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令和 元年第3回定例会−09月18日-08号

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  1. 新座市議会 2019-09-18
    令和 元年第3回定例会−09月18日-08号


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    令和 元年第3回定例会−09月18日-08令和 元年第3回定例会                令和元年第3回新座市議会定例会 議事日程第8                             9月18日午前9時開議 第 1 一般質問    22番 佐藤 重忠 議員    14番 高邑 朋矢 議員    17番 小野 大輔 議員 出席議員 22名      1番   鈴  木  明  子         2番   助  川     昇      3番   小  池  秀  夫         4番   伊  藤  信 太 郎      5番   森  田  輝  雄         6番   池  田  貞  雄      7番   平  野     茂         8番   島  田  久 仁 代      9番   中  村  和  平        10番   石  島  陽  子     11番   辻     実  樹        12番   笠  原     進     14番   高  邑  朋  矢        15番   木  村  俊  彦     17番   小  野  大  輔        20番   鈴  木  秀  一
        21番   野  中  弥  生        22番   佐  藤  重  忠     23番   白  井  忠  雄        24番   滝  本  恭  雪     25番   川  上  政  則        26番   亀  田  博  子 欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市   長   並  木     傑      副 市 長   山  崎  糧  平   総合政策           永  尾  郁  夫      総務部長    伊  藤  佳  史   部   長                           市民生活   財政部長    遠  山  泰  久              細  沼  伊 左 夫                           部   長   総合福祉                    こども未来           鈴  木  義  弘              一 ノ 関  知  子   部   長                   部   長   いきいき                    都市整備           竹 之 下     力              広  瀬  達  夫   健康部長                    部   長   上下水道           橋  本  吉  弘      教 育 長   金  子  廣  志   部   長   教育総務                    学校教育           渡  辺  哲  也              梅  田  竜  平   部   長                   部   長                           選挙管理   会計管理者   江  原  達  夫      委 員 会   河  尻  広  海                           事務局長                           選挙管理   監査委員           山  本     実      委 員 会   鈴  木     茂   事務局長                           委 員 長 職務のため出席した事務局職員                           事 務 局   事務局長    島  崎  昭  生              生 田 目  真  一                           副 局 長   専門員兼           佐  藤  寛  之   議事係長 △開議の宣告  (午前 9時29分) ○議長(島田久仁代議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。 △一般質問 ○議長(島田久仁代議員) 日程第1、一般質問を行います。 △佐藤重忠議員 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員の一般質問を許可いたします。  22番、佐藤重忠議員。    〔22番(佐藤重忠議員)登壇〕 ◆22番(佐藤重忠議員) 皆様、おはようございます。22番、佐藤重忠でございます。それでは、議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従って一般質問をいたします。市長、教育長を初め執行部の皆様方の誠意あるご答弁をよろしくお願いいたします。  1点目、高齢者の自動車運転免許証の自主返納に対するサービスについて。高齢者の自動車運転免許証の自主返納に対する啓発事業として、また返納された方の移動手段や外出手段として、新座市でも自主返納に対するサービス事業を実施してはいかがでしょうか。  この質問は、既に多くの議員から提起をされております。私も同様の質問を2016年12月議会にて行いました。重要かつ早期の実現が求められている問題ですので、改めてお聞きします。  ここ数年高齢者の自動車事故の報道を目にする機会がふえたように感じます。店舗のガラスの壁にバックして突っ込む映像や、公園の垣根を乗り越えてしまっている車の映像を見るたびに、また高齢者の事故かと感じているのは私だけではないでしょう。  しかし、高齢者の自動車事故は増加しているのでしょうか。警察庁、交通局の発表を見ると、交通死亡事故の発生件数は、高齢者を含む全ての世代のドライバーで減少しています。にもかかわらず、なぜ高齢者の自動車事故が増加していると感じるのでしょうか。理由は幾つか考えられます。  近年我が国では、急速に高齢化が進んでいます。内閣府が発表した令和元年版高齢社会白書によると、日本の総人口は2018年10月1日現在で1億2,644万人、そのうち65歳以上の方の人口は3,558万人で、総人口に対する65歳以上人口の割合、つまり高齢化率は28.1%であります。  さらに、65歳から74歳までの人口は1,760万人で、総人口に対する割合は13.9%、75歳以上の方の人口は1,798万人で、総人口に対する割合は14.2%となっております。それに伴い、高齢者の運転免許保有者が増加しています。平成29年度交通安全白書によると、2016年末の運転免許保有者数は約8,221万人で、このうち75歳以上の免許保有者数は75歳以上の3人に1人に当たる約513万人で、前年末に比べ約35万人、7.5%増加し、今後も増加すると推計されております。  さらに、国立社会保障人口問題研究所の推計として、総人口が今後減少する中で高齢化率は引き続き上昇し、2036年には33.3%と、3人に1人となり、高齢者人口が減少に転じる2042年以降も上昇を続け、2065年には38.4%に達するとしております。つまり高齢者の人数も割合も高齢者の運転免許保有者数も増加しているということです。  また、同じく交通安全白書によると、高齢者は加齢により、動体視力の低下や複数の情報を同時に処理することが苦手になったり、瞬時に判断する力が低下するなど、身体機能の変化によりハンドルやブレーキ操作におくれが出ることがあるなどの特性が見られるとのことです。加齢に伴う認知機能の低下も懸念されるところで、2016年に運転免許証の更新の際に、認知機能検査を受けた75歳以上の高齢者約166万人のうち約5.1万人は認知機能が低下し、認知症のおそれがある第1分類に判定されている実態があります。  75歳以上の運転者の死亡事故件数は、75歳未満の運転者と比較して、免許人口10万人当たりの件数が2倍以上と突出しております。また、75歳以上の運転者による死亡事故件数自体は10年間にほぼ横ばいで推移しているものの、死亡事故件数全体が減少する中にあって全体に対する構成比は毎年上昇しており、2016年度は死亡事故件数全体の13.5%を占めている状況です。やはり高齢者の運転による交通事故被害者を出さないこととあわせて、高齢者の加害者も出さない、これに対する一番の解決策は免許証の自主返納であると考えます。  今回資料として、近隣自治体による高齢者の自動車運転免許証の自主返納に対するサービスの事業内容をお願いしました。朝霞市のサービス事業の内容と、志木市、和光市、新座市の3市では実施していないことがわかります。個人的に調べたところ、新座市に隣接しているその他の市区町の状況として、所沢市は1年間のところバス無料乗車定期券、または家族も利用できる無料乗車回数券50回分、三芳町は自主返納した75歳以上の方に最大1万円の還付、練馬区はタウンサイクルの利用が無料、西東京市、東久留米市、清瀬市は独自の事業はないと思います。新座市として市民の安全と安心を守るためにも、路線バス回数券の交付、あるいはにいバス乗車証交付手数料の無料化など、自主返納に対するサービスを実施すべきと考えますが、いかがでしょうか、市の見解を伺います。  2、高齢者の自動車運転操作ミスによる事故を防止する装置の設置に対する補助事業について。自動車運転の際のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防止、または軽減する装置の購入・設置に対する費用に補助事業を実施してはいかがでしょうか。  今国策として、安全運転サポートカーの普及啓発が検討されております。衝突被害軽減ブレーキなどが搭載された車両、セーフティサポートカー、略してサポカーが運転者全体向けとして、高齢者向けにはサポカーS、Sはスペシャルとか、スーパーとか、すばらしいとか、シニアとか、シルバーなどの意味があるそうですが、高齢運転者による交通事故対策の一環として普及啓発が行われております。衝突の可能性がある場合に警報をして、さらに衝突の可能性が高い場合には自動でブレーキが作動する、対車両対歩行者自動ブレーキ、停車時や低速走行時に前方や後方に壁や車両がある状態でブレーキを踏み込んだ場合に急加速を防止するアクセルとブレーキの踏み間違い時加速抑制装置、車載カメラにより車線からはみ出しそうになった場合に警報する車線逸脱警報、先行車や対向車を検知し、ハイビームをロービームに切りかえる等の先進ライトが組み込まれているものです。まさに夢のようなシステムと言えます。  先ほどの質問でも申し上げたとおり、高齢者の運転する事故の割合は増加の一途をたどり、運転免許証の自主返納でなく、技術的な対策の実現が叫ばれる中、国も重い腰を上げて、官民協働での開発・普及を本格的にスタートしようとしているところでしょうか。大いに期待するところであります。  一方で、そんなサポカーやサポカーSを搭載する車種は、一部の限られた車種であると同時に、安全装置フル装備の車は価格もまだまだ高額であり、なおかつおよそ8,000万台に近いと言われる既存の車には、いまだ装備されていないのが現状です。  そのような中、本年7月5日には、国土交通省が国内の自動車メーカー8社に対し、後づけのアクセルとブレーキの踏み間違い時加速抑制装置の開発を急ぐよう求めました。現時点では、踏み間違い時加速抑制装置を後づけで設置できるシステムの販売を開始したのは、大手自動車メーカーの中ではトヨタとダイハツの2社ですが、自動車メーカーではない企業から後づけの踏み間違い時加速抑制装置の販売が始まっております。現在各地の自治体において、後づけの踏み間違い時加速抑制装置の購入設置に対する補助が始まっております。  東京都では、7月31日から受け付けを開始し、70歳以上の都民の車に対し、10万円を上限に費用の9割を補助するとしました。さらに、豊島区では、残りの1割を補助することにより70歳以上の豊島区民は自己負担ゼロで設置が可能になります。そのほか、愛知県碧南市、岡山県美咲町、福岡県うきは市、群馬県甘楽町、同じく大泉町、そのほか多数の自治体がスタートしております。また、愛知県豊橋市、同じく豊田市など、多数の自治体が9月議会の補正予算案に盛り込んでいる状況です。新座市におきましても実施すべきと考えますが、いかがでしょうか。  3、自転車用ヘルメット着用のさらなる啓発について。平成29年度交通安全白書には、高齢運転者の特性について、年齢や体力、過去の経験等によって大きな個人差が認められるものの、一般的に視力等が弱まることで周囲の状況に対する情報を得にくくなり、判断に適正さを欠くようになること、反射神経が鈍くなること等によってとっさの反応がおくれること、体力の全体的な衰え等から、運転操作が不的確になったり、長時間にわたる運転継続が難しくなったりすること、運転が自分本位になり、交通環境を客観的に把握することが難しくなることなどが挙げられており、これらの特性が死亡事故を起こしやすい要因の一つになっていると指摘しています。  これは、自動車だけではなく自転車の運転にも当てはまるもので、自転車を運転中の交差点での出会い頭衝突事故についても同様に、年齢が高くなるとともに法令違反が多くなり、高齢者では一時不停止や信号無視等の法令違反によるものが多くなる傾向があることから、加齢による身体機能の変化等の見られる高齢者がこれらの違反により事故に遭いやすいことが考えられると指摘しております。  そもそも自転車を運転するときにおいて、体の一番高いところ、つまり地面から一番距離があるところは当然ながら頭部です。事故の際、また単独で転倒したとしても、最も大きな運動エネルギーが働いて衝撃を受けるのが頭部です。したがって、頭部を守るヘルメットを着用するのは大いに理にかなっております。しかし、頭部、頭を守る、命を守るべきヘルメットの着用が特に高齢者において全く普及が進んでいないのが大きな課題となっております。  5月4日の福井新聞の記事を引用します。警察庁のまとめによると、「2018年までの5年間で自転車が絡んだ死亡重傷事故は4万6,374件」で、「そのうち65歳以上が自転車乗用中の事故は40.5%に当たる1万8,800件」だそうです。一方で、「死傷した高齢者のヘルメット着用率は3.1%」と「非常に低迷している」とのことです。ある意味最もヘルメットを必要としている高齢者の自転車運転者に対して最もヘルメットの普及が進んでいないのは大きな課題です。さらなる普及啓発を強く求めるべきと考えますが、いかがでしょうか。  また、市内の児童・生徒へも、自転車を運転する際のヘルメット着用のさらなる啓発が必要と考えます。現時点で、市内の小・中学校において自転車通学が認められているのは、第六中学校の一部地域のみでありますが、その生徒たちの登下校時のヘルメット着用率は大変にすばらしいものです。私の知る限りにおいて、制服を着ている状態でヘルメットを着用していなかった自転車通学者は一人もおりません。ただし、スポーツウエアを着て部活動に行く際は、随分とヘルメット着用率は低下し、遊びに行くときにはほぼ着用していないのが現状だと感じます。  一方で、他の中学校は、さらにヘルメット着用率は激減というよりも、もはや誰も着用していないのではないでしょうか。  小学生の一部、例えばサッカークラブに所属している場合、自転車用ヘルメットの着用を義務づけているといったケースがあるようです。未来ある児童・生徒の頭をしっかりと守り、重大事故にならないようにする自転車用ヘルメットを着用するようさらなる指導と啓発が必要だと考えますが、市の見解を伺います。  4、農作物の生育への影響を軽減した新型LED防犯灯の設置について。市内には、たくさんの防犯灯が設置されております。平成26年度には、新座市道路照明灯LED化事業として、10年リースのもの8,848基を含む9,308基がLED化され、その後も必要なところには設置が進んでおります。もちろん県道や市道、私道、それぞれに管理者が違っております。しかし、町内会に管理をお願いしている私道の防犯灯も含め順次LED化が進んでおり、大変な省エネルギー化が図られていることは大変に評価するものであります。  さて、以前から気になっていたことですが、市内の農地に隣接する道路では、防犯灯の設置数がほかの場所と比べて少ないと感じておりました。さらに、近づいて防犯灯をよく見ると、防犯灯の光が広がらないように発光部分の照射角を狭めるように照明部分に覆いをかけているではありませんか。その場所が暗くて危険だから防犯灯を設置していたのに、せっかく明るくなったはずなのにわざわざ暗くするなんて自己矛盾も甚だしいと、私は無知にもそう考えておりました。その後どなたに教わったのか、大変失礼ながら忘れてしまいましたが、「あれは、夜中にずっと光が当たってしまうとホウレンソウなどが育ち過ぎておいしくなくなってしまうから、光を当てないようにしているのだよ」とご教授いただきまして、なるほどと思ったものの、実はひそかに納得できずにいました。そんなある日、8月6日の公明新聞を見て、これだという記事を発見しました。いわく「農作物に対する光害を配慮しつつ、夜道を明るく安全にする新型LEDの防犯灯が開発された」とのことです。治安の確保と農業の両立を実現し、児童・生徒や保護者、また農業従事者に安心の声が上がっているとのことです。  今回実証実験を行った横浜市のプレスリリースには、「青葉区にある市道の電柱4本に新型LEDを設置し、農作物への影響の軽減と登下校ルートの安全確保の両立について確認します」とあります。具体的には、今回開発のLED照明器具は、青色と黄緑色のLED素子を組み合わせて特別な波長に調整し、人間にとっては白色に近い色に見えるが、人の目で見えない速度、1秒間に数千回で特殊な点滅をさせることで植物には感じにくい光とし、生育に悪影響が生じることがなくなるのだそうです。新座市でも導入を検討すべきと考えますが、いかがでしょうか。  当然ながら、現在設置済みのLED防犯灯を交換するということではなく、今後設置が予定されるような場所、例えば新座駅北口土地区画整理事業地内などはいかがでしょうか。市民の皆様の安全、安心を守ると同時に、新座市の都市近郊農業を守る大変すばらしい事業であると考えます。市の見解を伺います。  5、UDフォントの使用について。7月7日付の埼玉新聞によると、お隣の三芳町は、文字の形がわかりやすく間違いにくい文字、ユニバーサルデザインフォント、UDフォントといいます、を全庁的に導入することを決めたとのことです。高齢者や障がい者にも読みやすく、見やすい文字とされるUDフォントを積極的に活用し、住民サービスの向上を図ります。フォントを作成するメーカーと協定を締結し、本年7月から住民票の写しなどの申請書類を初め、各種お知らせやホームページなどに順次導入するとのこと。導入の経緯としては、まちの広報紙に対して、文字が小さく読みにくいなどの意見が寄せられたことを受け、2012年から通常より文字が大きく読みやすいUDフォントを広報紙に活用したところ、町民からの評判が大変によいことから、学校での通知書や庁内の申請書などに活用することを決めたそうです。  また、7月8日付の教育新聞によると、UDフォントは教科書などに使われている書体より線が太いのが特徴で、文字の空間が広くとられており、濁点や半濁点も大きいため、弱視や学習障がいがある子供にも文字の形がわかりやすく、読みやすいそうです。文章の理解力が高まるほか、読む速度が上がる効果も期待できるとして、小・中学校の学習教材や授業プリントに用い、効果を検証するとのこと。また、フォントメーカーの担当者から、奈良県内の小学校でUDフォントを使ったところ、読解力を問うテストで正答率が上がったという効果があるとのことです。新座市におきましても、市が発信・発行する全ての文書等にUDフォントを使用してはいかがでしょうか。  6、携帯型熱中症計の利活用とさらなるPRについて。ことしも大変に暑い夏でした。ここ数日涼しい日々が続いておりますが、私の記憶では、雨の日が続いた参議院議員選挙の投開票日が過ぎたあたりから猛烈に暑い日が続き、8月の終わりごろから少し落ちついたという感じでしょうか。  それにしても、近年の夏の暑さは尋常ではありません。「もはや日本は亜熱帯地域に入っている」という専門家の指摘すらうなずいてしまいます。そのような中で、ご高齢の市民の皆様とかかわりの深い方、具体的には民生委員や高齢者相談センターの職員の方々などに室内の熱中症の危険度を測定できる熱中症計をお預かりいただいて、高齢者宅に訪問の際に、「○○さん、元気ですか。きょうも暑いですね。○○さん、部屋の中だって熱中症になるのだから。ほら、見てください。私が持っている携帯型熱中症計、熱中症の危険となっているでしょう。今すぐエアコンを使用してくださいね」などの会話を駆使していただいて、高齢者の在宅での熱中症予防に役立ててはいかがでしょうか。  先進市の事例を紹介いたします。6月7日付の福井新聞によりますと、「福井県越前市では、市の社会福祉協議会に、本年6月、市内の191人の民生委員の皆様に携帯型熱中症計を貸与し、地域の高齢者に早目の水分補給やエアコンの使用を呼びかけて、熱中症の予防に役立てる」とのことです。新座市におきましても実施すべきと考えますが、いかがでしょうか。  また、あわせて高齢者日常生活用具給付事業において、給付対象になっている携帯型熱中症計、今ここに持ってきて、これは滝本恭雪議員にお借りしたのですけれども、これなのですけれども、ちっちゃいですね。携帯型熱中症計を多くの方に利用していただけるよう、多くの高齢者が自分の命を守れるよう、しっかりとPRをお願いしてはいかがでしょうか。  以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 皆さん、おはようございます。それでは、佐藤重忠議員のご質問に順次お答えしてまいりたいと思います。  1点目、高齢者の自動車運転免許証の自主返納に対するサービスのご質問をいただきました。新座市といたしましても、高齢ドライバーが運転免許証を自主返納しやすい環境を整えることへの重要性は大変認識をしております。引き続き、自主返納者がタクシー代の割引等の特典が受けられるシルバーサポーター制度のPRを含め、広報紙や市ホームページにより市民の皆様へのさらなる啓発に努めながら、ご紹介いただきました朝霞市を初め、運転免許証の自主返納につながる事業を行っている自治体の取り組み状況や、その効果も検証するなど、引き続き調査研究を進めていきたいと思っております。
     このシルバーサポーター制度、県の制度でございますけれども、余り内容がしっかりしたものではないので、朝霞市は大変画期的な対応をしていますので、状況を見ながら、財政もありますので今後検討をさせていただきたいと思います。  2点目、高齢者の自動車運転操作ミスによる事故を防止する装置の補助事業ということであります。近年多発している高齢ドライバーによる交通事故を受けまして、議員ご指摘のとおり、東京都あるいは豊島区では、高齢者を対象とした急発進を防ぐ装置の取りつけ費用の9割を補助する、あるいは100%補助するという制度がことしの7月31日から実施されたところであります。市といたしましては、本市のみの補助事業として考えるのではなくて、広域的に実施できるよう機会を捉えて、埼玉県にぜひやっていただいて、それを補助的に市がサポートする、補助率を上げるとか、そういう検討はできるとは思いますが、全額を市で単独でやるというのはなかなか難しいと思いますので、埼玉県あるいは国にしっかり要望していきたいというふうに思っております。もうしばらくお待ちいただきたいと思います。  3、自転車用ヘルメット着用のさらなる啓発についてのご質問をいただきました。高齢者への自転車用ヘルメット着用の啓発につきましては、主に出前講座において、老人福祉センターの利用者やシルバー人材センターの会員に対して周知を行っております。  また、市内の児童・生徒への啓発につきましては、全小学校4年生を対象とした子供自転車運転免許試験や、市内の児童から小中高生及びその保護者を対象とした親と子の自転車マナー向上運動などで周知を行っております。このような啓発活動を行っておりますけれども、議員ご指摘のとおり特に高齢者へのヘルメット着用がなかなか定着していない状況であります。  昨今のヘルメットを着用しなかったことに対する重大事故は増加しておりますので、今後も新座警察署と連携をしながら、引き続き強く高齢者の皆様、児童・生徒の皆様が自転車乗用中にはヘルメットを着用していただきたいという周知に努めていきたいと思います。  周知しても、実際議員ご指摘のとおり学校へ行くときは100%つけているけれども、部活とか遊びに行くときはなかなかつけないのが現状だということであります。啓発・啓蒙は重要だと思いますので、引き続き地味ですけれども、しっかり市が着用してくださいということを言い続けたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  4、農作物の育成への影響を軽減した新型LED防犯灯の設置についてのご質問をいただきました。このLEDの設置費用といたしましては、通常本市が畑のLED照明灯に遮光板をつけて設置する価格と比べて、本照明器具の価格は約2倍と、高額になります。通常のLEDは大体6万5,950円であります。光を防止するLED照明は12万7,000円ということであります。この照明器具メーカーに確認いたしました。この照明器具は、稲作、稲への影響は軽減されるものの、葉物野菜への影響はあるとのことでした。本市では、畑での葉物野菜の栽培は多いものの、水田は存在しないため、現時点での本照明器具の購入は効果が余り期待できないのではないかと思われます。今後の照明灯の新製品、新技術の開発に関する動向を注視してまいりたいと思います。ちょっと値段が高いみたいです。  5、UDフォントの使用についてのご質問をいただきました。ご指摘のとおり本市では、市長印を押印するなど、公文書などは明朝体としております。パンフレットやチラシなどは、適宜フォントを変えるなどして、市民の皆様がわかりやすいと感じられる文書を作成するため、各所属においてフォントや文字の大きさ、配色を工夫しており、これまで文字が読みにくいとの指摘はいただいておりません。市といたしましても、ご指摘をいただきましたユニバーサルフォントの使用も含め、読みやすい文章の作成について研究をしていきたいと思います。  三芳町がUDフォントにしたということで新聞にも載っておりました。見やすいと思うのです。ですから、今後研究をさせていただきたいと思いますので、もうしばらくお時間をいただきたいと思います。  6点目、携帯型熱中症計の利活用とさらなるPRという質問をいただきました。本市における熱中症対策といたしましては、広報、ホームページに加え、クールオアシス実施施設の啓発、元気アップ広場にて講話の実施、防災無線による注意喚起及び配食サービス利用者へのチラシ配布などを実施しております。  近年の異常気象に伴う熱中症対策は、本市といたしましても大変重要であると認識しております。新たに民生委員の皆様や高齢者相談センターの職員への熱中症計の貸与につきましては、現在考えておりません。  また、高齢者日常生活用具給付事業における携帯型熱中症計のPRにつきましては、ほかの高齢者福祉サービスとあわせて、機を捉えてパンフレットを配布するなどして、引き続き行っていきたいと思います。あれば大変便利かなというのは思いますけれども、貸与するというのはとりあえず考えておりませんので、その場その場で指導していただくということを習慣にしたいと思います。  私のほうからは以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) おはようございます。佐藤重忠議員から2点についてご質問がございましたので、私からお答え申し上げます。  1点目の自転車用ヘルメットの着用についてのご質問でございます。児童・生徒の自転車用ヘルメット着用につきましては、命を守る上で大変重要なことであると捉えております。  本市におきましては、佐藤議員の質問にもありましたとおり、第六中学校の一部遠隔地から登校している生徒に自転車通学を許可しておりまして、全員ヘルメットを着用して登校しております。しかしながら、日常生活のレベルにおきましてヘルメットを着用して自転車に乗っている方は、これは大人も含めてほとんど見かけないというのが現状でございます。幼児の着用率は高いのではないかというふうに思いますが、よく自転車の後ろに乗っている幼児は、大概はヘルメットをかぶっているような状況でございますが、大人はやはりなかなかかぶっていないということで、ヘルメットの補助を見ましても平成30年度は372件ということで、幼児の着用、申請は高いのですが、高齢者は2件のみというふうになっております。  中学校1年生のアンケートを調査をしてみましたら、78.4%の生徒はヘルメットを持っていないというような状況でございます。平成29年度に改正されました埼玉県自転車の安全利用の促進に関する条例の第8条の2項に「保護者は、児童・生徒に対して、乗車用ヘルメットの着用に努めなければならない」と示されておるところでございます。教育委員会としましては、引き続き学校における児童・生徒の安全教育の徹底を図り、またヘルメットの着用についてもPTA等で啓発をしていきたいと考えておるところでございます。  2点目のUDフォントの使用についてのご質問でございます。学校には1,600台以上のパソコンが配置されております。この中で、このパソコンは5年に1度の入れかえをしておるわけでありますが、新しいウインドウズ10の後期のものについては、ワードとエクセルの中にUDフォントが内蔵されていまして使うことができますが、古いものについてはまだ搭載していないという状況で、入れかわらないと使えないという状況でございます。全ての機種が入れかわるのはまだ数年かかるということでございますので、もうちょっとお待ちをいただきたいということであります。学校によってまちまちになって一斉にということはいきませんので、そういう時期を捉えてUDフォントの啓発を図っていきたいというふうに思います。  教育委員会内の事務に当たっては、市長部局と連携をとりながら検討してまいりたいと存じます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) ご答弁、ありがとうございました。確認も含めまして2回目の質問をさせていただきます。  まず免許の返納に対する事業としては、シルバーサポーター制度のPRを実施していくということで、市長ご指摘のとおり埼玉県のシルバーサポーター制度のサービスは、例えば東京都とかと比較しますと、余り口に出したくないような寂しい内容ではございます。ただ、それでも必要な部分だと思いますので、引き続きそれは実施していただきたいと思います。  そのほか新座市がとれる施策については、調査研究中であるということで今お話しいただきました。  運転免許証の返納に対するインセンティブという部分では、これは個人の問題でありますので、本来はそういうことではない、何かするとかではないというのが本質ではあると思うのですけれども、やはりこれだけ周りの、特に今回朝霞市が実施するという一歩を踏み出したとなったときに、例えばほかに志木市であったり、和光市であったり、まだ実施していない自治体もありますが、そういう情報を得て、新座市はどうなっているのだというお声とかが確実にこれは広まっていく部分があると思います。そういった部分を考えますと、何かしらの方策を考えていかなければならないと思うのですけれども、例えば今お考えになっている、こういったことを取り組みを実施したいとか、あるいはいつごろそれを実施したいとか、そういうお考えというのはありますか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) 高齢者の免許証の自主返納に対するサービスのご質問なのですけれども、今のところ実態としましていつごろから実施予定とか、そういったものはまだ正直申し上げまして考えていないところでございますけれども、佐藤議員からご質問いただいたように、徐々に埼玉県内でもそういう自主返納サービスをやっているところが多くはなってきている状況でございます。  実際のところ、朝霞市がここでやり始めたのですけれども、県内の状況を見ますと、多いのが、各市で行っているコミュニティバスの補助制度というのが多いのかなというところがございます。  実態としましては、財政的な部分もありますので、朝霞市がやっているように回数券の1万5,000円相当を返納するとなると、新座市内でも今自主返納者というのは、新座警察署で受け付けた分なのですけれども、その自主返納者数も年々多くなってきておりまして、既に本年、平成31年1月1日から令和元年7月までで528人ということで、ここでまたかなりふえてきている状況もございます。そうしますと、正直1万5,000円の返金で単純計算するとかなりの高額になりますので、他市町村なんかの状況を見ますと、もしやれるとしてもまずはコミュニティバスの無料乗車証の対応というのが一番、まずはそこからなのかなというような考えでおりますけれども、いずれにしましてもまだ実施する時期とか具体的な検討もしていない状況でございますので、引き続き他市の状況を調査研究させていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) ありがとうございます。新座市においては、朝霞市と違って、にいバスというのは70歳以上の方は、交付手数料500円払えば無料で乗れてしまうのです。そういう意味では、朝霞市と違ってにいバスの無料乗車券というものの発行というのが不可能ですので、そうするとできることは私が申し上げたような、そういう500円の手数料の無料化であったり、あるいは民間のバスの回数券であったり、民間のバスになってしまうと財政的に大きな負担になると思うので、一番手っ取り早いと言っては言葉が適当ではないですけれども、にいバスの交付手数料500円、これが一番財政的にも負担が少ないし、実施するのにハードルが一番低いのではないかなと思いますので、提案させていただいたところなのですけれども、とにかく何もしないという状況は余り好ましいと思えません。なので、ぜひ実施に対して考えていただきたいと思います。  先ほど紹介した高齢社会白書を見ると、アンケートとして80歳以上でも今58.7%の人がほとんど毎日運転をしているという、そういう指摘なのです。さらに、今後の車の運転を考えると、基本的には一定の年齢になったら車の運転をやめようと思っているという人が40.4%いらっしゃるのですが、それでも80歳以上の方が6割近く運転しているという矛盾、いかに車というものが便利であって、生活に密着していて手放せないかという、これをある意味免許証を返していただくというのは本当にハードルの高い事業だと思いますので、ぜひしっかりとご検討していただいて、しかし早目に実施していただくというのをお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  それから、2点目のペダルの踏み間違い防止装置については、目的は同じですよね。ただ、これのほうがどっちかというと積極策に近いのかなと思うのですが、東京都の実施が余りにセンセーショナルで、9割を負担するという、これずるいですよという部分なので、私も市長お考えのとおり、これは基礎自治体が行うことではなくて、やっぱり県であったり、あるいは国でしっかりと実施していただきたいというのが本音であります。  それにしても、小さな町でもこれを実施しているというところがある以上、ではうちの市はできません、やるべきではないというものではないので、ぜひ研究をしていただいて、また価格的にも大体5万円から10万円弱で実施できるようなものです。  ただ、民間で出ているのを調べましたところ、対応車種が少ないのです。100台とか書いてあるのですけれども、ではちなみに自分の車を調べたらくっつかないみたいな部分があったので、年式的にだめだったので、そういったところも含めて公平性を欠くという部分もありますので、またきちんとした効果の評価がまだされていないという部分もありますので、これから大いに広まっていくべきなのかなと思うのですけれども、しっかりこれも調べていただいたらなと思います。すぐに実施というのは難しいというのは重々承知しておりますので、ここまでにとどめておきたいと思います。  それから、自転車用のヘルメットの普及につきましては、現状でも本当に多くの機会を捉えて、普及啓発、PRについて実施していただいているというのは認識しております。小学校において、4年生で親と子の自転車マナー教室とかの実施、さまざま手を尽くしていただいているところでございますが、現状については市長、教育長からご指摘いただいたとおりでございます。  ただ、本当に効果を考えると、頭を守れば、例えばそういう死亡重大事故につながらないのが自転車の事故であって、そもそも30キロメートルとか20キロメートルだったか、スピードが出ていない状況での対人衝突があったとしても、ほとんどが死亡事故につながらないという調査結果が出ているのが自転車の事故なので、どこを守るかというのは、もう間違いなく頭しかないという。  それにしても、では自分がかぶるかと言われると、ちょっとあのデザインではどうかなみたいな部分があったりして、これから多くのメーカーで格好いいヘルメットをつくって、高齢者もかぶりたくなるヘルメットをつくっていただきたい。あるいは、法的に義務化して、みんながかぶるのだというふうにしなければ、もう劇的な改善は図れないだろうなとは思います。  ただ、栃木県の事例として、運転免許を自主返納した高齢者に自転車用ヘルメットを交付しているという、そういうことがあるそうです。どっちで紹介しようかなと思ったのですけれども、こっちで紹介させていただきましたけれども、県でやっていることですので、また新座市でというのはハードルが高いかもしれませんけれども、そういう実態もありますので、大いにこれは頑張っていただきたいと、検討していただきたいと、もうちょっとさらなるPRについては実施していただきたい。  1点だけ。5月8日付の朝日新聞の記事で、これは愛媛県で、しかも相手は高校生なのですけれども、県の教育委員会が2件の死亡事故を受けて、県立高校の通学時のヘルメット着用を義務化しました。ただ、義務化した以降、登校中の高校生と車が接触した重大事故は12件発生しているのですが、いずれも死亡事故はないということで、やっぱり効果は劇的でありますので、しっかりとした、これは特に子供の命を守るという点では教育委員会に頑張っていただきたいと思いますし、高齢者については諸部局のほうでしっかりと取り組んでいただきたいと思いますので、これもあわせてよろしくお願いいたします。  それから、農作物への影響に配慮した新型のLEDの防犯灯、これはいいなと思ったのですけれども、今市長に確認、私は聞き間違えたかなと思った。葉物に効果はないということなのでしょうか。1件確認させてください。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 葉物野菜は影響が出るということで、遮光板ですか、それとLED照明とこのものについては効果がないというふうに答弁申し上げました。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) 稲と葉物にどういう差が出るのかよくわかりませんが、構造としてそうやってLEDを高速点滅させることによって食物の影響を受けないという結果であるとするならば、葉物にも効果は一定あるのではないか、逆に実験をしていないから、そういうわからないという答えではないのでしょうか。もう一度お願いします。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) メーカーに問い合わせて、稲には効果があるのですけれども、葉物には効果が出ないということでありましたので、実験しているとかそういったことは、そこまではわからないのですけれども、そういった回答でございました。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) わかりました。大変申しわけない質問をしてしまったかなと思います。  では、今後の開発に期待したいと思います。いずれにしても、実際に防犯灯に覆いをかけて設置されている箇所、私は多数見かけておりますので、需要は相当あるというふうに考えます。もしもそういうものがしっかりと開発された暁には、実験を含めてぜひ採用に前向きに検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、UDフォントの導入について、現状では各所属によってまちまちの対応をしておりますと、今後については導入に向けた研究をしていくというご答弁をいただきました。  「広報にいざ」については、これは導入しているというふうに伺っているのですけれども、それから庁内の表示、案内表示等にはこれは行っているということなのですけれども、現時点でUDフォントを使用しているという部署はどのぐらいあるのでしょうか。わからなければわからないでいいです。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(伊藤佳史) 現時点でUDフォントを使用している部署はどのぐらいあるのかというご質問ですけれども、正確には把握はしていない状況です。  ただ、全ての表示を、あるいは通知文等も明朝体のみにこだわるのではなくて、例えば障がい者福祉課の窓口であればわかりやすい大きな文字を使ったり、漢字には全部ルビを振ったりというような、そういったUDフォントというわけではないのですが、丸みを帯びた見やすい書体を使うなどの工夫はさせていただいているという状況でございます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) 済みません。例えばどこが庁内において担当部署になるのかわからないのですけれども、そのUDフォントの有用性等についての検討をなされたことはありますか。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(伊藤佳史) 庁内の文書の所管をしているのが総務部の総務課というところになります。UDフォントの全庁的な導入についての検討というのは、これまでは全体的な検討としてはまだしていないという状況でございます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) 今回、実は私もウインドウズ10を使っておりますので、自分の質問の原稿をこのUDフォントで実証、書いてみました。大変に読みやすく感じるのです。これは、実際使ってみると、どんなものだよと思って、眉唾で実際使ってみたのですけれども、非常に読みやすい文字だなというふうに感じました。ぜひいろんなところで使っていただきたい。特に今ご指摘いただいた、そういう障がいをお持ちの方ですとかご高齢の方にとっては、文字が太くて、さっき言ったのですけれども、すごく見やすいのです。これは、ぜひ実施していただきたいと思います。  以前に野中弥生議員からの指摘があったのですけれども、一般質問でホームページのUDフォントについての導入という質問がありましたけれども、今回三芳町のほうでホームページに掲載しているのが、「ホームページの文字をユニバーサルデザイン化しました」と書いてあります。わざわざこういう案内をしているにもかからず、そのときの市の答弁については、そもそもホームページの表示というのは自分で設定するものであって、発信者側から設定するものではないから、あくまで自分のそれぞれのパソコンのフォント設定をして、UDフォントで見てくださいというご説明だったのです。そうなのでしょうか。もう一回確認させてください。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) ホームページでのフォントの表示の件なのですけれども、昨年でしたか、野中議員から一般質問いただきまして、そのときホームページの作成を委託している業者に確認をしたところ、こちらが発信者側で文字の設定はできないので、あくまでもパソコンとかスマートフォンとかをお使いの方にご自分でフォントは設定していただくものですということで答弁をさせていただきました。  ところが、今回通告をいただきまして、私のほうでも三芳町のホームページを見たところ、明らかにこれは見やすい、ユニバーサルデザインフォントと思われるものが使われていましたので、改めて三芳町のほうに確認をしたところ、三芳町のほうでは、発信者側が相手方にUDフォントが表示されるように設定をしていますということでした。ですので、これが技術が進んだものなのかどうかというところまで追及できていないのですけれども、システム上の問題ですとか、改良の費用とかはかかるかどうかを含めて、これから使用できるということであればぜひ使いたいなと思いますので、早急に確認させていただいて、可能であれば導入していきたいというふうに思います。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) ありがとうございます。私も三芳町のホームページと新座市のホームページを見比べて、文字の違いというのを認識しました。ですので、今部長答弁あったように、大変に見やすいというのがこのユニバーサルデザインフォントの率直な感想です。  新座市のホームページについても今研究するということですので、早期の実施に向けてぜひ検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、携帯型熱中症計、最後の質問でございますけれども、現状では例えば民生委員の皆さんにお持ちいただいて、そのようなことは考えていないということで、財政的な負担もあろうかと思いますけれども、一番のメリットというのは計測器の数値、例えば気温ですとか湿度ですとか、それからその機械が表示している危険であったりとか、気をつける注意であったりとか、そういった数値や内容を表示して説明するほうが、やっぱり高齢者の方にご納得をいただけるのではないかという効果があると思います。  全面導入というか、全員にお配りしてそれを使用するというのは難しいかもしれませんけれども、例えばそういったことを推奨するですとか、必要だとお感じの方には全員にお配りするのではなくて、ぜひ使ってみたいという方には部分的に貸与するとか支給するとか、そういった考え方というのはいかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 携帯型の熱中症計の配布ということでございますけれども、民生児童委員の方に、市のほうから配布してしまいますと、何か事務的な形にもなるというふうなこともありまして、全員の方への配布というのは考えていないという答弁をさせていただいたわけですけれども、今佐藤議員ご指摘いただいたとおり、確かにそのまま数値を見せてお話ができれば、これはすごく説得力があるものだというふうに思っております。  したがいまして、そういったお話を民生委員の方にさせていただいて、それを使いたいというようなお話があれば、そういったことを一度お話を聞いた後で、そういった方がどれだけいるのかというのも含めて検討させていただければというふうに思います。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) ありがとうございます。ぜひそれで使ってみたいよという方がいらっしゃったときに、では買ってくださいとかそういうことのないように、市がお願いしている貴重な民生委員でございますので、ぜひそういう方には給付していただけるように検討していただきたいと思います。  この日常生活用具給付事業における携帯型熱中症計の給付数というのは、例えば直近の3年間とかだと、どのぐらいの方に使っていただいているのかわかりますか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) この携帯型熱中症計の給付の状況でございますけれども、実績といたしまして、平成28年度が7件、平成29年度が10件、平成30年度は2件という状況でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) 本当に有用性に対して給付数は非常に少ないと言わざるを得ませんよね。これでは、せっかく給付事業をしている意味すら感じられないぐらい、危機感を持っていただければと思います。  そうやって自分の目で見て、あるいは警告音が鳴るようにしておくだけでも、今自分はこういう危険な状況にあるのだなと認識できますので、ご高齢の方というのは、暑くても暑さを感じないのか、服をいっぱい着ていらっしゃる方を多く見ますよね。あれは、まさにもう熱中症になろうとしているのではないかと思うぐらいいっぱい着てしまっていますので、そういう方に気をつけていただくには、そういうほかの要因で自分は今危険な環境にいるのだということを知らせるしかないわけで、これは非常にいいものですから、多くの方に給付を受けていただけるようPRをしていかなければいけないと思うのですけれども、どのようにお感じですか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 佐藤議員ご指摘のとおり、この給付の状況というのは非常に少ないというふうに思っております。  平成29年度は10件ということで、10件でも少ないのですけれども、平成30年度の2件よりもちょっと多いこの状況というのは、これは高齢者相談センターの職員が訪問の際に、その有用性をお話しして貸与したというような実績があるようでございます。  今市では、「高齢者をささえるやさしい手」と、これは毎年度おつくりして、その中に高齢者の福祉サービスを全て網羅しているのですが、この中にも日常生活用具の給付事業にも載っておりまして、これは高齢者相談センターにはこれまでも毎年度おつくりするものを配布して、それを見て周知していただいていたわけですけれども、民生児童委員、今回は改選もございますので、新しい民生委員の方にはこの「やさしい手」をお配りをさせていただいて、こういった福祉サービスがあるということを民生児童委員の方にも知っていただいて、訪問した際にはそういったことを高齢者の方に周知していただくようなことをぜひともお願いしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) 今部長、いみじくもおっしゃったように、私も実は知っておりまして、高齢者相談センターの方が広めていただいて、この10件だったか、平成29年度については多く使っていただいたと。  では、実際そういう市のホームページを高齢者の方はなかなか見る機会がないです。広報だって、細かく目を通すというのはなかなか大変な作業です。誰かがそうやって高齢者の方にお伝えをしていかないと、こういったものはやっぱり広まらない。だからこそ、私が先ほど申し上げたように、民生委員の方たちや高齢者相談センターの方たちにそれを媒介となって広めていただくというのが最も効率がいいと思いませんか。私は、多くの方に使っていただくためには、何らかのそういう手段を講じていかないと、ただこういうのをやっていますよと言ったところで高齢者の方の耳には届かないので、ぜひそういう多くの方に使っていただけるように。  今回改選といっても、このタイミングで言っても冬になっていきますので、これは暑いとき限定ですので、また夏になったら、ぜひ民生委員、あるいは高齢者相談センターの方々に、こういうのがある、こういう施策をしっかりとPRしていただくようにお願いしていただきたいと思いますので、要望させていただきます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、22番、佐藤重忠議員の一般質問を終わります。 △高邑朋矢議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、14番、高邑朋矢議員の一般質問を許可いたします。  14番、高邑朋矢議員。    〔14番(高邑朋矢議員)登壇〕
    ◆14番(高邑朋矢議員) 14番、高邑です。  初めは、公園問題の1です。市内の多くの児童公園は、ボール遊びが禁止されていますが、そのとおりに受け取ると、ゲートボールやキャッチボールもできなくなってしまいます。ある程度広い公園では、誰もが楽しく遊べるように最低限のルールを決めて、ゲートボールやキャッチボールが楽しめるようにはならないでしょうか。  また、注意喚起の掲示物を木にくぎで打ちつける行為は、木が傷つくのでやめてほしいと思うのですが、いかがでしょうか。  プロジェクターをお願いします。これはどんぐり公園です。結構広い公園で、子供たちがよく遊んでいる公園です。これは、我が家のすぐそばの通称スーパー公園です。ここもお父さんと子供たちが朝キャッチボールしたり、サッカーで遊んだりして、結構自由に子供たちが遊んでいます。ここが今問題になっている公園なのですけれども、かなり広いのです。かなり広いですけれども、ここでボール遊びが禁止されてしまいました。これがみどりと公園課が設置した看板なのですけれども、未就学児は除くということで、ちっちゃな子供たちだったらいいよということなのですけれども、よく見るとくぎで打ちつけられてあって、ちょっと感じが悪いのです。  もともとがこういう看板があって、「ボール投げ等の遊びはやめましょう」ということで書いてはあるのですけれども、これは全然違います。とめてください。これはほかのものですね。済みません。どういうことかというと、この公園で子供たちの姿が激減したということなのです。公園で遊べなくなってしまったので、ここで遊んではいけないよということをこういうふうに掲示されると、今の新座市の子供たちは非常に真面目な子が多くて遊ばなくなるのです。どこで遊ぶかというと道路なのです。結局子供たちが公園の中で遊んではいけないよと言われているので、道路でキャッチボールをしたり、道路でサッカーで蹴っ飛ばしたりすると。もう何か本末転倒ではないのかなというふうに思うのです。  これを私に言ってこられた方は、「市長への手紙」ということで市長に手紙を書いて、そして返事を待っていたら、「新座市内の公園はさまざまな年齢層の方が利用するため、危険な行為や迷惑となる行為を禁止しております、公園に隣接したお住まいの方や小さなお子さん、お連れの方からは、公園内でのボール遊びをやめさせてほしいとのご意見が寄せられている一方、ボール遊びを認めてほしいというご意見もあり、市としましても対応に苦慮しているところです」と。最後のほうに、「ボール遊びをされる場合は、大変ご不便等おかけしますが、小学校の校庭などをご利用いただきたいと存じます」ということで、小学校へ行ってくださいということなのです。これは無理ですよね。学校のほうとしても困ると思うのです。こんなふうにして、公園で遊びたい子が勝手に校庭に入って遊ばれたら困ると思います。  狭い公園ならわかるのです。例えば遊具しかなくて、ブランコがあって、砂場があって、ちっちゃい子しか遊べないようなところでサッカーをやられたり、キャッチボールをやられたら、これは危ないから、それはわかるのだけれども、ある程度広い公園であれば、これは当然お父さんと、お父さんではなくてもいいけれども、私もちっちゃいころやりましたけれども、息子がちっちゃいころやりましたけれども、公園でキャッチボールというのはすごく楽しみなことだし、思い出に残ることでもあるし、ほほ笑ましい光景でもあるし、本当にみんなが気をつけてやればいいことだと思うのです。  私は超悪餓鬼だったので、公園で本当に危険な遊びばかりしかしていませんでしたけれども、やっぱりそれでも、小さい子がいるときは気をつけていました。だから、子供たちのそういう優しさを育てる上でも、小さい子がいるときは気をつけましょうとか、お年寄りがいるときは気をつけましょうとかという言葉をかければいいのであって、こうやって一括して、小学校に上がったらもう公園で遊んではいけないよと、ボールを使って遊んではいけないよというような掲示というのはどうなのかなというふうに思いまして、こういう質問をいたしました。  2番目の公園問題2です。市内の公園では、原則として移動販売などができなくなっていますが、多くの人たちに公園に来てもらい、楽しんでもらえることを目的とするのであれば、ルールを決めた上で営利目的の販売も許可してはどうでしょうか。町内会と同じように、市内の業者には許可を与えてはいかがでしょうか。  これは、例えば新座市内の農家の方がいて、トウモロコシとかできたものを、よく道端で売っていますよね。ああいったものを例えば総合運動公園とかそういうところで日常的に売れば、すごく人も集まってくるし、公園というのは私、食べ物屋があっていいと思っているのです。  駒沢公園か何かに、この間すごくきれいなレストランができましたけれども、公園に行って運動して、おなかがすいて何かを食べると。子供たちはもちろんそうだけれども、人が集まる公園というのを目指してほしいなと思うのです。ただ運動だけに行く公園だとか、ただ遊具に乗るだけに行く公園だけではなくて、そこで家族で楽しめて何かも食べられるような公園というのは、新座市内にあってもいいのではないかと思うのです。  いろんな人がたくさん来てしまったら、これは収拾がつかなくなるかもしれないけれども、でも新座市の農家の人たちが何か物を売れる場所だとかを提供することは大事だと思うし、新座市でとれたものを、特産物をそこで販売するようなものがあってもいいと思うし、営利が全部いけないということになったら本当に経済活動が全部とまってしまうわけだから、要するにしっかり作物をつくってもらって、それを売っていただくようなことができないだろうか。何とか祭りというのは結構ですけれども、日常的に、あるいは市が許可をした場合には、その日にその時間にちゃんと衛生管理もして許可をしてもいいのではないかという質問です。  次、保谷朝霞線です。都市計画道路3・4・1保谷朝霞線の今後のスケジュールを伺います。県が主体になって建設する道路ですが、この道路に影響を受けるのは新座市民です。しかも、建設費の10分の1は市民の税金であり、この道路の建設によって払い下げられる県道の維持費は、半永久的に新座市民が負担することになります。市民には、この道路について知る権利があります。市は、この道路に関する情報を常時把握しているのでしょうか。把握した情報を市民に伝えていこうと努力しているのでしょうか。住民が待ち望んでいた説明会のスケジュールも直前になって伝わってきました。このままでは市民が混乱し、緊急輸送道路の完成は難しくなるばかりです。市は、積極的に県、そして市民と連携すべきと思いますが、いかがでしょうか。  この間私も説明会に行きました。暑い中、八石小学校の体育館で、市長はずっとスーツを着られて、3回とも行かれたそうで、お疲れさまでした。  ただ、問題は、結局27メートルの幅員にする理由ですよね。私も資料を読ませてもらって、昔の資料と比べたりもしたのですけれども、基本的に私も質問も随分聞いたし、1回目も3回目の質問も後で教えてもらったのですけれども、結局何で27メートルなのですかということなのです。20メートルだったらしようがないということをほとんどの方が言われていて、でも27メートルの根拠がないではないかと。確かにここには、将来交通量の予測というのは出ているわけですけれども、例えば説明会の17ページ、将来交通量の予測で、保谷朝霞線を整備しなかった場合と4車線で整備した場合と、この2つしか書いていないのです。前の説明会には、2車線の場合も書いてありました。ゼロと2と4の場合で比較して書いてあったけれども、今度はゼロか4かしか書いていない。つまり2でもいいのではないのという人がほとんどなのに、最初の段階で、皆さん20メートルだったら判こを押しているわけです、うちを買うときに。だけれども、本来20メートルであるものを27メートルに変更したいということなのに20メートルの場合が全く書かれていないので、ではこれは一体どうなのよと。  ここに書かれている数字も、前回のものと比べると、平成17年の交通量センサスと比べると、1万3,000台落ちていたり、1万8,900台落ちていたり、30%ぐらい大体どこの道路も減っているのです。だから、そういう数字を皆さん知っていて、このままでいったら結構2車線でも大丈夫な数字になるのではないのということも言っているのです。私もちょっと計算してみて、数学的に考えてみて、このままいくと本当に1万3,000台を下回る可能性があるなというところまで来ているものですから、それで納得できていないということで、市長はこの説明会に行かれましたので、説明会が終わった段階で今どういうお考えなのかをお聞きしたいと思います。  次は、保育園の無償化について。10月から幼児教育・保育の無償化が始まりますが、その制度の恩恵を受けられない子供たちがいると思います。待機児童の子供たちも含めて、市はその数を把握していますか。  それから、障がいのある子供たちの保育状況について。障がいのある子供たちの保活は大変と言われていますが、現在の状況はどうなっていますか。安心して保育を受けられているのでしょうかということで、来月から幼児教育と保育の無償化をするわけですけれども、やはり全ての子にそれが行き渡るわけではないということで、私の最初のイメージでは、ゼロ歳児から5歳児まで全部に行き渡っていると思ったら、3歳児から5歳児がメーンであって、ゼロ歳児から2歳児に関しては非課税の世帯だけが対象になるということで、恩恵を受けられない方たちがいるので、その数が一体どのぐらいいるのか把握したいなと思って質問いたしました。  暑さ対策について。都内では、この夏だけで100人以上の方が熱中症で亡くなりました。市役所のエアコンの設定温度は28度になっていますが、設定温度が高過ぎると思います。市民の方たちにとっても、市役所で働く我々にとっても、設定温度をもう少し低くしてもいいのではないでしょうか。もう少し市役所全体の温度を下げませんか。  また、市内小・中学校には全教室にエアコンが設置されていますが、1学期間壊れていて扇風機だけで勉強した教室もあったようですし、ほとんど温度が下がらない教室もあると聞いています。全校で調査し、早急に対応すべきと思いますが、いかがですか。  また、登下校中を含む校内での水分、ミネラル補給、女子中学生のベストの非着用、男子中学生のワイシャツの第1ボタンを外すことなどを認めることなど、熱中症から自分を守れるよう、子供たち自身が考えられるようにする教育が大切だと思います。  体育の授業で、体操服を外に出すように指導することなども必要だと思います。市教育委員会の考え方を伺います。  非常に暑い夏が今終わろうとはしていますけれども、きのうも30度を超えていたりして非常に暑いわけです。私自身も中学校にいたときは、部活動で、真夏朝から晩までやっていました。ひどい話で、エアコンに入るのではないぞということも言ったこともあります。その当時の暑さは、今の暑さとは大分違うので、例えば新座市の子たちは全国大会で九州に行ったときに、九州の子たちが開会式で倒れて、新座市の子たちは平気だったというようなこともありました。それは、暑さ対策としてなれがあったので、「エアコンに入るな」と言うばかな顧問の言うことをちゃんと聞いて、子供たちがエアコンに入らない生活をしていたので、暑さにはなれていたということがあるかもしれない。でも、今はもうそんな程度の暑さではないので、やっぱり自分で、この程度だったら水を飲もうとか、ここはちょっとボタンを外そうとか、体操服を出そうとか、きょうはベストを着ていくのはやめようとかいうようなことを考えられる子供たちに育ってほしいと思うのです。  登下校途中でも、これは暑いから、ちょっと飲んでいこうとかいうことがあってもいいのではないかと思うのです。マナーの問題もあるかもしれないけれども、やはり自分の命を守ることが一番大事なわけで、そういうことが考えられる子供たちを育ててほしいと思っての質問がこれです。  次は、受動喫煙について。改正健康増進法の施行で、東京都庁は本庁舎と都議会の建物内にある全ての喫煙所を廃止しました。健康増進法の基本的考え方に「望まない受動喫煙をなくす」が第1に挙げられています。そして、第2番目には「受動喫煙による影響が大きい子供、患者等に特に配慮」とあります。その考え方からすると、市役所の敷地内の喫煙所は廃止すべきだし、公園はもちろん、黒目川や柳瀬川の遊歩道での喫煙も禁止にすべきです。  また、小・中学校での敷地近くでの喫煙も禁止すべきだと思います。同じ理由で、投票所で化学物質を含む有害な蚊取り線香をたくことは、化学物質過敏症の方たちへの配慮が足りないと思います。市と教育委員会の見解を伺います。  改正健康増進法の基本的な考え方というのは、とにかく望まない受動喫煙をなくすということなのです。市庁舎の中にも喫煙所がありますよね。市民の方も……    〔何事か言う人あり〕 ◆14番(高邑朋矢議員) 喫煙室。    〔「敷地」と言う人あり〕 ◆14番(高邑朋矢議員) 市役所の敷地。敷地内。ごめんなさい。敷地内に喫煙所がありますよね、外に。外だからいいではないかという考え方もあるかもしれないけれども、それは吸う側の論理であって、受動喫煙をしてしまう側からすると、あそこで吸ってすぐエレベーターに乗ってしまうと、エレベーターの中はとんでもないにおいになります。あそこで吸ってすぐに業務につかれると、これは市民の方も、うわっ、たばこ臭いというふうに感じてしまいます。受動喫煙というのは、そのぐらい敏感なものなのです。  私も、昔ハイライトを50本吸っていた人間ですから、吸っている人間からすると全然わからないわけです。だけれども、やめてみて、たばこのにおいにこんなに敏感になってしまうのかと。これは、学校も一緒なのです。学校の先生も、私も職員室で1日50本吸っていましたから、昭和52年ぐらいに吸っていました。そういう時代だったのです。吸わなくなって気づいたことは、職員室でたばこを吸って教室へ行ったら、子供たちはこんな嫌な思いしていたのかなということなのです。これは、校舎の外に出て、学校の前の道路でぷかぷかやって帰ってきて、授業に行ってもやっぱり同じなのです。呼気からは出るのです。それを感じてしまう子供たちがたくさんいる。それから、特に化学物質過敏症の方たちは、それも物すごく苦痛になるわけです。そういったことは、市役所全体としてもこれからはやめていかなくてはいけないと思うし、私は今吸っている方たちの健康のことを考えても、これはやめろと言ったら多分みんなやめられると思うのです、ここの中で。この中にも喫煙している方はたくさんいらっしゃると思いますけれども、敷地内でどうしても吸えないよとなったら、隠れてトイレで吸う人は多分いないと思います。  そうすると、やっぱり本数が減るだけでも大分体にいいわけだし、この改正健康増進法の考え方からすると、望まない受動喫煙を防ぐと。ここがあくまでも目的なわけですから。やっぱり望んでいないよという、受動喫煙嫌だよという子供たちだとか、敏感な人だとか、私みたいにたばこをやめてしまって、本当にたばこ臭いな、たばこアレルギーになってしまった人間だとか、そういう人の立場に立って、これから市役所もああいう敷地内の喫煙所も含めて、これはやめていくべきではないかなと。それから、学校も、学校の前の道路だとかやめたほうがいいと思うし、公園内はもちろんだめだけれども、公園のでは周りの道路はいいのですか、黒目川で一生懸命走っている人たちが、ぷかぷか、ぷかぷか、その辺で吸っていると。一生懸命健康のために走っている人たちが受動喫煙をしてしまうわけですよね。逃げられないわけです。そういう人たちのことを考えると、やはりあれは県の道路だからとか言っている場合ではなくて、新座市を挙げて、オリンピックもあることだし、ここはこういうせっかく健康増進法が改正された目的がここに明確になっているわけだから、望まない受動喫煙を防ぐという、その1点で市も動いていただきたいし、教育委員会も動いていただきたいというふうに思います。  次は、夏休みの宿題についてです。子供たちの夏休みの宿題の量が多過ぎると思います。夏休みは、自然に触れたり、読書したり、自分の弱点を克服したりするチャンスですが、子供たちは大量の宿題に時間をとられ、なかなかそれができません。特に中学生たちは、出さないと内申が下がると思っているので、必死に宿題をやります。自主、自立を学校目標にしている学校は多いのですが、実際には夏休みさえそれを認めていない現状があります。学力、体力格差のある子供たちにとって、夏休みにやるべきことはそれぞれ違うと思うのですが、市教育委員会はこの点をどう捉えていますか。  プロジェクターをお願いします。ここに、市内のある中学校1年生の宿題をちょっと出してみました。国語、読書感想文、教科書の漢字練習、それから社会、国紹介パンフレットづくり、数学問題集、理科、課題が幾つかあると、英語、またワークブックがあると、美術は風景画、総合の新聞のレイアウト、それからよくわからない日記があります。消してください。軽く見ても104ページあるのです。私も21年教員をやってきました。メーンは理科でしたけれども、宿題は出しました。出しましたけれども、理科で出した宿題はもう統一されていて、夏休みの宿題は自然の中で遊べという宿題です。もちろん確認はしません。「遊んだか」、「はい」と、おしまいです。こっちも楽、向こうも楽。    〔何事か言う人あり〕 ◆14番(高邑朋矢議員) 国語は教えました。国語は、なぜか臨時免許が来て、国語も教えて、国語は本を読みなさいと、こういう本はおもしろかったよと。だけれども、感想文は求めたことはない。読むのが面倒くさいし、感想文を求めたことはありません。数学の教員もやりましたから数学も教えました。なぜか臨時免許が出てしまったのです。それで、数学は「問題集をやってこい」と言いました。だけれども、それを確認したことはないです。面倒くさいし、テストを見ればわかるわけだから。テストを見ればわかるのです。やったかやらないかなんて、テストを見ればすぐわかる。  先生側からすると、これで俳句まであるわけです。俳句。俳句も、これは先生たちから聞いた話だけれども、俳句をまた選ぶのが大変だと。税の作文とか、よくわけのわからないのを毎回やりますよね。それだって……    〔「税の作文」と言う人あり〕 ◆14番(高邑朋矢議員) ええ。税の作文は重要かもしれないけれども、書きたい子は書きなさいというならわかります。全員に書きなさいというのは、どうなのかなと思います。  いつも言っているように、とにかく格差はあるわけです。子供たちにとって全然レベルが違うわけです。だから、それこそ何十万円も出して夏期講習へ行っている子たちは、こんな分厚いことをやったり、学校の宿題以外にやるわけです。そういう子供たちからすると、もう本当に大変なことだし、これは基礎力ができていない子たちにとっては、基礎をやるチャンスが夏休みなのに、それがまたできないということで、やっぱり個々に対応したもの、その子その子に合わせたものにしていったほうが先生たちのためにもいいのではないかと思っての質問です。  最後、不登校児童・生徒の進路についてです。小・中学校で不登校の児童・生徒の増加がとまりません。それぞれにいろいろな事情があると思いますが、進路に待ったはありません。  埼玉県公立高校では、全ての高校でさまざまな事情で不登校になった生徒が受験で不利にならないよう、学力テストだけで合否を判断する、不登校の生徒などを対象とした特別な選抜という仕組みはありますが、過年度卒業生には適用されません。一発勝負なのです。しかも、この選抜での結果が公表されていないため、ただでさえ不安な不登校生徒、保護者は、自分で進路を選択することが難しくなっています。過去にどれだけの不登校生徒がこの制度を利用して受験し、その結果はどうだったのか、どういう高校に進学できたのか、できなかった子たちはその後どうなったのか。不登校の生徒、保護者はもちろん、全ての生徒、保護者にわかるよう、過去の進路先などの情報を公表してください。  資料をいただきました。これを見て、皆さんの手元にも資料が行っていると思うのですけれども、いいことが書いてあるのです。ただ、どのぐらいの評価、本当にどうなのだ。例えばこの自己申告書で、どのぐらいの点数配分がいって、それから実際のテストでどのぐらいとればいいのだろうか。例えば実際の普通に受けた生徒と同じだけとれば大丈夫なのか、平均点をとれば大丈夫なのか、それとも最低点でも大丈夫なのか、いや、いや、かなり平均点の上をとらないとだめなのかというような情報が全然ないです。不登校の子供たちというのは、本当にどっちを選択したらいいかもわからない。つまりこの制度があるから、この制度一発で、学力テスト一発でいったらいいのか、いや、それでもないし、不登校だから年間100日も休んでしまったけれども、そういうマイナスポイントを加味した上でも内申でいったほうがちょっとは有利になるのか、この文書だけでは全くその情報がわからないのです。ぜひその点を教えていただきたいと思います。  1回目終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 暫時休憩といたします。   休憩 午前10時57分   再開 午前11時16分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、高邑議員のご質問に順次お答えしてまいります。  1、公園でのボール使用についてのご質問でございます。ご質問ありましたとおり、最低限のルールを決めてボール遊びを認めてほしいというご意見がある一方、ボール遊び禁止の看板を設置しているにもかかわらず、ボールが隣接する家の中に入ってしまったり、家屋の破損や車を傷つけてしまったりなど、公園付近に住んでいる方や通行人に迷惑が生じているのが現状であります。  また、小さなお子さんをお連れの保護者の方からも、ボール遊びをやめさせてほしいとの苦情、要望が多く寄せられております。市といたしましても対応に苦慮しているところであります。  現状では、幼児を除く公園でのボール遊びについては、安全面を第一に考え、原則禁止としております。ご理解をいただきたいと思います。  なお、ゲートボールにつきましては、利用団体からの許可申請に基づき、ほかの利用者の少ない時間帯で支障のない範囲で許可をしております。  最後に、栗原公園で樹木にくぎを打ちつけられた件でございますが、過去2度にわたりまして、このような行為が確認されました。市では、看板を設置する場合にもこのような行為をしておりません。発見した際には、くぎを抜き、看板を縛りつけていますので、誰かがやっていると思います。発見し次第、くぎを抜いて、ほかの設置の方法をしております。今後におきましても、公園の巡回を行いまして監視していきたいと思います。  2、公園での移動販売等についてのご質問をいただきました。新座市都市公園条例に基づきまして、市長の許可を受けなければ移動販売の出店はできません。これまで許可した主なものとしましては、町内会主催の行事のほか、商工会、商店会が主催する事業、市が後援する事業など、公共性の高い行事に限り認めております。  このたび個人により営利目的の販売を許可したらどうかということでございますが、いずれの出店におきましても、利益を求めない価格で販売することや、利益が生じた際には市に寄附することなどを条件として、個人やグループに利益が生じる販売については公園の使用を認めておりません。いずれにしても、公園内での利益目的の販売は許可できません。地域の活性化のために有効な活動を心がけてまいります。  3番目、保谷朝霞線についてのご質問をいただきました。現在埼玉県では、平成29年11月に開催された説明会において示されましたスケジュールに基づきまして路線測量を実施しております。そして、過日9月8日、9日で説明会も開催をされました。この説明会で、第1工区、都県境から産業道路につきましては、今後都市計画変更案の工事縦覧を経て、都市計画審議会での審議を行い、今年度末を目標として都市計画変更を行っていきたいという説明でありました。  また、事業の進捗状況の情報につきましては、埼玉県において県のホームページに公表する取り組みが行われるところであります。市といたしましても、引き続き埼玉県に対し、説明会で出されたさまざまなご意見やご要望を真摯に受けとめまして、事業を進めていただくとともに、住民の皆様への丁寧な対応と早期整備についてさまざまな機会を捉えて要望してまいります。  27メートルの方向には変わりがないという説明でございました。市といたしましても、反対されている方もいらっしゃいますけれども、27メートルの整備で協力をしていくということには変わりはありませんので、申し上げたいと思います。  4、保育園の無償化についてのご質問をいただきました。無償化の恩恵を受けられない世帯としては、例えば保育園の入所申請を行い、待機児童となっている世帯が考えられます。待機児童となっている場合でも、認可外保育施設や一時保育を利用しながら就労する場合など、無償化の対象となる世帯もございます。  本市では、9月1日現在で3歳児から5歳児では5人の待機児童がおります。この中に、子供が預けられずに就労を開始できないなど、無償化の対象とならない世帯がどの程度いるかについては、現段階では把握できない状況であります。今後無償化が開始されて、認可外保育施設や一時保育の利用申請受け付けが始まれば、その無償化の恩恵が受けられない世帯についてある程度の数が把握できると考えております。  今後の無償化に関する事務を通じて世帯状況の把握に努めるとともに、保育や保護者の皆様が希望する施設に入所できるよう市としても努力を続けてまいります。10月を過ぎないとちょっとわからないという状況でございます。  続きまして、5点目、障がいのある子供たちの保育状況についてのご質問をいただきました。支援が必要なお子様のお預かりは、深刻な保育士不足により法人保育園では難しくなっております。公立で行っている公立保育園に集中している状況であります。しかし、公立保育園にもお預かりできる人数に限りがありまして、その結果として、お子様によっては長い期間入所をお待ちいただいている状況でございます。  近年増加している支援が必要なお子様の受け入れへの対応は、本市としても力を入れて取り組んでいかなければならない課題であると考えております。このため、支援が必要なお子様の保育施設への受け入れ制度につきましては、他市の取り組みを参考に実施を目指し、検討を進めているところでございます。  6番目、暑さ対策についてのご質問でございます。現在本庁舎の室温は26度から27度で推移しており、おおむね来庁者及び職員から暑いとのお声は聞いておりません。近年外気温が著しく高くなる日がふえている中、環境省の推進する室温28度を目安として臨機応変に対応してまいりたいと存じます。  教育委員会の部分は、教育長のほうからご答弁を申し上げます。  7番、受動喫煙についてのご質問をいただきました。ご指摘いただきました各施設の対策ですが、市役所に設置している喫煙所については、人の往来が少ない本庁舎裏口の脇に設け、カラーコーンで動線を区切っているほか、専用のフィルター機能を有した脱臭機を設置し、きれいな空気を室外に排出するなど、受動喫煙を防止するための必要な措置を施しております。公園につきましては、既に全面禁煙をしております。順次禁煙の看板の設置を進めており、今後も引き続き周知してまいります。  黒目川や柳瀬川の遊歩道につきましては、管理をしている埼玉県朝霞県土整備事務所に確認いたしましたところ、「河川を全面禁煙とする予定はない」とのことでありました。小・中学校、投票所につきましては、教育長、選挙管理委員会委員長からご答弁を申し上げます。  夏休みの宿題と不登校児童・生徒の進路につきましては、教育長のほうからご答弁を申し上げます。  私のほうからは以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 高邑議員から4点についてご質問がございましたので、順次お答え申し上げます。  1点目の暑さ対策についてのご質問でございますが、学校における空調機の温度設定につきましては、環境省が推奨する室温28度ということで設定温度にしております。エアコンの設定温度というよりも、室温が28度ということで対応しておるところでございます。児童・生徒の健康面を配慮しまして、状況に応じた対応を各学校では行っておるということでございます。  空調機について故障しているというご指摘がありましたが、空調機につきましては経年による機能低下も一部見られます。もう全教室に導入してから7年たつわけでありまして、8年目に入るわけです。ですから、昨年度より3年間の計画で、専門業者によるクリーニングメンテナンスを実施しておるところでございます。  故障して使用できない教室があったということでございますけれども、どこの学校のどの教室でしょうか。私どもは、このことは全く把握しておりません。学校でそのようなことが起これば、直ちに教育委員会に連絡が行き、担当者を派遣し、業者に修理を依頼するところでありますけれども、そうした情報は一件も入っておりませんので、どういうことなのかなというふうに私どもは不可解に感じておるところでございます。  続いて、水分補給でございますけれども、熱中症予防の観点から大変重要なことであると考えております。学校に対しても熱中症対策を呼びかけ、水筒を持参する児童・生徒も大変多くなってきているという現状でございます。水筒の中身については、水とかお茶とかを持ってきているようでありますけれども、たくさんの汗を流すような部活動では、スポーツ飲料を認めているという状況でございます。  養護教諭の助言もありまして、全ての子供たちにスポーツ飲料を認めていくと、糖分の取り過ぎ、あるいは虫歯予防に重大な支障を起こすのではないかというようなことで、普通の子供にはお茶とか、あるいは水を推奨しているという状況でございます。  また、制服の着用について、ワイシャツのボタンなど第1ボタンをかけなければいけないというようなご質問がございましたけれども、細かな決まりは学校で定めているところでございます。なるべく自己判断ができる機会をふやす、このことは特に中学校で進めていかなければならない課題であるというふうに思っています。第1ボタンを締めなければいけないという決まりは、私ども、この質問がございましたので調査をいたしましたけれども、1校でそうした決まりが生活の決まりとしてあったようでございますけれども、現実には有名無実化しているということで、校長先生もこれは見直しを図りましょうということでありますので、見直しが図られると思います。  女子のベストの着用や体育着の上着をズボンに入れるといったことは、これはそれぞれ理由があるわけでありまして、特に私どもは問題を感じているわけではありません。これが解消したから暑さ対策が解消するということでもないのではないかなと思います。今後も児童・生徒が良識を持って物事を判断し、自立へ向けた指導をこれからも行ってまいりたいと存じます。  次に、受動喫煙についてご質問がございました。新座市教育委員会は、健康増進法が導入される以前、平成15年1月1日からノースモーキングスクールという指定をいたしまして、学校の全面禁煙を実施をしてきたところでございます。また、同年7月1日には敷地内全面禁煙ということで、敷地内の禁煙も徹底して進めてまいりました。学校周辺での喫煙につきましては、強制力はございませんが、以前から学校周辺での喫煙はご遠慮くださいというような、こういう看板を設置をしまして、いろんな方が学校を利用しておられますので、そうした方々にも啓発を図っているところでございます。  今回の健康増進法の一部改正を受けまして、望まない受動喫煙根絶のために教職員の禁煙に対する意識を高め、今後引き続き指導してまいりたいと存じます。  次に、夏休みの宿題についてのご質問がございました。学びは本来楽しいものでなければなりません。人というのは、みずから課題を見つけ、解決しようとするときや、探求しようとしたときは、時間を忘れて学習に没頭するということでありまして、そうした自主的な学習が展開されるのが一番望ましいと私どもも考えておるところでございます。  こうして学習の個別化とか最適化を実現するためには、やはり教育改革を進めていかなければならないと感じておるところであります。受け身の学習から、みずから進んで学習を進めていくという積極的な、主体的な学習に転換をしていく必要があろうかと思います。このためには、やはり教員の意識改革が必要だというふうに思います。今度の学習指導要領、小学校の改訂が来年度から始まりますが、新学習指導要領では主体的、対話的で深い学びを実現するということで、そうした教育改革を進めているところでございます。  今の子供たちが大人になるころは、47%の仕事が自動化されて、65%の子供たちは今は存在していない職業につくと言われているわけです。つまり大きな社会の変化が起こってくるということを言われていますので、そうした時代の中でしっかりと自分を見詰めて、行動できる、生活できるような力を義務教育の段階からつけていく必要があると思います。  そうした中で、ただ宿題、量を出すというやり方というのは、やはり考えなければならないことかなというふうに思います。ドリル的なものを大量に出して宿題とするというような時代は、もう終わったというふうに思います。むしろ自分の関心のあるものを深めていくという、そういう方向にしていく必要があろうかと思います。  こうした状況を変えていくためには、学校の授業のスタイルを変え、学習の個別化を図り、最適化を図っていくことが何よりも大事かと思います。量については、各学校でも学年を統一して、量を見ながら、勘案しながら子供たちに宿題を出しているようでありますが、宿題の出し方についても今後十分検討をし、校長会等でも協議をしてまいりたいと存じます。  続いて、不登校生徒の進路についてご質問がございました。不登校生徒が年々増加していると、全国的にも小学校・中学校・高校を合わせて18万人以上が不登校になっていると、中学校では生徒33人に1人が不登校であるというふうに文部科学省のデータでは出ております。本市でも、不登校の子供たちがふえているというのは全く同じでございます。こうした不登校の生徒の進路指導というのは非常に大事なことでありまして、それぞれ学校の進路指導においては、不登校の生徒に対しても適切な進路指導を行っております。その際、不登校の子供たちの枠、不登校枠というのがあるわけですけれども、これらのこうした不登校枠があるということは、当然進路指導において保護者や本人にも伝えているということでございます。  高邑議員から、何人いるのかという資料を出してほしいという要請がありましたけれども、いることはいるのです。新座市内にはおりますけれども、出すことによって、本人が不登校枠で合格をしたとかいうこと、不合格になったということが特定されてしまいますので、人数が極めて少ないということでありますので、こうしたプライバシーにかかわるデータの資料を出すことは、私どもはできないということでお答えをしたところでございます。  この不登校枠での受験については、県内では、全体では1.2%あると県では発表しています。人数にすると四百数十人ということになろうかと思いますけれども、そうした中で不登校枠で合格をしている子供たちもいるということは事実であります。また、こういう枠があるということも進路指導の中でしっかりと伝えているということでございます。  間もなく高校の進路についての説明会が市民会館で行われる予定になっておりますし、進路指導主任の各学校の情報交換も年間5回行われていまして、その際不登校枠についての情報交換も行っているということでございますので、しっかりと伝えながら適切な進路指導ができるように努めてまいりたいと存じます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 選挙管理委員会委員長。 ◎選挙管理委員会委員長(鈴木茂) 7の受動喫煙にかかわりまして、投票所での化学物質過敏症の方への配慮についてのご質問についてお答え申し上げたいと思います。  ご案内のように投票所の開所時間は、午前7時から午後8時ということで長時間でありまして、かつ夏季における選挙執行の際には、明かりを求めて害虫が選挙人とともに入ってくるというような状況がございまして、特に蚊取り線香等については従前より投票所に備えてきた経過がございます。  今回8月に執行されました埼玉県知事選挙におきましては、天然由来の成分の虫除けを用意しておりましたが、化学物質過敏症の方が投票に来るということで、事前にご連絡をいただくということで部屋の換気を行いましたし、また選挙事務に従事する者へのあらかじめの香水や柔軟剤などにも気を配るよう周知いたしました。現行体制の中で可能な限りの範囲での対応となりましたが、一定の効果はあったものと考えております。  以上でございます。
    ○議長(島田久仁代議員) 14番、高邑朋矢議員。 ◆14番(高邑朋矢議員) ありがとうございました。  最初、不登校児童の進路について再質問いたします。県では1.2%ということで四百数十名という数字が出ているわけですけれども、1.2%というのはかなり少ないですよね。こういう数字というのは、市では出せないものなのですか。私が心配しているのは、今不登校の生徒は非常にふえてきたと。ふえてきたけれども、この制度を使って入試に挑戦した生徒は1.2%いると。では、残りの生徒はどうなったのかなということがすごく心配なわけです。言っている意味わかりますか。要するに不登校児童を抱える親の立場からすると、子供ももちろんそうなのですけれども、自分にどういう可能性があるかということが非常に気になるわけです。適切な指導を行っているというふうに言われていますけれども、要するに担任だけが、あるいは進路指導の担当者だけがその情報を持っていて、親はそれがわからないわけです。具体的にどういう学校にどのぐらいの生徒が。誰が行ったではないですよ、いいですか。先ほど特定されると言っていましたけれども、高校生を見て、この子が不登校生徒枠で行ったということがわかることなんか絶対ないですから、そんなことがわかるわけはないのです。自分が言わない限りは、そういう情報が漏れることはありませんから。別に言ってもいいと思うのですけれども、ただ私が心配しているのは、不登校の生徒が実際にふえていると。ふえているけれども、この制度を使った生徒は県内では1.2%しかいないと。ということは、新座市内も大体それぐらいだと見ていいのかどうか。そうすると、数字的なものが出てきますよね。だとしたら、ではふえてきた不登校のほかの子たちはどういう制度を使って行ったのか、あるいは行けなかったのか、非常に気になるわけです。やっぱり高校へ行けなかったのかなとか、いや、普通に内申書を出したら通ったのだよとか、いろいろあると思うのですけれども、その辺はどうでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) ただいまご質問ありました本市でそういったデータを出すことはできないかということですが、もともと本来高邑議員がお話をされている、全ての生徒、保護者がわかるように、過去の進路指導の相談、情報としてそういうものが欲しい、公表できないかということではないかと思います。そういった意味では、先ほど教育長の答弁にありましたように、本市において不登校生徒についてきちんと進路指導を、進路相談をさせていただいていると。毎年1,300人前後の卒業生がおりますが、その市内6校においては、1,300人の子たち一人一人の進路というものをやっぱり大切に考えています。当然不登校生徒はもちろんのこと、そうでなく、生徒指導上課題のある生徒についても同様ですし、一人一人がきちんとした進路に進んでいけるかどうかというのをまず第一に考えて進路指導させていただいております。  そういった意味で、数を公表することが生徒、不登校の生徒、あるいは保護者の方の助けになると私どもは考えているものではございません。そういったご家庭、生徒さんには、学校できちんと相談に乗る、進路相談ができるのだということをぜひお伝えいただければと考えます。  先ほどもありましたけれども、各学校においては過去の生徒の情報も持っております。そして、足りなければ、市内6校の進路指導主事が集まって年5回の話し合いで情報交換も行っています。そういった形で、一人一人の保護者、生徒に沿った対応をさせていただいておりますので、その点をご理解いただきまして、そういった家庭の方については学校にぜひ相談をしてほしい。そうすれば、具体的に教えてもらえるということを伝えていただければと存じます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 14番、高邑朋矢議員。 ◆14番(高邑朋矢議員) 不登校になるということは、やはり学校の中でいろいろな問題があってなるわけです。ですから、担任の中にもいろいろ力量はあるだろうし、進路指導ももちろん力量の差はあるのです。そういう不登校にならない子に対してだって、進路指導の仕方というのは担任によって全然違うわけです。もちろん学校によっても違うでしょう。学年によっても違うこともあるかもしれない。だから、不登校の子たちが不安にならないような形で、ぜひ情報を公開してほしいと言っているわけです。  ですから、私が言っているのは、ただ数だけではなくて、例えば不登校だったけれども、この学校に入ったよとか、この学校に何人ぐらい入りましたよとか、例えば不登校でも浦和高校に合格した子がいるのだとか、川越高校に合格した子がいるのだとなったら、これは結構なことではないですか。言っていること、わかりますか。要するに不登校になっても、この県の制度を使えば、この制度はどこの学校にもあるわけです。要するにそういう制度を使ってどういう子供が、どういうというのは誰が入ったかではなくて、どのぐらいの子たちが利用して、その数がどれぐらいふえていったのか、あるいは減っていったのか、そういうことをこれからなるべく誰にもわかるようにしてほしいということをお伝えしているのです。要するに学校だけがその情報を持っていて、保護者が全くない、生徒がそれを全く知らないという中で進路を考えるのではなくて、進路というのは本来本人が決めるものですよね。本人と親が決めるものですから、いや、実はこれはこのぐらいの内申ではないとだめなのだよねとか、教員だけがその情報を握っているのではなくて、やはり保護者や生徒のほうもこれぐらい頑張ればいけるのだということがわかるようなものを用意していただけるようにちょっと考えていただきたいなというふうに思います。お願いしておきます。  それから、夏休みの宿題については、教育長と非常に意見が合ったというか、これからの世の中を生きていくためには一方的に押しつけられたものではだめだというようなことを答弁されたので、これからは個別化を図っていく必要があるということで、今後十分に検討していただきたいというふうに言われたので、これは変わっていくことを楽しみにしております。  それから、投票所の件、これは私も実は選挙管理委員会に電話してお願いをして、「蚊取り線香がない場合には私が用意します」とまで言ったのですけれども、そちらのほうで用意していただいて、しかも換気までしていただいて、柔軟剤や香水にまで気を使っていただいて、無事投票できたという話を私も伺っています。いろんな病気を抱えている方がいらっしゃって、どんな方でもやはり投票する権利はあるわけですから、健常者だけではなくて、そういういろんなふぐあいを抱えている方たちにとって投票しやすい環境をこれからも整えていただきたいと思います。感謝いたします。  それから、教育長の学校周辺での喫煙についてですけれども、先ほど「学校周辺での喫煙はご遠慮ください」と学校が張り出したわけですよね。張り出して教員が吸っていてはやっぱりまずいわけで、そこは学校の先生で、自分たちでそういうふうに言っておいて、何、自分たちで吸っているのではないとなると、非常に教師としての信頼が失われるので、地域の方は結構見ていますし、何よりも改正の健康増進法の第1番目に「望まない受動喫煙を防ぐ」と。だから、外で吸って、しばらくしたら教室に入っても大丈夫ではないかと吸っている側は思うのです。だけれども、吸わない側は非常に苦しいわけです。うわっ、先生、臭い。その息を吸わなければいけない子供たちが望まない受動喫煙をしているわけなので、たばこを吸っている副流煙を吸わなくても、呼気から出てくるものだって立派な受動喫煙ですので、ぜひ先生たちにはそういったことを周知していただいて、ここへ張った以上は吸うのではないよということを各校長にも伝えていただきたいと思います。  それから、河川を全面禁煙する予定はないとおっしゃいましたけれども、朝霞県土整備事務所がそう言ったわけだけれども、川掃除をやっていて一番多いごみは、とにかくたばこなのです。これは、県がそう言ったからといって、新座市民が、憩いの場ですよね、ウォーキングもあり、ランニングもあり、子供たちはあの中に入って遊んでいます。本当にきれいになりました。アユもオイカワもいっぱいいて、都会でもないか、でも都会の近くの川としては本当に信じられないぐらいきれいな川です。自慢できる川だけれども、たばこの吸い殻だけはだめです。本当にもったいないですよね。本当に埼玉県の、あるいは新座市の財産みたいな川です。だから、それを川の中で全面禁煙する予定はないよみたいに埼玉県は言ったかもしれないけれども、やっぱりこれはおらがまち、おらが村の川ですから、子供たちが入る川だし、あれだけ釣り人がやってきて、それでもうぽんぽん、ぽんぽん捨てていかれては、これはたまったものではないです。魚もかわいそうだし、川もかわいそうだし、これはぜひそういう健康増進法の第1、それから川をきれいにしていくということにやっぱり市としても本気で取り組んでほしいなと思います。市民の健康増進のためにもぜひ遊歩道は禁煙にしたいので、県もご協力くださいというふうにお願いをしてください。お願いをしていますので、お願いしてください。いいですか。  それから、暑さ対策ですけれども、水筒持参というのは我々のころはなかったことですが、今はもう当然のように認められていて、中身も部活の中身によってスポーツ飲料が認められていたり、中には今薬局で売っているような熱中症対策で飲むようなものもありますよね。だから、その中身も含めて、変なものは困りますけれども、中身も含めて自分たちで判断して、飲む場所も飲む時間も自分たちで判断できるような方向に持っていっていただきたいなと思います。  それから、学校でエアコンの不調があれば学校からすぐ来ると言っていますけれども、これは複数の子供たちが、もう1学期から全然きいていなくて、うちの教室ずっと扇風機だったよという、それは子供はそんなことを言うわけはないわけで、それからうちの子が通っていた学校でも、このクラスはえらいきくけれども、このクラスは全然きかないのだよという、そういうこともあるのです。学校は市に言いづらいのかもしれないけれども、子供たちはべらべら、べらべらしゃべりますので、言われなくても調べて、どうですかということをこちら側から言って、ぜひぜひメンテナンスを積極的にしてやってください。これもお願いしておきます。  それから、きょうのここの議場というのは、これ何度なのでしょうか。    〔「26度」と言う人あり〕 ◆14番(高邑朋矢議員) 27度ぐらいですか。    〔「25度」「26」と言う人あり〕 ◆14番(高邑朋矢議員) 25。    〔「6」と言う人あり〕 ◆14番(高邑朋矢議員) きょうこのぐらいで快適ですよね。このぐらいの温度設定にしていただくといいかなと思うのですけれども、私の控室もずっと28度になっていて、行くたびにずっと25度、25度と、こうやって下げていましたけれども、やっぱり臨機応援にやってほしいと思うし、廊下なんかは結構暑いですから、廊下の温度なんかもそんなに多分電気代は変わらないと思っていて、節電もいいのですけれども、健康のほうが大事なので、市役所全体が快適に過ごせるような、そういう場所にしていただきたいなというふうに思います。  それから、待機児童というか、保育の無償化についてですけれども、これはゼロ歳、1歳、2歳で、要するに非課税世帯でない世帯というのはどのぐらいいるかわかりますでしょうか。わからなかったらいいです。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 今平成31年4月1日現在時点では、ゼロ歳児から2歳児、約3,800人なのですが、保育園に在園しているというか、通われている、保育施設を利用している方の状況でしかわからないのですけれども、80人が非課税世帯となっております。保育園の在園児は約1,500人なのですが、そのうちの80人が非課税世帯という数字までは押さえておりますが、それ以外の方については把握できておりません。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 14番、高邑朋矢議員。 ◆14番(高邑朋矢議員) では、かなりの数の方がこの保育園の無償化に関しては外れていくというふうに考えてよろしいわけですよね。  それから、障がいのある子供たちの保育状況について、長い期間待たせているという子供たちがいるようなのですけれども、これは保育士不足から来る加配の保育士がつかないからということが原因なのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 現時点で3人の方にお待ちいただいているのは、保育士の加配ができずに待機となっている方です。  しかしながら、この3人については常に状況は把握しておりまして、市内の児童発達支援施設を3人ともご利用になっておりまして、こちらのほうで保育士の加配の手続ができ次第、ご案内できるようにというお話をしております。 ○議長(島田久仁代議員) 14番、高邑朋矢議員。 ◆14番(高邑朋矢議員) その保育士がいない理由というのは、財政上の問題ですか、それとも保育士のなり手がいないということですか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) この加配の状況だけではないのですが、もう全体的に保育士の不足というのが本市以外にも影響がありまして、なり手がいないのか、潜在の保育士の発掘がまだまだ足りないのか、あとは財政状況等でもっと待遇を改善すれば来てくださるのかというのははっきりとはわかりませんけれども、全体的にそういう保育士の不足というのが状況としてはございます。 ○議長(島田久仁代議員) 14番、高邑朋矢議員。 ◆14番(高邑朋矢議員) やはり障がいのある子供たちが長期間待たされるというのは、本当にこれは悲しいことですので、ぜひ待遇を改善していただいて、保育士をしっかり補充していただきたいというふうに要望しておきます。  それから、保谷朝霞線ですけれども、市長は3回とも出られて、今の答弁では、そのまま27メートルでいくことに協力していくようなことを言われたわけですけれども、実際に説明会に出られて、住民の方たちの意見も聞きました。ただ、一問一答ではなく、言ったことに対して丁寧に答えるという形だけの説明会だったわけですけれども、あそこに出て全部を経験されたわけで、それを市長として見たときに、住民の方たちは27メートルで納得したというふうにお感じになられましたか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 説明会の中にはいろいろな方がいらっしゃいますけれども、反対の方もいらっしゃいますし、早期に27メートルで開通してほしいという方もたくさんおりました。一番関心あるのは、20メートルと27メートルによって、自分のおうちが立ち退かなければいけないとか、そういう方はたくさんおられたと思いますけれども、反対派の方、あるいは賛成の方もいらっしゃったというような印象は残りました。 ○議長(島田久仁代議員) 14番、高邑朋矢議員。 ◆14番(高邑朋矢議員) 私が聞いている限りでは、27メートルで賛成という方はいらっしゃらなくて、何で27メートルなのですかという、そこを聞きたかった方が多いのです。  先ほどもちょっと数字を言いましたけれども、平成27年の交通量センサスで出した数字と平成22年の交通量センサスで出した数字が1万台以上違っているのです。だから、交通量は確実に減ってきているということだと思うのです。そういった中で、2車線に関しては平成22年のセンサスで出した数字が全くないわけですけれども、こういうものを県に求めることは不可能ですか。要するに住民の方で一番納得できないなと思っているのは、ここの説明会のここに出ている4車線とない場合と、ゼロか4車線ですよね。2車線の場合がないわけです。2車線だったらどれぐらいというのはやっぱり知りたいと思っていて、2車線でこうだから、では4車線しかないよねというならまだわかるのだけれども、やるかやらないかで、一番住民が2車線でもいいのではない、2車線でもいいのではないとずっと言い続けているのに、その2車線が全くないわけです。だから、納得できないのだと思うのです。それを、この2車線の場合を、平成22年の交通量センサスを使って2車線の場合の交通予測を出して住民に納得させてよということを県に言うことはできないのですか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 今回の説明会で示された資料によりますと2車線のケースがないわけなのですけれども、これについてはどういった考えで出さなかったのかはわからないのですけれども、やっているかどうかも含めて確認しておらないのですけれども、基本的にはもう既に調布保谷線、伏見通りが開通していると。その現在の状況ですとか今回推計した将来交通量からも4車線でいくしかないということで、今4車線で示されたのではないかと思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 14番、高邑朋矢議員。 ◆14番(高邑朋矢議員) いや、そうではなくて、こうだからこう出してきたのではないかではなくて、市として市民が納得していないから、平成22年の交通量センサスを使って数字を、交通量予測を出してもらえませんかということを言うこともできないのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 平成17年の交通量センサスからのデータによって2車線の数値というのは示されたわけなのですけれども、それによりますとかなり混雑が激しい道路になってしまうということで、こういった道路は基本的には事業認可がおりないということで前回の説明会でありましたので、今回もそういう考えだということで、2車線で推計したとしてもかなりの混雑度になるのだというところで今回は示さなかったのかなと思っておりますけれども、要望するかどうかについては、こういう考えで県が説明会をやったわけですから、そういった質問があれば答えてくれると思うのでしょうけれども、市のほうとしては特に要望する考えはないというところでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 14番、高邑朋矢議員。 ◆14番(高邑朋矢議員) 市として要望する考えはないではなくて、住民は「20でも大丈夫ではないの」と言っているわけです。今これだけ交通量が減ってきているわけだから、その数字を出せば納得させられると思うのです。その数字がないから納得ができない。大事なことは、納得するかどうかではないですか。皆さんが協力して、この道路、いい道路をつくろうねという雰囲気になるかどうかが大事なわけでしょう。だって、27メートルとずっと主張するのは、それはいいです。県がそうだからと主張するのは構わないけれども、ではそれで住民が本当に団結して、絶対だめだぞと言って、本当に団結、みんなで猛反対ということがさらに燃え上がってしまったら、できなくなっていくではないですか。緊急輸送道路ができなくなるではないですか。だから、納得するように県に働きかけることはできないのですかと聞いているのです。本当にできないのですか。そういう考えは全くないのですか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 2車線で推計したかどうかというのは確認していないのです。その辺のところは確認したいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 14番、高邑朋矢議員。 ◆14番(高邑朋矢議員) 2車線で推計したかどうかも含めて確認して、もしあったらその数字は出してほしいと思うし、それこそ説明会に使ってもらいたいと思うのです。やっていなかったらやるように言ってもらいたいと思うし、要するにもう決まったからおしまいなんていう問題ではないのです。  それから、建設費のことも説明会で問題になったと思うのですけれども、もう一回確認しますけれども、今の段階で建設費というのは4車線の場合と2車線の場合で幾ら、幾らですか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 説明会であった建設費なのですけれども、基本的にはまだそこまでの第2期区間のほうが、測量ですとかそういった構造を検討しているところなので、正確なところはまだ示せないということでしたけれども、基本的に埼玉県が4車線道路をつくる場合、市街地で4車線道路をつくる場合が1キロメートル当たり100億円程度かかっていると。それからすると、この保谷朝霞線全線で4,440メートルなので、基本的には400億円程度かかるだろうと。ただ、基本的には、この保谷朝霞線で具体的な構造とかそういったものが決まっていない中での正確な数字は示せないというところでございまして。  2車線道路に関しましては、今回は4車線でいくという説明でございますので、2車線のほうでは説明はありませんでしたけれども、基本的には2車線についての事業費というのは算出していないと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 14番、高邑朋矢議員。 ◆14番(高邑朋矢議員) 過去の議事録を見ると、大体4車線だと440億円で、2車線だと327億円ぐらいかかるという話になっているわけです。その10分の1だから、大体44億円と32億円と新座市が負担するわけではないですか。10億円以上違うわけです。財政難、財政難といつも言っているではないですか。財政難だから何ができない、これができない。だけれども、この道路に関しては、財政難もくそもなくて、10億円という全然違った金額が新座市から出るわけでしょう。それで、道路の維持補修費も払い下げられて、維持補修費も年間何千万円かかかるわけですよね。それは、半永久的に新座市が払い続けるわけです。そういったことも含めて住民は納得していないわけですよ。では、何で4車線なのと。だから、4車線にする根拠を、県が言ったからではなくて、交通量……    〔「みんな納得していた」と言う人あり〕 ◆14番(高邑朋矢議員) 全然納得していなかったです。それで、市長はあそこにいて、みんな納得していたよなと思ったら、それはおかしい。全然納得していなかったです。    〔「考え方」と言う人あり〕 ◆14番(高邑朋矢議員) いや、考え方ではなくて感性の問題です。    〔「感性」と言う人あり〕 ◆14番(高邑朋矢議員) 私なんか、だってあの道路を要らないと思っていたのです。ずっと要らない、要らない、20メートルだって要らないとずっと言い続けたけれども、だけれども、いろんな状況を見ていたら、20メートルなのか27メートルなのかわからないと言う人たちがいっぱいいて、早くしてよと、どっちにしても必要ではないのということで、しようがないかなと。私なんか、やわらかくなって、20メートルになったらしようがないかなと思ってきたのです。    〔「変だ」と言う人あり〕 ◆14番(高邑朋矢議員) 考え方は変わるのです。だから、27メートルだとずっと言い続けていたって、おかしなことがいっぱい出てきたら、だって住宅街にこんな27メートルを通して、向こうの畑中のほう、あっちのほうを27メートルにするならわかる。住宅を27メートルに。だって、東京都だって20メートルとか、そのもっと短いところ、幅が狭いところがあるのです。東京都のほうがかなり柔軟です。36メートルもあったら、18メートルぐらいのところもあるわけだから。だめなところは狭くしているわけです。住宅街を通すのです。学校のそばを通すわけです。でしょう。いい。だから、27メートルでなければいけないなんていう。県がやったから、それはだめです。だって、みんなが反対したらできないです。これから反対運動で燃えてしまいます。ぜひぜひ県に納得するような数字を求めてください。お願いします。  最後、公園なのですけれども、子供たちがそこで閉め出されているというのはおかしいと思うのです。栗原公園ですけれども、この公園の面積はどのぐらいあるかわかりますか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 申しわけありませんけれども、手元にそういった資料はございませんので、ご答弁できません。 ○議長(島田久仁代議員) 14番、高邑朋矢議員。 ◆14番(高邑朋矢議員) これは0.43ヘクタールあるのです。0.43ヘクタールというのは、100メートル掛ける43メートルあるのだ。100メートル掛ける43メートル、保谷朝霞線より広いのです。100メートル掛ける43メートルだ。そこで、子供たちと、小学生と中学生と、幼児と年寄りと一緒にいられませんか。10メートル掛ける10メートルのこんなちっぽけな公園で遊具があって、そこでボール遊びしてはいけないというのはわかります。だけれども、どのぐらい広いか、100メートル掛ける43メートルというのを想像してください。そこで、お父さんと小学生の子供がキャッチボールできない公園なんてあり得ますか。それで、道路に出てキャッチボールして交通事故に遭ったら、市は何と説明するのですか。本当にそれでいいわけですか。    〔「道路で遊んじゃだめなんです」と言う人あり〕 ◆14番(高邑朋矢議員) 道路で遊んではいけないと、公園でも遊んではいけないのだ。だって、そんな公園、おかしいでしょう。本当にこんな公園でいいのですか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 親子でキャッチボールをしていたり、子供たちが野球のまねごとみたいな形でやっていると、それを周りで子供たち、幼児とかお母さんと一緒に乳母車に乗ってくる子が、かわいそうなぐらい端っこで遊んでいるのです。だから、公園というのは誰とでも遊ぶということで、ボールはボールで遊べる。例えば区画整理のところはボールで遊べる公園はちゃんとネットフェンスを施してやっているし、広場でできるところはオープンのスペースを設けたりしています。栗原公園につきましては、木々もいっぱいあって広い公園ですけれども、遊具もあったりしますけれども、こういう規則になっていますので、これはしっかり守っていただいて、道路では絶対キャッチボール等はしないでいただきたいと思います。危険ですから、これはしっかり言っておきたいと思いますので、それを了解していただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 14番、高邑朋矢議員。 ◆14番(高邑朋矢議員) 了解できないです。ここにある遊具というのは何だか知っていますか。砂場だけです。ここに遊具なんかないです。0.43ヘクタールあるのです。わかりますか。プロジェクター、いいですか、27秒しかないけれども。いきなりは無理。  ここはどんぐり公園ですよね。フェンスも何もないです。ここは、子供たちはサッカーもやっているし、キャッチボールもしています。自転車で走り回っている子供もいます。でも、みんな周りのことを考えています。そういう子供たちを育てることが大事なのではないですか。そういうことを教えるのが大事なのではないですか。全然納得できません。よろしくお願いします。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、14番、高邑朋矢議員の一般質問を終わります。  ここで暫時休憩といたします。   休憩 午後 零時10分   再開 午後 1時16分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を再開します。 △小野大輔議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、17番、小野大輔議員の一般質問を許可いたします。  17番、小野大輔議員。    〔17番(小野大輔議員)登壇〕 ◆17番(小野大輔議員) 17番、小野大輔です。通告順に一般質問を行います。  まず初めに、1番の新設される第二老人福祉センターについて。  (1)、にいバスの乗り入れについて。にいバスの西コース、北コースのルートは変更される予定です。現在でも、帰りのバスなどは混雑して大変です。第二老人福祉センター新設後に、混雑緩和を確実に進めるべきです。変更後のルート、便数はどのようになっていますかという質問です。  スライドを用意しましたので、お願いいたします。スライドは、にいバスの時刻表からとりました。ルート図を出させていただきました。北コースと西コースの現在のコースが出ています。第二老人福祉センターの現在の場所がなくなって、「北20」、「西25」とありますけれども、なくなりまして、そして新座柳瀬高校入り口と新座団地郵便局の間に新しい第二老人福祉センターのバス停留所ができるということになります。
     心配しているのは、便数はこのまま維持されるのかどうかということと、ルートが変更されることによって、第二老人福祉センターの今の場所はなくなるわけですから、西コースがぐっと伸びてくるようになって、北コースは若干短くなるのかなというふうに思うわけですけれども、この辺はどういうふうに考えておられるでしょうか。  新しい施設になれば当然利用者もふえてくると思いますし、統計にいざの統計が示しているように、毎年第二老人福祉センターの利用者数というのはふえています。新座市全体も高齢化していますから、これはしっかりと混雑緩和ということも考えて対応をしなければいけないというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。  次の質問です。スライド、オーケーです。(2)日曜日の貸し切りバスの運行について。日曜日の貸し切りバスは、新センターでも同じように運行できるようにすべきです。今後どのように運行していくのでしょうかという質問です。  では、これもスライドをお願いいたします。新しい新センターとその周辺の地図を出させていただきました。この新センターの敷地内でにいバスはぐるっと回れるようになっているわけです。にいバスは小さいバスですからできるのですけれども、日曜日、年数回だというふうに聞いていますけれども、大型バスが運行されることになっています。老人会のバスが福祉フェスティバルのカラオケ大会なんか出ておられるというふうに聞いていますけれども、そういうときにこの大きいバスがこの通りを入ってくるというのはなかなか難しいし、にいバスがUターン、ぐるっと回ってできるところをその大型バスがUターンできるとは思えませんので、この辺はどのように考えているでしょうか。高齢者の方の施設なわけですから、なるべく近くで停車して送迎できるように考えるべきだというふうに思いますけれども、この辺はいかがでしょうか。スライド、結構です。  続きまして、(3)番、植樹についてです。旧センターの木を新センターに植樹してほしいという要望がありました。新センターの植樹の配置はどのようになっていますかという質問です。  これは、以前にも同じ質問をさせていただきました。去年の12月議会、たくさん今旧センターにある木の話をさせていただきました。ピラカンサ、キョウチクトウ、藤棚、ヤマブキ、月桂樹、バラ、竹、松、いろんなものが植わっているわけですけれども、ヤマブキ、月桂樹というのもありますね。新センターに旧センターの木を植えるということを約束していただいたというふうに思いますけれども、どのように配置を考えているでしょうか。  一番利用者から喜ばれているのはユズではないかということを提案はさせていただきました。ユズは少し枯れているという情報も来ています。また、移植はユズは秋ではないとできないというところもあるので、そういうことも含めると判断をそろそろしていかなければいけないのではないかなというふうに思いますので、どのように考えているでしょうか。  次の質問です。(4)、図書機能の移転について。センター利用者から図書機能を移転できるように求める陳情書が出され、全会一致で趣旨採択されました。図書機能の移転はどのように進んでいますかという質問です。  資料要求をさせていただきました。「新第二老人福祉センターでの図書の配置状況」ということで、資料ではこんなふうに本棚を設置しますよというのを出していただきました。ありがとうございました。ただ、これだけ見ても、どんなふうになるのかというのはわからないのですけれども、私が見た感じですと、数字があるのはミリメートルだと思うのですけれども、2,275ミリメートルですから2メートルよりも高い位置に本棚が設置されるというふうに考えると、安全対策も少し考えなければいけないというふうに思いますけれども、どれだけ本が入れられて、古いところの本をどれだけ入れられるのかというところを教えていただけたらと思います。  また、これを見ると、奥行きが結構ある本棚ですので、小さい本だったら2冊とか3冊入れられるのではないかと思いますけれども、これは私がこうしろと言うつもりはありません。利用者だとか、指定管理者である帝国ビル管理協同組合さんと相談して、なるべく利活用しやすいように対応していただきたいと思いますけれども、どのように考えているのか教えていただきたいと思います。  次の(5)番です。出入り口の増設についてです。三角公園へ出られる通路を確保すべきです。災害時の避難通路にもなります。三角公園へ出入りできるようにしてくださいという質問です。  これもスライドをお願いいたします。この質問は、ちょっと角度は違いますけれども、白井議員が質問をされました。その質問への答弁の中で、交渉はメールで行っているということをお聞きしました。ちゃんとした交渉ではないのではないかなというふうに私は感じました。今新しい施設の地図をもう一度出していただきましたけれども、何度も言いますけれども、地図の北側に三角公園という公園があって、この公園の外周を回って、もし公園が通れなければですけれども、第二老人福祉センターまで行かなければいけない。新座小学校と三角公園の間は、物すごく勾配のある坂があります。車椅子では上りおりできないような、そういう勾配もあります。私は、やはり三角公園に出入り口を設置すべきだというふうに思いますけれども、しっかりと交渉して出入り口を設置すべきだというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。  平成30年8月29日水曜日に全員協議会がありまして、第二老人福祉センターの配置図というのを出していただきました。ここには、駐輪場のスペースと、それから真ん中の多分人が歩いて歩行する場所に出入り口というのが2つ、この配置図では設置されているというふうに思いますけれども、これは出入り口は設置するのでしょうか、しないのでしょうか。まずそこを教えていただきたいというふうに思います。  もし設置しないとなれば、1月15日、開所式があるわけですけれども、いろいろ声が出るのではないかなと思います。しっかりと設置できるように対応していただきたいと思いますけれども、この辺はいかがお考えでしょうか。  続きまして、(6)です。給湯施設について。新センターの給湯室は2か所です。利用者がふえることが想定されます。旧センターには3か所あり、それ以外にも電気ポットを置いてお茶を飲めるようにしています。水道蛇口、ガス台の増設が必要ではないでしょうかという質問です。  現在の第二老人福祉センターは、1階に給湯室が2つあります。1階には、和室・茶室と湯沸かし茶室という結構大きい給湯室があって、2階にも湯沸かし室があって、3か所あります。利用者がお茶を飲んで、その後片づけるわけですけれども、片づけるのは指定管理者の方、働いている方にやっていただいているというふうになっていますけれども、新しい施設では、これは私はヒアリングで聞いたら2か所しかないというふうに聞きました。これは、利用者はこれからふえていくというふうに思いますし、片づける側のほうも、2か所しかないというのだとなかなか大変ではないかというふうに思いますけれども、これは増設すべきだというふうに思いますけれども、どういうふうな考えで2か所に減ってしまったのか、今からでも対応できるのだったらすべきだというふうに思いますが、いかがお考えでしょうか。  次の質問です。新座三丁目ふせごし施設周辺の汚水管の状況について。大雨時には逆流することがあった新座三丁目ふせごし施設周辺の汚水管の水位、柳瀬川幹線の水位に変化はありましたか、逆止弁の効果は出ていますか、不明水の対策は進んでいますかという質問です。  2017年の台風21、10月23日の午前3時に上陸した台風ですけれども、このときに汚水が逆流して被害がありました。あの後は、私は大きな被害があるというふうには聞いていませんけれども、そのことで私以外にもこの問題を取り上げました。議員の方、たくさん取り上げましたけれども、この問題については、水位計を463側の大きい柳瀬川幹線のほうにも、これは県ですけれども、県がつけて、その手前のふせごし施設の手前にも水位計をつけて、逆止弁をつけて今状況を見ているということですけれども、2017年からいろんな台風だとか大雨、ゲリラ豪雨はありましたけれども、水位という状況ではどういうふうになっているでしょうか。経過を見ているというふうに思うので、全然大丈夫ですよというものなのか、それとも雨が降ると水位が上がって危険な状況がありますということなのか、その辺はどうなのでしょうか、教えていただきたいと思います。  続いての質問です。3番、新座市平和展のさらなる充実について。  (1)、平和展の充実について。広島市立基町高校の原爆の絵を、ことしは高校生と被爆者のコメントを入れて展示しました。絵の描かれた経緯を知ることができる大変意義のある展示だと感じました。どのような感想が出されていますか。また、「展示会場が暗く、絵が見にくい」、「絵が小さくわかりにくい」、「平和展の場所がわかりにくい」などのご意見もいただきました。これは、私が聞きました。より多くの人に足をとめてもらえるようにさらに充実を図ってください。  資料要求をしております。「感想の主な内容」というのを出していただきました。私も栄公民館でこれを見させていただきました。とってもよかったです。内容はすごくよかったのですけれども、ちょっと改善してほしいと思って、さらにいいものにしてもらいたいと思って質問しております。感想をせっかく出していただいたので読ませていただきますけれども、「被爆地である広島の高校生が被爆者の体験談を丁寧に聴き取り、意向を踏まえ描き上げたこれらの絵画には魂が吹き込まれていると感じた」、「見た事もない光景を話を聞いて書く事は、とても大変だったと思う。コメントを読むとお互いにつらい思いをさせているのではないか、ときづかっていて胸があつくなった」、別の方、「被爆者の話をききながらよりリアルに表現しようとする若い世代の思いがあふれていました」とか、別の方、これは「トイレのためにふらっと立ち寄ってこの企画に出会いました。原爆体験者の証言をもとに高校生が絵を描くというのは大変意義のあることでした。何よりも凄まじい光景に驚き、それをあんなにもせん明に形にした体験者の方と高校生の方々の強い想いに心打たれました」、あとは、これは別の方ですけれども、「沢山の方にみてほしい 特に若いこれからの人にみてほしい 高校生の表現力、感受性にただただ頭が下がります」、全部読みませんけれども、全部肯定的に捉えて、すごくいい感想なわけですよね。もっと頑張ってほしいということです。  ただ、ちょっとわかりにくいところがあったので指摘をさせていただいております。絵が小さいというのは、これはコピーしたものを張って展示した。これは、ほかのところでもそういうふうにやっていたので、それを否定するつもりはないのですけれども、ただ遠目から見て展示会とわからないのです。絵画というと、やはりキャンバスに油絵が描かれていて、これはそこまでやるかどうか、イーゼルみたいなものに、イーゼルではなくてもいいけれども、立てかけてあって、できればスポットライトみたいのがついていればなおいいとは思うのですけれども、そういうふうになると絵画展やっているなというふうに、外から見てわかるわけです。  私も栄公民館で見させていただいて、公民館が古いというのもあったかもしれないのですけれども、もうちょっと明るく、少しそこにスポットライトを当てて、絵画展をやっていますよというイメージにしたほうがいいのではないかなと思います。これでもとてもいいイベントだと思うのですけれども、そうするともっといいのではないかなと思いますので、どうでしょうか。提案です。  (2)、平和への取り組みのアピールについて。平和市長会議への加盟、ヒバクシャ国際署名などの市が行っている平和への取り組みをもっとアピールしてください。また、ヒバクシャ国際署名ができるスペースを設置してはどうでしょうかという質問です。  私は、この平和展を栄公民館で見て、絵も全部見て、コメントもほぼ全部読ませていただいて、それが終わった後、とてもその当時の原爆が落とされたときの気持ちになってしまい、すごく暗い気持ちになったのです。帰っても、これずっと心が沈んでしまって、ちょっときついなと思いました。でも、その最後のところで、市の取り組みが出ていたのです。平和市長会議に加盟していますとか、広島県のアオギリ、長崎県のクスノキを市で植えているのですよという取り組み、あれを見て現実に引き戻されて、日本はそういうふうに、世界はそういうところまで平和に進んでいるのだというところに戻されて、ちょっと希望が持てたのです。だから、あれは最後のところはすごくいいと思うのですけれども、そこをもう少し市長も頑張っているというところを入れていただいてもいいと思うのですけれども、充実させていただきたいという意味でこの質問をしております。  ヒバクシャ国際署名ができるスペースを設置していただきたいというふうに質問させていただきました。市長もこの署名には署名をしていただいて、それだけではなくて、このヒバクシャ国際署名ができるホームページに新座市役所からリンクを載せているということで、もう頑張っていただいているとは思うのですけれども、署名用紙もなかなかこれはきれいな署名用紙で、こんなカラーの署名用紙が、今インターネットから私取り寄せましたけれども、とてもいい署名用紙で、ぜひ置いたらいいのではないかなと思いますので、どうでしょうか。何か力になれることがあってと思う方もおられるのではないかと思うので、ぜひ置いていただきたいと思います。  次の質問です。投票所の改善について。高齢化が進み、「投票所まで歩いていくことができない。近くに投票所が設置できないのか」というご意見を聞くことが多くなりました。改善を図ってください。また、「比例投票の候補者名が小さ過ぎて読めない」というご意見もいただきました。文字を大きくするなど改善を図ってくださいという質問です。  選挙になれば、私たち議員ですから、いろんなところに声をかけるわけですけれども、最近は投票所に行けないという声をすごくよく耳にします。特徴的なところを私が聞いたところでお話をしますと、私が聞いた方は野火止五丁目集会所に投票に行っている方なのですけれども、今までは大和田小学校だったのですが、野火止五丁目集会所に変わって、大和田小学校ですと近かったのだけれども、野火止五丁目集会所になると遠くなってしまったという方なのです。これ、野火止五丁目という地域はちょっと特別でして、東西で行く道がないので、距離的には近いのだけれども、遠くなってしまったという方なのです。  それから、これは新座一丁目の方なのですけれども、「新座ふれあいの家が投票所で、これも距離的にはそんな遠くはないのですけれども、新座ふれあいの家と新座一丁目というのは高低差がありまして、坂があって、その坂がどうしてもきつくなっている」と、「今回は行けたけれども、次はちょっと厳しい、もう少し近くにできないか」というご意見をいただきました。なかなか一つ一つに対応するというのは難しいと思うのですけれども、この辺はどのようにお考えでしょうか。  それから、「比例代表選挙の候補者名が小さくて読めない」というのは、これはたくさんの方から言われました。選挙制度自体もなかなかわかりにくいというところはあると思うのですけれども、字を大きくするだとか、そういう改善方法はなかったでしょうか。どうでしょうか。  次の質問です。5番、道路問題についてです。  (1)、大和田小学校の通学路への横断歩道の設置について。旧川越街道沿いの野火止五丁目4番付近の丁字路には横断歩道がありません。道路幅が広く、近くに店舗があるため、子供たちが横断するときに危険です。横断歩道の設置など安全対策を図ってくださいという質問です。  これもスライドをご用意しましたので、お願いいたします。これは、地図でいうと左側に市立大和田小学校、それで赤線がこれは旧川越街道、そして黄色い線のところに横断歩道を設置していただきたいというふうに質問です。見ていただくとわかりますけれども、市立大和田小学校に帰っていく児童が最初に通る道がこの黄色いところなのです。この先の通りには横断歩道が設置されているのです。ここだけ横断歩道がない。だから、児童がたくさん通る場所なわけです。結構幅も広くて、ここには出ていませんけれども、手前にコンビニエンスストアがあって、この交差点にはコンビニエンスストアの駐車場があります。ですから、コンビニエンスストアに寄る車、それから夕方なんかはたくさん車は通りも抜け道になって通るわけです。ですから、横断歩道を設置してほしいという要望が出るのは当然だというふうに思います。ぜひ設置していただけるようにお願いしたいと思います。  次の質問です。(2)、新座柳瀬高校(東)入口交差点についてです。これもスライドを用意しましたので。新座柳瀬高校入口交差点には、押しボタン式の横断歩道があり、氷川神社の入り口が信号待ちのたまり場となっていますが、このたまり場の手前に段差があり、たくさんの人が転倒しています。隅切りをして段差を解消するなど改善を図ってください。  この交差点は、防衛道路と、それから蓮光寺やしらかば幼稚園から来る通りの丁字路ですけれども、とても交通量が多い場所です。防衛道路の新座消防署大和田分署側のほうからも自転車はかなり来るのです。そして、これは少し切れていますけれども、南側からもかなり自転車が来ます。新座柳瀬高校に通う子供たちがかなりここを通ります。とっても危険な通りだというふうに思いますけれども、この黄色い線になっているところの氷川神社側のところにたまり場があるわけです。横断歩道のたまり場があるのですけれども、そこに段差があると。これは、要望書も何度も出しました。改善を図っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、小野大輔議員のご質問に順次お答えしてまいります。  まず初めに、新設される第二老人福祉センターについて、にいバスの乗り入れについてのご質問をいただきました。正式には、新座市地域公共交通会議の承認をいただいた後に、陸運局にルートの変更の許可をいただきたいと思っております。あくまで現状のまま東武バスウエストと調整案を、プロジェクターを使いまして部長のほうから説明をさせていただきたいと思います。  なお、ダイヤの変更に当たりましては、こぶしの森、老人福祉センター、第二老人福祉センターとも調整した上で変更を検討しておりますので、ご理解を賜りたいと思います。後でプロジェクターで説明をさせていただきます。  (2)、日曜日の貸し切りバスの運行についてのご質問をいただきました。新設する第二老人福祉センターにおきましても、引き続き同様の対応をしていきたいと思います。  大型バスがあのところにどういうふうに入るかということはあると思いますので、今後対応、どこがいいのか、集合場所を決めていくと思うのですけれども、ちょっと難しいと思うのでUターンはできないと思うのです。ちょっと検討させていただきたいと。バスは引き続き運行しますので、大丈夫です。  植樹の件でございますけれども、議員のほうからご要望いただきました工事契約の範囲内での移植が難しいということだったので、現在は利用者の有志の方によりまして、移植が可能かどうか検討しているところでございます。しばらくお待ちいただきたいと思います。ユズを植えかえて、ユズ湯なんかいいのではないかとか、うどんのときにユズを切って薬味にしたらいいのではないかなんていうふうに、利用者の中では盛り上がっているみたいなので、そういう方に今やっていただくと。枯れそうだという話を聞きましたけれども、ちょっと心配ですね。ユズを中心に移設したいと思います。  4、図書機能の移転ですけれども、第4回、平成30年に陳情を受けまして、当初は現在の3分の1程度の1,000冊の収容を検討をしておりましたけれども、現在は6割程度となる1,800冊程度を移転の目標にしております。蔵書につきましては、令和元年8月に利用者の方からご意見をいただいたところでありまして、引き続き利用者の声を聞きながら選定を行います。ちょっと待っていただきたいと思います。  (5)、出入り口の増設なのですけれども、過日白井議員にもご答弁申し上げました。URとの交渉がうまくできていませんので、とりあえずは残念ながら断念をしていただきたいと思います。本当は使わせていただければ便利なのですけれども、白井議員にご答弁申し上げましたとおり新座小学校の脇を通っていただいて、回って入っていただきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。  最後に、(6)、給湯施設ですけれども、ご指摘のとおり新センターの水道の蛇口、ガス台の数は少なくなりますけれども、現在の利用状況からそのことによる混乱は想定しておりません。また、現状で、水道、蛇口、ガス台を増設することは困難でありますので、オープンして状況を見ていただければ安心すると思いますので、ご理解をいただきたいと思います。  2、新座三丁目ふせごし施設周辺の汚水管の状況でございます。幸いにも一昨年の台風21による豪雨以来、現在まで大雨による被害はなく、逆流も発生していないため、逆止弁の効果については確認できておりません。また、水位計についても、埼玉県管理の荒川右岸流域下水道柳瀬川幹線と本市管理の三芳町本多幹線で降水による水位変化の関係について状況分析するために設置しましたけれども、現在までの降雨による水位変化の異常値は確認しておりません。  不明水対策につきましては、昨年度から汚水管路ストックマネジメント計画策定に伴い、管渠の老朽化についてカメラ調査を行い、管路状況の把握に努めているところでございます。また、その他の対策としましては、引き続き埼玉県及び埼玉県下水道公社から不明水の状況報告があり、流域関連市町と協議を行っております。  なお、本市では、ホームページや「広報にいざ」による汚水管に雨水を流さないようにとご協力を求める周知活動を行っております。不明水対策を優先事項として取り組んでおります。  3、新座市平和展のさらなる充実についてのご質問をいただきました。  (1)、平和展の充実についてのご質問でございます。今回の展示の感想では「感動しました」、「いい企画だ」とのお声をいただき、昨年度に引き続き好評のうちに終了することができました。平和展の展示会場ですが、会場内の照明が薄暗く、展示物が見にくい場所があったようでございます。次回開催時においては、展示物が見やすいよう各施設の管理者と協議、調整しながら、工夫して展示してまいりたいと思います。また、「絵が小さくわかりにくい」とのご指摘がありましたけれども、絵につきましては、広島平和祈念資料館からデータをお借りして印刷したものを展示しており、絵を大きくした場合、会場の広さの都合から展示数を減らさなければならないということもありますので、今後の課題としていきたいと思います。できる限り多くの作品を市民の皆様にごらんになっていただきたいため、大きさ等は変えず展示してまいりたいと考えております。今後につきましても、戦争の悲惨さや平和の大切さを多くの市民の皆様に考えていただくことを目的とし、平和事業を実施してまいりたいと存じます。  市役所の第二庁舎でも行いました。私も見ましたけれども、あそこは明るくてきれいだったので大丈夫だったのですけれども、公民館のほうはちょっと暗いかもしれませんので、今後工夫をさせていただきたいと思います。  (2)、平和への取り組みのアピールについてのご質問をいただきました。今年度につきまして、小野議員からご提案を踏まえ、平和首長会議についての説明文をあわせて掲示いたしました。また、平和首長会議への加盟及びヒバクシャ国際署名の周知につきましては、市ホームページにおいても既に行っているところであります。平和への取り組みをもっとアピールしてほしいとのご要望ですが、本市といたしましてはこうした取り組みを通じて十分なアピールができていると認識しており、現段階ではこれ以上行う考えはありませんのでご理解を賜りたいと思います。  また、平和展の会場内にヒバクシャ国際署名ができるスペースを設置することに関しましては、個人情報の取り扱いの観点から警備員の配置が必要となるため、実施することは難しいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  投票所の改善につきましては、選挙管理委員会委員長のほうからご答弁を申し上げます。  5、道路問題について2点ご質問をいただきました。大和田小学校の通学路への横断歩道の設置についてのご質問でございます。ご指摘の箇所への横断歩道の設置につきましては、過去にも新座警察署に要望した経緯がございます。設置に至っておりません。今回改めて新座警察署に状況を確認しましたところ、この接道箇所には傾斜があるのです。傾斜があって、安全上の問題から横断歩道の設置はできないと埼玉県公安委員会から回答があったとのことでございました。ご理解を賜りたいと思います。  旧道に行くところがちょっと高いのです。ちょっと段差があるので、そこが難しいという理由みたいです。  (2)、新座柳瀬高校(東)入口交差点についてのたまり場のこと、ご質問をいただきました。この箇所につきましては、市道第22―11号線及び県道川越新座線、防衛道路の歩道との交差する部分と接する神社前において、一部神社の柵が道路から下がって設置されていることにより、歩行者が近道をする際に、道路面との段差が支障になるというご指摘かと存じます。私もよく聞きますけれども、ちょっと危ないですよね。  現状を確認しますと、県道歩道部の有効幅員は3.5メートルであり、横断歩道のたまり場としても十分な幅が確保されていることから、現在のところたまり場の拡張の対応は不要と判断しており、隅切りの整備の考えはありません。しかし、市道と県道との交差部の段差につきましては、通行の支障となりますので、解消するための工事を検討しておりますので、ちょっと待っていただきたいと思います。改善方を図っていきたいと思います。  私からの1回目の答弁は以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 選挙管理委員会委員長。 ◎選挙管理委員会委員長(鈴木茂) 小野大輔議員の4の投票所の改善についての2点の質問にお答え申し上げたいと思います。  投票所につきましては、平成29年に大々的に見直しまして32か所から35か所に増設し、投票における利便性を向上させたところであります。ご質問の中に、道路事情等の理由により現在の投票所とは別の投票所のほうが行きやすいというご要望等はよく理解できるところでございますけれども、適正な選挙執行の観点からしますと、個別の対応をすることについては現状では大変難しいという状況にあります。しかしながら、投票区は町目までで区切られておりますので、有権者の数と変更状況が今後見込まれてくる場合におきましては、しかるべき時期に投票区の見直しをすることができるかと思います。現時点では、平成29年に大幅に多くの時間をかけて設けられておりますので、見直す状況にはないというふうに考えます。  次に、2点目の比例投票の候補者名が小さ過ぎて読めないということにつきましては、全ての投票所区内で拡大したものを掲示するとともに、老眼鏡やルーペを備えておりまして、希望する方には貸し出しをできる旨お知らせをしておりますので、そういった点をよく周知してご利用いただくように努めたいと思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) それでは、私のほうからは、にいバスの変更後のルートについてご説明いたします。  スライドのほうをお願いしたいと思います。今回第二老人福祉センターの移転に伴いまして、北コース及び西コースの2つのルートについて変更を行う予定となっております。初めに、北コースのルート変更についてですが、新しい第二老人福祉センターは第四中学校付近に移転することから、先ほどご質問にもありましたけれども、新座団地郵便局バス停留所と新座柳瀬高校入口バス停留所との間に第二老人福祉センターバス停留所を移設いたします。  バスが通行するルートにつきましては、今出ておりますけれども、県道川越新座線、防衛道路の手押し式の信号機がある交差点を曲がりまして、第四中学校の前を通り、第二老人福祉センター内で転回して、もとの道に戻るルートを想定しております。  次のスライドをお願いしたいと思います。また、今回の第二老人福祉センターの移転に伴いまして、国道254のバイパスの横断は行わずに、県道川越新座線、大和田中町交差点を曲がるルートに変更いたします。これによりまして、北コースについては英橋バス停留所を通らず、新座柳瀬高校入口バス停留所の次は大和田バス停留所となります。  次のスライドをお願いします。続きまして、西コースのルート変更についてでございますけれども、現在団地センターバス停留所の次は第二老人福祉センターバス停留所となっておりますけれども、第二老人福祉センターバス停留所が移転するため、団地センターバス停留所の次は英橋バス停留所となりまして、新座柳瀬高校入口バス停留所を通過後、北コースと同じ手押し式信号機がある交差点を曲がり、移転する第二老人福祉センターバス停留所で折り返すルートに変更いたします。  なお、団地センターと英橋バス停留所との間が長くなることから、現在まだ決定ではありませんけれども、カインズ新座店付近に1か所バス停留所ができないかということで調整をしたいと考えております。また、ダイヤにつきましては、大和田交差点及び大和田中町交差点の慢性的渋滞による遅延や老人福祉センター等からの意見等を考慮しまして、現在東武バスウエスト株式会社と調整しておりますので、いましばらく時間を頂戴したいと思います。  また、スライドにはございませんけれども、東コースにつきましては、ルート及びダイヤ変更に変更はございませんけれども、ひばりヶ丘入口バス停留所を現在の西武バスの専用の折り返し場、そちらまで移設する予定としております。  説明は以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) それでは、通告順に再質問します。  第二老人福祉センターのにいバスの乗り入れについて、(1)ですけれども、変更点はよくわかりました。ありがとうございました。  便数については、現在西コースが、この時刻表でいいますと、第二老人福祉センターに限って言いますけれども、10本、北コースが12本となっていますけれども、この本数というのは変わらないということでいいのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) 便数についてなのですけれども、今回西コースのほうが、実際のところ第二老人福祉センターが移転となることからちょっと距離が長くなりまして、運行時間もちょっと長くなってくる予定となっております。そのため、今後公共交通会議に諮って、そこで意見をいただいた後、先ほど市長答弁にもありましたけれども、陸運局のほうに許可をいただいて正式決定となるのですけれども、現在東武バスウエストのほうからいただいている案にしましては、実際のところ少しずつ距離が長くなったり、運転士の休憩時間等もしっかりとらないといけない状況もございまして、現状では西コースにつきましては第5便、こちらは新座市役所から清瀬駅入り口の往復の便になりますけれども、第5便、新座市役所を5時59分発の清瀬駅へ行って戻ってくる便なのですけれども、こちらについては、時間上、こちらが予定としてはこの5便をなくす案でいただいているという状況でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 確認ですけれども、時刻表から質問していますけれども、左側と右側がありますけれども、この最後の第5便が全部なくなってしまうというイメージですか。そうすると、全部で9便ということでしょうか。第二老人福祉センターに行くバスというのは、全部で9便に減ってしまうということでいいですか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) 西コースにつきましては、まず新座市役所と清瀬駅を往復する便と、その後新座市役所から第二老人福祉センターを往復する便がつながっておりまして、実際のところ西コースの、例えば新座市役所と第二老人福祉センターを往復する便の第1便なのですけれども、こちらが9時21分発になるのですけれども、こちらにつきましては、清瀬駅入り口の1便と2便が運行した後に新座市役所、第二老人福祉センターの往復ということで、そちらのほうに移るような状況になっておりまして、実際この西コースでなくなるのは新座市役所と第二老人福祉センターの往復便につきましては、1便から5便まで本数は変わりません。ただ、上の新座市役所と清瀬駅入り口の往復の便が、今まで第1便から第5便があったものが第1便から第4便になるということでございます。上の部分でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) わかりました。第二老人福祉センターのことについては、帰りの便が本当に混雑するというのでずっと課題になっていた部分なので、そこの部分の便数はしっかり維持していただきたいというふうに思いますので、頑張っていただきたいと思います。この後話し合いもあるというふうに思うので、お願いしたいというふうに思います。  (2)はわかりました。日曜版の貸し切りバスについては運行していくということでわかりました。  (3)についてですけれども、利用者の有志というお話でしたけれども、利用者といっても老人福祉センター、高齢者の方の施設ですから、これは有志に任せていたら大変なことになってしまうというふうに思うわけです。何か事故があったら大変だと思いますし、しかもユズというのはかなり根っこが深い植物だというふうに聞いていますし、ユズになるかどうかはわかりませんけれども、これはしっかりと対応が必要ではないでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) この件に関しましては、平成30年第4回の定例会で小野議員からご質問いただきまして、工事の担当といろいろと検討はしてきたわけですけれども、業者のほうからは、工事契約の範囲の中で工事をするのは難しいという回答をいただいたものですから、あとは予算をつけて、市で移設するかというところになるわけですけれども、現状ではそういった予算をかけずに、そういった有志の方々でできないかといったところを今模索しているといったところでございますので、ぜひそういった形で植えたいという方、それから思い出があるものであればご自分たちで植えていただくとかいうこともできるものかとも思いますし、そういうことであれば植栽する場所についてはあけておきますからということで業者の方からは言われておりますので、そこに植えていただくということでございます。  そういった形で今検討しておりますので、これについては、その状況を第二老人福祉センターの館長等も、指定管理者とも相談しながら進めていきたいと思いますので、しばらくお待ちいただければというふうに思います。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 高齢者の方にやっていただくということなのですか。だって、そんなこと許されていいのですか、こういうこと。何か事故があったら、そうしたら本当に大変なのではないですか。全部掘って、それでトラックに載せて、それで持っていくということですよね。それはちょっとおかしいのではないでしょうか。ちゃんとした答弁をしてください。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) そういうことであれば、当初平成30年4月に答弁申し上げたのは、工事の範囲の中でできるかということでお話を差し上げたところです。現状でそういったご要望について、小野議員からご要望いただいているわけですけれども、しっかり第二老人福祉センターのほうからのお話等を聞くと、そういった植樹を要望している方というのが、1名の方が植樹を要望しているというようなお話も聞いておりますし、そういった中でそういったものを市のほうで予算をかけて植えるということについては、工事の契約の範囲の中でやっていただけるのであれば、それは検討しますというお話はさせていただいたのですけれども、そういった予算をつけて実施するということは考えていないといったところでございますので、現状ではもし要望どおりに動かしたいというようなご要望があれば、それについてはそれはだめだとはおっしゃいませんで、もしそれができないということであれば、これについては工事契約どおりの工事を進めさせていただければというふうに考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 工事費が出せないから、それは自分たちでやりなさいよという答弁に聞こえます。それはどうかと思います。それは、なかなか移すものが難しいというのがあるのだったら、移すのがないというのだったら、それはしようがないと思いますけれども、今の市長の答弁だと、ユズがいいのではないかという話が出ているわけですから、そういうのは頑張って、利用者任せにするのではなくて、頑張ってやったらどうですか、どうでしょう。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) ユズですけれども、ユズについては今1メートル程度ということでもありまして、自分たちでもできるというようなことも伺っておるのですけれども、いずれにいたしましても、当初私どもで考えていたのは工事契約、予算の範囲の中でできないかということで考えていて、それについてできないということをいただいたものですから、これについては、利用者にやれということではなくて、もしそういったお気持ちがあれば、場所は置いておきますということで、もし本当にできないということであれば、これは工事契約の範囲の中で工事を進めさせていただければというふうに考えているところでございます。
    ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) しっかりそういうところも対応していただきたいと思います。そうやって任せておくのではなくて、利用者の方だけに任せるというのは本当におかしいというふうに思います。  図書機能の移転ですけれども、資料を出させてもらいました。これは1,800冊の移転目標があるということでしたけれども、これについては、中身についてはどういうものをどれだけ移転するとかという話はしているのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 移転する本の中身でございますけれども、ことし8月に利用者の方からご意見をいただいております。そういった中で、こういったものは持っていってほしいとか、これはもう要らないですというようなことで調整をさせていただいておりまして、ただその調整の中ではなかなか1,800冊におさまっていない状況というのがございますので、そこについてはまた改めて利用者の方と調整をしながら決めていければというふうに思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) よろしくお願いします。  この本棚のことも伝えてほしいと思うのです。こういうのができるし、奥行きもあるわけだから、そういうのを知らないと、どういうものを持っていっていいのか、何冊なのかということもわからないと思うので、そういうことはどうでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) しっかりと、どういったレイアウトでどういうふうに置くのだというようなこともお示ししながら、どこに何を置けるかというのも一つ一つ調整しながら進めていければというふうに思っています。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) ぜひよろしくお願いいたします。  (5)の出入り口の増設ですけれども、市長は断念だというお話しされていましたけれども、でもこれは平成30年8月29日に全員協議会でお話がありましたけれども、このときにはつけるという予定だったのですよね。どうしてつけなくなってしまったのでしょうか。もう一回経過を教えていただきたい。どんなふうにURにお願いをして断られたのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) この件につきましては、当初はURのほうからお話をいただきまして、URのほうは新座団地のところ、地域医療福祉拠点化の取り組みの推進ということで、UR自体があそこをそういった拠点化していこうという取り組みの中で、新座市のほうにお話が来ました。そのときには、ちょうど第二老人福祉センターをつくるという計画があったものですから、あの三角公園の利用についてもそういったゲートボールであるとか、通路ということで使わせていただけるとありがたいという話をしたら、そこの部署の方たちは、ぜひそれはそういう形で進めていきましょうというお話をいただいて、当然無償についても、これは市のほうも実際新宿ですか、事務所のほうに行ってお話をする中では、無償でもいいというような話の中で進めてきていたつもりだったのです。それで、ずっと基本設計までつくって、お示ししたような設計図をつくったわけですけれども、そういった話をする中で、改めてその無償化についての話を進める中で、今度はURのほうではその部署は今度は管財課のほうに変わりましたという話になって、人事異動とかもある中で、改めてその無償化でよろしいのかという確認をしたところ、それについては市場価格での賃貸というふうになりますというようなお話をいただいて、それについてはしっかりとこれまでの経緯も話をしながら進めたわけですけれども、最終的には本部も含めたURの正式決定ということで、お貸しするにしても市場価格に基づいた金額ということで提示といいますか、お話がありました。  そういったことを踏まえまして、もちろんその後のやりとりについては電話と、最終的にはその電話だけではまずいですから、そういった文書のやりとりということでメールで送っていただいたりとかいろいろ、そのやりとりについては形として残したわけですけれども、最終的にURのほうからは賃貸については無償ではなく市場価格程度での契約ということになりましたので、新座市としますと、これまでの市の方針として、そういった土地をお借りして事業を進めるに当たりまして、例えば53円でありますとか86円といった市の独自の金額でのものはありますけれども、市場価格でお借りして事業を展開しているという例はございませんので、これはURのそこの部分だけ、実は市場価格でお借りしてお願いしますということにはならなかったものですから、これについてはもう断念するというふうに決めたわけでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 確認ですけれども、無償貸与という話をずっと部長はされていましたけれども、それはゲートボール場のことですよね。ゲートボール場のために使うということで無償貸与という話を進めていて、そこで断られて、それで断念したと、そういうことでいいのですね。確認です。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) いいえ、ゲートボール場だけでなく通路部分も含めてということでお話をいただいております。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) これ都市計画概要なのですけれども、ここの新座団地は1団地、住宅施設になっていて、三角公園は公園になっているわけですよね。新座第四中学校に行かれる生徒だったりだとか、あの辺に住んでいる方はURの賃貸に住んでいる人だけではなくて、利用されているわけです。私は、ゲートボール場を設置するとかというのに反対するわけではなくて、それはいいと思うのだけれども、それとは別に公園に出入り口を設置するということで話をすることはできなかったのでしょうか。別に今だって、不特定多数の方が使われている公園に出入り口を設置するだけのことがどうしてできないのでしょうか。そういう交渉はしたのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) そういった直接の交渉はしておらないわけですけれども、確かに都市計画概要ではこの1団地の住宅施設としての認定をしているわけでございますけれども、最終的にその場所についてはURの管理する私有地ということでございますから、その私有地について使用料でありますとかそういった占用料といったものを課すことは所有者の判断ということでございますので、その管理者、URのほうからこれについては有料ですという話をされれば、それについて異議を申し立てるのはなかなかできないといったところでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) つまりそういう交渉は、まだしていないわけですよね。メールでのやりとりなわけですよね。私は、ちゃんとメールだけではなくて、しっかりそういう責任あるところに交渉していただきたいというふうに思いますが、この辺はいかがでしょうか。  今だって、使っている人でお金を払って公園を借りているよという人はいないわけです。もちろん、それでURが断るという場合はあるかもしれません。それはあるかもしれないけれども、まだそこの交渉にも進んでいないわけですから、まずそれを一歩進めて、URがオーケーと言うかどうかわかりませんけれども、そこは交渉してほしいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) この交渉につきましては、先ほども申し上げましたゲートボール場だけではなく通路部分ということで、今公園の中に舗装されている通路があるわけですけれども、その通路までつなげる道路部分も含めて市で借りてほしいというお話をいただいていますので、それについてはもう交渉の余地はないのかな、URもそこについても有償で貸しますという話をされておりますので、今から交渉を再開するというのは難しいというふうに思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 話を聞いていると、今の経過も途中からメールになったという話を聞きました。でも、私はそこは頭を下げて、使えるように交渉してというふうに思います。  市だけでなかなか難しいというのであれば、新座団地自治会の会長だとか、そういうチャンネルもあるわけです。本気になれば、そういうところにも話をして、あけられるように交渉するということだってできると思います。私は、これで諦めないでちゃんと交渉していただきたいと思います。終わらないでやってほしいと思います。  市長、「開所式に通路はあいていないけれども、どうなのだ」と聞かれたら、「それはもう断念しました」というのは、ちょっと私寂しいと思います。これからやっていただきたい。市長、頑張ってもらいたいと思いますけれども、市長はどういうふうにここの部分をお考えでしょうか、頑張っていただきたいと思いますが。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 本当に三角州のところ、今通っているのですよね。だから、何でURがそういうふうに言っているか。住民の皆さんのご意向を背負って、今小野議員も白井議員からも再三にわたって言われていますので、もう一度交渉してみたいと思います。  だから、通路だけでも通してもらうようにしないと、回っていくというのはちょっと大変かなと思うのですけれども、できるかどうかわかりませんけれども、交渉させてもらいたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 相手方があることですから、どうなるかわかりませんけれども、ぜひ頑張っていただいて、開所のときには頑張りましたと報告できるようにぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。私もできることは協力したいと思います。  次の(6)ですけれども、給湯室についてですけれども、現在のセンターでは3か所給湯室がありますけれども、新しい施設では2か所ありますけれども、利用者が利用できる給湯室というのは幾つでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 利用者が利用できる場所は1か所でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 今まであったのが3か所から1か所になるわけです。延べ床面積は大きく広がるのだけれども、この給湯できる給湯室は1か所しかなくなるというわけで、つくらなくても大丈夫だというお話でしたけれども、これはつくったほうがいいというふうに思いますけれども、これ利用者の方から、片づけるだけだから、なかなか意見というのは。私は利用者からそういう話を受けたわけですけれども、指定管理の帝国ビル管理協同組合はどういう意見を持っているでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) この件に関しましては、指定管理である帝国ビル管理組合のほうにもお話を聞いて、今の第二老人福祉センターの所長等にも当然お話を聞いて進めているわけですけれども、特に1つで問題はないというふうには聞いております。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 1つだけで大丈夫なのでしょうか。もう一つ新しい施設の地図を見せていただきましたけれども、これではこの中で、施設の中での西側の部分ですけれども、そこの部分には給湯施設はないわけですよね。こういうところにも設置が必要だというふうに普通に考えて思いますし、3か所から1か所になったというふうになれば、利用者がふえて、それで給湯室が減れば、混乱するというふうに考えなかったのでしょうか。  私たちは、第二老人福祉センターの最初の見取り図を見せていただきましたけれども、ここにはその給湯室の数というのはないわけです。でも、後で聞いたら、それは1か所しかありませんよと後で聞いて、それでどうなのだろうという話になったわけですけれども、設置する費用というのはそんなにかからないというふうに思いますけれども、ふやすということはできないのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 給湯室は確かに1か所でございます。この給湯室というのは、調理コーナーとかついている場所が給湯室ということで、実際にこの調理コーナーを利用されている方というのは、現状でも大広間を利用される団体、1団体で利用するわけですけれども、その団体の方たちがたまにその調理室を使って調理をするというようなときに、この給湯室を使った調理を行うということでございます。  例えばお湯を沸かしたりお茶を飲むということであれば、例えば今回は給湯室は1か所しかありませんけれども、新しい施設の和室の横に給茶機というのを置きます。この給茶機については、その給茶機からはお茶も出ますし、そういった形で、そこでのお茶は飲めるわけです。あとポット等があれば、コンセントに差し込んでポットでお湯を沸かしたりというのもできますので、特に給湯室を2か所、3か所ふやすという考えではなく、お茶を飲む、そういったお湯を沸かすような部分については、現状でも給茶機をセットしますし、その給茶機は持ち運び、移動もできますので、そういったところでお茶は飲めますので、改めて給湯室をふやすというような考えはないということでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 普通に考えて、今ある利用しているものを減らすということは、やっぱり弊害が出てくると思うのです。本当に交渉で、これで1つで大丈夫ですよと言ったのですか。そういう交渉はいつやったのですか。それ教えてください。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 新しい第二老人福祉センターのレイアウトにつきましては、当然私たちだけで考えてつくったものではなく、この案については利用者の方にも見ていただいたと思いますし、いろんなご意見を伺いながらつくったわけでございます。  そういった中で、この給湯室について、このレイアウトでは足りないからもう一つ必要だとか、そういった話はそれまでの過程で出たこともありませんし、今つくっている過程の中でも、そういった第二老人福祉センターの所長でありますとか利用者の方から、初めて今回小野議員からご質問いただきましたけれども、それまでの間に給湯室が足りなくてどうしようというようなことでのお話はなかったものでございます。  そういった中で、特に大丈夫かというような形で確認をしたわけではありませんけれども、当然大丈夫ということで話を進めてまいりましたし、今回改めて第二老人福祉センターの所長にも話ししましたけれども、特にそれについて市民の方から、利用者の方から、これは不便になりそうだという話は聞いていないということは伺っております。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 私は、利用者から意見をいただいています。そこは、そのときに言えなかったというところはあるのかもしれませんけれども、3つから1つになるので大丈夫なのということは言われたし、そんなに混雑するというところはないと思うけれども、「やっぱり不便になるんじゃないの」という意見はいただきました。  できてからではないとわからないという部分はありますけれども、先ほど部長、給湯室はふやせないけれども、備品で対応していただくという話をされていましたけれども、そういう部分はしっかり今後も対応していただきたいというふうに思いますけれども、それはどうでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) もちろん利用していく中でそういった声があれば、その都度対応させていただければというふうに思います。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) ぜひよろしくお願いいたします。なかなかぱっと見て答えられないということもあるし、見ながら、これを持ち帰って、後で思いついたというところもあるかもしれません。私も気づいたことは今後またお話ししていこうと思うので、そういうのはきめ細やかに対応していただきたいと思います。要望しておきます。よろしくお願いいたします。  次ですけれども、新座三丁目のふせごし施設の汚水管についてですけれども、水位計について異常がないという答弁でしたけれども、柳瀬川幹線と、それから新座市側の手前の管の中の水位を経過ではかっているというふうに思いますけれども、今異常がないというだけだとちょっとわからないのですけれども、それをもう少し数字とかわかれば教えていただきたいと思いますが。 ○議長(島田久仁代議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(橋本吉弘) 県のほうの幹線と市のほうの幹線についております水位計の数字についてのご質問でございますが、先週記憶にも新しいかと思いますが、先週9月9日の台風15がございまして、降雨はかなりありました。この時点の水位の差は、最大で前日の雨の降る前と比べて31センチメートルの差がございました。ただ、この31センチメートルという差は、異常な数値ではないということで水位の変化はないということでお話をさせていただきました。  また、ことし日本本土に上陸しました台風の中で、7月27日の台風及び8月15日の台風10の記録もございますが、7月の台風につきましては、前日との差はプラス・マイナス・ゼロです。それと、8月の台風15につきましては、逆に前日よりもマイナスの5センチメートルという記録になっております。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 今のだけだとちょっとわからないので、もうちょっと。今のは、新座市側の水位計ということでいいのですか。柳瀬川幹線のほうは、それで今おっしゃっていた7月の台風、10、そして15での水位、今言っていただきましたけれども、463側の柳瀬川幹線のほうが詰まって、そしてこっちが出たのではないかという可能性も考えられているわけですよね。だから、向こうの幹線の数値ということもわかったほうがいいと思うのですけれども、そこがわかれば教えていただきたいのと、もう一つは31センチメートル上昇したといっても、管がどれだけあって、これぐらいまでいったのですよというのがわからないと、普通に31センチメートルというのはすごく高く感じるわけですけれども、何センチメートルあって、31センチメートル上がったから全然大丈夫ですよというお話をいただきたいのですが、いかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(橋本吉弘) ただいま私のほうでお答えした数字は、市のほうの幹線の数字でございます。31センチメートルの差が出たということでございますが、市の管は1,500ミリメートルの管でございます。1.5メートルの管でございますので、31センチメートルの差ということですと、ゼロの状態から31センチメートルということではなくて、流れている量はあるのですが、そこがふだんの流れているより31センチメートルふえたということでございます。このときの県のほうの記録ですが、県のほうの幹線では61センチメートル上昇したということでございます。  申しわけございません。7月と8月のデータについては手元には資料がございませんので、お答えできません。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 県の分母というか、幹線の幅は幾つでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(橋本吉弘) 県の幹線の太さでございますが、2,500ミリメートル、2.5メートルでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) わかりました。満管になるにはまだ余裕があるよというお話だったので、引き続き経過を見ていただきたい。平成17年からずっとそういう雨が降らなかったということですけれども、今回の台風15でも場所によっては大変な被害が出たわけですから、まだ逆止弁の効果が見られるかどうかというところまでいっていないので、もちろん見られないほうがいいと思うのですけれども、それはしっかり経過を見ていただきたいというふうに思います。  同時に、不明水の部分も、これはなかなか時間のかかることということで答弁いただきましたけれども、しっかり不明水が出ないような対応を続けていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  次の質問です。平和展の充実についてですけれども、印刷をして使われたということで、それはどこの平和展というか、いろんな名前があって、そういう展示をやっているところも同じようにやられていたので、私はこれを全然否定するつもりはないのです。頑張ってやっていただいたという認識なのですけれども、やはり本当のキャンバスの絵と比べて小さくて、見た目が少しぺらぺらしているというところもあって、ちょっと臨場感がなかったというので、全部キャンバスにしろと言っているのではなくて、例えば1枚借りるということは、そういうことはできなかったのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(伊藤佳史) 今のご質問で、キャンバスの展示を1枚でもできなかったのかということですけれども、キャンバスを借りるとなりますと、今市のほうでデータをいただいて印刷したものを展示させていただいているのです。なのですけれども、キャンバスをお借りしてそれを展示するとなると、やはり警備員とかの配置、有人施設化するような必要があるのかなというには考えておりまして、現状ではそこまでは考えておりません。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 済みません。ちょっと質問が悪かったです。本物を借りられれば一番いいと思うのですけれども、レプリカというのがあるのです。それを借りるということになれば、別に警備員は要らないというふうに思うわけですけれども、ただ日本全国でやられているものですから、なかなか借りられないというところはあるとは思うのですけれども、レプリカを含めて、私は1枚でもいいと思うのです。1枚に焦点を当てて、イーゼルに立てかけて、そこにスポットライトを当てるだけでもとても雰囲気が出る絵画展になる。ほかは、さっき言った印刷したデータでもいいと思うのですけれども、そういう工夫をしていただきたいというふうに要望しますので、よろしくお願いいたします。  次ですけれども、スペースということでヒバクシャ国際署名をお願いをしました。この部分では、とっても進んでいる自治体があって、西宮市というところで原爆展をやっているということで、そこではヒバクシャ国際署名をその展示会場でお願いしているというか、その署名が置いてあるそうです。  さっき個人情報の話をされていましたけれども、どういうふうにやっているかといいますと、鍵のかかる箱を置いておいて、そして署名用紙を置いて回収しているということをやっているというふうにお聞きしました。西宮市のすごいところは、郵送、返信用の封筒を入れて持ち帰って、家で書いて、ご家族の方にも書いてもらって、そして封筒に入れて返信すると市役所まで行って、その費用は市が持っているということをやっているというふうに聞きました。なかなか先進的だというふうに思いますけれども、これは全部やっていただきたいというふうに思いますけれども、どうでしょう。プライバシーのところはこれで担保されると思いますが、頑張ってやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(伊藤佳史) 今西宮市の紹介をいただきましたけれども、現状でもかなりアンケートの結果も見させていただいても好評いただいているところで、十分な取り組みができているのかなというふうには担当部長として思っているところです。  ただ、小野議員からせっかくそういうご紹介をいただきましたので、西宮市の実施方法についてもう少し詳しく拝見させていただいて、これから来年度予算の編成に入っていきますので、その中で検討はさせていただきたいなと思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) ぜひよろしくお願いいたします。  感想にもありましたけれども、高校生はすごく頑張って描いていただいたのです。感動も与えていると思いますけれども、高校生も頑張っているので、市長もぜひ頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。  次の質問です。4番の投票所の改善についてですけれども、投票所のことはわかりました。見直しというのはなかなか難しいということは私も認識しているので、ある程度この地域がこうですよということは私はまた個別にお願いしたいというふうに思いますので、そのときは対応していただけたらと思います。要望しておきます。よろしくお願いいたします。  比例代表選挙の字が小さいという部分で、これは市が悪いわけではなくて、選挙制度がわかりにくいというところもあると思うのですけれども、老眼鏡やルーペは置いていただいているというお話でした。ただ、それを知らないという方もおられたわけです。だから、この周知をちょっと頑張ってやっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  続いて、道路問題。大和田小学校の通学路への横断歩道の設置です。傾斜があって旧道のほうが高いということで危なくなってしまうのだということですけれども、これは私、全然そういうふうに感じないのですけれども、もう少し説明をしていただきたいと思いますけれども、あそこを通っていきますと傾斜はフラットに感じますけれども、何度あると危ないとか、そういうのはあるのでしょうか。
     警察のほうは、横断歩道を設置するように要望すると、横断歩道は減らす方向に走っているのです、集約する方向なのですというお話をいただきました。それは何でなのだろうなと思いますけれども、そういう方向に走っているのではないかなと思うのです。でも、今回この傾斜だということですけれども、傾斜のどこが危ないのかというのはちゃんと理由はわかっているのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) 傾斜につきましては、何度とかそういったものは特に私ども聞いておりません。何度までオーケーなのかというところはございませんけれども、実際のところ、ここのご質問いただいたところにつきましては、平成26年になりますけれども、市のほうでも同様のご要望をいただきまして、市としてもやはり通学路ということもあって、小野議員ご質問いただいたように、人の出入りとか車の通りもかなり多い状況は認識しておりまして、その当時市長から署長名で文書で正式に横断歩道の設置を要望させていただいたのですけれども、やはりその当時と同じように、すりつけ部分の傾斜の関係だとは思いますけれども、それが難しいということで、今回ご質問いただいて、改めて新座警察署に状況も確認していたのですけれども、同様のお答えでしたので、なかなか警察としては、ここについての横断歩道は難しいという判断だったとは思います。  傾斜のほうは、何度というか、車椅子等の安全な通行ができないということをお聞きしているようで、その辺の状況から警察のほうが判断したものだと考えております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 車椅子が横切るのに危険ということですか。それならば、そういう対応も考えて、そこの傾斜を直すというのは市の仕事なのかなというふうには思いますけれども、そこはどうでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) そのすりつけを直すかどうかというのは、所管部とも調整する必要がありますので、費用面等もございますし、実際のところ、あそこは区画整理でつくった道路で、その辺の傾斜を直せるかどうかというのは今ここではお答えできませんので、改めて担当部ともちょっと相談はさせていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) お願いいたします。ボランティアの皆さん、夕方とか交通整理して大変頑張っておられると思いますし、保護者の皆さんも心配されていると思います。  確認ですけれども、傾斜があるというのは県道から手前の部分だというふうに思いますけれども、県道に傾斜があるということなのですか。そこを確認をお願いします。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) 旧道に出るところのすりつけ部分だと認識しております。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 要望もしていただいたということで、頑張っていただいているというふうに思うのですけれども、横断歩道を設置できるようにさらに頑張っていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  次の質問です。段差をなくすように解消するというふうにおっしゃっておられましたけれども、どういうふうに解消されるのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 段差の解消方法でございますけれども、市道第22―11号線、これが県道川越新座線にぶつかるわけですよね。そこの間で、川越新座線との間に段差がありますので、それを解消させていただきたいということでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 私は、隅切りをとお願いをしたのは、市道と県道の間に私有地があるわけです。ここが私有地と段差があるわけですよね。だから、地権者の方ともご相談をしていただいて、段差が解消できるように市が頭を下げて頑張っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) この私有地を通れば近道だということで、本来は通ってはいけないところだと思うのです。それで、市長答弁にもありましたように、横断歩道のたまりという目で見れば、歩道の幅員が最低でも3.5メートル以上あるというところもありますので、これはもうたまり場としては十分だということで、そちらについては交渉ということは考えておりません。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 段差を解消してしまうと逆に危なくなるのではないかなという心配も、今の答弁だと私は少し感じたわけなのです。  そこは、私はなるべく隅切りをつけたほうが安全に通行できるというふうに思います。そこは、柔軟に対応していただきたいというふうに要望しておきます。よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、17番、小野大輔議員の一般質問を終わります。 △次会日程の報告 ○議長(島田久仁代議員) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  明19日は本会議を開きますので、定刻までにご参集くださいますようお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(島田久仁代議員) 本日はこれにて散会いたします。  大変熱心にご苦労さまでございました。    散会 午後 2時45分...