新座市議会 2018-12-17
平成30年第4回定例会−12月17日-09号
鈴 木 義 弘 一 ノ 関 知 子
部 長 部 長
いきいき 都市整備
竹 之 下 力 広 瀬 達 夫
健康部長 部 長
上下水道
橋 本 吉 弘 教 育 長 金 子 廣 志
部 長
教育総務 学校教育
渡 辺 哲 也 梅 田 竜 平
部 長 部 長
選挙管理
会計管理者 江 原 達 夫 委 員 会 河 尻 広 海
事務局長
監査委員 農業委員会
三 上 文 子 渡 邉 世 一
事務局長 会 長
選挙管理
委 員 会 鈴 木 茂
委 員 長
職務のため出席した事務局職員
事 務 局
事務局長 島 崎 昭 生 生 田 目 真 一
副 局 長
専門員兼
佐 藤 寛 之
議事係長
△開議の宣告
(午前 9時33分)
○議長(
島田久仁代議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。
本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。
△議長報告
○議長(
島田久仁代議員) 議長報告を行います。
報告は、事務局長がいたします。
事務局長。
〔事務局長(島崎昭生)登壇〕
◎事務局長(島崎昭生) おはようございます。議長にかわりまして、ご報告申し上げます。
初めに、市長から提出されました追加議案について申し上げます。お手元の平成30年第4回
新座市議会定例会追加提出議案一覧表にあるとおり、議案第116号から議案第124号までの9議案でございます。内訳は、条例の一部改正が4件、補正予算が5件であります。
次に、市長から提出された追加議案の参考資料につきましては、平成30年第4回
新座市議会定例会追加提出議案参考資料一覧表にあるとおりでございます。
次に、議員提出議案について申し上げます。議第27号議案
義援金差押禁止法の恒久化を求める意見書が鈴木秀一議員外7名から、議第28号議案無戸籍問題の解消を求める意見書が野中弥生議員外7名から、議第29号議案 認知症施策の推進を求める意見書が佐藤重忠議員外7名から、議第30号議案 国民健康保険に対する国庫負担の拡充を求める意見書が小野大輔議員外5名から、議第31号議案
被災者生活再建支援制度の拡充を求める意見書が工藤薫議員外5名から、議第32
号議案日米地位協定の抜本的見直しを求める意見書が辻実樹議員外4名から、議第33号議案 消費税の10%への増税中止を求める意見書が石島陽子議員外3名から提出されました。
以上の7件につきましては、それぞれ所定の賛成者がありますので、議案としてお手元に配布いたしました。
次に、本会議で要求され、委員会で配布された資料といたしまして、議案第101号 平成30年度新座市
一般会計補正予算(第5号)の関係で、
庁舎総合管理業務委託事業の債務負担行為の設定についての資料が市長から送付されましたので、お手元に配布いたしました。
次に、報告書について申し上げます。専決処分書として、損害賠償の額を定めることについて(平成30年新座市告示第472号)、損害賠償の額を定めることについて(平成30年新座市告示第476号)が市長から送付されましたので、お手元に配布いたしました。
次に、代表監査委員から所用のため本日欠席する旨の申し出がありましたので、ご報告申し上げます。
以上でございます。
○議長(
島田久仁代議員) 以上で議長報告が終わりましたので、ご了承願います。
△
文教生活常任委員会副委員長の互選結果、都市高速鉄道12号線
特別委員会委員長の互選結果及び新
庁舎建設検討特別委員会の委員長・副委員長の互選結果の報告
○議長(
島田久仁代議員) 日程第1、
文教生活常任委員会副委員長の互選結果、都市高速鉄道12号線
特別委員会委員長の互選結果及び新
庁舎建設検討特別委員会の委員長・副委員長の互選結果について報告がありましたので、ご報告いたします。
文教生活常任委員会副委員長、22番、佐藤重忠議員、都市高速鉄道12号線
特別委員会委員長、4番、伊藤信太郎議員、新
庁舎建設検討特別委員会委員長、12番、笠原進議員、副委員長、1番、鈴木明子議員、以上であります。
△議案第100号 新座市
スポーツ施設条例の一部を改正する条例
○議長(
島田久仁代議員) 日程第2、議案第100号新座市
スポーツ施設条例の一部を改正する条例を議題とし、
文教生活常任委員会委員長の報告を求めます。
文教生活常任委員会委員長。
〔1番(鈴木明子議員)登壇〕
◆1番(鈴木明子議員) 1番、鈴木明子です。議案第100号 新座市
スポーツ施設条例の一部を改正する条例について、
文教生活常任委員会での審査内容と結果について報告します。
結論は、賛成の委員4名、反対の委員2名、4対2で原案可決となりました。
初めに、執行部から説明をいただき、質疑を行いました。
主な質疑です。
質問。改修に伴って、今まで無料だったものが2時間単位で6,000円という金額が出ているが、この基準というのは何か考えたものがあるのか。
答弁。今回人工芝仕上げということで多額の費用を投じて整備するということが大きな理由です。大人のフットサルも含めた利用を見込むことから金額を考えました。浄水場の横に清瀬市のグラウンドがあり、ほぼ位置的に同様のことから、そちらを参考にしながら利用設定しています。
質問。新座市内のほかの運動場は参考にしたのか。
答弁。新座市内にはサッカー場という区分はございませんが、ほかのグラウンド、野火止、殿山、馬場は基本的に2時間単位で、主に大人の利用ですが、2,060円という金額を設定しております。
大和田サッカー場に関しては、大人の利用は6,000円、子供のサッカーはその他のグラウンド、2,060円と同等という形で検討しました。
質問。清瀬市と合わせたということだが、清瀬市以外にもこの近隣でフットサルコートを貸しているところはあるのか。
答弁。近隣では、公共施設としてフットサル場というのはないようです。民間は比較的近い場所にありますが、比較にならないほど高いという現状です。
質問。駐車場の設備はどうなっているのか。台数がわかればお聞きしたい。また、トイレも完成すると考えていいのか。
答弁。サッカー場の隣につくるサッカー専用の駐車場は40台です。そのほかには道路を挟んで余地があるので、プラス30台ぐらいとめられると考えている。トイレは別契約ですけれども、ほぼ同時期に完成と見込んでいる。
質問。人工芝での整備だが、どのぐらいの耐用年数があるのか。張りかえる費用をプールできる利用料にする考えはないのか。
答弁。メーカー側によると、10年というのはあるが、頻度とか状況によるので、具体的には申し上げられない。利用料金については管理運営費もかかるので、一定の利用の負担をいただくという考え方です。今後見込まれる改修費用については、市の全体計画の中で必要な経費を長期的に見込んで計画していく必要があると思っています。
質問。今まで使われていたグループはどんな反応なのか。
少年サッカー場としての登録みたいなものがあるか。
答弁。
体育協会加盟団体と話を十分にさせていただいた。人工芝との要望が強く、使用料を徴収していくのは当然だろうとの認識をいただいている。全ての利用団体は登録しており、中学生以下の子供が3分の2以上の構成員の中に存在するということで、子供との扱いになっていますというような質疑の後、結論を出しました。
結論は冒頭申し上げましたとおり、4対2で原案可決と決しました。
意見がありましたので、報告します。
反対の委員の意見です。今回は2時間で6,000円という案がすぐ近くにある清瀬市を参考にしているというお話でした。野火止運動場、殿山運動場、馬場運動場は2時間2,060円という形ですし、
堀ノ内少年野球場は朝から夕方の5時間は無料となっています。総合運動公園の陸上競技場や野球場は午前中3時間半借りて4,630円です。今回整備するのは人工芝を入れ、使う人たちの利便を図るというのは結構ですが、初期費用がたくさんかかったから、少し上げなければやっていけないと考えるのはやっぱり違うと思います。
別の反対の意見です。基本的に子供たちが使う施設ということで、やはり今までどおり無料というふうにしていくべきではないかというふうに思います。
賛成の委員の意見です。公共施設という概念からすると、無料というのが一番筋であるし、一番いいのかなというふうに思っているのですが、施設の付加価値を考えれば、利用者がある程度負担して、料金をいただくというところで賛成します。
別の賛成の意見です。最初はクレーでやる、見に行って、人工芝でぜひとご要望いただいて、結果的にはtotoの
スポーツ振興くじ、うまく新座市がその対象になれてよかったなと思います。料金設定も近隣とバランスをとって選択したのだろうと思います。今までの施設より少し高く料金設定をしていますので、駐車場でご要望いただいたら、その要望に合わせた内容でやっていただきたいと思います。
別の賛成の意見です。公共施設の価格をきちんと決められるのは利用者だと思うのです。使っていただけるのであればいいかと思うし、使っていただけないようなら、値段を下げるという工夫をしていかなければならない。それと、人工芝は消耗品だというふうに認識していますので、将来的な負担というところを今からしっかり考えていくべきだと要望をさせていただきます。
議案第100号の報告は以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 委員長の報告が終わりましたので、議案第100号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
委員長、自席へお戻り願います。
討論ありませんか。
これより討論に入ります。
反対討論願います。
12番、笠原進議員。
〔12番(笠原 進議員)登壇〕
◆12番(笠原進議員) 12番、笠原進です。議案第100号 新座市
スポーツ施設条例の一部を改正する条例ということで、大和田運動場を整備して人工芝にしたということです。そのこと自体は、利用しやすくなって非常にいいことだというふうに思います。ただ、それに合わせて料金を変えたいということで、今まで無料だったものを2時間で6,000円にするという話です。賛成の方の討論は周辺を見て、それでやっているのだから、いいのではないかとか、ちょっとぐらい上げるのはいいのではないかとかという話です。資料を出していただきました。ほかの施設がどうなっているかということですけれども、今言ったように今度できる大和田運動場は2時間6,000円です。今ある野火止運動場、殿山運動場、馬場運動場は2時間で2,060円です。堀ノ内の少年野球と
大和田少年サッカー場は無料です。施設が整備されたからというので、一番運動施設として整備されている総合運動公園の陸上競技場、これは専用で利用したときです。個人で何か利用したというよりは専用で利用したときで、午前中3時間半使って4,630円です。すぐお隣にある総合運動公園の野球場、これも立派な野球場ですけれども、整備されているこの野球場、これも午前中3時間半借りて4,630円です。だから、人工芝と比較しても野球場だとか総合運動公園、これもきちんと整備されていますし、陸上競技場の場合には公式記録もとれるという話で整備されています。賛成討論の中で、人工芝だから、また今度整備し直す、そういうときに金がかかるのではないかという議論がありました。今も委員長が紹介されましたけれども、そういうものがあるから、高くしていこうというふうになると、同じように今度公式の陸上競技場はいろんなものが足りないわけです。放送施設も足りないとか、スタンドも不十分だとか、いろんなものがある。そういうものを直すときには、みんなこれから公共料金の利用料金を値上げしなければならないという、そういう発想だと思います。
私心配なのは、1つ高いものをつくる、今回この後全員協議会が開かれて、そこにも出てきますけれども、前との均衡が保てない。だから、今までにないようなことをやると、今度は逆に、今度つくった大和田の運動場が2時間6,000円なのに、陸上競技場は3時間半使っても4,630円で、著しく安いではないかと、やっぱり陸上競技場も上げなければならない、野球場も上げなければならない、無料でやっているような堀ノ内の少年野球や大和田の
少年サッカー場は片方が6,000円も払っているのに、こっちは無料はおかしいではないかという話になりかねない。やっぱり今新しいものを整備してつくるときには、周りにあるところのものとほかのものも考えながら値段をつける必要があると思います。そういう意味で考えると、今回の無料だったものを6,000円にするというのは著しく均衡を欠くというふうに思います。
以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
26番、亀田博子議員。
〔26番(亀田博子議員)登壇〕
◆26番(亀田博子議員) 26番、亀田です。議案第100号 新座市
スポーツ施設条例の一部を改正する条例、賛成の立場で討論をさせていただきます。
この料金設定が幾らになるのか、私も大変関心を持っていました。少年サッカー、フットサルを2面とれる。できたら大人用のサッカーのコートがとれればいいのですが、なかなかそれは難しいので、少年用のコートしかとれない、それはちょっと残念だなと思いましたけれども、今サッカー人口がすごく多くなっていますし、子供たちもたくさんサッカーを望んでいる子供たちが多いです。毎年小学校の卒業式に行くと、自分たちの夢を語る。私も正の字を書いて、何が多いのかなといつも楽しみに聞いているのですが、最近はやはり野球よりサッカーが上回っているかな、そんなふうに思っているときに、この大和田のサッカー場ができると大変うれしく思います。
これは、二・三丁目の区画整理によって、今まで使っていたサッカー場が場所を移さなくてはいけないということで、前の文教環境常任委員会のときに、ここからこっちへ移るのですよと、そういう説明を聞いて、クレーで整備をしたいという、そういうお話でしたが、やはりどうせだったら人工芝でどうかというサッカー関係者の皆さんから強いご要望をいただいて、去年の12月の議会でそのことも質問させていただいて、人工芝でやろうということでここまで進んできたことです。大変完成をうれしく思っていますし、またトイレに関しても一部仮設でというお話ございましたが、仮設ではなく、きちんとしたトイレをつくっていただきたい。やはりそれも提案をして、サッカー場の完成に合わせてトイレもできるということで、大変うれしく思っているところです。
料金設定が高いのか安いのかというのは先ほど委員長のほうからご報告いただきましたが、公共で例えばフットサルをやっているところって余りないのです。私も調べてみました。清瀬市と大体同じにしたのだという、そういうご報告でしたが、これ民間ですが、例えば所沢市にあるフットサルパーク、1時間なのです。12時から18時まで6,000円で、夜間だと1時間で8,000円。また、別の所沢市のコートも調べてみました。これも1時間、10時から12時までが3,150円、12時から19時まで5,250円、夜間は1万500円、たった1時間でこれだけのお金がかかる。岩槻も10時から18時まで1時間で8,640円で、夜間になると1万800円。戸田市ですと1時から8時までが1時間で4,000円、夜が6時から夜間まで6,000円ということで大変高い設定になっています。やはり公共施設ですから、多くの皆さんに使っていただくということで、民間とは比較にならない料金設定をしたということも調べてみてよくわかりました。それで、子供たちがもし使うのであればということで、子供たちに配慮した料金設定になっています。
この前委員会で視察に行きましたけれども、本当に区画整理内でくみまちもオープンして、清水建設の物流倉庫も大きくなって、橋もここからかかるのだというところを見せていただきましたが、そこの近くにある本当にすばらしい
大和田サッカー場ができる、またそこでフットサルのコートが2面とれるということで、私はフットサルをやったことがありませんけれども、5人でやるそうです。だから、5人と5人でやるから、試合をすれば10人で使うということで、大人が使う分でそんなに高い料金設定ではないのかなと、そんなふうに思っています。
新座市は、スポーツは大変盛んな都市でもありますし、この
大和田サッカー場ができてますますサッカーにも、またフットサルにも大いに使っていただきたいと思いますし、ひとつお願いがありますが、せっかく公共での2面のフットサルコートをつくるわけですので、何かトーナメントみたいな冠がついた試合とかそういうのができればいいかなと、そんなふうに思います。一日も早い完成を待ちたいと思います。賛成です。
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立多数であります。
よって、議案第100号は委員長報告どおり原案可決されました。
△議案第98号 新座市
指定地域密着型サービスの事業者の指定等並びに事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
○議長(
島田久仁代議員) 日程第3、議案第98号新座市
指定地域密着型サービスの事業者の指定等並びに事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題とし、
厚生常任委員会委員長の報告を求めます。
厚生常任委員会委員長。
〔23番(白井忠雄議員)登壇〕
◆23番(白井忠雄議員) おはようございます。23番、白井忠雄です。
厚生常任委員会の審査内容と結果を報告します。
議案第98号 新座市
指定地域密着型サービスの事業者の指定等並びに事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について報告します。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑を行いました。
主な質疑です。
質問。どういう施設が対象になるのか。
答弁。生活介護施設、児童発達支援施設、放課後等デイサービスが該当すると思います。ただし、今回地域密着型サービスですので、定員が18人以下に施設が市で指定を受けることができる施設になるので、指定を受けられる施設がないと考えています。19人以上の施設は県の指定を受ける形になります。
質問。介護事業者等に聞き取りや要望などを聞いているのか。
答弁。介護保険法が改正されたことに伴って条例改正を行うもので要望は伺っていません。
質問。施設の基準は障がい者と介護保険と違うと思うが、問題がないのか。
答弁。施設基準は、例えば障がい者施設の基準をとって指定を受けている障がい者施設であれば、特に介護の施設としての基準を設けるのではなくて、そのまま移行して介護の施設として使えますといった形になると思います。
質問。現在障がい者サービスを使っている人たちは共生型サービスに移行するという考えでいいのか。
答弁。今まで使っている施設が障がい者施設であれば、そこの施設が指定をとっていただければ、そのまま移行できるものになっているので、そのままその施設を継続して使っていきたいのか、介護施設に移りたいのかはその方が選択すると思います。65歳以上になって介護保険が適用されて、今までの障がい施設が使えなくなることを解消していきましょうというのがこの条例改正と考えています。
以上のような質疑の後、結論を出しました。
委員からの意見です。
共生型サービスを導入するという改正介護保険法では、障がい者の分野や高齢者の分野でいろんな課題がある中で、安易に少ない人数でできるようにしようというところにいろいろな意見はあるのですけれども、今回は障がいの施設で暮らしている人が65過ぎてもなれ親しんだところで過ごせるようになるためにということで、それについては賛成します。
意見は以上です。
議案第98号の報告は以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 委員長の報告が終わりましたので、議案第98号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
委員長、自席へお戻り願います。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第98号は委員長報告どおり原案可決されました。
△議案第99号 新座市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
島田久仁代議員) 日程第4、議案第99号新座市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例を議題とし、
建設常任委員会委員長の報告を求めます。
建設常任委員会委員長。
〔17番(小野大輔議員)登壇〕
◆17番(小野大輔議員) 議案第99号 新座市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例についての審査内容と結果をご報告いたします。
結論は、全会一致で原案可決すべきとなりました。
議案第99号について執行部からの説明があり、質疑を行いました。
質問。社会的ニーズということで説明がありましたが、現在こういう部分でどうなるのか、もっと具体的に例などを出して説明していただけると理解しやすいが、お願いします。
答弁。平面的に考えていただきますと、例えば老人ホームがあって、その中にエレベーターホールとか廊下があって、それ以外のところに居室があります。今までは廊下の部分とかエレベーターとか前のホールの部分、全て延べ床面積の中に入れて、その敷地面積に対する延べ床面積が容積率ということになっています。その地域や区域によって200だとか100だとかという容積率の制限が出てくるわけです。平面的に廊下ですとかエレベーターの部分につきましては、その容積率の算定から外していきましょうということになりますので、老人ホームの居室をその分だけふやすことができますということです。なので、以前よりも多くの部屋を設置するということができることで社会的ニーズに対応するということでお話をしました。
報告は以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 委員長の報告が終わりましたので、議案第99号に対しまして質疑願います。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
委員長、自席へお戻り願います。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第99号は委員長報告どおり原案可決されました。
△議案第101号 平成30年度新座市
一般会計補正予算(第5号)
○議長(
島田久仁代議員) 日程第5、議案第101号平成30年度新座市
一般会計補正予算(第5号)を議題とし、ただいまから4常任委員会委員長の報告を求めるわけでありますが、最初に
総務常任委員会委員長の報告を求めます。
総務常任委員会委員長。
〔24番(滝本恭雪議員)登壇〕
◆24番(滝本恭雪議員) 24番、滝本恭雪です。議案第101号 平成30年度新座市
一般会計補正予算(第5号)、
総務常任委員会に分割付託されました部分についての審査内容と結論を報告いたします。
結論は、全会一致で原案可決です。
最初に、執行部の説明の後、質疑を行いました。
最初は歳入からです。
質問。本会議で要求されました庁舎総合管理業務委託業務の債務負担行為の設定についての資料について、設定の仕方で単純に考えて、平成30年度の契約額でそれぞれの受託業者に来年度もお願いするとなれば、個別に発注しても安くなるのではないかとこの表を見ると思うがどうか。また、庁舎総合管理が上がっている理由がありましたが、電話交換と受付業務を今年度の契約額の約2倍を予想していますが、この後説明をお願いしたい。
答弁。1点目の現在の契約額で引き続き同額で契約をしたほうが安いのではという質問ですが、こちらは全ての工事業務委託とか物品の調達等は必ず競争において入札など、見積もり合わせなどで発注して、相手方を決めているというルールで行っています。特別な理由のない限り、同業者と匿名で引き続きということはやっていませんが、毎年毎年入札を行うわけではなく、例えば庁舎総合管理業務委託であれば、今まで2年に1回行っておりました。他の庁舎は警備業務委託も電話交換も2年に1回実施していましたので、その期間が終わったタイミングでまた競争し、また新たにそのとき、現在の経済状況に合わせて契約を締結するというのが通常のルールの上のやり方となっています。庁舎電話交換と受付案内の委託料も違うのではということですが、警備業務のほうも若干違うのですが、これはそのときそのときで特に庁舎総合管理業務委託と違って、内容的にはほぼ変わっておらず、その際にこちらで積算する基礎となる見積もりを徴した際に出された金額ということですので、それ以上特段説明ができないということになります。
次に、歳出からです。
質問。事業別予算説明書、4、5ページ、情報管理費です。資料要求いたしましたAI・RPAからわかる範囲で具体的な詳細を教えていただきたい。
答弁。今現在情報システム課では、全庁的にRPAで使えるような適した提携業務を照会している段階です。今後その業務の内容、件数とか処理の時期、そのようなものを見ながら選定していきたいと考えていますが、基本的に選定については単純な作業で時間がとられる業務、提携型に実施しているような業務ということで、処理件数、そのようなものを重視して検討していきたいと思っています。今現時点での広報としては、年間約700件程度処理をする人間ドックなど、利用助成金交付事務、エコオフィス等の庁内の照会業務ですとかデータを集計するような業務、このような業務が今現在人が手入力しているという状況を確認しておりますので、こういった業務についてRPAが活用できると考えています。
質問。同じく情報管理費のAI・RPA活用からです。RPAがよくわからないのですが、人間ドックの利用助成ともう一個は何か。
2点目にRPA開発支援委託料の26万円を具体的に教えていただきたい。
3点目に、人間ドックとそのもう一つというのは庁内の中でこの2つぐらいにして、そのほかの各所管課にも出していただきたいと依頼しているということなのか。神戸市では、診療報酬、レセプト点検の請求をされていて、職員がチェックするのではなく、まずツールを構築して、レセプトチェックができるようにするという、そこが結構大変なようですが、業務を決めてからツール構築の委託料となるのか確認をしたい。
答弁。今現状でどういった業務に使うのかは基本的には全く決まっていません。今ちょうど全庁的な照会をしている中で、幾つか候補として挙げさせていただいたのが人間ドック助成金の手続とエコオフィスという環境対策課の業務になりますが、このような業務を候補としています。なぜ候補なのかというと、RPAは紙の書類ですと、人がその書類を見てシステム入力するという形になりますが、その書類を例えば電子でいただく形になると、データとして最初からその電子データを見て、RPAがシステムに入力できるという動作をします。要は、人がデータを入力する作業を録画して、そのまねをして、続きを延々と作業するというイメージのツールになります。基本的には業務を決めた段階でRPAのソフトウエアと保守を含め、一括して一つの業者に委託する予定です。
質問。補正予算の関係議案資料の3ページに元号改正対応にかかわる各種システムの改修、1,167万2,000円とあります。元号を改正するだけでこれだけかかるということですが、費用を抑える努力はされているとは思いますが、その辺の状況をお聞きしたい。
答弁。価格等の精査の状況ですが、まず住民情報に関しては、個別にカスタマイズの内容を細かく、各税のシステムですとか福祉のシステムですとか、そういった内容を細かく分ける段階と、またその中で例えば打ち合わせの時間、動作の検証の時間、テストの時間など、細かく見積もりを出していただき、その内容が妥当かどうか検証しているところです。各所属のシステムに関しても同様な形で見積もりを細かく、ベンダーの方に出させるということでこちらで調整しており、それぞれの見積もりの詳細の部分で確認をしているといった状況です。
以上のような質疑の後、結論は全会一致で原案可決です。
意見を紹介します。
意見です。6ページの債務負担行為では、放課後児童保育室や図書館、市民会館などの債務負担が定められ、所管が教育委員会などにかかるので、この
総務常任委員会では質疑することができませんが、最終日に質疑をすることになっておりますので、賛成はいたしますが、債務負担行為について全て了承するということではありませんので、そこだけつけ加えさせていただきます。
別の委員の方です。AI・RPA活用ですが、ここで3か月の実証実験に入られるということで、いよいよ取り組みが始まるということで期待をしています。今後ですが、ここで実証実験をして、いろんな形で広げていかれることと思いますが、AIなども含めてICT活用というのは実際の分野ではまだまだ活用の余地があると思っています。先ほど電子データのお話もありましたが、例えば窓口でもタブレットを活用して、電子データという形で市民からのさまざまは書類なども電子データ化していくというようなことも考えられると思いますので、ICTの利活用ということは今後さらに検討を進めていただきたいということを要望いたします。
このような意見があって、議案第101号の報告は以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 続いて、
文教生活常任委員会委員長の報告を求めます。
文教生活常任委員会委員長。
〔1番(鈴木明子議員)登壇〕
◆1番(鈴木明子議員) 1番、鈴木明子です。議案第101号 平成30年度新座市
一般会計補正予算(第5号)、
文教生活常任委員会に分割付託された部分について報告をいたします。
結論は、全会一致で原案可決と決しました。
まず初めに、執行部から説明をいただき、質疑に入りました。
質疑は、事業別予算説明書から行いました。
質問。6ページ、7ページ、住民情報システムで、平成31年5月1日に予定される元号改正に伴い、システム改修委託ということでこの補正予算で組んで、事前準備をしながらスタートするということなのかなと思うが、確認させてください。
答弁。元号の発表というのは、4月1日以降というのが目下の報道になっています。住民情報システムであったり、戸籍システム、大手のメーカーでどうしても一気に集中して、こういった改修が自治体からオファーが来た場合に、なかなか4月の発表以降に対応することが難しいという現状もありますので、今回の補正で計上させていただいて、できるところは速やかにやっていこうとの対応になります。
質問。30ページ、31ページ、墓所管理、墓所施設整備。視察でいただいた完成図面の中で、男子トイレにベビーチェアがないのですが、設計をする上でつける検討はなかったのか。
答弁。至急設計業者に確認したところ、この金額の範囲内でベビーチェアは可能であろうという確認をしましたので、つける方向で進めてまいります。
質問。40ページ、41ページ、ブロック塀の改修工事ですが、臨時国会で補正予算が可決され、その中にはブロック塀対策が168億円という金額が入っています。既に完了したものも対象にするというふうに言っていて、ここには国庫支出金などについては一切書かれていないのですけれども、どんなふうに話し合いを持たれているのか伺いたい。
答弁。10月17日、県を通じて平成30年度第1次補正予算への対応ということで照会がありました。この照会の中で、今後交付金を新たに制度化するので、活用予定の把握のために想定されるものは手を挙げてくださいということで手を挙げております。8月中に対応したものも含めて、9校、12か所について手を挙げさせていただいております。県からメールで確定ではありませんが、2,970万3,000円内定したと報告をいただいています。
同じく40ページ、41ページ、小学校施設整備、中学校施設整備で、事業概要に小・中学校とも平成31年度特別支援学級の増加等に伴う整備工事とある。中学校に関しては、普通教室の増加等に対する整備工事というのがあるが、具体的にご説明いただきたい。
答弁。特別支援学級の増設は東野小学校、中学校は第二中学校が確定しています。西堀小学校は、通級学級の増設、普通学級の増加については可能性が高いということで、新座中、第二中、第三中、第六中、このあたりを想定しています。教室の増減については、例年ぎりぎりでないとわからないので、対応が間に合わないということで12月の議会で枠という形でとらせていただいている。
質問。同じく40ページ、41ページ、あわせて42ページ、43ページ、新入学児童学用品費。小学生ですと40人増、中学生ですと105人増、本会議で質問があったときの答弁では前年度に申請が早くできるようになったが、前年度に申請がなくて、本年度になって申請され、人数がふえ、補正増をしますという説明だった。PR不足があったのではないか。
答弁。新入学児童学用品費については、昨年度から入学前の支給が始まり、昨年9月補正で予算を組ませていただき、就学前の健康診断で案内を出したり、入学通知でも案内をした。特に中学1年生などは、申請書1枚で昨年度は支給されたのですが、その申請書1枚が出てこなかった。ふたをあけてみたら、本年度になって申請を上げてこられた新1年生の保護者がいました。申請の案内の不徹底があるのではないかということで、小学校に上がる1年生の保護者に向けては十分注意をしていただくような文面を入れて案内をさせていただく改善をしております。中学校のほうについては、現6年生で支給していく形で、できるだけ早い支給ができるように対応させていただいているところですというような質疑の後、結論を出しました。
結論は、冒頭申し上げたとおり、全会一致で原案可決をいたしました。
意見がありましたので、報告します。
市営墓園の中のトイレの改修とバリアフリー化、大変うれしく思います。学校はブロック塀の対応もあり、施設全体を見ながら計画を立てたり直したりと、大変な1年だったなと、改めて補正予算を見て思います。新入学の学用品費に関してもやたらとふえたわけではなくて、内容はよくわかりました。PRをぜひしていただきたいと思っています。
別の意見です。元号が変わることに伴って多額の費用が要求されていく。ここら辺で西暦に変えたほうがいいのではないかと個人的には思いもします。
別の意見です。視察で片山小学校を見せていただいて、言われた箇所ばかりでなく、ほかの場所も見ていると、これは斜めではないのかなというところが見受けられました。確認作業はしていただいているだろうと思いますが、しっかり見て管理していただければと思います。
別の意見です。墓園の視察に行って、図面に多目的トイレを設置するという部分が入っていて非常にいいなと思いました。利用者が安心して使える、そんな施設にぜひかえていただきたい。特別支援学級が東北小にできることがあり、人の話ですが、現地が暗かったり、改善が必要だというところがあったと聞いていたので、新しいこういう施設についてはしっかり怠りなくやっていただきたい、以上のような意見がありました。
議案第101号の報告は以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 続いて、
厚生常任委員会委員長の報告を求めます。
厚生常任委員会委員長。
〔23番(白井忠雄議員)登壇〕
◆23番(白井忠雄議員) 23番、白井忠雄です。議案第101号 平成30年度新座市
一般会計補正予算(第5号)につきまして、
厚生常任委員会に分割付託された部分について審査内容と結果を報告します。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑を行いました。
主な質疑です。
質問。事業別予算説明書14ページ、医療費助成。精神障がい者通院医療費助成費が随分多くなっている。見込みとどう違ったのか。
答弁。予算書上は、12か月分の予算を減額していましたが、周知期間を設けることが必要だと考え、制度の見直しを7月から実施しました。このため、4月分から6月分までの3か月分が減額ではない通常の支出となったわけです。7月から対象者を見直し、7月診療分は8月15日までが受け付け、支払いが9月15日となるので、7月、8月分の2か月分も通常の支払いとなったので、合計しますと4月から8月分が通常の支払いとなっていることで大幅な増額となったものです。
質問。16ページ、(仮称)児童発達支援センター整備。わかば学園とみどり学園を壊さなければいけない。それで、駐車場にするということですが、その期間は。
答弁。公共施設等適正管理推進事業債で集約化、複合化の事業を適用するものです。条件として、センター供用開始から5年以内にみどり学園、わかば学園を除去することで、公共施設として直ちに供用することができない状態にすることです。これは、売却または解体、更地化ということです。
質問。18ページ、健診費補助金。過年度後期高齢者保健事業の受託収入の内容は。
答弁。後期高齢者医療の広域連合から委託で実施している健康診査で、昨年度は年度途中までの実績による概算交付でしたが、年度終了後確定して追加交付となったことから、今年度の収入として受け入れているものです。
質問。22ページ、子育て支援ホームヘルパー派遣。見込みより多かったのは1人当たりの利用時間か実人数か。
答弁。こちらの制度は、退院後1か月以内というかなり限定した期間に使用できるサービスで、実際の申し込み件数が年度によって大きく変わるものです。今年度実人数が相当ふえたと考えています。
質問。24ページ、地域子ども・子育て支援。保育業務支援システム等を導入する12園はどこか、それ以外の園は既につけているのか。
答弁。保育園は、白梅保育園、白梅第二保育園、キッド・ステイ新座保育園、ふぇありーている保育園、すぎのこ保育園、まきば保育園、まきば第二保育園の7園、小規模保育施設はさつき新座保育園、さつき新座第二保育園、保育ルームフェリーチェ新座園、にいざ馬場保育園、あそびの保育園の5園です。今年度こういったICT化を行う補助メニューがあるので、保育事業者に照会をかけたところ、この12園でした。それ以前にも同様の補助制度で既に導入している園もあります。また、今回は事業所の負担も4分の1あるので、今回の導入は見送り、次年度以降も同様の制度があると思いますので、その際に打診をして導入の希望があれば対応したいと考えています。
質問。24ページ、ひとり親家庭就業支援。今回ふえたのはどういった職業か。
答弁。現状でもう確定、支給が開始されている方が既に6人で、看護師の方が2人、准看護師が3人、言語聴覚士が1人です。見込みが立っている方が美容師1人です。加えて、相談ベースの方が看護師、准看護師、美容師、保育士、作業療法士、調理師で1人ふえるだろうと見込んで、8件計上しました。
以上のような質疑の後、結論を出しました。
委員からの意見です。
児童発達支援センターは、有利な事業債をつくる選択もしていただきましたし、精神障がい者の通院費、足りなくて補正も組みました。いきなり4月からではなくて、周知期間を置いて7月から実施したと、丁寧な施策ということもわかります。子供の虐待で自治体同士で連携がとれる仕組みも一生懸命考えてくださっているということもわかりました。
別の委員です。子育て支援のホームヘルパーやひとり親の職業の支援ですとか、利用者がふえていること、待機児童解消に向けて小規模保育室が来年4月から始まること、保育業務支援システムを12園で導入するということなど、評価します。
意見は以上です。
議案第101号の報告は以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 続いて、
建設常任委員会委員長の報告を求めます。
建設常任委員会委員長。
〔17番(小野大輔議員)登壇〕
◆17番(小野大輔議員) 議案第101号 平成30年度新座市
一般会計補正予算(第5号)、
建設常任委員会に分割付託された部分について審査の内容と結果をご報告いたします。
結論は、賛成の委員3名、反対の委員2名で、原案可決すべきという結論となりました。
議案第101号について執行部からの説明があり、質疑を行いました。
質問。34ページ、35ページ、道路施設管理、施設修繕料が増額になっています。当初のときにも新設よりもカーブミラーなどについては、補修のほうを力を入れてやりたいという説明がありました。これはどういう状況で今回これだけの修繕料を増額するようになったのかという現状を教えていただきたいのと、この修繕料をふやすことによって予算の中身として新規の設置費がふえるとか、そういうことは全然関係がないのかというところを教えてください。
答弁。施設修繕料の150万円の増額について、昨年の附属物の総点検の結果等も踏まえて説明します。反射鏡、それから照明灯の柱の腐食度合い等の点検調査を実施しました。約4,300基の施設が存在しますが、このうちある程度の段階で危険度合いの部分をAからDランクという形で判断の結果をつくって、調査結果を出しました。Aというのが一番腐食度の度合い等が激しくて、さびがあったり、穴あき等で直ちに緊急補修の対応が必要だったという反射鏡が26基、それから照明灯が33基でした。合わせますと、59基が危険性があったということです。そのうち平成29年度中の既存予算の中で補修等を進めていきました。当然その年度内に全て終わらなかった部分、平成30年度当初予算の中で優先的に修繕を行っていった部分です。反射鏡につきましては、昨年とことしで26基については全て修繕が終了しました。道路照明灯については、腐食の度合いの大きかったというのが基本的には照明灯は電柱に共架をしているという部分があって、単独での照明灯はそんなに数はないのです。どこが多いとかというと、河川敷沿いの遊歩道、ああいった部分に単独で設置されている状況が多いのですが、33基のうち19基については既に修繕が終わっています。当初予算でもそういった形で重点を置いて修繕をしていましたが、14基についてはまだ修繕が終わっていないという状況です。
当初予算でこういった修繕の面で540万円程度の予算措置をさせていただいている。この調査結果に基づいて、修繕を要した部分が約335万円実際しております。そのほかに突発的というか、通常の管理状況の中でミラーが割れただとか、市のリース物件ではない照明灯が切れた、球切れを起こしたとか、そういう面でこれは日常的に起こっている部分ですが、そういった修繕を実施しているところですが、既存の予算が9月末の時点で残りもわずかという部分もあって、今現在でもそういった修繕を要する部分が残されている部分があって、今回補正予算として修繕料、今抱えている部分プラス今後3月までの見込み数も含めて150万円ということで計上していると。それから、この修繕費用の増額に伴って新規設置がふえるかというと、予算費目的な部分が違っていて、あくまでこれは既存の施設修繕という部分で、この予算増に伴って新規の設置数がふえるというものではない。
質問。34ページ、35ページの大和田・坂之下橋整備事業に関して、廃棄物処分に関してですが、不明な廃棄物が出てきたという表現をしましたが、それは人体及び危険物ではない廃棄物なのでしょうか。
答弁。何か国の環境基準とかを超えるようなものではありません。
質問。34ページ、35ページ、秋に大変強風が吹いて、それで33基の照明灯のうち14基が残っていたということですが、その周りの木とか風とかで倒れたということはなかったのですか。こういった予備で補正を組むというのはとてもいいことだと私は感じます。点検をして、危険度がAのやつをどんどん直していくというその姿勢というか、そういう部分は財源が厳しいということに打ちかってやってほしいと思います。
答弁。14基で、恐らくご指摘の点は台風の大風の影響はどうだったかというところだと思いますが、14基について、台風では特段倒れた被害はありませんでした。ただ、ほかのやはり河川沿いの遊歩道の照明灯については強風の影響を受けて倒壊する、倒れかかった状況は幾つかあった。ただ、カーブミラーと若干違う点とすると、カーブミラーについては単独で立っていますので、風で倒れてしまえばばたんと倒れてしまいますが、照明灯については電線で連結しているというわけではないですが、それで下まで一気に倒れてくるという状況ではなくて、もたれかかっている状況という部分でございました。そういった台風の被害については、結構こういった施設部分だけではなくて、全体的に非常に広範囲で被害状況がありましたが、基本的に緊急対策という部分で台風被害の面については緊急措置を講じています。
質問。34ページ、35ページ、大和田・坂之下橋整備のところで、土壌汚染調査ということですが、土壌汚染の対象となるものというか、何に汚染されている可能性があるから調査するのかというのが1点、廃棄処分委託料で1,000万円ということで、随分ぴったりとした数字ですが、廃棄物というのは重さとか体積とか、あるいは中身にもよると思いますが、どういった基準になってこの値段なのか。
答弁。まず、土壌汚染調査委託料のほうですが、ヒアリングの結果でそれが出てきたということで、条例に照らし合わせると、その殻が何かわからないのですから、調査をしなければならなくなったということです。調査のやり方についても土を採取するということですが、基準の中で10メートルピッチなのですが、10メートルピッチ当たり1か所採取しなさいというのが定まっていますから、それに合わせて3か所採取する。それで調査すると、分析するということでその費用が360万円ということです。今後もちろんそういうことを願うのですが、万が一鉛が出てきたとか、そういうことになると、今度はそれを土を入れかえるとか、そういった対処をとらなければならなく可能性があります。そういったところはまた調べた上で、場合によってはなのですけれども、予算が必要になる可能性があります。殻が入っていたという情報を得ましたので、土が何かに汚染されていないかを調査する、そのための費用です。
2点目ですが、灰ですけれども、これについては運搬というよりは、むしろ灰を処分するという処分費の部分が大きいです。量としては117立方メートルということで、それでこれについては、灰の処分費自体は何かあるというわけではございませんので、見積もりをとって、それで計上させていただいた金額ということになります。
結論は、賛成の委員3名、反対の委員2名で、原案可決すべきとなりました。
賛成の委員です。大和田・坂之下橋の産業廃棄物処理、そのほかの話が出ましたが、これは時代の趨勢でたまたま出てきたというもので、そういうものをやはりきれいにするということでとてもいいことだと思うし、橋自体もぜひ必要ですし、また1つは道路関係で施設修繕料の増額というのはとてもいいことだなと思います。
別の賛成の委員の意見です。道路維持費できちっと調査した上で危険なところには緊急の措置をするということで予算を組んで、市民の安全を守っていただいているということで評価します。大和田・坂之下橋整備事業に関してもやっぱり不可欠な内容であると思います。特に土壌汚染について調べないとわからないという答弁でした。必要不可欠な事業だと思うので、評価いたします。
反対の委員の意見です。賛成したかったのですが、大和田・坂之下橋の1,842万円ということで、橋の建設そのものに反対してきましたので、この財政難の状況で1,800万円という金額はかなり大きいと思うので、反対します。
別の反対の委員の意見です。照明灯、カーブミラーなど、老朽化の点検ということで進めていただいて、今回その施設の修繕料などを補正するということでさらに進めていただけるというようなことなどは大変評価しているところです。大和田二・三丁目の土地区画整理事業につながる大和田・坂之下橋の整備の予算が1,800万円以上、何が出るかわからないようなところで当初予定していたもの以外にいろんな形でお金がどんどん必要になって膨らんでくるのだなということも改めてわかりました。急いでそれを進めるべきではないという立場ですので、この部分で反対です。
報告は以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 以上で4常任委員会委員長の報告が終わりましたが、議案第101号全般について質疑願います。
質疑をする際には、所管の委員長名及びページ数をお願いいたします。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
これより討論を行います。
反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
21番、野中弥生議員。
〔21番(野中弥生議員)登壇〕
◆21番(野中弥生議員) 21番、野中弥生です。議案第101号 平成30年度新座市
一般会計補正予算(第5号)について、原案に賛成の立場から討論いたします。
今回の補正予算は2億7,764万円の増額補正であって、補正後の歳入歳出総額は520億5,332万9,000円となりました。評価すべきと考える主な事業を挙げさせていただきます。
歳入においては、橋梁寿命化等にかかわる交付金の内示に伴う増額、保育対策総合支援事業費補助金、保育所等整備交付金で国からの交付金の増額がなされたこと、また片山小学校の防球ネット改修工事の財源としての市債活用など、財調からの繰入金もありますが、市民生活の向上のための予算の確保に尽力されたことは高く評価できると思います。
次に、歳出で評価するところを挙げさせていただきます。総務費では、働き方改革の一環としてのRPAの実証実験をされるとのこと、今後の事業展開が楽しみな事業です。東三丁目のバス停上屋設置補助についても評価をいたします。民生費では、小規模保育事業者への補助は待機児童解消のための大事な事業ですし、保育業務支援システム導入費用の補助についても大いに評価いたします。今後も子育て世代支援としての保育園、待機児童対策などのための事業充実をお願いいたします。衛生費では、市営墓園の公衆トイレの段差解消等のバリアフリー化を図る改築工事に対して高く評価をいたします。また、9月議会の一般質問で提案をさせていただいた市役所本庁舎において母子健康手帳交付時の相談支援を実施する母子保健コーディネーターの廃止については、保健センターのサテライトとして、妊産婦の支援が市役所でできるようになったことに対し高く評価をいたします。土木費では、市道確保のための用地取得や道路照明灯などの点検保守、また道路保守など、市民の安全安心のための必要な経費の増額がなされております。教育費については、大阪北部地震でのブロック塀倒壊による女子児童死亡の事件を受け、翌日には市議会公明党から並木市長に要望書を提出し、市内全小・中学校のブロック塀の早急な点検をお願いしたところ、早速動いていただいたこと、必要な予算を市民の安全安心のために措置されたことを高く評価をいたします。
今回国の補正予算第1号の臨時特例交付金の内定が出たとのことでよかったと思います。執行部におかれましては、来年度の予算編成に大変苦慮されているところかと思います。歳出に目が向くのは仕方ないことではありますけれども、あくまで歳入の確保とそれに見合った歳出が基本です。一般質問でも申し上げましたが、市の歳入の根幹をなす市税の確保に執念を持ってさらに努めていただきたい。厳しい課題ではありますけれども、収入未済を限りなくゼロにしていく努力をしていただきたいと要望し、賛成の討論とさせていただきます。
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
4常任委員会委員長の報告は原案可決であります。委員長報告に賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立多数であります。
よって、議案第101号は4常任委員会委員長の報告どおり原案可決されました。
△議案第102号 平成30年度新座市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第104号 平成30年度新座市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(
島田久仁代議員) 日程第6、議案第102号平成30年度新座市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)及び日程第7、議案第104号 平成30年度新座市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を一括議題とし、
厚生常任委員会委員長の報告を求めます。
厚生常任委員会委員長。
〔23番(白井忠雄議員)登壇〕
◆23番(白井忠雄議員) 23番、白井忠雄です。議案第102号 平成30年度新座市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、審査内容と結果を報告します。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑を行いました。
主な質疑です。
質問。財政調整基金6億2,264万4,000円は財政上どのような認識か。
答弁。国民健康保険財政調整基金繰入金は、3月議会でご議論いただいた国保税の見通しの中で示した金額よりも約2億円多い状況です。この基金残高は、今後6年間で被保険者の国保税の引き上げに充てる予定ですので、平成31年度の予算編成で3月議会にお示ししたいと思います。6億円を使用して、国保税の引き上げ幅を抑えるよう考えています。
以上のような質疑の後、結論を出しました。
委員からの意見です。
今後も一層努力して、少しでも保険料負担を少なくしていただきたいと思います。
意見は以上です。
議案第102号の報告は以上です。
続きまして、議案第104号 平成30年度新座市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、審査内容と結果を報告します。
結論は、全会一致で原案可決となりました。
執行部の説明の後、質疑、意見はありませんでした。
議案第104号の報告は以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 委員長の報告が終わりましたので、議案第102号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
委員長、自席へお戻り願います。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第102号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第104号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第104号は委員長報告どおり原案可決されました。
△議案第103号 平成30年度新座市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)〜議案第111号 新座市道路線の認定について〔市道第31―157号線〕
○議長(
島田久仁代議員) 日程第8、議案第103号平成30年度新座市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)から日程第12、議案第111号 新座市道路線の認定について〔市道第31―157号線〕までを一括議題とし、
建設常任委員会委員長の報告を求めます。
建設常任委員会委員長。
〔17番(小野大輔議員)登壇〕
◆17番(小野大輔議員) 議案第103号 平成30年度新座市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)についての審査内容と結果をご報告いたします。
結論は、全会一致で原案可決すべきとなりました。
議案第103号について執行部から説明がありました。質疑はありませんでした。
続きまして、議案第105号 平成30年度
新座都市計画事業新座駅
北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)についての審査の内容と結果をご報告いたします。
結論は、全会一致で原案可決すべきとなりました。
議案第105号について執行部から説明がありました。質疑はありませんでした。
続きまして、議案第106号 平成30年度
新座都市計画事業大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)についての審査内容と結果をご報告いたします。
結論は、全会一致で原案可決すべきとなりました。
議案第106号について執行部から説明があり、質疑を行いました。
質問。事業別予算説明書2ページ、3ページの基金ですが、そもそもこの基金は何に使うことを想定した基金ですか。
答弁。この基金というのは、保留地処分金の基金です。保留地処分金というのは、区画整理法上、区画整理事業のために使うお金ということで人件費も込みですけれども、区画整理事業にかかわるものに使うためのお金として積み立てているものでございます。
以上のような質疑があり、結論を出しました。
結論は、全会一致で原案可決すべきという結論です。
賛成の委員の意見です。これは職員の配置状況による人件費の減額という補正の内容ですので、賛成です。
続きまして、議案第107号 平成30年度新座市
水道事業会計補正予算(第1号)についての審査内容と結果をご報告いたします。
結論は、全会一致で原案可決すべきという結論となりました。
議案第107号について執行部からの説明があり、質疑を行いました。
質問。補正予算書の15ページ、委託料635万円、先ほど栄三・五丁目、片山三丁目の排水管の布設がえの実施設計の業務委託費ということですが、これは当初、例えば急激に状況が変わって、今回補正というふうに組まれたのか、当初予算で盛り込まれなかった理由は何か。
答弁。今回栄三・五丁目地内の排水管布設がえの実施設計委託と片山三丁目地内の実施設計委託2本増させていただいています。栄三・五丁目については、今まで片山、池田という内径が250ミリメートルから300ミリメートルに当たる、いわば基幹管路に値する管の布設がえを行ってきました。来年度もそれに引き続いて、基幹管路に等しい管ということで延長を申しますと、栄三・五丁目につきましては約535メートルの布設がえを予定しています。これだけの延長になると、当初予算、平成31年度予算で設計して発注するという形になりますと、年度内に終わらないという可能性もあります。できるだけ早く年度内に終わらせるために平成30年度に設計を前倒しして行おうという形で今回出させてもらいました。
もう一つ、片山三丁目地内の件ですが、内径100ミリという普通の一般の管です。片山二丁目の基幹管路がたしか250ミリから300ミリの布設がえ工事を行っているときに接続した管ですが、このとき非常に老朽化が進んでいる管だということが判明いたしました。破損及び漏水を起こす可能性が大というふうに判断して、こちらも延長約455メートルということでかなりの延長があります。これもあわせて平成30年度に設計させていただいて平成31年度に、まだ当初予算の査定中ですので、全部行えるかどうか、これも予定ですけれども、全部つけば一部を早期発注して、年度内に終わらせようという予定で今回補正を増額させていただきました。
質問。廃棄物処理費なのですが、撤去された石綿セメント管が見込みを上回っていたということですが、まだたくさん残っているということなのでしょうか。今後もあるということなのでしょうか。
答弁。例年石綿管、いわゆるアスベスト管ですが、従前ではちょっと言葉が悪いですが、撤去しないで地下にそのまま埋め殺しというような形をとらせていただいた経緯があります。撤去したものも当然あるのですが、撤去していないものが現道上に埋め殺しというような形で残っております。毎年そういったものが水道工事ばかりでなくて、石綿管が発生して、それは当然管理していったのですが、処分について行っているのですが、過去3年間の実績ですが、平成27年度が約33立米、平成28年度が約18立米、平成29年度が10立米、今年度ももう既に28.5立米と、こちらを産業廃棄物ということで処理委託しています。
当然昔は埋め殺し、そのまま置いておけば、要するにアスベスト自体は飛散しなければ問題ないという考えでした。これからも全体の量がどれくらいあるかというのは全く把握できないですが、従前で現道を掘っていると、残存管というものが出てきておりますので、これからも定期的に10立米とか30立米とか、毎年発生するものと考えています。ことしは特に多かったものですから、多い原因として、大和田区画整理地内で現道のところをそこに新しい管を入れたときに石綿管が発生して、内径が約200ミリの延長が約150メートル分、量にすると約11立米ぐらいが発生しております。残りは、先ほどから申しているとおり、片山二丁目とか五丁目の基幹管路の入れかえを行っているのですが、そのときにやっぱり同じく五、六立米発生しておりまして、その部分が今回今年度は予定よりちょっと多くかかっているということですので、これからも毎年20立米前後は発生するものだというふうに考えています。
このような質疑があり、結論を出していきました。
結論は、全会一致で原案可決すべきという結論です。
賛成の委員の意見です。特に総延長107キロの水道管の老朽化が徐々にやってきます。早急に順番にやっていただくように努力のほどお願いいたします。
別の賛成の委員の意見です。意見といたしまして、平成31年度早期に発注ということで予定されているということで、今回補正で実施設計が組まれています。本当に緊急な布設がえの工事になると思いますので、その点が盛り込まれているということで評価をしたいと思います。
続きまして、議案第111号 新座市道路線の認定について〔市道第31―157号線〕についての審査内容と結果をご報告いたします。
議案第111号について執行部からの説明がありました。
質疑はありませんでした。
結論は、全会一致で原案可決すべきという結論となりました。
報告は以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 暫時休憩といたします。
休憩 午前10時51分
再開 午前11時11分
○議長(
島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長の報告が終わりましたので、議案第103号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
委員長、自席へお戻り願います。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第103号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第105号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第105号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第106号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第106号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第107号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第107号は委員長報告どおり原案可決されました。
続いて、議案第111号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は原案可決であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第111号は委員長報告どおり原案可決されました。
△議案第108号 工事請負契約の変更について〔志木駅南口駅前広場等整備工事〕〜議案第115号 公の施設の指定管理者の指定について〔福祉の里図書館及び
新座市立中央図書館分館〕
○議長(
島田久仁代議員) 日程第13、議案第108号工事請負契約の変更について〔志木駅南口駅前広場等整備工事〕から日程第19、議案第115号 公の施設の指定管理者の指定について〔福祉の里図書館及び
新座市立中央図書館分館〕を一括議題といたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております議案は委員会の付託を省略することに決しました。
議案第108号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第108号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第108号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第109号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。
質疑ありませんか。
12番、笠原進議員。
〔12番(笠原 進議員)登壇〕
◆12番(笠原進議員) 12番、笠原進です。議案第109号、大和田二・三丁目の委託契約の変更ですけれども、質問いたします。
金額が随分増額となっています。資料も議員には渡されていますけれども、今この時期に委託業務をこれだけ増額をして変更しなければならないという理由は何なのかと、急ぐべきことなのかどうかということについて1点お尋ねをいたします。
○議長(
島田久仁代議員) 都市整備部長。
◎都市整備部長(広瀬達夫) 変更契約の変更内容でございますけれども、この内容につきましては、ことしの8月29日の開催の全員協議会で説明させていただいた内容でございます。大きく分けて変更内容は4つありますけれども、1つは清水建設に対して追加発注することにより安価となる工事、臨時駐車場の造成ですとか、仮設道路の築造ですとか、雨水対策、土壌汚染撤去等を追加するものでございまして、合計148件の諸工事が発注されておりまして、それを清水建設に発注することにより安価となるということで、合計約3億4,471万6,000円のものを追加するものが1点でございます。
それと、2点目といたしましては、下水道施設の変更によるものでございまして、これは汚水管、雨水管のルート変更によって施工延長が変更となったため、こちらについては1,100万円程度減額となります。この2つを合わせまして、3億3,300万円の増額となるものでございます。
それと、あと3点目といたしましては、雨水流出抑制施設、これ調整池でございますけれども、この調整池については、11月29日開催の全員協議会で説明させていただきましたが、こちらについては金額の変更はありません。仕様が変わるものですから、国のガイドラインに従って、速やかに契約変更を行うものということでございます。
最後は、4つ目といたしましては、工期延長でございます。今現在平成31年3月29日までの工期となっておりますけれども、平成29年の10月の記録的な長雨ですとか、平成30年2月の大雪などで悪天候が続いたということで履行期限を延長するということで平成32年の3月31日までの履行期限でお願いしたいと、以上の4点でございます。
○議長(
島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。
◆12番(笠原進議員) 今の説明ですと、契約を変更して清水建設にお願いすることによって、3億3,300万円ぐらいは契約の増にはなるけれども、実際には長い目で見たら減額になるのだという意味ですよね。同時に工期については時期は変わらないということなのですか、それともこれは前倒しで早くやるというために一括してお願いするということなのですか。
○議長(
島田久仁代議員) 都市整備部長。
◎都市整備部長(広瀬達夫) 工期については、今回は平成32年の3月31日までに延長させていただきますけれども、追加で発注する工事についてはほとんどのものが既に終わっておりますので、こちらに関しての工期延長はないのですけれども、本体工事のほうで記録的な長雨等がありました関係で、平成32年の3月まで延長させていただきたいという内容でございます。
○議長(
島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。
◆12番(笠原進議員) 終わっているという意味がよくわからないのですけれども、工事そのものはもう完了して、清水建設がやったけれども、契約はそうなっていないので、契約だけを後で改めるという、そういう意味なのでしょうか。これは、もう既に清水建設が契約変更する前に工事が終わったという意味なのですか。
○議長(
島田久仁代議員) 都市整備部長。
◎都市整備部長(広瀬達夫) 工事契約のほうは今回変更させていただきますけれども、全員協議会でご説明した内容を再度ご説明させていただきましたけれども、資料8というのを全員協議会でご提示させていただきました。こちらには設計変更に伴う適正な措置について国が通知したものをご提示したのですけれども、工事内容の変更、追加が発生した場合に、その変更、追加見込み金額が当初請負金額の20%を超えないと軽微な設計変更に伴うものについては請負者と書面による協議を行ったことを前提に、工期末の契約変更で足りることと定めたと、こちらについて説明させていただいた上で今回の契約変更に至ったということでございます。
〔「契約変更は後でやるから、先に工事をやっていいですよと約束したから、工事は先にやったという、そういう意味ですか」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 都市整備部長。
◎都市整備部長(広瀬達夫) そういった内容でご説明させていただきましたので、工事については既に終わっております。それで、その内容について契約変更させていただくということでございます。
○議長(
島田久仁代議員) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第109号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議あり」「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議がございますので、起立により採決いたします。
議案第109号は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立多数であります。
よって、議案第109号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第110号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第110号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第110号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第112号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第112号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第112号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第113号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。
質疑ありませんか。
12番、笠原進議員。
〔12番(笠原 進議員)登壇〕
◆12番(笠原進議員) 12番、笠原進です。質問をいたします。
6施設について、シダックス、略称ですけれども、シダックスに指定管理をさせたいということです。幾つかお伺いしますけれども、今回資料要求をしなかったのです。情報公開でいろいろ資料は取り寄せたのですけれども、なぜシダックスがよくなったというか、点数が高いのかという部分がこの情報公開資料でも正直言ってよくわからないのです。これがほとんど多くの部分が墨塗りで出ていて、これはそのうちのごく一部なのですけれども、こんな格好で墨がたくさん塗ってある資料が多くて、シダックスがほかとどこが違うのかという部分がよくわかりませんでした。
まず、1点目は従来なら資料要求して、これは平成29年のときの採点結果ですけれども、こういう採点結果を、会社名は出ていないけれども、詳しく資料を出していただいたのですけれども、今回私ばたばたしていて、毎回もらうこの資料をもらわなかったのです。情報公開でもらえるとつい勘違いして思っていたら、情報公開はみんな墨塗りで、何にも点数が出てこないという。出てきたものはこのシダックスの点数だけ出てきたけれども、ほかの比較をする資料が一切出てこないという。全部墨塗られていて全くわからないのです。だから、議会でこういうふうに会社名はもちろんこれはA社、B社になっているのですけれども、会社名はわからなくてもそれぞれどういう比較をしてここが高かったのかというのは、それなりに前はわかったのですけれども、今回は私のミスで資料要求しなかったので、口頭で結構ですから、たくさんの会社が応募していて、特にAグループについては、3者のうちシダックスだけが80点超えて、あと残り2者はみんな80点以下だったというふうになっているのですけれども、そこもよくわからないので、まずは1点目、これは数字の部分として、今回指名に至らなかった会社の評価の合計点といいますか、どこが違ったのかということがわかるように数字もお示しをお願いしたいと思います。それが1点目です。
2点目は、情報公開でいただいた資料を読むと、各申請団体が自主事業について手厚い提案をしてきた中、シダックスは事業と経費のバランスに配慮した結果として経費の縮減になったのだというくだりがあるのです。これで見ると、ほかのところはいろいろ自主事業をたくさんやろうとしているけれども、シダックスは経費を考えて、ぐっと抑えてやったと。抑えてやったところが経費の縮減額が大きかったから、勝ったというふうに思えるようなのですけれども、そうすると内容がいいところは点数を、内容を自主事業たくさんやろうと思っているところは経費もかかるので、中身の質をよくしようと思うと、言い方は悪いけれども、経費がかかってしまうと。シダックスの場合にはそこのところを抑えて、悪く言えば、質の部分は抑えても経費の縮減を図っているというふうにうかがえるような記述なので、言い方は悪いのですけれども、趣旨はそういう趣旨になろうかと。そうすると、そういうところが経費が安くなるから、指定管理を受けますよというのは子供の保育にとって決していい中身ではないというふうに思うのですけれども、この点についてどういうふうに協議をしたり考えているのかということが2つ目です。
3つ目は、引き継ぎについても前と違って、今回はそれぞれどこもが引き継ぎをやりますよというくだりが当然だと思うのですけれども、今まで社会福祉協議会がやっていたところとかわって、シダックスなり、ほかのトライなりというところが受けるから、どこでもみんな引き継ぎはちゃんとやりますというふうになっているのですけれども、シダックスは引き継ぎについてはどんなふうにお話をされているのか。同時に、このときに当然経費がかかるわけです。1か月なり職員を派遣して共同保育をやるとかというなると経費がかかるのだけれども、こういう経費というのはシダックスが持つというふうになるものなのか、それともそうではなくて、契約を交わして引き継ぎにかかる経費というふうなものになるのか、これもここの提案されている中身では全然出てこないので、どういうふうに考えたらいいのかということをお聞きしたいと思います。
以上、まず3点お聞きいたします。
○議長(
島田久仁代議員) こども未来部長。
◎こども未来部長(一ノ関知子) 3点のご質問いただきましたので、お答えいたします。
まず、1点目のなぜシダックスが点数が高かったのか、指名に至らなかった会社とどこが違ったのかということですが、これは2問目の質問ともちょっと関連はするのですが、ほかの会社に関してはやはり学習塾という要素も強かったりですとか、あと元スポーツ選手を呼んで、非常に運動に力を入れたいとか、そういった自主事業にかなり力を入れて、色のあるものをご提案されていました。その結果、経費のほうももちろん高くなりましたし、内容も充実という点ではよかったとは思うのですが、本市の場合はやはり11校がまだ社会福祉協議会が引き続き運営していただくということになっておりますので、その残りの6校との差というか、そういうのが非常についてしまう提案になっていました。ということで、シダックスのほうに関しては全国的にいろいろと展開を広くされているという実績もあるので、自治体が持っている放課後児童保育室の実態というものもよくご存じで、本市の保育室のことも恐らく研究されたかと思うのですが、やはり現在の社会福祉協議会の運営とほぼ変わらない内容で、できれば内容を引き継ぎたい、継承したいというご提案もありましたので、そういった点が点数に大きくあらわれているかと考えております。
2点目はそういったことで経費を抑えたところが勝ったというイメージではなくて、やはり現在の市の状況をよく理解していただいていた提案になっていたということで、シダックスのほうを選考させていただいたところです。
それから、3点目の引き継ぎについてどのように話をしているかということですが、こちらの議決をいただきましたら、速やかに社会福祉協議会とシダックスのほうで、詳細については検討、協議していただく予定にしておりますが、現段階でこちらのほうとしても考えているのは、今社会福祉協議会のほうでそういった各児童に対しての引き継ぎ書ですか、そういう取りまとめみたいなものを台帳で行っていただいております。ただ、台帳での引き継ぎというのはとても充実という点については足りない部分がありますので、現場にできるだけ早く、2月には行っていただいて、合同保育、それは頻度とかいつから始めるということもこれから決めるところですけれども、社会福祉協議会にもご理解いただいて、そこにシダックスが入っていただいて、一緒に保育を行っていただこうと思っております。その経費については、4月からの運営の準備段階としてやはりシダックスほうにご協力をいただいて、市のほうで経費のほうを負担するという予定ではございません。
以上です。
〔「評価点。会社名は言えないよね」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) こども未来部長。
◎こども未来部長(一ノ関知子) 点数につきましては、まずAグループからいきます。Aグループ、シダックスが合計91.53でした。もう一者は68.77、それともう一者が75.03でございました。それから、Bグループについては、シダックスが99.53、1者が67.93、もう1者が75.03。それから、Cグループにつきましては、シダックスが101.53、もう1者が72.83、もう1者が75.03。
以上でございます。
○議長(
島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。
◆12番(笠原進議員) 今点数が出ていて驚いたのですけれども、Aグループについては2者とも80点以下なので、これは失格という話が、記述があったのですけれども、これで見るとBもCも全部失格ですね。80点以下だから、失格というふうになるのですけれども、それで資料というか、情報公開でとったものですから、ほかの議員の皆さんにはその資料が渡っていないので、わかりにくいところがきっとあると思うのですけれども。シダックスはA、B、Cにみんな入っていて、全部とったわけですけれども、AとBとCの点数がみんな今言ったように違うわけです。何が違うかというのは、ほかの部分の評価はみんな同じなのだけれども、経費の縮減額が大きくなれば大きくなるほど、点数が高くなるということなのです。だから、それ以外のどういう評価になっているかというのは渡されている資料の中にあるから、みんなお持ちなのですけれども、経費の縮減だけがみんな違うというふうになるわけです。
それで、次にお聞きしたいのはB、Cの部分を含めて、結局今おっしゃったように、先ほど部長が言ったけれども、自主事業でいろんなものを膨らませてやりますよというふうになると、経費の部分が大きくなっていくから、ここで30点満点のうちの25点が金額で決められていくわけです。だから、金額が安いほどたくさん加点されるし、金額が高いと加点されなくなってしまうという話だから、差がうんと広がるというふうに思うのですけれども、この部分を除いてもAグループについてはシダックスが高いように書いてあるのですけれども、Bグループ、Cグループの部分で見ても、それ以外の部分でもシダックスの評価が高かったというふうに考えていいのでしょうか。その点のみ質問いたします。
○議長(
島田久仁代議員) こども未来部長。
◎こども未来部長(一ノ関知子) Aグループ、Bグループ、Cグループ、やはり経費の縮減というところが点数は大きく差がついている結果となっておりますが、そのほかの利用者の平等な取り扱いですとか、経営管理を安定して行う物的能力及び人的能力とか、その他の項目に関しても1点、1者が施設の適切な維持管理というところで、本当に0.83ポイントぐらいがシダックスを上回った1個あるのですが、それ以外は全てシダックスが上回った結果となっております。
○議長(
島田久仁代議員) ほかに質疑ありませんか。
25番、川上政則議員。
〔25番(川上政則議員)登壇〕
◆25番(川上政則議員) 25番、川上です。このいただいた選定結果についての資料の中で、5ページ目の9の(4)になるのですか、業務委託契約Aグループということで、指定管理は西堀放課後児童保育室及び新座放課後児童保育室の運営に合わせて、同校で実施しているココフレンドを市との業務委託契約により運営すること、なお運営に当たっては関係法令を遵守し、放課後子ども総合プランの趣旨を踏まえた事業展開に配慮することという記述があるわけですが、今回ココフレンドと放課後児童保育室を一緒の同じ会社が運営していくということに関しては、新座市にとっては初めての試みかなというふうに思っています。放課後児童保育室も狭隘化ですとかある中で、このココフレンドの運営の仕方というのですか、どのように展開を考えているのか、その辺のところわかったら教えていただきたいと思います。
○議長(
島田久仁代議員) 教育総務部長。
◎教育総務部長(渡辺哲也) ココフレンドの今後の運営の仕方ということでございますが、今回放課後児童保育室の選定に合わせまして、同じ事業者にココフレンド2校の運営を委託することとしたものでございます。これまでココフレンドについては、基本的には地域の方のコーディネーター、またボランティアスタッフ等で運営をしているところでございますが、なかなか人材の確保が難しい状況も生じているところでございます。また、一部ではプログラム等について、民間事業者を入れたりとかして、民間事業者の活力も活用しているところでございまして、今回の選定に当たりましては、一般質問で川上議員からも一体的運用ということでご質問もいただいているところではございますが、その一体的運用というところまでは考えてはいないのですが、やはり連携を強化していく必要というのはあるのかなと思っておりまして、同じ事業者が運営することによって子供たちの情報を共有し合ったりですとか、あるいは放課後児童保育室の大規模化の解消、そういったものにでも寄与できるのかなというふうに考えているところでございます。今後は委託化も見据えまして、今回のこの選定結果を受けて、その運用状況も踏まえまして、今後の運用方法については改めてまた検討していきたいと考えております。
以上でございます。
○議長(
島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。
◆25番(川上政則議員) 私想像するには今回初めてこういう連携を強化しながらいけるということで、本当に私もこれ大事なAグループだなというふうに思っているのです。ぜひここの中でココフレンドと放課後児童保育室の狭隘化ですとか、どういうふうにしていったら本当に新座市にとってプラスになっていくのか、そういったことを本当に初めての試みですので、ぜひ丁寧にしっかりと取り組んでいって、放課後児童保育室の待機児童ですとか、そういったことも含めて対処していっていただきたい、そのように思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(
島田久仁代議員) ほかに質疑ありませんか。
10番、石島陽子議員。
〔10番(石島陽子議員)登壇〕
◆10番(石島陽子議員) 10番、石島です。市が提案をした基準額と、またシダックスの提案額を比べてみますと、例えばAグループについては15万3,000円、シダックスの提案額が低いと。B、Cについては657万4,000円、また1,079万8,000円というかなり大きな差がついていまして、これは土曜日などに合同保育をやるからというような説明が書かれているのですけれども、これはどういう内容になるのかというのをちょっと教えていただきたいのが1点です。
それと、新聞などの広告にいろんな求人広告が出ておりまして、学童保育、新座市の市内小学校6校、放課後児童保育室の初期スタッフ、大規模募集というようなチラシも入っているわけです。新聞で折り込まれているわけですが、それを見ますと、契約社員であるということ、それで責任者は月給25万円からと、副責任者候補は月給22万円からと、かなり高い金額が載っていまして、現在の社会福祉協議会の支援員にちょっと話を聞いたら、これは社会福祉協議会の勤続20年目ぐらいに当たるようなかなりの金額がここに書かれているというふうに聞いたのです。それだけ高いお給料を払わないと、今保育士不足なり学童保育の支援員不足ということで職員が集まらないから、こういう金額になったのだなというふうに思いまして、それ考えると、新座市がなかなか処遇改善の部分で抜本的に変えていくことができないから、社会福祉協議会がちょっと抑えられているというのが改めて市の社会福祉協議会に対する考え方がちょっとひどいなと思ってしまったのですけれども。
1年契約の社員のようなのですけれども、契約社員ということでも継続して働く方とかがどのぐらいいらっしゃるのかというようなこと、今までの他市の例とかでもわかれば教えていただきたいというのと、あとこの新聞広告に入った折り込みを見ますと、勤務時間が平日午前10時から夕方は7時までということで、休憩1時間だから、1日8時間労働で週5日勤務と、土曜日は午前7時半から午後の7時半までということで、うち8時間が実働になるということで、シフト交代制と書かれているのですが、この勤務体制はどうなっているのか、週何時間労働というような形でなっているのでしょうか。社会福祉協議会の場合は、嘱託職員は週36時間勤務で、午前中も11時15分からの勤務になっているのです。そういう意味から考えると、10時からということでは、いろんな研修だったりとか準備の時間というのはある意味とれていいのかなというふうにも思えるのですけれども、そういう点はどうなのでしょうか。教えてください。
○議長(
島田久仁代議員) こども未来部長。
◎こども未来部長(一ノ関知子) まず、1点目の経費の縮減の提案の中にあった合同保育の内容ということですが、これは学校で2支援単位というか、2保育室があるようなところについては、例えば土曜日とかで来られる、利用されるお子さんが少ない場合に1室に集めまして、そこで足りる支援員の方たちで対応していただくという提案になっております。それぞれ1室ずつ、数少ない人数でも2室で運営するのではなく、1室に集めて、合同というご提案でございます。
それから、2点目の求人のチラシでいろいろとそういったシダックスのほうで書かれている内容ですが、詳細はどういった形のシフトになるかというのは今後シダックスのお考えによるものであるとは思いますが、市のほうでお願いをしている現在の社会福祉協議会に提案している内容と全く同じ支援員の数にはなっておりますので、常勤の方についてもそういった人数は必ず40人だったら2名とか、そこら辺については社会福祉協議会と同じですので、実際に何時から何時というふうに張りつけるかというのはこれからシダックスのほうで決めていただく内容になっておりますので、ちょっと今手元にはございません。
それから、契約社員のお話がありました。シダックスのほうでは、やはり常勤職員というか、社員については一般契約社員という名前で雇っているということです。1年ごとの更新ということですが、どのくらいの勤続年数が平均なのかということは今こちらの手元にはないのですけれども、シダックスから伺っている話ですと、かなり離職率のほうが低いということで、継続して常勤の職員の方が勤めていらっしゃる。ほかの自治体においてはそういった事例が多くあるということを伺っております。労働時間については、今のところ1年更新で、月170時間という勤務を伺っております。
○議長(
島田久仁代議員) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第113号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議あり」「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議がございますので、起立により採決いたします。
議案第113号は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立多数であります。
よって、議案第113号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第114号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第114号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第114号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第115号について質疑願うわけですが、質疑の通告はありません。
質疑ありませんか。
21番、野中弥生議員。
〔21番(野中弥生議員)登壇〕
◆21番(野中弥生議員) 1点だけお願いいたします。議案第115号についてお伺いいたします。
指定管理者の運営に移行した場合、現在勤務されている方の非常勤職員の方は今後どのような勤務体制となるのかというところ、処遇についてはどうなるのかお伺いします。
また、指定管理の期間が3年間ですので、その後はどのようになるのか、現在の非常勤の皆様から心配だというご相談あったので、この2点だけをお伺いしたいと思います。
○議長(
島田久仁代議員) 教育総務部長。
◎教育総務部長(渡辺哲也) 現在図書館で勤務している非常勤一般職員の方、また委託化に伴い、委託化する生涯学習センターに勤務している非常勤一般職員の方等につきましては、まずは指定管理者のほうで現在雇用している方については就職説明会を開催して雇用する方針であるということを聞いておりますので、そういった指定管理者への雇用がひとつ考えているところでございます。
また、新たに平成31年4月からの新座市の非常勤職員の募集、そういったものも非常勤の方にお示しして、そちらにも応募いただけるように、2つの選択肢で指定管理の指定後は雇用の確保については努力をしていきたいというふうに考えております。
また、指定管理期間が3年間ということでございますが、現在市の方針ですと、基本的には原則当初3年間指定管理を公募で行いまして、その後特に指定管理の評価、そういったものも踏まえまして、その後は継続の5年間の指定というのですか、指定管理、3年の後は5年間というのが今は基本的な考え方としてございます。ただ、今の段階で明らかに次の5年間があるということはちょっと明言できませんが、基本的な市の指定管理に係る方針は3年の後は特に問題がなければ5年間というふうに私のほうでは認識をしているところでございます。
以上でございます。
○議長(
島田久仁代議員) 21番、野中弥生議員。
◆21番(野中弥生議員) ありがとうございます。2つの選択肢がありますよということですね。それについて、今度の指定管理者のところに就職という形になるということと、もう一つは非常勤としてもう一回配属をかえるというのではなくて、一旦は非常勤として終わって、それでまた応募されるという、そういう理解でしょうか。応募しなくてはいけないということですか。
○議長(
島田久仁代議員) 教育総務部長。
◎教育総務部長(渡辺哲也) 非常勤職員の方につきましては、基本的には1年間の契約ということで、更新をしているところでございます。更新を希望される方については更新をしているところでございますが、今回につきましては、福祉の里図書館、そして生涯学習センターについては、そこの職場は指定管理者のほうに、図書業務については指定管理者のほうに移行をいたしますので、そちらでの図書業務については、指定管理のほうの業務になりますので、そちらを希望される方については、指定管理のほうの募集に応募していただいて、そちらで雇用していただくということになります。
あとは、生涯学習センターのほうの非常勤職員あるいは中央図書館での非常勤職員、そういったものも引き続き、人数は当然減るわけなのですが、そういった枠も含めて、非常勤の方にはお示しをしてご説明をして、どちらか選択をしていただくということになろうかと考えております。
以上でございます。
○議長(
島田久仁代議員) 21番、野中弥生議員。
◆21番(野中弥生議員) あとその非常勤の方への説明というのはいつごろしていただくようになるのでしょうか。
○議長(
島田久仁代議員) 教育総務部長。
◎教育総務部長(渡辺哲也) 現在指定管理者のほうの具体的な雇用条件等も確認はしておりまして、今月中には非常勤の職員の方にご説明をさせていただければと考えております。基本的には指定管理のほうに移行いたしますので、その枠、市のほうの採用人数は当然減ってしまうわけでございますので、その減った市のほうの非常勤の枠の人数、そしてやはり現場で引き続き働いていただける非常勤の方、そういった方も指定管理のほうでは雇用したいというふうな申し出が当然ございますし、市のほうでも引き続きお願いしたいというふうにお願いをしておりますので、そちらのほう、2つの選択肢の中でお願いできればなというふうに考えております。
○議長(
島田久仁代議員) ほかに質疑ありませんか。
26番、亀田博子議員。
〔26番(亀田博子議員)登壇〕
◆26番(亀田博子議員) 26番、亀田です。全体会議ですので、委員会に付託ないので、ちょっと細かいことをお聞きをしたいと思いますので、よろしくお願いします。
今回は福祉の里の図書館、それとまた分館の指定管理をしたいということでご提案をいただきました。この中の選定結果について、ここの指定管理の仕様書を見ますと、分館の中で中央公民館、栗原、大和田、それから西堀・新堀コミュニティセンター、それから新座団地図書館の5つの分館を指定管理されるということで、公民館は公民館で独自事業があるかと思うのですが、この公民館事業と何か考えていることがあるのかどうなのか、ちょっとこの仕様書の中で読み取れなかったので、教えていただきたいと思います。
それから、分館に関しては、火曜日、木曜日、また館によっては違いますが、週2日間10時から5時まで貸し出しをするということで、これをお願いするということが載っています。この仕様書の9ページを見ますと、分館の中で、まず業務責任者を置きますと、各館1人置きます。司書または司書補の資格を有することということで、有資格者を置くということになっています。この貸し出し業務だけではなく、何か資格者を置くことで考えていることがあったらご説明をいただけるでしょうか。
それから、この9ページの下のところへ学校の休業期間等の繁忙期や授業実施の状況に応じ、適時適切な人員の増員を図るということで、子供たちのこともしっかりと考えていただけるという内容に聞こえるのですが、ここのところでどういうことを考えているか、教育委員会でもし考えていることだったり、これはぜひお願いをしたいとか、意見交換をしているのだということが今わかれば教えていただきたいと思います。
3点、よろしくお願いします。
○議長(
島田久仁代議員) 教育総務部長。
◎教育総務部長(渡辺哲也) まず、1点目の公民館事業との連携と申しますか、かかわりでございますが、具体的には1つお話がありますのは、例えば公民館まつり等に参加をしていければいいかなというふうに指定管理者のほうでは思っているようですが、これについて今後公民館との調整も必要になってくるかと思います。そういった公民館まつりへの参加ですとか、あるいは公民館の場所を活用した、例えばブックカフェですとか、そういった公民館としての施設を活用したもの、そういったものも今後検討されていくかなというふうに考えております。やはり公民館の中にあるという利点を生かして、その公民館施設を活用する、あるいは公民館のそういった公民館まつりを初めとした公民館事業とのそういった連携を今後図っていただけるといいかなというふうに考えているところでございます。
続きまして、分館の事業等の提案でございますが、今申し上げたように分館は基本的に公民館の中のほうにございますので、これまで分館の図書館には市の非常勤職員を派遣して貸し出し業務を行っていたところなのですが、この指定管理の移行に当たりまして、司書資格を有する者を業務責任者として配置することになりましたので、当然今まで分館等では実施してこなかった自主事業、読み聞かせですとか、あるいは先ほど申し上げました公民館のロビー等を利用した例えば展示ですとか、これまで中央図書館や福祉の里図書館で行ってきた、そういった図書館事業、図書の普及啓発事業あるいは子供向けの啓発事業、そういったものを今後は分館のほうで実施していただけるというふうに考えているところでございます。
それから、続いて仕様書の中では学校の休業期間等の繁忙期や授業の実施に応じて適切な人員の増員を図るということで示しているところでございまして、指定管理者の提案の中ではやはり幼稚園、保育園、学校との連携事業も提案をされているところでございまして、例えば近隣の小・中学校を訪問し、読み聞かせやブックトーク、科学遊び等を行ったりですとか、あるいはティーンズ世代に対しましては、彼らの中で話題になっている本への関心を高めるための近隣の中高生にご協力をいただいたお薦め本を紹介する展示を行うなど、あるいは調べ学習コンテストといいまして、小・中学生、子供たち、小学生を中心に図書館で調べて、テーマを考えていただいて調べてもらうと。その調べた成果を発表の展示をしていただいて、そういったコンクールを開くということもほかの指定管理の施設では行っているようでございますので、そういったものも福祉の里図書館や、あるいは分館等で実施をしていただけるかなというふうに考えてございます。具体的にどこで行うかということは、これからちょっと調整を図らせていただきたいと思います。いずれにいたしましても学校や地域のそういった子供たちの教育機関との連携、これについても指定管理者のほうで連携を図っていただきたいというふうに考えているところでございます。
○議長(
島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。
◆26番(亀田博子議員) 分館に関してですけれども、それぞれの公民館で運営協議会をつくってやっていただいている。また、社会教育委員のご意見なんかもいただきながら1年間の公民館運営をしていくわけです。それとの関係というのは、先ほど公民館まつりとかブックカフェとかお話ございましたけれども、その運営協議会との関係がどうなるのか教えていただきたいと思います。
それから、学校の休業期間の繁忙期について、子供たちとの交流もいろいろやっていきたいという、その前にごめんなさい。あと、それからたまたま栗原公民館に私お邪魔したときに、読み聞かせのボランティアの方たちが大きな絵本を持って、本当に自主的にそこで定期的にボランティア活動されていたりするのですが、今活動していただいているそのボランティアの皆さんとの関係はどうなっていくのか、分館に関して、ぜひ教えていただきたい。分館に関しては、だから運営協議会の関係、社会教育委員会の関係、それから今現在のボランティアの関係を教えてください。
それから、学校とか幼稚園とか子供に関することというのは、今部長のお話を伺って、とてもいろんなことをやっていただけるのだなと期待を持っています。これは社会教育とちょっと関係ないかもしれませんが、ある公民館に伺ったときに、教育長、六中で学習室つくったではないですか。やはりああいう施設が必要だということで、各中学校区の中の学校が無理であれば、公民館でできないかという、そんな検討を少し始めているのだというお話を仄聞しているのです。だから、そうなれば今お話をすることとちょっとリンクして夢も膨らむのかなというふうに思ったのですが、それはちょっと考え過ぎなのか。もしそこら辺との関係があれば、めちゃくちゃ関連なのかもしれませんが、今お考えがあれば、ぜひ教えていただきたいと思います。
指定管理3年間ですから、ここでやはり大きな決断になるかと思うのです。福祉の里の図書館になれば、福祉の里の図書館、あそこの福祉の里全体でいえば、ご高齢の方だったりとか、それから障がいのある方が通われる施設でもありますから、そういうところの連携も必要なのだろうというふうに思いますが、福祉の里図書館について何かご提案があったりとか、今聞いていることがあれば教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(
島田久仁代議員) 暫時休憩いたします。
休憩 午後 零時08分
再開 午後 1時12分
○議長(
島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△議長報告
○議長(
島田久仁代議員) 議長報告を行います。
農業委員会会長、選挙管理委員会委員長から所用のため退席する旨の申し出がありましたので、ご報告いたします。
議案第115号に対しての質疑を続行いたします。
亀田議員の質疑に対する答弁を求めます。
教育総務部長。
◎教育総務部長(渡辺哲也) それでは、亀田議員からご質問いただきました点について順次お答えをさせていただきます。
まず、1つ目は公民館運営審議会との関連と申しますか、連携でございますが、公民館運営審議会につきましては、公民館の各種事業の企画実施に際して、そういった調査業務を行うものとされておりますので、今回の指定管理者のほうからさまざまな公民館と連携をした事業提案につきまして、直接公民館運営審議会の中で審議の対象とするものではございませんが、そういった提案がある場合には公民館運営審議会のほうにもご報告をして、ご意見を頂戴できればなというふうに考えております。
また、続きましてボランティアの活用ということでございますが、現在ボランティアといたしまして、福祉の里図書館におきまして、さまざまなボランティア活動に従事していただいているところでございますが、そういった今現在のボランティア活動については、引き続き指定管理者のほうでボランティアの皆様と協力して実施をしていくということで聞いております。
続きまして、学習室についてご質問がございました。学習室につきましては、今現在中央図書館のほうに学習室を設置して、学習室の運営を行っているところでございますが、今般の福祉の里図書館や分館、分室においてはスペース的な問題もあることから、学習室の設置の提案は今回はございませんでした。ただ、学習室そのものと、これは今回の議案とはちょっと外れてしまいますが、今現在野火止公民館におきまして、週1回程度試行的に実施をしているところでございまして、また2月に入りましたら、中央公民館のほうで学習室を1か月程度、試験期間中に限りまして試行的に実施をすることとなっております。先日中学校にもアンケート等をとりまして、学習室の需要についても若干把握をさせていただいたところでございます。そういった中で、福祉の里図書館や、あるいは公民館の分館、分室を運営する指定管理者として協力ができる点があるのかどうか、こういったものについては今後指定管理者のほうと相談をさせていただければなというふうに考えております。
続きまして、福祉の里の他施設との連携等についてでございますが、福祉の里につきましては、複合施設でございまして、児童センターや
老人福祉センター、そしてまた老人デイサービスセンター、障がい者福祉センター、そういった施設の複合施設となっておりまして、指定管理者のほうの提案としては、そういったところに来所いただく人向けのさまざまな事業を展開していきたいというお話をいただいておりまして、例えば子供向けの事業でございましたら、ぬいぐるみおとまり会ですとか、あるいは図書館利用者向けの託児サービス、そういったものも展開をしていきたいというふうに提案をされています。
また、高齢者向けの事業といたしましては、高齢者向けのお話し会あるいは回想サロンといった高齢者の認知症予防の関係の事業、また障がい者向けの事業といたしましては、バリアフリーの映画会、そういったものも福祉の里図書館のほうで実施をしていきたいというふうに提案をいただいているところでございます。具体的な連携事業については今後も指定管理者のほうと協議をしながら進めさせていただければなというふうに考えております。
私のほうからは以上でございます。
○議長(
島田久仁代議員) 26番、亀田博子議員。
◆26番(亀田博子議員) かなり関連っぽいところまで質問いたしまして、細かいところまでありがとうございます。運営審議会については、公民館の中で特に分館、公民館事業と重なるところあるかと思いますので、連携を図るところはしっかりとやっていただきたいと思っていますし、またボランティアの皆さんも本当にご自分の時間を使いながら市民大学で学んで、その卒業生の皆さんがやっていらっしゃるとお聞きもいたしましたので、せっかく続けていただいていますので、今後もまたお力かりてできるように、ぜひ配慮していただきたいというふうに思っています。
あと学習室に関してですけれども、公民館を使うということになれば、公民館は何とか室といって、ドアをあけないと入れないところよりも、いわゆるふるさと新座館みたいなオープンなところが割と使われるという、そんなお話もお聞きをしたものですから、例えば中央公民館を考えてみれば、入ってすぐの左側に図書室があって、右側にそういうフロアがあるものですから、ぜひそういう一体利用が考えられないのかなと思ってお聞きをいたしました。いろんな指定管理者のほうから提案があるかと思いますので、子供の学習に資するような内容もぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。
私個人は、図書館の民間委託というのはいかがなものかなと。金子教育長の前の教育長のときに、図書館はやっぱり直営でやるべきではないかと、そんな意見も申し上げたこともありました。PFIで初めて建設、運営されている桑名市の図書館も見に行ったりもしました。ここ最近では、東根市のまなびあテラスとか、一宮市の中央図書館、両方とも株式会社図書館流通センターが指定管理をしているということで、両方ともすばらしい図書館で、指定管理でもこうやってすばらしい図書館をしていただけるのだなと、ここのところで考えを少しずつ改めていったという、そんな経緯があります。
先日図書の総合展が横浜市でありまして、そこに行ってまいりました。そのときに学校図書のあり方についてのブースがありまして、学校図書の司書の書いた本を読みました。本当にその司書の役割でこんなに変わるのだと思うぐらい、目からうろこでした。ですから、今回分館に司書の方、また司書補の方ということですから、これから事業が広がってくるものだろうというふうに期待をしています。
やはり社会教育の分野というのは、これからの高齢社会を見据えて、新座市にとってもうんと大事なところ、やっぱり高齢者に対して、福祉の部分も厚くしていかなければいけないし、また生涯学習で学んだり、そういう教養を高めていただくところというのでも社会教育のあり方ってすごく大事なのだというふうに思います。生涯学習の計画もあり、またそれがちょうど切りかわる時期ですので、そういうものも含めて生涯学習の充実をぜひ図っていただきたいというふうに、それもついでにお話をさせていただきたいと思います。
また、福祉の里は今部長のほうからご答弁ありましたように、ご高齢の方と、それから下では障がいのある方がカフェを開いたりしています。その隣にはこぶしの森があったりしますので、そういった意味での福祉的な部分での複合施設ですから、そういう部分で指定管理になって、こういうふうに変わったということがぜひできるようにご提案を受けていただきたいというふうに思います。
新座市では今余り聞かないのですけれども、ビブリオバトルというのですか、本の書評、それも読書に関する興味をすごく高めて、子供たちの読書欲をすごく旺盛にするという。子供たちに今何で本を読まないのと聞くと、親が読んでいるのを見ないという、そういうのが大きな理由だと聞きます。だから、やはり大人も子供も一緒に読書するような環境で、この指定管理になったことについてプラスになるようにぜひ市としても心がけていただきたいというふうに思っています。
また、中央図書館に1か所入れていただいた書籍消毒機を福祉の里図書館に入れていただくということで、これも白井議員が提案して、何回も質問をして、財政、財政、財政とずっと来たわけですけれども、指定管理になっていただくのにひとつ合わせてこの書籍消毒機を入れていただくということで、これも評価をしたいというふうに思っています。それぞれ市民の皆さんの文化的な活動があって、読書に関することがこの指定管理になったことでより高まることを期待をしたいと思います。細かいところまでありがとうございました。
○議長(
島田久仁代議員) ほかに質疑ありませんか。
10番、石島陽子議員。
〔10番(石島陽子議員)登壇〕
◆10番(石島陽子議員) 10番、石島です。今回の福祉の里分館の指定管理につきましては、配点表を見ますと、経費の縮減の配点が30点満点で3.25点ということです。基準額9,800万円よりも900万円以上計算上は高い金額を指定管理者候補の側が提案をしたということになるわけですけれども、これは市がもともと提案した基準額の内容と比べてどういうところが大きく違っているのかということをまずお聞かせください。
それと、実際に福祉の里図書館の今現在の職員の配置人数ですとか資格を持っている方、また持っていらっしゃらない方もいらっしゃれば、そういう方の割合などは今後指定管理者制度に変わるということになったときに、ここで示されている配置基準は今と同じになるのかどうかということも教えてください。
それと、先ほどに関連して、経費は結局現在運営している部分、この基準というのが何をもとにした基準になってこの9,800万円というのが試算されたのかというのを教えてください。既に西堀・新堀コミュニティセンターとか、栗原公民館はこの図書館流通センターに業務委託という形ですけれども、任せているわけですけれども、その配置の基準とかというのがもとになってこういう試算がされているのかということをちょっと気になりましたので、教えてください。
以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 教育総務部長。
◎教育総務部長(渡辺哲也) まず、経費の関係でございますが、一番最後の質問とも関連しますので、あわせてお答えさせていただきますが、今回9,800万円という基準額を市のほうで設定したわけですが、これについては福祉の里の図書館と分館、分室の指定管理料、そしてまた生涯学習センターの委託料、こちらを市として積算をした額でございます。その積算の内容でございますが、福祉の里図書館につきましては、これまでの配置状況等も勘案して、今後新たな指定管理のほうで配置予定をしている職員の人数、また館長等につきましては、市の課長級、副館長については副課長級、そういった市の職員の人件費を当てはめて、人件費のほうを積算をしたところでございます。
また、分館につきましては、これまでの委託実績等もありますので、そうした委託実績も踏まえて基準額のほうを選定をいたしました。
また、生涯学習センターの委託料につきましては、こちらは現在非常勤職員の方で主に運営をしておりますので、そうした非常勤職員の方の人件費を基準額として見込んだものでございます。
提案のあった内容との乖離があったということでございますが、そちらにつきましては、主なものといたしましては、生涯学習センターの委託料が委託化に伴いまして人件費等も若干上昇する、またそれに伴う管理費等も発生するということで、その部分が委託料、基準額と提案額を大きく上回った原因かなというふうに1つは分析をしているところでございます。
続きまして、司書の配置の基準でございますが、現在福祉の里図書館におきましては、司書が2名配置をしているところでございます。今後の司書の配置につきましては、お手元の仕様書に示されておりますように、8ページにございますが、副館長については司書資格を有すると、一般職員については全従業員の従業者の3割以上が有資格者であるというような配置基準で運営をしていただくこととなっておりまして、そのような提案がされているところでございます。
以上でございます。
○議長(
島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。
◆10番(石島陽子議員) ということは、司書につきましては、今福祉の里は2名のところ、今度福祉の里ではこの表を見ますと、副館長が司書資格で、一般職員の中で3割以上は有資格ということですから、2人は有資格なのかなというふうに思いますので、現状より多くなるというか、現状を下回らないでいけるということだというのはわかりました。
あと職員につきまして、職員の給与とかの関係では、またネットで応募の状況などを見られますので、見ましたら、埼玉県新座市などで募集というようなことで、司書資格がある方は月給18万5,000円、ない方は18万円というようなことになっていたり、勤務時間が朝8時から夜の10時15分までで、そのうちの基本が1日7.5時間勤務、どの時間帯でも制限なしに勤務をできる方というのが契約社員だということで、先ほど言った18万円から18万5,000円という内容になるわけですけれども、ということはなかなか実際問題として、勤務地とか時間の制限がないという中では、時間が指定されているのが8時から夜10時15分までということなので、大変厳しい勤務にもしかしたらなるのかなということも、応募する方はそういうことになりますから、実際問題として、新座市としては分館で9時過ぎまでやっていますけれども、なかなか継続して働くという部分では難しいかなというような感じもちょっと受けてしまうのですが、この契約社員でありますけれども、図書館流通センターでの雇用の継続性というのですか、そういうのはどういう形になっているかというのはどんなふうに把握されているのでしょうか。
○議長(
島田久仁代議員) 教育総務部長。
◎教育総務部長(渡辺哲也) 図書館流通センターにおきます各契約の職員の処遇等につきましては、私どもとしては仕様書に定められたものについて職員配置をお願いしておりまして、その中でも常勤職員であるとか非常勤であるとかという指定をさせていただいております。賃金等につきましても法令を遵守した適正な取り扱いがされる、それは当然でございますし、市のほうでもそういったふうに求めていきたいというふうに当然考えております。
○議長(
島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。
◆10番(石島陽子議員) では、この仕様書の9ページにあるように、指定管理者は常に職員名簿を整理し、人事異動の都度、中央図書館長に報告することということが定められておりますけれども、こういうことが指定管理者の制度の中で書かれたというのは余りないなというふうに思ったのです。ですから、しっかりと何年勤務でとかということは確実に市のほうでつかんでいくということで間違いないということでよろしいのですね。
○議長(
島田久仁代議員) 教育総務部長。
◎教育総務部長(渡辺哲也) 仕様書に書かれたものについてはしっかりと市のほうで管理をしていきたいと、市のほうでしっかりと精査をしていきたいというふうに考えております。
○議長(
島田久仁代議員) ほかに質疑ありませんか。
12番、笠原進議員。
〔12番(笠原 進議員)登壇〕
◆12番(笠原進議員) 12番、笠原です。2点質問をいたします。
1点目は、図書館流通センターを選んだ、2者の競争ですから、競争ですから、もう一者しかないのですけれども、ヴィアックスとの比較なのです。報告書を見ただけではどうしてそこがすぐれているのかというのはよくわからない。先ほども一部紹介しましたけれども、これは図書館部分の情報公開資料なのです。表裏見てもらうとほとんど墨塗りで、何でどっちがいいのかというのも全然わからないような資料しか公開されてこないので、当然皆さんは墨を塗らないところを見ているわけで、どういう部分が2者の競争でこちらになったのかということが1点です。
もう一点は、今石島議員が言ったことにもかかわりますけれども、基準額が9,800万円という基準を市が出したのに対して、図書館流通センターは990万円高い1億790万6,000円という札を入れたわけです。これは何もここに限らない話なのですけれども、こういうふうに札を入れた場合には、この後決まれば契約に入っていくわけです。そのときは、いずれもみんな入れた札で契約をしていくというふうに基本的になるのではないかと思うのですけれども、この点についてだけ確認をしておきます。
○議長(
島田久仁代議員) 教育総務部長。
◎教育総務部長(渡辺哲也) それでは、まず1点目でございますが、今回株式会社図書館流通センターのほかの1者を含めて、2者応募があったわけでございますが、そちらにつきまして、その点数等でございますが、4分野ございまして、利用者の平等な取り扱い、施設の適切な維持管理、経費の縮減、管理を安定して行う物的能力及び人的能力、これらの全ての項目において図書館流通センターがもう一者を上回っていたという状況でございます。
具体的に提案のどのような点が評価されたのかというところでございますが、図書館流通センターにおきましては、他者と比べまして、既存のボランティアとの共同関係等の充実、また現在中央図書館で実施している図書館カフェ等、またICT教育に関連する講座の開催、また子育て支援のための支援策、託児サービスの導入や回想サロン等、そういった市の状況や、今回の福祉総合施設であると、そういった点も踏まえたさまざまな提案がされていたというふうに考えてございます。
また、管理を安定して行う物的能力及び人的能力の部分につきましては、図書館流通センターが全国189の自治体、518館の公共の図書館、また28自治体、572校の学校図書館の受託経験、そういった図書館運営について蓄積されたノウハウを持っており、それが今後の管理運営に期待できるといった点が高く評価されたというふうに考えております。
以上でございます。
〔「提案額」と言う人あり〕
◎教育総務部長(渡辺哲也) 失礼しました。指定管理者のほうで提案された提案額につきましては、基本的にはこの額で契約がされるということになります。
○議長(
島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。
◆12番(笠原進議員) では、点数でもう一度示して、全ての項目で上回ったというのですけれども、私もこれを読んでいて、ほとんど墨塗りでよくわからないのですけれども、今例えばICT教育という部分をちょこっと言ったので、その部分だけでお話しすると、墨塗りでないところでヴィアックスもICT教育については言及しているのです。ただ、半分墨塗られているから、どういうふうに言っているかということはよくわからないのですけれども、今の部長の答えだけだと、本当に他社と比べて、図書館流通サービスがすぐれているのかというのは、今項目をだっとこういう項目ではすぐれていますと言っただけでよくわからないので、何でもひとつ結構なのですけれども、こういうところとここは違うよねと、ここにヴィアックスではなくて、図書館流通センターになると、こういう部分がこの説明やヒアリングの中でよりわかるよねということはどれを選んでも構わないのですけれども、全部言えとは言いませんから、わかるように。ただ、こういう項目、項目でみんなすぐれていましたというだけだと結論を言っているだけでよくわからないのです。だから、きっと全ての項目で上回ったというのは結構差が開いているのだろうなという気がしますので、総合点を1個言ってもらうのと、もう一個、具体例で1個どこかでこういうところが違ったから、図書館流通を選んだのですよということがわかるようにご説明をいただけますか。
○議長(
島田久仁代議員) 教育総務部長。
◎教育総務部長(渡辺哲也) 総合点ということでございますが、図書館流通センターか84点ということで、もう一者については76.95点ということでございました。また、どのような点が特にということでございます。さまざまな点で図書館流通センターはこれまでの管理運営実績等をもとに、また新座市の特性を生かした、本当に魅力的な提案を多数なされていたわけなのですが、その中でもやはり施設の適切な維持管理という点では、民間として今までの実績を生かした、そうした提案がなされているというふうに考えているところでございます。
先ほど申しましたが、図書館流通センターが全国でやはり多くの図書館管理を既に行った実績、またそれを長く行っているという実績から、それらを踏まえた提案、それもやはり図書館カフェや、先ほど私が申しましたICT教育、また託児サービスなどもこれまでの実績があると。そういった実績を踏まえた上での今回の新座市での提案、そういったものであるという点で、やはり他者よりも非常にすぐれているかなというふうに常に考えておるところでございます。
○議長(
島田久仁代議員) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
これより討論を行います。
反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
10番、石島陽子議員。
〔10番(石島陽子議員)登壇〕
◆10番(石島陽子議員) 10番、石島です。議案第115号に対して反対の討論をいたします。
私は前にこの指定管理者制度の問題が話し合われているというときに、一般質問で公益的な社会教育施設については、もともとの指定管理者制度になじまないという立場でぜひ見直してほしいという一般質問もいたしました。これは現在図書館で7名の司書の方が働いていらっしゃるうちに4名が平成30年度末、来年3月末で退職するということを機に捉えて、職員定数の管理等も絡めた形で今回指定管理者制度に移行するというふうに提案をされているのだなというふうに思っています。
図書館については人や地域を支えるという意味で情報拠点としての役割をしっかりと果たしていくということで、自治体の計画に基づいて人づくりやまちづくりを進める役割がありますので、ぜひこうした公的な大事なかなめになる柱として、図書館については引き続き公的に公立としてやっていただきたいなというふうに思っております。
前に総務大臣も務めました片山善博さんは以前大臣のときに、この図書館の業務に関しては、司書はしっかりと経験を積んで、熟度を増していく雇用が必要な職業だというふうに述べられていましたが、教育長も前の須田市長のときにこのことが問題になったときには、やっぱり指定管理者制度はなじまないということをお話をされていらっしゃいましたし、前回の質問に対しても公共図書館として活字文化の発展に資するという、そういう役割があるので、公の手で運営すべきであろうという、そういう意見もあるのだというふうに答弁もされておりました。
新座市では、せっかく司書として、公務員として働きたいという、そういう役割を果たしたいということで市役所に就職された方もたくさんいらっしゃるのだと思います。今も有資格者の方がまだほかにも21名いらっしゃるかと思うのですけれども、ぜひそういう職員の方にしっかりと働いていただいて、新しいことも研修などをしっかりふやす中で取り入れていただいて、市民の立場に立った、役に立つ公立図書館としてしっかり続けていってほしいなというふうに思います。官製ワーキングプアをつくり出していくような結果にならなければいいなということを大変危惧をしておりますので、反対といたします。
以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議案第115号は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立多数であります。
よって、議案第115号は原案のとおり可決することに決しました。
△議案第116号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例〜議案第124号 平成30年度新座市
水道事業会計補正予算(第2号)
○議長(
島田久仁代議員) 日程第20、議案第116号職員の給与に関する条例の一部を改正する条例から日程第28、議案第124号 平成30年度新座市
水道事業会計補正予算(第2号)までを一括議題といたします。
議案の朗読は省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略することに決しました。
よって、直ちに市長提出議案に対する提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長(並木 傑)登壇〕
◎市長(並木傑) それでは、ただいま上程されました議案第116号から議案第124号までにつきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。
初めに、議案第116号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、一般職員の給与につきまして、人事院及び埼玉県人事委員会の勧告を踏まえ、給料月額、勤勉手当の支給割合等を改定するため、地方自治法第204条第3項の規定によりご提案をするものでございます。
なお、議案第116号から議案第119号までは人事院勧告等に関連して条例の一部を改正するものであり、今回の改定内容につきましては、既に職員組合と合意しております。
次に、議案第117号 新座市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、市議会議員の期末手当の支給割合を改定するため、地方自治法第203条第4項の規定によりご提案をするものでございます。
なお、議案第117号及び議案第118号による条例の一部改正につきましては、平成12年12月6日付の新座市特別職報酬等審議会による答申におきまして、議員及び特別職の期末手当については、報酬月額を改正する必要がない場合は、今後特別職報酬等審議会に諮ることなく一般職員の改正と連動して行うよう付言するとされておりますことから、今回実施するものでございます。
次に、議案第118号 新座市特別職で常勤の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、議案第117号と同様に、特別職で常勤の職員の期末手当の支給割合を改定するため、地方自治法第204条第3項の規定によりご提案をするものでございます。
次に、議案第119号
教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、議案第118号による特別職で常勤の職員の期末手当の改定に合わせ、
教育委員会教育長の期末手当の支給割合を改定するため、地方自治法第204条第3項の規定によりご提案をするものでございます。
議案第120号 平成30年度新座市
一般会計補正予算(第6号)についてでございますが、歳入歳出予算につきまして2,928万8,000円を追加し、総額を520億8,261万7,000円とするものでございます。
本補正予算は、人事院勧告に基づく職員の給与に関する条例の一部改正等に伴い、職員の人件費等を増額するものでございます。財源につきましては、財政調整基金を取り崩して対応するもので、繰り入れ後の財政調整基金の残高は14億5,846万3,000円となります。
以上、ご提案を申し上げます。
次に、議案第121号 平成30年度新座市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、歳入歳出予算につきまして47万円を追加し、総額を42億566万1,000円とするものでございます。
本補正予算は、職員の給与に関する条例の一部改正により職員人件費を増額するもので、これに伴い歳入の一般会計繰入金を増額するものでございます。
以上、ご提案を申し上げます。
次に、議案第122号 平成30年度
新座都市計画事業新座駅
北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、歳入歳出予算につきまして34万2,000円を追加し、総額を10億436万8,000円とするものでございます。
本補正予算は、職員の給与に関する条例の一部改正により職員人件費を増額するもので、これに伴い歳入の一般会計繰入金を増額するものでございます。
以上、ご提案を申し上げます。
次に、議案第123号 平成30年度
新座都市計画事業大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第5号)についてでございますが、歳入歳出予算につきまして42万3,000円を追加し、総額を28億4,955万6,000円とするものでございます。
本補正予算は、職員の給与に関する条例の一部改正により職員人件費を増額するもので、これに伴い歳入の基金繰入金を増額するものでございます。
以上、ご提案を申し上げます。
最後に、議案第124号 平成30年度新座市
水道事業会計補正予算(第2号)についてでございますが、市長の事務部局の職員の給与改定に準じて、水道企業職員の給与改定を行うことに伴い、職員人件費176万6,000円を増額するとともに、再任用短期間勤務職員に係る厚生年金保険、健康保険の事業主負担分の保険料6,000円を増額するものでございます。
以上、ご提案を申し上げます。
以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
○議長(
島田久仁代議員) 以上で市長提出議案に対する提案理由の説明を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております議案は委員会の付託を省略することに決しました。
議案第116号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第116号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第116号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第117号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
これより討論を行います。
反対討論願います。
12番、笠原進議員。
〔12番(笠原 進議員)登壇〕
◆12番(笠原進議員) 12番、笠原です。
この後の市長等の部分についても考え方は同じですけれども、今回議員の人事院勧告等に基づいて、職員の期末、勤勉手当を引き上げるという格好で、先ほど市長が言ったように特別職だけれども、期末手当の上下、今まで何回もやってきたわけです。下げたときもあれば、上げたときもある。そのこと自体はおかしな話ではなくて、職員の期末、勤勉手当も下がるというのに合わせて議員や市長も下げます。我々はいつも大体は賛成してきました。今回も職員も上げて、組合と合意して、それに応じて議員も市長も上げるのだから、いいかなというふうに思っていたのですけれども、実は金曜日の日に、きょうこの後まだ審議していませんけれども、全員協議会が開かれるというので、全員協議会の資料が配られました。見て本当にびっくりしました。従来市民サービスをカットするとかというときには、須田市長のときに何回もこういう話はありましたけれども、結構長い期間かけて議論もしたし、議員の意見も聞いてきたしという格好で下げるかどうかという、そういう相談を時間かけてやりました。この後全員協議会が開かれれば、私たちの意見もそこでは申し上げたいと思うのですけれども、12月議会が終わってから見ると、来年の4月から市民サービスを下げたいという項目が10項目あって、市民葬祭費用の負担金だとか、難病患者の見舞金だとかいうことを含めて、10項目はお金が大変なので、やめたいのだという話ですね。計算してみたら、10事業で4,770万円を超える、5,000万円近い市民サービスのカットをしたいという提案がありました。見て私びっくりしました。財政が大変だというのは前から言っていたから、予算を策定するのにすごく苦労するだろうなというのは考えていましたけれども、予算を組むのが大変なので、5,000万円近いカットをしないとやっていけないのだということをこれから後に我々に提案するわけですけれども、だとしたら、今そんなときに市長や議員の、職員と連動しているとはいえ、手当を上げるというのは市民の目線からいったらとても納得できない、それはお手盛りではないかと。市民サービスは財政が大変だから、カットします。けれども、議員や市長の手当を上げますというのは、これはとてもオーケーという話ではどの市民に聞いても出てこない話だというふうに思います。
私はそういうふうに考えているのだったら、相談をしてもらって、一旦決めたけれども、取り下げをしたいから、どうだろうかという話を本当はしてもらいたいというのが正直な気持ちです、採決よりは。だけれども、議案としてもう出てきてしまっているから、このことを通すか通さないかということ以外にないので、私は市民サービスを5,000万円もカットするというのであれば、この金額は何十万円かという単位で、我々議員1人2万円ぐらいですか、だから50万円ぐらいと、3人のものを合わせたって何十万円という単位だから、それはとても5,000万円の金額に見合うような話ではないのだけれども、でも気持ちとして、やっぱり市民感情としてそれは違うだろうと。それだったら、まず自分たちの襟を正してから問題を決めるべきだよというふうに思うので、今からでも市長は取り下げたいというのなら、それは結構な話なのですけれども、採決したいということであれば、私は同意できないというふうに思います。
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議案第117号は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立多数であります。
よって、議案第117号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第118号について質疑願います。
質疑ありませんか。
12番、笠原進議員。
〔12番(笠原 進議員)登壇〕
◆12番(笠原進議員) 12番、笠原です。
今討論で述べましたけれども、これがこの後審議する全員協議会の資料です。私は今言ったように財政が大変だというのは、再三にわたってこの12月議会で答弁していたから、それはそういうふうに認識しているのだなというのはわかりました。ただ、こういうふうに10項目のこういう削減をするというふうに考えたり、決めたりした時期はいつなのかということをお聞きしたい。我々に資料を配られたのは金曜日の何時ですか、一旦私は1時ちょっと前に出ていくときにはまだ、本来ならもう来る時間だけれども、おくれているので、待ってくださいという話なので、仕事終わった後戻ってきて、この資料をいただいて、持って帰ったから、我々手に入ったのは、私は金曜日の夕方なのですけれども、このことを決めた時期というのはいつなのか、既にこういうことをやろうねということを市長は決めていたのでしょうか。
○議長(
島田久仁代議員) 市長。
〔市長(並木 傑)登壇〕
◎市長(並木傑) 財政が厳しいということで、財政状況は9月に全員協議会で皆さんにお示しさせていただきました。その中で、結果的に大変厳しいので、経常収支比率が95を超えていて大変だと。方針としては経常収支比率を95から下げていきましょう、あるいは財政調整基金を積み増しして35億円に持っていきましょうというような計画を持ちました。では、具体的にどういうところの事務事業を見直すのか、あるいは歳入確保にどういうふうに努めるか等々で話をさせていただきまして、それからずっと検討はしておりました。具体的な10項目を出させていただきまして、時期のタイミングもありましたけれども、施行する事業のタイミングもさらに精査して、最終的には金曜日の午前中いっぱいぐらいまでかかったということでございます。
以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。
◆12番(笠原進議員) 金曜日の午前中に決めて、午後我々に示したのだという話ですけれども、市長は当然ご自分の期末手当を上げるということを、これはもうちょっと前に決めたわけですね。そうすると、私さっき言ったように、一生懸命頑張ってきたけれども、なかなかうまくいかないので、市民サービスは喜んで削るわけではないとはもちろん思っていますけれども、削らざるを得ないのだと。だったらやっぱり自分たちのこういう改善についてもちょっと待って、一旦決めたけれども、これは撤回するというようなことを考えなかったのでしょうか。
○議長(
島田久仁代議員) 市長。
〔市長(並木 傑)登壇〕
◎市長(並木傑) 笠原議員の2回目のご質問にお答え申し上げたいと思います。
議員の報酬あるいは特別職の常勤の給与ということで、これは人事院勧告に連動してということで下げるときは下げる、上げるときは上げるということでございました。市長、副市長、教育長の給与につきましては、報酬が常態的に1年間10%カットは市長、副市長で、教育長は5%カットでございます。本当は適正な職に有する者の報酬というものは100%とりあえずもらって、緊急な事態あるいは不祥事等が起こると、よく市長が給与カットというようなことをしております。埼玉県の近隣の市長の給与を見ても何かあると、不祥事なんか起きると10%2か月というようなことがあったり、そういう意味では恒常的にずっと、就任してからずっと10%カットなのですけれども、それも何かおかしいのかなというふうに私も思っていたのですけれども、今回もそこら辺をもう一回仕切り直しして、100%に戻そうかなと思いましたら、財政当局から何を考えているのかと言われまして、示しがつかないと言われましたので、来年度も引き続き議員の皆様の報酬は議員の皆様でお決めいただければいいかなとは思いますけれども、私どもの三役の報酬は10%、10%カット、教育長も申しわけないですけれども、5%カットということで、来年度もその方向で進めていきたいと思っております。したがいまして、今回の人事院勧告のこの件については、我々も実施すればいいのかなと思いましたけれども、通例カットする中で、これは同時にいつもどおり少しの額ですけれども、今回は増額というようなことでご提案をさせていただいたということでございます。
○議長(
島田久仁代議員) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第118号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議あり」「異議なし」と言う人
あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議がございますので、本件を起立により採決いたします。
議案第118号は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立多数であります。
よって、議案第118号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第119号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第119号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議あり」「異議なし」と言う人
あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議がございますので、本件を起立により採決いたします。
議案第119号は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立多数であります。
よって、議案第119号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第120号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第120号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第120号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第121号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第121号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第121号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第122号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第122号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第122号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第123号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第123号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第123号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第124号について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議案第124号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案第124号は原案のとおり可決することに決しました。
△陳情第8号 新しい第二
老人福祉センターに図書室ないしはその機能を引き続き設置することを求める陳情
○議長(
島田久仁代議員) 日程第29、陳情第8号新しい第二
老人福祉センターに図書室ないしはその機能を引き続き設置することを求める陳情書についてを議題とし、
厚生常任委員会委員長の報告を求めます。
厚生常任委員会委員長。
〔23番(白井忠雄議員)登壇〕
◆23番(白井忠雄議員) 23番、白井忠雄です。陳情第8号 新しい第二
老人福祉センターに図書室ないしはその機能を引き続き設置することを求める陳情について審査内容と結果を報告します。
結論は、全会一致で趣旨採択となりました。
執行部に対して質疑がありました。
質問。担当課としての図書室をどういうふうに思っていいのか。利用する人がそんなにいないから、ちょっと縮小してもしようがないかなと思っているのか、それとも高齢者にとって読書とか図書室は大事だと思っているのか。
答弁。建物自体は利用者アンケート、現場職員からの意見も踏まえて、限られたスペースの中で現状の施設も踏まえていかに有効に使えるかを考えて設計しました。当然図書室ご利用の方もいらっしゃいますので、ちょっと明るい空間で、蔵書としては多少整理をさせていただき、ローカウンターで気軽に読書できるスペースは必要だと判断して、こちらにお願いをしたということです。
質問。新しい図書カフェコーナーは、どういうイメージのスペースを考えているのか。図書コーナーではなくて、図書カフェコーナーにしたのは何か理由があるのか。周辺にラウンジ、玄関ロビーと広いスペースもあるが、この辺は本を読める環境にあるのか、本を置けるスペースは限られているが、何冊ぐらい置く考えか。
答弁。図書カフェコーナーは、図書を読む場所、後ろをほかの利用者が頻繁に行き交い、大勢の利用者がそこで談話をするような場所としては想定していません。ただ、利用者の方は食事しても結構です。ラウンジはテーブルを置き、1つのテーブルに大体椅子が4つぐらいを想定しています。テーブルは6個ぐらい置く予定でいます。当然ラウンジでも本を読んでいただくこともできますし、図書カフェコーナーで読んでいただくこともできます。カフェコーナーという名前は、ローカウンターを設置する前が光庭で、ウッドデッキが用意されて、光が注ぐ空間になる予定です。ここでお茶も飲んでいただけるので、カフェ風、そういった明るいイメージの場所と考えています。図書カフェコーナーは、幅8メートルのローカウンターを設置、椅子が8席から10席程度、左右に本棚を設置する予定です。本棚は全て棚になっていて、高さが2.7メートル、幅が2.7メートルの棚を2か所設置する予定です。余り高いところに本を置いてもとれないので、中断部分ぐらいと考えていました。それでいきますと、現在の3分の1程度の蔵書の収容になると考えています。全て使えば現在の6割程度はできるのかなと思いますけれども、危険性もありますので、その辺も十分検討しながら可能な限り多くの本は置けるようにしたいと考えています。
質問。図書コーナーをつくるに当たって、何か市民や利用者の方から意見を聞いたりしたか。
答弁。利用者アンケートで、第二
老人福祉センターでの過ごし方はどうですかというような質問項目に対して、読書は4.1%でした。図書室についてもご意見、ご要望という質問項目がありました。内容は、「もう少し広くて、たくさんの本があるとよいのです」とか、「最新の新書も欲しい」というご意見がある一方、「読書というより食事がメーンになっている」とか、「図書室は食事が終わると午後は空き室になっていてもったいない」というようなご意見もいただいています。
質問。
老人福祉センターは、図書室を設置しなければならない決まりがあるのか。
答弁。第一
老人福祉センターには図書室はありませんので、必ずつくらなければいけないということはないと理解しています。
質問。セミナールームに棚を置いたりする予定があるのか。本棚を設置できるのかどうか、全部の本を持っていけないと思うのですが、持っていけない本に関してはどのような対応をされる予定か。
答弁。新施設はセミナールームの使い勝手を考慮して、備品等は一切置く予定にしていません。サークルの備品等は倉庫から出し入れをしていただくことを考えています。施設に移管できない蔵書はリサイクルブックとして利用者に無償でお持ち帰りいただきたいと考えています。どのようなものを持っていくかは、現在図書室を主に利用されている利用者の皆様と相談しながら選定をしていきたいと考えています。
質問。いろいろ部屋があいている場合、そこへ行って、本を読んだりすることは自由にできるのか。
答弁。この場所がちょっと落ちつかないという場合、あいている部屋で読書をしていただくことも可能だと考えています。
以上のような質疑の後、結論を出しました。
委員からの意見です。
図書室の設置は既に設計も終わり、工事請負契約の議案も出され、認められた場合、来年の1月工事着工ですので、設計変更はもうできないかなと考えています。今回の図書カフェコーナーは、そんなに人が頻繁に通るような場所ではないということですので、まずはここで読書をしていただき、それでも落ちついて読めなければ、今の時間は読書タイムとか、いろいろ譲り合って使っていくのも方法ではないかと思います。今ある蔵書を全部持っていくことはなかなか難しいと思いますが、極力利用者の方と話をしながら、より多くの本を持っていっていただけるよう市にも努力をお願いします。
別の委員です。図書室を継続して設置は今からは難しいと思います。図書カフェコーナーは、頻繁に人が通るようなところではないので、落ちついて読書が可能かなと思いますし、セミナールーム等々あいていれば使ってもいいよという方向性なので、運用面でしっかりと確保していただきたい。カフェコーナーのトイレ側の扉、倉庫をうまく活用して本を置けるようなことが考えられたらと思ったので、いろいろな面で工夫して、陳情者の皆さんのなるべく要望に沿っていただくように対処していただきたいと思います。
別の委員の意見です。視察させてもらい、一番最初に思った感覚では、全く必要ないのではないか。次のセンターは、場所的にも大和田公民館図書室や新座団地図書室があります。そんなに遠くなくて、立地的にも悪くない状況で、新しいところに図書室に関してのニーズというのはほかの利用者の方のニーズがもっと移っていくのではないかなと感じました。図書室が必要だという方がこれだけいらっしゃることですから、趣旨採択という結論を出させてもらいます。
別の委員です。1つ目は、なかなか今から図書室をつくるというのは難しいかなということで趣旨採択、2番目は第二
老人福祉センターのパンフレットに「静かな2階の図書室では好きな本を見つけてじっくり読むことができます」と、図書室を大事にしている印象を受けたのと、
老人福祉センターの設置条例に「健康の増進や教養の向上」とあり、今の高齢者の方たちは本で育ってきた人たちだと思うのです。高齢者施設にあることを考えれば、古い本こそ大事にするというのも大事かなと思いますので、いろいろな可能性を探して、なるべく多くの本を残してほしいと思います。
意見は以上です。
陳情第8号の報告は以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 委員長の報告が終わりましたので、陳情第8号に対しまして質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
委員長、自席へお戻り願います。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
委員長の報告は趣旨採択であります。報告どおり決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、陳情第8号については委員長報告どおり趣旨採択されました。
△議第27号議案
義援金差押禁止法の恒久化を求める意見書〜議第33号議案 消費税の10%への増税中止を求める意見書
○議長(
島田久仁代議員) 日程第30、議第27号議案
義援金差押禁止法の恒久化を求める意見書から日程第36、議第33号議案 消費税の10%への増税中止を求める意見書までを一括議題といたします。
議案の朗読は省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略することに決しました。
よって、直ちに議第27号議案
義援金差押禁止法の恒久化を求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。
20番、鈴木秀一議員。
〔20番(鈴木秀一議員)登壇〕
◆20番(鈴木秀一議員) 20番、鈴木秀一です。議第27号議案
義援金差押禁止法の恒久化を求める意見書を提出します。
賛成者は、平野茂議員、笠原進議員、高邑朋矢議員、平松大佑議員、塩田和久議員、中村和平議員、亀田博子議員です。
提案理由は案文を読んで提案にかえます。
義援金差押禁止法の恒久化を求める意見書
「
義援金差押禁止法」とは、被災者の生活再建を支援するため、義援金の交付を受ける権利を譲渡したり、担保に供したり、差し押さえたりすることや義援金として交付された金銭を差し押さえることを禁止した法律であり、2011年の東日本大震災の際、被災者が住宅ローンなどの債務や借金を抱えていても、義援金が震災の被災者の手元に残るようにするため議員立法で成立させたものである。
また、2016年の熊本地震、2018年の大阪北部地震、西日本での平成30年7月豪雨の際にも同様に法的枠組みを作り、国会会期中に速やかに成立させている。
しかし、これまでの法律は、台風や地震など個々の災害に対応した時限立法として、災害発生のたびに立法化されてきた経緯があり、近年の我が国の自然災害の頻度を考えると、災害発生時、常に対応可能な恒久法としての制定が求められているところである。
そこで、国としては、近年、災害が頻発化する中、災害が起こるたびに立法措置するのではなく、国会が閉会している間にも対応が可能となるよう、「
義援金差押禁止法」の恒久化を早期に進めるべきである。
記
「
義援金差押禁止法」については、近年、自然災害が頻発化する中、災害が起こるたびに立法措置するのではなく、国会が閉会している間にも対応が可能となるよう、恒久法としての立化を早期に進めること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官。
皆様、ご賛同のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
島田久仁代議員) 続いて、議第28号議案無戸籍問題の解消を求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。
21番、野中弥生議員。
〔21番(野中弥生議員)登壇〕
◆21番(野中弥生議員) 21番、野中弥生です。議第28号議案 無戸籍問題の解消を求める意見書を提出いたします。
提出者は野中弥生、賛成者は平野茂議員、笠原進議員、高邑朋矢議員、平松大佑議員、塩田和久議員、中村和平議員、亀田博子議員です。
まず、公明新聞の10月3日の記事から抜粋をさせていただきます。「無戸籍問題 抜本解決へ民法見直し不可欠」という記事なのですけれども、「人としての尊厳にかかわる重大な人権問題である。これ以上の放置は許されない。親の事情で出生届が出されず、そのためにさまざまな不利益を余儀なくされている無戸籍者の救済に向けて、法務省が近く、有識者でつくる研究会を発足させる。研究会は、問題の背景にある「嫡出推定」という民法の規定の見直しにも踏み込む方針だ。上川陽子法相も研究会の議論を踏まえ、法制審議会に民法改正の諮問をする姿勢を見せている。遅きに失した感は否めないが、長くなおざりにされてきた問題が本格的な議論のテーブルにのる意義は大きい。研究会は検討を急ぎ、無戸籍問題の抜本的な解決を目指してほしい。民法772条に規定する嫡出推定は、家制度が色濃かった明治時代の産物で、婚姻中に妊娠した子は夫の子、離婚後300日以内に生まれた子は元夫の子とみなす。このため、例えば夫と別居中に別の男性との間に子ができた場合、出生届を出すと戸籍上は夫の子になる。しかも現行法はこうした推定を否定する嫡出否認の権限を持つのは夫と元夫だけに限り、妻と子には認めていない。となれば、母親が出生届の提出をためらうのは当然だろう。特に夫の家庭内暴力から逃れているような女性の場合は深刻だ。結果的にその子は、住民票もパスポートも運転免許も原則取得できない。公的には存在しない者として生きていくほかなく、進学や就職、結婚などもままならなくなる。養育義務を負う父親を早期に確定することで子供の利益を守れるとする明治生まれの制度が、今やあだとなり、裏目ともなっている実態がここにある、民法学者らが時代おくれのルールと指摘し、公明党が執拗なまでに見直しを訴えてきたゆえんでもある。事実、法務省が把握している無戸籍者715人のうち4分の3は嫡出推定と否認の規定を恐れて出生届を出さなかったケースだ。問題の核心がこの2つのルールにあることは明白だろう。無戸籍ゼロ社会へ、民法改正が不可欠なことを重ねて強調しておきたい」という記事でした。
この715人という数字は把握されている人数ですので、氷山の一角であり、いまだ依然多くの無戸籍の方がいらっしゃると推定をされております。
今回の意見書は、人権保護の観点からも一刻も早い無戸籍問題の解消と無戸籍者が生活上の不利益をこうむることのないように求めるものです。
記に3つ書いていますけれども、1つ目は強制認知調停の申し立てでの家庭裁判所での適切な指導や申し立てのための書類変更などについての要望、2つ目は無戸籍状態であっても各種行政サービスが受けられるにもかかわらず、自治体職員まで徹底されていないことで誤った案内がなされていることがあるということから、自治体職員への理解と周知徹底の要望、3つ目は嫡出否認の手続の見直しなど、新たな無戸籍者を生み出さないための民法改正の要望となっております。
以上3点が今回の意見書の要点です。
送付先は、内閣総理大臣、法務大臣、総務大臣。
皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
島田久仁代議員) 続いて、議第29号議案認知症施策の推進を求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。
22番、佐藤重忠議員。
〔22番(佐藤重忠議員)登壇〕
◆22番(佐藤重忠議員) 22番、佐藤重忠です。議第29号議案 認知症施策の推進を求める意見書を提出いたします。
賛成者は、平野茂議員、笠原進議員、高邑朋矢議員、平松大佑議員、塩田和久議員、中村和平議員、亀田博子議員です。
案文を読んで提案理由とさせていただきます。
認知症施策の推進を求める意見書
世界に類例を見ないスピードで高齢化が進む我が国において、認知症の人は年々増え続けている。2015年に推計で約525万人であったものが、2025年には推計で700万人を突破すると見込まれている。
認知症は、今や誰でも発症する可能性があり、誰もが介護者となり得るため、認知症施策の推進は極めて重要である。
また、認知症施策の推進に当たっては、認知症と診断されても、尊厳を持って生きることができる社会の実現を目指し、当事者の意思を大切にし、家族等も寄り添っていく姿勢で臨むことが重要であるとともに、「若年性認知症」など、これまで十分に取り組まれてこなかった課題にも踏み込んでいく必要がある。さらに、認知症施策に関する課題は、今や医療・介護だけでなく、地域づくりから生活支援、教育に至るまで多岐にわたっている。
よって、政府おかれては、認知症施策の更なる充実、加速化を目指し、基本法の制定も視野に入れた、下記の事項に取り組むことを強く求める。
記
1 国や自治体を始め、企業や地域が力を合わせ、認知症の人やその家族を支える社会を構築するため、認知症施策を総合的かつ計画的に推進する基本法を制定すること。
2 認知症診断直後は、相談できる人がいないといった人が多く存在しており、診断直後の空白期間が生じている。この空白期間については、本人が必要とする支援や情報につながることができるよう、認知症サポーターの活用やガイドブックを作成することによる支援体制の構築を図ること。
3 若年性認知症の支援については、若年性認知症支援コーディネーターの効果的・効率的な活動を推進するため、コーディネーターに対する研修など支援体制を整備するとともに、本人の状態に応じた就労継続や社会参加ができる環境の整備を進めること。
4 次世代認知症治療薬の開発・早期実用化や最先端の技術を活用した早期診断法の研究開発を進めるとともに、認知症の人の心身の特性に応じたリハビリや介護方法に関する研究を進めること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣でございます。
皆様のご賛同を願いいたします。
○議長(
島田久仁代議員) 続いて、議第30号議案国民健康保険に対する国庫負担の拡充を求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。
17番、小野大輔議員。
〔17番(小野大輔議員)登壇〕
◆17番(小野大輔議員) 17番、小野大輔です。議第30号議案 国民健康保険に対する国庫負担の拡充を求める意見書。
案文を読み上げて提案理由といたします。
賛成者は、亀田博子議員、高邑朋矢議員、塩田和久議員、平松大佑議員、笠原進議員です。
それでは、案文を読み上げます。
2018年4月1日から国民健康保険の財政運営が都道府県に移管されましたが、「低所得者が多数加入する医療保険なのに保険税が高い」という国保の「構造的問題」は解決できていません。
本県では、63市町村のうち31市町村が今年度から税率改正を行い、43市町村が賦課限度額を引き上げています。しかも、単年度での赤字解消が困難と認められる場合は、「2018年度から2023年度までの6年間で段階的な目標を設定する」という県の「国民健康保険運営方針」を受けて、来年度から「赤字解消・削減」を理由に一般会計からの法定外繰入れを削減し、国保税の引上げを検討している自治体も少なくありません。高すぎる保険税(料)の問題を改善するどころか、更なる負担増と徴収強化を推進する「都道府県化」では、住民の困難と矛盾は深まるばかりです。
今日の保険税(料)の高騰を招いた大きな要因は、国保加入世帯の貧困化と国の予算削減にあります。国保制度がスタートした当初、政府は「無職者が加入」し、「保険料に事業者負担がない」国保を制度として維持するには「相当額の国庫負担」が必要と宣言していました(社会保障制度審議会「1962年勧告」)。ところが、政府は、1984年に定率国庫負担割を引き下げたのを皮切りに、国保の財政運営に対する国の責任を後退させてきました。その結果、国保の総会計に占める国庫支出金の割合は、80年代の50%から20%台までに引き下がっています。
国は、今回の都道府県化に当たって、「公費拡充による財政基盤強化」として、毎年約3,400億円の財政支援を約束しましたが、「国保の構造的な問題」を解決するには、国庫負担率を大幅に引き上げる以外にありません。
国保税は、協会健保より1.3倍も高いため、全国知事会は「協会健保並みに引き下げるため、1兆円の国費の投入を求める」要請をしています。
よって、国においては、国保税(料)を他の被用者保険並みの負担に引き下げるため、国民健康保険に対する定率国庫負担の割合を計画的に増やすように強く要望します。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣です。
皆さんのご賛同をお願いいたします。
○議長(
島田久仁代議員) 続いて、議第31号議案
被災者生活再建支援制度の拡充を求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。
16番、工藤薫議員。
〔16番(工藤 薫議員)登壇〕
◆16番(工藤薫議員) 16番、工藤です。議第31号議案
被災者生活再建支援制度の拡充を求める意見書について提案理由を説明いたします。
賛成者は、亀田博子議員、高邑朋矢議員、塩田和久議員、平松大佑議員、笠原進議員です。
案文を読み上げて提案理由にかえさせていただきます。
被災者生活再建支援制度の拡充を求める意見書
今年に入って、大阪北部地震、平成30年北海道胆振東部地震、西日本での平成30年7月豪雨、台風21号など大きな地震や記録的豪雨、強力台風の上陸などが相次ぎ、各地に甚大な被害をもたらしています。まさに、「災害多発国日本」の厳しい現実を改めて突き付けています。
平成30年7月豪雨では、死者・行方不明者が 200人以上を数え、住宅の全・半壊、一部損壊だけでも2万棟を超えています。また、今年10月の平成30年北海道胆振東部地震でも、死者41人、住宅の全・半壊、一部損壊が合わせて約9千棟に上っています。このため、被災者の多くは仮設住宅などでの仮住まいを余儀なくされ、住宅再建の見通しの立たない被災者も少なくありません。
災害が発生した場合には、再度災害を防止するとともに、全ての被災者を対象にした生活と生業の再建、被災者の自立に向けた支援を行うことが求められています。
阪神・淡路大震災被災を機に、被災者の粘り強い運動と世論の力で被災者生活再建支援法が創設されて20年になりましたが、現行の制度では、支給額は最高支給額が300万円と少なく、適用対象も全壊や大規模半壊に限られ、被災者の要望に十分応えきれていないのが現状です。
よって、国においては、自然災害の頻発を踏まえ、被災者生活の再建を加速するため、
被災者生活再建支援制度について、以下の拡充策を講じるよう強く要望します。
1 支援の対象を住宅の全壊・大規模半壊だけでなく、半壊や一部損壊まで広げること。
2 支給金額を300万円から大幅に引き上げること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
宛て先は、内閣総理大臣、総務大臣、国土交通大臣です。
皆様のご賛同よろしくお願いします。
○議長(
島田久仁代議員) 続いて、議第32
号議案日米地位協定の抜本的見直しを求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。
11番、辻実樹議員。
〔11番(辻 実樹議員)登壇〕
◆11番(辻実樹議員) 11番、辻実樹です。議第32号議案 日米地位協定の抜本的見直しを求める意見書を提出いたします。
賛成者は、亀田博子議員、高邑朋矢議員、平松大佑議員、笠原進議員です。
案文を読み上げて提案理由といたします。
日米地位協定の抜本的見直しを求める意見書
米軍基地に隣接する全国の自治体は、長年にわたる基地の存在によって騒音や環境汚染、墜落事故の危険などにさらされてきました。特に、全国の米軍基地の7割が集中する沖縄県では、戦闘機やヘリコプターの墜落事故や米兵による殺人、強盗・強姦、放火、ひき逃げなどの犯罪・事件・事故が後を絶たず、地域住民の生命や安全が日常的に脅かされているのが現状です。
ところが、昨年12月に名護市安部の浅瀬にオスプレイが墜落した事故では、米軍が海上保安庁の捜査を認めず、重要な物証である機体を一方的に回収しました。また、今年10月、東村高江の牧草地で起きたヘリ炎上事故では、機体ばかりか周辺の土壌も持ち去り、県警の捜査も、県と防衛局による必要な現場調査もできませんでした。
住民が暮らしを営む基地外で米軍機が重大な事故を起こしても、日本の関係機関が機体を検証することも、環境汚染を調査することも十分にできないというのは極めて理不尽と言わなければなりません。これは、ひとり沖縄県だけではなく、米軍基地を有する本県にとっても重大な問題です。
米軍基地に起因するこうした様々な問題の根底には、日本に駐留する米軍の法的地位を定めた日米地位協定の存在があります。米軍に、全国どこへでも部隊を自由に配備し、国内法も無視して自由に訓練するなどの異常な特権を与えている国は世界でも我が国以外にありません。
しかし、1960年に締結された日米地位協定は、米ソ冷戦の終結やその後の安全保障をめぐる環境の変化にもかかわらず、締結以来50年以上もの間、一度も改定されていません。
このため、全国知事会も今年7月に、「航空法や環境法令などの国内法を原則として米軍にも適応させることや、事件・事故等の自治体職員の迅速かつ円滑な立入りの保障などを明記する」とした日米地位協定の抜本改定を求める提言を全会一致で採択したところです。
よって、国におかれましては、国民の生命・財産・人権を守る立場から日米地位協定を抜本的に見直すよう強く要望します。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
提出先は、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣です。
ご賛同よろしくお願いします。
○議長(
島田久仁代議員) 続いて、議第33号議案消費税の10%への増税中止を求める意見書に対する提案理由の説明を求めます。
10番、石島陽子議員。
〔10番(石島陽子議員)登壇〕
◆10番(石島陽子議員) 10番、石島です。議第33号議案 消費税の10%への増税中止を求める意見書を提案をいたします。
賛成者は、高邑朋矢議員、18番、塩田和久議員、笠原進議員です。
提案理由として、消費税の10%への増税中止を求めるために提出いたします。
案文を読んで提案にかえさせていただきます。
消費税の10%への増税中止を求める意見書
安倍晋三首相は、臨時国会の施政方針で、来年10月から予定どおり消費税増税を実施すると表明しました。あわせて、増税による景気悪化を防ぐ対策を関係閣僚に指示しました。このことは、消費税増税が国民生活や日本経済に大きな影響をもたらすことを政府自身が認めたことです。
日本経済は、2014年4月からの消費税の8%への引上げによって深刻な消費不況に落ち込み、2014年度の国内総生産(GDP)は2013年度比でマイナスの転落、安倍首相も2015年10月に予定した10%への再増税を2回も延期しなければなりませんでした。
安倍首相は、今回は景気が上向いていると言っていますが、日本経済の6割を占める家計消費は落ち込んだままです。安倍内閣の下で、2人以上世帯の実質消費支出は増税前に比べ21万円減りました。この根本には、安倍政権の下で、パートを含む労働者全体の実質賃金が18万円減ったという事実があります。消費と所得という暮らしと経済の土台が悪化しているのです。
安倍首相は、一部の食料品の税率の据置きや「教育無償化」など消費の落ち込みに対策を取るので影響は抑えられると言いますが、国民生活と経済の土台が改善しない限り、どのような対策を取っても消費税増税がもたらす影響は甚大なものにならざるを得ません。消費税は低所得者ほど負担が重い逆進的な税金で、自動車や住宅の税金を減税しても、多くの国民にはほとんどその恩恵はありません。
また、今、中小商工業者の中で大問題になっているのが、「軽減税率」導入に伴う「インボイス制度」の導入です。これにより、500万とも言われる免税業者が取引から排除されたり、新たに納税義務と煩雑な事務負担を伴う課税業者にならざるを得なくなったりします。また、雇用契約がない請負労働者や建設職人などにも深刻な影響が生じます。「インボイス」の導入には、日本商工会議所を含めて、中小企業団体、商工団体がこぞって反対しています。
よって、政府におかれては、2019年10月の消費税増税は中止し、経済の立て直しと歳入・歳出の見直しで、消費税に頼らない税制を実現することを強く求めます。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
提出先は、内閣総理大臣、財務大臣です。
ご賛同よろしくお願いいたします。
○議長(
島田久仁代議員) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております議案は委員会の付託を省略することに決しました。
議第27号議案
義援金差押禁止法の恒久化を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議第27号議案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議第27号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第28号議案 無戸籍問題の解消を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議第28号議案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議第28号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第29号議案 認知症施策の推進を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議第29号議案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議第29号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第30号議案 国民健康保険に対する国庫負担の拡充を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議第30号議案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議第30号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第31号議案
被災者生活再建支援制度の拡充を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議第31号議案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議第31号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第32号議案 日米地位協定の抜本的見直しを求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
本件を採決いたします。
議第32号議案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議第32号議案は原案のとおり可決されました。
続いて、議第33号議案 消費税の10%への増税中止を求める意見書について質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 質疑なしと認めます。
討論ありませんか。
これより討論を行います。
反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
12番、笠原進議員。
〔12番(笠原 進議員)登壇〕
◆12番(笠原進議員) 12番、笠原進です。
消費税の問題についてはいろいろな意見があると思います。私は値上げすべきではないという部分で2つの点に絞ってきょうは討論したいと思います。
今私も値上げしないでねという国に出す署名を集めています。土曜日、日曜日とも石神の地域を回って署名を集めてきました。出てくる質問の一つに、では上げなかったらどうするの、財源はどうするのという質問がよく出てきます。共産党が今言っている財源の一つは大企業や大金持ちの人たちの税金、この部分について、とりわけ今株価が非常に上がっているので、株主のもうけが非常に大きいと言われています。それが景気がいいのかどうかというのはよくわかりませんけれども、日本の株主のもうけに対する税率は法律では20%です。ついこの間までは半分に減らしているので、10%でした。今法律どおり20%になっています。アメリカにしろ、ヨーロッパの各国は大体多いのは30%から40%の間です。だから、40%の国と比べると、日本の株主は税金は半分しか払っていない、そういうのが今の現状です。だから、私たちはこの部分をヨーロッパ並みに株主のもうけに係る税率を引き上げようという提案をしています。これで概算で約4兆円入ってきます。すごく金額が大きい部分です。そういう部分であるとか、それからもう一つはこの消費税を上げなさい、かわりに法人税を下げなさい、これが経済団の主張です。今回も経済団はそう言います。では、日本の大企業の税率は高いのと、よく高いというふうに勘違いする人がいますけれども、法で定められている税金は税率は高い、だけれども実際には研究開発税だとか、いろんな名目に使える節税といいますか、それがたくさんあって、実際に大企業が課税されているものは会社によって違いますけれども、平均でいうと12%程度だそうです。一方、中小企業は18%から19%払っているわけです。だから、そういう中小企業並みに大企業もそういう部分を削って、きちんと税金を払ってもらう。これでもうすぐ1兆円から2兆円上がってきますから、これを税率改正をやれば、消費税の増税は全くしなくて済むというのが私たちの提案です。
もう一点は、外国へよく行かれる方は、いや、そんなことを笠原さん言ってもイギリスなんかは税率高いよ。19%とかそういう高さだよ。日本はまだ8%ではないのと言います。これは結構皆さん知らないことなのですけれども、先日の新聞を見ていましたら、国税、国の税金の中に占める消費税、これはどのぐらいになっているのかという統計が出ています。日本は14.9%です。ヨーロッパでイギリスは日本より低い、ずっと見て、スウェーデンも低い。イギリスは日本より税率はすごく高いのだけれども、食料品はゼロです。ぜいたく品には高い。かけられているものは少ないということです。日本は全部8%ですから。今軽減税率で騒いでいるけれども、10%に上げないものが一部あるというだけですから。日本は14.9%で、日本より高い国をずっと探したら、フランスのみが15.2%でした。フランスだけが国税に占める消費税の割合は日本よりほんのちょっと高いというだけで、あとは全部、ドイツもイギリスもスウェーデンも多くの国はみんな日本より低いということです。だから、税率だけ見て、日本の消費税は低いという考えは間違いです。8%の今の段階で十分国税への消費税の負担は高い割合に日本はあるということですから、もう10%に上げる必要はさらさらないと思います。
以上です。
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 反対討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 賛成討論願います。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
議第33号議案は原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立少数〕
○議長(
島田久仁代議員) 起立少数であります。
よって、議第33号議案は否決されました。
お諮りいたします。ただいま可決されました議案のうち議第27号議案、議第28号議案、議第29号議案、議第30号議案、議第31号議案、議第32号議案については、議長において関係機関へ送付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、議長において関係機関へ送付いたします。
△閉会中の継続審査申出について
閉会中の継続調査申出について
○議長(
島田久仁代議員) 日程第37、閉会中の継続審査申出について及び日程第38、閉会中の継続調査申出についてを一括議題といたします。
報告は事務局長がいたします。
事務局長。
〔事務局長(島崎昭生)登壇〕
◎事務局長(島崎昭生) 議長にかわりまして、閉会中の継続審査、調査申し出について申し上げます。
初めに、閉会中の継続審査の申し出について申し上げます。
厚生常任委員会、陳情第7号 新座市家庭保育室への補助金継続についての陳情書。
次に、閉会中の継続調査の申し出について申し上げます。
総務常任委員会、行財政状況について、選挙及び監査事務について。
文教生活常任委員会、
教育委員会所管事項について、
市民生活部所管事項について、
農業委員会所管事項について。
厚生常任委員会、
総合福祉部所管事項について、
こども未来部所管事項について、いきいき健康部所管事項について。
建設常任委員会、
都市整備部所管事項について、
上下水道部所管事項について。
議会運営委員会、議会運営について、市議会だよりの発行について。
議会改革特別委員会、議会改革等に関する調査研究について。
都市高速鉄道12号線特別委員会、都市高速鉄道12号線の延伸について。
新
庁舎建設検討特別委員会、新庁舎建設等に関する調査研究について。
オリンピック・
パラリンピック特別委員会、オリンピック・パラリンピックに関する調査研究について。
以上でございます。
○議長(
島田久仁代議員) 以上、報告のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
島田久仁代議員) ご異議なしと認めます。
よって、報告したとおり承認することに決しました。
以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。
△市長の挨拶
○議長(
島田久仁代議員) 市長から発言の申し出がありましたので、許可いたします。
市長。
〔市長(並木 傑)登壇〕
◎市長(並木傑) それでは、議長から発言の許可をいただきましたので、平成30年第4回
新座市議会定例会の閉会に当たりまして一言お礼のご挨拶を申し上げます。
本定例会は、去る11月29日から本日までの19日間にわたりまして、議員の皆様の極めて熱心なご審議を賜り、追加議案も含め、上程をさせていただきました27議案全てご議決、ご承認をいただいたところでございます。まことにありがとうございました。本定例会におきまして、議員の皆様から頂戴いたしましたご意見、ご提言等につきましては、これを真摯に受けとめまして、今後の市政運営の参考にさせていただきたいと存じます。
さて、現在本市では平成31年度当初予算の編成作業を進めております。本定例会の答弁等でも申し上げましたとおり、来年度の予算も大変厳しい状況でありますが、新座市財政健全化方針策定後、初めての予算編成となりますので、目標として掲げた経常収支比率の改善、財政調整基金の積み増しを実現するするための第一歩となる予算を編成し、来る3月議会にご提案いたしたいと存じます。
平成30年も残すところわずかとなりました。年の瀬を迎え、議員の皆様におかれましては、今後も何かとお忙しい時間を過ごされることと存じますが、くれぐれも健康にご留意され、より一層のご活躍を心からお祈りいたしまして、閉会に当たりましてのお礼の挨拶とさせていただきます。1年間お世話になりました。ありがとうございました。
△議長の挨拶
○議長(
島田久仁代議員) 平成30年第4回
新座市議会定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
今期定例会は、去る11月29日に開会以来、本日までの19日間にわたり、条例改正や各会計の補正予算、指定管理者の指定などの議案が上程され、ご審議いただきました。また、このほか議員提出議案、陳情、いずれも重要な案件でありましたが、議員各位の終始極めて熱心なご審議により全議案を議了し、本日ここに無事閉会の運びとなりました。これもひとえに皆様方の議会運営に対するご理解とご協力のたまものと心から厚く感謝申し上げます。
また、市長を初め執行部、行政委員各位におかれましては、常に真摯な態度をもって審議にご協力いただきましたことに対しまして、深く敬意を表します。
なお、成立いたしました各議案につきましては、速やかに執行され、市政発展のため、より一層のご努力をされますようお願いを申し上げる次第でございます。
年の瀬も迫り、いよいよ寒さも厳しくなりましたが、健康には十分留意され、今後とも市政の推進にご尽力賜りますようお願い申し上げますとともに、希望に満ちた新年を迎えられますようご祈念申し上げまして、閉会の挨拶とします。
△閉会の宣告
○議長(
島田久仁代議員) 以上をもちまして、平成30年第4回
新座市議会定例会を閉会いたします。
大変熱心にご苦労さまでございました。
閉会 午後 3時08分
以上、地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
新 座 市 議 会 議 長 島 田 久 仁 代
(署 名 議 員)
新 座 市 議 会 議 員 森 田 輝 雄
新 座 市 議 会 議 員 石 島 陽 子...