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平成30年第3回定例会-09月18日-08号

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  1. 新座市議会 2018-09-18
    平成30年第3回定例会-09月18日-08号


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    平成30年第3回定例会-09月18日-08号平成30年第3回定例会  平成30年第3回新座市議会定例会 議事日程第8号                              9月18日午前9時開議 第 1 一般質問    22番 佐藤 重忠 議員    23番 白井 忠雄 議員    25番 川上 政則 議員 出席議員 26名      1番   鈴  木  明  子         2番   助  川     昇      3番   小  池  秀  夫         4番   伊  藤  信 太 郎      5番   島  田  久 仁 代         6番   池  田  貞  雄      7番   平  野     茂         8番   中  村  和  平      9番   森  田  輝  雄        10番   石  島  陽  子     11番   辻     実  樹        12番   笠  原     進     13番   芦  野     修        14番   高  邑  朋  矢     15番   木  村  俊  彦        16番   工  藤     薫
        17番   小  野  大  輔        18番   塩  田  和  久     19番   平  松  大  佑        20番   鈴  木  秀  一     21番   野  中  弥  生        22番   佐  藤  重  忠     23番   白  井  忠  雄        24番   滝  本  恭  雪     25番   川  上  政  則        26番   亀  田  博  子 欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市   長   並  木     傑      副 市 長   山  崎  糧  平   総合政策           永  尾  郁  夫      総務部長    細  沼  伊 左 夫   部   長                           市民生活   財政部長    遠  山  泰  久              大  塚  力  也                           部   長   総合福祉                    こども未来           鈴  木  義  弘              一 ノ 関  知  子   部   長                   部   長   いきいき                    都市整備           竹 之 下     力              広  瀬  達  夫   健康部長                    部   長   上下水道           橋  本  吉  弘      教 育 長   金  子  廣  志   部   長   教育総務                    学校教育           渡  辺  哲  也              梅  田  竜  平   部   長                   部   長                           選挙管理   会計管理者   江  原  達  夫      委 員 会   河  尻  広  海                           事務局長   監査委員           三  上  文  子   事務局長 職務のため出席した事務局職員                           事 務 局   事務局長    島  崎  昭  生              生 田 目  真  一                           副 局 長   専門員兼           佐  藤  寛  之   議事係長 △開議の宣告  (午前 9時29分) ○議長(島田久仁代議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。 △一般質問 ○議長(島田久仁代議員) 日程第1、一般質問を行います。 △佐藤重忠議員 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員の一般質問を許可いたします。  22番、佐藤重忠議員。    〔22番(佐藤重忠議員)登壇〕 ◆22番(佐藤重忠議員) おはようございます。22番、佐藤重忠でございます。それでは、議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従って一般質問いたします。  今回は、行政問題を2点、福祉問題を2点、地域問題を2点質問をさせていただきます。市長、教育長を初め、執行部の皆様方の誠意あるご答弁をよろしくお願いいたします。  初めに、通告書の訂正をお願いいたします。3、地域問題、1の(4)、市道第42―02号線(水道道路)においてとありますが、正しくは水道道路は市道第41―02号線です。同じく3、地域問題の2についても、市道第42―02号線(水道道路)を市道第41―02号線に訂正をお願いいたします。  それでは、1、行政問題の1点目として、過去の「広報にいざ」の電子化及び無料アーカイブ開設について質問いたします。新座市に限らず、各地の自治体におきまして、生活情報やイベントの告知、市の施策などを市民の皆様にお届けする広報を発行しています。そもそも広報紙とは、官庁や自治体、団体、企業が不特定多数の人々に向けて、その機関の活動を紹介、宣伝する目的で刊行するものとされております。  また、一方では、市の取り組みに限らず、市民の皆様のボランティアやサークル活動のメンバー募集であったり、地域活動の様子なども掲載しており、新座市及び新座市におけるさまざまな団体の新しい情報を毎月1回発信するという役割を担っております。  しかし、実は、「広報にいざ」の役割はそれだけにとどまるものではありません。広報紙には、話題になった出来事や事件、事故に関するものも掲載されます。例えば最近の「広報にいざ」を見ると、オリンピックで活躍された新座市在住の方や、新座市にゆかりのある方が一面に掲載されたり、大江戸新座祭りを初めとする夏祭りの写真が大きく取り上げられておりますとともに、6月18日に大阪北部地震によりブロック塀が倒壊し、小学生のとうとい命が失われましたことを受け、ブロック塀の点検に関する記事があったり、ゲリラ豪雨による浸水対策として、土のうステーション設置の記事が2か月連続で掲載されたりしております。何が言いたいのかというと、広報とは新しい情報を入手するツールであるだけでなく、実は未来における新座市のそのとき、その時代を映す大切な存在であり、まさに新座市の歴史をつづった貴重な資料であるということです。  昔と違い、今は大変便利な世の中となりました。「広報にいざ」は紙媒体でありますが、電子化されて新座市ホームページでも見られるようになりました。また、スマートフォンのアプリでも見ることができます。でも、市ホームページでは平成28年1月まで、スマホのアプリでは平成28年3月までしかバックナンバーを見ることができません。今回私が提案するのは、もっともっと古いもの、可能ならば第1号にさかのぼって電子化し、無料アーカイブとして一般に広く公開すべきというものであります。  メリットとして、まずは先ほどから申し上げているように、「広報にいざ」は新座市にとって貴重な資料であり、保存の必要性があると考えますが、紙媒体では劣化が避けられず、電子化による保存が有効だということ、あわせて電子化イコール省スペースということが挙げられます。また、電子化して公開することで、郷土の歴史の研究資料として幅広くご利用いただけます。専門的な学術に利用されるだけでなく、例えば小・中学校の夏休みの自由研究にも大いに役立ちます。あるいは、ご自身の生まれた年月に新座市で何があったのかを調べてみるのもよろしいかと思います。さらには、2020年11月1日の市制施行50周年記念事業の一環として取り組むこととしても有効だと思います。  白井忠雄議員が本年第2回定例会における一般質問におきまして、新座市50年史の作成について、市の貴重な歴史を後世に残すため編さん作業を行うべきですと質問しておりますが、それに対する検討結果として、今年度中に市史編さん業務の着手に向けた体制を庁内で検討し、あわせて先進自治体の事例を参考に資料の収集方法等を研究してまいりますとありますが、こちらも同様に実施すべきと考えます。市の見解を伺います。  続きまして、行政問題の2点目として、男性の家事力強化推進事業の導入及びハンドブック作成について伺います。女性の働き方改革や女性活躍推進及び高齢男性単独世帯の増加などに伴い、男性の家事力強化のさらなる推進とハンドブックの作成をしてはいかがでしょうか。  本年7月に総務省が発表した人口動態調査によると、日本人の総人口は9年連続で減少しており、1995年から減少に転じた15歳から64歳までの生産年齢人口は初めて総人口の6割を切りました。女性の社会進出率を高め、女性にさらなる活躍をしていただかなければ日本の将来が危ぶまれる、そんな時代が訪れようとしております。  以前にチャイナネットが報じたゴールドマン・サックスのレポートによると、女性の就業率が現状の60%から男性の就業率と同じ80%に達すると、日本の労働人口は新たに820万人増加し、日本のGDPが15%向上するとのことです。また、政府による女性活躍推進や働き方改革などにより、女性が働きやすい環境の整備が進んだことに合わせて、世界各国と比べて日本の女性の社会進出における現状は世界と比べておくれていることへの批判という後押しもあり、日本における女性の社会的活躍が大いに求められております。それに伴い、夫婦共働きという世帯が増加しております。もはや一般的と言ってよいかと思います。  時代の流れとともに夫婦のあり方や家庭の形はどんどん変化していくものであり、これに拍車をかけるのが核家族化です。昔の日本は、3世代あるいは4世代同居が当たり前で、お年寄りの面倒は家族で見ることに疑問を感じることはない、疑問を感じても口には出さないというのが、よくも悪くも日本の家族のあり方でした。この大家族生活が近年核家族化に変貌したことにより、高齢者夫婦のみの家庭、あるいは高齢者単身世帯がふえております。  平成29年版の統計にいざには、男女別高齢単身者数及び年齢別夫婦のみの世帯数が掲載されておりますが、それによると65歳以上の男性単独世帯が2,415世帯、夫婦ともに65歳以上の夫婦のみ世帯数が7,048世帯と、驚くべき数字となっております。こうした共働き世帯の増加や核家族化の促進に伴い、女性が社会で活躍を期待されるのと同様に、男性の家庭での活躍が求められております。  考えてみると、単身生活はもちろん、結婚や妻の出産から育児を経て、セカンドライフと言われる時代にあっても、どちらかの介護を乗り越え、やがてはひつぎに入るまで、現代日本の男性は、あらゆる世代において家事をこなすスキルが必要になったのだと認める必要があります。新座市として、この流れに沿った施策を展開する必要があります。男性の家事力強化推進事業の導入及び推進が大いに必要であると考えますが、いかがでしょうか。  また、市の現状として、どのような事業が展開されておりますでしょうか。また、家事力アップヘの啓発や具体的な家事のやり方を家事初心者の男性にもわかりやすく教えてくれるハンドブックを作成してはいかがでしょうか。  先進市をご紹介します。岐阜県岐阜市では、本年3月に男の家事力アップ化推進事業として、啓発パンフレット「家事メンのすすめ」、これは男性向けの家事マニュアル冊子と「となりの家事メン」、身近なロールモデル及び家事スタイルの紹介冊子をそれぞれ7,000部作成し、公共施設などで無料配布をしております。さらには、男性にはぜひ知ってほしい、やってほしい家事を紹介する動画を作成して公表しております。動画は、私も全て拝見をいたしましたが、その中でも啓発映像は、世の家事メンの気持ちを代弁するもので大変すばらしいものでありました。音声をオンにしてごらんになっていただきたいと思います。  続きまして、2、福祉問題の1点目、市による認知症患者傷害保険の加入及び認知症保険のPRと個人加入の促進について伺います。  市として、認知症患者のひとり歩き中などの事故や第三者にけがをさせた場合などに備える保険に加入することを検討してはいかがでしょうか。  ことし6月に発表された警察庁のまとめによりますと、認知症によるひとり歩きなどが原因で行方不明になり、警察に届け出があった件数は全国で1万5,863人と、過去最高となりました。そのうち残念ながら死亡が確認されたのは470人、及び227人が昨年中に所在を確認できませんでした。  なお、都道府県別の認知症による行方不明者届け出件数では、埼玉県が全国で2番目に多く1,734人、一番多かったのは大阪府で1,801人、3番目に多かったのが兵庫県で、以下愛知県、東京都、神奈川県と続きます。  さて、認知症による行方不明者がふえ続ける中で、認知症患者のひとり歩き中に事故や傷害事件などを起こし、家族が損害賠償を求められることに備えて、自治体が個人賠償責任保険に加入するという事例がふえてまいりました。神奈川県大和市が昨年11月から、愛知県大府市が本年6月から、栃木県小山市が本年6月から、福岡県の久留米市が10月から事業を開始いたします。  例えば全国の自治体で初めて実施した神奈川県大和市では、市が実施している徘回高齢者等SOSネットワーク事業の登録者を被保険者として、例えば線路内に立ち入ってしまって電車に接触して、鉄道会社に遅延損害を与えてしまい、法律上の損害賠償が発生した場合には最大3億円を補償します。また、自転車に乗っていて歩行者にぶつかり、相手にけがを負わせてしまったときや、日常生活における偶然の事故でも、死亡後遺傷害保険と入院、通院に対する傷害保険にも加入します。1人年1万150円の保険料は、市が全額を負担し、本年6月現在で269人が加入しています。新座市でもぜひとも実施するべきと考えますが、いかがでしょうか。  あわせて、市内の認知症患者やその家族に対して、認知症保険のPRと個人保険加入の促進を検討してはいかがでしょうか。  なお、今回の質問は、認知症やMCIと診断された場合の医療や給与補償の類いではなく、個人の損害賠償責任保険といたします。最近では、認知症患者専用に特化したものから、認知症患者も含まれるものなど、さまざまな商品が開発されております。市としてしっかりと情報提供を行って、認知症の方と自宅で介護するご家族に安心をお届けすることが大切かと考えますが、いかがでしょうか。  続きまして、2、福祉問題の2点目、認知症本人ガイドブックのPRと有効活用について伺います。本年の3月、認知症になったばかりの方に向けて、「本人にとってのよりよい暮らしガイド」が発行されました。制作したのは東京都健康長寿医療センターで、一般社団法人日本認知症本人ワーキンググループが協力しました。副題を「一足先に認知症になった私たちからあなたへ」とする24ページから成る小冊子で、診断を受けた後に絶望せずに自分なりによりよい日々を暮らしていくためのヒントをまとめたものです。  主な内容として、「一日も早くスタートを切ろう」、「これからのよりよい日々のためにイメージを変えよう」、「あなたの応援団がまちの中にいる」、「私の暮らし、こんなふうに暮らしています」といったアドバイスを紹介しています。認知症になったご本人に対しては、可能な限り無償配布をしていただきます。対象の方々にはぜひ手にとっていただき、中身をごらんいただきたいと思います。私もダウンロードして拝見しましたが、まさに一足先に認知症になった当事者にとってのリアルな心境が書かれております。ご存じない方のためにもしっかりとPRをしていただきたいと思います。  また、認知症の方ご本人の思いがたくさん掲載されております。どのようなことにつまずいたのか、周りの人々にどのような対応を望んでいらっしゃるかなど、私たちにもとても勉強になります。4月30日付の東京新聞には、東京都健康長寿医療センター研究所の粟田研究部長のコメントが掲載されております。いわく「認知症と診断された人が必要な支援を受けられるよう、本人だけでなく、家族や専門職、地域の方にもぜひ参考にしてほしい」とのことです。有償での配布となりますが、ぜひともいろいろなところで教科書として活用すべきと考えますが、いかがでしょうか。  続きまして、3、地域問題の1点目、西堀二丁目地内における大型宅地開発事業及び高齢者施設建築について伺います。この問題は、プロジェクターを使用します。西堀二丁目地内におきまして、136区画、またはそれ以上の区画を予定した大型宅地開発が行われております。それに並行して、西堀小学校プール付近に高齢者施設の建築が進んでおります。  まずは、現地の地図をごらんいただきます。プロジェクターをお願いいたします。右上から斜め左に続いておりますのが市道第41―02号線、水道道路です。真ん中あたりに宅地開発現場があり、その北東方面に西堀小学校のプールと西堀保育園があり、そこから水道道路に接続しているのが市道第43―10号線となります。済みません。写真を見ていただきます。この写真は、水道道路から西堀小学校に向かって撮影しました。右側が既存の住宅で、左側が宅地開発現場です。道路幅は6メートルですが、開発に合わせて6.5メートルに拡幅されます。現状では、既存住宅側に路側帯を示す白線が引かれております。  次は、市道第43―10号線を西堀小学校に近づいて撮影をしました。中心の白い壁が西堀小学校の校門で、その奥に西堀保育園が見えます。左側の白い部分が高齢者施設の工事現場で、完成後は高齢者施設の出入り口となります。西堀小学校の校門と高齢者施設の出入り口は、ほとんど接することになります。それでは、順次質問をさせていただきます。プロジェクターをありがとうございました。  (1)、事業のスケジュールについて伺います。大型開発事業及び高齢者施設建築につきまして、建物の建築を含めた事業全体のスケジュールを伺います。  (2)、市と事業者の事前協議の内容について伺います。開発許可申請時における市と事業者の事前協議の内容について、特に開発事業地周辺との接続道路の決定についてどのような協議が行われたのでしょうか。  (3)、市道第43―10号線について伺います。先ほどの道路です。この道路は、既に西堀小学校と西堀保育園の進入道路であり、周辺住宅の生活道路でありますが、今後はさらに高齢者施設の入退出口となるほか、開発事業地の136世帯の居住者も使用することになります。工事中及び工事後の安全対策を万全に講じる必要があると考えますが、いかがでしょうか。市の見解を伺います。  (4)、市道第41―02号線(水道道路)について。開発区域から水道道路へ直接道路が接続される予定ですが、接続部分周辺の水道道路は緩やかなS字カーブとなっており、見通しが大変に悪く危険です。接続部分には、西堀小学校交差点との信号機と連動させてでも信号機と横断歩道を設置すべきと考えます。当然ながらカーブミラー設置も必要です。市の見解を伺います。  (5)、事業説明会における意見について。8月25日に事業者から地域住民に対して説明会が開催されますが、そこで出された意見や要望などをどのように把握されているでしょうか。  なお、通告書提出時には、説明会の実施前でしたので、このような表現となっておりますが、町内会長を初めとする西堀町内会の仕切りのもとで説明会は実施済みであります。  最後に、3、地域問題の2点目、新堀二丁目地域の野火止用水遊歩道の改善について伺います。この問題にもプロジェクターを使用します。  市道第41―02号線(水道道路)の新堀交差点から、にいバスのバス停留所新堀二丁目までは、野火止用水遊歩道が野火止用水と水道道路の間にあり、また野火止用水に橋がかかっておりません。そのため、新堀二丁目5番の一部の地域などから水道道路に出るには大きく迂回しなければなりません。遊歩道の一部を改修するか、野火止用水に架橋するなどして改善を図るべきと考えますが、市の見解を伺います。  プロジェクターをお願いいたします。まずは、現地の地図をごらんいただきます。地図上の右上から左下に走るのが市道第41―02号線、水道道路です。それと、地図右側で交差するのが主要地方道練馬所沢線で、交差点名が新堀交差点です。新堀交差点から西南西方面に約210メートルのところが今回の現場であります。
     写真をごらんください。これは、新堀交差点から現場方面を写したものであります。次は、100メートルほど前進した写真です。右から水道道路、野火止用水遊歩道、野火止用水、そして以前に寄附採納された道路が、文字どおり川の字状に並んでおります。水道道路、遊歩道、野火止用水と、この順番で並んでいるのは、西堀、新堀エリアだけでなく、恐らくは新座市内でもここだけではないでしょうか。  現場付近の写真です。ここで、遊歩道は橋をクランクにわたって続きます。ここから先は水道道路、野火止用水、遊歩道の順番になります。振り返って写真を撮ったものです。正面に「野火止用水敷に入らないでください」との看板がありますが、この現場はこの奥になります。現場の写真です。この植え込み部分から先が通行できるようになるか、もしくはこの付近に橋をかければ、この付近にお住まいの方々、例えば新堀二丁目5番あたりの方が水道道路方面に出るのに大変便利になります。現状では、先ほど申し上げたように200メートル以上離れた新堀交差点まで行くか、または東久留米市境を並行している道路に出るか、いずれにしても大きく迂回をしなくてはなりません。地域の高齢化も踏まえ、ぜひとも改善を実施すべきと考えますが、いかがでしょうか。  以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 皆さん、おはようございます。それでは、佐藤重忠議員のご質問に順次お答えをしてまいります。  1、行政問題、1、過去の「広報にいざ」の電子化及び無料アーカイブ開設についてのご質問をいただきました。「広報にいざ」につきましては、市ホームページに過去2年分のPDFデータを掲載し、どなたでもごらんいただけるようになっております。また、シティプロモーション課及び中央公民館におきまして、創刊号から最新号までを保管しており、閲覧も可能となっております。  なお、これまでの過去の広報を閲覧したいというご希望の方は、それほどいない状況でございます。  ご提案いただきました「広報にいざ」の電子化でございますが、発行している1,017号分を全てデータ化し、ホームページに掲載する場合、多額の経費がかかることが予測されます。直ちに対応することは難しいと考えております。  しかしながら、紙ベースでの保管は、劣化による貴重な財産が失われるおそれがあり、データ化は有効だと考えております。今後の検討課題とさせていただきます。今後は、現年度分に加えて、過去5年分の広報をホームページに掲載することといたしました。既に平成25年度分から掲載いたしましたので、ご報告させていただきます。  先ほどは、シティプロモーション課及び中央図書館でございます。公民館と言っておりますので、中央図書館でございます。  2、男性の家事力強化推進事業の導入及びハンドブックの作成についてのご質問をいただきました。女性活躍推進の取り組みが加速し、働く女性が増加する一方で、家事労働の負担は依然として多くの家庭で女性に偏っております。また、ひとり暮らしの高齢の男性も増加傾向にあり、男性の家事力強化を推進するための事業を実施することの重要性は本市といたしましても認識をしております。  本市では、第3次新座市男女共同参画プランにおきまして、男性の家事、育児、介護への参加促進について位置づけ、男性が家事や育児、介護の家事労働に積極的にかかわるよう、研修会や講演会を通じて意識啓発や情報提供を行ってまいりました。この事業の一環としまして、男女共同参画推進プラザでは、平成28年度男女共同参画週間講演会におきまして講演会を行いました中村シュフ氏という主夫芸人、家政アドバイザーの方から、「主夫になってはじめてわかった主婦のこと」と題しましてご講演をいただきました。45名の参加をいただきました。保健センターでは、また食生活改善推進協議会が主催する男の料理講習会を毎年実施し、平成29年度は32名の方にご参加いただいているところでございます。  ご指摘いただきましたハンドブックでございますが、男性の家事力強化のために有効だと考えております。財政状況を見ながら、直ちに作成することは難しいと考えておりますけれども、当面はこれまでどおり研修会や講演会を開催することで男性の家事力の向上に努めてまいりたいと考えております。  あわせて、ハンドブックを作成している先進市の事例を研究させていただきまして、調査・研究をさらに深めていきたいというふうに思います。  2、福祉問題、1、市による認知症患者傷害保険の加入及び認知症保険のPRと個人加入促進についてのご質問をいただきました。早速他市の実施状況を調査しました。個人賠償責任保険に合わせ、入院、通院補償の加入をしている市がある一方、個人賠償責任保険のみで傷害保険は加入していない市など、さまざまな補償内容で実施していることがわかりました。ただし、現状では全国的に事例が少ないため、新座市として加入することの是非につきましては、他市の状況を注視してまいりたいと思います。  しかしながら、認知症の方が事故を起こし、家族が高額な損害賠償を求められた場合などに備える保険につきましては、家族が抱える不安を軽減することにつながるものでありまして、本人や家族が地域で安心して暮らすために役立つ情報の一つであるため、認知症カフェなどで事業の中で情報を提供してまいりたいと思います。  なお、認知症保険のPRと個人加入促進につきましては、健康時の備えとして加入する保険でありますので、市として積極的なPRは控えさせていただきたいと思います。  2、ガイドブックのPRと有効利用についてのご質問をいただきました。議員ご指摘のとおり、市民の皆様から、認知症にだけはなりたくない、認知症になるのが怖いなどの声は、介護予防事業を実施する中でも多く聞かれているところでございます。本市におきましても、認知症への偏見や認知症の発症を過度に恐れることについて、認知症施策を検討、協議する新座市認知症総合事業検討委員会におきましても課題として取り上げ、現在認知症を恐れないキャンペーンの実施についての検討をしております。  ガイドブックをご紹介いただきました。とてもよくできておりまして、早速発行先の独立行政法人東京都健康長寿医療センターに活用方法につきまして確認をさせていただきました。ダウンロードしたものを印刷、配布することや、市のホームページ、広報においてリンク先を案内することは可能ということでございましたので、今後あらゆる機会を通じまして情報提供してまいりたいと考えております。貴重なご意見、ありがとうございました。  3、地域問題、1、西堀二丁目地区における大型宅地開発事業及び高齢者施設建設につきまして5点の質問をいただきました。順次お答えを申し上げます。  (1)、事業のスケジュールにつきましてご質問いただきました。西堀二丁目地区における開発行為でありますけれども、大型宅地開発事業、高齢者施設、これは有料老人ホームですけれども、建築事業とも既に条例に基づく事前協議を終了し、都市計画法第29条第1項に基づく開発許可を受けております。大型宅地開発事業につきましては、平成30年5月18日付で造成工事の着手届が提出されており、造成工事の完了予定年月日は、現時点では来年の4月20日となっております。家屋の建築を含めた大型の宅地開発事業のスケジュールにつきましては、本市が処分した開発許可が造成工事の完了までを対象としており、本事業は造成工事と建築工事で事業者が異なるため、本市では家屋の建築工事を含めたスケジュールに関しましては把握しておりません。  続きまして、高齢者施設建築事業のスケジュールでございますが、本年4月12日付で工事着手届が提出されました。工事の完了予定年月日は、来年の5月31日となっております。本事業は、大型宅地開発事業とは異なり、既に平成30年1月31日付で民間の建築確認審査期間により建築確認処分がされており、その後民間の建築確認申請機関から本市に対し提出されました建築計画概要においても、工事完了予定年月日は同様に平成31年5月31日となっております。  (2)、市と事業者の事前協議の内容についてのご質問をいただきました。条例に基づく事前協議におきましては、事業者から提出された設計図書をもとに土地利用計画が各種法令上の規定に適合しているかを審査するとともに、事業者と市との間で行政指導を含めた個別具体的な協議を行っております。  本件開発行為につきましては、接続道路の決定を含めた事業者による設計意図が条例及び都市計画法に適合しているため、開発許可を行ったものであります。あくまで民間事業者による開発業であることから、事業者と市との間の個別具体的な協議内容に関する回答は差し控えさせていただきたいと思います。  (3)、市道第43―10号線についてのご質問をいただきました。新堀二丁目地内における高齢者施設建設の進入路となる市道第43―10号線の安全対策についてでございますが、工事中におきましては、施工業者により市立西堀小学校の登下校において、学校並びに近隣住民との調整を図り、当該市道の白線上にカラーコーンを設置し、工事車両と歩行者、主に児童でございますが、その通行帯を区分することで安全対策を講じております。  また、工事車両の出入り口につきましては、通勤、通学時間帯の出入りは自粛し、路上駐車等のないよう工事関係者に周知徹底を図るとともに、車両誘導員を配置して安全対策に万全を期すよう指導を行っておりますが、工事期間中において、引き続きこれらの安全対策がきちんと履行されているか注視してまいりたいと思います。  また、工事後の安全対策につきましては、現在事業者との開発行為等、事前協議の中で外側線及びグリーンベルトなどの設置の指導を行っている状況であります。今後の利用状況によって新たに通行上の支障があると判断されたものに関しましては、安全対策を検討してまいりたいと考えております。  (4)、市道第41―02号線(水道道路)についてのご質問をいただきました。信号機、横断歩道の設置はどうかということでございます。早速新座警察署に確認をいたしました。  信号機につきましては、既に要望場所の近くに2か所の信号機がありまして、要望場所からおおむね150メートルに信号機がないこと等の信号機の設置基準を満たさないということで新設はできないということです。また、横断歩道につきましても、カーブの周辺は見通しが悪く、県の公安委員会に要望できないということでございました。今後は、開発区域内の宅地が完了した後、通行量や横断者数についての様子を見させていただきまして、必要があれば安全対策を講じてまいりたいと思います。  (5)、事前説明会における意見についてのご質問をいただきました。事前説明会が開催されたことにつきましては、本市も把握しております。説明会は、近隣住民等開発事業により影響を受けるものに対し、事業内容を理解し、紛争の防止を図るため開催されるもので、民事間での話し合いとなります。このため、本市が説明会に参加し、説明会に参加された地域住民の皆様からの個々の意見や要望について伺う考えはございません。説明会の内容及び事業者の今後の方針につきましては、別途事業者に対して報告を求める予定でございます。  本市といたしましては、条例に基づき、良好な市街地の形成及び快適な住環境の保全が達成されるするよう、今後も中立、公正の立場で法令に照らしながら行政の責任を果たしてまいります。  事業者には、地域住民の皆様に対して、今後も誠実な対応を心がけるよう求めてまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。  3、地域問題、2、新堀二丁目地区の野火止用水遊歩道の改善についてのご質問をいただきました。ご質問いただきました地域でございますが、スライドでもお示しいただきました西堀、新堀地区の野火止用水遊歩道には、基本的には水道道路と反対側、野火止用水南側に設置してありますが、ご指摘いただきました新堀交差点からにいバス停留所、新堀二丁目までの区間は、遊歩道が水道道路側にあり、近距離でありながら新堀二丁目5番地内方面への動線が確保されておらず、一部の住民が停留所に行く際に迂回が必要となっております。  そこで、遊歩道の一部を改修するか、新たに橋をかけるべきとのご指摘をいただきました。遊歩道を新設するには、隣接地を改修するか、野火止用水の現状変更を行い、歩道用地を確保する必要があります。隣地地権者に打診したところ、協力の意思はないとのことでございました。また、現状変更を行い、歩道用地の確保、または橋をかけることにも、野火止用水が埼玉県の史跡に指定されていることから事前に埼玉県教育委員会の許可が必要となります。その事業がまちづくりに大きく影響するような公共性が特に高いと認められる場合にのみ許可が得られるとのことであります。今回のケースでは、一部の方の利便性が向上するものの、公益的な見地からの必要性を考えた場合、必ずしも貴重な文化財である野火止用水の現状変更をしてまで整備する理由づけが難しいのではないかと考えております。  また、遊歩道改修には多額な工事費用がかかることから、仮に埼玉県の許可が得られても、厳しい財政状況を見ますと、早急な整備を行うことは難しい状況であるというふうに思います。とりあえずはご理解いただきたいと存じます。  私のほうからは以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 佐藤重忠議員から地域問題2点についてご質問がございましたので、私のほうからもお答え申し上げます。  市道第43―10号線の安全対策についてのご質問ですが、この道路は水道道路から西堀小学校正門までの行きどまりの道路でありまして、西堀小学校の児童と保育園の関係者、そして道路沿いの住民が使用するのがほとんどでございました。しかし、大型宅地開発事業に伴いまして利用者は増大するものと見込まれておるところでございます。そのため学校では、開発業者との綿密な打ち合わせを定期的に行いまして安全確保を図っておるところでございます。登下校の時間帯には工事車両の出入りを自粛していただいておりますし、また工事関係車両の道路上の駐車禁止の徹底も図られているということでございます。これは、先ほど市長の答弁にもありましたとおりでございます。  子供たちも、通学班会議や日々の登校指導におきまして安全歩行の徹底を図っておるところでございます。今後も、工事関係者や関係部局と連携を図りまして安全対策を講じてまいりたいと存じます。  次に、野火止用水遊歩道の改善でございますが、野火止用水は新座市の重要な史跡であるとともに、埼玉県の史跡にも指定されているところでございます。野火止用水は、保存対策をA地区、B地区、C地区に分けて対策を図っておるわけですけれども、A地区というのは原形をとどめている区間で、この区間の現状変更は認められないということになっております。  議員ご指摘の地域はB地区に当たりますが……    〔「Bじゃない。Cです」と言う人あり〕 ◎教育長(金子廣志) Bです。    〔「Bじゃない。Cだ」と言う人あり〕 ◎教育長(金子廣志) Cですか。BとCの境に当たるかなというふうに私どもは考えておりますが、特にこうした地区についても、都市計画道路の整備などまちづくりに大きく影響するような開発の場合は許可をするけれども、それ以外のものについては原則許可をしないということでございますので、これは県が権限を持っていますので、県にお願いをしてもなかなか難しいのではないかと考えておるところでございます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) ご答弁ありがとうございました。順次再質問させていただきます。  まず、「広報にいざ」の電子化及び無料アーカイブの開設につきましては、縮小版という小さなものがあるのは、私もこの質問をしたときにヒアリングで伺いました。  昭和35年の12月5日、これが第1号だったそうですけれども、市ではなくて、まだ町だったころだったみたいです。それがあるということで、中を見せていただきましたが、この縮小版というのがかわりになるというか、利用もされていないということだと思うのですけれども、そもそもまず前提として、その「広報にいざ」の資料としての価値というのをどのようにお考えでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 「広報にいざ」の価値ということなのですけれども、これはやはり新座市の広報の一番の旗頭というか、PRする上では重要だと思っています。ですから、紙面も一新をさせていただきましたし、カラー刷りにいたしました。そして、また今はシルバー人材センターの皆様によりまして全戸配布も可能になりまして、大変市と市民の方をつなぐ一番の媒体の部分だと思います。  また、これを過去から保存し、参考にするというのは重要なことだというふうに思いますし、今後は佐藤議員、ただすぐできるかどうかは別としまして、バックナンバーをしっかり保存管理していきたいとは思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) ありがとうございます。  縮小版について、では伺います。全然利用されていないということでお話がありました。確かに私が手にとらせていただいたのも、折り目正しいというか、きれいなぴかぴかなものでございましたが、ただやっぱり年の経年劣化というものが見た感じは感じられました。利用されていない理由というのが、そもそもそういうものがあるということを知らないと思うのです。  また、実は結構ちっちゃいのです。縮小というぐらいですからすごくちっちゃくて、私も普通には見えないぐらいもう文字がちっちゃくなってしまうので、そういう意味でも使いづらいという点で利用されていないのではないかなと思います。  興味のある方とか、例えば先ほど私が申し上げたように、小学生や中学生の子供たちが夏休みの宿題とかで利用するにしては結構おもしろい内容だと思います。特に自分の誕生日を調べてみたりとか、例えば私が20歳のころに何が起きていたのかとか、そういったものを何の気なしにでも見る機会とかがあれば、結構見られるのではないかなと思います。  やっぱり資料としてしっかり残すべきだと思います。市制施行50年記念事業としても私はすごく目玉になる内容だと思いますし、そういう紙で残すというのはどうしてもものとして劣化してしまうという、例えば安全になった新庁舎に置いてあるのならまだしも、中央図書館に置いてあるとか、あとはシティプロモーション課にと、それ2個しかないですか。それだと、やっぱり保存という点ではちょっと不安になるのかなと思います。  先進市の紹介なのですけれども、5月4日付の宮崎日日新聞というのによりますと、宮崎県の五ヶ瀬町というところでは、1966年5月の第1号から最新号まで52年分の広報紙をデータ化して、五ヶ瀬町アーカイブというのを開設しました。市のホームページのトップ画面の下にバナーが張ってあって、そこから移動してそのアーカイブに入ることができます。先ほど私が申し上げたように、検索も自分の年齢とか入力すると、まるでカラオケの機械みたいですけれども、何年ごろ、自分が何歳で、何歳ごろのと打つと、それから資料が検索できるといった、そういう機能もついていたりしますので、ぜひこれは本当に一見の価値があるかなと思います。五ヶ瀬町アーカイブというのをぜひごらんいただきたいと思います。  確かに、ほかにやっている自治体というのは、残念ながら私も発見することはできなかったのですけれども、ここだけだったので、先々の課題としてはぜひ研究していただきたいなというふうに思います。これは、要望させていただくようにいたします。よろしくお願いいたします。  続いて、男性の家事力強化推進事業の導入とハンドブック作成について伺います。先ほどご紹介いただきました地域の啓発事業であったりとか、それからそういう講演会であったりとか、料理教室だったりとか、興味のある方はどんどん参加されているというのが実態であるかなと思います。  逆に言うと、興味のない方がこういうところに来るということはなかなか期待できない。現状では期待できないと思います。まさに、そういう方たちこそが例えば将来的に高齢化になったときに、料理ができなくて、あるいは家事ができなくてというので本当に困ってしまうという状況になるのではないかなと思うのです。  例えばこういう男性の家事についての必要性であったりとか、そういった市として先々を見越したアンケートとかをとって、データの収集をしたことというのはあるのですか。これを伺いたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) データの収集についてなのですけれども、男女共同参画の関係ですと、今第3次の新座男女共同参画プランというのがありまして、平成28年度から平成32年度までの計画があるのですけれども、実際のところ5年に1度男女共同参画に対するアンケート調査というのは実施しているかとは思うのですけれども、その中で男性の家事力に特化したアンケートというのはやっていない状況でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) わかりました。ありがとうございます。  もしもそういうのがあれば、例えばそういう講座とかに参加される男性の傾向、年齢であったりとか、単身者とか、家族と住んでいるとか、そういうことをお聞きしたかったのですけれども、それはちょっとわからないということなので、いいです。  とにかくこの質問をするに当たって私が一番心配だなと思ったのが、ご高齢の方なのです。例えば世代的に私の親世代なんていうのは、家事は女性がやるものだとか、男子厨房に入らずとか、そういうふうな教育を受けていたというか、そういう世代なのだろうと思うのですけれども、そういう世代にとって、いざ奥さんに何かあったりとか、入院されたりとか、そういった事情があったときに家事が苦痛になってしまうと思うのです。  特にそういう世代は、家事はできるけれども、やらないのではなくて、できないからやれないという、そういう人たちだと思うのです。そういうご高齢の男性にとっては、いろいろプライド等も邪魔して、人に聞いたりすることもできないし、それで孤立を深めてより閉じこもっていくみたいな、そういう悪循環が生まれる可能性がありますので。今御飯については、コンビニエンスストアとかお弁当屋とかがあるので、比較的対処することは可能かなと思うのですけれども、それ以外の洗濯なんていうものは、そもそも洗濯機にさわったことがないみたいな、そういう世代であると思いますので、ぜひ幅を広げて、そういうお父さんたちを救ってあげるということが何より必要になってくるのだろうと思います。これは、そういう高齢者の方とかは本当に命にかかわる問題にもつながってまいりますので、ぜひ実施等につきましてはご検討いただきたいと思います。  続きまして、認知症傷害保険の加入については、他市の状況を見てご判断をされるということであります。確かに今すぐという部分では、財政上厳しいというお話は私たちとしても受け入れなければならないのかなと思いますけれども、まず先にお話ししておきたいのは、新座市においての認知症対策という点では大変に先進的だろうと思います。居場所探索のGPSを家族に貸し出す、徘回高齢者等家族支援サービス事業、これは真っ先に実施されていたわけですけれども、そのほかにも登録番号入りのステッカーを靴のかかとだかつえに張っておくことで、行方不明になったときの早期発見、早期保護に役立てるチェッカー配布事業、さらにはひとり歩きしている高齢者に対する声かけ方法や対処の仕方を実践的に学ぶという徘回高齢者模擬訓練とか、あとは現在は防災行政無線に統合されてしまいましたけれども、メールによる一斉配信による操作、保護システムとか、現時点では考えられることというのが数々実施していただいているという点では、本当に高く評価する部分でもありますし、担当課の方の日々の苦労に対しては、本当に心より感謝を申し上げる次第ではございますが。  この質問というか、そもそもの問題としては、2007年に起きた、認知症の方が電車の線路に入ってひかれてしまいまして、それで訴訟が鉄道会社から起こされたということがそもそもの発端であろうと思います。発生したのも、この施策を実施している大府市であったと記憶しております。  これは、認知症の男性、当時91歳の方だったそうですけれども、ひとり歩きをしながら誤って線路内に進入して、JR東海道線の駅構内で電車にはねられてお亡くなりになってしまったと。ところが、JR東海がこれに対して振替輸送費など720万円の賠償を家族に求める訴訟を起こしたということで、私も知っておりました。一審、二審については、家族の賠償責任を認めたのですけれども、2年前ですか、2016年の3月には最高裁判所が家族に監督義務は当たらないのだと、賠償責任は負わないということで、そういう家族が逆転勝訴という形になったということなのですけれども、新座市におきましても踏切というのがあります。新堀エリアのみだろうと思うのですけれども、新座市内に2か所、それとあとは周辺、東久留米駅とかひばりヶ丘駅とか周辺にもさまざま踏切というのがあります。そういった意味では、そういう高額な賠償を負う可能性があるという点では、こういう保険というのは大変必要なのだと思いますけれども、再度その辺の踏切との関係について何かあれば教えてください。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 踏切との関係ということでございますけれども、神奈川県の大和市が全国で初めて導入されたわけですけれども、その背景といたしましては、市内に私鉄が3社ある、あと市内に8駅と32の踏切がある、あとその他、国道、高速も通るために、認知症の方が行方不明になったときに非常にリスクが高いということで導入に踏み切ったということは承知しております。そういった意味では、新座市に直接今踏切が何か所というのは特に把握はしておらないのですけれども、高速道路も通っておりますし、国道も通っているといったところであれば、そういったリスクは高いのかなという思いはございます。  しかしながらですけれども、やはり個人で加入ができる保険でございますので、それを市が一括して入るといったことにつきましては、例えば市でありますれば、低所得の方に支援するといったようなことはあるわけですけれども、全ての方を対象にした保険に市が一括して入るといったところにつきましては、もう少し研究をさせていただければというふうに考えているところでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) ありがとうございます。多額な財政がかかるというのも事実なので、そういう意味では今後の各自治体の推移を見ていただくという点で、それが精いっぱいなのかなという点では理解しなければならないと思います。  ただ、市が入っていくということについて、漏れなくそういう方たちが救われるという点では有用な施策ではあるとも思いますので、お話があったように他市の動向を見ながらという点でも調査・研究していただきたいと思います。  あと個人賠償の方を積極的に告知することはできない、確かに民間企業のそういう商品を勧めるという点になってしまうので難しいという、やり方によるかなと思うのですけれども、例えば決してどこそこ生命保険の何とかという商品がいいですよとか、そういうことではなくても、そういうものがありますよという点でご家族の方に教えてあげるということが逆に本当に安心を生むと思いますので、その辺はうまく広報していただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。  それから、認知症本人ガイドブックのPRについて、独立行政法人東京都健康長寿医療センターに確認していただいて、リンク先を広げるとかというのはオーケーですよということで、ここはどんどんやってくださいということが新聞にも書いてありましたので、積極的にそういう使い方の利用をしていただくというのは本当にどんどんやっていただきたいなと思います。  私も本当に内容を見たのですけれども、とてもよい、わかりやすく書かれておりますし、また家族とかそういう周りの人にとっても、とても読みやすい本だなと思いました。  先ほど市長答弁であったのですけれども、認知症総合事業検討委員会というものの紹介がありました。これは新座市のホームページに掲載されておりましたので、平成29年、去年の9月26日に開催されたものを読ませていただいたのですけれども、この中で委員長をされている小島さんなのですけれども、予防も必要であるけれども、認知症は怖くないということを十分に伝えていく必要があると、予防の周知だけではなく、認知症に関する正しい知識の周知を進めていくためのキャンペーンを行うなどがよいのではというふうにおっしゃっております。また、中を読んでいくと、情報交換シートというのを用いて、認知症施策に対する成果及び課題等について抽出という項目では、「認知症になっても大丈夫だと思えるような取り組みを進めていく必要がある。また、認知症という病気を知る機会をより多く提供できたら、認知症は怖くないキャンペーンを行うことは有効だと思われる。がんも以前は怖いものと思われていたが、周知が進み、以前とは認識が変わってきている」と、プロの方たちもこのような指摘をされておるわけです。なので、そういう地域にとって認知症がどういうものなのかというのを正しく理解していただくということが今一番必要なのだろうと思いますので、そういう点ではぜひしっかりいろんなところで利用できるようなものだと思いますので、使っていただきたいなと思います。これも要望させていただきます。  続きまして、西堀二丁目の大型開発について。まず、事業のスケジュールについては、建物の高齢者施設は5月の31日に完成しますよと。住宅のほうは、開発事業については来年の4月20日に完成予定なのだけれども、宅地については別の事業者なので把握していないと。例えば書類上とかの目安とかであっても、こういったいつごろなのですみたいな、そういうのというのはわからないものなのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 基本的に建築確認がおりるのは開発区域内、建築確認がおりるのは開発行為が完了してからというのが基本的なスタンスになっておりますので、ですからこの場合の宅地開発のほうの場合は4月20日が完了予定年月日となっておりますので、その前後に開発の完了検査が行われると思うのです。その完了検査が行われまして、開発行為が終わったという完了報告、これがなされれば建築確認が受け付けられますのですが、今現在そういった状況ではありませんので、今現在は把握していないという状況でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) わかりました。そういう事情であればやむを得ないのかなと思います。地域の人にとっても、いつごろこの工事が終わるのだろうというのは一番興味のあるところだと思いますので、ちょっと確認をしたかったなと思うのですけれども、それではどうしても土地の開発が終了するまではその建築確認の書類が出てこないから、わからないということなのですね。わかりました。  それから、2番目の市と事業者の協議については、回答については差し控えるという市長のお話でありました。私が一番知りたかったのはここなのですけれども、8月25日に事業説明会が行われまして、そのときに配られた資料があります。総面積で約1万9,700平方メートル、136区画、またそれ以上という大型開発に対して、接続道路というのが水道道路に1か所、それから先ほど申し上げている西堀小学校の正門のある市道第43―10号線に1か所の2か所しか接続道路がありません。交通安全の点であったりとか、交通渋滞だとか、または開発地内に人が朝一斉に出かけていく。もちろん全員が全員ではありません。歩いてバスで行かれる方もいるし、でも中には車で送ってもらうとか、そういった方の渋滞が。これは、そのまま水道道路にまで波及していくという危険が感じられるのです。これは、もちろんやってみなければわからないことなのですけれども、そういう点では、本来はその2本ではなくて、例えば私が住んでいるほうの西側にもう一本道路があるのですけれども、こちらのほうにも接続道路をつけるのが流れとしては自然であろうと思うのが普通だと思うのです。そういったことについての協議というのが実際あったのかというのをお聞かせいただけないでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 佐藤議員のおっしゃる西側道路のほうの接続の協議があったのかというところでございますけれども、開発行為の許可基準、これは都市計画法第33条に規定されておるのですけれども、この開発の許可基準の中で、開発行為の規模によって接続させる道路の幅員が規定されておりまして、この規模ですと6メートル以上の道路に接続させるという規定はあって、西側の道路ですとその6メートル50センチメートルないものですから、そちらには接続できないという基準がありますので、水道道路もしくは東側の道路に接続ということで協議していたということでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) ありがとうございます。確かに西堀小学校正門の道路は開発区域と接しているので、開発の土地がセットバックすることで道路の幅員を確保できたという事情があるというのは承知しております。  では、西側はなぜそれができなかったのかというと、残念ながら私もそこに住んでいるのですけれども、私たちの家が10軒先に建ってしまったものですから、セットバックすることができなくて道を広げることがという事情もあるのは承知しております。ただ、例えばうちの目の前では、ある方が農業をやられております。その方は、西側の道路のもう一個西側のほうなのですけれども、そちらのほうの方と例えば交渉して、ちなみにうちの前の道路は5.5メートルなのですけれども、例えば50センチメートルなり1メートルなり、申しわけない、土地を分けていただいて、道を広げて、そちらにも接続できるようにするとか、そういった発想はなかったのでしょうか、伺います。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 6メートル50センチメートルという基準の確保なのですけれども、それ以上の幅員のある道路から6メートル50センチメートル確保するということになりますので、その一部分だけ広がっても6メートル50センチメートルあるという道路の幅員とは見なせないということでございますので、そういったことになっておりますので、申しわけございません。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。
    ◆22番(佐藤重忠議員) 確かに私のうちのあたりは5.5メートルなのですけれども、そこから先に進んでいくともっと道が狭くなってしまうので、そこまで入れるとちょっと適さないのかなという部分はあります。  であれば、例えば今水道道路に1か所接続道路という予定なのですが、もう一本水道道路に出すとか、そういった発想とか、そういう打ち合わせとか協議というのはなかったのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 確かに水道道路との入り口が2か所あれば、交通関係ですとかそういったものは宅地開発区域内から水道道路に出る場合はかなりスムーズに交通が流れるのではないかと思っておりますけれども、ただ逆に道路を多くつくることによって、宅地開発業者のほうと採算性ですとかそういったことも関係してくるのかなと思っております。  市のほうといたしましては、そういった指導をすることによって、例えば強力な行政指導というのは行政手続法で禁止されておりますので、まず申請された開発行為が技術基準を確保するということであれば、あくまでそれで開発許可をせざるを得ないという状況でありますので、なかなかそういったところまではちょっと難しいのかなと思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) おっしゃるとおりだと思うのですけれども、それを協議するのがこの事前協議だと思うのです。  例えばもちろん理屈はそのとおりだと思います。そういう強力に行政指導するという点はやっぱり問題あると思いますし、基準を満たすならば、許可しなければならないというのは事情としてはよくわかるのですが、ただ住んでいる人たちはそのままずっとそこに住み続けるわけです。例えばそういった新しい方たちが引っ越してこられて、その後周辺の人たちとのあつれきの原因になるようなことは断じて避けなければならないと思いますので、それに対する事前の協議と業者にそういう協力を求めるということは、何ら法と矛盾するものではないと思います。  それに、宅地業者の採算性という部分は、確かにそれはそのとおりで、彼らは業者ですから、企業というのは利潤をもうける団体ですから、それは仕方がないのですけれども、安全はきちんと確保できるのであれば、そういう水道道路にもう一本出すという発想が自然とあるだろうと、それはもう説明会でも思いましたし、少なくとも話し合いをしていただくというのは、ぜひ今後の糧にしていただきたいなと思う。もうこれで確定してしまっていると言って図面を渡されていますから、しようがないのですけれども。  3番についてはわかりました。ここも一番安全確保が大事なので、ちょっと確認なのですけれども、グリーンベルトを設置すると言われていましたが、グリーンベルトはどちら側に設置する予定なのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 住宅と反対側の開発地側に外側線及びグリーンベルトを引くということで、今現在警察のほうと協議しているということで伺っております。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) 先ほど写真でも指摘したとおり、反対側に路側帯を示す白線が引かれているのですけれども、それと別々でつけて大丈夫なのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) グリーンベルトが引かれることになった際には、開発行為が少なくとも完了して通常の状態に、工事車両等の出入りはもうなくなると思うのですけれども、その際にそのグリーンベルトを使って、そちら側を児童の方が通っていただくようになれば、安全が確保、これは終わった後も開発区域内の道路から出入り、老人施設からの出入りと、あとは大型宅地開発からの車両の出入りがあると思うのですけれども、そういった意味で通る場所を決めていただければ、安全が図れるのかなと考えております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) 済みません。あとは、工事中にはカラーコーンを設置すると言われておりますが、これは何時から何時まで設置するのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) カラーコーンはずっと置きっ放しになっておりまして、恐らく24時間置いてあると考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) 私は、先ほどから言っているように近くに住んでいるのですけれども、見たことがないのですけれども、設置について確認していただきたいと思います。いずれにしてもちょっと時間がないので、次回しっかり説明、また質問したいと思います。  それから、新堀の野火止用水の遊歩道なのですけれども、これはお金がかかると、幾らぐらいかかるのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 野火止用水の改修になるわけですけれども、景観を踏まえた形で考えますと、用地買収が伴わない場合で恐らく600万円程度かかると考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 22番、佐藤重忠議員。 ◆22番(佐藤重忠議員) 平成24年3月に市が作成した野火止用水・平林寺の文化的景観保存計画によると、これは現状変更はやむを得ないとなっているのですけれども、やってもいいと書いてあるのですけれども、また聞きます。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、22番、佐藤重忠議員の一般質問を終わります。 △白井忠雄議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、23番、白井忠雄議員の一般質問を許可いたします。  23番、白井忠雄議員。    〔23番(白井忠雄議員)登壇〕 ◆23番(白井忠雄議員) 23番、白井忠雄です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従って一般質問を行わせていただきます。  今回は、健康問題2点、防災問題1点、環境問題1点、行政問題1点を取り上げます。市長、教育長、関係部長の皆様、市民の皆様からのご要望にお応えする、希望が持てる答弁をよろしくお願いいたします。  1、健康問題です。1として、暑さ対策についてです。この夏は、連日猛暑が続き、とにかく暑かったです。市民の皆様の生活、健康にも影響を及ぼすほどの大変苛酷な状況でした。県内熊谷市が41.1度の歴代最高気温を更新した7月23日、気象庁が緊急の記者会見を行い、命に危険があるような暑さで、災害と認識していると述べて、熱中症などに十分な対策をとるよう呼びかけました。これまでの日本の気候では聞いたことがない気象庁の表現に驚かされるほどの酷暑でした。この異常とも言える暑さは、ことしの夏に限ったことではないことも考えられます。  今や夏の暑さは命に危険があるとの指摘から、暑さ対策を深刻な健康問題として取り上げます。今後も続くと思われる夏の酷暑に対応するため、市として今後の暑さ対策について十分検討すべきであることから、以下4点についてお伺いします。  (1)、じゃぶじゃぶ池の増設について。夏といえば、子供たちが楽しく水遊びする光景をよく見かけます。そのはしゃぐ姿に、こちらも涼しくなってきます。ふるさと新座館の隣の野火止用水公園のじゃぶじゃぶ池、この施設が完成して大好評となっています。設置箇所の拡大をと繰り返す中で、待望の2か所目が8月1日に新座セントラルキッズパーク計画地に先行してオープンし、会派でも視察をさせていただきました。早速子供たちが楽しんでいました。暑い夏の時期、子供たちの水遊びは夏の風物詩です。年々暑さが厳しさを増す中、じゃぶじゃぶ池は地域のオアシスとして、もっともっと市内に数多くあってもいいものです。  スライドをお願いします。大和田二・三丁目地区土地区画整理事業の計画図です。新設される橋梁の両側、こちらのこの部分です。新設される橋梁の両側に計画されている公園があります。ここに設置をと取り上げてきましたが、なかなか前向きな答弁がありませんでした。今回も改めて要望します。  次のスライドをお願いします。新座駅北口土地区画整理事業の計画図です。こちらになります。公園の中でも一番広い面積の2号街区公園、ちょうど緑に塗ってありますけれども、この自然豊かな環境の中に検討すべきではないでしょうか。子供たちが水遊びを楽しめるよう、土地区画整理事業地内の新設公園やその他の施設などに設置、拡大を検討すべきです。ぜひ検討をお願いしたいと思います。市の考えをお伺いいたします。スライドをありがとうございます。  (2)は、涼しさを体感できるイベント実施についてです。これまで夏の恒例行事の一つで、平成17年度から実施されてきたもったいない運動、打ち水大作戦がことしからなくなってしまいました。事情はあるにせよ、とても残念です。しかし、これだけ暑い夏を乗り切ることを考えると、市民の皆さんが涼しさを体感できるイベントの実施を検討すべきであります。  そこで、今回提案しているのが水かけまつりです。先月鶴ヶ島市役所で開催された鶴ヶ島水かけまつりが話題となりました。同市は、ミャンマーのホストタウンであることから、鶴ヶ島市の誇る伝統行事とミャンマーの国民的水かけ行事ダジャンを融合させたお祭りとして行われました。思う存分水かけを楽しめるずぶ濡れゾーンやウォーターパレード、消防車から空高く放水する放水昇天、カラフルな水風船を投げ合うウォーターバルーンバトルなど、さまざまな水かけが行われたようです。大人も子供も水鉄砲やバケツで水をかけ合ったりして楽しんだことがホームページで紹介されています。  また、別には、さいたま新都心のけやきひろばで開催されている水かけまつりは、ことしで17回目を迎えました。主催は、埼玉県と民間企業です。会場には、水を張ったプールが置かれ、参加者が一斉に水鉄砲などで水をかけ合って楽しむ参加型イベントです。埼玉新聞の記事によれば、大人も子供も全身ずぶぬれになりながら、歓声を上げ、さいたま新都心の夏の風物詩を楽しんだとのこと。この2か所のイベント、話を聞くだけでも涼しそうです。こうした水かけまつりなど、涼しさを感じるイベントの実施を本市でも検討すべきです。  そのやり方ですが、十分検討して、本市に合った形を研究していくべきです。例えば夏祭りや何かのイベントの中で行うこともやり方の一つです。また、わざわざ水を用意しなくとも、2か所のじゃぶじゃぶ池での実施も考えられます。あるいは、大和田ファミリープールのプール開きの際にオープニングイベントとして開催することもできます。子供たちに喜んでいただける新たなイベントとして水かけまつりを実施すべきと考えます。市の考えをお伺いします。  (3)は、保育園及び放課後児童保育室の暑さ対策についてです。この夏、これだけ暑かったわけですが、子供たちが過ごす各施設においては、管理者としてご苦労も多かったことと思います。そうした状況の中で、各施設ではどのように行ったのかお伺いします。  保育園及び放課後児童保育室には、たくさんの子供たちが通っています。一般的に熱中症予防として、水分補給、日差しを避ける、小まめな休憩などの工夫が欠かせませんが、各施設ではどのように実施されていますか。また、快適な室内環境維持のため、冷房温度設定はどのように調整されているのでしょうか。熱中症予防では、屋外、室内、それぞれの対応が必要です。各施設の暑さ対策はどのように実施されていますか。数多くある施設を市ではどのように状況把握をしていますか。  放課後児童保育室では、大規模化、狭隘化が指摘されている現状です。その中で、夏休み期間はさらに多くの児童を受け入れていますが、暑さ対策の取り組みはどのように対応されたのでしょうか。  各施設から、暑さ対策について改善要望等はなかったのでしょうか。あったとすれば、どう対応され、また今後どのように対応していく考えでしょうか。  この夏、保育園及び放課後児童保育室の園児や児童で、暑さが原因と思われる熱中症などの事案は発生しなかったのでしょうか。子供たちが安全、安心に過ごせる環境づくりのため、また保護者の方がご心配なくお預けできるよう、その状況を詳しくお伺いします。  (4)、男性の日傘普及についてです。全国的に暑さで有名になった埼玉県は、熱中症搬送者数も全国的に見ても多いようです。その暑さをしのぐ工夫はさまざまあります。  環境省によると、木陰や人工日よけにより直射日光を下げることで3度から7度体感温度が下がるとされています。日傘も直射日光を避け、体感温度を下げる効果があり、木陰や大きな人工日よけのない場所でも影を持ち歩くことができ、夏の暑さ対策、熱中症対策として有効です。  埼玉県では、日ごろ日傘になじみのない男性にも暑さ対策として気軽に使ってもらい、暑さから身を守り、より快適に夏を乗り切ってもらえるよう日傘の普及啓発に取り組んでいます。この夏、日傘を差されて歩道を歩かれている男性をお見かけしました。これは効果的だなと思いました。運転中でなければ、感想やきっかけをお聞きしたかったものです。  日傘は、帽子をかぶるより直射日光を避ける面積が広いのも特徴です。それにより、熱中症予防にとどまらず、日焼け防止、また紫外線から身を守るなども期待できると言われています。男性用日傘は、その種類も多く、ネット販売で盛んになっていて、簡単に購入できます。これまで余り男性に普及していなかった日傘ですが、これだけ日本の夏が暑くなれば、その対策として今後活用していくグッズではないでしょうか。日傘を男性も使用するよう啓発していくべきです。市の考えをお伺いします。  健康問題の2は、健診時における肝炎検査の実施及びHIV検査の促進についてです。本市は、がん検診、特定健診が無料という他市に誇れる施策があることを大変評価をしています。そのPRで、市民の方が健診や予防接種により早期発見、早期治療への取り組みを進めています。そして、今回新たに血液に関する検査の推進について取り上げました。肝炎ウイルス検査やHIV検査により市民の皆様が健康状態を確認できます。  本定例会前、看護師を目指して学校に通う方とお話しする機会がありました。現場で治療に当たる中で患者さんの血液に触れることがあった場合に、感染などの不安を感じるとのことです。患者さんが肝炎ウイルス検査やHIV検査をしていれば、安心して治療に当たることができます。超高齢社会にあって、医療現場の人材確保が重要な中にあって、こうした血液検査の取り組み推進はとても大切であると思います。  現在市では、肝炎ウイルス検診を1度だけ無料で実施しています。特定健診や人間ドックの受診とがん検診をセット受診する方がふえていますが、そのとき一緒に肝炎ウイルス検診を受診される方はどれぐらいいらっしゃるのでしょうか。特定健診の項目に肝炎ウイルス検査が追加されれば、申し込む必要なく受診することができます。  ただ、HIV検査は現在県の保健所にて実施されています。身近な検査として市で実施してほしい検査ですが、現状では難しいものと思います。  肝炎防止による安全、安心確立のため、特定健診の項目に肝炎ウイルス検査を追加できないでしょうか。また、あわせて保健所でHIV検査の受診を促すべきであります。市の考えをお伺いいたします。  2は防災問題です。ことしに入り、全国各地で災害が多発しています。西日本豪雨では、岡山県、広島県、愛媛県などを中心に大きな被害が発生しました。一日も早い復興、復旧を願っていた矢先の今月4日、今度は台風21号が強い勢力で上陸し、近畿や四国、東海、北陸を中心に猛烈な風雨となり、大きな被害が発生しました。そして、さらに9月6日木曜日午前3時8分ごろ、北海道の胆振地方中東部を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生、震源に近い厚真町で震度7を観測しました。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。一日も早く日常生活を取り戻せるよう復旧を願っています。  自然災害の恐ろしさを実感するとともに、自助、公助、共助の体制確立をさらに進め、防災、減災対策に引き続き力を入れることの必要性を痛感します。今回は、防災問題として水害対策について取り上げます。  (1)、柳瀬川のしゅんせつ工事、水位観測点新設の実施要望のその後の進捗状況についてです。  議会で何度も取り上げ、県への要望を続けていただいている事項です。また、本年第1回定例会では、洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求める意見書を、議会の皆様の賛同をいただいて国に提出しました。  この意見書では、「河道掘削の対象箇所を今後は中小河川を管理する地方自治体がより柔軟な対応ができるよう、対策箇所の拡大を含め検討すること」としていました。また、6月15日、経済財政運営と改革の基本方針が閣議決定されました。そこには、防災、減災に約400河川に堤防建設、河道掘削、約5,000河川に水位計設置などが盛り込まれました。この予算における事業が柳瀬川で実施されることを期待しているところですが、市としてどのように情報を把握していますか。県からは、どのようにお聞きしていますでしょうか。また、要望活動におけるその後の進捗状況についてお伺いします。  (2)は、浸水想定区域での水害対応の周知、避難訓練、図上演習、講習会等の開催、啓発についてです。前定例会では、新座市洪水・土砂災害ハザードマップ改訂版の周知と活用について取り上げました。西日本豪雨によりハザードマップについての関心が高まったのではないでしょうか。  災害発生時にみずからの身を守るために、まず自身が住む地域のことをよく知ることから始めなければなりません。特に浸水想定区域にお住まいの皆様は、地震と水害によって避難場所や方法が変わり、備える内容も違うことを十分認識していただくように努めるべきです。1度や2度の周知徹底では、地域の方々全てに浸透させるのは難しく、何度も何度も繰り返す必要があります。これまでも、本市でもここ数年で何度も台風豪雨による被害がありました。これだけの異常気象、台風発生など、想像もしなかった雨量が襲いかかってくる自然の驚異により、これまで以上の大規模水害がいつ起きるかわかりません。そうした事態に備えて、浸水想定区域を含む町内会、自治会などと具体的なことについて協議を進めるべきであると思います。  浸水想定区域での水害対応の周知、避難訓練、図上演習、講習会等の開催、啓発など、より実効性のある形として取り組んでいくべきですが、市の考えをお伺いいたします。  (3)は、市民清掃の日における集水ます清掃の呼びかけについてです。降った雨が道路を流れ、集水ますから下水道管に入ります。そこに落ち葉やごみがたまっていると、雨水が排水できず、道路上に水がたまる原因になってしまいます。排水されなければ、やがて道路冠水につながります。  道路課では、ホームページ等で雨水ますの清掃にご協力くださいとPRしています。しかし、見て歩くとかなりたまったところが多くて、とても1人では取り除けない状況です。大雨に備えて、市内一斉に集水ます清掃を委託して、きれいにしてほしいところですが、多額の予算が伴うことと思います。日ごろからたまっていることに気がついた際には、地域の皆様のご協力で取り除いていただくよう、これからもお願いを続けていただきたいと思います。  また、市には年2回、市民清掃の日があり、地域をきれいにしていただいています。その清掃作業の中に、集水ます清掃も行っていただくよう呼びかけてはいかがでしょうか。  この秋にも市民清掃の日があります。そこで、集水ます清掃が早速実施されるように呼びかけを行うべきです。市の考えをお伺いします。  (4)は、新座二・三丁目地区の汚水逆流防止対策の進捗状況についてです。台風などの大雨時、住宅地のマンホールなどから汚水があふれ出る事態について、これまで議会でも取り上げてきました。国道463号線の下を流れる下水道管、荒川右岸流域下水道、柳瀬川幹線が満管状態となり逆流するので、県への改善要望をしていくとの答弁でありました。地域の方から早期改善を求める声を多く聞くことから、市から県に要望してきましたが、みずからも県に要望することにしました。  5月8日、埼玉県庁で安藤友貴県議会議員とともに下水道課担当者にお会いして、現場の状況を写真で示しながら詳しく説明するとともに、地域の皆様の声を直接訴えて、対策を検討するよう強く要請をしました。その上で、6月22日、安藤友貴県議会議員が県議会の一般質問でこの問題を取り上げました。質問を受けて、具体的に調査が動き出しました。その後県との協議、調査などはどのように進められていますか。今後の取り組みについてお伺いします。  (5)は、大和田五丁目7番地、9番地、10番地付近の道路冠水対策及び湧水対策の状況についてです。これまでも取り上げてきた箇所です。  スライドをお願いします。緑色の市道第21―27号線、青色の市道第21―30号線との丁字路付近、赤枠の道路冠水、そして黄色の木の芽坂通りを挟み、大和田分署裏あたり、赤枠の道路冠水、またその奥に住宅地裏斜面赤枠の湧水対策、これらの対策の進捗状況はどうなっていますでしょうか、お願いいたします。スライド、ありがとうございます。  3は環境問題です。1、スポGOMI大会の開催についてです。ここに、7月22日に越谷レイクタウン駅周辺で開催された大会の案内チラシがあります。ここに書いてあるのですが、「スポGOMIって」とあり、「スポーツ感覚でゴミを拾い、拾ったゴミの質と量で競い合うチーム対抗のイベントです」、その右には「スポーツ×清掃活動の新しい形」 このイベントはオリンピック・パラリンピックを契機として、スポーツと清掃活動を結び付け、楽しみながら環境美化活動に参加できる新たなスタイルの提案です」と書いてありまして、その下には「スポGOMIの魅力 ①誰でもできる 簡単な競技なので、小さいお子さんからお年寄りまで誰でも参加でき、優勝チャンスがあります」、「②達成感・爽快感 チームで力を合わせて優勝したときの喜びや街をきれいにした達成感、爽快感は格別です」、③として「街もきれいに 大会の後も落ちているゴミが気になって探してしまう自分に気がつきます。街も心も美しく」と、このチラシではPRをしています。また、東京2020組織委員会では、「6月5日に、世界環境デー 東京2020スポGOMI大会を開催しました」とホームページにアップしています。今回のエリアでは、ペットボトルや缶、瓶を初め、約200キログラムのごみを収集、東京2020大会は環境分野において、持続可能性に配慮した大会を目指しています。東京2020組織委員会では、今後もスポーツを通して、環境に対する意識を持っていただくための取り組みを継続していきますとのことであります。  各地で、このスポGOMI大会が開催をされています。ボランティア活動が盛んな本市では、身近な地域で清掃、ごみ拾いなどに積極的に取り組んでいただいています。そうした地道な活動に心から感謝を申し上げます。今回社会奉仕活動を競技へと変換させた新しい日本発祥のスポーツ、スポGOMI大会を本市でも開催を検討すべきであります。市の考えをお伺いいたします。  最後に、4、行政問題です。1、市役所周辺のトイレ整備についてです。市役所新庁舎が完成し、現在第2期工事が行われています。訪れた全ての人に親しまれる安心で快適な庁舎として1月4日に開所しました。そのとおり、さまざまな観点から大変よかったと思います。  あるとき市民の方から、トイレについてご指摘をいただきました。市役所周辺に市民や観光客が土曜、日曜、祝日や夜間でも利用できるトイレがないのではないかとのことであります。ご指摘どおり、市役所が開庁していればトイレを利用できますが、それ以外の時間帯はいつでも誰でも利用できるトイレがありません。新庁舎での業務開始で喜ばれている中、訪れた全ての人に親しまれる安心で快適な庁舎として、いつでも誰でも利用できるトイレの整備を検討すべきであります。市の考えをお伺いいたします。  第1回目の質問は以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 暫時休憩いたします。    休憩 午前11時05分    再開 午前11時16分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、白井忠雄議員のご質問に順次お答えをしてまいります。  1、健康問題。今回は、暑さ対策ということで4点のご質問をいただきました。  (1)、じゃぶじゃぶ池の増設についてのご質問をいただきました。今後の増設の検討状況はということでございます。  まず、大和田二・三丁目地区土地区画整理事業内の公園につきましては、大和田二丁目地区に0.3ヘクタール、大和田三丁目地区に1.4ヘクタールの公園整備を予定しております。三丁目の地区公園につきましては、議員ご指摘のとおり柳瀬川に隣接しておりまして、県の川の国埼玉はつらつプロジェクトの連続性を考えて整備を検討をしております。この中で、じゃぶじゃぶ池はどうかということで、検討の一つとして考えていきたいと思っております。  一方、北口の区画整理でございますけれども、北口の区画整理は、特に2号街区公園は大変広い公園でありますけれども、6,500平米でございます。高低差が3メートルから10メートルある公園であります。斜面林を全て伐採するよう整備をしてしまうと自然災害にもつながるということで、自然を残しながらつくっていくことを予定をしております。  公園の基本設計を行う中で、例えば水が流れるような滝のような形態を含めて公園整備をするのはどうかということで今検討させていただいておりますので、じゃぶじゃぶ公園と違う形で、水と親しむような公園もできればと考えております。  その他の区画整理内の街区公園はちょっと規模が小さいのですけれども、何か工夫ができれば取り入れていきたいと思います。  幼児も赤ちゃんもおむつをはきながらできますので、家族みんなでじゃぶじゃぶ池は大変有効だというふうに思います。  また、例えば総合運動公園の中央広場が適地とされますけれども、大泉中央公園なんかもああいう公園のエントランスのところに物すごく大きなじゃぶじゃぶ池がありますけれども、総合運動公園の中央広場というふうに考えますけれども、結構あそこはスポーツイベントで選手のウオーミングアップをしていたり、あるいはミーティングなんかに使われたり、集合場所なんかに使われているので、ちょっとどうかなというふうに思っております。ちょっと難しいかなというふうに思いますけれども、適地の一つというふうには思っております。  その他の既存の公園につきましても、居住環境との整合性もありますので、今後どこにするか、また適地を探していきたいと思います。  新たに整備する公園につきましては、現在運営している2か所のじゃぶじゃぶ池の利用状況を踏まえて、費用対効果や立地状況等を勘案しながら整備、検討してまいりたいと思います。また、何かいい場所がありましたら、議員のほうからもご指摘いただきたいと思います。  2点目が、涼しさを体験できるイベントについて、水かけまつりなんかはどうかというようなことでございました。夏に涼しさを感じるイベントとして、鶴ヶ島市やさいたま市内で水かけまつりが開催されており、市も同様に検討すべきという質問でございます。今後も天候不順による水不足や記録的な猛暑が続いていくことが予測され、熱中症対策を考えていく必要がある中で、市が夏に屋外でのイベントを新たに開催し、イベント体験者、参加者が体調を崩してしまったというわけにはまいりませんので、当面は様子を見ながら慎重に研究してまいりたいと思います。
     鶴ヶ島市は、ミャンマー国とホストタウンになっているということで、そういう文化があるみたいで、それを取り入れたというようなことでございます。  また、議員ご指摘のファミリープールとかじゃぶじゃぶ池では、もうそういうような体制になっていますので、そのときの体制で実施したらというようなこともございますので、今後検討させていただきたいと思います。  (3)、保育園及び放課後児童保育室の暑さ対策のご質問をいただきました。保育園のほうでございますが、市から保育園、放課後児童保育室につきましては、熱中症対策の実施に係る通知をことしは4回送付いたしました。園長会や定例会において、外遊びには十分注意し、子供の体調には細心の注意を払って、行事は無理に行わないように注意喚起をするなど、徹底した対策を図ったところです。  具体的な例としましては、保育園では冷房の温度設定を小まめに行い、園児には十分に水分をとらせるようにしています。園庭での外遊びやお散歩につきましては、保育士や看護師が気温のほかに風や湿度の状況も考慮して、外遊び、あるいはお散歩の実施の可否を判断していたということであります。  放課後児童保育室では、エアコンを効率よく利用するように、エアコンの清掃を行うとともに、部屋の形状によりエアコンのききが弱い部分には扇風機やサーキュレーターを使用し、部屋の冷気を循環させるようにしました。また、夏は利用者が多いため、学校の協力をいただきまして、特別教室や体育館を利用させていただきました。水分補給として、1日に1回電解質を含んだスポーツ飲料を児童に飲ませておりました。  外遊びにつきましては、今年度から全保育室に設置した室内、室外の温度計や熱中症チェッカーを用いながら、児童が自分でも判断できるようにしており、支援員は外に出た児童の様子も見守り、ある程度の温度になりましたら、支援員から外には出ないようにということで呼びかけておりました。  今後の暑さ対策についての施設の改善要望でございますが、保育園に通う園児の保護者から、プールに直接日光が当たるため、日よけを設置できないかという要望をいただきました。プールの一部に遮光ネットを張り、日陰になる部分をつくりました。また、トイレの天窓から日光が入り、トイレ室内はとても暑いということで、暑さ対策ができないかという要望につきましては、遮光性の高いシートで覆い、トイレ室内の温度を下げる改善を行いました。このように今後におきましても、ご要望をいただいた際には可能な限り迅速に対応させていただきたいと思います。  (4)、男性の日傘普及についてのご質問をいただきました。  環境省によりますと、日傘の効果につきましては、体感温度が3度から7度低下するとの結果が出ており、女性はもちろんのこと、男性も利用することで熱中症対策に効果があるとのデータが出ております。  本市の取り組みといたしましては、5月から熱中症対策として、広報やホームページで熱中症予防の啓発を行っております。7月から9月までは熱中症指数の掲載など、熱中症予防のために啓発を行っておりますけれども、このたび議員からご指摘を受けました。早速ホームページに男性の日傘普及について掲載を実施してまいります。ご提案ありがとうございました。  続きまして、健康問題のご質問をいただきました。健診時における肝炎検査とHIVの検査の実施の促進についてのご質問をいただきました。特定健診は、メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病の早期発見、予防のための健診でございます。国から示されている血液検査の項目は、生活習慣病に関連の深い項目となっており、新座市で単独で肝炎ウイルス検査を追加することは難しい状況となっております。しかし、より多くの市民に肝炎ウイルス検査を受けていただくよう、肝炎ウイルス検査の周知を図ることは重要と考えています。  そこで、成人健康カレンダーと同時に、特定健診のパンフレットに来年度から肝炎ウイルス検査医療機関一覧を記載することといたしました。また、埼玉県や本市での肝炎検査を無料で実施していることについて、広報やホームページでの周知に努めてまいります。  HIV検査でございますが、近年若者の間でエイズを含む性感染症が増加しており、県では保健所において無料でHIV検査を実施しており、匿名で受けることもできます。現在保健センターにおいて、無料匿名で受けられる県内保健所の検査日などを記入してある小冊子を設置し、正しい知識の普及、早期発見への啓発活動に努めております。  ご指摘いただいたことを受けまして、特に若い世代が目にしやすい場所ヘの設置等により効果的な策を検討してまいりたいと思います。  2、防災問題。今回は、水害対策につきまして5点のご質問をいただきました。  (1)、柳瀬川のしゅんせつ工事、水位観測点新設の実施要望のその後の進捗状況についてのご質問をいただきました。  柳瀬川のしゅんせつ工事につきましては、管理者である埼玉県朝霞県土整備事務所に継続して要望しております。また、しゅんせつ工事の実施状況を県の朝霞県土整備事務所に確認しました。平成28年度には、本市より下流に位置する志木大橋、平成29年度にはさらに下流に位置する富士見橋のしゅんせつ工事を完了し、ことしは富士見橋より下流域において実際に河川沿いで氾濫の被害があった箇所や護岸整備を実施している箇所のほか、川幅が極端に狭まる箇所や、勾配が緩いため土砂の堆積が起こりやすい箇所の調査をもとに工事箇所を選定した上で、本年度11月以降、渇水期におきまして工事を実施するとのことでございました。  なお、下流域におけるしゅんせつ工事を行うことは、新座市区域内でのしゅんせつ工事と同様の氾濫抑制効果が期待できると考えているため、今後においても進捗状況を注視してまいりますが、さらなる安全対策といたしまして、新座市内におけるしゅんせつ工事の実施についても引き続き強く要望してまいります。  続いて、水位観測点新設のご要望ですが、平成27年度以降継続的に要望してまいりました。改めて確認いたしましたところ、柳瀬川、黒目川につきましては、平成30年度中の設置に向けて現在機器の発注手続を進めているところでございます。設置後につきましては、国土交通省ホームページ、川の防災情報において水位情報を閲覧できるということでございますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。発注手続を進めたということでございます。  2点目、浸水想定区域での水害対応の周知、避難訓練、図上演習、講習会の開催、啓発のご質問でございます。市では、去る3月に改訂した新座市洪水・土砂災害ハザードマップを洪水浸水想定区域及び土砂災害警戒区域周辺にお住まいの方に対し、台風接近時の行動などを取りまとめたリーフレットとあわせて、戸別に郵送するとともに、市内の出張所、公民館に配置しまして、広く水害対策の周知を図っております。  また、例年9月の第1日曜日の新座市家族防災会議の日に合わせて配布しております、小・中学生向け防災チェックシートや「広報にいざ」9月号の防災特集におきまして、今年度は水害対策の掲載をさせていただきました。今後につきましても、洪水の浸水想定区域内で実施する出前講座や自主防災会主催の防災訓練の際には、地震対策だけでなく、水害対策についての講習やDIG訓練、ディザスター・イマジネーション・ゲームの訓練を活用した図上演習なども取り入れ、引き続き積極的な周知、啓発に努めてまいりたいと思います。  3点目、市民清掃の日における集水ます清掃の呼びかけについてのご質問をいただきました。61町内会を会員として構成される新座市市民清掃の日推進協議会が主体となりまして、年2回、春と秋に実施しております。  ご指摘ありました集水ます清掃につきましては、この日に当たりまして実施している町内会もあると思いますけれども、集水ますの清掃を行うことで詰まりが解消し、冠水を防ぐことができますので、改めて新座市民清掃の日推進協議会総会におきまして、集水ます清掃へのご協力につきまして周知していきたいと思います。  4点目、新座二・三丁目地内の汚水逆流防止対策の進捗状況のご質問でございます。  過日小野議員からもご質問いただきましてご答弁申し上げました。本市といたしましても昨年の台風21号による豪雨時と同様の被害を発生させないため、関係者である埼玉県及び埼玉県下水道公社と連携を図り、引き続き協議や現地調査を行っております。その結果、現在では荒川流域下水道柳瀬川幹線の富士見中継ポンプの緊急対応時の連絡体制も確立している状況でございます。  今後は、埼玉県、埼玉県下水道公社及び新座市で協力し、県管理の荒川流域下水道柳瀬川幹線及び本市管理の三芳町・本多幹線に降雨時の雨水量の変化を把握するための水位計を設置し、状況の分析を行い、新たな改善策等を検討してまいりたいと考えております。  また、本市の被害を受け、埼玉県にも不明水対策の重要性を認識していただき、不明水対策に係る維持管理、担当者会議でも埼玉県と13の荒川右岸流域関連市町と連携して今後の対策の協議を行っている状況です。今後も、引き続き関連機関との協議や雨水流入対策を最優先事項として取り組んでまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。  5点目、大和田五丁目の冠水対策についてのご質問をいただきました。初めに、大和田五丁目7番地、9番地、10番地付近の道路冠水対策につきましては、平成29年度第4回及び平成30年度第1回の定例会でもご答弁させていただきました。道路冠水の大きな原因としまして、周辺の高い土地からの雨水の流れ込みが考えられます。これらの高い土地における道路上の雨水浸透施設の機能回復を図りまして、雨水の流れ込みを軽減したいと考えております。  清掃の対策の実施状況につきましては、平成29年11月に調整池機能を有する新開第二公園の清掃、ことしの3月に集水ます25か所とU字側溝約60メートルの清掃と木の芽坂通り上に集水ますを新設をさせていただきました。また、今後平成30年8月に集水ます35か所とU字側溝約20メートルの清掃を実施しました。今後につきましてもパトロールを実施し、適宜清掃を行うとともに、冠水対策の効果を検証していきたいと思います。  次に、大和田消防署裏の溢水対策につきましては、ことしの1月に地下水位計の設置や現地盤の地質調査を実施しました。また、ことし6月からは現況測量を実施しており、今年度中には調査したデータをもとに、対象地域の溢水対策に最も適した対策が何かということを決定をさせていただきまして計画を行う予定でございます。もうしばらくお待ちいただきたいと思います。  3、環境問題、1、スポGOMI大会の開催についてのご質問をいただきました。スポGOMI大会とは、制限時間内に定められたエリア内でスポーツ感覚でごみを拾い、拾ったごみの量と質で得点を競うチーム対抗のイベントであり、スポーツと清掃活動を結びつけた新たなスタイルの競技と言われております。  県におきましても、越谷レイクタウンの駅周辺でことしの7月22日に埼玉県主催で、2年後に控えた東京オリンピック・パラリンピックの周知イベントの一つとして、スポGOMI大会が開催されました。この大会では、イベントの初めに参加者へのルールの説明や各チームごとの作戦会議を行い、大会最後に集計タイムや表彰式も行われたことから、2時間前後のイベントとなるようであります。  そこで、スポGOMIを単独イベントとして検討すると、既存の市民清掃の日や地域の方々のごみ拾いなど、まち美化活動に取り組まれている方々からすると、どうしてもごみ拾いイベントという評価になってしまい、本来のスポーツイベントという趣旨が失われてしまうおそれがあります。このため、例えば新座市民まつり、産業フェスティバルでは、土日の両日に15分間のごみ拾いタイムを設けて、これをスポGOMIのイベントに置きかえて開催できないか検討いたしました。ルール説明や作戦会議、競技終了後の集計タイムなどがあり、時間の面からも、これを既存のごみ拾いタイムに置きかえて行うことは難しいと考えます。  また、実施に当たってはノウハウがないことから、各自治体ともスポGOMI運営団体への運営委託を前提としており、費用対効果の点からも疑問があることなど、各種の検討課題があり、現時点では実施はちょっと難しいと考えております。  しかしながら、オリンピック・パラリンピックの機運の醸成という趣旨でのご提案もございましたので、この点につきましてはさまざまな形で検討してまいりたいと存じます。  4、行政問題、1、市役所周辺のトイレ整備についてご質問いただきました。新庁舎建設事業における設計の際に、屋外トイレの設置について検討がなされ、現在施工中の旧庁舎解体及び外構工事完了後に第二庁舎1階のトイレを夜間及び閉庁時においても利用できるよう整備しているところでございます。  なお、利用時間の具体的な運営方法につきましては、今後工事完成までに検討してまいります。  現在は9時から16時まで、土曜日、日曜日、祭日、観光プラザにおいてトイレは使えることになっております。  私のほうから1回目は以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 白井忠雄議員から、健康問題、環境問題についてのご質問がございましたので、私のほうからもお答え申し上げます。  まず、健康問題、暑さ対策について。涼しさを体感できるイベントの実施についてのご提案をいただきました。確かにことしの夏は異常な暑さが続きまして、熱中症患者も多く発生したわけでございます。小・中学校では、ミストシャワーを設置してございますけれども、こうした装置を設置するのも一つの暑さ対策になるのではないかと考えています。  議員ご提案の水かけということになりますと、1つは場所を選ばなければならないということと、不特定多数の集まりで水かけを行うということになりますと、トラブルになる可能性も十分考えられます。大和田ファミリープールは、現在委託で管理運営されておりますけれども、さまざまな方が利用されているということから、なかなか水かけというのは実施は難しいのではないかと考えておるところでございます。  次に、環境問題、スポGOMI大会の開催についてでございますけれども、これは7月22日に越谷市で行われたということは私どもも情報としては認知しておるところでございます。新座市におきましては、市民清掃、あるいはまたボランティア清掃、教育委員会では野火止用水のクリーンキャンペーンなど、清掃活動は計画的に行われておりまして、多くの市民、子供たちの参加を得ているという現状がございます。新たな取り組みとしてスポGOMI大会を開催する予定は、今のところ私どもは持っておりません。今後のイベントの実際の際に、スポーツイベントの一つとして実施できるかどうか調査、研究をしてまいりたいと存じます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) 1回目の答弁、ありがとうございます。順次再質問をさせていただきます。  いきなりスライドでお願いします。大和田二、三丁目の区画整理地内につきましては検討の一つということで、公園機能について答弁いただきました。  あえて申し上げるまでもなく、新しい橋梁の両側に公園がある中で、東側の公園と西側の公園というような形で、それぞれ機能を分けて考えることもできるのかなという意味で、こちらはサッカーコートもありますし、またこちらは逆に違った意味で、そういううまく機能を分けて、こちらを例えば子供たち中心のエリアにするとか、そういうことも考えられるかというふうに思いますので、ぜひ検討をお願いいたします。  その辺の機能についてはいかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) まだ具体的に何をするかということは決めておりませんので、全く白紙の状態でございますので、今議員ご指摘のとおり参考にさせていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) これまでの質問の中で一番前向きになりましたので、よろしくお願いいたします。  次に、もう一度スライドをお願いいたします。このスライドは、大泉交通公園の中なのですけれども、先ほど2号街区公園、北口の区画整理事業地内の公園は高低差が3メートルから10メートルあるという答弁でありましたけれども、こちらの大泉交通公園では、逆に斜面林にある公園ですけれども、その高低差をうまく生かして、こういった水が流れるシステム、この先、この下にじゃぶじゃぶ池がある、そういう設計になっておりますので、逆にそういった地形を生かした公園機能という中でぜひ検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。それも改めて答弁をお願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 今大泉交通公園というのは私は知らないのですけれども、きれいに整備されておりますので、ご提案いただきましたので、検討させていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) ぜひご検討をよろしくお願いいたします。  先ほどの答弁を聞いていまして、じゃぶじゃぶ池の必要性というものは十分市長が承知をされているというふうに思いましたので、あえて確認はいたしませんけれども、今回新たに南部地区ということでセントラルキッズパークに設置していただいて、もともと野火止用水公園ということで中央部と南部に設置されましたので、市の全体的なバランスからいうと、今度北部かなという意味で、大和田二、三丁目あるいは北口の土地区画整理事業地内というのは大変有効かと思いますので、あわせてご検討の参考にしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  次の水かけまつりについては、かなり慎重なご答弁であったというふうに思います。ただ、子供たちに、そういう何かイベントを通して涼しさを体感していただけるという中で、水かけまつりというものは効果的だなというふうに思います。  幼稚園の園長をされていた市長であれば、子供たちが水遊びが大好きだということはよくわかると思います。  その上で、施設は整備していただきましたので、こういったイベントの検討もというふうに思うのですけれども、もう一度答弁をお願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 子供たちは、水かけが大好きなのです。特に今ディズニーランドなんかでも水かけをやっているのです。だから、キャーキャー言って本当に喜ぶイベントなので、議員ご指摘のとおり、ファミリープールですとかじゃぶじゃぶ池周辺でしたら、そういうふうに水着で来ていますから、全くぬれてもそういう構えがありますので、親御さんもいらっしゃるということで、そういう場面であれば可能かもしれませんので、検討させていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) ありがとうございます。規模ですとか内容については、新座市のやり方といいますか、そういったことで検討していただければというふうに思いますので、ぜひご検討、来年の夏に向けてよろしくお願いいたします。  次に、保育園と放課後児童保育室の暑さ対策ということで答弁いただきました。厚生労働省の熱中症予防のためのリーフレットというものがつくられて、恐らく配布をされているかと思うのですけれども、その中に「子供は体温の調整能力がまだ十分に発達していないので、気を配る必要があります」というふうに言われています。そのとおりであるというふうに思いますけれども、そうした中でさまざまな取り組みをしていただいていることは答弁の中でわかりました。  その中で、1点確認をしたいのは、1回目でも申し上げましたけれども、この夏、暑さが原因と思われる熱中症などの事案の発生については状況はいかがだったのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 熱中症が原因かどうかはちょっと不明なのですけれども、放課後児童保育室において鼻血を出した児童がいたという報告は数件ありました。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) その辺について詳しく状況のほうは調べていただいたと思うのですけれども、その後は大事に至らなかったということでよろしいのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) その場で応急措置を行って、問題はなかったということです。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) 本当に子供たちが安全、安心に過ごせる放課後、また居場所という形で、しっかりとそういう環境づくりを今後も引き続き進めていただきたいというふうに思うわけですけれども、やはり暑さが毎年本当に異常になってきております。そういう面で、例えばこれから放課後児童保育室にしても指定管理者等ということで、市の直営の施設ではない場合もあるわけです。  先ほどの答弁の中でも連携という部分にも触れていたと思うのですけれども、市として、市の施設には変わりないわけで、安心、安全というそういう意味から、そういう暑さ対策についてはしっかりと対応できるもの、例えば現場の皆様ともしっかりと統一した見解といいますか、そういったものが徹底をされるように、何かガイドラインのようなものもあってもいいかなというふうに思うのですけれども、そういった検討、あるいは作成というものは何か考えているのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 本市では、国や県からの通知に基づいて、国や県が作成したチラシですとかリーフレットを用いて、適宜保育所または放課後児童保育室に通知をして、注意喚起をしているところです。  今ご提案のありました市独自のガイドラインの作成につきましては、他自治体の状況やそういったことについても調査しまして検討してまいりたいと思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) 市の考えがなるべくストレートに現場の皆さんに伝わる意味では、当然いろいろ協議する場があって徹底されているかというふうに思うのですけれども、そうではなくて、やはりこういったガイドライン等であれば、直接ストレートに取り組みというものが徹底されるかというふうに思いますので、ぜひ研究、検討をお願いしたいというふうに思います。  次に、日傘についてでありますけれども、9月11日に更新されましたホームページのほうを拝見をいたしました。早速徹底をしていただいたかというふうに思うのですけれども、ただホームページで徹底していただいて、ホームページを見ていない方も当然多くいらっしゃるという中で、どのように普及をしていくかという部分も今後ぜひ検討していただきたいと思うのですけれども、県のほうのホームページなんかを見ますと、日傘の無料体験会なんていうものも県内の何か所かの自治体で開催をしているようなのですけれども、そういった情報等はありますでしょうか。また、何か新座市のほうで検討はできないでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) 埼玉県のほうから、この日傘についての周知といいますか、連絡が来ておりますのは、1点、平成29年度に埼玉県の職員による日傘男子広め隊を結成したということで、それを普及ということで、県内の市町村の職員にも日傘を使っていただけないかというような依頼がございました。  ただ、本市におきましては、業務中に日傘を使うということでございましたので、業務中に日傘を使ってなかなか仕事もしにくいということで、それはお断りした経緯はございます。それ以外には、環境対策課のほうには連絡等はございません。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) 職員の皆さん、忙しい中での話ですけれども、当然職員の皆さんにも利用していただきたいのですが、むしろ私は市民の皆さんが生活の中で日傘を利用していただきたいということでありまして、そういった中で市民の皆さんに日傘をPRする意味で、この日傘無料体験会というような形のものを恐らく県内各所でやっているのではないかと思うのですけれども、その点について本市のほうで検討はできないでしょうかということなのですけれども。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 今回暑さ対策ということ、健康問題ということでご質問いただいたものですから、保健センターが所管するいきいき健康部のほうでいろいろとPR等をしているわけでございますけれども、その日傘の無料体験の会といったもの、これは県が実施しているかどうかといったところについては、保健センターのほうでも情報は確認していないのですけれども、今後この暑さ対策、健康問題で熱中症予防といった観点からしますと、やはり高齢者でありますとか、そういった方々にそういった周知を徹底させていただいて、県が進めているような効果等をしっかりとPRして、利用していただけるようにPRしていければというふうに思っておりますけれども、無料体験会といったものを他市でどのようにやっているのかといったところにつきましては、市のほうで検討させていただければと思います。情報がありませんので、済みません。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) せっかく市のほうでも普及についてホームページ等でPRしていただいていますので、それをより具体的に進める次の方法について検討していただきたいということでお聞きしましたので、ぜひまたそのホームページでPRした上で、何か具体的に皆さんが利用していただく方法を研究していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、肝炎ウイルス検査についてですけれども、答弁いただいて、どういう形がということできっと検討していただいた中で先ほどの答弁だったというふうに思います。ありがとうございます。  例えば平成29年度の決算書でも実績が78人ということで載っていますけれども、みずから申し込みをして受診するのと、もともと検査の項目に入っていれば、それは自動的にといいますか、検査する形になりますので。ですから、そういう意味で、特定健診に加えればという質問をさせていただいたわけですけれども、何かセット健診等の中でうまくそれをPRする方法というのは、先ほどの答弁と含めて、もう一度整理して答弁していただけますか。 ○議長(島田久仁代議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 肝炎ウイルス等の検査の件でございますけれども、先ほど市長答弁申し上げましたとおり、特定健診の項目の一つにするというのは、その特定健診の趣旨とちょっと異なるといったところと、市単独で実施するのはなかなか難しいというところは、先ほど市長答弁申し上げたとおりでございます。  そういった中で、集団健診、例えば特定健診とがん検診と肝炎ウイルスみたいなメニューを用意して、受けられるようなシステムがつくれないかというようなことは検討したわけでございますけれども、この集団健診につきましても、これについては毎回集団健診はどのようなものを実施したいですかというようなアンケートをとらせていただいているのですが、そういった中でも肝炎ウイルスの検査があったらいいというような市民からの声というのは頂戴をしていないといったところがございます。  また、例えばこの肝炎ウイルスで陽性とかが検出されますと、非常に速やかに治療につなげていくというような必要性がございます。そういった中で、集団健診を行って、そこの病院で陽性の引き続きの治療といったところについてはなかなか難しいのではないか、個別検診でお近くの医師にかかっていただいて、そこで陽性が出れば、そのままそこの病院で治療が受けられるというような流れのほうがよろしいのかなというような思いもありまして、今個別健診を推奨しているといったところでございます。
     今回ご質問いただきまして、改めて肝炎ウイルスのPR、新座市のいろいろとホームページ等を見ても、余り積極的ではないなというような思いがしたものですから、今後はそういった積極的にPRをしながら、肝炎ウイルス検診がどういった病院でできますというようなところも、これまでは特定健診のパンフレットには肝炎ウイルスが受けられる病院等はご案内していなかったのですけれども、そういったものを今後載せていったりとか、さまざまな場面を通じて受けていただけるような環境を整えていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) ありがとうございます。いろいろとそういった事情がある中で、掲載をしてPRはしていただけるということでありますので、これは本当は追加していただければいいわけですけれども、いろんな事情もあるということでありまして、引き続き研究をしていただくとともに、では掲載のほうの準備を進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  HIV感染の件につきましては、先ほど検査のPRということで市長の答弁もありました。厚生労働省のエイズ動向委員会のほうでも先日2004年以降1,000人以上が感染ということで、感染者が出たということで報告もしております。そちらのほうでも、やはり早期の発見と治療が感染拡大を防ぐということで言っていますので、引き続きこちらのPRのほうもお願いしたいというふうに思います。  次に、防災問題に入りたいと思います。ちょっといろいろ順不同になってしまう部分もあるかというふうに思いますが、柳瀬川のしゅんせつについては、下流側の志木市のほうで作業することによって新座市側にもその効果があるのではないかという答弁だったというふうに思います。  引き続き市内のしゅんせつについても要望していただくということですけれども、今回国のほうでは、しゅんせつというよりは河道掘削ということで、底を掘ってしまって断面積を広げるというような、そういった作業によって流量をふやそうというようなことまで踏み込んだわけですけれども、この国の言っている今回の施策と先ほど答弁のあった下流側のしゅんせつというものは、イコールのものなのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 国のほうの河道掘削とは別のものだと考えております。  やっぱりしゅんせつはあくまで川とかにたまってしまった土砂の撤去ということで、河道を広げて流量をふやすという意味とはまたちょっと、河川の改修とはまた別の意味で、現状のものを維持するというのがしゅんせつなのかなと考えております。ちょっと別の考えではないかと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) ありがとうございます。そうしますと、現在のところの情報では国の河道掘削について、柳瀬川が志木市、新座市地域においては対象になっていないということでよろしいのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 国の政策の骨太方針2018の関係だと思うのですけれども、こちらのほうは土砂の堆積が川の断面積の1割程度なのです、新座市の場合は。この場合は、補助の対象にならないということで確認しております。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) 国の河川の中に入らなかったというのは大変残念ですけれども、いずれにしましても増水の機会というのは非常に多くなってきておりますので、しゅんせつにしろ、やはり少しでもその作業が進むように引き続き要望をお願いしたいというふうに思います。  一方で、水位計の設置については、既に発注手続に入ったということでありますけれども、これは柳瀬川、黒目川、それぞれどの地点に設置をするというふうに伺っていますか。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) 水位計の関係なのですけれども、こちらは先ほど市長答弁にありましたとおり、本市でも平成27年度以降継続的に朝霞県土整備事務所を通じて要望してきておりまして、今回白井議員の一般質問がありまして、改めて状況を確認させていただきました。  その結果、平成30年度中に設置を目標にということで、今発注手続を進めているということなのですけれども、本市ではあくまで市域内に設置してほしいという要望は出しているのですけれども、今回具体的に確認したところ、県のほうでは一応発注手続は進めているのですけれども、具体的な場所はちょっと控えさせてくれということで話がございましたので、今の段階で……    〔何事か言う人あり〕 ◎総務部長(細沼伊左夫) 具体的な設置場所というのは、申し上げることができないということを確認しております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) 確認ですけれども、その2河川とも新座市内の設置には間違いないのですか。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) そちらのところにつきましても、要は具体的な場所について県のほうに確認をしたのですけれども、その辺を今の段階でちょっと控えさせてほしいという県からのお話ですので、ここでは控えさせていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) 国のほうで予算をとって、そのような形で各地方河川のほうも防災対策を進めていく流れがあるので、今回は危機管理型の水位計の設置に当たるかというふうに思うのですけれども、これは全国で5,000河川ということで、2020年までに設置ということも先日の毎日新聞には掲載をされていました。  あわせて、この水位計の観測情報を周辺住民に直接伝える、そういった仕組みもあわせて検討していくということで、先ほどホームページ等の話もありましたけれども、この水位計の場合、さまざま希望した市民の方に直接リアル情報が入ってくるというものまで踏み込んだものになっておりますので、期待をしていたわけですけれども、いずれにしましても、その設置の場所、あるいはその辺の詳しい情報がまた入りましたら、ぜひ教えていただければというふうに思います。  本当に7月の豪雨では、西日本11府県の広域にわたって大雨洪水警報が発令されたということで、この新座市においても河川の近くの地域の皆さんというのは、また内水氾濫も含めて心配をされております。命を守るためにいち早い避難というのが大変重要ですけれども、その上で西日本豪雨では限られた時間の中で、それも大雨が降っている状況下で避難指示情報がどこまで正確に住民に伝わったかということが、専門家からのご指摘もありまして大変重要であるというふうに言われております。  山陽新聞社が真備町地区の被害に遭われた皆様の住民を対象に行ったアンケートの調査結果ですと、水害に対する備えをしていなかった方が84%を占めていたという、そういうデータも実はありまして、やはり事前の準備というものが大変重要であると。そういった事前の避難率を高めて犠牲者ゼロを目指すためには、徹底した防災教育とか、あるいは防災訓練が効果的ですという、あわせてその専門家の方は言っております。  本市に置きかえて言いますと、例えば第四中学校とか新座小学校では避難計画を作成して、避難訓練等も行って防災教育に力を入れております。そういう子供たちもやっている中で、では私たち大人もどうなのかということを考えたときに、やはりもっと備えというものを大切にしなければいけないのかなというふうに反省をするわけですけれども、実際にこれまで水害対応のそういう避難訓練ですとか図上演習を行ったという実績はありますでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) 水害対応の訓練の実績なのですけれども、市としてそういった水害対応の訓練というのはこれまでやったことはございません。また、自主防災会で行っている訓練について、例えばその中で講座とかを、市のほうで水防関係の周知とかそういったものをやらせていただいておりまして、また出前講座なんかも地区によって、例えば新座の地区でしたら、そういったところでは出前講座の中でもそういった水防関係、水害対策に関する周知等は行っておりますけれども、実際のところ水害に対する訓練というのをやったかどうかというのは、申しわけございません、私は承知しておりません。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) ハザードマップで浸水想定区域も明確になっているわけですし、この西日本豪雨なども皆さんは映像等で、その被害状況というのは本当によくわかっておりまして、そうした中で、先ほどの専門家の話もありましたように、やっぱり防災教育、防災訓練というのは、その辺の一つとしての教訓であるというふうに思うわけですけれども、そういった上で、改めて本市で踏み込んで直接そういった防災訓練、あるいは避難訓練、そういったことをやりましょうということで市のほうから働きかける考えはないでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) 現在のところ、正直申し上げまして、市のほうで水害に対する訓練をやるというものは予定はないのですけれども、当然自主防災会等では各自主防災会等で訓練を行っていますので、その中で今までも水害に対する周知とか、そういった訓練というのはお伝えはしている状況ですので、実際自主防災会の訓練とかそういったところがございましたら、積極的にそういった水害の訓練についても取り入れていただくように働きかけていきたいとは考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) この質問は何度もさせていただいておりますけれども、もう一度お伺いいたしますけれども、さらに踏み込んでやりましょうというように市のほうから呼びかける、あるいはみずから行う考えはないですか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 水防訓練をする地域というのは限定されていると思うのです。野火止のほうとかそういうところは川もないし、内水氾濫はありますけれども、特に大和田、柳瀬川、黒目川の隣接地域だと思います。  私も消防団にずっと入っていましたけれども、昔はそんなに水が出るということはなくて、水防に対して、例えば市民の意識、あるいは消防団においてもほとんど出動もなかったですし、最近は出動はありますけれども、実際そこまでやるのというような雰囲気はありました。今訓練を積極的にというようなお話ですけれども、これは各そういう機関に対しても、どうしたらいいかということの働きかけも必要ですし、また検討する必要もありますので、今のところはこれを進める、進めないということを検討するということで考えていきたいというふうに思います。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) 市長みずから答弁いただきましたので、ぜひ検討をお願いいたします。  次に、集水ますの清掃ということで、推進協議会の総会のほうで徹底をしていただけるということで、ぜひお願いいたします。  結構1回とって、またすぐたまってしまうというようなことで、その繰り返しかなという中で、やはりこの市民清掃の日として、この作業が入るということは大変大きなことであるというふうに思いますが、この総会以外に町内会、自治会の皆さんに徹底する機会ということで、ほかに何かないでしょうか。ほかに徹底する機会があったら、ぜひそちらでもお願いしたいのですが。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) 町内会の皆様にあっては、定例会が年に2回、そして総会が1回ございますので、そういった機会を捉えてお話をしてみたいと思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) ぜひよろしくお願いいたします。  次に、汚水の逆流についてですけれども、本当に今不明水の問題というのは全国的になっておりまして、先ほど市長のほうから13の流域関連市町の話もありましたけれども、その全てから大量の雨水が流入しているということも県議会の答弁でわかりました。  そういった中で、やはり一つ一つ対策というものは大事になってくるわけですけれども、今回水位計を設置したということでありますけれども、この水位計の設置目的についてもう少し詳しくお聞きできますか。 ○議長(島田久仁代議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(橋本吉弘) 水位計の設置目的というご質問でございますが、先ほど市長答弁にもありましたように、今回の水位計につきましては、県で管理いたします流域下水道幹線と、市で管理いたします公共下水道の幹線の工事、雨が降ったときの水位の変化の状況と、その関係性を詳細に把握することによって汚水があふれ出た原因を究明できるのではないかということで、県と協議を重ねまして水位計を設置することといたしました。この水位計の水位の観測によって、その原因を特定いたしまして今後の改善策につなげてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) 今後具体的な調査ですとか、あるいは改善について何か行うことが決まっているものはありますでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(橋本吉弘) 今後の調査等につきましては、先ほどお話にも出ましたとおり、まず不明水がどこから入っているかということが非常に重要なことでございますので、この水位計によって詳細にエリア等、箇所が限定できれば、そのエリアを集中して調査等ができると思いますので、その原因を特定できるのではないかということで、まず水位の変化、傾向を分析することが1番と考えております。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) 今後県との協議については、どのようになっていますでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(橋本吉弘) 今後の県との協議についてでございますが、既に県と個別には協議ももちろんさせていただいておりますが、先ほどお話に出ましたように、荒川右岸の流域下水道に関連いたします13市町でつくっております不明水の対策会議がございますので、そちらのほうで現在の状況ですとか今後の方針等を詰めまして、対応策等を協議してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) 引き続き早期解決に向けて取り組みをお願いしたいと思います。  次に、スポGOMI大会についてですけれども、いろいろ条件面でなかなか難しさというものはあるのかもしれませんけれども、今ネットでスポGOMI大会と検索しますと、多くの自治体で開催されていることが非常に多くわかります。特にオリンピック・パラリンピックを契機としてと、先ほどチラシでも紹介いたしましたけれども、その辺についての角度から、何かイベント的な形での検討というのは推進室のほう等ではできないでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 県の取り組みは承知をしておりまして、スポーツの要素があるということで、スポーツ振興の観点はもとより、環境美化活動というのもオリンピック・パラリンピックの大きなテーマの一つとなっておりますので、そういう機会があれば積極的に啓発はしていきたいと思っておりますけれども、新座市としてそういう場面があるかどうかというのは今把握はしておりませんので、引き続き関係課と連携しながらそういう場があるかどうかは検討していきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) それから、教育長にお聞きしたいのですが、これは清掃活動でもありますけれども、スポーツイベントだというふうにこの大会については言われているわけですけれども、そういうスポーツイベントということについての考え方をもう一度お聞かせください。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) このスポGOMI大会というイベントは、清掃活動ではなくて、スポーツの一環として行われているということでございます。  ですから、私どもが行っているスポーツイベントの中の一つとして実施できるかどうか、今後研究してまいりたいと存じます。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) さまざまな観点から、ぜひ今後検討をお願いしたいというふうに思います。  最後に、市役所周辺のトイレについてですけれども、第二庁舎のトイレを利用できるようにという中で、今解体工事している中で、なかなかパーツだけではイメージが湧かないのですけれども、入り口がわかりにくいような気がするのですけれども、その辺の工夫は何か考えていますでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 財政部長。 ◎財政部長(遠山泰久) 今確かに第2期工事が行われていて、第二庁舎への入り口が今は木漏れ日通り側から入るわけですけれども、今後解体工事が終わって、全面に駐車場が整備された後は、通路が平林寺大門通りから庁舎に向かってできまして、そこから第二庁舎に入る入り口ができるわけなのです。そこから入ればすぐ入り口があって、トイレもすぐというような状況になりますので、2期工事が終了するに当たって、トイレへの表示ですとか、その辺のサインをしっかり整備して、市民の方にわかりやすいような形で案内をしていきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 23番、白井忠雄議員。 ◆23番(白井忠雄議員) また、夜間、休日についての利用時間も、なるべく遅くまで利用できるような検討をぜひお願いしたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、23番、白井忠雄議員の一般質問を終わります。  暫時休憩いたします。    休憩 午後 零時22分    再開 午後 1時24分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △発言の訂正 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長より発言の訂正の申し出があります。  都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 発言の訂正を1点お願いしたいと思います。  午前中の佐藤重忠議員の西堀二丁目地内の開発行為の質問に対して、私は24時間カラーコーンの設置をしてあるのではないかということでご答弁申し上げましたけれども、確認しましたところ、児童の下校時、低学年と高学年で違うのですけれども、低学年がおおむね午後2時40分ごろから下校を始めるということで、その前にカラーコーンを並べて、高学年がその後3時50分ごろに下校を始めるということで、その児童がおおむね下校を終了した後に撤去しているということで、ですからその時間帯以外は並べていないということでございます。訂正のほうをよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) ただいま発言の訂正の申し出があったとおり、訂正を許可いたします。 △川上政則議員
    ○議長(島田久仁代議員) 続いて、25番、川上政則議員の一般質問を許可いたします。  25番、川上政則議員。    〔25番(川上政則議員)登壇〕 ◆25番(川上政則議員) 25番、川上政則です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告順に一般質問をさせていただきます。  今回は、教育問題2件、福祉問題1件、防災問題1件、交通問題1件、財政問題1件、合わせて6件についてお聞きいたします。市民の皆様にとって、前向きで明るい答弁をお願いいたします。  初めに、1、教育問題の1点目、夏の暑さ対策についてお聞きいたします。ことしの夏は、連日気温が35度を超える猛暑日が続きました。消防庁の発表によりますと、ことしの4月30日から9月9日までの熱中症による埼玉県の緊急搬送者数は6,063名でした。これは、東京都、大阪府、愛知県に次ぐ4番目の多さになります。  そうした中で、初めに、給食調理室へのエアコンの設置についてお聞きいたします。給食調理員は、おいしい給食をつくるため、多くの食材を強力な火で煮炊きし、あるいは焼く、蒸す、いためる、揚げるなどで、給食を午前中に調理し、午後からは食器の洗浄を行うため、昼食調理室は高温多湿の非常に厳しい労働環境になります。給食調理室にも、安全性向上の働き方改革が必要と考えます。市の考えをお聞かせくださいという質問です。  ことしは、熊谷市で7月23日、国内観測史上最高の41.1度を観測しました。この暑さは、ことし限りとは思えません。何百人という児童生徒のおいしい学校給食をつくっていただいている給食調理員の労働環境の改善が絶対必要です。給食調理室のエアコン設置は、給食調理業務の民間委託とともに、給食調理室を改修し、あわせてエアコンも設置してきたと思っていましたが、現実はそうなっていませんでした。  現在給食調理室にエアコンが設置されている学校はどこでしょうか。また、民間に調理業務を委託していない学校はどこで、エアコン設置はどうなっていますか。  また、給食調理室の気温や湿度は把握していますか。給食調理員もしくは委託業者からエアコン設置の要望はないでしょうか、お聞かせください。  (2)、小・中学校の体育館へのエアコンの設置についてお聞きいたします。熱中症は、炎天下の室外だけでなく、熱のこもった室内でも発生します。風のない日の体育館は、温室と同じ状況になり、熱中症となる危険性が高まります。また、体育館は災害時の避難所にもなっています。エアコンの設置は必要と考えますが、市の見解をお聞かせくださいという質問です。  ことし体育館での体育の授業中止はありましたでしょうか。中止の判断基準はどのようになっていますか。体育館の気温は何度になっていたでしょうか。  環境省などでは暑さ指数を基準にしていますが、学校で暑さ指数をはかっているところはありますか。外と室内とで指数は違うようです。また、ことしの暑さで、万が一避難所での避難生活をした場合、安全、安心で快適な環境での生活ができるでしょうか。熱中症になってしまう環境ではなかったでしょうか。  8月26日の日曜日に総合体育館で総合体育大会の開会式が開催されました。市長からも教育長からも、暑かったせいもあり、挨拶の中でエアコン設置について触れられていました。総合体育館も避難所になっています。9時半の時点であの暑さでした。総合体育館で避難生活ができるでしょうか。災害から命からがら逃れて避難所までたどり着いても、体育館に来て熱中症で亡くなってしまうということも考えられます。早急に避難所の体育館にはエアコンを設置すべきと考えます。市の考えをお聞かせください。  (3)、教室のエアコンの運用状況についてお聞きいたします。学校教育衛生基準が変更になり、教室の温度は17度以上28度以下が望ましいとされました。登校時や休み時間終了後など、体を動かした後は子供たちの体温が上昇します。設定温度を低くするなど、臨機応変な対応はできませんか。  授業中、授業に集中できる環境になっていますか。最新の家庭用エアコンは、小まめに電源を切るより一定温度でつけたままのほうが電気料金は安くなりますが、学校の場合はどうでしょうか。また、冬の設定温度は何度かも聞かせてください。  エアコン運用ガイドラインではどのようになっていますか。また、ミストシャワーの運用状況もお聞かせくださいという質問です。  学校環境衛生基準が改正され、ことしの4月1日より施行されました。10度以上30度以下であることが望ましいという表現から、17度以上28度以下であることが望ましいと変更になりました。  新座市の小・中学校空調設備運用指針には、平成24年から既に10度や30度ではなく、18度、28度の室温としてきたことは高く評価します。しかし、夏場でいうと室温が28度を下回らないように、稼働時間は教室での授業時間内、教室を使用しない場合は運転停止、換気はするように、換気中は運転停止の記述があります。国の基準は、28度以下が望ましいのであって、28度を下回らないと言ってはいません。児童生徒が遠くから歩いて登校します。体を動かすと体温が上昇して汗をかきます。教室に着いたときは、授業前ですのでエアコンは停止中です。当然汗をかきます。授業が始まるとエアコンが入り、汗をかいた後に体を冷やすと体調を崩す原因にもなります。教室を涼しくして、子供たちを迎える優しさが感じられません。家庭のエアコンは、常時つけたままのほうが電気代は安くなります。急激に冷やすほうが電気代はアップすると聞いています。学校のエアコンは、小まめに切ったほうが安くなるのでしょうか。授業に集中できる環境になっているかが大事なポイントです。臨機応援の対応を求めるものです。  (4)、学校プールの利用状況についてお聞きいたします。ことしは、暑さのためにプール授業が中止になったこともあったと聞いています。中止の判断基準をお聞かせください。  実施する場合は、プールサイドの輻射熱対策、水分補給対策が必要です。また、費用対効果はどう考えていますか。市の考えをお聞かせくださいという質問です。  文部科学省が2014年に行った水泳指導の手引によれば、望ましい水温を23度以上と下限の目安は示しているものの、上限の温度はありません。プールの中止の判断は難しいものがあります。どのような判断基準で中止にしたのでしょうか。  学校のプールに屋根や木陰はないようです。プールサイドは、コンクリートが多いと思われます。子供たちは水着ですので、日光を直接浴び、コンクリートの輻射熱等で熱中症に拍車をかけます。テントの設置や、遮光ネット、ビニールシートなどを活用した日陰づくりが必要だと思います。また、一般的にプールサイドは飲食禁止になっています。水分補給ができない状況になっていませんか。学校プールはどうなっているでしょうか。  また、費用対効果についてですが、学校のプールは6月から9月上旬の短期間で使用します。1年のうち夏場の何か月間の使用で、なおかつ暑さや雨の影響で中止にもなります。学習指導要綱では、年間10時間の学習となっているそうです。新座市の平成28年度の固定資産台帳を見ると、学校プールは全て減価償却して、現在の簿価は1円になっています。現在は、まだ使用できていますが、今後プールの改修も視野に入れながら資産管理をしなければなりません。改修費は幾らになるのでしょうか。  現在プール開設に当たって経費は幾らかかっているのでしょうか。民間の室内プールを借りて、移動するバス代を計上した場合、どちらが安くて安全な水泳指導ができるでしょうか。  立教大学や志木駅前のコナミスポーツや朝霞市のわくわくどーむなど、室内プールの活用も考えられます。また、現在の市民プールを廃止し、駐車場を確保できる安才田んぼのあたりに室内プールを建設して、PFI事業で学校プールと市民プールの運営を任せる方法も考えられます。今後こうした視点も必要になってくると思います。  そして、学校プールの跡地は、保育園や放課後児童保育室などに転用することも可能です。学校プールの削減ですから、児童発達支援センターと同様に、有利な公共施設等適正管理推進事業債の対象になることも考えられます。市の見解をお聞かせください。  次に、1、教育問題の2点目、市内文化財の管理、保存についてお聞きいたします。今全国で、国や県で指定した文化財が散逸しています。市指定の文化財も含めて、市内の文化財をデータベース化して保存すべきです。また、個人所有の文化財も相続発生時に所在不明となることがあります。市で守る必要があると思いますが、市の考えをお聞きしますという質問です。  今古美術で一番人気は仏像だそうです。地域の文化財が盗難の被害に遭っています。盗品は、古美術商やオークション、個人取引などで購入すれば新しい所有者のものになります。盗まれた側の本来の持ち主でも、2年が過ぎてしまうと所有権がなくなり、発見されても買い取らなくてはなりません。早期発見が大事です。また、所有者の死去や転居、売却の際に届け出がされておらず、行政が行方を追い切れないのが現状です。時間がたてばたつほど追跡困難になります。盗難時に警察に届け出る際、詳細な情報がないと盗品の決め手になりません。捜査は難航するだけです。市の文化財は、データベース化されているでしょうか。今現在全ての文化財は、目視による確認はできていますか。  新座市文化財保護条例の第14条第2項には、「教育委員会は必要があると認めたときは、所有者等又は権限に基づく占有者の同意を得てその文化財を調査することができる」とあります。この権限に基づいて調査したことはありますか。特に個人所有の文化財の場合、最低でも年に1回は訪問し、確認する仕組みをつくるべきと考えますが、市の見解をお聞かせください。  次は、2、福祉問題の1点目、児童の安全、安心のための放課後児童保育室についてお聞きします。  支援員確保のため、指定管理者の選定についての見直しが行われました。市は、保護者の皆様宛てに「次期指定管理者の選定について」と題した2回にわたる詳しい説明を行いました。保護者の皆さんは納得していますか。課題はありますか。また、指定管理者選定に向けたスケジュールは順調に進んでいますかという質問です。  子供たちにとって、支援員が全て新しくなってしまうことは、大きな環境変化でストレスを感じる子もいるでしょう。なれるまでにも時間がかかります。引き継ぎをしっかりとしていくべきであります。引き継ぎは、具体的にどのような方法で行うのかお聞かせください。  引き継ぎがうまくできれば、児童の皆さんにとっては問題はないと思います。子供たちは、出会いと別れの中で刺激を受けて成長していくものであります。また、保育の質に関しては、保護者が一番心配するところでしょう。今後の市のヒアリングの中で精査していく必要があります。ここでは、今回の指定管理者の公募に申請された事業者は、保育の質を比較、選択できるだけの申請があったのかどうかお聞かせください。市の皆さんにしっかり今後吟味していただき、優良事業者を選定していただきたいと思います。  私が気になっているのは、6月議会でも申し上げましたが、支援員の多忙化です。現在の放課後児童保育室では、子供たちのためにさまざまな角度から皆さん一生懸命取り組んでくださっています。親御さんのかわりにここで感謝をしたいと思います。  しかし、本来の支援員の仕事は、各学校の放課後児童保育室での安全、安心の保育と子供の成長に全力で取り組むことが第一であります。指定管理業務仕様書には、旧指定管理者が行う業務の内容の(1)、児童の保育に関することとして、アからハまでの26項目が示されています。その中に、イベントを行うようにとの仕様は記入されていません。むしろコの項目で、前段略しますが、「なお、会議や行事等により保護者に過度の負担が生じないように配慮し、金銭的な負担を求める場合はあらかじめ市と協議すること」とあります。また、ソでは、「市があらかじめ認める費用以外は、原則として利用者に負担を求めないこと」との記述もあります。まず初めに、この仕様書は、平成31年度から5年間にわたり、公募した事業者にだけ求めるのか、今までの社会福祉協議会にも求めていくものかをお聞かせください。  先日新座市学童保育の会の事務局長とお会いし、総会に参加したときにいただけなかった2017年度の決算書をいただき、説明していただきました。今社会福祉協議会の皆さんは、新座市学童保育の会をつくり、加入した保護者と支援員から、学童保育の会と各保育室のそれぞれの会費として年間3,000円を徴収しているそうです。これは、仕様書のソ、「市があらかじめ認める費用以外は、原則として利用者に負担を求めないこと」に抵触はしていないでしょうか。  支援員の多忙化の問題は、それぞれの学校ごとに放課後児童保育室で、親子交流会やバザー、キャンプ、お別れ遠足、バーベキュー、ボウリング、餅つき大会、流しそうめん、新年会、ミニ運動会、うどんづくり、さまざまな企画で実施してくれています。この活動は、仕様書でいう「ア、遊びを通して自主性、社会性、創造性を培うこと」に当たると思います。これだけでも大変ですが、会議や総会もあります。各学校の保育室の仕事以外に、学童保育の会では、代表委員会は9回の会議、教育環境を考える会は5回の会議、親子運動会に向けては9回の会議が行われています。運動会に向けての練習もあったのではないでしょうか。また、上部団体の主催する研修会や全国研修会の参加などがあります。  6月議会で話した思想的な偏りと多忙化が支援員の欠員につながっていると思います。この点の改善なくして人材不足は続いていくのではないかと思います。市の考えをお聞かせください。  次に、3、防災問題です。1、乳児用液体ミルクの備蓄と市民への周知についてお聞きいたします。  本年8月8日に乳及び乳製品の成分規格等に関する省令が改正され、乳児用液体ミルクの国内製造、販売が可能となりました。災害時のための市の備蓄品として確保すべきと考えます。また、平常時における子育ての負担軽減策としても市民の皆さんに周知すべきと考えます。市の考えをお聞かせくださいという質問です。  初めに、私は、赤ちゃんには母乳が一番いいと思っています。しかし、災害や外出時、体質などで母乳を与えられない状況があります。そうした観点での提案です。乳児用液体ミルクのメリットは、1、粉ミルクとは異なり、調乳作業が不要、常温保存が可能で、開封後は哺乳瓶に移しかえて、すぐに飲める、2、外出時や夜間でも手軽に授乳できるので、子育て世帯の負担軽減、男性の育児参加につながる、3、地震などが発生し、ライフラインが断絶した場合でも水や燃料を使わずに授乳できる、以上の3点が挙げられます。  2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震では、フィンランドから救援物資として被災地に届けられ、その利便性が広く知られました。ことしの7月の西日本豪雨では、東京都が被災した岡山県倉敷市にフィンランド製の液体ミルク2,100個、8月には愛媛県の宇和島市、八幡浜市、両市に540個を提供しました。東京都は、都内の災害発生を想定し、ことし6月にイオン株式会社と災害時の液体ミルク調達に関する協定を結んでいました。この協定により、東京都がイオン側に液体ミルクの移入や被災地への運搬の協力を要請したことで実現したものであります。液体ミルクの普及を目指し、公明党は強力に推進してきました。  2017年の2月に、公明党女性委員会は政府と意見交換を行うなど、積極的に議論を重ねてきました。プロジェクトチームの参議院議員佐々木さやか座長は、2017年3月の参議院予算委員会で、液体ミルクの早期解禁、普及や、災害用備蓄として活用を主張、2017年6月に政府が取りまとめた女性活躍加速のための重点方針2017年に製品化に向けた取り組みを実施すると明記されました。  液体ミルクのデメリットは、粉ミルクに比べて費用が割高になるという点です。製品化まで1年半から2年ほどかかると言われていますが、市民の皆さんに液体ミルクのメリット、デメリットの周知が必要と考えます。製品化されたら各家庭でも備蓄し、市の備蓄品でも導入すべきと考えますが、市の見解をお聞かせください。  次は、4、交通問題です。1、にいバスの北ルートに北野停留所を新設することについてお聞きいたします。  現在のルートでは、北野病院前停留所の次は東寮前停留所となっていますが、古い住宅街のある民間バスの北野停留所付近にもにいバスの停留所を設置すべきと考えます。市の考えをお聞かせくださいという質問です。  東寮前バス停留所付近は、南側が立教大学グラウンド、北側は東北小学校とサンケン電気があり、マンションと北野三丁目の一部の住宅といった立地条件です。  一方、北野バス停留所付近は、南側には北野一、二丁目の住民、北側は北野三丁目の住民と、バスに乗る対象者は東寮前より格段に北野のほうが多いはずです。なぜにいバスの停留所が北野ではなく東寮前になったのか、お聞かせください。  今から停留所の変更はできませんので、多くの市民の皆さんが乗車していくためには、北野停留所の追加を求めます。市の見解をお聞かせください。  次に、5、財政問題です。1、中長期の財政運営への新公会計制度の活用についてお聞きいたします。  複式簿記による新公会計制度には、減価償却の考え方が導入されています。公共施設の老朽化対策に改修、改築が必要で、財源を確保しなければなりません。施設更新のたびに起債していては、経常経費がふえるだけであります。毎年減少していく資産価値の減価償却相当額を現金で積み立てる必要があると思います。市の考えをお聞かせくださいという質問です。  平成28年度の9,534項目にわたる新座市固定資産台帳を見ました。耐用年数を過ぎた平成28年度の現在簿価1円という資産の多いことがわかります。担当課では、初めての固定資産台帳で、まだ精度は高くありません、今後精度を高めていきますとのことでした。この台帳の精度を上げ、目視とあわせれば、公共施設のマネジメントに大いに活用できるすぐれものになります。  減価償却費は、基金などの形で貯蓄しておくべき資金の相当額をあらわしています。その累積額から資産の老朽化率も計算できます。老朽化施設を更新する資金を確実に確保するため、毎年目減りしていく資産価値の減価償却相当額を毎年の税収から現金で積み立てる計画的な資金確保が必要です。現在でも財政が厳しい状況ですが、目先のことだけでなく、将来のために少しでも資金を積み立てることが必要です。市の考えをお聞かせください。  以上で1回目の質問を終わります。    〔「ちょっと質問と違うんじゃないの、相当」と言う人あり〕 ○議長(島田久仁代議員) 暫時休憩いたします。    休憩 午後 1時50分    再開 午後 1時52分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  通告の範囲に沿った答弁でお願いをいたします。では、答弁を求めます。  市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、川上議員のご質問に順次お答えしてまいりたいと思います。  1、教育問題、1、夏の暑さ対策についてのご質問をいただきました。私の管轄の部分では、(2)、小・中学校の体育館の中で、体育館が災害時の避難所になるのではということでございますので、その防災の観点から答弁を申し上げます。  夏の暑さ対策につきましては、学校施設に関することでございます。教育長から答弁しますが、体育館のエアコンの設置につきましては、災害時の避難所にもなりますことから必要性は高いものと認識しております。しかしながら、設置に当たっては多額の費用が必要となってまいりますので、今後の検討課題とさせていただきたいと存じます。  それから、教室のエアコンと給食室と学校プールは教育長のほうからご答弁を申し上げます。  1、教育問題の2、市内文化財の管理、保存につきましても、教育長のほうからご答弁を申し上げます。  2、福祉問題、1、児童の安全、安心のための放課後児童保育室についてのご質問をいただきました。6月議会におきましても答弁させていただきました。  新座市社会福祉協議会を指定管理者とする保育室の運営に当たり、常態的な支援員不足が生じたことから、社会福祉協議会と協力しながら、その対策に取り組んでまいりました。しかしながら、本年4月の時点においても支援員の不足が30名を超えることがわかり、来年度からの次期指定管理者選定事務に係る日程の都合上、早急に検討を行い、社会福祉協議会だけではこの欠員を埋めることは極めて困難であると判断し、一部の保育室につきまして、民間事業者等を含めた公募により支援員の確保を図る方針を決定したところでございます。  また、このことにつきまして、全ての保育者の保護者の皆様に対しまして、現時点でお伝えできる情報を掲載した文書を2回送付させていただくとともに、直接いただいたご意見、ご要望に対しまして、その一つ一つにできるだけ丁寧な対応を行ってまいりました。今後におきましても、次期指定管理者が変更となる保育室の保護者を対象とした説明会を開催するなど、適切な情報発信に努めてまいります。  次に、課題についてご質問をいただきました。本市では、指定管理者が変更となる場合に生じる保護者の皆様やお子様の不安の解消と、新旧指定管理者間の引き継ぎが課題であると考えております。この点につきましては、他市の取り組みなども参考に適切に対応してまいります。  また、指定管理者選定に向けたスケジュールにつきましては、9月から10月にかけて申請者から提出された申請書類等の審査、事業者によるプレゼンテーション及びヒアリングを経て、指定管理者選定委員会において次期指定管理者候補者を選定し、12月議会においてお諮りする予定となっております。何社が応募してきたかということは現時点ではお答えをすることはできません。  3、防災問題の1、乳幼児用液体ミルクの備蓄と市民への周知についてのご質問をいただきました。  災害時の備蓄品として、液体ミルクは粉ミルクのような熱湯で溶かすなどの手間がかからず、育児の負担軽減や災害時の備蓄品として非常に便利で、海外では広く普及されております。日本では、平成30年8月8日に乳製品の規格基準を定めた乳及び乳製品の成分規格等に関する省令が改正され、国内では液体ミルクの製造、販売が可能となったところでございます。乳児用のミルクは、粉末、液体を問わず、長いもので賞味期間が1年と短いことや、特に液体ミルクの場合は常温を超えない温度で保存する必要があり、夏場に倉庫内が高温になる備蓄倉庫での保存が難しいことから、市の備蓄品としてはなじまないと考えております。  本市といたしましては、現在協定を締結しておりますイオンリテール株式会社、イオン新座店及び株式会社セブン―イレブン・ジャパンから災害時に乳児用のミルクなど、生活必需物資の供給を受けられることとなっており、備蓄ではなく、こちらで対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。  一方、液体ミルクは、熱湯を用意する必要がないなどの利便性があり、育児の負担軽減や各家庭での災害時用の備蓄品として有効なものであると認識しております。今後市場の動向を見ながら、各家庭での備蓄品として啓発することを検討してまいります。  4、交通問題、1、にいバスの北ルートに北野停留所を新設することにつきましてご質問いただきました。  にいバスの運行につきましては、おおむね10年を目安とする車両の耐用年数の問題や、現在進めている新座駅北口及び大和田二・三丁目地区土地区画整理事業等による道路事情の変化が見込まれるため、単ににいバスのルート変更だけではなく、増便や車両の小型化、またデマンド交通の導入等も含め総合的に検討する必要がございます。そのため、平成29年度から新たな公共交通システムの検討を行う庁内検討委員会を立ち上げ、平成31年度から交通コンサルタント業者を導入し、平成33年度から新しい公共交通システムを導入できるよう検討してまいります。  ご提案いただきました民間バスの北野停留所付近への新設につきましては、その中で検討してまいります。  5、財政問題、1、中長期の財政運営への新公会計制度の活用についてのご質問をいただきました。  新地方公会計制度に基づく財務処理につきましては、平成28年度決算分から策定しております。この新制度導入の目的の一つは、従来の現金主義会計では把握できなかった減価償却費等の見えないコストを把握し、正確なコスト意識のもとで公共施設のマネジメントヘの活用を行うことでございます。  ご指摘のとおり、財務書類上の減価償却累計額は市の保有する資産の老朽化の割合を示していることから、その額は現在保有している資産を現在と同じ規模、数量で更新する場合に必要となる金額となります。国から示された耐用年数に基づいて計算した本市の平成28年度の減価償却費は約17億円でございます。耐用年数は、建物の構造から機械的に決定をされております。そのため、現場を確認しますと、耐用年数を超えて使用できる資産も多くあり、計算上の資産の老朽割合と当該資産の実際の今後の使用可能性とは、必ずしも一致するものではありません。また、本市において、今後公共施設の集約化、複合化や転用、除去などの統廃合を図っていった場合には、そのために要するコストは当然減価償却類型額と異なってまいります。  しかしながら、ご指摘のとおり今後の公共施設の維持、更新には相応の金額を要することが確実であり、新座市公共施設等総合管理計画によると、今後40年間に要する更新費用の総額は約2,000億円、ピーク時を迎える平成45年前後では年間約100億円が必要となります。そのため、本市といたしましても、一般財源による負担や起債が一時的に集中してほかの事業に影響を与えることがないよう、老朽化対策に向けた財源の確保は必要であると考えております。  現在の厳しい財政状況のもとでは、財政調整基金自体の残額も少なく、新たな基金をつくる余裕はない状況であります。したがいまして、将来の維持、更新費用として減価償却累計額も目安としながら、財政調整基金の積み増しを行ってまいりたいと思います。  私からの答弁は以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 川上政則議員から、教育問題5点についてご質問がございました。お答え申し上げます。  1点目の給食室へのエアコン設置でございますけれども、この質問は工藤議員からのご質問にもお答えしましたが、給食室の改修に合わせてエアコン設置を進めているところでございます。現在大和田小学校、そして昨年改修した新堀小学校、ことし改修した池田小学校に導入をしておるところでございます。給食室は、議員おっしゃるとおり調理器具がありまして高温多湿となることから、給食室のエアコン整備は必要であると私どもも考えておるところでございます。  第4次基本構想総合振興計画の後期基本計画におきましても、新座小学校、そして続いて八石小学校の改修及び設計委託を予定しておるところでございます。改修に合わせてエアコン設置を進めてまいりたいと考えておるところでございます。  なお、導入した学校の状況はどうかというご質問もございましたが、ことし池田小学校はまだ夏休みに導入したばかりでありますが、新堀小学校は昨年導入して、平成29年の6月と平成30年のことしの6月と比べてみますと、作業前、作業中、作業後という時間的な流れの中で測定をしてみますと、平均値で、作業前だと大体1.3度、作業中で2.7度、作業後で2.6度の気温の減少、低下が見られます。ただ、実は、この新堀小学校の湿度計と気温計がエアコン設置の関係で場所が変わったのです。ですから、これは来年になってみないと正確な数値が出てきません。一応エアコンが導入された後は、大分室温も下がってきているというような状況がございますけれども、正確にはもう少し時間が必要かというふうに思います。  次に、小・中学校の体育館のエアコンの設置についてのご質問でございますが、現在体育館にエアコンを設置している小・中学校はございません。県内の状況を見ましても設置率が0.4%と非常に低く、設置している学校も入間市とか狭山市、これは基地対策の騒音対策として設置されているというふうに考えるわけですけれども、そういう状況でございます。  朝霞市では、本年度体育館の空調機を設置する予定で、小学校3校に設置を予定しているというふうな情報を得ているところでございます。  新座市の小・中学校の体育館は、実は鉄骨づくりでございまして、断熱材が十分使われているような状況ではございませんので、エアコンを導入するということになりましても、そういった面からも少し補修をしなければ効果が十分得られないのではないかと考えております。  いずれにしましても、県内の状況を見てもほとんど設置されていないという状況でございますので、今後も県内の状況を注視してまいりたいと存じます。  なお、体育館が高温のために使用できなかったときはあるかというご質問でございますけれども、それについては特に私どもは調査をしているわけでありませんので、データがございません。ただ、体育館には全ての体育館に湿度計と温度計を設置しておりまして、この温度計には運動は危険であるというゾーンがありまして、針がそこを指すようになっておりまして、それを目安に学校では使用の判断をしているものと思います。  続いて、教室のエアコンの運用状況でございますけれども、学校環境衛生基準が変更になりまして、教室の温度は17度以上28度以下が望ましいとされたわけでございます。登校時や休み時間の終了時など、体を動かした後は子供たちの体温が上昇します。設定温度を低くするなど、臨機応変に対応しておりまして、これからは学校訪問に行きますと、やはりきいていない教室もあるのです。設定温度を見ますと25度とか24度になっているのですが、なかなか機能しないという状況が見えてきています。特に教室の端のほうはちょっとききが悪いようでございます。こうしたことは、3か年計画でエアコンの清掃業務を進めておりますので、設備の保全に努めて、しっかりとエアコンがきくような状況にしていきたいと考えておるところでございます。  教室の温度は、リモコンの設定温度ではなくて室温で見ていますので、もし室温が28度を超えるような場合については、さらにその設定温度を下げて28度以下にするというような状況で、これはもう学校のほうで状況に応じて対応しているということでございます。ご理解をいただければと思います。
     また、ミストシャワーにつきましては、平成25年度に全校調査を行いまして、希望した全14校の学校に設置をしております。また、本年度新たに1校の希望があったために8月30日に設置をいたしました。学校の状況に合わせ、また校長の裁量において、登下校時や、小学校は長い20分休みという業間のお休みがありますので、こうしたときに使用している状況でございます。  猛暑日が続いているという状況でございますので、エアコンやミストシャワーといった暑さ対策について、学校現場の要望を伺いながら適宜対応してまいりたいと存じます。  続いて、学校プールの利用状況でございます。これまで学校のプールの使用については、気温が低いということや雷があると、あるいは光化学スモッグによる水泳指導中止の判断基準はありましたけれども、暑さのために水泳指導を中止するという判断基準は明確にはありませんでした。しかしながら、本年の暑さは危険な暑さと言われまして、これまでの暑さとは比較にならないほどのものでありました。そのため、ことしの夏につきましては、国からの屋外における運動基準に基づきまして、気温や水温が高く、熱中症の可能性があること、さらに夏季休業中につきましては、登下校でかなり遠くからプールに通ってくる子供もおりますので、こうしたことを勘案して総合的に学校長が判断をしてきたというような状況でございます。したがいまして、プール開放日に中止をした学校もございます。水温が30度を超えるような状況になると、水につかっていても熱中症にかかることになるというようなこともありまして、そうしたことで総合的に判断をして、夏季休業中のプールを何日間か中止にしたということでございます。  それから、費用対効果についてでありますけれども、これはプールの経費が幾らかかるかということについては、私どもはプール単独で計算を出しておりませんので定かではございませんけれども、ただ民間のプールを使用したらどうかというご提案につきましては、移動時間ということを考えますと、小学校は45分の単位時間で、中学校は50分の単位時間でやっておりますので、移動時間が30分も1時間もかかるような場合は、これは現実的ではないと考えておるところでございます。  それから、教室の冬場の設定温度でございますけれども、室温が17度C以下のとき、これは室温を18度に保つということで、最低でも18度に保つように指導しておるところでございます。  もう一点、文化財についてご質問がございました。本市は、国指定の天然記念物である平林寺の境内林を初めとして、国、県、市が指定登録する貴重な文化財が35点ございます。川上議員がご指摘のとおり、その多くは寺院や、あるいは個人が所有し、管理しているところから、相続発生時に所在不明となるリスクがあるほか、経年劣化による毀損も懸念されるところでございます。特に古文書や歴史資料を後世へ継承するとともに、文化財の活用を図るという点においても、資料そのものを保管すると同時にデータベース化することは有意義であると考えておるところでございます。  そこで、文化財及び関連する資料をスキャニングするなど、デジタル化を進めているところでございます。  現在市で保存している資料について進めておりますので、今後は個人や団体所有者にもご協力をいただきながら、デジタルデータ保存を進めてまいりたいと存じます。  なお、指定文化財に際して相続などが発生した際には、新座市文化財保護条例第9条に基づきまして、所有者に変更届を提出いただいておりまして、その都度所在の確認をいただいておるところでございます。35点の文化財の指定に対して、個人所有の文化財は6点ございます。その主なものは古文書等が多くございますので、管理等はしっかり進めていきたいと思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) 1回目の答弁、ありがとうございました。それでは、順次再質問させていただきます。  初めに、給食調理室のエアコン設置についてなのですが、新堀小学校でのエアコンを入れた前と後での温度差が1.3度とか2.7度、2.6度というのが出ていました。ただ、私が知りたいのは、例えば暑い中で調理業務をしていただいているのですが、その方たちからの改善のお願いとかという、そういう要望は出ていないのか、その点を確認させてください。 ○議長(島田久仁代議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) 調理員の皆さんからの要望ということですが、直接学校の校長を通じて私どものところに入っているものはございません。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) そうすると、現場の皆さん、あるいは業者からは、そんなに暑くないと、今のままで大丈夫だと、そういう認識なのでしょうか。私は、今回物すごく暑かったものですから、恐らく外の温度よりも中のほうが暑いのではないかと、そんなような認識なのですが、決してそうではないのでしょうか。教えてください。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 給食室の現場でもいろいろ工夫をしているようでありまして、実は給食室には休憩室というのがあるのですが、これはエアコンがきいておるのです。ですから、休憩時間を少し交互にとるとかいろいろ工夫をして、余り負担にならないような工夫はしているようであります。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) でも、実際調理業務をしている間に、暑くなったからと休憩室に行くわけにいかないと思うので、それは相当の暑さというのはあると思っているのです。  それで、例えば職員の皆さん、あるいは教員の皆さん、同じ仕事をされていて、調理業務の人たちだけが物すごく暑い思いをしている、私はそういう認識でいるのです。そのままであってはいけないのではないかと私は思うのです。  その中で、先ほど教育長のほうからも、暑いのは認識していますと、その認識、必要性というのですか、エアコンの設置の必要性も認めていますというお話でした。  電気関係、20畳ぐらいのエアコンを入れると、大体1台当たり20万円とか30万円で普通のエアコンを入れられるのです。まだこれは3校にしか入っていなくて、また設計が来年2校とありますが、市で考えているのはどのくらいの予算で考えているのか、例えば家庭用のエアコンを設置して、本格的導入までそういう対応をすることができないのか、その点についてお願いします。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) エアコンの設置の経費ということでございますが、既に本年度実施をいたしました池田小学校の給食室改修工事におきまして、エアコンの区分、エアコンの設置工事をある程度区分をいたしまして計算いたしますと、工事費で1,000万円、高電圧変電設備等の更新を合わせるとさらに1,500万円程度で、総額で2,500万円程度となります。こちらにつきまして、エアコンを休憩室も含めて11台設置をした経費でございます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) これは、2,500万円をかけて11台を入れて、それで大体28度ぐらいになっているのでしょうか、その辺はわかるでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) エアコンの設置後の状況につきましては、先ほど教育長が答弁申し上げましたが、これは新堀小学校のデータでございますが、6月中には作業中は23.6度、作業後は24.8度と、温度だけではなくて、設置前と設置後を比較いたしますと約2度から3度程度の温度の低下が見られているという状況でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) そうすると、2,500万円ぐらいかけると大体給食調理室が26度ぐらいに保つことができるのですよという今の答弁でした。  その間、さっき言ったように26度になるかどうかわかりませんけれども、例えばその間何年先になるかわかりません。26校のうちまだ3校しか入っていない。この先どうなのだという話になったときに、ずっと何もその計画もないという段階で待っていると、やっぱりつらいものがあると思うのです。ですから、私はさっき言いましたように、家電製品なんかでいっても30万円で1台、そこを果たしてどこまで効果があるかわからないけれども、せめてそういう対応をしてあげるとか、もしそれがだめであれば、例えば7月とか9月に関しては、例えば水分補給だとか、汗でびっしょりになれば、洗濯代だとかシャワーを浴びたりとかといろんなことをしていると思うので、夏季加算ではないですけれども、そういった対応で少しでも職員の皆さんに対して誠意を見せていくということは考えられないでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) これは、やはり早期にエアコンを設置していく方向で進めていくしか道はないだろうというふうに思うのです。  東京都の例ですけれども、あるところで吹き出し口が丸くなっているスポット式のエアコンを入れたというのがありましたけれども、余り効果は得られないようでありまして、やっぱり全体を通じてしっかりと整備をしていくことが必要なのかなというふうに思います。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) それを否定しているわけではなくて、その間ですよね、ですから。これから20校もまだ残っているわけです。その20校に入れていくのに、では何年待てばいいのだという話ですよね。  ですから、それまでの間、例えば家庭の電気、クーラーだとか1台でもいいから入れてあげるとか、あるいはさっき言ったように夏季休業の手当で皆さんのことを忘れていませんよではないですけれども、せめてこういった手当でこの夏をしのいでください、そういうことも検討できないでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) ちょっとエアコン設置……    〔何事か言う人あり〕 ○議長(島田久仁代議員) あくまでエアコン設置という話で、答弁はよろしいですか。  25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) わかりました。では、そういう暑さ対策もあるのではないかと私は思っていますので、ぜひそういうことも検討してもらいたいと思います。  計画は確かに計画どおり進めてもらいたいと思いますが、その計画が何年先になるかと全然見えていないわけです。働いている方たちにとって、何年も待てと、それはちょっと酷な話だと私は思うので、ぜひそういうことも検討していただきたいなというふうに思います。  それから、小・中学校の体育館、県内でもまだ0.4%しか設置されていないと、ついているところも基地対策の騒音防止対策だということなのですが、でも避難所になっている小・中学校の体育館、例えばこの夏に何か災害があったとき、今のこの体育館で皆さん避難生活ができるでしょうか。それを考えたら、本当に災害を逃れてきて、体育館に来て熱中症にかかって、また病院に搬送されましたと、そういうことになるような気がしてしようがないのです。ですから、ことしの夏だけが暑いというのならいいのですけれども、今後それも大きなこれからの課題、もちろん小・中学生のこともそうですけれども、避難所としてある以上、市民の人にとっても使っていかなければいけない体育館なので、これは大体予算というのはどのくらいを考えていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) これは、朝霞市で、ことし小学校に3校導入するということでございましたけれども、学校の体育館の規模にも若干違いが生じてくると思いますけれども、1校で大体4,000万円ぐらいは経費がかかるというふうに言われています。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) 給食調理室で2,500万円とか、体育館で4,000万円、本当に何かいつ実現できるのだと、随分先のような話に聞こえてくるのですが、それでなくても財政が大変だということも言われていますし、ぜひこれは今後本当に、夏の暑さというのはことしだけではないような気がしてしようがないものですから、これもぜひ検討していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それから、続きまして、小・中学校のエアコンの運用実施なのですが、このエアコンに関しては、今ご答弁いただいた限りでは、臨機応変にちゃんとやっているのだよという回答だったもので安心しているのですが、このエアコンの設置運用指針というのをいただいていて、これを見るとかなり冷たい書き方が書いてあって、「室外での授業等により、教室を使用しない場合は、空調設備の運転を停止してください」と、教室を使わないときは運転をとめてくださいと、それから換気してくださいと。換気するときは、エネルギーが無駄になるので空調を一旦停止してくださいとかと、稼働時間は普通教室は授業時間内ですよと、それ以外は使ってはだめですよというような表現をしているのですが、さっきも言いましたように、子供たちが登校してくる、遠いところを歩いてくる、必ず体温が上がるし、教室に入ってきたときは何もなければ汗がどんどん出てくると思うのです。そういう中で、時間が来たからといきなり冷房を入れると、今度は逆に汗が冷えて体調を崩す原因になると思うのです。その辺のところをちゃんと対応しているのか、もう一度確認させてください。 ○議長(島田久仁代議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) エアコンの設定温度と運用についてですけれども、学校では基本的に先ほど教育長の答弁にありましたように、臨機応変に対応させていただいております。  ただ、どうしても一時期は節電ということで、どこでも不要な電気は消すですとか、学校も多くの電気を使用しているものですから、スイッチのところに全て「節電、確認をして」などという表示をつけてかなりやっていたころもございます。そういう関係で、どうしてもあいている教室でエアコンが稼働していると無駄についているような形で、実は私も校舎内を回っていて切っていったりしたこともあるのですけれども、ただそうは言いながら、やはり急激な温度の変化というのはよくないものですので、その辺は今子供たちの状況を見ながら行っています。ただ、夏だけでなく、冬場などでは、今度は換気をしないことにはインフルエンザ等の菌、ウイルスが蔓延してしまいますので、そういった上ではやはり一時とめて換気をするなど、そういった面でも学校は対応させていただいております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) そうすると、臨機応変に対応してくださっているということで。  1点確認したいのは、よく家庭で新しいエアコンなんかは、ずっとつけっ放しで一定温度にしておいたほうが急激に電源がぼんと上がらないから、そういうのが経費的に安く上がるのです。学校のエアコンの場合、どうなのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) そちらについても確認はしたのですが、家庭用のエアコンよりも校舎につきましては鉄筋等で、構造の関係から温度の変化が少ないので、家庭用よりは入り切りをしても電気の消費が少ないというふうに考えられているようですが、その辺につきましても常に涼しい温度が保たれるように臨機応変に対応していただければいいかなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) その臨機応変というのは、校長ではなくて、例えば教室を使っている担任の先生とか教科の先生とかが判断する、そういうことでよろしいのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) 判断は、各担任等が実施しているということでございます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) それでは、ミストシャワーなのですが、今回また新たに設置していただいたりとか、本当に子供たちはこういった水ですとか、先ほど白井議員も言ったじゃぶじゃぶ池ですとか、こういうミストシャワーというのは子供たちは大好きだと思う。これも暑さ対策にかなり有効なものではないかと思っていますので、ぜひ活用をしていただきたいなというふうに思います。  それから、次は、学校プールのほうなのですが、プールに関しては、これも中止があったと聞きましたが、登下校の距離が長いから中止にしたと、プールに入ることだけがあれではなかったのだというお話でしたが、例えばプールというのは屋根がないし、本当にコンクリートでと先ほども言いましたけれども、さっき言いましたテントを張ったりとか、遮光カーテンだとか、ブルーシートでもいいと思うのですが、そういった対応というのはしているのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) 結果的に、具体的にテントを立てているですとか、タープを張ったりということは特には聞いてございません。学校によっては一部、特に見学者がいる場合には、屋根をつけた場所というものをつくっているところもございます。  ただ、もともと夏の暑い時期に学習ということで、プール、水泳指導を実施しているものですので、そういった部分ではことしの暑さは特にこれまでの暑さ以上の危険な暑さと言われるものでございましたので、この点については、さらに今後検討してまいりたいと存じます。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) それから、プールというのはよく飲食禁止とかと言われていますが、水分補給というのはどのような形でとっているでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) 水分については、今現在、ことしの暑い夏については、プールサイドに水筒を持って入るようになってきております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) 先ほど、このプールを使うのは6月から大体9月ぐらいの間でという、先ほどプールの費用対効果ということで聞きましたけれども、プールの改修費とか、あるいは年間の維持経費というのはまだはっきり出していないのでわからないという話でしたが、例えばどこかのプールを借りたときに、移動時間が大変だと、今そういう話もありました。ただ、実際に年間にその期間しか使わないプールを、どのくらいの費用がかかるかわからないけれども、そのプールの維持管理、それからまた改修、補修、そういったものを考えたときに、先ほどちょっと触れましたけれども、そういった民間の施設を借りたりとか、例えば市営プールだとか、そういうものを、その期間は屋外のプールだとできないでしょうけれども、室内プールだと年間を通じて、例えば立教大学なんかはふだんから借りているわけですから、そういった室内プールだとかを活用しながら、全ての学校にプールがあるよりも、むしろそういったところを使ったほうが費用対効果ではうまく対応できるのではないか。今あるプールの敷地を、例えば保育所ですとか、あるいは学童保育のものとか、あるいは売却とか、そういうものもいろいろ考えられるかと思うのですが、そういった活用について、費用対効果について、もう一度そういった視点はあるのか、全然考えていないのかお聞かせください。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 教育施設を費用対効果ということで判断するということは、いかがなものかなというふうに私は思います。  特にプールのようなシーズン施設ですから、冬場は使えないわけです。ですから、使える期間というのは限られているわけで、これは例えば北海道なんかは校庭がスケートリンクになったりしますけれども、そういうシーズンによって使う効果があるものでありますから、それが使用期間が短いから、費用対効果がないので、撤去して別のものにつくりかえていこうという考えは私ども全く持っていませんし、そういう発想はやはり子供たちを育てるという観点から立ってみれば、ふさわしくないのではないかなと考えます。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) そうですか。私は、こういう時期だけに、少しでも費用対効果というのは考えていくべきかなと思うのですが、教育の分野で、確かに全てが費用対効果で対応できるとは思っていません。ただ、今全国的にもプールの改修費だとか、かなり高額になるという話も聞いています。では、現実にプールを廃止して、そういった民間のところを使ったり、そういった学校も出てきているというのは事実ですので、ぜひ今後そういった視点もあわせ持っていただいた運営をしていただければというふうに思います。  それから、続きまして、文化財の保存に関してなのですが、これは今新座市内に35点あってということですが、今国のほうではジャパンサーチという国立国会図書館のほうで、いろいろ図書ですとか美術品だとか、それを全部一つにまとめて、そこから全て検索できるような流れができています。今市のほうで、市が所有しているものについてスキャンしているということだったのですが、それもこのジャパンサーチの一環の中での流れなのでしょうか。それだけ確認させてください。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 市の所有する文化財、また個人所有の文化財と市のほうの関連するものについては順次デジタル化を進めているところでございまして、済みません、国の流れのほうの関係性は手元に資料がなくて、よく承知はしておりませんが、市としても順次データベース化をいたしまして、検索等で容易に抽出等が、活用ができるようにしていきたいというふうには考えているところでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) そうすると、今特に心配なのは、教育委員会で持っているものはいい、大丈夫なのでしょうけれども、個人ですとかお寺だとか、全国的には無人のお寺なんかの仏像だとかが盗まれたりなんかしていると、そういう現実もあるのですが、そういった調査というのですか、実際に今市内にある文化財、目視で確認したりしていますか。  それからあと、例えば資料であれば、虫食いというのですか、そういったこともあると思うので、そういった虫干しというのですか、そういうものとか、そういう個人の方にそれまでやれというのは難しいかもしれませんけれども、先ほどの権限の中で年に1回調査できるような、そういう仕組みは今あるのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 現状では、例えば年1回ですとか、定期的に民間の各文化財を点検をするというシステムが、それはできておりません。随時所有者の方からご相談があったりですとか、あるいはこちらのほうから適宜確認をさせていただいたりということで、定期的に行っているということではありません。  そちらにつきまして、課題かなと。やっぱりある程度期間を定めて確認をしていく作業も必要かなと思ってございますが、今現在そういった定期的な確認というのは、システムとしてはできていないという状況でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) 大事な文化財ですので、ぜひそういった定期的な点検とかを進めていただければというふうに思います。  それから、続きまして、放課後児童保育室についてなのですが、課題的には2回の説明を文書で出しているということもあって、説明会は決まったら説明会等をやっていきたいという話があったのですが、引き継ぎについて、具体的にどんな形で引き継ぎをしていくのか、考えているのかお聞かせください。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。
    ◎こども未来部長(一ノ関知子) 引き継ぎについてのご質問ですが、現時点では他市の事例等も参考にいたしまして、2月、3月の約2か月間の間で行いたいと思っております。  やり方としては、新旧の事業者が顔を合わせた上で、同席という形で、実際に保育を行っていただくことも想定しております。その内容については、頻度とか細かいことがございますので、早い段階で社会福祉協議会、現指定管理者とも協議をして決定はしていきたいと考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) お互いにお互いのことがあるものですから、それは話し合いで決めていく。  しっかりここを引き継ぎというのは大事だと思っていて、子供たちにしてみれば、例えば学校でいえば、先生が全取りかえになってしまうという話ですから、要するにちゃんとなれるというのですか、ならしではないですけれども、そういった引き継ぎは本当に大事になってくると思いますので、ここのところはできれば代表者の人が来てではなくて、例えば保育士がその引き継ぎ期間にちゃんと子供たちの顔も覚え、逆に覚えてもらえるみたいな、そんな体制にしていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。  それから、今回質の確保ということも含めて、どのぐらいの業者が応募したかというのは答えられないけれどもということですけれども、質を確保するために選択できる数の応募があったということでよろしいのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 比較できる数の事業者に申請をいただいております。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) それから、先ほどもちょっと触れましたけれども、仕様書が書かれていて、仕様書があって、その中に26項目ありますが、それは新しい事業者だけではなくて、今までの社会福祉協議会の人たちにとってもこの仕様書に基づいてやってもらう、そういう認識でよろしいでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 仕様書に記載している内容につきましては、原則として公募も指名も同じ内容となっております。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) そうすると、先ほどソのところで、「市があらかじめ認める費用以外は、原則として利用者に負担を求めないこと」ということがありますけれども、これは両方につながるということで、認識はそれでいいわけですね。  例えば別で皆さんが保育を守る会とかという形でつくっていて、それに対する会費を納めるということに関しては、市としては問題ないということでよろしいでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) あくまでも任意の団体のことに関しましては、市としては特に関与する考えではございません。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) そうすると、それは保育とは関係ないところですよということだから、自由にやってくださいという認識でしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 市の放課後児童保育室とは関係のないところでの活動というのは、市として何か言う立場にはございません。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) わかりました。ただ、この仕様書にも書いてあるように、保護者の負担ですとか、極力抑えてやっていただきたいというのは要望していきたいと思います。  それから、支援員の多忙化ということに関しては、本当に学校での中で一生懸命にやってくださっているということはすごくわかるし、本当に感謝したいと思っているのですが、それ以外にまたやっているということについて、私は多忙化があるのではないかという認識なのですが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) ちょっと通告の範囲を超えていると思うのでけれども、候補者選定に向けたスケジュールと、あとは候補者選定についての説明に保護者の皆さんは納得していますか、課題はありますかという質問ですので、支援員の方の多忙化というのはちょっと通告の範囲を超えていると判断しますが。  25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) では、私もいろいろなことを聞いていますので、なるべく支援員の皆さんも忙しいという中でやってくださっているとすごく感じていますので、少しでもその多忙化解消に市のほうとしてもできる限りの力を注いでいただきたいなと、そのように要望しておきます。よろしくお願いします。  それから、支援員というのは今何人いるのか、それだけ教えてもらっていいですか。 ○議長(島田久仁代議員) 数値データは、原則として事前調整を行うことにしておりますので、よろしいでしょうか。  25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) 済みません。  それでは、液体ミルクのことなのですが、今お聞きしました。ぜひ市でも備蓄品として、こんなに災害時に適した液体ミルクはないなと、粉ミルクでは大変ですけれども、燃料も水も要らない、そのまま子供に与えられる。これに関しては、本当に公明党の女性委員会のほうで強力に進めてきた施策でありますし、現実に調査した結果、ぜひ使ってみたいという方も51%ぐらいいらっしゃる、そういうことも聞いていますので、市で備蓄できないので、イオンとかセブンイレブン等で業務提携しているということだったので、それは今ないけれども、そういう形で業務提携している、防災の協定をしているということでよろしいのでしょうか。そこを確認させてください。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) 協定に関係しておりますけれども、こちらにつきましては、両者とも災害時における防災活動協力に関する協定書ということで、既に協定は結んでいる状況でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) これは、液体ミルクについて協定をしたということで、いつ協定したか教えてもらっていいですか。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) こちらにつきましては、先ほどご紹介いただいた東京都につきましては、イオンさんと災害時の液体ミルク調達に関する協定という形なのですけれども、新座市の場合は特にその液体ミルクに関する協定というものではなくて、実際生活物資の供給等の協力に関する協定ということで、特に品を定めているわけではございませんで、店舗とか協力者の関係機関において保有する生活必需物資等の供給という形での協定となっております。    〔「いつの日ですか。いつですか」      と言う人あり〕 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) 大変失礼しました。協定を結んだ日ですけれども、まず株式会社イオン新座店さんとは平成26年11月25日、それとセブン―イレブン・ジャパンさんとは平成28年11月25日に協定を結んでおります。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) ありがとうございます。  そうしますと、この液体ミルクに限らず、全ての生活物資ということで協定は既に結んでいるということで、そこで液体ミルクが入ってくれば、製品化されていませんけれども、製品化されれば、それも全て入ってきますよという認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) この協定につきましては、要請者、要するに新座市のほうが要請したものに対して、保有するものという形にはなりますけれども、当然液体ミルク等も普及すればそういった保有物資になるかと思いますので、それに含まれていると考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) 実は、市でも備蓄をと言いながら、そういう形が一番。持っていて、それこそ長くても1年とかとありますけれども、それを超えてしまうとどうしても不要なものになってしまうので、そういう形が一番いいなと思っていて、既に生活物資の協定であるということで、ぜひそれを進めてもらいたいと思います。  それから、この液体ミルクについて、ぜひ市民の皆さんにも徹底というか、周知をしていただければなというふうに思っています。今回災害時なんかではすごく重宝されていますし、またふだんでも使えるという、夜中だとか、眠い眼をこすりながら粉ミルクを出して、お湯を温めてということではなくて、そのまま飲めていく。それで、市民の皆さんにも、小さな子どもさんを持っている方には備蓄もということで、そういった周知についてはどうでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) この周知の関係につきましては、先ほど市長答弁を申し上げたとおり、新聞報道なのですけれども、一応予定としては大体来年の後半ぐらいだということをお聞きしておりますので、その辺の市場の動向を見ながら、各家庭での備蓄品として、防災の観点から言いますと、そういったところは啓発していきたいと思います。  特に粉ミルクも液体ミルクも、市のほうでは保存期限があるので備蓄しておりませんので、災害が起きたときには非常に大切なものなので、こういった周知についてはしっかりとやっていきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) よろしくお願いします。  それから、続きまして交通問題で、にいバスの北野停留所なのですが、ここをすぐにどうのこうのという形ではできないけれども、ぜひ今後の検討課題の中に入れていただけるでしょうか。確認させてください。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) 市長答弁にもございましたが、今後の全体的な見直し、その中で個々のそういった要望もいろいろありますので、検討していきたいと思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) それは、平成33年からスタートするという、それに合わせて検討していくということでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大塚力也) そのとおりでございます。 ○議長(島田久仁代議員) 25番、川上政則議員。 ◆25番(川上政則議員) 最後の財政問題なのですが、私もこういう質問をしていながら、財政が厳しいと、財政調整基金すら確保できないでいる中で、ではこの減価償却費の資金どうやって集めるのだと、そういうことになってくると思うのですが、ただ今回のこういった公会計制度が生まれて、減価償却という発想が、要するに一人一人の皆さんの中でこういう発想を持っていくことが大事だなというふうに思うのです。  その減価償却イコール何だと、さっき言ったように、また新たなものを立てるためにこれだけが必要なのですよというのは数字でしっかりとあらわれている。実際には目視しないと、まだまだ幾ら減価償却が、簿価が1になっていても使えるというのは往々にあるのですけれども、ぜひ一人一人がこういった減価償却という考え方を持って財政運営をしていただきたいと要望しておきますので、よろしくお願いします。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、25番、川上政則議員の一般質問を終わります。 △次会日程の報告 ○議長(島田久仁代議員) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  明19日は本会議を開きますので、定刻までにご参集くださいますようお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(島田久仁代議員) 本日はこれにて散会いたします。  大変熱心にご苦労さまでございました。    散会 午後 2時53分...