのですけれども、この点についてはいかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) この歴史民俗資料館と保健センターの土地は平林寺の土地なのです。ご老師様のほうからは、雑木林の管理を市のほうでというような、そういう条件つきもこれから細かく詰めますけれども、薬草をここに植えてどうですかということ、今の段階ではまだ発想もないし、生態系を乱すというようなこともありますし、それがいいか悪いか別としましても、今後の話になりますけれども、ちょっと無理かなというふうに思いますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 4番、伊藤信太郎議員。 ◆4番(伊藤信太郎議員) 別に民俗資料館の新しい土地にこだわるわけではないのですけれども、ほかに適地がなければという発想で話をさせていただいています。  さっきの小平市の薬草園みたいな、その3万平米のところについては、これは不可能だと思いますけれども、ぜひとも新しい名所、観光の拠点になるようなことになると思いますので、老師さんとのご相談という話ですけれども、雑木林にこだわらずに有効活用するということで、質問、話の中に載せていただきたいと思いますので、これ要望としてぜひともお願いしたいと思います。  それから、最後に交通網の整備についてお話をさせていただきます。先ほどAIとかICTの活用ということでお話をさせていただきました。もう既にそういう実験段階に入っているところもありますので、今度令和2年のコンサルの結論いかんと言われますけれども、その中に織り込んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で私の再質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 済みません。先ほど掲示板の質問の中で、サークルの勧誘等については広報にいざ等でという話をしたのですけれども、誤解がないように、正確にお伝えしたいのですけれども、今現在、以前広報の中でサークルの会員募集という欄を設けていたのですけれども、紙面を整理等する中で、今はサークル等のイベントのお知らせについては広報に載せているのですけれども、会員募集ということについてはホームページで掲載するようになっておりますので、あわせて報告させていただきます。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、4番、伊藤信太郎議員の一般質問を終わります。  ここで暫時休憩といたします。   休憩 午後 零時04分   再開 午後 1時06分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を再開します。 △滝本恭雪議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、24番、滝本恭雪議員の一般質問を許可いたします。  24番、滝本恭雪議員。    〔24番(滝本恭雪議員)登壇〕 ◆24番(滝本恭雪議員) 24番、滝本恭雪です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に沿って一般質問いたします。  市民の皆様にとって、前向きで希望あるご答弁をよろしくお願いいたします。それでは、質問に入ります。  最初に、1点目として、都市高速鉄道12号線延伸促進について伺います。東京都で延伸に向けた動きがあったようですが、直近の情報について伺うとともに、埼玉県及び市の今後の取り組みについて伺います。  光が丘から大泉学園町までの延伸は、国土交通省の諮問機関、交通政策審議会の16年度答申で、事業化に向けた検討などを進めるべきと位置づけられた6路線の一つですが、ことしの10月の小池百合子東京都知事との意見交換で、練馬区の前川区長は、6路線の中で大江戸線が一番進んでいると進捗状況に手応えをのぞかせ、大枠で既設部分を継承し、事業費は大江戸線延伸基本検討で、交通局から委託を受けた復建エンジニアリングが2020年2月28日までの履行期間で算出すると建設通信新聞に載っておりました。新座市にとっても、この動きは大きな追い風になるものと感じておりますが、これまでの埼玉県と東京都との意見交換の中では、新規路線の整備については、事業採算性の確保を重視しているとのお考えを東京都から示されておりますが、今日までの基礎調査や意見交換の進捗がどの程度進んでおられ、今後の事業計画等が判明されているようでしたら、お聞かせください。練馬区大泉学園町に一番近い私の住む栄地域の市民の方々にとっても、非常に関心の高い話題でもありますので、ご答弁願います。  次に、2点目として、こども医療費支給制度について伺います。少子化対策の重要政策であり、新年度も継続とすべきと考えますが、見解を伺います。  平成25年4月1日診療分から、こども医療費対象年齢を入院、通院ともに18歳年度末まで拡大をしておりますが、新年度の令和2年、それ以降も継続とすべきと考えます。この事業は、埼玉県下においても市が誇る政策であり、公明党としても高く評価もし、令和2年度の予算要望でも、事業の継続要望をさせていただきましたが、前向きなご答弁をお願いいたします。  次に、3点目として、がん検診について伺います。死亡原因の第1位でもあるがんの死亡を減少させるためにも、検診の無料化は新年度も継続すべきと考えますが、見解を伺います。  この件につきましても、先ほどのこども医療費無料化継続同様、がん検診につきましても、全てのがん検診の項目を集団、個別ともに無料化されているのは、新座市のみであります。前向きなご答弁をお願いいたします。  次に、4点目として、マイナンバーカードについて伺います。国が進めるマイナンバーカードの普及促進について、8月の説明後におけるその後の確定内容と、市民への制度周知について伺います。  9月議会開会日の8月29日、全員協議会でマイナンバーカードを活用した自治体ポイントによる消費活性化策についてのご説明がありました。内容とされるマイナンバーカードのマイキープラットフォームを活用し、カード所有者を対象に、所有者が1ポイント1円に換算できる自治体ポイントを購入する際に、自治体ポイントに加えて国からプレミアム分のポイントが付与されるもので、所有者はプレミアム分が付与された自治体ポイントを使用して、本事業に参加した店舗で商品が購入できる仕組みとされていますが、令和2年7月の実施予定で進められるこの事業について、不確定な部分もある中で、引き続き国の動向を注視してまいりたいとのことですが、現段階で、その後判明されている事案等がございましたらお聞かせ願います。  次に、5点目として、道路維持補修について伺います。片山一丁目市道41―03号線、産業道路の傷みやくぼみが目立ち、打ちかえが必要と考えますが、見解を伺います。  位置的には片山一丁目、西武バス中沢停留所の上り、大泉学園駅行き側と西京信用金庫駐車場があるカーブのベンガル舗装された箇所の当たりであります。ベンガル舗装された部分のひび割れと、大型車が走行した際、マンホールに乗り上げた際にバウンドする現象が見られます。打ちかえが必要ではないでしょうか、伺います。  次に、6点目として、信号機の設置について伺います。新住宅がふえたことにより、市道56―06号線、栄二丁目の5、6番地付近から市道57―58号線、サンライズストリートに抜ける交差点に信号機の設置を望む声があります。設置への見解を伺います。  この一、二年の間で新住宅が建ち並び、車の交通量も顕著になってまいりました。十数年前から信号機のご要望をいただいており、今現在も住民の方から強いご要望があります。ご答弁をお願いいたします。  次に、7点目として、新座市営墓園内の環境整備について伺います。事務所側駐輪場の上屋設置、墓園内の道路維持補修、速度制限の路面標示、西側出入り口の墓園案内看板は、交換が必要と考えますが、見解を伺います。  過去に発生しました台風の影響により、墓園事務所側の駐輪場の上屋が吹き飛ばされ、墓園内における道路の維持補修、20キロ制限の路面標示、西側出入り口に設置されております墓園案内看板はほとんど文字が消え、見えづらくなっております。交換の時期に来ていると思いますが、見解を伺います。  次に、8点目として、地域活性化対策の充実について伺います。新規新座ブランドのPR強化と販売の促進について、今後の具体的な取り組みを伺います。  平成27年度に認定されましたお土産になる食分野の商品10品が、今年度認定有効期限を迎えるとお聞きしております。その後の対応についてはどのようにされるのでしょうか。新座ブランド品は、認知度もさることながら、地域経済の活性化による効果は大きいものと実感しております。私の地域には、お隣、東京都練馬区大泉学園のバス通りにあります大吾の和菓子爾比久良は本当に有名で、知る人ぞ知る逸品であります。新座市池田には工場もあり、ごぼううどんのめんナミキさんも時々購入をさせていただいております。さらには、村上朝日製麺所のにんじんうどんなどです。市制施行50周年を迎える令和2年には、第2回認定に向けた検討を進めていかれるとのお話もお聞きしておりますが、現時点でおわかりになっておりましたら、お聞かせ願えればと思います。  以上で1回目の質問を終わらせていただきます。ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、滝本恭雪議員のご質問に順次お答えしてまいります。  1点目、地下鉄12号線の延伸促進についてのご質問でございます。今議員ご質問ありましたとおり、新聞報道によりますと、事業化に向けた検討を進めているということでございました。光が丘駅から大泉学園駅間の整備案を作成し、概算事業費を算出するとのことでございました。県におきましては、本年8月に就任された大野元裕知事の公約において、地下鉄12号線の延伸を5大プロジェクトの一つであるあと数マイル・プロジェクトに位置づけ、検討を進めることとしております。  市といたしましては、これらを好機と捉えまして、積極的に埼玉県や東京都と連携を図りながら取り組みを進めていきたいと思っております。11月22日には、新座市都市高速鉄道12号線延伸促進期成同盟会において、県に要望活動を実施したところであり、12号線の促進協議会においても、来年1月に埼玉県及び東京都への要望活動を実施する予定でございます。  さらに、協議会では昨年度に実施した基礎調査結果に基づき、埼玉県の担当職員の協力、支援をいただきながら、勉強会を開催しているところでございます。12号線の延伸は、本市の発展に向けて重要な事業の一つであります。早期の延伸実現に向けて、今後も取り組んでまいります。  2、こども医療費支給制度でございますが、平成25年から助成対象を高校3年生まで拡大し、継続をしております。大変厳しい財政状況の中、財政的負担も大きい状況となっていることでございますが、本市の子育て支援の重要施策であるため、今後も継続して実施したいと考えております。  現在、令和2年度当初予算の編成中でありますけれども、令和2年第1回市議会定例会において、予算案としてお示しさせていただきたいと思います。  3点目、がん検診についてのご質問をいただきました。埼玉県内では、がん検診の項目を限定し、無料化を実施している市もありますが、5がん(胃、肺、大腸、乳、子宮)検診を個別、集団で実施し、さらにその全てを自己負担を無料としているのは、本市のみであります。令和2年度も、がん検診は無料を継続する予定でございます。  現在、令和2年度予算編成中でありますので、正式には、令和2年第1回市議会定例会の予算案でお示しさせていただきたいと思います。  続けて行きます。4、マイナンバーカードについてのご質問をいただきました。この制度につきましては、詳細や運用の方法などは現在国で協議中のため、新たな通達はございません。新聞で見ますと、令和2年9月からQRコードでの決済やICカードへの入金による前払い等した方に、上限2万円の25%に当たる最大5,000円分のポイントが付与されるものであるという報道がされている状況であります。国における制度設計が未確定の状況でありますが、当該制度を利用するためには、マイナンバーカードの取得とマイキーIDの設定が必要であります。  本市におきましては、令和2年1月からマイナンバーカード交付申請支援ブースを開設し、市職員によるマイナンバーカード用の顔写真の無料撮影や、申請書作成の支援を実施するとともに、マイキーIDの設定支援を行う予定であります。なお、市民の皆様への周知につきましては、令和2年の1月号広報において特集ページを記載するほか、公共施設においてマイナンバーカード取得に係るポスターの掲示や、窓口においてチラシ、ポケットティッシュ等の配布を予定しております。今後につきましても、国による周知と合わせ、マイナンバーカードを活用した消費活性化策の周知等にしっかり努めていきたいと思います。  5、道路維持補修について、片山一丁目の産業道路についてのご質問をいただきました。片山一丁目15番付近の産業道路につきましては、計画見直しに行った舗装のひび割れ率やわだちぼれなどの舗装の健全状況を総合的に評価、調査する路面性状調査の結果、路面舗装状況としては健全であるという評価であったため、大規模な補修工事は予定しておりません。しかし、信用金庫前のマンホール付近にわだちぼれ区間約13メートルを確認し、振動が発生する要因であるとの判断に至りました。これを修繕する実施予定でございます。いましばらくお待ちください。修繕します。  6、信号機の設置のご要望は、平成27年12月定例会でも議員からご指摘をいただきました。平成28年度に再度、新座警察署に要望しております。このたび、改めて検討状況を確認したところ、信号機の設置要件に照らし合わせると、現在の車両の通行量では設置は難しいとの回答でございました。ご理解を賜りたいと思います。  7、新座市営墓園内の環境整備についてのご質問でございます。墓園は、開園から30年以上経過し、園地内の施設の経年劣化が生じており、その中で議員ご指摘のとおり、路面標示や看板が薄れている場所も発生しております。市営墓園は、A、B、Cの3つの区画から成る大規模な施設であり、老朽化している全ての箇所をすぐに改修することは難しいことであります。  ご指摘いただいた内容を含めまして、園内調査を実施した上で優先順位をつけまして、計画的に対応を図っていきたいと思います。  8番、地域活性化対策で新座ブランド品についてのご質問をいただきました。市のイメージの向上、地域経済の活性化、市民の皆様のふるさと意識の醸成を目的に、平成27年度にお土産になる食分野の商品10品を新座ブランドとして認定しました。本年10月31日に、その10品の4年の有効期限が終了しましたので、今後も新座ブランドを切れ目なく発信し続けるために、11月1日に認定の更新を行いました。  これまで、地域経済の活性化につなげていくために、新座ブランドの積極的なPRに努めてまいりました。具体的には、パンフレットの配布、市や産業観光協会のホームページの記載を初め、各種イベント等で展示をさせていただきました。さらに、PRの場として令和2年2月後半に、大宮の埼玉県物産観光館そぴあの観光PRコーナーへの出店も決定いたしました。また、一部の認定品につきましては、大手販売店や市役所第二庁舎売店でも販売しておりまして、販売促進に力を入れております。今後もさらなる活性化に向けまして、積極的なPRに努めてまいりたいと思います。  1回目の答弁は以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) 1回目のご答弁ありがとうございます。では、順次再質問させていただきます。  1点目の大江戸線ですが、先ほど市長から事業化に向けて取り組まれているということで、もう少し具体的に、細かく教えていただけますでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 東京都の動きについてということでよろしいでしょうか。東京都で今検討が行われている内容につきましては、ちょっと直接まだ公表されていないというか、お伺いすることは難しい状況ですので、恐らく内容としては報道等で出ている範囲ということなので、滝本議員がごらんになった建設通信新聞とか、そういった内容が詳しい状況かと思われます。  先ほどお話があったとおり、今年度延伸に伴う検討作業ということで、光が丘から大泉学園町までの間ですけれども、本線のトンネルとか、あるいは駅の設置場所とか、構造について検討した上で、どういった整備にするかという案を作成して、概算の事業費を出して今後に生かしていくというような動きがあるということは承知をしております。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) 答申では、東京都と埼玉県に跨る路線であるという位置づけで、都内区間と県内区間との一体整備について県と都及び地元自治体が協調して検討を行うことが期待されているということになっておりますけれども、直近でこの辺の部分について、市はどのようなかかわりをされてきているのか。よろしいでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 先ほども少し市長答弁にはありましたけれども、今の段階では地元の沿線自治体での取り組みを強化しようということで、延伸促進協議会の中で昨年度基礎調査を行ったわけですけれども、この基礎調査を踏まえる形で、今年度はこれを、課題がいろいろとありますので、どういったふうに進めていこうかということで、今勉強会等を行っているところです。その場には、埼玉県の職員の方も来ていただいて、いろいろとアドバイス等をいただきながら進めているところです。  東京都との直接のやりとりに関しては、埼玉県のほうで定期的に打ち合わせというか、調整をされているということは聞いてるのですけれども、その内容についてはこちらも公表はされていないので、詳細はちょっとわからない状況です。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。東京都と近隣自治体というか、市も入りますけれども、どのくらいのスパンで話し合いの場というのは持たれているのでしょうか、もしおわかりになれば。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 東京都との調整ですけれども、埼玉県のほうでは年に何回かというような感じだと思いますけれども、あるいは地元になりますけれども、練馬区と東京都との検討というのは、恐らくそれなりに深まっていると思いますので、随時調査・研究というか、いろんな調整等は行われているのではないかというふうに思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。これまでもそうだったのですけれども、具体的な調査が必要な項目の洗い出しをするための基礎調査、課題の整理ということで、これまで取り組まれてこられたと思うのですけれども、やはり私が一番気になるところは、ことしの3月に報告書ということで、基礎調査の報告書、改めて読ませていただきまして、この中でまちづくりの検討ということで、採算確保のためには予算値に対して1日13万5,000人の利用者が必要というようなことで、その辺の採算確保のための検討がやっぱり一番重要かなと思うのです。とにかく利用者の方にたくさん使っていただく、そういった意味では、その辺の部分でやはり新座市としてのブランドイメージというか、病院の誘致とか大学とか企業とか、その辺のもろもろの課題があるわけなのですけれども、私最近ちょっと調べた中では、大江戸線そのものの、今ずっと増駅、増駅で年度、年度来られているということで、2016年度に開業以来、初めて黒字化を達成されたということで、乗車料の収入についても、2012年度から本当に5億円、6億円、9億円とか、そんな感じで倍々に増加傾向になっているということで、本当にこれからやっぱり大泉学園町もできて、その後の新座市、また清瀬市、所沢市という部分のことを考えると、本当に採算性という部分が非常に大きなウエートを占めてくるのかなと思うのですけれども、その辺の検討も今後、今までもされてきているとは思うのですが、その辺のお考えについてはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) ご指摘のとおりいろいろと課題がある中で、今の既存の路線の中では非常に経営状況は、都営の中でも大江戸線はいいということで、既に単年度では黒字化をしておりまして、数年後には累積の赤字も解消できるというふうなことを聞いております。  そういう中で、さらに延伸するとなると、この採算性のいい状態で既存の路線にも寄与していかなければいけないわけですけれども、やはりまず今行うべきことは、議員おっしゃったとおりまちづくりの検討というものが、まだ抽象的なところがありますので、事業着手していくためには、この検討を深めていく必要があるかなと思っております。これに関しては、基本的には沿線の各市区でそれぞれ検討していくべきことですねということで確認をしているわけですけれども、新座市の中でも具体的にはというか、今年度スマートインターチェンジがずっと課題になっていて、それがどういった形で実施に向けて持っていけるのかということで検討はされているということ、これは都市整備部を中心になっているわけなのですけれども、そういったものの結果等も参考にしながら、それができるのかできないかによって、まちづくりの案等も変わってくると思いますので、そういったものも参考にしながら、以前つくった構想の見直しとか、そういったものも進めていきたいというふうに思っております。ちょっと現段階で採算性、過去に調査をしたわけですけれども、それを一からやり直すというところまで行っていないので、その下地となる検討のほうを進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) その点について本当に大いに期待する部分でもありますし、市民の方も一番関心があるところですので、特に私の地元の栄の地域の住民の方もその辺の部分で、具体的にまだまだやっぱり形というか、見えてこないというか、そういった声もちらちらありますので、ぜひ今回そういったことで答申が、東京都との交渉の中で練馬区大泉学園町まではもう確実に来るというようなことで、これから導入部分の補助230号線ですか、その辺の部分の整備も整ってきているようなので、しっかりとした形で進んでいければなと思います。今、練馬区の補助230号線の進捗というか、用地買収というか、その辺についてはおわかりになりますでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 練馬区のエリアの導入区間となる補助230号線の用地買収の状況ですけれども、既に供用開始しているところは終わっているわけですが、土支田通りから外環までの区間約850メートルぐらいですけれども、こちらが本年1月現在で取得率89%、それから、その先というか手前、外環のところから大泉学園通りまでの1,250メートルの区間ですけれども、こちらが同じく1月現在で58%というふうに把握しております。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。着々と進んでいるという状況はよくわかりました。  いずれにしても、延伸促進期成同盟会や、これまでさまざまな取り組みをされてきた中で、今後も市民の皆さんを巻き込んで、やっぱり機運醸成の決起大会とか、練馬区へのその後の現場調査、また積極的な展開をぜひお願いしたいと要望しておきます。よろしくお願いいたします。  2点目のこども医療費については、先ほど市長のほうから力強い答弁がございました。継続をしていきたいということ。正式には来年の新年度予算で示されるということで、こども医療費についてはいろんな議論がありますけれども、須田前市長が決断された施策でもあり、それを引き継ぐ並木市長の英断も評価するところで、子育て世代のご家族の方々も大変評価をしている事実がございます。先日も、あるご家庭に伺ったときに、新座市はこども医療費充実しているということで、もう本当にずっと住んでいたいというような言葉もいただいたところです。  昨日の中村議員への市長答弁の中でも、63市町村のうち20の自治体が実施をされているということで、その中の一つに新座市があるということは、本当に高く評価をしたいと思います。  次の3点目のがん検診については、わかりました。令和2年も継続されるということでのご答弁でした。国の指針に合わせた検診の受診ということで、特に対象者の方への周知がとても大事になると思いますけれども、その点について、ぜひご配慮していただければと要望させていただきます。  4点目のマイナンバーですが、先ほど市長の答弁で、特に変更はないというふうに受けとめたのですけれども、昨日、国のほうも経済対策として発表されて、このマイナンバーのカードについても26兆円ですが、経済対策事業規模ということで、マイナンバーカードの保有者が商品を購入した際にポイント還元を受けられる制度の創設を明記ということで、国もいよいよそういった形で、大きく動き出してくるのかなというふうに期待をしております。  先ほど来年の1月から申請を受け付けて、広報ですか、ポスターとかチラシの配布ということで、まだまだやっぱり国民の皆さんというか、市民の皆さんも、その辺の認知度だとか、これからだとは思うのですけれども、その中で私がちょっと気になったのは、前回の説明の中で、補助メニューである個人番号カード利用環境整備費補助金の申請時に、同協議会の参加を予定しているということになっているのですけれども、これはもう既に参加をされておられるのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(伊藤佳史) マイナンバーカードの協議会への参加ですけれども、今年度の9月に参加をしております。それに伴いまして、連絡会議というのが開催されまして、そちらにも市として参加をしているという状況でございます。 以上です。
    ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。これ結局市民の方に、とにかくカードをつくっていただいて、それにポイントを付与させて、運用面については国の動向をちょっと見て、まだ各自治体に具体的な動きというか、おりてはいるのでしょうけれども、いま一つその辺がちょっと鮮明になっていない部分もあると思うのですけれども、これ市内店舗の募集ということが大きな課題というか、テーマになっているのですけれども、この辺の募集についてはどのような取り組みというか、国からの連絡になっているのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) 市内店舗の募集の関係なのですけれども、制度の内容につきましては、先ほど市長答弁あったとおりなのですけれども、当初8月、前回の定例会のときに開催していただきました全員協議会の説明の中では、細かく言いますと消費活性化策として、当初は国のほうから通知いただいていたのが、各自治体内のみで使用できる自治体ポイント制度という制度だったのですけれども、これが全国共通で使用できるマイナポイント制度に変更されたという、その後変更されております。  内容につきましては、先ほど市長がご答弁申し上げたとおりです。私どもも正式な通知も来ていないので、新聞報道等でしか確認はとれていないのですけれども、新聞報道によると、令和2年9月からQRコードとかICカードの入金によってポイントが付与され、前払いをした上で利用していただくということで、その上限というのが2万円のうち25%に当たる最大5,000円分のポイントが付与されるという制度に変わったという状況でございます。  当初は自治体ポイントということで、市がポイントの発行や精算等の事務を各自治体で行うものと聞いておりましたので、それに向けて市が市内商店会の店舗募集と商工会と連携してやる予定だったのですけれども、今回マイナポイントの変更によりまして、要は国が直接民間のキャッシュレス事業者と連携して、ポイントの発行とか精算等を行う予定になっておりますので、ちょっとその辺の店舗募集というのが、方法等がかなり大きく変更される状況ですので、まだその辺の実際の店舗募集が今回必要なのかどうかというのもわからない状況でございますので、今後国において通知等が来るかと思いますので、引き続き国の動向を注視していきたいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。国の動向を見ながら対応されていくということで、了解しました。  これから、国からそういった具体的な運用の仕方とかおりてこられるということで、その辺を注視しながら、職員の皆さんも対応方大変かもしれませんけれども、大変大きく注目されて、プレミアムつき自治体ポイントの期待も高まっているというか、そういった関心のある方もいらっしゃいます。一番やっぱり私が思うのは、地域の中でそういったお買い物ができるというか、利用ができるというところが、今回のメリットの一つなのかなというふうに思っておりますので、今後も丁寧な対応をよろしくお願いしたいと要望しておきます。  次に、5点目の産業道路については、傷みの経過を見て、なるべく早目の対応ということでお願いをするわけなのですけれども、先ほど市長のほうから、私が指摘した部分については改善をされるということで、対応方お願いしたいと思います。  6点目、信号機についてですが、平成27年に初めて取り上げさせていただいて、平成28年、警察にも要望したけれども、今回検討して難しいということで、本当にあそこ住宅が本当に新しいうちだとか結構建ちまして、結構サンライズストリートから入ってくる車、また住宅側から出る車ということで、結構今、朝夕シルバー人材センターの方が立って誘導というか、安全対策というか、誘導していただいているわけなのですけれども、その中でもやっぱり市民の方の要望というのが強くて、信号機がつかない部分、当然誘導員の方がついているのですけれども、それ以外に何か安全対策としてお考えになっているところがありましたらお願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) サンライズストリートの信号機の設置につきましては、ご存じかと思いますけれども、信号機の設置については埼玉県の公安委員会の所管となりますので、市としては所管である新座警察署に要望する立場という状況でございます。  その中で先ほど市長答弁もありましたとおり、滝本議員からご要望いただいたのが平成27年12月定例会でいただいて、平成28年度に再度、新座警察署に要望しております。それ以前から、平成22年度からも要望を続けている中だったのですけれども、このたび改めてご質問いただきましたので、その検討状況というのを伺ったところ、やはり市長答弁のとおり信号機の設置要件、車両の通行量で設置は難しいという見解でした。現場のほうも私も見させていただいたのですけれども、現場の状況としましては、今ご質問にありましたとおりサンライズストリート交差点には、交通マナー案内、シルバー人材センターの方を配置していることのほか、市道57―58号線からサンライズストリート、栄方面から出るところですけれども、そこを進入する際には、実際のところ現場を見ましたら一時停止の規制とか、歩行者注意の注意管理の看板、またカーブミラーも設置しております。また、サンライズストリート側では、横断歩道が設置されていることを知らせる路面標示とか指示標識が設置されておりまして、実際のところ一定の安全対策は講じているという判断ですので、これ以上の安全対策を講じるというのは今のところ考えておりませんで、ちょっと状況をまた引き続き、注意していきたいとは考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 24番、滝本恭雪議員。 ◆24番(滝本恭雪議員) わかりました。私も昨日ですか、帰ったときに住宅側からサンライズストリートに入るときに、一時停止線と止まれの白線が引かれておりまして、何かすごいタイミングだなと思ったのですけれども、ありがとうございます。わかりました。  次に、7点目の墓園については、優先順位をつけて改善されていく、対応されていくということで、ぜひお願いいたします。  8点目の新座ブランドについてはわかりました。今後も継続して取り組まれていくということで、しっかりと新座市の誇るブランドの商品の数々ですので、ぜひ今後も取り組まれていっていただければと思います。  以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、24番、滝本恭雪議員の一般質問を終わります。 △平野 茂議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、7番、平野茂議員の一般質問を許可いたします。  7番、平野茂議員。    〔7番(平野 茂議員)登壇〕 ◆7番(平野茂議員) 7番、平野です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に従って質問させていただきます。  1、大和田少年サッカー場周辺整備について。現在の進捗状況と今後のスケジュールについて伺います。  2、集会所の新設について。栗原四丁目地内に集会所を新設する考えがあるかどうかをお伺いいたします。  3、こころのプロジェクト事業について。現在事業を開催しているところでありますが、今後についての考え方と課題について伺います。  4、AIについて。今後どのように活用していくか、本市の考え方を伺います。  5、(仮称)道場公園の整備について。第4次新座市基本構想総合振興計画に、とんぼの里公園の整備と記載されておりますが、今後の考え方についてお伺いをいたします。  以上、1回目の質問を終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、平野議員のご質問に順次お答えしてまいります。  1、大和田少年サッカー場周辺整備についてのご質問をいただきました。大和田二・三丁目地区土地区画整理事業の事業計画において、(仮称)大和田・坂之下橋の両側に、合わせて面積約1.4ヘクタールの公園計画がございます。これは、大和田少年サッカー場を除いた面積でございます。事業用地につきましては、現在橋梁工事の資材置き場として活用しております。公園の整備につきましては、橋の完成予定であります令和3年3月以降に着手したいと考えております。面積が広大であることから、財政状況を勘案しながら、数年に分けて工事を実施していきたいと考えております。  公園のコンセプトとしましては、サッカー場と一体となった活用ができる公園整備を検討しておりますが、詳細につきましては来年度に検討してまいります。ちびっこ広場、噴水公園、バーベキュー広場、キャンプ場なんかも考えてみたいなというようなことでございます。  2、集会所の新設についてのご質問をいただきました。栗原四丁目でございますけれども、既存の集会所43か所のうち、建築後35年以上経過している集会所が10棟あります。老朽化が著しくて、改修の課題もございます。  先ほど亀田議員にもご答弁申し上げました平28年3月に策定した新座市公共施設総合管理計画にありますとおり、既存集会所の計画的な建てかえ、統廃合を検討するということであります。令和2年度までに個別施設計画を作成いたします。  集会所の新設につきましては、個別施設計画の検討内容を踏まえて、令和2年度までに第5次新座市総合計画への位置づけを検討していきたいということでございます。もうしばらくお待ちいただきたいと思います。  3、こころのプロジェクト事業につきましては、教育長からお答えを申し上げます。  4点目、AIについてのご質問でございます。本市におけるAIの先端技術の活用につきましては、仕事の見直しプロジェクトにおける業務効率化の取り組みの一環として、先進事例の研究を進めております。平成30年6月定例議会の一般質問におきまして、議員のほうからAIの活用について説明をいただきまして、あれから1年半がたったわけであります。現在は、行政のさまざまな分野においてAIを活用したシステムが開発され、県や政令市の大規模自治体を中心に、実証実験や導入が進められております。  本市におきましても、事業者プレゼンテーション等を通じて、保育所入所選考システムやチャットボットによる問い合わせ自動応答システムの調査・研究を進めてまいりましたが、本定例会の予算編成で提案させていただきましたとおり、まずは手書き文字を高精度に認識し、紙の情報を電子データに変換をするAI―OCRの導入を決定したところであります。  今後は、他の自治体を参考にしながら、費用対効果や、AIを使うことによりまして市の業務へのリスクを分析し、本市における最適なAIの活用について研究していきたいと思います。  5、(仮称)道場公園の整備についてのご質問をいただきました。第4次新座市基本構想総合振興計画において、地域の拠点となる公園として整備に向けた検討をしておりますが、都市計画道路の線形検討や道路幅員の見直しの事情により、事業の先送りをしている状況であります。用地の取得に関しましても現下の財政状況を考えますと、相続の発生による買い取り要望がない限り、積極的な取得は困難でございます。  また、都市計画道路保谷朝霞線が公園内に横断する形で計画されていることから、公園整備に着手するとしても、道路の整備時期を見据えた計画とする必要があります。今後策定していく第5次新座市総合計画の中で、見直しを含めて検討していきたいと思います。  私のほうから、1回目は以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 平野茂議員から2点についてご質問いただきましたので、私からお答えします。  1点目、こころのプロジェクト「夢の教室」についてのご質問ですが、本市におきましては、平成30年度からJFAこころのプロジェクト「夢の教室」を市内全小学校の6年生全学級を対象に実施しているところでございます。本年度は、6月18日の第四小学校を皮切りに、12月20日まで47学級におきまして実施する予定になっております。  夢の教室は、オリンピックやパラリンピックの選手、あるいは現役で活躍するスポーツ選手が学校に参りまして、1時間目はゲームなどを通じて人間関係を培って、2時間目で選手がスポーツを目指した動機を語ったり、あるいはまたその過程で遭遇した失敗だとか困難、そしてそれを乗り越えた努力等を子供たちに語って、子供たちに諦めずに努力することの大切さや、失敗や困難にくじけない心の大切さを子供たちに伝えていく事業になっております。この事業は、東京オリンピック・パラリンピックの気運醸成の一環としても行われておりますので、来年度も引き続き実施していく予定になっております。  令和3年度以降につきましては、市と共催団体であります青少年市民会議の皆様のご意見も伺いながら、検討してまいりたいと存じます。  次に、AIの活用についてのご質問をいただきました。お答え申し上げます。AIテクノロジーは、現在多くの産業に革命を起こしております。既にAI制御による無人化工場も誕生しているというふうに報道されています。また、自動車工場等を見学しますと、ロボットがAIの制御のもとに、見事に整然と溶接技術等、あるいは塗装技術等を行い、自動化が図られていることがよく理解できるわけですけれども、教育の分野におきましても、これからは大きく変わっていくであろうと思われます。  それは、今までの教育は先生が黒板の前で、チョークで子供たちに説明をする一斉型の授業が行われてきました。これからは、AIによって個別最適化された教育が行われるであろうと言われています。個別最適化の事業というのはどういうのかといいますと、子供たちが持っている能力というのは、厳密に言えば、例えば小学校4年生なら4年生であるけれども、全ての子供たちが同じようにその能力を持っているとは限らない。ある子はすぐれた部分を持ち、ある子はやや劣っているというような状況の中で、総括して4年生というレベルで教育をしていくわけですけれども、そうではなくて、個別の子供たちの能力に合ったような教育が展開をされると。そうすると、さまざまなレベルのある子供たちが最適な教育プログラムで教育が行われるということになるわけでありまして、こうしたことがAIの導入によって可能になってきたということであります。それは、一人一人の今までのデータをしっかりと分析して、この子にはどういう問題を出したらいいかということをAIが判断して教育を進めていくというやり方であります。そうすると、今までの一斉授業型でなかなか理解できなかった子供、あるいはまたそれに満足できなかった子供も、子供たちの能力に見合ったような教育が施されていくということになるわけでございます。  これからは、そういう個別最適化された教育が行われてくるだろうと思いますが、ただ、やはり環境が必要であります。当然それに見合ったような個別の情報を受け取るタブレットなりパソコンなりが、一人一人に貸与されていなければできないわけでありますから、これからの時代は、やはり1人1台、つまりパソコンとかタブレットが筆箱のような文房具として扱われるような、そういう時代になるだろうと。そうなったときには、恐らく個別の教育が施されていくだろうというふうに思っています。  現在も、幾つかのAI教材が提供されていまして、私も全部はわかりませんけれども、例えばキュビナという数学の、AIを活用したソフトがあります。それから、スタディサプリという、これはインターネット予備校で使われているものでありますけれども、それからアイデミーというソフトもあって、子供たちの今までの成績を全部蓄積しているわけです。だから、この子はどういうところに間違うか、どんなところをうまく出せば、この子は困難を克服していくことができるかということが、AIが判断をして提供するわけです。例えばキュビナというソフトは、実はもう既に東京都千代田区の麹町中学校において導入されています。この導入された結果はもう出ていますけれども、恐らく1年間でやる習得すべき内容が、約半分ぐらいの時間で全ての子供たちが理解できたというデータは既に出ているわけです。ですから、こうした時代が、やがて全ての小・中学校に反映されるのではないかなというふうに思って、私も期待をしているところであります。  そうした意味において、補正予算でタブレットが40台でありますけれども、導入されたというのは、一つの大きな希望の光が見えたなと私も思っているところでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) ありがとうございました。  1点目の大和田少年サッカー場周辺整備についてですが、内容は今のところわかりました。今、橋の整備をしている段階に入っているということでした。  具体的に、バーベキュー広場だとか、子供たちが遊べるような噴水をとか、市長のほうから話が出ていましたけれども、こういうふうにしていこうという具体的な計画が出てくるのは、いつごろになるのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 市長答弁にもございましたように、橋の完成が令和3年3月と、令和2年度末を予定しているということで、当然それまでにはできないわけなのですけれども、そうなりますと令和3年度からの事業でやっていこうと考えておりますので、令和2年度中には予算等の策定の検討の中で、コンセプトはサッカー場と一体となった公園でございますけれども、どういった整備ができるのかというのは、詳細は来年度詰めていきたいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) そうすると、設計は令和2年うちにやらないのですかね、今のちょっと話だと、令和2年度中に考えて、令和3年度からスタートする。そうすると、設計を令和2年度末までに終わらせておいて、令和3年度から進めていくのか。それとも、令和3年度以降になってから設計を考えているのか、少しそのあたりが今わからなかったので、もう一度お願いします。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) この公園の整備については区画整理事業とは別で考えておりまして、区画整理事業についてはこの公園の造成までと。その造成の終わった後の公園については、一般会計で実施していこうということで考えているのですけれども、その橋の進捗状況によるのですけれども、公園のための造成工事が、橋の整備の進捗状況によって令和3年3月中までには終わるということが見込めれば、令和3年度の当初から公園の工事には着手したいと考えているのですけれども、その辺のところは財政状況を見ながら考えていきたいと思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) 区画整理地内なので、造成までは区画整理のほうでということなので、そのあたりはわかるのですけれども、何が言いたいかというと、今の状況のままで置いておくと、また鬱蒼と雑草がふえてきたりとか、いろんな状況に実はなっていて、来年度以降になると、夏なんかだと虫の問題だとか、きっとトイレを使う人だとか、サッカーで使う人だとかいろんな方が、多分またいろんな問題が出てくるのではないかなというところがちょっと懸念されるのです、私は。お話を聞いていると、どちらかというと整備自体が、イメージとしてちょっとおくれていくようなイメージがあるのです。どのあたりまでどういうふうに進めていこうかというところのスケジュールが、私としては知りたいなというところだったのです。  今の話だと、恐らくちょっと財政状況の流れもあるからということで、きっと考えているのだなというのはわかったので、できるだけ早急の対応というか、完成をしていただいたほうが、正直いろいろな問題点がないなというのが私の部分の中であるので、検討していただければなと思っております。  集会所の件ですが、総合管理計画ですか、今後の総合計画に位置づけていくというお話でした。なかなか新設をしていくというのは、もともとある既存のものの建てかえの兼ね合いもあるのは私も承知しています。ただ、人口規模というか、栗原四丁目なんかは比較的人も多く住まれていて、前から望まれていて、ここにつくろうかという話が出ては消えているのを繰り返しで、もう4年、5年ぐらいになりますかね、きっとそんな状況でずっと時間が経過していて、すごく地域の方が待ち望んでいるものではありますので、早急に検討しながらやっていっていただければなというふうに思っております。  地域のやっぱり核になるものではあると思いますので、検討していっていただければなと思います。  こころのプロジェクトは、教育長のほうからご答弁いただいて、最終的に多分すごくいいものなのだろうなと、私も何回も見させていただいていますけれども、元選手であったり、現役選手であったりという方の本当に今の経験だったり、スポーツという中で乗り越えた経験であったり、子供たちがすごく目を輝かせながら聞いているその姿、特にスポーツをやっていないお子さんが、1時間目に体を動かす時間があるのですけれども、その時間に非常に楽しそうにやっているなと。この子は全然スポーツやらない子なのだろうなというようなお子さんが、すごく楽しんでいるのが印象的だったので、多分スポーツをやっているお子さんよりも、ではないお子さんのほうがスポーツをするきっかけになったりとか、そういうふうにもなっていくのかなという点では、すごくいいなと思っています。  教育長のほうとして、今後は検討していくのだと、令和3年以降は。という話はわかるのですけれども、自分としては残していこうという考え方でいらっしゃるのかどうか、お聞きできればと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 実は経費がかかるものですから、残したいという気持ちはあります。ぜひ残していただければありがたいなとは思っておりますけれども、いろいろ予算上の課題もありますので、それは青少年市民会議とよく協議をし、また市とも協議をして進めていきたいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) わかりました。私もこれはすごくいいプロジェクトだなと思っておりますので、ぜひ残していけるように私のほうも努力をしていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  AIについてですけれども、私も質問して1年半ですか、時間が経過して、今度手書きのOCRの手続に入っていくというのは予算にも出ていますし、そこを進めていくのだなという、やっとちょっと一歩進むのかと。それ以降、研究したというか、検討しているものというか、検討していこうと思っているものがあるかどうかを伺えればと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(伊藤佳史) AIのその後の検討の状況と今後の見通しというところだと思いますけれども、以前ご質問いただいた後に、AIに関しましては保育所の入所選考の関係と、あとチャットボットによる問い合わせ応答、この2つのシステムについて事業者のプレゼンテーション等を受けまして、検討を進めてまいりました。  チャットボットのほうについては、運用経費だけで年間2,000万円超という結果が出ましたので、またあわせて運用に係るメンテナンスに、職員負担が生じるということも判明いたしましたので、直ちの導入は難しいかなというところで見送っております。チャットボットに関しては、近隣の戸田市のほうで導入をしているという情報は得ておりまして、それは300万円程度でということで、議会のほうでも取り上げていただいたこともありますけれども、効果のほうを先日担当者に問い合わせをいたしましたところ、ちょっとまだ効果についてはよくわからないという状況ですので、もう少しこちらも様子を見させていただこうかなというふうに考えているところです。  もう一点の保育所入所選考につきましては、現在導入事例等もぼちぼち出てきているところです。我々が実証実験といいますか、説明を受けたときには、さいたま市のほうで実証実験をやっておりまして、さいたま市でも実証実験をやりつつも、まだ導入に踏み切れていないという状況でしたので、当時あと新座市で導入した場合の費用、それから職員の手間の削減、そちらを考慮した結果、もう少し様子を見ようということで見送った経緯があります。ただ、その後さいたま市では導入することを決定しているということですので、少しまた時間を置いて、さいたま市等にヒアリングをしながら、本市の導入については検討を進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) 何かまだ確定はなかなかしづらそうな感じですので、それぞれいろんな自治体できっと調査・研究してやっていくのかなという、実証実験を行ったりしていくのだなと思うので、そちらの推移を見守って、我が市に使えるものがあれば、導入をしていくようにしていただければなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  教育長のほうでは、何か随分いろいろと進んでるのだなという、教育の分野で。どちらかというと、何か私教育の分野は、進められそうでなかなか進められないのだろうなというようなイメージを持っていたのですけれども、学校のほうでは、本当に麹町中学ですかね、先ほど事例というか、お話が出たのですけれども、そういうふうに1年かけてやるものを半分ぐらいでという、データがもちろん蓄積されてということで、すごく活用の仕方によっては、うまく何か有効なものになっていくのかななんていうのを感じさせるようなお話だったかと思います。  取り入れられる部分があれば、予算等の問題もあるかとは思うのですけれども、検討していっていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、道場公園のとんぼの里公園の整備で、市長のほうからは、今後用地取得は今のところはちょっとやっていかないのかな、あとわずかな部分なのですけれども。道路の完成時期を見据えてというようなお話もありましたけれども、私は個人的にはセントラルキッズパークが近くにできて、その距離感でとんぼの里公園が必要なのか、必要ではないのか。現在は、第4次基本構想総合振興計画にもちろん記載されているので、その状況でいいのかなと。ただ、もうすぐ総合計画を、新たなものが完成していくための話し合いを重ねていく、検討していく段階に入ってきているのだと思うのです。細かい事業についてはそこで決まるわけではないのかなとは思うのですが、ただ、いずれにしても念頭に入れながら進めていくものの一つなのではないかなと思うのです。取捨選択していかなければいけないし、私としては近くにセントラルキッズパークがこれから完成をしていく、そちらが先だと思うのですけれども、そうするとこれ失礼な言い方ですけれども、必要ないのではないかなと。私の中ではどちらかというと、現在の状況では余り考えられないような気がしているのですけれども、そのあたりの考え方は、市長どう考えていますか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 歴代の市長がここの土地をずっと買っていまして、その後、保谷朝霞線が来ることを想定して、ここのとんぼの里ですとか、あるいは保健センター、あるいは中央公民館を中心とした福祉施設とかというような構想はありましたけれども、第4次基本構想総合振興計画には位置づけられてはおりますけれども、ご承知のとおり、いわゆる公共施設の再配置計画の計画というか、適正化ということで、国の有利な補助金がおりる、あるいは起債の適用もおりるということで、保健センターと歴史民俗資料館を新座中学校の前のほうに今移設しようとしているわけでありますので、今後この地域をどういうふうな拠点をつくっていくかというのは、また新たに第5次新座市総合計画の中で位置づけていかなければいけないと思いますし、また都市マスタープランもございますので、改定時ですので、今後この活用の仕方をどうしていくかということなのですが、とんぼの里の公園は、イメージ的にはセントラルキッズパークみたいなものなので、例えばここを運動場施設とか、いろんな考え方あると思いますけれども、今後新たな総合計画、都市マスのときに、もう一回しっかり検討させていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) 市長のほうからご答弁いただいたので、じっくりと検討していただければなと思います。よろしくお願いします。  以上で終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、7番、平野茂議員の一般質問を終わります。 △次会日程の報告 ○議長(島田久仁代議員) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。
     明7日、8日は休日休会、9日は本会議を開きますので、定刻までにご参集くださいますようお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(島田久仁代議員) 本日はこれにて散会いたします。  大変熱心にご苦労さまでございました。   散会 午後 2時16分...