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  1. 新座市議会 2019-03-04
    平成31年 3月文教生活常任委員会−03月04日-03号


    取得元: 新座市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    平成31年 3月文教生活常任委員会−03月04日-03号平成31年 3月文教生活常任委員会 ┌───┬──────────────────────────────────────────────────┐ │   │          文  教  生  活  常  任  委  員  会  記  録         │ ├───┼────────────────┬────────────────┬────┬───────────┤ │   │                │                │招  集│           │ │ 出 │委 員 長 白  井  忠  雄 │委  員 辻     実  樹 │    │平成31年3月4日  │ │   │                │                │年日│           │ │ 席 │副委員長 木  村  俊  彦 │委  員 佐  藤  重  忠 ├────┼───────────┤ │   │                │                │開  催│           │ │ 委 │委  員 助  川     昇 │                │    │第2委員会室     │ │   │                │                │場  所│           │ │ 員 │委  員 平  野     茂 │                ├────┼───────────┤ │   │                │                │開  会│           │ ├───┼─────────────┬──┴┬───────────────┤    │午前 9時29分   │ │欠 席│             │署 名│  佐  藤  重  忠   │時  刻│           │ │   │             │   │               ├────┼───────────┤ │委 員│             │委 員│  助  川     昇   │閉  会│           │ ├───┴──┬──────────┴───┴───────────────┤    │午後 4時38分   │ │議長出席有無│ 無                            │時  刻│           │
    ├───┬──┴─────────────┬────────────────┼────┴───────────┤ │   │教育長        金子 廣志│中央図書館副館長兼視聴覚    │教育相談センター副室長兼指導主事│ │会 出│教育総務部長     渡辺 哲也│ライブラリー副館長  山崎知佳子│           八代  剛│ │議 席│教育総務部副部長兼生涯学習   │学校教育部長兼指導主事梅田 竜平│市民生活部長     大塚 力也│ │事 し│スポーツ課長     金子 啓一│学校教育部副部長兼学務課長   │市民生活部副部長兼地域活動   │ │件 た│教育総務課長     鳥之海輝幸│兼指導主事      杉原 浩二│推進課長       齋藤寿美子│ │説 者│教育総務課副課長兼管理係長   │学校教育部参事教育支援課長  │経済振興課長     竹内 尚治│ │明 の│           森山栄一郎│兼指導主事      大井 敏彰│市民課長       松崎 武志│ │の 職│生涯学習スポーツ課課長    │学校教育部参事教育相談センター│環境対策課長     平岩 幹夫│ │た ・│兼社会教育主事    斉藤 政登│室長兼指導主事    浜田 祐加│リサイクル推進課長  玉井 晶子│ │め 氏│生涯学習スポーツ課課長    │学務課副課長兼人事・学事係長  │交通防犯課長     今村 治美│ │  名│兼スポーツ・青少年係長小糸 克己│           金子 一人│地域活動推進課副課長兼地域活動 │ │   │中央公民館長     新井 正人│教育支援課副課長兼指導主事   │推進係長       大澤 雅俊│ │   │中央図書館長視聴覚ライブラリー│           渡邉 栄次│農業委員会事務局長  栗山 隆司│ │   │館長         上原  隆│                │                │ ├───┼────────────────┼────────────────┼────────────────┤ │職出の│                │                │                │ │務席職│議会事務局議事係主任      │                │                │ │のし・│       仁木 雅宏    │                │                │ │たた氏│                │                │                │ │め者名│                │                │                │ └───┴────────────────┴────────────────┴────────────────┘ ┌───────┬──────────────────────────────────────────────┐ │       │議案第16号 新座市いじめ問題対策審議会条例の一部を改正する条例              │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │議案第17号 新座市葬祭条例を廃止する条例                         │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │会 議 事 項│議案第18号 平成31年度新座市一般会計予算〔分割〕                    │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │陳情第 1号 新座市防犯灯設置費及び管理費補助金交付要綱の改正に関する陳情書        │ │       ├──────────────────────────────────────────────┤ │       │政策研究について                                      │ └───────┴──────────────────────────────────────────────┘  開  会 ○白井忠雄 委員長  ただいまより文教生活常任委員会を開会いたします。  金曜日に引き続きまして、議案第18号 平成31年度新座市一般会計予算の文教生活常任委員会に分割付託された部分の教育委員会所管について質疑を行います。  初めに、教育総務課長。 ◎鳥之海 教育総務課長  先日、高邑議員より学校における駐車場利用者につきまして、議場におきましてご質問いただきました。こちらにつきまして報告をさせていただきます。  4か年にわたりまして集計をしましたので、報告をさせていただきます。平成27年が391名、平成28年が426名、平成29年が435名、平成30年、こちらは31年2月26日現在でございますけれども、391名となっております。こちらの数字につきましては、学校の先生方並びに県費事務員、それから給食調理員が含まれております。  以上でございます。 ○白井忠雄 委員長  質疑のある委員、挙手をお願いいたします。 ◆辻実樹 委員  何点か質問します。  まず、374、375ページの教育相談についてなのですけれども、昨年の予算の審議の中で芦野議員も質問していたのですけれども、増員についてちょっとお聞きします。相談が先日もすごくふえているということなのですけれども、私も実際に利用していた方からもお声を聞いているのですけれども、まず予約がとれないということと、とりづらいということです。あと例えばシングルの方で3人お子さんを育てている方で、発達障がいの可能性があるというようなことを言われたそうなのですけれども、相談員との面談を希望して予約とろうと思ったのですけれども、やっぱり平日で予約がとれないということですとか、そのテスト、心理検査なんかも平日3日間は必要だということで、結局諦めたというふうにおっしゃっていて、現状ではそういうことなのですけれども、今後いろんな家族の形というか、働き方とかもいろいろあって、お聞きしたいのは増員についてどのように考えているかということと、あとは土曜日に適応教室に通うということについては平日というのはよくわかるのですけれども、相談について土曜日行うということについてどう考えるかについてお聞きします。  あと376ページにいろんな相談員、教育相談員、さわやか相談員とかいろいろ書いてあるのですけれども、その中で子どもと親の相談員とピアサポーターの方が、どこでどんな役割しているのかについてちょっとお聞きします。あとスクールソーシャルワーカーの雇用形態についてお聞きします。  2点目が384ページの要保護及び準要保護児童生徒就学援助についてなのですけれども、国の文教・科学予算のところで来年度一部ふえるという報道がされているのですけれども、新座市も就学援助の額がふえるのかについてお願いします。  あと386ページの中学校施設管理なのですけれども、昨年度の審議でエアコンの清掃を3年に分けて行うということだったのですけれども、今年度の状況についてお願いします。  あと398ページのぱわーあっぷくらぶについてなのですけれども、保護者の方からは本当に助かっているし、子供たちも好きな講座は喜んで通っているということで、すごくいいものだというふうに聞いていますし、私自身もそう思っています。それで、ちょっとお聞きしたいのですけれども、ぱわーあっぷの今後の充実について、例えばお子さんがやりたいという講座が開催されている学校が学区内でない場合は、なかなか1人でその会場に行けないので、親が送迎するのだけれども、そういったいろんなところでいろんなものをやってもらいたいという要望はあるのですけれども、今後どのように考えているのかということと、あと人気のある講座は物すごく集中していると思うのですけれども、その辺の状況なんかをお聞きできたらと思います。  あと406ページの市史編さん事業なのですけれども、市制50周年に向けて、市民の方が参加できる仕組みというか、例えば写真を募集してみたり、展示会やったり、ボランティアとか寄稿してもらうということもいいかなと思うのですけれども、こういった市民が参加できるというところについて何かあればお願いします。  あと410ページの公民館講座なのですけれども、予算額がだんだん減っているようなのですけれども、その理由や課題についてお願いします。  あわせて社会教育指導員を8名から7名に減にしたということなのですけれども、その理由をお聞きします。  あと414ページの図書館講座なのですけれども、30年に行っていた子供の読書ボランティアサポータースキルアップ講座とか、子供の読書ボランティア講座ブックスタートボランティア研修などがなくなっているのですけれども、その考え方をお聞きします。  あと最後に、422ページの図書室運営のところで、指定管理者制度を導入するということで、昨年度もいろいろ議論があったところなのですけれども、例えば人の配置とか、そういったところでスムーズに準備されているのかというところをお聞きします。  以上です。 ◎浜田 学校教育部参事教育相談センター室長兼指導主事  374ページ、教育相談について幾つかご質問がありました。順番にお答えしていきたいと思います。  予約がとりづらいという点ですが、確かに相談件数がふえていて、日時が合わないようなことはあって調整をしているところです。予約がとれなくて、ちょっとこれでおしまいという話は聞いていないです。ただ、1か月待ちとか、そういう形で相談を受けているという話は聞いているところです。本来、確かにもう少し人数がいるといいのかもしれないのですけれども、教育相談室の施設の規模であったり、あと相談できる時間帯の問題とか、いろんなことを考えると、あと予算のこととかもありますので、非常に今は厳しい状態なのかな、増員するのは厳しい状況であるというふうにこちらは捉えています。  心理検査につきましては、本来は病院でやっていただくものです。あと跡見学園の心理教室とか、そちらのほうでもやっていただくのが本来の筋です。その中で、こちらのほうでしかちょっと行けないというところで承っているところでございますので、やはりそちらにつきましては病院のほうでアポイントをとってやっていただけるとよいのではないかなということでお伝えもさせていただいているところでございます。土曜日に相談を行うということにつきましては、現在のところでは考えておりません。  子と親の相談員とピアサポーターの活動についてということですが、子と親の相談員につきまして、ピアサポーターもですが、基本的には学校をベースにして活動しております。子と親の相談員につきましては週2回、4時間程度やっているところですが、休み時間の子供の相談であったり、必要であれば保護者の方が学校に電話をしてきて予約をとって親の相談も乗るというところです。ピアサポーターについては、主に学生に来ていただいていて、年齢が近いというところを生かして子供に寄り添った活動をしていただいているところです。週1回来ていただくということで、行っております。  それから、スクールソーシャルワーカーの雇用形態というところですが、県と市とあります。市のほうにつきましては、月曜日から金曜日までということです。1日6時間程度で、いろんな学校に回っていただいているところです。県費のほうのスクールソーシャルワーカーは2名おります。こちらは週2日、スクールソーシャルワーカーの活動をしていただいて、残りの日は相談員として相談室のほうに配置しております。  以上です。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  384ページ、就学援助についてのご質問をいただきました。国のほうで一部増ということで、特に新入学児童生徒学用品費、小学校1年生、中学校1年生の入学前に支給しているものですけれども、これについて国のほうが1万円増ということのようですので、市のほうも市長部局と調整を図っておりまして、増額の予定で考えております。  以上でございます。 ◎鳥之海 教育総務課長  386ページ、中学校施設管理、施設・設備清掃委託料のエアコンの清掃についてご質問いただきました。エアコンの清掃につきましては、平成30年、31年、32年の3か年に分けて清掃を計画しております。当初1年目の平成30年度につきましては359基、2年目につきましては……今平成30年というのは普通教室ですけれども、2年目につきましても普通教室358基、それと3年目につきましては特別教室の清掃を予定しております。平成30年度につきましては、当初予定しておりました普通教室の359基に加えまして、エアコンのききが悪い等の機器がございましたので、54基を当初の計画に加えて実施をしております。したがいまして、平成31年度につきましては最初からちょっと件数が減りまして、308基の清掃を予定しております。特別教室につきましては、予定どおり平成32年度に清掃を実施する予定でおります。  以上でございます。       〔「特別教室は何件」と言う人あり〕 ◎鳥之海 教育総務課長  特別教室の件数は307件になります。       〔「でも、359が平成30年で、54件プラスしちゃったから、31年は54件いらないよってこと」と言う人あり〕 ○白井忠雄 委員長  暫時休憩します。       休憩  9時44分       再開  9時45分 ○白井忠雄 委員長  休憩を閉じて再開いたします。 ◎鳥之海 教育総務課長  失礼いたしました。平成30年度に54基、計画していなかったものを実施をいたしましたので、平成31年度につきましては、先ほど私308基と申し上げましたが、304基の誤りでございます。  以上でございます。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  398ページ、399ページの新座っ子ぱわーあっぷくらぶの件でございます。今後の充実、人気のあるものというようなことで、全ての学校に、近くにご要望のところがなかなかないというような状況も私どもも十分承知しているところでございます。本年度、平成30年度は、35クラブを17小学校で実施をしております。人気のあるクラブといたしますと、上位3校で申し上げますと、野火止小で実施しているラケットテニス、栗原小で実施しております遊びの宝箱、それから東北小で実施しておりますソフトバレーボール等、比較的スポーツ系のクラブが多いのかなというところでは、スポーツ系は全体で7クラブしかないというような状況もございます。ただ、いわゆる学童野球ですとか、サッカーですとか、そういうところでは十分な活動がなされているという見方もございますので、割合としては低くなっておりますというような状況でございます。  指導者は、基本的にボランティアのような形で、多少の謝礼金で実施をしているというような状況を考えますと、こういった方々も高齢化をしているような状況もございますので、なかなか近くにご要望のものがないという状況もございますけれども、引き続き使用者の方には、多くの方々にご協力をいただいてやっていきたいというような形で、40クラブ、17小学校全ての学校で実施をしたいというふうに考えております。  406ページの市史編さん事業でございます。こちらについて、市民参加はどうなのだろうかというようなお話でございます。こちらにつきましては、記載のとおり平成32年、2020年が市制施行50周年記念ということで、ダイジェスト版を編さんする予定でございます。編さん委員会を組織して、こちらは内外部含めて十数名の形で組織をいたしまして、編さんを企画していきたいというふうに考えておりまして、主に写真ですとか、イラストですとか、そういったわかりやすいものを編さんし、作成しまして、子供たちにもわかりやすいもの、手にとりやすいものを心がけていきたいというふうに考えております。したがいまして、そういった写真データ等を多くの方にご協力いただきたいということでは、広報等でも原稿の募集等、いろいろな形で市民の皆様にご協力いただきたいというふうに考えております。  以上です。 ◎新井 中央公民館長  公民館費につきまして、410ページの細目05の公民館講座について、予算額が減少しているというご質問がまず1点目ですけれども、公民館講座につきまして、最大の減少要因が講座用のパソコンを再リースにすることとしたということですけれども、加えまして、08節の報償費も若干減額となっておりますけれども、公民館の講座につきましては例年全く同じものを繰り返し行うということではなくて、実際何をやるか見直しも行っております。見直しについては、当然経費節減の観点からも見直しを行っているのですけれども、そういった中で傾向といたしまして例を挙げさせていただくと、例えばパソコン講座が30年度は7件、31年度は5件ということで2件減少しましたが、一方でスマホ講座が30年度は3件で、31年度は6件ということで、スマホ講座はふえております。スマホの講座については、民間企業の社会貢献事業ということで、無料で講師の派遣が受けられるということで、経費の節減になっているというふうに考えております。  また、ちょっと顕著な例がありまして、子供の体験講座というのが1つあるのですけれども、40人定員のところを、平成30年度は20人の応募しかなかったということで、定員に対して応募が少ないので、やはりこれは費用対効果から継続しないほうがいいだろうということで取りやめた講座もあったりして、その結果報償費の予算額も若干減っているといった部分があります。  次に、06の社会教育指導員の1名減少の理由ですけれども、社会教育指導員につきましては各公民館、コミュニティセンターに1名ずつ配置をしておりました。野火止公民館が30年度から指定管理に移行したことによりまして、野火止公民館の1名分が不要といいますか、指定管理者ですので、市としては配置をしておりませんので、その結果7名に減少になったというところでございます。  以上です。 ◎上原 中央図書館長兼視聴覚ライブラリー館長  ページ414、415、細目05の図書館講座、講習等の講師謝礼金の中の講座についてご質問いただきました。今回講師謝礼金につきましては見直しを行いまして、まずブックスタートボランティア研修会、こちらについては子供の研修ボランティアスキルアップ講座のほうに含める形といたしました。また、子供の読書ボランティア養成講座、こちらは講師の方をお呼びして実施していたものを、ブックトーク研修会ということで、職員が講師となって対応するような形になりましたので、今回そちらについてはこちらから除かれているような状況でございます。  以上でございます。       〔「422、人の配置」と言う人あり〕 ◎上原 中央図書館長兼視聴覚ライブラリー館長  すみません。指定管理の職員体制についてご質問いただきました。ページとしては144、145の……       〔「422」と言う人あり〕 ◎上原 中央図書館長兼視聴覚ライブラリー館長  現在非常勤一般職員を中央図書館及び福祉の里、生涯学習センター図書室と配置している状況でございますが、これにつきましては現在人員配置につきましては人事サイドと調整を図りまして、今後の雇用先についての確保に努めていくようにしたいと考えております。  以上でございます。 ◎渡辺 教育総務部長  私のほうからちょっと補足で説明させていただきます。  今回31年度から指定管理者を導入いたします福祉の里図書館、そして中央図書館の分館、そして業務委託をいたします生涯学習センター図書室の職員配置については、指定管理者、業務委託先が職員の募集、そして採用を今現在行っているところでございまして、職員配置については現在具体的に行っているところで、早々にこちらのほうも配置状況を確認をして決定していくものというふうに考えております。  以上でございます。 ◆辻実樹 委員  ありがとうございました。再質問します。  まず、374ページの教育相談のところなのですけれども、昨年度のこの予算の審査のときは1名増員は時期を見て考えているということで、前向きな答弁だったのかなというふうに思うのですけれども、今のお話だとちょっと考えていないというように受け取れたのですけれども、何で増員してもらいたいと思ったかというと、低学年のお子さんが学校に行けなくなってしまったということを聞いたのです。それで、予約に時間はかかったのだけれども、適応教室のほうにも通っていたのですけれども、親も学校の先生もその原因がわからなかったのですけれども、教育相談員が丁寧に話を聞いてくださったら、授業中にトイレに行きたくなったらどうしようと困ってしまうと、それが原因だったわけです。教育相談員はすぐ対応してくださって、学校に行けるようになったという話を聞いて、私は学校の先生でもない、親でも言えないけれども、教育相談員には言えたということは物すごく大きな働きをしてくださっているのだなと思いました。それで、去年の審査では教育相談の予約が2か月ぐらい待つのだというふうにおっしゃっているのです。でも、先ほどは1か月ということだったのですけれども、やっぱり相談を早目にできるようになるというのは、いろんな問題の解決にも早期に対応できるということになると思うので、本当に増員は必要ではないかと思うのですけれども、いろんな事情があるので、無理というのはわかるのですけれども、そのあたりのお気持ちというか、考えというか、ちょっともう一度お聞きしたいと思います。土曜日のことについても考えてほしいと思うのですけれども、ちょっともう一度その必要性についてどう考えているのかお願いします。  あと、377ページの子どもと親の相談員というのは、そうすると相談に乗ってくださる方、学校にもさわやか相談員とかいらっしゃると思うのですけれども、それと同じなのか。さわやか相談員は、たしか中学校にいらっしゃる方ですか。小学校にも相談員いると思うのですけれども、ちょっとごめんなさい、よくわからないので、もう一度お願いします。  384ページの就学援助の学用品費等というところなのですけれども、今の話だと、そうすると来年度になるとそれぞれ小学校、中学校1万円ずつ、例えば1年生は今まで1万2,990円と書いてあるのですけれども、これが2万2,990円になると考えていいのかどうかお願いします。  386ページのエアコンについてはわかりました。平成30年度、ふぐあいのものを54基加えたということなのですけれども、そうすると今ふぐあいはないと考えていいのかどうかお願いします。  あと、昨年度は小学校8校分と中学校3校分とおっしゃっているのですけれども、これは学校別で直していくということでいいのか、ちょっと確認します。  ぱわーあっぷくらぶについては、398ページですけれども、わかりました。確かにスポーツのクラブが少ないのかなと思うので、ぜひ充実をお願いしたいと思います。
     それで、ぱわーあっぷくらぶについてなのですけれども、先日ある知り合いの方が、その方は美術の専門家なのですけれども、新座市のために何か役に立ちたいのだけれどもとおっしゃっていて、それで学校の先生に、講師になりたいのだけれども、できないのかと言われて、いろいろご相談したら、結果的にぱわーあっぷくらぶの講師をしてくださることになったのですけれども。だから、市内にこういう方がいるのだなと思って、やっぱりいろんな技術を持っていて、何か子供のために役に立ちたいなと思っている人が多くいらっしゃるのだなと思ったので、ぜひ呼びかけというか、周知をお願いしたいと思います。これはわかりました。  あと406ページ、市民の方に広報などで写真や原稿を募集されるということで、よろしくお願いします。  410ページの公民館講座は、内容もいろいろ参加状況とか見ながら変えていくというのはよくわかります。この12事業の中で、前回ちょっと一般質問したことがあるのですけれども、その中で結構ばらつきがあるのかなと。人気のあるものは何講座もあったり、人権に関する講座なんかは1個か2個かだったかなと思うのですけれども、なかなか取っつきにくいテーマかなというのもわからなくはないのですけれども、だからこそそういうところに力を入れてほしいと思うのですけれども、その考え方をお願いします。講座の組み方についてです。  あと、414ページの指定管理者の人員配置等についてはわかりました。不足のないように、本当によろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ◎浜田 学校教育部参事教育相談センター室長兼指導主事  大きく2点について再質問ございまして、お答えします。  低学年で登校できなくなった子が学校に来ることができるようになったといううれしいお話を聞くことができたことをうれしく思います。相談員の増員、やはりニーズがあるということは、こちらも十分にわかっていて、把握しています。ただ、それに伴う人件費が膨大な金額になっていること、それから市の財政状況が今は非常に厳しいというところで、増員ということは難しいというような状況になっております。  それからもう一つ、子どもと親の相談員とさわやか相談員の件につきましてですが、1つ訂正させていただいてよろしいでしょうか。先ほど子どもと親の相談員は2日ということでしたが、今年度日数が変わりまして、80日から92日ということで勤務日が決まった関係で、2日か3日というところで今来ていただいているところでございます。  子どもと親の相談員とさわやか相談員については、同じように児童・生徒に対する相談業務を行っています。さわやか相談員については、不登校の子が学校に来たときに、お部屋のほうでずっと見ているというようなこともやっていたりいます。子と親の相談員、週2日なのですが、先ほど相談室のほうの相談件数がふえていて、子供が先生たちには相談できなかったけれども、相談員に相談できたら不安感を訴えることができて学校に来ることができるようになったというお話だったのですが、本来であればそれを子と親の相談員、学校のほうで、やはり利害関係のない相談員が聞き取れるとよかったケースなのかなということも感じています。そういう意味でも、子どもと親の相談員は学校の中にいて、身近に子供たちが相談できる方という位置づけになっているので、相談室の相談員の増員ももちろんなのですけれども、まずやっぱり子どもと親の相談員が見きわめて声をかけて相談につなげていくということをしていく必要があるのではないかなと、そちらのほうの研修を進めていく必要があるのではないかなということを感じております。  以上です。 ○白井忠雄 委員長  ただいま教育相談センター室長より発言の訂正の申し出がありましたので、委員長においてこれを許可します。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  384ページ、就学援助について再度のご質問をいただきました。新入学児童生徒学用品費という新小学校1年生、中学校1年生の準備のための、ランドセルを購入したり、制服を購入したりということで、この3月に支給をするものです。385ページの事業概要の中の2の(2)の部分です。小学校1年生は4万600円、新入学の中学1年生には4万7,400円、これが国のほうで1万円増の予定があります。もしそれが実現すれば、これは3月に入学前の支給をする予定ですので、その差額の1万円についても支給の予定、市長部局と調整中というところです。  以上でございます。 ◎鳥之海 教育総務課長  事業別予算説明書386ページ、エアコンの清掃でございますけれども、エアコンの清掃につきましては基本的には学校ごとに清掃を行っております。ただし、先ほど申し上げましたとおり、ふぐあい等、エアコンのききが悪いとか、そういったものもございますので、そういった場合につきましては計画になかったものも清掃しております。  現状についてなのですけれども、特にふぐあい、今問題があるエアコンというのはない状況ですが、またシーズン前に試運転等も学校のほうでしていただきますので、その際に何かあればそういったところも早目に対応するとかという形で考えております。  以上でございます。 ◎新井 中央公民館長  公民館費の中で講座の組み方ということで、どういった考え方で講座を組んでいるのかというご質問でございますけれども、講座につきましては参加される皆様に各講座修了時にアンケート調査などを実施いたしまして、どういった講座を実施してほしいのかと、そういったアンケート調査をして把握しているという部分があります。また、講座を担当している公民館の職員ですとか、社会教育指導員が日ごろから市民のニーズを捉えるように努力しているところでございます。そういった中で、特に若い世代の取り込みということも考えなければいけませんので、子育て講座というものを実施したり、あるいは保育つきの講座、そういったものの数をふやしていって、若い世代が公民館に来やすくするといったような取り組みをしているというところでございます。確かに人権に関する講座が余り件数的に多くないという部分がありますけれども、なかなかその辺アンケート調査のほうで余り上がってこないという部分もありますので、傾向としてそういうふうになってしまっているのかなというふうには思っております。おおむねそういったところで講座を組んでいるというところでございます。  以上です。 ◆辻実樹 委員  374ページの教育相談のところです。財政状況が厳しいというようなことが一番あるみたいなのですけれども、子供にとったら、子供の世界は本当に目の前のものだけなので、何かあったときに重大なことにもなりかねないし、これだけ相談がふえているというところを見れば、これは本当に財政状況が厳しいということよりも、やっぱり配置しなければいけないのではないかなというふうに私は考えています。先ほど土曜日についての答弁もなかったけれども、多分それも財政状況によって難しいということなのかなと思うのですけれども、これは本当に強く要望したいなというふうに思います。  あとさわやか相談室に通っているお子さんの保護者の方からも連絡があって聞いたのですけれども、基本的には学校に行ってほしいのだと思うので、教育相談室のほうで過ごす前に、やっぱり学校で過ごせる可能性があるなら、そっちが優先なのだというふうに思います。それはそのとおりなのですけれども、実際にさわやかルームですか、そこで過ごしているお子さんは結局やることがないと。勉強を教えてくれるという場ではないのかなと私は思ったのですけれども、まずは学校に行ってみようと、そこで自由にお話ししたりとか、そういう場なのかもしれないのですけれども、さわやかルームでの過ごし方もちょっとお聞きしたいのですけれども、要はなかなか勉強がそこの場でできないので、親御さんは塾に通わせるしかないというふうにおっしゃっていて、ちょっとそのさわやかルームの過ごし方のところの考えだけお聞きします。 ○白井忠雄 委員長  暫時休憩します。       休憩 10時13分       再開 10時14分 ○白井忠雄 委員長  休憩を閉じて再開します。 ◆辻実樹 委員  384ページの、済みません、私が間違えました。新入学児童生徒学用品費です。中学校についても同じように1万円の増額、391ページだと新入学生徒学用品費4万7,400円、これに1万円の増額の調整中でいいかどうか確認します。  あと410ページの公民館講座はわかりました。傾向として、例えばの話、人権に関する講座の要望が少ないということなのですけれども、ぜひ要望少ないからこそPRに力を入れたり、なかなか人権の問題は意識的に学ばないと何となくわからなくなってしまうというか、そういう学ぶ機会を確保するのは大事な役割と思いますので、これは要望いたします。  以上です。 ◎浜田 学校教育部参事教育相談センター室長兼指導主事  374ページの教育相談のところですが、さわやか相談員室での子供たちの過ごし方ということですが、私何回かさわやか相談室のほうは視察に行かせていただいて、いろいろとお話も聞かせていただいているところなのですが、子供たちが学校に来て、勉強はしています。ただ、気分が乗らなかったり、ちょっと不安定になっている子については、そちらを落ちつかせるために別のお部屋で過ごしたり、話を聞いたり、何かをつくったりというところはあるのですが、基本的には学校から出されている課題であったり、問題集であったりやっている姿を私は見ていますので、それがメーンで過ごしています。あと、この時間だったら教室のほうに戻れるという時間もございまして、そういう時間を見て学級に戻ったりしているのもまた事実でございます。  以上です。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  就学援助、新入学児童生徒学用品費についてのご質問ですが、そのとおりでございます。 ◎梅田 学校教育部長兼指導主事  教育相談について、ちょっと私のほうからも補足という形で、先ほど昨年度の計画で増員を考えているのではないかという話でした。その結果が、実は子どもと親の相談員を何とか80日を92日にふやすことができましたが、現状では精いっぱいのところです。ただ、相談業務がふえているので、何とかしないといけないという思いは私どもも持っております。とはいえ、それ以前にまずは学級担任が、学年の担任がどれだけ子供たちをよく見取れるか、それから学校として養護教諭が保健室に来る子たちからどれだけ話を聞き取れるか、さらには教育相談担当の職員もおります。そういうまず学校の中の者がどうやって子供たちのSOSを見ていくかということをやっぱり考えていかないといけないかなと思っております。そして、小学校では本当に週2日、3日しかないのですけれども、子どもと親の相談員が来てくれています。教室を回って、小まめに子供たちにも声をかけていただいています。そういう対応をした上での教育相談室の相談員であるということをご理解いただければと思います。  以上です。 ◆助川昇 委員  それでは、質問させていただきます。  まず、364ページ、にいざの輝く学校プランのところで、(3)、ボランティア活動、野火止用水クリーンキャンペーンというところがありますが、ここの今年度の参加人数、もし見込みなんかというものがわかったら教えていただきたいです。  続いて、2点目です。2点目は、372ページの部活動ボランティア指導員配置といったところで、県のほうの指針を受けて、部活動のあり方についての方針といったものを4市でも策定をしていったという動きがありますが、この予算額を見たところ、50万円で変わらない、前年のままということなのです。そういった方針ができる中、やはり予算に増減がないというところが反映がされていないのかなと。考えはもっと先にあるかもしれないのですけれども、できればそういったところに予算を割いてでもいろいろ新しいことを仕掛けていくといったことが大事なのかなと思うのですけれども、そういうところの考え方について、今後のことについて教えてください。  次は、374ページ、新しい時代に求められる資質・能力育成事業といったことで、ここで新たに予算がついている状況です。この事業について、新学習指導要領で求められる教育研究を進めるといった話がありますが、どのような成果を期待して行うのかといったところと、そのスケジュールについてわかったら教えてください。  続いて、384ページの要保護及び準要保護児童生徒就学援助の項目ですけれども、ここの右側の事業概要、(2)のところにちょっと関連することなのですけれども、この間の土曜日か日曜日にヤフーニュースのほうにちょっとおもしろい記事があって、子供が入学する際に、ランドセルの金額というのが大体平均5万円ぐらいするといったことで、高額になるといった記事がありました。そこに関して、他自治体の話なのですけれども、不要になったランドセルを寄附で集めて、それを配布をしているという自治体の話が載っていたのです。もちろん集めたランドセルの中には、ちょっと汚れてしまっていたりとか、ちょっと破損しているといったランドセルもあるのですけれども、そこに関してはそういった問題が発生したので、修理費を予算計上してランドセルの配布をしたと、そこまで考えていろいろ就学のための備品に関して援助をしているという自治体の話がありました。こういった話はすごくおもしろい話だと思うのですけれども、今後そういったお話もちょっと取り入れていってもらえないかといったところで聞きたいです。  続いては、388ページ、中学校コンピュータ教育推進といったところで、佐藤委員からも質問があったので、これについて予算の話はわかりました。中学校6校にタブレット10台をそれぞれといったところなのですけれども、まずこの考え方についてなのですけれども、これはずっと議論もされているかもしれないのですが、タブレットではなくてはだめなのかといったお話と、それとあと10台というとやはり使えるのは少ないのかなと思って、これを今後ふやす考えはあるのか。タブレットとはいわず、コンピュータをふやしていくといった考えはあるのかといったところでお聞かせください。  続きまして、428ページ、大学施設利用のところです。こちらの予算額を見ると、大体半分ぐらいになっているのかなといったところで、もともと1,500万円の予算がついていて、これはすごく高額だなと思っていたのですけれども、これ何で半額近くというか、予算が1,500万円から820万円弱ぐらいに落ちたのか、その要因と、あと年何回開放していくのかといった回数……回数書いてありましたっけか。失礼しました。では、この減額になった要因を教えてください。  以上です。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  364ページのにいざの輝く学校プランの事業の2の(3)番、活動実績のところのボランティア活動、野火止用水クリーンキャンペーンにつきましてですが、こちらは人数の把握については生涯学習スポーツ課のほうで行っておりますので、そちらのほうでお答えいただく形でお願いしたいと思います。先に言ってしまったほうがよろしいですか。 ◆助川昇 委員  いいです。後ででいいです。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  わかりました。それでは、その次の質問です。372ページ、部活動ボランティア指導員についてでございますが、ご質問ありがとうございます。助川委員がおっしゃるとおり、部活動につきましては、こちらは文教生活常任委員であるとか、あとはもう時代の要請で強化していくべきところというふうにこちらとしても把握しております。現在朝霞市が1回当たり2,000円で、事業全体で140回までという部分がございます。志木市が1回2,000円、こちらは1人当たり20回までという上限がございます。和光市につきましては1回3,000円、これは30回までということがございます。そう考えてみますと、朝霞市は事業全体ということになりますが、志木市につきましては1回2,000円掛ける20回の総額4万円、上限4万円、和光市につきましては1回3,000円の30回までということで、上限9万円というデータがございます。こちらに鑑みまして、新座市につきましてはもともと1回2時間程度、30回以上行うということで2万円というものが要綱の中にございます。ただ、この情勢の中、他市と比較しますと、やはり上げていかなければいけないということで、平成31年度、市長査定のところでは5万円という形で、30回ですので5万円ということで上げたところではあったのですけれども、据え置きというような形で財政部のほうからお話がありました。こちらにつきましては、今後につきましても部活動ボランティア指導員の待遇を上げていかないと、やはり人材のほうが集まっていかないということが考えられますので、今後もこちらの額の引き上げに努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。       〔「スケジュール」と言う人あり〕 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  スケジュール、失礼しました。続きまして、374ページの新しい時代に求められる資質・能力育成事業のスケジュールということでございますが……       〔「あと成果」と言う人あり〕 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  こちらにつきましては、環境教育に係る副読本を活用した事業ということでございます。今年度の成果につきましては、実践の報告ということで、野寺小学校から2点報告が上げられてございます。  1点目が地球に優しく生きようということで、小学校5年生で行った実践、副読本を活用した実践について報告がされてございます。続きまして、もう一点は、実り豊かな米づくりということで、同じく小学校5年生で総合的な学習の時間を活用して、米づくりを通した環境教育に係る実践報告がされております。  今年度につきましては、研究成果の外向けの発表というものは行っていないのですけれども、来年度は2年目ということで、今後2年間の成果を発表する予定でございます。  以上でございます。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  384ページ、就学援助にかかわって、ランドセルの不要になったものを修理して、また再配布ということは考えていないかといったご質問かと思いますが、どちらかというとリサイクルというか、リサイクル推進課とか、そちらのほうの事業であるのかなと思われますので、ちょっと学務課では考えておりませんが、ただやっぱり5万円という金額で、昨年度4万600円に増額し、また来年度ということで5万円ということで、そちらのほうで対応ということでお願いしたいと考えております。  以上でございます。 ◎鳥之海 教育総務課長  事業別予算説明書388ページ、中学校コンピュータ教育推進についてご質問いただきました。コンピュータにつきましては、文科省のほうからICT環境の整備方針というのが示されておりまして、この中において可動式のパソコン、いわゆるタブレット、こういったものの配置というものも指針の中に盛り込まれております。最終的には1人1台、こういった可動式のパソコンをというような方針が示されておりますけれども、ちょっと財政的な状況もあります。あとまた近隣の市町村においても、まずは1校につき40台……1クラス40台……       〔「全校で40です」と言う人あり〕 ◎鳥之海 教育総務課長  全校で40台とか、そういう状況でございますので、まず我が市においてはグループでの利用みたいなものを想定しまして、10台ずつという形を考えておりますけれども、将来的には国が示す指針もございますので、そういったものに沿った形で整備を進めていけたらというふうに考えております。  以上でございます。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  初めに、364ページ、にいざの輝く学校プラン、これに関連しまして野火止用水クリーンキャンペーンの参加者数ということでございますので、402ページの野火止用水愛護活動と同様の件でございますので、私のほうからご答弁させていただきます。  野火止用水クリーンキャンペーンにつきましては、例年8月の上旬から中旬、もしくは年によっては下旬に実施をしておりまして、ここ数年はおおむね全体では1,000人ほどの参加をいただいております。30年度は8月22日に実施をしておりますけれども、中学校の生徒を中心に実施をしているというところもございますので、新座中学校の生徒が212名、第二中学校が479名、第六中学校が90名のご協力をいただいている状況にございます。  続きまして、428ページ、大学施設利用、こちらは立教大学の屋内プールの開放事業でございます。これまでも、この事業につきましては平成28年から実施をしておりますが、登録人数もしくは利用人数はふえてはおりますけれども、市の負担が予算額では1,500万円程度、歳入をマイナスいたしましても1,300万円ほどの負担があるということでは、なかなかバランスのよくない事業ではないかというような指摘をいただいておりました。したがいまして、大学側と協議をいたしまして、どういった形で実施していくのが望ましいのかということはたびたび協議をさせていただきました。まずは、来年度、これまで毎週土日を開放してまいりましたけれども、隔週、第2、第4の土曜日、日曜日というような形で、回数にしますと半減をするというようなことになります。こういった形で状況を見ながら推移を検討していこうということになりましたので、来年度は818万4,000円ということで金額を計上させていただいている状況です。  以上です。 ◆助川昇 委員  ご答弁ありがとうございました。順次再質問させていただきます。  まずは、課をちょっとまたいでしまったかもしれないですが、野火止用水クリーンキャンペーンについてですが、参加人数はここのところ1,000名程度といったところで、やはり中学校が主体でやっていっていると。野火止用水を美化をしていくという考え方のもと、こうやってボランティアをされているわけですけれども、そこに関することに1,000人という方々が集まるわけですよね。何かいろんなところからの協力があってもいいのではないかなと思って、例えば近隣の企業だとか、そういったところで協力があるのか、そういったところでわかったら、ちょっと教えてください。  2点目です。部活動ボランティアの件です。372ページです。ここに関しては、話はわかりました。やはりなかなか指導員のところの報酬といったところで、少ないかなといった考えもあるのですけれども、ここあたりは4市の状況を見ながら、いろいろと今後も考えていっていただけたらなと思っています。この部活動に関するあり方の方針の中に、地域とのかかわりといったものを盛り込んでいかなければいけない指針になっているのかなと感じるのですけれども、地域とのかかわりについては今後どのように考えているのかといったところで、お答えをいただければと思います。  続いて、374ページの新しい時代に求められる資質・能力育成といったところで、内容はわかりました。こちらは結構でございます。  384ページの新入学児童・生徒学用品のところで、ちょっと私質問したかなと思ったのですけれども、リサイクル推進課ともかなり密接に絡んで、どちらかというとそちらかなというお話だったので、そうなのですけれども、ただやはりここは連携というのが必要だと思うのです。何かヤフーのニュースを見たときに、非常にいい取り組みだなと思ったのです。ここの新入学児童・生徒学用品費といったものが4万円ぐらいかかっているわけです。ここの考え方の中に、ランドセルの費用というのはかなり重きを置いていると思うのです。そんなことはないですか。5万円かかる……       〔「学用品費」と言う人あり〕 ◆助川昇 委員  学用品費。       〔「入学準備金ではないのですよ」と言う人あり〕 ◆助川昇 委員  入学準備金とは違う……そうですか。ただ、ランドセルに関しては予算もかかって、家計の負担も大きいから、こういった補助もそこに盛り込んで家庭で使うといったところもあると思うのです。ですので、そういったところの予算の削減とか縮減とかを考えていったときには、こういったところで連携をしてやっていくということも必要だと思うので、今後課題にしていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。  続いては、388ページの中学校コンピュータ教育推進といったところで、こちらはわかりました。文科省の指針では、最終的には1人1台で可動型のコンピュータを持っていったらどうかといった考え方だと思います。こちらに関しては、本当に課長おっしゃるとおり、予算が大分厳しいというか、相当な金額になってしまうので、順次ふやしていって、近いところではグループ学習的なところで使っていったらといったところで、話はわかりました。ありがとうございました。  428ページの大学施設利用といったところで、こちらなのですけれども、簡単に言うと利用回数が半分近くになったので、半額になったのかなといったような、予算が半分近くになったのかなといったように感じるのですけれども、こちらは1,500万円がついている予算のときからも、1日当たりの利用料に関して高いのかなと感じていたのです。こちらに関しての協議はなかったのかといったところでお聞かせください。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  372ページ、部活動ボランティア指導員につきまして再質問にお答えしたいと思います。  地域と連携ということでご質問いただきました。実際に部活動ボランティア指導員でお手伝いいただいている方は地域の方が主となっておりますので、地域の人材を活用するといった点ではこちらとしても推奨していきたいと思います。ただ、部活動そのものの考え方、こちらにつきましては、あくまでも学校の教育活動の一環でございます。ですので、部活動によっては競技として全国大会に出場しよう、県大会に出場しようという部活動もあれば、それよりも子供たちの人間性の育成という形で、礼儀を踏まえた部活動を通して人間性を育成しようという、そういった部活動もあるかと思います。その辺は、恐らく学校の今後の先生の意見を聞きながら、その代その代の子供たちでどういう部活動にしていこうかということを決めていく部分があるかと思います。ですので、地域人材の活用はしていくことは考えておりますけれども、地域連携までいってしまいますと、今度は学校の部活動ではなくなってしまうという危惧も考えられます。ですので、あくまでもご理解いただきたい点としましては、部活動については学校の教育活動の一環であり、そこの理解をしてくれる方々に今後も部活動ボランティア指導員という形で学校のサポートをしていただきたいと思っておりますし、また今回このような部活動の方針で教職員の働き方改革という側面もありますので、そういった点で教育活動をサポートしていただくという点で、やはり待遇を少しでもよくしてというところについては、今後もほかの市と比べて見劣りしないような状況に持っていけるように教育委員会としても働きかけていければというふうに考えております。  以上でございます。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  364ページ及び402ページの野火止用水クリーンキャンペーンの関係でございます。この野火止用水クリーンキャンペーンに関しましては、中学校が主体となって派生した事業であるというようなことが現状でもございますので、事業所の協力も当然ございますけれども、主には公益団体が中心となっているというような状況もございます。沿線の企業等に声をかけることも十分考えていきたいと思いますが、妙音沢のクリーンアップ作戦等は多くの事業所の協力があるということも考えますと、やはり沿線企業を中心に声をかけていきたい、そういうことも同時に考えていかなければならないかなと思いますが、中学校とのバランスも考えまして、双方で協議しながら進めていきたいというふうに考えております。  428ページの大学施設利用に関しましては、1日当たりということで申し上げますと、29年度実績になりますが、開放した日数は土日含めて87日ございまして、2,999名の利用があったということでございます。歳入が135万7,000円、歳出が1,431万1,104円ということですので、換算をいたしますと1人当たりは4,000円以上の金額となっているということがございます。この辺の歳出、歳入のバランスもございまして、市の負担をどのようにしていくかというのは立教大学側とまた協議を進めていくべき事項かなというふうに考えております。  以上です。 ◆助川昇 委員  ご答弁ありがとうございました。まずは、野火止用水クリーンキャンペーンの件からです。364ページ、こちらのほうは、妙音沢のお話もございました。沿線企業のところといろいろお手伝いをしてもらったりとかして事業をしていっている。また、中学校のほうが主体で始まった野火止用水クリーンキャンペーンですから、公益団体が中心になって、今は協賛というか、お手伝いというのですか、していただいているような状況なのかなと思います。ただ、やはりこれは1,000人規模で参加のある事業ですから、いろんなお手伝いがあって初めて規模も拡大していくでしょうし、美化についても強化ができるのかなと思いますので、こういったところも推進をしていっていただけたらなと思います。よろしくお願いいたします。  続いて、部活動ボランティア指導員について、地域人材との、済みません、私連携と申し上げてしまったのですけれども、もちろんおっしゃるとおりわかっていて、地域人材の活用というか、お手伝いをしていただくといったところで、こちらのほうは進めていっていただいて、推進をしていっていただけたらなと思っています。やはりこういった指針が出たというところもあるのですけれども、急激な変化というのはすごく難しい話だと思うのです。なので、日進月歩、少しずつ進めていっていただいて、子供たちがいい環境で部活動ができるように今後も考えていっていただけたらなと思います。よろしくお願いいたします。  最後は、428ページの大学施設利用のところなのですが、今課長から細かい数字を出してもらいましたが、前年度は87日の開催で2,999人の利用があって、1人当たり大体4,000円ぐらいかかってしまっているといったところでお話を伺いました。ただ、これは予算がすごくかかっているのですけれども、地元の話を聞くと、やはりすごくいい施設だから、行きたい、行きたいと人気があるという話も聞いているのです。なかなか立教大学のプール入れないといって。そういったところを考えても、こういったプレミア的な金額になってしまっていて、財政状況的には苦しいところも、バランスが悪いかなといったところも感じますが、やはり立教大学のプールに関してはちゃんとした施設ですので、そういったところで子供たちに水泳をしてもらうといったことも、教育に関してはすごく必要な部分だと思いますので、バランスについてはいろいろ今後も検討していっていただけたらなと思います。  以上でございます。ありがとうございました。 ○白井忠雄 委員長  暫時休憩いたします。       休憩 10時46分       再開 11時01分 ○白井忠雄 委員長  休憩を閉じて再開をいたします。 ○木村俊彦 副委員長  教育部門について、ちょっと多岐にわたって質問をしますので、よろしくお願いします。  まず、358ページ、マイナンバー制度についてですけれども、中間サーバー負担金としてというお話で、教育部局が5%の負担を担うというお話だったのですけれども、もともとマイナンバー制度は、私が認識しているのは、社会保障、税、防災に限定して使っていくというお話だったのですけれども、なぜこれが学校教育のほうに入っているのか、そこら辺のところの事情を説明していただきたいことと、それは国の指示としてこういう動きになっているのか、市独自でつくっているのか。それから、実際に他の自治体と情報をやりとりをした、そういう実例はないというふうにきのうお話をされていたのですけれども、説明をお願いします。  その次は、358ページ、ここで聞くしかないかなと思うのですけれども、教員の年休消化率というのがわかれば、どのくらいあるかお知らせいただきたいというふうに思います。  それから、3点目は360ページ、小学校第一学年の副担任について、これ平成30年は野寺小学校が2名のところを1名のまま来てしまったという、だから1名の副担任を採用できないまま1年来てしまったという、ちょっとこれはそのまま、ああ、そうですかというふうには言えないなというふうに感じています。そこら辺の経過、なぜ1年間通じて途中採用もできるのに1名で1年間来てしまったのかというあたりの説明をお願いします。  それから、364ページ、学校応援団の推進について、これは学校応援コーディネーターというのが配置されているわけですけれども、各学校によって事情が違うかもしれませんけれども、大体どんな人が担っているのかという。全くボランティアなのか有償なのか、そこら辺も説明をしていただきたいと思います。  それから、今後全校がコミュニティ・スクールということで、地域とのかかわりをつくっていかなければいけない。学校応援団も地域が学校を支えるということで、同じような事業として来ているのですけれども、コミュニティ・スクールを広げていくということと、学校応援団の学校応援コーディネーター、これがどういうふうにかかわっていくのか、そこら辺のイメージがあればお示しいただきたい。  それから、372ページ、部活動ボランティア指導員の問題で、これも部活動について質問するところがここしかないかなというふうに思います。関係があると思うので、質問しますけれども、部活動ボランティア指導員に対しての補助の議論もされていたけれども、今年度から県のほうの通知で中学の部活動は、今までは全校生徒が部活動に参加するという建前で来ているのですけれども、今年度から希望制になるという、だから部活動に参加しなくてもいいという。それは、通知が保護者のほうにはもう出ているという話なのですけれども、そこら辺がそういうふうになった経過というのをお話しいただきたいのと、そうすると部活動に参加しない子供たちというのがどの程度出るかわかりませんけれども、そのあたりの受け皿としてどういうふうに考えていらっしゃるのか。それこそ先ほどのお話で連携なのか、あくまでも学校の補助なのかという、ここら辺の議論にもなると思いますけれども、地域の中にそういう受け皿というのをつくっていく。学校が全部抱え込まなくてもいいのではないかという議論もあると思いますし、そこら辺の基本的な考え方をどういうふうに考えていらっしゃるか。  次は、372ページ、キャリア教育体験、これは全中学校2年生が体験するということで、体験先を探すというのも大変な努力が必要だと思うし、ただ私も実際に受け入れてもきているし、とってもいい事業だなというふうに評価しているのです。地域と中学生のかかわりというのは本当に少ないですから、こういう形で地域のいろんな職場に出てくるということはいいなというふうに思っているのですけれども、特別支援学級も含めた障がいの子もいるわけですよね。車椅子だとか、いろんな。その子たちの体験実習というのは、どういうところが実際にやられていて、どんな状況なのかというのをお聞きします。  それから、374ページ、コミュニティ・スクール推進について、これは学校運営協議会委員というのが今後いろいろそこで審議をしていくわけですけれども、この協議会の委員というのはどういう観点で誰が選んでいくのか、あるいは任命していくのか、そこら辺の説明をお願いします。  コミュニティ・スクールに関しては、助成金が減額されているというお話も前回ありましたけれども、助成金を減額していくというのは、そもそも国や県が今このコミュニティ・スクールに関しては、どういう姿勢を示しているのか、わかっている範囲でお話しいただきたい。  それから、376ページ、特別支援教育整備、これもなかなかやり手がいないというお話もありましたので、平成30年はどんな状況だったのか。なかなかやり手がいないというのは、どういう問題なのかとかということをお話しいただきたい。  それから、ここの中に入っている介助サポーターというのと推進員というのが、どういう仕事をやる人なのかというのがちょっとよくわからないので、説明してください。今年度は、予算書を見ると前年度と比べると100万円ぐらい額としてはアップしていますが、そこら辺の内容として、どのあたりがどういうふうにふえているのかも教えてください。  次は、380ページ、小学校施設整備についてですけれども、これは新座小学校の屋上防水工事も見に行きましたが、長寿命化計画というのを平成32年までに策定をしなければいけない。国の方針だとそうですよね。その後、長寿命化計画に基づいた形での動きが出てくると、そのことと市が今後やっていかなければいけない大規模改修計画というのが、ちょっとどういう区別でやられていくのか、わかりにくいのです。かなり老朽化してしまったときに、長寿命化という部分工事みたいなことで間に合うのかどうなのか、そこのところも考え方としてどういうふうに考えたらいいのか示していただきたい。  それから、学校の施設に関しては、防災対策として私一般質問でも何度か取り上げていますけれども、いつ震災あるかわかりませんので、やっておかなければいけないということで、受水槽の水栓を各校につけていくというお話だったのですけれども、これは今実施状況はどうなっているのか。水の確保は大事ですので、そのことと。あと子供たちが生活している教室、特別教室等も含めてですけれども、窓ガラスの防災対策、これも一般質問でやったときには、スクールテンパがいいのか、あるいは飛散防止フィルムで対応していくのか、そういうことも含めて検討していくということですので、そこら辺の検討状況と、それから具体的に予算にどういうふうにあらわれてくるのかお話しください。
     それから、380ページの小学校用地の借り上げが出ています。これは、388ページの中学校のほうともあわせてお聞きしますけれども、用地買い取り要請とか、あるいは買い取ってほしいというような、すぐではないけれども、なるべく早くとかといろいろ状況があると思いますけれども、そこら辺の見通しというのをわかる範囲でお示しください。小学校の地権者が6人、中学校も6人、平米数は中学のほうはかなり大きな面積があると思いますけれども、いきなり返してくれと言われても教育予算も厳しいですので、ある程度そこら辺の構えというのは持っている必要があると思います。  それから、400ページ、子どもの放課後居場所づくりについて質問します。これも新座小学校へ視察行ってきましたけれども、新座小と西堀小は一緒ですよね。放課後児童保育室とココフレンドをあわせて同一業者がやっていくということだと思いますが、そのときに今後に連なる動きとして、放課後児童保育室とあわせて運営していくということで、連携というのはどういうイメージを示されているのか、あるいは市として提示しているのか、これもわかる範囲でお話しいただけたらと。  それから、済みません、もう一点。410ページ、社会教育指導員ですけれども、先ほど辻委員の質問でもあったと思いますが、野火止公民館が1名分、それを配置しないということで、指導員1名分の予算が減額されているという説明がありました。野火止公民館は、指定管理で入りますが、ただ公民館活動としては、指定管理を受けた業者が独自で社会教育指導員を配置するということになっているのかどうなのか。社会教育指導員同士のネットワークというか、情報交換等もされていると思うのですけれども、入った場合にはそういう形でやられていくのかどうなのかお聞きします。  以上です。 ◎鳥之海 教育総務課長  事業別予算説明書、まず358ページの社会保障・税番号マイナンバー制度につきましてご質問いただきました。こちらの負担金につきましては、国のほうから市町村の規模に応じて金額を提示されまして、請求がありまして、これに対して支払いをしているものです。その中において市長部局と教育委員会の中でパーセンテージも決められてお支払いをしているものです。ですので、利用の想定があるかなしかにかかわらず、これは金額のほうの請求をいただいておりまして、その請求に基づいてお支払いをしております。先週もお答えをしたのですけれども、今のところ利用といったものがなくて、近隣の市にも確認したのですけれども、ちょっと利用の実績がないというようなことでしたので、今後どういった動きがあるかわからないのですけれども、状況としてはそのような状況になっております。  続きまして、事業別予算説明書の380ページの長寿命化につきましてご質問いただきました。こちらにつきましては、小学校施設整備費の中の設計監理委託料、この中に予算が計上されております。それで、大規模改修と長寿命化の関係性というか、そういった趣旨のご質問かと思いますけれども、学校が仮に80年もつとした場合に、大規模改修のみの場合ですと、大規模改修の中身につきましては、これは原状回復といった意味合いのものでございまして、外装、内装等の改修とか、あとトイレの改修とか、断熱化等の改修とか、そういった改修が主体のものになっております。そうしますと、70年、80年もつものが40年、50年でもたなくなってしまって、50年後ぐらいに改築という形で莫大な費用がかかると。今はそういった形で管理をしているものなのですけれども、それを国のほうから長寿命化の改修をしなさいということで、これは機能向上も含めた内容になっておりまして、鉄筋の腐食の対策であったりとか、耐久性にすぐれた仕上げ材への取りかえとか、あとコンクリートの中性化対策とか、そういったものも含めて検討して改修をしなさいという内容になっております。これをやった場合には、耐用年数も80年までもつということで、先ほどの大規模改修を主体とした実施方法ということになりますと、100年で50年ぐらいしかもたないという形になりますので、100年間に2回建てかえというものになりますが、長寿命化の改修を行えば80年もちますよと。80年後に改築を行えばよいということで、コスト的にもこれは非常によいということで、国のほうからこれをやりなさいというか、平成32年度までに計画を立てなさいということで、計画を立てる上で学校の現状の調査、そういったものを予定しているということでございます。  続きまして、施設管理の中で受水槽の蛇口、水栓の設置ということで、今年度定例会の中でご質問いただきまして、その後9校につきまして水栓の設置を完了しております。これによりまして、水栓につきましては全て設置を完了しております。ですので、震災の際に水が必要になった場合につきましては、水栓をひねっていただければ水が使えるというような状況になっております。  それともう一点、ガラスの飛散防止の対策につきましてご質問いただきましたが、こちらにつきましてはスクールテンパと飛散防止のフィルムの貼付で検討いたしましたが、予算的なものを考えますとフィルムを張るという形で対応を進めていきたいと考えております。こちら今年度中に西堀小学校、新座小学校、第二中学校、こちらにつきましてフィルムの貼付のほうを予定しております。  続きまして、同じく380ページの小学校用地の借り上げにつきましてですけれども、買い取りの要請等があるかということでご質問いただきましたけれども、現状におきましては買い取りの要請といったものはない状況です。私が異動してきてから、1件で相続等発生しました。その際にも買ってくださいといったような要請もあるのかなというふうにも考えておりましたが、引き続き貸借でよいということでご返答いただきました。ですので、現状につきましては買い取りの要請はないといった状況となっております。  以上でございます。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  358ページ、学校教育管理と関連して、年休の消化率ということでご質問いただきました。消化率というのはちょっと把握していないのですけれども、年休を平均何日とっているかということは南部管内13市町の平均が12.5日程度のところを、新座市の教職員については、それよりちょっと上回っているという状況です。ちょっと正確な数字はわからないのですが、少し平均よりもいいという状況です。  それから、続いて2点目、360ページ、副担任についてのご質問いただきました。平成30年度、野寺小1名欠員が続いていると。野寺小学校には、実際2名の配置の予定でしたが、1名が見つからず、年間で欠員になってしまいました。これは、ホームページ等で募集をかけながら人材を探していたところなのですが、なかなか見つからなかったというのが現状です。年間通して退職した教員を当たったり、いろいろと努力はしたのですけれども、見つからなかったという現状です。  以上です。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  364ページ、06番学校応援団推進についてご質問いただきました。こちらコーディネーターですが、各中学校区ごとにコーディネーターが置かれております。その方々は、主に各中学校区のふれあい連絡協議会の会長であるとか、あとはPTA会長である方がコーディネーターとなられております。また、その方々の報酬についてですが、年2回実行委員会が開催されておりまして、そちらにつきましては報酬が出ておりますが、その他の活動については報酬は出ていないという形になっております。  続きまして、372ページ、部活動の希望制についてご質問をいただきました。こちらは、これまでは各中学校ごとに全員参加という形で進めていたところでございます。今回国や県から出ました方針に基づきまして、希望制にしていった背景がございますが、もともと部活動は子供たちの主体的な活動をもとに行われる活動でございます。ところが、やはり少し学校が大変だった時期がありまして、子供たちをしっかり部活動に入れていく中で育成していこうという流れから、全員参加になっていった経緯がございます。ただ、昨今部活動に全員参加していることで、ほかのクラブチーム等に参加している子たちが、部活動に1回行ってからクラブチームに行かなければいけないであるとか、あと希望する部活動がないのにやむなく部活動に入って、少し大変な思いをしてというところがございますので、10代の子供たちの主体性を生かすという希望制という形を、4市の話し合いのもとでとらせていただいた経緯でございます。  ただ、木村副委員長がおっしゃるとおり、部活動に入らずに少し宙ぶらりんになってしまうということも考えられますので、あくまでも部活動については自由ではなくて、基本的には積極的に参加するようにというふうにうたっておりますので、そこは学校のほうで、もし部活動に入っていないことによって中学校生活が充実していないような生徒がいるようでしたら、積極的に入るように促していくように教育委員会としても各学校に働きかけてまいりたいと思います。  続きまして、372ページ、キャリア教育推進でございます、職場体験学習における特別支援の子につきましてですけれども、基本的には第2学年、該当学年の特別支援の生徒については、全員職場体験学習にも参加するという形で行っております。一例としまして、今年度第二中学校の子たちが参加した体験場所ですが、セブンイレブン、あとまるまる工房というパンづくりの場所がありまして、そちらに参加しているという報告が上がっております。  また、こちらにつきましては、特別支援の先生方が巡回したり、車椅子、不自由な状況がある生徒については、支援員が一緒について参加したりという形で、特別支援の子たちができる場所を先生方が上手に選定して、また3日間やり通せるようなサポート体制のもと、特別支援の子たちも職場体験を行っているという報告を受けております。  以上でございます。 ◎浜田 学校教育部参事教育相談センター室長兼指導主事  376ページ、細々目33特別支援教育整備に係るご質問を大きく3ついただきました。まず1つ目、特別支援教育支援員の欠員状況、それからやり手がいないということで、どんな点が問題であるかという点についてでございます。30年の年度当初欠員状況でございますが、これは年度当初は1校1名欠員という状態でスタートしています。その後、本年度につきましては、体調不良の方が何人か出ておりまして、途中で退職をしております。それに伴う欠員が何名かおります。あと、同じく体調不良ということで欠勤が長く続いていて、その分の補填ができなかったという状況があるところでございます。  それから、やり手がない問題点ということですが、こちらは採用困難職といわれている職です。募集をかけているのですが、やはりお話を聞いている中で、週5日が難しいということが最も多いお断りの条件でした。募集をかけるだけではなくて、個別に当たったりしているのですけれども、ほかに仕事を持っているという理由等から、5日間ではなくて2日、3日だったらできるのだけれどもというお声をいただいているところでございます。  2点目です。介助サポーターと推進員の違いはというところでございます。推進員につきましては、教育委員会のほうで主に仕事をしていただいていて、就学相談についての事務及び関係機関との連絡調整、それから指導主事を補佐できる専門的な立場の職員としてご活躍いただいています。加えて、支援級設置校を中心にそれぞれの学校を回っていただいて、訪問していただいて、教師の指導面での相談に乗ったり、サポートをしているところです。1日6時間1,500円というところで進めております。  介助サポーターについてです。こちらは31年度に予算化をしました。こちらですが、車椅子により介助が必要な保護者がおりまして、子供の学校行事、それから来校した際の移動や階段の昇降において介助が必要となるような状況になるというところから、予算化いたしました。実際には、授業参観、懇談会の折にサポーターに来ていただくということになっているため、年間10回ということで予算を組んでおります。  最後です。31年度の予算で100万円増額というところですが、どのあたりがふえているかというところで、こちら支援員が毎年10円ずつアップしているというところと、それから日数がふえているというところで金額が100万円近く上がっております。ただ、こちらにつきましては、予算を組む段階で新天皇即位に伴う10連休というところがまだ含まれておりませんでしたので、日数が多い状況で予算化させていただいているため、100万円ほど金額が上がっているということになっております。  以上です。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  先ほど1つ回答を失念していた点がございますので、ご回答申し上げます。  364ページ、応援団で2つ目の質問がございました。コミュニティ・スクールとどのようにかかわっていくかというご質問がございましたので、お答えしたいと思います。学校応援団とコミュニティ・スクールなのですけれども、地域の人材を活用するという形で似ている部分はございますが、コミュニティ・スクールについては学校運営協議会ということで、主に地域の方々が学校運営に関して協議をしていくという場でございます。それに対して学校応援団につきましては、あくまでも学校教育を周りから支援すると、具体的には学習支援、安心、安全への支援、環境整備への支援という形で支援する組織でございます。ですので、学校応援団からコミュニティ・スクールに積極的にかかわってというところについては考えていなかったところではございますが、当然学校運営協議会の中で必要に応じて地域の人材を活用しながら学校に協力していくという点では、学校応援団は今後コミュニティ・スクールの要請に応じて効果的に連携をしていくという形で進めていく必要があるかということは考えております。  また、学校運営のコーディネーターが学校運営協議会の委員になっているところもございますので、こちらにつきましては学校応援団の立場を踏まえながら適切にかかわっていければということで、現在のところ捉えております。  以上でございます。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  400ページの子どもの放課後居場所づくりについてのご質問でございます。  ココフレンドにつきましては、現在全17小学校のうち、直営の形で11校の運営を実施しておりますが、来年度12校目、13校目という形で西堀小学校と新座小学校に配置をいたします。これにつきましては、民間事業者に運営を委託するという形になりまして、当然国の新・放課後子ども総合プランに基づいての運営になりますので、新座市の場合には放課後児童保育室と別々の運営の形になりますが、一体的な運営という意味合いでは、情報の共有等、安全、安心の提供について、より一層充実した連携が図られていくものというふうに考えております。  また、ココフレンドにつきましては、全児童が対象となりますので、放課後保育室の狭隘化の受け皿等にもなるということで、長期休業中も含めて全ての学校に設置するよう努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◎新井 中央公民館長  410ページの社会教育指導員に関してのご質問でございますけれども、まず市が7名雇用する予定  の社会教育指導員という名称なのですけれども、資格といたしましては社会教育主事の資格または教諭の免許状を持つ方を市の非常勤一般職の社会教育指導員という名称で雇用をしているものでございます。現在、野火止公民館なのですけれども、社会教育主事の資格を持っている方が1名雇用されております。市で言っているところの社会教育指導員が、社会教育主事または教諭の免許状を資格として持っている方を雇用するわけなのですけれども、非常に雇用が困難な職種となっておりまして、実際7名雇用の予定ですけれども、まだ7名まで満ちていないような現状で、今人選を急いでいるというような状況でして、これは指定管理者におきましても同様で、現在社会教育主事の資格を持つ方を1名雇用しておりますけれども、これについては例えば市と同様に教諭の免許を持つ方ですとか、そういったものもつけ加えるような形で、条件の緩和ができないかといったような趣旨のご相談は実際受けているところでございます。  こういった社会教育指導員も含めまして、野火止公民館、その辺の情報交換ですけれども、市内の野火止公民館を含めて8館の公民館、コミュニティセンターありますけれども、例えば定期的に館長会議を行ったり、あるいは担当者会議、この担当者会議の担当者の中に社会教育指導員を含めておりますので、そういった会議を行って適宜情報交換あるいは情報の共有を図っているというのが現状でございます。  以上です。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  1つ回答が漏れておりましたので、追加いたします。  374ページ、コミュニティ・スクール推進にかかわってご質問いただきました。学校運営協議会委員の選び方ですが、学校運営協議会委員については、保護者、地域住民、その学校の校長、学識経験者、その他教育委員会が適当と認める者と定められております。学校から推薦を挙げていただいて、教育委員会が任命しております。任期は2年となっております。  また、国や県のコミュニティ・スクールの姿勢ですけれども、ここ数年で全国的に広がりを見せてきております。国のほうは広く広めようと当初は予算も出していただいたところなのですが、ある一定の成果が出てきたために、今後は充実といったような方向転換をしてきているのかなと感じております。本市においても全校コミュニティ・スクールとしましたので、研修会を充実させたり、また講演会等も催してその充実に努めていきたいと考えております。  以上です。 ○木村俊彦 副委員長  済みません。数があるもので、こちらも混乱しながら質問します。  マイナンバー制度については、国からそういう指示があったということですよね。それに基づいて動いていくという。でも、実際には他自治体とのやりとりとか、そういうのは全然ないということですよね。だから、どうもやっぱりおかしな動きだなというふうに私はちょっと感じています。将来的にいろんなものをくっつけようという、そういうことに備えて、もうこういうふうにやっているのかなというふうに、ちょっと疑念もあるなという。だから、マイナンバーのあり方もとっても不透明な、最初言っていたことと大分違うではないかというのは感じました。わかりました。  それから、358ページ、教員の年休消化率については、県の平均からするとちょっと上と、大体だけれども、12日ぐらいという。これは年休消化率ということではなく日数で、そうすると大体年間20日ですよね。でも、教員の場合には年休使い切れない部分があるから、40日使えるのに、平均で大体12日ぐらいしか消化してはいないという。これは、だから他と比べてどうこうという話ではなくて、特に小学校の先生なんかは担任持っていますから、一時も離れることができないという、朝の会から給食から休み時間もとれないような、そういう状況の中で、ふだん休めないという、そういうのが仕事的にあると思うのです。休む場合には、前の日に次の日にやる1時間目はこれをやってください、2時間目はこれをやってください、全部そろえて周りの先生にお願いするとか、だからとっても大変な状況があって、教員の仕事自身が相当厳しい仕事というのは言われていますけれども、そういうことについてやはり工夫が要るのではないかと思うのです、とりやすいような工夫というか。現状どういうふうにやられているかというのをもうちょっと詳しく、他市よりはいいよという、そういうレベルの話ではなくて、新座市として年休をとりやすいような工夫をされているかとか、実際にはどういうふうにやられているのかというのをもうちょっと詳しく話してください。  それから、360ページ、副担任についてですけれども、これはよく意味がわからなかったです。野寺小学校が2名のところ1名という。とっても大事な制度だと思うのです、1年生で。新座市は副担がふえましたと、すごくよかったとみんなが言っていたけれども、ふえたけれども雇っていませんというのでは、予算もあるのに雇えませんでしたという。雇うのは具体的に市教委がやられているのか、あるいは校長サイドで探しているという話なのか、それも含めてもう一度、どんなふうにやられているのか。副担ですから、教員免許状は必要ということですよね。だから、教員免許状を持っている人の中で雇うための、何かこのままでいいというふうには思いませんので、もうちょっと工夫みたいなものを聞かせてください。  それから、364ページ、学校応援団の推進について、学校応援コーディネーターはどんな人が担っているのか。当初始まったときと大分変わってきているように感じるのです。当初は、意外と地域の中で子供が好きとか、そういう人たちがボランティアとして入っていたのだけれども、結構やめていってしまう人もいるだろうし、今お話を聞いたら、結局ふれあい連協の会長とかPTAの会長がやっているというのは、なかなかやり手がいなくてやっているのか。でも、大変な仕事だし、大事な仕事なのだけれども、そういう役職にあるような、ふれあい連協の会長とかPTA会長というのは、やることがいっぱいある中でやっていけるのかなという、そういう気もするのです。もちろんそういう立場があるから、顔も広いし、頼みやすいということもあるかもしれない。だけれども、実際問題として、かなり細かくいろいろ今後期待されていく立場のものだと思うので、そこら辺のところは現実的にはちゃんと回っているのかどうなのか。そういう忙しい人が入っていくということの問題というのもちょっと感じます。もう少し補足をしてください。  それから、コミュニティ・スクールとの関係をお聞きしましたけれども、コミュニティ・スクールは学校運営協議会ですか、学校運営について話す。今のお話だと、コミュニティ・スクールというのは会議やるだけなのかなという、何かそんなような印象も受けるのです。現実には、コミュニティ・スクールを定着させるためには、コーディネーターがやっぱり必要だと思うのです。いろんな人に協力してもらったり、ネットワークをつくっていかなければいけない。多くの人がコミュニティ・スクールのことも知らないし、そういう協議会は誰がやって、いつ、どこで、どんな話をしているかというのもほとんど知らないという、そんな状況だと思うのですけれども、どうでしょうか。具体的にもう少しコミュニティ・スクール自身が、ただ会議をやるのではなくて、いろんな展開を地域の住民を巻き込みながらやっていかなければいけない。私はすごく期待しているのです、コミュニティ・スクールは。ずっと地域福祉やっていましたから、地域福祉とのつながりもすごくあるし、今後の少子高齢社会に向けて学校自身が何をやっていくのかという、そういうものとしては非常に大事な動きだと思っていますので、どうなのか。やっぱり学校応援コーディネーターという唯一ある地域とのつながりであったり、コーディネーターというものは、コミュニティ・スクールの中で果たす役割は大きいと思うし、そこら辺の位置づけというのは、もうちょっとちゃんとしたほうがいいのではないかなと思いました。どうでしょうか。  次は、372ページ、部活動ボランティア指導員について、これは指導員の話ではなくて申しわけないのですけれども、部活動そのものが希望制になったという、私も知らなかったのです。先日ある学校の校長先生から聞いて、ああ、そうなのだと。中学生の子供を持っていないと、そんなこと連絡もないし、わからなかったです。でも、今のお話だと、もともとは部活動というのは子供が主体的に取り組むものだったけれども、いっとき学校が荒れてしまって、子供たちを部活動で立ち直らせていこうということですか。それで、全員参加になったけれども、そろそろ落ちついてきたからいいのではないかという、そういうことなのですか。それと、スポーツクラブと両方やるのはとっても大変という声なんかもあって希望制になったのだと。これは、考え方はいろいろあると思うのです。いろんなものを全部学校が引き受けていくということで、大変になっているという部分で、もうちょっと学校だけではなくて、子供の活躍できる場所というのが地域の中にあればいいのになというふうにも思っていましたので、そこのところは思いますけれども。  さっき聞いた話の中で、やっぱり学校だけではない地域の活躍の場とか、いろんな問題のある子供たちの受け皿とか、私も中学生には地域活動のボランティアにぜひ出てもらいたいと思っているのですけれども、なかなか部活を休んで出るということができないと。土曜も日曜も部活があるし、何でお前は出ないのだというようなことを子供同士でも言われたりという話も聞いているので、そういう意味ではいい面と悪い面含めてあると思うのですけれども、受け皿ということについてどういうふうに考えているか、もう一度ちょっと聞かせてください。さっきよくわからなかった。  それから、372ページ、キャリア教育については、第二中学校の例としてセブンイレブンだとか、まるまる工房というのは不登校の人たちが自分たちでやっているパン屋ですよね。市役所にも販売に来て、そういうところに特別支援学級、先生がついたり支援員がついたりしてやられてきているという、わかりました。全員が参加されているということで、とっても大事だと思います。そういう職場体験をする先として、市役所なんかもぜひ開いてほしいなという思いもありますけれども、わかりました。  それから、コミュニティ・スクール推進については、保護者と地域住民、校長、学識経験者、その他教育委員会が認める者ということで、学校が推薦して教育委員会が任命するという、それはわかりました。だけれども、ここら辺も学校が推薦しといっても、どこも学校運営協議会のメンバーというのは多分町会長とか民生委員とか、そういう決まった人たちだけなのかなと。もう少しコミュニティ・スクールというのが住民の中にちゃんと理解される動きがあって、そういう中からぜひやってみたいみたいな人が出てきたほうがいいのではないかなと。これも、本当に町会長とか民生委員たちは忙しくてできないです。どこもそうですけれども、仕事をふやしたくないという思いがあるから、こういう人たちだけでやっていくということの無理というか、余り入れないでいきましょう、数回の会議だけで終わってしまいましょうなんて言っているところだけではないと思いますけれども、気持ちとしては理解できるのです。だから、もっといろんな人がコミュニティ・スクールを理解して、ぜひ協力したいという人を求めていく必要があるのではないか、お聞きします。  それから、国のほうは県の支援金74万5,000円が10万1,000円になって、新座市がせっかく県内で先取りをして全校にやったという、これは国も応援してそういうふうになったと思っていたのですけれども、どうも全国で広がってきたら、もうあとは各自治体でやりなさいという話なのかなという、何かちょっと残念です。今後は立ち上がるところまでは支援するけれども、それぞれの充実していく動きは自治体だけでやっていきなさいという話なのかなという。これからが本当は大変なのに、ちょっとこれはひど過ぎるなというものを感じました。これはいいです。  それから、376ページ、特別支援教育整備については、わかりました。推進員というのが、これは専門職が入るというのはわかりました。いろんな名前があるものですから、何が何だかよくわからない。就学支援関係で各戸を回っていくという、これはこれで障がいのある子がともに育っていくということを応援していくという、そういう専門職というのが多分必要ですので、意味はわかりました。ぜひそういう観点から充実してほしいというふうに思いました。  それから、介助サポーターについては、これ今までなかったのが何だろうと思ったのですけれども、子供ではなくて、障がいのある保護者が授業参観へ出るのに手がないという、こんなものまで一々予算化しなければいけないのかなと逆に私は思いました。学校の先生とか周りの父兄とか、車椅子をみんなで上げればいいだけのことで、そんなに年に何十回あるものではなくて、なぜそれができないのか、どこにインクルージョンがあるのだろうかというのは思いましたけれども、やっぱり現場としてそういう話し合いが、親も含めてですけれども、できないのかなと。ひとつそこら辺もうちょっと詳しいことをお聞きしたいと思います。  それから、欠員状況については、採用困難職種というふうに言われましたけれども、特に障がいのある子を支えていくという、そういう職種だと思うのです、特別教育支援員や介助員というのは。だから、それは地域の中でともに育っていくということの意味が理解されたり、応援しようという人たちが地域の中に少しやっぱり広がっていく必要があると思うのです。そうすれば、私の知っているあれでも、以前車椅子の子が通学をするためのボランティアも随分地域の方が応援しました。その人たちがいることで、地域で受け入れられていったという事例もありましたので、これはもうちょっと時間のかかる話だと思いますけれども、ぜひ広げてもらいたいと思います。  それから、100万円ふえているというのはわかりました。これは、10連休の分が入っていないから、10連休の分を引くと下がるということでしたよね。ぜひ必要な職種だと思いますので、充実させてもらいたいと思いました。  それから、次380ページ、小学校の施設整備について。これ何か今お話聞いて、わかったようなわからないような気がしますけれども、要は大規模改修の場合には、本来は80年ぐらいもたなければいけないけれども、実際には50年くらいしかもたなかったという。現状改修をすることで、50年を何とか80年まで持っていきたいという取り組みだと。それから、長寿命化のほうは、材質だとかコンクリートだとか鉄筋だとか、そういうものを含めて改修をやっていくと。何とか80年までもたせたいということだと思いますけれども、何か話を聞いていると大規模改修よりも長寿命化のほうが大規模工事になるのかなという、そういう理解でいいのですか。私は逆に思っていたのです。長寿命化というのは、ちょこちょこと改修することで長い寿命をもたせるというふうに思っていたのですけれども、今のお話を聞いていくと、大規模改修よりも長寿命化の工事のほうが物すごく大変な、コンクリートかえていくというのはどうするのだろうなとか、いろいろ思いましたけれども、そういう理解でいいのかどうなのか教えてください。  それから、受水槽の水栓については、9校全部つけていただいて、市内小・中学校全てに受水槽のあるところにはつけていただいたということで、ありがとうございます。よくわかりました。  それから、窓ガラスも、これは地震があったら危ないですので、順次つけていくということですよね。今年度は西堀小学校、新座小学校、第二中学校にシートをつけていく。これも飛散防止フィルムは市としても市民に危ないですからつけてください、つけてくださいと言っているわけですから、まして地元の子供たちがずっと生活している学校の教室についていないということはやっぱりまずいので、順次これはやられていくという、そういう理解でいいでしょうか。基本的には順次やっていって、全校につけていくという認識でいいかどうか教えてください。  それから、380ページ、小・中学校の用地、これは現状ではとりあえず買い取り要請というのは今のところないし、そろそろ危ないから考えておいてみたいな話もないということですよね。よかったです。  それから、400ページ、子どもの放課後居場所づくり、これについては別々の法体系の中で出てきている事業なので、連携といってもなかなか難しいかもしれませんけれども、ずっとこれは語られていることですよね。放課後児童保育室とココフレンドをある程度連携してやっていくという。だけれども、教育と福祉のはざまということでもあるし、何かちょっと今の話を聞いても連携のイメージというのはやっぱり生まれてこないと。安全面に向けての情報共有と、それは当然やることで、ちょっとよくわかりませんでした。イメージが湧いてこない。だから、イメージがないと具体的な施策というのは進んでいかないので、もうちょっとそういうイメージを膨らます作業はやったほうがいいのではないかなと思います。これは結構です。  2回目の質問を終わりました。 ◎杉原 学校教育部副部長兼学務課長兼指導主事  358ページ、教員に関しての年休のとりやすい工夫ということですが、学校訪問等で校長に聞き取りをしますと、アニバーサリー休暇など、例えば誕生日ですとか、結婚記念日ですとか、そういう記念日には休みましょう、計画的に休みを宣言して年休をとらせていたり、また2年前から学校閉庁日ということで、夏休みのお盆の時期、来年度は8月13、14、15日、3日間を日直も置かないと、そこも休みをとりましょうと。また、職務の専念義務の免除をして、3日間、これは年休ではないですが、そちらを優先的にとったり、夏季休暇5日なども優先的にとったりすると、夏休みはかなり長期の休みがとれているかなと。さまざまな工夫をしながら年休の取得日数の増加については、そういう働き方改革についてどの学校も工夫している状況です。  それから、360ページ、副担任ですけれども、もちろん校長等も探したり、市内へ呼びかけたりしていたのですけれども、野寺小の副担任というのは当然配置したかったのですけれども、見つからなかったというのが現状で、学務課としても今後このようなことがないようにしていきたいと考えております。  374ページ、コミュニティ・スクールですが、現在PTA会長ですとか保護者の代表、また学校応援団のコーディネーター等参加しながら、学校応援をどのように進めていくかという話し合いを進めているところです。もちろん今後地域の人材を発掘して、より充実したものにしていきたいと考えております。  以上です。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  再質問いただきました364ページ、学校応援団推進事業についてでございます。こちら先ほど説明が不足していたところとしましては、コーディネーターということで、校区ごとにということでご説明させていただきました。こちら有償か無償かということで報酬の話もありましたので、実行委員会の中で会議への報酬をお支払いしてという方については、各中学校区ごとの調整役のコーディネーターの方がおられますが、各小学校にも学校応援コーディネーターがおられます。こちらの方々は、実行委員会には参加せず、無償でございます。こちらの方々を中心としながら、各学校多くの人数、100名規模、学校によっては延べ1,000名規模で学校応援団へ多くの方に参加していただいて、学校のさまざまな教育活動の支援をしていただいております。  あくまでも学校応援団につきましては、学校を支援するというところでございます。また、先ほどコーディネーターの方々が同じような方々で苦しいというお話もございましたが、今年度西堀小学校では文部科学大臣表彰、ちょうど広報にいざ3月号にも出たところではございますが、非常にすばらしい活動が評価され、文部科学大臣にも表彰をいただきました。ほかの学校でも本当に地域のコーディネーターを中心としながら、現在学校応援団の活動を円滑に進めていただいているところということで、こちらとしては認識しているところでございます。  続いて、372ページ、部活動について受け皿をということでございますが、先ほどボランティアというお話もありました。ちょっとこちらの会計予算書とは少し話がそれてしまうところではあるのですけれども、第四中学校、第五中学校、第六中学校では、地域ジュニアリーダー養成のボランティア活動等も学校で行っております。部活動ではございませんが、地域でボランティアに参加すると、このような紙がございまして、子供たちが自分でボランティアに参加したら記録をして、校長先生がチェックをしてという形でボランティアの記録を残していくという、そういった取り組みを行っている学校もございます。  教育支援課からは以上でございます。 ◎浜田 学校教育部参事教育相談センター室長兼指導主事  木村副委員長から再質問いただきました件、お答えいたします。  介助サポーターの件でございますが、こちら来ていただくのが授業参観、懇談会という行事に絞られております。その際に、職員は授業をやっていたり、授業の準備をしていたりということで、車椅子を上げたりというようなことができない状況でおります。万が一、人手があったとしても、やっぱり職員は素人であるということで、よかれと思ってやったことがかえって結果的に取り返しがつかないようなことがあってはいけないということで、介助にたけていらっしゃる専門の方に来ていただいて、安全を確保しながら進めていきたいという思いで予算化した次第でございます。  以上です。 ◎鳥之海 教育総務課長  長寿命化の件につきまして再質問いただきました。大規模改修と長寿命化の改修の費用、これを単純に比べますと、長寿命化の改修費用のほうがご指摘のとおり高くなります。ただ、先ほども申し上げましたけれども、長いスパンで考えたときに、例えば100年というスパンで考えたときに、大規模改修のみで対応した場合につきましては、最初の50年で1度改築をしますと。またさらに50年後に改築ということで、100年の間に改築が2回という形になります。この改築費が非常に莫大な費用になります。対しまして、長寿命化を行った場合につきましては、最初の50年の建てかえが不要になるわけです。長寿命化によって、鉄筋の腐食対策であったりとか、耐久性にすぐれた仕上げ材、さまざまそういった部材を活用することによって、最初の50年目の改築は長寿命化で済ませてしまうと。これが100年はもたないまでも80年もつということで、片や100年の間に2回改築、片や80年後に初めて改築という形で、長期的なスパンで見ると費用的に安くなるということで、国のほうで進められております。  あと、ガラスの飛散防止につきましては、こちらにつきましては今後も継続的に行ってまいります。また、長寿命化の改修等があれば、そういったときにも当然のことながら、これはフィルムとかではなくて、スクールテンパであったりとか、今後より長く使えるようなものを活用して実施していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◎浜田 学校教育部参事教育相談センター室長兼指導主事  申しわけありません。少し補足をさせてください。  先ほどの件でございますが、こちらこれまでに至る経緯で、学校、保護者、それから該当の保護者、それと教育委員会と何回か話し合いを重ねて、こういう結果に至っていることを補足させていただきます。 ○木村俊彦 副委員長  まず、年休の消化についてですけれども、今お話があったのはアニバーサリー休暇とか、結婚記念日とか、そういうときに年休をとりなさいという、特別なお休みがあるのかと思ったらそうではなくて、年休をなるべくとりなさいという、そういうお話でしたけれども、もうちょっと日常的に、ちょっと体調壊しているとか、お子さんが風邪引いたとか、何かいろいろそういうことで休まなければいけないという、特に今若い先生がふえていますので、あるのですけれども、なかなか休みがとれないということも大きな問題だと思うのです。だから、もうちょっと日常的にとりやすい工夫、今現実的にどういうふうにやられているかという、そういうのをもうちょっと、そこのところをお話しいただけますか。一気にできるとは思いませんけれども。それから、年休をここまで持っていこうとかという目標みたいなものがあるのでしょうか。年40日のうちの12日しか平均でとれていないという、これはやっぱり少ないですので、年休がちゃんととれるような体制というのが必要だと思うのです。そこのところをある程度、来年は何日までふやしていくとかという、そういう目標を設けて、それについて具体的にとりやすい体制をつくっていくみたいな、そういうことはやられているのかどうなのかお聞きします。  それから、360ページの副担任についてですけれども、いろいろ校長も探したり呼びかけたりしたけれども、できなかったという、それは1年間ですから、1年間誰も雇えなかったということは、ちょっとこれはないので、今後このようなことがないようにというふうにおっしゃっていましたので、ぜひそういうことがないように教育委員会も協力して、体制をとっていただきたいというふうに思います。  それから、364ページ、学校応援団推進、これは報償費というのは実行委員会に参加したときのみ報酬が出るというのはわかりましたけれども、極力地域の中からいろんな人材を発掘していくというお話がありました。ぜひ実効力のあるような、私のところ見ていてもPTA会長がなかなかやり手がないから引き受けていくとか、やっぱりそうではなくて、もうちょっとまめにコーディネーターとして動けるような人材だとか、そういうものもぜひ地域から発掘していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。  それから、372ページ、部活動が希望制になった受け皿というか、これは今ボランティアの話が出ました。私も中学に対して、さんざんいろいろ地域福祉で呼びかけをしていても、ここで言っていいかどうかわかりませんけれども、「わかりました、張っておきます」と言って張っておくだけで、そういうふうには集まらないですよね。やっぱりもうちょっと管理職だけではなく、先生たちの中にそういう意欲というか意識というのは欲しいなと思いました。地域ジュニアリーダー養成、本当にそういうふうに、今までも生徒手帳を持ってくればそこに判こ押して、ボランティアの記録にということもやっていましたけれども、それがもっと大きいものになるわけですよね。継続して、ずっと前から言っていますけれども、中学の間に地域のボランティアとか地域の人とちゃんとつながっていかないと、中学生は卒業してしまうと地域から完全に離れてしまいますので、地域の人材として今後いろいろ活躍してもらうには、やっぱり中学が大きいと思いますので、今回の部活が希望制になったことで、中学生がいろんな地域で活動できるようになるという、ぜひ期待したいというふうに思います。  それから、376ページ、介助サポーターのお話がありましたけれども、本人や学校とも話し合いをされたということですけれども、1つお聞きしたいのは、私前伺ったのは、片山小学校に階段昇降機を配置して、これはそういう障がいを持ったお母さん、あるいはお父さんが来たときに使うのだという理由で、私はそんな大きな階段昇降機、お金出して配置してもまず使われないですよと言ったのに、いやいや、そういう使い方もあるからというふうに言ったのです。だから、そういうことは実際に検討されたのか、あるいは可能性はあるのかちょっとお聞きしたいと思いますし、それから学校の中での話し合いは大事だと思うのです。先生たちも含めて、安全面含めて手出さないと言ったら、何か困った人がいたらみんな助けようねと言っている福祉教育はどうなってしまうのだという。だから、こういうことこそ一つのきっかけにして、周りの親とか先生たちが一緒に考えていくという、ぜひこれはお願いをしたい。安全面でやらないというふうにしてしまったらまずいですよ、これは。そこのところは、ぜひお願いしたいと思います。  それから、380ページの小学校施設整備について、長寿命化と大規模改修の問題ですけれども、一応わかった気はするのですけれども、ここまで余り手を入れられない、予算もないから、そのまま来てしまったから、こういう事態になっているというふうに考えるのか、あるいはもうちょっと日々公共施設の整備状況みたいなものが把握できて、まめにいろいろ修繕をしていけば、もっと長もちするという、本来はそういうものではないかなというふうに思うのですけれども、そういうことがやれてこなかったから、ここまで来て今のようなお話になっているのか。長寿命化計画自身というのが、そこのところ、私が今まで考えていたものと今のお話違うので、もう一度ちょっとお話聞けますでしょうか。  以上です。 ◎金子 教育長  きょうは、委員会予算審査ですよね。木村副委員長のご質問をお聞きしていますと、教育の内容にかかわる問題とか、直接予算の審査にかかわる問題ではないような質問がかなり多く見受けられるのです。年休の取得等々についても、予算のどういうところにかかわってくるのか、私どももちろんそれなりに努力をしているわけで、少しずつ年休の取得なんかもふえているのですけれども、持論を展開されるのは結構ですけれども、ぜひ予算の審査のことについて質問していただかないと、教育の内容まで入るとちょっと私どもも方向が違うのかなというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。 ○木村俊彦 副委員長  わかりました。答弁できるところだけで結構です。       〔「年休の問題はどこまで」と言う人あり〕 ○木村俊彦 副委員長  いいですよ、もうそれは。年休の問題に関してはいいです。       〔「片山小学校の問題は」と言う人あり〕 ○木村俊彦 副委員長  片山小学校の問題は、ちょっと聞かせてください。 ◎浜田 学校教育部参事教育相談センター室長兼指導主事  昇降機の問題ですが、事前に一度検討させていただきましたが、廊下の階段の幅であったり、専門家の方にちょっと見ていただいたところ、逆に頭が非常に下がって危ないのではないかというところで、つける予定にはならなくなりました。  以上です。 ◎鳥之海 教育総務課長  事業別予算説明書380ページの長寿命化の件で最後質問いただきました。  今までの点検とかメンテナンス、これがおろそかというか、足りなかったので、こういう状態になったのではないかというようなお話でございますが、点検とかメンテについてはその都度、その都度ふぐあい等生じたものについては実施しております。点検も、これは法定のものを毎年実施しておりますし、基本的に今までは建物の維持については改築を中心にした考え方というのが国の中において、日本の中において主流であったのです。それを非常に長い目で見るとコストがかかるので、50年目の改築を改築ではなくて長寿命化にすれば、4割程度の予算の削減にもなるということで、今国のほうから長寿命化で対応しなさいという考えが新たに示されたという状況でございます。ですので、メンテナンスが足りていない部分もあるかもしれませんけれども、そういったことでこういった状況に追い込まれたということではなくて、全国的にこういう流れになっているということでご理解をいただければと思います。  以上でございます。 ○白井忠雄 委員長  暫時休憩します。       休憩 12時18分       再開 13時20分 ○白井忠雄 委員長  休憩を閉じて再開をいたします。
    ◆平野茂 委員  372ページ、皆さんちょっと質問している部分で、部活動のところなのですけれども、部活動ボランティア指導員配置なのですけれども、ちょっと確認なのですけれども、他市はもう少し、朝霞、和光、志木は聞いていると金額がある程度高いかなというふうに思うのですけれども、それで周りが何か効果があって、物すごく金額がそのぐらいが妥当だというふうに思われている額なのか。ちょっと私は個人的には、さっきの話を聞いていると志木とかも6万円とか9万円とか、何かそのぐらいの額になりますよね、計算すると。その額と、変な話ですけれども、年間2万円の額は、私の感覚からするとそんなに差がないのです、簡単に言ってしまうと。それが部活動ボランティアというイメージとしても、別に変な言い方、金額の問題でそんなに、例えばこれが年間200万円だというのだったら違うのですけれども、その額の違いで人が集まるとは、はっきり言って思っていないのです。ほかの方の議論を聞いていて、私はそういうちょっと相交わらない部分があるのかもしれないですけれども、そういう考え方なのですけれども、そのあたりの考え方もちょっと聞いてみたいなと思います。  もう一点は、部活動ボランティア、今部活動は学校教育の一環でというふうに捉えていると思うのです。ここちょっともし教育長がお答えできるのであれば、教育長にぜひお答えしてほしいなと思うのですけれども、学校教育の一環でという中で、今ボランティアがどうしても必要なのか、それともたまたまここの部活動は先生が去年まではいたけれども、いなくなってしまって、ほかの先生が赴任してきたけれども、残念ながらちょっとその人は全く分野が、例えば吹奏楽を教えていた方が、今度は入ってきたら野球を教えられる先生だったと、それは吹奏楽はさすがにちょっと教えられないかなと。そうすると、地域にどなたかいないかなというような探し方をしていらっしゃるのか、そのあたりの考え方。  それから、あとは担当の方で、部活動の不足というのは6校の中学校でどのぐらい今不足で、ボランティアの人が本来欲しい。今やっている方の話は聞いているので、本来欲しいというのがどのぐらいいらっしゃるのかというふうに思います。  それから、374ページです。一番上の新しい時代に求められる資質・能力育成事業ということで、助川委員も質問していましたけれども、これが2年間の教育研究で、これは1年目のテーマが2つあって、同じ5年生がお米づくりと環境のことか何かをやっていらっしゃったお話を聞いたのですけれども、これはテーマは継続して全く同じテーマのまま2年間やっていくものなのかどうかお聞きしたいなと思います。  それから、399ページです。新座っ子ぱわーあっぷくらぶ、今年度は35クラブやっていたというお話だったのかなと思いました。来年度は、開設予定が40クラブ、そうすると5クラブふえている。この5クラブふえているというのは、どこの小学校で、どういうことがふえていますとか、もしわかれば教えてほしいなというのが1つと、今後将来見込みとして、例えば西堀小なんかでも私も見ていてやっていたりするのです。ああいうのが、例えばラケットテニスだの、遊びの宝箱だの、ソフトバレーだのといろんな小学校でやっていただいているのが1つの場所でもう一個やるみたいな、1個だったのが2個になりますとか3個になりますとかとなっていくと、その地域にきっと総合型スポーツクラブみたいな話に今度はなっていくのかなと。音頭とるのが、そういう方がいらっしゃればの話にはもちろんなるとは思うのですけれども、大前提は。将来どうこれを発展させようとしているのか。それとも、別に今の現状でいいですよ、せっかく人気あるけれども、今のぐらいしかそういうマンパワーがないから難しいから、このぐらいでいいかというふうに考えていらっしゃるのかどうかというところでお聞きしたいなと。  それから、428ページの大学施設のところで、今立教大学のプールの利用なんていうのをさせてもらっていますけれども、今後多分うちは3大学があって、大学の施設というのは物すごく充実しているなと思うのですけれども、その施設、例えば今東北小学校のお子さんがたまに立教大学の陸上トラックをお借りしてなんていう話も聞いているのです。あれはたまたま近いからお借りできているのかなというところではあるのですけれども、大学側ももうだんだん少子化の影響で、学生確保という点でかなりいろんなことをこれから考えていくと。たまたま地域懇親会のときに立教大学の方が言っていたのは、文化活動か何かを来年度開放して、学校敷地内に地域の方に足を運んでもらいたいのだと、やっぱり学校のにぎわいを持ちたいと。立教大学の場合は、池袋の校舎がありますので、あそこはもちろん条件が全く違って、繁華街が近くにあるというのもあるのですけれども、やっぱり学生が8時、9時までいると。そんなまちに新座もしたいのだというのを総長がおっしゃっていたのがすごく印象にあって、今計画を立てている段階だということを前回おっしゃっていたのですけれども、そのあたりの話が来ているのかどうかとか、そういうことにひっかけて、逆にこっちが提案していくような、大学施設をある意味お金をかけずに何か提案するような手法というか、そういったことも考えられるかなと思うのですけれども、そのあたりはどのように考えているかなと。  もう一点は、プールなのですけれども、回数を減らして金額を下げていただいたと。私ちょっと1つ気になるのは、利用率が上がるような施策の考え方とか、その努力をせずに削減に行ったようなイメージを持ってしまっているのです。何か利用率を上げるにはどうしたらいいのか。例えば水泳教室をやってもらうとか、あるいはこっちでやるとか、何かそういう施策というか、考え方というか、何かちょっとそういう部分が、いきなり半分にしたからお金下げてもらってと、このやり方は限界があって、また多分次問題になっていってしまうような気がするのです。何かこれだけの額で、この人数で、そうしたら市民の方の福祉の観点でと言えばそれまでなのだけれどもという、でもちょっとこれにかかり過ぎではないのとかと、また議論になってしまうなという気がしているのです。だから、何か今の現状こういうふうになったというのはもちろんいいのですけれども、問題は利用率向上のために何か考えていらっしゃるのかどうかというのをお聞きしたいなと。  それから、もう一点最後は、これページがあるかないかと言われると、全体像のところで教育長にちょっとお聞きしたいのは、十文字学園女子大学との関係でCOC事業でしたよね。これがこの間ちょっとお話を聞いたら、5か年の最終年に当たって、恐らくこれで終わりになるのではないかと。そうすると、この5か年のCOC事業の成果、それからその成果に基づいて来年度以降どのようにしていくか、何かお考えがあるのかどうか、そこをお聞きしたいなと思います。  以上です。 ◎大井 学校教育部参事兼教育支援課長兼指導主事  事業別予算説明書372ページの部活動ボランティア指導員について、2点ご質問いただきました。  他市に比較して低い層ではないのではないかというところでご質問をいただいたところでございます。金額については、先ほど申しましたとおり、朝霞市、志木市、和光市のほうが1回当たりという形で額が出ています。新座市については、こちらにボランティア指導員の要綱があるのですけれども、そこで1年間の中で1部活30日以上、1日の指導時間2時間程度で2万円というところで、これを2万円を30回で割ると666円という形で、1回当たりで考えると少し差はあるところでございます。ただ、部活動については子供たちの成長の中にかかわりながら、いろんな方が好意的に協力してくれる人がいますので、一概に額が問題ではないところはあるのですけれども、これはまた今後部活動の方針が4月から完全実施になってから、この後部活動の運営が各学校どういうふうに変わっていくのかというところにかかわってくるものと考えます。そうなったときに、やはりいい人材を部活動指導員として充てるというふうに考えたときに、ある程度は朝霞のほかの市と同じぐらいの、相当額を充てていく中で人材確保をする必要がある状況が生じてきた場合には、やはりある程度同じぐらいの額でやっていきたいというところがございます。現在のところについては、先ほど不足があるのかどうかというご質問をいただきましたが、特に不足というものは現在ない状況でございます。適正数の部活動ボランティア指導員が充てられているものでございます。  こちら部活動ボランティア指導員につきましては、各学校の校長先生のほうが、こういう人材がいるのだけれども、この部で使いたいのだけれども、いいだろうかという、そういう推薦に基づいて委員会が承認してというところでございますので、年度途中に何名か、この部活へこの人を充ててくれということはありましたけれども、現段階では特に校長先生方からこの部活へこのボランティア指導員を充ててくれという要望はない状況ですので、適正数ということで判断しているところでございます。  続きまして、374ページ、新しい時代に求められる資質・能力育成事業でございます。先ほど野寺小学校から報告ありました2つの事例をご紹介をさせていただきました。こちらの事業につきましては、先ほど少しこちらの説明も不足していたところではございますが、地球温暖化に係る副読本を活用した事業ということで、大きくは野寺小学校としましては5年生の総合的な学習の時間の環境に係る内容でこちらの副読本の活用をしていくということで、先ほど2つの事例をご紹介させていただいたところでございます。平成30年度を1年目としまして、平成31年度につきましては、学校に確認しているわけではございませんが、内容によってはより効果的な地球温暖化に係る副読本の活用というところでテーマについては学校のほうで検討して、もし継続する中で効果的な活用であるならば継続しますし、もしほかのところで少し活用したほうが効果的ではないかという場合には、また新たな2年次の計画がこの後出てくることになるかと思います。  以上でございます。 ◎金子 教育長  平野委員から2点についてご質問がございましたので、お答え申し上げます。  1点目の部活動の意義ということでご質問がございました。部活動につきましては、これはスポーツに限らず、文化的な部活動も行われておりますけれども、1つはやはり豊かな人間性と社会性の育成ということで、ふだん授業では得られないような仲間意識とか、あるいは自己肯定感とか、そういったものを通じて、豊かな人間性を形成をしていく、その一助になっているというふうに捉えています。また、充実した学校生活の一助にもなっているだろうというふうに思うわけであります。共通の目的を持って取り組んでいくという、そういう仲間意識とか、集団のあり方とか、そういったものを通じて、学校生活を充実したものにしていくということでございます。  もう一つ、スポーツに限っていえば、体力の向上ということで、新座は大変部活動が盛んでありまして、こういったことは子供たちの体力の向上にも非常に寄与していまして、県内でも体力測定では10位以内に入るような、いつも上位のデータを示しています。それは、部活動で培われた体力が影響しているのではないかなというふうに思っています。  また、各種スポーツの基礎づくりということも目的の一つになっているかなというふうに思います。さまざまな運動、スポーツがありますけれども、それぞれスポーツの特質を体得をしながら成長していくということは、極めて大事なことかなというふうに思っています。  また、もう一つは、競技力の向上ということも言えるのかなというふうに思います。部活動は、大会というものがありまして、地区大会、県大会、関東大会、全国大会とつながっていくわけですけれども、それを目指して競技力を向上していくためにはどうすればいいかということを仲間で協議しながら進めていく、こういうよさがあるのかなというふうに思っているところでございます。  また、友情や思いやり、あるいはまた連帯感というのも、こうした共通の目的を持った場であるからこそ、非常に授業の中では得られないような熱い感情というのですか、気持ちというか、そういうものが培われてくるのかなと。これは豊かな人間性を培う上においては、非常に重要なことではないかなと捉えています。  もう一点、十文字学園女子大学のCOC事業のことについてご質問がございました。これは、5年間の文部科学省の委嘱を受けて進められてきた地域と大学との連携協定でございます。地(知)の拠点事業、「チ」というのは知識の「知」と書くし、あるいは地域の「地」、地(知)の拠点事業と呼ばれているもので、かなりの資金の提供を受けながら事業展開をしてきたわけであります。その結果、新座市と十文字学園女子大学、これは十文字学園女子大学だけに限らず、立教大学とか、あるいは跡見学園女子大学ともいろんな連結協定を結んでいますので、そういった3大学との連携ということにも発展をしているわけですけれども、とりわけ十文字におきましてはこうした事業の採択を受けて進めてきたということで、これは教育委員会だけに限らず、福祉の分野、あるいは経済振興課、農業との連携等々について、全国的に見てもかなり強い連携ができ上がったのではないかなというふうに思います。例えば経済振興課等でかかわっているのは、ニンジンのドレッシングづくりとか、これは商品化されて販売されていますけれども、あるいは学生がスイーツをつくったり、新座産のいろんな農作物を使って製品をつくるというようなこともありますし、また学校にはピアサポーター初め、教育実習等々についても全ての学校を開放していますので、自分の卒業の学校に帰らなくても近くで実習ができるという体制が整えられている、こういったことも学生にとっても、また学校にとってもプラスになっているかなというふうに思います。結果的に教員の採用試験の合格率が非常に高くなってきているということが、もう既に結果としてあらわれているということであります。  今後については、せっかくここまで来ましたので、ぜひこの事業を継続していくような方向で、大学のほうも考えていると思います。ただ、経費の問題等もありますので、限られた事業にはなっていくかなとは思いますけれども、地域活性化の一つの大学の役割というのもありますので、そういったことも踏まえて、今後も継続をしていきたいと考えておるところでございます。  以上です。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  398ページ、399ページの新座っ子ぱわーあっぷくらぶの関係でございます。初めに、35クラブが40クラブに増加するということで、プラス5クラブの増員のそれぞれの名称でございます。このぱわーあっぷくらぶは、年々40クラブを目標にという設定をした上で、中身は若干増減がありますので、中止になったクラブが第四小学校のペタンクが中止になりまして、それに加えまして新堀小の鉛筆画クラブ、同じく新堀小のフラワーアレンジメント、ラッピング、野火止小学校の図画工作、新座小学校のフラワーアレンジメント、第四小学校のへディス。へディスというのは、卓球の台を使ってヘディングする……       〔「職員かなんかでやっている人いた」と言う人あり〕 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  ご存じのとおりです。そういったクラブが増加するということで、これをプラス・マイナスするとプラス4ということになりますけれども、目標値は現在のところ募集をしているというところも含めて40ということで設定をしております。  また、将来の発展に向けてということでございますけれども、ご案内のとおりこの事業は学校週5日制の導入に伴って、子供たちの居場所づくり事業ということで、きっかけづくりを開始したということもございますけれども、中には漢字チャンピオンクラブとか、漢字検定ができるというようなところもございますので、そういった資格ではないですけれども、取得ができるようなクラブもございますので、そういったところでは発展性があるのかなと思います。基本的には、きっかけづくりの活動であるというふうに考えております。  続きまして、428ページの大学施設利用に伴いまして、地域開放はというようなお話でございます。私も立教大学との懇親会等の中では、学長の話の中でもやはりそういった事業をしていきたいのだというような意思のほうはお話を聞いております。現実的に、お話しのとおりの東北小学校のグラウンドですとか、プールでの利用も承知をしているところでございますが、大学側からこういうようなことでどうだというような話はまだ今のところ来ていない、お話はできていないという状況で、市としても活用の方法については今後検討していく段階かなというふうに考えております。  また、プールの利用率を上げる施策、来年度約半分の、金額的には少なくなって、開放日数も減ったというようなところでございますが、これまでは利用するのは車で来場されるのが多いだろうというようなことで、駐車場の利用枠を増加させたり、利用者の制限、利用者の年齢の基準を緩和していったり、また水泳教室等も実施してもらったりというような形で、多くのPRをさせていただいたつもりですが、結果的には金額的にも……登録者数は現実的にふえておりまして、28年度で2,405名、29年度では2,999名、30年度は既に3,000名を超えておりますので、利用者数は増加はしておりますけれども、やはり財政負担を考えるとそのバランスは検討していかなければいけないということで、来年度は利用開放数も半減させるような形で暫定的に実施をしようというような考え方でございます。  以上です。 ◆平野茂 委員  ありがとうございました。今の大学施設の件ですが、話が今のところ入っていないというところなので、特に空き教室というか、教室を使った文化活動のほうに主に力を入れていくようなお話をしていました。私は、それだったらスポーツ施設なんかも開放してもらって、何かやっていくものを考えてみてはどうですかという話はして、そういう考え方もあるねなんていう話はおっしゃっていましたので、アンテナを張っていただいて、また情報を聞いていただければなというふうには思っております。  今課長のほうから話があった、水泳教室なんかをやっていると。水泳教室をやっているというのは、夏の水泳教室のことなのか、それとも新たに温水プールができ上がって水泳教室をやってもらっているということなのか、そこは少し確認でお話を聞ければと思います。  399ページのぱわーあっぷくらぶの件はわかりました。いろいろなきっかけづくりというところでスタートしたという話で、確かにそう言われてみればそうだなと思って、私も思い出しましたけれども、そんなふうに聞いて、何か質問していたなというのを思い出しました。子供たちにとってよりよいものになるように、さらなる工夫をしていただければなというふうに思いますので、こちらは要望しておきます。  372ページの部活動ボランティアの指導員配置についてはわかりました。現在は特に不足もなく、円滑に各中学校の部活動が進んでいるということですね。わかりました。来年度なのか、今もう始まっているのかわからないですけれども、週休2日で1日2時間程度でしょうか。このあたりもぜひ教育長はよく注視していただければなと思います。私は、スポーツの競技であったり、文化活動のある一定の事柄によっては、やはり2時間という時間でその技術を学んで、さらにそれを生かしていくというものに対して非常に疑問もありますし、子供たちに週2日お休みを与えるというのはすごく大切なことでもありますけれども、実はそれが必要ではないのかなという考え方もあるし、時間を与えると、佐藤委員なんか経験あるけれども、いっぱいいろんな遊びをして、きっと町なかに佐藤がいっぱいいたのではないかというぐらいいろんなところに出没してやっていたのだと思うのですけれども、あの人なんか。いろんなそういう事柄も出てくるのかなと。ただ、いかんせん決められたものというか、当然受けて、これでいこうということで教育委員会として進めることになったと思いますので、もちろん進めていただいて、何かあれば形が変化をしても私はおかしいとは絶対思ってはいないので、ここは県からの話だとはいえ、時には県に言わなければいけないだろうし、実情が変な話、埼玉の県南と県北で同じ条件なのかと言われれば、私は多分違うと思うし、地域でスポーツが盛んなところもあれば、そうではない地域もあって当たり前ですし、その地域性を加味した話ではなく、全国一律なのか、県一律なのかはわからないですけれども、そのやり方というのが本当にうちの子供たちに適正なのかどうかというのは私は疑問に思ってますので、少し時間を置いてから、もう一度調査・研究をしていただければなというふうに思っていますので、お願いします。  あとは、これで大丈夫です。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  428ページ、大学施設利用、プールの関係でございます。水泳教室の関係では、従前は市のほうが直営のような形で学校のプール等をお借りする中で水泳教室等は実施しておりましたが、今回大学施設利用の中では、日本水泳振興会が立教大学プールのほうの運営を実施しておりますけれども、その中で半年間とか、そういう長い間にわたっての水泳教室、そういったものを実施している状況でございます。  以上です。 ◆平野茂 委員  それは、市民の人が習いに行っているということですか。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  そのとおりです。市が委託しているわけではないのですけれども、内容的に大学側が主催をしまして、運営しているのがその請負会社の日本水泳振興協会、市とあわせて広報等にも掲載して募集する中で、市民の方に参加していただいている状況です。 ○白井忠雄 委員長  暫時休憩します。       休憩 13時49分       再開 13時52分 ○白井忠雄 委員長  休憩を閉じて再開いたします。       〔委員長、副委員長と交代〕 ○白井忠雄 委員長  2点ほど確認をさせていただきます。  初めに、376ページの特別支援教育整備ということで、特別支援学級について確認いたします。佐藤委員のほうから資料要求いただきまして、在籍児童・生徒数ということで一覧になっておりまして、こちらにも特別支援学級の児童・生徒数ということで、各学校載っております。1つは、平成31年の新たに新設される学校はありますでしょうか。あわせて、この資料に加えていただけばよかったのですけれども、通級指導教室に通う児童・生徒の数もお聞きしたいと思います。あわせて、通級指導教室の小学校、中学校それぞれの新設の予定はありますでしょうか。これがまず1点目です。  次に、406ページの市史編さん事業についてです。この市の貴重な歴史を残すために、新しい新座市の50年史の作成、編さんを行ってほしいという思いが通じまして、編さん作業に入っていただいて、平成32年度の市制施行50周年の完成を目指して作業に入っていただけるということで、大変うれしく思っております。  その上で確認をしたいのは、先ほどの質疑にもありましたけれども、もう一つはやはりせっかくつくるので、これは世代を超えて、特に子供たちにも見ていただいて、新座の歴史を知っていただくということで、すごく意義深き、そういう編さん作業の成果を出していただきたいというふうに思いますけれども、これは子供たちの手元に届くように、また届いてしっかりと活用していただけるような、そういった内容の配慮をお願いしたいというふうに思います。  もう一点が、やはり今新座市もシティプロモーションということで、さまざまな新座市のPRということでやっておりますので、この内容についても市内の方、そして他市の方が見て、すごく新座市のことがわかりやすい、そういった歴史を振り返る内容にしていただきたいなと思います。写真等もふんだんに使ってつくられるというお話は議論の中でお聞きしていますので、そういった面では安心をしておりますけれども、その中でもやはりいろんな工夫をしていただいて、見やすいレイアウトにしていただきたいなというふうに思います。  なおかつこれは、市制施行50周年を記念して作成するものでありますので、ことしの予算については議論がありましたけれども、いよいよそれを受けて来年度は印刷作業に入るかと思うのですけれども、それに向けてしっかりと予算取りをしていただいて、50周年の記念につくるということであれば、ある程度やはりそれなりのものをつくっていただきたいなというふうに思います。子供たちという部分で考えますと、今発達障がいとか弱視の子供たち、あるいは視覚障がいの子供たち、あるいは読み書きが難しい児童・生徒もいらっしゃいます。そういった児童・生徒もしっかりと活用していただけるような、そういった配慮も含めて、これは教育相談センター等とも連携をとっていただきながら、よりよいものをつくっていただきたいというふうに思いますけれども、その辺含めて、改めて担当課からの見解をお聞きできればと思います。  以上、2点です。 ◎浜田 学校教育部参事教育相談センター室長兼指導主事  ただいま白井委員長から、376ページ、特別支援教育整備に係る点、3つご質問いただきました。  まず1つ、次年度の特別支援学級の新設校ということで、東北小学校に新設をする予定になっております。  2つ目、通級に通う予定である次年度の児童・生徒数というところでご質問いただきました。情緒に絡むあじさい、すずらんですが、あじさい学級のほうは16名の予定です。すずらん9名です。それから、八石小にあります難聴・言語につきましては24名となっております。ただ、こちらはまだ一部通知をお送りしていないところがございますので、あくまでも予定ということでお伝えさせていただきます。  最後です。この通級ですが、次年度新設予定はというところですが、県のほうに本年度要望のほうを出させていただいたのですが、県からは残念な通知が届きまして、次年度開設予定校はありません。  以上となっております。       〔「すずらん」と言う人あり〕 ◎浜田 学校教育部参事教育相談センター室長兼指導主事  申しわけありません。あじさい学級は新座小学校となっております。すずらん学級は第三中学校で、難・言は八石小となっております。失礼いたしました。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  406ページ、市史編さん事業についてのご質問でございます。子供たちにもわかりやすいものをということで、十分子供たちにもわかりやすいものを作成したいということで、まずコンセプトといたしまして、見やすくて楽しいものをつくろうというような考え方でございます。従前に編集しましたものは、約7年近くの期間をかけて5巻を創刊したものでございますけれども、今回は市制50周年なのですけれども、50年間をメーンに振り返ってというような内容にして、さらにこれまでの地理的なもの、歴史的な背景を含めて編さんしたいなというふうに考えております。  また、せんだってのお話のとおりですけれども、レイアウトも十分に工夫する中で、写真ですとかイラストを大量に登用していきたいなというふうに考えております。市の魅力を発信する内容にもということにも心がけていきたいと思いまして、ちょっと名称は別としても、散策編みたいな形で市内のウォーキングできるようなところ、そういったものも加えていきたいというふうに考えております。  それから、当然2か年の、31年度のほうが費用的にも多くかかるというふうに見込んでおりますけれども、障がいのある方へということでございますが、今現在まだこういった市史編さん委員会自体がスタートしておりませんので、委員会の委員の方々の意見も聞きながら、そういったことも全般検討していきたいというふうに考えております。予算措置につきましては、32年度の予算確保に努めてまいりたいと思います。  以上です。 ○白井忠雄 委員長  ありがとうございます。特別支援学級につきましては、東北小で新設予定ということです。そうしたら、こちらの児童数の予定をお聞きできればと思います。  それから、この特別支援学級にしても、通級指導教室にしてもそうなのですけれども、学校のほうの現場ではいろんなことがあるかというふうに思います。やはり通常の学級に比べて特別支援学級の場合、いろいろ教職員の方も大変悩まれる部分もあるのかなというふうに思いますし、そういう面で学校ごとにさまざま対応はされているかというふうに思いますけれども、その中で特別支援学級、また学校、そしてまた教育委員会との連携について、今後またどのように取り組まれていくかということについて確認をさせていただきたいと思います。  それから、市史編さんについてはわかりました。コンセプトもお話しいただきまして、よくわかりました。いろいろこの1年間でという意味で、やはり時間的な制約がある中で、いろいろと本会議でもありましたが、郷土の歩みとか、新座市制40年の歩み等のこれまでの資料の中で、いろんな写真等もふんだんにあるということで、そういったものも活用しながらということでありますけれども、この先また50年に向けての市の出発に当たっての一つの歴史の形を示すものですので、そういう意味で一つの新座市の財産になるものですので、その辺はしっかりとやっていただけるというふうに信じておりますので、よろしくお願いいたします。  質問したときに、市長部局でもバックアップしていくというようなお話もあったわけですけれども、これは市長部局のほうで一緒に協力していただけるようなことというのは実際に何かあるのでしょうか。 ◎金子 教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長  406ページ、市史編さん事業についてでございます。まず、この市史編さん委員会ということで、内外からの関係の職員等を含めてセレクトしていくわけですけれども、やはり50周年記念事業は総務部門が中心になって展開させますので、総務部門、それから広報等の関係でも協力していくということで、総合政策部等も委員になってもらいながら進めていきたいということでございます。そういう中で資料等も十分収集し、情報も集めていくというようなことを考えております。  また、そういった広報部門が入ることから、作成いたしましたら広く広報、周知に努めていくというようなことで考えております。  以上です。 ◎浜田 学校教育部参事教育相談センター室長兼指導主事  次年度、東北小学校の特別支援学級へ入る児童ですが、知的の部分で3名、情緒については2名入級する予定でおります。  それからもう一点、連携という点ですが、各学校で特別支援学級に入る児童・生徒につきましては、個別の支援計画と個別の指導計画というのを作成しております。支援計画につきましては、保護者と合意形成のもと学校が作成していくことになっております。その中で合理的配慮をする必要がある場合につきましては、委員会のほうに上げていただいて、対応するというケースもございます。そういった点で連携をしていくのと、あと特別支援学級を担当される先生方の指導力向上というところで、私どももさらに努めてまいりたいと思っております。  以上です。       〔副委員長、委員長と交代〕 ○白井忠雄 委員長  進行戻りました。ほかに質疑ありますか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○白井忠雄 委員長  なしと認めます。  議案第18号 平成31年度新座市一般会計予算の文教生活常任委員会に付託された部分のうち、教育委員会所管事項についての審査を終了いたします。  暫時休憩いたします。       休憩 14時05分       再開 14時20分 ○白井忠雄 委員長  休憩を閉じて再開いたします。  それでは、議案第18号 平成31年度新座市一般会計予算、文教生活常任委員会に分割付託された部分について結論いただきたいと思います。 ◆助川昇 委員  結論から言うと、賛成いたします。  市民課所管の部分に関しましては、元号改正に対応する予算ですとか、仕事効率化の話を聞かせていただきました。  また、安全対策費として、交通防犯課に関しては道路課のときのカーブミラーの点検ですよね、そこを受けて、道路の標識に関しても、老朽化に関して迅速な予算化といったところでここは評価させていただきたいと思います。  また、市民の足の部分でにいバスですね、これに関してはマイナーチェンジといった形でしょうか、細やかな改善を今後また継続的にしいていただけるというお話も伺いました。  それと、地域活動推進課に関しましては、限られた予算の中で、集会所の修繕であったり、あとは地域活動の推進といったところで一生懸命考えて組まれた予算といった話をお聞かせいただきました。  それと、衛生費のところです。リサイクル推進課、それと環境対策課に関しましては、今までどおり着実な予算どりの中で、優しい環境をつくっていくといった予算立てになっているかなといったところで感じました。  それと、経済振興課に関しましては、シイタケの話も聞かせていただきました。事業を引き継いでくれる事業者があらわれていただけたといったことで、これはうれしく思っています。  また、プレミアム付商品券についても発言をさせていただいたのですけれども、前向きにいろいろと商店会のほうでも、全てのところで使えるようにといった形で考えていただけるといったことで、非常に地域の方々も喜ぶのではないのかなと思いました。今後を考えた予算どりとなっていると、そういうふうな印象を受けました。  教育委員会に関しましては、教育委員会一括で発言をさせていただきたいのですけれども、教育委員会に係る予算というのは、やはり子供たちの未来ですね、強いて言えば国とか新座市とか、そういった地域や国をつくっていく人材の育成の費用だと思っているのです。ここに関しては、やはりオリパラが開催されるとか、近いところでは目まぐるしく環境が変わってくるのですけれども、それにしっかりと対応できているような予算どりだったのかなといった面を感じさせていただきました。  一方、なかなかいろんな多忙化をしていく中で、仕事効率化を図っていくといったところで、プラスオンですね、コミュニティ・スクールにしろ何にしろ、学校の現場で教えている先生たちなんかでも、やはりこういった声も上がっていて、要は盛りだくさんにいろいろやっていくのはいいのだけれども、なかなかやめていく事業がないといった中で苦しさというのも感じられるところもありますので、こちらのほうも今後先々を見て対応方を図っていただけるような考えを持っていただけたらなと思います。  市民生活部、教育委員会ともに、予算縮減の方向といったところでも、財政面を考えて考えられた予算、その中でも市民にとって痛みの少ない予算どりができているいい予算だったのかなと思います。  以上です。 ◆平野茂 委員  賛成です。  市民生活部所管については、部長のほうに、全体の組み立てをする際にどのような考えに基づいてやったのかなということでちょっとお聞きをしました。応能応益負担を原則に考えていくとというところでお答えをいただきました。私すごく気になったのは、その際も質問でお話ししましたけれども、ちびっこふるさと体験隊であったりとか、絵本の事業をやったりとか、あとほかの方で交通指導員の部分であったりとか、そのあたりが、たまたまなのかもしれないけれども、子供たちに、児童・生徒にかかわる分野が非常にたまたま耳につくというか、お話をして、苦渋の選択の中から一旦削らざるを得なかった、やむを得ない事情だなというふうには認識しているものの、また来年度以降復活できるものはぜひ復活してほしいなということを思ってはおります。  教育委員会所管については、皆さんどこでも部活動のボランティア指導員の話出ていましたけれども、謝礼金の部分に関しては、私自身は別にそんな高い、安いということではなくて、一番は意気込みというか、生徒にかかわりたいと、そういう思いの中から人が動いてくれるものなので、より気持ちをあらわすのにそういう謝礼金を与えてあげられたらもちろんベストではあるものの、それが全てだとは私は思ってはいないので、実際にやっている方、あるいはこれからやろうと思っている方がもしいらっしゃいましたら、そういう方にもいろいろお話を聞いたりして、私は自信持ってやってほしいなと、金額云々ではないと思っていますので、すごくいい施策だと思っていますので、地域の皆さんとの連携という意味でも大切なことだと思いますので、継続をしていただいているのは感謝はしております。  また、ぱわーあっぷくらぶなんかも、私もたまたま土曜日サッカーを教えていたりすると、小学校に月に2回ですか、体育館に来るお子さんたちがいるのです。もう本当にスポーツをやりますという子たちではなくて、たまたま月に2回あるそれを楽しみに来ているなという、すごく楽しそうだなと思うのです。単体の、勝負事をかけたスポーツをやる子供たちとはまたちょっと違う雰囲気で、ただそういう時間を持てているというのは、きっと子供たちの健全育成にとっては、逆に1つの競技を教えているものよりはよほどいいものなのかなというふうに、こんなことを私が言ったら怒られてしまいますけれども、というふうに思いながら、ほのぼのするような雰囲気を持っていて、より発展するようなことを考えていただけるのが一番ありがたいかなというふうに思っています。  また、大学施設ですかね、今プールのことで少し財政上の問題もあって、下げる手段として日数をちょっと減らしたということになったのだなと思います。今度は逆に利用者が本当にもっとふえてきて、これでは足らないというぐらい利用率を上げられるような施策というか考え方を少し調査・研究というか、せっかく地元にすばらしい施設がありますので、それを活用する、ウイン・ウインの関係で、大学にとってもいいことで、このまちにとってもいいものであってほしいので、より1日でも多く使わせてもらうことのほうが本来私はいいことだなというふうに思っていますので、ぜひ利用率向上に向けての施策を検討していただいてと、私もちょっと考えて提案をしていかなければいけないのだなと思っていますので、ぜひお願いしたいなと思います。  全般的には、市長が今掲げているのはある程度絞るということをして、その後また広げていきたいというふうに、恐らく、市長はどっちかというとそんな小ぢんまりしたことをやる性格ではないのですけれども、ただ今の現状はやらざるを得ないということで、かなり苦しみながらやっているのだなと、皆さんがそうやって協力をしてやっていただいているのだなというふうに、本当にこの予算書の中で感じるところですので、ぜひ一致団結して、協力をして今後もやっていただければなと思っております。どうぞよろしくお願いします。
     以上です。 ◆佐藤重忠 委員  平成31年度一般会計予算における文教生活常任委員会に分割付託されたものについて、賛成すべきと思います。  まず、財政難という市の第一の目的、問題に対処するために、予算の削減というものが全般的に行われたという、これはもう本当に全庁的な共通の取り組みとして、議会としても理解しなければならないというふうに考えます。とはいえ、担当部課として断腸の思いで予算カットを受け入れているという実態があると思いますし、その上でさらに議会から質問を受けて説明をされるというのは、何とも痛ましいというふうに思います。これは、しっかりと財政部局、市長部局にもよくよく考えていただきたいというふうに思います。  それと、あと全般的な内容としてなのですけれども、事業概要についての記載、もう少し詳しく書いていただきたいものも多く感じます。これでもかと書いてくださっている部局もあるのですが、担当課によって多少書いてあるところとそうでないところとあるのかなという感じがいたしますので、対応をよろしくお願いいたします。  個々の内容なのですが、要望のあるところ、それから意見のあるところをちょっと何点か申し上げたいと思います。まず、120ページ、マイナンバーについては、全国平均や県平均を大きく上回っている部分については、これは評価すべきことだと思います。今後の使われ方についてしっかりとアンテナを張っていただいて、市民によりよい方策を頑張って続けていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、戸籍管理についての出生祝い品について、71万7,000円の削減についてはちょっと残念だったかなと思います。  それから、124ページ、市民葬の廃止についてもパッケージは残すということで、それからパンフレットを新しくされるということで、これについても非常に残念なことなのですけれども、引き続き市民の方に周知をしっかり図っていただきたいというふうに思います。また、葬祭の業者等もしっかりとフォローしていただいて、余り文句の出ないというか、そういうことにならないようによろしくお願いいたします。  それから、144ページ、空き家対策について、今回代執行1件予定されているということです。これは、もうやむを得ないことなのかなと思いますし、やっぱりこの空き家についての問題は、全国的にもゆゆしき事態ですので、しっかり対応というのを今後図っていかなければならないというふうに強く感じました。  それから、148ページ、にいバスにつきましては、コースの変更が第二老人福祉センターの件であったりとか、ひばりヶ丘駅北口に入っていく部分で予定されていると。ここは、ほかの部分についても市民要望の強いところ、例えば私さっき申し上げたように、西コースのバスについて新座駅を通るとか、そういった部分につきましてもしっかりとあわせて見直しをしていただくことを強く要望させていただきます。  それから、290ページ、雨水貯留槽については補助が続けられていること、担当課として頑張っていただいたこと、これは高く評価するものであります。引き続きこういった施策は、雨水対策にもなっていきますので、しっかりと守っていただければと思います。しっかり議会としても応援したいと思います。  それから、ページはないのですけれども、緑のカーテン事業がなくなってしまったこと、これは逆に残念なことだなと思います。財政の回復を待ってでも結構ですので、しっかりとまた復活できるようにお願いしたいと思います。  それから、294ページ、廃食用油の保管についてということで、リサイクルせっけんの製造についても今回中止がなされたというのは、これも非常に残念だなと思いますし、自分が使って、非常に使い勝手のいい石けんだというふうに確信しておりますので、ぜひこれも復活を望むものであります。  それから、298ページ、粗大ごみの収集については、大きな変更になると思います。市民の皆様への周知とともに、あとは当面事業者の方、実際にやっていただく方へのフォローもしっかりやっていただくようにお願いしたいと思います。  300ページ、墓所管理については、合葬墓を将来的につくるという前提において、しっかりと調査というか、アンケートの実施も含めて検討をしていただきたいと思います。  それから、308ページ、ユニバーサル農業については、うまく事業者に引き継がれることを希望します。私は、シイタケが個人的には好きではない、食べられないのですけれども、でもシイタケが育って収穫をするというのを実際体験させていただいて、すごく興味深いというか、楽しかったですし、ぜひこういう施策がしっかり受け継がれていくということが市の財産になると思うので、絶対無駄にならなかったというふうに担当課としても胸を張っていただきたいと思います。  それから、316ページ、消費者啓発という部分で、詐欺の撲滅という、本当に飽くなき課題についての対応だと思います。今のやり方にとらわれずに、いろんなありとあらゆる手段の検討というのをぜひよろしくお願いいたします。  それから、教育委員会としては、362ページ、国際理解教育、また364ページ、英会話の時間推進ということで、若干の予算規模の縮小というか、そういうのが見られます。こういった部分については、今後英語が教科になっていくということもありますけれども、しっかりと頑張ってキープして継続していただきたいと、これは要望させていただきます。  それから、372ページ、皆さん話題にする部活動ボランティアについては、私も平野委員の言うこと、そのとおりだと思います。ただ、できる限りもう少し報いるという部分では、他市の金額が参考になる部分というのはあると思います。多ければいいというわけではありませけれども、少なくてもいいというものでもないというか、多ければ多いほどいいわけで、その辺のバランスというか、あんばいをどう捉えるかという部分だと思いますので、しっかりと、ただ担当課としてすごく一生懸命それに対して取り組んでいるということは、思いというか、それはすごく伝わったので、それはきちんと評価すべきことだと思いますので、あとはちょっと財政部のほうにもしっかり頑張っていただくように、議会としても考えていかなければいけないのかなと思いました。  それから、374ページ、コミュニティ・スクール推進については、やっぱり各校に4万円ほどの県の補助金がなくなってしまったということについてはちょっと残念なので、しっかりコミュニティ・スクールの運営の妨げにならないような配慮をぜひしていただきたい、フォローというか、していただければというふうに思います。  それから、374ページ、教育相談、いじめ、不登校については増加している傾向にあると。それは顕在化しているということなのかもしれませんけれども、そういった意味では、しっかりと各種相談員たちの拡大を図っているということは、一定評価するものではあります。その上で、事業の重要性を鑑みて、さらなる強化に向けたご努力を引き続きお願いしたいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。  それから、400ページ、ココフレンド、これについては平成32年度には全校設置の予定であるということで、夏休みの午後も含めての運営もあわせて、遅滞ない設置及び実施をよろしくお願いしたいと思います。  放課後児童保育室の狭隘化という問題は、これはあわせて起きるのですけれども、狭隘化の受け皿としての役割というのは、間違いなく必要とされているのだと思います。川口市だったと思うのですけれども、たしか放課後児童保育室の所管が教育委員会になっているという実態があります。こういったことも含めて、担当課が違うからそれが運営の妨げになるということであってはならないと思いますので、今回西堀小と新座小が民間事業者に、放課後児童保育室も含めて運営されるということで、あわせて実施されているという部分の運営の分析も含めて、具体的な連携に向けた取り組みというものを模索していただきたい、現実的に図っていただきたいというふうに思います。  それから、408ページ、410ページで、公民館の施設の管理、備品の購入という点において、また冷水機の撤去、設置という部分で、予算の確保に本当にご苦労されているのだなという部分で、やっぱりそういう現場の声がうまく伝わらないというのは、これは本当にやっぱり大変なことだなと。それを早く、財政の部分でありますけれども、しっかり実施していただけるよう、現場としても引き続き努力をしていただきたいと思います。  それから、図書館については、今度福祉の里図書館と分館5館が指定管理になりますので、しっかりと指定管理業者とのコミュニケーションを図っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それから、428ページ、大学施設利用、これも立教大学のプールをお借りしておりますが、これは私はちょっと平野委員とは意見が違って、利用者が少ないイコール予算も少なく、それに合わせて身の丈に合った予算とするという判断を下したということは、私はこれは英断だというふうに思います。  それから、最後、430ページ、こころのプロジェクトにつきましては、自分も視察をさせていただいて、大変すばらしい取り組みであるというふうに評価します。できれば拡大は難しくとも、オリンピック以後も事業の継続というものをぜひ実施していただきたいと思います。  以上です。 ◆辻実樹 委員  平成31年度予算については反対です。  今回の質疑の中で、何度も財政がない、財政が厳しいという言葉を聞きました。そのことでいろんな事業が、これからお話ししますけれども、削られましたけれども、それによって大きな代償を払っているのではないかとも心配しています。共産党は、お金がないのではなくて使い方が違うのではないかというふうに主張しています。だから、必要な予算、かけなければいけない予算はかけなければいけないのだということで、ちゃんと言わなければいけないと思います。そのように考えています。  マイナンバーに関連して、今後国保や保育、子育ても、マイナンバーを使って行えるようになる方向で、カードの交付もふえていくのではないかというお話がありました。カード1枚で個人情報が集約されることについて不安に思っています。  また、出生届の提出の際にプレゼントしていた絵本を休止するということでした。かかったお金は71万7,000円ということで、全体から見ればわずかです。赤ちゃんに対して、よく生まれてきたねというメッセージであったと思います。近隣の他市ではやっていないということでしたが、だからこそ他市と差をつけ、新座のよさを子育て世代にアピールできる事業だったと思います。復活をしてほしいと思います。  また、地域公共交通会議に関連して、交通コンサルタントを導入することを財政の理由でおくらせることになりました。市民からのバスに対してのご要望は本当に多く、高齢化が急速に進む新座市は喫緊の課題だと思います。何より優先されるべきだと思います。  今回ちびっこふるさと体験隊の那須塩原市の子供たちの受け入れが見送られました。質疑でも言いましたが、那須塩原市は子どもの権利条例を制定しています。市の責務として子供の権利を尊重し、その権利を保障することを掲げています。今回大人の都合で、那須塩原市の子供たちの夏休みの特別な体験をする機会を見送りされたのは、とても残念に思っています。  交通指導員の問題も、58か所からふやす考えはないということでした。何か事故があってからでは遅いので、必要なところにしっかり配置できるようにしてほしいと思います。交通指導員が集まらないというお話もありました。なぜ集まらないのか、待遇も含め、交通指導員連絡協議会でも意見を聞いて対応していただきたいと思います。また、欠員のところはマナー案内員でやっていただいているということでしたけれども、マナー案内員と交通指導員の連携はしていないということでした。マナー案内員の配置もふえているので、意見交換や情報交換は必要だと思いますので、要望します。  リサイクル推進課のところでは、ごみ・リサイクル資源の分別表・収集日程表の改定でベトナム語が追加されたということでした。とてもよかったと思います。また、粗大ごみの収集運搬業務を委託し、収集受け付けシステムを導入するということで、今後わかりやすくスムーズに運用できることを期待します。職員の方の負担もすごく大きかったことがわかりました。切りかえには一定時間かかるということですけれども、丁寧な周知、対応をお願いしたいと思います。  農業のところでは、市民対象の農業体験ができる農園が4か所から、野火止で1か所ふえるということでした。若い世代は、安心、安全な食材や野菜づくりに興味を持っていますが、どう始めていいのかわからない方も多くいると思いますので、多くの方に利用してもらえるといいと思います。  ユニバーサル農業では、新しく開設する就労継続Bの施設でお試しでやってみるということでした。どのようになるか期待したいと思います。  消費生活相談では、相談件数もふえたことに伴い、相談員の出勤日数をふやしていただいたということでした。昼休み中も対応し、予約制ではなく突発的な相談にも対応していただき、ありがとうございます。消費生活相談は、何か起きたときにすぐ対応できる体制が大事だと思いますので、引き続きお願いします。  教育の部分では、全体的に全部の予算に占める割合が、昨年度の8.5%から8.2%に下がったということで、課題は本当にたくさんあるのに残念だと思っています。その中でも、要保護、準要保護の新入学児童生徒学用品費の増額について、準要保護児童についてもあわせて増額していただくということで、ありがとうございます。国のほうでは、卒業アルバム代についても増額されるということで、今後検討を進めていただきたいと思います。  エアコンの清掃については、予定のエアコンに加えて、ふぐあいのあるものについては早目に対応してくださっているということで、今後もよろしくお願いいたします。  教育相談のところでは、いろいろ聞かせていただきました。予算のない中、子供と親の相談員を80日から92日にふやしたということで理解しました。よかったと思います。校内を見回ったり、登校のお手伝いをしてくれたり、フットワーク軽く対応してくださるのは、本当にありがたいと思います。学校にいて身近に相談できる機会がふえるのはいいことだと思うし、研修も進めたいということもそのとおりだと思います。だけれども、今までも学校で、先生方や養護教諭の先生も一生懸命子供の最善の策を考えて対応してくださっているのだと思います。今後もそれを充実させていく努力はもちろん大事なのですけれども、ただ社会情勢の変化や家族の複雑化や、問題もいろいろ深刻になっている部分もあるので、また先生方の多忙化なども問題になっているので、相談体制、教育相談室の相談センターの充実というのは、やはりどうしても必要だと思います。予算をつけて相談員をふやしたり、土曜日を開いたり、スクールソーシャルワーカーの充実したり、そういったところを要望したいと思います。  こころのプロジェクト事業は、来年度もまた実施してくれるとのことで、私も野火止小学校を見学させていただきましたが、とてもよい事業だと思いました。先日は、東野小に三宅宏実さんが講演に来てくださったということを新聞で見ましたけれども、子供たちにとっても大きな刺激に、いい刺激になると思います。  ぱわーあっぷくらぶについても質問させていただきました。子供や保護者の皆さんからもすごくいい、楽しいという感想をお聞きしています。その中で、スポーツ系のクラブも充実させてくださるということで、よろしくお願いいたします。人気でやりたいクラブに入れなかったという声もあれば、人数が集まらなくてなかなか運営が難しいという話もいろいろお聞きします。要望ですけれども、年度途中であきがある教室については、夏とか秋とか、そういった時期についても子供たちに周知していただきたいなと思います。  子どもの放課後居場所づくりについては、新たに2校開設されるということで、本当にココフレンドと放課後児童保育室の連携というのがすごく、同一業者で対応されるということなので、そのあたりは今までにない、連携がスムーズになることもあるのかなと期待しています。今回ちょっと質問しなかったのですけれども、一番心配なのは、必要な人員が集まるのかというところについてです。5月30日のオープンに人員が足りないということがないようにお願いしたいと思います。  市史編さん事業も今回予算化されました。不十分ではないかという議論もありましたけれども、50周年というところでは、市民にとっても本当にわくわくするような話だと思います。子供たちも一緒に取り組みができるように、来年度はもっと予算をつけられるようにということなので、そのようにお願いします。  公民館のところでは、社会教育指導員が雇用困難職種だということでした。より力を入れるべきところなのだなと思いました。公民館講座の予算が減っているということを指摘させていただいたのですけれども、内容をいろいろ検討しながら充実させていただきたいと思います。  最後に、図書館については、いろいろな講座、取り組んでいただいたことが形を変えて継続されるのだと理解しました。今回福祉の里、分館5館の指定管理を来年度から導入されますけれども、さらなる中央図書館との連携も重要になってくるのかなと思います。新座市の図書館は、質が高いというふうに思います。それが維持できるように、設備や人員の面でもしっかりよろしくお願いいたします。  以上です。 ○木村俊彦 副委員長  平成31年度一般会計、文教生活常任委員会に付託された部分について反対です。反対の大きな理由は3点あります。  まず、マイナンバー制度についてです。マイナンバーカード取得が平均で12.8%と、最初言われていたことを思えば、まだまだそれは広がらない、広げてくれということではなくて、それほど市民が便利になったり、どうなのかということでもないし、職員はかなり大変な思いをしてという、その上でマイナンバーカードを広げることが目的のように言われている感じという、国のほうはそう言っているわけですけれども、とても問題ではないかなと思います。特に今回は、紛失カードが147枚、通知カードの紛失が621枚、機器の保守委託業務という形でプラス100万円という、これもコンピュータ、インターネットの業者のほうからこれだけ必要だと言われれば、もう言われるままにお金をどんどん出していかなければいけないという、怖いなというふうに思っています。コンビニ交付に関しても、それほどそのことで、市民は知っているのだろうかという、1通200円が2,166円もコストがかかっているという、税金からこういうものを支出してまでの便利さというのを求めているのだろうかというのは、とても疑問に思っています。  このあと広げることを目的にという形で、カードとか国のほうはいろいろ言ってくるわけで、健康保険証を組み込むというのももう閣議で決まったとかというのが新聞なんかでちょっと出ていましたけれども、本当にそういうふうになっていったときに、危険度は物すごくアップしていくだろうなという、私の印象からしたら本当に実印を持ち歩いているような、そういう怖さというのがあります。特に当初言われていたのは、マイナンバーは税と福祉と防災という、それに限定して使うのだと言われているのに、なぜ教育委員会でこれが入っているのかと。恐らく将来的に広げていくということをもくろんで、そういうふうに教育委員会にも機械を入れているのではないかという、そういうふうに疑わざるを得ないという、これは今後また大きな問題になっていくというふうに思うのです。国のほうから来ているものなので、自治体が反対はできないということはわかりながらも、やはりそういう声を上げていく必要はあるということで、反対の理由に一つ挙げさせていただきます。  それから2点目は、農業振興と商業振興についての取り組み、これはやっぱりとてもおくれているというふうに思います。農業に関しては、2022年に生産緑地が一旦切れてしまってという、そういう状況の中で、農業を続けていくということが本当に難しくなっているというふうに思っています。大和田二・三丁目についても生産緑地が物すごく減ってきているという話もちょっと聞いてはいますし、このままで、災害にとっても、食料ということからも、やっぱり農業が廃れていくということがいいというふうに思えないのです。だから、農業振興策というのを、2022年までに本気で農業を続けようと思うような政策というのは、やっぱり考えていく必要があるのではないかなというふうに思います。  それから、商業振興に関しても、16団体あった商店会が13団体に減少してきているという。これは、だから1つ、2つお店が潰れているという話ではなくて、商店会丸ごとなくなってしまったというのは、とても大きな問題だと思います。大きなスーパーマーケットは、車で行かなければいけないようなところにはたくさん建っているのだけれども、本当に身近な、高齢者とかが頼りにしていたようなお店が地域からなくなってしまうという、そのことはもっと大きな問題で考えていく必要があるのではないかなと。私の周辺も、商店会の人にいろいろ聞きましたけれども、今度これで消費税が値上げということになると、商店のほうはまずどうなるかというと、レジスターを交換するという、そうするとそこでまたお金がかかってしまうわけです。それだけのお金がかかるのだったら、もうやめようという話はいつでも出てくるという、そんな話も聞いていますし、ちょっと問題だなというふうには思っています。  ただ、そんな中、すこやか広場があるところは結構商店会も頑張っていられるという。だから、そこのところの意味みたいなもの、すこやか広場を空き店舗対策でやることで、地域とつながっていたりということもあるのではないかなと。もうちょっとそこら辺のプラスの面というものを見直してもいいのではないかなというのを思いました。  それから、反対の大きな理由として、学校施設の大規模改修に対しての予算がやっぱりとれていないという。本当に高度経済成長のときに毎年建てたような学校は、毎年建てたということは、毎年大規模改修の予算を組んでやっていかないと、まとめてダメージが来るわけですから、ここら辺のところは、教育委員会を責めているわけではありませんけれども、ぜひ教育委員会に頑張ってというつもりで反対、ちゃんとそういうものが入っていない予算は認められないという、そういう思いでいます。特に平成32年に長寿命化計画を立てて、この後大規模改修とあわせて長寿命化計画の工事というのは、これは一体どうなるのだろうというふうに思っています。  それからあと、細かいことで言いますと、空き家対策についても交通防災課がやるわけですから、当然危険空き家の撤去というのに重点が置かれることはわかりながらも、空き家活用というのもこの中に入っているわけですから、やっぱり福祉の中で住宅というものがきちっと位置づいていないことの問題を大きく思っていますので、ぜひ他の課と連携して、住宅活用ということを、どんどん農地を潰して新しい家を建てるよりも、高齢化した中にたくさん空き家が出てくるわけですから、そういうものを活用して若い人たちを入れていくということを本気でやっぱり考えないと、商店も人が減ってしまったら売り上げが落ちてしまうわけですし、ぜひ考えてほしいと思いました。  それからあと、路線バスについても、にいバスとかデマンド交通というもの、これはこれでわかりますし、だけれども基本的な考え方というのは、路線バスはやっぱり外したらまずいなという、路線バスをどう使うかということもあわせた形で議論をぜひやってもらいたいという、これは強く言っておきたいと思います。  それから、教育委員会のほうでは、人事面でなかなか副担だとか特別支援教育支援員等々、採用困難職種というのはわかりますけれども、ぜひ穴があかないような形で引き続き頑張ってほしいというふうに思います。学校だけの、校長の裁量だけで雇用していくということは難しいわけですから、もうちょっと教育委員会も一体になって、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。  それからあと、学校応援団、今までやってきたわけですけれども、全校がコミュニティ・スクールになったといっても、私が聞いてもほとんどコミュニティ・スクールはよくわからないと言う。だから、もうちょっとコミュニティ・スクールの目的だとか、そういうものも広くやっぱり普及していく必要があるというふうに思いますし、ただ会議をやる場所ではなくて、具体的にその中で地域とどうつながっていくのかという、そういうことですので、学校応援コーディネーター等とも、これは連携がやっぱり要るのだと思います。学校応援コーディネーター、こちらのほうも今のようにPTA会長とかふれあい連協の会長とかという、そういう形で充て職で入るわけではなくて、具体的に動くというか、動ける余裕のある人たちをどんどん入れていく必要があると思いますので、人材活用も地域の中からぜひやってもらいたいと思います。  それから、評価している部分としては、市営墓園については合葬墓、納骨堂、そういうものをつくることを前提に、今後意向調査をやられていくというお話でしたから、やはり高齢化している新座市の中においても、お墓のこととか火葬場のこととか、広くみんなが気にしているところでありますので、ぜひこれは進めてもらいたいと思います。  それから、農業の中でも、なかなかどこからやったらいいかという難しい点あると思いますけれども、ユニバーサル農業に関しては、やりたいというところが出てきて本当によかったなというふうに思います。これはもともと観光農業の中で、観光の枠の中に入っていたものを農業政策に位置づけたということは意味があると思います。ぜひ農業政策として、特に今シイタケ栽培については、平林寺の伐採林を活用してほだ木にしたりというシイタケ栽培という、これはまた意味があると思います。雑木林の保全のことを考えても、伐採した雑木林をどう活用していくのか、これが出てこないと保全はできないという議論をずっとしていますので、そういう意味では伐採したものを使ってほだ木にしたとか、あるいはもうちょっといろんな、まきにするとか、炭にするとか、何か方法はあるのではないかなと。そういう生態系を考えた上で、雑木林を残すためのユニバーサル農業という、そこのところをぜひ研究していただきたいと思います。  それから、答弁の中で、今後人手不足の農家に障がいの人たちの労働力というのをつなげていくというお話もありましたので、これも大事な視点ではないかなというふうに思います。  それから、体験農園についても、市民参画で、人手不足の中で、なおかつ生産緑地でいろいろ維持していくという、税金の問題もありますし。体験農園というのは、これは一つのスタイルとしてはとっても大事だと思います。以前から比べれば1か所ふえているし、4か所プラス、平成31年にはもう1か所ふえるという、これもよかったなと思います。少し農家にも理解してもらうような取り組みを引き続きお願いしたいと思います。  それから、キャリア教育についても、中学2年生を地域に出していくという。中学生とそういう地域というものをどうつないでいくかという、中学生が地域に目を向けていくという視点としては、とても大事な取り組みだと思います。特に障がいのある子についても、地域に知ってもらうということも大事ですし、そういう職場体験という観点はぜひ拡大していってもらいたいと思います。  防災については、学校施設、なかなか大きな予算はとれないですけれども、細かく新座小学校の屋上防水だとか、そういうものもやっていただいているし、それから受水槽の水栓とか、あるいは窓ガラスに関しても、計画的に飛散防止フィルムを張っていただくというふうに言っていただきましたので、ぜひ継続してお願いしたいというふうに思います。  以上です。 ○白井忠雄 委員長  議案第18号につきましては、原案可決3人、否決2人、3対2で原案可決となりました。  暫時休憩します。       休憩 15時04分       再開 15時05分 ○白井忠雄 委員長  休憩を閉じて再開いたします。  続きまして、議案第16号 新座市いじめ問題対策審議会条例の一部を改正する条例について結論をいただきたいと思います。 ◆佐藤重忠 委員  議案第16号、賛成です。  以上です。 ◆辻実樹 委員  賛成です。 ◆助川昇 委員  賛成です。 ◆平野茂 委員  賛成です。 ○木村俊彦 副委員長  賛成です。 ○白井忠雄 委員長  議案第16号につきましては、全会一致で原案可決となりました。  最後に、議案第17号 新座市葬祭条例を廃止する条例について結論をいただきたいと思います。 ◆助川昇 委員  賛成です。 ◆平野茂 委員  賛成です。 ◆佐藤重忠 委員  賛成です。  予算のところでも申し上げたように、しっかりと事業者への説明、それからパッケージの継続と、それからそういう案内というものをきちんとやっていただけるように希望いたします。お願いします。 ◆辻実樹 委員  反対です。  この条例は、葬儀の負担の軽減と市民生活の改善、市民の福祉を増進することを目的としています。今低所得層がふえて、本当に暮らしが大変だという声がある中、残すべきではないかと思いますので、反対です。 ○木村俊彦 副委員長  反対です。  近隣市を見ても、やめてしまうというところはまだないわけだし、市民葬そのものの形を少し変えながら現実に合うものにしつつ、人間やっぱり死んでいくときの最後のものまで削られるのかという、せっかくあったそういうものを、これから亡くなる人もたくさん出てくるわけですけれども、残してもらいたいという思いでいっぱいです。 ○白井忠雄 委員長  議案第17号につきましては、原案可決3人、否決2人、3対2で原案可決となりました。  暫時休憩いたします。       休憩 15時07分       再開 15時10分 ○白井忠雄 委員長  休憩を閉じて再開いたします。  続きまして、(平成31年)陳情第1号 新座市防犯灯設置費及び管理費補助金交付要綱の改正に関する陳情書について審査をいたします。  初めに、委員のほうから執行部に対して何か質疑等ございますか。 ◆佐藤重忠 委員  まず、陳情第1号につきまして文書を読ませていただいているのですけれども、ここに2つ出てきております。新座市防犯灯設置費及び管理費補助金交付要綱というものと、それから新座市町内会等補助金交付要綱ということで、それぞれこの文書に対応した部分の条文を拝見させていただいたのですけれども、市としてこの陳情者とのやりとりがあった中で、こういう条文があって、こうだからこうなのですというご説明があったと思うのです。その辺のところの経緯というか、どのような感じ、書いてあるとおりなのか、市としての受け取り方というのがどうなのかというのをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◎齋藤 市民生活部副部長兼地域活動推進課長  これまでの経緯というか発端は、最初は29年にまず市長へのメールをいただきました。この方たちが入居されてきた中で、防犯灯の補助があるというのを多分市のホームページとかで知ったかと思うのですけれども、その中で個人にもこちらも防犯灯を設置することを検討しているのでということで、補助はないかということで市長へのメールが届きました。ただ、その前に担当課のほうにも問い合わせが入っておりましたので、町内会が私道を管理をしている場合には、町内会に対しては補助が出るというふうな形で説明をさせていただいたところです。  今回また電話をいただきまして、そのときには窃盗事件というか、そういったことが発生したので、町内会に入っていなくてもというか、個人に対しても補助をしてほしいということで、要望というか問い合わせがありまして、こちらとしましては要綱を変更するということは考えていないということを説明をさせていただきまして、先方といたしましては町内会に入っている入っていないにかかわらず、防犯灯に関しては個人で設置をしても補助をしてほしいというような要望で、こちらのほうとしては説明をしたのですけれども、それではちょっと納得ができないということで、今回に至ったのかなというふうに考えております。 ◆佐藤重忠 委員  この陳情者の方のお住まいである地域の形状というか、私道であるということはわかるのですけれども、特殊な形をしているとか、あるいは特殊な場所であるとか、何かそういう特異性というものがあったりはするのでしょうか。  それと、住んでいる方たちは、今のお話だとお一人ではなくて何人かがお住まいであったと。何人かがお住まいだとすると、その何人かは全て町会未加入という状況なのか、その辺のところをまた教えてください。
    ◎齋藤 市民生活部副部長兼地域活動推進課長  こちらの方の住所からいいますと、私道に面しているということで、ここの中に5世帯あります。  私道なので、多分行きどまりになっているところというのが、特殊な形状というわけではないのですけれども、道を入ってそこが最後行きどまりになってその5軒目があるという形になっております。この世帯の方たちは、皆さん町内会には入られていないというのが状況でございます。 ◆佐藤重忠 委員  済みません。余りしつこいようで。袋路状、どん突きの道路だとすると、5世帯というと両側に2軒ずつ並んで、正面に1軒とかいう感じだと、そんなに深い行きどまりの道ではないのかなと思うのです。それは、もうみんな5軒一遍に建築されて、順次お住まいになったという感じなのですか。  それと、周りの、例えば私道に接続している道路は市道ですか、それともまた私道ですか。その辺のところはわかりますでしょうか。 ◎齋藤 市民生活部副部長兼地域活動推進課長  こちら住宅地図で見ますと、私道に入るところというのは、県道から、保谷志木線から私道に入っております。家の形状なのですけれども、向かいというわけではなくて、片側に5世帯並んでいるという。こちらの住宅、多分一遍に家が建ったというふうに考えております。 ◆佐藤重忠 委員  地理的状況については、何となくイメージができました。  それで、この5世帯がまとめて町会加入に至らなかった何か理由があったりするのでしょうか。その辺の確認とか認識というかはいかがでしょうか。 ◎齋藤 市民生活部副部長兼地域活動推進課長  町会のほう未加入の理由というのは、ちょっとこちらのほうでは把握をしていない状況で、先方から、私たちは町内会には入っておりませんということだけです。 ◆佐藤重忠 委員  例えば今回のこのやりとりの中で、町内会に加入をお勧めするといった、恐らくはそういう話もあったかと思うのですけれども、それに対する先方の対応については、概要どんな感じだったのでしょうか。 ◎齋藤 市民生活部副部長兼地域活動推進課長  この方たちは、町内会に入るという意思は持っておりませんでした。どちらかというと、新しく私たちでつくりたいと、町内会をつくりたいという、お電話ではそのようにお話ししていらっしゃいました。 ◆佐藤重忠 委員  この方の陳情の内容にもあるように、町内会等補助金交付要綱の2条の2項で、「前号に準じるもの(自治体等の住民組織であって同号に該当しないもの)」とあるのですけれども、この条文は一体何を指しているというふうに考えていいのでしょうか。 ◎齋藤 市民生活部副部長兼地域活動推進課長  補助金交付要綱の第2条第2号なのですけれども、今現在町内会の空白地域というものは存在しておりません。その中で、1か所だけ町会の中で自治組織として独立した町内会というか自治会がございまして、この2号というのはそちらを指しております。ですので、こちらの自治会には、補助金は均等割と世帯割がありますが、均等割はお配りしていないのですが、世帯割だけお配りしているということで、連合会には加盟をしていないのですけれども、こちらの基準に準じるものとしての扱いというのが、この新座市内のその町内会1か所、そういう自治会が存在しているので、そちらを指しているということです。 ◆佐藤重忠 委員  休憩してもらっていいですか。 ○白井忠雄 委員長  暫時休憩します。       休憩 15時20分       再開 15時56分 ○白井忠雄 委員長  休憩を閉じて再開いたします。  それでは、陳情第1号について結論をいただくことにしたいと思います。 ◆助川昇 委員  不採択でお願いいたします。 ◆平野茂 委員  私も不採択です。  今定められている補助金交付要綱、町内会に対してということになっていますので、特にこれを変更するべき点が、現在の状況を踏まえても、あるとはちょっとまだ私には思えるところがないので、今後正すべきものがあるとすれば正すことをするべきかなとは思いますけれども、現行の要綱上での対応としては、やはり工事に対しての補助というのは難しいのかなというふうに考えられるので、不採択とさせてください。 ◆佐藤重忠 委員  陳情第1号、結論としては不採択にすべきだと思います。  内容について、今平野委員、お話あったように、新座市防犯灯設置費及び管理費補助金交付要綱、それから新座市町内会等補助金交付要綱、それぞれ条文読ませていただきましたけれども、まず町内会に補助する目的というのは、もちろん地域の部分を町内会にお任せするという部分もあるのですけれども、あとは一方でそういう補助金をつくることによって、町内会への加入を促進するという意味合いもあるのだろうというふうに思います。なので、今回の件に関しては、特に私道への設置ということでありますから、町内会に5世帯加入されていないということですので、まずはしっかり地域の町内会と話し合いをして、例えば町内会の加入への是非という部分もぜひ検討していただきたいと思うし、やっぱり町内会というのはこれからますます必要になってくる組織でありますので、と私は思っておりますので、町内会への加入促進というのを進めていくべきと、私はそういうものだと思っていますので、そういう形でお願いをしたいと思います。  以上です。 ◆辻実樹 委員  陳情者の町会に入っていないということについては、今の共働きの忙しい状況ですとか、そういったことを考えてわからなくもないのですけれども、防犯灯をつけるかつけないかというのはさまざまな意見があって、5世帯がつけてほしいと言ったとしても、そこはやっぱり町会の方たちともまず相談をして、そこでその必要性を町会の人たちとも共有して、それから設置するなりという話に進めばいいと思うので、ちょっと順番が違うのかなというふうに思いますので、不採択でお願いします。 ○木村俊彦 副委員長  結論から言うと不採択ということなのですけれども、陳情者が言っている内容がわからなくもないという、いろんな現状を考えていったときに、町内会というのはあくまで任意で入るものですし、そのことと町内会に入らないとつかないという、そういうことの時代的にもかなり無理があるのではないかなという気はします。私道だとか防犯灯だとかというのは、公共性がやっぱりあると思うのです。こういうハードの部分に関しては、基本は町会に任されるというよりは、やっぱり市の責任で公共性を判断しなければいけないのです、ここにつけるつけないは。それを全部つけるかつけないかも含めて町内会に任せるということではなくて、一定の責任はやっぱり行政が、ある程度行政としてつけるかつけないかを判断しながらつけていくという。公道であれば道路課がつけるわけですけれども、私道の場合にはちょっと意味が違うということですけれども、住民からしたら、危険なところにはやっぱりつけてほしいという思いはあるし、だから時にはつけないと言っているけれども、何とかつけてもらえませんかということも、市から働きかけあるのではないかなという。そういう意味で、ちょっと見直さなければ、いろいろ考えなければならない問題はあるのではないかなという、そんな気はしています。ただ、今回この要綱そのものにつけ足すとか、個人ができるようにしろとかという形だけでは、なかなか応じられないかなという気はいたします。 ○白井忠雄 委員長  陳情第1号につきましては、全会一致で不採択となりました。  暫時休憩いたします。       休憩 16時01分       再開 16時37分 ○白井忠雄 委員長  休憩を閉じて再開いたします。  次に、政策研究についてです。当委員会といたしまして、SDGsについて政策研究を進めていきたいと思いますけれども、これにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○白井忠雄 委員長  なしと認めます。  よって、当委員会といたしまして、SDGsについて研究を進めていきたいと思います。  閉会中の調査事項についてです。1、教育委員会所管事項について、2、市民生活部所管事項について、3、農業委員会所管事項について、4、政策研究についてです。  以上をもちまして文教生活常任委員会を閉会いたします。大変お疲れさまでした。  閉  会        上記会議の経過を記載し、その相違ないことを証するためここに署名する。             文教生活常任委員会委員長                     副委員長                     署名委員                     署名委員...