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平成30年第4回定例会−12月13日-08号

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  1. 新座市議会 2018-12-13
    平成30年第4回定例会−12月13日-08号


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    平成30年第4回定例会−12月13日-08号平成30年第4回定例会  平成30年第4回新座市議会定例会 議事日程第8号                             12月13日午前9時開議 第 1 一般質問    12番 笠原  進 議員    17番 小野 大輔 議員    11番 辻  実樹 議員    10番 石島 陽子 議員 出席議員 25名      1番   鈴  木  明  子         2番   助  川     昇      3番   小  池  秀  夫         4番   伊  藤  信 太 郎      5番   森  田  輝  雄         6番   池  田  貞  雄      7番   平  野     茂         8番   島  田  久 仁 代      9番   中  村  和  平        10番   石  島  陽  子     11番   辻     実  樹        12番   笠  原     進     14番   高  邑  朋  矢        15番   木  村  俊  彦
        16番   工  藤     薫        17番   小  野  大  輔     18番   塩  田  和  久        19番   平  松  大  佑     20番   鈴  木  秀  一        21番   野  中  弥  生     22番   佐  藤  重  忠        23番   白  井  忠  雄     24番   滝  本  恭  雪        25番   川  上  政  則     26番   亀  田  博  子 欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市   長   並  木     傑      副 市 長   山    糧  平   総合政策           永  尾  郁  夫      総務部長    細  沼  伊 左 夫   部   長                           市民生活   財政部長    遠  山  泰  久              大  塚  力  也                           部   長   総合福祉                    こども未来           鈴  木  義  弘              一 ノ 関  知  子   部   長                   部   長   いきいき                    都市整備           竹 之 下     力              広  瀬  達  夫   健康部長                    部   長   上下水道           橋  本  吉  弘      教 育 長   金  子  廣  志   部   長   教育総務                    学校教育           渡  辺  哲  也              梅  田  竜  平   部   長                   部   長                           選挙管理   会計管理者   江  原  達  夫      委 員 会   河  尻  広  海                           事務局長   監査委員           三  上  文  子   事務局長 職務のため出席した事務局職員                           事 務 局   事務局長   島    昭  生              生 田 目  真  一                           副 局 長  議事係主任   仁  木  雅  宏       議事係主事  猪  鼻  佑  己 △開議の宣告  (午前 9時30分) ○議長(島田久仁代議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。 △議長報告 ○議長(島田久仁代議員) 議長報告を行います。  22番、佐藤重忠議員から所用のため、会議時刻におくれる旨の連絡がありましたので、ご報告いたします。  以上でございます。 △一般質問 ○議長(島田久仁代議員) 日程第1、一般質問を行います。 △笠原 進議員 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員の一般質問を許可いたします。  12番、笠原進議員。    〔12番(笠原 進議員)登壇〕 ◆12番(笠原進議員) おはようございます。12番、笠原進です。通告に基づきまして、これから一般質問を行います。執行部の皆さんの前向きな答弁をお願いします。  最初に、行政問題です。2019年度の予算について。主要施策をどのように考えていますか。国庫補助を申請している事業はどのようなものですかということで資料をお願いし、既に資料を配布していただきました。皆さんお持ちだと思いますけれども、10月に発表された14回市民意識調査という冊子があります。私はこの冊子を見て、本当にたくさん宝物がこの中に入っているなというふうに思いました。4年か5年に1回行われる意識調査です。私たち共産党も大体2年ぐらいに1回意識調査、アンケートをやっています。私たちの場合には、全戸にポストインして返ってくるという、そういうものですけれども、これはこちらが選んで、送ってもらう。ただ、回答の数も非常に多いし、すごくいいものだというふうに思いました。これを参考にしながら、当然今市民が何を求めているのかということを考えて事業を行うということはすごく大事なことだと思います。同じような質問もたくさんあるので、変化もわかって、しかも今回の報告書は経年比較もあるし、それぞれの年代ごとに男女に分けて、どう考えているのかということも出ているし、すごく改善もされて、いいものになっているというふうに思いました。  定住意識についても新座市の住み心地ということで何十年にわたってずっと見ていて、この7ページにありますけれども、平成11年度で見ると、どちらかといえば住みよいというふうに言った人は、この時点では47%だったものがずっと上がってきて、今は73%というふうにまで上がってきた。これは、本当に執行部の皆さんの頑張りだと思います。これは私たちも同じような意識調査をやっていて、以前と比べると新座市が住みよくなってきたという回答がすごく多くて、前の須田市長にもお伝えしましたけれども、私たちもそういうふうにだんだん多くなってきて、いいことだなというふうに思っています。  どこがいいのというふうになっているのが10ページ、11ページに出ているのですけれども、トップではないのですけれども、福祉や保健サービスが充実しているというものがかなり上がってきて、しかも性と年齢で見ると30代と40代の女性にその割合がほかに比べるとすごく高くなってきているというのが、これはやっぱり第一に言うのが市長も同じように考えると思いますけれども、18歳までのこども医療費の無料化という、それが皆さんの意識の中に残っているというのが非常に大きな話ではないかなと思います。  市政の要望についてというので、市政の満足度と重要度というので、満足している施策は、これ見てびっくりしましたけれども、第1位に健康診査など、健康管理のための事業の充実というのが初めてトップに入ったのです。私は、これを見るまでこういうふうに思っていなかったので、すごくびっくりしました。これももちろんこども医療費も入っていきますけれども、特定健診だとか、がん検診の無料化というものがやっぱり強く出てきている中身だというふうに思います。私たちもこの特定健診やがん検診に賛成だし、何度も一般質問やって、数年前からこれが実現できて、本当に頑張ってきたかいがあるなというふうに思いますけれども、これからやってほしいという施策の中の2番目に地震などの防災対策の部分が入って、これは全国的に共通ですけれども、今災害もすごく多くなって、やっぱりここの防災、減災が非常に重要な要望になっているというのはよくわかります。10年前が13%ですから、それが今35%まで上がっているという、そういう部分で、時間の関係で全部言うわけではありませんけれども、この中には私たちがこれからやらなければならない施策の参考になるものがたくさん詰まっているというふうに思うのです。もっともそのためにこれをやっているわけですので、これを参考にしながら、来年度の施策も考えてもらう必要があると思うのです。  それで、資料を出していただいて、これぱっと見ると、後で聞きましたけれども、ここで言っているのは主に工事だとかそういう部分がここへ載っているので、それ以外の福祉施策だとか、そういうものは何もことしの夏に申請しなくても来年の3月とか4月に申請すればいい話なので、載っていないのですということで、そこだけ理解していないと、この資料見て、えっ、これだけしか補助がないのというふうになるので、それはいいのですけれども、この中でさっき言った地震対策などの防災、減災という部分が当然来年度の予算をつけていくときの大きな柱になると思うのですけれども、ちょっと見る限りではよくわからないのです。関係してくるなと思われるのは、下水道事業で溢水対策だとか、私は今は文教にかわって、この間までは厚生で、その前は建設でしたけれども、建設のときには、これは共産党だけではなくて、ほかの党も一致して、調整池を含めて、本格的な対策をとらないとだめだよと言い始めてもう何年もたつ話ですから、当然そういう問題が来年度の大きな柱になると私は思っているのですけれども、これを見る限りではよくわからないので、そういうことも含めて、ぜひご答弁をいただきたいと思います。これが1番目です。  2番目の放課後児童保育室について、(1)、大規模化、狭あい化解消に向けた取り組みについて。解消策をどのように考えていますかということで、これも資料を要求して出していただきました。  2番目が支援員の処遇改善について。処遇改善にはどのように取り組まれていますか。平成31年4月以後は、2事業者による指定管理となりますが、どのように改善しますかという2点をお聞きいたします。  この放課後児童保育室の問題は、私たちも繰り返し提起をしてまいりました。亡くなった芦野議員も中心で取り組んできましたし、指導員の経験を持つ石島議員も取り組み、私と3人が入りかわり立ちかわり主にこの問題を取り上げてまいりました。一部進んではいるけれども、1番目の大規模化、狭隘化解消に向けた問題というのは、執行部の答弁も二転三転して変わっていますし、もう本当に条例、新子ども・子育て計画ができて、あと1年ちょっとの期限までたって5年以内にはちゃんとやりますよと。今は到達までは結構離れているけれども、5年間の猶予期間があるので、その間にはちゃんとやりますよというのが条例をつくったときの担当の課長や部長の答弁で、そのとき私は厚生常任委員長をやっていましたので、よく覚えていますけれども、そういう議論をあのときに盛んにやって、今はこの条例どおりにならないのだけれども、5年間の猶予期間の中でやりますというふうにはっきり明言をして、条例もつくって、施策をやってきたわけです。あと1年ちょっとというふうになったこの時点で改めてお聞きをしたいのですけれども、この条例は最低基準を定めているだけで、最低基準を定めているだけなのだけれども、どうもその最低基準さえ猶予期間内の間に守られないのではないかという、非常に強い危惧を感じています。  資料も出していただいて、今後の支援単位数の見込みというのも出ていますけれども、これを見ると、これはあくまでも予測ですから、平成31年度に入室する児童数は1,563人、これはあくまでもことしの平成30年の4月で申し込んだ数と同じ数を見ているのですけれども、という資料になっています。ところが、平成32年の4月1日という、新条例のもとに置かれる現在の施設数でいうと1、406人しか入れないという数なのです。しかもこれは余裕があるところも出てくるので、この差はもっと大きくなる。実際に入所できない数でいくとすごく大きくなる。例えば一番大きい数字でいうと、陣屋小は83人希望が出されて、46人は入れるけれども、37人は入れないと。ほぼ半分がこのままいくとは入れないという、そういうふうになるわけです。そうすると、建物をつくらない限りは保育所と同じように待機児童を出すというふうになる公算が非常に高くなる。きょうまでのいろんなやりとりを聞いていると、これは放課後児童保育室の話ではありませんけれども、いろんな部分で市長は財政が大変で、財政が大変でと、こう言っているわけです。そうすると、ここの数字に見られるような200人近く、百七、八十人がこのままだと入れなくなるという感じなのですけれども、その人たちがちゃんと入れるようになるような、そういう建物を来年度の予算で本当に措置できるのかという話なわけです。来年度の予算で措置できなかったら、あと選べるのは待機児童を出すか、条例違反して入れるかというどっちかしかないわけです。だから、私は出されたこの資料を見てもすごく危惧を感じるのですけれども、当然執行部はほかの施策とは違った、条例を守るためにも絶対必要だという、この部分についての決意が必要だというふうに私は思うのですけれども、まずは最初1回目ですから、その点についてどんなふうに考えているのかということをお聞かせ願いたいと思います。  支援員の処遇改善についても今回指定管理の問題については、17日の月曜日にここで議論するので、きょうは通告をしていません。それは、月曜日に議論するから、そこで結論出るのでと思っているのですけれども、4月以降、今の形でいうと社会福祉協議会とシダックスと、2つの業者が11と6に分かれてやるというふうになります。だから、構造もすごく複雑になってきます。支援員の処遇について、私たちは今どうなっているのかということは当然お聞きしたいわけですけれども、ついこの間までは少なくともこの朝霞市、新座市、志木市、和光市、4市の中では一番低い。割とたくさん指導員を抱えているお隣のふじみ野市と比べても低いというふうに言ってきました。全県の資料を私も持っていないので、よくわからないのですけれども、改善しますと言って、嘱託の部分のベースアップはやったわけです。4月1日からやる。2017年分としてはまた20万円の手当というか、ベースアップとは別に出すという、そういう格好で改善はしてきていますけれども、でも聞くところだと、そんなに朝霞市や志木市、和光市と比べて、肩を並べるようになったとか、そこを抜いたとかという、そういう水準にはないのではないか。依然として4市で第4位という低い水準にあるのではないかなと思っているのですけれども、それはどんな様子でしょうか。結局そういうことが社会福祉協議会の何回募集しても来ないという、そういう実態につながっていっているのではないかというふうに思うのです。  今度は2事業によるというふうに書きましたけれども、2つの業者がやるというふうになっていると、今までは割と補助金をもらうというふうになると、補助金をもらうのは指定管理者でなくて、市ですよね。もちろん市も応分の負担をするわけですけれども、負担をして、それで国に補助金申請する。補助金申請すると、わかりましたと言ってもらって、もらった分が処遇改善なら処遇改善で今までと違って、ほぼそれを上乗せして、指定管理の料金とは別に上乗せしてやってきました。社会福祉協議会だから、当然2万円上がったけれども、手数料で5、000円取るよとかということがなくて、2万円上がればわかって、2万円がそのまま指導員のところに上がるというふうになります。今度は、言っては悪いけれども、営利を追求する民間事業だから、社会福祉協議会とは違う性格の会社が入ります。その会社がいいか悪いかは別にして、そうすると補助金の扱いというのはどうなるのだろうか、当然すぐ思うわけです。社会福祉協議会については同じように出しますと。民間の事業者についても同じように出すのか、出したら、それがストレートに支援員の皆さんに入っていくのか。いや、そこまではわかりませんと、あくまでも会社に出しただけで支援員まで行くかどうかはチェックできないのですというのか。そういう部分についても当然今度は新しい時代になるから、よくわからないわけです。そういう問題については、シダックスかどこかがいいかという話ではなくて、どこがとったってそういう問題になるわけですから、当然想定していると思うので、どんなふうに考えているのだろうかというのがこの2番目の2事業者という、そういう部分です。いずれにしても福祉の業界で働いている人たちは、決してその他の別の建設やいろんな部分と比べてもすごく低いというのが今の、これは国の発表ですから、せっかく国が、国自体は今いろんな補助金をふやしていますけれども、その補助金を活用して、市も県も国もそれぞれ出して、支援員の待遇改善をしようというふうになったときに、それをいただいたときに、支援員のところにみんな届かないと、これは意味がないわけですから、この辺についてはどんなふうに考えて準備しておられるのかお聞かせください。  3番目の教育問題です。小・中学校の体育館へのエアコン設置についてです。総務省の緊急防災・減災事業債を活用して、全校に設置すべきと考えますが、いかがでしょうかという部分です。これは既に川上議員も質問していますし、今大きな問題になっていて、朝霞市が昨年度から、2017年度から、基本的に私が聞いているのは、一遍にはできないから、全校にやるというので2017年度、去年からもう既に始めて、幾つかの学校はもう工事も終わったというふうに聞いているのですけれども、新座市は川上議員への答弁だと、今は金もかかるし、設計費も持ち出しになるので、すぐはできないという話です。  この事業債は、もともとは東日本大震災のところから、2012年にこの事業そのものはスタートして、その後熊本県の地震もあって、だから学校の避難所になるから、体育館にエアコンをつけていいですよというのが新しい追加されたところです。それを活用してやろうというふうに今なっているので、しかも2020年までの期限になって、前に1回期限が切れた本体の部分は地方自治体から強い要望があって延ばしたわけです。延ばして、2020年になっている。今も当然市長会や知事会はこれをもっと延ばしなさいよという立場ですけれども、1回延ばしているから、ずっと延ばしていくのかというのはよくわからないです。だから、ひょっとしたら2020年で終わるかもしれないと。ここは断言できない部分です。1回既に延ばしていますから。国は、まだ延ばすと言っていないので。だから、そう考えると、今決断しないと、いや、大丈夫ですよと、もっと後まで延びるから、何とかなりますよなんて言っていて、なくなったらもうこれは大問題ですよね。だって、皆さん認めているように、これはすごくいいというか、当面100%認めるから、しかも7割は後でちゃんと措置しますから、実際の自治体の負担は3割ですよと。これは同じようないろんなものと違って、今国もこういう震災だとか、そういう対策に今力を入れようというふうになっているから、特別な、しかも時限的な時を限ったものなわけです。だから、そう考えるとやっぱり今踏み込まないといけないと思います。  財政が大変だから、大変だからと言って、それで後回しにするという話ではないと私は思うのです。最初に市民意識調査も配りましたし、これは全国的な傾向ですけれども、福祉もすごく大事、ほかも大事、だけれども、防災は待っていられないよという意識が国民の中にすごく大きい。だから、優先すべきものは防災だよ、減災だよと、私たちも同じ公共事業で考えるなら、それは区画整理は悪いわけではない。だけれども、今急ぐべきものは区画整理事業よりはこの防災・減災対策だ。さっきの話でいうと、溢水やそういう問題について、やっぱり不安をなくすということが今一番公共事業に求められている、最優先する課題だというふうに思うのです。  そう考えると、いざ何かのときに避難所になった体育館にいろんなケース見ていると、一番使うのは体育館です。だって、教室は子供たちの勉強の場だから、体育館も体育活動の場なのだけれども、とりあえず教室を使われるよりは体育館を使って、それで避難生活をするのは優先されるという話になるので、そう考えるとやっぱり今一番急ぐような話になるのではないかなと私は思っているのですけれども、その点についてどんなふうにお考えでしょうか。  最後は、国民健康保険の問題です。国民健康保険税について。1、赤字解消計画などについて。県との協議はどのようになっていますか。ここで、かぎ括弧つけて「赤字解消」と書きましたけれども、ここでいう赤字というのは一般会計からの繰入金を国や県は赤字と言っているので、普通私たちが考えるような赤字とは全然違うものなので、かぎ括弧をつけてありますけれども、県は6年かけでやれよというふうに言っていて、そのために値上げしなくてもいい値上げをこの3月でやったわけです。値上げしなくてもいいというのは、決して新座市の国民健康保険事業特別会計は赤字になって、仕事ができないよというのではないのに一般会計からの繰り入れを減らしなさい、6年かけてなくなるようにしなさいというふうに言ったために値上げして、値上げした分をそっくり貯金するという、そういう異常な形態に国や県によって追い込まれたというのが正直なところだと思うのですけれども、その点での協議はどんなふうになっているのかというのが1番目です。  均等割の減免について。国民健康保険税は協会けんぽなどと比べて非常に高額です。子供の均等割を減免すべきです。市はどのように考えていますかということで、これも6月議会、9月議会と条例提案もして、やっぱり改善すべきだと私たちは訴えてきました。もう一度話をしますと、これは市が出した資料でいくと、国民健康保険に加入している人、それから協会けんぽに加入している人、協会けんぽというのは、例えばその辺の町工場だとかというところに働いている人と同じ条件で、ここの場合には夫が42歳で、給与収入が400万円、固定資産税が6万円、これが国民健康保険の加入者で、子供が3人いた場合、この4月の値上げによって幾らになったかというと、1年間で39万3,800円なのです。協会けんぽはどうか。今言ったように、自分のおうちでお店を経営しているとか、自分の家のところの一画で仕事場をつくって、そこで製品をつくっているとかいう人は自営ですから、国民健康保険に入るわけです。もう自分の選択ではないのです。仕事によっても決められてしまうわけです。同じようにお隣の人が同じ条件で収入も同じだと。だけれども、勤め先がちょっと離れた町工場で働いているという人は幾ら払うのかといったら23万2,968円です。片方は39万3,000円払って、片方は23万3,000円払うわけですから、16万円も違うわけです。隣同士になっていて、自分でお店をやったり、自分の家に仕事場を持っている人は何で16万円も払わなければいけないのというふうに思うし、6年間こんなふうに上げていきますよというふうに上げていくものはみんなこれから均等割はどんどん、どんどん上がるわけです。この間まで3,000円だったのが9,000円に上がったわけです。これが今度は3万、4万円と上がっていくわけです。ますますこれが開いていくという、そういう状況のもとで、せめて協会けんぽと同じようになってほしいよねというのは、これは国民健康保険加入者の当然の願いだと思います。私は3月にこういう提案をするために、運動をやっているときに、近くの方にお話ししたら、自分も夫が自営なので、2人の子供を抱えて大変です、本当に何とかしてくださいというふうに言われましたけれども、絶対必要だと思います。  最後に、3番目の国民健康保険税の値上げについて。本年第1回定例会で6年連続の値上げ計画が示されました。来年の値上げの計画はどのようになっていますか。私は値上げすべきではないと。さっき言ったように赤字で値上げするのではなくて、一般会計からの繰入金をなくしていくために値上げする、こんなことは到底認められないというふうに思うのですけれども、この点について市長はどんなふうに考えているのか。当然市長もそういう人たちの声はおわかりになると思います。だから、同じ市民なのにそんなに違っていいのか。これから後の値上げ計画どおりにやっていくと、協会けんぽと比べればもう2倍以上、2.何倍になるというのはもうはっきりしていますので、ここはやっぱり今踏み切るべきときだし、値上げもやるべきだというふうに思います。  以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) おはようございます。それでは、笠原進議員のご質問に順次お答えしてまいります。  1、行政問題、1、来年度の予算編成についてのご質問をいただきました。平成31年度予算における主要施策でございますけれども、現在厳しい財政状況の中、予算編成作業を進めているところでございます。昨年度から引き続き実施している志木駅南口広場整備事業、大和田二・三丁目地区新座駅北口土地区画整理事業への対応も図りつつ、事業の選択を行ってまいりたいと考えております。具体的な内容につきましては、平成31年第1回定例会において施政方針及び平成31年度予算の中でお示しさせていただきたいと存じます。  続きまして、平成31年度の国庫補助金を申請している事業はどのようなものかというご質問でございますが、配布させていただきました資料のとおり、一般会計では志木駅南口駅前広場等整備工事や大和田・坂之下橋整備事業など6事業で、事業費11億6,047万2,000円に対しまして、国庫補助金5億280万円を概算要望をしております。また、特別会計につきましては、下水道事業で事業費3億1,600万円に対しまして、国庫補助金1億5,800万円、北口の土地区画整理事業で事業費5億円に対し、国庫補助金2億5,000万円、大和田二・三丁目地区は事業費1億6,700万円に対しまして、国庫補助金9,200万円を要望しております。要望どおりいつも来ないのが苦しいところでございまして、一応要望はしているということでございます。  ご質問の中で、防災・減災の対策についての補助ということでございますが、答弁を財政部長のほうからさせていただきたいと思います。  2、福祉問題、1、放課後児童保育室の(1)、大規模化、狭隘化解消に向けた取り組みについてご質問いただきました。本市といたしましては、放課後児童保育室の大規模化、狭隘化の解消に向け、本年5月に栄小学校の既存教室を改修し、栄放課後児童保育室の拡張整備を行いました。また、現在大和田小学校の隣接地に放課後児童保育室を増設する準備も進めております。来年度中には整備を完成させたいと考えております。今後につきましては、教育委員会との連携を図りながら、ココフレンドの新規実施校や、ココフレンドの開設時間の拡充に努めていただくとともに、既存教室の改修、敷地内あるいは隣接地での施設整備を含めて総合的に検討し、大規模化、狭隘化対策を進めてまいりたいと考えております。また、平成31年度の施設整備につきましては、現在予算編成作業を行っている状況でございますので、3月議会で具体的にお示しさせていただきたいと思います。施設整備で解消できない箇所につきましては、民間事業者の参入も視野に入れて検討させていただきたいと思います。   (2)、支援員の処遇改善のご質問をいただきました。平成29年度に決定したベースアップを維持しており、社会福祉協議会の嘱託職員につきましては、それに加え、今年度から毎月処遇改善手当を支給しております。また、臨時職員については時給加算、第1種臨時職員については経験給加算を行っております。こうした処遇改善により支援員の欠員解消に向けて取り組んでおりますけれども、解消には至っておりません。平成31年4月以降につきましても社会福祉協議会において引き続き支援員の確保に努めていただく必要があるため、市といたしましても非常に厳しい財政状況でありますが、放課後児童支援員処遇改善事業費補助金が継続する限りはこれまでと同様に処遇改善の実施を検討してまいります。一方、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社につきましては、本会議において議決をいただき次第、具体的な協議を実施し、処遇改善の要否につきまして検討してまいりたいと思います。実際国庫補助で市から例えばシダックスに渡ったときに、満額処遇改善のために補助金が使われるかどうかにつきましても今後の相談というようなことになると思います。  教育問題につきましては、教育長のほうからご答弁を申し上げます。  4、国保問題、1、(1)「赤字解消計画」について県との協議はどうかというご質問でございます。赤字解消計画につきましては、解消を削減すべきものと分類される決算、補填等を目的の法定外繰入金が発生した場合には作成する計画で、本年度では平成28年度決算で削減すべき赤字が発生しており、平成30年度中にその解消が見込まれないことから、これを作成、提出するものでございます。当初当該計画について、平成30年3月末までに県へ提出することとなっておりましたけれども、新制度施行開始前であることを勘案し、策定が困難な場合は平成30年3月末までに赤字の発生状況を報告し、平成30年度中に策定、提出すればよいこととされました。  なお、国からの通知では県と協議して計画を策定することが示されておりますが、県におきましては埼玉県国民健康保険運営方針において赤字解消削減の取り組み、目標年次が示されていることから、本方針に沿った計画を作成する場合に当たっては特段の協議は求められておりません。本市における計画作成のスケジュールといたしましては、平成31年2月に開催する新座市国民健康保険運営協議会に諮り、計画作成の上、埼玉県へ提出する準備を進めているところでございます。  なお、赤字削減解消計画の内容といたしましては、平成30年2月21日の全員協議会で提出させていただきました「今後の見通し」を基本として定める予定でございます。平成31年度当初予算編成とあわせて、検討をしているところでございます。もうしばらくお待ちいただきたいと思います。   (2)、均等割の減免についてのご質問をいただきました。第2回定例会でも同様の質問をいただき、本市では平成30年度の税率改正に当たり、均等割、減免実施の是非を検討いたしましたが、本市の均等割は他市と比較しても低く、多子世帯に配慮した金額としていること、少子化対策としてこども医療費の無償化など、積極的に取り組んでいることなどを考慮し、実施を見送った経緯があります。また、今後は応割、応益割の平準化を目指すに当たり、多子世帯のお子さんも大きくなる見込みであることは認識していることなどをご答弁申し上げたところでございます。第3回定例会におきましても議員提出議案としてご提案いただいたところでございますが、多子世帯に対する対応は公的保険制度のあり方を検討する中で、その財源を含めて、国で議論されるべき問題ではあると考えております。そのため、全国知事会、全国市長会においても国に対し、均等割、減免導入に係る財政支援策を講じてもらうよう要望しているところでありまして、国民健康保険中央会など、国保関連9団体としても過日開催された全国大会におきまして、同趣旨の内容の決議を行いまして、政府に陳情いたしました。本市といたしましては、埼玉県における保険料統一に向けた検討の状況を見守るべきであると考えており、今後も国、県に対し財政支援策を要望していくとともに、他市の動向を注視してまいりたいと存じます。
      (3)、国民健康保険税の値上げについてのご質問でございます。埼玉県国民健康保険運営方針において、平成30年度から平成35年度までを広域化による激変緩和措置の実施期間として定められたことを受け、法定外繰入金の解消や2方式への移行方針などを定め、本方針に基づく税率の見直しをお示ししたところでございます。11月20日に仮係数による平成31年度納付金の試算が埼玉県から通知されましたが、あわせて示された標準保険税率と本市の現行税率を比較いたしますと、大きな乖離があることは事実でございます。県の国民健康保険運営方針にのっとりまして、改正を行っていく必要があると認識しているところでございます。被保険者の皆様に大きな影響を与えるものでございますので、現在来年度の予算編成とあわせて慎重に検討しているところでございます。もうしばらくお時間をいただきたいと存じます。  教育問題は、教育長のほうからご答弁を申し上げます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) おはようございます。笠原進議員から教育問題、小・中学校の体育館のエアコン設置についてのご質問がございましたので、お答え申し上げます。  体育館へのエアコンの設置率は、県内でも大変低い状況でございまして、県内の小・中学校の体育館は1,439館ございます。そのうちエアコンが導入されているところは6館しかございません。6館をいろいろ調べてみますと、狭山市とか入間市は1館ずつあるのですが、これはいわゆる騒音ですよね。基地がございますので、騒音対策としてエアコン、窓をあけられないからエアコンを設置しているということでありまして、また和光市1館、それから志木市にも1館ありますが、これは新しく学校を建て直した、あるいは新設をしたというようなところで、全て断熱等の措置も施した上でのエアコンの導入ということになっております。ですから、この6館で、今朝霞市はやっていますが、これ平成29年の調査ですが、6館しかないということで、設置率は0.4%にすぎないわけです。学校の体育館は災害時に避難所としての機能も求められているわけですから、冬の寒いときとか、夏の暑いときにエアコンがない状況で避難所というのもなかなか難しいかなというふうに思いまして、教育委員会としましてもエアコンの整備の重要性は認識をしておるところでございます。  笠原議員から体育館のエアコン設置について、緊急防災・減災事業債、いわゆる緊防債、この活用のご提案がありましたけれども、さきに行われました川上議員の一般質問に市長から答弁したとおり、附帯工事とか設計等々あるいは断熱工事もある程度しなければなりませんので、こうしたものはこの緊防債の対象外になっておりまして、一般会計からの持ち出しが大変多くなるというようなことでございます。市長からもそういった答弁があったと思いますが。また、緊防債の期限が平成32年に工事が完了していなければならないというような期限つきの補助でございますので、短期間のうちに工事に着手して、平成32年度までに完了しなければならないとなりますと、なかなか難しいと同時に、一気に一般会計に与える影響というのは大きなものがございまして、今後市長部局と連携を図りながら、設置に向けて調査・研究を進めてまいりたいと存じます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 財政部長。 ◎財政部長(遠山泰久) それでは、市長答弁に補足をさせていただきまして、平成31年度当初予算、今編成中ですけれども、その中の防災、減災に係る予算に関して答弁をさせていただきます。  10月1日の市長の平成31年度予算編成方針における基本方針の中でも近年全国的にも多発している豪雨災害や震災などに対する防災基盤の強化についても市民の皆様の安全安心につながる取り組みとして、引き続き計画的に進めていかなければならないということで、基本方針の中でこれは優先的に進めていくということをうたっております。具体的に申し上げますと、資料としてお示しさせていただいた国庫補助を申請している事業の中にもございます。一般会計の5番の橋梁点検、こちらについては、やはり大きな震災等に対する対策という部分もございますので、そういった意味からも優先的に補助申請をしているというものでございます。また、下水道事業特別会計における下水道整備事業、こちらについても溢水対策等の予算事業が多く含まれているものですので、こちらもそういった内容かと存じます。  あと、そういった国庫補助を申請している事業以外でもやはり近年の豪雨対策というか、雨水対策については非常に力を入れていきたいというふうに考えておりまして、まだ予算編成の途中ですけれども、今検討しているものとしては溢水対策事業として、市内で地域的に溢水の非常に激しい箇所がございますので、そういったところの雨水の支線工事ですとか、あるいは雨水管理総合計画の策定ですとか、あるいは道路でいえば集水ますの改良工事ですとか、そのほかにも細かいものですけれども、止水板等の設置工事費補助、これは継続して行うですとか、あるいは土のうステーションの整備、雨水貯留槽の設置費補助等、雨水対策事業については優先的にといいますか、進めていかなくてはならない事業として今検討を進めているところでございます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) それでは、質問いたします。  今最後に補足があった国庫補助の部分、ちょっと納得しがたいような話です。私、毎年聞いていて、皆さんのお手元にはないけれども、これは平成29年の国庫補助申請のものです。何があるかといいますと、防災関係でいうと、防災行政無線の改修工事、それから災害備蓄倉庫の整備事業、災害備蓄品の購入事業、こういうものがずっと並んでいます。だから、これは予定どおりやっていたということです。今出た橋梁点検はそうなのですと言うけれども、橋梁点検は去年は1,100万円で、ことしよりははるかに多いです。下水道事業はどうかというと、下水道事業は、去年は3億1,800万円、ことしは3億1,600万円、ほぼ同じ。これは、私この後少し詳しく聞きますけれども、実際にはさっき言ったように、災害のものがすごく優先する、一般論ではそう言っているわけです、今部長は。災害問題を優先するのですと、溢水対策や雨水も、というふうに言っているのだけれども、予算の規模も変わりません。中身もほとんど前と同じだと思います。今答弁で、いろんな細かいものもやりますというふうに言うけれども、基本的に大きな工事を含めて、必要なものは国庫補助をもらうために先にこういうのをつくるのでしょう。ここに明確に入っていないということは、そういう防災や減災問題が最優先課題だというふうに問われれば答えるけれども、問われれば答えるだけであって、実際にはやろうとしていないのではないのですか。違いますか。  2点これにかかわって質問します。1点目は、去年もことしも下水道整備事業は今言ったようにほぼ同額の事業額と国庫補助を申請しています。私聞いているように、建設でももう本当に再三いろんな党・会派からこの溢水対策の問題だとか調整池も含めて、総合的検討が必要だということをもう何年にもわたって言われているではないですか。そういう部分の予算というのは、これはもちろん平成31年度の予算はこれから我々に示されるから、細かい分まで全部言えと言いませんけれども、どういうふうに念頭に置いて、ここに補助申請したのですか。中身をわかる限り話をしてください。  2つ目は、北口は去年も5億円で、2億7,500万円申請しているのです。市長も言ったように、申請してあるけれども、金は来ないのです。これはことしのことですけれども、平成30年度の部分で、北口は幾ら申請して、実際に内示があったのは幾らなのですか。大和田についてはどうなっていますか。当然来なかった何千万円か1億円超えるか、この部分は何によって補填をしているのですか、以上お答えください。 ○議長(島田久仁代議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(橋本吉弘) 来年度の国庫補助の申請事業についてでございますが、昨年度の国庫補助の申請事業とほぼ変わらない、若干減っているような形でございますが、この中身につきましては、基本的にはこれは昨年度になりますか、本年2月に全員協議会のほうで説明させていただきました新座市公共下水道雨水整備10か年計画、これを見直しを行いましたので、その平成31年度事業として位置づけております溢水対策事業について計上させていただいております。平成30年度、本年度におきましても同様の形で計上はさせていただいております。その中で、昨今の台風やゲリラ豪雨ですか、この被害状況をどうまとめて、改めて検証し直しまして、10か年計画の見直しを行ったわけなのですが、現在の補助事業の対象から申し上げますと、国庫補助の対象となりますのは下水道の事業認可に基づきまして、新規に整備する雨水路線が基本的に対象となります。昨今のゲリラ豪雨ですとか集中豪雨等による解消というのは基本的にはなかなか国庫補助にはなじまないということで、ここでどうしようかということで、これも全員協議会のほうで説明はさせていただいたのですが、これ国もスタートさせた新たな制度なのですが、雨水管理総合計画というものを策定すれば、今まで補助の対象とならなかった下水道の貯留施設ですとか、あと新座市内、今まで設計、降雨強度47.5ミリで設計はしているのですが、地区ごとにその強度も変えていいですよというようなものも新たな国の制度として設けましたので、これを新座市としても計画を策定して、申請をしていきたいと思っているところなのですが、これについては現状の把握ですとか、計画策定に今年度、来年度と、2か年かかってしまうような形で、実際動き出すのが平成32年度以降に認可の変更を行って整備をするということで、時間がかかってしまいます。当然被害は待ったなしで起こっているわけですので、これを何とかやりたいなということで、国庫補助は使えないのですが、単独費で被害のあったところに何とか雨水管等を整備しまして、枝線を整備しまして、完全な解消にはなりませんが、何とか解消を図ってまいりたいということで考えまして、単独費のほうでは先ほど財政部長のほうから説明ございましたが、平成31年度当初予算でまたお示しさせていただきますが、単独費のほうで計上させていただきまして、国庫補助に関しては、通常の今までやってきました新規の新たな路線、雨水の枝線、雨水の幹線工事を中心に進めてまいる予定で、今回こういう形でこういう計上をさせていただきました。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 区画整理事業の内示額等について答弁いたします。  新座駅北口土地区画整理事業につきましては、平成30年度の補助基本額としては5億円、それに対して、実際に内示があったのが8,167万5,000円ということで、内示率としては32.67%となっております。大和田二・三丁目の区画整理事業につきましては、要望額2億5,500万円に対して、これは補助基本額ですけれども、それに対して、実際の内示額というのは7,713万7,000円ということで、55%の内示率ということになっております。差額というのですか、補助率に対して出なかった分の差額については、基本的には補助金を差し引いた額に対して90%を市債、残りの10%について一般財源を補填するという考えでおります。  以上です。    〔「それぞれ内示だけではなくて、幾ら申請したのか。そうしないと、差額がわからないです」と言う人あり〕 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 新座駅北口につきましては、5億円に対して要望額は2億5,000……    〔何事か言う人あり〕 ◎都市整備部長(広瀬達夫) これが当初要望の段階では55%の補助率だったのです。ところが、内示というか、内示を含めて区画整理事業、北口については50%という補助率に下がったので、それで考えますと、2億5,000万円の要望ということになります。大和田については2億5,500万円に対して55%ですので、1億4,025万円の要望額ということで当初は申請いたしました。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) 私のほうからそのほかの防災対策の関係、説明をさせていただきたいと思います。  笠原議員のほうからご質問のありました防災行政無線のデジタル化につきましては、基本的には今年度で全て完了ということでなっておりまして、来年度以降はそういった防災行政無線に係るデジタル化については、もう完了しているということでございます。今回その補助金、国庫補助がないというものは今まで社会資本整備総合交付金ということで、そちらのほうを使って補助を受けていたものなのですけれども、基本的にこちらのほうが5年間の計画をつくらせていただいて、その計画の中で申請をしてやってきたもので、そちらの計画が平成30年で全て終了したということなのですけれども、その中には防災行政無線のほか、倉庫の整備とか資機材の整備とかも全て入っておりまして、それを計画的にやって申請していたのですけれども、基本的には平成30年で計画が終わったということなのですけれども、ただ資機材等については今後も当然配備していく、計画的にやっていく予定なのですけれども、基本的に補助金というのがそういった資機材だけのものというのは対象の部分にならないということですので、今のところ、今年度についても当然食料品とかそういったものを計画的に来年度予算には計上していく予定なのですけれども、今回は国庫補助ではなくて、基本的に市単独事業ということでやらせていただきたいと考えております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) 今ご答弁いただいて、北口と大和田を含めると、これは大ざっぱな話ですけれども、国庫補助は2億3,000万円ほど来ていないということですよね。その部分、2億3,000万円は足りなく、収入減になるから、10%は生水、一般財源入れて、9割は起債するというわけですね。そういう確認でいいのですね。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 区画整理事業については、昨今の状況で内示率というのはかなり低いという状況がありましたので、平成30年度におきましては、確かに先ほど申し上げたように、要望額としては補助基本額に対して55%なり、50%なりという額で要望してございますけれども、実際に予算編成の段階では来ないことを想定しなければならないという部分もありますので、実際に北口につきましては、前年度の内示率が29%でございましたので、要望額に対して29%を掛けた額を予算額として措置してございます。それに対して、例えば北口ですと29%掛けますと7,250万円という予算額。予算額についてはこちらで計上してございます。それで、ただ内示額としては8,167万5,000円ということで、予算額を上回りましたので、その部分については補助金が増額になった分、こちらについては一般財源を落として措置したと、補正予算を組んだと。大和田につきましても要望額としては、国費としては1億4,025万円申し上げましたけれども、それに対して前年度の内示率が32%でございましたので、平成30年度当初の予算としては、それに対して32%掛けて、4,488万円という予算措置をしてございます。その4,488万円に対して7,713万7,000円という内示が来ましたので、その増加分に対して一般財源を落としたという予算措置で計上してございます。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) 今話したのはあくまでもテクニックの話ですよね。本来事業がこれだけ来るというふうに考えているのに来ない、ずっと来なくなっているから、もう来ないのを見越して計画組んでいますよというだけの話なわけです。だから、来ないのを見込んで計画組んでいるということは、当然本来来れば、もっとほかの事業に金を回すべき話なのを、それを食い込んでこっち優先しているから、こっちはやらせてもらいますと、でもお金はだんだん大変になっていますというふうに言っているだけではないですか。だから、私最初にこれ言ったように、市民が何を求めているかということ、政治に。今何を重点にしなければいけないのかということを皆さんがどう考えるかということです。金がないわけではない。一般会計全体でいえば500億円という金はほぼ同じ。何を優先してやるのかと。さっき私体育館の話もしましたけれども、体育館の部分のエアコンについては、確かにすごく少ないです。それはよくわかります。もともと新座市は、学校の耐震化は全県でトップでやったけれども、あれが問題になったのは阪神・淡路大震災のときです。阪神・淡路大震災が1月に起きて、我々は3月に予算提示があったけれども、そのときには何にもなかった。あれだけテレビでずっと避難中継があって、学校をみんなやって、公共施設でやっているのに、新座市の公共施設は大丈夫なのか。何にも検査もしていない。おかしいではないかと言って、私たち共産党は初めて予算修正案を出したのです。予算修正案出したけれども、予算修正案はみんな反対されて、通らなかったけれども、須田前市長はその後の6月議会で市長提案をしたのです、ほぼ同じような中身を。それで、学校の耐震化は全県トップで進んだのです。私は、これはいいことだと思っているのです。そのときだって、比率でいえば、ほとんどやっていませんという話なのだから。今問題なのは、いざどうなるかわからないときに、やっぱりそこを優先すべきだと。私区画整理がだめだと言っているのではないのです。区画整理も大事、だけれども決められた財源の中で何を優先するのかという話のときに、須田前市長は前に一回2つの区画整理、南口やっていて、北口やっていて、同時に進めるのはだめだと、我々は何回も言ったのに進めた。進めたけれども、一旦中断したではないですか。やっぱり今英断が並木市長にも求められているのです。従来どおり同じ線上でできない。何をやるべきなのかということをぜひ考えて予算を、今平成31年度の予算編成の大詰めに入っているのだと思いますけれども、ぜひ考えてください。  放課後児童保育室なのですけれども、この資料を見ますと、さっきも言ったように、例えば陣屋は46人しか入れないのです。半分の人はこのままいくと入れないのです。今までの皆さんの答弁聞いていると、新しいものをつくっていくというにはとても思えないのです、金がない、金がないと言って。そうすると、半分の人を待機児童に出すという新しい事態を起こすのですけれども、そんなことは絶対許されないと私は思うのです。条例を、5年間猶予期間があって、難しいことがあるけれども、もう4年たって、来年新しいところをつくらないと間に合わないときなのだから。やっぱり今大事なのは今までやってきたこういうことについてしっかりやるということではないのですか。この数字見て、私は本当にどこの学校も見ると、たくさんの学校で待機児を出すという話になるのではないかと不安なのですけれども、どんなふうにお考えでしょうか。しかも、国は今度は今まで3分の1、3分の1、3分の1という、施設についての改善費は3分の1ずつ持っていたのです。今度は国は3分の2を持って、市は6分の1に減ったではないですか。それでもやらないのですか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 今笠原議員からご指摘いただきました。国が補助率を上げてきました。そういう中で、今この要求資料の中ではこのままでいくと1.65、国も支援員の設置基準をいきなり何か40人に1人でいいですよみたいな話も来ております。そういう形、また恐らく全国でもこの1.65の面積要件、あるいは支援員の配置基準でいくと相当な待機児童が出るのだろうというようなことを予測して、ここで3分の2の補助が出てきたということだと思います。これを受けまして、平成31年度では対応策を具体的な施設の新設も考えさせていただいておりますので、どこだとはまだ言えませんけれども……    〔何事か言う人あり〕 ◎市長(並木傑) 全部ではないですけれども、対応していきたいと思います。  また、民間事業者との対応ということも考えられますので、そこら辺はまた視野に入れたいと思います。また、どうしてもだめだというふうになれば、他市もやっております待機児童というような形になると思いますけれども、ならないように私も全力を尽くして待機児童が出ないような対応を図っていきたいと思いますけれども、あと時間は限られていますので、そういう意味ではぎりぎりのタイミングにはなってきておりますけれども、しっかり取り組んでいきたいというふうに思います。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) 市長の待機児童を出さないように頑張りたいという決意はよくわかりました。ただ、この数字見ると、多いところでいうと陣屋小がほぼ半分の37、栗原小が、入れるのは50人で、32人はみ出すというふうに、もう何十人もはみ出すという学校たくさんあるのです。1つや2つやっただけで追いつかない。しかも、今度の資料は、私2年前に聞いたときは52単位と言っていて、民間は4と言っている。今市長は民間も話しているけれども、この資料にはどこにも出てこない。だから、私最初に言ったように、聞くたびに転々転々と答弁が変わっていくわけです。これは、今の最終段階の資料ですか。ここには民間もありません。52単位が今度は45単位になりました。この単位数、本当にやっているのと思う感じなのですけれども、例えば一番下のほうの野火止の部分は2、2だから、合わせて4です。そうすると、野火止の52人というところが、ここを半分ずつに分けて2単位というふうに考えていいのですね、これは。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) この表の見方ですが、一番右の平成32から35とあるところにある数字は、そのときに入室の児童数の見込みの数ではなくて、現状の平米数を1.65で割り返したときにおさまる人数でカウントしていますので、現在の状況とかなり少ない人数にはなっておりますが、笠原議員おっしゃるように、差を見て、かなり大きく入れない人数等が出る保育室がありますので、こういったところを中心に施設の整備をできるように平成31年度の当初予算でお示ししたいと考えております。  民間の事業者については、この表にはないのですけれども、当初の計画にある、予定している4というのが目標の数字であるのには変わりがございません。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) 民間について聞きますけれども、民間事業所の場合には、これは委託なのでしょうか、それとも指定管理なのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 今他市の状況等も調査させていただいておりますので、はっきりとは申し上げられませんが、指定管理というより委託ということで考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) そうすると、学童の場合、放課後児童保育室は別に今みんな指定管理入れているけれども、指定管理ではなくて、委託もオーケーですよという見解なのですね。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) はい、そのとおりでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) 本当に心配だから何度も聞いてきたのですけれども、この数字でいくと、これあくまでも、入室見込み数もこれ見ると、平成31年度は4月1日の入室の数ですから、どう変わっていくかというのは全くわからないのですけれども、それはそれでいいのですけれども、例えば片山小は82人に対して68人だから、14人入れないのです。片山小が14、四小が24、八石小が21、野寺小が21、池田小が5、石神小が8、栄小が11、栗原小が32、陣屋小が37、東北小も11とか東野小が16とか本当に2桁超えるのがたくさんあるのです、ここを数えると。基本的にこういう学校については、一応平成31年度予算で何らかの、国も倍にふやしたという補助を活用して入れるように措置する、いわゆる施設改善をするというように考えていいのですね。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) そういった解消を目指して施設整備を主に取り組んではいきたいとは思っておりますが、確実に全部が解消できるというふうにはちょっと今この段階では申し上げられません。ただ、例えばココフレンドの開設拡充等も今後進んでいきますので、そういったところとの連携を図ることによっても解消できるものもありますし、民間事業者に参入いただいた場合はそういったところでも支援単位が増えることにもなります。また、ことし例えばココフレンドを開設した八石小と栄小の状況を先日確認させていただいたのですが、今平成31年度の入室児童の申請の取りまとめをしている最中なのですけれども、平成30年度の入室の予定者数と平成31年度の予定者数を比べたところ、栄小と八石小に関しては減少が見られたので、そういったココフレンド開設ですとか拡充によってかなりそういった効果があるのではないかと期待しているところです。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) ココフレンドと中身が違うので、でも私たちは学童保育もきちんとしていくと、ココフレンドもきちんとしていくと、あとは保護者の皆さんが選ぶわけだから、学童ではなくてココフレンドでいいよねというふうになって、放課後児童保育室の人が入れなく、待機児童にならないというのは結構な話なので、今の形だと決意だけ市長も部長も述べているので、その決意が本当に生きたものになるように、いや応なく3月議会は2月19日から始まりますので、その1週間前には議案も来るので、どこに予算ついたかすぐわかりますから、今言ったことを守ってもらうように期待をしたいと思います。  待遇改善なのですけれども、これも何度も取り上げてきて一部改善されました。それはそれで非常にいいことだと思うのですけれども、しかし現状からいって、必ずしも4市ほかと比較すれば、いい状態にまだ改善されていないというふうに思うのですけれども、現状はどうなっているでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 近隣市との比較でございますが、勤務時間数等、全く同条件での比較というのがちょっと難しいので、大体の条件で比較をいたしますと、確かに突出して高い状況にはなりませんでしたが、初任給の給与を年収ベースで比較した場合ですと、朝霞市や富士見市とほぼ同額のところまで追いついている状況です。    〔「具体的にどのぐらいなの」と言う人あり〕 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 具体的には本市が36時間の嘱託職員の初任給の年収が261万5,220円。    〔「年額ですね」と言う人あり〕 ◎こども未来部長(一ノ関知子) はい、年額です。朝霞市が262万3,387円、こちらは36時間で正規職員です。富士見市が37.5時間、若干多いのですが、短大卒の方で275万7,950円となっております。    〔「和光、志木はわかりますか」と言う人あり〕 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 和光市や志木市もございますが、かなり高いのですが、和光市は38時間45分以内という条件で、短大卒で280万7,582円、志木市が正規職員、志木地区でいいですか、40時間以内という時間数で295万2,200円となっております。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) 国も補助金の制度をここ数年ずっと上げてきて、これは運営費もそうですね。運営についても職員をちゃんと置くようにというふうにして、しかもそれは学童保育の会から市長宛てに要望書がはっきり出ていますから、その中の記述を見ると、福祉職の1―6、年額で約310万円という、そういう金額で、これはそういう職員を置くようにという格好で運営費自体をふやしたわけです。だから、全体として国の補助を使えば、もちろん市は持ち出しもありますけれども、処遇改善がうんとできるというふうに私たちは思っています。処遇改善事業そのものも幾つかの制度があって、例えばキャリアアップについては、私前のときにも何でこれ使わないのですかというふうに言って、県内全部使っているとは言いませんけれども、幾つも、この近くでいうと、たしか志木市も和光市もキャリアアップ事業を使っているのだと思うのですけれども、国庫補助をもらって指導員の皆さんの改善をしていくというふうにやっていると思うのですけれども、新座市はこの国庫補助、どんなものがあって、どこを幾ら使って、使っていないのもあると思うのですけれども、何で使わないのかお話しください。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 額は手元に資料がございませんので、ちょっと申しわけないのですが、メニューとしては放課後児童支援員等処遇改善等事業というのがございまして、こちらのほうは市のほうでも使っております。今笠原議員おっしゃられたように、キャリアアップ処遇改善事業というのはメニューにはあるのですけれども、現在市においては使っておりません。  以上です。    〔「何で使わないの」と言う人あり〕 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 財政状況と言ってしまえばあれですが、今後は社会福祉協議会と、あとは財政状況を見ながら検討はさせていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) 指導員の皆さんが現状でそんなに高い給料もらっているわけではないわけです。しかも、新座市の場合は今の市長ではなくて、前の須田市長のときに、2つの制度を健全育成室という教育委員会がやっていたものと民間の皆さんが自主運営していたものと、私も今子供は2人とも40ちょっとになりましたけれども、そのころは妻も教員で、私も教員だったので、当然学童に入れて、私はつくしんぼの父母会の会長をやったりして運営してきましたけれども、それが一緒になったときに、当然資格が必要だよというふうになって、資格をきちんとしようねというふうにしたわけです。教員の資格を持つか、保育室の資格を持つかという、そういう資格を持つということは専門職と見て、当然それに見合った待遇をしようねという話なわけです。何の資格もないけれども、主婦の人を悪く言うわけではないけれども、ちょっと時間があいたから、パートで出るよという話のものとは違うよというふうにしてやってきたものです。当然その放課後児童保育室はそういう仕事だと私は思っているのですけれども、市長はどんなふうに考えていますか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 指導員というか、支援員の皆様は大変熱心に対応されております。また、子供たちの放課後の居場所というのは今後も重要な内容になると思います。したがいまして、教育的見地も当然あるわけでございまして、そういう意味では専門職の方に対応していただくということは重要だと思いますし、これからもしっかり処遇も含めまして対応していきたいと思います。また、そういう意味ではココフレンドとのすみ分けといいますか、ココフレンドもさらに充実していただくように教育委員会の皆様にもご尽力いただきたいと思います。連携を図っていきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) 当然市長もそういう専門職だと、それに見合った待遇に変えていかなければいけないというふうに思っておられると思うのです。キャリアアップ事業を前に言ったときも使わないと言ったままだったのです。私何で使わないのか疑問でならないのです。部長も認めているように、よその市を追っかけてきて、この朝霞4市でいうとやっとちょっと朝霞市に並んだかなということで、和光市や志木市はもっと高いところ、前を走っていますよと、こう言っているわけです。これは認めていながら、国はこういうのを使って、キャリアアップ事業でいうと、放課後児童支援員に年で12万5,000円、5年を超えた人には研修もやって25万1,000円、10年を超えたという中堅どころについては年間37万5,000円の、そういうベースアップをできますよと言っているわけです。高いところってみんなこれを使って、市が単独で全部金出しているわけではないのです。みんなこの補助金を活用してアップしてきているわけです。何で新座市はやらないのですか。本当に市の持ち出しがそんなに多いのですか。計算しています。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 試算については今のところしておりません。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) さっき部長は市の負担が大変だからと、こう言ったのです。だから、市の負担が幾らなのかと聞いたら、試算もしていないというのだから、もう姿勢そのものが問題です。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 姿勢そのものが問題とおっしゃられましたが、一応国のほうではこの放課後児童支援員キャリアアップ処遇改善事業と放課後児童支援員等処遇改善等事業を両方実施する場合には放課後児童支援員等処遇改善等事業のほうを優先させなさいということで、国のほうで言っておりますので、財政が許せば、両方とももちろんできるのかもしれませんが、今ぎりぎりのところで対応しておりますので、こちらの処遇改善事業のほうでうちのほうは対応しているという状況でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) 言っている答弁全然わからないです。違うでしょうと。国は両方使って、片方だけ使うときにはこっち優先しなさいよと言っているだけの話でしょう。だから、両方使えるのです。どっちか使いなさいと言っているのではないでしょう。しかも、計算もしていないのだから、計算してください。だって、認めたようにずっとおくれて、一番後ろを走ってきて、やっと一番前にいた人に追いついたかなと思っているのだけれども、周りの市はもっと前を走っていると言っているのだから、もっと前を走って、いい人をしっかり採用したり、今働いている人たちに継承もしてもらって、こんなに市が頑張って、待遇改善もやるのだから、私たちも頑張らなければいけないよねと思うのは当たり前でしょう。どうしてそういうことができないのですか。ここはやっぱり何回も私たち改善、しかも新座市はなかなか人が集まらない、集まらないと、こう言っているのは、募集しているのは私たちもよく知っています。でも、みんな今は隣の市が幾らなのか、どこか幾らなのかということを見るわけです。では、同じ条件だったら、お隣の志木市に行ったほうがいいよねと思うわけです。和光市に行ったほうが年収でこんなに違うのなら、同じ仕事をするのだったら、こっちがいいよねとかと思うわけです。だから、そういうことを考えて、しっかりやっていただきたいと思います。  ちょっと時間がなくなってきたので。体育館については、さっき言ったように、やっぱり本当に教育委員会も頑張ってやってきたし、前の須田市長のときにエアコンも頑張ったし、いろんなことで頑張って、非常に誇らしいとみんな思っているわけです。私、この間いろんなご意見があったけれども、須田前市長にシンポジウムに行っていただいて、県全体の集まりがあって、そこで新座市の須田前市長がずっとやってきた資料も出して報告をしてもらったのです。本当にほかの市は感心していました。こういう市長も保守系だけれども、いるのだと。改めて新座市はすごいねというふうにみんな思ったということなのです。だって、新座市の声望が上がるのだから。やっぱり並木市長にも頑張ってもらいたいのです、私。それはいろいろ批判もあるけれども、市民が何を求めているのかということを見てもらって、ぜひ頑張ってもらいたいし、体育館のエアコンもぜひ早くやってもらいたいというふうに思います。ほかの部分は区画整理は起債やるけれども、体育館の部分は金がないから、起債できませんよというのは、今の市民の声から見たら違いますよ、絶対。  最後の国保なのですけれども、「赤字解消」の部分については話していないというのですけれども、私たちはせめて協会けんぽ並みにぜひしてほしいと思っているわけです。これは、もちろん国全体の施策です。国がそういうふうにしなければいけないから、知事会も1兆円よこせと言って、1兆円入れて、協会けんぽ並みになったら、県が一生懸命やれよと言ったのに、国は1兆円ではなくて、3,400億円で終わったわけです。だから、そうなっているというのは我々もよく知っています。何もこの根本問題は並木市長にあるのではないと、我々はもちろん思っているのです。国の自民、公明の今の政権に問題があるのです。ここがやっぱりきちんとしなかったら絶対よくならないのです。だけれども、おかしな部分は進んで新座市がやろうというふうに思ってもらいたいわけです。さっき言ったように、本当にこれの中に若い30代、40代のお母さんたちが、特にお父さんよりお母さんのほうなのですけれども、これはきっと。ぐっと変わった意見みんな見ているわけです。口に出して言わなくなってこういうところにすごく出てくるわけです。私、協会けんぽだって国民健康保険の人に話せば、やっぱり同じようになりたいよとみんな思っていると思います。そこを進んで新座市がいろいろ金もかかるけれども、頑張ってやれよというのが並木市長であってもらいたいと思っているのですけれども、どうでしょう。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 笠原議員おっしゃるとおり、1兆円のお約束できましたら3,400億円なのです。ですから、それで都道府県の統一化ということで流れがよくて、医療の給付は全部県が持ってくれるので、インフルエンザがはやりそうだとか、風疹もやはりそうだとか、いろいろと不安なことはいつもどれぐらい給付費がふえるかなと、それはなくなったのです。すごくいいことかなと思ったのですけれども。ただ、国がそういうことはしっかり面倒見ていただかないと、市も一時期は11億円も法定外繰り入れをしていたわけなのです。今それを減らしてゼロにしろと。激変緩和ということで6年間のスキームを組んでやるわけなのですけれども、国にさらなる補助を持っていかないと、市の今の財政では大変厳しいし、ご承知のとおり、今大変厳しい状況ですので、法定外の繰り入れをさらに積み増していくとか、なかなか出せませんので、これは計画どおり今後も進めていきたいと思いますけれども、市長会を通じ、また埼玉県知事は全国知事会の会長でありますので、そういう意味では県と市、タッグを組みまして、国のほうにしっかりさらなる財政措置をしてもらうように働きかけていきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 12番、笠原進議員。 ◆12番(笠原進議員) 私は、ここに新しい繰り入れをしろと言っているのではないのです。我々は赤字だと思っていないけれども、でも一般会計の繰り入れはだめだと、こう言っているわけですから、でもこれはオーケーなのだから、減らした分をここに充てなさいと言っているだけで、新しい財政負担にはなりません。
    ○議長(島田久仁代議員) 以上で、12番、笠原進議員の一般質問を終わります。  暫時休憩いたします。  休憩 午前10時54分  再開 午前11時14分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △発言の訂正 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長より発言の訂正の申し出があります。  こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 先ほどの笠原議員からのご質問で、民間事業者ヘの活用について、指定管理か委託かというところでの答弁で、委託ですというふうにお答え申し上げましたが、正しくは民間事業者ヘの補助ということです。委託という言葉は訂正させてください。お願いします。 ○議長(島田久仁代議員) ただいま発言のとおり訂正を許可いたします。 △小野大輔議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、17番、小野大輔議員の一般質問を許可いたします。  17番、小野大輔議員。    〔17番(小野大輔議員)登壇〕 ◆17番(小野大輔議員) 17番、小野大輔です。一般質問を行います。  まず、福祉問題の1です。児童センターの設置について。本市の北部地域に児童センターがありません。子供の居場所が必要です。児童センターを設置する計画を立ててくださいという質問です。児童センターの設置については、各会派からいろんな意見が出て、でも設置してほしいという、そういう意見で一緒だというふうに思います。  平成8年に予定にある北部の地域、新開小の近くの土地を買って、第3次基本構想の計画にはあったけれども、その後第4次でなくなって、あとずっとそのままで全く設置されていないという状況です。これは市長もいろんな議員から質問されたときに、それはやっぱり問題だったと、つくらなければということは述べていますけれども、いつつくるかとか、それからどこにつくるかというのはまだ明言していないというふうに思いますが、建てるというふうにおっしゃっているわけですから、いつ建てるのかというのをぜひ明言していただきたいなというふうに思います。  これも各議員、私も含めて言っていますけれども、北部の地域では公民館やふれあいの家などでは本当は地域の憩いの場というか、交流の場になっているところに子供たちが来て、それは悪いことではないけれども、あふれていて、地域の高齢者だとか、その地域の町内会の人とかがいられないような状況になっているわけです。それをだめだと言っているわけではないけれども、やっぱり子供の居場所というところが必要だというふうに思います。私も地域の自主防災会の一応役員になっていまして、できる範囲で頑張っていますけれども、パトロールをやっているのです。夏場なんかは柳瀬川をパトロールしていると、柳瀬川の河川敷で子供たちがたくさん集まって、一つの集団ではないのです。幾つも集団が集まって、ダンスをしていたりだとか、花火をやっていたりだとか、ずっとしゃべっていたりとか、キャンプをやっている子たちもいるけれども、そういう状況なのです。だから、やっぱり北部の地域は子供があふれている状況だと思います。ですから、平成8年ですから、20年以上児童センターが北部地域にはない状況なので、やはり次の基本構想総合計画に入れるような話をしていましたけれども、かなり前倒しして計画を立てて、設置していただきたいというふうに思いますが、市長はいかがお考えでしょうか。  児童館で職員をされている方のいろんな論文なんかを読むと、今子供の貧困の問題がすごく取り沙汰されていて、子供の6人に1人が貧困世帯、ひとり親家庭の50.8%が貧困だというふうに言っています。最近のデータは少し下がったというところありますけれども、それはほとんど変わっていない状況です。そういうお子さんというのは家庭環境がいろいろ複雑ですから、居場所がないわけです。そうすると、児童館というところで、そこが居場所になって、職員といろいろ話をする中で解決の方向に行く。例えば市役所だったり学校の先生だったりとかというところにつながったり、児童館の中で解決していくというところもあるようです。そういうことが児童館があれば北部の地域でもできるわけですけれども、今はないわけです。今ある、これは新座市に既に2つある児童館、児童センターがやっている取り組みですけれども、11月は児童虐待防止推進月間ですということで、11月21日にはテーマトーク「子育てがしんどいとき」というので、これはお子さんと保護者も対象なのですか、そういうこともやっているわけです。だから、子供の居場所をつくってもらいたいし、そういう貧困の問題もぜひ対応していただきたいというふうに思います。中学生、それから小学校高学年の居場所というのが特にないというふうに思うので、ぜひ早く設置していただきたいと思いますが、この辺いかがお考えでしょうか。  次の質問です。新座保育園の駐輪場への屋根の設置について。新座保育園の駐輪場には屋根がありません。子供を送迎する保護者から設置を求める声が上がっています。駐輪場に屋根を設置し、雨天時も安全に子供を送迎できるようにしてくださいという質問です。私は新座保育園に行って見てきましたけれども、12月6日かな、7日かな、雨が降っているときに実際見に行ってきましたけれども、雨の中、屋根のない駐輪場に自転車をとめて、お子さんを保育園まで連れていくという様子を見てきました。やっぱり冷たいなというふうに思います。市役所にも駐輪場の屋根、設置されていますし、駅前の駐輪場も、ないところもあるかもしれませんけれども、ほとんど屋根、設置されています。新座団地の近くの民間の保育園なんかはほとんど屋根、設置されているわけです。すぐに設置していただきたいというふうに思いますけれども、ヒアリングで聞いたら、公立保育園の6園あるうち2つしか駐輪場の屋根は設置されていないということなわけです。私は、これはやっぱり問題だと思います。なぜ設置しないのか、お金の問題ではないと思うのです。特に市長は子育ての分野で頑張ってきた市長ですから、こういうところにはしっかりお金をかけなければいけないのではないかというふうに思いますが、市長はどういうふうにお考えでしょうか。私は、新座保育園にと言っていますけれども、ないところは早急に設置すべきだというふうに思いますが、いかがでしょうか。  続いての質問です。膵臓がんの検診の無料化についてです。近年膵臓がんの死亡数は部位別で第5位となっています。また、膵臓がんと診断された場合の5年後の生存率は7%と、がん患者の中では最も低い値となっています。膵臓がんの無料検診を実施している自治体もふえています。市の無料がん検診に膵臓がんを加えてくださいという質問です。無料検診を実施している自治体はふえているという話をしましたけれども、埼玉県内ではないということでした。  ただ、私はここでちょっと提案したいのは広島県の尾道方式というのをぜひ新座市でも考えていただけたらなというふうに思っています。どういうことをやっているかというと、尾道市では危険因子というのを2つ選んで、そういう方に検診を受けてもらっているということです。危険因子というのはどういうものかというと、大量飲酒だとか喫煙、それから膵臓がんを患ったことのある家族がいる、血縁関係にそういう方がいる、膵炎にかかっていると、糖尿病にかかっているだとか、太っているとか、あとがんマーカーで高い値が出ているとか、黄疸が出ているとか、そういう膵臓がんにかかる確率の高い疾患があったり、その可能性がある状況にある人をふるい分けて、そしてそこでエコー検査をして、エコー検査では膵臓がんというのはわからないみたいで、膵管、膵臓の管が太くなっていたり、嚢胞があったりというのを見つけたら、そこから新たなもっと難しい中核病院に行って検査をすると、そういう流れになっているようです。  このエコー検査というのがとってもいいようで、今までは内視鏡といって、内視鏡的逆行性胆管膵管造影という難しい名前の検査ですけれども、体にもかなり負担がかかるし、お金もかかるということで、それから検査をした後、いろんな病気にかかる可能性もあるということで、患者さんも受けたくないし、それから受けるのにハードルが高いし、それから病院側もそういう意味で大変だということで、余り需要が出ていなかったわけですけれども、それを超音波の内視鏡検診にかえて、体にも負担がかからないし、勉強すれば簡単に見ることができる。簡単かどうかというのは私受けたわけでないから、わかりませんけれども、比較的簡単にそういうことができるようになるというふうに聞いています。こういうことをやって、尾道市は、広島県での膵臓がんと診断された方の5年間の生存率というのは8.5%、全国では7.5%なのですけれども、これが20%に上がったというふうに言っています。  これは2007年から2015年の6月ですけれども、さっき言った危険因子とか調べて、8,394例のエコー検査で疑いがある人が見つかって、432名の方が膵臓がんと診断されて、その中のステージが0からWまであるわけですけれども、ステージ0の人が18人、ステージTの人が36名ということで、膵臓がんというのはステージ0とTだと、がんの部分を切除できる、その可能性があるのです。Uになると、できるかできないかわからない。この0とTになると、切除の可能性があって、0だと、これはいろんな報告がありますから、全部が全部本当ではないと思うけれども、これは1センチ以下という大きさらしいのですが、80%以上は生存する可能性があるという報告もある。Tだと、これはいろんな報告があるので、いろいろあるのですけれども、40%から50%ぐらい生存できていると。ただ、これがステージUに行くと18.3%、Vに行くと6.1%、ステージWになると1.4%という物すごい、膵臓がんと診断されたら、それがもう余命宣告というのはこういうことを言うのだなというふうに思いますけれども。ですから、やっぱり早く見つけるということが膵臓がんは一番大事だというふうに思うのです。ですから、こういう尾道方式を参考にして、市でも私は無料検診というふうに言っていますが、無料検診もしていただいて、そしてたくさんの命を救ってもらいたいというふうに思います。  沖縄県知事だった翁長雄志さんも膵臓がんで亡くなりましたし、元プロ野球選手の監督の星野仙一さんも膵臓がんで亡くなった。私の地域の方でもご親族の方が膵臓がんで亡くなったという方がいて、もっと早く見つかっていればということをよく言われます。ぜひこういうことを考えて市でも、市と医師会との協議が必要なのかなというふうに思いますので、話を聞いてもらえたらなというふうに思います。よろしくお願いします。  次の質問です。第二老人福祉センターの移転についてです。(1)、現センターに植樹されている木について。現センターにある植樹されている木を移転先に植えかえてください。現在植えられている木は、長年センターを利用してきた方が植えてきたなじみの深いものです。季節と思い出を感じられる木として、移転先に残してくださいという質問です。  スライドを用意しましたので、お願いいたします。第二老人福祉センターに入ると、まず最初に見える木がこの木なのです。ロータリーの真ん中にある木です。これ、私はここの利用者から聞いた話なので、かなり古い話なので、どこまで本当かはわからないのですが、志木市から通っていたご夫婦がずっとこの花壇を管理していて、この木は植えられた。ピラカンサという木で、ちっちゃい実がなっていて、鳥が来てつつくということです。今は、その方は来ていないそうなのですが、今は所長がたくさん頑張って飼って、これはハート型になっていませんけれども、ハート型にしてお出迎えしようというふうに考えているそうです。  それから、これはユズです。ちょっと見にくいかもしれないですけれども、黄色くなっているのがユズです。年に2回ユズ湯をやっているそうなのです。ことしは、これは今1つ映していますけれども、もうちょっと大きいです。これ実に焦点を合わせていますから、もっと大きくて、もう一つあるのです。ことしは170個とってもこの状態なのです。もう1回ユズ湯をして、またこの後12月の20日以降だと聞きましたけれども、ユズ湯をやるそうです。そして、1月にはうどんを食べる会をするみたいなのですけれども、皮をむいておいて冷凍しておいて、そのときユズを入れて食べるというふうに聞きました。    〔何事か言う人あり〕 ◆17番(小野大輔議員) うどんを食べる、ごめんなさい。このユズを楽しみながらうどんを食べるというふうに聞きました。とっても季節を感じられるものだというふうに思います。    〔何事か言う人あり〕 ◆17番(小野大輔議員) ユズ湯に使ったやつではないです。ちゃんととっておいたやつです。それは違います。これはちょっと見にくいのですけれども、咲いているのは多分アサガオか何かだと思う。藤棚なのです。藤棚もこれも利用者の方が植えて、何人かで剪定をしたりして眺めているのだそうです。窓の前にあるので、ちょうど喫煙所の前にあるので、植物にはどうなのかなと思いますけれども、とってもきれいに管理されて、地域の方、利用者には親しまれているというふうに聞いています。  スライド、オーケーです。それ以外にもキョウチクトウやヤマブキ、月桂樹、竹、松なども植わっています。全部はなかなか難しいと思いますけれども、移動できるものはぜひやっていただきたいというふうに思います。ヤマブキは八重咲きのヤマブキで、八重咲きのヤマブキというのは、これ植えた人は考えたかどうかわかりませんけれども、太田道灌という、昔のこの辺の豪族なのでしょうか、山吹伝説というのがあって、落語で「道灌」というのにもこの八重のヤマブキの話が残っているそうです。多分歌の好きな人がそういうものを植えたのかなというふうに思います。月桂樹も2020年はオリンピックの年ですし、オリンピックのメダルのモニュメントになっているのは月桂冠というものです。ぜひ残すことを考えてもらいたいと思います。新しい第二老人福祉センターができたときに、いい発言が市長にできるように残してもらいたいというふうに思いますが、この辺はいかがお考えでしょうか。  続いて、(2)です。にいバスの待ち合い場所について。夏の日差しが強い日、寒さの厳しい日、屋外でにいバスを待っていると、体調を崩す方もおられると聞いています。現在は、施設の中でバスを待てるようにしてくれています。移転後も室内でにいバスを待てるようにしてくださいという質問です。現在も第二老人福祉センターでにいバスを待っているときは、中で待てるようになっているというふうに聞いています。中で待てるようになっていて、バスが来ますよというふうにアナウンスが流れて、それで皆さんバスに乗るというふうに聞いています。ただ、何度も私も質問しましたけれども、第二老人福祉センターから帰りのバス、特に3時50分の帰りのバスは大変混雑するということで座れないと。だから、座るために外に出て、ベンチもありますけれども、ベンチに座れない人もいますから、暑い中、寒い中、外に出て待っていると、そういう状況なのだそうです。ですから、暖かい日はいいですけれども、暑い日だとか寒い日というのは、この3時50分というのは冬だったらやっぱり寒いですし、夏はまだ日差しが強いですから、待っているというのは大変だと思うのです。しかも待っている人たちが座りたい、多分足の悪い、体の悪い人が待っているのではないかなというふうに私は想像します。移転後もそういうことは考えていただけるというふうに思うのですけれども、ぜひ外で並ばないで中で待てるように考えていただきたい。時刻表とかそういうことが決まってからということはあると思うのですけれども、ぜひこの辺はどういうふうに今考えているか。座って待てるように、夏は涼しいところ、冬は暖かいところで待てるように考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  続きまして、環境問題です。スライドを用意しましたので、お願いします。1、神明神社脇の通りの振動の改善についてという質問です。神明神社脇の通りは、車が通ると振動がするという苦情が絶えません。何度か道路の段差を解消するなど改善を図ってもらいましたが、しばらくするとまた同様の振動が起こってしまいます。抜本的な改善を図ってくださいという質問です。神明神社脇の道路と言いましたけれども、番号でいくと市道第21―57号線です。白地図の一番上に都市計画道路で土地を確保したところ、右上に立教大学のグラウンドが少し入っています。真ん中に白く線が入っているのがくわがたの森公園になった場所です。その左側に赤い線を入れたのが通りです。北野入り口通りと北野中央通りが交差した先の道路です。神明神社はこの地図のもっと下にあるわけですけれども、特に振動があるよ、直してほしいという声が上がっているのがここの道路です。改善を図っていただきたいというふうに思いますが、どうでしょうか。  ここにも質問にも書きましたけれども、段差があったりだとか、マンホールが出ていて、それをとったりだとか引っ込めたりだとかということもいろいろやっていただいて、改善はされているのですけれども、またしばらくすると振動があるというふうに聞くのです。私が議員になって今11年ですけれども、11年前に議員になったときにも同じことを言われて、質問したことを覚えていますから、なかなか難しいのかなというふうに思っています。地域の方に聞くと、ここは野火止用水、下が暗渠になっているから、揺れるのではないかということも聞いています。私はぜひ状況がどうなっているのかも考えて抜本的な改善策をしてもらいたいというふうに思いますが、どういうふうに考えているでしょうか。ぜひ振動がこの後ずっとなくなるように改善していただきたいと思います。この道路は北口の区画整理が終わると、新座駅までずっと行く通りにもなっていますし、前須田市長はこの通りをにいバス通すという話をされていたと思うのです。だから、それをするかどうかというのは置いておいてもぜひ改善を図っていただきたいと思います。  1回目は以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、小野大輔議員のご質問に順次お答えしてまいります。  1、福祉問題、児童センターの設置についてのご質問でございます。新座市児童センター及び福祉の里児童センターは、市北部の子供が利用するには地理的に遠いことから、子供の居場所として北部地区にもセンターが必要であることは認識をしております。大和田一丁目にも建設用地がありますが、児童センターの設置に当たるには多額の費用を要するため、現在の厳しい財政状況を勘案いたしますと、児童設置は当面困難であると考えております。また、計画への位置づけにつきましては、平成33年度からの10年間を計画期間とする第5次総合計画の策定の際に検討してまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。  2、新座保育園の駐輪場への屋根の設置についてのご質問をいただきました。現在駐輪場に屋根を設置している市内公立保育園は6園中2園となっております。このうち1園につきましては、子育て支援センターを併設しており、比較的長い時間駐輪する可能性のある施設となっております。もう一園につきましては、建設時に建物に面した屋根にある部分を配置計画上、駐輪場にできたことによるものであります。ほかの4園につきましては、駐輪場に屋根の設置がないものでございます。一般的に保育園にお子さんを送迎する保護者の方の駐輪時間は、ほかの施設の駐輪場を利用する場合の駐輪時間とは異なり、長い時間を要しないことから、費用対効果を考えますと、厳しい財政状況でありますので、駐輪場の屋根の設置をする考えがないことをご理解賜りたいと思います。  3、膵臓がんの検診の無料化についてのご質問をいただきました。現在本市のがん検診は、朝霞市、志木市及び朝霞地区医師会と協定を結び、実施をしており、検診の対象とするがんの種類もその協定に定めています。また、がん検診につきましては、その対象年齢、受診間隔、検査方法が国の指針として示されており、本市のがん検診につきましてもその指針を基準としているところであります。膵臓がんですけれども、国の指針には現在示されておりません。したがいまして、現状で本市のがん検診に膵臓がんを加えることは考えておりません。今後検診の効果が検証されまして、国の指針に示されたときは本市でも導入を検討したいと存じます。  4、第二老人福祉センターの移転について。  (1)、現センターの植樹についてのご質問をいただきました。移転先の第二老人福祉センターは、設計に当たりみどりのまちづくり条例に基づき、緑化計画を立てております。小野議員から現在ある植樹を移転先で植えかえるご提案をいただきましたが、工事契約の植栽計画には現在の第二老人福祉センターから移転先への樹木の移植については想定されておりません。しかしながら、ご要望いただきましたので、工事契約の範囲内で移植が可能であれば、早速検討させていただきたいと思いますので、ちょっとお待ちください。   (2)、にいバスの待ち合い場所についてのご質問をいただきました。現在第二老人福祉センターでは、にいバスの発車時刻が開館中の時刻ですので、閉館後に施設外でお待ちいただくケースは見受けられません。開館中はバスの到着時刻が参りますと、館内放送でお知らせをし、お乗りおくれのないようご案内をしております。一方で、第二老人福祉センターではにいバスの発車時刻が閉館後となっているため、大雨など、その時々の状況に応じまして、閉館後も館内でお待ちいただくこともございます。移転後につきましては、にいバスの時刻表の改正もございますので、時刻表を見ながら状況に応じて判断し、対応してまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。  2、環境問題、1、神明神社脇の通りの振動の改善についてのご質問をいただきました。ご指摘をいただきました市道第21―57号線、神明神社脇の通りにつきましては、平成28年当時にもご指摘をいただき、振動を緩和するようにすりつけ舗装を行いました。しかしながら、あれから時間もたち、すりつけ舗装部分も含めて、ひび割れが発生しており、そのため振動の原因になっているのではないかと思われます。振動を解消するために舗装の打ちかえを検討しておりますので、しばらくお待ちいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 暫時休憩いたします。  休憩 午前11時45分  再開 午後 1時02分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を再開します。  17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 質問します。児童センターの設置について再質問します。  今答弁では、多額の費用がかかって、平成33年度以降の計画で考えるという市長の答弁でしたけれども、平成8年に土地を取得して、そこから計画があって、20年待たされて、平成33年以降のその10年間の中に計画を入れるといったら、またさらに10年待たされるということになるわけです。私、これはやっぱり20年待たせたわけですから、早急に前倒しでやるべきだというふうに思いますが、そこはいかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 児童センターの必要性については認識しておりますが、財政状況の問題等もありますので、やはり市長答弁にもございましたように、第5次の基本構想の策定時に合わせて検討してまいりたいと思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) その第5次の計画では、前期と後期とあると思いますけれども、どの辺に入れるというのは今考えているのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) できるだけ早くとは思いますが、財政状況の問題がありますので、今早くとか前期か後期かということについては明言を避けさせていただきます。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 私は計画の前に前倒ししてやってもらいたいというふうに思っていますけれども、平成33年以降の10年間でもどこに入れるかわからないと。これでは地域の人たちは本当に困ってしまうというふうに思います。私、ちょっと地域のことでどこにも相談できないことがあって、言いますけれども、解決ができないことがあったのです。公園で、近所の方と子供がトラブルになったのです。遊び方が少し危ないからと言って、近所の方が注意をしたのです。そしたら、その方にそのお子さんが食ってかかってきて、それで家に石を投げる、サッカーボールを蹴り込む、深夜ドアをたたく、それは本当にひどいなと思いました。警察も呼んだのですけれども、改善されなかった。その後に学校の先生に行っていただいて、来てもらって、どういう方かというのは特定できて、その後少しおさまったわけですけれども、その後も同じようないたずらがあったわけです。地域の方からいろいろ話を聞くと、家庭環境がいろんな複雑な問題があったと。それで居場所がなくて、公園に深夜までいて、何人かのお子さんとたむろしている。ほかの公園でも同じようなことを私聞いていました。何が解決できるのかと、学校の先生だってずっと見ていられるわけではないですし、家に帰ってもそういう方は居場所がないというところで、やっぱり児童館というのが、児童センターというのがそういう居場所になるというふうに思います。  私は、第二老人福祉センターのことを4時以降の遅い時間を児童センターに、子供がいる場所にという話もありましたけれども、いろんな児童館の館長の話を聞くと、普通は6時ぐらいまで児童センターってやっていますけれども、8時とか9時半以降まで開館をして、その時間に中高生の時間をつくって、いろんな話を聞くということをやっているということを聞きました。そういう中で、さっき話をした家庭環境が複雑な方のお子さんの話を聞く中で、前向きに子供が育っていくと、そういうことを児童館はいろいろやっているのです、東京都とか京都府とか。私、そういうのを少し読みましたけれども、今の例は極端な例かもしれないけれども、私公民館、ふれあいの家、それから柳瀬川でも子供たちがそうやって遊んでいるという話をしました。このような状態をまた10年間ずっと待たせるというのはやっぱりおかしいと思います。北部の地域に児童館を早急に設置すべきだというふうに思いますけれども、お金がないというふうに言っていますけれども、これは頑張ってお金つくってでもやるべきではないですか。北と南で全然不公平感が出ていると思いますけれども、ぜひ設置してほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 今の小野議員のおっしゃっていた問題は学校での生徒指導も含めて、地域の人たちも市もかかわるかもしれませんけれども、児童センターで解決するとかって、子供の居場所の対応で児童館が全て万能でもないと思いますし、その選択肢の一つにはなると思いますけれども、再三にわたって北部での児童センターの設置は、これはもう用地があって、ずっと放りっ放しにされまして、第4次の基本構想総合振興計画にも載らなくなってしまった。今度はもう載せましょうというような、第5次の総合計画には載せたいとは思っていますけれども、近くには大和田ファミリープールもあります。大和田ファミリープールも今後ずっと使っていけば、要するに老朽化ということもありますので、そうするとすぐ近くにあるということと、今は夏場は大和田ファミリープールに行く方たちの駐車場になっているのです。これは再三にわたって川上議員のほうから質問もあって、新開小に一部とめるというと、今度新開小のほうは校庭の開放団体との間があるということで、ここら辺一帯どうしていくか、次の5次の基本構想といいますか、総合計画に位置づけてはいきたいと思います。今すぐ何年に建設してとかって、そういうようなことは今申し上げられませんけれども、必要性はもう十分認識はしております。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 1回目の話でもさせていただきましたけれども、6人に1人が貧困世帯で、それからひとり親家庭の半分以上の方が貧困状態にある。地域の方々は子ども食堂なんかもやっているわけです。市長もおっしゃられましたけれども、そういう子供たちの全ての万能な施設にはなると、それは私も把握しています。でも、学校だったり保育園だったり、そういう網にひっかからない人の居場所にいろんな児童館が今なっているという報告があるわけです。だから、それはそういう視点も持っていただいて、設置頑張ってやってもらいたいと思います。早急になるべく早くやってもらいたいと思います。統計にいざでも子供の数は減っていません。それから、区画整理事業よりも私児童館だという思いはありますけれども、区画整理事業がどんどん進めば、子供の数もふえてくると思います。区画整理終わる前に早く児童館を設置、児童センターを設置すべきだというふうに思います。強く要望して、次の質問に入りたいと思います。  それから、その次に新座保育園の駐輪場への屋根の設置についてです。答弁では、短い期間だけいるだけだから、駐輪場の屋根は必要ないという話ですけれども、私見てきましたけれども、保護者だけではないですね、使っているの。職員の方も使っていますし、小さいお子さんを連れて、雨の中やって来るわけですから、こういうところにやっぱり屋根が必要なのではないですか。保護者の方からも要望が出ていると思いますけれども、市はそういうふうに必要ないというふうに思っているのかもしれませんけれども、保護者からはどういう要望出ています。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 2年くらい前に新座保育園については要望があったようですが、その後保育園を一緒に見る中で、6園中に2園しかないという状況も説明して、今のところ納得はいただいておりまして、そういった要望が引き続き出ているという状況にはございません。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) そんなことはないです。ただ、要望はそちらに正式に出していないと思いますけれども、私のところにはまだ設置できないのだよね。いつつくるのという要望は来ています。必要性を感じていないように私は答弁の中で感じるのです、屋根の必要はないと。お子さんがぬれないと思っているのですか。私必要だと思いますけれども、どうですか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) あったほうがいいにこしたことはないとは思いますが、優先順位的にやはりその屋根を設置するだけの財政状況ではないということをご理解いただきたいと思います。一応1か所、もしつくるとしたら、約100万円ぐらいはかかる、基礎とかをしっかりしなくてはいけないので。そうすると、まだ保育園等で修繕が必要な箇所も多々ありますので、何を優先するかということについては検討しております。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 私駐輪場を見てきたのです。最初は子供がぬれないように保護者の方々が送迎しているというふうに思っていたのですけれども、今保護者の方々というのはレインコートを着て送迎していないのです。傘ではないです。レインカバーというのをお子さんを乗っけている椅子の上にかけているのです。かけて、その中に子供がいて、中の子供はレインコートを着ているわけではないわけです。ですから、お母さんたちがそのカバーをあけて、それで子供をおろして、それでその間に子供の荷物を持って、そして子供と一緒に保育園に入るということをやっていました。2人ともレインコートだったらば、ぬれることはないのでしょうけれども、そうやってお母さんが荷物を取り出している間は雨の中待っているわけです、傘はないですから。だから、もう何人もそういう、皆さんレインコートではなくて、レインカバーなわけです。だから、みんなぬれて、保育園に入っていく状況なわけです。私が見ている駐輪場はやはりあるわけです。だから、みんなレインカバーという、そういうものをつけて送迎しているのだと思うのですけれども、そして屋根がないから、荷物があるわけです。お母さんたちが持ってきた荷物はもうずっとぬれているわけです、置いてある間。そういう状況だから、恐らく屋根を設置してほしいという要望が出ているわけです。今100万円という話でしたけれども、市長、お子さんがぬれて待っているわけです。きのうも雨は降りましたけれども、12月の冷たい雨の中、子供がぬれながらそういう送迎をしているわけです。私設置すべきだと思います。あと4つでしょう。400万円ではないですか。やってほしいと思いますが、いかがでしょうか、市長。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 私は幼稚園の経営者でありまして、新座市内で幼稚園、12園ありますけれども、駐輪場のために屋根を設けるとか、そういうことはしていません、どこの幼稚園も。皆さん、雨のときは例えば車で来るとか、レインカバーでかっぱを着てきます。そして、例えば幼稚園敷地内には入れませんから、外に置いて、雨に傘差して、あるいはかっぱを着てきて、それで子供にかっぱを着させて、それでお帰りをするというのが、これはほかの幼稚園施設もそうなっています。ですから、その保育園だけ駐輪場をつくって、そこにカバーをするというのはちょっと私、ある一部の人はそういうふうに言っているかもしれないですけれども、幼稚園の施設も駐輪場に屋根をつくるとか、そういうことはやっていませんし、使い勝手、私はよく見ています。電動の自転車って重いのです、わからないかもしれませんけれども。電動式のは本当に重いのです。それをやって、すぐお子さんを施設から出して乗せていく、それで帰っていくというようなやり方、あるいは車で来る方いますけれども、そんなに駐輪場に長くとめて、また駐輪場に置いたって、また雨にぬれるわけですから、傘差してはいけないのです。だから、その使い勝手というの私よくわかりませんので、財政状況も考えますと、つくるつもりはございません。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 私、保育園の話ししていますけれども、そういうぬれている状況も実態としてあるということを、幼稚園はぬれないという話をしていますけれども、保育園で今傘差してという話ししていましたから……    〔「傘差してない」と言う人あり〕 ◆17番(小野大輔議員) 今質問しますから、聞いて。保育園では、私見てきましたけれども、ほとんどの方がレインカバーでした。私、今質問しましたけれども、ぬれていてもそれでもいいということなのですね、では。そういうことですか。答えてください、では。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 小野議員、お子さん持って、自転車で持ってくるって大変なのです。ただ、一刻も早く子供にかっぱを着せて、そしてまたぬれて帰るのです。それはしようがないのです、これ。それの駐輪場をつくったって、そこにずっといるわけではないのですから、自転車がぬれるかぬれないかは別ではないですか。これは、そういう意味でもそこまでやる必要はないと私は思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 市長、どこまでわかる。レインカバーといって、レインコートを着せていないわけです。言っていることはわかりますよね、私が。    〔「着なきゃいけないんですよ」と言う人あり〕 ◆17番(小野大輔議員) だから、レインカバーに入れて、それで出してきて、その格好で待っていてぬれているわけです。だから、そういうことがあって、設置してほしいという要望が出ているわけです。最初の短い間と言っているけれども、長い間置いてある方もいるわけです。私は、ちょっと残念です。しかも、そんなに高い額ではないではないですか。ぜひすぐ設置してほしいというふうに思います。    〔「だめです」と言う人あり〕 ◆17番(小野大輔議員) とんでもないと思います。  次の質問です。膵臓がんの検診の無料化についてです。市長もこれも国の指針ができたらやるという答弁なわけです。待てという話です。だけれども、これも統計にいざで見てみると、市内でがんで亡くなった方、悪性新生物となっていますけれども、毎年300人後半、380人とか390人から、多いときは400人の方が亡くなられているわけです。これは年によって違うし、新座市でどれだけの方が亡くなっているかわからないですけれども、膵臓がんで亡くなっている方は大体がんで亡くなる方の10%程度です。そう考えると、市内でも40人ぐらいの方が膵臓がんで亡くなっている可能性があると。現在そういう状況なわけですから、早期に発見すれば、治療できる可能性が、治癒する可能性があるわけです。ぜひ国の指針を待たずに協議でもやってもらいたいと思いますけれども、ここはいかがでしょうか。待たずに前に進んでほしいと思いますが、いかがですか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 市長の答弁のとおりなのですけれども、やはり厚生労働省ががん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針というのを定めておりまして、市町村による科学的根拠に基づくがん検診を推進しているところでございます。新座市におきましてもこういったものを基準として、当然医師会等もいろいろと調整をしながらがん検診については進めているところでございます。そういった中で、特に医師会のほうからもそういった膵臓がんについての重要性といったことについても特に今お話の中ではございませんので、そういったところは今のところ市として積極的にそれを推進するというようなことは考えていないといったところでございます。
    ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 膵臓がんの検診の費用についてですけれども、これはヒアリングで聞いていましたので、もし市でやるとしたらどれぐらいの費用がかかるのか、試算がわかれば教えてください。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 費用ということですけれども、先ほど小野議員がおっしゃいました内視鏡的逆行性胆管膵管造影ですか、これをやっているところが市内で見当たらなかったものですから、市内の病院に確認をしたのですけれども、例えば腹部エコーで人間ドックのオプションで腹部エコーを実施するといったものにしたときには病院によってまちまちなのですけれども、そのエコー検査としては1,000円から8,640円程度のオプション料を払えば、その腹部エコーで診ていただけるというようなことは聞いております。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 1,000円から8,640円という幅があると思うのですけれども、これはなぜこれだけの幅があるのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) ちょっとそこのところは確認をしておりません。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 病院によっていろんな状況があるので、価格が違うのではないかなというふうに思いますけれども、尾道方式ではエコー検査の中で検診をしているということで、お医者さんにも勉強してもらってかなり安価でできるようにしているそうです。1,500円ぐらいだというふうに思います。さっき最初の質問でも話をしましたけれども、危険因子を幾つかに絞って、そういうものがある方は受けませんかという提案をしているわけです。そうすると、かなり人が絞られて、受ける、受診する人も絞られて、費用も抑えられるというふうに思います。ぜひやっていただきたいというふうに思いますが、市長、どうでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 腹部エコー、私も毎年人間ドックでやっているのですけれども、膵臓にがんが発生すると大変死亡率が高いというのはわかっています。本当にこれこそが早期発見の早期治療だと思いますけれども、がん検診そのものを今後どうしていくかということもちょっと考えてみたいと思います。一部のデータでは、国基準は2年に1度のがん検診でというふうに思っておりますし、なかなか受診率が上がってこない、無料にしてもなかなか受けないという方も多いのです。勧奨しているのですけれども、なかなかやっていただけないというようなこともあります。財政状況は非常に厳しいので、一部負担も考えてはいるのですけれども、一つの福祉施策としては有効というふうに議会からも再三にわたって言われておりますけれども、今後検討はさせていただきたいと思います。そんな中で、さらに膵臓がん検診無料化というのは厳しいかなというふうに思います。ただ、国が進めていこうというような話であれば、またこれはその機会を捉えて対応していきたいと思います。何でも無料、無料というのはいかがなものかなというふうには思いますけれども。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) なかなか無料にしても検診数が上がらないというのは頭が痛いところだと思います。せっかくやっているのだから、たくさんの人に受けてもらいたい、それは私も一緒の意見です。今市長は検討はしていただけるということだったのですけれども、無料にはしないというお話でした。検討するといったのは医師会や志木市や朝霞市とも協議をする方向で考えてくれるということでしょうか。私は無料にしてもらいたいと思いますけれども、低額でもそういう検診が受けられるようにしてもらったらいいのではないかというふうに思いますが、そういう検討というふうに考えていいのですか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) まだ国の方針が決まっておりませんので、朝霞市、志木市と医師会とは話をしないということです。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 国の指針は出ていないかもしれないけれども、結果は出ているわけです。広島県の尾道方式では、5年間の生存率が3倍に上がっていると。ステージ0やステージTの、ステージ0というのは1センチメートル以下の膵臓がんですけれども、生存率は80%という、ほとんど治るというところで、見つかった人も2007年から2015年ですけれども、18件もいたと。18人の方の命を、この方々全員が助かったかどうかはわからないですけれども、そういう可能性のある人を見つけられたということで、結果を出していると思うのです。市長は話もしないというふうに言っていましたけれども、私はまずはそういう話も進めていただきたいというふうに思います。胃がんが見つかった後の5年間の生存率は65%、大腸がんは70%、膵臓がんは7%なわけです。だから、一番早く見つけなければいけないのが膵臓がんだというふうに思いますから、今膵臓がんに罹患する人もふえているようです。ですから、この点は国の指針待たずにやってもらいたいというふうに思いますので、ぜひお願いいたします。  次の質問です。第二老人福祉センターの移転についてですけれども、今現センターにある木を新しいセンターに移転してほしいという質問ですけれども、先ほどユズの話をしました。市長は、もう業者は決まってしまったから、できないけれども、ただ植樹の部分はできる範囲でやりたいという答弁だったと思います。私はユズの話をさせてもらいましたけれども、ほかにもヤマブキ、竹はなかなか難しいのかなと思いますけれども、松とかとありますけれども、どういうものを向こうに持っていけるというのはありますか。今高木はなかなか難しいとは思っているのですけれども。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 今現在で何を持っていくかといったところは特に定められることではないのですけれども、今後この工事が進みますと、現場事務所等で週に1回調整会議等、職員も含めて行いますので、そういった中で何を持っていけるのかといったものも含めて検討しながら進めていければというふうに考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) 写真には載せませんでしたけれども、八重咲きのヤマブキ、ヤマブキは俳句の季語にもなっているそうで、月桂樹はかなり大きくなって、移転は難しいかもしれませんけれども、ただすごく強い木だと、生きる力が強い木だということなので、ぜひ向こうにも持っていけるように検討していただきたいというふうに思います。  続いて、にいバスの待ち合い場所についての質問です。新しいところでも待てるようにということですけれども、現在外で待っている方というのは最後の3時50分の帰りのバスのときに混雑するから、なるべく座りたいということで外で待っているというふうに報告をされて、聞いています。今度新しくできるところというのはそうではなくて、中で待てるように考えていただきたいというふうに思っているのですけれども、そういうことは考えていますか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 中で待つというわけでございますけれども、例えばバス停で待つベンチみたいなものを順番に座われるようなもので施設の中に置いて待っていただくというようなことではなく、当然その中にラウンジ等がございますので、そういった中で、例えば開館時間内であれば、いつでもお休みできますので、そういった形で待っていただいて、放送して乗っていただくということでございます。したがいまして、早く座りたいとか、そういった部分でそういったものを配慮しながらということは特に考えておりません。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) そういうのはルールづくりというか、館の中でやればできることだと思うので、構造を変えるとか、そういうのではなくてもできると思うので、そういう配慮をしていってもらいたいと思うので、お願いいたします、要望しますので。  それから、次の神明神社脇の通りの振動の改善についてですけれども、打ちかえをしていただけるということで、それはもう本当にいいことだというふうに思っています。建設常任委員会でもお聞きしましたけれども、いいことだと思っているのですが、最初の質問で言いましたけれども、暗渠になっているのではないかという話も聞いています。そういう部分での振動というのはないですか。状況を把握しているでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) この路線につきましては、以前野火止用水だったというところで、お尋ねではそれを暗渠の部分をふたかけにして、それでその上に舗装を乗っけたから、振動するのではないかというご質問だと思うのですけれども、こちらについては、暗渠を舗装道路にする際に鉄筋コンクリート管に入れかえて舗装道路にしていますので、そういったことはないと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) そうすると、今私が赤く示したところがあります。あそこは今も暗渠になっていると、そういうふうに考えていいのですか。だけれども、その上を張りかえてきれいにするから、振動は改善されますよ、そういうイメージなのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) この路線はちょっと長いので、場所によって管径が違うのですけれども、基本的にお尋ね、先ほどスクリーンに映った場所については700ミリメートルのヒューム管が入っているのです。鉄筋コンクリート管が入っていまして、ですから暗渠ということではなくても既に下水道管に入れかわっているのです。ですから、普通の道路と変わらないです。ですから、振動の原因というのは舗装の傷みではないかと考えておりますけれども。 ○議長(島田久仁代議員) 17番、小野大輔議員。 ◆17番(小野大輔議員) そうすると、もう普通の道路ということでしっかり張りかえていくということでわかりました。ぜひなるべく早くやっていただけるように期待して待っておりますので。  終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、17番、小野大輔議員の一般質問を終わります。 △辻 実樹議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、11番、辻実樹議員の一般質問を許可いたします。  11番、辻実樹議員。    〔11番(辻 実樹議員)登壇〕 ◆11番(辻実樹議員) 11番、辻実樹です。まず、通告書の訂正をお願いします。1番、行政問題の新座音頭の答弁者を市長から教育長に変更しますので、よろしくお願いします。  また、福祉問題、2の(1)精神障がい者の支援体制の充実のところを精神保健相談の充実に変更をお願いいたします。  それでは、通告書に沿って質問します。1、野火止公民館について。(1)、公民館講座の充実について。社会教育施設としての講座のあり方について伺います。公民館は、戦後の混乱した社会状況の中で、新しい日本を築き上げるには教育の力が必要で、その一つの核として公民館が設置されました。社会教育法には、公民館は「住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もつて住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的」としています。公民館は、単なる貸し館的な施設ではなく、住民の生活の課題解決を図るための総合的な社会教育施設です。その運営は、地域住民が主人公となって行われるべきとされ、住民主体の機能と性格を持った施設です。野火止公民館は、今年度から市内の公民館で初めて指定管理が導入されました。平成29年度の文教環境常任委員会の中で、教育総務部長は「社会教育施設なので、営利を目的とした講座はできないが、民間が持っているノウハウ、ネットワークを公民館講座にも活用してもらうことを期待している。講座については、12項目の方針を立てて、引き続き実施する」と述べています。利用者懇談会で、「市民から出された不安に対して、今までどおりのサービスを堅持するとお約束をしました」と報告されています。25年以上、毎年続けてこられた働く女性の講座が平成30年度の事業計画でカットされたとご相談がありました。働く女性の講座企画準備会の皆さんは、指定管理の事業所に対して、長年主催してきた講座を引き継いでほしいと要望書を提出しました。その回答には、公民館講座については、市の指導、監督のもと、指定管理者に裁量が与えられている、当社の運営方針、テーマの公益性、予算などを総合的に検討しながら、講座内容を決定している、今回の講座の開講については期待に沿えることができませんという内容です。なぜ平成30年度の事業計画に働く女性の講座がなくなったのかお聞きします。   (2)、野火止公民館まつりについて。指定管理になって初めての公民館まつりでしたが、今後の課題について伺います。公民館まつりは、公民館で活動するサークルや団体が日ごろの学習や文化活動の成果を地域の方に披露できる貴重な場です。5月12日、13日に行われた野火止公民館まつり終了後の平成30年度第1回公民館運営審議会での議事録を見ますと、このように書いてあります。市内公民館全体で、昨年度よりも来場者が3,078人増加になりました。増加の要因としては、野火止公民館がバルーンアートの専門家を呼んで、装飾に手間をかけたことや、来館者にボールペンや金券を配るなど趣向を凝らしました。西堀新堀コミュニティセンターは、5つの町会や小学校2校にプログラムを配布、大和田公民館は発表時間を長くして16時までもつようにしたり、子供向けの発表は日曜日にするなど、来場者をふやすためにさまざまな工夫をしたと報告されています。また、公民館を利用するサークル、団体の高齢化に伴い、展示パネルの搬送や設営が力仕事で大変になっているとお聞きします。今回の野火止公民館まつりについてどのように総括していますか。  2、新座音頭の普及について。産業フェスティバルで行われる流し踊りの新座音頭の音源が音割れ等で悪くなっているので、改善をお願いします。また、家でも練習できるよう、市のホームページに踊り方の映像を流してください。その際市内業者、施設、市民の力もかりてミュージックビデオを作成してはどうですか。さらに、図書館で新座音頭のCD及びDVDの貸し出しをしてください。新座音頭について資料を探していたら、歴史民俗資料館の職員の方が当時の「広報にいざ」を見つけてくれました。昭和44年10月の広報で新座音頭の歌詞を新座町民から一般公募しています。翌年の5月に受賞者が発表されました。昭和45年8月9日、新座中学校で新座音頭の初めてのお披露目発表会が行われました。当日は藤山一郎さんの指導のもと、会場全体で斉唱し、婦人会による踊りが発表されました。その直後の広報では、「新座音頭の発表会 盛大に開催される」という大きな見出しの記事が載っています。そこには会場の参加者が一つの輪になって踊りまくり、町民の音頭であることを参加者全員で認識いたしました。「各地区主催の盆踊りでは、新座音頭が流され、皆さんに浸透し始めました」と書かれています。作曲は、藤山一郎さん、全日本民謡連盟の大室いさむさんによる振りつけで、歌は藤山一郎さんと倍賞美津子さんです。新座町から新座市に変わるタイミングで新座音頭がつくられました。当時の人々は、これからの新座市の明るい未来に胸躍らせていたのだろうなと想像します。それから48年、新座音頭は市民に浸透しているでしょうか。  毎年の産業フェスティバルでは、婦人会の皆さん、陣屋小、野火止小の子供たちははっぴを着用して流し踊りでパレードします。事前に婦人会の皆さんが小学校に教えに来てくださり、二、三回練習します。子供たちも先生も楽しそうに踊っています。また、夏祭りの盆踊りでも新座音頭を踊りますが、ほかには新座音頭に触れることはなく、全体的に市民には余り普及されていないように感じます。市のホームページには歌だけ聞けるようになっていますが、踊りの映像はありません。新座音頭を普及させるために踊り方の映像を流してください。富士見市にふじみ音頭がありますが、お祭りのPRのためにミュージックビデオを配信しています。市民が個人、団体問わず踊っているシーンをワンカットずつ撮って、全体をつなげて、ふじみ音頭をPRしています。出演しているのは市長を初め、職員の皆さんや市内業者のお店、保育園などの子供の施設、高齢者の施設の市民の皆さんです。踊り方を覚えたり習うことと、新座市のPRを目的に新座市でもつくってはどうでしょうか。オリンピック・パラリンピックのサイトには、みんなで踊ろう、東京五輪音頭2020のキャンペーン映像が配信され、CD、DVDとも中央公民館で貸し出しをしています。新座音頭も負けないくらい周知していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  福祉問題の1、高次脳機能障がい者支援の充実について。(1)、高齢者見守りステッカー等の対象者の拡大について。高次脳機能障がいは認知症の症状と重なるものが多く、日常生活に支障を来します。体は正常に動かすことができるのに、居場所や行き先がわからなくなることがあり、地域の見守りが必要な障がいです。高齢者見守りステッカー、徘回者等家族支援サービスの対象者を高次脳機能障がいにも拡大してはどうでしょうか。高次脳機能障がいを取り上げるのは今回で3回目になります。私がこの障がいにこだわるのは精神科病院で働いていたとき、若くして脳血管疾患や不慮の事故、精神疾患による飛びおりなどで高次脳機能障がいを負う方を何人も見ました。前の自分と変わってしまい、できていたことができなくなってしまったことに本人も家族も苦しみ、前を向いて生きようとしても使える制度や資源が少な過ぎてうまくいかないことも多く、つらくて自殺する方もいました。援助職としてもつらい思いをしました。高次脳機能障がいを持つ、特に介護保険を利用できない若い方は支援につながらず、孤立化している方が潜在的にいるのではないでしょうか。  11月初めに高次脳機能障がいの当事者家族の会、地域とともに生きるなどの方と埼玉県議会に行き、日本共産党埼玉県議団と懇談を行いました。県レベルでの支援の充実について要望しました。それを受けて、今週の月曜日、12月10日に共産党県議会議員の金子正江さんが埼玉県議会の一般質問で、高次脳機能障がい者の支援について取り上げました。県は平成29年度に県内の就労移行支援事業所、就労継続支援A型、B型、生活介護事業所、相談支援事業所などを対象に高次脳機能障がい者への支援状況調査をしています。その概要をいただきました。回答のあった417事業所のうち半数以上で高次脳機能障がいを受け入れています。本人が支援の必要を感じていない、強いこだわりや暴言、感情コントロールの欠如、対人トラブルが多いことなどで対応に苦慮している福祉事業所が多いことがわかりました。新座市内の事業所も例外ではありません。ある新座市内の相談支援事業所の方にもお話を伺いましたが、同じようなことで苦慮されていると言っていました。埼玉県はこうした調査結果を踏まえ、福祉事業所に支援方法を直接助言する取り組みを今年度から開始しています。また、県としても高次脳機能障がい者の支援体制の充実に努める。保健所職員の技能向上のため、研修体制を強化すると答弁しています。県でも高次脳機能障がいの支援の充実に向かっていますので、新座市でも表面からはわかりづらいという障がいの特性を加味して、少しでも利用できるサービスの対象を広げていただきたいです。使えるサービスがふえれば、当事者や家族も希望が見えると思います。朝霞市では、高齢者見守りステッカーと同様の事業を高次脳機能障がいのある方にも拡大し、ことしの広報10月号で周知されました。市の見解を伺います。   (2)、新座市地域自立支援協議会などでの協議について。高次脳機能障がいの認知度を上げ、具体的に支援の充実を図るために、新座市地域自立支援協議会で協議を始めてはどうでしょうか。高次脳機能障がいを話題にして認知度を上げる取り組みや研修、支援等について協議をしていただきたくて質問します。新座市地域自立支援協議会条例第1条に、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の規定に基づき、障がい者等への支援の体制の整備を図るために設置するとされています。千代田区では、高次脳機能障害専門部会をつくっていて、内容は高次脳機能障がいの支援ネットワークを構築すること、情報交換を行うこと、ケース会議やケアマネジャーへの研修、家族会をつくることなどが検討されています。部会をつくるというところまでいかなくても、このような検討ができるのは自立支援協議会しかないと思っています。相談先や使えるサービスがあることを知らなかったという声もあり、普及啓発が必要です。見解を伺います。  2、精神障がい者の支援体制の充実及び理解の促進について。新座市保健センターの建てかえについて。保健センターは、昭和59年に建設されました。精神保健相談の充実には、保健センターの機能や受け入れ態勢の強化が必要です。建てかえについて現実的に計画すべきだと思いますが、見解を伺います。  市の基本構想後期基本計画には、「保健センターの機能強化、サービス向上を図るとともに、総合保健センターの建設について検討を進めます」、また「市民の心の健康づくりを推進するため、健康教室、家庭訪問、相談事業等により精神保険事業の充実を図るとともに、関係機関と連携し、自殺予防対策を進めます」と書かれています。亀田議員の質問の際には、現状として職員の方が5年間で7名ふえ、全部で41名、1人当たり面積は本庁舎では3平方メートル、対して保健センターは2平方メートルで、狭あい化の解消は大きな課題だということです。事業も多岐にわたり増加していることがわかりました。保健センターに行ったとき、入ってすぐの健診会場ではたまたま乳児健診をしていました。入り口玄関から仕切りがなく、大変にぎやかでした。仕切りがあればいいのにとか、相談室が1階にあるといいな、雰囲気が暗いななどと思いました。また、倉庫にも道具が入り切れないので、収納が欲しいともお聞きします。保健センターは市民の健康の拠点になるところなので、多くの事業や相談活動に対応できるような施設の整備が必要だと思います。   (2)、新座市保健センターに相談員を配置することについて。保健センターの保健師は、地域住民の健康管理を担う機関として、主に母子保健事業、健康増進事業、精神保健福祉事業などを担当しています。精神保健福祉事業では、精神保健相談、ソーシャルクラブ「シナモン」、自殺予防対策事業に加えて、個別の電話や訪問による相談などに対応されています。先日自殺対策素案が配布されましたが、新座市の自殺の現状は健康問題、経済・生活問題を動機として自殺される方が多くなっていて、市民アンケートによると一番要望の多い自殺対策はさまざまな悩みに対応した相談窓口の設置となっています。さまざまな相談に対応するためには精神保健福祉士が必要です。精神保健福祉士は、精神疾患の基本的な知識を身につけ、対人援助の技術も学んでいます。各種制度の案内や生活支援、就労支援など、日常生活のサポートも行います。精神疾患は同じ病名でも症状はさまざまで、一人一人違います。差別や偏見が根強いので、すぐに精神科の治療には結びつかないこともあります。医療以外の問題、生活や経済的な問題から病気が表面化することが多くあります。医療や健康の相談以外の福祉的な相談にも専門的に対応できるように精神保健福祉士の配置は必要だと思います。どのように考えていますか。   (3)、学校教育で精神疾患について学ぶ機会をつくることについて。精神疾患への偏見や差別は根強いものがあり、背景には正しい理解が広がっていない状況があります。青少年の精神疾患の早期発見のためにも学校教育で学ぶ機会をつくるべきではないでしょうか。子供も大人も関係なく、生きていればいろいろなことがあって、心の調子が悪くなることもありますが、それは当たり前のことだし、そのときは休むこと、相談すること、病院に行くこと、困ったときにはSOSを出していいのだということを繰り返し子供たちに伝える必要があります。教育の現場では、どのように学ぶ機会をつくっていますか。  3、教育問題の1、市内小・中学校の屋外トイレの改修について。小・中学校の校庭は地域に開かれており、土日はスポーツ少年団や近隣の幼稚園、保育園の行事等にも使用されています。市民からは、屋外トイレが和式のみであり、男女一緒で使いづらいので、改善してほしいとの要望が寄せられています。順次改修してはどうでしょうか。  プロジェクターを使います。これは陣屋小学校の校庭トイレです。こんなふうで、中が、手前が男性の便器で、奥が女性の和式になっています。こういう状況です。このままでお願いします。スポーツ少年団で、週末に校庭を使っている保護者の皆さんから改善の要望が出されています。陣屋小のトイレは、メールをいただいたので、そのまま読みます。「陣屋小のトイレは、男女共用に加えて、入って手前には男子専用立ちトイレがあり、その奥に男女共用の和式トイレがあります。女子がトイレを使用するためには男性立ちトイレの横を通ってから行くことになり、男性が立ちトイレを使用中にはその横を通り、奥にはとても行けません。結果、奥のトイレはあいていてもタイミング的に女子、女性は使用できないことが多いのが現状です。また、女子、女性が先に奥の和式トイレを使っていても途中で男性が立ちトイレを使用しに来たら、外に出にくい、あるいは自分より後に男性が使用に来たことに気づかず、ドアをあけると立ちトイレをしている男性と鉢合わせになる。今の時代にこのような状況のトイレでは安心して使用できません。トイレも有効活用できていないのが現状です。また、陣屋小学校の和式トイレは日中でもかなり暗いです。トイレの整備がおくれていることは大きな問題だと思います」とメールをいただきました。また、別の方からは小さい子は和式を利用できず、また暗くてトイレを怖がり、少年団の子供たちはトイレに行きたいのを我慢してプレーをしているということです。そのお話を伺って、本当にせつない話だなと思いました。地域とともにある小・中学校ですので、ぜひ改修を順次お願いしたいと思いますが、見解を伺います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、辻実樹議員のご質問に順次お答えしてまいります。  初めに、教育問題につきましては教育長のほうからご答弁を申し上げます。  2、福祉問題、1、高次脳機能障がい者支援の充実についてご質問いただきました。(1)でございます。議員ご指摘のとおり、高次脳機能障がいは脳損傷に起因する認知障がい全般を指しているため、認知症に似た症状を有するほか、脳の損傷部位により性格の変化や感情コントロールの障がいなど、症状は多岐にわたり支援が十分に必要な障がいであることは認識しております。そこで、現在介護保険制度で実施している高齢者見守りステッカー配布事業ですが、65歳以上の高齢者に対し実施しており、その対象者には高次脳機能障がいの方も含まれております。しかしながら、65歳未満の第2号被保険者については対象になっておりません。今後対象者について見直す方向で検討していきます。もうしばらくお待ちください。   (2)、新座市地域自立支援協議会などでの協議についてのご質問をいただきました。現在高次脳機能障がいを知っていただくために、障がい者福祉の手引や、ホームページに高次脳機能障がいの原因や症状、相談先などを掲載しているところでございます。引き続き支援に関する情報収集に努め、ホームページ等に掲載するなど、さらなる内容の充実を図り、認知度の向上に努めてまいります。この協議会には、現在障がい者等の相談支援体制などを検討する相談支援部会と障がい者の支援などを検討する子ども部会を設置しております。これらの部会に高次脳機能障がい部会などのものをつくるには委員の皆様から課題について専門的に協議を行う場が必要であるとの意見があり、設置には至っておりません。このように地域自立支援協議会では、委員の皆様や部会において抽出された課題などを議題として協議しておりますので、今後高次脳機能障がいについて議題としたい旨のご提案があった場合は協議会として協議いただけるものと考えておりますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。  2、福祉問題、2、精神障がい者の支援体制の充実及び理解の促進について。(1)、新座市保健センターの建てかえについてのご質問をいただきました。この案件につきましては、過日亀田議員にもご答弁申し上げました。建物の老朽化及び職員の事務スペースの狭あい化が懸案になっていることは認識をしております。保健センターを初めとする市の公共施設は昭和40年代から50年代に建設されたものが多く、建物の耐用年数を同時期に迎えていることから、その対策費用が一時的に集中してしまうという課題がございます。国からは平成32年度までに公共施設の個別施設計画を策定するように求められております。市といたしましては、保健センターにつきましてもこの個別施設計画の策定の中で建物の更新や長寿命化、統廃合などの方針を検討してまいりたいと思いますので、いましばらくお時間を頂戴したいと存じます。   (2)、保健センターに相談員を配置してはというご質問でございます。保健センターでは、保健師または看護師が精神保健に関するご相談を受けております。相談内容や個々の状況に合わせ、地区担当保健師が訪問、面接、電話等で対応し、必要に応じて障がい者福祉課と連携して、関係機関への相談支援につなぐなどの支援をしております。したがいまして、現状としては新たな専門の相談員を保健センターに設置する考えはございませんので、ご理解を賜りたいと思います。  あとは教育長のほうから答弁を申し上げます。  私のほうから以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 辻実樹議員から行政問題2点、福祉問題、教育問題ご質問がございましたので、お答え申し上げます。  まず、1点目、野火止公民館について、2点についてご質問がございましたので、お答え申し上げます。  講座の充実ということでのご質問でございますが、公民館の講座は12分野の項目を設定いたしまして、市内全ての公民館において青少年から高齢者までの幅広い年齢層を対象に実施をしておるところでございます。野火止公民館はご承知のように今年度から指定管理者が運営しておりますけれども、講座につきましても設置目的に沿った運営がなされているものと認識しているところでございます。講座を見ますと、今までは25講座程度で推移してきたものが今年度におきましては、講座数も10講座ほどふえまして、36講座、11講座ふえたわけです。36講座を設定して実施をしております。この講座の中身を見ますと、特に働いている方には夜間の講座を設置するとかいろいろな工夫がなされております。夜間講座だけ見ても3つほどふえていますし、それから中には市民公募事業ということで、市民から講師やテーマを公募して行う事業、テーマは市民参画や地域づくりを予定しているということで、こうした市民のニーズに合ったような講座も実施をしているということでございます。そういうことでご理解をいただければと思います。  続きまして、野火止公民館まつりにおける今後の課題ということでご質問がございました。野火止公民館まつりは、ほかの公民館と同様、実行委員会が主体となって運営、実施されているものでございまして、今年度の公民館まつりは多くの集客を得て、日ごろのサークル活動の成果を見ていただこうと、実行委員会を組織して、さまざまな工夫をそれぞれの館が行っております。野火止公民館におきましては、地下2階がホール、そして2階が公民館ということで、会場が二分されているという、そういう特殊な事情がございまして、ホールに来られたお客様が2階まで行かないで、そのままお帰りになってしまうという、そういう現象が見られるということで、何とかそのホールに来た市民の方を2階の展示スペースに誘導したいというようなこともありまして、協賛金を企業からいただいて、景品とか、あるいは買い物券を配布したようでございます。そういう事情で、かなり野火止公民館の展示スペースの来客も多くなったというふうな報告を受けていますが、この協賛金と景品や買い物券を配布したことについては、実行委員会内でいろいろと議論がされたようでございます。来年度は、またそういった本年度の実施の反省を受けて、改善しながら進められていくものと理解しておるところでございます。  続いて、新座音頭の普及についてのご質問でございますが、新座音頭の原曲はソノシートでありまして、藤山一郎さんの写真のこれ、レコードではなくてソノシートになっていますので、これ何回もかけますと摩耗するわけです。これをお貸しすると摩耗してしまうので、これをCDに撮ってふだんは流しているということでございます。産業フェスティバルの流し踊りの際、音質が劣化して割れているということでございますけれども、これは大音量で流すために雑音も増幅されてしまうというようなことがありますので、これはノイズリダクションの装置を通せば雑音だけは除去できるようにもなりますので、今後はこうしたことも含めて改善を努めてまいりたいと思います。  なお、市のホームページで新座音頭は音源、音と、それから楽譜のホームページは公開をしております。踊り方については、歌詞とイラストつきの説明書をホームページにアップしてまいりたいと存じます。動画についてはちょっと考えておりません。これでイラストつきの説明書を添付すれば大体おわかりになるのではないかなというふうに思います。貸し出しを希望する方は、これをコピーしたCDを生涯学習スポーツ課で貸し出しておりますので、ご利用いただければと思います。  次に、精神障がいについて学校で学ばせたらというご質問でございますが、精神疾患への正しい理解及び知識については必要なことではありますが、やはりこれは発達の段階を考慮して進めるべきと考えております。小・中学校の学習指導要領には精神疾患についての明記はございません。高校以上で学習するのが望ましいというふうに文部科学省は判断しているようでありまして、高等学校の学習指導要領の解説の保健体育編におきましては、この精神疾患の予防と回復という項目がございまして、精神疾患の特徴だとか、あるいは精神疾患の対処について指導に当たるように明記されていますので、高校の保健体育の教科書には載っているということでございます。小学校、中学校でこうした精神疾患について授業を行ってもなかなか難しいかなと。変に偏見や誤解が生じることにもなりかねませんので、やはり発達段階に合った時期に適時性ということを考慮して教育をするのがよろしいかなというふうに思っています。  次に、小・中学校の屋外トイレでございますが、現在7校が洋式化しております。16校が和式となっておりまして、そのうち7校が男女別々のトイレでございますが、16校は男女共用となっています。実はこのトイレについては、これ文部科学省が全国の洋式化率を発表したのですが、先日埼玉県版を見ますと、洋式化率、トップは残念ながら新座市ではなくて、新座市は2位でした。でも、県内で2番目に洋式化率が進んでいるということなのです。1位はどこかと申し上げると、1位は志木市でした。志木市は、こういう屋外トイレはつけていないですから、校舎の中のトイレだけなけなのです。そしたら、うちだって100%なのですけれども、残念ながら外のトイレがあるがゆえに2位になってしまったということでございます。ただ、とにかく校舎の中のトイレは本当にホテル並みのきれいなトイレになって、ぜひ議員の皆さんもご利用いただければと思うのですが、それぐらいきれいになっています。ただ、外のトイレについては、まだこれからということで考えておりますけれども、外のトイレは開放団体、先ほども前の質問にもお答えしましたけれども、開放団体や校庭で遊ぶ子供たちのために、土日は学校が閉まっていますから、その子供たちの用を足すためにつくられたものなのです。ですから、多目的トイレなんかも設置をしていないような状況でございます。しかし、しっかりとしたトイレがありますので、第4次新座市基本構想の総合振興計画の後期基本計画に基づきまして順次改修を進めていきたいと存じます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) では、再質問いたします。  初めの公民館講座の充実についてなのですけれども、ヒアリングのときにもお伝えしたのですけれども、指定管理になっていろんな講座が広がったり、夜間やっているというの、よくなったこともすごくあるというふうに理解しているのですけれども、今回の働く女性の講座が事業計画に載らなかったというところについてお願いします。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 指定管理者が行う事業につきましては、業務運営使用書の中で指定管理者は公民館の設置目的を達成するため、指定管理者の創意工夫を加味し、事業を実施するということで、市のほうから以下のとおり事業を実施することとして、具体的には11項目の項目を上げて、それを参考に事業を実施するように求めているところでございます。例えば家庭教育に関する事業、国際理解と交流に関する事業、子供たちの体験的学習に関する事業等を含めまして、11項目にわたりまして、こういった内容を網羅して講座を開設するようにということで求めているものでございます。そういった中で指定管理者のほうが企画をいたしたものでございまして、こちらについては、何を、具体的にどういった講座を実施するのかというのは指定管理者のほうで決定をしているものでございますので、ご理解いただければと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 指定管理、今までどおりのサービスを堅持するというふうに部長も答弁しているのですけれども、実際にずっと続けてきた、25年以上毎年企画準備会というのをつくって、その人たちでどういう女性に関する講座がいいかと考えてやってきたものが突然ご本人たちには知らないでカットされて、何でなくなったのとびっくりするのは本当に当然のことだと思っていて、お聞きしたいのですけれども、指定管理が決定するということなのですけれども、具体的に来年度の事業計画とかというのはどのように、例えばどういう意見を聞いて、それは今まではどうしていたのかちょっとわからないのですけれども、市民の意見を聞いたり、どういうスケジュールで決まっていくのか教えてください。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) まず、最初の分野につきましては、私のほうで11項目と申し上げましたが、その他を含めまして、12分野ということで訂正のほうをよろしくお願いをいたします。  また、どのようなスケジュールで講座が決定されていくのかということでございますが、来年度に向けては指定管理者のほうで、例えば利用者の意見ですとか、講座に実際に参加した方の意見、また公民館運営審議会等の意見、そういったものを総合的に踏まえまして、次年度の事業計画を立案すると考えております。それにつきましては、事業計画を立案した場合には、市のほうに、教育委員会のほうに示していただきまして、実際に特に内容に問題がなければ、そのとおり実施をしていただくということで、市のほうで承認をして、具体的な実施に入るというスケジュールになるかと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) この女性の講座は、最近だとLGBTとか貧困の問題、ヨガ、パンづくり、シングルマザーのことや女性の政治参加など、女性の権利を守っていきたいという立場でいろんな講座を続けてこられたのですけれども、これが事業計画に載っていないということを知らなくて、見せてくださいと言って、見たらなかったということについては、市のほうも指定管理を決めるといったって無関係ではなく、ちゃんとチェックしていると思うのですけれども、そこについてはどのように考えますか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 指定管理の導入に当たりまして、事業計画のほうをお示しをしていただきまして、その提案に基づきまして、市のほうで業者選定、指定管理者の選定を行ったものでございます。各事業の内容につきましては、指定管理者のほうで具体的な計画を立てております。そのときに今回指定管理者への移行に当たりまして、今まで継続していた方にどういった説明をしたのかということでございますが、特に市のほうからそういった説明をしたということはございませんで、その辺が指定管理者のほうから説明すべきものなのか、長年にわたりましてやってきた講座について、それを必ず継続しなければいけないということは市のほうでは求めておりませんので、その辺についてはご理解をいただければなと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 平成30年度の事業計画、今まではずっと続けていたけれども、今年度できなかった講座というのはほかにあるのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 継続的に実施していた事業といたしまして、のびのびのびっ子絵本のお部屋という、これ30分程度の読み聞かせの講座がございますが、こちらについては指定管理者のほうの判断で現在も継続して実施しているという報告を受けております。そのほかのものについては継続をしてやってきたものについてやめたとか、続いているとかというものはないかなと思います。現在も続けているものについてはのびのびのびっ子絵本のお部屋ということでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。
    ◆11番(辻実樹議員) 継続していた講座で、今年度なくなってしまったというのはこの働く女性の講座だけだったということだと理解しているのですけれども、回数ですとか内容ですとか、そのあたりはいろんな意見をいろんな審議会とか、先ほどおっしゃったような利用者懇談会の中とかいろいろ意見あるので、それを取り入れて、どういう講座にしたらいいかと検討はしたらいいと思うのですけれども、特に女性のことをテーマにしたというのは、個人的にもまだまだ日本は男社会だと私思っているので、女性のための講座がなくなってしまったということは何か残念に思っています。それで、そのあたりを指定管理のほうで任せるというよりもその辺は社会教育施設として市も意見を言ったらいいのではないかと思うのですけれども、そのあたりはどうですか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 特に個別の講座について私ども口を挟むようなことはしていませんし、これからもする意図はございません。現在の野火止公民館の事業計画の講座を見ますと、本当にさまざまな領域で行われていて、講座数も11もふえているということで、指定管理になった成果があらわれているのではないかなというふうに思っています。やはり市民のニーズに合うような講座をしっかりと整えながら実施をしていくということは大事なことですし、また働いている方のために夜間の講座を充実していくということも進められているようでございます。女性の男女共同参画の講座もプチ起業支援講座ということで、そんな形で講座を設定しておりますし、市民ニーズに合って進められているものと私どもは理解しているところでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 教育長がおっしゃったプチ起業支援講座は、館長によると営利の目的に接触するので、できなくなったと聞いているのですけれども、それはどうですか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 申しわけありません。ちょっと最新の情報が漏れておりまして、今教育長が申し上げました支援講座につきましては、タイトル、内容を若干変えまして、男女共同参画の講座といたしまして、起業に成功した方ですとか、成功体験談ですとか、そういった営利に抵触しないような公民館講座としてふさわしい内容で展開を実施していくということでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) そのように内容についてもやっぱり市と公民館と中央公民館とかいろいろ意見を言い合って決めていると思うので、ずっと続けてこられた講座でもあるので、いろいろ内容を相談して、充実したものにしてほしいなと思います。  次に、公民館まつりなのですけれども、協賛金を集めるということについて、私のところにもいろいろな意見が寄せられているのですけれども、どのように聞いていますか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 野火止公民館まつり、今年度の野火止公民館まつりにおきまして、協賛金を募りまして、額といたしまして7万円程度でございますが、協力をいただいたということで、その協賛金につきましては、先ほど教育長ご答弁申し上げましたとおり、来場者への記念品ですとか、あるいは200円と聞いておりますが、お買い物引きかえ券みたいな形で使用をしたというふうに聞いております。その内容、その後の感想と申しますか、それがどうだったのかということで、利用者懇談会の中から協賛金についてはやはりよくないのではないかというふうな意見もございました。また、逆に集客、子供たちの好奇心や興味も非常に引き立てていたし、よかったのではないかという意見もございました。こういった賛否両論の意見もございましたので、改めて本年度どうするかについては、こちらについては実行委員会のほうでまた議論をしていただければいいかなというふうに考えてございます。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 野火止公民館は、公民館まつりに予算がつかないので、いろんな看板つくったり、装飾品を飾ったりするのに費用の捻出にとてもご苦労されているのですけれども、ほかの公民館は予算ついているのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 野火止公民館まつりにつきましては、基本的には実行委員会への費用というのは特に支出はございません。ただ、ちょっとした消耗品ですとか、公民館の所有する消耗品の中で対応できるものについては一部公民館のほうで対応しているものはございますが、基本的には公民館まつりの独自の予算というのはないということでございます。    〔「ほかの館は」と言う人あり〕 ◎教育総務部長(渡辺哲也) ほかの館につきましても市内の公民館まつりについては同様でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 公民館まつりに予算つかないというのはちょっと知らなくて驚いたのですけれども、そのために予算つけてほしいという要望も私お聞きしているのですけれども、そのあたりの要望は聞いているかということと、それについての考え方を教えてください。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 公民館まつり、私毎年全館回らせていただいております。ことしは、畑中公民館だけ都合があって行けなかったのですが、あとの館は全て回らせていただきました。公民館まつりというのは大きなイベントではあるけれども、日ごろの成果を市民の皆さんに見ていただくということがメーンでありますから、そんなにお金かけないで、例えば彫刻をやる方は1年間の成果物を展示していただくとか、そういったことを主に進められているものです。それから、もう一つは飲食というか、焼きそばとか、そういったものはイベントとして出しているようですけれども、それらの収益がどうなって、それぞれそれは実行委員会で決算しているのだろうと思いますけれども、特に公民館まつりで教育委員会から予算を支出するということは考えていませんし、また公民館まつりの趣旨からいっても年間の成果を市民の皆さんに見ていただくということですから、そんなに派手にならなくてもいいのかなというふうに思っています。    〔「要望が出ていないです。要望が出ていない」と言う人あり〕 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 教育委員会のほうには具体的な要望というのは出ておりませんが、各団体の皆様に、例えば当初一部数百円負担をしていただいて、それで何かを買って、それでまた販売の収益で返していくとか、そういったことはやられているのかなと思います。具体的に教育委員会までそういった公民館まつりに関する予算の要望というのはちょっと届いていない状況でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 私は、今までも予算なしでずっとやってこられた公民館講座ですし、趣旨的にお金かける必要はないというのは理解できるのですけれども、実際に消耗品、あとそういった看板をつくるというのは多分毎年やっているのでしょうし、皆さんお祭りに携わっている人たちはどんどん来場者が少なくなってしまうということに、特に高齢者ばかりになってしまって、若い人が来ないということに大きな課題を抱えていて、そのためにどうしたらいいかと考えたときに、皆さんなるべくお金をたくさん使おうなんて思っていないし、でも少しつけばいろいろできることがあるなというふうに聞いています。そのあたりで検討する余地はないでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 開催時期というのはとても重要だと思うのですが、実はこの時期は小・中学校で授業参観と懇談会が開催される、あるいは土曜参観日に設定している状況でかち合ってしまうことが結構あるのです。ですから、その辺の横のネットワークをしっかりとっていただいて、この日は学校はないといったときに開催をしていただくのが一番いいかなと思いますし、また広報等でも呼びかけていきたいなというふうに思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 予算をつけることは考えていないということなのかなと思うのですけれども、先ほどのサークルの高齢化でパネルを運ぶのが本当に大変だったというのは多分どの館でも共通なのだろうなと思うのですけれども、やっぱりそのために若い人にお祭りに来るだけではなくて、実際に主体者というか、講座に参加してもらったり、サークルをやってもらったりしないとだめだというふうに聞きましたけれども、そのあたりについてはどんな方法があるかとかお考えありますか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 確かに辻議員おっしゃるように、利用者の高齢化というのはかなり進んできているということは私どもも認識しているところです。ですから、もっと若い層というか、そういう層に公民館を活用していただくような工夫、改善を図るということは何よりも大事かなというふうに思っています。そうすると、若い人たちが集まるような講座を設定するとか、あるいはある部分開放していくとかということで、若い層の開拓を図っていく必要があるかなと。若い人たちが公民館に集うようになれば、もちろん公民館まつり等においてもお手伝いしていただけるものと思いますので、そういうことは今後十分考えていかなければならない大きな課題だと思っています。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 実際に今ほどのお話伺っていると、私が知っていて、教育委員会が知らないこともあるのだなと思って、そのあたりは本当によく聞いていただきたいと思います。よろしくお願いします。  次の問題に行きます。新座音頭についてです。新座音頭、音源のところは本当によろしくお願いします。皆さん、お子さんが踊っているので、それをビデオで撮るのです。そうすると、歌詞が聞き取れないぐらい音がバリバリといって、なかなか大変な感じなので、よろしくお願いします。  そのシートって初めて見せていただいたのですけれども、何のことかなと思っていたのですけれども、レコードみたいなのですね。それで、お聞きしたいのは野火止小、陣屋小の子供たちはこうやって婦人会の皆さんが来てくださって練習できるのですけれども、ほかの小学校にも広げる考えはないでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 現在は野火止小学校と陣屋小学校の児童の方に流し踊りに参加者として参加をしていただいているところでございますが、出演につきましては、当日の会場までの送迎ですとか、控室等の関係があるため、現在のところ2校の出演を基本とさせていただいているということでございます。今後各小学校や産業フェスティバルのほうの実行委員会でしょうか、それのほうとも協議はしていきたいと思いますが、現在のところとりあえず当面はこの2校でお願いしていきたいというふうに考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 新座音頭があるというのはすごくいいことで、みんなに広がったらいいなと思いますので、ぜひ。産業フェスティバルに出られなくても婦人会の方、プロの方に踊りを教えてもらうというのはいい機会だと思いますので、検討お願いします。  それで、ミュージックビデオの話なのですけれども、婦人会の皆さんも本当になかなか広がっていない。まず、婦人会の皆さん自身が高齢化していて、将来ちゃんと引き継いでいけるのかということも心配されているのですけれども、志木市がたしかホームページで棒人間みたいなのが踊っている紙が張りつけてありましたけれども、そういうふうにするということなのでしょうか。  ヒアリングのときもお聞きしたのですけれども、婦人会の皆さんが産業フェスティバルの前日にリハーサルしているのです。その映像なんかを撮って流すというのなら、そんな大変ではなくできるのではないかなと思うのですけれども、棒人間が踊っている紙を見るのと、生身の人がこうやって踊っているのだよというのと全然わけが違うと思うのですけれども。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) どのような形で映像として周知をしていくのかという研究をちょっとさせていただければと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) ぜひ婦人会の踊りを、婦人会のほかの方もいるのだとは思うのですけれども、そういう人たちの声をぜひ聞いていただいて、ネットだったら簡単に見られますので、結局子供たちは習ってきていても、家ではうろ覚えで覚えていなくて、どんな踊りか見たら、ユーチューブで上げている人もいなければ、踊りの様子が本当にわからなくてという要望がありましたので、ぜひお願いしますというか、そんな大変なことですか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) ユーチューブにアップするのは映像さえあれば簡単ですので、ちょっと検討させてください。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 夏の季節、盆踊りの季節でみんな流されると思うのですけれども、そういったのを市役所で1階ロビーで映像を流したりするのは難しいですか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) きちんとした形で新座音頭の映像を流すということであれは、それはそれなりの準備をして、出演者の方も選定をして、練習等も含めまして、きちんとした形で撮影もして、しっかりとしたものをやはりつくっていかなければならないと思うのです。そういった意味ではお金もかかりますし、準備も必要だと思いますので、それについてはちょっと研究をさせていただきたいと思います。  また、練習の風景を許される範囲で個人情報のお顔が映るとかそういった問題もあるかと思いますが、そういった問題のない範囲で撮影をして、市のホームページに掲載できるかということについてはちょっと検討をさせていただければと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 私も新座音頭にこんなに熱くなると思わなかったのですけれども、本当にいろんな機会を捉えて普及していただきたいと思います。  次の、高次脳機能障がいのお話に行きますけれども、先ほどの答弁で対象者を見直すと聞こえたのですけれども、内容についてもう少しお願いします。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 今回ご提言をいただきまして、高齢者見守りステッカー等の対象者を拡大するといったところの答弁を申し上げたのですけれども、これはあくまでも介護保険制度の中での見直しということございます。そういったところでは、今現在これ要綱で高齢者の見守りステッカー配布事業というのを行っているのですが、現在の要綱ですと、これ65歳以上の1号被保険者の方のみを対象としていたものですから、これについては、2号被保険者も含めた見直しをさせていただきたいといったところでございます。ただ、そういう見直しとしてもあくまでもこれは介護保険制度の中の問題でございますので、いわゆる2号被保険者というのは40歳から64歳以下の方ということで、しかも介護保険制度でいうところの高次脳機能障がいといったものについては、脳疾患、脳血管疾患による高次脳機能障がいということに特定されておりますので、外傷性のある方の高次脳機能障がいにつきましては、これは1号被保険者であれば対象となるのですけれども、40歳から64歳の方については、それは対象にならないといったところでございまして、朝霞市のような全ての高次脳機能障がいの方を対象とした拡大ということではございません。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 新座市の認知症のケアパスの11番のステッカー配布の対象者というところには見守りが必要な方の靴のかかとやつえなどに張るというふうなことを書いてあるのですけれども、これは高次脳機能障がい者は入らないのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 認知症ケアパスの事業につきましても、これは介護保険制度の中の事業ということでございますので、対象者については同様ということになります。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 2号被保険者については対象を見直すということなので、ひとつ前に進んだかなというふうに思います。ただ、先ほど私言ったように、本当に高次脳機能障がいを負う方というのはなぜそうなったかというところにいろんな複雑な要因というか単純ではなくて、いろんなことがあって、障がい者になってしまったけれども、本当に支援につながるものもなくて、孤立化というか、どうしようもないという状況の人が本当にたくさんいます。このことはフェイスブックで県議会に懇談に行った話ししたら、いっぱいいろんな人が、現場の人たちはこんな人もいるよ、あんな人もいるよと言って、連絡をくれる人もいたので。あと1個だけ聞きたいのは、これどのぐらいの方が利用しているのですか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 現在の制度の中で、この高齢者見守りステッカーの配布事業につきましては、平成29年度で登録人数が22人、累計では47人になっております。平成30年度は、11月現在で27名追加されまして、登録累計人数は74人といったところでございます。  また、徘回高齢者等の家族支援サービス事業ですけれども、これは利用人数につきましては、平成30年の11月現在で21人といったところでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 今まで使っている方はこの人数で、高次脳機能障がいに広げたからといって、これが多分すごくふえて、財政を圧迫するとかそういう話ではないと思っていて、むしろそんなたくさん出てこないと思うのです。ただ、こういうサービスを拡大したのだよということを広報することで支援につながっていない人が私も使えるかもと、うちの家族はいいかもというふうに希望を持てることにあると思うので、それはそういう広報というか、そういう意味でお願いしたいなと思うのですけれども、もう一度ちょっといかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合福祉部長。 ◎総合福祉部長(鈴木義弘) 今のご質問、いわゆる40歳未満の方の高次脳機能障がいに対する支援ということのご質問かと思います。現状直ちにどう支援ができるかということについて、済みません、今お答えを持っているわけではございませんけれども、例えばですけれども、以前どなたのご質問だったか記憶からなくしてしまったのですが、ヘルプカードというのがございます。今障がい者福祉課で配布をしてございまして、これは年齢に関係なく配布できるものになってございますので、例えばこういったものが応用できるのかな。まだこれを応用するということに決したわけではございませんけれども、そういった何ができるのか、既存のもので何ができるのか、あるいは新たに何をつくるべきなのか、そういった検討をさせていただければと思います。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 検討していただいて、何かこれはできるというふうになったら、ぜひ周知をいろんな方法でお願いしたいと思います。  次のことで、自立支援協議会のところは今後議題としたい旨の提案があったら協議するということなのですけれども、私今提案したのですけれども、それも協議の対象になりますか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合福祉部長。 ◎総合福祉部長(鈴木義弘) 高次脳機能障がいの部会の設置というご提案でございますけれども、実は新たな部会の設置については、昨年度ですか、とある委員の方から精神疾患に関する部会を設けたいというようなお申し出というか、ご提案があったというふうに聞いてございます。しかしながら、なかなか議論に発展せず、その部会の設置には至っていないという状況がございました。この部会については、委員の皆様からの盛り上がりというか、ご提案がまず前提でございますので、議会でせっかくこういった形でご質問いただきましたから、こういったご質問があった、こういったご要望があった旨はお伝えしたいと思います。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) お願いします。私、部会をつくるところまではとても今求めていないというか、部会をつくるところというのはなかなかそこまではいかないと思います。ただ、これを協議会で話題にしてもらいたいなということですので、よろしくお願いします。  あと市内の障がい者支援事業者のところにもちょっと電話して聞いたら、あるところは8名いるし、あるところは5名いるし、やっぱりそこでいろんな話もありましたので、それも伝えますというか、そういう市内業者にもぜひ聞いてみてもらえたらと思います。  その次の精神障がい者の保健センターについてですけれども、なかなかすぐの建てかえというのは大変だと思うのですけれども、個別施設計画を策定するということなのですけれども、その中で保健センターの建てかえについても入る可能性があるという理解でよろしいでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 保健センターの建てかえも含めて検討させていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) では、お願いします。建てかえが私もすぐは難しいかなと思ったのですけれども、改修ということもあるのかなと思ったのですけれども、例えば入ったところの窓口が本当に窓だけというか、狭いので、そこを広げるとか、そういった改修はいかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 改修の話ですけれども、例えば建てかえの計画等が決まれば、改修は若干時期をおくらせるとかいろんなことがございますので、なかなか、まずは個別計画の中での建てかえ等の結果を待って、それが延びるような状況であれば、とりあえずここまで改修しようとか、いろんなことは検討ができると思いますので、ちょっとその計画を待ちたいというふうに考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) わかりました。相談員の配置についてのところなのですけれども、今の精神保健相談の状況を教えてください。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 今現在の精神保健相談の状況ということでございますけれども、平成29年度の状況で申し上げますと、相談件数につきましては、来所での相談が延べで81件、家庭訪問をした件数というのが延べで90件、電話相談を受けたのが876件ということで、合計で1,047件の相談を受けているというふうな状況です。電話相談の内容等でございますけれども、多いのはやはり心の健康づくりでありますとか、社会復帰、あとはアルコールの問題とかギャンブル、ギャンブルについてはもうないですか、思春期の問題、薬物の問題というのが相談としては受けているという状況でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) そういった医療や体の健康の面でこういった相談があるということなのですけれども、それ以外の相談というのはどのように対応していますか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) それ以外のといいますか、精神科医による相談とかを実施していたりとか、あとは家族や当事者から精神保健に関する相談を受けた場合には医師から専門的な見立てや助言を受けるというようなことも行っているということでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) さっき教えてもらったのですけれども、所沢市は精神障がい者の支援をということで、精神保健福祉士を増員するべきだというふうに日本共産党の城下師子さんが質問していて、経営企画部長が精神保健福祉士を来年度2名募集するらしいのですけれども、新座市の今後の保健センターの体制としてはどのような職種というか、どのように考えていますか、体制について。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。
    ◎いきいき健康部長(竹之下力) 所沢市の例を出されました。所沢市は、やはり精神保健相談については特に力を入れているということで、アウトリーチの充実ということで訪問支援等も積極的に行っていこうというような体制があるように伺っております。そういった中で、新座市につきましては、現状の体制の中でもこの精神保健福祉士の資格を持っている職員もおりますので、そういった方たちを中心に現行の体制で当面は実施してしていきたいというふうに考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 保健センターには精神保健福祉士はいなくて、市のほうの障がい者福祉課の職員の方にも聞きましたけれども、8人いて、保健師が3名で、あとの方は社会福祉主事ということで、その中に精神保健福祉士がいるのかわからないのですけれども、それを専門にする人ではないというふうなことです。資格を持っている専門職としては採用していないということでしたので、それはまたちょっと何か違うかなと思うのです。今まではそのようにやってこられていいと思うのですけれども、この間自殺対策素案が上がってきて、その自殺対策の拠点になるのが保健センターなわけです。だから、本当にこれから自殺対策をやっていこうというところで、保健師だけでいいのかと、保健師の方と事務の人だけでいいのかというところは本当に考えなければいけない。自殺対策をやろうと思ったら、本気で体制を整えなかったら、自殺ゼロなんて難しいと思うのですけれども、そのあたりの考えを教えてください。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 辻議員ご指摘のとおり、やはり今後そういった自殺対策も含めた保健センターが抱えている業務等については、多岐にわたっております。そういった市民の健康を守るといった部分ではしっかりと力を入れていかなければいけないということも担当部長としても認識をしているところでございます。そういったところを含めて、今後の人事等、あと建物の問題等も含めて、しっかりと検討して要望していければというふうには思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) お願いいたします。  学校教育での精神疾患についてなのですけれども、小・中学校では難しいということなのですけれども、またこれは自殺対策の素案なのですけれども、一番若い人、15歳から39歳の死因のトップが自殺ということで、精神科の心の病気というのは年々若年化していると思うのですけれども、そのあたりは学校の学習指導要領の中には入っていないかもしれないけれども、どういうふうに考えていますか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 物事には順序というのがありまして、子供たちの学習についてもやはり発達の段階をしっかりと踏まえて進めていく必要があると思うのです。こうした精神疾患の予防と回復等々について指導に当たるのは高校の保健体育でしっかりと教えていくという方向になっています。したがって、小・中学校の学習指導要領には掲載がないということなのです。ですから、不安だとか心の悩みだとか、そういったことでの指導はあると思うのですが、特に精神疾患、例えばさまざまな精神疾患に伴ういろいろな病名を教えたり、そういったことは小・中学校では使わないということで、高校生になって学習するということになっております。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) ヒアリングのときにすり合わせしたのですけれども、精神疾患というよりは心の悩み、メンタルヘルスについてどういうふうに取り組んでいるのですかということをお聞きしたいのですけれども。 ○議長(島田久仁代議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) 心の健康という部分につきましては、小学校では高学年、主に5年生になりますけれども、心の健康というところで心も年齢、発達段階によって合わせて発達するということ、それから心と体というのは深く影響し合っているのだということの理解、それから不安や悩みへの対処につきましては、自分に合った方法で行うものなのだという学習をしていきます。あわせて、中学校では中学1年生で心身の機能の発達と心の健康ということで、さらにその延長線上に立って、思春期は精神的には自己形成の時期である、精神と身体は互いに影響し合うこと、心の健康を保つには要求やストレスに適切に対応することなどの知識、それからストレスへの対処の技術、そしてこれらを考えるための思考力、判断力、表現力というものを養うということになっております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) そういった心の健康のことについて知るということと、あとお互いに子供同士でいろんな悩みとか、お友達たち関係とかいろいろ困ったことがあるのはみんな同じなのだよということを知ることがすごく大事だなと思って。1人ではない、だから相談してもいいのだというふうになると思うから、そのあたりの話し合う場所というのは何か学校のほうではあるのでしょうか、子供同士でそういう話をする機会というの。 ○議長(島田久仁代議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) 子供たち同士でお互いに悩みを打ち明け合うというような場を特別学習過程の中でとるということはないかもしれません。ただ、心の発達の保健の学習の中で何か気になることはないだろうか、その悩みをどうやって解消しているのだろうかということでお互いに話し合いをしたり、あるいは学級活動の中で、自分が今悩んでいることがこういうものがある、その解決方法としてどういったものがあるだろうかと。友達の意見を聞きながら話し合う場をつくることはできると思います。ただ、明確にこの時間でこの学年でこのようにやりましょうというものは位置づけはないかと思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 学校の先生からそのようなことを取り組まれていた感想ですとか、そういった声というのは何か聞いていますか。 ○議長(島田久仁代議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) 学校のほうから特別子供たちの悩みを打ち明け合えるような場ですとか、そういった活動についてないだろうかというお話は直接いただいておりません。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) わかりました。学校ごとでやっていることだと思うので、あれなのですけれども、本当にそういう場所がふえたらいいなということを思っていますので、ぜひ意見として聞いていただきたいと思います。  最後に、トイレのお話なのですけれども、先ほど7校が様式で、16校は男女共用だということなのですけれども、これは16校が改修の対象だということでいいのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 男女別になっていないもの、そちらについてはやはり優先度が高いかなというふうに考えておりまして、今後改修していく必要があるかなというふうに考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) 新座小学校が平成30年度改修予定だったのだけれども、財政の問題で延期されたとお聞きしているのですけれども、この16校というのはとても多いのですけれども、2つ聞きたいのですけれども、その改修には幾らぐらい予算を見ているのか、1校につきどのぐらいの予算見ているのかということと、それはどのぐらいの、例えば陣屋小学校から私は要望を聞いたのですけれども、それについてはいつごろできると思ったらいいのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) トイレの改修の費用でございますが、こちらにつきましては1校当たり1,500万円から2,000万円ほどの費用がかかるかなというふうに見込んでいるところでございます。  それから、いつごろになるのかということでございますが、後期基本計画におきましては、平成30年度に新座小学校、平成31年度、平成32年度に第四中学校、第四小学校が位置づけられていたところでございますが、財政上の事情から先送りがされているところでございまして、こちらにつきましては今後の後期基本計画の見直しや、また新たな5次の基本計画、そういったものに基づいて順次改修をしていければいいかなというふうに教育委員会としては考えているところでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) そうすると、一つの例で陣屋小はいつになるか見通しは立たないというか、5年のうちには難しいのかなという印象を受けたのですけれども、先ほど映像も見ていただいたように、暗くて入りづらいのですけれども、これ建てかえまでいかなくても何かできないかなというか、改修とかできないでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 現在の屋外トイレは先ほどスライドでお示しをしていただきましたように、1棟のものに男子の小用と和式、洋式のものも一部ございますが、1つずつついているというものでございまして、今後改修していくにはやはりバリアフリーの点も考えなければいけませんし、当然男女別のものを隣につくるですとか、拡張していくとか、そういった整備が必要になってくるわけでございまして、そうしますとやはり1,500万円とか2,000万円程度の費用がかかるものでございます。例えば和式のものを便器だけ洋式にするですとか、あるいは一時的に部分的に改修をできるのかどうか、そういったものを先行してやるべきなのか、そういったものは今後このトイレの改修計画がどのように位置づけられるのか、そういったものにもよってくるかと思いますので、当面どういった修繕等、諸工事の中で改善ができるものなのかについては、ちょっと研究をさせていただければと思いますが、基本的には改修の方針に基づいて、計画に基づいたバリアフリーの改修工事をしていきたいというのが教育委員会の考えでございます。ちょっと研究のほうをさせていただきます。 ○議長(島田久仁代議員) 11番、辻実樹議員。 ◆11番(辻実樹議員) ぜひよろしくお願いします。本当にせっかく全校がコミュニティ・スクールになって、地域の人たち一緒に学校をつくろうという中で、トイレ行くのが嫌で、我慢してサッカーしているという、そういうのを聞いて、本当に何とかならないのかなというふうに思いました。お金が1,500万円から2,000万円ということなのですけれども、子供たちはどんどん成長していくので、子供たちにとっては今の学校が学校なので、ぜひいろんな方法というか、何とか改修に向かうように強く要望させていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、11番、辻実樹議員の一般質問を終わります。  これより暫時休憩いたします。  休憩 午後 3時02分  再開 午後 3時21分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を再開します。 △石島陽子議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、10番、石島陽子議員の一般質問を許可いたします。  10番、石島陽子議員。    〔10番(石島陽子議員)登壇〕 ◆10番(石島陽子議員) 10番、石島陽子です。通告に従いまして一般質問いたしますので、よろしくお願いをいたします。  行政問題1、にいバスのバス停留所の移設について伺います。ひばりヶ丘駅北口ロータリーがいよいよ来年の2月中に完成の予定であるというふうに西東京市の担当課からお伺いをいたしました。ロータリーには西武バスの乗車場と降車場の設置も予定されています。高齢者の方が多く利用されているにいバスのひばりヶ丘駅入り口バス停留所も駅近くに移設をするべきです。以前にも質問いたしまして、市長もできるだけ少しでも駅の近くのほうになるように努力したいというふうに答弁をされました。その後関係者との交渉がどんなふうになっているかという状況をお伺いいたします。  行政問題の2点目です。ごみの収集についてということで2点伺います。最初にふれあい収集について伺います。高齢者や障がい者を対象にしたごみの戸別収集であるふれあい収集は、志木地区衛生組合の構成市である富士見市と志木市では既に実施しています。また、近隣の朝霞市、和光市ではもう10年以上前から実施をしています。残る新座市でも早期に実施をしていくべきです。前回の3月議会の質問の答弁では、基準の整備ですとか収集方法、財政面の課題もあるので、近隣市の状況を参考にして研究をしていくというふうにおっしゃいました。部長は、真剣に取り組んでいきたいというふうに最後に決意も述べていただきました。前回この質問をしまして、議会報告号を配ったところ、結構ご高齢の市民の方から、私も全然知らない地域の方からもお電話をいただきました。自分もごみのことで本当に今後どうしたらいいか困っているので、この方向で進めてください、ぜひ進めてくださいとか言われまして、決めるのは私ではないのですと、皆さんのお気持ちはお伝えいたしますけれどもというふうに話をいたしました。また、近所の方は高齢者が多くて、子供さんのところに引っ越す方なんかも結構ふえているので、空き家がふえていると。そういうことでごみ当番がすぐ回ってきてしまうのだと、それで本当に大変な思いをしていると。自分も持病があるので、この先こういう収集のままではどうなのだろうかというので、本当に心配だというふうにお電話いただいた方もいらっしゃいます。それで、ぜひ進めていただきたいということで検討状況をお伺いいたします。   「住民と自治」という雑誌があるのですけれども、そこに愛知県豊橋市の職員の方が書かれた「ふれあい収集で不安も収集」という記事が載っていましたので、抜粋して紹介したいと思います。豊橋市では、2002年から始めて、当初48世帯だったのが昨年の12月時点、1年前、426世帯が利用しているということです。ここからが抜粋なのですが、「今までの固定的な価値観や行政運営から脱却し、ただごみを収集するだけでなく、少子高齢化社会の先を見通した福祉の観点からの取り組みです。多くの利用者から喜ばれ、お礼の言葉や手紙をいただくこともあります。ふれあい収集管理台帳をチェックして、1週間ごみが出されていない状況が続いた場合をめどに安否確認を含めて、ご本人、ご家族もしくはケアマネジャー、ヘルパーさんなどに電話などで連絡し、積極的に状況確認をするようにしています」と。「ふれあい収集の継続、中断、廃止の判断を敏速に行い、利用者の状況が正確に把握できるため、災害時などの安否確認にも多く貢献します」と。「私たちは、ただ単にごみを収集するだけではありません。これからも高齢者の不安も一緒に収集していきます」という内容でした。これ読んでいて、新座市でもこんなふうに市民の方にたくさん喜ばれるような仕事ができたらいいなというふうに本当に思いました。ぜひ実施をお願いいたします。  次に、ごみの有料化についてということで、有料化すべきではないという立場での質問です。志木地区衛生組合の構成市で、家庭ごみ有料化について検討を始めているようですけれども、有料化するべきではありません。今までのようにごみの減量化をさらに進めていくべきです。平成30年3月に発行された志木地区衛生組合一般廃棄物処理基本計画改訂版では、今後とも構成市や地域住民、事業者などとの連携及び協力のもとでより一層のごみの減量化及び資源化を推進するとあります。志木地区衛生組合の3市では、1人当たりのごみの排出量が県内でも一、二を競うような市で、1日1人当たりのごみの処理量は減少傾向だということが書いてあります。ただし、人口がふえていることから、総計のごみの量は横ばいで推移をしているということでした。人口をふやして活気のあるまちづくりを進めていこうということで、人口がふえる計画をされているわけですから、それは市の責任で当然のことだというふうに思います。  また、今回市民意識調査を実施していただきまして、その中で「新座市の満足している施策」という中でも「ごみの減量や資源のリサイクルの推進」というのが35.9%、2番目に高い評価を得ている新座市の施策です。本当に市民の皆さんも意識が高くて、ごみの分別なども大変協力的で、いろいろやっていただいているということ、また市の努力などが本当にここにあらわれているのではないかなというふうに思いました。  私は、3月議会でごみの収集のあり方についてアンケート調査に取り組んではどうかと提案をいたしました。市長も市民意識調査の中に、ごみに関する調査項目を入れて、アンケートをとり、その上で判断をしていきたいというふうに答弁されました。この市民意識調査の「ごみ収集方法の意向について」という項目では、回答で一番多いのが「現在の集積所収集、無料収集を継続してほしい」ということで、67.8%です。次の「支援が必要な高齢者や障がい者世帯については戸別収集をしてほしい」、これが23.6%、「有料化してもよいので、戸別収集をしてほしい」というのが6.9%という結果でした。市民の7割近い方が現在の無料の収集を継続してほしいということです。私は、共産党が行った市民アンケートで、戸別収集ということのご希望が従来になく大変多いということでしたので、市民の全般にかかわる大事な問題ですから、市民の声をしっかり踏まえた上でいろいろなこと、こうしたことは検討していくべきだということでアンケートをお願いしたのですけれども、結果は7割の方が現在の無料の集積所収集を継続ということでした。これで、市民の意向がわかったと思います。ですから、市長もそのように判断されるのだろうなというふうに考えていますけれども、今回の志木地区衛生組合で有料化について検討するようになった背景ですとか、検討状況、また市民の生活にもいろいろ影響がありますので、市長の見解などをお伺いいたします。  行政問題の3番、溢水対策についてです。近年のゲリラ豪雨による内水氾濫対策を求める市民の声は強く、抜本的に予算をふやす必要があると思います。具体的には野寺二丁目、野寺四丁目児童遊園付近、東久留米志木線開通の影響による石神三・四丁目の対策についてどうなっているかということで伺います。中村議員、亀田議員が同じ質問をされておりますけれども、この点改めてお伺いをいたします。  また、都市計画道路放射7号線や保谷朝霞線、これは急坂になる場所があります。雨水対策について市民の方から心配の声も寄せられておりますので、県からどのように聞いているでしょうかということでお伺いいたします。  野寺二丁目の方からは、今までこんなに玄関の近くまで水が上がってきたことはなくて、それぞれの玄関前に置いてある段差解消プレートがあちらこちらから流れていたということを伺いました。また、野寺四丁目の道路冠水のところでは50センチ近くまで水が上がってたまっているという方も何人もいらっしゃいまして、バイクが壊れたということでご連絡をいただいた方とか、こんなのでは本当に困りますけれども、状況を見に来てくださいというふうにメールをいただいた方とかもいらっしゃいました。また、直接被害に遭われた方だけではなくて、近隣の住民からもあそこは本当にひどかったけれども、どうなっているのですかというようなことをよく聞かれました。  また、石神三・四丁目の溢水では新座市側の東久留米志木線と東久留米市の市道、計3本からの道路が坂を下ったところで交差をしているために雨水が流れ込んでいる影響ですけれども、東久留米市の上の原団地方面から来る道路には車道に雨水浸透ボックスが入っているというふうに新座市の担当の方からちょっとお聞きをいたしました。横断側溝も入っているのですよというふうなことを伺いましたので、実際現場を見に行きました。確かに交差点の手前に横断側溝が入っておりました。また、東久留米市の担当課にお聞きをいたしましたら、ちょうどその箇所は既設の雨水管が整備されていないということがあったということと、坂の下の畑だったところに東久留米志木線を市道と一緒に整備をしたということもあって、今回整備した道路の範囲内の雨水を地域内で処理をするために浸透ボックスを入れたというふうに担当の方から伺いました。新座市でも中村議員もおっしゃっていましたけれども、本当に3本の坂が交差するということになるわけですから、あらかじめそうしたことを予測して整備ができなかったのかというのがちょっと大変残念だなというふうに思っております。対策をお伺いいたします。  また、都市計画道路では副道もつくられます。その部分も含めて、心配だということです。さらに、保谷朝霞線は、今回内水氾濫が起きた野寺二丁目の市道に擁壁をつくるような形になりますので、しかも貯水池が擁壁の片山側の先になってしまいますので、さらにそういう意味で内水氾濫がひどくなってしまうのではないかというふうに心配していらっしゃる声も伺いました。そういう意味でいろんな意味も含めまして、27メートル道路というのは問題がいろいろあるなというふうに改めて思いました。県は、こうした雨水対策についてどんなふうに考えているのでしょうか。ぜひ市として住民の声を伝えていただきたいなというふうに思います。  行政問題の4点目です。放課後児童保育室の延長保育料の徴収について伺います。放課後児童保育室の延長保育料を支援員が保育中に直接保護者から集金する方法は子供たちの安全や本来の仕事である保育に支障があります。システム改修して、自動引き落としにするべきです。この問題は、これまでにも私を含めて何回も質問をしています。前回の答弁では、支援員からも負担であるという声を聞いていると、また他市は全部引き落としだと、そういう状況を勘案しながら前向きに検討させていただきたいというふうに答弁もされました。多い放課後児童保育室では、50人とか60人の集金をするということで、月末の集金期間では夕方支援員の一人がこの集金事務にかかりっきりにならざるを得ないということです。大事なお金を扱うということと、複式の領収の紙に印鑑も3か所押すとかいろいろ手間があるということでそうならざるを得ないというお話でした。万が一あってはならないことですけれども、事故ですとか、何かけがとかがあったら、そういうことをしていたからというふうに現場はもう絶対言いわけはできない立場に置かれているわけです。新座市の保育の会でも保育を行うべき支援員が本来やるべき仕事ではないと、業務外のことなのだから、早急に改善してほしいということで繰り返し要望をされています。保育園の延長保育料は引き落としをしているのに、なぜ放課後児童保育室はできないのかということ、これは本当に当然の疑問です。決算を見ますと、延長保育が始まった平成25年の延長保育料収入は185万7,000円、それから毎年約100万円ずつふえているのです。それで、平成29年度の決算は延長保育料収入が581万8,000円ということで、400万円もふえているという状況があります。保護者の方も昔に比べて大変長時間労働がふえていますので、こうした傾向はもう変わらないというふうに思います。早急に実現すべきだというふうに思いますが、どのように検討してきたのでしょうか。  最後に、教育問題として、公民館の備品の整備についてということで伺います。先ほど辻議員の質問の中でも教育長は公民館の利用者の高齢化がかなり進んでいるというふうにお話がありましたように、和室で使用する座椅子が足りないので、ぜひふやしてほしいという要望が寄せられました。各館5脚あるということなのですけれども、膝が痛くて正座ができないというご高齢の方がふえています。いろいろほかの部屋を利用しようとしても埋まっていたりとか、それぞれ和室を使いというようなご要望によって利用されているわけなので、ぜひふやしていただきたいと思います。  また、アンプやスピーカーの修繕をしてほしいという要望もいただきました。畑中公民館で伺ったら、もう何年も前のとても古いアンプスピーカーで、修繕できるような状態ではないですねというふうに伺いました。また、栗原公民館でも同じような感じで、素人がというか、職員がちょっと修繕というか修理をしたとしてもすぐ壊れてしまうので、やはりきちんとした専門家が修繕するようなことではないとだめですねというお話だったり、やっぱり買いかえが一番というふうに思います。栗原公民館では、かわりに家庭で使うようなCDプレーヤーを使っていましたけれども、ぜひこうした予算、市民の方が社会教育、またいろいろな自分の活動、人生を豊かにしていくという意味で利用している公民館ですので、こうした教育予算はぜひふやすべきだと思いますので、よろしくお願いをいたします。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、石島議員のご質問に順次お答えしてまいります。  1、行政問題、1、にいバスのバス停留所の移設についてのご質問をいただきました。西武バス株式会社とはこれまで担当レベルで調整を行ってまいりました。11月の27日に西武バス本社へ出向き、ひばりヶ丘駅北口西武バス専用折り返し場内へのにいバスひばりヶ丘駅入り口バス停留所を移設させていただくように要望書を提出してまいりました。要望書は受理していただきました。西武バス株式会社においても今後社内での調整が必要であるということでございましたので、結論が出るまでしばらくお時間を頂戴したいと思います。  2、ごみの収集についてのご質問でございます。(1)、ふれあい収集のご質問をいただきました。ご質問にありましたとおり、志木地区衛生組合構成市であります志木市は、昨年9月から、また富士見市は平成21年4月からふれあい収集を開始している状況でございます。また、対象世帯につきましては、志木市は39世帯、富士見市は59世帯であり、これを参考に本市の対象世帯を推計いたしますと、おおむね100世帯と仮定いたしました。そうする場合、1,400万円程度の費用が見込まれます。ふれあい収集の実施につきましては、その必要性について強く認識はしております。対象者の基準の整備や、収集体制の課題ばかりではなく、現在の財政状況も勘案しながら早急な実施は難しいということをまずはご理解を賜りたいと思います。今後の検討課題とさせてください。   (2)、ごみ有料化についてのご質問をいただきました。このごみの有料化につきましては、平成18年度から平成20年度にかけて、志木地区衛生組合及び構成3市において検討を行った経緯がございます。当時はごみの分別徹底を図りながら、ごみの軽量化を進めることとし、有料化については見送られたところであります。本市の近年におけるごみ排出量の状況は、宅地造成等によりこの10年間で人口が1万人以上増加する中、家庭系の可燃ごみの排出量はしかしながら、832トン減少しております。これらは市民の皆様のごみの分別意識が向上したこと、また減量化意識が浸透してきたことによる結果だと捉えております。その一方で、稼働開始から32年が経過した富士見環境センターや、24年が経過した新座環境センター西工場につきましては基幹的設備の改良工事が必要となることから、今後の組合負担金については増額が見込まれている状況でございます。このような中、志木地区衛生組合の正副管理者会議において、以前のごみ有料化の検討から約10年が経過していることもありますので、有料化を前提とした話ではなくて、持続可能なごみの収集、処理体制を維持するため、改めてごみの有料化の必要性について議論すべきではないかというふうな話になりました。これを受けまして、現在志木地区衛生組合及び構成3市において有料化における現状の把握、他自治体の状況調査、市民ニーズを含んだ課題の整理、期待される効果など、担当課長を中心に具体的な調査、議論が始まっております。現在は研究している状況でございます。また、当然ながらごみの減量化の推進は必要不可欠だと思っておりますので、引き続き推進してまいりたいと思います。ご理解を賜りたいと思います。  議員ご指摘のとおり、第14回新座市市民意識調査の中でもごみの収集については「現在のままで」という方が68%、「有料化してもよいのでは、戸別収集の希望」が7%、「支援が必要な高齢者や障がい者世帯については戸別収集希望」、24%、こういうアンケートもありますので、こういうこともしっかり受けとめながら努めてまいりたいと思います。調査をしていきたいと思います。  溢水対策についてのご質問です。まずは、野寺二丁目の溢水対策につきましては、過日多くの議員からご質問いただきました。中沢用水の上流部分に当たる栗原二丁目地区の雨水管の布設がえ、流下先を中沢用水から練馬所沢線に布設された雨水管1,350ミリに変更すること、中沢用水へ流入する雨水を減らすことを目的とした工事を行いました。この工事につきましては、平成31年1月の完成を予定しております。工事中でございます。整備に対する効果の確認につきましては、いましばらくお待ちいただきたいと思います。  野寺四丁目につきましても溢水箇所の西側に野寺児童遊園があります。児童遊園に一時的に水をためられるよう、公園周辺に止水板を設置いたしました。また、練馬所沢腺からの表面排水の流れ込みを軽減するため、県道と市道の交差点に横断側溝を整備いたしました。本年11月に実施いたしました。今後は県道と市道の交差点へ横断側溝をもう一か所整備するとともに、児童遊園の出入り口箇所の止水方法について検討をしております。  次に、石神三・四丁目地区におきましては、東久留米市側の上の原地区へのアクセス道路や東久留米駅神山線の整備に伴い、新座市側への雨水の流入が懸念されます。新座市との行政境へ集水ますの増設を要望し、設置されている状況であります。また、正常な機能を確保するための雨水管の点検及び清掃を実施しております。また、東久留米志木線に設置してあります既存の集水ますを浸透化させる工事を検討してまいりたいと思います。  次に、都市計画道路放射7号線及び保谷朝霞線の雨水処理につきましては、県に確認しましたところ詳細設計が完了していない状況です。基本的な考えは従来どおり、新座市の既設雨水管に接続を考えているとのことでした。雨水の処理について、市といたしましては重要な協議事項と考えており、平成29年9月には放射7号線の都市計画決定変更に対しての意見紹介でも協議事項として申し入れているところでございます。今後につきましても市道が溢水することのないような適切な雨水処理を求めて協議を進める所存であります。以上でございます。  4、放課後児童保育室の延長保育料徴収のシステムについてのご質問をいただきました。議員から平成29年第2回定例会においてもご質問いただきました。改めてシステム改修費用について、電算システム管理会社に確認いたしました。200万円程度の費用を要するということでございました。しかしながら、延長保育を利用する児童は年々増加傾向にありまして、平成25年時は1割程度だったのですが、今はもう3割から4割程度の利用率となっていることや、保育室で現金を取り扱うことの安全上の問題もございますから、市といたしましては課題として捉え、検討しているところでございます。現行の電算システムの賃貸借契約の契約期間が平成32年9月までと残り少なく、現時点で高額な費用をかけて改修を行うことは財政上慎重な判断が必要な状況でございます。徴収方法につきましては、今後予定されている電算システムの入れかえに合わせて口座振替とすることを検討していきたいと考えておりますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。  教育問題につきましては、教育長のほうからご答弁を申し上げます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 石島陽子議員から教育問題についてご質問がございましたので、私のほうからお答え申し上げます。  公民館の備品につきましては、修繕できるものは修繕して、館の利用者の活動に不便を来さないように運営しているところでございます。石島議員からご質問のありました和室に使用する座椅子でございますけれども、利用者からも要望をいただいております。利用者が大変高齢化しているという状況で、和室を使う際はやはり正座をするのはなかなか困難になってきているということで、この要望をいただいておりますけれども、しかしながら厳しい財政状況がありまして、破損等により使用できなくなった備品もありますので、それらを優先して購入する必要があるために先送りをせざるを得ない状況にあるということでございます。館同士で貸し借りしながら対応しているという状況でございます。  また、アンプやスピーカーの音響設備につきましてもこれは開館当時に整備したものでございまして、もうかなり老朽化が進んでいるということで、利用者からも故障して使えないなどという苦情もいただいておるところでございます。音響の設備はシステムを全て取りかえるとなりますと多額の経費がかかるということで、現在は代替機器を使用して何とか対応しているという状況でございます。しかし、いずれは抜本的にアンプ、スピーカーあるいはCD、DVD等の再生装置を取りかえなければならない時期に来ているのかなというふうに思っています。何しろ公民館の備品の年間の予算というのが非常に限られていまして、びっくりするほどの予算でございますので、なかなか思うようにいかないのが現状でございます。ご指摘のございました栗原公民館の音響も代替装置としてCD、DVDラジカセを購入して我慢をしていただいているという状況でございます。もうしばらく辛抱していただければと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) では、今の公民館の備品の問題なのですけれども、私も備品購入の決算を見まして本当にびっくりいたしました。平成26年は決算、127万6,000円です。平成27年になると半分の66万円、平成28年がさらに半分の35万円、平成29年は22万6,000円ということです。平成30年の予算を見ましたら14万円。もう本当にひどい予算のとり方だなと思いました。100万円以上も減っていて、それで利用者の方が困っていらっしゃるのです。教育長も本当にびっくりするような予算とおっしゃるような予算で、これは本当に財政部の方にはぜひ今の教育長のお話も聞いていただいたと思いますので、大幅に予算をふやしていただきたいなというふうに思います。でも、座椅子の購入費、そんなにしないのではないかと思うのですけれども、座椅子というのは一体幾らするのでしょうか。あとアンプスピーカーも直すとしたらどのくらいの予算になるのでしょうか。お願いします。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 座椅子は1つ7,000円でございます。それから、スピーカーあるいはシステム全部を交換となりますと、やはり30万円ほどかかるということでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) 座椅子は先送りと先ほど教育長おっしゃいましたけれども、もう少し金額はするのかなと思ったのですが、1台7,000円ということで、倍にふやしたとしても1館で3万5,000円程度です。何とかならないのでしょうか。今年度の予算の中で5脚全部無理だとしても幾らかでもふやすということはできないのでしょうか。お願いします。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 公民館の備品購入費でございますが、本年の当初予算は35万円でございまして、その範囲の中でやむを得ないものは流用等もして対応しているところでございます。現在既に故障して取りかえなければいけないものもちょっとございまして、折り畳み椅子ですとか、デジタルカメラですとか、ピアノ用の椅子ですとか、そういった要望もありますので、全体の中で何を優先して購入していくかというのは改めて館の要望も踏まえて、この座椅子についても一部の館だけでもふやすことができないか、全体の予算の中でちょっと検討をさせていただければと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) では、既に利用者の、私に要望した方以外にも何人もの方が多分要望されていることだと思いますので、ぜひ全体の中で予算を見ていただきまして、少しでもふやしていただけたらというふうに思います。あらかじめ使うということがわかっていれば、近くの公民館からちょっと借用するというようなことも可能かと思いますので、そういうこともできますよというようなことを利用者の方が和室を予約する際に座椅子がたくさん必要ですかとか、使うようなら近くから借用しますけれどもみたいな、そういうことをあわせて聞いていただくというふうなことはお願いできないでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 利用する際にその状況を利用者の方に確認をするということはどの段階で確認をするのかというところもありますので、そういった周知をして確認をするように努めて、ちょっと現場のほうと協議していきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。
    ◆10番(石島陽子議員) 音響については30万円以上かかるということですが、開館当時からのものということでちょっとびっくりいたしましたが、取りかえなければならない時期という、耐用年数とかということではもう時期が来ているということなのだと思いますが、いつまでにかえるというようなことというのは今お話をしていただくということはできないでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 各公民館におきます音響設備なのですが、今回ご質問もいただきましたので、改めて設備の状況や使用状況、故障のぐあい等も調べさせていただきました。幾つかの館でやはり故障して一部の機能が使えないという状況もあるようでございます。また、現在大きなステレオの固定式のものについては、やはり部品がなかったりですとかということで、交換に多額の費用かかりますので、現在は小さなポータブル式の、移動式のアンプやCDラジカセ、そういったもので対応をしているようでございますので、まずはそういったものを整備をして、対応していきたいというふうに考えています。大きな固定式のものについては、それを交換するというのはなかなか今の段階でいつというふうにはちょっと申し上げられないかなというふうに思います。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) 館長などにもお話を伺ったのですけれども、公民館まつりとかいろいろあったり、催し物の練習のときにはCDラジカセみたいなもので練習をしていただいているのだけれども、やっぱり実際に公民館まつりというときには大きな舞台をつくってやったり、全館でダンスをやったりとかということなので、CDラジカセではなくて、きちんとした大きな固定式のもので、音響のいい中でどうしてもやりたいというようなご希望もあるので、お互いに融通をし合って、どこがちゃんときれいな音で使えるのかちょっとわかりませんけれども、そういうところがあるようなので、そういうのでお互いに融通をし合って使っていると。それが利用者の方のご要望だということですので、ぜひ固定式のものについても費用は確かにかかるかもしれませんけれども、公民館の備品とか修繕の予算が削減されている状況がはっきり今回調べてよくわかりましたので、ぜひ予算をふやしていただきまして、利用者の皆さんが気持ちよく利用して、しっかりと楽しんで、豊かな生活を送れるようにしていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。  それから次に、放課後児童保育室の延長保育料の徴収ですけれども、利用される方が3割から4割にふえているということで、すごく利用がふえているなと私も今お聞きをしてびっくりしましたけれども、やっぱり夕方の一定の時間というのはどうしても子供、低学年なんかは特に疲れてくるので、けがをしやすくなったり、それからちょっとしたことでトラブルが起こりやすいということで、指導員、支援員が一番子供に手をかけなければいけない時間なのです。そこの時間にほかに手をとられるということはやっぱり大変なことだと思うのです。それで、途中で帰ったりする子もいますから、そういう子供がちゃんと約束どおりに帰るのかとか、声かけをしたりとかということも大事な仕事の一つですから、それも校庭にいろいろ広がって遊んでいる子供たちを呼びに行ったりとかいろいろやるわけなので、そこの時間を大事にするというのは私は学童保育としてはすごく大切なことだというふうに思っているのです。  来年、後で月曜日に議案も出ますけれども、指定管理者ということで民間が6か所入るということで、支援員が総入れかえになるということも予想できるわけです。そうしますと、たくさんの子供たちの名前を一遍に覚えたりとか、いろんな把握をしたりとかということをしながら、保護者の方の顔を見て対応するというので、4月って本当にすごく大変なのです。新1年生もなれない中で対応しなければならないわけですから、4月は本当に一番大変です。保育園や学童保育、大変です。そのことも含めて何で来年からかえるということができなかったのかなというのがすごくえっと思いました。  昨年の答弁で絶対平成31年度からはかえていただけるかなというふうに思っていたものですから、いや、そういう予定はちょっと残念ながらないですというふうに担当課にあらかじめ伺ったところ言われて、えっとびっくりして、それで質問しようと思ったのです。今子供たちの安全のほうが200万円のシステムの入れかえのお金よりも私は絶対大事だと思うのですけれども、そこの点で平成32年の9月までといったら、まだ1年半あります。早くかえるということをもう一度検討するということはできないのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 石島議員がおっしゃっているところは十分認識しておりまして、所管課においても十分検討はしたのですが、やはり改修に200万円がかかると。現時点でこの200万円を出すということがなかなか厳しくて、平成32年の9月に現行のシステムの契約期間が終了するので、その入れかえの際にはその内容について仕様に盛り込みたいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) 何かすごく残念なのですけれども、やりとりしていてもしようがないので、ぜひ今度は確実に口座振替にしていただくということでお願いします。もしその前にいろいろ保育園の保育料の改定、無償化の問題について、私たちは消費税の増税は反対ですし、選挙でそうならないようにしたいなと思っている立場ですけれども、いろいろな意味でそういうシステムの入れかえとか、そういう機会があれば、そういう機会も捉えてぜひかえていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  溢水対策についてです。そうしますと、野寺の四丁目の児童遊園のところでは止水板をつけるのだけれども、排水その後どういうふうにするかという、検討するということですが、止水板をつけると同時に排水をどうしていくかというのをあわせて対応しなければいけないことだと思うのですが、どういうことが現時点で考えられるのでしょうか。かなり水がたまるのではないかと思うのです。その点についてはどうでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 野寺四丁目児童遊園に止水壁を、これは整備既に終わっています。入り口部分をどうするかという部分は残っておりますけれども、基本的には溢水箇所のところから見ますと、児童遊園のほうから水が流れてきているという状況も見られましたので、まず児童遊園で一回とめてみようと。さらに児童遊園はどこから入ってきているのかと申しますと、児童遊園の裏の入り口というのですか、溢水箇所と反対側の市道にも入り口がありまして、そこから入ってくるようなのです。そこというのはどこから入ってくるのかというと、県道の練馬所沢線から市道に入り込んで、その市道を通って、野寺四丁目児童遊園を通って、その溢水箇所に行くというような状況がありましたので、まずは児童遊園でとめましょうというところで止水壁を設置したわけなのです。それで、次の対策としては県道から入ってくるという状況がありましたので、県道のところも横断側溝を設置して違う方向に流すという対策をとっております。まだこの止水壁を設置して、大雨の降った状況がありませんので、どういった効果が出るかというのは今後のことだと思うのですけれども、児童遊園にたまる状況が見られた場合はまず児童遊園にためておくと。それで、その溢水箇所の部分が水が引いた段階でポンプで排水するかと思うのですけれども、雨水管のほうに流して、野寺児童遊園にたまった水は排除するという考えでおります。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) わかりました。公園を何か新たに整備するとかということではなくて、ポンプで既存の雨水管に排水をすると、そういうことですね。わかりました。  そうしましたら、あと石神の三・四丁目の件では東久留米志木線のますの部分ですか、既存の集水ますの整備をするというようなお話でしたけれども、具体的にもうちょっとどういうことになるのか教えてください。  それと、あと中村議員が質問したときには当面雨水管理の総合計画をつくるので、その中で全体を見直していくというようなお話があったのですけれども、それと既存の集水ますを整備すると今部長が答弁された内容というのがどういう関連になるのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 市長答弁にございました東久留米志木線の既存の集水ますを浸透化させる工事という内容でございますけれども、北原のほうから東久留米市のほうに向かって急坂になっております。その途中に道路の両側に集水ますがあるわけなのですけれども、やっぱり急坂ということがありまして、そこの集水ますでなかなか雨水を集水し切れないというところがございますので、既存の集水ますの底にオーガーで穴をあけまして、これ砂れき層まで穴をあけるのですけれども、穴をあけまして、そこに浸透化させるような施設を入れて、そこに排水機能を持たせようという工事でございまして、基本的には約200メートルの区間にわたって20基以上の集水ますを改良していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(橋本吉弘) 過日中村和平議員からのご質問でお答えした件につきまして、私のほうからご答弁申し上げます。  雨水管理総合計画の中での位置づけと関係ということでございますが、こちらの計画については今年度と来年度、2か年かけてつくります計画でございますので、中身の細かいものにつきましては、まだ今現在公表できる段階にはございませんので、関係性についてはちょっとお答えしかねます。  また、中村和平議員にお答えした中ででは雨水整備の10か年計画というのが昨年度見直した計画がございまして、その中でこの石神三・四丁目地内の雨水の枝線工事、溢水対策なのですが、これを来年度事業として位置づけておりまして、これはまた来年度の当初予算のところでお示しさせていただきたいのですが、黒目川通りに埋設されております雨水管の負担を軽減させるような工事もその中に計画してございます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) わかりました。雨水総合計画についてはまだ公表できるような段階ではないということなのですね。では、本当に大きな災害も続いている中で、溢水の被害に遭われている方は本当に困っているを通り越して、お怒りの声も大分私もいただきまして、本当にかなり予算をかけてやっていただきたいというふうに思います。今回の市民意識調査の中でも雨水とか溢水対策について改めて項目が新しく入れていただいているということで、市も重視してやっていただくのだなということはわかったのですけれども、防災というか、減災というか、そういう対策のほうに予算をたくさん使っていただきたいということで、ぜひよろしくお願いをいたします。  あと野寺二丁目のほうはその後大雨が降らないと、まだちょっとよく状況がわからないということかもしれないのですけれども、私は話を地域の方から伺って、確かに保谷朝霞線ができますと、そこが本当に遮断されてしまうということになるので、今の雨水、溢水の状況だと、そこで水がたまってしまうのではないかと心配するのもよくわかるなと思ったのです。素人ですから、専門的にどういう対策をしてやっていけるのかというのがわからないのと、あと県道と市道とはいろいろ違うのかもしれませんけれども、建設常任委員会なんかでは歩道に対してはいろいろな対策をするけれども、車道については浸透性のものとかを舗装すると傷みが激しいので、なかなかそういうことはできないということで、財政があればやれるのでしょうけれども、そこで財政が新座市の場合はそういうふうに今やっていないということも、えっと思ってびっくりしたのですけれども、そういう状況もありましたので、では県はどうなのだろうかということが大変気になりまして質問いたしました。  放射7号は、協議事項として入れていただいているということですが、具体的にもう少しお話できることがあったら教えてください。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 放射7号線については新堀地区と栗原地区と2つに分かれておりますけれども、用地買収が進んでいるのは新堀地区なのです。新堀地区についてはもうかなりの用地取得率となっているということで、実際に詳細設計に入る段階に当たって、今市のほうとも例えば市道との取りつけ方法ですとか、そういったことについて協議を始めてきている状況でございます。そういった中で、当然雨水関係については昨今の市の状況が溢水関係が多くなってきているという状況もありますので、今回の道路整備に当たってはしっかりと対策をとっていただいた中でどこにつなげるかというところを具体的に協議していきたいなと考えております。強化を図っていただいた上で市の雨水管につなぐのであればつなぐということを強く申し入れて、今後の協議を進めていきたいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) 県のほうで雨水対策を強化していただいてというか、それは多分そこで発生する新たな水については、県の道路の中でしっかりとやっていただくということをお願いした上で指導につなげるのだなという理解でいいということですね。  保谷朝霞線についてもまだ具体的に詳細設計とかはなっていませんけれども、それからあと栗原地区の放射7号についても同じようにしっかり協議事項に入れていただいて、それによって市がせっかく今対策をとっているのがだめ、また別の問題が起きるというようなことがないようにということで、しっかりと伝えていただいて、協議していただきたいと思いますので、要望といたします。よろしくお願いいたします。  あと、ごみの有料化についてですけれども、有料化が前提ありきではないというようなお話だったと思うのですけれども、スケジュール的なものというのはどんなふうになっているのでしょうか。  それと、あと新座市は市民意識調査の中で項目を入れていただきましたけれども、ほかの2市についてはどういう状況になっているのでしょうか。やっぱり市民の声というのをしっかり聞いていただいて、やるべき問題だと思いますので、お願いします。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) ここいつまでに調査研究をして、それからどういうふうにするかということは全く決まっていませんので、研究をしているという段階ですので、また志木市、富士見市がどういう調査をして、その結果がどうなっているかということもまだわかりませんので、衛生組合の中では他市の状況とか、有料化にした後の市民の反応ですとかいろいろとあると思いますので、要するに今後研究をしながら状況を判断する材料として考えていきたいということでございます。ですから、いついつまでにとか全くそれは決まっておりません。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) 決まっていないというのは研究のまとめる時期とかというのは決まっていないのですか、それともごみの有料化について前提ではないから決まっていないということなのでしょうか。どういうことでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 有料化に向けて調査をしているとかというのではなくて、有料化のいろんな都市近郊の市町村がどういうふうにやっているかとか、そういうようなことを共同で研究しましょうという、そういうような話ですので、移行に向けてすぐさまどうこうするとかと、そういうような話ではございません。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) では、新座市長としても有料化ありきではないということで、私はいろいろ市民の生活の問題とかも考えると、有料化すべきではないという立場を研究の中でもしっかりと議論の中で発言していただきたいなというふうに思いますけれども、そういうことを表明していただけないでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) このごみの有料化の問題は大きな問題だと思います。近隣、特に東京都下は結構進んでいるみたいですけれども、市民生活における行政サービスの応応益化ということは常に視点としては持っていなければいけないと思います。ただ、このごみの有料化がどういうような影響があるかとか、いろいろと調査する必要もありますので、今後の調査結果を見ながら判断させていただきたいと思いますので、やらないよとか、やるよとかということをこの場では申し上げることはできないということを理解していただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) 今後の調査結果を見てというふうに今おっしゃいましたので、検討している調査の結果というのがいつになるのかということと、どなたが検討されているのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 誰がやっているのかというのですけれども、各担当課長が集まりまして勉強会をしているということで、一応平成31年の7月ごろまでに結論を出すことを目標として研究しているということでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) 平成31年の7月ごろまでに各担当課長がということなのですね。そうしましたら、そういった内容についてはどういうことが出るかわかりませんけれども、今回の市民意識調査の結果を見ても7割の人が現在の収集体制を希望しているということですので、そのことについてはしっかりと市長として踏まえていただいて、やらないということで判断をしていただきたいなというふうに思いますので、何のために意識調査の結果が出たのかと、せっかくいい調査をしていただいたので、それを生かしていただかないと困るなと思いますので、しっかりとそのことを頭に入れていただきたいというふうに思っております。それぞれの市が判断していくということでよろしいのですか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 広域でやるか、個々の市で判断するかということもまだ決めていませんので、平成31年の7月の結論というか、結果が出ましたら、また見きわめていきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) では、ぜひ市長には市民の声をしっかり受けとめていただいて、しっかりと主張をしていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  ひばりヶ丘のにいバスの件ですけれども、社内での調整が必要だということですが、折り返し場については、場所とかというのは具体的に入り口に近いほうとかそういうことでのご要望とかもされているのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) 市として今の折り返し場、そちらににいバスのバス停をということで要望はしております。これが実は私も北口ロータリーが運用開始になりまして、そうしますと西武バスのバスバースが3か所できるということなのです。乗車が2つ、それから降車が1つと。それ3つ使うわけなので、今の折り返し場、随分利用頻度が減るのではないかと思っていたのですけれども、実はそうではなくて、降車と乗車が違うものですから、例えば時間が近ければ、そのままおろして、そのまま乗せるということも可能かと思うのですが、時間があいていたり、あるいは職員の休憩というようなことになりますと、一回北口に来て、お客さんをおろして、そのまままた折り返し場に今度は右折して戻ってくるということで、そこでまた時間調整をして、また左折して乗車をさせてという、そういうことをするということなのです。ですから、西武バスが大体延べ400回ぐらい出入りするということで今積算しております。ですから、かなりの頻度で入ってくるものですから。また、今までのバスの動向と違いますので、西武バスとしてはその辺運用開始して、状況をちょっと見させていただいて、どこがにいバスのバス停で設置するのが安全なのかというのを少し見きわめさせてくれということで、少しお時間をいただきたいということで今言われているものでございます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) 400回も出入りする、これが多いのか少ないのか、ちょっとよくわからないのですけれども、ふえるということなのですか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) 今までは折り返し場に片山方面から来て、左折して入って、そこでお客をおろして、そこで待機するなり、すぐ回転して、また乗車をさせて出発するという形だったのですけれども、今度はバス停が北口ロータリーになるわけですので、そのまま折り返し場を通り越して北口まで行くわけです。そこでおろして乗せていってしまえばいいのですけれども、そのまま時間調整の関係でまた入ってきて、そしてまた乗車の関係で北口に向かうというようなことでありますので、恐らく今までよりも利用頻度がふえるのではないかと西武バスのほうでは言っております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 10番、石島陽子議員。 ◆10番(石島陽子議員) 今あるにいバスのバス停をせっかく西武バスの折り返し場に移しても、私バスの一番奥に待機しているのをたまたま偶然見かけたことがあるのです、にいバスが。あそこの一番奥まで行ってしまうと、せっかく折り返し場まで来たのと距離がほとんど変わらないなと思ったので、できるだけ手前側にしないと意味がないのではないかというふうに思ったのですけれども、そういったご要望というか、西武バスのご意向もあるかと思いますけれども、そういうことは言っていただいているのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) これはあくまで状況を見て、西武バスからお借りすることですので、余り強い条件は言えませんけれども、やはり議員おっしゃるとおり、一番奥のほうからですと、確かに意味がないといいますか、余計遠くなるというようなことにもなりますので、なるべく道路、歩道際のほうにできれば設置したいということは申し述べていきたいと思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、10番、石島陽子議員の一般質問を終わります。  これにて一般質問を終結いたします。 △次会日程の報告 ○議長(島田久仁代議員) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  明14日は休会、15日、16日は休日休会、17日は本会議を開きますので、定刻までにご参集くださいますようお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(島田久仁代議員) 本日はこれにて散会いたします。  大変熱心にご苦労さまでございました。   散会 午後 4時31分...