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  1. 新座市議会 2019-03-04
    平成31年 3月建設常任委員会-03月04日-03号


    取得元: 新座市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    平成31年 3月建設常任委員会-03月04日-03号平成31年 3月建設常任委員会 ┌───┬──────────────────────────────────────────────────┐ │   │          建  設  常  任  委  員  会  記  録               │ ├───┼────────────────┬────────────────┬────┬───────────┤ │   │                │                │招  集│           │ │ 出 │委 員 長 滝  本  恭  雪 │委  員 笠  原     進 │    │ 平成31年3月4日 │ │   │                │                │年日│           │ │ 席 │副委員長 高  邑  朋  矢 │委  員 鈴  木  秀  一 ├────┼───────────┤ │   │                │                │開  催│           │ │ 委 │委  員 伊  藤  信 太 郎 │                │    │ 第1委員会室    │ │   │                │                │場  所│           │ │ 員 │委  員 森  田  輝  雄 │                ├────┼───────────┤ │   │                │                │開  会│           │ ├───┼─────────────┬──┴┬───────────────┤    │ 午前 9時30分  │ │欠 席│             │署 名│  笠  原     進   │時  刻│           │ │   │             │   │               ├────┼───────────┤ │委 員│             │委 員│  高  邑  朋  矢   │閉  会│           │ ├───┴──┬──────────┴───┴───────────────┤    │ 午後 2時28分  │ │議長出席有無│  無                           │時  刻│           │
    ├───┬──┴─────────────┬────────────────┼────┴───────────┤ │会 出│都市整備部長     広瀬 達夫│まちづくり計画課副課長兼新座駅 │上下水道部長     橋本 吉弘│ │議 席│都市整備部副部長兼まちづくり計画│南口第2土地区画整理事務所所長│上下水道部副部長兼下水道課長  │ │事 し│課長兼新座駅南口第2土地区画整理│           石田 一成│           久米田英之│ │件 た│事務所長       上村 勇治│道路課長東久留米志木線推進室長│水道業務課長     込戸 啓一│ │説 者│都市整備部参事兼新座駅北口土地 │           加藤 智之│水道施設課長     小寺 安次│ │明 の│区画整理事務所長   渡辺 一雄│みどりと公園課長   井澤 正則│水道施設課副課長   吉田 文雄│ │の 職│都市整備部参事建築開発課長兼 │新座駅北口土地区画整理事務所  │水道施設課副課長   新井 将司│ │た ・│オリンピックパラリンピック  │副所長        服部 大輔│水道施設課副課長   井上 浩気│ │め 氏│施設整備支援室長   内田 充一│大和田二・三丁目地区土地区画整理│                │ │  名│都市整備部参事兼大和田二・三丁目│事務所副所長兼(仮称)大和田・ │                │ │   │地区土地区画整理事務所長兼   │坂之下橋整備事業推進室室長  │                │ │   │(仮称)大和田・坂之下橋    │           金子 健一│                │ │   │整備事業推進室長   廣澤 真吾│                │                │ └───┴────────────────┴────────────────┴────────────────┘ ┌───┬────────────────┬────────────────┬────────────────┐ │職出の│                │                │                │ │務席職│ 議会事務局議事係       │                │                │ │のし・│          猪鼻 佑己 │                │                │ │たた氏│ 主      事       │                │                │ │め者名│                │                │                │ └───┴────────────────┴────────────────┴────────────────┘ ┌───────┬──────────────────────────────────────────────┐ │       │議案第15号 新座市水道の布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準│ │       │      を定める条例の一部を改正する条例                        │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │議案第18号 平成31年度新座市一般会計予算〔分割〕                    │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │議案第20号 平成31年度新座市下水道事業特別会計予算                   │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │会 議 事 項│議案第23号 平成31年度新座都市計画事業新座北口土地区画整理事業特別会計予算      │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │議案第24号 平成31年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計予算 │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │議案第25号 平成31年度新座市水道事業会計予算                      │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │議案第33号 新座市道路線の認定について〔市道第11―44号線〕              │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │政策研究について                                      │ └───────┴──────────────────────────────────────────────┘  開  会 ○滝本恭雪 委員長  ただいまより建設常任委員会を開会いたします。 ◎久米田 上下水道部副部長兼下水道課長  訂正を1件お願いいたします。3月1日の建設常任委員会の平成31年度新座市下水道事業特別会計予算説明での鈴木秀一委員からのご質問に際し、申し上げました答弁のうち、「例規整備につきましては、平成30年の12月になると思いますが、条例の策定が必要となりますので」と申し上げましたが、正しくは「例規整備については平成31年12月に議会の上程が必要となりますので」に訂正のほどよろしくお願い申し上げます。 ○滝本恭雪 委員長  ただいま下水道課長から発言の訂正の申し出がありましたので、委員長においてこれを許可いたします。  では、本日、議案第23号 平成31年度新座都市計画事業新座北口土地区画整理事業特別会計予算のご説明と質疑を行います。  では最初に、執行部からのご説明をお願いいたします。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  まず初めに、当初予算のご説明の前に、先日の本会議におきまして小野議員からご質問がございました新座駅北口土地区画整理事業の平成31年度におきます国庫補助金の削減に伴う補填状況につきましてご説明させていただきます。  平成31年度におきましては、国庫補助金の要望額が2億5,000万円です。それで、内示につきましてはこれから4月にありますので、当初予算につきまして7,500万円計上しております。したがいまして、この当初予算7,500万円につきましては平成30年度の内示率30%を見込みまして計上したものでございます。したがいまして、差額、不足額が1億7,500万円ということになります。したがいまして、そちらの不足額につきましての90%を市債、10%を一般財源ということで補填いたしまして、市債につきましては1億5,750万円、一般財源につきましては1,750万円でございます。  以上でございます。  続きまして、先週の一般会計のご審査の中で、高邑副委員長よりご質問がございました一般会計からの繰入金の状況でございますが、平成30年度までの一般会計の繰り入れ合計でございますが、14億6,500万円です。事業全体といたしましては、一般会計からの繰入金は15億6,000万円計上しております。  以上でございます。  続きまして、議案第23号 平成31年度新座都市計画事業新座北口土地区画整理事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。  それでは、予算書の1ページをごらんください。平成31年度予算の歳入歳出の総額は、歳入歳出それぞれ9億1,223万1,000円でございます。前年度当初予算と比較いたしまして9,296万円、率にいたしまして9.2%の減額となります。  歳入歳出予算の款項区分の金額等は、予算書2ページから3ページの第1表歳入歳出予算のとおりでございます。地方債につきましては、4ページ、第2表のとおりでございます。歳入歳出それぞれの款ごとの本年度、前年度及び増減等につきましては、6ページから9ページの歳入歳出予算事項別明細書のとおりでございます。  それでは、歳入につきましてご説明を申し上げます。予算書10ページをごらんください。1款使用料及び手数料、1項手数料につきましては、仮換地指定証明書等の事務手数料といたしまして1,000円を計上するものでございます。  2款国庫支出金につきましては、社会資本整備総合交付金補助基本額1億5,000万円に対しまして、補助率10分の5の7,500万円を計上するものでございます。  3款県支出金5,000万円につきましては、土地区画整理事業に伴う県道新座・和光線の歩道拡幅整備におきます埼玉県からの公共施設管理者負担金でございます。  4款繰入金3億6,543万円につきましては、一般会計からの繰入金でございます。  5款繰越金100万円につきましては、前年度からの繰越金でございます。  12ページの6款市債につきましては、社会資本整備総合交付金事業に充当いたします公共事業等債6,750万円及び市単独事業に充当いたします地方道路等整備事業債3億5,330万円の合計額4,280万円を計上するものでございます。  続きまして、歳出の主なものにつきましてご説明を申し上げます。事業別予算説明書の2ページをごらんください。1款区画整理費、1項総務費、1目土地区画整理総務費、細目001土地区画整理総務費でございますが、予算額は8,415万5,000円で、前年度と比較いたしまして382万円、率にしまして4.3%の減額となります。  細々目01職員人件費7,861万1,000円につきましては、職員10名分の給料及び職員手当等でございます。  細々目02土地区画整理総務554万4,000円につきましては、土地区画整理審議会委員、評価員の報酬及び共通事務経費等でございます。  次に、4ページ、1款区画整理費、2項事業費、1目土地区画整理事業費、細目001土地区画整理事業費でございますが、本年度の予算額は7億9,662万2,000円で、前年度と比較いたしまして1億1,117万9,000円、率にいたしまして12.2%の減額となります。節の主なものにつきましてご説明を申し上げます。節13委託料6,994万9,000円につきましては、平成32年度に計画しております建物移転等の調査積算及び平成32年度施工予定の道路築造工事等の実施設計などを行うものでございます。節15工事請負費1億7,560万1,000円につきましては、雨水管布設工事区画道路築造工事等の工事費でございます。節16原材料費18万8,000円につきましては、工事や建物移転に伴いまして設置する境界石を購入するものでございます。続きまして、6ページの節19負担金、補助及び交付金6,661万1,000円につきましては、道路築造工事に伴う上水道管布設工事の負担金でございます。節22補償、補填及び賠償金4億8,427万3,000円につきましては、平成31年度に予定しております12件16棟の建物移転補償費等でございます。  2款公債費、細目001元金1,889万7,000円につきましては、当該事業にかかわる市債の償還元金でございます。  同じく2款公債費、細目002利子1,155万7,000円につきましては、当該事業にかかわる市債の償還利子でございます。  3款予備費につきましては、100万円を計上するものでございます。  給与費明細につきましては、予算書の18ページから23ページの給与費明細のとおりでございます。  地方債につきましては、予算書24ページの調書のとおりでございます。  以上、平成31年度新座都市計画事業新座北口土地区画整理事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げました。ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○滝本恭雪 委員長  ただいまご説明をいただきました。これより質疑に入ります。質疑を受け付けます。 ◆笠原進 委員  では、何点か伺います。  1点目は、歳入にかかわる問題なのですけれども、今小野議員の本会議の質問ということで、本来というか、基準どおり来れば2億5,000万円来るのだけれども、内示率を考えて7億5,000万円、不足額についての9割を市債で見込んでいるという話ですよね。この9割の市債というのは、これは表向きの話ですけれども、表向き、交付税で補填されるのだというふうに考えていいものなのでしょうか。それとも、これは交付税では実質的には補填されていないというふうに考えるものでしょうか。これが1点目の質問です。  2点目なのですけれども、今度は歳出のほうなのですけれども、全体でなかなか相手のあることだから、個々人の方のご事情もあって移転できないとかいう事情が当然あるのだろうと思うのですけれども、当初の予定からいくと大分おくれているというものですよね。今後の見通しなのですけれども、私おくれているというふうに思っているのですけれども、でも実際には去年の予算額よりはことしが1億円ぐらい減る予定になっていますよね。こういうテンポでいくと、大和田二・三丁目土地区画整理のほうが先に終わるというのは今計画からもそういうふうに変わりましたけれども、新座駅北口土地区画整理のほうがなかなか予定どおりに進まないというのは、何より相手のご理解をいただくというのが難しいという話なのでしょうか。事業の進行という部分にかかわってお聞きしたいと思います。  3点目は、もう一回歳入に戻りますけれども、一般財源の予定で、区画整理はいろいろ財源計画を出してもらいますけれども、そのとおりいかなかったり、時々どんどん変更するから、よく我々わからなくなってしまうのです。一般財源は、どちらかというと後に、最初は一般財源使わないで保留地処分金だとか、国県補助金だとかというのを当て込んで、ある程度それが底をつくと言ったら言い方は変ですけれども、ならなくなったら今度は一般財源にどんどん入れるという感じで私は見ているのですけれども、そうすると後半のほうにどんどん一般財源が膨らんでくるのではないかというふうに思うのですけれども、この一般財源をこれから使う見通しというのはどんなふうに考えたらいいのでしょうか。  以上、3点お伺いします。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  それでは、笠原委員のご質問に順次お答えをいたします。  まず1点目、歳入の市債につきましての交付税措置等の関係でございますが、この市債につきましては総額4億2,080万円ございますが、3種類に分かれております。まず1つ目は、国庫補助整備事業社会資本整備事業の裏負担ですね、裏負担に対しまして90%つく起債が今回の場合ですと、社会資本整備総合交付金の補助基本額1億5,000万円見ておりまして、補助率が10分の5でございますので、国庫補助金が7,500万円、そして裏負担が7,500万円でございますが、それの7,500万円の90%に当たります6,750万円が補助事業にかかわる起債でございます。これにつきましては、交付税措置がございます。そのほかに、市の単独事業、これは補助金以外の市の単独事業、これを地方道路等整備事業債と言っておりますが、やはり補助金の充当率90%でございますが、これにつきましては交付税措置がございません。それからもう一つ、水道事業に対します負担金でございますが、これにつきましては一般単独事業債ということで、充当率が75%です。これにつきましても交付税措置はございません。  それから、2点目でございますが、歳出で非常に事業のおくれといいますか、その辺でございますけれども、平成30年度までの進捗率でございますが、建物移転補償につきまして、特に総事業費の過半を占めておりますので、建物移転補償が事業の進捗を大きく左右するということから、30年度までの建物移転の進捗率でございますが、棟数ベースでいきますと対象が317棟のうち157棟が契約済みでございまして、進捗率が49.5%でございます。ということから、25年度から事業を進めておりますが、6年が経過するというところでございまして、残りが3年間ということで、今の進捗率からするとかなり厳しいという状況でございまして、北口の場合は特に建物が密集しているところがかなりありまして、それに時間を要すといいますか、1件の方がどいていただきまして、お隣の方が移ってくるというようなことで、補償につきましてのご理解をいただくのもかなり難しい面もございまして、そういったことからかなりおくれているということは事実でございます。  それと、3点目の歳入でございますが、これにつきましては、北口につきましては保留地処分というのがやはりあるのですけれども、今までの30年度までの保留地処分につきましては、付け保留地とか残地保留地、一般保留地につきましては1件だけしか処分しておりません。したがいまして、30年度までは逆に一般会計からの繰入金を多く充当してきてしまいましたので、事業の後半、32、33年度あたりから道路網が整備されますので、それに伴いまして一般保留地、公売にかけるような大きな保留地、こういったものの処分を見込んでおりますので、事業の後半につきましては逆に一般会計からの繰入金が少なくなりまして、保留地処分金で賄うというような状況になってくると思います。  以上でございます。 ◆笠原進 委員  再度質問いたします。  そうしますと、今回の4億2,080万円ですか、という事業債、先ほどご説明がありましたように、本来、来なければいけないのに、来ない部分の不足分の1億7,500万円の部分については、90%を市債にするというふうに言いましたよね。この部分について、90%を市債で借りるという部分については、これは交付税措置がないというものだと考えていいわけですか。もう一度その点を明確にしていただいて、同時にそうするとこの4億2,080万円といううちに交付税措置がされるというふうに言われているのは幾らになるのか。もう一度お聞かせください。  2つ目の支出の部分なのですけれども、今の格好でいうとほぼ半分、移転については半分終わって、6年たったけれども、半分だというようなことですよね。残りの部分についても同じような期間がかかるというふうに考えると、あと6年から7年くらいはかかるのではないかというふうに考えていいということでしょうか。  3点目の歳入にかかわってなのですけれども、今おっしゃった、これから保留地処分金を主に使っていくので、一般財源は余り額としては多くならないのではないかということなのですけれども、財政の計画というのは前つくりましたよね。その計画の後、最新の財政の計画というものを示してもらえますか。そうすると、今言ったように32、33、34年度、あと35年度というふうになっていって、それでどの程度の一般財源を使うのかというのがわかりますよね。その財政計画というのは、常任委員会に示すことはできますか。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  再度の笠原委員からのご質問にお答えいたします。  まず、1点目の市債につきましては、31年度の市債4億2,080万円でございますが、このうち交付税措置がされる市債が6,750万円でございます。  それから、2点目でございます。建物の移転の進捗率が約50%というところでございますが、やはり今までの実績どおり進めていけば、想定でございますが、5年から6年ぐらいかかりそうだなというふうに思っています。  それから、3点目でございますが、今の資金計画でございますが、32年度につきましては……今の事業計画書が33年度まででございますので、総事業費105億円ということから32年度の保留地処分金でございますが、4億円を見ております。それから、33年度、これが最終年度でございますので、残りを全部計上してしまっているわけですが、16億1,900万円を見ています。したがいまして、ほとんどもう一般財源というのは余り使わないような状況でございまして、今の資金計画で見ますと平成32年度につきましては一般会計からの繰入金が約5,700万円ぐらいです。それから、33年度につきましては、保留地処分金が、全部これが処分できた場合には、逆に北口の特別会計から一般会計に繰り出しをするような感じになります。それが3億3,000万円ほど見ています。  以上でございます。 ◆笠原進 委員  1点目の質問はわかりました。  2点目のお話なのですけれども、あと五、六年くらいはかかるのだというお話でした。最初に聞いて、30年度と31年度と比較すると31年度の予算額がほぼ1億円くらい減っているわけですけれども、これは移転の状況を見て、なかなかこのくらいの進捗だなというふうに考えて、現状から考えて、1億円減らしたというふうに考えていいのでしょうか。  3番目の質問のご答弁なのですけれども、そういう資金計画というものをちゃんと数字にして常任委員会、議会に示すことはできますかというつもりでお聞きしたのですけれども、口頭ではなくて、きちんと、その中には前に資料を出してもらって、手元に今回も社会資本整備総合交付金の部分について、これは北口だけではなくて全部の部分を出していただきましたけれども、北口については特別に前にずっと過去の部分もさかのぼって出してもらいましたよね。そういう部分については、当然当初に立てた資金計画と違っていますよね。そのことを補正というか、直した上で当然資金計画はできてきますよね。そういうことを数字にして、きょうこの場ですぐ出せというのは難しい話だと思うのですけれども、きちんとわかるように示すようにできますかと聞いているのです。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  再度のご質問にお答えいたします。  まず、31年度の建物移転補償でございますが、これは年々建物移転補償の対象をどういう方にしていこうかということで順序づけておりますので、31年度につきましては結果的に30年度に比べて件数と棟数が若干少なかったという結果でございます。  それから、もう一点、資金計画に関する年度別の資金計画につきましては、決算が終わっているものにつきましては決算に入れかえておりまして、31年度につきましては今年度計上しております予算を計上させていただいておりまして、32年度以降につきましては、今現在33年度までの事業期間でございますので、そういった年度別の資金計画につきましてはお示しすることは可能でございます。  以上でございます。
    ◆笠原進 委員  では、それは後で示していただくことにして、最後にもう一点だけ。今おっしゃったように、32年度で一応、32年度でしたっけ、締めになるという格好で当初の予定で組んだけれども……      〔「33年度」と言う人あり〕 ◆笠原進 委員  ごめん。33年度。だけれども、五、六年かかるとなれば、当然後ろに延びていくようになりますよね。その見直しをして、各年度ごとの資金計画や事業計画をつくらなければならないですよね。これは、いつごろつくるという予定なのでしょうか。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  再度のご質問にお答えします。  施政方針にもございましたとおり、今年度事業計画書の見直しということで委託業務をしております。したがいまして、今年度中にその辺の過年度実績が幾らか、それからこれから残っていくのが幾らかと、そういったものを試算しまして、あと年度ごとの予算がどのくらい、今までの過年度の実績からどのぐらいつくのかというものを想定しまして、事業計画の変更の素案みたいなものは今年度中に策定をいたしまして、来年度に事業認可権者でございます埼玉県とその辺の延伸を含めた協議を進めていきまして、事業期間が33年度までですので、1年前の32年度に新たな事業計画の変更を決定し、その中で期間延伸をいつまでにするかというようなことを決めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○高邑朋矢 副委員長  あと五、六年ということで、でき上がるまでに、今小学校1年生の子たちが小学校を卒業するころにできるわけですけれども、良好な町並みができて、そこにたくさんの人たちが来て、住んでということなのですけれども、小学校との関連というか、どれだけの人口が入ってきて、そのうち小・中学生はどのぐらい見込んでいて、五、六年といっても結構間近なことになってきたと思うのですけれども、南口ができて、たくさんマンションが建って、大和田小に通えずに、国道254号を渡って野火止小に通っている子たちもいると思うのですけれども、それと同じようなことが北口でも起こる可能性があるわけなのですけれども、そういう学校との関係というか、そういうことはどういうふうに考えているのでしょうか。教育委員会担当だから、それは全く……いやいや、私が言っているのは、要するにこっちはこっちでつくるだけしか考えていなくて、あとは教育委員会任せというようなまちづくり計画というのはおかしいなと私は思っていて、少なくとも南口でどれぐらいの人口がふえて、そのうち小中学生は実際にはどのぐらいふえてきたのかというような、そういうデータというのはつかんでいるのでしょうか。全くそれは考えないで、こっちはこっちで区画整理だけをやる、人が入ってきたらあとは教育委員会が考えるという、そんな感じでまちづくりは考えてきているのですか。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  ただいまの高邑副委員長からのご質問でございますが、大和田小学校につきましては5年先、6年先どのくらいふえるかというのは、ちょっと私どもでは、申しわけありませんが、把握はしておりません。ただ、区画整理事業では事業完了後に1ヘクタール100人ふえると、1ヘクタール100人という計算をしておりまして、計画人口が3,200人になるということを想定しております。そのうち、今現在約1,400人ほどいますので、かなりの数がふえるということは見込んでおりますが、そのうち小学生がどのくらいふえるかというところは、申しわけございませんが、把握しておりません。ただ、今年度もそうですが、大和田の放課後児童保育、そういったものが区画整理地区内に、大和田小学校の近くに新設工事を進めておるわけですが、こういった土地の借地関係等につきましては教育部門と調整をしながら、私どもも連動して地権者にお話しに上がりに行ったり、そういったご協力はしております。  以上でございます。 ○高邑朋矢 副委員長  計画人口が3,200人ということで、1,800人ふえる計画ということですよね。その計画人口というのは、年齢層とか全く関係なく、ただ1,800人ふえるという、そういうことなのですか。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  区画整理事業につきましては、都市計画の運用指針というのがございまして、これで1ヘクタール当たり100人を見込むというような単純な考えでございまして、そういったもので計算しますと、地区の区域面積が31.6ヘクタールでございますので、3,200人という計画人口になっております。  以上でございます。 ○高邑朋矢 副委員長  私が聞いているのは、計画人口というのは1ヘクタール100人と、そう決めるのはいいのですけれども、その100人の中にどういう層があるかということは全く考えていない計画人口なのですか。ただの要するに数字の上での、それは誰でも計算できてしまうと思うのですけれども、例えば南口でいったら、その計画人口が計画どおりいったのですかね。南口をつくるときも同じような計画人口というのはあったわけではないですか。マンション建てるか一戸建てかによって全然違ってくると思うのだけれども、それでもその計画人口というのは同じ1ヘクタール当たり100人なのですか。その計画人口の考え方がよくわからないのですけれども、どういう人たちが来るかによって、まちづくりというのは全然変わってきてしまうと思うのですけれども。 ○滝本恭雪 委員長  暫時休憩いたします。      休憩 10時04分      再開 10時10分 ○滝本恭雪 委員長  休憩を閉じて委員会を再開いたします。 ◎渡辺 都市整備部参事兼新座駅北口土地区画整理事務所長  ただいまの高邑副委員長より再度のご質問にお答えします。  計画人口につきましては、そのうちの年齢層につきましては区画整理事業におきましては想定はしておりません。            以上でございます。 ○滝本恭雪 委員長  質疑を受け付けます。      〔「なし」と言う人あり〕 ○滝本恭雪 委員長  では、なしと認めます。  議案第23号の質疑は終結いたします。  では次に、議案第24号 平成31年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計予算のご説明と質疑に入ります。  では、執行部のご説明をお願いいたします。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼[仮称]大和田・坂之下橋整備事業推進室長  それでは、議案第24号 平成31年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  予算書の1ページをごらんください。平成31年度予算の歳入歳出の総額は、歳入歳出それぞれ32億4,387万3,000円です。前年度当初予算と比較して4億1,847万円の増額となります。  歳入歳出予算の款項区分の金額は、予算書2ページ、3ページの第1表歳入歳出予算のとおりです。地方債につきましては、4ページの第2表地方債のとおりです。歳入歳出それぞれの款ごとの本年度、前年度及び増減額等につきましては、6ページから9ページの歳入歳出予算事項別明細書のとおりです。  それでは、歳入についてご説明申し上げます。予算書10ページ、11ページをごらんください。1款分担金及び負担金、1項負担金、1目地元負担金でございますが、保留地処分金として9億7,494万7,000円を計上するものです。  次に、2款使用料及び手数料、1項手数料、1目区画整理手数料でございますが、仮換地指定証明書等の事務手数料として1,000円を計上するものです。  次に、3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目区画整理費国庫補助金でございますが、社会資本整備総合交付金として5,060万円を計上するものです。  次に、4款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金についてでございますが、大和田二・三丁目地区土地区画整理事業基金の利子として1,000円を計上するものです。  次に、5款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金でございますが、4億5,082万4,000円を一般会計から繰り入れるものです。  次に、12ページ、13ページ、6款繰越金、1項繰越金、1目繰越金の100万円につきましては、前年度繰越金でございます。  最後に、7款市債、1項市債、1目区画整理事業債でございますが、社会資本整備総合交付金事業に充当する公共事業等債3,720万円及び市単独事業に充当いたします地方道路等整備事業債5億8,040万円及び上水道管布設負担金に充当いたします一般事業債11億4,890万円の合計額17億6,650万円を計上するものでございます。  続きまして、歳出の主なものについてご説明申し上げます。事業別予算説明書の2ページ、3ページをごらんください。まず、1款区画整理費、1項総務費、1目土地区画整理総務費、細目001土地区画整理総務費、細々目02土地区画整理総務でございますが、前年度487万5,000円に対し、平成31年度は513万4,000円を計上しております。具体的な内容といたしましては、審議会委員等の報酬、旅費、需用費及び役務費等、共通事務経費等を計上したものでございます。  次に、4ページ、5ページをごらんください。1款区画整理費、2項事業費、1目土地区画整理事業費、細目001土地区画整理事業費、細々目01土地区画整理事業でございますが、前年度26億2,232万4,000円に対し、平成31年度は31億2,668万7,000円で5億436万3,000円の増額となっております。一括発注工事による調整池及びその周辺道路整備を行うとともに、大和田二丁目地内の工事につきましても着実に進め、本事業の工事をおおむね完成させたいと考えております。具体的には道路築造等の工事費のほか、工事を行うために必要な測量、土壌汚染調査、地質調査、建物等移転を行うための物件調査積算、環境影響評価の事後調査等の各委託料、都市ガス管及び上下水道管布設の負担金、建物移転等の補償金等を計上したものです。  次に、6ページ、7ページをごらんください。2款基金積立金、1項基金積立金、1目大和田二・三丁目地区土地区画整理事業基金積立金、細目001大和田二・三丁目地区土地区画整理事業基金積立金、細々目01大和田二・三丁目地区土地区画整理事業基金積立金でございますが、1,000円を計上しております。これは、本事業も終盤になったことから、平成30年度までと異なり、保留地処分金の残金等が生じなくなることによるものです。  次に、3款公債費、1項公債費、1目利子、細目001利子、細々目01市債利子償還について1,090万3,000円を計上するものです。  次に、4款予備費、1項予備費、1目予備費、細目001予備費、細々目01予備費でございますが、前年度と同様100万円を計上するものです。  続いて、給与費明細につきましては、予算書の20ページから25ページの給与費明細書のとおりです。  次に、債務負担行為で翌年度以降にわたるものについての前年度末までの支出額または支出額の見込み及び当該年度以降の支出予定額等については、26ページ、27ページの調書のとおりです。  最後に、地方債の残高につきましては、28ページのとおりでございます。  以上、議案第24号 平成31年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計予算につきましてご説明申し上げました。よろしくご審査のほどお願い申し上げます。 ○滝本恭雪 委員長  ただいま執行部からご説明をいただきました。これより質疑に入ります。質疑のある委員の方はお願いいたします。 ◆笠原進 委員  では、質問いたします。  予算書の6ページ、7ページに総括で歳入と歳出が書かれてあります。今ご説明ありましたけれども、歳入のところに国庫支出金が5,060万円と予算額が入っております。これもさっきの北口と同じで、要望額が幾らで、予算措置を5,060万円にどうしてしたのかという問題が1つと、要望額どおり来れば別に問題ないのですけれども、今までの経過からいえばかなり下回るという想定をされていると思うので、補填の中身についてどんなふうに考えているのかということを聞かせてください。  それから、2点目は、ここで市債が17億6,650万円と相当高額になっていますけれども、これも北口と同じように、この17億円というところで地方交付税措置というふうに考えていいものは一体幾らあるのかということについてお聞かせください。  歳入にかかわって、大和田二・三丁目の場合も資金計画、随分くるくる、くるくる変わっているから、正直今どこにあるのかとよくわからないのですけれども、最新のものというのは当然もう先が見えているという話で、これは北口とちょっと違う部分ですけれども、遅く走ってきて先にゴールに着いてしまうという格好ですから、大きくそんなに違わないのだろうと思うのですけれども、最新の資金計画の状況というものはいつ提示できるのか、お聞かせください。これが歳入にかかわる問題で、3つです。  それから、今度は歳出の関係ですけれども、事業別予算説明書の4ページ、5ページで、工事請負費の道路築造等工事費があります。貯水池の築造だとか、清水建設に一括したほうがいろいろ安くなるし、仕事もやりやすくなるという格好の話があったわけです。よしあしはともかくそういうふうになった。ただし、それだとなかなか地元の業者が仕事を請け負えないという話になって、当時の説明は、かわりと言ったら変だけれども、道路の問題だとか、ほかで地元ができるところについては、極力地元の仕事になるように計画を立てていきますと、場合によったら工事の区分をして、一括するとすごく大きくなってしまうから、とれなくても、小さく区切って、たくさんとれるようにしますという話が大分前にありました。ここでいう6億4,000万円というのは、工事の主な中身で結構なのですけれども、どこの工事あるのか、図面も多分ないですよね、だからよくわからないのですけれども、どこの工事やって、後で図面が出てくれば図面もらったほうがこっちもわかりやすいのですけれども、その用意ができるのか。  同時に、当然これから発注するからどこがとるかわからないわけですけれども、地元の業者が請け負えるような仕事の範囲になっているのかどうかということを聞かせてください。これが4点目です。  最後に、既にいろんな業者が入ってお仕事をされているという話、実際見てわかるわけですけれども、まだ残っているところもあれば、そういうふうになっているところもあって、全体の状況がよくわからないのですけれども、これは当然固定資産税が入ってくるということにもかかわってきますから、実際に面整備だとか、それが売られたり、買われたりして、実際にどんどん進んでいるという状況をどんなふうに我々がつかんだらいいのかということのご説明を願いたいと思います。  以上、5点お願いします。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼[仮称]大和田・坂之下橋整備事業推進室長  笠原委員からの質問5点です。順次お答え申し上げます。  まず、社会資本整備総合交付金の関係なのですが、補助率の説明をまずさせていただきます。社会資本整備総合交付金、当初は大和田の区画整理事業につきましても充当率が50%の補助率のものを使っておりました。これは、正確な名称を申しますと、身近な生活道路の安心・安全を確保する市町村道等の整備というメニュー、住居系だとかの区画整理事業はほとんどこのメニューでございます。済みません、区画整理事業に限らず、道路だとかそういったもの、市町村道についてもこのメニューが基本です。  ところが、今国の施策として工業系だとかそういったところに力を入れるというのもございまして、今この大和田の区画整理事業についてはこのメニューではなくて、別メニューです。名称は、物流企業誘致におけるアクセス道路の整備、要は物流倉庫を建てたりして、そこにつながる道路という、それを整備するというメニューを、実はこれ昨年度から使っています。これは、補助率が55%です。ですので、その点でちょっと補助率の面で少し有利というのがございます。あと充当率につきましても、あくまでも昨年度実績なのですけれども、55%ということで、充当率も比較をするといい、十分だという意味ではないのですけれども。そういった前提で今回予算額を組ませていただいています。具体的に申しますと、要望額については1億6,730万円、これに補助率の55%を掛けて、昨年度の実績の内示率55%を掛けて、それで今回の要求額5,060万円を導き出したということでございます。  ただ、これでも充当率を55%と見込んでおりますので、45%、ルールどおりの満額来ればのところの45%が足りていません。では、この45%はどうなのかというところになるのですけれども、これにつきましては、足りない部分ですよね、45%の足りない部分というのが……済みません。55%もし満額来れば9,201万5,000円、9,201万5,000円の国費が来るところなのですけれども、今回充当率を55%で見込んでいるので、5,060万円となります。差額が4,141万5,000円になります。この4,141万5,000円のうち、起債が約90%ということで考えますと3,720万円が起債。起債は、10万円未満が切り捨てになってしまいますので、3,720万円が起債。一般財源につきましては、残る421万5,000円が一般財源になるのかなということで導き出しているところでございます。これがまず国費の関係でございます。  それと、起債の関係なのですけれども、これにつきましては先ほどの北口と同じメニューでございます。起債のうち、公共事業等債というのがございまして、これが3,720万円、これが交付税の措置がある起債です。2つ目が地方道路等整備事業債、これは国費を受けないで単純に総額の90%というものなのですが、これが5億8,040万円。1点目の公共事業等債地方道路等整備事業債については、90%です。そして、最後が一般事業債というのがございまして、こちらについては上水道管の布設の負担金だとか調整池、これが対象になるものなのですが、額が11億4,890万円です。これは、起債の充当率がちょっと下がりまして、75%です。地方道路等整備事業債と一般事業債については、交付税の対象外というものでございます。  続いて、3点目の最新の資金計画ということなのですが、最新の資金計画につきましては、6月の議会の中でご説明をさせていただければということで考えております。済みません。ちょっと今回の議会には間に合っていなくて申しわけないのですが、6月の議会で、全員協議会になるのか、この委員会になるのかというのは、ちょっと私お答えしかねるのですけれども、いずれにしましても6月の議会でお示ししたいと。今現在の最新版というものを申しますと、昨年、平成30年8月29日、資料12というものでお示ししたのが今現在の最新です。ただ、その後も、笠原委員おっしゃるとおり、本当目まぐるしく変えてしまっているので、最新のものというのは6月の議会でお示しさせていただければというふうに思っております。  次、歳出です。まず、道路の対象箇所なのですが……済みません。まず、道路等の工事の予算については、大和田二丁目ですね、二丁目地内の道路になります。国道254号の歩道拡幅とか、あとは8メートルの道路について予算を計上したものでございます。具体的な場所につきましては、午後に図面を皆様にお配りできればと思いますので、よろしくお願いいたします。これにつきましては、当初から方針としてご説明しているとおり、市内の業者の方々がとれるような内容、金額の工事ということでの発注を予定しているということでございます。  あとは土地利用の関係なのですけれども、清水建設の倉庫であるとか、あとGLPという外資系のものがさらに追加になりましたというようなお話だとか、あとカインズはもうオープンしましたし、あと試作品をつくる本社と工場というところは、これは市が直接誘致をしたり、試作品の工場については間接的になのですが、誘致をしたところなので、これについては実際の進捗状況だとか、そういったところも把握はしてございます。あとは個人個人の土地利用にかかわってくる部分ではあるのですが、区画整理事業の中では換地処分が終わるまでというのは、あそこは広い50ヘクタール弱の大きな工事中のエリアなのです。なので、工事の支障になったり、安全面もあるのですけれども、そういったところがちゃんと確保できるように許可を受けなければならないことになっております。これは、法律上定まっておりまして、こういうものをつくる、こういうスケジュールでつくるから許可してくださいと、この区画整理の現場の中でやりたいので、許可してくださいということで申請が事前にございます。なので、遅くともその段階では何ができるというところは把握ができるということでございます。具体的なところまで、民間のもので、市が誘致にかかわったものではないので、具体的な名称というのは、申しわけありません、申し上げることはできないのですけれども、スポーツ関連の施設だとか、あとはガソリンスタンドであったりとか、あとはまだ決定ではないのですけれども、飲食店関係とか、そういったところを考えているというのは、地権者の方々もしくは地権者から依頼を受けた開発業者の方々からの情報というのは随時受けてはおります。ただ、それをどのレベルまで公表していいのかどうかというところは、なかなか判断が難しいところでございます。ただ、お答えできる範囲では提供していくべきだと思っておりますので、やり方についてはちょっと検討してみたいと思いますので、少し時間をいただければと思います。  以上です。よろしくお願いします。 ◆笠原進 委員  おおむねわかりました。もう一度、済みません、私聞き取りにくかったので、17億6,000万円ちょっとの市債、交付税ありの部分が幾らなのかということをもう一度だけ確認をしたいと思います。  それから、あと聞いたことはほぼ結構なので、資料は午後出てくるということですから。  さっき質問のところに省いた部分が2つあるのですけれども、1つは県の制度として今言った物流の部分だとかという、そういう場合には、多分最高だと思いますけれども、最高1億円まで固定資産税の部分を申請に応じて免除するという県の制度があります。県の制度だから、実際に免除されたかどうかというのは市が承知しているのか、そこはよくわからないのですけれども、きっと今度の大和田二・三丁目の清水建設にしろ該当するのではないかというふうに私は想像しているのですけれども、この件にかかわって市に情報があるのでしょうか、あれば教えていただきたいと思います。  それから、大和田二・三丁目のところの区域内で、市が保有している土地というのはどれだけあるのでしょうか。あったら明示してください。  以上です。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼[仮称]大和田・坂之下橋整備事業推進室長  まず1点目、交付税の対象になる起債なのですが、公共事業等債で、金額が3,720万円でございます。  続いて、物流の固定資産税の関係なのですが、申しわけございません、私はちょっとそれは実は承知しておりませんでした。ただ、圏央道周辺で物流施設、どんどん建っております。市によっては、誘致をする、有利になるからということで、特別にそのために3年間は固定資産税を免除しますとか、何%引きますとか、そういうのを条例で定めたところもございますが、ちょっと新座市は強気にいきまして、そういう制度はつくりませんでした。ですので、私ども事業課で把握している範囲では、そういう特例を適用はしていないというふうに思っております。ただ、これもまた午後の回答になってしまうかもしれないのですが、固定資産の担当課に確認をさせていただいて、またご報告をさせていただきたいと思います。  3点目の市の保有地につきましても、具体的な面積、申しわけありません、今ちょっと持ち合わせございませんので、これも後ほどの回答にさせていただければと思います。よろしくお願いします。 ○高邑朋矢 副委員長  この事業全体を見ていると、今後の予定として31年度、32年度で橋梁完成で事業完了ということなのですけれども、この裏と言ったらおかしいけれども、農地があって、農地が売却されて、ほかのところでというようなこともあったと思うのですけれども、全体でこの事業をやる前と後で農地の面積というのはどのぐらい変わっているのですか。  それから、もう既に変わった場所で農業はちゃんとできている状態なのでしょうか、その辺わかったら教えてください。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼[仮称]大和田・坂之下橋整備事業推進室長  まず、区画整理前の農地の面積なのですが、約ですけれども、25ヘクタールぐらい、地区が約50ヘクタールですから、半分ぐらいが農地だったということでございます。一方で、生産緑地、市街化区域になって生産緑地にした農地が、これは仮換地後の面積になるのですけれども、5.5ヘクタールです。済みません。正確にはまだ、仮換地の面積で生産緑地にするわけではなくて、登記された面積でやるので、実際は違うのですけれども、実質的には換地処分をした面積が農地として残る部分ですので、生産緑地として残る部分ですので、申しますと5.5ヘクタール。ですから、25ヘクタールあったものが今後相続とかは除いたとして、将来的にも農地として残るのが確実なものというのは、約5.5ヘクタールということです。それ以外につきましては、もう既に売却をされたりとか、ほかの企業に、誘致した企業に貸したりとか、あとはどちらでもないのだけれども、事業の間の数年はまだ耕すけれども、ただ税金が宅地並みの課税になってきますから、なので、何らかの土地利用をしなければいけないということで、既にもうある程度の地権者は動いていらっしゃるのですけれども、農地としてしばらくはやるけれども、もう数年のうちには実質違う利用をするよというところがございます。ですので、農地として将来的にも残る面積というのは、先ほど申し上げた実質的な生産緑地の部分、約5.5ヘクタールになるのかなというふうに想定はしてございます。  あと、農地としてやれているのかというところなのですが、やれている部分とやれていない部分がございまして、それはなぜかというと、工事中だからです。今道路をどんどんつくっておりますけれども、道路をつくって、それから造成をしてということになってきます。ただ、地区内で道路の工事をやるために、外に土を出さないために、中にストックをして盛っていたりとか、そういったスペースも多々あって、なかなか農地としてお返しできていないところがまだたくさんございます。ですので、生産緑地に限定して申しますと約5.5ヘクタールございますが、返せている土地というのはほとんどまだない状況です。来年度半ばぐらいには半分ぐらいの生産緑地の農地はお返しできるのかなというふうには思っておりますが、今のところはまだほとんど農地としてお返しできていない状況ということでございます。 ○高邑朋矢 副委員長  来年度で半分ぐらいはお返しできるという話なのですけれども、その5.5ヘクタールが完全に農地としていけそうだというのは、それは結構まだ時間がかかるということですか。  あと、素人だからよくわからないのですけれども、農地として返すには、前使っていた農地の土をそのまま移設するというか、そういうことをやるのですか。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼[仮称]大和田・坂之下橋整備事業推進室長  道路などについては、先ほどちょっとご説明申し上げたとおりなのですが、道路については今年度中には完成させたいと思っていますので、できれば造成も完成させたいと思っているのですけれども、遅くとも32年度には、当然事業計画が32年度までですから、32年度には全て農地もお返しできるのかなというふうには思っております。  もう一点なのですが、土については、やはり造成したときにどんどん土を出しますけれども、どの土でも構わないというわけではなくて、農地にはやはり農地に適した土というのがございますから、あらかじめ工事を始める前に表土の部分については別のところ、事業地内の中でも場所を決めて、表土を堆積する場所、それ以外の土を堆積する場所というのを分けてございます。ですので、農地の部分については、お返しする部分については、その農地としてストックした土を最後に何十センチメートルか持ってくると、そういう造成の仕方をしているというところです。ただ、長い間積んでいますから、どうしても種が飛んできて草が生えたりとか、工事の砂利が入ってしまったりということは正直ございます。ですので、農地としてお返しした中でも草が生えてきたりとか、ちょっとしばらくは砂利があったりして、お返しした方々が耕作をする中で土をつくるというところをやっていただかなければいけないというのが、これが実質なところではございます。それは、対象の地権者におわびもしながらご説明をして、納得いただきながらお返しして、耕作を始めていただいているという状況でございます。 ○高邑朋矢 副委員長  表土というのは、どれぐらい削るのですか。何十センチメートルと言われていましたけれども、大体どのぐらいのものを表土というのですか。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼[仮称]大和田・坂之下橋整備事業推進室長  私たちは、50センチメートルぐらい平均ですよということでやっているのですが、ただ農家の方に伺うと50センチメートルでは足りないよという話もあったりして、1メートルぐらいはないととか、ちょっと70センチメートルぐらいで勘弁くださいとかいろいろやるのですけれども、私たちは平均的には50センチメートルぐらいということで捉えてはおります。あとは実際に耕作されるものによってもちょっと違ってくるのかなと。例えばゴボウなんかだとすごく深いですし、なので、それはいろいろ相談しながらというところなのですけれども、ただ正直100%ご要望にお応えできているかというと、さすがにそれは厳しくて、お話し合いをしながらできるだけ納得していただける形でお返しするということではやっているところでございます。 ○滝本恭雪 委員長  質疑を受け付けます。      〔「なし」と言う人あり〕      〔委員長、副委員長と交代〕 ○滝本恭雪 委員長  1点確認なのですが、4ページ、5ページの委託料の中の細節40、発掘調査委託料の5,000万円、これは位置的な場所と開始する時期はいつごろなのと、この発掘調査が終わった後にできるものというのは右の事業の1から6番のうちのどれに当たるのか確認したいと思います。  以上です。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼[仮称]大和田・坂之下橋整備事業推進室長  まず、場所なのですけれども、場所につきましては大和田三丁目地内になります。これも先ほどの道路と同じように図面をお配りしたいと思います。具体的な場所については、図面をお配りさせていただきたいと思います。これが終わった後に、造成ができます。埋蔵文化財調査をやった後に造成をして、そしてお返しできるところはお返しするという形になってくるということです。ですので、予算書の項目で申しますと、道路築造等工事の中に造成も入ってきますので、この中に含まれるというふうに考えていただければと思います。      〔「開始時期というか、いつごろ実施するのか」と言う人あり〕 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼[仮称]大和田・坂之下橋整備事業推進室長  実施の時期なのですけれども、おおむねですが、6月か7月ごろというふうに考えてはございます。      〔副委員長、委員長と交代〕 ○滝本恭雪 委員長  では、11時5分まで暫時休憩いたします。      休憩 10時50分      再開 11時05分 ○滝本恭雪 委員長  休憩を閉じて再開いたします。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼[仮称]大和田・坂之下橋整備事業推進室長  お時間をいただき、ありがとうございました。後ほど回答させていただきますと申し上げたご質問につきまして、回答させていただきます。  資料を2枚、図面をお配りしております。まず、道路工事のほうなのですが、こちらにございますものが具体的な場所です。特2―1、2、3、4、5というところは、これは国道254号の拡幅部分です。平均して2メートル拡幅をします。ですので、ガードパイプなどがあるので、有効幅員はなかなか捉えづらいのですけれども、歩道の幅としては4メートル確保できると。ガードパイプがあったとしても、3.5メートルとかになりますから、今と比べるとずっと通行の利便性は上がるというものでございます。拡幅をしたところに、新しく雨水管を入れたり、汚水管を入れたりとか、ガス、水道が入ったりという工事をして、拡幅をして整備するというのが特2―1、2、3、4、5の内容でございます。  さらに、特4―2というのがあるのですけれども、これは実は階段です。ちょっと見づらいのですが、特4―2というのが公園に面しております。実は、ここは地形が物すごく傾斜が強いところですので、8―13と8―11の間の高低差が高いところだと5メートルぐらいあります。これは、普通に道路整備をするとかなり傾斜の強い道路ができるということと、それに面する宅地がかなり大きく階段状になってしまうということがございますので、できるだけそれを緩和するために、この公園のところで思い切って5メートルぐらい土地を切り下げて、それ以降の、それより以北の地形をできるだけなだらかにしようということで計画をしているというものでございます。それでももともとの傾斜が強いので、この措置をしても段はできるのですけれども、それでもかなり緩和はできるというものでございます。  この公園のところ、8―13と8―11の間が5メートルぐらいの高さの差が出ますので、こちらについては道路ではなくて、特4―2というのは階段でつながるというものでございます。これは、4―2という道路があるのですけれども、これは4メートルの幅員という意味なのですが、4―2の道路の両脇に既存の住宅がございます。こうした方々が駅のほうに行くのに、歩道ももちろんあるのですけれども、利便性を高めるためにここも通り抜けできるようにしておきたいということで、道路は無理なのですけれども、せめて階段でもということで、計画をしているものということでございます。  あとは、8―11、12、13というのは、これは8メートルの幅員の道路というもので整備をさせていただくというものでございます。これらにつきましては、それぞれ市内の事業者を含む形で発注できる形をとっていきたいというふうに思っているところでございます。  道路の具体的な場所については以上でございます。
     同じ図面でちょっとご説明させていただきますと、もう一枚が埋蔵文化財発掘調査委託を、5,000万円の発注をさせていただく場所をお示ししたものでございます。ちょっとこれだけだとわかりにくいかもしれませんが、図面の北側については、ここは広い土地になっていますが、こちらが武陽学園、西武台高校のグラウンドがこの北側の大きな空白の部分でございます。この近くのところを大きくは3か所ですね、こちらを埋蔵文化財調査をさせていただくというものでございます。これまでは、武陽学園、西武台高校の仮の駐輪場として使っていたりとかということがあったり、あと③については清水建設だとか、周辺の事業者の方の車両の出入りの通路で使っていたりしていたもので、今現在もなのですけれども、している場所なものですから、埋蔵文化財調査がまだできていないということで、こちらについてもさせていただくというものでございます。  埋蔵文化財調査の位置としては以上でございます。  続いて、税金の関係なのですが、物流の関係については制度としてはございます。おっしゃるとおりでございます。資産税課のほうに確認を急遽させていただいたのですけれども、ただこの制度が、今回誘致した建物が該当するかどうかというのはまだ不明だそうです。具体的な建物についても、まだ詳細が資産税課としては把握もしていないということなので、これはちょっとまだ、これを新座市が該当させるかどうかは不明と。該当する場合には、5年間2分の1という制度になるとのことです。なので、平成32年度ですか、もう32年度というのはないですけれども、そのときの予算のときには詳細が明らかになっていますから、その辺を予算に反映させて計上していくというような回答を得ております。  最後に、市の保有地なのですけれども、面積といたしましては、区画整理前ですね、前につきましては1万1,120平方メートル、これはあくまで市の宅地ですね、市の宅地としては1万1,120平方メートル、区画整理で減歩をした結果、8,758平方メートルになる予定でございます。箇所数といたしましては5か所、このうちには……大変失礼いたしました。8,753平方メートルです。失礼いたしました。1万1,120平方メートルが8,753平方メートル、箇所数が5か所で、このうち1か所は三本木墓地、あちらも含まれてございます。  以上です。 ◆笠原進 委員  道路のことだけ。今図面を示していただいて、わかりました。これを分けて発注するのだと思いますけれども、今の予定だと何本になって、大体で結構ですから、何千万円から何億円とか、わからないのですけれども、というような予定になっていると思うのですけれども、その内容がわかっていればお示しください。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼[仮称]大和田・坂之下橋整備事業推進室長  まず、本数については5本ぐらいを予定してございます。そして、費用といたしましては約2億5,600万円を予定してございます。  以上です。 ◆笠原進 委員  図面をもらったところが、そうすると2億5,600万円ぐらいのもので、5本で分けて、平均すれば5,000万円からの話になるのですけれども、そうするとこの4ページ、5ページでいう道路築造等工事費のこれが6億4,000万円ですよね。6億4,000万円あって、今図で示された道路工事は2億5,000万円というふうになると、ちょっと考えていたことと違うのですけれども、残り4億円近いお金というのはどこにつくのですか。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼[仮称]大和田・坂之下橋整備事業推進室長  あと残る金額につきましては、造成と諸工事がございます。特に諸工事なのですが、この事業は短期間でどんどんやっているものですから、ピーク時、今もまだピークを少し引きずっている状況なのですけれども、月2,000万円ぐらいの諸工事、合計ですけれども、出しているような状況でございます。そういうところですので、実は諸工事につきましても今年度、今年度は月平均1,000万円ぐらいなので、1億2,000万円ぐらいの諸工事を予定してございます。あと残りにつきましては、造成が2億6,600万円とか、そういった造成を、道路ができてくるので、造成もどんどんして、土地をお返ししたいというふうに考えていますので、そういったところも急ピッチでまとめてやってまいりたいというふうに考えているということでございます。  以上です。 ◆笠原進 委員  そうしますと、諸工事だから当然金額が小さいものですよね。造成だとか、そういう個々の小さい諸工事というのは、これは大半が地元業者がやるというふうに考えていいのでしょうか。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼[仮称]大和田・坂之下橋整備事業推進室長  おっしゃるとおりで、諸工事につきましてはほとんどが市内の事業者です。      〔委員長、副委員長と交代〕 ○滝本恭雪 委員長  埋蔵文化財の資料をいただきまして、ありがとうございます。これ確認なのですけれども、①がことしの7月、②が来年の1月、③と、これはどういう意味なのでしょうか。 ◎廣澤 都市整備部参事兼大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所長兼[仮称]大和田・坂之下橋整備事業推進室長  大変失礼いたしました。これ図面は確かにそうなっているのですけれども、極力早く発注したいと思っていますので、私先ほど答弁申し上げましたとおり、6月から7月には発注をさせていただきたいというふうに今現在は予定しております。      〔副委員長、委員長と交代〕 ○滝本恭雪 委員長  ほかによろしいですか。      〔「なし」と言う人あり〕 ○滝本恭雪 委員長  では、議案第24号の審査は終結をいたします。  次に、議案第25号 平成31年度新座市水道事業会計予算のご説明と質疑に入ります。  では、最初に執行部のご説明をお願いいたします。 ◎込戸 水道業務課長  それでは、議案第25号 平成31年度新座市水道事業会計予算につきましてご説明いたします。  水道事業は、地方公営企業法の適用を受けて行われますので、予算の形態が一般会計、特別会計とは異なっており、地方公営企業法施行規則に定められている書式に従って作成しております。  予算の説明に当たりましては、予算書とともに配布いたしました平成31年度新座市水道事業会計予算概要説明書を使用しますので、あわせてごらん願います。  予算書の1ページをごらん願います。初めに、第2条、業務の予定量についてですが、予算概要説明書1ページの(1)の業務の予定量の表をあわせてごらん願います。(1)の給水戸数は7万5,686戸で、前年度に対しまして612戸の増を見込んでおります。  (2)、年間総配水量は1,775万3,000立方メートルで、前年度に対しまして6,000立米の減を見込んでおります。  (3)、1日平均給水量は4万8,505立方メートルであり、(4)の主要な建設改良事業の事業費は10億5,921万8,000円で、前年度に対しまして1億8,107万8,000円の増額となっております。  次に、予算概要説明書のみに掲載がありますが、有収水量、これは水道料金徴収等の対象となる水量ですが、1,668万8,000立方メートルとなり、前年度に対し5,000立方メートルの減を見込んでおります。  配水量に対する有収率は、前年度同様94%を見込むものです。  予算書の1ページに戻っていただきたいと存じます。水道事業会計において、3条予算と表現しております第3条、収益的収入及び支出の予定額ですが、ここでは平成31年度の水道事業の営業活動によって発生する事業収益及び経常的な支出である事業費を定めるものです。  まず、収益的収入ですが、予算概要説明書1ページの(2)、収益的収入の表をあわせてごらん願います。収入、第1款事業収益ですが、水道使用料を含む第1項の営業収益のほか、総額で26億7,558万円を見込むものであり、前年度に対しまして784万6,000円、0.3%の増額となっております。  次に、収益的支出ですが、予算概要説明書2ページの(3)、収益的支出の表をあわせてごらん願います。支出、第1款事業費ですが、県水受水費や浄水、配水経費などの、通常事業を運営していく上でかかる費用である第1項の営業費用のほか、総額で25億6,570万7,000円を見込むものであり、前年度に対しまして1,399万円、0.5%の減額となっております。  以上によりまして、3条予算の収支においては1億987万3,000円の利益が生じる予算編成となっております。  続きまして、予算書1ページ、水道事業会計において4条予算と表現しております第4条、資本的収入及び支出の予定額ですが、将来の経営活動に備えて行う建設改良工事費及びこれに要する資金並びに企業債収入及び企業債の元金償還金等の収支を定めるものです。  まず、収入についてですが、予算概要説明書3ページの(4)、資本的収入の表とあわせてごらん願います。収入、第1款資本的収入ですが、企業債の借り入れや給水装置の新設等に伴う分担金、工事負担金の収入として5億5,741万9,000円を見込むもので、前年度に対しまして646万9,000円、1.2%の増額となっております。  続きまして、支出についてですが、予算概要書3ページの(5)、資本的支出の表をあわせてごらん願います。予算書2ページ、支出である第1款資本的支出ですが、浄水場施設改良工事及び配水管の整備工事等に係る請負工事費並びに企業債償還金等の支出として14億7,857万2,000円を見込むもので、前年度に対しまして1億7,664万円、13.6%の増額となっております。  この結果、4条予算の収支は9億2,115万3,000円の不足額が発生しますが、予算書の1ページの第4条の本文の記載のとおり、過年度分損益勘定留保資金及び建設改良積立金により補填するものです。  続きまして、予算書2ページ、第5条の継続費ですが、平成31年度から平成32年度に継続して行う工事の総額と年割額を定めるものです。西堀3号取水井改修工事について、総額で1億2,650万円、うち平成31年度分として1億1,000万円を、中央監視装置更新工事について、総額で3億3,238万7,000円、うち平成31年度分として2億1,330万1,000円を措置するものです。  続きまして、第6条の企業債ですが、起債の目的や限度額等を定めるものであり、新座市上水道第6次施設整備事業計画に基づく整備事業の資金として、新たに2億円を借り入れるものです。  続きまして、第7条ですが、これは資本的支出予算の営業費用及び営業外費用の間の流用を可能とするため定めるものです。  続きまして、第8条ですが、職員給与費及び公債費については、議会の議決を経なければ流用できないと定めるものです。  次に、予算書3ページの第9条ですが、棚卸資産の購入限度額を定めるものです。これは、棚卸資産である量水器、水道メーターのことですが、この購入限度額を5,247万2,000円と定めるものです。今年度は1万3,652個を購入する予定です。  続きまして、4ページ以降の予算に関する説明書についてご説明いたします。まず、4ページ、5ページの平成31年度新座市水道事業会計予算実施計画ですが、3条予算の収益的収入及び支出並びに4条予算の資本的収入及び支出の予算額をそれぞれ予算科目の款項目で集計したものです。内容につきましては、後ほど21ページから30ページの平成31年度新座市水道事業会計予算実施計画明細書によりご説明させていただきます。  次に、6ページをごらん願います。平成31年度の予定キャッシュフロー計算書です。この計算書は、水道事業会計の現金預金の増加及び減少をそれぞれ業務活動、投資活動及び財務活動の3つに区分して表示したものです。下から3行目になりますが、平成31年度におきましては2億8,861万5,369円の資金が減額となり、平成31年度末の現金預金の残高は15億6,712万4,234円となる見込みです。  続きまして、7ページから10ページにつきましては、職員等に関する給与費明細書でございます。給料月額及び手当の支給額等につきましては、一般会計と同様の支給内容となっております。  次に、11ページ上段ですが、先ほど2ページの第5条でご説明させていただきました継続費に関する調書でございます。  次に、下段の債務負担行為に関する調書ですが、平成30年度から平成34年度までの5年間における上下水道情報管理システム包括的業務運用事業についての限度額及び執行状況に関する調書となっております。  続きまして、12ページですが、前事業年度である平成30年度における予定損益計算書であり、3条予算の営業収益及び営業費用等を予算科目の目で集計したもので、水道事業会計の経営状態を示すものです。下から3行目ですが、消費税を含まない額で4,557万2,000円は、平成30年度における純利益の予定額です。  次に、13ページ、14ページをごらん願います。前事業年度である平成30年度における予定貸借対照表ですが、水道事業の財産状況を明らかにするために、水道事業が保有しております全ての資産、負債及び資本を平成30年度末における予定額として示したものです。13ページ、一番下の行の資産の合計金額と14ページ、一番下の負債、資本の合計額は一致しており、それぞれ197億3,009万2,048円となる見込みです。  次に、15ページ、16ページをごらん願います。こちらは、平成31年度の予定貸借対照表です。資産の合計金額と負債の合計金額は、それぞれ197億5,609万5,216円となる見込みです。  次に、17ページから20ページですが、平成31年度及び平成30年度の財務諸表の注記となっております。地方公営企業法施行規則第35条の規定に基づき、先ほどの予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表及び予定損益計算書を作成するに当たり採用しました会計処理の基準及び手続を注記として開示し、明瞭に表示するものです。  続きまして、21ページから30ページまでですが、平成31年度の新座市水道事業会計予算実施計画明細書です。21ページから27ページまでが3条予算である収益的収入及び支出の実施計画の明細書で、28ページから30ページまでが4条予算である資本的収入及び支出の実施計画明細書となっております。  それでは、まず21ページをごらん願います。収益的収入予定額26億7,558万円の主な科目につきましてご説明いたします。まず、項1営業収益22億8,663万8,000円の主なものは、目1給水収益の水道使用料22億7,675万1,000円であり、内訳は水道の基本料金が6億4,308万1,000円、水道料金が16億3,367万円を見込んでおります。  続きまして、項2営業外収益3億8,893万2,000円ですが、主なものは目2長期前受金戻入2億9,906万9,000円であり、固定資産の取得に充てた補助金等を長期前受金として負債計上してある分のうち、補助金等により取得した固定資産の平成31年度中の減価償却費に見合う分を収益化するものです。  また、目3雑収益8,906万1,000円ですが、節その他雑収益の下水道使用料徴収業務等受託料8,637万円につきましては、下水道使用料の調定徴収業務等を水道業務課で行っておりますので、調定1件当たり183円、件数43万3,000件を見込むものです。  続きまして、22ページをごらん願います。収益的支出予定額25億6,570万7,000円ですが、この主な科目につきましてご説明いたします。項1営業費用24億9,168万1,000円の主なものについてご説明いたします。まず、目1原水及び浄水費12億3,096万7,000円ですが、こちらは県からの受水費、井戸からの取水費及び浄水費並びに各浄水場の管理業務等に係る支出です。主な支出ですが、23ページの上段の節受水費9億1,425万9,000円で、県水受水量1,357万7,700立方メートルを見込んでおり、県水の受水率は総配水量の76.5%となるものです。なお、平成31年度の県水の購入単価は、税抜きで61円78銭ですが、この購入単価につきましては埼玉県企業局から平成32年度までは据え置くとの通知がされております。  次に、目2配水及び給水費1億9,764万2,000円ですが、配水管、給水管及び水道メーター等の給水装置の維持管理等に係る支出です。主な支出についてですが、ページ下段の節委託料の給配水管管理システムデータ更新業務委託料2,215万4,000円は、新たな給水管工事のデータ更新及び給水管の取り出しデータの更新2,000件等を見込んだものです。また、同節の満期メーター交換業務委託料2,990万4,000円は、計量法に基づきまして検定後8年を超えないように各家庭等の水道メーターを交換しており、1万2,310件を見込んでおります。なお、平成31年度に交換する地区は、東、北野及び東北地区を予定しております。続きまして、24ページをごらん願います。節修繕費の給水管修理費3,385万7,000円は、道路上及び宅地内の自然漏水等の修理費を見込んだものです。  続きまして、目4業務費1億8,647万6,000円ですが、水道メーターの検針業務及び上下水道料金の調定徴収業務等に係る費用です。主な支出は、25ページの節委託料の水道事業料金徴収等業務委託料1億1,585万5,000円ですが、水道メーターの検針業務、電算処理システムの保守管理及び運用支援業務、水道使用料の調定、収納及び滞納整理業務、電話窓口の受け付け業務などを含めた包括的な業務委託に係る費用です。  続きまして、25ページ中段の目5総係費6,272万5,000円ですが、水道事業の全般に係る費用に係る支出です。主な支出は、人件費のほか、26ページの節使用料及び賃借料の事務室等賃借料1,094万6,000円で、第二庁舎4階の事務室の一部を市から借り上げているための賃借料です。  続きまして、同ページやや下段ですが、目6減価償却費、節有形固定資産減価償却費7億7,967万5,000円ですが、地方公営企業法施行規則第13条の規定に基づきまして、水道事業の資産である浄水場の建物、配水管、高架水槽等の構築物並びに機械装置等の減価償却を実施するものです。なお、減価償却方法は、各資産の償却額が毎年度同額となります定額法により行っております。  次に、目7資産減耗費、節固定資産除却費3,095万円ですが、浄水場施設や配水管の除却に伴う費用となります。  続きまして、27ページの項2営業外費用6,800万6,000円の主なものについてご説明いたします。まず、目1支払利息及び企業債取扱諸費、節企業債利息5,368万5,000円ですが、水道施設設備の建設改良用資金として借り入れました企業債の利息です。  次に、目2消費税及び地方消費税780万円ですが、地方公営企業事業者は消費税及び地方消費税の納税義務者となることから、納付するための費用です。  続きまして、28ページ以降の資本的収入及び支出についてご説明いたします。28ページ上段の資本的収入5億5,741万9,000円ですが、この主な科目についてです。項1企業債2億円は、整備事業債の資金として2億円借り入れるものであり、項2分担金2億713万2,000円は戸建て住宅、マンション等の新設等に伴いまして納付していただくもので、件数は995件分を見込んでおります。  項3負担金、目1負担金、節工事負担金1億5,028万7,000円ですが、下水道工事に伴う切り回し工事並びに新座駅北口及び大和田二・三丁目地区の土地区画整理事業など、市が行う工事に伴う配水管布設工事等の負担金です。  続きまして、資本的支出14億7,857万2,000円ですが、各浄水場の施設整備事業、配水管等の管路整備事業を実施するための費用です。それでは、項1建設改良費12億2,790万6,000円の主なものについてご説明いたします。まず、目1新設拡張費2億723万4,000円ですが、次の29ページの節請負工事費1億7,487万5,000円の配水管布設等工事費です。なお、括弧書きで増径分、工事負担金分とあるのは、工事負担金分は市からの負担金で行う工事費、増径分は将来の給水需要を見込み、工事負担金分での工事で依頼があった口径より大きな設計で施工するための工事費です。工事箇所につきましては、予算概要説明書の4ページに工事実施計画が載っているのですけれども、そこの1番から5番の工事となります。  予算書に戻ります。続きまして、29ページ、中段の目2改良費9億6,784万3,000円ですが、主なものは30ページの節請負工事費8億8,434万3,000円であります。内訳としましては、浄水場施設改良工事費、配水管布設がえ工事費、配水管等整備工事費であり、工事箇所につきましては予算概要説明書の4ページの2、工事実施計画の6番から21番の工事となります。  予算書に戻ります。続きまして、目3固定資産購入費、節量水器費5,247万2,000円ですが、これはメーター購入費であり、住宅、マンション等の新設や改造及び満期メーターの交換等に伴う水道メーター1万3,652個分の費用となります。  続きまして、項2企業債償還金2億4,666万6,000円ですが、企業債の償還元金となります。  説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○滝本恭雪 委員長  1時まで昼食休憩といたします。      休憩 11時49分      再開 13時00分 ○滝本恭雪 委員長  休憩を閉じて再開いたします。  ご説明をいただきましたので、では質疑を受け付けたいと思います。 ◆鈴木秀一 委員  では、私のほうから2点質問させていただきます。  まず1点目、水道事業会計予算書の2ページ、これの第5条、継続費のところの資本的支出、建設改良費、中央監視装置更新工事、こちらの表では3億3,238万7,000円というふうに総額載っております。ところが、新座市上水道第6次施設整備事業、こちらのほうに年次計画表というのが載っておりまして、中央監視装置更新工事を見てみますと、総額が3億7,400万円になっています。金額に違いが見えるので、その差額についてどうなのかということを1点目お聞きしたいと思います。  あと2点目、今回市内施設で西堀浄水場を見させていただきました。中央監視装置を40年以上使っているということで、私がちょっと心配だったのが、例えば県で管理する大久保浄水場などは93%が耐震化なされたというふうに聞いております。この西堀浄水場、耐震化について今後の考え方、これどういうふうに担当としては考えているのか、その辺をちょっと伺いたいと思います。  この2点です。 ◎小寺 水道施設課長  それでは、鈴木委員から2つ質問を受けましたので、随時お答えさせていただきます。  まず1点目なのですけれども、これは6次の計画の3―34という計画表があるのですけれども、実は中央監視装置の更新というのは、平成30年、31年でやる計画となっております。これが1年先送りというか、後回しになったのですが、この原因といたしまして、30年に第二庁舎の5階のほうにこの中央監視装置を移設するというか、更新する予定だったのですが、5階のほうが使用できなくなりまして、ではどうしようかということで、その当該年度しかございませんでしたので、一応1年だけ先送りいたしまして、今ある水道管理センター、いわゆるセンターの中に新しく築造していこうという形で、1年間おくれました。  あと、金額の差なのですが、今言いましたとおり、こちらの6次の計画ですと合計で3億7,400万円、継続費で載せているのが3億3,200万円程度ということで、この差額なのですが、実は前年度の工事もそうなのですけれども、ほかに片山浄水場の電気設備の更新とか、伝送ケーブルの更新工事というのを前倒しでやっておりまして、その中に例えば地下ケーブル、要するに光ケーブルに直すとか、そういった工事を先にできるところだけやらせていただきましたので、これでいきますと約4,000万円程度、先に工事を行っているため、今回安くなっているという形でございます。  続きまして、2つ目の質問なのですが、野火止浄水場の耐震化工事、その後ということなのですが……      〔「西堀」と言う人あり〕 ◎小寺 水道施設課長  済みません。西堀ですね。西堀浄水場の耐震工事ということなのですが、こちらの6次でうたっていますとおり、西堀浄水場、今言いました水道管理センター、取水地、配水池については耐震化は済んでおります。鈴木委員からご指摘のとおり、ほかの施設、例えば電気設備、機械設備及びポンプ室の建屋については、耐震化についてはまだ行っていない状況でございます。今後できれば6次の最後の年度ぐらいに耐震診断、そういう建屋がもつかどうかというのを判断を行って、できれば7次以降に耐震化の建屋も含めまして計画していきたいと考えております。  以上です。 ◆鈴木秀一 委員  わかりました。  まず、1点目につきましては、片山の電気とか伝送ケーブル、それを先にもう工事をしたということで……      〔「西堀」と言う人あり〕 ◆鈴木秀一 委員  そうですか。西堀。それで、先にもうやっているということで、その4,000万円が引かれてのこの3億3,238万7,000円だということですね。これはわかりました。  あと2点目につきましては、西堀浄水場、いろいろと耐震化の対応、今後もされるということで、また第7次のほうに詳しく表現されるということをお聞きしましたので、よくわかりました。本当に耐震化工事というのは重要な事柄でありますので、西堀浄水場、何か建物自体も大分たっているなというような気もしたものですから、耐震化についてはぜひきちっと計画を練って対処していただきたいと思います。  私のほうから以上です。 ◆笠原進 委員  何点かお聞きをします。  1点目は、予算書の23ページ、県水の受水にかかわってなのですけれども、さっきの説明だと県水の受水費は全体に占める割合が76.5%という説明がありました。県水は、計画的に買いなさいよという話になっていると思うのですけれども、大ざっぱに言うと、前、7割で、70%というふうに思っていたのですけれども、えっ、もう8割近くなっているのという感じなのですけれども、これは年々割合がふえているというふうに考えて、今全体的にはいろんな洗濯機にしろ何にしろ、余り水使わないというので、人口はふえているけれども、水の使用量はどんどん、少しずつだけれども、減っているというのが現状ですよね。県水は、一定程度言われたとおりという話で、割合がふえていくのかなという気もしますけれども、これが1点目です。どういうふうに考えたらいいのか。  2点目は、32年度まではこの値段でいきますよというふうに言っている。でも、問題なのはその後です。従来から県水が変わらなかったら、新座市も水道料を上げなくて済みますよと説明してきました。ただ、県水が上がると水道料を上げないとやっていけなくなると、裏返して言えば、そういう話になるのではないかというふうに思うのですけれども、32年度以降の県水についてはこれから検討するという話なのか、もう値上げしますよという話になっているのか、33年度から。どんな話になっているのかというのが聞きたい部分です。  それから、2点目は、今鈴木委員質問した耐震化という問題ですけれども、今度中央の監視装置を新しくしますよね。あそこの建物、今言ったように非常に古いような感じがするのですけれども、本体そのものは危ないというところに、中に入れるものを高い新しいものを入れるとしたら、「えっ」というふうに思うわけですよね。だったら、ちゃんと安全なところに最初からやるというふうに考えるのですけれども、本体のその部分の耐震化というのはどんなふうに考えたらいいのか。あわせて、回答との関係が出てきますけれども、今度装置かえるものは、別に建物がだめでも、また新しくなったらそこへそのまま移動できるようなものというふうに考えていいのかということです。これが2点目です。  3点目は、ずっと前から問題になっている技術職ですよね、技術の部分で、水道の技術職員をちゃんと養成していくというのがすごく大事だといつも指摘されてきているのですけれども、この点についてはどんな現状だと。前と比べれば、私ずっと前に行ったときは、技術職が55歳以降で、退職ちょっと前の人とか、または職員全体が水道はお金があって結構何とかなるから、年齢の高い職員を水道のほうに移して、一般のほうの人件費を安くするというようなことも意図的にやった時期がありますけれども、そういう部分について、若手の部分と技術継承という部分をどんなふうに今してきているのかということが質問です。  最後に、ここには直接出てきませんけれども、日本全体では去年大きな問題になったのは水道民営化ということですよね。私の立場は民営化する必要ないよという立場で、日本はおくれて民営化と騒いでいるけれども、世界はもう大分前に一回民営化と騒がれて、民営化やったところは結局大半は失敗して、民営化やめて、もう一回公営化に戻すという国がほとんどなのですけれども、日本はおくれて今民営化、民営化と騒いで、法律ができたというふうになっていますけれども、この点について水道の皆さんは検討したりしたということがあるのかどうかお聞きしたいと思います。  以上です。
    ◎込戸 水道業務課長  それでは、笠原委員のご質問に対しまして順次お答え申し上げます。  まず1番目のご質問なのですけれども、今県水のほうの受水が76.5%くらいいってしまっているということなのですけれども、うちのほうとしては、やはり震災等のときに備えまして、できるだけ自己水のほうも残しておきたいという考えがございます。8割近くにはなってきてしまっているのですけれども、できればうち的には7対3のほうに進めていきたいという考えではあります。  県水の価格なのですけれども、32年度までは据え置きということを聞いているのですけれども、直接そちらのほうは企業局とかとも話はしているのですけれども、県のほうでもその辺の明確な回答はちょっとなくて、現在は32年度まではやらないということしか言える状況ではございません。申しわけございません。  飛ばせていただいて、3番目の技術職員のほうのお話なのですけれども、やはりこちらも人事担当のほうに、うちのほうからはできるだけ技術職の職員を入れてくれというお話はしている状況ではございますが、全国的に見ても技術職がかなり不足しておりまして、市のほうの一般会計においても技術職がかなり不足しているということで、うちのほうに優先して回していただくことができない状況になっております。うちのほうは、とりあえず来ていただいた方にはふだんから研修とか極力行かせるように、結構研修費をとって行かせている状況で、今いる方につきまして育てていくような形をとっております。  4番目の民営化のお話なのですけれども、こちらのほう、昨年の12月に水道法が改正になりまして、コンセッション方式、そちらのほうができるようになったということで、話がニュースとかであったかと思いますが、あくまでもこちらのほうのコンセッション方式につきましては、うちのほうの将来進めていく運営の中の選択肢の一つとして捉えております。今現在特にまだうちのほうでコンセッション方式の導入については一切考えておりません。今現在は、うちのほうでその中の選択肢の一つとして、包括委託、そちらのほうは進めております。また、県のほうの水道ビジョンがあるのですけれども、そちらのほうでは広域化を進めておりまして、一応県内でブロック別に分けておりまして、新座市も第4ブロックというところに、この辺近隣と該当しているものとして入っているのですけれども、そちらのほうのことも県では進めたいというお話にはなっているのですけれども、そちらも現段階においてはまだ広域化のことも具体的になっていなくて、ちょっと今このブロックで共同して何かできるものはないかなということで、その辺を模索している最中でございます。今後につきましては、これから広域化されていくか、包括委託がそのまま進んで、かなり広い範囲をやっていただくかという状況にはなっていくかと思うのですけれども、今現在コンセッション方式については特に考えてはおりません。 ◎小寺 水道施設課長  それでは、笠原委員のほうから2番目の関係で、耐震化の関係で質問があったものにお答えいたします。  まず、先ほど鈴木委員のほうへの回答が曖昧だったのかもしれませんけれども、先週見ていただいた水道管理センターの建屋自体は耐震化は終わっております。ですから、あそこ地震については大丈夫だという形で、ちょっと古いのですけれども、大丈夫です。ちょっと古いというのは、建ってから44年ぐらいたっていまして、耐用年数もかなり近づいてきているという状況ではありますが、一応耐震化は済んでおりますので、あそこに新しい中央監視装置を設置して、地震では一応大丈夫だということになっております。  次に、移動できるかということなのですが、当然機械物ですので、仮設みたいな形で組んで、それで稼働させて本体を移動すると、そういう形は可能でございます。  以上でございます。 ◆笠原進 委員  わかりました。  県水の受水率の関係なのですけれども、県水はこの先まで、これだけの分量を買いなさいよというふうに割り当てというか、決められているというふうに考えていいのでしょうか。認識そうなのですけれども。今もとの3割、7割に戻したいというご意向はありましたけれども、実際県からはある程度割り当てみたいになっているのではないかなという気がしているのですけれども、その点が1個です。  それから、32年度以降はよくわからないという話ですけれども、当然値上げするとすれば、審議会開いたりいろいろするのではないかというふうに思うのですけれども、そういう手続的なものというのは皆さんは承知をされていますでしょうか。これが1個目の質問です。  技術職なのですけれども、なかなかどこも、本庁舎のほうもそうですし、広く全体に技術職員が少ないとか、今まで何度も技術職を採用したけれども、しばらくいたら東京へ移っていってしまったとかというケースも何回も私も知っていますけれども、どうやって技術を確保していくかというのはすごく大事なことだと思うのです。それは同時に、今どんどんいろいろ委託が進んでいきますけれども、委託が進んでいけばいくほど、やっぱり中にいる人の目の光らしぐあいが、しっかり能力がないとどんどんわからなくなっていって、ただペーパーや何かである程度、正直言ってよくわからないけれども、しようがないよねとオーケー出すしかないという話になってきますよね。だから、自分がやっているとき以上に結構難しくなる話だと思うのです。そういう点では、必ずしもどんどん、どんどん委託化が進んだり、民営化が進むということは、私はいいことではないと。大事な飲み水を自分たちがきちんと管理して、能力も持っていくと。全部自分がやらなくてもいいけれども、委託したら、それもやっぱりきちんとチェックができるという、そういう能力を職員が持っていないといけないというふうに思うのですけれども、こんな点についてどんなふうにお考えでしょうか。  以上、お願いします。 ◎小寺 水道施設課長  先ほど言いました県水の関係なのですけれども、これは最初に5か年ぐらいの計画で県にどのぐらい必要かというのを出すことになっています。例えば前年度に、では来年度はどのぐらい使いますかということで、希望の数量を提出して、当該年度になったら大体その希望の量を買うことになるのですけれども、その際に大幅に5か年の出した数字を変えることはなかなか難しいのですけれども、そのときに多少少な目にとかということはできるというのは聞いています。ですから、先ほど水道業務課長のほうから答弁があったとおり、新座市としては井戸水を緊急用にということで、できるだけ残していきたいという考えではおるのですが、将来的に井戸も今新しく掘ることというのができないのです。現況にある井戸を改修するというのはできるのですけれども、例えば考えますと、住宅地内にあるところですと、そこをでかい機械が入って改修するというのは技術的に難しいところがあると思いますけれども、そういったところはなくなってもしようがないかなと思いますけれども、できるだけ井戸は災害用という形で残して、自己水も7対3ぐらいをという形で目指していきたいと考えております。  以上です。 ◎込戸 水道業務課長  技術の関係なのですけれども、新しく入ってきた方とかにつきましては、確かに水道に関するノウハウのほうはなくなってきてしまうのは事実でございます。うちのほうも今現在、以前からいらっしゃる専門員とか、結構長くいらっしゃる方等が一つ一つ、一緒について、仕事のほうはしておりますので、そこで今何とか技術の継承のほうはやっていることになっております。もちろん足りない分については研修とかに行っていただいて、それで育てているといったことを今行っている状況です。  以上です。 ◆森田輝雄 委員  1点だけ教えてください。  管理システムをそっくりかえるという計画が出ていますけれども、私はアナログ人間なので、今の中央制御盤のようなああいう広大な一目、人が全面で、今動いている部分が全部見えるというのはすばらしい機器だと私は思っている。それを要するにデスクトップ一つに入れるというような形になると、確認するのにも時間はかかるし、そこにもやっぱり技術的な部分が必要になってしまう、新たに。今まではハード面で物理的に物を判断していたものが、さらに電気的な部分、もっと言えば新座はここ何年も事故がないですよね、断水ないですよね。それはなぜかといったら、高架式で、停電しても断水はないですよというのが新座の売りだったように思うのです。となると、デスクトップは電気で動きますよね。停電したら断水してしまうのだよね、ぶっちゃけ。そうなると、他市のようにポンプで圧送式の、要するに水道企業をされている他の自治体と何ら変わりなくなってしまうということがあると思うのですけれども、そういった中で、中央制御盤をやめて小さいデスクトップに入れかえて、しようとする決断は何だったのですかということが大きな問題かな。例えば道路にしても、警察にしても、消防にしても、全てはああいう大きな中央制御室があって、一つ一つの機器は最新式が入っているにせよ、小さいものだけで対応しようなんていうことはどこもやっていないのです。もっと言えば、防衛省なんかでも、それはでっかいもので、全部やっているわけです。そうなると、何かそれを、先ほど6次の計画でそれを5階に持っていくとか、それはコンパクトで持っていけますよ。でも、そこまでの距離感があるから、要するに今はやりのハッカーとか、そういうものがぴゅっと入りやすいわけです。となると、今の方式の形で、中の機器をかえていったほうがよっぽどいいし、技術者の養成にもなるし、先ほどの笠原委員が言われたとおり、技術者が今までの技術と違うものに変わってきているから、今までの決まりを緩和してというのが条例だと私は理解していますから、新たに違う分野の技術を入れなければならない。だから、今までの技術はこれでいいや。でも、あの裏にはほかのこともやってねということがあるような気がしてならないのです、今回の条例の改正で出てきているのも。文言はないですよ、それは。でも、緩和されたということ自体はそういうことだと思うし、常にそれは変わっていくので、その辺の対応というのは、何かアバウト過ぎてしまうのですけれども、その辺の決断というのは何がまずそうさせたのかなということをお聞かせいただければ。答えられる範囲で結構ですけれども。 ◎小寺 水道施設課長  ただいまの森田委員のご質問にお答えいたします。  まず、中央監視システム、装置、昭和49年7月から、先週見学いただいた機械は動いております。ざっと計算すると45年、その間にはいろいろ部品的に故障したのを随時直して、ただ本体自体は一切かえておりません。一部いろいろ改造、改修は行っておりますが、通常ですと供用というか、普通の耐用年数ですか、電気製品ですと多分20年から25年が耐用年数とされておりますけれども、本来はもう少し前に機械物ですから、いつ壊れるかわかりませんので、更新をしたかったのですけれども、いろいろこんなに3億何千万円もかかることなものですから、ずっと先送りされて、今回さすがに45年間たっていますと、機械の部品も、結構ああいう、アナログメーターというのですか、ああいうものもほぼなくなってきている状況です。そういうのが1つ、まず耐用年数を大幅に超えているということです。  あと、今森田委員からもお話があったのですが、アナログのほうが停電とかそういうのが大丈夫だというようなお話だったのですが、私どものほうも当然この新しい装置を入れるときに、基本は本当に1台のちっちゃいパソコンです。ただし、外にモニターを用意しまして、本来4浄水場あるので、1つは給水場なのですけれども、最低3つ同時に監視できる、数字とかが並んで、今機械にあった数字が表示できるように、要するに目視できるようにすることになっております。本体はちっちゃいのですけれども、一応そういう目視でも監視できると。当然異常があった場合にはエラーとか、発信音とかが出ることになっておりますので、その辺は新しいこちらの、本当に本体はパソコン1台かもしれませんけれども、機能的には変わらないと思っております。  停電時にもしかしたら動かなくなるのではないかという話なのですが、非常電源も当然パソコンの場合ついていますし、私どものほうも、センターのほうにも発電機がございますので、この間も説明したとおり、中央監視装置というのはいわゆる心臓部、全ての浄水場を管理している心臓部になりますので、その辺は当然万が一停電した場合にもバッテリーもありますし、発電機で対応することも可能というような形で対応していく考えでおります。  あともう一つ、昔のやつというのはアナログ式のやつで、全部線はつながれておりまして、今森田委員もおっしゃったとおり、ほとんどの部品がもうない状況なのです。そうしますと、必然とデジタル化していかないと機械自体が動かせないというような状況になっておりまして、ほかの市町村も施設見学のときに、ではほかの市町村はどうなっているのというようなお話もあったので、ちょっと関係あるかどうかわかりませんけれども、この場をおかりして調査したところ、朝霞市は泉水浄水場ですか、それを更新したときに平成7年4月にやっぱり新しい中央監視装置にかえていると。志木市につきましては、これ宗岡浄水場という、改修したときに、やはり平成12年3月に新しい装置にかえているということです。和光市につきましては、これは平成21年度に既に更新して、新しいのが稼働していると。調査しましたらそういうような状況がありまして、結構うちのほうもかなり引っ張り引っ張り延ばしてきたのですけれども、もう修理する部品自体がないということで、当然メーカーも製造していないというのも結構あるのです。それをほかのやつを改造して使ったりして今までずっと来たのですけれども、いよいよこういった新しいシステムにかえていかないと立ち行かない。今のレトロなのもいいのですけれども、なかなかその修理とかそういうのも困難になっていくということで、最終的にはこの6次に入れたとおり、本来は30年度にやっていく予定だったのですけれども、かえるという決断に至ったと聞いております。  以上です。 ◆森田輝雄 委員  ありがとうございます。物の考え方として、私もこの年齢になると古いものを大事に使おうみたいな部分があって、メーターは、要するにアナログメーターがデジタルメーターになるのは当然なことだろうと思うし、ですからただ単に古いからだめだと、これは同じものがないからと、同じものはなくたって、それはデジタルメーターにかえればいいことだし、メーター1個にすれば。では、ハーネスにすればハーネスは、またその線はかえればいいしという考え方なものですから、新しいものは全てだめということではないのですけれども、それは大いに受け入れていくのですけれども、その辺の部分というのはこれからいろいろな部分で、それは本当に専門的な分野になってしまうので、アナログのいいところは割合に薄い知識でも見える化がされているというふうに私は感じているので、そういう部分で、かえるときにきちっとした理念があったり、理由がしっかりしているという部分が、他市がかえているから、経年劣化しているだろうから、古いからということだけでなくて、やはりそういった体制をきっちり持った中で進めていらっしゃるようでありますので、安心をいたしました。ありがとうございます。 ○高邑朋矢 副委員長  水道民営化の話がさっき出たのですけれども、水道業務課長は新座市では将来進めていく選択肢の一つとして捉えているというふうに言われたのですけれども、仮に選択するとしたらどういうことが起きたときにそれを選択することになってしまいますか。難しいですね。  それから、もう一つ、県のほうでは広域化を進めているという、第5ブロックに入っているということなのですけれども、第5ブロックというのはどこなのでしょうか。  それから、仮に広域化が進んでいって、新座市という範囲から広くなったときに、その広くなったところが民営化を決めた場合は、新座市はどうにもならないものですか。 ◎込戸 水道業務課長  高邑副委員長のご質問に対しましてお答え申し上げます。  まず1点目の民営化の関係で、どのタイミングで、なった場合は考えることになるかということなのですが、一応選択肢の一つとはしているのですけれども、今現在新座市として民営化のことはまず考えていない状況です。あくまでも広域化、または個別の包括委託のほうは考えてはいるのですけれども、国のほうでもコンセッション方式はあくまでも今後の水道事業の運営の選択肢の一つとして捉えてくださいということであったので、先ほどそういうふうにお話をさせていただいたのですけれども、新座市ではそちらのほうのことは今現在は全く考えておりません。  2点目なのですけれども、新座市のほうは第4ブロックになるのですけれども、朝霞、志木、和光、あと新座、富士見、ふじみ野、三芳です。6市1町のブロックになります。  3点目なのですけれども、ちょっとこちらのほうは先は全くわからないのですけれども、仮にブロックのほうで広域化の形になってきたときには、多分県との今度、県の水道企業局とうちのほうの第4ブロック広域化でつくったところの、今度垂直統合とかを多分考え始める段階になるのだと思うのですけれども、なので民営化という話がその時点でまだ見えてきていないので、ごめんなさい、今の時点では何とも申し上げられません。済みません。 ○高邑朋矢 副委員長  答弁聞いて安心したのですけれども、何としても民営化はやらない方向で行ってほしいと思うし、市民の命に直接かかわってくる問題で、今とてもいい経営状態なわけではないですか。そうでもないですか。そんなことはないですか。でも、何としてでもそれはやっぱり守ってほしいと思うし、さっき笠原委員も言われたけれども、民営化で暴動が起きている国もあるぐらいだから、企業はもうけようとして入ってくるわけですから、外資も虎視眈々と狙っていると思いますので、ぜひ今の状況を何とかキープしていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○滝本恭雪 委員長  質疑を受け付けます。      〔「なし」と言う人あり〕      〔委員長、副委員長と交代〕 ○滝本恭雪 委員長  1点だけ確認させてください。  23ページの予算書です。下の委託料の漏水調査業務委託料のところなのですが、これは31年度は地域としてはどちらのほうになるのか、それをお聞きするのと、毎年この委託料はついているのですけれども、調査をした結果、これまでどういうような状況だったのか、簡単で結構ですが、ご説明いただけますでしょうか。  以上です。 ◎小寺 水道施設課長  漏水調査の今年度行う場所なのですけれども、29年度が水道道路より南側でしたので、ことしは水道道路より北側というか、場所になります。      〔「31年度」と言う人あり〕 ◎小寺 水道施設課長  済みません。もとい。30年度の場所はどこかということですので……      〔「31年度」と言う人あり〕 ◎小寺 水道施設課長  済みません。31年度の場所は、B地区になりまして、水道道路より南側になります。  あと、実績のほうなのですけれども、ちょっとまだ30年度は決算が出ていませんので、29年度で、たまたまB地区、同じ地区だったのですけれども、それで29年度の実績を見ますと、大小というか、給水管本管を含めまして、186か所漏水を発見できております。漏水の費用を換算しますと、差し引きなのですけれども、3,800万円ぐらい節約できたという形になっておりますので、31年度についても引き続き漏水調査をやっていこうという考えでおります。  以上です。 ○滝本恭雪 委員長  わかりました。ありがとうございます。  29年度で186か所あったということで、これは本当に調査をされて、目視だとかもいろいろとあるのですけれども、やっぱり機器を使っての発見ということで、理解でよろしいでしょうか。 ◎小寺 水道施設課長  通常ですと、本管の調査は調査車みたいなのがありまして、漏水していると水の音がするわけなのですが、本管についてはそういった音があるかないか。当然交通量の多いところですと昼間やっても何も聞こえませんので、夜間車を走らせて調査しております。  あともう一つ、個々に、これが実は漏水の原因が一番多いのは、本管から各個々に引っ張っている給水管というものがあるのですけれども、そちらの漏水というのが非常に多くて、そちらは場所を調査して、1件ずつ先ほど言いました音の調査とか、これも機械ではかる場合と、メーターのところを、音聴棒というのがありまして、音を聞いたり、そういった漏水音があるかないかを判断して、音がしているという場所を発見して、そこから直して調査していくと。その合計が29年度では186か所見つかったということです。  以上です。 ○滝本恭雪 委員長  わかりました。1年に1回あるかどうか、たまに地域の方からご相談あって、どこか漏れているような、メーターがくるくる回っているというようなご相談があったりして、そのときいただいたご相談のときには結局見つからなかったのかな、なかなか発見が、わからないというような状況もあったりして、今後そういったことがあったときはまたご連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。      〔副委員長、委員長と交代〕 ○滝本恭雪 委員長  では、議案第25号については審査を終結いたします。  では、(3)、道路案件に入ります。議案第33号 新座市道路線の認定について〔市道第11―44号線〕について、ご説明と質疑を行います。  執行部のご説明をお願いいたします。 ◎加藤 道路課長兼東久留米志木線推進室長  それでは、議案第33号 新座市道路線の認定についてご説明申し上げます。  新座市道第11―44号線につきまして、道路法第8条第2項の規定により認定をお願いするものでございます。  幅員、延長につきましては、裏面の市道認定路線説明図に記載してありますとおりでございます。この路線につきましては、野火止五丁目地内、新座駅北口土地区画整理事業において整備した道路について認定するものでございます。  説明は以上でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○滝本恭雪 委員長  ただいまご説明をいただきました。質疑のある委員の方はお願いいたします。      〔「なし」と言う人あり〕 ○滝本恭雪 委員長  なしと認めます。  議案第33号の審査を終結いたします。  では次に、(4)、政策研究について、私たち建設常任委員会として取り組んでいくということでよろしいでしょうか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○滝本恭雪 委員長  暫時休憩いたします。      休憩 13時49分      再開 13時50分 ○滝本恭雪 委員長  休憩を閉じて再開いたします。  平成31年第1回定例会建設常任委員会に付託されました部分の条例審査、予算審査について、それぞれ委員の方に結論を出していただきたいと思います。  最初に、議案第15号 新座市水道の布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準を定める条例の一部を改正する条例について結論を求めます。 ◆森田輝雄 委員  議案第15号、賛成いたします。 ◆伊藤信太郎 委員  議案第15号に対して賛成いたします。 ◆笠原進 委員  賛成です。 ◆鈴木秀一 委員  議案第15号、賛成です。 ○高邑朋矢 副委員長  賛成です。 ○滝本恭雪 委員長  議案第15号は原案可決で決しました。  次に、議案第18号 平成31年度新座市一般会計予算建設常任委員会に分割付託された部分についての結論を求めます。 ◆鈴木秀一 委員  予算に関しまして、議案第18号、賛成します。  意見といたしましては、まず道路関係、コミュニティ施設整備事業について質問させていただきました。補助金で平成31年は3か所の工事が行われるということで、きちんと予算づけできたことを評価いたします。あと、止水板の補助も400万円ついたということで、PRの強化に努めていただきたいと思います。  あと、建築開発課関係につきましては、耐震診断・耐震改修も、平成31年度個人リフォーム補助の廃止は残念ではありますけれども、耐震改修とあわせてのリフォーム工事、一般と高齢者は残していただいているので、この部分も大いにPRしていただきたいと思います。さらに、危険ブロック塀等の撤去、築造工事の予算化も大いに評価をさせていただきます。  あと、道路関係で追加で、道路反射鏡の件も質問させていただきましたけれども、道路維持補修など市民の要望の高い事業は予算増となっております。予算編成は大変だったと思いますが、大いに評価をさせていただきます。  あと、まちづくり計画課関係では、志木駅の南口周辺整備の視察をさせていただきました。地下駐輪場の工事の進捗状況も確認させていただきました。平成31年度は、いよいよ大屋根整備工事が始まり、駅前の工事でもあり、周辺の環境に配慮しての工事、工法も変わったりして、担当の方は大変ご苦労されたと思います。大事な大事な新座市の玄関口の工事となりますので、引き続き無事故での工事をよろしくお願いいたします。あと、平成31年度から20年間の都市計画マスタープランの策定が始まります。詳細な改定スケジュールも出していただきました。将来の新座市を決定づける大事な大事なプランにもなると思います。知恵を絞りながら、また将来の新座市を見据えての策定作業をよろしくお願いしたいと思います。  あと、みどりと公園課関係につきましては、平成31年度新座セントラルキッズパーク、2か年目の整備となります。また、完成後も楽しみとしております。また、質問いたしましたグリーンサポーターの養成など、平成31年度もしっかり取り組んでいただきたいと思います。さらに、東京2020オリンピック・パラリンピックを目前にしてのブラジルの事前キャンプ地としての会場整備、新座の総合運動公園陸上競技場で練習するブラジル選手の姿を想像するだけでわくわくしてまいります。スケジュールどおりの工事の整備、無事故での取り組みをよろしくお願いいたします。  最後に、3点だけ要望をさせていただきます。まず1点目、カーブミラーの設置については、現場の安全確認第一で、危険箇所には優先しての設置をお願いしたいと思います。さらに、カーブミラー、曇りを何とか解消してという意見も出ましたので、ぜひモデル的な箇所を1か所でも設置していただいて、検証していただきたいというふうに思います。あと、最後になりますけれども、要望として、公園のトイレ、和式から洋式化、これも計画的に進めていただいて、市民の要望に応えるような活動をよろしくお願いしたいと思います。  賛成です。以上です。 ◆笠原進 委員  反対です。  最初に、今回の予算全体の中で土木費が8億円以上ふえたということですけれども、私たちは一概に土木費がふえたことに反対という意味ではありません。必要なものについてはいいというふうに考えています。特に質疑の中でもありましたけれども、住民の皆さんの市への要望の第1位が生活道路の改善、歩道をよくしてもらいたいとかというような話です。だから、今回の当初予算の段階から道路関係の予算がふえたということは、私は道理があることだと思いますし、市民要望の点からいっても大事なことだというふうに思っています。だから、カーブミラーもそうでしたし、歩道の整備、そういうものについても、また質疑の中で明らかになった道路の10か年計画を、やっぱり予算がつかないと地権者との交渉もできないというふうになりますから、そういう点については一層改善をされるようにお願いをしたいと思います。ここの後いいところは申しませんけれども、皆さんそれぞれ頑張っていただいていると思います。  問題点について指摘をいたします。1個目は、住宅リフォーム助成制度の廃止という問題です。これは、長い間議論をしてきて、本当に一般質問でも何度も取り上げて、やっと今の景気の回復という問題と実際にそこに住んでおられる人たちの、特に建設関係は小さい仕事をやっておられる方が多いので、地域経済の活性化という部分と住民要望が、リフォームしたいというときに市内業者を活用するという部分と両方がマッチしたものとして、経済効果も高いものとして挙げられてきました。それが、何度もやりとりしましたけれども、個人の資産形成に当たるものだという、そういうことも一つの理由にして廃止をするというのは、極めて道理のない話だというふうに思います。これは、早急な復活を求めたいと思います。  それから、なくなった部分でもう一個、みどりの保全協定という、いわゆる憩いの森の清掃の管理委託料が、障がい者の団体の皆さんが1か所2万円ずつ、11か所の部分をやっていた。264万円ですけれども、この委託料が財政が大変だということが主な理由でカットされるという話になりました。質疑の中で、担当はかわるものを今一生懸命探しているという話でしたので、ぜひ早急にかわる委託ができるように考えてもらいたいなと思いますけれども、これは本当に長く続いて、障がい者の皆さんが社会的意義のあるものとして一生懸命やっておられるお仕事ですので、これが当初予算でカットされるということは極めて残念だというふうに思います。  逆に、スマートインターチェンジが保谷朝霞線に接続をするという形を含めて、今回初めて約500万円という予算化がされました。これは、やっぱり問題が多いと思います。どういうまちづくりをしていくのかという研究、検討をされるのは、それは大事な話ですけれども、保谷朝霞線に接続するために500万円かけてその近辺の調査をするというのは、私たち保谷朝霞線がこの馬場のところへ来るのは、そんな早い話ではないと思っています、正直言って。来たとしても、来る可能性が私は個人的には少ないというふうに思っていますけれども、来たとしても何十年も先の話であって、今民間の会社に委託して調査をしなければならないような、そんな状況ではない。片方では財政が大変だと言って、今言ったように260万円程度の障がい者の清掃料をカットしながら、片方では来る見通しもないようなものを500万円かけて調査をするというのは、これはいかがなものかなというふうに思います。  もう一個、土木費の中で、ふえた、大きな比重を占めているのが土地区画整理事業の繰出金です。これは、3億2,000万円、大和田二・三丁目の繰出金がふえるという格好になりました。これは、やっぱり問題だと思います。財政の今の……私たちは新座市がお金がないまちだとは決して思っていないのです。財政力指数で比べて考えると、全国で約800、791市の中で29年度は117位という財政力指数ですから、7分の1の上位にいるという、そういうまちなので、問題はお金の使い方だというふうに思っていますので、繰出金をふやしながらいろいろ福祉予算のカットをするとか、さっき言った幾つかの部分をカットするとかというのは財政運営としては好ましくないやり方だというふうに思っています。  以上です。 ◆伊藤信太郎 委員  議案第18号、建設常任委員会に付託された部分について賛成いたします。  道路管理の予算額が非常に大きくなっていますけれども、その大きな要素は道路台帳等補正委託料がございます。これについてしっかりと反映していっていただきたいと思います。  それから、測量調査が予算化されていますけれども、その中で道路改良10か年基本計画パートⅢを達成するということになっていますけれども、今までの流れを見ますと非常に難しい状態ですけれども、少しずつでも前に進んでいるということで、さらに進めていただきたいと思います。
     それから、反射鏡につきましては、要望75件に対して25基ないしは30基しか取りつけができないという報告を受けていますけれども、できるだけ要望に合わせられるように予算化をしていただきたいと思います。  また、照明灯は、畑や近隣にはそういう問題がありますけれども、全てLED化することはできないということなのですけれども、必要な箇所には取りつけがされているということで、充足率がかなり達成しているというふうに理解いたしました。  それから、平成33年から20年間を見越した都市計画マスタープランにつきましては、今後の新座市のまちづくりの根幹になるという大事なものだけに、しっかりさらに進めていただきたいと思います。  それから、スマートインターチェンジにつきましては、調査研究をするとともに、市の中央部における将来の土地利用に関する構想に関係するだけに、慎重に進めていただきたいと思います。これにつきましては、物流センターを誘致するだけではなしに、新座市全体のまちづくりの構想に関与するだけに、さらに慎重に進めていただきたいと思います。  それから、最終年度になりました志木駅南口周辺の整備が増額になっていますけれども、これにつきましては市内視察の視察もさせていただきました。近隣の苦情処理のために工法が変わるなどしまして工事費がかさむことになりましたけれども、これから少ない工期でありますけれども、しっかりと進めていただきたいと思います。特に大屋根の工事につきましては、新座駅のような雨漏りが生じないような工法を考えられているということですけれども、これについてはしっかりと工事をしていただきたいと思います。  それから、県施行の街路事業負担としまして、放射7号線、それから保谷朝霞線の整備費用が予算化されていますけれども、これらにつきましては単に新座市を通過する道というだけではなくて、市民の、住民の利益になるように市として進めていただきたいと思います。つまりは住民の意見を吸い上げて、工事を進めていただきたいと考えております。  それから最後に、平成33年から平成52年までを見据えました緑の基本計画が策定作業に入るということなのですけれども、今まさに100ヘクタールを切る80ヘクタールですら危うい緑の保全ということになりますけれども、現実に即した計画の立て方をやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◆森田輝雄 委員  議案第18号 平成31年度新座市一般会計予算、この建設常任委員会に付託された部分につきまして賛成いたします。  まず、この建設の委員会の中では、財政が大変という言葉はやめてほしいと思います。やはり行政ですから、限られた予算の中でそれぞれの仕事をしていくわけですから、要望があって当たり前だし、要望が多くて当たり前だし、でも限られた予算であれば、知恵と汗をかけば、何とかなるのではないかなと。それは、要望を出された市民または議員から、十二分な回答ではないにしろ、やはり方法、手段はあると思うのです。なぜかといえば、建設のこの委員会の所管の部分は、全て物理的な部分という部分がありますので、机上でああでもない、こうでもないで解決する問題ではないし、やはり答えは現場にあると思うし、現場に行って、そしてお互いに話せば、3分の2は解決すると思います。現場に行ってああだこうだ話をし、そうすればお互いに要望を出した人も、受けたほうも、そこで知恵は湧くだろうし、例えば道路にしても、ここからここまで全部打ちかえしてくれと、でもほかはこことこことここ、3か所ですよねと、ここだけ補修させてくださいと言えば、費用面だって、または要望を出した人だって、その穴さえ埋まれば、きれい、汚いは別として、やはり納得はするだろうし、方法はあると思うので、その辺で全ての事業で長期的な視点に立ち、そしていま一つ広い視野で皆さんが見、考え、行えば、必ずや解決する問題が多々あると思いますので、皆さんとともに協力して、知恵と汗を出して進めて、なお進めていきたいと思いますし、よろしくお願いしたいと思います。要望です。  以上。 ○高邑朋矢 副委員長  議案第18号に反対です。  先ほど笠原委員も言われたのですけれども、財政難という理由で障がい者団体に対する委託料がなくなりましたけれども、その割にはスマートインターチェンジの予算が497万円も入っているということで、今の時期に本当に何を、限られた予算、今森田委員も限られた予算と言いましたけれども、限られた予算を何に使ったらいいのかということを考えてほしいと思います。  同じ意味で、大和田二・三丁目の区画整理事業への繰出金とか、北口土地区画整理事業への繰出金がかなりの額なわけです。だから、限られた財源を何に使うのかということを考えたら、多分こうはならないと思います。  それから、街路事業負担金の保谷朝霞線関連で、先ほど伊藤委員も言われたのですけれども、県は27メートルにこだわっているようですけれども、地元の意向を無視したら、これはもうできなくなってしまいますし、緊急輸送道路としても、災害がいつ起こるかわからないわけで、緊急輸送道路を本気で考えているならば、住民の意向を酌んでいくべきではないかなと。27メートルにこだわると、これは本当に途中でとまってしまって、その先は全く行かないような、行きどまりの道路になってしまう可能性もあるわけで、これは本当にやるのであれば、住民の意向を酌んで、周りから応援されるような道路にしてもらいたいなというふうに思います。  それから、総合運動公園のことを質疑の中でも言ったのですけれども、公認競技場なので、やはり備品に関しては市が責任を持って、公認競技場としてふさわしい設備の整った競技場を目指していただきたいというふうに思います。  以上です。 ○滝本恭雪 委員長  議案第18号は、原案可決とする委員3名、否決とする委員2名、3対2で原案可決と決しました。  次に、議案第20号 平成31年度新座市下水道事業特別会計予算について結論を求めます。 ◆森田輝雄 委員  議案第20号、賛成いたします。 ◆伊藤信太郎 委員  議案第20号に関して賛成いたします。  今回は大きな事業として、公営企業会計移行支援の委託料が組まれております。非常に大事な事業だと思いますので、推進をお願いいたします。  それから、ストックマネジメントに関しましても予算化をされております。手元にこれに関する文言がありまして、下水道ストックマネジメントとは下水道を資産として捉え、下水道施設の状態を客観的に把握、評価し、中長期的な資産状態を予測するとともに、予算制約を考慮して、下水道施設を計画的かつ効率的に管理する手法であるというふうに定義されています。この定義にのっとりまして、新座市も進めていただきたいと思います。  それから、金額的には大きくはありませんけれども、水洗便所改造資金貸付金50万円というのが組まれております。非常に今水洗の要求される住宅があると思いますけれども、これについても推進をお願いいたします。  それから、今回視察させていただきましたけれども、雨水、それから溢水対策の事業についてもしっかりとやっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆笠原進 委員  賛成です。  公営企業化は、私は余りメリットがあると思っていないのですけれども、法的に決められて、やらざるを得ないというところですから、いたし方がないと。そのことを理由に反対するまでもないというふうに思っています。  今回も溢水対策は単独事業として幾つか入れていただきました。ただ、これで本当に効果があるのかどうかというのは、いささか疑問なところも正直あります。住民の要望として何が大事なのと聞くと、震災対策が非常に今どこでも全国的に大きな、国の段階でも、県や市町村の段階でも大きい項目ですよね。市がこの間発表されたもので見ると、地震だとかいうのがなっていますけれども、比較的新座市の場合、震災でいうと、地震が起きて非常に危ないというよりは、今の異常なほどの集中豪雨によっていろいろ問題が起きるということのほうが喫緊の課題だと私は思っています。だから、極端な言い方をすれば、土木事業の中で今何が一番求められているかというと、この雨水対策に一番多くの金を注いででもやるべき話だというふうに私たちは考えています。だから、震災の対策というふうに考えると、広い目で見て下水の雨水、この問題をどんなふうに処理するのか。これは、下水道課だけでは対応し切れないので、例えば川のしゅんせつが十分にされないとなかなか排水ができないわけですよね。これは、市がやる仕事ではなくて、県が一生懸命やってもらわなければならない仕事だから、これもしっかり要求しなければならないし、同時に下水も整備しながら全体としての貯水対策だとかということも含めて、よく検討しなければいけないし。答弁の中では、道路課も必要な集水の、そういうことについて道路課の担当だという話もありましたし、やっぱり全庁挙げて、毎年毎年行われている溢水問題というのをどうやって解決するかというところに私は知恵も金も注がなければならないときだというふうに思っていますので、このことは強く要望しておきたいと思います。 ◆鈴木秀一 委員  議案第20号に賛成いたします。  意見といたしましては、平成32年4月からの公営企業会計への取り組みをしっかり準備していただきたいと思います。  また、水洗化率向上のための水洗便所改造資金の貸し付けは、水洗化になっていない市民にとっては有効な事業となります。あらゆる機会を使ってのPRの強化をよろしくお願いしたいと思います。  また、議論がありました、今笠原委員もおっしゃいました溢水対策事業であります。平成31年度は3か所となります。近年の予想もつかないゲリラ豪雨の雨量で、市民も非常に心配をしております。雨水管理総合計画策定とあわせての取り組みをよろしくお願いしたいと思います。評価いたします。  1点だけ、要望なのですけれども、いろいろ議論がございました技術者の育成、これは将来にわたっての課題となります。平成31年度もしっかり取り組んでいただきたいと思います。  賛成です。 ○高邑朋矢 副委員長  議案第20号、賛成です。  今溢水の話が出ましたけれども、ゲリラ豪雨になると実はうちのマンションも1階で、みんな住民が総出で水かきに行かないといけないことが去年は3回ぐらいあったのです。だから、全然人ごとではなくて、玄関ぎりぎりまで水が上がってくると、ああ、こんな気持ちになるのだなということで、今回の石神三丁目の溢水に関しては、かなり皆さん恐怖感覚えたのではないかなというふうに思います。ぜひいい対策を早急に行ってほしいと思います。  それから、我々はよく川の中に入っているのですけれども、川の中は本当にどんどんきれいになっていって、最近はカワセミが見られるようになりました。昔は落合川しかなかったのですけれども、最近は黒目川のほうにもカワセミが見られるようになって、いろんな鳥が来て、魚がいるので、鳥もたくさん来るということで、川のほうはどんどん、どんどん浄化されていると思いますので、引き続き頑張っていただきたいと思います。感謝を込めて。  以上です。 ○滝本恭雪 委員長  議案第20号は、全会一致で原案可決と決しました。  次に、議案第23号 平成31年度新座都市計画事業新座北口土地区画整理事業特別会計予算について結論を求めます。 ◆鈴木秀一 委員  議案第23号、賛成します。  1点だけ、ちょっと議論がありました平成30年度時点で建物移転の補償が49.5%というふうな答弁がございました。このままでいきますと、また5年、6年かかってしまうという計画で、非常に工事のおくれというものを私は心配であります。きちっと次の計画を示していただきたいと思います。  以上です。 ◆笠原進 委員  反対です。  国庫支出金も思うように来ないという状況の中で、担当者の皆さんは非常にご苦労されているのだろうというふうに思います。ただ、基本的な考えをこの場で改めて表明したいのですけれども、共産党は北口の土地区画整理事業を行うということ自体に反対だというわけではありません。今まで言ってきたのは、南口と北口と同時にやることで、財政上の問題が起きるのではないかということは前からいつも言ってきました。いいことをやるという、1個ずつはいいことに見えても、そのことを一遍に同時にやれば、当然そこにはひずみがたくさん出てくるので、その点ではやっぱり北口についてスタートするときから、私たちは慎重にやりなさいと、こういうのをやり始めるとバックすることはできない話なので、やりなさいというふうに繰り返し言ってきたので、土地区画整理事業が住民の意向を無視すれば別ですけれども、住民の意見を大事にしてやる以上は、これは基本的に問題ありというふうに言っているわけではありません。これは、後でも出てきますけれども、大和田二・三丁目は基本的な考えが違って、企業誘致の区画整理事業が中心ですから、そことは態度が、同じように反対に見えるけれども、態度が違うということだけは表明しておきたいというふうに思います。  以上です。 ◆伊藤信太郎 委員  議案第23号に賛成いたします。  おくれを取り戻すべく、頑張っていただきたいと思います。 ◆森田輝雄 委員  議案第23号、賛成いたします。  新座のへそづくりの中心市街地を創造ということで、さらに皆さん知恵を出し、そしてさらにいいものをつくるために頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○高邑朋矢 副委員長  反対です。  教育福祉予算が削られている中で、今笠原委員も言われましたけれども、同時並行で同時進行で区画整理事業が進められていくということも疑問ですし、それからいつも言っているように、南を区画整理して、線路の向こう側の北を整備するということになると、そこに人口が集中するのは目に見えているわけで、1ヘクタール当たり100人という計画人口だそうですけれども、南口を見れば子供たちが急激にふえるということはいいことだけれども、同じ地区にふえてしまえば、当然今度は学校をつくらなければいけないとか、遠くの学校に通わなければいけないとかということが生じるわけで、やはり市民の税金かなり入っていると思いますけれども、それを一つの地区に集中的に注ぎ込んで、人口がそこの地区だけふえていくという手法はいただけないのではないかなと思います。  あと、大きな道路が真ん中にできますよね。そうすると、結構急な坂があると思うのですけれども、溢水が心配なので、溢水対策をしっかりやっていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○滝本恭雪 委員長  議案第23号は、原案可決とする委員3名、否決とする委員2名、3対2で原案可決と決しました。  議案第24号 平成31年度新座都市計画事業大和田二・三丁目地区土地区画整理事業特別会計予算について結論を求めます。 ◆森田輝雄 委員  議案第24号、賛成いたします。  形があらわれてきて、そしてその区画整理とは何ぞやという部分がビジュアル的に見えてきた、大いに弾みがついたはずでありますので、さらに頑張っていただきたいなと思います。  以上です。 ◆伊藤信太郎 委員  議案第24号について、賛成いたします。 ◆笠原進 委員  反対です。  担当の方たちは、すごい苦労の中で一生懸命お仕事をやられているというのは言うまでもない話だというふうに思っていますけれども、当初のときから私言ってまいりましたけれども、新座市は今まで駅前の整備計画については市がやると、それ以外の部分については組合施行でやるというのを原則にしてきました。だから、今回も、北口や南口と比べると保留地処分金は非常に大きいというのはそのとおりなのですけれども、組合施行でやる場合にはほとんどそれでやるわけですから、組合施行と同じようにやっぱりしっかりやるべきものだったというふうに思います。だから、実際にスタートしてみて、いろんな評価があって、私地権者の皆さんが今までの調整区域から宅地にかえて、同時に自分たちの資産価値が上がるのだと、だからその中からお金を出し合って、こういうまちづくりをしたいとか、資産運用をしたいとかという話について否定するものではないから、それは今までもいろんな形でやってきたわけですよね。だから、本来そういうものだというふうに思います。だから、北口や南口と比べて公費の出方が少ないから、これはいいのだという論拠は成り立たないと思います。本来は、組合施行でやるべきものを首長が決めたから、決めた以上、一生懸命やられると、そういう努力については敬意を表しますけれども、基本的にやっぱりそのことがもとで市財政は非常に大変になっているというのが現状だと思います。 ◆鈴木秀一 委員  議案第24号、賛成します。  今大和田二・三丁目を通りますと、大型店舗が開店をして、本当に人の動きというのが目に見えて感じております。完成に向けて、平成31年度もぜひ努力していただきたいと思います。賛成です。 ○高邑朋矢 副委員長  反対です。  税収がふえるということを見込んでの開発だと思うのですけれども、大きな店舗ができて、まだ私ちゃんとは入っていないのですけれども、行ってみたいと思いますが、大きな店舗ができて、そのかわり小さな店舗が潰れているという話も聞きます。それから、先ほどの話では農地が5分の1ぐらいに減ったということで、今余り農業というのは注目されていないですけれども、食料自給率、日本は27%ぐらいしかないわけで、一度だめにした農地というのはなかなかもとに戻せませんし、税収、税収とお金にこだわるのはわからないではないけれども、今ここに大量の繰出金が行ったわけですから、一般会計からの繰り入れがあったということで、もう今さら何言ったって始まらないですけれども、これには最後まで反対を貫き通したいというふうに思います。  以上です。 ○滝本恭雪 委員長  議案第24号は、原案可決とする委員3名、否決とする委員2名、3対2で原案可決と決しました。  次に、議案第25号 平成31年度新座市水道事業会計予算について結論を求めます。 ◆鈴木秀一 委員  議案第25号、賛成します。  今回初めて西堀浄水場のほうに市内視察させていただきました。中央監視装置の更新工事、1年おくれましたけれども、31年度、32年度で工事に取りかかるということで、大いに評価をしたいと思います。賛成です。 ◆笠原進 委員  賛成です。  今回の収支も1億円余の黒字会計という格好です。往々にして水道の場合は、よその場合ですけれども、建設の計画を結構大きく見積もって、大きな計画にして、それで赤字になっていくと、結局水道料金を上げざるを得ないという、そういうやり方をやっているまちが多い中で、新座市の場合には、前から私たちも注目してきましたけれども、堅実に運営してやっていくという方向になっているので、そういう意味では身の丈に合って、何より住民の暮らしを大事にすると、そういう観点で運営しようというふうに努力をされているというふうに思っています。この後問題になるのは、県水の値上げという問題なのですけれども、そのことも見ながら、技術職員の増加を含めて、今後も努力されるようにお願いしたいというふうに思います。  以上です。 ◆伊藤信太郎 委員  議案第25号に対して賛成いたします。  特に中央監視装置の更新ということで、40年間よく頑張ったなと思うのですけれども、さらに新しい機械になったときにまた拝見させていただきたいと思います。 ◆森田輝雄 委員  議案第25号、賛成いたします。  皆さん、お話出ましたけれども、技術者の養成というのは喫緊の課題だと思いますので、その辺を技術者個人の責任ではなくて、上下水道部としての全体の取り組みという大きな捉え方で進めていただきたいなと思います。  以上です。 ○高邑朋矢 副委員長  議案第25号、賛成です。  技術者と黒字とおいしくて安全な水をずっとキープしていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○滝本恭雪 委員長  議案第25号は、全会一致で原案可決と決しました。  次に、議案第33号 新座市道路線の認定について〔市道第11―44号線〕について結論を求めます。 ◆森田輝雄 委員  賛成いたします。 ◆伊藤信太郎 委員  賛成です。 ◆笠原進 委員  賛成します。 ◆鈴木秀一 委員  議案第33号、賛成です。 ○高邑朋矢 副委員長  賛成です。 ○滝本恭雪 委員長  議案第33号は、全会一致で原案可決と決しました。  次に、閉会中の調査事項に入ります。閉会中の調査申し出について、(1)、都市整備部所管事項について、(2)、上下水道部所管事項について、(3)、政策研究について。  以上をもちまして建設常任委員会を閉会いたします。大変お疲れさまでした。   閉  会            建設常任委員会委員長                  副委員長                  署名委員                  署名委員...